【メーカー必見】SEOキーワード発掘のための切り口を徹底解説

テクノポートの徳山です。技術系メーカーがSEO対策を行うためのキーワード選定を行う際に、製品(技術)名でSEO対策を行うことが多いかと思いますが、ニッチな製品(技術)を取り上げる際に認知度が低く十分な検索ボリュームを確保できない場合があります。

そこで今回は技術系メーカーが自社の製品(技術)の認知度を高め幅広いユーザーのリードを獲得するためには、どのような切り口でSEOキーワードを発掘すればよいのかを徹底的に解説していきます。

検索ユーザーの購買フローに基づいたキーワードを選定

対策キーワードを発掘するための切り口を、検索ユーザーが辿るであろう購買フローに沿って配置すると図のようになります。

カスタマージャーニーマップという顧客行動や心理を購買フローに沿って整理する手法がありますが、それの技術系企業版だとお考えください。多くの検索ユーザーが図のような購買フローの流れで検索活動を行う傾向があり、徐々に検索する切り口が変化していくと考えられます。よって、このフローを考慮して対策キーワードの選定やWebサイトの構成を企画していく必要があります。

購買フローに基づいた対策キーワード発掘の切り口

購買フローに基づいた対策キーワード発掘の切り口

対策キーワード発掘のための切り口

それでは、以下よりそれぞれの切り口を詳しく説明していきます。

製品名

PRする製品(技術)が市場で一般的に呼称されている言葉を対策キーワードとして採用します。上図のカスタマージャーニーマップのとおり、最も購買までの時間が短いユーザーが使用するキーワードとなるため、最優先で取り組むべきキーワードと言えます。しかし、競合他社も同じく注力するキーワードとなるため、SEOでの競争率が高くなる可能性があります。

また、抽象度の高いキーワードほど競争率が高くなる傾向がありますので、さまざまな切り口から複合キーワードを発掘し、なるべく競合が少ないキーワードで対策するのが望ましいです。競合が少ないニッチなキーワードは検索ボリュームが少ないことが多いですが、ユーザーの検索意図が明確なので問い合わせにつながる可能性が高いというメリットがあります。

ユーザーの検索意図

製品を購入するために必要な情報を収集している

対策キーワード例:コネクタの場合

  • 総称・・・コネクタ
  • 形状・・・角型コネクタ、丸型コネクタ
  • 用途・・・電源コネクタ、映像コネクタ、音声コネクタ
  • 規格・・・USBコネクタ、DINコネクタ、RCAコネクタ
  • 特長・・・防水コネクタ、小型コネクタ、絶縁コネクタ
  • 学習・・・コネクタとは、コネクタ 種類、コネクタ 性能 など

競合製品・技術

PRする製品(技術)が開発されたばかりのもので、まだ認知度が低い場合、製品(技術)名キーワードだけでは十分な検索ボリュームを確保できない場合があります。そのような場合は、同じ機能や提供価値を持つ競合製品(技術)名を対策キーワードとして採用することで検索ボリュームを確保できます。競合製品(技術)に対する情報提供を通じて、新製品(技術)の認知度を高めることができます。

また、ここでピックアップした競合製品(技術)を軸に、機能や用途の切り口でキーワードを探っていくと新たな対策キーワードの発掘につながることがあります。

ユーザーの検索意図

競合製品を購入するために必要な情報を収集している

対策キーワード例:エロージョン技術を使った微細加工装置

  • イオンミリング装置
  • ブラスト装置
  • エッチング装置 など

機能

その製品が持つ「機能」や「提供価値」を対策キーワードとして採用します。具体的な用途が見つかっていない機能であっても、Webで情報発信することで新たな用途が見つかることがあるので、一通り機能を洗い出してみましょう。

ユーザーの検索意図

自身の技術課題を解決するために必要な機能や提供価値を持つ製品や技術を探している

対策キーワード例:ヒートシンク(放熱部品)

  • 熱拡散
  • 放熱
  • 冷却 など

技術課題

ユーザーが現在抱えている「技術課題」を対策キーワードとして採用します。一見、先ほどご紹介した機能キーワードと似ていますが、機能を求めるうえで前提となっている技術課題という視点を持つことで発掘できるキーワードの幅が広がります。

ユーザーの検索意図

自身が抱えている技術課題を解決するために、課題が発生する原因やメカニズムを調べている

例:ヒートシンク(放熱部品)

