美容室の鏡がまるでスマホに 次世代型スマートデバイスミラー「エシラ」予約開始

タカラベルモントは、AI技術を用いてサロンユーザーとスタイリストをつなぐ新たなコミュニケーションサポートアイテムとして、スマートデバイスミラー「エシラ(ECILA)」を10月2日に発売する予定。7月3日に先行予約を開始する。

「エシラ」は、サロン顧客の好みやなりたいイメージ、スタイリストによる提案をビジュアルで共有することで、円滑なコミュニケーションをサポート。AI機能がパーソナルな提案をかなえ、顧客との深い信頼関係を構築する手伝いをする。施術中には、ミラー上で顧客一人一人に合わせたヘアコスメなどの情報をバナーで表示でき、サロン内で過ごす時間をより有意義に。スタッフの手が空かない場合でも店販などを紹介する機会を逃さず、サロンの生産性向上にもつながる。

施術後のスタイル履歴やミラー上でおすすめしたバナーの情報は、顧客のスマートフォンに自動連携し、いつでも見返すことが可能。退店後もサロンとの接点を増やすことで、再来店や店販品購入のきっかけを生み、サロンビジネスの可能性を広げる。将来的には、「エシラ」をサロンのIoT基盤として定着させることで、業界内外を巻き込んだ新たなビジネスモデルを創造し、理美容業界の市場規模拡大を目指す。

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三陽商会、通期予想を上方修正 春夏物が売れる

三陽商会は30日、2024年2月期の連結業績予想を上方修正した。修正後の予想は、売上高が610億円(当初予想は595億円)、営業利益が27億円(同24億円)、純利益が25億円(同22億円)。新型コロナウイルスの5類への移行によって、足元の春夏商戦で想定以上に好調に推移したことを受けて見直した。

同日発表した3〜5月期の連結業績は、売上高が前年同期比11.2%増の159億円、営業利益が同2倍の10億円、純利益が同60.2%増の8億9600万円だった。いずれも当初予想を上回った。

同社は前期(23年2月期)に“バーバリー・ショック”以来、7期ぶりの営業黒字を達成。コロナも収束した今期はさらなる巻き返しをねらう。

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1位は、「アニエスベー」×「コンバース」の初コラボシューズが8月上旬発売| 週間アクセスランキング TOP10(6月22〜28日)

1位は、「アニエスベー」×「コンバース」の初コラボシューズが8月上旬発売| 週間アクセスランキング TOP10(6月22〜28日)

「WWDJAPAN」 ウイークリートップ10

1週間でアクセス数の多かった「WWDJAPAN」の記事をランキング形式で毎週金曜日にお届け。
今回は、6月22日(木)〜28日(水)に配信した記事のトップ10を紹介します。


- 1位 -
「アニエスベー」×「コンバース」の初コラボシューズが8月上旬発売

06月22日公開 / 文・WWD STAFF

 「アニエスベー(AGNES B.)」は「コンバース(CONVERSE)」との初のコラボシューズを8月上旬に発売する。シューズは“オールスター(ALL STER)”の軽量性とクッション性、通気性を向上させた次世代モデル“オールスター®︎(ALL STER®︎)”をベースにしたもので、価格は1万8700円。カラーはネイビーとホワイトを、サイズは22.5〜30cmをそろえる。

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- 2位 -
六本木が大きく変わる “第2六本木ヒルズ”2030年竣工

06月28日公開 / 文・林 芳樹

 森ビルなどによる「六本木五丁目西地区」(東京都港区)の再開発計画の概要が明らかになった。関係者の間で“第2六本木ヒルズ”とも呼ばれるこの再開発計画は、外苑東通り、芋洗坂、鳥居坂などに囲まれた約8万平方メートルのエリアが対象。

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- 3位 -
JO1がモデルを務めるジェンダーレスアクセサリー「コンコアダンス」が誕生 テレビCMも放映開始

06月27日公開 / 文・WWD STAFF

 ジュエリーやフレグランスなどを手掛けるエスモードインターナショナルは、ジェンダーレスアクセサリーブランド「コンコアダンス(CONCORDANCE)」のデビューコレクションの予約販売を6月28日に開始する。デビューコレクションでは、ブランド名の由来である“不協和音”をモチーフにしたネックレスやブレスレット、リングなど11種類を、ユニセックスなデザインでそろえた。価格帯は4950〜1万1000円。

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- 4位 -
「ニューバランス」がアクション・ブロンソンと2度目のコラボ スニーカー“990v6”を発売

06月23日公開 / 文・WWD STAFF

 「ニューバランス(NEW BALANCE)」は6月30日に、アクション・ブロンソン(Action Bronson)とコラボしたスニーカー“990v6”の“ラピスラズリ(Lapis Lazuli)”を発売する。価格は3万9600円、サイズは22.5〜29.0、30.0cm。「ニューバランス」公式オンラインとティーハウスニューバランス、その他一部の「ニューバランス」取り扱い店舗で販売する。

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- 5位 -
代々木上原に新商業施設、CABOが誕生 Kabi出身チームのレストランや書店、カフェが出店

06月27日公開 / 文・福永千裕

 代々木上原駅前に、クリエイティブスタジオ301がブランディングとコミュニティ形成に関わる小規模商業施設、CABO uehara(カボ ウエハラ)が誕生する。同施設は、職・住・遊の融合をコンセプトとしており、1階には飲食店やギャラリー、書店などを、2〜5階にはさまざまな用途を選択できるオフィス区画とミニマルなライフスタイルに適応した住居区画を有する。6月26日から順次開業している。 

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- 6位 -
「雪肌精」が新垣結衣の11年を振り返る新CMと新垣&羽生結弦の新広告を公開 カード付きプレゼント企画も開始

06月22日公開 / 文・WWD STAFF

 コーセーのグローバルブランド「雪肌精」は6月22日、2012年からミューズを務める俳優の新垣結衣が出演する新CMの放送を開始した。また、コーセーのグローバルブランド「雪肌精」は6月22日、2012年からミューズを務める俳優の新垣結衣が出演する新CMの放送を開始した。また、新垣とフィギュアスケーターの羽生結弦を起用した新キービジュアルも公開。7月1日からは2人から届くお中元風のサンプルキットをプレゼントする企画も実施する。新垣とフィギュアスケーターの羽生結弦を起用した新キービジュアルも公開。7月1日からは2人から届くお中元風のサンプルキットをプレゼントする企画も実施する。

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- 7位 -
「WWDBEAUTY 2023上半期ベストコスメ」 新商品 美容機器・ツール部門1位は「ケイト」「リファ」「ボダナ」

06月23日公開 / 文・WWD STAFF

 「WWDBEAUTY」は、百貨店、バラエティー・ドラッグストア、ECで2023年上半期(1~4月)に売れた商品を調査。新商品と既存品を含めた総合(HERO PRODUCT)のベスト3と、この期間に発売された新商品(NEW PRODUCT)のベスト3を紹介する。

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- 8位 -
”エアマックス95”の90年代人気定番カラーが復刻 「ナイキスポーツウエア」から発売

06月28日公開 / 文・WWD STAFF

 「アトモス(ATMOS)」は、「ナイキスポーツウエア(NIKE SPORTSWEAR)」の”エアマックス95”から復刻カラーを発売する。価格は1万9800円で、サイズは23.0〜29.0cmを用意。6月27日から「アトモス」公式オンラインサイトで抽選受付を開始し、6月30日から「アトモス」各店(一部店舗除く)とオンラインで取り扱う。

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- 9位 -
和光がディズニー創立100年を記念した限定商品を発売 大人が楽しめるミッキーマウスのバッグやウォレット

06月26日公開 / 文・WWD STAFF

 和光はディズニー創立100周年を記念し、8月10日に和光限定商品を発売する。また、10日から27日までの約2週間は、セイコー ハウス ギンザ6階で、特別イベント「Moments of Magic at the Clock Tower」も併せて開催する。 

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- 10位 -
「WWDBEAUTY 2023上半期ベストコスメ」 総合 フレグランス部門1位は「フィアンセ」「ジョー マローン」「マルジェラ」

06月24日公開 / 文・WWD STAFF

 「WWDBEAUTY」は、百貨店、バラエティー・ドラッグストア、ECで2023年上半期(1~4月)に売れた商品を調査。この期間に発売された新商品(NEW PRODUCT)のベスト3と、新商品だけでなく既存品を含めた総合(HERO PRODUCT)のベスト3を紹介する。

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JSFAが温室効果ガス排出量スコープ3の算定事例集を公開

ファッション産業の企業連携プラットホーム、ジャパンサステナブルファッションアライアンス(JAPAN SUSTAINABLE FASHION ALLIANCE 以下、JSFA) は、JSFA会員企業の事例・知見を取りまとめた「温室効果ガス排出量スコープ3算定事例集」を一般公開した。

設立から3期目を迎えるJSFAは2050年を目標に「カーボンニュートラル」と「適量生産・適量購入・循環利用によるファッションロスゼロ」を掲げており、同事例集はこれからスコープ3の算定を始める事業者や算定途中の事業者をアシストするのが目的。会員内に留めず一般公開することでファッション産業全体のサステナブル推進の一助とするのが狙い。JSFAの公式ページからダウンロードができる。

「用語集」「事例集」「FAQ」で構成し、「FAQ」はたとえば「排出量の算出はどのような期間で行うのが一般的か?」と言った基本的な内容から、「糸売り、生地売り、OEM生産品などは一般消費者にわたっていないため計算を省けるか」など実際に取り組み始めることでぶつかるリアルな疑問、環境省が公開している資料の見方・活用方法など細やかなアドバイスが公開されている。

JSFAは設立から3期目を迎える。共同代表は2期から引き続きのJEPLAN(ジェ プラン)、アダストリアに加え、3期からは帝人フロンティアが就任した。会員企業数は、現在正会員23社、賛助会員36社となっている。

30日には第3回総会と記者会見を開き、活動と今後の方針を報告。共同代表の一人、高尾正樹JEPLAN社長は「土台固めから目標達成のための具体的な取り組みへの移行期にある。会員企業が増えている分、向かうべき座標にズレが生じないよう、効率的かつ効果的な道筋を描く」とし、2つの目標に加えて今後は「人権」を議論するとした。先行している「カーボンニュートラル」については、「簡易」「緻密」に分けたロードマップを披露。まずは2024年7月末までに全会員企業の「簡易」の算定を完了する計画だ。

JSFAには「政策提言」「技術開発のための環境整備」「生活者などとのコミュニケーション」など複数の委員会があり、活発な議論がなされている。その中で、商業施設に向けた再エネ切り替え提案や、品質や回収方法などに関わる表示のルール化の検討、反毛の活用などが議論に上がっている。「温室効果ガス排出量スコープ3算定事例集」もこの委員会の活動として進めた。

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パルコ劇場でeスポーツのアジア大会をパブリックビューイング

パルコは、「ヴァロラント(VALORANT)」のアジア大会「VCT Ascension Pacific」予選を、パルコ劇場でパブリックビューイングする。日程は6月30日、7月1日、7月4日の3日間。パルコ劇場の席数は636席で、パブリックビューイングとしては日本最大級となる。

同大会は6月28日から7月9日まで、タイ・バンコクで開催中。同大会にはパルコと同じJ.フロント リテイリング傘下のXENOZ(クセノス)所属のeスポーツチーム「スカーズ(SCARZ)」が日本代表として出場している。「スカーズ」は、昨年11月に「ドルチェ&ガッバーナ」が主催したプロジェクト「gooDGame」でコラボレーションしていた。

「ヴァロラント」は6月11〜25日まで、幕張メッセで世界大会が開催されたばかり。総来場者数は公表されていないものの、チケットは即ソールドアウトとなっていた。昨年6月にさいたまスーパーアリーナで開催された同大会では2日間で2万6000人を突破していた。

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パルコ劇場でeスポーツのアジア大会をパブリックビューイング

パルコは、「ヴァロラント(VALORANT)」のアジア大会「VCT Ascension Pacific」予選を、パルコ劇場でパブリックビューイングする。日程は6月30日、7月1日、7月4日の3日間。パルコ劇場の席数は636席で、パブリックビューイングとしては日本最大級となる。

同大会は6月28日から7月9日まで、タイ・バンコクで開催中。同大会にはパルコと同じJ.フロント リテイリング傘下のXENOZ(クセノス)所属のeスポーツチーム「スカーズ(SCARZ)」が日本代表として出場している。「スカーズ」は、昨年11月に「ドルチェ&ガッバーナ」が主催したプロジェクト「gooDGame」でコラボレーションしていた。

「ヴァロラント」は6月11〜25日まで、幕張メッセで世界大会が開催されたばかり。総来場者数は公表されていないものの、チケットは即ソールドアウトとなっていた。昨年6月にさいたまスーパーアリーナで開催された同大会では2日間で2万6000人を突破していた。

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【2023年フェス】「フジロック」の前哨イベントを東京ミッドタウン八重洲で開催

7月28〜30日に、新潟・湯沢の苗場スキー場で「フジロックフェスティバル ’23(FUJI ROCK FESTIVAL ’23)」が開かれる。そのプレイベントとして、8〜17日に東京ミッドタウン八重洲を会場に「フジロックウィーク(FUJI ROCK WEEK)」が行われる。アーティストによるライブやDJイベントのほか、「フジロック」チケットの販売や抽選会などを実施し、「フジロック」本番を盛り上げる。

会場は、東京ミッドタウン八重洲の1、2階。1階では、期間中の土日祝日(7月8、9、15、16、17日)に、曽我部恵一やオリジナルラブの田島貴男ら14組のアーティストによるアコースティックライブを無料で開催。親子で楽しめるワークショップも実施する。また、平日を含めて「フジロック」名物フードのキッチンカーも登場し、八重洲近隣で働くビジネスパーソンなども、ランチタイムに「フジロック」のムードを楽しめる。

2階ではDJイベントを行うほか、「フジロック」のオフィシャルツアーの相談会や、苗場プリンスホテル宿泊券やアウトドアグッズが当たる抽選会などを行う。

なお、23年の「フジロック」はユーチューブでのライブ配信を行わないと発表済み。

■FUJI ROCK WEEK at 東京ミッドタウン八重洲
開催期間:7月8〜17日
開催時間:11〜21時
開催場所:東京ミッドタウン八重洲1階ガレリア&2階ヤエスパブリック

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【2023年フェス】「フジロック」の前哨イベントを東京ミッドタウン八重洲で開催

7月28〜30日に、新潟・湯沢の苗場スキー場で「フジロックフェスティバル ’23(FUJI ROCK FESTIVAL ’23)」が開かれる。そのプレイベントとして、8〜17日に東京ミッドタウン八重洲を会場に「フジロックウィーク(FUJI ROCK WEEK)」が行われる。アーティストによるライブやDJイベントのほか、「フジロック」チケットの販売や抽選会などを実施し、「フジロック」本番を盛り上げる。

会場は、東京ミッドタウン八重洲の1、2階。1階では、期間中の土日祝日(7月8、9、15、16、17日)に、曽我部恵一やオリジナルラブの田島貴男ら14組のアーティストによるアコースティックライブを無料で開催。親子で楽しめるワークショップも実施する。また、平日を含めて「フジロック」名物フードのキッチンカーも登場し、八重洲近隣で働くビジネスパーソンなども、ランチタイムに「フジロック」のムードを楽しめる。

2階ではDJイベントを行うほか、「フジロック」のオフィシャルツアーの相談会や、苗場プリンスホテル宿泊券やアウトドアグッズが当たる抽選会などを行う。

なお、23年の「フジロック」はユーチューブでのライブ配信を行わないと発表済み。

■FUJI ROCK WEEK at 東京ミッドタウン八重洲
開催期間:7月8〜17日
開催時間:11〜21時
開催場所:東京ミッドタウン八重洲1階ガレリア&2階ヤエスパブリック

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「ル ラボ」が原宿に直営店オープン 今年に入り都内3店舗目となるラボ併設店

ニューヨーク発のフレグランスブランド「ル ラボ(LE LABO)」は7月7日、東京・原宿に直営店をオープンする。5月25日に六本木店、6月30日に下北沢店を開店し、今後も国内の出店を加速させる見込みだ。

原宿店は東急プラザ表参道原宿の裏道を入った場所に構える。あえて大通りに面していない奥まったロケーションを選び、目的を持って訪れる客を取り込む。また、六本木店や下北沢店と同様にラボを併設する。その場で注文を受けてから手作業で調合を行い、フレッシュなフレグランスを提供する人気サービス「フレッシュ ブレンディング」を今秋からスタート。ラベルに日付と23文字以内の好きなメッセージや名前を入れてパーソナライズできる「メイド・トゥ・オーダー方式」も採用する。

オープンに合わせて、ブランドのアイコニックな香りを集めた原宿店限定の“ディスカバリーセット”(1.5mL×5本、5170円)を数量限定で販売する。フレグランスの外箱のラベルもカスタマイズできる仕様だ。

同ブランドは2006年に米ニューヨークで創設し、14年にエスティ ローダーが買収。現在43カ国以上に展開し、78のブティック、385以上の販売店を持つ。今年に入ってから中国本土初となる旗艦店を上海ダウンタウン地区にオープンした。2階建てでビーガン対応のベーカリーやカフェを併設する。

■「ル ラボ原宿」
オープン日:7月7日
時間:11:00~20:00
定休日:年中無休
住所:東京都渋谷区神宮前4-32-8

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ポーラ「B.A」の最高峰美容液“グランラグゼ”が4年ぶりに刷新 “リンクルショット”“ホワイトショット”のスター成分も配合

ポーラは10月1日、ポーラ最高峰ブランド「B.A」の最上位美容液“グランラグゼ”を刷新する。細胞の分裂に静と動の時間があることに着目し、静の時間にリフトアップと輝きを生むコラーゲンを増やす新理論を採用したほか、“リンクルショット”“ホワイトショット”のスター成分も配合。全方位型美容液“グランラグゼ Ⅳ”(50g、7万9200円/レフィル6万9000円)として生まれ変わる。全国の「ポーラ ザ ビューティー」約510店舗や百貨店など82店舗を含む約2800店舗のほか、国内免税店12店舗、公式サイトで取り扱い、初年度の売上高は20億円を目指す。

