リサイクルと品質の両立課題の突破口となるか? レンチングが革新的複合繊維を発表


オーストリアの繊維大手レンチング・グループ(LENZING GROUP)は、ファッション業界が直面する課題である「高い品質を保ちながら、より多くのリサイクル原料を取り入れることの両立」に対し、複合繊維という形でひとつの解決策を提示した。7月8~10日に開催された繊維・生地見本市ミラノ・ウニカで発表した。

今回の新技術では、マテリアルリサイクルされたコットン、シルク、ウールといった天然繊維に、「テンセルリヨセル」繊維を組み合わせることで、従来のリサイクル素材の品質のばらつきや安定性の欠如といった課題を克服し、「安定した商業レベルの品質を持つ生地へと変換させることを実証した」という。「テンセルリヨセル」繊維は、管理された木材や認証済みの木材を原料とし柔らかな手触りが特徴で、トレーサブルかつ資源効率の高い製造方法で作られ、優れた環境性能を示す「EU エコラベル」の認定を受けている。

このプロジェクトには、イタリアの紡績会社マルキ・エ・フィルディ(Marchi & Fildi S.p.A)、編物メーカーのマリフィーチョ・マッジャ(Maglificio Maggia)、織工会社のデストロ・ファブリクス(Destro Fabrics)、ニットウェア製造のマディヴァ(Madiva)が参加。用途や風合いに応じて、「テンセルリヨセル」の「LF」、「LFH」、「A100」といった各種繊維が活用されている。

レンチング・グループのカルロ・コヴィーニ(Carlo Covini)イタリア・スイス地域テキスタイルアカウントマネージャーは次のように語る。「多くのブランドが、リサイクル原料の使用拡大と品質基準の維持という相反する要件を前に、実用的なソリューションを模索している。『テンセルリヨセル』を、リサイクルされたコットン、シルク、ウールと組み合わせることで、従来ネックとなっていた品質の壁を乗り越えることが可能になる。これは単なる原材料のイノベーションではなく、消費者が求める高級品質を実現しつつ、ブランドが循環型ファッションに踏み出すための具体的な道筋だ」。

同社は特に重要な点として、このアプローチが循環型原材料のスケールアップという課題に対応していることをあげる。リサイクル繊維は、従来、品質上の懸念から、含有率が一部に限られていたが、用途に応じて、リサイクル含有率25%から50%の範囲で商業的な性能を維持することが可能だという。

「テンセル」ブランドの信頼性と、イタリアの製造ノウハウが融合した今回の取り組みは、「循環型×高品質」を求めるブランドにとって、現実的かつ実行可能な選択肢のひとつとなりそうだ。

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ユナイテッドアローズ、「サンズ」初の単独店を渋谷パルコに 20代後半に向け提案強化

ユナイテッドアローズのメンズ業態「ユナイテッドアローズ&サンズ(UNITED ARROWS & SONS)」は7月18日、渋谷パルコ3階に初の単独店舗をオープンする。店舗面積は約145平方メートル。同業態は2010年に「ユナイテッドアローズ」原宿本店地下1階に誕生し、同店の改装に伴い一時店舗営業を休止していた。新天地では、これまでの客層よりも若い20代後半にターゲット層を広げ、新規顧客の開拓を狙う。

同業態は、主力業態「ユナイテッドアローズ」の息子(=SONS)のコンセプトでスタート。責任者の辻智也UA本部メンズ商品部DO課統括リーダー・「ユナイテッドアローズ&サンズ」課長は、「原宿店は『サンズ』にとって実家のような存在だった。親業態の『ユナイテッドアローズ』から離れ、初めての挑戦となる。『サンズ』らしい提案にいっそう磨きをかけていきたい」と意気込む。

「先進的なユナイテッドアローズを見せたい」

新店舗のコンセプトは、従来の“サルトリアル ストリート“に、新たに“シック“というワードを加え、「クラシック」「ストリート」「モダン」の3テイストで構成。店内は木目調の重厚感のある内装で、来店客がゆったりと滞在できるようにした。

店舗正面には、オープン記念で企画した「ブルックス ブラザーズ(BROOKS BROTHERS)」と「ニート(NEAT)」とのトリプルコラボのコレクションを陳列。加えて同日同フロアにオープンする「江口洋品店 江口時計」が同コレクションに合わせてセレクトしたビンテージ時計やジュエリーも合わせて販売する。

壁面には、「アシックス(ASICS)」「ナイキ(NIKE)」「ニューバランス(NEW BALANCE)」などのスニーカー群をずらりと並べた。「スニーカーは強みの1つ。ファッション性の高いアイテムを厳選し見応えのあるラインアップになっている。インバウンドからの反応も期待したい」と辻課長。「パルコ内では抜け落ちているカテゴリー」として、香水やソープなどの生活雑貨やアクセサリー類も豊富に並べた。店内奥は、ドレス類を中心とするラグジュアリーコーナー。ジャケットにグラフィックTシャツの合わせなど、ブランドの原点である型にはまらないスーツスタイルを提案する。「クラシックとカルチャーの融合を語るのがこのレーベルの特徴。先進的なユナイテッドアローズの姿を見せたい」という。

若手ブランドを拡充 ウィメンズ提案も

辻課長は「昨年11月に渋谷パルコでポップアップを開催した際に、原宿とは明確な客層の違いを感じた。原宿では商品の文脈が大事にされる一方で、渋谷はかっこいいものを瞬間的に判断して購入する人や、今っぽいアイテムをシックに着こなす人が多くいた」と分析する。また、女性客からの手応えもあったことから同店ではウィメンズおよびユニセックスの提案にも挑戦するという。スタート時には尾花大輔デザイナーがディレクションを手掛けるオリジナルブランド「ディー オー ユナイテッドアローズ バイ ダイスケ オバナ(D.O UNITED ARROWS BY DAISUKE OBANA)」のウィメンズ商品を展開。26年春夏から仕入れによるウィメンズ商品も本格的に導入し、将来的には商品構成の約2割を占める計画だ。

また、「レイドビー(LAID.B)」や「タム(TAMME)」「フジ(FUJI)」「コッキ(KHOKI)」などの若手ブランドも新たに取り扱う。「若いお客さまからの共感が得られる、若手ブランドを今後も積極的に仕入れていく」という。販売スタッフも20代のスタッフを意識的に配置した。

独自性を高める策として、オリジナル商品を強化する方針だ。現在「ドレス」「ベーシック」「モダン」の3カテゴリーで、それぞれ外部のディレクターを招へいして商品企画を進めており、26年春夏から店頭に並ぶ予定。現在仕入れとオリジナルの構成は7:3だが、今後オリジナルを5割にまで引き上げる計画だ。

今後の出店計画については、「1店舗で終わるつもりはない。オリジナル商品が軌道に乗れば、さらなる出店の可能性も出てくると思う。発信地としては関西にも出店を目指したい」とコメントした。

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ユナイテッドアローズ、「サンズ」初の単独店を渋谷パルコに 20代後半に向け提案強化

ユナイテッドアローズのメンズ業態「ユナイテッドアローズ&サンズ(UNITED ARROWS & SONS)」は7月18日、渋谷パルコ3階に初の単独店舗をオープンする。店舗面積は約145平方メートル。同業態は2010年に「ユナイテッドアローズ」原宿本店地下1階に誕生し、同店の改装に伴い一時店舗営業を休止していた。新天地では、これまでの客層よりも若い20代後半にターゲット層を広げ、新規顧客の開拓を狙う。

同業態は、主力業態「ユナイテッドアローズ」の息子(=SONS)のコンセプトでスタート。責任者の辻智也UA本部メンズ商品部DO課統括リーダー・「ユナイテッドアローズ&サンズ」課長は、「原宿店は『サンズ』にとって実家のような存在だった。親業態の『ユナイテッドアローズ』から離れ、初めての挑戦となる。『サンズ』らしい提案にいっそう磨きをかけていきたい」と意気込む。

「先進的なユナイテッドアローズを見せたい」

新店舗のコンセプトは、従来の“サルトリアル ストリート“に、新たに“シック“というワードを加え、「クラシック」「ストリート」「モダン」の3テイストで構成。店内は木目調の重厚感のある内装で、来店客がゆったりと滞在できるようにした。

店舗正面には、オープン記念で企画した「ブルックス ブラザーズ(BROOKS BROTHERS)」と「ニート(NEAT)」とのトリプルコラボのコレクションを陳列。加えて同日同フロアにオープンする「江口洋品店 江口時計」が同コレクションに合わせてセレクトしたビンテージ時計やジュエリーも合わせて販売する。

壁面には、「アシックス(ASICS)」「ナイキ(NIKE)」「ニューバランス(NEW BALANCE)」などのスニーカー群をずらりと並べた。「スニーカーは強みの1つ。ファッション性の高いアイテムを厳選し見応えのあるラインアップになっている。インバウンドからの反応も期待したい」と辻課長。「パルコ内では抜け落ちているカテゴリー」として、香水やソープなどの生活雑貨やアクセサリー類も豊富に並べた。店内奥は、ドレス類を中心とするラグジュアリーコーナー。ジャケットにグラフィックTシャツの合わせなど、ブランドの原点である型にはまらないスーツスタイルを提案する。「クラシックとカルチャーの融合を語るのがこのレーベルの特徴。先進的なユナイテッドアローズの姿を見せたい」という。

若手ブランドを拡充 ウィメンズ提案も

辻課長は「昨年11月に渋谷パルコでポップアップを開催した際に、原宿とは明確な客層の違いを感じた。原宿では商品の文脈が大事にされる一方で、渋谷はかっこいいものを瞬間的に判断して購入する人や、今っぽいアイテムをシックに着こなす人が多くいた」と分析する。また、女性客からの手応えもあったことから同店ではウィメンズおよびユニセックスの提案にも挑戦するという。スタート時には尾花大輔デザイナーがディレクションを手掛けるオリジナルブランド「ディー オー ユナイテッドアローズ バイ ダイスケ オバナ(D.O UNITED ARROWS BY DAISUKE OBANA)」のウィメンズ商品を展開。26年春夏から仕入れによるウィメンズ商品も本格的に導入し、将来的には商品構成の約2割を占める計画だ。

また、「レイドビー(LAID.B)」や「タム(TAMME)」「フジ(FUJI)」「コッキ(KHOKI)」などの若手ブランドも新たに取り扱う。「若いお客さまからの共感が得られる、若手ブランドを今後も積極的に仕入れていく」という。販売スタッフも20代のスタッフを意識的に配置した。

独自性を高める策として、オリジナル商品を強化する方針だ。現在「ドレス」「ベーシック」「モダン」の3カテゴリーで、それぞれ外部のディレクターを招へいして商品企画を進めており、26年春夏から店頭に並ぶ予定。現在仕入れとオリジナルの構成は7:3だが、今後オリジナルを5割にまで引き上げる計画だ。

今後の出店計画については、「1店舗で終わるつもりはない。オリジナル商品が軌道に乗れば、さらなる出店の可能性も出てくると思う。発信地としては関西にも出店を目指したい」とコメントした。

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「アンテプリマ」のポップアップが“オモカド”にオープン ルセラフィムのキム・チェウォンとハローキティのビジュアルを公開

「アンテプリマ(ANTEPRIMA)」は7月25日〜8月7日、「ザ シェルター トーキョー(THE SHEL’TTER TOKYO)」東急プラザ表参道“オモカド”店でアンテプリマ/ワイヤーバッグ(ANTEPRIMA/WIREBAG)のポップアップストアをオープンする。7月31日までの第1部キャンペーンビジュアルには、ガールズグループLE SSERAFIM(ルセラフィム)のキム・チェウォン(KIM CHAEWON)を起用。ポケモンのキャンペーンビジュアルには、モデルの藤田ニコルらを起用した。

第1部は、ハローキティとコラボレーションしたキュートなポシェット(8万9000円)やミニポーチ(3万3000円)など、ポップアップ先行アイテムやベストセラーアイテムをそろえる。8月1日からの第2部は、ポケモンの人気キャラとのコラボアイテムを取り扱う。さらにポップアップストアで対象の商品を購入すると、”アンテプリマ オリジナル ヘアクリップ“がもらえる。カラーは2色展開でなくなり終了する。

「アンテプリマ」コラボアイテム

ベストセラーアイテムとノベルティー

店舗概要

◾️「ザ シェルター トーキョー」東急プラザ表参道“オモカド”店

日程:7月25日〜8月7日
時間:11:00〜20:00
住所:東京都渋谷区神宮前4-30-3 東急プラザ表参道原宿

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「アンテプリマ」のポップアップが“オモカド”にオープン ルセラフィムのキム・チェウォンとハローキティのビジュアルを公開

「アンテプリマ(ANTEPRIMA)」は7月25日〜8月7日、「ザ シェルター トーキョー(THE SHEL’TTER TOKYO)」東急プラザ表参道“オモカド”店でアンテプリマ/ワイヤーバッグ(ANTEPRIMA/WIREBAG)のポップアップストアをオープンする。7月31日までの第1部キャンペーンビジュアルには、ガールズグループLE SSERAFIM(ルセラフィム)のキム・チェウォン(KIM CHAEWON)を起用。ポケモンのキャンペーンビジュアルには、モデルの藤田ニコルらを起用した。

第1部は、ハローキティとコラボレーションしたキュートなポシェット(8万9000円)やミニポーチ(3万3000円)など、ポップアップ先行アイテムやベストセラーアイテムをそろえる。8月1日からの第2部は、ポケモンの人気キャラとのコラボアイテムを取り扱う。さらにポップアップストアで対象の商品を購入すると、”アンテプリマ オリジナル ヘアクリップ“がもらえる。カラーは2色展開でなくなり終了する。

