「消費者」という担当意識をシフト マリエが本音で語る「私の33年目のサステナブル」Vol.36

 前回のコラムで最後に述べたのは、「私たちが今生み出せる、最大のパワーは、消費者が求める『WANT』を変えていくこと」。これについては、私から提案がある。

 今なおコロナ禍が続く我々は、「行動制限のおかげで、ちょっとは環境破壊がスローダウンできているのではないだろうか?」と感じているかもしれない。けれど残念なことに、コロナ禍にあっても状況は悪化の一途をたどっている。私たちはいよいよ欲求を整理して、選択し、よりリベラルなものにシフトしなくてはならない。

 モノ作りを説明したりサステナブルなビジネスを広げたりする際、心の中で常に「ん?辻褄が合わないなぁ」と感じてきたことがある。「消費者」という言葉だ。

 私たちが求めているサーキュラーエコノミーとは、”サーキュラー”つまり”循環”を意味している。その反対は”リニアエコノミー”と呼ばれる、まさしく今までのような一方通行のワンウェイ型社会。山手線のようにぐるぐる回っているのではなく、真っ直ぐ、ものすごいスピードでひた走る乗り物に今、社会全体が乗車している。このままでは、どこかで何かにぶつかって、大事故を起こしてしまう。

 リニアエコノミーでは、「消費者」という言葉はぴったりだった。ただ”消費していく担当者”、まさにこの”消費”という言葉はワンウェイだ。正直、今の社会にはそぐわないネーミング。サステナブルな商品や企画をお金を出して受け取っていただく大切なお客様には、私は「消費者」とは違う名称が必要だと心から感じている。だからと言って、これといって新しいネーミングにしっくりくるものも見つかっていない。最近は「生活者」なんて言葉もあるが、ここでは仮に「使用者」と表現してみよう。

 私が生産者として忘れないように心がけていることは、常に自分も「使用者」であるということ。どんな生産者も食べ物を食べて洋服を着て毎日を過ごすわけだから、みんなが「使用者」だ。

 その感覚を忘れないことは、自分が商品を送り出す時のヒントになっている。「これ、本当に私使う?」など、買いやすい価格帯を目指しながらも「安かろう悪かろう」には踏み込めなくなるのだ。

 そして「自分は受け取り側だ」と感じている人も、それぞれは未来を作る「生産者」であり、明日を美しくデザインするためのデザイナーであることに気づいて欲しい。「『消費者』が求めるもの」に答えることは、何かの欲求や欲望を満たすための商品を作り出すこと。だから求めるものの価値観のシフトが必要で、循環型の社会では美しさの定義を変えてなくてはならない。その中で「消費者」というネーミングは邪魔なのだ。REuse・REcycleという考えは、「RE」とつくだけで、何か汚いものという印象を大きく与えてしまい、手を出さない「使用者」がいる。いっそのこと「RE」つけず、「サイクル」だけでいいんじゃないかと日々感じている。ネーミングが与える意識感覚は、行動範囲に大きなインパクトを与えるのだ。

 「消費者」という言葉が見直されれば、その立場を自然と受け入れる体制も整い始めるのではないだろうか?そして、その一歩が「使用者」が求める「WANT」に気づくきっかけになるのではと考えている。私からの提案は、まずネーミングから変えようってこと。小さなことかもしれないが、今までの当たり前から変えなくてはならない。

 「生活者」「使用者」よりも良い言葉はないだろうか?ネーミングを募集したい。

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シャルマンが19万8000円の眼鏡を月1本だけ受注生産 優しい掛け心地と造形の美しさ追求

 シャルマン(福井県鯖江市、本庄正享社長)は11月11日から、旗艦店の「シャルマン 銀座並木通り」限定で新作眼鏡“GSP#01”を販売している。最新のレーザーおよび切削技術で成形したパーツを職人が磨き上げ、一つ一つ手作業で組み立てるもので、トレンドでもある太めのフォームが特徴だ。素材の一部には、しなやかなバネ性と形状記憶性を持つオリジナル素材“エクセレンスチタン”を使用し、「優しい掛け心地と造形の美しさを追求した」(広報担当者)。価格は税込19万8000円で、ひと月に1本のみ受注生産を行う。

 広報担当者は、「磨き、組み立て、調整などそれぞれの工程で職人の手作業が必要なため、ひと月に1本のみの生産が限界」と説明する。メインブランドの「ラインアート シャルマン(LINEART CHARMANT)」の平均価格帯が約5万円なのに対して、“GSP#01”がかなりの高額商品であることについては、「実験的な商品と言える。リアクションを見つつ、プレミアム路線を強化していきたい」と話す。

 フロントとテンプル部分は3層構造で、1.2mm角の正方形の突起を両面に削り出した透明アセテートプレートを、突起が隙間なく納まる2枚のベータチタンプレートで挟み込んでいる。これによって表現した幾何学模様に光が透過し、角度によって輝きが変化する仕掛けだ。

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“ステージメイク”の枠に収まらない「チャコット」、100色展開のマルチカラーアイテムを発売

 ダンス用品などを展開するチャコットが手掛ける「チャコット・コスメティクス(CHACOTT COSMETICS)」は11月12日、カラーメイク“マルチカラーバリエーション”(全100色、各税込1320円)をリニューアル発売した。チャコットのカラーアイテムはこれまで、新国立劇場バレエ団をはじめ、プロのステージダンサーから子どもたちまで、幅広い年齢層から支持されてきた。発色や耐久性といったこれまで培ってきたノウハウを生かしつつ、100色・9種の質感で、デイリーシーンで楽しめる、より自由な発想のメイクアップを提案する。

 従来から継続の24色は素材を見直し、新たに76色を加えた全100色をラインアップ。ステージでも映える華やかなカラーから子どもの肌にもなじむナチュラルカラー、メンズも手に取りやすいシックなカラーをそろえる。質感は9種類で、見たままの発色をかなえるプレストタイプの“マット”、繊細な輝きの変化で奥行きをプラスする“パール”、スタイリッシュなカラーで存在感を放つ“メタリック”、濃密なパールと淡色が上品な“トゥインクル”、大小のラメとパールがきらめく“スパークル”、高密着なクリームタイプながらサラサラとした質感の“シルキー”、艶と透明感を引き出すしっとりとした “バーム”、のびの良いクリーミーな質感と深い発色が特徴の“ビビッド”、クリームタイプで濡れたようなセンシュアルな艶感を楽しめる“グロッシー”がラインアップ。好みの質感とカラーをセレクトすることで、アイシャドウ、チーク、リップ、ハイライトなどマルチに活躍する。

 “マルチカラーバリエーション”は、ステージに立つ子どもも使用するアイテムであることから、肌への優しさと使い心地にも配慮。クチナシ※1、パプリカ※2、カカオ※3といった5種類の天然色素を補色として使用し、アルガンオイル※4やシアバター※5などのオーガニック保湿成分を配合した。全国のチャコット直営店・百貨店インショップほか、コスメティックショップ各取扱店舗や公式オンラインショップなどで取り扱う。

※1 クチナシ果実エキス
※2 トウガラシ果実エキス
※3 カカオエキス
※4 アルガニアスピノサ核油
※5 シア脂

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花泥棒と写真家の豊田和志が展覧会 ゲリラ花屋を撮った150枚

 フラワースタイリストの花泥棒と写真家の豊田和志は、合同展「RYUKO」を東京・神宮前のスペース バンクシアで11月13〜23日に開催する。

 同展は、花泥棒が路上でゲリラ出店した際の来店客などを豊田が2020年から撮影した150枚以上の写真や、さまざまなロケーションで撮影した花の作品などを展示する。ギャラリー内には花屋を常設し、花泥棒が手掛けた花や服も販売する。またワークショップ“途中でやめてみよう!”を期間限定で開催し、クリマスリース作りの体験が可能だ。

■合同展「RYUKO」
日程:11月13〜23日
時間:12:00〜20:00
場所:スペース バンクシア
住所:渋谷区神宮前3-20-3 石井ビル1階

■ワークショップ“途中でやめてみよう!”
開催日:11月14日、16日、20日
時間:13:00〜
料金:6600円

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「フェムテック」って何? “めんどくさい”新米2人によるポッドキャスト連載:考えたい言葉 vol.9

 「WWDJAPAN」ポッドキャストシリーズの新連載「考えたい言葉」は、2週間に1回、同期の若手2人がファッション&ビューティ業界で当たり前に使われている言葉について対話します。担当する2人は普段から“当たり前”について疑問を持ち、深く考え、先輩たちからはきっと「めんどうくさい」と思われているだろうな……とビビりつつも、それでも「メディアでは、より良い社会のための言葉を使っていきたい」と思考を続けます。第9弾は、【フェムテック】をテーマに語り合いました。「WWDJAPAN.com」では、2人が対話して見出した言葉の意味を、あくまで1つの考えとして紹介します。

ポッドキャスト配信者

ソーンマヤ:She/Her。入社2年目の翻訳担当。日本の高校を卒業後、オランダのライデン大学に進学して考古学を主専攻に、アムステルダム大学でジェンダー学を副専攻する。今ある社会のあり方を探求すべく勉強を開始したものの、「そもそもこれまで習ってきた歴史観は、どの視点から語られているものなのだろう?」と疑問を持ち、ジェンダー考古学をテーマに研究を進めた。「WWDJAPAN」では翻訳をメインに、メディアの力を通して物事を見る視点を増やせるような記事づくりに励む

佐立武士(さだち・たけし):He/Him。入社2年目、ソーシャルエディター。幼少期をアメリカ・コネチカット州で過ごし、その後は日本とアメリカの高校に通う。早稲田大学国際教養学部を卒業し、新卒でINFASパブリケーションズに入社。在学中はジェンダーとポストコロニアリズムに焦点を置き、ロンドン大学・東洋アフリカ研究学院に留学。学業の傍ら、当事者としてLGBTQ+ウエブメディアでライターをしていた。現在は「WWDJAPAN」のソーシャルメディアとユース向けのコンテンツに注力する。ニックネームはディラン

若手2人が考える【フェムテック】

 フェムテック(Femtech)とは、女性および非男性の健康のために新たに開発された商品やサービス、ソフトウエアなどを指す。女性や女性性の語源である「フェム(fem)」と、「テクノロジー(technology)」を合わせた造語。生理期間をより快適に過ごすためのサニタリーアイテムや月経周期の記録アプリ、子宮や膀胱を支える骨盤底筋を鍛える膣トレアイテム、安全で楽しい性のためのセクシャルヘルスにまつわるものなどが含まれる。日本でなじみのある生理日管理サービス「ルナルナ」は実はその先駆けだ。

 「フェムテック」という言葉が生まれたきっかけは、ドイツの月経周期を管理するアプリ「クルー(CLUE)」の資金調達をめぐってのこと。投資家の多くが男性であることで、「生理」「経血」にまつわるサービスがなかなか重要視されずに苦戦していたことから、イダ・ティン(Ida Tin)最高経営責任者が2013年にフェムテックというカテゴリーを設けてその大切さを訴えた。男性以外の性にまつわる健康問題やニーズが見過ごされていることやビジネスの世界が男性中心であること、女性主体の性に光が当たらないこと、タブー視されてきたことなどさまざまな社会的要因から立ち上がった言葉だ。

 提唱当初はアプリと連動したサービスなど、IT的な”テクノロジー色”が濃いものが主流だったが、21年現在は悩みを解決するためのテクノロジーとして幅広い製品を指すようになっている。ラフォーレ原宿に店舗を構えるラブピースクラブ(LOVE PIECE CLUB)や、“未来の日用品”を扱うニュースタンドトーキョー(NEW STAND TOKYO)、オンライン専門のフェルマータ(FERMATA)などのフェムテックストアでは、吸水ショーツや月経カップといったサニタリーアイテムからプレジャートイ、書籍などが並ぶ。吸水ショーツもレースなどを施したデザイン性に凝ったものから、ジェンダーレスでシンプルなボクサー型などの選択肢が年々増えている。

 しかし21年4月には、ドイツで男性起業家と投資家らがタンポンなどの生理用品を“手を汚さずに”交換処理できるとしてピンクの手袋をフェムテックと呼んで販売した事例も。これは生理をタブー化していることや、生理のある人に対して、ない人が「こうするべきだ」と指南してしまっているためマンスプレイニング(男性が女性を無知だと決めつけて知ったかぶること/男性が当事者でないトピックに関しても上から目線で説教する仕草を指す言葉)だと批判が殺到した。ビジネス的視点で金銭的利益のみを求めて作られ、使用者のことを第一に考えていなかったり、フェミニズム的パーパスを持ち合わせていなかったりするケースは非難の対象となる。

 フェムテックというサービスや製品、ストアの存在そのものが女性・多くのセクシュアリティーをエンパワーする(鼓舞したり、勇気づけたり、力の源となること)という性質を持っていて、悩みや存在を可視化する役割を持ち合わせている。一方で、医療機関に代わるものではなく、自力で体の不調を解決した方が良いと推奨しているものではないという考えの浸透も大切だ。ゆくゆくはこういった健康問題への意識の向上に合わせて、子宮に関する項目が含まれていない健康診断制度や生理休暇の取りづらい労働環境といった仕組みの変革、性を恥ずかしいものとせず、安全性を教える性教育の発達にも期待をする。

【ポッドキャスト】

「WWDJAPAN」ポッドキャストシリーズはSpotifyやApple Podcastsでもお聞きいただけます。

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「ジバンシィ」の伊勢丹新宿ポップアップに片寄涼太やジン・カワグチが来場

 「ジバンシィ(GIVENCHY)」は、2022年プレ・スプリング・コレクションのポップアップストアを伊勢丹新宿本店 本館1階 ザ・ステージで16日まで開催している。

 オープンを祝して、「ジバンシィ」アンバサダーで俳優・歌手として活動する片寄涼太が会場に駆けつけた。オーバーサイズの総柄ニットと、薄いブルーの生地にダメージ生地を縫い付けたデニムパンツを組み合わせた。さらにアーティストのジン・カワグチ(JIN KAWAGUCHI)やマノン(MANON)、松田ゆう姫、モデルの楓、シンガーで女優の藤井夏恋らも来場した。

 ポップアップで扱う2022年プレ・スプリング・コレクションは、グラフィックアーティスト、チト(Chito)とのコラボコレクションだ。スプレーで描いたグラフィックやポップなキャラクラー、メタルパーツなどでひねりを効かせたウエアとアクセサリーのほか、「リモワ(RIMOWA)」のシルバースーツケースにチトのグラフィックを載せた世界限定30個、日本限定3個のスーツケース(税込46万2000円)などを用意する。会場はチトのスプレーアートや“G”をモチーフにしたテーブルなどで装飾し、イギリス人の彫刻家ユアン・マクファーレン(Ewan Macfarlane)と共同制作した彫刻作品も並べる。

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「ジバンシィ」の伊勢丹新宿ポップアップに片寄涼太やジン・カワグチが来場

 「ジバンシィ(GIVENCHY)」は、2022年プレ・スプリング・コレクションのポップアップストアを伊勢丹新宿本店 本館1階 ザ・ステージで16日まで開催している。

 オープンを祝して、「ジバンシィ」アンバサダーで俳優・歌手として活動する片寄涼太が会場に駆けつけた。オーバーサイズの総柄ニットと、薄いブルーの生地にダメージ生地を縫い付けたデニムパンツを組み合わせた。さらにアーティストのジン・カワグチ(JIN KAWAGUCHI)やマノン(MANON)、松田ゆう姫、モデルの楓、シンガーで女優の藤井夏恋らも来場した。

 ポップアップで扱う2022年プレ・スプリング・コレクションは、グラフィックアーティスト、チト(Chito)とのコラボコレクションだ。スプレーで描いたグラフィックやポップなキャラクラー、メタルパーツなどでひねりを効かせたウエアとアクセサリーのほか、「リモワ(RIMOWA)」のシルバースーツケースにチトのグラフィックを載せた世界限定30個、日本限定3個のスーツケース(税込46万2000円)などを用意する。会場はチトのスプレーアートや“G”をモチーフにしたテーブルなどで装飾し、イギリス人の彫刻家ユアン・マクファーレン(Ewan Macfarlane)と共同制作した彫刻作品も並べる。

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「ボッテガ・ヴェネタ」ダニエル・リーが生み出した7つのヒットアイテム&スタイルをおさらい

 11月10日に発表されたダニエル・リー(Daniel Lee)「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」クリエイティブ・ディレクター退任のニュースは、業界に大きな驚きと衝撃を与えている。

 リーは18年7月、「ボッテガ・ヴェネタ」を17年間率いてきたトーマス・マイヤー(Tomas Maier)の後任として、現職に就任。ブランドのヘリテージをモダンに再解釈することで数々のヒットアイテムを生み出し、瞬く間にブランドをトレンドセッターの地位に押し上げた。

 ここではリーが「ボッテガ・ヴェネタ」での3年間で生み出したヒットアイテムやスタイルを振り返る。

“ザ・ポーチ”

 アイコンバッグ “ザ・ポーチ(The Pouch)”は、リーがデビューした2019年春夏コレクションで発表したクラッチバッグだ。ロゴブームだった当時において、ロゴを一切あしらわないミニマルなデザインのクラッチバッグは即時にヒットしたわけではないが、シーズンを重ねるごとに愛用者が増加。ファッションウイーク期間中にはさまざまな色・素材・サイズの“ザ・ポーチ”を抱えたファッショニスタが多数見られた。

“ザ・カセット”

 19年プレ・フォールコレクションで発表した“ザ・カセット(The Cassette)”バッグ。カセットテープのように四角いフォルムをしたショルダーバッグで、ブランドを象徴する編み込みの技法“イントレチャート”のサイズを巨大化させることでモダンに仕上げた。同シリーズは、その後も素材や色のバリエーションを増やしたり、パッドを入れることで丸みを持たせた“パデッド カセット”を発表するなど、“ザ・ポーチ”に次ぐ同ブランドのアイコンバッグの地位を築いた。

“ボッテガ・グリーン”

 植物を連想させる力強く明るいグリーンは、リーがクリエイションを担うようになってからウエアやバッグ、シューズなどさまざまなアイテムで見られるようになったキーカラー。現在はショッパーなどにもこのグリーンが使用されている。

“ストレッチ”

 リーがヒットさせたのはバッグだけではない。19年プレ・フォールで初登場した“ストレッチ(Stretch)”シリーズのサンダルもヒットアイテムの1つだ。メッシュ素材をアッパーに使用し、足首にチェーンや細いストラップをあしらった同シリーズはSNSなどでも頻繁に見かけるトレンドアイテムに。

“リド”

 “ストレッチ”シリーズと人気を二分すると言っても過言ではないサンダルが“リド(Lido)”シリーズだ。バッグの“カセット”シリーズ同様、イントレチャートのサイズを大きくすることでモダンに再解釈したデザインを採用している。

“ザ・ジョディ”

 女優のジョディ・フォスター(Jodie Foster)にちなんで名付けられた“ザ・ジョディ(The Jodie)”バッグは、ホーボーバッグをリーがモダンに再解釈したアイテムだ。ハンドル部分にあしらった大きなノット(結び目)が特徴で、身体が隠れるほどのビッグサイズから手持ちできるミニサイズまで種類も豊富に展開。

“パドル”

 20-21年秋冬シーズンに発表した“パドル(Puddle)”ブーツもファンを熱狂させたアイテムだ。丸みを帯びたフォルムにチャンキーソールを採用したラバー製のレインブーツは、ジャスティン・ビーバー(Justin Bieber)やラッパーのリル・ヨッティ(Lil Yatchy)、エイサップ・ファーグ(A$AP Ferg)など、セレブがこぞって愛用している。

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ユニクロ「+J」、先頭客は「4時半から並んだ」 在庫増で「割とすんなり買えた」人多し?

 「ユニクロ(UNIQLO)」は11月12日、デザイナーのジル・サンダー(Jil Sander)氏とのコラボレーションライン「+J」の2021-22年秋冬物を発売した。再休止前のラストコレクションとなる今季は、フルラインアップ展開店舗を全国243店にまで拡大(9年ぶりの復活だった20-21年秋冬は48店)し、ECサイトも朝7時前後にはオープン。その効果もあって、各店で混乱なく販売が進んでいるようだ。

 フルラインアップ展開店舗であるビックロ ユニクロ 新宿東口店に8時15分ごろ到着すると、「行列人数は現在75人前後」とのアナウンスがあった。開店時間を1時間半繰り上げて8時半に店が開くと、行列は店内に移動。8時半時点の行列の人数は目測で100〜150人ほど。販売自体は9時にスタートした。

 9時半以降、紙袋を持って店外に出てきた客に声を掛けると、「一番乗りだった」と話す40代男性は「会社を休んで4時半から並んだ」。ただし、7時にECがオープンしたことで「一番ほしかったダッフルコートなどはその時点でECで買っている。店頭では、試着が必要なシャツ類を中心に買って、店頭とECの合計購入点数は20点くらい」という。

 「6時に来たら列の12番目だった」と話すのは、10年前の“第1章”の時から「+J」を買い続けているという40〜50代の女性。「21年春夏の発売日もほぼ同じ時間に来て、その時は20番だった。今季はちょっと人が減って買いやすくなっているのかも」と続ける。ショート丈のダウンコートやセーターなど5点を購入していた。

 話を聞いた客の中でのメンズの人気商品は、発売前から話題になっていたダッフルコート。5時半に並んで列の9番目だったという20〜30代の男性いわく、9時半の時点で「もう店頭ではサイズ欠けが出ていた」。ただし、ECを見ると14時半時点でもLサイズ以外は購入が可能だ。ウィメンズでは、ケーブル編みのハイネックセーターのネイビーが人気のようで、ECでは9時過ぎに全サイズ欠品の表示に。ビックロでは同商品のXLサイズを自分用に購入したという男性客にも出会った。

 広報担当者に聞いたところ、「一部の店舗では整理券を配布し、各店で順調に買い物をしていただいている。(在庫量は)過去2シーズンの反響を受けて、より多くのお客さまに楽しんでいただけるようにしている」という。SNS上でも「割とすんなり買えた」「去年よりスムーズ」「余裕で買えた」といったコメントが出ている。フリマサイトの「メルカリ(MERCARI)」上では、店頭価格に数千円上乗せした転売もチラホラ。ただし、前シーズンにユニクロとメルカリとで包括協定を結んでいる効果もあって、1年前に比べるとかなり減っている印象だ。

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日常にサステナブルな輝きを 「cofl by 4℃」が誕生

 「ヨンドシー(4℃)」から11月12日、新D2Cブランド「コフル バイ 4℃」が誕生した。同ブランドは、ラボグロウンダイヤモンドとリサイクルメタルを使用した環境に優しいジュエリー。ラボグロウンダイヤモンドは環境に優しく成分や素性は天然と全く同じだ。リサイクルメタルは家電などの廃棄物から精錬されたメタルのこと。調達や製造に制限があるこれらの素材を用いたサステナブルなジュエリーブランドを可能にしたのは、誰もが知っているおなじみのジュエリーブランドである「4℃」だから。また、製造も日本国内に拘っている。「コフル バイ 4℃」は「4℃」が目指す“地球とジュエリーの美しい関係”を体現したブランドで、“ジュエリーを着ける喜びを未来へつなぐ”ことを目的にしている。

日々の装いに
さりげない輝きをプラス

 「コフル バイ 4℃」は、丸や四角、三角といった幾何学モチーフが中心のモード感溢れるミニマルなデザインが特徴だ。ネックレスやリング、イヤリング、イヤカフなど日常のワードローブのさりげないアクセントして活躍しそうだ。地金だけのものもあれば、ラボグロウンダイヤモンドを使用したデザインも。すっきりとしたシンプルなデザインなので、重ね着けも楽しめるようになっている。1万円からと手に取りやすい価格帯も魅力だ。

「4℃」だからできた
環境に優しい究極のジュエリー

 「コフル バイ 4℃」のディレクションを手掛けるのは、清水淑恵ディレクターだ。清水ディレクターは、「コロナの影響でECに特化したブランドを作りたいと4月から企画をスタートした。ジュエリーは生活必需品ではないが、D2Cにすることで、手ごろな価格で幅広い女性に楽しんでもらえれば」と語る。若い女性からジュエリー上級者まで楽しんでもらえるジュエリーだ。ラボグロウンダイヤモンドとリサイクルメタルを使用したことについては、「いろいろ制限がある中で、満足できるブランドになった。多くの女性に共感してもらえるとうれしい」と話す。ジュエリーにとどまらずパッケージも環境に配慮したものになっている。「スタイリストの大草直子さんが主宰するAMARCとのコラボレーションジュエリーも発売予定だ。ゆくゆくは、商品を手に取ってもらえるショップをオープンしたい」。

ジオメトリックなモチーフで
本物の輝きを

一般的にジュエリーは“かわいい”デザインが多いが、「コフル バイ4℃」は、普遍的な幾何学モチーフを使用しエッジーになりすぎず、女性らしさにこだわってデザインされている。ラインの柔らかさなどディテールにこだわり、全てのアイテムはメード・イン・ジャパン。また、素材だけでなく、売り上げの1%を森林・環境保全の団体へ寄付するなど、環境に配慮した活動も行う。インスタグラムなどでは、ジュエリーのスタイリングなどを随時配信する。

問い合わせ先
コフル バイ 4℃
03-5719-3266

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アリババの「独身の日」セール、今年はGMV9兆円超え

 アリババグループは11月1〜11日、今年で13回目となる天猫ダブルイレブン・ショッピングフェスティバル(以下、「天猫ダブルイレブン」)を開催し、流通総額(GMV)は5403億元(約9兆6173億円)を達成した。過去最大となる29万ブランドが参加し、そのうち65%を中小企業や工業地帯にある製品メーカー、新ブランドが占めた。また商品を購入した消費者の45%以上が1990年以降および 2000年以降生まれで、後者の割合は25%増えた。

 中国国外から2万9000 以上のブランドが参加し、越境EC「天猫国際(Tモール・グローバル)」で130 万以上の新商品を発売。さらに1600以上のブランドがTモールにおける新規会員獲得キャンペーンに参加し、9700 万人以上の新規会員獲得につながったという。