  • 発熱
  • 熱対策
  • 熱故障
  • 熱暴走 など

用途

検索ユーザーが製品・技術を使用する用途(使用シーン)をキーワードに採用します。製品・技術を使用する用途は決まっているが、解決手段に行きついていないユーザーが使用する傾向にあります。

「対象物+機能 or 課題」の複合キーワードも用途カテゴリに含まれます(液漏れ 検知、内袋 噛み込み など)。筆者の経験では、製品名キーワードに次いで問い合わせに結びつきやすいキーワードが多く発掘でき、購買までの期間も比較的短いケースが多いです。

ユーザーの検索意図

自身が直面している技術課題を解決するための用途(使用シーン)で使える最適な製品や技術を探している

対策キーワード例:梱包不具合をチェックするX線検査機

  • 噛み込み検査
  • 液漏れ検査
  • シール不良検査 など

学習

これまでにご紹介した切り口により発掘した対策キーワードが枯渇した場合や、より潜在的なユーザーの開拓を目的とした場合に、活用できるのが学習キーワードです。

ターゲットユーザーが対象の製品・技術領域で日常的な情報収集の場面で使用しそうな検索キーワードで、例えばその分野でしか使われない専門用語や計算式、トレンド系のキーワードなどが挙げられます。

ニーズが潜在化していないユーザーがターゲットとなるため、問い合わせには結びつきづらく、購買までの期間は長いことが多いですが、日頃からユーザーへ情報提供し会社や製品の認知を高めていくことで、ニーズが芽生えたときに最初に想起される存在となることができます。

対策キーワード例

  • IoT製品を探しているユーザー・・・スマート工場、FA、industry4.0
  • 材料開発に従事している開発者・・・マテリアルインフォマティクス
  • 熱設計に携わっている設計者・・・サーマルマネジメント、熱拡散率、熱シミュレーション

まとめ

検索ユーザーの購買フローに基づいた対策キーワードを選定することが重要なことをお分かりいただけたかと思います。キーワードを選定する際は、Webマーケティングの目的によって臨機応変に決めていきましょう。PRしたいと考えている製品・技術を、想定しているターゲットにのみ効率的に販売していきたいのであれば、購買フローの後期ユーザーを狙い、製品・技術を既存顧客とは違う異分野のターゲットにも販売していきたいのであれば前期ユーザーを狙っていく、といった具合です。

テクノポートでは、技術系企業のWebマーケティングを戦略立案から実行まで一貫してお手伝いすることが可能です。Webマーケティングで成果が出ずお困りの企業様はお気軽にご相談いただければ幸いです。

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テックマヒンドラがOpenFrameを販売、メインフレームのマイグレーションサービスを強化 | IT Leaders

印Tech Mahindraの日本支社でSIベンダーのテックマヒンドラリミテッド(東京都港区)は、レガシーマイグレーションツール「OpenFrame」の販売を開始する。OpenFrameは、メインフレーム環境からオープン環境へとアプリケーションをマイグレーション(移行)するためのツール。テックマヒンドラリミテッドは、新たにOpenFrameを取り扱うことで、これまで同社が提供してきたマイグレーションサービスを強化する。OpenFrameの開発元である韓国TmaxSoftの日本法人、日本ティーマックスソフトが2022年8月26日に発表した。

auのコンタクトセンター、勤務シフトの作成時間を量子関連技術で5割超短縮、2023年度以降に実用化 | IT Leaders

コンタクトセンターのBPOを手がけるKDDIエボルバは2022年8月26日、auのコンタクトセンターにおける勤務シフトの作成時間を、量子コンピュータ関連技術(日立製作所の「CMOSアニーリング」)を活用することによって5割超短縮できることを確認したと発表した。実証では、同年6月に勤務シフトを自動作成し、同年7月の実勤務に適用した。2023年度以降の実用化を目指す。

「マネーフォワード クラウドインボイス」をリリース、請求書の受領とデータ化を代行 | IT Leaders

マネーフォワードは2022年8月25日、請求書受領クラウドサービス「マネーフォワード クラウドインボイス」を提供開始した。請求書の受領とデータ化を代行する。郵送やメールなどで送られてくる請求書を一括受領し、AI-OCRとオペレーターによる入力でデータ化する。改正電子帳簿保存法に準拠しているほか、2023年10月に始まるインボイス制度に準拠する予定である。

