「ビーシアター」では、さまざまな映画体験を提供するシアタープロデュースチーム「ドゥイット・シアター(DO IT THEATER)」の協力のもと、車の中にいながら映画鑑賞ができるドライブインシアターを活用。ロゴはグラフィックデザイナーの小林一毅が手掛け、車中の暗闇の中で映画から放つ光に照らされる人の横顔を描いた。
18日に開催された「第35回イエール国際フェスティバル(以下、イエール賞)」で、ベルギー出身のデザイナーのトム・ヴァンデル・ボルクト(Tom Van Der Broght)がグランプリを受賞した。グランプリには2万ユーロ(約240万円)の賞金と、パリで行われる素材見本市「プルミエール・ヴィジョン(PREMIERE VISION)」への参加権が贈られる。またボルクトはシャネル(CHANEL)子会社のパラフェクション(PARAFFECTION)が管理する専用アトリエとのプロジェクトにも参加する。
“TVDBになる7つの方法(Seven Ways to be TVDB)”と題したコレクションでは、不良在庫からメリノウールや透明なアクリル、ラメ糸を取り入れた精密なニットを制作した。透明なスパンコールや突起したモチーフによるマスクで顔が覆われ、“私は怪物ではない(I’m not a monster)”といったスローガンが刺しゅうされたドレスをきたモデルが係員によってランウエイを運ばれるという演出も見られた。また同コレクションは一般投票でも最も支持を集め、ベルリンで開催される「メルセデス・ベンツファッション・ウイーク(MERCEDES-BENZ FASHION WEEK)」で発表することが決まった。
ユーザーフレンドリーな「H&M」のトレーサビリティーサービス。アプリから簡単に商品情報を得ることができる PHOTO : JUN YASUIアプリ内のスキャナーにバーコードをかざす PHOTO : JUN YASUIバーコードをかざすと商品情報のページが開く PHOTO : JUN YASUI商品情報の中のサプライヤーを選ぶと製造工場名と所在地、従業員数などの情報が得られる PHOTO : JUN YASUI
「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」は10月19日、2021年春夏コレクションを東京・南青山の本社で発表した。7月にメンズの「コム デ ギャルソン・オム プリュス(COMME DES GARCONS HOMME PLUS)」のショーを同会場で開いたが、従来はパリで発表しているウィメンズの「コム デ ギャルソン」が東京でコレクションを披露するのは1981年のパリコレデビュー以降は初で、約40年ぶりのことだ。会場は赤いライトで照らされ、コンクリートのような囲いが建てられた空間。部屋に入ると、ソーシャル・ディスタンシングを取るために間隔を開けたパイプ椅子が並んでいる。
透明のウレタンで包まれた造形的なドレス群
定刻の10時、ノイズ音とともに登場したファーストルックは「プレイ・コム デ ギャルソン(PLAY COMME DES GARCONS 以下、プレイ)」のアイコニックな目のモチーフをランダムにプリントしたAラインドレス。上からテーブルクロスに用いられる透明なウレタンで包み、ボリュームのある襟が可愛らしく装飾されている。
VIEWS ON WWD U.S.:米「WWD」の翻訳記事から、注目すべきニュースの紹介や記事の面白さを解説するメールマガジン。「WWDジャパン」のライセンス元である米「WWD」は1910年から続くファッション業界専門紙。世界中のデザイナーや企業のトップと強く繋がっており、彼らの動向や考え、市場の動きをいち早く、詳しく業界で働く人々に届けています。
VIEWS ON WWD U.S.:米「WWD」の翻訳記事から、注目すべきニュースの紹介や記事の面白さを解説するメールマガジン。「WWDジャパン」のライセンス元である米「WWD」は1910年から続くファッション業界専門紙。世界中のデザイナーや企業のトップと強く繋がっており、彼らの動向や考え、市場の動きをいち早く、詳しく業界で働く人々に届けています。
「ツージー オオサカ」のロゴは1号店のシルバーに対して、ゴールド。「メディコム・トイ」が中心となり、「ナンヅカ」は店内の中央に設置したキャビネットでアートを提案する。洋服は「ピールーム ザ ワールド(P ROOM THE WORLD)」と「ポギーザマン(POGGY THE MAN)」、オリジナルブランドの「ツージー」の3ブランドを中心にキュレーションする。渋谷店と連動する商品もあれば、「ツージー オオサカ」だけの店舗限定や先行発売商品なども扱う予定だ。