ファッションで“汚い“を”かっこいい“に変える 世界一ピカピカな清掃集団OPTの軌跡

ボクは日本一かっこいいトイレ清掃員」(岩波ジュニア新書)が6月15日に刊行した。著者は、東京・奥多摩を拠点に活動するトイレ清掃のプロ集団OPT(オピト)のリーダー大井朋幸だ。町に点在する公衆トイレの便器の隅々まできれいにし、床も雑巾掛けをすることで“寝転がれる“レベルまで磨き上げる。その徹底した姿勢が国内外のメディアの目に止まり、全国の学校や地域イベントでの講演、清掃ワークショップなど、活動の幅が広がっている。

大井にとって清掃は単純な作業ではなく表現だという。ストライプシャツに赤いスニーカー、シッポのキーホルダーを身につけ、現場に立ち続け、チームには「奥多摩ピカピカトイレ=OPT」という名を授け、清掃にファッションと遊び心、そして誇りを掛け合わせてきた。「ピカピカの哲学」はどこから来て、どこへ向かうのかをたずねた。

PROFILE: 大井朋幸/OPT代表

大井朋幸/OPT代表
PROFILE: 1974年生まれ。小学校5年から高校卒業まで奥多摩町で暮らす。高校卒業後,料理人として働いた後、2017年に「奥多摩総合開発」の清掃事業部門入社。公衆トイレ清掃の責任者となり清掃チームをOPT(オピト、オクタマ・ピカピカ・トイレの略)と名付け、日本一きれいなトイレを目指してトイレ清掃に励む。その活動は国内外のメディアでも多数取り上げられ、学校での講演や地域イベントへの参加、清掃の技術や価値を次世代に伝える活動にも尽力。25年、OPTを立ち上げる

清掃を通してその地域の観光価値を高める

WWD:起業と書籍出版を経て、活動の広がりをどのように実感されていますか?

大井朋幸(以下、大井):正直、起業も執筆もまったく考えていませんでした。まさか、自分がトイレ清掃で独立して、本を出すなんて想像もしていなくて。でも、数年前から「うちのトイレもお願いできませんか?」と、他の市町村や公園から声が届くようになってきたんです。当時は奥多摩に根ざして活動していましたが、次第に他の地域にも関わりたい気持ちが芽生えました。会社員のままでは限界があると感じ、独立する道を選びました。

トイレをピカピカにするのは当たり前。清掃を通してその地域の観光価値を高めたい、そして何よりもそこに暮らす人たちをもっと輝かせたい。そんな思いを込めて、「OPT」を立ち上げました。

WWD:OPTの活動の中で印象に残った出来事はありますか?

大井:自分で言うのもなんですが、僕たちが担当しているトイレはけっこうきれいなんですよ。だからこそ、生活の場になってしまうことがあるんです。赤い鍵がロックされたままノックしても返事はないけど、何日か誰かがここで暮らしてる気配がある。そういうときは町や警察に報告するんですが、以前、海外メディアから「トイレがきれいすぎると、逆に治安が悪化する。人が溜まりやすくなって、薬物を使う場所になることもある」と言われたことがあります。たしかに、それも現実の1つ。だからといって僕は、きれいなトイレを諦めたくはないんです。

「トイレがきれいになった」という声をよくいただきますが、僕らの活動を知った自治体や個人から「OPTを知ってから、うちのトイレも変わりました」と連絡をいただくこともあって、本当にうれしいですね。

WWD:YouTubeで「仕事は本気で遊ぶけど、遊びは仕事にしない」と話しているのが印象的でした。

大井:本気で仕事を遊ぶとは、「どうすればもっと楽しくなるか」を自然に考えることです。工夫や研究を重ねながら清掃していると便器や床がどんどん輝きます。時間もあっという間に過ぎて、「もうこんな時間?」と感じるほど夢中になれるんです。真剣に遊ぶように仕事ができれば、会社も従業員も満足でき、長く続けられます。

ファッションから始まる「OPT」のコミュニケーション

WWD:ファッションにこだわることは、「仕事は本気で遊ぶ」ことにつながるのでしょうか?

大井:僕は何事も形から入るタイプです。だから清掃員として働き始めた時から、身だしなみにこだわっていました。ただ、それがきっかけでファッション誌や海外メディアから取材を受けるようになるとは思ってもみませんでした。一時はファッションが嫌いになり、誰にも会いたくないし、見られたくもなかった時期もありましたが、やはりファッションは大切だと改めて感じています。

「衣・食・住」の中で「衣」が一番最初に来るのは、身体を守るという意味もあると思います。トイレ清掃という汚いというイメージをもたれてしまうことがある仕事でも、ファッションを変えるだけで子どもたちが寄ってくるようになる。いつも付けている尻尾キーホルダーは“お守り“のようなもので、子どもたちに触られすぎて今でもう4代目です(笑)。

WWD:「トイレは人間の縮図だ」とおっしゃっていましたね。

大井:トイレを汚してしまうことが多いのは女性の方ですが、それはマナーが悪いわけではありません。むしろ、美意識が高いからこそ、自分を清潔に保つためにゴミをトイレ内に置いたり、髪を整えたりするんです。ゴミを持ちながらショッピングをしたくない気持ちはわかりますよね。でも、トイレはゴミ箱ではありません。そこはしっかり意識してほしいと思います。

WWD:利用者を信じるとはどのような感覚ですか?

大井:信じることで、使う人も清掃する人も“仲間“になれると思っています。公衆トイレの清掃は、清掃員だけでは決して完璧にはできません。利用者の協力があって初めて成り立つんです。利用者が「信じてもらっている」と感じてもらえたら、「きれいに使おう」と思う人も増えるはずです。苦情を言うよりも信じて、仲間になってもらうことが、トイレをきれいに保つ一番の方法だと考えています。

たとえば、雨の日でも清掃作業をすると、周りからは「そこまでする必要ある?」とか「どうせまた汚れるんだから」と言われることがある。でも、僕にとってはそれが普通。雨水で滑るから怖いけど続ける。自分にとっては当たり前でも、実はみんなそこまでやっていないと気づいたときにちょっと驚いたんですよね。

世界を舞台に活躍する仲間、後継者と共に、OPTはその先へ

WWD:長く続けるために心がけていることを教えてください。

大井:「誰かのために」とか「お金のために」という気持ちでやっているわけではありません。自分が気持ちいいかどうか、ワクワクするか、納得できるか、それがすべてです。

会社を立ち上げてもその考え方は全然変わらなかった。「稼がなきゃ」と焦るかと思いきや、そうでもなくて。これでいいのかなと思いますけど、自分らしく生きてるんだと思います。

今の一番の目標は「生き続けること」ですね。去年できたことが、今年は体力的につらいときがある。だからこそ、後継者を育てたい。育てるというより、出会いたい。そんな感じです。

WWD:後継者はどんな人が向いてると思いますか?

大井:やっぱりファッションに興味があって、自分をプロデュースできる人がいい。自分に似合う服や髪型を理解してる人。メディア対応やSNS、YouTubeに出ることもあるだろうし。目立つことを嫌がらず、でも派手なだけじゃない、芯がある人がいい。僕も別に目立ちたがり屋じゃないけど、ファッションは好き。ギャップがあるからこそインパクトが生まれるんです。

「OPT」の制服を、土色の作業着からストライプ柄のかわいいシャツに赤い靴へと変えたとき、コワモテの先輩も刺青のある人も、そのシャツを着て鏡の前で照れている姿がとてもかわいらしかったです。制服がきっかけで、子どもからシニアまで多くの人に声をかけてもらえるようになりました。見た目と中身のギャップで人の心が動くなら、それはもう大きな武器です。綺麗なトイレを目指すには、そうしたコミュニケーションや心の動きが何より大切だと思います。

WWD:10年後の「OPT」のビジョンを教えてください。

大井:世界に羽ばたいていると思います。2年後、3年後にはすでに動き出しているかもしれません。後継者は世界を舞台に活躍しているでしょう。もしかしたら、トイレ清掃で宇宙に行っているかも!

