ハピネスプラネットと日立、職場のメンタルリスク低減に向け、縦・横・斜めのコミュニケーションの改善を実証 | IT Leaders

日立製作所のグループ会社であるハピネスプラネットと日立製作所は2022年8月9日、ハピネスプラネットが提供する組織支援アプリケーション「Happiness Planet Gym」の効果を実証したと発表した。リモートワークが多く、顔を合わせる機会が少ない職場においても、メンタルリスクに関わるコミュニケーションを改善できたとしている。

Datumix、短納期をうたうAI開発サービス「OptAce」、ソフトウェア部品を組み合わせて工数を削減 | IT Leaders

米Datumixの日本法人であるDatumix(東京都豊島区)は2022年8月10日、短納期AI開発サービス「OptAce」を開始した。AIモデルやAIシステムを開発するSIサービスである。最大の特徴は、既存のソフトウェア部品を組み合わせる開発手法によって開発工数を削減し、短納期でシステムを納品すること。工数削減の例として、従来のAI受託開発で3カ月かかる案件を1カ月で納品したとしている。

NEC、IoT機器に通信暗号化機能を後付けで追加するソフトウェア、Linux/Windows両環境で動作 | IT Leaders

NECは2022年8月16日、IoT機器向け「軽量暗号 開発キット」および「軽量暗号 組込み改修不要化オプション」の稼働環境を拡大し、Windows向けの販売を開始した。通信を暗号化する機能をIoT機器に後付けで追加できるソフトウェア製品である。同年4月からLinux向けを提供しているが、同年10月1日からWindows向けを提供する。

ガートナーの先進テクノロジーハイプサイクル2022年版、メタバース/NFT/Web3を“次に来る顧客体験”にプロット | IT Leaders

ガートナー ジャパンは2022年8月16日、米Gartnerが2022年8月10日に発表した「先進テクノロジのハイプ・サイクル:2022年」を発表した。「過度な期待のピーク期」にWeb3やNFT、ファウンデーションモデル(大規模AIモデル)、コンピュテーショナルストレージ(演算機能を備えたストレージ)など6項目を、「黎明期」にメタバースやコーザルAI(因果関係を提示するAI)などをプロットしている。総括として、2022年のハイプサイクルは「イマーシブエクスペリエンス(没入型体験)の進化と拡大」「AI自動化の加速」「テクノロジストによるデリバリーの最適化」の3つのトレンドに集約できるとしている。

データで見る、24年卒コロナネイティブ学生に特徴的な「就活3つの新常識」

就活時期に入っている2024年卒の動向を、Google人事部で新卒採用を担当していた草深生馬(くさぶか・いくま/現RECCOO CHRO)が解説。今回から2回に渡り、コロナネイティブと呼ばれる2024年卒に特徴的な動向の詳細について、学生運営団体「キャリア教育支援NPO エンカレッジ」のアンケートデータをもとに解説する。
Posted in 未分類

キンドリルとサイファーマ、脅威インテリジェンスを活用したセキュリティ支援で協業 | IT Leaders

キンドリルジャパンとサイファーマ(CYFIRMA)は2022年8月15日、企業のサイバーセキュリティ強化で協業すると発表した。キンドリルジャパンは、CYFIRMAの脅威インテリジェンスサービス「DeCYFIR」を活用したセキュリティ支援サービスを日本で提供する。

従業員のエンゲージメント診断・サーベイ市場が拡大、2021年は前年比123.6%の47億2000万円―矢野経済研究所 | IT Leaders

矢野経済研究所は2022年8月15日、国内の従業員エンゲージメント診断・サーベイクラウドの市場規模を公開した。同社は、2021年の市場規模を、事業者売上高ベースで前年比123.6%の47億2000万円と推計した。在宅勤務が増えたことから、従業員のメンタルヘルスをケアしエンゲージメントを測る目的で、日々の状態を把握できるサーベイの需要が増加したとしている。

三井情報とBlueMeme、AIで開発生産性を高めたシステム開発サービスを2023年度に開始 | IT Leaders

三井情報とBlueMemeは2022年8月12日、システム開発サービス「デジタルレイバーサービス」を2023年4月以降に開始すると発表した。AIなどを活用した自動化技術によってBlueMemeおよび三井情報の開発生産性を高めることにより、ユーザーに対して素早くシステムを開発するサービスである。システム開発における自動化の対象領域を広げるとしている。

