「マーシャル」がトーキョービタミンとコラボ 一夜限りのスナックをオープン

オーディオブランド「マーシャル(MARSHALL)」は9月23日、ブランド初のパーティースピーカー“ブロムリー 750(Blomley 750)”(17万4990円)を発売した。2つのサウンドモード、3種の照明パターンを搭載し、防塵・防水性に優れるこのスピーカーは、大規模なライブコンサートからホームパーティーまで、あらゆるシーンで活躍する。

本商品の販売を記念し、9月22日には新宿・王城ビルで「スナック マーシャル」と題したパーティーを実施。東京のナイトシーンを牽引してきたクリエイティブコレクティブ・トーキョービタミン(tokyovitamin)と手を組んだ特別な一夜となった。

今回のパーティーのテーマはスナック。事前に招待者に送られたのは、今回のイベント仕様にデザインされたスナック風の麦焼酎だ。1階はレトロムード漂う飲み屋街をイメージしたレセプション&フォトスポットエリア、2階はカラオケステージ、ダーツなどを配したスナックエリア、3階には“ブロムリー 750”をぜいたくに使ったライブ&DJステージを設置したライブエリアで構成。

ステージパフォーマンスにはDJ セル(DJ CELL)、アジュチャン(AJUCHAN)、リョータ(RYOTA)、エヌツー(N2)、コールディー(Coldie)、ミヤチ(MIYACHI)、CFN マリック(CFN MALIK)、ヤング ココ(YOUNG COCO)、そしてシークレットゲストとしてプレイボーイ・カルティ(Playboi carti)らの音楽プロデュースを務めるフィルシー(F1lthy)が登場。国内外の音楽シーンを支える「マーシャル」とトーキョービタミンのコラボレーションパーティーならではの豪華な顔ぶれがそろい、数百人の来場者でにぎわった。

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「マーシャル」がトーキョービタミンとコラボ 一夜限りのスナックをオープン

オーディオブランド「マーシャル(MARSHALL)」は9月23日、ブランド初のパーティースピーカー“ブロムリー 750(Blomley 750)”(17万4990円)を発売した。2つのサウンドモード、3種の照明パターンを搭載し、防塵・防水性に優れるこのスピーカーは、大規模なライブコンサートからホームパーティーまで、あらゆるシーンで活躍する。

本商品の販売を記念し、9月22日には新宿・王城ビルで「スナック マーシャル」と題したパーティーを実施。東京のナイトシーンを牽引してきたクリエイティブコレクティブ・トーキョービタミン(tokyovitamin)と手を組んだ特別な一夜となった。

今回のパーティーのテーマはスナック。事前に招待者に送られたのは、今回のイベント仕様にデザインされたスナック風の麦焼酎だ。1階はレトロムード漂う飲み屋街をイメージしたレセプション&フォトスポットエリア、2階はカラオケステージ、ダーツなどを配したスナックエリア、3階には“ブロムリー 750”をぜいたくに使ったライブ&DJステージを設置したライブエリアで構成。

ステージパフォーマンスにはDJ セル(DJ CELL)、アジュチャン(AJUCHAN)、リョータ(RYOTA)、エヌツー(N2)、コールディー(Coldie)、ミヤチ(MIYACHI)、CFN マリック(CFN MALIK)、ヤング ココ(YOUNG COCO)、そしてシークレットゲストとしてプレイボーイ・カルティ(Playboi carti)らの音楽プロデュースを務めるフィルシー(F1lthy)が登場。国内外の音楽シーンを支える「マーシャル」とトーキョービタミンのコラボレーションパーティーならではの豪華な顔ぶれがそろい、数百人の来場者でにぎわった。

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「マルジェラ」と「バレンシアガ」を経て、ウガンダで古着のアップサイクルに取り組む「ブジガヒル」のボビー・コラド

海外ファッション・ウイークを現地取材するWWDJAPANは毎シーズン、今後が楽しみな若手デザイナーに出会う。本連載では毎回、まだベールに包まれた新たな才能1組にフォーカス。10の質問を通して、ブランド設立の背景やクリエイションに対する考えから生い立ち、ファッションに目覚めたきっかけ、現在のライフスタイルといったパーソナルな部分までを掘り下げる。

今回話を聞いたのは、ウガンダの首都カンパラを拠点に古着の流通がもたらす課題に向き合う「ブジガヒル(BUZIGAHILL)」の創設者兼クリエイティブ・ディレクター、ボビー・コラド(Bobby Kolade)だ。ナイジェリア人とドイツ人の両親のもとスーダンで生まれ、カンパラとナイジェリアのラゴスで育った彼は、ベルリンのヴァイセンゼー芸術アカデミーでファッションデザインの修士号を取得。パリの「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」と「バレンシアガ(BALENCIAGA)」で経験を積んだ後、カンパラに戻り、22年に「ブジガヒル」を立ち上げた。

ボビーが提案する「RETURN TO SENDER(送り主に返す)」と題したコレクションは、欧米やアジアからウガンダに大量に流入する古着によって疲弊する繊維産業に対するリアクション。毎シーズン、古着を再デザイン・再構築することで魅力的なアイテムへと変え、“送り主“である先進国で再び流通させることに取り組んでいる。日本では24年に高島屋とタッグを組み、リメイクプロジェクトをもスタート。同年6月にはピッティ・イマージネ・ウオモにケリング(KERING)の支援プロジェクト“Sスタイル(S|STYLE)“の一員として出展し、25年7月にはベルリン・ファッション・ウイークで初のランウエイショーを開催した。また、世界各地のサミットやシンポジウムで講演や対談を行うなど、社会的なメッセージの発信も続けている。

1:出身は?どんな幼少期や学生時代を過ごしましたか?

ラゴスとカンパラで育ちましたが、ほとんどをカンパラで過ごしました。国立劇場や学校の舞台に立つことが多く、とても忙しい子ども時代でしたね。カンパラの「ティーンズ・クラブ(Teens Club)」というテレビ番組で司会をしていたこともあります。また、10代の頃はダニエル・スティール(Danielle Steel)やシドニィ・シェルダン(Sidney Sheldon)の著書をたくさん読み、学校ではウィリアム・シェイクスピア(William Shakespeare)やブロンテ姉妹(Bronte Sisters)の作品についても学びました。

2:ファッションに関心をもった原体験やデザイナーを志したきっかけは?

司会をしていた番組にはスタイリストがいなくて、衣装もなかったんです。14歳の頃に同じ服を着続けるのに飽きてしまい、カーゴパンツやシャツをカットして、黒のマーカーや修正液で柄を加えるようになりました。と言っても、私が実際やっていたのは切ったり、ピンで留めたりだけ。再デザインした服を、近所の仕立て屋さんが縫い直してくれていました。彼女は私が持って行く服を馬鹿げているけれど面白がっていましたね。今振り返ると、それがファッションに興味を抱いたきっかけでしたが、当時は本格的に夢として意識してはいませんでした。

3:自分のブランドを立ち上げようと決めた理由は?

2018年にベルリンからカンパラへ戻り、当初はウガンダ産コットンを使ったブランドを立ち上げるつもりでしたが、実現はしませんでした。というのも、ウガンダのコットンや縫製産業は衰退していて、古着の流入がその大きな理由の一つになっているから。数年をかけて産業について調べた結果、22年4月に「ブジガヒル」を立ち上げました。「RETURN TO SENDER」コレクションをはじめ、ブランドの全ての活動は、古着が衣料・繊維産業に与える影響への対応策です。

4:学生時代から過去に働いたブランドまで、これまでの経験で一番心に残っている教えや今に生かされている学びは?

とにかく継続すること、そして何も消してしまわないことでしょう。たとえ悪いアイデアだって、一旦置いておき、後から見直すことができます。なので、私はどんなアイデアもキープするようにしています。

5:デザイナーとしての自分の強みや、クリエイションにおいて大切にしていることは?

チームとのフィッティングのときに、私は最も力を発揮します。また、毎朝ボダボダ(バイクタクシー)で通勤しながら人々を観察するのが大好きで、コレクションのデザインはこうした日々の観察から生まれています。私たちの服は本当に良い気分をもたらしてくれるものだと思いますし、「ブジガヒル」は良いエネルギーと愛に満ちています。

6:活動拠点として、今暮らしている街は?その中でお気に入りのスポットは?

今はカンパラに住んでいます。特にお気に入りは、中華料理のイエロー・リバー・レストラン(Yellow River Restaurant)。そして、32°イースト(32°East)はアートとコミュニティーのための特別な空間です。オウィノ市場(Owino Market)はカルチャーとクリエイティビティーの中心地。そこで私たちが使う素材となる古着を全て調達していますし、スパイスやローカルフードも買います。スタジオの近くにある国立劇場周辺を散歩するのも好きで、私にとっては懐かしいエリアですね。土曜の午後は、ユウジョウ イザカヤ(Yujo Izakaya)でパッションフルーツのマルガリータを飲んだり、マーチソン湾(Murchison Bay)でボートに乗ったりして楽しんでいます。

7:ファッション以外で興味のあることや趣味は?
古い建物の再生すること。それは、まるで古着をアップサイクルするような感覚なんです。

8:理想の休日の過ごし方は?

日曜日は家で料理をして、庭で過ごします。外出はせず、電話も取らないようにしています。

9:自分にとっての1番の宝物は?

母の写真ですね。

10:これから叶えたい夢は?
(ウガンダ南東部の)ジンジャにある古い工場を再生して、「ブジガヒル」のアップサイクル拠点を作りたいです。ジンジャはナイル川の源流に面したビクトリア湖畔にあり、かつて工業都市として栄えました。1930年代に建てられた古い家屋や工場が眠っていて、とてもノスタルジックで夢のような場所です。そこに新たな命を吹き込みたいと考えています。

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【2025年クリスマスコフレ】ディオールから魔法のホリデー限定メイクアップパレットが登場 10月10日発売

「ディオール(DIOR)」は10月10日、ホリデーシーズンを華やかに彩る限定メイクアップパレット2種を数量限定で発売する。公式オンラインブティックおよび一部店舗では10月3日から先行販売を行う。今回のホリデーコレクションは「ディオールとはじめよう、魔法のホリデー」をテーマに、創業者のクリスチャン・ディオール(Christian Dior)が愛したサーカスの世界に着想を得た。アイコニックなスターモチーフはピエトロ・ルッフォ(Pietro Ruffo)「ディオール」アーティスティック ディレクターがデザインし、ホワイトカナージュのケースにあしらった。

星のモチーフが輝く限定デザイン

“クチュール マルチユース パレット”(数量限定1種、2万1670円)

ラグジュアリーなクチュール感あふれるケースをまとったマルチユースパレットには、フェイス、アイ、リップの3つのカテゴリーのメイクアップアイテムをセットした。フェイス用にはフローラルスキンケア成分を配合した“ディオール ルージュブラッシュ”から、輝くスパークリングピンク、温かみのあるヌード、ホワイトパール、ゴールドの4色を詰めた。アイメイクは柔らかな質感と鮮やかな発色が長時間持続する“ディオールショウ サンク クルール”のスモーキーベージュ、サテンゴールド、ブロンズ、ディープブラウン、ホワイトパールの5色をそろえ、洗練されたハーモニーで目元を演出する。リップには、サテンの艶が美しい“ルージュ ディオール”から、ディープレッド、ブリックレッド、ヌードローズ、ウォームブラウンの4色を組み合わせている。

“クチュール アイ パレット”(数量限定1種、1万2760円)

アイメイクに特化した“クチュール アイ パレット”も、カナージュモチーフにディオールのアイコニックなスターを散りばめた。5
色のアイシャドウは調和のとれた温かみのあるシェードとクリーミーなテクスチャーが特徴で、フェミニンなシャンパンピンク、エレガントなローズウッド、華やかなゴールド、使いやすいベージュやブラウンをラインアップ。ホリデーシーズンにぴったりの上品な輝きを放つ。ケースはブランドのシグネチャーが輝くラグジュアリーなデザインで、パウダーにも星のモチーフをデザインした。

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【2025年クリスマスコフレ】ディオールから魔法のホリデー限定メイクアップパレットが登場 10月10日発売

「ディオール(DIOR)」は10月10日、ホリデーシーズンを華やかに彩る限定メイクアップパレット2種を数量限定で発売する。公式オンラインブティックおよび一部店舗では10月3日から先行販売を行う。今回のホリデーコレクションは「ディオールとはじめよう、魔法のホリデー」をテーマに、創業者のクリスチャン・ディオール(Christian Dior)が愛したサーカスの世界に着想を得た。アイコニックなスターモチーフはピエトロ・ルッフォ(Pietro Ruffo)「ディオール」アーティスティック ディレクターがデザインし、ホワイトカナージュのケースにあしらった。

星のモチーフが輝く限定デザイン

“クチュール マルチユース パレット”(数量限定1種、2万1670円)

ラグジュアリーなクチュール感あふれるケースをまとったマルチユースパレットには、フェイス、アイ、リップの3つのカテゴリーのメイクアップアイテムをセットした。フェイス用にはフローラルスキンケア成分を配合した“ディオール ルージュブラッシュ”から、輝くスパークリングピンク、温かみのあるヌード、ホワイトパール、ゴールドの4色を詰めた。アイメイクは柔らかな質感と鮮やかな発色が長時間持続する“ディオールショウ サンク クルール”のスモーキーベージュ、サテンゴールド、ブロンズ、ディープブラウン、ホワイトパールの5色をそろえ、洗練されたハーモニーで目元を演出する。リップには、サテンの艶が美しい“ルージュ ディオール”から、ディープレッド、ブリックレッド、ヌードローズ、ウォームブラウンの4色を組み合わせている。

“クチュール アイ パレット”(数量限定1種、1万2760円)

アイメイクに特化した“クチュール アイ パレット”も、カナージュモチーフにディオールのアイコニックなスターを散りばめた。5
色のアイシャドウは調和のとれた温かみのあるシェードとクリーミーなテクスチャーが特徴で、フェミニンなシャンパンピンク、エレガントなローズウッド、華やかなゴールド、使いやすいベージュやブラウンをラインアップ。ホリデーシーズンにぴったりの上品な輝きを放つ。ケースはブランドのシグネチャーが輝くラグジュアリーなデザインで、パウダーにも星のモチーフをデザインした。

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「ジョンマスターオーガニック」×「レスポートサック」人気コラボ第3弾は全3種&3色を用意 10月2日発売

オーガニックヘアケアブランドの「ジョンマスターオーガニック(JOHN MASTERS ORGANICS)」は、ニューヨーク発ライフスタイルブランド「レスポートサック(LESPORTSAC)」とのコラボレーション製品第3弾を10月2日に数量限定で発売する。両ブランドのコラボは2023年から開始し、2年連続で完売を記録。完売後も再入荷を求める声が多数寄せられていた。今回のコレクションは“リップケアギフト”(4510円)、“ヘアトライアルギフト”(6985円)、“バーティカルシティトート”(1万5950円)の全3種を展開。カラーはモーブピンク、フロスティグリーン、サンドバーの3色を用意した。直営店舗では先行予約を受け付けているほか、博多阪急店では9月24日から先行発売を開始している。

ミニマルデザインで機能性を追求

第3弾となる今回のコレクションは、オン・オフどちらのシーンでも使用できるミニマルでタイムレスなデザインが特徴だ。“リップケアギフト”は、“リップカーム”4gとミニポーチのセット。直営店舗では“リップカーム”をオリジナルシトラス、ラズベリー、ペパーミント、バニラの4種から選択できる。

“ヘアトライアルギフト”には“C&Gシャンプー”60mLと“C&Gコンディショナー”60mLを、マルチに活用できるレクタンギュラーコスメティックポーチに収納。旅行や外出時の持ち運びに便利な仕様となっている。“バーティカルシティトート”は通勤や週末の外出に対応するトートバッグで、特典として“R&Aヘアミルク”30mLが付属する。

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俳優・阿部寛が語る「SNS社会の恐怖」と「役者としての挑戦」——映画「俺ではない炎上」インタビュー

PROFILE: 阿部寛/俳優

PROFILE: (あべ・ひろし)1964年6月22日生まれ。神奈川県出身。大学在学中にモデルデビュー。雑誌「メンズノンノ」創刊以来、3年6カ月表紙を飾る。87年大学卒業と同時に「はいからさんが通る」で映画デビュー。つかこうへい作・演出 舞台「熱海殺人事件~モンテカルロ・イリュージョン~」の主人公を演じ話題となる。2012年公開の映画「テルマエ・ロマエ」で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞。同年公開の映画「麒麟の翼~劇場版・新参者~」でブルーリボン賞主演男優賞。ドラマ「下町ロケット」で東京ドラマアウォード2016主演男優賞など、数多くの賞を受賞。25年は 映画「ショウタイムセブン」、「キャンドルスティック」、ドラマ「キャスター」に出演。

身に覚えのないSNS炎上によって人生を狂わされる男の姿を描いた、浅倉秋成による衝撃のサスペンススリラー「俺ではない炎上」が実写映画化され、9月26日から全国公開される。主演を務める阿部寛は、SNSに疎く、傲慢なエリートサラリーマンという新たな役柄に挑んでいる。俳優人生でさまざまな役を演じてきた阿部は、今作に何を思い、どのように役に臨んだのか。作品の魅力、そして役者としての深い洞察に迫った。

衣装のおかげで芽生えた
エリート思考

——脚本のどのような点に面白さを感じ、本作のオファーを引き受けられたのでしょうか?

阿部寛(以下、阿部):今の時代に「追い込まれる男」を演じるということに興味を持ちました。SNSをきっかけに、自分の知らない全国の人に追われるというのは、これまで経験したことがない役柄でした。常に誰かに追われ、敵が誰か分からないという展開が、とても面白いと思ったんです。

——俳優としては、さまざまなメディアや人に追われるような経験をされることがあると思いますが、演じていてご自身とリンクするような部分を感じられましたか?

阿部:そうですね。こういう仕事をしているから、常に外に出れば見られるというのはありますよね。そういう意味では、本当にリンクしていると思います。だからこそやりやすかったというのも事実でした。

——今回演じられた山縣泰介という男は、仕事はできますが、実は無自覚な嫌われ者です。映画の主人公としては観客に嫌われすぎてもいけないと思いますが、そのあたりのバランスをどのようにとりましたか?

阿部:嫌われるのは嫌われるで面白いかな(笑)、というのもありました。最初は普通の会社の上司ぐらいにしか思っていなかったので、衣装を見て「なぜこんなにいい格好をしているんだろう」と疑問に思いましたが、その考えは浅はかでしたね。あの衣装を着たおかげか、セリフを発する際にも、自分自身にエリート思考が強くなってきたんです。実際に映像になったとき、思った以上に高圧的な人間に見えてびっくりしました。バランス感としては、自分でエリートだという自覚すらないままに演じたことが良かったのかもしれません。十分に嫌なやつに映っていたので。

——今回、逃亡の果てに下着一枚となるシーンもありましたが、そのために体作りもされたのでしょうか?

阿部:話を聞いたときは最初驚いて「もう少し着た方がいいんじゃないか」と言っていたんですけど、結果、パンツ姿が哀れな感じで面白かったですね。今回のために特別な体作りはしていませんが、普段からジムには行っています。むしろ寒さで体がこわばったので、引き締まって見えたのかもしれません。

——普段はどんなトレーニングをされているんですか?

阿部:特に特別なトレーニングや食事法などもなく、ジムに行くのが好きというだけなんです。いつも同じようなメニューをやっているのですが、ジムって本当に前向きな人しかいないので、そこに身を置いていると、いいパワーをいただけるんですよ。精神的にもすごく癒されて、活力が湧くというか。もちろん体を鍛えに行っているので、フィジカル面でのパワーも得られる。もう場所として好きなんです。最近は忙しくてサボり気味ですが、週1回程度では行くようにしています。

新しい役をやりたい
貪欲さは常にある

——山田篤宏監督からは演技面でのリクエストはありましたか?

阿部:監督は自分の中で作品がすでに出来上がっていて、それはすごく安心感がありました。僕が「これどうですか?」と聞くと、ちょっと考えてからちゃんと答えてくださるんです。ブレがなくて、役者たちは安心して監督についていけたと思います。また、こちらから提案をすると、本当にクスクス笑って、「それ面白いですね」と言ってくださって。非常にいいコミュニケーションを取りながら撮影させていただきました。

——今作は、現代のSNS社会をリアルに描いた作品です。演じていて、特にこのシーンはリアルだと強く感じた部分はありましたか?

阿部:僕が一番好きなのは、隣の車の中から主婦の方が急にカメラを向けてくるシーンです。あれはリアリティーがありました。それと僕はSNSをほとんどやらないので、最初はYouTuberに追われると聞いて「どういう意味なんだろう」と思ったんです。それでYouTubeを見てみたら、確かに追われるんだな、こういうノリなんだな、というのがいろいろと理解できました。本作でもYouTuberのような人物に追われるシーンがありますが、あれは楽しかったですね。何も考える時間がなく、必死になってどんどん逃げていく山縣の姿は、普段のエリート思考なキャラクターとはまったく違います。自分のことが見えていない男の、気が動転したときのギャップがよく表れていると思います。コミカルにやろうというより、ただ真面目にやっていれば、そこが面白く映る。そういう意味では、笑わせようとしたらたぶん失敗するだろうなと思って演じていました。

——映画「ショウタイムセブン」や「キャンドルスティック」、ドラマ「キャスター」など、ここ最近はメディアやAIといった、社会を色濃く反映する作品によく出演されています。出演作を決めるにあたって、何か意識されているのでしょうか?

阿部:たまたまですが、確かにそうですね。こういう時代だからこそ、より一層、社会を扱う作品が出てきているんでしょう。これまでもいろいろな作品をやってきましたが、どんどん新しいテーマの作品が生まれるのは、俳優としては面白いなと思いますね。

——やはり、次々新しいものに挑戦していきたいという気持ちが強いのでしょうか?

阿部:実は、同じことを繰り返すのが昔から苦手でして。常に今までにないものを探してしまう。まだ見ぬ領域に足を踏み入れたいという気持ちは、不思議なことに年齢を重ねても薄れないんです。

若い頃、あるカメラマンに「役者は瞬きをどれだけ我慢できるかが大事だ」と言われたことがありました。当時は正直、半信半疑で受け止めていたんですが、先日飛行機の機内で古い西部劇を観ていて、ようやく腑に落ちたんです。顔の大写しだけで物語を支えている。下手な芝居は一切効かない、心の奥にあるものがそのまま露わになる世界でした。

今の映画にはあのような撮り方はあまり見かけませんが、改めて「まだまだ知らない表現があるんだ」と思わされました。ワクワクする一方で、自分自身もいつの間にか“慣れ”に寄りかかっていたのかもしれない、と少し苦笑いもしましたね。

——大河ドラマからコメディーまで、役の幅が広くていつもびっくりします。

阿部:若い頃、「メンズノンノ」のモデルとしてこの世界に入り、20代で俳優デビューした当初は、いわゆる“かっこいい役”ばかりが続きました。内面性を求められる役どころはほとんどなく、正直そうした仕事に飢えていた時期が長かったと思います。

だからこそ、「自分だったらこういう役ができるのではないか」と期待していただけることが、何よりうれしかったんです。最近で言えば「キャスター」の役などは、自分からするとまったくかけ離れた人物像で、よくぞこれを僕にオファーしてくれたなと、本当にありがたく思いました。

——共演者の方々についてもお伺いしたいです。夏川結衣さんはドラマ「結婚できない男」での恋人役も印象的でした。共演歴が多いですが今回はいかがでしたか?