“グランラグゼ”は2006年に誕生。13年にはノーベル賞を受賞したオートファジー理論を搭載した2代目、19年は脳科学発想を取り込んだブレインクロストーク理論を採用した3代目を打ち出していた。4代目となる今回は、細胞の分裂が休止している時期に着目。休止期に産生が高まるコラーゲンを発見し、リフトアップと輝きを生むコラーゲン6を増やすG0バイオアクティブ理論を生み出した。また、コラーゲン6の産生を促すオリジナル複合成分姫蒲G0エキスを開発し配合した。さらに配合成分を時間差で放出する時間差放出処方を採用した。

また、複合保湿成分のBAコアリキッドやBPルミナエキスなど、同社を代表する“リンクルショット”“ホワイトショット”に配合している成分も搭載。乳液の機能も持ち、肌に潤いを与え、圧倒的なリフトアップ効果を期待できる。

香りは多様な草花を表現したフローラルウッディ。植物などを伐採したり、傷つけたりすることなく香りを採取し、調香するヘッドスペース法を採用した。外箱はなくし、1枚の紙を手作業で包む新発想の包装を開発し、廃棄される包材のミニマム化を実現した。

「B.A」は1985年誕生。ポーラの最先端テクノロジーを駆使した商品群をそろえる。22年の国内売り上げは約255億円で、好調に推移する。海外でも支持を集め、海外売り上げ比率は3割を占める。今回の“グランラグゼ Ⅳ”も中国や香港、台湾、マカオ、タイ、シンガポール、韓国、マレーシアなどで10月以降順次展開する。

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「カバーマーク」4年ぶりの新作ファンデは最新の表皮細胞ケアを搭載 ジェリー処方で“弾むようなハリ感”をかなえる

「カバーマーク(COVERMARK)」は9月1日、4年ぶりの新作ファンデーション“スキンケア ジェリーファンデーション”[SPF16・PA+](30g、全2色、各1万6500円/リフィル30g、1万4850円)を発売する。美容液成分を配合したみずみずしいジェリーが特徴で、スキンケア効果を発揮しながら肌を均一に整える。

「カバーマーク」はこれまで、シミやくすなどの肌悩みに対して“圧倒的なカバー力”で解決してきたが、今回は“ハリ不足”に着目。「大人の肌の上に、奥行きのある均一な1枚の膜をつくれば、ぷるんと弾むハリのある肌を叶えられるのではないいか」と考え、“スキンケア ジェリーファンデーション”を開発した。

同商品は、表皮細胞で重要なアクチン線維束を再生し、細胞の形状をふっくらと美しく整える成分アサイー/クプアスエキスを配合。表皮細胞の形を整え、肌の内側からハリと弾力を生み出す。

加えて、最高峰スキンケアシリーズ“セルアドバンスト”に応用している骨髄幹細胞誘導技術を搭載。濃密なハリ特許取得成分のクスノハガシワエキスを配合し、ファンデーションでありながら、肌を構造から立て直す美容成分でハリと弾力のある肌に導く。化粧下地やフェイスパウダー不要で、肌の色ムラや凹凸、ごわつき、くすみをカバーする。

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山梨・甲府の職人と二人三脚でつくりあげる“お菓子のおまけ”のような魅力があるジュエリーブランド「マユラノワール」代表に聞く

ジュエリーブランド「マユラノワール(MAYURANOIR)」が、東京・銀座に直営店をオープンした。同ブランドは、フランスのアンティークジュエリーに魅了された代表を務める吉田麻由良が2020年6月に設立。“アンティークジュエリーは素材が劣化していたり作りが脆く長く付けられないものが多い。100年後も使えるものをつくりたい”という思いからスタートした。

ブランドのコンセプトは、“物語に寄り添うお守りのようなジュエリー”。アール・ヌーヴォーやアール・デコのジュエリーがインスピレーション源で、枠や爪留めなど細部のパーツごとに地金の種類を変えた繊細なデザインが特徴だ。吉田代表に、クリエイションや直営店出店までの歩みについて聞いた。

工場との縁を運んだコロナ

20年というとコロナ禍が始まったばかり。ブランド立ち上げを決意した吉田代表は、メード・イン・ジャパンのジュエリーをつくりたいとさまざまなメーカーへ問い合わせたそうだ。彼女は、「一点ものが多く小ロットであることと、技術が必要なデザインのため断られ続けた。幸運なことに、大手ジュエリーブランドの下請け工場の協力があり、ここまで来ることができた」と語る。大手ブランドの下請け工場ということもあり、品質は確か、通常はなかなか取り引きができないが、コロナが追い風になった。「コロナでオーダーが減ったため、取り引きしてくれることになった」。吉田代表が思い描くジュエリーは、日本の工場が持つ技術だから可能な細かい細工が必要だ。

SNSがきっかけでポップアップを開催

ブランドを立ち上げてからは、インスタグラムなどSNSで発信を行った。それを見た松屋銀座のジュエリー担当からから声がかかり、20年9月には同百貨店でポップアップを開催した。吉田代表は、「ブランドを立ち上げたばかりで、定番が10点程度しかなく、ルースなどをかき集めて販売した」と話す。正に嬉しい悲鳴と言ったところだろう。「予想以上に反響があり、売れた」と吉田代表。その後も松屋銀座から声がかかり、5回ポップアップを行った。昨年行ったイベントでは1週間で約1000万円を売り上げ、確実に手応えを感じているという。

“大人のセボンスター”のようなジュエリー

デザインは吉田代表が手掛け、宝石はインドの最大手ディーラーから調達する。地金の種類は6種類、石の種類も多く、型数は70種類以上で、ほとんどが一点モノだ。ネックレス、ピアスなどもあるが、リングが多く、定番コレクションが4割、高額の特別コレクションが4割、カスタムオーダーが2割程度。中心価格帯は30万円台だ。吉田代表は、「乙女心をくすぐるようなジュエリーで、まるで、集めたくなるおまけ付きのお菓子“セボンスター”と言われる」と話す。色とりどりのキャンディのような宝石に、サイドや裏側まで細かい細工が施されたジュエリーは、集めたくなるかわいらしさに溢れている。
「ジュエリーの品質や細やかさを見て、『高いけど安い』と言われる」と吉田代表。特別コレクションの中には、希少性の高いピジョンブラッドカラーのルビーを使用したリングもある。また、特別コレクションは鑑定書がつき、枠を石に合わせて一つ一つ作る。そのために敏腕の原形師をスタッフに迎えた。ブランド名の「マユラノワール」について、同代表は、「ノワール=黒は、全てを引き立てる色。マユラは私の名前で、黒子のようなもの。人々を引き立てるジュエリーを提供していきたい」と語った。

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山梨・甲府の職人と二人三脚でつくりあげる“お菓子のおまけ”のような魅力があるジュエリーブランド「マユラノワール」代表に聞く

ジュエリーブランド「マユラノワール(MAYURANOIR)」が、東京・銀座に直営店をオープンした。同ブランドは、フランスのアンティークジュエリーに魅了された代表を務める吉田麻由良が2020年6月に設立。“アンティークジュエリーは素材が劣化していたり作りが脆く長く付けられないものが多い。100年後も使えるものをつくりたい”という思いからスタートした。

ブランドのコンセプトは、“物語に寄り添うお守りのようなジュエリー”。アール・ヌーヴォーやアール・デコのジュエリーがインスピレーション源で、枠や爪留めなど細部のパーツごとに地金の種類を変えた繊細なデザインが特徴だ。吉田代表に、クリエイションや直営店出店までの歩みについて聞いた。

工場との縁を運んだコロナ

20年というとコロナ禍が始まったばかり。ブランド立ち上げを決意した吉田代表は、メード・イン・ジャパンのジュエリーをつくりたいとさまざまなメーカーへ問い合わせたそうだ。彼女は、「一点ものが多く小ロットであることと、技術が必要なデザインのため断られ続けた。幸運なことに、大手ジュエリーブランドの下請け工場の協力があり、ここまで来ることができた」と語る。大手ブランドの下請け工場ということもあり、品質は確か、通常はなかなか取り引きができないが、コロナが追い風になった。「コロナでオーダーが減ったため、取り引きしてくれることになった」。吉田代表が思い描くジュエリーは、日本の工場が持つ技術だから可能な細かい細工が必要だ。

SNSがきっかけでポップアップを開催

ブランドを立ち上げてからは、インスタグラムなどSNSで発信を行った。それを見た松屋銀座のジュエリー担当からから声がかかり、20年9月には同百貨店でポップアップを開催した。吉田代表は、「ブランドを立ち上げたばかりで、定番が10点程度しかなく、ルースなどをかき集めて販売した」と話す。正に嬉しい悲鳴と言ったところだろう。「予想以上に反響があり、売れた」と吉田代表。その後も松屋銀座から声がかかり、5回ポップアップを行った。昨年行ったイベントでは1週間で約1000万円を売り上げ、確実に手応えを感じているという。

“大人のセボンスター”のようなジュエリー

デザインは吉田代表が手掛け、宝石はインドの最大手ディーラーから調達する。地金の種類は6種類、石の種類も多く、型数は70種類以上で、ほとんどが一点モノだ。ネックレス、ピアスなどもあるが、リングが多く、定番コレクションが4割、高額の特別コレクションが4割、カスタムオーダーが2割程度。中心価格帯は30万円台だ。吉田代表は、「乙女心をくすぐるようなジュエリーで、まるで、集めたくなるおまけ付きのお菓子“セボンスター”と言われる」と話す。色とりどりのキャンディのような宝石に、サイドや裏側まで細かい細工が施されたジュエリーは、集めたくなるかわいらしさに溢れている。
「ジュエリーの品質や細やかさを見て、『高いけど安い』と言われる」と吉田代表。特別コレクションの中には、希少性の高いピジョンブラッドカラーのルビーを使用したリングもある。また、特別コレクションは鑑定書がつき、枠を石に合わせて一つ一つ作る。そのために敏腕の原形師をスタッフに迎えた。ブランド名の「マユラノワール」について、同代表は、「ノワール=黒は、全てを引き立てる色。マユラは私の名前で、黒子のようなもの。人々を引き立てるジュエリーを提供していきたい」と語った。

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「カネボウ」から“究極のクレンジング”が登場

カネボウ化粧品のプレステージブランド「カネボウ(KANEBO)」は9月8日、クレンジングクリーム“メロウ オフ ヴェイル”(160g、6600円)を発売する。同社が15年かけて改良を重ねてきた最新のクレンジング技術を搭載し、指をすべらせるだけでメイクや毛穴汚れを“吸い上げ”、潤いのある明るい肌に導く。

同ブランドによるクレンジングの新商品は2年ぶり。21年3月に発売した「羽のように」軽い感触のクレンジングオイル“インスタント オフ オイル”(180mL、3850円)、同年9月に発売した濃密なテクスチャーのクレンジングクリーム“エンリッチド オフ クリーム”(130g、3850円)がヒットし、この2年は「クレンジングの究極」を目指し、追求してきたという。

これまで、メイク落ちを良くするためには洗浄成分である油が多量に必要であったが、油っぽい感触や油膜感のある肌が課題でもあった。そこで、多量の油に頼らずにメイク落ちの機能を高め、今までにない好感触のクレンジングの実現に向け、最新のクリームクレンジング技術「ヴェイリングオフ」の開発に成功した。

ヴェイリングオフ技術は、同社の実験によると「絹豆腐も崩れないほどの力で(メイクが)落ちる」技術だという。軽い力がかかると滑らかな水溶性ジェル内に分散していた油剤が肌表面に集まり放出され、メイクを吸い上げる。肌から手が離れるとすぐに、油剤がジェルの中に引き込まれ再び分散。滑らかなジェルが心地よい感触で、手で軽くすべらせるだけでメイクが素早く落ち、みずみずしいクリアな肌に洗い上げる。

成分にもこだわり、コンタクトレンズにも使われるなど生体適合性が高く、潤いを引き込むハイドロSTをはじめ、皮脂の酸化を抑制するビタミンE、肌荒れ改善や保湿効果がありブランドが初めて採用するヨーグルトエキスなどの美容液成分を配合。潤いのあるキメが整った明るい肌に導く。

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アダストリア3〜5月期、売上高、営業利益共に過去最高 中国事業は赤字幅拡大

アダストリアの2023年3〜5月期連結業績は、売上高が前年同期比18.1%増の684億円、営業利益が同37.2%増の62億円となり、共に同期間の過去最高となった。好天や外出機会増も後押しし、最大ブランド「グローバルワーク」の国内売り上げが14.3%増だったことや、積極出店している雑貨業態「ラコレ」が全体をけん引した。

「グローバルワーク」では、ECに集まるレビューを反映したシーズン毎のアップデートなどでここ数年好調な“ウツクシルエットパンツ”に続き、テレビCMで打ち出した“さらさらリラックスブラウス”(3520円)がヒット。コアプロダクトの育成に手応えを得ている。また、各ブランドで価格を見直し値下げを進めたことで、値引き販売抑制につながった。ただし、円安や原料高で粗利率は前年同期より0.3ポイント悪化した。

絶好調な中で気にかかるのが中国事業だ。海外は23年1〜3月期で香港、台湾、米国事業が増収増益となったが、中国本土は22年の積極出店により増収とはなっているが、赤字幅が拡大。「(中国本土は)想定よりも経済全体の回復が遅れている。コロナ禍中に出店した店舗は、収益性を見極めて店舗網の最適化を今後はかる」(決算資料から)。

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ビオトープ名物のツリーハウス 木の成長で作り替え

ジュンが運営するセレクトショップ「ビオトープ(BIOTOP)」の白金台店(東京都港区)は、店のシンボルである中庭のツリーハウスを刷新する。2010年の同店時にツリーハウスの第一人者である小林崇氏によって建設され、来店客に親しまれてきた。完成から13年が経ち、クスノキも成長したため、今回も小林氏によって作り替えることにした。空間スペースを広くし、屋根付きのデッキやベンチを増設した。7月7日からお披露目する。

「ビオトープ」白金台店は、1990年から営業していた「アダム エ ロペ」白金台本店の跡地に2010年3月にオープン。店名の通り、ビオトープ(動植物の生息空間)をテーマにしており、ファッション、ライフスタイル雑貨、カフェに加えて、観葉植物なども販売している。

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「バーバリー」2024年プレ・スプリング・コレクション

「バーバリー(BURBERRY)」が2024年プレ・スプリング・コレクションを発表した。

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「サカイ」が “エーマガジン”最新刊発売を記念し限定Tシャツを発売 

「サカイ(SACAI)」は、阿部千登勢「サカイ(SACAI)」デザイナーをゲストキュレーターに迎えたアントワープ発のファッションマガジン「エー マガジン キュレーテッド バイ(A MAGAZINE CURATED BY)」の発売を記念し、“エー マガジン キュレーテッド バイ サカイ”の限定Tシャツを発売する。7月5日から「サカイ」青山店と公式オンラインストアで先行発売し、7月6日からドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)内の“ビブリオテカ(BIBLIOTHECA)”と代官山蔦屋書店で発売する。Tシャツとともにマガジンも購入可能だ。

Tシャツはユニセックスでの展開で、ホワイトとブラックの2色をそろえる。フロントには、マガジンのカバーとして印象的なウルトラマリンブルーを用いて“A Magazine”のAを、内側にはMagazineの文字をあしらった。バックには「サカイ」のロゴの一部が現れる。

「エー マガジン キュレーテッド バイ」は、毎号ファッションデザイナーをゲストキュレーターとして招き、その世界観を探求するコンセプトマガジン。過去にはキム・ジョーンズ(Kim Jones)、リカルド・ティッシ(Riccardo Tisci)、アレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)、シモーネ・ロシャ(Simone Rocha)、山本耀司、高橋盾らが務めている。

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「ペリペラ」がマルチーズを描いたコレクションを発売 韓国のアパレルブランドとコラボ

韓国コスメブランド「ペリペラ(PERIPERA)」は7月1日、韓国のアパレルブランド「ワイケイ(WAIKEI)」のコレクション“マルチーズアーカイブ”とコラボレーションしたアイシャドウやチークなど全6アイテムを発売する。マルチーズとイルカが幸せに遊ぶ瞬間をパッケージにデザインしたこれらのアイテムは、ECモールの「キューテン(Qoo10)」と、楽天の公式サイトで取り扱う。

韓国のアパレルブランド「ワイケイ」とは

「ワイケイ」はイルカを飼いたいと思っていたデザイナーの夢から誕生したアパレルブランドで、イルカの写真やマークをデザインしたアイテムを展開し、韓国で注目を集めている。

“オールテイクムードパレット #16”

価格:2520円

“オールテイクムードパレット”は、一つのパレットにさまざまな質感を詰め込んだアイシャドウパレットで、今回の新色はベージュやピンク、ブルーなどの夏らしいカラーをセットした。ベージュカラーにはラメを配合し、ナチュラルかつ華やかなメイクに仕上がる。

“インクムードグロイティント”

価格:各1440円
カラー:ヌーディコーラル、ライトピンク、アップルレッド

みずみずしい艶感のリップ“インクムードグロイティント”は、内側からにじみ出るような自然な血色感を演出する。唇にぴたっと密着する使用感と、重ね塗りをしても色味が濁らず、透明感のある仕上がりが特徴。

“インクシンシンブラッシュライナー”

価格:各780円
カラー:ピンク、ベージュ

アイライナーの“インクシンシンブラッシュライナー”からは、涙袋にも使用できるピンクとベージュのグリッタータイプを販売する。肌なじみの良い色味で、目元に自然な艶感と立体感を与える。

“ピュアブラッシュドサンシャインチーク”

価格:各960円
カラー:ピンク系、オレンジ系

“ピュアブラッシュドサンシャインチーク”は、クリアな発色が特徴のチークカラーで、頬にナチュラルな血色感を宿す。透け感のあるピンク系と、健康的なオレンジ系の2色をそろえる。

“オイルキャプチャープライミングパウダー”

