赤外線リモコンの電化製品をIoT化するエッジ開発キット─アステリアの「Smart IR Edge Control Toolkit」 | IT Leaders

アステリアは2022年8月9日、IoT化エッジ開発キット「Smart IR Edge Control Toolkit」を販売開始した。赤外線リモコンを使う電化製品をIoTする開発キットである。同社のIoTエッジプラットフォーム「Gravio」と、赤外線通信を使う遠隔制御システム(開発元:香港Remotec Technology)を組み合わせている。第1弾として、空調機器用のキットをアジアで販売開始した。

渋谷区デジタル通貨「ハチペイ」にNFCタグ活用の新決済サービス–決済専用端末不要に

ジェーシービー(JCB)とデジタルガレージ(DG)、大日本印刷(DNP)の3社は8月9日、渋谷区デジタル地域通貨事業に対し、近距離無線通信技術(Near Field Communication:NFC)タグを活用した非接触型の新決済サービス(NFCタグサービス)を提供すると発表した。
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NTTPC、NVIDIA A100を搭載しAI処理に特化したVPSサービス「WebARENA IndigoGPU」 | IT Leaders

NTTPCコミュニケーションズ(NTTPC)は2022年8月9日、AI向けVPS(仮想専用サーバー)サービス「WebARENA IndigoGPU」を提供開始した。NVIDIA A100 TensorコアGPUを利用可能である。価格(税込み)は、定額の「月額課金タイプ」が月額22万3133円、従量制の「時間従量タイプ」が1時間あたり361円。
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京葉銀行、月間5万件の電話対応業務をAIチャットボットで効率化 | IT Leaders

京葉銀行(本店:千葉県千葉市)は、同行のWebサイトにAIチャットボットを導入し、2022年8月10日から運用を開始した。月間で5万件に及ぶ電話対応業務を効率化する。まずは法人/個人顧客の問い合わせ窓口として運用し、その後、行内の問い合わせ対応にも適用する。AIチャットボットを通じて顧客や行員の声をデータとして蓄積し、サービス品質の向上に役立てていく。チャットボットを提供したPKSHA Technologyが2022年8月9日に発表した。

MTI、改正電子帳簿保存法の検索要件を満たすクラウド型のファイル保存/検索サービス「PlusFind」 | IT Leaders

エムティーアイは2022年8月9日、改正電子帳簿保存法対応サービス「PlusFind(プラスファインド)」を発表した。領収書などの電子データに検索用の属性情報を付与してクラウドにするサービスである。ファイルの登録と検索というシンプルな2つの機能に絞ることで使いやすさに注力した。クラウドストレージのDropbox BusinessとAPI連携して動作する。利用にあたっては別途、Dropbox Businessのアカウント(ライセンス)が必要。同日、Dropboxの国内総販売代理店であるSB C&S経由で提供を開始した。SB C&Sによる価格(10%消費税込み)は、従業員数1~10人の最小構成で年額2万6400円など。

「パートナーと一体になって届けるSaaSで顧客のDXを支える」─日本オラクル | IT Leaders

日本オラクルは2022年8月8日、2023年会計年度(2022年6月~2023年5月)のクラウド・アプリケーション事業戦略を発表した。同社 常務執行役員 クラウド・アプリケーション事業統括の善浪広行氏が説明を行い、2022年度に掲げた重点施策をさらに深化させる中で、特に「パートナーエコシステムの強化」「顧客およびパートナー企業を支える体制強化」への注力と投資を進めていくとした。

MS、背面スピーカーから楽曲が流れるXbox初の「歌うコントローラー」–BTSらとコラボ

Microsoftは、ベニー・ブランコやBTS、スヌープ・ドッグといった著名アーティストとのコラボによる、初めての「歌う Xbox ワイヤレス コントローラー」(Xbox ワイヤレスコントローラー Bad Decisions Limited Edition)を発表した。非売品でプレゼントキャンペーンにより入手することができる。
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AI活用サービスのストックマーク、11億円調達–採用強化で国内外の「異能」集結目指す

ストックマークは8月9日、大和企業投資、東北大学ベンチャーパートナーズ、HAKUHODO DY FUTURE DESIGN FUND、Bonds Investment Group、ユナイテッド、三菱UFJキャピタルなどの出資により、シリーズCラウンドで総額11億円の資金調達を実施したと発表した。
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脆弱性管理ツール「yamory」、Windows Serverの脆弱性を検知・対処可能に | IT Leaders

ビジョナルグループのアシュアードは2022年8月9日、クラウド型脆弱性管理ツール「yamory(ヤモリー)」の脆弱性管理対象にWindows ServerとOracle Linuxを追加した。yamoryは、ITシステムの脆弱性を脆弱性データベースと照合して検出し、対応策を通知するクラウドサービス。今回、OSとして広く使われているWindows Serverを管理対象に加えたことで、より多くの企業においてサーバーOSの脆弱性管理が可能になった。

デジタル市場法/デジタルサービス法が採決─欧州委員会がビッグテックに課す重い足枷:第34回 | IT Leaders

EU各国は以前から、GAFAに代表される米国の大手事業者が運営するクラウドサービスによって、EU市民の権利を奪い、EU企業の公正な競争を阻害していることへの懸念を募らせてきた。欧州委員会はこうした懸念を払拭すべく、2020年12月に2つの法案を公表した。1つは、「デジタル市場法(DMA:Digital Markets Act)」、もう1つは「デジタルサービス法(DSA:Digital Services Act)」だ。両法案は、2022年3月、4月に欧州委員会で合意の後、7月5日の欧州議会で採決された。施行は2023年以降と見られる。

