「ヴァレンティノ(VALENTINO)」が2021-22年秋冬オートクチュール・コレクションを発表した。
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バイヤー向けにトピックスを拾います。
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「アーデム(ERDEM)」が2022年春夏メンズ・コレクションを発表した。
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サステナブルアートコミック、”プラスティック・モンスター”の4コマ漫画の連載が「WWDJAPAN」でスタートして半年。キッチュでシュールな4コマ漫画で少し立ち止まりながら、サステナについて、いろいろな方向から考えられるストーリーに人気がジワジワと集まってきた。キャラクターのもつパワー、なかでも伝える力を実感・勉強しながら日々制作している中で、アウトドアブランドの「マムート(MAMMUT)」と出合った。
もともとアウトドアブランドにこだわっていなかった私は、とあるきっかけで「マムート」のオフィスに行った。その日から、大のファンになり、毎年のスキーも、冬の趣味登山も「マムート」づくしだ。一時は街中ですら、全身「マムート」だったくらい気に入ってしまったのだ。
その理由は、①スタイリッシュ。「おしゃれ」と「ストリート」「玄人」という言葉が好きな私には、「マムート」の機能性も含め全てが洗練されたなデザインがぴったりだった。そして②サステナブルな未来を目指している。モノ作りをしている私には当たり前のビジョンだったが、アウトドアブランドには機能性や耐久性も大事。だからサステナについては、「無理だ」と言われる機会も多い。だが、それでも私は、自然の中で楽しむウエアやギヤが自然とかけ離れた素材から作られることに違和感を持っていた。「マムート」は、それを可能にするビジョンとプロダクションに挑んでおり、強く共感した。そして③信頼性。実際店舗に行くと、スタッフの対応はまさにプロだった。危険も伴うレジャーへの責任感と知識に溢れたスタッフに出会い、「あ、ここで買いたいな」と感じたのだ。
そんなことから仲良くさせていただき、毎回、私に知識を授けてくれる。「ほめすぎ」って思う人もいるかもしれないが、実際、好きなブランドと仲良くできることほど光栄なことはないし、だからこそ持続可能な関係性が築けるのだと心から思っている。
嫌いな人とは、ずっと一緒にいられないのと同じだ。
そんな中実現したのが、「WWDJAPAN」の6月21日号に掲載した“プラスティック・モンスター”の4コマ漫画の「マムート」ストーリーだ。“together for glaciers 氷河と共に”と題したこの連載は、“プラスティック・モンスター”初めてのコラボ企画。「マムート」がメインテーマとして掲げる活動をテーマに4コマ漫画を展開した。「WWDJAPAN」を手にしたら是非、そのエクスクルーシブなコミックに目を通していただきたい。
「マムート」は、来年160周年。彼らのビジョンとファッションの、さらなるサステナブルな未来に心躍らせ、これからも自然の美しさとファッションの美しさを楽しんでいこう。
BECAUSE WE CARE.
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東京発のウィメンズブランド「ミューラル(MURRAL)」は、期間限定のフィッティングサロンを東京・渋谷に7月17、18日に開く。
ブランドのアトリエをイメージして、デザイン画やスワッチ(生地見本)などを展示した空間で、新作の2021-22年秋冬コレクション“AWAKE”に触れて、試着ができる。ブランドが得意とする花柄レースのドレス(税込5万8300~13万2000円)やプリントのシアートップス(同1万9800円)などの15型をラインアップ。来場は「ミューラル」の公式オンラインサイトからの予約制で、30分につき3組まで入場可能となる。購入希望の商品はその場でオンライン注文することができ、9月にデリバリーの予定。
■「ミューラル」フィッティングサロン渋谷
期間:7月17、18日
時間:11:00-19:00(オンラインでのアポイント制)
住所:東京都渋谷区渋谷1-22-51
【取り扱いアイテム】
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ワニブックスは、俳優の綾野剛による書籍「牙を抜かれた男達が化粧をする時代」を8月30日に発売する。
