香川照之による昆虫モチーフのブランド「インセクトコレクション」が新作を発表 新ブランドも披露

 俳優の香川照之が、自身がプロデュースする昆虫モチーフのアパレルブランド「インセクトコレクション(INSECT COLLECTION)」と、新ブランド「インセクトガーデン(INSECT GARDEN)」、絵本をメインに展開する「インセクトランド(INSECT LAND)」の合同展示会を東京・西麻布のエネコ東京で開催した。会場には香川本人が登場し、プレゼンテーションを行った。

 服育をテーマとした「インセクトコレクション」は、“子どもと大人が昆虫を通じて学び、楽しみ、成長できるブランド”として2018年11月に誕生。香川が幼少期から愛してきた昆虫の柄をモチーフに、子ども服をメインとしたアパレルと雑貨アイテムを展開し、運営はアランチヲネが行っている。デビューから約2年、オンラインショップを中心としながら、全国で60回以上ポップアップストアも展開し、約30万点の商品を在庫ロスゼロで販売してきた。

 今回発表した2021年春夏コレクションでは、抗菌、消臭、抗カビに加え、抗ウイルス効果も期待できるレピュールプレミアム加工を施した新作を披露。同加工により、洗濯後も前述の効果が長時間持続し、将来的に服を廃棄しても環境負荷がないという。デザインはこれまでのコレクション同様、ニュージーランド在住のイラストレーター、クルーロウ華子が手掛け、人気アイテムのTシャツを含むアパレルやマスク、バッグなどを販売する。

 2021年春夏からスタートするエシカルライフスタイルブランド「インセクトガーデン」からは、草花と昆虫をモチーフにしたアイテムを発表。カナダ・モントリオール在住のアーティスト井上羅来とコラボレーションし、彼が自宅の庭の草花を使って再現した昆虫をデザインに落とし込んだ。アイテムは、1から12までの各数字にさまざまな昆虫を描いたナンバーシリーズをはじめ、昆虫図鑑柄の水着やスカーフ、クリアバッグ、iPhoneケースなどをそろえた。サイズは子ども用と大人用を含む8サイズ展開。「インセクトコレクション」がコットン100%使用に対し、「インセクトガーデン」では使用済みペットボトルを再生したポリエステルを素材に採用した点について香川は、「コットンは天然の風合いが根強い人気だが、一方で大量消費が問題となっている。ペットボトルは技術の革新によってリサイクル率が向上しているものの、再生されなければ高い環境負荷がかかる。各素材のメリットとデメリットを子どもたちに正しく学んでほしいと考え、ブランドによって素材を分けた」と説明した。服以外の素材にもこだわり、梱包時に使用するOPP袋を廃止し、より環境に優しい透明の紙袋を開発。ほかにも、タピオカの原料キャッサバを100%使用した食べられる紙袋や、包装紙に環境問題や塗り絵、迷路を印刷するなど、再利用できる工夫をこらした。タグに付随のシードペーパーには10種類の花の種をランダムに漉き込み、遊び心も取り入れた。

 「インセクトランド」からは、3作目の絵本「カマキリのシャルロットとすずらんでんわ」を11月23日に発売する。新作グッズとして、昆虫のキャラクターを配した防災頭巾とブランケット、ライト、ホイッスルがセットになった防災リュックも登場。9月中旬より販売する。また今回食育にも挑戦し、カステラの老舗の福砂屋とのコラボレーションが実現。絵本に登場する9匹の昆虫のキャラクターを箱に描いたカステラを、福砂屋直営店と公式サイトで販売する。フードロスを防ぐため、完全予約販売で11月下旬発売となる。

 さらに、9月26日には初の旗艦店「インセクトマーケット(INSECT MARKET)」を東京・二子玉川ライズにオープンすると発表。自然教育や環境教育について親子で学んでほしいという思いを込めて、ファッションフロアではなく、あえて教育や書籍を扱うフロアに出店するという。同店では全3ブランドを取り扱うほか、ワークショップの開催も予定している。

 最後に香川は、「私たちは長年にわたって自然を破壊し、多くの動植物は静かに絶滅していった。地球に生きる生物として、今こそ環境問題について真剣に取り組まなければならない。このインセクトシリーズが少しでも多くの人々にとって考えるきっかけになれば」と語り、プレゼンテーションを締めくくった。

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おしゃれなあの人のビューティライフを拝見! 「トゥデイフル」デザイナー・船曳ひろみ編

 世界的な新型コロナウイルスの流行によって私たちの生活は一変し、今までにない習慣や行動を余儀なくされている。日々刻々と変わる状況の中でこれまでとは異なる“新たな日常”を理解し、共に過ごしていく毎日が始まっている。そんなガラリと変化した暮らしの中でも、ポジティブに自分らしい生活を心がけているファッション業界人のビューティ事情、ライフスタイルにフォーカス。

今回は、感度の高いファッションブランドとして多くの女性から支持を集める「トゥデイフル(TODAYFUL)」のデザイナー・船曳ひろみさん。トレンドの発信地である東京・代官山と中目黒を結ぶ鎗ヶ崎の交差点には同ブランドを扱うセレクトショップ「ライフズ(LIFE’s)」を構え、衣料品だけでなくグリーンや生活雑貨などライフスタイルアイテムも取り扱っている。そんな衣食住を横断したブランドのデザイナーとして活躍する彼女の美容ルーティンを教えてもらった。