 日本においては、11月1日の第1弾販売の開始から半日間で「シセイドウ(SHISEIDO)」や「クレ・ド・ポー ボーテ(CLE DE PEAU BEAUTE)」「シュウ ウエムラ(SHU UEMURA)」などの日本ブランドの売り上げが昨年開催の「天猫ダブルイレブン」の20日間の記録を上回った。また「天猫国際」が運営する海外直送サービス「Tモール海外フルフィルメント」の日本の倉庫で9月に備蓄された商品数は、前年同期比で10倍以上増加。一方アリババ傘下の物流プラットフォーム「菜鳥(ツァイニャオ)」が展開する中国保税倉庫の日本ブランド全体の在庫数も、9〜10月は前年同期比で286%増加した。

 また今年は2000以上のマーチャント(出店者)が環境に配慮したエコ商品を展示するTモール内の特設売り場「グリーン会場」に参加し、約50万点のエコ商品を提供した。加えて同グループはフェスティバル開催に先駆け全システムおよびオペレーションをパブリッククラウドに完全に移行。eコマースビジネスを支える河北省張北県にあるアリババクラウドのデータセンターでは、再生可能エネルギーの利用により、2万6000トン以上の二酸化炭素排出を削減した。楊光アリババグループ バイス・プレジデントは「今年は、ダイナミックな中国の消費経済を反映して、安定した質の高い成長を実現した。また、プラットフォームとしての力を社会的責任を果たすために活用した。今年のフェスティバルは、持続可能な未来の構築に向けた当社の取り組みの一環として、意義深い節目となった」とコメント。

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YKKのファスナー事業が急回復 赤字から一転、営業利益は226億円に 21年4〜9月期

 ファスナー大手YKKの業績が急回復している。11日に発表した2021年4〜9月決算のファスニング事業は、売上高が前年同期比52.6%増の1690億円、営業利益は226億円(前年同期は20億円の赤字)となり、コロナ禍で苦しんだ前期から一転、急回復している。東アジアや南アジアを筆頭にジーンズやジャケット向けのファスナー販売が伸びており、収益はコロナ前の19年4〜9月(売上高1598億円、営業利益221億円)とほぼ同水準になっている。

 20年4月以降から底を打っていたものの、秋冬物向けなどで年間の中で売り上げのボリュームが多い今年4〜6月に急回復、スポーツやカジュアル、ラグジュアリーなど全般的に伸びて、同期間の売上高は同78.5%増の894億円、営業利益は120億円(前年同期は14億円の赤字)となった。同社の経理担当者によると「一部の拠点では操業制限も行っているものの、欧米を中心にワクチンの普及が進み、米国では景気刺激策で個人消費拡大が追い風になっている」という。

 ファスニング部門の見通しは公表していないものの、サッシなどのAP事業を含む全社の見通しは、期初から上方修正を行い、売上高が7700億円(期初見通しは7000億円)、営業利益が540億円(同322億円)、経常利益570億円(同332億円)、純利益400億円(同203億円)と大きく上乗せする。世界的なコンテナ不足によるサプライチェーンの混乱や中国の電力不足などの懸念点があるものの、下期も回復が続く見通し。見通し通りだと、過去最高だった19年3月期(売上高7657億円、営業利益617億円、経常利益644億円、純利益458億円)をも上回ることになる。

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YKKのファスナー事業が急回復 赤字から一転、営業利益は226億円に 21年4〜9月期

 ファスナー大手YKKの業績が急回復している。11日に発表した2021年4〜9月決算のファスニング事業は、売上高が前年同期比52.6%増の1690億円、営業利益は226億円(前年同期は20億円の赤字)となり、コロナ禍で苦しんだ前期から一転、急回復している。東アジアや南アジアを筆頭にジーンズやジャケット向けのファスナー販売が伸びており、収益はコロナ前の19年4〜9月(売上高1598億円、営業利益221億円)とほぼ同水準になっている。

 20年4月以降から底を打っていたものの、秋冬物向けなどで年間の中で売り上げのボリュームが多い今年4〜6月に急回復、スポーツやカジュアル、ラグジュアリーなど全般的に伸びて、同期間の売上高は同78.5%増の894億円、営業利益は120億円(前年同期は14億円の赤字)となった。同社の経理担当者によると「一部の拠点では操業制限も行っているものの、欧米を中心にワクチンの普及が進み、米国では景気刺激策で個人消費拡大が追い風になっている」という。

 ファスニング部門の見通しは公表していないものの、サッシなどのAP事業を含む全社の見通しは、期初から上方修正を行い、売上高が7700億円(期初見通しは7000億円)、営業利益が540億円(同322億円)、経常利益570億円(同332億円)、純利益400億円(同203億円)と大きく上乗せする。世界的なコンテナ不足によるサプライチェーンの混乱や中国の電力不足などの懸念点があるものの、下期も回復が続く見通し。見通し通りだと、過去最高だった19年3月期(売上高7657億円、営業利益617億円、経常利益644億円、純利益458億円)をも上回ることになる。

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美容師ユーチューバーAYAMARが初めての書籍「1分ヘア革命」を発売

 KADOKAWAは、美容師ユーチューバーのAYAMAR(あやまる)こと柴田紋奈による初書籍“1分ヘア革命 読むだけで髪の悩みが消える本”(税込1540円)を発売した。

 AYAMARは、ヘアサロン「アオレ(aole)表参道店」の現役トップスタイリスト。モデルやインフルエンサーなど著名人からの指名も多く、毎月300人以上の施術をしている。美容師のかたわら、髪の悩み解決や髪で美しくなるためのアドバイスをするユーチューブチャンネル“AYAMAR美ヘアチャンネル”を展開。チャンネル登録者数60万人超の人気者で、現役トップスタイリストの美容師ユーチューバーとして、毎日楽しく髪に関するアドバイスを発信している。

 同書は、カラーやヘアアイロンで髪が傷んでパサつく、分け目の白髪が気になる、雨が降ると髪がうねる……など「自分なりにケアしているつもりなのに改善しない」という悩みを抱える人に向けた一冊。トリートメントの正しいつけ方、簡単でバレない白髪の隠し術、湿気で髪がうねらないコツ、顔が若返る頭皮マッサージ法など、1分で簡単にできる正しいヘアケアを初公開している。さらに、不器用な人でも簡単に作れる“ゆるふわまとめ髪”、おだんご、前髪スタイリングなど、いつものヘアスタイルをよりおしゃれに仕上げるアレンジのコツも満載。

 “美髪を手に入れる1分ルーティーン”“髪が生まれ変わるシャンプー時の1分ケア”“お出かけ前の1分であらゆるトラブルを解決”“忙しい朝でも簡単1分ヘアアレンジ”など、“1分”にこだわったケア方法を伝授する実用書でもある。

 刊行に際し、本人は「この本では、1分でできるものや、たくさんご質問をいただいたものを中心に掲載している。動画で紹介したケアやヘアアレンジに関して『毎日続けるのは少し大変かも』『不器用だからこんなに早くできない』といったコメントを見かけることがある。でも、私も最初から手早くできたわけではなく、毎日少しずつやっていくうちに慣れてきて、パパッとできるようになった。最初は「少し面倒だな」と思っても続けてみてもらえるとうれしい。習慣になってしまえば“面倒”という気持ちはなくなるし、効果が出てくるとモチベーションも上がり、ケア自体が楽しくなると思う」とコメントしている。

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美容師ユーチューバーAYAMARが初めての書籍「1分ヘア革命」を発売

 KADOKAWAは、美容師ユーチューバーのAYAMAR(あやまる)こと柴田紋奈による初書籍“1分ヘア革命 読むだけで髪の悩みが消える本”(税込1540円)を発売した。

 AYAMARは、ヘアサロン「アオレ(aole)表参道店」の現役トップスタイリスト。モデルやインフルエンサーなど著名人からの指名も多く、毎月300人以上の施術をしている。美容師のかたわら、髪の悩み解決や髪で美しくなるためのアドバイスをするユーチューブチャンネル“AYAMAR美ヘアチャンネル”を展開。チャンネル登録者数60万人超の人気者で、現役トップスタイリストの美容師ユーチューバーとして、毎日楽しく髪に関するアドバイスを発信している。

 同書は、カラーやヘアアイロンで髪が傷んでパサつく、分け目の白髪が気になる、雨が降ると髪がうねる……など「自分なりにケアしているつもりなのに改善しない」という悩みを抱える人に向けた一冊。トリートメントの正しいつけ方、簡単でバレない白髪の隠し術、湿気で髪がうねらないコツ、顔が若返る頭皮マッサージ法など、1分で簡単にできる正しいヘアケアを初公開している。さらに、不器用な人でも簡単に作れる“ゆるふわまとめ髪”、おだんご、前髪スタイリングなど、いつものヘアスタイルをよりおしゃれに仕上げるアレンジのコツも満載。

 “美髪を手に入れる1分ルーティーン”“髪が生まれ変わるシャンプー時の1分ケア”“お出かけ前の1分であらゆるトラブルを解決”“忙しい朝でも簡単1分ヘアアレンジ”など、“1分”にこだわったケア方法を伝授する実用書でもある。

 刊行に際し、本人は「この本では、1分でできるものや、たくさんご質問をいただいたものを中心に掲載している。動画で紹介したケアやヘアアレンジに関して『毎日続けるのは少し大変かも』『不器用だからこんなに早くできない』といったコメントを見かけることがある。でも、私も最初から手早くできたわけではなく、毎日少しずつやっていくうちに慣れてきて、パパッとできるようになった。最初は「少し面倒だな」と思っても続けてみてもらえるとうれしい。習慣になってしまえば“面倒”という気持ちはなくなるし、効果が出てくるとモチベーションも上がり、ケア自体が楽しくなると思う」とコメントしている。

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世界最大級の写真&編集アプリ「ピクスアート」を“表現者”アオイヤマダが語る

 写真&動画編集アプリ「ピクスアート(Picsart)」(本拠地:米サンフランシスコ)は、ダンサーのアオイヤマダを起用したテレビ&ウェブCM「Watch out my step(みせてやれ。)」を放映中だ。

 「ピクスアート」とは、AIに基づく約3000種類以上の操作性に優れた編集ツールで、簡単に写真や動画を編集できるアプリ。累計10億ダウンロード、月間アクティブユーザーは1億5000万人を超え、世界最大級のクリエイティブプラットフォームといっても過言ではない。というのも、アプリ内には自身の作品をユーザーとシェアできるコミュニティースペースがあるだけでなく、他のクリエイターの投稿作品を再編集できる“Remix”機能や、気に入った投稿作品の編集を簡単に再現できる“Replay”機能などで、世界中のアートワークからインスピレーションを得ながら、ユニークで自由な表現を追求できるのだ。

 アオイはCMで、自分の夢を嘲笑する第三者の声に自信をなくしている状態から、夢見る公演のポスターを「ピクスアート」で作りながら自分を奮い立たせ、自信をみなぎらせていく様子をダンスで表現している。表現者・アオイヤマダのインタビューから「ピクスアート」の魅力に迫る。

世界最大級の写真&編集アプリ
「ピクスアート」を
“表現者”アオイヤマダが語る

——— 初めての表現との出合いは?

アオイヤマダ(以下、アオイ):初めてクレヨンを買ってもらったときだと思います。絵を描くのが好きで、小さいころは絵を描いたり妄想したりして遊んでいました。

——— “妄想”とは?

アオイ:今自分がやっていることは、小さいころの遊びの延長かなって時々思うんですけど、妄想することで何かになりきったり感情を作ったりしていました。例えば、折り紙でアイスクリームを作って、自分でアイスクリーム屋さんとお客さんの両方を演じるんです。一人でブツブツ言いながらやりとりをして、今思えばちょっと変なんだけどそのときはそれがすごく楽しかった。お店の内装から看板、メニューまで全部自分で描いていました。元からあるオモチャよりも、自分の好きなものや色を使って作る方が好きだったんですよね。

——— 表現者として、ダンスを選んだきっかけは?

アオイ:母に勧められて始めたんですが、そもそも人前で何かを表現するのは得意ではありませんでした。だけど、どこかで自分を表現したかったのかな?声にするのは得意じゃないけど、踊りならできそうな気がしました。初めてレッスンに行ったとき、ジャージを着たくなくて、私だけお気に入りのスカートで行ったんです。パンツ丸見えで踊っていました(笑)。そういうところは昔から変わってなくて、自分自身を合わせるより、今の自分のままでそこに行くとどうなるかを試したい性格だったから。

——— これまで影響を受けた人は?

アオイ:大きな転機となったのは、高校生のときにユーチューブで見た山口小夜子さんかな。それまでは、スタジオの鏡の前やステージで表現するのがダンスだと思っていたんですけど、山口さんを見て、この人は洋服を見せるために、そして空間を動かすために動いているんだってすごく感じたんです。それを見たときから自分の中でのダンスに対する姿勢や見せ方が変わって、お仕事を頂けるようになったんです。ファッション誌の撮影でも洋服の特徴をまず理解してから動くようになったし、ファッションとも自然とつながれるようになりました。

“無限”を感じるほどの編集機能


——— 今は、SNSも表現の一部です。インスタグラムに投稿するときのこだわりは?

アオイ:インスタは写真を投稿するものだけど、私は言葉も重視しています。私は全ての行動が言葉に支配されていると思っていて、(テーブルの上の)「コップ」も実際はどんな名前でもいいわけで、私たちはそれを言語化して生活しているってすごく感じます。それを崩せるのがダンスの面白さだと思う。写真は言語化されていないものなので、インスタはその対比が面白いですね。

——— 「ピクスアート」を使ってみた感想は?

アオイ:何層にも重ねて編集ができるので、“無限”を感じました。どこで止めるのが正解かは、やっぱり自分の中にしか答えはないと思うけど、すごくフワフワした地面に立っていて、どの立ち方が正解かわからない、みたいな(笑)。ダンスや絵で自分が知っている範囲でしか動けないけど、スマホを使うと予期せぬ機能が突然現れて、そこからかたどられていくからすごく面白い不思議な感覚でした。

——— 「ピクスアート」で表現したいことは?

アオイ:祖父母の写真をコラージュしたいです。私の祖父母はスマホの機能に慣れてないので、ちょっとしたコラージュをしただけでもすごく喜んでくれるんですよね。以前、誕生日カードをスマホで作って簡単にコラージュして送ったらとっても喜んでくれて。だからこんな小さなことで喜んでくれるなら、「ピクスアート」を使ってものすごいものを作ったらもっと喜んでくれると思います。現実では上手く作り上げることが難しい作品も「ピクスアート」なら作れるので、例えば頭に大根が刺さっていたり、アボカドの種が自分になっていたり……、そんな作品を作ってみたいです。

——— 表現者としての今後の目標は?

アオイ:今の状況を伝えるのに写真って記録になるし、すごく分かりやすいですよね。でもダンスでそれを伝えるのは難しいし、どういうものができるんだろうって考えています。次の目標としては、この世界で起きている出来事を私のパフォーマンスを通して第三者に伝えられる、そんな表現がしたいです。

夢見るクリエイターに
エールを送る新CM

INTERVIEW & TEXT : YUKI KOIKE
問い合わせ先
Picsart
japan.contact@picsart.com

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「楽天ファッション」が渋スクに初のリアル店舗 期間限定で30ブランド180アイテムを販売

 ファッションECサイト「楽天ファッション」は11日から、渋谷スクランブルスクエア5階に「楽天ファッション」に出店する30ブランドのアイテムを集積したショールーム型の期間限定店をオープンした。同サイトで販売するアイテムを、リアルでも販売するOMO(Online Merges Offline)店舗という位置付けで、店舗にはプロの販売員2名が常駐し接客するほか、試着もできるが、決済は商品に付属したQRコードから「楽天ファッション」のサイトに飛んで行う。松村亮・楽天グループ執行役員は「プロの販売員による接客やスタイリングがあればお客さまは高単価なものも買いやすくなるし、色違いやサイズ違いは店頭で試着し、サイトで購入という動線があれば余分な在庫を店頭に置かずに済む。ECとリアルのいいとこ取りの店舗」という。
 店舗は約14坪(約46平方メートル)で試着室を設置し、「ジャーナルスタンダード(JOURNAL STANDARD)」「アンタイトル(UNTITLED)」「ジョゼフ(JOSEPH)」「スナイデル(SNIDEL)」など30ブランドの約180アイテムを並べる。11月11日〜20日にニットを、11月21日から12月1日にコートを販売する。店舗には東急百貨店の販売員が常駐し、コーディネートや着こなし提案、マネキンを使ったVPなどを行う。お客はアイテムに付属したQRコードを読み取って「楽天ファッション」サイトで決済する。アイテムはニットで2万〜4万円と、百貨店の平場とほぼ同じ価格帯になる。
 リアルから「楽天ファッション」への動線のため、店舗では「楽天ポイント」200ポイントを貰えるQRコードなどを展示。また、楽天IDと位置情報を活用し、ストアの近くにいる楽天ユーザーのスマホに期間限定店の案内を送るOMOマーケティングなども実施するという。
 このショールーム型ストアの運営は、楽天グループと東急の合弁会社である楽天東急プランニングが行う。同社の社長は、楽天グループ常務執行役員で「楽天ポイント」を管掌し、ポイントマーケティングの大家である笠原和彦氏が務めており、楽天と東急が蓄積するオンラインとオフラインの、それぞれのデータ活用のため、昨年7月に設立していた。笠原氏は「両社のオンラインとオフラインを活用したOMOの試験的な店舗。ここで蓄積した知見を生かし、今後は東急グループ外の商業施設にも出店していきたい」という。

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「メイベリン ニューヨーク」と錦戸亮がスペシャルライブを開催 ブランドサポーター2年目を迎え「心も一緒にメイクアップしてほしい」と思いを語る

 「メイベリン ニューヨーク(MAYBELLINE NEW YORK)」は11月4日、ブランドサポーターを務める歌手で俳優の錦戸亮の誕生日を記念したスペシャルライブ「RYO NISHIKIDO "3N7" -DAY2- Presented by MAYBELLINE NEW YORK」を開催した。“LOVE MUSIC AND LOVE MAKEUP!!”をテーマに、ライブパフォーマンスやトークセッションを行った。

 錦戸は2020年にブランドサポーターに就任し、コラボレーションコレクションの発表やブランドムービーへの出演など、同ブランドの“メイクの力で全ての人を輝かせる”というメッセージを発信。今回のライブについて錦戸は「『メイベリン ニューヨーク』のブランドサポーターとして2年目を迎え、ライブという形でコラボレーションができてうれしく思っています」とコメント。トークセッションにはブランドムービーに出演したダンサーのリエハタ(RIEHATA)、モデルの阿部朱梨、小山ティナがゲストとして登壇し、ブランドムービー撮影時のエピソードなどを披露して会場を沸かせた。さらに、「どんな目元(メイク)が好みですか?」という来場者からの質問に対して錦戸は「みんなそれぞれの良さがあるし、自分らしいメイクが一番だと思います。でも、今はマスク生活なので目元が強調されるし、アイメイクを頑張るいい機会なんじゃないですかね」とコロナ禍でのメイクの楽しみ方を提案した。

 また、「メイベリン ニューヨーク」が取り組む若年女性のメンタルヘルスを支援するプログラム「ブレイヴ トゥギャザー(BRAVE TOGETHER)」についても触れ、「不安な気持ちになったり落ち込んだりしたとき、どうやって切り替えている?」という質問に錦戸は「まずは状況を受け入れて、解決方法を考えます。できること、できないこと、自分を知ることも大切です。無理しなくていいんです。自分に正直に生きればいいと思います」とアドバイスを送った。イベント後半のライブパフォーマンスでは自身のアルバム「NOTE」や「NOMADO」から曲を披露し、来場したファンにとって特別な一夜となった。

 「WWDJAPAN」の取材に対し錦戸は「メイクは見た目がきれいになるだけじゃなく、自分のモチベーションを高める力があると思うので、心も一緒にメイクアップしてほしいと思います」とブランドサポーターとして思いを語った。今後もキャンペーンなどを通じてブランドのメッセージや魅力を伝える活動を行なっていくという。

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バーバリーが生物多様性戦略を発表 原材料調達先の農場支援など

 バーバリー(BURBERRY)は11月6日、環境保護活動の一環として生物多様性戦略を発表した。同社は今年6月、CO2の排出量よりも削減量の方が多いクライメート・ポジティブを2040年までに達成すると宣言しており、今回の発表はそれに続くもの。生物多様性はCOP26(コップ26)の主要な話題となっており、期間中に具体的なアクションプランを示すことで国際社会にアピールした。

 戦略のポイントは次の3点。①同社のバリューチェーン内外の自然環境の保護、回復②原材料を調達している農場コミュニティへの支援拡充③放牧や農業における再生可能な土地管理システムの適用。

 戦略を立てるにあたっては、英国のコンサルタント会社バイオダイバーシティ・コンサルタンシ―と共同でファッションビジネスにおける生物多様性の基礎評価を実施。その結果、生態系への影響が大きい要因をレザー、カシミア、ウールと特定し、同社のカーボンフットプリントにおいてもこれらが高い割合を占めていることを明らかにしたという。両社は共同で「自然に基づく解決策の原則とガイドライン」を策定。2020年に設立したバーバリー再生基金を通じて支援するプロジェクトに適用し、自然生態系の保護、回復、再生を目指す。また、非営利団体セイボリー研究所のプログラムを通じて、レザーのサプライチェーンにおける放牧地の再生と、そこに住む人々の生活基準の向上にも取り組む。

 パム・バティ=バーバリー コーポレート・リスポンシビリティ・バイスプレジデントは、二酸化炭素の排出量削減と同時に生物多様性戦略に取り組むことの重要性について次のように話している。「ネット・ゼロ・ターゲットは、測定可能で科学的根拠に基づいているため、今では多くの人が理解しているが、自然を取り戻すことにも同じ論理が当てはまる。その方法論はまだ確立されていないが、私たちはその議論に参加したいと考えた。私たちのプロセスや目標は、時間をかけて進化させていく必要があるが、確固たる基準ができるまで待つことはできない」。

 また自社のサプライチェーン以外の再生プロジェクトにも資金を投じており今年、LEAF連合に加盟した。同連合は、2030年までに熱帯林伐採を削減、終息させる取り組みを加速させるために設立された官民連合体でラグジュアリーブランドとしては同社が最初の加盟となる。「気候変動にポジティブであるためには、自社の取り組みを超えて活動することが重要だ」とバティ・バイスプレジデント。「再生基金の一部を保護と修復が切実に必要な地域の支援に使うことは、バーバリーが事業を行っているかどうかにかかわらず、戦略の重要な柱である」と説明する。さらに加盟するファッションパクトの一環としてはNGOと協力しモンゴルではヤギが草を食む草原を回復させるプロジェクトを、オーストラリアではカーボン・インセットや森林再生の取り組みを支援している。

 「気候変動は、将来の環境リスクであるだけでなく、現在世界中の何百万人もの人々に影響を与えている社会経済的な危機でもあり。自然を保護し、回復させ、再生させることは、次の世代のために地球を守るための鍵であり、私たちは野心的な意図を持ち、行動を重視したアプローチをしなければならない」とバーバリー会長であるジェリー・マーフィー(Gerry Murphy)博士は話している。

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「アバハウス」が新タグラインを掲げてニューノーマル時代に向けた商品強化

 アバハウスインターナショナルは今秋冬、基幹メンズブランド「アバハウス(ABAHOUSE)」の新タグラインとして“IN THE CITY”を掲げて、ロゴも刷新した。“IN THE CITY=洗練された生活空間”と独自に解釈し、「今の時代を捉えながら、しなやかに賢く⽣きていく、洗練されたライフスタイルを送る男性」に向けた発信を強化する。

 これに伴い、商品構成も、気軽さと機能性、さりげないデザイン性などを兼ね備えたアイテムの比率を高める。新たなロゴを配したコレクションは今秋から、順次リリース。ニューノーマル時代のリモートワークや在宅時間、スポーツや自然との向き合い方など、多様化する着用シーンを想定し、着る人のパフォーマンスを最大限に引き出す“普段を高める服”を打ち出していく。

 新タグラインに付随するブランドステートメント「『かっこよさ』は変わった。アバハウスはどうか――」のメッセージと新ブランドコンセプトは、⾕⼭広告のコピーライター、⽔野百合江が手掛けた。また、新ロゴデザインは国内外で数々の受賞歴があるクリエイティブディレクター、森山真至(CLASS inc.)によるものだ。

 ロゴ刷新後、初のシーズンとなる2021-22年秋冬は、「Cold Country」をテーマに、ノルディックテイストやフェアアイル柄、ダッフルコートのディテールなどをアレンジしたアイテムを提案。ツイル柄をプリントで表現することで、ほつれの恐れを軽減した高ストレッチのジャケット&パンツのセットアップや、高密度で撥水効果もあるタスラン生地を用いたブルゾン風のコートなどをそろえる。なお、新コンセプトに基づくライフスタイルを意識した異業種コラボなど、新鮮なアイテムを春に向けて企画中だ。

問い合わせ先
アバハウスインターナショナル
0120-292-910

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「アディクション」の春コレクションはチークをリニューアル 3つの質感からなる全28色をラインアップ

 「アディクション(ADDICTION)」は12月27日、2022年春コレクションを発売する。チークをリニューアルするほか、カラーマスカラとアイライナーの限定色が登場する。

 リニューアルする“ザ ブラッシュ” (税込3300円)は、うつりゆく美しい空の表情に着想を得た全28色をラインアップ。上品に艶めくパールタイプ、クリアな発色で肌に溶け込むようになじむマットタイプ、多彩なパールでニュアンスの変化を楽しめるニュアンサータイプの3種をそろえる。粉をオイルでコーティングしたスキンメルトテクノロジーによって肌に密着し、粉感のない滑らかな質感が特徴だ。さらに、動物由来原料不使用でビーガンフレンドリー処方となっている。パッケージは“ザ アイシャドウ”と連動したブランドロゴが立体的に浮き上がるミニマルな新デザインに変更する。

 そのほか、簡単に自然な仕上がりをかなえるチークブラシ“ブラッシュブラシ 10”(税込6600円)、セパレートしながら繊細で軽やかなボリュームのあるまつ毛に仕上がる“ザ マスカラ カラーニュアンス WP”(限定3色、各税込4180円)、くっきりとしたラインを描けるマット質感のリキッドアイライナー“ザ カラー リキッド アイライナー”(限定4色、各税込3300円)が登場する。

