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リック・オウエンスの顔バッグを持ってきた妻ミシェルに仰天 今季も「リック」のショー会場は強者ぞろい

 「リック・オウエンス(RICK OWENS)」は2020-21年秋冬コレクションをパリのパレ・ド・トーキョー(Palais de Tokyo)で発表した。「リック・オウエンス」のショーにはブランドのコミュニティーに属する個性的な人々が毎回来場するが、今季も例に漏れず、黒をまとったブランド愛あふれる来場者が会場に集結した。

 その中でも多くの来場者が着用していたのは、14.5cmのヒールブーツ。プラットホーム部分には4段の凸凹のパーツが取りつけられており、蹴られたらひとたまりもなさそうだが“リック・オウエンス族”はやすやすとはきこなして見せた。HBOのドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ(Game of Thrones)」で女騎士を演じたグウェンドリン・クリスティー(Gwendoline Christie)もこのブーツを着用していたが、身長約191cmの彼女はブーツをはいたことで2m超えとなり、会場の注目を集めていた。彼女はレッドカーペットなどでも高いヒールを着用しているが、身長が高くても高いヒールをはくことで人々の美の基準を覆したいという思いがあるという。

 会場にはアーティストのララ(Lala)など毎度おなじみのメンバーのほか、ラッパーのアッシャー(Usher)が来場。日本からは秋元梢やマドモワゼル・ユリア、高橋ららが来場していた。

 他のブランドにはない独特の雰囲気を放つ“リック・オウエンス族”だが、中でもリック・オウエンスの顔にそっくりのバッグを持ってきた彼の妻のミシェル・ラミー(Michele Lamy)は会場を驚かせた。ミシェルはアッシャーと一緒に写真を撮られた後、おもむろに顔バッグからスマホを取り出してグウェンドリン・クリスティーの写真を撮っていた。

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クリーンビューティ発想の「アスレティア」が表参道に旗艦店オープン

 エキップは、「スック(SUQQU)」以来17年ぶりに誕生した新スキンケア&ライフスタイルブランド「アスレティア(ATHLETIA)」の旗艦店を3月26日に東京・表参道にオープンする。同店はカウンセリングも受けられるショップとプライベートレッスンやイベントが開催できるスタジオの2フロア構成。ブランドの製品はもちろん肌や体、ライフスタイルの情報や提案を行っていく。

 旗艦店は、“動”と“静”のバランスを整えて気持ちと体の心地いい解放を目指しており、スタジオとショップの2つの機能を持つ。1階のショップでは、ブランドのビューティトレーナーがお客一人一人に合わせた製品の使い方などをレクチャー。2階のスタジオでは、4月25日からヨガ(有料)やマインドフルネスのレッスン(無料)、インナービューティワークショップを予定している。ブランドはオールジェンダーを対象としているため、スタジオは女性更衣室と男性更衣室を完備する。

 店内は“クリーンビューティ”発想のブランドらしく、自然への影響を配慮したエシカル素材を優先的に採用。例えば、ウインドーディスプレーはボトルを作る際に出るガラス屑を再生したオリジナルの人造石テーブル、カウンセリング用カウンターはリサイクル成分約40%と天然鉱物原料約60%を使用したオリジナルのレンガタイルを使用している。

 ブランド担当者は、「ブランドは20代後半~30代前半のお客さまを中心に幅広い層に利用されているが、スキンケアは2ステップの手軽さなどが男性からも受け入れられている。今後はスタジオでトークセッションを行うなどプログラムの変化や季節に合わせたフロア作りなども行っていく予定だ」と語った。

 なお、同ブランドは“美しさは鍛えられる”をコンセプトに、2月19日に阪急うめだ本店のポップアップを皮切りにデビューし、25年には50億円の売り上げを目標としている。

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LVMHがマスク4000万枚調達へ ケリングはマスク生産態勢も

 フランス政府が医療従事者へのマスク供給に尽力していることを受けて、LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON、以下LVMH)は自社のグローバル流通ネットワークを駆使して中国から1000万枚のマスクを調達し、近くフランス政府に提供する。なお、今後少なくとも4週間はマスクの発注を毎週行い、計4000万枚を確保するとしている。

 LVMHは21日、「(会長兼最高経営責任者の)ベルナール・アルノー(Bernard Arnault)は、非常に緊迫した状況下でのマスクの確保、および早急な生産のため、最初の供給には500万ユーロ(約5億9000万円)の資金を投入した」と発表している。

 なお、LVMHは「ディオール(DIOR)」や「ゲラン(GUERLAIN)」「ジバンシイ(GIVENCHY)」などの香水やコスメティックブランドの生産拠点でハンドサニタイザーを生産して無償提供することも発表している。

 ケリング(KERING)も中国から輸入した医療用マスク300万枚をフランスの医療機関に提供する。同社は3月22日、「バレンシアガ(BALENCIAGA)」と「サンローラン(SAINT LAURENT)」のフランスチームが従業員の健康対策に万全を期した上でマスクの製造準備を進めていることも明らかにした。関連当局から製造過程や原材料についての認証を得られ次第生産を開始する。

 さらに、ケリング傘下の「グッチ(GUCCI)」は伊トスカーナ州の地域当局の要請を受けて、100万枚超の医療用マスクと5万5000着の医療用白衣を寄付するとしている。

 ケリングは同感染症関連の研究支援を目的として、仏パリで科学・医学・公衆衛生分野の研究を行う非営利民間研究機関、パスツール研究所(Institut Pasteur)への資金援助も実施した。同社は3月初めにもイタリアの医療機関や、同感染症対策に携わる機関への支援として寄付を行っており、1月末には中国湖北省の赤十字基金会(Red Cross Foundation)に対しても寄付をしている。