TIS、AI-OCRを業務フローに組み込むための追加開発メニュー、OCR前後の業務処理をシステム化 | IT Leaders

TISは2022年8月15日、AI-OCRサービス「SmartRead」(Cogent Labsが開発)を、より企業の業務にフィットさせる機能開発メニューを提供すると発表した。AI-OCR案件でユーザーからの追加開発ニーズが高かった機能をメニュー化した。AI-OCRによるテキスト化前後の処理作業をユーザーの業務フローに則って行えるとしている。

今の仕事に向き合いスキルアップするための5冊

暑くてやる気が出なくても、仕事に向かう道すがら、本を読むことならスマホでできる。ならば、その時間を、少しでもスキルアップにつながることに使うのはどうだろう。前に進む道へ、たとえ一歩でも踏み出していければ、いつかは遠くまで辿り着く。そのような、「一歩を踏み出す力」になってくれる5冊を紹介する。
Posted in 未分類

テレワーク体制下の学び「増えた」との声も–リクルート調べ

リクルートマネジメントソリューションズは8月5日、「リモート下の会社員の学びに関する実態調査」の結果を公表した。調査期間は2022年2月、調査対象は、新型コロナウイルスの発生以降現在も同じ会社で勤務しており、テレワークの頻度が週または月の半分以上に増えたと回答した832人。
Posted in 未分類

[ブックレビュー]現代社会に起きている症状について洞察する–「22世紀の民主主義」

本書を読むと、現代において国を動かしている政治や選挙の在り方が、民主主義を実現する数多き手段のうちのたった一つに過ぎないことを実感できる。そして、それは数百年前に構想されたにもかかわらず、今もなお使われ続けているという現実を。
Posted in 未分類

SIE、「Marvel’s Spider-Man Remastered」PC版を発売

ソニー・インタラクティブエンタテインメントは8月13日、「Marvel's Spider-Man Remastered」PC版について、SteamとEpic Gamesで発売した。PlayStation 4用ソフトとして発売した「Marvel's Spider-Man」のリマスター版で、PC版ならではの機能を搭載したほか、PS5のDualSense ワイヤレスコントローラーにも対応している。
Posted in 未分類

飲料補充をロボットに–ファミリーマート、AIロボット「TX SCARA」を300店舗に導入へ

ファミリーマートは8月10日、Telexistenceが開発したAIロボット「TX SCARA」および、店舗作業分析システム「TX Work Analytics」について、主要都市圏にて展開するコンビニエンスストア「ファミリーマート」(300店舗)へと8月下旬より順次導入を開始すると発表した。
Posted in 未分類

渋谷区、キャッシュレス決済「ハチペイ」を2022年内に開始、QRコードまたはNFCタグで決済 | IT Leaders

東京都渋谷区は2022年8月9日、独自のデジタル地域通貨を2022年中に導入すると発表した。渋谷区内の商店街や企業の活性化を支援する。区内の店舗を訪れた利用者は、キャッシュレス決済アプリ「ハチペイ」を使い、店舗に設置したQRコードまたはNFCタグを読み取って決済する。決済に使うデジタル通貨は、クレジットカードや一部ATMからチャージして円の代わりに使う。

「メガドライブミニ2」に「三國志III」や「ソーサリアン」–収録タイトル第4弾公開

セガは8月11日、10月27日に発売予定の「メガドライブミニ2」について、収録予定のタイトルを新たに発表。第3弾として「エコー・ザ・ドルフィンCD」「ソーサリアン」「ファンタシースターII 還らざる時の終わりに」「三國志III」「真・女神転生」など、11タイトルを公表した。
Posted in 未分類

Archaic、エッジAIカメラソフト「AI Open Camera」に人数流入カウント機能を追加 | IT Leaders

Archaicは2022年8月9日、エッジAIカメラソフトウェア「AI Open Camera」に、新機能「人数流入カウント」を追加した。AI Open Cameraは、Windows PCに接続した既存の監視カメラをマーケティング用途に活用できるようにするソフトウェアであり、ダウンロードして無料で利用できる。カメラ映像から人物の性別、年齢、来店人数をデータ化可能である。
Posted in AI