綾野剛が月刊誌「プラスアクト(+act.)」において、“写真+文”で約12年間撮り、つづり続けてきた人気隔月連載“牙を抜かれた男達が化粧をする時代”を単行本化。
「そのときの心情やコンディションが如実に表れている」と自身も評する連載内容を、今敢えて自ら振り返り、過去の自分と向き合う“証言(解読)”として新たに収録。心象風景を露わにしたアートブックのような1冊で、毎回独自の世界観を掲示してきた軌跡となっている。
気鋭の現代アーティスト・画家である佐野凜由輔氏が表紙カバー絵を担い、描き下ろした綾野剛の肖像“ZOOM「GO AYANO face」”が同書を彩る。
仕様・販売形態は2種類。“ZOOM「GO AYANO face」”を72ページにわたり36分割し、切り貼りするとB2サイズの絵が完成する“アートピース”ページも収録した限定生産の“ハードカバー・愛蔵版”(税込3300円)と、アートピースページは収録しない“電子書籍版”(税込2600円)だ。
通販サイト“ワニブックススペシャルエディション”と“綾野剛モバイル(会員限定)”で“ハードカバー・愛蔵版”を購入した人の中から、抽選で各100人ずつに直筆サイン本を贈呈。また、購入者全員に愛蔵版に収録されている綾野剛が描いた特製ポストカードやステッカーをプレゼントする。詳細は7月16日にオープンした特設ホームページに記載している。
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光文社が発行する「ヴェリィ(VERY)」はこのほど、テレビ朝日とタッグを組み、体操をテーマにしたプロジェクト「でんぐり返しのその先に!」を立ち上げた。同プロジェクトでは、体操が家族と子どもの将来に与える影響を考察しながら、⼦育てファミリーに向けて体操の魅力を発信し、普及させることが目的だ。
先日行われた発表イベントでは、今尾朝子「ヴェリィ」編集長と小林麻衣子テレビ朝日ゼネラルプロデューサーが登壇した。今尾編集長は、「ママたちが⼦育てで抱える思いを深く見つめ続けてきた『ヴェリィ』として、体操が子どもにどんな影響をもたらしてくれるかを真剣に考えた。小さい子どもが自分の体を使ってできる体操は、単なる運動やお稽古事ではなく、本物の⾃信を与え、自己肯定感を高めることができるスポーツ。子どもたちには、先の見えないこれからの時代を堂々と生きる強さを身につけてほしい。体操がそのひとつの答えになるのではないか」とコメント。
プロジェクト名については、「でんぐり返しと体操競技は遠いようでつながっていると感じた。子育て世代はそのプロセスを大事にしていければという思いを込めて、このタイトルをつけた。でんぐり返しやその先の挑戦を親子で楽しみ、体操の魅力を再発見してもらえたらうれしい」と語った。
イベントには、ゲストとして10月に開催される「世界体操・新体操 北九州 2021」のメインキャスターを務める松岡修造と、「ヴェリィ」モデルの辻元舞も登場し、子どもに自信を与える子育て論や体操の魅力についてトークを繰り広げた。また東京五輪に体操男子で出場予定の内村航平選手も同プロジェクトに賛同しており、「体操は子供のときに始めることで脳と体をつなげるとてもいい運動」とメッセージを送った。
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スキンケアブランド「デュオ(DUO)」を展開するプレミアアンチエイジングは、ニューヨークを拠点に世界で活躍するアーティストのカウズ(KAWS)による国内初の大型展覧会「カウズ トウキョウ ファースト(KAWS TOKYO FIRST)」に特別協賛する。7月16日〜10月11日まで開催の展覧会場には「デュオ」の展示スペースを設け、来場者に製品をアピールする。
松浦清プレミアアンチエイジング社長CEOがカウズファンであることに加え、「現代アートの最先端であるカウズとのコラボレーションで、先進的でアーティスティックなブランドイメージの構築」(広報担当者)を目指し協賛した。同社が展示イベントに協賛するのは初めて。
会場に設けた展示スペースは、「デュオ」のコンセプトである「一生輝き続けたいあなたへ。」から着想を得て、「一生を表現するために階段をモチーフにし、輝きをライティングで表現した」という。
同展はカウズの初期から最新作まで150点を超える作品を展示。カウズのスタジオシーンも再現したり、来場者がカウズ作品とビデオポートレートを作れるスペースなどを用意したりしている。