会議議事録の需要拡大で、2021年度の音声認識製品市場は36.1%増の急成長─ITR | IT Leaders

アイ・ティ・アール(ITR)は2022年8月25日、国内の音声認識市場における規模の推移と予測を発表した。主に人が話す言語をコンピュータで解析し、内容を文字データなどで取り出す処理を行う製品・サービスを対象に調査した。2021年度の同市場全体の売上金額は98億円で、前年度比36.1%増の急成長を遂げた。2026年度には300億円に迫ると予測している。

総合アルミメーカーのUACJ、RPAを用いて給与管理業務を改善、年間2300時間分の業務を削減 | IT Leaders

総合アルミメーカーのUACJ(本社:東京都千代田区)が、人事・労務領域におけるBPR推進を加速している。以前から利用する「COMPANY 人事・給与」の運用にRPAを導入して改善し、年間約2300時間分の人事業務削減に成功した。COMPANYを提供するWorks Human Intelligence(WHI)が2022年8月25日に発表した。

JSOL、マイクロセグメンテーション「Illumio」を販売、ゼロトラストネットワーク構築サービスを強化 | IT Leaders

JSOLは2022年8月25日、マルウェア対策ツール「ゼロトラストセグメンテーション ソリューション」の提供を開始したと発表した。米Illumio(日本法人:Illumio Japan)のマイクロセグメンテーションツール「Illumio」をベースにしている。JSOLが以前から提供するゼロトラストネットワーク/セキュリティ構築サービス「次世代ネットワークセキュリティソリューション」を強化する。

データ侵害1回あたりの損失は平均435万ドル、AI/自動化の有無で305万ドルの差─米IBM Security調査 | IT Leaders

日本IBMは2022年8月25日、セキュリティ調査レポート「2022年データ侵害のコストに関する調査レポート」の日本語版サマリーを公開した。米IBM Securityが世界規模でデータ侵害の経済的影響を調査した結果をまとめたもの。1回のデータ侵害インシデントでかかるコストは平均435万米ドルで、18年前に調査を開始して以来、過去最高だった。コストの削減に効く要因としてはAIと自動化の影響が大きく、AIと自動化を全面的に導入している組織(315万ドル)と導入していない組織(620万ドル)のコスト差は305万ドルである。

SIE、PS5本体を5500円値上げ–9月15日から

ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は8月25日、 同社が発売しているゲーム機「PlayStation 5」について、一部の国・地域における希望小売価格を改定すると発表。日本では9月15日から、PS5(Ultra HD Blu-rayディスクドライブ搭載版)を6万478円(税込)、PS5 デジタル・エディションを4万9478円(税込)と、それぞれ5500円値上げする。
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丸亀製麺などを運営するトリドールHD、グローバル経営を支える経理業務システムを刷新 | IT Leaders

丸亀製麺などの外食チェーンを展開するトリドールホールディングス(本社:東京都渋谷区)が、グローバルの経理業務システムを刷新した。事業成長を支える経理業務を目指し、マニュアル作業が残るなどの課題を解決するための2022年6月に決算業務システム「BlackLine」の導入を決定した。ブラックラインが2022年8月24日に発表した。

ヴイエムウェア、クラウドの設定不備を検出するCSPMツール「CloudHealth Secure State」に無料版 | IT Leaders

ヴイエムウェアは2022年8月25日、CSPM(クラウドセキュリティ動態管理)ソフトウェア「CloudHealth Secure State」の無料版「同Free Tier」を発表した。クラウドサービスの設定上の不備を検出してセキュリティを高めるツールである。有料版と比べて使える機能を限定したエディションであり、メールアドレスやアカウントを登録することで利用可能である。

2023年3月開始の「IPv6基礎検定」、2022年10月9日にベータ試験を実施─日本ネットワーク技術者協会 | IT Leaders

ネットワーク関連の検定試験を運営する一般社団法人日本ネットワーク技術者協会は2022年8月25日、「IPv6基礎検定ベータ試験」を同年10月9日に実施すると発表した。初級ネットワークエンジニアとネットワーク運用管理者を対象にIPv6の基礎的な知識を問う試験である。設問数は40問で、70%正解で合格する。本試験は2023年3月から実施する。

パナソニック「ジアイーノ」に新製品–事業拡大のチャンス捉え、2025年500億円事業へ

パナソニックは、次亜塩素酸空間除菌脱臭機「ジアイーノ」に3機種の新製品を発表した。サブスクやリースなどの販売施策を強化するとともに次亜塩素酸の効果や安全性を検証する「IAQ検証センター」を活用した研究開発を加速し、ジアイーノの事業をさらに拡大する。
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【事業開発の達人たち】失敗を重ねて辿り着いた「森の香り」の新規事業–エステー・奥平壮臨氏【後編】