と言いながらも僕は、今と変わらず10年後も現場でトイレをきれいにしていたい。場所は奥多摩でももっと遠くでもいい。やっぱり現場が好きなんですよ。健康でいて、今日と同じように現場に立てていることが何よりの幸せだと思います。

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マッシュの社員向けサステナ研修 東京・四ツ谷の本社に770人が大集合

マッシュホールディングス(以下、マッシュHD)はこのほど、社員向けのサステナブルカンファレンスを実施した。東京・四ツ谷の本社に770人、オンラインに160人が集まった。

同社は、「スナイデル(SNIDEL)」や「ジェラート ピケ(GELATO PIQUE)」「フレイ アイディー(FRAY I.D)」「リリー ブラウン(LILY BROWN)」など、数多くの人気ブランドを抱える国内のウィメンズアパレルのリーディングカンパニー。トレンドだけでなく、サステナビリティにも本気で向き合ってきた。22年にはサステナブル推進委員会を発足し、全社をあげてCO2削減に取り組んでいる。

カンファレンスは、ウルグアイのホセ・ムヒカ元大統領の名スピーチで幕を開けた。「無限の消費と発展を求める社会は、人々を、地球環境を疲弊させる。発展は幸福のためになされなければならない」。ムヒカ大統領の語り口は、創業当初から「ウェルネスデザイン」を企業理念として掲げ、事業活動を通してより良い社会、地球環境を実現しようとする近藤広幸社長のそれと重なる。

マッシュHDが束ねるマッシュグループの2024年8月期連結売上高は、前期比6%増の1202億円だった。営業利益の詳細数字は非公開としたが、同社として初めて100億円を突破した。そんな勢いあるマッシュHDの社員から、「売り上げとサステナは両立できるのか?」と鋭い質問が挙がる。近藤社長は次のように答えた。「マーケットシェアを伸ばすということは、私たちが思う“正しいこと”を広げられるということ。売り上げを上げれば上げるほど、サステナビリティを社会に浸透させられる」。対談相手の東京大学未来ビジョン研究センターの江守正多教授も、「ファッションはメッセージ性を帯びている。他の業界と比べても、社会的役割を果たしやすい」とうなずく。

一際大きな歓声を持って出迎えられたのは、デザイナーの篠原ともえだ。当時は歌手・タレントであり、デザイン科に通う高校生でもあった篠原がけん引した、1990年代の“シノラーファッション”を語った。「人前で着たい服がなかった。だから自分で作った。ただただファッションを楽しむ私の姿を、ファンがポジティブに受け取ってくれた。そうしたら“シノラーファッション”なんて言葉がついてきた」。ムーブメントを広げるには、受け手の共感が欠かせない。その点、社会現象を巻き起こした篠原からは、マッシュHDも学べることが多いはずだ。

社員からは、「『自分の行動が未来に影響する』という意識を持つことの大切さを学べた」「企業として課題に取り組む意義を再認識できた。目の前のできることから取り組み、いずれは大きなムーブメントにつなげられるようにしたい」といった感想が集まった。

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マッシュの社員向けサステナ研修 東京・四ツ谷の本社に770人が大集合

マッシュホールディングス(以下、マッシュHD)はこのほど、社員向けのサステナブルカンファレンスを実施した。東京・四ツ谷の本社に770人、オンラインに160人が集まった。

同社は、「スナイデル(SNIDEL)」や「ジェラート ピケ(GELATO PIQUE)」「フレイ アイディー(FRAY I.D)」「リリー ブラウン(LILY BROWN)」など、数多くの人気ブランドを抱える国内のウィメンズアパレルのリーディングカンパニー。トレンドだけでなく、サステナビリティにも本気で向き合ってきた。22年にはサステナブル推進委員会を発足し、全社をあげてCO2削減に取り組んでいる。

カンファレンスは、ウルグアイのホセ・ムヒカ元大統領の名スピーチで幕を開けた。「無限の消費と発展を求める社会は、人々を、地球環境を疲弊させる。発展は幸福のためになされなければならない」。ムヒカ大統領の語り口は、創業当初から「ウェルネスデザイン」を企業理念として掲げ、事業活動を通してより良い社会、地球環境を実現しようとする近藤広幸社長のそれと重なる。

マッシュHDが束ねるマッシュグループの2024年8月期連結売上高は、前期比6%増の1202億円だった。営業利益の詳細数字は非公開としたが、同社として初めて100億円を突破した。そんな勢いあるマッシュHDの社員から、「売り上げとサステナは両立できるのか?」と鋭い質問が挙がる。近藤社長は次のように答えた。「マーケットシェアを伸ばすということは、私たちが思う“正しいこと”を広げられるということ。売り上げを上げれば上げるほど、サステナビリティを社会に浸透させられる」。対談相手の東京大学未来ビジョン研究センターの江守正多教授も、「ファッションはメッセージ性を帯びている。他の業界と比べても、社会的役割を果たしやすい」とうなずく。

一際大きな歓声を持って出迎えられたのは、デザイナーの篠原ともえだ。当時は歌手・タレントであり、デザイン科に通う高校生でもあった篠原がけん引した、1990年代の“シノラーファッション”を語った。「人前で着たい服がなかった。だから自分で作った。ただただファッションを楽しむ私の姿を、ファンがポジティブに受け取ってくれた。そうしたら“シノラーファッション”なんて言葉がついてきた」。ムーブメントを広げるには、受け手の共感が欠かせない。その点、社会現象を巻き起こした篠原からは、マッシュHDも学べることが多いはずだ。

社員からは、「『自分の行動が未来に影響する』という意識を持つことの大切さを学べた」「企業として課題に取り組む意義を再認識できた。目の前のできることから取り組み、いずれは大きなムーブメントにつなげられるようにしたい」といった感想が集まった。

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「ゲス ジーンズ」が展示会を開催 東京フラッグシップ店オープンを記念して

「ゲス ジーンズ(GUESS JEANS)」は7月4〜12日まで、原宿・ヨドバシJ6ビルディングで“ザ ネクスト 40 イヤーズ オブ デニム(THE NEXT 40 YEARS OF DENIM)”の展示会を開催する。フィレンツエ、アムステルダムと世界各地を巡回してきた本展示は、東京の「ゲス ジーンズ」フラッグシップ店のオープンを記念して実施する。

会場は、ブランドの象徴的なデニムの歴史を体験する回顧展示からスタートし、水や電力の消費を抑えてストーンウオッシュ加工と同様の風合いを表現するサステナブルな新技術“ゲス エアーウオッシュ(GUESS AIRWASH)”を日本初公開する。実際に稼働している“デニム ラボ(DENIM LAB)”では、デニム制作の過程を現物の展示やデジタルスクリーンで紹介する。

来場者限定デニムトートバッグ&刻印サービス

さらに、展示の最後“カスタマイズエリア(CUSTOMIZATION AREA)”では、来場者全員に限定のデニムトートバッグをプレゼントし、その場でレーザーを使用したオリジナルデザイン刻印の体験を提供する。

■「ゲス ジーンズ」“ザ ネクスト 40 イヤーズ オブ デニム”開催概要
日程:7月4〜12日
時間:月〜木・日曜日 11:00〜20:00 / 金・土曜日 11:00〜21:00
場所:ヨドバシJ6ビル
住所:東京都渋谷区神宮前6-35-6
入場料:無料
※7月4日の営業時間は13:00〜

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「クレイグ グリーン」2026年春夏メンズ・コレクション

