「ウルトラ ジャパン 2019」来場者スナップ番外編 汚れを恐れぬ猛者たちが履くスニーカー30選+α

 9月14〜15日、日本を代表する都市型ダンスミュージック・フェス「ウルトラ ジャパン 2019(ULTRA JAPAN 2019)」が開催された。音楽フェスでの足元の定番といえばスニーカーだが、踏まれたり、雨に濡れたり、お酒をこぼしたりと、お気に入りの一足を履いていくには少々気がひける。

 しかし、同フェスではそんなことお構いなしの猛者たちの姿を散見。各ブランドの定番モデルはもちろん、発売からもうじき2年が経つもいまだに人気にかげりが見られない「ナイキ(NIKE)」とヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)の「THE TEN」や、2次流通市場で元値の5倍以上の値が付いている「ジョーダン ブランド(JORDAN BRAND)」とラッパーのトラヴィス・スコット(Travis Scott)の“エア ジョーダン 1(AIR JORDAN 1)”、「ミズノ(MIZUNO)」とDJ スネーク(DJ SNAKE)が率いるDJ集団パードン マイ フレンチ(Pardon My French)の“ウエーブ ライダー 1(WAVE RIDER 1)”、「アディダス」と「ア ベイシング エイプ(R)(A BATHING APE(R))」の“ウルトラブースト(ULTRABOOST)”、「バレンシアガ(BALENCIAGA)」の“トラック(TRACK)”、「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」の“アークライト(ARCHLIGHT)”、「グッチ(GUCCI)」の“リュトン(RHYTON)”などレアモデルからハイブランドのスニーカーまで、枚挙にいとまがないほど見ることができた。そこで今回は足元にフォーカスした番外編の来場者スナップをお届けする。

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デムナ・ヴァザリアが去る「ヴェトモン」 ハイライト10シーンをプレイバック

 デムナ・ヴァザリア (Demna Gvasalia)が、自身のブランド「ヴェトモン(VETEMENTS)」を去る。ヴァザリアは当面パリで「バレンシアガ(BALENCIAGA)」のクリエイティブ・ディレクターに専念するようだ。

 ヴァザリアは「ヴェトモン」の2015-16年秋冬ショーをパリのゲイクラブの薄暗い地下部屋で開催したり、オーバーサイズのトレンチコートや、カニエ・ウェスト(Kanye West)やジャレッド・レト(Jared Leto)も愛用したパーカなど、常に新しく刺激的なファッションを生み出して人々を魅了してきた。

 ヴァザリアの、肩が大きく袖が長いビッグシルエットは瞬く間にトレンド全体に影響を与え、800ドル(約8万6500円)のロゴ入りパーカは熱狂的なスニーカーコレクターやファッショニスタの間で大人気アイテムとなった。

 DHLのTシャツからライターヒールブーツまで、「ヴェトモン」の歴史を10のシーンに分けて振り返る。

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みんな何着て買い物する? ショッピングイベント「FNO東京」来場者スナップ

 「ヴォーグ ジャパン(VOGUE JAPAN)」は9月14日、ファッションショッピングイベント「ヴォーグ・ファッションズ・ナイト・アウト2019 トウキョウ(以下、FNO)」を開催した。対象エリアである表参道・原宿には、気合の入ったファッションに身を包んだ多くの来場者が詰めかけ、「FNO」参加店舗が提供するこの日限りの限定アイテムやノベルティー、イベントなどを楽しんだ。今年で11回目となる「FNO」では、独特な柄のトップスや変形ベストなどのアイテムを取り入れた装いにミニサイズのバッグ、もしくは手ぶらのスタイルでショッピングを楽しんでいた。

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「フェンディ」がカール・ラガーフェルドに捧げる限定Tシャツ発売

 「フェンディ(FENDI)」は今年2月に亡くなったカール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)が手掛けたラストコレクションの2019-20年秋冬ウィメンズ・コレクションから、限定版Tシャツを「フェンディ」直営店と公式オンラインストアで販売している。価格は8万7000円。

 胸元に施したハートマークは、カールのデッサン画のようなデザインでブランドのアイコンでもある“FF”ロゴを囲う。“FF”ロゴは、1965年にカールが“Fun Fur”の頭文字を組み合わせてデザインしたもの。下方には“Karl Lagerfeld”のサインをプリントした。

 同氏は1965年から54年間にわたって同ブランドのクリエイションに貢献した。

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「瞬間的ではなく、ずっと残っていくもの」by井野将之「ダブレット」デザイナー 連載「モードって何?」Vol.11

【#モードって何?】きっかけは読者から編集部に届いた質問「つまるところ、モードって何ですか?」だった。この素朴な疑問に答えを出すべく、「WWD ジャパン」9月16日号では特集「モードって何?」を企画し、デザイナーやバイヤー、経営者、学者など約30人にこの質問を投げかけた。答えは予想以上に多岐にわたり、各人のファッションに対する姿勢や思い、さらには現代社会とファッションの関係をも浮き彫りにするものとなっている。本ウエブ連載ではその一部を紹介。井野将之「ダブレット(DOUBLET)」デザイナーはモードについて聞かれると、ある人物に思いを馳せてこう答えた。

WWD:“モード”とは何でしょうか?

井野将之「ダブレット」デザイナー:瞬間的ではなく、ずっと残っていくもの。世間に衝撃を与えた後、たとえ何十年経っても風化しないのがモードだと思います。カール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)さんが“モードの帝王”と呼ばれていた理由は、ずっと変わることなくデザインをやりきったから。「ダブレット」のジャンルが何なのかはわからないけれど、自分もカールさんのように最後の最後までデザインを続けていたい。

「#モードって何?」をもっと見る

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ジャーナルスタンダードが片寄涼太とコラボ イベントにファンも抽選で招待

 ジャーナルスタンダードは9月19日、アーティストの片寄涼太によるグローバルプロジェクト「エクスプレス マイ マインド(EXPRESS MY MIND)」とコラボし、6型の白Tコレクション“WHITE TEE CITY SERIES”をジャーナルスタンダード各店で発売する。

 「EXPRESS MY MIND」とは、片寄が企業や団体、クリエイターらと共に日本から世界へライフスタイルを提案するコラボレーションプロジェクトだ。“WHITE TEE CITY SERIES”は“THE NEW ERA OF TRUE NATURE(本質の新時代)”をコンセプトに、白い無地のTシャツをモチーフにして、東京、大阪、北京、上海、香港、台北の6都市から着想を得てデザインした。

 “東京”は程よいワイドシルエットのベーシックなユニセックスTシャツ。“上海”はワイドシルエットのユニセックスTシャツで、脇がファスナー開閉となっている。“大阪”と“北京”はメンズモデル。“大阪”はビッグシルエットで、背中のタックで背面にボリュームを持たせた。“北京”はビッグシルエットのロングタイプ。シャツのようにラウンドしたヘムが特徴でレイヤースタイルにも使える。ウィメンズモデルの“香港”と“台北”は、共に上品なスムース素材。“香港”は脇のドットを止めればウエストをシェイプしたブラウスのような着こなしができ、“台北”は背面に大きなスリットを入れた。価格は各6000円。

 発売初日の19日には、18時からジャーナルスタンダード表参道店で完全招待性のローンチイベントを開催し、同店でコラボ商品を購入した抽選30人をイベントに招待する。購入するための入場整理券は9時半から配布。なお、20~21時は一般入店も可能とする。

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「ワイスリー」がNZ代表“オールブラックス”を称えるカプセルコレクションを発売

 アディダス(ADIDAS)と山本耀司による「ワイスリー(Y-3)」は、ラグビー・ニュージーランド代表チーム“オールブラックス”に向けたカプセルコレクションを発表した。シューズとユニホームがセットになったリミテッドエディションボックスを9月21日から300個限定で伊勢丹新宿本店、「ワイスリー」表参道ヒルズ、「グレイト(GR8)」で販売する。価格は6万5000円。

 リミテッドエディションボックスに含まれる“オールブラックス”のユニホームには、デザイナーの山本耀司が同チームのアイコンでもあるシダのロゴを再解釈してデザイン。シューズはワンピース構造が特徴の“ワイスリー ライトレーサー”に、ユニホームと同様にシダをプリントしたジャカード素材を使用した。グラフィックにはマオリの守護神から着想を得てデザインした“フクネコ”を施した。

 また発売を記念して表参道ヒルズを含む原宿・青山エリアでは、9月18〜24日に同カプセルコレクションのビジュアルを使用した屋外広告キャンペーンを実施する。

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2020年春夏パリコレの見どころとスケジュールを一挙紹介 トップバッターは「マメ」、新生「イッセイ ミヤケ」も

 2020年春夏シーズンのパリ・ファッション・ウイーク(Paris Fashion Week以下、パリコレ)が9月23日〜10月1日に開催される。9日間で約80ブランドがランウエイショーやプレゼンテーションを行うが、オフスケジュールを含めると100近くのブランドがイベントや展示会を実施する。ここでは公式スケジュールとともに、見逃せないポイントを紹介する。

 パリコレのトップバッターを務めるのは、黒河内真衣子による「マメ(MAME KUROGOUCHI)」。東京都と繊維ファッション産学協議会のファッションコンペ「ファッション プライズ オブ トウキョウ(FASHION PRIZE OF TOKYO)」の支援でパリで初めてコレクションを発表してから4シーズン目だが、今回初めて公式スケジュールに参加する。より多くのバイヤーやメディアの目に留まることになるが、そんな中でどんなコレクションを打ち出すのか注目だ。

