「トリデン」“セルメイジング”シリーズのコラーゲンライン3種が日本上陸

韓国スキンケアブランド「トリデン(TORRIDEN)」は5月12日、人気の“セルメイジング”シリーズからコラーゲンライン3種を発売した。全国のバラエティーショップおよびドラッグストアなど、取り扱い店舗で販売する。今回日本上陸するコラーゲンラインは、毛穴、ハリ、弾力ケアに特化し、分子のサイズが異なる5種類のコラーゲンを複合成分“5D-複合コラーゲン”とペプチドを共通成分として配合している。

5種のコラーゲンによる複合成分を配合した3製品

毛穴ケアに特化した“セルメイジング コラーゲン ポア パーフェクティング アンプル”(30mL、2530円)は、LHAとPHAで詰まり毛穴をケアし、「トリデン」独自の“5D-複合コラーゲン”とペプチドでたるみ毛穴にもアプローチする。“5D-複合コラーゲン”やペプチド、ヒアルロン酸などを配合したエッセンスをそのままハイドロゲルマスクにした“セルメイジング コラーゲン ファーミング ゲルマスク”(1枚、36g、594円)は、水分保湿とハリ、弾力のスペシャルケアをかなえる。ベタつかない使用感の“セルメイジング コラーゲン ファーミング クリーム”(120mL、1320円)は、“5D-複合コラーゲン”、ペプチド、ヒアルロン酸を配合し、ハリや弾力ケアをしながら、しっとりと保湿し肌を潤いで満たす。

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「トリデン」“セルメイジング”シリーズのコラーゲンライン3種が日本上陸

韓国スキンケアブランド「トリデン(TORRIDEN)」は5月12日、人気の“セルメイジング”シリーズからコラーゲンライン3種を発売した。全国のバラエティーショップおよびドラッグストアなど、取り扱い店舗で販売する。今回日本上陸するコラーゲンラインは、毛穴、ハリ、弾力ケアに特化し、分子のサイズが異なる5種類のコラーゲンを複合成分“5D-複合コラーゲン”とペプチドを共通成分として配合している。

5種のコラーゲンによる複合成分を配合した3製品

毛穴ケアに特化した“セルメイジング コラーゲン ポア パーフェクティング アンプル”(30mL、2530円)は、LHAとPHAで詰まり毛穴をケアし、「トリデン」独自の“5D-複合コラーゲン”とペプチドでたるみ毛穴にもアプローチする。“5D-複合コラーゲン”やペプチド、ヒアルロン酸などを配合したエッセンスをそのままハイドロゲルマスクにした“セルメイジング コラーゲン ファーミング ゲルマスク”(1枚、36g、594円)は、水分保湿とハリ、弾力のスペシャルケアをかなえる。ベタつかない使用感の“セルメイジング コラーゲン ファーミング クリーム”(120mL、1320円)は、“5D-複合コラーゲン”、ペプチド、ヒアルロン酸を配合し、ハリや弾力ケアをしながら、しっとりと保湿し肌を潤いで満たす。

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「バーバリー」からチャールズ国王の慈善団体を支援する新コレクションが登場 エリザベス・マクガヴァンらをキャンペーンに起用

「バーバリー(BURBERRY)」は、チャールズ3世国王陛下とカミラ王妃陛下の私邸を囲むハイグローヴ・ガーデンとの関係を称えたカプセルコレクション“ハイグローブ×バーバリー”からチャールズ3世国王(King Charles III)が設立した慈善団体“ザ キングス ファウンデーション”(THE KING‘S FOUNDATION)の活動を支援する新しいコレクションを発売した。

“ハイグローブ・ガーデン”内の“キッチン・ガーデン”から着想を得た
アートワークを落とし込んだアイテム

同コレクションは、英国人アーティストのヘレン・ブロック(Helen Bullock)が手がけたアートワークを採用した。自然の恵みをテーマにした“ハイグローブ・ガーデン”内の“キッチン・ガーデン”から着想を得た4点のアートワークをメンズ、ウィメンズ、アクセサリーの28型に落とし込んだ。素材には、環境に配慮した認証済みのウールやオーガニックコットン、オーガニックシルクを使用した。

キャンペーンには、英国のカントリーハウスと庭園を舞台に俳優のエリザベス・マクガヴァン(Elizabeth McGovern)やローラ・カーマイケル(Laura Carmichael)、ショペ・ディリス(Sope Dirisu)が登場し、温かな家族の時間を描き出した。

また、同コレクションの発売を祝して、世界各国の一部店舗では華やかなビジュアルの展開を実施する。中国・青島の店舗では、ヘレン・ブロックの作品から着想を得たウィンドウディスプレイを展開。さらに、マイアミ、北京・三里屯、ロンドン・リージェントストリート、東京の店舗でも、英国のカントリーガーデンを彷彿とさせる花々やベンチで彩られた特別なインスタレーションが登場する。

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ヨウジヤマモトが「ワイズ」「ワイズ フォー メン」「リミ フゥ」の新店を渋谷パルコに開店

ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)は4月25日、「ワイズ(Y'S)」「ワイズ フォー メン(Y‘S FOR MEN)」「リミ フゥ(LIMI FEU)」の3ブランドを取り扱う新店舗を渋谷パルコにオープンした。

店内は「直線の中の大きな斜線」をテーマに、ブラックやグレー、ホワイトを基調とした洗練された空間となっている。アーモンド(R.mond inc.)を主宰するセットデザイナー、アーティストのENZO氏が手掛けた。3ブランドそれぞれが表現する世界観を際立たせる設計にした。

アイテムは定番製品から限定コレクションまで、メンズ・ウィメンズの豊富なラインアップを用意。同店とポップアップストアでのみ販売する、「ワイズ」の残布で制作した“ファブリックフラワー”(5500〜1万6500円)も並ぶ。

◾️Y's / Y’s for men / LIMI feu 渋谷PARCO店
住所:東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷パルコ 3階
営業時間:11:00〜21:00

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「シロル」からシミの原因に着目した新スキンケアシリーズ 美白・肌荒れ防止有効成分をダブル配合

「シロル(SHIRORU)」は5月22日、クリスタルのような“透明素肌”に導く新シリーズ“薬用美白クリスタル”を発売する。ラインアップは、化粧水“クリスタル エッセンスウォーター”【医薬部外品】(100mL、4400円)と“同モイスチャークリーム”【医薬部外品】(30g、4950円)の2品。ブランド公式ECや楽天などの各種EC、全国のバラエティーショップで取り扱う。

同シリーズは、シミの原因となるメラニンの発生メカニズムに着目。シミやそばかすを防ぐ美白有効成分と肌荒れ防止有効成分をダブル配合し、セラミドなどの保湿成分でできたカプセルに閉じ込めた。肌への優しさを保ちながら浸透性を高め、角質細胞の1000分の1以下の微細なサイズで肌の奥まで素早く浸透する。ほか、肌の“シンデレラタイム”をキープするワイルドタイムエキスや真珠エキス、ドクダミエキスなどの美容保湿成分を配合。メラニンを生成させない“徹底美白設計”で、毛穴やくすみ、乾燥、肌荒れ防止にアプローチし、潤ったクリアな素肌に導く。

化粧水とクリームの2品をラインアップ

美白成分が素早く浸透する即効型の化粧水“クリスタル エッセンスウォーター”には、メラニンを無色に還元するS-ビタミンC誘導体と、肌荒れを防ぎ健やかに保つトラネキサム酸を配合。メラニン抑制効果を長時間キープする持続型のクリーム“クリスタル モイスチャークリーム”には、メラニンを作る酵素の働きを抑えるアルブチンと、肌コンディションを整えるグリチルリチン酸ジカリウムを配合した。

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「シロル」からシミの原因に着目した新スキンケアシリーズ 美白・肌荒れ防止有効成分をダブル配合

「シロル(SHIRORU)」は5月22日、クリスタルのような“透明素肌”に導く新シリーズ“薬用美白クリスタル”を発売する。ラインアップは、化粧水“クリスタル エッセンスウォーター”【医薬部外品】(100mL、4400円)と“同モイスチャークリーム”【医薬部外品】(30g、4950円)の2品。ブランド公式ECや楽天などの各種EC、全国のバラエティーショップで取り扱う。

同シリーズは、シミの原因となるメラニンの発生メカニズムに着目。シミやそばかすを防ぐ美白有効成分と肌荒れ防止有効成分をダブル配合し、セラミドなどの保湿成分でできたカプセルに閉じ込めた。肌への優しさを保ちながら浸透性を高め、角質細胞の1000分の1以下の微細なサイズで肌の奥まで素早く浸透する。ほか、肌の“シンデレラタイム”をキープするワイルドタイムエキスや真珠エキス、ドクダミエキスなどの美容保湿成分を配合。メラニンを生成させない“徹底美白設計”で、毛穴やくすみ、乾燥、肌荒れ防止にアプローチし、潤ったクリアな素肌に導く。

化粧水とクリームの2品をラインアップ

美白成分が素早く浸透する即効型の化粧水“クリスタル エッセンスウォーター”には、メラニンを無色に還元するS-ビタミンC誘導体と、肌荒れを防ぎ健やかに保つトラネキサム酸を配合。メラニン抑制効果を長時間キープする持続型のクリーム“クリスタル モイスチャークリーム”には、メラニンを作る酵素の働きを抑えるアルブチンと、肌コンディションを整えるグリチルリチン酸ジカリウムを配合した。

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セブン-イレブンで愛され25周年 コンビニコスメの先駆け「パラドゥ」が限定復刻デザイン品を発売

セブン-イレブンで展開するコスメブランド「パラドゥ(PARADO)」は5月23日、誕生25周年を記念しブランドデビュー当時のパッケージを再現した限定アイテムを発売する。アイテムはアイブロウペンシル、リップスティック、リップスティック付きのパウダリーファンデーションで、ブランド名の由来でもある“楽園(パラダイス)”をイメージしたデザインになっている。

デビュー当時のデザインをアップデート

ラインアップは、自然なふんわり眉が描ける“アイブロウペンシルN”(全3色、各750円)、美容液成分を約80%配合し、青みを抑えて明るい印象をかなえる“エッセンスルージュS”(全2色、各990円)のほか、気になる毛穴をふわっとぼかす“パウダリィファンデーションex”[SPF35+・PA+++]の価格を据え置き“エッセンスルージュS”限定色のカシスブラウンを付けた“リップ付きパウダリィファンデーションex”(全2色、各1320円)の3種7アイテム。アイブロウは髪色に合わせた3色、リップはブラウンレッドとローズピンクの2色を用意した。

華やかな花々が彩るパッケージは、ブランド誕生当時の「使うたびにパラダイスにいるような心躍るときめきを感じてほしい」という願いを込めたデザインをアップデートしている。

“コンビニコスメの女王”が歩んだ25年

「パラドゥ」はコンビニコスメ黎明期の2000年4月、ピアスグループのメイクアップブランド「ケサランパサラン(KESALANPATHARAN)」の妹ブランドとしてデビュー(現在は独自ブランドとして展開)。セブン-イレブンの店頭販売の知見と、デパコスからプチプラまで幅広い製品を手掛けるピアスグループの技術を融合させ、それまでのコンビニエンスストアにはなかった「使用感も発色も満足できる」本格的なコスメを企画、開発した。

コンビニは毎日のように食品や日用品の新製品が店頭に並び、8割のユーザーが週に1回来店するという、化粧品販路の中でも特殊な環境にある。「パラドゥ」は当初からその環境を意識して新作を発売しており、25年間で投入したアイテムは全289品目1266品種。週に1個新作を投入している計算で、ブランド全体の累計売上個数は1億個にのぼる。

誕生時は間に合わせや緊急買いニーズが約8割を占めていたが、03年のティント美容液や08年の涙袋メイクパウダー&アイライナーなど、トレンドを先取りしたアイテムがヒットするなどし、やがて「セブン-イレブンで買えるコスメ」として広く定着。以来、四半世紀もの間、最旬アイテムが買えるコスメとしてセブン-イレブンの日用品棚で存在感を放っている。

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セブン-イレブンで愛され25周年 コンビニコスメの先駆け「パラドゥ」が限定復刻デザイン品を発売

セブン-イレブンで展開するコスメブランド「パラドゥ(PARADO)」は5月23日、誕生25周年を記念しブランドデビュー当時のパッケージを再現した限定アイテムを発売する。アイテムはアイブロウペンシル、リップスティック、リップスティック付きのパウダリーファンデーションで、ブランド名の由来でもある“楽園(パラダイス)”をイメージしたデザインになっている。

デビュー当時のデザインをアップデート

ラインアップは、自然なふんわり眉が描ける“アイブロウペンシルN”(全3色、各750円)、美容液成分を約80%配合し、青みを抑えて明るい印象をかなえる“エッセンスルージュS”(全2色、各990円)のほか、気になる毛穴をふわっとぼかす“パウダリィファンデーションex”[SPF35+・PA+++]の価格を据え置き“エッセンスルージュS”限定色のカシスブラウンを付けた“リップ付きパウダリィファンデーションex”(全2色、各1320円)の3種7アイテム。アイブロウは髪色に合わせた3色、リップはブラウンレッドとローズピンクの2色を用意した。

華やかな花々が彩るパッケージは、ブランド誕生当時の「使うたびにパラダイスにいるような心躍るときめきを感じてほしい」という願いを込めたデザインをアップデートしている。

“コンビニコスメの女王”が歩んだ25年

「パラドゥ」はコンビニコスメ黎明期の2000年4月、ピアスグループのメイクアップブランド「ケサランパサラン(KESALANPATHARAN)」の妹ブランドとしてデビュー(現在は独自ブランドとして展開)。セブン-イレブンの店頭販売の知見と、デパコスからプチプラまで幅広い製品を手掛けるピアスグループの技術を融合させ、それまでのコンビニエンスストアにはなかった「使用感も発色も満足できる」本格的なコスメを企画、開発した。

