NCTのテンがレトロシックな装いで来場 「サンローラン」2025-26年秋冬メンズ・コレクション

「サンローラン(SAINT LAURENT)」は1月28日(パリ現地時間)、2025-26年秋冬メンズ・コレクションを発表した。会場には、2024年3月からブランドアンバサダーを務めているNCT兼WayV(威神V)のテン(Ten)が来場。クラシカルなスーツスタイルに身を包み、コレクションを楽しんだ。

エッジを効かせたニューレトロルック

スクエアのポケット付きのオーバーサイズのジャケットに、白のピンストライプシャツ、オリーブグリーンのハイウエストスラックスをスタイリング。アクセントにサーモンピンクのネクタイを締めて遊び心がありつつもレトロシックな印象に仕上げ、目にかかる長さのウェーブヘアと華奢なフープピアスで柔らかな雰囲気を演出した。

フレンチラグジュアリーブランドは近年K-POPスターとの結びつきを強めている。現在「シャネル(CHANEL)」はBLACKPINKのジェニー(JENNIE)、「セリーヌ(CELINE)」はニュージーンズ(NewJeans)のダニエル(DANIELLE)やBLACKPINKのリサ(LISA)、「ディオール(DIOR)」はセブンティーン(SEVENTEEN)のミンギュ(MINGYU)らをブランドアンバサダーに起用している。

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メイヤー夫妻が語る、「ジル サンダー」初のプレミアム香水のデザインプロセス

「ジル サンダー(JIL SANDER)」は1月28日、6つのフレグランスからなる初のプレミアム・フレグランス・コレクション“オルファクトリー シリーズ 1”(全6種、各100mL、各4万3780円)を発売した。ルーシー&ルーク・メイヤー(Lucie & Luke Meier)=クリエイティブ・ディレクターが手掛け、ブランドのミニマルな一面を表現。香料アルデヒドとアップサイクルした炭素排出物から生成したアルコール、水の3つの天然成分にわずかな原料をプラスしたシンプルな処方にこだわった。フレグランスのライセンス契約を結んでいるコティ(COTY)が製造した。

メイヤー夫妻は、「私たちのアプローチは、ファッションでも、フレグランスでも変わらない。強い感情や個人的なつながりの喚起を目指している」と話す。“オルファクトリー シリーズ 1”の製作でも同じプロセスを踏んだという。「明確な方向性を指し示した後、熟練した調香師を迎えてコラボレーションし、エレガントでユニセックスな香りを開発した。アルデヒドを配合してシンプルな原料を際立たせることで、ユニークな表現を強調している」。

ジャン・ホルツマン(Jean Holtzmann)=コティ プレステージブランド部門チーフブランドオフィサーは、「『ジル サンダー』はファッションでも勢いがあり、原初の価値観と未来に向けた新たなビジョンとの橋渡しに成功している。だからこそ、ファッションと同じような香水に商機を見いだした」と話す。同コレクションは、人間と自然のつながり、そしてクラフツマンシップを表現。個性に光を当てることが鍵だったという。

ボトルは、イタリア・ミラノとオランダ・ロッテルダムに拠点を置くデザインスタジオのフォルマファンタズマ(FORMAFANTASMA)と共同開発した。有機的で非対称な形に仕上げ、白いアルミニウム製の鐘型キャップも製作。日光や照明からフレグランスを守るほか、キャップを外すその動作が、自分だけの貴重な作品を大切に手に取るような仕草を生み出す。

業界筋は、同コレクションの初年度の小売売上高を1500万ユーロ(約23億8500万円)と予想している。

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故デヴィッド・リンチの映画「ブルーベルベット」と「ダイリク」、「ウェーバー」のコラボアイテムが発売

ビンテージTシャツをメーンに扱う古着屋「ウェーバー(WEBER)」は、同店がセレクトした映画を劇場で上映する映画配給レーベル“ウェーバー シネマ クラブ(weber CINEMA CLUB)”をスタートする。今回は、第1弾として1月に死去した鬼才デヴィッド・リンチ(David Lynch)が手掛けた1986年公開の映画「ブルーベルベット」の4Kリマスター版を2月7日から劇場で公開。また同映画の公開に伴い、「ウェーバー」と映画をモチーフにした服作りが特徴の「ダイリク(DAIRIKU)」から、同映画とのコラボアイテムを発売する。

今回は、イタリアのアーティスト兼イラストレーター、エンツォ・シオッティ(Enzo Sciotti)がデザインした1986年公開時のアートワークを使用し、「ダイリク」はニット(3万5200円)と半袖の開襟シャツ(3万3000円)を、「ウェーバー」はTシャツ(8800〜9900円)を製作した。

鮮やかな青が目を引く「ダイリク」のニットとシャツ

「ダイリク」の“ブルーベルベット ポスター トランスクリプション プルオーバー ニット”は、同映画のタイトルにちなんで、起毛の糸でベルベットの様に編んだ。身ごろ全体には、映画のポスターを転写し、目を引く一着に仕上げた。

“ブルーベルベット ポスター トランスクリプション オープン カラーシャツ”は、前身ごろにポスターを丸々プリントし、他の身ごろは異素材を組み合わせた。オーバーサイズなシルエットは、まるでポスターをまとっているかのような着心地だ。

両アイテムは「ダイリク」の公式オンラインストアで扱う。

ビンテージ風に仕上げた「ウェーバー」のTシャツ3型

「ウェーバー」からは、アメリカンラバーを用いたボディーにシルクスクリーンを8版でプリントし、当時さながらの手触りを表現した“イタリアン ポスター アート Tシャツ”(8800円)と、その他のポスタービジュアルや場面写、日本公開時のCMコピーなどをあえて“在りもの”ボディーに落とし込むことで抜け感のある雰囲気に仕上げたTシャツ(8800円)、ロングスリーブTシャツ(9900円)をそろえる。

“イタリアン ポスター アート Tシャツ”は新宿シネマカリテ劇場限定で販売し、その他のTシャツ2型は「ウェーバー」公式オンラインストアで扱う。

映画「ブルーベルベット」4Kリマスター版のチケット購入者は特典として、鑑賞料金に加えて1000円を支払うことで、数量限定の同映画のポスター(B2)を劇場窓口で受け取ることができる。詳細は、“ウェーバー シネマ クラブ”の公式インスタグラムに記載する。

イベント詳細

◼️「ブルーベルベット」4Kリマスター版

日程:2月7日〜
場所:新宿シネマカリテ
住所:東京都新宿区新宿3-37-12 新宿NOWAビル 地下1階
配給:鈴正、ウェーバー シネマ クラブ

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故デヴィッド・リンチの映画「ブルーベルベット」と「ダイリク」、「ウェーバー」のコラボアイテムが発売

ビンテージTシャツをメーンに扱う古着屋「ウェーバー(WEBER)」は、同店がセレクトした映画を劇場で上映する映画配給レーベル“ウェーバー シネマ クラブ(weber CINEMA CLUB)”をスタートする。今回は、第1弾として1月に死去した鬼才デヴィッド・リンチ(David Lynch)が手掛けた1986年公開の映画「ブルーベルベット」の4Kリマスター版を2月7日から劇場で公開。また同映画の公開に伴い、「ウェーバー」と映画をモチーフにした服作りが特徴の「ダイリク(DAIRIKU)」から、同映画とのコラボアイテムを発売する。

今回は、イタリアのアーティスト兼イラストレーター、エンツォ・シオッティ(Enzo Sciotti)がデザインした1986年公開時のアートワークを使用し、「ダイリク」はニット(3万5200円)と半袖の開襟シャツ(3万3000円)を、「ウェーバー」はTシャツ(8800〜9900円)を製作した。

鮮やかな青が目を引く「ダイリク」のニットとシャツ

「ダイリク」の“ブルーベルベット ポスター トランスクリプション プルオーバー ニット”は、同映画のタイトルにちなんで、起毛の糸でベルベットの様に編んだ。身ごろ全体には、映画のポスターを転写し、目を引く一着に仕上げた。

“ブルーベルベット ポスター トランスクリプション オープン カラーシャツ”は、前身ごろにポスターを丸々プリントし、他の身ごろは異素材を組み合わせた。オーバーサイズなシルエットは、まるでポスターをまとっているかのような着心地だ。

両アイテムは「ダイリク」の公式オンラインストアで扱う。

ビンテージ風に仕上げた「ウェーバー」のTシャツ3型

「ウェーバー」からは、アメリカンラバーを用いたボディーにシルクスクリーンを8版でプリントし、当時さながらの手触りを表現した“イタリアン ポスター アート Tシャツ”(8800円)と、その他のポスタービジュアルや場面写、日本公開時のCMコピーなどをあえて“在りもの”ボディーに落とし込むことで抜け感のある雰囲気に仕上げたTシャツ(8800円)、ロングスリーブTシャツ(9900円)をそろえる。

“イタリアン ポスター アート Tシャツ”は新宿シネマカリテ劇場限定で販売し、その他のTシャツ2型は「ウェーバー」公式オンラインストアで扱う。

映画「ブルーベルベット」4Kリマスター版のチケット購入者は特典として、鑑賞料金に加えて1000円を支払うことで、数量限定の同映画のポスター(B2)を劇場窓口で受け取ることができる。詳細は、“ウェーバー シネマ クラブ”の公式インスタグラムに記載する。

イベント詳細

◼️「ブルーベルベット」4Kリマスター版

日程:2月7日〜
場所:新宿シネマカリテ
住所:東京都新宿区新宿3-37-12 新宿NOWAビル 地下1階
配給:鈴正、ウェーバー シネマ クラブ

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「M・A・C」が店頭の無料メイクアップサービスを拡充 目的別に8コース

「M・A・C」は店頭での無料メイクアップサービスを拡充し、2月1日から新サービス“「GRWM(GET READY WITH M·A·C)”の提供を開始した。悩みや目的に応じた提案のほか、手持ちのアイテムの活用法などを約15分で提案する。店頭での受け付けのほか、事前に公式オンラインショップの予約フォームから申し込むこともできる。

よりパーソナルになった提案メニュー

提供サービスは8コースで、プロの技術で印象的な目元を演出する「似合わせメイクアップ」、それぞれの肌に合わせたスキンケアからファンデーション選びまでを提案する「ファンデーションの色選びと美肌づくり」、なりたいイメージに合わせた「あなただけのリップメイクをコーディネート」など、一人ひとりの顔立ちやイメージに寄り添ったサービスをそろえた。

眉カットは行わないものの、一人ひとりの顔立ちや骨格に合わせ眉型を提案する「プロから学ぶ美眉づくり」、M·A·Cアーティストがカラーメイクを提案する「カラーメイクにチャレンジ」、最新トレンドメイクをレクチャーする「ワンポイント トレンドクイック サービス」、なりたい肌印象をかなえるためのスキンケアを紹介する「理想の肌作りはM·A·Cスキンケアからはじめよう」なども用意。購入後のアイテムを最大限に活用するためのパーソナルサービスも手厚く行う。

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「レブロン」が安斉星来を新ミューズに起用 新キャンペーン「くずさない界隈」始動

「レブロン(REVLON)」は2月3日、新ミューズに女優・モデルの安斉星来を起用する。同時にメイク崩れを気にせず自分の好きを楽しむことを応援する新キャンペーン「くずさない界隈」を発足し、そのリーダーに安斉を任命。キャンペーンを通じてブランドのさらなる盛り上げを図る。

同ブランドは新キャッチコピーを「好きな私を、くずさない。」に設定。“どんな時も好きな私をくずしたくない”という気持ちを応援したい「レブロン」の思いと、私らしさを大切にし、女優やモデルとしてアクティブに自分を表現し、多くの人々から支持を集めている安斉星来の魅力が共鳴したことからニューズに起用した。安斉は「ブランドのミューズになれるなんて驚いたが光栄だった。日本の皆さまに『レブロン』の魅力を伝えられるように努めていく」とコメント。「くずさない界隈」のリーダー就任については「メイクはなるべくくずしたくないので、くずさない界隈に皆さまを引き込みます!」と意気込みを語った。

また、2月25日発売するライトな付け心地と密着力を兼ね備えたクッションファンデーション“レブロン カラーステイ ロングウェア UV クッションファンデーション”[SPF 50+・PA++++](全3色、各2750円)に先立ちスタートする「くずさない界隈」では、安斉のプライベートが垣間見えるメイキング&インタビュー映像を2月20日からキャンペーンサイトで公開する。

「くずさない界隈」ではキャンペーンを共に盛り上げるマスコット「くずさにゃん」を起用。ツンデレでマイペースな性格の「くずさにゃん」は、大きな耳が特徴でいろいろな人の声を聞くことができる。もふもふでいつも一緒にいたくなるような癒やしの存在として訴求する。そのほか、クッションファンデーションの購入者を対象に抽選で30人を「くずさない界隈オフ会with安斉星来さん」に招待。安斉の「くずさないトーク」を聞くことができるほか、本人から限定アイテムを手渡しする企画などを実施する。そのほか、「くずさにゃん」のキーホルダーと、4月に登場する新商品をセットで100人にプレゼントする企画なども用意する。

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【アルビオン 小林章一社長】熱狂と感動を生み出し続け、まだ見ぬ未来を切り拓く

PROFILE: 小林章一/社長

小林章一/社長
PROFILE: (こばやし・しょういち)1963年生まれ。慶應義塾大学法学部法律学科卒業後、西武百貨店勤務を経て、88年にアルビオンに入社。「ソニア リキエル ボーテ」事業の立ち上げなど、ブランドビジネスに携わる。フランス勤務を経て、91年に取締役、95年に常務・マーケティング本部長を歴任。2004年に副社長就任、06年から現職 PHTO : SHUNICHI ODA

唯一無二の化粧水“薬用スキンコンディショナー エッセンシャル”が2024年に誕生50周年の節目を経て、高級化粧品専門メーカーとしてますます存在感を増すアルビオン。モノ作りと接客力を両輪に、さらなる成長に向けた攻めの姿勢を強めている。

“夢”と“やる気”が原動力
顧客の心に響く接客とモノ作りで成長加速

WWD:アルビオンが見据える未来の可能性とは?

小林章一社長(以下、小林):お客さまに熱狂的に支持していただける製品を生み出し続けることが、未来の可能性を切り拓くと信じている。大事なのは“夢”と“やる気”。リソースや環境にどんな制限があったとしてもそこに不可能はない。「お客さまを喜ばせたい」という夢、思いを込めた真摯なモノ作りや接客は人の心を動かし、それが結果的に売り上げにもつながっていく。

WWD:これまでも幾度となく“熱狂”を生み出してきた。

小林:琵琶湖のほとりに位置する滋賀県長浜市の人通りの少ない地で多い時には月400回ほどのお手入れを行い、年間約9000万円を売り上げている店舗がある。これも製品や接客が圧倒的であれば環境にかかわらずお客さまに支持いただけるという一例で、本社に「接客が素晴らしかった。ぜひ一言お礼を伝えたかった」とわざわざ電話してくださるお客さまも多くいる。こんな小さな“熱狂”を生むことが私にとって生きがいであり、喜びでもある。唯一無二のモノ作りと接客のレベルを磨き続け、私が現役でいる限りはその可能性を追求していきたい。どこまでも攻め続けたいという思いがある。

WWD:攻めの姿勢でヒット製品が生まれている。

小林:22年にスタートした“フラルネ”は、コロナ禍で静かな立ち上げとなったものの、今では中核シリーズに育ちつつある。昨年秋にパワーアップリニューアルした“アンフィネス”も話題を集めている。好調に推移している主軸製品に加え、7種のビタミンC誘導体を配合したスペシャル美容液“アンフィネス メンテナンス ショット 7”といった突き抜けた製品も誕生している。ただ、攻め続けるのと同時に当社が大切にしているのは“育てる”文化だ。本当に良い製品は手塩にかけて全社で育てていく。だからこそ昨年50周年を迎えた“薬用スキンコンディショナー エッセンシャル”のようなロングセラー製品も生まれる。業界を見ても50年続く製品はそう多くはないだろう。22年に刷新した“フレッシュハーバルオイル”も当初の想定を超え、今では年間20万個売れるヒット製品になった。強烈な個性を放つ製品は、根本を変えずに刷新を続けることで長く愛される唯一無二の存在に育っていく。コロナ禍で厳しい状況が続いたが、昨年「アルビオン」はおかげさまで久しぶりに2ケタ近い成長を遂げた。会員数も5年ぶりに増加し、良い勢いが継続している。

WWD:国際事業本部が手掛けるブランドの動向は。

小林:「ポール & ジョー ボーテ」は堅調に動いているが、もう少しテコ入れが必要。質感や色、ニュアンスの面でよりブランドらしさを打ち出していけるように力を注ぎたい。「アナ スイ コスメティックス」はECのシェアが伸長、「エレガンス」は10年ぶりに新色が登場したフェイスパウダー“ラ プードル オートニュアンス”が好調だが、ポイントメイクでもさらなる“可能性”の種蒔きを仕掛けていきたいと考えている。

WWD:1月にデジタル部門を発足した。

小林:秋からデジタルを活用したマーケティング施策を本格化させ、26年にはEC販売を開始する。背景には、お客さまから「EC販売はしないのか」という声が日増しに高まっている現状がある。コロナ禍の影響で廃業する化粧品専門店が相次ぐ中、近所に実店舗がないお客さまや、多忙な日々を送るお客さまにご不便をおかけしているのは本意ではない。昨年11月に開催した方針説明会では、取引先にも事情を説明し、EC販売の計画に対する理解を得た。あくまでも実店舗が主役で、ECはその補完という位置付け。アルビオンとして対面の接客を重視する姿勢は一貫して変わらない。デジタルマーケティング施策では新規客を実店舗に誘導することを目的にし、最新の肌測定機器の導入など、店頭でしか味わえないサービスや接客を一層強化していく。

WWD:美容部員の再育成も急務だ。

小林:美容部員は、コロナ禍の影響でお客さまの肌に直接触れる接客スタイルが制限され、自信を失う者も少なくなかった。人材の入れ替わりもあったが、教育やトレーニングに力を入れ、かつての接客レベルを取り戻す努力を続けてきた。今ではコロナ禍前のレベルまで戻っている。やはり実際肌に触れた数だけ成長できるもの。ようやくマスクをしなくなってきた今、日々の実践を通じてスキルを高めながら本領を発揮している。

WWD:25年、“可能性”を広げる新たな動きは?