「クレイグ グリーン(CRAIG GREEN)」が2026年春夏メンズ・コレクションを発表した。

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百貨店の免税売上高3〜4割減 6月も大手4社苦戦

百貨店大手4社の6月度の売上高速報が出そろい、全社が前年同月の実績を下回った。円高に転じた3月以降、インバウンド(訪日客)による高額消費が落ち込んでおり、免税売上高は引き続き大幅な減収で推移した。

6月度の売上高は三越伊勢丹が前年同月比9.1%減、高島屋が同2.2%減、大丸松坂屋百貨店が同4.5%減、阪急阪神百貨店が同12.0%減だった。国内顧客は微増もしくは微減で収まっているものの、訪日客による免税売上高が大幅に落ちている。

免税売上高は三越伊勢丹が同38.6%減、高島屋が同35.9%減、大丸松坂屋が同31.4%減だった。阪急阪神百貨店の旗艦店である阪急本店(阪急うめだ本店、阪急メンズ大阪)は、同5割減と振るわなかった。訪日客が買い支えてきたラグジュアリーブランドや時計・宝飾といった高額品の動きが引き続き鈍い。一方、化粧品などの消耗品は堅調に売れている。

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「マムート」がドイツ発のスニーカーブランド「フラワーズ フォー ソサイエティ」と初コラボ エッジの効いた2型を用意

「マムート(MAMMUT)」は7月14日、ドイツ発のスニーカーブランド「フラワーズ フォー ソサイエティ(FLOWERS FOR SOCIETY)」との初めてのコラボレーションシューズを、マムート渋谷で先行発売する。ラインアップは“エナジー ウルトラ シード ロー メン”(25.5cm〜28.5cm、2万9700円)と“エナジー マウンテン シード ロー メン”(全2色/25.5cm〜28.5cm、2万6400円)の全2型だ。

都会的なデザインと機能性が融合したローシューズ

「マムート」が持つアルプスの伝統とアウトドアの機能性が、「フラワーズ フォー ソサイエティ」の都会的でエッジの効いたデザインと融合した今回のコラボレーション。今シーズンの「マムート」新作シューズの“エナジー ウルトラ ロー”と“エナジー マウンテン ロー”をベースに、アウトソールは安定したグリップ力で動作をアシストするイタリアのソールメーカー、ヴィブラム(VIBRAM)社の“メガグリップ”を採用した。

「フラワーズ フォー ソサイエティ」は、2021年に設立されたドイツのフットウエアブランド。透明性、コミュニティー、持続可能性、履き心地の良さに根差した同ブランドは、オンデマンド生産や3Dデザインツールを重視するなど、従来のスニーカー製造の枠組みを打ち破るクリエイションを行う。

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「マムート」がドイツ発のスニーカーブランド「フラワーズ フォー ソサイエティ」と初コラボ エッジの効いた2型を用意

「マムート(MAMMUT)」は7月14日、ドイツ発のスニーカーブランド「フラワーズ フォー ソサイエティ(FLOWERS FOR SOCIETY)」との初めてのコラボレーションシューズを、マムート渋谷で先行発売する。ラインアップは“エナジー ウルトラ シード ロー メン”(25.5cm〜28.5cm、2万9700円)と“エナジー マウンテン シード ロー メン”(全2色/25.5cm〜28.5cm、2万6400円)の全2型だ。

都会的なデザインと機能性が融合したローシューズ

「マムート」が持つアルプスの伝統とアウトドアの機能性が、「フラワーズ フォー ソサイエティ」の都会的でエッジの効いたデザインと融合した今回のコラボレーション。今シーズンの「マムート」新作シューズの“エナジー ウルトラ ロー”と“エナジー マウンテン ロー”をベースに、アウトソールは安定したグリップ力で動作をアシストするイタリアのソールメーカー、ヴィブラム(VIBRAM)社の“メガグリップ”を採用した。

「フラワーズ フォー ソサイエティ」は、2021年に設立されたドイツのフットウエアブランド。透明性、コミュニティー、持続可能性、履き心地の良さに根差した同ブランドは、オンデマンド生産や3Dデザインツールを重視するなど、従来のスニーカー製造の枠組みを打ち破るクリエイションを行う。

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「ジンズ」と沖縄ファミマのコラボサングラスが登場 旅先のうっかり忘れも解消

「ジンズ(JINS)」は、沖縄ファミリーマートとコラボレーションした“沖縄ファミマ限定 ジンズ サングラス”を7月7日に沖縄県のファミリーマート限定で発売する。ソフトケース付き5種の販売で、価格は3500円。ジンズ店舗、オンラインでは販売しない。

旅行中のサングラス忘れを解消するために販売が実現。軽量樹脂を使⽤し疲れにくいフレームにウエリントン型をベースにした顔馴染みの良い、細すぎず太すぎないフレームデザインが特徴だ。沖縄県内のファミリーマートの愛称として知られる“ファミンチュ”をネーミングに取り入れたグリーン、ホワイト、ネイビーの3色の“ファミマカラー”アイテムも用意する。

“ファミンチュ グリーン”と同ホワイトは表⾯が鏡のように加⼯され光を反射する個性的でスタイリッシュな⾒た⽬のミラーレンズを使⽤しており、ファッショナブルな着こなしがかなう。“アクア ブラック” “リーフ ブラウン デミ” “ファミンチュ ネイビー”はそれぞれのフレームカラーに合わせたカラーレンズが装着されているため、その⽇のファッションに合わせて使い分けが可能だ。全レンズが紫外線を99%以上カットする。

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ゴールドウイン「ザ・ノース・フェイス」、ソックスなど一部商品値上げ

ゴールドウインの「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」は8月1日から、一部商品を値上げする。「原材料価格や人件費を含む製造コスト、物流コスト等の上昇により、価格維持が困難な状況となっている」ため。

現在税込で2万6000円の“ビッグウォールパンツ”は2万8000円に、1万5000円の“サーマルバーサグリッドフーディー”は1万6000円に、1700円の“TNFジャカードロゴ3Pクルー”は1800円に、3600円の“Bヌプシレッグウォーマー&ソックスセット”は4500円に、1500円の“K TNFジャカードロゴ3Pクルー” は1800円になる。

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「グラストンベリー・フェスティバル」にオリヴィア・ロドリゴ、チャーリー・XCXが登場

イギリス最大級の野外音楽フェス、「グラストンベリー・フェスティバル2025」が6月26〜30日(現地時間、以下同)、サマセット州のピルトンで開催された。今年は、オリヴィア・ロドリゴ(Olivia Rodrigo)やチャーリー・XCX(Charlie XCX)らが登場し、特異なスタイルとファッションセンスを見せつけた。

チャーリー・XCX

 

チャーリー・XCXは28日、「マックイーン(McQUEEN)」のカスタムルックでパフォーマンスを行った。シルクシフォンジョーゼットに骸骨をプリントした黒のスカーフをトップスにまとい、同じく黒のレザーのショートパンツを合わせた。さらに、ライラックとバーガンディーカラーの骸骨のシルクシフォンスカーフとレザーのブーツでルックを仕上げた。

オリヴィア・ロドリゴ

 

オリヴィア・ロドリゴは29日、自身のアルバム「ガッツ」と「サワー」からメドレーを披露。胸元とスカートにレースがついた白のコルセットミニドレスを着用し、お気に入りの黒の網タイツ、ニーハイブーツを合わせた。

 

メイクアップは、パンクな印象を与えた濃いレッドリップに彼女のシグネチャーである跳ね上げラインで仕上げた。

フェススナップ

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「MCM」がレトロフューチャーを意識した25年秋冬キャンペーン第1章を発表

ドイツ発の「エムシーエム(MCM)」は、2025年秋冬キャンペーンコレクション“From Munich to Mars”を発表した。レトロフューチャリズムに着想を得た同コレクションでは、デジタル時代を自由に生きる“サイバー・ギャラクティック・ノマド”たちに向けて、未来とクラフツマンシップが融合した新しいスタイルを提案。アイテムは、ブランドのアイコンであるモノグラム柄“ヴィセトス”を表現したレザーバッグやデニムジャカードのバッグ、シャツなど全10型を用意する。

