「ディオール」の“メダリオンチェア” 吉岡徳仁と佐藤オオキの再解釈は?

 「ディオール(DIOR)」は9月5~10日、イタリア・ミラノ市内で“メダリオンチェア”をテーマにした展示を行った。“メダリオンチェア”とは、クリスチャン・ディオール(Christian Dior)がファッションショーのゲスト用に選んだ椅子。回想録でムッシュ・ディオールは、「落ち着きがあり、シンプルかつクラシックでパリらしい」と述べている。リボンをあしらった楕円形の背もたれを持つ椅子は「ディオール」初のパリのブティックに置かれたほか、メゾンのコードとして香水のボトルなどにも影響を与えている。今回の展示では、世界中のクリエイターが再解釈した“メダリオンチェア”を展示。日本からは、吉岡徳仁とネンドの佐藤オオキが参加した。2人の作品に対する思いを紹介する。

 吉岡は、“人の感覚を超越すること”を模索しながら抽象と現実の間にあるオブジェを制作し続けている。“メダリオンチェア”に関しては、「光を素材そのものへ転換した。境界や外観の概念を超えて夢見ることへ誘うインビテーションだ」と述べている。彼が好んで用いるガラス素材を用いた作品は透明感と優美な起伏の融合からレトロフューチャリスティックな雰囲気を醸し出している。シンデレラのガラスの靴を想起させるエレガントなチェアだ。

 ミニマルなアプローチで世界的に評価されている佐藤も“メダリオンチェア”の素材にガラスを使用。背面、座面、脚は単一のパーツで構成されている。フューチャリスティックな印象の作品は、メゾンのシンボルカラーであるグレーやムッシュ・ディオールが好んだペールピンクで彩られている。背面を楕円形にくり抜くことで、“メダリオンチェア”のフォームを暗喩的に引き立たせている。佐藤は、「ムッシュ・ディオールとの長い会話」を表現したとコメントしている。

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「レディメイド」のペットボトルのキャップからできた椅子、その制作工程を公開

 細川雄太が手掛ける「レディメイド(READYMADE)」はこのほど、海洋プラスチックゴミとして問題視されているペットボトルのキャップをリサイクルした椅子“イージーチェア(EASY CHAIR)”を発売し、制作工程をまとめたムービーを公開した。

 椅子のモチーフは「ピエール・ジャンヌレ(PIERRE JANNERET)」の名作だ。モザイクのような柄は海洋ゴミが海に浮かんでいる姿から着想を得たという。不要になったモノを新たなモノに生まれ変わらせるコンセプトを通して、サステナビリティーの重要性を投げかける。

 “イージーチェア”は、細川デザイナーの友人の家具職人の協力の下、素材となるキャップを溶かすところから組み立てまでを大阪の工場で製作している。1脚に使うキャップの量は約15キログラム。試作を50回以上繰り返しやっと形になった。キャップは排気ガスの発生を抑えるために、カマドで3時間かけ、ゆっくりと溶かし、板状にプレスする。その後、裁断機でパーツを削り出し、組み上げていく。背面と座面に使われる籐(とう)の部分は、「ジャンヌレ」の椅子の籐も編める、国内に数人しかいない職人が担当する。パーツの削り出しの際に出る廃材は粉状のものまで全て保管し、今後のアイテム作りに活用していく考えだ。

 1脚の完成までに1日半ほどかかるそうで、1年に納品できる数は100脚に満たない。全て手作業で作られた1点もので、色も異なる。日本はお茶がよく飲まれるため、緑の配分が多くなるそうだ。
 
 価格は66万円(税込み)。「レディメイド」の正規店で取り扱っている。

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デンマーク家具「フリッツ・ハンセン」が東京・外苑前に移転 隈研吾のトークイベントやバーチャルツアーも

 デンマーク発インテリア「フリッツ・ハンセン(FRITZ HANSEN)」は4月1日、東京・外苑前に「フリッツ・ハンセン東京(FRITS HANSEN TOKYO)」をオープンする。「フリッツ・ハンセン東京」は、以前の青山直営店及び、日本支社、ショールーム機能を統合したものだ。隈研吾がデザインしたビルの地上2階234平方メートルで、家具やインテリアアクセサリーなどを販売するほか、コントラクトなどの要望にも対応する。オープンテラスもある2階には、オーダーメードのオリジナルキッチンを設置し、多目的イベントスペースとしても利用が可能だ。

 自然光が降り注ぐ開放的な空間には、同ブランドの家具がゆったりと置かれており、多くの名作家具を手がけたデンマークの巨匠アルネ・ヤコブセン(Arne Jacobsen)による水栓やドアノブを施すなどディテールにもこだわっている。相澤真諭子フリッツ・ハンセン日本支社長は、「気軽に入ってもらえる開放的で温かい空間にしたかった。異業種とのコラボレーションなども行いたい」とコメント。オープンを記念し、店内のバーチャルツアーや動画配信を予定しており、初回のトークイベントは隈研吾の登場を予定している。

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日本初上陸の高級ホテル「Wオオサカ」 道頓堀のネオンのような客室デザイン

 マリオット・インターナショナルが展開する高級ホテル「W」の日本1号店が大阪・心斎橋に3月16日オープンした。

 1998年にニューヨークで誕生したWは、最先端のデザインが特徴。建設中も含め世界で60以上のホテルを展開している。今回オープンした「Wオオサカ」は、積水ハウスが開発し、安藤忠雄氏がデザインを監修。地上27階・地下1階の建物に、全337室の客室とレストラン、バー、スパ、プール、ボールルームなどを備えた。

 コンセプトは「泊まるだけのホテルじゃない、クリエイティビティを解き放つ大人の遊び場」で、Wらしい大胆で個性あふれるデザインが全館に取り入れられている。インテリアは、Wロンドン、Wスイスなどを手掛けたオランダのコンクリート社が制作。「大阪商人の遊び心」をテーマに、黒を基調としたシンプルでスタイリッシュな外観と、賑やかな大阪のネオンを思わせる豪華でカラフルなインテリアとのコントラストを表現した。

 Wオオサカの近藤豪総支配人は「私たちがブラックボックスと呼ぶ黒い箱(建物)の中にはいろんな楽しみが詰まっている。江戸時代に派手な遊びやぜいたくが禁止されていたとき、大阪の商人は黒い羽織の裏にきらびやかな模様を忍ばせて楽しんでいた。まさにWホテルそのもの」と話す。大型ガラスケースの中にアート作品を入れたエントランスゲートと、そこから続く、桜と折り紙からインスパイアされた入口のトンネルも印象的だ。

 ホテルの顔である3階ロビーフロアには、レセプションやバー、ステージ、オールダイニングを配置した。日本の障子と折り紙から着想を得た1枚の連続したカーテンが、空間にアクセントになっている。共有スペースの「リビングルーム」にはDJブースだけでなく、漫才で使われるスタンドマイクを備えたステージも設置された。

 客室はスイートルーム50室、スタンダードルーム287室。全室に道頓堀のネオンライトをイメージした装飾が施され、昼と夜で異なる表情を楽しめる。カクテルバーカウンターでは、自分の好みのカクテルを作ることも可能だ。40平方メートル以上の広さがあるスタンダードルームは1泊1室4万5000円〜(税抜、サービス料別)。最上階の27階から大阪の町を一望できるエクストリームWOWペントハウス スイートは、天井高4.5m、200平方メートルの広さを誇り、1泊100万円〜(同)。5つの部屋で構成され、直径約1.9mのシャンパンボール型バスタブや、国内のホテル客室では初のDJブースが常設されている。

 飲食施設はレストランとバーが6店。ミシュラン星付きのフレンチのシェフが監修するオールデイダイニング「オーララ」からは御堂筋の並木道が望め、パティスリー「ミックスアップ」では、店内中央のオープンキッチンでパテシエかが仕上げる出来立てのスイーツを味わえる。

 W香港のデザインを手がけた森田恭通氏率いるグラマラスがインテリアを担当した鉄板焼「まいど」では、3つのエリアにわかれたカウンターと個室で、鉄板を使った割烹料理やお好み焼きなどを提供する。全長約40mの障子に見立てたアートパネルには、大阪を代表するイラストレーター黒田征太郎氏によるウイットに富んだアートが描かれ、クリエイティビティ満載の空間で食事を楽しめる。

 コロナ禍の中での開業に対して、近藤総支配人は「ホテルを開業するのではなく、目的地を開業したという思いがある」と強調。「Wホテルのコアバリューである大胆でウィットに富み、情報発信力に長けている点は大阪そのものであり、Wがあるから大阪に行こうと思ってもらえる元気を与える場所でありたい」と話している。

橋長初代(はしなが・はつよ)/流通ライター:同志社女子大学卒。ファッション専門誌の編集を経てフリーランスのライターに。関西を拠点に商業施設、百貨店、専門店、アパレル、消費トレンド、ホテル、海外進出などの動向を「WWD JAPAN.com」「日経クロストレンド」などに寄稿。取材では現場での直感と消費者目線を大事にしている。最近の関心事は“台湾”と“野菜づくり”と“コロナ後のファッションビジネス”。「リモート取材が浸透すれば、もっと取材先を広げていきたい」

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日本初上陸の高級ホテル「Wオオサカ」 道頓堀のネオンのような客室デザイン

 マリオット・インターナショナルが展開する高級ホテル「W」の日本1号店が大阪・心斎橋に3月16日オープンした。

 1998年にニューヨークで誕生したWは、最先端のデザインが特徴。建設中も含め世界で60以上のホテルを展開している。今回オープンした「Wオオサカ」は、積水ハウスが開発し、安藤忠雄氏がデザインを監修。地上27階・地下1階の建物に、全337室の客室とレストラン、バー、スパ、プール、ボールルームなどを備えた。

 コンセプトは「泊まるだけのホテルじゃない、クリエイティビティを解き放つ大人の遊び場」で、Wらしい大胆で個性あふれるデザインが全館に取り入れられている。インテリアは、Wロンドン、Wスイスなどを手掛けたオランダのコンクリート社が制作。「大阪商人の遊び心」をテーマに、黒を基調としたシンプルでスタイリッシュな外観と、賑やかな大阪のネオンを思わせる豪華でカラフルなインテリアとのコントラストを表現した。

 Wオオサカの近藤豪総支配人は「私たちがブラックボックスと呼ぶ黒い箱(建物)の中にはいろんな楽しみが詰まっている。江戸時代に派手な遊びやぜいたくが禁止されていたとき、大阪の商人は黒い羽織の裏にきらびやかな模様を忍ばせて楽しんでいた。まさにWホテルそのもの」と話す。大型ガラスケースの中にアート作品を入れたエントランスゲートと、そこから続く、桜と折り紙からインスパイアされた入口のトンネルも印象的だ。

 ホテルの顔である3階ロビーフロアには、レセプションやバー、ステージ、オールダイニングを配置した。日本の障子と折り紙から着想を得た1枚の連続したカーテンが、空間にアクセントになっている。共有スペースの「リビングルーム」にはDJブースだけでなく、漫才で使われるスタンドマイクを備えたステージも設置された。

 客室はスイートルーム50室、スタンダードルーム287室。全室に道頓堀のネオンライトをイメージした装飾が施され、昼と夜で異なる表情を楽しめる。カクテルバーカウンターでは、自分の好みのカクテルを作ることも可能だ。40平方メートル以上の広さがあるスタンダードルームは1泊1室4万5000円〜(税抜、サービス料別)。最上階の27階から大阪の町を一望できるエクストリームWOWペントハウス スイートは、天井高4.5m、200平方メートルの広さを誇り、1泊100万円〜(同)。5つの部屋で構成され、直径約1.9mのシャンパンボール型バスタブや、国内のホテル客室では初のDJブースが常設されている。

 飲食施設はレストランとバーが6店。ミシュラン星付きのフレンチのシェフが監修するオールデイダイニング「オーララ」からは御堂筋の並木道が望め、パティスリー「ミックスアップ」では、店内中央のオープンキッチンでパテシエかが仕上げる出来立てのスイーツを味わえる。

 W香港のデザインを手がけた森田恭通氏率いるグラマラスがインテリアを担当した鉄板焼「まいど」では、3つのエリアにわかれたカウンターと個室で、鉄板を使った割烹料理やお好み焼きなどを提供する。全長約40mの障子に見立てたアートパネルには、大阪を代表するイラストレーター黒田征太郎氏によるウイットに富んだアートが描かれ、クリエイティビティ満載の空間で食事を楽しめる。

 コロナ禍の中での開業に対して、近藤総支配人は「ホテルを開業するのではなく、目的地を開業したという思いがある」と強調。「Wホテルのコアバリューである大胆でウィットに富み、情報発信力に長けている点は大阪そのものであり、Wがあるから大阪に行こうと思ってもらえる元気を与える場所でありたい」と話している。

橋長初代(はしなが・はつよ)/流通ライター:同志社女子大学卒。ファッション専門誌の編集を経てフリーランスのライターに。関西を拠点に商業施設、百貨店、専門店、アパレル、消費トレンド、ホテル、海外進出などの動向を「WWD JAPAN.com」「日経クロストレンド」などに寄稿。取材では現場での直感と消費者目線を大事にしている。最近の関心事は“台湾”と“野菜づくり”と“コロナ後のファッションビジネス”。「リモート取材が浸透すれば、もっと取材先を広げていきたい」

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デンマーク発家具「フリッツ・ハンセン」の日本トップに女性 ブランドマネジャーが昇格

 デンマーク発家具「フリッツ・ハンセン(FRITZ HANSEN)」の日本支社長に1月20日、ブランドマネジャーの相澤真諭子が昇格した。2016年夏以来、日本支社長は不在で、ダリオ・ライシェル(Dario Reicherl)フリッツ・ハンセン・アジア地区最高経営責任者(CEO)が日本市場を統括してきた。

 相澤支社長は06年にフリッツ・ハンセン入社。PR、マーケティングなどを経て、16年以降はブランドマネジャーとして日本市場における人事や予算管理などを行なってきた。相澤支社長は、「タイトルが変わったが、今までの業務と大きな違いはない。今まで、チームの関係性構築に注力し、誰もが自由に発言できる働きやすい環境を作ってきた。デンマーク本社のカンファレンスにも、全員で参加する。少数精鋭のチームで一人一人が担当分野のプロフェッショナルでブランドアンバサダーだ」とコメントしている。「ホワイトマウンテニアリンング(WHITE MOUNTAINEERING)」の相澤陽介デザイナーは相澤支社長の兄だ。

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「ロク」と京都発老舗織物メーカーのコラボチェア 「リステア」で展示イベント

 セレクトショップの「リステア(RESTIR)」は1月12日~2月14日、京都・西陣発の老舗織物メーカーの川島織物セルコンと、ロンドンを拠点にするファッションブランド「ロク(ROKH)」によるコラボレーションチェアの展示イベントを開催している。

 今回の展示は、1843年創業の川島織物セルコンがファッションデザイナーに織物のデザインを依頼し、デンマークの家具メーカー「フリッツ・ハンセン(FRITZ HANSEN)」の代表作“エッグチェア”に用いる企画の第2弾。第1弾では堀内太郎の「タロウホリウチ(TARO HORIUCHI)」、井野将之の「ダブレット(DOUBLET)」、青木明子の「アキコアオキ(AKIKOAOKI)」らが参加しており、今回はアメリカ育ちの韓国人デザイナーであるロク・ファン(Rok Hwang)の「ロク」などが選ばれた。

 「ロク」は「自然と本能~森を織る~」をコンセプトに、自然の木々や苔をイメージしたテキスタイルを提案。「有機的な自然の世界そのものをファブリックで表現する」というデザイナーの思いを表現すべく、綴織(つづれおり)の手法で立体的な風合いを再現している。サステナビリティの観点から、製作時にはカーテン生地の生産時に生じる端材なども使用している。

 デザイナーのロクは「このプロジェクトで、織物の伝統技術とはどういうものかということを深いところで理解でき、その技術によって提案したコンセプトが想像以上のレベルに高められていく過程にとても興奮を覚えた。2Dの織物を3Dに進化させることに成功し、同時に織物においての触覚にも新境地が開けた」とコメントしている。

 展示会場である「リステア」のブティック2階では、「ロク」2021年春夏の新作も一緒に並べており、ショッピングを楽しむことができる。

■rokh x 川島織物による世界にひとつだけのチェア Special Exhibition at RESTIR
会期:1月12日〜 2月14日
場所:リステア ブティック2階
住所:東京都港区赤坂9-6-17

