「ヴァレンティノ」がメイクアップをローンチ

 「ヴァレンティノ(VALENTINO)」が今夏、メイクアップをローンチする。複数のメディアによると、リップやファンデーション、アイメイクアイテムをそろえ、5月末にロンドンのセルフリッジ(SELFRIDGES)で先行発売後、8月に全世界で発売する。ビューティの公式インスタグラムアカウントにはティザーの写真や動画が上がっているが、アイテムの詳細は明かされていない。

 同ブランドは2018年にロレアルとコスメのライセンス契約を締結し、カラーコスメのローンチがうわさされていた。昨年9月には新フレグランス“ヴォーチェ ヴィヴァ(Voce Viva)”を発売し、キャンペーンにレディー・ガガ(Lady Gaga)を起用した。

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ドーバーが中国人現代アーティストとの“笑顔溢れる”インスタレーション 「コム デ ギャルソン・シャツ」とコラボ

 ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)は中国の現代アーティスト、ユエ・ミンジュン(岳敏君、Yue Minjun)をフィーチャーしたインスタレーションを1階のエレファントスペースで6月10日まで実施する。

 展示スペースには同氏と「コム デ ギャルソン・シャツ(COMME DES GARCONS SHIRT)」がコラボレーションした2021年春夏コレクションを着用したマネキンが並ぶ。アイテムには自身の顔をモチーフにしたインパクトのある作品をプリントしている。

 店内4階の「コム デ ギャルソン・シャツ」のスペースではインスタレーションで使用したTシャツ(税込1万2650円)、スエット(同2万5300円)、半袖シャツ(同7万5900円)、シャツ(同6万4900円~)、ジャケット(同12万1000円)、コーチジャケット(同5万6100円)、パンツ(同7万9200円)、ショーツ(同5万7200円)、トートバッグ(同4万9500円)を販売している。

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【動画】“お酒が進む”オヤジの瓶詰めシリーズ3種 「京大卒モデル一ノ瀬のモード飯~Cuisine à la mode~」Vol.5

 「京大卒モデル一ノ瀬のモード飯~Cuisine à la mode~」は、モデル兼俳優の一ノ瀬遼による料理番組です。「オシャレな料理を作りたい!!」「たまにはお家でご飯を食べたい!!」という多忙な業界人でも簡単に作れる料理を学びます。また京都大学薬学部出身の知識を生かした、料理にまつわるさまざまなウンチクや雑学もプラス。今回は、“お酒が進む”男の瓶詰めシリーズ3種(ポークリエット、鯖缶のリエット、牡蠣のオイル漬け)を学びます。リエットは、1時間半〜2時間煮込んだ豚肉をミキサーや木ベラでつぶしてペースト状にしたフランスの肉料理。父の日にワインと一緒にプレゼントするのはいかがでしょう?

【レシピ】
ポークリエット
(約250ml分)
・豚バラ肉 450〜500g
・ベーコン 50g
・玉ねぎ 200g
・ニンニク 3片
・オリーブオイル 少々
・白ワイン 約200g
・水 200ml
・コンソメキューブ 1/4個  
・塩 適量
・黒胡椒 適量
・ローリエやローズマリーなどのハーブ 適量

鯖缶のリエット
(約250ml分)
・鯖の水煮缶 1個
・玉ねぎ 約50g
・ニンニク 1片
・白ワイン 約50ml
・フェンネルシード 0.6g
・アンチョビ 約5g
・黒胡椒 多め
・塩 適量
・オリーブオイルやサラダ油 約50ml

牡蠣のオイル漬け
(約250ml分)
・牡蠣 約300g
・ニンニク 2片
・オイスターソース 大さじ1弱
・タイムやローズマリーなどのハーブ 少量
・オイル 適量

【衣装協力】
Tシャツ(1400円)
エプロン(4000円)
「ユナイテッドアスレ」
(c.a.b clothing)
ロングTシャツ(1万8000円)
「ニューレーベル」
(STUDIO FABWORK)
メガネ(3万4000円)
「ミスタージェントルマン」
(Joy every time inc.)