 また、スペインでは「ザラ(ZARA)」を傘下に持つインディテックス(INDITEX)が医療用防護服の生産に向けて製造ラインの変更に着手しており、スペイン政府に供給するマスクを中国から調達するべく自社製品の供給ネットワークを活用している。

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ドンキがオフプライスストア1号店を公開 得意の圧縮陳列で宝探しを促す

 ドン・キホーテは23日、同社初のオフプライスストア業態「オフプラ」を報道陣に公開した。あす24日に愛知県郊外に開業する「メガ ドン・キホーテ ユニー大口店」に、売り場面積960平方メートルで出店。海外で買い付けたアパレルや服飾雑貨の余剰在庫を正価の40〜60%オフで販売する。同社は今年夏に東京・渋谷にも出店する予定で、日本でもオフプライスストアの存在感が増していきそうだ。

 「オフプラ」の売り場はドン・キホーテ独自の“圧縮陳列”を踏襲する。分かりやすい商品分類よりも、ジャングルのように雑多な空間を作る。宝探しの感覚で一点物の商品を見つけ出す楽しさを訴求する。天井からは「食品ロスも問題だけど 洋服ロスもヤバイ。」「後で買おうなんて そうは問屋が卸さない!」といった威勢の良いPOPがぶら下がる。

 取り扱う約3万3000点のアイテムは、米国や欧州のカジュアルブランドやスポーツブランドが中心になる。「ポロ ラルフローレン(POLO RALPH LAUREN)」「トミーヒルフィガー(TOMMY HILFIGER)」「カルバン・クライン(CALVIN KLEIN)」「ナイキ(NIKE)」「アディダス(ADIDAS)」「チャンピオン(CHAMPION)」「リーボック(REEBOK)」「コーチ(COACH)」「サムソナイト(SAMSONITE)」などが充実している。商品の8割が海外買い付け品、2割がドン・キホーテの既存店の在庫。海外買い付け品のアパレルのうち、約7割が昨シーズン(2019年)の売れ残り、約3割がそれ以前のシーズンの売れ残りとなる。店頭に並べて4週間がたった商品は、再び値下げして消化を促す。メンズ、ウィメンズだけでなく、キッズも充実しており、ファミリー層が楽しめるMDを組んだ。客単価は3000円を想定する。

 オフプライスストアは昨年から今年にかけてワールド、ゲオホールディングス、ジョイフル本田などが相次いで参入しているが、ドン・キホーテの親会社パン・パシフィック・インターナショナル・ホールディングスで同事業の指揮をとる小田切正一・執行役員OPS事業本部長はバイングパワーで差別化すると話す。「ドン・キホーテのバイイングパワーによって海外から山で(大量に)買い付けるため、競争力のある価格で、かつ安定的に供給できる」。

 今夏に開く2号店は都心立地の「メガ ドン・キホーテ渋谷本店」内に495平方メートルで出店する。若年層やインバウンドなどをターゲットに、ハイブランドも多くそろえる。それ以降の出店はまだ明らかにしていないが、既存のドン・キホーテのファッションフロアにコーナーとして出すことも計画している。

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香港の大手商社リー&フォンが上場廃止へ 19年度の売上高は10%減

 香港の大手商社リー&フォン(LI & FUNG)が上場廃止案を発表した。創業家であるフォン一族と、シンガポールの物流・不動産大手GLPがリー&フォンの発行済み株式を1株当たり1.25香港ドル(約17円)で買い付ける。これは3月20日の同社株価の終値である0.5香港ドル(約7円)に150%程度のプレミアムを上乗せした価格で、取引総額はおよそ72億香港ドル(約1008億円)となる。取引は株主などの承認を受ける必要があるが、承認されれば議決権付株式の60%をフォン一族が保有し、残りの40%および無議決権株式の100%をGLPが保有する形となるため、経済的な持ち分としてはGLPが67.67%を保有することになる。

 リー&フォンはこの上場廃止案を2019年12月通期決算とともに発表した。同社の19年度の売上高は前期比10.1%減の114億1300万ドル(約1兆2554億円)、営業利益は同22.7%減の2億2800万ドル(約250億円)、純利益は同86.2%増の5400万ドル(約59億円)だった。純利益の大幅な増加は、18年度に非継続事業の損失を計上していた影響によるものだ。

 同社のサプライチェーンサービス事業の売り上げのうち米国が80%近くを占めていることから、激化する米中貿易摩擦によって大きな痛手を受けた。またアマゾン(AMAZON)などECの台頭により、取引先の小売店が倒産していることも売り上げ減の原因となっている。それに加えて、今後は新型コロナウイルスによるマイナスの影響が出てくると見られている。

 スペンサー・フォン(Spencer Fung)最高経営責任者は、「新型コロナウイルスの感染拡大によって、世界の需給状況はかつてないほど混乱している。買い物客の大幅な減少を受け、多くの小売店はサプライチェーンの見直しを行っているが、生活必需品以外は大きな打撃を受けるだろう。中国の物流は速やかに回復しているものの、アジアのその他の地域では先行きの不透明感が増している。当社には9億ドル(約990億円)以上の潤沢な手元資金があるが、今後数カ月間は本当に必要な費用や設備投資以外の出費は控えて、資金確保に努めたい」と語った。

 リー&フォンは1906年の創業。磁器や絹の貿易商としてスタートし、現在はファッションや日用雑貨のサプライヤーとして世界最大級の規模にまで成長した。取引先は米小売り最大手のウォルマート(WALMART)やメイシーズ(MACY’S)、ナイキ(NIKE)など多岐にわたり、40の市場で事業を展開している。2017〜19年には1億5000万ドル(約165億円)をかけて、デジタル・サプライチェーン・マネジメント(SCM、商品の企画から調達、物流、販売までの一連の商流の最適化)改革を行った。