【SKINCARE】

時短にして“ながら美容”が
美肌のカギ

【FOOD】

おうちごはんが楽しくなる
器とお取り寄せ品

 最近はコロナウイルスの影響もあって、以前より家で料理をすることが増えてきました。朝食はグラノーラなど簡単で栄養が取れるものをパパッと作る日も。そして、料理するのに欠かせないのは素敵な器。もともと器好きなこともあり、今回「菅原ガラス」さんとのコラボグッズとしてガラスの器を作っている最中なのでぜひお楽しみに。煮込み料理も大好きで、鍋は無水調理もできる「ストウブ(STAUB)」を愛用しています。また、先日取り寄せた「ハブ ア グッド スライス(HAVE A GOOD SLICE)」のピザは冷凍とは思えないおいしさで感動!実店舗は山形にあるのですが、味だけでなくNYをほうふつとさせるスタイリッシュな店内も素敵そうです。

【GOODS】

家でも外でも使いやすく、
着心地のよいものを

 「トゥデイフル」のインド製ドレスはすごく軽やかで着心地もよく、おうちで着ているだけでも思わずテンションが上がっちゃいます(笑)。いつかコロナウイルスが終息して旅行ができるようになったら、絶対にリゾートで着倒したい一着です。歩きやすさ、見た目のかわいさ、何もかもがパーフェクトな「メゾンマルジェラ(MAISON MARGIELA)」の足袋ブーツは3足目。もともとブラックとヌードは持っていたので、今度はホワイトの3cmヒールのものをチョイス。案の定、どんなスタイルにでも合わせやすいし、何より歩きやすいのがうれしい。海外通販サイトの「ファーフェッチ(FARFETCH)」で購入しました。

【BODY & SLEEP】

美容の秘訣は
頭皮ケアと質のよい睡眠

 自宅でPCを使い作業をしていると、とにかく頭皮がガチガチに凝ってしまうので、セルフでの頭皮ケアは必須。「ウカ(UKA)」のブラシは、まるでヘッドスパをしてもらったくらいに気持ちがよくてとても頭がスッキリします。また、頭皮が硬いと顔がたるむと聞いたことがあるので、お風呂上がりには「オッジィ オット(OGGI OTTO)」のスカルプミストを使いながらマッサージ。このミストは防腐剤が一切入っておらず、頭皮ケアだけでなく化粧水として全身にも使用できる優れものです。そして、今年の7月末に引っ越しをしたタイミングで寝具を一新しました。ベッドは「東京ベッド(TOKYO BED)」、マットレスは「フランスベッド(FRANCE BED)」のものを愛用。疲れを根本から取るためには睡眠が重要ということを日々実感しています。

【MAKEUP】

ナチュラルさの中に
“自分らしい”アクセントを

 もともとメイクアップの時間は短いほうだったのですが、この状況下になり、より短縮するようになりました。ベースを入れても、だいたい5分程度で完成です。特に最近はマスクを毎日しなければいけないこともあり、リップをすることがほとんどなくなりました。また、それに伴いアイメイクもなるべく薄くナチュラルな方向になった気がします。下地は「RMK」のものに、「ディオール(DIOR)」のファンデーションを。アイブロウには「MAC」のアイシャドウをブラシで軽くつけて、眉を整えています。全体的にナチュラルな仕上がりになるようマスカラもブラウンのものを使って、抜け感を大事にしています。

「WWD JAPAN.com」ビューティ担当からのコメント

朝のスキンケアで使われている「絹生活研究所」は、絹から抽出される保湿力が高いセリシンという成分が特徴です。絹を扱っている繊維メーカーもセリシンを配合した化粧品ブランドを扱っていて根強い人気を保っています。ボディーケアで使われている「ウカ」の“ケンザン ブラシ”は在宅勤務でパソコンに向かう時間が長くなった今、頭皮が凝り固まった人が増えてビューティ業界でも愛用者が増えています。マスク生活でカラーメイクの需要減は業界でも課題となっています。(E・M)

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伊勢谷友介逮捕 代表を務めるリバースプロジェクト「驚いている」

 俳優の伊勢谷友介容疑者が8日、大麻取締法違反の疑いで警視庁に逮捕されたと主要メディアが報じた。伊勢谷容疑者は、俳優活動とは別に社会貢献活動を行うリバースプロジェクトの代表も務めている。リバースプロジェクトの大釜翼最高経営責任者は、「驚いている。事実を確認している」とコメントした。
 
 リバースプロジェクトは繊維商社やテキスタイルメーカー、アパレルメーカーなどさまざまな企業を巻き込みながら、社会問題の解決に取り組んでいる。経営戦略コンサルティングのローランドベルガーの日本法人と連携して、アパレルの製造工程における環境負荷を測定するツール「ヒグ・インデックス(HIGG INDEX)」日本語版のサービス提供も控えていた。

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【動画】元「スノーピーク」の“キャンプのプロ”も驚くワークマンプラスのすごさをキャンプ場で知る!

 動画「出張インタビュー」は前回に続き、“モノが売れない”時代にもかかわらず関連グッズが売り上げを伸ばし、ウィズコロナ時代のレジャーとしても再注目されているキャンプを取り上げます。「スノーピーク(SNOW PEAK)」の元スタッフでキャンプライター兼スタイリストの山田昭一さんに、格安&機能的なワークマンプラスのウエアをリースしてもらい、キャンプ場でそのすごさを再確認。また月間UU 620万、月間PV 5500万のキャンプ専門ウェブメディア「キャンプハック(CAMP HACK)」の濱松教道編集長に、キャンプブームを裏付ける3つの事象や、ファッションおよびビューティ企業が新規参入するためのヒントなどについて質問します。

 青空とタープの下、たき火とダッチオーブンで作った“キャンプ飯”に舌鼓を打ちつつ、「WWDビューティ」出身でママ目線、女性目線を持つ福崎明子デジタルデスクと、田舎育ちにもかかわらずキャンプ超初心者の「WWDジャパン」編集部 三澤和也が聞き役になります。アウトドアビューティ講座などを収録した前編と併せてご覧ください!