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「ナイキ」“怪我ゼロ”目指す新ランシューズ 厚底の機能を安全性に応用

 「ナイキ(NIKE)」は、“怪我ゼロ”をコンセプトにした新作ランニングシューズ“リアクト インフィニティ ラン 2(REACT INFINITY RUN 2)”(1万7500円)と“ズームX インヴィンシブル ラン(ZOOMX INVINCIBLE RUN)”(2万円)を発売する。いずれも高いクッション性と安定性を備え、ランナーの故障防止に特化した機能を有する。“リアクト インフィニティ ラン 2”は1月14日から、“ズームX インヴィンシブル ラン”は2月18日から、ナイキアプリや公式オンラインストア、一部の直営店舗で販売する。

 “リアクト インフィニティ ラン 2”は、昨年発売した“リアクト インフィニティ ラン”をアップデートしたモデル。前作同様にフライニットのアッパーを使い、つま先やフォクシング(アッパーとソールをつなく部分)など耐久性が求められる箇所の強度を高め、足の甲や中足部のムレやすい箇所は通気性を向上させた。はき口は、シュータンが一体化したブーティタイプからシュータン独立型に変更。厚みのあるシュータンを用いて、シューレースの圧迫感を軽減させた。ミッドソールには最速の厚底ランシューズにも採用されている高反発フォーム“ズームX”を採用し、ゆりかご型のアウトソールがスムーズな重心移動をサポートする。

 “ズームX インヴィンシブル ラン”は、“リアクト インフィニティ ラン 2”よりも“ズーム X”を多く使用し、前足の底幅を広く設計して安定した走りを支える。アウトソールには全面ラバーを敷いて、耐久性も高めている。

 発売に先駆けて行われたプレス説明会では、本国の開発担当者が両モデルのコンセプトや開発の経緯を語った。「怪我をしないことは、速く走ることと同じくらい重要なミッション。化学的な根拠だけでなく、『もっとクッション性が欲しい』というランナーの直感的な声も参考にして商品開発を進めた。エリートランナーからファンランナーまで、幅広い人の足元をサポートするしたい」と話した。

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「ベイプ」が家具、インテリアグッズのプロジェクト“ベイプ ホーム”をスタート

 「ア ベイシング エイプ(R)(A BATHING APE(R) )」は家具、インテリアグッズのプロジェクト“ベイプ ホーム(BAPE HOME)”をスタートする。

 新型コロナウイルス感染拡大でおうち時間が増え、インテリアのニーズが高まったことから始まったプロジェクトだ。

 2002年に開店したベイプ カフェ!?(BAPE CAFE!?)で使用したカフェテーブルが登場する。家具メーカー、カリモクと「ファブリック(FABRICK)」との協業で以前に発売したソファ、シェルフ、フローリングテーブルもリニューアルして発売する。

 受注生産とレギュラー販売のアイテムがある。“ベイプ ホーム”の特設サイトから受注の受け付けと順次販売を行なっている。

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「イケア」が70年発行してきたカタログを終了 最盛期には2億部を配布

 スウェーデン発「イケア(IKEA)」は、70年にわたり発行してきたカタログの発行を終了する。初のカタログは1951年に創業者のインヴァル・カンプラード(Ingvar Kamprad)が発行。全68ページで28万5000部が印刷され、スウェーデンで配布された。96年にはオフィス版、2000年には印刷版とオンライン版を発行し、最盛期の16年には32カ国語で約2億部が配布された。しかし、近年は自社eコマースをスタートしたこともありカタログの需要が減ってきたのが終了の理由で、デジタル強化の一環でもある。「イケア」のeコマースの売上高は19年に前年比45%増、サイトへのアクセス数は40億以上を達成した。また、新アプリを導入するなどオンライン上でのショッピング体験を充実させている。

 リビングルーム、ベッドルーム、バスルーム、子ども部屋など生活のあらゆるシーンにおけるインテリアの提案をバリエーション豊かに行い、多くの人々に親しまれた「イケア」のカタログの70年の歴史を記念したブックが21年秋に登場予定だ。

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2021年に輝く思いを込めて クリスタルブランド「バカラ」がティアラをイメージしたイヤータンブラーを発売

 フランスのクリスタルブランド「バカラ(BACCARAT)」は、イヤータンブラー(西暦入りグラス)の最新作“ティアラ(TIARA)タンブラー 2021”を発売した。

 イヤータンブラーは「バカラ」が毎年発表しているグラスで、その年だけの特別なコレクションとして人気が高い。人生の門出を祝福する大切な人への贈り物として選ばれることが多く、例えば卒業や入学、就職や異動など職場や学校に関わるお祝いや記念品として最適だ。

 “ティアラ タンブラー”は、光にきらめくカットがグラスを囲むように施されたデザインが特徴で、宝石をちりばめたティアラ(頭飾り)をイメージしており、身に着けることが祝福や称賛、神聖な誓いのシンボルとされるティアラの輝きをクリスタルに表現した。1764年の「バカラ」誕生から250年以上にわたる歴史に育まれた熟練の職人技により刻まれた繊細なカットは、ひときわ華やかな輝きを放つ。

 創設以来、”アール・ドゥ・ヴィ―ブル(生活美学)”の象徴として、人々を輝かせてきた「バカラ」。日本では、この優美さに魅了された根強いファンが多い。テーブルウエアはもちろん、シャンデリア、オーナメント、花瓶、ビジューなど多彩に展開する「バカラ」のクリスタルはライフスタイルを豊かに彩る。

 タンブラーの底に2021年の西暦を刻んだ“ティアラ タンブラー”の価格は単品が6500円、2客セットが1万3000円。「バカラ」のクリスタル製品がトータルでそろうバカラショップ 丸の内をはじめ全国の百貨店の直営店で販売中だ。

問い合わせ先
バカラショップ 丸の内
03-5223-8868

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「カルティエ」が「日常を彩る」ホームコレクションなどを発売

 「カルティエ(CARTIER)」は11月中旬から順次、“オブジェコレクション”を発売する。クラシックなホーム&デスクコレクションの“アントラセ ドゥ カルティエ”、洗練されたホーム&デスクコレクションの“パンテール ドゥ カルティエ”、小物&キッズコレクションの“ディアボロ ドゥ カルティエ”、ベビーギフトコレクションの“カルティエ ベイビー”の4つからなり、それぞれにメゾンを象徴するパンテール(豹)やドゥーブルC(交差したブランドの頭文字のC)などをあしらう。価格はトレイが4万6600円、ペン立てが6万9000円、花瓶が11万6000円など。ほかにノートやボールペン、封筒などの筆記具や、ソリテールや積み木といったゲーム、蝶やネズミを刻印したシルバー製のベビー用コップやガラガラもラインアップする。

 プレス担当者が、「かつて創業者の孫ルイ・カルティエ(Louis Cartier)が『われわれは、女性たちを着飾る高級なジュエリーだけを作っているのではない。手鏡やクシ、名刺入れも『カルティエ』のアイテムだ』と述べた」と言うように、“オブジェコレクション”は「日常を彩り、暮らしに潤いを与える」。

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豪ブランド「コアラ」がソファーベッド ビーガン素材で日本の住宅サイズにも適応

 オーストラリア発D2C寝具の「コアラマットレス(KOALA MATTRESS)」が家具ブランド「コアラ(KOALA)」にリブランディングした。同ブランドは10月19日、東京都内のホテルでリブランディングおよび家具新作第一弾の“コアラ ソファーベッド”の発表会を開催した。このソファーベッドは、ネジ、工具が不要な簡単設計で約10分でソファーベッドが完成。約4秒でシートクッションを引っ張るだけでソファーからベッドに転換が可能で日本の住宅事情に適したサイズを実現。振動吸収性機能を備えており、ベッドとしても最高の品質を提供する。別売りのオットマンと合わせればカウチソファーとしても使用可能だ。

 素材は全て動物性素材を一切使用していないビーガン家具で、素材調達から生産、流通まで全ての厳しい条件を満たしたFSC認証(森林管理における環境、社会、経済的影響を考慮した国際基準)の木材を使用。マットレスのウレタン素材は環境面だけでなく健康や安全面でも安心できる認定を受けている。「コアラ」の製品は全て120日間の返金保証をしており、満足いかない場合は返品、返金に応じる。

 発表会では、歌手の倖田來未が登場。新作ソファーベッドの座り使い心地などについて語った。ソファーベッドは10月19日に公式ホームページで発売。価格はソファーベッドが11万円、オットマンが2万5000円(いずれも税込)。

 「コアラ」は2015年にシドニーで創業。顧客体験、サステナビリティ、D2Cをブランドの柱としており、日本には17年に上陸した。顧客の声を反映した高品質で値頃感のある商品を提供しており、新型コロナウイルス感染下の6月の売り上げは前年同期比3倍と好調だ。11月にはダイニングテーブルの発売も予定している。

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良品計画が運営する「イデー」が家具を最大13万円値下げ 主力のソファやテーブル15品で実施

 良品計画が運営するインテリアブランド「イデー(IDEE)」は11月12日から、ソファやクッション、テーブルなど、ブランドの代表商品であるロングセラー家具15アイテムで、最大で13万円超の値下げを行う。あわせて、「イデー」を販売する「無印良品」の店舗数を拡大。それによって販売数量を増やし、値下げを実現する。

 「アーオ ソファ」(2人掛け)は14万8500円(税込)から6万9000円に、「ディヴァンコ ソファ ラウンド」は26万6200円から13万円にといった具合に、商品によって2200円から13万6200円の値下げを行う。現在、「イデー」は直営店のほか、全国26の「無印良品」店舗でも商品を販売しているが、これを109店舗にまで拡大し、消費者との接点を大幅に広げる。

 良品計画は、「(コロナ禍で)お客さまの消費は実需に移っている。こういう時こそ、買い求めやすい価格でわれわれが皆さまのお役に立つ」(松﨑曉社長)という考えのもと、今秋「無印良品」の衣料品主力アイテム72品でも値下げを実施している。「イデー」の主力商品値下げも、コロナ禍で家で過ごす時間が増えたことを背景に、「より多くの方に『イデー』の家具を親しみやすく楽しんでいただく」(プレスリリースより)こと目的といい、考え方は同様だ。

 イデーは2006年に良品計画の傘下に入った。「無印良品」は店舗休業明けの6月以降、食品が底上げする形で国内や中国本土などで業績好調。良品計画は“コロナ禍の勝ち組企業”として、21年8月期に過去最高業績を目指している。

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セレクトリサイクルのパスザバトンがデッドストック陶器市をオンラインで開催 130の窯元から2万5000点以上を販売

 セレクトリサイクルショップのパスザバトン(PASS THE BATON)は11月2~23日に、オンラインで「パスザバトン マーケット-デッドストック陶器市 九州編」を開催する。「パスザバトン マーケット」は、ファッションや雑貨から食品にいたるまで、さまざまな企業のデッドストックや規格外の商品を販売するイベントとして2019年11月にスタート。第3弾の今回は九州の陶器にフォーカスし、有田や波佐見、唐津、伊万里など130の窯元のデッドストックや規格外品2万5000点以上を販売する。

 これらの陶器は、1980~90年代に九州備前地区の磁器が国内外に流通した最盛期に作られたもので、華やかな絵柄や金彩が施された豪華絢爛な割烹用食器や日用食器だ。主に業務用として販売されていたもので、現在では技術やコストなどから再生産ができない貴重なものばかりだ。アーティストの神山隆二と村上周のアーカイブ作品も販売するほか、「一点もの市」や、会期中の土・日・祝日の11~19時には、使用には支障のない規格外品を販売する「規格外品市」を開催。「規格外品市」の商品か、または同じ商品を5点以上まとめて買うとその売り上げの1割を慈善団体へ寄付する。また、“食と器”をテーマに料理研究家やショップとコラボレーションし、食品とそれに合わせた食器との限定セットを販売する。

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「ブルーボトルコーヒー」がカリモクと協業してオリジナル椅子を発売 みなとみらいの新店舗にも導入

 ブルーボトルコーヒージャパン(BLUE BOTTLE COFFEE JAPAN)は日本の家具メーカー、カリモク家具とコラボしたオリジナルの椅子を製作した。9月25日にオープンした横浜の新店舗「ブルーボトルコーヒー みなとみらいカフェ」で使用しており、2021年3月31日まで公式オンラインストアで販売する。

 新店舗の家具は椅子を含め全て、店舗デザインを担当した建築家の芦沢啓治とデンマーク・コペンハーゲンのデザインスタジオ「ノーム・アーキテクツ(NORM ARCHITECTS)」が協働でデザインし、木製家具で知られるカリモク家具が製作した。曲線と木の温かみや柔らかさが特徴だ。その中の3種類の椅子を“カリモクケーススタディ フォー ブルーボトルコーヒー”コレクションとして発売する。

 “カフェチェア”(6万3700円)、“バースツール”(7万7500円)、“サイドチェア”(13万5600円)を用意した。受注生産のため注文から1カ月半~2カ月で発送する。

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ザ・コンランショップの創業者コンラン卿が88歳で死去

 世界的に知られたデザイナーであり、小売りやレストランまで手掛けたライフスタイルの先駆者であるテレンス・コンラン(Terence Conran)卿が9月12日、イギリス・ロンドンの自宅で死去した。88歳だった。コンラン卿は4人目の妻であるヴィッキー(Vicki)とファッションデザイナーのジャスパー・コンラン(Jasper Conran)をはじめとする5人の子どもに看取られた。ジャスパーは自身のインスタグラムで「まるで眠るかのように亡くなった。多くの人々からのメッセージに感謝している」とコメントしている。コンラン一族は、「先見の明があり、イギリスのライフスタイルに革命をもたらし、優れたイギリスのデザインや文化、芸術を世界中に広めた。全ては、良いデザインは人々の生活の質を向上させるというシンプルな信念に基づいたものだった」と述べ、「クリエイティブ業界における若者への教育の重要性を絶え間なく支え続けたと同時に、父親、夫、友人として愛されていた」と続けた。

 コンラン卿は1931年10月4日生まれで、ロンドンのセントマーチン美術大学(Central Saint Martins)でテキスタイルデザインを学んだ後、48年に教師でプリント技師であったエドアルド・パオロッチ(Eduardo Palozzi)とワークショップを始め、家具や陶器、テキスタイルに関するデザイン技術を磨く。

 64年に設立したインテリア企業ハビタ(HABITAT)は世界的なチェーン店に発展した。モダンなインテリアやライフスタイルのお手本的な「ハビタ」の店舗は、スウェーデン発「イケア(IKEA)」、米「クレート&バレル(CRATE AND BARREL)」、米「ポタリー・バーン(POTTERY BARN)」といった多くのインテリアブランドにインスピレーションを与えた。72年には家具やデザインアイテムを販売するザ・コンランショップ(THE CONRAN SHOP以下、コンランショップ)の初店舗をロンドンに出店。コンラン卿のスタイルは、シンプルかつミニマルで、モダンで機能的なものだった。コンラン卿はハビタの成功により、家具や洋服など複数の企業から構成されるストアハウス・グループ(STORE HOUSE GROUP)を設立してビジネス拡大を図ったが、デザイン事業に専念するため、90年代に手放している。

 コンランショップは現在、ロンドンに3店舗、パリに2店舗、ソウルに1店舗、東京に2店舗、名古屋に1店舗、福岡に1店舗の計10店舗。今年初めにコンラン卿はコンランショップをイギリス人ビジネスマンのジャバド・マランディ(Javad Marandi)に売却した。マランディは、「彼はサステナブルで長く続くビジネスを求めており、私はそれを彼に約束した。最後まで事業に関わってくれたことに感謝している。彼の偉業と原理が何世代にもわたり引き継がれることに全力を注ぐ」と述べている。

