99.9%の純銀ジュエリー「サラース」が伊勢丹新宿店で期間限定店

 ジュエリーブランド「サラース(SARARTH)」は8月18~24日、伊勢丹新宿店本館1階 プロモーションスペース1でブランド初のポップアップストアを開く。「サラース」はシルバーの高純度と高硬度を両立する加工技術を開発して特許を取得。99.9%の純銀にこだわったジュエリーを21年4月に発売した。

 今回のポップアップストアでは、高硬度“PURE SILVER 999”と24金(K24)プレーティングの2色で展開する各アイテムに加え、新コレクション「サブライン(SUBLIME)」を初公開する。価格帯は、ピアスやイヤリングが2万4200~5万2800円、イヤーカフが1万2100~2万6400円、リングが1万9800~6万3800円、ネックレスが2万4200~16万5000円、ブレスレットが2万4200~8万1400円。

 「サラース」はデザイン、制作、販売の面で環境への配慮に取り組む。例えば、原料のシルバーはリサイクルシルバーを、包装紙やパッケージには自然由来の素材を採用。群馬県の国有林「赤谷の森」の生物多様性を取り戻す活動も行う。

 今回のポップアップストアでは、「赤谷の森」の再生に取り組む公益財団法人日本自然保護協会の木工職人による、間伐材を加工した積み木をディスプレイに使用。「赤谷の森」の自然保護のために生じた間伐材を店舗空間にも活用する。また、「サラース」は売り上げの3%を同プロジェクトに寄付し、スギやカラマツなどの人工林を天然林へ復元し、絶滅の危機にあるイヌワシなどの大型猛禽類を保護する活動を支援している。

■「サラース」ポップアップストア
日程:8月18~24日
場所:伊勢丹新宿店本館1階プロモーションスペース1

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「社会問題をファッションで解決」を目指すD2C「ココ」 規格外の真珠でアクセサリー製作

 「社会問題を解決する」をコンセプトとし、工場に眠っているサンプル生地やB反を活用した服作りを進めているファッションブランドの「ココ(COXCO)」は、商品化されにくい真円以外のアコヤ真珠を使ったアクセサリーを企画し、自社ECサイトなどで販売を始めた。「真円の真珠ネックレスを1本作るにはバケツ一杯分の真珠が必要とも言われる。真珠の国内生産量が減少している中で、これまではじかれてしまった規格外の真珠に光を当てることで、今ある資源を大切にできる」とココの西側愛弓社長は話す。

 国内でのアコヤ真珠の養殖は、バブル景気の終わりや1990年代半ばに問題になった母貝の感染症などを経て、年々減少してきた。2010年代以降の年間生産量は約20トン(1995年は63トン)と、横ばいで推移。「消費者の方に、そういった真珠養殖の背景と共に、『規格に沿った真円だけが美しいわけではない』という価値観を伝え、ファッションを通して世の中に多様性を広げていきたい」と西側社長。こうした思いから、真珠の生産量日本一である愛媛県にある宇和海真珠に自らアプローチし、企画にこぎつけたという。

※農林水産統計より

 商品は、リング1型2サイズ(各1万8480円=税込)と、ピアス1型(2万350円)。購入者には、商品の生産過程や似顔絵付きの生産者紹介などを盛り込んだ小冊子を同封する。

 併せて、今春夏も使われずに眠っていたサンプル生地やB反を使ったワンピースとシャツの製作を継続。同じ生地がそろうわけではないため、1点1点色合いやシルエットが微妙に異なるのが特徴。首元でクロスしたドローコードがポイントのワンピースは2万5300円、ユニセックスで着られるカラーレスシャツは2万900円。生地調達は、繊維商社のヤギと、ヤギのグループ会社のイチメンと組んで行っている。

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ビヨンクールがフランス時計「リップ」の日本代理店に

 輸入代理店のビヨンクール(東京都、荒井正敏社長)はこのほど、フランスの時計ブランド「リップ(LIP)」の日本における独占輸入販売権を取得し、4月下旬に発売する。同権利は2020年12月末までDKSHジャパン(東京都、石原滋社長)が所有していた。

 「リップ」は1867年、フランス東部の都市ブザンソンで創業。ニューヨーク近代美術館(MOMA)のパーマネントコレクションにもなっている“マッハ2000”や、レクタンギュラーケースの“チャーチル”などがシグネチャーモデルだ。

 販路は引き続き時計専門店やセレクトショップなどで、価格については「内外格差があったため、一律10~20%下げて適正化する」(渡辺雅己「リップ」ブランドマネジャー)という。

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高級時計「オーデマ ピゲ」がアメコミのマーベルと提携 第一弾の“ブラックパンサー”を販売

 “3大時計ブランド”と称されるスイスの高級時計「オーデマ ピゲ(AUDEMARS PIGUET)」はこのほど、マーベル・エンターテインメント(Marvel Entertainment)との長期的な提携を発表した。第一弾として、“ロイヤル オークコンセプト ブラックパンサー フライング トゥールビヨン”を250本限定で販売している。日本での展開は4月11日からで、価格は約1900万円(為替によって変動)。

 両社の提携は、フランソワ・アンリ・ベナミアス(Francois Henry Bennahmias)=オーデマ ピゲ最高経営責任者(CEO)と、「アイアンマン」などに“ウォーマシン”役で出演するハリウッド俳優のドン・チードル(Don Cheadle)の友情が発端だった。ベナミアスCEOは、「マーベルとの提携を思い付いたのはもう15年も前のことだが、2017年に長年の友人であるドンに話したところ、『それなら、すぐに実現しよう!』とその場でマーベルに電話をかけてくれた」と振り返る。

 “ロイヤル オークコンセプト ブラックパンサー フライング トゥールビヨン”は、作品中に登場する架空の超金属“ヴィブラニウム”に着想を得たチタンとセラミックの組み合わせからなり、ひと際目を引くホワイトゴールド製の立体的なブラックパンサーは手作業で掘り込み、ハンドペイント。4人のエングレービング技師と4人のペイント技師により、30時間をかけて仕上げられたものだという。その後ろに見えるチタン製の文字盤に表現された幾何学模様は、ブラックパンサーが着用する“ヴィブラニウム”製のボディーアーマーをイメージしたもので、インナーベゼルやラバーストラップに用いたパープルはその“ヴィブラニウム”が生み出すパワーを表現する。

 両社のタッグにより今後は、キャプテン・アメリカやアイアンマン、ハルクなどをモチーフにしたモデルの発表も期待される。

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「ワイズ ピンク」がジュエリーデザイナー奥田浩太とコラボ 米紙幣などをモチーフに

 「ワイズ(Y’S)」の派生ウィメンズライン「ワイズ ピンク(Y’S PINK)」はジュエリーデザイナーの奥田浩太とコラボレーションしたコレクションを4月2日に発売する。「ワイズ」店舗と公式オンラインストアで取り扱う。

 ニューヨークと東京を拠点に活動する奥田による、米紙幣などをモチーフに資本主義の文化を問うアートシリーズ“MONEY”とのコラボレーションだ。

 アイテムは全てユニセックスで、米紙幣をあしらった口金バッグ(3万2000円)やロングTシャツ(2万2200円)、パックTシャツ(1万5000円)、Tシャツ(1万8000円)、ブラウス(4万2000円)、パンツ(5万2000円)、メッシュロングTシャツ(2万6000円)、ネックレス(1万5000円)を用意した。ネックレスは1点ずつ手作業で製作しているため、形が全て異なる。

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「ティファニー」を代表するジュエリーデザイナーのエルサ・ペレッティが永眠

 「ティファニー(TIFFANY & CO)」を代表するジュエリーデザイナーのエルサ・ペレッティ(Elsa Peretti)が3月18日、スペイン・バルセロナ郊外の村で死去した。80歳だった。彼女はスペインでモデルとして活動後、米ニューヨークに拠点を移し、ファッションデザイナーのロイ・ホルストン(Roy Halston)のミューズ的な存在になった。「ホルストン」などのジュエリーを手がけた後、ホルストンの紹介で1974年に「ティファニー」に入社。卓越した職人でもあったペレッティは50年以上にわたり、有機的で官能的なフォームのジュエリーで業界に革新をもたらしてきた。

 また彼女は、父への献身として「ナンド・アンド・エルサ・ペレッティ」という財団法人を創設し、環境や社会福祉、人権保護、芸術や文化の継承を援助する活動を行っていた。優れたクリエイターとして多くのデザイナーに影響を与えただけでなく、その人徳の高さから業界関係者や友人から彼女の死を惜しむ声が絶えない。

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オンワードと「アンリアレイジ」森永邦彦の雑貨ブランドがスタート

 オンワード樫山は「アンリアレイジ(ANREALAGE)」の森永邦彦デザイナーと協業の新ブランド「アンエバー(ANEVER)」を3月17日に立ち上げた。オンワードグループ公式ECサイト、「アンリアレイジ」渋谷パルコ店と公式ECで取り扱う。

 バッグ、アクセサリーなど雑貨が主軸のブランドで、「アンリアレイジ」の2021年春夏パリコレクションにも登場した。ドライフラワーを樹脂に閉じ込めたパーツを使用したアイテムが特徴。「花の命の瞬間を永遠に変える」ことでブランド名の由来、“A NEVER(一瞬)”と“AN EVER(永遠)”を表現している。

 ファーストシーズンはバッグ8型とアクセサリー13型を用意した。価格帯はバッグが5940~16万5400円、アクセサリーが2200~7700円。5月からはTシャツも販売する予定だ。

 公開したビジュアルとコンセプト動画には平手友梨奈が出演。音楽は山口一郎(サカナクション、NF)と青山翔太郎(NF)、演出は吉田ユニが担当した。

 同ブランドの立ち上げで、オンワード樫山は雑貨カテゴリーとD2Cビジネスの強化と拡大を狙っている。

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村上隆の“お花の親子”ジュエリーが30個限定で発売 「IVXLCDM」とのコラボ

  山梨県を拠点にするアクセサリーブランド「アイブイエックスエルシーディーエム(IVXLCDM)」は、村上隆の作品“お花の親子”をモチーフにしたペンダントネックレス(15万円)を六本木ヒルズの旗艦店限定で30個発売する。

 3月28日11時から受注を開始し、5月中旬以降に届ける。

 1点づつ型から手作業で製作し、スターリングシルバーに24金をプレーティングした。ペンダントのサイズは80mmで、オリジナルの花柄ボックスに梱包する。

 同アイテムは村上隆と六本木ヒルズのプロジェクト“ROPPONGI HILLS TAKASHI MURAKAMI PROJECT”の一環で、モチーフとなった像“お花の親子”は昨年11月に六本木ヒルズに設置された。

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村上隆の“お花の親子”ジュエリーが30個限定で発売 「IVXLCDM」とのコラボ

  山梨県を拠点にするアクセサリーブランド「アイブイエックスエルシーディーエム(IVXLCDM)」は、村上隆の作品“お花の親子”をモチーフにしたペンダントネックレス(15万円)を六本木ヒルズの旗艦店限定で30個発売する。

 3月28日11時から受注を開始し、5月中旬以降に届ける。

 1点づつ型から手作業で製作し、スターリングシルバーに24金をプレーティングした。ペンダントのサイズは80mmで、オリジナルの花柄ボックスに梱包する。

 同アイテムは村上隆と六本木ヒルズのプロジェクト“ROPPONGI HILLS TAKASHI MURAKAMI PROJECT”の一環で、モチーフとなった像“お花の親子”は昨年11月に六本木ヒルズに設置された。

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「オロビアンコ」が25周年限定ウオッチを時計専門店ザ・クロックハウスで独占販売

 イタリア発祥のブランド「オロビアンコ(OROBIANCO)」は3月12日から、誕生25周年を記念した“アズーリネロ”コレクションの3モデルを時計専門店ザ・クロックハウスで独占販売している。

 “アズーリネロ”コレクションは「オロビアンコ」の人気シリーズの一つで、青いダイヤルと黒のベルトのコントラストや金色の針使いが特徴。今回は、スケルトンの自動巻きモデルの“オラクラシカ(ORAKLASSICA)”(4万円)、月の満ち欠けを表現するムーンフェイズを搭載した三針モデルの“ビアネロ(BIANERO)”(2万3000円)、6時位置のスモールセコンドがデザインアクセントの“シンパティコ(SIMPATICO)”(2万円)の3アイテムを各60本の数量限定で販売している。“オラクラシカ”購入者には、新生活に活躍するハンカチとボールペンのギフトセットをプレゼントする。

 「オロビアンコ」は、1996年にジャコモ・ヴァレンティーニ(Giacomo Valentini)によってミラノ近郊で創業されたファクトリーブランド。

問い合わせ先
ドウシシャ 時計ブランドジュエリー事業部
03-6408-5634

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「ミキモト」×「ギャルソン」コラボネックレス第2弾は安全ピンやスタッズ付き

 「ミキモト(MIKIMOTO)」と「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」の第2弾コラボレーションのパールネックレスが登場した。パールに安全ピンやスタッズ、ファング(牙)などを組み合わせて反骨精神を表現している。7種類のデザインがあり、価格は32万5000円〜66万円で、ミキモトの一部直営店および、ドーバー ストリート マーケット(DOVER STREET MARKET)で本日発売。第1弾のコラボネックレスも期間限定で継続販売する。

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LA発ジュエリー「ホーセンブース」が国内初の旗艦店 ギンザ シックスに

 アメリカ・ロサンゼルス発のジュエリーブランド「ホーセンブース(HOORSENBUHS)」は、国内初の旗艦店を3月5日、ギンザ シックス(GINZA SIX)にオープンする。

 ジュエリー、アイウエア、アパレルなどの幅広い品揃えに加え、持参のストーンを使用できるカスタムなど旗艦店限定のオーダーサービスを提供する。オープンを記念し、同店限定で“ブラックダイアモンド”を使用したリングのコレクションも発売する。

 「ホーセンブース」は、ロバート・G・キース(Robert G. Keith)が2005年に立ち上げたジュエリーブランド。ブランドの名前は16世紀にキースの祖先が、オランダ船“ホーセン”でアフリカから宝石などを世界中に持ち運んだことに由来する。サンタモニカにアトリエ、オフィス、イベントスペースを併設した旗艦店を構え、韓国と香港にも進出している。2018年に国内初の店舗を大阪・阪急うめだ本店にオープンし、ギンザ シックス店は伊勢丹新宿本店メンズ館に続く国内3店舗目だ。

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冨永愛が「ミキモト」のオウンドメディアに登場 「パリ在住時代に『ミキモト』に勇気づけられた」

 「ミキモト(MIKIMOTO)」のオウンドメディア「マイ・パール、マイ・スタイル(MY PEARL, MY STYLE)」第2弾に2月2日、モデルの冨永愛が登場した。この特別サイトにはプライベートで「ミキモト」を愛用する俳優やモデルが登場。昨年公開された第1弾では、夏木マリと千葉雄大がパールをまとい、その魅力を語った。同サイトでは、千葉雄大の後編コンテンツも公開中だ。

 撮影は写真家の下村一喜が担当。背中が開いたドレスやジャケット、デニムとタンクトップなどさまざまなスタイルにパールを合わせる冨永の姿を捉えた。彼女は今回の撮影で、「パールはどんなファッション、どんな個性にも寄り添うジュエリー。まとうだけで特別な気分になれる」とコメント。「パールは定番アイテムだからこそ、日常的にもっとカジュアルに楽しむべきだ」と続けた。彼女パールの装い方のインスピレーションは、スタイリストの仙波レナから。パールのロングネックレスをぐるぐる巻いて、ゴールドやターコイズなど異なるジュエリーとの重ね付けが印象的で、すぐに真似をしたそうだ。冨永が最初に選んだパールはバロックパールのピアス。個性的なデザインが好きで、「ミキモト」と「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCON)」のコラボレーションが登場したら、すぐ試着したという。

 トップモデルとしてフランス・パリに拠点を置いていたこともある冨永。彼女はパリでパールを何連も重ね付けしているマダムを見て、パリジェンヌにとって「ミキモト」のパールは憧れのジュエリーでありながらも日常のおしゃれアイテムだと実感したそうだ。

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時計見本市がいよいよジュネーブで一本化 LVMHもデジタル版に参加

 4月7日から13日までデジタル開催されるスイスの時計見本市「ウオッチ&ワンダー ジュネーブ(WATCHES & WONDERS GENEVA)」(旧「S.I.H.H.」)は、LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)傘下の「タグ・ホイヤー(TAG HEUER)」「ウブロ(HUBLOT)」「ゼニス(ZENITH)」「ブルガリ(BVLGARI)」の参加を発表した。同見本市がオンライン上で催されるのは、新型コロナウイルスの影響で初開催された2020年に続いて2回目。約40ブランドが参加する。

 世界最大の時計見本市だった「バーゼル・ワールド(BASEL WORLD)」から離脱した“時計の王様”「ロレックス(ROLEX)」や「パテック フィリップ(PATEK PHILIPPE)」、「シャネル(CHANEL)」や「ショパール(CHOPARD)」も参加を表明しており、「S.I.H.H.」当時からの参加組であるコンパニー フィナンシエール リシュモン(COMPAGNIE FINANCIERE RICHEMONT)やケリング(KERING)傘下のブランドと合わせて、高級時計ブランドのほぼ全てが「ウオッチ&ワンダー ジュネーブ」に結集することになった。

 時計見本市をめぐっては、「バーゼル・ワールド」が高額な出展料やラグジュアリービジネスの場にふさわしくないホスピタリティーなどへの不満から離脱者が続出して崩壊。その後、「ウオッチ&ワンダー ジュネーブ」に集約されるのでは?と予想されていたが、コロナショックにより一時停止状態となっていた。デジタル上ではあるが、今回ほぼ全ての高級時計ブランドが一堂に会することで、コロナ収束後のフィジカルイベントも共同開催するのでは?との気運が高まってきた。

 また同見本市は、デジタル版閉幕後「数日以内に」(プレス担当者)中国・上海で「ウオッチ&ワンダー上海2021」を開催する。こちらはフィジカルイベントで、「A.ランゲ&ゾーネ(A. LANGE & SOHNE)」「ボーム&メルシエ(BAUME & MERCIER)」「カルティエ(CARTIER)」「ショパール」「IWC シャフハウゼン(IWC SCHAFFHAUSEN)」「ジャガー・ルクルト(JAEGER LECOULTRE)」「モンブラン(MONTBLANC)」「オフィチーネ パネライ(OFFICINE PANERAI)」「ピアジェ(PIAGET)」「ロジェ・デュブイ(ROGER DUBUIS)」「ロレックス」「チューダー(TUDOR)」「ユリス・ナルダン(ULYSSE NARDIN)」「ヴァシュロン・コンスタンタン(VACHERON CONSTANTIN)」など約15ブランドが参加する。「ウオッチ&ワンダー上海」の開催は、20年9月に続いて2回目。現状では、21年にリアル開催される唯一の大型時計見本市となっている。

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日本のティファニーに女性の新社長が就任 キャリア約30年のベテラン

 
 ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク(以下、ティファニー・ジャパン)は2月1日、ディメイ美代子ティファニー・グローバル セールス オペレーション ヴァイスプレジデントが新社長に就任すると発表した。ディメイ新社長は1992年、米ティファニー(TIFFANY & CO.)でキャリアをスタートし、リージョンおよびセントラル両方の業務に携わってきたベテランで、ティファニー・ジャパンの社長とリージョン グループ ヴァイスプレジデントを兼任する。9年間にわたりティファニー・ジャパンを率いてきたダニエル・ペレル(Daniel Perel)社長は同日に退任する。