「アンテプリマ」コラボアイテム

ベストセラーアイテムとノベルティー

店舗概要

◾️「ザ シェルター トーキョー」東急プラザ表参道“オモカド”店

日程:7月25日〜8月7日
時間:11:00〜20:00
住所:東京都渋谷区神宮前4-30-3 東急プラザ表参道原宿

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オーストラリア発の「ステート オブ エスケープ」が伊勢丹新宿店でポップアップ開催 「ヘラルボニー」とのコラボも


リトルリーグが取り扱うオーストラリア発のバッグブランド「ステート オブ エスケープ(STATE OF ESCAPE)」は、伊勢丹新宿本店1階でポップアップを7月23日〜8月5日まで開催する。

29日までの期間は、障がいのある作家の作品を起用し新たな価値や文化を生み出す 「ヘラルボニー(HERALBONY)」とのコラボレーション商品にフィーチャーする。「ヘラルボニー」との5回目のコラボとなる今回は、「ステート オブ エスケープ」の“エスケープ(Escape)”、“フライング ソロ(Flying Solo)”、 “エブリデイ ポーチ(Everyday Pouch)”シリーズをキャンバスに、「ヘラルボニー」の所属アーティストのアートをシルクスクリーンプリントで表現した特別なアイテムを数量限定で販売する。

7月30日〜8月5日までの後半は、ブランドを象徴する“エスケープ コレクション(Escape collection)”の新色を先行販売する。また、今春発売した “エブリデイ ポーチ”も色やサイズのバリエーションを拡充してそろえる。

「ステート オブ エスケープ」は、オーストラリア・シドニー発のハンドメイドバッグブランド。“ユニークかつエッジーで、美しくデザイン性のあるキャリーオールを作る”というコンセプトのもと、アイテムを展開している。全てのコレクションには、軽量で柔らかなネオプレン素材や、ショルダーとしてセーリングロープを採用。コンパクトに畳めて水洗いが可能な機能性も兼ね備える。

■「ステート オブ エスケープ」ポップアップショップ
日程:7月23日~8月5日
営業時間:10:00〜20:00
場所:伊勢丹新宿本店 本館1階 ハンドバッグ・財布 プロモーションスペース
住所:東京都新宿区新宿3-14-1

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オーストラリア発の「ステート オブ エスケープ」が伊勢丹新宿店でポップアップ開催 「ヘラルボニー」とのコラボも


リトルリーグが取り扱うオーストラリア発のバッグブランド「ステート オブ エスケープ(STATE OF ESCAPE)」は、伊勢丹新宿本店1階でポップアップを7月23日〜8月5日まで開催する。

29日までの期間は、障がいのある作家の作品を起用し新たな価値や文化を生み出す 「ヘラルボニー(HERALBONY)」とのコラボレーション商品にフィーチャーする。「ヘラルボニー」との5回目のコラボとなる今回は、「ステート オブ エスケープ」の“エスケープ(Escape)”、“フライング ソロ(Flying Solo)”、 “エブリデイ ポーチ(Everyday Pouch)”シリーズをキャンバスに、「ヘラルボニー」の所属アーティストのアートをシルクスクリーンプリントで表現した特別なアイテムを数量限定で販売する。

7月30日〜8月5日までの後半は、ブランドを象徴する“エスケープ コレクション(Escape collection)”の新色を先行販売する。また、今春発売した “エブリデイ ポーチ”も色やサイズのバリエーションを拡充してそろえる。

「ステート オブ エスケープ」は、オーストラリア・シドニー発のハンドメイドバッグブランド。“ユニークかつエッジーで、美しくデザイン性のあるキャリーオールを作る”というコンセプトのもと、アイテムを展開している。全てのコレクションには、軽量で柔らかなネオプレン素材や、ショルダーとしてセーリングロープを採用。コンパクトに畳めて水洗いが可能な機能性も兼ね備える。

■「ステート オブ エスケープ」ポップアップショップ
日程:7月23日~8月5日
営業時間:10:00〜20:00
場所:伊勢丹新宿本店 本館1階 ハンドバッグ・財布 プロモーションスペース
住所:東京都新宿区新宿3-14-1

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「アベンヌ」が高機能保湿シリーズ&エイジングケア美容液を発売 皮膚科学研究に基づいた新処方で提供

ピエール ファーブル ジャポンは9月21日、敏感肌向けスキンケアブランド「アベンヌ(AVENE)」から、全身用保湿ケア製品"トリクセラ モイストスキンバリア シリーズ"と、エイジングケア美容液"C+ ラディアンス セラム"(30mL、6600円※編集部調べ、以下同)を発売する。全国のバラエティーショップ、ドラッグストア、公式オンラインストア等で取り扱う。同シリーズは皮膚科学研究に基づき、肌のバリア機能をサポートする高機能処方を採用した点が特徴だ。

内外のWアプローチで一日中保湿

新生児から大人まで使用できる"トリクセラ モイストスキンバリア シリーズ"は、クリームタイプとミルクタイプの2種類をラインアップする。両製品には乾燥肌特化型セラミドサポート成分のオオアザミ種子油を配合したほか、アベンヌ温泉水とグリセリンも採用し肌の内外から潤いケアをする。ほか、ナイアシンアミドも配合し、肌を保護してなめらかで輝きのある肌へと導く。

クリームタイプは無香料で、ミルクタイプはエアリーフローラルの香りが付いている。価格は共に400mL入り5610円、200mL入り3740円、100mL入り2090円。

ビタミンC誘導体配合のエイジングケア美容液

"C+ ラディアンス セラム"は、安定型ビタミンC誘導体、ナイアシンアミド、バクチオールのトリプル成分を配合したエイジングケア美容液だ。安定型ビタミンC誘導体がキメを整え、毛穴やざらつき、くすみの気にならない肌へ導くほか、植物由来のエイジングケア成分バクチオールが乾燥による小じわにアプローチする。テクスチャーはとろみのある乳液状で、のびがよくベタつかない使用感を実現。香りはフローラルブーケ調に仕上げている。

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「ジョジョの奇妙な冒険」の世界初ショップ、申し込み殺到で当面の間は事前予約制に 渋谷パルコ

渋谷パルコはは7月24日、6階に超人気マンガ「ジョジョの奇妙な冒険」の世界初の公式ショップ「ザ ジョジョワールド(THE✬JOJO WORLD)」をオープンする。店舗面積は約80坪(約264㎡)で、オリジナルグッズ販売のほか体験型のアトラクションゲームなどもある。記者会見に登場した原作者の荒木飛呂彦氏は「今回のために9人の主人公のイラストを描き下ろして入口に設置した。渋谷パルコの守り神になってほしい」と語った。

店舗の運営はバンダイナムコエクスペリエンス。6月5日から入店のための抽選予約を行ってきたが、現時点で申し込みが殺到しており、当面の間は事前予約制(入場は無料)になる。

店舗は88種類のオリジナルグッズや2種のミニゲーム、ジョジョの世界観に没入できるアトラクション、カフェ、イギーおみくじ、ガシャポンなどを設置。店内の随所に”スタンド”が隠れており、探しながら買い物をしたり、一定時間になると「ザ・ワールド」により時間が止まる映像演出など、まさに「ジョジョワールド」が楽しめる多数の演出がなされている。同店舗のプロデューサーを務めた久家麻衣子氏は「ミニゲームやグッズは定期的に入れ替えて、何度来ても楽しめ、店舗も変化し、進化していく」という。

同社は2021年3月以降、体験型イベントとして「ジョジョワールド」を日本全国に加え、米国など海外でも実施、累計の来場者数は45万人以上を集めていた。

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目黒蓮やTWICEミナが着こなす「フェンディ」のイットバッグ “フェンディ スパイ”が登場

「フェンディ(FENDI)」はフェンディ家3代目となるシルヴィア・フェンディ(Silvia Venturini Fendi)によって2005年に誕生し、世界中で“イットバッグ”ブームを巻き起こした“フェンディ スパイ(FENDI Spy)”を2025-26年秋冬ウィメンズコレクションから復刻する。これに合わせ、ブランドアンバサダーを務めるTWICEミナ(MINA)や目黒蓮、川口春奈、Stray Kids(ストレイキッズ)のバンチャン(Bang Chan)をはじめ、佐野勇斗や藤田ニコル、歌手のピンクパンサレス(PinkPantheress)らが“フェンディ スパイ”を使用した着こなしを披露した。「フェンディ」直営店および公式オンラインストアで取り扱い中だ。

>「フェンディ」2025-26年秋冬コレクション

“フェンディ スパイ”をセレブリティーが着用

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目黒蓮やTWICEミナが着こなす「フェンディ」のイットバッグ “フェンディ スパイ”が登場

「フェンディ(FENDI)」はフェンディ家3代目となるシルヴィア・フェンディ(Silvia Venturini Fendi)によって2005年に誕生し、世界中で“イットバッグ”ブームを巻き起こした“フェンディ スパイ(FENDI Spy)”を2025-26年秋冬ウィメンズコレクションから復刻する。これに合わせ、ブランドアンバサダーを務めるTWICEミナ(MINA)や目黒蓮、川口春奈、Stray Kids(ストレイキッズ)のバンチャン(Bang Chan)をはじめ、佐野勇斗や藤田ニコル、歌手のピンクパンサレス(PinkPantheress)らが“フェンディ スパイ”を使用した着こなしを披露した。「フェンディ」直営店および公式オンラインストアで取り扱い中だ。

>「フェンディ」2025-26年秋冬コレクション

“フェンディ スパイ”をセレブリティーが着用

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沖縄のハイエンドホテル「セブン バイ セブン 石垣」が新ムービー公開 夏限定ファミリープランも開始

沖縄・石垣島にあるハイエンドホテル「セブン バイ セブン ⽯垣」は、新たにキャンペーンムービーを公開した。動画は、同ホテルを手掛けたデイビッド・ミスキン(David Miskin)=チーフクリエイティブディレクター自らがナビゲート。客室やプール、レストランを巡りながら、コンセプトやこだわりの空間デザイン、地元文化へのリスペクトなど、ホテルに込めた思いを余すことなく語っている。

「セブン バイ セブン 石垣」は、ラグジュアリーとセルフホスピタリティーを掛け合わせた、新しいスタイルを提唱するハイエンドホテルだ。客室は全121室21タイプを用意。青い海と白砂がまぶしいマエサトビーチ至近に佇む、海外リゾートを思わせる非日常なロケーションで、喧騒を離れて心ゆくまでくつろげる。

そんな同ホテルは、期間限定で小学生以下の宿泊料が無料になるファミリープランをスタート。全客室が割引対象となっており、家族4人(大人2人・子ども2人)での宿泊でも、大人2人分の料金のみで利用可能。夏の思い出作りを後押しする。

多彩な客室をそろえる中でも、ファミリーにおすすめなのが“バンクタイプ”だ。2段ベッドを備えており、子どもたちがワクワクする遊び心あふれる空間に。滞在を楽しく彩る部屋にデザインしている。期間中は、シーサー色塗り体験や星空天体観測などの、子どもも大人も楽しめる各種アクティビティーを提供する予定だ。

施設内には、サウナを併設した大人専用のインフィニティプールと、子連れでも安心して楽しめるファミリープールの2種を用意。日中は家族で、夕暮れ時は大人だけで。時間帯によって異なる楽しみ方ができるよう設計されており、刻々と表情を変えるリゾートの魅力をぜいたくに堪能できる。

ほかにも、地元⾷材を使⽤したラテンイタリア料理を楽しめるレストラン、プロサウナー集団「TTNE」がプロデュースした“シーサーサウナ”、200種類のジンを取りそろえているバーなども完備。滞在そのものがアクティビティーになる、充実のホテルステイをかなえる。

問い合わせ先
セブン バイ セブン 石垣
ishigaki@sevenxseven.com

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沖縄のハイエンドホテル「セブン バイ セブン 石垣」が新ムービー公開 夏限定ファミリープランも開始

沖縄・石垣島にあるハイエンドホテル「セブン バイ セブン ⽯垣」は、新たにキャンペーンムービーを公開した。動画は、同ホテルを手掛けたデイビッド・ミスキン(David Miskin)=チーフクリエイティブディレクター自らがナビゲート。客室やプール、レストランを巡りながら、コンセプトやこだわりの空間デザイン、地元文化へのリスペクトなど、ホテルに込めた思いを余すことなく語っている。

「セブン バイ セブン 石垣」は、ラグジュアリーとセルフホスピタリティーを掛け合わせた、新しいスタイルを提唱するハイエンドホテルだ。客室は全121室21タイプを用意。青い海と白砂がまぶしいマエサトビーチ至近に佇む、海外リゾートを思わせる非日常なロケーションで、喧騒を離れて心ゆくまでくつろげる。

そんな同ホテルは、期間限定で小学生以下の宿泊料が無料になるファミリープランをスタート。全客室が割引対象となっており、家族4人(大人2人・子ども2人)での宿泊でも、大人2人分の料金のみで利用可能。夏の思い出作りを後押しする。

多彩な客室をそろえる中でも、ファミリーにおすすめなのが“バンクタイプ”だ。2段ベッドを備えており、子どもたちがワクワクする遊び心あふれる空間に。滞在を楽しく彩る部屋にデザインしている。期間中は、シーサー色塗り体験や星空天体観測などの、子どもも大人も楽しめる各種アクティビティーを提供する予定だ。

