BLACKPINKのJISOOやデュア・リパらが来場 「バーバリー」2020年春夏ロンドンコレ

 リカルド・ティッシ(Riccardo Tisci)が手掛ける「バーバリー(BURBERRY)」は9月16日に、2020年春夏コレクションをロンドンで発表した。”エボリューション”と題した同コレクションは、バーバリーが設立されたビクトリア朝時代に影響を受けたもの。市内の広大なシアターの中央に巨大なミラーキューブを設置し、コレクションの色合いを反映させたホワイト、グレー、シルバーなどのニュートラルカラーで空間を仕上げた。

 会場にはナオミ・キャンベル(Naomi Campbell)やデュア・リパ(Dua Lipa)、女性ミュージシャンのFKAツイッグス(FKA TWIGS)、BLACKPINKのジス(JISOO)、NCTのルーカス、リリー・ジェームズ(Lily James)、タロン・エガートン(Taron Egerton)らが出席。ランウエイを歩いたジジ&ベラ・ハディッド(Gigi&Bella Hadid)の弟、アンワー・ハディッド(Anwar Hadid)も会場に姿を現した。

 そのほかナオミ・スコット(Naomi Scott)やサッカー選手のジョーダン・スペンス(Jordan Spence)、エヴァ・チェン(Eva Chen)、サウスロンドン出身ラッパーのオクタヴィアン(Octavian)、ルーベン・ロフタス・チーク(Ruben Loftus-Cheek)、ロザリア(Rosalia)、 サルコジ元仏大統領夫人のカーラ・ブルーニ(Carla Bruni)、仏女優イザベル・ユペール(Isabelle Huppert)、チェン・クン(Chen Kun)、ハンター・シェーファー(Hunter Schafer)、マフムード(Mahmud)などファッション、映画、スポーツ、音楽の各界を代表するゲストたちに加え、ブランドのアンバサダーを務めるチョウ・ドンユィとユ・アインが集った。

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“世界一”の靴磨き職人が窮地 クラウドファンディングで支援募る

 世界大会優勝の経歴を持つ靴磨き職人、杉村祐太氏の営む靴磨き専門店イーズ シューシャイン(Y’S SHOE SHINE、静岡市)が移転に向け、クラウドファンディングサイト「キャンプファイヤー」で支援を募集している。杉村氏は18年2月に店を構えたばかりだが、「貸主の都合によりテナントからの退去を余儀なくされてしまったことで、店の存続が難しくなっている」と窮状を訴える。

 同氏は「キャンプファイヤー」で13日から、「静岡の靴磨きを『テナント主の都合』で無くしたくない!」と題したプロジェクトを開始。リターンとして、同店オリジナルの靴磨き布や靴磨きチケットなどを用意。200万円を目標金額とし、17日現在で90万円ほどが集まっている。

 杉村氏は14日に伊勢丹新宿本店で開かれた靴磨きの“正真正銘世界ナンバーワン“を決める大会「シューシャイニング チャンピオン オブ チャンピオンズ」に出場。観衆を前に、「今までは銀行からの融資を受け、ギリギリでやってきた。このままでは仕事を続けることはできない。どうか協力してほしい」と呼び掛けた。

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“世界一”の靴磨き職人が窮地 クラウドファンディングで支援募る

 世界大会優勝の経歴を持つ靴磨き職人、杉村祐太氏の営む靴磨き専門店イーズ シューシャイン(Y’S SHOE SHINE、静岡市)が移転に向け、クラウドファンディングサイト「キャンプファイヤー」で支援を募集している。杉村氏は18年2月に店を構えたばかりだが、「貸主の都合によりテナントからの退去を余儀なくされてしまったことで、店の存続が難しくなっている」と窮状を訴える。

 同氏は「キャンプファイヤー」で13日から、「静岡の靴磨きを『テナント主の都合』で無くしたくない!」と題したプロジェクトを開始。リターンとして、同店オリジナルの靴磨き布や靴磨きチケットなどを用意。200万円を目標金額とし、17日現在で90万円ほどが集まっている。

 杉村氏は14日に伊勢丹新宿本店で開かれた靴磨きの“正真正銘世界ナンバーワン“を決める大会「シューシャイニング チャンピオン オブ チャンピオンズ」に出場。観衆を前に、「今までは銀行からの融資を受け、ギリギリでやってきた。このままでは仕事を続けることはできない。どうか協力してほしい」と呼び掛けた。

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新鋭ネオンアーティストのwakuが渋谷の廃ビルで個展を開催

 新鋭ネオンアーティストのwakuが、個展「Dimention」を9月22日から26日まで東京・渋谷で開催する。今回の個展では、wakuが常日頃から考える「光の美しさ」について、廃ビルを会場に自身の作品を設置することで特殊な空間を生み出し見つめ直すことを目指したという。「目で見る光は、画面の中に映し出すことはできない。直接見ることでしか得られない何か、言語化することのできない感情を味わってもらいたい。他者との繋がりではなく、自己と向き合うことのできる空間になっていたら嬉しい。光にはその力があると思ってる」と、wakuは語る。

 wakeは1995年東京生まれ。自身を表現する手段としてネオンに興味を持ち、2017年から国内有数の工場シマダネオンで修行をはじめ、翌年に現代美術家ナム・ジュン・パイク(Nam June Paik)の作品も手掛けたデヴィッド・アブロン(David Ablon)に従事するためニューヨークへ渡米。現地で他アーティストや企業とのコラボを成功させ、19年に帰国。その後、「ユニクロ(UNIQLO)」サンフランシスコ店にネオンを提供するなど世界規模で活動している。

 開催初日にはレセプションパーティーが行われ、食品まつり a.k.a foodmanが登場する。

■Dimention
日程:9月22〜26日
時間:13:00〜20:00
住所:東京都渋谷区神宮前1-14-4 船場マンション 4階 402号室

■Dimention Opening Reception
日程:9月22日
時間:17:00〜21:00 ※19:00から食品まつり a.k.a foodmanのライブを予定
住所:東京都渋谷区神宮前1-14-4 船場マンション 4階 402号室

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「ディラーラ フィンディコグルー」2020年春夏ロンドン・コレクション

 「ディラーラ フィンディコグルー(DILARA FINDIKOGLU)」が2020年春夏コレクションをロンドンで発表した。

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剛力彩芽より近くで前澤ZOZO前社長の涙を見守ったヨーロッパ生まれのアレ

 前澤友作ZOZO前社長は、ファッション業界屈指の時計好きとして知られる。では、前澤前社長が退任会見で腕に着けていた時計は何か?編集部ヨコヤマにふいに聞かれた僕は答えに窮し、「ちょっと、え~、あの~、あれだ、その、今ちょっと立て込んでるから……」と言い残し、すぐに「WWDジャパン」委嘱ジャーナリストの渋谷ヤスヒト オフィス・ノマド代表と、同編集アドバイザリーの山本晃弘「アエラスタイルマガジン」ウェブ編集長兼エグゼクティブエディターに連絡を取った。

 「WWDジャパン」も前澤前社長の退任会見に自前のカメラを入れていたが、当然ながら狙うのは前澤前社長の顔だ。時計にピントが合った写真は少なく、それを僕を含めた中高年3人が必死に見ている構図。なかなかにしんどい作業だ……。

 ブランドについては早々に「パテック フィリップ(PATEK PHILIPPE)」で間違いないだろう、ということで着地。同ブランドは1839年創業のスイスの時計ブランドで、「オーデマ ピゲ(AUDEMARS PIGUET)」「ヴァシュロン・コンスタンタン(VACHERON CONSTANTIN)」と並んで“三大時計ブランド”と称される、時計ファンのあこがれの存在だ。

 2018年9月にカリフォルニア州の宇宙ベンチャー企業、スペースX(SPACE X)本社で行った“月旅行”会見でも、前澤前社長は「パテック フィリップ」の時計を着けていた。

 ああでもないこうでもないが続き、日の暮れかかった18時。「これだ!……(たぶん)」という一本にたどり着いた。それが“グランド・コンプリケーション3970”だ。機械式手巻き時計で、ケースはプラチナ製。永久カレンダーを搭載したクロノグラフモデルだ。04年で生産は終了し、現在は中古市場で1200万~1700万円ほどで販売されている。

