“In your element”をテーマに、自然界から着想を得たジェンダーレスで楽しめるデザインが特徴。アイテムは、ブランドのルーツであるグランドキャニオンの風景をイメージしたグラフィックをプリントしたオーガニックコットン100%のTシャツ(5390円、税込)やリサイクルナイロンとコットンの混紡素材を使用したショートパンツ(9790円、同)、バケットハット(6490円、同)、バックパック(1万2100円、同)などで、それぞれ100%リサイクルプラスチック素材のサンダルのストラップをアクセントに加えた。9月にはアノラックジャケット(2万5300円、同)やセットアップで着られるロングスリーブTシャツ(6490円、同)とロングパンツ(1万890円、同)なども登場する。
阪急うめだ本店の大隅かおりビューティー営業統括部化粧品商品部バイヤーはベスト5について「1位の『イプサ』は、水のように軽い質感で、みずみずしい感触が持続する使い心地の良さが特徴。年代を問わず、一度使えばリピートする人が多い。2位の『アルビオン』は、マスクの着用などでゆらぎがちな肌のコンディションを整え、男性の愛用者も増加している。3位の『クレ・ド・ポー ボーテ(CLE DE PEAU BEAUTE)』は、とろみのあるテクスチャーで、潤いを実感できる。キメを整え、透明感のある肌に導く。4位の『SK-Ⅱ』は、さっぱりとした使い心地だが、肌なじみがよく、しっかりと潤う。独自の天然由来成分ピテラ™を配合し、年齢に応じたケアができる。5位の『クリニーク(CLINIQUE)』は、古い角質を取り除く拭き取りタイプの化粧水。肌に透明感を演出し、乳液や美容液などを浸透しやすくする働きも」と話す。
LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)は、トッズ・グループ(TOD'S GROUP)の株式所有率を10%に引き上げる。トッズ・グループのディエゴ・デッラ・ヴァッレ(Diego Della Valle)会長兼最高経営責任者(CEO)が22日に公表した。取引は4月28日に実行。
吉高:それもありますが、私自身が様々な業界の経営者と話す中での印象もあります。国内市場だけを見ている企業はESG投資への感度が低い。3年前にロンドンでESG関連のサミットに参加した時もLVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)やポロ ラルフローレン(POLO RALPH LAUREN)、H&Mヘネス・アンド・マウリッツ(H&M HENNES & MAURITZ)など欧米のグローバル企業は熱心でした。「ナイキ(NIKE)」は過去に不買運動を経験していますよね。そういった“アタック”を受けることも意識が高くなるきっかけになります。日本企業でグローバルな不買運動を経験している企業はあまりないのでは?
ネイチャーズウェイとは「ネイチャーズウェイサステナブルプログラム」と題し、同社が扱う「ヴェレダ(WELEDA)」「ナチュラグラッセ(NATURAGLACE)」「チャントアチャーム(CHANT A CHARM)」「ドクターブロナー(DR.BRONNER'S)」の空き容器回収ボックスをロフト30店舗の健康雑貨売り場に設置する。
“ミレニアルスキン オンザグロウティンティッドモイスチャライザー N SPF30・PA+++”(全5色、各50mL、税込各5280円)“ミレニアルスキン オンザグロウティンティッドモイスチャライザー N SPF30・PA+++”(全5色、各50mL、税込各5280円)カラーは5色そろえる新“ミレニアルスキン”のアンバサダーに起用したイタリア人モデルのキアラ・シェルシ
資生堂が展開する「ドルチェ&ガッバーナ ビューティ(DOLCE & GABBANA BEAUTY)」は5月22日、Z世代向けファンデーション“ミレニアルスキン”をリニューアルする。保湿効果を高める処方などを加え、 “ミレニアルスキン オンザグロウティンティッドモイスチャライザー N SPF30・PA+++”(全5色、各50mL、税込各5280円)として生まれ変わる。新“ミレニアルスキン”のアンバサダーにイタリア人モデルのキアラ・シェルシを起用。最小限のメイクを施したビジュアルを使用し、店舗などで新製品をアピールする。
イタリア発のファッションブランド「タトラス(TATRAS)」は、1990年代に活躍したラッパーの2PACと、70年代にブラックミュージックの人気を広げたファンクロックバンド、スライ&ザ・ファミリー・ストーン(Sly & the Family Stone)とのコラボTシャツを発売する。当時のライブポスターや雑誌、アルバムジャケット、コンサート映像などをグラフィックとして採用し、背面に大きくプリントした。フロント右下には「タトラス」のロゴが付く。全5種、各1万9800円(税込、以下同)。4月24日に「タトラス コンセプト ストア」青山店とオンラインストア(ウェブ会員限定)で先行発売し、29日から全国の店舗で販売する。5月12〜18日には、伊勢丹新宿本店メンズ館6階でポップアップも開催する。