 日本からは「マメ」のほか、「アンリアレイジ(ANREALAGE)」や「イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)」「ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」「サカイ(SACAI)」「ビューティフルピープル(BEAUTIFUL PEOPLE)」「ジュンコ シマダ(JUNKO SHIMADA)」などが公式スケジュールで発表する。

 コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)社からは「コム デ ギャルソン」「ジュンヤ ワタナベ・コム デ ギャルソン(JUNYA WATANABE COMME DES GARCONS)」が公式スケジュールで発表する。オフスケジュールで発表するのは「ノワール ケイ ニノミヤ(NOIR KEI NINOMIYA)」など。

 「アンリアレイジ」は、今年の「LVMHヤング ファッション デザイナー プライズ(LVMH YOUNG FASHION DESIGNER PRIZE)」でファイナリストまで残ったが、惜しくもグランプリ受賞は逃した。すでにその選考会で、土と水と温度により生分解される“バイオデグラデーションガーメント”や太陽の光で色が変わる“フォトクロミックガーメント”など、ブランドらしい仕掛けのある素材を使いつつも、リアルクローズでもある新作を発表している。生分解される服や太陽光で色が変わる服をショーでいったいどのような見せ方をしてくれるのかに期待したい。

 「イッセイ ミヤケ」は新デザイナーに就任した近藤悟史による初のコレクションを披露する。「プリーツ プリーズ イッセイ ミヤケ(PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE)」などのデザインチームを経て、17年にイッセイ ミヤケから三宅デザイン事務所に移籍。創業者の三宅一生の指導の下、経験を積んできた近藤が、ブランドのDNAを引き継ぎつつ、どのように新たな風を吹き込むのかに注目が集まる。

 新デザイナーによる初のコレクションといえば、「ジャン・パトゥ(JEAN PATOU)」から改名した「パトゥ(PATOU)」もギョーム・アンリ(Guillaume Henry)による初のコレクションをプレゼンテーション形式で発表する。同ブランドを擁するLVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)は、1920年代に人気を博した老舗メゾンをコンテンポラリーブランドへ生まれ変わらせようとしているが、これをギョーム・アンリはどう導くのか?

 エディ・スリマン(Hedi Slimane)による「セリーヌ(CELINE)」は3シーズン目となる。2019年春夏に衝撃的なデビューをし、19-20年秋冬では1970年代のブルジョワルックに方向修正をしてバイヤーから高評価を得たが、20年春夏はこの路線を継続するのか、はたまた別の方向に向かうのか、要注目だ。

【公式スケジュール】(日時はすべて現地時間)
◎はプレゼンテーション形式で発表。

9月23日(月)
18:00 「マメ(MAME KUROGOUCHI)」
19:00 「キムヘキム(KIMHEKIM)」
20:00 「ロク(ROKH)」

9月24日(火)
10:30 「マリーン セル(MARINE SERRE)」
11:30 「アフター ホームワーク(AFTERHOMEWORK)」
12:30 「ビクトリア トマス(VICTORIA/TOMAS)」
13:30 「オットリンガー(OTTOLINGER)」
14:30 「ディオール(DIOR)」
16:00 「ダウェイ(DAWEI)」
17:00 「アンリアレイジ(ANREALAGE)」
18:00 「コーシェ(KOCHE)」
20:30 「サンローラン(SAINT LAURENT)」

9月25日(水)
9:30 「ランバン(LANVIN)」
11:00 「ミュグレー(MUGLER)」
12:00 「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」
13:00 「アアルト(AALTO)」
15:00 「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」
16:00 「ギ ラロッシュ(GUY LAROCHE)」
16:30 「パトゥ(PATOU)」◎
17:00 「ロシャス(ROCHAS)」
18:00 「ルメール(LEMAIRE)」
19:00 「クレージュ(COURREGES)」

9月26日(木)
10:00 「クロエ(CHLOE)」
11:00 「アトライン(ATLEIN)」
12:00 「マニッシュ アローラ(MANISH ARORA)」
13:00 「ユマ ワン(UMA WANG)」
14:00 「パコ・ラバンヌ(PACO RABANNE)」
15:00 「Y/プロジェクト(Y/PROJECT)」
16:30 「アン ドゥムルメステール(ANN DEMEULEMEESTER)」
18:00 「リック・オウエンス(RICK OWENS)」
19:00 「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)」
20:00 「イザベル マラン(ISABEL MARANT)」

9月27日(金)
9:30 「ロエベ(LOEWE)」
10:30 「レオナール(LEONARD)」
11:30 「バルマン(BALMAIN)」
12:30 「イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)」
13:30 「クリスチャン ワイナンツ(CHRISTIAN WIJNANTS)」
14:30 「ニナ リッチ(NINA RICCI)」
16:00 「オリヴィエ ティスケンス(OLIVIER THEYSKENS)」
17:00 「アンドリュー ゲン(ANDREW GN)」
18:00 「ルッツ ヒュエル(LUTZ HUELLE)」
19:00 「ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」
20:30 「セリーヌ(CELINE)」

9月28日(土)
9:30 「ジュンヤ ワタナベ・コム デ ギャルソン(JUNYA WATANABE COMME DES GARCONS)」
10:30 「ハイダー アッカーマン(HAIDER ACKERMANN)」
11:30 「ラウル ミシュラ(RAHUL MISHRA)」
12:00 「ノワール ケイ ニノミヤ(NOIR KEI NINOMIYA)」
13:00 「アルチュザラ(ALTUZARRA)」
14:00 「ヴィヴィアン・ウエストウッド(VIVIENNE WESTWOOD)」
15:00 「エリー サーブ(ELIE SAAB)」
16:00 「セドリック シャルリエ(CEDRIC CHARLIER)」
17:00 「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」
19:00 「ヤン リー(YANG LI)」
20:00 「エルメス(HERMES)」

9月29日(日)
11:30 「バレンシアガ(BALENCIAGA)」
13:00 「アナイス ジョルダン(ANAIS JOURDEN)」
14:00 「トム ブラウン(THOM BROWNE)」
16:00 「アクリス(AKRIS)」
17:00 「ヴァレンティノ(VALENTINO)」
18:00 「イーチ アザー(EACH OTHER)」
19:00 「マーシャ・マ(MASHA MA)」
20:30 「ジバンシィ(GIVENCHY)」

9月30日(月)
10:00 「ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)」
11:00 「サカイ(SACAI)」
12:00 「アントン ベリンスキー(ANTON BELINSKIY)」
13:30 「ジャンバティスタ ヴァリ(GIAMBATTISTA VALLI)」
14:30 「アニエスベー(AGNES B.)」
15:30 「ビューティフルピープル(BEAUTIFUL PEOPLE)」
16:30 「アー・ペー・セー(A.P.C.)」
18:00 「シャッツィ・チェン(SHIATZY CHEN)」
20:00 「アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER McQUEEN)」

10月1日(火)
10:30 「シャネル(CHANEL)」
12:00 「カイダン・エディションズ(KWAIDAN EDITIONS)」
13:30 「ジャレル ザン(JAREL ZAHNG)」
14:30 「ミュウミュウ(MIU MIU)」
15:30 「ジュンコ シマダ(JUNKO SHIMADA)」
16:30 「ラコステ(LACOSTE)」
18:30 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」

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「ジーユー」が19-20年秋冬の注力商品を改めて披露 中間アウターとニットがトレンドに…!?

 「ジーユー(GU)」は、2019-20年秋冬の注力商品であるアウターやニットアイテムに焦点を絞った展示会を開いた。秋冬展は6月に行っており、一部を除き商品も公開しているが、「商品量が多すぎるため、どういった商品があるのか伝わりづらい。また、お客さまからも、秋が深まる前の端境期に何を着たらいいか分からないという声がよく聞かれる」(広報担当者)ことから、昨年から秋冬シーズンは2回展示会を行っているという。

 そろそろ店頭に並び始める9月の打ち出し商品は、シャツとジャケットの間のような厚みのアウター類。“中間アウター”と呼び強化しているアイテム群の一つで、無地やチェック柄、フロントがジップアップになったデザインなど、複数型を投入する。価格は3990円。「微妙に柄や形は異なるが、素材は集約している」点がポイント。「ジーユー」は18年9月以降、素材集約と合わせたアイテム絞り込みの効果などで復調している。メンズでは、ボアやフリースのブルゾン(2490円)を充実する。

 10月の目玉はウィメンズ、メンズともにニット類だ。ウィメンズでは、特にニットのセットアップ提案に力を入れる。ケーブル編みのセーターとストレートシルエットのスカート、ミラノリブのプルオーバーとトラックパンツなど、きれいめエレガントからスポーティーまで、さまざまな印象のニットセットアップを打ち出す。価格は上下別売りで、それぞれ1990円~2490円。メンズはラムウール混のセーターなど。

 11月以降は、ウール混コートや中綿・ダウンブルゾンをそろえる。ウール混コートはコクーンシルエットのPコート(5990円)やチェック柄コートなど。トレンドアイテムとして期待するキュロットパンツとのコーディネートなどで、クラシックなスタイリングが新鮮だ。中綿・ダウンブルゾン(3990円)は、斜めの切り替えをポイントにしたスポーティーなデザインなどをそろえた。

 今秋スタートした、消費者の声を活かす商品開発プロジェクト「ジーユー シューズ ラボ(GU SHOES LAB)」では、新たにモカシンシューズ(1490円)やムートンブーツ(1490円)、レースアップのショートブーツ(1990円)を企画した。