請求書の受領/発行クラウド「Bill One」、仕訳機能の連携先にミロク情報サービスを追加 | IT Leaders

Sansanは2022年8月9日、クラウド請求書受領サービス「Bill One」で、Bill Oneが出力するCSV形式の仕訳データを取り込める会計ソフトウェアとして、ミロク情報サービスの3製品(「GalileoptDX」「MJSLINK DX」「ACELINKNX-CE」)を追加したと発表した。これまでにアナウンス済みの「PCAクラウド会計シリーズ」(8製品)、「勘定奉行シリーズ」(2製品)、「OPEN21 SIAS」に加わって連携対象となる。

Snowflakeが国内の稼働環境を拡充、AWS東京リージョンに加えてAWS大阪リージョンを選択可 | IT Leaders

米Snowflakeの日本法人であるSnowflake(東京都渋谷区)は2022年8月9日、クラウド型データウェアハウス(DWH)「Snowflake」における国内の稼働環境を拡大したと発表した。日本のリージョンとしてはこれまでAWS(Amazon Web Services)の東京リージョンを選択できていたが、新たにAWSのアジアパシフィック(大阪)リージョンを選べるようにした。

「テレキューブ」と「ミロ」のコラボワークブースが新丸の内ビルに設置–鉄分摂取を啓発

テレキューブとネスレ日本は、ネスレが展開する栄養機能食品「ミロ」と、個室型ワークブース「テレキューブ」がコラボレーションした「ミロ 鉄分お助け テレキューブ」を、新丸の内ビル地下1階にて、8月8日から9月2日の期間限定で設置している。
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SAP、自然言語処理検索/分析ツールの伊Askdataを買収 | IT Leaders

独SAPは2022年7月21日(ドイツ現地時間)、イタリアのソフトウェアベンダー、Askdataの買収を発表した。Askdataは、AIと自然言語処理技術を用いた検察/アナリティクスツールを提供するスタートアップ企業。SAPはAskdataの技術・製品を通じて、組織の意思決定を支援する。買収価格など財務的な詳細情報は非開示となっている。SAPジャパンが同年8月6日に紹介した。

中央発條、海外拠点のプロセス標準化を推進、Infor ERPをインドネシアに続き米国で稼働 | IT Leaders

自動車部品メーカーの中央発條は、同社の米国拠点において中堅組立製造業向けERPソフトウェア「Infor SyteLine」の稼働を開始した。海外拠点の業務効率化やプロセス標準化の一環で、先行導入したインドネシア拠点で確立したグローバル展開の標準モデルを活用し、構築期間を3カ月短縮した。米インフォア(Infor)日本法人のインフォアジャパンが2022年8月8日に発表した。

サンフロンティア不動産、財務会計と管理会計を統合、Oracle Cloud ERP/EPMを採用 | IT Leaders

サンフロンティア不動産が、部門別採算のアメーバ経営を推進すべく基幹システムを刷新した。「Oracle Fusion Cloud Enterprise Resource Planning(Oracle Cloud ERP)」と「Oracle Fusion Cloud Enterprise Performance Management(Oracle Cloud EPM)」を採用し、財務会計/管理会計を統合した。日本オラクルが2022年8月8日に発表した。

五島の病院などに時速100キロ超で薬をドローン配送–日本初上陸の「Zipline」を現地取材

アフリカのルワンダなどで、固定翼型ドローンを使って、病院向けに輸血用血液製剤などを配送している「Zipline(ジップライン)」。このZipline が2022年に日本に初上陸していることをご存知だろうか。長崎・五島福江島にあるZiplineの発射場を現地取材した。
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シャープ呉CEO、「罪庫」の削減を徹底–「将来を見据えた改革が重要」

シャープ 社長兼CEOの呉柏勲(Robert Wu)氏 は8月8日、社内イントラネットを通じて、CEOメッセージを配信した。4月にCEOに就任してから、4回目のメッセージとなる今回は、「“節流”を徹底し、筋肉質な経営体質を構築していきましょう」と題した内容となった。
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ポケモン GO、「ニャ」と「ネコ」がつくポケモンが登場する3D広告–世界猫の日にちなみ

ポケモンは8月8日、JR新宿駅東口の大型街頭ビジョン「クロス新宿ビジョン」にて、スマートフォン向け位置情報ゲームアプリ「Pokémon GO」(ポケモン GO)の広告施策を展開すると発表。8月8日の「世界猫の日」にちなんで、名前に“ニャ”と“ネコ”のつくポケモンたちが登場する。
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「なんで学ぶの?」の層が4割、社会人の学習/リスキリングの現状と課題─ベネッセ調査 | IT Leaders

ベネッセコーポレーションは2022年8月4日、社会人の学習、リスキリング(再学習、能力の再開発)に関する調査レポート「社会人の学びに関する意識調査2022」の結果を発表した。同調査では、回答者の4割が、社会人になって学習したことがなく、これからも学びたいと思わない「なんで学ぶの層」にカテゴライズされることがわかった。一方、同社が企業向けに提供するオンライン学習サービス「Udemy Business」の受講状況から、デジタルトランスフォーメーション(DX)や業務のデジタル化を目的に、業界ごとに教育/リスキリングの取り組みが活発になっていることが判明した。

クエステトラ、クラウド型ワークフロー「Questetra BPM Suite」新版、Box文書への署名を自動で依頼 | IT Leaders

クエステトラは2022年8月8日、クラウド型ワークフローソフトウェア「Questetra BPM Suite」の新版「14.1」を公開した。新版では、クラウドストレージ「Box」との連携を強化し、文書への署名(Box Sign)を自動で依頼できるようにした。

KPMGコンサルティング、工場のコンプライアンス対応を、予防・発見・対応・再発防止でカバー | IT Leaders

KPMGコンサルティングは2022年8月3日、「工場コンプライアンス対応支援サービス」を提供開始した。工場における各種のコンプライアンス対応について、未然予防から発見、危機発生時の対応、再発防止に至るまでを網羅的に支援する。