価格:1320円

“オイルキャプチャープライミングパウダー”は、肌表面の油分をオフし、サラサラとした質感の肌に仕上げるフェイスパウダーだ。

“インクブラックカラ”

価格:各1440円

まつ毛のカールキープ力を重視したマスカラ“インクブラックカラ”から、なりたい目元に合わせてロングラッシュカーリング、ボリュームカーリング、クリアセットカーリングの3タイプを用意した。

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LVMHのアルノー会長が中国訪問 「ルイ・ヴィトン」や「ディオール」などの店舗を視察

LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)のベルナール・アルノー(Bernard Arnault)会長兼最高経営責任者(CEO)は6月27日、中国・北京を訪問した。

同氏はコロナ禍後初となった今回の訪中で、高級百貨店のSKP北京、商業施設のチャイナ・ワールド・モール(China World Mall)とWFセントラル(WF Central)を訪問。LVMHが擁する「ディオール(DIOR)」「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」「ティファニー(TIFFANY & CO.)」「フェンディ(FENDI)」「ブルガリ(BVLGARI)」「ロロ・ピアーナ(LORO PIANA)」などの店舗を視察した。

中国版インスタグラム「シャオフォンシュウ(Xiaohongshu、小紅書、通称RED)」のユーザーによる投稿によれば、アルノー会長兼CEOの長女でクリスチャン ディオール クチュール(CHRISTIAN DIOR COUTURE)の社長兼CEOなどを務めるデルフィーヌ(Delphine Arnault)と、四男でルイ・ヴィトンのウォッチ部門マーケティングおよびプロダクト・ディベロップメント・ディレクターを務めるジャン(Jean Arnault)に加えて、ピエトロ・ベッカーリ(Pietro Beccari)=ルイ・ヴィトン会長兼CEOやLVMHの経営幹部らが同行。一行は特に「ディオール」で長時間を過ごしたほか、LVMHの傘下ではない「エルメス(HERMES)」にも立ち寄ったという。なお、LVMHはアルノー会長兼CEOらの旅程について明らかにしていないが、中国のさまざまなSNSによれば、北京のほかに成都、上海、香港を訪れたようだ。また、メディアへの登場回数も多く、ブルームバーグ(BLOOMBERG)や「フォーブス(FORBES)」による世界長者番付で常に上位にランクインしているアルノー会長兼CEOの訪問とあり、一目見ようと足を止める買い物客の様子も投稿されている。

中国市場はコロナ禍中、厳しい外出規制などの影響で減速したものの、2023年に入って急激に回復しており、ラグジュアリーブランドにとって引き続き重要な市場だ。2月には、「グッチ(GUCCI)」「サンローラン(SAINT LAURENT)」「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」などを擁するケリング(KERING)のフランソワ・アンリ・ピノー(Francois-Henri Pinault)会長兼CEOが中国を訪問。また、4月に中国の王文濤商務相が訪仏した際には、パリの「ディオール」本店でアルノー会長兼CEOをはじめとするLVMHの経営陣と会談している。

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LVMHのアルノー会長が中国訪問 「ルイ・ヴィトン」や「ディオール」などの店舗を視察

LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)のベルナール・アルノー(Bernard Arnault)会長兼最高経営責任者(CEO)は6月27日、中国・北京を訪問した。

同氏はコロナ禍後初となった今回の訪中で、高級百貨店のSKP北京、商業施設のチャイナ・ワールド・モール(China World Mall)とWFセントラル(WF Central)を訪問。LVMHが擁する「ディオール(DIOR)」「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」「ティファニー(TIFFANY & CO.)」「フェンディ(FENDI)」「ブルガリ(BVLGARI)」「ロロ・ピアーナ(LORO PIANA)」などの店舗を視察した。

中国版インスタグラム「シャオフォンシュウ(Xiaohongshu、小紅書、通称RED)」のユーザーによる投稿によれば、アルノー会長兼CEOの長女でクリスチャン ディオール クチュール(CHRISTIAN DIOR COUTURE)の社長兼CEOなどを務めるデルフィーヌ(Delphine Arnault)と、四男でルイ・ヴィトンのウォッチ部門マーケティングおよびプロダクト・ディベロップメント・ディレクターを務めるジャン(Jean Arnault)に加えて、ピエトロ・ベッカーリ(Pietro Beccari)=ルイ・ヴィトン会長兼CEOやLVMHの経営幹部らが同行。一行は特に「ディオール」で長時間を過ごしたほか、LVMHの傘下ではない「エルメス(HERMES)」にも立ち寄ったという。なお、LVMHはアルノー会長兼CEOらの旅程について明らかにしていないが、中国のさまざまなSNSによれば、北京のほかに成都、上海、香港を訪れたようだ。また、メディアへの登場回数も多く、ブルームバーグ(BLOOMBERG)や「フォーブス(FORBES)」による世界長者番付で常に上位にランクインしているアルノー会長兼CEOの訪問とあり、一目見ようと足を止める買い物客の様子も投稿されている。

中国市場はコロナ禍中、厳しい外出規制などの影響で減速したものの、2023年に入って急激に回復しており、ラグジュアリーブランドにとって引き続き重要な市場だ。2月には、「グッチ(GUCCI)」「サンローラン(SAINT LAURENT)」「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」などを擁するケリング(KERING)のフランソワ・アンリ・ピノー(Francois-Henri Pinault)会長兼CEOが中国を訪問。また、4月に中国の王文濤商務相が訪仏した際には、パリの「ディオール」本店でアルノー会長兼CEOをはじめとするLVMHの経営陣と会談している。

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LVMHのアルノー会長が中国訪問 「ルイ・ヴィトン」や「ディオール」などの店舗を視察

LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)のベルナール・アルノー(Bernard Arnault)会長兼最高経営責任者(CEO)は6月27日、中国・北京を訪問した。

同氏はコロナ禍後初となった今回の訪中で、高級百貨店のSKP北京、商業施設のチャイナ・ワールド・モール(China World Mall)とWFセントラル(WF Central)を訪問。LVMHが擁する「ディオール(DIOR)」「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」「ティファニー(TIFFANY & CO.)」「フェンディ(FENDI)」「ブルガリ(BVLGARI)」「ロロ・ピアーナ(LORO PIANA)」などの店舗を視察した。

中国版インスタグラム「シャオフォンシュウ(Xiaohongshu、小紅書、通称RED)」のユーザーによる投稿によれば、アルノー会長兼CEOの長女でクリスチャン ディオール クチュール(CHRISTIAN DIOR COUTURE)の社長兼CEOなどを務めるデルフィーヌ(Delphine Arnault)と、四男でルイ・ヴィトンのウォッチ部門マーケティングおよびプロダクト・ディベロップメント・ディレクターを務めるジャン(Jean Arnault)に加えて、ピエトロ・ベッカーリ(Pietro Beccari)=ルイ・ヴィトン会長兼CEOやLVMHの経営幹部らが同行。一行は特に「ディオール」で長時間を過ごしたほか、LVMHの傘下ではない「エルメス(HERMES)」にも立ち寄ったという。なお、LVMHはアルノー会長兼CEOらの旅程について明らかにしていないが、中国のさまざまなSNSによれば、北京のほかに成都、上海、香港を訪れたようだ。また、メディアへの登場回数も多く、ブルームバーグ(BLOOMBERG)や「フォーブス(FORBES)」による世界長者番付で常に上位にランクインしているアルノー会長兼CEOの訪問とあり、一目見ようと足を止める買い物客の様子も投稿されている。

中国市場はコロナ禍中、厳しい外出規制などの影響で減速したものの、2023年に入って急激に回復しており、ラグジュアリーブランドにとって引き続き重要な市場だ。2月には、「グッチ(GUCCI)」「サンローラン(SAINT LAURENT)」「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」などを擁するケリング(KERING)のフランソワ・アンリ・ピノー(Francois-Henri Pinault)会長兼CEOが中国を訪問。また、4月に中国の王文濤商務相が訪仏した際には、パリの「ディオール」本店でアルノー会長兼CEOをはじめとするLVMHの経営陣と会談している。

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【2023年夏コスメ】「シスレー」のフェイスカラーとアイライナーにきらめく新色が登場

「シスレー(SISLEY)」は7月1日、フェイスカラー“ブラァ エキスパート”の新色”NO.0 ライト“(1万2100円)と、アイライナー“フィト コール スター N”の新色“NO.11 ミスティック ゴールド”(6300円)それぞれ1色ずつを発売する。

“ブラァ エキスパート”は、色ムラ・小じわをカモフラージュし、均一で美しいマットな肌感を演出するフェイスカラー。新色の”NO.0 ライト“は、パールのような自然な輝きで明るく透明感のある肌に導く。

“フィト コール スター N”は植物由来の有用成分で目元をケアしながら、ウオータープルーフフォーミュラにより1日中きらめき輝く目元に彩るアイライナー。新色“NO.11 ミスティック ゴールド”は、ブラウンがかったビンテージゴールドカラーだ。

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【スナップ】パリコレ1の問題児「キッドスーパー」にはやっぱりすごいのが集まった 閑静な住宅街を賑やかす

「キッドスーパー(KIDSUPER)」は、2024年春夏コレクションをパリで発表した。パリ・メンズでの発表は3度目ながら、入場時には毎シーズン大混乱を起こし、それが意図的なのかそうでないのかで賛否両論分かれるのが同ブランドの特徴だ。ゲストは「キッドスーパー」のアーティスティックな世界観に負けず劣らず、会場周辺には、舞台衣装や伝統衣装のようなウエアの来場者で賑わった。ポートレートの絵画作品を刺しゅうやスプレーペイントで施した洋服や、コメディアンの衣装をテーマにした23−24年秋冬コレクションで発表したスーツスタイル、コルム・ディレイン(Colm Dillane)=デザイナーも参加した「ルイ ヴィトン(LOUIS VUITTON)」23−24年秋冬コレクションを着用する来場者の姿もあった。キャットスーツや野球のユニホームなど、ハロウィンパーティーさながらの色鮮やかで個性豊かな装いが、普段は閑静な住宅街であるオデオン劇場周辺に活気をもたらした。

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「マリメッコ」の“キオスキ”から日本限定アイテムが登場 “ウニッコ”柄のバッグなど

「マリメッコ(MARIMEKKO)」が展開するストリートウエアライン“マリメッコ キオスキ(MARIMEKKO KIOSKI)”は、“ウニッコ”(ケシの花)がプリントされた日本限定アイテムを7月7日に発売する。キャンバスバッグやソックス、折り畳み傘の計4型をそろえ、全国の「マリメッコ」店舗、公式オンラインストアで購入可能だ。

キャンバスバッグは、ランチバッグやちょっとしたお出かけに使えるスモールトートと、ノートパソコンなどの大きい荷物も収まるビッグトートの2型を用意する。ボディー全体にプリントされたネイビーとブラウンの“ウニッコ”や、ブランドネーム入りのハンドルなど、スタイリングのアクセントになるデザインに仕上げた。折り畳み傘とソックスも日本限定カラーで登場し、ピンクとブラウンの温かみのある配色の“ウニッコ”をあしらった。

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「エドウイン」がRPG「ウォーロン フォールン ダイナスティ」とコラボ アパレルや限定アイテムを発売

「エドウイン(EDWIN)」は、コーエーテクモゲームスが発売中のダーク三國アクションRPG「ウォーロン フォールン ダイナスティ(WO LONG:FALLEN DYNASTY以下、ウォーロン)」とのコラボアイテムを発売した。全6型を展開し、7月23日まで「エドウイン」公式オンラインショップで取り扱う。

「エドウイン」のデニム加工技術でゲームの壮絶な世界観を表現しており、購入特典にゲーム内で使える限定衣装、武器や“食鉄獣ぬいぐるみ”が各商品によって異なるラインアップで付属する。商品は袴型のジーンズ“青藍の足履”(2万4200円)、“デニムジャケット”(2万900円)、“ストレッチジーンズ”(1万4300円)、“デニムシャツ”(1万1550円)、“パーカー”(1万1000円)、“Tシャツ”(5500円)で全てS、M、L、XLの4サイズ展開だ。

「ウォーロン」は、「仁王」シリーズなどを手掛ける「チームニンジャ(TEAM NINJYA)」によるダークファンタジーな世界観と歯ごたえあるアクションを融合した新たな三国志体験のRPG。2023年3月に発売後、2ヵ月で世界累計出荷本数100万本、プレイヤー数380万人を突破した。

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稲垣吾郎ディレクションの「ジョー カフェ」から金曜日限定のカヌレセットが登場

稲垣吾郎がディレクターを務める「ジョー カフェ(J_O CAFE)」は、6月30日にカヌレセット2種を発売した。

ラインアップは“ハッピー フライデー セット(HAPPY FRIDAY SET)”(1000円)と“カヌレ ドゥ ジョー(CANELÉ de J_O)”(900円)。“ハッピー フライデー セット”は金曜日限定の商品で、カヌレ2個にドリップバック1点がついている。“カヌレ ドゥ ジョー”はカヌレ2個セットの販売。

「ジョー カフェ」は、香取慎吾がディレクションするセレクトショップ「ヤンチェ_オンテンバール(JANTJE_ONTEMBAAR)」(通称「J_O」)の系列店。“ヤンチャでおてんば、遊び心を忘れない”という意味を名前に込める。ラテアート世界選手権優勝者のバリスタ・山口淳一氏がアドバイザーとなり、ラテアートや本格派コーヒーなどを提供している。ほかにも稲垣吾郎はイタリアンをベースに旬な食材を使用した「ビストロジョー(BISTRO J_O)のディレクターも務める

◾️ジョー カフェ
時間:11:00〜19:00
定休日:月曜日
場所:銀座Velvia館9階
住所:東京都中央区銀座2-4-6
席数:テーブル 16席、ジャングルジムオブジェ 28席、カウンター 9席

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「パコ ラバンヌ」が8月にメイクアップコレクションを発売 ブランド名は「ラバンヌ」に統一へ

パコ ラバンヌ(PACO RABANNE)がビューティ事業に本格参入する。メイクアップコレクションを8月21日の公式サイト上でプレローンチした後、同31日に英百貨店のセルフリッジ(SELFRIDGES)、9月12日に仏伊独西葡のセフォラ(SEPHORA)、10月1日に米国のアルタビューティ(ULTA BEAUTY)で順次発売する。同ブランドは今年、ファッション事業とフレグランス事業を統合し、両カテゴリーのイメージを統一。ブランド名を「ラバンヌ」に改称する。

「ラバンヌ」のグローバル・ビューティ・クリエイティブ・ディレクターには、世界的なメイクアップ・アーティストのダイアン・ケンダル(Diane Kendal)が就任した。遊び心あふれるメイクアップコレクションは、“ヌード”と名付けられたファンデーションが30種、アイシャドウ“ユーフォリア”が29種、リップスティック“ルージュ・ラバンヌ”が21種のほか、4つのカテゴリー90SKUでスタートする。パッケージにはブランド・コードをイメージしたメタリックなコンパクトやシャイニーなチューブを用い、価格は約20〜40ドル‘(約2800円〜5600円)とリーズナブルだ。製品はスキンケア発想のジェンダーフリー設計。テクスチャーにこだわり指で顔に塗布して使うことができる。98%自然由来成分配合で、ビーガン、クルエルティフリー(動物実験を行わない)のサステナブルな製法をとっている。

「ラバンヌ」の経営幹部は、メイクアップライン発売時に取扱店舗でメイクアップ部門のトップ10、アイメイク部門のトップ5に入ることを目指している。また、2030年までに世界のカラーコスメブランドのトップ15に入ることを目標に掲げる。最終的にはスキンケアなどほかのビューティカテゴリーにも進出する可能性があるという。

パコ・ラバンヌを傘下に持つプーチ(PUIG)のファッション・ビューティ部門の社長を務めるホセ・マヌエル・アルベルサ(Jose Manuel Albersa)社長は米WWDに、「『パコ ラバンヌ』はここ数年、約40%の成長率を記録しており、間もなく売上高が10億ユーロ(約1550億円)を突破する勢い。直近5年はブランドのポジションが向上し、フェミナイズしている」と説明する。

「ラバンヌ」のフレグランス事業は、世界のフレグランスメゾンのトップ5にランクインし、ベストセラーのメンズフレグランスが多数ある。“ワン ミリオン”はトップ4に、“インビクタス”はトップ7に入っており“ファントム”はトップ10入りを目指している。女性用フレグランスの比重が大きくなりつつある今、その規模を拡大するため戦略を変更する。

「ブランドをより高めるためにフレグランスのパッケージやボトルを刷新し、フェミニンなフレグランスにも注力している」とアルベルサ社長。この戦略は功を奏し、調査会社のNPDグループ(NPD GROUP)によると、プーチは昨年発売した“フェイム”がヒットし、今年は女性用フレグランスで多くの市場シェアを獲得。勢いはさらに加速すると予測されている。「『ラバンヌ』に勢いがある今こそ、カラーコスメの機は熟した」とアルベルサ社長は語る。

プーチは、20年に買収した「シャーロット ティルブリー(CHARLOTTE TILBURY)」をはじめ、「キャロリーナ ヘレラ(CAROLINA HERRERA)」「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」「クリスチャン ルブタン(CHRISTIAN LOUBOUTIN)」などでメイクアップカテゴリーに進出している。

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IVEが「プーマ」のアジア太平洋地域のアンバサダーに アイコン商品を着用したビジュアルを公開

プーマ ジャパンは、アジア太平洋地域のブランドアンバサダーに、K-POPガールズグループのIVE(アイヴ)を起用した。IVEは今後、アジア・オセアニア15カ国のアンバサダーとしてキャンペーンやイベントなどのさまざまなブランド活動を行なっていく予定だ。就任決定を記念して、メンバー6人がブランドのアイコニックな “T7 トラックジャケット(T7 TRACK JACKET)”(7700円)と“プーマ スエード(PUMA SUEDE)”(9790円)を着こなしたビジュアルを公開した。