イタリア発のファッションブランド「タトラス(TATRAS)」は、1990年代に活躍したラッパーの2PACと、70年代にブラックミュージックの人気を広げたファンクロックバンド、スライ&ザ・ファミリー・ストーン(Sly & the Family Stone)とのコラボTシャツを発売する。当時のライブポスターや雑誌、アルバムジャケット、コンサート映像などをグラフィックとして採用し、背面に大きくプリントした。フロント右下には「タトラス」のロゴが付く。全5種、各1万9800円(税込、以下同)。4月24日に「タトラス コンセプト ストア」青山店とオンラインストア(ウェブ会員限定)で先行発売し、29日から全国の店舗で販売する。5月12〜18日には、伊勢丹新宿本店メンズ館6階でポップアップも開催する。
カラーは白、黒の2色があり、4サイズ展開、各2万5300円(税込)。元の「ダブレット」のクマTでは“FOREVER MY FRIEND”となっている刺しゅう部分を、「ぐんまちゃん」Tでは“FOREVER MY HOME”とし、群馬愛をアピール。桐生の本店のほか、高崎オーパ内の店舗と自社ECでも販売する。県のキャラクターである「ぐんまちゃん」を使用するため、「県側の担当者との長期のやり取りを経て実現にこぎつけた」(エスティーカンパニー担当者)渾身の商品だ。
「エスティーカンパニー」は前身のショップ時代を含め、桐生で約40年にわたって運営しているセレクト店。仕入れているのは「ダブレット」のほか、「ハイク(HYKE)」「ミュラー オブ ヨシオ クボ(MULLER OF YOSHIO KUBO)」「ファセッタズム(FACETASM)」「アンドワンダー(AND WANDER)」など。首都圏や新潟県などからもわざわざ客が訪れる“デスティネーションストア”として、近年ますます注目を高めている。「ぐんまちゃん」Tシャツ発売日の29日からは、桐生の本店で吉田カバンの「ポーター(PORTER)」の“タンカー(TANKER)”のポップアップストアも開催する。5月9日まで。
さらに、セルフフィットネス・エステとパーソナルトレーニングを受けられるジム「ウェイトレス ザ パーソナル サロン(Waitless THE PERSONAL SALON)」を5月にオープン。セルフフィットネス・エステは、IoTミラーデバイス「MIRROR FIT.」を導入した完全個室型になっており、パーソナルトレーニングは定額パーソナルジム「B ESTA」と共同で運営する。「ウェイトレス」会員だとセルフフィットネスとエステは月最大4回(1回50分)で月額税込6380円、パーソナルトレーニングは月最大4回(1回50分)で月額税込2万7500円で行える。
「ユニクロ(UNIQLO)」のグラフィックTシャツブランド「UT」は、2021年春夏商品のラインアップを発表した。4月29日の発売に先駆けてSNS上で話題になっている「あつまれ どうぶつの森(以下、あつ森)」に加え、eスポーツとして注目を集めるオンラインゲームの「リーグ・オブ・レジェンド(LEAGUE OF LEGEND)」(5月17日発売)、毎年好評な「ポケモン オールスターズ(POKEMON ALL STARS)」(5月下旬発売)、漫画の「ワンピース(ONE PIECE)」(4月23日発売)などがそろう。Tシャツ以外の雑貨類にもアイテムも広げている。
TOKYO BASEの中国子会社、TOKYO BASE CHINAは、中国・寧波の寧波阪急1階にオープンした「ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」のショップ運営を担っている。売り場面積は約267平方メートル。TOKYO BASEが他社のショップ運営を代行するのは今回が初めてといい、代行運営のノウハウを蓄積し、「今後他ブランドからも依頼があれば同様の取り組みを進めていきたい」(TOKYO BASE広報担当者、以下同様)という。
JPモルガン・チェース(J.P. MORGAN CHASE)のジェイミー・ダイモン(Jamie Dimon)会長兼最高経営責任者(CEO)は、最近公開された株主向けの年次書簡で「アメリカのビジネスにおけるリモートワークは今後も続くだろう」と予測しており、従業員の10%は在宅勤務を継続し、そのほかの従業員もリモートワークと出社を組み合わせた“ハイブリッド・ワーク”を行うとの見通しを立てている。一方で、リモートワークのマイナス要素として、従業員同士の交流が減ったことや、対面でのクリエイティビティーを発揮できない点を挙げた。
片やリード・ヘイスティングス(Reed Hastings)=ネットフリックス創業者兼共同CEOは、リモートワークに対して真っ向から否定的な見解を示している。20年9月の「ウォール・ストリート・ジャーナル(The Wall Street Journal)」のインタビューで従業員の在宅勤務について質問された際には「プラス要素は1つもない」とコメントし、社員がオフィス勤務に戻るタイミングについては「ワクチンが承認されてから12時間後」といったジョークも飛ばしたほどだ。
ヘイスティングス創業者兼共同CEOは、従業員の勤務スタイルをパンデミック以前の状態に戻したいと考えているが、実施するのはワクチンの承認から半年後になると述べている。ワクチンが初めてアメリカ食品医薬品局(Food and Drug Administration、FDA)に承認されたのが12月であったことから、オフィス出勤の再開にあたって当初の予定とはズレが生じたが、現在ネットフリックスではできるだけ多くの社員がワクチンを完全接種することを目指している。