 退任会見について書いた本紙編集部イシヅカの記事を自身のツイッターで紹介してくれた前澤前社長だから、きっとこの記事も見てくれていると信じて聞きます――「合っていますか?」。

 ちなみに前澤前社長は平均価格2000万円超のスイスの超高級時計ブランド「リシャール・ミル(RICHARD MILLE)」の日本有数のコレクターとしても知られており、SNSではオールブラックモデルを着用した写真などをアップしている。

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@tokyoart_event 展示会&アートイベントbot

【4月9日まで|スヌーピーミュージアム】 第2回展覧会 史上最大のスヌーピー展「もういちど、はじめましてスヌーピー。」 誕生秘話から、約50年間大きな変遷を遂げていく様子を、原画約80点と映像で紹介 詳しくはこちら→

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タキヒヨーが宮城県の被災地支援に協力 「ガマ ロック フェス」に8回連続参加

 繊維商社のタキヒヨーは、9月21日に宮城県塩竈市みなと公園で開催されるイベント「ガマ ロック フェス2019(GAMA ROCK FES2019)」に協力企業として参加する。「ガマ ロック フェス」は2011年の東日本大震災直後から、宮城県塩竈市出身の写真家・平間至とDragon AshのATSUSHIが街の支援活動の一環としてスタートさせたもので、音楽、アート、フードを融合したイベント。

 タキヒヨーは「ガマ ロック フェス」がスタートした12年から継続して参加している。8回目となる今回は、ロゴ入りオフィシャルTシャツや平間至が撮影したフォトプリントを使用してタキヒヨーがデザインしたTシャツ(各種2500円)などを製作しているほか、同社の総合職、デザイナー職、事務職などの社員19人の有志が、服をリメイクするワークショップや、来場者にボディーペインティングなどを行う。そのほか、タオル(1500円)、手ぬぐい(東北コットンプロジェクトの綿を使用/1500円)、トートバッグ(2500円)、キャップ(2500円)などオフィシャルグッズはタキヒヨーがデザインした。売り上げは、すべて「ガマ ロック フェス」の運営に寄付する。

 「ガマ ロック フェス」では塩竃市出身の大友康平らがライブを行うほか、地元の飲食店、地酒の「一ノ蔵」や「浦霞」などがブースを設ける。

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楽天・三木谷会長兼社長「楽天ファッション・ウィーク、最低10年続ける」

 楽天は、ファッションECの本格的な強化に乗り出す。同社はこれまで日用品やファッションなどカテゴリーごとの内訳は明かしてこなかったものの三木谷浩史・楽天会長兼社長は「ファッション分野での商品取扱高(GMV)は約6000億円」と「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」の商品取扱高が3113億円(19年3月期)の1.5倍であることを示した上で、「今後は切れの良いところで1兆円を目指したい」と語った。また、これまで長くても2〜3年だった冠スポンサー契約を、「何があるかはわからないが」と前置きしつつも、2009年からスポンサーを務めているテニスの国際的なテニス選手権「楽天オープン」を引き合いに出しながら、「最低でも10年はやりたい」と語った。

 「ゾゾタウン」を運営するZOZOがヤフーの傘下に入る中で、「東京のファッションウィークは、僕の海外の世界的なファッションブランドのトップも非常に注目していると言っており、国際的にも注目されていることは確かだ。長い期間の支援を通じ、東京のファッションウィークのポジションをもっと高くに引き上げたい」と語り、デザイナーブランドなどの支援を通じて、日本のファッションECでトップを目指す考え。

 楽天は8月、日本ファッションウィーク推進機構との間で「東京ファッションウィーク」の冠スポンサー契約を締結、10月14日からは初の「楽天ファッションウィーク トウキョウ」をスタートする。

 イベントの開始に伴い、10月1日からは高感度なファッションブランドのアイテムを集積した「楽天ブランドアベニュー(旧スタイライフ)」を、「Rakuten Fashion」としてサイトデザインなどを一新。デザインやキービジュアルの監修には雑誌「ギンザ()」の中島敏子・元編集長とアートディレクターの平林奈緒美氏を起用している。「Rakuten Fasihon」は今後、出店者であるファッションブランドや企業が需要予測や受注管理、決済、物流フルフィルメント、海外販売支援サービスまでを提供する、新しいプラットフォーム化を目指す。

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「M・A・C」の新作リップビジュアルにIZ*ONE 期間限定で店頭に掲出

 「M・A・C」は9月18日〜10月16日、日韓合同アイドルグループ、IZ*ONE(アイズワン)のメンバーが登場する限定ビジュアルを店頭で公開する。同企画は「ナイロン ジャパン」との紙面連動コラボレーションによるもので、8月に発売した新作リップスティック「ラブ ミー リップ スティック」(全24色、各3000円)を使った最旬トレンドメイクで、店頭に華を添える。

 「ラブ ミー リップ スティック」は発色と保湿、艶感を備えたクリーム処方のリップスティックで、軽やかなテクスチャーと美しい発色が特徴。誰もが自分に合うと感じる1本を見つけられるよう、ヌード系、レッド系、パープル系の3つのカラーバリエーションから24色をそろえている。
 
 メンバー12人は同製品の異なるカラーを唇にまとい、“媚びないフェミニンな女性”を表現。ビジュアルは全4種となり、店舗により異なるビジュアルを掲出する。

 韓国のオーディション番組で選出されたIZ*ONEは、2018年8月から21年4月までの期間限定で活動を行う日韓合同のグローバル女性アイドルグループで、韓国人9人と日本人3人の12人で結成。韓国のほか、日本でも音楽番組や雑誌、東京ガールズコレクションのステージなどで、さまざまな活動を行っている。インスタグラムのフォロワーは約160万。

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「エチュードハウス」の池袋パルコ店が店舗面積を約3倍に広げリニューアル パーソナルカラー診断も

 「エチュードハウス(ETUDE HOUSE)」は9月12日、池袋パルコ店をリニューアルオープンした。リニューアル後は店舗面積を以前の約3倍に拡大し、より製品を選びやすくなっただけでなく、5月に始めたパーソナルカラーサービスを導入した。同サービスの専用スペースではお客のカラー診断から、それに合わせた商品を提案する。店内ではカラーメイクアップだけでなく、ベースやスキンケア、ボディーケア、ツールなど幅広く扱う。また、オープン記念として3000円以上購入した人に数量限定でメイクアップブラシのセットをプレゼント中だ。

 韓国最大のビューティ企業であるアモーレパシフィック(AMOREPACIFIC)が手掛ける「エチュードハウス」は2011年11月に新宿ルミネエストに日本1号店をオープンし、近年のKビューティブームを受け急速に出店を進め、現在全国36店舗を運営している。池袋パルコ店でもファッションブランドをしのぐ売り上げとなっているようでKビューティの勢いはさらに加速しそうだ。

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「エチュードハウス」の池袋パルコ店が店舗面積を約3倍に広げリニューアル パーソナルカラー診断も

 「エチュードハウス(ETUDE HOUSE)」は9月12日、池袋パルコ店をリニューアルオープンした。リニューアル後は店舗面積を以前の約3倍に拡大し、より製品を選びやすくなっただけでなく、5月に始めたパーソナルカラーサービスを導入した。同サービスの専用スペースではお客のカラー診断から、それに合わせた商品を提案する。店内ではカラーメイクアップだけでなく、ベースやスキンケア、ボディーケア、ツールなど幅広く扱う。また、オープン記念として3000円以上購入した人に数量限定でメイクアップブラシのセットをプレゼント中だ。

 韓国最大のビューティ企業であるアモーレパシフィック(AMOREPACIFIC)が手掛ける「エチュードハウス」は2011年11月に新宿ルミネエストに日本1号店をオープンし、近年のKビューティブームを受け急速に出店を進め、現在全国36店舗を運営している。池袋パルコ店でもファッションブランドをしのぐ売り上げとなっているようでKビューティの勢いはさらに加速しそうだ。

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靴磨き界の“真の世界ナンバーワン”は長谷川裕也氏に決定

 三越伊勢丹は14日、靴磨き職人の“正真正銘の世界ナンバーワン”を決める「シューシャイニング チャンピオン オブ チャンピオンズ」の第1回大会を伊勢丹新宿本店で開き、東京・南青山の靴磨き専門店、ブリフトアッシュ(BRIFT H)オーナーの長谷川裕也氏が優勝した。