企業の新規事業開発を幅広く支援するフィラメントCEOの角勝が、事業開発に通じた各界の著名人と対談していく連載「事業開発の達人たち」。前回に続き、エステー 新規事業開発室 クリアフォレスト担当 エグゼクティブエキスパートの奥平壮臨さんにお話を伺います。
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電子部品の購買を自動交渉AIで効率化する実証、数日~数週間かかる調整を分単位に─NECなど | IT Leaders

NEC、BIRD INITIATIVE、自律調整SCMコンソ―シアムの3組織は2022年8月24日、電子部品の購買業務において、購買側のAIが販売側の人と納期や数量の調整を行う自動交渉AIの実証実験を共同で実施した。実証は同年6月~7月にかけて実施した。この結果、通常であれば数日から数週間かかる調整を分単位に短縮している。
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普及期に入ったAI画像認識、2026年度まで年平均33.4%増で成長─デロイト トーマツ ミック研 | IT Leaders

デロイト トーマツ ミック経済研究所は2022年8月24日、ディープラーニング(深層学習)を活用した画像認識の製品サービスについて市場規模とトレンドを分析した。主要ベンダー39社の63個の製品・サービス(市場カバー率73.1%)を調査した数値をベースに、その他ベンダーを含めた全体を推計している。調査によると、2021年度は前年比139.4%の260億円だった。2022~2026年度まで年平均33.4%増で成長を続け、2026年度には1100億円に達する見込みという。
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技術目線から脱し、相手目線でのIT活用促進を! | IT Leaders

日本を代表する百戦錬磨のCIO/ITリーダー達が、一線を退いてもなお経営とITのあるべき姿に思いを馳せ、現役の経営陣や情報システム部門の悩み事を聞き、ディスカッションし、アドバイスを贈る──「CIO Lounge」はそんな腕利きの諸氏が集まるコミュニティである。本連載では、「企業の経営者とCIO/情報システム部門の架け橋」、そして「ユーザー企業とベンダー企業の架け橋」となる知見・助言をリレーコラム形式でお届けする。今回は、CIO Lounge 理事 小林 譲氏からのメッセージである。

Spotify、ゲームクリエイター小島監督のポッドキャスト番組–日英2言語で配信

オーディオストリーミングサービス「Spotify」は、「メタルギアソリッド」シリーズや「DEATH STRANDING」などを手掛けたゲームクリエイターとして知られる“小島監督”こと、小島秀夫氏がパーソナリティを務めるポッドキャスト番組「Hideo Kojima presents Brain Structure」について、9月8日からSpotifyで独占配信する。日本語版と英語版を同時に配信するという。
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グーグル「Chrome」の「保護強化機能」を解説–検討の価値アリ

グーグルの「Chrome」には、ブラウザーでユーザーデータを保護する機能として、「保護強化機能」が2020年から導入されている。グーグルに利用データを共有することになるというデメリットもあるが、個人データを取り巻く脅威がますます深刻化している今、この機能を使わない手はない。
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現場の意識を変えた「改革の実感」─鴻池運輸が挑む国際物流DXの舞台裏 | IT Leaders

1880(明治13)年創業という長い歴史を持つ総合物流会社の鴻池運輸。KONOIKEグループ国内200・海外30以上の拠点を擁し、国内外の物流サービスと製造業やサービス業をトータルで支援する請負サービスを軸にグローバルビジネスを展開している。そんな同社がグループを挙げたデジタルトランスフォーメーション(DX)の一環で取り組むのが、強みの港湾運送から発展した国際物流事業の業務改革である。本誌の取材で、改革を牽引するリーダーが老舗企業ゆえの課題も含めて、取り組みの舞台裏を明かしてくれた。

7割超の企業はサプライチェーンのセキュリティリスク対策に未着手─タニウム調査 | IT Leaders

エンドポイントセキュリティ製品ベンダー、米Taniumの日本法人、タニウムは2022年8月24日、「サプライチェーンリスクに関する市場調査」の結果を発表した。調査によると、9割弱の企業がサプライチェーンのセキュリティリスクを認知している一方で、7割を超える企業は対策をとっていないことが分かった。また、サプライチェーンに対するガバナンスを徹底できている企業は8%にとどまっている。