コンビニは毎日のように食品や日用品の新製品が店頭に並び、8割のユーザーが週に1回来店するという、化粧品販路の中でも特殊な環境にある。「パラドゥ」は当初からその環境を意識して新作を発売しており、25年間で投入したアイテムは全289品目1266品種。週に1個新作を投入している計算で、ブランド全体の累計売上個数は1億個にのぼる。

誕生時は間に合わせや緊急買いニーズが約8割を占めていたが、03年のティント美容液や08年の涙袋メイクパウダー&アイライナーなど、トレンドを先取りしたアイテムがヒットするなどし、やがて「セブン-イレブンで買えるコスメ」として広く定着。以来、四半世紀もの間、最旬アイテムが買えるコスメとしてセブン-イレブンの日用品棚で存在感を放っている。

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【2025年夏コスメ】「アンミックス」はリップとアイシャドウから新色が登場  “クール”と“ホット”を掛け合わせたメイクを提案

ビューティクリエイターの吉川康雄が手掛けるメイクアップブランド「アンミックス(UNMIX)」は2025年のサマーコレクションを6月と7月に発売する。6月10日に“リップスティック”(各3960円)、7月10日にアイシャドウ“アイリッドニュアンス”(各2860円)の新色の販売を開始する。

6月10日発売のリップスティック

透け感と色の落ちにくさを両立するリップスティックは、きらめく血色ピンクカラーの“04 ピンクベリー”が登場。ラベンダーやピンク、ブルーカラーの大小さまざまなラメとパールが繊細な雰囲気の輝きを作り出し、透けて色付く火照ったような唇を演出する。

7月10日発売のアイシャドウ

クリームアイシャドウのような質感が特徴のアイシャドウは、クールに輝くブルーカラー“17 ラベンダーブルー”が仲間入り。ブルーにグレージュのくすみカラーを組み合わせ、ラベンダーピンク、ラベンダーブルー、シャンパンゴールドカラーのきらめきと血色感をプラスした。

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LA発「ランディーズドーナツ」が東京・代官山に上陸 “あの”巨大ドーナツオブジェと迫力のショーケースがお出迎え

アメリカ・ロサンゼルスで人気のドーナツショップ「ランディーズドーナツ(RANDY’S DONUTS)」が5月15日、国内1号店を東京・代官山の商業施設ログロード代官山にオープンする。

「ランディーズドーナツ」は1952年にロサンゼルスで創業したドーナツ店で、米国ではロサンゼルスを中心に25店舗を展開。近年は韓国やフィリピン、サウジアラビア、メキシコなどの海外展開を拡大している。ハリウッド映画やミュージックビデオなどのロケ地としても知られており、聖地巡礼に訪れるファンも多いそうだ。

「ランディーズドーナツ」といえば、店舗外にある直径約4mの巨大なドーナツ型サイン看板がシンボルとして知られている。マーベル映画「アイアンマン2」で、主人公のトニー・スタークが巨大なドーナツの看板の上でドーナツを食べるシーンで有名になったオブジェ。ロサンゼルスの店舗同様、代官山店にも設置した。

巨大ショーケースは迫力大! ドンキでの学びを反映

同店は、街中でよく見かけるドーナツ屋さんとは一味違う。入り口を入ると、ドーナツが大量に並ぶ大型ショーケースがお出迎え。上から下までぎっしりとカラフルなドーナツが並んでおり、最大で約1000個のドーナツをディスプレーできるという。その迫力に、思わずシャッターを切りたくなる人が続出するだろう。

そんな内装を手掛けたのは、「ランディーズドーナツ」の日本展開におけるマスターフランチャイズ権利を取得したグリット・インターナショナル。芳賀剛社長は、ドン・キホーテで20年にわたりキャリアを積んだ経歴を持つ、小売り業界出身の人物だ。「長年ドンキで培った“エンターテインメント性を届ける店作り”という学びを、『ランディーズドーナツ』にも取り入れた。例えば、入り口正面のショーケース。バックヤードにドーナツの在庫がたくさんあるなら、陳列した方が見栄えが良いし、美しく魅せることでお客さまの財布の紐が緩むかもしれない」。ワクワクするような体験型店舗を意識したそうで、内装はどこを切り取っても“写真映え”する。

注文はタッチパネルによるセルフオーダー方式で、キャッシュレス決済のみ。来店客が画面を操作して注文を完結するスタイルで、ドーナツ店としては珍しい仕組みだ。これを導入することで、注文ミスの削減や人手不足の解消にもつながる。店内奥にはイートインスペースも完備しており、心地よいテラス席では愛犬を連れての食事も可能だ。

アメリカンサイズのドーナツはシェア必須

ドーナツは40種類以上で、価格は360〜550円。目玉は、ビッグサイズの“ストロベリーチョコレートテキサス グレイズド”(550円)だ。甘酸っぱいイチゴ風味のチョコレートにフリーズドライのイチゴを振りかけたドーナツで、意外にさっぱりと食べられる。直径約16cmと、顔と同じくらいの大きさで、3〜4人で分けてシェアするのがおすすめだ。

ほか、定番の“シュガーレイズド”(380円)や“ミルクチョコレイズド”(440円)、“スモアズレイズド”(550円)など、クラシックからプレミアムまで色とりどりのドーナツがそろい、どれも大きめなサイズ感。生地はしっかりとしており、1つ食べるだけでも満足感を得られるだろう。

ドリンクはコーヒーや紅茶だけでなく、レモネードやスムージー、タピオカまで。ドリンクだけでも十分に楽しめるラインアップだ。

日本上陸のキッカケは“オレンジのドーナツボックス”!?

「ランディーズドーナツ」の日本上陸のきっかけは、意外にも“オレンジ色のドーナツボックス”だったと芳賀社長は語る。「正直ドーナツそのものよりも、あのオレンジのボックスにひと目惚れしてしまった。その後、米『ランディーズドーナツ』を運営するクワッド クイーンズLLC代表のマーク・ケレギアン(Mark Kelegian)にオファーを出し、日本への進出が決まった。もちろんドーナツもおいしくて、すぐに『ランディーズドーナツ』のファンになった」と振り返る。

一方、マーク氏は「40〜50社から問い合わせがあった中で、芳賀社長のパッションと『ランディーズドーナツ』への深い愛情が印象的だった。価値観を共有できるすばらしいパートナーと出会えた」と語っている。両者が出会わなければ、「ランディーズドーナツ」の日本上陸は実現しなかったと言っても過言ではない。

芳賀社長は「この店舗で実績を作り、さらに日本国内の店舗数を増やしていきたい」と店舗拡大を視野に入れ、意欲を示した。

積極的なファッションコラボで、ドーナツ屋の枠を超える

「ランディーズドーナツ」は、ファッションブランドとの協業にも力を入れている。店頭で販売しているTシャツは「フリークス ストア(FREAK'S STORE)」が、キャップは「ニューエラ(NEW ERA)」が制作。スタッフが着用するユニホームのエプロンは、ロサンゼルス発のワークウエアブランド「クックマン(COOKMAN)」によるものだ。

今後もさまざまなコラボレーションを検討しており、ファッションとの親和性も含めた新たな魅力の発信を目指す。“映えるドーナツショップ”にとどまらず、ファッションやライフスタイルの交差点としても注目を集めそう。今後の展開にも注目したい。

◼️ランディーズドーナツ渋谷代官山店
オープン日:5月15日
場所:ログロード 代官山 L2棟
住所:東京都渋谷区代官山町13-1
営業時間:11:00〜19:00
席数:40席(テラス席含む)

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「ステラ マッカートニー」が“ファラベラ”にフォーカスしたカプセルコレクション ビジュアルはアオイヤマダ

「ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)」は5月15日、ブランドのアイコンの1つであるビーガンバッグ“ファラベラ”に焦点を当てた限定カプセルコレクション“ジェネレーション フェラベラ(GEN F)”を発売する。日本限定のキャンペーンビジュアルには、2022年サマーのグローバルキャンペーンにも登場したダンサーのアオイヤマダを起用した。

“ジェネレーション フェラベラ”は、「若者たちの友情と自由奔放な精神、楽しさを讃える」(発表リリースから)コレクションで、“フェラベラ”を中心に展開する。“フェラベラ”は09年ウィンターコレクションでの発売以来、イタリアの職人によって手作業で製作されてきた。レザーを使わず、同時に動物性素材を使った製品と同様のクラフツマンシップ、品質、耐久性を誇るという。

キャンペーンビジュアルに登場したアオイヤマダは、ダンサー、モデル、俳優として活動し、次世代を代表するクリエイターとして21年に開催された東京五輪の閉会式でパフォーマンスを披露し、いっそう注目を集めた。キャンペーンビジュアルでは、「ステラ マッカートニー」と「アディダス」の協業アイテムであるシューズ“ラサント”の日本限定カラーの黒と、“ロック ロイヤリティ”をテーマにした25年秋物のウエアを着用している。

アイテム詳細

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「ディオール」の“ディオールショウ サンク クルール”にカナージュケースの限定4種が登場 新マスカラとアイライナーも

「ディオール(DIOR)」は、アイシャドウ“ディオールショウ サンク クルール”の数量限定エディション(全4種、各1万10円)と新ボリュームマスカラ“マスカラ ディオールショウ オーバーボリューム”(5610円)、新アイライナー“ディオールショウ リキッド ライナーウォータープルーフ”(全9色、各4840円)を発売する。5月21日に先行発売、30日に全国発売を開始する。

目元をドレスアップ!
“ディオールショウ サンク クルール”の限定エディション

“ディオールショウ サンク クルール”は、同ブランドを象徴する“カナージュ”をまとったケースで登場。ピーター・フィリップスが再解釈した4つのニュートラルシェードをセットし、マット、メタリック、グリッター、サテンの4つの質感で仕上げ、多彩なグラデーションをかなえる。

カラーは、柔らかなベージュやブラウン、淡いピンクの“647 シルク トープ”、エレガントなローズカラーの“857 ローズ オーガンザ”、コーラルやピーチカラーの“671 コーラル クチュール”、アースカラーの“557 ブラウン カシミア”の全4種をそろえる。

“カナージュ”をまとうマスカラ

同ブランドのマスカラで初めて“カナージュ”のパッケージで用意する“マスカラ ディオールショウ オーバーボリューム”は、花びら型のブラシがまつ毛を逃さずキャッチして1本1本を際立たせ、存在感を放つ目元に導く。使うたびにハリのあるまつ毛に整えるトリートメント効果のあるケア成分も配合した。

にじみをブロックして鮮やかに発色するリキッドライナー

“ディオールショウ リキッド ライナーウォータープルーフ”は、インクがフィルムに変化して肌に密着し、鮮やかな発色が続くアイライナー。また、皮脂・汗・涙・こすれに強く、にじみにくいウオータープルーフ処方、手もとがブレにくいフェルトチップを採用した。

ラインアップは、サテン、パーリー、シマーの異なる3つの質感に、ホワイト、ブラック、インディゴ、ミント、エメラルド、ブラウン、ローズ、ピンク、バーガンディーの全9色。シマーのローズとミントには繊細に輝くカラーベースを採用しており、下瞼や目尻に塗布すると自然に光をキャッチして目元を明るく演出する。

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「ノンネイティブ」×「グラミチ」のイージーパンツ&ショーツが発表 「ロロ・ピアーナ」の生地を使用

藤井隆行が手掛ける「ノンネイティブ(NONNATIVE)」は、「グラミチ(GRAMICCI)」とコラボレーションしたイージーパンツとショーツを5月17日に発売する。価格はパンツが5万9180円で、ショーツが4万7080円。東京・中目黒にある「ノンネイティブ」の旗艦店とセレクトショップ「カバーコード(COVERCHORD)」の福岡店および公式オンラインストアで取り扱う。

今回のコラボでは、生地にイタリアの高級生地メーカーとしても知られる「ロロ・ピアーナ(LORO PIANA)」の高繊度メリノウール素材「スーパー130’s(Super130’s)」を使用しており、絹のような光沢と滑らかな風合いが特徴となっている。そして、「ノンネイティブ」らしい立体的なカッティングで腰と太もも周りにゆとりを持たせたることで、美しく動きのあるシルエットを実現。また、「グラミチ」ならではのガゼットクロッチやウェビングベルトなどのディテールを採用している。

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【スナップ】関口メンディー、MFSらが来場 「アディダス オリジナルス」×「ウィリー チャヴァリア」プレローンチパーティー

「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」は5月7日、「ウィリー チャヴァリア(WILLY CHAVARRIA)」とのコラボコレクションの発売を記念して、セレクトショップの「ヌビアン(NUBIAN)」原宿店でプレローンチパーティーを開催した。同コレクションのキーカラーである赤を基調とした華やかな会場には、ラッパーのエムエフエス(MFS)やザ ディー ソラキ(THE D Soraki)、元GENERATIONSの関口メンディーらが登場。トラックメーカーのヨウヘイ オキ(Yohei Oki)ことYYIOYやDJのMARTAのDJプレーとともに、コラボアイテムの発売を祝福した。

会場の様子

来場者スナップ一覧

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デンマーク発「フリッツ・ハンセン」のクリエイティブ・ディレクターに聞く 世代を超えて引き継がれる価値