 大会は同店の紳士靴の催事「ISETAN靴博2019」(11~16日)の目玉イベントとして開催。今回は長谷川氏をはじめ静岡の靴磨き店、イーズ シューシャイン(Y’S SHOESHINE)オーナーの杉村祐太氏ら世界チャンピオン3人、初代日本チャンピオンのザ ウェイ シングス ゴー(THE WAY THINGS GO、大阪市)オーナーの石見豪氏、スウェーデンチャンピオン、ロシアチャンピオンの6人が、真のナンバーワンの座を賭けて争った。

 大会会場の6階催事場には200人以上の観客が詰めかけた。競技は伊勢丹オリジナルの黒色のストレートチップ、黒色でシボ革のフルブローグ、バーガンディーのプレーントゥの3足を各15分で磨き、輝きの強さやバランス、所作の美しさなどを競った。紳士靴の専門誌「ラスト(LAST)」の菅原幸裕編集長ら審査員による得点と、伊勢丹新宿本店メンズ館紳士靴売り場のインスタグラムアカウントに投稿された各作品の「いいね」数の合計得点で審査した。

 優勝した長谷川氏は「最初の1足の出来はいまいちだったが、2、3足目は『シャイナーズ・ハイ』(マラソン選手の『ランナーズ・ハイ』にちなんだ造語)に突入して巻き返すことができた」と笑顔。「このような大会が開催されること自体が財産。今後も靴磨き界を盛り上げていきたい」と語った。

 靴磨きの世界大会は、2017年にロンドンでスタート。日本においても、18年から国内チャンピオンを決める大会が三越銀座店で開催されている。

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靴磨き界の“真の世界ナンバーワン”は長谷川裕也氏に決定

 三越伊勢丹は14日、靴磨き職人の“正真正銘の世界ナンバーワン”を決める「シューシャイニング チャンピオン オブ チャンピオンズ」の第1回大会を伊勢丹新宿本店で開き、東京・南青山の靴磨き専門店、ブリフトアッシュ(BRIFT H)オーナーの長谷川裕也氏が優勝した。

 大会は同店の紳士靴の催事「ISETAN靴博2019」(11~16日)の目玉イベントとして開催。今回は長谷川氏をはじめ静岡の靴磨き店、イーズ シューシャイン(Y’S SHOESHINE)オーナーの杉村祐太氏ら世界チャンピオン3人、初代日本チャンピオンのザ ウェイ シングス ゴー(THE WAY THINGS GO、大阪市)オーナーの石見豪氏、スウェーデンチャンピオン、ロシアチャンピオンの6人が、真のナンバーワンの座を賭けて争った。

 大会会場の6階催事場には200人以上の観客が詰めかけた。競技は伊勢丹オリジナルの黒色のストレートチップ、黒色でシボ革のフルブローグ、バーガンディーのプレーントゥの3足を各15分で磨き、輝きの強さやバランス、所作の美しさなどを競った。紳士靴の専門誌「ラスト(LAST)」の菅原幸裕編集長ら審査員による得点と、伊勢丹新宿本店メンズ館紳士靴売り場のインスタグラムアカウントに投稿された各作品の「いいね」数の合計得点で審査した。

 優勝した長谷川氏は「最初の1足の出来はいまいちだったが、2、3足目は『シャイナーズ・ハイ』(マラソン選手の『ランナーズ・ハイ』にちなんだ造語)に突入して巻き返すことができた」と笑顔。「このような大会が開催されること自体が財産。今後も靴磨き界を盛り上げていきたい」と語った。

 靴磨きの世界大会は、2017年にロンドンでスタート。日本においても、18年から国内チャンピオンを決める大会が三越銀座店で開催されている。

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エルメス、香港のデモをものともせずアジアで絶好調 19年上期も増収増益

 エルメス・インターナショナル(HERMES INTERNATIONAL以下、エルメス)の2019年1~6月期決算は、売上高が前年同期比15.1%増の32億8400万ユーロ(約3907億円)、営業利益は同9.0%増の11億4400万ユーロ(約1361億円)、純利益が同6.7%増の7億5400万ユーロ(約897億円)の増収増益だった。

 カテゴリー別での売上高は、レザーグッズが同15.9%増、衣料・アクセサリーが同18.4%増、シルク・テキスタイルが同6.8%増、香水が同3.5%増、ウオッチが同17.5%増だった。

 地域別の売上高は、日本以外のアジア太平洋地域が同21.1%増の12億9930万ユーロ(約1546億円)、日本は同16.2%増の4億60万ユーロ(約476億円)だった。フランス以外のヨーロッパが同8.8%増の5億4460万ユーロ(約648億円)、フランスが同4.0%増の4億580万ユーロ(約482億円)、南北アメリカが同16.2%増の5億6920万ユーロ(約677億円)、その他の地域が同17.8%増の6460万ユーロ(約76億円)と全ての地域で増収となった。

 香港では中国本土への容疑者引き渡しを可能にする条例に抗議する大規模なデモが6月から続いており、ポール・チャン・モー・ポー(Paul Chan Mo-po)香港特別行政区政府財政長官によれば、8月の観光客数は前年同月比で40%近く減少しているという。また香港統計局の発表によれば、特にラグジュアリー業界が大きな打撃を受けており、ジュエリー、ウオッチ、高級贈答品などの7月の売上高は同24.4%減となっているが、エルメスはこうしたマイナスの要因を吹き飛ばす勢いでアジアを中心に業績を伸ばしている。

 アクセル・デュマ(Axel Dumas)最高経営責任者(CEO)は、「『エルメス』は香港に7店舗を構えており、デモの関係で数店舗が臨時休業を余儀なくされたが、現地の強い顧客ベースのおかげでアジアでの売り上げへの影響はなかった。香港には昔から出店していることもあって、とても親しみを覚えている。誰もが納得できる政治的な解決策が見つかり、日常が戻ることを願っている」と語った。同氏はまた、「パリで暴動が続いていた19年4~6月でも、フランスにおける『エルメス』の売り上げは前年同期比6.2%増を記録した」と述べ、観光客数の変動にうまく対応していると説明した。

 なお、ティファニー(TIFFANY & CO.)も同じく香港にある10の店舗のうち数店舗が6日以上休業した。デモが収束しない場合、今年の売り上げは同社見込みの下限まで落ち込む可能性があるとしているものの、香港市場に対する戦略は当面変更しないという。

 エルメスは事業の好調ぶりに後押しされ、店舗の拡充や新規開店を続けている。7月に福岡・岩田屋の店舗を、8月には東京・日本橋三越の店舗をリニューアルオープンした。今後は中国、ドイツ、カナダ、ポーランドなどに新規出店し、22年にはニューヨーク・マディソンアベニューに新旗艦店をオープンする。化粧品事業では、メイクアップラインを20年の第1四半期に発売する。これは「エルメス」の店舗や自社ECサイトに加えて、英百貨店ハロッズ(HARRODS)や、米国と韓国の小売店で取り扱われる。

 ロゲリオ・フジモリ(Rogerio Fujimori)RBCキャピタル・マーケッツ(RBC CAPITAL MARKETS)アナリストは、「予想通りの結果だ。エルメスは収益基盤がしっかりしており、ラグジュアリー業界の中でも危機に対する耐性が強い。難点があるとすれば、高い需要に対して生産が追い付かないことだろう」とコメントした。

 デュマ=エルメスCEOは、「売り上げの約半分を占めるレザーグッズ部門は、主に“ケリー(KELLY)”や“バーキン(BIRKIN)”などのクラシックなモデルがけん引して同15.9%増(為替の影響を除くと同12.4%増)となったが、下期はやや緩やかになると思う。しかし年間の成長目標である10%増は維持できると考えており、その3%程度は値上げによるものになるだろう」と話した。