 コンラン卿の関心はインテリアだけではなかった。53年に初のレストラン、「ザ・スープ・キッチン(THE SOUP KITCHEN)」をスタート。その後、ロンドン・サウスケンジントンの「バベンダム(BIBENDUM)」やチェルシーの「ブルーバード(BLUEBIRD))、ロンドン橋たもとの『ル・ポン・ド・ラ・トゥール(LE PONT DE LA TOUR)』などを開業し、パリ、ニューヨーク、コペンハーゲン、東京などの都市にもレストランを出店してきた。昨年には52軒目のレストランをロンドンの『バウンダリー・ホテル(BOUNDARY HOTEL)』内にオープンしたばかりだ。
コンラン卿はホテルやレストランのインテリア、グラフィック、製品などを手掛けるザ・コンラン・デザイン・グループ(THE CONRAN DESIGN GROUP)を設立。また、建築家のフレッド・ロイド・ロシェ(Fred Lloyd Roche)と組んで建築や内装を手掛けるコンラン・アンド・パートナーズ(CONRAN AND PARTNERS)も立ち上げた。

 ビジネス以外の文化的な功績も大きい。89年には、ロンドン南西部のシャッド・テムズにデザイン・ミュージアム(Design Museum)を設立。2016年にデザイン・ミュージアムはケンジントンに移転し以前より3倍の広さになった。デヤン・スジック(Deyan Sudjic)= デザイン・ミュージアム名誉ディレクターは、『コンラン卿以上に、イギリスの現代化に寄与した人物はいない。彼は生涯をかけて、全ての人々の生活を豊かにする方法を探した』と述べている。コンラン卿は12年に芸術慈善活動(Arts Philanthorophy)のメダルを、17年には芸術への貢献を称えるコンパニオンズ・オブ・オーナー(Order of the Companions of Honour)勲章を授与された。

 コンラン卿はいつも、まるで秘密の話をするかのように目を輝かせ、はにかんだようなほほ笑みを浮かべていた。時には怒りっぽく厳しい面もあったが、彼は生まれつきの美食家で、彼のレストランではランチやディナーの後に、ワインで赤くなった顔で葉巻をくゆらす姿がよく見られた。彼は妥協を許さず、建築物から家具、ファッション、食べ物までありとあらゆるものにおいてデザインがよくないと痛烈に批判した。

 07年のインタビューで「今まで挑戦したことのないことは」と聞くと、不愛想に「死ぬことがどういうことか、知りたい。来週76歳になる。私のように腰が悪いと『もう先が長くないかもしれない』と思う。死ぬまでにできるだけのことを精一杯やりたい。友達に最後のさよならを言うときにとても面白い方法を考えたんだ。テムズ川沿いの私のレストラン全部で盛大なパーティーを開くのさ。すばらしい花火大会を開き、私の遺灰は最も大きくうるさい花火と共に打ち上げられるというわけさ」と語った。

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“おうち時間”にぴったりな日本庭園から着想を得たラグが登場 伊勢丹新宿で先行受注も

 ラグやインテリア雑貨を販売する「スタジオ・ザ・ブルー・ボーイ(STUDIO THE BLUE BOY以下、ブルー・ボーイ)」から、新作ラグ“ゼン ガーデン コレクション”が登場した。「ブルー・ボーイ」のオフィシャルECサイトでは10月23日発売だが、それに先駆けて伊勢丹新宿本店5階センターパーク(以下、伊勢丹)で9月16~29日に同コレクションの先行受注を行う。日本庭園からインスパイアされたラグはマッチャ・ディープ・グリーンとチャコール・グレーの2色で、グラデーションで枯山水の波紋を表現している。一枚一枚京都の職人の手で仕上げられるラグの価格は各32万9000円。

 「ブルー・ボーイ」のアートディレクションを手掛ける正田啓介は「禅とは心の声を聴くこと。このラグには禅の教えや自分自身の思いを込めた」とコメント。イメージビジュアルの撮影にもこだわり、京都の退蔵院と都内のハウススタジオの2カ所で行った。「枯山水で撮影したいと思っていたら、夢がかなった。都内のハウススタジオは建築家の納賀雄嗣氏が1978年に設計したもので、建築家ル・コルビュジェ(Le Corbusier)の従兄でやはり建築家のピエール・ジャンヌレ(Pierre Jeanneret)の家具があると知ったから選んだ」と正田。ジャンヌレに興味を持ったのは6~7年前。ビンテージストアで見つけて欲しいと思ったが、当時は高すぎて購入できなかったという。

 伊勢丹の会場でも、新作ラグとともにジャンヌレによるチェアとスツールを展示する予定だ。

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廃棄衣料を原料にしたファイバーボードが誕生 什器や家具などに活用

 什器製作などを手掛けるワークスタジオはこのほど、廃棄衣料品を原料としたファイバーボード“パネコ”を開発した。発売は8月末を予定している。

 “パネコ”は、廃棄繊維を木質感のある板に圧縮する独自技術を用いて製造する。アパレル企業の余剰在庫や製造過程で生じる端材などを活用することで、廃棄にともなう環境負荷の低減を目指す。使用後は回収して再びボードにリサイクルすることもでき、循環型のシステムの構築を目指している。なお、素材として使用する廃棄衣料はアパレルメーカーの余剰在庫などで、着用後のリサイクル衣料は今のところ用いない。

 商品は100%廃棄繊維のものと、廃棄繊維と再生木材を50%ずつ合わせた2種類をそろえる。同社によると前者は使用する繊維によって風合いが異なり、デザイン性の高いボードとして什器や家具に活用でき、後者は高い強度で加工がしやすく、什器や家具のほか内装装飾材や下地材に適しているという。

 原和広ワークスタジオ代表は、「私たちの専門である什器デザインおよび製作の視点でファッションロスの課題をなんとかしたいという思いから開発に至った。“パネコ”の技術は布だけでなく皮革、炭素繊維などさまざまな繊維を使い勝手のよいファイバーボードとして再生できる。幅広い用途に活用していただくことで、サステナブルな循環型社会に向けて貢献できると確信している」とコメントした。

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カウズと協業した「オールライツリザーブド」 × 花井祐介のウッドスカルプチャーが発売 

 香港を拠点に活動するクリエイティブスタジオ「オールライツリザーブド(ALLRIGHTSRESERVED)」は8月10日に、世界中のアーティストと協業するプロジェクトレーベル「MEET PROJECT」から、アーティストの花井祐介とのコラボアイテムを数量限定で発売する。「オールライツリザーブド」の公式オンラインストア「DDT STORE」で販売する。

 コラボアイテムは、“DOWN BUT NOT OUT / ダウン・バット・ノット・アウト”と題した花井のサイン入りのウッドスカルプチャーとシリアルナンバー入りのウッドボトル(3万2000円)の2作品を用意した。作品タイトルは、「ダウンしたが、まだKOされていない」というボクシング用語から派生した言葉で、人生がうまくいかない時の辛い気持ちを自虐的に茶化して笑い、また前に進むというシンプルな生き方を表現して付けた。

 花井は「今回発表したウッドスカルプチャーは普通のフィギュアよりすこし大きめだが、木彫りの人形なので北海道の木彫りの熊に腰掛けてもいいし椅子に腰掛けさせてもいい。たまに眺めて、何かに失敗してやけ酒している馬鹿な男を笑ってほしい。自分たちの人生は、子供の頃に思い描いていたような輝かしいものとはかけ離れている。馬鹿な失敗をたくさんしてきた。でもその度に、友人と酒を飲み自分たちの失敗を自虐的に笑い合い、明日のエネルギーにしてきた。失敗したり嫌な目にあったり大切なモノをなくしたり、辛いことは沢山あるけど生きている限り終わらない。“DOWN BUT NOT OUT”はそんな気持ちで作った作品」とコメントした。

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フランフランがリモートワークの継続に伴い8月に本社を移転

 フランフラン(FRANCFRANC)は8月3日、東京・渋谷区神宮前の本社を北青山のスタジオを併設する「フランフラン フォレスト(FRANCFRANC FOREST)」に移転する。新型コロナウイルスの影響で働き方を見直し、リモートワークの継続に伴って本社機能を移し、現本社の契約は8月末で終了する。

 同社は2018年に「フランフラン フォレスト」を開設。総面積は1200平方メートルで、専用のインテリア撮影スタジオと社内外の関係スタッフが使用可能なコワーキングスペースから構成され、自社展示会や各種イベントなどの開催もしていた。同スタジオ開設の目的は、ウェブサイトやSNSに使用する写真や動画などのデジタルコンテンツを充実させるためだった。

 新型コロナウイルス感染拡大が続く中、リモートワークが定着しつつあり、オフィスの家賃をはじめとする固定費用の削減は多くの企業の課題となってくるだろう。

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フランフランがリモートワークの継続に伴い8月に本社を移転

 フランフラン(FRANCFRANC)は8月3日、東京・渋谷区神宮前の本社を北青山のスタジオを併設する「フランフラン フォレスト(FRANCFRANC FOREST)」に移転する。新型コロナウイルスの影響で働き方を見直し、リモートワークの継続に伴って本社機能を移し、現本社の契約は8月末で終了する。

 同社は2018年に「フランフラン フォレスト」を開設。総面積は1200平方メートルで、専用のインテリア撮影スタジオと社内外の関係スタッフが使用可能なコワーキングスペースから構成され、自社展示会や各種イベントなどの開催もしていた。同スタジオ開設の目的は、ウェブサイトやSNSに使用する写真や動画などのデジタルコンテンツを充実させるためだった。

 新型コロナウイルス感染拡大が続く中、リモートワークが定着しつつあり、オフィスの家賃をはじめとする固定費用の削減は多くの企業の課題となってくるだろう。

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限定300脚「ホワイトマウンテニアリング」×「フリッツ・ハンセン」の“グランプリ”チェア

 デンマーク発家具「フリッツ・ハンセン(FRITZ HANSEN)」は「ホワイトマウンテニアリング(WHITE MOUNTENEERING)」と協業でアジア限定の“グランプリ”チェアを発売する。「ホワイトマウンテニアリング」の相澤陽介デザイナーは家具のコレクターでもあり、今回のコラボレーションアイテムに“グランプリ”チェアを選んだ理由は、自身のブランドのモチーフになっている山を想起させるデザインだからだという。このチェアは、デンマーク家具の巨匠であるアルネ・ヤコブセン(Arne Jacobsen)の名作の一つであり、現行品で唯一、木製の脚を持つものだ。

 張り地は、相澤が自身のブランド設立時からショップのインテリアのモチーフとして使っている寄せ木細工柄で、川島織物セルコンがジャカード織物として製作した。木製の脚になじむような色使いと質感に仕上がっている。寄せ木細工は「ホワイトマウンテニアリング」の素材に対するこだわりを象徴するもので、日本の職人技に対する敬意を表現したデンマークと日本の感性が融合したチェアが完成した。

 アジア限定300脚でシリアルナンバー付き。7月15日から予約を開始し、9月からアジアの「フリッツ・ハンセン」の正規代理店で展示をスタートさせる。価格は13万円。

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「無印良品」が家具の定額利用サービス開始 1~4年単位で月額800円から

 良品計画の「無印良品」と「イデー(IDEE)」は、月額800円からの家具・インテリア用品の定額利用(サブスクリプション)サービスを開始し、7月17日から一部店舗で申し込み受け付けを開始する。また、同日から「プチリノベーション」プランによるホームオフィス作成も受け付け、新型コロナウイルス感染症拡大で広がった在宅ワークのニーズに対応する。

 月額定額サービスは、「学ぶ/働く」「寝る」「くつろぐ」の3シーンを想定。契約は年単位で、1~4年の4プランを用意した。契約期間が満了すれば、解約・返却、契約延長、手数料を払っての買い取りのどれかを選択できる。たとえば「学ぶ/働く」セットの「無印良品」のデスクとチェア(販売価格は計3万9800円=税込)は、4年契約なら月額800円で利用可能。単純計算すると4年間の支払いは3万8400円となり、購入するよりもややオトクだが、それよりも「暮らしを変えるタイミングで家具の処分に悩むこともなく、廃棄物の削減にもつながる」(プレスリリースより)という面で大きなメリットを感じそうだ。

 同様に、「寝る」セットの「無印良品」のベッドや寝具は販売価格が計5万7870円で、4年契約の月額は1200円。「くつろぐ」セットの「イデー」のソファ、ローテーブル、サイドボードは販売価格が計35万4200円で月額は7000円。申し込みは、「無印良品 銀座」など全国の7店で受け付ける。

 「プチリノベーション」はホームオフィスを作るための2つのパッケージ(7万2000円から、8万8000円から)を企画した。費用には木製間仕切り板などの材料費、運搬費、スペース作成のための付帯作業料込み。まずは「無印良品 銀座」で受け付け、東京23区内の施行に対応する。また、これまで店頭で行っていたインテリアや部屋作りに関する「くらしの相談会」は、オンラインでも開催する。

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「マルニ」とファーフェッチがコラボしインテリアを販売 椅子、バスケット、傘立てなど

 「マルニ(MARNI)」はラグジュアリーECサイト「ファーフェッチ(FARFETCH)」とコラボでインテリア・コレクション“ZOOTERICO”を7月8日に発表した。「ファーフェッチ」での限定販売だ。

 星座をモチーフにした全12型で構成され、天然素材やリサイクル素材を使用した。全てコロンビアの職人が製作し、自然に着想を得たカラフルな色使いが特徴だ。

 フルーツバスケット(7920円~)、バスケット(1万8700円)、バッグ(1万8700円)、テーブル(3万6080円)、アンブレラホルダー(4万3230円)、スツール(5万490円~)、トレー(5720円)、キャンドルスタンド(1万4410円~)を用意した。

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「マルニ」とファーフェッチがコラボしインテリアを販売 椅子、バスケット、傘立てなど

 「マルニ(MARNI)」はラグジュアリーECサイト「ファーフェッチ(FARFETCH)」とコラボでインテリア・コレクション“ZOOTERICO”を7月8日に発表した。「ファーフェッチ」での限定販売だ。

 星座をモチーフにした全12型で構成され、天然素材やリサイクル素材を使用した。全てコロンビアの職人が製作し、自然に着想を得たカラフルな色使いが特徴だ。

 フルーツバスケット(7920円~)、バスケット(1万8700円)、バッグ(1万8700円)、テーブル(3万6080円)、アンブレラホルダー(4万3230円)、スツール(5万490円~)、トレー(5720円)、キャンドルスタンド(1万4410円~)を用意した。

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デンマーク発家具「フリッツ・ハンセン」が動画で商品の魅力を紹介 BGMはサカナクションの山口一郎率いるNF

 デンマーク発家具「フリッツ・ハンセン(FRITZ HANSEN)」は、“おうち時間”を豊かにするヒントが詰まった動画「フリッツ@ホーム」を制作した。この動画では、多様なシーンで活躍する同ブランドのアイテムを紹介。ソファの横のサイドテーブルとしてだけでなく、ダイニングやキッチンでは作業台、椅子と組み合わせれば大人も子どもも使用できる簡易デスク、ベッドルームではベッドサイドテーブルにもなる、高さを調節できるテーブル“リトルフレンド”をはじめ、リビングではトレーや小物入れとして、キッチンではレシピ本スタンドとして使用できる“ウェーブデスクオーガナイザー”などが登場する。

 BGMはサカナクションの山口一郎が率いるNFが手掛け、「フリッツ・ハンセン」青山店のスタッフである千田智也氏と八嶋香織さんが夫婦役を、千田氏の息子が子ども役を演じている。千田氏はフリッツ・ハンセン アジア地区のビジュアルマーチャンダイザーで、空間のスタイリングも担当した。

 新型コロナウイルス感染拡大によって“おうち時間”が増え、住環境を見直す人が多いはずだ。雑誌などからヒントを得ることが多いインテリアだが、動画はよりリアルに生活シーン伝えるをツールだと実感。この動画では、「フリッツ・ハンセン」誕生の地であるデンマークでよく使われる言葉“ヒュッゲ=居心地よい空間の幸せなひととき”が表現されている。家具はもちろんだが、花瓶や小物入れなどに美意識を感じる居心地よい空間のヒントがたくさん詰まっている。

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「バカラ」からヴァージルとコラボしたグラスが登場 シリアルナンバー入り

 フランス発クリスタル「バカラ(BACCARAT)」は7月にヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)とコラボレーションしたコレクション“クリスタル クリア”のグラスを発売する。シャンデリア、ベース4型、グラスから構成されるコレクションの名称は“クリスタル クリア”=“明白な(クリア)”という意味と“透明なクリスタル”をかけてつけられた。今年2月にパリで発表された同コレクションは、アブローらしいストリートとラグジュアリーが融合したデザインが特徴だ。