ニュートリックスクラウドで「MIRACLE LINUX 8.4」を提供、最長12年間利用可能 | IT Leaders

クラウド事業者のNeutrix Cloud Japan(NCJ)は2022年8月3日、IaaS型クラウドサービス「ニュートリックスクラウド」を強化し、仮想サーバー上で稼働するOSとしてRHELクローンの「MIRACLE LINUX 8.4」(サイバートラストが提供)を選べるようにした。MIRACLE LINUXの特徴は、Linux環境を最長12年の長期間利用できることである。

申請承認ワークフロー「楽々WorkflowII」新版、手書きのサインで申請承認可能に | IT Leaders

住友電工情報システムは2022年8月2日、申請承認ワークフローソフトウェア「楽々WorkflowII」の新版「Ver.8.1.1」を販売開始した。新版では、手書きでサインを付与できるようにした。また、従来は承認経路上で1対1のユーザー間チャットに限られていた「相談機能」を、3人以上でも利用できるようにした。

バンナム、ソーシャルゲーム「アイドルマスター シンデレラガールズ」のサービスを終了

バンダイナムコエンターテインメントは8月8日、同社が提供しているソーシャルゲーム「アイドルマスター シンデレラガールズ」について、2023年3月30日15時をもってサービスを終了することを発表。2011年11月にサービスを開始してから、10年以上の歴史に幕を閉じる。
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海外の検索エンジン(世界シェア、国内シェア、地域別、国別)

テクノポートの稲垣です。今回は、世界の検索エンジンを、世界シェア、国内シェア、地域別シェア、国別シェアの4つの切り口で紹介します。

世界シェア

世界全体の検索エンジンシェアTOP10を紹介します。

Source: StatCounter Global Stats – Search Engine Market Share

 

順位, 位 検索エンジン シェア, %
1 Google 91.95
2 bing 2.83
3 Yahoo! 1.46
4 Baidu 1.35
5 YANDEX 1.09
6 DuckDuckGo 0.64
7 Sogou 0.12
8 Naver 0.12
9 Ecosia 0.12
10 CocCoc 0.06

1位 Google(シェア91.76% )

基本情報

運営会社 Google LLC(グーグル)
本社 アメリカ(カリフォルニア州)
シェアが高い国(90%以上) ドイツ、イギリス、インド、フランス、イタリア、カナダ、オーストラリア、ブラジル、スペイン、メキシコ、インドネシア
特徴
  • シンプルな検索画面に使いやすさ
  • 独自開発した検索アルゴリズムにより、検索キーワードからユーザーが求める情報を分析し、高精度に検索結果に表示
  • 検索結果にはWebサイトだけではなく、動画(YouTube)、画像、広告などが表示

2位 Bing(シェア2.83% )

基本情報

運営会社 Microsoft(マイクロソフト)
本社 アメリカ(ワシントン州)
シェアが高い国 アメリカ(6.3%)
特徴
  • Microsoft Edgeのデフォルトの検索エンジン
  • 独自の検索アルゴリズムを採用(アメリカのYahoo!は、Bing検索アルゴリズムを使用)
  • Webサイトだけではなく、動画やショッピングなどに特化した検索が可能

参照

3位 Yahoo!(シェア1.46% )

基本情報

運営会社 Yahoo(ヤフー)
本社 アメリカ(ワシントン州)
シェアの高い国 日本(18.29%)
特徴
  • Yahoo!JapanはGoogleの検索アルゴリズムを採用
  • 国内では55歳以上の層を中心に、PCでの検索エンジンとしてのシェアが高い
  • WebサービスのほかにAOLやTechCrunchなどのメディアブランドも運営
  • トップページにさまざまなニュース速報を掲載

参照

4位 Baidu(シェア1.35% )

基本情報

運営会社 百度公司(Baidu, Inc.)
本社 中国(北京市)
シェアの高い国 中国(81.48%)
特徴
  • 中国で最大の検索エンジン
  • 検索結果に表示されるためには所定の条件を満たす必要がある(中国国内のサーバーを利用、中国語のコンテンツを実装)
  • 広告は大きく4種類存在(リスティング広告、アドネットワーク広告、インフィード広告、ブランドリンク広告)

参照

5位 Yandex(シェア1.09% )

基本情報

運営会社 Yandex(ヤンデックス)
本社 ロシア(モスクワ)
シェアの高い国 ロシア(42.67%)
特徴
  • ロシアで最大の検索エンジン
  • MatrixNet」という独自のデータ解析技術を使用した検索アルゴリズムを採用
  • ロシア語の検索に対して精度がよくロシア人ユーザーに使いやすい
  • フリーメールやオンラインストレージ、タクシー配車などさまざまなサービスを提供

参照

6位 DuckDuckGo(シェア0.64% )

基本情報

運営会社 DuckDuckGo(ダックダックゴー)
本社 アメリカ(ペンシルベニア州)
シェアの高い国 アメリカ(2.45%)
特徴 ・利用者のプライバシー保護を重要視した検索エンジン(個人情報や履歴を保存しない)
・検索エンジンに個人のデータが蓄積されないため、検索結果に過去の検索情報は影響を与えない
・検索結果画面は無限スクロール(「結果をさらに表示」をクリックすると下に伸びる仕様)

参照

7位 Sogou(シェア0.12% )

基本情報

運営会社 捜狗(Sogou Inc.)
本社 中国(北京)
シェアの高い国 中国(7.5%)
特徴
  • 中国でBaidu(シェア81.48%)の次に使われている検索エンジン
  • 検索ホーム画面から、中国で一番人気があるSNSアプリ「WeChat / 微信」の中のニュース、コンテンツ、公衆号なども検索できる
  • 「微信」をクリックしてWeChatのニュースなどを検索可能
  • 音声認識によって検索語を入力できる