 消費者からの高い需要に応えるため、エルメスは工房(ワークショップ)にも投資している。現在、フランス国内にはレザーグッズ専門の工房16カ所と、拡張が決定しているテキスタイル専門の工房を含めて42カ所があるほか、スイス、イタリア、イギリス、アメリカ、オーストラリアに合わせて12カ所の工房を構えているが、新たにハンドバッグの工房を3カ所オープンする。しかし、同社では「一人の職人が最初から最後までバッグを仕上げる」ことを掲げているため、一人の職人が1週間に作ることができるのはバッグ2つ程度だという。こうしたことを踏まえると、今月フランスの上院で審議にかけられる売れ残り品の廃棄を禁止する法案は、同社にはあまり影響がなさそうだ。

 デュマ=エルメスCEOは、「『エルメス』のバッグは最高級のレザーを使っており、熟練の職人が16時間かけて作っている。廃棄しなければならないときは胸が張り裂ける思いだ。ゆえに当社では廃棄率ゼロを目指し、可能な限りリサイクルしている」と語った。同社ではカシミアなどの素材は再利用しているほか、“プティ アッシュ(PETIT H)”という余った素材を活用したコレクションを展開。また売れ残った商品は、ブランド価値を毀損しないようにタグなどを取り除いた後で寄付していると説明した。

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「スック」「RMK」が「Tモール」に旗艦店オープン

 エキップはこのほど、中国最大級の越境ECプラットフォーム「天猫国際(TMALL GLOBAL)」に「スック(SUQQU)」と「RMK」の旗艦店をオープンした。昨今のインバウンド需要を背景に、中国本土に初となる公式販売チャネルを確立し、さらなるグローバルでの飛躍を目指す。

 「スック」は2006年のタイを皮切りに、英国、台湾など現在5つの国と地域で展開。中国においては、17年1月に中国SNSの「微博(Weibo)」に公式アカウントを開設し、49万のフォロワー(19年9月時点)に向けて情報発信を続けてきた。「天猫国際」では、インバウンド人気の高いファンデーション「エクストラ リッチ グロウ クリーム ファンデーション」や4色アイシャドウ「デザイニング カラー アイズ」をはじめ、主力のスキンケアなど約150アイテムを展開する。

 「RMK」は1999年の台湾を皮切りに、現在4つの国と地域で展開。韓国16店舗(免税店9店舗含む)、台湾14店舗、香港6店舗を出店し、日本発メイクアップアーティストブランドとしてアジア圏で支持を集めている。中国においては、「スック」同様に中国SNSの「微博(Weibo)」に公式アカウントを開設している。「天猫国際」では、ブランドを代表するベストセラーアイテム「リクイドファンデーション」や今秋発売した「クリーミィファンデーション EX」など主力であるベースメイク製品を中心にメイクとスキンケアの178アイテムを展開する。

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ロンドンコレのドタバタ日記2日目 ショー会場は英国博物館からスポーツジム、再開発エリアまで

 こんにちは、ロンドン・ファッション・ウイーク(LFW)2日目の9月14日の取材日記をお届けします。土曜日の今日から一般公開の”パブリックショー(Public Show)”がスタートし、LFWのメイン会場である”180 ザ ストランド(通称ワンエイティー)”が学生をはじめとする若いお客さんでとても賑わっています。その代わり、従来のBtoBのランウエイショーは公式会場以外での開催となり、英国博物館やテート・モダンをはじめ、地元のスポーツジム、図書館などさまざまな公共の施設で行われます。街中を急ぎで移動することが多く「もう間に合わない!」とヒヤヒヤすることも……。そんなドタバタ劇を綴らせていただきます。

9:45 ロンドンコレの仕掛け人をインタビュー

 メイン会場のワンエイティー中のVIPラウンジで、LFWを主催する英国ファッション評議会(ブリティッシュ・ファッション・カウンシル/BFC)のキャロライン・ラッシュ(Caroline Rush)最高経営責任者(CEO)にインタビューを行いました。内容は”パブリックショー”について。10分のみのクイックインタビューですが、「なぜLFWの一部を一般開放するの?」「一般向けのチケットは売れた?」「LFWの来場者は年々増えている?減っている?」などの質問に答えていただきました。インタビューは後日アップ予定なので、そちらをご覧いただけたらと思います。

10:00「アレクサチャン(ALEXACHUNG)」パブリックショー

 第1回目のパブリックショーを取材するため、プレスパスで入場。チケットは1席135ポンド(約1万7700円)、フロントローは245ポンド(約3万2000円)とちょっと割高で、学生を中心とした来場者はやはり手が届かないのか、フロントローは埋まっていなかったです。ショーは一般客向けの”SEE NOW, BUY NOW”になっていて、今店頭で販売中の2019-20年秋冬商品を着たモデルたちが登場します。従来のLFWのランウエイショーに出席するような業界関係者は入場しておらず、会場の雰囲気は普段のショーとは別物です。友人同士で写真を撮りあったりと、来場客のワクワク感が漂っていました。席で待つこと30分。10:30になってもショーが開始しない……。11:00スタートの「ポーツ1961」のショーに間に合わない可能性が出てきたので、一緒に入場したライターのELIE INOUEさんに取材を託し、会場を後にしました。

11:00 ポーツ1961(PORTS1961)

 現代美術館のテート・モダンに到着し、無事にショーに間に合いました。今季の「ポーツ1961」は著名スタイリストのカール・テンプラー(Karl Templer)率いる新チームでのデビューショーです。到着してみるとロゴも変わっていて、この四角と丸の配置で”1961”を表しています。洋服もがらっと変わった印象。ショーのレポートはこちらをご覧ください。会場では日本からのゲストAMIAYAの2人もキャッチしました。

13:00 マーケス アルメイダ(MARQUES'ALMEIDA)

 先シーズンはパリで発表していた「マーケス アルメイダ」がロンドンにカムバック。ショー前には、パウロ(Paulo)とマルタ(Marta)のデザイナー夫妻の友人やモデルたちが未来の女性たちに向けたメッセージが映像とともに流れました。日本の原宿・竹下通りのような若者街ブリックレーンで行ったのですが、中心地から40分ほど離れた場所に位置しているため、ショー終了後の13:30は超ダッシュでバスに乗りました。

14:30 モリー ゴダード(MOLLY GODDARD)

 30分押しでスタートした「モリー ゴダード」はスポーツセンターの体育館で披露しました。来場者全員がフロントローで、うれしいシーティングでしたが、通路の狭さはモデルたちが通過できるのか不満なほどにギリギリ。案の定、ボリュームのあるチュールドレスが膝や手にバンバン当たります(笑)。

15:00 ハルパーン(HALPERN)

 「ヴェルサーチェ(VERSACE)」や「オスカー デ ラ レンタ(OSCAR DE LA RENTA)」で経験を積んだマイケル・ハルパーン(Michael Halpern)による「ハルパーン」は、シャンデリアが輝くボールルームで、イブニングドレスを見せました。アニマルプリントのタイツとドレスのコーディネートなどが目を引きます。このショーも30分押しで始まり、次のショーへと焦りながら移動します。

16:00 トーガ(TOGA)

 16:10に走って到着した時点で自分のシーティング席が埋まっており、位置を確保するとすぐにショーが開始。ヒヤヒヤしましたが、最初から見られてよかったです。昨春夏はテーラードジャケットにサイクリングパンツの提案だったのが、今季はテーラードジャケットにショートパンツになっていました。細身のショートパンツは今季、他のブランドでもたくさん見かけて気になるアイテムの一つ。難易度が高いサイクリングパンツよりもチャレンジしやすいので、個人的にも来春はいてみたいと思っています。

17:30 ハウス オブ ホランド(HOUSE OF HOLLAND)

 「ハウス オブ ホランド」は再開発が進むキングス・クロス地区でショーを開きました。こちらも急いで移動しましたが、着いた時にはまだリハーサル中でした。ラッキー!と、少し時間と心に余裕ができたので、再開発地域を15分ほどぶらぶら歩きまわってみました。ここはファッションの名門校セント・マーチン美術大学の真裏にある、ショッピングモールは古い車庫を生かして作られた建物。中庭は少し、ニューヨークのハイラインに似ています。ロンドンに詳しい人たちから聞いた話によると周りに建っているのは億ション(1億円以上の高価格な分譲マンション)だそう。住宅には見えないパイプが無数に配置されたユニークなデザインの建物も億ションだそう。

 「ハウス オブ ホランド」のショーは、球体アートを前にした野外で行い、フィナーレでは中国のスポーツメーカーのエクステップ(XSTEP)とのカプセルコレクションも披露しました。ショー後にはローンチパーティーを開催。コラボスニーカーもずらりと並んでいます。

18:00 レジーナ ピョウ(REJINA PYO)

 韓国人デザイナーの「レジーナ ピョウ」の会場は図書館。インビテーションも貸し出し用の貸出カードがモチーフになっていている!人気バッグシリーズ”オリヴィア(OLIVIA)”もいろんな出てきました。

19:00 アウェイク(A.W.A.K.E.)

