「アンブロ」が1990〜2000年代初頭にイギリス陸軍に提供していたフットボールユニフォームがベースのTシャツ(税込1万2100円)とショーツ(同1万6500円)をそろえる。アイテムはそれぞれ、チャコールの無地とカーキのカモフラージュ柄の2パターンを用意した。カモフラージュ柄は、1960年代に実際に使われていたブラッシュカモを忠実に再現している。Tシャツのフロント部分とショーツ左下には、コラボレーションのために製作した架空の“AFC(ALMOSTBLACK FOOTBALL CLUB)”のチームロゴが付き、後ろ身頃とショーツ右後ろには、ユニオンジャックと“ARMY”の刺しゅうを施した。
グランピングでもうひとつ重要なキーワードは、アクセスのよさだろう。キャンプというと、車でしかたどり着けない山深い地をイメージするが、最近では電車で気軽に行ける立地のグランピング施設も増えている。2020年開業の「スノーピーク ランドステーション京都嵐山(Snow Peak LAND STATION KYOTO ARASHIYAMA)」にいたっては、まさに駅前。嵐電嵯峨駅から徒歩1分、JR嵯峨嵐山からも徒歩3分だ。築100年の日本建築を生かしたショップや、カフェの奥にある庭には、建築家の隈研吾と共同開発したモバイルハウス「住箱―JYUBAKO―」が3棟並び、宿泊も可能だ。大型のシェルターやタープをはじめ、「スノーピーク」のアイテムを実際に使ってアウトドア体験ができる。
「グッチ(GUCCI)」はイギリスのオークションハウス、クリスティーズ(Christie's)主催のNFTアートオークション「プルーフ オブ サブランティ(PROOF OF SOVEREIGNTY)」に出品した。アリア・コレクションと題したブランドの最新コレクション動画で使用したデジタルアニメーションをベースにしたアート作品を披露。作品では同コレクションで表現した、長い冬の後には必ず花々が咲き、春の芽吹きが訪れるというメッセージを体現している。
「アディダス(ADIDAS)」は、海洋プラスチック汚染に対するグローバルキャンペーン“ラン フォー ジ オーシャンズ(RUN FOR THE OCEANS)”を6月8日まで実施している。海洋環境保護団体「パーレイ フォー ジ オーシャンズ(PARLEY FOR THE OCEANS、以下パーレイ)」との共同企画で、参加者が1km走るごとに、ペットボトル10本相当の海洋プラスチックゴミを回収する。ランニングアプリの“アディダス ランニングアプリ”“ストラバ”などから誰でも参加可能だ。
「アディダス(ADIDAS)」は、海洋プラスチック汚染に対するグローバルキャンペーン“ラン フォー ジ オーシャンズ(RUN FOR THE OCEANS)”を6月8日まで実施している。海洋環境保護団体「パーレイ フォー ジ オーシャンズ(PARLEY FOR THE OCEANS、以下パーレイ)」との共同企画で、参加者が1km走るごとに、ペットボトル10本相当の海洋プラスチックゴミを回収する。ランニングアプリの“アディダス ランニングアプリ”“ストラバ”などから誰でも参加可能だ。
個性的な名前のMÖSHI(もし)は、ファッション界と音楽界の両方で活躍が期待される注目人物だ。ロンドンの名門セント・マーチンズを卒業後、現在はユニクロの奨学金制度でニューヨークのパーソンズ美術大学大学院に在学中。数々の賞に入選するなど、デザイナーへの道を着実に歩んでいる。また音楽活動ではフジロック「ROOKIE A GO-GO」への出演を機にレコード会社と契約を結ぶなど、多彩な才能を発揮。次世代のスター候補MÖSHIってどんな人?
MÖSHI/ファッションデザイナー・ラッパー・ビートメイカー PROFILE:(もし)セントラル・セント・マーチンズ卒業、パーソンズ大学院在学中。コロナ禍を機に本格的な音楽制作を開始すると、フジロック「ROOKIE A GO-GO」への出演や、SUPER SONICのオーディションでファイナリストに選出するなど高評価を得る PHOTO:SHUHEI SHINE
アリアナは2018年のニューヨーク・メトロポリタン美術館(The Metropolitan Museum of Art)によるファッション展覧会「メットガラ(MET GALA)」でも、「ヴェラ・ウォン」のカスタムドレスを着用。テーマの「Heavenly Bodies: Fashion and the Catholic Imagination(天国のボディー:ファッションとカトリックのイマジネーション)」に合わせて幻想的な装いを披露した。
加えて施設内には2カ所のイベントスペースを設ける。エントランス付近に位置する広さ約58平方メートルのスペースでは第一回として20日までの期間、アーティストらによるZINEの展示販売およびワークショップを開催する。また、施設中程に位置する広さ約40平方メートルのスペースではモデルのマリエが手掛ける、「パスカル マリエ デマレ(PASCAL MARIE DESMARAIS)」によるポップアップイベントを開催する。
「ジャンポール・ゴルチエ(JEAN PAUL GAULTIER)」は28日、6年ぶりに既製服コレクションを発売する。ブランドのECサイトと、ラグジュアリーECのエッセンス(SSENSE)で取り扱う。アイテムはゴルチエらしい “フェティッシュなセーラー”をテーマに、マリンテイストを取り入れた。価格は150〜750ユーロ(約1万9800〜9万9000円)。
写真家や映画監督として活躍するハーモニー・コリン(Harmony Korine)と再タッグを組み、アメリカのトーク番組のような遊び心たっぷりのキャンペーンを公開した。ホストは、番組「ザ・レイト・レイト・ショー(The Late Late Show)」の司会として知られるジェームズ・コーデン(James Corden)。ゲストに迎えられたハリウッドスターたちが、お気に入りの“グッチ ビラブド”ラインを携えて登場する。