PROFILE: エリス・ヴァン・ホーレベーク / 「フリッツ・ハンセン」クリエイティブ・ディレクター

エリス・ヴァン・ホーレベーク / 「フリッツ・ハンセン」クリエイティブ・ディレクター
PROFILE: ベルギー生まれ。ベルギーのLUCAスクール・オフ・アーツのインテリアデザイン科卒業。「ヴィトラ」をはじめ、大手デザイン企業のインテリアデザイナーとして活躍。ロンドンでコワーキングスペースを展開するザ オフィス グループのインテリアデザイン部門の責任者を経てコペンハーゲン拠点の「アンド トラディション」のクリエイティブ&ブランドディレクターを務めた。2024年11月から現職

デンマーク発インテリア「フリッツ・ハンセン(FRITZ HANSEN)」のエリス・ヴァン・ホーレベーク=クリエイティブ・ディレクターが来日した。彼女は、「ヴィトラ(VITRA)」でデザイナーとして活躍後、デンマーク発インテリア「& トラディション(AND TRADITION)」のクリエイティブ・ブランドディレクターを約5年間務めた人物。「フリッツ・ハンセン」といえば、アルネ・ヤコブセン(Arne Jacobsen)の“セブン チェア”や“エッグ チェア”などミッドセンチュリーの北欧名作家具で知られるブランド。一方で、NENDOやセシリエ・マンツ(Cecilie Manz)などと協業し、現代の名作を生み出している。来日したホーレベークに、話を聞いた。

彼女の来日の目的は、「フリッツ・ハンセン」の日本のチームと会い、市場を知ることだ。昨年、クリエイティブ・ディレクターに就任してから世界各市場を回ってきたという。その中でも、日本市場における店舗作りは参考になるようだ。ホーレベークは、「日本のショップの作り方はヨーロッパと違う。感謝の気持ちを感じる落ち着いた空間で、入店する全ての人歓迎する雰囲気がある。誰もが居場所がある快適さがある一方で、保守的なヨーロッパと違い実験的な面もあり、支払いなどテクノロジーの導入が進んでいる」と話す。日本の消費者動向やどんなブランドが人気か、それらがどのようにコミュニケーションを取っているかリサーチするのも目的だが、日本市場はさまざまな面でインスピレーション源になるという。

創業以来変わらない“ラグジュアリーは品質から”という哲学

 「フリッツ・ハンセン」は1872年の創業以来、“ラグジュアリーは品質から”という徹底した姿勢を貫いてきた。ブランド哲学について彼女は、「機能性と美しさが同居するタイムレスなデザイン。それがブランドの歴史を作ってきた。デンマークデザインのルーツがわれわれにはあるといってもいい。クラフツマンシップに裏付けされた妥協ない品質の高さ、快適さといったものが、使う人に安心感と愛着をもたらしている」と話す。
クリエイティブ・ディレクターとしての役割は、単にデザインの統括やブランドイメージの監督だけではない。「デザイナーの選別から製品デザイン、生産開発から発売、製品のストーリーやコミュニケーション方法、空間デザインまでA to Z全てに関わる。それがブランドアイデンティティーになるから」。協業するデザイナーは、ベテランから若手まで幅広い。ホーレベークは、デザイン学校の学生の卒業作品などにも注目しているという。協業する基準について、「機能性やモノ作りに対する知識はもちろん、『フリッツ・ハンセン』を正しい方向に引っ張ってくれる力があるデザイナー。お互いに強いコネクションを感じ率直に話し合える関係であることが大切だ。ある意味デザイナーとの協業は結婚のようなもの」と話す。

メーカーだから提供できる世代を超えて使える家具

今後の強化点については、「新作家具の発表はもちろん、過去の素晴らしいアーカイブがあるから、それらを掘り起こしたい」と話す。「フリッツ・ハンセン」にとって日本はデンマークに次ぐ第二の市場だという。日本市場では、コロナ以降、年商は右肩上がりだ。「日本とは親和性が高い。多くの日本人がブランドに興味を持ってくれている。インスタグラムなどSNSを入り口に、ECやショップなどに来てもらえるようにあらゆるメディアを通して接点を持ちたい」。一方で、ヤコブセンなどデザイナー名と「フリッツ・ハンセン」がリンクしない消費者も多いという。

ブランドにとっての一番の課題は、認知度アップだ。「ファッションブランドのように多くの人に知ってもらいたい。われわれには、それだけの長い歴史と品質の高さがある。1脚の椅子が投資になる。リペアして次の世代に引き継ぐことができる」と話す。現在「フリッツ・ハンセン」では、同ブランドの使用済みの家具を回収し、再利用するサーキュラープログラムに力を入れ、家具のライフサイクルを伸ばす活動をしている。「これは、メーカーでなければできないこと。世代や時代を超えて使うことができるのが『フリッツ・ハンセン』の一番の強み。アイコニックな製品を生かし続けることがわれわれの使命だ」。

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デンマーク発「フリッツ・ハンセン」のクリエイティブ・ディレクターに聞く 世代を超えて引き継がれる価値

PROFILE: エリス・ヴァン・ホーレベーク / 「フリッツ・ハンセン」クリエイティブ・ディレクター

エリス・ヴァン・ホーレベーク / 「フリッツ・ハンセン」クリエイティブ・ディレクター
PROFILE: ベルギー生まれ。ベルギーのLUCAスクール・オフ・アーツのインテリアデザイン科卒業。「ヴィトラ」をはじめ、大手デザイン企業のインテリアデザイナーとして活躍。ロンドンでコワーキングスペースを展開するザ オフィス グループのインテリアデザイン部門の責任者を経てコペンハーゲン拠点の「アンド トラディション」のクリエイティブ&ブランドディレクターを務めた。2024年11月から現職

デンマーク発インテリア「フリッツ・ハンセン(FRITZ HANSEN)」のエリス・ヴァン・ホーレベーク=クリエイティブ・ディレクターが来日した。彼女は、「ヴィトラ(VITRA)」でデザイナーとして活躍後、デンマーク発インテリア「& トラディション(AND TRADITION)」のクリエイティブ・ブランドディレクターを約5年間務めた人物。「フリッツ・ハンセン」といえば、アルネ・ヤコブセン(Arne Jacobsen)の“セブン チェア”や“エッグ チェア”などミッドセンチュリーの北欧名作家具で知られるブランド。一方で、NENDOやセシリエ・マンツ(Cecilie Manz)などと協業し、現代の名作を生み出している。来日したホーレベークに、話を聞いた。

彼女の来日の目的は、「フリッツ・ハンセン」の日本のチームと会い、市場を知ることだ。昨年、クリエイティブ・ディレクターに就任してから世界各市場を回ってきたという。その中でも、日本市場における店舗作りは参考になるようだ。ホーレベークは、「日本のショップの作り方はヨーロッパと違う。感謝の気持ちを感じる落ち着いた空間で、入店する全ての人歓迎する雰囲気がある。誰もが居場所がある快適さがある一方で、保守的なヨーロッパと違い実験的な面もあり、支払いなどテクノロジーの導入が進んでいる」と話す。日本の消費者動向やどんなブランドが人気か、それらがどのようにコミュニケーションを取っているかリサーチするのも目的だが、日本市場はさまざまな面でインスピレーション源になるという。

創業以来変わらない“ラグジュアリーは品質から”という哲学

 「フリッツ・ハンセン」は1872年の創業以来、“ラグジュアリーは品質から”という徹底した姿勢を貫いてきた。ブランド哲学について彼女は、「機能性と美しさが同居するタイムレスなデザイン。それがブランドの歴史を作ってきた。デンマークデザインのルーツがわれわれにはあるといってもいい。クラフツマンシップに裏付けされた妥協ない品質の高さ、快適さといったものが、使う人に安心感と愛着をもたらしている」と話す。
クリエイティブ・ディレクターとしての役割は、単にデザインの統括やブランドイメージの監督だけではない。「デザイナーの選別から製品デザイン、生産開発から発売、製品のストーリーやコミュニケーション方法、空間デザインまでA to Z全てに関わる。それがブランドアイデンティティーになるから」。協業するデザイナーは、ベテランから若手まで幅広い。ホーレベークは、デザイン学校の学生の卒業作品などにも注目しているという。協業する基準について、「機能性やモノ作りに対する知識はもちろん、『フリッツ・ハンセン』を正しい方向に引っ張ってくれる力があるデザイナー。お互いに強いコネクションを感じ率直に話し合える関係であることが大切だ。ある意味デザイナーとの協業は結婚のようなもの」と話す。

メーカーだから提供できる世代を超えて使える家具

今後の強化点については、「新作家具の発表はもちろん、過去の素晴らしいアーカイブがあるから、それらを掘り起こしたい」と話す。「フリッツ・ハンセン」にとって日本はデンマークに次ぐ第二の市場だという。日本市場では、コロナ以降、年商は右肩上がりだ。「日本とは親和性が高い。多くの日本人がブランドに興味を持ってくれている。インスタグラムなどSNSを入り口に、ECやショップなどに来てもらえるようにあらゆるメディアを通して接点を持ちたい」。一方で、ヤコブセンなどデザイナー名と「フリッツ・ハンセン」がリンクしない消費者も多いという。

ブランドにとっての一番の課題は、認知度アップだ。「ファッションブランドのように多くの人に知ってもらいたい。われわれには、それだけの長い歴史と品質の高さがある。1脚の椅子が投資になる。リペアして次の世代に引き継ぐことができる」と話す。現在「フリッツ・ハンセン」では、同ブランドの使用済みの家具を回収し、再利用するサーキュラープログラムに力を入れ、家具のライフサイクルを伸ばす活動をしている。「これは、メーカーでなければできないこと。世代や時代を超えて使うことができるのが『フリッツ・ハンセン』の一番の強み。アイコニックな製品を生かし続けることがわれわれの使命だ」。

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グレン・マーティンスによる新生「メゾン マルジェラ」、7月のオートクチュールで初披露へ

「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」の新クリエイティブ・ディレクターに就任したグレン・マーティンス(Glenn Martens)は7月、同メゾンのクチュールに相当する“アーティザナル”コレクションのショーでデビューを飾る。米「WWD」の取材で明らかになった。ショーは7月7〜10日にパリで行われる2025-26年秋冬オートクチュール・ファッション・ウイーク中に開催される予定だ。

同ブランドは声明の中で「これは、メゾンのクリエイティブな価値観に根差し、マルジェラのクチュールの伝統によって形作られたインスピレーションに溢れる新章の幕開けだ。グレンのディレクションの下、クチュールはブランドのクリエイティビティーに火を点け、境界を押し広げるデザインをけん引し続けていくだろう」と述べている。

「メゾン マルジェラ(旧メゾン マルタン マルジェラ)」の“アーティザナル”コレクションは、06年からパリ・オートクチュール協会の公式カレンダーに名を連ね、12年に正式なオートクチュールメゾンと認められた。同ブランドが最後に“アーティザナル”コレクションを披露したのは、前任のジョン・ガリアーノが手掛けていた24年1月。クリエイティビティーを遺憾無く発揮した超大作は世界的な賞賛を浴びたが、それが10年間メゾンを率いたガリアーノのラストコレクションとなった。

そして今年1月、「メゾン マルジェラ」の親会社であるOTBグループは、同じく傘下の「ディーゼル(DIESEL)」でクリエイティブ・ディレクターを務めているマーティンスがガリアーノの後を継ぎ、「ディーゼル」にも留まりながら「メゾン マルジェラ」の「独創的なデザインコードとブランド価値」を構築すると発表した。マーティンスは22年1月、古巣の「ジャンポール・ゴルチエ(JEAN PAUL GAULTIER)」でゲストデザイナーとしてクチュールを手掛けて他経験があり、レンツォ・ロッソ(Renzo Rosso)OTB会長は「マルジェラと同じアントワープ王立芸術アカデミーで学んだグレンは、すでにクチュールにおける才能とビジョンを持っている」と評価している。

なお、7月のオートクチュール・ファッション・ウイークでは、「グッチ(GUCCI)」に移籍するデムナ(Demna)が「バレンシアガ(BALENCIAGA)」での最後の仕事となるクチュール・コレクションを披露するほか、3Dプリント技術などを生かしながら異世界的な作品を手掛ける「イリス ヴァン ヘルペン(IRIS VAN HERPEN)」が復帰を予定。ニュースの多いシーズンになる。

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“トレンドが見えにくい”時代の心強い羅針盤! 「WWDJAPAN」が2025-26年秋冬コレクションを徹底解説

「WWDJAPAN」は4月22日、2025-26年秋冬トレンドセミナーを開催した。セッションは二部構成となっており、第一部ではデザイナーの交代劇が続くパリとミラノ、不安定な社会情勢の影響が強く見られたロンドンとニューヨークなど、ファッション・ウイークの現地取材を通してつかんだ海外ランウエイの最旬トレンドを分析。第二部では、それを国内のリアルマーケットで実際の商品企画やスタイリングに生かすためのコツを、現場で活躍するプロ目線で解説した。

購入には事前にOneStreamの会員登録が必要です。
視聴期限:2026年4月30日(水)23:59 まで
「アカウント作成はこちら」から作成してください。
※10分間のお試し視聴ののち、「購入する」ボタンが表示されます。

【第一部】
コレクションサーキットのトレンドを解説

第一部は、柴田麻衣子リステア クリエイティブ・ディレクターをゲストスピーカーに迎えたほか、ベルリン在住の藪野淳「WWDJAPAN」欧州通信員がオンラインで参加した。村上要編集長とともに、装飾主義のカムバックなど2025年春夏シーズンの動向を振り返りつつ、それがいかに25-26年秋冬のトレンドにつながっているのか、という大きな流れについての解説でスタート。