 「アウェイク」は教会でショーを行いました。今日から一緒に取材に入ったパリ在住ライターのELIE INOUEさんは、ちゃんと「アウェイク」のブラウスを着用して来場していました。袖コンボリュームがかわいいです。これからINOUEさんのロンドンコレ取材記事が上がってきますので、お楽しみにお待ちください。

22:00 ファッション フォー リリーフ(FASHION FOR RELIEF)

 スーパーモデルのナオミ・キャンベル(Naomi Campbell)がホストを務めるチャリティーショー「ファッション フォー リリーフ」が大英博物館で開催されました。開場を待っていると、「トモ コイズミ(TOMO KOIZUMI)」の小泉智貴デザイナーに再開。NYファッション・ウイークでのショー発表後、撮影などの予定がありそのままロンドンに来ていたそう。しかも、このイベントにもドレスを貸し出していてショーに登場しました。小泉さんの他にもキム・ジョーンズ(Kim Jones)やピーター・デュンダス(Peter Dundas)ら著名デザイナーの姿がありました。ゲストにはイブニングドレスを着用している人もたくさんいて、豪華なガラパーティーに訪れた気分を味わうことができました。ショーが始まったのは22:00と、夜は寒い会場での2時間待ちは体に堪えましたが、大英博物館でショーを見られる機会は滅多にないですし、「グッチ(GUCCI)」や「ディオール(DIOR)」などから、「イリス ヴァン ヘルペン(IRIS VAN HERPEN)」などのクチュールピースまでも登場し、待った甲斐はあったと思います。ランウエイにはナオミ本人も3回衣装チェンジをして登場しました。

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ユニクロがダウンの回収と再利用を発表 ロンドンで大規模展覧会も開催

 ユニクロと東レは9月16日、2020年春夏のロンドン・ファッション・ウイーク期間中に共同で会見を開き、サステイナビリティーに関する新しい取り組みとして、回収した“ウルトラライトダウン”をリサイクルしたダウン商品と、ペットボトルからリサイクルしたポリエステル繊維を使った“ドライEX”の開発を共同で進めていくと発表した。ダウンの回収は9月から店頭でスタートしており、20年秋冬から一部にリサイクルダウンを使用したダウン商品を販売する。また、ユニクロは17日から22日まで、ロンドンで初となる大規模展覧会「The Art and Science of LifeWear:New Form Follows Function」も開催している。

 ダウンのリサイクルは、東レが新たに開発した“ウルトラライトダウン”専用のダウン分離システムによって可能になった。通常、ダウンが含まれる製品のリサイクルは「解体を手作業で行うことが一般的だが、“ウルトラライトダウン”は表地が薄く、縫製も複雑なため、解体の難易度が高く、手作業で効率よくダウンを取り出すことが困難だった」(ユニクロのプレスリリースより)という。東レが開発した分離システムは、「ダウンの切断、かく拌分離、回収までを完全自動化」しており、「従来の手作業での処理能力の約50倍」で処理が可能という。ダウンが飛び散る環境下での手作業を廃止することで「作業者の負担軽減にも配慮した」。

 今年度(20年8月期)は日本のみで“ウルトラライトダウン”を回収。難民向け商品とは分けて回収する。

 回収したペットボトルからの再生繊維を使用した高機能速乾ウエア“ドライEX”は、20年春夏から販売する。ペットボトルをもとにした再生ポリエステル繊維は従来からあるが、「ペットボトルへの異物混入により、(“ドライEX”のように)特殊な断面を持つ繊維や極細繊維の生産は困難だった。また、ペットボトルの劣化などによる黄ばみの問題もあった」。東レの新技術により、それらの課題を解決したという。東レは今回のユニクロとの共同発表に先駆け、9月5日に、ペットボトルリサイクル繊維事業の20年1月からの本格化を発表している。

 ロンドンでの展覧会は、17年秋のニューヨーク・コレクション期間中、18年秋のパリ・コレクション期間中の展覧会に続くもの。ロンドン・コレクションの公式会場にほど近いサマセットハウスで開催している。ユニクロ商品を使ったインスタレーション・アートに加え、“ヒートテック”などの同社の機能製品を科学的に紹介するコーナーもある。また、サステイナビリティーにも焦点を当て、米国ロサンゼルスのジーンズイノベーションセンターの取り組みや、国連難民高等弁務官事務所とのパートナーシップなどを紹介するゾーンも設けた。

 展覧会開催に合わせ、ロンドンのイースト地区を拠点とするオンラインラジオ局NTS Radioとコラボレーションし、同会場限定で販売するアイテムも企画した。同ラジオ局と組んだスペシャルイベントなども開催する。

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「リチャード クイン」2020年春夏ロンドン・コレクション バックステージ

 「リチャード クイン(RICHARD QUINN)」が2020年春夏コレクションをロンドンで発表した。ランウエイショーのバックステージに潜入!

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eスポーツのパフォーマンスを高めるゲーミンググラス登場 「フォーナインズ」が新挑戦

 日本のアイウエアブランド「フォーナインズ(999.9)」は9月12日から15日まで幕張メッセで開催された「東京ゲームショー2019」に出展し、eスポーツプレーヤーに向けたゲーミンググラス“プレイド(PLAIDe)”を発表した。

 eスポーツプレーヤーのパフォーマンスを高める機能性が特徴で、掛けたときのストレスを軽減し、長時間快適な視環境を維持できる。

 eスポーツに求められる広い視野のフロントサイズを確保し、厚さ0.7mmのテンプルと2.5mmのモダンの軽く薄い設計で、ヘッドセットなどを装着したときも快適な掛け心地だ。レンズは超低反射コートを施すことによりさまざまな光の写り込みを抑え、「フォーナインズ」が開発した特殊なグレーのレンズカラーはディスプレーから発せられるブルー光を軽減し、継続的に目への負荷を減らす機能を備えている。

 フロントのデザインはウエリントン、スクエア、ボストンの3種類あり、日常的に使用できるデザインだ。価格は2万9000円で、2020年1月に「フォーナインズ」公式オンラインショップで発売予定。

 「フォーナインズ」は眼鏡やサングラス「フォーナインズ・フィールサン(999.9 FEELSUN)」を通してアスリートを支援する「フォーナインズ スピリットサポート」も行っており、対象はプロサッカー選手やプロゴルファーなど多岐にわたっている。

 eスポーツは世界的に競技人口が増加して市場規模が急速に拡大している注目の分野で、将来的にオリンピック競技への採用が検討されている。

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「ティファニー」の新メンズコレクション 10月からジュエリーや時計を発売

 「ティファニー(TIFFANY)」は、新メンズコレクション“ティファニー 1837 メイカーズ(TIFFANY 1837 MAKERS)”を10月から順次発売する。同ブランドがメンズに限定したコレクションを発売するのは「ほぼ初めて」(プレス担当者)で、ジュエリーやウオッチ、ホームウエアなどで構成する。

 新作ジュエリーは男性にふさわしく大ぶりで、シルバーやゴールドを贅沢に使いながら、日常生活になじむベーシックなデザインだ。リード・クラッコフ(Reed Krakoff)「ティファニー」チーフ・アーティスティック・オフィサーも、「シンプルながら毎日身に着けてもらえる定番品になるだろう」と話す。価格はドッグタグ型のスターリングシルバー&18金イエローゴールド製ペンダントが24万円、18金イエローゴールドにオニキスをプラスしたシグネチャーリングが41万円など。