施設内には、サウナを併設した大人専用のインフィニティプールと、子連れでも安心して楽しめるファミリープールの2種を用意。日中は家族で、夕暮れ時は大人だけで。時間帯によって異なる楽しみ方ができるよう設計されており、刻々と表情を変えるリゾートの魅力をぜいたくに堪能できる。

ほかにも、地元⾷材を使⽤したラテンイタリア料理を楽しめるレストラン、プロサウナー集団「TTNE」がプロデュースした“シーサーサウナ”、200種類のジンを取りそろえているバーなども完備。滞在そのものがアクティビティーになる、充実のホテルステイをかなえる。

問い合わせ先
セブン バイ セブン 石垣
ishigaki@sevenxseven.com

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「キス」が「ニューバランス」と再びタッグ 夏の雰囲気を落とし込んだスニーカー3色をラインアップ

「キス(KITH)」は、「ニューバランス(NEW BALANCE)」と再びパートナーシップを組み、スニーカー“キス フォー ニューバランス 204L(KITH FOR NEW BALANCE 204L)”を発売する。7月18日に「キス」東京店、同大阪店で店頭抽選販売するほか、同日11時から「キス」公式オンライン、同公式アプリなどでも販売する。なお、価格は発売まで非公開だ。

“キス フォー ニューバランス 204L”

本スニーカーは、夏の雰囲気をイメージした、カメリアとサンバースト、ブルーベルの3色をラインアップ。スエードとヌバックのアッパーと、メッシュ地のアンダーレイを組み合わせ、側面にはリフレクティブ素材の“N”ロゴ、ヒール部分の背面に「キス」と「ニューバランス」の共同ブランディングを刺しゅうする。リフレクティブ仕様のシューレースが付属する。

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仏バッグ「モワナ」初のペットコレクション、伊勢丹新宿店でお目見え

仏バッグブランド「モワナ(MOYNAT)」は7月22日まで、伊勢丹新宿本店でポップアップを開催している。2月にパリの老舗百貨店ボン・マルシェ(LE BON MARCHE)でお披露目した、ブランド初のペットコレクションが目玉。

ペットコレクションは、ベストセラーの“Mキャンバス”シリーズから登場。アイテムは、5kgほどの小型犬を運べるペット トート(31万6800円)や首輪(7万400円)、リード(8万9100円)、ペットボウル(43万3400円)など。どれも、“M”モチーフの総柄があしらわれている。

会場では、6月のメンズ・ファッション・ウイーク中にボン・マルシェで発表した“ビンテージ M キャンバス トート”(33万4400円)の販売も。アーカイブ・トランクに着想したペイントが目を引く。そのほか、ホーボーバッグ(35万8600円)や、ポシェット(11万7700円)ムーンバッグ(16万2800円)など、“M キャンバス”の新作5型も取り扱う。

■「モワナ」ポップアップ
日程:7月16〜22日
時間:10:00〜20:00
場所:伊勢丹新宿店本館1階 ハンドバッグプロモーション
住所:東京都新宿区新宿3-14-1

アイテム一部

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「エクセル」が刷新 今秋冬に製品と店頭デザインなど一新

常盤薬品工業のメイクアップブランド「エクセル(EXCEL)」は今秋、ブランドを刷新する。新しいブランドコンセプトや製品開発の指針を掲げ、第1弾として秋冬の新製品からブランドビジュアル、製品パッケージ、店頭デザインを一新して展開する。

ブランドの存在意義を
問い直した5年間

1987年に前身ブランドが誕生以降、「エクセル」は“アイブロウ”や“カーラー”などのロングセラー製品を生み出してきた。2012年にはロゴ、プロダクト、モデルのリニューアルを実施。15年にはブランドの象徴とも言える“スキニーリッチシャドウ”を発売するなど、ポイントメイクからベースメイクまで数々のヒットを飛ばしてきた。

今回の刷新は、そうした歩みを踏まえつつ時代の変化に応えるべく構想。きっかけは約5年前のコロナ禍を経た市場や消費者行動の大きな変化だった。情報環境の加速、韓国ブランドなどの海外勢の台頭により、化粧品業界の競争も激化していく状況にも置かれた。

「これだけブランドが溢れる中で『エクセルは必要か?』という議論にまで発展した。しかし、お客さまとともに積み上げてきたブランドの信頼は短期間では築けない。『エクセルなら安心』という声こそが今の時代における大きな強みだと再認識した」(マーケティング統括・田島氏)。強い信頼を追い風に、情報過多の時代に「自分を信じる力をくれる」ブランドとしてのポジションを目指す。

「自分はこうありたい」に
寄り添っていく

新生「エクセル」は、これまでの「トレンドを追う」スタイルから「自分はこうありたい」という意志に寄り添う方向性に移る。ブランドコンセプトに掲げた「あなたの意思が、美しい」には、「変わりたいと思った瞬間にすでにその一歩を踏み出している」というメッセージを込めた。

従来のセールスターゲットは20〜30代、コミュニケーションターゲットは22〜27歳だったが、今回を機にセールスターゲットは20〜40代、コミュニケーションターゲットは25〜32歳に引き上げる。「自分に本当に合うものを見極め、主体的に選ぶ世代」に転換し、ブランドコミュニケーションを強めていく。

製品開発の指針はこれまで掲げてきた「直感スマートコスメ(=スマートフォンのように誰でも直感的に使える化粧品)」の考え方を土台に持ちながら、新たに「今もこの先も輝き続けるタイムレスコスメ」を掲げた。一時的な流行ではなく、長く愛用される品質、機能性、デザイン性を兼ね備えたモノ作りを重視し、「これからもずっと使いたい」価値を追求する。

新生「エクセル」の象徴として、ブランドビジュアルには初の日本人モデルとなる青木瞳を起用。ブランドビジュアルやムービーでは「自分の意思で進み、自分らしさをまっすぐ見つめる生き方」を表現した。

25年秋冬の新製品は、新コンセプトを体現した全17品が登場する。8月19日に“エシリアル セラムコンシーラー”(全5種、各1760円)と“コンシーラーブラシ”(1760円)。9月16日に“エクストラリッチ セラムインパウダー”(全3種、各17g、各2640円)。10月28日に“ザ プライムアイブロウ”(全8種、各1650円)をリニューアル発売する。シンプルにロゴを立てるようにパッケージデザインも一新。新ビジュアルとともに店頭での展開も刷新し、ブランドの世界観を発信していく。

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「サンタ・マリア・ノヴェッラ」CEOに現「バレンシアガ」最高マーケティング責任者が就任

「サンタ・マリア・ノヴェッラ(SANTA MARIA NOVELLA)」は、9月1日付で「バレンシアガ(BALENCIAGA)」の最高マーケティング責任者(CMO)であるルディヴィーヌ・ポン(Ludivine Pont)を最高経営責任者(CEO)に任命した。

「バレンシアガ」「モンクレール」での実績

ポン氏は2021年から「バレンシアガ」のCMOを務め、デムナ(Demna)=アーティスティック・ディレクターと密接に連携しながら、同ブランドのグローバル展開とデジタル・イノベーションをけん引してきた。デムナは7月9日のクチュールショーをもって「バレンシアガ」での任期を終え、直後に「グッチ(GUCCI)」のアーティスティック・ディレクターに就任。ポン氏の退任は、「バレンシアガ」が大きな転換期を迎える中での動きとなる。デムナの後任には、「ヴァレンティノ(VALENTINO)」前クリエイティブ・ディレクターのピエールパオロ・ピッチョーリ(Pierpaolo Piccioli)が就任した。

ポン氏は「バレンシアガ」以前、16年に「モンクレール(MONCLER)」に入社し、グローバル・マーケティング&コミュニケーション・ディレクターとして活躍した。当時、レモ・ルッフィーニ(Remo Ruffini)会長兼CEOの下でブランドは大きく舵を切り、さまざまなクリエイターとコラボレーションするプロジェクト「モンクレール ジーニアス(MONCLER GENIUS)」を18年に始動。ピッチョーリやシモーン・ロシャ(Simone Rocha)、クレイグ・グリーン(Craig Green)らとのカプセルコレクションを展開し、ブランドの新たな成長戦略を実現した。「モンクレール」以前は「フィリップ プレイン(PHILIPP PLEIN)」のグローバル展開にも貢献している。

伝統と革新を担う新CEO グローバル展開の加速が責務

「サンタ・マリア・ノヴェッラ」は1221年にイタリア・フィレンツェで創業し、“世界最古の薬局”とも称される。ポン氏は、ブランド独自の伝統と職人技を礎に、グローバル展開をさらに加速させる責務を担う。親会社イタルモビリアーレ(ITALMOBILIARE)のCEOであり、「サンタ・マリア・ノヴェッラ」の会長でもあるカルロ・ペゼンティ(Carlo Pesenti)は、「ブランドの比類なき歴史は、イタリア文化に深く根ざし、ヨーロッパや世界へ香水文化が広まる中で築かれた。この遺産を守り、未来へと継承することが私たちの責任だ」と語る。ポン氏については、「深い専門知識や国際的な経験、戦略的ビジョンを兼ね備えている。『サンタ・マリア・ノヴェッラ』のグローバル成長に貢献し、ブランドの唯一無二の価値を尊重しながら、新たな推進力をもたらしてくれると確信している」と述べる。

ポン氏が着任するまでの間、ジャンピエロ・ペゼンティ(Giampiero Pesenti)ジェネラルマネージャーと現経営チームが引き続き運営を担う。なお、前CEOのジョヴァンナ・パオローニ(Giovanna Paoloni)は24年1月に就任したが、すでに退任している。

ポン氏は、「『サンタ・マリア・ノヴェッラ』のリーダーを任されることは大きな名誉であり、重大な責任だ。このメゾンは800年以上にわたる植物学と薬学の卓越した歴史を持つ。私はこの遺産を継承し、感性や美に語りかけ、時を超えたケア体験を創出していきたい」とコメントした。

「サンタ・マリア・ノヴェッラ」について

「サンタ・マリア・ノヴェッラ」は現在、世界30カ国以上に進出し、400カ所以上の販売拠点を持つ。ペゼンティ家が所有する投資会社のイタルモビリアーレは20年に2度の取引を通じて同社の株式80%を取得し、投資総額は1億6000万ユーロ(約275億円)にのぼった。21年10月には残りの20%を推定4000万ユーロ(約68億円)で買収し、完全子会社化している。

イタルモビリアーレは以降、「サンタ・マリア・ノヴェッラ」のグローバル展開と戦略的転換を支援してきた。「サンタ・マリア・ノヴェッラ」は同社にとって香水・化粧品分野への初の投資だが、わずか3年で店舗数と売り上げを倍増させた。22年の売上高は前年比56%増の4600万ユーロ(約79億円)、23年には6000万ユーロ(約103億円)を突破した。

同ブランドは、香水や石けん、ポマード、スキンケア、コロン、キャンドルなど600種以上の製品を展開。クラシックなパッケージデザインを特徴とする。22年には、ブランド800年の歴史で初となるオードパルファン“アイリス”を発売した。

本文中の円換算レート:1ユーロ=172円

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「よーじや」が大丸心斎橋店にリブランディング1号店をオープン 開店記念の限定セットも発売

京都発のライフスタイルブランド「よーじや」は9月1日、大阪の大丸心斎橋店地下1階に新店舗をオープンする。同店舗は、リブランディング発表後初の常設店舗となる。店内はコーポレートカラーのベージュやピンクを基調にし、ハンドクリームやシャンプーなどのスキンケアアイテムのほか、ポーチやハンカチなどの雑貨アイテムや“よじこ”のグッズなどを取りそろえる。

「“おみやげの店”から“おなじみの店”へ」の転換

同社は「“おみやげの店”から“おなじみの店”へ」をテーマに、今年3月にリブランディングを発表。2024年8月から期間限定ポップアップを行っていた大丸心斎橋店の地下1階を常設店とすると共に、リブランディング1号店に据えた。コーポレートキャラクターとして新たに誕生した“よじこ”をブランドの顔として店内外に配置し、日常を彩るライフスタイルブランドとして新たな一歩を踏み出す。

オープンを記念し、キャンペーンの実施や限定アイテムの販売を行う。税込5500円以上の購入者には、数量限定でよじこのオリジナルブランケットをプレゼントする。また、よーじや公式アプリ会員限定で、大丸心斎橋店で税込3000円以上購入すると使える500円割引クーポンを配信する。

ほか、限定アイテムとして“大丸心斎橋店オープン記念セット”(3800円)として、“あぶらとり紙”(1冊)、クリアケース、“ゆずつやや ボディミルク”、“うるおい紙”(1包)と“su-ha うるおいチャージローション”、“su-ha マルチピースフル”、“su-ha バランシングミルク”、“su-ha コンフィデントアイズ”のサンプル、非売品の“ローラー付きマルチカッサプレート”を詰めたセットを販売する。

店舗概要

◾️「よーじや」 大丸心斎橋店

オープン日:9月1日
営業時間:10:00~20:00
住所:大阪市中央区心斎橋筋1-7-1
場所:大丸心斎橋店 地下1階

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【一粒万倍日】「フェラガモ」からウオレットやカードケース ウィメンズとメンズ共にラインアップ

「フェラガモ(FERRAGAMO)」は、一粒万倍日、天赦日(てんしゃび)、大安の3つの吉日が重なる、7月24日の最強開運日に向け、ウィメンズとメンズのウオレット、カードケースなどを発売した。

