「アレキサンダー・マックイーン」が国内初の新コンセプト旗艦店を表参道にオープン

 「アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER McQUEEN)」は9月4日、東京・表参道に新店舗をオープンした。同店は、クリエイティブ・ディレクターのサラ・バートン(Sarah Burton)と建築家のスミルハン・ラディック(Smiljan Radic)のコラボレーションによる新コンセプトを反映した、国内初の旗艦店となる。

 売り場総面積は253平方メートル。2フロア構成で、1階はウィメンズ、2階はメンズ中心でウィメンズも一部取り扱う。都会にいながらも森の中にいるような内装をイメージした店内は、ブランドが大切にしている自然への敬意をさまざまな形で反映した。オークとウォルナットなどトーンの違う木材をメイン素材に使用。壁と天井には、ブランドがオリジナルで開発した、コットンと石膏から作られた“コットンクリート”を採用している。あえて不規則にデザインしており、サラが大事にしている曲線美をあらゆるところに生かしている。椅子や机などのインテリアは「カール・ハンセン&サン(CARL HANSEN & SON)」で統一。巨大な天然石のディスプレーも設けられている。店内から表参道のケヤキ並木を一望できるよう外観はガラス張りに仕上げ、自然との一体感を意識した。

 店内で特に目を引くのが、ガラスの円柱のフィッティングルーム。「試着はマジックの瞬間」というサラの考えのもと、計4つあるフィッティングルームのうち2つを店の中央に配置した。円柱の中を囲うカーテンは蝶をモチーフとした一枚布で、ブランドの刺しゅう担当が手作業で制作したものだ。マネキンにもこだわり、360度あらゆる角度から服のディテールが眺められるようディスプレーしている。コンテンポラリーと伝統といった「アレキサンダー・マックイーン」の精神が遍在する店舗が完成した。

 またオープンを記念して、同店限定商品も発売する。ウィメンズからは、チェック柄のアシンメトリードレス(65万8000円)や黒地のジャケット(63万円)とスカート(12万5000円)、スタッズをあしらったショルダーバッグ(28万円)。メンズからは、ライトグレーと黒のバイカラージャケット(36万4000円)とパンツ(8万3000円)、サイドに色の切り替えが入ったジャケット(34万9000円)とパンツ(9万4000円)を用意した。その他、新作の“トール ストーリー バッグ(The Tall Story Bag)”2種(各39万円、32万円)も先行発売する。

■「アレキサンダー・マックイーン」表参道店
オープン日:2020年9月4日(金)
時間:11:00〜20:00
定休日:不定休
住所:東京都港区北青山3-6-1 オーク表参道

The post 「アレキサンダー・マックイーン」が国内初の新コンセプト旗艦店を表参道にオープン appeared first on WWD JAPAN.com.

「アレキサンダー・マックイーン」が国内初の新コンセプト旗艦店を表参道にオープン

 「アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER McQUEEN)」は9月4日、東京・表参道に新店舗をオープンした。同店は、クリエイティブ・ディレクターのサラ・バートン(Sarah Burton)と建築家のスミルハン・ラディック(Smiljan Radic)のコラボレーションによる新コンセプトを反映した、国内初の旗艦店となる。

 売り場総面積は253平方メートル。2フロア構成で、1階はウィメンズ、2階はメンズ中心でウィメンズも一部取り扱う。都会にいながらも森の中にいるような内装をイメージした店内は、ブランドが大切にしている自然への敬意をさまざまな形で反映した。オークとウォルナットなどトーンの違う木材をメイン素材に使用。壁と天井には、ブランドがオリジナルで開発した、コットンと石膏から作られた“コットンクリート”を採用している。あえて不規則にデザインしており、サラが大事にしている曲線美をあらゆるところに生かしている。椅子や机などのインテリアは「カール・ハンセン&サン(CARL HANSEN & SON)」で統一。巨大な天然石のディスプレーも設けられている。店内から表参道のケヤキ並木を一望できるよう外観はガラス張りに仕上げ、自然との一体感を意識した。

 店内で特に目を引くのが、ガラスの円柱のフィッティングルーム。「試着はマジックの瞬間」というサラの考えのもと、計4つあるフィッティングルームのうち2つを店の中央に配置した。円柱の中を囲うカーテンは蝶をモチーフとした一枚布で、ブランドの刺しゅう担当が手作業で制作したものだ。マネキンにもこだわり、360度あらゆる角度から服のディテールが眺められるようディスプレーしている。コンテンポラリーと伝統といった「アレキサンダー・マックイーン」の精神が遍在する店舗が完成した。

 またオープンを記念して、同店限定商品も発売する。ウィメンズからは、チェック柄のアシンメトリードレス(65万8000円)や黒地のジャケット(63万円)とスカート(12万5000円)、スタッズをあしらったショルダーバッグ(28万円)。メンズからは、ライトグレーと黒のバイカラージャケット(36万4000円)とパンツ(8万3000円)、サイドに色の切り替えが入ったジャケット(34万9000円)とパンツ(9万4000円)を用意した。その他、新作の“トール ストーリー バッグ(The Tall Story Bag)”2種(各39万円、32万円)も先行発売する。

■「アレキサンダー・マックイーン」表参道店
オープン日:2020年9月4日(金)
時間:11:00〜20:00
定休日:不定休
住所:東京都港区北青山3-6-1 オーク表参道

The post 「アレキサンダー・マックイーン」が国内初の新コンセプト旗艦店を表参道にオープン appeared first on WWD JAPAN.com.

「エミリオ・プッチ」、ゲストデザイナー招へいプロジェクト第2弾は「トモ コイズミ」

 イタリアブランドの「エミリオ・プッチ(EMILIO PUCCI)」は、2021年春夏シーズンに「トモ コイズミ(TOMO KOIZUMI)」を手掛ける小泉智貴デザイナーを迎えたカプセルコレクションを発表する。ミラノ・ファッション・ウイーク期間中の9月26日にブランドのメインコレクションとともにショートフィルムの中で披露される予定で、21年3月に世界各国の「エミリオ・プッチ」店舗や専門店で発売する。

 同ブランドは、20-21年秋冬シーズンからブランドの歴史やDNAを再解釈するゲストデザイナーを招へいしてコレクションを制作する態勢へと移行。第1弾は、パリコレブランド「コーシェ(KOCHE)」のクリステル・コーシェ(Christelle Kocher)=デザイナーを迎えた。第2弾となる今回は、小泉デザイナーがカプセルコレクションを手掛け、メインコレクションはデザインチームが制作する。

 小泉デザイナーは、色とりどりのラッフルをふんだんに取り入れた幻想的なクリエイションで知られる。20年3月には、「エミリオ・プッチ」の親会社であるLVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)主催の20年度「LVMHヤング ファッション デザイナー プライズ(LVMH YOUNG FASHION DESIGNER PRIZE)」でファイナリストに選ばれ、その後、新型コロナウイルスの影響による最終選考の中止を受けて共同受賞者となった。

 コラボレーションについては、「夢が実現したかのようだ。『エミリオ・プッチ』のような豊かな歴史を持つファッションブランドとコラボレートしてみたいと願っていた。バルセント侯爵エミリオ・プッチの時代を超越した美しいスタイルと、ブランドらしいカラーパレットの完璧なハーモニーにインスピレーションを受けられた貴重な機会に感謝している」と述べた。

The post 「エミリオ・プッチ」、ゲストデザイナー招へいプロジェクト第2弾は「トモ コイズミ」 appeared first on WWD JAPAN.com.

スポーツウエアのフェニックスが12月末で事業終了

 スポーツウエアのフェニックス(東京、ワン・ヤレイ社長)は、今年12月31日をもって事業を終了すると取引先に通知した。スキーウエア「フェニックス(PHENIX)」や伊アスレチックウエア「カッパ(KAPPA)」などを販売する創業68年の老舗企業。2008年に中国のスポーツ用品メーカーである中国動向集団の傘下に入ったが、業績低迷に歯止めがかからず、今年の新型コロナウイルスによって引導を渡された格好だ。事業終了後のブランドや店舗の扱いについて同社は「コメントできない」としている。

 日本のスキー用品業界の草分け的な存在だった田島一男氏が1952年に創業した同社は、80年代にはスキーウエア、アウトドアウエア、ゴルフウエア、ストリートウエアなどに業容を拡大。80〜90年代のスキーブームのけん引役となり、ピーク時の96年には売上高が320億円に達した。しかしスキーブームの終息によって業績が低迷し、2004年8月にはオリックスグループをスポンサーとした産業再生機構による支援が決定。だが、その後も収益が回復することはなく、08年4月にはオリックスグループが株式の約9割を中国動向集団に1円で売却した。老舗スポーツウエア企業が実質無償で中国企業の手に渡ったことが当時は大きなニュースになった。

 同社は新潟県新発田市の自社工場「テクニカルセンター」を拠点にした製品開発力に定評があった。「フェニックス」ではスキーの日本代表、「カッパ」ではサッカー・J1の北海道コンサドーレ札幌のユニホームを手がけていた。

The post スポーツウエアのフェニックスが12月末で事業終了 appeared first on WWD JAPAN.com.

「ゾゾタウン」に「ブルガリ」が期間限定店をオープン ビッグメゾンの出店が相次ぐ

 「ブルガリ(BVLGARI)」は、ファッション通販サイト「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」に期間限定店をオープンした。9月4〜30日まで、「アンブッシュ(AMBUSH)」のクリエイティブ・ディレクターであるYOONとのコラボコレクション“セルペンティ スルー ジ アイズ オブ アンブッシュ(SERPENTI THROUGH THE EYES OF AMBUSH)”を販売中だ。

 今年5月には、LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)の傘下の「ロエベ(LOEWE)」や「ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)」もオープンしており、当初予想していた売上を大幅に上回り順調に推移しているという。今後も、ファッションとテクノロジーの力を活用し、ブランド・顧客双方にとって最適な販売方法や、お客と商品の新たな出会いの機会を拡充していく予定だ。

 コラボコレクションでは、YOONが「ブルガリ」を象徴する“セルペンティ”を東南アジアのニシキヘビに着想を得て現代的なキャラクターに再解釈した。ハンドルバッグ(32万円)、ベルトバッグ(27万円)、蛇がハートを形作る様子をイメージしたミノディエール(ナッパレザー32万円、メタル71万円)を用意したほか、ハート形のコインパースやロゴ入りのクレジットカードホルダー、財布、ブレスレットなどもそろえる。

The post 「ゾゾタウン」に「ブルガリ」が期間限定店をオープン ビッグメゾンの出店が相次ぐ appeared first on WWD JAPAN.com.

「ゾゾタウン」に「ブルガリ」が期間限定店をオープン ビッグメゾンの出店が相次ぐ

 「ブルガリ(BVLGARI)」は、ファッション通販サイト「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」に期間限定店をオープンした。9月4〜30日まで、「アンブッシュ(AMBUSH)」のクリエイティブ・ディレクターであるYOONとのコラボコレクション“セルペンティ スルー ジ アイズ オブ アンブッシュ(SERPENTI THROUGH THE EYES OF AMBUSH)”を販売中だ。

 今年5月には、LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)の傘下の「ロエベ(LOEWE)」や「ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)」もオープンしており、当初予想していた売上を大幅に上回り順調に推移しているという。今後も、ファッションとテクノロジーの力を活用し、ブランド・顧客双方にとって最適な販売方法や、お客と商品の新たな出会いの機会を拡充していく予定だ。

 コラボコレクションでは、YOONが「ブルガリ」を象徴する“セルペンティ”を東南アジアのニシキヘビに着想を得て現代的なキャラクターに再解釈した。ハンドルバッグ(32万円)、ベルトバッグ(27万円)、蛇がハートを形作る様子をイメージしたミノディエール(ナッパレザー32万円、メタル71万円)を用意したほか、ハート形のコインパースやロゴ入りのクレジットカードホルダー、財布、ブレスレットなどもそろえる。

The post 「ゾゾタウン」に「ブルガリ」が期間限定店をオープン ビッグメゾンの出店が相次ぐ appeared first on WWD JAPAN.com.

「2回表」な状況下でのデジタル・ファッション・ウイーク︎︎ エディターズレター(2020年7月15日配信分)

※この記事は2020年7月15日に配信した、メールマガジン「エディターズレター(Editors' Letter)」のバックナンバーです。最新のレターを受け取るにはこちらから

「2回表」な状況下でのデジタル・ファッション・ウイーク︎︎

 現在進行形のデジタル・ファッション・ウイーク、見せる側も、見る側も試行錯誤が続いています。例えば見せる側は、「ドリス ヴァン ノッテン」や「トム ブラウン」など、映像では1ルックしか見せてくれないブランドも多数。正直「で、なんだったんだ~⁉︎」と思うことも、なくはないのです(笑)。ただ実店舗とEC同様、もはやリアルなランウエイショーとデジタルプレゼンは比較するものではないでしょうから、「どうして、こうなったんだろうね⁉︎」とワクワク、時々モヤモヤしながら妄想するのが正解でしょう。

 見る側、まず私たちメディアのお話をすれば、「トレンドを見極めるのが難しい」問題が浮上しております。まぁトレンドなんて、もはや「あるようでないようである(苦笑)」程度のモノですが、上述の通り拝見するルックの数が激減する中、油断すると映像に目を奪われがちで、洋服をじっくり、を忘れています。トレンドを導くには、もう一回写真をじっくり見る時間が必要です。

 一番深刻なのは、バイヤーですね。素材感を筆頭に、買い付けの参考になる情報が少なすぎる‼︎私たちがLIVEでお送りしているコレクション振り返りプログラム「着点」でご苦労を伺っておりますが、実に大変そうです。Zoomで素材をアップにしてもらったり、PCやスマホでも分かる色やモチーフに主眼を置いたり(それは、ECシフトしていくであろう販売においても有効であろうという判断です)、試行錯誤は続きます。デジタルに不慣れ、だけど影響力のあるバイヤーさんは、「消費者はECで買った商品を返品できるんだから、私たちも買い付けた商品キャンセルできるのよね?」とブランドに迫っているそうで、「コワい‼︎」と慄きつつも、「確かに‼︎」とも思えます(笑)。いや、当事者の皆さんにとっては笑い事では済まされませんね)。

 現状、問題はすぐに解決しそうにありません。ただ新型コロナウイルスとの戦い(共存⁉︎)について、北海道大学の西浦博教授は、野球で例えるなら「2回の表でコロナウイルスが攻撃中」という状況と言います。リンク2本目の記事通り、朝日新聞社はミラノ・ファッション・ウイークの映像に関する独占配信を来年2月まで行うそうです。「みんながすぐ、海外に行けるようにはならないよね」という判断が働いているのでしょう。だとしたら、次回に向けて!ブランドの皆さん、まずは主要取引先には素材の見本を送りましょう。それがあるだけで、全然違うみたいです。

FROM OUR INDUSTRY:ファッションとビューティ、関連する業界の注目トピックスをお届けする総合・包括的ニュースレターを週3回配信するメールマガジン。「WWD JAPAN.com」が配信する1日平均30本程度の記事から、特にプロが読むべき、最新ニュースや示唆に富むコラムなどをご紹介します。

エディターズレターとは?
「WWDジャパン」と「WWDビューティ」の編集者から、パーソナルなメッセージをあなたのメールボックスにダイレクトにお届けするメールマガジン。ファッションやビューティのみならず、テクノロジーやビジネス、グローバル、ダイバーシティなど、みなさまの興味に合わせて、現在7種類のテーマをお選び頂けます。届いたメールには直接返信をすることもできます。

The post 「2回表」な状況下でのデジタル・ファッション・ウイーク︎︎ エディターズレター(2020年7月15日配信分) appeared first on WWD JAPAN.com.

「2回表」な状況下でのデジタル・ファッション・ウイーク︎︎ エディターズレター(2020年7月15日配信分)

※この記事は2020年7月15日に配信した、メールマガジン「エディターズレター(Editors' Letter)」のバックナンバーです。最新のレターを受け取るにはこちらから

「2回表」な状況下でのデジタル・ファッション・ウイーク︎︎

 現在進行形のデジタル・ファッション・ウイーク、見せる側も、見る側も試行錯誤が続いています。例えば見せる側は、「ドリス ヴァン ノッテン」や「トム ブラウン」など、映像では1ルックしか見せてくれないブランドも多数。正直「で、なんだったんだ~⁉︎」と思うことも、なくはないのです(笑)。ただ実店舗とEC同様、もはやリアルなランウエイショーとデジタルプレゼンは比較するものではないでしょうから、「どうして、こうなったんだろうね⁉︎」とワクワク、時々モヤモヤしながら妄想するのが正解でしょう。

 見る側、まず私たちメディアのお話をすれば、「トレンドを見極めるのが難しい」問題が浮上しております。まぁトレンドなんて、もはや「あるようでないようである(苦笑)」程度のモノですが、上述の通り拝見するルックの数が激減する中、油断すると映像に目を奪われがちで、洋服をじっくり、を忘れています。トレンドを導くには、もう一回写真をじっくり見る時間が必要です。

 一番深刻なのは、バイヤーですね。素材感を筆頭に、買い付けの参考になる情報が少なすぎる‼︎私たちがLIVEでお送りしているコレクション振り返りプログラム「着点」でご苦労を伺っておりますが、実に大変そうです。Zoomで素材をアップにしてもらったり、PCやスマホでも分かる色やモチーフに主眼を置いたり(それは、ECシフトしていくであろう販売においても有効であろうという判断です)、試行錯誤は続きます。デジタルに不慣れ、だけど影響力のあるバイヤーさんは、「消費者はECで買った商品を返品できるんだから、私たちも買い付けた商品キャンセルできるのよね?」とブランドに迫っているそうで、「コワい‼︎」と慄きつつも、「確かに‼︎」とも思えます(笑)。いや、当事者の皆さんにとっては笑い事では済まされませんね)。

 現状、問題はすぐに解決しそうにありません。ただ新型コロナウイルスとの戦い(共存⁉︎)について、北海道大学の西浦博教授は、野球で例えるなら「2回の表でコロナウイルスが攻撃中」という状況と言います。リンク2本目の記事通り、朝日新聞社はミラノ・ファッション・ウイークの映像に関する独占配信を来年2月まで行うそうです。「みんながすぐ、海外に行けるようにはならないよね」という判断が働いているのでしょう。だとしたら、次回に向けて!ブランドの皆さん、まずは主要取引先には素材の見本を送りましょう。それがあるだけで、全然違うみたいです。

FROM OUR INDUSTRY:ファッションとビューティ、関連する業界の注目トピックスをお届けする総合・包括的ニュースレターを週3回配信するメールマガジン。「WWD JAPAN.com」が配信する1日平均30本程度の記事から、特にプロが読むべき、最新ニュースや示唆に富むコラムなどをご紹介します。

エディターズレターとは?
「WWDジャパン」と「WWDビューティ」の編集者から、パーソナルなメッセージをあなたのメールボックスにダイレクトにお届けするメールマガジン。ファッションやビューティのみならず、テクノロジーやビジネス、グローバル、ダイバーシティなど、みなさまの興味に合わせて、現在7種類のテーマをお選び頂けます。届いたメールには直接返信をすることもできます。

The post 「2回表」な状況下でのデジタル・ファッション・ウイーク︎︎ エディターズレター(2020年7月15日配信分) appeared first on WWD JAPAN.com.

編集長は先月何した? 「エルメス」で馬を追いかけ、アデライデ母娘と弾丸トーク、「サカイ」阿部さんをインタビュー

 8月に入りイベント取材が少しずつ増えてきました。オンライン取材は落ち着いて話が聞けるし効率がよいから悪くない!と思っていたこの数カ月ですが、いざリアルに人に会って服を見て話を聞くと自分のボルテージの上り方がオンラインよりも断然速くて高くて、単純に楽しいです。人と会う回数は減ったけれど、その分1回ずつが濃密で味わい深いですね。最近の自分のテーマは「欲望」。今私たちはどんなもの・ことに欲望を喚起させるのか、そんなことを考えながら取材をしています。

8月7日(金)
「エルメス」丸の内店に
本物の馬が現れ、追いかける

 「エルメス(HERMES)」が1979年に日本初の店舗を構えたのは丸の内。その丸の内店がリニューアルオープンしました(当初の場所からは移転しています)。街路樹と石畳が特徴の丸の内仲通りは東京のど真ん中とは思えない穏やかな空気があり、店舗2階は避暑地のホテルの一室のようです。オープンを祝して店舗前に登場したのは美しい馬!花を摘んだ荷台を引いてゆっくり歩き通行人に花をプレゼントしていました。その凛々しい姿に惹きつけられてしばらく近辺をぐるぐる。「エルメス」独特のカルチャーには場の空気や時間の流れを一瞬にして豊かに変える力があります。

8月19日(水)
「サカイ」阿部さんを取材。
“仕事が好き”を再確認

 「サカイ(SACAI)」のコンセプトは21年前の創業以来変わらず「日常の上に成り立つデザイン」です。その日常が突然こんなに変わってしまった今、デザイナーの阿部千登勢さんは何を思い、「サカイ」をどうデザインをしているのでしょうか?と、いうことを直接聞きたくてインタビューに来ました。阿部さんと自分に共通点があるとしたら“仕事が好き”(笑)。そして尊敬する人の仕事を文字に残せるこの仕事が私は好きです。取材した内容は「WWDジャパン」9月7日号にたっぷり掲載したのでぜひお読みください!

8月25日(火)
高島屋、伊勢丹、西武。
百貨店特選は案外元気

 「何が売れましたか?」と聞いて回る定例の取材で高島屋、三越伊勢丹、そごう西武などをはしご。春夏は休業期間が長かったから厳しいだろうという予想に反して各社健闘でびっくりです。旅行に行けない分、日常の我慢を買い物で解消!している人が多いそうです。

 百貨店は元気がないとか、ファッションは元気ないとか言われがちだし、私たちも言いがちだけど必ずしもそんなこともなく、オンライン接客などあれこれ工夫をしてむしろ好調だったりしています。メディアはリモート取材が増えて売り場も見ずに語るケースが増えているのかも。イカン!ですね。対面取材はもちろん極力避けますが、売り場は開いているのだから極力自分の目で見に行こうと思います。

8月25日(火)
アデライデ長谷川家とのランチで
大切な時間を思い出す

 9月1日開業の「フォーシーズンズホテル東京大手町」の最上階に「アデライデ(ADELAIDE)」がキュレートするライフスタイルストア「ザ スパ ブティック バイ アデライデ(THE SPA BOUTIQUE BY ADELAIDE)」がオープンとのことで「アデライデ」の長谷川真美子・左希子母娘に会いに行きました。彼女たちとは定期的に弾丸トークをする仲ですが、今回もすごかった。ホテル内ショップの常識を覆す同ストアのいきさつや品そろえに関する話を聞けば、「このコロナ下の数カ月にそんな大変な仕事をしていたの!?」とあんぐり、です。

 ランチは同じく開業直前のフレンチ「エスト」。ラグジュアリーなホテルでの食事も久しぶりでこういった時間は大切!としみじみ思いました。天井が高く、良い香りがして、眺めがよくて静か。そんな空間に身を置けば遠くに行けずともリフレッシュはできますね。

8月26日(火)
紙パックの水「ハバリーズ」が
届き“おしゃれ”と思う

 「WWDジャパン」がサステナビリティの取材に力を入れていることを知ったPRの知り合いから紙パックのナチュラルウォーター「HAVARY`S(ハバリーズ)」が届きました。紙パックの水は日本では初だとか。まさに、いいね、です。

8月27日(水)
「パトゥ」のポップアップで
バイヤーの情熱に触れる

 この方は、「パトゥ(PATOU)」の日本の窓口であるイザの田中タキ代表です。彼女を見ているとインポーターの情熱ってこういうことだよね、と思います。デザイナーのギヨーム・アンリ(Gillaume Henry)の才能にほれ込み、ギョームが手掛けることになった「パトゥ」にほれ込み奔走。ほれ込んだ商品を日本の人に伝えたい、それがインポーターという仕事の原点でありすべてなんだと思います。メディアも一緒ですけどね!そして「パトゥ」は文句なしにカワイイです。

8月31日(月)
8月発行号を振り返る&
在宅勤務のお供

 今月はデニム、ジュエリー、サステナビリティなど、アイテム&テーマ特化型の特集が多いかな。「WWDジャパン」にはマニアックなまでに一分野を突き詰めるタイプの記者が多いのですが、その力を発揮しています。8月31日号からはファッション&ビューティを横断する特集がスタート。ぜひ読んでください!

 そして在宅勤務のお供は5枚目の写真です。フォトグラファー小田駿一さんが緊急事態宣言下の渋谷の飲食店を応援しようと立ち上げたクラウドファンディングに参加し、そのリターンとして選んだ写真が届きました。自宅の部屋で原稿が煮詰まると立ち上がって、6枚目の写真のほうき(?)でちょこっと掃除をして気分転換しています。

The post 編集長は先月何した? 「エルメス」で馬を追いかけ、アデライデ母娘と弾丸トーク、「サカイ」阿部さんをインタビュー appeared first on WWD JAPAN.com.