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「アトモス ピンク」が原宿ウィゴー跡地に旗艦店 ゆりやんレトリィバァによる入場無料のトークショーなど開催

 スニーカーショップの「アトモス」などを運営するテクストトレーディングカンパニーは9月28日、ウィメンズ業態の「アトモス ピンク(ATMOS PINK)」を原宿・神宮前交差点向かいのウィゴー(WE GO)跡地にオープンする。店舗面積は「アトモス ピンク」としては最大の約363平方メートルで、旗艦店として位置付ける。

 店内には大型のデジタルサイネージを設置し、ナショナルブランドの最新動画やオリジナルのビジュアルを常時配信。インフルエンサーのアヤヤン(ayayan)をディレクターに迎え、店内のディスプレイやオリジナル商品のコラボレーション企画、商品セレクトなどを監修する。「ナイキ(NIKE)」や「アディダス(ADIDAS)」「プーマ(PUMA)」などのスポーツ15ブランドに加え、「カーハート(CAHARTT)」「リーバイス(LEVI’S)」「ヴィーダ(VIIDA)」の取り扱いをスタート。“ダンス・ミュージック・アート”をテーマにダンス・ショーケースやワークショップを毎月開催するほか、顧客に向けてプロのスタイリストを招いたパーソナルスタイリングなども行う。アヤヤンは「もっと可愛く、オシャレなショップになるように全力を注ぎたい。スニーカーに興味がある人もない人も、『アトモス ピンク』に来れば何か欲しいものが見つかるようなバラエティー豊富なお店にしたい」とコメント。

 オープン日にはレアスニーカーのリストックも予定しており、リストック情報は公式インスタグラム(@atmos_pink_official)で随時発表する。

 27日18~20時には、一般客も入場可能なレセプションパーティーを開催。8月公開の映画「ライオンキング」の日本版オフィシャルテーマソングを歌うRIRIのライブや、ゆりやんレトリィバァと光永、3時のヒロインら吉本芸人によるトークショー、alternativeとKikiRaraによるダンス・ショーケースなどを予定する。

■Reception Party
日程:9月27日
時間:18:00~20:00
場所:atmos pink flagship Harajuku店
住所:東京都渋谷区神宮前6-5-3 イベリアビル1F
入場料:無料

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大丸心斎橋店本館が記念式典 JFR山本社長「リアル店舗のあるべき姿を示す」

 大丸松坂屋百貨店は18日、開業を20日に控えた大丸心斎橋店本館のグランドオープン式典を開催した。同社および親会社のJ .フロント リテイリング(JFR)の首脳をはじめ、店内装飾でコラボレーションした彫刻家の名和晃平、大阪・岸和田市出身のコシノヒロコらが登壇し、門出を祝った。夕方からは上顧客やインフルエンサーを招いた内覧会も行われ、開業ムードが盛り上がりを見せている。

 グランドオープン式典に登壇したJFRの山本良一社長は「リアル店舗のあるべき姿を追求するとともに、心斎橋という街のポテンシャルを最大化していきたい」とあいさつ。大丸松坂屋百貨店の好本達也社長は「300年前に呉服屋として創業したこの場所で、次の300年に向けた新しい百貨店の形を作ることができた」と胸を張った。

 ECの発展によってリアル店舗の存在意義が問われる中、JFRは17年春開業の「ギンザシックス(GINZA SIX)」でもラグジュアリーな空間演出と人気ブランドの旗艦店の集積によって、集客を促してきた。今回も1933年完成の旧本館を手がけた建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズ(William Merrell Vories)の内外装をほぼ復元し、現代アートやデジタルと融合させることで美術館のような非日常空間をアピールする。

 自身のブランドの1号店が大丸心斎橋店だったというコシノヒロコは「美が人に与える影響は大きい。街が美しくなれば、今以上に心斎橋に人が集まることになるだろう」とエールをおくった。

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@BFrance_Japan フランス貿易投資庁-ビジネスフランス

いよいよ明後日には 開幕 ‼️ 入場無料で楽しめる調布駅前のファンゾーンin東京には美食の国フランス 🇫🇷 のキッチンカー🚛も登場✨ 仏産ワイン 片手にラグビー観戦はいかがですか❓🍷🧀🥩😉

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@BFrance_Japan フランス貿易投資庁-ビジネスフランス

MAISON & OBJET PARIS 2019 メゾン・エ・オブジェ・パリ9月展も盛況ののちに終了🇫🇷🛋️ 来場者数76862人(前回比+0.5%増)出展社数2762 うち61%は非フランスブランド、863社が初出展だったそう😊✨

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藤原ヒロシの「フラグメント」と「ファミリア」のコラボ第2弾 パーカやコーチジャケットなど

 藤原ヒロシの「フラグメント デザイン(FRAGMENT DESIGN)」は、ベビー・子ども服の「ファミリア(FAMILIAR)」とコラボしたカプセルコレクションを発売する。今回で2回目となる同コレクションは、「フラグメント フォー ファミリア(FRAGMENT FOR FAMILIAR)」として、9月25日~10月1日に伊勢丹新宿店本館6階のインザハウスと伊勢丹オンラインストアで販売する。

 コレクションは背面に「ASOBI IS MY JOB」とプリントを施した4アイテム。ボーダーカットソー(6000円、110~140cm)、パーカ(1万4000円、110~140cm)、コーチジャケット(2万円、110・120cm)、ステンカラーコート(3万円、120~140cm)をラインアップする。「ファミリア」の定番アイテムをそれぞれパターンから見直し、アップデートした。オリジナルでデザインしたサイズタグや“FRAGMENT FAMILIAR”と刻印したボタンなど、ベーシックながら大人顔負けの細かいディテールが特徴だ。

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フランフラン、10月から2%値下げへ 増税後も価格据え置き

 インテリア・雑貨のフランフラン(FRANCFRANC)は10月1日から価格を改定し、プライベートブランドの商品を約2%値下げする。アウトレット店舗を除く全国のフランフラン各店とオンラインショップで取り扱う商品のうち、約93%が対象となる。価格はこれまでと同じ税込価格で表示し、これにより増税後も価格据え置きとなる。

 同社は増税により顧客の選択肢が変わったり消極的な選択が増えたりするよりも、今までと変わらず生活を楽しんでもらいたいという考えから、今回の価格改定に踏み切った。

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【繁盛店】センベロの町、横浜・野毛で客単価4000円超えの店

 スタッフが独立して店を開店するための学校----それが、東京・経堂を拠点とする楽コーポレーション(以下、楽)が展開する居酒屋だ。店長になれば独立を促すためその上のポジションはなく、毎年概ね数名が「卒業」する。アルバイトから社員になり独立をしていくスタッフも多く、「卒業生」は数百人に及ぶ。
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@tokyoart_event 展示会&アートイベントbot

【1月15日まで|国立西洋美術館】 クラーナハ展―500年後の誘惑 画家の芸術の全貌を、当時のドイツの思想や文化、社会や政治の状況などと併せて読み解き、さらには彼の死後、近現代におけるその影響まで。 詳細はこちら→

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「アーデム」2020年春夏ロンドン・コレクション バックステージ

 「アーデム(ERDEM)」が2020年春夏コレクションをロンドンで発表した。ランウエイショーのバックステージに潜入!

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「ジュリアン マクドナルド」2020年春夏ロンドン・コレクション

 「ジュリアン マクドナルド(JULIEN MACDONALD)」が2020年春夏コレクションをロンドンで発表した。

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東コレは2020年春夏はブランド数大幅減 3年ぶり参加のYOSHIKIがオープニング飾る

 日本ファッション・ウィーク推進機構(JFWO)は、10月14~19日に開催する2020年春夏シーズンの「楽天 ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO以下、RFWT)」のスケジュールを発表した。

 発表済みのブランドに、9月のニューヨーク・ファッション・ウイークでショーを行った「トモ コイズミ(TOMO KOIZUMI)」や17年に「LVMHヤング ファッション デザイナー プライズ」の特別賞を受賞した赤坂公三郎の「コウザブロウ(KOZABURO)」、川西遼平のメンズブランド「ランドロード ニューヨーク(LANDLORD NEW YORK)」、宇津木えりの「メルシーボークー、(MERCIBEAUCOUP,)」などが加わった。また、冠スポンサーである楽天の三木谷浩史・楽天会長兼社長と親交のあるX JAPANのヨシキ(YOSHIKI)の着物ブランド「ヨシキモノ(YOSHIKIMONO)」が3年ぶりに参加し、オープニングを飾る。

 参加ブランド数は前シーズンよりも9ブランド減って42ブランドとなった。その要因について、過密スケジュールによる運営スタッフの安全面の考慮や深夜まで及ぶスケジュールの見直しなどを理由に挙げながらも「(JFWOが)意識的に参加ブランド数を抑制したわけではない」と後藤信昭JFWO事務局長。また冠スポンサーである楽天との取り組みが期待されていることについては「消費者への発信を強化していきたい」と述べるに留まり、具体的な明言はなかったものの、冠スポンサー契約の締結から実質2カ月という短期間での開催となるため、「2020年3月の『RFWT』に向けていろいろ動いている」と続けた。

【2020年春夏RFWT スケジュール】

※★は初参加ブランド、◎はインスタレーション形式、●はウェブで発表

10月14日(月)