■KAWS TOKYO FIRST
会期:7月16日〜10月11日
会場:森アーツセンターギャラリー
住所:東京都港区六本木6丁目10−1 六本木ヒルズ森タワー52階
入場料:平日2500円(一般)、2000円(高・大)、900円(小・中)/土日祝2800円(一般)、2300円(高・大)、1200円(小・中)※税込価格
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ループ・ジャパンは、循環型ショッピングプラットフォーム「ループ(LOOP)」のECサイトを立ち上げ、8月31日から実証実験を開始する。第1次受付は、東京都内在住の3000世帯限定で7月25日まで参加者を募る(応募数を超えた場合は抽選)。第2次受付となる8月には、神奈川、埼玉、千葉の関東3県に対象を広げ、2000世帯を募集する予定。
実証実験では7社17品目(6月31日時点)を発売する予定だ。資生堂のスキンケアブランド「アクアレーベル(AQUALABEL)」の“スペシャルジェルクリームA (オイルイン)”、ネイチャーズウェイのオーガニックリキッドソープ「ドクターブロナー(DR.BRONNER'S)」の“マジックソープ”、同社のヘアケアブランド「エレキュイール(ELECUIR)」のシャンプー・コンディショナー、フィッツコーポレーションの「ヴァシリーサ(VASILISA)」「ライジングウェーブ(RAISINGWAVE)」「レールデュサボン(L'AIR DE SAVON)」のルームフレグランス、「ラブヘア(LUVHAIR)」のシャンプー・コンディショナーなどをそろえるほか、アース製薬、味の素、キッコーマンも参加する。いずれもステンレスやガラスなど耐久性のある容器で販売し、使用済み容器を「ループ」が回収、洗浄したのち、各メーカーで中身の再充填を行い、販売を繰り返す。
「ループ」は、従来使い捨てされていたプラスチック製の一般消費財の容器や食品パッケージを、ステンレスやガラスなど繰り返し利用が可能な耐久性の高いものに変えることで、サーキュラーエコノミー(循環型経済)の実現を目指すシステム。19年の発表以降、アメリカ、フランス、イギリス、カナダ、日本の5カ国で展開し、今後オーストラリアやドイツなど7カ国で展開される予定だ。
国内における「ループ」の始動は、20年12月にパイロット版として再利用容器を使った弁当や惣菜の販売プロジェクト「ループ テイクアウト 弁当(Loop Takeout Bento)」を皮切りに、21年5月からはイオンの一部店舗とネットスーパーでサービスを開始。ループ・ジャパンは、使い捨てプラスチックの削減のみならず、“使い捨て文化”からの脱却を目指す。
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小田急百貨店は16日、新宿店本館の営業を2022年9月末で終了すると発表した。親会社である小田急電鉄と東京メトロなどの新宿駅西口再開発に伴うもの。営業終了後は隣接する別館のハルクに食品、化粧品、ラグジュアリーブランドを移転する。本館の跡地は48階建ての高層ビルが29年に竣工する予定で、中低層部は商業施設になる。小田急百貨店がそのまま入るかは未定だ。
小田急百貨店の新宿本館は1967年に開業した。小田急線と丸ノ内線の2棟から構成された商業ビルで、設計は西口広場とともにモダニズム建築家・板倉準三が手がけた。売り場面積は約4万7000平方メートル。
日本一の乗降客数を誇る新宿駅は百貨店の激戦区。1990年代には東口に伊勢丹新宿本店、三越新宿店、西口に小田急百貨店新宿店、京王百貨店新宿店、南口には96年開業の高島屋新宿店の5店舗がひしめきあっていた。2012年には旧三越新宿店(当時、新宿三越アルコット)が閉店し、現在まで4店舗体制が続いている。
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「WWDJAPAN」は6月26日に、イベント「WWDJAPAN Circle MIYAVIと一緒に考えよう、100年後の地球 Supported by GUCCI」を東京・新宿のキースタジオ(KEY STUDIO)で開催した。「WWDJAPAN Circle」とは、社会的な課題や関心を読者やユーザーとともに考え、ムーブメントを起こしていく趣旨のもと誕生した企画。環境問題をはじめ、正解のないテーマを黒か白で結論づけるのではなく、前進するためのアイデアを皆で出し合うことを目指す。