参照

中国検索シェア2位の「Sogou(捜狗)」とは?~最新の中国検索エンジン市場をご紹介

8位 NAVER(シェア0.12% )

基本情報

運営会社 NAVER(ネイバー)
本社 韓国(京畿道)
シェアの高い国 韓国(17.27%)
特徴
  • 韓国で最も有名な検索エンジン
  • 掲載されているコンテンツは50近くのカテゴリーのいずれかに分類される(例:ブログ、画像)
  • 検索結果は、カテゴリーごとに3〜5個のグループ別に表示される(表示されるカテゴリーは検索者の意図を反映)
  • トップページはニュースや広告などが多く表示される

参照

韓国の検索エンジン”NAVER”徹底解説!韓国の王道WEBマーケティング|ferret

9位 Ecosia(シェア0.12% )

基本情報

運営会社 Ecosia(エコシア)
本社 ドイツ(ベルリン)
シェアの高い国 ドイツ(1.04%)
特徴
  • 広告収益の約80%を植林、森林再生活動に寄付(およそ50回の検索で1本の植林)
  • これまでに「Ecosia」経由で1億本以上の樹木が植樹された
  • 2014年にドイツ初の「Bコーポレーション」に認定(アメリカの非営利団体B Labが運営する認証制度、Bコーポレーションは、企業の透明性や環境へのインパクト等厳しい基準をクリアした企業のみ認定されるもの)

参照

10位 CocCoc(シェア0.09% )

基本情報

運営会社 Cốc Cốc(コック コック)
本社 ベトナム(ハノイ)
シェアの高い国 ベトナム(3.24%)
特徴
  • ベトナム語ユーザー向けの検索エンジン
  • 2013年にベトナム人とロシア人のエンジニアが共同でサービスを立ち上げた
  • ベトナム語の予測変換の精度が高く、ベトナム語特有の文字形式への対応能力が高い

参照

国内シェア

国内の検索エンジンシェアTOP10を紹介します。

Source: StatCounter Global Stats – Search Engine Market Share

順位 検索エンジン シェア, %
1 Google 76.22
2 Yahoo! 18.29
3 bing 4.99
4 DuckDuckGo 0.24
5 Baidu 0.12
6 YANDEX 0.05
7 Ecosia 0.03
8 CocCoc 0.03
9 Naver 0.01
10 Other 0.02

国内シェアの特徴

  • 世界シェアと同じくGoogleが1位(Googleのシェアはヨーロッパ諸国と比べると低い)
  • Yahoo!がシニア層を中心に高いシェアを獲得している(特に50代以上の男性の使用割合が高い)
  • 若い世代はGoogleを使用する割合が高く、今後Googleのシェアが拡大することが予想される

参照

ネット検索で Google を使う人、Yahoo! を使う人の特徴を分析してみた

地域別シェア

世界各地域の検索エンジンシェアTOP5を紹介します。

アジア

Source: StatCounter Global Stats – Search Engine Market Share

順位 検索エンジン シェア, %
1 Google 91.76
2 Baidu 2.94
3 YANDEX 1.59
4 Yahoo! 1.39
5 bing 1.33

特徴

  • Googleが圧倒的なシェアを獲得(人口の多いインドのシェアが高い影響が大きい)
  • 全地域の中でYANDEXのシェアが最も高い
  • 中国はアジアの人口の約34%を占めるが、Baiduが検索エンジンに占める割合はわずか3%程度

ヨーロッパ

Source: StatCounter Global Stats – Search Engine Market Share

順位 検索エンジン シェア, %
1 Google 92.57
2 bing 3.49
3 YANDEX 1.49
4 Yahoo! 0.95
5 DuckDuckGo 0.58

特徴

  • Googleが圧倒的なシェアを獲得
  • アジアについでYANDEXのシェアが高い

北アメリカ

Source: StatCounter Global Stats – Search Engine Market Share

順位 検索エンジン シェア, %
1 Google 89.07
2 bing 5.8
3 Yahoo! 2.69
4 DuckDuckGo 2.04
5 Ecosia 0.11

特徴

  • Googleが圧倒的なシェアを獲得
  • bingのシェアは全地域で最も高い
  • アメリカの企業が提供している検索エンジンが多くランクイン

南アメリカ

Source: StatCounter Global Stats – Search Engine Market Share

順位 検索エンジン シェア, %
1 Google 97.08
2 bing 1.82
3 Yahoo! 0.81
4 DuckDuckGo 0.12
5 Ecosia 0.07

特徴

  • 1~5位は北アメリカと同じ順位
  • Googleのシェアが全地域の中で最高

オセアニア

Source: StatCounter Global Stats – Search Engine Market Share

順位 検索エンジン シェア, %
1 Google 93.88
2 bing 4.05
3 DuckDuckGo 0.9
4 Yahoo! 0.84
5 Ecosia 0.18

特徴

  • Googleが圧倒的なシェアを獲得
  • bingのシェアが北アメリカに次いで2番目に高い

アフリカ

Source: StatCounter Global Stats – Search Engine Market Share

順位 検索エンジン シェア, %
1 Google 96.6
2 bing 2.39
3 Yahoo! 0.45
4 Petal Search 0.25
5 DuckDuckGo 0.11

特徴

  • Googleが阿藤的なシェアを獲得
  • 中国企業のHuawayが運営しているPetal Searchがランクイン

国別シェア(GDPの大きさ順)

GDPが大きい国から順に、各国の検索エンジンシェアTOP5を紹介します。(GDPは、2021年にIMF(国際通貨基金)が発表したものを参照)なお、日本はすでに紹介済みであるため、割愛しています。