深海と宇宙が交差する“ブルー・ヴィセトス”

全3章がそれぞれ異なる要素で展開される同コレクションの第1章である今回は、25年春夏コレクションで表現した“深海”の世界観と今季のテーマ“宇宙”が融合した“ブルー・ヴィセトス”を展開。ボストンバッグ(13万900円)やトップジップショッパー(9万3500円)などのバッグは、鮮やかなブルーで染めたレザーで個性を際立たせ、アレン マルチバッグパック(24万900円)にはデニム素材を使用し、質感と奥行きをプラス。機能美と素材感のコントラストが新たな存在感を生み出す。ほか、モノグラムシャツ(3サイズ、8万6900円)、モノグラムショートパンツ(3サイズ、8万300円)、クラシックキャップ(全2色、4万9500円)、ベルトバッグ(10万4500円)、マルチショッパーバッグ(14万8500円)、ホーボー(13万7500円)をそろえる。

また同コレクションのキャンペーンビジュアルは、写真家のイズ・キッドとディレクターのカタリーナ・コルビュンのコラボレーションにより実現した。パリ13区のブルータリズム建築を舞台に、繰り返しの美学とAI技術を融合させた、重力から解放されたかのような幻想的なビジュアルを展開した。

今後、続く第2章、第3章も順次公開予定だ。

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「ウィリー チャヴァリア」2026年春夏コレクション

「ウィリー チャヴァリア(WILLY CHAVARRIA)」が2026年春夏コレクションを発表した。

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「ウィリー チャヴァリア」2026年春夏コレクション

「ウィリー チャヴァリア(WILLY CHAVARRIA)」が2026年春夏コレクションを発表した。

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「ウィリー チャヴァリア」2026年春夏コレクション

「ウィリー チャヴァリア(WILLY CHAVARRIA)」が2026年春夏コレクションを発表した。

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「フェンディ」、キム・ジョーンズの後任候補としてウィリー・チャヴァリアと面談か

情報筋の話によれば、LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)の傘下ブランドである「フェンディ(FENDI)」は、ウィメンズの新たなアーティスティック・ディレクターの候補として、「ウィリー チャヴァリア(WILLY CHAVARRIA)」のウィリー・チャヴァリア創業デザイナーと面談を行ったようだ。

2020年9月から「フェンディ」のオートクチュール、ウィメンズ、ファーコレクションを手掛けていたキム・ジョーンズ(Kim Jones)前アーティスティック・ディレクターは、24年10月に退任。これに伴い、同ブランドは後任を探すため、24年12月に「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」を去ったジョン・ガリアーノ(John Galliano)や、やはりLVMHが擁する「ディオール(DIOR)」のウィメンズを25年5月まで率いたマリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)、6月に「マルニ(MARNI)」を離れたばかりのフランチェスコ・リッソ(Francesco Risso)らさまざまなデザイナーと面談をしているといわれている。「フェンディ」に10年在籍し、その後「ヴァレンティノ(VALENTINO)」を長年にわたって率いたピエールパオロ・ピッチョーリ(Pierpaolo Piccioli)も候補の一人として名前が挙がっていたようだが、同氏はケリング(KERING)が擁する「バレンシアガ(BALENCIAGA)」の新たなクリエイティブ・ディレクターに7月10日付で就任する。

なお、後任の選定はまだ予備的な段階にあると見られている。本件に関し、チャヴァリア創業デザイナーからのコメントは得られなかった。

「フェンディ」は創業100周年

1925年創業の「フェンディ」は、今年100周年を迎えた。2月に発表した25-26年秋冬コレクションでは、フェンディ家の3代目で現在はメンズとアクセサリーを手掛けるシルヴィア・フェンディ(Silvia Fendi)=アーティスティック・ディレクターがウィメンズも担当し、合同ショーを開催。6月の26年春夏ミラノ・メンズ・ファッション・ウイークへの参加は見送ったものの、9月には再びメンズとウィメンズの合同ショーを行う予定となっている。

チャヴァリア創業デザイナーについて

チャヴァリア創業デザイナーは、1967年カリフォリニア州フレズノ郡生まれ。メキシコ系アメリカ人の父を持ち、農業に従事する移民の多い地域で育ったという。20代でサンフランシスコに移り、アカデミー・オブ・アート大学(Academy of Art University)でグラフィックデザインを学んだ。99年に「ラルフ ローレン(RALPH LAUREN)」で働き始め、その後「アメリカンイーグル アウトフィッターズ(AMERICAN EAGLE OUTFITTERS)」のデザイン・ディレクターに。2015年、自身の名を冠したブランド「ウィリー チャヴァリア」を立ち上げた。21年には、「カルバン・クライン(CALVIN KLEIN)」のデザイン部門シニア・バイス・プレジデントに就任している。

メキシコ系アメリカ人としてのルーツやそのカルチャーを表現した大胆なスーツや、洗練されたワークウエアに定評があり、22年にはアメリカファッション協議会(COUNCIL OF FASHION DESIGNERS OF AMERICA、CFDA)による「CFDAアワード(CFDA Awards)」のメンズウエア・デザイナー部門のファイナリストに選ばれ、23年と24年には同部門のグランプリを受賞する栄誉に輝いた。また、フランス国立モード芸術開発協会が主催する25年の「ANDAMファッション・アワード(ANDAM Fashion Award)」ではファイナリストに選出されている。

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「セリーヌ」が西武池袋本店でポップアップ 人気ラウンドシェイプバッグの新色など

「セリーヌ(CELINE)」は、7月9日から11月中旬まで、西武池袋本店にポップアップストアをオープンする。同ポップアップでは、ウィメンズのバッグやスモールレザーグッズを中心に、アクセサリー、オート パ フューマリーコレクションを展開。また、先シーズンに発表されたラウンドシェイプのバッグ“ルル”の新色(27万5000円)をはじめ、2025年フォールコレクションの新作をラインアップする。

ポップアップ概要

◾️“セリーヌ フォール & ウィンター 25 コレクション ポップアップ”
日程:7月9日~11月中旬
場所:西武池袋本店 3階 イベントスペース“ニュース”
住所:豊島区南池袋1-28-1

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日本でどうなる合成ダイヤモンド市場  「スタージュエリー」と「ネクスト ダイヤモンド ニューヨーク」とに聞くラボグロウンの未来

デビアスによるラボグロウンダイヤモンド(合成ダイヤモンド、以下、ラボグロウン)ジュエリー「ライトボックス(LIGHTBOX)」が終了する。同ブランドは、2018年に創業。ここ数年でラボグロウンの製造企業が増えて市場価格が急落し、ブランド終了になった。日本での展開はないが、ここ数年日本でもラボグロウンを使用したジュエリーが増えている。ラボグロウンを使用したジュエリー「エスジェイエックス ダブリュー(SJX W)」を展開するスタージュエリーとラボグロウン中心のジュエリーを展開する「ネクスト ダイヤモンド ニューヨーク(NEXT DIAMOND NEW YORK)」(以下、ネクストダイヤモンド)に話を聞いた。

