ボビーが提案する「RETURN TO SENDER(送り主に返す)」と題したコレクションは、欧米やアジアからウガンダに大量に流入する古着によって疲弊する繊維産業に対するリアクション。毎シーズン、古着を再デザイン・再構築することで魅力的なアイテムへと変え、“送り主“である先進国で再び流通させることに取り組んでいる。日本では24年に高島屋とタッグを組み、リメイクプロジェクトをもスタート。同年6月にはピッティ・イマージネ・ウオモにケリング(KERING)の支援プロジェクト“Sスタイル(S|STYLE)“の一員として出展し、25年7月にはベルリン・ファッション・ウイークで初のランウエイショーを開催した。また、世界各地のサミットやシンポジウムで講演や対談を行うなど、社会的なメッセージの発信も続けている。
2018年にベルリンからカンパラへ戻り、当初はウガンダ産コットンを使ったブランドを立ち上げるつもりでしたが、実現はしませんでした。というのも、ウガンダのコットンや縫製産業は衰退していて、古着の流入がその大きな理由の一つになっているから。数年をかけて産業について調べた結果、22年4月に「ブジガヒル」を立ち上げました。「RETURN TO SENDER」コレクションをはじめ、ブランドの全ての活動は、古着が衣料・繊維産業に与える影響への対応策です。
ベルリン・ファッション・ウイークで発表した2026年春夏の「RETURN TO SENDER 11」コレクションベルリン・ファッション・ウイークで発表した2026年春夏の「RETURN TO SENDER 11」コレクションベルリン・ファッション・ウイークで発表した2026年春夏の「RETURN TO SENDER 11」コレクションベルリン・ファッション・ウイークで発表した2026年春夏の「RETURN TO SENDER 11」コレクションベルリン・ファッション・ウイークで発表した2026年春夏の「RETURN TO SENDER 11」コレクション2025-26年秋冬の「RETURN TO SENDER 10」コレクション2025-26年秋冬の「RETURN TO SENDER 10」コレクション2025-26年秋冬の「RETURN TO SENDER 10」コレクション2025年春夏の「RETURN TO SENDER 9」コレクション2025年春夏の「RETURN TO SENDER 9」コレクション2025年春夏の「RETURN TO SENDER 9」コレクション
「ジル サンダー(JIL SANDER)」が、シモーネ・ベロッティ(Simone Bellotti)クリエイティブ・ディレクターによる初めてのコレクションを発表した。会場は、ミラノ市内スフォルフェツコ城至近のミラノ本社。前任のルーシー&ルーク・メイヤー(Lucie and Luke Meier)夫妻はショー会場として用いていなかったが、創業デザイナーのジルはもちろん、シモーネが戻るべき時代の1つと捉えたのだろうラフ・シモンズ(Raf Simons)も活用していた空間に戻ってきた。彼の原点回帰への思いが伺える。
「ジル サンダー(JIL SANDER)」が、シモーネ・ベロッティ(Simone Bellotti)クリエイティブ・ディレクターによる初めてのコレクションを発表した。会場は、ミラノ市内スフォルフェツコ城至近のミラノ本社。前任のルーシー&ルーク・メイヤー(Lucie and Luke Meier)夫妻はショー会場として用いていなかったが、創業デザイナーのジルはもちろん、シモーネが戻るべき時代の1つと捉えたのだろうラフ・シモンズ(Raf Simons)も活用していた空間に戻ってきた。彼の原点回帰への思いが伺える。