13:30 「ヨシキモノ(YOSHIKIMONO)」
14:30 「ディスカバード(DISCOVERED)」◎
15:30 「ティート トウキョウ(TIIT TOKYO)」
18:30 「タチアナ マルフェノワ(TATYANA PARFINOVA)」★

10月15日(火)

11:30 「ノントーキョー(NON TOKYO)」★
12:30 「アジアン ファッション ミーツ トーキョー フィリピン(ASIAN FASHION MEETS TOKYO PHILIPPINES)」★
13:30 「ヒロココシノ(HIROKO KOSHINO)」
15:00 「ボディソング(BODYSONG.)」
16:30 「ステア(STAIR)」
17:30 「イルイット(ILL IT)」★
18:30 「バルムング(BALMUNG)」★
19:00 「ネグレクトアダルトペイシェンツ(NEGLECT ADULT PATIENTS)」
20:00 「ハイク(HYKE)」

10月16日(水)

12:00 「レインメーカー(RAINMAKER)」
13:00 「ノブユキマツイ(NOBUYUKI MATSUI)」◎
15:30 「スリュー(THE SREU)」★
17:30 「トモ コイズミ(TOMO KOIZUMI)」★
19:00 「チノ(CINOH)」
20:00 「コウザブロウ(KOZABURO)」「ランドロード ニューヨーク(LANDLORD NEW YORK)」★
21:00 「FACE.A-Jプロジェクト(FASHION AND CULTURE EXCHANGE.AFRRICA-JAPAN PROJECT)」★

10月17日(木)

12:30 「トクコ・プルミエヴォル(TOKUKO 1ER VOL)」
13:30  「グローバル ファッション コレクティブ(GLOBAL FASHION COLLECTIVE)」★
15:00 「シンヤ コヅカ(SHINYA KOZUKA)」◎
16:00 「メルシーボークー、(MERCIBEAUCOUP,)」◎
17:00 「チルドレン オブ ザ ディスコーダンス(CHILDREN OF THE DISCORDANCE)」
18:00  「グローバル ファッション コレクティブ(GLOBAL FASHION COLLECTIVE)」★
18:30 「ハレ(HARE)」
19:30 「ユキ トリヰ インターナショナル(YUKI TORII INTERNATIONAL)」

10月18日(金)

12:00 「ウィシャラウィッシュ(WISHARAWISH)」
12:50 「ミキオサカベ(MIKIO SAKABE)」◎
13:30 「ジェニーファックス(JENNYFAX)」
14:30 「ショーヘイ(SHOHEI)」
15:30 「ディーベック(D-VEC)」
16:30 「タエ アシダ(TAE ASHIDA)」
17:30 「リト(RITO)」★◎
18:30 「ダイエットブッチャースリムスキン(DIET BUTCHER SLIM SKIN)」★
20:00 「ミスター・ジェントルマン(MISTERGENTLEMAN)」

10月19日(土)

12:00 「ミツル オカザキ(MITSURU OKAZAKI)」
14:00 「ヨハン・クー ゴールド レーベル(JOHAN KU GOLD LABEL)」●
18:30 「アールエービーディー(RABD)」
19:00 「ガッツダイナマイトキャバレーズ(GUT'S DYNAMITE CABARETS)」
21:00 「ドレスドアンドレスド(DRESSEDUNDRESSED)」●

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「ツモリチサト」が20年春夏から販売を再開 顧客やバイヤー向けに受注会を開催中

 エイ・ネットのもとでの生産・販売を、国内では2019年春夏をもって終了していた「ツモリチサト(TSUMORI CHISATO)」が、20年春夏から販売を再開する。津森千里自身のデザイン事務所ティー・シー(T.C、森山和之社長)がブランド運営を手掛け、国内では顧客向けの受注販売を実施。海外では、フランチャイズでオンリーショップを運営してきたロシア(3店)、香港(2店)で継続して販売。台湾のフランチャイズ店舗(1店)では、セレクト店の中でのコーナー販売という形で販売継続する。

 9月28日まで、東京・南青山にあるティー・シーのオフィスで20年春夏の展示会を行っている。ブランド再開は、フランチャイズ先やファンの要望を受けて決めた。展示会には一部の地方店バイヤーなども招待しているが、メインとなるのは連絡先を把握している顧客約80人だ。個別で顧客を展示会に招待し、受注を取る。津森自身も展示会に立つ予定という。

 エイ・ネットとの契約が終了したことで、百貨店インショップを中心とした国内の約20の直営店は8月末をもって全てクローズしている。直営店があった伊勢丹新宿本店4階、阪急うめだ本店6階などでは、クローズ前の駆け込み需要で、「19年春夏は『ツモリチサト』が非常に好調」といった声もあがっていた。顧客を招いての受注会は、直営店クローズに伴う苦肉の策ではある。ただし、「今はアパレル在庫の廃棄なども社会的に問題になっている。受注販売ならば、必要以上に商品を作って余らせることもない。自分たちが置かれた状況を逆手にとってポジティブにブランドを運営していく」と森山社長は話す。もともと、凝ったデザインの個性の強い服が持ち味のブランドだ。「受注販売の方が、そういった商品が作りやすい」という面もある。

 将来的に自社ECももちろん検討しているが、まずはその前段階として顧客受注会という形をとった。「音楽も今はアプリで聞くのが主流の時代だが、ライブの方が喜ぶファンもいる。同様に、展示会で津森と話しながら購入することを楽しんでもらえれば」。

 これまでは、素材も全てオリジナルで企画してきたが、20年春夏はオリジナル素材は一部に抑え、エイ・ネットの生産体制を離れても価格が上がらないように配慮した。価格はワンピースで3万~4万円台が中心。「中心価格は従来とそれほど変わっていないが、以前あった高価格の手の込んだ服は作っていない。ただ、香港の店舗などから凝った商品も必要といった声が出ており、今後検討していきたい」。

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強い影響力を持つ仏アパレル素材見本市が「環境への責任」を強く提言 2020-21年秋冬向けが開幕

 世界最高峰のファッション素材見本市「プルミエール・ヴィジョン(PREMIERE VISION以下、PV)」が9月17日にパリで開幕し、48カ国2056の出展社が、2020-21年秋冬向けのテキスタイルを中心に糸、レザー、資材、図案などを提案している。会期は19日まで。

 今回PVが前面に大きく打ち出したのは“環境への責任(eco responsibility)”だ。これまでもPVは“環境への配慮を前提にしたモノ作り”は基本にあるべきだとしながらも、ここまで大きく打ち出すことはなかった。

 今回エコに関して新たなに4つのパフォーマンスコードを設け、トレンドエリアで展示されている素材でいずれかに該当するものにマークが付けられた。

 1つ目はバイオポリマー(生体高分子:有機物や再生可能な天然資源から作られた化合物)であること、2つ目はメタルフリー(なめし加工や仕上げ加工に重金属を使用しないレザー)であること、3つ目は製品寿命後のプロセスについてで、生分解性/コンポスト(堆肥)可能/リサイクル(再生利用)可能な性質があるか、またデザイン段階から製品寿命後のことが考えられた素材であるか、4つ目はウオーターレス(通常の製造工程よりも水の消費が少ない染色加工や仕上げ加工)だ。そのほか、オーガニックとトレーサビリティー(製品の原料から生産工程までの追跡が可能なこと)についてもマークが付けられた。

 ジル・ラスボルド(Gilles Lasbordes)=PVジェネラルマネジャーは17日に行われた会見でも、開口一番に“環境への責任”の重要性に触れた。また彼はPVの在り方について「ファッション産業は現在、変動の最中にある。ファッション消費の新たな形態が台頭し、デジタル技術および環境意識が変化をもたらしている。こうしたパラダイムシフトはPVの出展企業にも影響を与えており、そうした経緯から環境・社会への責任を考慮した製品・技術に充てられる出展スペースを拡張した」と説明している。

 なお、トレンドキーワードには上記の“エコ”に加え、“エゴ”が挙がっているが、それについては後日レポートする。

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「ジェイ ダブリュー アンダーソン」2020年春夏ロンドン・コレクション バックステージ

 「ジェイ ダブリュー アンダーソン(JW ANDERSON)」が2020年春夏コレクションをロンドンで発表した。ランウエイショーのバックステージに潜入!