 日本ではグラスのみを「バカラ」の直営店と公式オンラインショップ、一部限定店で発売する。グラスは、ファストフード店のドリンクカップを思わせるふたとストロー付きで、底にはアブローのブランドロゴとシリアルナンバーが刻印されている。世界限定4000個で価格は6万3000円。アブローは、「あらゆるクリエイションにおいて、最高のものとコラボすることに興味がある。このコレクションは私のアート活動の延長線上にある」とコメントしている。

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イケアが今冬フォーエバー21渋谷店跡に出店 170人社員を募集

 スウェーデン発インテリア「イケア(IKEA)」は今冬、東京・渋谷の「フォーエバー21(FOREVER 21)」跡地に出店する。同店は8日にオープンしたイケア原宿に続く都心2店舗目。地上1~7層、約4800平方メートルの店舗では、原宿店同様、都市部のライフスタイルに合う家具や雑貨および、サステイナブルなフードを提供する。渋谷には今年2月に法人向け店舗であるイケア フォー ビジネス(IKEA FOR BUSINESS)をオープンしており、都市部での出店を加速している。渋谷店の開業に向けてイケアは18日から、約170人の正社員を募集する。

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アーバンリサーチがデッドストック活用の新業態スタート アパレルアイテムや家具など販売

 アーバンリサーチが6月12日に、異種複合型新業態の「ザ グッドランド マーケット(THE GOODLAND MARKET)」をスタートさせる。サステナビリティの観点から、会社の倉庫で眠っているリソースを活用したアパレルアイテムや家具などを販売する。

 第1弾となる今回は、社内のデッドストック衣料をリメークしたTシャツやジャンプスーツなどのアパレルアイテムと、過去に買い付けした中古の什器や家具などを販売する。希望者は物流倉庫で現物を見ることが可能。公式ECサイト内のポップアップストア(特設ページ)で取り扱う。

 今後は物に対する従来の価値観を刷新することを目的に、社内外のメーカーやブランド、クリエイターらと協働して商品開発を行なっていく。

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ライフスタイルセレクトのシボネが表参道ジャイルへ移転 新プロジェクトを始動

  
 
 「ディーン&デルーカ(DEAN & DELUCA)」などを手掛けるウェルカムは6月1日、ライフスタイルショップのシボネ(CIBONE)を東京・表参道のジャイル地下1階に移転した。

 ジャイルの地下一階は同社が輸入販売するデンマーク発インテリア「ヘイ(HAY)」の店舗と、サンフランシスコ発ビーン・トゥ・バーチョコレート「ダンデライオン チョコレート(DANDELION CHOCOLATE)」の店舗だったが、今回の移転を機にシボネと同ショップによるギャラリー兼プロモーションスペースであるコネクト(CONNECT)が併設された。コネクトでは国内外のアーティストやデザイナーの作品およびブランドの新作などを展示するほか、音楽、本、植物、食などに関する商品も販売。初回はグラフィックアーティストのよしろっとん(YOSHIROTTEN)が率いるヤール(YAR)による映像インスタレーション展を行う。

  シボネでは、“未来のアンティーク、これからのクラシック”をコンセプトに、一点一点異なるユニークな家具やオブジェなどを販売する。今回の改装で売り場が縮小した「ヘイ」は今夏にオンラインショップ開設を予定している。

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フィンランド発「アルテック」が「イッタラ」と協業で北欧の豊かなダイニングのヒントを紹介 インスタのコンテストも

 フィンランド発インテリア「アルテック(ARTEK)」はウェブストアで6月1~30日、“北欧の豊かなダイニング”をテーマに、おうち時間を充実させるヒントやアイデアを発信する。同ブランドは期間中に、同じくフィンランド発テーブルウエア「イッタラ(IITTALA)」と協業し、「イッタラ」のフラワーベースと「アルテック」の対象家具を購入すると花を、「アルテック」のテーブルを購入するとトレーをプレゼントする。ウェブストアでは北欧における花の楽しみ方や北欧料理のレシピ、テーブルセッティングのアイデアなどを紹介。

 3日からは両ブランドがインスタグラムで、おうち時間が楽しくなるフォトコンテストを共同開催する。「アルテック」と「イッタラ」の日本公式インスタグラムアカウントをフォローし、2つのブランド(または、どちらか一方でも可)の製品がある暮らしの写真を撮影して“#イッタラとアルテックのあるくらし”というハッシュタグと共に投稿し、グランプリに選ばれると両ブランドからプレゼントがある。

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イケアが初の都心店を原宿に8日オープン 世界初のコンビニ併設

 イケア・ジャパンは初の店舗を原宿に6月8日オープンする。2層約2500平方メートルの店舗は、都市の限られたスペースや一人暮らしの部屋にも合うレイアウトやサイズの家具を提案する。店内には家具が約1000点展示され、約900点が当日持ち帰り可能。約9500点の商品が後日配送で購入可能だ。

 JR原宿駅の前に開業した商業施設「ウィズ原宿」の1〜2階に入る。売り場面積は郊外にある「イケア(IKEA)」の大型店の10分の1程度。これまでは車で来店するファミリー層を対象にしてきたが、原宿への出店で若年層など新しい顧客との接点を作る。

 また、同店は世界初の“スウェーデンコンビニ”を1階に併設。エコバッグやフリーザーバッグなど生活用品を販売するほか、コーヒースタンドではコーヒーをはじめ、人気のシナモンロールやソフトアイス、サンデーなどがテイクアウトできるようになっている。コーヒースタンドの脇には給水スポットを設置し、マイボトルを持参すれば無料で水を補給することができる。

 2階の“スウェーデンカフェ”では、おなじみのメニューに加えイケア原宿限定の“ツンブロード”というスウェーデン式ラップサンドを提供する。同カフェは152席だが、オープン時には安全対策と混雑防止のため40席で営業する。

 オープンに際してイケア原宿では、新型コロナウイルスの感染予防・拡大防止策として、店頭のチケットシステムで入場整理券を発行する。

■イケア原宿
オープン:6月8日
時間:10:00~21:00(当面は11:00~20:00)
定休日:「ウィズ 原宿」の営業日に準じ、年1階の全館閉館日は休業
住所:東京都新宿区神宮前1-14-30 「ウィズ 原宿」内

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インテリア雑貨を扱う「スタジオ・ザ・ブルー・ボーイ」からお香が登場 アートディレクターの正田啓介の思い

 ラグやインテリアを扱う「スタジオ・ザ・ブルー・ボーイ(STUDIO THE BLUE BOY以下、ブルー・ボーイ)」は5月18日、初のお香をオンラインで発売する。香りは大地の強さを感じるパチュリをベースにした“アース トーンズ”と“根木白檀をベースにした甘く凛とした香りが夕陽を感じさせる“ゴールデン アワー”の2種類で、価格は30gが2900円、60gが3900円。当初は7月に発売予定だったが、外出自粛中の“おうち時間を充実させる”というコンセプトで前倒しで発売することになった。

 同ブランドのアートディレクションを手掛ける正田啓介は、「ブランドを始める前から毎日お香をたく習慣があり、お香を作ってみたいと思っていた」という。「ブルー・ボーイ」では日本国内の職人とともに製作したラグやセラミックを販売しているが、「ラグより価格帯が手頃で、常に購入した人の身に寄り添っていられるものは何か、“もの”ではなく“こと”で魅了できるものは何かと考えた結果、答えはお香だった」と話す。

 昨年の夏に「ブルー・ボーイ」のオンラインストアを始めたときから構想はあったが、コストやロットの面で折り合いがつく工場になかなか出合わなかったそうだ。正田は、「半ば諦めかけていたときに、子どもの頃、いつも身近に線香があり、祖母が線香の工場で働いていたのを思い出した。その工場は廃業していたが、つながりのあった栃木市で唯一の線香工場と出合うことができた」と言う。香りは彼と調香師で何度もやりとりを重ねて開発。2つの香りのメインである白檀は香りを楽しむだけでなく、リラックス効果があり、正田の外出自粛期間中に少しでも精神的に安定を与えられればと言う正田の思いが込められている。

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米ギャップがIMGと契約 ライセンスでインテリアやベビーカーを開発へ

 サンフランシスコに拠点を構えるSPAのギャップ(GAP)は、アスリートやタレントのマネジメントやイベント運営、ライセンス事業などを行うIMGと複数年にわたるライセンス契約を結んだ。これにより、傘下ブランド「ギャップ(GAP)」「バナナ・リパブリック(BANANA REPUBLIC)」「ジェニー&ジャック(JANIE&JACK)」の商品カテゴリーを拡大する。検討されているのは、寝具、テキスタイルや家具などのインテリアに加え、ベビーカーやハイチェアをはじめとするベビー用品など。ライセンス商品の発売時期は未定だが、“カテゴリーを超えた商品の拡張”を実現する戦略で、より多くの消費者を引き付けるとともに卸を含む新たな流通チャネルの開拓を目指す。

 同社の2020年1月期決算は、売上高が前期比1.1%減の163億8000万ドル(約1兆7560億円)、営業利益が同57.8%減の5億2800万ドル(約566億円)、純利益が同65%減の3億5100万ドル(約376億円)。特に創業ブランドの「ギャップ」においては長年にわたりマーケットシェアを失い、店舗の閉鎖を続けている。一方、カジュアルファッションとアクセサリーに依存しすぎないように商品ラインアップを見直すことにより、現状を打開できる可能性もある。ロイ・ハント(Roy Hunt)=ギャップ フランチャイズ&戦略的パートナーシップ責任者は、「各ブランドの強みを生かした負荷の軽い方法で、『ギャップ』『バナナ・リパブリック』『ジェニー&ジャック』の新たな市場セグメントと補完的な流通チャネルを探求することを楽しみにしている。IMGとのパートナーシップは、世界中の顧客にとって新しい方法で私たちのファッション&ライフスタイルブランドに活気を与えるユニークな機会をもたらしてくれる」と話す。なお、同社の「オールドネイビー(OLD NAVY)」「アスレタ(ATHLETA)」「インターミックス(INTERMIX)「ヒル シティー(HILL CITY)」は契約には含まれない。

 一方、ブルーノ・マリオーネ(Bruno Maglione)IMGライセンス担当プレジデントは、「ギャップの創業以来、流通チャネルと消費者の購買習慣は大きく変わってきたが、ここ数年はかつてないほどの変化を遂げた。世界有数のファッション小売企業であるギャップは、このオムニチャネルのチャンスと、あらゆる消費者を複数のアングルとフォーマットを駆使して引き付けるブランド力を持っていると認識している。私たちは、これらのブランドと日常生活のつながりを示すと同時に、消費者のブランドへの愛着心を際立たせることができると確信している。この大胆で新しい戦略的なアクションにおいて、同社と提携できることを誇らしく思う」とコメントしている。

 なお、ギャップがブランド間のライセンス契約を結ぶのはこれが初めて。デザインを社内で行うか、IMGの管轄下で進めるかについては明らかにしなかった。IMGはライセンス商品の製造を担うサプライチェーン・パートナーとの関係を管理することになる。

JUN YABUNO:1986年大阪生まれ。ロンドン・カレッジ・オブ・ファッションを卒業後、「WWDジャパン」の編集記者として、ヨーロッパのファッション・ウィークの取材をはじめ、デザイナーズブランドやバッグ、インポーター、新人発掘などの分野を担当。2017年9月ベルリンに拠点を移し、フリーランスでファッションとライフスタイル関連の記事執筆や翻訳を手掛ける。「Yahoo!ニュース 個人」のオーサーも務める。20年2月からWWDジャパン欧州通信員

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ユニクロ、UA、アダストリア4月度は売上高60~70%近く減 ニトリはリモートワーク特需で4%減に抑え込み

 専門店チェーン、セレクトショップの2020年4月期の売上高(既存店ベース)は、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う緊急事態宣言を受けて、未曽有の大幅減となっている。ファッションやインテリア関連の小売りは休業要請対象には入っていないが、ファッションビル、ショッピングモールは軒並み休業しており、その影響がモロに出た。一方で、郊外ロードサイド店舗などで感染防止対策のもと営業を続けた企業の傷は比較的浅い。特に、リモートワークのインテリア特需も後押ししたニトリは、3月21日~4月20日の期間で前年同期比4.0%減の落ち込みに抑えている。

 ニトリは4月20日時点で、全545店舗中99店が休業、426店で営業時間短縮を実施していたが、「全国的なリモートワーク推奨によりホームオフィス家具需要が高まった」ことなどで、既存店売上高は前述の通り同4.0%減、既存店客数は同1.0%減と健闘。ただし、16日に緊急事態宣言が全国に拡大されたため、4月末までの数字になるとこれ以下に落ち込んでいる可能性はある。とは言え、まさに「不況こそチャンス」(似鳥昭雄ニトリホールディングス会長兼CEO)を地で行っている。一方で、販売員などからは店頭が混雑し感染リスクが高まっていることから休業を要望する声もSNSには出ている。これに対しては、「感染対策や営業時間短縮などをしっかり行い、販売員やお客さまの安全確保に努めている」(広報担当者)。

 しまむらの基幹業態「ファッションセンターしまむら」も、ニトリ同様3月21日~4月20日の集計で、既存店売上高は同28.1%減だった。休業店舗は5月7日時点で全1432店中26店。ファッション商品は不振だったものの、衛生用品やハンカチ、ルームウエア、玩具、寝具、タオル等がけん引した。「16日に緊急事態宣言が全国に拡大して以降は、同50%減前後まで落ち込み厳しかったが、ゴールデンウイークに入って気温も高く、やや盛り返した」(広報担当者)という。

 ユニクロ(4月1~30日)の国内既存店とECの売上高は、同56.5%減。約820店中、4月は最大で311店が休業、299店で営業時短を実施した。5月7日時点では休業が261店にまで減り、営業時短が349店となっている。「店頭にいらしたお客さまには春夏の新商品が好調」(広報担当者)で、客単価は同10.4%増。ウィメンズはワッシャーサテンスカートパンツ、メンズはウルトラストレッチジョガーパンツ、肌にあたる面が“エアリズム”になったコットンTシャツ、UVカット機能のコットンTシャツなどが売れ筋となった。「ECも新規客の流入や休眠客の再開でとても順調」だ。

 ロードサイドに店舗がなく、ファッションビルやショッピングモールへの出店が主となっている企業は非常に苦しい。ユナイテッドアローズ(UA、同)の小売りとECの既存店売上高は同62.4%減と落ち込んだ。全242店中、8日から179店を休業。順次休業店は増え、「4月末時点の営業店舗はアウトレット1店舗のみ」(広報担当者)という戦いになった。5月7日時点では6店が営業している。自社EC売上高は同92.8%増となったが、4月下旬から最大70%引きのセールを開始した効果が大きく、利益率は厳しい。他社ECモールなども含めたEC売り上げ全体は同25.0%増。「今後もセールはある程度継続していく見込み」だ。

 アダストリア(同)の既存店売上は同67.8%減。8日から国内約1240店中半数で休業、4月末時点で全店が休業となった。「EC販売は同20%増」(広報担当者)と、20年2月期のEC売上高伸長率(前期比16%増)を超えるペースでの推移となったものの、セールも多数行っており、利益率はUA同様厳しい状況だ。

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冬が長い北欧に学ぶ巣ごもり生活 日々の“ヒュッゲ”がキーワードに

 北欧では冬が長く家で過ごす時間が長い。だから、北欧の人々は自宅を快適な場所にしようと家具やインテリアにこだわる。今、新型コロナウイルスの流行で世界的に“巣ごもり”生活を強いられている状況だ。“巣ごもり”が得意なデンマーク人はどのようにこの時期を過ごしているのか、デンマーク発家具ブランド「フリッツ・ハンセン(FRITZ HANSEN)」のグローバルPR&コミュニケーションマネジャーを務めるリネ・ブロムクヴィスト(Line Blomqvist)さんに話を聞いた。

 デンマーク・コペンハーゲンでも日々状況が変化しており、自宅勤務がすでに1カ月以上になる。国境は5月中旬まで封鎖され、10人以上の集会は8月末まで禁止されている。そのため、夏のフェスティバルやマーケット開催は中止だ。デイケアや保育園が再開されるのという明るいニュースもあり、それに続いてレストランやバーの運営が再開されればいいなと思う。