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アキバのメイドも「チルする?」。新しいノンアルコールバーは『シーシャバー』

 最近、若者の間で人気が高まっている「シーシャ(水タバコ)」。一昔前、「シーシャバー」と言えば、薄暗い店内、不愛想なスタッフ、悪そうなお客が溜まり危険な香りがプンプンするイメージであった。しかし、最近になってシーシャバーのイメージが変わってきた。カフェやコワーキングスペースにメイド喫茶などユニークなシーシャ専門店も続々とオープンしている。
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「ドクターマーチン」 × 「マーク ジェイコブス」はフローラルプリントの“8ホールシューズ”

 「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」は、「ヘブン バイ マーク ジェイコブス(HEAVEN BY MARC JACOBS)」と「ドクターマーチン(DR.MARTENS)」とのコラボシューズ第2弾を11月13日に発売する。両ブランドの公式オンラインストアや、「マーク ジェイコブス」渋谷パルコ店で扱う。

 シューズは、フローラルグランジデイジープリントのバックハンドレザーを採用した“オウドリック 8IHMJ デイジーブーツ”(税込3万7400円)と、レッドのスチュワートタータンチェックを用いた“オウドリック 3IHMJ タータンシューズ”(同2万8600円)の2型を用意する。両モデルには、タフなシルエットと軽量感を兼ね備えた最新のソール“クアッドネオテリック”を採用したほか、シューレースホールにはデイジー型のアイレットが、シューレースには「ヘブン バイ マーク ジェイコブス」の“ダブルヘッドベアレースチャーム”がそれぞれ付属する。

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アリアナ・グランデがビューティブランドを立ち上げ アイライナーなど11月12日発売

 歌手のアリアナ・グランデ(Ariana Grande)は11月12日、自身のビューティブランド「R.E.M. ビューティ(R.E.M. BEAUTY)」を立ち上げる。製品は段階的に発表する予定で、その第一弾となる“チャプター1(CHAPTER 1)”はアイライナーやリップなど11のアイテムで構成されており、同ブランドのECサイトで同日に発売する。日本での発売は未定。

 アイメイク製品は、アリアナのトレードマークであるアイライナーをしっかりと引いた“キャットアイ”にインスパイアされたという黒のリキッドアイライナー、アイラインペンシル(3色)、マスカラ(ボリュームタイプと長さを出すタイプ)、アイシャドウパレット(6色で3種類)、つけまつげ(2種類)のほか、アイシャドウとしても使えるハイライターなどを発売。リップはプランプタイプのリップグロス(9色と無色透明)、マットな質感のリップスティック(6色)、リップマーカー(4色)を展開する。価格は15〜24ドル(約1600〜2700円)。

 アリアナが2年ほど前から準備を進めていたという「R.E.M. ビューティ」は、ビューティブランドをサポートするインキュベーター企業、フォーマ ブランズ(FORMA BRANDS)との提携で実現した。同社はほかにも、「モルフィー(MORPHE)」や「バッド ハビット(BAD HABIT)」などのブランドを擁している。なお、アリアナがコスメを手掛けるのはこれが初めてだが、2015年に発表した「アリ・バイ・アリアナ・グランデ(ARI BY ARIANA GRANDE)」など、これまでに数種類の香水を発売している。

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発売直前、ユニクロ「+J」21-22年秋冬 ジル・サンダー氏と柳井正会長に6つの質問

 ユニクロは11月12日の「+J」2021-22年秋冬コレクションの発売に合わせて、「+J」を手掛けるデザイナーのジル・サンダー(Jil Sander)氏と、柳井正ファーストリテイリング会長兼社長への一問一答を公開した。「+J」は09年にスタートし、休止期間を経て9年ぶり20-21年年秋冬に復活。21-22年秋冬をもって再度休止することが決まっている。

Q1. 09年〜11年の「+J」の“第1章”と、20年からの“第2章”との間で、自身や「+J」、ユニクロの変化した点、変わらない点は何か。

ジル・サンダー(以下、サンダー):09年の時点で、ユニクロは「+J」を成功させるための最高の品質、素材に対する研究、優れた職人技術に基づく生産ノウハウや物流の仕組みを持っていた。その後ユニクロは世界中に店舗を持つ真のグローバル企業へと大きく成長し、大量生産と高い品質は両立できると証明した。20年に「+J」を再開すると同時にコレクションもより磨かれ、世界中の多くのお客さまにリーチできたのはとても嬉しいこと。「+J」がミッションとしてきた、モダンでグローバルなユニフォームと新たな価値、スマートかつ控えめで丁寧に作られた現代的なシルエットをお客さまに提供できたことは、私にとって大きな喜びだ。

 ユニクロのチームは年々、よりプロフェッショナルになっている。彼らはコラボ当初から非常に気配りがあり、新しい手法を生み出すことにとても協力的だった。私は日本の文化や日本人の仕事に対する向き合い方、品質へのこだわり、高い要求に応えようとする姿勢、革新しようとする意欲、必要に応じてゼロからの出発もいとわないあり方に、強い親近感を抱いている。

柳井正ファーストリテイリング会長兼社長(以下、柳井):サンダーさんの指摘の通り、変化した点はユニクロのビジネス規模だ。09年当時にユニクロが出店していた国・地域は8つだったが、20年には25にまで広がった。また、ユニクロの品質やサービスに対するお客さまからの信頼も、よい方向へと変わっているのではないかと自負している。

 一方で不変なことは、サンダーさんの服作りへの情熱、クオリティーへの探求心、そして時代を捉える鋭い感覚だ。ユニクロも、お客さまの声に応えるためにあらゆる努力を行う姿勢は創業以来不変のものだ。それがクオリティーやサービスの追求につながっている。 サンダーさんと長きにわたるコラボレーションが実現できたのも、お互いの基本的な理念に一致点が多かったからではないかと考えている。

Q2. 復活以降の3シーズン(20-21年秋冬、21年春夏、21-22年秋冬)で、最も心に残っている商品は何か。

サンダー:何年にもわたって私たちがデザインしてきた、すばらしいコートのコレクションが特に好きだ。時代を超越したモダンさや主張のある品質、そしてユニクロの力によって実現した手に取りやすい価格帯が気に入っている。

柳井:ダウンをモダンにアップデートしていただいたことが印象に残っている。また、サンダーさんならではのニットのバリエーションとディテールに感動し、個人的に何枚も購入した。この先も長年愛用していくことになるだろう。

「ユニクロのチームは年々プロフェッショナルになっている」(サンダー氏)

Q3. お互いについてどう思っているか。

サンダー:柳井さんには間違いなく先見の明がある。常に進化を続け、より高い目標に取り組み、同時代の人々のニーズや要望を研究して常に予測をしてきた最高の企業家だ。「+J」という大胆なコンセプトを実現するためのパートナーとして彼と出会えたことは、私にとって大きな幸運だった。私が見る限り、柳井さんは起業した当初と変わらず誠実で良心的な人だと思う。彼の頭の中には、早くからサクセスストーリーがあって、自分の信じる道を決して疑わなかったのだろうと思う。

柳井:ユニクロの理念の一つに「Simple Made Better」という言葉がある。サンダーさんはまさにそうした考え方の先駆者だが、シンプルで美しい服というものは、細部への飽くなきこだわりがないと成立しない。私たちはサンダーさんと取り組むことで、そのことを確信した。サンダーさんはたぐいまれな美意識と情熱を持った天才であると同時に、タイムレスかつ究極のスタイルを長年創り続けることがきる唯一無二の人だと思う。

Q4. コロナのパンデミックでは何を思い、何を感じたか。

サンダー:自然の大切さをより感じた。田舎ではコロナ禍中も自由に動けるし、庭の美しさは私たちを楽観的な気持ちにしてくれる。植物の世話をしたり、森や草原を長く散歩したりするのはよいことだと感じている。コロナによって私たちは東京に行くことできず、コレクションは全てデジタルベースで作られたが、結果的にオンラインでの仕事は大きな問題にはならず、うまく進んだ。ユニクロとわれわれが継続的にコラボレーションを重ねてきて、お互いのチームが親密だったからこそできたのだと思う。私たちはお互いをよく知っており、信頼し合っている。「+J」に取り組むことで私は集中力を維持することができ、コロナ禍がもたらした精神的・社会的な変化について考えることができた。この期間を通して、私たちは恵まれた文明と、困難な挑戦から抜け出すために蓄積したノウハウに、より謙虚に感謝するようになった。

柳井:コロナの蔓延により、世界が深くつながっていることを改めて認識した。 世界中のほとんどの企業は、この危機をチャンスと捉えることができるか問われたのではないか。(コロナ禍を通し)うわべだけのものは通用せず、本質的なものがさらに求められるようになった。

「いつかまた一緒に世界をワクワクさせたい」(柳井会長)

Q5. 09年以降の12年間の関係において、お互いに得たもの、未来に生かしたいものは何か。

サンダー:私にとって「+J」プロジェクトとは、ハイファッションでの経験を生かした品質と、洗練されたデザインを備えた魅力的でモダンなユニフォームを、目の肥えた現代的なお客さまに提供することだった。 そして、服を通して、世界中の人々が自己肯定感を持ち、共通の目標に取り組めるようサポートしていくことを目的としていた。非常に要求の多いコレクションを、ユニクロがすばやいスピードで世界規模で生産することができたのは、私にとって非常にうれしい驚きだった。

柳井:サンダーさんのビジョンとハイファッションでのノウハウを、ユニクロの品質へのこだわりと生産力をもって民主化したものが「+J」だと考えている。サンダーさんの本質を世界のあらゆるお客さまにお届けできたことは、ユニクロにとって大きな自信となった。サンダーさんの服作りに対する真摯な姿勢を今後も忘れることなく、私たちのさらなる成長の糧にしたいと考えている。

Q6. 最後に、お互いにエールとなる一言を。

サンダー:これからも柳井さんのアイデアにはずっと注目していくと思う。そして、柳井さんがグローバルなビジョンをさらに発展させてくれると確信している。柳井さんが私や私のチームを信頼してくれたこと、そうした信頼を通して生まれたすばらしいコラボレーションに感謝すると共に、柳井さんの今後の活躍を祈っている。今、私たちは一つの章を閉じるが、未来がどういったものになるのか楽しみにしている。

柳井:サンダーさんのあふれんばかりの情熱やクリエイティビティーが、今後どこに向かっていくのか非常に興味がある。サンダーさんのクリエイションはタイムレスだが、さらに新しいものを創造していかれることを期待せずにはいられない。そして、いつかまた一緒に世界をワクワクさせたいと思っている。

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米ファッション界のオスカー、2021年「CFDAアワード」受賞者を一挙公開 ゼンデイヤが今年のファッションアイコンに輝く

 アメリカファッション協議会(COUNCIL OF FASHION DESIGNERS OF AMERICA、CFDA)は10日、2021年「CFDAアワード(CFDA Awards)」の受賞者を発表した。20年には新型コロナウイルスの影響でオンライン開催となったが、今年はニューヨークのシーグラム・ビルディングで開かれた。

 アメリカ人デザイナーを表彰する賞は全部で4部門。ウィメンズウエア・デザイナー部門には、自身の名を冠したブランドを持つクリストファー・ジョン・ロジャーズ(Christopher John Rogers)が栄光に輝いた。「ケイト(KHAITE)」のデザイナー、キャサリン・ホルスタイン(Catherine Holstein)やガブリエラ・ハースト(Gabriela Hearst)、マーク・ジェイコブス(Marc Jacobs)、ピーター・ドゥ(Peter Do)らの中から選出された。ロジャーズはアメリカ・ルイジアナ州生まれのデザイナーで、19年にはCFDA/ヴォーグ ファッション基金アワード(CFDA/Vogue Fashion Fund Award)を受賞している。

 メンズウエア・デザイナー部門は、「フィアー オブ ゴッド(FEAR OF GOD)」のジェリー・ロレンゾ(Jerry Lorenzo)や「アミリ(AMIRI)」のマイク・アミリ(Mike Amiri)、「テルファー(TELFAR)」や「トム ブラウン(THOM BROWNE)」のデザインを手掛けるテルファー・クレメンス(Telfar Clemens)らの中から、「ボーディ(BODE)」デザイナーのエミリー・アダムス・ボーディ(Emily Adams Bode)が受賞。同氏は過去に新鋭デザイナー部門でも受賞している。

  バッグがアメリカの若者を中心にカルト的人気を集めるブランド「テルファー」のテルファー・クレメンスは、昨年に続いてアクセサリー・デザイナー部門に選ばれた。「ザ・ロウ(THE ROW)」を手掛けるアシュリー&メアリー・ケイト・オルセン(Ashley and Mary-Kate Olsen)姉妹や、「ブラザー ベリーズ(BROTHER VELLIES)」のデザイナーであり「15パーセントプレッジ」創設者のオーロラ・ジェームス(Aurora James)、ガブリエラ・ハースト、「コーチ(COACH)」のスチュアート・ヴィヴァース(Stuart Vevers)らを抑えての受賞となった。

 新鋭デザイナー部門は、ブルックリンを拠点とするコンテンポラリーブランド「シオフィリロ(THEOPHILIO)」のエドヴィン・トンプソン(Edvin Thompson)に贈られた。カリフォルニア発の気鋭ブランド「ERL」を手掛け、カニエ・ウェスト(Kanye West)のMVを監督するなどの経歴があるデザイナー、イーライ・ラッセル・リネッツ(Eli Russell Linnetz)やジュエリーブランド「カイリー(KHIRY)」のジャミール・モハメッド(Jameel Mohammed)、「イージー(YEEZY)」のウィメンズウエアを担当した経歴も持つ「メイジー ウィレン(MAISIE WILEN)」のデザイナー、メイジー・シュロス(Maisie Schloss)もノミネートされていた。

 20年に続き、CFDAは今年も世界で活躍するデザイナーに贈る2つの賞を設けた。インターナショナル・ウィメンズ・デザイナー部門は「バレンシアガ(BALENCIAGA)」のデムナ・ヴァザリア(Demna Gvasalia)=アーティスティック・ディレクターが選ばれた。「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」のダニエル・リー(Daniel Lee)や「プラダ(PRADA)」のミウッチャ・プラダ(Miuccia Prada)とラフ・シモンズ(Raf Simons)、20年に受賞している「ヴァレンティノ(VALENTINO)」のピエールパオロ・ピッチョーリ(Pierpaolo Piccioli)、「ジャックムス(JACQUEMUS)」のサイモン・ポート・ジャックムス(Simon Porte Jacquemus)らの中から選ばれた。

 インターナショナル・メンズ・デザイナー部門は、ロンドンのブランド「ウェールズ ボナー(WALES BONNER)」を手掛ける注目のデザイナー、グレース・ウェールズ・ボナー(Grace Wales Bonner)が受賞。ジャマイカ出身の父親を持ち、自身のルーツであるブラック・カルチャーをテーラリングに織り込んだデザインを展開する同氏が、ダニエル・リーやドリス・ヴァン・ノッテン(Dries Van Noten)、リック・オウエンス(Rick Owens)、「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)らの中から栄冠に輝いた。

 さらに特別賞として、俳優のゼンデイヤ(Zendaya)がファッションアイコン部門を受賞。アニャ・テイラー・ジョイ(Anya Taylor-Joy)は2021年の顔に輝いた。アナ・ウィンター(Anna Wintour)米「ヴォーグ(VOGUE)」編集長兼コンデナスト アーティスティック・ディレクターは、「15パーセントプレッジ」の立ち上げと黒人デザイナー・ブランド支援におけるオーロラ・ジェームスの功績を讃え、創設者部門を贈った。

 ほかにも、メディア部門は「エル(ELLE)」のニーナ・ガルシア(Nina Garcia)編集長が、環境問題のサステナビリティ部門はスポーツウエアの「パタゴニア(PATAGONIA)」が受賞し、フェフリー・ビーン賞が伝説的テーターのダッパー・ダン(Dapper Dan)に贈られた。ボード・オブ・ディレクターズ・トリビュート賞として、マレーシアにルーツを持ち、中国の伝統を受け継いだデザインを手掛けるヨーリー・テン(Yeohlee Teng)には、審査員のマイケル・コース(Michael Kors)から激励賞が贈られた。社会的にポジティブなインパクトを残しているとして、モデルの労働環境の改善に取り組む団体を立ち上げたサラ・ジフ(Sara Ziff)は、ポジティブ・ソーシャル・インフルエンス部門に輝いた。

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「グラウンド ワイ」が磯村勇斗とコラボ デジタルアートを使ったウエアやバッグ

 ヨウジヤマモトの「グラウンド ワイ(GROUND Y)」は、俳優の磯村勇斗による描き下ろしのデジタルアートを使ったコラボレーションアイテムを受注販売する。心斎橋パルコの「グラウンド ワイ」直営店で11月12〜17日に、東京の直営店と公式ECで11月19〜30日の期間に受注する。

 アイテムはロングガウン(税込16万5000円)やシャツ(同6万6000円~5万7200円)、カットソー(同9900円)、トートバッグ(同5500円)など全9型を用意する。

 磯村は、同ブランドのキャンペーンビジュアルに多数出演するなど親交が深い。今回は両者の対話のもと"囚われない自由なメッセージ"というコンセプトでコレクションを製作した。発表に合わせて公開したスペシャルムービーの中で磯村は同コレクションに込めた思いを語っている。

 キービジュアルには磯村と、乃木坂46の元メンバーで女優の深川麻衣が出演する。

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ロングブーツの最旬コーデは、ミニ丈・スリット・ブーツイン!【2021-22年秋冬トレンド】

 ロングブーツが本格的にヒットしています。ようやく街歩きが楽しめるようになり、海外のストリートスナップでは、ファッショニスタやセレブがいち早く新コーディネートを披露。復活がめざましいミニ丈ボトムスにロングブーツを合わせて、ロングコートを重ねる“長短レイヤード”は、素足の見え具合をうまくコントロールできるスタイリングです。ほかにも、ミニ丈との組み合わせや、スリットからさりげなくのぞかせるテクニック、ブーツインの3タイプに新たなスタイリングが登場。着こなしバリエーションが増え、冬のおしゃれの選択肢が広がりそうです。

Z世代から圧倒的支持 “ミニ×ロングブーツ”

 久々に復活したミニ丈のボトムスとロングブーツの組み合わせは、“短×長”のリズミカルなコンビネーション。ただ、ミニ丈はガーリー感が出やすいので、大人がまとう際には“ひと工夫”加えたくなります。賢いアレンジの一例は、ジャケットオンです。

 1枚目の写真は、勢いづいている90年代ムードを思わせる、ダブルブレストのジャケットをワンピースのように着こなしています。あえて前を開けて、マニッシュなジャケットをラフなムードでオン。ミニ丈のボトムスはジャケットでほとんど隠し、黒ストッキング×黒ブーツでクールにキメています。黒のタートルネックで上半身を引き締めたのも正解です。

 2000年頃に流行したファッションをリバイバルした“Y2K(Year 2000)ファッション”がZ世代を中心にブームを呼んでいます。ショート丈のトップスでのチラ腹見せや、ミニ丈のボトムス、ローライズ、ケミカル系カラーなどが特徴で、ロングブーツとも好相性です。

 2枚目の写真は、“Y2Kファッション”のお手本的なスタイリング。クロップド丈のトップスとミニスカートで、若々しくキュートに仕上げました。足元にロングブーツを迎えて、レッグラインを伸びやかに演出。ミニ丈のボトムスの場合、脚の露出が目立ちますが、ロングブーツでカバーすれば、セクシーさをセーブできるのも人気の理由です。

スリットからブーツをチラ見せ ほんのりセクシーが今季流

 Y2Kの流れで、深めのスリットが盛り上がっています。隙間からロングブーツをのぞかせる小技は、スリットを生かした着こなしとして効果的です。

 今季は、長袖のニットトップスにキャミソールドレスを重ねた、新タイプのレイヤードルックが浮上。フリルがトリミングされ、甘い雰囲気が漂いますが、膝上まで入った深いスリットがほのかな色気を漂わせています。そのスリットからロングブーツと素肌をダブルでのぞかせて、ヘルシーさとタフさを印象づけました。

 さらに、タイツとブーツが一体化したようなデザインのロングブーツもお目見え。スリットからのぞくシャープなレッグラインが印象的です。

 2枚目の写真は、ワンピースの中央に入ったスリットから、ストレッチの効いた「MARINE SERRE(マリーン セル)」のブーツをのぞかせています。アイコニックな“三日月”モチーフのロゴで埋め尽くされたブーツが躍動感を与えます。さらに、トップスには別のロゴを合わせた、計算ずくのコーディネート。オーバーサイズのアウターがボリュームを強調することで、ブーツのスリムさが際立ち、めりはりも文句なしです。

“ブーツイン”でクールな足元に 凜々しいタフレディーを演出

 パンツとの組み合わせでは、裾をブーツに収める“ブーツイン”も選択肢に加えたいところ。足首をひときわスレンダーに見せられるので、着ぶくれが気になる冬にこそ使いこなしたいアレンジです。

 1枚目は、ミリタリー風のパンツの裾を、膝まで届くロングブーツにイン。パンツの表情と相まって、いっそうクールでタフなイメージが強まりました。ジャケットも肩が張り出した、ハードなシルエットをチョイス。ブーツとシンクロさせて、マニッシュなムードを濃くしています。

 ロングブーツのインパクトを生かして、装いのムードチェンジャーに起用するのも試したいスタイリングです。きちんと感のあるパンツスーツの裾をブーツインすれば、印象が様変わりします。

 2枚目の写真は、細かいチェック柄のシックなパンツスーツを着用していますが、パンツの裾をロングブーツにインして、膝から下は凜々しい印象に。このように、お仕事仕様のパンツスーツも、ロングブーツにインすることでムードが一新。着回しのレパートリーがぐっと広がります。

 ロングブーツを生かした着こなしは、コーディネート次第で見た目の印象も変わり、バリエーションは豊富にあります。ミニ丈のボトムスやスリット服、マニッシュなパンツなどのコンビネーションに生かせば、ブーツ一つで多彩なアレンジが楽しめそう。この冬は、ロングブーツを使ってスタイリングの幅を広げてみましょう!

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「ZOZOマット フォー ハンズ」を体験 自宅にいながらリングサイズが計測できる

 「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」を運営するZOZOによる計測サービス「ZOZO マット フォー ハンズ(以下、ZOZOハンズ)」が始動した。「ZOZOハンズ」とは、マットに手をのせて手の周囲をスマートフォンのカメラで撮影すれば、手指の3Dサイズが計測できる計測ツールで、同社による足のサイズを3D計測する「ゾゾマット」の計測技術を応用し、手指計測用のアルゴリズムを組んでいる。

 「ZOZOハンズ」を導入したブルガリ ジャパンは11月9〜18日に期間限定で同社のカスタマーサービスで計測サービスを受け付け、先着300人に「ZOZOハンズ」のマットを郵送する。コロナ以前からグローバルでデジタル強化を図ってきた「ブルガリ(BVLGARI)」が同サービスを導入したのは、親指を除く4本の手指の3D計測が可能で、その精度の高さからだだという。ウォルター・ボロニーノ(Walter Bolognino)=ブルガリ ジャパン社長は、「ECでリングを購入を検討するお客さまから指のサイズの計測方法について問い合わせが多く、計測ツールの導入を検討してきた。今まで、世界中さまざまな計測ツールを試したが、『ZOZOハンズ』の精度が高く、手軽さから導入を決めた。導入に当たり、ZOZOと何度も調整を重ねてさらに精度をアップした。このサービスを通してより多くの人に『ブルガリ』の世界観を楽しんでもらいたい」とコメントしている。

 ZOZOが計測テクノロジーのライセンスを販売するのは今回が初めてのこと。今後、ビジネスの軸の一つとして国内外におけるライセンス販売強化を進める。澤田宏太郎ZOZO社長兼最高経営責任者は、「計測テクノロジーのライセンス販売、サービスか第一弾としてブルガリと共に精度の高いサービスを完成することができてうれしい。今後も、計測テクノロジーの開発と活用を強化していく」と述べた。

マットとスマホがあればどこでも計測可能

 サービス開始日に早速、「ZOZOハンズ」の体験をしてみた。計測に必要なのは計測用のマットとスマートフォンだけ。まず、マットのQRコードをスマホで読み込むと、専用サイトへ誘導される。そこから、必要事項を選択し、計測がスタート。マットの上に計測したい手を置き、マット上のドットマーカーをスマホのカメラで6方向から撮影する。計測する手は平らに置き、スマホを手の真上に持ってきて、マットの上方にある○と画面上の○を合わせる。スタート地点からスマホを手の上にかざしながらコンパスのように回して撮影していく。撮影のコツは、3D計測なので、スマホを斜めにしながら手全体を写すという点。撮影する6方向は色分けされており、撮影が終わると各色ごとにチェックが表示される。撮影が完了すると、手の3Dスキャン画像と計測結果が表示される。リングゲージメジャーで、計測結果のサイズを試すとぴったりだ。指は節目や水かきなど個人差があるため、メジャーがないとなかなか正確なサイズが分からないが、「ZOZOハンズ」の3D計測テクノロジーにより、それが可能になった。

3D計測テクノロジーの広がり

 ここ数年、ZOZOのほかでもワコールによる全身18カ所を計測できる「3Dスマート アンド トライ」など3D計測サービスが登場している。コロナ禍でリモートショッピングのニーズが高まり、ジュエリー業界でもLINEやZoomを活用したオンライン接客を行うジュエラーが増加。ネックレスやイヤリングなどサイズがないものはオンライン接客で十分だが、サイズがあるリングの場合はそうはいかない。しかも、ジュエラーによってそのサイズ感に微差があるのは否めない。それを解決したのが「ZOZOハンズ」だ。このサービスにより、ECでリングを購入するハードルが下がった。また、店舗がない地方の消費者にとっても利便性が高いサービスだと言える。10日間で、どれくらいの反響があるのか興味深い。

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ユニクロ、北京冬季オリンピックのスウェーデン選手団公式ウエアを発表

 ユニクロは、2022年2月に中国・北京で開催される北京冬季五輪、パラ五輪(以下、北京冬季大会)で、スウェーデン選手団に提供する公式ウエアを発表した。ユニクロは19年にスウェーデンオリンピック・パラリンピック委員会とパートナーシップを結んでおり、今夏行われた東京大会でも同国選手団に公式ウエアを提供している。北京冬季大会に向け、スウェーデンのウィンタースポーツのアスリート計21人によるチームブランドアンバサダー「ユニクロ チーム スウェーデン」も結成し、その声を生かして公式ウエアを開発した。

 スキー、スノーボード、カーリング選手の競技用ウエアのほか、開閉会式や表彰式などで選手団が着用するセレモニー用ウエア、練習着、休息着などを提供する。寒暖差の激しい気候に対応するため、“ハイブリッドダウン”“ウルトラライトダウン”などをベースにした、レイヤリング(重ね着)を可能にするラインアップとなっている。極寒地でも体を温めながら汗による蒸れは逃して快適に過ごせるように、複数の新素材を開発し、人間工学に基づいたパターンの中で取り入れている。

 提供するウエアの7割に、ペットボトルを原料とする再生ポリエステル素材を使用。ダウンアイテムに詰めているダウンやフェザーは100%リサイクルだ。ほかにも、藍など天然素材に由来する染色や、フッ素を使わない撥水加工などで環境に配慮している。

 「ユニクロ チーム スウェーデン」は、実際に北京冬季大会に出場予定のアスリート、パラアスリートら20人と、引退した同国の金メダリスト1人で構成。ユニクロが同国で開催している若者や子ども向けのスポーツイベントなどにもアンバサダーとして参加する。

 北京冬季大会の公式ウエア発表に合わせて、ファーストリテイリングの柳井正会長兼社長は「ユニクロは、美しくシンプルなデザインや現代的なライフスタイルを尊ぶスウェーデンの文化と、冬のスポーツ強豪国であるスウェーデンの選手たちから多くを学び、革新的なコレクションを開発している。選手団と共にスポーツと服を通して、よりよい社会の実現に向け貢献していく」とコメントしている。

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Z世代が資生堂やH&Mと議論「循環型ファッションって何?」 見どころ解説【WWDJAPANサステナビリティ・サミット】

 WWDJAPANは11月24日、ファッションやビューティ分野のリーダーたちを招いて無料オンラインイベント「WWDJAPANサステナビリティ・サミット」を開催する。2回目となる今年のテーマは「近未来のファッション」。デザイナー×研究者など他では見られない組み合わせでファッションのこれからについて議論を交わす。そこからはどんな未来が飛び出すのか!?セッション3「循環型ファッションって何?」の見どころについて企画担当者が解説する。

向千鶴WWDJAPAN編集統括サステナビリティ・ディレクター(以下、向):セッション3のテーマ「循環型ファッションって何?」は本セッション担当の木村さんの提案です。このテーマを選んだ理由は?