編集長は先月何した? 「エルメス」で馬を追いかけ、アデライデ母娘と弾丸トーク、「サカイ」阿部さんをインタビュー

 8月に入りイベント取材が少しずつ増えてきました。オンライン取材は落ち着いて話が聞けるし効率がよいから悪くない!と思っていたこの数カ月ですが、いざリアルに人に会って服を見て話を聞くと自分のボルテージの上り方がオンラインよりも断然速くて高くて、単純に楽しいです。人と会う回数は減ったけれど、その分1回ずつが濃密で味わい深いですね。最近の自分のテーマは「欲望」。今私たちはどんなもの・ことに欲望を喚起させるのか、そんなことを考えながら取材をしています。

8月7日(金)
「エルメス」丸の内店に
本物の馬が現れ、追いかける

 「エルメス(HERMES)」が1979年に日本初の店舗を構えたのは丸の内。その丸の内店がリニューアルオープンしました(当初の場所からは移転しています)。街路樹と石畳が特徴の丸の内仲通りは東京のど真ん中とは思えない穏やかな空気があり、店舗2階は避暑地のホテルの一室のようです。オープンを祝して店舗前に登場したのは美しい馬!花を摘んだ荷台を引いてゆっくり歩き通行人に花をプレゼントしていました。その凛々しい姿に惹きつけられてしばらく近辺をぐるぐる。「エルメス」独特のカルチャーには場の空気や時間の流れを一瞬にして豊かに変える力があります。

8月19日(水)
「サカイ」阿部さんを取材。
“仕事が好き”を再確認

 「サカイ(SACAI)」のコンセプトは21年前の創業以来変わらず「日常の上に成り立つデザイン」です。その日常が突然こんなに変わってしまった今、デザイナーの阿部千登勢さんは何を思い、「サカイ」をどうデザインをしているのでしょうか?と、いうことを直接聞きたくてインタビューに来ました。阿部さんと自分に共通点があるとしたら“仕事が好き”(笑)。そして尊敬する人の仕事を文字に残せるこの仕事が私は好きです。取材した内容は「WWDジャパン」9月7日号にたっぷり掲載したのでぜひお読みください!

8月25日(火)
高島屋、伊勢丹、西武。
百貨店特選は案外元気

 「何が売れましたか?」と聞いて回る定例の取材で高島屋、三越伊勢丹、そごう西武などをはしご。春夏は休業期間が長かったから厳しいだろうという予想に反して各社健闘でびっくりです。旅行に行けない分、日常の我慢を買い物で解消!している人が多いそうです。

 百貨店は元気がないとか、ファッションは元気ないとか言われがちだし、私たちも言いがちだけど必ずしもそんなこともなく、オンライン接客などあれこれ工夫をしてむしろ好調だったりしています。メディアはリモート取材が増えて売り場も見ずに語るケースが増えているのかも。イカン!ですね。対面取材はもちろん極力避けますが、売り場は開いているのだから極力自分の目で見に行こうと思います。

8月25日(火)
アデライデ長谷川家とのランチで
大切な時間を思い出す

 9月1日開業の「フォーシーズンズホテル東京大手町」の最上階に「アデライデ(ADELAIDE)」がキュレートするライフスタイルストア「ザ スパ ブティック バイ アデライデ(THE SPA BOUTIQUE BY ADELAIDE)」がオープンとのことで「アデライデ」の長谷川真美子・左希子母娘に会いに行きました。彼女たちとは定期的に弾丸トークをする仲ですが、今回もすごかった。ホテル内ショップの常識を覆す同ストアのいきさつや品そろえに関する話を聞けば、「このコロナ下の数カ月にそんな大変な仕事をしていたの!?」とあんぐり、です。

 ランチは同じく開業直前のフレンチ「エスト」。ラグジュアリーなホテルでの食事も久しぶりでこういった時間は大切!としみじみ思いました。天井が高く、良い香りがして、眺めがよくて静か。そんな空間に身を置けば遠くに行けずともリフレッシュはできますね。

8月26日(火)
紙パックの水「ハバリーズ」が
届き“おしゃれ”と思う

 「WWDジャパン」がサステナビリティの取材に力を入れていることを知ったPRの知り合いから紙パックのナチュラルウォーター「HAVARY`S(ハバリーズ)」が届きました。紙パックの水は日本では初だとか。まさに、いいね、です。

8月27日(水)
「パトゥ」のポップアップで
バイヤーの情熱に触れる

 この方は、「パトゥ(PATOU)」の日本の窓口であるイザの田中タキ代表です。彼女を見ているとインポーターの情熱ってこういうことだよね、と思います。デザイナーのギヨーム・アンリ(Gillaume Henry)の才能にほれ込み、ギョームが手掛けることになった「パトゥ」にほれ込み奔走。ほれ込んだ商品を日本の人に伝えたい、それがインポーターという仕事の原点でありすべてなんだと思います。メディアも一緒ですけどね!そして「パトゥ」は文句なしにカワイイです。

8月31日(月)
8月発行号を振り返る&
在宅勤務のお供

 今月はデニム、ジュエリー、サステナビリティなど、アイテム&テーマ特化型の特集が多いかな。「WWDジャパン」にはマニアックなまでに一分野を突き詰めるタイプの記者が多いのですが、その力を発揮しています。8月31日号からはファッション&ビューティを横断する特集がスタート。ぜひ読んでください!

 そして在宅勤務のお供は5枚目の写真です。フォトグラファー小田駿一さんが緊急事態宣言下の渋谷の飲食店を応援しようと立ち上げたクラウドファンディングに参加し、そのリターンとして選んだ写真が届きました。自宅の部屋で原稿が煮詰まると立ち上がって、6枚目の写真のほうき(?)でちょこっと掃除をして気分転換しています。

The post 編集長は先月何した? 「エルメス」で馬を追いかけ、アデライデ母娘と弾丸トーク、「サカイ」阿部さんをインタビュー appeared first on WWD JAPAN.com.

韓国ビューティのトップトレンドはビーガン 新ショップ「レディ・トゥ・ウェルネス」に注目!

 世界に目を向けると日本とは異なる美容トレンドが生まれている。そこで、連載「海外ビューティ通信」では、パリやニューヨーク、ソウル、シンガポールの4都市に住む美容通に最新ビューティ事情をリポートしてもらう。(写真キャプション中の円換算レート:1ウォン=0.09円)

 世界で注目を集めているウエルビーングのトレンドだが、韓国も例外ではなくウエルネスブームが吹き始めている。今年の夏、ソウル駅近くにある人気の複合文化施設ピクニック(PIKNIC)にウエルネスライフスタイルショップ「レディ・トゥ・ウェルネス(Ready to Wellness)」がオープンした。健康的なライフスタイルを追求するトレンドセッターでもあるリリー・ベック(Lily Baek)=レディ・トゥ・ウェルネス代表が企画した新ショップは、環境への社会的な影響を意識し、“倫理的でサステナブルな暮らし”のコンセプトのもとウエルネス商品やクリーンビューティ、ファッション、ホームケア用品、セルフケアグッズなど、心と体を磨くアイテムを販売している。国内外のブランドとオリジナル商品が並ぶ店内は、ピンク色の内装がエキゾチックな雰囲気を醸し出している。

 セレクトされているブランドは最先端のものが並ぶ。最近韓国のビューティ業界でトップトレンドともいえるのはビーガンだろう。さまざまなビーガンコスメブランドが生まれて注目度は日増しに上がっている。新ショップではビーガンコスメの代表的なブランドの一つである「メリキサー(MELIXIR)」を取り扱う。トナー、セラム、オイル、クリームのミニマルなスキンケアラインは男性からも評判が高い。発酵と精製を経たサトウキビ由来のスクワランオイルと、韓国の緑茶の産地である宝城(ポソン)のオーガニック緑茶葉の主な成分が、肌の保湿と炎症の鎮静に効果が期待できると評価されている。同ブランドはパッケージにもFSC認証取得の素材を使用している100%ビーガンコスメブランドだ。アイテムのラインアップはコスメだけでなく歯磨き粉やデリケートゾーンのクリーナー、さらにはコンドームなどもあって充実している。

 もう一つ注目すべきは「レディ・トゥ・ウェルネス」のオリジナル商品だ。韓国産の竹を使い天然成分でコーティングしたバンブー素材の歯ブラシ、フェイシャル&ボディーケア、ヘアケア、ペットケア、皿洗い用のプラスチックフリーのせっけんなど、ウエルネスの哲学を伝えるスマートな商品を提案しているのが特徴だ。

 そのほか多種多様なブランドのサプリメントやプロテインバー、お茶、書籍、お香、ファッションアイテム、器などウエルネスライフを楽しむさまざまなアイテムをそろえ、また陶芸作家とのコラボレーションアイテムを企画するなど新しいウエルネス提案を積極的に行っている。長期化する新型コロナウイルスの感染拡大の影響により現在の取り扱い商品は韓国ブランドが8割を占めるが、社会情勢を見ながら国外ブランドを含めて幅広いジャンルの商品を販売していく予定だ。

チャン・ジャキョン:フリーランスコーディネーター兼ライター。ソウル生まれ。アート関連会社と映画制作会社の演出部を経てメディアコーディネーターに転職。雑誌を中心にテレビ、広告、スポーツなど幅広い分野で活躍。携わった書籍は「ソウル美容完全ガイド」(講談社)など多数

The post 韓国ビューティのトップトレンドはビーガン 新ショップ「レディ・トゥ・ウェルネス」に注目! appeared first on WWD JAPAN.com.

日本伝統の金継ぎをジュエリーで表現 「ミラモア」の稲木ジョージに聞くクリエイション

 ニューヨーク発、メード・イン・ジャパンのジュエリー「ミラモア(MILAMORE)」の最高経営責任者(CEO) 兼ブランドビジョニアの稲木ジョージ氏が、百貨店でのポップアップショップ開催のため一時帰国した。稲木CEOは「アメリカン アパレル(AMERICAN APPAREL)」のPRとして同ブランドの渋谷店の売り上げを世界一にした立役者だ。2014年に渡米しデジタルPRとして起業し、さまざまなブランドのイベントのコーディネートやインフルエンサーの起用などを手掛けている。そんな稲木CEOが19年、ジュエリーブランドを立ち上げた。祖母のニックネーム“ミラ”にちなんで「ミラモア」と名付けた自身のブランドに込めた思いを聞いた。

WWD:「ミラモア」を立ち上げたきっかけと目的は?

稲木ジョージCEO(以下、稲木):「ミラモア」設立のきっかけは、代々一族で宝石商を営んできた大和梓氏から企画書を受け取ったこと。日本の文化を取り入れた工芸品などはあるが、ジュエリーがないと思ったし、小学生のときからネックレスを、中高学年ではピアスなどジュエリーを着けることが好きだった。昔話に登場するツルやカメ、金魚などがモチーフのジュエリーはお守り的な意味も持つと思ったから。社会的な責任を持ちつつ、ジュエリー製造における日本の職人を支援していくのが目的だ。日本の文化を継承していきたいという強い思いがある。

WWD:「ミラモア」という名前は祖母のニックネームからだそうだが?

稲木:フィリピンで9歳まで祖母に育てられて、大好きな人だから。“ミラ”はイタリア語で目的という意味もある。ブランドのロゴマークは金魚だ。

WWD:金継ぎという技法に出合ったきっかけと、それをジュエリーで表現した理由は?

稲木:ユーチューブでタイ人の男の子が金継ぎの哲学を語っているのを見て面白いと思った。金継ぎは割れたものを漆でつなぐという技術。裕福だろうがそうでなかろうが、傷ついたことのない人はいない。ある意味、金継ぎは傷ついたことを乗り越える挑戦のように思えた。だから、それにフォーカスしてジュエリーにしてみたいと思った。壊れたものを直してそれを勲章として着ける。そうすることで、自分が完成するといった、新たな価値観の提案だ。

また、金継ぎおよび、それに関わる日本の職人技を後世に残したいという思いもある。

WWD:金継ぎをテーマにしたジュエリーはどのように作られるか?

稲木:共通の友人を通して知り合った輪島の漆職人の桐本滉平さんとコラボレーションで作っている。桐本さんは27歳で、地元の漆産業を担う若手職人だ。漆の歴史は1000年以上前にさかのぼる。縄文時代から魔除けとされていたし、茶道にも深い関係がある。なぜなら、陶器が割れたら漆を接着剤として使用し金粉をかぶせて金継ぎして使っていたから。金継ぎは日本のわびさびを象徴するものだと思う。マザー・オブ・パール(MOP)を使用したのは、中国から渡ってきた螺鈿(らでん)に着想を得た。また、私が育ったマニラは東洋の真珠と呼ばれている。MOPを割って漆で接着し,金粉を施すとマットなテクスチャーに仕上がる。

WWD:クリエイションの過程は?

稲木:物と情報が溢れた世界に生きているので、クリエイティビティーそのものより編集能力が評価される。デザインに関しては、全く新しいものを打ち出すのはほぼ不可能だ。私にとってデザインとはビジョンであり、それをどう語るのかが重要だと思う。PRをしていたこともあり、人にどう伝えられるかということを常に考えている。だから、フィロソフィーからクリエイションに入るようにしている。ニューヨークに7年間住んで、日本の文化についてあらためて考えた。歴史や文化について語れないと恥ずかしいということがよく分かった。

WWD:今後のコレクションの予定は?

稲木:金継ぎからインスパイアされたチェーンを出すつもりだ。チェーンと言えば円。円=縁を大切にしたいと思う。それはいいカルマも意味すると思うから。また、10月には星座のチャームも出す予定だ。

WWD:今後の目標は?

稲木:ただのジュエラーではなく、ジュエリーブランドとして確立したい。日本のブランドはグローバルブランドになりにくい。ゆくゆくは世界的なラグジュアリーのコングロマリットの傘下に入れたらいいと思う。今は外国のブランドばかりだけど、日本のブランドも入れたらいいなと思う。または、自分でジュエリーブランドのコングロマリットをつくるということも視野に入れている。こだわって作ったキャンドルをはじめとするフレグランスのビジネスも強化していきたい。ロックダウン中にECのオーダーに手応えを感じたので、デジタルの施策にも注力するつもりだ。

The post 日本伝統の金継ぎをジュエリーで表現 「ミラモア」の稲木ジョージに聞くクリエイション appeared first on WWD JAPAN.com.

乾燥によるトラブル肌に 泡で出てくる治療薬がアンファーから登場

 アンファーは9月16日、新ブランド「ナチュラルプラス」を立ち上げ、第一弾製品として日本初の泡で出てくるヘパリン類似物質配合OTC医薬品(処方せん不要で購入できる医薬品)「ナチュラブルプラス ヘパフォーム」をブランドサイト「アンファーストア」で発売する。同製品は乾燥による肌トラブルケアに最適な乾燥性皮膚疾患治療薬で、赤ちゃんから大人まで幅広い世代に使用できる。一般発売に先駆け、8月19日からDクリニック東京ウィメンズで取り扱いを開始している。

 「ナチュラブルプラス ヘパフォーム」は、繰り返す乾燥荒れ肌を改善するヘパリン類似物質を配合。ヘパリン類似物質とは水分保持・血行促進・抗炎症の3つの働きがあり、乾燥肌にも優れた効果が期待できる成分で、肌の内側から新陳代謝を促して乾燥による肌荒れを改善する。これまで類似の製品は処方せんが必要で、薬剤師の説明を受けなければならなかったが、手軽に購入できるのがポイントだ。そのほか、同製品の特徴についてブランド担当者は、「ヘパリン類似物質配合OTC医薬品を日本で初めて泡タイプに採用し、ポンプタイプにしているため伸びが良く広い患部の保湿にも使用できる。また、すぐに伸ばせるため時短にもなる」とコメント。

 新ブランド「ナチュラルプラス」のコンセプトは、“どんな毎日にもそっと寄り添い、忙しく生きる女性の肌悩みにこたえる”。「肌悩みでも最も多い“乾燥”という症状に応えられる医薬品を世に送り出したく、第一弾製品は乾燥性皮膚疾患治療薬にした。今後もブランドコンセプトに基づいたスキンケア商品を展開していく予定」と述べる。

The post 乾燥によるトラブル肌に 泡で出てくる治療薬がアンファーから登場 appeared first on WWD JAPAN.com.

串カツ田中、「鳥玉」買収後1号店を商業施設にオープン。路面は考慮しない?

株式会社串カツ田中ホールディングス(本社:東京都品川区、代表取締役社長:貫 啓二)が、9月16日(水)に「鳥と卵の専門店 鳥玉」をモザイクモール港北(横浜市都筑区)のフードコートにオープンさせる。今年2月に株式会社みたのクリエイト(本社:沖縄県中城村、代表取締役:田野 治樹)から買収したブランド。
Posted in 未分類

【8月街角景気】感染2波で降下。客数は戻るだろうが、年末需要が読めない。

街角景気は地域の景気に関連の深い動きを観察できる立場にある人々から聞いた景気判断。2020年8月は、3ヶ月前と比較しての景気の現状判断は飲食関連で、先月から4.4ポイント落下し、36.9ポイントとなった。7月に戻りつつあった景気は、8月の感染2波の懸念でしぼんでしまった。
Posted in 未分類

ポスト「ダンダダン」を狙っている?「焼売のジョー」って、一体何者だよ?

 餃子ブームが落ち着き、ポスト餃子と注目されるのが「焼売」である。から揚げブームの波で陰に隠れがちになってしまったが、今、焼売が再燃している。専門店も続々と誕生しているなか、今年6月に神奈川県・川崎市に誕生した「焼売のジョー」。8月には東京・多摩センターに2号店、9月17日に東京・町田に3号店のオープンを予定している。コロナ禍で突如現れた「焼売のジョー」って、一体何者だよ?
Posted in 未分類

香川照之による昆虫モチーフのブランド「インセクトコレクション」が新作を発表 新ブランドも披露

 俳優の香川照之が、自身がプロデュースする昆虫モチーフのアパレルブランド「インセクトコレクション(INSECT COLLECTION)」と、新ブランド「インセクトガーデン(INSECT GARDEN)」、絵本をメインに展開する「インセクトランド(INSECT LAND)」の合同展示会を東京・西麻布のエネコ東京で開催した。会場には香川本人が登場し、プレゼンテーションを行った。

 服育をテーマとした「インセクトコレクション」は、“子どもと大人が昆虫を通じて学び、楽しみ、成長できるブランド”として2018年11月に誕生。香川が幼少期から愛してきた昆虫の柄をモチーフに、子ども服をメインとしたアパレルと雑貨アイテムを展開し、運営はアランチヲネが行っている。デビューから約2年、オンラインショップを中心としながら、全国で60回以上ポップアップストアも展開し、約30万点の商品を在庫ロスゼロで販売してきた。

 今回発表した2021年春夏コレクションでは、抗菌、消臭、抗カビに加え、抗ウイルス効果も期待できるレピュールプレミアム加工を施した新作を披露。同加工により、洗濯後も前述の効果が長時間持続し、将来的に服を廃棄しても環境負荷がないという。デザインはこれまでのコレクション同様、ニュージーランド在住のイラストレーター、クルーロウ華子が手掛け、人気アイテムのTシャツを含むアパレルやマスク、バッグなどを販売する。

 2021年春夏からスタートするエシカルライフスタイルブランド「インセクトガーデン」からは、草花と昆虫をモチーフにしたアイテムを発表。カナダ・モントリオール在住のアーティスト井上羅来とコラボレーションし、彼が自宅の庭の草花を使って再現した昆虫をデザインに落とし込んだ。アイテムは、1から12までの各数字にさまざまな昆虫を描いたナンバーシリーズをはじめ、昆虫図鑑柄の水着やスカーフ、クリアバッグ、iPhoneケースなどをそろえた。サイズは子ども用と大人用を含む8サイズ展開。「インセクトコレクション」がコットン100%使用に対し、「インセクトガーデン」では使用済みペットボトルを再生したポリエステルを素材に採用した点について香川は、「コットンは天然の風合いが根強い人気だが、一方で大量消費が問題となっている。ペットボトルは技術の革新によってリサイクル率が向上しているものの、再生されなければ高い環境負荷がかかる。各素材のメリットとデメリットを子どもたちに正しく学んでほしいと考え、ブランドによって素材を分けた」と説明した。服以外の素材にもこだわり、梱包時に使用するOPP袋を廃止し、より環境に優しい透明の紙袋を開発。ほかにも、タピオカの原料キャッサバを100%使用した食べられる紙袋や、包装紙に環境問題や塗り絵、迷路を印刷するなど、再利用できる工夫をこらした。タグに付随のシードペーパーには10種類の花の種をランダムに漉き込み、遊び心も取り入れた。

 「インセクトランド」からは、3作目の絵本「カマキリのシャルロットとすずらんでんわ」を11月23日に発売する。新作グッズとして、昆虫のキャラクターを配した防災頭巾とブランケット、ライト、ホイッスルがセットになった防災リュックも登場。9月中旬より販売する。また今回食育にも挑戦し、カステラの老舗の福砂屋とのコラボレーションが実現。絵本に登場する9匹の昆虫のキャラクターを箱に描いたカステラを、福砂屋直営店と公式サイトで販売する。フードロスを防ぐため、完全予約販売で11月下旬発売となる。

 さらに、9月26日には初の旗艦店「インセクトマーケット(INSECT MARKET)」を東京・二子玉川ライズにオープンすると発表。自然教育や環境教育について親子で学んでほしいという思いを込めて、ファッションフロアではなく、あえて教育や書籍を扱うフロアに出店するという。同店では全3ブランドを取り扱うほか、ワークショップの開催も予定している。

 最後に香川は、「私たちは長年にわたって自然を破壊し、多くの動植物は静かに絶滅していった。地球に生きる生物として、今こそ環境問題について真剣に取り組まなければならない。このインセクトシリーズが少しでも多くの人々にとって考えるきっかけになれば」と語り、プレゼンテーションを締めくくった。

The post 香川照之による昆虫モチーフのブランド「インセクトコレクション」が新作を発表 新ブランドも披露 appeared first on WWD JAPAN.com.

おしゃれなあの人のビューティライフを拝見! 「トゥデイフル」デザイナー・船曳ひろみ編

 世界的な新型コロナウイルスの流行によって私たちの生活は一変し、今までにない習慣や行動を余儀なくされている。日々刻々と変わる状況の中でこれまでとは異なる“新たな日常”を理解し、共に過ごしていく毎日が始まっている。そんなガラリと変化した暮らしの中でも、ポジティブに自分らしい生活を心がけているファッション業界人のビューティ事情、ライフスタイルにフォーカス。

今回は、感度の高いファッションブランドとして多くの女性から支持を集める「トゥデイフル(TODAYFUL)」のデザイナー・船曳ひろみさん。トレンドの発信地である東京・代官山と中目黒を結ぶ鎗ヶ崎の交差点には同ブランドを扱うセレクトショップ「ライフズ(LIFE’s)」を構え、衣料品だけでなくグリーンや生活雑貨などライフスタイルアイテムも取り扱っている。そんな衣食住を横断したブランドのデザイナーとして活躍する彼女の美容ルーティンを教えてもらった。

【SKINCARE】

時短にして“ながら美容”が
美肌のカギ

【FOOD】

おうちごはんが楽しくなる
器とお取り寄せ品

 最近はコロナウイルスの影響もあって、以前より家で料理をすることが増えてきました。朝食はグラノーラなど簡単で栄養が取れるものをパパッと作る日も。そして、料理するのに欠かせないのは素敵な器。もともと器好きなこともあり、今回「菅原ガラス」さんとのコラボグッズとしてガラスの器を作っている最中なのでぜひお楽しみに。煮込み料理も大好きで、鍋は無水調理もできる「ストウブ(STAUB)」を愛用しています。また、先日取り寄せた「ハブ ア グッド スライス(HAVE A GOOD SLICE)」のピザは冷凍とは思えないおいしさで感動!実店舗は山形にあるのですが、味だけでなくNYをほうふつとさせるスタイリッシュな店内も素敵そうです。

【GOODS】

家でも外でも使いやすく、
着心地のよいものを

 「トゥデイフル」のインド製ドレスはすごく軽やかで着心地もよく、おうちで着ているだけでも思わずテンションが上がっちゃいます(笑)。いつかコロナウイルスが終息して旅行ができるようになったら、絶対にリゾートで着倒したい一着です。歩きやすさ、見た目のかわいさ、何もかもがパーフェクトな「メゾンマルジェラ(MAISON MARGIELA)」の足袋ブーツは3足目。もともとブラックとヌードは持っていたので、今度はホワイトの3cmヒールのものをチョイス。案の定、どんなスタイルにでも合わせやすいし、何より歩きやすいのがうれしい。海外通販サイトの「ファーフェッチ(FARFETCH)」で購入しました。

【BODY & SLEEP】

美容の秘訣は
頭皮ケアと質のよい睡眠

 自宅でPCを使い作業をしていると、とにかく頭皮がガチガチに凝ってしまうので、セルフでの頭皮ケアは必須。「ウカ(UKA)」のブラシは、まるでヘッドスパをしてもらったくらいに気持ちがよくてとても頭がスッキリします。また、頭皮が硬いと顔がたるむと聞いたことがあるので、お風呂上がりには「オッジィ オット(OGGI OTTO)」のスカルプミストを使いながらマッサージ。このミストは防腐剤が一切入っておらず、頭皮ケアだけでなく化粧水として全身にも使用できる優れものです。そして、今年の7月末に引っ越しをしたタイミングで寝具を一新しました。ベッドは「東京ベッド(TOKYO BED)」、マットレスは「フランスベッド(FRANCE BED)」のものを愛用。疲れを根本から取るためには睡眠が重要ということを日々実感しています。

【MAKEUP】

ナチュラルさの中に
“自分らしい”アクセントを

 もともとメイクアップの時間は短いほうだったのですが、この状況下になり、より短縮するようになりました。ベースを入れても、だいたい5分程度で完成です。特に最近はマスクを毎日しなければいけないこともあり、リップをすることがほとんどなくなりました。また、それに伴いアイメイクもなるべく薄くナチュラルな方向になった気がします。下地は「RMK」のものに、「ディオール(DIOR)」のファンデーションを。アイブロウには「MAC」のアイシャドウをブラシで軽くつけて、眉を整えています。全体的にナチュラルな仕上がりになるようマスカラもブラウンのものを使って、抜け感を大事にしています。

「WWD JAPAN.com」ビューティ担当からのコメント

朝のスキンケアで使われている「絹生活研究所」は、絹から抽出される保湿力が高いセリシンという成分が特徴です。絹を扱っている繊維メーカーもセリシンを配合した化粧品ブランドを扱っていて根強い人気を保っています。ボディーケアで使われている「ウカ」の“ケンザン ブラシ”は在宅勤務でパソコンに向かう時間が長くなった今、頭皮が凝り固まった人が増えてビューティ業界でも愛用者が増えています。マスク生活でカラーメイクの需要減は業界でも課題となっています。(E・M)

The post おしゃれなあの人のビューティライフを拝見! 「トゥデイフル」デザイナー・船曳ひろみ編 appeared first on WWD JAPAN.com.