一大潮流になるかと思われた装飾主義が海外市場では意外にも大きく広がらず、不穏な時代の中で“優しく寄り添う”、もしくは“立ち向かうべくエンパワーする”という2つの流れが生まれたことを、「サカイ(SACAI)」や「エルメス(HERMES)」などのコレクションを示しつつ説明。一方、国内市場では、日々のコーディネートに使いやすい“映えトップス”やバッグなどで装飾性をうまく取り入れたことが奏功し、実需を掘り起こした事例などを紹介した。

また、東京デザイナーの躍進についても言及。その理由として、海外ラグジュアリーブランドで相次ぐデザイナー交代に伴う疲弊感や急激な価格上昇などの外的要因のほか、国内ブランドの“大人化”という内的要因もあるという指摘が興味深い。

その後は、「コージー&テンダー(優しく包み込むことで生み出す安らぎ)」「コーポレート・シック(パワフルなオフィスルック)」「ノスタルジック・ロマンス(過去を見つめ直して描くロマンチック)」などの7つのキーワードを軸に、今季のトレンドを丁寧に分析。「WWDJAPAN」の本橋涼介ヘッドリポーターや木村和花記者も加わり、各キーワードを代表するブランドのランウエイ動画を鑑賞しながらの、多角的な解説が続く。

例えば「コージー&テンダー」であれば、“優しく包み込む”ためのスカーフやショール、首を守るタートルネックのニット、すっぽりとくるまれるようなブランケットコートといったマストアイテムはもちろん、ファーやシアリング、カシミヤなど安心感やぬくもりを与える着心地のいい素材についての話や、テーラードに大判ストールを巻くことでスタイリングを新鮮にアップデートする方法など、具体的な提案がぽんぽん飛び出す。暖冬の日本で首元に何かを巻くのはつらいのではないか、という疑問には、シフォン素材がメインのファーをあしらったショールを使う、シューズやバッグでファー素材を取り入れるなどの実用的な解決法が提示された。すぐにでも売り場で活用できそうなアイデアの数々に、熱心にメモを取る参加者の姿が印象的だ。

【第二部】
国内市場のリアルクローズを展望

第二部には、浅子智美UA本部ウィメンズ商品部 ユナイテッドアローズ ブランドディレクターと、橋本航平 伊勢丹新宿本店本館3階「リ・スタイル」バイヤーが登場。第一部で紹介したランウエイの潮流や注目トレンドを、どうリアルクローズに落とし込むのかについて、第一線で活躍するプロの目線で詳細に解説した。

浅子ブランドディレクターは、温暖化が進む日本の秋冬シーズンは「長い秋」と「短期決戦の冬」に分けられると指摘。24-25年秋冬には、気温に対応しつつ秋の気分を楽しめるベストや羽織感覚で使えるジャケットなどが好評だったことから、それらを今季らしくアップデートしていくという。一方で、長い秋の後にいざ冬が到来したら、用意していたアウターの数が足りなかったことを踏まえ、寒くなってからの短期決戦に備えてオリジナル商品と仕入れの両方を強化する予定だと話した。また、冬の到来が遅くなる中でも顧客が「絶対に買いたい!」と感じる定番商品をどう開発し、アップデートしていくかについて具体例を交えて紹介。これは手の内を見せるかのような、貴重な内容といえるだろう。

橋本バイヤーは、「ディスプレジャー(ちょっとした不快感、イライラをエネルギーに変えて)」「エッセンス(本質を見極め独自の価値を高めるエネルギー)」「ドラマチック(ノスタルジックな感性に触れ、感情のままに放つエネルギー)」というテーマでトレンドを分析。買い付けの裏にある哲学とともに、テーマをさらにいくつかに分類しつつ、いかにリアルクローズに落とし込むかを伝授した。例えば「ドラマチック」の中の“タイムレス・エレガンス”では、まず“タイムレス”を古い壁紙などに感じる懐かしさ、“エレガンス”はクラシカルな淑女のようなルックと実現しやすいワードに分解。壁紙調の柄のワンピースやスカートでレディーライクな雰囲気を表現しつつ、セピア色を思わせる赤みのあるブラウンのトップスなどでいっそうノスタルジックな空気をまとわせ、黒のベルトやブーツなどでモダンに仕上げるという、今季らしいスタイルにするためのコツを惜しみなく披露した。

その後は、参加者からの質問に答える時間を挟み、「WWDJAPAN」の注目アイテムについて本橋ヘッドリポーターが紹介していく。アウターウエア、トップス、スカート&ドレス、パンツといったアイテム別のほかに、素材やパターン別、そしてパワーショルダー、フリル、ラップデザインなどのディテール別にまとめ、それぞれ売れているものは何か、日本ではどのようなスタイルで着こなせるかなどを、浅子ブランドディレクターと橋本バイヤーとともにディスカッション。続く質疑応答タイムでは、今季のアクセサリーで気になるものや、実際に売り場で人気を博しているアイテムについて披露して会場の関心を引き付けた。

セミナーの終了後は、恒例のミートアップを実施。登壇者とセミナーの参加者が、ドリンクを片手に和やかに歓談した。

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ユニクロ、「難民映画基金」に10万ユーロ寄付 カンヌ映画祭中にケイト・ブランシェットら登壇するイベント

ユニクロ(UNIQLO)は「Displacement Film Fund(難民映画基金)」に、創設パートナーとして10 万ユーロ(約1630万円)を寄付した。同基金は、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)親善大使でもある俳優のケイト・ブランシェット(Cate Blanchett)氏と、ヒューバート・バルス基金が、2025 年 1 月のロッテルダム国際映画祭で創設を発表したもの。同基金は5月23日、カンヌ国際映画祭の公式イベントとして、ブランシェット氏らが登壇するパネルイベントを行うといい、ファーストリテイリングの柳井康治取締役も渡仏予定だ。

「難民映画基金」は、「難民という境遇にありながら活動を続けてきた才能ある映画制作者5人に対し、短編映画制作のために1人当たり10万ユーロを支援し、26年のロッテルダム国際映画祭で、作品のプレミア上映の機会を提供する」(発表リリースから)もの。ウクライナ、ソマリア、シリア、イラン、アフガニスタン出身の5人の制作者への支援を発表している。

「パーフェクト・デイズ」の製作も担当

ファーストリテイリングの柳井取締役は、「映画は人々の意識を変えることができると強く信じている。ユニクロが、映画業界の専門家、ビジネスリーダー、慈善活動家、そして実際に避難生活を経験した方々を集めた、この新しい取り組みに参加できることをうれしく思う」とコメント。なお、柳井取締役は過去に、役所広司氏が渋谷区のトイレ清掃人を演じたヴィム・ヴェンダース(Wim Wenders)監督の「パーフェクト・デイズ(PERFECT DAYS)」の製作も個人会社で担っている。同作で役所氏は、23年のカンヌ国際映画祭で男優賞を受賞した。

ファーストリテイリングは01年にアフガニスタン難民にエアテックジャケット1万2000着を寄付し、難民支援に着手。06年以降はUNHCRと協働し、世界の難民、国内避難民を支援してきた。国内外の店舗で、難民雇用を推進しており、国内の「ユニクロ」「ジーユー(GU)」店舗では24年4月時点で約60人の難民が就労しているという。

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ユニクロ、「難民映画基金」に10万ユーロ寄付 カンヌ映画祭中にケイト・ブランシェットら登壇するイベント

ユニクロ(UNIQLO)は「Displacement Film Fund(難民映画基金)」に、創設パートナーとして10 万ユーロ(約1630万円)を寄付した。同基金は、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)親善大使でもある俳優のケイト・ブランシェット(Cate Blanchett)氏と、ヒューバート・バルス基金が、2025 年 1 月のロッテルダム国際映画祭で創設を発表したもの。同基金は5月23日、カンヌ国際映画祭の公式イベントとして、ブランシェット氏らが登壇するパネルイベントを行うといい、ファーストリテイリングの柳井康治取締役も渡仏予定だ。

「難民映画基金」は、「難民という境遇にありながら活動を続けてきた才能ある映画制作者5人に対し、短編映画制作のために1人当たり10万ユーロを支援し、26年のロッテルダム国際映画祭で、作品のプレミア上映の機会を提供する」(発表リリースから)もの。ウクライナ、ソマリア、シリア、イラン、アフガニスタン出身の5人の制作者への支援を発表している。

「パーフェクト・デイズ」の製作も担当

ファーストリテイリングの柳井取締役は、「映画は人々の意識を変えることができると強く信じている。ユニクロが、映画業界の専門家、ビジネスリーダー、慈善活動家、そして実際に避難生活を経験した方々を集めた、この新しい取り組みに参加できることをうれしく思う」とコメント。なお、柳井取締役は過去に、役所広司氏が渋谷区のトイレ清掃人を演じたヴィム・ヴェンダース(Wim Wenders)監督の「パーフェクト・デイズ(PERFECT DAYS)」の製作も個人会社で担っている。同作で役所氏は、23年のカンヌ国際映画祭で男優賞を受賞した。

ファーストリテイリングは01年にアフガニスタン難民にエアテックジャケット1万2000着を寄付し、難民支援に着手。06年以降はUNHCRと協働し、世界の難民、国内避難民を支援してきた。国内外の店舗で、難民雇用を推進しており、国内の「ユニクロ」「ジーユー(GU)」店舗では24年4月時点で約60人の難民が就労しているという。

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大阪・関西万博“マエ・アト”をホテルで楽しみ尽くすコンテンツを提供 「OMO7大阪 by 星野リゾート」による施策

“なにわラグジュアリー”を体感できるホテル「OMO(おも)7大阪 by 星野リゾート」は10月13日までの期間、万博マエ・アトをホテルで楽しみ尽くすコンテンツ“ほれてまうわ、EXPO”を提供する。

大阪・関西万博で空飛ぶクルマのデモフライトを行っているSkyDriveとコラボレーションし、2020年8月に日本初の公開有人デモフライトを成功させた有人試験機“SD-03”の展示機が館内に登場。実際に展示機を見ながら、空飛ぶクルマの特徴や仕組みを学べるほか、展示機への搭乗も体験できる。

また、万博に精通した“万博マニア”と呼ばれる藤井秀雄氏と二神敦氏を隔週で招き、マニア独自の視点で万博の楽しみ方を伝える講座を開催。マニアがおすすめする注目のパビリオンや食だけでなく、おすすめの来場時間や万博で楽しめる3つの出会いなどを紹介する。

さらに、万博の楽しみ方を徹底的にサポートする「EXPOサポート」を提供。万博会場へのアクセス方法やチケットの購入方法はもちろん、ご近所ガイド“OMOレンジャー”が実際に会場へ足を運んで見つけた情報をもとに、今行くべきおすすめのパビリオンや注目の食事、会場の回り方など万博の楽しみ方を徹底的に提案する。“OMOレンジャー”独自の視点で見つけてきた情報で、万博の楽しみ方が広がる。

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「コーチ」からニューヨークの街を体現した新作メンズ香水 NBAジェイソン・テイタムがビジュアルに

「コーチ(COACH)」は5月14日、新作のフレグランス“コーチ マン オードパルファム”(40mL/8470円、60mL/1万2980円、100mL/1万7050円)を発売する。全国の百貨店にあるフレグランスコーナーや、ブルーベル・ジャパンの「ラトリエ デ パルファム」などで扱う。

新作フレグランスは
ニューヨークのエネルギーを体現

調香師のジュリエット・カラグーゾグー(Juliette Karaguezoglou)が手掛けた同フレグランスは、“コーチ マン オードトワレ” (40mL/7810円、60mL/1万1770円、100mL/1万5510円)の香りを凝縮し、スパイスやウッディなどの要素をブレンドした新作。ベルガモットやカルダモンを使用した爽快感のあるトップから始まり、ゼラニウムとシダーウッドが香るミドル、サフィアーノレザーとベチバーが重なり落ち着きのある色気を醸し出すラストノートへと移ろう。

アンティークの薬瓶を想起させるデザインのボトルには、ブランドを象徴する“ホース アンド キャリッジ”をブラックラッカーであしらい、レザーのハングタグとゴールドのメタルプレートを付けた。

また、同フレグランスの発売を記念して、「コーチ」のフレグランス製品を1万1770円以上購入した人には“コーチ マン グリーン オードトワレ”のミニチュアサイズ(4.5mL)を数量限定でプレゼントする。

キャンペーンビジュアルは
NBAのジェイソン・テイタム

キャンペーンビジュアルには、NBAのボストン・セルティックス(BOSTON CELTICS)に所属するジェイソン・テイタム(Jayson Tatum)を起用した。ブランドのメンズフレグランスカテゴリーでアンバサダーを務める同氏が、ブランド誕生の地であるアメリカ・ニューヨークを散策する様子を写真家の北島敬三がカメラに収めた。

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「ジル サンダー」ギンザ シックス店がオープン 同店限定の25年春夏アイテムも用意

「ジル サンダー(JIL SANDER)」はこのほど、リニューアル中のギンザ シックス(GINZA SIX)で新規出店を果たした。

重厚感のある大理石
を用いたモダンな内装

同店は、世界的な建築設計事務所のカスパー ミュラー クニアー アーキテクツ(Casper Mueller Kneer Architects)が手掛けた、ロンドン・ボンドストリートの旗艦店のデザインをもとに、自然素材や再生素材を取り入れ経年変化を楽しめるようにデザイン。店内は、壁や床にイタリア産のトラバーチンを使用し、什器は真鍮素材のラックや自然な風合いをひきたてるマルモリーノ左官材、キャラメルのように加工したリサイクルプラスチック製のテーブルを配置した。

シューズエリアはアイテムを引き立てるようゆとりのある空間にしたほか、フィッティングルームはスコード仕上げのトラバーチンと柔らかいカーテンが調和するように設計した。店頭には、最新のコレクションから新作のシグネチャーバッグ“エルドラド”をはじめ、ウエア、シューズ、アクセサリーをラインアップ。さらに、1月に発売したフレグランスコレクション“オルファクトリー シリーズ 1”も扱う。