 ティファニーは今年1月、LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)グループの傘下に入った。

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LVMHがオンライン版「ウォッチ ウィーク」を開催 時計3ブランドが参加

 LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)は、新作時計の発表の場として1月25日から29日の期間、「LVMH ウォッチ ウィーク 2021(LVMH WATCH WEEK 2021)」を開催している。同イベントは20年にドバイで初めて催されたもので、今年は新型コロナウイルスの影響によりオンライン化された。

 LVMH傘下の「ブルガリ(BULGARI)」「ウブロ(HUBLOT)」「ゼニス(ZENITH)」が参加しており、「タグ・ホイヤー(TAG HEUER)」は「大きなアナウンスメントを数日後に控えており、今回は参加できないが別途2月上旬に発表を行う予定」(フレデリック・アルノー(Frederic Arnault)=タグ・ホイヤーCEO)だという。

 初日となる25日のプレスカンファレンスには、ステファン・ビアンキ(Stephane Bianchi)=LVMHウオッチ&ジュエリー部門最高経営責任者(CEO)、ジャン・クリストフ・ババン(Jean Christophe Babin)=ブルガリ・グループCEO、リカルド・グアダルーペ(Ricardo Guadalupe)=ウブロCEO、ジュリアン・トルナーレ(Julien Tornare)=ゼニスCEOが登場し、異口同音に「実際に対面することはできなくとも、デジタル技術によって皆さんとライブでつながりを持てることを非常にうれしく思う」と話した。併せて、各工場の様子やアンバサダーとのトークセッションを配信した。

 プレスカンファレンスは全編英語で行われ、アジア・ヨーロッパ・中東・アフリカ地域の約1000人が視聴した。時計ジャーナリストの渋谷ヤスヒトは、「こういった状況下でも、時計ブランドは発信を続けなくてはならない。トップの所信表明からそれぞれの方向性は窺えたが、情報量が少なく、製品プレゼンとしては十分とは言えなかった」と話す。これを補填するため国・地域ごとに実機やサンプルが配られ、タッチ&フィールできる個別セッションも設定されている。

 昨年、ドバイのブルガリ リゾートで行われた「LVMH ウォッチ ウィーク」に参加した関口優「ホディンキー・ジャパン」編集長は、「個人的に『ウブロ』の工場は訪れたことがなく、CEO自ら紹介してくれる構成に満足した。ただし、ブースの作り込みなどでブランドの世界観をしっかり見せられるリアルイベントと違い、デジタルで伝えることの難しさもあらためて感じた」と課題についても触れた。

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大坂なおみが時計パートナーをシチズンから「タグ・ホイヤー」へ

 LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)傘下のスイスの時計ブランド「タグ・ホイヤー(TAG HEUER)」は、プロテニスプレーヤーの大坂なおみをアンバサダーに指名した。LVMH傘下では「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」が大坂をアンバサダーに指名したばかり。

 起用の理由についてプレス担当者は、「大坂選手は、自身が『テニスの次に熱中している』と話すファッションを通じても自己表現しており、彼女のスタイルやセンスはテニスの試合同様に大胆で目を引き付ける。彼女が身に着ける新たな『タグ・ホイヤー』の時計はファッションをいっそう際立たせ、ブランドのレディス商品への注目度を高めるだろう」と話す。

 またフレデリック・アルノー(Frederic Arnault)タグ・ホイヤー最高経営責任者は、「アスリートとして上を目指す姿勢はもちろん、なおみが素晴らしいのは情熱的に社会活動に取り組み、多くの人に刺激を与えている点だ。オリンピックに向けて準備するなおみをサポートできることを楽しみにしてる」と述べ、大坂も「『タグ・ホイヤー』の“Don’t Crack Under Pressure(プレッシャーに負けるな)”のスローガンは私の生き方と重なる」と答えた。

 大坂は2018年から20年までシチズン時計のアンバサダーを務めており、グランドスラム(国際テニス連盟が定めた4大大会)初制覇となった18年の全米オープンテニス優勝時には、“エコ・ドライブ Bluetooth W410 BZ4006-01E”を着用していた。

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タカシマヤ ウオッチメゾンが名古屋に2021年GW開店 イセタンハウス跡地に

 ジェイアール東海髙島屋は、ジェイアール名古屋タカシマヤの時計売り場を近接する「大名古屋ビルヂング」(運営・三菱地所)の商業ゾーン(1、2 階)に移転・増床し、「ジェイアール名古屋タカシマヤ ウオッチメゾン」として2021年ゴールデンウイークにオープンする。

 「ジェイアール名古屋タカシマヤ ウオッチメゾン」が入るのは、20年8月末まで「イセタンハウス」が営業していた場所の一部で、タカシマヤ ウオッチメゾンとしては東京・日本橋、大阪・難波に続く3拠点目。「売り場面積は1200平方メートルで日本最大級の売り場となる」(広報担当者)という。

 「大名古屋ビルヂング」は16 年に開業。今回のリニューアルは同施設の5周年に合わせたもので、地下1階にはスーパーマーケットの成城石井やスターバックス コーヒーを集積する新たな食のゾーンなども作る。

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創業125年を物語るクラフツマンシップの輝き 「スワロフスキー」のホリデーコレクション販売中

 オーストリア発のクリスタルブランド「スワロフスキー(SWAROVSKI)」が、クリスマスに向けたホリデーコレクションを「スワロフスキー」ストアと公式オンラインストアで販売中だ。

 特徴は、創業125年を物語る伝統のクラフツマンシップと革新的なテクニックを融合してパワーアップした品質とデザインだ。低温で固まるセラミックに手作業で1 つ1 つクリスタルをはめ込む「スワロフスキー」独自のポインティアージュ技法をはじめ、カットやセッティングの精緻な技術によってその輝きにさらに磨きをかけた。

 「スワロフスキー」の代表的モデルであるクラシックな“テニス(TENNIS)”に繊細なカットを施した“テニス デラックス(TENNIS DELUXE)”のネックレスは、フォーマルなシーンにも着用できるラグジュアリーなデザインにアップデートされた。「スワロフスキー」のアイコニックなシリーズである“スパークリングダンス(SPARKLING DANCE)”の新作は、バレリーナのチュチュからインスピレーションを得たエレガントなデザインだ。また、“ヴィットーレ(VITTORE)“のリングはペアシェイプやスクエアカットのジルコニアが象徴的で、タイムレスなデザインは手持ちのリングやジュエリーとの組み合わせも楽しめる。クリスマスシーズンに着用する高級感のあるアクセサリーとして、また大切な人に贈るギフトとして提案する「スワロフスキー」ならではのコレクションだ。

 現在、「スワロフスキー」はファミリーの5代目が経営を担っており、世界約170カ国におよそ3000店のショップを構える。伝統と革新に裏打ちされたモノ作りは世界で評価を高めている。

問い合わせ先
スワロフスキー・ジャパン(コンシューマーサービス) 
0120-10-8700

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イタリア発「フォッぺ」が上陸 日々まとう上質なゴールドジュエリーを提案

 イタリア発ジュエラー「フォッぺ(FOPE)」が日本に上陸した。同ブランドは1929年にイタリア・ヴィツェンツァで創業。「フォッぺ」のジュエリーは、デザインから製造まで全てヴィツェンツァのアトリエで行われ、ブランド名は“貴重な輸出ジュエリーの工場(FACTORY OF JEWELRY PRECIOUS EXPORT)”の頭文字から。現在では、世界50カ国以上で販売されている。

 「フォッぺ」のシグニチャーは、ブランド独自のノヴェチェント(イタリア語で1900年代という意味)というメッシュチェーン。そのタイムレスでエレガントな魅力にあふれたデザインは一目で同ブランドのものと分かる。「フォッぺ」は1960年代にスイスの一流時計メーカー向けにゴールドなどの金属製のブレスレットを製造していた。時計のブレスレット製造には、高度なクラフツマンシップと特別な技術が必要とされる。それを基に70年代に「フォッぺ」オリジナルメッシュが誕生したというわけだ。

 「フォッぺ」は2007年に、長年培ってきたノウハウにより画期的な伸縮性のある18金のブレスレット“フレグジット”を開発。各パーツの間に見えないように施された18金のバネが伸縮性をもたらしており、世界で特許を取得。「フォッぺ」が持つ熟練した金細工職人と独自に研究開発した最新鋭のテクノロジーの融合が、エレガントで快適なつけ心地を可能にしている。“フレグジット”は、伸縮性があるため簡単に着用できるジェンダーレスなジュエリーだ。シンプルなデザインだからこそ、季節を問わず毎日つけられる。イエロー、ホワイト、ローズなどゴールドのカラーやゲージのバリエーションも豊富で、チェーン一つで装いに上品な輝きを添える。

 日常のラグジュアリーを象徴する「フォッぺ」のジュエリー。日本では、スイスプライムブランズが輸入代理店を務め、時計専門店の銀座天賞堂や時計専門ECサイトのイシダオンラインで販売中だ。

問い合わせ先
「フォッぺ」
03-5962-8948

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時計「セイコー 5スポーツ」がTVアニメ「NARUTO」&「BORUTO」と初コラボ

 「セイコー 5スポーツ(SEIKO 5 SPORTS)」は、TVアニメ「NARUTO-ナルト-(以下、NARUTO)」「BORUTO-ボルト-NARUTO NEXT GENERATIONS(以下、BORUTO)」と初コラボして製作した時計を12月11日から国内外で順次発売する。全7モデルで各6500本の数量限定。価格は各4万9000円。

 「NARUTO」の主人公であり、続編「BORUTO」の主人公ボルトの父である、うずまきナルトをモデルにした“SBSA092”はナルトのイメージカラーであるオレンジを大胆に使い、ベゼルの12時位置にナルトの生まれ故郷、木ノ葉隠れの里のマークを刻む。さらにシースルーバックに、うずまき一族の家紋を入れる。ほかにも、得意忍術の螺旋丸を表現したうずまき模様のダイヤルを採用した“うずまきボルト”モデル、“千鳥”の閃光をデザインしたブルーの“うちはサスケ”モデルなどをそろえる。

 「セイコー 5スポーツ」はセイコーウオッチが手掛ける、日本製機械式ムーブメントを搭載したカジュアルウオッチブランド。一方の「NARUTO」は、1999年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載がスタートした岸本斉史原作の人気漫画。2002年からはTVアニメの放送が開始され、日本のみならず世界中にファンを持つ。14年に原作が完結し、16年からはナルトの息子ボルトが活躍する続編「BORUTO」が「週刊少年ジャンプ」でスタート。17年にTVアニメの放送も開始され、現在に至る。原作も「Vジャンプ」(集英社)で連載中だ。

問い合わせ先
セイコーウオッチお客様相談室
0120-061-012

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日本のジュエリー業界でも高まるエシカル&サステナブルなムーブメント

 宝石の代表格であるダイヤモンドの背景には、環境破壊や内戦の資金源、児童労働など多くの問題がある。ティファニー(TIFFANY&CO.)によるダイヤモンドのトレーサビリティーへの取り組みを筆頭に、ジュエリー業界でもエシカル、サステナブルな動きが広まっている。ジュエリーブランド「ビジュー・ド・エム(BIJOU DE M)」と「ミオ・ハルタカ(MIO HARUTAKA)」のデザイナーである春高未欧は都内でダイヤモンドの人道的な採掘を支援するNGO「ダイヤモンド・フォーピース(DIAMONDS FOR PEACE以下、DFP)」の村上千恵代表と、双方の取り組みについてトークショーを開催した。

 ダイヤモンドというと、宝石のイメージが大きいが、半導体や研磨器具などにも使用される鉱物の一種だ。ダイヤモンドは南アフリカを始め、カナダやオーストラリアなどで大規模な採掘が行われる。採掘量の約2割が西アフリカや中央アフリカの国々では小規模な採掘が行われており、今後増加する傾向にあるという。村上代表は「エンゲージメントリングをもらったときに、ダイヤモンドに関心を持ち、その採掘の実態を知りショックを受けた」と話す。そして人道的かつ倫理的なダイヤモンドの採掘を支援する「DFP」を2015年に設立。リベリアに現地法人を置き、採掘者をサポートしている。村上代表は、「ダイヤモンドのサプライチェーンはクモの巣状態。それをトレーサブルにするのが課題だ」という。リベリアの採掘者のほとんどは小学校も出ておらず、ダイヤモンドの評価ができないのが実情だ。「DFP」は彼らが鉱山の出資者に頼らず自立できるように、副業として養蜂のノウハウを教えている。「収入の安定が心の安定につながる」と村上代表。

 春高は、「過酷な労働条件で採掘されることもあるダイヤモンドを扱うことについて葛藤を感じ、ジュエリービジネスのあり方について考えた」という。そこで、ダイヤモンドの採掘に関して何かできることはないかといろいろとリサーチをしたそうだ。そこで「DF P」の存在を知り、村上代表にメールを送ったという。そして、今年4月から売り上げの一部を「D F P」に寄付している。今までに養蜂の巣箱200個を寄付。今後は、トイレの設置などにも寄付するようだ。春高は、「ダイヤモンドは自然が生み出した神からの贈り物。その物語を伝えられるジュエリーを作っていきたい。ジュエリーを通して社会を豊かにするサイクルを生み出したい」と述べた。

 ほか、「ハム(HUM)」による「リファイン メタル」プロジェクトによる再生機金属を使用したジュエリーや「アルティーダ ウード(ARTIDA OUD)」によるインドの女性自立を支援する目的のインドに学校を建てるための「アイ・アム・ドネーション」プロジェクトなど、日本のジュエリー業界でも、エシカル&サステナブルな取り組みが広がっている。

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“Airpods”ピアスが登場 イヤホン使用をオシャレで快適に

 インド発のジュエリーブランド「ミショー(MISHO)」が、アップル(APPLE)社のワイヤレスイヤホン“エアーポッズ(AirPods)”専用ピアスを発売した。商品名は“ペブル・ポッド(pebble pod)”で、ピアスをつけたままイヤホンを支えられるようになっている。よりデザイン性の高いものから、運動時の使用に適したミニマルなものまで3種類をそろえた。価格は67〜122ドル(約7000〜1万2000円)で、「ミショー」の公式サイトで購入可能だ。

 「ミショー」のスハニ・パレク(Suhani Parekh)=クリエイティブ・ディレクターは新型コロナウイルスのパンデミックによって生活様式が大きくデジタル化され、ビデオ会議を多くするようになったことからインスピレーションを得たという。イヤホンを使用するためにピアスを取りはずすのではなく、機能性とファッション性の両方を兼ねたアイテムが完成した。

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“Airpods”ピアスが登場 イヤホン使用をオシャレで快適に

 インド発のジュエリーブランド「ミショー(MISHO)」が、アップル(APPLE)社のワイヤレスイヤホン“エアーポッズ(AirPods)”専用ピアスを発売した。商品名は“ペブル・ポッド(pebble pod)”で、ピアスをつけたままイヤホンを支えられるようになっている。よりデザイン性の高いものから、運動時の使用に適したミニマルなものまで3種類をそろえた。価格は67〜122ドル(約7000〜1万2000円)で、「ミショー」の公式サイトで購入可能だ。

 「ミショー」のスハニ・パレク(Suhani Parekh)=クリエイティブ・ディレクターは新型コロナウイルスのパンデミックによって生活様式が大きくデジタル化され、ビデオ会議を多くするようになったことからインスピレーションを得たという。イヤホンを使用するためにピアスを取りはずすのではなく、機能性とファッション性の両方を兼ねたアイテムが完成した。

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「カルティエ」の時計“パシャ”が日本独自のアンバサダーに池⽥エライザら5人を指名

 「カルティエ(CARTIER)」は10月16日、時計コレクション“パシャ ドゥ カルティエ(PASHA DE CARTIER)”のアンバサダーを日本でも指名した。選ばれたのは⼥優・モデル・映画監督の池⽥エライザ、KingGnu(キングヌー)のボーカル常⽥⼤希、ロックバンドRADWIMPS(ラッドウィンプス)のボーカル野⽥洋次郎、歌舞伎俳優の⽚岡千之助、フェンシング兼近代五種選手の才藤歩夢の5人。「カルティエ」の公式LINEアカウントを“友だち追加”することでインタビュー動画が見られる。また10⽉下旬には野⽥制作のライブコンテンツ、11⽉下旬には常⽥制作の音楽コンテンツを公開するという。

 グローバルではすでに、アメリカ人俳優のラミ・マレック(Rami Malek)、ウィル・スミス(Will Smith)の娘で歌手・女優のウィロー・スミス(Willow Smith)、南アフリカ生まれでオーストラリア育ちのシンガーソングライターのトロイ・シヴァン(Troye Sivan)、英国人女優のメイジー・ウィリアムズ(Maisie Williams)、香港出身で韓国のボーイズグループGOT7のメンバーでもあるジャクソン・ワン(Jackson Wang)の5人が選定されており、日本・グローバル共に選定理由は「新世代の“アチーバーズ(達成者)”であること」(プレス担当者)。

 ラウンドケースが特徴の“パシャ ドゥ カルティエ”は1985年に誕⽣。今回「カルティエ」がセルフリバイバルする形で、全13アイテムを9月4日から販売している。価格は60万5000~1896万円。

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人気のD2Cジュエリーブランドが途上国の女性を支援するチャリティーコレクションを発売

 サザビーリーグが運営するD2Cジュエリーブランド「アルティ―ダ ウード(ARTIDA OUD)」は10月8日、国際ガールズ・デー(10月11日)のためにデザインしたコレクション“カレ(KALE)”を発売した。“カレ”とは美と優雅をつかさどる女神のことで、スライスルビーを使用した一点ものや人気の“ロータス”シリーズにピンクのルビーをあしらったコレクションを限定販売する。価格は税込で、ピアス・イヤリングが6600~3万9600円、イヤーカフが1万8700円、リングが2万2000~3万8500円、ネックレスが3万8500円。バングルが5万2800円。

 国際NGOプラン・インターナショナルの働きかけで国連が定めた国際ガールズ・デーは、“性別”と“年齢”という二重の差別を受ける女性が面する問題の解決に向けて啓発する日で、世界各国の多くの企業がそれに賛同し活動している。「アルティーダ ウード」は、これらコレクションの売り上げ10%を国際NGOプラン・インターナショナルのキャンペーン「ビコーズ・アイ・アム・ア・ガール(BECAUSE I AM A GIRL)」へ寄付する。

 同ブランドが今年立ち上げたインドに学校建てるための「アイ・アム・ドネーション」プロジェクトでは国際ガールズ・デーのためにデザインされた限定ブレスレット3型が登場。ピンクトルマリン、ルビー、ガーネットといったピンクの石が使用されている。また、新作の星座石を施したブレスレットも発売する。価格は税込4400円で、そのうち1000円が「アイ・アム・ドネーション」プロジェクトに寄付される。また、ブレスレットの写真にハッシュタグをつけてインスタグラムに投稿するとさらに100円寄付される。これらのブレスレットはインドの女性を支援するNGOの女性らが一つずつ手作業で仕上げており、ブレスレットの購入がそれら女性の収入源にもなっている。
 このプロジェクトの積み立て金額は2020年9月末時点で449万760円で、1年以内に750万円積み立てることを目標にしている。

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「ポロ ラルフ ローレン」が“ポニー”が主役の時計を発売

 「ポロ ラルフ ローレン(POLO RALPH LAUREN)」は、このほどウオッチコレクションの新作を発売した。スイス製ムーブメントを搭載した機械式自動巻きでケース径は42mm、価格は18万4000〜21万8000円だ。最大の特徴は、ラッカー仕上げのダイヤルの上にシグネチャーエンブレム(通称“ポニー”)を大胆に配していることで、“ポニー”を時計に採用するのはこれが初めて。複数の色の層で3Dプリントして絵画調に見せている。

