「ラッシュ」が容器回収1個で30円を会計時に利用できるプランを導入

 英国発ナチュラルコスメブランド「ラッシュ(LUSH)」は9月10日、循環型容器返却プログラム「ブリング・イット・バック(BRING IT BACK)」に新たなプランを加える。容器1個につき30円として利用を可能とするもので、消費者が本プログラムに参加する機会の選択肢を増やし容器返却率向上を目指す。対象は全国75店舗。また10月1日から紙袋の有料化も実施する予定だ。

 同ブランドは、2008年から100%リサイクル素材を使用したプラスチック容器の使用を開始。10年から空き容器を回収し、PP(ポリプロピレン)、HDPE(高密度ポリエチレン)、PET(ポリエチレンテレフタレート)の3種類を材質ごとに分別し、それを材料として製品の容器として再生させる循環型のリサイクルプログラムを展開する。昨年度(20年7月〜21年6月)の容器返却率は、販売した全容器商品に対し19.4%で、数量に換算すると約62万個だった。

 新たなプランを導入することで、未返却容器約8割の回収を狙う。ブランドが製品を販売した後にも責任を持ち、資源の循環利用に貢献していく。

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デジタルで時空を超えた「ジュンアシダ」、地力の高さを見せつける「ハイク」 読者投票で決める東コレナンバーワン“T-1グランプリ”5日目

 2022年春夏シーズンの「楽天 ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO)」が8月30日に開幕しました。国内外から48ブランドが参加し、4割がリアルショーを行います。「WWDJAPAN DIGITAL」は昨シーズンに続き、ユーザー投票で読者人気1位を決定する“T-1グランプリ“を開催!投票に先駆けて、記者3人がその日に発表したブランドからグランプリ候補を毎日選出します。今日のノミネートブランドはこの3つだ!


デジタル東コレ取材3シーズン目の美濃島
「ジュンアシダ(JUN ASHIDA)」

見どころ:今シーズンのテーマは“Another Dimension-時空を超えて”。100台以上の4Kカメラを使って洋服をスキャンし、バーチャルショーに挑戦しました。驚くほど精巧なジャングル柄のテキスタイルのセットアップや、スパンコールのようなキラキラ素材を全面に散りばめたワンピースなど、クチュールの技術を駆使したゴージャスなリゾートスタイルが目白押しです。さらに故・芦田淳デザイナーが手掛けたアーカイブをアレンジしたカクテルドレスやイブニングドレスも登場。新しい表現に挑戦しつつ、ブランドの普遍性も両立するクリエイションに脱帽です。


若手随一の“ファッションバカ”
東コレ取材2シーズン目の大澤
「フェイス エージェー(FACE A-J)」

見どころ:「フェイス エージェー」は、日本とアフリカのクリエイティブ産業をつなぐプロジェクト。今回はアフリカのニットブランド「マコサ アフリカ(MAXHOSA AFRICA)」と「東京ニット(TOKYO KNIT)」のコラボレーションを発表しました。女性の勇敢さや強さから着想したコレクションは、コサ族の伝統的なビーズワークの繊細な柄や、派手好きな僕も驚くパワフルなカラーリング。日本人の感覚ではなかなか作れないデザインにひかれました。特にコサ族の人物の肖像画をプリントしたカーディガンやプリーツスカートは元気が出そうで、一度着てみたい!


世界7都市のファッションウイークを取材
リポーター大杉
「ハイク(HYKE)」

見どころ:「ハイク」は今季も抜群に素敵だったのですが、同時にブランドとしての底力も感じました。今季の東コレは1月半ほど時期が前倒しになり、参加を断念するウィメンズブランドも多かったのですが、「ハイク」がちゃんと今回の東コレにも間に合わせてきたのに驚きました。同ブランドのように、素材開発にもこっていて規模の大きいブランドが、発表時期を1月半もずらすことは容易ではないはずなので、まずそこに敬意を表します。撮影はレールを使った本格的なドリー撮影!高さやアングルも変わってルックが見られるのが面白い。特に目立ったプロップを用意するわけではなく、シンプルな演出ではありますが、毎回ちゃんと既視感が出ないように撮影技法をガラッと変えるところも素晴らしい。服は袖コンシャスと、ポップなピーコックカラーも新鮮でした。「ポーター(PORTER)」とのコラボレーションも披露。ブランドらしいミリタリーのヘルメットバッグは、斜めがけにできるタイプやトートタイプなど、洗練されていて実用的。即完必至になりそうですね。また継続している「チャコリ(CHACOLI)」とは巾着バッグが新登場し、これまたかわいかったです。

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古着店「ベルベルジン」が9月4日、原宿キャットストリートに遊歩道店をオープン

 古着店を運営するベルベルジン(東京、山田和俊社長)は9月4日、東京・原宿のキャットストリートに「ベルベルジン遊歩道」をオープンする。同社にとって、とんちゃん通りのベルベルジン(本店)や渋谷パルコ店に続く6店舗目となる。売り場面積は約65平方メートルで、品ぞろえは映画やバンド、NFLやNBAといったアメリカンスポーツにまつわるTシャツやパーカが中心。客層は20代、客単価は2万円ほどを想定する。

 蒔田康介ディレクターは、「人気の『チャンピオン(CHAMPION)』の“リバースウィーブ”、それも希少価値の高い黒をこれだけたくさん集められることは今後もないかもしれない」と自信を見せ、「遊歩道店のラインアップは、アジアを中心とする外国人客にも人気なもの。コロナ収束後には、いっそうの売り上げ増が期待できる」と続けた。

■BERBERJIN YUHODO
オープン日:9月4日
時間:13:00〜19:00
定休日:不定休
住所:東京都渋谷区神宮前4-25-33

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古着店「ベルベルジン」が9月4日、原宿キャットストリートに遊歩道店をオープン