アメリカ

Source: StatCounter Global Stats – Search Engine Market Share

順位 検索エンジン シェア, %
1 Google 87.69
2 bing 6.3
3 Yahoo! 3.14
4 DuckDuckGo 2.45
5 Ecosia 0.1

特徴

  • Googleが90%近いシェアを占める
  • 日本と比較すると、bingの使用率が6.3%と高い(日本はbingのシェアが4.99%)
  • アメリカ企業が提供する検索エンジンがTOP4を占める

中国

Source: StatCounter Global Stats – Search Engine Market Share

順位 検索エンジン シェア, %
1 Baidu 81.48
2 Sogou 7.5
3 bing 5.02
4 Google 2.47
5 Haosou 1.69

特徴

  • Baiduが圧倒的なシェアを獲得
  • TOP2は中国企業が運営の検索エンジン
  • 先進国の中でGoogleのシェアが圧倒的に低い

ドイツ

Source: StatCounter Global Stats – Search Engine Market Share

順位 検索エンジン シェア, %
1 Google 90.81
2 bing 5.37
3 Ecosia 1.04
4 DuckDuckGo 0.99
5 Yahoo! 0.69

特徴

  • ドイツ本社のEcosiaが3位にランクイン
  • Googleのシェアが90%以上
  • bingのシェアも他の先進国と比較すると高い

イギリス

Source: StatCounter Global Stats – Search Engine Market Share

順位 検索エンジン シェア, %
1 Google 92.81
2 bing 4.33
3 Yahoo! 1.51
4 DuckDuckGo 0.83
5 Ecosia 0.32

特徴

  • Googleが圧倒的なシェアを獲得
  • アメリカ企業が提供する検索エンジンがTOP4を占める

インド

Source: StatCounter Global Stats – Search Engine Market Share

順位 検索エンジン シェア, %
1 Google 98.75
2 bing 0.91
3 Yahoo! 0.26
4 DuckDuckGo 0.05
5 Ecosia 0.01

特徴

  • Googleが圧倒的なシェアを獲得
  • アメリカ企業が提供する検索エンジンがTOP4を占める
  • TOP5の検索エンジンはイギリスと同じ

フランス

Source: StatCounter Global Stats – Search Engine Market Share

順位 検索エンジン シェア, %
1 Google 91.16
2 bing 4.5
3 Yahoo! 1.25
4 Ecosia 1.06
5 Qwant 0.98

特徴

  • Googleが圧倒的なシェアを獲得
  • フランス本社のQwantがランクイン(政府機関の公式検索エンジンとして採用されている)

イタリア

Source: StatCounter Global Stats – Search Engine Market Share

順位 検索エンジン シェア, %
1 Google 94.97
2 bing 3.12
3 Yahoo! 1.14
4 DuckDuckGo 0.37
5 Ecosia 0.21

特徴

  • Googleが圧倒的なシェアを獲得
  • アメリカ企業が提供する検索エンジンがTOP4を占める
  • TOP5の検索エンジンはイギリス、インドと同じ

カナダ

Source: StatCounter Global Stats – Search Engine Market Share

順位 検索エンジン シェア, %
1 Google 91.46
2 bing 5.15
3 Yahoo! 1.7
4 DuckDuckGo 1.37
5 Ecosia 0.11

特徴

  • Googleが圧倒的なシェアを獲得
  • アメリカ企業が提供する検索エンジンがTOP4を占める
  • TOP5の検索エンジンはイギリス、インド、イタリアと同じ

韓国

Source: StatCounter Global Stats – Search Engine Market Share

順位 検索エンジン シェア, %
1 Google 77.52
2 Naver 17.27
3 bing 2.25
4 Daum 1.87
5 Yahoo! 0.43

特徴

  • Googleがシェア1位(ヨーロッパ諸国と比べるとシェアは低め)
  • Naverのシェアが高い(GoogleからNaverへ移行するユーザーは増加傾向)
  • 韓国の「株式会社カカオ」が運営する「Daum」がランクイン(Yahoo!と同じポータルサイト型)

ロシア

Source: StatCounter Global Stats – Search Engine Market Share

順位 検索エンジン シェア, %
1 Google 52.15
2 YANDEX 42.67
3 YANDEX RU 2.76
4 Mail.ru 1.17
5 bing 0.54

特徴

  • YANDEXのシェアは世界最高
  • GoogleからYANDEXへ移行するユーザーが増加傾向
  • ロシアの無料の電子メールサービスを提供するMail.ruグループが運営する検索エンジン「Mail.ru」がランクイン

オーストラリア

Source: StatCounter Global Stats – Search Engine Market Share

順位 検索エンジン シェア, %
1 Google 93.9
2 bing 4.07
3 DuckDuckGo 0.91
4 Yahoo! 0.8
5 Ecosia 0.19

特徴

  • Googleが圧倒的なシェアを獲得
  • アメリカ企業が提供する検索エンジンがTOP4を占める

ブラジル

Source: StatCounter Global Stats – Search Engine Market Share

順位 検索エンジン シェア, %
1 Google 97.17
2 bing 1.77
3 Yahoo! 0.84
4 DuckDuckGo 0.12
5 Ecosia 0.04

特徴

  • Googleが圧倒的なシェアを獲得
  • アメリカ企業が提供する検索エンジンがTOP4を占める
  • TOP5の検索エンジンはイギリス、インド、イタリア、カナダと同じ

スペイン

Source: StatCounter Global Stats – Search Engine Market Share

順位 検索エンジン シェア, %
1 Google 97.72
2 bing 1.4
3 Yahoo! 0.37
4 DuckDuckGo 0.36
5 Ecosia 0.08

特徴

  • Googleが圧倒的なシェアを獲得
  • アメリカ企業が提供する検索エンジンがTOP4を占める
  • TOP5の検索エンジンはイギリス、インド、イタリア、カナダ、ブラジルと同じ