小林:海外進出に向けて本格的に動き出す。欧州とのコネクションがある某美容家とタッグを組み、海外に向けた製品開発に取り組み始めている。また、「アルビオン」では“欠けているピース”ともいえるフレグランスの開発にも挑戦したい。そうすれば従来接点のなかった新たな層にリーチできる大きな一手となるだろう。

実現の可能性はゼロじゃない私の夢

『タップダンスをプロ級に』

20年以上続けているタップダンスでプロ級に上達したい。映画「タップ」を見て憧れて始めたこの趣味。いつかなかなか取れない長期休暇を使って、思い出の地、ニューヨークのブロードウェイダンスセンターのレッスンに通いたいと思っている。

COMPANY DATA
アルビオン

「日本一、世界一の高級化粧品メーカーを目指す」という夢を掲げて、1956年に創業。乳液先行の独自の美容理論を確立。主軸のスキンケアブランド「アルビオン」には、創業時から販売する乳液や、74年に誕生した“薬用スキンコンディショナー エッセンシャル”など、ロングセラー製品が多数存在する。そのほか「エレガンス」「イグニス」「ポール & ジョー ボーテ」「アナ スイ コスメティックス」などを手掛ける


問い合わせ先
アルビオンお客様相談室
0120-114-225
(10:00〜17:00/土・日・祝日除く)

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【アルビオン 小林章一社長】熱狂と感動を生み出し続け、まだ見ぬ未来を切り拓く

PROFILE: 小林章一/社長

小林章一/社長
PROFILE: (こばやし・しょういち)1963年生まれ。慶應義塾大学法学部法律学科卒業後、西武百貨店勤務を経て、88年にアルビオンに入社。「ソニア リキエル ボーテ」事業の立ち上げなど、ブランドビジネスに携わる。フランス勤務を経て、91年に取締役、95年に常務・マーケティング本部長を歴任。2004年に副社長就任、06年から現職 PHTO : SHUNICHI ODA

唯一無二の化粧水“薬用スキンコンディショナー エッセンシャル”が2024年に誕生50周年の節目を経て、高級化粧品専門メーカーとしてますます存在感を増すアルビオン。モノ作りと接客力を両輪に、さらなる成長に向けた攻めの姿勢を強めている。

“夢”と“やる気”が原動力
顧客の心に響く接客とモノ作りで成長加速

WWD:アルビオンが見据える未来の可能性とは?

小林章一社長(以下、小林):お客さまに熱狂的に支持していただける製品を生み出し続けることが、未来の可能性を切り拓くと信じている。大事なのは“夢”と“やる気”。リソースや環境にどんな制限があったとしてもそこに不可能はない。「お客さまを喜ばせたい」という夢、思いを込めた真摯なモノ作りや接客は人の心を動かし、それが結果的に売り上げにもつながっていく。

WWD:これまでも幾度となく“熱狂”を生み出してきた。

小林:琵琶湖のほとりに位置する滋賀県長浜市の人通りの少ない地で多い時には月400回ほどのお手入れを行い、年間約9000万円を売り上げている店舗がある。これも製品や接客が圧倒的であれば環境にかかわらずお客さまに支持いただけるという一例で、本社に「接客が素晴らしかった。ぜひ一言お礼を伝えたかった」とわざわざ電話してくださるお客さまも多くいる。こんな小さな“熱狂”を生むことが私にとって生きがいであり、喜びでもある。唯一無二のモノ作りと接客のレベルを磨き続け、私が現役でいる限りはその可能性を追求していきたい。どこまでも攻め続けたいという思いがある。

WWD:攻めの姿勢でヒット製品が生まれている。

小林:22年にスタートした“フラルネ”は、コロナ禍で静かな立ち上げとなったものの、今では中核シリーズに育ちつつある。昨年秋にパワーアップリニューアルした“アンフィネス”も話題を集めている。好調に推移している主軸製品に加え、7種のビタミンC誘導体を配合したスペシャル美容液“アンフィネス メンテナンス ショット 7”といった突き抜けた製品も誕生している。ただ、攻め続けるのと同時に当社が大切にしているのは“育てる”文化だ。本当に良い製品は手塩にかけて全社で育てていく。だからこそ昨年50周年を迎えた“薬用スキンコンディショナー エッセンシャル”のようなロングセラー製品も生まれる。業界を見ても50年続く製品はそう多くはないだろう。22年に刷新した“フレッシュハーバルオイル”も当初の想定を超え、今では年間20万個売れるヒット製品になった。強烈な個性を放つ製品は、根本を変えずに刷新を続けることで長く愛される唯一無二の存在に育っていく。コロナ禍で厳しい状況が続いたが、昨年「アルビオン」はおかげさまで久しぶりに2ケタ近い成長を遂げた。会員数も5年ぶりに増加し、良い勢いが継続している。

WWD:国際事業本部が手掛けるブランドの動向は。

小林:「ポール & ジョー ボーテ」は堅調に動いているが、もう少しテコ入れが必要。質感や色、ニュアンスの面でよりブランドらしさを打ち出していけるように力を注ぎたい。「アナ スイ コスメティックス」はECのシェアが伸長、「エレガンス」は10年ぶりに新色が登場したフェイスパウダー“ラ プードル オートニュアンス”が好調だが、ポイントメイクでもさらなる“可能性”の種蒔きを仕掛けていきたいと考えている。

WWD:1月にデジタル部門を発足した。

小林:秋からデジタルを活用したマーケティング施策を本格化させ、26年にはEC販売を開始する。背景には、お客さまから「EC販売はしないのか」という声が日増しに高まっている現状がある。コロナ禍の影響で廃業する化粧品専門店が相次ぐ中、近所に実店舗がないお客さまや、多忙な日々を送るお客さまにご不便をおかけしているのは本意ではない。昨年11月に開催した方針説明会では、取引先にも事情を説明し、EC販売の計画に対する理解を得た。あくまでも実店舗が主役で、ECはその補完という位置付け。アルビオンとして対面の接客を重視する姿勢は一貫して変わらない。デジタルマーケティング施策では新規客を実店舗に誘導することを目的にし、最新の肌測定機器の導入など、店頭でしか味わえないサービスや接客を一層強化していく。

WWD:美容部員の再育成も急務だ。

小林:美容部員は、コロナ禍の影響でお客さまの肌に直接触れる接客スタイルが制限され、自信を失う者も少なくなかった。人材の入れ替わりもあったが、教育やトレーニングに力を入れ、かつての接客レベルを取り戻す努力を続けてきた。今ではコロナ禍前のレベルまで戻っている。やはり実際肌に触れた数だけ成長できるもの。ようやくマスクをしなくなってきた今、日々の実践を通じてスキルを高めながら本領を発揮している。

WWD:25年、“可能性”を広げる新たな動きは?

小林:海外進出に向けて本格的に動き出す。欧州とのコネクションがある某美容家とタッグを組み、海外に向けた製品開発に取り組み始めている。また、「アルビオン」では“欠けているピース”ともいえるフレグランスの開発にも挑戦したい。そうすれば従来接点のなかった新たな層にリーチできる大きな一手となるだろう。

実現の可能性はゼロじゃない私の夢

『タップダンスをプロ級に』

20年以上続けているタップダンスでプロ級に上達したい。映画「タップ」を見て憧れて始めたこの趣味。いつかなかなか取れない長期休暇を使って、思い出の地、ニューヨークのブロードウェイダンスセンターのレッスンに通いたいと思っている。

COMPANY DATA
アルビオン

「日本一、世界一の高級化粧品メーカーを目指す」という夢を掲げて、1956年に創業。乳液先行の独自の美容理論を確立。主軸のスキンケアブランド「アルビオン」には、創業時から販売する乳液や、74年に誕生した“薬用スキンコンディショナー エッセンシャル”など、ロングセラー製品が多数存在する。そのほか「エレガンス」「イグニス」「ポール & ジョー ボーテ」「アナ スイ コスメティックス」などを手掛ける


問い合わせ先
アルビオンお客様相談室
0120-114-225
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【ポーラ・オルビスホールディングス 横手喜一社長】個×個から生まれる化学反応に期待

PROFILE: 横手喜一/社長

横手喜一/社長
PROFILE: (よこて・よしかず)1967年東京都生まれ。一橋大学社会学部卒業後、1990年4月ポーラ化粧品本舗(現ポーラ)入社。2006年フューチャーラボ社長や11年宝麗(中国)美容(ポーラ瀋陽)董事長兼総経理を経て、15年からポーラ執行役員商品企画部長、16年1月にポーラ社長に就任。20年1月ポーラ・オルビスホールディングス取締役グループ海外展開担当などを経て、23年1月から現職 PHOTO : SHUNICHI ODA

紛争や中国経済の低迷など不透明な時代の中でビジネスを遂行するには、スタッフ一人一人の自己理解の深化が必須とし、ポーラ・オルビスホールディングスの横手喜一社長は人材育成に徹する。1月1日付で実施した子会社のポーラ、オルビス、ディセンシアのトップ交代は個々の可能性を広げ、企業の進展を引き起こす一歩となる。

グループ内交流を積極化

WWD:一人一人が持つ思いやこだわり、強みなどを最大限引き出すA Person-Centered Managementを重視する。

横手喜一社長(以下、横手):組織の慣習や業界の常識が通用しない時代に入り、社会や生活者の変化も大きい中で、過去の成功例をなぞる事業のあり方は意味がなくなる。従来にない思いや観点で物事をとらえる必要がある。その元になるのは個が持つ課題認識や問いかけなどの内発的動機付け。それをどう吸い上げてエンパワーメントしていくかが自分の役割だと思っている。

WWD:それを具現化した一例が子会社のトップ交代の人事となる。

横手:ファッションメゾンのデザイナーは3〜5年で交代し、新たなデザイナーがブランドの歴史を再解釈し進化させている。それと同様に経験を積んできた人材に、別のステージに活躍の場を移してもらう。今回、オルビスの社長経験者がポーラの社長に就任、ディセンシア社長経験者がオルビスの社長に就いたが、ぶつかり合いや意見交換があるかもしれない。しかしそこに新しい問いや掛け合わせが生まれるはずだ。これはグループ全従業員にも当てはまることで、さまざまな環境を経験してもらい最適解を見つけてもらいたい。

WWD:グループ内の交流も積極的に実施する。

横手:自分自身もポーラ、フューチャーラボ(16年に売却)、中国の現地法人を経験したことが強みとなっていることもあり、さまざまなグループ横断研修を実施している。幹部クラスが対象の「ビジネス変革塾」や20〜30代の「未来研究会」などを実行してきたが、24年は新入社員を対象とした研修を開始した。従来の枠組みの中ではなく新しい価値観に触れて成長してもらうのが狙いだ。新卒採用に関してもこれまでの子会社ごとに加え、ホールディングス採用も始めた。来春は5人程度入社する予定で、各子会社に数年単位で横断配属し各種ビジネスモデルを経験してもらう。多様なビジネスモデルに触れながらキャリアを積むことは経営者育成にもつながるだろう。

WWD:子会社をどう捉えているのか。

横手:それぞれターゲットとするお客さま像がある。ポーラは美容意識が高く、感受性が豊かで自分の人生を楽しんでいる人から支持されている。ポーラではデジタルカルテを導入したが、カルテを確認すると購入商品のリストはもちろんだが日々の生活に関する会話の内容が記載してあるケースも。販売スタッフとのやりとりを見ていると“お客さま”というより“生活者”と捉えるべきと感じている。彼らの生活を豊かにするサポート役を果たすべきだろう。オルビスは人生で初めて出会うワクワクとドキドキを楽しみたい人に向けて商品やサービスを提供する。24年にドラッグコスメ市場に参入したのもその一環だ。1987年の創業時からの愛用者が1000人以上おり、約200万人の会員を有す。ワクワクの裏側にある繊細な感受性を持つお客さまに手を差し伸べる。アクロは都市生活を送る中で、本来人が持つエネルギーを植物の力で活気づけたいと感じている人に向けて、精油を活用しながら商品やストーリーを伝えていく。

WWD:海外市場については。

横手:ジュリークは現状厳しい状況下にあるが、今後3年で中国と香港、オーストラリア市場で基盤を固め収益性のある体制を構築していく。ポーラは、これまで中国のショッピングモールなどに出店してきたが、25年は富裕層に軸足を向ける。富裕層が住むマンションの近隣に隠れ家的なサロンを開設するなど生活圏に寄り添っていく。富裕層に人脈を持つオーナーを起用し、お客さまファーストの接客を徹底する。こうしたサロンを年内に展開する予定だ。

WWD:4年後に迎える創業100周年に向け、新たな地固めが進んでいる。

横手:売上高は年平均成長率約5%を見込むなど数値目標を達成するのはもちろんだが、当社らしさの再定義をグループ全体で自分事化してもらうことに注力する。A Person-Centered Managementや人と人との掛け合わせなど大切にしている価値観や姿勢を再解釈すると将来が見えてくるだろう。実務的なことでは、既存の化粧品事業だけでなく、美容医療事業などにも取り組み始めている。90年以上肌と心と体のメカニズムを研究してきたデータの蓄積を生かし、社会課題の解決やウェルビーイングの実現など新しい領域を開拓していく。

WWD:未来に掲げる可能性は?

横手:人の可能性に尽きる。人が成長する、経験する、重なり合う、掛け合わさることで生まれる化学反応を期待している。

実現の可能性はゼロじゃない私の夢

『取材で自分の出番がなくなること』

子会社の社長はそれぞれユニークで個性的。各社長が手腕を発揮し、それが報じられることで統率するホールディングスからの発信は不要だと「WWDJAPAN」から言われたい。

COMPANY DATA
ポーラ・オルビスホールディングス

基幹ブランドを展開するポーラは1929年創業。2006年に純粋持株会社のポーラ・オルビスホールディングスを設立、10年上場。「ポーラ(POLA)」「オルビス(ORBIS)」を中心に「ディセンシア(DECENCIA)」など多様なブランドを展開し、個々のブランドが持つ独自性を生かしてターゲットにアプローチするマルチブランド戦略をとっている


問い合わせ先
ポーラ・オルビスホールディングス
03-3563-5517

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【ポーラ・オルビスホールディングス 横手喜一社長】個×個から生まれる化学反応に期待

PROFILE: 横手喜一/社長

横手喜一/社長
PROFILE: (よこて・よしかず)1967年東京都生まれ。一橋大学社会学部卒業後、1990年4月ポーラ化粧品本舗(現ポーラ)入社。2006年フューチャーラボ社長や11年宝麗(中国)美容(ポーラ瀋陽)董事長兼総経理を経て、15年からポーラ執行役員商品企画部長、16年1月にポーラ社長に就任。20年1月ポーラ・オルビスホールディングス取締役グループ海外展開担当などを経て、23年1月から現職 PHOTO : SHUNICHI ODA

紛争や中国経済の低迷など不透明な時代の中でビジネスを遂行するには、スタッフ一人一人の自己理解の深化が必須とし、ポーラ・オルビスホールディングスの横手喜一社長は人材育成に徹する。1月1日付で実施した子会社のポーラ、オルビス、ディセンシアのトップ交代は個々の可能性を広げ、企業の進展を引き起こす一歩となる。

グループ内交流を積極化

WWD:一人一人が持つ思いやこだわり、強みなどを最大限引き出すA Person-Centered Managementを重視する。

横手喜一社長(以下、横手):組織の慣習や業界の常識が通用しない時代に入り、社会や生活者の変化も大きい中で、過去の成功例をなぞる事業のあり方は意味がなくなる。従来にない思いや観点で物事をとらえる必要がある。その元になるのは個が持つ課題認識や問いかけなどの内発的動機付け。それをどう吸い上げてエンパワーメントしていくかが自分の役割だと思っている。

WWD:それを具現化した一例が子会社のトップ交代の人事となる。

横手:ファッションメゾンのデザイナーは3〜5年で交代し、新たなデザイナーがブランドの歴史を再解釈し進化させている。それと同様に経験を積んできた人材に、別のステージに活躍の場を移してもらう。今回、オルビスの社長経験者がポーラの社長に就任、ディセンシア社長経験者がオルビスの社長に就いたが、ぶつかり合いや意見交換があるかもしれない。しかしそこに新しい問いや掛け合わせが生まれるはずだ。これはグループ全従業員にも当てはまることで、さまざまな環境を経験してもらい最適解を見つけてもらいたい。

WWD:グループ内の交流も積極的に実施する。

横手:自分自身もポーラ、フューチャーラボ(16年に売却)、中国の現地法人を経験したことが強みとなっていることもあり、さまざまなグループ横断研修を実施している。幹部クラスが対象の「ビジネス変革塾」や20〜30代の「未来研究会」などを実行してきたが、24年は新入社員を対象とした研修を開始した。従来の枠組みの中ではなく新しい価値観に触れて成長してもらうのが狙いだ。新卒採用に関してもこれまでの子会社ごとに加え、ホールディングス採用も始めた。来春は5人程度入社する予定で、各子会社に数年単位で横断配属し各種ビジネスモデルを経験してもらう。多様なビジネスモデルに触れながらキャリアを積むことは経営者育成にもつながるだろう。

WWD:子会社をどう捉えているのか。

横手:それぞれターゲットとするお客さま像がある。ポーラは美容意識が高く、感受性が豊かで自分の人生を楽しんでいる人から支持されている。ポーラではデジタルカルテを導入したが、カルテを確認すると購入商品のリストはもちろんだが日々の生活に関する会話の内容が記載してあるケースも。販売スタッフとのやりとりを見ていると“お客さま”というより“生活者”と捉えるべきと感じている。彼らの生活を豊かにするサポート役を果たすべきだろう。オルビスは人生で初めて出会うワクワクとドキドキを楽しみたい人に向けて商品やサービスを提供する。24年にドラッグコスメ市場に参入したのもその一環だ。1987年の創業時からの愛用者が1000人以上おり、約200万人の会員を有す。ワクワクの裏側にある繊細な感受性を持つお客さまに手を差し伸べる。アクロは都市生活を送る中で、本来人が持つエネルギーを植物の力で活気づけたいと感じている人に向けて、精油を活用しながら商品やストーリーを伝えていく。

WWD:海外市場については。

横手:ジュリークは現状厳しい状況下にあるが、今後3年で中国と香港、オーストラリア市場で基盤を固め収益性のある体制を構築していく。ポーラは、これまで中国のショッピングモールなどに出店してきたが、25年は富裕層に軸足を向ける。富裕層が住むマンションの近隣に隠れ家的なサロンを開設するなど生活圏に寄り添っていく。富裕層に人脈を持つオーナーを起用し、お客さまファーストの接客を徹底する。こうしたサロンを年内に展開する予定だ。

WWD:4年後に迎える創業100周年に向け、新たな地固めが進んでいる。

横手:売上高は年平均成長率約5%を見込むなど数値目標を達成するのはもちろんだが、当社らしさの再定義をグループ全体で自分事化してもらうことに注力する。A Person-Centered Managementや人と人との掛け合わせなど大切にしている価値観や姿勢を再解釈すると将来が見えてくるだろう。実務的なことでは、既存の化粧品事業だけでなく、美容医療事業などにも取り組み始めている。90年以上肌と心と体のメカニズムを研究してきたデータの蓄積を生かし、社会課題の解決やウェルビーイングの実現など新しい領域を開拓していく。

WWD:未来に掲げる可能性は?