河野太郎デジタル大臣「FAXを使っておきながら『人員を増やせ』は筋違い」–省庁の働き方改革へ所信

 第二次岸田改造内閣でデジタル大臣および内閣府特命担当大臣(デジタル改革 消費者及び食品安全) 国家公務員制度担当を務める河野太郎氏は8月12日、就任記者会見に登場し、霞が関のテレワークについてさらに推進する考えを示した。
Posted in 未分類

積水ハウス、11月完成の分譲マンションに顔認証システム、解錠や施設予約、置き配などに活用 | IT Leaders

積水ハウスとNECは2022年8月9日、集合住宅に顔認証システムを活用する取り組みで連携すると発表した。第一弾として、2023年11月に完成予定の積水ハウスの分譲マンション「グランドメゾン溝の口の杜」にNECの顔認証システムを採用する。エントランスおよび玄関ドアの解錠や、共用施設の予約などに顔認証を利用する。

敷島製パン、人事システムのCOMPANYを刷新、IaaS運用をSaaSに切り替え | IT Leaders

Pascoブランドで知られる敷島製パンは、運用中の人事システム「COMPANY」を最新バージョン(Ver.8)に移行する。新版は、UI/UXの刷新のほか、勤怠管理情報をグラフ化する「勤怠ポータル」「勤怠ダッシュボード」機能が備わっている。敷島製パンはこれまで、COMPANYをIaaSに構築して運用してきたが、バージョンアップに伴い、SaaS版に切り替える。Works Human Intelligence(WHI)が2022年8月10日に発表した。

敷島製パン、人事システムのCOMPANYを刷新、IaaS運用をSaaSに切り替え | IT Leaders

Pascoブランドで知られる敷島製パンは、運用中の人事システム「COMPANY」を最新バージョン(Ver.8)に移行する。新版は、UI/UXの刷新のほか、勤怠管理情報をグラフ化する「勤怠ポータル」「勤怠ダッシュボード」機能が備わっている。敷島製パンはこれまで、COMPANYをIaaSに構築して運用してきたが、バージョンアップに伴い、SaaS版に切り替える。Works Human Intelligence(WHI)が2022年8月10日に発表した。

ワークスAP、「HUE プロジェクトボード」新版、プロジェクト状況を横断的に確認可能に | IT Leaders

ワークスアプリケーションズは2022年8月10日、SaaS型プロジェクト進捗管理サービス「HUE プロジェクトボード」をバージョンアップしたと発表した。新版では、プロジェクト管理者がプロジェクト状況を横断的に確認できるダッシュボード機能を実装した。価格(税別)は、1ユーザーあたり月額960円。

ワークスAP、「HUE プロジェクトボード」新版、プロジェクト状況を横断的に確認可能に | IT Leaders

ワークスアプリケーションズは2022年8月10日、SaaS型プロジェクト進捗管理サービス「HUE プロジェクトボード」をバージョンアップしたと発表した。新版では、プロジェクト管理者がプロジェクト状況を横断的に確認できるダッシュボード機能を実装した。価格(税別)は、1ユーザーあたり月額960円。

PKSHAの「地域金融機関FAQプラットフォーム」、京都銀行に続き4行が利用開始、FAQデータは3万件超に | IT Leaders

PKSHA Technologyは2022年8月10日、グループ会社のPKSHA Workplaceが同年5月から提供しているFAQ共通利用プラットフォーム「地域金融機関FAQプラットフォーム」の利用状況について発表した。ファーストユーザーである京都銀行に続き、同年8月から、十六銀行、三十三銀行、肥後銀行、名古屋銀行の4行が利用を開始する。これにより、解析対象となるFAQ(よくある問い合わせと回答)のテキストデータ数が3万件を超え、プラットフォームの提供開始から3カ月で12倍の規模になったという。

電機大手決算出そろう–上海ロックダウン、円安などの影響大きく、部品不足は少しずつ解消へ

国内電機大手の2022年度第1四半期(2022年4~6月)の決算は、半導体不足や部品不足の影響は徐々に回復傾向にはあるものの、依然として継続しているほか、原材料価格や物流価格の高騰、急激な円安、中国・上海のロックダウン、世界的なインフレの進行、そして長引くコロナの影響など、外的要因に大きく左右された内容となった。
Posted in 未分類