伊勢谷友介逮捕 代表を務めるリバースプロジェクト「驚いている」

 俳優の伊勢谷友介容疑者が8日、大麻取締法違反の疑いで警視庁に逮捕されたと主要メディアが報じた。伊勢谷容疑者は、俳優活動とは別に社会貢献活動を行うリバースプロジェクトの代表も務めている。リバースプロジェクトの大釜翼最高経営責任者は、「驚いている。事実を確認している」とコメントした。
 
 リバースプロジェクトは繊維商社やテキスタイルメーカー、アパレルメーカーなどさまざまな企業を巻き込みながら、社会問題の解決に取り組んでいる。経営戦略コンサルティングのローランドベルガーの日本法人と連携して、アパレルの製造工程における環境負荷を測定するツール「ヒグ・インデックス(HIGG INDEX)」日本語版のサービス提供も控えていた。

The post 伊勢谷友介逮捕 代表を務めるリバースプロジェクト「驚いている」 appeared first on WWD JAPAN.com.

【動画】元「スノーピーク」の“キャンプのプロ”も驚くワークマンプラスのすごさをキャンプ場で知る!

 動画「出張インタビュー」は前回に続き、“モノが売れない”時代にもかかわらず関連グッズが売り上げを伸ばし、ウィズコロナ時代のレジャーとしても再注目されているキャンプを取り上げます。「スノーピーク(SNOW PEAK)」の元スタッフでキャンプライター兼スタイリストの山田昭一さんに、格安&機能的なワークマンプラスのウエアをリースしてもらい、キャンプ場でそのすごさを再確認。また月間UU 620万、月間PV 5500万のキャンプ専門ウェブメディア「キャンプハック(CAMP HACK)」の濱松教道編集長に、キャンプブームを裏付ける3つの事象や、ファッションおよびビューティ企業が新規参入するためのヒントなどについて質問します。

 青空とタープの下、たき火とダッチオーブンで作った“キャンプ飯”に舌鼓を打ちつつ、「WWDビューティ」出身でママ目線、女性目線を持つ福崎明子デジタルデスクと、田舎育ちにもかかわらずキャンプ超初心者の「WWDジャパン」編集部 三澤和也が聞き役になります。アウトドアビューティ講座などを収録した前編と併せてご覧ください!

The post 【動画】元「スノーピーク」の“キャンプのプロ”も驚くワークマンプラスのすごさをキャンプ場で知る! appeared first on WWD JAPAN.com.

ハリー王子とメーガン妃がネットフリックスと契約 番組制作に関わる

 イギリスのサセックス公爵ハリー王子(Prince Harry以下、ハリー王子)と元俳優のメーガン・マークル(Meghan Markle)=サセックス公爵夫人(以下、メーガン妃)は、大手動画配信サービスのネットフリックス(NETFLIX)と契約を結んだと「ニューヨーク・タイムズ(The New York Times)」が報じた。数年間にわたる契約で、ドキュメンタリーや長編映画、バラエティショー、子ども向け番組の制作を手掛けるという。また2人も出演予定だというが、メーガン妃が俳優業に復帰するかは未定で、契約料なども明らかでない。

 2人は契約に際して、「コンテンツを通して情報を伝えるだけでなく、希望になるものを作っていきたい。親として新米の私たちにとって、インスピレーションを与える家族向け番組を手掛けることはすごく意味のあることだ」と意気込みを述べた。

 20年4月、英王室の主要王族からの離脱に伴いハリー王子とメーガン妃は息子アーチー(Archie)と共にロサンゼルスに転居し、新たにチャリティー団体アーチウェル(Archwell)を設立。またメーガン妃は、同月にディズニープラス(Disney+)で配信されたドキュメンタリー映画「Elephant」に声の出演を果たしている。

The post ハリー王子とメーガン妃がネットフリックスと契約 番組制作に関わる appeared first on WWD JAPAN.com.

オンワードの「ベイジ,」から新ライン 新常態に対応した上質な日常着を提案

 オンワード樫山の「ベイジ,(BEIGE,)」は2021年春夏からカジュアル志向の新ライン「エクリュライン」をスタートする。ジャケットを軸にかっちりとしたビジネスアイテムをMDの柱とするメインラインに対し、「エクリュライン」はカジュアルで肩肘張らずに着られるアイテムをそろえる。

 「これまで40代のビジネスウーマンに支持を得てきたが、新しい日常や働き方への変化が加速度的に進む中、今までとは違うアプローチが必要と考えた」と宮脇亮介課長。「エクリュライン」のファーストシーズンのラインアップは、麻100%のざっくりとしたニット(3万3000円)、レーヨン×綿×麻の総丈ワンピース(3万6000円)、綿のタンクトップ(2万3000円)など。フェイクレザーを随所に用いることで上品に仕上げている。

 一方、女性の社会進出などを背景に、ブランドの業績はスタート時(2012年春夏)からビジネススタイルを軸とした打ち出しで「堅調に推移」している。一貫して人気なのは定番ジャケット(5万6000円)だ。カーディガン感覚の軽い着心地と構築的なシルエットの両立が支持され、毎年2000着以上を販売している。「仕事着として義務で着るというよりも、『人前でしっかりとした自分を演出したい』とポジティブなマインドで「ベイジ,」を選んでいただけている」。

 そういったブランドの強みをブラッシュアップするため、2018年秋冬には派生ブランドの「オーカー(ORCAR)」をスタートした。ブラウス類は全てシルク100%で海外の名門生地メーカーのスーツ地を使ったロングコート(8万9000円)をそろえるなど、より上質・贅沢な仕様を盛り込む。伊勢丹新宿本店の「ベイジ」の店舗のみで販売している。「今後は女性にいい緊張感を与えられる服とともに、エッセンスを残した日常着の両軸の打ち出で、さらにブランドの裾野を広げていきたい」

The post オンワードの「ベイジ,」から新ライン 新常態に対応した上質な日常着を提案 appeared first on WWD JAPAN.com.

「第38回毎日ファッション大賞」に「ビューティフルピープル」の熊切秀典 新人賞は「コトハヨコザワ」

 毎日新聞社は「第38回毎日ファッション大賞」の受賞者を発表した。大賞は「ビューティフルピープル(BEAUTIFUL PEOPLE)」の熊切秀典デザイナー。新人賞・資生堂奨励賞は「コトハヨコザワ(KOTOHAYOKOZAWA)」の横澤琴葉デザイナーが受賞した。表彰式は11月18日に東京・恵比寿のイベントスペース、EBiS303で開催する。

 話題賞には、作業服専門店ワークマン(WORKMAN)が2018年9月にスタートしたカジュアル業態ワークマンプラス(WORKMAN PLUS)。ファッション界の発展に寄与し、功績のあった人(グループ)を表彰する鯨岡阿美子賞には全国高等学校ファッションデザイン選手権大会(通称:ファッション甲子園)を運営するファッション甲子園実行委員会が選ばれた。

 大賞の熊切は神奈川県厚木市出身。1997年に文化服装学院アパレル技術科を卒業後、「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」のパタンナーを経て2004年に独立。エンターテイメントを立ち上げて、オリジナルブランド「ビューティフルピープル」 を07年春夏にスタート。17年からパリ・ファッション・ウイークでコレクションを発表している。

 新人賞の横澤は、1991年生まれ、愛知県出身。エスモード東京校総合学科卒業後、アパレル企業にデザイナーとして勤務。2015年に自身のブランド「コトハヨコザワ」をスタートさせた。ブランド内ではコレクションラインのほかに、定番アイテムを集積したライン“トゥードゥー(TODO)”や再利用品を使用したライン “サムバディ(SOMEBODY)”も展開する。

第38回「毎日ファッション大賞」の受賞者は以下の通り。
大賞:熊切秀典 / 「ビューティフルピープル」デザイナー

新人賞・資生堂奨励賞:横澤琴葉 / 「コトハヨコザワ」デザイナー

鯨岡阿美子賞:ファッション甲子園実行委員会

話題賞:「ワークマンプラス」

The post 「第38回毎日ファッション大賞」に「ビューティフルピープル」の熊切秀典 新人賞は「コトハヨコザワ」 appeared first on WWD JAPAN.com.

混迷が続くランバンの新体制 ラグジュアリー業界25年のベテランが加わる

 中国の投資会社フォースン インターナショナル(FOSUN INTERNATIONAL)傘下のランバン(LANVIN)は、新たなデピュティー・ジェネラル・マネジャーにアルノー・バザン(Arnaud Bazin)を任命した。

 同氏は2019年11月にランバンに加わったグレース・チャオ(Grace Zhao)=アジア太平洋地域事業デピュティー・ジェネラル・マネジャーと共に、ブランドのグローバル戦略の策定などを担当する。

 ジョアン・チェン(Joann Cheng)=フォースン ファッション グループ(FOSUN FASHION GROUP)会長兼ランバン会長は、「アルノーがランバンに加わったことを大変うれしく思っている。グレースの手腕によってアジア太平洋地域事業が大幅に伸びており、アルノーは世界的な成長を実現する2つ目の“エンジン”として活躍してくれるだろう」と語った。

 バザン新デピュティー・ジェネラル・マネジャーは、「『ランバン』はフランスの歴史的遺産ともいえるブランドの一つであり、(19年1月に就任した)ブルーノ・シアレッリ(Bruno Sialelli)=アーティスティック・ディレクターの下で新たな章が始まったところだ。『ランバン』にはブランドとして多くの強みや高い将来性があると確信しており、その開発チームを率いることができてうれしく思う」と述べた。

 同氏はラグジュアリー業界において25年以上にわたる経験があり、前職はヴェルサーチェ(VERSACE)のコレクション・マーチャンダイジング担当シニア・バイス・プレジデントだった。それ以前にはクリスチャン ディオール クチュール(CHRISTIAN DIOR COUTURE)でレザーグッズ、アクセサリー、シューズ部門のマネジング・ディレクターを6年間務めたほか、シャネル(CHANEL)でレザーグッズのマーケティングや商品開発に携わった後にファッション部門のマーチャンダイジング・ディレクターを務めた。またエルメス(HERMES)、カッシーナ(CASSINA)、プロクター・アンド・ギャンブル(PROCTER & GAMBLE)などで経験を積んでいる。

 「ランバン」はここ数年、混迷が続いている。アルベール・エルバス(Alber Elbaz)が15年に同ブランドを去って以降、後任のブシュラ・ジャラール(Bouchra Jarrar)が在任わずか16カ月で退任し、オリヴィエ・ラピドス(Olivier Lapidus)も2シーズンで去るなどウィメンズのトップが定着しなかった。18年には会社清算の危機に直面し、フォースンが過半数株式を取得したことで傘下に収めている。メンズも18年11月には13年間クリエイティブ・ディレクターを務めたルカ・オッセンドライバー(Lucas Ossendrijver)が退任した。19年からはシアレッリ=アーティスティック・ディレクターがメンズとウィメンズの双方を統括し、ブランドの若返りと再建に着手しているが、20年3月にはジャン・フィリップ・エケ(Jean-Philippe Hecquet)前最高経営責任者(CEO)が退任。現在も後任は決まっておらず、チェン会長が暫定的にCEOを務めている。

The post 混迷が続くランバンの新体制 ラグジュアリー業界25年のベテランが加わる appeared first on WWD JAPAN.com.

どうなる? ブルックス ブラザーズ エディターズレター(2020年7月16日配信分)

※この記事は2020年7月16日に配信した、メールマガジン「エディターズレター(Editors' Letter)」のバックナンバーです。最新のレターを受け取るにはこちらから

どうなる? ブルックス ブラザーズ

 すでに予兆はありました。1818年創業のアメリカが誇るメード・イン・アメリカ、ブルックス ブラザーズが5月にアメリカの3つの工場を閉める計画を発表していました。いよいよ危ないのだなと思いました。

 続けてゴードン・ブラザーズから借り入れしたというニュース。同じブラザーズですが、こちらは動産会社。つまり在庫を引き取って処分したり、それを担保に融資する企業で、つい最近、破たんしたローラ アシュレイを買ったばかり。次はブルックス ブラザーズってことになるんじゃないかと思っておりましたが、やはり破たんしてしまいました……(1つ目の記事参照)。

 米国の破産法適用申請は、借金を帳消しにして再出発するための“リセットボタン”的なものといわれており、どのCEOも破たんしたのに「新たな未来に向かって成長するためのステップ!」みたいに語ります。しかし、本当にどこが買うか、誰が再生するかーーそれ次第です。

 買い手候補には、今回もオーセンティック・ブランズ・グループ(ABG)の名前が挙がっています。ABGは破たんした米バーニーズ ニューヨークを買収し、フォーエバー21も他の2社と合同で取得しています(2つ目の記事参照)。ブランドのライセンス展開で拡大している企業なのですが、ブルックス ブラザーズもこのラインアップに加わることになるのでしょうか……。

 米国外とECは伸びていたというし、202年の歴史は世界的に見てもプレミアムです。現代のブランドとして蘇らせてくれる新しいプレーヤーが現れてほしい!!!!!アメリカントラッドがアップデートされる機会にならないものでしょうか?

 新型コロナウイルス感染拡大の勢いが収まらない今、まだまだこうしたニュースは続きそうです。

 ニーマン・マーカスやJCペニー、J.クルーといった大企業のほか、ジースター ロゥや良品計画、サボンの米国現地法人も破産法適用申請しましたし、「シエス マルジャン」はブランド終了を発表しました。店舗閉店や人員削減のニュースはもはや日常化しております。

 英国でも、ローラ アシュレイ、キャス キッドソン、デベナズム、ルル・ギネスなどが管財手続きを申請しました。オールセインツは小売事業の再構築を行っており、未払い債務について家主などと交渉しています。そもそも経営難に陥っていたトップショップは大丈夫でしょうか。

 破たんからの再生ストーリーにも注目していきたいと思います。

VIEWS ON WWD U.S.:米「WWD」の翻訳記事から、注目すべきニュースの紹介や記事の面白さを解説するメールマガジン。「WWDジャパン」のライセンス元である米「WWD」は1910年から続くファッション業界専門紙。世界中のデザイナーや企業のトップと強く繋がっており、彼らの動向や考え、市場の動きをいち早く、詳しく業界で働く人々に届けています。

エディターズレターとは?
「WWDジャパン」と「WWDビューティ」の編集者から、パーソナルなメッセージをあなたのメールボックスにダイレクトにお届けするメールマガジン。ファッションやビューティのみならず、テクノロジーやビジネス、グローバル、ダイバーシティなど、みなさまの興味に合わせて、現在7種類のテーマをお選び頂けます。届いたメールには直接返信をすることもできます。

The post どうなる? ブルックス ブラザーズ エディターズレター(2020年7月16日配信分) appeared first on WWD JAPAN.com.

原宿・神宮前交差点に22年竣工の新施設 外観デザインを発表

 神六再開発と東急不動産は、2022年度の竣工を目指す東京・原宿の複合施設の外観デザインを発表した。外装と屋上デザインを建築家の平田晃久氏が担当。ガラスのファサードと凹凸感のあるフォルムのユニークな外観で、原宿の新しいランドマークになりそうだ。

 複合施設は表参道と明治通りの神宮前交差点に面した区画の再開発「神宮前六丁目地区第一種市街地再開発事業」によって誕生する。洋菓子店「コロンバン」や「ラコステライブ」が入っていたオリンピアアネックス、コンドーム専門店「コンドマニア」があったエリアに、地上10階・地下2階の延べ床面積1万9930平方メートルのビルを建築する。店舗や公共公益施設、鉄道用変電施設、駐車場などが入る。

 東急不動産は神宮前交差点のはす向かいで東急プラザ表参道原宿、近くの明治通り沿いでキュープラザ原宿を運営している。

The post 原宿・神宮前交差点に22年竣工の新施設 外観デザインを発表 appeared first on WWD JAPAN.com.

フリークス ストア1号店がリニューアル “ザ キャンプ”に改称して“豊かさ”を見つけられる店に

 デイトナ・インターナショナルは、茨城県古河市に構える1号店のフリークス ストア(FREAK’S STORE)古河本店を9月12日にリニューアルオープンする。“Life Share Park~豊かさを見つける店~”をコンセプトに、店名を「ザ キャンプ フリークス ストア(THE CAMP FREAK’S STORE)」に改称。こだわりのセレクトアイテムをそろえるほか、アウトドア用品や家具、植物、本などのショップインショップ、さらにはコーヒーショップも併設し、生活に豊かさを与える多様なモノを扱う。

 ショップインショップの目玉は関東初出店となる和歌山県かつらぎ町発のアウトドアショップ「オレンジ(ORANGE)」だ。日本初上陸のアウトドアメーカーや他店では取り扱いのない珍しいアウトドアギアを常時ラインアップする。12~13日には、「ナンガ(NANGA)」や「グリップスワニー(GRIP SWANY)」「ペンドルトン(PENDLETON)」「ゴースローキャラバン(GO SLOW CARAVAN)」などの福袋を用意するほか、「ほりにし」のアウトドア用旨辛スパイス“ほりにしレッド”の限定パッケージを販売。同日、BBQ芸人のたけだバーベキューを招いて、「ほりにし」を使った簡単レシピ講座も開催する。

 また、栃木県小山市の観葉植物専門店「ファニープランツ(FUNNYPLANTS)」は多肉植物やサボテン、エアプランツなどを中心に並べ、スペシャルティコーヒー専門店「カフェ フジヌマ(CAFÉ FUJINUMA)」は、ここでしか飲めない限定メニューやスイーツを用意。インターネット古本店「バリューブックス(VALUE BOOKS)」は、“アウトドアライフ”“アクティブライフ”“インドアライフ”“カルチャー”“トリップ”をテーマにした本をそろえる。さらに2階にはアンティーク家具を扱う「クラッシュゲート(CRASH GARE)」がショールームをオープンする。

 オープンを記念し、ハンドメードアクセサリーブランド「エムキューロク(M96)」やプロサーファーの金尾玲生が手掛けるユニセックスブランド「ソリッド(SOLID)」、フリークス ストアのハウスブランド「フリーダ(FREADA)」のポップアップイベントを開催するほか、「タケプロダクト(TAKE PRODUCT)」の数量限定バッグの販売や電動自転車「スーパー73(SUPER 73)」のオーダー試乗会、「ウエストオーバーオールズ(WESTOVERALLS)」のカスタムイベントなどを行う。

 購入者には先着順で「ミストラス(MISTRAL)」別注のスプレーボトルをプレゼントする。

■The Camp FREAK’S STORE
リニューアルオープン:9月12日
住所:茨城県古河市中田2268
時間:12:00~19:00(営業時間短縮営業中)

The post フリークス ストア1号店がリニューアル “ザ キャンプ”に改称して“豊かさ”を見つけられる店に appeared first on WWD JAPAN.com.

光文社「ストーリィ」副編集長の河合良則が新編集長に昇格 9月1日付

 光文社は、40代向け女性誌「ストーリィ(STORY)」の編集長に副編集長の河合良則氏が9月1日付で昇格する人事を発表した。

 前編集長の爲田敬氏は、取締役第一事業局長、第二事業局長、「ストーリィ」ウエブ編集室長は継続する。

 河合編集長は2005年から同じく光文社の女性誌「JJ」の副編集長を務め、06年から「ストーリィ」の副編集長を務めていた。

The post 光文社「ストーリィ」副編集長の河合良則が新編集長に昇格 9月1日付 appeared first on WWD JAPAN.com.

光文社「ストーリィ」副編集長の河合良則が新編集長に昇格 9月1日付

 光文社は、40代向け女性誌「ストーリィ(STORY)」の編集長に副編集長の河合良則氏が9月1日付で昇格する人事を発表した。

 前編集長の爲田敬氏は、取締役第一事業局長、第二事業局長、「ストーリィ」ウエブ編集室長は継続する。

 河合編集長は2005年から同じく光文社の女性誌「JJ」の副編集長を務め、06年から「ストーリィ」の副編集長を務めていた。

The post 光文社「ストーリィ」副編集長の河合良則が新編集長に昇格 9月1日付 appeared first on WWD JAPAN.com.

「ジェーン・アイルデール」総代理店が米国に新会社設立 Jビューティブランドを紹介、輸出支援も

 「ジェーン・アイルデール(JANE IREDALE)」「リバイタラッシュ(REVITALASH)」の輸入・販売を手掛けるエム・アール・アイ(東京、リッキー二宮・代表取締役)はこのほど、米国に新会社NINO BEAUTY LLC(オレゴン州ポートランド、リッキー二宮CEO)を設立し、日本産のスキンケア製品や美容用品を仕入れ・販売する事業を開始した。同社が長年の輸入事業で培ったノウハウを生かして、Jビューティ製品を米国市場に紹介するのが目的で、すでにオンラインセレクトショップ「Nino beauty」をオープンし、炭酸パックブランドの「エニシー(ENISIE)」をはじめ「エドビオ(EDOBIO)」「ロクジン(LOQZIN)」などリッキー二宮CEOが自らセレクトした7ブランドの商品を販売している。

 二宮CEOは「現在、米国市場で流通している日本産の化粧品は資生堂やコーセーなど大手メーカーの製品が多いが、中小規模のブランドにも高い倫理観と技術に基づいて作られた革新的な製品があり、それらは米国でも求められている」と話す。安全性、科学的であること、即効性を基準にスキンケア製品、サプリメント、美容ツールなどのラグジュアリーニッチブランドを厳選して販売する。ターゲットは現地在住の日本人やアジア人。中心価格は1万円前後で、製品の内外価格差は1.1倍程度となる。ブランドによっては現地の販売代理店も務め、ECサイト上のブランド紹介や商品パッケージの成分表示などの英語翻訳、化粧品販売に必要な各種申請を通して米国進出を支援していく。また将来的には現地での直営店の展開も視野に入れている。

The post 「ジェーン・アイルデール」総代理店が米国に新会社設立 Jビューティブランドを紹介、輸出支援も appeared first on WWD JAPAN.com.

「ニューバランス」がコム デ ギャルソンとのコラボスニーカーを発売 2ブランドから展開

 「ニューバランス(NEW BALANCE)」は9月11日に、「コム デ ギャルソン・オム(COMME DES GARCONS HOMME)」と「コム デ ギャルソン・ジュンヤ ワタナベ マン(COMME DES GARCONS JUNYA WATANABE MAN)」とのコラボスニーカーを発売する。それぞれの取り扱い店舗で扱う。

 「コム デ ギャルソン・オム」とのコラボモデルは、1970年代に登場したテニスシューズの“CT400”から着想を得た“プロ コート カップ(PRO COURT CUP)”をベースに、アッパーをオールレザーで仕上げて高級感のあるスニーカーにアップデートした。またミッドソールのバイカラーのステッチワークと、インソールに配したブランドロゴが特徴だ。カラーはブラックとホワイトを用意。価格は2万9000円で、サイズは25.0〜29.0cm(ハーフサイズ無し)。

 「コム デ ギャルソン・ジュンヤ ワタナベ マン」とのモデルは、スケートラインの「ニューバランス ヌメリック(NEW BALANCE NUMERIC)」の“NM345”のフィット感をアップデートした“NM379”をベースに採用した。インソールはフィット感や衝撃吸収性に優れた“ABZORB”を、アウトソールにはラバーコンパウンド製の“N DURANCE”を配し、グリップ性と屈曲性に優れたバルカナイズド製法で仕上げた。またキャッチーなブランドロゴをインソールやサイドテープに配すなど、遊び心も加えた。カラーはブラック、ネイビー、ベージュを用意。価格は2万4000円で、サイズは25.0〜29.0cm(ハーフサイズ無し)。

The post 「ニューバランス」がコム デ ギャルソンとのコラボスニーカーを発売 2ブランドから展開 appeared first on WWD JAPAN.com.

俳優の竹内涼真がLVMH傘下の時計「ゼニス」のアンバサダーに

 LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)傘下で1865年創業のスイスの時計ブランド「ゼニス(ZENITH)」は、日本におけるアンバサダーに俳優の竹内涼真を起用した。「ゼニス」は新たなブランドフィロソフィーとして“TIME TO REACH YOUR STAR(最も高い、あなたの星をつかむために)”を掲げており、ジュリアン・トルナーレ(Julien Tornare)=ゼニス最高経営責任者は「最も高い星をつかむべく、映画やテレビを舞台に挑戦し続ける姿に強く共感し、アンバサダーを打診した」と話す。

 竹内は、「父の影響で時計が好きになった。現在27歳で、30歳になるまでに本格的な機械式時計が欲しいと思っていたところ、『ゼニス』のアンバサダーの話をいただき素直にうれしかった。『ゼニス』の代表的モデルである“エル・プリメロ”のストーリーのように進化し続ける姿勢と、世界で渡り合える俳優になるという僕の夢は重なる」と述べた。

The post 俳優の竹内涼真がLVMH傘下の時計「ゼニス」のアンバサダーに appeared first on WWD JAPAN.com.