横手:人の可能性に尽きる。人が成長する、経験する、重なり合う、掛け合わさることで生まれる化学反応を期待している。

実現の可能性はゼロじゃない私の夢

『取材で自分の出番がなくなること』

子会社の社長はそれぞれユニークで個性的。各社長が手腕を発揮し、それが報じられることで統率するホールディングスからの発信は不要だと「WWDJAPAN」から言われたい。

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ポーラ・オルビスホールディングス

基幹ブランドを展開するポーラは1929年創業。2006年に純粋持株会社のポーラ・オルビスホールディングスを設立、10年上場。「ポーラ(POLA)」「オルビス(ORBIS)」を中心に「ディセンシア(DECENCIA)」など多様なブランドを展開し、個々のブランドが持つ独自性を生かしてターゲットにアプローチするマルチブランド戦略をとっている


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【SK-II 西田文彦事業代表】若年層にもアプローチ プレステージスキンケアに勝機

PROFILE: 西田文彦/P&Gプレステージ「SK-II」事業代表

西田文彦/P&Gプレステージ「SK-II」事業代表
PROFILE: (にしだ・ふみひこ)「日本発のイノベーションを世界に羽ばたかせるビジネスリーダーになりたい」という信念の下で、国内医療機器メーカーの海外営業を経て2011年にP&Gに入社。一貫して「SK-II」事業に携わり、シンガポール、日本、香港、台湾でのブランドマネジメントを経験。日本の「SK-II」営業組織を統括した後、22年1月から現職 PHOTO : KAZUSHI TOYOTA

SK-II」が多方面で進化している。最高峰エイジングケアシリーズ“LXP 金継ぎ”の発売では、富裕層を含む新規客を取り込むことに成功。若年層にアプローチする施策にも注力し、プレステージスキンケア市場のさらなる拡大を図る。

プレステージスキンケア市場の可能性に挑戦

WWD:2024年をどのように振り返る?

西田文彦「SK-II」事業代表(以下、西田):コロナ禍明けの2年間を経て国内客の勢いは落ち着いてきたが、訪日客の増加が全体の売り上げを押し上げた。9月に発売した最高峰エイジングケアシリーズ“LXP 金継ぎ”(全4品、5万1700〜7万1500円)で新たなマーケットを開拓したほか、俳優の永野芽郁さんをグローバルアンバサダーに起用したことで若年層にもアプローチできた。

WWD:“LXP 金継ぎ”シリーズの反響は?

西田:製品力と、「重ねる時を味方につけ、新たな美しさへと導く」というコンセプトが共感を呼んだ。スーパープレステージは海外ブランドの存在感が大きいが、クラフツマンシップにこだわり抜いてきた日本発ブランドの「SK-II」だからこその打ち出し方を考え抜いた。そこで出合ったのが陶磁器の伝統的な修復技法「金継ぎ」だ。金継ぎは欠けたり割れたりした器を修復し、新たな美しさや価値を見いだす技術。開発では肌の停滞を打破する鍵として肌の結合力に着目し、金継ぎはコンセプトに終わらないサイエンスにつながった。新規客と既存客どちらのエンゲージメントも高く、中国をはじめとした訪日客の売り上げも伸びている。時計・宝飾やファッションに比べると化粧品にはお金をかけていなかった富裕層からも注目された。

WWD:外商の取り組みは?

西田:美容部員の中で特化したチームを作り、百貨店の外商とともに肌のお手入れ会を行うなど、イベントを通してリーチしている。また外商のデジタル媒体などのタッチポイントも活用し、ソーシャルコンテンツを提供している。百貨店で化粧品を購入していなかった新規客を取り込むことで、取引先のカテゴリー成長にも貢献している。

WWD:プレステージスキンケア市場における戦略は?

西田:プレステージスキンケア市場の成長は、コロナ禍明けの2年間と比べると鈍化している。また同市場の日本国内での浸透率はわずか7%で、諸外国と比べてギャップは大きい。7%の中でシェアを奪い合うのではなく、可能性を切り開くようなイノベーションやコミュニケーション、店頭体験が重要になると考えている。24年3月に限定発売した「メゾン キツネ(MAISON KITSUNE)」とのコラボレーション第2弾では、ファッションには興味を持っているがプレステージスキンケアを買ったことがなかった層にもアプローチできた。

WWD:「ワイズ(Y'S)」とのコラボレーションにより美容部員のユニホームを刷新するなど、多方面での進化に意欲的だ。

西田:コロナ禍は訪日客の売り上げが低迷し、コロナ禍明けは原点であるピテラTM※1に回帰した。ピテラTMの魅力を最大限に引き出せるイノベーション開発に取り組み、“LXP 金継ぎ”シリーズが誕生した。美容部員の改称やユニホームの刷新、永野芽郁さんの起用含め、ピンチのときこそ新たな可能性に挑戦することを意識している。

WWD:“ピテラTM信者”という呼称があるほど、長年の愛用者が多い。

西田:「SK-II」はもともと広告を打っておらず、口コミで広がったブランドだ。2年以上使用している顧客の維持率が高く、製品力とカウンセリング、CRMが肝となっている。長年愛用してくださっているお客さまのコミュニケーションをより活発にすべく、SNS上でコミュニティー化を図っている。11月に開設した日本公式インスタグラム(@skii.jpn)では、一番の“ピテラTM信者”でもある美容部員のコンテンツ配信や、永野芽郁さんのライブ配信などを実施し、双方向のコミュニケーションを促進している。ピテラTMと、愛用者のブランドに対する熱量というブランドの強みを、コミュニケーションを通してさらに拡大していきたい。

WWD:25年に注力することは?

西田:25年、「SK-II」はブランド誕生45周年を迎える。ピテラTMにこだわり抜くところがブランドの強みなので、基幹製品である化粧水“フェイシャル トリートメント エッセンス”(75mL、1万2650円/160mL、2万3100円/230mL、2万9150円)や新製品を通して、ピテラTMの魅力をより広めていきたい。“フェイシャル トリートメント エッセンス”は3月に桜柄のデザインボトルを限定発売する予定で、新規客の獲得を狙っている。同時に、「『SK-II』と理想の素肌を目指そう」というコミュニケーションを行う。

WWD:予定している新製品は?

西田:4月20日にブランドNo.1※2美白※3美容液シリーズ“ジェノプティクス”からCCプライマーとUVクリームを発売する。ピテラTMやナイアシンアミドなどが日中のスキンケアをサポートし、輝く肌印象と心地よさを長時間保つ。上述の通り、プレステージスキンケア市場はまだまだ拡大できる。「SK-II」の製品をより多くのお客さまに試していただくため、価格を1万円以下に設定した。エントリー製品としても貢献するはずだ。

※1 特別な酵母の株を独自のプロセスで発酵させ生み出した、「SK-II」独自の天然由来成分(ガラクトミセス培養液、整肌保湿成分)
※2 2022年第1四半期〜24年第3四半期における「SK-II」ブライトニング製品群の売り上げデータに基づく
※3 メラニンの生成を抑えて、シミ、そばかすを防ぐこと

実現の可能性はゼロじゃない私の夢

『日本発の人材を世界に羽ばたかせる』

2025年に45歳を迎えるが、人の夢を助けることにパッションが燃える年齢になったと感じている。日本発のブランド「SK-II」のみならず、今後は日本発の人材をより多く世界へ羽ばたかせることがライフミッションだ。

COMPANY DATA
エスケーツー

日本酒の酒造で働く杜氏の手肌の美しさにヒントを得て1980年、特別な酵母の発酵がもたらす唯一無二の成分「ピテラTM」を配合したスキンケア製品“フェイシャル トリートメント エッセンス”が誕生。91年にマックスファクター傘下からプロクター・アンド・ギャンブル傘下に移った。プロクター・アンド・ギャンブルは「SK-II」製品の海外販売を開始し、2016年8月に社名をP&Gプレステージ合同会社に変更した


問い合わせ先
SK-II
0120-021325

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【SK-II 西田文彦事業代表】若年層にもアプローチ プレステージスキンケアに勝機

PROFILE: 西田文彦/P&Gプレステージ「SK-II」事業代表

西田文彦/P&Gプレステージ「SK-II」事業代表
PROFILE: (にしだ・ふみひこ)「日本発のイノベーションを世界に羽ばたかせるビジネスリーダーになりたい」という信念の下で、国内医療機器メーカーの海外営業を経て2011年にP&Gに入社。一貫して「SK-II」事業に携わり、シンガポール、日本、香港、台湾でのブランドマネジメントを経験。日本の「SK-II」営業組織を統括した後、22年1月から現職 PHOTO : KAZUSHI TOYOTA

SK-II」が多方面で進化している。最高峰エイジングケアシリーズ“LXP 金継ぎ”の発売では、富裕層を含む新規客を取り込むことに成功。若年層にアプローチする施策にも注力し、プレステージスキンケア市場のさらなる拡大を図る。

プレステージスキンケア市場の可能性に挑戦

WWD:2024年をどのように振り返る?

西田文彦「SK-II」事業代表(以下、西田):コロナ禍明けの2年間を経て国内客の勢いは落ち着いてきたが、訪日客の増加が全体の売り上げを押し上げた。9月に発売した最高峰エイジングケアシリーズ“LXP 金継ぎ”(全4品、5万1700〜7万1500円)で新たなマーケットを開拓したほか、俳優の永野芽郁さんをグローバルアンバサダーに起用したことで若年層にもアプローチできた。

WWD:“LXP 金継ぎ”シリーズの反響は?

西田:製品力と、「重ねる時を味方につけ、新たな美しさへと導く」というコンセプトが共感を呼んだ。スーパープレステージは海外ブランドの存在感が大きいが、クラフツマンシップにこだわり抜いてきた日本発ブランドの「SK-II」だからこその打ち出し方を考え抜いた。そこで出合ったのが陶磁器の伝統的な修復技法「金継ぎ」だ。金継ぎは欠けたり割れたりした器を修復し、新たな美しさや価値を見いだす技術。開発では肌の停滞を打破する鍵として肌の結合力に着目し、金継ぎはコンセプトに終わらないサイエンスにつながった。新規客と既存客どちらのエンゲージメントも高く、中国をはじめとした訪日客の売り上げも伸びている。時計・宝飾やファッションに比べると化粧品にはお金をかけていなかった富裕層からも注目された。

WWD:外商の取り組みは?

西田:美容部員の中で特化したチームを作り、百貨店の外商とともに肌のお手入れ会を行うなど、イベントを通してリーチしている。また外商のデジタル媒体などのタッチポイントも活用し、ソーシャルコンテンツを提供している。百貨店で化粧品を購入していなかった新規客を取り込むことで、取引先のカテゴリー成長にも貢献している。

WWD:プレステージスキンケア市場における戦略は?

西田:プレステージスキンケア市場の成長は、コロナ禍明けの2年間と比べると鈍化している。また同市場の日本国内での浸透率はわずか7%で、諸外国と比べてギャップは大きい。7%の中でシェアを奪い合うのではなく、可能性を切り開くようなイノベーションやコミュニケーション、店頭体験が重要になると考えている。24年3月に限定発売した「メゾン キツネ(MAISON KITSUNE)」とのコラボレーション第2弾では、ファッションには興味を持っているがプレステージスキンケアを買ったことがなかった層にもアプローチできた。

WWD:「ワイズ(Y'S)」とのコラボレーションにより美容部員のユニホームを刷新するなど、多方面での進化に意欲的だ。

西田:コロナ禍は訪日客の売り上げが低迷し、コロナ禍明けは原点であるピテラTM※1に回帰した。ピテラTMの魅力を最大限に引き出せるイノベーション開発に取り組み、“LXP 金継ぎ”シリーズが誕生した。美容部員の改称やユニホームの刷新、永野芽郁さんの起用含め、ピンチのときこそ新たな可能性に挑戦することを意識している。

WWD:“ピテラTM信者”という呼称があるほど、長年の愛用者が多い。

西田:「SK-II」はもともと広告を打っておらず、口コミで広がったブランドだ。2年以上使用している顧客の維持率が高く、製品力とカウンセリング、CRMが肝となっている。長年愛用してくださっているお客さまのコミュニケーションをより活発にすべく、SNS上でコミュニティー化を図っている。11月に開設した日本公式インスタグラム(@skii.jpn)では、一番の“ピテラTM信者”でもある美容部員のコンテンツ配信や、永野芽郁さんのライブ配信などを実施し、双方向のコミュニケーションを促進している。ピテラTMと、愛用者のブランドに対する熱量というブランドの強みを、コミュニケーションを通してさらに拡大していきたい。

WWD:25年に注力することは?

西田:25年、「SK-II」はブランド誕生45周年を迎える。ピテラTMにこだわり抜くところがブランドの強みなので、基幹製品である化粧水“フェイシャル トリートメント エッセンス”(75mL、1万2650円/160mL、2万3100円/230mL、2万9150円)や新製品を通して、ピテラTMの魅力をより広めていきたい。“フェイシャル トリートメント エッセンス”は3月に桜柄のデザインボトルを限定発売する予定で、新規客の獲得を狙っている。同時に、「『SK-II』と理想の素肌を目指そう」というコミュニケーションを行う。

WWD:予定している新製品は?

西田:4月20日にブランドNo.1※2美白※3美容液シリーズ“ジェノプティクス”からCCプライマーとUVクリームを発売する。ピテラTMやナイアシンアミドなどが日中のスキンケアをサポートし、輝く肌印象と心地よさを長時間保つ。上述の通り、プレステージスキンケア市場はまだまだ拡大できる。「SK-II」の製品をより多くのお客さまに試していただくため、価格を1万円以下に設定した。エントリー製品としても貢献するはずだ。

※1 特別な酵母の株を独自のプロセスで発酵させ生み出した、「SK-II」独自の天然由来成分(ガラクトミセス培養液、整肌保湿成分)
※2 2022年第1四半期〜24年第3四半期における「SK-II」ブライトニング製品群の売り上げデータに基づく
※3 メラニンの生成を抑えて、シミ、そばかすを防ぐこと

実現の可能性はゼロじゃない私の夢

『日本発の人材を世界に羽ばたかせる』

2025年に45歳を迎えるが、人の夢を助けることにパッションが燃える年齢になったと感じている。日本発のブランド「SK-II」のみならず、今後は日本発の人材をより多く世界へ羽ばたかせることがライフミッションだ。

COMPANY DATA
エスケーツー

日本酒の酒造で働く杜氏の手肌の美しさにヒントを得て1980年、特別な酵母の発酵がもたらす唯一無二の成分「ピテラTM」を配合したスキンケア製品“フェイシャル トリートメント エッセンス”が誕生。91年にマックスファクター傘下からプロクター・アンド・ギャンブル傘下に移った。プロクター・アンド・ギャンブルは「SK-II」製品の海外販売を開始し、2016年8月に社名をP&Gプレステージ合同会社に変更した


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【バーニーズ ジャパン ペニー・ルオ社長】スペシャリティーストアとして、唯一無二のポジションを確立する

PROFILE: ペニー・ルオ/社長

ペニー・ルオ/社長
PROFILE: テンセント グループでプロデューサーとして番組制作や番組ライセンス事業に携わり、2021年から450年の歴史を誇る英国名門インターナショナルスクールの日本校「ハロウインターナショナルスクール安比ジャパン」のスクールアンバサダーとして開校プロジェクトを主導。さらに岩手ホテルアンドリゾートで、リゾート事業再生を目的とした都市開発事業の責任者を務めた。24年7月にバーニーズ ジャパン社長に就任 PHOTO : YUKIE MIYAZAKI

1923年にバーニー・プレスマンがニューヨーク・マンハッタンの7番街17丁目に創業し、唯一無二のスペシャリティーストア(専門店)として世界的に知られたのが「バーニーズ ニューヨーク(BARNEYS NEW YORK)」(以下、バーニーズ)だ。その精神は、バーニーズ ジャパンに色濃く受け継がれている。ペニー・ルオ(PENNY LUO)社長の下、復活に向けて「スクラップ&ビルド」が進む。

お客さまの潜在的ニーズをさらに深掘りして
ファンを作る

WWD:7月1日に社長に就任した。2024年を振り返ると?

ペニー・ルオ=バーニーズ ジャパン社長(以下、ペニー):チャレンジの年だった。23年からバーニーズに携わっているが、7月に代表に就任し、組織を変え、新しいメンバーも加わった。世間では百貨店やラグジュアリー市場が盛り上がっていたが、バーニーズはその波に乗れなかった。今の時代の波に乗れない理由を分析し、「ビルド」を行う準備段階、「スクラップ」の期間だった。

WWD:具体的にはどんな点が課題なのか?

ペニー:経営の土台となる収益構造の見直しや、新規顧客の獲得、ブランド価値と認知度の向上の必要性など。コロナ禍から販促費の抑制を続けていたので、マーケティングやPRがうまくできていなかった。扱う商品の価格帯も、物価高騰による価格改定で必然的に高くなり、手に取りやすい価格の商品が薄くなっていた。ラグジュアリーなイメージを保ちながら、これから消費力がついてくる方々に向けた商品とブランド、ファッション感度の高い方たちに刺さるような商品や旬のものを戦略的にそろえていく。われわれの顧客の95%が国内に住むお客さまで、インバウンドのお客さまを取り込めていないことも波に乗れなかった要因の1つ。逆に、強い顧客基盤も改めて見えた。いろいろと勉強したので、これからはアクションを大胆に実行していくフェーズに入る。

WWD:11月に銀座店で行った顧客向けクローズドイベントも購買意欲の高い顧客がショッピングを楽しんでいた。
ペニー:銀座本店を皮切りに旗艦5店で特別な体験をロイヤルカスタマーに提供する機会を作り、反応もお買い上げ実績もとても良かった。本当のニーズを知るいい機会になり、売り場のモチベーションアップにもなった。並行して、自社ブランドにも力を入れてきた。若い層に向けて新ロゴを発表し、スエットやトートバッグなどカジュアルで買いやすいアイテムを発売した。2月2日まで神宮前にポップアップストアを出しており、そこでは約300種類から選べる有料ワッペンでカスタマイズも楽しめる。新ロゴもポップアップも社内から出てきたアイデアで、挑戦するのにはいい機会だと考えた。ファッション感度の高い若い層にアプローチでき、バーニーズを知るインバウンド客も来店している。ここで出会ったお客さまにどう旗艦店にも足を運んでもらうかが重要。各旗艦店でもアート系やカルチャー系を含めてポップアップを積極的に開催し、お客さまの潜在的ニーズをさらに深掘りしてファンを作っていくつもりだ。

WWD:改めてバーニーズの強みとは?

ペニー:“バーニーズ”自体がブランドであること。商品知識とバーニーズへの愛にあふれ、お客さまとの深い関係作りや販売力に長けた社員、人というソフトの部分こそ、最大の強みだ。加えて、銀座をはじめ、六本木、横浜、神戸、福岡といった主要なエリアに立派な旗艦店を持っている。スペシャリティーストアとして、買い取りビジネスをこれだけの規模で展開できている企業は少ない。「マジックミックス」という言葉がバーニーズにはあるが、さまざまなブランドとオリジナル商品の組み合わせによるスタイリング提案ができるのも強みだ。

WWD:25年の計画は?