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高機能素材、サステイナブル素材がそろう「国際 生地・素材 EXPO」話題のゴールドウイン×スパイバーの講演も

 生地・副資材専門の展示会「第5回 国際 生地・素材 EXPO 秋」が10月2~4日、東京ビッグサイトで開催される。商品の高品質化が進む現在のファッション業界において、生地・素材の重要性は年々高まっている。同展には、ウール、綿、絹、レース、ボタン、ファスナーなど、機能性豊かな生地・素材が世界中から出展。来場したアパレルメーカーとの間で活発な商談が行われ、「製品だけでなく、生地も買付けできる商談展」として来場者から高い評価を得ている。今回は、展示会内に特設ゾーンとして「Made in Japanフェア」 「皮革ゾーン」を設置。生地・皮革・副資材の選定のための展示会となっている。また、同展の目玉の一つでもある、毎回人気の併催セミナーも見逃せない。ここではアパレル業界で注目を集めるサステイナブル素材や高機能素材を開発する企業と、話題企業のキーパーソンたちによる関連セミナーを紹介する。

3つの注目セミナー 登壇企業には
話題のゴールドウインとスパイバーも

 併催セミナーでは、4年にわたり開発を続けてきた“ムーン・パーカ”を発表したことで注目が集まっているゴールドウインとスパイバーや、サステイナブルを推進するパタゴニア、日本のみならず世界のトップメゾンブランドからも愛されるテキスタイルメーカーのエイガールズなどが登壇する。セミナーは全46講演で各企業がさまざまな視点から生地・素材、そしてファッションの未来を語る。(聴講無料・事前申込み制)

革新的な新素材など、
注目製品をチェック

 同展には上質で機能性の高いテキスタイル・素材・副資材が、計11,000種出展。バイオ技術による菌糸体レザーや耐久性・耐水性を持つ和紙素材、ヘルスケア効果を持つ機能性繊維など、革新的なサステイナブル素材や高機能素材がそろう。

INFORMATION
第5回 国際 生地・素材 EXPO 秋

日程:10月2〜4日
時間:10:00~17:00
会場:東京ビッグサイト 南展示棟
併催:第5回 国際 ファッションOEM EXPO 秋
住所:東京都江東区有明3-11-1
入場料:招待券持参者は無料(招待券がない場合は5000円)


問い合わせ先
国際 生地・素材 EXPO
03-6746-4938

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「MGC」3位の大迫傑選手が記者会見「良くも悪くも自分が中心になりすぎた」  話題のピンクシューズにも言及

 15日に行われた2020年東京オリンピック男子・女子フルマラソンの日本代表選考会を兼ねたマラソン大会「マラソングランドチャンピオンシップ(Marathon Grand Championship以下、MGC)」の熱戦から2日、フルマラソンの大迫傑選手(ナイキ)が都内で記者会見を行った。

 日本記録保持者ということで優勝候補に挙げられながら、東京オリンピック内定が決まる2位圏内には惜しくも5秒届かず3位フィニッシュとなった大迫選手。「言い方が難しいが、序盤に設楽悠太選手が抜けた際に誰もついていかず、普段は集団の中でひと呼吸ふた呼吸おいて他の選手が抜く様子を見るときでも誰も抜いてこなかったりと、良くも悪くも変に自分が中心になり様子を見すぎた」と振り返り、勝敗を分けた終盤のレース展開に関しては「最後の600〜800mまで力を貯めようと思っていたが、中村匠吾選手が抜けた40km付近のタイミングでとにかく付いていこうとして、足が残っているかどうかを考える余裕がなかった。冷静に対応したつもりだったが、それ以上に中村選手と服部勇馬選手がうまく対応した結果が最後の1kmで表れた思う」と反省の弁を口にした。「答えは見つかっていないが、(上位2選手と比較して)動きが大きい自分の走り方がこのままでいいのか含め、レース後すぐにコーチと考え直した。彼らの強さを評価した上で次に進みたい。負けたことから学ぶことはたくさんある」。

 また、勝敗の行方と合わせて注目されたのが、大迫選手をはじめ多くの選手が着用していた鮮やかなピンクが目を引く「ナイキ(NIKE)」のランニングシューズ“ズームX ヴェイパーフライ ネクスト%(ZOOMX VAPORFLY NEXT%)”だ。「これまでのフライニットのアッパーだと雨が降ると吸収して重くなったが、(ナイロン製のアッパーになったことで)暑くて水をかぶることもできるようになり、夏こそ快適に走れると感じた」。試合後、同日が発売日だったこともありSNSでは購入の声が続々とあがる一方で、フォームやレベルを心配し購入を躊躇する声も。これについては「どのフォームだから、どのレベルだから履けないとかは全くない、誰でも履ける優れたシューズ。ただし、1つアドバイスするのであれば、(消耗品なので)毎日練習で履くのは難しい。ソールが似ている“ズーム ペガサス ターボ(ZOOM PEGASUS TURBO)”や“ズーム フライ(ZOOM FLY)”などで足を慣らしてから履くといい」とコメントした。

 東京オリンピックの出場枠は全3枠で、残る1枠は今後3つの指定大会で争われる。日本記録が更新されなければ大迫選手が代表に内定するが、先を冷静に見据える。「出場が決まらなかったことで、その前にやらなきゃいけないことが新たに増えた。まずはそこに集中する段階で、今はまだオリンピックについては考えられない」。

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大丸心斎橋店本館を公開 ヴォーリズ建築復元によるハレの空間

 大丸松坂屋百貨店は18日、建て替えオープンを20日に控える大丸心斎橋店本館を関係者に公開した。長年、御堂筋のランドマークとして親しまれた建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズ(William Merrell Vories)による内外装をほぼ復元。売り場全体の65%を定期賃貸借契約(定借)のテナントで構成しており、百貨店とショッピングセンターが混在した事業モデルで運営する。同店として2020年2月期の売上高890億円を計画する。

 地上10階・地下2階に368ブランドが入る。御堂筋から見た低層部のファサードは建て替え前と変わらない重厚な作り。建て替え前のレンガや大理石などをほぼ全て再利用し、86年の歴史が感じられるようにした。1階の化粧品売り場の天井やエレベーターホールの装飾も67%のパーツを再利用した。一方でライゾマティクスによるデジタル技術を用いた壁面装飾を加えることで、新旧が融合した非日常の空間を演出する。

 ファッションなどの物販は、親会社J.フロント リテイリングが運営するギンザシックス(GINZA SIX)と同じく、メンズ・ウィメンズのコンバインストアが多い。1店あたりの面積を広くとって、ブランドの世界観をしっかり見せている。特に2〜3階のラグジュアリーブランドが充実しており、同店が得意とする外商客や訪日客の取り込みを狙う。同店の西阪義晴店長は「従来の百貨店のような商品分類ではなく、ライフスタイルを切り口とした売り場を目指した」と話す。定借部分が過半を占めるものの、カードや各種サービスは百貨店のシステムを用いる。

 そうした店作りにブランド側の期待も高い。国内婦人服アパレルの担当者は「ラグジュアリーな大丸心斎橋店の中で、感度の高いお客さまとの接点を広げたい」「アジアにも展開しているので、ここへの出店は訪日客へのアピールの場にもなる」と語る。

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眼鏡「アヤメ」が初の路面店オープン 千駄ヶ谷3丁目にこだわった理由は?

 日本のアイウエアブランド「アヤメ(AYAME)」が先ごろ、東京・千駄ヶ谷に初の路面店「アヤメ本店」をオープンした。建築ディレクションを手掛けるトリップスターによる店舗設計は全面ガラス張りで、明るく開放的なリラックス感のあるサロンのような雰囲気だ。来年ブランド設立10周年を迎える「アヤメ」創設者の今泉悠デザイナーに心境を聞いた。

WWD:なぜ千駄ヶ谷を選んだのか?

今泉悠「アヤメ」デザイナー(以下、今泉):まったく想定してなかったのですが、「アヤメ」の愛用者でもあるインテリアデザイナーの片山正通氏とお話した際、片山氏のオフィスがある千駄ヶ谷のよさを教えていただいたことが興味を持ったきっかけです。時間がゆるやかに流れる千駄ヶ谷は、ブランド独自の空間をゼロから作りたいと願っていた私の理想に近い場所だと感じました。にぎやかな商業エリアではありませんが、近くにはコアなファンを持つアパレルや雑貨の人気店も点在しています。そして近隣に競合する眼鏡店もないことから出店地に選びました。

WWD:ショップコンセプトは?

今泉:一般的に消費者が依然として持っている“眼鏡店は入店しづらい”という印象を払拭したいと思いました。そのため、店内が外から見えるように全面ガラス張りとし、音楽好きの店長がセレクトした心地よいBGMが流れ、ソファがあるリラックスできるスペースを設けています。眼鏡というパーソナルなアイテムをお客様自身のペースで選んでいただけると思います。“東京っぽい眼鏡店とは?”と自問した私の答えです。

WWD:来年のブランド設立10周年を前に、成長を感じさせる出店だ。そもそも「アヤメ」をスタートしたきかっけは?

今泉:私は眼鏡業界に入る前、ヘアメイクが好きで20歳ごろまでビューティサロンで働いていました。今でも顔をメイクする感覚で眼鏡をデザインしています。眼鏡作りに興味を持ったのは、自分に似合う眼鏡が市場になかったことから自分で作ろうと思ったことがきっかけです。そして、人生の転換点となったのは、東京・代官山のユニットでアルバイトをしていた時、同じアルバイトの大学生が素敵に眼鏡をかけていたことから興味が高じて、眼鏡の産地である福井県鯖江市を訪れたことでした。ある方のツテで現地の田中眼鏡本舗を紹介され、さらにつながった眼鏡ブランド「イエローズプラス(YELLOWS PLUS)」の山岸稔明デザイナーに眼鏡デザインの指導を受けることになりました。それから約4年間、鯖江に出向いたり、メールでやりとりをしながら修業を重ね、「アヤメ」のデビューにこぎつけました。ファーストサンプルを作っていただいたのも山岸氏です。まさに私の師匠ですが、私には今でも山岸氏のような美しい線のデザイン画は描けません。ビンテージへのこだわりを見事に具現化する「アイヴァン」の中川浩孝デザイナーと山岸氏は、眼鏡業界において私がとうてい及ばない才能を持った方として尊敬する2人です。

WWD:「アヤメ」のビジネスは順調だった?

今泉:スタートしてから4年は厳しい日々が続きました。“しがみついてきた”という表現が適切かもしれません。そして5年目を迎えたころにやっとかすかな光が見え出し、それ以降は売り上げが毎年10~20%成長するようになりました。“温故知新”をコンセプトとして、自分が欲しい眼鏡、自分が買える眼鏡を追求してきたことが実を結んできたのだと思います。私は眼鏡作りと経営の両面を担っていますが、”デザインする“という点で共通点があります。

WWD:念願のショップをオープンしたが、次の目標は?