キャンペーン第1弾は、7月17日から韓国限定で行われるキャンペーンを皮切りに、さまざまなプロモーションを展開していく予定だ。

「プーマ」は、IVEのアンバサダー就任に際して、次のようにコメントした。「IVEは、K-POP を代表するガールズグループで、アジア太平洋(APAC)地域全体で愛される存在です。彼女たちがプーマの新しいアジア太平洋(APAC)地域のブランドアンバサダーに就任したことを嬉しく思います。今後はIVEとともに、『プーマ』のさまざまなキャンペーンを展開していきますので、IVEの魅力が加わった『プーマ』独自のスタイルに、引き続き関心と応援をお願いします」。

IVEは、2021年にデビューした、ユジン(YUJIN)、ガウル(GAEUL)、ウォニョン(WONYOUNG)、リズ(LIZ)、レイ(REI)、イソ(LEESEO)からなるK-POPガールズグループ。今年4 月に発売した初のフルアルバム「I've IVE」が 110 万枚を超えるセールスを記録し、2 年連続のミリオンセラーとなった。

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エムエフシー ストアが「ナイキ」×「クロット」の限定スニーカーを発売

セレクトショップのエムエフシー ストア(MFC STORE)は、エディソン・チェン(Edison Chen)が手掛けるストリートブランド「クロット(CLOT)」と「ナイキ(NIKE)」のコラボレーションスニーカー“コルク ダンク(CORK DUNK)”をエムエフシー ストア各店で発売した。価格は1万8700円で、22.5〜31cmをそろえる。

今年でブランド創設20周年を迎えた「クロット」のクリエイティブディレクターであるエディソン・チェンが、ブランド初期の頃にコルクボードをムードボードに⾒⽴てていたことに着想を得て、スニーカーをムードボードにするというアイデアを取り入れた。

スニーカーのアッパー部分にはコルク素材を使用し、ブルーやレッド、スネークスキンなど全6種類の取り外し可能なスウッシュロゴ、3⾊のシューレースを付属し、⾃分好みのカスタマイズを楽しむことができる。さらに、ヒールタブの左⾜には、アラビア数字と中国語で「クロット」がブランドを開始した年である“2003”、右⾜には“2023“という数字があしらわれており、「クロット」の20周年を記念した1⾜となった。

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ファーストグレイ世代にほぼ100%選ばれる「透明感・優しさ・色持ち」をかなえるヘアカラー剤

柔らかく、抜け感のあるスタイルで高い支持を得ているヘアサロン「ローブ(LOAVE)」は、今年で創業11年目。佐脇正徳代表兼トップスタイリストが年齢を重ねるにつれ、ファーストグレイ(白髪が出始めた)世代の顧客も増えた。「よりよいグレイカラー提案をしたい」と模索する中で出合ったのが、ヘアカラーブランド「テラ(TERRA)」のグレイカラーラインだ。

「テラ」は、シュワルツコフ プロフェッショナルから昨年の春にデビューした、クレイを使った新ヘアカラーブランド。自然素材をベースとし、頭皮や髪への優しさを追求しながらも、一般的なナチュラル系カラー剤のイメージを覆す色持ちと艶感を実現。クレイの特性により髪に高密着するため、染料の浸透・発色もよく、色持ち41%アップ(従来品比)という特徴が多くの美容師の支持を得ている。

「ローブ」にはより上質を求める顧客が多く、「白髪は染めたいけど明るい髪色も楽しみたい。傷みも気になる」という要望に応える必要がある。今年1月に「テラ」を導入してから非常に好評で、プラス1000円で提案しているにも関わらず、ヘアカラーを「テラ」に切り替える顧客が増えている。ここでは、「ローブ」の佐脇代表が登場。「テラ」のグレイシェードでカラーリングしたモデルでその魅力を伝えるとともに、サロンワークにおける「テラ」の提案方法を聞いた。

重くなり過ぎない
「テラ」のグレイカラー

「テラ」のグレイカラーの特徴の1つが、「しっかり染まるのに仕上がりが重くならない」ということだ。そのため白髪の少ないファーストグレイの人にも躊躇なく使用することができ、しっかりと染色してくれる上にファッションカラーのような自由な髪色を楽しむことができる。「テラ」のカラーは一般的なサロンで最もニーズの高い中明度の色味をきれいに見せ、透明感を演出することができる上、施術中の刺激を感じにくいという*。また無彩色の“プラチナ”(9月19日発売予定)を混ぜることで、色味をよりまろやかに、透明感高く見せることも可能。“プラチナ”単色でも使用することができ、明る過ぎる色味を落ち着かせることもできる。

*個人差があります。ヘンケル調べ(調査期間2022年11月1日~11月30日/調査人数:130人)

最近増えている
“ニオイに敏感な人”にも
安心してもらえる「テラ」

「ローブ」の佐脇代表が「テラ」と出合ったのは今年の1月。ファーストグレイ世代の顧客に対し、よりよいグレイカラーを提案できる商材を探していたときだった。「当サロンの顧客の中心は20代だけれど、今年で創業11年目で自分が年齢を重ねるにつれ、30~50代のお客さまも増えた。20代のお客さまが母親を紹介してくれるケースも多く、60代の方にもご来店いただいている。そういった方にアプローチできるヘアカラー剤として『テラ』は最適だと思った」。同サロンでは新たな商材を導入する際、まずはスタッフが自分で試してみるが、スタッフからの評価も高かったという。

「クレイを採用しているので、『テクスチャーが硬いのでは』と思っていたが、実際はそんなことはなく塗りやすかった。その上ゆるくもないので『狙った箇所に留めやすく、短い毛も押さえてくれる』とスタッフからの評判も高い。お客さまから特に評価されたポイントは色持ち。白髪染め独特のぎらつきが出ないので、持ちが良いことを実感してくれているようだ」。

仕上がり以外で好評なのは、刺激やニオイが低減されていることだ。「最近は以前と比べて、明らかにニオイに敏感な人が増えた。特にカラーリング後にシャンプーする際、ふわっとくるニオイを嫌がる人が多いが、『テラ』はそれがない。『家の枕も臭わなくなった』という声もある」。刺激に関しても、30代くらいから頭皮の刺激を気にしている人が多いため、「『テラ』は刺激が少なく、泥パックをしているような感覚でカラーリングできる」と話すと安心感を持ってくれる。

なお、「テラ」はサステナブルなカラー剤でもある。「今までの白髪染めだと重くなってしまうものが多く、色味が濃く感じられて、ファーストグレイのお客さまに白髪染めを使うのは躊躇していた。その点、『テラ』は重くならずに透明感のある仕上がりになるので提案しやすい。女性が生涯にするヘアカラーの回数は600回などと言われており、いくつになってもカラーデザインを楽しむためには、可能な限り頭皮への刺激は少ない方がいい。ヘアデザインも大事だけれど、髪の健康があってのこと。グレイカラー世代の悩みや不安を解消する提案をすることで、『テラ』は通常のカラー料金+1000円で提供しているにもかかわらず、ほぼ100%がテラを選んでいる」という。

“泥パック感覚”の
カラーリングを提案できる

「テラ」はクレイが髪1本1本までホールドし、染料と高品質なオイル成分をじっくり芯部まで届ける高密着・高浸透カラーだ。柔らかく塗りやすいのに、髪の根元でピタリと止まる操作性が特徴。頭皮にカラー剤をつけずに、髪の根元ギリギリまで塗ることができる上に、成分の88%(1・2剤混合時の平均値)が自然由来なので、“泥パック感覚”のカラーリングとして、幅広い世代に安心して提案できる。

9月発売の“プラチナ”は、「ほかの色と組み合わせることで、主張を減らして色味をまろやかにしてくれるので、どんな色でも上品に仕上がる。シリコーンが入っておらず、ふわっと軽く仕上がるので、髪にボリュームがなく悩んでいる人にも提案しやすい」(佐脇代表)。

透明感にこだわった
洗練されたカラーデザインを打ち出す
トレンドサロン

サロンをオープンした11年前から、当時はまだメジャーではなかった“外国人風ヘア”をキーワードにデザインを提案してきた「ローブ」。同じ外国人風でも少しずつ変え、常に時代に則したニュアンスを打ち出してきた。「最近こだわっているのは、作り込み過ぎないナチュラルな、映画の1シーンを切り取ったような外国人風ヘア。それに合わせるヘアカラーは“透明感”にこだわり、彩度が濃すぎるとナチュラルでないので、トーンに合わせて彩度を落としてナチュラルにするなど調整してきた。そのこだわりがサロンのコンセプトになっている」(佐脇代表)。

問い合わせ先
シュワルツコフ プロフェッショナル お客様相談室
(受付:土・日・祝日を除く10~12時/13~17時)
03-3472-3078

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「レイニングチャンプ」とNY発カルチャーマガジン「ラケット」のコラボ第2弾 ロベルト・デュラン等伝説的ボクサーのスタイルが着想源に

「レイニングチャンプ(REIGNING CHAMP)」が、ニューヨーク発のカルチャーマガジン「ラケット(RACQUET)」とのコラボレーションによるカプセルコレクションを7月1日に数量限定で発売する。「レイニングチャンプ」直営店と公式オンラインストア、ベイクルーズストアで取り扱う。

「ラケット」はテニスとファッション、アート、ライフスタイルを結びつけ、さまざまな角度から考察するニューヨークのカルチャーマガジンで、「レイニングチャンプ」とのコラボレーションは2度目となる。コレクションは、ロベルト・デュラン、マーヴィン・ハグラー、マイク・タイソン等ボクシング界のレジェンド達にスタイルの着想を得ており、テニスとボクシングを融合させたオリジナルデザインのTシャツ、ショーツ、タオルケットがそろう。

Tシャツは、「レイニングチャンプ」を象徴するライトウェイトテリー素材を使用し、バックにはダブルネームロゴのグラフィックプリントを施している。「レイニングチャンプ」が開発したフラットロックシーム製法によって耐久性にも優れている。スウェットショーツは、Tシャツと同素材のライトウェイトテリーを使用し、セットアップとしても着用することが可能だ。サイドにはサテン素材のラインを施し、ボクサーショーツの要素を取り入れている。アメリカ製のタオルケットは150×80cmの特大サイズで、スポーツ時はもちろん、さまざまなシーンで活躍する。タオルケットにはオリジナルのダブルネームロゴを大きくプリントし、「レイニングチャンプ」が開発したジグザグステッチの手法でタグを施している。

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「ヒスイ」「オダカ」らが参加 愛知のモノづくりの技を生かしたコラボアイテムが渋谷パルコで展示販売

地域事業者とデザイナーのコラボレーションで“新しい郊外生活”の世界観を伝える「CNSL - Create for your new suburban life- 展」が7月1〜10日、渋谷パルコ4階で開催される。同展は愛知県一宮市の住宅会社エサキホームが取り組む新たなライフスタイル提案プロジェクト「CNSL(Create for your new suburban life)」 の一環。岐阜県大垣市に本店を構える大垣共立銀行がサポートし、ビームス ディレクターズバンクがプロデュースした。

今回展示販売される商品群は3つ。1つ目が尾州織物の中伝毛織と元祖“人をダメにするクッション”「ハナロロ」を運営するタキコウ縫製(愛知県岡崎市)の技を生かし、「ヒスイ ヒロコ イトウ(HISUI HIROKO ITO)」がデザインした着るビーズクッション。2つ目が1608年創業で、有松界隈でも屈指の老舗、竹田嘉兵衛商店(愛知県名古屋市)の有松絞りの技法を生かし、「オダカ(ODAKHA)」がデザインしたドレス、トップス、バッグ。3つ目が材惣木材(愛知県名古屋市)の木端材を使って、無垢の木材を藍染した家具や小物を展開する「Ao.」が制作したスツール、べンチ、積み木だ。

プロデュースを担当したビームス ディレクターズバンクの南馬越一義シニアクリエイティブディレクターは、「“new suburban life”をテーマに、3人のデザイナーに新しい郊外生活を彩るプロダクトを地域のモノづくりとのコラボで作ってもらった。住まいと土地と人を輝かせる”をコンセプトとして、地元、名古屋中心に建売住宅を販売するエサキホームのリブランディングの第1弾。エサキホームのミッションは、お客さまに広く快適な住まいを提供するだけではなく、その住まいが建つ地域の活性化にも住宅販売を通して寄与することだと考え、今回の企画に至った」と語る。

7月1日17時には参加デザイナーらの来場も予定する。今回の渋谷パルコでの販売を皮切りに、東海エリアでのポップアップも計画中だ。

■「CNSL - Create for your new suburban life- 展」
会期:7月1〜10日 11:00〜21:00(物販)
会場:渋谷パルコ4階(東京都渋谷区宇田川町15-1)

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「ヒスイ」「オダカ」らが参加 愛知のモノづくりの技を生かしたコラボアイテムが渋谷パルコで展示販売

地域事業者とデザイナーのコラボレーションで“新しい郊外生活”の世界観を伝える「CNSL - Create for your new suburban life- 展」が7月1〜10日、渋谷パルコ4階で開催される。同展は愛知県一宮市の住宅会社エサキホームが取り組む新たなライフスタイル提案プロジェクト「CNSL(Create for your new suburban life)」 の一環。岐阜県大垣市に本店を構える大垣共立銀行がサポートし、ビームス ディレクターズバンクがプロデュースした。

今回展示販売される商品群は3つ。1つ目が尾州織物の中伝毛織と元祖“人をダメにするクッション”「ハナロロ」を運営するタキコウ縫製(愛知県岡崎市)の技を生かし、「ヒスイ ヒロコ イトウ(HISUI HIROKO ITO)」がデザインした着るビーズクッション。2つ目が1608年創業で、有松界隈でも屈指の老舗、竹田嘉兵衛商店(愛知県名古屋市)の有松絞りの技法を生かし、「オダカ(ODAKHA)」がデザインしたドレス、トップス、バッグ。3つ目が材惣木材(愛知県名古屋市)の木端材を使って、無垢の木材を藍染した家具や小物を展開する「Ao.」が制作したスツール、べンチ、積み木だ。

プロデュースを担当したビームス ディレクターズバンクの南馬越一義シニアクリエイティブディレクターは、「“new suburban life”をテーマに、3人のデザイナーに新しい郊外生活を彩るプロダクトを地域のモノづくりとのコラボで作ってもらった。住まいと土地と人を輝かせる”をコンセプトとして、地元、名古屋中心に建売住宅を販売するエサキホームのリブランディングの第1弾。エサキホームのミッションは、お客さまに広く快適な住まいを提供するだけではなく、その住まいが建つ地域の活性化にも住宅販売を通して寄与することだと考え、今回の企画に至った」と語る。

7月1日17時には参加デザイナーらの来場も予定する。今回の渋谷パルコでの販売を皮切りに、東海エリアでのポップアップも計画中だ。

■「CNSL - Create for your new suburban life- 展」
会期:7月1〜10日 11:00〜21:00(物販)
会場:渋谷パルコ4階(東京都渋谷区宇田川町15-1)

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神が降りた「リック・オウエンス」と「ジバンシィ」、「ヨウジ」で謎の現象起こる 2024年春夏メンズコレ取材24時Vol.6

2024年春夏コレクションサーキットが、各都市のメンズ・ファッション・ウイークから本格的に開幕しました。「WWDJAPAN」は今回も現地で連日ほぼ丸一日取材をするノンストップのコレクションリポートを敢行。担当は、メンズ担当の大塚千践「WWDJAPAN」副編集長とパリ在住のライター井上エリの大阪出身コンビ。時には厳しい愛のツッコミを入れながら、現場のリアルな空気感をお届けします。

11:30 「オム プリッセ イッセイ ミヤケ」

今日はややゆっくり目で、「オム プリッセ イッセイ ミヤケ(HOMME PLISSE ISSEY MIYAKE)」からのスタートです。会場は、パリ装飾芸術美術館。今シーズンは原点回帰し、製品プリーツという技法を見つめ直して、本質までそぎ落とすコレクションを披露しました。ショーが始まると、スタッフが大きく巻いた一本のプリーツ紙をランウエイの上にゆっくり広げ、さらの数人のスタッフがそれらを裁断して服を取り出し、モデルに着せます。まるでプリーツ技法が誕生した瞬間を見ているような気分になり、今でこそ街に浸透しているプリーツ服のアイデアや高い技術のすごさを改めて感じました。

アイテム構成も非常にシンプルで、カラーは自然を意識した柔らかいトーンが中心です。自然からのインスピレーションは、プリントでも表現します。山や風、大地の景色を三角や丸などに重ね、強いタッチで服を彩ります。図形をプリントした長方形に基づく“レクタングル”シリーズでは、着用すると左右非対称のシルエットになり、その歪みが美しいドレープを生み出します。新しい提案は、“ホライゾン プリーツ”です。プリーツを水平に入れることで、着用すると服が垂直に弾み、まるで生命が宿ったかのうように軽やかに躍動します。シーズンごとに丁寧に重ねてきた技法に新しいアイデアや今のエッセンスを少しずつ加えながら、ゆっくりと着実に進化してきた「オム プリッセ」のクリエイションを朝から十分堪能しました。

12:30 「リック・オウエンス」

パリは午前中から土砂降りの雨に見舞われ、パレ・ド・トーキョー(Palais de Tokyo)の屋外を会場にした「リック・オウエンス(RICK OWENS)」のショーではびしょ濡れ覚悟でした。しかし、リック様には天気をも左右する力もあるのか、ショー前には図ったかのように降り止んだので、心配無用だったようです。

今季のコレクションは黒一色。要となるのはコルセットを備えたハイウエストのパンツで、シアーな素材のトップスやドレープを利かせた彫刻的なノースリーブトップス、肩先がとがったスクエアショルダーのショート丈ジャケット、歩行器具に似たブーツで新しいプロポーションを生み出しました。ハードとソフト、タイトとルーズ、相反する要素が反復したルックは、時に背筋を凍らせるほど厳格。中央にそびえ立つ装置からは10秒ごとに爆竹が鳴り、会場周辺にネオン色の煙が立ち込めて、199X年のように異様な景色が広がります。余計な色や装飾は用いず、シルエットとプロポーションで見せた彫刻的なエレガンスに見惚れました。エレガンスに焦点を当てた昨今の「リック オウエンス」のクリエイションは、リアルクローズにも重心を傾けながら、ますます研ぎ澄まされています。