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直川紀夫資生堂ジャパン社長がCEOも兼務

 資生堂と資生堂グループは7月1日付の人事を発表した。魚谷雅彦資生堂社長兼CEO(最高経営責任者)は資生堂ジャパン代表取締役会長兼CEOを解き、資生堂ジャパン会長に就く。直川紀夫常務兼資生堂ジャパン社長兼COO(最高執行責任者)は常務兼資生堂ジャパン社長兼CEOに就任する。

 また、ロン・ジー米州地域インテリムCEO兼CFO(最高財務責任者)兼資生堂アメリカズ社長は、米州地域CEO兼資生堂アメリカズ社長に就く。

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ホルストンの華麗なるデザイナー人生を写真で振り返る ネトフリドラマで最注目

 70〜80年代にかけて一世を風靡したホルストン・フローイック(Halston Frowick)氏のデザイナー人生を描いたオリジナルドラマ「ホルストン(HALSTON)」が、ネットフリックス(NETFLIX)で配信されている。スコットランド出身のユアン・マクレガー(Ewan McGregor)が主演を務める同作では、当時一大ファッション帝国を築いた同氏の成功や転落に焦点を当てる。

 ホルストン氏は1932年生まれ。自身の名を冠したブランド「ホルストン」を立ち上げ、エレガントかつセクシーなウィメンズアイテムを手掛けた。パーティー好きが高じてホルター・ドレスなど、当時大流行したアイコニックなドレスを開発。ブランドが発展するにつれて専属モデルたちも“ホルストネッテ(Halstonettes)”の愛称で注目を浴びた。

 華やかなプライベートでも知られており、モデル仲間とともにニューヨークの多くのパーティーシーンに登場。マンハッタンの自宅ではライザ・ミネリ(Liza Minelli)やアンディ・ウォーホル(Andy Warhol)、トルーマン・カポーティ(Truman Capote)、エルサ・ペレッティ(Elsa Peretti)といった面々と定期的にパーティーを開催した。

 同氏は自身のデザインを「物事のムードをつなぎ合わせている」と表現。ここではオリジナルドラマの配信に際して、1990年に亡くなったホルストン氏のデザインやキャリアを55枚の写真で振り返る。

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「マメ クロゴウチ」がシーズンを超えた定番ラインを6月から販売 初回は黒一色の8アイテム

 黒河内真衣子による「マメ クロゴウチ(MAME KUROGOUCHI)」は、シーズンを超えて提案していく定番ラインとして、“マメ クロゴウチ ベーシックス(MAME KUROGOUCHI BASICS)”を立ち上げた。ファーストシーズンであるコレクション01では、黒一色に絞った8アイテムをラインアップ。6月から伊勢丹新宿本店や三越伊勢丹オンラインストア、東京・羽根木のブランド直営店や自社ECで順次販売する。

 デビュー当時から打ち出してきた曲線のカットを取り入れたドレス(9万200円〜)やブラウス(7万400円)、軽い羽織物として重宝しそうなカーディガン(6万6000円)、エレガントに着られるTシャツ(4万7300円)など、黒河内自身の日常着をイメージさせるアイテムがそろう。「ブランドの根底をなすテーマである『タイムレス』をさらに深く追求」し、「洗練された素材と極限まで削ぎ落としたシンプルなデザイン」が特徴だ。今後、シーズンを超えて「最良のアイテムが最適なタイミングで加わりながら、時間をかけて拡大」していく。

 コレクション01は布帛もニットも全てシルク製。メインコレクションで築いてきた国内産地工場とのつながりを生かし、シルクであっても特殊な加工や編みの技術によって自宅での洗濯を可能にしている点もポイントだ。

 販売の際には、自宅でのケア方法などを記したレターを同封。和紙を用いたガーメントケースやペーパー素材のハンガーもつける。伊勢丹新宿本店と三越伊勢丹オンラインストアでは6月から、羽根木の直営店(週末のみオープン)では同12日から、自社ECでは同16日から販売する。

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西武池袋本店・渋谷店が高級ブランドを20日から再び休業 都の「高級衣料品」指摘を受けて  

 そごう・西武は都内2店舗(西武池袋本店、西武渋谷店)の営業範囲を見直し、ラグジュアリーブランドに相当する「プレステージブランド」の売り場を5月20日から休業する。営業範囲の見直しは、東京都の要請に応じたもの。両店は4月25日から5月13日にかけ、食料品売り場を除いてほぼ全館を休業していたが、同14日からはファッションなど大部分の売り場を営業再開していた。

 西武池袋本店は1階と6階の一部売り場、西武渋谷店はA館の1〜2階、B館の2〜4階の一部売り場が対象になる。「きょう(17日)東京都との一連のやりとりがあり、要請に応じて(『プレステージブランド』売り場の)再度休業を決定した」(そごう・西武広報)。

 緊急事態宣言が延長された12日から高島屋、14日からそごう・西武。15日から三越伊勢丹、松屋などが営業フロアの拡大に動き、実質的に全館営業に近いかたちになっていた。これを受け、東京都は日本百貨店協会に対して12日と14日に休業要請を徹底させる通知を出した。14日午後には小池百合子知事が「高級衣料品は生活必需品に当たらない」とコメントし、営業エリアを拡大する百貨店に釘を刺した。三越伊勢丹は営業再開したラグジュアリーブランドや時計などについて、都の再度の要請を受けてどう対応すべきか検討していることを認めた。12日から大部分の営業を再開した高島屋は、現時点では変更の予定はないとしている。