木村和花WWDJAPAN記者(以下、木村):まず、サミットの大きなテーマである「近未来のファッション」を議論するときに、未来の業界を動かす当事者世代が意見を発する場を作りたいと思いました。Z世代はマーケット上でも重要なセクターとなり、多くの業界の方が「Z世代って何を買っているの?」が気になるところだと思いますが、私は消費者としてのZ世代ではなく、業界全体が持続可能になる仕組みをどのように構築できるかという議論に彼らの意見を取り入れることに意味があると思い、このテーマを選びました。

向:なるほど。消費者としてのZ世代はメディアで取り上げられることも多いけれど、より踏み込んだ議論に参加してもらうのは業界メディアであるWWDJAPANならでは。登壇者のひとり、SWiTCHの佐座槙苗代表理事は木村さんと同じZ世代です。英国グラスゴーで開かれたCOP26にも日本代表で参加したとか。すごいわ~。どんな活動をしている方で、なぜ彼女に登壇依頼したのですか?

木村:彼女は、私が担当している連載企画「Youth in focus」にも登場していただいました。カナダやロンドンでサステナビリティについて学びを深め、環境問題に声を上げる世界の若者たちが昨年COP26の疑似版として開催した「モックCOP26」に、グローバルコーディネーターとして参加した経験もあります。そんなグローバルで環境問題に対してアクションを起こしてきた彼女は、日本の環境問題に関するリテラシーの低さに危機感を覚え、日本でSWiTCHという会社を立ち上げました。若者と企業、大人を巻き込んで、脱炭素社会に向けてアクションを起こそうとしています。彼女のグローバルな視点やZ世代との強いコネクション、そしてエレン・マッカーサー財団によるプロジェクトを受講して得た業界に対する知見もあるので、今回のセッションにはぴったりな人物だと思いました。

向:彼女は国内外の同世代と活動をともにしており、グローバルな視点と日本のリアルの両方を持ち合わせた稀有な存在だと思います。対談のお相手は資生堂の大山さんと、H&Mの山浦さん。お二人ともサステナビリティ先進企業の中でサステナビリティの活動をリードされています。佐座さんとはどんな会話になることを期待していますか?

木村:循環型社会に向けての具体的なロードマップを視聴者を含めた参加者の皆さんと共に描くことを目指します。佐座さんから世代を代表して、両業界に対する提言を行なってもらう予定で、それを元にサステナビリティ先進企業である2社からの意見を交えてディスカッションします。

向:他のセッションはファッション企業がメーンですがここはH&Mに加え、資生堂も登場するところがポイント。ビューティの循環型ってなんだろう。

木村:例えば資生堂は既にボトルを生分解性の素材に切り替えていますが、ビューティ分野も使用する資源をどのよう循環させるか、販売する商品の再資源化にどう取り組むか、物を売らないビジネスにどんな商機を見いだせるかがポイントになるのではないでしょうか。

向:壮大なテーマで、ファシリテートする私の力量が問われそう………頑張ります。実はわれわれ、セッション3のテーマを「循環型ファッション」と決めるまでに1か月近く悩みましたよね。難しいテーマだし、短時間で結論を得るのも難しい。でも最終的にはこれに決めた。そこに木村さんの気概をみました。「循環型ファッション」はある意味、手段でしかないと思う。木村さんは「循環型ファッション」を通じてどんな未来を描いているの?

木村:ファッションを楽しむことが罪にならない未来でしょうか。もちろん、モノを生み出す工程では必ず負荷がかかり、「循環型」だけが正解ではないかもしれませんが、持続可能なモノ作りの一つの方法だと思います。「循環型」は本当に広いテーマです。二次流通や店頭での商品回収とリサイクルだけでなく、脱物質化、物を売らないビジネスの可能性など、是非未来に向けてディスカッションを広げていただきたいです!

向:了解!当日が楽しみです。


「WWDJAPANサステナビリティ・サミット2021」近未来のファッションデザイン
開催日時:2021年11月24日(水)18:00~
オンラインでの開催<参加無料>

→詳細・参加申し込みはこちらから

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“美肌県”1位は2年連続で石川県! ポーラが約1910万件の肌データから選出

 ポーラは11月11日、毎年恒例の「美肌県グランプリ2021」を発表した。総合賞1位は2年連続で石川県が受賞し、昨年新設した14の部門賞でも水分量部門、コラーゲン部門が2年連続で1位を獲得した。グランプリ発表の見届け人として、美容にこだわるお笑いコンビのスピードワゴンが登場し、場を盛り上げた。

 美肌総合賞1位は石川県、2位が山形県、3位が山梨県だった。石川県は総合的に全国トップの肌スコアを獲得。特に「ハリ」「透明感」「刺激に対する抵抗力」が優秀だった。山形県は肌のくすみの要因となる「糖化」や「にごり」の少ない、透明感ある肌が特長だった。山梨県は2年連続で3位を受賞した。くすみリスクが低く、刺激に強く皮下組織ポテンシャルの高い肌の人が多かった。

 14の部門賞の中で、水分量部門やコラーゲン部門が石川県、皮脂毛穴レス部門に島根県が選ばれ、ストレス耐性部門に沖縄県、タフ肌部門に宮崎県が選出されたことを受け、スピードワゴンの井戸田潤は「水分量系は日本海側、肌の強さは南の県が多い」と語り、その分析にポーラ担当者も感心していた。

 また今年から男性の肌分析も開始。1〜8月で6547件のデータを収集した。今後は年齢、性別を問わない「美肌県グランプリ」に生まれ変わる。

 美肌県グランプリは2012年に誕生。同社のパーソナライズドサービスブランド「アペックス(APEX)」が保有する約1910万件の肌のビッグデータを活用し、総合賞と部門賞をそれぞれ3位まで選出している。

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「クロエ」のガブリエラ・ハーストがCOP26に参加 環境問題への取り組みは「サバイバルのために」

 「クロエ(CHLOE)」のガブリエラ・ハースト(Gabriela Hearst)=クリエイティブ・ディレクターは、イギリス・グラスゴーで開催中の第26回気候変動枠組条約締約国会議(COP26)に参加し、講演を行った。

 ハーストは、ニューヨークの高級レストラン「イレブン・マディソン・パーク(ELEVEN MADISON PARK)」のダニエル・ハム(Daniel Humm)=チーフ・オーナーと、現代アーティストでニューヨークの非営利文化センター「パイオニア・ワークス(PIONNER WORKS)」創始者のダスティン・イェリン(Dustin Yellin)とともに登壇。ハム=チーフ・オーナーは食料不安を抱えるニューヨーカーに100万食近くを提供し、イェリン創始者は人間と自然をテーマにした作風で環境保護を訴えており、ファッションとフード、アートのそれぞれのサステナビリティについて、パネルディスカッションを行った。

 ハーストは、自身の名を冠したブランドを6年前に創設し、長期的な観点やサステナビリティへの価値観に基づいてデザインを手掛けてきた。2017年には、コレクション全体の30%をデッドストック素材で構成し、プラスチックの使用を避け、ショーの全要素を再利用するという、初のランウエイショーを披露した。さらに19年には店舗や倉庫でプラスチックフリーを実現し、同年に発表した20年春夏コレクションでは、ファッション業界初のカーボンニュートラルのショーを成功させている。

 同氏は20年12月に「クロエ」のクリエイティブ・ディレクター就任後、コレクションで使用する環境低負荷型素材の割合を21-22年秋冬は40%に、22年春夏シーズンは58%に拡大させている。より多様な社会的企業や、職人の手で作られる製品を増やす取り組み“クロエ クラフト(Chloe Craft)”も導入するなど多角的な活動が認められ、「クロエ」は21年10月に社会や環境に配慮した公益性の高い企業に与えられるBコープ認証をラグジュアリーメゾンで初めて取得している。

 講演会でハーストは「たとえ私がもたらすことのできる変化が些細だったとしても、誠心誠意取り組んでいきたい。サバイバルのために参加するのだから」と語り、今後も気候変動問題に向き合う決意を示した。

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「ミスター・ジェントルマン」 × 「ジェラピケ オム」第2弾は半纏風の“ピケチャン”など

 「ミスター・ジェントルマン(MISTERGENTLEMAN)」は、「ジェラート ピケ オム(GELATO PIQUE HOMME)」とのコラボレーション第2弾を発売する。11日20時から両ブランドのオンラインストアで、12日からは「ミスター・ジェントルマン」直営店および「ジェラート ピケ オム」ポップアップストアで販売する。

 昨年9月の初コラボに続く第2弾で、“100% Gently Made”をコンセプトに、「ジェラート ピケ オム」の着心地と機能性を「ミスター・ジェントルマン」が掲げる “ポストモダンクロージング”に落とし込んだコレクションだ。タウンユースも可能なルームウエアとして、綿入り半纏(はんてん)にMA-1の要素を取り入れた“ピケチャン(PIQUECHAN)”(税込1万6500円)をはじめ、キルテッドプルオーバー(同9680円)、レイヤードパンツ(同9680円)、フランネル生地のブラックウォッチ柄ラウンジシャツ(同9900円)などをそろえた。

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ビームスが創業45周年 初代ロゴを使ったアイテムを11月13日に発売

 今年45周年を迎えたセレクトショップのビームスは、1976年の創業時に店舗に掲げた初代ロゴ ”American Life Shop BEAMS” を復刻し、Tシャツやベースボールキャップにプリントや刺しゅうした記念アイテムを製作した。11月13日に、一部店舗を除く全国のビームスおよび公式オンラインストアと「ゾゾタウン」で発売する。

 価格はTシャツが税込4180円、パーカが1万120円、ベースボールキャップが3520円、トートバッグが2860円、バンダナが1320円、ソックスが1100円。今回が第1弾で、「第2弾としてタオルやマット、エプロンなどのホームウエアを来年1月に発売予定」(広報担当者)だという。

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ビームスが創業45周年 初代ロゴを使ったアイテムを11月13日に発売

 今年45周年を迎えたセレクトショップのビームスは、1976年の創業時に店舗に掲げた初代ロゴ ”American Life Shop BEAMS” を復刻し、Tシャツやベースボールキャップにプリントや刺しゅうした記念アイテムを製作した。11月13日に、一部店舗を除く全国のビームスおよび公式オンラインストアと「ゾゾタウン」で発売する。

 価格はTシャツが税込4180円、パーカが1万120円、ベースボールキャップが3520円、トートバッグが2860円、バンダナが1320円、ソックスが1100円。今回が第1弾で、「第2弾としてタオルやマット、エプロンなどのホームウエアを来年1月に発売予定」(広報担当者)だという。

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三越伊勢丹HD、営業制限でも“豪奢品”が回復けん引 4〜9月期

 三越伊勢丹ホールディングスの2021年4〜9月期連結業績は、総額売上高が前年同期比18.9%増の3989億円、営業損益が77億円の赤字(前年同期は178億円の赤字)、純損益が81億円の赤字(同367億円の赤字)だった。2度の緊急事態宣言の影響を受け、総額売上高はコロナ前の一昨年との比較では3割減の水準にとどまった。経費の見直しもあって赤字幅は縮小した。

 百貨店事業では年間100万円以上購入するカード顧客の売り上げが全体をけん引した。富裕層の消費意欲は商品別売上高にも反映されており、衣料品が前年同期比27.3%増の606億円だったのに対し、美術・宝飾・貴金属は同68.6%増の284億円だった。4月から6月にかけての緊急事態宣言中、美術・宝飾・貴金属に対して東京都から“豪奢品”の販売自粛要請が出たため、売り場の休業など制限がかかっていた。にもかかわらず、株高を背景にした富裕層の購買やブライダル需要の反動によって、最も回復が早かった。

 通期(22年3月期)は、総額売上高9450億円、営業利益30億円、純利益30億円を見込む。

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美容家がトリコになる、「クリスティーナ」って? 【爆裂!健康美容マニア道】

 1日8食、ジャンクフード漬けの超不健康児から超健康優良児へと大変身を遂げたフリーアナウンサーの名越涼。およそ15年かけて自らの体で人体実験を繰り返してきた結果、“超絶良かったもの”だけを余すことなくお伝えする。今回は田中みな実が愛用してヒットした美容液“テラスキン”を展開する「クリスティーナ」を紹介。

 美容界の重鎮たちに愛され、ここ数年、日本でも話題になっている化粧品ブランド「クリスティーナ(CHRISTINA)」。皆、一度は耳にしたことがあるのではないだろうか。特に、田中みな実さんが愛用しているということで爆発的にヒットした美容液“テラスキン”は、肌を内側からもっちりと潤してくれる“奇跡の一滴”として超絶話題となった。そんな美容家たちが愛してやまない「クリスティーナ」。一体全体、何がそこまで魅了させるのか。早速、サロンケアでその実力を体感してみた。

美肌の最先端が詰め込まれたケアシリーズ

 今や世界60カ国以上で展開されている「クリスティーナ」は、1982年にイスラエルで創業。美容のプロが愛用するものとして、400種類以上もの製品が開発されてきた。開発には世界水準の科学者チームが携わり、臨床的に認められた最先端の薬用化粧品成分が組み込まれている。サロンケアだけでなく、ホームケアも併せた両輪で、肌の悩みを解決すべくサポートをしてくれる。うれしいのは、シリーズがとてもバラエティーに富んでいること。ニキビ、シミ、エイジングや乾燥など、肌の状態に合わせ効果的に対策が打てるように、製品と施術メニューをそろえている。一つ一つの悩みが深くなるお年頃(とほほ)、きめ細かいケアができるのは本当にありがたい。何ならサロンケアで全てのコースを受けて、つるぴかアンパンマン肌になってみたいけれど(欲望の塊!)、まずはこのサロンケアで一番人気があるという“アンストレス”のコースを受けてみることに。

細胞レベルの潤い?! “アンストレス”

 “アンストレス”は、紫外線や外部ダメージなどストレスにさらされた肌を沈静化し、保護してくれるケア。酸化ストレスから真皮繊維を守るタンパク質「ベヌセアン」やDNAを保護してくれる抗酸化ペプチド「クインテシン」など、最先端の有効成分が凝縮されている。アレルギー肌や敏感肌でも受けられる万能さがありながら、かゆみ、炎症、痛み、むくみを抑えて解消し、肌の潤いを細胞レベルで改善。細胞の再生が刺激され、コラーゲンの生合成が促進されたり、肌の自然な免疫防御が強化されたりするそうだ。聞けば聞くほど素晴らしいのですけど……!では、レッツトライ!

 バーン。まるでシュレックの気分よ。肌のPHを整え、美肌菌を増やしてくれるというクレンジングから始まり、美容成分を浸透しやすくするためのピーリングなどの後にこちらのマスクが登場。肌のバリア機能を高めてくれるというプルメリアの成分がたっぷり含まれているとのこと。ハワイを思い出させるあの可憐なプルメリアに、そんな効能があったとは……!


 仕上がりがこちら。私の肌の水分量、限界値MAXきたか。そう感じるほどの潤いと、ふっくらとした肌触りに感動。どこを触っても、しっとりすべすべ。う〜ん。気持ちいい。“細胞レベルから”ってこういうことだったのね。美容のプロたちをトリコにさせる理由、深く納得!

くすみ知らず、憧れの透明感をゲットしたいなら

 もう一つ、美白ケアの“イラストリアス”もオススメ。シミや色素沈着、肝斑にも積極的にアプローチしてくれるこのケアは、肌の内部からの白さを追求してできたトリートメント。30%濃度のビタミンCをはじめ、“攻め”の美白成分がたっぷり。こちらもご覧の通りのシュレックマスクをオン。シリーズによってマスクの色が変わるから、全部制覇したくなるわ。

結果、クリスティーヌ沼にハマりました

 ゆるんでいたところに、ちょっとスパルタな監督がやってきて、チーム全体が引き締まる。そんな感じで、ほどよく刺激があり、肌がちゃんと機能し始めるクリスティーナ。しっかり有効成分を届けることによって、肌ってちゃんと変化していくのね……。そんな実感が日々うれしくて、私もすっかり沼にハマりました!“ここぞ”という時はもちろん、肌のレベルをワンランクアップさせたい人は、ぜひ、この沼へダイブしてほしい。

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おしゃれなキミはもう使ってる? ファッションフリークのためのアプリ「ユニーク」が初の交流イベント

 エンライフ(東京)が運営するファッションコミュニティアプリ「ユニーク(Uniik)」は10月31日、初のオフラインイベントを東京・南青山で開催した。ハイファッションに身を包んだ20代の男女を中心に、約30人が参加。ファッションコンテストやアプリユーザーでもあるインフルエンサー・高島涼のトークショー、ファッションにまつわるクイズなど、さまざまなコンテンツを通じて交流を楽しんだ。

 「ユニーク」は“ワンランク上のファッション好きとつながろう”をテーマに掲げ、感度の高いファッションアイテムを使ったコーディネート写真を投稿したり、「いいね」やコメントをし合ったりして楽しむ交流型アプリだ。今年8月のローンチからじわじわと利用者を拡大。影響力の大きいユーザーを「スペシャルクリエイター」として認定しており、今回のイベントに9人を招待した。都内のほか、大阪や岡山など遠方からの参加者も見られた。
 イベントの目玉は、ゲストの高島が来場者スナップから最もおしゃれな7人を選ぶ企画「ファッションチェック」。優秀賞に輝いたのはスペシャルクリエイターの1人でもあるHideki Fukudaさん(東京、23歳)。全身を「カラー(KOLOR)」でそろえたスタイリングについて高島は「個人的にも好きなブランド。配色やパンツの丈感など全身のバランスがめちゃくちゃいい」と舌を巻いた。

 ファッションクイズゲームでは「(伝説的デザイナー6人を称して言う)“アントワープシックス”ではないデザイナーは?」「2021年の『パントン・カラー・オブ・ザ・イヤー(PANTONE Color of the Year)』に選ばれたのは?」といった難問も、参加者の8割が正解。高島によるトークショーでは、写真をきれいに撮るコツや自身が注目しているブランドなどを紹介した。
 
 オフラインイベントは今後、年数回にわたり開催を予定する。「ファッション好きのサロンとしての役割はもちろん、デザイナーとユーザーが出会う場を提供するなど、プラットフォームとしてさまざまな可能性を模索していきたい」(担当者)。技術面ではAI(人工知能)によるレコメンド機能に磨きをかけ、「ファッションやライフスタイルなど、自分の知らない世界と出合えるこれまでにないアプリを作っていきたい」とする。日本国内を足がかりとして、今後数年内のグローバル展開も視野に入れている。

問い合わせ先
エンライフ
info@enlife.app

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浦安・舞浜のシェラトンが韓国一色に グルメからK-POPカバーダンスまで“シムクン(ドキドキ)”体験を提供

 千葉・浦安の「シェラトン・グランデ・トーキョー・ベイ・ホテル(SHERATON GRANDE TOKYO BAY HOTEL(以下、シェラトン東京ベイ))では11月30日まで、国内にいながら韓国旅行気分が楽しめる初のコリアン・フェア“シムクンシェラトン(SHIMKOONG SHERATON)”を開催している。“シムクン”とは韓国語で“ドキドキする”という意味。シェラトン仁川をはじめ、在日韓国文化院、大韓航空などと協業して韓国グルメや展示、イベントを行う。

 『シェラトン東京ベイ』は今年、創業35周年。コロナ禍で渡航が難しい中、国内にいながら非日常を楽しめるハワイアン・フェアやタイ・フェアを開催してきた。第三弾のコリアン・フェアでは館内の至るところに、韓国大使館の協力により韓国文化ボックスが設置されている。“アンニョン(こんにちは)”というハングル語や韓国文化を体験できるボックスをはじめ、昔の家“韓屋”や伝統的な衣装のボックスなどがあり、一部フォトスポットとして開放する。

 また、毎週末は、無料のキムチクッキングクラス(事前予約要、先着25人限定)を開催。また、週末と祝日には、ロビーや各所でK-POPカバーダンスやテコンドーのパフォーマンス、伝統楽器によるコンサートなどが行われる。

韓国スタイル居酒屋から人気スイーツまでグルメが充実

 今回のフェアの目玉は、ホテル内ガーデンで金・土・日・祝日限定で開催する韓国スタイル居酒屋“ボチャ”だ。焼肉をはじめ、スンドゥブチゲやカニ入り海鮮辛ラーメン、チヂミ、韓国版スパム“リチャム”がチャミスルやマッコリと楽しめる。

 ブッフェダイニングの『グランカフェ』では11月限定で『シェラトングランド仁川』のレシピによる“コリアンフードブッフェ”を実施する。ブッフェでは、ポークリブチゲやエビのコチュジャン炒めなどのフードをはじめ、チャミスルやマッコリ、オリジナルのカクテルなども日替わりで提供。料金(大人)はランチブッフェが3700~4300円、ディナーブッフェが5500~6200円。17日は、ランチサンクスデーで2700円、19日はディナーサンクスデーで3500円(前日まで要予約)。

 カフェ『トスティーナ』では、韓国ポップカルチャーの中心である新大久保で大人気の“トゥンカロン”やマッコリを使用したスイーツや韓国で人気の調理パンが楽しめる。金曜日限定で、韓国をテーマに“フライデースイーツブッフェ”を開催。SNS映えするスイーツだけでなくサンドイッチなどの軽食を提供。料金は大人3200円。また、8種類のミニスイーツを宝石箱のように詰めた“シェラトンスイーツボックス”の用意もある。予約限定で2800円。

日本にいながら韓国気分が味わえる宿泊プラン

 日本にいながら韓国気分を味わえる“渡韓ごっこ”を味わえる朝食付き宿泊プランも用意されている。ブッフェの割引や韓国発人気スキンケアブランド『メディヒール(MEDIHEAL)』、韓国料理クッキングセミナー参加など幾つかの特典を選べる。詳細はシェラトン東京ベイウェブサイトで。

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「ボッテガ・ヴェネタ」人気の立役者、ダニエル・リーが突然の退任

 「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」の親会社であるケリング(KERING)は11月10日、約3年にわたり同ブランドを率いてきたダニエル・リー(Daniel Lee)=クリエイティブ・ディレクターの退任を発表した。2019-20年秋冬コレクションでランウエイデビューしたリーは、瞬く間にブランドをトレンドセッターに返り咲かせた立役者。象徴的な編み込みの技法“イントレチャート”などをモダンに再解釈したバッグやシューズをはじめ、多くのヒットアイテムを生み出してきた。

 同グループは、声明の中で「『ボッテガ・ヴェネタ』とダニエル・リーは、コラボレーションの終了に合意したことを発表する。彼はブランドに新たなエネルギーをもたらし、『ボッテガ・ヴェネタ』の現在の勢いに多大な貢献を果たしてきた」と述べた。退任の理由は明らかにされていないが、近日中にブランドの新たなクリエイティブ組織が発表される予定だという。

 リーは「『ボッテガ・ヴェネタ』で過ごした時間は、素晴らしい経験だった。卓越した才能あふれるチームと共に働けたこと、そして、私たちのビジョンの実現に関わってくれた全ての人に感謝している。また、フランソワ・アンリ・ピノー(Francois-Henri Pinault)=ケリング会長兼最高経営責任者(CEO)のサポートや『ボッテガ・ヴェネタ』が紡ぐストーリーの一部になるチャンスを与えてくれたことにも感謝している」とコメントした。

 一方、ピノー会長兼CEOは、「彼の唯一無二のビジョンは、ブランドの伝統を現代にふさわしいものに変え、ブランドをファッションシーンの中心に押し戻してくれた。私個人としても、『ボッテガ・ヴェネタ』の長い歴史の中で、彼が綴ったユニークな一章に感謝している」と述べた。また、レオ・ロンゴーン(Leo Rongone)=ボッテガ・ヴェネタCEOも「彼はブランドの50年の伝統に敬意を表しつつ、フレッシュな視点と現代性の新たな感性をもたらしてくれた。この3年間の目覚ましい成長は、彼のクリエイティブな仕事が成功したことを証明している」と説明。実際、2020年、新型コロナウイルスのパンデミックの影響で多くのブランドが苦戦する中でも、同ブランドは成長を継続。直近の21年第3四半期の既存店売上高も、前年同期比8.9%増となっている。

 リーはロンドンの名門セント・マーチンズ美術大学を卒業後、「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」「バレンシアガ(BALENCIAGA)」「ダナ キャラン ニューヨーク(DONNA KARAN NEW YORK)」などでキャリアを積み、「セリーヌ(CELINE)」に入社。当時のクリエイティブ・ディレクター、フィービー・ファイロ(Phoebe Philo)の下で、ウエアのデザイン・ディレクターを務めた。その後、18年7月、「ボッテガ・ヴェネタ」を17年間率いてきたトーマス・マイヤー(Tomas Maier)の後任として、現職に就任。ブランドの発展に貢献してきた。また、ファッション・ウイークのカレンダーから離れ、ベルリンやデトロイトなど独自のロケーションと日程でコレクションを発表したり、公式SNSアカウントを削除したりと、デザイン以外でも改革に取り組んできた。

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カフェカン、ドコモとEC実店舗をオープン。ファンド買収でも自由に活動する楠本氏。

「WIRED CAFE」などを展開するカフェ・カンパニー株式会社(所在地:東京都渋谷区、代表取締役社長:楠本 修二郎)が、食のEC通販「GOOD EAT CLUB」のオフライン拠点として「GOOD EAT VILLAGE(グッド・イート・ヴィレッジ)」を11月10日、東京・代々木上原にオープンさせる。
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【妄想】鳥貴族と串カツ田中、いっそのこと「合併」して「田中貴族」になったら。相乗効果ありそうだけど

 鳥貴族と串カツ田中が期間限定ながら、コラボメニューの提供を始めた。商品開発メンバーが入れ替わり、相手の新商品を作るという外食業界では珍しい試みだ。もともとトップ同士は仲が良く、ビジネスモデルも似ている。いっそのこと合併したほうが良いのでは。
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「0秒レモンサワー」GOSSO、食べ飲み放題店にもタワー設置。2匹目のどじょうはいる?