永野芽郁が「雪肌精」新シリーズのミューズに就任 「肌にも地球にも優しい女性になりたい」

 コーセーは、「雪肌精(SEKKISEI)」の“クリアウェルネス”シリーズのミューズに女優の永野芽郁を起用し、新CMを9月16日から放送する。

 「雪肌精」は、今年ブランド誕生35周年を機に、初めて全面的なリブランディングを実施。その一環として、“地球のめぐみから美しさをいたただく”をテーマにした新シリーズ“クリアウェルネス”を9月16日から販売する。同シリーズのコアターゲットは20~30代前半で、製品は肌悩みや肌質に合わせた2タイプをそろえる。皮膚の酸化に着目して透明感を加速させる“効能タイプ”と、アルコールフリーで低刺激処方の“フリータイプ”を用意。いずれも化粧水や洗顔料などをラインアップする。プロモーションでは、すでに6月から“フリータイプ”のミューズを女優の清原果耶が務めているが、“効能タイプ”のミューズは後日の発表とし、期待されていた。

 今回、永野をミューズに起用した理由についてコーセーの織田浩行宣伝部部長は、「(テレビ)画面からにじみ出ているピュアな透明感が、『雪肌精』の世界観とぴったりだと感じた。本当にきめ細やかな肌をされていて、この判断は間違いがなかったと確信している」と説明。ブランドカラーの瑠璃色のドレスに身を包んで登場した永野は、「私が生まれる前から愛されている『雪肌精』のミューズに就任できて嬉しい」と感動。地球環境にも配慮した設計を取り入れるなどサステナブルな対応をしていることに関して、「肌にも地球にも優しい、そういうことに気をつける女性になりたい」と意気込みを語った。

 ブランドのイメージキャラクターは、2012年から起用する女優の新垣結衣がグローバルミューズとして今後も務める。最高峰シリーズの“雪肌精みやび”ではフィギュアスケーターの羽生結弦選手が継続してグローバルミューズを務める。

The post 永野芽郁が「雪肌精」新シリーズのミューズに就任 「肌にも地球にも優しい女性になりたい」 appeared first on WWD JAPAN.com.

ユニリーバが顆粒サプリメントブランドを買収

 ユニリーバ(UNILEVER)は顆粒状サプリメントブランド「リクイド I.V.(LIQUID I.V.)」を買収すると発表した。買収額は非公開。「リクイド I.V.」は2012年に実業家のブランドン・コーエン(Brandon Cohen)が立ち上げたウエルネスブランドで、飲料水に混ぜて飲むパウダードリンクを手掛ける。独自の“セリュラー トランスポート テクノロジー”を用いて飲料水の“水分補給効果”を2〜3倍にするというもので、「スリープ(Sleep)」「エナジー(Energy)」「ハイドレーション(Hydration)」などのタイプをそろえる。価格は16包で24.47ドル(約円)。主に自社サイトで販売しているが、ターゲット(TARGET)やコストコ(COSTCO)、ザ ビタミン ショップ(THE VITAMIN SHOPPE)など一部の小売店でも取り扱われている。

 コーエン創業者は引き続き最高経営責任者を務める。ファビアン・ガルシア(Fabian Garcia)米ユニリーバ社長は「『リクイド I.V.』はウエルネスや健康市場において急速に成長している革新的なブランドの一つ。人々の健康と幸福を向上しながらサステナブルに社会に良いインパクトを与えたい、という当社のミッションにマッチしている」とコメント。

 ユニリーバはウエルネス系のブランドの買収を続けており、直近では2019年4月にサプリメントグミブランド「オリー(OLLY)」を買収した。

The post ユニリーバが顆粒サプリメントブランドを買収 appeared first on WWD JAPAN.com.

「フライターグ」がサイクリング用バッグの無料レンタルサービス開始

 スイス発のバッグブランド「フライターグ(FREITAG)」はこのほど、サイクリング用バッグの無料レンタルサービス「#RIDEWITHFREITAG」を渋谷店や銀座店をはじめとする国内店舗と一部のパートナー店舗で開始した。期間は10月末まで。

 同キャンペーンは「フライターグ」の“循環型”のフィロソフィーを打ち出す取り組みの一環として開始した。貸し出すアイテムはバックパック“F155 クラプトン”で、各所にリフレクターを施したほか、ヘルメットとU字ロックのホルダーを備えるなどサイクリングに適した機能を持つ。最大2週間の利用が可能。また同社は人力を動力とする移動手段を推進し、スイス・チューリッヒの本社と世界の26店舗で従業員の自転車通勤を推奨する。

The post 「フライターグ」がサイクリング用バッグの無料レンタルサービス開始 appeared first on WWD JAPAN.com.

「フライターグ」がサイクリング用バッグの無料レンタルサービス開始

 スイス発のバッグブランド「フライターグ(FREITAG)」はこのほど、サイクリング用バッグの無料レンタルサービス「#RIDEWITHFREITAG」を渋谷店や銀座店をはじめとする国内店舗と一部のパートナー店舗で開始した。期間は10月末まで。

 同キャンペーンは「フライターグ」の“循環型”のフィロソフィーを打ち出す取り組みの一環として開始した。貸し出すアイテムはバックパック“F155 クラプトン”で、各所にリフレクターを施したほか、ヘルメットとU字ロックのホルダーを備えるなどサイクリングに適した機能を持つ。最大2週間の利用が可能。また同社は人力を動力とする移動手段を推進し、スイス・チューリッヒの本社と世界の26店舗で従業員の自転車通勤を推奨する。

The post 「フライターグ」がサイクリング用バッグの無料レンタルサービス開始 appeared first on WWD JAPAN.com.

支えるデジタルから、リアルに冒険のエールを!!︎ エディターズレター(2020年7月13日配信分)

※この記事は2020年7月13日に配信した、メールマガジン「エディターズレター(Editors' Letter)」のバックナンバーです。最新のレターを受け取るにはこちらから

支えるデジタルから、リアルに冒険のエールを!!︎

 チーム「ONE WWD JAPAN」の中でデジタルとビューティの特攻隊長を務めることになって、ワクワクもしていますが、ドキドキもしています。ドキドキの理由は、デジタルとビューティって、収益においては「ONE WWD JAPAN」の生命線だから。ファッションブランドのデジタルにおける広告出稿やタイアップと、ビューティブランドのデジタル&プリントにおけるそれの合算は、おそらく、従来の言葉で表現するところの広告売り上げのほとんどを占めそうです。無論、クライアントとのお仕事をもたらしてくれるのは、ビジネスプランニング部という別の部隊ですが、特攻隊長は「私たちは、その仕事をキチンとこなせるのだろうか?」とは少なからず思っており、ぶっちゃければプレッシャーです。余談ですが、「楽しそうね」とおっしゃっていただく、クライアントとのLIVE配信のMCは、その通りと~っても楽しいけれど、終わるとドッと疲れるんですよ(笑)。自分でも、「プレッシャーを感じていたんだなぁ」と気づかされます。

 と、INFASパブリケーションズという会社におけるマネタイズの責任が重くなるにつれて、自分の中で、ちょっとした感情の変化がありました。隣にいる「WWDジャパン」編集部に対する感情です。ぶっちゃけた話をすれば、上述の状況がハッキリする中、特に課せられた広告予算を比較しちゃうと、これまでは心中複雑でした。「予算のケタが違う(汗)」とか、「僕らは新しいことに、こんなに挑戦しているのに」とか、「自分まで晒して頑張ってるよ!!」なんて感情が芽生え、渦巻いていたのです。それがある時、隣にいるデジタルマーケティング部の部長が3年前に教えてくれた、そして、当時はそれを目指してひたすら頑張っていたフレーズを思い出し、一気に解消したんです。

 「『WWD JAPAN.com』のPVが1000万を超えると、多少冒険して失敗しても、パフォーマンスは激減しづらい。だから頑張りましょう!!」という一節です。確か、こんなカンジでした(笑)。

 3年くらい前の話なので、あらためて隣の部長に「どうして1000万PVだったの?」と、今、聞いてみました(笑)。いろ~んな理由があるそうなので割愛しますが、「母集団が大きくなると、1つの事象に左右されづらくなる」という統計学的事実から「ロイヤルユーザーが一定数確保できたことを意味するので、多少何かあっても戻ってくる」というエンゲージメント、さらには「検索エンジンが、信頼性のあるサイトと認識することによる検索時の上位表示」という都市伝説までイロイロあるそうです。まぁ、それは置いておいて、言いたかったのは、「それは、事実だった」ということ。PVが1000万を超えて以降、正直今だって「コンテンツが足りない!!」みたいな状況は時々訪れますが、確かに大スランプという事態はほとんど無くなりました。

 で、「今度はコレを、会社に当てはめてみよう」と思っています。「私たちが収益の面で頑張るから、プリントメディアは冒険してよ!!」と思っているのです。

 幸い、弊社の紙媒体は比較的順調ですが、無論、ウェブのような急成長は望めません。となると、紙媒体単体で考えちゃうと、冒険って、勇気が必要ですよね。特に取捨選択には、かなりの覚悟が問われます。それは、「自分が、紙媒体のトップだったら?」と想像すると、明らかです。向編集長、お疲れさまです(笑)!!でも会社全体で考えたら、「ウェブが下支えしてくれるから」と思ってもらえないかしら?仮に紙媒体がリニューアルして多少コケても、骨太なジャーナリズムというアイデンティティーさえ発信し続けてくれたら、収益においてはウェブが支えられると思うんです。デジタルマーケティング部の部長の言葉をもじれば、「『WWD JAPAN.com』が順調なら、『WWDジャパン』が多少冒険して失敗しても、「ONE WWD JAPAN』は傾かない。だから頑張りましょう!!」、そんな風に考えています。

 同じことは、小売りにも言えますよね。急成長しているデジタルの皆さん、ここまでの道程を考えると、かつての私のように心中穏やかじゃない時もあろうかと思います。それは、すっごく分かります(笑)。でも一緒に、「デジタルが支えるから」って、リアルにエールを送りませんか?コレも、組織内OMOかな?なんて思います。

FROM OUR INDUSTRY:ファッションとビューティ、関連する業界の注目トピックスをお届けする総合・包括的ニュースレターを週3回配信するメールマガジン。「WWD JAPAN.com」が配信する1日平均30本程度の記事から、特にプロが読むべき、最新ニュースや示唆に富むコラムなどをご紹介します。

エディターズレターとは?
「WWDジャパン」と「WWDビューティ」の編集者から、パーソナルなメッセージをあなたのメールボックスにダイレクトにお届けするメールマガジン。ファッションやビューティのみならず、テクノロジーやビジネス、グローバル、ダイバーシティなど、みなさまの興味に合わせて、現在7種類のテーマをお選び頂けます。届いたメールには直接返信をすることもできます。

The post 支えるデジタルから、リアルに冒険のエールを!!︎ エディターズレター(2020年7月13日配信分) appeared first on WWD JAPAN.com.

「アヴェダ」最高峰のダメージケア「ボタニカル リペア」が誕生

 「アヴェダ(AVEDA)」は、同ブランド史上最高峰のダメージケアシリーズとなる新ヘアケア「ボタニカル リペア」を発売した。

 毛髪内部の損傷した結合に着目し、植物による“ボタニカル ボンド テクノロジー”を搭載。低分子の植物由来成分がコルテックスに浸透し、キューティクルと髪表面を覆う保護膜の双方にアプローチする。ダメージを補強・補修し、輝きに満ちた健やかな印象へ導く。

 「アヴェダ」調べによると、日本人女性の髪の悩みとして、約35%の人が“髪のダメージ”を挙げており、髪の強度への悩みは約37%と高かった。それで、これまでの“ダメージ補修”という切り口だけでなく、髪の強度を上げるケアや、ダメージにつながる他の要因をケアする、複合的でより高機能なケアへのニーズが高いことが分かった。

 「ボタニカル リペア」はグリーンテクノロジーに着目し、高機能なケアのニーズに対応するために6年の歳月をかけて開発。低分子のコーンシュガー由来成分がコルテックスに浸透し、髪を補強・補修。アボカド、グリーンティー、サチャインチによる3種のオイルブレンドが髪を滑らかにし、縮まりと切れ毛を防ぐ。髪本来が持つ保護膜に近い、「アヴェダ」独自のトウモロコシ・ココナッツ由来の擬似成分で外的要因から髪を保護する。

 ラインアップは、繊細なダメージヘアをぜいたくな泡で優しく洗うシリコン・サルフェート洗浄成分フリーのシャンプー、絡まりと切れ毛を防いで滑らかな髪へ導くシリコンフリーのコンディショナーのほか、トリートメントと2種のヘアマスクの計5種となっている。価格帯は3800~1万5400円。

The post 「アヴェダ」最高峰のダメージケア「ボタニカル リペア」が誕生 appeared first on WWD JAPAN.com.

「かつや」が始めた「東京とろろそば」。「立ち」ではないが「飲み」がない真っ向勝負

 とんかつ店「かつや」や、から揚げ専門店「からやま」などを展開するアークランドサービスホールディングスが新業態のとろろそば専門店「東京とろろそば」を8月末に東京・五反田に開店した。「とろろそば」という、ひとひねりした商品が売り物。東京・渋谷に開店した「東京たらこスパゲッティ」に続く、「麺」路線の第2弾だ。アルコールを提供しない「真っ向勝負」は、規模が大きいそば・うどん市場への挑戦に見える。
Posted in 未分類

サイゼリヤ、迷走か。「しゃべれるくん」全店配布完了だけど誰も使ってない。透ける「売り上げ不振」への焦り

 サイゼリヤが紙ナプキンを使った食事用マスク「しゃべれるくん」を全店配布した、と発表した。同時に公式YouTubeチャンネルで、堀埜一成社長自身が考案した「2号」も公開している。「ネタじゃないの?」という声が多く上がる中、サイゼリヤがおかしいという指摘も出ている。
Posted in 未分類

「セフォラはブランドの味方だ」 競合との差別化や新型コロナ禍の戦略について米セフォラCEOが語る

 米セフォラ(SEPHORA AMERICAS)のジャン・アンドレ・ルージュ(Jean-Andre Rougeot)最高経営責任者(CEO)に、コロナ禍におけるビジネス戦略から黒人の人権を掲げた一連の抗議運動に対する取り組みに至るまで話を聞いた。ルージュCEOはメイクアップブランド「ベネフィット(BENEFIT)」で12年間のCEO経験もあり、ブランドとリテール双方でのビジネスを熟知している人物だ。

若手ブランドの投資で競合と差別化

 かつては米国で業界の一強であったセフォラだが、近年は化粧品専門店のウルタ(ULTA)がカイリー・ジェンナー(Kylie Jenner) の「カイリー・コスメティクス(KYLIE COSMETICS)」や「モルフィー(MORPHE)」といったZ世代に人気のあるブランドを扱うなど、競合他社が勢いを増している。ユーロモニター(EUROMONITOR)によると、ウルタは米国におけるマーケットシェアの26.7%を占めており業界1位、セフォラは2位の「バス&ボディワークス(BATH & BODY WORKS)」に次ぐ3位でシェアは14.9%だ。業界3位といえども、プレステージビューティにといては百貨店のメイシーズ(MACY’S)の上を行くセフォラの存在感の大きさに変わりはない。

 「われわれはDNAが確立しているユニークなブランドを取り扱うことで、ほかとの差別化を図っている。例えばリアーナ(Rihanna)の『フェンティ ビューティ バイ リアーナ(FENTY BEAUTY BY RIHANNA)』や『タチャ(TATCHA)』『ドランクエレファント(DRUNK ELEPHANT)』『オラプレックス(OLAPLEX)』『パット・マクグラス ラボ(PAT MCGRATH LABS)』などは売り上げ面だけでなくリピーターの獲得においても大きな原動力になっている」。

 セフォラは将来有望な若手ブランドの発掘や育成、支援にもたけており、次世代ブランドにもすでに目を向けている。米人気インフルエンサーのパトリック・スター(Patrick Starrr)による新ブランド「ワン/サイズ(ONE /SIZE)」や歌手のセレーナ・ゴメス(Selena Gomez)によるビューティブランド「レア ビューティ(RARE BEAUTY)」など、注目のブランドもいち早く導入している。

新型コロナ禍での戦略 ブランド支援やEC戦略に注力

 2019年にNYのタイムズスクエアにオープンした旗艦店ではメイクアップ製品が売り場の半分以上を占めているが、新型コロナウイルスによって4〜6月の米国でのメイクの売上高は前年比52%減の8億6900万ドル(約912億円)に落ち込んだ(NPD調べ)。一方で、スキンケアの売り上げが急伸しており、大きな可能性を見出しているという。中でも最近はクリーンスキンケアに注力している。「35歳以下をターゲットにした戦略として、4〜5年前にクリーンビューティの扱いを始めた。これまでスキンケアは比較的年齢層が高めの消費者からの需要が高かったが、最近は若者からの(スキンケアに対する)問い合わせが増えている。若者はクリーンスキンケアの環境に優しいパッケージや、使用方法等がわかりやすいところに興味を持っている。彼らはいくつもの高価なアイテムを求めているのではない」と説明する。

 また、セフォラは以前からEC事業にも力を入れてきたことも、新型コロナ禍で強みとなっている。パンデミック以前からEC化率は40%ほどとかなり高い水準だったが、今はその売り上げが70〜80%にまで高まっているという。「ウルタやメイシーズなど他社は新型コロナによる急速なEC需要の拡大に対応する用意ができていなかった。セフォラのサプライチェーンはパンク寸前だったが、(ECへの継続的な投資により)どうにか持ちこたえながら供給できた」という。

 そしてブランドと良好な関係を構築するために、コロナ禍では支払期日の順守など取り扱いブランドを支援している。「私たちはブランドとの約束を守り、30日以内に支払いを行った。多くのブランドの創設者たちは電話口で泣きながら『きちんと支払いをしてもらえたなんて信じられない』と言った。中には90日以上も支払いを引き延ばす小売店も存在するため、私たちが期日までに支払いを行うとは思ってもいなかったようだ。セフォラはブランドの味方だ。パンデミックのさなかでも強い企業であり続け、将来有望なブランドのサポートを適切に行うことで小売業界の模範となる」。

ダイバーシティーのために人員調整をはじめとした戦略

 セフォラが全ての人種にとって心地よく買い物ができる場所であるためには、改善すべき点もある。19年に黒人R&B歌手のシザ(SZA)がセフォラのスタッフに万引きを疑われ、警備員を呼ばれるに至った旨をツイートした騒動の後、セフォラは全店で1日休業し、従業員に対して偏見に関するトレーニングを実施した。セフォラでリーダーの役割を担う黒人はわずか6%に過ぎず、今後さらなる取り組みが必要とされている。

 また今年5月に黒人男性が白人警察に押さえつけられて窒息死した事件を受け、デザイナーのオーロラ・ジェームズ(Aurora James)が掲げる「15パーセント プレッジ(15 Percent Pledge)」イニシアチブに参加することを表明した。これは小売り店に対して黒人が手掛けるブランドを15%扱うように求めたもので、15%の数字は全米におけるおおよその黒人の割合に相当する。また21年には、新しいビューティブランドがビジネスのコツを学んで投資コミュニティーとの結び付きを得ることにもつながる「セフォラ・アクセレレート・プログラム」に、20〜25のBIPOC(black, indigenous and people of colorの略で、黒人、先住民および有色人種の総称)のブランド創設者を招き入れる予定だ。

 「全ての小売り店において偏見の問題は存在する。セフォラの顧客や従業員は多様性に富んでいるが、偏見が存在するのもまた事実だ。そのため、多様性に関するトレーニングやリーダーの多様化に向けた取り組みを全ての部署で行っている。ウェビナーを行い、有色人種の従業員の声に耳を傾けることで人種差別などの問題にも向き合っており、私も時々こっそりと話を聞いている。彼らのストーリーはとてもパワフルだ。ダイバーシティーに向けた今後のアクションを起こす上で大きなモチベーションになる」。

The post 「セフォラはブランドの味方だ」 競合との差別化や新型コロナ禍の戦略について米セフォラCEOが語る appeared first on WWD JAPAN.com.

「ディーゼル」とGR8がコラボコレクションを発売 「#FR2」など8組のデザイナー、アーティストが参加

 「ディーゼル(DIESEL)」は東京・原宿のセレクトショップGR8(グレイト)とコラボしたカプセルコレクションを9月4日に発売した。日本の「ディーゼル」主要店舗と公式ECサイト、GR8のラフォーレ原宿の店舗と公式ECサイトで取り扱っている。

 GR8がセレクトした8組のデザイナーとのトリプルコラボで、「#FR2(エフアールツー)」「カリ × ユウタ ホソカワ(CALI X YUTA HOSOKAWA)」「D.TT.K(ディーティーティーケー)」「ジュン イナガワ(JUN INAGAWA)」「コウジ ウエダ C/O コウスケ カワムラ(KOJI UEDA C/O KOSUKE KAWAMURA)」「ネグレクトアダルトペイシェンツ(NEGLECT ADULT PATIENTS)」「リボルバー(REVOLVER)」「ロジック(ROGIC)」が参加した。

 「ディーゼル」のデニムジャケットやスエット、Tシャツをベースにデザインしたユニセックスの全36アイテム。価格帯はTシャツが1万2000円~、スエットが2万2000円~、デニムジャケットが5万4000円だ。

 「GR8」オーナーバイヤーの久保光博と来日していた「ディーゼル」の創始者レンツォ・ロッソ(Renzo Rosso)がパーティーで出会ったことが同コラボのきっかけになったという。

The post 「ディーゼル」とGR8がコラボコレクションを発売 「#FR2」など8組のデザイナー、アーティストが参加 appeared first on WWD JAPAN.com.

宝塚花組トップスターの柚香光がチャコットのコスメのイメージモデルに

 オンワードグループのチャコットは、2020年秋からコスメブランド「チャコット フォープロフェッショナルズ」のイメージモデルに、宝塚歌劇団花組トップスターの柚香光を起用する。

 チャコットでは創業70周年を迎えた20年から「人生を、芯から美しく。」をブランドフィロソフィーに掲げ、新たなブランディングを開始。よりブランドを拡大し、新たなターゲット、新たな市場を切り開くことを目指している。さらなる一般消費者との接点を拡大するために、以前から支持を得てきたチャコットのコスメにフォーカスし、コスメ単独としては初めての宣伝を行う。

 バレエなどステージで活躍する人が使うことを想定して開発したチャコットのコスメは、ステージ用ならではの“落ちにくさ”“発色の良さ”に加え、子どもでも安心して使える植物由来の原料を使用していることが特徴。そうした特徴が評価され、今ではステージや映像といったエンタテインメント関係者のみにとどまらず、一般消費者にも愛用者が広がっていて、来春には新商品の発売も予定している。

 今回イメージモデルとして起用する柚香光氏は、今年1月の公演「ダンス オリンピア」を機に宝塚歌劇団花組のトップスターに就任。幼少期からバレエで鍛えてきたキレのあるダンスが高い評価を得ている、宝塚の美を象徴する存在の一人だ。また、宝塚歌劇のモットーである“清く正しく美しく”が、チャコットの新たなブランドフィロソフィーである「人生を、芯から美しく。」と呼応するものととらえ、宣伝活動においてパートナーシップを組むことで、美しさを追求する集団としてのチャコットの企業姿勢を明確に打ち出すことを目指す。

 広告は9月初旬よりJR東日本首都圏全線社内、阪急全線車内などで展開。宝塚ファンのみならず、多くの消費者との接点強化を図る。

The post 宝塚花組トップスターの柚香光がチャコットのコスメのイメージモデルに appeared first on WWD JAPAN.com.

アルマーニ、19年度は増収 既存店ベースで7%増

 ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI以下、アルマーニ)の2019年12月期決算は、売上高が前期比2.3%増の21億6000万ユーロ(約2700億円)、EBITDA(利払い前・税引き前・減価償却前利益)は同14.7%減の2億6800万ユーロ(約335億円)、純利益は同18.4%減の1億2400万ユーロ(約155億円)だった。

 増収は主に既存店ベースの売り上げが同7%増だったことと、ECが好調だったことによる。同社はコアブランドを強化するため、18年春夏コレクションから「ジョルジオ アルマーニ」「エンポリオ アルマーニ(EMPORIO ARMANI)」「A|X アルマーニ エクスチェンジ(A|X ARMANI EXCHANGE)」の3ブランド体制に移行しているが、こうした戦略が奏功した形だ。なおライセンスを含めた全体の売上高は、同9%増の41億5000万ユーロ(約5187億円)だった。

 現金および現金同等物は12億1000万ユーロ(約1512億円)と18年度の13億1000万ユーロ(約1637億円)からやや減少したが、これは新規出店や既存店の改装に伴う費用などによるものだという。なお19年12月末時点での直営店数は598となり、前年度から70店増加している。

 同社は、「新型コロナウイルスの世界的な感染拡大による経済的な影響を予測するのは時期尚早だが、当社にはブランドとしての長い歴史や豊富なリソース、盤石な財務基盤がある。それらを生かし、今後も質の高い製品や揺るぎのないブランドアイデンティティーに基づいた戦略的な計画を、強い意志を持って実行していく」とコメントした。

 パンデミックの影響で同社の傘下ブランドも世界中の店舗を一時的に休業せざるを得なかったが、現在は大半の店舗に加えて、ミラノにあるアルマーニ・ホテル(Armani Hotel)も営業を再開している。同社はニューヨーク・マディソンアベニュー旗艦店を改装して高級マンションを併設する計画を19年夏に発表しており、店舗を現在の4層構造から2層構造とし、同じ建物内に19戸の住宅を造る。コロナ禍の中ではあるが、計画通り23年に完成予定だという。

 2月23日に開催された「ジョルジオ アルマーニ」のショーは、来場客と関係者の健康や安全面を第一に考えて無観客で行われた。現在も事態が収束していないことから、9月24日に開催される「エンポリオ アルマーニ」のショーはデジタル形式で発表する。また9月26日の「ジョルジオ アルマーニ」のショーは無観客で行い、その模様を初めてテレビで放送するほか、同ブランドの公式サイトなどでも配信する。いずれのブランドも、メンズとウィメンズのコレクションを同時に発表するという。また「ジョルジオ アルマーニ プリヴェ(GIORGIO ARMANI PRIVE)」のショーは、21年1月に延期されている。

The post アルマーニ、19年度は増収 既存店ベースで7%増 appeared first on WWD JAPAN.com.