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「プチバトー」がパリのイラストレーターとコラボ バスクの海がテーマ

 「プチバトー(PETIT BATEAU)」は6月11日、パリのイラストレーター兼作家のソレダッド・ブラヴィ(Soledad Bravi)とコラボレーションしたカプセルコレクションを全国直営店とオンラインブティックで発売する。

 オーガニックコットンを使用した同コレクションは、バスクの海岸をイメージしてデザインしたベビー、キッズ、大人向けの商品をラインナップ。ベビーは半袖ボディ3枚組(税込4950円)やノースリーブワンピース(同4950円)、キッズはタンクトップ(同3850〜4400円)やTシャツ(同4400〜4950円)、大人はキャミソールワンピース(同5500円)やTシャツ(同6050円)などをそろえる。

 ソレダッド・ブラヴィは、子ども向け絵本や大人向けコミックブックの制作、フランス版「エル(ELLE)」の連載、インスタグラムでイラスト講座などを行い、ユーモアを交えた人物描写が特徴だ。自身も愛用しているという「プチバトー」とのコラボについて、「とってもうれしかったです!家族の一員のように感じているブランドとのコラボレーションを、どうやって断ることができるでしょう」とコメントした。

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「ファシオ」のイメージキャラクターに今田美桜が就任 「自分らしいメイクをしてほしい」

 5月中旬にリブランディングしたコーセーのメイクアップブランド「ファシオ(FASIO)」のイメージキャラクターに女優の今田美桜が就任した。今後テレビCMの出演やインスタグラムライブなどのプロモーションに起用する。

 5月17日に行われた就任発表イベントに今田美桜と芸人の餅田コシヒカリが登壇し、一新した「ファシオ」の製品や自身のメイクについて語った。今田はリブランディングについて「イメージががらっと変わってびっくりしました。くすみカラーの新しいパッケージもかわいくて、ポーチに入れたくなります」とコメント。特にカールキープ力の高いマスカラがお気に入りのアイテムだという。ゲストの餅田コシヒカリはメイクのポイントについて「仕事で滝行をしたり、激辛料理を食べて大汗をかくことが多いので、落ちないメイクを大切にしています」と笑いをさそった。最後に今田は「忙しい日々の中で無理なくリラックスして自分らしくいることは素敵なことだと思います。お気に入りのアイテムを見つけて自分らしいメイクをしてほしいです」と締めくくった。

 「ファシオ」は5月16日にリブランディングを行い、ロゴやパッケージ、処方など一新。従来の“落ちない”機能性はそのままに、“なじむ、らしさ、つづく。”をコンセプトに掲げ、マスカラやマルチフェイススティクを主軸にベースメイクからポイントメイクまで全23製品を展開する。過去には、イメージキャラクターに深田恭子や上戸彩、桐谷美玲、松本潤、新川優愛らを起用した。

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“日本製”化粧品のODMプラットフォーム構築 三井物産ケミカルが提携工場の供給網で

 三井物産ケミカルは、化粧品のODM(相手先ブランドの企画・生産)のプラットフォーム構築に乗り出す。スキンケア、メイクアップ、ヘアケア、ボディーケアなどそれぞれの分野の国内有力ODMメーカーと組み、国内外の企業に化粧品の生産機能を提供する。中国をはじめ世界で注目を集める日本製の化粧品の事業拡大につなげる。

 新規事業「Jビューティ・テクノロジープラットフォーム」を設立し、4月末から日本語、中国語、英語のウェブサイトでの営業活動を開始した。開発・生産機能を持たない化粧品メーカーや小売業、ファッションブランド、スタートアップ企業などを対象にする。企画提案、処方開発、原材料調達、生産、物流、販売まで、三井物産グループの世界的なネットワークを生かす。

 提携するOEMメーカーは、昨年同社と資本提携したスキンケアに強いアンズコーポレーション(大阪、山田昌良社長)、メイクアップを中核にするアサヌマコーポレーション(東京、麻沼雅海社長)、ヘアケアを得意とする彩資生(埼玉、佐々木良逸社社長)、スキンケア、ヘアケア、ボディーケアなど幅広い領域を手掛ける東洋ビューティ(大阪、岩瀬史明社長)の4社。いずれも国内に自社工場と研究所を持ち、この4社で化粧品OEM(相手先ブランドの生産)・ODMの国内売上高の約2割を占める。三井物産ケミカルの石川和弘・新規領域開発本部長は「卓越した開発力のあるODMメーカーと組み、世界で戦える基盤を作りたい」と説明する。