 古着店を運営するベルベルジン(東京、山田和俊社長)は9月4日、東京・原宿のキャットストリートに「ベルベルジン遊歩道」をオープンする。同社にとって、とんちゃん通りのベルベルジン(本店)や渋谷パルコ店に続く6店舗目となる。売り場面積は約65平方メートルで、品ぞろえは映画やバンド、NFLやNBAといったアメリカンスポーツにまつわるTシャツやパーカが中心。客層は20代、客単価は2万円ほどを想定する。

 蒔田康介ディレクターは、「人気の『チャンピオン(CHAMPION)』の“リバースウィーブ”、それも希少価値の高い黒をこれだけたくさん集められることは今後もないかもしれない」と自信を見せ、「遊歩道店のラインアップは、アジアを中心とする外国人客にも人気なもの。コロナ収束後には、いっそうの売り上げ増が期待できる」と続けた。

■BERBERJIN YUHODO
オープン日:9月4日
時間:13:00〜19:00
定休日:不定休
住所:東京都渋谷区神宮前4-25-33

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染めから見る生地や色、文化のサステナビリティ マリエが本音で語る「私の33年目のサステナブル」 Vol.25

 “染める”という選択肢がもっと身近だと、自分の洋服に新しい可能性を見出してあげられるかもしれない。

 洋服を買う時、“色“で選ぶことがあっても、“染め“を気にする人は少ないだろう。でも“染め”は、サステナブルな未来に対して取り組むべき大切な文化。水と直接関わるからこそ、自然と調和する素材や資源を使っているのか考えたい。最近は、草木染めと言われるボタニカルダイや食品ロスの素材で染めたTシャツなどを見かけるようになった。そしてジャパニーズ・ブルーと言われる藍染は、世界でも高く評価される日本独自の文化が生み出した大切な伝統。こうした“染め”で私たちは、サステナブルな未来を描かなければならないのだ。

 私のブランド「パスカル マリエ デマレ(PASCAL MARIE DESMARAIS)」も、環境に配慮した素材や染め方を大切にしている。「カルディコーヒーファーム(KALDI COFFEE FARM)」の1店舗のユニフォームを特別製作しており、店舗で生まれたコーヒーの出がらしからエプロンを染めるという循環に取り組んでいる。鎌倉山にある蕎麦店「檑亭」の庭に咲き乱れる紫陽花の花で染めた前帆掛けもまた、その場所での自然の循環をコンセプトにしたものだ。

 藍染に初めて出合ったのは、2017年の夏頃。徳島の「武相荘(ぶあいそう)」という藍染チームに会いに行った時だ。そこで日本全国の素晴らしい文化が、彼らのようにスタイリッシュに受け継がれたらと願うようになった。9月24~28日には、阪急メンズ大阪で行われるSDGsをテーマにした企画に参加し、再び藍の大切さや文化に触れる。「ベドウィン&ザ ハートブレイカーズ(BEDWIN & THE HEARTBREAKERS)」と共に、藍染を取り入れたサステナブルなアイテムを製作した。「自然由来だから」と語りながら、藍染の液をすくって少し舐めてみせる職人の姿に信頼を寄せ、藍染の自然との繋がりを感じた。

 染めるときの水の使用量や、地球と調和しない染料による地球への負荷はかなり高い。だからこそ生産者や企画者は、サステナブルな観点を持ち、生産背景を整え・選ばなくてはならない。こうして消費者が、サステナブルな観点で安心できるモノを求め続けられることが大切だ。

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「リュウノスケオカザキ」の衝撃 東コレで着るアートの“大型”新人がデビュー

 「リュウノスケオカザキ(RYUNOSUKEOKAZAKI)」が2022年春夏シーズンの「楽天 ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO)」に参加し、9月1日にデビューショーを行った。東京藝術大学大学院美術研究科デザイン専攻を修了したばかりの無名のデザイナーだが、今回のショーは文化庁の支援を受けての発表。リアルクローズとは一線を画す、“着られるアート”を見せて強い存在感を示した。

 デザイナーの岡崎龍之祐は、1995年に広島に生まれた25歳。クリエイターの支援と育成のための奨学金制度「クマ財団」の4期生。今季は藝大在学時代から最新作までの23作を「000」コレクションと題して披露した。暗闇の中を囲うようにライトを配置したシンプルな会場に、人種や性別もバラバラのモデルたちが、有機的な形をした、巨大でカラフルなドレスをまとって次々に登場した。

衣服に込められた平和と祈り

 岡崎のルーツは、生まれ育った広島にある。平和教育を受けてきたことから、幼少期から平和についての考えや、祈りの行為に向き合い、その精神性に関心を持ってきたという。初期の作品である、広島に贈られる折り鶴の再生紙を織り上げてできたドレスが象徴している。

 今季のショーで目立ったのは、左右対称で立体的な縄文土器をイメージした“JOMONJOMON”シリーズだ。自然の脅威を感じながら、自然の恩恵を願うという土器に込められた人々の思いからインスパイアされた。素材は、伸縮性のあるリブ素材の軽量ニット。ボーンを入れており、歩くたびに弾むように揺れ動く。花びらをまとうようなドレスなどは、自然崇拝から着想した“Nature’s Contours”シリーズ。植物や昆虫、動物などをカラフルな色使いで感じさせる。自由でプレイフルなクリエイションの裏にある、“祈り”を中心にしたスピリチュアルなテーマは、先の見えない混沌とした現在の状況下に響くものがあった。

デザインの可能性に挑戦する
未来を担うデザイナー

 昨今はサステナブルであることが重要視され、“いかに環境にいい物作りができるのか”“売れるものだけを作る”ということに関心が集まっている。それは未来を考えると大事なことだが、個性とクリエイションが伴わなければそれこそが持続可能ではない。「リュウノスケオカザキ」の服は着て、消費することが目的ではない。1着数十万円とする1点モノのアートであり、コレクションピースだ。ファッション産業が進化を続けるためには、人々に感動を与えられるデザインの可能性にチャレンジするデザイナーの存在が必要だ。岡崎龍之祐がその担い手であることが、このショーで証明されただろう。