記念すべき第1回は「グッチ(GUCCI)」をサポーターに迎え、アーティストのMIYAVIと、国際環境NGOのキーマン日比保史コンサベーション・インターナショナル・ジャパン(CONSERVATION INTERNATIONAL JAPAN=以下、CIJ)代表理事兼CIバイスプレジデント(以下、CIJ代表理事)とともに、「100年後の地球」をテーマにトークを繰り広げた。トーク後はMIYAVIによるスペシャルライブも行われ、来場者を盛り上げた。
カーボンニュートラルから
サーキュラーエコノミーまで、
環境問題をアツく談論
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トークショーは、事前に参加者から募集した「100年後の地球」についての意見をもとに行われた。MCの向千鶴「WWDJAPAN」編集統括サステナビリティ・ディレクターに環境問題に興味を持ったきっかけを聞かれたMIYAVIは、「きっかけは2つある。1つは娘が生まれとき。親として、子供や孫たちが生きる未来が今よりいいものであってほしいと思うようになった。そこから環境について調べ始めました。もう1つは、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の親善大使として、バングラデシュやタイ、ケニアなどいろいろな国を訪れる中で、難民の生活の厳しさと衛生環境の悪さを目の当たりにしたこと。彼らは、あたり一面ゴミだらけの中で生活をしている。生きるか死ぬかのときにゴミなんてかまっていられないという事実が衝撃だった。今以上に教育の中にモラルの普及をするべきだと実感するし、世界一律で統括するルールや規制をもっと設ける必要があると思う」と語った。
話題がカーボンニュートラルに移ると、日比CIJ代表理事が現状を解説。「人類が安全に活動できる環境を維持するには、地球の平均気温を産業革命前から1.5℃以内の上昇に抑えなければいけないのだが、すでに1.2℃を超えている。気温の上昇をあと0.3℃以内に抑えるには、温暖化の原因である二酸化炭素の排出を遅くとも2050年までに差し引きゼロにする必要がある」と語った。そのためには今すぐ排出の削減を始めなければ間に合わないと言われているが、現実的にはすぐにゼロにすることは難しい。そこで、「どうしてもなくすことが難しい二酸化炭素の排出については、相当分を熱帯林やマングローブなどの森林が光合成によって大気中から吸収し、地中に貯蓄することで、“実質的に”排出を差し引きゼロにすることができる」とし、「グッチ」が資金提供するコンサベーション・インターナショナルによるケニアでの森林保全を通じたカーボン・オフセットの取り組みを例にあげながら説明した。
さらに話題はサーキュラーエコノミーへと広がり、日比CIJ代表理事は「サーキュラーエコノミーと聞くとリサイクルをメインに思いがちだが、大事なのは自然界からの原材料調達を減らし、環境への影響を減らすことだ。それはメーカーや企業だけの役割ではない。消費者がそこに価値を見いだすことが、企業への後押しとなる。東洋英和女学院大学の学生さんが言っていたのですが、“生産者と消費者”という関係ではなく消費者も“共同生産者”だと、つまり一緒に価値を作っていくことが本当の循環型だ」と、意義を語った。MIYAVIは日比CIJ代表理事の言葉に頷き、またこの日着ていた環境に配慮した素材のみを採用した「グッチ」初のサステナブル コレクション、“グッチ オフ ザ グリッド(GUCCI OFF THE GRID)”を例にあげ、「消費者も着心地だけでなく、アイテムの生産背景も含めて、その服を着ることがかっこいいと思う価値観に変えていくことが必要」と語った。
難民支援での経験や
未来への希望を込めた5曲を熱唱
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トーク後は、MIYAVIによるスペシャルライブが行われ、「What's My Name?」「Tears On Fire」「Long Nights」「Holy Nights」「Day1(Reborn)」の5曲が披露された。MCでMIYAVIは、「世界各国を巡り、地球が抱えている問題を目の当たりにするたびに無力さを感じてきた。でも、ただ嘆くだけでなく、自分が思うメッセージを声を上げて叫び、行動していきたい」と思いを語った。また、自身の難民支援活動にも触れ、「難民の方たちの生き方からインスパイアされ、力をもらっている。明日が来ると信じられるから、また頑張ろう、この長い夜も乗り越えようと思うことができる。環境問題も同じで、今は大変だが、これを乗り越えれば明るい未来が待っていると次の世代に示すことが大事だと思う」と、経験を交えながら話した。そして、「どんな状況でも自分たちができることをする。そして、いつからでも始めることができると信じている。皆さんが今日のイベントを通じて何かに気付き、始まりの日になってくれればうれしい」と締めくくった。