同店でのみ扱う
25年春夏アイテムも

また、同店でのみ扱う25年春夏コレクションのアイテムも用意。メンズは、透け感のあるニット素材のレイヤードトップスやTシャツ、レザーのように見えるリネン素材のボトムスなどをラインアップ。ウィメンズは、ヨーロッパで街路樹として親しまれるリンデンの色を採用した“ゴジ”スカーフストラップ付バッグやサンドカラーのオーバーサイズロゴ入りレインコートを用意する。

店舗情報

◼️「ジル サンダー」ギンザ シックス

時間:10:30〜20:30
場所:ギンザ シックス 3階
住所:東京都中央区銀座6-10-1

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「ジル サンダー」ギンザ シックス店がオープン 同店限定の25年春夏アイテムも用意

「ジル サンダー(JIL SANDER)」はこのほど、リニューアル中のギンザ シックス(GINZA SIX)で新規出店を果たした。

重厚感のある大理石
を用いたモダンな内装

同店は、世界的な建築設計事務所のカスパー ミュラー クニアー アーキテクツ(Casper Mueller Kneer Architects)が手掛けた、ロンドン・ボンドストリートの旗艦店のデザインをもとに、自然素材や再生素材を取り入れ経年変化を楽しめるようにデザイン。店内は、壁や床にイタリア産のトラバーチンを使用し、什器は真鍮素材のラックや自然な風合いをひきたてるマルモリーノ左官材、キャラメルのように加工したリサイクルプラスチック製のテーブルを配置した。

シューズエリアはアイテムを引き立てるようゆとりのある空間にしたほか、フィッティングルームはスコード仕上げのトラバーチンと柔らかいカーテンが調和するように設計した。店頭には、最新のコレクションから新作のシグネチャーバッグ“エルドラド”をはじめ、ウエア、シューズ、アクセサリーをラインアップ。さらに、1月に発売したフレグランスコレクション“オルファクトリー シリーズ 1”も扱う。

同店でのみ扱う
25年春夏アイテムも

また、同店でのみ扱う25年春夏コレクションのアイテムも用意。メンズは、透け感のあるニット素材のレイヤードトップスやTシャツ、レザーのように見えるリネン素材のボトムスなどをラインアップ。ウィメンズは、ヨーロッパで街路樹として親しまれるリンデンの色を採用した“ゴジ”スカーフストラップ付バッグやサンドカラーのオーバーサイズロゴ入りレインコートを用意する。

店舗情報

◼️「ジル サンダー」ギンザ シックス

時間:10:30〜20:30
場所:ギンザ シックス 3階
住所:東京都中央区銀座6-10-1

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「アメリ」と「ケイタマルヤマ」が再びコラボ 「アメリ」初となる浴衣が登場

「アメリ(AMERI)」は5月22日、「ケイタ マルヤマ(KEITA MARUYAMA)」とのコラボレーションアイテムを発売する。今回のコラボでは、「アメリ」初となる浴衣3型をラインアップする。

国内生地、国内プリントにこだわったオリジナル浴衣

同アイテムは、「ケイタマルヤマ」を象徴する花柄を「アメリ」らしいカラーで表現した国内生地、国内プリントにこだわったオリジナル浴衣だ。価格は3万8500円。半帯には、福井県で織り上げた両面ジャガード生地を使用し、各浴衣に合わせた半帯と帯紐をセットする。

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「アメリ」と「ケイタマルヤマ」が再びコラボ 「アメリ」初となる浴衣が登場

「アメリ(AMERI)」は5月22日、「ケイタ マルヤマ(KEITA MARUYAMA)」とのコラボレーションアイテムを発売する。今回のコラボでは、「アメリ」初となる浴衣3型をラインアップする。

国内生地、国内プリントにこだわったオリジナル浴衣

同アイテムは、「ケイタマルヤマ」を象徴する花柄を「アメリ」らしいカラーで表現した国内生地、国内プリントにこだわったオリジナル浴衣だ。価格は3万8500円。半帯には、福井県で織り上げた両面ジャガード生地を使用し、各浴衣に合わせた半帯と帯紐をセットする。

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ユナイテッドアローズが越境ECサイトを今秋オープン 海外の消費者との接点を拡大

ユナイテッドアローズ(以下、UA)は、2023年5月に発表した中期経営計画の主要戦略の1つ“UA マルチ戦略 グローバル拡大”に基づき、越境ECサイト「ユナイテッドアローズ グローバル オンライン」を今秋オープンする。

主要3ブランドをはじめ、オリジナルアイテムを中心に展開

同サイトでは、「ユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)」、「ビューティー&ユース ユナイテッドアローズ(BEAUTY & YOUTH UNITED ARROWS)」、「ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシング(UNITED ARROWS GREEN LABEL RELAXING)」の主要3ブランドをはじめ、UAのオリジナルアイテムを中心に取りそろえる。

同社は、新規出店拡大による台湾事業の成長や越境ECの強化に加え、24年には、タイ・バンコクおよび、シンガポールに初出店した。また、23年以降、上海や北京、杭州など中国本土でポップアップストアを開催し、ニーズの把握やブランド認知の拡大を進め、今年1月に中国大陸初の直営店をオープンした。

海外におけるEC展開では、台湾の自社ECサイトや中国のECモール“天猫国際(Tmall Global)”に続き、24年11月に伝統的な和文化を象徴する日用品や工芸品を取り扱う“タバヤ ユナイテッドアローズ(TABAYA UNITED ARROWS)”をUAが運営する初の越境ECサイトとしてオープンしている。

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【スナップ】「YSL」のポップアップに山田優、桐谷美玲、大平修蔵、久間田琳加らが来場 新作フレグランスを堪能

「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT)」(以下、YSL)は5月14日まで、表参道ヒルズで新作フレグランス“リブレ ロー ニュ”(90mL、2万8820円/50mL、1万8810円/10mL、5060円※一部店舗限定)を先行して体験できるポップアップイベントを開催している。初日の9日には山田優、桐谷美玲、大平修蔵、久間田琳加、佐藤晴美、藤岡真威人、本田響矢、山中柔太朗、emmaが会場を訪れ、YSLの新たなフレグランスの誕生を祝った。

ブランド初のアルコールフリー みずみずしいシトラス際立つ香り

2019年にアイコンフレグランスとなった“リブレ オーデパルファム”シリーズとなる、“リブレ ロー ニュ”は、ボディーにはもちろんヘアにも使用できるブランド初となるアルコールフリー処方のフレグランス。オイルインウォーターフォーミュラにより、それぞれの原料から本来の純粋な芳香成分を閉じ込めた。さらに2種類のスキンケア成分配合で、香りをまとわせながら滑らかな肌へと導く。

太陽の光が降り注ぐシトラスをイメージした香りは、イタリアのカラブリア産のグリーンマンダリンと、ベルガモットの果肉と果皮の成分を高濃度で加えた爽快なトップノートから、オレンジブロッサムアコードへと移り、ラストノートはシトラスの香りを際立たせながらも存在感を放つラベンダーの香りに仕上げた。全国発売は16日となる。

発売記念のプレゼント企画も用意

新作の発売を記念し、表参道の旗艦店および、公式オンラインストアで10mLサイズ、ボディー、ヘア、キャンドルを除く、フレグランス製品の購入者には“リブレ シャワージェル”(50mL)を数量限定でプレゼントする。なお、店頭でプレゼントを受け取るには同ポップアップで配布されるリーフレットが、オンラインで受け取る場合には、プロモーションコード「LIBRE0509」の入力が必要となる。期間は18日まで。

ポップアップ来場者スナップ

ポップアップ詳細

■“リブレ ロー ニュ”POP UP EVENT

日程:5月9〜14日
時間:11:00〜19:00
場所:表参道ヒルズ 本館1階 メインエントランス
住所:東京都渋谷区神宮前4-12-10
入場:無料
予約:不要

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【スナップ】「YSL」のポップアップに山田優、桐谷美玲、大平修蔵、久間田琳加らが来場 新作フレグランスを堪能

「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT)」(以下、YSL)は5月14日まで、表参道ヒルズで新作フレグランス“リブレ ロー ニュ”(90mL、2万8820円/50mL、1万8810円/10mL、5060円※一部店舗限定)を先行して体験できるポップアップイベントを開催している。初日の9日には山田優、桐谷美玲、大平修蔵、久間田琳加、佐藤晴美、藤岡真威人、本田響矢、山中柔太朗、emmaが会場を訪れ、YSLの新たなフレグランスの誕生を祝った。

ブランド初のアルコールフリー みずみずしいシトラス際立つ香り

2019年にアイコンフレグランスとなった“リブレ オーデパルファム”シリーズとなる、“リブレ ロー ニュ”は、ボディーにはもちろんヘアにも使用できるブランド初となるアルコールフリー処方のフレグランス。オイルインウォーターフォーミュラにより、それぞれの原料から本来の純粋な芳香成分を閉じ込めた。さらに2種類のスキンケア成分配合で、香りをまとわせながら滑らかな肌へと導く。

太陽の光が降り注ぐシトラスをイメージした香りは、イタリアのカラブリア産のグリーンマンダリンと、ベルガモットの果肉と果皮の成分を高濃度で加えた爽快なトップノートから、オレンジブロッサムアコードへと移り、ラストノートはシトラスの香りを際立たせながらも存在感を放つラベンダーの香りに仕上げた。全国発売は16日となる。

発売記念のプレゼント企画も用意

新作の発売を記念し、表参道の旗艦店および、公式オンラインストアで10mLサイズ、ボディー、ヘア、キャンドルを除く、フレグランス製品の購入者には“リブレ シャワージェル”(50mL)を数量限定でプレゼントする。なお、店頭でプレゼントを受け取るには同ポップアップで配布されるリーフレットが、オンラインで受け取る場合には、プロモーションコード「LIBRE0509」の入力が必要となる。期間は18日まで。

ポップアップ来場者スナップ

ポップアップ詳細

■“リブレ ロー ニュ”POP UP EVENT

日程:5月9〜14日
時間:11:00〜19:00
場所:表参道ヒルズ 本館1階 メインエントランス
住所:東京都渋谷区神宮前4-12-10
入場:無料
予約:不要

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「ギークス ルール」が話題の映画「サブスタンス」とコラボ 小島秀夫がビジュアルに登場

「ギークス ルール(GEEKS RULE)」が、話題の映画「サブスタンス」とのコラボレーションTシャツ3型を発売する。

「サブスタンス」は、第97回アカデミー賞でメイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞したほか、主演女優賞を含む5部門にノミネートされた注目作。監督はコラリー・ファルジャ、主演にデミ・ムーアとマーガレット・クアリーを迎え、老いと再生医療をテーマに描いた衝撃作だ。

今回のコレクションは、映画のインパクトあるビジュアルを13版のシルクスクリーンプリントで緻密に再現。主演のデミ・ムーアとマーガレット・クアリーのビジュアルを用いた2型に加え、劇中でキーアイテムとなる“サブスタンス”の瓶の蛍光色を表現した1型の計3型が登場する。

今回のキービジュアルには、同作を高く評価し、監督やキャストと親交のあるゲームクリエイターの小島秀夫が登場する。

コラボTシャツ

デミ・ムーアとマーガレット・クアリーのTシャツ2型は、ドーバー ストリート マーケット ギンザにて5月16日より店頭先行販売。翌日17日からは同店のオンラインショップでも取り扱う。また、「ギークス ルール」公式オンラインショップでは、同日正午から5月20日正午まで抽選販売を実施する。

THE SUBSTANCE “DEMI MOORE” × GEEKS RULE 13 SILKSCREEN PRINTING T SHIRT

THE SUBSTANCE “MARGARET QUALLEY” × GEEKS RULE 13 SILKSCREEN PRINTING T SHIRT

一方、“サブスタンス”の瓶のビジュアルを使用したTシャツは、5月16日からTOHOシネマズ日比谷で販売を開始。17日からは「ギークス ルール」オンラインでも先着順で販売する。

THE SUBSTANCE × GEEKS RULE SILKSCREEN PRINTING T SHIRT

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森香澄が「クリオ」の日本アンバサダーに就任 透明感溢れるビジュアルを公開

韓国コスメブランドの「クリオ(CLIO)」は、森香澄を日本アンバサダーに起用した。また、「クリオ」製品を使用した森の新しいビジュアルを順次公開している。

今回のコラボレーションは、清潔感と透明感のあるビジュアルで注目を集める森香澄と「クリオ」の世界観が一致したことにより実現した。

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森香澄が「クリオ」の日本アンバサダーに就任 透明感溢れるビジュアルを公開

韓国コスメブランドの「クリオ(CLIO)」は、森香澄を日本アンバサダーに起用した。また、「クリオ」製品を使用した森の新しいビジュアルを順次公開している。

今回のコラボレーションは、清潔感と透明感のあるビジュアルで注目を集める森香澄と「クリオ」の世界観が一致したことにより実現した。

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アーバンリサーチ ドアーズが「プチバトー」に別注 新作を含むTシャツ2型を発売

アーバンリサーチ ドアーズ(URBAN RESEARCH DOORS)は、「プチバトー(PETIT BATEAU)」に別注したTシャツを発売する。アーバンリサーチ(URBAN RESEARCH)およびアーバンリサーチ ドアーズ一部店舗、公式オンラインで取り扱う。

「プチバトー」別注
クルーネックTシャツ2型

アイテムは、左胸に“Petit Bateau”と刺しゅうを施したTシャツ(5005円〜/5月13日発売予定)を新たに別注したほか、ロゴを小さくあしらったTシャツ(4682円〜/6月上旬発売予定)を、新色ピンクボーダーを含む6色で再びラインアップする。

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BLACKPINKリサやロゼ、ティモシー・シャラメがレーシングスタイルに 「F1マイアミ・グランプリ2025」

「FIA-F1世界選手権マイアミ・グランプリ2025」が5月4日(現地時間)、米フロリダのマイアミ・インターナショナル・オートドロームで開催された。レース場には、BLACKPINKのリサ(Lisa)やロゼ(Rose)、俳優のティモシー・シャラメ(Timothee Chalamet)ら多数のセレブリティーも駆けつけた。

来場セレブをチェック!