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ハリー王子とメーガン妃がネットフリックスと契約 番組制作に関わる

 イギリスのサセックス公爵ハリー王子(Prince Harry以下、ハリー王子)と元俳優のメーガン・マークル(Meghan Markle)=サセックス公爵夫人(以下、メーガン妃)は、大手動画配信サービスのネットフリックス(NETFLIX)と契約を結んだと「ニューヨーク・タイムズ(The New York Times)」が報じた。数年間にわたる契約で、ドキュメンタリーや長編映画、バラエティショー、子ども向け番組の制作を手掛けるという。また2人も出演予定だというが、メーガン妃が俳優業に復帰するかは未定で、契約料なども明らかでない。

 2人は契約に際して、「コンテンツを通して情報を伝えるだけでなく、希望になるものを作っていきたい。親として新米の私たちにとって、インスピレーションを与える家族向け番組を手掛けることはすごく意味のあることだ」と意気込みを述べた。

 20年4月、英王室の主要王族からの離脱に伴いハリー王子とメーガン妃は息子アーチー(Archie)と共にロサンゼルスに転居し、新たにチャリティー団体アーチウェル(Archwell)を設立。またメーガン妃は、同月にディズニープラス(Disney+)で配信されたドキュメンタリー映画「Elephant」に声の出演を果たしている。

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オンワードの「ベイジ,」から新ライン 新常態に対応した上質な日常着を提案

 オンワード樫山の「ベイジ,(BEIGE,)」は2021年春夏からカジュアル志向の新ライン「エクリュライン」をスタートする。ジャケットを軸にかっちりとしたビジネスアイテムをMDの柱とするメインラインに対し、「エクリュライン」はカジュアルで肩肘張らずに着られるアイテムをそろえる。

 「これまで40代のビジネスウーマンに支持を得てきたが、新しい日常や働き方への変化が加速度的に進む中、今までとは違うアプローチが必要と考えた」と宮脇亮介課長。「エクリュライン」のファーストシーズンのラインアップは、麻100%のざっくりとしたニット(3万3000円)、レーヨン×綿×麻の総丈ワンピース(3万6000円)、綿のタンクトップ(2万3000円)など。フェイクレザーを随所に用いることで上品に仕上げている。

 一方、女性の社会進出などを背景に、ブランドの業績はスタート時(2012年春夏)からビジネススタイルを軸とした打ち出しで「堅調に推移」している。一貫して人気なのは定番ジャケット(5万6000円)だ。カーディガン感覚の軽い着心地と構築的なシルエットの両立が支持され、毎年2000着以上を販売している。「仕事着として義務で着るというよりも、『人前でしっかりとした自分を演出したい』とポジティブなマインドで「ベイジ,」を選んでいただけている」。

 そういったブランドの強みをブラッシュアップするため、2018年秋冬には派生ブランドの「オーカー(ORCAR)」をスタートした。ブラウス類は全てシルク100%で海外の名門生地メーカーのスーツ地を使ったロングコート(8万9000円)をそろえるなど、より上質・贅沢な仕様を盛り込む。伊勢丹新宿本店の「ベイジ」の店舗のみで販売している。「今後は女性にいい緊張感を与えられる服とともに、エッセンスを残した日常着の両軸の打ち出で、さらにブランドの裾野を広げていきたい」

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「第38回毎日ファッション大賞」に「ビューティフルピープル」の熊切秀典 新人賞は「コトハヨコザワ」

 毎日新聞社は「第38回毎日ファッション大賞」の受賞者を発表した。大賞は「ビューティフルピープル(BEAUTIFUL PEOPLE)」の熊切秀典デザイナー。新人賞・資生堂奨励賞は「コトハヨコザワ(KOTOHAYOKOZAWA)」の横澤琴葉デザイナーが受賞した。表彰式は11月18日に東京・恵比寿のイベントスペース、EBiS303で開催する。

 話題賞には、作業服専門店ワークマン(WORKMAN)が2018年9月にスタートしたカジュアル業態ワークマンプラス(WORKMAN PLUS)。ファッション界の発展に寄与し、功績のあった人(グループ)を表彰する鯨岡阿美子賞には全国高等学校ファッションデザイン選手権大会(通称:ファッション甲子園)を運営するファッション甲子園実行委員会が選ばれた。

 大賞の熊切は神奈川県厚木市出身。1997年に文化服装学院アパレル技術科を卒業後、「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」のパタンナーを経て2004年に独立。エンターテイメントを立ち上げて、オリジナルブランド「ビューティフルピープル」 を07年春夏にスタート。17年からパリ・ファッション・ウイークでコレクションを発表している。

 新人賞の横澤は、1991年生まれ、愛知県出身。エスモード東京校総合学科卒業後、アパレル企業にデザイナーとして勤務。2015年に自身のブランド「コトハヨコザワ」をスタートさせた。ブランド内ではコレクションラインのほかに、定番アイテムを集積したライン“トゥードゥー(TODO)”や再利用品を使用したライン “サムバディ(SOMEBODY)”も展開する。

第38回「毎日ファッション大賞」の受賞者は以下の通り。
大賞:熊切秀典 / 「ビューティフルピープル」デザイナー

新人賞・資生堂奨励賞:横澤琴葉 / 「コトハヨコザワ」デザイナー

鯨岡阿美子賞:ファッション甲子園実行委員会

話題賞:「ワークマンプラス」

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混迷が続くランバンの新体制 ラグジュアリー業界25年のベテランが加わる

 中国の投資会社フォースン インターナショナル(FOSUN INTERNATIONAL)傘下のランバン(LANVIN)は、新たなデピュティー・ジェネラル・マネジャーにアルノー・バザン(Arnaud Bazin)を任命した。

 同氏は2019年11月にランバンに加わったグレース・チャオ(Grace Zhao)=アジア太平洋地域事業デピュティー・ジェネラル・マネジャーと共に、ブランドのグローバル戦略の策定などを担当する。