 これまでのウオッチコレクション同様、ファッションブランドらしくベルトにもこだわった。今作ではステンレススチール製ブレスレットや繊細なシボ加工を施したレザーストラップのほか、コットンマドラス製ストラップや“POLO SPORT”の文字をレザーにプリントした90年代風のストラップをそろえる。ストラップは3万~7万8000円で別売りもする。

 ポロ選手が馬上でマレットを振り上げた瞬間をとらえた“ポニー”は、1972 年に初めてポロシャツの胸元に採用された。デザイナーのラルフ・ローレンは、「このシンボルには魔法のような、何か特別な力がある」と話す。また「“ミスター”(ラルフ・ローレン)はウオッチコレクションに並々ならぬ情熱を持つ」(プレス担当者)とのことで、40~50代の男性ファンを中心に人気を集めている。

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「シャネル」が三越銀座でジュエリーのポップアップを開催中  “縁結び”をテーマにフォトスポットや試着コーナーも

 「シャネル(CHANEL)」は三越銀座店本館1階ザ・ステージでファインジュエリーのポップアップイベント「シャネル エンムスビ(CHANEL ENMUSUBI)」を開催中だ。同イベントは、11月4日に三越銀座店新館にオープンするブライダルコーナーに先駆けて開かれるもので、人と人との絆や心を結ぶ“縁結び”をテーマにしている。「シャネル」のブライダルコレクションをはじめ、“カメリア”やキルティングがモチーフの“ココ クラッシュ”、リボンをモチーフにした“リュバン ドゥ シャネル”などのアイコニックなファインジュエリーがそろう。これらのジュエリーには、人やモノとの縁を生涯大切にしたココ・シャネル(Coco Chanel)のエスプリが反映されている。

 淡いピンクで彩られた会場はシャネルが愛したカメリアの花がモチーフになっており、テーマにちなんだ絵馬が並ぶフォトスポットや、気軽にジュエリーを試着できるコーナーが設けられている。会期は、10月20日まで。

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「G-SHOCK」のカシオが新作発表の場として特設サイトを新設

 カシオ計算機は9月24日から30日まで、新作発表の場として特設サイト「CASIO 2020 AUTUMN & WINTER WATCH COLLECTION」をメディア向けに公開する。樫尾和宏社長は「ウィズコロナ時代の新たな試み。リアルな展示会さながらに情報を提供したい」と話す。

 同社の持つ「G-SHOCK」「BABY-G」「オシアナス(OCEANUS)」「プロトレック(PRO TREK)」「エディフィス(EDIFICE)」「シーン(SHEEN)」の2020年秋冬の新作情報に加えて、各ブランド担当者のインタビュー動画も公開する。画像や資料もダウンロードでき、24、25日には開発担当者によるウェビナーをZoomで開催する。特に25日15時からは登山家の竹内洋岳をゲストに迎え、「プロトレック」開発担当者と共にトークセッションを行う。いずれのウェビナーでも質疑応答の時間を設ける。

 カシオ計算機は例年2月と9月に国内で展示会を行っており、今回の特設サイト開設は9月の展示会に代わるもの。広報担当者は「次の2月については未定。社会状況を見ながら判断する。また今後は英語などによるグローバル版の公開も想定する」と述べた。

 同社はこれまで、スイスで開催される世界最大の時計見本市「バーゼル・ワールド(BASEL WORLD)」に出展してきたが、コロナショックとは関係なく2020年は不参加を決定していた。

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「トム フォード」が海洋プラスチックごみを再利用した時計を11月に発売

 「トム フォード タイムピース(TOM FORD TIMEPIECES)」は、海洋プラスチックごみを再利用した時計“トム フォード・オーシャン プラスチック・タイムピース”を11月に発売する。日本を含めた世界各地の直営店および公式オンラインストアで995ドル(約10万5400円)で販売する予定だ。

 同モデルは海洋プラスチックごみ問題に取り組むメーカーと共同開発したもので、ごみが回収された場所も明確にするという。素材となる海洋プラスチックごみの輸送もカーボンニュートラル(二酸化炭素排出ゼロ)に努め、スイスで生産する際にも太陽エネルギーを使用する。パッケージも全て再生可能なものにする。

 デザイナーのトム・フォードは、「『トム フォード』のファンは知的で、地球が直面する問題とわれわれの責任について高い意識を持っている。持続可能なライフスタイルが大きな課題となっている中、人間が排出する大量の海洋プラスチックごみは環境に大きな被害をもたらしている。現在、年間800万t以上のプラスチックごみが海洋に流出しており、“トム フォード・オーシャン プラスチック・タイムピース”の選択がそれを回避する一案となればと願う」と話す。

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「スウォッチ」が植物由来の素材で作った時計を販売

 世界最大の時計企業スウォッチ グループ(SWATCH GROUP)傘下の「スウォッチ」は、従来プラスチック素材だったケースやベルトを植物由来の素材に置き換えた時計の販売を開始した。時計ブランドが量産態勢において、植物由来の素材を用いるのはこれが初めて。デザインは、シンプルかつアイコニックな初代モデルを選んだ。価格は8000円。全国の「スウォッチ」ストアおよび公式オンラインストアで販売している。

 新作の“1983コレクション”は、トウゴマという多年草の種から抽出した2種類のバイオ素材を使い、「スウォッチ」が自社製品に課した高い品質基準をクリアしてスイスで生産される。パッケージもジャガイモとタピオカのデンプンを原料に作られており、古紙としてリサイクルすることはもちろん、自宅のコンポストなどで生分解することもできる。

 「スウォッチ」は1983年に誕生。スウォッチ グループには「オメガ(OMEGA)」や「ブレゲ(BREGUET)」など名だたる時計ブランドがあるが、「スウォッチ」はグループ名にもなったブランドであり、新たな素材や技術は「スウォッチ」に優先的に導入されるという。

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LVMH、ティファニー買収断念へ 仏政府が米国の報復関税を理由に延期を要請

 フランスの欧州・外務大臣がLVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)に対して、2019年11月に合意に至ったティファニー(TIFFANY & CO.)の買収を2021年1月6日まで延期するよう要請した。フランスが導入を決めたデジタル課税に対するアメリカの報復関税が原因だという。

 当初の予定では、20年11月24日までに買収を完了させる取り決めとなっていたが、ティファニーの要請で12月31日まで延長していた。LVMHは「現在の情勢では、LVMHグループはティファニー社の買収を完了することができない」と声明を発表した。

 ティファニーからのコメントは得られていない。

YU HIRAKAWA:幼少期を米国で過ごし、大学卒業後に日本の大手法律事務所に7年半勤務。2017年から「WWDジャパン」の編集記者としてパリ・ファッション・ウイークや国内外のCEO・デザイナーへの取材を担当。同紙におけるファッションローの分野を開拓し、法分野の執筆も行う。19年6月からはフリーランスとしてファッション関連記事の執筆と法律事務所のPRマネージャーを兼務する。「WWDジャパン」で連載「ファッションロー相談所」を担当中

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「ゾゾタウン」に「ブルガリ」が期間限定店をオープン ビッグメゾンの出店が相次ぐ

 「ブルガリ(BVLGARI)」は、ファッション通販サイト「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」に期間限定店をオープンした。9月4〜30日まで、「アンブッシュ(AMBUSH)」のクリエイティブ・ディレクターであるYOONとのコラボコレクション“セルペンティ スルー ジ アイズ オブ アンブッシュ(SERPENTI THROUGH THE EYES OF AMBUSH)”を販売中だ。

 今年5月には、LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)の傘下の「ロエベ(LOEWE)」や「ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)」もオープンしており、当初予想していた売上を大幅に上回り順調に推移しているという。今後も、ファッションとテクノロジーの力を活用し、ブランド・顧客双方にとって最適な販売方法や、お客と商品の新たな出会いの機会を拡充していく予定だ。

 コラボコレクションでは、YOONが「ブルガリ」を象徴する“セルペンティ”を東南アジアのニシキヘビに着想を得て現代的なキャラクターに再解釈した。ハンドルバッグ(32万円)、ベルトバッグ(27万円)、蛇がハートを形作る様子をイメージしたミノディエール(ナッパレザー32万円、メタル71万円)を用意したほか、ハート形のコインパースやロゴ入りのクレジットカードホルダー、財布、ブレスレットなどもそろえる。

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「ゾゾタウン」に「ブルガリ」が期間限定店をオープン ビッグメゾンの出店が相次ぐ

 「ブルガリ(BVLGARI)」は、ファッション通販サイト「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」に期間限定店をオープンした。9月4〜30日まで、「アンブッシュ(AMBUSH)」のクリエイティブ・ディレクターであるYOONとのコラボコレクション“セルペンティ スルー ジ アイズ オブ アンブッシュ(SERPENTI THROUGH THE EYES OF AMBUSH)”を販売中だ。

 今年5月には、LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)の傘下の「ロエベ(LOEWE)」や「ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)」もオープンしており、当初予想していた売上を大幅に上回り順調に推移しているという。今後も、ファッションとテクノロジーの力を活用し、ブランド・顧客双方にとって最適な販売方法や、お客と商品の新たな出会いの機会を拡充していく予定だ。

 コラボコレクションでは、YOONが「ブルガリ」を象徴する“セルペンティ”を東南アジアのニシキヘビに着想を得て現代的なキャラクターに再解釈した。ハンドルバッグ(32万円)、ベルトバッグ(27万円)、蛇がハートを形作る様子をイメージしたミノディエール(ナッパレザー32万円、メタル71万円)を用意したほか、ハート形のコインパースやロゴ入りのクレジットカードホルダー、財布、ブレスレットなどもそろえる。

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俳優の竹内涼真がLVMH傘下の時計「ゼニス」のアンバサダーに

 LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)傘下で1865年創業のスイスの時計ブランド「ゼニス(ZENITH)」は、日本におけるアンバサダーに俳優の竹内涼真を起用した。「ゼニス」は新たなブランドフィロソフィーとして“TIME TO REACH YOUR STAR(最も高い、あなたの星をつかむために)”を掲げており、ジュリアン・トルナーレ(Julien Tornare)=ゼニス最高経営責任者は「最も高い星をつかむべく、映画やテレビを舞台に挑戦し続ける姿に強く共感し、アンバサダーを打診した」と話す。

 竹内は、「父の影響で時計が好きになった。現在27歳で、30歳になるまでに本格的な機械式時計が欲しいと思っていたところ、『ゼニス』のアンバサダーの話をいただき素直にうれしかった。『ゼニス』の代表的モデルである“エル・プリメロ”のストーリーのように進化し続ける姿勢と、世界で渡り合える俳優になるという僕の夢は重なる」と述べた。

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ジュエリーブランド「ハム」がエストネーションでポップアップをオープン 再生貴金属を使用したジュエリーや一点物を販売

 ジュエリーブランド「ハム(HUM)」は9月6日まで、エストネーション(ESTNATION)銀座店でポップアップショップをオープンする。同ブランドが2018年から取り組んでいる「リファイン メタル プロジェクト」のジュエリーを販売する。“リファイン メタル”とは、“都市鉱山”と呼ばれる携帯電話やPCなどの廃棄物から精錬された貴金属のことで、採掘された金や銀の代わりに“リファイン メタル”コレクションで使用されている。「ハム」は今年、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA以下、DSMG)でも期間限定で同コレクションを販売し、インスタレーションも手掛けた。

 エストネーションでは、ドーバーに引き続きオブジェや映像アートなどのインスタレーション行うとともに、一つ一つ風合いが異なる輝きを持つ工業用や内包物のある一点物のダイヤモンドジュエリーの販売やルースオーダーにも対応する。価格は、28万5000~50万4000円。

 銀座店に続き、エストネーション六本木店でも同ポップアップを9月15~28日に開催する。

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天然石を用いた“ジュエリー絵画”の展覧会を大丸心斎橋店で開催 「リボンの騎士」や「鉄腕アトム」のマンガ作品など

 大丸心斎橋店は8月26日〜9月1日に、有名キャラクターやマンガ作品などの絵画をジュエリーで彩った「魅惑のジュエリー絵画展」を開催する。場所は本館8階にある「アールグロリュー ギャラリー オブ オーサカ(Artglorieux GALLERY OF OSAKA)」で、入場料は無料。

 “ジュエリー絵画”は、創業115年の神戸・本町に本店を構えるジュエリーカミネが商標登録したもので、熟練の職人が手作業で天然石を敷き詰めて仕上げた作品だ。細かい部分は宝石を砕き、パウダー状にして貼り付けるなどし、大きい絵画では完成までに3カ月程度かかったものもあるという。

 今回の展覧会では、手塚治虫の作品から“リボンの騎士”(30万8000円、税込)や“火の鳥”(148万5000円、税込)、“鉄腕アトム”(9万6800円、税込)、池田理代子による「ベルサイユのばら」の“オスカル&マリー・アントワネット”(74万8000円、税込み)などの“ジュエリー絵画”を販売する。また、サンリオキャラクターのハローキティやディック・ブルーナ(Dick Bruna)によるミッフィーなど世界を代表するキャラクターを含む約50点を展示する。

 昨年秋にリニューアルした大丸心斎橋店は、新しいアートギャラリー「アールグロリュー ギャラリー オブ オーサカ」を設けて、国内外のアートやデザインなどを積極的に発信してきた。

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「ティファニー」の名称を使い指輪を販売したコストコが逆転勝訴 審理差し戻し

 コストコ(COSTCO WHOLESALE CORPORATION)が「ティファニー」と名付けた指輪を販売していたことが商標権侵害に当たるとして、ティファニー(TIFFANY & CO.)社がコストコを相手取り損害賠償などを求めて提訴していた件について、二審は8月17日、コストコに2101万438ドル(約22億円)の損害賠償を命じた一審判決を破棄し、審理の差し戻しを命じた。

 一審ではティファニー社の主張を認め、コストコが「ティファニー」と名付けた指輪の売上額を370万ドル(約3億円)と認定したが、最終的には実損の3倍に当たる1110万ドル(約11億円)と懲罰的損害賠償金825万ドル(約8億円)、計約22億円の損害賠償命令を下した。

 コストコは、ティファニー社が求めた略式判決を一審が認めたことは判断に誤りがあったと主張し、コストコ側に陪審員への十分な説明の機会が与えられなかったと訴えた。二審ではコストコの主張が認められ、結果として審理の差し戻しが命じられた。

 ティファニーはこの判決に対して、「判事ではなく陪審員に判断させるべきだという二審判決に不服である。われわれは一審の判決が正当だったと信じている。また、この事件を再審することになんの抵抗感もなく、再審で陪審員が検討した結果、コストコの侵害行為が明らかとなり一審判決通りの判決が下ることを確信している」とコメントしている。

 ティファニーがコストコの商標権侵害を主張するのに対してコストコは、「ティファニー」という名称がティファニー社の登録商標であることは認識しているが、“ティファニー・セッティング”という一般的に使用される指輪の形状を指して“ティファニー”という名称を用いたにすぎず、消費者の混同を招く意図もなく、同社の商標権を侵害もしていないと主張していた。

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セイコーHDが和光本館をリニューアル ミュージアムも移転してアンバサダーに市川海老蔵を指名

 セイコーホールディングス(以下、セイコーHD)は8月6日、運営する東京・銀座の和光本館の2階に「グランドセイコーブティックフラッグシップ和光」をオープンした。さらに8月19日には、東向島にあった「セイコーミュージアム 銀座」を銀座・並木通りに移転させ地下1階、地上5階でオープンする。「セイコーミュージアム 銀座」では時計の販売は行わないが、同社にとって和光本館、ギンザ シックス(CINZA SIX)内のセイコーブティック、「グランドセイコーブティック銀座」「セイコードリームスクエア」「セイコー プロスペックスブティック 銀座」に続く銀座エリア6拠点目となる。これに先駆けて8月5日には記者発表会を行い、歌舞伎俳優の市川海老蔵をセイコーHDのアンバサダーに起用することも発表した。

 和光本館は6月にも1階を全面改装しており、柱やショーケースのデザインおよびレイアウトを一新。銀座の代名詞ともなっているショーウインドーをスケルトンにして、歩道から館内が見えるようにした。また「IWC シャフハウゼン(IWC SCHAFFHAUSEN)」と「オフィチーネ パネライ(OFFICINE PANERAI)」の扱いを開始した。

 「グランドセイコーブティックフラッグシップ和光」のオープンにより、同ブランドオーナーの住空間(リビング、ラウンジ、ライブラリー、ウオッチバー)を再現しながら、主力ブランドである「グランドセイコー(GRAND SEIKO)」を拡充。セイコーHDの創業者の服部金太郎の曾孫である服部真二・代表取締役会長兼グループ最高経営責任者兼最高顧客責任者は、「『グランドセイコー』の哲学やアーカイブを堪能いただけるほか、カスタマイズを世界で初めて受注する」と説明する。文字盤のカラーオーダーや針の形状変更、ケースへの彫金などを受け付ける。

 「セイコーミュージアム 銀座」は1981年に設立された「セイコー時計資料館」を母体とし、セイコーHDの製品だけでなく世界の時計を収蔵する。「“時のミュージアム”として社会貢献の一端を担う」と位置付ける。

 記者発表会に出席した市川は、「歌舞伎座のある銀座は僕の生活の一部。和光本館にも何回も来ている。リニューアルに伴い、沿道から内部を見られるようになり、いっそう入りやすくなった」と話した。また歌舞伎界の現状については、「高齢のファンも多いため、コロナショック後の再スタートがなかなか難しい。とはいえ、生でお届けすることが歌舞伎の醍醐味だと考えており、公演形態に十分に気を付けながら前進したい」と述べた。

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D2Cジュエリー「アルティーダ ウード」の多目的スペースが登場 ネイルや占いなどの体験も提供

 サザビーリーグが運営するD2Cジュエリーの「アルティーダ ウード(ARTIDA OUD)」は8月7日に東京・渋谷松濤に多目的スペースの「ジ アナザー ミュージアム(THE ANOTHER MUSEUM以下、ミュージアム)」をオープンする。同ブランドは2018年4月にスタートしたD2Cジュエリーブランドの先駆け的存在で、“ありのままの姿が放つきらめき(RAW SCENTS OF GLIMMER)”をコンセプトに、石の個性を生かした感度の高いジュエリーを手に取りやすい価格で提案している。ECによる販売を中心にポップアップショップなども開催し、ファンを増やしてきた。

 「ミュージアム」は砂漠の中の美術館をイメージしておりブランドの世界観が体感できる贅沢な空間だ。約104平方メートルの同スペースはジュエリーの販売をはじめ、ブライダルドレスとジュエリーのレンタルサービスなども行う。ジュエリーショップとしてオープンするのは毎月10日間だけで、予約制だ。ここで販売するジュエリーは新作と店舗限定品だけだが、サンプルをそろえてショールームとしての役割も果たす。ジュエリーショップとしてオープンする10日間以外はブライダル相談のアポイントメントや撮影、ネイルや占いなどの体験を提供する。また、アーティストやクリエターらとのコラボレーションも行っていくという。

 オープン記念の限定ジュエリーの中心価格帯は2万~6万円程度。オリジナルのブライダルドレスはインドのサリーに使用されるシルクを使用したモダンなデザインが特徴だ。6泊7日のレンタル料はドレスが16万5000円、ジュエリーが3300~7万7000円、ベールが2万2000円。