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ハーストが発行媒体の一部を無料公開 新型コロナで増える自宅滞在時間の充実化

 ハースト婦人画報社は、発行雑誌の電子版の中から、編集部おすすめの号を無料公開するキャンペーン「おうち時間充実キャンペーン」を開始した。期間は4月30日まで。同社が運営している電子雑誌閲覧サービスの「マガジンクラウド」で、ID「#hearst」とパスワード「ouchi2020」を入力することで「エル・ジャポン(ELLE JAPON)」2020年2月号や「婦人画報」19年3月号、「メンズクラブ(MEN'S CLUB)」20年1月号など、全8媒体、18誌を無料で閲覧できる。

 同キャンペーンは、新型コロナウイルスの影響で外出の機会が減る中で、自宅で過ごす時間を充実させたいという思いからスタートした。現在無料公開中のものは、ライフスタイルを豊かにするため、“食”と“住”に関する情報に焦点を当てており、今後も第2弾のキャンペーンも予定しているという。

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@AlibabaJapanPR アリババグループ Alibaba Group – Japan

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戦略の時代に突入したインスタグラム 運用テクをインフルエンサーに直撃 Karen Kageyama編

 「WWDジャパン」の3月23日号では、インスタグラムを特集した。単なるSNSではなく、「モノを売る場」や「検索の場」となっているインスタグラムの攻略術を担当役員への取材やSNSのプロフェッショナルによる座談会、アパレル企業へのアンケート調査などから探った。本記事では特集内で行ったインフルエンサーたちへのアンケート調査の回答をピックアップ。認知度がほぼない状態から、インスタグラムを駆使してインフルエンサーとして活動するに至った人物たちに、普段使うアプリや投稿で意識しているテクニック、月々の企業案件数などを聞いた。第一弾は、Karen Kageyamaさんだ。

WWD:現在の職業と、普段のインスタグラムの投稿内容を教えてください。

Karen Kageyama(以下、Kageyama):フリーランスでブランドプロモーションや広告クリエイティブに携わる仕事をしています。インスタグラムではプチプラミックスのファッションをメインに投稿しており、前職のウェブデザイン会社などで学んだデザインスキルを活用しながら製作しています。

WWD:投稿頻度はどの程度ですか?

Kageyama:週5程度です。

WWD:インスタグラムで戦略を立てる際に重要だと言われているインサイト(クリエイターやビジネスアカウントに切り替えることで見ることができる投稿分析機能)で重視している項目は?

Kageyama:保存数を一番に、次にインプレッションを重視しています。自分自身というよりは世界観やファッションを見てもらいたいと思っているので、自分の発信したものが見た人にどれだけ刺さったか、参考にしてもらえたかの反応をチェッックして次の投稿内容のプランニングに活かしてます。

WWD:投稿の際に画像加工などで使用するアプリはありますか?

Kageyama:投稿写真はadobe lightroomがメインで、簡易なものはVSCOのフィルターを使用しています。コラージュ写真もよく投稿しますがその際はPhotoshop、動画(IGTV含む)はPremier Proを使用しています。

WWD:写真撮影時に使う機材などはありますか?

Kageyama:日常的な投稿は基本的にIphone 11 proです。シーンや内容に合わせてキャノン(CANON)の KissMやゴープロ(GOPRO)を使うこともあります。

WWD:写真の画角やハッシュタグの付け方などで、投稿の際に意識している細かいテクニックはありますか?

Kageyama:年上の方も多く見ていただいているので、撮影の際は幅広い年齢の方が参考にしていただけるように服がメインに、あまり顔に目がいかない写し方を心がけています。

WWD:これまでに最もバズった投稿はありますか?

Kageyama:「ユニクロ(UNIQLO)」の新作ジーンズの投稿です。インプレッション数が50万を超え、インスタグラムはもちろん、別SNS、別メディアでも多く取り上げていただきました。(展示会での写真ですがPRでもなんでもなかった投稿です)

WWD:企業案件は1カ月にどの程度来ますか?また、月にどの程度受けていますか?

Kageyama:10~20件ほどご連絡はいただきますが、普段働いている身なので自分の得意な分野で興味もてたもののみお受けしており、3、4件ほどになります。また、よくしていただいているブランド様の商品を使ったコーディネートは個人的にプッシュして発信していますが依頼を受けたものではありません。

WWD:企業案件の1投稿当たりの報酬について、これまでと現在で金額に変化はありますか?

Kageyama:商品の価値やブランドによって選ばせていただいていて、昔からピンキリですが、3年前と比べると最低単価は上がったように思います。

WWD:インスタグラムに関して、外部支援(コンサルティングやセミナー登壇など)を行っていますか?

Kageyama:はい。      

WWD:外部支援の依頼は、最近増えていますか?

Kageyama:裏方のコンサルやPR関連のお仕事は本職ともつながりがあるため、インスタグラムを通してお声がけいただくことが最近はより増えてきました。セミナーやインスタライブ出演などの依頼も受けたことはないのですが、お声かけいただく機会は増えています。

WWD:インフルエンサーとして、今後描いているキャリアプランはありますか?

Kageyama:ファッションやデザイン関連で、より発信コンテンツの独自性とクオリティーアップを目指しつつ、活動の幅を広げられればと思います。最近はYoutubeもはじめ、動画を使った表現にも力を入れています。

WWD:現在活用しているインスタグラムの機能は?