13:00 「オン」

ショーの合間のタイミングを見計らって、スイス発のパフォーマンスブランド「オン(ON)」が何やら面白いイベントを開くとのことで現場に急行しました。その内容とは、韓国発の「ポスト アーカイブ ファクション(POST ARCHIVE FACTION)」とのコラボレーションアイテムの展示でした。

同ブランドは2018年に設立し、最近では日本の大手セレクトや百貨店も注目するほど知名度を広げています。ランニング界では急先鋒の「オン」も最近はファッションアイテムとして取り入れる人も多く、「ロエベ(LOEWE)」とのコラボレーションも記憶に新しいところ。今回の協業により、シューズに加え、アパレルの認知をさらに高めてトータルブランドへと成長する狙いがあるのでしょう。実物を見ると、とてもかっこいい仕上がりでした。シューズは、「オン」の“クラウドモンスター”をタウン仕様にアレンジしたもので、厚めのソールとシックな配色が素敵。アパレルも、色のトーンや控えめながら主張する穴あきディテールで、タウンユースにもよさげ。出張3週間目で全く日課のランニングができていないため、こういうアイテムを見ていると走りたくてうずうずします。発売は来春と少し先ですが、楽しみに待ちたいです。

14:30 「ジバンシィ」

「ジバンシィ(GIVENCHY)」は軍事博物館を会場にショーを行いました。私たちが会場に到着すると同時に、ハイヤーからセレブが到着。観衆から大歓声が上がり、思わずカメラを構えました。車の扉が開くと同時に突然目の前の人混みも開けて、運命の人の登場シーンかのように現れたのは、またしてもジャレッド・レト(Jared Leto)。「ルイ ヴィトン(LOUIS VUITTON)」でも劇的な出会いから美しい写真を撮れたので、運命を感じてこちらでもシャッターを押しました。セレブのパパラッチは、人だかりで上手く撮れないことが多いのですが、人の気配が少なくなった瞬間に現れるジャレッドは、見た目もタイミングも神のようです。30度超えの夏日にフォーファーのコートを羽織るプロ根性もさすがジャレッド。パパラッチするこちらに「ハァ〜〜イ」と声を掛けてくれる気さくさもさすがジャレット。こうなれば全ジャレット・レトを撮影したい。

話が逸れましたが、肝心のコレクションは、得意のテーラリングにスポーツウエアとスクールユニホーム、ミリタリーウエアを織り交ぜた、若い世代の制服の着用方法からヒントを得た内容。昨シーズンまで主軸に置いていたストリートウエアの要素はシルエットやプロポーションにこそ見られるものの、やや方向転換を試みたようです。また、メゾンのアトリエ技術を存分に発揮した仕立てと生地も、注目すべきポイント。詳しくは別記事のリポートをご覧ください。

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16:00 「アミリ」

ロサンゼルス発の「アミリ(AMIRI)」は、パリ・メンズで3回目のショーを行いました。植物園を見渡せる特設会場にバーカウンターやテーブルとイスを飾り、リゾート地のカフェのテラスを模したセット。そんな雰囲気にマッチするのが、ブランドの代名詞であるストリートウエアにリゾート地の開放感をミックスさせたコレクション。近くのゲストから「遠っ」と漏れるほど遠くから現れたモデルが、砂利道のランウエイを涼しげに歩いて迫ってきます。

淡いイエローからアッシュ系のピンク、マリングリーンへと流れるように色が変化していき、1950年代の仕立てと90年代のフリースピリットをまとったリラックスウエアが、雨上がりで湿気の高いパリに清涼感をもたらしました。レザーを編み込んだポロシャツに繊細なレース、クリスタルの装飾まで、高品質な素材と装飾を目を凝らして見ているとあっという間にショーが閉 幕。クチュールとも言えるこれらのアイテムをどこまで商品化するのかは不明ですが、高級で快適なストリートウエアを好む彼のコミュニティーを満足させるには十分な内容だったと思います。

同ブランドは、4月1日付で「バーバリー(BURBERRY)」前シニア・バイス・プレジデントのエイドリアン・ワード・リース(Adrian Ward-Rees)を最高経営責任者(CEO)に任命し、新体制を取りました。昨年、日本初の旗艦店を東京・南青山にオープンしたのを皮切りに、パリやロンドンでもロケーションを探しているとのこと。創設10周年を迎える来年は、いいニュースをたくさん届けてくれそうです。

17:30 「ヨウジヤマモト」

前シーズンはバズりにバズった「ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」も、今シーズンは平常運転。とはいえ、認知度がさらに広がった中での注目のショーであることは間違いありません。コレクションは、明暗のコントラストを効かせたカラーリングと素材使いに、誇張したディテールでアクセントを加えたスタイルが印象的でした。さまざまなプリントは16世紀の絵画に着想したもので、厳格なスーツや流線型のシャツなどさまざまなアイテムを彩っていました。中でも、デザイナー本人の顔面プリントはど迫力。全体では黒の比重がやはり多いのですが、時折差し込む赤や青、白がショーにリズム感を加えます。得意のメッセージシリーズは“過呼吸です”“一枚のタオルを幸せに二人で”と今季も絶好調。使い古したような加工のハットやバギーパンツ、フリルのディテール、安全ピンあたりがキーアイテムとして、漆黒のダーク・ボヘミアンにエッジを加えました。

気になったことが一つ。同ブランドのショーを何度か見ているのですが、特定のルックに対して客席から拍手が起こったのは初めての経験でした。見ている限り、モデルに対してではなさそうで、宗教っぽいプリントが登場すると拍手が起こっていたような……。気になるので、今度聞いてみようと思います。

19:00 「ドリス ヴァン ノッテン」

「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」のショー会場は、廃墟となった建物。ショー後のバックステージでドリス・ヴァン・ノッテン(Dries Van Noten)は、「エレガンスを研究したいと考えていた」といいます。「男性的とは何を意味するのか。現代におけるマスキュリニティーとは何かを自問した。若者が興味を引かれるような、若々しいエレガンスとは何だろう?ストリートウエアは素晴らしいけれど、人々は自分らしさを表現し、楽しむために、より多くの着こなし方を望んでいるとも思う」と続けました。

オーケストラから甘く激しいビートを刻む音楽を背景に、細長いシルエットになめらかな生地のウエアで、優雅な雰囲気を放つ男性像を描きます。グラフィカルなモチーフはいつもより控えめに、仕立てとシルエット、シェイプ、動きに焦点を合わせます。窓から時折吹き込む風が服をなびかせたのは、計算通りなのでしょうか。ラグランのアウターや丈が長くややオーバサイズのダブルブレストのジャケット、ショーツとジョガーパンツでストリートとアスレチックウエアの要素を取り込み、伝統的なスーツにはカジュアルなサンダルを合わせます。

モチーフが少ない分、アースカラーを軸にパープルとマスタードイエロー、ブロンズのカラーブロックが際立っていました。本質を探究した還元主義的なアプローチによる、控えめでエフォートレスなエレガンス。もう若者のカテゴリーには入らない私も、とても興味引かれるコレクションでした。

20:30 「アミ パリス」

本日ラストは、フワフワのカーペットを備えた無機質な空間をショー会場にした「アミ パリス(AMI PARIS)」です。デザイナーのアレクサンドル・マテュッシ(Alexandre Mattiussi)は、「昨シーズンの続編で、本質に立ち返り、必要最低限のワードローブを披露したかった」とショーの後に教えてくれました。

これまでは華やかな会場選びを続けていたものの、シルエットや素材に焦点を当てるために、今回はシンプルな会場を選んだといいます。リラックスシルエットのコートにジャケット、ボトムスはショーツ、ハーフ、ワイドと幅広いバリエーションのスラックスをそろえ、ウィメンズでは深いスリットが入ったスカートとドレスでオフィスからイヴニングまで適応するウエアを発表します。モチーフはなく、装飾はスパンコールとシューズのヒールのストライプ柄のみ。「男性にはウィメンズを、女性ににはメンズを着用させたルックもあり、フィナーレでは“全てがひとつ”というメッセージを込めて、並ばせず一気にモデルをランウエイに送り込んだんだ」とアレクサンドルは説明しました。

日本人の肌にも似合いやすそうなダスティーな色彩にうっとりしつつも、コレクションは極めて無難です。研ぎ澄まされたミニマリズムでもあると同時に、素材の質感を感じられらない画像だけで見ると退屈と言われるかもしれません。しかし、ショー後のバックステージの光景は無難ではなく、ファーストルックを飾ったフランス人俳優のヴァンサン・カッセル(Vincent Cassel)がスタッフと楽しく談笑しているではありませんか。ハリウッド映画にも出演する大物俳優で、日本でいうところの渡辺謙さん的な立ち位置でしょうか。華やかなオーラを放ちつつも、アレクサンドルと一緒に記念撮影にも優しく応じてくれて、取材のために最後まで残っていた甲斐がありました。ショー会場にはほかにも、映画「リトル・マーメイド」で主演したハリー・ベイリー(Halle Bailey)や、ブランドのアンバサダーを務める俳優のチェ・ウシク(Choi Woo-shik)も来場。セレブからインフルエンサー、一般ゲストまで、「アミ パリス」の服は誰でも親しみく似合うというのを再認識しました。

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ヘアサロンでの最高峰*のケアメニュー“ヘッドキュア”  2023 年の No.1 “キュアリスト”を決めるコンテストが開催

美容室向け化粧品の販売を行うイーラルは、“ヘッドキュア”のNo.1キュアリスト(認定試験をクリアした、ヘッドキュアを施術できるスタッフ)を決めるコンテスト“イーラル キュアリストコンテスト2023”を開催した。約300人の応募者の中から一次、二次予選を経て、6月7日にイーラルヘアサイエンススクエア東京で、ファイナリスト10人による本選を実施。その後、東京都新宿区の小笠原伯爵邸で表彰式を行った。参加者たちはお互いを称えあい、コミュニケーションを深める良い機会となった。

イーラルは、植物の力と科学の力を融合させ、日本人に合わせた頭皮と髪のエイジングケア(年齢に応じたケア)に注力したブランドとして2010年に誕生した。美容室でしか受けることができない独自技術“ヘッドキュア”と、それをサポートする商品は、頭皮に悩みを持つ顧客からの高い支持を獲得。美容室専売品の中でも独自のポジションを確立している。

“イーラル キュアリストコンテスト”は、今年で第8回を迎える毎年恒例のコンテストだ。キュアリストの技術・知識向上により、ヘッドキュア文化を一層盛り上げることを目的としたもので、予選から本選まで半年の期間をかけて行われる。ヘアサロン業界では、カットなどの技術を競うコンテストは数多く開催されているが、このコンテストのようにカウンセリングまでが評価されるコンテストは珍しい。ここでは大会の結果と、表彰式の様子をレポートする。

*同社ブランド内

全国から勝ち進んだ10人の
ファイナリストが競う

“イーラル キュアリストコンテスト2023”は1月から予選がスタート、6月7日に本選を実施して受賞者が決定した。一次予選は動画審査で、指定されたマッサージの基礎技術を動画撮影し投稿。マッサージプロセスの所作が審査された。二次予選はサロンワーク審査。一般審査員がサロンに訪問し、ヘッドキュアの施術を受けて、カウンセリングからクロージングまで、実践的サロンワークを総合的に審査。本選はカウンセリングおよび技術審査で、全国から勝ち進んだ10人のファイナリストたちが、キュアリストとしての総合力を競った。

コンテストの競技に関して、準グランプリを受賞した成松妙子「オッドジョブス カベ(odd-jobs KABE)」トップスタイリスト兼スペシャルキュアリストは「“イーラル キュアリストコンテスト”は“コンテストのための技術”ではなく、日頃のサロンワークの成果がそのまま試される大会なので、非常に勉強になる。特に二次予選は、一般の人がモニターとしてサロンで施術を体験し、お店の雰囲気・声掛けなどに関して詳細な感想をくれるので、とても参考になる。キュアリストだけでなく、ネイリストなどのスタッフも参考にしている」と話す。

前回の反省を生かして念願の受賞

“イーラル キュアリストコンテスト2023”でグランプリを受賞したのは、「アンジェリカ ガーデン(angelica GARDEN)」の佐藤慎哉さん、準グランプリは「オッドジョブス カベ(odd-jobs KABE)」の成松妙子さんに決定した。

佐藤さんは、今年2月に東京から福島の会津若松に移住。新しい環境に慣れつつ、これまでの技術を見直しながらコンテストの準備をする日々は多忙を極めたが、見事グランプリを受賞した。「“イーラル キュアリストコンテスト”には、これまでの7回、ほぼ全てに参加している。前回ファイナリストまで残ったが、受賞できずくやしい思いをしたので、念願のグランプリを受賞できてうれしい。キュアリストは女性の肌や髪に触れる仕事なので、比較的女性が多い。私は男性なので、お客さまに安心感を与えられるよう、お声掛けのトーンやタイミング、聞き方などを特に意識して日頃の施術を行ってきた。その姿勢がこの結果に結びついたのだと思う」と話した。

成松さんも佐藤さん同様、前回ファイナリストまで残ったものの、受賞できずにくやしい思いをした一人だ。「過去のグランプリ受賞者のカウンセリング動画を見て勉強してきた。そこで気付いたのが“プラスの言葉を使う”ということ。それまではお客さまの生活習慣などで悪い点を指摘し、『ここがよくないので改善しましょう』などと提案してきた。それも大事だけれど、それ以上に、お客さまと良くなるイメージを共有し、楽しみにしてもらうことが大切。そのことに気付き、改善に取り組んできた成果を出せてよかった。次回は、私が技術を伝えているスタッフが参加したいと言っているので、応援の側に回る予定だ」と、次回への期待を示した。

荘厳な雰囲気の小笠原伯爵邸で
表彰式・パーティーを開催

コンテスト本選の終了後、ファイナリストたちはリムジンに乗り込み、東京都新宿区にある小笠原伯爵邸に移動。表彰式と本選出場記念パーティーを行った。本年は第1回 EraL VIP AWARD と銘打って、例年のキュアリストコンテストの表彰に加え、イーラル販売実績の高いサロンを表彰する「E-1 GRAND PRIX」と、イーラル独自取組の奨学生の表彰式も同時開催した。 2台のリムジンが会場に到着し、中からファイナリストたちが登場すると一斉にカメラのフラッシュが光り、周囲からの注目を集めた。

表彰式の冒頭、イーラルの江守康昌会長が登壇。「毎年、この表彰式でキュアリストの皆さんにお会いできることがうれしい。今回で8回目だが、今後も10回、20回と、皆さんをサポートしつつヘッドキュア文化を一層盛り上げていきたい」と話し、自らがセレクトしたワインを振るまった。

表彰式では、今回のファイナリストである「Hair Atelier Any-D」の有年美月さん、「Hair Make SHIN'S SHIDO」の井手美恵子さん、「HAIR MAKE NEW YORK 稲荷町店」の貝之瀬桃子さん、「Access Moon 龍ヶ崎店」の木村菜々海さん、「YAYOI〜BRAINS Seem」の波田圭史さん、「irodori」の宮田沙代子さん、「Lista by Snip」の安永優和さん、「Hair Make SHIN'S RAINBOW」の山﨑里菜さんが次々と登壇。最後にグランプリ候補の佐藤さんと成松さんが登壇し、ステージ上でグランプリが決まるというドラマチックな展開に。

その後歓談を経て、ファイナリストたちを巻き混んだ、プロマジシャンGO!氏によるショーなどが行われ、感動と笑いに包まれたままパーティーは閉会。ファイナリストたちは24年のコンテストに向けて新たな決意を語っていた。

“イーラル キュアリストコンテスト2023”
表彰式&パーティー

 

問い合わせ先
イーラルお客様相談室
0120-36-1186

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コーセー「雪肌精」がアップサイクルした服を販売 アダストリア傘下のアパレルブランド「オー・ゼロ・ユー」と藍師・染師集団と協業 

コーセーのグローバルブランド「雪肌精(SEKKISEI)」は、アダストリアグループのEC専業ブランド「オー・ゼロ・ユー(O0U)」と藍師・染師の集団BUAISOU(ブアイソウ)と協業し、衣類を藍染でアップサイクルするプロジェクトを始動する。同プロジェクトは今年15年目を迎えるコーセーの環境保全活動「セーブ ザ ブルー(SAVE THE BLUE)」の一環。アップサイクルした服は7月1日からコーセーのコンセプトストア、メゾンコーセー(MAISON KOSE)銀座で展示し、抽選販売を行う。

「セーブ ザ ブルー アップサイクル プロジェクト」は、「オー・ゼロ・ユー」の汚れがついた商品や試着用サンプルなど販売できない衣類をBUAISOUが藍染でアップサイクルし、「雪肌精」が販売する。

環境省によると、日本の衣料廃棄物は年間50万トンを超えると推計。コーセーは「1枚の衣類を長く大切に着ることができるようになれば、ゴミを減らすことができる。(今回のプロジェクトは)温暖化防止のためにできる重要なアクションの一つだ」とコメントを寄せた。

「オー・ゼロ・ユー」は、アダストリアが2020年に設立した子会社アドアーリンクが展開するD2Cブランド。長く愛用できるデザインを軸に、土壌分解性の高い天然素材を採用するなど環境に配慮した素材や製造技術にこだわったライフスタイルアイテムをECで展開する。

BUAISOUは、阿波藍の産地として知られる上板町を拠点に藍の栽培から染料となる蒅(すくも)作り、染色、製作までを一貫して行う。蒅に木灰汁、ふすま、貝灰を混ぜて発酵させる伝統技法の“地獄建て”による藍染め液は、深くさえた藍色を表現でき、色移りしにくい特徴を持つ。

セーブ ザ ブルーは、09年から自然保護活動に寄附する支援活動や、地球の環境保全に対する関心を高め、理解を深める啓発活動に取り組んでいる。これまで、対象商品の売り上げに応じてサンゴの保全活動を支援しており、14年間の活動で延べ面積1億1858万9237cm2のサンゴを移植している。

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コーセー「雪肌精」がアップサイクルした服を販売 アダストリア傘下のアパレルブランド「オー・ゼロ・ユー」と藍師・染師集団と協業 