 「アルティーダ ウード」の安部真理子ディレクター兼デザイナーは、「非日常的な空間で特別感を味わってもらいたい。ECとは異なる体験の場にしていきたい」とコメントしている。

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「グッチ」からライオンの新作ジュエリー 自然界の偉大さをアピール

 「グッチ(GUCCI)」から、キーモチーフであるライオンの新作ジュエリーが登場した。クリエイティブ・ディレクターのアレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)の初コレクションである2015-16年秋冬メンズでデビューしたライオンヘッドリングをはじめ、イヤリングやペンダント、ブレスレットなど、すべてライオンヘッドがモチーフのデザインだ。

 素材は18金イエローゴールドやホワイトゴールドで、ライオンの目にダイヤモンドがあしらわれ、口にはアメシストやアクアマリンなどのカラフルな宝石をくわえている。価格はリングが30万5000~78万7000円、ブレスレットが31万5000~78万7000円、片耳イヤリングが25万3000~58万5000、イヤリングが34万5000~88万5000円、ネックレスが24万3000~57万5000円。「グッチ」の一部ショップとオフィシャルウェブサイトで販売する。

 ライオンをはじめさまざまなアニマルモチーフを用いる「グッチ」は2020年2月に、生物の多様性や気候変動問題の解決に取り組むライオンズシェア基金(LION'S SHARE FUND)に加盟した。同基金は国連開発計画(UNDP)が主導するもので、絶滅危惧種と自然生息地の保護のために5年以内に年間1億ドル(約104億円)を集めることを目指している。この取り組みは、「グッチ」の自然界への敬意と自然保護への継続的な取り組みを示すものだ。

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イタリア・ミラノ発ジュエラー「ポメラート」から初のハイジュエリーが登場

 イタリア・ミラノ発ジュエラー「ポメラート(POMELLATO)」から初のハイジュエリーコレクションが登場した。コレクション名は“ラ・ジョイア”で、イタリア語で喜びという意味だ。全165点から構成されるコレクションは、同ブランドを象徴する類稀なカラーストーンを贅沢に使用し、アイコニックな“ヌード”や“サッビア”などのシリーズをよりゴージャスでボリューム感のあるハイジュエリーに昇華している。また「ポメラート」ならではのクラフツマンシップを駆使してブランドのDNAともいえるチェーンやメッシュにぎっしりとダイヤモンドやカラーストーンなどのパヴェセッティングを施し、モダンで洗練されたハイジュエリーに仕上げている。

 “ジュエリーのプレタポルテ”を提案してきた「ポメラート」のハイジュエリーは、ガラやパーティーなどの特別な機会に着用するものではなく、シーンを選ばず着けて楽しめるものだ。中心価格帯は約500万円。約4000万円までのハイジュエリーをそろえる。

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シチズン時計が子会社の希望退職者550人を募集

 シチズン時計の連結子会社であるシチズン時計マニュファクチャリング(埼玉県、白井伸司社長)は希望退職者の募集を行う。同社は北海道から鹿児島まで全国に17の工場を持ち、従業員数は3022人(4月現在)。募集する希望退職者の数は、その約2割に当たる550人を予定する。募集期間は10月14日~11月18日で、退職日は12月31日。

 希望退職者を募る理由についてシチズン時計は、「スマートウオッチの拡大などにより、クオーツ時計の縮小傾向が続いている。これに伴い、当社の当該ムーブメント外販事業に対する需要も減少し、シチズン時計マニュファクチャリングでは生産の合理化やコスト削減などの損益改善を図ってきた。しかし商況は厳しさを増しており、中長期的にも大幅な回復が見込めないことから、今後の市場規模に見合った人員の適正化のために希望退職を募集する」と説明する。

 広報担当者によると、「シチズン時計本体で同計画の予定はない」。

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時計業界の変動止まらず 9月に上海、4月にバーゼルで新見本市

スイスの時計見本市「ウオッチ&ワンダー ジュネーブ(WATCHES & WONDERS GENEVA)」(旧「S.I.H.H.」)が9月9~13日の期間、中国・上海で初開催される。「カルティエ(CARTIER)」「ヴァシュロン・コンスタンタン(VACHERON CONSTANTIN)」「A.ランゲ&ゾーネ(A. LANGE & SOHNE)」「IWC シャフハウゼン(IWC SCHAFFHAUSEN)」「ジャガー・ルクルト(JAEGER LECOULTRE)」「オフィチーネ パネライ(OFFICINE PANERAI」「ピアジェ(PIAGET)」「ボーム&メルシエ(BAUME & MERCIER)」「ロジェ・デュブイ(ROGER DUBUIS)」「パルミジャーニ・フルリエ(PARMIGIANI FLEURIER)」「パーネル(PURNELL)」の11のブランドが参加する。

「ウオッチ&ワンダー上海」は、新型コロナの影響で中止されたリアルイベントの代わりに4月25日にデジタル開催された内容を、「厳格な安全衛生対策を順守した上で、ウエストバンドアートセンターの2つのメインホールを使い、あらためてバイヤー、メディア、顧客に見せる」スタイルで、パイロットウオッチやビンテージウオッチのトレンドについてのセミナーや、機械式ムーブメントについて解説するワークショップ、出展ブランドから厳選したテクノロジーを紹介する“ザ・ラボ”などの催しを準備する。また、「その模様はデジタルプラットフォームやSNSを通じても伝える」という。

中国はラグジュアリーや宝飾同様、時計にとっても一大市場であり、「ウオッチ&ワンダー」は2013年から15年まで香港で開催されていた。「WWDジャパン」委嘱ジャーナリストの渋谷ヤスヒトは、「上海が中国発展の象徴であること、現在の香港の政情不安、中国本土へのアピールという点を考えれば、開催地決定は納得がいく」と話す。

一方で、世界最大の時計見本市「バーゼル・ワールド(BASEL WORLD)」を主催するMCHグループは、「アワー・ユニバース(HOUR UNIVERSE)」という新たな見本市を21年4月にスイス・バーゼルで開催する。MCHグループによると、「『バーゼル・ワールド2021』の開催を見送ったことで、われわれは全ての知識と来場者からの声を新たなプラットフォームの誕生に注ぎ込むことができた。年間を通じてデジタル上でイベントを開催する」という。

「バーゼル・ワールド」はコロナショックをきっかけに主要ブランドが次々と離脱し、事実上崩壊。21年の開催中止を発表していた。4月はライバルイベントである「ウオッチ&ワンダー ジュネーブ」が開催を予定しており、「アワー・ユニバース」はこれにぶつける格好での開催となる。MCHグループは、「これによって世界のバイヤーやメディアはスイスへの渡航を一度にまとめることできる」と話すが、20年のキャンセルに伴う出展社への出展料返金作業も滞った中での今回の「アワー・ユニバース」開催宣言は、不誠実で場当たり的とも言える。

 渋谷はMCHグループの内情について、「メディア王ルパート・マードック(Rupert Murdoch)の次男ジェームズ・マードック(James Murdoch)が率いる投資会社ルパ・システムズ(LUPA SYSTEMS)による、MCHグループの1億450万スイスフラン(約120億1750万円)の救済策が8月の同社株主総会で決定される予定だ」と話す。この救済策の結果、ルパ・システムズは「MCHグループの全株式の30%から最大44%を取得し、おそらく筆頭株主になる。MCHグループはバーゼル・シュタット準州などの地方自治体が主導権を握る半官半民会社だったが、これによって性格が一変するだろう。そしてルパ・システムズの狙いが、『バーゼル・ワールド』とは対照的に、アートの売買で収益性の高い『アート・バーゼル(ART BASEL)』であることは明白だ。出展料が高いなど、『バーゼル・ワールド』同様の批判はあるが、アート見本市の最高峰であり、富裕層ビジネスで最も注目されているイベントの一つだ」と説明する。

世界最大級のアート見本市である「アート・バーゼル」とスイス最大の銀行であるUBSが発表した「THE ART BASEL AND UBS GLOBAL ART MARKET REPORT 2020」の推計によると、アート市場の規模は641億ドル(約6兆7946億円、前年比5%減)で、国別ではアメリカがシェア44%で推定283億ドル(約2兆9998億円)、英国が同20%で127億ドル(約1兆3462億円)、中国が同18%で117億ドル(約1兆2402億円)と続く。その中心にあるのがアート見本市であり、アート見本市全体の19年の売上高は166億ドル(約1兆7596億円、同約1%増)に達した。

 さらに渋谷は、「ルパ・システムズは『アワー・ユニバース』内に認定中古市場をつくるのだと思う。世界的な同市場の創設は時計業界の課題であり、中止となった『バーゼル・ワールド2020』ではオークションにかけられる商品をいち早く見せる試みも予定されていた。MCHグループにとって起死回生のビジネスであり、『アワー・ユニバース』が“新たな時計ビジネスの場”となることを期待する」と述べた。

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時計見本市の再編が日本でも進む “ビッグ3”が結集

 セイコーウオッチ、シチズン時計、エプソン販売が合同で行う時計見本市「ジャパン ウオッチ コレクション(JAPAN WATCH COLLECTION、通称JWC)」が、新型コロナウイルスの影響を受け、東京と大阪で9月に開催予定だった見本市を中止した。

 「JWC」はセイコーウオッチとシチズン時計が中心となり、1990年代から春と秋の年2回開催されてきた。同一会場で行われていたものを、2020年2月の「JWC」では3社それぞれが別会場で行うスタイルに切り替えた。自社で運営する会場の作り込みなどにより各社のシーズナルな打ち出しや世界観が際立つ一方で、地方からの来場者には不便な面もあった。

 次回開催の「ジャパン ウオッチ コレクション2021」には、“国内ビッグ3”の一角で、これまで独自に展示会を行っていたカシオ計算機も参加する。担当者は「もともと20年秋からの参加が決まっていたが、ご案内のように見本市自体が流れてしまった。国産メーカーが結束して世界に向けて打ち出したい」と話す。

 時計をめぐっては、コロナショックにより世界最大の時計見本市であるスイスの「バーゼル・ワールド(BASEL WORLD)」が事実上崩壊し、同見本市を離脱した主要ブランドがジュネーブで新たな見本市の開催を予定するなど再編が進んでいる。

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スワロフスキー銀座がリニューアルオープン デジタルを駆使した次世代店舗

 スワロフスキー・ジャパンはこのほど、東京・銀座の旗艦店をリニューアルオープンした。昨年、ミラノやパリ、上海のストアに導入した“クリスタル・スタジオ”のコンセプトを受け継ぎ、自由な試着やインタラクティブなデジタルツールを用いて来店者の自発的な行動を促す仕掛けを随所に施した。

 店内デザインはパトリシア・ウルキオラ(Patricia Urquiola)が手掛け、エネルギッシュな色使いとインテリアに用いた自然素材とのコントラストで、活気のある“スタジオらしさ”を演出した。アイコニックなブルーのファサードにはLEDライトが埋め込まれており、ライティングを変えることで季節や時間帯によって違った印象を見せる。

 1階は、同店のために作られた日の丸と桜の花を組み合わせたロゴや、ユニークなカットを施したクリスタル・ビーズとメタルを組み合わせたシャンデリアなどの装飾を施した。クリスタル・ガーデンと呼ばれるエリアには、1万6200個以上のクリスタルをあしらった桜の盆栽を設き、またセルフィー用の大きなミラーも設置した。

 2階はパーソナライゼーションエリアとし、ルースクリスタルの販売のほか、カスタマイズジュエリーやオリジナルボールペンなどの製作サービスを行う。日本で初めてラウンジも設置し、VIP顧客のためのサービスも充実させる。
 
 ロバート・ブッフバウアー(Robert Buchbauer)=スワロフスキー社最高経営責任者は、「新しいコンセプトの核は、革新性、創造性、そしてお客さまだ。美しさと機能性を重視し、お客さまのデジタルへのニーズに応えながら、ユニークなブランドとショッピング体験を提供することを目指した。コンセプトの開発にはお客さまから学び、そのニーズに応えることを心掛けた。誰もが記憶に残る店舗体験ができると思う」と語った。

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スワロフスキー銀座がリニューアルオープン デジタルを駆使した次世代店舗

 スワロフスキー・ジャパンはこのほど、東京・銀座の旗艦店をリニューアルオープンした。昨年、ミラノやパリ、上海のストアに導入した“クリスタル・スタジオ”のコンセプトを受け継ぎ、自由な試着やインタラクティブなデジタルツールを用いて来店者の自発的な行動を促す仕掛けを随所に施した。

 店内デザインはパトリシア・ウルキオラ(Patricia Urquiola)が手掛け、エネルギッシュな色使いとインテリアに用いた自然素材とのコントラストで、活気のある“スタジオらしさ”を演出した。アイコニックなブルーのファサードにはLEDライトが埋め込まれており、ライティングを変えることで季節や時間帯によって違った印象を見せる。

 1階は、同店のために作られた日の丸と桜の花を組み合わせたロゴや、ユニークなカットを施したクリスタル・ビーズとメタルを組み合わせたシャンデリアなどの装飾を施した。クリスタル・ガーデンと呼ばれるエリアには、1万6200個以上のクリスタルをあしらった桜の盆栽を設き、またセルフィー用の大きなミラーも設置した。

 2階はパーソナライゼーションエリアとし、ルースクリスタルの販売のほか、カスタマイズジュエリーやオリジナルボールペンなどの製作サービスを行う。日本で初めてラウンジも設置し、VIP顧客のためのサービスも充実させる。
 
 ロバート・ブッフバウアー(Robert Buchbauer)=スワロフスキー社最高経営責任者は、「新しいコンセプトの核は、革新性、創造性、そしてお客さまだ。美しさと機能性を重視し、お客さまのデジタルへのニーズに応えながら、ユニークなブランドとショッピング体験を提供することを目指した。コンセプトの開発にはお客さまから学び、そのニーズに応えることを心掛けた。誰もが記憶に残る店舗体験ができると思う」と語った。

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イタリア発ジュエラー「ダミアーニ」が合弁で中国法人設立 中国出店を加速

 イタリア発ダミアーニ・グループ(DAMIANI GROUP以下、ダミアーニ)は、中国の投資企業フォースン・グループ(FOSUN GROUP以下、フォースン)が擁する宝飾企業のユーユェン(YUYUAN)と合弁で中国法人を設立する。ダミアーニが傘下に持つジュエリーブランド「ダミアーニ」と「サルヴィーニ(SALVINI)」の中国および香港、マカオ市場における販売強化が目的で、「ダミアーニ」の旗艦店10店舗以上、「サルヴィーニ」の卸および直営店を100以上オープンする予定だ。「ダミアーニ」はハイジュエリーも展開するラグジュアリーブランドで、日本でも人気が高い。「サルヴィーニ」は「ダミアーニ」より価格帯を抑えた、現代女性に向けたコンテンポラリーなジュエリーブランドだ。

 ランバン(LANVIN)やセント・ジョン(ST. JOHN)などとともにフォースンが傘下に収めるユーユェンは、中国のジュエリーブランド「ラオ ミアオ(LAO MIAO)」やフランス発ファッションジュエリーブランド「ジュラ(DJULA)」を販売する中国大手のジュエリー企業で、ダミアーニは同社とタッグを組むことで中国国内の販路やノウハウを共有することができるようになる。

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「カルティエ」がブライダルに特化した日本限定モバイルサイトを開設

 「カルティエ(CARTIER)」は世界に先駆けて、日本限定のブライダルに特化したモバイルサイト“カルティエ ブライダル”を開設した。同ブランドのLINEの公式アカウント(ID:@Cartier)にアクセスすると、さまざまなエンゲージメントリングやマリッジリングの情報を得ることができる。また、好みのデザインやダイヤモンドを選べたり、文字彫りができるセミオーダーサービスの“セット フォー ユー カルティエ”もモバイルで体験できるようになっている。店舗に足を運ばずブライダルリングの検討ができる便利なサービスだ。また、同サイトから店舗検索や店を訪れる予約もできる。

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イタリア発ジュエラー「ポメラート」が伊勢丹新宿のザ・ステージでポップアップショップを開催 限定アイテムも販売

 

 イタリア発ジュエラーの「ポメラート(POMELLATO)」は7月8日、伊勢丹新宿本店本館1階のザ・ステージでポップアップショップを開催する。「ヌード カラー オブ ジョイ」と名付けられた同イベントは「ポメラート」のブティックを想起させる空間で人気の“ヌード”シリーズにフォーカス。ローズクオーツやラベンダージェイド、バイオラックトパーズ、ピンクカルセドニー、ピンクトパーズなどを使用したリングやイヤリングなどの限定アイテムも発売する。また金細工職人によるデモンストレーションのほか、動画によるブランドの歴史やジュエリー製作の紹介も行う。会期は14日まで。

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「カルティエ」が新作時計“パシャ”のアンバサダー5人を選定

「カルティエ(CARTIER)」は、セルフリバイバルする時計コレクション“パシャ ドゥ カルティエ(PASHA DE CARTIER)”の発売にあたり、“新世代”のアンバサダーを選定した。選ばれたのはアメリカ人俳優のラミ・マレック(Rami Malek)、ウィル・スミス(Will Smith)の娘で歌手・女優のウィロー・スミス(Willow Smith)、南アフリカ生まれでオーストラリア育ちのシンガーソングライターのトロイ・シヴァン(Troye Sivan)、英国人女優のメイジー・ウィリアムズ(Maisie Williams)、香港出身で韓国のボーイズグループGOT7のメンバーでもあるジャクソン・ワン(Jackson Wang)の5人だ。広告ビジュアルの撮影は、ニューヨークを拠点に活動するファッションフォトグラファーのクレイグ・マックディーン(Craig McDean)が担当した。

アルノー・カレズ(Arnaud Carrez)=カルティエ インターナショナル マーケティング&コミュニケーションディレクターは、「“パシャ ドゥ カルティエ”は1980年代の誕生以来、既成概念を超える力強さや画一性を脱したデザインを貫いてきた。これらは新世代のクリエイターのエネルギーや多様性と共鳴する」と起用の理由について説明する。

“パシャ ドゥ カルティエ”はラウンドケースが特徴で、35mmと41mmの2サイズ展開。ステンレススチール製、ゴールド製、ダイヤモンドをセットしたモデルに加えてスケルトン、トゥールビヨン(複雑機構)と多彩なラインアップの新作13点を9月4日に発売する予定だ。

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「ブルガリ ホテル」がブランドの本拠地ローマに2022年オープン 

 ブルガリ ホテルズ&リゾーツ(BVLGARI HOTELS&RESORTS以下、ブルガリ)は2022年、「ブルガリ(BVLGARI)」の本拠地であるイタリア・ローマに「ブルガリ ホテル ローマ(BVLGARI HOTEL ROME)」を開業する。同ホテルは不動産会社のエディッツィオーネ・プロパティーズが所有する1930年代に建てられたイタリア合理主義建築の建物を、ほかの「ブルガリ ホテル」同様、イタリア建築事務所のアントニオ・チッテリオ・パトリシア・ヴィール(ANTONIO CITTERIO, PATRICIA VIEL)が復元してインテリアデザインを手掛ける。同ホテルは、ローマのランドマークであるアラ・パキス祭壇と初代ローマ皇帝アウグストゥスの霊廟の向かいに位置し、スペイン広場の階段や「ブルガリ」のローマ本店があるコンドッティ通りにも程近いロケーションだ。100室以上の客室はほとんどがスイートで、ミシュランの星付きレストラン「イル・リストランテ(IL RISTRANTE)」と「ザ・ブルガリ・バー(THE BVLGARI BAR)」をローマを一望できる最上階に設ける。室内プール付きのスパや「ブルガリ」ならではトレーニング方法が受けられるジムなど最先端の設備が整った施設のほか、ジュエリーの歴史をたどれる書物をそろえた読書室がある。