Kageyama:保存機能です。参考にしている海外インフルエンサーやブランドの投稿をピンタレスト(PINTEREST)形式で分類しながらまとめています。

WWD:今後活用していきたいインスタグラムの機能はありますか?

Kageyama:IGTVです。動画に力を入れていきたいので、通常投稿と差別化した新しいコンテンツ発信をしていきたいです!

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中食も増税には苦戦している。神奈川に根差した塩ダレ焼鳥のパイオニア「ハマケイ」ならではの戦略

 消費増税から数カ月が経った。対象によっては軽減税率が導入され、据え置きの中食と10%の外食では消費動向に差が出るとみられていたが、実際の現場はどうだったのか。今回はそんなトピックを中心に、テイクアウトを主力とする焼鳥や鶏惣菜の人気チェーンにインタビュー。担当者の声から、中食市場のいまを模索したい。
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「ネグレクトアダルトペイシェンツ」2020-21年秋冬東京コレクション

 「ネグレクトアダルトペイシェンツ(NEGLECT ADULT PATIENTS)」が2020-21年秋冬コレクションを東京で発表した。

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「震災の経験が生きている」 「タエ アシダ」が東コレの発表をルック&動画撮影に切り替えた理由

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で「楽天 ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO)」が中止となり、参加予定だったブランドはさまざまな形式でコレクションを発表している。芦田多恵による「タエ アシダ(TAE ASHIDA)」も、毎シーズン3回に分けて1500人以上のゲストを動員する大規模なショーを開いているが、今季は中止を余儀なくされた。しかしすぐに切り替えて、ショー予定日だった3月18日に2020-21年秋冬のイメージビジュアルを発表。さらに5月上旬にはウィメンズとメンズを合わせた全53ルックを撮影したルックブックと動画をブランド公式ページで公開し、5月中に関係者向けの展示会と顧客向けの受注会の開催を予定している。

この機会をチャンスと捉えて
今までできなかった表現に挑戦

 同社の「ジュン アシダ(JUN ASHIDA)」と「ミス アシダ(MISS ASHIDA)」は、東日本大震災の影響で11年3月の東京ファッション・ウイークが中止されたため、同シーズンのコレクションを無観客ショーでウェブ配信した経験がある。今回の判断は「3.11の経験が生きている。来場者や関係者の安全性を第一に考えて、今回は2月中旬の早い段階でショーの開催中止を決めた」という芦田多恵デザイナー。「9年前はインターネットでのショー配信がまだ一般的ではなく、余震が続く不安な時期の中、それでも多くの方に届けたいという思いでバーチャルショーの発表を選んだ。今回はこの機会をチャンスと捉えて今までできなかった映像作品に挑戦し、ブランドの表現の方法を進化させたかった」と明かした。

ロック音楽を聴きながら制作
3シーズン目のメンズも

 芦田デザイナーがロック音楽を聴きながら制作したという今季のコレクションテーマは「二重振幅(Double Amplitude)」。デジタルアートや幾何学柄を合わせたジャカードや、スタッズ付きのツイードコートなど、異なる色や素材を掛け合わせで新しさを追求した。デニムとボアのボンディング素材を使ったライダースジャケットは、ロックの要素と相反する2面性を表現。3シーズン目になったメンズコレクションは、今季もウィメンズと共有素材を用いて12ルックを用意している。「メンズはウィメンズとは異なる感覚で楽しくデザインしている。店頭では顧客のご子息を中心に動いており、昨年の紅白ではメンズの衣装をMattさんと清塚信也さんに着用いただくなど、メディアでも好評をいただいた。今後も焦らずゆっくりと育てていきたい」と語る。

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仏カスタマイズヘアケア「ラザルティーグ」 ビーガン処方に刷新し日本に本格上陸

 ビーガンフレグランスブランドを展開するクヴォン・デ・ミニム(Le Couvent des Minimes)の日本法人、クヴォン・デ・ミニムジャポンは、仏パリ発プレミアムヘアケアブランド「ラザルティーグ(LAZARTIGUE)」を日本に本格上陸させ4月に発売する。先行して1月から阪急うめだ本店7階と、プレミアムスキンケアを中心に集積する阪急ビューティメゾン、2月から伊勢丹新宿本店地下2階のビューティアポセカリーおよび両百貨店のECサイトで販売する。

 製品は、可能な限り添加物を排除して90%以上ボタニカル&ナチュラル成分を配合する。他社製品と比較して使用成分数を65%以下に抑え、シンプルな成分構成でありながら有効成分を高配合することを目指した。シャンプー、コンディショナー、マスク、セラムなど、ダメージヘアからカラーヘア、太い髪質、細くて柔らかい髪質まであらゆる髪質と頭皮の悩みに応える全25SKUを展開する。価格は2750~9240円。店頭でのマイクロスコープを使ったカウンセリングによりカスタマイズヘアケアを提案する。

 同ブランドはパリに高級ヘアサロンを持つジャン・フランソワ・ラザルティーグ(Jean Francois Lazartigue) が、顧客の髪質に合わせたテーラーメードのヘアケアを提供する目的で1976年に創設。本国ではマイクロスコープを使った頭皮や毛髪のパーソナライズ診断の先駆けとして知られる。2018年1月に「クヴォン・デ・ミニム」など化粧品ブランドを展開するHLDグループ傘下に入り、ナチュラルとサステナブルの理念を強化。ビーガン処方・クルエルティフリー(動物実験廃止)にこだわってリブランディングを図った。

 プラスチックのボトルやガラスの容器、紙のパッケージは100%リサイクルされたものを使用し、過剰包装を控えるために大部分の製品の外箱使用を廃止した。プラスチックには二酸化炭素の排出を極力減らせる材料を使用するなどの配慮をしている。