 商品開発にあたっては三井物産グループの三井情報(東京、浅野謙吾社長)および同社が出資する英情報分析企業ブラックスワン(BLACK SWAN)とも連携する。ブラックスワンはSNSの膨大な情報から人工知能(AI)を用いて商品やサービスの需要予測を行う。ディズニー、ペプシコ、ファイザー、ユニリーバ、サムスン電子などが顧客に名を連ねる。

 販売でも三井物産グループと取引のある海外の有力ドラッグストアなどの小売店、米国三井物産が2月から始めた日本製化粧品のEC(ネット通販)サイト「シコウビューティ(SHIKO BEAUTY)」の販路を活用する。

 日本の企業だけでなく、海外企業からの注文も見込む。特に本命にするのが中国だ。「中国では日本製の化粧品、特にスキンケアの人気が強い。日本で開発・生産を行いたい中国企業の潜在需要はとても大きい」(石川本部長)。

 三井物産グループは昨今、化粧品への投資を強めている。昨年11月には、三井物産の流通事業本部がメンズスキンケアのバルククオム(東京、野口卓也社長)、三井物産ケミカルがアンズコーポレーションへの出資を相次いで発表した。今年2月には米国三井物産が「シコウビューティ」を立ち上げ、米国でのECに参入した。三井物産ケミカルは主力である石油化学に依存しない収益構造の確立のための新規事業として化粧品事業を位置付けている。

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縫製大手のマツオカコーポ、マスク特需で営業利益75.3%増の45億円 21年3月期

 縫製大手のマツオカコーポレーションの21年3月期決算は売上高が前期比5.6%減の539億円、営業利益が同75.3%増の45億円、経常利益が同61.4%増の40億円、純利益が同135.1%増の27億円だった。上期にマスクだけで63億円を計上、「増益分の大半はマスクによるもの」(佐藤仁取締役)という。

 マスクを除く、アパレル製品の生産枚数は5000万枚で、前期の5800万枚からは減少した。地域別の売上高はマスク生産を行った中国が同0.5%減の306億円にとどまったものの、バングラデシュが同21.0%減の108億円になった。コロナ禍の影響が比較的小さかったベトナムは同0.8%増の772億円、新工場を開設したインドネシアは同63.9%増の158億円だった。

 22年3月期はマスク特需がなくなり、「アパレル市場の回復は来期以降」(佐藤取締役)となるものの、シェア拡大を優先し、東南アジアでは今期以降も積極的な生産能力の拡大に動く。今期の22年3月期の業績は売上高が前期比0.1%増の540億円、営業利益が同67.1%減の15億円、経常利益が同65.6%減の14億円、純利益が同63.8%減の10億円を見込む。

 ベトナムとバングラデシュでは新工場の建設と既存工場の増設を行うほか、ベトナムには新たに百貨店や専門店をターゲットにした小ロットQR対応の新タイプの工場建設も行う。2工場を持つミャンマーが政情不安に伴うカントリーリスクが増大する中、ベトナムとバングラデシュの能力拡大でカバーする考え。

 広島県福山市に本社を持つ同社は、日本の縫製企業の最大手。日本を中心としたアパレル需要について「足元の市況は前年に比べて徐々に回復しているものの、景気の悪化も顕在化しつつあり、それ以上に価格の値下げ圧力が強くなりそうで、縫製企業にとっては今年度が正念場。苦しいが、グローバルで存在感を高めるためにも投資は継続する」(佐藤取締役)。縫製能力を世界規模で高める一方、素材メーカーとの連携も強化する。より上流の企画段階から加わることでODM事業を進化させる。

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「アスレティア」から初のシャンプー&トリートメント登場 短時間でさらさら滑らかな髪へ

 「アスレティア(ATHLETIA)」から6月11日、初のシャンプー&トリートメントが登場する。シャンプーは髪にも体にも使用でき、トリートメントはわずか10秒で完了と忙しく過ごす人にもぴったり。使用後はさらさらで滑らかな仕上がりがかなう。

 シャンプー「リフレッシュ ヘア&ボディシャンプー」(3080円)は、ブランド独自開発のビオ エナジェティック コンプレックスに加え、サボンソウ葉エキス、ウンシュウミカン果皮エキスなど自然由来の保湿成分を配合し(自然由来指数86%、水を含む)、頭皮の皮脂や汚れを洗い流す。髪は滑らかに仕上がり、肌には潤いをもたらす。柑橘やローズマリー、ユーカリプタスなどシトラスグリーンの爽やかな香りが気持ちをスッキリさせる。また、ボトルはスリムサイズのためジムや旅行など持ち歩きに便利だ。

 トリートメント「クイック ヘアトリートメント」(3300円)は、オリーブ油やヒマワリ種子油など自然由来の潤い成分を配合した(自然由来指数96%、水を含む)ジェル状のテクスチャーを髪に塗布した瞬間、リキッドに変化。わずか10 秒間揉み込むだけでトリートメントが髪表面になじみ、洗い流した直後は滑らかな指通りに。ドライヤーで乾かした後はさらさらの髪に仕上がる。