「0秒レモンサワー 仙台ホルモン焼肉酒場 ときわ亭」などを展開するGOSSO株式会社(本社:東京都渋谷区 代表取締役:藤田 建)が、既存店舗の業態転換により「全170品食べ飲み放題 肉ときどきレモンサワー。」を11月10日に梅田駅前でオープンさせる。
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三越伊勢丹HD「個客」に的 中計で百貨店のマス路線転換

 三越伊勢丹ホールディングス(HD)は、2024年度(25年3月期)を最終年度とした中期経営計画を発表し、営業利益350億円の達成を掲げた。コロナ下からの回復を急ピッチで進め、13年度の過去最高益346億円を更新する。優良顧客との結びつきの強化によって百貨店事業の再生を図るほか、10年後の長いスパンでは不動産事業、金融事業で営業利益の半分を稼ぐ構造に移行し、営業利益500億円を目指す。

 「百貨店を科学する」「顧客を貯める」。10日にオンラインで開催した会見で、細谷敏幸社長が繰り返した中計のキーワードだ。

 「百貨店を科学する」とは主に収支構造改革を指す。従来の百貨店の常識に照らした手法を抜本的に見直す。百貨店事業の売り場の収益を細かく分析した上で、従業員を配置する。マーケティング投資ついても顧客分類の収益に基づき予算を最適化する。百貨店事業の従業員シェアを減らし、強化分野とする不動産や金融など他の事業に振り分ける。この数年間の固定費の削減によって収益構造は改善された。その路線をさらに推し進め、稼げる分野に経営資源を集中的に投じる。

 「顧客と貯める」とは、MIカードをはじめとした認識顧客を増やすこと。一等地の集客力に頼ったマス戦略から、深くつながることのできる個客戦略にシフトする。デジタルツールを活用して、店舗を離れても親密なコミュニケーションがとれるようにする。特に伊勢丹新宿本店と三越日本橋本店においては認識顧客の比率を現在よりも10ポイント増の60%超に高める。

 現在MIカードの会員は約210万人。これにEC(ネット通販)の普及に伴い増加するデジタルIDの会員なども加えて認識顧客を拡大する。認識顧客による売上高は19年度で4512億円(MIカード会員)。これに24年度に5800億円(MIカード会員、デジタルID会員の合計)にする。

 認識顧客の中で特に重視するのが、年間100万円以上の買い物をする上顧客だ。消費意欲が旺盛な外商などの上顧客へのサービスを手厚くする。年間100万円以上購買するMIカード会員の売上高は19年度に1806億円だったが、24年度には2300億円に増やす。

 「科学」のデータと「顧客」のニーズに基づき、商品構成も変える。伊勢丹新宿本店と三越日本橋本店の両基幹店では、婦人服・雑貨の売り上げシェアを集約し、ラグジュアリーブランドや宝飾・時計の高級品を拡大する。ラグジュアリーブランドと宝飾・時計の売り上げシェアは19年度の23%に対して、24年度は27%を予定する。

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「エーペックスレジェンズ」が米ストリートブランドとコラボ “レイス”の限定スキンやアパレルも

 米・ロサンゼルス発のストリートブランド「マーケット(MARKET)」は、人気ゲーム「エーペックスレジェンズ(APEX LEGENDS以下、エーペックス)」とのコラボレーションを発表した。ゲーム内で入手可能な限定スキンのほか、コラボアパレルを「マーケット」公式オンラインストアで販売する。

 限定スキンは、「エーペックス」に登場するレジェンドの“レイス”や“ブラッドハウンド”“ライフライン”“ミラージュ”を用意した。“レイス”は「マーケット」のロゴが付いたヒョウ柄のパーカにボクサーパンツを、“ライフライン”はチェッカー柄がアクセントのオーバーオールをそれぞれ着用する。販売期間は11月23日まで。

 アパレルは、限定スキンを着用したレジェンドのグラフィックが付いたTシャツ(税込6000円)や、4人のレジェンドがプリントされたフーディー(同1万2700円)、スエットパンツ(同1万2700円)をそろえる。

 両者のコラボレーションは3月に発表予定だったが、全米で広がったストップ・アジアン・ヘイト運動の影響を受け、「マーケット」が前ブランド名の「チャイナタウン マーケット」から現在の名称に変更手続きを行ったため、無期限延期となっていた。

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POP UP STORE: SKYSTONE TRADING in KOBE!

みなさまこんばんは。

バーニーズ ニューヨーク在職26年目の中野です。

神戸出張で訪れるたびに、ゆったりと流れる旧居留地の空気感と居心地の良さに毎回感動します。そんな旧居留地にある神戸店で来週末より開催するおすすめのイベントをご紹介します。

Lone mt Lander Gold Ring POP UP STORE: SKYSTONE TRADING in KOBE!

11月20日(土)から11月23日(火・祝)まで、ターコイズ&インディアンジュエリーの名店「スカイストーン・トレーディング」の期間限定ストアが神戸店地下1階にて開催されます。

期間中は「スカイストーン・トレーディング」の代表であり、自身の名を冠したシグネチャーブランドの<ヤストモ コデラ>と<スカイ ブルー ホーク>のデザイナーの小寺康友氏が来店、お客様に直接ターコイズの素晴らしさをご紹介します。

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20Kを用いて、ひとつずつ手作業でリンクさせたチェーンブレスレット。素晴らしいネバダ州産のローンマウンテンターコイズがセットされています。

以前のブログで著名なフォトグラファーの友人から「ターコイズについて教えて欲しい」と連絡が来たと報告をさせていただきましたが、銀座本店での同イベントに来店して、素晴らしく似合うバングルとブレスレットをセットで買ってくれました。彼が著名なミュージシャンの撮影でそれらを身に着けてくれていると考えるともう嬉しくてたまりません。

 

今回は神戸店のお客様に向けて「スカイストーン・トレーディング」の魅力について少し書きます。

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避暑地として有名な軽井沢の1丁目1番地というとても縁起の良い住所にある「スカイストーン・トレーディング」は、日本におけるインディアンジュエリーの聖地です。旧軽井沢の入口にあり軽井沢駅から続く1本道を進むと到着します。ガラス越しに見える壁面の什器やケースに作家やターコイズの鉱脈毎に展示されていて、まるでギャラリーのような雰囲気です。

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博物館でも見れないような素晴らしいインディアンジュエリーの作品が見れます。

 

約20年前、私がまだセールス時代に友人達と遠足気分で初めて「スカイストーン・トレーディング」訪れました。当時から小寺さんは業界内有名人で、都内の複数のインディアンジュエリーショップのオーナーからも一度は訪れた方がいいと言われていました。意を決して当時自分が持っている一番いいジュエリーを身に着けて行ったのですが、小寺さんが見せてくれるジュエリーにセットされているターコイズはどれも素晴らしく眩しくて大きな衝撃を受けたのです。

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リング2点のどちらを買うか迷ってしまい近所の腸詰屋に小休憩しに行き、ビールとホットドッグを食べながらあれこれと計算して覚悟を決めて2点とも買いました。帰りに友人が運転する車内でずっとそのリング達を指にはめてずっと眺めていたのを覚えています。数年後にはどちらのアーティストも他店でとても買えない値段に上がっていたので、その時の経験から「インディアンジュエリーは出逢った時が最安値」というディーン・フジオカさんも覚えてくださった私の座右の銘が誕生しました。

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ナバホ族のトップアーティストであるマッキー・プラテロ氏とケワ族のレジェンド、故ジュリアン・ロバト氏のジュエリーが多数展示されています。他店ならオーナーのプライベートコレクションか非売品でもおかしくない作品が買えてしまう喜びを、私は20年前にこの「スカイストーン・トレーディング」で知りました。今回それらの著名アーティストの作品も神戸店に並びます。*もちろん一部非売品もあります。

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お客様の嗜好やトレンドを考慮いただきながら多くのコレクションから、厳選したジュエリーをご用意いただいています。2013年からこのイベントは継続的に続いていますが、ターコイズとインディアンジュエリーを深く愛する者として、バーニーズ ニューヨークのお客様には一番良いものをご案内したい。そう考えると「スカイストーン・トレーディング」=小寺康友さんのコレクションがベストです。

Lander Diamond carved K20 Ring POP UP STORE: SKYSTONE TRADING in KOBE!

わずか3年間だけ採掘された3大ターコイズのひとつ、ネバダ州産ランダーブルーターコイズがセットされたゴールドリングと、1キャラットのダイヤモンドが美しいゴールドリング。どちらも<ヤストモ コデラ>

Lone Mt Island Gold Ring POP UP STORE: SKYSTONE TRADING in KOBE!

<ヤストモ コデラ>の代名詞になっている、ローンマウンテンターコイズのナゲット(塊)が鎮座しているゴールドリング。通称アイランドリング。

GIQ K18 Ring POP UP STORE: SKYSTONE TRADING in KOBE!

ターコイズは少し難しいと感じている方は18KYGの台座に純金が交じっている天然のクオーツ(水晶)がセットされた<ヤストモ コデラ>のゴールドインクルージョンクォーツのリングをおすすめします。

JP Coral K18 Ring POP UP STORE: SKYSTONE TRADING in KOBE!

深い色味が美しい日本産赤珊瑚のリングもございます。年々ご用意が難しくなっているアイテムです。

Ancient Coin K22 Ring POP UP STORE: SKYSTONE TRADING in KOBE!

紀元前の銀貨がセットされた22KYGのリングや

Owl eyes K18 Triple Feather Diamond K18 Bangle POP UP STORE: SKYSTONE TRADING in KOBE!

18KYGのバングルもさまざまなデザインでご用意いたします。ほぼ1点物のみ、少量制作につきお早目にご覧ください。

Side Fluted K18 Target Arrows Diamonds K18 bangle POP UP STORE: SKYSTONE TRADING in KOBE!

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小寺さんのファイルワーク(ヤスリ技法)は一級品でまた新作の準備を進めているようです。どんな作品か楽しみです。

Lander blue carved K20 ring Lone mt carved K20 buckle POP UP STORE: SKYSTONE TRADING in KOBE!

全て自信を持っておすすめできる魅力的なジュエリーばかりです。シルバーのリングや、ヴィンテージのインディアンジュエリーも多数ご用意いたします。

 

ご来店が難しいお客様も、カスタマーセンターにご連絡いいただき神戸店よりリモートにてご紹介やお買上げもできますので、ぜひお気軽にお問合せください。

 

POP UP STORE:

SKYSTONE TRADING

11/20 SAT. – 11/23 TUE. 神戸店B1

 

ミズノ4〜9月期で過去最高の営業利益 ゴルフとランニングがけん引

 ミズノの2021年4〜9月期連結決算は、売上高が前年同期比28.4%増の851億円、営業損益は56億円の黒字(前年同期は9億円の赤字)、純利益は前年同期の1億円から43億円に増えた。新型コロナウイルスの影響を大きく受けた前年の反動によって全カテゴリーで大幅増収になった。コスト削減施策が定着し、販管費率が2.3ポイント下がったため、営業利益は過去最高額となった。

 国内の売上高は同20%増の543億円。緊急事態宣言の影響で、部活動や地域スポーツ活動の屋内スポーツは苦戦したが、ランニングやゴルフ、サッカー、野球など屋外スポーツは回復した。

 新たなカテゴリーも伸びた。スポーツの知見を一般生活市場に活用するライフスタイルカテゴリーでは、コロナ禍における室内での運動ニーズに対応したインテリア“ミズノヘルシーインテリア”やスポーツ素材を使ったマウスカバー、通称“ミズノマスク”、高反発シューズ素材“ミズノエナジー(MIZUNO ENERGY)”搭載のウオーキングシューズ“エムイー(ME)”シリーズなどがヒットした。企業向けにユニホームやシューズを提供するワークビジネス事業は、取引先が700を突破するなど順調に成長した。

 海外市場も全て増収となった。米州の売上高は、同48%増の124億円。利益率の高いゴルフクラブがよく動いたほか、利益体質の強化が進み、営業利益は同期過去最高の18億円となった。欧州の売上高は同44%増の96億円。ランニングシューズがけん引した。アジア・オセアニアの売上高は、同46%増の88億円。韓国をはじめ、コロナの影響を強く受ける国もあったが、オーストラリアやニュージーランド、台湾を中心にランニングがよく動き、苦戦分をカバーした。

 無観客開催となった東京オリンピック・パラリンピックについて、水野明人社長は「開催国として無観客は残念だった。しかし、世界の99%の人は映像で応援する。今大会は、われわれがサポートする国内外の選手が多く活躍し、ブランドイメージ向上に大きく寄与したと考えている」と述べた。ベトナムのロックダウンなどによるサプライチェーンの影響は、「売上高ベースで最悪20億〜30億円のマイナスは覚悟している」とした上で、「そうならないよう、生産・納品調整に尽力している」と説明した。

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ミズノ4〜9月期で過去最高の営業利益 ゴルフとランニングがけん引

 ミズノの2021年4〜9月期連結決算は、売上高が前年同期比28.4%増の851億円、営業損益は56億円の黒字(前年同期は9億円の赤字)、純利益は前年同期の1億円から43億円に増えた。新型コロナウイルスの影響を大きく受けた前年の反動によって全カテゴリーで大幅増収になった。コスト削減施策が定着し、販管費率が2.3ポイント下がったため、営業利益は過去最高額となった。

 国内の売上高は同20%増の543億円。緊急事態宣言の影響で、部活動や地域スポーツ活動の屋内スポーツは苦戦したが、ランニングやゴルフ、サッカー、野球など屋外スポーツは回復した。

 新たなカテゴリーも伸びた。スポーツの知見を一般生活市場に活用するライフスタイルカテゴリーでは、コロナ禍における室内での運動ニーズに対応したインテリア“ミズノヘルシーインテリア”やスポーツ素材を使ったマウスカバー、通称“ミズノマスク”、高反発シューズ素材“ミズノエナジー(MIZUNO ENERGY)”搭載のウオーキングシューズ“エムイー(ME)”シリーズなどがヒットした。企業向けにユニホームやシューズを提供するワークビジネス事業は、取引先が700を突破するなど順調に成長した。

 海外市場も全て増収となった。米州の売上高は、同48%増の124億円。利益率の高いゴルフクラブがよく動いたほか、利益体質の強化が進み、営業利益は同期過去最高の18億円となった。欧州の売上高は同44%増の96億円。ランニングシューズがけん引した。アジア・オセアニアの売上高は、同46%増の88億円。韓国をはじめ、コロナの影響を強く受ける国もあったが、オーストラリアやニュージーランド、台湾を中心にランニングがよく動き、苦戦分をカバーした。

 無観客開催となった東京オリンピック・パラリンピックについて、水野明人社長は「開催国として無観客は残念だった。しかし、世界の99%の人は映像で応援する。今大会は、われわれがサポートする国内外の選手が多く活躍し、ブランドイメージ向上に大きく寄与したと考えている」と述べた。ベトナムのロックダウンなどによるサプライチェーンの影響は、「売上高ベースで最悪20億〜30億円のマイナスは覚悟している」とした上で、「そうならないよう、生産・納品調整に尽力している」と説明した。

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ミズノ4〜9月期で過去最高の営業利益 ゴルフとランニングがけん引

 ミズノの2021年4〜9月期連結決算は、売上高が前年同期比28.4%増の851億円、営業損益は56億円の黒字(前年同期は9億円の赤字)、純利益は前年同期の1億円から43億円に増えた。新型コロナウイルスの影響を大きく受けた前年の反動によって全カテゴリーで大幅増収になった。コスト削減施策が定着し、販管費率が2.3ポイント下がったため、営業利益は過去最高額となった。

 国内の売上高は同20%増の543億円。緊急事態宣言の影響で、部活動や地域スポーツ活動の屋内スポーツは苦戦したが、ランニングやゴルフ、サッカー、野球など屋外スポーツは回復した。

 新たなカテゴリーも伸びた。スポーツの知見を一般生活市場に活用するライフスタイルカテゴリーでは、コロナ禍における室内での運動ニーズに対応したインテリア“ミズノヘルシーインテリア”やスポーツ素材を使ったマウスカバー、通称“ミズノマスク”、高反発シューズ素材“ミズノエナジー(MIZUNO ENERGY)”搭載のウオーキングシューズ“エムイー(ME)”シリーズなどがヒットした。企業向けにユニホームやシューズを提供するワークビジネス事業は、取引先が700を突破するなど順調に成長した。

 海外市場も全て増収となった。米州の売上高は、同48%増の124億円。利益率の高いゴルフクラブがよく動いたほか、利益体質の強化が進み、営業利益は同期過去最高の18億円となった。欧州の売上高は同44%増の96億円。ランニングシューズがけん引した。アジア・オセアニアの売上高は、同46%増の88億円。韓国をはじめ、コロナの影響を強く受ける国もあったが、オーストラリアやニュージーランド、台湾を中心にランニングがよく動き、苦戦分をカバーした。

 無観客開催となった東京オリンピック・パラリンピックについて、水野明人社長は「開催国として無観客は残念だった。しかし、世界の99%の人は映像で応援する。今大会は、われわれがサポートする国内外の選手が多く活躍し、ブランドイメージ向上に大きく寄与したと考えている」と述べた。ベトナムのロックダウンなどによるサプライチェーンの影響は、「売上高ベースで最悪20億〜30億円のマイナスは覚悟している」とした上で、「そうならないよう、生産・納品調整に尽力している」と説明した。

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閉鎖したエドウインの工場を豊和が継承 秋田・大館で従業員も再雇用

 ジーンズ加工の豊和(岡山県倉敷市、田代雄久社長)は、ジーンズ大手エドウインの子会社で2021年9月に閉鎖された秋田ホーセの秋北工場(秋田県大館市)を買い取り、11月15日から新たに操業する。ジーンズの縫製など中心事業を引き継ぎ、工場長以下約40人の工員も再雇用する。

 エドウインは低価格ジーンズの台頭により、販売が低迷していたところにコロナショックが直撃し、回復も見込めないとして、秋田県内にある4工場全ての閉鎖を決定していた。

 豊和は長らくエドウインの加工を請け負っており、13年にエドウインが事実上破たんした際にはスポンサーに名乗り出たこともある。豊和は9月、大館市内に子会社「オオダテソーイングファクトリー」を設立し、今後さらに従業員を県内で採用することも計画しているという。

 豊和の担当者は「WWDJAPAN」の取材に対して、「減少する一方のジーンズの生産背景を守りたいとの気持ちから決断した。ジーンズを縫製しなければ、洗いなど加工が主の当社のビジネスも成り立たない。工員を育てる手間やインフラの整備などを考えると、工場を新規で設立することも現実的ではなかった」と答えた。

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閉鎖したエドウインの工場を豊和が継承 秋田・大館で従業員も再雇用

 ジーンズ加工の豊和(岡山県倉敷市、田代雄久社長)は、ジーンズ大手エドウインの子会社で2021年9月に閉鎖された秋田ホーセの秋北工場(秋田県大館市)を買い取り、11月15日から新たに操業する。ジーンズの縫製など中心事業を引き継ぎ、工場長以下約40人の工員も再雇用する。

 エドウインは低価格ジーンズの台頭により、販売が低迷していたところにコロナショックが直撃し、回復も見込めないとして、秋田県内にある4工場全ての閉鎖を決定していた。

 豊和は長らくエドウインの加工を請け負っており、13年にエドウインが事実上破たんした際にはスポンサーに名乗り出たこともある。豊和は9月、大館市内に子会社「オオダテソーイングファクトリー」を設立し、今後さらに従業員を県内で採用することも計画しているという。

 豊和の担当者は「WWDJAPAN」の取材に対して、「減少する一方のジーンズの生産背景を守りたいとの気持ちから決断した。ジーンズを縫製しなければ、洗いなど加工が主の当社のビジネスも成り立たない。工員を育てる手間やインフラの整備などを考えると、工場を新規で設立することも現実的ではなかった」と答えた。

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資生堂1〜9月期決算は日本を除く市場が回復し増収増益

 資生堂の1〜9月期連結決算は、注力するスキンビューティーブランドがけん引し、日本を除く全ての地域で成長したため売上高は前年同期比14.0%増の7453億円、営業利益が同194 .8%増の262億円、経常利益が同433.0%増の296億円だった。特別損失として「ドルチェ&ガッバーナ ビューティ(DOLCE&GABBANA BEAUTY)」に係る商標権の減損損失、 「ベアミネラル(BAREMINERALS)」「ローラ メルシエ(LAURA MERCIER)」「バクサム(BUXOM)」の事業譲渡に伴うのれんの減損損失を計上した一方、営業増益及びパーソナルケア事業譲渡に伴う特別利益形状により、純損益は前年の136億円の赤字から367億円となった。

 事業別の売上高は、日本事業が同7.3%減の2103億円。リニューアルをした「ハク(HAKU)」や「アネッサ(ANESSA)」、さらに生活者の変化に合わせて開発した「マキアージュ(MAQUILLAGE)」のマスクにつきにくいBBクリームをはじめとするベースメイクや下地が好調に推移。eコマースの売り上げは 2 桁成長した。しかし8月に感染者数が過去最高となり、緊急事態宣言の発令も過去最長で苦戦し前年を下回った。

 中国事業は、天候不良や新型コロナウイルス変異株の拡大に伴い、店舗の一部閉鎖及び来店客数減少の影響を受けた。一方で「クレ・ド・ポー ボーテ(CLE DE PEAU BEAUTE)」や「NARS」などプレステージブランドへの戦略的投資を継続することでシェアを拡大し同23.1%増の1909億円だった。

 トラベルリテール事業は引き続き国際線減便に伴う旅行者減少の影響を受けているが、中国海南島が大きく成長し、売り上げをカバーして同17.3%増の886億円となった。

 横田貴之取締役エグゼクティブオフィサー最高財務責任者は、「11月は少しずつだが回復の兆しが見えており、来年早めにはローカルのお客さまの回復を見込んでいる。そして第4四半期はマーケティング投資を強化する。オフライン・オンライン両方で、パーソナライズされた情報の提供で来店を促進するほか、すでに国内では10月からカウンターでのタッチアップも再開。中国ではダブルイレブンに向けてプレセール前から潜在顧客にサンプルを提供するなどプロモーションは好調に推移している。来年初めに中国・日本で新ブランド『インリュー(INRYU)』をローンチするなど、前年同期比に150億円をプラスした積極的なマーケティング投資を行う」と述べた。

 21年12月期の通期の売上高は前期比13.4%増の1兆440億円、営業利益が同113.9%増の320億円、経常利益が247.6%増の335億円、純利益が300億円を見込む。

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ユニクロ「+J」21-22年秋冬 休止前最終コレクションにジル・サンダー氏がかけた魔法

 「ユニクロ(UNIQLO)」は11月12日、デザイナーのジル・サンダー(Jil Sander)氏とのコラボラインである「+J」の2021-22年秋冬物の計74型を発売します(一部は12月上旬発売予定)。1年前の11月に9年ぶりの復活を果たし、激しい商品争奪戦も含めてファッション業界内外の話題をさらった「+J」ですが、復活後3シーズン目の今季をもって再度休止することが決まっています。発売日を前に、コラボ“第2章”と位置付けられた復活以降の反応や、21-22年秋冬の注目商品について取材しました。

 まずは基本のおさらいから。「+J」はベーシックアイテムを現代的にアップデートしたデザインと、カシミヤ、スーピマ綿などの上質な素材、ポケットの内側や裏地など細部までこだわった仕様、それにも関わらず抑えられた価格といった点が支持につながっています。ただし、使用している素材メーカーや縫製工場は既存の「ユニクロ」商品と同じ。「+J」生産のための特別なルートがあるわけではありません。