JTP、APM製品の導入から監視・運用までを代行する「アプリケーション監視・運用サービス」 | IT Leaders

JTPは2022年8月23日、「アプリケーション監視・運用サービス」を提供開始した。アプリケーションの性能管理に特化したAPM(アプリケーション性能管理)製品の導入から監視・運用までを代行する。APM製品には、クラウド型のシステム性能監視ツール「New Relic One」を使う。サービスの価格(税別)は、月額30万円から。

TIS、UNIXで稼働するOpen COBOLをJavaにリライトして移行する「Xenlon~神龍 Lite」 | IT Leaders

TISは2022年8月24日、Open COBOLモダナイゼーションサービス「Xenlon~神龍 モダナイゼーションサービス Lite」(Xenlon~神龍 Lite)を発表した。UNIXサーバー上で稼働しているOpen COBOLベースの基幹システムをJavaにリライトして移行するSIサービスである。

脆弱性管理ツール「yamory」、クラウド設定不備の診断やWeb外部診断も可能に─ビジョナル・インキュベーション | IT Leaders

ビジョナル・インキュベーションは2022年8月24日、クラウド型脆弱性管理ツール「yamory」を強化し、脆弱性診断の対象をクラウドインフラやWebアプリケーションにまで広げた。yamoryは従来、システムで利用しているオープンソースライブラリ/ツールの脆弱性を診断するツールだった。今回、脆弱性の診断対象をシステム全体へと広げた形である。同日、新サービスとして、クラウドインフラ向けの診断サービスと、Webアプリケーション向けの診断サービスを提供開始した。

大企業の半数近くが「業務自動化」を最重要事項に、技術・製品の選定ポイントは?─ITR | IT Leaders

アイ・ティ・アール(ITR)は2022年8月18日、ホワイトペーパー『業務自動化に向けた国内企業の現状と展望』を発行した。同社が実施した調査では、回答企業の45%が「業務の自動化」を、デジタルトランスフォーメーション(DX)に関連するテーマの中での最重要事項と回答。また、すでに自動化を行っている業務領域として、53%が「人事・給与業務」を挙げている。調査結果と合わせて、ITRは業務自動化を実現する技術・製品の選定ポイントを解説している。

ARグラス「Nreal Air」がmacOSにネイティブ対応–空間上に仮想マルチ画面を構築

日本Nrealは8月24日、スマートグラス「Nreal Air」の機能拡張を発表した。2022年9月中に、これまでAndroid専用だった3Dインタラクティブアプリケーション「Nebula」がmacOSにネイティブ対応するという。これによって、MacでもNreal Airだけで最大3画面のマルチスクリーン環境を構築できるようになる。
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【簡単】SEOを成功させるための具体的な方法(外注、内製化、事例)

テクノポートの永井です。Webサイトを作る際、SEOを意識することが重要だとよく言われます。

しかし、「SEOを成功させるにはどうしたらよいのか?」「そもそもSEOの成功ってなんだろう」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。そこで、本記事ではSEOを成功させるための具体的な方法をお伝えしたいと思います。

SEOで順位を上げるためのセオリー

SEOを成功させるには、ただWebサイトに記事をアップすればよいわけではありません。SEO対策のセオリーを理解する必要があります。まずは、ターゲットとなるペルソナをしっかりと決めましょう。ここはできるだけ具体的に、社内でも共通認識となるように話し合うことが重要です。

続いて、キーワード選定です。ターゲットがどんな課題を抱え、どんな内容を知りたがっているのかを検討し、記事のキーワードを抽出します。抽出したキーワードの検索ボリュームを調査し、多く検索されているものを選定しましょう。

そして、記事の執筆ですが、キーワードを入れつつターゲットが思わず見たくなる内容を心がけましょう。専門性のあるもの、競合より詳しいもの、自社製品の紹介などが記事の内容として好ましいです。

最後に、効果測定と改善を行います。記事はアップして終わりではありません。記事へのアクセス回数や上位表示されているかを定期的に確認し、予想よりも結果が出ていなければ、内容の改善をしましょう。

SEOの記事まとめ

SEOを成功させるための体制づくり

自社のWebサイトにおけるSEOを成功させるためには、きちんとした体制を整えなければなりません。今回は2つご紹介します。

外部に委託する

まずはSEO対策を行っている企業に業務委託する方法です。SEOのノウハウを多く持っているプロであるため、集客や認知拡大といった目的を達成できる可能性がグンと上がります。費用はかかりますので、費用対効果をみて判断してください。