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@itbuyer_fun 展示会IT・ハードバイヤーコミュニティ

この数か月?もしかしたらまだ数カ月続くかも知らんコロナウイルスなんだけど。。。その間どうやって営業するかということを考えてもなかなか答えは出ないように思う。

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佐伯チズ・美容家がALSを公表 車いす生活も活動は継続

 佐伯チズ・美容家が3月23日、難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)を患っていることを公表した。公式ブログでは佐伯・美容家がメッセージを発信する動画を投稿。「半年ほど前から右脚に違和感を感じ、昨年末には思うように動かすことができなくなりました。いくつかの病院で精密検査を受けました結果、『筋萎縮性側索硬化症(ALS)』と診断されました」とコメント。現在は歩くことも困難で車椅子での移動となっているが、今後も可能な限り活動を行うと誓った。

 公式ブログに掲出されている動画では、「これまでのようにハキハキとお話することも徐々に難しくなってきました。多くの方の肌に触れてきた指や手も、思うように力を込めることができなくなっています」と現状を報告。「想像していたよりも進行が早く、ご期待にお応えできなくなってしまったお客さまや、講演会などを楽しみにしてくださっていたファンの皆さまには、心よりお詫び申し上げます」と詫びた。

 また、「この50年間、馬車馬のごとく頑張ってきました。入院もしたことがないし、点滴も受けたことがないんですけど。自分の健康、元気。これがあってこそのキレイだということを忘れないで。私はそれを実践してきたつもりだったんですよ。健康で元気だったんですけど、急に脚が動かなくなって、教えていただいたのがこの結果だったんですね。でも私は皆さんに訴え続けてきました。もっと自分を大切にね。自分らしくなるのよ」とメッセージを伝えると、涙をこぼした。

 佐伯・美容家は現在76歳。2003年にディオール(Dior)を退職後に独立し、“美肌師/美容家” として数々の書籍を執筆。現在の“美容家”の礎をつくった。2018年10月18日号の「WWDビューティ」特集で取材を受けた際は、75歳から80歳までは「これまでにできなかったことを行う5年間にしたい」と語り、全国各地で「美肌塾」と題したセミナーを精力的に行っていた。

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TSI子会社が米ゴルフクラブ「ピン」のウエア販売 国内ライセンス契約結ぶ

 TSIグルーヴアンドスポーツ(東京、仙座学社長)は、米ゴルフクラブメーカーのピン(PING)と日本におけるゴルフウエアのライセンス販売契約を結んだ。4月から百貨店や同社直営店での取り扱いを始める。同社は2019年に米ゴルフクラブ「キャロウェイ(CALLAWAY)」のアパレル事業から撤退しており、用具ブランドとして知名度の高い「ピン」を後継として育成する。3年後に売上高20億円、5年度に35億円を目指す。

 デビューコレクションとなる20年春夏物はメンズ・ウィメンズで計30型ほど。価格はポロシャツで1万2000〜1万4000円、ボトムスで1万3000〜1万7000円。高機能な用具のイメージを尊重し、デザインはシンプルでスポーティーに仕立てる。メンズは40〜50代、ウィメンズは30〜40代をターゲットにする。

 TSIグルーヴアンドスポーツは「パーリーゲイツ(PEARLY GATES)」「ジャックバーニー(JACK BUNNY)」「ニューバランスゴルフ(NEW BALANCE GOLF)」などのゴルフウエアを販売している。仙座社長は「以前から『ピン』のゴルフウエアをやりたいと機会を伺っていた。ギアブランドなので、そのイメージを維持したパフォーマンスウエアを提供したい」と語る。ピンのジョン・K・ソルハイム(John Karsten Solheim)社長は「これまでウエアは日本企画やグローバル企画で展開していたが、うまくいかなかった。TSIグルーヴアンドスポーツの知見に大きな期待を寄せている」と話した。

 ピンは1959年にアリゾナ州で創業したゴルフクラブメーカー。個人の要望に応えるカスタムフィッティングが支持され、近年グローバルで2ケタ成長が続いており、日本での市場シェアは3位の15%台に達する。人気プロゴルファーの渋野日向子選手もゴルフクラブでは「ピン」と契約している。

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春。新型コロナを克服する中で、心配な「3つ」の落とし穴

 汗を流すコンサルタント、白岩大樹です。最初にお伝えしておきますが、コロナ禍を受けて「がんばれ飲食店ムード」に水を差すつもりは全くないです。ただ、これでも一業者として外食産業で、おまんまを食べさせてもらっている身として、ちょっと心配な点がありまして。
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資生堂、サステナブルなモノ作りの自然派コスメ「バウム」開発

 資生堂は5月30日、“樹木との共生”をテーマに掲げるナチュラルスキンケアブランド「バウム(BAUM」(全45品、600~1万円※編集部調べ)を同日に開業するニュウマン横浜や百貨店などで発売する。

 同ブランドは、“樹木の力”に着目。日本人が古来大切にしてきた「自然との共生」という思想に根差したモノ作りを基本とする。“貯水”“成長”“環境防御”3つの働きにフォーカスし、年齢や性別を問わず健やかな肌をサポートする。全ての商品に、パラベンやシリコーン、合成着色料を使用せず、90%以上を自然由来の素材で構成する。また、香りも樹木由来の天然香料を中心に調合し、森林浴のような心地よさと心身の調和を提供する。

 製品のラインアップは、クレンジングオイルや洗顔料、化粧液、クリームといったスキンケアに加え、ハンドソープ、ルームフレグランス、オーデコロンなどボディーケア、エコバッグなどの雑貨など豊富に扱う。