メキシコ

Source: StatCounter Global Stats – Search Engine Market Share

順位 検索エンジン シェア, %
1 Google 94.44
2 bing 4.41
3 Yahoo! 0.66
4 DuckDuckGo 0.36
5 Ecosia 0.06

特徴

  • Googleが圧倒的なシェアを獲得
  • アメリカ企業が提供する検索エンジンがTOP4を占める
  • TOP5の検索エンジンはイギリス、インド、イタリア、カナダ、ブラジル、スペインと同じ

インドネシア

Source: StatCounter Global Stats – Search Engine Market Share

順位 検索エンジン シェア, %
1 Google 98.16
2 YANDEX 0.79
3 DuckDuckGo 0.36
4 Yahoo! 0.35
5 bing 0.24

特徴

  • Googleが圧倒的なシェアを獲得
  • アメリカ企業が提供する検索エンジンがTOP5のうち4つを占める
  • 他の先進国と比較するとYANDEXのシェアが高い

まとめ

以下に所感をまとめます。

  • 国内のシェアは、意外にもGoogleが独占している訳ではない(Yahoo!、bingの使用率が他の先進国に比べると高い)
  • Googleは、英語およびスペイン語が母国語の国おいて特にシェアが高い(例:イギリス、インド、カナダ、オーストラリア、スペイン、メキシコ)
  • 独自の検索エンジンを有しており、かつそれらの検索エンジンのシェアが高い国はアジアに多い(例:中国、韓国、ロシア、ベトナム)
  • 新時代の検索エンジンとして、プライバシー保護や環境保存といった独自の価値を提供する検索エンジンが増えてきている(Googleが苦手とする領域で攻める狙いがあるかもしれない)
  • 独自の検索エンジンがシェアを獲得する理由として、その国の言語への対応能力の高さが理由になる場合がある(例:ロシアのYANDEX、ベトナムのCocCoc)

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屋内外のパーソナルモビリティ自律走行に向けたデジタルツインを構築─竹中工務店、日立、gluon | IT Leaders

竹中工務店、日立製作所、gluonの3社は2022年8月5日、屋内外でのパーソナルモビリティの自律走行を見据えたデジタルツインの構築と走行実証実験を開始すると発表した。国土交通省が主導する「Project PLATEAU(プロジェクト プラトー)」の一環として取り組み、都市・建物とパーソナルモビリティの連携やリアル空間とバーチャル空間の連携を実証する。長距離の歩行に不安を感じる人への移動手段の提供など、実社会への普及・展開を目指す。

三井住友海上とあいおいニッセイ同和損保、グループ共通の経費管理システムを採用 | IT Leaders

三井住友海上火災保険とあいおいニッセイ同和損害保険は、グループ共通の経費管理システムとして「Oracle Fusion Cloud Enterprise Resource Planning(Oracle Cloud ERP)」を採用した。経費管理の効率化とインボイス制度などの税制改正への対応が目的である。日本オラクルが2022年8月5日に発表した。

SNSが慢性疾患に悩む人々の助けに–広がる共感と疾患の知識

CDCによると、米国成人の半数以上が少なくとも1つの慢性疾患を抱えているという。以前だと、慢性疾患に悩む人々は孤立しがちだったが、現在では、SNSがそうした人々の孤独感を軽減したり、慢性疾患についての認識を広めたりするのに大きな効果を発揮している。
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国立競技場を支える照明とは–まぶしさへの配慮や4K8K対応を実現する工夫と技術

東京2020で数々の舞台となった新国立競技場だが、その内部にはアスリートファーストとそこで巻き起こる熱戦を高精細かつリアルに伝えるための照明設備が整えられている。従来の競技場とは異なる、まぶしさへの配慮や4K8K放送に対応した高演色性など、パナソニックが約2年の月日を費やして開発、設計した最新鋭の照明設備には、多くの工夫と技術がつまっている。
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[ブックレビュー]ストレス社会を生きるビジネスパーソンに–「ストレス脳」

私たちの4人に1人が、人生においてうつや強い不安などの精神的不調を経験するといわれる。昔とは比較にならないほど豊かな暮らしをしているのに、なぜここまで多くの人がうつや不安に悩まされることになるのか。そんな疑問に答えてくれるのが本書だ。
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セーフィー、エッジAIカメラ「Safie One」、小売・飲食店舗の来店人数や混雑具合を可視化 | IT Leaders

セーフィーは2022年8月4日、エッジAIカメラ「Safie One(セーフィー ワン)」を発表した。同年9月28日から提供する。カメラ上で動作するAI映像解析アプリケーションの第1弾として、小売・飲食などの店舗に向けて、来店人数や混雑具合を可視化する「Store People Detection Pack」を用意した。立ち入りの検知、立ち入り人数のカウント、通過人数のカウント、といった機能を提供する。価格(10%消費税込み)は、初期費用が3万8500円、利用料が月額1320円から。
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ヤマト運輸、分析用データをデータサイエンティストに迅速に渡す仕組みを構築、対応件数が1.5倍に | IT Leaders

ヤマト運輸は、データサイエンティストに対して必要なデータを迅速に提供するための仕組みを構築した。2021年6月に、「ServiceNow ServiceNow IT Service Management(ITSM)」を用いて仕組みを構築。その結果、1カ月で対応可能なデータ件数が1.5倍に増加、納期も約1カ月から約2週間に短縮された。ServiceNow Japanが2022年8月5日に発表した。

1日に4つの宇宙船が打ち上げ–SpaceXやBlue Originなど

少なくとも1人のユーチューバーを含む民間人の新たなメンバーが乗り込んだ宇宙船のほか、軍事宇宙船2機、そして初めて月に向かう韓国の衛星が、いずれも米国東部時間8月4日の24時間以内に次々と地球を飛び立った。
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NEC、パーソナライズした操作ガイドをアプリケーション画面に表示する「Pendo」を販売 | IT Leaders