 素材メーカーも縫製工場も同じなのに、こんなにも世の中を魅了する商品ができるはなぜなんでしょう。単にジル・サンダー氏のネームバリュー効果というだけでは、これだけ長期にわたって話題になり続けるなんてことはあり得ないと思います。「サンダー氏と組むとどんな魔法がかかるんですか?具体的に何が変わるんですか?」と、1年前のコラボ復活の際に、仕掛け人である勝田幸宏ファーストリテイリング執行役員ユニクロR&D統括責任者を取材した際に聞いてみました。

サンダー氏の“千本ノック”で鍛えられるモノ作り

 「(コラボによって何か複雑なことが突然できるようになるわけではなく)言われてみれば自分たちはそこまでは気が回っていなかったな、という部分にもサンダー氏から細かく指示やチェックが入る。それによって、同じ素材メーカー、同じ工場で作っても、できあがる素材、商品は全く別のものになる」というのが勝田執行役員の答え。サンダー氏からの指示は細かく多岐にわたり、「サンダー氏は『もっともっとできる!』と徹底的に追求していくので、まるで“千本ノック”のよう」と語っていたのも非常に印象的でした。

 つい先日、ショールームで勝田執行役員に偶然お会いしましたが、その際も「(発売日を間近に控えた今も)サンダー氏から細かい確認事項が飛んできて、引き続き“千本ノック”ですよ」と話していました。続けて、「だからこそいい商品になっている」とも。

 ユニクロにとっての「+J」の意義は、まさにここなんだと改めて思います。話題性や、コロナ禍以降の絶好調から近頃やや変調を来している売り上げへの起爆剤という面ももちろん大きいでしょうが、何よりもサンダー氏の“千本ノック”によってモノ作りが鍛えられ、その徹底追求の姿勢が通常ラインの商品にも基本のマインドセットとして埋め込まれていく。そうやってあらゆる商品にさらに磨きがかかっていくんだと思います。実際にボタンダウンシャツなどは、09年の「+J」の取り組み開始以降、通常ラインの商品もすごく変わったように個人的には感じています。

売れ筋筆頭はダウン、新顔はダッフルコート

 “千本ノック”で磨かれたモノ作りへの自信や、復活後過去2シーズンの反響の大きさから、21-22年秋冬物は全店で販売する商品やフルラインアップ販売店舗をかなり増やしているそうです。「国内のフルラインアップ販売店舗は1年前の48店から今季は234店に拡大し、各都道府県に少なくとも1店は設けている。全店販売商品も、1年前から約2倍に型数を拡大した」と広報担当者。全店販売商品は、従来はシャツやベーシックなカットソーなどが中心でしたが、今季はダウンアウター(一部)、MA-1、ニットカーディガン、前シーズン好評だったというスエット類など、かなりバリエーションが広がっています。

 21-22年秋冬の「+J」は、「伝統的なアイテムをモダンに解釈する」というテーマ(これは今季に限らず、「+J」に通底するテーマだなとも思います)のもと、メンズで初めて登場したダッフルコートが既に話題になっています。ただし、秋冬の「+J」の売れ筋筆頭であり、稼ぎ頭と言えばやはりダウン。1年前は、薄くて軽くて暖かい“ウルトラライトダウン”仕様のアウターを出していましたが、今季のダウンは“ウルトラライトダウン”はあえて使用せず、よりボリュームのある構築的なシルエットを追求しているといいます。例えば、サンダー氏が「こだわりのディテールを詰め込んだアイテム」として挙げているというウィメンズのダウンショートコート(1万9900円、12月上旬発売予定)も、メンズのオーバーサイズダウンパーカ(1万7900円)も、フード周りなどが非常にボリューミーで立体感のあるシルエットです。

 21年春夏に「想定以上の好調さ」で、今季は全店で販売する中核商品となったスエット類も、フード部分だけ素材を切り替えてポイントにしていたり、後ろ身頃にグログランテープをたたいていたりと、派手ではないですが細かなこだわりがたっぷり。ほかにも、ガッシリ見えがちなウィメンズのPコートは肩やウエストをコンパクトに抑えるカットでメリハリをつけていたり、メンズのMA-1はすっきり見せたい袖部分は発熱機能素材の中綿を使い、身頃部分にはダウンを使うというユニクロ流の“ハイブリッドダウン”仕様が取り入れられていたりと、商品1点1点に語れるストーリーが詰まっています。

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アーティスト福井海東が愛知で初の個展 「ボット」とのコラボ作品も

 アーティストの福井海東が、愛知・豊橋のブランクマグギャラリー(BLANKMAGGALLERY)で個展“Lie on eye”を11月14日まで開催中だ。揺らめく花をモチーフにした“イデア フワラー”シリーズや、ファッションブランド「ボット(BOTT)」とのコラボペイントなど多数の作品を展示する。作品をグラフィックとして落とし込んだアパレルやマフラーも販売する。

 福井は1997年、東京・世田谷生まれ。幼少期からサーフィンとスケボーに傾倒する。高校卒業後はビームスのサーフ系アパレルショップ「ピルグリム サーフ+サプライ(PILGRIM SURF + SUPPLY)」での販売員を経て、アーティスト活動を開始。独学でグラフィックを始め、「アース ミュージック&エコロジー(EARTH MUSIC&ECOLOGY)」や「フルーツ・オブ・ザ・ルーム(FRUIT OF THE LOOM)」などに提供し、「物質的な刺激も欲しい」と絵画に転向した。親しんだカルチャーとデジタルネイティブの感覚を武器に、“グラフィックのような絵画作品”を発表する。これまでに、原宿のギャラリー、クラス(CLASS)や高島屋のイベント「つづくつなぐマーケット」などに出展してきた。今年から来年にかけては、「ボット」のほか複数のファッションブランドとコラボ予定だ。

■福井海東 個展“Lie on eye”
日程:11月14日まで
会場:ブランクマグギャラリー
住所:愛知県豊橋市駅前大通3-118 村上ビル南階段2階

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「マーク ジェイコブス」×「トモ コイズミ」コラボアイテム発売 アイコンバッグのスナップショットも

 「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」は、小泉智貴デザイナーの手掛ける「トモ コイズミ(TOMO KOIZUMI)」とコラボレーションし、日本限定のコレクション“トモ コイズミ × マーク ジェイコブス(TOMO KOIZUMI × MARC JACOBS)”を11月17日に発売する。伊勢丹新宿店と阪急うめだ本店でポップアップを11月17日から11月23日まで開催するほか、公式ECサイトと渋谷パルコでも取り扱う。

 「トモ コイズミ」は2019年2月、ブランド初のランウエイショーをニューヨークにある「マーク ジェイコブス」旗艦店で行った。同ブランドのランウエイで長年スタイリングを務めるケイティ・グランド(Katie Grand)がインスタグラム上で小泉デザイナーの作品に出合ったことがきっかけとなった。今回のコラボは、“心に深く刺さるファンタジーな世界観を多くの人に届けていく”という両ブランドの共通項から実現したという。

 アイテムは「マーク ジェイコブス」のアイコンバッグ“ザ スナップショット(THE SNAPSHOT)”のほか生地をラッフル状に束ねたショルダーストラップ、ヘアアクセサリーのシュシュを展開。また、アトリエで眠っていたデッドストックの生地をハンドクラフトで再構築した一点物のウエアも数量限定で販売する。

 キャンペーン画像には女優の安達祐実や小泉デザイナー自身が出演する。

■トモ コイズミ × マーク ジェイコブス ポップアップストア
日程:11月17日〜11月23日
場所:伊勢丹新宿店 本館2階 センターパーク ザ・ステージ#2
住所:〒160-0022 東京都新宿区新宿3-14-1

■トモ コイズミ × マーク ジェイコブス ポップアップストア
日程:11月17日〜11月23日
場所:阪急うめだ本店 3F コトコトステージ31
住所:〒530-8350 大阪府大阪市北区角田町8-7

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ヨンアが「ほぼ毎日」店頭に立つワケ 自身のブランド「コエル」が初の路面店

 DMI(東京、島田延幸社長)が運営し、モデル・ヨンアがディレクターを務めるウィメンズブランド「コエル(COEL)」は1月上旬まで、東京・南青山の骨董通りに期間限定店舗を開いている。同ブランドは2018年の立ち上げ以降、ECを主軸に販売してきた。路面店の出店は今回が初めて。

 店内にはカフェも併設。白を基調にした内装、ビンテージ調で統一した什器はヨンアが自分の目で見て選んだ。壁面には現代アートも陳列し、ゆったりとくつろぎながら買い物を楽しむことができる空間を演出した。

 開店から1カ月がたち、売上高や客数は計画を上回る盛況。だが、それ以上に収穫だったのは、ファンとのコミュニケーションを通じ、ディレクターのヨンア自身がさまざまな発見ができたことだという。店頭に立つ彼女に話を聞いた。

WWD:ブランドを立ち上げて4年目になりました。

ヨンア:「コエル」はとにかく、自分の“好き”を表現したいと思って始めたブランドです。正直、これまでは目標とか、そんなことを考えるひまもないくらい忙しくて……。ブランドを始めるまではモデルとして服を着る側にいましたが、実際それを作るとなるとすごく大変ですね。でも、街で「コエル」の服を着てくださっている人を見かけると、そんな苦労も吹き飛びます。「こんなブランドにしたい」っていうイメージはまだぼんやりとしているけれど、服作りに携わることは本当に好きなんだなあと実感しています。

WWD:このタイミングで期間限定店舗を出店した理由は?

ヨンア:これまで(出店は)いつか、とずっと頭に描いてきました。たまたまいいタイミングで、自分のイメージ通りの物件が見つかったので、思い切ってチャレンジしてみようと。でも、果たしてどの程度店舗運営にコミットできるのか、という不安もありました。だったら期間を3カ月と決めて、その間はやれるだけやろうと決めました。

WWD:ほぼ毎日のように店頭に立っているそうですね。

ヨンア:そうなんです(笑)。リアルの売り場に立つと、お客さまが「コエル」にどんな服を求めているかという生の声を聞くことができる。それがすごく楽しいですね。ブランドを始めたころはとにかく好きなものを表現しようと突き進んできましたが、自分自身が歳を重ね、子育てにも追われる中でライフスタイルも変化しています。すると徐々に、服に求めるものも変化していくんですね。あんまり外に出られないから華やかな色味の服を着たいとか、でもリラックスできる生地感がいいとか、それでいて洗える機能性が欲しいとか。普段から自分も「あったらいいな」と考えていることですが、実際にお客さまの声を聞くと、「やっぱりそうだよね」と共感できる。また次の服作りに生かせそうです。

WWD:カフェでは、ヨンアさんの思い入れのあるメニューを提供しているそうですね。

ヨンア:やっぱり自分の店を出すなら自分の好きを詰め込んだ場所にしたいからです。もちろん時間と共に自分の興味も、好きな物も移り変わっていくでしょう。でも「コエル」のファンにはいつも等身大の自分を知ってほしいし、そこに共感してくれるからついてきてもらえるとも思っています。だから、これからもその時その時で、自分が胸を張って好きだと言える服を作っていきたいです。

 今年4月にはジュエリーブランド「ナリン.(NARIN.)」をスタートしました(今回の期間限定ショップでも展示販売)。シーズンごとに新作を出していく「コエル」とは違い、自分のペースで、納得がいくまで腰を据えて取り組める面白さがあります。全く新しいチャレンジで試行錯誤していますが、天然石にこだわった本気のジュエリーを作っていきたいです。 

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「天下一品」から4種のスエット 鳴見なるらクリエイターとコラボ

 ラーメンチェーン「天下一品」は、創業50周年を記念したスエット4種を11月10日に発売する。ECブランド「モノマート(MONO-MART)」との協業で、ゾゾタウン(ZOZOTOWN)の同ブランドのページで取り扱う。

 カレッジ風に英字で店名をプリントしたスエットのほか、他3種はクリエイターとのコラボだ。イラストレーターのイソガイヒトヒサとのコラボスエットは、大勢でラーメンを食べているイラストのバックプリントと、“KOTTERI”という言葉の刺しゅうが入る。ラーメンを題材にした作品「ラーメン大好き小泉さん」で知られる漫画家の鳴見なるは、作品の主人公を“中華風”に描いた限定イラストをプリント。ラーメン業界と関わりの深いイラストレーター青木健は、「天下一品」のロゴをアレンジした。

 価格は税込4950円で、ユニセックスサイズのMとLを用意する。オーバーサイズのデザインで、ポリエステルとコットンを混紡させた裏起毛で保温性にもこだわった。

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「生理痛」「冷え性」など女性の不調の理解を深めるゲームが登場 上司やパートナーの立場からも考えるように

 漢方薬を中心とした一般用医薬品と医療用医薬品を販売するクラシエ薬品は11月20日、体の不調をきっかけにダイバーシティー社会を考えるカードゲーム“人にやさしくなるゲーム”(税込3630円)を発売する。薬局・ドラッグストアで展開する漢方薬ブランド「漢方セラピー」シリーズの誕生15周年を記念し、数多くのヒットゲームを手掛けてきたオインクゲームズと開発した。20〜21日に東京ビッグサイトで開催する「ゲームマーケット2021秋」(オインクゲームズブース内)のほか、公式サイトやアマゾンで販売する。

 “人にやさしくなるゲーム”は、これまであまりコミュニケーションの対象とされてこなかった体の症状や悩みについて考える内容になっている。プレイヤーが「体調不良の人」と「周りの人」に分かれ、自分の体の不調に気付いていない設定の「体調不良の人」が、「周りの人」からかけられる「セラピーワード」をヒントにして、自分の症状に気がつくことを目指す。「体調不良の人」は「わたしの場合は、チクチクではなく、ズキズキって感じ」というように、自分の症状を伝える。一方で「周りの人」は「なりきり上司」といったアプローチカードに書かれた立場に自分がなりきって、「顔色悪いし、今日は無理せず早めに帰ったら?」など優しい言葉を相手にかける設定になっている。

 特に女性にとって体調の悩みは、親しい人でもなかなか打ち明けづらく、うまく理解してもらえないケースも多くある。同ゲームは、家族や友人、パートナー同士など、多くの人が体調不良の理解を深めるために開発した。人に“やさしくなること”を楽しむことで、多くの人が互いの理解を深め、それぞれが自分らしく生きられるダイバーシティー社会に向けて活用してほしいという思いが込められている。

 「漢方セラピー」は、健康志向が高まり、セルフメディケーションが重視される中、毎日に寄り添う存在として漢方薬を活用して欲しいという思いを込めたブランド。分かりづらく難しいイメージのある漢方薬を、症状やお悩みに合わせて自由に選べるようパッケージを分かりやすく工夫している。

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「生理痛」「冷え性」など女性の不調の理解を深めるゲームが登場 上司やパートナーの立場からも考えるように

 漢方薬を中心とした一般用医薬品と医療用医薬品を販売するクラシエ薬品は11月20日、体の不調をきっかけにダイバーシティー社会を考えるカードゲーム“人にやさしくなるゲーム”(税込3630円)を発売する。薬局・ドラッグストアで展開する漢方薬ブランド「漢方セラピー」シリーズの誕生15周年を記念し、数多くのヒットゲームを手掛けてきたオインクゲームズと開発した。20〜21日に東京ビッグサイトで開催する「ゲームマーケット2021秋」(オインクゲームズブース内)のほか、公式サイトやアマゾンで販売する。

 “人にやさしくなるゲーム”は、これまであまりコミュニケーションの対象とされてこなかった体の症状や悩みについて考える内容になっている。プレイヤーが「体調不良の人」と「周りの人」に分かれ、自分の体の不調に気付いていない設定の「体調不良の人」が、「周りの人」からかけられる「セラピーワード」をヒントにして、自分の症状に気がつくことを目指す。「体調不良の人」は「わたしの場合は、チクチクではなく、ズキズキって感じ」というように、自分の症状を伝える。一方で「周りの人」は「なりきり上司」といったアプローチカードに書かれた立場に自分がなりきって、「顔色悪いし、今日は無理せず早めに帰ったら?」など優しい言葉を相手にかける設定になっている。

 特に女性にとって体調の悩みは、親しい人でもなかなか打ち明けづらく、うまく理解してもらえないケースも多くある。同ゲームは、家族や友人、パートナー同士など、多くの人が体調不良の理解を深めるために開発した。人に“やさしくなること”を楽しむことで、多くの人が互いの理解を深め、それぞれが自分らしく生きられるダイバーシティー社会に向けて活用してほしいという思いが込められている。

 「漢方セラピー」は、健康志向が高まり、セルフメディケーションが重視される中、毎日に寄り添う存在として漢方薬を活用して欲しいという思いを込めたブランド。分かりづらく難しいイメージのある漢方薬を、症状やお悩みに合わせて自由に選べるようパッケージを分かりやすく工夫している。

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「トミー ヒルフィガー」 × 「ティンバーランド」第2弾はさらにサステナブルに進化

 「トミー ヒルフィガー(TOMMY HILFIGER)」はこのほど、「ティンバーランド(TIMBERLAND)」とコラボレーションしたコレクション第2弾を発売した。両ブランドの公式ECサイトのほか、「トミー ヒルフィガー」表参道店、「ティンバーランド」伊勢丹新宿本店、ゾゾタウンなどでも取り扱う。

 両ブランドの1990年代のデザインに着想した第1弾に対し、第2弾では生産プロセスや素材を見直し、さらにサステナブルなアイテムを目指した。防水透湿性素材「ゴアテックス(GORE-TEX)」を使用したジャケット(税込12万1000円)や、ロゴTシャツワンピース(同1万8700円)、フラッグTシャツ(同1万2100円)、ハイカーブーツ(同3万5200円)など、ウィメンズとメンズの計36型のアイテムをそろえた。

 トミー・ヒルフィガーは「私たちは、デザインのさまざまな要素を見て、『どうすればもっと良くできるか』を考えました。コレクション全体は前を向いて、次の世代のために見たい未来を形作るためのものです」とコメント。ティンバーランドのクリストファー・レイバーン(Christopher Raeburn)グローバル・クリエイティブ・ディレクターは「私たちは、エコイノベーションへの注力を強化することで、アイコニックなアーカイブ作品の限界を超えたいと考えました」と語った。

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「カラー」や「ビューティフルピープル」がミッキーとコラボ 渋谷パルコがミッキーマウスの誕生日を記念したコレクション

 渋谷パルコは、ディズニーキャラクターのミッキーマウスの誕生日を祝う限定コレクション“ミッキーマウス バースデイ コレクション(MICKEY MOUSE BIRTHDAY COLLECTION)”を11月19日に発売する。

 同コレクションには渋谷パルコの24店舗が参加し、「ディスコード ヨウジヤマモト(DISCORD YOHJI YAMAMOTO)」のショルダーバッグ(税込9万3500円)や「カラー(kolor)」のグラフィックプルオーバー(同2万9700円)、「ビューティフルピープル(BEAUTIFUL PEOPLE)」のネームタグトート(同1万2100円)、セレクトショップのヌビアン(NUBIAN)のスター スタジアムジャケット(同4万2000円)、「キジマ タカユキ(KIJIMA TAKAYUKI)」のメトロハット(同3万800円)など、ミッキーマウスのモチーフをデザインに落とし込んだオリジナルアイテムを用意する。

 また発売に合わせて3つのポップアップストアをオープンするほか、4階のパルコミュージアムトーキョーでは、ミッキーマウスを愛する世界各地のアーティストたちによる"ファンの集い"をテーマにした展覧会“ミッキーマウス ナウ アンド フューチャー(MICKEY MOUSE NOW AND FUTURE)”を開催する。東京・渋谷のアートギャラリーナンヅカ(NANZUKA)がキュレーションし、空山基やハビア・カジェハ(JAVIER CALLEJA)らが同展覧会のために製作した作品を展示する。

■Mickey Mouse Birthday Collection POP UP SHOP by L.W.C.
会期:11月19日〜12月5日
場所:渋谷パルコ4F 特設スペース
住所:東京都渋谷区宇田川町15-1

■「DISNEY MICKEY MOUSE / PORTER CLASSIC OHARIKO COLLECTION」POP UP STORE
会期:11月18日〜12月5日
場所:渋谷パルコ1F GATE
住所:東京都渋谷区宇田川町15-1

■「HELLO WE ARE ITTI」AT SHIBUYA PARCO
会期:11月19日〜12月26日
場所:渋谷パルコ2F BRIDGE
住所:東京都渋谷区宇田川町15-1

■Mickey Mouse Now and Future
会期:11月19日〜12月19日
時間:11:00~20:00
場所:パルコミュージアムトーキョー(渋谷パルコ4F)
住所:東京都渋谷区宇田川町15-1

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トム・フォードが17年ぶりの書籍 飲酒&ドラッグから子育てと変わった生活と変わらないクリエイションを語る

 トム・フォード(Tom Ford)は11月10日、自身のクリエイションやキャリアなどをまとめた444ページの書籍「TOM FORD 002」を日本でも発売した。2004年に発売した「001」に次ぐ本作は、「グッチ(GUCCI)」や「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT)」を去って05年に立ち上げた「トム フォード」のキャンペーン・ビジュアルなどを収録しており、スティーブン・クライン(Steven Klein)やイネス&ヴィノード(Inez & Vinoodh)、ニック・ナイト(Nick Knight)、マート&マーカス(Mert & Marcus)らが撮影。「トム フォード」をまとったセレブの画像も多い。15年以上のクリエイションの中から、何をピックアップしたのか?15年前と現在の気分やクリエイションの違いは?トムに聞いた。

WWDJAPAN(以下、WWD):なぜ今、「002」の発行を決めたのか?世界が大きく変わろうとしていることが影響している?

トム・フォード(以下、トム): 最初の本を出版してから17年、多くの変化があった。「001」でフィーチャーしたのは、「グッチ」と「イヴ・サンローラン」時代の私。つまり最初の章で、「002」は第二章だ。60歳になって、2冊目を企画し始めたときには、すでに「トム フォード」を設立してから15年が経っていた。 15年後、そして60歳。「振り返る時が来た」と思った。過去を振り返ることはめったになく、いつも先だけを見ることを好んできた。特にファッションにおいては、めったに過去を振り返らない。ショーのフィナーレで(ゲストへの挨拶を終えて)ランウエイに背を向けた瞬間、私は、次のコレクションを考えている。「次は、何をしようか?」といつも心配している。「私は今、何をするつもりだろう?」「それは、良いのだろうか?」「どのように受け取られるだろうか?」。この本の制作は、非常にカタルシス(無意識だったものを意識化するような)なプロセス。文字通り何千枚もの写真を見る過程で、その瞬間についてのすべてを思い出す興味深いプロセスだった。私が考えていたこと、感じていたこと、住んでいた場所、パーソナルライフでの出来事、そしてビジネスライフを思い起こさせてくれた。写真はすべてを反映していた。この本で、私は、私の人生のひとつの章の幕を閉じたんだ。

WWD:05年以降の作品を中心に、15年以上のクリエイションの中から、どんなビジュアルを中心にピックアップしたのか?

トム:まずは世界中のすべてのプレスオフィス、ニューヨークと東京、ソウル、香港、ミラノ、そしてロンドンから、過去10年間の記事や写真を送ってもらうことから始めた。印刷された記事や写真は、データを出力して確認した。画像をオンラインで見るのは、印刷された画像を見ることと同じじゃないからね。文字通り、何千もの画像を確認した。何かに取り組むときは、直感を信じている。すべての写真の確認は非常に早く、私の目をつかんだものは何でも書類の山に投げ込んだ。1000枚までの編集は早かった。そこから700枚に、そして最終的には400枚の画像に絞った。最後は、とても誇りに思ったと言わざるを得ない。本の中のすべての写真は、私にとって何かを意味している。それは、私の人生の特定の時間を強調している。 「過去15年間、私は何をしてきたのだろう?」とよく自問する。そして、子どもを授かったこと、2本の映画を作り、この素晴らしいグローバルブランドを創作してきたことに気づく。「実際、とてもたくさんのことをしてきたんだ!」と物事をきちんと整理して先に進めた。こうして過去の15年をスリップカバーに入れ、60歳で新しい章を始めることができた。素晴らしいことだ。

WWD:「グッチ」や「イヴ・サンローラン」を手がけていた頃と、05年以降の一番の違いは?

トム:世界は変わり、私の人生も変わった。今はロサンゼルスに住んでいて、9歳の息子がいる。ジャックを育てることは、私の人生の優先事項だ。「グッチ」にいたとき、私はよく飲み、ドラッグもやっていた。今は酔っていないし、冷静で、人生が変わった。すべてが、より良くなった。ただ過去と現在のクリエイションの間には、1本の共通の糸がある。私はまだ同じ人間で、同じことが好きだから。もちろん当時はやっていたのに、今はもうやらないこともある。ただ創造的なプロセスは、アルコールと薬物がないことを除いて、これまでと同じだ。本能的な人間だから、インスピレーションを得たもの、感動したものから創造を発信している。常に「私は自分の人生の中で、人々が何を着ているのを見たいのだろう?」「私は、どんな世界を見たいのだろう?」「私は、何を見たいのだろう?」と考え続けている。だからショーで発表するコレクションは、6カ月前とまったく違っていることも多いんだ。

WWD:「グッチ」時代から、肌見せのセクシーは1つの特徴だと思う。露出にこだわる理由は?

トム:私の服は、いつもセクシー。 それは、私のコアの一部だ。 しかし年をとって子どもを授かると、世に出したいものに対する認識は変わる。 考える必要が生まれたんだ。「ジャックがこの写真を見たら、彼はどう思うだろうか?」「彼の友達は、なんて言うだろう?」とかね。 だからかつてほど露骨に性的ではなくなったが、それでも官能的だろう。 私は官能的な人間、私の服はそれを反映しているよ。

WWD:「003」を出す頃(いつ頃出したい?)、世の中はどんな風になっていると思う?