新型コロナ第7波における正社員のテレワーク率は全国平均で25.6%–パーソル調べ

パーソル総合研究所は8月10日、新型コロナウイルス感染症の第7波感染拡大下におけるテレワークの実態を定量的に把握することを目的に実施した「第七回・新型コロナウイルス対策によるテレワークへの影響に関する調査」の結果を公表した。調査期間は7月13日~18日、主な調査対象者は全国の正社員2万46人.
Posted in 未分類

任天堂、「スプラトゥーン3」を発売に先駆けて体験できる「前夜祭」を8月28日開催

任天堂は8月10日、Nintendo Switch向け新作タイトル「スプラトゥーン3」について、最新情報を公開する「スプラトゥーン3 Direct 2022.8.10」を配信。そのなかで、同作を発売前に体験できるゲーム内イベント「スプラトゥーン3 前夜祭」を開催すると発表した。日時は8月28日の9~21時。
Posted in 未分類

実証段階に入った「Trusted Web」、推進協議会の会合で見え隠れしたもの | IT Leaders

特定の事業者/サービスに依存しない「トラスト(Trust)」の仕組みを現行のインターネットの上に重ね合わせ、多様な主体による新たな価値の創出を目指す──2021年3月に「ホワイトペーパー ver1.0」の公開と共に、政府が「Trusted Web」で描く構想を公にした。その後、専門家が集まるTrusted Web推進協議会によって検討が重ねられ、2022年7月25日公開の「ホワイトペーパー Ver2.0(案)」に最新版としてまとめられた。筆者はその同日に開かれた推進協議会の第5回会合を傍聴したので、Trusted Webのおさらいをしたうえで、感じたことを書き連ねてみたい。

ディープラーニング型マルウェア対策のDeep Instinct、マルウェア判定をAPI化、組込み可能に | IT Leaders

米Deep Instinctの日本法人であるディープインスティンクトは2022年8月10日、API型マルウェア対策ソフトウェア「Deep Instinct Prevention for Applications」を発表した。ディープラーニング(深層学習)を活用したマルウェア対策ソフトウェア「Deep Instinct」のエンジンを使った新製品であり、API型で使う点が特徴である。APIでファイルを渡してマルウェアかどうかを検査可能である。API型で利用できることから、各種アプリケーションやサービスにマルウェア対策機能を組み込める。

日本の社会課題を「20年先取り」する五島市に移住者が増え続けるワケ

長崎県五島市は、全国でも非常に珍しく、移住者が増え続けている離島エリアだ。行政として改めて移住に注力した2018年度からは、4年連続で年間200人以上が移住しており、市内への転入者が転出者を上回る“社会増”にも転じている。その理由を現地で探った。
Posted in 未分類

決裁者マッチングプラットフォーム「チラCEO」のオンリーストーリー、9.55億円を調達

オンリーストーリーは8月10日、ニッセイ・キャピタル、エッグフォワード、ユーザベースを引受先とする第三者割当増資および、商工組合中央金庫と静岡銀行からの融資を合わせて、総額約9.55億円の資金調達を実施したと発表した。今回調達により、累計資金調達額は約26億円になるという。
Posted in 未分類

製造業の営業手法9選(中小製造業の新規開拓)

コロナ禍を機に、製造業の営業活動はさらに多様化しており、企業の立ち位置や目的によって様々な手法が用いられています。中でも中小製造業(サプライヤー)における営業活動には多くの課題があり、状況に応じて適切な営業手法を選択する必要があります。本記事では、中小製造業の営業活動について、新規開拓を中心にご紹介します。

営業活動・新規開拓・製造業

中小製造業の営業活動が難しい理由

中小製造業における営業活動は、自社製品を持つ企業が行う営業活動に比べて難しいと言われています。その理由は大きく分けると以下の4つが挙げられます。

受託加工という業態の特性(タイミング)

製造業界では、従来から依頼している発注先が存在します。より安価で依頼できる発注先を探すケースはありますが、基本的になにか特別な理由がない限りは、新規発注先を検討することはありません。新規発注先を検討するタイミングや理由としては、従来の加工業者側の納期遅れや品質不備、ボリューム対応不可、後継者不足、発注リスクの分散などが挙げられます。常にコンタクトをとっている訳ではないため、そういったタイミングを見極めて営業することは非常に難しく、ほとんどの場合「機会があれば」で終わってしまいます。