 ジャン・クリストフ・ババン(Jean Christoph Baban)=ブルガリ・グループ最高経営責任者は、「『ブルガリ』創業の地であるローマの中心地にわれわれ自身の“神殿”ともいえるホテルを開業できることをうれしく思う。ローマで最高のおもてなしを体験してほしい」とコメントしている。

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「ブルガリ ホテル」がブランドの本拠地ローマに2022年オープン 

 ブルガリ ホテルズ&リゾーツ(BVLGARI HOTELS&RESORTS以下、ブルガリ)は2022年、「ブルガリ(BVLGARI)」の本拠地であるイタリア・ローマに「ブルガリ ホテル ローマ(BVLGARI HOTEL ROME)」を開業する。同ホテルは不動産会社のエディッツィオーネ・プロパティーズが所有する1930年代に建てられたイタリア合理主義建築の建物を、ほかの「ブルガリ ホテル」同様、イタリア建築事務所のアントニオ・チッテリオ・パトリシア・ヴィール(ANTONIO CITTERIO, PATRICIA VIEL)が復元してインテリアデザインを手掛ける。同ホテルは、ローマのランドマークであるアラ・パキス祭壇と初代ローマ皇帝アウグストゥスの霊廟の向かいに位置し、スペイン広場の階段や「ブルガリ」のローマ本店があるコンドッティ通りにも程近いロケーションだ。100室以上の客室はほとんどがスイートで、ミシュランの星付きレストラン「イル・リストランテ(IL RISTRANTE)」と「ザ・ブルガリ・バー(THE BVLGARI BAR)」をローマを一望できる最上階に設ける。室内プール付きのスパや「ブルガリ」ならではトレーニング方法が受けられるジムなど最先端の設備が整った施設のほか、ジュエリーの歴史をたどれる書物をそろえた読書室がある。

 ジャン・クリストフ・ババン(Jean Christoph Baban)=ブルガリ・グループ最高経営責任者は、「『ブルガリ』創業の地であるローマの中心地にわれわれ自身の“神殿”ともいえるホテルを開業できることをうれしく思う。ローマで最高のおもてなしを体験してほしい」とコメントしている。

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「タグ・ホイヤー」と藤原ヒロシの「フラグメント」コラボ第2弾が発売

 「タグ・ホイヤー(TAG HEUER)」は、藤原ヒロシの「フラグメント デザイン(FRAGMENT DESIGN)」と2018年以来となる2度目のコラボレーションを発表した。“タグ・ホイヤー × フラグメント デザイン キャリバー ホイヤー02 クロノグラフ”名付けた腕時計を7月下旬に500本限定で発売する。特製ボックス入りで、価格は66万円。

 第2弾となる今回は、1960年代と70年代の「タグ・ホイヤー」のモーターレーシングに使用されていたCケースモデルを再解釈した。時計の構造を最低限まで細かく削り、ベゼルの象徴的なタキメータースケールを強調し、過剰な装飾を排除。ブラックオパーリンダイヤルには、3時と9時位置にブラックエンボスサブカウンターを、6時位置にシンプルな日付けウインドウを備えた。シックなダイヤルに、ポップな印象を与えるレッドインデックスとレッドラッカーを施した針が特徴的だ。

 ケースバックには、レッドサファイアクリスタルを採用しており、タグ・ホイヤー製ムーブメントの“ホイヤー 02”を眺められる仕様。「フラグメント デザイン」のサンダーマークも施すほか、1から500までのシリアルナンバーを刻印する。

 またブレスレットは、バタフライフォールディングバックルを備えたステンレススティール製5連ブレスレットを採用した。

 「タグ・ホイヤー」の公式オンラインブティックで先行発売する。

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「パテック フィリップ」がスイスに新工場を建設 講堂やレストランも併設

 スイスの高級時計ブランド「パテック フィリップ(PATEK PHILIPPE)」が新たな工場をスイスに設立した。完成を祝して同ブランドはステンレススチールの“カラトラバ”を1000本限定で発売する。新工場は今後20〜30年間の成長に対応できるように、6億スイスフラン(約672億円)を投入してジュネーブのプラン・レ・ウアットに建てられたもので、地下4階を含む10層の広大なスペースを確保。さらに299席ある講堂や880人を収容することができるレストラン、4つのVIPラウンジを設け、駐車場は600台分の面積を持つ。

 今回の5年間にわたった新しい工場設立計画は、ティエリー・スターン(Thierry Stern)社長の父フィリップ・スターン(Philippe Stern)が活動した地にワークショップを開きたいという思いとともに、ブランドの諸活動を独立したものにしたいと同社長が考えてのことだという。年間6万2000本の生産量を増やすことが狙いではなく、生産に関わるさまざまなリソース運用を効率的で合理的なものにするためだという。同ブランドは「この工場は『パテック フィリップ』のジュネーブのルーツを再確認し、伝統と革新を完璧に融合させた時計作りのこれからの芸術性を確信するものだ」と述べた。

 スイス時計産業連盟の月次統計によるとスイス時計の輸出量は減少し続けており、新工場は新型コロナによる経済への打撃を受けた困難な時期に完成を迎えることとなった。統計によると、5月のスイス全体の輸出量は前年同期比67.9%減で、6月までの5カ月の間に全体で同35%減少した。5月は中国市場も同54.6%減で、市場の回復は「まだ見通しがついていない」と連盟は述べる。

 新型コロナウイルスによって経済に打撃を受ける前から、スイス時計業界は厳しい状況にあった。“アップル ウオッチ(APPLE WATCH)”の台頭や、主要市場の香港で長期化したデモの影響を残したままであるほか、20年現在は新型コロナウイルスによって苦戦を強いられている。

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時計「ロンジン」が人気モデル“ドルチェヴィータ”の新レザーストラップ7色を発売

 1832年創業の時計メーカーの「ロンジン(LONGINES)」は6月20日に、人気モデル“ドルチェヴィータ(DOLCEVITA)”から新レザーストラップ7色を銀座店で先行発売した。一般販売は7月1日。全国の「ロンジン」正規取扱店舗で取り扱う。同モデルは、イタリア人のライフスタイル“ドルチェヴィータ(豊かな生活)”からインスピレーションを得て1997年に誕生。時計本体は14万円、レザーストラップは各1万300円。

 新レザーストラップ7色は、イタリアのリゾート地や下町、海、自然を表現したターコイズ、ライムグリーン、イエロー、オレンジの4色のほか、クラシックカラーのブラウン、トープ、パイングリーン3色をそろえた。

 また今回の発売を記念して、全国の「ロンジン」正規取扱店舗でカラーレザーストラップを購入すると追加でもう1本プレゼントするキャンペーン“ロンジン カラーオブライフ”を7月2日から8月2日まで行う(プレゼントストラップのカラーは選べない)。

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リシュモン傘下の時計「ボーム&メルシエ」が「ボーム」を統合

 コンパニー フィナンシエール リシュモン(COMPAGNIE FINANCIERE RICHEMONT以下、リシュモン)は、2018年デビューの時計ブランド「ボーム(BAUME)」を、1830年創業の「ボーム&メルシエ(BAUME & MERCIER)」に統合すると発表した。今後、「ボーム」は「ボーム&メルシエ」のコレクションの一つになる。「ボーム」はECからスタートし、最大の特徴は2000通り以上のカスタマイズ。地球環境に配慮したサステナブルな素材も積極的に用いており、6万~7万円台の値ごろ感も魅力だ。

 デビッド・ショーメ(David Chaumet)=ボーム&メルシエ最高経営責任者は、「『ボーム』のデザイン的オリジナリティーとエコフレンドリーな哲学はそのままに、“スイスメード”の誇りも維持される。『ボーム&メルシエ』の時計と同じく、ジュラ地方にある工房で製造する」と説明する。

 リシュモンは買収により、「ボーム&メルシエ」「ヴァシュロン・コンスタンタン(VACHERON CONSTANTIN)」「A.ランゲ&ゾーネ(A. LANGE & SOHNE)」といった多くの時計ブランドを取得してきたが、「ボーム」は自社で初めてゼロから立ち上げたブランド。

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ジュエリーブランド「ハム」が再生貴金属を使用したコレクションを発売  ドーバー銀座でインスタレーションも

 ジュエリーブランド「ハム(HUM)」から初の再生貴金属を使用したコレクションが登場した。同コレクションはドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)3階で期間限定で販売されており、インスタレーションも「ハム」が手掛けた。

 同ブランドは2018年から「リファイン メタル プロジェクト」をスタート。‷リファイン メタル”とは、都市鉱山と呼ばれる携帯電話やPCなどの廃棄物から精錬された貴金属のことで、このコレクションでは環境に負荷が大きい採掘された金や銀の代わりに使用されている。初コレクションでは、精錬された18金やシルバーを使用したリングやブレスレット、ネックレス、ピアスなどがそろい、中にはダイヤモンドを使用したものもある。価格は、リングが22万~75万円、ブレスレットが19万1000~44万9000円、ネックレスが28万1000~35万8000円、ピアスが18万2000~35万6000円。

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片仮名で大きく“グッチ”の日本限定ウオッチ

 「グッチ(GUCCI)」は6月10日、2019年にスイスで行われた世界最大の時計見本市「バーゼル・ワールド(BASEL WORLD)」で発表した、ユニセックスウオッチ“グリップ”の日本限定モデルを公式ECと一部の店舗で発売した。価格は23万円。

 ケースに開けた窓から回転するディスクをのぞかせて時間と分を表す仕様はそのままに、中央に大きく片仮名で“グッチ”と入れた。またケースと同じイエローゴールドPVD素材のブレスレットには、インターロッキングGをエングレービングした。

 “グリップ”は1970年代を思わせるレトロな見た目だが、スケートボードから着想したデザインで、モデル名も足をボードに固定するグリップテープに由来する。

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スタージュエリーから新ブランド「SJX W」 合成ダイヤモンドを扱うコンセプトストアが登場

 横浜発スタージュエリー(STAR JEWELRY)から新ブランド「エスジェイエックス ダブリュー(以下、SJX W)」が登場する。「SJX」はメンズ・ユニセックスのジュエリーブランドで、アスリートやセレブリティーに人気が高い。

 同ブランドから生まれた「SJX W」の“W ”はウーマン(WOMAN)を表し、今年夏にニュウマン横浜にコンセプトストアをオープンする。「SJX W」のターゲットは高感度な女性で、パーソナライゼーションをテーマに店内にアトリエを設けてさまざまなカスタマイゼーションに対応する。また、初の試みとして合成ダイヤモンドを採用した遊び心あふれるデザインのジュエリーを提供するほか、ジュエリーデザイナーとのコラボレーションやセレクトアイテムの販売も行う。価格は3万円から。

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「フレッド」の“フォース10”コレクションから新作登場 売り上げの一部をスペシャルオリンピックスに寄付

 フランスのジュエラー「フレッド(FRED)」は6月1日、“フォース10”コレクションから公式ECサイト限定販売となる新作ブレスレット“ステンレススチール バックル”を発売した。

 同ブランドを象徴する“フォース10”コレクションは、セーリングのヨーロッパチャンピオンでもあった創業者の息子が、1966年にヨットのシャックルとケーブルをつなぎ合わせてブレスレットを作ったことに始まる。今回の新作はバックル部分に初めてステンレススチール素材を使用し、カジュアルシックな印象に仕上げた。側面には“#gobeyond”の文字を刻印し、アスリートたちの強さと精神力を表現した。

 “ステンレススチール バックル”(11万3000円)はケーブル部分が取り外し可能になっており、好きなケーブルと組み合わせてカスタマイズすることができる。“エンブレムケーブル”と名付けたケーブル(各3万7000円)は国旗をイメージしたカラーリングをそろえて、好きなスポーツチームのカラーなどと組み合わせることができる。

 また「フレッド」は同アイテムの発売にあたり、知的障害のあるアスリートをサポートする国際的なスポーツ組織のスペシャルオリンピックスとパートナーシップを締結し、同アイテムの売り上げの10%を寄付する。
 

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LVMHがティファニー買収についてコメントを発表 「公開市場での買い付けは考えていない」

 LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)が、2019年11月に合意に至ったティファニー(TIFFANY & CO.)の買収について、「公開市場での株式の買い付けは考えていない」とコメントした。ここ数日にわたってティファニー株が下落していることによってLVMHが利益を得るのではという噂を否定した形だ。詳細は明かされなかったが「市場に出回っている噂の件について検討している」と述べた。

 一方で、パリ時間の6月2日夜にLVMHの経営陣が招集され、ティファニーにとって最大の市場であるアメリカの情勢悪化について話し合われた件については事実関係を認めた。

 情報筋によると、新型コロナウイルスによって10万人以上の命が失われただけでなく、5月25日に米ミネソタ州ミネアポリスで黒人男性のジョージ・フロイド(George Floyd)氏が白人の警察官に首を押さえつけられて死亡した事件による市場への影響を危惧したためとみられている。加えて、買収完了までにティファニーが借入金を返済できる体力があるかどうかについても懸念する声が上がっているという。ティファニーの19年度の売上全体の43%をアメリカ地域(アメリカ、カナダ、メキシコ、ブラジル、チリ)が占めている。

 ティファニーは6月5日に第1四半期決算を発表するとみられていたが、9日にずれ込むと明かしている。遅延の理由は明らかになっていない。同社の株価は米「WWD」が現地時間2日に報じた際に8.9%下落し、3日の終値は前日から2.4%減の114.24ドル(約1万2000円)となった。

YU HIRAKAWA:幼少期を米国で過ごし、大学卒業後に日本の大手法律事務所に7年半勤務。2017年から「WWDジャパン」の編集記者としてパリ・ファッション・ウイークや国内外のCEO・デザイナーへの取材を担当。同紙におけるファッションローの分野を開拓し、法分野の執筆も行う。19年6月からはフリーランスとしてファッション関連記事の執筆と法律事務所のPRマネージャーを兼務する。「WWDジャパン」で連載「ファッションロー相談所」を担当中

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LVMH傘下の時計「ゼニス」が7月4日に銀座旗艦店を移転オープン

 LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)傘下の1865年創業のスイスの時計ブランド「ゼニス(ZENITH)」は、東京・銀座中央通りの「ゼニス ブティック銀座」を銀座並木通りに移転して7月4日にリニューアルオープンする。新住所は、同じくLVMH傘下の時計「ウブロ」の銀座店があった場所。ブティック奥にはVIPルームを設け、今秋のグランドオープンに合わせて日本限定モデルを先行発売する予定だ。

 総面積約78平方メートルの店内は、“クロノマスター”や“デファイ”をはじめとする最新モデルや限定品を並べる“コレクション・スペース”と、「ゼニス」の歴史や時計作りを紹介する“ストーリー・バー”からなり、「ブランドカラーであるネイビーとグレーで彩り、ブランドロゴにも描かれる“ゼニススター”と星空も表現する」(プレス担当者)という。

■ゼニス ブティック銀座
オープン日:7月4日
時間:月~土曜日 11:30~20:00 / 日曜日 10:30~19:00(当面は毎日11:00~19:00)
定休日:第2水曜日
住所:東京都中央区銀座6-7-16

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「オメガ」が銀座の旗艦店をリニューアルオープン

 世界最大の時計企業であるスウォッチ グループ(SWATCH GROUP)傘下のスイスブランド「オメガ(OMEGA)」は、スウォッチ グループ ジャパンが本社を置く東京・銀座中央通りのニコラス・G・ハイエック センター2階の旗艦店「オメガブティック銀座本店」を5月29日にリニューアルオープンした。

 壁を取り払うことでフロア全体を見渡せるようにした店内は採光も良く、そこに時計はもちろんジュエリーやサングラスも陳列。白い大理石にブランドカラーである赤のカーペットが映える内装になっている。プレス担当者によると、「年内にはコマ調整やストラップ、電池交換などを行うクイックサービスカウンターを設ける予定」だという。

■オメガブティック銀座本店
リニューアルオープン日:5月29日
時間:11:00~20:00(当面は12:00~19:00)
定休日:不定休
住所:東京都中央区銀座7-9-18

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LVMHのティファニー買収に暗雲か 不安定な米国市場に懸念

 LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)は、2019年11月に合意に至ったティファニー(TIFFANY & CO.)の買収を再考しているという。

 情報筋によると、パリ時間の6月2日夜にLVMHの経営陣が招集され、ティファニーにとって最大の市場であるアメリカの情勢悪化について話し合われたという。新型コロナウイルスによって10万以上の命が失われただけでなく、5月25日に米ミネソタ州ミネアポリスで黒人男性のジョージ・フロイド(George Floyd)氏が白人の警察官に首を押さえつけられて死亡した事件が発生したことによる市場への影響を危惧したためとみられている。加えて、買収完了までにティファニーが借入金を返済できる体力があるかどうかについても懸念の声が上がっているという。

 2日の会議では結論は出なかったものの、経営陣は再考すべきと考えているようだ。本件についてLVMHからもティファニーからもコメントは得られなかった。6月1日に開催したティファニーの株主総会ではLVMH傘下入りに関する変更事項は発表されていない。

 LVMHは19年11月にティファニーを1株あたり135ドル(約1万4445円)、162億ドル(約1兆7000億円)超相当で買収すると発表していた。

YU HIRAKAWA:幼少期を米国で過ごし、大学卒業後に日本の大手法律事務所に7年半勤務。2017年から「WWDジャパン」の編集記者としてパリ・ファッション・ウイークや国内外のCEO・デザイナーへの取材を担当。同紙におけるファッションローの分野を開拓し、法分野の執筆も行う。19年6月からはフリーランスとしてファッション関連記事の執筆と法律事務所のPRマネージャーを兼務する。「WWDジャパン」で連載「ファッションロー相談所」を担当中

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スワロフスキーの新クリエイティブ・ディレクターにスナップの常連、ジョバンナ・バッタリア・エンゲルバート氏が就任

 スワロフスキー(SWAROVSKI)は5月19日、ファッションエディターなどで活動するジョバンナ・バッタリア・エンゲルバート(Giovanna Battaglia Engelbert)氏を新クリエイティブ・ディレクターに任命した。

 同社は今回初めて全社的なクリエイティブ・ディレクターを設け、部署の垣根を超えた事業再編に取り組む。エンゲルバート氏は今後、会社全体のクリエイティブな方向性を監督し、全部門の製品構成を再考していく。同氏による初のコレクションは2021年春夏を予定している。

 エンゲルバート氏は1979年イタリア・ミラノ生まれ。ファッションエディターやコンサルタント、ラグジュアリーブランドのクリエイティブ・ディレクターとして活躍。16年からは「スワロフスキー」のBtoB部門においてブランディングやデザイン、コンテンツのキュレーションを担当してきた。同氏はおしゃれエディターとしてたびたびスナップに登場する人物だ。

 同氏は「スワロフスキーは何十年もの間、ファッション、デザイン、エンターテインメントの世界、そしてクリエイティブ業界全体に光を当ててきた。私は、スワロフスキーのような文化的背景を持つブランドのクリエイティブ面をリードしていけることにわくわくしている」とコメントした。

 さらにロバート・ブッフバウアー(Robert Buchbauer)=スワロフスキー社最高経営責任者は「スワロフスキーは現在、新しいビジョンと成長戦略に沿って事業を再編成している。私たちの125年の歴史は、自らを変革して新たにする力があることの証しだ。ジョバンナのような素晴らしくクリエイティブな精神を持つ、強い女性のリーダーを迎えることができてうれしい。新たな成功を成し遂げる重要な鍵となるだろう」と語った。