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「ベイプ」 × 「コム デ ギャルソン」 カモフラ柄のスニーカーやTシャツ、ハットなど7型

 「ア ベイシング エイプ(R)(A BATHING APE(R)以下、ベイプ)」は、「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」とのコラボコレクション第6弾を9月4日に発売する。コム デ ギャルソン大阪内のインショップ「ベイプストア コム デ ギャルソン大阪」限定で取り扱う。

 アイテムは、Tシャツ2型(税込1万1000円)とシャツ(同2万5300円)、フーディージャケット(同3万800円)、バケットハット(同1万2100円)、ソックス(同2640円)、スニーカー(同2万7500円)の計7型。

 コレクションはモノトーンが基調で、Tシャツは両ブランドのロゴをネオンカラーでデザインしている。スニーカーのモデルは“ベイプ スタ(BAPE STA)”で、同コレクションオリジナルのカモフラージュ柄“CDG CAMO”を使用した。

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「ディプティック」から世界旅をイメージした限定品が登場 “京都の香り”も

 「ディプティック(DIPTYQUE)」はこのほど、創業60周年を記念し世界旅をイメージした限定コレクション“ル・グラン・トゥール(Le Grand Tour)”を発売した。パリ、ベネチア、ミリエス、京都、ビブロスと世界の都市にインスパイアされたフレグランスアイテムをそろえる。

 パリをイメージしたキャンドル(190g、税込1万3530円)は、土手に並ぶしだれ柳やアンティークショップの木製品、古本、セーヌ河岸沿いの散歩の香りをほうふつとさせる。キャンドルの上にはオブジェが添えられ、パリにオマージュを捧げた羅針図デザインが刻まれている。ベネチアは菜園の緑や地中海のそよ風、早朝の新鮮な植物が織りなすグリーンな香りのフレグランスをそろえる。バジルや青ピーマン、ベチバー、トマトなどをブレンドしたトラベルサイズのフレグランスのコフレ(7.5mL x 3本、税込1万1880円)になっている。ギリシャ・ミリエスをイメージした固形フレグランス(35g、税込9900円)は同地域に咲くイモーテルやイチジクの木の香りを再現し、そこにシプレやアンブロクサンをブレンド。さらにフレグランスの周りを波しぶきのブルーとホワイトのセラミックや大理石模様のビーズ、フリンジが飾りつける。京都をイメージしたフレグランス(100mL、税込2万4970円)は、生花の三才「天、地、人」に思いを馳せた。インセンス、バラ、ベチバーの絶妙なバランスをとった香水を製作し、京都をイメージした風呂敷で包んだ。大旅行の最後を飾る目的地は、レバノン・ビブロス。東洋への旅のルートにある世界最古の港町であるビブロスをイメージしたキャンドル(300g、税込2万1120円)は、市場に漂うコーヒーの香りにアトラスシダー、ホワイトムスク、カルダモンエッセンスを組み合わせた。

 また同コレクションの発売を記念し、国際的に有名な5人のアーティストとコラボした。世界各国でポップアップストアを開催し、それぞれのアーティストの作品を展示しながら製品を販売する。日本は9月10日〜10月10日、東京・表参道のジャイルで開催する。

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「ヨシオ クボ」が5年ぶりに東コレ復帰 18年目のベテランはファミリーのために走り続ける、モデルの大平修蔵も登場

 「ヨシオ クボ(YOSHIO KUBO)」は、2022年春夏コレクションを東京・中目黒の本社で発表した。東京のファッション・ウイークへの参加は5年ぶり。コロナ禍で厳重体制のなか、小規模な会場でより多くの人に見てもらうため、ショーは計3回に分けて行われた。招待状には、約150人の招待客それぞれに久保嘉男デザイナーのメッセージムービーが添えられた。全て撮り終えるのに10時間は掛かったという。会場に足を運んだ招待客は、笑顔で待つ「ヨシオ クボ」ファミリーに迎えられながら席に着いた。

ファッションショーは服を売るため

 本番前のバックステージは、久保デザイナーの明るいキャラクターもあり、終始和やかなムードだった。一日にリアルショーを3回も行い、会場スタッフやモデルたちは疲れているだろうと想像していたが、久しぶりのリアルショーを楽しんでいる姿が見られた。3シーズンぶりとなるリアルショーの本番前でも、久保デザイナーはいつも通りノリのいい関西弁で表情は明るく、ベテランデザイナーの余裕がうかがえた。「まだまだデジタルでは伝えられない部分があるから、ファッションショーは続くんじゃないかな。ファッションショーはオリンピックや競技の臨場感に近い。もしかしたらモデルがコケるハプニングが起きるかもしれないし、リアルでしか見られない何かを求める以上はなくならない。素材の質感や色はもちろん、一番は来場者が自分の好きな角度で服を見られるところ。広い会場で派手に着飾るよりも、服を近くで見られる方がいいし、ショーはもともと服を売るためにやるもの。そこを勘違いしがち」。自分のクリエイションを見せて満足するのではなく、その先のビジネスに向き合う経営者としての一面があるから、ブランドを18年間継続してきたのだろう。