ウオレットやカードケース、
フラグメントケースをラインアップ

ウィメンズのアイテムは、“ダブル・ガンチーニ”モチーフをあしらい、カーフ素材で仕上げた、オレンジの“ガンチーニ カードウォレット”(7万1500円)、オレンジとブルーの“ガンチーニ 二つ折り財布”(6万2700円)、ブルーの“ガンチーニ カードケース”(3万3000円)をラインアップする。

メンズのアイテムは、カーフスキンとスエードの紐を折り合わせた“二つ折り財布”(8万2500円)と二つ折り型の“カードケース”(5万9400円)、フラット型の“カードケース”(4万6200円)、ブラックとモスグリーン、ブラウンの3色を合わせ、カーフ素材で制作した、“カードケース”(5万7200円)と“フラグメントケース”(6万4900円)を販売する。

7月24日は最強開運日

7月24日は、一粒の籾(もみ)が豊かに実り万倍もの稲穂になるといわれる“一粒万倍日”、すべての神が天に登り、万物の罪を許す“天赦日”、万事に進んでよしとされる“大安”が重なるトリプルラッキーデーだ。また、“一粒万倍日”は財布を買ったり、使い始めたり、贈ったりするのに適した日とされる。

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大丸松坂屋がショッピングバッグを一新した理由 「本店がない」百貨店の“変革“の旗印

大丸松坂屋百貨店は7月30日から、全国15店舗のショッピングバッグなどの包装資材を一新する。包材の刷新は大丸が35年ぶり、松坂屋が23年ぶり。新包材は大丸と松坂屋で異なるデザインでS・M・Lの3サイズを展開。まずは一部売場から順次導入する。

宗森耕二社長は「百貨店のショッピングバッグは屋号を象徴するシンボル。大胆な刷新には不安もあったが、今こそ変革のタイミングと判断した」と話す。

「大丸松坂屋とは何者か」

大丸松坂屋百貨店は、2007年に大丸と松坂屋が経営統合し、2010年に誕生した。以降、同社は本店を持たず、全国の土地に根付いた個々の色が強い店舗を展開してきた。しかし、「コーポレートとしての見え方に配慮してこなかった」(寺井孝夫ブランディング戦略室室長)という課題を抱えていた。小売・百貨店業界で競争が激化し、差別化が難しさを増す中で、「大丸松坂屋とは何者か」に向き合う必要があったという。

社内外での議論を通じて「各店舗の印象がバラバラ」という問題の裏に企業としての価値観や思想がバラバラだったという根本課題に気づいた。また、「本店がない」「地域でバラバラ」であることは、画一的で均一になりやすい時代において、むしろ強みでありDNAだと認識。さらに、歴史、土地、うつろい、気持ちの“4つの眼差し”という企業としての共通する価値観に気づいた。

店舗の「つないできた歴史」や「それぞれの地域性」、「時代の空気感や瞬間の美しさ」「お客さまへの心配り」。この“4つの眼差し”の価値観を「百様」と名付け、可視化して社内外に浸透する手段として今回のビジュアル刷新を実施した。

「ショッピングバッグは屋号の象徴であり、歩く広告。お客様への外部的な発信であると同時に従業員にとってのインナーブランディングの役割も大きい」(寺井ブランディング戦略室室長)。

「百様図」でビジュアル化

「百様」の価値観をビジュアル化したパターンが「百様図」だ。曼荼羅や万華鏡のように多様な柄で構成したデザインは日本デザインセンターの三澤遥氏が手がけた。大丸と松坂屋がそれぞれ持つシンボルマークから、丸と四角の形を抽象化し、色は伝統色であるピーコックグリーンとロイヤルブルーを継承した。丸や四角の形を紙から抜き、その台紙を組み合わせて立体的なグラフィックに仕上げた。

大丸と松坂屋のデザインの親和性について「2つのデザインは兄弟・姉妹のような関係性を見出した。よく見ると個性があり、似ているけど違うところがある。紙袋でそんな関係性を表現した」(三澤デザイナー)。小・中・大それぞれ「百様図」の異なる部分のパターンを使用しているため、柄が異なりながらも下辺のラインが横に並べると地平線のようにつながる構成とした。包装紙はそれぞれのイメージカラー1色を使用した「百様図」を採用している。

ショッピングバックの刷新にあたり、全国15店舗の地元顧客に向けた手紙も作成。各地の文化や記憶を反映し、15のパターンを用意。コピーライターの長瀬香子氏が現地取材を重ね、各店の従業員からアイデアを集めて制作した。「土地の匂いが立ち上がるように作成した。地元の方にとってラブレターになり、文化に想いを馳せる時間が生まれたらうれしい」(長瀬コピーライター)。

今回の刷新は2025年までの中期経営計画「変革期」の一環であるとした。従業員にとっても「屋号の象徴」である包材を通じてインナーブランディングを進めてブランド価値の浸透と再認識を図り、次の「飛躍期」へとつなげる。

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大丸松坂屋がショッピングバッグを一新した理由 「本店がない」百貨店の“変革“の旗印

大丸松坂屋百貨店は7月30日から、全国15店舗のショッピングバッグなどの包装資材を一新する。包材の刷新は大丸が35年ぶり、松坂屋が23年ぶり。新包材は大丸と松坂屋で異なるデザインでS・M・Lの3サイズを展開。まずは一部売場から順次導入する。

宗森耕二社長は「百貨店のショッピングバッグは屋号を象徴するシンボル。大胆な刷新には不安もあったが、今こそ変革のタイミングと判断した」と話す。

「大丸松坂屋とは何者か」

大丸松坂屋百貨店は、2007年に大丸と松坂屋が経営統合し、2010年に誕生した。以降、同社は本店を持たず、全国の土地に根付いた個々の色が強い店舗を展開してきた。しかし、「コーポレートとしての見え方に配慮してこなかった」(寺井孝夫ブランディング戦略室室長)という課題を抱えていた。小売・百貨店業界で競争が激化し、差別化が難しさを増す中で、「大丸松坂屋とは何者か」に向き合う必要があったという。

社内外での議論を通じて「各店舗の印象がバラバラ」という問題の裏に企業としての価値観や思想がバラバラだったという根本課題に気づいた。また、「本店がない」「地域でバラバラ」であることは、画一的で均一になりやすい時代において、むしろ強みでありDNAだと認識。さらに、歴史、土地、うつろい、気持ちの“4つの眼差し”という企業としての共通する価値観に気づいた。

店舗の「つないできた歴史」や「それぞれの地域性」、「時代の空気感や瞬間の美しさ」「お客さまへの心配り」。この“4つの眼差し”の価値観を「百様」と名付け、可視化して社内外に浸透する手段として今回のビジュアル刷新を実施した。

「ショッピングバッグは屋号の象徴であり、歩く広告。お客様への外部的な発信であると同時に従業員にとってのインナーブランディングの役割も大きい」(寺井ブランディング戦略室室長)。

「百様図」でビジュアル化

「百様」の価値観をビジュアル化したパターンが「百様図」だ。曼荼羅や万華鏡のように多様な柄で構成したデザインは日本デザインセンターの三澤遥氏が手がけた。大丸と松坂屋がそれぞれ持つシンボルマークから、丸と四角の形を抽象化し、色は伝統色であるピーコックグリーンとロイヤルブルーを継承した。丸や四角の形を紙から抜き、その台紙を組み合わせて立体的なグラフィックに仕上げた。

大丸と松坂屋のデザインの親和性について「2つのデザインは兄弟・姉妹のような関係性を見出した。よく見ると個性があり、似ているけど違うところがある。紙袋でそんな関係性を表現した」(三澤デザイナー)。小・中・大それぞれ「百様図」の異なる部分のパターンを使用しているため、柄が異なりながらも下辺のラインが横に並べると地平線のようにつながる構成とした。包装紙はそれぞれのイメージカラー1色を使用した「百様図」を採用している。

ショッピングバックの刷新にあたり、全国15店舗の地元顧客に向けた手紙も作成。各地の文化や記憶を反映し、15のパターンを用意。コピーライターの長瀬香子氏が現地取材を重ね、各店の従業員からアイデアを集めて制作した。「土地の匂いが立ち上がるように作成した。地元の方にとってラブレターになり、文化に想いを馳せる時間が生まれたらうれしい」(長瀬コピーライター)。

今回の刷新は2025年までの中期経営計画「変革期」の一環であるとした。従業員にとっても「屋号の象徴」である包材を通じてインナーブランディングを進めてブランド価値の浸透と再認識を図り、次の「飛躍期」へとつなげる。

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「エトロ」、日本初のホームコレクションの旗艦店を銀座に レセプションに髙橋海人

「エトロ(ETRO)」は、日本初となる「エトロホーム」のフラッグシップストアおよびショールームを、東京・エトロ銀座本店地下1階に7月23日にオープンする。14日に行われたレセプションパーティーには、ブランドアンバサダーを務めるKing & Princeの髙橋海人も来場した。

約200平方メートルの店内では、リビング、ダイニング、ベッドルームと複数のゾーンに分けて、多様な生活スタイルに対応したスタイリングをキュレーション形式で提案する。カーテンやクッションなどファブリック製品を中心に、好みのテキスタイルでカスタムできるオーダーサービスも提供する。2017年からパートナーシップを契約するオニーログループ(ONIRO GROUP)がインテリアコレクションの製造と流通を担う。

同社は近年、不動産プロジェクト「エトロレジデンス プーケット」をタイ・プーケットで開始。ライフスタイルブランドとしての存在感を強化している。

■「エトロホーム」フラッグシップストア・ショールーム

オープン日:7月23日
場所:エトロ銀座本店
住所:東京都中央区銀座6-6-1 地下1階

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「エトロ」、日本初のホームコレクションの旗艦店を銀座に レセプションに髙橋海人

「エトロ(ETRO)」は、日本初となる「エトロホーム」のフラッグシップストアおよびショールームを、東京・エトロ銀座本店地下1階に7月23日にオープンする。14日に行われたレセプションパーティーには、ブランドアンバサダーを務めるKing & Princeの髙橋海人も来場した。

約200平方メートルの店内では、リビング、ダイニング、ベッドルームと複数のゾーンに分けて、多様な生活スタイルに対応したスタイリングをキュレーション形式で提案する。カーテンやクッションなどファブリック製品を中心に、好みのテキスタイルでカスタムできるオーダーサービスも提供する。2017年からパートナーシップを契約するオニーログループ(ONIRO GROUP)がインテリアコレクションの製造と流通を担う。

同社は近年、不動産プロジェクト「エトロレジデンス プーケット」をタイ・プーケットで開始。ライフスタイルブランドとしての存在感を強化している。

■「エトロホーム」フラッグシップストア・ショールーム

オープン日:7月23日
場所:エトロ銀座本店
住所:東京都中央区銀座6-6-1 地下1階

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キャサリン妃の2025年春夏コーデを振り返り お気に入りは「ジャンヴィト ロッシ」のパンプス

英国王室のケイト・ミドルトン=キャサリン皇太子妃(Kate Middleton, Catherine Princess of Wales、以下キャサリン妃)は、今年も鮮やかなファッションで世界中から注目を浴びている。2025年の春夏シーズンは、これまで通り英国発ブランドを好んで着用したほか、イタリアの高級シューズブランド「ジャンヴィト ロッシ(GIANVITO ROSSI)」のパンプスを履いた姿が多く見られた。エレガントなドレスにハットという定番スタイルからパンツスーツスタイルまで、各イベントに合わせた着こなしを振り返る。

「ディオール」で仏大統領夫妻をお出迎え

キャサリン妃は7月8日(現地時間、以下同)、ウィンザー城でエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)仏大統領とブリジット・マクロン(Brigitte Macron)夫人を迎えた。この日は、「ディオール(DIOR)」の“ローズ デ ヴァン”というピンクカラーの“30 モンテーニュ バー ジャケット”とチュール素材のプリーツスカート、「ジャンヴィト ロッシ」のスエードパンプスでフェミニンなルックを披露した。ハットは、帽子ブランド「ジェス・コレット・ミリナー(JESS COLLETT MILLINER)」と「セフィン(CEFINN)」のコラボレーションによるもので、ダイアナ・フランセス(Diana Frances)元皇太子妃(以下、ダイアナ妃)の3連パールネックレスと、“コリングウッド ダイヤモンド&パール イヤリング”も身につけていた。

 

同日に開催された公式晩餐会では、サラ・バートン(Sarah Burton)がデザインした「ジバンシィ(GIVENCHY)」のエレガントなドレスを着用。ドレスと同色のスズランの刺しゅうが施されたクラッチバッグも「ジバンシィ」のもので、足元には「ジミー チュウ(JIMMY CHOO)」のバーガンディのベルベットパンプスを合わせた。アクセサリーには、推定130万ドル(約1億8800万円)の“ラバーズ ノット ティアラ”と、“グレヴィル シャンデリア イヤリング”、ダイアナ妃の3連パールブレスレットをチョイスした。

カジュアルなスーツ姿も披露

7月2日には、イングランド南東部コルチェスターにある病院のウェルビーングガーデンを訪れた。「ラルフ ローレン(RALPH LAUREN)」のコットンポプリン地のストライプシャツに、「ブレーズ・ミラノ(BLAZE MILANO)」のピンストライプ柄のダブルブレストブレザーを羽織り、チョコレートブラウンカラーのパンツとベルト、「ヴェジャ(VEJA)」のレザースニーカーでコーデをまとめた。アクセサリーは、「カルティエ(CARTIER)」のブレスレットとホワイトゴールドのイヤリング、ロンドンを拠点とするジュエリーブランド「オーリー ジュエリー(AUREE JEWELRY)」のネックレスを身につけた。