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LVMH傘下の時計「ウブロ」が銀座店を移転・拡大オープン

 LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)傘下のスイスの時計ブランド「ウブロ(HUBLOT)」は40周年を記念して、日本における旗艦店である「ウブロブティック銀座」を5月26日、東京の銀座中央通りに移転オープンした。並木通りにあった店舗を世界最大規模の総面積約326平方メートルに拡大した。これを記念して、“デュアル(二重性)”をテーマにファッションデザイナー山本耀司がデザインした“ビッグ・バン GMT オールブラック ヨウジヤマモト”を同店限定で販売している。

 ファサードは約56m、シャンデリアを備えた吹き抜け空間は9m以上の高さだ。ブランドコンセプトである“THE ART OF FUSION”を表現すべく、店内には「ウブロ」の時計をモチーフにした色彩も鮮やかなポップアートを飾っている。1階には“ビッグ・バン”や“クラシック・フュージョン”といった人気モデルを並べ、2階にはVIP客のためのサロンを用意する。バーを併設し、シャンパンを飲みながら時計選びができる。

■ウブロブティック銀座
オープン日:5月26日
時間:11:00~20:00(当面は11:00~19:00で短縮営業)
定休日:不定休
住所:東京都中央区銀座3-5-9

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「ティファニー」のアイコン“リターン・トゥ・ティファニー”に新作 落とし物をしても大丈夫

 「ティファニー(TIFFANY&CO.)」のアイコン“リターン・トゥ・ティファニー(以下、RTT)”に新作が登場する。"RTT“は1969年にキーリングとともに誕生。各アイテムには「拾った人はティファニーのニューヨーク本店に届けてください」というメッセージが刻印され、登録番号が付いていた。鍵と持ち主が離れ離れになっても、”ティファニーの本店で再会できるように”という気の利いたメッセージが込められたアイコンに今春、新たな素材としてローズゴールドが加わった。リングが17万8000~22万円、カフが71万~196万円。おなじみのシルバーに関しては、リング2種類が各5万7000円、カフが8万8000~10万1000円だ。

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送料無料で自宅で試着 フランス時計「ミッシェル・エルブラン」の新サービス

 輸入代理店のオールージュは、フランスの時計ブランド「ミッシェル・エルブラン(MICHEL HERBELIN)」の試着サービスをスタートさせた。客が公式サイトの専用フォームにIDを入力すると、5~7日で時計(試着用実機)が届く。発送料はもちろん、5月31日までは返送料も無料とする。写真では伝わりにくい質感や色、着け心地やサイズ感を手に取って確認できる。

 下山征人オールージュ社長は、「“近くに取り扱い店舗がない”“ワードローブとのマッチングを確かめたい”“家族に見てもらいたい”といった客の声に応える目的もあるが、最たるものは“コロナショック”による売り上げ大幅減だ。『ミッシェル・エルブラン』の主たる販路は百貨店であり、百貨店の休業に伴い壊滅的な打撃を受けた。実に9割減(前年同期比)だ」と話す。一方で、「中心価格が1100万円の、液体を用いて時間を表現する機械式時計ブランド『HYT』の4、5月の売り上げは好調で、オールージュとしては前年をクリアしている。しかしローレンジの『ミッシェル・エルブラン』が安定してこそ、ビジネスは盤石となる」と話す。

 「ミッシェル・エルブラン」は1947年に創業。フランスブランドらしい色使いや繊細なデザインが人気で、中心価格は12万円。

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「若者にアートを」 村上隆がアクセサリー「リキュエム」とコラボレーション

 アクセサリーブランド「リキュエム(LIQUEM)」は村上隆とコラボレーションしたアクセサリーのオンライン予約を5月23日にスタートさせる。このコラボには約1年を費やし、村上の「若者にアートを広げたい」という思いが反映されている。

 彼の代表的なモチーフである“花”“桜”“チェリー”を「リキュエム」特有のおもちゃのようなアクセサリーに落とし込んだ9型と、ポーチ1型の合計10型。価格は3200~4900円。納品は6月末を予定している。

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「カルティエ」が時計の新たなデジタルプラットフォームの日本語版をスタート

 「カルティエ(CARTIER)」は時計の新たな発表の場として4月25日に英語、フランス語、中国語によるデジタルプラットフォーム「カルティエ ウォッチメイキング エンカウンター(CARTIER WATCHMAKING ENCOUNTERS)」を公開していたが、5月18日に日本語版もスタートさせる。復刻して注力するラウンドモデルの“パシャ ドゥ カルティエ”や、19年にクオーツを発売した“サントス デュモン”の手巻きモデルを披露する。

 「カルティエ」は例年、コンパニー フィナンシエール リシュモン(COMPAGNIE FINANCIERE RICHEMONT)傘下のブランドが主となって開催される世界最大規模の時計見本市「ウオッチ&ワンダー ジュネーブ(WATCHES & WONDERS GENEVA)」(旧「S.I.H.H.」)で新作を発表していたが、今年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けて見本市そのものがリアルイベントを中止。「カルティエ」が「カルティエ ウォッチメイキング エンカウンター」をスタートさせた4月25日は、「ウオッチ&ワンダー ジュネーブ」がデジタルプラットフォームを公開した日でもあり、「カルティエ」はそこでも新作を発表した。「カルティエ ウォッチメイキング エンカウンター」では「ウオッチ&ワンダー ジュネーブ」以上の情報とビジュアルを見せるという。

 アルノー・カレズ(Arnaud Carrez)=カルティエ インターナショナル マーケティング&コミュニケーションディレクターは、「チームは非常に短い時間でデジタルプラットフォームを構築し、かつリモート作業で進行した。われわれにとっても挑戦だった。『カルティエ ウォッチメイキング エンカウンター』ではバイヤー、メディア、さらには一般消費者に『カルティエ』の精神を伝え、また最新情報を提供する。動画などにより、カタログ以上の体験を与える」と話す。

「カルティエ」がそうであるように、“コロナショック”に伴う在宅生活が今後、高級時計のデジタル化をいっそう促進するものと考えられる。

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家にいながらジュエリーが選べる フランス発ジュエラー「ショーメ」がオンラインサービスをスタート

 フランス発ジュエラー「ショーメ(CHAUMET)」は5月11日に新サービス“サロン ドゥ ショーメ”をスタートさせる。このサービスは、新型コロナウイルス感染拡大で外出できない状況が続く中で、自宅にいながらまるでブティックを訪れているかのようなサービスをLINEやZoomなどのアプリケーションを使用して提供するというもの。

 知識豊富な東京・ショーメ銀座本店のアドバイザーがサイズの相談やブライダルリングの選び方、ファッションのコーディネートのアドバイスまで一人一人のニーズに合わせて相談に乗る。ブライダルリングを探しているカップルやパートナーにサプライズジュエリーを贈りたい男女、ブティックを訪れるには敷居が高いと思っていた消費者が自宅にいながら気軽にショッピングができる。サービスの予約や問い合わせはショーメ銀座本店で受け付ける。

 なお、ショーメ銀座本店および心斎橋店は5月11日から予約制で営業を再開する。

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「バーゼル・ワールド2021」の中止を運営会社MCHグループが正式発表

 世界最大の時計見本市「バーゼル・ワールド(BASEL WORLD)」の運営会社であるMCHグループは、2021年1月28日〜2月2日の日程で開催予定だった「バーゼル・ワールド2021」の中止を発表した。「バーゼル・ワールド2021」は、4月30~5月5日の開催予定だったが新型コロナウイルス感染拡大の影響で“延期”された「バーゼル・ワールド2020」の代替イベントだった。

 同見本市をめぐっては4月14日、「ロレックス(ROLEX)」「パテック フィリップ(PATEK PHILIPPE)」「シャネル(CHANEL)」「ショパール(CHOPARD)」「チューダー(TUDOR)」の5ブランドが脱退を表明。これを受けて、LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)傘下の「タグ・ホイヤー(TAG HEUER)」「ウブロ(HUBLOT)」「ゼニス(ZENITH)」も「バーゼル・ワールド2021」への不参加を発表。同じくLVMH傘下の「ブルガリ(BVLGARI)」は、すでに2月に同見本市からの離脱を宣言していた。

 「バーゼル・ワールド」は1917年に産業見本市としてスタート。スイスの基幹産業である時計を代表する「ロレックス」など主要ブランドの脱退により実施的に破綻していたが、運営会社であるMCHグループが正式に中止を発表したことで明確にピリオドが打たれた。

 「バーゼル・ワールド」の今後については、ミシェル・ロリス・メリコフ(Michel Loris Melikoff)=マネジングディレクターが「夏までに新たな枠組みとスケジュールについて情報を提供したい」と述べ、ベルント・スタッドルウィーザー(Bernd Stadlwieser)=MCHグループ最高経営責任者が「われわれは、これを機に『バーゼル・ワールド』の未来に完全にフォーカスできる」と話すが、主要ブランドなき「バーゼル・ワールド」に誰が注目するのかは、はなはだ疑問だ。

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「ミキモト」銀座本店の壁に“Stay safe. Stay strong”の文字が光る 約4万個のガラスピースが点灯

 「ミキモト(MIKIMOTO)」は5月2日から、銀座4丁目本店のファサード壁面に“Stay safe. Stay strong”のメッセージを点灯している。文字を映し出すファサードには約4万個のガラスピースを使用しており、通常は海の輝きをイメージした演出をしているが、今回のメッセージの点灯には新型コロナウイルスの早期終息への願いを込めた。終了日は未定で、緊急事態宣言が解除されるまで実施する予定だ。

 「ミキモト」銀座4丁目本店は緊急事態宣言の発令に伴い、4月8日から臨時休業中。ミキモト創業者の御木本幸吉が残した「銀座の灯を一日たりとも消すな」という言葉のもと、“一日も早く、以前のように活気づく銀座の街へ”という思いを込めた。

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「ヴァン クリーフ」が無料で日本語字幕付きオンライン講座を開催

 「ヴァン クリーフ&アーペル(VAN CLEEF & ARPELS以下、ヴァン クリーフ)」は、新型コロナウイルスの流行を受けて、同ブランドが支援する「レコール ジュエリーと宝飾芸術の学校(以下、レコール)」の無料オンライン講座をスタートさせた。

 「ヴァン クリーフ」とジュエリーにまつわる歴史やエピソードをはじめ、宝石の産地や加工、鉱物学に関するプログラムで、ユーチューブ(YOU TUBE)で配信している。「ヴァン クリーフとレターウッド:人はなぜ木をノックする?」や「エンゲージリングの歴史」「生体鉱物:真珠からコーラル、オドントライトまで」など16講座がある。

 各講座は約3~4分程度で日本語の字幕付きなので、誰でもが気軽にアクセスして楽しめる。

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スイスの時計見本市「ウオッチ&ワンダー(旧S.I.H.H.)」が初のデジタル開催 識者2人の評価は?

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、リアルイベントの中止を余儀なくされたスイスの時計見本市「ウオッチ&ワンダー ジュネーブ(WATCHES & WONDERS GENEVA)」(旧「S.I.H.H.」)が、中央ヨーロッパ時間の25日12時(日本時間同19時)にデジタルプラットフォームを一般公開した。サイトでは、「カルティエ(CARTIER)」や「エルメス(HERMES)」「ヴァシュロン・コンスタンタン(VACHERON CONSTANTIN)」など17ブランドの新作時計や最高経営責任者の動画プレゼンテーションなどが閲覧できる。参加ブランドは今後数週間から数カ月の間に増え、さらに夏以降にECの創設も視野に入れるという。

 デジタル化による大きな変更点は、見本市の対象がバイヤーやメディアに加えて“全ての消費者”に広がった点だ。これにより高級時計の分野もD2C(Direct to Consumer)が一気に加速すると考えられ、それは旧態依然とした見本市の形を脅かす存在になるかもしれない。

 「WWDジャパン」委嘱ジャーナリストで同見本市を25年間取材してきた渋谷ヤスヒトは、「注目したのは、時計部門の責任者によるライブプレゼンテーション。動画内でしっかりと語られるブランドと、そういった試み自体がなく情報が非常にあっさりしているブランドに二極化し、“温度差”を感じた。ライブが定刻通りに始まらなかったり、サーバーがダウンしかけたりもしたが、初めてのことなので仕方がない」と言う。

 米国発の時計デジタルメディア「ホディンキー(HODINKEE)」の日本版「ホディンキー・ジャパン」の関口優編集長は、「“中止”としていたにもかかわらず、『ウオッチ&ワンダー ジュネーブ』がデジタルプラットフォームを急ピッチで構築した点は評価したい。しかし、中身はまだまだ。各ブランドのオフィシャルページから脱し切れておらず、オリジナリティーがない。デジタルにおいても『ウオッチ&ワンダー ジュネーブ』らしさを期待したい」と話す。

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LVMH傘下の「タグ・ホイヤー」など4ブランドが世界最大の時計見本市を離脱 崩壊が決定的に

 LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)が、世界最大の時計見本市「バーゼル・ワールド(BASEL WORLD)と決別する。2月に離脱を発表していた「ブルガリ(BVLGARI)」に加えて、「タグ・ホイヤー(TAG HEUER)」「ウブロ(HUBLOT)」「ゼニス(ZENITH)」の3ブランドも2021年1月に開催予定の「バーゼル・ワールド(BASEL WORLD)2021」への不参加を発表した。主要ブランドが続々と離脱して、「バーゼル・ワールド」の存続は厳しくなった。

 理由としてLVMHは、4月14日に「ロレックス(ROLEX)」「パテック フィリップ(PATEK PHILIPPE)」「シャネル(CHANEL)」「ショパール(CHOPARD)」「チューダー(TUDOR)」の5ブランドが同見本市からの離脱を発表したことを挙げ、「100年以上にわたり毎年参加してきた『バーゼル・ワールド』を離れなければならないことを残念に思う。しかし存在価値が明らかに低下し、参加者も減少するであろう状況下で、われわれのイメージ、さらにはバイヤーやメディアとの友好な関係を維持するために決断した」とコメントした。

 LVMH傘下の4ブランドは、今後数週間のうちに新作の発表方法などについて決定するというが、21年4月に行われる、もう一つの世界的時計見本市「ウオッチ&ワンダー ジュネーブ(WATCHES & WONDERS GENEVA、旧S.I.H.H.)」と足並みをそろえるものと思われる。

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ジュエリーブランド「アルティーダ ウード」が国境なき医師団への寄付を募るプロジェクトを始動

 サザビーリーグが展開するECジュエリーブランド「アルティーダ ウード(ARTIDA OUD)」は4月16日、“アイアム(IAM)”という寄付プロジェクトをスタートさせた。同プロジェクトは新作ブレスレットの売り上げの一部を国境なき医師団の「新型コロナウイルス感染危機対応募金」に寄付するというものだ。

 新作ブレスレットはインドの女性を支援するNGOのスタッフが一点一点て作業で仕上げるチャーム付きコードブレスレットで、チャームのモチーフはミニサークル、バー、月、イーブル・アイの5種類。同じくNGOが製作するカラフルな刺しゅうポーチ付きだ。価格は4000円で、ブレスレットの購入で1000円が寄付され、ブレスレットが映った写真をインスタグラムにハッシュタグ“#iamdonation”を付けて投稿すると追加でさらに100円が寄付される。

 「アルティーダ ウード」では2019年から、売り上げの一部を途上国の女子の支援やインドに学校を建てるために寄付している。このたびは新型コロナウイルス感染拡大を受け、家にいながらジュエリーのきらめきで心を照らすとともに、厳しい現場で闘う医療関係者への思いやりを形にしたいという思いから寄付を募っている。同ブランドによると、3000円で医療用防護マスク12枚、5000円で医療用フェイスシールド3点、1万円で医療用防護ゴーグル6点を提供できるということだ。

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世界最大の時計見本市が消滅か? 「ロレックス」など主要5ブランドが離脱

 「ロレックス(ROLEX)」「パテック フィリップ(PATEK PHILIPPE)」「シャネル(CHANEL)」「ショパール(CHOPARD)」「チューダー(TUDOR)」の5ブランドは4月14日、高級時計財団(FONDATION DE LA HAUTE HORLOGERIE、以下FHH)を通じて、2021年1月28日から2月2日にスイス・バーゼルで開催される世界最大の時計見本市「バーゼル・ワールド(BASEL WORLD)2021」への不参加を発表した。いずれも、これまでは同見本市のメインホールに巨大なブースを構える主要ブランドだった。ブランドのニーズや期待に応えられない運営、出展社の意向を聞くことなしに新型コロナウイルス感染拡大の影響による延期を独断で決めたことなどを理由に挙げている。

 5ブランドは、FHHが新設する見本市に出展する。新見本市の名称は未定だが、1991年に「バーゼル・ワールド」から分離独立してジュネーブで開催される「ウオッチ&ワンダー ジュネーブ(WATCHES & WONDERS GENEVA、旧S.I.H.H.)」と同時期に同会場で行うという。
「バーゼル・ワールド」を運営するMCHグループは14日夜、“発表への驚愕”と題したメールを関係者に送信した。同グループは、“出展社と財政的問題で交渉を続けること”や“「バーゼル・ワールド」の継続に向けて努力と追加投資を行う”としている。「バーゼル・ワールド」に出展していた他のスイス時計ブランド、なかでもFHHに加盟するブランドは“ジュネーブの新見本市”への出展に転換するかもしれない。「バーゼル・ワールド」は、まさに解体の危機にある。

 「バーゼル・ワールド」は1917年にスタート。最盛期には1700を超える時計・宝飾ブランドが出展したが、2010年ごろから高額な出展料やラグジュアリービジネスの場にふさわしくないホスピタリティーなどに不満が噴出し、18年には世界最大の時計企業スウォッチ グループ(SWATCH GROUP)が離脱した。

渋谷ヤスヒト/オフィス・ノマド代表:1962年、埼玉県生まれ。大学卒業後、徳間書店に入社。文芸編集部を経て、「グッズプレス」編集部に配属。表紙撮影で出合った「ブライトリング」の“コスモノート”を購入したことをきっかけに時計にはまり、95年からスイス2大時計フェアや時計ファクトリーの取材を開始。2002年に同社を退社し、「エスクァイア日本版」の編集者などを経てオフィス・ノマドを設立。時計ジャーナリスト、モノジャーナリスト、編集者としての顔を持つ。趣味は料理 

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イタリア発ジュエラー「ポメラート」が自宅待機で増加するDV被害者を支援

 イタリア発ジュエラー「ポメラート(POMELLATO)」は3月31日、新型コロナウイルスの影響で自宅待機を余儀なくされて起こる家庭内暴力(以下、DV)の被害者を支援するキャンペーン「ユー・アー・ノット・アローン(#YOUARENOTALONE)」とクラウドファンディングを、姉妹ブランドの「ドド(DODO)」と協業でスタートさせた。このキャンペーンは「ポメラート」が2017年に女性のエンパワーメントを目的として始めた「ポメラート・フォー・ウィメン(#PomellatoForWomen)」の一環だ。同ブランドが10年前から支援しているイタリアの反暴力センターD.i.REの一部であるミラノの女性保護施設CADMIに10万ユーロ(約1190万円)を寄付し、同時に、両団体のためにクラウドファンディング(www.gofundme.com/pomellatoagainstdomesticviolence)を立ち上げた。 