阿部:夏川さんとは、これまでにいくつかの作品でご一緒しましたが、相手役として並ぶと特別な安心感があります。最も信頼している方の一人です。人としても本当に素晴らしく、その魅力は変わらない。そこに、俳優としての底力を感じます。

——芦田愛菜さんは初共演でしたね。

阿部:芦田さんは、子役の頃からずっと注目され続けてきましたが、その中で驚くほど自然体を崩さない。知性と芯の強さを兼ね備えながら、同時に柔らかさも持ち合わせているのは、本当に稀有な存在だと思います。共演していても、年齢を超えてしっかりと役に向き合う姿勢が伝わってきて、俳優として尊敬できる方です。

できるだけ社会にいい影響を与える作品に出たい

——阿部さんにとってSNSは遠い存在だと思いますが、本作を演じる上で、その距離感はどう埋めていったのでしょうか?

阿部:山縣泰介という人物自体が、SNSに疎く、自分の身の回りで何が起きているのか把握できないという恐怖に翻弄されている役どころでした。だからこそ、そのままリアルに役へ反映できるのではないかと思ったんです。

——デマやフェイクニュースが拡散されると、それが現実のように思われてしまうという社会を描いた作品です。阿部さんは今の世の中をどう見ていらっしゃいますか?

阿部:今の世の中は、SNSを通じて多くの人が「自分の正義」だけを声高に主張し、それに振り回されている印象があります。世界的に見ても、真の正義が力づくでねじ曲げられてしまうことが少なくない。戦争にしても、それぞれが自分の正義を振りかざすことで、多くの人々が犠牲になってしまう。そこに強い危うさを感じます。

だからこそ、まず大切にすべきは他者への「優しさ」だと。これから新しいSNSが次々と登場し、今まで以上に多様な意見が可視化されていくでしょう。そのときに「人の数だけ正解がある」と安易に片づけてしまうのではなく、一度立ち止まり、深く考える姿勢が必要です。多数決が必ずしも正解ではないということも忘れてはいけない。結局のところ、自分自身の軸をしっかり持つことが最も大事だと思います。

——今回、山縣泰介は逃亡を続ける中で、自分自身を発見していくような役だったと思います。阿部さんご自身は人からどういう印象で見られていると思いますか?

阿部:自分がどういう人間か、これだけはもう本当に永遠に分からないです。だからトーク番組で自分がしゃべっているのを観ると毎回「え、こんな風にしゃべってたの?」といまだに思ったりします(笑)。

——阿部さんのようなキャリアのある方が考える、俳優が果たすべき役割とはなんだと思いますか?

阿部:できるだけ社会にいい影響を与える作品に出たいと、いつも思っています。「結婚できない男」にしても、「ドラゴン桜」にしても、「歩いても 歩いても」にしても。それぞれに違った良い影響の与え方があったのではないかと思います。今後もこうした作品に携われたらうれしいです。しかし一方で、エンターテインメントとして面白い作品を提供したい、という考えもあるんです。すごく元気をもらえるような作品もありますから。そうした作品も大切にしたいです。

PHOTOS:MITSUTAKA OMOTEGUCHI
STYLING:SHIDOU TSUCHIYA
HAIR & MAKEUP:AZUMA

映画「俺ではない炎上」

◾️映画「俺ではない炎上」
9月26日から全国公開
出演:阿部寛
芦田愛菜 藤原大祐 長尾謙杜
三宅弘城 橋本淳 板倉俊之 浜野謙太 美保純 田島令子
夏川結衣
原作:浅倉秋成「俺ではない炎上」(双葉文庫)
監督:山田篤宏
脚本:林民夫
音楽:フジモトヨシタカ
主題歌:WANIMA/おっかない(unBORDE/WARNER MUSIC JAPAN)
制作プロダクション:松竹撮影所
製作:映画「俺ではない炎上」製作委員会
企画・製作幹事:アミューズクリエイティブスタジオ 松竹
配給:松竹
©2025「俺ではない炎上」製作委員会 ©浅倉秋成/双葉社
https://movies.shochiku.co.jp/oredehanai-enjo/

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俳優・阿部寛が語る「SNS社会の恐怖」と「役者としての挑戦」——映画「俺ではない炎上」インタビュー

PROFILE: 阿部寛/俳優

PROFILE: (あべ・ひろし)1964年6月22日生まれ。神奈川県出身。大学在学中にモデルデビュー。雑誌「メンズノンノ」創刊以来、3年6カ月表紙を飾る。87年大学卒業と同時に「はいからさんが通る」で映画デビュー。つかこうへい作・演出 舞台「熱海殺人事件~モンテカルロ・イリュージョン~」の主人公を演じ話題となる。2012年公開の映画「テルマエ・ロマエ」で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞。同年公開の映画「麒麟の翼~劇場版・新参者~」でブルーリボン賞主演男優賞。ドラマ「下町ロケット」で東京ドラマアウォード2016主演男優賞など、数多くの賞を受賞。25年は 映画「ショウタイムセブン」、「キャンドルスティック」、ドラマ「キャスター」に出演。

身に覚えのないSNS炎上によって人生を狂わされる男の姿を描いた、浅倉秋成による衝撃のサスペンススリラー「俺ではない炎上」が実写映画化され、9月26日から全国公開される。主演を務める阿部寛は、SNSに疎く、傲慢なエリートサラリーマンという新たな役柄に挑んでいる。俳優人生でさまざまな役を演じてきた阿部は、今作に何を思い、どのように役に臨んだのか。作品の魅力、そして役者としての深い洞察に迫った。

衣装のおかげで芽生えた
エリート思考

——脚本のどのような点に面白さを感じ、本作のオファーを引き受けられたのでしょうか?

阿部寛(以下、阿部):今の時代に「追い込まれる男」を演じるということに興味を持ちました。SNSをきっかけに、自分の知らない全国の人に追われるというのは、これまで経験したことがない役柄でした。常に誰かに追われ、敵が誰か分からないという展開が、とても面白いと思ったんです。

——俳優としては、さまざまなメディアや人に追われるような経験をされることがあると思いますが、演じていてご自身とリンクするような部分を感じられましたか?

阿部:そうですね。こういう仕事をしているから、常に外に出れば見られるというのはありますよね。そういう意味では、本当にリンクしていると思います。だからこそやりやすかったというのも事実でした。

——今回演じられた山縣泰介という男は、仕事はできますが、実は無自覚な嫌われ者です。映画の主人公としては観客に嫌われすぎてもいけないと思いますが、そのあたりのバランスをどのようにとりましたか?

阿部:嫌われるのは嫌われるで面白いかな(笑)、というのもありました。最初は普通の会社の上司ぐらいにしか思っていなかったので、衣装を見て「なぜこんなにいい格好をしているんだろう」と疑問に思いましたが、その考えは浅はかでしたね。あの衣装を着たおかげか、セリフを発する際にも、自分自身にエリート思考が強くなってきたんです。実際に映像になったとき、思った以上に高圧的な人間に見えてびっくりしました。バランス感としては、自分でエリートだという自覚すらないままに演じたことが良かったのかもしれません。十分に嫌なやつに映っていたので。

——今回、逃亡の果てに下着一枚となるシーンもありましたが、そのために体作りもされたのでしょうか?

阿部:話を聞いたときは最初驚いて「もう少し着た方がいいんじゃないか」と言っていたんですけど、結果、パンツ姿が哀れな感じで面白かったですね。今回のために特別な体作りはしていませんが、普段からジムには行っています。むしろ寒さで体がこわばったので、引き締まって見えたのかもしれません。

——普段はどんなトレーニングをされているんですか?

阿部:特に特別なトレーニングや食事法などもなく、ジムに行くのが好きというだけなんです。いつも同じようなメニューをやっているのですが、ジムって本当に前向きな人しかいないので、そこに身を置いていると、いいパワーをいただけるんですよ。精神的にもすごく癒されて、活力が湧くというか。もちろん体を鍛えに行っているので、フィジカル面でのパワーも得られる。もう場所として好きなんです。最近は忙しくてサボり気味ですが、週1回程度では行くようにしています。

新しい役をやりたい
貪欲さは常にある

——山田篤宏監督からは演技面でのリクエストはありましたか?

阿部:監督は自分の中で作品がすでに出来上がっていて、それはすごく安心感がありました。僕が「これどうですか?」と聞くと、ちょっと考えてからちゃんと答えてくださるんです。ブレがなくて、役者たちは安心して監督についていけたと思います。また、こちらから提案をすると、本当にクスクス笑って、「それ面白いですね」と言ってくださって。非常にいいコミュニケーションを取りながら撮影させていただきました。

——今作は、現代のSNS社会をリアルに描いた作品です。演じていて、特にこのシーンはリアルだと強く感じた部分はありましたか?

阿部:僕が一番好きなのは、隣の車の中から主婦の方が急にカメラを向けてくるシーンです。あれはリアリティーがありました。それと僕はSNSをほとんどやらないので、最初はYouTuberに追われると聞いて「どういう意味なんだろう」と思ったんです。それでYouTubeを見てみたら、確かに追われるんだな、こういうノリなんだな、というのがいろいろと理解できました。本作でもYouTuberのような人物に追われるシーンがありますが、あれは楽しかったですね。何も考える時間がなく、必死になってどんどん逃げていく山縣の姿は、普段のエリート思考なキャラクターとはまったく違います。自分のことが見えていない男の、気が動転したときのギャップがよく表れていると思います。コミカルにやろうというより、ただ真面目にやっていれば、そこが面白く映る。そういう意味では、笑わせようとしたらたぶん失敗するだろうなと思って演じていました。

——映画「ショウタイムセブン」や「キャンドルスティック」、ドラマ「キャスター」など、ここ最近はメディアやAIといった、社会を色濃く反映する作品によく出演されています。出演作を決めるにあたって、何か意識されているのでしょうか?

阿部:たまたまですが、確かにそうですね。こういう時代だからこそ、より一層、社会を扱う作品が出てきているんでしょう。これまでもいろいろな作品をやってきましたが、どんどん新しいテーマの作品が生まれるのは、俳優としては面白いなと思いますね。

——やはり、次々新しいものに挑戦していきたいという気持ちが強いのでしょうか?

阿部:実は、同じことを繰り返すのが昔から苦手でして。常に今までにないものを探してしまう。まだ見ぬ領域に足を踏み入れたいという気持ちは、不思議なことに年齢を重ねても薄れないんです。

若い頃、あるカメラマンに「役者は瞬きをどれだけ我慢できるかが大事だ」と言われたことがありました。当時は正直、半信半疑で受け止めていたんですが、先日飛行機の機内で古い西部劇を観ていて、ようやく腑に落ちたんです。顔の大写しだけで物語を支えている。下手な芝居は一切効かない、心の奥にあるものがそのまま露わになる世界でした。

今の映画にはあのような撮り方はあまり見かけませんが、改めて「まだまだ知らない表現があるんだ」と思わされました。ワクワクする一方で、自分自身もいつの間にか“慣れ”に寄りかかっていたのかもしれない、と少し苦笑いもしましたね。

——大河ドラマからコメディーまで、役の幅が広くていつもびっくりします。

阿部:若い頃、「メンズノンノ」のモデルとしてこの世界に入り、20代で俳優デビューした当初は、いわゆる“かっこいい役”ばかりが続きました。内面性を求められる役どころはほとんどなく、正直そうした仕事に飢えていた時期が長かったと思います。

だからこそ、「自分だったらこういう役ができるのではないか」と期待していただけることが、何よりうれしかったんです。最近で言えば「キャスター」の役などは、自分からするとまったくかけ離れた人物像で、よくぞこれを僕にオファーしてくれたなと、本当にありがたく思いました。

——共演者の方々についてもお伺いしたいです。夏川結衣さんはドラマ「結婚できない男」での恋人役も印象的でした。共演歴が多いですが今回はいかがでしたか?

阿部:夏川さんとは、これまでにいくつかの作品でご一緒しましたが、相手役として並ぶと特別な安心感があります。最も信頼している方の一人です。人としても本当に素晴らしく、その魅力は変わらない。そこに、俳優としての底力を感じます。

——芦田愛菜さんは初共演でしたね。

阿部:芦田さんは、子役の頃からずっと注目され続けてきましたが、その中で驚くほど自然体を崩さない。知性と芯の強さを兼ね備えながら、同時に柔らかさも持ち合わせているのは、本当に稀有な存在だと思います。共演していても、年齢を超えてしっかりと役に向き合う姿勢が伝わってきて、俳優として尊敬できる方です。

できるだけ社会にいい影響を与える作品に出たい

——阿部さんにとってSNSは遠い存在だと思いますが、本作を演じる上で、その距離感はどう埋めていったのでしょうか?

阿部:山縣泰介という人物自体が、SNSに疎く、自分の身の回りで何が起きているのか把握できないという恐怖に翻弄されている役どころでした。だからこそ、そのままリアルに役へ反映できるのではないかと思ったんです。

——デマやフェイクニュースが拡散されると、それが現実のように思われてしまうという社会を描いた作品です。阿部さんは今の世の中をどう見ていらっしゃいますか?

阿部:今の世の中は、SNSを通じて多くの人が「自分の正義」だけを声高に主張し、それに振り回されている印象があります。世界的に見ても、真の正義が力づくでねじ曲げられてしまうことが少なくない。戦争にしても、それぞれが自分の正義を振りかざすことで、多くの人々が犠牲になってしまう。そこに強い危うさを感じます。

だからこそ、まず大切にすべきは他者への「優しさ」だと。これから新しいSNSが次々と登場し、今まで以上に多様な意見が可視化されていくでしょう。そのときに「人の数だけ正解がある」と安易に片づけてしまうのではなく、一度立ち止まり、深く考える姿勢が必要です。多数決が必ずしも正解ではないということも忘れてはいけない。結局のところ、自分自身の軸をしっかり持つことが最も大事だと思います。

——今回、山縣泰介は逃亡を続ける中で、自分自身を発見していくような役だったと思います。阿部さんご自身は人からどういう印象で見られていると思いますか?

阿部:自分がどういう人間か、これだけはもう本当に永遠に分からないです。だからトーク番組で自分がしゃべっているのを観ると毎回「え、こんな風にしゃべってたの?」といまだに思ったりします(笑)。

——阿部さんのようなキャリアのある方が考える、俳優が果たすべき役割とはなんだと思いますか?

阿部:できるだけ社会にいい影響を与える作品に出たいと、いつも思っています。「結婚できない男」にしても、「ドラゴン桜」にしても、「歩いても 歩いても」にしても。それぞれに違った良い影響の与え方があったのではないかと思います。今後もこうした作品に携われたらうれしいです。しかし一方で、エンターテインメントとして面白い作品を提供したい、という考えもあるんです。すごく元気をもらえるような作品もありますから。そうした作品も大切にしたいです。

PHOTOS:MITSUTAKA OMOTEGUCHI
STYLING:SHIDOU TSUCHIYA
HAIR & MAKEUP:AZUMA

映画「俺ではない炎上」

◾️映画「俺ではない炎上」
9月26日から全国公開
出演:阿部寛
芦田愛菜 藤原大祐 長尾謙杜
三宅弘城 橋本淳 板倉俊之 浜野謙太 美保純 田島令子
夏川結衣
原作:浅倉秋成「俺ではない炎上」(双葉文庫)
監督:山田篤宏
脚本:林民夫
音楽:フジモトヨシタカ
主題歌:WANIMA/おっかない(unBORDE/WARNER MUSIC JAPAN)
制作プロダクション:松竹撮影所
製作:映画「俺ではない炎上」製作委員会
企画・製作幹事:アミューズクリエイティブスタジオ 松竹
配給:松竹
©2025「俺ではない炎上」製作委員会 ©浅倉秋成/双葉社
https://movies.shochiku.co.jp/oredehanai-enjo/

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デムナの美意識を「グッチ」のアイコンに“全部のせ” “ラ ファミリア”コレクションのアクセサリー26選【26年春夏 新デザイナーの初コレクションVol.3】

デムナ(Demna)新アーティスティック・ディレクターが初めて手掛けた「グッチ(GUCCI)」の“ラ ファミリア(La Famiglia)”コレクションは、アクセサリーからも、「グッチ」のアイコンとデムナの美意識がうまく融合したことが見て取れる。

例えばアイコンバッグの“ジャッキー”は、1つ1つにダメージ加工を施したり、長く使い込んだ雰囲気を出すために柔らかな素材で仕上げたり。ダメージやビンテージ加工は“ホースビット”のローファーのほか、“GG”や“ウェブストライプ”などを用いたスニーカーにも及び、「気取らない余裕と計算された無頓着さ」と解釈するイタリア流のエフォートレスなエレガンス「スプレッツァトゥーラ(sprezzatura)」や、“ラ ファミリア”コレクションで表現した37のキャラクターの個性と美意識を感じさせる。後者の考え方は、「バレンシアガ(BALENCIAGA)」時代でも顕著だったものだ。

“バンブー”バッグなどは、ボルドーやブラックなどの色合いで表現。イヤリングなどは、総じて大ぶりかつ煌びやかだ。リングには“クレスト”のモチーフをのせている。アクセサリーも含め、「バレンシアガ」では創業デザイナーの個性的なシルエットを現代的なストリートのスタイルで再現したが、「グッチ」では(少なくとも今回のコレクションでは)ブランドの世界観の中で自身のデザイン哲学を盛り込んでいこうという姿勢が見て取れる。

“ラ ファミリア”コレクションについては、例えば上のリンクのLOOK2、赤いコートが50万円台、バッグもこれまでの値段と大差ないらしく、これまで価格を上げ続けてきた業界の潮流が変化していることを「グッチ」も体現している印象だ。業界関係者によれば、青山店で発売した“ラ ファミリア”コレクションは、顧客からの反応も上場という。今後デムナのファンが来店・購入すれば、「グッチ」再起のきっかけとなるかもしれない。

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堂本剛プロデュース 「ストレンジャー・シングス」と「ゾゾタウン」がコラボアイテムを受注販売

ZOZOは、LINEヤフー社と共同で、アーティストの堂本剛がプロデュースを手掛ける「堂本剛プロデュース」新章を開始する。これに際し、同氏プロデュースによる、「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」とネットフリックス(NETFLIX)作品「ストレンジャー・シングス 未知の世界」のコラボアイテムを制作、11月27日12時から「ゾゾタウン」で受注販売を予定する。

堂本プロデュースの20型
舞台裏を映したドキュメンタリー番組も

コラボアイテムは、堂本の「ストレンジャー・シングス 未知の世界」への“いきすぎた愛”をテーマに、20型を制作。また本アイテムの制作の舞台裏に密着したドキュメンタリー番組を、11月からアベマ(ABEMA)で配信も予定する。

堂本は、「『堂本剛プロデュース』の続編を務めさせていただけることに感謝の想いで胸がいっぱいです。これまでに手掛けたプロジェクトテーマは、“自分自身が着たい服を作る”を中心にZOZOプロデュース企画に挑戦してきましたが、今回はコードレッドです! 自分自身がとてつもなく大好きな『ストレンジャー・シングス 未知の世界』とのコラボレーションというビッグなプロジェクトに辿り着いたんです! それも、これまでのプロデュース活動に一緒に参加してくださったみなさまから、たくさんの想いをいただいたことが、このビッグプロジェクトへとつながっているのだと感じております。今回の商品には、一“大ファン”としての“愛”を思い切り注入させていただき、『ストレンジャー・シングス 未知の世界』ファンのみなさんと一緒にとことん楽しめたらと胸を躍らせながら作りました!! いろいろなアイデアが日々生まれていて、今回のアイテムは、とにかくとにかく可愛いです! 早くお披露目できることを“エル”のポーズをとりながら楽しみに待っております。“ストシン”ファンのみなさま! 一緒に盛り上がりましょう!」とコメントしている。

「ストレンジャー・シングス 未知の世界」は、11月27日に最終章となるシーズン5の配信を開始する。

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30周年の「ディースクエアード」が5ブランドとのコラボアイテムが集結するポップアップを伊勢丹新宿本店などで開催 

イタリア発のファッションブランド「ディースクエアード(DSQUARED2)」は、創立30周年を記念して、2025-26年秋冬シーズンに5つのブランドとのコラボレーションコレクションを発表した。そのラインアップを一堂に集めたポップアップストアを、9月24日オープンの伊勢丹新宿本店 メンズ館を皮切りに、同ブランドの東京店、表参道店の3店舗で順次開催する。「ディースクエアード」は、創業デザイナーであるディーン・ケイティン(Dean Caten)とダン・ケイティン(Dan Caten)兄弟による高級感とエッジが共存するデザインで世界中に多くのファンを持つ。そんなブランドにとって特別な年に、コラボレーションパートナーに選んだのはどんなブランドなのか。そしてコラボコレクションの魅力を最大限に表現したポップアップの全貌とは。

多彩なパートナーとのコラボレーションで
盛り上げた30周年のランウエイ



今回のコラボレーションでは、エレガンスとカジュアルを融合させるイタリアの「マリアーノ(MAGLIANO)」、ファッションの二次創作をテーマに掲げるニューヨーク発「ヴァケラ(VAQUERA)」、デッドストックを再構築する「ベター(BETTTER)」の3ブランドとタッグ。さらに、イタリアの名門バイクメーカー「ドゥカティ(DUCATI)」や伝説的ロックバンド、キッス(KISS)など、ファッションブランド以外とのコラボレーションも加わり、幅広い表現が「ディースクエアード」の世界観と融合した。

これらのコラボレーションは、2025-26年秋冬ミラノ・ファッション・ウィークのランウエイで初披露された。ニューヨークのクラブ街を模した会場にはネオンサインが輝き、観客を取り囲むように車が次々と登場。その車に乗り込んだモデルたちが最新ルックをまとい、エネルギッシュなサウンドとともにステージを駆け抜けた。「ディースクエアード」が築いてきたユーモアと反骨精神を体現する圧巻の演出が観客を魅了した。多彩なコラボレーションアイテムは、ショー終了直後からSNSを中心に話題を集め、ブランド30周年を祝うにふさわしい記念碑的なコレクションになった。

注目コラボアイテム
ポップアップ限定アイテムも用意

デザイナーのルカ・マリアーノ(Luca Magliano)による「マリアーノ」もパトリック・ディカプリオ(Patric DiCaprio)が立ち上げた「ヴァケラ」もウクライナ版「ヴォーグ(VOGUE)」でファッションディレクターを務めていたジュリー・ペリペス(Julie Pelipas)による「ベター」も、それぞれ創設から10年前後と若く、新世代を象徴する挑戦的なデザイナーズブランドだ。これらの新しい感性が、創立30周年を迎えてますますエネルギッシュな魅力を放つ「ディースクエアード」の世界観をリスペクトを持って再解釈。ディーンとダンのクリエイションに新たな息吹を吹き込んだ。さらに「ドゥカティ」との協業では、スピード感と洗練を兼ね備えたライディングスタイルをモードに昇華。伝説的ロックバンド、キッスとのコラボレーションでは、1975年の伝説的ツアー「Alive!」のグッズに着想を得たグラムロックの高揚感をコレクションに落とし込み、ファッションの枠を超えた多面的な表現を形にした。アニバーサリーならではの、ジャンルを横断する革新的な取り組みだ。

シルバーのホログラム装飾がまぶしい今回のポップアップスペースでは、各ブランドのアイテムを赤、ピンク、青、黄色、グレーに色分けされたセクションに陳列。来場者は、それぞれの世界観に浸りながら買い物を楽しめる。

また伊勢丹新宿本店では、ブランドの“アイコン(ICON)”ラインにオマージュを捧げた限定“アイコニック(ICONique)”のTシャツパックを発売する。パッケージには、襟ぐりの後ろにディーンとダンのサインが書かれたTシャツと、両氏に関する記事を掲載したフェイクのタブロイド紙、ランウェイに登場したフェイクの紙幣、そしてポストカードを紙製バインダーに収めて同梱する。ポップアップ各店で販売する30周年記念の限定トートバッグ&ノートセットもファン必見のアイテムだ。

ブランドを愛するヒップなゲストが
ポップアップに来場

伊勢丹新宿本店のメンズ館でのポップアップには、俳優の岩瀬洋志、モデルの新音や南部桃伽、そしてシンガーソングライターのNOAら、「ディースクエアード」を愛するさまざまなゲストが来場。それぞれがロックでゴージャスなブランドの美学を表現した空間を堪能し、お気に入りのアイテムを手にとってポップアップを楽しんだ。

30周年ならではの
プレミアムなノベルティーも用意

期間中15万円以上の購入者には“オブセッスド(OBSESSED2)”トートバッグをプレゼントする。LINE公式アカウントに友だち登録した来店者にはオリジナルステッカーも配布する。

INFORMATION

DSQUARED2 30th Anniversary Fall/Winter 2025 Collaborations POP UP STORE

・DSQUARED2 TOKYO MEN'S SHINJUKU ISETAN
会期:9月24日~9月30日
住所:東京都新宿区新宿3-14−1伊勢丹新宿本店 メンズ館1階 ザ・ステージ

・DSQUARED2 TOKYO
会期:10月4日~10月13日
住所:東京都中央区銀座5-3-13

・DSQUARED2 TOKYO OMOTESANDO
会期:10月4日~10月13日
住所:東京都渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズ1階

問い合わせ先
ディースクエアード/スタッフ インターナショナル ジャパン クライアントサービス
0120-106-067

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「WWDBEAUTY 2025上半期ベストコスメ」 新商品 シャンプー・コンディショナー部門1位は「ジョンマスターオーガニック」「リファ」「スリー」

「WWDBEAUTY 2025上半期ベストコスメ」
を発表!