離れているからこそ、つながりを大切に

 離れてチームで働くということはチャレンジだ。毎朝ビデオ会議を行い、できるだけ電話でも話すようにしている。同僚と一緒にいれば自然と生まれる交流がないのが一番つらい。一緒に仕事をしていれば彼らの表情や健康状態を知ることができるが、自宅勤務だとなかなか難しい。仕事自体が中心になって、コミュニケーションやちょっとしたおしゃべりが少なくなっている。だから同じ場所に一緒にいることがどれだけ大切かをあらためて認識している。そして、メールや電話にどれだけ人間的なニュアンスを込められるかと考えている。ビデオ会議はある意味で便利だが、限界がある。このような状況でも、日々の生活や仕事は続けなければならないので、計画の見直しや今後の商品発売について準備を進めている。新しい働き方でどのように効率的にそれを行えるか、努力するしかない。

 “ヒュッゲ”はわれわれの日常で不可欠なもの。“ヒュッゲ”とは一人でも誰かと一緒でも気分よいと感じる時間のこと。私にとって毎朝、お茶を片手にニュースを見て何が起こっているかを知るのが“ヒュッゲ”。今まで以上に、日々世界で起こっていることに関心がある。また、素敵なオブジェを見たりおいしいお茶を味わったりすることでも“ヒュッゲ”な気分になる。“ヒュッゲ”とは決して複雑なことではない。自宅にいなければいけない状況だからこそ、友人や家族と電話で話す時間をつくりつながることが大切。そしてたくさん笑うこと。それもヒュッゲ。また、気分転換に毎日、長時間散歩をしている。

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「バルミューダ」が初のワイヤレススピーカーを発売 ボーカルが際立つ立体的なサウンド設計

 「バルミューダ(BALMUDA)」は4月22日、ワイヤレススピーカー“バルミューダ ザ・スピーカー(BALMUDA The Speaker)”の予約受け付けを開始した。価格は3万2000円でブルートゥースとAUX入力に対応している。「バルミューダ」オンラインストアをはじめ、家電量販店、百貨店、インテリアショップなどで取り扱う。発売は6月中旬を予定している。

 「バルミューダ」初となるオーディオアイテムで、全音域をシームレスに再生する直径77mmのフルレンジスピーカーと独自設計のドライブユニットを搭載。ボーカルが目の前で歌っているかのような音像を実現した。スピーカーは上向きに設計されており360度全方位に音が広がるため、部屋のどの場所でも同じようなサウンドが楽しめる。

 さらに音楽に合わせてLEDユニットとステージライトが光る仕様だ。シーンや楽曲によって、ダイナミックに明滅する“ビート”、程よい抑揚をつけたバラード向けの“アンビエント”、ろうそくのように光がゆらめく“キャンドル”の3種類のライティングが選べる。また充電式で、バッテリーにより約7時間連続使用できる。

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イケアが家での新たな過ごし方を公式サイトで紹介 スマホからルームセットを閲覧可能に

 イケア・ジャパンは、新型コロナウイルスの影響により、テレワークが続いて家がオフィスになったり、今まで以上に家で子どもと過ごす時間が増えたりする人をサポートするため、家での新たな過ごし方を公式サイトで公開した。

 イケア公式サイト上のデジタルショールームでは、スマホやパソコンからルームセットを見ることができる。生活が変化しつつある現在、新しいライフスタイルに適応するために、限られた空間から少しでも過ごしやすいスペースをどのように作り出すか、あるいはどう収納に工夫を凝らすかなど、日々の暮らしのアイデアを紹介している。今後はイケアのインテリアデザイナーによる、家での暮らしを快適にする実用的なアドバイスの動画なども公開していく予定だ。

 またインスタグラムでは“#家でイケアとできること”キャンペーンを開催している。ハッシュタグから選ばれたポストは、イケアのウェブサイトやインスタグラムで紹介していく。

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「アルテック 東京」が1周年記念で長場雄とコラボしたアートピースを販売

 フィンランド発インテリア「アルテック(ARTEK)」の日本初の直営店「アルテック 東京 ストア(以下、アルテック東京)」が今月、開店1周年を迎える。それを記念し、「アルテック東京」ではオンラインストアでアニバーサリーイベントや特別商品の販売を実施する。

 アーティストの長場雄とのコラボレーションで、4月24日19時には長場によるライブペインティングをインスタグラムライブで配信。その終了後に彼が手描きした特別アートピースをオンラインストアで発売する。“スツール 60”は限定10脚で8万円、照明の“AMA500 ペンダント”と“A201 ペンダント”は各限定1点で13万2000円。また、5月3日までオンラインストアで購入すると長場が手描きしたスツールと同じイラストの缶バッジを数量限定で提供する。

 5月4日以降にオンラインストアで購入すると「アルテック」の非売品ポスターやポストカードを数量限定でプレゼント。5月13日には、ヘルシンキの「サヴォイ」レストランの改装のために開発された特別仕様の“611 チェア サヴォイ”を日本では限定10脚発売する。価格は19万800円。

 また、徳島の藍師・染師BUAISOUとコラボした手拭い(限定100枚、5900円)や、日本の手工業者による生活用品を手掛ける東屋と協業した小皿(限定200枚、2900円)も発売する。

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デザインとアートの祭典「デザイナート」が10月に開催 出展費免除の支援プログラムも

 デザインとアートの祭典「デザイナート・トーキョー 2020(DESIGNART TOKYO)」が10月23日~11月3日に都内各所で行われる。今年で4回目を迎える同イベントの会期は過去最長の12日間で、明治神宮鎮座百年大祭を奉祝・奉納する「原宿表参道百年祭」や、インテリアの国際見本市「IFFT/インテリア ライフスタイル リビング」と連携しての開催となる。 プロダクトデザイナーの板坂諭が残布をアップサイクルして製作する“スタンプチェア”や、フィンランド発インテリア「アルテック(ARTEK)」からはフランス人プロダクトデザイナーであるロナン&エルワン・ブルレック(Ronan & Erwan Bouroullec)がデザインした新作チェア“ロープ チェア”、フランス在住のアーティストのフィリップ・ボードゥロック(Phillippe Baudelocque)によるチョークで描いたアートなどの展示が予定されている。

 今年は新型コロナウイルスの影響で、出展の受け付けを5月10日まで延長するとともに、出展費免除の支援プログラム「オーバー トゥエンティ トゥエンティ(OVER 2020)」を設け、出店者説明会をビデオ配信する。

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ワンダーウォール片山正通が国際的なインテリアデザイン賞を受賞

 インテリアデザイナーの片山正通ワンダーウォール代表はこのほど、オランダ・アムステルダムのインテリア雑誌「フレーム(FRAME)」が主催する「フレームアワード2020(FRAME AWARD 2020)」で、「Lifetime Achievement Award」を受賞した。授賞式は2月20日にアムステルダムで行われた。

 同賞は専門分野において先進的な功績を残したデザイナーに贈られる賞で、これまでにフランス人デザイナーのフィリップ・スタルク(Philippe Starck)やイギリス人デザイナーのセヴィル・ピーチ (Sevil Peach) らが受賞している。

 「フレーム」誌は公式サイトで、ベイプストアなどを手掛けた片山の功績を振り返り、「片山の仕事は今も、そしてこれからも新鮮であり続ける。いつも必ず驚きがあり、スタッフにも顧客にも快適さを与えるだろう。そして片山が手がけたショップは芸術性と経済を結びつける。この点がひときわ重要だといえる」と評している。

 片山は「ワンダーウォール設立20周年にあたる20年に、私のヒーローであるフィリップ・スタルクさんも去年受賞した素晴らしい賞を受賞できたのは夢のようだ。キャリアをスタートした頃は欧米のデザインに憧れて多くを学んだ。近年は、日本のデザインの歴史、大胆さ、そして自分自身の日本人としてのアイデンティティーについて考えさせられることが多く、それらを力に、また世界中のみなさんにデザインで恩返しができたらと思っている」とコメントした。

 片山は1966年岡山県生まれ。00年にワンダウォールを設立。11年から武蔵野美術大学空間演出デザイン学科の教授を務める。代表作には、原宿をはじめとするベイプストア(BAPE STORE(R))各店や「ユニクロ(UNIQLO)」グローバル旗艦店、ピエール・エルメ・パリ 青山などがある。

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フランス「バカラ」日本と出会い100年目の2020年に“喝采”を贈る“ブラーヴァ タンブラー 2020”販売中

 フランスのクリスタルブランド「バカラ(BACCARAT)」は、イヤータンブラー(年号入りグラス)の最新作“ブラーヴァ(BRAVA)タンブラー 2020”を販売中だ。

 イヤータンブラーは2010年から毎年販売されている人気のシリーズで、お祝いや記念のギフトとして需要が高い。特に卒業、入学、就職や異動など学校や職場にまつわる行事が多い3~4月には、人生の門出を祝福する大切な贈り物として選ばれている。

 “喝采”を意味する“ブラーヴァ”は祝祭の花火や拍手の歓喜のムードをクリスタルの輝きに表現したデザインで、熟練した職人技によるカットは繊細で華やか。伝統の技術力から生まれた澄んだ輝きは、「バカラ」ならではだ。タンブラーの底に今年の年号“2020”を刻み、価格は単品が6500円、2客セットが1万3000円。

 フランス・ロレーヌ地方のバカラ村で1764年に創設された「バカラ」は日本との関係も長く、今年その出会いから100年を迎えた。日本のライフスタイルに合わせて開発された“グラス ジャパン”を販売するなど、たびたび日本へのリスペクトを表している。今年は、“バカラと日本が出会って100年目のグラス”をキャッチフレーズに、日本市場の拡大にいっそう力を入れる。

 グラスだけでなくシャンデリアやビジュー(アクセサリー)など多彩なクリスタルアイテムを手掛ける「バカラ」は、手にする人のライフスタイルを晴れやかにするのが使命。
“ブラーヴァ タンブラー 2020”は、「バカラ」のクリスタル製品がトータルでそろうバカラショップ 丸の内をはじめ、三越、伊勢丹、高島屋、大丸など全国の百貨店の直営店で販売中だ。

問い合わせ先
バカラショップ 丸の内
03-5223-8868

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ダニエル・アーシャムのアートワークが施された「バング & オルフセン」のスピーカー限定1台を銀座店で発売

 デンマーク発の音響機器ブランド「バング & オルフセン(BANG&OLFUSEN)」は3月6日に東京・銀座店で、アーティストのダニエル・アーシャム(Daniel Arsham)とコラボレーションしたスピーカー“ベオプレイ A9 ブルーム―ン”を1台限定で発売する。このコラボレーションは、昨年秋にイギリス・ロンドンの百貨店セルフリッジ(SELFRIDGES)で開催された「ハウス・オブ・ダニエル・アーシャム」展の一環で、アーシャムは“ベオプレイ A9”のフォルムにインスピレ―ションを得てブルーム―ンをイメージしたペインティングを制作。そのペインティングのアートワークがスピーカーカバーに施されている。この限定モデルはスタンドの脚が特別なホワイトカラーのオーク製で、アルマイト加工が施されたシルバートーンのアルミニウムリングが採用されている。価格は40万円。

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新型コロナでミラノの「ミラノサローネ」延期 6月のピッティやミラノメンズと同時期開催

 毎年4月にイタリア・ミラノで開催される世界最大級のデザインの祭典「ミラノサローネ(MILANO SALONE)」が会期を6月16~21日に延期する。当初、4月21~26日に開催予定だったがイタリア北部の新型コロナウイルス蔓延を受けて延期を決定。

 ジュゼッペ・サラ(Giuseppe Sala)ミラノ市長は、「コロナウイルスと闘わなければならない状況であるとともに、ウイルスによるミラノへの不信感にも対応しなければならない。ミラノは(この状況)と闘い続ける」と述べた。「ミラノサローネ」は年間、ミラノの人口が最も増えると言われるイベントでホテルなどの宿泊施設の料金は通常の3倍以上に跳ね上がる。それに対し、サラ市長は、ホテル業者に6月開催時の料金設定を妥当なものにするよう呼び掛けた。新型コロナウイルスの影響で今週ミラノのホテル予約の4割がキャンセルされている。

 ピッティ・イマージネ・ウオモ(PITTI I|MAGINE UOMO)はフィレンツェで6月16~19日に開催。ミラノ・メンズ・ファッション・ウイーク(MILAN MENS FASHION WEEK)は6月20日からスタートするため、ミラノ市内は例年以上の混雑が予想される。コスメとフレグランスの見本市の「コスモプロフ(COSMOPROF)」はボローニャで6月11~15日、アイウエアの見本市の「ミド(MIDO)」は2月末の開催予定を5月末から6月末に延期しており、6月はイタリア国内におけるイベントラッシュになりそうだ。

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フランフランが初の欧州店舗 パリにポップアップショップをオープン

 インテリア雑貨のフランフラン(FRANC FRANC)は3月14日~7月12日、フランス・パリに期間限定ポップアップショップをオープンする。ギャラリー併設の同店舗「フランフラン・スタジオ(FRANC FRANC STUDIO)は2層約92平方メートルでアートギャラリーを併設。同社にとってヨーロッパ発の同店舗では、フランス語の“アール・ド・ヴィーヴル(ART DE VIVRE)=暮らすという芸術、生きる喜び”をテーマに、テーブルウエアやオブジェ、インテリアファブリック、美容家電などを販売。パリのアートギャラリーであるエリア・アートギャラリー(ELLIA ART GALLERY)によるストリート系アートの展示販売も行う。

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「イケア」がバーチャルモデルのimmaとパートナーシップ IKEA原宿のオープンに向けて

 「イケア(IKEA)」は商業施設のウィズ原宿(WITH HARAJUKU)に出店するIKEA原宿のオープンに向けて、バーチャルモデルのimmaとパートナーシップを締結した。イケアのホームファニッシングから着想を得た理想の部屋を公開する予定だ。immaのファンを中心に、東京の若い世代に“家での幸せな時間を大切にする”という価値観を提案していく。

 immaは時代の“いま”を体現する存在として、東京や世界各地で開かれるイベントやパーティーなどに参加し、自分らしさを発信するカルチャーアイコン。「前から大好きな『イケア』がご近所の原宿に来てくれることにとてもワクワクしてます。このパートナーシップを通して、あたしが人生の中でとても大切にしている家での幸せな時間をみんなと共有していこうと思ってます」とコメントしている。

 パリ、ニューヨークに続く都市型店舗であるIKEA原宿では、都市型アパートなどの狭小スペースを最大限に活用するスタイリッシュなスウエーデンデザインのホームファニッシングソリューションを提案する。さらに持続可能な循環型の暮らしに向けた家具レンタルや、サステナブルな供給源によるフードを提供する。

 イケアのカントリーマーケティングマネジャーのアンナ・オーリンは「パートナーシップを組むときには、同じ価値観を持っていることが重要だと考えている。私たちはimmaの大ファンだ。ファッションやカルチャーに造詣が深く、素晴らしいセンスの持ち主というだけでなく、環境保護に関する話題をSNSで発信するなど、サステナビリティの点においても私たちと同じ視点で活動していると感じている」と述べた。

■IKEA原宿
オープン日:4月25日
場所:ウィズ原宿
住所:東京都渋谷区神宮前 1-14-30
総面積:約2500平方メートル

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大塚家具がドイツ発の高級家具「ロルフベンツ」旗艦店をオープン 路面店は世界初

 大塚家具は1月25日、ドイツ高級家具「ロルフベンツ(ROLF BENZ)」の旗艦店を東京・青山にオープンした。同社は正規代理店として20年以上にわたり同ブランドを輸入販売している。「ロルフ ベンツ」は1964年にドイツ・ナーゴルト市でロルフ・ベンツが設立。世界で初のコーナーソファを発表したことで注目を集めた。時代ごとのライフスタイルに合うタイムレスなデザイン、最高の快適さ、ドイツ家具ならではの機能性を備えた家具を提案している。世界初となる地下1階・地上2階、約370平方メートルの旗艦店では、タイムレスなデザインの快適で機能性に優れた家具を販売する。価格はソファが193万~354万円程度、ベッドが163万円程度、サイドテーブルが31万4000円程度(税込み)。

 大塚家具は、2018年に高級イタリア家具「ポルトローナ・フラウ(POLTRONA FRAU)」の旗艦店を青山に出店しており、高級家具強化を図っている。

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MTGがスリープテックブランド「ニューピース」を発売 「リファ」「シックスパッド」に続く第3の柱として育成