コーセーのグローバルブランド「雪肌精(SEKKISEI)」は、アダストリアグループのEC専業ブランド「オー・ゼロ・ユー(O0U)」と藍師・染師の集団BUAISOU(ブアイソウ)と協業し、衣類を藍染でアップサイクルするプロジェクトを始動する。同プロジェクトは今年15年目を迎えるコーセーの環境保全活動「セーブ ザ ブルー(SAVE THE BLUE)」の一環。アップサイクルした服は7月1日からコーセーのコンセプトストア、メゾンコーセー(MAISON KOSE)銀座で展示し、抽選販売を行う。

「セーブ ザ ブルー アップサイクル プロジェクト」は、「オー・ゼロ・ユー」の汚れがついた商品や試着用サンプルなど販売できない衣類をBUAISOUが藍染でアップサイクルし、「雪肌精」が販売する。

環境省によると、日本の衣料廃棄物は年間50万トンを超えると推計。コーセーは「1枚の衣類を長く大切に着ることができるようになれば、ゴミを減らすことができる。(今回のプロジェクトは)温暖化防止のためにできる重要なアクションの一つだ」とコメントを寄せた。

「オー・ゼロ・ユー」は、アダストリアが2020年に設立した子会社アドアーリンクが展開するD2Cブランド。長く愛用できるデザインを軸に、土壌分解性の高い天然素材を採用するなど環境に配慮した素材や製造技術にこだわったライフスタイルアイテムをECで展開する。

BUAISOUは、阿波藍の産地として知られる上板町を拠点に藍の栽培から染料となる蒅(すくも)作り、染色、製作までを一貫して行う。蒅に木灰汁、ふすま、貝灰を混ぜて発酵させる伝統技法の“地獄建て”による藍染め液は、深くさえた藍色を表現でき、色移りしにくい特徴を持つ。

セーブ ザ ブルーは、09年から自然保護活動に寄附する支援活動や、地球の環境保全に対する関心を高め、理解を深める啓発活動に取り組んでいる。これまで、対象商品の売り上げに応じてサンゴの保全活動を支援しており、14年間の活動で延べ面積1億1858万9237cm2のサンゴを移植している。

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「ベアミネラル」から初のクッションファンデーションが登場 マルチユースなハイライターも発売

「ベアミネラル(BAREMINERALS)」は8月2日、ブランド初のクッションファンデーション“オリジナル ピュア セラム カバーアップ クッション”(全4色、ケース付き各6820円/レフィル 各5500円)を発売する。スキンケア成分を96%配合した独自のフォーミュラが特徴で、紫外線吸収剤を使用せず、ブランド最高レベルとなるSPF40/PA++++のUVカット力をそなえた。また、同日にはマルチユースなハイライター“ジェン ヌード ハイライター”(全4色、各3850円)と、 フェイスカラー“ジェン ヌード ブロンザー”(限定2色、各3850円)も登場する。

ブランド共通のクリーンビューティー基準に加え、肌と地球に配慮し11種類の成分を不使用とした。また、動物実験を行わず、動物由来成分も不使用とした“オリジナル ピュア セラム カバーアップ クッション”は、世界一ビタミンC含有量が多いとされるフルーツのカカドゥプラムとアスコルビン酸を中心に据えたフォーミュラが特徴。美容液のような軽やかな付け心地と素肌感を維持したまま明るさと輝きを演出するトーンアップ力を備えた。カラーは明るいピンク系から中間的な明るさのピンクオークル系までの全4色で、シアー感のある美肌感が長時間持続する。

ハイライターとしてもチークとしても使えるマルチユース設計の“ジェン ヌード ハイライター”は、シャンパンゴールド、シュガリーピンク、ピーチコーラル、ピーチピンクの4色をラインアップ。シアーな発色で普段のメイクに加えるだけで艶感や透明感、張り感、立体感、血色感をナチュラルに演出する。

ブロンザーチーク“ジェン ヌード ブロンザー”はチーチブロンズとディープモーヴの限定色を販売する。クリーミーなテクスチャーで肌に密着し、ヘルシーな血色感と立体感をもたらす。

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「ベアミネラル」から初のクッションファンデーションが登場 マルチユースなハイライターも発売

「ベアミネラル(BAREMINERALS)」は8月2日、ブランド初のクッションファンデーション“オリジナル ピュア セラム カバーアップ クッション”(全4色、ケース付き各6820円/レフィル 各5500円)を発売する。スキンケア成分を96%配合した独自のフォーミュラが特徴で、紫外線吸収剤を使用せず、ブランド最高レベルとなるSPF40/PA++++のUVカット力をそなえた。また、同日にはマルチユースなハイライター“ジェン ヌード ハイライター”(全4色、各3850円)と、 フェイスカラー“ジェン ヌード ブロンザー”(限定2色、各3850円)も登場する。

ブランド共通のクリーンビューティー基準に加え、肌と地球に配慮し11種類の成分を不使用とした。また、動物実験を行わず、動物由来成分も不使用とした“オリジナル ピュア セラム カバーアップ クッション”は、世界一ビタミンC含有量が多いとされるフルーツのカカドゥプラムとアスコルビン酸を中心に据えたフォーミュラが特徴。美容液のような軽やかな付け心地と素肌感を維持したまま明るさと輝きを演出するトーンアップ力を備えた。カラーは明るいピンク系から中間的な明るさのピンクオークル系までの全4色で、シアー感のある美肌感が長時間持続する。

ハイライターとしてもチークとしても使えるマルチユース設計の“ジェン ヌード ハイライター”は、シャンパンゴールド、シュガリーピンク、ピーチコーラル、ピーチピンクの4色をラインアップ。シアーな発色で普段のメイクに加えるだけで艶感や透明感、張り感、立体感、血色感をナチュラルに演出する。

ブロンザーチーク“ジェン ヌード ブロンザー”はチーチブロンズとディープモーヴの限定色を販売する。クリーミーなテクスチャーで肌に密着し、ヘルシーな血色感と立体感をもたらす。

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ビームスが松竹とのコラボアイテムを発売 映画監督・小津安二郎の生誕120年を記念

「ビームス ジャパン(BEAMS JAPAN)」は7月14日に、映画監督の小津安二郎の生誕120年を記念し、松竹とのコラボアイテムを発売する。「ビームス ジャパン」取り扱い一部店舗、ビームス公式オンラインで販売する。

第1弾となる今回は、小津安二郎を代表する「東京物語」「秋刀魚の味」「お早よう」など、作品中のシーンをアーティストの長場雄が描きおろした。Tシャツ(5500円)、トートバッグ(4400円〜)、足袋ソックス(2970円)を発売する。

小津安二郎は、サイレント映画の時代から戦後にかけ、54本の作品を残した日本を代表する映画監督だ。“永遠に通じるものこそ常に新しい”とし、日本の人と心を独自の作風のなかに捉えたとされ、特徴的なローポジションでの撮影手法“小津調”などで知られる。

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【2023年夏休みお出かけスポット】藤田ニコル&とにかく明るい安村が登場 銀座三越のアートアクアリウム美術館

銀座三越新館8階のアートアクアリウム美術館 GINZAは、6月30日から9月26日までの間、特別企画展「夏のアートアクアリウム展 2023〜銀座の金魚〜」を開催する。同展では、館内最大級の作品“天空リウム”を含む新作水槽5作品を展示。19のエリアで約150基の水槽を設け、約5000匹の金魚が泳ぐ幻想的な空間を演出する。

6月29日、アートアクアリウム銀座プロジェクトは報道関係者に向けて、開催記念イベントを開催。プライベートでも仲が良いという藤田ニコルととにかく明るい安村が浴衣姿で登場した。藤田は浴衣を「珍しくグリーンにしてみました。でも私がいちばん好きな黄色を取り入れて自分らしく、爽やかにしました」と説明。安村は自身の浴衣姿を「ベテラン演歌歌手のよう」とし、浴衣からいつものパンツが透けていたことで会場の笑いを誘った。

トークのテーマは夏の目標について。藤田は「ジムを経営しているので、勉強の夏にしたい」と話した。イギリスのオーディション番組、ブリテンズ・ゴッド・タレント(Britain's Got Talent)で日本人初の決勝進出者となり注目された安村は「海外に行っていろんな国でネタをしたい。来月はイタリアに行く」と明かした。

話題が夏のデートになると、藤田は「銀座の街で大人のデートはアリかもしれない。朝から頑張ったメイクが崩れる場所より、こういう涼しい場所で、金魚を見ながらデートするほうがロマンチック」と話し、安村も「涼しげな音もいい」と同調。

展示の中で気になった箇所を聞かれると、藤田は「金魚にそれぞれ名前がついているブースがあったのですが、ミューズという名前の金魚は、体も薄ピンク色でヒレもふわふわでかわいかった。水槽にはそれぞれに合った花が添えられていて、ミューズはかわいらしいピンクの花でした」とお気に入りの金魚を見つけたことを明かした。

安村は古くから神社仏閣の建築装飾に使われている猪目をモチーフにした “猪目リウム”について、「水槽の形がハートみたいでかわいらしかった。反対側が見えるので、水槽越しに写真を撮ってもいいんじゃないかと思いました。僕のパンツの形にも少し似てる」と話した。

■アートアクアリウム美術館 GINZA
場所:銀座三越新館8階(入り口は9階)
住所:東京都中央区銀座4-6-16
営業時間:10時〜19時
公式ホームページ

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2023-24年秋冬オートクチュールの見どころは、初参加の「トム ブラウン」にパリ近郊の古城でショーを開く「ヴァレンティノ」

2023-24年秋冬オートクチュール・ファッション・ウイークが、7月3日に開幕する。6日までの4日間にわたり、32ブランドが公式スケジュールでショーを行う。「ディオール(DIOR)」や「シャネル(CHANEL)」「スキャパレリ(SCHIAPARELLI)」「ジョルジオ アルマーニ プリヴェ(GIORGIO ARMANI PRIVE)」「フェンディ(FENDI)」「ヴィクター&ロルフ(VIKTOR&ROLF)」などの常連に加え、今季はニューヨークから「トム ブラウン(THOM BROWNE)が初参加。ブランドの設立20周年を記念して、ウィメンズとメンズからなる一度きりのクチュールを披露するという。独創的な演出を生かしたシアトリカルなショーを得意とするデザイナーが、どのようなコレクションを見せるのか注目だ。

また、「バレンシアガ(BALENCIAGA)」が年1回のクチュールを発表するほか、「ヴァレンティノ(VALENTINO)」はパリから車で2時間ほどの場所にあるシャンティイ城でのショーを計画。おなじみになったゲストデザイナーによる「ジャンポール・ゴルチエ(JEAN PAUL GAULTIER)」は、「ラバンヌ(RABANNE、旧パコ ラバンヌ)」を率いるジュリアン・ドッセーナ(Julien Dossena)が今季のコレクションを手掛ける。

期間中にはクチュール顧客でもある富裕層がパリに集まることから、「カルティエ(CARTIER)」や「ヴァン クリーフ&アーペル(VAN CLEEF & ARPELS)」「ショーメ(CHAUMET)」「ピアジェ(PIAGET)」「ミキモト(MIKIIMOTO)」などのジュエラーも、新作ハイジュエリーのプレゼンテーションや商談会を開催。クチュール期間に先駆けてヨーロッパ内の他都市で大規模な発表イベントを行うブランドも増えているが、ヴァンドーム広場を中心に、贅を尽くした一点もののジュエリーが集結する。

さらに開幕前日の2日夜には、「パトゥ(PATOU)」と「アライア(ALAIA)」が秋のウィメンズ・ファッション・ウイークに先駆けて、新作のプレタポルテを披露。一方、「セリーヌ オム(CELINE HOMME)」は24年春夏メンズ・コレクションのショーを開く予定だ。

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「ナーズ」のフェイスパウダー“リフ粉”から即完売カラーが限定復刻

「ナーズ(NARS)」は8月18日、“リフ粉”の愛称で親しまれているフェイスパウダー“ライトリフレクティング セッティングパウダー”(5830円)から、2022年に販売し即完売したプリズムタイプの限定カラー“ライトリフレクティング プリズマティックパウダー MOONWABE”を復刻し、数量限定で発売する。

“ライトリフレクティング セッティングパウダー”はブランドを代表する商品で、ファンデーションの仕上がりを整えてメイクを長時間キープする無色のフェイスパウダーだ。今回数量限定で販売する“ライトリフレクティング プリズマティックパウダー MOONWABE”は、パステルピンクやブルー、イエローなどのカラーをマーブル模様にプレストしたパウダーで、自然な肌色に整えつつ透明感を与える。また、カラーコレクティングパールを配合し、美しい艶感を演出する。

“ライトリフレクティング プリズマティックパウダー MOONWABE”は、当時ツイッターでブランド名の「NARS」が一時トレンド入りするほどの話題を呼んだ。

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フィービー・ファイロの新ブランドについて情報筋がコメント 9月発売の初のコレクションはウエアからアクセサリーまで150型以上を提案か

フィービー・ファイロ(Phoebe Philo)前「セリーヌ(CELINE)」クリエイティブ・ディレクターが立ち上げたシグネチャーブランド「フィービー ファイロ(PHOEBE PHILO)」は既報の通り、9月に初のコレクションを発売予定だ。情報筋によると、初のコレクションは、ウエアだけでなく、レザーグッズ、ジュエリー、アイウエア、シューズまで合わせて150型以上のアイテムをラインアップするという。同コレクションは公式オンラインショップを通じて販売され、まずはイギリス、ヨーロッパ、アメリカへの配送に対応するようだ。また、過去に「セリーヌ」で広告キャンペーンモデルも務めたモデルのダリア・ウェーボウィ(Daria Werbowy)をブランドの顔に起用したという。ただし、米「WWD」の取材に対し、ブランドの広報担当はコメントを差し控えるとしている。

ファイロは2021年7月、LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)を少数株主として独立したブランドを立ち上げ、4年のブランクを経てファッション界に復帰することを発表。当時、彼女は「卓越した品質とデザインに根差した」服とアクセサリーを作ることを掲げ、「私は、自分の顧客や世界中の人々と再び触れ合うことをとても楽しみにしている。独立して、自分の責任のもとブランドを運営していくことは私にとって非常に重要なこと」と語っていた。しかし、それ以降はメディアと距離を置いてきた。その後、今年2月に公式インスタグラムアカウントを開設。7月に登録を開始するとともに、9月に初のコレクションを公式ウェブサイトで公開・発売する旨を発表した。情報筋によれば、ファイロがランウエイに復帰するのは少なくとも1年後で、店舗のオープンは26年以降になるという。

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東京を皮切りに世界を巡回するポップアップ 「ディプティック」が提案するパリの空気

フランス発「ディプティック(DIPTYQUE)」は7月7~17日、ポップアップイベント“アン エール ドゥ パリ(パリの空気)”を東京・表参道で開催する。同イベントは、創業の地であるパリの町を香りで体感するというもの。東京を 皮切りに世界を巡回し、パリの空気にのせて「ディプティック」の世界観を運ぶ。

東京では、表参道から一本入ったところにパリの建築様式が詰まった建物が登場。そこには、アラベスク模様の手すりのある高窓やグレーの亜鉛屋根、オルセー美術館にあるような巨大な文字盤の時計など、モノクロのスケッチで表現したパリの街並みが現れる。そして、「ディプティック」が1961年にブティックをオープンしたカルチェラタンの中心地、サン・ジェルマン大通り34番地からメゾンの歴史的な場所への旅が始まる。

エントランスを通り抜けると“「ディプティック」の起源”である1960年代の世界が広がる。デスモンド・ノックス・リット、クリスチャンヌ・モンタドル・ゴトロ、イヴ・クエロンという美的感覚と自然への愛で結ばれた3人のアーティストが、文化的で国際色豊かなパリ5区にブティックをオープン。それが「ディプティック」の始まりだ。当時の5区はナイトクラブやキャバレー、古書店 、美術学校、 職人たちのアトリエがある生命力とインスピレーションに溢れた場所。 このブティックはコンセプトストアの先駆的な存在で、3人は自分たちの作品や世界中から持ち帰ったものを並べた。3人はブティックに“2枚折りの絵画”を意味する“ディプティック”という名前をつけた。

奥には、明るい光りが差し込む“調香師とアーティストのアトリエ”が広がっている。そこには、オリーブ畑が広がる地中海、熱帯の空気に包まれたアジア、水の旋律が聞こえるイタリアの庭園など、さまざまな風景が描かれたモノクロのイラストが飾られ、「ディプティック」の豊かな香りの世界へと来場者を誘う。ギリシャのイチジクの林を想起させる“フィロシコス”やベトナム・ハロン湾に漂うスパイシーでうっとりする“ド ソン”、“肌に咲く花”を意味する“フルール ドゥポー”など、香りの世界を巡る旅は調香師とアーティストによるデュエット作品だ。

色とりどりの花が咲き誇る“イマジネーションの庭園”は、パリの植物園の散策をほうふつとさせる空間になっている。花畑のあちらこちらには、メゾンを象徴する49種類のフレグランスキャンドルが登場し、フローラル、ウッディ、スパイシー、フルーティー、ハーバルなどさまざまな香りを楽しめる。シナモンが香る“カネル”から南仏の糸杉を想起させる“シプレ”、官能的な“ガーデニア”や“テュベルーズ”、ミントのアロマが漂う“マント ヴェルト”や菩提樹の花の甘い香りの“ティユル”、“ローズ”や“ヴァニラ”など、さまざまな自然が香るハーバリウムの中に迷い込んだようだ。

会場2階には、屋根の下に佇む“サヴォアフェール(職人技)のアトリエ”がある。そこでは、「ディプティック」の職人技を写真やビデオで見られるだけでなく、メゾンにとって欠かせない職人とのつながりを体感することができる。メゾンと職人のつながりは創業以来。3人の創業者たちは、世界中から類まれな職人技の作品を見つけてブティックのショーウインドーに飾ったという。このアトリエでは、ガラス職人、キャンドル職人、陶芸家の道具に触れながら、キャンドル作りの技術をはじめ、器に施される手仕事を体験できる。