「WWDBEAUTY」は、百貨店・セミセルフ、ドラッグ&バラエティーストア、ECで2025年上半期(1~6月)に売れた商品を調査。この期間に発売された新商品(NEW PRODUCT)のベスト3と、新商品だけでなく既存品を含めた総合(HERO PRODUCT)のベスト3を紹介する。

新商品の百貨店・セミセルフで首位に輝いた「ジョンマスターオーガニック(JOHN MASTERS ORGANICS)」“S&S シャンプー サクラ”は、バイヤーからは「香りが甘すぎず自家需要・ギフト需要の両方で人気」と称賛の声。ドラッグ&バラエティーストア位1は「リファ(REFA)」“ミルクプロテインシャンプーピンク”。体作りでプロテインを取るように、美しい髪の保持にプロテインの補給が重要という発想と処方設計が支持された。バイヤーからは「清潔感のある甘過ぎない香りやかわいいピンクのボトルデザインも人気の理由」との声。EC1位は「スリー(THREE)」“エッセンシャルセンツ ピュリファイング シャンプー”。ハーバルシトラス調の“ニュートラル”は“浄化”にこだわって調香されている。頭皮と髪に優しい処方設計と、浄化されるような香りという機能性×情緒を兼ね備えたストレス社会に求められるシャンプーで支持された。

百貨店・セミセルフ

WWDBEAUTY 2025上半期ベストコスメ・百貨店・セミセルフ

1位
“S&S シャンプー サクラ”

「ジョンマスターオーガニック
(JOHN MASTERS ORGANICS)」

ソメイヨシノ葉エキスとサトザクラ花エキスを配合。乾燥をケアし、パサつきや広がりを抑えるシャンプー。ヤシ油由来アミノ酸系洗浄成分と自然由来成分配合で、絡みやきしみを防ぎ、髪に優しいクッション泡で洗い上げる。11%の自然由来香料を使い、桜の香りをオリジナルブレンドで情緒豊かに表現。昨年も発売し、好評を博している。(236mL、2970円※限定発売)

\ バイヤーズコメント /

「香りが甘過ぎず自家需要・ギフト需要ともに人気」(横手くるみ・博多阪急ビューティマネージャー)、「デイリーケアシャンプーの桜の香りが数量限定で発売された。自然由来成分を配合し心地よい使用感で人気」(天満屋岡山本店 担当者)

2位
“ヘッドスクラブ クラリファイング”

「サボン(SABON)」

ミネラル豊富な死海の塩と泥を配合した頭皮用スクラブ。毛穴の汚れや過剰な皮脂などを吸着し、清潔な頭皮へ導く。カレンデュラエキス、マロウエキス、ハイビスカスエキスなどのオーガニックフラワーエキスが肌に潤いを与え、ユーカリオイルの香りでリフレッシュできる。94%自然由来・ビーガン処方で、週2回のヘッドスパ習慣を提案する。(300g、5830円)

\ バイヤーズコメント /

「髪と頭皮のケアが一度にできるヘッドスクラブは、悩みが出やすい頭皮環境をすっきり快適に整えてくれるので男女問わず人気」(福田賢哉・三越銀座店 化粧品バイヤー)、「頭皮の毛穴汚れをしっかりと落としてくれる」(大山由加里・岩田屋本店 アシスタントマーチャンダイザー)

3位
“エッセンシャルセンツ
ピュリファイング シャンプー”

「スリー(THREE)」

マイルドなアミノ酸系洗浄成分をベースにした濃密泡シャンプー。3種の発酵液を加え、髪にリッチな潤いを与えながら、絡みや摩擦を抑えて滑らかに洗い上げる。11種のアミノ酸、パンテノール、ボタニカルリペア成分を配合し、健やかな素髪の美しさをサポートする。ハーバルシトラス調の“ニュートラル”は“浄化”にこだわった調香で、心まで調律してくれるかのよう。(300mL、4180円)

\ バイヤーズコメント /

「精油由来の豊かな香り立ちと、濃密な泡立ちが人気」(山崎奈々恵・伊勢丹新宿本店 化粧品MD部 バイヤー)

ドラッグ&バラエティーストア

WWDBEAUTY 2025上半期ベストコスメ・ドラッグ・バラエティーストア

1位
“ミルクプロテインシャンプーピンク”

「リファ(REFA)」

「髪の80%がタンパク質」という事実に着目し、全ラインアップに毛髪との親和性が高い天然ミルク由来のプロテインと複合成分を配合した。髪にタンパク質を補い、うねりを整え、しっとりまとまりのある仕上がりに導く。“ピンクライン”は、うねり・クセ・広がり対策に特化。体づくりでプロテインを取るように美しい髪にもプロテイン補給を、という発想が支持された。(500mL、1980円)

\ バイヤーズコメント /

「3~6月に2万7000個を販売した」(本間弓子・ロフト 商品本部健康雑貨部企画担当)、「信頼性の高い『リファ』ブランドの安心感と、ミルク由来のタンパク質とヒートケア成分で髪のダメージを補修し、うねりや広がりを抑えてしっとりまとまる髪に導くため人気。清潔感のある甘過ぎない香りや、かわいいピンクのボトルデザインも好評」(國部桂子・プラザ商品二部H&B課 課長)

2位
“モイストプランプシャンプー”

「サボンドサボタ(SAVON DU SAVOTA)」

過酷な環境で育つサボテン由来の成分がキー。サボテン由来成分、ケラチンなどからなる独自複合成分「モイストプランプ美容液」を配合し、超保湿と補修を同時にかなえるシャンプー。サボテンエキスとサボテンオイルが、髪内部まで浸透し集中ケア、潤いをため込むようにアプローチする。トマトリーフ、ダフネ、ネロリからなる香りも好評。(420mL、1650円)

\ バイヤーズコメント /

「サボテンが持つ保水力で、髪がぷっくり、プランプ効果がある。香りもジェンダーレスで好まれている」(スギ薬局 ビューティ部)

3位
“ミルクプロテインプレヘアパック”

「リファ(REFA)」

髪のパサつきやダメージに応える、濃密プロテインのプレヘアパック。ミルク由来の天然プロテインを通常のトリートメントの約10倍配合し、ダメージを受けた髪の内部まで潤いと栄養を届ける。指通り滑らかでまとまりのある髪へ。体づくりでプロテインを取るように美しい髪にもプロテイン補給を、という発想が支持された。(130g、1540円)

EC

WWDBEAUTY 2025上半期ベストコスメ

1位
“エッセンシャルセンツ
ピュリファイング シャンプー”

「スリー(THREE)」

マイルドなアミノ酸系洗浄成分をベースにした濃密泡シャンプー。3種の発酵液を加え、髪にリッチな潤いを与えながら、絡みや摩擦を抑えて滑らかに洗い上げる。11種のアミノ酸、パンテノール、ボタニカルリペア成分を配合し、健やかな素髪の美しさをサポートする。ハーバルシトラス調の“ニュートラル”は“浄化”にこだわった調香で、心まで調律してくれるかのよう。(300mL、4180円)

\ バイヤーズコメント /

「人気のヘアケアラインがリニューアルされ、これまでの愛用者の期待も高かった。『スリー』らしいハーバルシトラスの清らかな香りがバスタイムを癒やしの時間にしてくれる」(木村陽香・大丸松坂屋百貨店 DEPACO担当バイヤー)

2位
“スパークリング ローシャンプー
ミンティ・スパーク”

「サボン(SABON)」

泡立たないクリーム状のコンディショニングシャンプーで、汗や皮脂でベタつく頭皮をウオーターミントで爽快に洗い上げる。3種のボタニカルオイルが髪と頭皮を保湿し、乾燥やダメージから守る。ミズハッカ葉エキスとメントールの清涼感で、ひんやりとした洗い上がりが特徴。自然由来成分を96%配合したビーガン処方。(200mL、3740円)

\ バイヤーズコメント /

「夏期限定の“ミンティ・スパーク”コレクションの新作。頭皮をマッサージするように泡立たないクリームで洗い上げることで、ヘアケア効果もあり、さっぱりとした爽快感を感じられる」(ジョンミン・高島屋 EC事業部 化粧品担当バイヤー)

2位
“シンクロシャンプー ファム
ダメージリペア”

「エレクトロン(ELECTRON)」

年齢とともに進行していく「髪の空洞化」に着目したダメージリペアシャンプー。活性電子水をベースに、海藻エキスなどの毛髪補修成分を配合した“浸透泡”で優しく洗い上げる。活性電子水は保水性が高く、電荷の反発で汚れを吸着・分離するとされる。髪内部の潤い密度を高め、ダメージや乾燥から来る大人のうねり髪の抑制にアプローチする。(300mL、3740円)

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18名様にプレゼント!

「WWDBEAUTY 2025上半期ベストコスメ」を受賞した厳選アイテムを18名様にプレゼントします。豪華なスキンケアとトレンドコスメの詰め合わせや残暑にうれしいアイテムなど約2万5000~5万円相当の賞をご用意しました。"本当に"売れたコスメをお試しいただき、ぜいたくなひとときをお過ごしください。

応募要項

・「WWDJAPAN.com」の会員登録が必要です。
・メルマガ会員の方も「WWDJAPAN.com」の新規会員登録が必要です。会員登録のうえ、
下記、応募フォームよりご応募ください。

応募期間

9月19日(金)〜10月17日(金)10:00

注意事項

【注意事項】
・賞品のお届け先は日本国内の方に限らせていただきます。
・応募はお一人様1回のみ有効となります。
・応募者多数の場合は抽選により当選者を決定いたします。
・抽選結果に関するお問い合わせはお受けできませんので、予めご了承ください。
・当選の発表は、賞品の発送をもって代えさせていただきます。
・同業者の方の応募はご遠慮ください。
・当社の判断で応募条件を満たさないと考えられる場合や、応募に関して不正な行為があった場合、当選を取り消させていただく場合がございます。
・当選権利の交換・換金、また第三者への譲渡・転売はできません。
・詰め合わせセットの内容は予告なく変更される可能性があります。予めご了承ください。
・本キャンペーンの応募時に発生するインターネット接続料、パケット通信料などの諸経費は応募者のご負担となります。
・本キャンペーンへの参加は、応募者自らの判断と責任において行うものとし、応募に際して募者に何らかの損害が生じた場合、又は賞品に破損などの不備等があった場合、当社の故意または重過失に起因するものを除きその責任を一切負いません。
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・個人の属性等、アンケート項目への回答は、統計処理した集計値としてのみ使用いたします。
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TEXT:MISA KOTAKE

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「WWDBEAUTY 2025上半期ベストコスメ」 総合 シャンプー・コンディショナー部門1位は「コスメデコルテ」「リファ」

「WWDBEAUTY 2025上半期ベストコスメ」
を発表!

「WWDBEAUTY」は、百貨店・セミセルフ、ドラッグ&バラエティーストア、ECで2025年上半期(1~6月)に売れた商品を調査。この期間に発売された新商品(NEW PRODUCT)のベスト3と、新商品だけでなく既存品を含めた総合(HERO PRODUCT)のベスト3を紹介する。

総合の百貨店・セミセルフ、ECで1位に輝いたのは「コスメデコルテ(DECORTE)」“AQ ブースティング トリートメント ヘアセラム”。バイヤーズコメントでは「『即効性が高く髪がサラサラ、艶々になる』などの口コミを見た顧客が指名買いする」、「一度使ったら手放せない、高いリピート率を誇る商品」といった評価が寄せられた。ドラッグ&バラエティーストア1位に輝いたのは、「リファ(REFA)」“ミルクプロテインシャンプー”。体づくりでプロテインを取るように、美しい髪にもプロテイン補給を、という発想が支持された。ホワイトラインは、乾燥・パサつきが気になる人向け。

百貨店・セミセルフ

WWDBEAUTY 2025上半期ベストコスメ・百貨店・セミセルフ

1位
“AQ ブースティング トリートメント ヘアセラム”

「コスメデコルテ(DECORTE)」

乾燥やカラーなどのダメージを補修するウオーターベースの導入ヘア美容液。美容液が髪の芯まで浸透し、ダメージを補修しながら毛先まで滑らかに整える。シラカンバ樹液やビャクダン木エキス、ワサビノキ種子油などの植物由来エキスに加え、“AQ”シリーズ共通のスキンケア発想成分を配合した。補修ペプチドが潤いを閉じ込め、しっとりまとまる質感へ導く。シャンプー後に塗布して10秒待つだけという手軽さも魅力。(200mL、5830円)

\ バイヤーズコメント /

「ウオーターベースの導入美容液として使用。『即効性が高く髪がサラサラ、艶々になる』などの口コミを見た顧客が指名買いした。ギフト需要も高い」(天満屋岡山本店 担当者)

2位
“ディープ ヘッドクレンズ ホワイトフローラル”

「ジルスチュアート ビューティ(JILL STUART BEAUTY)」

シャンプー・コンディショナー・トリートメント・頭皮ケア・ヘッドスパと5役を1つで担うクリームタイプのヘアケアアイテム。ラズベリーエキスやカシスエキスなどのスーパーフード成分や頭皮ケア成分が頭皮の余分な皮脂や汚れを取り除き、髪に潤いを与えながら清潔に洗い上げる。デイリーケアにもスペシャルケアにもおすすめ。(280g、3630円※数量限定のためなくなり次第終了)

\ バイヤーズコメント /

「一つ5役で万能」(横手くるみ・博多阪急ビューティマネージャー)、「5in1という便利さ以外に見た目もかわいく、ずっと人気が高い。『ジルスチュアート ビューティ』定番の“ホワイトフローラルの香り”が1日中続く」(山下清香・大丸福岡天神店 化粧品サブマネジャー)

3位
“イオンケアシャンプー”

「リファ(REFA)」

天然ミネラル鉱石由来の高濃度「イオンミネラル」を配合したシャンプー。髪のイオンバランスを整え、根元はふんわり、毛先はしっとりやわらかな“レア質感”に仕上げる。4種類のアミノ酸系洗浄成分を採用し、頭皮と髪に優しく、清潔でみずみずしい洗い上がりが特徴。香りは爽やかなフレッシュフローラルで、気分まで軽やかに。(300mL、2420円)

\ バイヤーズコメント /

「求めやすい価格帯とポンプタイプの使いやすさで自家需要のリピーターが多い」(今井美穂・ジェイアール京都伊勢丹 化粧品マーチャンダイザー)

ドラッグ&バラエティーストア

WWDBEAUTY 2025上半期ベストコスメ・ドラッグ・バラエティーストア

1位
“ミルクプロテインシャンプー”

「リファ(REFA)」

「髪の約8割を構成するのはタンパク質」に着目して開発されたシャンプー。天然ミルク由来の加水分解乳タンパクとトリプトファンを配合し、ダメージによって失われがちなタンパク質の補給をサポート。シャンプーはもっちりとした泡で髪と頭皮を包み込み、摩擦ダメージを軽減しながらしっとりと洗い上げる。ホワイトラインは、乾燥・パサつきが気になる人向け。(500mL、1980円)

\ バイヤーズコメント /

「信頼性の高い『リファ』ブランドの安心感と、髪を補修するプロテイン成分でダメージケア需要に合致している点で好調に売れている。さらに、香りやパッケージの高級感、SNSや店頭ディスプレーでの話題性が購買を後押しした」(國部桂子・プラザ商品二部H&B課 課長)、「1〜6月で3万個を販売した」(本間弓子・ロフト 商品本部健康雑貨部企画担当)

2位
“ミルクプロテイントリートメント”

「リファ(REFA)」

髪のタンパク質補修に特化したヘアトリートメント。髪の80%がタンパク質で構成されている事実に注目し、天然ミルク由来プロテインを配合した。髪内部と表面を同時に補修し、ダメージで広がりやすい髪をしっとりまとまりやすく整える。洗い流す際も滑らかな指通りで、乾かした後は艶と重厚感のある仕上がりが特徴。ホワイトラインはしっとりまとまりある仕上がりで、パサつきやうねりが気になる人向け。(500g、1980円)

\ バイヤーズコメント /

「1〜6月で2万7000個を販売した」(本間弓子・ロフト 商品本部健康雑貨部企画担当)

3位
“クレイクリームシャンプー”

「ココネ(COCONE)」

タラソクレイを使った泡立たないクリームシャンプー。シャンプー・コンディショナー・トリートメント・ヘアカラーケア・ヘアパック・ヘアカラーダメージケア・ヘッドスパ・頭皮ケアと、1本で8役をこなす。タラソナノクレイが皮脂汚れを吸着し、植物オイルなどが頭皮と髪に潤いを与える。忙しい朝の時短ケアにも活躍する。(全3種、各380g、各3780円)

3位
“クレンジングリペア&モイスト 美容液シャンプー”

「エイトザタラソ(8 THE THALASSO)」

髪と頭皮を“美容液で満たす”をコンセプトにしたモイストシリーズのシャンプー。海洋深層水、生体幹細胞由来エキス、海藻系成分などをぜいたくに配合した「タラソ幹細胞処方」により、ダメージでパサついた髪を芯から補修する。84%以上を美容液成分が占め、髪と頭皮に潤いを与え、ぷるんとまとまる仕上がりに。うねりやパサつき、広がりなど、複雑化する髪の悩みにアプローチ。7月に“クレンジングリペア&モイスト 美容液シャンプー レフィル”としてリニューアルした。(400mL、1210円/475mL、1540円)

3位
“AQ ブースティング トリートメント ヘアセラム”

「コスメデコルテ(DECORTE)」

乾燥やカラーなどのダメージを補修するウオーターベースの導入ヘア美容液。美容液が髪の芯まで浸透し、ダメージを補修しながら毛先まで滑らかに整える。シラカンバ樹液やビャクダン木エキス、ワサビノキ種子油などの植物由来エキスに加え、“AQ”シリーズ共通のスキンケア発想成分を配合した。補修ペプチドが潤いを閉じ込め、しっとりまとまる質感へ導く。シャンプー後に塗布して10秒待つだけという手軽さも魅力。(200mL、5830円)

EC

WWDBEAUTY 2025上半期ベストコスメ

1位
“AQ ブースティング トリートメント ヘアセラム”

「コスメデコルテ(DECORTE)」

乾燥やカラーなどのダメージを補修するウオーターベースの導入ヘア美容液。美容液が髪の芯まで浸透し、ダメージを補修しながら毛先まで滑らかに整える。シラカンバ樹液やビャクダン木エキス、ワサビノキ種子油などの植物由来エキスに加え、“AQ”シリーズ共通のスキンケア発想成分を配合した。補修ペプチドが潤いを閉じ込め、しっとりまとまる質感へ導く。シャンプー後に塗布して10秒待つだけという手軽さも魅力。(200mL、5830円)

\ バイヤーズコメント /

「髪の“導入美容液”。髪の芯まで浸透・補修し、毛先まで滑らかにまとまる。一度使ったら手放せない、高いリピート率を誇る商品」(壽美優子・高島屋 EC事業部 化粧品担当バイヤー)

2位
“シャンプー”

「イイスタンダード(E STANDARD)」

ヤシ油やアミノ酸系をベースに、洗浄成分を除き95%以上を美容成分で構成したシャンプー。日田天領水100%を使用し、ノンシリコンなのにきしみにくく、きめ細やかで泡立ちが良い。川や海を汚さない洗浄成分を選んでおり、自然環境と髪・肌に配慮した設計。洗練されたパッケージデザインは、まるでインテリアのようなたたずまいだ。(250mL、3630円/レフィル500mL、4730円/600mL、6380円/レフィル2000mL、1万6280円)

\ バイヤーズコメント /

「『デパコ』スタッフにも愛用者が多いアイテム。美容室でも使用されており、髪のうねりや広がりが気になる人におすすめ」(木村陽香・大丸松坂屋百貨店 DEPACO担当バイヤー)

3位
“ディープ ヘッドクレンズ ホワイトフローラル”

「ジルスチュアート ビューティ(JILL STUART BEAUTY)」

シャンプー・コンディショナー・トリートメント・頭皮ケア・ヘッドスパと5役を一つで担うクリームタイプのヘアケアアイテム。ラズベリーエキスやカシスエキスなどのスーパーフード成分や頭皮ケア成分が頭皮の余分な皮脂や汚れを取り除き、髪に潤いを与えながら清潔に洗い上げる。デイリーケアにもスペシャルケアにもおすすめ。(280g、3630円※数量限定のためなくなり次第終了)

\ バイヤーズコメント /

「頭皮ケアからトリートメントまで一つ5役の優秀ヘアケア商品。ギフトとしても人気」(恵美須翔・そごう西武 e.デパートコスメ担当マーチャンダイザー)

ギフトキャンペーン

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豪華ベストコスメ受賞商品を
18名様にプレゼント!

「WWDBEAUTY 2025上半期ベストコスメ」を受賞した厳選アイテムを18名様にプレゼントします。豪華なスキンケアとトレンドコスメの詰め合わせや残暑にうれしいアイテムなど約2万5000~5万円相当の賞をご用意しました。"本当に"売れたコスメをお試しいただき、ぜいたくなひとときをお過ごしください。

応募要項

・「WWDJAPAN.com」の会員登録が必要です。
・メルマガ会員の方も「WWDJAPAN.com」の新規会員登録が必要です。会員登録のうえ、
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応募期間

9月19日(金)〜10月17日(金)10:00

注意事項

【注意事項】
・賞品のお届け先は日本国内の方に限らせていただきます。
・応募はお一人様1回のみ有効となります。
・応募者多数の場合は抽選により当選者を決定いたします。
・抽選結果に関するお問い合わせはお受けできませんので、予めご了承ください。
・当選の発表は、賞品の発送をもって代えさせていただきます。
・同業者の方の応募はご遠慮ください。
・当社の判断で応募条件を満たさないと考えられる場合や、応募に関して不正な行為があった場合、当選を取り消させていただく場合がございます。
・当選権利の交換・換金、また第三者への譲渡・転売はできません。
・詰め合わせセットの内容は予告なく変更される可能性があります。予めご了承ください。
・本キャンペーンの応募時に発生するインターネット接続料、パケット通信料などの諸経費は応募者のご負担となります。
・本キャンペーンへの参加は、応募者自らの判断と責任において行うものとし、応募に際して募者に何らかの損害が生じた場合、又は賞品に破損などの不備等があった場合、当社の故意または重過失に起因するものを除きその責任を一切負いません。
・複数のアカウントによる同一人物の応募は無効とさせていただきます。
・個人の属性等、アンケート項目への回答は、統計処理した集計値としてのみ使用いたします。
・当選者の個人情報は、当キャンペーンに関するご連絡にのみ使用いたします。法令により開示を求められた場合を除き、応募者の同意なしに第三者に対して開示・提供することはありません。この点については、下記プライバシーポリシーをご参照ください。
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TEXT:MISA KOTAKE

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「WWDBEAUTY 2025上半期ベストコスメ」 新商品 メンズコスメ部門1位は「スリー」「メンズビオレ」「バルクオム」「オルビス ミスター」

「WWDBEAUTY 2025上半期ベストコスメ」
を発表!