今泉:現在の国内の取り扱い店舗数は約50で、これ以上拡大する考えはありません。私は全国に出向いて一店舗一店舗とのコミュニケーションを大切にしており、この店舗数が限界なのです。本店のこの1年の結果を見て、新しい動きを考えたいと思います。また、一つのきっかけ作りとして、9月27日から30日までパリで行われる国際眼鏡展「シルモ(SILMO)」を初めて視察します。15年に発表した「アヤメ」でトップレベルの売り上げがある代表的モデル“マンレイ(MANRAY)”を持参して現地のバイヤーに見てもらい、海外市場におけるビジネスの可能性を探りたいと思います。あまり先のことは明確に考えられませんが、これからも自由でわがままなブランドでありたいと思います。

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丸亀製麺、ファンド出資受け入れで米国160店舗目指す。6千店舗まであと4千。

株式会社トリドールホールディングス(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:粟田 貴也)は、米国の子会社MARUGAME UDON USA, LLC が米国の投資会社 Hargett Hunter Capital Management(本社:アメリカ合衆国ノースカロライナ州、以下 HH)より出資を受け入れると発表した。出資額は非公開。
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“流行に縛られない”ブランド「ジャメヴ」がクリス-ウェブ佳子ら3人の座談会を実施

 ファッションブランド「ジャメヴ(JAMAIS VU)」が、ブランドのお披露目会を8月22日に開催した。「ジャメヴ」は『過去と未来 既知と未知 いつだって その真ん中が心地良い』というブランドコンセプトを掲げており、そのベースにあるのは「自由で正直なもの作りを大切にしたい」という思い。原料から最終製品まで本当に良いものを追求し、流行に縛られないオーセンティックなアイテムを、ネット通販を中心としたD2C(Direct to Consumer、顧客直結型)モデルにて展開。「日常でありながら特別」「シンプルでありながらスペシャル」「サイズレス・シーズンレス・エイジレス」な新しいニュートラルスタイルを作り上げる。

 お披露目会では、ファッション業界を牽引する軍地彩弓さん(編集者)、長尾悦美さん(高島屋バイヤー)、そしてブランド名とブランドコンセプトの立案者であるクリス-ウェブ佳子さん(モデル・コラムニスト)の3人を迎え、同ブランドを運営する伊藤忠商事ファッションアパレル部門の長谷川徹さんがモデレーターになって座談会を開催。「ジャメヴ」のコンセプトでもある「心地よさ」を覚えた瞬間や、時代が進みゆくなかで感じているファッションにまつわる変化をそれぞれの視点で語った。

 3人が考える「ファッションにおける価値」とは何か。座談会の模様は「ジャメヴ」公式サイトで掲載している。

問い合わせ先
ジャメヴ事務局(ロゾパンサン)
03-5772-1344

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「グッチ」が2050年までに温室効果ガスの排出を完全に相殺 「サプライチェーン全体に責任を持つ」

 ケリング(KERING)傘下の「グッチ(GUCCI)」は9月12日、世界の森林保全を支援するREDD+(レッドプラス:森林伐採による二酸化炭素排出量の増大とそれによる気候変動を防ぐための対策)のプロジェクトを通じて、2050年までに自社および全サプライチェーンの事業活動において温室効果ガスの排出を完全にオフセット(相殺)すると発表した。

 これは8月に発表された「ファッション協定(Fashion Pact)」を受けたもの。「ファッション協定」は今年4月にエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)=フランス大統領がフランソワ・アンリ・ピノー(Francois-Henri Pinault)=ケリング会長兼最高経営責任者に対して、ファッションとテキスタイル関連企業トップと共に環境に与える影響を削減するための実践的な目標を設定するというミッションを与えたもので、すでに32社が参加している。その目標に「現在から2100年までの間に気温上昇を1.5度未満に保つため、50年までに温室効果ガス排出量ゼロを達成するアクションプランを作成し、実践する」ことや「生物多様性の復元」などがある。

 「グッチ」はこれまでも、温室効果ガス排出を回避、削減、回復、そして相殺するという段階的な活動を行ってきたが、サプライチェーン全体を通じて完全なカーボンニュートラルを構築するのは大きな挑戦だ。

 「グッチ」はすでに、ケリングが開発した年次環境損益計算書(EP&L)を導入して環境負荷を数値により可視化しており、17年には、ファッションブランドとして初めてEP&Lを公開している。引き続きEP&Lを通じて、事業活動による環境への影響のすべてを測定、監視する。例えば、温室効果ガスの排出量の約90%はサプライチェーンによるものだが、EP&Lの2018年版では、サプライチェーン全体における全環境負荷が15年に比べて16%、温室効果ガス排出量も同じく16%削減されている。これは全環境負荷の35%相当だという。

 ケリングは19年の世界経済フォーラム、通称ダボス会議での「Global 100 Index:世界で最も持続可能な企業100社」においてアパレルではトップの2位にランクインしている。

「『グッチ』のサプライチェーン全体に対して責任を持つ」

 マルコ・ピッザーリ(Marco Bizzarri )=グッチ社長兼最高経営責任者(CEO)は、「企業の説明責任が問われる新時代を迎えて、私たちはサプライチェーン全体の温室効果ガス排出について、透明性と責任を持つことを含めて、環境への影響を軽減するためにあらゆる方策をとらなければならない。『グッチ』はこれからも、環境への影響を回避し削減するためのスマートで戦略的な方法を追求していくが、それと同時に、サステイナビリティーを推進するためのイノベーションに投資していく。しかし、私の個人的見解としては、私たちの業界が直面している課題、そしてグローバルな地球温暖化問題と生物多様性の危機という現実を見据えたとき、スピード感も含めてこれだけでは十分とは言えないと考える。早急な解決策が求められているという現実に対処するため、私たちはカーボンニュートラルへの取り組みを通じて、今までにない野心的な先例を作る。これは、『グッチ』のサプライチェーン全体におけるすべての温室効果ガス排出に責任を持ち、それを回避、削減、回復するために行動し、避けることができない排出をREDD+プロジェクトを通じてオフセットしていくという明確な施策に基づくものだ」というコメントを発表した。

 カーボンニュートラルへのアプローチにおける最重要課題として、「グッチ」は、環境への負担が少なくサステイナブルな素材の開発と調達や、製造効率改善への取り組みを展開している。これにより、「グッチ」は18年、二酸化炭素排出量を約44万125トン削減した。そして、強化のための新たな方針として、年次ベースで世界中の重要な生態系の保全と再生を支援し、サプライチェーン全体に残存する温室効果ガス排出を相殺していく。

製造プロセスから販売活動における主な取り組み

・事業活動、店舗、オフィス、倉庫における再生可能エネルギー使用量を現在の70%から20年までに100%にする。この施策により、すでに18年だけで約4万5800トンの二酸化炭素排出量が削減された。

・製作と製造プロセスの効率を改善し、最適化していく。スクラップレスプログラムもその一環で、レザーの処理に使用する水と化学物質の量を大幅に減らし、輸送にかかる温室効果ガスの排出量を削減する。18年には8カ所のレザーの加工工場が参加し、電気エネルギー(84万3000kW)、水の使用量と排水路に流れる廃水(1000万リットル)、化学物質の消費量(クロームなど28トンを含む145トン)、レザーの断片(66トン)の削減を達成した。同期間にこのプログラムの実施によって排出が回避された二酸化炭素は全体で約3400トンだった。

・製造中に発生するレザーとテキスタイルの端切れをアップサイクルする「Gucci-Up」プログラムを含む循環型アプローチを拡大する。18年にはこのプログラムの実施によって、レザー11トンが再利用され、約4500トンの二酸化炭素発生が抑えられた。またこのプログラムは、NGOや女性が活躍するプロジェクトとも連携して余剰素材を再利用し、イタリアの社会活動団体と連携して社会的に弱い立場にある人々の訓練やコミュニティーへの復帰を支援している。

原材料の処理プロセスにおける主な取り組み

・レザー加工工程において重金属の使用を排除する「メタルフリーレザープログラム」をはじめ、伝統的な加工技術をよりサステイナブルなものに替えていく。

・15年に始まったポリ塩化ビニール(PVC)の使用禁止とそれを追加的に補完するリサイクルプラスチックへの転換、アクセサリーやジュエリーへのリサイクルメタルの使用など、リサイクル技術とアプローチを最大化している。アクセサリーの金属部やジュエリーに従来使用されていたバージンメタルに替えて、リサイクルしたゴールドやシルバー、パラジウムを使用することにより、採鉱や精錬による環境への悪影響を回避し、18年には約1万1000トンの二酸化炭素排出を抑えることができた。

・オーガニック繊維の認証であるGOTS認証のオーガニックコットンやシルクなどの使用量を年々増やしており、その結果18年には二酸化炭素の排出を約2700トン回避することができた。

・ビスコースなどのセルロース系繊維は、FSC規格(森林管理協議会)の認証を得た森林、およびCanopyStyle監査の期待値を満たした生産者から調達している。さらに、化学物質を環境に漏出させないクローズドループ型の管理システムを導入している生産者からの調達に注力し、すべてのパッケージにはFSC認証の紙と段ボールを100%使用している。

・再生ナイロンの「エコニール(ECONYL)」、再生カシミア、信頼できる生産者によるエシカルゴールドなど、環境への影響が少なくよりサステイナブルな代替原材料への転換を継続する。