米「リーバイス」、友達と一緒にバーチャルショッピングできるアプリと提携

 アメリカで通称“バック トゥー スクール”と呼ばれる9月の新学期スタートに向けて米「リーバイス(LEVI'S)」は、グループで買い物体験ができるバーチャルサービスを開始する。気軽に外出することが難しい中でも友達と一緒にショッピングをしている気分が味わえるよう、同ブランドのスタイリストを交えてバーチャルスタイリングサービスを提供し、買い物イベントなどを開くという。9月中の開始を計画している。

 新サービスは画面共有しながら通話が可能なアプリ「スクワッド(SQUAD)」との提携で実現。「スクワッド」は4月からZ世代をターゲットに、遠隔で買い物したり、写真フォルダからネットフリックス(NETFLIX)、フールー(Hulu)などを観ながら通話できるサービスを提供している。「スクワッド」内で最大9人でグループビデオ通話ができ、同じコンテンツを見ながらスタイリングサービスを受けたり、友人と話したり、感想を共有できるようになる。

 新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、ジーンズ業界も経済的に大きな打撃を受けている。3月から学生や在宅勤務で働く人の多くはより着心地の良い洋服を求める傾向が強まり、7月にはジーンズブランド「ジースター ロゥ(G-STAR RAW)」の米国法人や「ラッキー ブランド(LUCKY BRAND)」が破産法の適用を申請した。

 米リーバイ・ストラウス(LEVI STRAUSS & CO.)の4〜6月期は62%の減収で、合計700人の人員削減を予定している。新学期や休暇シーズンに向けて購買活動が活発になると期待する中、業績の回復を狙う。

The post 米「リーバイス」、友達と一緒にバーチャルショッピングできるアプリと提携 appeared first on WWD JAPAN.com.

9月開催のパリコレ暫定スケジュールが発表 「ギャルソン」や「セリーヌ」は不参加

 フランスオートクチュール・プレタポルテ連合会(Federation de la Haute Couture et de la Mode以下、サンディカ)は9月4日、2021年春夏パリ・ファッション・ウイーク(以下、パリコレ)の暫定スケジュールを発表した。計88ブランドが参加を表明しているが、リアルなショーを開催するブランドの数は未定だ。会期は9月28日から10月6日までの9日間。

 今回スケジュールに記載されなかった主要ブランドは、「セリーヌ(CELINE)」「アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER McQUEEN)」「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH以下、オフ-ホワイト)」「サンローラン(SAINT LAURENT)」など。「ヴァレンティノ(VALENTINO)」は代わりにミラノ・ファッション・ウイークに参加する。

 他にも「サカイ(SACAI)」「ラコステ(LACOSTE)」「ルメール(LEMAIRE)」「ジュンヤ ワタナベ・コム デ ギャルソン(JUNYA WATANABE COMME DES GARCONS)」「ノワール ケイ ニノミヤ(NOIR KEI NINOMIYA)」「ロシャス(ROCHAS)」「アトライン(ATLEIN)」「ギ ラロッシュ(GUY LAROCHE)」「カイダン・エディションズ(KWAIDAN EDITIONS)」もリストに並んでいない。

 「ロシャス」は19年12月、アレッサンドロ・デラクア(Alessandro Dell’Acqua)=ウィメンズ・クリエイティブ・ディレクターが20年2月のコレクションを最後に退任以来、後任が未定のままだ。また、「ルメール」は7月に男女共同ショーを発表している。「コム デ ギャルソン」「ノワール ケイ ニノミヤ」は、21年春夏コレクションの発表を10月19〜23日の東京での展示会期間中に小規模なショーを行う。「ジュンヤ ワタナベ」はオフィスでインスタレーションを行う予定だ。

 新たに参加を表明したのは、「アミ アレクサンドル マテュッシ(AMI ALEXANDRE MATTIUSSI)」「セシル バンセン(CECILIE BAHNSEN)」「アンファン リッシュ デプリメ(ENFANTS RICHES DEPRIMES)」「エスター マニャス(Ester Manas)」「ガブリエラ ハースト(GABRIELA HEARST)」「モッシ(MOSSI)」「シチュエーショニスト(SITUATIONIST)」「スターリング ルビー スタジオ. LA. CA.(S.R. STUDIO. LA. CA.)」「ヴェジャス(VEJAS)」「ウェールズ ボナー(WALES BONNER)」の10ブランド。

 また新型コロナウイルスの感染拡大を受けて2月24~3月3日に開催されたパリコレでのショーの開催を見送った中国ブランドの「メゾン マイ(MAISON MAI)」「カルバン ルオ(CALVIN LUO)」「マーシャ・マ(MASHAMA)」「シャッツィ・チェン(SHIATZY CHEN)」「ジャレル ザン(JAREL ZHANG)」は、今シーズンは参加すると発表。他にも「アクネ ストゥディオズ(ACNE STUDIOS)」と「アニエスベー(AGNES B.)」が参加を決めている。

The post 9月開催のパリコレ暫定スケジュールが発表 「ギャルソン」や「セリーヌ」は不参加 appeared first on WWD JAPAN.com.

「Nオーガニック」から派生した自然派メイクブランド誕生

 自然派ライフスタイルブランド「Nオーガニック(N ORGANIC)」から派生したメイクアップブランド「アンドウルフ(&WOLF)」が11月6日に誕生する。「Nオーガニック」のスキンケアで使用する美容成分や精油の香りを取り入れたファンデーションなど全4アイテム(1800~3800円)をそろえ、公式サイトや直営の有楽町マルイ店、そのほかバラエティーショップで展開する。

 「Nオーガニック」はサイバーエージェントの子会社、シロクが手掛けるスキンケアブランドで2017年8月に誕生し人気を集める。同ブランドで培ってきたスキンケア発想を活かし、“長時間付けていても心地良い”メイクアイテムを「アンドウルフ」で提案する。

 コンセプトは“素肌を思いやりながらメイクアップする”。「毎日忙しい女性たちに寄り添う“小さなお守りのような存在に”という思いを込めて開発した」(同社)。特徴は3つあり、一つ目が「Nオーガニック」に使用する美容成分をぜいたくに使用すること。二つ目がスキンケアで人気の香り、スウィートシトラスを全製品に採用。三つ目が、合成着色料や紫外線吸収剤、パラベン、アルコールなど7つの化学成分を不使用とすること。敏感肌や乾燥肌でも安心して使用できる仕様とした。

 ファンデーション「セラムリキッドファンデーション」はネムノキ樹皮エキスなどの整肌成分や保湿成分など全13種の美容成分を配合しながらも長時間ヨレずに素肌感をキープする。エアレス容器でファンデーションの酸化を防ぐ。高保湿チーク「シマーヌードイルミネーター」は、カミツレ花エキスやセージ葉エキスなどを配合。密着度の高い練りタイプで、チークとハイライト、リップと3役を果たす。そのほか、保湿と密着感をかなえるアイシャドウ「スリーサムデザイニングアイカラー」、マスクで乾燥しがちな唇を保湿成分でケアし、色見によって異なる質感でニュアンスな色味も一塗りでしっかり発色する口紅「トリートメントニュアンスルージュ」も扱う。

 環境に配慮した取り組みも行い、外装はサトウキビの残りかすを使用したバガス紙を採用している。

The post 「Nオーガニック」から派生した自然派メイクブランド誕生 appeared first on WWD JAPAN.com.

目元に視線が集まる今取り入れたい、「スカルプD」のまつ毛美容液

 マスクが手放せない生活の中でも目元はメイクを楽しめるということもあり、これまで以上に目元ケアへの意識が高まっている。そんな今こそ「スカルプD」のまつ毛美容液に注目したい。健康的なまつ毛で“スッピン”を底上げすることで、前向きな気持ちで美容を楽しめるはずだ。

毛髪研究から生まれた独自設計

 「スカルプD」のまつ毛美容液は毛髪研究から誕生した。健康的なまつ毛へと導く独自成分をナノ化し、角層までの浸透をかなえる。「スカルプDのまつ毛美容液プレミアム」には通常品※1の2倍※2の美容成分に加えて、目元ケア成分※3を配合。美容成分であるアルジルリン※4やハマメリスエキス※5を配合し、まつ毛と目元を同時にケアすることができるのも特徴だ。さらに「色素沈着するという副作用の報告はなく、基本的に色素沈着の心配なくご使用いただけます※6」と話すのは、まつ毛美容液のPR担当。毎日安心して手に取ることができる一品となっている。

 使い方は簡単だ。一日1回を目安に、まつ毛の生え際にアイラインを引くイメージで塗布したら、根元から持ち上げるように毛先に向かってスッと引き上げる。下まつ毛にも塗布し、チップの先端を使いながらまつ毛の生え際や目尻にも丁寧に塗って、完了。まつ毛エクステやまつ毛パーマをしている目元にも使用することができる。

※1 「ピュアフリーアイラッシュセラムSSC2」
※2 オリゴペプチド-20、オクタペプチド-2、アセチルデカペプチド-3、サリチル酸シランジオール、オタネニンジン根エキス、ビオチノイルトリペプチド-1、パンテノール、グリセリン、ピロリジニルジアミノピリミジンオキシド(全て保湿成分として)、シスチン、グルタミン酸(全てハリコシ成分として)の配合量を「ピュアフリーアイラッシュセラムSSC2」と比較
※3 カプロオイルテトラペプチド-3、アセチルテトラペプチド-5、アセチルヘキサペプチド-8、ハマメリス葉エキス(全て整肌成分として)
※4 アセチルヘキサペプチド-8 (保湿成分)
※5 保湿成分
※6 アレルギー、スティンギングテスト済み

目元ケアのポイントを解説

 8月21日にオンラインで開催された「ビューティ フェス 2020」 by 「WWDビューティ」×「MERY」では、目元ケアや「スカルプDのまつ毛美容液プレミアム」の効果を最大限に引き出すための正しい使い方についてライブ配信が行われた(プレゼントキャンペーンの応募期間は終了)。

 まずは、メイク汚れをきちんと落とした清潔な状態の目元に使用することが基本。まつ毛美容液はスキンケアの最初のステップに取り入れることがポイントだ。顔全体の印象を左右するといわれる目元。自宅で気軽にケアをしてメイクアップを楽しみたい。

問い合わせ先
アンファー
0120-059-595

The post 目元に視線が集まる今取り入れたい、「スカルプD」のまつ毛美容液 appeared first on WWD JAPAN.com.

「YSL」の新作クッションファンデーションをJO1がお試し メンバーの中で最も美容意識が高いのは?

 「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT)」は9月4日、人気のクッションファンデーション“アンクル ド ポー ルクッション(全7色、各8000円)”をリニューアル発売した。高いカバー力を持ちつつも素肌感をかなえる仕上あがりはそのまま、フィット感やラスティング力をさらにパワーアップさせている。

 発売前日の3日にはイベントを開催し、サバイバルオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN」で勝ち残ったメンバーから形成されたグローバルボーイズグループのJO1が来場。全員黒のスーツ姿で“アンクル ド ポー ルクッション”をつけて登場した。使用感について河野純喜は「つけている感じがしないほど軽いテクスチャー」と話し、豆原一成は「男性でも使いやすく、艶のある健康的な肌に仕上がる」ことが気に入ったという。また、同製品はビーガンレザーを用いたラグジュアリーなパッケージも特徴だ。「持っているだけでもテンションが上がるデザインもポイント」と白岩瑠姫。

 なお、「グループの中で最も美容意識が高いのは?」という問いに対し、ほとんどのメンバーが大平祥生と答えた。「髪のスタイリングやケアにこだわっていて、美容に対する追求心がメンバーの中でも圧倒的に高い」と與那城奨。ほかのメンバーもグループに入ってから化粧水を見直したり、スキンケアの勉強をするようになったと口をそろえた。

The post 「YSL」の新作クッションファンデーションをJO1がお試し メンバーの中で最も美容意識が高いのは? appeared first on WWD JAPAN.com.

「ナイキ」が初のマタニティーライン 授乳可能なスポブラやトップス

 「ナイキ(NIKE)」は9月17日から、初のマタニティーライン“ナイキ エム(NIKE M)”を自社ECサイトで販売する。アイテムはタンクトップ 45ドル(約4700円)、スポーツブラ 55ドル(約5700円)、レギンス 60ドル(約6300円)、トップス 85ドル(約9000円)の4種類を用意。レギンスはウエストバンドを太めに作ってあり、妊娠中は体に沿って伸び、産後には折りたたんで着用できる。スポーツブラとトップスはそれぞれ授乳も可能だ。

 素材は70素材の中からテストを行い、リサイクルされたブロンズなど9種に絞った。それぞれのアイテムで、レギンスは83%のリサイクルされたポリエステル、タンクトップは88%のリサイクルされたポリエステル、トップスは78%のリサイクルされたポリエステルと10%のオーガニックコットンを使用。いずれも優れた伸縮性を持ち、汗などを吸収しながら湿気を逃す効果があるという。

 これまでにも「ナイキ」は幅広いサイズを展開することでインクルージョン(包摂・包括性)を打ち出してきたが、今回の取り組みでその流れをさらに推し進める。新コレクションは妊娠中または産後のアスリート30人の協力を得て意見やアイデアを募り、開発に至るまで世界中から15万のスキャンデータを集め、妊娠を通して起こる身体の変化をリサーチして開発された。

 同ブランドは、「女性のスポーツにおけるキャリアで、母親になることはブランクではなく新たなステージへのスタートであるべきだ」とコメント。19年には妊娠した選手へのスポンサー料を減らしたことから批判を浴びたこともあったが、その後12カ月間の成績ベースの支払いの減額を廃止し、20年現在その期間は18カ月になっている。

The post 「ナイキ」が初のマタニティーライン 授乳可能なスポブラやトップス appeared first on WWD JAPAN.com.

L’ANGÉLIQUEが銀座本店に登場!

こんにちは。

ご自宅で過ごす時間が増えているこの時期。

毎日身につける下着でおうち時間のテンションをアップさせてみるのはいかがでしょうか。

IMG 0136 LANGÉLIQUEが銀座本店に登場!

バーニーズ ニューヨーク銀座本店には、洗練された大人の豊かな日常に溶け込むランジェリーブランド<ランジェリーク>の期間限定ストアが登場!

軽い付け心地でナチュラルな美しさを引き出すワイヤーレスブラジャーや、ランジェリー・ルームウェアが豊富に揃います。

IMG 0243 LANGÉLIQUEが銀座本店に登場!

上質で滑らかな肌ざわりのコットン素材を使用した、“ブルー & グリーン”のノンワイヤーブラジャー。長い時をかけて生まれた優美で気品あるレースは、「穏やかに流れる時間 豊かな日常」をイメージし、女性本来の美しさを引き立てるようなコレクションです。

同コレクションのタンクトップ・パンツもお求めいただけます。

 

IMG 0132 LANGÉLIQUEが銀座本店に登場!

羽根柄のリバーレースを贅沢に使用した、エレガントなデザインが魅力の“テラス”シリーズ。

バストをしっかりホールドする3/4カップワイヤーブラジャーは、自然な丸みのあるバストシルエットを作ります。

 

IMG 0120 LANGÉLIQUEが銀座本店に登場!

IMG 0128 LANGÉLIQUEが銀座本店に登場!

他店に先駆けて、“フローラ”シリーズの新作アイテムも登場!

上質なシルク素材に華奢なフレンチリバーレースを組み合わせた、女性らしさを引き立てるランジェリー・スリップ・キャミソールを取り揃えています。

 

IMG 0143 LANGÉLIQUEが銀座本店に登場!

ランジェリーに加えて、ルームウェアも多数ラインナップしています。

袖が六分丈のプルオーバーは、初秋に最適。前見頃の結び目がポイントで、リボンの結び具合によって着丈を調節できます。デザインはもちろん、着心地がよく、ストレスフリーに過ごせるのも嬉しいポイントです。

 

今回ご紹介させていただいたアイテムはほんの一部。

デザインに素材、機能面など細部にまでこだわったアイテムをぜひお試しください。

 

POP UP STORE:

L’ANGÉLIQUE

開催中 – 9/30 WED. 銀座本店2F

「EC×DXフォーラム」開催 専門家たちと共にデジタル戦略の未来を探る

 メーカー・ブランドのD2C・ECマーケティング支援を行う、いつも.は9月25日の11~18時、オンラインイベント「EC×DXフォーラム」を開催する。参加は無料で先着1000人まで。メーカーのマーケティング部門、経営企画部門、EC事業部のマネジメント層を対象に、オルビスやワークマン、ファンケル、アース製薬、アンカーなどからゲスト講師を迎え、いつも.が提供している「D2C」「ECマーケティング」「グローバルEC」「フルフィルメント」支援に関わる最新の取り組みを共有する。

 イベントは4つのテーマを軸に構成。各分野をリードする企業の幹部やマーケティング関係者が登壇する。1つ目のテーマは「DX・買い物」。企業のデジタル化、メーカーのEC直販を推進するべく、いつも.副社長で書籍「2025年、人は『買い物』をしなくなる」の著者でもある望月智之氏と、ワークマン専務やアンカー・ジャパン取締役、オルビス社長、アース製薬の国内EC部長などキーパーソンたちとのトークセッションを行う。

 2つ目は「ECマーケティング・デジタルシェルフ」で、ファンケルとヤフーと共に、ECのシェア向上と、デジタルシェルフ獲得を実現するため手法を探る。3つ目が「グローバルEC」。ASEAN諸国、ロシア、欧州の開拓を実現するための同講座には大和総研やジャンシン(匠新)、アリババ(LAZADA)が登場する。そして4つ目が「ロジスティックス」。同講座では、ソフトバンクロボティクスや日立物流が取り組む自動化やロボット活用、次世代EC物流へのシフトについて考える。

概要
EC×DXフォーラム
日程:9月25日
時間:11:00~18:00
開催形式:オンライン(ZOOMウェビナー)/各講座出入り自由
定員:先着1000人
参加料金:無料
主催:いつも.

問い合わせ先
いつも. セミナー事業局
sem@itsumo365.co.jp

The post 「EC×DXフォーラム」開催 専門家たちと共にデジタル戦略の未来を探る appeared first on WWD JAPAN.com.

【月次速報】グローバルD、71.2と復調! マック、丸亀、ロイホの客数の戻りが早い

 外食上場大手の8月昨対比が出始めた。相変わらず、「KFC」や「マクドナルド」など、テイクアウトやデリバリーに強いファストフード系が強いが、「餃子の王将」のように、イートイン主体ながら、100%近いスコアを叩き出すチェーンもある。そして、コロナ禍が少し薄れる中で、客数の前7月比を見ると面白い傾向が見えてきた。
Posted in 未分類

「繊維製品の信頼性は透明性を最重視」、欧州繊維大手の9カ国9000人アンケートで判明

 「消費者の信頼と信用を得る鍵は“透明性”」――オーストリアの繊維大手レンチング・グループ(LENZING GROUP)が2020年上半期に世界9カ国9000人を対象に実施した、ファッションおよび家庭用繊維製品の原材料に関する消費者の意識調査で導き出した結論だ。同社は、市場調査会社ウェイクフィールドリサーチ(WAKEFIELD RESEARCH)を通じて中国、日本、韓国、インド、インドネシア、トルコ、ドイツ、イギリス、アメリカの9カ国の18~64歳を対象にオンラインで調査を実施。このほどそのレポートを発表した。

 9000人の回答者が特に好印象を持つ言葉として「環境に優しい」「生分解性」「天然素材」「リサイクル可能」を挙げ、製品にこうした言葉が使用されていればより購入意欲が高まると80%以上が回答したという。環境に優しい衣類の定義については、「人道的で環境に配慮した製造工程で処理または製造された製品や、天然素材、オーガニック素材、植物素材で作られた製品」が第一候補として挙がった。

 回答者の83%が成分を、82%が原材料を明らかにしているブランドを信頼できると考え、82%が製造工程、81%が環境に配慮した取り組み、82%が原材料の原産地を明らかにすることで信頼につながると回答。また、87%の回答者は購入を決定する際にブランドが環境に与える影響を知ることは非常に重要だと考えているという。
衣類、寝具、家庭用繊維製品の購入においては、70%の消費者が製造工程を調べることでサステナビリティの知識を得ており、85%の消費者が製品の品質表示タグを読んでいると回答。86%の回答者は、サステナブルな原材料で作られた衣類を購入することは環境に優しいライフスタイルを送るための重要な要素と考えており、サステナブルな原材料を80%が、リサイクル可能な素材を77%が積極的に選んでいると答えた。

 さらにほとんどの回答者は、サステナビリティを反映した表示のあるファッションや家庭用繊維製品に平均で40%上乗せして対価を払ってもいいと回答したという。

「WWDジャパン」の意識調査でも環境への影響や製造背景に高い関心

 「WWDジャパン」が8月4、5日の2日間にインスタグラムの公式アカウントから行った意識調査で約3000人から得られた回答でも同様の傾向がみられた。「自分が着ている服を誰が作ったのかを知りたい」の設問に対して89%が「はい」と回答。83%が「服の生産から廃棄までの環境に与える影響を知りたい」と考え、64%が服の製造背景について調べたことがあると回答した。これは弊紙が昨年11月に実施した同様のアンケートに比べて、生活者の環境や人権への意識が格段に高まっている結果となった。

 “透明性”を高めるには地味な積み重ねと大変な労力が必要だ。けれどこの先も「選ばれる企業」になるためには、いまから少しずつでも取り組むべきことである。「WWDジャパン」は8月24日発売号を皮切りに毎月1回、ステップを踏んで“透明性”について解説する特集を組む。持続可能な企業になるためのヒントにしていただければと思う。

The post 「繊維製品の信頼性は透明性を最重視」、欧州繊維大手の9カ国9000人アンケートで判明 appeared first on WWD JAPAN.com.

アダストリアが25年までに使用する全コットンをサステナブル素材に切り替え

 「グローバルワーク(GLOBAL WORK)」「ニコアンド(NIKO AND…)」「ローリーズファーム(LOWRYS FARM)」などを運営するアダストリアは2025年までに、グループの商品に使う全てのコットンをサステナブルなコットンに切り替えると宣言した。同社は、世界のコットン産業の持続可能な産業への転換を支援するグローバルイニシアチブである「コットン2040」に参画している。

 今後は(1)栽培過程における水、農薬、化学肥料使用の削減(2)土壌保全および生態系への配慮(3)生産者の労働環境の整備(4)1~3の項目についての認証機関からの証明、という4基準を満たすコットンをサステナブルな素材として使用していく。あわせて、ポリエステル、レーヨンなどコットン以外の素材もよりサステナブルな原料への切り替えを進める。基準を満たす素材を使用した商品には、独自の下げ札を付けて消費者に“見える化”する。

 同社が参画した「コットン2040」は、日本国内ではNGOのザ・グローバル・アライアンス・フォー・サステイナブル・サプライチェーン(以下、ASSC)が推進している。アダストリアは9月中旬に、毎年社内で行っている持続可能なモノ作りに関する勉強会の20年版として、ASSCの下田屋毅代表理事によるオンラインセミナーも実施する。アダストリアの自社ECサイト「ドットエスティ(.ST)」も9月中旬をめどに、サステナブル素材を使ったアイテムや使い捨てを抑制するアイテムをそろえた特集ページをオープンする。

The post アダストリアが25年までに使用する全コットンをサステナブル素材に切り替え appeared first on WWD JAPAN.com.

今週のスケジュール(2020年9月7日〜2020年9月13日)

FASHION

8 TUE
チャールズ&キース
チャールズ&キース ルミネエスト新宿 メディア内覧会
11:00〜17:00 ルミネエスト新宿 地下1階
(東京都新宿区新宿3-38-1)

10 THU
都立木場公園「Park Community KIBACO」内覧会
10:00〜16:30 都立木場公園Park Community KIBACO
(東京都江東区木場5 7都立木場公園)

テイクアンドギヴ・ニーズ
テイクアンドギヴ・ニーズの「日本ワイン応援企画」オンライン記者懇談会
13:30〜14:30 
オンライン配信

11 FRI
ビルケンシュトック
BIRKENSTOCK新宿店プレビュー
15:00〜17:00 カワノアネックス1・2階
(東京都新宿区新宿3-36-14)

BEAUTY

8 TUE
コーセー
「雪肌精」新CM発表会
11:00~11:35
オンライン配信

The post 今週のスケジュール(2020年9月7日〜2020年9月13日) appeared first on WWD JAPAN.com.