 ウオッチはいずれも機械式自動巻きで、クラシックなデザインながらブレスレットやバックルにブランド名の頭文字“T”をあしらい遊び心をプラスする。クラッコフ=チーフ・アーティスティック・オフィサーが本格的にデザインした初のウオッチ群であり、「ジュエリーとの連動性がいっそう高まっている」とプレス担当者。ケースは18金イエローゴールド、18金ローズゴールド、ステンレススチール、ブレスレットはアリゲーター、カーフレザー、ステンレススチールの各3種類で、価格は36万5000~87万円。27mmのメンズウオッチのほかに、22mmのレディスウオッチも用意する。

 クラッコフ=チーフ・アーティスティック・オフィサーは1996年から16年間にわたって「コーチ(COACH)」に携わり、クリエイティブ・ディレクターやプレジデントを務めた。2010年には自身の名を冠した「リード クラッコフ」を立ち上げたが、15年に終了。17年から現職。

 「ティファニー」は、チャールズ・ルイス・ティファニー(Charles Lewis Tiffany)によって1837年にニューヨークで創業された。子会社を含めた現在の従業員数は約1万3000人で、うち職人は5000人以上。ジュエリーやウオッチのデザインから製造、販売までを行う。同ブランドは、アメリカにおけるスターリングシルバーの基準(銀の含有率925/1000)を設定したことでも知られる。

 「ティファニー」は、同時期にテーブルウエアや筆記具からなる“ダイヤモンド ポイント(DIAMOND POINT)”コレクションも発売する。

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NYコレハイライトVol.6 NYコレ最終日の2ブランドをプレイバック

 2020年春夏ニューヨーク・コレクションの最終日の2ブランドをプレイバックする。

マイケル・コース コレクション(MICHAEL KORS COLLECTION)

DESIGNER/マイケル・コース

 自身の祖母が移民として、アメリカンドリームを夢見てニューヨークに移住した話からインスピレーションを受けた今季は、アメリカのトラディショナルなスタイルがテーマ。金ボタン付きのネイビーのブレザーにプリーツスカート、星条旗の星をイメージしたスター型スタッズ付きのスカートとニット、フリル付きのトレンチコートなどプレッピーなアイテムが続々と登場。さらにはアメリカの伝統的なデザートであるチェリーパイから着想を得たチェリー柄のワンピースなど、遊びココロに溢れたルックも手掛けた。ショーの音楽はコーラス隊によるアメリカの愛国唱歌で、会場一体が希望に溢れたパトリオティックなムードに包まれた。

マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)

DESIGNER/マーク・ジェイコブス

 9月11日に発表した「マーク ジェイコブス」。ちょうど18年前の同日にニューヨークのワールドトレードセンターで同時多発テロ事件が起き、マークはその前夜に2001年春夏コレクションを発表した。当時のコレクションは人生の喜びやダイバーシティー、オプティミズムなどを祝うテーマだったが、今季はそのテーマを再び掲げ、カラフルで多様性に富んだアイテムをラインアップ。その振り幅はトラディショナルなセットアップやレトロなウエスタンスタイルから、メタリックなパンツを取り入れたフューチャリスティックなルックまで広く、過去、現在、未来のスタイルからインスピレーションを受けた。後半にはクチュールワークが光る全身フリルのミニドレスやガウンも登場し、華やかなコレクションでニューヨーク・ファッション・ウイークを締めくくった。

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“エア ジョーダン”の最新作“エア ジョーダン 34”が誕生 ザイオン・ウィリアムソンや八村塁ら未来のスター選手のために製作

 ナイキ(NIKE)の「ジョーダン ブランド(JORDAN BRAND)」が、1985年以来ブランドを代表するスニーカーシリーズとして人気を博してきた“エア ジョーダン”の最新作“エア ジョーダン 34(AIR JORDAN 34)”を発表した。価格は1万9000円で、9月下旬から「ナイキ」公式サイトや一部取り扱い店舗で販売する。

 “エア ジョーダン 34”は、未来のスター選手たちに最高のシューズを提供することを目的に、前作“エア ジョーダン 33”のフィードバックを集めて製作した。アスリート目線に立ち返り、ソールからアッパーまで不必要な素材を全て取り除くことで、“「ジョーダン ブランド」史上最軽量のバスケットボールシューズ”として軽量化に成功(27.0cmで約370g)。その一方でトラクションの改善にも取り組み、新たに2枚のピバックス素材と前足部の“ズーム エア ユニット(Zoom Air Unit)”を組み合わせたソールシステム“エクリプス プレート(Eclipse Plate)”を開発した。中足部には、踏み込んだ際に“ズーム エア ユニット”がたわむことで生まれるピストン効果を最大限に生かすための空洞が設けられた構造になっているほか、ヘリボーン模様のアウトソールが推進力やトップスピードからストップするまでの機能性をより高めている。

 また無駄を省きつつも、“エア ジョーダン 4”からの過去30年にリスペクトを込めてアウトソールのヒール部分に“J4–34, 2.89-2019”の文字を刻み、アッパーの甲側部分にはマイケル・ジョーダン(Michael Jordan)の背番号になぞった「23」の数字がモールスコードであしらわれている。

 8月にはアメリカ・ポートランドにあるナイキ本社で関係者向けの発表会が行われ、「ジョーダン ブランド」デザイナーのテート・カービス(Tate Kuerbis)が登壇。エア ジョーダン 3”や“エア ジョーダン 11”のデザインを参考にし、“エクリプス プレート”が洞窟やスポーツカーに着想したことなどをサンプルを交えながら解説した。

 “エア ジョーダン 34”のビジュアルには、今年のNBAドラフト会議で全体1位指名を受けたザイオン・ウィリアムソン(Zion Williamson)選手のほか、八村塁選手とジェイソン・テイタム(Jayson Tatum)選手らを起用。それぞれ「快適で、耐久性があり、爆発力を生み出し、スタイリッシュなシューズが欲しい、“エア ジョーダン 34”はその全て以上をかなえてくれるシューズだ」(ザイオン・ウィリアムソン)、「“エア ジョーダン 34”は、未来のバスケットボールシューズはこうなるだろうと思っていたシューズそのもの」(八村塁)、「“エクリプス プレート”は単にカッコいいだけではなく、爆発力を活かすためのクッション性をしっかりと提供してくれる」(ジェイソン・テイタム)とコメントしている。

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「クリストファー ケイン」2020年春夏ロンドン・コレクション

 「クリストファー ケイン(CHRISTOPHER KANE)」が2020年春夏コレクションをロンドンで発表した。

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「RMK」2019年ホリデーは架空の街“マジカルシティ”がインスピレーション ラビットが夢先案内役

 「RMK」の2019年ホリデーコレクションは、スペイン在住イラストレーターのイドイア・モンテロとコラボレート。空想の街“マジカルシティ”の色彩からインスピレーションを得たメイクパレットなど11~12月に、3回に分けて数量限定で発売する。

 11月1日発売の「アーティストスタイルキット 2019」(9800円)は、オイルリッチなテクスチャーがまぶたにフィットする3色アイシャドウをはじめ、まぶたや頬に使用できる2色のアイシャドウ&ブラッシュ、カジュアルマットから艶まで異なる質感が楽しめる3色のリップカラー、フェイスパウダー、マスカラ、アイライナーがセットになった2段パレット。マジカルシティが描かれたポーチと“夢先案内役”のラビットのマスコットとセットにしている。

 11月15日発売の「プレメイクアップ ミニコレクションキット 2019 A/B」(8800円)は、人気のベースメイクアイテム「メイクアップベース」「ベーシック コントロールカラー N」「クリーミィファンデーション EX」の3品がミニサイズになってセット。さらに立体感と艶をプラスする「グロースティック」の限定色をそろえる。同キットは夢見る女性が描かれたポーチとラビットのマスコットを付属する。

 12月1日発売のリップグロス3種(2200~2500円)は、イドイア・モンテロのデザインによる“COLOR CLOSET”のロゴ入りパッケージ。レッドパールを散りばめたローズカラーの「リップジェリーグロス」、ほどよい透け感で赤みを帯びたブラウンカラーの「カラーリップグロス」、ナチュラルな血色感を演出するピンクレッドカラーの「ティンティッド オイルフィットグロス」をそろえる。

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「リチャード クイン」2020年春夏ロンドン・コレクション

 「リチャード クイン(RICHARD QUINN)」が2020年春夏コレクションをロンドンで発表した。

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「フレッドペリー」がレゲエ音楽にルーツを持つニコラス・デイリーとコラボ 本人来場イベントも