ペニー:まずは収益をきちんと確保するため、ビジネスモデルを見直す。同時にストアとしての魅力を再構築する。高揚感や心動かす仕掛けを作りつつ、ロイヤルカスタマーに対してはより特別感のあるサービスを提供できるスペースを作る。銀座本店から始めて、順次に店舗の改装に着手する。また、メンバーシップ「マイバーニーズ」を事業の新たな柱にする。飲食や旅行の情報提供や車や家の相談など、ライフスタイルコンシェルジュ的な役割を担えるようにしたい。ロイヤルカスタマーに向けたサービスをすることで派生する新規事業もあり得ると考えている。下期にはいろいろなプロジェクトを披露できると思う。

WWD:未来に見据える可能性は?

ペニー:スペシャリティーストアとして唯一無二のポジションの確立にあると思う。バーニーズで受け継がれてきた“TASTE, LUXURY, HUMOR”というステートメントがあり、それを磨き上げ、商品、サービス、環境を通して具現化する事によって必然的にマーケットにおいて差別化できる自信がある。日本の事業基盤を再構築し、アジアマーケットへの進出、ニューヨークへの再出店を社の大きな目標として掲げている。グローバルでも最近メキシコにバーニーズ レジデンスが立ち上がり、ブランドビジネスを拡大している。日本は、スペシャリティーストアとしての独自性を磨きつつ、これからはアジアのデザイナーのインキュベーターとしても機能したい。

実現の可能性はゼロじゃない私の夢

『キリマンジャロに登りたい』

エベレストやK2など、さまざまな山があるが、アマチュアが登れる1番高い山がキリマンジャロ。トレッキングが好きだが、登るのは大変。でも登り切ると全部忘れて、また「登りたい!」となってしまう。ハードな山に登りたいタイプ(笑)。

COMPANY DATA
バーニーズ ジャパン

1923年創業の米国発スペシャリティーストア「バーニーズ ニューヨーク」のライセンシーとして、89年設立。イタリアを中心としたヨーロッパおよびアメリカの紳士服、婦人服、洋品雑貨、フレグランス、ギフト雑貨などを販売及び輸入する。銀座、六本木、横浜、神戸、福岡に旗艦店を構え、アウトレット、期間限定ストアを展開する


問い合わせ先
バーニーズ ジャパン
050-3615-3600

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【デイトナ・インターナショナル 佐々木聡社長執行役員CEO】世界のワクワク・ドキドキを届けるカルチャーメーカーに

PROFILE: 佐々木聡/社長執行役員CEO

佐々木聡/社長執行役員CEO
PROFILE: (ささき・あきら)1965年9月3日生まれ、北海道出身。古着店、アパレルメーカーを経て2021年デイトナ・インターナショナル社長執行役員CEOに着任 PHOTO : YOW TAKAHASHI

 NFTプラットフォームの開発や地方自治体と組んだSDGsプロジェクト、映画の配給・宣伝など、さまざまな“フリーク”(熱狂)を内包しながら、多方面に成長する。次に目指すは世界に向けてワクワク・ドキドキを発信するカルチャーメーカーだ。

多様なコミュニティーに向け
新しい体験価値を提供する

WWD:2024年を振り返ると?

佐々木聡社長執行役員CEO(以下、佐々木):人をワクワク・ドキドキさせるクリエイションを生み出し続けることが私たちの変わらないミッションだ。クリエイションというと、モノが想起されがちだが、店舗での接客などすべての業務も同じ。私たちは全てのサービスの根幹にはクリエイションがあると考える。24年も、大きく変化する環境の中で、柔軟にミッションに取り組んできたことで業績も好調だった。また「バイタミックス」などを取り扱うアントレックスとの業務提携やNFTプロジェクトなど新しい挑戦を通して、お客さまにワクワク・ドキドキを提供する幅が広げられたことは成果だ。

WWD:25年、具体的に注力するポイントは?

佐々木:海外展開および取り扱い商品の拡張をさらに強め、それを通じ新しい体験価値を提供する。私たちが目指すのは、お客さまにクリエイションを通じてワクワク・ドキドキをお届けするカルチャーメーカーになることだ。

WWD:カルチャーメーカーになるために必要なことは?

佐々木:売れた、売れないという数字のファクトばかりを見ていては、お客さまが何にワクワク・ドキドキしているのかが分からなくなってしまうので、大切にしていることは「人を感じる」ということ。「これが売れた」といったモノの話で終わらせず、その奥にどんな人々がいるのか、感動、カルチャー、価値観があるのか、を想像し感じることが大切だ。表層的なファクトばかりを見ていては、気持ちの動線が見えなくなってしまう。次の時代のベクトルを見据えてクリエイションすることがワクワク・ドキドキを作るうえで大切にしていること。

WWD:静岡市との包括連携をはじめ、地方自治体との連携を強めている印象だ。

佐々木:さまざまな取り組みの始まりは、茨城県古河市と組んで、当社の店舗の2階にコワーキングスペースを作ったこと。年間何万人といった来店がある中で、お客さまと買い物以外のコミュニケーションが取れるいいコミュニティーになった。静岡では、廃棄される地域の鰹の未利用部位を使ったパスタソースを開発したことを皮切りに始まった。取り組みを進めていくと、今度はわさびの生産者から若者のわさび離れをどうにかしてほしいという依頼があり、その解決のためのアクションなどを行っている。そのほかにも、長野県の耕作放棄地の再生など、デイトナと組むと地域の課題を魅力に変えられるという評価をいただいている。さまざまな取り組みがきっかけとなり、北九州市の小倉城で開催したイベントも、地元コミュニティーの方々からとても喜ばれた。一方で、ローソンと協業し「フリークス ストア」がコンビニアパレル商品を企画するといった取り組みもしている。こうしたさまざまなプロジェクトが、もしかしたらどこかでつながり発展する可能性もある。今はマーケットが「東名阪」と「ローカル」で語られる時代ではなく、どちらの魅力も等価値だ。そんな私たちが感じる各地の魅力を、できるだけ多くの人とシェアしたいし、まだ知られていない新たな魅力の発見にも貢献していきたい。

WWD:地域の課題解決に取り組むメリットをあらためて教えてほしい。

佐々木:私たちが大切にしていることは、「多様な価値観を尊重し繋がる」こと。私たちは、多様な「かっこいい」があり、つながるからこそケミストリーが生まれ、新しいビジネス=ワクワク・ドキドキを生み出すと信じている。地域コミュニティーでの取り組みにおけるメリットは、私たちが多様性を感じ、共創ができる点だろう。自分たちが多様性に対してオープンマインドで接していくことを通じ、自然と次のワクワク・ドキドキとの出合いが生まれることを学んだ。課題がテーマという入り口からさまざな制限がある中でソリューションを生み出すことに意義があり、私たちのクリエイティビティーも成長しコミュニティーが生まれている。

WWD:デイトナ・インターナショナルが感じる未来の可能性とは?

佐々木:コミュニティー(場)・人(クリエイション)・AIの掛け合わせに可能性を感じる。人とAIが生み出していくイノベーションが社会(コミュニティー)の構造を大きく変えていくと感じている。そして人のクリエイションがさらに新しいワクワク・ドキドキを紡いでいく。私たちは先進的なAI企業パークシャ・テクノロジーやサピートとの取り組みなどを通じ、さまざまな領域にAIの導入を進めていく。社員がクリエイティブな業務に使える時間を増やしていった結果、どんな新しいクリエイションが生まれてくるのだろうということに私が大きなワクワク・ドキドキを感じている。

実現の可能性はゼロじゃない私の夢

『朝限定ヴァイスヴルスト店を日本で』

ドイツの伝統的なソーセージ、ヴァイスヴルストが好物。現地では出来たてのヴァイスヴルストを朝食に供する。日本の豆腐のように出来たてだけが美味しいこのソーセージの朝限定営業店を作る、または買えるお店ができてほしい。

COMPANY DATA
デイトナ・インターナショナル

1986年茨城県古河市に「フリークス ストア」1号店をオープン。90年デイトナ・インターナショナル設立。96年に渋谷店をオープンし全国へ展開。協業規格住宅「フリークスハウス」、コワーキングスペース「アンドフリーク」、再エネ電カプロジェクト「フリークス電気」、映像事業「フリークスムービー」など幅広く手がける。2024年には、NFTプロジェクト「NFTフリーク」を始動。グループ企業に「イノベーションスタジオ」や「スモーキーサンデー」など。従業員数は811人


問い合わせ先
デイトナ・インターナショナル
03-5770-8798

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【ユナイテッドアローズ 松崎善則社長】新しい価値創造に挑戦し、多面化・多層化を加速する

PROFILE: 松崎善則/社長執行役員CEO

松崎善則/社長執行役員CEO
PROFILE: (まつざき・よしのり)1974年2月22日生まれ。98年4月にユナイテッドアローズに入社。ユナイテッドアローズ渋谷店からキャリアをスタートし、店長職やBY本部長などを経て、2018年4月に上席執行役員に昇格し、同年6月に取締役常務執行役員に着任。20年11月に取締役副社長執行役員に就任。21年4月から現職 PHOTO : KAZUO YOSHIDA

コンサバティブだけでは語れないのが、今のユナイテッドアローズだ。「お客さまの明日を創り、生活文化のスタンダードを創造し続ける」理念に沿って、多面的な可能性の広がりを模索する。

挑戦する社風が生まれた24年
若手社員も活躍

WWD:2025年はどんな1年を目指す?

松崎善則社長執行役員CEO(以下、松崎):新しい価値創造を加速する。ひとつは海外展開の本格化だ。1月には中国・上海の中心部に直営店を初出店する。「ユナイテッドアローズ」の屋号で複数のレーベルを集結する。24年は現地にもよく足を運んだ。一時のバブル景気は終了したものの、5年前、10年前と比べるとだいぶ成熟したマーケットになった印象だ。「ロク」や「エイチ ビューティー&ユース」「ロエフ」などと親和性の高いファッション感度の高い層も多くいる。期待値は高い。もうひとつは日本のよさを再構築する新規事業に挑戦したい。まだ詳しくは言えないが、日本が今日まで大事にしてきたモノ作りや美意識を洋服以外の形で伝え、磨く取り組みを予定している。日本の美意識は、私たちのアイデンティティーとも重なる。今後ユナイテッドアローズを多面化・多層化していく上で、一つのキーワードになる。

WWD:24年は「チャレンジングな1年」を掲げ、さまざまな新規事業を始動した。

松崎:挑戦する社風が醸成されてきた。自発的に新しいスキルを学ぼうとする成長意欲の高い社員も増えた。ただ理想のポートフォリオに向けては、まだ1合目。25年もさまざまなチャレンジを計画しているところだ。

WWD:若手社員の活躍も目立ってきた。

松崎:20代社員をディレクターに起用した「アティセッション」は象徴的だが、そのほかにも「ビューティー&ユース」メンズで若手社員の視点で商品企画やバイイングをしてもらうなど、各ブランドで若手軸の取り組みが増えている。引き続き、次世代社員の活躍にも力を入れる。

WWD:25年3月期の連結営業利益は77億円を見込む。期中に予想を上方修正した。

松崎:24年も気候変動と円安の影響がビジネスを左右する2大要因だったが、いずれについてもうまく対応できた。主力事業は軒並み成長している。長い夏を見越したMDや気温に左右されずファッションへの好奇心を喚起する商品企画が功を奏した。円安や原料高を踏まえた値上げも、きちんと商品の質の改善を伴うことでお客さまにご理解いただけた。今後もシーズンレス対応ができるファッション性の高い商品を拡充する方針だ。これまでオリジナル商品は、インポート商品に比べて利幅が大きいことが優位点だった。しかし、その認識を変えて円安の状況下ならではの戦い方が確立できた。

WWD:新しい立地での挑戦となった麻布台ヒルズ店(UAウィメンズ)の手応えは?

松崎:非常に好調だ。虎ノ門エリアを含め近隣の住人やビジネスパーソンが、少し華やかな日常着を求めに立ち寄る。映画館や美術館などの娯楽施設のある六本木ヒルズとはまた違う買い方が目立つ。当初描いていたような理想的な形になっている。

WWD:24年は茨城県境町と包括協定を締結したことも話題になった。

松崎:日本の人口が減っていく中で、私たちのセンスを活用して何か地方の町に活力を与えるお手伝いができればと考えた次第だ。私たちとしても、普段出店しないような場所に新しい形でユナイテッドアローズに触れていただける機会を作れるのはありがたい。これを機に、各地に取り組みを広げられたらと思っている。

WWD:中期経営計画の主要戦略に掲げる「OMOの推進」ではどんな成果が生まれている?

松崎:24年10月に自社ECサイトの公式アプリのリニューアルを行った。各ユーザーのニーズに沿ったインターフェースの設計の過程にある。当社で買い物してくださるお客さまのうち、会員登録のある方の割合は5割以上に伸びてきた。お客さまの情報があれば、こちらも適切なサービスを届けられる。結果的に高いリピート率も見込める。会員向けプログラムも充実させたことで、年間500万円以上購入される上位顧客数も増えている。

WWD:サステナビリティ活動「サローズ」の進捗は?

松崎:複数の素材メーカーと環境負荷の低い商品開発に力を入れている。「サローズ」と銘打って発信したことで、社内でも環境負荷を下げようというマインドが浸透してきた。次はそれをお客さまに伝えるためにどうコミュニケーション取るか。店頭では、従来品よりも環境負荷の低い商品には下げ札を付けて販売するなどして試みている。

WWD:ユナイテッドアローズが見据える未来の可能性を教えてほしい。

松崎:ユナイテッドアローズがあらゆる形でお客さまの生活に携わらせていただくのが理想だ。ワードローブに1着、洗面所に化粧品が1個、もしくは私たちがリノベーションした住居に住んでいただくなど。お客さまに触れてもらえる可能性はまだまだある。そのためにユナイテッドアローズの多面化・多層化を進めていく。

実現の可能性はゼロじゃない私の夢

『世界一周旅行』

時間をかけて、地球のすばらしさを体感するために世界一周旅行をしてみたい。ファッション都市以外にも、訪問したことがない国々で、土地それぞれの風土や暮らしを体感したり、世界遺産を巡ったり、趣味のゴルフもスコットランドなどでしてみたい。

COMPANY DATA
ユナイテッドアローズ

1989年10月設立。90年7月、原宿にセレクトショップ「ユナイテッドアローズ」1号店を開く。東証プライム市場に上場。主力事業は「ユナイテッドアローズ」「ビューティー&ユース」「グリーンレーベル リラクシング」。主なグループ会社にコーエンなど。24年3月期の連結業績は、売上高1342億円、純利益48億円だった。従業員数は3646人


問い合わせ先
ユナイテッドアローズ
03-5785-6325

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「サンカット」がバレーボール選手の髙橋藍をアンバサダーに起用 新CMを公開

コーセーコスメポートの日焼け止めブランド「サンカット(SUNCUT)」は、バレーボールの髙橋藍選手をグローバルアンバサダーに起用した。また、髙橋選手をはじめ、豪華アスリートらが登場する新WEB CM“サンカット スポーツ・オールジェネレーション”篇と“サンカット スポーツ・オールジェンダー”篇をユーチューブで公開した。

髙橋選手はインタビューで「いつもと変わらず、“唯一無二の選手になる”ことと、今回のようにウェブCMにも出演さていただいて“バレーボールをさらに広めて夢のあるスポーツにする”ことを目指しています。昨年からサントリーサンバーズ大阪でプレーしているので、今年は特に子どもたちと触れ合う機会を作って、笑顔を見ることができたら嬉しいですね」と語っている。

「サンカット」シリーズ

“パーフェクトUV ジェル” [SPF50+・PA++++ UV耐水性★★](80g)は、みずみずしく軽い使い心地で肌に密着し、日やけによるシミ・そばかす・乾燥ダメージを防ぐ。海水で膜が強くなる成分を配合し、海に流れにくい処方を採用した。

“パーフェクトUV スプレー”[SPF50+・PA++++ UV耐水性★★](60g)は、スプレータイプで肌にしっかり密着し、花粉やちり、ほこり、PM2.5などの環境ストレスからも肌を守る。こちらも海の環境に配慮した処方を採用している。

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「マリークヮント」がデイジー柄の限定チークパレットを発売 ピンク系やオレンジ系など全3種

「マリークヮント(MARY QUANT)」は4月2日、ブランドのアイコンであるデイジーをかたどった6色チークパレット“チアリー カラーズ フォー チークス”(全3種、各6050円)を数量限定で発売する。ブランド誕生70周年を記念して、パレットの天面にデイジーが咲き乱れるデザインを採用した。

“チアリー カラーズ フォー チークス”は、美しい血色感と立体感をかなえるチークパレット。マットやパールなどのさまざまな質感のチーク5色とハイライト1色で構成しており、混ぜ方を変えることで何通りものバリエーションが楽しめる。

カラーは愛らしく華やかな血色感を与える“スウィート フラワー”、明るく生き生きとした印象を与える“ラディアント フラワー”、ピュアな透明感を宿す“ピュア フラワー”の3種を用意した。

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「マリークヮント」がデイジー柄の限定チークパレットを発売 ピンク系やオレンジ系など全3種

「マリークヮント(MARY QUANT)」は4月2日、ブランドのアイコンであるデイジーをかたどった6色チークパレット“チアリー カラーズ フォー チークス”(全3種、各6050円)を数量限定で発売する。ブランド誕生70周年を記念して、パレットの天面にデイジーが咲き乱れるデザインを採用した。

“チアリー カラーズ フォー チークス”は、美しい血色感と立体感をかなえるチークパレット。マットやパールなどのさまざまな質感のチーク5色とハイライト1色で構成しており、混ぜ方を変えることで何通りものバリエーションが楽しめる。

カラーは愛らしく華やかな血色感を与える“スウィート フラワー”、明るく生き生きとした印象を与える“ラディアント フラワー”、ピュアな透明感を宿す“ピュア フラワー”の3種を用意した。

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ファミリーマートが韓国コスメ「ヒンス」の姉妹ブランドを発売 全23アイテムは後日公開

ファミリーマートが韓国コスメ「ヒンス(HINCE)」の姉妹ブランド「ハナバイヒンス(HANA BY HINCE)」の取り扱いをスタートする。3月14日から全国のファミリーマートで全23品を発売。商品ラインアップや価格等は後日発表する。

「ハナバイヒンス」は日本語の「花(ハナ)」と、韓国語の「ハナ(ひとつ)」の2つの意味を持ち、「自分だけが持つ固有の美しさを花のように咲かす」という意味が込められている。「ヒンス」の製品クオリティーはそのままに、独得な洗練されたムードを若年層に向けて再解釈。コンビニエンスストアという利便性の高い販売チャネルで、トレンド感のあるアイテムを求めやすい価格で提供する。

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ファミリーマートが韓国コスメ「ヒンス」の姉妹ブランドを発売 全23アイテムは後日公開