MIYAVIは、イベント終了後に「グッチ新宿」で開催していた“グッチ オフ ザ グリッド”の期間限定ショップ“グッチ ピン”を訪問。環境に配慮してデザインされた、「グッチ」初のサステナブル コレクションのウエアやバッグ、シューズなどを見て回った。
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「ジャンバティスタ ヴァリ(GIAMBATTISTA VALLI)」が2021-22年秋冬オートクチュール・コレクションを発表した。
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ワコールは15日、東京・青山のスパイラルホールでブランド戦略説明会を行った。伊東知康社長は、今後、CX戦略、組織改革、ブランド戦略の3つを元に消費者一人一人に寄り添う企業活動を目指すと発表。現在650万人いるロイヤルカスタマーの増加と新規顧客拡大を目指し、より効率的に消費者にアピールするブランド構成に変更する。
19年春夏シーズンに56あったブランドが21年秋冬には37になる。基幹ブランドは「ワコール(WACOAL)」「ウイング(WING)」「サルート(SALUTE)」「ワコールサイズオーダー(WACOAL SIZE ORDER、元、デューブルベ)」「アンフィ(AMPHI)」「ワコールメン(WACOAL MEN)」「CW-X(シー・ダブリュー・エックス)」「ワコール リマンマ(WACOAL REMAMMA)」の9つに集約した。その9つの傘下に同社が「構成ブランド」と呼ぶ派生ブランドがぶら下がる形になる。
8月に新ブランド「ユエ(YUE)」を立ち上げる。同ブランドは、プレステージブランドと呼ばれる現在の「ワコール ディア(WACOAL DIA)」「トレフル(TREFUL)」「スタディオファイブ(STUDIO FIVE)」の市場を引き継ぐ。伊東社長は「消費者と深く、広く、長くつながるという目的は変わっていないが、ブランドが多くECで選びにくいという声もあり、アプローチできていない層にも効率的にアピールしたい」と説明する。ブランド名は、「由縁」から。さまざまな女性の価値観に合う日常の心地よさを提供する。上質な素材選び、美しいデザイン、メード・イン・ジャパンの品質の高さなどにこだわり、消費者が納得する商品を提供する。生産は、ワコールの長崎および福井の直営工場で行われ、百貨店や専門店などで販売。ブラジャーの価格帯は1万1000~3万3000円。25年3月期には売り上げ50億円(EC比率30%)を目指す。
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ネイチャーラボ(NATURELAB)は、植物幹細胞由来成分を配合したヘアコスメ「ネイチャーラボ トーキョー(NATURELAB TOKYO)」から、パーソナライズヘアケア「パーフェクトユー(PERFECT YOU!)」を7月21日に公式ブランドサイトで発売する。価格は定期コースで税込6600円。
遺伝子研究分野のパイオニアであるジェネシスヘルスケアとの共同研究により、遺伝子情報、皮膚常在菌、皮膚状態、生活習慣情報と髪の悩みを解析。この研究成果をもとに、処方設計・テスト・評価を繰り返し開発した。
「パーフェクトユー」は髪質やライフスタイルに関する16の質問によるウエブ診断に基づいて、一人一人に合わせた成分や香りを選定。シャンプーとトリートメントを1カ月に1度届ける定期サービスで、2回目以降は再カスタムも可能だ。
ウエブ診断によって導き出した頭皮や髪のダメージ状態に合わせた洗浄成分、その人の髪に必要な植物幹細胞由来成分(保湿成分)、オーガニックオイル(保湿成分)、ケラチン(毛髪補修成分)、香りを提案する。香りは「MORI」「HANA」「UMI」「SORA」「TSUKI」の5種から購入のたびにシャンプーとトリートメントそれぞれ好きな香りを選ぶことができる。