 パッケージは、木製家具メーカーのカリモク家具と協業し家具の製造工程で発生した余った木材を再生利用。東北や北海道地方で採取される良質なオーク(ナラ)を無駄なく活かし、一つ一つ木目や色味の異なる仕様となる。一部プラスチック容器にはバイオ PET、ガラス容器にはリサイクルガラスを採用する。そのほか、レフィル商品の積極的な導入や、ショッピングバッグの提供を行わず、希望者にエコバッグを販売するなど、環境負荷の軽減に取り組む。店舗も樹木の恵みと出合う場所をコンセプトに設計。上質なくつろぎの時間と、商品の香りに癒されるような空間を提供する。

 同社は、世界的にSDGs(持続可能な開発目標)の実現に向けた取り組みが奨励されている中で、「BEAUTY INNOVATIONS FOR A BETTER WORLD(ビューティーイノベーションでよりよい世界を)」を企業理念に掲げ、100年先も持続的に輝き成長し続ける企業として、社会課題の解決や環境負荷軽減などを推進する。これまでクリーンビューティを謳う米国発の「ベアミネラル(BAREMINERALS)」や「ドランク エレファント(DRUNK ELEPHANT)」を買収し展開しているが、オリジナル開発の「バウム」を手掛けることで、本業であるビューティービジネスそのもので人々が幸せになるサステナブルな社会の実現を目指す。

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飲食店ポータルサイトの評点や口コミに不満、3割。公取が第三者チェック要請。

公正取引委員会が、消費者と飲食店とをつなぐプラットフォームとして機能しており,社会生活に強い影響を持つ飲食店ポータルサイトに関する取引実態調査結果を3月18日に公表した。飲食店に対して取引上,優越的地位にあるといえる飲食店ポータルサイトが存在する可能性は高いと指摘した。
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「アンリアレイジ」森永邦彦が語る「LVMHプライズ」効果 「フェンディ」ともコラボ、ドバイ万博では制服デザイン

 「アンリアレイジ(ANREALAGE)」の森永邦彦は、2019年度の「LVMHヤング ファッション デザイナー プライズ(以下、LVMHプライズ)」ファイナリスト選出を経て、表現の場をいっそう広げている。20年1月にミラノで開かれた20-21年秋冬メンズ・ファッション・ウイークで、「フェンディ(FENDI)」とコラボレーションしたことは周知の通り。「『LVMHプライズ』以降、コラボなどの依頼は大幅に増えている」と森永。現在もいくつかのプロジェクトが進行中といい、「LVMHプライズ」とは直結しないものの、10月からアラブ首長国連邦で開催予定のドバイ万博日本館の制服デザインも手掛ける。森永に「LVMHプライズ」後の変化や、ビジネスの状況を聞いた。

WWD:まずはドバイ万博日本館の制服の話から。同万博は10月20日~21年4月10日に開催予定だが、制服はどのようなデザインか。

森永邦彦「アンリアレイジ」デザイナー(以下、森永):中東では初開催となる万博であり、異なる文化や価値観を境界を超えてつなぐことを掲げている。「アンリアレイジ」がこれまでやってきたことも、日常と非日常という対極を服の上でつないでいくこと。そうした考えから、昨春行われた公募に参加した。プレゼンではいくつかの軸を立てたが、1つ目の軸は「人と人をつなぐ」こと。普通、制服は男女で異なるものだが、男女を同一デザインにし、細かなサイズ分けもあえて設けず、性別や年齢を超えることを目指している。2つ目のテーマは、「和と洋をつなぐ」こと。サイズを設けず、服を体に合わせていくという考え方は非常に和服的でもある。ブレザーは、地球のような球体をボディにして作った。もちろん体にはフィットしないが、それゆえあらゆる体に合わせられるものだ。球体というモチーフは、万博が掲げる“地球交差点”というコンセプトにも合う。

WWD:球体のボディは、「アンリアレイジ」09年春夏の“〇△□”で取り上げたアイデア。色が白と黒のみというのも、15年春夏の“SHADOW”に通ずる。

森永:色については、中東には男性の民族衣装として白いカンドゥーラ、女性には黒いアバヤがある。その男女の別をなくし、一人のスタイリングの中に白と黒を取り入れるという考え方だ。ブレザーやバッグ、スニーカーには、16年春夏の“REFLECTION”で取り上げた再帰性反射の技術を採用している。同技術は事故防止用のリフレクターなどに使われているが、見る人の置かれた環境や光の入射角などで、見える色が変わるというもの。つまり、特定の色を持たない服だ。モチーフは丸や三角、四角を重ねた幾何学柄で、中東のアラベスク模様のようでもあり、同時に和柄のようにも見える。

WWD:スニーカーは「アシックス(ASICS)」、バッグは吉田カバンの「ポーター(PORTER)」という、「アンリアレイジ」でコラボレーションしている外部2社も巻き込んだ。

森永:説得して協力してもらった。男女で同じというのが制服のコンセプトなので、足元もパンプスではなくスニーカーを採用したのは大きなポイント。ベースになったスニーカーのモデルは“ゲルライト3”、バッグは「ポーター」の“ヘルメットバッグ”だ。どちらも大阪万博のころ(1970年代)に生まれたモデルということで、この2つをベースとして選んだ。制服をデザインするにあたって、実際に大阪の万博記念公園も訪ねた。太陽の塔などは半世紀を超えて残っていて、今見ても新しさがある。万博とは礎になるものだと思う。今回自分たちが作るものが、未来の中の記憶になっていくようにという思いで制服もデザインしている。素材は、協賛パートナーである東レの、再生ポリエステルなどサステナビリティに配慮した生地を使用している。