“唯一無二の存在”を追い求める姿

 コレクションは僧兵を意味する“ウォーリアー・モンク”をテーマに、日本のミリタリーに近年のリラックスムードや機能性をプラスして独自に再解釈した。相手を威かくするためのオーバーサイズや顔まで覆うフード付きブルゾンのほか、僧兵が昔、奈良の山寺でしていた将棋のグラフィックや竹をカモフラージュ柄に見立てたセットアップ、久保デザイナーが得意とする左右にツイストさせたジャケットや、4つの素材を切り替えたトラックパンツも登場。中でも目を引いたのが、妖怪の“般若”や“天狗”、マルや三角形の“笠”のヘッドピースの数々。これらはヘアメイクアーティストの奥平正芳が手掛けたという。「早いものは3時間ほどで完成します」。その再現度の高さと製作スピードには驚きを隠せなかった。またショーの音楽はDJのLicaxxxが、スタイリングは三田真一が担当し、モデルには大平修蔵らを起用し、全16体32ルックを発表した。「ヨシオ クボ」は、20年春夏コレクションから“和”をテーマにしたコレクションを発表している。「日本人は、よくアメリカのミリタリーアイテムを着ているけど、日本のミリタリーのことはみんな知らない。僕も日本の文化で知らないことっていっぱいある。だから神戸ファッション美術館ライブラリーに1週間通って、朝から夕方まで資料を読み込んだ。インターネットに載っている情報はバレるし使わない。特にインフルエンサーブランドは、インスタグラムで情報が止まっているから、同じような服で溢れかえっている。それはファッション業界のためにも絶対に良くないし、僕はやったらいけないと思う」。その言葉からは、「ヨシオ クボ」の信念である“唯一無二の存在”を常に追う姿が垣間見えた。単に“バズる”“流行に乗る”だけが全てではなく、プロのデザイナーとしての覚悟とコレクションに対する熱量の高さを強く感じた。

 最後は二児の父親としての一面も見せた。「次女が僕のファッションショーを生で見たことがなかったから、今日は連れてきた」。デザイナー歴18年目を迎え、ベテランの域に達してきた48歳は愛娘のために、そして「ヨシオ クボ」スタッフのためにこれからも“カッコいいパパ”“憧れのデザイナー・社長”として、第一線を走り続けてほしい。

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「トミー ヒルフィガー」「カルバン・クライン」を手掛けるPVHジャパンがトップ人事を発表

 「トミー ヒルフィガー(TOMMY HILFIGER)」と「カルバン・クライン(CALVIN KLEIN)」の国内ビジネスを手掛ける合同会社PVHジャパンは、尾郷高志エグゼクティヴ ヴァイス プレジデント 最高財務責任者(CFO)&最高業務責任者(COO)がトップのプレジデントに昇格する人事を発表した。前任のトム・チュー(Tom Chu)は、兼任していたPVHアジア パシフィックのプレジデント職に専念する。

 尾郷・新プレジデントは2010年にトミー ヒルフィガー ジャパンのCFOとして入社。財務とIT、サプライチェーンを統括してきた。16年のトミー ヒルフィガー ジャパンからPVHジャパンへの移行においても、中心的な役割を果たした。

 PVHジャパンは今秋、カルバン・クラインのメンズ&ウィメンズの新しいアパレルブランドを立ち上げる。

 またPVHジャパンの親会社にあたる米PVHコープは今夏、同社の名前の一部にもなっているアパレルブランドの「ヴァン ヒューゼン(VAN HEUSEN)」の知的財産権やその他の資産を売却している。

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「ポメラート」が初のエキシビションを表参道で開催 アーカイブピースや新作ハイジュエリーを展示

 イタリア・ミラノ発ジュエラー「ポメラート(POMELLATO)」は9月17〜23日、東京・表参道ヒルズのスペース オーで、ブランド初となるエキシビション「ポメラート展 熟練の職人技とミラネーゼデザイン(Pomellato: Fine Craftsmanship and Milanese Design Since 1967)」を開催する。最新のハイジュエリー“ラ・ジョイア”や日本で初公開のアーカイブピースなどを展示。

 「ポメラート」は1967年、ピノ・ラボリーニ(Pino Rabolini)がミラノで創業し、当時は保守的だったジュエリーの世界に革新をもたらした。ブランド名はラボリーニの父からの言葉「人生を切り開くためには、勝ち馬を選ぶべきだ」をきっかけに、イタリア語でダップルグレーの珍しい馬を表す「ポメラート」とした。70年代には、ゴールドを基調としたデイリーに楽しめる“ミラネーゼ”スタイルのジュエリーを提案し、80年代にブランドのアイコンの一つであるゴールドチェーンが誕生した。90年代には、カボションカットのカラフルな色石を使用したジュエリーで知られるようになる。今でも、ミラノ本社のアトリエでは約100人の金細工職人が一つ一つ手仕事でジュエリーを仕上げている。

 「ポメラート」の究極のアイコン“ヌード”は2001年に誕生。ガーネット、アクアマリン、ペリドット、アイオライト、レッドトルマリンを使用したファーストコレクションは瞬く間に完売したという。カラフルな色石、その着け心地のよさと重ね付けできる楽しみから世界中で愛されている。女優のカトリーヌ・ドヌーブ(Catherine Deneuve)も「ポメラート」のファン。是枝裕和監督による映画「真実」の中で彼女がまとうジュエリーの多くは私物の「ポメラート」で、ブルーとパープルの色石を使用した“ヌード”リングを重ね着けしている。

 サビーナ・ベッリ(Sabina Belli)ポメラート グループ最高経営責任者は、「カーサ・ポメラート(ポメラートの家)へようこそ。『ポメラート』は創立以来、ジュエリーの“プレタポルテ”として多くの人に喜びをもたらしてきた。鮮やかでカラフルな金細工の伝統が見せるさまざまな表情を楽しんでほしい」と述べている。ミラネーゼスタイルを体現するジュエリー「ポメラート」のエキシビションは必見だ。

■ 「ポメラート展 熟練の職人技とミラネーゼデザイン(Pomellato: Fine Craftsmanship and Milanese Design Since 1967)」
会期: 9月17〜23日
会場:表参道ヒルズ本館 地下3階 スペース オー
住所:東京都渋谷区神宮前4-12-10
入場料無料。要事前登録