ブライダルかアクセサリーの2極化を予測

「スタージュエリー(STAR JEWELRY)」では、ラボグロウンを使用したジュエリーの展開はない。しかし、実験的なジュエリーを提供するサブブランドの「SJX W」では20年のブランド誕生時からラボグロウンジュエリーを提案している。同ブランドは、多くのアスリートやセレブから支持されている「SJX」から派生。ジェンダーレスなデザインのジュエリーを「高感度な大人の女性にも楽んでほしい」とスタートした。渡辺美穂スタージュエリー執行役員マーケティング本部 本部長は、「サステナブルがテーマの1つだったのでラボグロウンを採用。デビューから1年後にカスタマイズできるシリーズに拡大した」と話す。コロナ禍やウクライナ戦争の影響により、ラボグロウンの安定供給が難しかった時期もあった。技術革新と製造業社の増加と競争激化により、ラボグロウン価格が下落している今、「ここ最近になって、価格が想定内に収まっている印象だ」と渡辺部長。しかし、基幹である「スタージュエリー」ブランドでは、今後もラボグロウンの展開予定はないという。同部長は、「今後日本でも、さらにラボグロウンが浸透すると思われるが、量産されるアクセサリーか、ブライダルを含む中高価格帯の二極化が進むと思う」と話す。さらに、ラボグロウンジュエリーを販売するにあたり必要になる付加価値があるという。「サステナビリティの観点から、ラボグロウン製造における再生可能エネルギーの使用率をはじめ、あらゆる面から新たな認証システムが必要になるはずだ」。

“敢えて選ばれる”存在になるために必要な信頼性

「ネクスト ダイヤモンド」はニューヨークが拠点のブランドで2021年に日本に上陸した。松屋に常設店があり、日本各地でポップアップを開催。米市場に詳しい二宮美生ネクストダイヤモンド社長は、「アメリカにおけるラボグロウン市場は、成熟期にあり、安価だから選ばれるものではなく敢えて選ばれる存在へと進化した。『ライトボックス』の撤退は、ラボグロウンを“天然より安い代替品”と位置付けるビジネスモデルの限界を象徴している」と話す。現在のラボグロウン市場における課題については「品質のばらつきと宝石に関する知見のないブランドの乱立だ」と二宮社長。最近では、“安くジュエリーを作れる”という点だけに注目してラボグロウン市場に参入するブランドも多いそうだ。宝石やダイヤモンドに対する知識が十分にないため、誤解やトラブルが発生するケースもあるという。同社長は、「日本は発展途上だからこそ、お客さまのラボグロウンに対する目は厳しく、信頼性と品質が需要視される。確かな専門性のあるブランドが取り扱えば、市場は広がるだろう」と話す。「ネクストダイヤモンド」は、百貨店内に店舗を構え、信頼できる品質、透明性のある価格でラボグロウンジュエリーを提供し、顧客から支持を得ている。「ジュエリーの本質的な価値と向き合い、“ラボグロウン”の“敢えて選ぶ価値”を素材の背景やストーリーも含めて伝えていくのが重要だ」。

正しい知識と付加価値の創造が市場成長の鍵に

エシカルな観点とコスパから今後、ラボグロウンを選ぶ消費者は増えると思われる。
アクセサリー感覚でラボグロウンを楽しみたい人はデザインと価格重視、一方で、ブライダルで選ぶ人にとっては、確かな品質保証と共感するブランドストーリーが必要になってくるだろう。天然ダイヤモンドの代替品ではなく、新たな選択肢として広がりつつあるラボグロウン。発展途上の日本市場においては、まず、ブランドも消費者もラボグロウンについての正しい知識を持つべきだ。ラボグロウンは天然と違って希少性はないが、素性は全く同じだ。天然が、ブランド品だとしたら、ラボグロウンは全く同じ商品のノンブランド。同じものだったら。ノンブランドを選ぶ人もいるだろう。だが、ラボグロウン市場が成長するためには、そこにデザイン性やブランドストーリーといった付加価値をどれだけ付けられるかが鍵になってくる。

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日本でどうなる合成ダイヤモンド市場  「スタージュエリー」と「ネクスト ダイヤモンド ニューヨーク」とに聞くラボグロウンの未来

デビアスによるラボグロウンダイヤモンド(合成ダイヤモンド、以下、ラボグロウン)ジュエリー「ライトボックス(LIGHTBOX)」が終了する。同ブランドは、2018年に創業。ここ数年でラボグロウンの製造企業が増えて市場価格が急落し、ブランド終了になった。日本での展開はないが、ここ数年日本でもラボグロウンを使用したジュエリーが増えている。ラボグロウンを使用したジュエリー「エスジェイエックス ダブリュー(SJX W)」を展開するスタージュエリーとラボグロウン中心のジュエリーを展開する「ネクスト ダイヤモンド ニューヨーク(NEXT DIAMOND NEW YORK)」(以下、ネクストダイヤモンド)に話を聞いた。

ブライダルかアクセサリーの2極化を予測

「スタージュエリー(STAR JEWELRY)」では、ラボグロウンを使用したジュエリーの展開はない。しかし、実験的なジュエリーを提供するサブブランドの「SJX W」では20年のブランド誕生時からラボグロウンジュエリーを提案している。同ブランドは、多くのアスリートやセレブから支持されている「SJX」から派生。ジェンダーレスなデザインのジュエリーを「高感度な大人の女性にも楽んでほしい」とスタートした。渡辺美穂スタージュエリー執行役員マーケティング本部 本部長は、「サステナブルがテーマの1つだったのでラボグロウンを採用。デビューから1年後にカスタマイズできるシリーズに拡大した」と話す。コロナ禍やウクライナ戦争の影響により、ラボグロウンの安定供給が難しかった時期もあった。技術革新と製造業社の増加と競争激化により、ラボグロウン価格が下落している今、「ここ最近になって、価格が想定内に収まっている印象だ」と渡辺部長。しかし、基幹である「スタージュエリー」ブランドでは、今後もラボグロウンの展開予定はないという。同部長は、「今後日本でも、さらにラボグロウンが浸透すると思われるが、量産されるアクセサリーか、ブライダルを含む中高価格帯の二極化が進むと思う」と話す。さらに、ラボグロウンジュエリーを販売するにあたり必要になる付加価値があるという。「サステナビリティの観点から、ラボグロウン製造における再生可能エネルギーの使用率をはじめ、あらゆる面から新たな認証システムが必要になるはずだ」。

“敢えて選ばれる”存在になるために必要な信頼性

「ネクスト ダイヤモンド」はニューヨークが拠点のブランドで2021年に日本に上陸した。松屋に常設店があり、日本各地でポップアップを開催。米市場に詳しい二宮美生ネクストダイヤモンド社長は、「アメリカにおけるラボグロウン市場は、成熟期にあり、安価だから選ばれるものではなく敢えて選ばれる存在へと進化した。『ライトボックス』の撤退は、ラボグロウンを“天然より安い代替品”と位置付けるビジネスモデルの限界を象徴している」と話す。現在のラボグロウン市場における課題については「品質のばらつきと宝石に関する知見のないブランドの乱立だ」と二宮社長。最近では、“安くジュエリーを作れる”という点だけに注目してラボグロウン市場に参入するブランドも多いそうだ。宝石やダイヤモンドに対する知識が十分にないため、誤解やトラブルが発生するケースもあるという。同社長は、「日本は発展途上だからこそ、お客さまのラボグロウンに対する目は厳しく、信頼性と品質が需要視される。確かな専門性のあるブランドが取り扱えば、市場は広がるだろう」と話す。「ネクストダイヤモンド」は、百貨店内に店舗を構え、信頼できる品質、透明性のある価格でラボグロウンジュエリーを提供し、顧客から支持を得ている。「ジュエリーの本質的な価値と向き合い、“ラボグロウン”の“敢えて選ぶ価値”を素材の背景やストーリーも含めて伝えていくのが重要だ」。

正しい知識と付加価値の創造が市場成長の鍵に

エシカルな観点とコスパから今後、ラボグロウンを選ぶ消費者は増えると思われる。
アクセサリー感覚でラボグロウンを楽しみたい人はデザインと価格重視、一方で、ブライダルで選ぶ人にとっては、確かな品質保証と共感するブランドストーリーが必要になってくるだろう。天然ダイヤモンドの代替品ではなく、新たな選択肢として広がりつつあるラボグロウン。発展途上の日本市場においては、まず、ブランドも消費者もラボグロウンについての正しい知識を持つべきだ。ラボグロウンは天然と違って希少性はないが、素性は全く同じだ。天然が、ブランド品だとしたら、ラボグロウンは全く同じ商品のノンブランド。同じものだったら。ノンブランドを選ぶ人もいるだろう。だが、ラボグロウン市場が成長するためには、そこにデザイン性やブランドストーリーといった付加価値をどれだけ付けられるかが鍵になってくる。