遠くに投げたアイデアを、
コラボで定着させる

WWD:「アンリアレイジ」では次々新しいことに挑戦し、今回のような外部の仕事やコラボでは、過去に挑戦したアイデアを編集し、ブラッシュアップするという形が定着してきた。

森永:「アンリアレイジ」で追いかけているのは非日常。それを追求し続ける中で、非日常がいつか日常になればいいなと思いながらやっている。制服は多くの人が実際に着るもの。今回ならば半年間着用することを通して、過去に取り上げてきたコンセプトや技術が、日常に定着していけばと思っている。それは、14年にスタートした「アンリアレイジ」のベーシックライン“アンシーズン(ANSEASON)”とも共通する考え方だ。僕は最初は(日常生活から)遠いところに球(アイデア)を投げる。(それゆえ、リアルじゃないなどと言われることもあるが)半年で消費されて終わるようなテーマではない。1月に発表した「フェンディ」とのコラボレーションも、アイデア自体は7年前の発表(13-14年秋冬の“COLOR”コレクション)を応用したものだ。

WWD:「LVMHプライズ」以降は、大御所ジャーナリストのスージー・メンケス(Suzy Menkes)がSNSに「アンリアレイジ」を投稿するなど、注目度が飛躍的に高まっている。ショー来場者も有力者が増えた。

森永:スージー(・メンケス)にとって「アンリアレイジ」は、“テクノロジーのブランド”というイメージが強かったようだが、今年1月に参加したピッティ・イマージネ・ウオモで、ブランドがテクノロジーとは別軸で立ち上げ時から追求しているパッチワークなどのアナログな要素も見てもらうことができた。それで、「テクノロジーとアナログ双方を追いかけている点が面白い」と言ってもらえた。「LVMHプライズ」のファイナリストに選ばれたことで、世界中から見られる存在になったと感じているし、コラボの話は増えている。今後も面白い話題を提供できそうなプロジェクトがいくつかある。

WWD:「LVMHプライズ」は、売り上げにはどのような影響をもたらしたか。

森永:03年の立ち上げ以来、売り上げは直近の1年間が最も伸びている。海外の卸先社数は15社前後から25社前後にまで増え、1店あたりの買い付け予算も伸びている。19年春夏、19-20年秋冬は東京でもショーを行ったことで、国内の卸先も改めて15社前後増えた。渋谷パルコに出店したことも大きい。

WWD:先日、パリで発表した20-21年秋冬は、“BLOCK”をテーマに、積み木のようにパーツを組み換えて楽しめる服を発表した。

森永:テクノロジーを打ち出すブランドというイメージがついているので、ブランドのベースにあるものは違う、テクノロジーはあくまで一つの要素だということを示していきたい。それで19-20年秋冬からは、日常見ている服を視点を変えて見てみる、というクリエイションを続けている。20-21年秋冬の“BLOCK”は、子どもが生まれた友人夫妻に、積み木を布でくるんだおもちゃをプレゼントしたことがきっかけ。「これが服になったらかわいいな」と漠然と思った。アウターは15型しか作っていないが、パーツを組み換えることによって50型近くのアウターを作ることができる。(それをサステナブルだと捉えてもらうこともできるが)着用者の側に着方を考える余地があるというのがいい。なるべく少ない型数で勝負ができるということは、品番を絞ることができて商売としても効率がいい。

WWD:新型コロナウイルスの影響が国内外に広がり、アパレル業界への打撃も大きい。

森永:東コレ時期に合わせて計画していたイベントなどは残念だが中止した。国内での展示会も、いつもよりは規模を縮小して行う予定だ。東日本大震災直後に東コレが中止となった時には、使用電力をなるべく抑えてショーを実施した。ショーを行うことで経済を回し、業界に還元することができたと思う。ウイルスの問題はそれとは状況が違うのでまた難しいが、自分たちができることを進めていきたい。

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@BFrance_Japan フランス貿易投資庁-ビジネスフランス

新型コロナウィルス感染拡大をうけ、6月10-13日 パリで開催が予定されていたスタートアップの祭典 も開催見送りの決定が下されました🇫🇷 数々のイベントが中止や延期となり、活動自粛も残念な限りです😢一刻も早い収束を祈ります🙏

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編集長はパリコレで何した?Vol.9 「シャネル」「ミュウミュウ」「ルイ・ヴィトン」など最後日まで見届けて帰国

 「このパリコレ連載、まだ終わってなかったのね」という突っ込みを謙虚に受け止めつつ、はい、今回が最終回です。パリから帰国後の2週間は、引き続き朝晩に体温測定しつつ(平均36.0℃)、外出は控えて(弊社もリモート業務推奨です)、3月16日発行の週刊紙「WWDジャパン」パリコレ特集の制作に勤しんでいました。

 さて、新型コロナに怯えつつのパリコレでしたが、結局、最終日までほぼ予定通り進行しました。これがあと1週間後だったら途中で中止になっていたでしょう。

 この日、実家の父からメールが届き「コロナが目を覚ましたよ」とのこと。不謹慎にふざけているのではなく、我が家のペットである亀のコロナが冬眠から目覚めた、という意味です。亀は世の中がどんなに騒がしくても平均気温が上がるときっちり目を覚まします。そんな、生物の揺るぎない本能や自然の力に今は励まされます。皆さま、春本番は近いですよ!

3月3日(火)10:30
今の「シャネル」はリアル?
物足りない?