今回のプロジェクトは、「グッチ」と「バレンシアガ」がいずれもケリング(KERING)の傘下であることから実現したものと思われる。同社のフランソワ・アンリ・ピノー(Francois Henri Pinault)会長兼最高経営責任者(CEO)は、「ファッションやラグジュアリーにおけるクリエイティビティーは、社会の絶え間ない変化を養分にして育つものだ。さまざまな変化によって新たなニーズが生まれ、クリエイターはそれに触発されて新鮮な作品を作り出す。アレッサンドロとデムナは両者とも画期的で多様性に満ちたビジョンを持っている、因習を打破するデザイナーだ。アリア・コレクションにおけるユニークでクリエイティブな試みは、彼らの独創性を示すと同時に、当社がいかに自由なクリエイティビティーを重視しているかの証左でもある」と話した。
ブランディングのコンサルティング会社、ザ・スタイルゲート(THE STYLE GATE)のアレッサンドロ・マリア・フェレーリ(Alessandro Maria Ferreri)CEO兼オーナーは、「共同ブランディングよりもさりげなくて、とても知的なプロジェクトだと思う。これにより、『グッチ』はさらに魅力的なブランドになった。今回のプロジェクト作品への反応を見て、好評であれば調整の上でアイテムを販売する可能性もあるのではないか」と分析した。
「ティファニー」は1837年に創業。2021年にLVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)が買収し、現在はアンソニー・ルドリュ(Anthony Ledru)最高経営責任者(CEO)のもと、アレクサンドル・アルノー(Alexandre Arnault)がプロダクトおよびコミュニケーション部門のエグゼクティブ・バイス・プレジデントを務めている。
西村宏堂/メイクアップアーティスト兼僧侶:(にしむら・こうどう)1989年東京生まれ。パーソンズ美術大学卒業後、メイクアップアーティストとして活動し、ミス・ユニバース世界大会などで各国代表のメイクを行う。ハリウッド女優やモデルも担当。繊細な技術力は評価が高い。2015年に浄土宗僧侶となる。LGBTQ+の一員として、啓発のためのメイクアップセミナーも行う。ニューヨーク国連本部やイェール大学で講演し、NHKや英BBCで活動が取り上げられるなど、国内外から注目を集める PHOTO : KAZUSHI TOYOTA
西村:自分の番組を持って、宗教や政治に対してさまざまな考えを持つ異なる地域の人々を訪れてメイクを施し、内に秘めた気持ちを聞きたい。きっかけはミッシェル・オバマの「It’s hard to hate up-close.(すごく近い人を嫌いになるのは難しい)」という言葉。私はメイクというツールを使って人々に近づき、生い立ちやストーリーを聞き出し、人と人をつなぎたい。民族や宗教、政治に対する考えが違っても、自分と共通点があることに気付けば、戦いは生まれにくくなるはずだから。
「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」「ヴァンズ(VANS)」「ティンバーランド(TIMBERLAND)」などを擁するVFコーポレーション(VF CORPORATION)の20年10~12月期(第3四半期)決算は、売上高が同5.8%減の29億7154万ドル(約3238億円)、純利益は同25.3%減の3億4724万ドル(約378億円)だった。
「コーチ(COACH)」「ケイト・スペード ニューヨーク(KATE SPADE NEW YORK)」「スチュアート・ワイツマン(STUART WEITZMAN)」などを擁するタペストリー(TAPESTRY)の20年10~12月期(第2四半期)決算は、売上高が同7.1%減の16億8540万ドル(約1837億円)、純利益は同4.0%増の3億1100万ドル(約338億円)だった。
会場内には、「スープストックトーキョー」やマグロの尾の身を使用した食品「マグロのイタダキ(MAGURO NO ITADAKI」、明太子でおなじみの「ふくや(FUKUYA)」などのフードトラックでスペシャルメニューを提供するほか、食品物販のコーナーがある。また、子どもが遊べるキッズスペースや屋外スペースもあるので、家族全員で楽しめるようになっている。
LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)傘下のメンズブランド「ベルルッティ(BERLUTI)」は、今後のコレクション発表を独自のスケジュールに改める。これに伴い、クリス・ヴァン・アッシュ(Kris Van Assche)=アーティスティック・ディレクターは退任する。アントワン・アルノー(Antoine Arnault)最高経営責任者は声明の中で、今回の方針変更について「サヴォアフェール(受け継がれる職人技術)とイノベーション双方への深いこだわりを維持するため」と説明。今後はコラボレーションによるプロジェクトやアイテムを含む新製品の発表を独自の方法に切り替え、コレクションカレンダーに新たなアプローチをとるという。そのため、クリスの後任を指名する予定はないようだ。
JUN YABUNO:1986年大阪生まれ。ロンドン・カレッジ・オブ・ファッションを卒業後、「WWDジャパン」の編集記者として、ヨーロッパのファッション・ウィークの取材をはじめ、デザイナーズブランドやバッグ、インポーター、新人発掘などの分野を担当。2017年9月ベルリンに拠点を移し、フリーランスでファッションとライフスタイル関連の記事執筆や翻訳を手掛ける。「Yahoo!ニュース 個人」のオーサーも務める。20年2月からWWDジャパン欧州通信員