内部でSEO人材を作る

SEOに詳しい人材を社内で一名、徹底的に育成する方法です。時間は多少かかりますが、長期的にはコストを抑えることができます。記事を内製化することで、社内全体のSEO対策体制を作りやすくなります。

SEO対策は想像以上に地道な作業です。ネットの記事やYouTubeで情報を集めることはできますが、いざ自社で取り組むとなった場合は何から手を付けていいかわからないという方も多いと思います。まずは外部に委託し、その上で自社でSEO人材を育成していくのもいい方法でしょう。

SEOを外部に委託する場合のメリットと注意点

外部委託のメリット

SEO対策を外部に委託するメリットとしては、

  • 丸投げできるためメインの業務に集中できる
  • SEOのノウハウを学べる
  • キーワード選定からライティング、順位確認まで一貫して依頼できる

といったことが挙げられます。費用はかかりますが、自社でSEOを進められないのであれば、早めに外部に委託することをおすすめします。

外部委託の注意点

ライターではなくSEO対策を行っている企業に依頼する

SEO対策を外部委託する場合は、個人のWebライターに依頼するのではなく、SEO対策を得意とする企業に依頼するのがおすすめです。

ライターに直接依頼するほうがコストは抑えられるのですが、その後の運用についてのサポートまでやってくれるライターは少なく、長期的に見ると有益ではありません。また、ライターを探すのにも時間がかかるため、効率が悪くなります。

SEOを成功させるには、チェックツールを使ってキーワード選定やコンテンツ診断などを行い、PDCAを回すことが求められます。そのため、密に連絡が取れるSEO企業に依頼することをおすすめしています。

業界の実績がある企業を選ぶこと

SEO対策を行える企業は数多くあるのですが、その中でも同じ業界の経験値を持っている企業に依頼することをおすすめします。SEOは学んですぐに成果が出せるものではありません。掲載されている実績数が少ない場合、たまたま成功しただけという可能性もあります。

  • 実績数はどれくらいあるのか
  • どのような業界で実績があるのか

は必ずチェックしておきましょう。

順位をチェックしてくれるか確認する

SEOの結果は特定のキーワードにおける検索順位であるため、定期的な検索順位の確認が必須です。現時点での検索順位がどれくらいなのか、さらに上位表示させるためにどのような施策があるのかを報告してくれる企業を選びましょう。

費用対効果が得られるかどうか

SEOの費用の相場は記事1本につき3〜10万円ほどで、記事の文字数やインタビューの有無で金額には幅があります。具体的にどんな施策にどんな費用がかかるのかといった、見積もり内容が明確で、納得できる企業に委託するようにしましょう。

内部でSEO人材を作ることのメリットと注意点

内製化のメリット

社内にSEO人材を作ることのメリットとしては、

  • 社内で完結できる
  • コストが安く済む
  • 記事の量産が可能になる

といったことがあげられます。SEO対策企業に任せてばかりですと、記事の方向性や構成が間違っていた場合でも指摘することができません。自社でSEO人材を育成することで、イニシアチブを持ちながら依頼できる体制づくりが大切です。

内製化の注意点

育成には半年は必要

社内にSEO担当者を作ることで、PDCAを素早く回せます。SEO担当者の育成は意外と短期間ででき、長くても半年あれば可能でしょう。外部委託と比較すると時間はかかりますが、実際にトライアンドエラーを繰り返して得たノウハウは、社内の貴重な資産となります。

勉強ツールが必要(本、Web、YouTubeでOK)

SEOをどのように勉強すべきか悩むかもしれませんが、基本的には本、Web、YouTubeに情報はあります。大切なことは実際に記事を書いて、順位がどうなったのか、どうすれば順位を上げられるのかを考え続けることです。

弊社も定期的にオンラインセミナーを開催しているので、ぜひご活用ください。学んだら、キーワード選定から執筆、順位の確認まで一通りやってみることが大事です。

ライティングが必要(記事はライターに外注してもOK)

社内のSEO担当者を育成できたら、記事の執筆のみをライターに外注するのもいいでしょう。企業に依頼するよりもコストを抑えることができます。

SEOを成功させるための裏技

SEOを成功させるための3つの裏技を紹介します。

「◯◯とは?」系の記事を作る

「◯◯とは?」といった知識系の記事は、一般的な内容が多く、上位サイトを参考にしやすいため、作る手間が少なくて済みます。SEOで順位を上げる難度は高いですが、上位サイトを確認してみて、情報を追加できるようであれば、網羅性かつ専門性のある有効な記事になるでしょう。