ブレザードレス×ビンテージジュエリー

6月16日、ウィンザー城の聖ジョージ教会で「ガーター勲章」授与式に出席したキャサリン妃は「セルフ-ポートレート(SELF-PORTRAIT)」から、ブレザースタイルの上半身に、裾がレースになったミディ丈のスカートがついたドレスを着用。「ジャンヴィト ロッシ」のニュートラルカラーのスエードパンプス、「スーザン・カプラン(SUSAN CAPLAN)」の5連フェイクパールネックレスとビンテージフェイクパールのイヤリングを合わせてコーディネートした。

「マックイーン」で“パワー・ドレッシング”

6月10日には、「マックイーン(McQUEEN)」に身を包んでロンドンのヴィクトリア・アンド・アルバート美術館を訪問。エレクトリックブルーのクレープジャケットに同色のシガレットウールのパンツ、「ラルフローレン」の白いパフスリーブのトップス、「プラダ(PRADA)」のネイビーのスエードパンプスという“パワー・ドレッシング”なスーツスタイルを披露した。アクセサリーには、ロンドンのジュエリーブランド「カルーセル ジュエルズ(CAROUSEL JEWELS)」による瑠璃と月長石のイヤリング、ニューヨークのジュエリーブランド「ローラ ロンバルディ(LAURA LOMBARDI)」のイエローゴールドのネックレスを合わせた。

艦艇命名式にはマリンルックで

キャサリン妃は5月22日、スコットランドのグラスゴーで英国海軍のフリゲート艦“HMS グラスゴー”の命名式に参加。「スザンナ ロンドン(SUZANNAH LONDON)」のネイビーのコートドレスを身にまとい、「フィリップ・トレーシー(PHILIP TREACY)」のソーサーハット、「ジャンヴィト ロッシ」のスエードパンプスでスタリングした。クラッチバッグは「エミー ロンドン(EMMY LONDON)」のもので、ダイアナ妃のサファイアとダイヤモンドのイヤリングも身につけた。

トレンドのバターイエローを取り入れたルック

5月20日には、バッキンガム宮殿のガーデンパーティーに姿を見せた。ウエストの位置でクロスされた生地が印象的な「エミリア ウィックステッド(EMILIA WICKSTEAD)」のバターイエローのドレスを着用し、「ジャンヴィト ロッシ」のスエードパンプス、「ロビンソン ペラム(ROBINSON PELHAM)」のイヤリング、「フォーエバー ニュー(FOREVER NEW)」のクラッチバッグを合わせた。コーデを仕上げたのは「フィリップ・トレーシー」によるファシネーターと呼ばれるヘッドドレスで、ブーケの花が目を引くデザインだった。

「ヴィクトリア ベッカム」のスーツも着用

5月13日には、「エリザベス2世英国デザイン賞」授賞式に出席。「ヴィクトリア ベッカム(VICTORIA BECKHAM)」2025年春夏コレクションからオリーブグリーンのブレザーと同色のパンツというスーツスタイルで登場した。

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キャサリン妃の2025年春夏コーデを振り返り お気に入りは「ジャンヴィト ロッシ」のパンプス

英国王室のケイト・ミドルトン=キャサリン皇太子妃(Kate Middleton, Catherine Princess of Wales、以下キャサリン妃)は、今年も鮮やかなファッションで世界中から注目を浴びている。2025年の春夏シーズンは、これまで通り英国発ブランドを好んで着用したほか、イタリアの高級シューズブランド「ジャンヴィト ロッシ(GIANVITO ROSSI)」のパンプスを履いた姿が多く見られた。エレガントなドレスにハットという定番スタイルからパンツスーツスタイルまで、各イベントに合わせた着こなしを振り返る。

「ディオール」で仏大統領夫妻をお出迎え

キャサリン妃は7月8日(現地時間、以下同)、ウィンザー城でエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)仏大統領とブリジット・マクロン(Brigitte Macron)夫人を迎えた。この日は、「ディオール(DIOR)」の“ローズ デ ヴァン”というピンクカラーの“30 モンテーニュ バー ジャケット”とチュール素材のプリーツスカート、「ジャンヴィト ロッシ」のスエードパンプスでフェミニンなルックを披露した。ハットは、帽子ブランド「ジェス・コレット・ミリナー(JESS COLLETT MILLINER)」と「セフィン(CEFINN)」のコラボレーションによるもので、ダイアナ・フランセス(Diana Frances)元皇太子妃(以下、ダイアナ妃)の3連パールネックレスと、“コリングウッド ダイヤモンド&パール イヤリング”も身につけていた。

 

同日に開催された公式晩餐会では、サラ・バートン(Sarah Burton)がデザインした「ジバンシィ(GIVENCHY)」のエレガントなドレスを着用。ドレスと同色のスズランの刺しゅうが施されたクラッチバッグも「ジバンシィ」のもので、足元には「ジミー チュウ(JIMMY CHOO)」のバーガンディのベルベットパンプスを合わせた。アクセサリーには、推定130万ドル(約1億8800万円)の“ラバーズ ノット ティアラ”と、“グレヴィル シャンデリア イヤリング”、ダイアナ妃の3連パールブレスレットをチョイスした。

カジュアルなスーツ姿も披露

7月2日には、イングランド南東部コルチェスターにある病院のウェルビーングガーデンを訪れた。「ラルフ ローレン(RALPH LAUREN)」のコットンポプリン地のストライプシャツに、「ブレーズ・ミラノ(BLAZE MILANO)」のピンストライプ柄のダブルブレストブレザーを羽織り、チョコレートブラウンカラーのパンツとベルト、「ヴェジャ(VEJA)」のレザースニーカーでコーデをまとめた。アクセサリーは、「カルティエ(CARTIER)」のブレスレットとホワイトゴールドのイヤリング、ロンドンを拠点とするジュエリーブランド「オーリー ジュエリー(AUREE JEWELRY)」のネックレスを身につけた。

ブレザードレス×ビンテージジュエリー

6月16日、ウィンザー城の聖ジョージ教会で「ガーター勲章」授与式に出席したキャサリン妃は「セルフ-ポートレート(SELF-PORTRAIT)」から、ブレザースタイルの上半身に、裾がレースになったミディ丈のスカートがついたドレスを着用。「ジャンヴィト ロッシ」のニュートラルカラーのスエードパンプス、「スーザン・カプラン(SUSAN CAPLAN)」の5連フェイクパールネックレスとビンテージフェイクパールのイヤリングを合わせてコーディネートした。

「マックイーン」で“パワー・ドレッシング”

6月10日には、「マックイーン(McQUEEN)」に身を包んでロンドンのヴィクトリア・アンド・アルバート美術館を訪問。エレクトリックブルーのクレープジャケットに同色のシガレットウールのパンツ、「ラルフローレン」の白いパフスリーブのトップス、「プラダ(PRADA)」のネイビーのスエードパンプスという“パワー・ドレッシング”なスーツスタイルを披露した。アクセサリーには、ロンドンのジュエリーブランド「カルーセル ジュエルズ(CAROUSEL JEWELS)」による瑠璃と月長石のイヤリング、ニューヨークのジュエリーブランド「ローラ ロンバルディ(LAURA LOMBARDI)」のイエローゴールドのネックレスを合わせた。

艦艇命名式にはマリンルックで

キャサリン妃は5月22日、スコットランドのグラスゴーで英国海軍のフリゲート艦“HMS グラスゴー”の命名式に参加。「スザンナ ロンドン(SUZANNAH LONDON)」のネイビーのコートドレスを身にまとい、「フィリップ・トレーシー(PHILIP TREACY)」のソーサーハット、「ジャンヴィト ロッシ」のスエードパンプスでスタリングした。クラッチバッグは「エミー ロンドン(EMMY LONDON)」のもので、ダイアナ妃のサファイアとダイヤモンドのイヤリングも身につけた。

トレンドのバターイエローを取り入れたルック

5月20日には、バッキンガム宮殿のガーデンパーティーに姿を見せた。ウエストの位置でクロスされた生地が印象的な「エミリア ウィックステッド(EMILIA WICKSTEAD)」のバターイエローのドレスを着用し、「ジャンヴィト ロッシ」のスエードパンプス、「ロビンソン ペラム(ROBINSON PELHAM)」のイヤリング、「フォーエバー ニュー(FOREVER NEW)」のクラッチバッグを合わせた。コーデを仕上げたのは「フィリップ・トレーシー」によるファシネーターと呼ばれるヘッドドレスで、ブーケの花が目を引くデザインだった。

「ヴィクトリア ベッカム」のスーツも着用

5月13日には、「エリザベス2世英国デザイン賞」授賞式に出席。「ヴィクトリア ベッカム(VICTORIA BECKHAM)」2025年春夏コレクションからオリーブグリーンのブレザーと同色のパンツというスーツスタイルで登場した。

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【2025年秋コスメ】「エテュセ」の“スキンケアパウダー”にシアーベージュが仲間入り 2色アイパレットやチークの新色も

「エテュセ(ETTUSAIS)」は8〜10月にかけて、2025年秋コレクションを発売する。定番“スキンケアパウダー (プレスト)”(2640円)や、2色アイシャドウパレット“アイエディション (カラーパレット) a”(1540円)の新色が登場する。

第1弾:8月7日発売

“アイエディション (カラーパレット) a”は、影感ベージュのマットカラーとパールの輝きをまとえる新色“ピオニートープ”を用意。トープカラーに多色のパールが繊細に輝く、肌なじみのよいピンクラメを重ねることで、立体感のある目元に仕上げる。

アイライナー“ラスティング ジェルライナー a”(1430円)は、目をしっかり締めるブラックカラーにネイビーニュアンスを忍ばせた“インディゴブラック”を、つけたての潤いと発色が続く“リップエディション (ティントルージュ)”(1650円)は、透け感発色と低彩度の柔らかなピンクニュアンスが特徴の“ベイビーピオニー”をラインアップする。

ほか、25年春頃に販売していた“アイラッシュ リフトカーラー”(1650円)も数量限定で復刻する。まつ毛の根元のカーブにフィットする形状で、しっかりとまつ毛をカール。軽い力でもきれいにカールできるこだわりの設計だ。

この4商品は、7月31日にプラザ(PLAZA)やロフト(LOFT)などで先行販売を行う。

第2弾:9月18日発売

ロングセラーアイテム“スキンケアパウダー (プレスト)”の新色“シアーベージュ”[SPF35・PA+++]は、既存のクリアタイプの特徴である消えるようになじむ定評の粉質や、毛穴をふわっとぼかす仕上がりはそのままに、赤みや色むらなどの肌悩みを穏やかにカバーする。UVカット効果も加わり、UVカット、カバー力、透明感の3つを実現。リフィル(2090円)も販売する。

“グロウスキン フェイスカラー”(2200円)は、オイルとパウダーを組み合わせたチークカラーで、パウダーなのにしっとりと肌に溶け込むような発色と使用感が特徴だ。新色の“じんわり血色チーク”は、湯上りの頬のような血色感をプラスするコーラルカラーで、内側からにじみでるような血色と艶をプラスする。

両製品共に、9月4日にプラザ(PLAZA)やロフト(LOFT)などで先行販売を行う。

第3弾:10月23日発売

“スキンフィット コンシーラーブラシ”(1980円)も数量限定で復刻販売を行う。指先のような筆先のブラシで、目元のキワまでしっかりと塗布できる。コンシーラーを薄く均一に塗り広げ、むらのない美しい仕上がりを実現する。

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【2025年秋コスメ】「エテュセ」の“スキンケアパウダー”にシアーベージュが仲間入り 2色アイパレットやチークの新色も

「エテュセ(ETTUSAIS)」は8〜10月にかけて、2025年秋コレクションを発売する。定番“スキンケアパウダー (プレスト)”(2640円)や、2色アイシャドウパレット“アイエディション (カラーパレット) a”(1540円)の新色が登場する。

第1弾:8月7日発売

“アイエディション (カラーパレット) a”は、影感ベージュのマットカラーとパールの輝きをまとえる新色“ピオニートープ”を用意。トープカラーに多色のパールが繊細に輝く、肌なじみのよいピンクラメを重ねることで、立体感のある目元に仕上げる。

アイライナー“ラスティング ジェルライナー a”(1430円)は、目をしっかり締めるブラックカラーにネイビーニュアンスを忍ばせた“インディゴブラック”を、つけたての潤いと発色が続く“リップエディション (ティントルージュ)”(1650円)は、透け感発色と低彩度の柔らかなピンクニュアンスが特徴の“ベイビーピオニー”をラインアップする。

ほか、25年春頃に販売していた“アイラッシュ リフトカーラー”(1650円)も数量限定で復刻する。まつ毛の根元のカーブにフィットする形状で、しっかりとまつ毛をカール。軽い力でもきれいにカールできるこだわりの設計だ。

この4商品は、7月31日にプラザ(PLAZA)やロフト(LOFT)などで先行販売を行う。

第2弾:9月18日発売

ロングセラーアイテム“スキンケアパウダー (プレスト)”の新色“シアーベージュ”[SPF35・PA+++]は、既存のクリアタイプの特徴である消えるようになじむ定評の粉質や、毛穴をふわっとぼかす仕上がりはそのままに、赤みや色むらなどの肌悩みを穏やかにカバーする。UVカット効果も加わり、UVカット、カバー力、透明感の3つを実現。リフィル(2090円)も販売する。

“グロウスキン フェイスカラー”(2200円)は、オイルとパウダーを組み合わせたチークカラーで、パウダーなのにしっとりと肌に溶け込むような発色と使用感が特徴だ。新色の“じんわり血色チーク”は、湯上りの頬のような血色感をプラスするコーラルカラーで、内側からにじみでるような血色と艶をプラスする。