・原材料は、推奨される国から、環境への影響が比較的小さいシステムによって生産されたものを厳選調達している。例えばレザーは、この戦略によって自然への影響を最大で5分の1に抑えることができる。さらに、自然生態系を劣化させたり破壊したりすることのない営農システムからレザーを調達することにより、土壌の再生、さらには営農による森林破壊を防ぐことができる。18年には、こうした調達によって、約37万2800トンの二酸化炭素排出を回避することができた。

原材料の処理プロセスにおける主な取り組み

・原材料の調達を最適化し、土壌と生物多様性のための環境回復を実施している農業システムを厳選する。気候変動の影響を軽減し、ローカルコミュニティーにポジティブな経済的、社会的な影響を生み出し、野生生物とその生息地を保護するREDD+プロジェクトを通じて、革新的でグローバルなオフセットポートフォリオを展開する。

・原材料の開発・転換・生産、製品製造に関連するサプライチェーンの上流における温室効果ガスの排出すべてをオフセットする。18年には、840万ドル(約8億9000万円)を投じて、140万トン相当の二酸化炭素の排出を相殺した。「グッチ」の18年のオフセット対象だった約110万2000ヘクタールの生物多様性の保護地区の保全と回復を引き続き支援する。

「あらゆる産業のCEOに行動を促す声として受け取ってほしい」

 ビッサーリ社長兼CEOは「これは称賛すべき取り組みではあるが、グローバルコミュニティーとして私たちが現在取り組んでいる活動は、気温を産業革命以前の水準より1.5度高い範囲にとどめるという指標には十分ではなく、50年までに『ネットゼロ』を実現するためにも不十分だ。私たち企業はみな、気候変動と生物多様性の喪失という2つの課題に対して責任を持つとともに、前向きに闘うためのソリューションを実施しなければなりない。先に発表された『ファッション協定』は、ファッションおよび繊維産業が積極的に達成すべき一連の目標を掲げたもので、私はフランソワ・アンリ・ピノー=ケリング会長兼CEOのリーダーシップに勇気を得て、この重要なプロジェクトをまとめた。今回の決定はさらなるイノベーションと問題解決の完璧な触媒になると考えている。全サプライチェーンの温室効果ガス排出に責任を持つという新しいカーボンニュートラルのアプローチは、私たちのかけがえのない自然と気候に、迅速で具体的かつポジティブな影響を与える先進的な道だと考えている。回避、削減、回復、オフセット(相殺)するという論理的な施策を通じて『カーボンニュートラル』を再定義する私たちの取り組みを、あらゆる産業のCEOに行動を促す声として受け取ってほしい。これからの10年間の、そして未来の世代の自然と社会を救うための重要な責任を果たすために、今こそ企業が力を結集して行動を起こすことが求められている」と述べた。

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@BFrance_Japan フランス貿易投資庁-ビジネスフランス

AOCボルドーおよびボルドー・シュペリウールのワイン生産者連合、気候変動に適応した新たなぶどう品種 7 種(赤4品種、白3品種)のAOC規定への導入を承認🍷🇫🇷🍇 ボルドーが気候変動に適応した新たなぶどう品種をAOC規定に導入 |

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マリナベイ・サンズのルーフトップバー「CÉ LA VI」、東急プラザ渋谷にオープン。ゼックスのワイズテーブル運営。

「ゼックス」や「サルヴァトーレ クオモ」などを展開する株式会社ワイズテーブルコーポレーション(本社:東京都港区、代表取締役会長兼社長:金山 精三郎)が、シンガポールのマリーナベイ・サンズで人気の総合エンターテイメントレストラン「CÉ LA VI セラヴィ」を、12月5日(木)開業の東急プラザ渋谷のルーフトップにオープンさせる。
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@BFrance_Japan フランス貿易投資庁-ビジネスフランス

開幕まで残り2日❕ NTTコミュニケーションズシャイニングアークス所属のラグビー選手🏉山田章仁氏 がフランスの を紹介されています🇫🇷📶 海外旅行や出張に便利ですね😊 YAMADA AKIHITO LINE BLOG

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「これまでモードという言葉は使ったことがない。自分には無縁な言葉です」by阿部千登勢「サカイ」デザイナー 連載「モードって何?」Vol.10

【#モードって何?】きっかけは読者から編集部に届いた質問「つまるところ、モードって何ですか?」だった。この素朴な疑問に答えを出すべく、「WWD ジャパン」9月16日号では特集「モードって何?」を企画し、デザイナーやバイヤー、経営者、学者など約30人にこの質問を投げかけた。答えは予想以上に多岐にわたり、各人のファッションに対する姿勢や思い、さらには現代社会とファッションの関係をも浮き彫りにするものとなっている。本ウエブ連載ではその一部を紹介。今回は阿部千登勢「サカイ(SACAI)」デザイナーに聞く。

WWD:“モード”とは何でしょうか?

阿部千登勢「サカイ」デザイナー:これまでモードという言葉は使ったことがない。自分には無縁な言葉です。甘いと言われるかもしれないけれど、私はいつも自分がこの瞬間に捉えている空気、感覚を言葉にして周囲に伝えています。

「#モードって何?」をもっと見る

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【集客】キャッチを使わなくても、スマホでお客様を呼べるサービスがあるんですよ

 昔々、金曜の夜に女6人、六本木で二次会場所を探し求めたことがある。繁忙期でどの店も満席で入店お断り。手分けして店を回ったり、電話をかけてみたりしたのだが、どこにも入れず、結局商業施設のフリースペースで喋って解散となった苦い思い出がある。そんな思いをせずに済むサービスがある。ちなみにPRではありません(笑)。
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@tokyoart_event 展示会&アートイベントbot

【1月15日まで|国立西洋美術館】 クラーナハ展―500年後の誘惑 画家の芸術の全貌を、当時のドイツの思想や文化、社会や政治の状況などと併せて読み解き、さらには彼の死後、近現代におけるその影響まで。 詳細はこちら→

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実店舗代表ウォルマートのEC施策に学べ ファッションフリークOL「WWDジャパン」最新号につぶやく

 1992年生まれのファッションフリーク女子が、今週のファッション週刊紙「WWDジャパン」で気になったニュースを要約してお届け。渋谷のファッションベンチャー企業に勤める等身大OL、Azuがリアルな目線を生かし、「このニュースからはコレが見える」という切り口でさまざまな記事につぶやきます。

今日のニュース:
「アマゾンVSウォルマート
米2強の小売戦争 勝敗の鍵となるのはアパレル?」

読み解きポイント:
「やりづらいからこそアパレルを
制すものがECを制す」

ニュースのポイント

 米小売最大手のウォルマート(WALMART)が“打倒アマゾン(AMAZON)”を掲げ、ECを強化している。アマゾンが2018年の米EC市場におけるアパレルとフットウエアの42.8%を占めた一方、ウォルマートは米国内に5000店舗以上を構えておりオフラインでのタッチポイントも多い。食料品での売り上げではアマゾンを圧倒するウォルマートが次に狙うのは、食料品よりも利益率の高いアパレルだ。

AZUはこう読む!

 コンタクトレンズの洗浄・保存液、猫のエサ、コーヒー缶etc……。まとめ買いする日用品は、アマゾンでワンクリック購入。必需品だから買い忘れたくないし、持って帰るのは重いし、比較・検討がすでに終わったものだから何も考えずにネットで買います。

 一方コモディティウエアではなく「コーディネートを楽しむための洋服」は、サイズや色、質感などを確認したいし、じっくり比較・検討したいのでアマゾンでは買いません。食料品などより高額なアパレルは購入の意思決定条件に「不足した情報をいかに補えたか」という点が追加されるので、出品者と消費者の間に情報格差が生じるネット販売に向いていないのです。

 だからこそ、ネット販売がまだまだ弱いとされるアパレル分野で勝てば小売競争で加速できるはず、というのがこのニュースの読みなのでしょう。私もその読みには同意します。そしてアマゾンVSウォルマートの勝負は、実店舗を多数抱える後者の方が、これから打てる手が多いので、有利なのではないかと。

 陳列や掃除といった店舗業務のオートメーション化や、ECで注文した商品を店舗駐車場でピックアップできるサービス「カーブサイド・ピックアップ」といったOMO施策に対し、今年中に1兆円の投資を行うというウォルマート。全ては顧客満足度を高めるためのデジタル・トランスフォーメーションです。

 ブリック&モルタルの代表だった同社が店舗体験をより強固にすることでEC売り上げを伸ばしている事実に、何かとD2Cブランドに押されがちな実店舗アパレル企業はヒントを見いだせるのではないでしょうか。

Azu Satoh : 1992年生まれ。早稲田大学在学中に渡仏し、たまたま見たパリコレに衝撃を受けファッション業界を志す。セレクトショップで販売職を経験した後、2015年からファッションベンチャー企業スタイラーに参画。現在はデジタルマーケティング担当としてSNS運用などを行う。越境レディのためのSNSメディア「ROBE」(@robetokyo)を主催。趣味は、東京の可愛い若手ブランドを勝手に広めること。ご意見等はSNSまでお願いします。Twitter : @azunne

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柳井社長が語る 「ユニクロ」ミラノ旗艦店と女性リーダー

 「ユニクロ(UNIQLO)」のミラノ旗艦店が13日、ドゥオーモ広場近くのコルドゥジオ通りにオープンした。イタリア初出店となる店舗は3階建てで、総面積は約1500平方メートル、130人のスタッフを採用しメンズ、ウィメンズ、キッズを展開する。