 ヴィルジニー・ヴィアール(Virginie Viard)による「シャネル(CHANEL)」を“物足りない”と思う人もいるようですが、私はよりリアルなスタイルへとシフトしている今の「シャネル」はよい、と思います。

 そのシーズンの「シャネル」のポイントはツイードをどう使うか、に表れます。今季はスリムなロングコートなど体に沿うようなシルエットが気になります。細身だけど柔らくジャケットに“着られる”ことなく、自分のスタイルに取り入れやすそう。「シャネル」であっても“ブランドロゴを着る”のではなく、“自分らしく着る”。そんな今の女性の心理をヴィルジニーは汲んでいるのではないでしょうか?

 ちなみに「シャネル」のホームページには「INSIDE CHANEL」というブランドの歴史やコアバリューを楽しく学べるコーナーがあるのですが(これは英語とファッション用語の勉強にも最適です)、その中のムービーにたびたび出てくる女性同士が楽し気に散歩をする光景がショーを見ていて思い出されました。

11:30
「マックイーン」の展示会で
故マックイーンを思う

 キルトがひとつのテーマと聞いて、「あ、故マックイーンが好きで、大英帝国勲章を受け取った時にも着ていたキルトですね」と反応してしまいましたが、違いました。今季のキルトは、ハギレを一枚布につなぎ合わせる方のキルトです。なんでもかんでも故マックイーンに結びつけて考えるのはいい加減止めないといけません。彼が亡くなってから今年で10年になり、後を継いだサラ・バートン(Sarah Burton)は「アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER McQUEEN)」のDNAを継承し、チームを作り・育て、成長させていますから!

 サラが引き継いだことのひとつはジャケットやコートの端正なシルエットです。そして、人の手の温もりを感じるキルトや刺しゅうがその端正なテーラードを飾るところがサラらしい。“LOVE”を感じるハートの刺しゅうやロケットペンダントなどの使い方もそう。表現方法は全然違うけれど、人間味があり、愛情深いところもサラは引き継いでいるな、と思います。故マックイーンのショーはフェティッシュで時にサディスティックでしたが、同時にいつも深い人間愛をそこに見ていました。

 ところで生前に「リー」と呼んでいなかった私は、今だにこの呼称を使うことができません。“亡くなったからって急に親しく振舞う”みたいだから。そんな、簡単に馴れ馴れしくはできないちょっとした緊張感が今もこのブランドにはあると思います。

14:30
「ミュウミュウ」を見ながら
ラフ・シモンズを考える

 ラフ・シモンズ(Rad Shimons)が「プラダ(PRADA)」グループに参画、のニュースについて国内外の業界人に意見を求めると賛否両論が返ってきます。私は、「ミュウミュウ(MIU MIU)」×ラフはお兄さんが妹のワードローブに口を出すようで??だけど、ラフの「プラダ」は楽しみ。「プラダ」の魅力のひとつである“インダストリー感”や“クラシックを大切にする姿勢”“優等生っぽさ”がラフのクリエイションと共鳴し未来を見せてくれそうです。なんて思いながら見た「ミュウミュウ」はむむむ、マキシ丈が多くていつもより大人っぽいです。余談ですが、ラフはやぎ座です。

15:30
「ジュンコ シマダ」で
トレンドをおさらい

 最終日の今日は、今シーズンの傾向を整理しながらショーを見ています。それでは「ジュンコ シマダ(JUNKO SHIMADA)」で2020-21年秋冬トレンドをチェックしてみましょう。

16:30
「ラコステ」のバッグは
ゴルフのキャリーケース!

 好きです、ルイーズ・トロッター(Louise Trotter)の「ラコステ(LACOSTE)」。ジェンダーレスなのに、着る人の個性を引き出すあたりにデザイン力を見ます。そしてゴルフをする身としては、ゴルフウエアにもいいよね、という目線で見ています。

18:30
全てをさらった
「ルイ・ヴィトン」

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のショー会場は、いつものようにルーブル美術館の中庭に建てたテントです。演出は年々スケールアップし、もはや一日限りの劇場のような存在で、興行でも価値がある内容になっています。今回は、国と年代を超えた民族衣装を着た200人の合唱団をバックにショーが進みました。ウッドキッド(Woodkid)とブライス・デスナー(Bryce Dessner)が作曲した新解釈のクラシック音楽も素晴らしい。今季の全てをかっさらっていくような強烈なインパクトを残したショーでした。動画でぜひご覧ください。

番外3月12日(木)
「WWDジャパン」最新号
「パリコレ特集」を校了

 「WWDジャパン」3月16日号ではパリコレを特集しました。悩みに悩んで決めた表紙の写真とコピーは「バレンシアガ(BALENCIAGA)」のこちらです。多くの人が不安を抱え、気持ちがふさぎがちな今、このタイトルは重いよね、と思いつつ、パリコレで受け取った一番のメッセージがこれだったので決めました。詳しくはぜひ、手に取ってお読みください。

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今週のスケジュール(2020年3月23日〜2020年3月29日)

FASHION

25日(水)

ロコンド
パートナー向け説明会
15:45〜16:40 ユナイテッドシネマアクアシティお台場3番スクリーン
(東京都港区台場1-7-1 アクアシティお台場内)

BEAUTY

27日(金)

ラキャルプ
合同ブランド発表会
12:30〜18:00 Salon de LA CARPE
(東京都渋谷区神宮4-21-10)

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@itbuyer_fun 展示会IT・ハードバイヤーコミュニティ

流通の新業態というとリアル店舗で品目の組み方が変わったとか、ビジュアルが変わったとか、業態が変わったとか、出店場所が変わったとか・・・・というのが普通だったんだけど。これからの新業態はもしかしたらスマホのアプリ内で起こっているのかもしれない。

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