自社製品と比べてPRしづらい

自社製品であれば、製品の特徴やメリットデメリット、価格、他社製品との比較など、様々な提示が可能です。しかし、サプライヤーの場合は基本的にお客様側で用意した図面に対して、製作可否、納期、コストを提示することだけが求められます。それが他社と比較して優位性があるかどうかを、サプライヤー側で判断することはできないため、通常の製品販売営業よりも、営業活動は困難と言えます。

営業+技術ができる人が少ない

中小製造業の営業活動においては、営業力だけではなく、自社技術をある程度理解していなければ商談を進めることはできません。もちろん、最終的な詳細は現場に確認する必要があります。しかし、図面を見て内容や状況を理解し、ある程度の可否判断を下すことは営業にも求められるスキルであり、商談時にお客様の信頼を得るうえで重要なポイントです。

中小製造業では、そういった技術的営業は経営者が担当する場合が多く、営業を採用してもすぐに即戦力にはならないケースがほとんどです。時間をかけて営業+技術ができる人材を育てる必要があり、相応の労力とコストがかかります。

設備稼働力というキャパがある

他の業界のように、需要があればいくらでも販売できるという訳ではなく、製造業の場合は保有設備によって稼働できる限界があります。繁忙期に営業をかけて案件を獲得しても、そもそも製造できないというケースも少なくありません。売上や顧客からの信頼など、受注できる案件はいくらでも獲得したいのが営業側の意向ですが、それを良しとしない現場との問答はよくある話です。

また、閑散時に営業をかけてもなかなか案件を獲得できないこともあり、仕事の波をコントロールすることが非常に難しい業界と言えます。

営業活動の目的って?

営業の目的

営業活動の目的は、もちろん売上や利益を伸ばすことです。しかし、それは短期的な目的であり、あくまで数値化された目標と言えます。会社としての目的はその先にあり、具体的には以下のようなものが挙げられます。

リスクの分散

取引がこの先も常に続く保証はないため、業界問わず取引先を増やしていく必要があります。業界ごとの波を緩和させる仕組みづくりが不可欠です。

仕事の波の低減

仕事の波を抑えるためには、繁忙期、閑散期に左右されず営業活動ができる仕組みづくりが必要です。特に、閑散期に営業をかけても受注のタイミングを逃してしまっている場合が多く、協力企業と連携しキャパシティをコントロールすることが重要です。

利益率向上

顧客候補を増やすことで、自社として関係を持ちたい会社を選択できるようになります。その結果、不当なコスト協力を回避し、利益率の高い仕事を追求することが可能です。また前述同様に、協力企業をうまく活用することで、それぞれの得意分野で付加価値の高い仕事ができるため、利益率向上にもつながります。

あらたなビジネスのきっかけをつかむ

これまでやってきた事業が、形を変えずにこの先何十年も続いていくと思っている経営者はほとんどいません。また、いつか業務は平準化され、さらに自動化されるものも多いでしょう。積極的に新しい案件に取り組むことで、自社事業の可能性を常に模索し、新たな事業のきっかけをつくる取り組みが求められています。

新規営業手法紹介

営業手法

ここからは新規開拓を中心とした営業手法について、以下の9選をご紹介します。

紹介営業

紹介営業は製造業に限らず、どんな業種においても古くから行われてきた営業手法です。ある程度の関係構築があり、自社業務を理解してもらっている場合が多いため、受注から製造、納品にいたるうえで非常に話が早いことがメリットです。一方で、紹介営業は長年にわたり各企業が行ってきた手法のため、昨今ではなかなか広がりを持つことが難しくなっています。また、業種に偏りが生じてしまうこともデメリットと言えます。

飛び込み営業、テレアポなど

飛び込み営業やテレアポは、発注者側の話を直接聞くことができるため、タイミングさえ合えばスピード感を持った受注獲得が可能です。しかし、タイミングを捉えることは非常に難しく、人員や時間といった労力が相当かかるうえ、足元を見られたり冷遇されたりすることも多い手法です。

専門雑誌・新聞などへの広告宣伝

広告宣伝はコストがそれなりにかかりますが、業種をある程度絞ることで、より明確なターゲット層へアプローチできます。また、専門雑誌や新聞といった媒体は、ユーザーからの信頼性も高く、無料で手に入るインターネット情報と比較しても発注にいたる可能性が高い手法です。