ビューティ×ファッション、ダイバーシティーを体現する リアーナの軌跡

 これまで9つのグラミー賞を受賞し、世界的影響力を持つ歌手兼実業家のリアーナ(Rihanna 本名:ロビン・リアーナ・フェンティ)は、自らのラストネームを冠したラグジュアリーブランド「フェンティ(FENTY)」を筆頭に、ビューティブランドなどを複数持つ。7月にはファン待望のスキンケアブランドを開始し、ビューティとファッションそれぞれの業界で切れ目なく活躍を続けている。

 リアーナは2005年に歌手としてデビューして以来ヒットソングを連発し、個性あふれるセンスからファッションアイコンとしても注目を集めてきた。ファッション業界でのキャリアは11年に「アルマーニ ジーンズ(ARMANI JEANS)」とのコラボレーションから始まっている。同ブランドとは限定コレクションを発表し、同年秋冬の広告キャンペーンにリアーナ自身も登場。さらに翌年は「ヴィクトリアズ・シークレット(VICTORIA'S SECRET)」の名物であるファッションショーにゲスト出演し、パフォーマンスを行っている。

 デザイナーとしても活動を始めたリアーナは、13年にイギリスのファッションブランド「リバーアイランド(RIVER ISLAND)」と限定コレクションを発表し、ロンドン・ファッション・ウイークでデビュー。その活躍はスポーツブランド「プーマ(PUMA)」の目に留まり、クリエイティブ・ディレクター兼グローバルアンバサダーに就任することに。アメリカファッション協議会(Council of Fashion Designers of America、CFDA)が主催してファッション業界のデザイナー、ブランド、メディアを表彰するアワードである「CFDAファッションアワード」で同年、ファッション・アイコン賞を受賞した。

 さらに16年2月に「プーマ(PUMA)」とコラボレートした「フェンティ プーマ バイ リアーナ(FENTY PUMA BY RIHANNA)」のデビューコレクションを発表。ここではメンズとウィメンズウエア、アクセサリーを披露し、各メディアから絶賛されている。また、シューズ界のレジェント「マノロ ブラニク(MANOLO BLAHNIK)」との3度にわたるコラボレーションや、「ディオール(DIOR)」とのコラボレーションサングラスも同年に発表している。

 自身のブランドについては、17年に多様性と包括性の追求をミッションに据えたビューティブランド「フェンティ ビューティ バイ リアーナ(FENTY BEAUTY BY RIHANNA)」を設立。異例の色展開であらゆる肌の色に対応し、白人主義とされる業界に一石を投じた。続けて翌年ランジェリーブランド「サヴェージ×フェンティ(SAVAGE X FENTY)」を立ち上げた。19年9月にニューヨークで行ったショーではさまざまな人種や国籍、性自認のモデルや、妊婦モデルを起用して多様性を表現し、称賛を浴びた。

 19年5月には有色人種の女性として初めて、LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)とパートナーシップを結んで「フェンティ」を立ち上げた。同グループがブランドを立ち上げるのは1987年の「クリスチャン ラクロワ(CHRISTIAN LACROIX)」以来2度目で、リアーナの名をファッションの歴史に刻むこととなった。その後12月には「ザ ファッション アワード 2019(The Fashion Awards 2019)」でアーバン・ルクス(Urban Luxe)賞を受賞。名実ともにファッション界での地位も不動のものとしている。今年7月には、高級EC「ファーフェッチ(FARFETCH)」で取り扱いを開始し、ブラジルや中東といったこれまで進出していなかった地域へのアプローチにも乗り出した。

 さらに7月末、2年以上の歳月をかけて開発した「フェンティ スキン(FENTY SKIN)」を発売。これまで多様性を表現し続けてきたリアーナだが、スキンケアブランドでは新たにジェンダーレスでさまざまな肌タイプを想定した商品の開発に取り組んでいる。

 ブランドの理念が消費者の購買意欲に大きな影響を与える時代に、リアーナは今やファッション・ビューティ業界をけん引する人物だ。多様性や包括性の実現に取り組みながら業界の新しいスタンダードを築いている。

※ファッション週刊紙「WWDジャパン」はこのほど、ビューティ・コンテンツも加えてパワーアップします。第1弾となる9月7日号では、「ファッション×ビューティの可能性」をテーマに両業界を自在に行き来する業界人を特集します。

The post ビューティ×ファッション、ダイバーシティーを体現する リアーナの軌跡 appeared first on WWD JAPAN.com.

繊維商社ヤギと“社会課題を解決する”ブランド「ココ」がタッグ 倉庫に眠っていた生地をアップサイクル

 繊維商社のヤギと“社会課題を解決するファッションブランド”の「ココ(COXCO)」は、ファッションの大量廃棄問題に向き合うプロジェクトをスタートした。第1弾として、使われることなく倉庫に眠っていたサンプル生地を使ったワンピースとプルオーバーを企画し、クラウドファンディングサイトの「マクアケ(MAKUAKE)」上で9月4~29日に先行販売している。その後は、「ココ」の自社ECサイトで販売する。

 4色展開のワンピース(2万3000円)は首元や胸元のドローストリングでサイズやシルエットが調整できるデザイン。6色展開のプルオーバー(1万9000円)はゆったりとしたサイズ感で男女とも着用が可能。どちらも、トレンドに左右されず、長い期間着られるデザインを目指した。生地が限られているため、素材や色などは一部変更になる可能性がある。

 「マクアケ」での先行販売期間中は、10%引きで販売予定。その後は、「ココ」の自社ECサイトで販売する。ワンピース、プルオーバーのほかに、廃棄予定の生地やリボンを活用したエコバッグなどもあわせて販売する予定。

The post 繊維商社ヤギと“社会課題を解決する”ブランド「ココ」がタッグ 倉庫に眠っていた生地をアップサイクル appeared first on WWD JAPAN.com.

マッシュ傘下のウィメンズ「エミ」とコスメ「トーン」がコラボ アイコンのアイシャドウがサステナブルなヨガウェアに

 マッシュスタイルラボが展開するウィメンズブランド「エミ (emmi)」は9月9日、マッシュビューティーラボが手掛けるプライベートコスメブランド「トーン(TO/ONE)」とコラボレーションしたヨガウェアを発売する。

「エミ」がor今回のため旭化成と共同開発した100%リサイクル繊維のサステナブルなストレッチ機能素材「サスティナレッチ」を使用したヨガウェアは、「トーン」のアイコニック商品の「ペタル アイシャドウ」の繊細なカラーリングと、象徴的な曲線をステッチに落とし込んだデザインが特徴だ。ブラトップ(全2色、各6800円)やキャミソール(全2色、各7200円)、レギンス(全2色、各8100円)のほか、UVカットや吸水速乾機能などを備えるコットンタッチのリサイクルポリエステル生地の「ecoニット」を使用したニットカーディガン(全2色、各1万3000円)やニットパンツ(全2色、1万2000円)もラインアップする。

The post マッシュ傘下のウィメンズ「エミ」とコスメ「トーン」がコラボ アイコンのアイシャドウがサステナブルなヨガウェアに appeared first on WWD JAPAN.com.

男性記者2人がミーハー対談 スポーツ各社イチ押しのランシューをはき比べてみた

 スポーツメーカー各社がランニングシューズ開発に熱を注いでいる。一口にランニングシューズといっても、記録更新を目指すトップランナー向けから、趣味として楽しむ市民ランナー向けまでさまざまなタイプがあり、機能とデザインは多種多様だ。そしてそれらは、実際に履いてみないと本当の価値を判断できない。そこで今回は、「WWDジャパン」でスポーツ分野を担当する2人の記者が、各社の新作ランニングシューズを履き比べてみた。ファンランナーとビギナーによる対談だが、「ナイキ(NIKE)」「アディダス(ADIDAS)」「ニューバランス(NEW BALANCE)」「アシックス(ASICS)」「プーマ(PUMA)」「ミズノ(MIZUNO)」の全6社のイチ推しがそろうため、今後のランニングシューズ選びの参考にしてもらえたら幸いだ。

【対談メンバー】
大塚千践:「WWDジャパン」ニュースデスク。37歳男性。ファンランナーとして週2〜3回ほど自宅近辺をランニングしていたが、夏とともになぜかラン熱が燃え盛る。8月は月間100km走破を達成した。

美濃島匡:入社3年目の「WWDジャパン」記者。24歳男性。半年に一度、急に思い立ちスニーカーで夜道を入る程度のビギナー。体を動かすことは好きでバスケットボール、剣道、空手の経験あり。

美濃島:まずは「ナイキ」が8月末に発売した“ナイキ エア ズーム テンポ ネクスト%(NIKE AIR ZOMM TEMPO NEXT%)”(2万4000円)。トップランナー向けのランニングシューズ“エア ズーム アルファフライ ネクスト%(AIR ZOOM ALPHAFLY NEXT%)以下、アルファフライ”をトレーニング向けにアップデートさせたシューズです。

大塚:トレーニングモデルとはいえ、前への推進力はまあまあ強めだと感じました。ゆっくり長く走りたい人というよりスピードトレーニングに向いているのかな。

美濃島:“アルファフライ”はカーボンプレートを搭載しているのですが、このモデルには柔らかな合成素材のプレートが組み込んで安定性を高めたそうですよ。

大塚:たしかに“アルファフライ”よりはコントロールしやすかったかも。前足部の“ズーム エア ポッド”は素人でも違いが明確にわかるぐらいクッション性があって、走ってて楽しい一足だね。少しクセがあって向き不向きは分かれそうだけど、デザインがとにかくカッコイイ。

美濃島:ファンランナーにはデザインのよさがモチベーション維持に直結するので、見た目から入りたい人にはいいかもしれませんね。

美濃島:「アディダス」が“1秒でも早く“をコンセプトに開発した“アディゼロ アディオス プロ(ADIZERO ADIOS PRO)”(2万5000円)は、今年6月に限られたアカウントでファーストモデルを販売し、即完売。9月14日にこのカラーリングで初めて一般販売されます。

大塚:すごい色だね。勝ちたいという思いがデザインから溢れてる。なんたってキャッチコピーが“爆速”でしょ?ビギナーの美濃島さんは履いてみてどうだった?

美濃島:本当に爆速でした。速く走ろうと思わなくても、足が勝手に前へ進む感じ。なんだかトップランナーに仲間入りした気分でした。

大塚:僕は「アディダス」が初めてカーボンプレートを入れた“アディゼロ プロ(ADIZERO PRO)”なら履いたことがあるけど、あれも勝手に前に進むから驚きました。その分、めちゃくちゃバテたけど。

美濃島:このシューズはカーボンを五本指状に形成していて、重心移動がよりスムーズになっているそう。今はカーボンプレートが市場を席巻していますが、“五本指カーボン”がスタンダードになる日も近いかもしれません。

大塚:“ウエーブ デュエル ネオ(WAVE DUEL NEO)”(2万4000円)は真っ白でミニマルなデザインが潔くて好き。最近は機能だけじゃなくてデザインも過剰になってきているから、逆に新鮮に感じます。はき心地も無駄を削ぎ落とした感じで、初めてランニングしたときから足になじんでいるのが実感できました。

美濃島:今年1月の箱根駅伝では、10区区間賞を獲得した創価大学の島津雄大選手がこのプロトタイプを着用していましたね。真っ白なカラーリングが話題となったため、ホワイトカラーも商品化したそうです。

大塚:ただ、今回はいたモデルの中ではダントツでタイトなフィット感だから、慣れるまではちょっと大変かも。僕は結構ズボラなので、スルッと履けてスルッと脱げるシューズを選びがちだから、いちいち気が引き締まります。

美濃島:僕はきつめのフィット感は好みでしたよ。いずれにせよ、「機能もデザインも変化球はいらない」という思いが伝わってくるシューズですね。

大塚:変化球はいらないと思ったら、“ザ ミズノ エナジー(THE MIZUNO ENERGY)”(2万5000円)はメジャーリーグ級の変化球でした。

美濃島:これは「ミズノ史上最高」という柔らかさと反発性が特徴の高反発素材“ミズノ エナジー”のコンセプトモデルとして発売されたシューズ。さきほど紹介した“ウエーブ デュエル ネオ”にも搭載されていますが、こっちは機能性をそのまま表現した斬新なデザインがポイントですね。

大塚:すれ違うランナーの視線は一番感じられるシューズだね。走り心地は反発力がすごくて走っていてもフワフワするからかなりクセはあるけど、新素材の機能性は存分に体感できました。

大塚:“フューエルセル プリズム(FUELCELL PRISM)”(1万3200円)は全モデルの中で一番バランスのとれたシューズという印象。反発性やフィット感、安定感など全部がちょうどいい。気合い入れて走らない日常のランニングにはぴったりかも。

美濃島:ランニング初心者からフルマラソン4時間切りを目指すランナー、大会上位に入るエリートランナーのトレーニングにまで対応するモデルなので、バランスの良さはピカイチです。ソールのつま先が巻き上がっていて、足運びがすごく楽でした。

大塚:ミッドソールの“フューエルセル”も反発性は感じるのだけど、いい意味でいつものランニングに劇的な変化がなく、それでいて快適さも感じられました。

美濃島:スピード感を表現したロゴデザインもいいですよね。

大塚:白黒ベースに赤いロゴが映えるよね。地味過ぎず派手過ぎない絶妙な見た目が好みです。

美濃島:“ノヴァブラスト(NOVABLAST)”(1万6000円)はタイムよりも楽しさを求めるランナーに向けたシューズ。“いつもの道をはずませよう”というコピーの通り、反発性のあるはき心地が魅力です。「アシックス」らしい安定感もありました。

大塚:スピードや反発性のわかりやすさを求めるなら他社でもいいんだけど、気がついたらはいているぐらいの安心感がファンランナーには重要だからね。いろいろはき比べたからこそ、よさが際立ってた。

美濃島:ブラックとグリーンの組み合わせも好きです。

大塚:「アシックス」は最近かっこいいモデルも多いし、底力を発揮しつつあるから今後も楽しみだね。

美濃島:ミッドソールをくり抜いて軽量化させた“ウルトラライド(ULTRARIDE)”(1万円)は、軽やかなはき心地と意外な安定性を備えています。私服に合わせられそうなキャッチーなデザインもよかったです。

大塚:爽やかなカラーリングがいいよね。ランニングでは他社よりもちょっと遅れをとっているけれど、Jリーグ世代としては応援したいブランド。サニブラウン・アブデル・ハキーム(Sani Brown Abdul Hakim)選手やウサイン・ボルト(Usain Bolt)も支えてきたのだから、そのうちとんでもないテクノロジーを発表してきそうな期待感はあるかも。

美濃島:先月は米マサチューセッツ・工科大学(MIT)と共同開発した新ソール“ゼティック(XETIC)”を発表していました。これからもルールにとらわれない独自のアプローチを続けてほしいです。

対談を終えて

美濃島:この夏からスポーツ担当になり、さまざまなシューズを取り上げてきましたが、こんなにたくさん試したのは初めてでした。企業ごとに注力する機能が違ったり、デザイン傾向も異なったりして面白かったです。コロナの影響で体を動かしたいなと思うことも増えたので、これを機に自分のペースでランニングにトライしようと思います!個人的には、「アシックス」の“ノヴァブラスト”をメインに使いながら、気分を上げたいときに「アディダス」の“アディゼロ アディオス プロ”をはいて爆走したいです。

大塚:素晴しい心意気!どんどん走ってください。あらためて各社の性格が見えて面白いよね。マーケティングに隙がなかったり、不器用だけど物作りは超一流だったり、本当にいろいろ。来年開催予定のオリンピックに向けて各社はスピードを追求するのか、安全性に舵を切るのかなど、裏の戦いにも注目したいね。

The post 男性記者2人がミーハー対談 スポーツ各社イチ押しのランシューをはき比べてみた appeared first on WWD JAPAN.com.

TGC2020-21年秋冬はコロナで着られなかった春夏アイテムの“再利用”を提案

 「第31回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2020 AUTUMN/WINTER ONLINE(以下、TGC)」が9月5日、さいたまスーパーアリーナで開催された。前回(2月29日)に引き続き無観客の会場で行われ、ショーの模様はLINE LIVEなどでオンライン中継した。合間には出演者へのインタビューや楽屋訪問などのコンテンツを取り入れたほか、XR(仮想現実、拡張現実、複合現実の総称)技術によるバーチャル演出なども盛り込んだ。

 TGCが打ち出した2020-21年秋冬リアルトレンドのキーワードは「シーズンレス」。サステナビリティを大切にしながら、コロナ禍で出番の少なかった春夏アイテムを秋冬のコーディネートでも“再利用”するという提案だ。スタイリストの野口強氏がプロデュースするスペシャルコレクションでは、黒や茶色など重めカラーのアウターに、シースルーやレース素材のアイテムをインナーに差すことで軽さを出すなどし、うまくバランスをとっていた。また、ここ数シーズンのトレンドであるクラシックなムードも引き続きプッシュ。テーラードジャケットのセットアップなどを使ったメンズライクなコーディネートには、眉と目の間に境界線を入れる「ホライゾンメイク」を合わせてハンサムな魅力を強調した。

The post TGC2020-21年秋冬はコロナで着られなかった春夏アイテムの“再利用”を提案 appeared first on WWD JAPAN.com.

「アタッチメント」が旗艦店を表参道ヒルズに移転 メンバー限定イベント開催や動画配信企画も

 熊谷和幸デザイナーが手掛けるメンズブランド「アタッチメント(ATTACHMENT)」は9月19日に、東京・代官山の旗艦店を表参道ヒルズ2Fに移転オープンする。

 店舗面積は約70平方メートルで、海外向けコレクション「カズユキ クマガイ(KAZUYUKI KUMAGAI)」の表参道店のエクスクルーシブ商品も販売するほか、メンバー限定のイベントや、ショップをスタジオとして活用する動画配信など旗艦店独自の企画を数多く実施していく予定だ。

 「アタッチメント」の店舗は、東京・ギンザシックスや六本木ヒルズにもある。同ブランドは繊維商社のヤギが2017年に子会社化しており、「タトラス(TATRAS)」や「タカヒロミヤシタザソロイスト.(TAKAHIROMIYASHITATHESOLOIST.)」も傘下に持つ。

The post 「アタッチメント」が旗艦店を表参道ヒルズに移転 メンバー限定イベント開催や動画配信企画も appeared first on WWD JAPAN.com.

「ディオール」が「ルージュ ディオール」を使用した水原希子と北村匠海のメイクルックを公開 パリの街並みを表現

「ディオール(DIOR)」は、水原希子と北村匠海を起用し、リップスティック「ルージュ ディオール」をまとった3つのメイクルックを公開した。パリのサン・ジェルマン・デ・プレ、モンテーニュ、シャンゼリゼの街並みにインスピレーションを得た。

 サン・ジェルマン・デ・プレをイメージしたトラッドルックでは、水原希子にピンクベージュの「ルージュ ディオール665 レヴェ」と、自然な艶感で唇を美しく際立たせるティントオイル「ディオール アディクト リップ グロウ オイル 001 ピンク」を合わせた。また北村匠海は、潤いを与えながら自然な血色を引き出すティントリップバーム「ディオール アディクト リップ グロウ 001 ピンク」で唇の美しさを引き出した。

 「ディオール(DIOR)」創業の地であるパリのモンテーニュ通りをイメージしたルックでは水原希子は、「ディオール アディクト リップ マキシマイザー001 ピンク」で唇を整え、「ルージュ ディオール458 パリ」の発色の良いピンクで、気品の溢れるフェミニンな雰囲気を表現した。北村匠海は唇を美しく際立たせるケア処方のリッププランパー「ディオール アディクト リップ マキシマイザー001 ピンク」で、艶感とふっくらとしたボリュームのある唇に仕上げた。

 シャンゼリゼ通りからインスピレーションを得たルックでは、ティントリップバーム「ディオール アディクト リップ グロウ 001ピンク」をベースに、「ルージュ ディオール999」を纏った水原希子がクールなパリジェンヌを彷彿とさせる印象的なヴィジュアルとなっている。

The post 「ディオール」が「ルージュ ディオール」を使用した水原希子と北村匠海のメイクルックを公開 パリの街並みを表現 appeared first on WWD JAPAN.com.

「フェンディ」が東京藝術大学とストリーミングイベント開催 「ウィリアム・テル序曲」よりフィナーレを演奏

 「フェンディ(FENDI)」は9月6日、東京・台東区に位置する東京藝術大学とのストリーミングイベント「フェンディルネサンス-アニマ・ムンディ」を公式サイトおよびSNS上で配信する。イベントは第3弾。新型コロナウイルスのパンデミックを経験した後、“アート、ファッション、そして音楽を通じた再生”というメッセージを届けたいという思いから開催に至った。

 今回は、渋谷スクランブルスクエアの展望施設「渋谷スカイ(SHIBUYA SKY)」と、ギンザ シックス(GINZA SIX)の屋上庭園「ギンザ シックス ガーデン(GINZA SIX GARDEN)」を舞台に、東京藝術大学音楽学部の学生でバイオリニストの荒井里桜氏と、同大学出身でサクソフォーン奏者の上野耕平氏がイタリア人作曲家のジョアキーノ・ロッシーニ(Gioachino Rossini)の「ウィリアム・テル序曲」よりフィナーレを演奏する。「フェンディ」の2020年プレ・フォール・コレクションのアイテムをそれぞれ身にまとう。

 「フェンディルネサンス-アニマ・ムンディ」第1弾は、「フェンディ」の本拠地、ローマのイタリア文明宮を舞台に、オーケストラのサンタ・チェチーリア国立管弦楽団と、「フェンディ」のクチュールコレクションを着用したバイオリニストのアンナ・ティフ(Anna Tifu)がヴィヴァルディ作曲の「四季」から「夏」までを演奏した。第2弾では、中国・上海で上海保利大劇院との特別パフォーマンスを披露した。

The post 「フェンディ」が東京藝術大学とストリーミングイベント開催 「ウィリアム・テル序曲」よりフィナーレを演奏 appeared first on WWD JAPAN.com.

渡辺直美からファッション&ビューティ業界へメッセージ 「人をワクワクさせたいゴールは同じ」

 「WWDジャパン」9月7日号は“ファッション×ビューティの可能性”をテーマに両業界を自在に行き来する業界人を特集する。表紙を飾ったのは両業界のアイコンとして活躍する渡辺直美だ。撮影後、ファッションもメイクも自由に楽しむ彼女にその秘訣を聞いた。

WWD:撮影を終えた感想は?

渡辺直美(以下、渡辺):「WWDジャパン」の表紙に登場できるなんてすごくうれしかったし、撮影も楽しかったです。緊張してメイクはバキバキに、細かく丁寧にやらせていただきました(笑)。

WWD:今回着用した「プニュズ(PUNYUS)」のポイントは?

渡辺:レオパード柄のトップスはパンツに合わせてもポップな印象で、秋口まで着られるアイテムです。Tシャツ以外の派手なトップスを増やしたくて作りました。

WWD:「プニュズ」のデザインで大切にしていることは?

渡辺:一番は「自分が着たいかどうか」です。ジャンルは絞らず、同じアイテムでもバリエーションを持たせています。大きいサイズのブランドがあまりなかった頃は、デザインではなく「これなら着られそうだから」とサイズを中心に洋服を選んでいました。「プニュズ」ではみんながたくさんの選択肢のなかで買い物を楽しんでほしいと思っています。

WWD:リップは、アンバサダーを務める「シュウ ウエムラ(SHU UEMURA)」の新作「ルージュ アンリミテッドアンプリファイド」。つけ心地は?

渡辺:通常、崩れにくいリップは色素沈着しやすく落とすのも大変ですが、今回の「ルージュ アンリミテッドアンプリファイド」は発色もすごくきれいで、直すのも落とすのもラク。「ついにこんな素晴らしいリップができたか!」とびっくりしました。

WWD:「プニュズ」でもコスメも出したい?

渡辺:いつかオーガニックコスメを作ってみたいです。カバー力があり、発色がよいものでパッケージにもこだわりたいです。

ファッションとメイクは色の統一感が大切

WWD:ファッションもメイクも自由に楽しんでいるが、今のスタイルが確立したのはいつごろ?

渡辺:コントで赤いリップに挑戦したことが始まりでした。東京に出てきた頃はナチュラルメイクが主流で、リップをどれだけベージュに近づけるかの闘いでした。私も当時は周りに合わせて化粧を薄くしていたんですが、ベージュが似合わなかった。ある時、コントの仕事で赤いリップを塗ってみたら、派手な方が似合うことに気付きました。プライベートでも赤リップをつけると抵抗が薄れ、リップに合わせてシャドウ、洋服、髪にも色を取り入れるようになりました。

WWD:ファッションとメイクのバランスを取るコツは?

渡辺:全体的な色の統一感を大切にしています。例えば髪色を派手なオレンジにしたら、服にもメイクにもトーンを変えたオレンジを取り入れるなど。組み合わせて考えるのが好きなんです。

WWD:メイクとファッション、どちらからパワーをもらうことが多い?

渡辺:わぁ~、決められないな。どっちも好きですね。でもテンションが上がるのはファッションです。メイクでテンションが上がるのは、完成してうまくいった後。うまくいかなければ下がるし、メイクする前はめっちゃダルいです(笑)。洋服は「今日は会食があるからサンダルはやめよう」とか「今日は声だけの仕事だからジャージーでいっか」とかスケジュールに合わせて考えますが、たとえジャージーの日でも気分が上がるんですよね。そういうワクワクがあるのはファッションです。

WWD:駆け出しの頃はファッションとビューティ、どちらの業界で活躍したいと思っていた?