 ジョアン・チェン(Joann Cheng)=フォースン ファッション グループ(FOSUN FASHION GROUP)会長兼ランバン会長は、「アルノーがランバンに加わったことを大変うれしく思っている。グレースの手腕によってアジア太平洋地域事業が大幅に伸びており、アルノーは世界的な成長を実現する2つ目の“エンジン”として活躍してくれるだろう」と語った。

 バザン新デピュティー・ジェネラル・マネジャーは、「『ランバン』はフランスの歴史的遺産ともいえるブランドの一つであり、(19年1月に就任した)ブルーノ・シアレッリ(Bruno Sialelli)=アーティスティック・ディレクターの下で新たな章が始まったところだ。『ランバン』にはブランドとして多くの強みや高い将来性があると確信しており、その開発チームを率いることができてうれしく思う」と述べた。

 同氏はラグジュアリー業界において25年以上にわたる経験があり、前職はヴェルサーチェ(VERSACE)のコレクション・マーチャンダイジング担当シニア・バイス・プレジデントだった。それ以前にはクリスチャン ディオール クチュール(CHRISTIAN DIOR COUTURE)でレザーグッズ、アクセサリー、シューズ部門のマネジング・ディレクターを6年間務めたほか、シャネル(CHANEL)でレザーグッズのマーケティングや商品開発に携わった後にファッション部門のマーチャンダイジング・ディレクターを務めた。またエルメス(HERMES)、カッシーナ(CASSINA)、プロクター・アンド・ギャンブル(PROCTER & GAMBLE)などで経験を積んでいる。

 「ランバン」はここ数年、混迷が続いている。アルベール・エルバス(Alber Elbaz)が15年に同ブランドを去って以降、後任のブシュラ・ジャラール(Bouchra Jarrar)が在任わずか16カ月で退任し、オリヴィエ・ラピドス(Olivier Lapidus)も2シーズンで去るなどウィメンズのトップが定着しなかった。18年には会社清算の危機に直面し、フォースンが過半数株式を取得したことで傘下に収めている。メンズも18年11月には13年間クリエイティブ・ディレクターを務めたルカ・オッセンドライバー(Lucas Ossendrijver)が退任した。19年からはシアレッリ=アーティスティック・ディレクターがメンズとウィメンズの双方を統括し、ブランドの若返りと再建に着手しているが、20年3月にはジャン・フィリップ・エケ(Jean-Philippe Hecquet)前最高経営責任者(CEO)が退任。現在も後任は決まっておらず、チェン会長が暫定的にCEOを務めている。

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どうなる? ブルックス ブラザーズ エディターズレター(2020年7月16日配信分)

※この記事は2020年7月16日に配信した、メールマガジン「エディターズレター(Editors' Letter)」のバックナンバーです。最新のレターを受け取るにはこちらから

どうなる? ブルックス ブラザーズ

 すでに予兆はありました。1818年創業のアメリカが誇るメード・イン・アメリカ、ブルックス ブラザーズが5月にアメリカの3つの工場を閉める計画を発表していました。いよいよ危ないのだなと思いました。

 続けてゴードン・ブラザーズから借り入れしたというニュース。同じブラザーズですが、こちらは動産会社。つまり在庫を引き取って処分したり、それを担保に融資する企業で、つい最近、破たんしたローラ アシュレイを買ったばかり。次はブルックス ブラザーズってことになるんじゃないかと思っておりましたが、やはり破たんしてしまいました……(1つ目の記事参照)。

 米国の破産法適用申請は、借金を帳消しにして再出発するための“リセットボタン”的なものといわれており、どのCEOも破たんしたのに「新たな未来に向かって成長するためのステップ!」みたいに語ります。しかし、本当にどこが買うか、誰が再生するかーーそれ次第です。

 買い手候補には、今回もオーセンティック・ブランズ・グループ(ABG)の名前が挙がっています。ABGは破たんした米バーニーズ ニューヨークを買収し、フォーエバー21も他の2社と合同で取得しています(2つ目の記事参照)。ブランドのライセンス展開で拡大している企業なのですが、ブルックス ブラザーズもこのラインアップに加わることになるのでしょうか……。

 米国外とECは伸びていたというし、202年の歴史は世界的に見てもプレミアムです。現代のブランドとして蘇らせてくれる新しいプレーヤーが現れてほしい!!!!!アメリカントラッドがアップデートされる機会にならないものでしょうか?

 新型コロナウイルス感染拡大の勢いが収まらない今、まだまだこうしたニュースは続きそうです。

 ニーマン・マーカスやJCペニー、J.クルーといった大企業のほか、ジースター ロゥや良品計画、サボンの米国現地法人も破産法適用申請しましたし、「シエス マルジャン」はブランド終了を発表しました。店舗閉店や人員削減のニュースはもはや日常化しております。

 英国でも、ローラ アシュレイ、キャス キッドソン、デベナズム、ルル・ギネスなどが管財手続きを申請しました。オールセインツは小売事業の再構築を行っており、未払い債務について家主などと交渉しています。そもそも経営難に陥っていたトップショップは大丈夫でしょうか。

 破たんからの再生ストーリーにも注目していきたいと思います。

VIEWS ON WWD U.S.:米「WWD」の翻訳記事から、注目すべきニュースの紹介や記事の面白さを解説するメールマガジン。「WWDジャパン」のライセンス元である米「WWD」は1910年から続くファッション業界専門紙。世界中のデザイナーや企業のトップと強く繋がっており、彼らの動向や考え、市場の動きをいち早く、詳しく業界で働く人々に届けています。