展示会出展

展示会出展は、飛び込み営業やテレアポと同様に、発注者の話が直接聞けるため、具体的な商談へと発展する可能性が高い手法です。また、自社が扱うテーマやカテゴリーに興味関心を持つ「見込み顧客」の情報を大量に収集できます。

しかし、出展にはそれなりにコストがかかるうえ、多くの人員・労力が必要になります。また、明確な効果測定をするのが難しいこともデメリットと言えます。

オンライン展示会・商談会

オンラインでの展示会や商談会は、コロナ禍を機に大きく需要を伸ばしています。通常の出展に比べて費用を抑えられることや、顧客情報を収集できること、また距離や天候などの影響がないことなど様々なメリットがあります。

一方で、出展のためのサイト構築など手間と人員がかかるうえに、PR手法としてはまだ確立できていないため、その効果は不明瞭です。

Web広告

Web広告は低コストで始められるうえに、短期間で成果を得やすいという特徴があります。また、ニーズのある企業にピンポイントで配信・リーチできることも大きなメリットです。しかし、長期間成果を挙げ続けるためには継続的な投資や、日々の改善が不可欠です。

HP活用(SEO対策など)

HPを活用した営業は、ニーズのある企業を含め幅広い層に認知してもらえる他、施策が軌道に乗れば継続的なアクセス、問い合わせを獲得できるメリットがあります。また、SEO対策によるアクセスアップは広告と違い、蓄積され続けるため、会社の財産となる点が非常に良いポイントです。他の媒体を見た後にHPを確認するなど、他の施策と組み合わせることで相乗効果が期待できます。

しかし、昨今ではコロナ禍の影響もありWebにおける競合も増加傾向にあるため、より適切な対策、運用ノウハウが求められます。

SNSマーケティング

SNSマーケティングとはその名のとおり、FacebookやTwitter、InstagramなどのSNSを活用した営業活動のことです。

SNSマーケティングは情報の伝達、拡散が速いため、つながりのない人にも広く知ってもらうことができます。また、SNS自体は無料で始められるため、低コストでの運用が可能であり、導入に対するハードルが低いことも大きなメリットです。

一方で、業界的に口コミが広がりづらいことや、運用のための情報、人員を確保することが難しいこと、拡散による炎上リスクが伴うことなど、デメリットも存在します。

メールマーケティング

メールマーケティングとは、メールを活用したマーケティング活動のことです。メールマガジンと混同されがちなメールマーケティングですが、メールマガジンとは違い、顧客に対して商品、サービスの利用など明確な行動を起こさせることを目的としており、いわゆる「リードナーチャリング」要素がより強い手法です。

メールマーケティングは低コストで運用可能であり、継続的な顧客接点ができるため、認知度向上に非常に効果があります。また顧客ひとりひとりに合わせた情報配信を行うことで、特別感を演出したアプローチが可能です。しかし、継続して運用していくための情報、人員といったリソースが不足することも多く、顧客動向や情勢など様々な変化に常に対応し続けなくてはいけません。

以上、中小製造業の営業活動について紹介しました。

参考にしていただければ幸いです。

The post 製造業の営業手法9選(中小製造業の新規開拓) first appeared on モノカク.

日立システムズが米AWSと3年間の協業契約、AWS認定資格保有者を新たに1000人以上増強 | IT Leaders

日立システムズは2022年8月10日、パブリッククラウドの活用を柱としたマネージドサービス事業を拡大するため、同年7月に米Amazon Web Services(AWS)と3年間の協業契約を締結したと発表した。日立システムズは、AWS認定資格保有者を新たに1000人以上増強する。今後3年間のAWS関連事業で新規売上100億円を目指す。

ファミリーマート、飲料を補充するAIロボットを300店舗に導入 | IT Leaders

ファミリーマートは2022年8月10日、飲料を補充するAIロボットをファミリーマート店舗に導入すると発表した。2022年8月から順次導入を開始し、今後300店舗へと拡大する。Telexistence(本社:東京都中央区)が開発したAIロボット「TX SCARA」を使う。これまで店舗スタッフがバックヤードで実施していた陳列作業をロボットが代行する。