「WWDBEAUTY」は、百貨店・セミセルフ、ドラッグ&バラエティーストア、ECで2025年上半期(1~6月)に売れた商品を調査。この期間に発売された新商品(NEW PRODUCT)のベスト3と、新商品だけでなく既存品を含めた総合(HERO PRODUCT)のベスト3を紹介する。

新商品の百貨店・セミセルフで首位に輝いたのは「スリー(THREE)」の“バランシング プロテクティブ UVクリーム”。天然精油の豊かな香りを付し、ノンケミカル処方で光や乾燥からパワフルに守る。ドラッグ&バラエティーストアは、「メンズビオレ(MEN’S BIORE)」“ボディシート 極冷感タイプ”と「バルクオム(BULK HOMME)」“ザ フェイスウォッシュ”が同立1位。“ボディシート 極冷感タイプ”は早くから厳しい暑さに悩まされたことも理由の一つと考えられるが、女性からも好評を得たという。“ザ フェイスウォッシュ”は昨今の男性の美容意識の高まりを背景にリニューアルし、注目を浴びた。EC1位の「オルビス ミスター(ORBIS Mr.)」“ドライタッチ UVジェル”は、ユニークなコンセプトで誕生し、男性の肌に寄り添った設計が好評を得た。

百貨店・セミセルフ

WWDBEAUTY 2025上半期ベストコスメ・百貨店・セミセルフ

1位
“バランシング プロテクティブ
UVクリーム”

「スリー(THREE)」

精油が心地よく香るノンケミカル処方のUVクリーム。南阿蘇の豊かな湧水で抽出したブランドオリジナルのレモングラス精油とバンブーを掛け合わせた処方が紫外線などの光ダメージや乾燥から肌をガードする。スキンケア効果に優れた3つのボタニカルウォーターと9つの植物エキスの力で乾燥を防ぎ、一日中潤いに満ちた肌をかなえる。[SPF40・PA+++・ UV耐水性★★](30g、4620円)

\ バイヤーズコメント /

「日焼け止めの中でも伸びの良いテクスチャーが男性でも使いやすいと好評。前身の“シークレットエージェント UV”から移行して継続する顧客が多い。下地として使用する女性顧客も」(二井本晴美・ジェイアール名古屋タカシマヤ 紳士雑貨セクションチーフ)、「爽やかな香りが人気」(北田真規・髙島屋大阪店 ストアマーチャンダイザー)

2位
“ボタニカル アクネ & ポア トリートメント”

「クワトロボタニコ
(QUATTRO BOTANICO)」

大人の男性を悩ませるニキビに着目したトリートメントクリーム。肌の炎症や肌荒れを防ぐグリチルリチン酸ジカリウムと酢酸トコフェロールを配合。さらに、メラニンの⽣成を抑えてシミの発生を回避するトラネキサム酸を配合した。シャクヤクエキスなどの植物由来の保湿成分が肌を引き締めてニキビ跡をケアする。繰り返し発生するニキビ肌にも考慮した処方で、つるんとした美肌を目指す。【医薬部外品】(50g、3080円)

\ バイヤーズコメント /

「テクスチャーの軽さと冷感効果が特徴で、乳液やクリームが苦手な男性にも好評」(横手くるみ・博多阪急ビューティマネージャー)

2位
“セラム アクティブ”

「イプサ(IPSA)」

まるで運動した後かのような、生き生きと清々しい印象に発想を得た美容液。アルコールとパラベンを無添加で設計した。潤い感のある、つややかなハリのある肌へとアプローチする。するすると伸びやかに広がるテクスチャーで角質層まで浸透しながら、独⾃のACT5テクノロジーが肌にハリと潤いをプラス。シンプルなブルーのパッケージはメンズにも好評。(50mL、1万3200円)

\ バイヤーズコメント /

「性別を問わず使用できるため人気」(北田真規・髙島屋大阪店 ストアマーチャンダイザー)

2位
“Y MEN オーデパルファム”

「イヴ・サンローラン
(YVES SAINT LAURENT)」

多面的な個性を表現する、ウッディ アロマティック フレグランス。みずみずしくも爽快なベルガモットにジンジャーが溶け出す序章は、この上なくフレッシュ。フルーティでジューシーな芳香に、フレッシュなグリーンアップルがみずみずしさを引き出す。セージとジュニパーにミントを組み合わせた甘美でスパイシーな香りに寄り添い、ゼラニウム アブソリュートが立ち上る。大胆でありながら繊細な美しいコントラストに、モダンさの中に力強さをはらんだ男性の表情を見る。(60mL、1万7380円)

\ バイヤーズコメント /

「はやりのウッディアロマティック調のメンズフレグランスで人気」(大山由加里・岩田屋本店 アシスタントマーチャンダイザー)

2位
“リスタイリング ヘアセラム”

「アスレティア(ATHLETIA)」

現代人のアクティブシーンを新発想の機能性で支えるシリーズのヘアセラム。ウォーターセット作用に速乾メカニズムのテクノロジーを掛け合わせ、補修・保湿のトリートメント効果を追求した。水分を多く含んだみずみずしいミルクジェルタイプはベタつきにくい質感で、程よく濡れたような状態をつくる。軽やかな質感のホホバオイルと植物性エタノールの処方が速乾してリスタイリングする。外出先でもストレスなくケアできる設計を実現した。(100mL、4400 円)

\ バイヤーズコメント /

「寝ぐせ直し、潤い補給などさまざまな場面で使用できるヘアセラム。さらっとした指通りの良いテクスチャーや天然植物精油の香りが男女ともに好評」(二井本晴美・ジェイアール名古屋タカシマヤ 紳士雑貨セクションチーフ)

ドラッグ&バラエティーストア

WWDBEAUTY 2025上半期ベストコスメ・ドラッグ・バラエティーストア

1位
“ボディシート 極冷感タイプ”

「メンズビオレ(MEN’S BIORE)」

破れにくく、乾きにくい仕様を極めたボディーシート。昨今の気候によって暑い季節に不可欠のアイテムとなった。体のベタつきや臭いの元となる汗や皮脂を気持ち良く落とす。滑らかなシートは肌を労りながらスピーディーにケア。強力な冷感で包みながら爽快な気分へと導く。使うたびに広がるクールオーシャンの香りが気分もリセットする。(28枚入り、401円※編集部調べ)

\ バイヤーズコメント /

「アイスペアー&フリージアの香りは、“極冷感”シリーズから発売した新香調。甘めの香りで、男性だけでなく女性にも人気」(富田美貴子・マツモトキヨシ・ココカラファイン 商品部 化粧品バイヤー)

1位
“ザ フェイスウォッシュ”

「バルクオム(BULK HOMME)」

ブランド創設以来、不動の人気を誇る洗顔料がアップデート。生石けんが作り出す弾力のある泡のクッションが、洗顔時の摩擦による刺激をガードする。ヒドロキシアパタイトが肌に必要な潤いは残しながら、不要な皮脂や毛穴の皮脂詰まりを選択的に吸着洗浄する。残留皮脂による肌トラブルまで考慮して処方した。爽快な洗い上がりなのに潤いに満ちた肌に導くのはマカデミアナッツ脂肪酸フィトステリルなどの力。(100g、2420円)

\ バイヤーズコメント /

「3〜6月で3700個を販売した」(本間弓子・ロフト 商品本部健康雑貨部企画担当)

3位
“ザ リペアローション”

「バルクオム(BULK HOMME)」

男性の美容意識が向上してニーズも多様化する世情を背景に再設計した薬用化粧水。角質層まで届かせるたっぷりの潤いは、美容液のよう。凝縮した保湿成分と肌に必要な水分・油分をナノバリア処方でスピーディーに肌の深くまで浸透させる。豊かな潤いでありながらべたつきを感じさせない処方でみずみずしい肌へと導く。ニキビや肌荒れ、不安定になりがちな大人の揺らぎ肌にもアプローチ。アフターシェーブローションとしても重宝する。【医薬部外品】(100mL、3630円)

\ バイヤーズコメント /

「3〜6月で1800個を販売した」(本間弓子・ロフト 商品本部健康雑貨部企画担当)

3位
“バイタルクリームパーフェクション fA”

「ウーノ(UNO)」

ワンアクションでエイジングケアできるオールインワンクリーム。化粧水、乳液、美容液、クリーム、マスクの5役を担う。男性のシミ、肌荒れ、かさつき、テカリ、乾燥小ジワの5大肌悩みにアプローチする。年齢とともに変化する肌に応えるスキンプロテインやコエンザイムQ10などが細部まで潤いを運ぶ。手軽なケアで肌荒れやテカリなど男性特有の肌トラブルに対応する設計も好評。【医薬部外品】(90g、1738円※編集部調べ)

\ バイヤーズコメント /

「さまざまな肌悩みをこれ一品で解決できるキャッチフレーズと、オールインワンという手軽さにより幅広い世代から支持された」(スギ薬局 ビューティ部)

EC

WWDBEAUTY 2025上半期ベストコスメ

1位
“ドライタッチ UVジェル”

「オルビス ミスター(ORBIS MR.)」

清潔感を科学したメンズスキンケアブランド「オルビス ミスター」による、ベタつきやすい大人男性肌のための日焼け止めジェル。女性の3倍もの量が出るといわれる男性の肌の皮脂を⾧時間ブロック。快適な使い心地でさらりとした素肌感をかなえる。毛穴まわりの肌のハリをプラスするビタミンC誘導体を配合したほか、皮脂吸着パウダーを加え、ダブルでアプローチする。独自のオイルレステクノロジーを搭載し、テカリの元に正面から向き合う。[SPF50+・PA++++](60g、1980円)

\ バイヤーズコメント /

「“塗る脂取り紙”という発想で、テカリが気になる人におすすめ。顔と体の両方に使用でき、クレンジング不要。無香料・無着色かつ軽いテクスチャーなので、日焼け止めが苦手だな人でも使いやすい」(横山愛・ヨドバシカメラ コスメ事業部 部長)

2位
“ザ フェイスウォッシュ”

「バルクオム(BULK HOMME)」

ブランド創設以来、不動の人気を誇る洗顔料がアップデート。生石けんが作り出す弾力のある泡のクッションが、洗顔時の摩擦による刺激をガードする。ヒドロキシアパタイトが肌に必要な潤いは残しながら、不要な皮脂や毛穴の皮脂詰まりを選択的に吸着洗浄する。残留皮脂による肌トラブルまで考慮して処方した。爽快な洗い上がりなのに潤いに満ちた肌に導くのはマカデミアナッツ脂肪酸フィトステリルなどの力。(100g、2420円)

\ バイヤーズコメント /

「生石けんから生まれた濃密泡で肌を守りながらしっかり洗い上げる」(横山愛・ヨドバシカメラ コスメ事業部 部長)

3位
“モロッカンネロリ
ポストシェーブ ローション”

「イソップ(AESOP)」

植物オイルがライトな潤いを肌にチャージしてモイスチャーバランスを整える、シェーブローション。シェービングした後に乾燥に傾く肌をケアする保湿剤として機能する。サンダルウッドとネロリの花の保湿成分、パンテノールやオレンジ花油の整肌成分を配合。ひげ剃りの後の洗顔などで肌を整えた後のケアアイテムとして、デイリーに用いるモイスチャライザーとして活躍する。ハーブの香りが心地良い人気作が、7月にリニューアルした。(60mL、7150円)

\ バイヤーズコメント /

「シェービング後の肌に潤いと落ち着きを与えてくれる。パートナへのプレゼントとしても人気。『イソップ』特有のウッディな香りも人気の理由」(壽美優子・高島屋 EC事業部 化粧品担当バイヤー)

3位
“エクラ プルミエ ラ バーズ”

「シャネル(CHANEL)」

30年以上もの研究を経て、シャネル サイエンスにより開発したメイクアップベース。繊細なピンクカラーが色付けた肌はまるで透明なベールをまとったかのよう。プルミエ フラワー エキスとピュア ナイアシンアミドを配合したフォーミュラが肌を守り、輝きを与える。光を反射するパール パウダーとピグメントの独自ブレンドが明るい肌を約束する。長年の技術と叡智を詰め込んだ一滴が肌悩みを美点に変える。[SPF40・PA++++](30mL、8910円)©CHANEL

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18名様にプレゼント!

「WWDBEAUTY 2025上半期ベストコスメ」を受賞した厳選アイテムを18名様にプレゼントします。豪華なスキンケアとトレンドコスメの詰め合わせや残暑にうれしいアイテムなど約2万5000~5万円相当の賞をご用意しました。"本当に"売れたコスメをお試しいただき、ぜいたくなひとときをお過ごしください。

応募要項

・「WWDJAPAN.com」の会員登録が必要です。
・メルマガ会員の方も「WWDJAPAN.com」の新規会員登録が必要です。会員登録のうえ、
下記、応募フォームよりご応募ください。

応募期間

9月19日(金)〜10月17日(金)10:00

注意事項

【注意事項】
・賞品のお届け先は日本国内の方に限らせていただきます。
・応募はお一人様1回のみ有効となります。
・応募者多数の場合は抽選により当選者を決定いたします。
・抽選結果に関するお問い合わせはお受けできませんので、予めご了承ください。
・当選の発表は、賞品の発送をもって代えさせていただきます。
・同業者の方の応募はご遠慮ください。
・当社の判断で応募条件を満たさないと考えられる場合や、応募に関して不正な行為があった場合、当選を取り消させていただく場合がございます。
・当選権利の交換・換金、また第三者への譲渡・転売はできません。
・詰め合わせセットの内容は予告なく変更される可能性があります。予めご了承ください。
・本キャンペーンの応募時に発生するインターネット接続料、パケット通信料などの諸経費は応募者のご負担となります。
・本キャンペーンへの参加は、応募者自らの判断と責任において行うものとし、応募に際して募者に何らかの損害が生じた場合、又は賞品に破損などの不備等があった場合、当社の故意または重過失に起因するものを除きその責任を一切負いません。
・複数のアカウントによる同一人物の応募は無効とさせていただきます。
・個人の属性等、アンケート項目への回答は、統計処理した集計値としてのみ使用いたします。
・当選者の個人情報は、当キャンペーンに関するご連絡にのみ使用いたします。法令により開示を求められた場合を除き、応募者の同意なしに第三者に対して開示・提供することはありません。この点については、下記プライバシーポリシーをご参照ください。
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TEXT:AKIRA WATANABE

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「WWDBEAUTY 2025上半期ベストコスメ」 新商品 スタイリング剤部門1位は「ディオール」「リファ」

「WWDBEAUTY 2025上半期ベストコスメ」
を発表!

「WWDBEAUTY」は、百貨店・セミセルフ、ドラッグ&バラエティーストア、ECで2025年上半期(1~6月)に売れた商品を調査。この期間に発売された新商品(NEW PRODUCT)のベスト3と、新商品だけでなく既存品を含めた総合(HERO PRODUCT)のベスト3を紹介する。

新商品の百貨店・セミセルフで首位に輝いた「ディオール(DIOR)」の“ミス ディオール ブルーミング ブーケ ヘア ミスト”は、前期のベストコスメにもランクインしたヒット作。名香で知られる“ミス ディオール”の中でも高い支持を得る香りをヘアで楽しめるミスト。ギフト需要も手伝い、好評を得ている。ドラッグ&バラエティーストア1位は「リファ(REFA)」の“ミルクプロテインアウトバストリートメントピンク”。髪になじみの良い処方が好評で、まとまりにくさを感じたときに頼りになるアウトバストリートメントだ。EC1位は、同じく「リファ」の“ストレートロック”。大ヒット作のストレートヘアアイロンと併用することで理想のストレートヘアを目指せる。

百貨店・セミセルフ

WWDBEAUTY 2025上半期ベストコスメ・百貨店・セミセルフ

1位
“ミス ディオール ブルーミング ブーケ
ヘア ミスト”

「ディオール(DIOR)」

愛と自信に満ち溢れた香りの“ミス ディオール”を髪にまとえる、アルコールフリーのヘア ミスト。ローズウオーターを配合したミストが髪に潤いを与える。ローズやピオニー、ホワイト ムスクが入り混じる香りにフレッシュな花々を引き立て、髪が揺れるたびに軽やかに香る。ボトルは、千鳥格子をデザインしたフロストガラスを採用した。(30mL、7700円)

\ バイヤーズコメント /

「みずみずしいヘアミストは、ローズウオーター配合で髪に潤いを与え、揺れるたび花々のブーケの香りがふんわりと香る」(荒井みず季・松屋銀座本店 化粧品担当 バイヤー)

2位
“ストレートロック”

「リファ(REFA)」

ヘアサロンで話題のうねりケア、酸熱トリートメントを手軽にホームケアできるミルクタイプのスタイリング剤。髪の健康を考えたミルクには、酸熱ロック成分とヒートケア成分を配合した。熱や酸化による影響を受けにくいフィトオイルが髪をコーティングする。くせやうねりのある髪をしなやかで自然なストレートヘアへと導く。(100g、2800円)

\ バイヤーズコメント /

「SNSで人気」(北田真規・髙島屋大阪店 ストアマーチャンダイザー)、「うねりを防ぐ酸熱ロック処方」(岩田晶子・ジェイアール名古屋タカシマヤ 化粧品マネージャー)

3位
“エッセンシャルセンツ
スタイリング オイル イン ミスト”

「スリー(THREE)」

水分と油分の2層式スタイリングミストが、髪をダメージから保護する。1本でトリートメントとライトなスタイリングの2役を担う。オイル層は、国産ベルガモット精油をはじめとするブレンド精油や種子オイルをブレンドした。ウオーター層は、有用成分を豊かに含有する温泉水やコメ発酵液などを配合。過酷な環境にさらされた髪の水分と油分のバランスを整え、しなやかさをよみがえらせる。スプレーするたびに広がるハーバルの香りが心身を解き放つ。(100mL、3960円)

\ バイヤーズコメント /

「シャンプー・コンディショナーと同じく、精油由来の香り立ちが人気のスタイリングミスト。ミストタイプのため日中の髪の潤い補給にも使える」(山崎奈々恵・伊勢丹新宿本店 化粧品MD部 バイヤー)

3位
“薬用 ヘアグロースエッセンス”

「ジョンマスターオーガニック
(JOHN MASTERS ORGANICS)」

毛サイクルに着目した、自然由来成分99%の薬用育毛セラム。グリチルリチン酸ジカリウム、ニンジン抽出液、タマサキツヅラフジアルカロイドの3種の自然由来成分を配合した。薄毛や抜け毛を防ぎ、発毛を促す。保湿成分のリンゴ果汁とゴボウエキスが抜けにくく長い髪のための健全な頭皮環境作りをサポートする。一本一本を根元から太くし、ボリュームがある密度の高い髪を目指す。【医薬部外品】(50mL、5940円)

\ バイヤーズコメント /

「『ジョンマスターオーガニック』から初めて薬用が発売された。集中ケアセットが売り上げを後押しした」(井場万美子・京王百貨店新宿店 化粧品担当)

ドラッグ&バラエティーストア

WWDBEAUTY 2025上半期ベストコスメ・ドラッグ・バラエティーストア

1位
“ミルクプロテイン
アウトバストリートメントピンク”

「リファ(REFA)」

濡れた状態の髪にも隅々まで行きわたり、スムーズなブローを実現するアウトバストリートメント。うねりやくせが気になるとき、髪の広がりを抑えたいとき、しっとりまとめたいときに頼れる1本。天然ミルク由来のプロテインが毛髪の内部に浸透し、ドライヤーの熱を生かしながらダメージを補修する。ブローするたびにトリートメントでき、指通りの良いしっとりとした髪に仕上げる。(100g、1980円)

\ バイヤーズコメント /

「天然ミルク由来のプロテインを配合し、髪なじみとまとまりの良さが人気」(富田美貴子=マツモトキヨシ・ココカラファイン 商品部 化粧品バイヤー)

2位
“まとめ髪スティック スーパーホールド”

「マトメージュ(MATOMAGE)」

簡単にアレンジできる、スティック型の無香料ワックス。キャップが持ち手になるパッケージを採用。あほ毛や後れ毛、前髪を固めずにスタイリングする。ヘアスタイルを崩す要因にもアプローチ。ヒマワリ種子油やオリーブ果実油などのキューティクルケア成分、セレシンなどの湿気をブロックする成分、イソステアロイル加水分解シルクなどのダメージ補修成分を配合した。静電気からも髪を守る。(13g、693円※編集部調べ)

\ バイヤーズコメント /

「『マトメージュ』の人気商品がリニューアルした。スタイルを崩したくない人に、特にしっかり固めてくれるスーパーハードタイプが人気」(石渡翔子・ハンズ ヘルス&ビューティ商品部バイヤー)

3位
“薬用制汗フレッシュショット”

「ナキコ(NAKICO)」

泣きたくなるほどのつらい悩みに着目したブランドによる、頭周りの汗と臭いを抑えて殺菌作用も備えたスプレータイプのデオドラント。フェノールスルホン酸亜鉛とイソプロピルメチノールの薬用成分をダブルで配合した。さらにサクラ葉抽出液や柿タンニンなどの植物由来成分を6種処方した。頭皮の健やかさも考慮した設計でパワフルにリフレッシュできる。【医薬部外品】(30mL、1980円)

\ バイヤーズコメント /

「人気の『ナキコ』シリーズにヘアケア商品が登場。蒸れやすい頭皮の汗と臭いをシュッとするだけで抑えてくれる」(石渡翔子・ハンズ ヘルス&ビューティ商品部バイヤー)

3位
“うるたば”

「カンタンシリーズ(KANTAN SERIES)」

メンズに特化した美容師兼ユーチューバーとして活躍する、みかみ。氏がプロデュースしたヘアワックス。メンズ特有の悩みに対し、最適なソリューションで“かっこいい”を提案する。クリーンですがすがしい印象を与えるリネンの香りを採用したワックスは、みずみずしい艶にハードなセット力を備えた。無作為で不規則な質感が無造作スタイルを生み出し、“うるたば”ヘアが完成する。(90g、1980円)

\ バイヤーズコメント /

「2〜6月で9800個を販売した」(本間弓子・ロフト 商品本部健康雑貨部企画担当)

3位
“ハイドロミルク”

「プリュスオー(PLUS EAU)」

「サロンでしか感じられない仕上がりや質感を毎日のホームケアで実現する」をコンセプトにサロンクオリティーを追求するヘアケアブランドのアウトバスシリーズ。新作のヘアミルクは、ダメージを受けた髪を補修する乳液トリートメント。べたつきのない軽やかな使用感が特徴。独自に構成したマルチケラチンと美容成分が髪の内側に浸透してダメージをケアし、光沢のある美しい髪へ導く。(150mL、1540円)

\ バイヤーズコメント /

「ドライヤーやアイロンの熱を利用してダメージをケアし、パサつきや広がりを抑えてしっとりまとまる髪へ導く。軽やかな使用感とほかの香りを邪魔しない無香料設計が多くのユーザーに支持されている」(國部桂子・プラザ商品二部H&B課 課長)