エディターズレターとは?
「WWDジャパン」と「WWDビューティ」の編集者から、パーソナルなメッセージをあなたのメールボックスにダイレクトにお届けするメールマガジン。ファッションやビューティのみならず、テクノロジーやビジネス、グローバル、ダイバーシティなど、みなさまの興味に合わせて、現在7種類のテーマをお選び頂けます。届いたメールには直接返信をすることもできます。

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原宿・神宮前交差点に22年竣工の新施設 外観デザインを発表

 神六再開発と東急不動産は、2022年度の竣工を目指す東京・原宿の複合施設の外観デザインを発表した。外装と屋上デザインを建築家の平田晃久氏が担当。ガラスのファサードと凹凸感のあるフォルムのユニークな外観で、原宿の新しいランドマークになりそうだ。

 複合施設は表参道と明治通りの神宮前交差点に面した区画の再開発「神宮前六丁目地区第一種市街地再開発事業」によって誕生する。洋菓子店「コロンバン」や「ラコステライブ」が入っていたオリンピアアネックス、コンドーム専門店「コンドマニア」があったエリアに、地上10階・地下2階の延べ床面積1万9930平方メートルのビルを建築する。店舗や公共公益施設、鉄道用変電施設、駐車場などが入る。

 東急不動産は神宮前交差点のはす向かいで東急プラザ表参道原宿、近くの明治通り沿いでキュープラザ原宿を運営している。

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フリークス ストア1号店がリニューアル “ザ キャンプ”に改称して“豊かさ”を見つけられる店に

 デイトナ・インターナショナルは、茨城県古河市に構える1号店のフリークス ストア(FREAK’S STORE)古河本店を9月12日にリニューアルオープンする。“Life Share Park~豊かさを見つける店~”をコンセプトに、店名を「ザ キャンプ フリークス ストア(THE CAMP FREAK’S STORE)」に改称。こだわりのセレクトアイテムをそろえるほか、アウトドア用品や家具、植物、本などのショップインショップ、さらにはコーヒーショップも併設し、生活に豊かさを与える多様なモノを扱う。

 ショップインショップの目玉は関東初出店となる和歌山県かつらぎ町発のアウトドアショップ「オレンジ(ORANGE)」だ。日本初上陸のアウトドアメーカーや他店では取り扱いのない珍しいアウトドアギアを常時ラインアップする。12~13日には、「ナンガ(NANGA)」や「グリップスワニー(GRIP SWANY)」「ペンドルトン(PENDLETON)」「ゴースローキャラバン(GO SLOW CARAVAN)」などの福袋を用意するほか、「ほりにし」のアウトドア用旨辛スパイス“ほりにしレッド”の限定パッケージを販売。同日、BBQ芸人のたけだバーベキューを招いて、「ほりにし」を使った簡単レシピ講座も開催する。

 また、栃木県小山市の観葉植物専門店「ファニープランツ(FUNNYPLANTS)」は多肉植物やサボテン、エアプランツなどを中心に並べ、スペシャルティコーヒー専門店「カフェ フジヌマ(CAFÉ FUJINUMA)」は、ここでしか飲めない限定メニューやスイーツを用意。インターネット古本店「バリューブックス(VALUE BOOKS)」は、“アウトドアライフ”“アクティブライフ”“インドアライフ”“カルチャー”“トリップ”をテーマにした本をそろえる。さらに2階にはアンティーク家具を扱う「クラッシュゲート(CRASH GARE)」がショールームをオープンする。

 オープンを記念し、ハンドメードアクセサリーブランド「エムキューロク(M96)」やプロサーファーの金尾玲生が手掛けるユニセックスブランド「ソリッド(SOLID)」、フリークス ストアのハウスブランド「フリーダ(FREADA)」のポップアップイベントを開催するほか、「タケプロダクト(TAKE PRODUCT)」の数量限定バッグの販売や電動自転車「スーパー73(SUPER 73)」のオーダー試乗会、「ウエストオーバーオールズ(WESTOVERALLS)」のカスタムイベントなどを行う。

 購入者には先着順で「ミストラス(MISTRAL)」別注のスプレーボトルをプレゼントする。

■The Camp FREAK’S STORE
リニューアルオープン:9月12日
住所:茨城県古河市中田2268
時間:12:00~19:00(営業時間短縮営業中)

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光文社「ストーリィ」副編集長の河合良則が新編集長に昇格 9月1日付

 光文社は、40代向け女性誌「ストーリィ(STORY)」の編集長に副編集長の河合良則氏が9月1日付で昇格する人事を発表した。

 前編集長の爲田敬氏は、取締役第一事業局長、第二事業局長、「ストーリィ」ウエブ編集室長は継続する。

 河合編集長は2005年から同じく光文社の女性誌「JJ」の副編集長を務め、06年から「ストーリィ」の副編集長を務めていた。

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光文社「ストーリィ」副編集長の河合良則が新編集長に昇格 9月1日付

 光文社は、40代向け女性誌「ストーリィ(STORY)」の編集長に副編集長の河合良則氏が9月1日付で昇格する人事を発表した。

 前編集長の爲田敬氏は、取締役第一事業局長、第二事業局長、「ストーリィ」ウエブ編集室長は継続する。

 河合編集長は2005年から同じく光文社の女性誌「JJ」の副編集長を務め、06年から「ストーリィ」の副編集長を務めていた。

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「ジェーン・アイルデール」総代理店が米国に新会社設立 Jビューティブランドを紹介、輸出支援も