 「フレッドペリー(FRED PERRY)」は9月20日、イギリス人デザイナーのニコラス・デイリー(Nicholas Daley)とのコラボレーションコレクションを発売する。コレクションのモデルにはイギリスのジャズシーンで注目を浴びるギタリスト、マンスール・ブラウン(Mansur Brown)を起用した。

 同コレクションでは、リラックスシルエットのストライプシャツ(2万7000円)やフロントにクリーム色のティップラインを配したスポーツシャツ(2万4000円)などを用意した。オレンジとレッドのラインが入ったトラックジャケット(3万4000円)には、ニコラスの父のDJ名である“SLYGO”の刺しゅうを施し、胸ポケットやファスナーの前立て部分には1970年代のデザイン要素を散りばめた。

 ニコラスは「世代を超えてサブカルチャーに影響を与え続ける『フレッドペリー』をリスペクトしている。お互いさまざまなカルチャーや音楽シーンとつながりがあること、イギリスにルーツを持つことにも共感している。このコラボレーションで新たなクリエイティブ表現に挑戦できたと感じている」とコメントした。

 また発売を記念し、ニコラスが来場するイベントを東京と大阪で開催する。イベントではノベルティーの配布やニコラス本人によるコレクション解説、ロンドン出身の女性DJ、ナビハ・イクバル(Nabihah Iqbal)のDJパフォーマンスなどを行う。

 ニコラス・デイリーは2015年に自身の名を冠したメンズブランド「ニコラス デイリー」を立ち上げた。彼の父はDJスライゴー(SLYGO)として活躍し、スコットランドで初のレゲエイベントを主催した人物。ニコラスのデザインには、両親の音楽活動から受け継いだジャマイカンアイデンティティとイギリスのサブカルチャーの融合が表現されている。

◼︎「フレッドペリー」 × 「ニコラス デイリー」ローンチイベント

日程:9月27日
時間:18:30〜
場所:フレッドペリーショップ 東京
住所:東京都渋谷区神宮前5-9-6

日程:9月28日
時間:15:30〜
場所:フレッドペリーショップ 大阪
住所:大阪府大阪市西区南堀江1-21-7

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「ジェイ ダブリュー アンダーソン」2020年春夏ロンドン・コレクション

 「ジェイ ダブリュー アンダーソン(JW ANDERSON)」が2020年春夏コレクションをロンドンで発表した。

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編集長は先週何した? バスキアを撮った女性、UAのバーで泡、眼鏡審査に忖度なし!

 こんにちは。「WWDジャパン」編集長の向(むこう)千鶴です。こちらの連載のアップは基本、月曜日の朝ですが、月曜日が祝日の週は火曜日朝に更新しています。という訳で今週もよろしくお願いします!

9月6日(金)
ウォーホルやバスキアも
彼女には自然体だった

 左の女性の大きな笑顔に引き込まれませんか?彼女の名前はペイジ・パウエル(Paige Powell)。写真家です。「グッチ(GUCCI)」がこのほど、ペイジの限定版写真集「PAIGE POWELL」を出版し、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)で9月26日までインスタレーションを行っています。この日はペイジを迎えてのトークショーとブックサイン会でした。

 写真家の都築響一さんたちとのトークショーで展開されたのは、1980年代のニューヨークでのアーティストたちとの思い出です。毎晩ディスコから朝帰り、みたいな生活を送っていたペイジから出てくる名前は、アンディ・ウォーホル(Andy Warhol)やジャン・ミシェル・バスキア(Jean Michel-Basquiat)、キース・ヘリング(Keith Haring)などなど。彼女は一晩にいくつものディナーやパーティーを掛け持ちして彼らとの親交を深めたり、誰かと誰かをつないだりする中で写真を撮っていたそうです。携帯電話すらない時代に、ペイジは歩くSNSみたいな存在だったという訳です。

 彼女と私は初対面ですが、“あれ?会ったことあったけ?”と勘違いするほど人懐っこい笑顔で迎えてくれました。被写体の表情が自然体なのはきっとペイジの相手の懐に飛び込む笑顔があるから。相手が有名人であっても友人関係が先にあり、その次にシャッターが押されていたのだと思います。それにしても80年代のニューヨークのナイトシーンってめちゃくちゃ刺激的だったんですね。

9月6日(金)
女が一人で飲める場所を見つけた

 ユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)青山 ウィメンズストアのオープニングに駆け込みました。強調したいのはこのストアがバーを併設していること。しかも、女がひとりでふらっと立ち寄れる雰囲気です。とか言いながら写真を撮り忘れて申し訳ございません。

 青山のど真ん中という点がいい。仕事終わり(もしくは合間)の一杯や、夜ご飯の待ち合わせ場所などに活用できそうです。もちろんバーだから対象は男女を問わず、です。阪急メンズ東京の3階に今夏オープンした「フランチャコルタ(FRANCIACORTA)」バーも当初の予想以上に女性で賑わっているそうで、洋服の近くにバーカウンター、ニーズがありそうです。

 この店のキーワードは“ローカル”だと思います。ローカルというと、都心以外の場所をイメージしがちですが、港区南青山だってそこで長時間過ごす人にとってはローカル。仕事に行くだけの場所ではなく、青山で過ごすこと自体をもっと楽しもうじゃないか、という視点がよいと思います。朝8時からのオープニングイベントや、「紀ノ国屋」とコラボしたダブルネームのエコバッグなどが象徴的です。

 店内に飾っていた花は南青山7丁目の「ル・ベスベ(Le Vesuve)」だそう。「ル・ベスベ」の店主だった故・高橋郁代さんは、コレクションマガジン「ファッションニュース」を愛読していて、その理由を尋ねると「旬なファッションの色使いはフラワーデザインの参考にもなるから」と教えてくれました。今の「ル・ベスベ」も高橋さんの感性を引き継いでいて、店内のファッションや壁のアートとリンクしながら店内を彩っています。

9月10日(火)
ミラノの癒しカフェ
「コヴァ」がやってきた

 ミラノコレクションで石畳を歩き回り、“もうダメだ、疲れた~”となった時に駆け込むのは街中にあふれるカフェですが、今日はリッチに行っちゃおう、という日はモンテナポレオーネの「コヴァ(COVA)」です。(以前は大聖堂ドゥオーモに駆け込み、静寂の中でしばし癒されていましたが、最近は観光客が増えすぎてドゥオーモには気軽に入れなくなりました)。

 その「コヴァ」がギンザ シックスにオープンしました。まもなく開業する渋谷スクランブルスクエアにもオープンするそうです。なぜ出店が相次ぐの?どこが運営しているの?など疑問に思った方はぜひ記事へ。ちなみに、店の前でシャンパンを掲げる首脳陣の顔ぶれが、世界と日本における「コヴァ」ビジネスの背景を端的に示しています。こういう写真をしっかり押さえるのが「WWDジャパン」の仕事でございます。ハイ。香港ではすでに多店舗展開をしている「コヴァ」は、今後日本でも店舗が増えそうです。

 レセプションには、J.フロント リテイリング関係者(写真2枚目)やイタリアとゆかりの深いブランド関係者などが来場していました。その中にイタリア料理の落合務シェフの姿もあり、落合シェフのレシピ本を愛用しているので、思い切ってご挨拶をしました。落合シェフのレシピ通りに作ったら美味しくできた!経験が何度かあるため少々興奮し、自己紹介の後、2言目に「ミートソースの肉は音が変わるまで触りません!」と自己アピール。肉を焼くときはやたらと触らず、耳を澄まして音の変化で焼き具合を察知せよ、がシェフの教えだからです。に、対して淡々と「はい、そうしてください」と返してくださったシェフ。ありがとうございます。教えを守ります。

9月11日(水)
「日本メガネ大賞」の審査会は
忖度なし

 昨年から参加している「日本メガネ大賞」の審査会に出席しました。洋服の審査と違い、メガネは機能面もポイントになるので難しい……。数百点あるメガネを一つ残らず試して決めました。これだけの量のメガネを一気に見る機会はなく、結果メガネがほしくなりました(笑)。