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英国ブランドの「マルベリー(MULBERRY)」は、英国人のモデルやタレント、ファッションデザイナーとして活動するアレクサ・チャン(Alexa Chung)とのコラボレーションコレクション“Mulberry x Alexa Chung”を発売した。27日までは伊勢丹新宿本店で同コレクションのポップアップストアを開いている。
今回のコラボレーションは、同ブランドの50周年を記念した、英国人デザイナーとの協業企画の一環。アレクサは、2010年に誕生したアイコンバッグ“アレクサ“のイメージモデルになるなど、長年ブランドと親交を深めてきた人物だ。アイテムは、アレクサ本人がデザインしたショルダーバッグの“ビッグガイ(BIG GUY)“と小振りなクラッチの“リトル ガイ(LITTLE GUY)“の2型。1970年代に活躍した女優のシャーロット・ランプリング(Charlotte Rampling)やローレン・ハットン(Lauren Hutton)らのスタイルから着想したという。カラーはクラシカルなブラックやダークチョコレート、タンのほか、鮮やかなアップルグリーンとデニムブルーをラインアップ。素材はクロコの型押しレザーやベルベット、スエードを採用した。
「マルベリー」が強化するサステナビリティの観点では、国際環境基準団体の認定を受けたなめし工場からレザーを調達。またカーボンニュートラル施策に取り組む英サマセットの「マルベリー」の自社工場で製造している。
■Mulberry 伊勢丹新宿本店ポップアップストア
期間:7月14~27日
場所:伊勢丹新宿店本館1階=ハンドバッグ プロモーション
住所:東京都新宿区新宿3-14-1
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みなさん、こんにちは。WWDJAPANヨーロッパ通信員の藪野です。7月5〜8日に開催された2021-22年オートクチュール・ファッション・ウイーク取材のため、久々にパリを訪れました。街には活気が戻り、夕方になるとホテルの近くにあるカフェのテラスはどこも満席状態。屋外と言えど、かな〜り密なのは少し気になりましたが、“日常”が戻ってきているように感じられるのは嬉しいですね。2日目からはショールームでのアポも続々と入り、ある意味“ファッション・ウイークらしい”1時間刻みのスケジュールが始まります。
朝一番に訪れたのは、オランダ大使館。アムステルダムを拠点にする「RVDK ロナルド ファン デル ケンプ(RVDK RONALD VAN DER KEMP)」のプレゼンテーションを見に行ってきました。エントランスには注射器が置かれていたのですが、今季のテーマは“マインド ワクチン(Mind Vaccine)”。デザイナーのロナルドは、ヨーロッパでは新型コロナウイルスのワクチン接種が進み、皆が解放感を感じると共に急速に元の生活に戻ろうとしていることを不安にも感じたそう。そこで、実際に気持ちを落ち着かせてくれるCBDオイルベースのペーストを開発。限定販売するらしく、「史上初のデザイナードラッグだよ。でも、合法でエシカルなやつね(笑)」と話していました。
“責任ある快楽主義”を掲げ、サステナブルなアプローチにこだわる彼は、今回も古着やストック素材のみを使用してクチュールを制作。スタイル自体はグラマラスですが、細く切ったデニムを編み込んでいたり、異なる素材を組み合わせたり。特に気になったのは、白いリングを繋いだケープ。こちらは繊維ゴミを再生したフェルトで作られていて、クチュールだけでなく、外部企業と提携して同じ素材を使用したバッグやアクセサリーも販売するそうです。
今回のパリは天候が悪くて風邪を引きそうなのでセーヌ川沿いの「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」でストールを急遽購入し、6月に映像で発表された「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」22年クルーズ・コレクションを見にショールームへ。皆さんはショー映像をもうご覧になりましたか?彫刻家の故ダニ・カラヴァン(Dani Karavan)氏が手掛けたアックス・マジャール(大都市軸)が舞台になっているのですが、「パリ郊外にこんな素敵なロケーションがあるんだ!」と思わず唸る壮大な映像は必見です。ショールームでも、その一部である赤い歩道橋のデザインが再現されていました。コレクションは、マーチングバンドを想起させるスタイルや鮮やかな色使いが印象的。ビニールでコーティングしたようなツイードや角度によってストライプが動くような視覚効果のあるホログラム素材など、間近で見るとやはり新たな発見があります。ショーには登場しませんでしたが、ゴツいチェーンをあしらったサンダルやローファーも気になります。