「ディプティック」のファビエンヌ・モニー最高経営責任者は、このイベントについて、「東京で“アン エール ドゥ パリ”を開催することができてとてもうれしい。メゾンのインスピレーションとノウハウの源泉に触れながら、夢のようなユニークで豊かな世界を体験してほしい」とコメント。同ブランドのパフューム&ビューティ シニアヴァイス・プレジデントであるローランス・セミションは、「“アン エール ドゥ パリ”は、嗅覚と感覚を刺激するパリの旅。各スペースがメゾンのイマジネーションに開かれた窓で、現実の狭間にいるような時間を提供する。これは、『ディプティック』が提案するラグジュアリーで、イマジネーションを解放し、自分の感覚を探究するための招待状だ。日本は『ディプティック』にとってインスピレーションであり、大切な市場。今回のポップアップのように遊び心のある方法でストーリーを共有したい」と述べている。

■Diptyque Pop Up Event
Un Air de Paris (アン エール ドゥ パリ)
会期:7月7〜17日11:00〜20:00(最終入場19:30)
※7月7日は11:00〜16:00
会場:BA-TSU ART GALLERY 〒150-0001東京都渋谷区神宮前5-11-5
入場料無料(完全予約制:ディプティック公式LINEアカウントで受け付け)

ポップアップイベントでは、メゾンを象徴する商品などを販売する。ランタンやトレイ、キャンドルリッドなどをはじめ、オリジナルの傘やノートなどイベント限定品も登場。会場内の“ラ グラース ディプティック”では、「パティスリィ アサコ イワヤナギ」によるイベント限定のアイスクリームをテイクアウトすることができる。また、来場者には、ギフトが当たるスクラッチカードを提供する。また、ワークショップも開催。ペーパーキャンドルのワークショップ​“旅の途中”では、紙製の「ディプティック」のキャンドルをカスタマイズしてお土産として持ち帰ったり、会場内のコレクティブアート作品の一部にすることができる。

問い合わせ先
ディプティック ジャパン
unairdeparis@diptyquejapan.com

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ビーセカンドと「チェンソーマン」がコラボ Tシャツとボクサーパンツを限定発売

TSIホールディングスが運営するセレクトショップ、ビーセカンド(B‘2 nd)は、TVアニメ「チェンソーマン」のキャラクターをモチーフにした、Tシャツとボクサーパンツを全国の店舗と「ゾゾタウン(ZOZOTOMN)」で限定発売中だ。また、グラフィックアーティストでもあるデザイナーMIKIO SUZUKIのユニセックスブランド「マックスシックス(MAXSIX)」とダックを組んだ。

同コラボでは、ブラックとホワイトのボディーをベースにオリジナルプリント8種、ボクサーパンツは5種を用意する。価格は、Tシャツ7700〜8800円、ボクサーパンツが同4620円だ。

“チェンソーマン“は、藤本タツキによる日本の漫画作品。昨年10月からテレビ東京ほかで放送を開始した注目のアニメ。悪魔と呼ばれる存在が日常に蔓延している世界を描き、 「週刊少年ジャンプ」で(集英社)2019年から20年まで第1部連載、 昨年7月から「少年ジャンプ+」(集英社)で第2部連載開始しコミック累計2400万部を突破した。

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ECで売れているベストセラー&ネクストバズコスメは? 「WWDBEAUTY 2023上半期ベストコスメ」を考察

「WWDJAPAN」6月26日号の付録「WWDBEAUTY」とニュースサイト「WWDJAPAN.com」では、「2023年上半期ベストコスメ」を発表している。2023年上半期は、百貨店やバラエティーショップ・ドラッグストア、ECポータルサイト39店舗の協力を得て1〜4月に売れた商品をリサーチし、新商品(ニュープロダクト)と総合(ヒーロープロダクト※新商品も含む)を表彰。13カテゴリーのトップ3が出そろった。

一昨年からECも調査対象に 今期の特徴は?

「WWDBEAUTY」ではこれまで、百貨店やバラエティー・ドラッグストアを主として調査してきたが、オンラインショッピングの需要が高まる中、21年下半期からECポータルサイトも調査の対象に加わった。今期は「アットコスメ(@COSME)」「アマゾン(AMAZON)」「ゾゾコスメ(ZOZOCOSME)」「デパコ(DEPACO)」「ノイン(NOIN)」「Yahoo!ショッピング」「リップス(LIPS)」の協力のもとECチャネルの売り上げランキングを発表した。そんなECでの売れ筋の傾向は、ベストセラー商品であれば高価格でも売れること、そして卸先の少ないネクストバズコスメの動向が見られることだ。

手堅いベストセラーコスメたち

ECリップ部門の首位は、バラエティーショップ・ドラッグストアのリップ部門で新商品、総合ともに1位を獲得した「ケイト」“リップモンスター”で、ECチャネルでも大きく売り上げを伸ばした。ほかにも、百貨店リップ部門で同じく首位を独占した「ディオール(DIOR)」の“アディクト リップ マキシマイザー”のほか、常連の「イプサ(IPSA)」“ザ・タイムR アクア”、「クレ・ド・ポー ボーテ(CLE DE PEAU BEAUTE)」“ヴォワールコレクチュール n”、「ファンケル(FANCL)」“マイルドクレンジングオイル”などベストセラーアイテムが続々とランクイン。既に人気が定着している商品は、価格に関わらずオンラインでもためらいなく購入する消費者の心理がうかがえる。

“ムラシャン”や「魔女工場」など新たな顔ぶれも登場

これまで「WWDBEAUTYベストコスメ」にランクインしていなかった新たな顔ぶれも見られた。「フィヨーレ(FIOLE)」の“クオルシア カラーシャンプー パープル”はその代表例だ。5〜69歳の約6割がヘアサロンでヘアカラーをしている(全国理美容製造者協会調べ)ことから、「カラーの退色を防ぎ、ハイライトの黄ばみ防止として使う人が多い」(バイヤー)と受賞したのも納得だ。また、韓国発のスキンケアブランド「魔女工場」が初めてランクイン。“ガラクナイアシン2.0エッセンス”がECの美容液部門総合3位に入賞した。バイヤーは「その効果に対するコスパの良さで話題」「ナイアシンアミドが引き続き人気成分で、かつ美白というワードでバズった」などと話題性の高さを言及する。

惜しくもランク外の韓国コスメ動向

惜しくもトップ3には入らなかったが、勢いを増す韓国コスメを紹介する。韓国のドラッグストア、オリーブヤング(OLIVE YOUNG)のプライベートブランド「フィリミリ(FILLIMILLI)」が要注目。アイメイクのベースからポイントまで使えるブラシを5種類セットにした“アイメイクブラシセット”やファンデーションを均一に伸ばせる“デュアルメイクアップスパチュラ”などのメイクアップツールが好調だ。ソウル発のメイクブランド「マージー(MERZY)」のチーク“ヘリテージブラッシャー”はマスク移りが少ないと人気だった。バイヤーは「特に肌なじみの良いテラコッタカラーが好評」とコメント。オンライン限定で販売する「ディーレイ(D-RAY)」の“D-クリアファンデーション”も、マスクなどの摩擦でも崩れづらい超微粒子処方がヒットの要因に。今後のECチャネルの動向も見逃せない。

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2023年秋のリアルなトレンドはコレ!【今週の特集お届け隊】2023年6月26日号

毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2023年6月26日号からの抜粋です)

本橋:いよいよコロナ感染防止のマスク着用推奨もなくなり、展示会へ行くと、どこもお出かけやパーティーがキーワード。そういう明るいムードを後押ししたい、ファッションの楽しさを表現したいというのが今回の特集のテーマです。

木村:「ラメ&グリッター」「英国調トラッド」「アンサンブル&カーディガン」「アウターバリエーション」「シアーマテリアル」「フレアスカート」の6つのトレンドにまとめましたが、本橋さんはどこのブランドの提案に引かれましたか?

本橋:いつもシーズンの口火を切るのはマッシュスタイルラボの展示会なので、そこでトレンドの傾向を大つかみしています。今回は「ミースロエ」でほとんど全てのボディーがキラキラアイテムを着けていたのが印象的で、直感的に「トレンドはこれだな」と確信しました。木村さんはどうでしたか?

木村:私は「エストネーション」の提案が好きでした。トラッドの文脈でテーラードのバリエーションを充実させていたのですが、それに今トレンドのシアー素材やチュールのインナーを合わせていて、いいなと思いました。

本橋:ルックの画像を見て思いましたが、やはりセレクトショップの提案はオシャレですよね。

木村:そう見えますか?

本橋:僕が取材するアパレルブランドの多くは、コロナ禍で苦境に立たされたことで「ブランドの独自性を提案しよう」という流れになっていたんです。でも数字がついてこなかったという正直な声も聞こえていて……。再び売れ筋を追い求めて同質化傾向に戻ってしまうのではと心配していたのですが、今回のキラキラアイテムの提案には、また挑戦的なムードを感じました。売れてほしいですね。ただカッコよすぎると「(自分は)着られない」と敬遠されるので、まずは小物から取り入れるのが現実的なのかもしれません。リアルトレンドは塩梅が難しい。

木村:確かにキラキラも全身ラメは難しいですね。ラメのインナーやパテントのシューズで取り入れるような、さりげないくらいがちょうどいいと感じます。

本橋:そうですね。ラメトップスやキラッとしたアクセサリー、シルバーのパンプスなどを推していくのが等身大だと考え、表紙もその路線で福島あいかさんにスタイリングをしてもらいました。夜の新宿を舞台にリアルな線を表現できたと思います。

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2023年秋のリアルなトレンドはコレ!【今週の特集お届け隊】2023年6月26日号

毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2023年6月26日号からの抜粋です)

本橋:いよいよコロナ感染防止のマスク着用推奨もなくなり、展示会へ行くと、どこもお出かけやパーティーがキーワード。そういう明るいムードを後押ししたい、ファッションの楽しさを表現したいというのが今回の特集のテーマです。

木村:「ラメ&グリッター」「英国調トラッド」「アンサンブル&カーディガン」「アウターバリエーション」「シアーマテリアル」「フレアスカート」の6つのトレンドにまとめましたが、本橋さんはどこのブランドの提案に引かれましたか?

本橋:いつもシーズンの口火を切るのはマッシュスタイルラボの展示会なので、そこでトレンドの傾向を大つかみしています。今回は「ミースロエ」でほとんど全てのボディーがキラキラアイテムを着けていたのが印象的で、直感的に「トレンドはこれだな」と確信しました。木村さんはどうでしたか?

木村:私は「エストネーション」の提案が好きでした。トラッドの文脈でテーラードのバリエーションを充実させていたのですが、それに今トレンドのシアー素材やチュールのインナーを合わせていて、いいなと思いました。

本橋:ルックの画像を見て思いましたが、やはりセレクトショップの提案はオシャレですよね。

木村:そう見えますか?

本橋:僕が取材するアパレルブランドの多くは、コロナ禍で苦境に立たされたことで「ブランドの独自性を提案しよう」という流れになっていたんです。でも数字がついてこなかったという正直な声も聞こえていて……。再び売れ筋を追い求めて同質化傾向に戻ってしまうのではと心配していたのですが、今回のキラキラアイテムの提案には、また挑戦的なムードを感じました。売れてほしいですね。ただカッコよすぎると「(自分は)着られない」と敬遠されるので、まずは小物から取り入れるのが現実的なのかもしれません。リアルトレンドは塩梅が難しい。

木村:確かにキラキラも全身ラメは難しいですね。ラメのインナーやパテントのシューズで取り入れるような、さりげないくらいがちょうどいいと感じます。

本橋:そうですね。ラメトップスやキラッとしたアクセサリー、シルバーのパンプスなどを推していくのが等身大だと考え、表紙もその路線で福島あいかさんにスタイリングをしてもらいました。夜の新宿を舞台にリアルな線を表現できたと思います。

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2023年秋のリアルなトレンドはコレ!【今週の特集お届け隊】2023年6月26日号

毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2023年6月26日号からの抜粋です)

本橋:いよいよコロナ感染防止のマスク着用推奨もなくなり、展示会へ行くと、どこもお出かけやパーティーがキーワード。そういう明るいムードを後押ししたい、ファッションの楽しさを表現したいというのが今回の特集のテーマです。

木村:「ラメ&グリッター」「英国調トラッド」「アンサンブル&カーディガン」「アウターバリエーション」「シアーマテリアル」「フレアスカート」の6つのトレンドにまとめましたが、本橋さんはどこのブランドの提案に引かれましたか?

本橋:いつもシーズンの口火を切るのはマッシュスタイルラボの展示会なので、そこでトレンドの傾向を大つかみしています。今回は「ミースロエ」でほとんど全てのボディーがキラキラアイテムを着けていたのが印象的で、直感的に「トレンドはこれだな」と確信しました。木村さんはどうでしたか?

木村:私は「エストネーション」の提案が好きでした。トラッドの文脈でテーラードのバリエーションを充実させていたのですが、それに今トレンドのシアー素材やチュールのインナーを合わせていて、いいなと思いました。

本橋:ルックの画像を見て思いましたが、やはりセレクトショップの提案はオシャレですよね。

木村:そう見えますか?

本橋:僕が取材するアパレルブランドの多くは、コロナ禍で苦境に立たされたことで「ブランドの独自性を提案しよう」という流れになっていたんです。でも数字がついてこなかったという正直な声も聞こえていて……。再び売れ筋を追い求めて同質化傾向に戻ってしまうのではと心配していたのですが、今回のキラキラアイテムの提案には、また挑戦的なムードを感じました。売れてほしいですね。ただカッコよすぎると「(自分は)着られない」と敬遠されるので、まずは小物から取り入れるのが現実的なのかもしれません。リアルトレンドは塩梅が難しい。

木村:確かにキラキラも全身ラメは難しいですね。ラメのインナーやパテントのシューズで取り入れるような、さりげないくらいがちょうどいいと感じます。

本橋:そうですね。ラメトップスやキラッとしたアクセサリー、シルバーのパンプスなどを推していくのが等身大だと考え、表紙もその路線で福島あいかさんにスタイリングをしてもらいました。夜の新宿を舞台にリアルな線を表現できたと思います。

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【株主総会速報】「トリドールホールディングス」最終目標は売上3,000億円企業へ 。懸念は1店あたりの売上減少、しかしそれには理由があった。

【記事のポイント】 ●トリドールHDの中期経営計画の進捗はどうでしょう。2023年3月期の想定を上回る結果に中期経営計画を練り直しさらなる成長を目指しています。株主総会に参加し3,000億企業への、粟田社長の熱い思いを聞きました。
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人気美容室「アルバム」が渋谷パルコにオープン クリエイティブ強化店として渋谷エリアで2店舗目

都心を中心に美容室「アルバム(ALBUM)」「アイティー バイ アルバム(IT by ALBUM)」「DXシェアサロン」などを運営するオニカムは、「アルバム 渋谷パルコ店」をオープンした。

渋谷パルコという、ファッションやカルチャーの最先端を発信している高いブランド力を誇る場所に、「アルバム」の中でも特にクリエイティブを強化する店舗として渋谷エリア2店舗目の出店。原宿店の移転となるため、「アルバム」としては渋谷店・新宿店・銀座店・池袋店に次ぐ5店舗目となる超都心型のブランドサロンだ。若者文化の発信地であり、洗練されたショップが並ぶ東京のトレンドをけん引する渋谷パルコで、毎月通える価格でトレンドヘアを提供する。

約48坪の店内に22席(コールドスペース2席含む)を有しており、店内はシンプルでありながら洗練されたスタイリッシュなデザインで、落ち着きのある時間を過ごすことができる。全席にダイソン製品を設置しているなど、先端の設備と経験豊富なスタッフが、顧客一人一人の個性と魅力を引き立てる。

「アルバム」は2022年度の実績で、銀座店が「ホットペッパービューティーアワード」の「ゴールドプライズ」を受賞。全国5万4000店舗中の第1位のネット予約売り上げとなり、グループとしてはこれまで新宿店の3年連続受賞に次ぎ、5年連続で関東エリアの10席以上の席区分(受賞区分の中で最大の席数規模)で受賞した背景があり、“日本で一番予約が入る美容室”としてメジャーな存在となっている。

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人気美容室「アルバム」が渋谷パルコにオープン クリエイティブ強化店として渋谷エリアで2店舗目

都心を中心に美容室「アルバム(ALBUM)」「アイティー バイ アルバム(IT by ALBUM)」「DXシェアサロン」などを運営するオニカムは、「アルバム 渋谷パルコ店」をオープンした。

渋谷パルコという、ファッションやカルチャーの最先端を発信している高いブランド力を誇る場所に、「アルバム」の中でも特にクリエイティブを強化する店舗として渋谷エリア2店舗目の出店。原宿店の移転となるため、「アルバム」としては渋谷店・新宿店・銀座店・池袋店に次ぐ5店舗目となる超都心型のブランドサロンだ。若者文化の発信地であり、洗練されたショップが並ぶ東京のトレンドをけん引する渋谷パルコで、毎月通える価格でトレンドヘアを提供する。

約48坪の店内に22席(コールドスペース2席含む)を有しており、店内はシンプルでありながら洗練されたスタイリッシュなデザインで、落ち着きのある時間を過ごすことができる。全席にダイソン製品を設置しているなど、先端の設備と経験豊富なスタッフが、顧客一人一人の個性と魅力を引き立てる。

「アルバム」は2022年度の実績で、銀座店が「ホットペッパービューティーアワード」の「ゴールドプライズ」を受賞。全国5万4000店舗中の第1位のネット予約売り上げとなり、グループとしてはこれまで新宿店の3年連続受賞に次ぎ、5年連続で関東エリアの10席以上の席区分(受賞区分の中で最大の席数規模)で受賞した背景があり、“日本で一番予約が入る美容室”としてメジャーな存在となっている。

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オンワード樫山のD2C「アンクレイヴ」、4年目で売上高10億円突破へ