問い合わせ先
ポメラートブティック銀座店
03-3289-1967

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ファストリ、縫製労働者の人権を守るための国際協定に署名

 「ユニクロ(UNIQLO)」を運営するファーストリテイリングは、「繊維・縫製産業における健康と安全のための国際協定(International Accord for Health and Safety in the Textile and Garment Industry以下、新協定)」に署名した。新協定は9月1日付で発効し、2023年10月まで継続する。同協定は9月2日時点で91社が署名しており、うち日本企業はファストリのみ。

 新協定は、「バングラデシュにおける火災予防および建設物の安全に関わる協定(Accord on Fire and Building Safety in Bangladesh以下、旧協定)」の枠組みを引き継ぐもの。旧協定はバングラデシュの首都ダッカで2013年4月に発生し、死者1100人、負傷者2500人以上の被害を出した縫製工場ビル崩落事故をきっかけに締結された。ファストリは同年8月に旧協定に署名している。旧協定は21年5月末が失効期限だったが、労働者を取り巻く環境が改善されない状況を危惧した人権アクティビストやNPO、ブランドなどからの要請を受け、期限が8月末まで延長されていた。

 新協定は旧協定の内容を引き継ぎ、法的拘束力を持つが、対象をバングラデシュだけに限らず、人権監視団体が “高リスク”と見なす他のアパレル生産国にも拡大する考えがあるという。ファストファッションブランドの下請け工場が多い中国、インド、マレーシア、パキスタンなどがこれに当てはまる。

 ファストリ以外ではスウェーデンのH&Mや、「ザラ(ZARA)」を擁するスペインのインディテックス(INDITEX)、仏カルフール(Carrefour)、英マークス&スペンサー(Marks & Spencer)などが署名している。米国企業ではPVH、アメリカンイーグルアウトフィッターズ(American Eagle Outfitters)などが署名しているが、全体的に欧州企業が中心。旧協定は13年時点で200社以上の署名が集まったのに対し、今回は法的拘束力がより強まったことなどで署名の数がまだまだ少ないことを問題視する声もある。

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ファストリ、縫製労働者の人権を守るための国際協定に署名

 「ユニクロ(UNIQLO)」を運営するファーストリテイリングは、「繊維・縫製産業における健康と安全のための国際協定(International Accord for Health and Safety in the Textile and Garment Industry以下、新協定)」に署名した。新協定は9月1日付で発効し、2023年10月まで継続する。同協定は9月2日時点で91社が署名しており、うち日本企業はファストリのみ。

 新協定は、「バングラデシュにおける火災予防および建設物の安全に関わる協定(Accord on Fire and Building Safety in Bangladesh以下、旧協定)」の枠組みを引き継ぐもの。旧協定はバングラデシュの首都ダッカで2013年4月に発生し、死者1100人、負傷者2500人以上の被害を出した縫製工場ビル崩落事故をきっかけに締結された。ファストリは同年8月に旧協定に署名している。旧協定は21年5月末が失効期限だったが、労働者を取り巻く環境が改善されない状況を危惧した人権アクティビストやNPO、ブランドなどからの要請を受け、期限が8月末まで延長されていた。

 新協定は旧協定の内容を引き継ぎ、法的拘束力を持つが、対象をバングラデシュだけに限らず、人権監視団体が “高リスク”と見なす他のアパレル生産国にも拡大する考えがあるという。ファストファッションブランドの下請け工場が多い中国、インド、マレーシア、パキスタンなどがこれに当てはまる。

 ファストリ以外ではスウェーデンのH&Mや、「ザラ(ZARA)」を擁するスペインのインディテックス(INDITEX)、仏カルフール(Carrefour)、英マークス&スペンサー(Marks & Spencer)などが署名している。米国企業ではPVH、アメリカンイーグルアウトフィッターズ(American Eagle Outfitters)などが署名しているが、全体的に欧州企業が中心。旧協定は13年時点で200社以上の署名が集まったのに対し、今回は法的拘束力がより強まったことなどで署名の数がまだまだ少ないことを問題視する声もある。

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ゴールドに思いを込めて 「ウカ」が小児がんの啓発活動に参加

 トータルビューティカンパニー「ウカ(UKA)」は、小児がんの啓発活動である“ゴールドリボン”活動に参加。“世界小児がん啓発月間”の9月に合わせ、限定ネイルポリッシュ“uka ネイルポリッシュ ゴールドリボン”(10mL、税込3300円)を発売した。

 製品価格から1500円を、がんについての啓発イベントや養成講座、認定試験などの教育事業を実施するNPO法人キャンサーネットジャパンへ寄付する。

 小児がんの啓発カラーは世界共通でゴールド。貴重な金属であるゴールドには、子どもたちが社会全体の宝物であるという思い、そして小児がんに苦しむ子どもたちと、彼らに必要な医療やケアと研究に輝かしい光を当てるという意味が込められている。

 限定ポリッシュのカラーもゴールド。たくさんの光輝く微細なラメをポリッシュに入れた。同製品には小児がん啓発グッズ、ゴールドリボンのピンバッジが付いてくる。「ゴールドをまとうことで、ゴールドリボンという活動を考え、理解し、そして大切な人にも伝え広げてほしい。みんなの思いで未来を作る子どもたちの世界がキラキラと輝くように」という願いを込めている。

 小児がんは、15歳未満の子どもが罹るがんの総称で、日本では年間2000~2500人(約1万人に1人の割合)が小児がんと診断されている。成長の途中で強い治療を受けるため、治療後にさまざまな合併症が発症することがあり、成長に合わせたフォローアップが必要とされている。

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「イトリン」がベーシックライン“エレメンタリー”のフェイスケアを刷新