トム:Oh, my god!!まだ何にもわからない。私の70歳の誕生日だろうか?!その時の世界なんて、誰がわかるだろう?すべてが急速に変化しているから、5年後の世界だってわからない。19歳のジャックさえ、まったく想像できないよ(笑)。

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進化する「エーグル」 洗練の美しさと機能性を兼備したライフスタイルブランドへ

 フランス発のライフスタイルブランド「エーグル(AIGLE)」は、新アーティスティック・ディレクターに就任した「エチュード スタジオ(ETUDES STUDIO)」の創業者オレリアン・アルべ(Aurelien Arbet)、ジェレミー・エグリ(Jeremie Egry)、ジョゼ・ラマリ(Jose Lamali)による初のカプセルコレクションを11月8日に発売した。発売に先駆けて、本国のフランス・パリではプレゼンテーションを行い、新時代に向けて舵を切る新生「エーグル」を打ち出した。

2021年カプセルコレクションは
ブランドヘリテージを再解釈

 新生「エーグル」による初のカプセルコレクションは、どんな天候にも耐え得る機能性はそのままに、都市での生活にもなじむシンプルかつモードな印象を強めた。アイコンである天然ゴムのラバーブーツは、シェイプをモダンに刷新。アパレルは、アーカイブを再解釈したレインコートやグラフィカルなプリントのシャツなど全13型が登場した。“アイコニシティー(ICONICITY)”をシーズンテーマに掲げ、都市と自然をつなぎ、人生を謳歌するすべての人々に寄り添いたいという思いを込めた。

「ブランドのレガシーを受け継ぎ、
コンテンポラリーな表現を
付け加えていく」

 新アーティスティック・ディレクターの3人は、「エーグル」には幼いころから親しみがあったと語る。それぞれ自然豊かな田舎で生まれ育ち、パリを拠点にする現在も自然の中で過ごす時間を持っているという。オレリアン・アルベは、「僕らにとって、自然と都市の装いの境界線は曖昧になっている。『エーグル』の伝統に裏付けられた技術は、都市生活の日常に根差したアイテムへと拡張することができる」と自信を持って話す。彼らは「エーグル」の生産工場を訪れた際、期待を確信に変えたという。「アイコンである天然ゴム製のラバーブーツは、創設から168年経った現在も職人によってハンドメイドで作られている。高い機能性と耐久性を備えた製品を提供し続けているからこそ、世界中で信頼を得ているのだろう。ブランドが培った“機能美”というレガシーを受け継ぎつつ、シルエットとプロポーションに焦点を当ててコンテンポラリーな表現を付け加えていくのが僕らの役目だ」と話すのはジェレミー・エグリ。彼らによって、ラバーブーツは緩やかな曲線を描くシルエットに再解釈された。クラシックなトレンチコートとキャップのスタイリングや、シャープなラインのスリムなジャケット、着膨れすることのない軽量なリラックスシルエットのコートが、新生「エーグル」を象徴するアイテムだという。幅広いバリエーションを持つレインコートシリーズでは、アーカイブのデザインからポケットやベルトの位置を調整してユーティリティーの要素を高め、ゴアテックスのテクニカル素材を使用することでデザインと機能面の双方を現代的に進化させた。さらに、「エーグル」の環境配慮への取り組みは新アーティスティック・ディレクターによって強化されることになりそうだ。「数シーズンで使い捨てるのではなく、現代人の日常に寄り添い、ニーズに応えながら成長し続けるブランドを目指す。そのためには、環境に配慮した生産背景も向上させて、サステナビリティと耐久性を両立した商品を届けていきたいと思っている」とジョゼ・ラマリが締めくくった。

パリでフィジカル
プレゼンテーション開催

 パリで10月中旬に開いたプレゼンテーションでは、大規模な都市型屋上農園として話題の「プランテーション」を会場に、自然&都会のライフスタイルに寄り添う「エーグル」の世界観を表現した。草花とウッド、インスピレーション源となった写真で飾られた会場内には2021-22年秋冬カプセルコレクションと22年春夏コレクションが展示され、ルックをまとったモデルが会場内を行き交う演出。コレクションのイメージ映像として公開された、「エーグル」を着用した世界各国に暮らすアーティストのインタビュー動画を視聴できるスペースも設けられた。ゲストが自由にモデルを撮影したり、アーティスティック・ディレクターに質問したりと、会場内のアットホームな雰囲気は、常に顧客のニーズに耳を傾ける親しみやすい「エーグル」のアイデンティティーを体現しているようだった。

“LIVE FULLY, LIVE RESPECTFULLY”を
ビジョンにフランス流の
ライフスタイルを提案

 「エーグル」は、19年6月に新CEOのサンドリン・コンセイエ(Sandrine Conseiller)が就任して以来、ブランドの再定義を進め、“LIVE FULLY, LIVE RESPECTFULLY”( 私たちを取りまく世界に敬意を持って、人生を謳歌しよう)というブランドビジョンを掲げている。特に日本では、これまでのアウトドアブランドとしてのポジションを見直し、スタイルと機能性、フレンチエレガンスを兼ね備えたライフスタイルブランドへとブランドイメージを強化する。キーワードは“Less is more”。まずは出店戦略を見直し、24年以降は都心部への出店を加速させる。販売拠点を精査しながらEC化率を高め、売り上げは倍増させる計画だ。デジタルマーケティングにも力を入れ、30代を中心としたミレニアル世代の認知拡大を狙う。21年7月に現職に就いた木田林太郎ゼネラルマネージャーは、「ここまで機能性が高くファッションを楽しめるブランドはほかにない。われわれはドアの向こうは全てアウトドアと捉え、自然に寄り添う暮らしを送る全ての人々に向け、改めてブランドの輪郭をはっきりと描いていく」と話した。

問い合わせ先
AIGLEカスタマーサービス
0120-810-378

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進化する「エーグル」 洗練の美しさと機能性を兼備したライフスタイルブランドへ

 フランス発のライフスタイルブランド「エーグル(AIGLE)」は、新アーティスティック・ディレクターに就任した「エチュード スタジオ(ETUDES STUDIO)」の創業者オレリアン・アルべ(Aurelien Arbet)、ジェレミー・エグリ(Jeremie Egry)、ジョゼ・ラマリ(Jose Lamali)による初のカプセルコレクションを11月8日に発売した。発売に先駆けて、本国のフランス・パリではプレゼンテーションを行い、新時代に向けて舵を切る新生「エーグル」を打ち出した。

2021年カプセルコレクションは
ブランドヘリテージを再解釈

 新生「エーグル」による初のカプセルコレクションは、どんな天候にも耐え得る機能性はそのままに、都市での生活にもなじむシンプルかつモードな印象を強めた。アイコンである天然ゴムのラバーブーツは、シェイプをモダンに刷新。アパレルは、アーカイブを再解釈したレインコートやグラフィカルなプリントのシャツなど全13型が登場した。“アイコニシティー(ICONICITY)”をシーズンテーマに掲げ、都市と自然をつなぎ、人生を謳歌するすべての人々に寄り添いたいという思いを込めた。

「ブランドのレガシーを受け継ぎ、
コンテンポラリーな表現を
付け加えていく」

 新アーティスティック・ディレクターの3人は、「エーグル」には幼いころから親しみがあったと語る。それぞれ自然豊かな田舎で生まれ育ち、パリを拠点にする現在も自然の中で過ごす時間を持っているという。オレリアン・アルベは、「僕らにとって、自然と都市の装いの境界線は曖昧になっている。『エーグル』の伝統に裏付けられた技術は、都市生活の日常に根差したアイテムへと拡張することができる」と自信を持って話す。彼らは「エーグル」の生産工場を訪れた際、期待を確信に変えたという。「アイコンである天然ゴム製のラバーブーツは、創設から168年経った現在も職人によってハンドメイドで作られている。高い機能性と耐久性を備えた製品を提供し続けているからこそ、世界中で信頼を得ているのだろう。ブランドが培った“機能美”というレガシーを受け継ぎつつ、シルエットとプロポーションに焦点を当ててコンテンポラリーな表現を付け加えていくのが僕らの役目だ」と話すのはジェレミー・エグリ。彼らによって、ラバーブーツは緩やかな曲線を描くシルエットに再解釈された。クラシックなトレンチコートとキャップのスタイリングや、シャープなラインのスリムなジャケット、着膨れすることのない軽量なリラックスシルエットのコートが、新生「エーグル」を象徴するアイテムだという。幅広いバリエーションを持つレインコートシリーズでは、アーカイブのデザインからポケットやベルトの位置を調整してユーティリティーの要素を高め、ゴアテックスのテクニカル素材を使用することでデザインと機能面の双方を現代的に進化させた。さらに、「エーグル」の環境配慮への取り組みは新アーティスティック・ディレクターによって強化されることになりそうだ。「数シーズンで使い捨てるのではなく、現代人の日常に寄り添い、ニーズに応えながら成長し続けるブランドを目指す。そのためには、環境に配慮した生産背景も向上させて、サステナビリティと耐久性を両立した商品を届けていきたいと思っている」とジョゼ・ラマリが締めくくった。

パリでフィジカル
プレゼンテーション開催

 パリで10月中旬に開いたプレゼンテーションでは、大規模な都市型屋上農園として話題の「プランテーション」を会場に、自然&都会のライフスタイルに寄り添う「エーグル」の世界観を表現した。草花とウッド、インスピレーション源となった写真で飾られた会場内には2021-22年秋冬カプセルコレクションと22年春夏コレクションが展示され、ルックをまとったモデルが会場内を行き交う演出。コレクションのイメージ映像として公開された、「エーグル」を着用した世界各国に暮らすアーティストのインタビュー動画を視聴できるスペースも設けられた。ゲストが自由にモデルを撮影したり、アーティスティック・ディレクターに質問したりと、会場内のアットホームな雰囲気は、常に顧客のニーズに耳を傾ける親しみやすい「エーグル」のアイデンティティーを体現しているようだった。

“LIVE FULLY, LIVE RESPECTFULLY”を
ビジョンにフランス流の
ライフスタイルを提案

 「エーグル」は、19年6月に新CEOのサンドリン・コンセイエ(Sandrine Conseiller)が就任して以来、ブランドの再定義を進め、“LIVE FULLY, LIVE RESPECTFULLY”( 私たちを取りまく世界に敬意を持って、人生を謳歌しよう)というブランドビジョンを掲げている。特に日本では、これまでのアウトドアブランドとしてのポジションを見直し、スタイルと機能性、フレンチエレガンスを兼ね備えたライフスタイルブランドへとブランドイメージを強化する。キーワードは“Less is more”。まずは出店戦略を見直し、24年以降は都心部への出店を加速させる。販売拠点を精査しながらEC化率を高め、売り上げは倍増させる計画だ。デジタルマーケティングにも力を入れ、30代を中心としたミレニアル世代の認知拡大を狙う。21年7月に現職に就いた木田林太郎ゼネラルマネージャーは、「ここまで機能性が高くファッションを楽しめるブランドはほかにない。われわれはドアの向こうは全てアウトドアと捉え、自然に寄り添う暮らしを送る全ての人々に向け、改めてブランドの輪郭をはっきりと描いていく」と話した。

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AIGLEカスタマーサービス
0120-810-378

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ユニクロ「UT」が星野源とコラボ ウエアやトートバッグなど

 「ユニクロ(UNIQLO)」のグラフィックTシャツブランド「UT」は、アーティストの星野源とコラボレーションしたコレクション“星野源 UT”を全国の店舗とオンラインストアで11月19日に発売する。

 コレクションは、メンズTシャツ7柄(税込各1500円)をはじめ、メンズパーカ4柄(同各2990円)、トートバッグ3柄(同各1990円)、マスキングテープ2柄(2個セット、同各590円)、ポーチ3柄(2個セット、同各990円)、ピンズ2柄(2個セット、同各990円)を用意する。星野の4つの楽曲「創造」「アイデア」「恋」「くだらないの中に」や、自ら撮影した写真をコラージュしたもの、SNSで話題になったイラスト、また謎のキャラクター“ニセ明”をデザインモチーフとして、星野の創作活動を堪能できるコレクションに仕上げた。

 オンラインストアでの購入者を対象に、限定オリジナルボックスに梱包して商品を配送する。ボックスはなくなり次第終了する。

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ユニクロ「UT」が星野源とコラボ ウエアやトートバッグなど

 「ユニクロ(UNIQLO)」のグラフィックTシャツブランド「UT」は、アーティストの星野源とコラボレーションしたコレクション“星野源 UT”を全国の店舗とオンラインストアで11月19日に発売する。

 コレクションは、メンズTシャツ7柄(税込各1500円)をはじめ、メンズパーカ4柄(同各2990円)、トートバッグ3柄(同各1990円)、マスキングテープ2柄(2個セット、同各590円)、ポーチ3柄(2個セット、同各990円)、ピンズ2柄(2個セット、同各990円)を用意する。星野の4つの楽曲「創造」「アイデア」「恋」「くだらないの中に」や、自ら撮影した写真をコラージュしたもの、SNSで話題になったイラスト、また謎のキャラクター“ニセ明”をデザインモチーフとして、星野の創作活動を堪能できるコレクションに仕上げた。

 オンラインストアでの購入者を対象に、限定オリジナルボックスに梱包して商品を配送する。ボックスはなくなり次第終了する。

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「THREE」の2022年春コレクションは春の風を感じる新色をラインアップ クリーム&パウダーの新チークも登場

「THREE」は2022年1月1日、春のメイクアップコレクションを発売する。“I TALK TO THE WIND”をコンセプトに新チークやアイシャドウ、リップ、ネイルポリッシュなどの新色が登場する。

 今回発売する“ブロウンアウェイ ブラッシュデュオ”(全5種、各税込4180円)は質感の異なる2色をセットにしたチークカラーで、肌に密着し血色感を仕込むクリームチークと軽やかにフィットして透明感と艶を与えるパウダーをレイヤードすることで立体的な表情を演出する。クリームチークの滑らかで均一な伸び広がりとパウダーチークのソフトフォーカス効果で崩れにくい密着感と、毛穴や凹凸を感じさせない仕上がりをかなえる。

 4色のクリームアイシャドウパレット“ディメンショナルビジョンアイパレットアリー”(新2種、各税込7150円)からは、温かな透明感を与えるウォームラベンダー“04 RIDE THE WIND”と明るい表情を演出するサニーブラウン“05 CATCH THE WIND”の新2種が登場する。そのほか、ケア効果を兼ね備えたマスカラ“アートエクスプレッショニストマスカラ”からルピーパールを配合したフォレストグリーン“06 BIRD IN FLIGHT”(税込4400円)、“ネイルポリッシュ”(新7色、うち限定3色、各税込1980円)、唇の水分量によって発色が変化するトリートメントティント処方の限定リップ“ルヴァントリップケアティント”(全2色、各税込3960円)をラインアップする。

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「”外食寅さん”が50歳目前で独立。オールドルーキー、ここに誕生」『大衆酒場食堂ななつぼし』店主 水澤昇太氏

 2021年10月15日(金)、東武東上線東武練馬駅(東京・板橋区)から徒歩5分の場所に一軒の酒場が新規オープンした。お世辞にも活気があるとは言えない商店街のなかに、長年営業しているような昭和感が漂い、人情味あふれる酒場こそ「大衆酒場食堂ななつぼし」である。店主の水澤氏はこれまで、すかいらーく、レインズ、絶好調てっぺん、海外など携わった会社、ブランドは数知れず。遅れて来たカリスマの魅力に迫った。
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「マルジェラ」から初のボディーローションとハンドクリームが登場

 「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」は12月10日、人気のフレグランスシリーズ“レプリカ”コレクションから初のボディーケアアイテムを発売する。ベストセラーの香り“レイジーサンデー モーニング”の“ボディーローション”(200mL、税込6820円)と“ハンドクリーム”(30mL、税込4180円)をそろえる。

 “レイジーサンデー モーニング”は、イタリア・フローレンスの清々しく晴れた日曜の朝をイメージし、洗い立てのリネンのシーツのようなフレッシュで落ち着きのあるフローラルマスクの香り。今回登場するボディーローションはシアバターやコルザオイル、グリセリンを、ハンドクリームはヒアルロン酸やシアバター、スイートアーモンドオイルなどを配合し、滑らかでリッチなテクスチャーが肌に潤いを与えつつ、“レイジーサンデー モーニング”の柔らかな香りが全身を包み込む。

 取扱店舗は表参道ヒルズで12月31日まで開催中の「レプリカ」フレグランス ポップアップストア、阪急うめだ本店2階、アットコスメトーキョー、イセタンミラールミネ新宿店、アットコスメショッピング、HANKYU BEAUTY ONLINE、「メゾン マルジェラ」公式ECサイト。ポップアップショップでは、12月6日に先行発売する。

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「プーマ」 × 「メゾン キツネ」コラボ第2弾 キツネ刺しゅう入りの“プーマ スエード”やダブルロゴのフーディーなど

 「プーマ(PUMA)」は、「メゾンキツネ(MAISON KITSUNE)」とのコラボコレクション第2弾を11月13日に発売する。「プーマ」のスポーツスタイルに、「メゾン キツネ」のフレンチテイストを融合したスニーカーとアパレル、アクセサリーをそろえる。「プーマ」公式オンラインストアやプーマストア 原宿キャットストリートなどの直営店、「メゾン キツネ」青山店、伊勢丹新宿メンズ館店などで扱う。

 スニーカーは、50年以上愛されている名作“プーマ スウェード(PUMA SUEDE)”をクレープソールと水色のフォームストリップ、キツネの刺しゅうでアレンジした“スウェード クレープ キツネ(SUEDE CREPE KITSUNE)”(税込1万9800円)と、“ミラージュ スポーツ(MIRAGE SPORT)”を青とベージュのカラーブロックに落とし込んだ“ミラージュ スポーツ キツネ(MIRAGE SPORT KITSUNE)”(同1万6500円)の2型を用意する。アパレルは、左胸に両ブランドのロゴを施したクルーネックスエット(同1万5400円)やフーディー(同1万5400円)、リバーシブルのボンバージャケット(同4万2900円)、撥水加工を施したポンチョ(同3万800円)などで、アクセサリーはニットキャップ(同4950円)やキャップ(同5500円)、バックパック(同9790円〜1万100円)などをそろえる。

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「プーマ」 × 「メゾン キツネ」コラボ第2弾 キツネ刺しゅう入りの“プーマ スエード”やダブルロゴのフーディーなど

 「プーマ(PUMA)」は、「メゾンキツネ(MAISON KITSUNE)」とのコラボコレクション第2弾を11月13日に発売する。「プーマ」のスポーツスタイルに、「メゾン キツネ」のフレンチテイストを融合したスニーカーとアパレル、アクセサリーをそろえる。「プーマ」公式オンラインストアやプーマストア 原宿キャットストリートなどの直営店、「メゾン キツネ」青山店、伊勢丹新宿メンズ館店などで扱う。

 スニーカーは、50年以上愛されている名作“プーマ スウェード(PUMA SUEDE)”をクレープソールと水色のフォームストリップ、キツネの刺しゅうでアレンジした“スウェード クレープ キツネ(SUEDE CREPE KITSUNE)”(税込1万9800円)と、“ミラージュ スポーツ(MIRAGE SPORT)”を青とベージュのカラーブロックに落とし込んだ“ミラージュ スポーツ キツネ(MIRAGE SPORT KITSUNE)”(同1万6500円)の2型を用意する。アパレルは、左胸に両ブランドのロゴを施したクルーネックスエット(同1万5400円)やフーディー(同1万5400円)、リバーシブルのボンバージャケット(同4万2900円)、撥水加工を施したポンチョ(同3万800円)などで、アクセサリーはニットキャップ(同4950円)やキャップ(同5500円)、バックパック(同9790円〜1万100円)などをそろえる。

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「ケイト・スペード」日本上陸25周年 渋谷で期間限定インスタレーションを開催

 「ケイト・スペード ニューヨーク(KATE SPADE NEW YORK)」は日本上陸25周年を記念して、期間限定インスタレーション“スペード フラワー スクエア”を11月19〜21日に渋谷キャスト ガーデンで開催する。

 会場には、“スペード フラワー ジャカード コレクション”やブランド上陸25周年を記念した日本限定コレクションをディスプレイ。アップル、ホットドック、タクシーなどブランド本拠地であるニューヨークらしいアイコンを落とし込んだコレクションも並ぶ。また、ニューヨークの食を楽しめるキッチンカーや、ニューヨークの街角をイメージしたコーナー、自身をミニチュアに見立てて撮影できるスポット、マーケットエリア、来場客への数量限定ギフト(25周年記念ブックレット)など、豊富なコンテンツを用意する。

 さらに、日常生活に新たな喜びを見出す“Rediscovery(再発見)”をテーマにした2021年フォール・コレクションにちなみ、メインスポットの渋谷キャストを拠点にブランドがおすすめする25の“ジョイ スポット(Joy spot)”をめぐる散策マップと自転車を用意。このうち3スポット以上を訪れた人を対象に、会場内で使えるドリンクチケットを数量限定でプレゼントする。

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販売員の地位向上のために、わたしたちができること 「今週の特集お届け隊」2021年11月8日号

 毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2021年11月8日号からの抜粋です)

三澤:販売員特集を過去5年担当してきましたが、彼らを取り巻く環境が抜本的に改善されたとは言い難いですね。それでも、販売員の地位向上のために近道はなく、そのためにも販売員特集を定点観測的に毎年実施することに意義があると感じています。

苫米地:とはいえ20年前に比べたら、福利厚生の改善や給料アップなど、少しずつ問題は改善されてきていますよ。でも、本当に少しずつなので、言い続けることが大事だと思います。

三澤:見守り、それを発信し続けることがわれわれメディアの役目ですね。

苫米地:そうですね。販売員の仕事ってこんなに奥深いんだ、こんなに面白い人がやっているんだということ、誰でもなれるけれど、実はクリエイティブな仕事で、日々勉強していかなくてはならない仕事だということを少しずつでも、業界内だけでなく消費者にも知ってもらいたいです。

三澤:販売員の仕事って、本当に多岐にわたります。商品知識はもちろん、着こなしなど、聞かれたらなんでも答えられなければならない。今回のある取材中、店内のディスプレーがちょっとくずれていたんです。でも、気が付くと整えられている。こんな気遣いがとてもうれしいんです。あくまで自然にアクションする。それってすごいことですよね。苫米地さんは、どうして販売員取材を続けているんですか?

苫米地:もともと、私自身が販売員だったんです。社会人1年目にインディーズブランドで働き始めたけど、接客について教えてくれる人はいなくて、ダメダメ販売員でした(苦笑)。その後、アパレル企画会社に転職してモノ作り、マーケティングなどに携わって、独立しました。かねて執筆していた「ファッション販売」から「販売員の取材をしませんか?」と声を掛けられたのがきっかけです。改めて、販売の仕事に向き合うと、「販売員って、こんなにすごいんだ!」と思うようになり、今に至ります。

三澤:1000人超を取材しても飽きない多様性があるということですね。

苫米地:はい。販売・接客の難しさやすごさに興味を持ってもらえるよう伝えるのが、私の仕事です。地道にやっていきましょう。

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販売員の地位向上のために、わたしたちができること 「今週の特集お届け隊」2021年11月8日号

 毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2021年11月8日号からの抜粋です)

三澤:販売員特集を過去5年担当してきましたが、彼らを取り巻く環境が抜本的に改善されたとは言い難いですね。それでも、販売員の地位向上のために近道はなく、そのためにも販売員特集を定点観測的に毎年実施することに意義があると感じています。

苫米地:とはいえ20年前に比べたら、福利厚生の改善や給料アップなど、少しずつ問題は改善されてきていますよ。でも、本当に少しずつなので、言い続けることが大事だと思います。

三澤:見守り、それを発信し続けることがわれわれメディアの役目ですね。

苫米地:そうですね。販売員の仕事ってこんなに奥深いんだ、こんなに面白い人がやっているんだということ、誰でもなれるけれど、実はクリエイティブな仕事で、日々勉強していかなくてはならない仕事だということを少しずつでも、業界内だけでなく消費者にも知ってもらいたいです。

三澤:販売員の仕事って、本当に多岐にわたります。商品知識はもちろん、着こなしなど、聞かれたらなんでも答えられなければならない。今回のある取材中、店内のディスプレーがちょっとくずれていたんです。でも、気が付くと整えられている。こんな気遣いがとてもうれしいんです。あくまで自然にアクションする。それってすごいことですよね。苫米地さんは、どうして販売員取材を続けているんですか?

苫米地:もともと、私自身が販売員だったんです。社会人1年目にインディーズブランドで働き始めたけど、接客について教えてくれる人はいなくて、ダメダメ販売員でした(苦笑)。その後、アパレル企画会社に転職してモノ作り、マーケティングなどに携わって、独立しました。かねて執筆していた「ファッション販売」から「販売員の取材をしませんか?」と声を掛けられたのがきっかけです。改めて、販売の仕事に向き合うと、「販売員って、こんなにすごいんだ!」と思うようになり、今に至ります。

三澤:1000人超を取材しても飽きない多様性があるということですね。

苫米地:はい。販売・接客の難しさやすごさに興味を持ってもらえるよう伝えるのが、私の仕事です。地道にやっていきましょう。

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「M・A・C」がBLACKPINKのLISAとコラボしたメイクを発売

 「M・A・C」は12月3日、BLACKPINKのLISAとコラボレーションしたメイクアップコレクション“MAC x L”を発売する。LISAは同ブランドのグローバルブランドアンバサダーを務め、これまでキャンペーンには登場してきたものの、メイクアップを手掛けるのは初めて。アイシャドウ パレット、リップ、アイライナー、フェイスパウダー、チークをそろえる。また11月12日には、M・A・C公式オンラインショップ、伊勢丹新宿本店、三越伊勢丹の化粧品EC「ミーコ(MEECO)」で全製品を先行発売する。

 “アイシャドウ× 12 M·A·C × L アイシャドウ パレット”(12色入り、税込9,900円)はマット、シマー、グリッターのテクスチャーをそろえ、デイリールックから夜の外出のためのグラマラスなルックまで多様なシェードをラインアップ。リキッドリップ“パウダーキス リキッド リップカラー”(限定6色、各税込4,730円)はLISA本人お気に入りのアイテムで、ふわっとぼかしたようなマットな仕上がりを特徴とする。大胆なキャットアイでも知られるLISAだが、アイライナー“ブラシストローク ライナー”(限定2色、各3,850円)も2色登場。健康的なルックに仕上げるコーラルカラーのチーク“パウダー ブラッシュ”(限定1色、税込3,850円)とゴールドが煌めくパウダー“エクストラ ディメンション スキンフィニッシュ”(限定1色、税込5,390円)もラインアップする。

 パッケージは「モダンでグラマラスな雰囲気を出すために、パープルとグリッターを選びました」と言い、自身のファッションスタイルに着想を得た。全てイエローでエンボスされたLISAのサインを施している。また、製品1点以上を含む税込1万450円以上を購入した人には、限定のチェーンバッグをプレゼントする。

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トリドールが狙う「米線」市場、でもダイナックが類似業態を営業中。そもそも米線って何?