ニッチキーワードの記事を作る

ニッチキーワードの記事を作成してみましょう。競合記事が少なく、検索順位10位以内が取りやすいです。さらに、ニッチキーワードで検索してサイトに来てくれた人は、購買意欲が高い人が多く、問い合わせにもつながりやすいでしょう。

ただし、ニッチすぎて誰にも検索されない事態にならないように、検索ボリュームは事前にチェックしましょう。

他社記事の8割を参考にする

書きたい記事のSEO対策キーワードで検索してみて、上位10サイトを確認しましょう。これら他社の記事を参考にしながら見出しを作成し、そこに自社の新しい内容も入れることがポイントです。自分の判断ではなく、リサーチに基づいて記事を作成することはSEOを成功させる上で重要な過程となります。

テクノポートのSEO事例

キーワード:「銅 プレス加工」

愛知県の株式会社三洋電機製作所は「銅 プレス加工」で検索順位1〜2位になっています。「銅 プレス加工」は材料+加工名というニッチな分野を狙ったもので、的を絞ることで高順位を獲得することに成功しました。構成とライティングはテクノポートで行い、お客様にチェックしていただきました。

企業サイト:http://sanyo-dss.co.jp
SEOページ:http://sanyo-dss.co.jp/cu_press/

キーワード:「デジタルトルクレンチ 無線」

新潟県の株式会社アドレックは「デジタルトルクレンチ 無線」で検索順位4位になっています。ブランド力が高い企業が多い中、機能を絞ることで高順位の獲得に成功しました。
構成はテクノポート、ライティングは株式会社アドレックで行っています。

企業サイト:https://www.adrec-jp.com
SEOページ:https://www.adrec-jp.com/products/pro-wrench

キーワード:「ばね 量産」

大阪府の山陽株式会社は「ばね量産」で検索順位1〜2位になっています。ばね専門メーカーが多い中、「量産」というキーワードを追加することで高順位の獲得に成功しました。キーワード選定をテクノポート、構成とライティングは山陽株式会社に行っていただきました。

企業サイト:http://sany.co.jp/
SEOページ:http://sany.co.jp/works/spring-processing/

キーワード:「ガントリーローダー」

岐阜県の水野鉄工株式会社は「ガントリーローダー」で検索順位2〜4位になっています。自社の得意とする技術を出すことで、高順位の獲得に成功しました。構成とライティングはテクノポートで行い、お客様にチェックしていただきました。

企業サイト:https://mizuno-tk.jp
SEOページ:https://mizuno-tk.jp/gantry_loader

キーワード:「専用機 愛知」

愛知県の名古屋精工株式会社は「専用機 愛知」で検索順位1〜2位になっています。場所を絞ることと社名に名古屋が入っていることで、高順位の獲得に成功しました。構成とライティングはテクノポートで行い、お客様にチェックしていただきました。

企業サイト:https://meisei-web.co.jp/
SEOページ:https://meisei-web.co.jp/

まとめ

今回は、SEOを成功させる方法として、外部委託と社内のSEO人材育成という2つの方法をご紹介いたしました。それぞれにメリットがあるため、あなたの企業が使える時間・費用を考慮しつつ、どちらがよいか検討してみてくださいね。

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NTTデータGSL、経営管理ソフト「CCH Tagetik」を販売、導入から保守まで支援 | IT Leaders

NTTデータ グローバルソリューションズ(NTTデータGSL)は2022年8月23日、経営管理ソフトウェア「CCH Tagetik」(開発元:オランダWolters Kluwer)を発表した。同年7月から販売している。ライセンスの販売に加えて、導入支援や保守サービスを提供する。販売目標として、5年後に年間10億円規模を掲げる。

【事業開発の達人たち】消臭力のエステーが電化製品を開発?–奥平壮臨氏が味わった事業作りの「天国と地獄」【前編】

企業の新規事業開発を幅広く支援するフィラメントCEOの角勝が、事業開発に通じた各界の著名人と対談していく連載「事業開発の達人たち」。今回は、エステー 新規事業開発室 クリアフォレスト担当 エグゼクティブエキスパートの奥平壮臨さんにご登場いただきました。
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統合ストレージ「Dell PowerStore」のOSをアップデート、性能や容量を向上 | IT Leaders