 審議は文字通り白熱。こういった審査会は業界と密接な分、メーカー側の事情が分かりすぎて忖度が発動されがちですが、“業界のためにもそういうことはやめよう”という空気があるのがこの審査会の良いところ。結果は10月8日にIOFT2019内で発表されるそうです。

9月12日(木)
ゴルチエは隠居せず 
パワフルでした

 

 デザイナーのジャンポール・ゴルチエ(Jean Paul Gaultier)のクリエイションの軌跡をたどる企画展が10月13日まで東京・代官山のカシヤマ ダイカンヤマ(KASHIYAMA DAIKANYAMA)で開催されており、インタビューをしました。プレタのビジネスを止めて今はオートクチュールに専念している67歳のゴルチエ氏ですが、富も名声も得て半隠居生活かと思いきやとんでもない、めちゃめちゃ活動的でした。そして、今のファッション業界の課題や夢、若い世代へのメッセージなどをノンストップで語ってくれました。

 オンワード樫山とは2015年に契約が終了しています。その関係が今も蜜月な理由は、ゴルチエが若かった頃、資金が尽きてショー開催を諦めかけた時の救世主がオンワード樫山だったから、だそう。報恩謝徳の精神ですね。

 「エルメス(HERMES)」のウィメンズウエアのデザイナーでもあったゴルチエ氏ですが、04年に見たそのデビューショーは“これぞパリ!シック!そしてフェティッシュ!”なショーであり、馬の蹄の音とともに脳裏に焼き付いています。加えてその時、招待状に入っていた本物の馬蹄を日本に持ち帰ろうとしたところ、パリのシャルル・ド・ゴール空港の手荷物検査でひっかかり詳しい説明を求められたことも記憶に刻まれています。「お前はなぜ馬蹄を持っているのか?」と尋ねられ「『エルメス』のショーに行ったからだ」と言ったらすんなり通してくれて「『エルメス』ってすごい」と思いました(笑)。

9月12日(木)
最新号「モードって何?特集」
校了と本日のおやつ


 特集「モードって何?」が完成!「モードって何?」の問いかけに対して35人が言葉をくれました。協力いただいた皆様、ありがとうございました!表紙はこの問いに対する答えを言葉ではなくビジュアルで表現してもらいたいと思った写真家、スタイリスト、ヘアメイク、編集者、アートディレクターに丸っとお任せました。シンプルだけど難しいテーマだったと思いますが、結果、熱量を感じる表紙になったと思います!本日のおやつは「コヴァ」のオープニングのお土産。「コヴァ」にはおもたせにぴったりなスイーツもそろっていますよ。

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パンダエクスプレス、5号店を熊本の新施設に出店。一風堂とペアでフードコートに。

博多ラーメン「一風堂」を展開する株式会社 力の源ホールディングス(本社:福岡市中央区、代表取締役社長:河原 成美)が、アメリカンチャイニーズレストラン「PANDA EXPRESS(パンダエクスプレス)」の5号店を、9月14日(土)に熊本市の新商業施設「SAKURA MACHI Kumamoto」のフードコート内にオープンさせる。
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「バーバリー」2020年春夏ロンドン・コレクション

 「バーバリー(BURBERRY)」が2020年春夏コレクションをロンドンで発表した。

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@BFrance_Japan フランス貿易投資庁-ビジネスフランス

日本で各国軍隊によるもうひとつのラグビーW杯開催🏉自衛隊の日本代表ディフェンスブロッサムズが前回大会3位の強豪フランス軍と対戦🇯🇵🏆🇫🇷 防衛ラグビーW杯開幕、仏軍を迎え撃つ自衛隊 | WEDGE Infinity from

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「プリーン バイ ソーントン ブルガッジィ」2020年春夏ロンドン・コレクション

 「プリーン バイ ソーントン ブルガッジィ(PREEN BY THORNTON BREGAZZI)」が2020年春夏コレクションをロンドンで発表した。

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@BFrance_Japan フランス貿易投資庁-ビジネスフランス

🇫🇷の出展では のスマート電子ドラム のスマートガーデニングキットなどが紹介されていました😊 に欧州スタートアップが集結!奇想天外のアイデア製品をレポート | RBB Today from

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「“モード”は時代を反映する面と、時代を作る面の両方がある」by三木均リシュモンジャパン社長 連載「モードって何?」Vol.9

【#モードって何?】きっかけは読者から編集部に届いた質問「つまるところ、モードって何ですか?」だった。この素朴な疑問に答えを出すべく、「WWD ジャパン」9月16日号では特集「モードって何?」を企画し、デザイナーやバイヤー、経営者、学者など約30人にこの質問を投げかけた。答えは予想以上に多岐にわたり、各人のファッションに対する姿勢や思い、さらには現代社会とファッションの関係をも浮き彫りにするものとなっている。本ウエブ連載ではその一部を紹介。今回は三木均リシュモンジャパン社長に聞く。

WWD:“モード”とは何でしょうか?

三木均リシュモンジャパン社長:モードは、時代を反映する面と、時代を作る面の両方がある。ひとつの例が、自分も関わった(当時はクロエ日本法人の社長)フィービー・フィロ(当時の呼称、Phoebe Philo)による「クロエ(CHLOE)」だろう。フィービーは「クロエ」でファッションショーの在り方を根底から変えて“、リアルクローズ”という言葉を生み出した。それ以前はランウエイで見せる服と、ショールームや店頭で見せる服は違うことが当たり前だったが、フィービーの「クロエ」では、ランウエイでモデルが着た服を誰でも街で着ることができた。2000年代に入った頃のことで、時代の要請がありファッションも変わったとも言える。

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「NARS」のホリデーはキラキラづくし! 伝説のナイトクラブ、スタジオ54をイメージ

 「NARS」の2019年ホリデーコレクションは、1970年代に一世を風靡したニューヨークのナイトクラブ「スタジオ54」から着想を得た。セレブリティーや著名人が通いつめ、毎晩約4トンものグリッターが会場に舞ったとされる「スタジオ54」のグラマラスな世界観をイメージし、ラメをふんだんに含んだきらびやかなアイテムをラインアップ。11月1日から順次販売する。

 グリッターをたっぷり含んだリップスティック(限定4色、各3900円)はひと塗りでディスコのようなきらめきを演出する。鮮やかな発色とクリーミーな塗り心地の「オーデイシャスリップスティック」(限定4色、各3900円)はグラマラスなグリッターカラーの限定パッケージで登場する。マットなリキッドルージュ「パワーマットリップピグメント」の現品3本をスパンコールのポーチに入れたセット(限定1種、1万1100円)、同じくリップグロス現品3本をポーチに入れたセット(限定1種、9300円)、人気の4色をセットにしたリップスティックコフレ(限定1種、5000円)、ミニサイズの「ベルベットマットリップペンシル」とシャープナーをセットにしたコフレ(限定1種、2500円)、ミニサイズの同リップを4本入れたセット(5000円)も展開する。

 アイシャドウパレットは温かみのあるニュートラルシェードから大胆なカラーをそろえ、マット、サテン、シマーの3種のテクスチャーを含んだ12色のパレット(限定1種、7600円)と、華やかな12色のグリッターシェードをセットにしたパレット(限定1種、7600円)をラインアップ。チークはピーチやコーラルトーンのブラッシュとハイライターをセットにした6色入りパレット(限定1種、7600円)がパーティーメイクを華やかに彩る。

 そのほかブラシのセット(1万5000円)、ミニサイズのリップペンシルとブラッシュのセット(限定1種、2900円)、ミニサイズのリップグロスとマルチカラーのセット(限定1種、2900円)、ミニサイズのマスカラとアイライナーのセット(限定1種、2900円)、ミニサイズのリップバームとブラッシュのセット(限定3種、各」3100円)、「NARS」の人気製品7種をセットにしたコフレ(限定1種、1万円)も登場する。

 今回、ホリデー製品の発表会を8月1日にオープンしたばかりのトランクハウスで開催した。トランクホテルが手掛ける同施設は、神楽坂にある山路という料亭を改装して宿泊・宴会施設にしたもので、1泊50万円以上するという。ホリデーコレクションのテーマでもあるクラブにちなみ、“日本一小さなディスコ”の部屋に製品を展示したり、さらに茶室でお茶を点てたり、足湯のためにお風呂場を解放したりするなど、さまざまな体験型コンテンツを用意した。

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