渡辺:どちらも全然想像していなかったですよ。「プニュズ」も自分が着られる服がないというニーズから生まれたので、「ファッション業界でかましてやるぜ」みたいな思いは全くなかったです。

コンプレックスを乗り越えて「渡辺直美」に会いに来てほしい

WWD:ファッション&ビューティ業界の印象は?

渡辺:日本のメイクさんたちは、繊細な人が多いですよね。イケイケなモノを作るけど、おとなしい印象。一方ファッション業界は、芸能界よりも怖いかも(笑)。ファッション系のパーティーはお腹痛くなりますね。でも、あの緊張感が逆にイケてると思います。

WWD:今号は“ファッション×ビューティの可能性”がテーマ。両業界に向けたメッセージを。

渡辺:ファッションショーでも服とメイク、両方ないと始まりません。私にとっても色や組み合わせを楽しんでこそファッションです。どちらも人をワクワクさせたいというゴールは同じですから、お互いの得意分野を生かして、一緒にそのゴールに向かっていきたいです。

WWD:両分野を代表するアイコンとして今後、世界にどんなメッセージを発信していきたい?

渡辺:ファッションはこれまで作る側が着る人を選んでいたような気がしますが、最近ではサイズなども含めて多様化しています。多様性の大切さをファッション&ビューティ業界の人たちと一緒に発信したい。私は今体形についてあまり意識しないんです。人は見た目の特徴でジャンル分けしがちですが、ファンの皆さまは「太った女芸人」ではなく、「渡辺直美」と認識してくれます。個性が尊重されるべき時代ですから、ジャンル分けは不要。多くの人にコンプレックスを乗り超えて「渡辺直美」に会いに来てほしい。ファッションもビューティも、業界の枠を超えて個性にフォーカスするべきでしょう。

The post 渡辺直美からファッション&ビューティ業界へメッセージ 「人をワクワクさせたいゴールは同じ」 appeared first on WWD JAPAN.com.

多国籍・匿名デザインチームによる新ブランド「ビエダ」 デビューを記念した写真展を開催

 東京を拠点にするクリエイティブ・スタジオのクラインシュタイン(KLEINSTEIN)は今秋、新たなファッションブランド「ビエダ(BIEDE)」を開始する。多国籍で構成した匿名のデザインチームが、現代における”ユニホーム”を提案していくコンセプトのもと、ジェンダーレスでエイジレスなファッションアイテムを発表していく。商品第1弾“COLLECTION 01”はバッグコレクションで、9月7日に自社オンラインサイトで発売する。

 バッグコレクションは高度な技術を持つ中国・広州の工場で生産し、中国生産に関するステレオタイプ(固定観念)を覆したいという思いが込められている。ラインアップは、ショルダーバッグの“ミラー(MIRROR)”(2万9000円)、ハンドバッグの“ブック(BOOK)”(3万円)、トートバッグの“スコア(SCORE)”(3万5000円)の3型をそろえ、カラーはコバ塗り(エッジペイント)がイエローとブラックの2種類から選ぶことができる。コバ塗りはデザイン性だけではなく耐久性を高めるもので高級バッグに施される仕様。“ブック”にはタブレット端末、“スコア”にはノートPCが収納できるクッション性のあるポケットを設けている。フロントには生産地の緯度と経度を示す番号を刻印した。

 ビジュアルは、「ディオール(DIOR)」や「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」などのアートワークを手掛けた経験を持つ、中国のビジュアルアーティストで映画監督のクエンティン・シー(Quentin Shih)が制作。「ビエダ」のブランドストーリーをもとに幻想的な作品を中国で撮り下ろした。ブランドのデビューを記念して、クラインシュタインが東京・南青山に構えるギャラリーのシュタイン ボックス(STEIN BOX)でクエンティン・シーの作品を展示する写真展を開催。9月12〜18日には一般入場が可能となる。

 クラインシュタインは2014年に、コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)で経験を積んだ小石祐介(代表)と、コイシミキが設立した、ファッション業界を中心としたコンサルティングやディレクション、企画などを請け負うクリエイティブ・スタジオ。スロバキア発のスニーカーブランド「ノヴェスタ(NOVESTA)」のクリエイティブ・ディレクションや日本国内における輸入販売を担うほか、「ブラック・コム デ ギャルソン(BLACK COMME DES GARCONS)」や「CDG」のウェブサイトのデザインや開発支援、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)のインスタレーションの企画や制作なども担当してきた。

■BIEDE COLLECTION 01 IN COLLABORATION WITH QUENTIN SHIH
日程:9月12〜18日
時間:11:00〜19:00
場所:シュタイン ボックス
住所:東京都港区南青山4-24-4 TKハウス 地下1階

The post 多国籍・匿名デザインチームによる新ブランド「ビエダ」 デビューを記念した写真展を開催 appeared first on WWD JAPAN.com.

多国籍・匿名デザインチームによる新ブランド「ビエダ」 デビューを記念した写真展を開催

 東京を拠点にするクリエイティブ・スタジオのクラインシュタイン(KLEINSTEIN)は今秋、新たなファッションブランド「ビエダ(BIEDE)」を開始する。多国籍で構成した匿名のデザインチームが、現代における”ユニホーム”を提案していくコンセプトのもと、ジェンダーレスでエイジレスなファッションアイテムを発表していく。商品第1弾“COLLECTION 01”はバッグコレクションで、9月7日に自社オンラインサイトで発売する。

 バッグコレクションは高度な技術を持つ中国・広州の工場で生産し、中国生産に関するステレオタイプ(固定観念)を覆したいという思いが込められている。ラインアップは、ショルダーバッグの“ミラー(MIRROR)”(2万9000円)、ハンドバッグの“ブック(BOOK)”(3万円)、トートバッグの“スコア(SCORE)”(3万5000円)の3型をそろえ、カラーはコバ塗り(エッジペイント)がイエローとブラックの2種類から選ぶことができる。コバ塗りはデザイン性だけではなく耐久性を高めるもので高級バッグに施される仕様。“ブック”にはタブレット端末、“スコア”にはノートPCが収納できるクッション性のあるポケットを設けている。フロントには生産地の緯度と経度を示す番号を刻印した。

 ビジュアルは、「ディオール(DIOR)」や「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」などのアートワークを手掛けた経験を持つ、中国のビジュアルアーティストで映画監督のクエンティン・シー(Quentin Shih)が制作。「ビエダ」のブランドストーリーをもとに幻想的な作品を中国で撮り下ろした。ブランドのデビューを記念して、クラインシュタインが東京・南青山に構えるギャラリーのシュタイン ボックス(STEIN BOX)でクエンティン・シーの作品を展示する写真展を開催。9月12〜18日には一般入場が可能となる。

 クラインシュタインは2014年に、コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)で経験を積んだ小石祐介(代表)と、コイシミキが設立した、ファッション業界を中心としたコンサルティングやディレクション、企画などを請け負うクリエイティブ・スタジオ。スロバキア発のスニーカーブランド「ノヴェスタ(NOVESTA)」のクリエイティブ・ディレクションや日本国内における輸入販売を担うほか、「ブラック・コム デ ギャルソン(BLACK COMME DES GARCONS)」や「CDG」のウェブサイトのデザインや開発支援、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)のインスタレーションの企画や制作なども担当してきた。

■BIEDE COLLECTION 01 IN COLLABORATION WITH QUENTIN SHIH
日程:9月12〜18日
時間:11:00〜19:00
場所:シュタイン ボックス
住所:東京都港区南青山4-24-4 TKハウス 地下1階

The post 多国籍・匿名デザインチームによる新ブランド「ビエダ」 デビューを記念した写真展を開催 appeared first on WWD JAPAN.com.

GET IT RIGHT!スタッフのオーダーアイテムご紹介 #2

こんにちは。

 

昨日9月4日(金)より銀座本店・新宿店・横浜店では、ドレスシャツ の最高峰<フライ>のオーダーイベントがスタートしています。

 

通常の<フライ>既製品では見られない、豊富なバリエーションの襟型と生地ラインナップが魅力のオーダーイベントです。

ファクトリーの様子や物づくりについてはこちらの記事でも詳しくご紹介しています。

https://www.barneys.co.jp/mens/business-style/our-favorites-fray.html

 

今日はバーニーズ ニューヨークのスタッフが実際にオーダーした<フライ>のアイテムをご紹介していきます!

 

前回の羽鳥同様に、バーニーズ ニューヨーク限定襟型“TAMIGI(タミジ)”をセレクトしたのは横浜店のシニアセールスアソシエイト 松野健吾です。

 GET IT RIGHT!スタッフのオーダーアイテムご紹介 #2

「初めてオーダーした憧れの<フライ>のドレスシャツ。オーダーならではの一品にしたいと、普段店頭ではお取扱いが少ないピンクをベースにセミワイドカラーの“TAMIGI”でオーダーしました。

定番のネイビージャケットを合わせ、残暑残る季節も清涼感あるVゾーンを意識してコーディネートしています」

前回のブログはこちらから>>>

 

銀座本店マネージャー 小山猛はこだわりの詰まった一着をオーダー。

 GET IT RIGHT!スタッフのオーダーアイテムご紹介 #2

 GET IT RIGHT!スタッフのオーダーアイテムご紹介 #2

「ネイビーやグレーのスーツに合う暖色のドレスシャツが欲しかったのでオーダーを。通常オーダー可能な襟型“WAGNER”をさらにタブカラーに変更しています。オトナ×やわらかさをテーマにしました」

 

同じく銀座本店のセールスアソシエイト 居村有祐は柄×柄×柄のコーディネート。

 GET IT RIGHT!スタッフのオーダーアイテムご紹介 #2

「こちらのドレスシャツ はMADE TO MEASUREならではの生地、ベージュに薄いパープルのストライプ柄をセレクトしました。タイは<フランコ ミヌッチ>、ソックスでも色を拾い、トータルで色柄のバランスを考えたコーディネートです」

 GET IT RIGHT!スタッフのオーダーアイテムご紹介 #2

ベーシックなスーツスタイルにあなただけのオリジナリティや華やぎを添えるのが、<フライ>のドレスシャツオーダーです。

襟型もここでご紹介しているもののほかに、前回のブログで神戸店の山縣がオーダーした“LIONE(リオーネ)”や、色気のあるワンピースカラーの“MIAMI(マイアミ)”、ボタンダウンの“BOSTON(ボストン)”など数多くご用意。

IMG 6274 GET IT RIGHT!スタッフのオーダーアイテムご紹介 #2

IMG 6273 GET IT RIGHT!スタッフのオーダーアイテムご紹介 #2

生地も“生地の宝石”とも言われるカルロ・リーヴァ社製の生地をはじめとする、最高級素材からお選びいただけます。また、シーズナルの生地もご用意しています。

種類が多く決められない…そんなときは店頭のスタッフへご相談くださいね。

お好みのスタイルやコーディネートをお伺いしベストな組合せとフィッティングをご提案させていただきます。

 

次回はいよいよ<ベルベスト>オーダースタート目前。スタッフ渾身の一着を多数ご紹介しますのでお楽しみに!

 

GET IT RIGHT #1 はこちらからご覧いただけます>>>

 

FALL 2020

MADE TO MEASURE

FRAY

開催中 – 9/13 SUN. 銀座本店1F / 横浜店4F

開催中 – 9/14 MON. 新宿店5F

9/15 TUE. – 9/27 SUN. 六本木店2F

9/19 SAT. – 9/27 SUN. 神戸店1F / 福岡店1F

 

BELVEST

9/10 THUR. – 9/12 SAT. 銀座本店B1

9/13 SUN. 横浜店5F

9/14 MON. 新宿店6F

9/15 TUE. 六本木店2F

9/19 SAT. – 9/21 MON. 神戸店B1

9/22 TUE. 福岡店B1

 

FRANCO MINUCCI

9/10 THUR. – 9/12 SAT. 銀座本店1F

9/13 SUN. 横浜店4F

9/14 MON. 新宿店6F

9/15 TUE. 六本木店2F

9/19 SAT. – 9/21 MON. 神戸店B1

9/22 TUE. – 9/27 SUN. 福岡店B1

ドーバーが2つの新進ブランドと提携 21年には新コンセプトストアも

 コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)の子会社ドーバー ストリート マーケット パリ(DOVER STREET MARKET PARIS以下、DSMP)は、ニューヨーク発の新進ブランド「ヴァケラ(VAQUERA)」と、パリを拠点とする新人デザイナー、ヴィクトル・ウェインサント(Victor Weinsanto)が立ち上げたばかりのブランド「ウェインサント」と提携すると発表した。

 DSMPはオリジナル商品の企画開発のほか、ブランド育成、生産、販売などを行っており、人気DJのハニー・ディジョン(Honey Dijon)と「ハニー・エフィング・ディジョン(HONEY F—ING DIJON)」を立ち上げたほか、シンガポール発のストリートブランド「ユース イン バラクラバ(YOUTH IN BALACLAVA)」やメキシコ発の「リベラル ユース ミニストリー(LIBERAL YOUTH MINISTRY)」、写真家のイーライ・ラッセル・リネッツ(Eli Russell Linnetz)が設立した「ERL」などを育成している。

 エイドリアン・ジョフィ(Adrian Joffe)=コム デ ギャルソン インターナショナル最高経営責任者(CEO)兼ドーバー ストリート マーケットCEOは、「DSMPはシステムを変えるためのプラットフォームであり、さまざまな才能をオープンに受け入れる場所だ。私たちはデザイナーやブランドを所有したいとは思っていないし、自由に自分のペースで活動してもらいたい。クリエイティビティーが何よりも重要だ」と語った。

 「ヴァケラ」に関してDSMPは、同ブランドの2021年春夏コレクションのうち半分程度の生産と販売を手掛けるほか、同ブランドのクチュールアイテムも販売する。なお今回の提携に先立ち、「ヴァケラ」は20-21年秋冬コレクションのショーをDSMニューヨークで20年2月に行っている。

 ジョフィCEOが19年3月のパリ・ファッション・ウイークで見出したというウェインサントは、パリの服飾学校アトリエ・シャルドン・サヴァール(Atelier Chardon Savard)で学んだ26歳。「クロエ(CHLOE)」や「ジャンポール・ゴルチエ(JEAN PAUL GAULTIER)」で経験を積み、20年に自身のブランド「ウェインサント」を立ち上げた。まずDSMPのショールームで作品を展示するが、将来的には生産面でも提携する可能性があるという。ウェインサントは、「DSMPのショールームで作品を展示することになり、本当に光栄だ。こうした機会がなければ会うことができない多くのプロフェッショナルに作品を見てもらえるので、とてもうれしく思う」と話した。

 21年1月ごろには、「コム デ ギャルソン」のコンセプトストアであるパリの「トレーディング ミュージアム コム デ ギャルソン(TRADING MUSEUM COMME DES GARCONS)」にDSMPが擁する若手ブランドを集め、「ドーバー ストリート トレーディング マーケット(DOVER STREET TRADING MARKET)」としてオープンする予定だと、ジョフィCEOは述べた。これは19年10月にオープンした香水とコスメに特化している店舗に続き、パリで2つ目の“テーマ特化型ストア”となる。

The post ドーバーが2つの新進ブランドと提携 21年には新コンセプトストアも appeared first on WWD JAPAN.com.

長井かおりと「オンリーミネラル」のコラボラインから“擬似眉カラー”のアイブロウが登場

 ヤーマンのミネラルコスメブランド「オンリーミネラル(ONLY MINERALS)」は9月5日、長井かおりメイクアップアーティストとコラボするメイクアップライン「エヌ バイ オンリーミネラル(N by ONLY MINERALS)」から秋冬コレクションを発売する。新アイテムとしてアイブロウやリップ美容液を追加し、ソリッドチークとマルチカラーパウダーからは新色が登場。価格は2300~3500円で、直営店や公式オンラインストア、バラエティショップなどで展開する。

 長井メイクアップアーティストはアイブロウについて、「マスクが手放せない日々だからこそ、眉がいい感じに描けたらそれだけで1日いい気分。〝誰でも失敗なく自眉のように自然に描ける眉〟のメソッドに必要なアイテムをコンパクトに詰め込んだ。毛の色に近い『擬似眉カラー』と、ボリュームや柔らかさを添えるマーブル柄の「ふんわりカラー」のセットで、色の配分を変えることでさまざまな印象の眉が描ける」と説明する。

 「エヌ バイ オンリーミネラル」は2020年1月にデビューした。それを前に、「オンリーミネラル」では、19年春夏コレクションで販売した「ミネラルピグメント」の新色開発で、長井メイクアップアーティストとコラボしている。このコラボが、「どれも使いやすいカラー」「ナチュラルコスメなのに発色が良い」などの反響を集め、ファンが急増した。「これまでベースメイクの売り上げが主流だったが、カラーメイクアイテムの売り上げ比率が上がり、20代前半~40代まで幅広い層のお客さまの取り込みに成功した」とPR担当者は話し、メイクアップラインの誕生に至った。

 今後も“長井流”のメイクメソッドを実現するアイテムを拡充する予定だ。

The post 長井かおりと「オンリーミネラル」のコラボラインから“擬似眉カラー”のアイブロウが登場 appeared first on WWD JAPAN.com.

長井かおりと「オンリーミネラル」のコラボラインから“擬似眉カラー”のアイブロウが登場

 ヤーマンのミネラルコスメブランド「オンリーミネラル(ONLY MINERALS)」は9月5日、長井かおりメイクアップアーティストとコラボするメイクアップライン「エヌ バイ オンリーミネラル(N by ONLY MINERALS)」から秋冬コレクションを発売する。新アイテムとしてアイブロウやリップ美容液を追加し、ソリッドチークとマルチカラーパウダーからは新色が登場。価格は2300~3500円で、直営店や公式オンラインストア、バラエティショップなどで展開する。

 長井メイクアップアーティストはアイブロウについて、「マスクが手放せない日々だからこそ、眉がいい感じに描けたらそれだけで1日いい気分。〝誰でも失敗なく自眉のように自然に描ける眉〟のメソッドに必要なアイテムをコンパクトに詰め込んだ。毛の色に近い『擬似眉カラー』と、ボリュームや柔らかさを添えるマーブル柄の「ふんわりカラー」のセットで、色の配分を変えることでさまざまな印象の眉が描ける」と説明する。

 「エヌ バイ オンリーミネラル」は2020年1月にデビューした。それを前に、「オンリーミネラル」では、19年春夏コレクションで販売した「ミネラルピグメント」の新色開発で、長井メイクアップアーティストとコラボしている。このコラボが、「どれも使いやすいカラー」「ナチュラルコスメなのに発色が良い」などの反響を集め、ファンが急増した。「これまでベースメイクの売り上げが主流だったが、カラーメイクアイテムの売り上げ比率が上がり、20代前半~40代まで幅広い層のお客さまの取り込みに成功した」とPR担当者は話し、メイクアップラインの誕生に至った。

 今後も“長井流”のメイクメソッドを実現するアイテムを拡充する予定だ。

The post 長井かおりと「オンリーミネラル」のコラボラインから“擬似眉カラー”のアイブロウが登場 appeared first on WWD JAPAN.com.

桃坂ナナの「ヴィアヴァンダ」が東京・大阪・福岡を巡るポップアップツアー開催

 モデルの桃坂ナナがディレクターを務めるアパレルブランド「ヴィアヴァンダ(VIAVANDA)」は2020年秋冬コレクションをそろえるポップアップツアーを東京、大阪、福岡の3都市で開催する。9月5〜6日に東京・渋谷の「SO1 ギャラリー」で、9月23〜29日に阪急うめだ本店で、10月9〜11日に福岡の「パーク スタジオ」で行う。

 アイテムはカットソーが1万円前後、ジャケットが3万円前後、コートが4万円前後。今シーズンは“ How to get What you want ”をテーマに、「混沌とした状況で、何を求めどう自分らしく進んでいくのか。誰もが立ち止まる中、何にインスピレーションを受け表現するのか。その答えに導けるよう内側に強さを与えるワードローブを製作した」と桃坂は語った。

■VIAVANDA 2020AW POP UP TOUR
日程:9月5〜6日
場所:SO1 ギャラリー
住所:東京都渋谷区神宮前6-14-15
※9月5日は関係者向けに開催

日程:9月23〜29日
場所:阪急うめだ本店 3階
住所:大阪府北区角田町8-7

日程:10月9〜11日
場所:パーク スタジオ
住所:福岡県中央区警固1-3-7 1階

The post 桃坂ナナの「ヴィアヴァンダ」が東京・大阪・福岡を巡るポップアップツアー開催 appeared first on WWD JAPAN.com.

「オサジ」が「イエナ」とネイルコラボ SNSで話題に

 日東電化工業の敏感肌向けスキンケアブランド「オサジ(OSAJI)」は9月4日、ウィメンズショップ、イエナ(IENA)とコラボしたネイルカラーを数量限定で販売した。全5色展開で、価格は各1700円。取扱店は、「オサジ」の直営店と公式オンラインストア、イエナ全店、オンラインのベイクルーズストア(BAYCREW'S STORE)。

 今回、両者のターゲット層が似ていることや、ベイクルーズストアで掲載している特集取材を通じて出合った縁もあり、コラボに至ったという。コラボネイルは、イエナの2020-21年秋冬のテーマ“コンフィ シック(Comfy Chic)”を体現した、エターナルな装いになじむ5つのカラーをラインアップ。グレイッシュなバーガンディ、ベージュ、ブラウン、ミルキーホワイト、カーキをそろえ、ベイクルーズストアではネイルに合うスタイリングも提案している。発売前日には、イエナのインスタグラムとベイクルーズストアのライブコマースでライブ配信を実施し、SNSで話題となった。

The post 「オサジ」が「イエナ」とネイルコラボ SNSで話題に appeared first on WWD JAPAN.com.

俳優ラミ・マレックが語る、「カルティエ」の新作時計“パシャ”と共鳴する「僕のエネルギー」

 映画「ボヘミアン・ラプソディ」でフレディ・マーキュリー(Freddie Mercury)役を熱演した俳優のラミ・マレック(Rami Malek)はこのほど、「カルティエ(CARTIER)」のセルフリバイバル時計“パシャ ドゥ カルティエ(PASHA DE CARTIER)”の新世代アンバサダーの5人のうち1人に選ばれた。メゾンはラミ起用の理由を「彼のエネルギーや多様性が、時計の既成概念を超える力強さや、画一性を脱したデザインと共鳴する」(アルノー・カレズ(Arnaud Carrez)=カルティエ インターナショナル マーケティング&コミュニケーションディレクター)と説明する。彼のエネルギーは、どこから生まれるのか?「WWD JAPAN.com」は7月中旬、ロンドンのラミにオンラインインタビューした。

WWD:世界は今大変な状況だが、何を考えている?

ラミ・マレック(以下、ラミ):世界は少しずつ落ち着きを取り戻し、僕自身の仕事も少しずつ再び歩み始めている。これまでのように働くのは難しい状況だけれど、少しずつ変わって、早く全力でパフォーマンスできる環境を取り戻したい。一番悲しかったのは、コロナ禍で偉大な俳優、数多くのベストワークに出演してきた先輩方が亡くなってしまったこと。とても悲しいことだ。でも、僕らはそれに向き合わなくちゃならない。今はアーティストとして、映画やテレビ、劇場作品に出演できることに感謝したいし、みんなには作品を心から楽しんで欲しいと思う。

WWD:偉大な俳優の跡を継ぎ、業界を先導したいという思いが芽生えている?

ラミ:「ボヘミアン・ラプソディ」の成功は自信に繋がり、以降、俳優としても、人間としても成長したと実感している。今だってより多くを学んで成長したいと思っているし、さらにはエンターテインメント産業の発展も考えるようになった。今は産業を代表する、より良い俳優になれたらと思う。演じることは、これからも大事。でもそれ以上に、この産業を守りたい。

WWD:そんなポジティブマインドの秘訣は?

ラミ:無数のアーティストやクリエイターが、それぞれのゴールに向かって一生懸命働いている姿を見続けてきた。今はなおさらだ。何かを始めようとするとき、年齢なんて関係ない。スタートには、早いも遅いもない。アーティストのチャレンジを見続け、心の底からそう思えるようになったんだ。そこに自分の成功が重なり、今はエネルギーに満ちている。ポジティブマインドの秘密は、1つじゃない。全てが複合的に影響しているんだ。

WWD:そのエネルギーが、“パシャ ドゥ カルティエ”のアンバサダーに選ばれた理由の1つだ。

ラミ:「カルティエ」は、タイムレスなのにパワフルでクール。クラフツマンシップに基づくエレガンスはそのままに、他のブランドより一歩先を歩もうとする勇敢な一面も兼ね備えている。僕を含む新世代の5人をアンバサダーに選んだのは、メゾンのマニフェスト。伝統を守りつつ、前に進もうとする姿勢の表現だ。そんな公約を宣誓できるブランドと働けて、とても嬉しいよ。偉大な公約を宣誓できるメゾンで働く人々は、同様に偉大。そして、彼らとの仕事も偉大だ。メゾン、人々、仕事との関係性に感謝したい。

The post 俳優ラミ・マレックが語る、「カルティエ」の新作時計“パシャ”と共鳴する「僕のエネルギー」 appeared first on WWD JAPAN.com.