NECは2022年8月5日、アプリケーション定着化支援ソフトウェア「Pendo」(開発元:米Pendo.io/日本法人 Pendo.io Japan)の販売を開始した。エンドユーザーの属性に合わせてガイダンスやメッセージをアプリケーション画面に表示するデジタルアダプションツールである。業務アプリケーションの使い勝手を高められる。

パナソニック「涼を楽しむ」空間づくりをミストでサポート–ETH、東大らとコラボ

パナソニックホールディングスは、国際芸術祭「あいち2022」の連携企画事業であるプロジェクト「Kizuki-au 築き合う-Collaborative Constructions」において、ミスト、サウンド、ライティングを活用したインスタレーションの実証を行う。スイス連邦工科大学チューリヒ、東京大学、モンタージュらとともに、新たな空間演出のあり方を模索する。
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「PHP8技術者認定初級試験」を2023年春に開始、2022年9月に東京でベータ試験 | IT Leaders

一般社団法人BOSS-CON JAPANの内部組織であるPHP技術者認定機構は2022年8月5日、「PHP8技術者認定初級試験」を2023年春に開始すると発表した。これに先立ち、ベータ試験を2022年9月11日に東京で開催する。問題作成はPHP技術者認定機構顧問の古庄道明氏が担当し、試験問題の監修をPHP技術者認定機構エバンジェリストの三雲勇二氏が担当する。PHP8は、プログラミング言語「PHP」の現行バージョンで、JITコンパイラによるプログラムの高速実行を特徴としている。

製造業のECサイト運営についての3つの方法

製造業は、自社製品を開発するだけではなく、どのような商流で販売していくのかが重要です。とはいえ、一口に商流といっても方法はさまざまであり、適切に販売を促進していかなければなりません。今回の記事では、ECサイトの運営を中心に、Webサイトを活用した手法について紹介します。

自社製品の販売方法

自社製品を開発した後、展示会などで現地販売をしたり、商社経由で販売したりなど、さまざまな方法があります。いずれも、販売の商流としては基本であり、今でも定番です。しかし、今回紹介するのは、ECサイトを活用した販売方法です。スマホやパソコンが普及した今、インターネット上で商品の販売を行うことは、受注チャンスを大きく高めると言っても過言ではありません。今回は、自社のwebサイトを使った販売方法について考えていきたいと思います。

ECサイトとは

ECサイトとは、インターネット上で自社製品を販売できるサイトのことです。webサイトで自由に出品でき、ユーザーは24時間どこからでも商品を購入できるのが魅力です。スマホやパソコンの普及に伴い、ECサイトを活用して販売を行う企業は増えてきています。

BtoB向けECサイトとBtoC向けECサイトの違い

一口にECサイトといっても、BtoB向けとBtoC向けとでは大きな違いがあります。

BtoB向けECサイトは、文字通り企業向けに展開するECサイトのことです。商品の受注はもちろんのこと、発注型の手法もあるのが特徴です。自社の製品を販売するだけではなく、仕入れるための発注や在庫・出荷状況などの確認作業を効率化するために、ECサイトを活用するケースもあります。

BtoC向けのECサイトは、個人向けに展開するECサイトです。自社商品を消費ユーザー向けにECサイト上で出品します。BtoB向けのECサイトと比べると、購入率が高いのが特徴です。

ECサイト化する目的

自社サイトをECサイト化する目的は、販売チャンスの向上です。

一般的なECサイトの場合、すでに競合他社も参入しているケースが多いのが現状です。また、ECサイトは利便性を企業の都合で変更することはできないので、選ぶプラットフォームによっては、ユーザーの購買意欲の促進が難しくなることもあります。

しかし、ECサイト化した自社サイトであれば、ユーザー向けにカスタマイズをしたり、ニーズに併せて表示内容を調整したりするなど、さまざまな戦略を練ることができます。

ECサイトに向いている製品、向いていない製品

製造業において、貴重な販売の機会となるECサイトですが、向いている製品と向いていない製品があります。

ECサイトの販売に向いている製品は、10,000円以下のもので、規格品やサイズが小さなものです。一方、ECサイトの販売に向いていない製品は、10万円以上にも及ぶ高額なものや、商品にカスタムが必要なもの、サイズが大きいものです。

仮にECサイトで販売することになった場合は、以下のような方法が選べます。

1、自社サイトにEC機能を付ける

ECサイトで自社製品を販売したい場合、自社サイトにEC機能を付けるといった方法があります。

自社サイトへアクセスしたユーザーを、スムーズに誘導できるのがメリットである一方、初期コストがかかるうえに、工数が多いといったデメリットもあります。また、サーバーの契約によってはでは対応しきれないこともあり、必要に応じてサーバーを引っ越さなければなりません。

そのため、基本的にはあまりおすすめできないのが現状です。

2、ECサイトを別途制作する(サービス利用)

ECサイトは、独自に構築することが可能です。国内で比較的使われているツールは、shopifyやカラーミーショップ、BASEなどです。サイトのデザインはテンプレートを使って簡単につくる方法やの他、デザインエディタでこだわって作ることもできます。

しかし、自社サイトとは別のサイトになるので、管理の手間がかかります。コストや工数もかかるためリソースの確保が必要となることもあるでしょう。

3、ECショッピングモールに出店する

ECサイトで販売する方法として、Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピング、モノタロウなど、いわゆるECショッピングモールへの出店も挙げられます。