3位
“マトメイク スティック ミラクルホールド4.0”

「アンドハニー(&HONEY)」

マスカラのような形状で、セットしたそのままの美しいまとめ髪をキープするスティックタイプのジェル状ヘアスタイリング剤。ブランド史上最強のキープ力を備えながらナチュラルに仕上げる。気になるあほ毛や前髪、後れ毛を整える。保湿効果の高いハチミツを厳選して配合することで潤いを与え、思い通りのヘアスタイルをかなえる。湿気や毛髪保護、臭いなどの悩みにも応えるパワフルな設計。(9g、1078円)

\ バイヤーズコメント /

「マスカラ型で手軽にあほ毛や前髪を整えられ、学校や外出先でサッとお直しできる手軽さがZ世代に人気。固まらずナチュラルに仕上がり、従来の“3.0”より保湿力と艶感が高く、しっとりまとまるのが特徴。SNS映えするかわいいパッケージも好評で、持ち歩きコスメとして支持されている」(國部桂子・プラザ商品二部H&B課 課長)、「『アンドハニー』史上最強のキープ力で、あほ毛をしっかりホールドしてくれるのに、パリパリしないと話題」(富田美貴子=マツモトキヨシ・ココカラファイン 商品部 化粧品バイヤー)

EC

WWDBEAUTY 2025上半期ベストコスメ

1位
“ストレートロック”

「リファ(REFA)」

ヘアサロンで話題のうねりケア、酸熱トリートメントを手軽にホームケアできるミルクタイプのスタイリング剤。髪の健康を考えたミルクには、酸熱ロック成分とヒートケア成分を配合した。熱や酸化による影響を受けにくいフィトオイルが髪をコーティングする。くせやうねりのある髪をしなやかで自然なストレートヘアへと導く。(100g、2800円)

\ バイヤーズコメント /

「発売直後から人気でメーカーでも長期欠品になってしまったアイテム。使用することで、湿気が気になる日でも、まとまりと艶のあるストレートヘアを目指せる。髪のうねりに悩んでいる人におすすめ」(木村陽香・大丸松坂屋百貨店 DEPACO担当バイヤー)

2位
“ミス ディオール ブルーミング ブーケ
ヘア ミスト”

「ディオール(DIOR)」

愛と自信に満ち溢れた香りの“ミス ディオール”を髪にまとえる、アルコールフリーのヘアミスト。ローズウオーターを配合したミストが髪に潤いを与える。ローズやピオニー、ホワイトムスクが入り混じる香りにフレッシュな花々を引き立て、髪が揺れるたびに軽やかに香る。ボトルは、千鳥格子をデザインしたフロストガラスを採用した。(30mL、7700円)

\ バイヤーズコメント /

「元々人気だったヘアミストがリニューアル発売した。花々のブーケの香りがフレッシュで、優しく香りをまといたいときに使いやすい。ギフトにも好評」(木村陽香・大丸松坂屋百貨店 DEPACO担当バイヤー)

2位
“メロウピーチティー ヘアオイル
ディープリペア”

「ジルスチュアート ビューティ
(JILL STUART BEAUTY)」

ダメージケア機能も備えたヘアオイル。トラブルを感じる髪を内外両面からダブルで補修する。甘やかなメロウピーチティーの香るオイルが美しくまとまる滑らかな髪へと導く。髪の表面を整え、艶やかなスタイルに仕立てる。髪を補修する植物由来毛髪補修成分や、髪を紫外線のダメージからガードするUVカット成分などを配合。リッチな使用感で健やかな美髪を目指す。(60mL、3300円※数量限定のためなくなり次第終了)

\ バイヤーズコメント /

「限定発売の紅茶の香りで人気を博した。芳醇なピーチの甘い香りに包まれると評判で、自分用にもギフトにも選ばれた。ハンドクリームなどとラインでそろえる人も多かった」(壽美優子・高島屋 EC事業部 化粧品担当バイヤー)

2位
“エッセンスインヘアミルク 限定デザイン”

「オルビス(ORBIS)」

「オルビス」で人気No.1(ヘア部門総売上金額2022年8月〜24年10月31日の販売実績)のヘアケア商品“エッセンスインヘアミルク”から、「アダム エ ロペ(ADAM ET ROPE)との限定コラボデザインボトルが登場。異例の降雨などにより、乾燥地帯に大量の野花が咲く十数年に一度しか起きない伝説的な現象として知られる「スーパーブルーム」から着想を得た。 “エッセンスインヘアミルク”のアイデンティティーであるピンクを、「アダム エ ロペ」を象徴するシルバーにのせることで、「スーパーブルーム」という春の芽吹きや自然のエネルギーを感じて心躍るようなデザインを目指した。(140g、1320円※限定発売)

\ バイヤーズコメント /

2位
“クロノビューティ UV ヘアカラー
ラスティング&スタイリング バーム”

「アリィー(ALLIE)」

紫外線をカットしてヘアカラーの色落ちをガードしながら、朝のスタイリングをキープするUVヘアカラーロックバーム。手のひらでスピーディーにとろけるやわらかな質感のバームをなじませるだけで艶のあるセミウエットなスタイリングが完成する。紫外線によるダメージからも髪を守り、ヘアカラー後の美しい髪色を保つ。耳・うなじ・デコルテなどもケアする、髪・体用の日焼け止めとしても重宝する。[SPF50+・PA++++](35g、2750円※編集部調べ)

ギフトキャンペーン

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豪華ベストコスメ受賞商品を
18名様にプレゼント!

「WWDBEAUTY 2025上半期ベストコスメ」を受賞した厳選アイテムを18名様にプレゼントします。豪華なスキンケアとトレンドコスメの詰め合わせや残暑にうれしいアイテムなど約2万5000~5万円相当の賞をご用意しました。"本当に"売れたコスメをお試しいただき、ぜいたくなひとときをお過ごしください。

応募要項

・「WWDJAPAN.com」の会員登録が必要です。
・メルマガ会員の方も「WWDJAPAN.com」の新規会員登録が必要です。会員登録のうえ、
下記、応募フォームよりご応募ください。

応募期間

9月19日(金)〜10月17日(金)10:00

注意事項

【注意事項】
・賞品のお届け先は日本国内の方に限らせていただきます。
・応募はお一人様1回のみ有効となります。
・応募者多数の場合は抽選により当選者を決定いたします。
・抽選結果に関するお問い合わせはお受けできませんので、予めご了承ください。
・当選の発表は、賞品の発送をもって代えさせていただきます。
・同業者の方の応募はご遠慮ください。
・当社の判断で応募条件を満たさないと考えられる場合や、応募に関して不正な行為があった場合、当選を取り消させていただく場合がございます。
・当選権利の交換・換金、また第三者への譲渡・転売はできません。
・詰め合わせセットの内容は予告なく変更される可能性があります。予めご了承ください。
・本キャンペーンの応募時に発生するインターネット接続料、パケット通信料などの諸経費は応募者のご負担となります。
・本キャンペーンへの参加は、応募者自らの判断と責任において行うものとし、応募に際して募者に何らかの損害が生じた場合、又は賞品に破損などの不備等があった場合、当社の故意または重過失に起因するものを除きその責任を一切負いません。
・複数のアカウントによる同一人物の応募は無効とさせていただきます。
・個人の属性等、アンケート項目への回答は、統計処理した集計値としてのみ使用いたします。
・当選者の個人情報は、当キャンペーンに関するご連絡にのみ使用いたします。法令により開示を求められた場合を除き、応募者の同意なしに第三者に対して開示・提供することはありません。この点については、下記プライバシーポリシーをご参照ください。
プライバシーポリシーはこちら

TEXT:AKIRA WATANABE

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「WWDBEAUTY 2025上半期ベストコスメ」 総合 メンズコスメ部門1位は「シセイドウ メン」「Nオーガニック」「オルビス」

「WWDBEAUTY 2025上半期ベストコスメ」
を発表!

「WWDBEAUTY」は、百貨店・セミセルフ、ドラッグ&バラエティーストア、ECで2025年上半期(1~6月)に売れた商品を調査。この期間に発売された新商品(NEW PRODUCT)のベスト3と、新商品だけでなく既存品を含めた総合(HERO PRODUCT)のベスト3を紹介する。

総合の百貨店・セミセルフで首位に輝いた「シセイドウ メン(SHISEIDO MEN)」“アルティミューン パワライジング コンセントレート”は男性特有の肌悩みに向き合った設計の光る美容液。25年7月より進化版が発売となり、早くも注目を浴びているという。ドラッグ&バラエティーストアは「ギャッツビー(GATSBY)」の“アイスデオドラント ボディペーパーN”が1位。新商品と同様に。女性からの支持もヒットに大きく貢献した。ECは「シセイドウ メン(SHISEIDO MEN)」の“フェイス クレンザー”が首位。「シセイドウ メン(SHISEIDO MEN)」は百貨店・セミセルフとECの1位から3位を独占、ブランド力を見せつける結果となった。

百貨店・セミセルフ

WWDBEAUTY 2025上半期ベストコスメ・百貨店・セミセルフ

1位
“アルティミューン パワライジング コンセントレート”

「シセイドウ メン(SHISEIDO MEN)」

男性の肌悩みによる3つの弱点(ディフェンス・バランス・リカバリー)に着目した美容液。トリプルツバキ GLエキスを配合した独自のテクノロジーを採用し、明るく健やかな肌印象へとアプローチする。洗顔やひげ剃り後の肌に塗布してケア。べたつきを感じさせないテクスチャーも好評。7月にパワーアップし、“アルティミューン パワライジング セラム”(30mL、9900円/50mL、1万5180円)に生まれ変わった。(30mL、8250円/75mL、1万6500円)

\ バイヤーズコメント /

「一本でお手入れが完了できる手軽さが人気。肌質や年齢を問わず使えるため、ギフト需要も高かった。 30mLを使ったリピーターによる切り替えも多く見られた」(二井本晴美・ジェイアール名古屋タカシマヤ 紳士雑貨セクションチーフ)、「CMを見て指名買いする顧客が多く、高機能なのにシンプルケアで使い勝手の良さが支持された。ギフト需要も高く、男性の固定客化をけん引する」(天満屋岡山本店 担当者)、「男性の肌悩みに特化しており、べたつかないテクスチャーも人気」(荒井みず季・松屋銀座本店 化粧品担当 バイヤー)

2位
“ハイドレーティング ローション C”

「シセイドウ メン(SHISEIDO MEN)」

たっぷりの水分を補給するローション。スピーディーに肌を潤わせてなじませるアクアインプールを配合し、乾燥やひげそり後の肌トラブルを整える。毛穴の目立ちにくい強靭な肌を目指す。敏感な男性の肌を考えた、アルコール感を抑えた処方もヒットを後押しした。みずみずしく爽やかなシトラスにバンブーグリーンをブレンドした香りはフレッシュ感とアクティブさをイメージして調香した。(150mL、4400円)

\ バイヤーズコメント /

「リピート顧客による購入や、アンバサダーの訴求効果により幅広い年齢層の購入につながった」(今井美穂・ジェイアール京都伊勢丹 化粧品マーチャンダイザー)、「ギフト需要が高い」(川西恒久・髙島屋新宿店 販売第1部 ストアマーチャンダイザー)

3位
“フェイス クレンザー”

「シセイドウ メン(SHISEIDO MEN)」

洗顔料にもシェービングクリームにも活躍するヒット作で「WWDBEAUTY ベストコスメ」でも何度もランクインしている。スキンケア成分を配合したクリーミーな泡は、シトラスウッディの温かみのある爽やかさがほのかに香る。ニキビのもととなる汚れや、過剰な皮脂によるべたつきを毛穴の奥から一掃する。肌に必要な潤いを保ちながら、すっきりとした洗い上がりをかなえる。(130g、3300円)

\ バイヤーズコメント /

「リピート顧客による購入や、アンバサダーの訴求効果により幅広い年齢層の購入につながった」(今井美穂・ジェイアール京都伊勢丹 化粧品マーチャンダイザー)、「ギフト需要が高い」(川西恒久・髙島屋新宿店 販売第1部 ストアマーチャンダイザー)

ドラッグ&バラエティーストア

WWDBEAUTY 2025上半期ベストコスメ・ドラッグ・バラエティーストア

1位
“アイスデオドラント ボディペーパーN”

「ギャツビー(GATSBY)」

汗・ベタつき・汚れ、花粉・PM2.5をしっかり取り除く、厚手で丈夫な薬用ボディーペーパー。25cm×20cmの大きさの不織布は、天然パルプ100%とボタニカル繊維を採用。一枚で全身をケアする。殺菌&制汗成分を配合して防臭・制汗にパワフルに働く。“アイスデオドラント”には清涼成分(メントール)を高配合し、クールに清潔な肌を長時間キープする。香りは無香料タイプを含めた4種を展開。【医薬部外品】(全5種、各10枚入り、各375円/各30枚入り、各605円※編集部調べ)

\ バイヤーズコメント /

「当社限定で販売したシャルドネ&ジャスミンティーの甘い香りと、パッケージの良さがSNSで好評。昨年までのキンモクセイやネロリの香りを超える実績を上げた」(スギ薬局 ビューティ部)、「マツモトキヨシ・ココカラファイン限定であるレモンスカッシュの香りとパッケージの評価が高く、性別問わず人気だった」(富田美貴子・マツモトキヨシ・ココカラファイン 商品部 化粧品バイヤー)

2位
“男ソフトストーンW”

「デオナチュレ(DEONATULLE)」

さっと塗って手軽にケアする、スティックタイプの脇用制汗デオドラント。微粒子化した焼ミョウバンが肌に密着。イソプロビルメチルフェノールを配合し、ニオイの原因菌を封じ込む。さらに酸化亜鉛が働き、気になるパーツの皮脂を吸着。朝に1度、乾いた腋に塗布するだけでさらりとした快適な状態が長時間続く。汗をかいたときは、汗を拭き取った後に使用するのが効果的。(20g、990円)

\ バイヤーズコメント /

「高い消臭と制汗効果が好評。塗りやすいスティックタイプで快適に使える」(西村拓也・トモズ商品部 チームリーダー)、「朝塗って夜まで続く、男性制汗剤のベストセラー。有効成分が長時間密着して男の汗とニオイを防ぐ」(富田美貴子・マツモトキヨシ・ココカラファイン 商品部 化粧品バイヤー)

3位
“グルーミングバーム”

「プラウドメン(PROUDMEN)」

ほのかな香りと潤いが全身を包むフレグランスバーム。香水未満のほんのりとした香りが長時間持続する。上品な爽やかさに落ち着きを感じさせるグルーミング・シトラスは、6種のエッセンシャルオイルを配合。透明感のあるフレッシュなレモン・マンダリンが清々しく弾ける香りにわずかなムスクが溶け出し、奥深い余韻を残す。首元や脇など、ニオイの気になるところにスピーディーに働きかける。男性の身だしなみを支えるアイテム。(40g、3300円)

\ バイヤーズコメント /

「ビジネスマンに人気の香り。40〜50代に人気」(栗原健・ハンズ ヘルス&ビューティ商品部バイヤー)

3位
“カラーチェンジBBクリーム”

「ザ・フューチャー(THE FUTURE)」

自分の肌色に変化する、新感覚のBBクリーム。スキンケア、下地、コンシーラー、日焼け止めなどを担う多機能設計。軽滑らかなテクスチャーで、軽い付け心地でするすると肌に伸び広がる。クレンジング剤不要で、洗顔料で簡単にオフできる手軽さで肌をナチュラルにカバーする。クマや青髭、ニキビ、毛穴が気になるときの救世主。[SPF50+・PA++++](25g、1980円)

\ バイヤーズコメント /

「1〜6月で8000個を販売した」(本間弓子・ロフト 商品本部健康雑貨部企画担当)

EC

WWDBEAUTY 2025上半期ベストコスメ

1位
“フェイス クレンザー”

「シセイドウ メン(SHISEIDO MEN)」

洗顔料にもシェービングクリームにも活躍するヒット作で「WWDBEAUTY ベストコスメ」でも何度もランクインしている。スキンケア成分を配合したクリーミーな泡は、シトラスウッディの温かみのある爽やかさがほのかに香る。ニキビのもととなる汚れや、過剰な皮脂によるべたつきを毛穴の奥から一掃する。肌に必要な潤いを保ちながら、すっきりとした洗い上がりをかなえる。(130g、3300円)

\ バイヤーズコメント /

「クリーミーな泡立ちと、ニキビのもととなる汚れや余分な皮脂をしっかり洗い流しながら潤いをもたらす洗顔フォーム。男性の肌に着目しているが故の安心感と信頼感によりリピート率が高い」(壽美優子・高島屋 EC事業部 化粧品担当バイヤー)、「スキンケア発想のフェイスウォッシュ。細かくクリーミーな泡で毛穴汚れまでしっかり落としながら、肌の潤いは守る。香りも爽やかで好評」(横山愛・ヨドバシカメラ コスメ事業部 部長)

2位
“ハイドレーティング ローション C”

「シセイドウ メン(SHISEIDO MEN)」

たっぷりの水分を補給するローション。スピーディーに肌を潤わせてなじませるアクアインプールを配合し、乾燥やひげそり後の肌トラブルを整える。毛穴の目立ちにくい強靭な肌を目指す。敏感な男性の肌を考えた、アルコール感を抑えた処方もヒットを後押しした。みずみずしく爽やかなシトラスにバンブーグリーンをブレンドした香りはフレッシュ感とアクティブさをイメージして調香した。(150mL、4400円)

\ バイヤーズコメント /

「男性のスキンケアも一般的となり、店頭に行かなくてもスムーズに買えるECを選ぶ顧客も多い。反町隆史さんのCM効果も大きいのでは」(木村陽香・大丸松坂屋百貨店 DEPACO担当バイヤー)、「さっぱりしたテクスチャーながらしっとり潤う快適な使い心地はもちろん、髭剃り後の肌など『男性のことを考えた』アイテムとして強い信頼感を得た」(壽美優子・高島屋 EC事業部 化粧品担当バイヤー)

2位
“アルティミューン パワライジング コンセントレート”

「シセイドウ メン(SHISEIDO MEN)」

男性の肌悩みによる3つの弱点(ディフェンス・バランス・リカバリー)に着目した美容液。トリプルツバキ GLエキスを配合した独自のテクノロジーを採用し、明るく健やかな肌印象へとアプローチする。洗顔やひげ剃り後の肌に塗布してケア。べたつきを感じさせないテクスチャーも好評。7月にパワーアップし、“アルティミューン パワライジング セラム”(30mL、9900円/50mL、1万5180円)に生まれ変わった。(30mL、8250円/75mL、1万6500円)

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・メルマガ会員の方も「WWDJAPAN.com」の新規会員登録が必要です。会員登録のうえ、
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応募期間

9月19日(金)〜10月17日(金)10:00

注意事項

【注意事項】
・賞品のお届け先は日本国内の方に限らせていただきます。
・応募はお一人様1回のみ有効となります。
・応募者多数の場合は抽選により当選者を決定いたします。
・抽選結果に関するお問い合わせはお受けできませんので、予めご了承ください。
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・個人の属性等、アンケート項目への回答は、統計処理した集計値としてのみ使用いたします。
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「WWDBEAUTY 2025上半期ベストコスメ」 総合 スタイリング剤部門1位は「ロクシタン」「リファ」

「WWDBEAUTY 2025上半期ベストコスメ」
を発表!

「WWDBEAUTY」は、百貨店・セミセルフ、ドラッグ&バラエティーストア、ECで2025年上半期(1~6月)に売れた商品を調査。この期間に発売された新商品(NEW PRODUCT)のベスト3と、新商品だけでなく既存品を含めた総合(HERO PRODUCT)のベスト3を紹介する。

総合の百貨店・セミセルフとECで首位に輝いた「ロクシタン(L’OCCITANE)」の“薬用 メディカル アンチヘアロスセラム”は、育毛剤でありながら自然由来成分99%の処方を実現した。ナチュラルな設計にパワフルな効果を与えた設計が好評を得た。処方だけでなく香りの良さもヒットに大きく寄与した。ドラッグ&バラエティーストア1位の「リファ(REFA)」“ロックオイル”は、「ヘアアイロンの相棒」との声を聞くほど高い知名度がある。

百貨店・セミセルフ

WWDBEAUTY 2025上半期ベストコスメ・百貨店・セミセルフ

1位
“薬用 メディカル アンチヘアロスセラム”

「ロクシタン(L’OCCITANE)」

自然由来成分を99%という高い数値で配合した、2層式の薬用育毛美容液。10年もの年月をかけてブランド初の育毛剤を開発した。さまざまなストレスやホルモンの変化などに起因する、薄毛や抜け毛の悩みを植物の力でパワフルにサポートする。1日1回、頭皮に5〜10滴を塗布し、マッサージしてケア。ハーブや香草を想起する、爽快感のあるハーバルグリーンの香りが心地よく広がる。【医薬部外品】(50mL、6160円)

\ バイヤーズコメント /

「抜け毛を予防し、発毛促進にも働く薬用育毛美容液で育毛剤を探している人へ紹介した。実際に効果を実感していただいており、多くの顧客が継続的に使用してくださっている」(天満屋岡山本店 担当者)、「育毛に興味がある人が非常に多い。リピーターも多い」(横手くるみ・博多阪急ビューティマネージャー)

2位
“チャンス オー タンドゥル ヘア ミスト”

「シャネル(CHANEL)」

華やかでエレガントな“チャンス オー タンドゥル”が香るヘアミスト。外出先でも手軽にケアできる、スプレータイプだ。ガブリエル・シャネル(Gabrielle Chanel)創業者の「いつでもチャンスを作るのは自分自身で、真のチャンスは自分の中にある」の思いをインスピレーション源に描いた。フレッシュなグレープフルーツや、繊細なジャスミン、温かみのあるホワイトムスクが混ざり合う。繊細でやわらかな香りが揺れる髪とともに広がる。(35mL、8030円) ©︎CHANEL

\ バイヤーズコメント /

「『シャネル』人気No.1の香水のヘアミスト」(荒井みず季・松屋銀座本店 化粧品担当 バイヤー)

3位
“ロックオイルブルーム”

「リファ(REFA)」

「WWDBEAUTY」のベストコスメでは「リファ」の“ロックオイル”が常連だが、香りと成分が異なる仕様のスタイリングオイルがランクインした。美容効果が高い希少なタマヌオイルに着目したほか、スーパービタミンEで知られるトコトリエノールやオレイン酸、リノール酸を配合した。それらの高い保湿力は、髪を紫外線からガードする。シリーズ共通のリッチなテクスチャーが狙い通りのスタイリングを約束する。(100mL、2800円)

\ バイヤーズコメント /

「紫外線ダメージの予防や保湿が気になる人に人気。ギフト需要も高い」(横手くるみ・博多阪急ビューティマネージャー)、「定番の香りの方が人気だが、暑い季節に向けては紫外線対策として、成分違いのこちらを選ぶ人が増える。“ライト”も人気」(今井美穂・ジェイアール京都伊勢丹 化粧品マーチャンダイザー)

3位
“オーセンティック オイル”

「ダヴィネス(DAVINES)」

自然の恵みを豊かに含有したマルチパーパスオイル。ヘア・フェイス・ボディーなどあらゆるケアで活躍するロングセラーアイテムだ。旬のウエットヘアのスタイリングも思いのまま。抗酸化力と保湿力に優れたオーガニック由来のホホバオイル、ひまわり油、セサミオイルを配合した。芳醇でフレッシュな香りが心身を揺さぶる。(140mL、6380円)