ティモシー・シャラメ

ティモシー・シャラメは、レーシングコンストラクターの“ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズ”のユニホームに、「クロムハーツ(CHROME HEARTS)」のパンツ、「ティンバーランド(TIMBERLAND)」のブーツを着用した。

ロゼ

 

ロゼは、ブラックのミニドレスに、白黒のストライプのライダースジャケット、「プーマ(PUMA)」の“スピードキャット”スニーカーでコーディネート。

リサ

 

リサは、「フェラーリ(FERRARI)」2025-26秋冬コレクションからレッドのフリンジドレスを身にまとった。

シモーヌ・アシュリー

 

シモーヌ・アシュリー(Simone Ashley)は、「16アーリントン(16ARLINGTON)」のイエローのジャンプスーツに、「アイ・ダブリュー・シー(IWC)」のウオッチ、“インヂュニア・オートマティック 35”を身につけた。

ローリン・ヒル

 

ローリン・ヒル(Lauryn Hill)は、「アミリ(AMIRI)」のベージュスーツを着て、カーボンビーチでパファーマンスを披露。

アレクサンダー・アルボン

 

レーシングドライバーのアレクサンダー・アルボン(Alex Albon)は、「ボーディ(BODE)」のホワイトのTシャツにブラックのジーンズでスタイリングした。

ベッキー・G

 

ベッキー・G(Becky G)は、「トミー ヒルフィガー(TOMMY HILFIGER)」AGXGPコレクションからブラックのヴァーシティジャケットに、同ブランド25年春夏コレクションのパンツ、クロスボディバッグを合わせた。

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カリモク家具が「アシックス」の廃棄シューズからソファを製作

国内製造の木製家具メーカー、カリモク家具はこのほど、「アシックス(ASICS)」製シューズが由来のリサイクル材料に用いた3種類のソファを製作した。一般販売の予定はなく、現在アシックスジャパン本社のVIPラウンジとワーキングカフェ、オープンミーティングスペースに全14台が設置されている。

今回の取り組みは、「アシックス」が昨年からヨーロッパ限定で販売しているスニーカー“ネオカーブ(NEOCURVE)”の製造技術を応用して実現した。“ネオカーブ”は、オランダに拠点を置くシューズリサイクルメーカーのファストフィートグラインド(FastFeetGrinded)の独自技術を駆使し、「アシックス」製シューズのデッドストックやサンプル品を分解したリサイクル材料を用いて生産されている。

そして、ソファの座面にリサイクル材料のうちのフォーム材(EVA)を採用しており、カリモク家具がシューズ由来の材料から家具製品を制作するのは、これが初めて。フォーム材と綿を混合させることで反発性やクッション性を調整し、座面上部にはフォーム材を固めた3mm厚のシートを重ねることで適度な剛性をもたせ、座り心地を向上させているそうだ。

村岡秀俊「アシックス」サーキュラーエコノミー推進部部長は、「このプロジェクトは、シューズのリサイクル材料を自社製品だけでなく、他業種にも活用できる可能性を探ることから始まった。『アシックス』はシューズの快適性を追求し、カリモク家具は座り心地の快適性を重視するという、製品設計に対するアプローチが近い点が共通している。今回のソファは、カリモク家具の開発チームがリサイクル材料の特性を生かし、最適な快適性を実現してくれた。今後も、循環型モノづくりに向けての取り組みを続けていきたいと考えており、その中でさまざまな可能性を検証していく予定だ」とコメント。また、池田令和カリモク家具事業開発本部主席も、「家具の内装部材にリサイクル材料を活用することは、弊社にとって新たな挑戦だった。未知のフォーム素材に試行錯誤しながら、弊社が長年培ってきた座り心地へのノウハウを生かし、新たな価値を創造できたことは大きな喜びだ。この経験を糧に、今後も異業種との連携を深め、新たな素材や技術を取り入れながら、家具のさらなる価値創造に挑戦していきたい」としている。

なおソファの他に、シューズに使われていた繊維を30%混入させた糸を表面の生地に使用した吸音パネルも制作し、アシックスジャパン本社の5つの会議室に計24枚が採用された。

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【4名様にプレゼント】「トーガ」と「スイコック」のコラボサンダル メタルのバックルとフリンジを配した2型


「トーガ(TOGA)」は5月16日、フットウエアブランドの「スイコック(SUICOKE)」とコラボしたサンダルの第6弾を発売する。今回は、新たなモデルを採用した2型をそろえ、「トーガ」の直営店、一部取り扱い店および、公式オンラインストアと「スイコック」の公式オンラインストア、ECの楽天ファッションで扱う。

シンプルなデザインに
メタルが映えるコラボサンダル

“スライド トーガ×スイコック SP”(4万2900円)は、「スイコック」の定番モデル“パドリ(PADRI)”をベースに、「トーガ」の象徴的なリングメタルとフリンジのコンビをアッパーに施した。カラーはブラック、カーキのほか、「トーガ」の直営店限定でパープルもそろえる。

“カッポ トーガ×スイコック SP”(4万700円)は、熱で溶かした素材を金型に流し込み成型する技法“インジェクション成型”を用いるのが特徴のモデル“カッポ(CAPPO)”を採用。かかとには、ベルクロ仕様のメタルバックルつきストラップをあしらった。カラーはブラックとブルーの2色をラインアップする。

サイズは、両モデルとも22〜29cmを1cm刻みで用意する。

コラボサンダルを4名様にプレゼント

“カッポ トーガ×スイコック SP”(4万700円)

「WWD JAPAN」は、「トーガ」と「スイコック」のコラボサンダル“カッポ トーガ×スイコック SP”を合計4名様にプレゼントする。カラーはブラックとブルーをそれぞれ2足ずつ用意する。

【キャンペーン詳細】

<募集期間>5月12日(月)10:00〜6月9日(月)10:00
<対象プレゼント>
・「トーガ」×「スイコック」“カッポ トーガ×スイコック SP”(ブラック、ブルーのうちいずれか1足)

【応募要項】

・「WWDJAPAN.com」の会員登録が必要です。(無料)
・メルマガ会員の方も「WWDJAPAN.com」の新規会員登録が必要です。
・読者プレゼントの情報をメルマガで定期的に配信しています。ぜひ、「メールマガジン配信を希望する」にチェックを入れて登録してください。
・会員登録のうえ、応募フォームよりご応募ください。

【注意事項】

・応募はお一人様1回のみ有効となります。
・応募者多数の場合は抽選により当選者を決定いたします。
・抽選結果に関するお問い合わせはお受けできませんので、予めご了承ください。
・当選の発表は、賞品の発送をもって代えさせていただきます。
・同業者の方の応募はご遠慮ください。
・当社の判断で応募条件を満たさないと考えられる場合や、応募に関して不正な行為があった場合、当選を取り消させていただく場合がございます。
・本キャンペーンの応募時に発生するインターネット接続料、パケット通信料などの諸経費は応募者のご負担となります。
・本キャンペーンへの参加は、応募者自らの判断と責任において行うものとし、応募に際して応募者に何らかの損害が生じた場合、又は賞品に破損などの不備等があった場合、当社の故意または重過失に起因するものを除きその責任を一切負いません。
・複数のアカウントによる同一人物の応募は無効とさせていただきます。
・個人の属性等、アンケート項目への回答は、統計処理した集計値としてのみ使用いたします。
・当選者の個人情報は、当キャンペーンに関するご連絡にのみ使用いたします。法令により開示を求められた場合を除き、応募者の同意なしに第三者に対して開示・提供することはありません。この点については、下記プライバシーポリシーをご参照ください。
>プライバシーポリシーはこちら

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【4名様にプレゼント】「トーガ」と「スイコック」のコラボサンダル メタルのバックルとフリンジを配した2型


「トーガ(TOGA)」は5月16日、フットウエアブランドの「スイコック(SUICOKE)」とコラボしたサンダルの第6弾を発売する。今回は、新たなモデルを採用した2型をそろえ、「トーガ」の直営店、一部取り扱い店および、公式オンラインストアと「スイコック」の公式オンラインストア、ECの楽天ファッションで扱う。

シンプルなデザインに
メタルが映えるコラボサンダル

“スライド トーガ×スイコック SP”(4万2900円)は、「スイコック」の定番モデル“パドリ(PADRI)”をベースに、「トーガ」の象徴的なリングメタルとフリンジのコンビをアッパーに施した。カラーはブラック、カーキのほか、「トーガ」の直営店限定でパープルもそろえる。

“カッポ トーガ×スイコック SP”(4万700円)は、熱で溶かした素材を金型に流し込み成型する技法“インジェクション成型”を用いるのが特徴のモデル“カッポ(CAPPO)”を採用。かかとには、ベルクロ仕様のメタルバックルつきストラップをあしらった。カラーはブラックとブルーの2色をラインアップする。

サイズは、両モデルとも22〜29cmを1cm刻みで用意する。

コラボサンダルを4名様にプレゼント

“カッポ トーガ×スイコック SP”(4万700円)

「WWD JAPAN」は、「トーガ」と「スイコック」のコラボサンダル“カッポ トーガ×スイコック SP”を合計4名様にプレゼントする。カラーはブラックとブルーをそれぞれ2足ずつ用意する。

【キャンペーン詳細】

<募集期間>5月12日(月)10:00〜6月9日(月)10:00
<対象プレゼント>
・「トーガ」×「スイコック」“カッポ トーガ×スイコック SP”(ブラック、ブルーのうちいずれか1足)

【応募要項】

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・同業者の方の応募はご遠慮ください。
・当社の判断で応募条件を満たさないと考えられる場合や、応募に関して不正な行為があった場合、当選を取り消させていただく場合がございます。
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「ニューバランス」とも協業 「ディストリクト ヴィジョン」がマインドフルなランナーへおくる、日本製アイウエア

PROFILE: トム・デイリー(左)、マックス・ヴァロット/「ディストリクト ビジョン」共同創業者

トム・デイリー(左)、マックス・ヴァロット/「ディストリクト ビジョン」共同創業者
PROFILE: トムは英アスコット出身、マックスは独ケルン出身。2016年、2人で米ロサンゼルスを拠点に「ディストリクト ビジョン」を設立。アイウエアを中心にマインドフルなアスリートのためのツールを研究・開発し、機能第一でパフォーマンスを向上させる製品を生み出している。アスリートに対する包括的なアプローチと精神的なウェルビーイングがあらゆる身体運動の基礎であるという考えを信条としている PHOTO:MARISA SUDA

昨今のランニング人気を背景に、インディペンデントなスポーツブランドの台頭に注目が集まっている。米ロサンゼルスが拠点の「ディストリクト ビジョン(DISTRICT VISION)」は、アスリートへ向けたアイウエアブランド。ブランドは昨年10周年を迎え、アパレルやランニングシューズも展開するほどに成長し、この度、5度目となる「ニューバランス(NEW BALANCE)」とのコラボレーションシューズ“エム ティ テン オー(MT10O)”をローンチした。それを記念し、東京でドーバー ストリート マーケット ギンザから皇居までを往復するランニングイベントを開催。来日したブランド創設者のトム・デイリー(Tom Daly)とマックス・ヴァロット(Max Vallot)に話を聞いた。

ーーランニングとの出合いを教えてください。

マックス・ヴァロット「ディストリクト ビジョン」共同創業者(以下、マックス):私たちふたりは15年以上前に、ロンドンで出会った友人同士です。ともに人生について好奇心が旺盛で、夢中になったことは何でも追求してきました。10代でロンドンからニューヨークに移り住んだころは、パーティー三昧で徹夜続きの毎日。そんな生活を続けて、25、6歳になったとき、私たちは自分自身を心身ともに健康だと思えなくなっていたんです。もっといい気分、いい健康状態になれる方法を考えなければならない。そうしてまずは、トムがランニングに夢中になり、ニューヨークのダウンタウンで仲間と一緒に走るように。決まって夜に走っていましたね。クラブキッズだった私たちにとって、ランニングはとても刺激的でした。

私自身は瞑想とヨガにのめり込み、神経系を落ち着かせ、より穏やかに内なる平和を見つけることを学びました。その流れで、ランナーたちに瞑想を教えるようになり、マインドフルなアスリートたちの小さなコミュニティーができました。マインドフルネスとランニング、パフォーマンス、スポーツの統合、橋渡し役になれたんです。そして私たちはいつもアイウエア、特に日本製の製品を愛用していました。本当に世界最高の技術ですよね。当時は既存のスポーツ用アイウエアで適切なレベルとデザイン性のものを見つけることができずにいました。機能的でラグジュアリー感があるものがなかったんです。

ーー「ディストリクト ビジョン」の立ち上げ経緯は。

マックス:最初の試みとして、2014年にダウンタウンのランナーたちとスポーツ用アイウエアの技術的なテストを始めました。そして、2年間かけて実生活で使用したフィードバックと日本のエンジニアリングを組み合わせ、最初のモデルの土台となる“ケイイチ(Keiichi)”ランニング・サングラス・システムが誕生しました。チタン製で軽量で着け心地がいい、さらに低アレルギー性の素材でできた、調整可能なノーズ、イアパッドが付属したスポーツフレームのサングラスです。