 ACROは9月16日、今年3周年を迎えるプレミアムオーガニックスキンケア「イトリン(ITRIM)」の基幹ライン“エレメンタリー”を刷新する。大人の肌を取り巻く環境を総合的にとらえ、肌のバリア機能やターンオーバー、肌密度など多角的なアプローチで大人の肌印象を高める洗顔からクリームまで全6品を展開する。価格帯は税込8800~3万3000円。

 新生“エレメンタリー”は、国産の有機栽培によるバラ葉と米麹を掛け合わせた「イトリン」のオリジナル成分を新たに配合。優れた保湿や明るい肌印象に導く美肌効果を期待できる。また、共通成分として肌を落ち着かせて潤いを与えるオリジナルのビワ葉エキス、肌を整えるエレミ油、肌を清潔に整えるアルカナ根エキスを配合。香りは安らぎを与えるオリエンタル ハーバルグリーンを採用した。

 “ITRIM エレメンタリー フェイシャルローション”(125mL、税込1万9800円)は、肌のバリア機能を改善するブドウ発酵エキスやターンオーバーを促すミツイシエキスなどを配合。しなやかなハリと透明感のある肌に導く。“エレメンタリー フェイシャルエマルジョン”(75mL、税込2万2000円)は、保湿効果のある独自成分のテンダイウヤク葉エキスやエイジング効果が期待できるモモ果実エキスを配合し、ハリと弾力のあるふっくらとした肌に整える。“エレメンタリー フェイシャルクリーム”(25g、税込3万3000円)は、コラーゲン生成を促す働きを持つ独自成分のヤマブシタケエキスなどを配合し、濃密な潤いを与えながら立体的でシャープな肌印象に導く。

 そのほか、いちごジャムのようなテクスチャーのクレンジング“エレメンタリー フェイシャルクレンジングバーム”(90g、税込1万3200円)、セラム効果のある目元・口元のリムーバー“エレメンタリー アイ&リップ メイクアップリムーバーセラム”(35mL、税込8800円)、透明感のある肌に導く固形石けん“エレメンタリー フェイシャルクリアソリッドソープ”(標準重量80g、税込1万1000円)をそろえる。

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西日本最大級の「国際化粧品展」開催 サステナブルコスメや最新の海外コスメが集結

 RX Japanは9月29日~10月1日、大阪市のインテックス大阪で西日本最大級の化粧品専門展「第2回 国際 化粧品展[大阪] -COSME OSAKA 2021-」を開催する。

 同展は、国内外から最新コスメが一堂に集結し、コスメの仕入れ・選定、代理店交渉に関する商談が活発に行われる国際商談展。第2回目となる今回は、話題のCBD製品やメンズコスメをはじめ、実力派のドクターズコスメやサロン向け化粧品、世界各国の最新コスメがそろうほか、「サステナブル・オーガニックコスメゾーン」を新設し、ニーズの高いカテゴリーをより一層充実させる。また同日、原料や容器、パッケージ、OEM、研究機器、販促品など化粧品の研究・企画開発に関する製品・サービスが一堂に出展する「化粧品 開発展[大阪] -COSME Tech 2021 [OSAKA]-」も開催し、2展で計200社、約9000点の製品やサービスが出展する。来場者数は、前回(COSME OSAKA 2020)の8304人を上回る見込みだ。

海外の最新コスメが集結

 海外からは、中国、韓国、イギリス、フランス、ポーランドなどが出展。各国の最新ビューティトレンドを知ることができると同時に、日本未上陸ブランドをいち早くチェックできる点も特徴だ。今回初上陸となる韓国大手百貨店の新世界から誕生した「ストーンブリック(STONE BRICK)」を展開するシースクェアをはじめ、韓国発の「ホリカホリカ(HOLIKA HOLIKA)」(マックプランニング)や「ビーバース(VIVUS)」(ウィゴージャパン)、中国コスメ「ズーシー(ZEESEA)」を展開するスターデザインなど、話題の韓国・中国コスメが勢揃いする。

サステナブル&オーガニック
コスメゾーンを新設

 今年は、世界中で注目されているサステナブルコスメとオーガニックコスメゾーンを新設。ハラル認証やエコサート認証を取得した製品、ビーガンコスメなどトレンド製品がそろう。

ビューティトレンドが学べる
セミナーを実施

 同イベントでは企業の担当者や分野のスペシャリストを招いた全80講演を予定している。製品開発やブランド戦略、化粧品業界におけるデジタルトランスフォーメーションについての解説、コスメのトレンド、アジア市場における戦略など、現在のビューティ業界を取り巻く事象や企業戦略、消費者の動向など本会場以外でのコンテンツも充実している。

新型コロナウイルス
感染予防対策も万全

 コロナ禍での実施にあたり、全来場者のマスク着用の徹底やサーモグラフィ検温、全参加者へ手指の消毒を徹底、セミナー会場の消毒、医師・看護師が会場内に常駐するなど感染防止策を徹底する。

INFORMATION
第2回 国際 化粧品展[大阪] -COSME OSAKA 2021-

期間:2021年9月29日~10月1日
時間:10:00~17:00
会場:インテックス大阪
住所:大阪府大阪市住之江区南港北1-5-102
入場料:招待券持参者は無料(招待券がない場合は5000円)

問い合わせ先
RX Japan
03-3349-8587

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「アディクション」の2021年ホリデーコレクション第1弾はまばゆくきらめくキットが登場

 「アディクション」は2021年ホリデーコレクション「スパークル カラー コレクション」(全3種、税込各5940円)を10月15日に発売する。クリアベースのスパークルな輝きで、まぶたや唇、指先を彩る。“ザ アイシャドウ スパークル”と”リップ オイル プランパー”、“ザ ネイルポリッシュ”の3アイテムをセットする。

 “ザ アイシャドウ スパークル”で圧倒的な人気を誇る3色に着想を得て、リップオイルとネイルポリッシュは限定色をラインアップ。カラーは、月光を思わせる青みバイオレットと夕焼けをほうふつとさせるローズレッド、暖かな輝きを放つペールピンクがそろう。