7日に映像を公開する「ヴィクター&ロルフ(VIKTOR & ROLF)」のコレクションを一足先に見せてもらうため、1日限りのプレゼンテーションのための準備をしている贖罪教会へ。08年にイギリス・ロンドンのバービカンセンターで開催された展覧会「ザ ハウス オブ ヴィクター&ロルフ」も、18年にオランダ・ロッテルダムのクンストハルで開催された25周年の回顧展にも足を運んだ自分としては、デザイナーの2人に実際会えることに超ワクワク。会場に行ったら、ロッテルダムの展覧会を手掛けたカナダ人キュレーターのティエリー・マキシム・ロリオ(Thierry-Maxime Loriot)さんが今回のプレゼンテーションにも関わっているということでちょうど会場にいて、なんとも贅沢な時間でした。
ユーモアやアイロニーを感じるテーマを掲げることが多い「ヴィクター&ロルフ」ですが、今シーズンのテーマは“ザ ニュー ロイヤル(The New Royal)”。体裁を保ちながらも人間らしさが垣間見える新世代のロイヤルファミリーから着想を得たそう。「ファッション業界にも確固たるヒエラルキーがあり、それは王室や階級制に通じる。あえて“フェイク”と呼ばれるものを使って、高揚感のあるコレクションを作りたかった」とヴィクターは話していました。その言葉通り、上流階級を象徴するようなスタイルを、人工ファー(生分解可能なものだそう)やラフィア、キッチュなビジューやパール、「メリッサ(MELISSA)」とのコラボバッグやシューズなど伝統的なクチュールとはかけ離れた素材や装飾で解釈しているところが、“ファッション・アーティスト”と呼ばれる彼ららしいですね。“SIZE QUEEN”や“Don’t be Drag just be a QUEEN”など、コートの上にかけたサッシュのフレーズもウィットに富んでいます。
バイデン大統領の就任式でレディー・ガガ(Lady Gaga)が着用したことも記憶に新しいダニエル・ローズベリー(Daniel Roseberry)による「スキャパレリ(SCHIAPARELLI)」の展示会のために、ヴァンドーム広場へ。先シーズンはムッキムキの筋肉ドレスで度肝を抜きましたが、今季も型にはまらない世界観が炸裂!「ザ マタドール(The Matador)」と題されたコレクションは、闘牛士のジャケットや牛の角を想起させるシェイプが目を引きます。そこにあしらわれた煌びやかな装飾や組み合わせるアクセサリーには、乳房や目、鼻、耳、口、手など体のパーツのモチーフが溶け込んでいて、インパクト絶大。エンターテインメントの世界から愛されるのも納得です。発表の約1週間後には早速、モデルのベラ・ハディッド(Bella Hadid)がカンヌ映画祭で着用していましたね。
「ジャンバティスタ ヴァリ(GIAMBATTISTA VALLI)」は、オスカー・ニーマイヤー(Oscar Niemeyer)が設計したフランス共産党本部周辺で撮影された映像を通して発表。「クチュールはファンタジー」と語るジャンバティスタは、パリのグラマラスな“夜遊び”からヒントを得て、生き生きとしたエネルギーを表現しています。幾重にも重ねたチュールやフリルと美しいドレープで描くロマンチックなドレスや、スパンコールにフェザーを組み合わせたドラマチックなピースなど、華やかなパーティーウエアがそろっています。また、今季は初めてメンズ向けのクチュールもお披露目。先シーズンからクチュールでのメンズ提案が増えていますが、この流れは今後も広がりそうです。
ショールームのお隣にはギャラリー・ラファイエットのシャンゼリゼ通り店があったので、ちょっと視察に。今は「ポケモン(POKEMON)」の25周年を記念して、ピカチュウだらけになっていました〜。