 「ジェーン・アイルデール(JANE IREDALE)」「リバイタラッシュ(REVITALASH)」の輸入・販売を手掛けるエム・アール・アイ(東京、リッキー二宮・代表取締役)はこのほど、米国に新会社NINO BEAUTY LLC(オレゴン州ポートランド、リッキー二宮CEO)を設立し、日本産のスキンケア製品や美容用品を仕入れ・販売する事業を開始した。同社が長年の輸入事業で培ったノウハウを生かして、Jビューティ製品を米国市場に紹介するのが目的で、すでにオンラインセレクトショップ「Nino beauty」をオープンし、炭酸パックブランドの「エニシー(ENISIE)」をはじめ「エドビオ(EDOBIO)」「ロクジン(LOQZIN)」などリッキー二宮CEOが自らセレクトした7ブランドの商品を販売している。

 二宮CEOは「現在、米国市場で流通している日本産の化粧品は資生堂やコーセーなど大手メーカーの製品が多いが、中小規模のブランドにも高い倫理観と技術に基づいて作られた革新的な製品があり、それらは米国でも求められている」と話す。安全性、科学的であること、即効性を基準にスキンケア製品、サプリメント、美容ツールなどのラグジュアリーニッチブランドを厳選して販売する。ターゲットは現地在住の日本人やアジア人。中心価格は1万円前後で、製品の内外価格差は1.1倍程度となる。ブランドによっては現地の販売代理店も務め、ECサイト上のブランド紹介や商品パッケージの成分表示などの英語翻訳、化粧品販売に必要な各種申請を通して米国進出を支援していく。また将来的には現地での直営店の展開も視野に入れている。

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「ニューバランス」がコム デ ギャルソンとのコラボスニーカーを発売 2ブランドから展開

 「ニューバランス(NEW BALANCE)」は9月11日に、「コム デ ギャルソン・オム(COMME DES GARCONS HOMME)」と「コム デ ギャルソン・ジュンヤ ワタナベ マン(COMME DES GARCONS JUNYA WATANABE MAN)」とのコラボスニーカーを発売する。それぞれの取り扱い店舗で扱う。

 「コム デ ギャルソン・オム」とのコラボモデルは、1970年代に登場したテニスシューズの“CT400”から着想を得た“プロ コート カップ(PRO COURT CUP)”をベースに、アッパーをオールレザーで仕上げて高級感のあるスニーカーにアップデートした。またミッドソールのバイカラーのステッチワークと、インソールに配したブランドロゴが特徴だ。カラーはブラックとホワイトを用意。価格は2万9000円で、サイズは25.0〜29.0cm(ハーフサイズ無し)。

 「コム デ ギャルソン・ジュンヤ ワタナベ マン」とのモデルは、スケートラインの「ニューバランス ヌメリック(NEW BALANCE NUMERIC)」の“NM345”のフィット感をアップデートした“NM379”をベースに採用した。インソールはフィット感や衝撃吸収性に優れた“ABZORB”を、アウトソールにはラバーコンパウンド製の“N DURANCE”を配し、グリップ性と屈曲性に優れたバルカナイズド製法で仕上げた。またキャッチーなブランドロゴをインソールやサイドテープに配すなど、遊び心も加えた。カラーはブラック、ネイビー、ベージュを用意。価格は2万4000円で、サイズは25.0〜29.0cm(ハーフサイズ無し)。

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俳優の竹内涼真がLVMH傘下の時計「ゼニス」のアンバサダーに

 LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)傘下で1865年創業のスイスの時計ブランド「ゼニス(ZENITH)」は、日本におけるアンバサダーに俳優の竹内涼真を起用した。「ゼニス」は新たなブランドフィロソフィーとして“TIME TO REACH YOUR STAR(最も高い、あなたの星をつかむために)”を掲げており、ジュリアン・トルナーレ(Julien Tornare)=ゼニス最高経営責任者は「最も高い星をつかむべく、映画やテレビを舞台に挑戦し続ける姿に強く共感し、アンバサダーを打診した」と話す。

 竹内は、「父の影響で時計が好きになった。現在27歳で、30歳になるまでに本格的な機械式時計が欲しいと思っていたところ、『ゼニス』のアンバサダーの話をいただき素直にうれしかった。『ゼニス』の代表的モデルである“エル・プリメロ”のストーリーのように進化し続ける姿勢と、世界で渡り合える俳優になるという僕の夢は重なる」と述べた。

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永野芽郁が「雪肌精」新シリーズのミューズに就任 「肌にも地球にも優しい女性になりたい」

 コーセーは、「雪肌精(SEKKISEI)」の“クリアウェルネス”シリーズのミューズに女優の永野芽郁を起用し、新CMを9月16日から放送する。

 「雪肌精」は、今年ブランド誕生35周年を機に、初めて全面的なリブランディングを実施。その一環として、“地球のめぐみから美しさをいたただく”をテーマにした新シリーズ“クリアウェルネス”を9月16日から販売する。同シリーズのコアターゲットは20~30代前半で、製品は肌悩みや肌質に合わせた2タイプをそろえる。皮膚の酸化に着目して透明感を加速させる“効能タイプ”と、アルコールフリーで低刺激処方の“フリータイプ”を用意。いずれも化粧水や洗顔料などをラインアップする。プロモーションでは、すでに6月から“フリータイプ”のミューズを女優の清原果耶が務めているが、“効能タイプ”のミューズは後日の発表とし、期待されていた。

 今回、永野をミューズに起用した理由についてコーセーの織田浩行宣伝部部長は、「(テレビ)画面からにじみ出ているピュアな透明感が、『雪肌精』の世界観とぴったりだと感じた。本当にきめ細やかな肌をされていて、この判断は間違いがなかったと確信している」と説明。ブランドカラーの瑠璃色のドレスに身を包んで登場した永野は、「私が生まれる前から愛されている『雪肌精』のミューズに就任できて嬉しい」と感動。地球環境にも配慮した設計を取り入れるなどサステナブルな対応をしていることに関して、「肌にも地球にも優しい、そういうことに気をつける女性になりたい」と意気込みを語った。