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「バレンシアガ」がデムナの10年間を振り返る展覧会を開催 パリのケリング本社で

 

「バレンシアガ(BALENCIAGA)」は7月9日まで、デムナ(Demna)の10年間の軌跡を振り返る展覧会をパリのケリング本社で開催している。来場登録は特設サイトで受け付けている。

同展はデムナの最後のプレタポルテコレクションとなった2026年春コレクションを発展させ、デムナのコレクションのデザインコード、ボリューム、シルエット、アティチュードを体現する。会場では、「バレンシアガ」のコレクションへの招待状として使用されたオブジェクトや、デムナが10年間で手掛けた30のコレクションから、デムナ自身がキュレーションした101点を展示する。パリのガリエラ美術館から貸し出された2点も含む。

展示品は特製の台や専用ディスプレイに配置し、特製マネキンや、実際にそのアンサンブルを着用したモデルの彫刻、ドライクリーニング店風のハンガー、アーカイブスタイルを並べる両面架台なども設置した。

一部の展示品は、「バレンシアガ」の“アート イン ストアズ(Art in Stores)”プロジェクトに参加したアーティストとのコラボレーション作品として登場する。アメリカ人アーティストのマーク・ジェキンス(Mark Jenkins)は、22年夏コレクションのプレゼンテーションでデムナが着用したルックを再解釈し、ヒューマノイドスカルプチャーに仕立てた。6種のシューズとアクセサリーは、アンドリュー J. グリーン(Andrew J. Greene)の「Timeless Symbols(タイムレス シンボルズ)」シリーズの作品と融合し、ステンレススチールの支柱の上に設置され、内蔵モーターによって回転する。

 

ファッション雑誌風にデザインしたカタログには、同カタログのために制作したビジュアルも掲載した。また展示品のうち50点には、デムナがそれぞれの作品に込めた意味と創作プロセスを解説する専用のオーディオナレーションがつく。

特設サイト

イベント概要

◾️バレンシアガ バイ デムナ エキシビション

日程:〜7月9日
場所:ケリング本社
住所:パリ 7 区セーヴル通り 40 番地

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「バレンシアガ」がデムナの10年間を振り返る展覧会を開催 パリのケリング本社で

 

「バレンシアガ(BALENCIAGA)」は7月9日まで、デムナ(Demna)の10年間の軌跡を振り返る展覧会をパリのケリング本社で開催している。来場登録は特設サイトで受け付けている。

同展はデムナの最後のプレタポルテコレクションとなった2026年春コレクションを発展させ、デムナのコレクションのデザインコード、ボリューム、シルエット、アティチュードを体現する。会場では、「バレンシアガ」のコレクションへの招待状として使用されたオブジェクトや、デムナが10年間で手掛けた30のコレクションから、デムナ自身がキュレーションした101点を展示する。パリのガリエラ美術館から貸し出された2点も含む。

展示品は特製の台や専用ディスプレイに配置し、特製マネキンや、実際にそのアンサンブルを着用したモデルの彫刻、ドライクリーニング店風のハンガー、アーカイブスタイルを並べる両面架台なども設置した。

一部の展示品は、「バレンシアガ」の“アート イン ストアズ(Art in Stores)”プロジェクトに参加したアーティストとのコラボレーション作品として登場する。アメリカ人アーティストのマーク・ジェキンス(Mark Jenkins)は、22年夏コレクションのプレゼンテーションでデムナが着用したルックを再解釈し、ヒューマノイドスカルプチャーに仕立てた。6種のシューズとアクセサリーは、アンドリュー J. グリーン(Andrew J. Greene)の「Timeless Symbols(タイムレス シンボルズ)」シリーズの作品と融合し、ステンレススチールの支柱の上に設置され、内蔵モーターによって回転する。

 

ファッション雑誌風にデザインしたカタログには、同カタログのために制作したビジュアルも掲載した。また展示品のうち50点には、デムナがそれぞれの作品に込めた意味と創作プロセスを解説する専用のオーディオナレーションがつく。

特設サイト

イベント概要

◾️バレンシアガ バイ デムナ エキシビション

日程:〜7月9日
場所:ケリング本社
住所:パリ 7 区セーヴル通り 40 番地

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「ユーミュージック」×「インターナショナルギャラリー ビームス」のコラボ第2弾 ナズとデ・ラ・ソウルのTシャツ4型

ユニバーサルミュージックのファッションライン「ユーミュージック(U/MUSIC)」と、「インターナショナルギャラリー ビームス(INTERNATIONAL GALLERY BEAMS)」とのコラボレーション企画“UNDERSONG(伴奏)”の第2弾が、7月4日に発売される。今回は「HIP HOP」をテーマに、アメリカを代表するヒップホップアーティスト「ナズ(Nas)」(1型)と「デ・ラ・ソウル(De La Soul)」(3型)をフィーチャーした全4型のグラフィックTシャツをラインアップする。

2025年春夏シーズンを通じて進行中の“UNDERSONG”プロジェクトは、「POP」「HIP HOP」「ROCK」の3部構成。4月に発売された第1弾「POP」に続き、今回の第2弾ではヒップホップカルチャーの象徴的存在であるナズとデ・ラ・ソウルのアイコニックなビジュアルを採用した。ボディー全体にパウダー加工を施し、ビンテージTシャツのような柔らかく風合い豊かな質感を再現した。

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「ナーズ」新作のパウダーハイライターは“仕込む”が肝

「ナーズ(NARS)」は7月18日、ブランドを代表する“ライトリフレクティング”シリーズから、新作のハイライター“ライトリフレクティング ルミナイジングパウダー”(全5色、各6050円)を発売する。美容成分をギュッと固めたパウダータイプで、新感覚なハイブリッドフォーミュラに仕上げた。

フェイスパウダーの前に「仕込んで」

一般的なパウダーハイライトは、ベースメイクの“仕上げ”に艶や立体感を加えるために使われることが多いが、この“ライトリフレクティング ルミナイジングパウダー”は「フェイスパウダーを塗布する前に、“仕込む”のがおすすめ」とSada Ito「ナーズ」グローバル アーティストリー ディレクターは提案する。

具体的に、化粧下地→ファンデーション→“ライトリフレクティング ルミナイジングパウダー”→フェイスパウダーの順で使用するのがおすすめだという。「レイヤードすることで、内側からにじみ出るような自然な艶を演出。ファンデーションを塗布したしっとり肌にピタッと密着し、仕上げにパウダーを重ねることで、美しい仕上がりが長時間かなう」(Itoディレクター)。

筆者も試してみたところ、フェイスパウダーを重ねても艶が失われることはなく、力強いシャープな艶が、肌になじんで“じゅわっ”とにじむような柔らかな艶に変化した。もちろん、仕上げとしても使えるハイライターなので、華やかなパーティーシーンでは“仕上げ”に、日常使いでは“仕込む”といったように、シーンに応じて使い分けるのも良いだろう。

カラーは全5色。中でもPR担当のイチ推しは、ローズゴールドの“ヘブンリー(HEAVENLY)”で「これ1つで、柔らかな血色感と生っぽい艶を同時に演出できる。発表会でもゲストからの反応が特に良く、一般販売でも多くのお客さまにご好評いただけそう」と期待を寄せた。

“リフ粉”だけじゃない、“ライトリフレクティング”の現在地

“ライトリフレクティング”シリーズはこれまで、“リフ粉”の愛称で親しまれているスターアイテム“ライトリフレクティングセッティングパウダー プレスト N”をはじめ、化粧下地やクッションファンデーションなど、毎シーズンのように新製品を投入してきた。