ファミリーマートが韓国コスメ「ヒンス(HINCE)」の姉妹ブランド「ハナバイヒンス(HANA BY HINCE)」の取り扱いをスタートする。3月14日から全国のファミリーマートで全23品を発売。商品ラインアップや価格等は後日発表する。

「ハナバイヒンス」は日本語の「花(ハナ)」と、韓国語の「ハナ(ひとつ)」の2つの意味を持ち、「自分だけが持つ固有の美しさを花のように咲かす」という意味が込められている。「ヒンス」の製品クオリティーはそのままに、独得な洗練されたムードを若年層に向けて再解釈。コンビニエンスストアという利便性の高い販売チャネルで、トレンド感のあるアイテムを求めやすい価格で提供する。

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「ル ラボ」のクラシックコレクションに新作“ユーカリプタス20”が登場

ニューヨーク発のフレグランスブランド「ル ラボ(LE LABO)」は2月3日、クラシックコレクションの新作“ユーカリプタス20 オード パルファム”(15mL、1万3860円/50mL、3万800円/100mL、4万4000円)を発売する。

ユーカリとシターウッドのフレッシュさ

ユーカリとシターウッドのフレッシュさとレザーのような温かさを持つラブダナムが調和し、ムスクノートとフランキンセンスの奥深さが香る新作は、広大な赤砂の大地に立つ、オアシスのようなユーカリの木をイメージした。性別を問わない香りで、ラボ併設店では手作業でフレッシュブレンディングを楽しめるほか、50mLと100mLのリフィル対応、ラベ ルに名前や好きなメッセージを入れるパーソナライズサービスも提供する。

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「ル ラボ」のクラシックコレクションに新作“ユーカリプタス20”が登場

ニューヨーク発のフレグランスブランド「ル ラボ(LE LABO)」は2月3日、クラシックコレクションの新作“ユーカリプタス20 オード パルファム”(15mL、1万3860円/50mL、3万800円/100mL、4万4000円)を発売する。

ユーカリとシターウッドのフレッシュさ

ユーカリとシターウッドのフレッシュさとレザーのような温かさを持つラブダナムが調和し、ムスクノートとフランキンセンスの奥深さが香る新作は、広大な赤砂の大地に立つ、オアシスのようなユーカリの木をイメージした。性別を問わない香りで、ラボ併設店では手作業でフレッシュブレンディングを楽しめるほか、50mLと100mLのリフィル対応、ラベ ルに名前や好きなメッセージを入れるパーソナライズサービスも提供する。

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「ディオール」「ヴァレンティノ ビューティ」の香水や「プラダ ビューティ」「ランコム」の新リップなど 今週発売のビューティアイテム14選【2/3〜2/9】

ビューティアイテムの発売情報を「WWDJAPAN」的視点でピックアップ!今回は2月3〜9日に発売するアイテムを紹介します。寒い日々が続きますが、ビューティの世界は春真っ盛り!今週もバレンタインや春コレクションが続々と登場します。「ディオール(DIOR)」は香水とクチュールの対話から生まれたフレグランスコレクション“メゾン クリスチャン ディオール”を“ラ コレクシオン プリヴェ”としてリニューアルするほか、「ヴァレンティノ ビューティ(VALENTINO BEAUTY)」は、新作フレグランスコレクション“ヴァレンティノ アナトミー オブ ドリームス”を発売。フレグランスから春を感じてみて。メイクアップアイテムはブラウンをテーマにした「プラダ ビューティ(PRADA BEAUTY)」のリップコレクション、「ランコム(LANCOME)」のアイコンリップ“ラプソリュ ルージュ ドラママット”のバレンタイン限定品に注目です。

【2月3日発売】
江原道
(KOH GEN DO)

ホリデー限定色が定番化 大人オレンジ色のリップ&チーク 

「江原道(KOH GEN DO)」は、ホリデーコレクション2024で登場した“スティックルージュ グロッシー カラーバーム”の限定色“タンジェリンオレンジ”と、“ミネラル ルース チーク”の限定色“クールアプリコット”を定番商品として発売する。さらに、“リキッドルージュ ラスティング カラーバーム“からは新色“タンジェリンオレンジ”が登場する。

■商品詳細

“スティックルージュ グロッシー カラーバーム タンジェリンオレンジ”(3300円)
“ミネラル ルース チーク クールアプリコット”(3850円)
“リキッドルージュ ラスティング カラーバーム タンジェリンオレンジ”(2970円)

【2月3日発売】
モノーク
(MONOQU)

サロン専売のスタイリングブランド「モノーク」誕生 “洗い落としやすさ”に着目 

化粧品製造販売を行う三口産業は、サロン専売ブランド「ミアンビューティー(MIAN BEAUTY)」から新ヘアスタイリング剤ブランド「モノーク(MONOQU)」を発売する。アイテムはオイル、バーム、オイルジェリーの3種で、今後ラインアップを拡充する予定だ。香りは、複雑で奥行きのあるビターシトラスウッディーで用意する。

■商品詳細

オイル(60mL、3740円)
バーム(45g、3740円)
オイルジェリー(80g、3300円)

【2月3日発売】
草花木果

主軸の“毛穴・ハリケアライン”をリニューアル 毛穴を支える基底膜に着目

キナリの「草花木果」は、主軸の“毛穴・ハリケアライン”をリニューアルする。処方、ロゴ、パッケージデザインを刷新。今回は毛穴の構造を支える基底膜に着目し、紫外線によってダメージを受けた基底膜が毛穴の構造を弱体化させ、毛穴目立ちに影響を与えている点にアプローチする処方を採用した。

■商品詳細

“メイク落としオイルN”(180mL、2090円)
“ホイップフォーム”(90g、1980円)
“エッセンスローション”(155mL、2970円/レフィルは155mL、2640円)
“マスクジェルC”(90g、3850円)
“エンリッチクリームEX”(50g、4620円

【2月5日発売】
ヴァレンティノ ビューティ
(VALENTINO BEAUTY)

“ローマ宮殿の夢”に着想を得た7つ香水コレクション

「ヴァレンティノ ビューティ(VALENTINO BEAUTY)」は、新作フレグランスコレクション“ヴァレンティノ アナトミー オブ ドリームス”を発売する。ローマ宮殿にあるプライベートシアター、バロック様式のバンケットルーム、美しい庭園、秘密の階段、フィッティングサロン、屋上、隠し部屋の7つの場所に着想した香りをラインアップする。

■商品詳細

“ヴァレンティノ アナトミー オブ ドリームス”(全7種類、各30mL、各2万2000円/各100mL、各5万7600円)

【2月5日発売】
プラダ ビューティ
(PRADA BEAUTY)

ブランドの象徴“ブラウン”に着想したリップコレクション 

「プラダ ビューティ(PRADA BEAUTY)」は、「プラダ(PRADA)」の象徴的なカラーの1つ“ブラウン”をテーマにしたリップコレクション“モノクローム ブラウン シリーズ”を発売する。チークとしても使える調整しやすい発色と柔らかいカラー、上品な輝きが魅力で、カラーは厳選したヌードブラウンの人気のカラー2色と新色1色をラインアップする。

■商品詳細

“モノクローム ブラウン シリーズ”(全3色、うち新1色)

【2月5日発売】
ロクシタン
(L'OCCITANE)

“チェリーブロッサム”シリーズから限定アイテム 

「ロクシタン(L'OCCITANE)」は、桜の香りの“チェリーブロッサム”シリーズからボディーケアアイテムを数量限定で発売する。ラディアント効果(肌に艶を与えること)で肌を輝かせるハンドクリームとボディーローションのほか、ボディージェル、モイスチャーミスト、ネイルオイルの全5アイテムを展開する。

■商品詳細

“チェリーブロッサム ラディアントボディローション”(250mL、5170円)
“チェリーブロッサム ラディアントハンドクリーム”(50mL、3300円)
“チェリーブロッサム ボディジェル”(150mL、4730円)
“チェリーブロッサム モイスチャーミスト”(30mL、3410円)
“チェリーブロッサム ネイルオイル”(7.5mL、2860円)

【2月6日発売】
ミルフィー
(MILLEFEE)

猫アイパレットシリーズに子猫色の新3色

コスメブランド「ミルフィー(MILLEFEE)」は、昨年5月にデビューしたアイシャドウパレット“マイキティアイパレット”から、サイベリアン、スコテッシュフォールド、アメリカンショートヘアの子猫にインスパイアされた新色3種を発売する。

■商品詳細

“マイキティアイパレット”(新色3色、各1760円)

【2月7日発売】
ランコム
(LANCOME)

マットリップからバレンタイン限定デザインとカラーが登場 

「ランコム(LANCOME)」は、アイコンリップ“ラプソリュ ルージュ ドラママット”からバレンタイン限定デザインとカラーを全国で数量限定発売する。今年のバレンタインは、“愛のメロディー”を表現し、限定2色と既存1色の全3色を洗練されたベルベットのパッケージに、メロディーをイメージしたゴールドのラインを施したデザインで用意する。

■商品詳細

“ラプソリュ ルージュ ドラママット”(全3色、うち限定2色、各6600円)

【2月7日発売】
ディオール
(DIOR)

フレグランス“メゾン クリスチャン ディオール”を“ラ コレクシオン プリヴェ”としてリニューアル

「ディオール(DIOR)」は、香水とクチュールの対話から生まれたフレグランスコレクション“メゾン クリスチャン ディオール”を“ラ コレクシオン プリヴェ”としてリニューアル発売する。また、ベストセラーのフレグランスのミニサイズを詰め込んだ“パフューマーズ セット”や新作の香り“ボア タリスマン オードゥ パルファン”も発売する。

■商品詳細

“ラ コレクシオン プリヴェ”(全22種、各50mL、各2万5300円/各100mL、各4万5100円/各200mL、各6万3140円)
“パフューマーズ セット”(10mL×8種、5万2360円)
“ボア タリスマン オードゥ パルファン”(50mL、2万5300円/100mL、4万5100円/200mL、6万3140円)

【2月7日発売】
リンメル
(RIMMEL)

1本3役で“水光フィルター肌”へ 

「リンメル(RIMMEL)」は、リキッドハイライターの“ザ マルチタスカー ベターザン フィルター”を発売する。繊細パール、潤い成分配合により長時間密着し、フィルターをかけたような艶肌へ導く。動物由来成分不使用かつ動物実験を行わないヴィーガン処方で、ハイライターのほか、化粧下地、ファンデーションの艶足しとしても使用できる。

■商品詳細

“ザ マルチタスカー ベターザン フィルター”(全3色、各30mL、各2090円)

【2月7日発売】
クラランス
(CLARINS)

咲き誇る春の花に着想した限定コレクション

「クラランス(CLARINS)」は、スプリングコレクション“フェアリー ブロッサム”を発売する。ラインアップは、フィニッシングミスト、リップオイル、リップバーム、ハンドクリームの全4アイテム。妖精が煌めきの魔法を満開の桜の花々に振りまくような幻想的な世界観のパッケージと、桜が華やかに舞うような“スプリングブロッサム”の香りで用意した。

■商品詳細

“フィックス メイクアップ NFB”(50mL、5060円)
“リップコンフォートオイル 26 サクラフェアリー”(3960円)
“リップ オイル バーム 07 ペタルヌード”(3960円)
“ハンド/ネイル トリートメントクリーム FB”(30mL、1540円)

【2月7日発売】
ローラ メルシエ
(LAURA MERCIER)

人気のコンシーラーとプライマーの新作

「ローラ メルシエ(LAURA MERCIER)」は、美容成分を約90%配合したスキンケアコンシーラーと“リアル フローレス ウェイトレス パーフェクティング コンシーラー”から新2色と、ソフトフォーカスで毛穴を目立ちにくくぼかし、肌の潤いを保ちながらテカリレスな肌表面に仕上げる“ピュア キャンバス プライマー ブラーリング”を発売する。

■商品詳細

“リアル フローレス ウェイトレス パーフェクティング コンシーラー”(新2色、各5.4mL、各4730円)
“ピュア キャンバス プライマー ブラーリング”(30mL/15mL、5610円/2970円)

【2月8日発売】
キュレル
(CUREL)

ファンデ負担から肌を守るUV化粧下地

「キュレル(CUREL)」は、ファンデーションの負担から肌を守りつつ美肌に仕上げるUV化粧下地“潤浸保湿 ファンデ負担防止ベース”[SPF41・PA+++]を発売する。独自開発の「スキンプロテクト膜」が、下地とファンデーションが混ざりにくい均一な塗膜を肌の上に形成する。みずみずしいテクスチャーが肌に密着し、ごわつきや負担感を軽減する。

■商品詳細

“潤浸保湿 ファンデ負担防止ベース”[SPF41・PA+++](30g、2750円※編集部調べ)

【2月8日発売】
ニベア
(NIVEA)

“ディーププロテクト&ケア”シリーズを初改良 ミルクUVミストも

「ニベア(NIVEA)」は、定番の“ニベアUV ディーププロテクト&ケア”シリーズを初めて大型改良する。ジェル、エッセンス、トーンアップエッセンスの3品と、新たにミストタイプの日焼け止めミルク“ニベアUV ディーププロテクト&ケア ミルクミスト”を発売する。

■商品詳細

ジェル、エッセンス、トーンアップエッセンス(各1078円※編集部調べ)
“ニベアUV ディーププロテクト&ケア ミルクミスト”(60mL、1188円※編集部調べ)

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「ディオール」「ヴァレンティノ ビューティ」の香水や「プラダ ビューティ」「ランコム」の新リップなど 今週発売のビューティアイテム14選【2/3〜2/9】

ビューティアイテムの発売情報を「WWDJAPAN」的視点でピックアップ!今回は2月3〜9日に発売するアイテムを紹介します。寒い日々が続きますが、ビューティの世界は春真っ盛り!今週もバレンタインや春コレクションが続々と登場します。「ディオール(DIOR)」は香水とクチュールの対話から生まれたフレグランスコレクション“メゾン クリスチャン ディオール”を“ラ コレクシオン プリヴェ”としてリニューアルするほか、「ヴァレンティノ ビューティ(VALENTINO BEAUTY)」は、新作フレグランスコレクション“ヴァレンティノ アナトミー オブ ドリームス”を発売。フレグランスから春を感じてみて。メイクアップアイテムはブラウンをテーマにした「プラダ ビューティ(PRADA BEAUTY)」のリップコレクション、「ランコム(LANCOME)」のアイコンリップ“ラプソリュ ルージュ ドラママット”のバレンタイン限定品に注目です。

【2月3日発売】
江原道
(KOH GEN DO)

ホリデー限定色が定番化 大人オレンジ色のリップ&チーク 

「江原道(KOH GEN DO)」は、ホリデーコレクション2024で登場した“スティックルージュ グロッシー カラーバーム”の限定色“タンジェリンオレンジ”と、“ミネラル ルース チーク”の限定色“クールアプリコット”を定番商品として発売する。さらに、“リキッドルージュ ラスティング カラーバーム“からは新色“タンジェリンオレンジ”が登場する。

■商品詳細

“スティックルージュ グロッシー カラーバーム タンジェリンオレンジ”(3300円)
“ミネラル ルース チーク クールアプリコット”(3850円)
“リキッドルージュ ラスティング カラーバーム タンジェリンオレンジ”(2970円)

【2月3日発売】
モノーク
(MONOQU)

サロン専売のスタイリングブランド「モノーク」誕生 “洗い落としやすさ”に着目 

化粧品製造販売を行う三口産業は、サロン専売ブランド「ミアンビューティー(MIAN BEAUTY)」から新ヘアスタイリング剤ブランド「モノーク(MONOQU)」を発売する。アイテムはオイル、バーム、オイルジェリーの3種で、今後ラインアップを拡充する予定だ。香りは、複雑で奥行きのあるビターシトラスウッディーで用意する。

■商品詳細

オイル(60mL、3740円)
バーム(45g、3740円)
オイルジェリー(80g、3300円)

【2月3日発売】
草花木果

主軸の“毛穴・ハリケアライン”をリニューアル 毛穴を支える基底膜に着目

キナリの「草花木果」は、主軸の“毛穴・ハリケアライン”をリニューアルする。処方、ロゴ、パッケージデザインを刷新。今回は毛穴の構造を支える基底膜に着目し、紫外線によってダメージを受けた基底膜が毛穴の構造を弱体化させ、毛穴目立ちに影響を与えている点にアプローチする処方を採用した。

■商品詳細

“メイク落としオイルN”(180mL、2090円)
“ホイップフォーム”(90g、1980円)
“エッセンスローション”(155mL、2970円/レフィルは155mL、2640円)
“マスクジェルC”(90g、3850円)
“エンリッチクリームEX”(50g、4620円

【2月5日発売】
ヴァレンティノ ビューティ
(VALENTINO BEAUTY)

“ローマ宮殿の夢”に着想を得た7つ香水コレクション

「ヴァレンティノ ビューティ(VALENTINO BEAUTY)」は、新作フレグランスコレクション“ヴァレンティノ アナトミー オブ ドリームス”を発売する。ローマ宮殿にあるプライベートシアター、バロック様式のバンケットルーム、美しい庭園、秘密の階段、フィッティングサロン、屋上、隠し部屋の7つの場所に着想した香りをラインアップする。

■商品詳細

“ヴァレンティノ アナトミー オブ ドリームス”(全7種類、各30mL、各2万2000円/各100mL、各5万7600円)

【2月5日発売】
プラダ ビューティ
(PRADA BEAUTY)

ブランドの象徴“ブラウン”に着想したリップコレクション 

「プラダ ビューティ(PRADA BEAUTY)」は、「プラダ(PRADA)」の象徴的なカラーの1つ“ブラウン”をテーマにしたリップコレクション“モノクローム ブラウン シリーズ”を発売する。チークとしても使える調整しやすい発色と柔らかいカラー、上品な輝きが魅力で、カラーは厳選したヌードブラウンの人気のカラー2色と新色1色をラインアップする。

■商品詳細

“モノクローム ブラウン シリーズ”(全3色、うち新1色)

【2月5日発売】
ロクシタン
(L'OCCITANE)

“チェリーブロッサム”シリーズから限定アイテム 

「ロクシタン(L'OCCITANE)」は、桜の香りの“チェリーブロッサム”シリーズからボディーケアアイテムを数量限定で発売する。ラディアント効果(肌に艶を与えること)で肌を輝かせるハンドクリームとボディーローションのほか、ボディージェル、モイスチャーミスト、ネイルオイルの全5アイテムを展開する。

■商品詳細

“チェリーブロッサム ラディアントボディローション”(250mL、5170円)
“チェリーブロッサム ラディアントハンドクリーム”(50mL、3300円)
“チェリーブロッサム ボディジェル”(150mL、4730円)
“チェリーブロッサム モイスチャーミスト”(30mL、3410円)
“チェリーブロッサム ネイルオイル”(7.5mL、2860円)

【2月6日発売】
ミルフィー
(MILLEFEE)