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「アディクション」の2021年ホリデーコレクション第1弾はまばゆくきらめくキットが登場

 「アディクション」は2021年ホリデーコレクション「スパークル カラー コレクション」(全3種、税込各5940円)を10月15日に発売する。クリアベースのスパークルな輝きで、まぶたや唇、指先を彩る。“ザ アイシャドウ スパークル”と”リップ オイル プランパー”、“ザ ネイルポリッシュ”の3アイテムをセットする。

 “ザ アイシャドウ スパークル”で圧倒的な人気を誇る3色に着想を得て、リップオイルとネイルポリッシュは限定色をラインアップ。カラーは、月光を思わせる青みバイオレットと夕焼けをほうふつとさせるローズレッド、暖かな輝きを放つペールピンクがそろう。

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ファストリがプレミアムデニム「Jブランド」の事業会社を清算 ブランドは継続

 ファーストリテイリング(以下、ファストリ)は8月5日付で、傘下の米ロサンゼルスのプレミアムデニムブランド「Jブランド(J BRAND)」の事業会社、J Brand Holdings, LLCを清算した。21年夏物から卸販売を中止し、ファストリグループ内での販売に切り替えていた。事業はファストリグループ内に移管しており、今後もブランドを継続する。清算は、「国内外で『Jブランド』の存在感を強め、将来の可能性につなげる」(広報担当者)ための措置という。

 同ブランドは本国のアメリカや日本など世界20カ国以上の百貨店やセレクトショップに卸販売していた。21年夏物以降、ファストリグループの「プラステ(PLST)」での販売に切り替えた(「プラステ」店舗があるのは国内のみ)。

 在庫消化のために、今夏から22年春にかけて全国5カ所のアウトレットモールで長期ポップアップストアも実施している。価格はウィメンズ、メンズ全商品一律で、元来の価格から8割ほど安い4990円。三井アウトレットパーク木更津は5月28日にスタートし、8月下旬で終了。三井アウトレットパーク幕張は6月11日から12月下旬まで、あみプレミアム・アウトレットは6月11日から22年4月下旬まで、神戸三田プレミアム・アウトレットは6月25日から11月下旬まで、御殿場プレミアム・アウトレットは10月8日から22年4月下旬までを予定している。

 「Jブランド」は05年にロサンゼルスで創業し、スキニージーンズがヒットして00年代のプレミアムデニムブームをけん引した。その後、投資会社による買収を経て、12年11月にファーストリテイリングが株式の80.1%を2億9000万米ドル(今日現在の為替レートで316億円)で取得していた。

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「ポケモンシャツ」が全386種からカスタマイズ可能に キービジュアルは今回も資生堂・原田忠が担当

 原田忠・資生堂トップヘアメイクアップアーティストは、このほど「ポケモンシャツ」のプロモーションキービジュアルを手がけた。キービジュアルを制作するのは、3度目。

 今回は「グラードンとカイオーガの争いを治めたという伝説が残されている」レックウザから着想を得て制作。レックウザが持つ流線的なボディーのつながりを鱗のような編み込みで繊細に表現。特徴的なグリーンやレッドをヘアメイクに取り入れて、鮮やかな色調に仕上げた。

 原田トップヘアメイクアップアーティストはコレクションや宣伝広告などのヘアメイクにとどまらず、これまでにも人気漫画やキャラクターのビジュアル化といったさまざまなビューティの表現に挑戦し続けて来た。「ポケモンシャツ」とのコラボでは、ポケットモンスターのキャラクターをヘアメイクアップとファッションでビジュアル化し、ビューティ表現の可能性に挑戦している。

 「ポケモンシャツ」は、ポケットモンスターをプロデュースするポケモンと、オンラインカスタムシャツを販売するOriginal Inc.が連携し、2019年2月から展開する自分だけのポケモンシャツが注文できるサービス。この度「ポケットモンスター ルビー・サファイア」第4弾として、空で活躍するポケモンたちを中心に追加。「てんくうポケモン」レックウザや、「むげんポケモン」ラティアス・ラティオス、「DNAポケモン」デオキシスの柄など新たに35種が登場する。これにより「ポケットモンスター ルビー・サファイア」の全ポケモン135匹の柄が集結する。これらの柄はマスクやバンダナ用としても選ぶことができる。

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「無印良品」、出店加速に向け通年採用開始 短期で店長を育成

 「無印良品」を運営する良品計画は9月1日、通年採用を開始した。対象は専門学校、短大、大学、大学院に在学中の学生と、30歳未満の既卒者。同社は9月にスタートした新中期経営計画で“第2創業”を掲げ、2030年8月期までに国内外2500店体制(21年5月末時点では994店)を目標としている。そのために、22年8月期末までに国内では年間純増50店、その後は国内同100店増、中国同50店増ペースを目指すと発表しており、「出店加速に向けて積極的に採用を進める」と広報担当者。

 近年の採用実績は、20年度が200人、21年度が29人だった。「今後は採用人数を増やしていく」が、「コロナ禍の影響もあり、毎年決まった人数を採用していたわけではない」こともあって、通年採用導入によって採用人数をどれだけ増やすのかについては非公表。9月1日に社長に就いた堂前宣夫氏は、19年の良品計画入社以来、若手社員が3年で店長になる人材育成の仕組み作りに注力してきた。

 同社は従来は3月卒業の学生に合わせ、新卒一括採用を行ってきた。今回スタートした通年採用の募集コースは2つ。1つ目は、学年を問わず在学中の学生を対象にした、卒業年度の4月1日に入社する「定時入社コース」だ。「就職活動時期に縛られず、学年に関係なく自身のタイミングで働くことについて考え、行動を起こす学生からの応募を期待」する。2つ目は、30歳未満の既卒者を対象にした「既卒者随時入社コース」。就業経験を問わず、採用が決まり次第入社する形で、「早い段階で店舗経営を任せることを想定している」。