 世界人口の約半分に影響を及ぼしている今般の隔離と都市封鎖措置により、DVの事例が急速に増加しており、その状況は“危機中の危機”といわれる。中国湖北省に拠点を置くNGOによると、今年2月には女性に対するDVの数が前年同月の2倍になっているという。イタリアは、国連がまとめた「国際ジェンダー・ギャップ指数(GLOBAL GENDER GAP INDEX)」で50位で、先進国でも最も懸念される国の一つだ。イタリア国内の女性のうち約19%が家庭内でパートナーから身体的・性的暴力を受けたことがあると報告されている。

 「ポメラート」を傘下に収めるケリング(KERING)によるケリング財団も、SNSでDV被害者が地域の専門機関にどのような支援を受けられるかという情報を公開するキャンペーンを行っている。

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「スタージュエリー」が16年振りにリブランディング 店舗やパッケージも刷新

 「スタージュエリー(STAR JEWELRY)」がリブランディングする。同ブランドは1946年に横浜・元町で創業して以来、“職人の手から生み出されるジュエリーが一人ひとりの心までも輝かせる”をモットーにクラフツマンシップにこだわったジュエリーを提供し続けている。2004年のリブランディングから16年を経て、今後もクラフツマンシップを軸に競合ブランドとの差別化を図るとともに、本来あるべきブランドのポジショニングを確立するのが目的だ。04年のリブランディング時は25~35歳の働く女性とターゲットを年齢でセグメントしていたが、“エイジレス、ボーダーレス、ジェンダーレス”をキーワードに自分の意志を持つ大人に愛される、手の届くラグジュアリーブランドを目指す。

 リブランディングの一環として、ロゴの視認性を高めるとともに、ブランドカラーのグレーに新たに宇宙で星が生まれる瞬間をイメージさせるバイオレットを追加。店舗数は04年当時、31店舗だったが今年4月時点で59店舗に増えた。ストアデザインも東京・渋谷スクランブルスクエア内の店舗を皮切りに、グレーとバイオレットのブランドカラーに統一し、ジュエリーの輝きを表現した什器を中心にミニマルでモダンな店舗に数年かけて全店舗を改装する。

 2020年5月中旬には新パッケージへの切り替えを予定している。包装資材のほぼ100%に再生資材とFSC森林認証紙を使用。ジュエリーのパッケージの外箱を省き、必要最小限のサイズで製作したミニマルなデザインのボックスに直接リボンを掛けるスタイルに統一する。さらに、購入者の同意が得られれば、ショッパーやボックスも省き、サステナブルポーチだけによる包装を試みる。ボックスの内側やサステナブルポーチには再生プラスチックを使用している。

 商品構成に関しては、「スタージュエリー」が得意とする遊び心を軸に、アイコニックなデザインをさまざまな素材を用いて商品化していく。中心価格帯は5万~20万円。また、デジタル施策の強化も行う。

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「ティファニー」から新アイコンジュエリー“ティファニー T1”が登場

 「ティファニー(TIFFANY & CO.)」は、アイコン“ティファニー T(TIFFANY T)”の新作コレクション“ティファニー ティーワン(TIFFANY T1以下、T1)”を4月2日に発売する。1980年代からモチーフとして使用されているアイコニックな“T”を主役に、モダンに昇華したデザインが特徴。18金ローズゴールドのリングやバングルの発売を皮切りに、2020年を通して18金ホワイトゴールド、18金イエローゴールド、そしてダイヤモンドをちりばめたジュエリーを発売する。

 デザインは、チーフ・アーティスティック・オフィサーのリード・クラッコフ(Reed Krackoff)が手掛け、“他の誰でもない、私。他の誰でもないあなた”がテーマの自分自身を祝福するデイリージュエリーだ。クラッコフは、「『ティファニー』におけるラグジュアリーとは気取らないものであるべきだ。“T1”はアイコニックな“T”モチーフのエッジを面取りしモダンに仕上げた。ダイヤモンドは手作業でセッティングされている。自分を祝福するジュエリーとして日々着用してほしい」とコメント。クリーンなラインとグラフィカルなフォルムがエレガントでフェミニンな“T1”の留め具はクラスプタイプで、リング、バングル、ピアス、ペンダントから構成される。価格はリングが10万4000~61万5000円、バングルが39万5000~345万円、ネックレスは価格未定。

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「ハリー・ウィンストン」×「パーク ハイアット 東京」 至高のフラワーガーデンをイメージしたアフタヌーンティー

 米発高級ジュエラー「ハリー・ウィンストン(HARRY WINSTON)」は3月18日、「パーク ハイアット 東京(PARK HYATT TOKYO以下、パーク ハイアット)」で、“ウィンストン・イン・ブルーム(WINSTON IN BLOOM)”のハイジュエリーと同ジュエリーコレクションをインスピレーション源にしたアフタヌーンティーの発表会を行った。

 「ハリー・ウィンストン」といえば“キング・オブ・ダイヤモンド”とも呼ばれるジュエラーだが、今回の発表会では、ダイヤモンドだけでなくピンクサファイアやブルーサファイア、アメシストなどさまざまなカラーストーンをちりばめたハイジュエリーが勢ぞろい。“「ハリー・ウィンストン」といえばダイヤモンド”という先入観が覆された。

 “ウィンストン・イン・ブルーム”アフタヌーンティーは、「ハリー・ウィンストン」と「パーク ハイアット」両者にとって初のコラボレーションで、4月1日から30日まで同ホテル41階のピーク ラウンジで提供する。メニューは“ウィンストン・イン・ブルーム”のジュエリ―に見られる色とりどりの花々や春らしい色合いから着想を得ており、桜エビやホワイトアスパラガスといった季節の食材が使用されている。ブランドのラグジュアリーな世界観を表現したフィンガーフードやスコーンをはじめスイーツも充実。ドリンクはダージリン、アッサム、アールグレイの紅茶3種類、2種類のハーブティー、コーヒーを提供する。

 料金は5000円。また、数量限定でオリジナルノートのギフトが用意される。すでに予約が多数だという注目のアフタヌーンティーだ。

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「オロビアンコ」の新作時計はブルーのムーンフェイズ

 “アズーリブルー”は、イタリア発祥のブランド「オロビアンコ(OROBIANCO)」が毎年春夏シーズンに、人気モデルを鮮やかなブルーに彩って発売するコレクションだ。2020年は、月の満ち欠けを表すムーンフェイズ機構を持つ時計“ビアネロ”を同コレクションとして3月16日から販売している。月に照らされた夜空を思わせる美しい文字盤が特徴だ。価格は2万3000円。

 “ビアネロ”は、「オロビアンコ」初のムーンフェイズモデルであるデイデイト(日付と曜日)表示の“ビアンコネーロ”をシンプルな3針デザインにしたもの。ほかにアンティーク調のクロノグラフモデル“チェルト”や、ワンポイントでスケルトン仕様にした自動巻きの“オラクラシカ”などもラインアップする。

 「オロビアンコ」は、1996年にジャコモ・ヴァレンティーニ(Giacomo Valentini)によってミラノ近郊で創業されたバッグを主とするファクトリーブランド。

問い合わせ先
ドウシシャ
06-6121-5899

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創業240周年のジュエラー「ショーメ」がヴァンドーム本店を改装オープン

 今年で創業240周年のパリ発ジュエラー「ショーメ(CHAUMET)」が2月末、ヴァンドーム本店を改装オープンした。創業当時は、現在ホテル「リッツ パリ(RITZ PARIS)」があるヴァンドーム広場の15番地に店舗を構えていたが1907年に12番地へ移転。12番地は海軍総督の邸宅として造られ、フレデリック・ショパン(Frederic Chopin)が住んだサロンもある歴史的建造物だ。ヴァンドーム広場に面している一角がブティックになっており、1階では“ジョゼフィーヌ”や“リアン”“ジャルダン”などのアイコニックなコレクションを展示販売。2階はハイジュエリーおよびブライダル専門のサロン・マルメゾン、VIPルームなどから構成されている。サロン・マルメゾンの横の階段で1階に降りると、カスタマイズサービスを行うアーケードというコーナーになっている。

 ブティックの裏手2階にはル・グラン・サロンがあり、このフロアは歴史的建造物に認定されたサロン・ショパンやティアラの小部屋のサロン・デ・ディアム、肖像画のキャビネット、パールに特化したサロン・デ・ぺルレ、アーカイブからのスケッチなどを展示するデッサンのサロンなどから構成されており、3階にはハイジュエリーのアトリエがある。ル・グラン・サロンとハイジュエリーのアトリエは通常非公開だが、特別なイベントやワークショップの開催や顧客の食事会を予定しているという。改装オープンを記念し、ヴァンドーム本店のファサード一面に期間限定でハンギングガーデンのインスタレーションを施している。

 ジャン・マルク・マンスヴェルト(Jean Marc Mansvelt)=ショーメ最高経営責任者は「デジタルやヴァーチャルが台頭する今、象徴となる場所が必要。それがヴァンドーム本店だ。以前はプライベートな空間がなかったが、改装後は異なる空間と体験を提供していく」と述べている。

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創業240周年のジュエラー「ショーメ」がヴァンドーム本店を改装オープン

 今年で創業240周年のパリ発ジュエラー「ショーメ(CHAUMET)」が2月末、ヴァンドーム本店を改装オープンした。創業当時は、現在ホテル「リッツ パリ(RITZ PARIS)」があるヴァンドーム広場の15番地に店舗を構えていたが1907年に12番地へ移転。12番地は海軍総督の邸宅として造られ、フレデリック・ショパン(Frederic Chopin)が住んだサロンもある歴史的建造物だ。ヴァンドーム広場に面している一角がブティックになっており、1階では“ジョゼフィーヌ”や“リアン”“ジャルダン”などのアイコニックなコレクションを展示販売。2階はハイジュエリーおよびブライダル専門のサロン・マルメゾン、VIPルームなどから構成されている。サロン・マルメゾンの横の階段で1階に降りると、カスタマイズサービスを行うアーケードというコーナーになっている。

 ブティックの裏手2階にはル・グラン・サロンがあり、このフロアは歴史的建造物に認定されたサロン・ショパンやティアラの小部屋のサロン・デ・ディアム、肖像画のキャビネット、パールに特化したサロン・デ・ぺルレ、アーカイブからのスケッチなどを展示するデッサンのサロンなどから構成されており、3階にはハイジュエリーのアトリエがある。ル・グラン・サロンとハイジュエリーのアトリエは通常非公開だが、特別なイベントやワークショップの開催や顧客の食事会を予定しているという。改装オープンを記念し、ヴァンドーム本店のファサード一面に期間限定でハンギングガーデンのインスタレーションを施している。

 ジャン・マルク・マンスヴェルト(Jean Marc Mansvelt)=ショーメ最高経営責任者は「デジタルやヴァーチャルが台頭する今、象徴となる場所が必要。それがヴァンドーム本店だ。以前はプライベートな空間がなかったが、改装後は異なる空間と体験を提供していく」と述べている。

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「ブルガリ」が時計合同展を主催 新型コロナで中止の大型見本市の受け皿に

 LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)傘下の「ブルガリ(BVLGARI)」は、スイスの時計ブランド「ブライトリング(BREITLING)」や、ケリング(KERING)傘下の「ユリス・ナルダン(ULYSSE NARDIN)」「ジラール・ペルゴ(GIRARD-PERREGAUX)」、独立系ブランドと共に展示会「ジュネーブ ウォッチ デイズ(GENEVA WATCH DAYS)」を行う。一つのブランドが、ライバル企業にも声を掛けてイベントを開く形だ。「ブルガリ」は2月に、世界最大の時計・宝飾見本市「バーゼル・ワールド(BASEL WORLD)2020」からの撤退を発表していた。

 時計見本市をめぐっては、「バーゼル・ワールド」および「ウオッチ&ワンダー ジュネーブ(WATCHES & WONDERS GENEVA)」が新型コロナウイルスの影響で相次いで2020年の中止を発表したばかりで、「ジュネーブ ウォッチ デイズ」の会期は「ウオッチ&ワンダー ジュネーブ」が開催予定だった4月26~29日。コンベンションセンターに一堂に会するのではなく、いくつかのホテルなどで時期をそろえて行うスタイルとなる。スイス・ジュネーブ州は、これを全面的に支援するという。

 ジャン・クリストフ・ババン(Jean Christophe Babin)=ブルガリ・グループ最高経営責任者(CEO)は、「『ジュネーブ ウォッチ デイズ』は主に欧州のバイヤーやメディアを対象としたもので、現在『ショパール(CHOPARD)』や『H.モーザー(H.MOSER & CIE.)』にも声を掛けているところだ。ブルガリが主催するとあって、参加に興味を示すブランドはほかにもあるはずだ」と話す。今後、運営委員会を立ち上げ、ジュネーブ州と共に参加者の安全と衛生の管理にあたる。

 「ジュネーブ ウォッチ デイズ」は、「バーゼル・ワールド」や「ウオッチ&ワンダー ジュネーブ」に代わる大型見本市として長期的な開催を想定するものではなく、「小規模の代替イベントだ」という。さらにババンCEOは、「新型コロナウイルスの拡大に伴う困難や閉塞感を打破したい」と続けた。欧州以外の地域については、4月上旬から世界中を展示会で巡回する。

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「アニエスベー」の新作ウオッチは“旅”がコンセプト

 セイコーウオッチは、「アニエスベー(AGNES B.)」の新作メンズモデルを3月7日に発売する。価格は2万7000~2万9000円。“旅”をコンセプトにしており、クッション型のスクエアケースとシリコンバンドが特徴だ。

 新作時計は、スマートフォン専用アプリケーションをブルートゥースでつなぐことで時刻が自動修正される。また4~8時位置に「アニエスベー」の手書き文字で5つのアルファベットを並べ、Lがロンドン、Nがニューヨーク、Tが東京、Hが香港、Pがパリを表す。矢印針をアルファベットに合わせると、それぞれの都市の現在時刻を表示することができる(簡易ワールドタイム機能)。さらに10~2時位置では時針が曜日を、12~6時位置では分針が日付を表示する。白、黒、紺、グレーの4色展開で、矢印針が青のグレーのみ500本の数量限定となる。

問い合わせ先
セイコーウオッチお客様相談室
0120-061-012

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デンマーク発「ジョージ ジェンセン」が銀座に旗艦店をオープン

 デンマーク発「ジョージ ジェンセン(GEORG JENSEN)」は4月7日、東京・銀座6丁目に国内最大級の銀座本店を出店する。今まで銀座に店舗がなく、グローバルブランドとして銀座が本店にふさわしい場所というのが出店の理由だ。店舗の大きさは日本橋店に次いで2番目で地下1階、地上2階の約237平方メートル。地上1階はシルバーやゴールドジュエリー、2階はシルバー製品とVIPルーム、地下1階はホームデコレーションとブライダルジュエリーのコーナーで構成する。デンマーク本店のコンセプトを踏襲し、“ヒュッゲ”(デンマーク語で、心地よく温かな雰囲気の意味)が体感できる空間になっている。

 同店のオープンを記念し、発売20周年を迎える“フュージョン”のジュエリーを先行発売するほか、シルバーウエアなどの希少なスペシャルピースを展示販売する。

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「ティファニー」がトレーサビリティーに本腰 新チーフ・ジェモロジストが就任

 ティファニー(TIFFANY & CO.)はヴィクトリア・ワース・レイノルズ(Victoria Worth Reynolds)=ティファニー・ハイジュエリー部門副社長をチーフ・ジェモロジスト(宝石鑑定士)に任命した。レイノルズ副社長は33年間ティファニーに勤務しているベテランで、退職するチーフ・ジェモロジストのメルヴィン・カートリー(Melvin Kirtley)の後任として副社長とチーフ・ジェモロジストを兼任する。ティファニーで初の女性チーフ・ジェモロジストになるレイノルズ副社長は、「夢がかなった。会社と多くの才能豊かな女性スタッフを代表できることを光栄に思う」とコメント。ロード・アイランド・スクール・オブ・デザイン(Rhode Island School of Design)で宝石学を学んだレイノルズ副社長の役割は、ティファニーが2019年に始めた0.18カラット以上のダイヤモンドに原産地証明を付けるトレーサビリティー・プログラムを率い、推進することだ。ティファニーはこのプログラムをさらに発展させた「ブリリアント・ダイヤモンド・キャンペーン」を行うことで、トレーサブルなダイヤモンドの調達を確実なものにし、今年後半からは、ダイヤモンドの生産国に加え研磨や加工など生産過程の情報を顧客に提供する。

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「ショパール」が小田原で新作ウオッチの発表会を開催 鷹匠によるパフォーマンスも

 スイス発「ショパール(CHOPARD)」は2月26日、小田原文化財団の江之浦測候所(神奈川県小田原市)で新作時計“アルパイン イーグル(ALPINE EAGLE以下、イーグル)”の発表イベントを開催した。イベントは相模湾を望む測候所内の光学硝子舞台と古代ローマ劇場写し観客席で、新作時計のイーグルという名前にちなみ、鷹匠によるパフォーマンスでスタート。それに続き、夏至光遥拝100メートルギャラリーで“イーグル”の発表会が行われた。

 まず、来日予定だったカール・フリードリッヒ・ショイフレ(Karl Friedrich Scheufele)=ショパール共同社長と彼の息子のカール・フリッツ(Karl Fritz)によるビデオメッセージが流れ、トーマス・ドベリ(Thomas Dobeli)ショパール ジャパン代表が新作のプレゼンテーションを行った。「ショパール」はこの新作時計を発表するにあたり、アルプスの自然保護活動を行う「イーグル ウイングス ファウンデーション(EAGLE WINGS FOUNDATION)」を立ち上げた。そして日本でショパールは、鳥類とその生息地の保護と、世界の生物多様性の保全に関する活動を行う一般社団法人バードライフ・インターナショナル(BIRDLIFE INTERNATIONAL以下、バードライフ)東京とのコラボレーションを発表。バードライフの名誉総裁である高円宮妃久子殿下と鈴江恵子バードライフ東京代表理事、ドベリ代表による調印式が行われた。

3世代で作り上げたアイコンの再解釈

 “イーグル”は、「ショパール」のアイコン時計である“サンモリッツ(ST. MORITZ)”を再解釈したもので、ショイフレ共同社長の父であるカール・ショイフレ(Karl Scheufele)=ショパール会長とショイフレ共同社長、そしてフリッツの3世代の協業により誕生した。1980年に登場した“サンモリッツ”はショフレ共同社長がスポーティーでシックなサンモリッツのライフスタイルからインスパイアされたもので「ショパール」初のスチールを用いた時計だ。当時、同ブランドではゴールドを用いた時計しかなく、スチールの採用は革新的な出来事だった。そのストーリーは親から子へ受け継がれ、“イーグル”が誕生した。カール・フリッツは“サンモリッツ”に再解釈を加えたいとショフレ共同社長に話を持ち掛けたが受け入れられず、祖父である会長と共にプロトタイプを製作し、プレゼンテーションを行って製品化に至った。

 “イーグル”はアルプスの大自然、そしてイーグルをイメージソースにした時計で、イーグルの虹彩を想起させるテクスチャーの文字盤、イーグルの羽根から着想を得た秒針が特徴だ。また、「ショパール」は4年の歳月をかけ、通常のスチールより強靭で低刺激性の再生スチール“ショパール ルーセント スチール A223(以下、A223)”を開発。皮膚との相性がよく、摩耗耐性は通常のスチールより50%アップし、純度が高いためゴールドに匹敵する輝きと光度を実現している。ケースは41mmと36mmでユニセックス仕様。素材はエシカルなA223とローズゴールドの2種類で参考価格は115万~516万円。

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新型コロナで世界最大の時計・宝飾見本市「バーゼル」も延期 来年1月に開催