問い合わせ先
アスレティア
0120-220-415

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山下智久が「ディオール ビューティー」のアンバサダーに

 「ディオール(DIOR)」は、「ディオール ビューティー(DIOR BEAUTY)」のアンバサダーにミュージシャン・俳優の山下智久を起用した。

 山下は「『ディオール』は幼いころから輝いて見えていたブランドなので、アンバサダーとしてその魅力を一緒に伝えるという仕事はうれしく、学ぶことも多いと思います。ビューティといっても外見はもちろん、内面から出る強さや美しさもあると思うので、内外の魅力を意識しながら『ディオール』とともにその答えを探っていけたらと思います。一緒にインスピレーションを得ながら思いを一つにし、僕にしか伝えられないメッセージを発信していきたいです」とコメント。彼は今後、「ディオール」の社会貢献やサスティナビリティ―への活動にも参加する予定だ。

 山下は1996年に芸能事活動を始めて以来、音楽活動、連続ドラマや映画への出演など常に注目を集めている。2019年には国際連続ドラマ「THE HEAD」にメインキャストとして出演し、20年 にはハリウッド映画「The Man From Toronto」(22年米国公開予定)の撮影に参加し、活躍の場を世界に広げている。

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「カラタス」シャンプーがフルリニューアル! 新ブランド「サロンバイカラタス」が誕生

 「カラタス(CALATAS)」シャンプーを製造しているストリアルは、プロユース製品としてサロンに提供しているカラーシャンプー&トリートメントをフルリニューアルし、新ブランド「サロンバイカラタス(SALON BY CALATAS)」として新発売した。

 低刺激でカラーリングが落ちにくいアミノ酸系と、低刺激かつ洗浄成分自体に補修能力を加えたPPT系を配合。こだわりの保湿成分が髪と頭皮にたっぷりと潤いを与え、ハリとコシのある艶やかな美髪へと導く。

 アドバイザーに人気ヘアサロン「シャチュー(SHACHU)」のみやちのりよし代表を迎え、現場で必要とされるクオリティーを実現。使い勝手や機能性にこだわり、アンダーカラー(下地施術)、オンカラー(仕上げ施術)、アフターケア&メンテナンス、それぞれのシーンで効果を実感できるように処方を設定した。

 ヘアアイロンの熱を利用して髪の内側にケア成分を浸透させ、ブリーチで傷んだ髪を補修・保護する“ヒートケア効果”を採用。クローブ、ジャスミン、バニラなどをブレンドした“ハーヴァニラ”の香りで、リラックスした時間を過ごすことができる。

 カラーラインアップはそれぞれ、シルバーやグレー系カラーのベース作りにおすすめの“パープル”、ピンク系カラーのベース作りに最適な“ピンク”、アッシュ系カラーのキープや色落ち防止ができる“シルバー”、ネイビー系カラーに対応した“ネイビー”、オレンジ系やアプリコット系に向けた“オレンジ”の5種。全て350mLで税込3278円だ。

 “シルバー”はカラー時の仕上げ施術で、もう少し“くすみ感”がほしいときにもおすすめ。“ネイビー”は寒色系やマット系カラーの仕上げ施術時に、黄ばみをしっかり抑えたブルーニュアンスを表現したいときにも利用できる。“オレンジ”は仕上げ施術でのニュアンスキープにもおすすめだ。

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設立50周年の「マーガレット・ハウエル」が展覧会開催 懐かしのロゴの復刻アイテムも

 「マーガレット・ハウエル(MARGARET HOWELL)」は5月30日まで、東京・代官山の代官山T-SITE GARDEN GALLERYで、ブランド設立50周年を記念した展覧会「50 YEARS OF DESIGN」を行っている。ブランドが変わらず大切にしてきた8つのキーワードと共に、マーガレットが10代のころに初めて作ったというワンピースや、日本各地を周る中で集めた民芸品などを展示している。入場無料、事前予約をすると優先的に入場できる。

 マーガレットの母国、英ロンドンでは昨春に同展を実施したが、日本はコロナ禍により、丸一年後ろ倒しでの開催となった。東京での開催後は、6月4〜13日に京都のロームシアターでも実施予定。

 展覧会の軸となっている8つのキーワードとは、白いシャツ、ダッフルコート、レインコート、ポルカドット、ハリスツイード、リネンといった、時代を超えてマーガレットが大切にし、打ち出してきたもの。ロンドンのアーカイブルームに保存していた1970〜80年代のアイテムや、直筆のデザイン画、メディアに掲載された際のビジュアルなどを展示している。パッと目をひくわかりやすいデザインのアイテムやビジュアルは少ないが、何十年経っていても古さを感じさせないのがこのブランドらしい点。マーガレットの祖父やブランド立ち上げ当初のアトリエの様子などを写した写真も混じっていて、よりブランドを身近に感じることができる。マーガレットが実家を出た際に、母親に持たされたというお気に入りのイスも見ることができる。