両製品共に、9月4日にプラザ(PLAZA)やロフト(LOFT)などで先行販売を行う。

第3弾:10月23日発売

“スキンフィット コンシーラーブラシ”(1980円)も数量限定で復刻販売を行う。指先のような筆先のブラシで、目元のキワまでしっかりと塗布できる。コンシーラーを薄く均一に塗り広げ、むらのない美しい仕上がりを実現する。

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【スナップ】大谷翔平・真美子夫人、山本由伸、菊池雄星らが登場 「MLBオールスターゲーム2025」

 

「MLBオールスターゲーム2025」が7月15日(現地時間)、アトランタのトゥルーイスト・パークで開催され、レッドカーペットに大谷翔平、真美子夫人、山本由伸、菊池雄星、瑠美夫人らが登場した。大谷は、「ボス(BOSS)」のオールホワイトの“Gary スニーカー グレインレザー コンシールシューレース”(8万6680円)を着用していた。

レッドカーペットスナップ

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【スナップ】大谷翔平・真美子夫人、山本由伸、菊池雄星らが登場 「MLBオールスターゲーム2025」

 

「MLBオールスターゲーム2025」が7月15日(現地時間)、アトランタのトゥルーイスト・パークで開催され、レッドカーペットに大谷翔平、真美子夫人、山本由伸、菊池雄星、瑠美夫人らが登場した。大谷は、「ボス(BOSS)」のオールホワイトの“Gary スニーカー グレインレザー コンシールシューレース”(8万6680円)を着用していた。

レッドカーペットスナップ

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小宮山書店が「ポーター」表参道でイベントを開催 数量限定でコラボバッグの販売も

東京・神保町で80年以上続く老舗古書店の小宮山書店は、吉田カバンの旗艦店「ポーター(PORTER)」表参道ギャラリー1でイベントを開催する。期間は7月19日〜8月11日。同イベントでは、小宮山書店がセレクトした幅広いジャンルの古書を週替わりでテーマを変えて、展示と販売をする。また、“本を持ち運ぶ"をコンセプトにした数量限定のコラボトートバッグ(7万7000円)も販売。「ポーター」表参道、吉田カバンオフィシャルオンラインストア、小宮山書店で取り扱う。

コラボアイテムは、イベントの開催を記念して発売する。デザインは、A4サイズの書類や雑誌類が入る大きさで設計した。開口部にはホックの他にナスカンで止めることができるベルトを取り付け、荷物をたくさん入れても開口部を閉じることができる仕様だ。外装ポケットのほか、内装にも3つのポケットを配し、荷物を収納することができる。さらに、取り外しできるショルダーストラップを付属し、斜め掛けで使用することも可能。デイリーユースからショートトリップにも最適なアイテムだ。

イベント詳細

小宮山書店 in the 「ポーター」 ギャラリー 1

開催期間:7月19日~8月11日
開催場所: 「ポーター」表参道ギャラリー1
住  所:東京都渋谷区神宮前5-6-8
営業時間:12:00~20:00

アイテム詳細

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「ハーリップトゥ ビューティー」が限定パフュームオイルを発売 素肌にラメと香りをまとう

「ハーリップトゥ ビューティ(HER LIP TO BEAUTY)」は7月26日、素肌に輝きと香りをまとわせ保湿ケアも行う"パフュームオイル フル オブ ラブ"(50mL、6490円)を数量限定で発売する。昨年12月に発売したオードパルファム“アワ ストーリー”シリーズで人気No.1の香り"フル オブ ラブ"をベースにしたパフュームオイルで、ホワイトティーとガーデニアが描くエレガントフローラルな香調で、"自分を愛で満たすことで、周りにも愛を届けられる"というメッセージを込めた。19日から大阪ルクア イーレ店、コンセプトストア ハウス オブ ハーメ、イセタン ミラー常設3店舗、アミューズ ボーテ6店舗で先行発売を行う。

ホワイトティーとガーデニアの香調

香りは、トップをベルガモットとホワイトティー、ミドルをガーデニア、ホワイトミュゲ、オリス、ジャスミン、ラストをサンダルウッドとホワイトムスクで構成した。シトラスのニュアンスを持つ繊細なホワイトティーと、女性らしい愛を象徴するガーデニアを主役に、やわらかな意志を感じさせるムスクが次第に広がる。

4種のラメとダイアモンドパウダーを配合

ピンクベースのオイルにはオーガニック成分のホホバオイルとシアバターのほか、4種類の繊細なラメとダイアモンドパウダーを配合。肌に上品な艶と輝きをもたらす軽やかなテクスチャーで伸びが良く、柔らかでラディアントな肌へと導く。ほか、同日にはコレクションアイテムとして“フル オブ ラブ ポーチ”(4800円)と”リップ シェイプ ヘア クリップ-パール ベージュ-”(2900円)も数量限定で販売を行う。

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「ハーリップトゥ ビューティー」が限定パフュームオイルを発売 素肌にラメと香りをまとう

「ハーリップトゥ ビューティ(HER LIP TO BEAUTY)」は7月26日、素肌に輝きと香りをまとわせ保湿ケアも行う"パフュームオイル フル オブ ラブ"(50mL、6490円)を数量限定で発売する。昨年12月に発売したオードパルファム“アワ ストーリー”シリーズで人気No.1の香り"フル オブ ラブ"をベースにしたパフュームオイルで、ホワイトティーとガーデニアが描くエレガントフローラルな香調で、"自分を愛で満たすことで、周りにも愛を届けられる"というメッセージを込めた。19日から大阪ルクア イーレ店、コンセプトストア ハウス オブ ハーメ、イセタン ミラー常設3店舗、アミューズ ボーテ6店舗で先行発売を行う。

ホワイトティーとガーデニアの香調

香りは、トップをベルガモットとホワイトティー、ミドルをガーデニア、ホワイトミュゲ、オリス、ジャスミン、ラストをサンダルウッドとホワイトムスクで構成した。シトラスのニュアンスを持つ繊細なホワイトティーと、女性らしい愛を象徴するガーデニアを主役に、やわらかな意志を感じさせるムスクが次第に広がる。

4種のラメとダイアモンドパウダーを配合

ピンクベースのオイルにはオーガニック成分のホホバオイルとシアバターのほか、4種類の繊細なラメとダイアモンドパウダーを配合。肌に上品な艶と輝きをもたらす軽やかなテクスチャーで伸びが良く、柔らかでラディアントな肌へと導く。ほか、同日にはコレクションアイテムとして“フル オブ ラブ ポーチ”(4800円)と”リップ シェイプ ヘア クリップ-パール ベージュ-”(2900円)も数量限定で販売を行う。

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“夢をかなえる”だけじゃない ヘアメイク業界のリアルを描く漫画「ブレス」の舞台裏

PROFILE: 「ブレス」(講談社)

PROFILE: 「月刊少年シリウス」(毎月26日発売)で連載中。周囲の期待に合わせて生きてきた宇田川アイアと、夢を追うことに一歩踏み出せずにいた炭崎純。そんな2人が互いに支え合い、メイクアップアーティストとモデル、それぞれの夢に向かって進んでいく。仲間やライバルとの出会いを通して描かれるのは、夢を追う楽しさだけでなく、不安や葛藤と向き合うリアルな姿をマンガに収めた。2025年5月には7巻と、ヘア&メイクアップアーティストの世界を目指すためのオフィシャルガイド「メイクを仕事にしたいなら ヘア&メイクアップアーティストを目指すためのキャリアガイド」を発売した。

「月刊少年シリウス」で連載中の漫画「ブレス」は、夢を追いかける楽しさや不安、葛藤などと向き合う等身大の姿を描く青春バディストーリーだ。

「メイクアップアーティストになる」という夢を諦めかけていた元モデルの高校生・宇田川アイアは、そばかすを気にして自信を持てずにいた同級生・炭崎純と学園祭のコンテストに出場することになる。アイアはヘア&メイクを担当するスタイリストとして、炭崎はモデルとして、二人三脚でランウエイに挑む。コンテストは無事成功に終わり、炭崎の“隠れた魅力”を引き出せたことで、アイア自身も再び夢に向き合い始める――。

メイクアップアーティストとモデル。一歩踏み出した先は、焦ったり、ライバルと自分を比較して悶々としたりしながらも、地道に技術を磨き続けるしかない泥くさい世界。それでも好きなことへの熱量を高く持ち、挑戦を止めない。そんな姿に、かつての自分自身を思い出す人も少なくないだろう。

「ブレス」で描かれているのは、夢を追う青春のまぶしさだけではない。現実の厳しさと、それでも前を向く登場人物たちの姿は、どう生まれているのか。こうしたリアリティーは、“好き”を仕事にした当事者でもある作者・園山ゆきの先生の実体験がヒントとなっている。

“好き”を仕事にした自分自身の葛藤も作品のヒントに

園山ゆきの:もともとメイクが大好きだったので、「メイクを題材にした漫画を描きたい」と、担当編集者に相談したのがきっかけでした。連載誌は、「月刊少年シリウス」。少年誌ということもあり、少し意外に思う方も多いかもしれません。

連載がスタートした22年は“ジェンダーレスコスメ”が市場に増え始めたタイミングでもあり、「ブレス」が男性にメイクの魅力を知ってもらう機会になれば、と後押ししてもらいました。そんな経緯もあって、純粋に漫画作品として男女問わずに楽しんでもらえるようにメイクのハウツーはなるべく少なく、キャラクターの人間性や心情を丁寧に描くことを意識しています。

そしてひらめいたのが、周囲が期待しているイメージの通りに振る舞って、本音を隠して生きてきた男女のバディーもの。ヘア&メイクアップアーティストに強く憧れながらも、「自分には才能がない」ことを突きつけられるのを恐れて、一度は夢を手放してしまった宇田川アイアと、アイアとの出会いによってモデルになりたいという思いに火がついた炭崎純が、互いに刺激や励ましを与え合い、自分自身の在り方を変えながら夢に向かって進んでいくストーリーにしました。

そんな2人はもちろん、2人が出会っていく人々の人生から、夢を追うことの楽しさだけでなく、業界の厳しさや苦しさまでを赤裸々に届けたいという気持ちが強くあって。作品のインスピレーションになっているのは、主に自分自身が学生時代に感じていたこと。当時のクラスメイトや先生との会話がもとになっている場面もあります。

例えば、アイアの「今から本気でメイクやっていくのって遅いと思う?」という問いに、純ちゃんが「遅いと言ったらやめる?」と問い返すシーン、あれはまさに私の実体験。絵を描くことを仕事にしようと決意するのが遅かったことから不安になり、そんなことを口にしたときがありました。

特に思い入れのあるシーンは、「これは特別なことなんかじゃない 積み重ねてきた人すべてに起こることなんだ」というセリフ。モデルとして思うような活躍ができず、自信をなくした北山由希子が、メイクの力で新たな自分と出会うという場面です。

何事においても“続ける”というのは、不安との闘いでもあると思うんです。「このまま続けて大丈夫なのかな?」「このやり方で合っているかな?」といった不安感が、前に進むうえでの障害物になることだってある。だからこそ積み重ねてきた自分自身を肯定する彼女の言葉が、自分への、そして多くの読者にとってのエールになっていたらいいなと願っています。

メイクのおかげで、前向きな気持ちになれたり、「自分は大丈夫」と思えたりする瞬間がある――。作中では、そんなメイクの底知れない可能性やパワーも伝えていきたいと考えています。

モノクロの世界でも想像力をかき立てる、メイクと衣装の“リアル”を追求

園山ゆきの:心情の描写に加えて、メイクの表現もリアルを追求しているのが「ブレス」の特徴です。モノクロの世界なのに、メイクの質感や色合いまでも伝わってくるような繊細な絵を意識しています。ヘア&メイクアップアーティストの手指の動きや所作など、細かい部分までこだわっています。

「ブレス」を描くにあたって、ファッション&ヘアメイクを教える「バンタンデザイン研究所」にたくさんのサポートをいただきました。授業風景を見せてもらったり、講師の方に取材をしたりして分かったのは、メイクによって“誰か”を輝かせたいという熱い気持ちを持った生徒さんが多いこと。自分の外見に対するコンプレックスから、メイクの道を志している方も少なくありませんでした。

アイアくんたちが挑むヘア&メイクアップコンテスト「U21(アンダー21)」では、メイクの世界観に合った衣装をたくさん考える必要がありました。ここでもバンタンデザイン研究所の方に協力を仰ぎ、卒業生であるスタイリストの二階堂呼幸(こゆき)さんを紹介していただきました。

漫画のキャラクターの衣装を、スタイリストに考案してもらうのは本当に稀なこと。メゾンブランドの過去のランウエイ動画やアーカイブを参考に、衣装デザインの提案から、平面である漫画の中での立体的な服のディテール表現まで、細かくアドバイスをもらいました。

モノクロな漫画の世界でも服の質感や動きを感じられるよう、素材選びやドレープの出方まで提案してくれました。

取材のために、美容メディア「ヴォーチェ(VOCE)」の撮影を見学したのも良い経験になりました。撮影現場に入ってまず思ったのは、1つの作品に「こんなにも大勢の人が関わるのか」ということ。ヘア&メイクアップアーティスト、モデル、カメラマン、スタイリスト、編集者、そしてそれぞれのアシスタント。一人ひとりがプロとしての使命を持ち、よりよい作品をつくるために協働しているのを目の当たりにしてぐっときました。