お次は、「アレクサンドル ヴォチエ(ALEXANDRE VAUTHIER)」の展示会。公開されたムービーを見ながら移動していたのですが、今季はウエスタンな雰囲気。黒とクリスタル装飾で、クールでグラマラスな世界を描きます。そのストーリーは明快で、フリンジやバンダナモチーフ、大きなバックルのベルト、カウボーイハット、ウエスタンシャツに見られるようなラインなどのデザインが印象的。ギャングスターをイメージしたというスーツや、キャバレーのダンサーをほうふつとさせるフェザーのヘアピースとミニドレスのルックなんかもありました。ただ、展示会の会場ではマネキンではなくハンガーにかかっている状態だったこともあり、服の魅力はあまり伝わってこず。やっぱりモデルが着て動く中で見たいですね。ちなみに、シューズはロック&グラマラスなスタイルで知られるシューズ界のベテラン、ジュゼッペ・ザノッティ(Giuseppe Zanotti)が手掛けています。
本日唯一のリアルショー取材は、「ジョルジオ アルマーニ プリヴェ(GIORGIO ARMANI PRIVE)」。コロナ後の明るい世界への思いを込めて、輝きに満ちたコレクションをイタリア大使館で披露しました。天井や壁に煌びやかな装飾が施された空間を優雅に歩くモデルを見ていて頭に浮んだのは、光がキラキラ反射する水面。光沢のあるシルクやサテン、ベルベットに加え、極細の金属糸を織り込むことで液体のような独特なきらめきを放つ生地を使い、テーマである“シャイン(Shine)”をさまざまな素材で表現しています。序盤は、ブラックやインディゴ、ブルーで描くコンパクトなジャケットとゆったりとしたパンツやロングスカートという「アルマーニ」らしいスタイル。次第に優しいパステルカラーへと移り変わっていくのですが、透けた生地の上にちりばめたクリスタルやスパンコール、ビーズの装飾がとても幻想的。繊細で儚いドレスにうっとりしました。
ショー後は中庭に出て、アペリティフ。久々に現地在住ファッションジャーナリストの井上エリさんとキャッチアップしていたら、日本が好きだという素敵なマダム(後でパリの写真家キャスリーン・ナウンドルフ(Cathleen Naundorf)さんと発覚)も加わり、シャンパンを片手に話し込んじゃいました。ただ、こういう時間を過ごせるのも、今回のようなゆったりしたスケジュールならではです。いつもならそそくさと会場を後にして、次の取材先に向かうことが多いですから。
ホテルに帰ってからは、残念ながら現場では取材できなかった「シャネル(CHANEL)」を映像でチェック。先シーズンのクチュールも結婚式のような演出でしたが、今季もハッピーで高揚感のある雰囲気は継続です。「私は刺しゅうがあふれ、温かみを感じさせる、とりわけ色彩豊かなコレクションを心から求めていた」とヴィルジニー・ヴィアール(Virginie Viard)=アーティスティック・ディレクターが話すように、いつも以上にカラフルなコレクションは、会場となったガリエラ宮のアイボリーの背景に映えますね。
今シーズンの軸となるのは“絵画”で、「黒や白の1880年代スタイルのドレスを身にまとったガブリエル・シャネル(Gabrielle Chanel)のポートレートをあらためて目にした時、すぐに絵画が思い浮かんだ」そう。序盤のツイードのコートやスーツの上にはキラキラ輝くスパンコールの装飾をのせ、筆で何度も色を重ねたかのような奥行きを演出。そして、イングリッシュ・ガーデンを思い浮かべたという花のモチーフが、さまざまな刺しゅうでスカートやブラウス、ドレスを彩ります。ショーの最後には、ラストルックで登場したウエディングドレス姿のマーガレット・クアリー(Margaret Qualley)がブーケトス。観客の一人がナイスキャッチし、拍手喝采で幕を閉じました。
ちなみにショー中盤の音楽が日本語っぽく聞こえるなーと思っていたら、1983年に岩本清顕が発表した「Love Will Tear Us Apart」を、大阪を拠点に活動する2人組ミュージシャンの千紗子と純太が2020年にリワークした楽曲が使われていました。まさか本人たちも「シャネル」のショーに使われるなんて、想像もしていなかったでしょうね〜。
JUN YABUNO:1986年大阪生まれ。ロンドン・カレッジ・オブ・ファッションを卒業後、「WWDジャパン」の編集記者として、ヨーロッパのファッション・ウィークの取材をはじめ、デザイナーズブランドやバッグ、インポーター、新人発掘などの分野を担当。2017年9月ベルリンに拠点を移し、フリーランスでファッションとライフスタイル関連の記事執筆や翻訳を手掛ける。「Yahoo!ニュース 個人」のオーサーも務める。20年2月からWWDジャパン欧州通信員
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