木村桂子「ナーズ ジャパン」PRマネージャーは、「各製品がベストコスメを受賞するなど、SNSでも話題を集め、ブランドの売り上げを支える主力シリーズへと成長した」と手応えを語る。「今後もラインアップを拡充する予定。『ナーズ』のベースメイクが良い、ではなくて、『ナーズ』の“ライトリフレクティング”シリーズが良い、と思ってもらえるような存在に育てていきたい」と意気込んだ。

カラー展開

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「セザンヌ」が“大人の唇悩み”に寄り添う新リップスティック発売 ティント&リップライナーの新色も

「セザンヌ(CEZANNE)」は8月下旬、新製品の“ラスティングステイリップカラー”(全3色、各715円)や、みずみずしい濡れツヤティント“ウォータリーティントリップ”(660円)、細芯リップライナー“影色リップメイカー”(660円)の新色を発売する。

“ラスティングステイリップカラー”は、ロングセラーの“ラスティングリップカラー”シリーズの新作リップスティックだ。大人が悩む唇のシミやくすみをカバーし、ピタッと密着して色むらのないきれいな唇に整える。カラーはローズ系、ブラウン系、コーラルピンク系の使いやすい3色をそろえた。5種のセラミドをはじめとする計17種の美容保湿成分を配合し、溶け込むような質感でしっとりと潤いが持続する。

“ウォータリーティントリップ”の新色

みずみずしい濡れ艶が特徴の“ウォータリーティントリップ”に、透明感のある新色のピオニーピンクが仲間入りする。ひと塗りでぷるんと立体感のある艶膜を形成し、透明感あふれる唇に仕上げる。色落ちしにくいティントタイプだが、みずみずしいテクスチャーで塗り心地が良い。

“影色リップメイカー”の新色

“影色リップメイカー”は、影色を落とし込んだこだわりの色設計で、唇の形を自在にデザインできるペンシルタイプのリップライナー。新色は、白桃のような明るさのあるコーラルカラーで、唇の輪郭補正はもちろん、オーバーリップや人中短縮などマルチに使うことができる。

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「アニエスべー」2026年春夏コレクション

「アニエスベー(AGNES B.)」が2026年春夏コレクションを発表した。

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アマゾン創業者の豪華結婚式でセレブは何を着た? カーダシアン一家やイヴァンカのドレスをチェック

アマゾン共同創業者で取締役会長を務めるジェフ・ベゾス(Jeff Bezos)と元ニュースキャスターで実業家のローレン・サンチェス(Lauren Sanchez)の結婚式が伊ベネチアで6月26〜28日(現地時間、以下同)の3日間にわたって行われた。会場には、レオナルド・ディカプリオ(Leonardo DiCaprio)やキム・カーダシアン(Kim Kardashian)、イヴァンカ・トランプ(Ivanka Trump)、ケイティ・ペリー(Katy Perry)ら多数のセレブリティーが駆けつけた。

25日にベネチアに到着したサンチェスは、「マックイーン(McQUEEN)」の2003年春夏コレクションから、ビーズのストライプが入ったブラックのワンショルダードレスで登場した。

26日には、「スキャパレリ(SCHIAPARELLI)」25年春夏オートクチュール・コレクションから、ゴールドのストラップドレスを着用。このドレスは、バルコネットブラに着想を得たネックラインが特徴で、バスト部分とスカートに、同ブランドのアイコニックな目のモチーフを含むブルーとグリーンの刺しゅうを施した。また、ウエストはぎゅっと絞り、砂時計のようなフォームを強調させた。

27日には、構造的なシルエットにノッチドラペル、ブラックのボタンをつけた砂時計のようなフォームのブレザーに、膝丈のクリーム色のペンシルスカートを合わせた。アクセサリーには「トム フォード(TOM FORD)」の大きなサングラスとシルクのヘッドスカーフをチョイスし、ビンテージ風にコーディネートした。

カーダシアン一家も勢ぞろい

カーダシアン一家は、アニマル柄のドレスなどでスタイリングし、そろっていつものように大胆な装いを見せた。

母親のクリス・ジェンナー(Kris Jenner)はパートナーのコーリー・ギャンブル(Corey Gamble)とともに来場。スクエアネックとメッシュ地のバルーンネックが特徴のドレスにパールのイヤリングを合わせ、ヘアスタイルは前髪を作りアップでまとめ、映画「ティファニーで朝食を」のオードリー・ヘプバーン(Audrey Hepburn)を彷ふつとさせるルックを披露した。

一方、26日の夜には、髪はクラシックな外ハネのボブスタイルにまとめ、オールブラックのパフスリーブドレスに身を包んだ。

キム・カーダシアンは、木曜日の朝、自身がアンバサダーを務める「バレンシアガ(BALENCIAGA)」のチューブトップにミディ丈のスカート、「アミナ・モアディ(AMINA MUADDI)」のスネークスキンブーツを身につけていた。

その後、蛇柄プリントを施したグレー、ブラック、メタリックなトーンのボディコンドレスに着替えた。このドレスは、大きく開いた胸元のラインと、デコラティブなチェーンが目を引いた。

クロエ・カーダシアン(Khloe kardashian)は、キム・カーダシアンがプロデュースする「スキムス(SKIMS)」と「ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE&GABBANA)」のコラボレーションコレクションから、豹柄のドレスを着用。その後、全体的にカットアウトを施したメタリックなシルバーとブラックのボディコンドレスに着替えた。

ケンダル・ジェンナー(Kendall Jenner)は、「ロベルト カヴァリ(ROBERTO CAVALLI)」01年春夏コレクションから、ロマンチックなピンクの薔薇と緑の葉をプリントしたホルターネックのドレスをチョイスした。カイリー・ジェンナー(Kylie Jenner)は、レースを全面にあしらったゴールドイエローのストラップレスドレスを身にまとった。

イヴァンカ・トランプは、「トニー ワード クチュール(TONY WARD COUTURE)」のペールピンクのドレスで登場した。

来場者スナップ

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メルカリが新メディア「サーキュラーエコノミー総研」を公開 調査・研究機能も

メルカリは、サーキュラーエコノミー(循環型経済)実現のための調査・研究機能を持つメディア「サーキュラーエコノミー総研 by mercari」(以下、CE総研)を公開した。

同メディアはフリマアプリの社会的影響、二次流通市場の可能性を探る「メルカリ総合研究所」とリコマース市場の影響を探求してきた「リコマース総合研究所」の活動を統合・発展させたもの。サーキュラーエコノミーを社会全体で本格的に推進するべく、事業者、行政、研究者、生活者といった多様なステークホルダーと連携する。また客観的かつ多角的な調整・研究を推進するため、初期の共同パートナーとして京都大学大学院医学研究科社会疫学分野の近藤尚己教授と慶應義塾大学商学部の山本晶教授を迎える。捨てるを減らし、持続可能な社会を実現するための知見を発信していく。

メルカリ、ニッセイ基礎研究所共同調査によれば、日本の家庭に眠る不要品、いわゆる「隠れ資産」は推計約66兆円に上るという。

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休止した「ブラックバイマウジー」元デザイナーの新ブランドが始動

2025年プレスプリングをもって休止した「ブラックバイマウジー(BLACK BY MOUSSY)」の元クリエイティブデザイナー・行者陽子はこのほど、新ブランド「アイアワク(iAWAK)」をローンチした。2025-26年秋冬コレクションがデビューコレクションとなる。

「ブラックバイマウジー」はジーンズが主力商品で、大人の女性が気になる腰回りにゆとりを持たせるなど、ヤング向けの「マウジー(MOUSSY)」のかっこよさに、細やかな配慮を加えたアイテムが人気だった。「アイアワク」のデビューは、そんな行者が得意とするジーンズ、ウールニットやカーディガン、セットアップ、スエットパーカー、リメイクアイテムの全15型が飾る。価格帯は、トップスで1万1000〜2万3000円、ボトムスで1万9000〜2万6000円、リメイクアイテムは1万6000〜2万2000円。