 「リファ(REFA)」や「シックスパッド(SIXPAD)」などを手掛ける美容機器メーカーのMTGは1月16日、スリープテックブランド「ニューピース(NEWPEACE)」を発表した。松下剛社長は「『ニューピース』は、『リファ』『シックスパッド』に第3の柱になるように期待している」とコメント。

 第1弾として、マットレス「ニューピース AIモーションマットレス」(シングル、セミダブル)を2月から発売する。価格はシングルが27万円、セミダブルが32万円。またドリームプランとして、シングルが月々4900円、セミダブルが月々5800円で購入できる分割プランも用意している。主な販路は全国の百貨店。加えて「ニューピース」は今期中に、新たに5製品を発売する予定だ。

 「ニューピース AIモーションマットレス」は“動き×温度×AI”で理想の睡眠を提供する。同製品の最大のポイントは、マットレス自体が動くことで、赤ちゃんがゆりかごの中で、眠る姿に着想を得て開発をスタートした。人間が心地よい眠りに誘われる動きを、マットレス内部に組み込んだ“エアセル”が再現。動きのコースはおやすみ・めざましのほか、日中にも使えるストレッチコースを用意する。また搭載された“ヒートナビゲーター”が睡眠時の体温の変化に着目。理想的な深部体温の動きやユーザーの起床時間に合わせ、スムーズな入眠と目覚めをもたらすように、温度を調整する。加えてAIが一人一人の睡眠を学習。実際に45~60日間使用することで「非接触センサー」によって取得された睡眠データをAIが学習し、その人にあった最適な睡眠をかなえる。

 また東京・銀座にあるMTGの複合施設「ビューティコネクションギンザ(BEAUTY CONNECTION GINZA)」の地下1階では、2月3日から予約制で「ニューピース」製品の体験会を行うほか、全国の百貨店やショッピングモールなどでも体験会を予定している。

 同社によるとマットレス市場は日本、アメリカ、中国、イギリス、フランス、ドイツ、韓国の主要7カ国だけで約4兆円、日本だけでも約2600億円と巨大マーケットという。時期は未定だが、韓国、香港への展開も決定している。

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高田賢三が新たにライフスタイルブランド「K3」を立上げ

 デザイナーの高田賢三(80)がラグジュアリーホームウエア&ライフスタイルブランド「K3」を立ち上げた。1月17日にパリのサンジェルマン通りに新設した「K3」のショールームとフランス・パリで開催されるインテリアとデザインの見本市「メゾン・エ・オブジェ(Maison et Objet)」で披露する。

 家具や陶芸品、絨毯、オブジェ、リネン、テキスタイルなどを展開する。生産地はイタリアやフランス、米国だが、陶芸品には金次技法を用いるなど日本的の伝統的な要素が垣間見えるコレクションになっているという。

 高田はブランド立ち上げに際し、ジョナサン・ブーシェ・マンハイム(Jonathan Bouchet Manheim)をマネージング・パートナーに、エンゲルベルト・オノラ(Engelbert Honorat)をクリエイティブ・アシスタントに迎えた。ブランド名の「3」は高田を含めたこの3人を指す。このほか、総勢250人以上がブランド立ち上げをサポートする。

 1999年に「ケンゾー(KENZO)」から退いた高田は、「60歳になったタイミングで『ケンゾー』から退いたのは早すぎた。働きたいという気持ちに気付いたので復帰することにした。もうすぐ81歳になるが、まだ働いていることに自分自身でも驚いている」とコメントした。

YU HIRAKAWA:幼少期を米国で過ごし、大学卒業後に日本の大手法律事務所に7年半勤務。2017年から「WWDジャパン」の編集記者としてパリ・ファッション・ウイークや国内外のCEO・デザイナーへの取材を担当。同紙におけるファッションローの分野を開拓し、法分野の執筆も行う。19年6月からはフリーランスとしてファッション関連記事の執筆と法律事務所のPRマネージャーを兼務する。「WWDジャパン」で連載「ファッションロー相談所」を担当中

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クリスタルブランド「バカラ」の新作は“喝采”を意味する“ブラーヴァ タンブラー“に“2020”を刻んで発売

 フランスの「バカラ(BACCARAT)」は、お祝いや記念の大切な贈り物として選ばれるラグジュアリーなクリスタルブランドだ。新しい年の節目に発売するイヤータンブラー(年号入りグラス)の中で今回注目したいのは”喝采“を意味する“ブラーヴァ(BRAVA)タンブラー 2020”。祝祭の花火や拍手をイメージした華やかなカットを施し、歓喜のムードをクリスタルの輝きで表現した。“2020年、あなたは誰に拍手を贈りますか”が“ブラーヴァ タンブラー”のメッセージだ。タンブラーの底に2020年の西暦を刻み、価格は単品が6500円、2客セットが1万3000円。

 250年以上の伝統を受け継ぐ「バカラ」は、卓越した職人技、そして時代の美を形にする高い創造性が評価され、パリ万国博覧会でグランプリを受賞したことを契機に世界中の王侯貴族に愛用されている。エクセレンス、モダニティー、クラフツマンシップ、パッションなどさまざまな称賛を受けたクリエイションのクオリティーは、“M.O.F.(フランス最優秀職人)”の称号を得た職人を数多く輩出していることからも分かる。空間を華やかに彩るテーブルウエアはもちろん、シャンデリア、オーナメント、花瓶、香水瓶、ビジュウ(アクセサリー)まで多彩に展開する「バカラ」のクリスタルは、きらめき溢れるぜいたくなライフスタイルを提案する。

 “ブラーヴァ タンブラー 2020”は、「バカラ」のクリスタル製品がトータルでそろうバカラショップ 丸の内をはじめ、百貨店などの直営店で販売中。

 

問い合わせ先
バカラショップ 丸の内
03-5223-8868

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「イケア」が法人向け店舗を渋谷にオープン 専任アドバイザーが店舗づくりなどをサポート

 イケア・ジャパンは2020年2月20日、同社初となる法人向け店舗「ビジネスプランニング スタジオ(仮称)」を東京・渋谷にオープンする。

 オープンの背景は、柔軟な働き方や多様な顧客ニーズに合わせた自由なビジネスプランの実現に向け、幅広いビジネス業態に最適なワークスペースを提案するためだ。また渋谷は、東京カルチャーをけん引する街として再開発が進み、渋谷スクランブルスクエアなど新しいオフィス環境も増えており、「イケア(IKEA)」をビジネスパートナーとして利用してもらう狙いがある。

 同店舗では「イケア・ビジネス(IKEA BUSINESS)」メンバーの顧客向けに、「イケア」のビジネス専任アドバイザーが、「イケア」の商品を取り入れた個別のインテリアプランニングサービスを提供する。オフィスや小売店舗、飲食店などのワークスペースや店舗づくりをサポートする。

 「イケア・ビジネス」は、法人や自営業、個人事業主などを対象に、最適なワークスペース(オフィスや店舗など)を提供する法人向けメンバーシッププログラムだ。また、インテリアプランニングや配送、家具組み立てなどのさまざまなサービスも提供している。

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Tシャツを1枚購入すると「ディーゼル」のマンションが無料に 史上最高額のTシャツを販売

 「ディーゼル(DIESEL)」は、不動産グループのベル インベストと協業して、米・マイアミのウィンウッドにブランド初のインテリア付きマンションを設立した。

 マンション設立を記念して、“マンションTシャツ-史上最高額のTシャツ(The Condo T-shirts The Most Expensive T-Shirts Ever)”を製作した。ウィンウッドのマンション143戸のいずれかを正面から描いたグラフィックがそれぞれのTシャツにプリントされている(全143型)。例えば、Tシャツ“D6-L7”の価格は104万ドル(約1億1400万円)、Tシャツ“F2-L7”の価格は550万ドル(約5億9800万円)となり、「ディーゼル」史上最高額のTシャツとなる。また、これらのTシャツを1枚購入すると、「ディーゼル」のマンションを無料で手に入れることができる。

 マンションは、2014年に米で開発されたWELL認証を取得しており、プール、ジム、瞑想室、会議室、アートギャラリーゾーンを備えるほか、開放的なオープンスペースのロビーや「ディーゼル」が手掛けた中庭などを用意した。

 インテリアデザインのプロジェクトは、「ディーゼル リビング(DIESEL LIVING)」の世界観を反映して製作した。設計はジスコビッチ アーキテクツ(Zyschovich Architects)、開発はベル インベストが手掛けた。

 「ディーゼル リビング」は、アンドレア・ロッソ(Andrea Rosso)=「ディーゼル」ライセンシング・クリエイティブ・ディレクター率いるクリエイティブチームが手掛けているホームコレクションラインだ。アートや音楽からインスピレーションを受けた遊び心あふれるデザインで、個性的なアイテムをそろえる。

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東急プラザ渋谷の“月替わり”ショップ 第1弾は丸山敬太、陶器の愛用品やコラボ家具など販売

 5日にオープンした東急プラザ渋谷の3階に店舗を構える「イチイチイチ(111)」は、月替りで異なるコンテンツを用意するコンセプトストアだ。ここだけのオリジナルアイテムやカスタマイズサービスの提供、職人による製作実演やワークショップなどを企画して特別なユーザー体験を提供する。第1弾を飾るのは、ファッションデザイナーの丸山敬太が手掛けるサロン デ マルヤマ(SALON DE MARUYAMA)。丸山デザイナーがディレクションする東京・青山のセレクトショップ「丸山邸」の延長として、「和」「家」「器」「洋服」の4カテゴリからセレクトした逸品をそろえる。12月16日まで。

 「ケイタ マルヤマ(KEITA MARUYAMA)」の刺しゅうニット(4万1800円〜)や利休バッグ(5万5000円〜)をはじめ、着物と帯、かんざしなどを合わせた和装セット、アンティーク家具店「ロイズ アンティークス」とのコラボチェア、全国からセレクトした器などを用意した。丸山デザイナーは、「ファッションは美意識を高めるもの。服だけに限った言葉ではない。普段使っているアイテムや好きな作家のアイテムなど、自分が美しいと思うものをセレクトした」と語る。

 17日に始まる第2弾では、“手仕事”をテーマに4つのブランド・ショップを誘致する。和と洋のデザインとインド・カシミールの伝統的な生産技術を融合させるストールブランド「ターラ・ブランカ(TARA BLANCA)」をはじめ、丁寧な手仕事で生み出される洋服や雑貨を提案する。

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25周年を目前にした「ミナ ペルホネン」の展覧会 皆川が構想する宿泊施設のモデルも初披露

 2020年に25周年を迎える「ミナ ペルホネン(MINA PERHONEN)」の展覧会「ミナ ペルホネン/皆川明 つづく」が東京都現代美術館で20年2月16日まで開催されている。

 同展は「せめて100年つづくブランドに」とブランドをスタートさせたデザイナーの皆川明によるテキスタイルや洋服、インテリアなどのプロダクトに加えて、デザインの原画、映像、印刷物などこれまでの仕事を紹介。また、ブランドの愛用者を取材した映像作品や、長く愛された商品のエピソードを公開するなど、作り手と使い手の関係性からモノと人の連鎖や循環、継続を考察する。

 会場は「ミナ ペルホネン」のモノ作りを自然界の「実」「森」「風」「芽」「種」「根」「土」「空」の名称に例えて8つの部屋に分けている。「実」ではブランドを代表する刺しゅう柄“タンバリン”に焦点を当て、生地から洋服やインテリアなどへのプロダクトへと広がるデザインプロセスを紹介。「森」では25年間のコレクションから400点の洋服を並べ、「風」では4人のブランドの愛用者の日常を追った映像作品を上映し、「芽」ではテキスタイルデザインの原画や刺しゅう用図案などを展示している。「種」では家具や食器をはじめ、モノ作りの哲学やアイデアを紹介し、「根」では皆川が新聞連載のために描いてきた挿絵を公開。「土」では「ミナ ペルホネン」の服の所有者のエピソードを紹介する。ラストの「空」では、皆川のこれまでの活動の軌跡とインタビュー映像で締めくくる。展示構成を建築家の田根剛が担当した。

 また「種」では、皆川が構想する宿泊施設の「シェルハウス」のプロトタイプを初披露している。設計は建築家の中村好文が手掛け、皆川が4年前から思い描いてきた“簡素で心地のいい宿を運営する夢”のプランをスケッチや模型などで明らかにしている。

 期間中にはトークショーや特別プログラムを実施し、皆川がブランドとゆかりのあるクリエイターやアーティストらと登壇する。ゲストにはコピーライターの糸井重里や写真家の在本彌生、グラフィックデザイナーの菊地敦己らを迎える。12月6日と1月10日にはブランドが週1回発信してきた日記と手紙「レター」を題材にした特別公演を藤田貴大が主宰する劇団「マームとジプシー」が披露する。

■ミナ ペルホネン/皆川明 つづく
会期:2019 年11月16日~20年2月16日
休館日:月曜日(20年1月13日は開館)、19 年12月28日~20年1月1日、1月14日
時間:10:00〜18:00
会場:東京都現代美術館 企画展示室3階
住所:東京都江東区三好4-1-1
観覧料:一般 1500円、大学生・専門学校生・65歳以上 1000円、中高生600円、小学生以下は無料

■クロストーク
定員:各回約200人
参加費:無料(特設サイトから要申し込み、参加には展覧会チケットが必要)
場所:東京都現代美術館講堂
・11月30日13:00〜14:00 木田隆子「エル・デコ」ブランドディレクター
・11月30日15:30〜16:30皆川明による単独公演
・1月4日13:00〜14:00藤田貴大マームとジプシー主宰(演劇作家)
・1月4日15:30〜16:30在本彌生(写真家)
・1月18日 13:00〜14:00糸井重里 「ほぼ日刊イトイ新聞」主宰
・2月1日13:00〜14:00菊地敦己(グラフィックデザイナー)
・2月1日15:30〜17:00葛西薫(アートディレクター)&上田義彦(写真家)
・2月11日13:00〜14:00皆川明による単独公演
・2月11日15:30〜17:00中原慎一郎ランドスケーププロダクツ代表&岡本仁(編集者)

■ナイトトーク
定員:約50人
参加費:2500円
・12月20日18:15〜20:45中村好文(建築家)

■ミナ ペルホネン×マームとジプシー「Letter」
構成・演出:藤田貴大
出演:青柳いづみ 川崎ゆり子 佐々木美奈 召田実子
定員:各50人
参加費:5000円(演劇鑑賞と別日に使用可能な展覧会入場券のセット)
・12月6日19:00〜19:40(受付は18:30〜)Letter -Spring / Summer-
・12月6日 20:20〜21:00(受付は19:30〜)Letter -Spring / Summer-
・1月10日19:00〜19:40(受付は18:30〜)Letter -Autumn / Winter-
・1月10日 20:20〜21:00(受付は19:30〜)Letter -Autumn / Winter-
※12月6日分は販売中、1月10日分は12月8日正午からセブンチケットで販売開始

■ミナ ペルホネンの服を纏うプログラム「ミナを着る風景」
開催日:12月11日、15日、22日、1月15日、19日(日)、26日、2月5日
時間:10:00〜12:00/12:00〜14:00
定員:各枠18名(展覧会特設サイトの応募フォームから要申込)

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ヨドバシが初の複合商業施設をオープン アウトドアや子ども関連が充実

 ヨドバシホールディングスは、16日に大阪・梅田に開業する同社初の複合商業施設「リンクス ウメダ」の内部を公開した。地下1階から地上8階までの9フロアに、日本初や新業態19店舗、関西初23店舗を含む約200店舗が出店。カメラ・家電量販店の「ヨドバシカメラマルチメディア梅田」と全フロアで連結することで売り場面積は約9万平方メートルとなり、地域内最大級の商業施設が誕生する。ヨドバシカメラの客層に加え、近隣で働くオフィスワーカーや子ども連れのファミリー、インバウンド客を狙う。初年度の年間来場者数は両館合わせて7700万人を想定。売上高はヨドバシカメラで1200億円、リンクスで500億円を見込んでいる。

 エリア内競合について、ヨドバシ建物の五鬼上大介リンクス ウメダ館長は「競合するのではなく、独自路線でいく。幅広いお客さまのニーズにこれまでは応えきれていなかったので、何でも売っているヨドバシカメラのように、ニーズを埋めるべくテナントを選んだ」と語った。