 両コースとも常時エントリー可能で、毎月月末までに本エントリーを済ませると、翌月に選考を実施。「最短でエントリーから1カ月後に入社が可能になる」採用フローだ。通年採用開始に合わせて、オンライン企業説明会を9月から月1回のペースで開催する。初回は9月23日で、堂前宣夫社長らが登壇予定。以降、毎月第3木曜日に実施予定だ。

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NiziUが「ヴィセ」ブランドミューズに就任 人気アイシャドウの新色も登場

 コーセーは、メイクブランド「ヴィセ(VISEE)」から人気のアイシャドウ“グロッシーリッチ アイズ N”21年秋冬の新作が9月16日に登場するのに合わせ、新ブランドミューズにNiziUを起用すると発表した。NiziUを起用した広告ビジュアルやWEB ムービーは9月3日から公式SNS及び“グロッシーリッチ アイズ N”スペシャルサイトで先行公開し、16日から全国のドラッグストアや量販店、オンラインショップなどで順次展開する。

 “グロッシーリッチ アイズ N”は、内側から輝くような艶とクリアな発色が目元を魅力的に演出する全8色のアイカラー。21年秋冬の新作は、“多面性”をテーマに情熱を表すパッションレッド系と洗練を表すカームピンク系の2色が登場する。

 NiziUを起用したビジュアルテーマは、「見つけて。あなただけの色」。可能性を狭めずにさまざまな色や組み合わせにチャレンジすれば、自分にぴったりの色が見つかるという思いが込められている。ビジュアルではNiziU のメンバーがそれぞれのテーマカラーをイメージしたメイクを施しており、“グロッシーリッチ アイズ N”を使用したいつものキュートさとは違う表情が楽しめる。

 NiziUはブランドミューズとして姉妹ブランド「ヴィセ アヴァン(VISEE AVANT)」のシーズン限定ビジュアルにも登場。今シーズンは MAYUKA、NINAを起用する。また、メンバーとおそろいのメイクを楽しめる「#NiziUとリンクメイク」オリジナルムービーも TikTokブランド公式アカウント及び“グロッシーリッチ アイズ N”スペシャルサイトで展開予定。

 なお、“グロッシーリッチ アイズ N”メンバー使用アイテムは、MIIHI(PK-10 カームピンク系 ※21年秋冬限定色)、MAKO(OR-2 ブラウニッシュオレンジ系)、AYAKA(RD-6 ブラウニッシュレッド系)、MAYUKA(GR-7 ウォームカーキ系)、RIMA(RD-9 パッションレッド系 ※21年秋冬限定色)、NINA(BL-8 スモーキーネイビー系)、RIKU(BE-1 ライトベージュ系)、MAYA(PK-3 バーガンディ系)、RIO(PK-4 モーヴピンク系)。

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【家飲み】新橋の”ユカちゃん”も太鼓判。おつまみスナック『居酒屋紀行(焼鳥味)』

 家飲み市場が活況のなか、五感で楽しむおつまみが先行発売された。あたかも、サラリーマンの聖地である新橋の居酒屋で一杯飲んでいるようなバーチャル体験が楽しめるおつまみが『居酒屋紀行』である。「これ、日本酒に合うわ〜」新橋の"ユカちゃん"も太鼓判を押す絶品。
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美容師とユーザーを結ぶCtoCマッチングアプリ「ヘアリー」が誕生 美容師が独自に情報発信できる成果報酬型サービス

 美容師向けサービスを行うHairlieはこのほど、CtoCプラットフォームを提供するC2C PTE. LTD.と協働で、美容師とユーザーをつなぐウェブアプリ「ヘアリー(HAIRLIE)」のベータ版のサービスを開始した。気になるヘアカタログやスタイリストからサロンを検索でき、予約から支払いまで全てアプリ内で完結できるサービスとなる。またスタイリストが独自のページを作成できるため、各々が自由にヘアスタイルをPRし、集客につなげることが可能だ。

 既存の大手予約サイトは認知度も高く安心感がある一方、毎月の固定広告費や競合過多による安価な打ち出し価格、キャンセルリスクなどは小規模サロンからするとハイリスクだった。また大手サロンにおいてもサイトの運営や集客に関して店長へ業務が一極集中してしまっていた。こうした現状に着目し「ヘアリー」を開発した。

 「ヘアリー(HAIRLIE)」は従来の定額型サービスとは異なる小規模サロンにもうれしい成果報酬型。また事前決済システムのためキャンセルリスクを回避でき、店舗での手間も軽減することが可能だ。さらにユーザーにとっても、画像検索で見つけたヘアスタイルは該当スタイリストが担当するため、施術後のギャップが生まれにくいというメリットもある。

 Hairlieは、全国271店舗を有する美容室「オーブヘア(AUBE HAIR)」の副社長やアイラッシュサロン、エステサロン経営などの経験を持つ松田孝志Hairlie社長が2020年6月に設立。自身の美容師経験を元に「美容師の負荷を軽減させたい」という思いからサービスを展開する。今秋にはモバイル版のリリースも予定している。

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繁盛店連発「赤塚元気」は名経営者、「顔は笑っているけど、眼は笑っていない」ように見えるのは理由があった

 バル業態「寅"衛門」シリーズや、カフェ・ベーカリー「ESPRESSO D'WORKS(EDW)」などで繁盛店を連発する株式会社DREAM ON(本社:愛知県一宮市)の赤塚元気社長。居酒屋甲子園で2度日本一に輝くなど、業界では著名な人物だが、なぜそこまで「成功」を続けられるのか? 元気流経営を分析した。
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JR九州、澄み切り過ぎ?「淡麗らぁ麺」出店。博多駅ホームが外食インキュベーターになっている。

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