猫アイパレットシリーズに子猫色の新3色

コスメブランド「ミルフィー(MILLEFEE)」は、昨年5月にデビューしたアイシャドウパレット“マイキティアイパレット”から、サイベリアン、スコテッシュフォールド、アメリカンショートヘアの子猫にインスパイアされた新色3種を発売する。

■商品詳細

“マイキティアイパレット”(新色3色、各1760円)

【2月7日発売】
ランコム
(LANCOME)

マットリップからバレンタイン限定デザインとカラーが登場 

「ランコム(LANCOME)」は、アイコンリップ“ラプソリュ ルージュ ドラママット”からバレンタイン限定デザインとカラーを全国で数量限定発売する。今年のバレンタインは、“愛のメロディー”を表現し、限定2色と既存1色の全3色を洗練されたベルベットのパッケージに、メロディーをイメージしたゴールドのラインを施したデザインで用意する。

■商品詳細

“ラプソリュ ルージュ ドラママット”(全3色、うち限定2色、各6600円)

【2月7日発売】
ディオール
(DIOR)

フレグランス“メゾン クリスチャン ディオール”を“ラ コレクシオン プリヴェ”としてリニューアル

「ディオール(DIOR)」は、香水とクチュールの対話から生まれたフレグランスコレクション“メゾン クリスチャン ディオール”を“ラ コレクシオン プリヴェ”としてリニューアル発売する。また、ベストセラーのフレグランスのミニサイズを詰め込んだ“パフューマーズ セット”や新作の香り“ボア タリスマン オードゥ パルファン”も発売する。

■商品詳細

“ラ コレクシオン プリヴェ”(全22種、各50mL、各2万5300円/各100mL、各4万5100円/各200mL、各6万3140円)
“パフューマーズ セット”(10mL×8種、5万2360円)
“ボア タリスマン オードゥ パルファン”(50mL、2万5300円/100mL、4万5100円/200mL、6万3140円)

【2月7日発売】
リンメル
(RIMMEL)

1本3役で“水光フィルター肌”へ 

「リンメル(RIMMEL)」は、リキッドハイライターの“ザ マルチタスカー ベターザン フィルター”を発売する。繊細パール、潤い成分配合により長時間密着し、フィルターをかけたような艶肌へ導く。動物由来成分不使用かつ動物実験を行わないヴィーガン処方で、ハイライターのほか、化粧下地、ファンデーションの艶足しとしても使用できる。

■商品詳細

“ザ マルチタスカー ベターザン フィルター”(全3色、各30mL、各2090円)

【2月7日発売】
クラランス
(CLARINS)

咲き誇る春の花に着想した限定コレクション

「クラランス(CLARINS)」は、スプリングコレクション“フェアリー ブロッサム”を発売する。ラインアップは、フィニッシングミスト、リップオイル、リップバーム、ハンドクリームの全4アイテム。妖精が煌めきの魔法を満開の桜の花々に振りまくような幻想的な世界観のパッケージと、桜が華やかに舞うような“スプリングブロッサム”の香りで用意した。

■商品詳細

“フィックス メイクアップ NFB”(50mL、5060円)
“リップコンフォートオイル 26 サクラフェアリー”(3960円)
“リップ オイル バーム 07 ペタルヌード”(3960円)
“ハンド/ネイル トリートメントクリーム FB”(30mL、1540円)

【2月7日発売】
ローラ メルシエ
(LAURA MERCIER)

人気のコンシーラーとプライマーの新作

「ローラ メルシエ(LAURA MERCIER)」は、美容成分を約90%配合したスキンケアコンシーラーと“リアル フローレス ウェイトレス パーフェクティング コンシーラー”から新2色と、ソフトフォーカスで毛穴を目立ちにくくぼかし、肌の潤いを保ちながらテカリレスな肌表面に仕上げる“ピュア キャンバス プライマー ブラーリング”を発売する。

■商品詳細

“リアル フローレス ウェイトレス パーフェクティング コンシーラー”(新2色、各5.4mL、各4730円)
“ピュア キャンバス プライマー ブラーリング”(30mL/15mL、5610円/2970円)

【2月8日発売】
キュレル
(CUREL)

ファンデ負担から肌を守るUV化粧下地

「キュレル(CUREL)」は、ファンデーションの負担から肌を守りつつ美肌に仕上げるUV化粧下地“潤浸保湿 ファンデ負担防止ベース”[SPF41・PA+++]を発売する。独自開発の「スキンプロテクト膜」が、下地とファンデーションが混ざりにくい均一な塗膜を肌の上に形成する。みずみずしいテクスチャーが肌に密着し、ごわつきや負担感を軽減する。

■商品詳細

“潤浸保湿 ファンデ負担防止ベース”[SPF41・PA+++](30g、2750円※編集部調べ)

【2月8日発売】
ニベア
(NIVEA)

“ディーププロテクト&ケア”シリーズを初改良 ミルクUVミストも

「ニベア(NIVEA)」は、定番の“ニベアUV ディーププロテクト&ケア”シリーズを初めて大型改良する。ジェル、エッセンス、トーンアップエッセンスの3品と、新たにミストタイプの日焼け止めミルク“ニベアUV ディーププロテクト&ケア ミルクミスト”を発売する。

■商品詳細

ジェル、エッセンス、トーンアップエッセンス(各1078円※編集部調べ)
“ニベアUV ディーププロテクト&ケア ミルクミスト”(60mL、1188円※編集部調べ)

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「江原道」のリキッドファンデがエアレスケースに入って登場

「江原道(KOH GEN DO)」は6月2日、人気アイテム“アクアファンデーション”を液戻りしないエアレスコンパクトケースに閉じ込めた“アクアファンデーション コンパクト“[SPF25・PA+++](全3色、各10mL、各3960円)をバラエティショップ限定で発売する。

“アクアファンデーション”は、独自開発のグロスフィルムパウダーと機能性パウダーがくすみや色ムラ、毛穴を目立たなくすることで、エステ後の透き通った艶肌をかなえるリキッドファンデーション。

衛生的で持ち運びに便利

今回限定販売する“アクアファンデーション コンパクト“は、ワンプッシュで手を汚さず適量が取り出せる清潔さと、持ち運びに便利な仕様が魅力。顔の凹凸にピタッと密着する専用スポンジ2つをセットにして用意する。

カラーは、くすみをカバーして華やかさを演出するピンクオークル系2色と、赤みをカバーしてナチュラルな印象に導くオークル系1色の全3色をラインアップする。

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「江原道」のリキッドファンデがエアレスケースに入って登場

「江原道(KOH GEN DO)」は6月2日、人気アイテム“アクアファンデーション”を液戻りしないエアレスコンパクトケースに閉じ込めた“アクアファンデーション コンパクト“[SPF25・PA+++](全3色、各10mL、各3960円)をバラエティショップ限定で発売する。

“アクアファンデーション”は、独自開発のグロスフィルムパウダーと機能性パウダーがくすみや色ムラ、毛穴を目立たなくすることで、エステ後の透き通った艶肌をかなえるリキッドファンデーション。

衛生的で持ち運びに便利

今回限定販売する“アクアファンデーション コンパクト“は、ワンプッシュで手を汚さず適量が取り出せる清潔さと、持ち運びに便利な仕様が魅力。顔の凹凸にピタッと密着する専用スポンジ2つをセットにして用意する。

カラーは、くすみをカバーして華やかさを演出するピンクオークル系2色と、赤みをカバーしてナチュラルな印象に導くオークル系1色の全3色をラインアップする。

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「サカイ」と「ダブルタップス」のコラボ第2弾 ミリタリー要素を再構築したウエア

「サカイ(SACAI)」は2月7日、「ダブルタップス(WTAPS)」とコラボレーションしたカプセルコレクションの第2弾を発売する。同コレクションは、両ブランドの店舗および、公式オンラインストアで扱う。また店頭ではカーキカラーのアイテムを、オンラインではユニセックスのウエアやキャップの一部を、それぞれ限定アイテムとして展開する。

「サカイ」の手法でミリタリー要素をアップデートしたウエア

互いの独創性に共感し、実現した両者のタッグ。第2弾は、「ダブルタップス」のパターンとバックサテン生地をベースに、「サカイ」の再構築の手法を用いてアップデートしたウエアをメンズ、ウィメンズでそれぞれ5型ずつ用意するほか、ユニセックスのフーディーやTシャツ、キャップなどもそろえる。

ウエアは、「ダブルタップス」のジャングルシャツと「サカイ」のM-51、MA-1を融合したコートやブルゾンのほか、「ダブルタップス」の“BUDS LS”に構築的なショルダーを加えることで新しいシルエットへと変化させたテーラードジャケット、「ダブルタップス」の定番アイテムを「サカイ」のシルエットに落とし込んだボトムスなどをラインアップ。

またコラボレーションのシンボルとして、全てのウエアに「ダブルタップス」の“MIL”ラインのみに付属するネームステッチを施すほか、ユニセックスのキャップには両ブランドのロゴを掛け合わせた 「WTs」「TaAcPaSi」「WS」の刺しゅうを配した。

ラインアップ一覧

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「サカイ」と「ダブルタップス」のコラボ第2弾 ミリタリー要素を再構築したウエア

「サカイ(SACAI)」は2月7日、「ダブルタップス(WTAPS)」とコラボレーションしたカプセルコレクションの第2弾を発売する。同コレクションは、両ブランドの店舗および、公式オンラインストアで扱う。また店頭ではカーキカラーのアイテムを、オンラインではユニセックスのウエアやキャップの一部を、それぞれ限定アイテムとして展開する。

「サカイ」の手法でミリタリー要素をアップデートしたウエア

互いの独創性に共感し、実現した両者のタッグ。第2弾は、「ダブルタップス」のパターンとバックサテン生地をベースに、「サカイ」の再構築の手法を用いてアップデートしたウエアをメンズ、ウィメンズでそれぞれ5型ずつ用意するほか、ユニセックスのフーディーやTシャツ、キャップなどもそろえる。

ウエアは、「ダブルタップス」のジャングルシャツと「サカイ」のM-51、MA-1を融合したコートやブルゾンのほか、「ダブルタップス」の“BUDS LS”に構築的なショルダーを加えることで新しいシルエットへと変化させたテーラードジャケット、「ダブルタップス」の定番アイテムを「サカイ」のシルエットに落とし込んだボトムスなどをラインアップ。

またコラボレーションのシンボルとして、全てのウエアに「ダブルタップス」の“MIL”ラインのみに付属するネームステッチを施すほか、ユニセックスのキャップには両ブランドのロゴを掛け合わせた 「WTs」「TaAcPaSi」「WS」の刺しゅうを配した。

ラインアップ一覧

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マンガで学ぶ「在庫管理の魔術」 第4話:欠品による売上減ってどのくらい? 数%? それとも、時には数十%?

中堅アパレルのチェーンストア「ハンナズ」は、過剰在庫が原因で経営危機に瀕している。社長の安堂平磨は、娘でバイヤーの安堂あい、あいの夫で渋谷店店長の安堂徹に再生を期待するが、2人は「売れ残るリスクを抱えながら在庫を持つべきか?」それとも「売り上げが落ちるリスクを抱えながら在庫を減らすべきか?」で迷い続ける。

「売れた分だけ」補充した渋谷店の売り上げが全国で断トツの1位に輝き、2人は欠品と売り上げの関係性を改めて考えるように。徹は欠品による売上減は数%と軽く見積もるが、あいは「その程度だと思っているの?」と猛反発!

登場人物紹介

第四話

このマンガは、ジェフ・ベゾス(Jeff Bezos)も経営陣で読んだとされるTOC(制約理論)の原点にして最高の入門書「ザ・ゴール」を原案としています。「ザ・ゴール」を中心としたマネジメント理論に関する書籍は、ダイヤモンド社が販売中です。

ORIGINAL WORKS:ELIYAHU GOLDRATT、JEF COX
SUPERVISION:YUJI KISHIRA
SCRIPT:TAKEO AOKI
COMICS:YAMA AOTA

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「スタバ」と「ポーター」のコラボや「アニヤ・ハインドマーチ」のバッグなど! 今週発売のファッションアイテム11選【2/3〜2/9】

ファッションアイテムの発売情報を「WWDJAPAN」的視点でピックアップ!今回は2月3〜9日に発売するアイテムを紹介します。スターバックス コーヒー ジャパンは、5日に「ポーター(PORTER)」とのコラボ第2弾を発売します。ロースタリー 東京とコラボしたアイテムは、同店に訪れたことがある人にとっては「この色合い!そうだよね」と納得のカラーリングです。6日には「アニヤ・ハインドマーチ(ANYA HINDMARCH)」が“ユニバーサルバッグ”を発売します。過去にも「成城石井」とコラボした際には争奪戦になっただけに注目度が高いアイテム。今回は公式ECのみで販売するそうです。

【2月3日発売】
ビーミング バイ ビームス
(B:MING BY BEAMS)

「リーバイス」限定モデルに新色

ビームス(BEAMS)のライフスタイルレーベル「ビーミング バイ ビームス(B:MING BY BEAMS)」は、「リーバイス(LEVI'S)」のジーンズ“501 クロップ(501 CROP)”のライトインディゴカラーを限定発売する。“501”のシュリンク・トゥ・フィット生地を用い制作した同モデルは、通常26インチのみで展開のところ、同ブランド限定で28インチも用意する。

■商品詳細

デニムパンツ(1万450円)

【2月3日発売】
フェイラー
(FEILER)

ミニーマウスを描いたオンライン限定の雑貨15種

「フェイラー(FEILER)」は、ディズニーキャラクターのミニーマウスをあしらった“インマイリボン”コレクションを発売する。春らしいパステルカラーの花々に囲まれたミニーマウスを描いた定番のハンカチやポーチ、バッグなど全15種をラインアップする。

■商品詳細

ハンカチ(2970円)
バッグ(1万8700円)
巾着(6600円)
ティッシュポーチ(7150円)
※一部商品

【2月5日発売】
ファーファー
(FURFUR)

「フィリーチョコレート」とコラボ

「ファーファー(FURFUR)」は、チョコレートブランド「フィリーチョコレート(PHILLY CHOCOLATE)」とのコラボアイテムを発売する。「フィリーチョコレート」で人気のチョコレート“キャット ボン ボン チョコレート”の猫のフォームをデザインに落とし込んだウエアや、チョコレートボックスのミニフラワー柄をプリントしたような小花柄シリーズをラインアップする。

■商品詳細

カーディガン(2万3100円)
スエットセットアップ(1万7600円)
ミニトートバッグ (1万2100円)
ブローチ(3960円)
※一部商品

【2月5日発売】
スターバックス
(STARBUCKS)

「ポーター」コラボ第2弾

スターバックス コーヒー ジャパンは、バッグブランド「ポーター(PORTER)」とのコラボ第2弾を発売する。前回同様、“マイボトルを持って、もっとお出かけしたくなる”ようデザインされたコラボバッグをはじめ、ステンレスボトルやスターバックス カードなど計15アイテムを用意する。

■商品詳細

バッグ(5万5000〜8万5000円)
スレンレスボトル(5000〜5500円)
スターバックス カード(1000〜3万円)

【2月5日発売】
J&M デヴィッドソン
(J&M DAVIDSON)

創立40周年記念の新作

「J&M デヴィッドソン(J&M DAVIDSON)」は、ブランド創立40周年記念アイテムを発売する。ブランド創業時から人気がある手編みのメッシュベルトのディテールを人気モデルにあしらったバッグ3型と、大きめのバックルが特徴的なブレスレットをそれぞれタン、ブラック、ハバナの3色で用意する。

■商品詳細

バッグ(8万5800〜18万1500円)
ブレスレット(3万5200円)

【2月6日発売】
アシックス
(ASICS)

“東京マラソン 2025”開催記念ランニングシューズ

「アシックス(ASICS)」は、同ブランドがオフィシャルパートナーを務める“東京マラソン2025”の開催を記念してランニングシューズ“ゲル カヤノ 31”と“ノヴァブラスト 5”の限定モデルを発売する。“東京マラソン 2025”のテーマカラーであるブルーを取り入れ、アッパー全体やミッドソールには日本の伝統芸能に着想したデザインを施した。

■商品詳細

スニーカー(2万5300〜2万900円)

【2月6日発売】
アニヤ・ハインドマーチ
(ANYA HINDMARCH)

オリジナル“ユニバーサルバッグ”

「アニヤ・ハインドマーチ(ANYA HINDMARCH)」は、“ユニバーサルバッグ”を発売する。チョコレートのようなブラウンと鮮やかなブルーの色使いが特徴で、レギュラーサイズとミニサイズをセット売りする。合わせて、シンガポールのスーパーマーケット「フェアプラス ファイネスト(FAIRPRICE FINEST)」とコラボした“ユニバーサルバッグ”も発売する。

■商品詳細

バッグ(5940円)
コラボバッグ(3190円)

【2月6日発売】
ディオール
(DIOR)

鉛筆のスケッチを手作業で再現したスニーカー

「ディオール(DIOR)」は、2025年春夏コレクションで発表したスニーカー“D-スケッチ”を発売する。鉛筆のデザインスケッチを手作業で再現したプロトタイプのような仕上がりと、レトロなシルエットとスレンダーなツートーンソールが特徴。カラーはプリントナイロンのホワイトとブラックの2色をラインアップする。

■商品詳細

スニーカー(全2色、各14万9000円)

【2月7日発売】
マーキュリーデュオ
(MERCURYDUO)

「マリークヮント」コラボ

「マーキュリーデュオ(MERCURYDUO)」は、「マリークヮント(MARY QUANT)」とのコラボアイテムを発売する。ラインアップは、“自分らしさ”をテーマにした全17型。第1弾の今回は、「マーキュリーデュオ」で人気のワンピースや、胸元の大きなロゴが目をひくニットなど、軽やかで春らしい印象のアイテム9型をリリースする。

■商品詳細

ワンピース(1万9800円)
ニットトップス(9350円)
ミニスカパン(1万4300円)
キャップ(5500円)
ショルダーバッグ(1万2100円)
※一部商品

【2月7日発売】
ムーンスター
(MOONSTAR)

”エイトテンス”が「アーバンリサーチ ドアーズ」に別注

「アーバンリサーチ ドアーズ(URBAN RESEARCH DOORS)」は、「ムーンスター(MOONSTAR)」のプロダクトライン“エイトテンス(810s)”に別注しスニーカー“スチューデン”を発売する。ネイビーのワントーンカラーの新作に加え、ファーストシーズンにリリースしたグレーカラーも発売する。

■商品詳細

スニーカー(7700円)

【2月8日発売】
RHC ロンハーマン
(RHC RON HERMAN)

「チャンピオン」別注パーカ

RHC ロンハーマン(RHC RON HERMAN)は、「チャンピオン(CHAMPION)」に別注したパーカを発売する。素材は高密度に編んだアメリカコットンとリサイクルポリエステルを採用し、前面と袖に“R”と“RHC”のロゴをあしらった。カラーはアイボリーとグレー、ブラックの3色。

■商品詳細

パーカ(2万900円)