 注目売り場のひとつが、今年4月に同社の完全子会社となった石井スポーツが6階のワンフロア約4000平方メートルで展開するアウトドアとスキーの新業態。従来はエキスパート向けだったが、ビギナーやファミリー向けの商品を増やしたほか、「ザ ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」「マムート(MAMMUT)」など7ブランドのショップインショップも登場する。増床改装した「ゼビオ」と合わせると、地域最大級の品ぞろえを誇るスポーツ・アウトドア売り場となる。

 5階には、幼児向けフィットネスクラブ「マイジム」や子どもと家族が安心して遊べるアミューズメント施設「モーリーファンタジー」、子ども服の「ミキハウス ホットビスケッツ(MIKIHOUSE HOT BISCUITS)」などが出店。ヨドバシカメラの玩具・ホビー・ゲーム売り場と合わせて約9900平方メートルのキッズ向けフロアが登場する。地下1階の食物販と飲食のフロアも充実。近商ストアが運営するスーパーマーケット「食品専門館ハーベス」では弁当約200種類、惣菜約200種類以上をそろえるほか、「おいしいもの横丁」では約20軒のネオ居酒屋が軒を連ね、オフィスワーカーのランチやちょい飲みのニーズに応える。

 他には、フランフランの新業態「U.F.O」が渋谷店に続いて2号店を出店。「ユニクロ(UNIQLO)」は従来の2倍の約5600平方メートルで移転オープンした。梅田初出店となる「ニトリ(NITORI)」もミドルアッパー狙いの品ぞろえで、社内トップクラスの売り上げを目指す。

 リンクスウメダには、ビジネスマッチングオフィス「ウィワーク」や全1030室の「ホテル阪急レスパイア大阪」、関西国際空港や主要都市への直行バスや観光バスが発着する「バスターミナル」も併設。「ビルの開発テーマのひとつだった“国際交流拠点”を担う施設として、インバウンドの誘客も狙っている」(ヨドバシ建物・営業部部長 安藤修一氏)。

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「ミナ ペルホネン」 × 「アルテック」のスツールが100脚限定で登場

 フィンランド発インテリア「アルテック(ARTEK)」は11月16日に、フィンランドと日本の国交樹立100周年を記念し「ミナ ペルホネン(MINA PERHONEN)」とコラボレーションした“スツール 60 ああるとのカケラ”を100脚限定で発売する。色はライトブルー×ピンクベージュとオリーブ×グリーンの2色で各50脚限定で価格は4万5000円。この発売は東京都現代美術館で「ミナ ペルホネン/皆川明 つづく」展の開幕を記念するものだ。

 「ああるとのカケラ」とは、「ミナ ペルホネン」のデザイナーである皆川明が、フィンランド人建築家でデザイナーのアルヴァ・アアルト(Alvar Aalto)とアイノ・アアルト(Aino Aalto)による建築やプロダクトから象徴的な要素を抽出し、そのイメージをドローイングしてまとめた書籍のこと。その中の「アルテック」製品において重要な部品である“L-レッグ”のドローイングを刺しゅうで表現したテキスタイルを、2019年限定の“ウスタヴァスツール”に使用したのが“スツール 60 ああるとのカケラ”だ。

 この限定スツールは、「アルテック」の店舗とウェブストアや「ミナ ペルホネン」該当店舗とオンラインストア、インテリアショップの「センプレ(SEMPRE)」で販売される。

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「ピエール・ジャンヌレの家具とアートのある暮らし」が開催 「チャンディーガル都市計画」の復刻家具や手工芸品などを展示販売

 「ハンドクラフティッド モダン ― ピエール・ジャンヌレの家具とアートのある暮らし」展が東京・六本木のICSで11月29日~12月8日に開催される。同展では、建築家のピエール・ジャンヌレ(Pierre Jeanneret)が手掛けた「チャンディーガル都市計画」のための家具の復刻家具と写真や工芸品などを展示。ジャンヌレはル・コルビュジエ(Le Corbusier)やシャルロット・ぺリアン(Charlotte Perriand)と共作で多くの名作を残している。

 「チャンディーガル都市計画」の一連の家具は、当時のオリジナル図面をもとにインドの工房のファントム・ハンズ(PHANTOM HANDS)が忠実に復刻。築100年以上の建物に使用されていたチーク材を再利用し、一つ一つ職人の手仕事で仕上げられる。同展では、一連のチェアやスツールをはじめ、ファントム・ハンズが初めて復刻したリネン バスケットなどを展示し、受注販売を行う。価格は、スツールが24万~26万円、チェアが23万~80万円、リネン バスケットが45万円(会期特別価格39万円)。日本では建築からアートディレクションまで幅広く手掛ける「五割一分」が販売する。

 同展では、ニューヨーク在住のフォトグラファーのマーティン・マルダー(Martien Mulder)が撮り下ろしたファントム・ハンズの工房の写真集や、日本人作家による手工芸品やビンテージ品なども販売。スタイリングはインテリアスタイリストの川合将人が手掛ける。会期中に、ファントム・ハンズのディーパック・シュリナート(Deepak Srinath)代表が来日してトークイベントを行う。

 「チャンディーガル都市計画」ではさまざまな建物のための大量に家具が必要だったため、ジャンヌレはインドで入手可能な材料を用いて、図面とおおまかなアドバイスだけで製作可能なデザインを考えた。いろいろな工房の職人により製作されたため、同じ図面から作られたのにもかかわらず、大きさの比率や部材の太さ、角度などが異なるものが多く生産されたという。ファントム・ハンズは当時のオリジナルの図面が残っている家具だけを忠実に復刻している。

■ハンドクラフテッド モダン ピエール・ジャンヌレの家具とアートのある暮らし
日程:11月29日~12月8日
会場:ICS
住所:東京都港区六本木5-17-1 AXISビル3階
時間:11:00-19:00(土・日は13:00-18:00)
料金:入場無料

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構想から3年 全15型からなるヴァージルと「イケア」のコラボ家具コレクションがついに発売

 イケア・ジャパンは10月30日、2日後の11月1日に発売を控えるヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)とのコラボ家具コレクション“マルケラッド(MARKERAD)”の商品説明会を「イケア」立川店で行った。

 “マルケラッド”は、2016年にヴァージルとヘンリック・モスト(Henrik Most)「イケア」クリエイティブ・リーダーがミラノで出会ったことをきっかけにプロジェクトがスタート。当初は19年に“マルケラッド”のみを販売する予定だったが、17年にコラボを発表したところ世界中から早期販売を望む声が殺到。しかし家具という性質上、安全性の問題などから発売を早めることができず、“マルケラッド”とは別に追加する形で4種のラグコレクション“スティル ローディング(STILL LOADING)”を18年に販売するなどの対応をとり、構想から3年にしてようやく発売を迎えた。

 コレクションのテーマは、“初めて1人暮らしするミレニアル世代が必要とするプロダクト”だ。脚にドアストッパーが付いたチェア(税込1万9990円)や、高さを低くし幅を狭めることでソファとしても使用できるベッド(カバー:同1万5000円、フレーム:同2万9990円)、部屋を照らすことができる「モナ・リザ」の絵画風ライト(同9990円)、作動音が気にならないようにクオーツ機能を搭載したウォールクロック(同3990円)など、1人暮らしの限られたスペースを有効活用できるように実用性を兼ね備えた北欧デザインオマージュの家具をそろえる。

 また、「イケア」のアイコニックなブルーバッグを「アートにもなりうる」というヴァージルの解釈から“SCULPTURE”(彫刻作品)の文字がプリントされたキャリーバッグ(M:同1499円、L:同1990円)、部屋に敷くものながら“WET GRASS”(濡れた芝)の文字があしらわれたグリーンのラグ(同1万9990円)、「イケア」のレシートを模したラグ(同1万2990円)、正面に立った時に違う角度からも見ることができるようにいびつな形となったミラー(同3万4990円)など、「一つ一つに愛着が持てるようにした」とヴァージルらしいユニークでアイロニーが効いた全15アイテムが展開される。

 全国の「イケア」店舗で全アイテムを取り扱うが販売方法は店舗ごとに異なり、公式オンラインストアでは販売しない。

 なお「イケア」とヴァージルのコラボ家具コレクションは今回で一区切りを迎え、今後の展開は現段階では決まっていないという。

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都心にアウトレット出現!? 家族みんなで楽しめるフランフラン新業態「ユー・エフ・オー」

インテリア雑貨のフランフランの新業態「ユー・エフ・オー・バイ・フランフラン(U.F.O. BY FRANCFRANC(以下、UFO))の1号店が10月25日、東京・渋谷にオープンした。ロケーションは元『フランフラン』渋谷店の場所で、『フランフラン』は渋谷スクランブルスクエア9階に移転。地上3階、約1168平方メートルの店舗のコンセプトは“未知なるワクワクとの遭遇”で、クリエイション集団のネイキッド インク(NAKED INC.)による体験型ディスプレーやフォトスポットを設ける。1階のフォトスポットは宇宙空間のようで、クレーターに座るとマグマが出現したりビッグバンに遭遇したりといった体験を提供。また、商品を手に取ると反応するなどの体験ディスプレーなどがあり、ゲーム感覚でショッピングができるようになっている。

『UFO』というブランド名は『ユニーク&ファンタスティック お土産(UNIQUE FANTASTIC OMIYAGE)』の頭文字からで、販売する商品は、“面白いかどうか”を軸にセレクトしたバラエティーグッズの数々。テーブルウエアをはじめとする生活雑貨はもちろんのこと、メイクアイテムのほかペットやキッズ&ベビー用品もそろう。また、『フランフラン』のアウトレットでしか販売していない商品も『UFO』で販売する。

1階はキャッシュレス決済のフロアになっており、インテリア雑貨やアート、キッズ&ベビー、ペット、季節家電をそろえる。2階はバス&ビューティー、ルームフレグランス、ランドリー用品、3階ではテーブルウエアやキッチンツールなどを販売。価格はオリジナルのマグが390円、ジオグリフラグ(S)が4620円、バックパック ロケットが4500円など(全て税込)。

高島郁夫フランフラン社長は、『渋谷は東京におけるカオスを象徴する場所で混沌とした魅力がある。アウトレットで買い物するような高揚感を都心で届けたいと思った』とコメントしている。

11月16日には大阪のヨドバシ梅田タワーに『UFO』2店舗目をオープンする。

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ヴァージルと「イケア」がコラボ 「オフ-ホワイト」のデザインを取り入れたラグマットなど

 イケア・ジャパンは11月1日、ヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)とコラボした限定コレクション“MARKERAD / マルケラッド”を発売する。ミレニアル世代をターゲットに、「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)」のデザインで採用している“引用符”を取り入れたラグマットやバッグなど全15型をそろえ、国内外の「イケアストア」で取り扱う(「イケア(IKEA)」公式オンラインストアでの販売はない)。

 製品は、「イケア」のレシートをアート作品化したラグマットやグリーンを基調としてホワイトで“WET GRASS”のロゴを施したラグマットのほか、“SCULPTURE”のロゴを施すバッグ、1950年代の北欧デザインのスカンジナビアンモダニズムを現代風に表現するテーブル、脚先にドアストッパーが付属するチェア、ヴァージルの名前と「イケア」の発祥国であるスウェーデンが印字される掛け布団カバーと枕カバーなど。

 ヴァージルは「どの製品も誇らしさを感じられるものであってほしいし、それをみんなが手にする最大の理由が“デザインがいいから”であってほしい。僕の作るものにはいつも裏のメッセージ“少しの皮肉と、人間的なつながり”がある」と語る。

 「イケア」のヘンリック・モスト(Henrik Most)=クリエイティブリーダーは「ミレニアル世代にとっては、機能面をクリアしていることは基本であり当然。そこに彼らは、製品に愛着が持てるようになる付加価値を求めている」とコメントしている。

 同コレクションは、ヴァージルのストリートアート文化と「イケア」の製品哲学(デモクラティック・デザイン)を組み合わせ、どんなハレーションが起きるのかをイメージして製作した。“マルケラッド”はスウェーデン語で“選択”“ステートメント”“強調”を意味し、“実用性だけでなく、家具の一つ一つに愛着を抱き、自分らしさを前面に出して楽しんでほしい”という意図を込めている。

 同コラボは2017年に始動し、ヴァージルとモストによるミレニアル世代のライフスタイルの調査からスタート。消費者のダイレクトな声をワークショップやライブストリームでくみ取るなどして、製品を形にしてきた。

※デモクラティック・デザインとは、5つの要素(形、機能、品質、サステナビリティ、低価格)を全て兼ね備えた「イケア」の製品デザインから生産までのプロセスに影響を与える考え方。

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フランフランから新業態 静かなライフスタイルを好む大人のための「アロウブ」が登場

 インテリア雑貨のフランフラン(FRANCFRANC)は11月29日、東京・白金台に新業態「アロウブ(A L’AUBE)」のコンセプトストアをオープンする。同ブランドのコンセプトは、“都会の喧騒を離れ、自然に囲まれて贅沢な時間を過ごす”で、ブランド名はフランス語で“夜明け”という意味だ。静かなライフスタイルを好む大人のための同ブランドでは、肌触りのよいテキスタイルや使い心地のよいテーブルウエア、愛着のわくホームアクセサリーなどを提案する。価格は、テーブルウエアが5000円程度、タオルやバスアクセサリーが3000円程度、クッションやブランケットなどが1万5000円程度。

 地上2階、約231平方メートルのコンセプトストアは自然の中の小さな家がイメージで、カフェやダイニングスペースを設ける。

 店舗のオープンに先立って、11月上旬にはブランドのウェブサイトを立ち上げ、オンラインでの先行販売を予定している。

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瀬戸内の本島(ほんじま)に「フリッツ・ハンセン庵」が登場

 デンマーク発インテリアブランド「フリッツ・ハンセン(FRITZ HANSEN)」は香川県の本島(ほんじま)の古民家に同ブランドのコレクションを展示する「フリッツ・ハンセン庵」を登場させた。このプロジェクトは地域活性化の一環で、「フリッツ・ハンセン」が、香川県の代理店であるCONNECTと協業でスタートさせたもの。本島にある江戸時代の古民家に同ブランドの家具を展示し、日本の建築とデンマークの名作家具の融合を楽しめる空間を作った。空間を飾るフラワーインスタレーションは、ニコライ バーグマン フラワーズ&デザイン(NICHOLAI BERGMANN FLOWERS & DESIGN)によるものだ。11月4日まで開催されている「瀬戸内芸術祭2019」などと併せて自由に訪れることができる。

 フェリーの船着き場にある島の情報発信施設「ホンジマスタンド(HONJIMA STAND)」では同芸術祭の会期中に、デザインオフィス「ネンド(NENDO)」がデザインした“エヌゼロワン”チェアを紹介するカフェがオープンする。

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日本最大級のデザインとアートの祭典「デザイナート・トーキョー 2019」、「トリー バーチ」「プチバトー」が参加

 日本最大級のデザインとアートの祭典「デザイナート・トーキョー 2019(DESIGNART TOKYO 2019以下、デザイナート)」が10月18~27日に行われる。今年で3回目を迎える「デザイナート」は“感動の入り口”をテーマに、東京の各所でアートやデザイン、インテリア、ファッションなど業界の垣根を超えた展示やイベントを開催する。

 イベントの顔である“デザイナート フィーチャー”には香港を拠点に世界で活躍するキュレーションチームのデザインピア(DESIGN PIER)が起用され、公共建築費の1%をアートの費用に充てる文化制度である「1%フォーアート」をテーマにアジア各地のデザインやアートをワールド北青山ビルで展示する。

 今年のパートナーカントリーはイスラエルで、青山のスパイラルと神楽坂のアユミギャラリーでインスタレーションを行う。

 「グランドセイコー(GRAND SEIKO)」は「ミラノサローネ2019(MILANO SALONE2019)」で発表したインスタレーションを東京で再現するほか、「ブルックス ブラザーズ(BROOKS BROTHERS)」や「プチバトー(PETIT BATEAU)」、「トリー バーチ(TORY BURCH)」などファッション関連のブティックをはじめ、「カッシーナ・イクスシー(CASSINA IXC.)」などインテリアの店舗でも展示が行われる。