 ブランドのイメージキャラクターは、2012年から起用する女優の新垣結衣がグローバルミューズとして今後も務める。最高峰シリーズの“雪肌精みやび”ではフィギュアスケーターの羽生結弦選手が継続してグローバルミューズを務める。

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ユニリーバが顆粒サプリメントブランドを買収

 ユニリーバ(UNILEVER)は顆粒状サプリメントブランド「リクイド I.V.(LIQUID I.V.)」を買収すると発表した。買収額は非公開。「リクイド I.V.」は2012年に実業家のブランドン・コーエン(Brandon Cohen)が立ち上げたウエルネスブランドで、飲料水に混ぜて飲むパウダードリンクを手掛ける。独自の“セリュラー トランスポート テクノロジー”を用いて飲料水の“水分補給効果”を2〜3倍にするというもので、「スリープ(Sleep)」「エナジー(Energy)」「ハイドレーション(Hydration)」などのタイプをそろえる。価格は16包で24.47ドル(約円)。主に自社サイトで販売しているが、ターゲット(TARGET)やコストコ(COSTCO)、ザ ビタミン ショップ(THE VITAMIN SHOPPE)など一部の小売店でも取り扱われている。

 コーエン創業者は引き続き最高経営責任者を務める。ファビアン・ガルシア(Fabian Garcia)米ユニリーバ社長は「『リクイド I.V.』はウエルネスや健康市場において急速に成長している革新的なブランドの一つ。人々の健康と幸福を向上しながらサステナブルに社会に良いインパクトを与えたい、という当社のミッションにマッチしている」とコメント。

 ユニリーバはウエルネス系のブランドの買収を続けており、直近では2019年4月にサプリメントグミブランド「オリー(OLLY)」を買収した。

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「フライターグ」がサイクリング用バッグの無料レンタルサービス開始

 スイス発のバッグブランド「フライターグ(FREITAG)」はこのほど、サイクリング用バッグの無料レンタルサービス「#RIDEWITHFREITAG」を渋谷店や銀座店をはじめとする国内店舗と一部のパートナー店舗で開始した。期間は10月末まで。

 同キャンペーンは「フライターグ」の“循環型”のフィロソフィーを打ち出す取り組みの一環として開始した。貸し出すアイテムはバックパック“F155 クラプトン”で、各所にリフレクターを施したほか、ヘルメットとU字ロックのホルダーを備えるなどサイクリングに適した機能を持つ。最大2週間の利用が可能。また同社は人力を動力とする移動手段を推進し、スイス・チューリッヒの本社と世界の26店舗で従業員の自転車通勤を推奨する。

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「フライターグ」がサイクリング用バッグの無料レンタルサービス開始

 スイス発のバッグブランド「フライターグ(FREITAG)」はこのほど、サイクリング用バッグの無料レンタルサービス「#RIDEWITHFREITAG」を渋谷店や銀座店をはじめとする国内店舗と一部のパートナー店舗で開始した。期間は10月末まで。

 同キャンペーンは「フライターグ」の“循環型”のフィロソフィーを打ち出す取り組みの一環として開始した。貸し出すアイテムはバックパック“F155 クラプトン”で、各所にリフレクターを施したほか、ヘルメットとU字ロックのホルダーを備えるなどサイクリングに適した機能を持つ。最大2週間の利用が可能。また同社は人力を動力とする移動手段を推進し、スイス・チューリッヒの本社と世界の26店舗で従業員の自転車通勤を推奨する。

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支えるデジタルから、リアルに冒険のエールを!!︎ エディターズレター(2020年7月13日配信分)

※この記事は2020年7月13日に配信した、メールマガジン「エディターズレター(Editors' Letter)」のバックナンバーです。最新のレターを受け取るにはこちらから

支えるデジタルから、リアルに冒険のエールを!!︎

 チーム「ONE WWD JAPAN」の中でデジタルとビューティの特攻隊長を務めることになって、ワクワクもしていますが、ドキドキもしています。ドキドキの理由は、デジタルとビューティって、収益においては「ONE WWD JAPAN」の生命線だから。ファッションブランドのデジタルにおける広告出稿やタイアップと、ビューティブランドのデジタル&プリントにおけるそれの合算は、おそらく、従来の言葉で表現するところの広告売り上げのほとんどを占めそうです。無論、クライアントとのお仕事をもたらしてくれるのは、ビジネスプランニング部という別の部隊ですが、特攻隊長は「私たちは、その仕事をキチンとこなせるのだろうか?」とは少なからず思っており、ぶっちゃければプレッシャーです。余談ですが、「楽しそうね」とおっしゃっていただく、クライアントとのLIVE配信のMCは、その通りと~っても楽しいけれど、終わるとドッと疲れるんですよ(笑)。自分でも、「プレッシャーを感じていたんだなぁ」と気づかされます。

 と、INFASパブリケーションズという会社におけるマネタイズの責任が重くなるにつれて、自分の中で、ちょっとした感情の変化がありました。隣にいる「WWDジャパン」編集部に対する感情です。ぶっちゃけた話をすれば、上述の状況がハッキリする中、特に課せられた広告予算を比較しちゃうと、これまでは心中複雑でした。「予算のケタが違う(汗)」とか、「僕らは新しいことに、こんなに挑戦しているのに」とか、「自分まで晒して頑張ってるよ!!」なんて感情が芽生え、渦巻いていたのです。それがある時、隣にいるデジタルマーケティング部の部長が3年前に教えてくれた、そして、当時はそれを目指してひたすら頑張っていたフレーズを思い出し、一気に解消したんです。

 「『WWD JAPAN.com』のPVが1000万を超えると、多少冒険して失敗しても、パフォーマンスは激減しづらい。だから頑張りましょう!!」という一節です。確か、こんなカンジでした(笑)。