手越祐也が元「小悪魔アゲハ」の武藤静香が手掛ける「レディ」のメンズモデルに

 アパレルやカラーコンタクトなどのD2C事業を展開するSMブランドは、元ジャニーズで現在はユーチューバーやタレントとして活動する手越祐也を、「レディ(RADY)」の2020年のメンズモデルとして起用する。今後、手越祐也の公式ユーチューブチャンネルでも、製品などの情報を発信する予定だ。

 起用にあたり、さまざまなキャンペーンを実施する。購入品には手越祐也がモデルとなる20年秋冬のブランドカタログを付けるほか、先着で対象商品の購入者にオリジナルポスターを、また抽選でブランド公式ラインアカウントの登録(人数限定)で直筆サイン入りの撮影衣装をプレゼントする。

 「レディ」は、ギャル系ファッション誌「小悪魔アゲハ」元専属モデルの武藤静香がプロデュースするファッションブランド。スカートやワンピース、ルームウェアといったウィメンズを中心に、ニットやスエットなどの男性向けの製品や、フレグランスやコスメ、生活雑貨でまで幅広く展開する。

The post 手越祐也が元「小悪魔アゲハ」の武藤静香が手掛ける「レディ」のメンズモデルに appeared first on WWD JAPAN.com.

“5本指カーボン”搭載 「アディダス」の爆速ランニングシューズが初の一般発売

 「アディダス(ADIDAS)」は、日本人トップランナーに向けたランニングシューズ“アディゼロ アディオス プロ(ADIZERO ADIOS PRO)”の新色を9月14日に発売する。“日本人を早くするために”をコンセプトに高いフィット感を備えるランニングシューズ“アディゼロ”シリーズの最新モデルで、5本指に沿ったカーボンバー“エナジーロット”をミッドソールに組み込んでいるのが特徴だ。価格は2万5000円。

 足の中足骨をヒントにして5本の指状に成型したカーボンバー“エナジーロット”は、解剖学的な知見から開発されたもの。かかと着地の衝撃吸収から前足部の蹴り出しまでの重心移動がスムーズになり、推進力を最大限に高める。フォーム素材には、「アディダス」で最も軽量性・反発性に優れた“ライトストライクプロ”を採用。着地時の適度な沈み込みや安定性・反発性を加えている。アッパーには軽量ながらも足をしっかりとホールドしシューズと足のズレによるエネルギーロスを軽減させるメッシュ素材“セラーメッシュ”を使用し、アウトソールには適度なグリップ力とクッション性のあるラバー素材を用いている。「アディダス」として初めてプレート状カーボンを搭載した“アディゼロ プロ”に並び、ランニングの最高位シューズとされる。

 同モデルのファーストカラーは今年6月に限られたアカウントで販売され、即日完売となった。初の一般販売となる今回は、グラフィカルなピンクとブルー、オレンジを組み合わせた大胆なカラーパレットで提案する。この色は、タイムを追求する情熱的なアスリートの姿と、冷静に自分を見つめるアスリートの姿の両方を表現している。

 渋谷・ミヤシタパークに開業した「アディダス ブランドセンター レイヤード ミヤシタ パーク」をはじめ、「アディダス」新宿店や原宿店、公式オンラインショップ、スマートフォンアプリ“アディダス アプリ”などで扱う。アプリでは9月4日17:00〜9月14日7:30まで先行抽選を受け付け、14日8:00に当選者を発表し、当選者のみが購入できる。

The post “5本指カーボン”搭載 「アディダス」の爆速ランニングシューズが初の一般発売 appeared first on WWD JAPAN.com.

「ユニクロ」と「ザラ」の最新事例からアパレルの未来を探る オンラインセミナー開催

 「WWDジャパン」は、ビジネスセミナー「『ユニクロ対ZARA』 進化するSPAの研究」を9月25日(金)にオンライン上で開催する。

 グローバルSPA(製造小売り)としてファッションビジネスの最先端を走るファーストリテイング(売上高約2.3兆円)の「ユニクロ」(UNIQLO)と、インディテックス(同約3.3兆円)の「ザラ(ZARA)」。アフターコロナに備えたデジタルトランフフォーメーションを強力に進める両者のビジネスモデルや事業戦略を細かく分析し、そこからアパレル市場の今後を占う。

 講師は「ユニクロ対ZARA」(日本経済新聞出版、14年刊。18年に文庫化)の著者で、グローバルファッションチェーンの動向に詳しい齊藤孝浩氏(ディマンドワークス代表)。分かりやすい語り口で「ユニクロ」と「ザラ」を解説し、ファッションビジネスの初心者から実務家まで幅広い人たちの関心に応える。

「WWDジャパン」ビジネスセミナー Vol.1  「ユニクロ対ZARA」進化するSPAの研究
日時:9月25日(金)13:00〜15:00
講師:齊藤孝浩氏(ファッション流通コンサルタント)
実施方法:オンラインセミナー
お申込み後、受講日の数日前を目処に個別に視聴用URLを送付
受講料:
定期購読者:6000円/1名(税抜)※定期購読者割引クーポンを利用時
非定期購読者:1万円/1名(税抜)
セミナー要旨
・ユニクロとザラ 対照的なビジネスモデル
・他のファストファッションと何が違うのか
・ユニクロの「有明プロジェクト」が目指すもの
・ザラの大量閉店はオムニチャネルの総仕上げ
・必要なものを必要な時に必要な量だけ作る
・コロナ後の両者の強みと成長の課題
・質疑応答
・その他


The post 「ユニクロ」と「ザラ」の最新事例からアパレルの未来を探る オンラインセミナー開催 appeared first on WWD JAPAN.com.

三菱商事ファッションが始めたC2M型アパレルブランドとは?初の小売事業に挑戦

 三菱商事グループのファブレス(自社工場を持たない)メーカー、三菱商事ファッションは、短納期無在庫販売型のC2M(カスタマー・トゥ・マニュファクチャー)アパレルブランド「ザ ミ―(THE ME)」を立ち上げ、東京・原宿にオープンした店舗兼ショールームで販売を本格化した。

 従来のOEM(相手先ブランドの生産)事業の精度を高める一環として、約2年前からプロジェクトを進めてきた。“量産を前提とした作り方はしない。一人一人に合わせる”をコンセプトとしてカスタムオーダーを進化させた新しい業態で、同社が手掛ける初の小売事業だ。

 客はまず「ザ ミ―」のホームページで予約して店を訪れ、“ナビゲーター”と呼ぶ店頭スタッフから最長90分のパーソナル接客を受ける。商品はビジネスシーンを想定したベーシックなデザインが中心で、メンズとウィメンズを合わせて約80品番。その中から好みのアイテムを選び、3Dボディースキャナーで採寸し、そのデータに基づいたサイズサンプルを試着した後、“チューニング”と呼ぶ体形に合わせた補正を行う。その場では決済せず、選んだ洋服の情報をウエブサイト上のマイページで確認して気に入れば注文し、約2週間後に指定の場所に商品を送付するという仕組みだ。価格は、メンズのスーツ8万円、ウィメンズのセットアップ6万5000円、ワンピース3万円、Tシャツ1万円などで、全アイテムで同様のサービスを受けられる。

 「ザ ミ―」の責任者である前田真太郎・三菱商事ファッション デジタル事業推進本部新規事業部長兼LAB室長は「お客さまの声を工場に直接伝えるのがC2Mだ。1着ずつ生産していただける工場の確保が大変だったが、新しいファッションシステムの挑戦に共鳴いただいた10以上の工場と取り組んでいる。サプライチェーンの必要な工程は省かず最適化し、無駄なものを作らない仕組み作りはサステナビリティにもつながる。サプライヤーがパラダイムシフトするときだ。今ファッション業界が抱える課題の解決に貢献しつつ、お客さまには新しい消費の選択肢の一つとして、自分だけの服選び、服作りを楽しんでほしい」と話した。

The post 三菱商事ファッションが始めたC2M型アパレルブランドとは?初の小売事業に挑戦 appeared first on WWD JAPAN.com.

アングローバルが21年春夏に立ち上げる「キタン」 文脈重視の時代に求められる服作りとは?

 アングローバルは2021年春夏、新ブランド「キタン(QUITAN)」を立ち上げます。デザイナーは米シアトル生まれの宮田ヴィクトリア紗枝さん。アングローバルといえば、「マーガレット・ハウエル(MARGARET HOWELL)」「アンドワンダー(AND WANDER)」など、一家言あるブランドがそろう会社ですが、「キタン」もまさにその系譜。一着一着にぎっしりとストーリーが詰まっており、それを語る宮田さんはファッションデザイナーというよりも、どこか文化人類学などの学者のようです。「どうしてこれを作ったのか」「どのように作ったのか」といった文脈が、モノそのものとともに重視されるようになっている今の時代に、とても合ったブランドだと感じました。

 「QUITAN」というつづりから、ブランド名はフランス語かなとも感じますが、由来は「綺譚」なんだそう。永井荷風の「墨東綺譚」の綺譚だと気付いたあなたは鋭い。この熟語、「美しい物語」という意味の永井荷風の造語だといいます。この名前が、ブランドに詰まったストーリーのうちのまず1つです。

 商品は、全てオリジナルで作りこんでいるという素材がポイント。通常は毛織物を織っている尾州(愛知の尾州は毛織物の世界的な産地です)の工場で綿・ヘンプを綾織りに仕立てるなど、独特の表情を出すためのこだわりがハンパじゃない。宮田さんが仏語も堪能であることを生かして、仏のピレネー山脈のふもとにある工場で植物染めのリネンカットソーも作っています。このあたりの地域は、バスクシャツを含め昔からカットソー生産で有名です(ただし、「キタン」を生産している工場は厳密にはバスクではないということです)。

 インドのジャムダニやカディと呼ばれる織り地のドレスやブラウスも、デビューシーズンの目玉商品です。カディはガンジーがインド独立運動の時に掲げていた手紡ぎ・手織りの織物として知られますが、今も現地で少しずつ、少しずつ織られているそう。こんなふうに、「キタン」の商品をたどっていくと、国内外のさまざまな土地にどんな文化があって、どんな人が何を作っているのかを自然と追っていくことができます。

目指すのは「点と点をつないでいくような」服作り

 「(仏の文化人類学者の)レヴィ=ストロースが提唱した“ブリコラージュ”(≒多種多様なものを柔軟に取り入れていくこと)の考え方が好き。文化の交換のような、お互いの点と点を結んで線になっていくようなモノ作りがしたい」と宮田さん。「森羅万象すべてはつながっていて、今目の前で起きていることや世の中で問題になっていることも、みんなつながっていると思う。だからこそ、いろんなことを知ろうとすることが大事。モノ作りも、なぜその場所でそんなふうにモノが作られているか知ることで私も答えが出せるし、点と点をつないでいけると思う」。

 こうした宮田さんの感性やモノの作り方には、宮田さんのバックグラウンドが大きく影響しているんだと思います。探求心旺盛なのは、恐らく大学教授であるというお父様譲り。シアトル生まれであることは冒頭でご紹介しましたが、米国からの帰国後も「遊牧民のように転々と暮らしの場を変えつつ、のびのび育った」そう。同志社大学卒業後は、セレクトショップで人気の日本のこだわりデニムブランドで国内・海外営業を担当。ファッションのモノ作りに関する知識はその時代に企画担当者から吸収したといいます。前職を辞めて、モノ作りを志すか、民俗学を学ぶために大学に再入学するか迷っていたところ、縁あって20年にアングローバルに入社したそうです。

 デビューシーズンの21年春夏は、アングローバルの直営セレクト店のほか、有力セレクト店含む約10社への卸販売が決まりそう。「ずっとお付き合いできるような取引先で販売し、お世話になっている機屋さんにも恩返ししていけたら」。ファッションって、業界として半年ごとに異なるトレンドを打ち出していく仕組みを長らく取ってきたこともあって、どこか軽薄に受け取られることも多いジャンルですが、「キタン」の服作りは好奇心を刺激して新しい知識の扉を開けていくような感覚が魅力。知的な大人に響きそうなブランドです。

The post アングローバルが21年春夏に立ち上げる「キタン」 文脈重視の時代に求められる服作りとは? appeared first on WWD JAPAN.com.

ヘアサロン「マカロニコースト」と「エイトアンドハーフ」が業務提携を発表 来秋新店舗のオープンを予定

 東京・渋谷のヘアサロン「マカロニコースト(macaroni coast)」と東京・代官山のヘアサロン「エイトアンドハーフ(eight & half)」が業務提携を発表し、新プロジェクト「& プロジェクト」を立ち上げた。2021年秋頃に「マカロニコースト」とともに「エイトアンドハーフ」の新店舗をオープンする予定だ。なお「エイトアンドハーフ」は、9月25日から「マカロニコースト」をサテライトサロンとして営業を行う。

■マカロニコースト/エイトアンドハーフ
住所:東京都渋谷区渋谷1-22-10 第二東邦ビル2階
電話番号:03-5766-5474
定休日:火曜日

The post ヘアサロン「マカロニコースト」と「エイトアンドハーフ」が業務提携を発表 来秋新店舗のオープンを予定 appeared first on WWD JAPAN.com.

田上ディレクターに聞く 「セルヴォーク」がファッショニスタに刺さる理由

 マッシュビューティーラボのオーガニックビューティブランド「セルヴォーク(CELVOKE)」は、“今っぽい顔になれる”コスメブランドとしてプロからインフルエンサーまで幅広い層から支持を得る。テラコッタに代表されるトレンド感のあるカラーリングやファッション性の強い世界観でオーガニックコスメの従来のイメージを刷新した。田上陽子クリエイティブ・ディレクター(以下、田上ディレクター)に戦略を聞いた。

WWD:なぜオーガニックコスメの世界へ?

田上ディレクター:以前はPR関係の仕事をしていました。7年勤めた代理店ではゲームやIT、銀行、消費財などさまざまな業界の仕事をしましたが、自分の専門領域を極めたくなったんです。そこで出合ったのがオーガニックコスメでした。消費者として癒やしや効果を実感すると同時に、日本のオーガニックコスメマーケットの狭さに違和感を覚えていました。ある時今の上司でコスメキッチンを創業した椋林裕貴マッシュビューティーラボ副社長と意見交換する機会があり、オーガニックコスメに対する思いを伝えると「じゃあ、うちでやってみない?」と声をかけられました。

WWD:当時のマーケットに足りなかったものとは?

田上ディレクター:世界観の打ち出し方に課題がありました。海外ではミランダ・カー(Miranda Kerr)のようなファッションアイコンがオーガニックコスメをプロデュースするなど一般に広がっていたのに対し、日本でオーガニックコスメはまだ素朴な印象で、ごく一部の層にしかリーチできていませんでした。そこで、2013年に立ち上げたスキンケアの「エッフェ オーガニック(F ORGANICS)」では、オーガニックコスメの間口を広げることを狙い、パッケージなどのデザイン面にファッション性を取り入れ、斬新なブランドとして受け止められました。

2大キーワードは“抜け感”と“こなれ感”

WWD:「セルヴォーク」もファッション性が強い。

田上ディレクター:おかげさまでそう言っていただくことが多くてうれしいです。「セルヴォーク」はメイクのプロと、発信力のあるファッショニスタをターゲットに据えました。従来のオーガニックコスメが獲得できていなかったユーザー層です。おしゃれなインフルエンサーなどからも支持を得て、そのイメージがブランドイメージにつながり相乗効果がありました。

WWD:ファッショニスタに刺さる工夫とは?

田上ディレクター:「セルヴォーク」の2大キーワードは“抜け感”と“こなれ感”。おしゃれな人は何を着てもこなしている感がありますよね。そこに着想を得て、服を着こなすように誰でもカッコよくつけこなせるコスメブランドを目指しました。こだわったのはカラーリングとテクスチャーです。マットだけどウエット感があるもの、濃い色でシアーな発色など、ファッションで言う「異素材ミックス」のような仕掛けを施しました。難しそうに見える色でも日本人の肌に合う色を計算し、誰でも簡単につけこなせます。

WWD:「セルヴォーク」は、アパレル企業傘下が手掛けるモノとしては特に好調だ。その差は?

田上ディレクター:「アパレル企業が出すコスメなんて」と絶対に思われたくなかったんです。最初にスキンケアを出したのは、本気度を見せるためでした。まず美容のプロが認める説得力のある製品で、美容理論の基盤を見せました。ファッション性を打ち出すことに振り切り、メイクもカラーバリエーションを出してブランドの世界観を伝えました。

ユーザーの半歩先を行くモードなブランドを目指す

WWD:今後ファッションブランドと挑戦したいことは?

田上ディレクター:「セルヴォーク」のオープニングパーティーでスタイリストの白幡啓さんとファッションショーをしました。ファッションとメイク、トータルで完成するステージはとても説得力がありました。かなり手応えを感じたので、今後もビジョンを共有するファッションブランドとは何か仕掛けたいですね。

WWD:ビューティ業界とファッション業界はもっと近付くべき?

田上ディレクター:ファッションとビューティは“人”を表現する手法という意味では切っても切り離せません。成分などの詳細に加えて、今後はストーリーや人間像の提案が重要になります。ファッションの力を借りてトータルで提案することで、ユーザーへの説得力も増します。これまでの垣根を超えた提案や発信が増えるとワクワクしますね。

WWD:「セルヴォーク」の今後の目標は?

田上:抜け感やテラコッタなど、「セルヴォーク」が発信してきた新しい考え方が定着してきたので、次のイメージを考えています。目標は、共感や等身大であることを忘れずにユーザーの半歩先を行くモードなブランドであること。常に進化し、お客さまに驚きを与えたいです。

※ファッション週刊紙「WWDジャパン」はこのほど、ビューティ・コンテンツも加えてパワーアップします。第1弾となる9月7日号では、「ファッション×ビューティの可能性」をテーマに両業界を自在に行き来する業界人を特集します。

The post 田上ディレクターに聞く 「セルヴォーク」がファッショニスタに刺さる理由 appeared first on WWD JAPAN.com.

伊発ランジェリー「インティミッシミ」渋谷文化通り店にアートスペースが登場 気鋭のギャラリーであるシータグがキュレーション

 イタリア発ランジェリーブランド「インティミッシミ(INTIMISSIMI)」は、新進気鋭のアートギャラリーのシータグ(CTAG/CENTRAL TOKYO ARTS GALLERY)とコラボレーションし、渋谷文化通り店に期間限定アートスペースをオープンした。シータグのキュレーションによるアーティストを約1.5~2カ月ごとに紹介する。店舗を訪れる人々に世界中のアーティストの作品と同ブランドが発信するファッションを同時に感じてもらうのが目的だ。

 最初のアーティストは小笠原流専門教授で華道家の都留洋子をフィーチャーした「マインズ・アイ」展を開催中。都留が得意とする“和と洋”“生花とドライフラワー”といった対照的な要素を調和させる作品を展示している。

 「インティミッシミ」はこのアートスペースを通して、ブランドの世界観と“言葉にならない感動”を来店者に感じてもらいたいという。

問い合わせ先
インティミッシミ 渋谷文化村通り店
03-3461-3655

The post 伊発ランジェリー「インティミッシミ」渋谷文化通り店にアートスペースが登場 気鋭のギャラリーであるシータグがキュレーション appeared first on WWD JAPAN.com.

動画プレゼンで「エルメス 」勝利の理由 エディターズレター(2020年7月10日配信分)

※この記事は2020年7月10日に配信した、メールマガジン「エディターズレター(Editors' Letter)」のバックナンバーです。最新のレターを受け取るにはこちらから

動画プレゼンで「エルメス 」勝利の理由

 案の定、「エルメス」2021年春夏メンズのデジタル・プレゼンテーションは、なかなかでした。オートクチュールの動画配信はまだ全てを見てはいませんが、今のところ「エルメス 」がベスト。以前のメルマガでお伝えした通り、理由は「取捨選択」です。

 発表したルックは、全部で27。半年前が45、1年前も45ルックでしたから、すでにこの段階で取捨選択できています。そして映像は、あくまで僕の印象ですが、「キーアイテムを伝えよう」「ちょっとしたスタイリングで、気分まで変えられることを伝授しよう」「メゾンの雰囲気を表現しよう」そして「コンテンポラリーであることを伝えよう」の4つが目標(とみました。いかがでしょう、「エルメス 」さん?)。それらを、パンツインもできるシャツジャケット、ヴェロニク・ニシャニアンによるスタイリング、透明感ある画面、案外ロック&パンクな音楽、そして、会社という撮影場所などで表現しています。8分強のムービーで4つ、というのは、ちょうどいいボリュームです。

 というか、ちゃんと目標を決められたところがスゴいんですよね。私たちも動画を作ったり、ライブ配信に挑戦したりしていますが、油断すると「作ること」「無事配信を終えること」が目標になってしまい、「で、何のためにやってるんだっけ?」に陥りがち。ことブランドは現在、「デジタル・ファッション・ウイークに参加する」から「動画を作る」というマインドになりがちです。そこを突破しているだけで、日々動画やライブ配信のことを悶々と考える私からすると、大したモンであります(上から目線w)。

 弊社の場合、それに陥らないポイントは、「編集・記者が台本を書くこと」だと思っています。コレは「WWD JAPAN.com」編集部に異動してきた2年生に言い続けていますが、「台本を書くことは、記事を書くことと全く同じ。誰に、何を、どうやってを考えることが必要。手段は違うけれど、目的は同じ」なのであります。どうも弊社でも、「台本を書くのは、専門家」とか「私たちは、高尚な記事を書くエキスパートだから」という勘違いが存在するようで、危惧しております。

 印刷する記事を執筆する代わりに配信する動画の台本を書くことは、店頭で売る代わりにECで売ることと同じだなぁ、と感じています。

FROM OUR INDUSTRY:ファッションとビューティ、関連する業界の注目トピックスをお届けする総合・包括的ニュースレターを週3回配信するメールマガジン。「WWD JAPAN.com」が配信する1日平均30本程度の記事から、特にプロが読むべき、最新ニュースや示唆に富むコラムなどをご紹介します。

エディターズレターとは?
「WWDジャパン」と「WWDビューティ」の編集者から、パーソナルなメッセージをあなたのメールボックスにダイレクトにお届けするメールマガジン。ファッションやビューティのみならず、テクノロジーやビジネス、グローバル、ダイバーシティなど、みなさまの興味に合わせて、現在7種類のテーマをお選び頂けます。届いたメールには直接返信をすることもできます。

The post 動画プレゼンで「エルメス 」勝利の理由 エディターズレター(2020年7月10日配信分) appeared first on WWD JAPAN.com.

シワ改善UV乳液が売り上げ22倍 マツキヨPB、製品拡充し刷新

 マツモトキヨシホールディングスは、エイジングスキンケアに特化したプライベートブランド(以下、PB)「レチノタイム(RETINOTIME)」をこのほど刷新した。シワ改善効果のある製品群を拡充し、「ザ・レチノタイム(THE RETINOTIME)」として生まれ変わった。

 同社は、拭きとり化粧水で国内販売シェアNo.1(TPC マーケティングリサーチ調べ)のナリス化粧品と共同開発した「レチノタイム」を2006年にスタートさせ、10年、15年と進化させて今回が4代目となる。「医薬部外品として刷新した。数多くある化粧品の中からたった一つの特別な“私の”化粧品にしてほしいとの思いからブランド名も『ザ・レチノタイム』に変更した」と松田崇マツモトキヨシホールディングス執行役員 営業統括本部営業企画部長兼オンラインビジネスユニットシニアユニットマネージャーは語る。

 こだわったのはシワ改善効果のあるラインアップ。化粧水、乳液、日焼け止め乳液、美容液、クリームに、シワ改善で医薬部外品の認可を得たナイアシンアミドを配合している。これにより、シワ改善効能の医薬部外品を展開するブランド・シリーズにおいて最大となる5アイテムをそろえた日本初のブランド(現時点)となったという。

 まず6月1日にシワ改善UV乳液「リンクルデイミルクUV」(30mL、2700円)を発売したが、1カ月で既存品と比べ22倍の売り上げを達成。店頭で品薄となり増産態勢を敷いたほど好評だった。その後、9月1日にはナリス化粧品が得意とする拭きとり化粧水でもシワ改善効能と角質ケアをかなえる「リンクルローション」(全2種、各160mL、各3700円)と、シワ改善乳液「リンクルミルク」(125mL、3700円)、シワ改善美容液「リンクルパワーセラム」(30g、7000円)を発売した。11月にはクリーム「リンクルクリーム」(30g、5000円)を展開予定で、これにより、シワ改善効果を多角的にアプローチできるブランドが完成する。

 松田崇マツモトキヨシホールディングス執行役員は「今後も『ザ・レチノタイム』はもちろんPBを積極的に打ち出していくので注目してほしい」と意欲的な姿勢をみせた。

The post シワ改善UV乳液が売り上げ22倍 マツキヨPB、製品拡充し刷新 appeared first on WWD JAPAN.com.

牛角、飲み放題付ひとり焼肉定食&早割食べ放題。回転率アップが鍵。

コロワイドグループの株式会社レインズインターナショナル(本社:横浜市西区 、代表取締役社長:根本 寿一)が運営する「牛角」で、肉・おつまみ2品・ごはん・飲み放題ドリンクがセットになった「焼肉定食」980円(税別)~を9月3日(木)から一部店舗(158店舗)、平日限定で販売する。
Posted in 未分類

「異業種からの挑戦」。ステーキ”ヲタク”が高じてアメリカで牧場を立上げ、東京でステーキハウスをオープン

 2020年8月22日(土)、東京・神楽坂にブラックアンガス牛専門の「COWMAN STEAK CLUB」がオープンした。運営は株式会社ゲルニカ(本社:東京都中央区 代表取締役:伊勢木博貴)。ゲルニカはモバイルバッテリーやポータブルバッテリーなどの開発、販売をするエネルギープロジェクト事業の会社であり、初の外食事業への参入である。
Posted in 未分類