また、「かわいい!」が飛び交うあの空気感は、実際に現場にいるからこそ感じられるもの。漫画を通して少しでもその温度を伝えられたら、と思っています。もうひとつ、撮影現場でじっくりと観察していたのは、ヘア&メイクアップアーティストの体の使い方。メイクを施すときの体勢や手指の動きには人それぞれ個性があり、その繊細な動きまで漫画に落とし込むことも意識しています。

気配りや気遣いが、ますます大切な時代に 
「ブレス」が気付きのきっかけになれば

園山ゆきの:見ているだけでワクワクするような“華やかな世界”を描きたい一方で、その裏側にある地道な努力や葛藤も、「ブレス」ではきちんと伝えたいんです。夢を追う道のりは、ときに泥くさく、辛いものでもありますよね。けれど、最近はそんな努力を経ずとも夢をかなえるチャンスが巡ってきやすい時代とも言えます。

5月には、ヘア&メイクアップアーティストの世界を目指している人のために、オフィシャルガイド「メイクを仕事にしたいなら ヘア&メイクアップアーティストを目指すためのキャリアガイド」を発売しました。プロのpaku☆chanさんと対談しましたが、10年前と比べて、デビューの仕方や活躍の場が大きく変化しているようです。

例えば、SNSに作品を投稿すれば誰でも“漫画家”と名乗ることができるように、メイクの世界でも、数年にわたるアシスタント経験を踏まず、動画やSNSからチャンスを掴んでデビューする方が増えたと聞きました。

間口が広がったことで、誰もがチャレンジしやすくなったのは、本当に素晴らしいことだと思います。でも、その一方で昔のように誰かに厳しく教え込まれる場面が減った今、成長するためには自分で“察して動く力“がより強く求められているように感じています。

ヘア&メイクアップアーティストは、モデルの肌に直接触れる職業。技術面はもちろん、相手を思いやる心と心地よい距離感を保つ配慮がとても大切だと、「ヴォーチェ」の取材現場で改めて感じました。プロになるまでの道筋は人それぞれでも、その先でどんなふうに振る舞えるのか――。目の前の人を喜ばせるために、少し先のことまで想像して動けるかどうかが、力の差になるのではないかと思っています。

夢を追う日々は、楽しいことばかりではありません。いくら好きなことであっても、辛いと感じる瞬間はあるし、周りがまぶしく見えて、自分だけが取り残されたように感じることもあると思います。

それでも、人生を少し“引き”で見てみたときに、「あのころは苦しかったけれど、今となっては宝物だ」と思える日がきっと訪れるはず。そんなふうに、夢の途中の苦しささえも肯定できるような作品を描いていきたい。

「ブレス」が一人でも多くの方に寄り添える作品になるよう、これからどうしていくか。私も自分自身に問い続けて、探りながらゴールを見つけるつもりです。アイアくんや純ちゃんの姿が、読者のみなさんにとって、目の前の壁を乗り越えるきっかけになってくれたら、こんなにうれしいことはありません。

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“夢をかなえる”だけじゃない ヘアメイク業界のリアルを描く漫画「ブレス」の舞台裏

PROFILE: 「ブレス」(講談社)

PROFILE: 「月刊少年シリウス」(毎月26日発売)で連載中。周囲の期待に合わせて生きてきた宇田川アイアと、夢を追うことに一歩踏み出せずにいた炭崎純。そんな2人が互いに支え合い、メイクアップアーティストとモデル、それぞれの夢に向かって進んでいく。仲間やライバルとの出会いを通して描かれるのは、夢を追う楽しさだけでなく、不安や葛藤と向き合うリアルな姿をマンガに収めた。2025年5月には7巻と、ヘア&メイクアップアーティストの世界を目指すためのオフィシャルガイド「メイクを仕事にしたいなら ヘア&メイクアップアーティストを目指すためのキャリアガイド」を発売した。

「月刊少年シリウス」で連載中の漫画「ブレス」は、夢を追いかける楽しさや不安、葛藤などと向き合う等身大の姿を描く青春バディストーリーだ。

「メイクアップアーティストになる」という夢を諦めかけていた元モデルの高校生・宇田川アイアは、そばかすを気にして自信を持てずにいた同級生・炭崎純と学園祭のコンテストに出場することになる。アイアはヘア&メイクを担当するスタイリストとして、炭崎はモデルとして、二人三脚でランウエイに挑む。コンテストは無事成功に終わり、炭崎の“隠れた魅力”を引き出せたことで、アイア自身も再び夢に向き合い始める――。

メイクアップアーティストとモデル。一歩踏み出した先は、焦ったり、ライバルと自分を比較して悶々としたりしながらも、地道に技術を磨き続けるしかない泥くさい世界。それでも好きなことへの熱量を高く持ち、挑戦を止めない。そんな姿に、かつての自分自身を思い出す人も少なくないだろう。

「ブレス」で描かれているのは、夢を追う青春のまぶしさだけではない。現実の厳しさと、それでも前を向く登場人物たちの姿は、どう生まれているのか。こうしたリアリティーは、“好き”を仕事にした当事者でもある作者・園山ゆきの先生の実体験がヒントとなっている。

“好き”を仕事にした自分自身の葛藤も作品のヒントに

園山ゆきの:もともとメイクが大好きだったので、「メイクを題材にした漫画を描きたい」と、担当編集者に相談したのがきっかけでした。連載誌は、「月刊少年シリウス」。少年誌ということもあり、少し意外に思う方も多いかもしれません。

連載がスタートした22年は“ジェンダーレスコスメ”が市場に増え始めたタイミングでもあり、「ブレス」が男性にメイクの魅力を知ってもらう機会になれば、と後押ししてもらいました。そんな経緯もあって、純粋に漫画作品として男女問わずに楽しんでもらえるようにメイクのハウツーはなるべく少なく、キャラクターの人間性や心情を丁寧に描くことを意識しています。

そしてひらめいたのが、周囲が期待しているイメージの通りに振る舞って、本音を隠して生きてきた男女のバディーもの。ヘア&メイクアップアーティストに強く憧れながらも、「自分には才能がない」ことを突きつけられるのを恐れて、一度は夢を手放してしまった宇田川アイアと、アイアとの出会いによってモデルになりたいという思いに火がついた炭崎純が、互いに刺激や励ましを与え合い、自分自身の在り方を変えながら夢に向かって進んでいくストーリーにしました。

そんな2人はもちろん、2人が出会っていく人々の人生から、夢を追うことの楽しさだけでなく、業界の厳しさや苦しさまでを赤裸々に届けたいという気持ちが強くあって。作品のインスピレーションになっているのは、主に自分自身が学生時代に感じていたこと。当時のクラスメイトや先生との会話がもとになっている場面もあります。

例えば、アイアの「今から本気でメイクやっていくのって遅いと思う?」という問いに、純ちゃんが「遅いと言ったらやめる?」と問い返すシーン、あれはまさに私の実体験。絵を描くことを仕事にしようと決意するのが遅かったことから不安になり、そんなことを口にしたときがありました。

特に思い入れのあるシーンは、「これは特別なことなんかじゃない 積み重ねてきた人すべてに起こることなんだ」というセリフ。モデルとして思うような活躍ができず、自信をなくした北山由希子が、メイクの力で新たな自分と出会うという場面です。

何事においても“続ける”というのは、不安との闘いでもあると思うんです。「このまま続けて大丈夫なのかな?」「このやり方で合っているかな?」といった不安感が、前に進むうえでの障害物になることだってある。だからこそ積み重ねてきた自分自身を肯定する彼女の言葉が、自分への、そして多くの読者にとってのエールになっていたらいいなと願っています。

メイクのおかげで、前向きな気持ちになれたり、「自分は大丈夫」と思えたりする瞬間がある――。作中では、そんなメイクの底知れない可能性やパワーも伝えていきたいと考えています。

モノクロの世界でも想像力をかき立てる、メイクと衣装の“リアル”を追求

園山ゆきの:心情の描写に加えて、メイクの表現もリアルを追求しているのが「ブレス」の特徴です。モノクロの世界なのに、メイクの質感や色合いまでも伝わってくるような繊細な絵を意識しています。ヘア&メイクアップアーティストの手指の動きや所作など、細かい部分までこだわっています。

「ブレス」を描くにあたって、ファッション&ヘアメイクを教える「バンタンデザイン研究所」にたくさんのサポートをいただきました。授業風景を見せてもらったり、講師の方に取材をしたりして分かったのは、メイクによって“誰か”を輝かせたいという熱い気持ちを持った生徒さんが多いこと。自分の外見に対するコンプレックスから、メイクの道を志している方も少なくありませんでした。

アイアくんたちが挑むヘア&メイクアップコンテスト「U21(アンダー21)」では、メイクの世界観に合った衣装をたくさん考える必要がありました。ここでもバンタンデザイン研究所の方に協力を仰ぎ、卒業生であるスタイリストの二階堂呼幸(こゆき)さんを紹介していただきました。

漫画のキャラクターの衣装を、スタイリストに考案してもらうのは本当に稀なこと。メゾンブランドの過去のランウエイ動画やアーカイブを参考に、衣装デザインの提案から、平面である漫画の中での立体的な服のディテール表現まで、細かくアドバイスをもらいました。

モノクロな漫画の世界でも服の質感や動きを感じられるよう、素材選びやドレープの出方まで提案してくれました。

取材のために、美容メディア「ヴォーチェ(VOCE)」の撮影を見学したのも良い経験になりました。撮影現場に入ってまず思ったのは、1つの作品に「こんなにも大勢の人が関わるのか」ということ。ヘア&メイクアップアーティスト、モデル、カメラマン、スタイリスト、編集者、そしてそれぞれのアシスタント。一人ひとりがプロとしての使命を持ち、よりよい作品をつくるために協働しているのを目の当たりにしてぐっときました。

また、「かわいい!」が飛び交うあの空気感は、実際に現場にいるからこそ感じられるもの。漫画を通して少しでもその温度を伝えられたら、と思っています。もうひとつ、撮影現場でじっくりと観察していたのは、ヘア&メイクアップアーティストの体の使い方。メイクを施すときの体勢や手指の動きには人それぞれ個性があり、その繊細な動きまで漫画に落とし込むことも意識しています。

気配りや気遣いが、ますます大切な時代に 
「ブレス」が気付きのきっかけになれば

園山ゆきの:見ているだけでワクワクするような“華やかな世界”を描きたい一方で、その裏側にある地道な努力や葛藤も、「ブレス」ではきちんと伝えたいんです。夢を追う道のりは、ときに泥くさく、辛いものでもありますよね。けれど、最近はそんな努力を経ずとも夢をかなえるチャンスが巡ってきやすい時代とも言えます。

5月には、ヘア&メイクアップアーティストの世界を目指している人のために、オフィシャルガイド「メイクを仕事にしたいなら ヘア&メイクアップアーティストを目指すためのキャリアガイド」を発売しました。プロのpaku☆chanさんと対談しましたが、10年前と比べて、デビューの仕方や活躍の場が大きく変化しているようです。

例えば、SNSに作品を投稿すれば誰でも“漫画家”と名乗ることができるように、メイクの世界でも、数年にわたるアシスタント経験を踏まず、動画やSNSからチャンスを掴んでデビューする方が増えたと聞きました。

間口が広がったことで、誰もがチャレンジしやすくなったのは、本当に素晴らしいことだと思います。でも、その一方で昔のように誰かに厳しく教え込まれる場面が減った今、成長するためには自分で“察して動く力“がより強く求められているように感じています。

ヘア&メイクアップアーティストは、モデルの肌に直接触れる職業。技術面はもちろん、相手を思いやる心と心地よい距離感を保つ配慮がとても大切だと、「ヴォーチェ」の取材現場で改めて感じました。プロになるまでの道筋は人それぞれでも、その先でどんなふうに振る舞えるのか――。目の前の人を喜ばせるために、少し先のことまで想像して動けるかどうかが、力の差になるのではないかと思っています。

夢を追う日々は、楽しいことばかりではありません。いくら好きなことであっても、辛いと感じる瞬間はあるし、周りがまぶしく見えて、自分だけが取り残されたように感じることもあると思います。

それでも、人生を少し“引き”で見てみたときに、「あのころは苦しかったけれど、今となっては宝物だ」と思える日がきっと訪れるはず。そんなふうに、夢の途中の苦しささえも肯定できるような作品を描いていきたい。

「ブレス」が一人でも多くの方に寄り添える作品になるよう、これからどうしていくか。私も自分自身に問い続けて、探りながらゴールを見つけるつもりです。アイアくんや純ちゃんの姿が、読者のみなさんにとって、目の前の壁を乗り越えるきっかけになってくれたら、こんなにうれしいことはありません。

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「リファ」の新美容機器は“毛穴からのエイジングケア” ファインバブルテクノロジーを応用

MTGの美容ブランド「リファ(REFA)」は8月27日、シャワーヘッドシリーズでお馴染みのウルトラファインバブルを用いた美容機器"リファハイドラクリア"(2万7500円)を発売する。通販市場にて発売後、各市場にて順次展開する。「毛穴からのエイジングケア」をキーワードに、毛穴汚れを水とバブルによる吸引で解消する。

独自の「バブルリフトクレンズ」を採用

同製品には、ブランド独自の「バブルリフトクレンズ」を採用。時間経過により硬くなった角栓をもターゲットに、吸引リフトで洗浄する。「リファ」が磨き続けてきたファインバブルテクノロジーと水流設計、培った美容機器の知見を組み合わせた。

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「シロ」初のグラデーションボトル “一滴の雫”からインスパイアされた夏の限定香水とハンドソープを発売