\ バイヤーズコメント /

「アミューズボーテでは『ダヴィネス』の中で最も売れ筋の定番人気商品。ブランドとの取り組みでプロモーションを実施したことも好調要因となった」(若島大邦・大丸松坂屋百貨店 アミューズボーテ担当 バイヤー)

ドラッグ&バラエティーストア

WWDBEAUTY 2025上半期ベストコスメ・ドラッグ・バラエティーストア

1位
“ロックオイル”

「リファ(REFA)」

アイロン前に髪になじませてケアするスタイリングオイル。スタイルが決まる温度を見極めるプロの技に着目して開発した。熱を味方につけ、ダメージを補修してロックする。リッチなテクスチャーでウエットな束感を生み出し、狙い通りのスタイリングをサポート。ケアするたびにフルーティフローラルのほのかに甘い香りが広がる。4品をラインアップするシリーズの中でも大人気のロングセラーアイテムだ。(100mL、2640円)

\ バイヤーズコメント /

「ヘアアイロンの相棒と言えば“ロックオイル”という印象が強い。熱から髪を守りながらスタイリングできるのでおすすめ」(横山大樹・アットコスメ 店舗MD部)、「熱でカールをしっかりキープできるのに、髪が固まらず自然に仕上がる点がZ世代に人気。SNS映えするパッケージと香り、軽やかな使用感でトレンド感もあり、アイロンで髪を巻く人の必需品に。手軽にサロン級をかなえられると支持されている」(國部桂子・プラザ商品二部H&B課 課長)

2位
“エッセンスインヘアミルク

「オルビス(ORBIS)」

傷んだ髪を芯まで補修する洗い流さないトリートメント。テクニック不要で、ダメージケアと美髪ケアをダブルアプローチする。高保水ミルクを浸透美容液成分が包み、髪の内側からケアして保護。ドライヤーの熱を味方にして疑似キューティクルを形成する。パサつきや広がり、寝ぐせなどの悩みもサポート。ライトな使用感で艶のあるしなやかな髪へ。 (140g、1320円/レフィル140g、1100円)

\ バイヤーズコメント /

「ヘアミルクの先駆者。無香料のヘアミルク、一番ベーシックなヘアミルクとしてバズが発生してから王道の人気を誇る」(スギ薬局 ビューティ部)、「髪の内部まで潤いを補修し、かさつきやダメージを補修、さらっとした使い心地が人気」(西村拓也・トモズ商品部 チームリーダー)、「傷んだ髪を芯から補修する美容液入りのヘアミルク。毛先までしなやかな美髪へ。無香料で使い勝手が良く、容量が多いのでコスパが高いと評判」(富田美貴子・マツモトキヨシ・ココカラファイン 商品部 化粧品バイヤー)

3位
“ロックオイルライト”

「リファ(REFA)」

アイロン前に髪になじませて使用するスタイリングオイル。スタイルが決まる温度を見極めるプロの技に着目して開発した。熱を味方につけ、ダメージを補修してロックする。18種のフィトオイルをベストバランスで配合した高浸透オイルはリッチなテクスチャーでウエットな束感を演出。狙い通りのスタイリングをかなえる。“ロックオイル”よりも軽いつけ心地で、ふわりとキープする。(100mL、2640円)

\ バイヤーズコメント /

「“ロックオイル”がしっとり過ぎる人や初心者に、軽い仕上がりで自然な艶感を出せると支持されている。べたつかず細い髪でも使いやすく、前髪やおくれ毛などの細かいスタイリングにも最適。熱で髪を保護しながら形をキープでき、爽やかな香りと見た目のかわいらしさも人気の理由」(國部桂子・プラザ商品二部H&B課 課長)、「1〜6月で3万2000個を販売した」(本間弓子・ロフト 商品本部健康雑貨部企画担当)

EC

WWDBEAUTY 2025上半期ベストコスメ

1位
“薬用 メディカル アンチヘアロスセラム”

「ロクシタン(L’OCCITANE)」

自然由来成分を99%という高い数値で配合した、2層式の薬用育毛美容液。10年もの年月をかけてブランド初の育毛剤を開発した。さまざまなストレスやホルモンの変化などに起因する、薄毛や抜け毛の悩みを植物の力でパワフルにサポートする。1日1回、頭皮に5〜10滴を塗布し、マッサージしてケア。ハーブや香草を想起する、爽快感のあるハーバルグリーンの香りが心地よく広がる。【医薬部外品】(50mL、6160円)

\ バイヤーズコメント /

「10年の歳月をかけて完成させた育毛ケア商品。べたつかずさらっとした使用感とローズマリーやゼラニウムを配合した香りが使いやすい」(古山綾子・高島屋 EC事業部 化粧品担当バイヤー)

2位
“ロックオイル”

「リファ(REFA)」

アイロン前に髪になじませてケアするスタイリングオイル。スタイルが決まる温度を見極めるプロの技に着目して開発した。熱を味方につけ、ダメージを補修してロックする。リッチなテクスチャーでウエットな束感を生み出し、狙い通りのスタイリングをサポート。ケアするたびにフルーティフローラルのほのかに甘い香りが広がる。4品をラインアップするシリーズの中でも大人気のロングセラーアイテムだ。(100mL、2640円)

3位
“トラック オイル”

「トラック(TRACK)」

自然の恵みを享受するヘルシー処方を採用し、天然由来成分を97%以上配合した万能オイル。乾燥しがちな毛先に自然な艶を与え、まとまりのあるスタイルを作る。乾燥が気になる季節には髪だけでなく顔や体のケアでも活躍する。使用量をコントロールしやすいプッシュタイプはNo.1、No.2、No.3、ジャスミンの4種をラインアップする。(全3種、各90mL、各4180円/プッシュタイプ全4種、各90mL、各4620円)

3位
“ミス ディオール ブルーミング ブーケ ヘア ミスト”

「ディオール(DIOR)」

愛と自信に満ち溢れた香りの“ミス ディオール”を髪にまとえる、アルコールフリーのヘア ミスト。ローズウオーターを配合したミストが髪に潤いを与える。ローズやピオニー、ホワイト ムスクが入り混じる香りにフレッシュな花々を引き立て、髪が揺れるたびに軽やかに香る。ボトルは、千鳥格子をデザインしたフロストガラスを採用した。(30mL、7700円)

3位
“サボン ヘアオイル”

「シロ(SHIRO)」

フルーツを思わせるみずみずしくも爽快な香りを付したヘアオイル。クリーンな石けんをイメージする芳香に配合した、アビシニアンオイル(保湿)が乾燥して広がりがちな髪に潤いと艶を与える。重さを感じさせないテクスチャーはさらりとした使い心地。就寝前のヘアケアにはもちろん、外出先でのセット直しにも重宝。スタイリングの仕上げになじませるワンステップが、ウエットで艶やかな美しい仕上がりへと導く。(30mL、3300円)

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「WWDBEAUTY 2025上半期ベストコスメ」を受賞した厳選アイテムを18名様にプレゼントします。豪華なスキンケアとトレンドコスメの詰め合わせや残暑にうれしいアイテムなど約2万5000~5万円相当の賞をご用意しました。"本当に"売れたコスメをお試しいただき、ぜいたくなひとときをお過ごしください。

応募要項

・「WWDJAPAN.com」の会員登録が必要です。
・メルマガ会員の方も「WWDJAPAN.com」の新規会員登録が必要です。会員登録のうえ、
下記、応募フォームよりご応募ください。

応募期間

9月19日(金)〜10月17日(金)10:00

注意事項

【注意事項】
・賞品のお届け先は日本国内の方に限らせていただきます。
・応募はお一人様1回のみ有効となります。
・応募者多数の場合は抽選により当選者を決定いたします。
・抽選結果に関するお問い合わせはお受けできませんので、予めご了承ください。
・当選の発表は、賞品の発送をもって代えさせていただきます。
・同業者の方の応募はご遠慮ください。
・当社の判断で応募条件を満たさないと考えられる場合や、応募に関して不正な行為があった場合、当選を取り消させていただく場合がございます。
・当選権利の交換・換金、また第三者への譲渡・転売はできません。
・詰め合わせセットの内容は予告なく変更される可能性があります。予めご了承ください。
・本キャンペーンの応募時に発生するインターネット接続料、パケット通信料などの諸経費は応募者のご負担となります。
・本キャンペーンへの参加は、応募者自らの判断と責任において行うものとし、応募に際して募者に何らかの損害が生じた場合、又は賞品に破損などの不備等があった場合、当社の故意または重過失に起因するものを除きその責任を一切負いません。
・複数のアカウントによる同一人物の応募は無効とさせていただきます。
・個人の属性等、アンケート項目への回答は、統計処理した集計値としてのみ使用いたします。
・当選者の個人情報は、当キャンペーンに関するご連絡にのみ使用いたします。法令により開示を求められた場合を除き、応募者の同意なしに第三者に対して開示・提供することはありません。この点については、下記プライバシーポリシーをご参照ください。
プライバシーポリシーはこちら

TEXT:AKIRA WATANABE

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「ジル サンダー」がミニマリズムに回帰 過去のデザイナーたちが潜めてきたエモーションの表現に課題【26年春夏 新デザイナーの初コレクションVol.2】

「ジル サンダー(JIL SANDER)」が、シモーネ・ベロッティ(Simone Bellotti)クリエイティブ・ディレクターによる初めてのコレクションを発表した。会場は、ミラノ市内スフォルフェツコ城至近のミラノ本社。前任のルーシー&ルーク・メイヤー(Lucie and Luke Meier)夫妻はショー会場として用いていなかったが、創業デザイナーのジルはもちろん、シモーネが戻るべき時代の1つと捉えたのだろうラフ・シモンズ(Raf Simons)も活用していた空間に戻ってきた。彼の原点回帰への思いが伺える。

コレクションは、ミニマリズムへの回帰を印象付けた。前任のルーシー&ルーク夫妻は、当初はミニマリズムだけではない何かを探し、中期以降はミニマリズムとは一線を画しポエティックなクリエイションを目指していたが、ショー会場同様、原点に回帰したのだろう。ショーの終了後、シモーネはバックステージで「『ジル サンダー』には、相反する要素が同居している。クラシックで構築的なフォーマルのムードを兼ね備えている一方で、常にモダニティや軽さを探求してきた」と話す。ファースト・コレクションは、こうした「ジル サンダー」の特性を表現、融合する第一歩だ。

クラシックなムードは、徹頭徹尾漂わせた。序盤は、メンズならセットアップ、ウィメンズはさまざまな丈感のボディコンシャスなニットにタイトなペンシルスカートなどを合わせた。「普通」から逸脱した洋服は登場しない。いずれも精緻なパターンワークとカッティングを目指し、普遍的に仕上げようという意思も垣間見える。

構築的なシルエットでは、意外にも前職「バリー(BALLY)」に由来する、ウエスト周りを絞った砂時計のようなシルエットを流用した。ハリコシのある素材を使い、ダーツを何本も走らせ、身頃のみならず袖さえほんのりとカーブを描く。シモーネの「バリー」といえば、ちょっぴり野暮ったいくらいのムードで、スイスらしいピュアな少女性を漂わせていたアプローチが記憶に残っている。コートやロングジャケットをワンピースのように着るモデルからも、当時の雰囲気を思い出した。

モダニティや軽さの源泉は、素材選びはもちろん、随所に入れたスリットだ。中盤はハイゲージのニットにチュールを重ねたシンプルなドレス、終盤はテクニカルタフタのジャケットなど、技術力により軽さや利便性を手に入れた素材を多用。化繊は、「現代のクチュールにふさわしい素材。過去と未来の融合をシンボリックに表現する」として積極的に活用。随所に入れたスリットは、「肌を露出することなく、軽やかさを手にするため。『ジル サンダー』に“オープン”なムード、外に向かって開いた雰囲気を加えたかった」という。ミラノ本社至近のスフォルフェツコ城は、その名の通り、ある意味守るための要塞。シモーネはそこからイメージを膨らませ、ムードボードには甲冑の写真を貼ったが、甲冑のように構築的でありながら、閉ざすのではなく開いた雰囲気をもたらすことで、ある意味「孤高」の存在になりかけていたルーシー&ルーク夫妻時代からの転換を印象付けようとしたのだろうか?スカートならスリットのみならずウエストバンドの下部や、身頃の中央に斜めに大きなスラッシュを配した。

創業デザイナーやラフ・シモンズ時代のオリジンに立ち返り、普遍的なクワイエット・ラグジュアリーを目指すなど、意欲的ではある。細くて長いシルエットの中に“ねじれ”を加えることで布の一部をたわませ、ロング&リーンなシルエットに終始しない点は、精緻なパターンワークとカッティングが真骨頂の「ジル サンダー」らしいとも言える。「バリー」の頃を思わせるシルエットも加えることで、新鮮な違和感や偶発性がもたらすエモーションなどを表現しようとしたのかもしれない。しかし違和感のある新しいシルエットは、ミニマリズムに立ち返ったからこそ若干悪目立ちしてしまった印象だ。絶え間ない探求の象徴とした書籍にインスピレーションを得て、「分厚い書籍のページが重なっている様子」を表現したというジョーゼットのチュールを滝状に重ねたドレスは、美しさにやや欠けている。

今市場で評価を得ているクワイエット・ラグジュアリーは、シモーネの「ジル サンダー」よりも流動的だったり、ゆったりしたシルエットで優しさというニュアンスやエモーションを描くから売れていると思う。ルーシー&ルーク夫妻の「ジル サンダー」は、その意味において抜群にエモーショナルだった。一方今回のコレクションは、優しさやニュアンスを感じるほどの柔らかさからは遠く、ミニマリズムへの回帰は印象付けたが共感できる何かを見つけることは難しい。目指したラフ・シモンズの「ジル サンダー」はミニマルな中にも鮮やかな色やコクーンシルエット、そしてモデルを通して描く女性のアティチュードなどで感情を表現。創業デザイナーのジル・サンダーは厳格なまでのミニマリズムの中でわずかな色、シンボリックな柄などを用いることで、その意図を浮かび上がらせていたように思う。ミニマリズムとエモーショナルをどう両立させるのか?シモーネの挑戦は続く。

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「ジル サンダー」がミニマリズムに回帰 過去のデザイナーたちが潜めてきたエモーションの表現に課題【26年春夏 新デザイナーの初コレクションVol.2】

「ジル サンダー(JIL SANDER)」が、シモーネ・ベロッティ(Simone Bellotti)クリエイティブ・ディレクターによる初めてのコレクションを発表した。会場は、ミラノ市内スフォルフェツコ城至近のミラノ本社。前任のルーシー&ルーク・メイヤー(Lucie and Luke Meier)夫妻はショー会場として用いていなかったが、創業デザイナーのジルはもちろん、シモーネが戻るべき時代の1つと捉えたのだろうラフ・シモンズ(Raf Simons)も活用していた空間に戻ってきた。彼の原点回帰への思いが伺える。

コレクションは、ミニマリズムへの回帰を印象付けた。前任のルーシー&ルーク夫妻は、当初はミニマリズムだけではない何かを探し、中期以降はミニマリズムとは一線を画しポエティックなクリエイションを目指していたが、ショー会場同様、原点に回帰したのだろう。ショーの終了後、シモーネはバックステージで「『ジル サンダー』には、相反する要素が同居している。クラシックで構築的なフォーマルのムードを兼ね備えている一方で、常にモダニティや軽さを探求してきた」と話す。ファースト・コレクションは、こうした「ジル サンダー」の特性を表現、融合する第一歩だ。

クラシックなムードは、徹頭徹尾漂わせた。序盤は、メンズならセットアップ、ウィメンズはさまざまな丈感のボディコンシャスなニットにタイトなペンシルスカートなどを合わせた。「普通」から逸脱した洋服は登場しない。いずれも精緻なパターンワークとカッティングを目指し、普遍的に仕上げようという意思も垣間見える。

構築的なシルエットでは、意外にも前職「バリー(BALLY)」に由来する、ウエスト周りを絞った砂時計のようなシルエットを流用した。ハリコシのある素材を使い、ダーツを何本も走らせ、身頃のみならず袖さえほんのりとカーブを描く。シモーネの「バリー」といえば、ちょっぴり野暮ったいくらいのムードで、スイスらしいピュアな少女性を漂わせていたアプローチが記憶に残っている。コートやロングジャケットをワンピースのように着るモデルからも、当時の雰囲気を思い出した。

モダニティや軽さの源泉は、素材選びはもちろん、随所に入れたスリットだ。中盤はハイゲージのニットにチュールを重ねたシンプルなドレス、終盤はテクニカルタフタのジャケットなど、技術力により軽さや利便性を手に入れた素材を多用。化繊は、「現代のクチュールにふさわしい素材。過去と未来の融合をシンボリックに表現する」として積極的に活用。随所に入れたスリットは、「肌を露出することなく、軽やかさを手にするため。『ジル サンダー』に“オープン”なムード、外に向かって開いた雰囲気を加えたかった」という。ミラノ本社至近のスフォルフェツコ城は、その名の通り、ある意味守るための要塞。シモーネはそこからイメージを膨らませ、ムードボードには甲冑の写真を貼ったが、甲冑のように構築的でありながら、閉ざすのではなく開いた雰囲気をもたらすことで、ある意味「孤高」の存在になりかけていたルーシー&ルーク夫妻時代からの転換を印象付けようとしたのだろうか?スカートならスリットのみならずウエストバンドの下部や、身頃の中央に斜めに大きなスラッシュを配した。

創業デザイナーやラフ・シモンズ時代のオリジンに立ち返り、普遍的なクワイエット・ラグジュアリーを目指すなど、意欲的ではある。細くて長いシルエットの中に“ねじれ”を加えることで布の一部をたわませ、ロング&リーンなシルエットに終始しない点は、精緻なパターンワークとカッティングが真骨頂の「ジル サンダー」らしいとも言える。「バリー」の頃を思わせるシルエットも加えることで、新鮮な違和感や偶発性がもたらすエモーションなどを表現しようとしたのかもしれない。しかし違和感のある新しいシルエットは、ミニマリズムに立ち返ったからこそ若干悪目立ちしてしまった印象だ。絶え間ない探求の象徴とした書籍にインスピレーションを得て、「分厚い書籍のページが重なっている様子」を表現したというジョーゼットのチュールを滝状に重ねたドレスは、美しさにやや欠けている。

今市場で評価を得ているクワイエット・ラグジュアリーは、シモーネの「ジル サンダー」よりも流動的だったり、ゆったりしたシルエットで優しさというニュアンスやエモーションを描くから売れていると思う。ルーシー&ルーク夫妻の「ジル サンダー」は、その意味において抜群にエモーショナルだった。一方今回のコレクションは、優しさやニュアンスを感じるほどの柔らかさからは遠く、ミニマリズムへの回帰は印象付けたが共感できる何かを見つけることは難しい。目指したラフ・シモンズの「ジル サンダー」はミニマルな中にも鮮やかな色やコクーンシルエット、そしてモデルを通して描く女性のアティチュードなどで感情を表現。創業デザイナーのジル・サンダーは厳格なまでのミニマリズムの中でわずかな色、シンボリックな柄などを用いることで、その意図を浮かび上がらせていたように思う。ミニマリズムとエモーショナルをどう両立させるのか?シモーネの挑戦は続く。

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「プラダ」がギンザ シックスに新店オープン 限定色のバッグを発売

「プラダ(PRADA)」は9月17日、ギンザ シックスに新しいブティックをオープンした。同店の広さは250平方メートルを超え、メンズおよびウイメンズのウエア、レザーグッズ、シューズ、アクセサリーをフルラインアップで展開する。またオープンを記念して、レディースからは“プラダ プチサック ノワールバッグ”の銀座エリア限定色(ホワイト、ピンク、各51万7000円/予定価格)、メンズからは銀座エリア限定色のダークグレーのカーフスエードを使用したトートバッグ(55万円/予定価格)、ショルダーバッグ(50万6000円/予定価格)、ミニバッグ(35万7500円/予定価格)を、ギンザ シックス店と東急プラザ銀座店限定で販売する。

白黒の市松模様とグリーンの壁面が調和する空間

店内は、ミラノのガレリア・ヴィットリオ・エマヌエーレ2世にある「プラダ」1号店に着想を得た白黒の市松模様のカーペットと、黒いフレームをあしらったグリーンの壁面が調和したエレガントで洗練された空間だ。メタルやガラスで構成された特別な什器には、トライアングルパターンがあしらわれ、アクセサリーコレクションを引き立てる。その他、吹き抜けを活かした店内構造や濃いグリーンのベルベット調ソファー、グリーンの天板とスチール脚を組み合わせたディスプレイテーブル、ローズウッドの脚を持つテーブルなどが配置され、洗練された開放的な店内は、「プラダ」の世界観を存分に体験できる。

また10月6日までの期間、「プラダ」のLINE公式アカウントを友だち登録すると、キャラクター“ナガノのくま”とコラボしたスタンプを期間限定でダウンロードできる。

▪️「プラダ」ギンザ シックス店

オープン日:9月17日
営業時間:10:30〜20:30
場所:ギンザ シックス
住所:東京都中央区銀座6-10-1 ギンザ シックス2階

商品ラインアップ

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「プラダ」がギンザ シックスに新店オープン 限定色のバッグを発売

「プラダ(PRADA)」は9月17日、ギンザ シックスに新しいブティックをオープンした。同店の広さは250平方メートルを超え、メンズおよびウイメンズのウエア、レザーグッズ、シューズ、アクセサリーをフルラインアップで展開する。またオープンを記念して、レディースからは“プラダ プチサック ノワールバッグ”の銀座エリア限定色(ホワイト、ピンク、各51万7000円/予定価格)、メンズからは銀座エリア限定色のダークグレーのカーフスエードを使用したトートバッグ(55万円/予定価格)、ショルダーバッグ(50万6000円/予定価格)、ミニバッグ(35万7500円/予定価格)を、ギンザ シックス店と東急プラザ銀座店限定で販売する。

白黒の市松模様とグリーンの壁面が調和する空間

店内は、ミラノのガレリア・ヴィットリオ・エマヌエーレ2世にある「プラダ」1号店に着想を得た白黒の市松模様のカーペットと、黒いフレームをあしらったグリーンの壁面が調和したエレガントで洗練された空間だ。メタルやガラスで構成された特別な什器には、トライアングルパターンがあしらわれ、アクセサリーコレクションを引き立てる。その他、吹き抜けを活かした店内構造や濃いグリーンのベルベット調ソファー、グリーンの天板とスチール脚を組み合わせたディスプレイテーブル、ローズウッドの脚を持つテーブルなどが配置され、洗練された開放的な店内は、「プラダ」の世界観を存分に体験できる。

また10月6日までの期間、「プラダ」のLINE公式アカウントを友だち登録すると、キャラクター“ナガノのくま”とコラボしたスタンプを期間限定でダウンロードできる。

▪️「プラダ」ギンザ シックス店

オープン日:9月17日
営業時間:10:30〜20:30
場所:ギンザ シックス
住所:東京都中央区銀座6-10-1 ギンザ シックス2階

商品ラインアップ

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「フェンディ」2026年春夏コレクション

「フェンディ(FENDI)」が2026年春夏コレクションを発表した。

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さらなる進化を遂げた“ととのい体験” 「バウム」×「TTNE」による「樹の記憶」を掲げた世界観