 日本での展覧会に合わせたスペシャル企画として、ブランドがアングローバル(現TSI)と組んで仕事をするようになって以降、マーガレットが日本各地を巡って現地の人の暮らしを撮りためた写真も展示。各地で購入した民芸品もムービーにまとめた。

 展覧会に合わせた限定アイテムとして、設立当初から2002年まで使用されていたブランドロゴを復刻プリントしたトートバッグ(1万1000円)と、ストライプのカラーレスシャツ(4万2900円)を企画。全国の店舗や自社ECで販売するほか、トートバッグは展覧会会場でも扱っている。

 マーガレットは1946年英国サリー州生まれ。65年にロンドン大学に入学し、ゴールドスミス・カレッジでファインアートを専攻。70年にメンズシャツからファッションデザインの仕事を開始した。日本に初の路面店がオープンしたのは83年。

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「地球のために」3年がかりの開発情報を競合他社に無償公開 リシュモン傘下の時計「パネライ」CEOに聞く

 コンパニー フィナンシエール リシュモン(COMPAGNIE FINANCIERE RICHMONT)傘下のイタリアの時計ブランド「オフィチーネ パネライ(OFFICINE PANERAI以下、パネライ)」は、総重量に対して98.6%ものリサイクル素材を使うコンセプトウオッチ“サブマーシブル eLAB-ID”を発表した。布をメインとするアパレル製品に比べて、精密機器である時計はサステナビリティの分野で立ち遅れ、ベルトなどごく一部にエコフレンドリーな素材を使う例はあったものの、心臓部にタッチするのはもっと先のことだと考えられていた。「パネライ」がこれを一気に突破できた要因、さらにはその狙いについてジャンマルク・ポントルエ(Jean Marc Pontroue)最高経営責任者(CEO)に聞いた。

WWD:他ブランドに圧倒的に先んじて、過去に例のないリサイクル素材使用率の時計を発表した。

ジャンマルク・ポントルエ=パネライCEO(以下、ポントルエ):「パネライ」の研究・開発部門“ラボラトリオ ディ イデー(アイデアの工房)”は、時計業界以外の産業のリサーチを常に行っており、特に航空宇宙の最新テクノロジーを取り入れている。リサイクルベースの素材“エコチタン”をケースに用いたモデルを発表したのは2019年で、その時点ですでに他社よりサステナビリティで先んじていた。“時計産業にエコシステムを作る”という目標を掲げ、ムーブメントの開発に3年を要したものの、いち早く着手したことで大きな成果を上げることができた。

WWD:今回開発した技術や開拓したサプライヤーについて、競合他社のブランドに情報を無償公開すると聞いた。

ポントルエ:環境保護の問題には可及的速やか、かつ「パネライ」だけでなく時計業界全体で取り組むことが必要だ。時計は自動車などに比べれば、1つの商品に使う素材の量はごくわずか。しかし業界全体の総量で考えれば、新たな資源の採掘を減らすことに大きなインパクトを与えられる。

WWD:日本の時計ファンには、堅実な定番モデルに傾倒するコンサバ層も多い。そういった人たちに、新たな「パネライ」をどうアピールする?

ポントルエ:定番モデルには長く愛される理由があり、それを正しく理解する日本の時計ファンの審美眼は確かだと思う。「パネライ」も“ラジオミール”や“ルミノール”といった定番モデルを、デザインをほぼ変えずに機能・素材を進化させて継続している。そのため、日本の時計ファンに理解いただきやすいブランドと言える。20年には、“PAMCAST(パムキャスト)”という「パネライ」の歴史や世界観、最新トピックを伝えるデジタルコンテンツをスタートさせており、ここでも「パネライ」の魅力を発見してもらえるはずだ。

WWD:“変わるパネライ”を象徴する出来事としては、薄型モデルを集約した“ルミノール ドゥエ”の38mmをレディスコレクション化して“パネライ ピッコロ ドゥエ”とした。新たな女性ファン獲得のための指針についても聞きたい。

ポントルエ:機能を追求することによって完成された普遍的な美しさを持つ「パネライ」のデザインは、これまでも世界中の女性の心をつかんできた。しかし、“メンズの時計を着ける”という心理的ハードルがあったと思う。今回、女性のライフスタイルやフィッティングをいっそう意識してコレクション化したことで、女性が「パネライ」をワードローブに取り入れやすくなったことをアピールしていきたい。

WWD:次はどんなことでわれわれを驚かせてくれる?