 丸亀製麺を展開するトリドールHDが米粉を使った麺「米線」の店舗を2022年から国内で展開することを発表した。香港で人気チェーンとなっている店舗をグループ化。その関連会社が香港で上場したことから、その勢いをかって日本に逆輸入する。しかし、こうしたアジアン分野の米粉麺はダイナックもすでに出店している。そもそも、「米線」ってビジネスになるの?
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山下智久の初写真集「CIRCLE」の発売を記念 全国7大書店で“山P祭り”を開催

 講談社は11月25日に発売する山下智久の初写真集“CIRCLE”(通常版、税込2970円)」の発売を記念し、全国7大書店で“山P祭り”を開催する。

 紀伊國屋書店、丸善ジュンク堂書店、未来屋書店、くまざわ書店、TSUTAYA CCCグループ、タワーレコード、HMV&BOOKSの7書店(EC含む)で同書を購⼊した人に、各書店限定のオリジナルポストカードをプレゼント(数量限定、なくなり次第終了)。ポストカードは全7種で、書店によりビジュアルが異なる。

 さらに、本⼈が選りすぐったカットや、写真集には掲載されていない秘蔵カットを集めたパネル展を、11⽉25⽇から(開催時期は書店により異なる)全国23書店で開催する。迫⼒満点のパネルで、“CIRCLE”の世界観に触れられる機会となっている。

 同書は、荒々しい大自然と交差しながら、“100年後に残るタイムレスな表現”を追求した写真集。ポーランド出身の気鋭のフォトグラファー、マチェイ・クーチャにより、誰も見たことのない山下智久の姿を封入している。

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「バレンシアガ」 × 「グッチ」が発売 “ダブルB”のモノグラム付きジャケットやバッグなど

 「バレンシアガ(BALENCIAGA)」は、2022年春コレクションで発表した「グッチ(GUCCI)」との“ザ ハッカー プロジェクト(THE HACKER PROJECT)”シリーズを「バレンシアガ」青山店や松屋銀座店などで11月15日から順次発売する。伊勢丹新宿本店では、ポップアップストアを17日からオープンする。

 アイテムは、「グッチ」のアイコニックなモノグラムを「バレンシアガ」の“ダブルB”ロゴに置き換えたショルダージップバッグ(税込13万4200円)や、ホーボーバッグ(同26万4000円)、カメラバッグ(同12万4300円)のほか、コンチネンタル ウォレット(同10万100円)、カードケースウォレット(同5万9400円)、キャップ(同5万2800円)、スカーフ(同6万9300円)、ソックス(同2万5300円)などをそろえる。なおポップアップストアや一部店舗の限定アイテムとして、“THIS IS NOT A GUCCI BAG”と描いたトートバッグ(同29万7000円)や、“ダブルB”のモノグラムのパファージャケット(同39万8200円)を販売する。カラーは両アイテム共にブラックとベージュの2色を扱う。一部店舗の商品購入者には、“ダブルB”モノグラムの限定ショッピングバッグに現地アーティストのハンドタグを施す。

 ポップアップストアは、コラボロゴが付いたカーペットやベルベットのステージカーテン、風化したメタルで内装を彩り、ストアウインドーには“GUCCI”のグラフィティを採用してシリーズの世界観を表現した。

■「バレンシアガ」ポップアップストア
開催日:11月17〜23日
場所:伊勢丹新宿本店 本館1階 ザ・ステージ
住所:新宿区新宿3-14-1

ポップアップ・ポップインの入店方法に関しましては、バレンシアガ クライアントサービスへお問い合わせくださいませ。

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「OAO」のファーストモデルがサステナブルに進化 コーティング加工サービスも開始

 エポック(EPOQ)が手掛けるフットウエアブランド「オーエーオー(OAO)」は、既存モデル“ザ カーブ ワン(THE CURVE 1)”の新モデルを発売した。ホワイトとブラックの2色で、いずれも税込2万8600円。公式オンラインストアと、シューズショップのキス(KITH)で販売している。

 “ザ カーブ ワン”は同ブランドが2019年に設立後最初に発表したモデルで、故ザハ・ハディド(Zaha Hadid)が東京オリンピック・パラリンピックのために提案した、新国立競技場の設計案から着想を得たシューズ。複雑に絡み合うアウトソールの曲線と、ビブラム社製のボリュームのあるソールが特徴だ。新作では、オランダが拠点のエコーレザーが開発したレザーをアッパーに採用。原皮が持つ水分を最大限に活用し、なめし工程で使う水を皮1枚につき約20リットル削減したほか、食用牛の皮のみを使用して環境負荷を抑える。また、はき口をやや大きめに設定して着脱性を高め、インソールのクッション性も向上させている。さらに、水と油汚れを弾くコーティング加工サービスも開始する。

 「オーエーオー」は“クリエイターのためのフットウエア”をコンセプトに2019年に設立。建築家や音楽アーティスト、フォトグラファーらの作品や作風をテーマに商品をデザインするのが特徴だ。

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ユナイテッドアローズの新レーベル、ヨガ歴18年のディレクターによるこだわりアイテム

 ユナイテッドアローズ(以下、UA)はこのほど、オリジナルのヨガウエアを軸とした新レーベル「トゥー ユナイテッドアローズ(TO UNITED ARROWS)以下、トゥー」を始動した。同社の主な顧客層である30〜40代の女性の間で、ヨガへの需要が高まっていることや生活圏内で過ごす時間が増えているといったライフスタイルの変化を受け、「スポーツに寄りすぎず、都市での日常生活をクロスオーバーするブランド」として、アクティブウエアを中心としたオリジナルアイテムに、セレクトしたカジュアルデイリーウエアや雑貨を交えて提案する。

 企画を担当した浅子智美「UA」ウィメンズファッションディレクター兼バイヤーは、ヨガ歴18年。オリジナル商品の構成は約6割で、浅子ディレクターの実体験に基づくリアルな気付きや工夫を随所に反映している。アクティブウエアのラインアップは、ハイウエストのレギンス2型(税込1万1000円、1万2000円)やブラトップ2型(同8250円)、カップ付きキャミソール(同8800円)など。日常着に取り入れてもらうことを想定し、ホワイトやブラック、ブラウンなどのベーシックカラーを採用した。サステナビリティを意識し、生地は再生素材を使用。梱包材やタグなどの副資材もバイオマス由来の製品を取り入れている。さらに、日本環境設計と連携してオリジナルウエアの回収・再資源化にも取り組む。

 デザインは、“セカンドスキン”をコンセプトにファッション性を保ちつつ体に負担をかけない設計にこだわった。「例えば最近のヨガウエアはアシンメトリーなデザインも多いが、体は左右対称な状態がベスト。『トゥー』では体のバランスを邪魔しないことを優先した」と浅子バイヤー。また「お腹を出していた20代とは違い、今はお尻のラインや脇のお肉が気になるのが正直なところ。自分のリアルな視点を生かし、30〜40代の女性が自信を持って動けるようなシルエットやデザインを提案している」。

 カジュアルデイリーウエアを中心とする仕入れブランドは、サステナブルなビジョンを共有することを軸にセレクトした。すでに「UA」の顧客層からも支持を得ている「ザ・リラクス(THE RERACS)」「チノ(CINOH)」のほか、今治タオルのメーカーが作るアパレルブランド「サナ(SANA)」、アパレル以外では吸水型ショーツ「ベア(BE-A)」の商品も取り扱う。浅子ディレクターは、「特に『サナ』は同レーベルの独自性につながると期待している。オーガニックコットンの生地を使用した1枚で着られるアイテムで、『UA』本体よりもカジュアルなテイストを着こなしたい層を狙う」と言う。これらのアイテムとアクティブウエアを交えたスタイリングを、他のスポーツブランドにはない強みとしていく。

 同社は過去に、スポーツレーベル「サウンズグッド(SOUNDS GOOD)」や、モードカジュアルを切り口にランニングアイテムを打ち出した「アンルート(EN ROUTE)」などを手掛けてきたが、「サウンズグッド」は2011年に終了し、「アンルート」は18年に店舗を閉め、現在はメンズのみの販売に縮小した。3度目の挑戦といえる今回は、スポーツだけでなく、ウェルネスやサステナビリティの要素を取り入れて打ち出す。浅子ディレクターは、「スポーツとウェルネスが紐づいて考えられるようになったことは、以前の市場とは違う点だろう。心の健康を大切にするヨガの思想とも一致する。ヨガは、マタニティーヨガやリラックスヨガなどのジャンルが豊富で、ほかのスポーツよりも間口が広い点も特徴だ。ニューヨークのアスレジャー的な打ち出しは難しいかもしれないが、コロナ禍で生活圏内での暮らしを自然に楽しむ感覚は浸透している。私自身、生活圏内であればレギンスで移動していることも多い。そんなライフスタイルに寄り添うファッションの選択肢がもっとあってもよいはず。『トゥー』はヨガを軸にUAならではのファッションと都市をリンクさせた提案を強みにしていく」と話す。

 従来のファッション以外のモノ・コトの提案を模索する同社にとって、同レーベルはウェルネスにまつわるコトコンテンツの発信基地の役割を担う。今後「トゥー」取り扱い店舗の六本木ヒルズ店や渋谷スクランブルスクエア店では、開店前に外部講師を招いたヨガ教室の開催を予定しているほか、各店舗で食事や睡眠、ビューティーなどを交えたコンテンツ発信に力を入れる。レーベルとしてスタートさせたことで出店のリスクを伴わないが、今後は「市場の反応を見ながら展開店舗を拡大させ、将来的には単独店舗の出店も目指す」という。

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ユナイテッドアローズの新レーベル、ヨガ歴18年のディレクターによるこだわりアイテム

 ユナイテッドアローズ(以下、UA)はこのほど、オリジナルのヨガウエアを軸とした新レーベル「トゥー ユナイテッドアローズ(TO UNITED ARROWS)以下、トゥー」を始動した。同社の主な顧客層である30〜40代の女性の間で、ヨガへの需要が高まっていることや生活圏内で過ごす時間が増えているといったライフスタイルの変化を受け、「スポーツに寄りすぎず、都市での日常生活をクロスオーバーするブランド」として、アクティブウエアを中心としたオリジナルアイテムに、セレクトしたカジュアルデイリーウエアや雑貨を交えて提案する。

 企画を担当した浅子智美「UA」ウィメンズファッションディレクター兼バイヤーは、ヨガ歴18年。オリジナル商品の構成は約6割で、浅子ディレクターの実体験に基づくリアルな気付きや工夫を随所に反映している。アクティブウエアのラインアップは、ハイウエストのレギンス2型(税込1万1000円、1万2000円)やブラトップ2型(同8250円)、カップ付きキャミソール(同8800円)など。日常着に取り入れてもらうことを想定し、ホワイトやブラック、ブラウンなどのベーシックカラーを採用した。サステナビリティを意識し、生地は再生素材を使用。梱包材やタグなどの副資材もバイオマス由来の製品を取り入れている。さらに、日本環境設計と連携してオリジナルウエアの回収・再資源化にも取り組む。

 デザインは、“セカンドスキン”をコンセプトにファッション性を保ちつつ体に負担をかけない設計にこだわった。「例えば最近のヨガウエアはアシンメトリーなデザインも多いが、体は左右対称な状態がベスト。『トゥー』では体のバランスを邪魔しないことを優先した」と浅子バイヤー。また「お腹を出していた20代とは違い、今はお尻のラインや脇のお肉が気になるのが正直なところ。自分のリアルな視点を生かし、30〜40代の女性が自信を持って動けるようなシルエットやデザインを提案している」。

 カジュアルデイリーウエアを中心とする仕入れブランドは、サステナブルなビジョンを共有することを軸にセレクトした。すでに「UA」の顧客層からも支持を得ている「ザ・リラクス(THE RERACS)」「チノ(CINOH)」のほか、今治タオルのメーカーが作るアパレルブランド「サナ(SANA)」、アパレル以外では吸水型ショーツ「ベア(BE-A)」の商品も取り扱う。浅子ディレクターは、「特に『サナ』は同レーベルの独自性につながると期待している。オーガニックコットンの生地を使用した1枚で着られるアイテムで、『UA』本体よりもカジュアルなテイストを着こなしたい層を狙う」と言う。これらのアイテムとアクティブウエアを交えたスタイリングを、他のスポーツブランドにはない強みとしていく。

 同社は過去に、スポーツレーベル「サウンズグッド(SOUNDS GOOD)」や、モードカジュアルを切り口にランニングアイテムを打ち出した「アンルート(EN ROUTE)」などを手掛けてきたが、「サウンズグッド」は2011年に終了し、「アンルート」は18年に店舗を閉め、現在はメンズのみの販売に縮小した。3度目の挑戦といえる今回は、スポーツだけでなく、ウェルネスやサステナビリティの要素を取り入れて打ち出す。浅子ディレクターは、「スポーツとウェルネスが紐づいて考えられるようになったことは、以前の市場とは違う点だろう。心の健康を大切にするヨガの思想とも一致する。ヨガは、マタニティーヨガやリラックスヨガなどのジャンルが豊富で、ほかのスポーツよりも間口が広い点も特徴だ。ニューヨークのアスレジャー的な打ち出しは難しいかもしれないが、コロナ禍で生活圏内での暮らしを自然に楽しむ感覚は浸透している。私自身、生活圏内であればレギンスで移動していることも多い。そんなライフスタイルに寄り添うファッションの選択肢がもっとあってもよいはず。『トゥー』はヨガを軸にUAならではのファッションと都市をリンクさせた提案を強みにしていく」と話す。

 従来のファッション以外のモノ・コトの提案を模索する同社にとって、同レーベルはウェルネスにまつわるコトコンテンツの発信基地の役割を担う。今後「トゥー」取り扱い店舗の六本木ヒルズ店や渋谷スクランブルスクエア店では、開店前に外部講師を招いたヨガ教室の開催を予定しているほか、各店舗で食事や睡眠、ビューティーなどを交えたコンテンツ発信に力を入れる。レーベルとしてスタートさせたことで出店のリスクを伴わないが、今後は「市場の反応を見ながら展開店舗を拡大させ、将来的には単独店舗の出店も目指す」という。

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「シュプリーム」と「ティファニー」のコラボアイテム公開 日本では13日に発売

 ストリートブランドの「シュプリーム(SUPREME)」と「ティファニー(TIFFANY & CO.)」は13日、コラボコレクションを発売する。日本以外での国では、11日から取り扱いを開始する。アイテムは、カギの形をしたポケットナイフやハートのピアス、シルバーのタグ付きのパールネックレスなど。アパレルからはティファニーブルーを使った「シュプリーム」のロゴTも販売する。

 ブランドの公式インスタグラムで「シュプリーム」は、コラボアイテムは全てスターリングシルバーを使用し、ネックレスには淡水パールを使っていると紹介した。またハートのタグやチャームをふんだんに使用した、1969年に発表されたティファニーの元祖ジュエリーライン「RTT」がコラボアイテムのインスピレーションだと語る。

 若い消費者へのアピールとして“脱・ママのためのティファニー(Not Your Mother’s TIffany)”をスローガンに掲げるティファニーは、引き続き同コラボなどを通してイメージ改革を進める。一方で「シュプリーム」は、メンズジュエリーのジェンダーレスなトレンドに乗り、パールを使ったアクセサリーなどを新たに開拓していく。

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細川雄太の「セント マイケル」 × ドクター・ウーは落書き風プリントのフーディー

 「レディメイド(READYMADE)」の細川雄太デザイナーとアーティストのカリ・ソーンヒル・デウィット(Cali Thornhill DeWitt)が共同で手掛けるブランド「セント マイケル(SAINT MICHAEL)」は、タトゥーアーティストのドクター・ウー(Dr.Woo)とのコラボフーディー(税込6万500円)を全国の「セント マイケル」取り扱い店舗で11月13日に発売する。両者がコラボを行うのは今回が初めて。

 コラボフーディーは、「セント マイケル」定番の落書き風プリントのフーディーをベースに、ドクター・ウーが今季のコレクションテーマ“WAR IN HEAVEN:天の戦い”に合わせて描いた作品を全面に転写プリントした。手作業ペイントやダメージ加工を施し、ビンテージ風に仕上げている。

 「セント マイケル」は、2020年1月に仏・パリのショールームでコレクションを発表し、同年秋に国内外で販売をスタートした。ブランド名は、ブランドのテーマである“大天使ミカエル”と、デウィットの本名であるマイケル(Michael)に由来する。ビンテージを忠実に再現したモノづくりが特徴で、手作業ペイントのTシャツやスエットなどを中心に製作。これまで、「ディッキーズ(DICKIES)」や「ショット(SCHOTT)」とのコラボレーションを発表してきた。

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「ロキシー」が「シンシア ローリー」とコラボ ビビッドな柄×機能性のアクティブウエア

 「ロキシー(ROXY)」は11月4日、「シンシア ローリー(CYNTHIA ROWLEY)」とのコラボレーションラインを公式オンラインストアで限定発売した。

 「シンシア ローリー」の鮮やかでダイナミックなカラーやプリントと「ロキシー」の機能性を融合したコレクションは、日本では全11型を販売。サステナブルな素材を多く用いたスノーウエアとスイムウエアを軸に、アパレルや雑貨をそろえる。

 花柄のスノージャケットには、断熱材に超軽量で通気性と保温力のある独自のテクノロジー素材と、裏地にペットボトルから作られた100% リサイクルポリエステルの“リプレーブ(REPREVE™)”を採用。ワンピースタイプの水着やビキニトップ、ボトムスには、UVカットや塩素対応の機能性も兼ね備えた、100%廃棄物由来のリサイクルナイロンを用いている。オーガニックコットンのTシャツには、「シンシア ローリー」のアイコニックなカラーブロッキングを落とし込んだ。

 自身も熱心なサーファーであるデザイナーのシンシア・ローリーは、このコラボレーションについて「自分らしく、ダイナミックに、選んだことを自由にできる。そんな今を生きる女性たちのエッセンスを大胆なプリントで表現した。このコレクションでみんなをハッピーにできたらと思っている。エキスパートにはなれなくても、興味があったことをやってみようかな、というきっかけを与えるようなコレクションになっていたら」とコメントしている。

 「ロキシー」は1990年に、カリフォルニアを中心に、アクティブなライフスタイルを愛する若者たちからの「女の子のためのビーチウエアが欲しい」という声から誕生。以来、世界トップクラスの女性ライダーのための機能性と、フェミニンなファッション性を両立させたスタイルを提案する。ビーチからタウン、スノーシーンまでのカテゴリーを網羅し、現在は、ランやサップ、ヨガ、トレーニングのためのフィットネスラインも新たに手掛けている。

問い合わせ先
ボードライダーズジャパン
0120-32-9190

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「H&M」の会員向けサービス、遠隔パーソナルスタイリングの現場に密着

 「H&M」を運営するH&Mジャパンは5月から、アプリ会員である「H&Mメンバー」を対象に、スタイリストがZoom越しにファッション相談に乗ってくれるという「スタイリング・アドバイス・サービス」を行っています。単にどんな服を買えばいいかアドバイスしてくれるだけでなく、断捨離の助言や、相談者のクローゼットをベースに似合う服やスタイリングの提案もしてくれるとのこと。循環型ファッションを推進する「H&M」として、「お客さまの手持ちの服をもう一度見直す機会を提供することが、サステナブルな行動について考えるきっかけにつながれば」と、広報担当者は狙いを話します。まだまだ残暑が厳しかったある日、実際に同サービスを受ける都内の女性宅にお邪魔しました。

 女性は23区内在住、29歳のシオリさん。元々は美容関連の企業の営業担当でしたが、コロナ禍をへて、現在はフリーランスとして友人のアパレル業などを手伝いながら、占い師として活動しているという女性です。「会社員時代に比べて服装はかなり自由になった。でも、在宅時間も増えてカジュアルな服ばかり着るようになったことで、たまに夫や友人とレストランなどに行く時の服がない。自分で選ぶと、ザ・結婚式の2次会のような格好になってしまう」といったお悩みを抱えていました。占い師として、「顧客から期待される華やかな雰囲気の服がない」とも。

 これまで、類似のパーソナルスタイリングサービスを受けたことはないとうシオリさん。しかし、「私自身が占い師という一種の専門職なので、どんなジャンルでもその道のプロの言うことは取り入れるタイプ。パーソナルスタイリングサービスは受けたことがなくても、普段は売り場で販売員さんに『あなたから見て、私には何が似合うと思いますか?』とよく聞いている」とのことでした。

エアークローゼットの仕組みを活用

 H&Mジャパンは同サービスの実施にあたり、ファッションレンタルのエアークローゼット(以下、エアクロ)とタッグを組んでいます。Zoomでスタイリストに相談をする仕組みは、エアクロが事業化している遠隔パーソナルスタイリングサービス「エアクロトーク」をベースにしたもの。エアクロとしては「H&M」と組むことで「パーソナルスタイリングの体験を広げることができる」(エアクロ広報)ことなどが狙いと言います。

 実際にZoomをつないでスタイリストがカウンセリングをする時間は45分ほど。シオリさんは事前にお悩みや好きなブランド、テイストなどを記したシートを提出しており、その内容をもとにスタイリストはプレゼン資料を作成。Zoom上で資料共有しながらカウンセリングが進みます。カジュアルテイストに傾倒しており、いいレストランに着ていく服がないという悩みには、「シンプルを意識すると洗練されてくる。服はシンプルにして、小物で遊びを加えるのがおすすめ」という回答。スタイリストの提案の中でシオリさんから「すごく好き!是非挑戦したい」という声があがった鮮やか色のワンピースとロングジレのスタイリングは、レストランなどのシーンでも、また占い師ファッションとしてもハマりそうでした。

 スタイリストとのZoom終了後にシオリさんに話を聞くと、「普段自分では選ばないようなアイテムを提案してくれるのが面白かった。ジレも単品で見ただけでは恐らく興味をひかれなかったが、スタイリングで見せてくれるとイメージがわいて挑戦してみたくなる」との答え。今回のカウンセリングでは断捨離相談は出ませんでしたが、「スポーティーなトラックパンツを買ったが何を合わせればいいのか分からない」「キャミソールが好きで何枚か持っているが着こなしの幅がない」という手持ちアイテムの活用法には話が及び、「手持ちの服をもう一度見直す機会を提供したい」というH&Mジャパンの狙いも一定満たしていると感じました。

H&Mジャパン広報から
客と長期的な関係を築くためのサービス

 「スタイリング・アドバイス・サービス」は、今年の5〜11月の7カ月間の予定でスタートし、応募者の中から毎月35人前後に遠隔カウンセリングを実施している。好評を受けて、実施期間を来年5月まで延長することにした。また、当初はアプリ会員の中でも“プラスメンバー”(500ポイント以上の保持者。通常は購入金額100円に対し1ポイント付与)の方たちに、エクスクルーシブな体験を提供したいという考えで始まったが、より広く体験してもらうため、会員であればどなたでも応募できるように変更した。実際にサービスを受けたお客さまからは「友人や家族とは違う、客観的なアドバイスがもらえて新鮮だった」といった声をいただいている。なかなか買い物などに出かけづらい子育て中の女性からも「時間や場所を問わず受けられる点がいい」「自分のことは二の次だったので、自分のことを考える時間が持てたことが有意義だった」といったフィードバックをいただいている。ブランドがお客さまと長期的な関係を築いていく上で、非常に手応えを感じている企画だ。

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「ジルスチュアート」から2022年春コレクション 朝日に透けた花びらを思わせるカラーアイテムが登場

 「ジルスチュアート(JILLSTUART)」は2022年1月7日、スプリングコレクションを発売する。朝日の光に透けて咲き誇る花びらにインスパイアされた、春にふさわしい明るいニュアンスカラーの新作や限定色が登場する。予約開始は12月24日から。

 新商品の “ブルームクチュール アイズ”(全8色、うち限定1色、各税込6380円)は、オイルベースのシマーブライトカラーとパウダーベースのペタルカラーの2種で構成された5色のアイカラーパレット。異なる質感が重なり合うことで、まぶたのトーンアップをかなえながら光で透けた花びらのような透明感と美しい発色を実現。陽だまりの中を咲き誇る花々のような全5色のピンクニュアンスカラーをそろえる。

 そのほか、艶やかな仕上がりをかなえる新作のカラーマスカラ“ブルーミングラッシュ ニュアンスカーラー”(全6色うち限定1種、各税込3300円)や、人気のチークカラー“ブルーム ミックスブラッシュ コンパクト“(税込4620円)から春限定色、新色1種、“ルージュ リップブロッサム”(各税込3080円)から限定3色、新色2色、限定の“ネイルラッカー ブルームクチュール”(全3色、各税込1650円)をラインアップする。

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「ジルスチュアート」から2022年春コレクション 朝日に透けた花びらを思わせるカラーアイテムが登場

 「ジルスチュアート(JILLSTUART)」は2022年1月7日、スプリングコレクションを発売する。朝日の光に透けて咲き誇る花びらにインスパイアされた、春にふさわしい明るいニュアンスカラーの新作や限定色が登場する。予約開始は12月24日から。

 新商品の “ブルームクチュール アイズ”(全8色、うち限定1色、各税込6380円)は、オイルベースのシマーブライトカラーとパウダーベースのペタルカラーの2種で構成された5色のアイカラーパレット。異なる質感が重なり合うことで、まぶたのトーンアップをかなえながら光で透けた花びらのような透明感と美しい発色を実現。陽だまりの中を咲き誇る花々のような全5色のピンクニュアンスカラーをそろえる。

 そのほか、艶やかな仕上がりをかなえる新作のカラーマスカラ“ブルーミングラッシュ ニュアンスカーラー”(全6色うち限定1種、各税込3300円)や、人気のチークカラー“ブルーム ミックスブラッシュ コンパクト“(税込4620円)から春限定色、新色1種、“ルージュ リップブロッサム”(各税込3080円)から限定3色、新色2色、限定の“ネイルラッカー ブルームクチュール”(全3色、各税込1650円)をラインアップする。

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