「樹木との共生」をテーマにした資生堂のスキン&マインドブランド「バウム(BAUM)」は8月30日〜9月4日、トトパ(TOTOPA)都立明治公園店(東京・千駄ヶ谷)で、一般向けサウナイベント「『バウム ウェルネスリチュアル サウナ』− 樹は記憶している」を実施した。同イベントは昨年に引き続き、サウナクリエイティブ集団「ティーティーエヌイー」(以下、TTNE)とのコラボレーションによって、「13のリチュアル(工程)」を提案。ストーリー性をあふれるサウナ体験に、開催期間中は男女フロア共に連日盛況となり、口コミやSNSでも話題となった。  
サウナリチュアルを通して見えてくる樹木との共生、そして現代に必要な“ととのい”とは? 同イベントの狙いとサウナ文化の未来について、プロデューサーのサウナ師匠こと秋山大輔に聞いた。
「『バウム ウェルネスリチュアル サウナ』−樹は記憶している」と題した同イベントは、昨年好評を博したコラボレーションの第2弾。フロアは男性が3階で女性が2階で、期間中、美しい自然の循環を感じさせる各フロアのエントランスでは「バウム」のスキンケアや樹木がゲストを迎えた。訪れた瞬間、まるで森の中にいるような樹木の香りが五感を優しく刺激する。ゲストは、ロッカールームから浴室〜サウナ室に至るまで、AI音声ガイドに導かれながら「13のリチュアル」を体験する構成だ。

五感を刺激して新たな“ととのい”へ

「バウム」が提案する樹木との共生というメッセージを、サウナを舞台に“ウェルネスリチュアル サウナ”として体現した今イベント。来場者が世界観にすっと入り込みやすくなる仕掛けとして、AI音声ガイドを導入したと秋山は語る。「リチュアルを“儀式”として捉え、設計した『13のリチュアル』をAI音声ガイドが導いてくれます。多くの人はサウナ、水風呂、休憩を“セット”として繰り返すと思いますが、それだけでは新たな体験価値の提供にはつながらない。ヒントとなったのは、東京都現代美術館で開催された故・坂本龍一氏の展覧会『音を視る 時を聴く』でした。映像と音で心を揺さぶる展示を目の当たりにして、サウナでも視覚や音、香りで五感を刺激する体験型プログラムを実現できるんじゃないかって。『13のリチュアル』に対して、解説文のパネルを設置したのはインスタレーション感覚でサウナを楽しんでほしかったから。没入体験ならサウナ初心者でも無理なくいつのまにか“ととのう”ことができる。と同時に、自分自身に意識を向けやすくなり、火や水、土、木、自然のエレメントというキーワードもすっと掴み取ってもらうことが狙いでした」。
リチュアルは「SHOWER」から始まる。まずはシャワーで体を清めたら、「バウム」のクレンジングで洗顔。樹木の香りを感じながら、これから始まる「13のリチュアル」体験への準備を行う。心にやすらぎを与えるサウナ室で、10分ほど体を温めたら水風呂で深く呼吸しながら、心拍をととのえていく。
「CLAY」と名付けられた外気浴スペースでは「バウム」の“クリアリング クレイマスク”でひと休憩。樹木の恵みが香るクレイマスクは、心地よい呼吸を促し、みずみずしいクリアな肌へ導く。タオルドライした後は、さらにリラクゼーション効果を高めるべく5番目のリチュアル「CAVE」へ。男女フロアでぞれぞれサウナの仕様は異なるが、ガイドによりゆったりとした呼吸に意識を向けることや、人は自然の中の一部であることなどがストーリー仕立てで語られていく。

天然の木炭配合で不要な角質を優しく吸着。柔らかなクレイで伸び広げやすく、肌にピタリと密着する“クリアリング クレイマスク”(150g、5280円)

リチュアルに溶け込む、癒やしのスキンケア

洗い流さずになじませるジェル状マスク“アロマティック スリーピングマスク”(80g、7700円/レフィル80g、6600円)
深部まで体が温まったところで、“アロマティック スリーピングマスク”で肌をクールダウン。ゲストたちは樹木の香りを感じながら、ふっくらとした艶やかな肌を体感した。サウナ、水風呂、休憩という一連の流れを“リチュアル”として体験設計することで、自然の香りに癒やされながら森と一体化したかのような特別なひとときを提供した。

女性フロアで提供されたリチュアル「FOREST LOUNGE」ではよりマインドにフォーカス。シンギングボウルでのサウンドや瞑想の要素を取り入れ、深い安らぎ時間に

“オードトワレ 5 ヒノキ フォレスト”(60mL、1万7600円)※数量限定発売
“オードトワレ 5 ヒノキ フォレスト”(60mL、1万7600円)※数量限定発売
最後のリチュアルは「POWDER」だ。「バウム」の 化粧液 “ハイドロ エッセンスローション n” (150mL、7150円/レフィル150mL、6050円)とスキンオイル “モイスチャライジング オイル n”
(60mL、8800円/レフィル60mL、7700円)が、肌と心に沁み渡るようなスキンケア時間を提供。仕上げには、フレッシュな檜の香りが心地よいオードトワレを腕や首元にワンプッシュ。ゲストは、身にまとう森林浴で心と身体をリセットし、会場をあとにした。
大自然の香り、サウンド、空間設計でさらなる進化を遂げた「13のリチュアル」。深い森の中で深呼吸するような没入型体験は、これまでのサウナの概念を超え、現代人に寄り添うウェルビーイングの未来を体現してみせた。

リチュアルの全貌をムービーで



サウナ師匠が見据えるサウナリチュアルの未来

同イベントの総合プロデューサーを務めたのが、サウナ師匠こと秋山大輔だ。ととのえ親方(松尾大)と共にサウナクリエイティブ集団「TTNE」を設立後、世界を舞台にトッププロサウナーとしてイベントやコンサルに携わるほか、毎年11月11日の“ととのえの日”に発表される「サウナシュラン」を運営。2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)では特殊な“膜”だけで作られた、世界初の膜サウナ「太陽のつぼみ」をプロデュースし大きな話題を呼んでいる。
「バウム」×「TTNE」とのコラボレーション2回目となった今年は、テーマを「樹は記憶している」と据えた。悠久のときを生きる樹木と、その年輪の奥深くに刻まれた記憶、そして森の中で静かに営まれる自然の美しい循環を、空間演出と「13のリチュアル」で演出した。昨年以上にこだわったのは、ゲストがイベントで得た体験をどう日常に取り入れたくなるか。“体験のその先”、だ。「最初から最後まで、リチュアルを巡りながらスキンケアも楽しめるストーリーとエンタメ性を意識しました。登場する『バウム』のアイテムは、映画でいうと演者のような役割。物語の中で素敵な宝物に出合うような設定です。ただし、製品が置いてあるスペースには香りを一切立てず“クリアリング クレイマスク”や“アロマティック スリーピングマスク”の香りだけを楽しめる空間に。ほかのリチュアルスペースには浴槽に檜の丸太が浮かべてあったり、ヴィヒタで自然の香りを堪能できたり、香りや照明の演出にはかなりこだわりました。自宅でも浴槽につかりながらアロマキャンドルを焚いてみたり音楽をかけてみたり、『バウム』のマスクでスキンケアを取り入れてみたり……。リチュアルを応用して自宅でも取り入れてもらえたらうれしいですね」。
ブームを超え日常の延長になりつつあるサウナカルチャーだが、「サウナ業界でもAIの導入が重要な鍵に。AI音声ガイドに関しては大阪・関西万博で実施した『太陽のつぼみ』で初めて挑戦しました。成功事例としてかなり好評でしたね。AIのリチュアルを通してイントロを知れば、より本物を体験したいという人が増えていく。一見、AIに仕事を奪われると思いがちですが、本質を極めていけばそこに奪われるという脅威はない。むしろ、AIの力を借りて、多くの人に認知されたり裾野を広げたりすることは、次のサウナ業界のフェイズにつながっていくと考えています」と、今後の未来について秋山はこう予測する。

バウム ウェルネスリチュアル サウナ

男女フロアで異なる「13のリチュアル」。画像は男性フロアのリチュアルマップ
MODEL:KEI KUSUNOKI,EITA GODO
PHOTOS:TAMEKI OSHIRO
MOVIE DIRECTION:TAKAYUKI HAYASHI (NOS INC.)
CINEMATOGRAPH:RYOSUKE SATO (NOS INC.)
MOVIE PRODUCE:SHOTA FUJII,SOSUKE MINAMIURA (NOS INC.)
RITUAL DIRECTION:NEBANYA
RITUAL GUIDE:YUMI TAKEUCHI
SAUNA RITUAL:DAISUKE AKIYAMA,KEITA HASEGAWA,NEBANYA,EITA GODO(TTNE INC.)
TEXT:MEGUMI OTAKE

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BAUM お客さま窓口
0120-332-133

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八芳園が10月1日にグランドオープン 日本の美意識を凝縮したロビーや石窯の新レストランなど

総合プロデュース企業の八芳園は10月1日、リブランディングに伴う半年以上の休館・改修を経て、グランドオープンする。八芳園は、東京・白金台に約400年の歴史ある日本庭園を有し、1943年に創業、結婚式場としてブライダル事業を中心とし、2000年代からは国際会議やビジネスイベントなどMICE事業も展開、各地の自治体との連携による地域プロデュースなどにも貢献してきた。

ロビーにはアート作品「光風庭伝」

今回の改修は、“日本の、美意識の凝縮”をコンセプトとし、“継承と創造”をテーマに掲げる。43年に迎える八芳園グループ100周年を見据え、スペースの使用用途の見直し、施設の利活用を目指したほか、“ゼブオリエンテッド(ZEB ORIENTED)”の認証取得による環境配慮型施設として、ブライダル事業をはじめ、多様化するMICEに選ばれる施設づくりを目指した。MICE事業においては、会員制“クラブ フロア(CLUB FLOOR)を新たに開設。全長20メートルに及ぶLEDウオールを設置した5階“スタジオ コク(STUDIO KOKU)”や、バーを併設した6階“ホール ハク(HALL HAKU)”のほか、ムスリム対応専用のセントラルキッチンも整備した。

メーンロビーは、“日本の、美意識の凝縮”を象徴する空間として、高さ4メートルに及ぶ組子のアート作品「光風庭伝(こうふうていでん)」を設置。水墨画家の小林東雲と、福岡県・大川市の“大川組子”を手掛ける職人、木下正人がコラボしたもので、松や竹林、太陽、月など八芳園の庭園から望む景色をモチーフとしている。また、フロア中央には家具職人の西田政義による、松をイメージした木製のシンボルツリーを置き、季節やイベントごとに装飾を変え、ゲストを迎える。

3階にはオール デイ ダイニング「フウド(FUDO)」をオープン。“旬の食材で今を感じるひとさら”をテーマに、八芳園と連携協定を結ぶ自治体の生産者から直送される厳選素材を、店内の高温石窯による調理で楽しめる。看板メニューの“石窯ピザ”をはじめ、野菜から肉、魚まで、素材本来のおいしさを最大限に引き出すシンプルな料理を提供する。

ブライダル事業においては、独立型のチャペル“セレブレーション ホール ザ・ガーデン(CELEBRATION HALL-THE GARDEN-)”を5月にオープン。五感を通じ、結婚式のイメージを深められる“インスピレーションサロン”を新設した。そのほか、バンケット“HAKOU(波光)”と“KIOTO(木音)”のリニューアルに加え、デザイナーの八芳園初の衣裳室ブランド「THE BRIDAL BOUTIQUE KOTOHOGI BY HAPPO-EN」も3月にスタート。小泉智貴「トモ コイズミ」デザイナーとコラボレーションしたドレスも展開する。

地域プロデュース事業は、東日本旅客鉄道と共創パートナーシップ協定を締結。9月12日にオープンした「ニュウマン高輪」内に、「割烹 ブタイ」と「八芳園洋菓子店」をオープンした。

記者会見で関本敬祐・取締役総支配人は、「婚礼事業への依存から脱却し、400年以上の歴史を持つ日本庭園を軸に、文化資産を活用するエリアプロデュース企業へと変革する。2030年までにグループ全体で売上130億円の達成を目指す」と語った。

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【スナップ】BTSのジン、戸田恵梨香、パク・ギュヨンらが来場 「グッチ」がミラノで短編映画のプレミアを開催

「グッチ(GUCCI)」は、デムナ(Demna)=アーティスティック・ディレクターによる“ラ ファミリア(La Famiglia)”コレクションをテーマとした短編映画「The Tiger」を制作した。これに伴い、9月23日にイタリア・ミラノのパラッツォ・メッツァノッテで、同作のプレミアを開催した。

短編映画「The Tiger」
監督はスパイク・ジョーンズとハリナ・ライン

短編映画「The Tiger」は、スパイク・ジョーンズ(Spike Jonze)とハリナ・ライン(Halina Reijin)が監督を務め、主役のグッチ インターナショナルの代表であり、グッチ カリフォルニア会長のバーバラ・グッチを俳優のデミ・ムーア(Demi Moore)が演じた。同作は、バーバラ・グッチの誕生日会に始まり、家族の物語を描く。

プレミア会場には、ブランドアンバサダーの戸田恵梨香やBTSのジン(JIN)、パク・ギュヨン、ソン・ウェイロンをはじめ、監督を務めたスパイク・ジョーンズとハリナ・レイン、出演したデミ・ムーアやエリオット・ペイジ(Elliot Page)、グウィネス・パルトロー(Gwyneth Paltrow)、セレーナ・ウィリアムズ(Serena Williams)夫妻、ネットスぺンド(Nettspend)らが来場した。

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【スナップ】BTSのジン、戸田恵梨香、パク・ギュヨンらが来場 「グッチ」がミラノで短編映画のプレミアを開催

「グッチ(GUCCI)」は、デムナ(Demna)=アーティスティック・ディレクターによる“ラ ファミリア(La Famiglia)”コレクションをテーマとした短編映画「The Tiger」を制作した。これに伴い、9月23日にイタリア・ミラノのパラッツォ・メッツァノッテで、同作のプレミアを開催した。

短編映画「The Tiger」
監督はスパイク・ジョーンズとハリナ・ライン

短編映画「The Tiger」は、スパイク・ジョーンズ(Spike Jonze)とハリナ・ライン(Halina Reijin)が監督を務め、主役のグッチ インターナショナルの代表であり、グッチ カリフォルニア会長のバーバラ・グッチを俳優のデミ・ムーア(Demi Moore)が演じた。同作は、バーバラ・グッチの誕生日会に始まり、家族の物語を描く。

プレミア会場には、ブランドアンバサダーの戸田恵梨香やBTSのジン(JIN)、パク・ギュヨン、ソン・ウェイロンをはじめ、監督を務めたスパイク・ジョーンズとハリナ・レイン、出演したデミ・ムーアやエリオット・ペイジ(Elliot Page)、グウィネス・パルトロー(Gwyneth Paltrow)、セレーナ・ウィリアムズ(Serena Williams)夫妻、ネットスぺンド(Nettspend)らが来場した。

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ゴールドウインが上海で「アーティストのGOMAと共演&共創」【ヒキタミワの水玉上海】

1993年から上海在住のライターでメイクアップアーティストでもあるヒキタミワさんの連載「水玉上海」は、ファッションやビューティの最新トレンドや人気のグルメ&ライフスタイル情報をベテランの業界人目線でお届けします。今回は中国での事業展開を強化中のゴールドウインが、ディジュリドゥ奏者のGOMAさんとの共創のお話。いまアウトドア市場が伸びている中国でのゴールドウインの取り組みにも触れています。

上海郊外の公園でゴールドウインが物販&アート展示&ライブ

8月最後の土曜日、上海郊外・青浦区の広大なガーデンで、「2025 GOLDWIN インスピレーションの光(Luminous Sparks)」と題したイベントが開催された。会場は森林公園のように緑豊かで開放感にあふれ、都市の喧騒を忘れさせる空間が広がっていた。

主催は、日本のアウトドア大手のゴールドウイン。自然との調和を目指した機能的なウエアを提供し、「自然と一体化する瞬間を最も純粋な体験にする」という理念のもと、豊かな自然の叡智を学び、人々の暮らしを快適にする製品を通して社会に貢献してきた。

イベントのメインステージに立ったのは、ディジュリドゥ奏者で画家のGOMA氏。1973年大阪府生まれ。オーストラリア先住民アボリジニの伝統楽器ディジュリドゥを駆使し、日本で第一人者として知られる。フジロックや朝霧JAMなど大型フェスに出演し、国内外でライブや展覧会、講演会など幅広く活動してきた。GOMAは2009年、交通事故により高次脳機能障害を発症。記憶や感覚に後遺症を抱えながらも、娘の絵の具を手に緻密な点描画を描き始め、画家としても活動を開始した。事故以前に体に染み込ませていた演奏技術により、ディジュリドゥの音も取り戻し、音楽活動を再開。今回の出演は、本物の演奏とアートの力を中国の観客に伝えるためであり、ゴールドウインが中国で注力するブランド「GOLDWIN」のブランド理念とも重なる。

GOMAの起用は、ある店舗のオープニングセレモニーでゴールドウインの渡辺貴生社長が演奏を目の当たりにし、「本物の音楽とアートを中国市場に伝えたい」と判断したことがきっかけ。東京でGOMA本人と調整し、中国での市場構想を共有することで今回の共演が実現した。

会場には、上海店舗の実物展示を含む10数点のGOMA作品が並ぶアートスペースや、お祭り気分になれる焼きそばやたこ焼きの屋台が10以上、さらに即売会ではGOMAのデザイン画をあしらったTシャツ(800元)や福袋(1000元)など、イベント限定のコラボ商品が販売された。ライブは2部構成で野外フェスさながらの熱気が会場を包みこんだ。来場者はファッション業界、小売業界、医療やヘルスケア、アーティスト関係者など幅広い層。約500人の観客はGOMAの演奏に耳を傾け、思い思いに身体を揺らした。約2時間程度の演奏の後、惜しむように、しかし満ち足りた気持ちでイベントは幕を閉じ、参加者は夏の光と音、アートの余韻を胸に帰路についた。

ゴールドウインの中国進出も着実に進んでいる。2024年4月に中国に子会社の高得運(蘇州)商貿を設立し、現在は10店舗を展開している。年間4〜5店舗のペースで拡大し、最終的に70店舗体制を目指す。店舗はおおむね100〜150㎡に統一し、ブランドの世界観を体感するため、店舗は新素材研究所が担っている。現在10店舗中6店舗にGOMA作品を展示済みで、残りも順次設置予定。一つの作品を完成させるには約1カ月かかるため、まだ展示のない店舗には期待が膨らむ。

高得運(蘇州)商貿の齊藤武・董事長は「GOMA作品の演奏を通じて、創造性に富んだ商品を生み出し、中国市場に静かに根付かせていくことを目指しています」と語った。アウトドア界隈が賑やかな中国で、「GOLDWIN」の名前は今後さらに響いていくだろう。

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「ロンハーマン」がウィメンズ初の「チャンピオン」別注フーディーを発売 秋冬らしいカラーなど全3色

「ロンハーマン(RON HERMAN)」は10月4日、ウィメンズでは初となる「チャンピオン(CHAMPION)」別注フーディー(2万5300円)を発売する。サイズはSとMを用意し、カラーは全3色をそろえる。ロンハーマン各店およびオンラインストアで取り扱う。なお、オンラインストアでは、店舗に先駆けて10月2日19時から販売する。

ビンテージモデルを採用したデザイン

今回初別注となるフーディーは、袖口の長めのリブや絶妙なシルエットなどが特徴のビンテージモデルを採用。伸縮性のあるリブを両脇に施し、横方向への縮みを防ぐリバースウィーブを使用することで、動きやすさと快適性を実現した。高級感のある肉厚な生地に加え、ボディーとポケットが裏起毛のため冬部でも快適に着用可能だ。フード部分には“Ron Herman”の刺しゅうを施し、ネームの別注タグもより特別感を演出した。カラー展開はオートミール、ブラック、ダークグリーンの全3色。なお、オートミールのみ袖口のリブがブラックの仕様となる。

さらに今回、「ロンハーマン」が別注フーディーを使用した3スタイリングを提案。カジュアルな印象のフーディーに、上質な素材を使用したパンツや女性らしいエレガントなスカートと合わせたコーディネートでチャンピオンらしさを残しつつ、ロンハーマンのエッセンスを加えることで今シーズンらしさを表現した。

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「ロロ・ピアーナ」2026年春夏コレクション

「ロロ・ピアーナ(LORO PIANA)」が2026年春夏コレクションを発表した。

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「ディーゼル」のショーからランウエイが消えた ミラノの街を舞台にみんなでエッグ・ハント

いま最も注目を集めるデザイナーの1人、グレン・マーティンス(Glenn Martens)による「ディーゼル(DIESEL)」は、ミラノ・ファッション・ウイークの初日、全く新しい方法で2026年春夏コレクションを発表した。それは、ミラノの街全体を舞台にした「エッグハント」だ。イースター祭りで庭や公園に卵を隠すこのゲーム。「ディーゼル」の場合、透明の卵形のカプセルに入っているのはお菓子ではなく、最新コレクションをまとったモデルたち。ファッションの民主化に取り組むグレンの「ディーゼル」からは、ついにランウエイすらもなくなった。

このエッグハントは誰でも無料で参加でき、参加者たちは事前に渡された地図を頼りに街中に隠された卵を探す。それぞれの卵に付いているQRコードをスキャンするとハント完了だ。街には55体の卵が設置され、最も早く見つけた人には景品が贈呈される。一位にはコレクションのルックが景品だったという。グレンはプレスリリースに、「コレクションは全ての人が同時に発見することができる。ファッションはゲームであり、誰もが最前列で楽しむべきです」と綴る。

夜19:30。参加者たちはミラノ中央のベッカリア広場に集められた。そこからスタートし、参加者たちは各々散らばり、ハントに出かけた。街を歩くと、「あっちにも1つあったよ!」と互いにヒントを出しながら、人混みをかけわけ必死に走り回る若者たちの姿があちらこちらにあった。卵が設置された「ディーゼル」店舗の前には、エッグハント参加者たちが大勢詰めかけていた。

自らのことを「究極の飽き性」と自称するグレンは、発表方法しかり、コレクションの中身でも人を飽きさせない。

リサイクルポリエステルを用いたサテンデニムで仕立てたノースリーブのバイカージャケットやエプロントップは、メタリックな光沢を帯びながらグラデーションでフェードし、どこか近未来的。一方、レトロな小花柄に、架空の毛皮を思わせるプリントを重ねたルックや、動物の骨格を模したネックレスやブレスレットも登場。なめし工場から調達した副産物レザーをあえてラフにカットしたスカートは、生々しい生き物感がある。デニムにブレザーを重ねたり、チェック柄のスーツにロングコートを羽織るテーラードルックもある。近未来と原始、人工と自然、相反するさまざまなな言葉が頭に浮かんだ。

観客はミラノの夜の街を舞台に、そんな超実験的クリエーションを詰め込んだ最新ルックを追いかけ、発見し、そして同時に楽しんだ。

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「ディーゼル」のショーからランウエイが消えた ミラノの街を舞台にみんなでエッグ・ハント

いま最も注目を集めるデザイナーの1人、グレン・マーティンス(Glenn Martens)による「ディーゼル(DIESEL)」は、ミラノ・ファッション・ウイークの初日、全く新しい方法で2026年春夏コレクションを発表した。それは、ミラノの街全体を舞台にした「エッグハント」だ。イースター祭りで庭や公園に卵を隠すこのゲーム。「ディーゼル」の場合、透明の卵形のカプセルに入っているのはお菓子ではなく、最新コレクションをまとったモデルたち。ファッションの民主化に取り組むグレンの「ディーゼル」からは、ついにランウエイすらもなくなった。

このエッグハントは誰でも無料で参加でき、参加者たちは事前に渡された地図を頼りに街中に隠された卵を探す。それぞれの卵に付いているQRコードをスキャンするとハント完了だ。街には55体の卵が設置され、最も早く見つけた人には景品が贈呈される。一位にはコレクションのルックが景品だったという。グレンはプレスリリースに、「コレクションは全ての人が同時に発見することができる。ファッションはゲームであり、誰もが最前列で楽しむべきです」と綴る。