ポントルエ:19年にはイタリア海軍での訓練体験をオプションしたモデルを、20年には70年保証を付けたモデルを、そして21年にはリサイクル素材使用率98.6%のコンセプトウオッチを発表した。チャレンジ&フロンティア精神を持って新たな挑戦を続けているので期待してほしい。

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海帆、「新時代」のジーに。「昭和食堂」を転換させ、赤字10億から脱却か。

中京圏で「なつかし処 昭和食堂」など居酒屋チェーンを展開する株式会社海帆( 本社: 愛知県名古屋市、代表取締役社長:國松 晃)が、株式会社ファッズ(本社:愛知県安城市、代表取締役社長:佐野 直史)が展開する居酒屋「新時代」のフランチャイズ契約を締結した。
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ロート製薬がトルコの歴史的なコスメブランドを日本初展開

 ロート製薬はトルコのコスメブランド「アトリエ・レブル(ATELIER REBUL)」を日本で初めて展開する。まずは6月10日に、アルコール入りのハンドフレグランスローション“トラディショナル ターキッシュコロンヤ”(全6種、各50mL、各税抜き2200円)をAmazonやロハコなどで販売する。なお、5月19〜25日には阪急うめだ本店、 6月16〜22 日には伊勢丹新宿本店でポップアップショップを開設する。

 「アトリエ・レブル」はオスマントルコ帝国時代末期に、イスタンブールの小さな調剤薬局からスタート。現在はフレグランスやボディーケアアイテム、スキンケアなどをそろえる。日本に上陸する第1弾製品のフレグランスローションは植物由来アルコールを80%配合し、手肌を清浄しながら潤いを与える。同時に香りも楽しめるアイテムにもなっており、トルコ産の稀少なダマスクローズを用いた“ターキッシュローズ”や洋梨とピオニーの甘くジューシーな香りが広がる“ペア&ピオニー”、シトラスと紅茶を合わせた“シトラスティー”をはじめ、6種のフレグランスをラインアップ。

 ロート製薬はこれまで、心と体のウエルビーイングに貢献することを目指し医薬品や化粧品、食品などあらゆる商品を手掛けてきた。最近は香りを通じたライフスタイルの豊かさを提案しており、2019年には香りと感性を研究するプロジェクト「ベレアラボ(BELAIR LAB)」を発足。同じく「アトリエ・レベル」は厳選された素材でスキンケアやフレグランス製品などを125年以上製造し、香りを通して人々の豊かな暮らしに貢献していることから取り扱いを決めた。

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ロート製薬がトルコの歴史的なコスメブランドを日本初展開

 ロート製薬はトルコのコスメブランド「アトリエ・レブル(ATELIER REBUL)」を日本で初めて展開する。まずは6月10日に、アルコール入りのハンドフレグランスローション“トラディショナル ターキッシュコロンヤ”(全6種、各50mL、各税抜き2200円)をAmazonやロハコなどで販売する。なお、5月19〜25日には阪急うめだ本店、 6月16〜22 日には伊勢丹新宿本店でポップアップショップを開設する。

 「アトリエ・レブル」はオスマントルコ帝国時代末期に、イスタンブールの小さな調剤薬局からスタート。現在はフレグランスやボディーケアアイテム、スキンケアなどをそろえる。日本に上陸する第1弾製品のフレグランスローションは植物由来アルコールを80%配合し、手肌を清浄しながら潤いを与える。同時に香りも楽しめるアイテムにもなっており、トルコ産の稀少なダマスクローズを用いた“ターキッシュローズ”や洋梨とピオニーの甘くジューシーな香りが広がる“ペア&ピオニー”、シトラスと紅茶を合わせた“シトラスティー”をはじめ、6種のフレグランスをラインアップ。

 ロート製薬はこれまで、心と体のウエルビーイングに貢献することを目指し医薬品や化粧品、食品などあらゆる商品を手掛けてきた。最近は香りを通じたライフスタイルの豊かさを提案しており、2019年には香りと感性を研究するプロジェクト「ベレアラボ(BELAIR LAB)」を発足。同じく「アトリエ・レベル」は厳選された素材でスキンケアやフレグランス製品などを125年以上製造し、香りを通して人々の豊かな暮らしに貢献していることから取り扱いを決めた。

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【月次速報2】鳥貴族19年比37%、ダンダダン49%。居酒屋は売上高3割経営を覚悟しなくてはならない

 4月の月次速報第2弾。初めての緊急事態宣言による休業で、2020年は、大幅に売上を落とした。2度目の緊急事態宣言の解除があった2021年4月は、反動で大幅に数字を伸ばしたところが多いが、2019年水準と比べると、多くの企業は持ち直せていない。居酒屋企業の終焉が現実味を帯びている。
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グランプリ受賞唐揚げをメニューに加えませんか?唐揚協会、シェアードFCスタート。