 世界最大の時計・宝飾見本市「バーゼル・ワールド(BASEL WORLD) 」は2月28日に、2020年の開催中止を発表した。同見本市は4月30~5月5日の期間、スイス第3の都市バーゼルで行われる予定だった。運営するMCHは「21年1月への延期」とするが、実質的な中止と言える。決定は「新型コロナウイルスによる健康被害拡大への懸念」によるもので、「28日に国と州が発表した“大規模イベント禁止”に従うもの」。同時に、次回開催を21年1月28〜2月2日とした。「会場の設営開始が来週(3月2日)からと迫り、苦渋の決断だった」。

 ミシェル・ロリス・メリコフ(Michel Loris Melikoff)「バーゼル・ワールド」マネジングディレクターは、「見本市の中止はとても残念だ。なぜならわれわれは数カ月かけて、さまざまな意見を聞き、新たなコンセプトや仕組みを取り入れ、結果として多くの“「バーゼル・ワールド」復帰組”を生み、また新たな出展社を引き付けてきたからだ。多くの出展社が準備を進めていたことを考えると、とても心苦しい。しかし見本市を21年1月に延期することで、年初という新商品発表および受注に最も適した時期に向けて、さらなる向上が図れるはずだ。『バーゼル・ワールド』自身も、新たなフォーマットやソリューションの準備にまい進できる」と話す。

 「バーゼル・ワールド2020」の中止に先立ち、27日にはスイスを代表するもう一つの時計見本市「ウオッチ&ワンダー ジュネーブ(WATCHES & WONDERS GENEVA、旧S.I.H.H.)」が、また19年に「バーゼル・ワールド」と決別した世界最大の時計企業であるスウォッチ グループ(SWATCH GROUP)が3月4~6日にスイス・チューリッヒで独自開催を目指した新作展示会「タイム・トゥ・ムーブ(TIME TO MOVE)」も、新型コロナウイルスの影響により中止された。これで20年の世界規模の主たる時計見本市は全て開催されないことになった。

 なお「バーゼル・ワールド」と「ウオッチ&ワンダー ジュネーブ」は20年から24年までの5年間、19年まで分離開催してきた2つの見本市を連続開催することで合意しており、「バーゼル・ワールド」が次回会期を発表したことで「ウオッチ&ワンダー ジュネーブ」もそれにならうものと考えられる。

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新型コロナで時計見本市「ウオッチ&ワンダー ジュネーブ(旧S.I.H.H.)」も中止

 スイスを代表する時計見本市「ウオッチ&ワンダー ジュネーブ(WATCHES & WONDERS GENEVA)」が中止を決定した。同見本市は4月25~29日の期間、スイス・ジュネーブで開催される予定だった。同見本市を主催する高級時計財団 (FONDATION DE LA HAUTE HORLOGERIE)は、「新型コロナウイルスの拡大、世界中の時計関係者がスイスに集まることのリスクを考慮して判断した」とコメントした。

 「ウオッチ&ワンダー ジュネーブ」は昨年まで「S.I.H.H.(サロン・インターナショナル・オート・オルロジュリ)」として開催されていたが、今年は改称してジュネーブ市と共に街を挙げてさまざまなイベントを行う予定だった。

 なおスイスを代表するもう一つの時計見本市で、今年は「ウオッチ&ワンダー ジュネーブ」に続けて4月30~5月5日の会期で行われる「バーゼル・ワールド(BASEL WORLD)2020」は、“予定通り開催する”という内容のメールを20日に参加予定者に送信している。

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「バーゼル・ワールド」辞退のカシオがコロナ対策実施のうえで展示会開催

 世界最大の時計・宝飾見本市「バーゼル・ワールド(BASEL WORLD)2020」への不参加を決定したカシオ計算機が、2月26~27日の会期で恵比寿のイベントホール、エビス303で展示会を開催している。開催時期や会場、規模などは例年にならったもので、対象は日本のバイヤーおよびメディア。

 新型コロナウイルスの影響で開催が危ぶまれたが、受付で資料と共にマスクと使い捨て手袋を渡し、入場前には消毒液の利用を促している。カシオ計算機によると、「展示会に合わせてマスク約1500枚を用意した」という。また会場には「親族を含めて1カ月以内に中国に渡航歴のある方、咳や37.5度以上の熱のある方の入場は遠慮ください」と書かれた看板も設置され、スタッフが定期的にドアノブや手すりなどをアルコール消毒している。

 客足については、「メディアは例年並み。バイヤーは1割ほど減った印象だが、大型店舗が必要最低人数で来場しているためと思われる」と答えた。またバイヤーには「事前に無理のない来場をアナウンスし、フォロー(個別に新作を見せること)の用意があることも伝えた」という。

 上間卓・営業本部 時計プロモーション部 部長は、「『バーゼル・ワールド2020』に代わる新作発表の場として、秋頃から地域ごとに世界中をラウンドする中規模の展示会を予定している。やはり“『G-SHOCK』を見たい”という声は多い」と話す。さらに地域ごとに商習慣が異なる点に触れ、「“ローカライズ”をキーワードに、いっそう的中率を上げたい」と展望する。

 「バーゼル・ワールド2020」をめぐっては、カシオ計算機とセイコーウオッチが出展取り止めを発表。一方、シチズン時計は出展を予定していたが、「新型コロナウイルスの影響」(シチズン時計広報担当者)で24日に取り止めを発表した。これで「バーゼル・ワールド2020」には、国産時計メーカー“御三家”が全て出展しないことになった。

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アプリで試着、3Dプリンターでサンプル デジタル系ジュエリーブランドが三越銀座にオープン

 フェスタリアHDは2月19日、ジュエリーブランド「ディアプラス プロデュースド バイ フェスタリア(DIAPLUS PRODUCED BY FESTARIA以下、ディアプラス)」の初店舗を三越銀座店内にオープンした。「ディアプラス」とはダイヤモンドとプラス(加える)の造語で、好みのデザインとダイヤモンドを選んで自由に組み合わせられるセミオーダーサービスを提供する。スマートフォン専用のアプリを介して、ファッションジュエリーからブライダルジュエリーまで100種類以上のデザインの試着ができる(2月末予定)。中心価格帯は10万~30万円で、納期は約1カ月半だ。また、自身の筆跡をそのままジュエリーにできる“サインジュエリー”のオーダーも可能だ。店頭で用紙かデバイスにサインを記入するとデータ化され、3Dプリンターでサンプルを作成。サンプルを確認後に発注すると約1カ月で商品が出来上がる。

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新型コロナの影響でシチズン時計が「バーゼル・ワールド2020」出展取り止め

 シチズン時計は、出展を予定していた世界最大の時計・宝飾見本市「バーゼル・ワールド(BASEL WORLD)2020」への不参加を発表した。「新型コロナウイルスの感染が広がり、公衆衛生上のリスクが高まる状況を踏まえての決定」としている。同見本市については、4月30日から5月5日という会期の遅さや費用対効果を理由に、セイコーウオッチとカシオ計算機が出展を見送っており、これで国内時計メーカー“御三家”全てが出展しないことになった。なおシチズン時計が08年に買収した、1875年創業のアメリカの時計ブランド「ブローバ(BULOVA)」も出展しない。

 ミシェル・ロリス・メリコフ(Michel Loris Melikoff)「バーゼル・ワールド」マネジングディレクターは、「シチズン時計と『ブローバ』は1986年から『バーゼル・ワールド』に参加しており、今回の決定をとても残念に思う。ただし、21年にはここに帰ってきてくれると約束してくれた」とコメントした。また竹内則夫シチズン時計・常務取締役は、「われわれは『バーゼル・ワールド』を強力にサポートし続ける。そして時計業界全体を結び付ける同見本市の重要性を信じている」と述べた。

 さらにロリス・メリコフ=マネジングディレクターは、「われわれは『バーゼル・ワールド2020』の準備に注力する。予定通りの会期で行い、新たな企画やフォーマットを発表できることを楽しみにしている。新型コロナウイルスについては、保健当局と共同で引き続き監視していく」と話した。

 シチズン時計と「ブローバ」は今年、それぞれの国と地域でイベント等を行い、「バーゼル・ワールド」不参加を補う予定だ。

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全国49百貨店に聞いた「2019-20年秋冬売れ筋ビジネスリポート」を単品でも販売!

 「WWDジャパン」「WWDビューティ」は年に2回、全国の百貨店約50店舗にアンケートを行い、売れ行き動向を調査しています。アンケートをもとに化粧品、特選、婦人服、紳士服、バッグ、シューズ、時計、ジュエリー、ファッションジュエリーの9カテゴリーについて、各百貨店の商況を「ビジネスリポート」という冊子にまとめて伝えています。2019-20年秋冬シーズンの売れ筋アンケートにご協力いただいたのは49店舗。

 「他店で何が売れたのか知りたい」「保存性の高い資料として欲しい」との声が高まり、2019年春夏から「ビジネスリポート」の単独販売を始めました。それまでは「WWDジャパン」「WWDビューティ」の定期購読者特典という位置付けでした。価格は1万円です。“高い!”と思う人もいるかもしれませんが、“そんなことまで話していいの!?”という内容が赤裸々に語られており、全国の主要百貨店の情報を網羅する他に類のない一冊となっています。

 今後、「WWDジャパン」「WWDビューティ」両紙と「WWD JAPAN.com」では「ビジネスリポート」と連動した記事をアップ予定です。好調店舗のバイヤーへのインタビューや伸長率から読み解く担当記者の見立てなど、「ビジネスリポート」と併読することで、「次に売れる商品は何か?」「売るためにはどんな施策が必要か?」などを重層的につかむことが可能です。この機会に、ぜひ「ビジネスリポート」を手に取っていただきたいです。

ビジネスリポートの購入はこちら

*「WWDジャパン」定期購読者には2/24号、「WWDビューティ」定期購者には2/27号の本紙と共に特典として送付します。ご注意ください。

■WWDジャパン vol.2126 「ビジネスリポート」2019-20年秋冬
定価:10,000円+税 A4版 104ページ

■CONTENTS

P2-3 総論

P4-15 化粧品 COSMETIC

P16-24 特選 INTERNATIONAL BRANDS

P25-43 婦人服 WOMEN’S WEAR

P44-57 紳士服 MEN’S WEAR

P58-67 バッグ BAG

P68-77 シューズ SHOES

P78-87 時計 WATCH

P88-95 ジュエリー JEWELRY

P96-104 ファッションジュエリー FASHION JEWLRY

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スウォッチ グループ、19年は減収減益 香港のデモ長期化で

 「オメガ(OMEGA)」や「ブレゲ(BREGUET)」などを擁する世界最大の時計企業スウォッチ グループ(SWATCH GROUP)の2019年12月通期決算は、売上高が前期比2.7%減の82億4300万スイスフラン(約9314億円)、営業利益が同11.3%減の10億2300万スイスフラン(約1155億円)、純利益が同13.7%減の7億4800万スイスフラン(約845億円)の減収減益だった。

 スウォッチ グループは地域ごとの数字を開示していないが、19年下期には香港での売り上げがおよそ2億スイスフラン(約226億円)減少したという。中国本土への容疑者引き渡しを可能にする条例への大規模な抗議デモの長期化によって香港の小売業は大きな打撃を受けており、同地域で90以上の店舗や売り場を展開する同社もその影響を受けた。ほかの国や地域の業績は好調で、香港を除いての19年下期の売上高は現地通貨ベースで前年同期比5%増だった。

 同社は、「地政学上の不透明感が続き、米ドルやユーロに対してスイスフランが強含みで進行するなどの逆風があったにもかかわらず、19年は高い業績を上げることができた。為替レートの懸念が引き続きあるものの、20年も健全な成長を見込んでいる」とコメントを発表した。

 しかし同社が決算を発表した1月30日の時点では、新型コロナウイルスの影響はまだそれほど見られていなかったため、今後見通しが修正される可能性もあると業界アナリストらはいう。実際、同社は3月4~6日にスイス・チューリヒで展示会「タイム・トゥ・ムーブ(TIME TO MOVE)2020」を開催する予定だったが、その中止を2月3日に発表している。同展示会では「オメガ」や「ブレゲ」「ハリー・ウィンストン(HARRY WINSTON)」など、同グループの上位6ブランドをバイヤーやメディア関係者に披露する予定だった。

 米投資銀行バーンスタイン(BERNSTEIN)のルカ・ソルカ(Luca Solca)=アナリストは、「スマートウオッチの台頭で、同じ価格帯のエントリーモデル市場の競争が激化している。しかし、スウォッチ グループが抱える『ブレゲ』『ジャケ・ドロー(JAQUET DOROZ)』『ブランパン(BLANCPAIN)』などの高価格帯ブランドも好調とは言い難く、エントリーモデルの売り上げが減少した分を埋めるには至っていない。こうした中、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大は、同社の20年上期の売り上げへのさらなる圧力となるだろう」と語った。

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阪急うめだ本店がジュエリーと時計売り場を6階に移設拡大 「カルティエ」は2層に、「ロレックス」は直営店化

 阪急うめだ本店は今春の改装で、5階ジュエリー売り場の一部と7階ウオッチ売り場を6階に移設拡大する。新型コロナウイルスの感染拡大で足元ではやや勢いが弱まっているとはいえ、この間インバウンド(訪日外国人客)と国内富裕層のおう盛な消費に支えられて館全体をリードしてきた高額品売り場を拡張することで、売り上げアップを目指す。同様に好調である化粧品についても、今春の改装で拡大している。

 これまで、5階の1フロアのみだった“インターナショナルブティックス”売り場を、6階の一部にも拡大。6階売り場はジュエリーとウオッチブランドで構成する。ジュエリー売り場では数千万円~数億円台のハイジュエリーの充実がポイント。「通常はフェアなどでのみ販売してきたハイジュエリーを常時販売する」(井戸博美ラグジュアリー商品統括部シニアバイヤー ジュエリー担当)体制にする。

 具体的には、5階のみで展開してきた「カルティエ(CARTIER)」を5、6階の2層に拡大し、店内で両フロアの行き来ができるようにする。また、5階にあった「ブシュロン(BOUCHERON)」「ショーメ(CHAUMET)」「ショパール(CHOPARD)」は6階に移設拡大。3階にある「タサキ(TASAKI)」は3階にも売り場を残しつつ、6階でも展開。品ぞろえをフロアによって変え、6階は高額商品、ブライダル商品とし、3階はモード寄りのデザインのアイテムをそろえる。4月上旬を目途に行うこれらの移設拡大により、ジュエリー売り場は約450平方メートル増えて、5、6階合計で約1450平方メートルとなる。従来から5階で展開している「ブルガリ(BVLGARI)」「グラフ(GRAFF)」なども、順次リニューアルを進める。

 7階のウオッチ売り場(約280平方メートル)も6階“インターナショナルブティックス”に移設し、面積を約2.5倍に拡大。2月5日以降順次リニューアルオープンする。「ブレゲ(BREGUET)」「ジャガー・ルクルト(JAEGER LECOULTRE)」「ブランパン(BLANCPAIN)」などが西日本初の直営ブティックを出店する他、2月19日に「ロレックス(ROLEX)」も直営ブティックをオープンする。「以前はジュエリーブランドのウオッチを身に着けていた女性が、このところ機械式時計を購入するケースが増えている。直営店化によりレディスの品ぞろえは3倍になり、300万円以上のハイウオッチも増えるため、そうした女性のニーズも取り込む」(村田竜一ジュエリー&ウォッチ商品部アシスタントバイヤー ウォッチ・メガネ担当)という。ウオッチ売り場の中心には、職人が常駐し修理などを行う工房も新設する。

 今回の改装によって“インターナショナルブティックス”となる6階フロアの一部は、元々はプレミアムスキンケアを中心とした化粧品や、Lサイズ婦人服の売り場だった。化粧品は1月下旬に7階への移設拡大を済まており、Lサイズ婦人服も8階(元紳士服売り場)に19年11月に移設を済ませている。

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「ブルガリ」が世界最大の時計・宝飾見本市「バーゼル・ワールド2020」から撤退

 LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)傘下で、ウオッチ&ジュエリー部門で最大の売り上げを誇る「ブルガリ(BVLGARI)」が、世界最大の時計・宝飾見本市「バーゼル・ワールド(BASEL WORLD)2020」からの撤退を発表した。一方で、同じく傘下の「タグ・ホイヤー(TAG HEUER)」「ウブロ(HUBLOT)」「ゼニス(ZENITH)」は出展を継続する。4ブランドはいずれも「バーゼル・ワールド」のメインホール入り口近くの一等地にブースを構える、同見本市にとって重要な出展ブランドだ。

 「ブルガリ」の出展辞退の理由は3つ。1つ目は、1月にアラブ首長国連邦・ドバイのブルガリ リゾート アンド・レジデンス ドバイで開催した「LVMH ウォッチ ウィーク 2020」で、すでに新作を発表済みであること。2つ目が、新型コロナウイルスの感染拡大による海外渡航者の不安定な社会および経済状況を考慮したこと。3つ目が、「バーゼル・ワールド2020」の4月30日から5月5日という会期ではビジネス上支障があること。

 一方でジャン・クリストフ・ババン(Jean Christophe Babin)=ブルガリ・グループ最高経営責任者(CEO)は、「これは『バーゼル・ワールド』そのものからの離脱を意味するものではない」と断り、「21年の『バーゼル・ワールド』出展の可否は、開催時期とコストを考慮して6月末までに検討する」と述べた。

 出展を継続する「タグ・ホイヤー」「ウブロ」「ゼニス」を率いるウオッチ部門のプレジデント、ステファン・ビアンキ(Stephane Bianchi)は「時計業界における『バーゼル・ワールド』の重要性を考え、予定通り出展する」とコメントした。

 LVMH内で対応が真っ二つに分かれる結果となったが、この対比はジュエラー兼ウオッチメーカーである「ブルガリ」と、純粋なウオッチメーカーである「タグ・ホイヤー」「ウブロ」「ゼニス」の、時計業界におけるポジションの違いから生まれたものと考えられる。

 LVMH内のパワーゲームだとするうがった見方もある。しかしババン=ブルガリ・グループCEOは、「これから世界中で開催するロードショー形式の新作プロモーションで、3つの時計ブランドとも可能な限り協力する」と述べている。

 新型コロナウイルスをめぐっては、世界最大の時計企業であるスウォッチ グループ(SWATCH GROUP)が、3月4~6日の会期でスイス・チューリッヒで開催予定だった新作展示会「タイム・トゥ・ムーブ(TIME TO MOVE)2020」の中止を決定している。ちなみに同グループは、19年に「バーゼル・ワールド」と決別している。

 LVMH傘下の3ブランドは出展継続を表明したが、今後の状況次第では「バーゼル・ワールド2020」と、それに先駆けて4月25日から29日までジュネーブで開かれる「ウオッチ&ワンダー ジュネーブ(WATCHES & WONDERS GENEVA)」ともども開催が危ぶまれる。2月末をめどに中止か開催決行かの最終判断が下されると関係者は話している。

渋谷ヤスヒト/オフィス・ノマド代表:1962年、埼玉県生まれ。大学卒業後、徳間書店に入社。文芸編集部を経て、「グッズプレス」編集部に配属。表紙撮影で出合った「ブライトリング」の“コスモノート”を購入したことをきっかけに時計にはまり、95年からスイス2大時計フェアや時計ファクトリーの取材を開始。2002年に同社を退社し、「エスクァイア日本版」の編集者などを経てオフィス・ノマドを設立。時計ジャーナリスト、モノジャーナリスト、編集者としての顔を持つ。趣味は料理 

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