 店内はトスカーナ地方の土を使い、日本の土壁の技術で作られた壁や京都製のランプなどイタリアと日本の伝統工芸を融合した内装になっており、「UT」のグラフィックプリントコレクションの売り場では葛飾北斎の作品をディスプレー表示する。ミラノの窓からインスピレーションを得たミラノ出身アーティスト、オリンピア・ザニョリ(Olimpia Zagnoli)のインスタレーションや、同じくミラノのスニーカーショップ、ワン ブロック ダウン(One Block Down)とのコラボレーションによって「ユニクロ」がデニムの製造過程で水の使用を最大99%削減したことを祝した作品「Water is more precious than gold」も見ることができる。

 「イタリアと日本の伝統を完璧なスタイルで融合した建物に完璧なロケーション、品ぞろえも万全だ。理想のロケーション探しが第一だが、今後イタリアでは100店舗を構えたいくらいだ。実店舗がなくなることはないという確信がある」と柳井正ファーストリテイリング会長兼社長は語り、デジタルチャネルはあくまでコミュニケーション手段で、SNSの影響も認識してはいるが「最終目標にはなり得ない」とも付け加えた。ジョン・C・ジェイ(John C. Jay)=ファーストリテイリング・グローバルクリエイティブ統括は「素晴らしいタイミングでの開店だった。ミラノ店では50色のカシミアを特別に選んだように、地元の文化と建築に影響を受けつつ日本の伝統もブレンドするユニクロの店舗が、大量生産型でないことは今や欧州でも明白だ。適切な出店地を見つけ、単に売り上げを創出する以上に特別なものを作り出したいと考えている」とコメントした。

 柳井社長はイタリアの芸術や文化、「サルヴァトーレ フェラガモ(SALVATORE FERRAGAMO)」「プラダ(PRADA)」といったグローバルブランドを例に挙げて「ミラノは特にメンズにおいて右に出る者のいない都市であり、ファッションとデザインの首都。だからこそ旗艦店は観光客ではなくミラノの顧客に焦点を当てる」と地域を正しく理解する重要性も強調。「デザインとアートは衣服を作る上で不可欠な要素。われわれは全てを日常で使えるというコンセプトで開発している。顧客にはデザイナーズブランドと組み合わせて独自のスタイルを創り出してほしい」と語った。ファストファッションとの比較については「人々のファッションの定義は非常に狭く、最新のニュースを信じる傾向がある。われわれはより広範囲のファッションを提唱していて、それに対する独自の解釈も持っている」とよりクラシックかつ実用的で永続的な商品特性を掲げた。

 イタリアでの生産可能性については、まだ研究段階で少量の生産を開始できればと展望を述べ、想定売り上げなどに関する発言は控える中で「ミラノ店は最も生産性の高い店舗の1つになると信じている。在庫切れで顧客を失望させることはしたくない。幸せな気持ちで帰ってもらうために合理的なフローでなければならない」とも話した。

 柳井社長はまた今月初めに女性後継者の可能性を示唆したことに関して、「私は概して女性のリーダーを好む。詳細に注意を払い、男性よりも直感的で論理的で、より良い仕事をする女性は決定を下すリーダーとしてふさわしく、デザイナーとしても創造的だ。女性は男性よりも優れており、非常に奥深く、特にこの業界では有能なマネジャーでもある。イタリアのビジネスが女性によって推進されることを願っている」と言及した。

 「ユニクロ」は2001年のロンドンを皮切りに欧州で現在10市場90店舗を展開、今後マドリードやインド、ベトナムでのオープンを控えるが、国ごとに大幅な製品変更はせず、頻繁かつ短期的な販売やカプセルコレクションも避けているという。ジェイ統括は「サステイナビリティーが話題になる前から、ユニクロはマーケティング重視の誇大広告やトレンドのための使い捨て衣類を作ったことがない。われわれの主な目的はライフスタイルの改善を手助けすることだ」とブランドの“時代を超越した持続可能性”を強調し、22カ国で展開する「ユニクロ」をグローバルブランドとは考えておらず「われわれはまだ全地域、同じレベルで関与できていない。ユニクロは日本のブランドから日本発のインターナショナルブランドへとまさに移行している最中だ」ともコメントした。

大根田杏(Anzu Oneda):1992年東京生まれ。横浜国立大学在学中にスウェーデンへ1年交換留学、その後「WWD ジャパン」でインターンを経験し、ファッション系PR会社に入社。編集&PRコミュニケーションとして日本企業の海外PR戦略立案や編集・制作、海外ブランドの日本進出サポート、メディア事業の立ち上げ・取材・執筆などを担当。現在はフリーランスでファッション・ビューティ・ライフスタイル関連の記事執筆や翻訳を行う。

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いつでもいいシュートを打つテクニックを紹介

みなさんこんにちは。
練習の調子はいかがでしょうか?
息抜き程度にもロンヨンのサイトを見ていただければ嬉しいです。

本日はいつでもいいシュートを打つコツを紹介ということで、シュートに関するちょっとしたポイントを書いていこうと思います。
特にサッカーをはじめたてのプレイヤーは自分の得意な場所やタイミングでしかうまくシュートが打てないという人も多いでしょう。
ただ実際の試合で自分の打ちやすい場面で打たせてくれることってほとんどありません。
サッカーはシュートを決めないと意味がないので、いつどんなときでも最高のシュートが打てるように練習しておきましょう。
今日紹介するコツを試すと一気にシュートの決定率が上がるはずです。

 自分が得意とするシュートは?

そもそもみなさん、自分が得意とするシュートの形ってわかっていますか?
それを理解していないのも問題なので、まずは自分の得意とするシュートの感じを知っておきましょう。
どうやってその形を知るかというと、PKの形で自由に蹴ってみてください。
角度や助走の感じも自由にやってみましょう。
PKのときに自然と打ちたくなるシュートが自分の得意なシュートです。
まずはこの形で自分の好きな助走角度や歩幅をチェックしておきます。
これがわかったら次に3タッチでシュートを打ってみましょう。
先ほどよりも打ちにくく、決定率が下がるのがわかると思います。
それは先ほどは自分の得意な形でシュートできていたのに対して、3タッチという制限がかかるとシュート位置や軸足の感じ、角度などがぶれてきて自分にとって最善の位置から打てないからなんです。
この違いはどうしても生まれてしまいますが、極力どんなシーンでもいいシュートが打てるように今からコツを伝授していきたいと思います。

ポイントを紹介

それでは実際にいつでもいいシュートが打てるポイントを紹介していきます。
まず一つ目は常に自分の得意な角度と距離に転がせるようにするということ。
先ほどPKを蹴ったときに自分の得意な角度と距離をある程度把握していると思います。
これがステップや蹴り方の制限がつくと、一気に変わってしまうのですが、常に自分の得意なところに転がせるようにしておくとこの課題は解決されますよね。
今までは自分の得意な位置がありながらも、把握していないという状態でした。
しっかりと得意を把握していれば、もう少し遠目に蹴ったほうがいいとか、角度は浅いほうがいいということがわかっているのであとはそこへ転がすだけです。
特にキック力がないという小学生は、転がし方がうまくできていないのでここを修正してあげるだけでシュート力は上がると思います。

続いでのポイントです。
次は転がすときはアウトサイドで転がすのがいいということ。
特に小学生なんかはボールを転がすときにインサイドで転がしたがります。
ただ実際に同じ場所へインサイドとアウトサイドで転がしてみたときに、インサイドだと少しぶれるのがわかると思います。
実際にやってみてください。
どうしてインサイドがダメなのかというと、インサイドを使って転がそうとすると少し体がゴールに対して横方向を向いてしまいます。

インサイドの画像

これに対してアウトサイドを使うと常にゴールの方を向いているので、体が最後までぶれないということなんです。
プロでもインサイドで転がす選手ってほとんどいないのはこれが理由です。

試合で使えるように

コツがわかったので、いつでもいいシュートが打てる状態にはなりました。
ただこれだとアウトサイドで転がしたところでディフェンスの足が出てきてしまい、実践で使えません。
ここからは試合で使うための方法を伝授します。
試合でこの方法を使うためには一度マシューズとフェイントを入れて、相手を寄せましょう。

マシューズの画像

マシューズは非常にシンプルなフェイントで、インサイドを使っていきたい方向と逆側に相手を揺さぶるだけ。
やり方としては非常にシンプルですが、このワンステップがあるだけでディフェンスは足を出すことができなくなり、自分としてはアウトサイドからシュートがしやすい位置に持っていくことができるようになるんです。
マシューズの練習をするときは、一本ラインを書いて右足を上げたまま左足がラインを超えるようにフェイントし、そのまま右足(アウトサイド)で蹴り出す方法がおすすめ。
ラインがあることで自分がしっかり体重移動できているということを確認できます。
小学校高学年ならこれはすぐできると思うのでやってみてください。

常に得意なシュートを打とう

今日はいつでもいいシュートを打つためのコツを紹介しました。
まずは自分の得意な位置や角度を把握してから、それに合わせていくというのがまとめです。
アウトサイドを使ったり、実践ではマシュージュを取り入れるなど細かいポイントも書いたので実践でできるよう練習をはじめてみてください。
小学生高学年レベルであれば今すぐにでも簡単にはじめられることです。
ちょっとしたことが試合でも役に立ちますのでぜひ試してみてください。