一般社団法人日本唐揚協会(事務局:東京都渋谷区、理事長:やすひさてっぺい)が、「からあげグランプリ」の金賞及び最高金賞受賞店の唐揚げ1品を飲食店のメニューに加えることができるシェアードフランチャイズ制度を5月19日からスタートさせる。
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海外メゾンも御用達の第一織物が製品サンプルを有償で販売する深イイ理由

 テキスタイルメーカーの第一織物(福井県坂井市、吉岡隆治社長)はこのほど、自社で制作した製品サンプルをアパレルメーカーに有償で提供する新サービス「コルディス プロト(CORDIS PROTO)」をスタートした。従来、企画会社や繊維商社がODM(相手先ブランドの企画生産)では製品サンプルを提供することはよくあることだが、第一織物は1着2万〜3万円の有償で提供する。「作り手本人に着用し、テキスタイルの特性を最大限に理解した上で、モノ作りに入ってほしい」と同社。ただ、ビジネスのことを考えれば、あえて無償提供という形もある。なぜ有償なのか。背景には、同社ならではの、もの作りにかける熱い思いがあった。

 第一織物は福井県坂井市に本社と本社工場を構え、高密度の合繊織物を「モンクレール(MONCLER)」「プラダ(PRADA)」「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」「バーバリー(BURBERRY)」に販売する、日本の有力なテキスタイルメーカーの一つ。2014年からは「ミリ」デザイナーの丸川雅行氏をクリエイティブディレクターとして迎え、社内でパターンからCAD/CAMデータの作成、中国の委託工場での縫製まで、サンプルを一貫生産できる態勢を整え、一部ではODM(相手先ブランドの企画生産)も行ってきた。

 丸川氏は「プロト」を始める狙いを、「サービスの開始にあたっては色々なケースを考えた。サンプルだから無償提供するという考え方もあったし、製品のCADデータもあるので単にアイテムだけでなくデータもセットで提供することも考えた。だがあえてそうせず、サンプルを有償で、かつ製品だけの提供にとどめたのは、『プロト』を文字通り、デザイナーとわれわれの間の試作品として、より発展させたかったから。購入してもらった上で作り手のデザイナーに着てもらうことで、テキスタイルの特徴にフィットしたパターンやデザインを理解してもらう、“レシピサンプル”という考え方を採用した。『プロト』をODM事業の一環、つまりビジネスありきの新サービスとして考えたらその方がずっといい。しかし、そうではなく、これはあくまで、『プロト』を媒体として本気でお互いに進化したいブランドとわれわれのためのサービスにしたかった」と熱い思いを語る。

 1着2万〜3万円という価格はサンプル制作費のほぼ実費に近い。つまりサンプル製品を有償で提供するが、『プロト』はある種のサブスクリプションサービスに近い。「その代わり、ある種当然のことだが、『プロト』のユーザーからの問い合わせには、どんなことにも全力で対応する。当社のテキスタイルの最大の特徴は高密度で、厚地から薄地まで幅広いラインナップしているが、実際に縫製するとなると難易度は高い。また、われわれは当然、自社製品のことは熟知しているし、縫製する際のミシンのピッチ(幅)にしても、地の目(*注:生地の向きのこと)にしても最適解を自社で施策を重ねて見つけ出している。そうしたノウハウを『プロト』には詰め込んでいる。そうした全てのノウハウを『プロト』のユーザーには提供する。ブランド側が自分たち固有のデザインやディテールを加える場合でも、こちらの持つデータやノウハウ、技術を総動員してフィードバックする」という。

  2022年春夏シーズンの「プロト」は3型。現在はコロナ禍で展示会への参加を取りやめているが、同社の原宿ショールームに常設展示しているほか、オンラインでの問い合わせにも対応している。「当社はテキスタイルの開発に1品番あたり1年〜1年半をかけて開発し、テキスタイルの独自性も高い。だが、それゆえ逆に縫製や服にマッチした仕様を見つけるのが難しかった。『プロト』は、テキスタイルのポテンシャルを最大限に引き上げて、アパレル市場に落とし込むにはどうしたらいいのかを考え抜いた結果、出てきたのがプロジェクト。私は、この『プロト』を通じて、第一織物のテキスタイルのすべてをユーザーに伝えたい」という。

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【社説】もう我慢できない! 意味のない「禁酒令」に従う必要はない

 緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の対象地域が全国に広がることで、時短営業のみならず、「酒類提供の自粛要請」も広がっている。現代の「禁酒令」とも言われる。だが、「フードリンクニュース」は、コロナ感染者拡大を抑える手法として有効性を確認できない"悪手"に異議を唱える。「酒営業」を始める店も増えている。(フードリンクニュース編集長・遠山敏之)
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