ベルリンを拠点に「ゲーエムベーハー(GMBH)」を手掛けるセルハト・イシク(Serhat Isık)とベンジャミン・A・フゼビー(Benjamin A. Huseby)が、イタリアの老舗ブランド「トラサルディ(TRUSSARDI)」のクリエイティブ・ディレクターに就任した。二人は今後、デザイン、イメージ、ブランディングのすべてを統括し、新たな方向性でブランドの再生に取り組む。デビューコレクションは、2022-23年秋冬シーズンに披露する予定だ。
日本ではこれまでも大手のセレクトショップが本国からの直輸入で「ガニー」の取り扱ってきたが、本格上陸の21-22年秋冬シーズンは、トゥモローランド(TOMORROWLAND)やユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)、エストネーション(ESTNATION)、アダム エ ロペ(ADAM ET ROPE’)、リステア(RESTIR)、伊勢丹新宿本店を含む27社での販売が決定。商品価格帯はトップス1万3000円〜4万円、ボトムス2万5000円〜7万円、ニット2万5000円〜6万円、ドレス3万円〜6万円、アウター2万5000円〜8万円。
「ガニー」は2000年にカシミヤ製品を扱う店として創業し、09年にニコライ・レフストラップ(Nicolaj Reffstrup)とディッテ・レフストラップ(Ditte Reffstrup)夫妻がウィメンズブランドとしてリブランディング。ウエアは実用性と機能性を備えた遊び心のあるデザインや、オリジナルプリントに定評があり、環境に配慮した天然素材やリサイクル素材の活用や、オンラインでサプライヤーを公開するなど、サプライチェーンの透明性でも支持を得ている。SNSマーケティングにも優れ、ブランド着用者の画像を集めたハッシュタグ「#GanniGirls」ではインスタグラム上で6万件以上の投稿がある。コペンハーゲン・ファッション・ウイークにも参加し、コペンハーゲン、ロンドン、ニューヨークなどに店舗を構える。2017年以降、LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)傘下の投資会社Lキャタルトン(L CATTERTON)も出資している。
村上要/編集長:東北大学教育学部で障がい児教育を学んだのは、自分の右耳がほとんど聞こえないから。左耳のピアスは、相手に左側に立ってもらうための工夫なのはナイショの話 (右)美濃島匡/記者:入社4年目。障がいの知識はゼロで、取材は目からウロコの連続だった。大柄で肩幅が広く、国内デザイナーズのジャケットがほとんど入らないのが悩み ILLUSTRATION : UCA
2013年からモデルを始めたシシ・シャン(Cici Xiang)は、アートにも精通する多才なインフルエンサーだ。ロンドン芸術大学で美術史を勉強した後、中国に戻って“CフォーABC(C for ABC)”プロジェクトを発足。ギャラリーと提携して、アートをより親しみやすくする取り組みを開始した。これらアート業界への活動と並行して、ファッションイベントにも多く参加している。新鋭デザイナーのためにランウエイに登場したり、地元のキャンペーンや雑誌の表紙を飾ったりした。最近では、上海を拠点とする「マーチェン(MARCHEN)」の2021-22年秋冬コレクションショーのラストを25万元(約425万円)のドレスで飾った。
2013年からモデルを始めたシシ・シャン(Cici Xiang)は、アートにも精通する多才なインフルエンサーだ。ロンドン芸術大学で美術史を勉強した後、中国に戻って“CフォーABC(C for ABC)”プロジェクトを発足。ギャラリーと提携して、アートをより親しみやすくする取り組みを開始した。これらアート業界への活動と並行して、ファッションイベントにも多く参加している。新鋭デザイナーのためにランウエイに登場したり、地元のキャンペーンや雑誌の表紙を飾ったりした。最近では、上海を拠点とする「マーチェン(MARCHEN)」の2021-22年秋冬コレクションショーのラストを25万元(約425万円)のドレスで飾った。
2013年からモデルを始めたシシ・シャン(Cici Xiang)は、アートにも精通する多才なインフルエンサーだ。ロンドン芸術大学で美術史を勉強した後、中国に戻って“CフォーABC(C for ABC)”プロジェクトを発足。ギャラリーと提携して、アートをより親しみやすくする取り組みを開始した。これらアート業界への活動と並行して、ファッションイベントにも多く参加している。新鋭デザイナーのためにランウエイに登場したり、地元のキャンペーンや雑誌の表紙を飾ったりした。最近では、上海を拠点とする「マーチェン(MARCHEN)」の2021-22年秋冬コレクションショーのラストを25万元(約425万円)のドレスで飾った。
本年度のファイナリストの作品も新型コロナウイルスの影響により、パリ装飾芸術美術館(Musee des Arts Decoratifs)からデジタルでの展示に切り替えられた。受賞者の発表と同時に公開された映像では、3Dで映し出された同美術館の大広間で、展示会を歩き回る感覚で作品を鑑賞することができる。発表の延期やデジタル展示会に変更となったが、アンダーソンはこの1年で工芸の新たな魅力を発見したようだ。「世界で何が起ころうとも、人々は何かを作りたいという衝動を持っている。過去の作品は、時代を超越して私たちの創造力を育んでくれる。“手”から生み出される工芸のタイムレスな素晴らしさに、信じられないほど感化された。自宅にある多くの陶芸作品を改めて眺めていると、私の創造を具現化するのにとても役立っていることに気づいた」。またインタビューの最後には、コロナ終息後に楽しみにしていることについて口にした。「ヨーロッパ以外への旅行ができるようになれば、日本が最初の渡航先になるだろう。京都の樂美術館は私にとってインスピレーションを与えてくれる場所。再訪する日が待ち遠しい」。