ーー日本のアイウエア工場や職人とはどのようにつながったのですか。

トム・デイリー「ディストリクト ビジョン」共同創業者(以下、トム):ロンドンで一緒に暮らしていた17歳のころ、よくワーダーストリート(Wardour Street)にある眼鏡屋へ行っていたんです。そこにはすばらしいメイド・イン・ジャパンの眼鏡が置いてあって、店員の男性はいつもその眼鏡を手に取って「これが最高だ」「これが傑作だ」と見せてくれました。そのときから日本製品の魅力は、私たちの心をつかんでいました。それから11年、私たちが会社を立ち上げようとしたとき、そのアイウエアを作っていた人たちとコンタクトを取ることができたんです。福井・鯖江に住む中西ファミリーは優れたアイウエア工場を所有しています。福井には何度も足を運び、さまざまな素材や先端技術などをテストしています。サングラスを専門にしている人と会うことは楽しく、日本の様子に心躍ります。私たちのやり方で、職人技を守り、モノ作りを健全に保ち、自分たちの役割を果たしたいと考えています。

「追求し続けることで、
結果として精神的な次元に達する」

ーー「ディストリクト ビジョン」のアイウエアのこだわりを聞かせてください。

マックス:サングラスの場合、フレームは主にナイロンとチタンを使うことが多く、その2つの相互作用にこだわっています。パフォーマンスやコンディションに対応するために、さまざまなレンズ技術も用意していて、度付きレンズもあります。 科学と東洋哲学を融合させ、眼筋を保護し、解放することで身体能力を向上させるための包括的なアプローチを研究しています。

トム:私たちはナイロンとベータチタンを組み合わせ、特殊な仕上げを施し、レンズ技術、調整機能などを駆使した軽量なアイウエアからブランドをスタートしました。同じモノ作りを続けて、ようやく11年目。フレームのために開発した小さな機能も、基本的な構造はずっと同じ。それを何度も何度も繰り返し改良することで、さらなる面白さが生まれ、ある種の精神的な次元に達することができるんです。

マックス:「何かにおいて好奇心とこだわりを持ち続けて追求していれば、結果的に精神的なものになる」ということは、日本人が私たちに教えてくれたことです。お寿司でもアイウエアでも、アートでもいい。常に探究心を持って自らに問い続け、一つ一つ発展させられれば、それはスピリチュアルな次元にまで昇華できる。だから、必ずしもスピリチュアルなテーマを製品に押し付けるのではなく、私たちのアプローチや姿勢、そしてプロセスの中にこそスピリチュアルな側面があると考えています。

ーーランニングもフィジカルな側面と精神性を追求する側面がありますね。

マックス:ランニングが興味深いのは反復練習だから。同じ動きを何度も何度も繰り返すことで、人生においてある種の技術を身につけられる。さらにその技に磨きをかけていく。だからランニングをしていると、走ることそのものを超えて、もっと大きな意味を見出した人にたくさん出会います。「ディストリクト ヴィジョン」は、そういったランニングの新しい解釈に興味を持っているランナーたちを対象にしたブランドだと言えるでしょう。

ーー最初の製品となった“ケイイチ”というモデルは、鯖江のアイウエア職人から名前を取っています。

トム:この仕事を始めたとき、私たちはデザインから開発まで、とても長いプロセスが必要だと理解しました。最初の開発には非常に長い時間をかけました。 幸運なことに、非常に優秀な工場と出合い、スポーツサングラスのアイデアを極限まで洗練させる機会を得ました。 11年前にサポートしてくれた(PRやセールスを手掛ける)エドストローム オフィスのヨシコ・エドストロームさんや鯖江のみなさんとの出会いが全ての始まりです。 それを形に残したいと思い、すべてのオリジナルフレームには関わってくれた人の名前をつけています。 中にはエンジニアの名前がついたフレームもある。今日、私たちが何かを購入するとき、誰の手によって作られているのかがわかりづらいですよね。そんな中、私たちなりに作り手への最大限のリスペクトを表しているんです。

「ランニングは、
誰もが自分なりに楽しめる」

ーーマックスは「サンローラン(SAINT LAURENT)」、トムは「アクネ ストゥディオズ(ACNE STUDIOS)」で働いていた過去があります。ファッション業界での経験は、新たにブランドを作るにあたって役立ちましたか。

マックス:ファッションは、ある種の終わりのないクリエイティブ・プロセス。作り手の多様なアイデアや人々がどのような世界でどんな生き方をしたいのか、さまざまな側面を製品を通して表現することができます。 例えば、サブカルチャーから素材とのさまざまな相互作用などまで。それを知ることができました。

トム:いつも「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」からインスピレーションを受けています。 ファッションが教えてくれたことは、枠にとらわれずにスポーツウエアの基本的な考えや基本的なルール、あるべき姿に疑問を投げかけること。そう問い続ける自信も私たちに与えてくれたと思います。 新しいスポーツウエアの開発には、限りない自由なアプローチが必要なのです。

ーーいま、世界中でランニングブームだと言われます。実感はありますか。

トム:スポーツの分野には常に何かしらのサイクルがあるものですが、ランニングは現在、ある種の成熟期にあると言えるのかもしれません。世界中の国や地域にランニングチームやコミュニティーができています。ランニングはどんな服装でも楽しめるし、それが人々のアイデンティティーの一部になってきています。街でコーヒーを飲んでいても、散歩していても、ランニンググッズを身につけている人が本当に増えました。ある意味、カテゴリーを超越した大きな流れだと思っています。

マックス:ブームになっている最も大きな理由は、誰もが自分なりにランニングを楽しめるからだと思います。人によってはレースに傾倒して競争に夢中になるかもしれないですが、ほとんどの人は、より健康に、より幸せになりたいと思ってランニングを始めます。きっかけは「流行っているからやってみよう」という無邪気なものでいいですし、それからどう自分のスタイルに合わせて進化させいくかはランニングを続ける楽しみの一つ。ランニングは民主的なものだと思うんです。 例えば、東京マラソンで優勝した人は当然プロのアスリートですが、一般ランナーも同じコースを走ることができますよね。F1のように、10人のドライバーのうちの1人になる必要はありません。

トム:かつてはパーティーをしたり、お酒を飲んだり、タバコを吸ったりすることこそがクールだという考え方もありました。でも今の時代は、人々がさまざまな生き方を選択できます。たとえばニューヨーカーも、以前より健康志向で若々しくなっていると感じます。アメリカでは、学校で走ることも流行っています。学生たちは大学を卒業してからも、そのまま移り住んだニューヨークの友人たちと趣味として走り続けている。 それもあの街にランナーが増えた理由だと思います。17時や18時にウェストサイド・ハイウェイに行くと、ランナーの多さに驚きます。ニューヨークはマンハッタンをぐるっと一周走れるので、交通量が多い東京よりも少し走りやすいかもしれないですね。

LAやNYに出店の考えも

ーー「ニューバランス」との第5弾となるコラボコレクションも先日発売しました。

マックス:ミニマムなベアフットランニングシューズです。 足を地面に近づけるように設計されています。最近のランニングシューズの多くは、エネルギー効率を重視し、衝撃から関節を保護するために、非常に厚いソールを採用している しかし、このシューズはシンプルさを追求しています。 もともとは2000年代初頭に開発され、大流行したシルエットをベースにしています。

トム:昨今のシューズと比較すると、クッション性は低く、ソールはかなり薄くなっています。クッション性が高くなればなるほど、地面から足が遠くなるため安定性が損なわれてしまいます。安定性を高め、地面に近い感覚を得られるように設計し、それを天然繊維で実現しました。

ーーワン・ダイレクションのハリー・スタイルズ(Harry Styles)が3月の東京マラソンで、「ディストリクト ヴィジョン」のアイウエアを着用しました。その影響を教えてもらえますか。

マックス:このニュースは日本で大きなインパクトがあったようですね。彼が出場することは、ちょっとした秘密でした。 彼らにとって、おそらく7回目か8回目のマラソン・レースだったと思います。彼はかなり多くのことを経験しているランナーで、「ディストリクト・ヴィジョン」を愛用してくれています。

ーー今後の展望を聞かせてください。

マックス:成長が最優先に考えられる昨今では、多くのブランドができるだけ大きな影響力を持とうとします。それに対し、私たちはできる限り本物でありたい。もちろん成長はしたいし、ビジネスをしてお金も稼ぐでしょう。しかし、常に問題に感じているのは、どうすれば自分自身に忠実でありながらビジネスで成功できるのかということ。表現者として正直であり続けながら、ブランドを新しい水準にまで引き上げ、製品を最高のものにしたい。そして次のステップとしてそれを世界に広めること、これが「ディストリクト ビジョン」の大きな次のステップになると感じています。そう、常に自分たちが持っているものすべてに疑問を持ち続けながら。

トム:あとは、ロサンゼルスやニューヨーク、そしていつか東京にも店舗をオープンする予定です。

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ベートーベンの名曲をストライプ柄に!? 音楽をデザインに変える東京都発の匠の技

「生まれるべきものが生まれ、広がるべきものが広がり、残るべきものが残る世界の実現」をビジョンに掲げるマクアケによる、“アタラシイものや体験の応援購入サービス”の「マクアケ」には、伝統技術を現代的なアイテムに活用したプロジェクトが数多い。この連載では、全国各地の匠の技に注目。実行者の思いとともに、匠の技をどう活用し、どう訴求しているのかを考える。目指すは、47都道府県の匠の技の探訪だ。第6回は、東京都を訪れた。


今回の技術は…

音階やリズムをデザインに変える技術

音階やリズムをストライプ柄に変換するーーそんなユニークなファッションアイテムが生まれました。開発を担うのは、2024年11月に創業したノクターブ。音楽・ファッション・アートの境界を越えた、新たな形のクリエイティブを追求するアーティスト集団です。音にまつわる数々のプロジェクトに携わってきた安藤コウ代表を中心に、ファッションブランド「イン」のデザイナーを務める印致聖(イン・チソン)、3Dファッションのスペシャリスト李在⿓(イ・ジェヨン)という各分野の専門家が集まっています。

最初のプロジェクトは、音階をストライプ柄に変換するシステム“ストライプトラック”を活用したファッションアイテムの製作でした。元となったのは、「『心地良い音に包まれる』という比喩表現を現実にできたら」という安藤代表自身のアイデア。10年ほど前に思い付いたというこのアイデアは、安藤代表が広告代理店に勤めていた際、クライアントに提案したこともあるほど、実現を望んでいたものと言います。今回はまず、友人である印デザイナーにアイデアを相談するところからスタート。その後、3D技術に詳しい李さんもメンバーに加わりました。

こだわったのは、“アーティストの音楽を視覚化させる”こと。初期は、「音階には色調が存在している」という説に着目し、それぞれの音階を表した12色でストライプ柄を作ろうと試みました。しかし、色調だけではアーティストらしさを表現しきれず、色の見え方は人に異なることも判明。こうした課題を踏まえ、制作背景やコンセプトなど、楽曲にまつわる情報を生成AIに学習させ、それらをもとに1枚の“絵画”を作成。その“絵画”から12色を抽出し、色の出現率と音階の使用頻度を対応するようにペアリング。そのペアリングした色で視覚的な模様(柄)を生成する、というプロセスにたどり着きました。

今回、題材にしたのはクラシック音楽の巨匠・ベートーベンの名曲です。「歓喜の歌」「運命」の2曲を使い、ストライプ柄のニットウエアを製作しました。安藤代表は、「彼の楽曲は、曲によってテーマや雰囲気が異なるため、同じストライプ柄でも違いが出やすい」と説明します。4月7日、応援購入サービス「マクアケ」でも先行販売プロジェクトをスタートしました。

安藤代表は「今後は、童謡や民謡、ポップスなど、多くの人々に親しまれている楽曲をファッションアイテムに変換させたい」と展望します。家具のファブリックデザインなど、ファッション以外の分野にも挑戦し、音楽が持つ可能性を広げていきたいとのことです。

デザイン化する際の4つのポイント

1.音楽情報の
取り込みと解析

まず、楽曲に含まれるメロディーやハーモニーのデータを解析します。特に、音階(C、C#、D...B)の使用頻度が重要。各音が全体に占める割合を数値化していきます。

2.生成AIを活用した
絵画制作

音色やテンポ、雰囲気など、楽曲の特徴をもとに、生成AIが“絵画”を作成します。静かな楽曲であれば「柔らかな色合い」、エネルギッシュな楽曲なら「鮮やかな色調」の“絵画”に仕上がります。

3.色の抽出と解析

作成した“絵画”から、使用している色を抽出し、各色の出現率を算出します。それをもとに、“絵画”の色を使用頻度順に並べます。

4.色と音階の対応と
柄の生成

楽曲内の音階と“絵画”内の色の使用頻度を照合し、各音階に対応する色を割り当てます。音階とペアリングした色をもとに、楽曲全体を視覚的な模様(柄)としてデザインします。

東京発!
応援購入が高額なプロジェクト3選

“アタラシイものや体験の応援購入サービス”の「マクアケ」で大きな反響が寄せられた東京都発のプロジェクトを3つ紹介する。

PICK UP 1 : 応援購入総額1億7390万円

さらに進化【毎日の睡眠習慣が変わる】
消臭機能付きワンタッチふとん乾燥機|cado

「空気をデザインする We design for atmosphere.」をコンセプトに、空気清浄機や加湿器などの開発や販売を手掛けているカドー。消臭機能付きのワンタッチふとん乾燥機“フェーン 001”の好評を受け、“フェーン PRO”と“フェーン 002”の2機種を発表した。オゾン除菌と消臭の機能を追加している。