 イベント初日の18日には、ワールド北青山ビルでオープニングパーティーを開催し、その後、銀座のラウンジ兼アートスペースであるプラストーキョーで「ペチャクチャナイト(PECHAKUCHA NIGHT)」を行う。

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日本最大級のデザインとアートの祭典「デザイナート・トーキョー 2019」、「トリー バーチ」「プチバトー」が参加

 日本最大級のデザインとアートの祭典「デザイナート・トーキョー 2019(DESIGNART TOKYO 2019以下、デザイナート)」が10月18~27日に行われる。今年で3回目を迎える「デザイナート」は“感動の入り口”をテーマに、東京の各所でアートやデザイン、インテリア、ファッションなど業界の垣根を超えた展示やイベントを開催する。

 イベントの顔である“デザイナート フィーチャー”には香港を拠点に世界で活躍するキュレーションチームのデザインピア(DESIGN PIER)が起用され、公共建築費の1%をアートの費用に充てる文化制度である「1%フォーアート」をテーマにアジア各地のデザインやアートをワールド北青山ビルで展示する。

 今年のパートナーカントリーはイスラエルで、青山のスパイラルと神楽坂のアユミギャラリーでインスタレーションを行う。

 「グランドセイコー(GRAND SEIKO)」は「ミラノサローネ2019(MILANO SALONE2019)」で発表したインスタレーションを東京で再現するほか、「ブルックス ブラザーズ(BROOKS BROTHERS)」や「プチバトー(PETIT BATEAU)」、「トリー バーチ(TORY BURCH)」などファッション関連のブティックをはじめ、「カッシーナ・イクスシー(CASSINA IXC.)」などインテリアの店舗でも展示が行われる。

 イベント初日の18日には、ワールド北青山ビルでオープニングパーティーを開催し、その後、銀座のラウンジ兼アートスペースであるプラストーキョーで「ペチャクチャナイト(PECHAKUCHA NIGHT)」を行う。

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国際的家具の見本市「ミラノサローネ」が伊勢丹のウインドーをジャック

 世界最大規模の家具の見本市「ミラノサローネ国際家具見本市(MILANO SALONE以下、ミラノサローネ)」が9月18~30日、伊勢丹新宿本店(以下、伊勢丹)のウインドーをジャックする。伊勢丹では各フロアでイタリア展を開催しており、「ミラノサローネ」をその主役に据える。イタリア人デザイナーのフルッチョ・ラヴィアーニ(Ferruccio Laviani)がウインドーおよび5階のインスタレーションを手掛けた。

 9つのウインドーは「ミラノサローネ」のテーマカラーである赤一色に染められ、エントランスでは4本のミラー張りのトーテムが同見本市の歴史を紹介している。5階の会場にはミラーボールが吊り下げられ、大型スクリーンではイタリアデザインの歴史をフランコ・アルビーニ(Franco Albini)やアキレ・カスティリオーニ(Achille Castiglioni)、ジオ・ポンティ(Gio Ponti)をはじめとする11人の巨匠を通して紹介している。

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フランフラン、10月から2%値下げへ 増税後も価格据え置き

 インテリア・雑貨のフランフラン(FRANCFRANC)は10月1日から価格を改定し、プライベートブランドの商品を約2%値下げする。アウトレット店舗を除く全国のフランフラン各店とオンラインショップで取り扱う商品のうち、約93%が対象となる。価格はこれまでと同じ税込価格で表示し、これにより増税後も価格据え置きとなる。

 同社は増税により顧客の選択肢が変わったり消極的な選択が増えたりするよりも、今までと変わらず生活を楽しんでもらいたいという考えから、今回の価格改定に踏み切った。

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フランフランが新業態 渋谷に遊園地のようなエンタメ系バラエティーショップ

 インテリア・雑貨のフランフランは、新業態「ユー・エフ・オー・バイ・フランフラン(U.F.O. BY FRANCFRANC以下、U.F.O.)」をスタートさせる。U.F.Oとは、ユニーク、ファンタスティック、お土産の頭文字をとったもの。“未知なワクワクとの遭遇”ができる店舗では常識を覆すようなユニークですてきなお土産を販売する。「アーバン・カオス・ストア(THE URBANE CHAOS STORE)」と名付けられたU.F.O.の1号店は10月25日に東京・渋谷の宇田川町に、2号店は11月上旬に大阪・梅田にオープン。渋谷店は地上1~3階で約1160平方メートルで空間演出はクリエイティブカンパニーのネイキッドが手掛け、宇宙ステーションをイメージした未来的な店舗になっている。店内では、体験型デジタルコンテンツを充実させて特別なショッピング体験を提供する。

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「ディオール」がインテリアに特化した初店舗をパリ・モンテーニュ通りにオープン

 「ディオール(DIOR)」は7月29日、パリ・モンテーニュ通り28番地にインテリアに特化した「ディオール メゾン(DIOR MAISON)」の世界初のブティックをオープンした。メゾンのコードであるカナージュのモチーフやスズランなどをモチーフにしたテーブルウエアを中心に、グラスウエア、シルバーウエアなどをそろえる。現代風に再解釈を加えたトワル・ドゥ・ジュイ(TOILE DE JOUI)を施したデザインもあり、フランスの生活様式である“アール・ド・ヴィーヴル”を美しいテーブルセッティングで表現している。

 「ベビー ディオール(BABY DIOR)」のクリエイティブ・ディレクターであるコーデリア・ド・カステラ―ヌ(Cordelia de Castellane)が2017年から「ディオール メゾン」のクリエイティブ・ディレクターを兼任している。

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「サンローラン」が日本企業とコラボ 歌詞が浮かぶ“リリック スピーカー キャンバス”が登場

 「サンローラン(SAINT LAURENT)」は現在、日本企業のCOTODAMA社と協業し、同社が手掛ける歌詞を映すスマートフォン用スピーカー“リリック スピーカー キャンバス(Lyric Speaker Canvas)”とのコラボレーションアイテムをパリ店とロサンゼルス店限定で取り扱い中だ。

 “リリック スピーカー キャンバス”は、“歌詞をインテリアのように飾って楽しむ”をコンセプトにCOTODAMA社が開発した歌詞を映すスマートフォン用スピーカーの第2弾モデルで、2018年11月にオリジナルが発売された。見た目は正方形のボードを2枚組み合わせたようなシンプルながら洗練されたデザインで、音楽を再生すると前面のブラックボードに歌詞が浮かび上がり、背面のシルバーボードからはサウンドが流れ、音楽を耳だけでなく目でも楽しむことができる次世代型スピーカーだ。対応楽曲は240万曲以上で、浮かび上がる歌詞のフォントや動きは、バラードであればやさしくロックであれば力強くと、スピーカーが楽曲を自動解析しモーショングラフィックが生成される。

 “リリック スピーカー キャンバス”がコラボアイテムのベースになるのは今回が初で、6月にパリとロサンゼルスにオープンした「サンローラン」の店舗でのみ展開される限定コラボアイテムの1つとして用意された。カラーはブラックで統一し、背面のボードにはコラボを象徴する“SAINT LAURENT”の文字をプリント。価格はパリ店が1662.5ユーロ(約20万円)、ロサンゼルス店が2424ドル(約26万円、州税含む)で、日本の「サンローラン」および“リリック スピーカー キャンバス”取り扱い店舗では販売しない。

 しかし、東京・南青山にあるCOTODAMA社の直営ショールームでは、7月25〜26日の2日間限定で同コラボアイテムを展示する予定だ。

■COTODAMA 直営ショールーム
展示期間:7月25〜26日
住所:東京都港区南青山6-3-16

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「バルミューダ」が新サーキュレーター発売 コンパクトなサイズでコードレスにも対応、脱臭機能も

 「バルミューダ(BALMUDA)」は、空気を循環させるサーキュレーターの新作“グリーンファン シーツー(GREENFAN C2)”を7月10日に発売する。価格は2万2600円。現在、公式オンラインストアや「バルミューダ ストア」松屋銀座店をはじめ、各種取り扱い店舗で予約受付中。来年は韓国でも発売予定。

 同商品は、二重構造の羽根と独自のダクトファン構造により、自然界の風を再現する同社の特許技術「グリーンファンテクノロジー」を搭載したグリーンファン(GreenFan)シリーズの新作。“もっとも自由な風”をコンセプトに、持ち運び可能なコンパクトなサイズ(幅320mm、奥行き230mm、高さ340mm)と、別売りバッテリー(9800円)によるコードレス使用に対応する。また、活性炭素を使用した脱臭フィルターを搭載し、気になる匂いを素早く除去する脱臭機能も付した。冷暖房による温度調節の効率化に使用するのはもちろん、エアコンが効きにくいキッチンに持ち込んだり、部屋干しの乾燥機として使用したりと、さまざまなシーンで活用できる。

 発売に先駆け3日、メディア向けに商品発表会が行われた。寺尾玄バルミューダ社長は、「場所とシーンを選ばない高い機能と美しいプロポーションをかね備えた“便利で可愛いヤツ”。デザインでイメージしたのは映画『スターウォーズ(STAR WARS)』に登場するR2-D2。あの愛嬌のある雰囲気を、広めにとった台座との幅や台座の曲がり具合で表現した」とコメントした。

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「ジンズ」がインテリアブランド「ウニコ」とリラックスタイム専用眼鏡を発売

 眼鏡ブランド「ジンズ(JINS)」は、インテリアブランド「ウニコ(UNICO)」とコラボレートした眼鏡“ジンズ×ウニコ”を7月18日に発売する。3型16種類あり、価格は8000円(度付きレンズ代込み)。

 ふだんはコンタクトレンズを装着していながら、家の中では眼鏡に掛け替える人が、リラックスした時間を過ごせるようにと考案した。薄さと弾力性のバランスを追求した軽量樹脂素材“TR-90”をフレームに、柔らかいシリコン素材を鼻パッドに使用し、掛けたまま横になっても痛くなりにくく、長時間掛けても鼻に跡が残りにくい仕様になっている。オリジナルデザインのケースとセリート(眼鏡拭き)があるほか、「ウニコ」店舗と「ウニコ」オンラインショップではコラボモデルの発売に合わせてオリジナルのインテリア雑貨も販売する。

 「ウニコ」はミサワが手掛けるオリジナルの家具や国内外のセレクト雑貨のインテリアブランドで、東京・代官山、大阪・梅田のルクア イーレなど全国に店舗を構える。

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ヴァージルが「ヴィトラ」とコラボし未来の住居を創作 建築家ジャン・プルーヴェの名作をアップデート

 ヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)とスイス発家具「ヴィトラ(VITRA)」がコラボレーションしたインスタレーション「トゥエンティサーティーファイブ(TWENTYTHIRTYFIVE)」がスイスのヴィトラ キャンパス(VITRA CAMPUS)内のファイヤーステーションに登場した。このインスタレーションは、アブローの思春期と住宅環境の相互作用を表現したもので、サステイナビリティーやリサイクルの意味、過剰と非物質化といったテクノロジーと社会の変化が住宅に与える影響にも触れている。アブローは、「2035年にわれわれが家具を必要とするか否かは論議の余地がある」とコメント。環境がそれぞれの人生における趣向や決断にどれだけ影響するかというアイデアに基づき、彼は個人的に架空のティーンが19~35年が住む“住居の伝記”を創り出した。フランス人建築家のジャン・プルーヴェ(Jean Prouve)に魅了されたアブローは、このプロジェクトでプルーヴェの作品を探求し、オマージュを寄せた限定商品をデザインしている。6月12日にはヴィトラ キャンパスで、アブローとノラ・フェルバウム(Nora Fehlbaum)=ヴィトラ最高経営責任者によるトークショーや5000人限定のサマーパーティーが行われた。

 インスタレーションは2部構成になっており、第1部“過去 / 現在(PAST/PRESENT)”では、プルーヴェがデザインしたランプ“プチポテンス”や“アントニーチェア”、チャールズ&レイ・イームズ(Charles and Ray Eams)やエエロ・アールニオ(Eero Aarnio)などのオリジナル家具や、ティーンの両親の家や学校の教室などにあったような家具が置かれている。

 第2部の“明日”では、ティーンが成長し、思い出や経験、文化的かつ社会的影響を盛り込んだ自身の製品を創り出した35年の住居空間が広がる。この部屋では、アブローがデザインした3つの限定商品を展示販売する。彼が建築資材であり収納でもあるという “セラミックブロック”(世界限定999個)とプルーヴェが1942年にデザインした“プチポテンス”をアレンジしたランプ(世界限定300個)、の同じくプルーヴェが手掛けた“アントニーチェア”をアップデートした(世界限定100個)で、ヴィトラ キャンパスの会場およびヴィトラのオンラインショップ(EUのみ)で販売する。価格は“セラミックブロック”が149ユーロ(約1万8100円)、“プチポテンス”が1489ユーロ(約18万1600円)、“アントニーチェア”が2489ユーロ(30万3600円)。これらは今秋にアメリカ市場での発売を予定している。ヴィトラ キャンパスでのインスタレーションは7月31日まで。これらの詳細は、ヴィトラ ジャパンのインスタグラムで公開中だ。

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オーストラリアの快眠マットレス「コアラ マットレス」が表参道でポップアップ

 オーストラリア発のDtoCマットレスブランド「コアラ・マットレス(KOALA MATTRESS)」は6月8〜9日、表参道のゼロベースでポップアップイベント「コアラ・スリープラボ」を開催する。イベントではマットレスを実際に試すことができるほか、睡眠診断テストを受けることができる。さらに、体内時計を研究するマイケル・ブレウス(Michael Breus)博士による4つの動物タイプ別睡眠診断テストをもとに、個別のカウンセリングを無料で行う。

 「コアラ・マットレス」は2015年に寝具のECベンチャーとしてオーストラリアで創業し、17年10月に日本に上陸した。ラグビー選手で腰痛持ちだったダニエル・ミルハム(Daniel Milham)とミッチェル・テイラー(Mitchell Taylor)が、体への負担を減らして睡眠の質を上げるマットレスを開発したいという思いで立ち上げ、現在も“寝具の見直しで睡眠の質を改善する”ことをモットーにマットレスを手掛けている。独自開発のウレタンフォームを使用し、高反発の固い層と低反発の柔らかい層を組み合わせることによって体への負担を軽減し、寝心地のよさを追求。さらにパートナーや添い寝する子どもの寝相や動きの振動を吸収する「ゼロ ディスターバンス」技術を開発し、より快適な睡眠に導く。それを証明するために、赤ワインを入れたグラスをマットレスの上に置き、その隣で飛び跳ねても全くグラスが倒れない動画をSNSでアップしたところ、大きな注目を集めた。なお、日本で販売しているマットレスは布団で仰向けで寝る習慣がある日本人に向けて、本国よりも少し硬めであることが特徴だ。

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オーストラリアの快眠マットレス「コアラ マットレス」が表参道でポップアップ

 オーストラリア発のDtoCマットレスブランド「コアラ・マットレス(KOALA MATTRESS)」は6月8〜9日、表参道のゼロベースでポップアップイベント「コアラ・スリープラボ」を開催する。イベントではマットレスを実際に試すことができるほか、睡眠診断テストを受けることができる。さらに、体内時計を研究するマイケル・ブレウス(Michael Breus)博士による4つの動物タイプ別睡眠診断テストをもとに、個別のカウンセリングを無料で行う。

 「コアラ・マットレス」は2015年に寝具のECベンチャーとしてオーストラリアで創業し、17年10月に日本に上陸した。ラグビー選手で腰痛持ちだったダニエル・ミルハム(Daniel Milham)とミッチェル・テイラー(Mitchell Taylor)が、体への負担を減らして睡眠の質を上げるマットレスを開発したいという思いで立ち上げ、現在も“寝具の見直しで睡眠の質を改善する”ことをモットーにマットレスを手掛けている。独自開発のウレタンフォームを使用し、高反発の固い層と低反発の柔らかい層を組み合わせることによって体への負担を軽減し、寝心地のよさを追求。さらにパートナーや添い寝する子どもの寝相や動きの振動を吸収する「ゼロ ディスターバンス」技術を開発し、より快適な睡眠に導く。それを証明するために、赤ワインを入れたグラスをマットレスの上に置き、その隣で飛び跳ねても全くグラスが倒れない動画をSNSでアップしたところ、大きな注目を集めた。なお、日本で販売しているマットレスは布団で仰向けで寝る習慣がある日本人に向けて、本国よりも少し硬めであることが特徴だ。

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