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「スタバ」と「ポーター」のコラボや「アニヤ・ハインドマーチ」のバッグなど! 今週発売のファッションアイテム11選【2/3〜2/9】

ファッションアイテムの発売情報を「WWDJAPAN」的視点でピックアップ!今回は2月3〜9日に発売するアイテムを紹介します。スターバックス コーヒー ジャパンは、5日に「ポーター(PORTER)」とのコラボ第2弾を発売します。ロースタリー 東京とコラボしたアイテムは、同店に訪れたことがある人にとっては「この色合い!そうだよね」と納得のカラーリングです。6日には「アニヤ・ハインドマーチ(ANYA HINDMARCH)」が“ユニバーサルバッグ”を発売します。過去にも「成城石井」とコラボした際には争奪戦になっただけに注目度が高いアイテム。今回は公式ECのみで販売するそうです。

【2月3日発売】
ビーミング バイ ビームス
(B:MING BY BEAMS)

「リーバイス」限定モデルに新色

ビームス(BEAMS)のライフスタイルレーベル「ビーミング バイ ビームス(B:MING BY BEAMS)」は、「リーバイス(LEVI'S)」のジーンズ“501 クロップ(501 CROP)”のライトインディゴカラーを限定発売する。“501”のシュリンク・トゥ・フィット生地を用い制作した同モデルは、通常26インチのみで展開のところ、同ブランド限定で28インチも用意する。

■商品詳細

デニムパンツ(1万450円)

【2月3日発売】
フェイラー
(FEILER)

ミニーマウスを描いたオンライン限定の雑貨15種

「フェイラー(FEILER)」は、ディズニーキャラクターのミニーマウスをあしらった“インマイリボン”コレクションを発売する。春らしいパステルカラーの花々に囲まれたミニーマウスを描いた定番のハンカチやポーチ、バッグなど全15種をラインアップする。

■商品詳細

ハンカチ(2970円)
バッグ(1万8700円)
巾着(6600円)
ティッシュポーチ(7150円)
※一部商品

【2月5日発売】
ファーファー
(FURFUR)

「フィリーチョコレート」とコラボ

「ファーファー(FURFUR)」は、チョコレートブランド「フィリーチョコレート(PHILLY CHOCOLATE)」とのコラボアイテムを発売する。「フィリーチョコレート」で人気のチョコレート“キャット ボン ボン チョコレート”の猫のフォームをデザインに落とし込んだウエアや、チョコレートボックスのミニフラワー柄をプリントしたような小花柄シリーズをラインアップする。

■商品詳細

カーディガン(2万3100円)
スエットセットアップ(1万7600円)
ミニトートバッグ (1万2100円)
ブローチ(3960円)
※一部商品

【2月5日発売】
スターバックス
(STARBUCKS)

「ポーター」コラボ第2弾

スターバックス コーヒー ジャパンは、バッグブランド「ポーター(PORTER)」とのコラボ第2弾を発売する。前回同様、“マイボトルを持って、もっとお出かけしたくなる”ようデザインされたコラボバッグをはじめ、ステンレスボトルやスターバックス カードなど計15アイテムを用意する。

■商品詳細

バッグ(5万5000〜8万5000円)
スレンレスボトル(5000〜5500円)
スターバックス カード(1000〜3万円)

【2月5日発売】
J&M デヴィッドソン
(J&M DAVIDSON)

創立40周年記念の新作

「J&M デヴィッドソン(J&M DAVIDSON)」は、ブランド創立40周年記念アイテムを発売する。ブランド創業時から人気がある手編みのメッシュベルトのディテールを人気モデルにあしらったバッグ3型と、大きめのバックルが特徴的なブレスレットをそれぞれタン、ブラック、ハバナの3色で用意する。

■商品詳細

バッグ(8万5800〜18万1500円)
ブレスレット(3万5200円)

【2月6日発売】
アシックス
(ASICS)

“東京マラソン 2025”開催記念ランニングシューズ

「アシックス(ASICS)」は、同ブランドがオフィシャルパートナーを務める“東京マラソン2025”の開催を記念してランニングシューズ“ゲル カヤノ 31”と“ノヴァブラスト 5”の限定モデルを発売する。“東京マラソン 2025”のテーマカラーであるブルーを取り入れ、アッパー全体やミッドソールには日本の伝統芸能に着想したデザインを施した。

■商品詳細

スニーカー(2万5300〜2万900円)

【2月6日発売】
アニヤ・ハインドマーチ
(ANYA HINDMARCH)

オリジナル“ユニバーサルバッグ”

「アニヤ・ハインドマーチ(ANYA HINDMARCH)」は、“ユニバーサルバッグ”を発売する。チョコレートのようなブラウンと鮮やかなブルーの色使いが特徴で、レギュラーサイズとミニサイズをセット売りする。合わせて、シンガポールのスーパーマーケット「フェアプラス ファイネスト(FAIRPRICE FINEST)」とコラボした“ユニバーサルバッグ”も発売する。

■商品詳細

バッグ(5940円)
コラボバッグ(3190円)

【2月6日発売】
ディオール
(DIOR)

鉛筆のスケッチを手作業で再現したスニーカー

「ディオール(DIOR)」は、2025年春夏コレクションで発表したスニーカー“D-スケッチ”を発売する。鉛筆のデザインスケッチを手作業で再現したプロトタイプのような仕上がりと、レトロなシルエットとスレンダーなツートーンソールが特徴。カラーはプリントナイロンのホワイトとブラックの2色をラインアップする。

■商品詳細

スニーカー(全2色、各14万9000円)

【2月7日発売】
マーキュリーデュオ
(MERCURYDUO)

「マリークヮント」コラボ

「マーキュリーデュオ(MERCURYDUO)」は、「マリークヮント(MARY QUANT)」とのコラボアイテムを発売する。ラインアップは、“自分らしさ”をテーマにした全17型。第1弾の今回は、「マーキュリーデュオ」で人気のワンピースや、胸元の大きなロゴが目をひくニットなど、軽やかで春らしい印象のアイテム9型をリリースする。

■商品詳細

ワンピース(1万9800円)
ニットトップス(9350円)
ミニスカパン(1万4300円)
キャップ(5500円)
ショルダーバッグ(1万2100円)
※一部商品

【2月7日発売】
ムーンスター
(MOONSTAR)

”エイトテンス”が「アーバンリサーチ ドアーズ」に別注

「アーバンリサーチ ドアーズ(URBAN RESEARCH DOORS)」は、「ムーンスター(MOONSTAR)」のプロダクトライン“エイトテンス(810s)”に別注しスニーカー“スチューデン”を発売する。ネイビーのワントーンカラーの新作に加え、ファーストシーズンにリリースしたグレーカラーも発売する。

■商品詳細

スニーカー(7700円)

【2月8日発売】
RHC ロンハーマン
(RHC RON HERMAN)

「チャンピオン」別注パーカ

RHC ロンハーマン(RHC RON HERMAN)は、「チャンピオン(CHAMPION)」に別注したパーカを発売する。素材は高密度に編んだアメリカコットンとリサイクルポリエステルを採用し、前面と袖に“R”と“RHC”のロゴをあしらった。カラーはアイボリーとグレー、ブラックの3色。

■商品詳細

パーカ(2万900円)

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「サカイ」がいざなうワイルドな冒険の旅 「カーハートWIP」や「アグ」とともに砂漠へ

「サカイ(SACAI)」はパリ・メンズ・ファッション・ウイーク最終日の1月26日、2025-26年秋冬メンズ・コレクションのショーを開催し、ウィメンズの25年プレ・フォールと合わせて新作を見せた。会場は、パレ・ド・トーキョー。砂漠の風景写真で囲まれた巨大な空間を用意し、パワフルなショーで観客をワイルドな冒険の旅へといざなった。

出発点は「かいじゅうたちのいるところ」

今季の出発点は、モーリス・センダック(Maurice Sendak)によるベストセラーの絵本を元にした実写映画「かいじゅうたちのいるところ(Where the Wild Things Are)」。家出したイタズラ好きのやんちゃな少年がボートを漕いでたどり着いた島での “かいじゅう”たちと出会いとふれあいを描いた物語だ。「私たちがずっと大切にしている仲間を描いているところに惹かれた」という阿部千登勢デザイナーは、そこから自然という概念にまつわる アイデアを探求。「自然の中で生きる」ということに加え、「既成概念にとらわれない思考、そして抑制されない情熱と感情の本質」を表現した。

テーラリング、ストリート、アウトドアを自由にミックス

ファーストルックは、ラペルの内部構造をあらわにしたようなデザインが特徴的な二重のテーラードジャケットに、同素材のパンツを合わせたコーデュロイのスーツスタイル。そこに毛足の長いファー再現したニットカーディガンを首から肩に巻きつけ、ワイルドなムードを醸し出す。このまるで獣毛のようなニットファーは今季を象徴する表現の一つで、ニットやアウターにあしらったり、テーラードジャケットの袖口から飛び出ていたり。そのほか、シアリングやボア、人工ファーもさまざまなアイテムに取り入れた。

今季のスタイルは、「硬くなく、着やすいように仕上げている」というテーラリングと、カジュアルなストリート、そして自然を感じるアウトドアの自由なミックスが効いている。なかでも、アウターはバリエーション豊富。前述の2枚重ねになったようなテーラードジャケットやチェスターコート、トレンチコートから、ピーコート、バーシティージャケット、デニムジャケット、ダウンジャケット、フライトブルゾン、テックジャケット、マウンテンパーカ、レザージャケット、シアリングコートまでがそろう。

際立つ立体的なシルエット

また、新たなシルエットの探求も続けており、立体なデザインが際立つ。パンツは25年春夏に見せたサイドポケットが張り出すデザインをアップデート。フラップがついたカーゴポケットのようなデザインに変わり、ユーティリティー感を加えた。それに加え、今季はコートやニットにも腰下に立体的にポケットを形作ったデザインも登場。一方、ウィメンズのスカートは構築的なシェイプに仕上げたり、裾に別の生地を加えてドラマチックな動きを出したり。見慣れたシャツやデニムジャケットも部分的に折りたたんで縫い合わせることでアシンメトリーなシルエットを生み出している。

カラーパレットは、ブラウンやオリーブなど自然に通じる色合いが中心。深い赤や緑、紺をベースにしたカーペットに見られるようなエキゾチックな柄がアクセントになる。また、スノーゴーグルやモコモコしたシアリング帽、登山用バックパック、クライミングロープを編み込んだストラップ付きの水筒などのアクセサリーが、アウトドアのイメージを強めている。

コレクションを彩る“仲間”とのコラボ

「サカイ」は毎シーズン、メンズのショーで他ブランドとのコラボレーションを発表するが、今季は「カーハートWIP(CARHARTT WIP)」「アグ(UGG)」「ジェイエムウエストン(J.M.WESTON)」とタッグを組んだ。2023-24年秋冬、24年春夏に続き3度目となる「カーハートWIP」とのコラボでは、同ブランドを象徴するウォッシュドキャンバスを「サカイ」のシグネチャーであるニットとハイブリッドしたほか、レザージャケットやダウンジャケットも提案。18-19年秋冬以来7年ぶりに取り組む「アグ」とは、折り返して履くこともできる「サカイ」らしいサイハイブーツに加え、ローファーとハイカーブーツを制作した。また、24-25年秋冬、25年春夏に続いて協業する「ジェイエムウエストン」とは、同ブランドのレースアップブーツやローファーをカウプリントでアレンジした。

多彩なコラボを大切にする理由について、阿部デザイナーは「チャンネルが違っても一緒に取り組むことで、お互いに新しさをもたらせるから。私たちが持っていないアイデアや歴史を学ぶことができ、私たちだけでは作れないものを生み出すことができる」と説明。そんなパートナーたちは彼女にとっての仲間であり、「仲間と共に、いい意味でワイルドサイドを歩こうということを伝えたかった」と振り返った。それは、まだ見ぬ景色を見るために挑戦し、前進し続ける阿部デザイナーの姿勢に重なる。

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「サカイ」がいざなうワイルドな冒険の旅 「カーハートWIP」や「アグ」とともに砂漠へ

「サカイ(SACAI)」はパリ・メンズ・ファッション・ウイーク最終日の1月26日、2025-26年秋冬メンズ・コレクションのショーを開催し、ウィメンズの25年プレ・フォールと合わせて新作を見せた。会場は、パレ・ド・トーキョー。砂漠の風景写真で囲まれた巨大な空間を用意し、パワフルなショーで観客をワイルドな冒険の旅へといざなった。

出発点は「かいじゅうたちのいるところ」

今季の出発点は、モーリス・センダック(Maurice Sendak)によるベストセラーの絵本を元にした実写映画「かいじゅうたちのいるところ(Where the Wild Things Are)」。家出したイタズラ好きのやんちゃな少年がボートを漕いでたどり着いた島での “かいじゅう”たちと出会いとふれあいを描いた物語だ。「私たちがずっと大切にしている仲間を描いているところに惹かれた」という阿部千登勢デザイナーは、そこから自然という概念にまつわる アイデアを探求。「自然の中で生きる」ということに加え、「既成概念にとらわれない思考、そして抑制されない情熱と感情の本質」を表現した。

テーラリング、ストリート、アウトドアを自由にミックス

ファーストルックは、ラペルの内部構造をあらわにしたようなデザインが特徴的な二重のテーラードジャケットに、同素材のパンツを合わせたコーデュロイのスーツスタイル。そこに毛足の長いファー再現したニットカーディガンを首から肩に巻きつけ、ワイルドなムードを醸し出す。このまるで獣毛のようなニットファーは今季を象徴する表現の一つで、ニットやアウターにあしらったり、テーラードジャケットの袖口から飛び出ていたり。そのほか、シアリングやボア、人工ファーもさまざまなアイテムに取り入れた。

今季のスタイルは、「硬くなく、着やすいように仕上げている」というテーラリングと、カジュアルなストリート、そして自然を感じるアウトドアの自由なミックスが効いている。なかでも、アウターはバリエーション豊富。前述の2枚重ねになったようなテーラードジャケットやチェスターコート、トレンチコートから、ピーコート、バーシティージャケット、デニムジャケット、ダウンジャケット、フライトブルゾン、テックジャケット、マウンテンパーカ、レザージャケット、シアリングコートまでがそろう。

際立つ立体的なシルエット

また、新たなシルエットの探求も続けており、立体なデザインが際立つ。パンツは25年春夏に見せたサイドポケットが張り出すデザインをアップデート。フラップがついたカーゴポケットのようなデザインに変わり、ユーティリティー感を加えた。それに加え、今季はコートやニットにも腰下に立体的にポケットを形作ったデザインも登場。一方、ウィメンズのスカートは構築的なシェイプに仕上げたり、裾に別の生地を加えてドラマチックな動きを出したり。見慣れたシャツやデニムジャケットも部分的に折りたたんで縫い合わせることでアシンメトリーなシルエットを生み出している。

カラーパレットは、ブラウンやオリーブなど自然に通じる色合いが中心。深い赤や緑、紺をベースにしたカーペットに見られるようなエキゾチックな柄がアクセントになる。また、スノーゴーグルやモコモコしたシアリング帽、登山用バックパック、クライミングロープを編み込んだストラップ付きの水筒などのアクセサリーが、アウトドアのイメージを強めている。

コレクションを彩る“仲間”とのコラボ

「サカイ」は毎シーズン、メンズのショーで他ブランドとのコラボレーションを発表するが、今季は「カーハートWIP(CARHARTT WIP)」「アグ(UGG)」「ジェイエムウエストン(J.M.WESTON)」とタッグを組んだ。2023-24年秋冬、24年春夏に続き3度目となる「カーハートWIP」とのコラボでは、同ブランドを象徴するウォッシュドキャンバスを「サカイ」のシグネチャーであるニットとハイブリッドしたほか、レザージャケットやダウンジャケットも提案。18-19年秋冬以来7年ぶりに取り組む「アグ」とは、折り返して履くこともできる「サカイ」らしいサイハイブーツに加え、ローファーとハイカーブーツを制作した。また、24-25年秋冬、25年春夏に続いて協業する「ジェイエムウエストン」とは、同ブランドのレースアップブーツやローファーをカウプリントでアレンジした。

多彩なコラボを大切にする理由について、阿部デザイナーは「チャンネルが違っても一緒に取り組むことで、お互いに新しさをもたらせるから。私たちが持っていないアイデアや歴史を学ぶことができ、私たちだけでは作れないものを生み出すことができる」と説明。そんなパートナーたちは彼女にとっての仲間であり、「仲間と共に、いい意味でワイルドサイドを歩こうということを伝えたかった」と振り返った。それは、まだ見ぬ景色を見るために挑戦し、前進し続ける阿部デザイナーの姿勢に重なる。

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全国で増えている「オールインクルーシブ」滞在! でも、沖縄では意外に少ない理由とは?

ホテルに関連するニュースで急激に増えているのが「オールインクルーシブ」というワード。既存のホテルが“オールインクルーシブホテル”へと生まれ変わったり、新たに“オールインクルーシブプラン”を打ち出したりと、全国的に加速度的な広がりを見せている。「オールインクルーシブ」とは、直訳で“全て込み”という意味。ホテルやプランによって内容は異なるものの、滞在時の食事や飲み物、アクティビティやスパなどを追加料金無しで楽しめるサービスだ。

「オールインクルーシブ」の代表格といえば、欧米を中心とした富裕層の会員を抱えている「クラブメッド」が有名。国内でも北海道や沖縄で事業を展開する。だが、現在、国内で誕生しているサービスは富裕層向けではなく、むしろ“お得感”をアピールする内容が多い。それは訪日客需要が高まっていることで、全国的にホテルの宿泊料金が高騰していることも一因だろう。宿泊料金に飲食代やアクティビティー代が含まれていれば、あらかじめ旅行の予算を把握しやすくなるからだ。

沖縄・「サード(THIRD)石垣島」でオールインクルーシブを提供しているスターリゾートの大森空マーケティング マネージャーは、その魅力を「グループ旅行やお子さま連れなど、複数名でご宿泊いただく場合でも、財布を気にせずに楽しめること」と語る。「加えて、『サード石垣島」は滞在そのものが旅の目的となるような“デスティネーションホテル”をコンセプトにしています。石垣島はリゾートホテルが多いこともあり、こうした特別感のある内容で差別化を図ることで選んでいただくことも多い」と話す。

また、2024年4月から、オールインクルーシブでサービスを提供しているホテル「グランドメルキュール沖縄残波岬リゾート」のカン・ジホ総支配人も「宿泊代に夕食と朝食、ラウンジでのドリンクやお菓子、大浴場、県内最大級のプール、ビーチアクティビティーの利用などが含まれます(*ランチを除く、一部有料)。滞在を存分に楽しんでいただくことで、その土地の自然、文化、伝統といった魅力を感じていただきたい」とアピールする。

ただ、「オールインクルーシブ」が全国的に広がりを見せている一方、沖縄県内で導入しているホテルは前述した2施設が主で意外に少ない。その理由を大森マーケティング マネージャーは「沖縄はさまざまな観光スポットやアクティビティーが充実しているから」と推測する。

「本島には『美ら海水族館』やジップラインやバギー体験などさまざまなアクティビティーがあり、沖縄料理店も豊富。石垣島でもマリンアクティビティーはもちろん、アーケード商店街や日帰りの離島観光などさまざまな選択肢があるため、ホテルで滞在する時間はどうしても限られてしまう」と観光立県ならではの特徴を挙げる。

とはいえ、ホテル側も企画力で勝負している。「『サード石垣島』ではお子さま連れのゲストのために、離乳食やオムツの使い放題などをパッケージにした『赤ちゃんオールインクルーシブ』を用意しました。ベビー用品のレンタルも行っており、大変ご好評いただいています。また、弊社が運営している全室プライベートプール付きリゾート『アヤンナ宮古島』では、オフシーズンである冬季に限り、食事やインルームフリーフロー(飲み放題)、ルームエステ、アクティビティーなどを含んだオールインクルーシブプランを提供しています。冬季だからこそ、ゆったりとホテル滞在を楽しんでいただけるプランになります」(大森マーケティング マネージャー)。

25年も県内では本島南部「インナーコンチネンタル沖縄美らSUNリゾート」や、ラグジュアリーリゾーツ「ローズウッド宮古島」など、リゾートホテルの新規開業・リニューアルが相次ぐ。しかし、りゅうぎん総合研究所によると「25年度までの宿泊施設の需給バランスを考察すると、将来的に宿泊施設の供給過多となる可能性が高い」と推計。ホテルの過当競争をもたらす可能性を示唆する。

「オールインクルーシブ」のようなサービスは、時としてホテル側にとっては利益率や宿泊料金の単価が下がってしまう可能性はある。しかし、県内ではリゾートホテルがひしめくなか、「オールインクルーシブ」をたとえば追加サービスや限定企画などとして提供すれば、既存のホテルにとっては話題性を喚起したり、顧客価値を高めたりするためのカギになるはずだ。

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全国で増えている「オールインクルーシブ」滞在! でも、沖縄では意外に少ない理由とは?