PICK UP 2 : 応援購入総額6181万円

カジュアルなのに高機能
オンオフ使える2階建て構造-FLOORPACK Flex

“フロアーパック”は、メーンの収納スペースを“2階建て”構造にすることで、荷物を取り出しやすくしたバックパック。累計販売額1億円以上のヒットを記録した。今回、初代をアップデートした“フロアーパック フレックス”が登場。取り外し可能な仕切りパッドを取り入れ、汎用性を高めた。

PICK UP 3 : 応援購入総額4567万円

ミニマル高機能 ブレインスリープ
マットレス・枕・布団が一つになったスリープギア

マットレスと布団、枕が一つになったオールインワンベッド。9割以上が空気という独自のエアループ素材が、寝床内の熱や湿気を逃し、朝まで快適な睡眠を保つ。通常のシングルベッドの2/3、たためば1/20というコンパクトなサイズ感も魅力の一つ。

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ベートーベンの名曲をストライプ柄に!? 音楽をデザインに変える東京都発の匠の技

「生まれるべきものが生まれ、広がるべきものが広がり、残るべきものが残る世界の実現」をビジョンに掲げるマクアケによる、“アタラシイものや体験の応援購入サービス”の「マクアケ」には、伝統技術を現代的なアイテムに活用したプロジェクトが数多い。この連載では、全国各地の匠の技に注目。実行者の思いとともに、匠の技をどう活用し、どう訴求しているのかを考える。目指すは、47都道府県の匠の技の探訪だ。第6回は、東京都を訪れた。


今回の技術は…

音階やリズムをデザインに変える技術

音階やリズムをストライプ柄に変換するーーそんなユニークなファッションアイテムが生まれました。開発を担うのは、2024年11月に創業したノクターブ。音楽・ファッション・アートの境界を越えた、新たな形のクリエイティブを追求するアーティスト集団です。音にまつわる数々のプロジェクトに携わってきた安藤コウ代表を中心に、ファッションブランド「イン」のデザイナーを務める印致聖(イン・チソン)、3Dファッションのスペシャリスト李在⿓(イ・ジェヨン)という各分野の専門家が集まっています。

最初のプロジェクトは、音階をストライプ柄に変換するシステム“ストライプトラック”を活用したファッションアイテムの製作でした。元となったのは、「『心地良い音に包まれる』という比喩表現を現実にできたら」という安藤代表自身のアイデア。10年ほど前に思い付いたというこのアイデアは、安藤代表が広告代理店に勤めていた際、クライアントに提案したこともあるほど、実現を望んでいたものと言います。今回はまず、友人である印デザイナーにアイデアを相談するところからスタート。その後、3D技術に詳しい李さんもメンバーに加わりました。

こだわったのは、“アーティストの音楽を視覚化させる”こと。初期は、「音階には色調が存在している」という説に着目し、それぞれの音階を表した12色でストライプ柄を作ろうと試みました。しかし、色調だけではアーティストらしさを表現しきれず、色の見え方は人に異なることも判明。こうした課題を踏まえ、制作背景やコンセプトなど、楽曲にまつわる情報を生成AIに学習させ、それらをもとに1枚の“絵画”を作成。その“絵画”から12色を抽出し、色の出現率と音階の使用頻度を対応するようにペアリング。そのペアリングした色で視覚的な模様(柄)を生成する、というプロセスにたどり着きました。

今回、題材にしたのはクラシック音楽の巨匠・ベートーベンの名曲です。「歓喜の歌」「運命」の2曲を使い、ストライプ柄のニットウエアを製作しました。安藤代表は、「彼の楽曲は、曲によってテーマや雰囲気が異なるため、同じストライプ柄でも違いが出やすい」と説明します。4月7日、応援購入サービス「マクアケ」でも先行販売プロジェクトをスタートしました。

安藤代表は「今後は、童謡や民謡、ポップスなど、多くの人々に親しまれている楽曲をファッションアイテムに変換させたい」と展望します。家具のファブリックデザインなど、ファッション以外の分野にも挑戦し、音楽が持つ可能性を広げていきたいとのことです。

デザイン化する際の4つのポイント

1.音楽情報の
取り込みと解析

まず、楽曲に含まれるメロディーやハーモニーのデータを解析します。特に、音階(C、C#、D...B)の使用頻度が重要。各音が全体に占める割合を数値化していきます。

2.生成AIを活用した
絵画制作

音色やテンポ、雰囲気など、楽曲の特徴をもとに、生成AIが“絵画”を作成します。静かな楽曲であれば「柔らかな色合い」、エネルギッシュな楽曲なら「鮮やかな色調」の“絵画”に仕上がります。

3.色の抽出と解析

作成した“絵画”から、使用している色を抽出し、各色の出現率を算出します。それをもとに、“絵画”の色を使用頻度順に並べます。

4.色と音階の対応と
柄の生成

楽曲内の音階と“絵画”内の色の使用頻度を照合し、各音階に対応する色を割り当てます。音階とペアリングした色をもとに、楽曲全体を視覚的な模様(柄)としてデザインします。

東京発!
応援購入が高額なプロジェクト3選

“アタラシイものや体験の応援購入サービス”の「マクアケ」で大きな反響が寄せられた東京都発のプロジェクトを3つ紹介する。

PICK UP 1 : 応援購入総額1億7390万円

さらに進化【毎日の睡眠習慣が変わる】
消臭機能付きワンタッチふとん乾燥機|cado

「空気をデザインする We design for atmosphere.」をコンセプトに、空気清浄機や加湿器などの開発や販売を手掛けているカドー。消臭機能付きのワンタッチふとん乾燥機“フェーン 001”の好評を受け、“フェーン PRO”と“フェーン 002”の2機種を発表した。オゾン除菌と消臭の機能を追加している。

PICK UP 2 : 応援購入総額6181万円

カジュアルなのに高機能
オンオフ使える2階建て構造-FLOORPACK Flex

“フロアーパック”は、メーンの収納スペースを“2階建て”構造にすることで、荷物を取り出しやすくしたバックパック。累計販売額1億円以上のヒットを記録した。今回、初代をアップデートした“フロアーパック フレックス”が登場。取り外し可能な仕切りパッドを取り入れ、汎用性を高めた。

PICK UP 3 : 応援購入総額4567万円

ミニマル高機能 ブレインスリープ
マットレス・枕・布団が一つになったスリープギア

マットレスと布団、枕が一つになったオールインワンベッド。9割以上が空気という独自のエアループ素材が、寝床内の熱や湿気を逃し、朝まで快適な睡眠を保つ。通常のシングルベッドの2/3、たためば1/20というコンパクトなサイズ感も魅力の一つ。

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まとめて出荷”の常識を疑え 在庫を細かく動かせば利益は倍増する

2025年1月からWWDJAPAN.comでマンガ版「ザ・ゴールシリーズ 在庫管理の魔術」が連載中です。在庫過剰に陥ると、つい値下げセールに頼ってしまう――。しかし、本当にそれしか方法はないのか? 利益を高め、最大化するための解決策を、アパレル在庫最適化コンサルで「ユニクロ対ZARA」「アパレル・サバイバル」「図解アパレルゲームチェンジャー」等の著者である齊藤孝浩ディマンドワークス代表が、同マンガを読みながら、解説して行きます。今回は、第5話を取り上げます。

在庫の小口移動が利益を生む

第5話のテーマは、「物流コストと機会損失の関係」です。

マンガ「在庫管理の魔術」の第5話は コチラ

主人公と中央倉庫の担当者との会話から、渋谷店に発送している商品は同店がもともと預けていた在庫だけではないことが明らかになりました。倉庫の責任者は、渋谷店から発注があると、同店の在庫がなくなっても、倉庫に眠っていた「バラ在庫」を発送してくれていたのでした。倉庫で配送ロットにならずに、滞留していた在庫を融通してもらったことによって欠品がなくなり、売り上げが劇的に伸びたのです。

前回も話題にしましたが、大半のアパレル事業者は、配送コストの削減を目的として、まとまった量の商品を発送するルールを持っています。そのため、発送する商品の量が一定数にならないと、出荷しないというのが普通です。こうしたルールのために、一定数に届かずにすぐには出荷できない商品が「バラ在庫」として倉庫に眠っているケースがあります。

渋谷店は、地下倉庫が水浸しになったという緊急事態に対応するために、その日に売れた分だけを、預け在庫とフリー在庫の中から、毎日、倉庫に発注する仕組みにしました。それに対応してもらえるなら、と、ある担当者がダメ元で、以前、欲しくても送ってもらえなかった欠品商品も、追加リクエストしてみたところ、倉庫側は、気を利かせて、他店向けの滞留していた在庫を回してくれたのです。これがプラスアルファの売り上げにつながったことは間違いありません。他店がそれを知ったら怒るでしょうけどね(笑)。

こうした体制では、売り上げが伸びる半面、配送コストが増えるのは確かです。1日ごとにバラバラと配送しているため、商品1点当たりの配送コストが大きくなるからです。

配送コストを気にするよりも、欠品を防いでプロパー販売機会を増やす!

しかし、欠品が減り、売り上げが増えることによって、その分、仕入れ原価などの変動経費は増えても、今までと同じ人員体制で店舗運営が出来て固定費が増えなければ、売り上げ増によって増えた粗利額(売上高―仕入原価)は、そのまま利益として残ります。

これが、渋谷店の売り上げが20~30%しか増えなかったのに、営業利益が倍増した理由です。

注:ショッピングセンターに出店しているテナントにとっては、家賃は売上歩合制なので、家賃も変動費(売上が増えれば、それに連動して増える経費)。固定費は人件費や通信費などにとどまります。一方、ハンナズ渋谷店は路面店のため、家賃も固定費になるため、売り上げが増えても、家賃は増えない契約のため、売れば売るほど利益が増える構造という違いがあります。しかし、テナントの場合でも、同じ販売体制で人件費など固定費が変わらなければ、20~30%も売り上げが増えると、利益は1.5倍くらいになるはずです。

私も、支援しているアパレル事業者さんに対しては、配送コストという制約を気にせずに欠品を防いでプロパー販売機会を増やすことを勧めています。なぜなら、定価で販売できれば、経費の増加分よりも粗利の増加分の方がはるかに大きいからです。例えば、販売価格が5000円の商品であれば、粗利はだいたい半分の2500円。しかし、セールになって30%オフになってしまえば、売り上げは3500円になりますので、粗利は1000円しか儲かりません。その差額は、1500円。たった1点を送る配送費よりも多くの粗利額が稼げると思いませんか?

倉庫から店舗に限らず、店舗間移動に関しても、配送ロットにとらわれるルールの中では、プロパー販売のタイミングを逸してしまったり、タイミングを誤れば、過剰在庫となる商品が出てきたりします。こうした商品は、後にセールとして値下げをして販売せざるを得なくなったり、売れ残り在庫になったりしてしまい、稼げる粗利をみすみす失ってしまうことになるでしょう。シーズン商品を扱うアパレル事業者の方は、改めて物流コストと欠品の関係を見直してみるとよいでしょう。

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ロート製薬がトップ人事で布陣強化 瀬木常務が社長、ポーラ・オルビス出身の末延氏登用

ロート製薬は、6月26日付で次期社長に瀬木英俊常務(62)が就任すると発表した。社長交代は2019年以来6年ぶり。杉本雅史社長(63)は退任し、グループ全体の経営について助言を行うロートグループ・エグゼクティブ アドバイザーに就く。

瀬木氏は1962年7月18日生まれ。85年に日本ヴイックス(現P&G ジャパン)に入社し、97年にロート製薬に転じた。2011年から14年間にわたり経営企画部部長を務め、22年にはCSO(最高戦略責任者)に就任。グループ全体の経営戦略をけん引してきた。商品企画、国際事業、事業開発など重要分野で実績を積み重ね、開発・生産からマーケティング・販売に至るまでを統括するなど、幅広い領域で手腕を発揮してきた。今後は「次なるステージを切り開く最適かつ不可欠なリーダー」(同社)として、新たな経営体制を担う。

同日付で、元ポーラ・オルビスホールディングス執行役員の末延則子氏が取締役 戦略デザイン本部 E.Designerに就任する。末延氏はシワ改善の薬用化粧品「リンクルショット」初代生みの親としても知られる。25年4月にロート製薬に入社し、スキンケア事業の中長期的な成長と企業価値向上を担う人材として起用された。

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ロート製薬がトップ人事で布陣強化 瀬木常務が社長、ポーラ・オルビス出身の末延氏登用

ロート製薬は、6月26日付で次期社長に瀬木英俊常務(62)が就任すると発表した。社長交代は2019年以来6年ぶり。杉本雅史社長(63)は退任し、グループ全体の経営について助言を行うロートグループ・エグゼクティブ アドバイザーに就く。

瀬木氏は1962年7月18日生まれ。85年に日本ヴイックス(現P&G ジャパン)に入社し、97年にロート製薬に転じた。2011年から14年間にわたり経営企画部部長を務め、22年にはCSO(最高戦略責任者)に就任。グループ全体の経営戦略をけん引してきた。商品企画、国際事業、事業開発など重要分野で実績を積み重ね、開発・生産からマーケティング・販売に至るまでを統括するなど、幅広い領域で手腕を発揮してきた。今後は「次なるステージを切り開く最適かつ不可欠なリーダー」(同社)として、新たな経営体制を担う。

同日付で、元ポーラ・オルビスホールディングス執行役員の末延則子氏が取締役 戦略デザイン本部 E.Designerに就任する。末延氏はシワ改善の薬用化粧品「リンクルショット」初代生みの親としても知られる。25年4月にロート製薬に入社し、スキンケア事業の中長期的な成長と企業価値向上を担う人材として起用された。

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