夜19:30。参加者たちはミラノ中央のベッカリア広場に集められた。そこからスタートし、参加者たちは各々散らばり、ハントに出かけた。街を歩くと、「あっちにも1つあったよ!」と互いにヒントを出しながら、人混みをかけわけ必死に走り回る若者たちの姿があちらこちらにあった。卵が設置された「ディーゼル」店舗の前には、エッグハント参加者たちが大勢詰めかけていた。

自らのことを「究極の飽き性」と自称するグレンは、発表方法しかり、コレクションの中身でも人を飽きさせない。

リサイクルポリエステルを用いたサテンデニムで仕立てたノースリーブのバイカージャケットやエプロントップは、メタリックな光沢を帯びながらグラデーションでフェードし、どこか近未来的。一方、レトロな小花柄に、架空の毛皮を思わせるプリントを重ねたルックや、動物の骨格を模したネックレスやブレスレットも登場。なめし工場から調達した副産物レザーをあえてラフにカットしたスカートは、生々しい生き物感がある。デニムにブレザーを重ねたり、チェック柄のスーツにロングコートを羽織るテーラードルックもある。近未来と原始、人工と自然、相反するさまざまなな言葉が頭に浮かんだ。

観客はミラノの夜の街を舞台に、そんな超実験的クリエーションを詰め込んだ最新ルックを追いかけ、発見し、そして同時に楽しんだ。

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「ディーゼル」のショーからランウエイが消えた ミラノの街を舞台にみんなでエッグ・ハント

いま最も注目を集めるデザイナーの1人、グレン・マーティンス(Glenn Martens)による「ディーゼル(DIESEL)」は、ミラノ・ファッション・ウイークの初日、全く新しい方法で2026年春夏コレクションを発表した。それは、ミラノの街全体を舞台にした「エッグハント」だ。イースター祭りで庭や公園に卵を隠すこのゲーム。「ディーゼル」の場合、透明の卵形のカプセルに入っているのはお菓子ではなく、最新コレクションをまとったモデルたち。ファッションの民主化に取り組むグレンの「ディーゼル」からは、ついにランウエイすらもなくなった。

このエッグハントは誰でも無料で参加でき、参加者たちは事前に渡された地図を頼りに街中に隠された卵を探す。それぞれの卵に付いているQRコードをスキャンするとハント完了だ。街には55体の卵が設置され、最も早く見つけた人には景品が贈呈される。一位にはコレクションのルックが景品だったという。グレンはプレスリリースに、「コレクションは全ての人が同時に発見することができる。ファッションはゲームであり、誰もが最前列で楽しむべきです」と綴る。

夜19:30。参加者たちはミラノ中央のベッカリア広場に集められた。そこからスタートし、参加者たちは各々散らばり、ハントに出かけた。街を歩くと、「あっちにも1つあったよ!」と互いにヒントを出しながら、人混みをかけわけ必死に走り回る若者たちの姿があちらこちらにあった。卵が設置された「ディーゼル」店舗の前には、エッグハント参加者たちが大勢詰めかけていた。

自らのことを「究極の飽き性」と自称するグレンは、発表方法しかり、コレクションの中身でも人を飽きさせない。

リサイクルポリエステルを用いたサテンデニムで仕立てたノースリーブのバイカージャケットやエプロントップは、メタリックな光沢を帯びながらグラデーションでフェードし、どこか近未来的。一方、レトロな小花柄に、架空の毛皮を思わせるプリントを重ねたルックや、動物の骨格を模したネックレスやブレスレットも登場。なめし工場から調達した副産物レザーをあえてラフにカットしたスカートは、生々しい生き物感がある。デニムにブレザーを重ねたり、チェック柄のスーツにロングコートを羽織るテーラードルックもある。近未来と原始、人工と自然、相反するさまざまなな言葉が頭に浮かんだ。

観客はミラノの夜の街を舞台に、そんな超実験的クリエーションを詰め込んだ最新ルックを追いかけ、発見し、そして同時に楽しんだ。

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【2025年クリスマスコフレ】「ポール & ジョー ボーテ」から限定アドベントカレンダー&きらめくメイクコフレ登場

「ポール & ジョー ボーテ(PAUL & JOE BEAUTE)」は11~12月、2025年クリスマスコレクションを発売する。第1弾は11月1日に、真夜中のパリをテーマにしたアドベントカレンダーや1920年代に着想したデザインのメイクアップコフレと限定のラッピングボックスを、第2弾の12月1日には、限定ギフトアイテムを発売する。第1弾の予約は10月18日から、第2弾の予約は11月17日から受け付けを開始する。

第1弾:11月1日発売

予約開始日:10月18日

"真夜中のパリ"がテーマのアドベントカレンダー

毎年人気のアドベントカレンダー(3万3000円)は、真夜中のパリをイメージしたデザインで登場。トランクを模したボックスには、メイクアップやスキンケア、ボディーケアをはじめ、ミラーやハンカチ、ポーチなどホリデーシーズンを盛り上げる全24アイテムを収める。

現品サイズの“モイスチュアライジング プライマー 01”や“セッティング パウダー 02”、“リキッド ハイライター ペン 01”などのベースメイクをはじめ、“リップスティック リミテッド C 002”、“パウダー ブラッシュ リミテッド 003”、“アイカラー リミテッド C 002”といった限定コスメもイン。さらに、“イドラ プルミエール”、“リペア トリートメント”などスキンケアの現品、“スムージング ボディ ソープ”、“ラッピング ハンドクリーム 001”といったボディーケアもそろう。

雑貨には、持ち運びに便利なコンパクトミラーやポータブルブラッシュ、心躍るハート柄のハンカチやテディベアモチーフのポーチなどをセット。多彩なラインアップとなっている。

ゴージャスなメイクアップコフレ

“メイクアップ コレクション 2025”(7700円)は、1920年代のきらびやかな世界観をまとえる特別なメイクアップコフレだ。アイカラーパレット、リップスティック、ハイライターに華やかな限定ポーチが付属する。組み合わせは2種で、軽やかに弾けるシャンパンパレットが目を引く“フラッパードレス”と、エレガントでまばゆいロゼパレットが主役の“ヘッドピース”から選ぶことが可能だ。

“アイカラー リミテッド D”は、繊細なパールが目元をゴージャスに彩る、3色のアイカラーパレット。ヒアルロン酸やホホバオイルなどの美容成分を配合し、潤いを守りながらしっとりとした仕上がりをかなえる。“リップスティック リミテッド D”は、ひと塗りで華やぎ、ひときわ目立つ彩りと艶で周囲の視線を独り占めするリップスティックだ。鮮やかな発色と艶やかな質感で視線を奪い、ドラマティックな口もとを演出する。白百合エキスやヒアルロン酸による保湿効果に加え、ホホバオイルやカカオバター、アボカドオイルといったエモリエント成分が、唇を滑らかに整える。

“ハイライター リミテッド A”は、まるで発光しているかのように頬や鼻筋に上品な艶めきを与え、立体感を美しく際立たせるハイライター。白百合エキスとヒアルロン酸の保湿力にホホバオイルが加わり、スキンケア効果も兼ね備える。これらのメイク品は、コレクションの華やぎをそのまま閉じ込めたかのようなデザインの限定オリジナルポーチに収める。

“ネコも踊る”限定ラッピングボックス

“ラッピング ボックス S”(W130×D130×H50mm、330円)は、クリスマスの贈り物に特別感を添える、ギフト用の限定ラッピングボックス。プライマーやリップ、ネイルなど小さなアイテムにぴったりのサイズだ。

第2弾:12月1日発売

予約開始日:11月17日

潤いと幸福感あふれる香りのハンドクリーム

“ハンドケアクリーム”(40g、1980円)は、心地よいしっとり感と幸福感あふれる香りで包みこみながら、滑らかな手肌に整えるハンドクリーム。セラミドやホホバオイルなどの美容保湿成分が素早く浸透し、水分の蒸散を防いで潤い感を持続させる。香りは気分に合わせて選べる3種類。大人の洗練を感じさせるオレンジフラワー、みずみずしいシトラスグリーン、やさしく穏やかなウッディムスクを用意した。

タルトタタン香る限定ハンドクリーム

“ハンドケアクリーム リミテッド”(40g、1980円)は、甘く香ばしいタルトタタンをイメージした香りのホリデー限定のハンドクリームだ。甘酸っぱいグリーンアップルやマスカット、ぶどうのフルーティなみずみずしさに、ローズやジャスミン、ネロリ、フリージアの華やかなフローラルが重なり、ラストにはバニラやムスク、ウッディの温もりが広がる。

スイーツの香り漂うアルミ缶リップバーム

“リップ コンディショニング バーム リミテッド”(20g、2200円)は、フランスの伝統菓子をイメージした限定の香りとパッケージで登場するアルミ缶入りリップバーム。セラミド、ビタミンE、ムルムルバターなどの保湿成分を配合した厚みのある膜が乾燥から唇を守る。こっくりとしたテクスチャーが体温でとろけるようになじんで密着し、軽やかに伸び広がる。カラーは、アーモンドが香り高く広がるカリソンの香り001、ほんのりビターで甘酸っぱいオランジェットの香り002、甘く香ばしいタルトタタンの香り003を用意する。

雪の結晶のようなきらめきをまとうリップトリートメント

ギフトなどにも人気の猫型リップトリートメントから、限定色“スパークリング リップスティック リミテッド”(3g、2750円)を発売する。保湿効果の高いオイルをベースに、保湿成分とエモリエント成分を配合。厚みのある化粧膜が、唇をやさしく包み込みながらとろけるようになじむ。さらに、ラスティングポリマーが唇に密着して崩れにくく、ふっくら柔らかで美しい仕上がりを長時間キープする。

カラーは粉雪のきらめきを表現した“シルバーダスト”、星空の輝きのような“スターフォール”、紙吹雪の華やぎをまとった“コンフェッティシャワー”の3色。ホリデーシーズンらしい幻想的なきらめきをまとわせた限定色だ。

商品一覧

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受験勉強から2年で「装苑賞」獲得 24歳上村英太郎による「エイタロウ」デビュー

上村英太郎デザイナーによるウィメンズブランド「エイタロウ(EITARO)」は9月19日、デビューとなる2026年春夏コレクションをショー形式で発表した。上村デザイナーは23年に香蘭ファッションデザイン専門学校ファッションデザイン専攻科を卒業。同年、第97回装苑賞でグランプリを獲得した。今回は同賞のバックアップを受け、資生堂のヘアメイクアップアーティストを迎えて渋谷のトランクホテルで行った。

学生服を再解釈した青々しいデビューコレクション

テーマは「サナギ」。幼虫から成虫へと変わる過程をインスピレーション源に、「チョウと同じように、成長していくサナギの姿も美しいのでは」と、社会人2年目の“未完成な大人”という等身大の自分と重ね合わせた。そして、数年前まで着用していた学ランやセーラー服といった学生服にオマージュし、台頭するブレザーとは違う、スタイルの多様性と独自性を描写した。「僕は中高生時代、真面目な学生生活を送っていたので、制服をアレンジしたことはなかった。でもその不規則なルールがファッションというカルチャーとして根付いていくことに面白さを感じた」。

学ランは、オリジナルツイードで仕立てた短ランやデニムのオールインワンで再解釈。また、特徴的な詰め襟は多角的に模索し、胸元が大きく開いたテーラードジャケットや襟にフリルのようなうねりを加えたベロアジャケットなど、クラシックな素材や女性らしいシルエットを通じてエレガントに昇華した。カンコー学生服と協業したオリジナルのボタンもアクセントになった。

さらに、サラシを思わせるビスチエや体操着のようなトラックジャケット、ブルマー風のマイクロミニパンツといった着想源を派生させながらも、“腰パン”にインスパイアされたような3つのウエストを重ねたスラックスや、学ランとプリーツスカートを組み合わせたドレスなど、「コスプレ見えしないように」と工夫を凝らしたルックもあった。インナーパンツがのぞくほどローウエストに設計したオーバーサイズのパンツは、脱ぎ落ちそうなほどの大胆なシルエットが会場の視線を集めた。

知識ゼロの悔しさをバネに、グランプリをつかむ

上村デザイナーは2001年生まれ、山口県出身。実はファッションの専門学校に進む直前まで、中高一貫校で寮生活をしながら医学の道を志していた。しかし進学に挫折したことを機に、新たな知識や学びを求めて、興味のあったファッションに進路を転換。とはいえ、「ファッションの専門知識は全くなかった。専門学校に入ったとき、日本のブランドは『ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)』の名前しか知らず、『イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)』や『ダブレット(DOUBLET)』などのブランドに詳しい周囲との差に悔しさを感じた」と振り返る。そこからファッションに関する知識を吸収し、入学時に掲げた装苑賞受賞という目標を実現させた。

そして卒業後の23年に自身の名を冠したブランドを立ち上げた。コンセプトは「叙情服」。人の気持ちや感情を映し出すモノづくりを根底にとらえ、「いつか社会に直接影響を与えられるブランドにしたい」と語る。まずは東京コレクションへの公式参加や国内のアワード獲得が目標だ。“競合”として挙げたのは、「フェティコ(FETICO)」と「アキコアオキ(AKIKOAOKI)」。「コンセプトを重視した服作りと、ストレートに表現できる自分だからこそ打ち出せるウィメンズ服で勝負したい」と意気込みを示した。

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受験勉強から2年で「装苑賞」獲得 24歳上村英太郎による「エイタロウ」デビュー

上村英太郎デザイナーによるウィメンズブランド「エイタロウ(EITARO)」は9月19日、デビューとなる2026年春夏コレクションをショー形式で発表した。上村デザイナーは23年に香蘭ファッションデザイン専門学校ファッションデザイン専攻科を卒業。同年、第97回装苑賞でグランプリを獲得した。今回は同賞のバックアップを受け、資生堂のヘアメイクアップアーティストを迎えて渋谷のトランクホテルで行った。

学生服を再解釈した青々しいデビューコレクション

テーマは「サナギ」。幼虫から成虫へと変わる過程をインスピレーション源に、「チョウと同じように、成長していくサナギの姿も美しいのでは」と、社会人2年目の“未完成な大人”という等身大の自分と重ね合わせた。そして、数年前まで着用していた学ランやセーラー服といった学生服にオマージュし、台頭するブレザーとは違う、スタイルの多様性と独自性を描写した。「僕は中高生時代、真面目な学生生活を送っていたので、制服をアレンジしたことはなかった。でもその不規則なルールがファッションというカルチャーとして根付いていくことに面白さを感じた」。

学ランは、オリジナルツイードで仕立てた短ランやデニムのオールインワンで再解釈。また、特徴的な詰め襟は多角的に模索し、胸元が大きく開いたテーラードジャケットや襟にフリルのようなうねりを加えたベロアジャケットなど、クラシックな素材や女性らしいシルエットを通じてエレガントに昇華した。カンコー学生服と協業したオリジナルのボタンもアクセントになった。

さらに、サラシを思わせるビスチエや体操着のようなトラックジャケット、ブルマー風のマイクロミニパンツといった着想源を派生させながらも、“腰パン”にインスパイアされたような3つのウエストを重ねたスラックスや、学ランとプリーツスカートを組み合わせたドレスなど、「コスプレ見えしないように」と工夫を凝らしたルックもあった。インナーパンツがのぞくほどローウエストに設計したオーバーサイズのパンツは、脱ぎ落ちそうなほどの大胆なシルエットが会場の視線を集めた。

知識ゼロの悔しさをバネに、グランプリをつかむ

上村デザイナーは2001年生まれ、山口県出身。実はファッションの専門学校に進む直前まで、中高一貫校で寮生活をしながら医学の道を志していた。しかし進学に挫折したことを機に、新たな知識や学びを求めて、興味のあったファッションに進路を転換。とはいえ、「ファッションの専門知識は全くなかった。専門学校に入ったとき、日本のブランドは『ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)』の名前しか知らず、『イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)』や『ダブレット(DOUBLET)』などのブランドに詳しい周囲との差に悔しさを感じた」と振り返る。そこからファッションに関する知識を吸収し、入学時に掲げた装苑賞受賞という目標を実現させた。

そして卒業後の23年に自身の名を冠したブランドを立ち上げた。コンセプトは「叙情服」。人の気持ちや感情を映し出すモノづくりを根底にとらえ、「いつか社会に直接影響を与えられるブランドにしたい」と語る。まずは東京コレクションへの公式参加や国内のアワード獲得が目標だ。“競合”として挙げたのは、「フェティコ(FETICO)」と「アキコアオキ(AKIKOAOKI)」。「コンセプトを重視した服作りと、ストレートに表現できる自分だからこそ打ち出せるウィメンズ服で勝負したい」と意気込みを示した。

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「プーマ」がゲーム「モンスターハンターワイルズ」とコラボ フーディーやリュックなど12月発売

「プーマ(PUMA)」は12月、人気ハンティングアクションゲーム「モンスターハンターワイルズ」とのコラボレーション“プーマ×モンスターハンターワイルズ”コレクションを発売する。

同コラボを記念し、ゲーム内に登場するキャラクター“アイルー”と“プーマキャット“のコラボレーションイラストと、発売予定アイテムの一部を公開した。今後の情報は特設ページで順次公開するという。

特設サイト

アイテム概要

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「オン」がビームス、米アウトドア店レイコープと協業 テーマは“語り尽くせない冒険を”

「オン(ON)」は、ビームスと、アメリカ・シアトル近郊に本社を置くアウトドア店のレイコープ(REI CO-OP)“と協業したアイテムを発売した。「オン」一部店舗、同公式オンライン、「ビームス」一部店舗、同公式オンライン、その他一部取扱店で販売する。

ビームス、レイコープと協業
シューズやウエア、キャップなど

アイテムは、“語り尽くせない冒険を”をテーマとし、国内ではシューズとウエアを販売する。ラインアップは、シューズ“クラウドウルトラ 3(CLOUDULTRA 3)”(2万6400円)と、シューズ“クラウドロック ロー(CLOUDROCK LOW)”(2万7500円)、ジャケット(3万9600円)、パーカ(1万7600円)、Tシャツ(9350円)、パンツ(2万900円)、キャップ(7700円)、ソックス(4950円)、バックパック(1万6500円)を用意する。一部アイテムには、それぞれの本拠地を代表する、富士山とアルプスのマッターホルン、ワシントン州のマウントレーニアの名峰をデザインした。

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ソンミの「ミース」が初のハンド用美容液を発売 保湿&エイジングケアをかなえる

美肌研究家のソンミによるスキンケアブランド「ミース(MEETH)」は12月1日、本格的なケアがかなうハンド用美容液“シルキーハンドセラム”(40g、2970円)を発売する。10月1日には、直営店舗およびアマゾン(AMAZON)の公式ストアで先行販売を行う。

同製品は、日光やブルーライトなどの日常的にダメージを受けやすい手指を保湿&エイジングケアで労り、年齢が出やすい手元を美しい印象へと導くハンドクリームだ。肌に潤いを馴染みやすくさせる“セラミド乳化”技術を採用したことで、乾燥や肌荒れをケアして整える。透明感やハリ、ツヤなど手肌に必要なケアをこの1本でかなえる。香りは爽やかなフローラルウッディを採用した。

「ミース」は、ソンミが2019年に立ち上げたスキンケアブランド。“美肌は最高のジュエリー”をコンセプトに、自身の過去の肌悩みやコンプレックスをきっかけに誕生した。日本の技術と韓国の最新美容を融合し、多角的な美肌アプローチを目指すスキンケア製品を展開している。

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ソンミの「ミース」が初のハンド用美容液を発売 保湿&エイジングケアをかなえる

美肌研究家のソンミによるスキンケアブランド「ミース(MEETH)」は12月1日、本格的なケアがかなうハンド用美容液“シルキーハンドセラム”(40g、2970円)を発売する。10月1日には、直営店舗およびアマゾン(AMAZON)の公式ストアで先行販売を行う。

同製品は、日光やブルーライトなどの日常的にダメージを受けやすい手指を保湿&エイジングケアで労り、年齢が出やすい手元を美しい印象へと導くハンドクリームだ。肌に潤いを馴染みやすくさせる“セラミド乳化”技術を採用したことで、乾燥や肌荒れをケアして整える。透明感やハリ、ツヤなど手肌に必要なケアをこの1本でかなえる。香りは爽やかなフローラルウッディを採用した。

「ミース」は、ソンミが2019年に立ち上げたスキンケアブランド。“美肌は最高のジュエリー”をコンセプトに、自身の過去の肌悩みやコンプレックスをきっかけに誕生した。日本の技術と韓国の最新美容を融合し、多角的な美肌アプローチを目指すスキンケア製品を展開している。

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【2025年クリスマスコフレ】「クラランス」のリップオイル限定色や“ダブル セーラム”のセットが登場

「クラランス(CLARINS)」は11月14日、2025ホリデーコレクションの第2弾として、エイジングケアラインのセット2種および“リップコンフォートオイル”の定番色のセットと限定2色を発売する。

肌と唇のどちらもケアする“ホリデー グロウ 50”(1万7380円)は、「クラランス」を代表するエイジングケア美容液“ダブル セーラム ADC”の50mLサイズに、唇の角質ケアをかなえるオイルスクラブ(15mL)、“リップコンフォートオイル”の自然な血色感を演出する“チェリー”カラーのミニサイズを組み合わせた。

最高峰エイジングケアシリーズ“クラランスプレシャス”を体験できる“クラランスプレシャス ラ クレーム コフレ”(5万600円)には、クリーム(50mL)、ローション(30mL)、アイクリーム(4mL)を詰めた。

“リップコンフォートオイル”に
パリの黄昏時の情景をまとう限定色

“リップコンフォートオイル”の限定色は、パリの夕暮れをテーマにした“サンライトスカーレット”と“バーニングサンセット”(各3960円)を用意する。

また“リップ ホリデーキット”(4950円)には、“リップコンフォートオイル”のチェリーの現品とミニサイズ、ポーチをセットにした。

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高島屋が顧客係の秋冬制服を一新 芦田多恵氏デザインで赤とチャコールグレーが際立つモダンな装い

高島屋が顧客(店内案内)係の秋冬用制服を一新する。新制服は春夏に引き続き「ジュン アシダ(JUN ASHIDA)」のクリエイティブディレクターで、「タエ アシダ(TAE ASHIDA)」のデザイナーである芦田多恵氏がデザインを手掛けた。高島屋のCIカラーである赤を際立たせたチャコールグレーとのコントラストが特徴的なデザインとなっている。一部店舗を除く髙島屋各店および一部提携店で10月1日から着用する。また、1988年に初めて制服姿になって以来、顧客係と同じ制服を着て来店客を出迎えている高島屋のマスコット“ローズちゃん”も秋冬制服に衣替え。2025年秋冬もパンツスタイルで右手を上げ、来店客を案内するポーズで各店に登場する。

上質なウールフランネル使用、多様なコーディネートが可能

新制服は「モダン」「上品」「軽やか」をキーワードに、伝統と現代性を美しく調和させたデザインに仕上げた。上質なウールフランネルを使用したジャケットは、リズミカルに配したボタンと端正なシルエットでモダンな印象を演出する。インナーのニットには、襟もとの表情を彩る組み合わせ自在のニットスカーフを合わせた。

ボトムスは、春夏に好評だったパンツを継続しつつ、スカートには動きのあるドレープが印象的なラップ風のデザインを採用している。いずれにもオリジナルのウィンドウペンチェック柄をさりげなく配し、トレンド感を演出した。やわらかな風合いと暖かさを備えながら、制服として求められる快適性にも配慮している。ジャケット・ニット・スカート・パンツのセパレートタイプを採用し、アイテムの組み合わせによって多様なコーディネートが可能となっている。気温や体調に応じた柔軟な着こなしができるほか、スカーフなどのアクセントアイテムを取り入れることで、着用者自身がスタイルを楽しめる仕様としている。

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