ホテルに関連するニュースで急激に増えているのが「オールインクルーシブ」というワード。既存のホテルが“オールインクルーシブホテル”へと生まれ変わったり、新たに“オールインクルーシブプラン”を打ち出したりと、全国的に加速度的な広がりを見せている。「オールインクルーシブ」とは、直訳で“全て込み”という意味。ホテルやプランによって内容は異なるものの、滞在時の食事や飲み物、アクティビティやスパなどを追加料金無しで楽しめるサービスだ。

「オールインクルーシブ」の代表格といえば、欧米を中心とした富裕層の会員を抱えている「クラブメッド」が有名。国内でも北海道や沖縄で事業を展開する。だが、現在、国内で誕生しているサービスは富裕層向けではなく、むしろ“お得感”をアピールする内容が多い。それは訪日客需要が高まっていることで、全国的にホテルの宿泊料金が高騰していることも一因だろう。宿泊料金に飲食代やアクティビティー代が含まれていれば、あらかじめ旅行の予算を把握しやすくなるからだ。

沖縄・「サード(THIRD)石垣島」でオールインクルーシブを提供しているスターリゾートの大森空マーケティング マネージャーは、その魅力を「グループ旅行やお子さま連れなど、複数名でご宿泊いただく場合でも、財布を気にせずに楽しめること」と語る。「加えて、『サード石垣島」は滞在そのものが旅の目的となるような“デスティネーションホテル”をコンセプトにしています。石垣島はリゾートホテルが多いこともあり、こうした特別感のある内容で差別化を図ることで選んでいただくことも多い」と話す。

また、2024年4月から、オールインクルーシブでサービスを提供しているホテル「グランドメルキュール沖縄残波岬リゾート」のカン・ジホ総支配人も「宿泊代に夕食と朝食、ラウンジでのドリンクやお菓子、大浴場、県内最大級のプール、ビーチアクティビティーの利用などが含まれます(*ランチを除く、一部有料)。滞在を存分に楽しんでいただくことで、その土地の自然、文化、伝統といった魅力を感じていただきたい」とアピールする。

ただ、「オールインクルーシブ」が全国的に広がりを見せている一方、沖縄県内で導入しているホテルは前述した2施設が主で意外に少ない。その理由を大森マーケティング マネージャーは「沖縄はさまざまな観光スポットやアクティビティーが充実しているから」と推測する。

「本島には『美ら海水族館』やジップラインやバギー体験などさまざまなアクティビティーがあり、沖縄料理店も豊富。石垣島でもマリンアクティビティーはもちろん、アーケード商店街や日帰りの離島観光などさまざまな選択肢があるため、ホテルで滞在する時間はどうしても限られてしまう」と観光立県ならではの特徴を挙げる。

とはいえ、ホテル側も企画力で勝負している。「『サード石垣島』ではお子さま連れのゲストのために、離乳食やオムツの使い放題などをパッケージにした『赤ちゃんオールインクルーシブ』を用意しました。ベビー用品のレンタルも行っており、大変ご好評いただいています。また、弊社が運営している全室プライベートプール付きリゾート『アヤンナ宮古島』では、オフシーズンである冬季に限り、食事やインルームフリーフロー(飲み放題)、ルームエステ、アクティビティーなどを含んだオールインクルーシブプランを提供しています。冬季だからこそ、ゆったりとホテル滞在を楽しんでいただけるプランになります」(大森マーケティング マネージャー)。

25年も県内では本島南部「インナーコンチネンタル沖縄美らSUNリゾート」や、ラグジュアリーリゾーツ「ローズウッド宮古島」など、リゾートホテルの新規開業・リニューアルが相次ぐ。しかし、りゅうぎん総合研究所によると「25年度までの宿泊施設の需給バランスを考察すると、将来的に宿泊施設の供給過多となる可能性が高い」と推計。ホテルの過当競争をもたらす可能性を示唆する。

「オールインクルーシブ」のようなサービスは、時としてホテル側にとっては利益率や宿泊料金の単価が下がってしまう可能性はある。しかし、県内ではリゾートホテルがひしめくなか、「オールインクルーシブ」をたとえば追加サービスや限定企画などとして提供すれば、既存のホテルにとっては話題性を喚起したり、顧客価値を高めたりするためのカギになるはずだ。

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「マーガレット・ハウエル」が「ミズノ」とのコラボ新作を発売 はっ水加工のコートやシューズなど

「マーガレット・ハウエル(MARGARET HOWELL)」は「ミズノ(MIZUNO)」とのコラボレーションアイテムとして、ロングコート(5万8300円)やトラウザーズ(3万1900円)、シューズ(2万6400円)などを発売する。2月1日から「マーガレット・ハウエル」直営店およびオンラインストア、ミズノ トウキョウ、ミズノ オオサカ 茶屋町および「ミズノ」オンラインショップで販売する。

春のコレクションである今回の新作では、PFAS(有機フッ素化合物)フリーのはっ水加工を採用したアイテムを取りそろえている。ロングコート、薄手でありながら強度に優れたマイクロリップストップ素材を使用。また、ストレスを軽減するヨークスリーブのリラックスシルエットが特徴的だ。ジレ(3万5200円)とトラウザーズも同様の素材を使用している。ジレはオーバーサイズに設計されており、ゆったりしたバランス感で着用できる。ドレープを施したトラウザーズはアクティブに着用でき、裾を絞るとストレートシルエットでモダンな印象にもなる。

また、吸汗速乾性と UV カット機能を備えるジャージ(1万9800円)や大きな腰ポケットが特徴的なゴアテックス素材のジャケット(9万6800円)をラインアップ。さらに、「ミズノ」のランニングシューズ“コンテンダー(CONTENDER)”をベースにし、「マーガレット・ハウエル」のキーカラーであるチークを採用したシューズ(2万6400円)のほか、PC収納ポケット付き25リットルのハイキングバックパック(2万6400円)や「ミズノ」オリジナルの吸湿糸“ドライベクター”と抗菌糸を使用したソックス(3300円)など、両ブランドの技術や感性が融合したアイテムを取りそろえている。

アイテム詳細

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「マーガレット・ハウエル」が「ミズノ」とのコラボ新作を発売 はっ水加工のコートやシューズなど

「マーガレット・ハウエル(MARGARET HOWELL)」は「ミズノ(MIZUNO)」とのコラボレーションアイテムとして、ロングコート(5万8300円)やトラウザーズ(3万1900円)、シューズ(2万6400円)などを発売する。2月1日から「マーガレット・ハウエル」直営店およびオンラインストア、ミズノ トウキョウ、ミズノ オオサカ 茶屋町および「ミズノ」オンラインショップで販売する。

春のコレクションである今回の新作では、PFAS(有機フッ素化合物)フリーのはっ水加工を採用したアイテムを取りそろえている。ロングコート、薄手でありながら強度に優れたマイクロリップストップ素材を使用。また、ストレスを軽減するヨークスリーブのリラックスシルエットが特徴的だ。ジレ(3万5200円)とトラウザーズも同様の素材を使用している。ジレはオーバーサイズに設計されており、ゆったりしたバランス感で着用できる。ドレープを施したトラウザーズはアクティブに着用でき、裾を絞るとストレートシルエットでモダンな印象にもなる。

また、吸汗速乾性と UV カット機能を備えるジャージ(1万9800円)や大きな腰ポケットが特徴的なゴアテックス素材のジャケット(9万6800円)をラインアップ。さらに、「ミズノ」のランニングシューズ“コンテンダー(CONTENDER)”をベースにし、「マーガレット・ハウエル」のキーカラーであるチークを採用したシューズ(2万6400円)のほか、PC収納ポケット付き25リットルのハイキングバックパック(2万6400円)や「ミズノ」オリジナルの吸湿糸“ドライベクター”と抗菌糸を使用したソックス(3300円)など、両ブランドの技術や感性が融合したアイテムを取りそろえている。

アイテム詳細

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「ジャンポール・ゴルチエ」、新クリエイティブ・ディレクターとして気鋭のデュラン・ランティンクを検討か 情報筋の話

情報筋によれば、「ジャンポール・ゴルチエ(JEAN PAUL GAULTIER)」は新たなクリエイティブ・ディレクターを探しており、新進デザイナーのデュラン・ランティンク(Duran Lantink)と話し合いを行ったという。本件について、いずれのコメントも得られなかった。

デュラン・ランティンクについて

ランティンクは、1987年オランダ生まれ。2016年に自身のブランド「デュラン ランティンク(DURAN LANTINK)」を立ち上げた。19年には、若手デザイナーの登竜門、LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)による「LVMHヤング ファッション デザイナー プライズ(LVMH YOUNG FASHION DESIGNER PRIZE)」のセミファイナリストとなり、24年には同賞の準グランプリにあたるカール・ラガーフェルド審査員特別賞を受賞。また、23年にはフランス国立モード芸術開発協会が主催する「ANDAMファッション・アワード(ANDAM Fashion Award、ANDAM賞)」で特別賞を受賞した。同ブランドはアップサイクルをコンセプトにしており、風船のようにボリューム感のあるシェイプが特徴的だ。

「ジャンポール・ゴルチエ」について

「ジャンポール・ゴルチエ」は、1976年の創業。アンドロジナスでアバンギャルドなクリエイションで知られたが、2014年にプレタポルテの発表を休止した。20年1月、創業デザイナーのジャンポール・ゴルチエは20年春夏オートクチュール・コレクションのショーが「私の最後のものとなる」と発表。同年3月、今後はゲストデザイナーを招いてオートクチュールを披露することを明らかにし、その第1弾として「サカイ(SACAI)」の阿部千登勢デザイナーを抜擢した。以降、さまざまなデザイナーをゲストとして迎え、直近ではルドヴィック・デ・サン・サーナン(Ludovic de Saint Sernin)を招へいし、25年春夏オートクチュール・コレクションを発表した。なお、「ジャンポール・ゴルチエ」は、20年9月にグラフィック・デザイナーのフローレンス・テティエ(Florence Tetier)をクリエイティブ・ディレクターに起用しているが、同氏は24年9月に退任している。

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「ジャンポール・ゴルチエ」、新クリエイティブ・ディレクターとして気鋭のデュラン・ランティンクを検討か 情報筋の話

情報筋によれば、「ジャンポール・ゴルチエ(JEAN PAUL GAULTIER)」は新たなクリエイティブ・ディレクターを探しており、新進デザイナーのデュラン・ランティンク(Duran Lantink)と話し合いを行ったという。本件について、いずれのコメントも得られなかった。

デュラン・ランティンクについて

ランティンクは、1987年オランダ生まれ。2016年に自身のブランド「デュラン ランティンク(DURAN LANTINK)」を立ち上げた。19年には、若手デザイナーの登竜門、LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)による「LVMHヤング ファッション デザイナー プライズ(LVMH YOUNG FASHION DESIGNER PRIZE)」のセミファイナリストとなり、24年には同賞の準グランプリにあたるカール・ラガーフェルド審査員特別賞を受賞。また、23年にはフランス国立モード芸術開発協会が主催する「ANDAMファッション・アワード(ANDAM Fashion Award、ANDAM賞)」で特別賞を受賞した。同ブランドはアップサイクルをコンセプトにしており、風船のようにボリューム感のあるシェイプが特徴的だ。

「ジャンポール・ゴルチエ」について

「ジャンポール・ゴルチエ」は、1976年の創業。アンドロジナスでアバンギャルドなクリエイションで知られたが、2014年にプレタポルテの発表を休止した。20年1月、創業デザイナーのジャンポール・ゴルチエは20年春夏オートクチュール・コレクションのショーが「私の最後のものとなる」と発表。同年3月、今後はゲストデザイナーを招いてオートクチュールを披露することを明らかにし、その第1弾として「サカイ(SACAI)」の阿部千登勢デザイナーを抜擢した。以降、さまざまなデザイナーをゲストとして迎え、直近ではルドヴィック・デ・サン・サーナン(Ludovic de Saint Sernin)を招へいし、25年春夏オートクチュール・コレクションを発表した。なお、「ジャンポール・ゴルチエ」は、20年9月にグラフィック・デザイナーのフローレンス・テティエ(Florence Tetier)をクリエイティブ・ディレクターに起用しているが、同氏は24年9月に退任している。

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「タカミ」の日焼け止めが着目したのは摩擦と「正しい量」 ロレアルとのシナジーを発揮した新作

「タカミ(TAKAMI)」は4月24日、紫外線から肌だけでなく、繊細な角質も守るミルクタイプの日焼け止め“タカミUVプロテクション”[SPF50・PA++++](30mL、4400円)を発売する。

岡村雄嗣・日本ロレアル社長付 特別顧問「タカミ」ブランドアドバイザーは、「『タカミ』は、肌への摩擦をいかに減らせるかを重視している。しかし以前作っていた日焼け止めは、肌への優しさに特化したため紫外線防御力をあまり高くできないという課題もあった。今回はロレアルと共同開発することで、繊細な角質を正しく、しっかりと守る処方に仕上げることができた」とロレアルとのシナジーが生まれていることを明らかにする。

また日焼け止めのUV効果を発揮するために、「正しい量を塗布できるテクスチャーにもこだわった」といい、たっぷり重ね塗りしても重くならず、ベタつかず、白浮きしないテクスチャーをかなえた。「正しい量」とは、女性の顔の平均サイズから計算すると約0.8gといわれ、人差し指の第2関節から指先まで出した量だ。使用量が少ないと摩擦ダメージにもつながると「タカミ」は考えており、顔と首をムラなくカバーするためにはこの量を2回分(約1g)使うことを提唱する。

天谷美乃里・ロレアル リュクス事業本部 タカミ事業部 事業部長は、「クリニック発祥のブランドとして肌に誠実に向き合ってきたので、肌への摩擦を最小限に、紫外線防御力を正しく発揮できる量を塗れる製品を開発した。“タカミUVプロテクション”で『真のUVケア』をしてほしい」と話した。

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「タカミ」が繊細な角質も守るミルクUVを発売 日焼け止めの「正しい量」を呼びかけ

「タカミ(TAKAMI)」は4月24日、紫外線から肌だけでなく、繊細な角質も守るミルクタイプの日焼け止め“タカミUVプロテクション”[SPF50・PA++++](30mL、4400円)を発売する。

同製品はUV-A、UV-Bから肌を守る日焼け止めで、光安定性の高い「メギゾリルXL」などの異なる5つのUVフィルターをバランス良く組み合わせて配合した。さらに、ヒドロキシアセトフェノンや潤いを与えるヒアルロン酸Naを配合。日中も潤いを補給しながら、健やかな素肌に導く。

また、「タカミ」は日焼け止めのUV効果を正しく発揮するために、「正しい量」を塗布する重要性を訴求している。この「正しい量」とは、女性の顔の平均サイズから計算すると約0.8gといわれており、人差し指の第2関節から指先まで出した量だ。

同ブランドはこの適正量を心地良く塗布できるよう、テクスチャーにこだわった。独自の粉体乳化テクノロジーにより、滑らかな使用感を実現。塗布した瞬間にすっとなじみ、重ね塗りをしても負担を感じにくく仕上げた。

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「ジャンポール・ゴルチエ」2025年春夏オートクチュール・コレクション

「ジャンポール・ゴルチエ(JEAN PAUL GAULTIER)」が2025年春夏オートクチュール・コレクションを発表した。

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「ディプティック」が“オルフェン”の限定コレクションを発売 キャビネットケース付きセットなど

「ディプティック(DIPTYQUE)」は2月18日、“オルフェオン”(Orpheon)の限定コレクションを発売する。“オードパルファン オルフェオン”はカルチェ・ラタンの中心にあった、同ブランド創業者たちの隠れ家的ジャズクラブ “オルフェオン”の名前を冠したフレグランス。カウンターやテーブルを連想させるシダーYや、タバコの余韻を感じさせるトンカビーンズ、ジンカクテルを想像させるジュニパーベリー、時代を超えたエレガンスを表現するジャスミンの香りで調合し、それぞれのノートが芸術的な画期活気に溢れるジャズクラブのエッセンスを再現している。

キャビネットケース付きのプレミアムセット

プレミアムセット(4万4000円)のオーク材製のボックスは、“ドリンクキャビネット”に着想を得て再利用できるようにデザインされており、ケースを開くとミラー張りの扉の中央にオードパルファン(75mL)が現れる仕様だ。外側には手彫りのイラストをあしらい、“オルフェオン”の熱気あふれるムードを表現した。

ラベルを一新

さらに今回、“オードパルファン オルフェオン”(75mL、2万9700円)のラベルを一新。特徴的なブルーとシルバーのタッチで描いたデザインで“オルフェオン”に実在した前面にフェセットカットミラーをあしらった柱をオマージュした。加えて、新たに30mLサイズ(1万3420円)も登場する。

キャンドルセット

また、ナルギレ(Narguile)と(ジェネヴリエ)(Genevrier)の香りをひとつにしたスモールキャンドルのデュオセット(各70g、1万2540円)も用意する。

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