 3年くらい前の話なので、あらためて隣の部長に「どうして1000万PVだったの?」と、今、聞いてみました(笑)。いろ~んな理由があるそうなので割愛しますが、「母集団が大きくなると、1つの事象に左右されづらくなる」という統計学的事実から「ロイヤルユーザーが一定数確保できたことを意味するので、多少何かあっても戻ってくる」というエンゲージメント、さらには「検索エンジンが、信頼性のあるサイトと認識することによる検索時の上位表示」という都市伝説までイロイロあるそうです。まぁ、それは置いておいて、言いたかったのは、「それは、事実だった」ということ。PVが1000万を超えて以降、正直今だって「コンテンツが足りない!!」みたいな状況は時々訪れますが、確かに大スランプという事態はほとんど無くなりました。

 で、「今度はコレを、会社に当てはめてみよう」と思っています。「私たちが収益の面で頑張るから、プリントメディアは冒険してよ!!」と思っているのです。

 幸い、弊社の紙媒体は比較的順調ですが、無論、ウェブのような急成長は望めません。となると、紙媒体単体で考えちゃうと、冒険って、勇気が必要ですよね。特に取捨選択には、かなりの覚悟が問われます。それは、「自分が、紙媒体のトップだったら?」と想像すると、明らかです。向編集長、お疲れさまです(笑)!!でも会社全体で考えたら、「ウェブが下支えしてくれるから」と思ってもらえないかしら?仮に紙媒体がリニューアルして多少コケても、骨太なジャーナリズムというアイデンティティーさえ発信し続けてくれたら、収益においてはウェブが支えられると思うんです。デジタルマーケティング部の部長の言葉をもじれば、「『WWD JAPAN.com』が順調なら、『WWDジャパン』が多少冒険して失敗しても、「ONE WWD JAPAN』は傾かない。だから頑張りましょう!!」、そんな風に考えています。

 同じことは、小売りにも言えますよね。急成長しているデジタルの皆さん、ここまでの道程を考えると、かつての私のように心中穏やかじゃない時もあろうかと思います。それは、すっごく分かります(笑)。でも一緒に、「デジタルが支えるから」って、リアルにエールを送りませんか?コレも、組織内OMOかな?なんて思います。

FROM OUR INDUSTRY:ファッションとビューティ、関連する業界の注目トピックスをお届けする総合・包括的ニュースレターを週3回配信するメールマガジン。「WWD JAPAN.com」が配信する1日平均30本程度の記事から、特にプロが読むべき、最新ニュースや示唆に富むコラムなどをご紹介します。

エディターズレターとは?
「WWDジャパン」と「WWDビューティ」の編集者から、パーソナルなメッセージをあなたのメールボックスにダイレクトにお届けするメールマガジン。ファッションやビューティのみならず、テクノロジーやビジネス、グローバル、ダイバーシティなど、みなさまの興味に合わせて、現在7種類のテーマをお選び頂けます。届いたメールには直接返信をすることもできます。

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「アヴェダ」最高峰のダメージケア「ボタニカル リペア」が誕生

 「アヴェダ(AVEDA)」は、同ブランド史上最高峰のダメージケアシリーズとなる新ヘアケア「ボタニカル リペア」を発売した。

 毛髪内部の損傷した結合に着目し、植物による“ボタニカル ボンド テクノロジー”を搭載。低分子の植物由来成分がコルテックスに浸透し、キューティクルと髪表面を覆う保護膜の双方にアプローチする。ダメージを補強・補修し、輝きに満ちた健やかな印象へ導く。

 「アヴェダ」調べによると、日本人女性の髪の悩みとして、約35%の人が“髪のダメージ”を挙げており、髪の強度への悩みは約37%と高かった。それで、これまでの“ダメージ補修”という切り口だけでなく、髪の強度を上げるケアや、ダメージにつながる他の要因をケアする、複合的でより高機能なケアへのニーズが高いことが分かった。

 「ボタニカル リペア」はグリーンテクノロジーに着目し、高機能なケアのニーズに対応するために6年の歳月をかけて開発。低分子のコーンシュガー由来成分がコルテックスに浸透し、髪を補強・補修。アボカド、グリーンティー、サチャインチによる3種のオイルブレンドが髪を滑らかにし、縮まりと切れ毛を防ぐ。髪本来が持つ保護膜に近い、「アヴェダ」独自のトウモロコシ・ココナッツ由来の擬似成分で外的要因から髪を保護する。

 ラインアップは、繊細なダメージヘアをぜいたくな泡で優しく洗うシリコン・サルフェート洗浄成分フリーのシャンプー、絡まりと切れ毛を防いで滑らかな髪へ導くシリコンフリーのコンディショナーのほか、トリートメントと2種のヘアマスクの計5種となっている。価格帯は3800~1万5400円。

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「かつや」が始めた「東京とろろそば」。「立ち」ではないが「飲み」がない真っ向勝負

 とんかつ店「かつや」や、から揚げ専門店「からやま」などを展開するアークランドサービスホールディングスが新業態のとろろそば専門店「東京とろろそば」を8月末に東京・五反田に開店した。「とろろそば」という、ひとひねりした商品が売り物。東京・渋谷に開店した「東京たらこスパゲッティ」に続く、「麺」路線の第2弾だ。アルコールを提供しない「真っ向勝負」は、規模が大きいそば・うどん市場への挑戦に見える。
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サイゼリヤ、迷走か。「しゃべれるくん」全店配布完了だけど誰も使ってない。透ける「売り上げ不振」への焦り

 サイゼリヤが紙ナプキンを使った食事用マスク「しゃべれるくん」を全店配布した、と発表した。同時に公式YouTubeチャンネルで、堀埜一成社長自身が考案した「2号」も公開している。「ネタじゃないの?」という声が多く上がる中、サイゼリヤがおかしいという指摘も出ている。
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