デル・テクノロジーズは2022年5月25日、多機能ミッドレンジ統合ストレージ「Dell PowerStore」のOS「Dell PowerStoreOS 3.0」にアップデートしたと発表した。新バージョンのOSを搭載した製品の国内提供を開始した。性能は、読み取り/書き込みの混合ワークロード速度を最大50%高速化した。容量は、筐体あたりの最大容量が66%増えた。

紀陽銀行、勘定系システムをパブリッククラウドに移行して10月に稼働 | IT Leaders

紀陽銀行(本店:和歌山県和歌山市)は2022年8月22日、勘定系システムをパブリッククラウドに移行すると発表した。クラウド上の新システムは、同年10月10日に稼働させる。現在はオンプレミスでBIPROGY(旧称は日本ユニシス)の「BankVision」を利用しているが、これをパブリッククラウド「Microsoft Azure」上に移行する。パブリッククラウドへの移行を通じて、APIを通じた異業種との連携など「銀行業の高度化」を図る。

映画「カーズ」のポルシェ911「サリー・カレラ」実車、5億円で落札–ウクライナ支援などに

Volkswagen(VW)は、ディズニー映画「Cars」(邦題「カーズ」)のヒロイン「Sally Carrera」(サリー・カレラ)がモデルの自動車「911 Sally Special」をオークションに出品したところ、360万ドル(約4億9000万円)で落札されたと発表した。収益は、ウクライナ難民の支援などに使われる。
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アズジェント、クラウド型のファイル無害化サービス「VOTIRO Secure File Gateway」を販売 | IT Leaders

アズジェントは2022年8月23日、クラウド型ファイル無害化サービス「VOTIRO Secure File Gateway」を販売開始した。オンプレミス型の既存ソフトウェア「VOTIRO Disarmer」に加えて、新たにクラウド版をラインアップに追加した形である。価格はオープンだが、参考価格(税別)は、3000ユーザー時で1ユーザーにつき1GB使った場合、1ユーザーあたり年額1万2000円。販売目標は、初年度1億円。開発会社は、米Votiro Cybersec。

TED、北米のIT製品とベンダーをリサーチするサービスを開始、TEDの米子会社が提供 | IT Leaders

東京エレクトロン デバイス(TED)は2022年8月23日、「TED AMERICA北米技術リサーチサービス」を販売開始した。北米に特化したIT製品とベンダーのリサーチサービスである。子会社の米TOKYO ELECTRON DEVICE AMERICA(TEDAI)が提供する。日米の商習慣の違いによる認識のズレや製品品質、技術サポートの不安などの懸念点を払拭するとしている。

SIE、「PlayStation VR2」を2023年初頭に発売へ

ソニー・インタラクティブエンタテインメントは8月23日、PlayStation 5(PS5)向け次世代バーチャルリアリティシステム「PlayStation VR2」(PS VR2)について、発売時期は2023年初頭と、プレイステーション公式Twitterを通じて発表した。
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熊谷組、京セラ、NEC、ローカル5Gで建設機械を遠隔操作・自動運転する実証実験 | IT Leaders

熊谷組、京セラ、NECの3社は2022年8月22日、ローカル5Gを活用した建機の遠隔操作と自動運転の実証実験を実施したと発表した。熊谷組技術研究所の屋外実験ヤードにおいて、無人化施工に不整地運搬車の自動運転を組み込んだ試験環境下で、同年6月に実施した。今後も同通信環境にさまざまなシステムを組み込んで検証実験を継続していく。
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取引先ITベンダーのサステナビリティリスク対策を十分に講じている企業は10%─ガートナー | IT Leaders

ガートナー ジャパンは2022年8月22日、取引先ITベンダーに内在するリスクへの対策状況に関する国内調査の結果を発表した。サイバーセキュリティリスクや法規制/コンプライアンスリスク、オペレーショナルリスクへの対策を十分に講じていると回答した企業はいずれも30%以上だった一方、サステナビリティリスクへの対策に関しては10%にとどまった。同社は、取引先のITベンダーを全社活動の対象に含めるなどの対策を確認すべきと助言している。

歩数と心血管疾患リスクの関係は–DeNA、アプリ「kencom」のビッグデータで研究

ディー・エヌ・エーの子会社であるDeSCヘルスケアは8月22日、ヘルスケアエンターテインメントアプリ「kencom」で得られたビッグデータをもとに、健康診断などで行う検査の結果数値と歩数の関連性についての研究を実施し、その結果を発表した。
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