それぞれの特徴やメリットは以下の通りです。

【Amazon】

  • 出品が簡単
  • 国内外にユーザーが多い
  • 月額固定費が安価
  • FBAの利用が可能

【楽天市場】

  • 流通金額が5兆円
  • インターネット通販全体のシェア25.2%
  • 大規模セール・キャンペーンなどが積極的でリピーターの獲得になりやすい
  • アフィリエイトでの集客も可能

【Yahoo!ショッピング】

  • 初期費用や固定費、売上ロイヤルティが無料
  • ソフトバンクやpaypayユーザーが多く集客できる
  • メルマガの配信費用が無料
  • 画像1枚目のサムネイルを自由に設定できる

【モノタロウ】

  • 工業系の用品に特化
  • 事業者向向けでBtoB向けに対応
  • 商品掲載料が無料

ECサイト化を検討するタイミングについて

ECサイト化を検討するタイミングは、個別対応が増えてきたときです。仕組み化するほうが効率的に業務が回せそうと感じたら、ECサイト化するといいでしょう。具体的には、受注が1週間に2回を超えてきたときが良いタイミングです。

また、前項で触れたAmazonや楽天市場などのショッピングモールは、キャンペーンも行えるので、さらなる集客力向上も期待できます。そのため、ECサイト化する際には、ショッピングモールへの出店も視野に入れていくといいでしょう。

製造業のサイトにおすすめの方法

製造業のECサイトにおすすめの方法は、まず自社サイトなどでPRを進めることです。個別の対応から始め、販売の増加が見込めるようになってからECサイトを検討します。ECサイト作成サービスを活用し、販売機会を増やすことが大切です。

使用するサービスによっては、自社サイトに埋め込むこともできます。自社サイトにアクセスしたユーザーにそのまま購入へと進んでもらうことも可能なので、ECサイトを検討する際には、ぜひ参考にしてみてください。

なお、自社サイトに埋め込む場合は、なるべく工数がかからないところから広げていくような方法がおすすめです。

まとめ

製造業において、ECサイトの活用は販売機会を促進する貴重な施策です。また、別途でECサイトを構築したり、自社サイトに埋め込んだりするなど、さまざまな方法があるので、まずは自社に合った方法を知ることも大切です。

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【事業開発の達人たち】日本の障がい者雇用のあり方を変える荏原製作所の新規事業とは–松井寛樹氏・櫻井悦子氏【後編】

企業の新規事業開発を幅広く支援するフィラメントCEOの角勝が、事業開発に通じた各界の著名人と対談していく連載「事業開発の達人たち」。前回に続き、荏原製作所 マーケティング統括部 次世代事業開発推進部 マリンソリューション課 課長の松井寛樹さん、荏原アーネスト 代表取締役社長の櫻井悦子さんとの対談の様子をお届けします。
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NRIセキュア、工場の制御システムの異常を検知する「マネージドNDR」を提供 | IT Leaders

NRIセキュアテクノロジーズは2022年8月4日、OT/IoT向けNDR(ネットワーク検知・対処)サービス「マネージドNDR(Nozomi Networks for OT/IoT)」を提供開始した。工場の設備を制御・運用するOT/IoTシステムのセキュリティを可視化/監視する。スイスNozomi NetworksのOT/IoTセキュリティ製品「Nozomi Guardian」を利用する。

自動車のサブスク「ClickMobi」に「日産リーフ/サクラ」など追加–保険も選択可能に

日産自動車は8月4日、インターネットで新車を注文できる定額利用サービス「NISSAN ClickMobi(クリックモビ)」において、電気自動車(EV)の「日産リーフ」と「日産サクラ」および、全車e-POWERを搭載した新型「エクストレイル」を対象車両として追加したと発表した。
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日立、AI映像監視「Multifeature Video Search」で、異常行動や荷物の置き去り/持ち去りを検知可能に | IT Leaders

日立製作所は2022年8月4日、AI映像監視・警備システム「Hitachi Multifeature Video Search(MVS)」に2つの機能を追加した。MVSは、AIを用いた映像解析によって、監視・警備業務を高度化するシステム。今回、人物の異常行動を発見する「行動検知機能」と、荷物と人物の所有関係を認識する「荷物置き去り/持ち去り検知機能」を追加した。
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経営と真摯に向き合い、IT組織を自ら変革しよう | IT Leaders

日本を代表する百戦錬磨のCIO/ITリーダー達が、一線を退いてもなお経営とITのあるべき姿に思いを馳せ、現役の経営陣や情報システム部門の悩み事を聞き、ディスカッションし、アドバイスを贈る──「CIO Lounge」はそんな腕利きの諸氏が集まるコミュニティである。本連載では、「企業の経営者とCIO/情報システム部門の架け橋」、そして「ユーザー企業とベンダー企業の架け橋」となる知見・助言をリレーコラム形式でお届けする。今回は、CIO Lounge 理事 坂上修一氏からのメッセージである。

ロシア・ウクライナ戦争でサイバー戦の実態が顕わに、日本に突きつけられた課題は? | IT Leaders

国家間の戦争が現実で起こっている。その戦法の中にサイバー戦があり、非常に重要な役目を担っている。今回の戦禍を通じて、ロシアとウクライナ両国それぞれの体制や能力が垣間見られるようになっている。ラック・ナショナルセキュリティ研究所は2022年8月2日、サイバーセキュリティ調査レポート「CYBER GRID JOURNAL Vol.14」を公開し、その中でロシア・ウクライナ戦争におけるサイバー戦を論じている。以下、公開に合わせて開催された説明会の模様を紹介する。

見積もりプラットフォームのミツモア、23億円を調達–業務生産性向上SaaSも正式発表

見積もりプラットフォーム「ミツモア」を提供するミツモアは8月4日、Eight Roads Venturesをリードインベスターとして、新規引受先のMPower Partnersと三菱UFJキャピタル、既存引受先のAngel BridgeとWiLによる総額23億円の資金調達を実施したと発表した。
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