「シロ(SHIRO)」は7月25日、限定フレグランス”レイヤーズ オブ ブルーム(LAYERS OF BLOOM)”のオードパルファン(50mL、1万1220円)とハンドソープ(280mL、4950円)を全国直営店舗とオンラインストアで発売する。22日からはメンバーシップ会員限定で先行予約受け付けを行う。青いイチジクの実やスイレン、ジャスミンなど夏を彩る香りを層状に重ね合わせた、フルーティーフローラルの香りが特徴だ。

みずみずしいフィグを主軸とした夏の新香調

調香はやさしい甘さのフィグを軸に、すっきりとしたグレープフルーツとゼラニウムが溶け合うトップノート、風にそよぐネロリやジャスミン、水辺のウォーターリリーによるミドルノートと移り変わり、ラストノートはベチバーやオークモスを、やわらかなムスクが包み込む。オードパルファンには、水の代わりに北海道江丹別の白樺の樹液を配合することで、奥行きのある香り立ちを実現。容器は初の試みとなるグラデーションカラーのガラス仕様で、色鮮やかな植物たちが層のように重なり合う様子をイメージしている。ハンドソープは保湿力のあるアロエベラ液汁を配合し、しっとりとした洗い上がりに仕上げた。容器には“一滴の雫”からインスピレーションを得た丸みのあるガラス容器を採用している。

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マツキヨココカラが銀座に5店舗目の旗艦店 7月25日にオープン

マツキヨココカラ&カンパニーは7月25日、銀座5丁目にフラッグシップストアとなるギンザ フラッグ(GINZA FLAG)をオープンする。1999年に開店した銀座5th店を全面改装し、地下1階から3階までの4フロア構成で展開する。同社の旗艦店は原宿表参道口店、池袋Part2店、香港のコーズウェイベイ店、渋谷道玄坂フラッグに続き5店舗目。全国47都道府県に約3500店舗、海外6エリアに79店舗を展開する同社は、アジアナンバーワンのドラッグストアとして美と健康分野の認知度向上を目指す。

国内外の来店客に美を提供

同店は「美への欲望を刺激し、ワクワクする新しい発見を提供」をテーマに、国内外からの来街者に向けたスペシャルな店舗として位置づける。地下1階のヘルスケアフロアでは内外美容系健康食品やヘア&ボディーケア、フットケア、男性化粧品を取りそろえ、美白や美肌、ダイエットをテーマに、日本の人気製品や話題の海外サプリメントを提案する。

1階のエントランスフロアは医薬品を中心に、洗顔・基礎化粧品、シーズン製品、話題のコスメ、オーラルケア製品を配置し、免税対応も行う。2階のビューティーケアフロアはカウンセリングスキンケア、ブランドコスメ、トレンドの韓国コスメなどを中心に提供するほか、ポップアップスペースを設けて最新コスメを演出する。

3階の調剤フロアは旧銀座5th店の地下1階から移転し、専用エレベーターでアクセスする。待合スペースを完備し、処方薬を待つ時間を銀座でのショッピングや仕事帰りの受け取りで有効活用できる仕組みを整える。同フロアの詳細は後日発表する。

■薬マツモトキヨシ GINZA FLAG
オープン日:7月25日
時間:10:00~23:00
住所:東京都中央区銀座5-5-1

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シューズ売上高1470億円突破の「サロモン」 トレランに加えロードランシューズにも注力

アメアスポーツ傘下の「サロモン(SALOMON)」で社長兼CEOを務めるギヨーム・メイゼンク(Guillaume Meyzenq)氏が、米「WWD」の姉妹紙である「フットウエアニュース(Footwear News)」の単独インタビューに答えた。メイゼンク社長兼CEOは1994年にサロモンの仏アヌシー本社でインターンとして働き始め、以来「サロモン」歴30年という生え抜きだ。フットウエア担当副社長、最高製品責任者などの要職を歴任し、2025年1月に現職に就いた。

「『サロモン』はこの5年、大きな転換期にある」とメイゼンク社長兼CEO。「かつてはコアな層に支持されるパフォーマンスアウトドアブランドだったが、今ではライフスタイル向けを含め、より幅広い製品を提供している。われわれは今、自らを“モダンマウンテンスポーツブランド”と位置付けている。これは、デザインと技術開発というわれわれの原点や、イノベーション、山岳スポーツを重んじる文化を物語るものだ」。

製品のイノベーションについて話が及ぶと、メイゼンク社長兼CEOは、ブランドとして改めてランニングに注力していると語った。「サロモン」は最近、ロードランニングシューズの“エアロ ブレイズ 3(AERO BLAZE 3)”を発売した。ミッドソールにブランド独自の「オプティフォーム2 TPU(OptiFoam2 TPU)」を採用し、前足部は前モデルから改良したロッカー構造で、ニットアッパー、アウトソールの「ロードコンタグリップ(RoadContagrip)」テクノロジーなどを特徴とするシューズだ。

コラボが成長のカギ

「われわれの伝統はトレイルランニングにあるが、トレラン分野での成功を街でのランニングにも応用したいと考えている。ロードラン用のスーパーシューズと“エアロ ブレイズ3”がそれを担う。同時に、ライフスタイルシューズにも注力している。ライフスタイルとは、ハイキング、通勤、レストランでのディナーなど、消費者の1日のあらゆる時間やシーンに向けて製品を作ることだと定義している」。

同社の売り上げをけん引しているのは、ライフスタイル向け製品カテゴリーであるスポーツスタイルだ。「スポーツスタイルでは過去5年間、コラボレーション、つまり“交差点”を通じてさまざまなファッション&カルチャーコミュニティーとつながりを築いてきた。中でも、『エムエム6 メゾン マルジェラ(MM6 MAISON MARGIELA)』や、パリのコンセプトショップ『ザ・ブロークン・アーム(THE BROKEN ARM)』は強力なパートナーだ。これらのパートナーとは毎シーズン、新しいエネルギーに満ちた新しいストーリーの扉を開いている。それが、消費者の心に響き、長く愛されるクリエイティビティーにつながっている」。

販路戦略に関しては、大都市への直営出店に注力している。例えばロンドンでは、この5月にバタシー発電所跡の複合施設に出店し、パフォーマンスとスポーツスタイルの両カテゴリーを品ぞろえしている。ロンドンへの出店は、24年10月に出店したコヴェントガーデンの旗艦店、同11月にオープンしたソーホーのスポーツスタイルのみの店舗に続く3店舗目。1つの都市内に異なる製品ラインアップで複数出店する手法は、パリや東京でも行っている。米国は24年10月にニューヨークに初店舗をオープンしたが、同様に複数出店を検討中だ。「ロサンゼルスやマイアミへの出店も検討している」といい、26年末までに米国の直営店舗数を10まで増やしたいと話した。

ミラノ・コルティナ冬季五輪では
プレミアムパートナー

「サロモン」の親会社で、「アークテリクス(ARC'TERYX)」なども保有するアメアスポーツは24年2月にニューヨーク証券取引所でIPO(新規株式公開)し、13億7000万ドル(約2013億9000万円)を調達。豊富な資金を積極出店に生かしている。アメアスポーツの25年1〜3月期業績は、売上高が前年同期に対し23.4%増の14億7300万ドル(約2165億3100万円)だった。純利益は前年同期の500万ドル(約7億3500万円)から1億3500万ドル(約198億4500万円)に増加。アメアスポーツのジェームズ・ジェン(James Zheng)CEOは決算会見で、「サロモン」のシューズ売上高が24年12月期に10億ドル(約1470億円)を超えたと明かしたが、1800億ドル(約26兆4600億円)と言われる世界のスニーカー市場規模と比較すれば「まだまだ微々たるもの」とコメント。「『サロモン』のシューズはアスリート向けに開発しているが、日常の街履きシューズとしても適しており、市場の中で独自のポジションを占めている。消費者が新しいシューズブランドにこれまで以上に敏感になっている今、『サロモン』のユニークなスタイルと高い技術開発は、まさにそのニーズに合致する」と続けた。

メイゼンク社長兼CEOはインタビューの中で、26年2月に開催される伊ミラノ・コルティナ冬季五輪への期待も明かした。「サロモン」は同大会のプレミアムパートナーを務める。「われわれは、スキーやスノーボード向けのパフォーマンスギアからライフスタイル向けシューズまで、一貫したメッセージを打ち出すためのパッケージを準備している。消費者の皆さんにも楽しんでいただけるはずだ」と結んだ。

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シューズ売上高1470億円突破の「サロモン」 トレランに加えロードランシューズにも注力

アメアスポーツ傘下の「サロモン(SALOMON)」で社長兼CEOを務めるギヨーム・メイゼンク(Guillaume Meyzenq)氏が、米「WWD」の姉妹紙である「フットウエアニュース(Footwear News)」の単独インタビューに答えた。メイゼンク社長兼CEOは1994年にサロモンの仏アヌシー本社でインターンとして働き始め、以来「サロモン」歴30年という生え抜きだ。フットウエア担当副社長、最高製品責任者などの要職を歴任し、2025年1月に現職に就いた。

「『サロモン』はこの5年、大きな転換期にある」とメイゼンク社長兼CEO。「かつてはコアな層に支持されるパフォーマンスアウトドアブランドだったが、今ではライフスタイル向けを含め、より幅広い製品を提供している。われわれは今、自らを“モダンマウンテンスポーツブランド”と位置付けている。これは、デザインと技術開発というわれわれの原点や、イノベーション、山岳スポーツを重んじる文化を物語るものだ」。

製品のイノベーションについて話が及ぶと、メイゼンク社長兼CEOは、ブランドとして改めてランニングに注力していると語った。「サロモン」は最近、ロードランニングシューズの“エアロ ブレイズ 3(AERO BLAZE 3)”を発売した。ミッドソールにブランド独自の「オプティフォーム2 TPU(OptiFoam2 TPU)」を採用し、前足部は前モデルから改良したロッカー構造で、ニットアッパー、アウトソールの「ロードコンタグリップ(RoadContagrip)」テクノロジーなどを特徴とするシューズだ。

コラボが成長のカギ

「われわれの伝統はトレイルランニングにあるが、トレラン分野での成功を街でのランニングにも応用したいと考えている。ロードラン用のスーパーシューズと“エアロ ブレイズ3”がそれを担う。同時に、ライフスタイルシューズにも注力している。ライフスタイルとは、ハイキング、通勤、レストランでのディナーなど、消費者の1日のあらゆる時間やシーンに向けて製品を作ることだと定義している」。

同社の売り上げをけん引しているのは、ライフスタイル向け製品カテゴリーであるスポーツスタイルだ。「スポーツスタイルでは過去5年間、コラボレーション、つまり“交差点”を通じてさまざまなファッション&カルチャーコミュニティーとつながりを築いてきた。中でも、『エムエム6 メゾン マルジェラ(MM6 MAISON MARGIELA)』や、パリのコンセプトショップ『ザ・ブロークン・アーム(THE BROKEN ARM)』は強力なパートナーだ。これらのパートナーとは毎シーズン、新しいエネルギーに満ちた新しいストーリーの扉を開いている。それが、消費者の心に響き、長く愛されるクリエイティビティーにつながっている」。

販路戦略に関しては、大都市への直営出店に注力している。例えばロンドンでは、この5月にバタシー発電所跡の複合施設に出店し、パフォーマンスとスポーツスタイルの両カテゴリーを品ぞろえしている。ロンドンへの出店は、24年10月に出店したコヴェントガーデンの旗艦店、同11月にオープンしたソーホーのスポーツスタイルのみの店舗に続く3店舗目。1つの都市内に異なる製品ラインアップで複数出店する手法は、パリや東京でも行っている。米国は24年10月にニューヨークに初店舗をオープンしたが、同様に複数出店を検討中だ。「ロサンゼルスやマイアミへの出店も検討している」といい、26年末までに米国の直営店舗数を10まで増やしたいと話した。

ミラノ・コルティナ冬季五輪では
プレミアムパートナー

「サロモン」の親会社で、「アークテリクス(ARC'TERYX)」なども保有するアメアスポーツは24年2月にニューヨーク証券取引所でIPO(新規株式公開)し、13億7000万ドル(約2013億9000万円)を調達。豊富な資金を積極出店に生かしている。アメアスポーツの25年1〜3月期業績は、売上高が前年同期に対し23.4%増の14億7300万ドル(約2165億3100万円)だった。純利益は前年同期の500万ドル(約7億3500万円)から1億3500万ドル(約198億4500万円)に増加。アメアスポーツのジェームズ・ジェン(James Zheng)CEOは決算会見で、「サロモン」のシューズ売上高が24年12月期に10億ドル(約1470億円)を超えたと明かしたが、1800億ドル(約26兆4600億円)と言われる世界のスニーカー市場規模と比較すれば「まだまだ微々たるもの」とコメント。「『サロモン』のシューズはアスリート向けに開発しているが、日常の街履きシューズとしても適しており、市場の中で独自のポジションを占めている。消費者が新しいシューズブランドにこれまで以上に敏感になっている今、『サロモン』のユニークなスタイルと高い技術開発は、まさにそのニーズに合致する」と続けた。

メイゼンク社長兼CEOはインタビューの中で、26年2月に開催される伊ミラノ・コルティナ冬季五輪への期待も明かした。「サロモン」は同大会のプレミアムパートナーを務める。「われわれは、スキーやスノーボード向けのパフォーマンスギアからライフスタイル向けシューズまで、一貫したメッセージを打ち出すためのパッケージを準備している。消費者の皆さんにも楽しんでいただけるはずだ」と結んだ。

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