「i」は英語で“私”、「AWAK」はマレー語で“あなた”を意味する。“私”と“あなた”の日常にそっと寄り添うような、暮らしに自然と溶け込むようなファッションの提案を目指す。

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「WWDJAPAN」6月30日号、絶対読んでくれよな:記者談話室vol.183

「WWDJAPAN」ポッドキャストの「記者談話室」は、ファッション業界のその時々のニュースや話題について、3人の記者が分かりやすく解説したり、時には脱線したりしながら、掘り下げていきます。

183回目のテーマは「WWDJAPAN 6月30日号」です。10数年続く長寿&人気特集の「繊維商社特集」であり、「WWDJAPAN」史上初めてロゴやタイトルも含め表紙を編地で制作した同号の魅力を3人で熱く語ります。同号は繊維商社だけでなく、最近超話題のスパイバーの関山和秀社長も登場。その裏側についても明かしています。

「記者談話室」ではみなさまからのお便りをお待ちしております。ご感想ご意見を聞かせてください。メールアドレスは、danwashitu@infaspub.co.jp です。


この配信は以下のアプリでもご利用いただけます。
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「シャネル」が“ガブリエル シャネル”からボディーミストとオイルを発売 香りのレイヤリングをかなえる

「シャネル(CHANEL)」は8月1日、ブランド創業者の名前を冠したフレグランスライン “ガブリエル シャネル”からボディーミスト“フレグランス プライマー”(150mL、1万8480円)と“ボディ オイル”(150mL、1万8480円)を発売する。

“フレグランス プライマー”は、ミルキーなテクスチャーのミストが肌を軽やかなベールで包み込み、爽やかな感覚と潤いを与える。ジャスミンやイランイラン、オレンジ ブロッサム、グラース産チュベローズのブーケが香る。普段香りをまとうところにアーチを描きながらスプレーし、しばらく待ってなじませる。その後に“ガブリエル シャネル”のフレグランスを重ねれば、香りに深みをもたらす。宝石のようなカッティングを施したボトルは、オパールを思わせるゴールドベージュを採用した。

“ボディ オイル”はほのかな香りと潤いを届けながら、滑らかに肌を包み込む。“ガブリエル シャネル”の各フレグランスを彷彿させる、4つのホワイトフラワーの香り。“フレグランス プライマー”と同様、フレグランスを重ねて使用することも可能。

“ガブリエル シャネル”について

“ガブリエル シャネル”は、「なりたい自分になると決めた。それが今の私」というガブリエル・シャネル(Gabrielle Chanel)創業者の力強い言葉からインスパイアされて2017年に生まれたフレグランスライン。4つのフレグランスとバス&ボディー製品、ヘアミストをそろえる。

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「アナ スイ」から毛穴カバーとトーンアップを両立するパウダーファンデーションが登場

「アナ スイ コスメティックス(ANNA SUI COSMETICS)」は9月1日、毛穴カバーとトーンアップをかなえる“ローズ パウダー ファンデーション”[SPF30・PA+++](コンパクト、レフィル、スポンジ付き、全4種、各7150円)を発売する。コンパクト(スポンジ付き、1650円)、レフィル(5500円)、スポンジ(550円)はそれぞれ単体でも販売する。

同製品は、4種のパウダーをバランス良く配合し、ナチュラルな“ドールスキン”をかなえるパウダーファンデーション。板状・球状パウダーが光を反射し、毛穴をぼかしながら色ムラをカバー。ブルーパールが肌のくすみを飛ばして明るさを演出する。さらに、皮脂吸着パウダーがメイク崩れを防いで美しい仕上がりをキープ。オイル配合で溶け込むように密着し、滑らかな肌に仕上げる。カラーは、“00 フェアオークル”“10 ライトオークル”“20 ナチュラルオークル”“30 ウォームオークル”の4色展開。パウダーは、バラと蝶を形どったデザインを採用した。

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「エトヴォス」が保湿ケアライン刷新 ヒト型セラミドを共通配合し潤いに満ちた肌へ

「エトヴォス(ETVOS)」は、保湿ケアの“モイスチャー”ラインを刷新する。化粧水“モイスチャライジングローション”(150mL、3630円)と、美容液“モイスチャライジングセラム”(50mL、4620円)、クリーム“モイスチャライジングクリーム”(30g、4290円)の3品を8月6日にリニューアル発売する。シリーズ共通成分としてヒト型セラミドを配合、増量する。容量、価格は全品据え置き。

今回のリニューアルでは、保湿成分のヒト型セラミド5種を同ライン全品に共通配合した。美容液とクリームは継続配合し増量、化粧水には新配合する。肌への浸透力を高める「リポソーム型」と、潤いを抱き込む「ラメラ型」をダブル採用。バリア機能をサポートしながら、健やかで潤いに満ちた滑らかな肌に導く。

ほか、肌本来が持つ天然保湿因子(NMF)の主な成分であるアミノ酸に加え、グリセリンやヒアルロン酸を配合。肌の潤いを保ち、肌荒れしにくい肌に導く。アルコールをはじめ、パラベンや石油系界面活性剤、シリコンなど7つの成分を使用せず、敏感肌でも使いやすい。

“モイスチャライジングローション”はとろみのあるテクスチャーが特徴の化粧水。肌にみずみずしく伸び広がり、肌のキメを整える。“モイスチャライジングセラム”は美容液と乳液の2役を兼ね備え、弾むような滑らかな肌に仕上げる。“モイスチャライジングクリーム”は潤いを閉じ込めるクリーム。こっくりとした感触のバームが体温でとろけて肌を包み、みずみずしくふっくらとしたハリをもたらす。

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「コスメデコルテ」の“ゼン ウェア”からパウダーファンデ誕生 肌に溶け込むしっとり質感

「コスメデコルテ(DECORTE)」は8月21日、人気のファンデシリーズ“ゼン ウェア(ZEN WEAR)”から、“ゼン ウェア パウダーファンデーション”[SPF20・PA++](各7700円)を発売する。薄膜カバー&ラスティング力はそのままに、パウダーなのに粉っぽさを感じさせない艶やかで品格のある肌に仕上げる。カラーは、肌になじむ全10色を用意した。

同製品は肌にしっとりと密着するパウダーファンデーションで、くすみや色むら、毛穴の凹凸をカバーして透明感のある美肌を演出する。“ゼン ウェア”シリーズ共通の技術“スミテクノロジー(SUMI TECHNOLOGY)”をベースに、粉っぽさを極限まで減らす“スミテクノロジー(SUMI POWDER CRAFT)”を新たに採用。すずりで墨を磨るように粉体を細かく粉砕し、オイルを高配合したことで肌に溶け込む滑らかな質感をかなえた。

さらに、リキッドタイプの“ゼン ウェア グロウ”にも含まれている独自複合成分“3D グロウ トリプレックス”をアレンジした“3D グロウパウダー トリプレックス”を配合。これにより、上品な艶と高い化粧持ちを両立する。

カラー展開

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「シャネル」が洗顔フォームをリニューアル “カメリア セラミド”を新配合

「シャネル(CHANEL)」は7月4日、洗顔フォーム“ムース ネトワイヤント”(150mL、7700円)をリニュアルし、“ラ ムース”(150mL、8470円)を発売する。リッチなテクスチャーのクリームを水と合わせて泡立てると、濃密な泡が完成する。肌表面に残る汚れを取り除き、明るくクリアな肌へ導く。

新たにカメリア セラミドを配合した同洗顔フォームは、肌の潤いを保ち、肌本来のバリア機能の強化にアプローチする。すっきりと心地良い洗い上がりが特徴。自然由来成分を91%以上配合した。

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