オンワード樫山によるD2Cの婦人服「アンクレイヴ(UNCRAVE)」が好調だ。2020年春の販売開始以降、2ケタ成長を維持し、今期(24年2月期)は売上高10億円を超える見通しだ。EC(ネット通販)をメインとする一方、ポップアップストアやショールーミングストアを設け、顧客が実際に商品に触れる機会を増やす戦略が功を奏した。

「アンクレイヴ」は30〜40代の働く女性が着回ししやすいミニマルな衣服を目指し、ベーシックなカラーでアイテム展開をするほか、UVカットや“マシーンウォッシャブル”(洗濯機で洗える)などの機能にもこだわる。ジャケットとパンツ、スカートなどセットアップの提案が多いのも特徴だ。

今年の春夏は伊勢丹新宿本店、阪急うめだ本店、ジェイアール名古屋タカシマヤ、大丸札幌店、大丸東京店の5カ所でポップアップストアを開き、1週間前後の期間で最大2000万〜3000万円を売った。2月には初のショールーミングストアを表参道で行い、会場からインスタライブを配信するなどして、多くの顧客を集めた。春夏シーズンの売上高も前年に比べて20%増で着地する見通しだ。同社の越智大輔執行役員は「ECだけでは素材やパターンの良さが十分には伝わらない。お客様が直接手に触れる場を作ることで、購買の決定率がぐんと高まる」と話す。リアルの場ではトップスとボトムスの販売率も高まるうえ、顧客の率直な感想を集める機会にもなる。

6月27・28日に都内で開催された秋冬向け商材の展示会では、メリノウールを使用したハリのあるニットジャケット(1万6940円)や、フクレジャガード素材のスカート(2万5960円)、ネップヤーンを織り交ぜたツイードセットアップ(ジャケット、オールインワン 各2万9920円)など、素材をひと工夫したアイテムを多くそろえた。

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高島屋3〜5月期、売上高はコロナ前と同水準に

高島屋の2023年3〜5月期連結業績は、売上高に相当する総額営業収益が前年同期比7.3%増の2176億円、営業利益が同66.4%増の110億円、純利益が同59.8%増の85億円だった。行動制限の撤廃による消費回復が顕著に見られた。コロナ前の19年3〜5月期との比較では、総額営業収益はほぼ同水準まで回復し、営業利益は大幅に上回った。

国内百貨店事業は月を追うごとに改善し、売上高は前年同期比で9.8%増、19年比でも0.1%ながら上回った。訪日客による免税売上高は19年の7割程度まで戻った。ラグジュアリーブランドや時計・宝飾品といった高額品が12.4%増、婦人服や紳士服などのファッションが13.1%増だった。利益率の高いアパレルの回復したことに加え、昨年から本腰を入れたコスト構造改革の成果もあって国内百貨店事業の販管費率は1.5ポイント改善した。

好業績を受けて24年2月期の通期業績予想を上方修正する。総額営業収益は消費減速のリスクを踏まえて据え置くが、営業利益は375億円(当初計画は350億円)、純利益は245億円(同230億円)に上振れる。売上高も利益も19年実績を上回る見通しだ。

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ドラバラはリップで「ケイト」が圧勝 SNSでバズったコンシーラーブラシも上位に「WWDBEAUTY 2023上半期ベストコスメ」を考察

「WWDJAPAN」6月26日号の付録「WWDBEAUTY」とニュースサイト「WWDJAPAN.com」では、「2023年上半期ベストコスメ」を発表している。2023年上半期は、百貨店やバラエティーショップ・ドラッグストア、ECポータルサイト39店舗の協力を得て1〜4月に売れた商品をリサーチし、新商品(ニュープロダクト)と総合(ヒーロープロダクト※新商品も含む)を表彰。13カテゴリーのトップ3が出そろった。

リップは「ケイト」が圧勝

バラエティー・ショップ・ドラッグストアチャネルでも注目すべきはリップ部門。マスクの自由化によって需要が高まっている。その中で「ケイト(KATE)」の“リップモンスター”が新商品・総合とも1位を獲得し、無双状態だった。艶や発色の良さがありながらマスクにつきにくい処方が引き続き支持され、シーズンごとに新色を投入する仕掛けも多くの女性の心を掴んだ。2、3位では韓国や中国ブランドがランクインし、話題の“粘膜リップ”を表現できるとして支持を集めたようだ。

毛穴ケアのニーズに対応したクレンジング・洗顔料が人気

マスク着用の期間が長く続き、蒸れから毛穴の開きを気にする人が増え毛穴ケアアイテムの需要が高まっている。クレンジング・洗顔は毛穴汚れを落とし、次のスキンケアステップの浸透を促すためにも重要な位置づけ。総合1位の「メラノCC」“ディープクリア酵素洗顔”や新商品1位の「ビオレ(BIORE)」“ザクレンズオイルメイク落とし”などは、バイヤーから「マスク着用で毛穴ケアを意識する顧客が増えたことが影響している」「毛穴に入り込んだメイク汚れまでしっかり落とせる」などの声から選ばれた。2、3位も毛穴ケアにフォーカスした商品となっている。

SNSでバズったコンシーラーブラシが首位

美容機器・ツール部門は百貨店やECではドライヤーなどがランクインしていたが、バラエティーショップ・ドラッグストアはブラシとスポンジが上位を占めた。SNSでも多く取り上げられているコンシーラーブラシが1位を獲得。コンシーラーは手で塗布するより、ブラシを使用した方がムラなく塗れ、カバーもしっかりできるとして愛用者が増えている。新商品ではリップに続き「ケイト」“コンシーラーブラシ”が支持を最も集めた。SNSでは「#クッションスタンプブラシ」と多くの投稿があったという。総合1位の「ロージーローザ(ROSYROSA)」“マルチファンデブラシ”は、「プチプラで優秀とSNSで話題になった」とのバイヤーの声。2、3位もブラシとスポンジがランクインし、ツールを用いてメイクをする人が増加したのを反映したランキングとなった。

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「THREE」のリキッドアイシャドウが5年ぶりにリニューアル 3つの質感で全8色展開

「スリー(THREE)」は8月9日、リキッドアイシャドウ“アルカミストツイストフォーアイ”を、3つの質感で表現する“ユナイテッドフルイドアイカラー”(全8色、各3850円)に刷新する。リキッドアイシャドウの刷新は5年ぶり。乳液のようなテクスチャーで重ね使いすることで奥行きとニュアンス、透明感も演出する。

“アルカミストツイストフォーアイ”は2018年に誕生。1本でさまざまな表情を出せるとして支持されてきた。今回、2023年秋コレクションのテーマである個性を尊重する「ビヨンド フルイディティ」に基づき、“ユナイテッドフルイドアイカラー”を開発した。2009年のブランド誕生以来メイク商品でこだわってきた発色とテクスチャー、グレーに立ち返り、ナチュラル・シアー・ブリリアントと3つのテクスチャーで目元を演出する。乳液のような滑らかなテクスチャーを実現するミルキータッチ処方を採用したほか、ウォータープルーフ処方により付けたての発色をキープする。リエ・オモト(Rie Omoto)グローバル・クリエイティブ・ディレクターは「透明感やしなやかさ、光りと影が角度によって変化を生むグレーにこだわった。今後、“ユナイテッドフルイドアイカラー”をコアにしながらメイクアップアイテムを進化させる」とコメントした。

なお、同日にはマスカラ“ワイズアイズパースペクティヴ マスカラ”(全4色、各4400円)とアイブロウ“アドバンスドアイデンティティ ブラウシェーピングデュオ”(新1種、限定1種、各4180円)、“アドバンスドアイデンティティ アイブラウペンシル”(新1色、3850円)も発売する。

【カード】

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「アグ」がアジア初の旗艦店を7月1日に原宿にオープン 人気のプラットフォームサンダルからアパレルまで豊富に

「アグ(UGG)」は7月1日に、アジア初の旗艦店を原宿にオープンする。店舗面積は約407平方メートルで、2フロアで構成する。ガラス張りで自然光を多く取り入れた空間で、拠点を置くカリフォルニアを想起させる装飾を随所に施してブランドの世界観を表現した。

1階はウィメンズ、2階はメンズの商材をメインに販売する。ブーツやプラットフォームサンダルなどの人気商材に加え、アパレルから小物まで幅広くそろう。フロアをつなぐ階段の壁面には、アーティストユニットのヒトツキ(HITOTZUKI)がペインティングを施した。

コラボレーション商品など話題性のある商品の販売にも力を入れる。オープン時には、昨年グローバルで完売が続出したプラットフォームブーツのコレクションを数量限定で先行発売するほか、今春の売れ筋商品であるプラットフォームサンダルも数量限定で再入荷する。

オープンを記念して、来店者にはオリジナルのタトゥーシールを配布する。また、1万5000円以上購入した人には、イラスト入りのメッシュショルダーバッグをプレゼントする。

■「UGG TOKYO FLAGSHIP STORE」

オープン日:7月1日
時間:11:00〜20:00
定休日:1月1日
住所:東京都渋谷区神宮前4-31-12

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「アグ」がアジア初の旗艦店を7月1日に原宿にオープン 人気のプラットフォームサンダルからアパレルまで豊富に

「アグ(UGG)」は7月1日に、アジア初の旗艦店を原宿にオープンする。店舗面積は約407平方メートルで、2フロアで構成する。ガラス張りで自然光を多く取り入れた空間で、拠点を置くカリフォルニアを想起させる装飾を随所に施してブランドの世界観を表現した。

1階はウィメンズ、2階はメンズの商材をメインに販売する。ブーツやプラットフォームサンダルなどの人気商材に加え、アパレルから小物まで幅広くそろう。フロアをつなぐ階段の壁面には、アーティストユニットのヒトツキ(HITOTZUKI)がペインティングを施した。

コラボレーション商品など話題性のある商品の販売にも力を入れる。オープン時には、昨年グローバルで完売が続出したプラットフォームブーツのコレクションを数量限定で先行発売するほか、今春の売れ筋商品であるプラットフォームサンダルも数量限定で再入荷する。

オープンを記念して、来店者にはオリジナルのタトゥーシールを配布する。また、1万5000円以上購入した人には、イラスト入りのメッシュショルダーバッグをプレゼントする。

■「UGG TOKYO FLAGSHIP STORE」

オープン日:7月1日
時間:11:00〜20:00
定休日:1月1日
住所:東京都渋谷区神宮前4-31-12

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最旬オールホワイトスタイルで夏を先取り【2023春夏トレンド】

白パンツの装いは、夏に人気が高まります。オールホワイトでまとめると、きれいめで洗練された印象に加え、凜とした雰囲気や清潔感、ヘルシーさをまとえるのも魅力です。今回は、ファッションモデルがイベント会場で見せた白主体のコーディネートを中心に、着こなしのポイントをつかんでいきます。

ホワイトルックは、ランウエイでも相次いで提案されています。「イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)」は、オリジナルのプリーツ加工を施したパンツのセットアップを発表。きちんと感を保ちながらも、ドレッシーでアートライクなスタイリングに仕上げました。このように、白の表情を深める演出が今シーズンのトレンドです。

ペンシルパンツで凜々しくクールに

細身のシルエットを選ぶと、白パンツを一段と凜々しく見せられます。上下を白で統一すれば、すがすがしい印象をまとえるので、夏にぴったりのクールなスタイリングです。

モデルの新井貴子さんは、トレンドのクロップドジャケットとパンツのホワイトルックで登場。センタープレスのスリムパンツで、シャープな脚線を引き立てました。中に着たショート丈のトップスで、ほんのり肌見せ。差し色のクラッチバッグで白をさらに際立たせた、トップモデルならではのコーディネートです。

気負わないハンサムスタイル

白系のパンツスーツは、ハンサムにキマりやすい装いです。ビシッとまとまりすぎるのを防ぐには、袖を通さないジャケットの肩掛けが役に立ちます。バッグや靴でムードをずらす小技も取り入れる価値大です。

ダブルブレストのジャケットを肩掛けして抜け感を演出したのは、モデルの滝沢眞規子さん。マスキュリンな表情のパンツスーツにリラックスムードを漂わせました。シャツもボタンを多めにはずして、気負わない雰囲気を強調。自然なドレープや、きれいなセンタープレスが、素材の上質感を印象付けました。バッグと靴はカジュアルなムードを取り入れ、全体を調和させています。

スポーティーにまとめてクリーンに

白ならではの清潔感は、夏にこそ頼もしく感じられます。クリーンなキャラクターをまとうなら、スポーティーなスタイリングが効果的。白キャップは絶好のパートナーです。

モデルの長谷川潤さんは、申し分のない爽やかな装いを披露。コンパクトな白Tシャツとデニムのワイドパンツで、ヘルシーなムードをアピールしました。Tシャツの裾を少しブラウジングしてたるませて、ウエストの細さを強調する小技もさりげないモデルテクニック。白キャップで顔周りを明るく見せる効果も見逃せません。

上下ボリューム差で大人ストリート

ピュアで清らかなイメージは、白ならではの特権。素肌をのぞかせた装いでも、きれいめに仕上がるので、トレンドの健やかなムードとも好相性です。

コンパクトなタンクトップでフレッシュな装いを披露したのは、モデルの佐藤晴美さん。デニムのワイドパンツと合わせて、上半身を華奢に演出。ボトムスにボリュームを持たせたおかげで、小顔効果も発揮しています。厚底サンダルで、さらに縦長のシルエットに整えました。

ディテールが効いたモードスタイル

ホワイトルックは割と見慣れているだけに、ありきたりを避けるなら、ややトリッキーなアレンジが有効です。過剰なボリュームや繊細なディテールは、意外性を誘います。上手に操れば、めりはりのあるシルエットが生まれます。

モデルのemmaさんは、生地に張りを持たせたボンディング加工のTシャツをチョイス。オーバーサイズの立体フォームがかえってスレンダーさを印象付けています。裾からヘアリーなディテールをのぞかせ、リュクスなたたずまいに。足首から下にボリュームたっぷりのフレアパンツが、美しいコントラストを生んでいます。

白パンツのオールホワイトコーデは、きれいめやハンサム、ヘルシー、大人ストリートなど、さまざまなアレンジが楽しめます。スタイリングのコツは、差し色や小物使い、肌見せなど。今回紹介したモデルならではのテクニックを参考にすれば、夏に向けたおしゃれは準備万全です。

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最旬オールホワイトスタイルで夏を先取り【2023春夏トレンド】

白パンツの装いは、夏に人気が高まります。オールホワイトでまとめると、きれいめで洗練された印象に加え、凜とした雰囲気や清潔感、ヘルシーさをまとえるのも魅力です。今回は、ファッションモデルがイベント会場で見せた白主体のコーディネートを中心に、着こなしのポイントをつかんでいきます。

ホワイトルックは、ランウエイでも相次いで提案されています。「イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)」は、オリジナルのプリーツ加工を施したパンツのセットアップを発表。きちんと感を保ちながらも、ドレッシーでアートライクなスタイリングに仕上げました。このように、白の表情を深める演出が今シーズンのトレンドです。

ペンシルパンツで凜々しくクールに

細身のシルエットを選ぶと、白パンツを一段と凜々しく見せられます。上下を白で統一すれば、すがすがしい印象をまとえるので、夏にぴったりのクールなスタイリングです。

モデルの新井貴子さんは、トレンドのクロップドジャケットとパンツのホワイトルックで登場。センタープレスのスリムパンツで、シャープな脚線を引き立てました。中に着たショート丈のトップスで、ほんのり肌見せ。差し色のクラッチバッグで白をさらに際立たせた、トップモデルならではのコーディネートです。

気負わないハンサムスタイル

白系のパンツスーツは、ハンサムにキマりやすい装いです。ビシッとまとまりすぎるのを防ぐには、袖を通さないジャケットの肩掛けが役に立ちます。バッグや靴でムードをずらす小技も取り入れる価値大です。

ダブルブレストのジャケットを肩掛けして抜け感を演出したのは、モデルの滝沢眞規子さん。マスキュリンな表情のパンツスーツにリラックスムードを漂わせました。シャツもボタンを多めにはずして、気負わない雰囲気を強調。自然なドレープや、きれいなセンタープレスが、素材の上質感を印象付けました。バッグと靴はカジュアルなムードを取り入れ、全体を調和させています。

スポーティーにまとめてクリーンに

白ならではの清潔感は、夏にこそ頼もしく感じられます。クリーンなキャラクターをまとうなら、スポーティーなスタイリングが効果的。白キャップは絶好のパートナーです。

モデルの長谷川潤さんは、申し分のない爽やかな装いを披露。コンパクトな白Tシャツとデニムのワイドパンツで、ヘルシーなムードをアピールしました。Tシャツの裾を少しブラウジングしてたるませて、ウエストの細さを強調する小技もさりげないモデルテクニック。白キャップで顔周りを明るく見せる効果も見逃せません。

上下ボリューム差で大人ストリート

ピュアで清らかなイメージは、白ならではの特権。素肌をのぞかせた装いでも、きれいめに仕上がるので、トレンドの健やかなムードとも好相性です。

コンパクトなタンクトップでフレッシュな装いを披露したのは、モデルの佐藤晴美さん。デニムのワイドパンツと合わせて、上半身を華奢に演出。ボトムスにボリュームを持たせたおかげで、小顔効果も発揮しています。厚底サンダルで、さらに縦長のシルエットに整えました。

ディテールが効いたモードスタイル

ホワイトルックは割と見慣れているだけに、ありきたりを避けるなら、ややトリッキーなアレンジが有効です。過剰なボリュームや繊細なディテールは、意外性を誘います。上手に操れば、めりはりのあるシルエットが生まれます。

モデルのemmaさんは、生地に張りを持たせたボンディング加工のTシャツをチョイス。オーバーサイズの立体フォームがかえってスレンダーさを印象付けています。裾からヘアリーなディテールをのぞかせ、リュクスなたたずまいに。足首から下にボリュームたっぷりのフレアパンツが、美しいコントラストを生んでいます。

白パンツのオールホワイトコーデは、きれいめやハンサム、ヘルシー、大人ストリートなど、さまざまなアレンジが楽しめます。スタイリングのコツは、差し色や小物使い、肌見せなど。今回紹介したモデルならではのテクニックを参考にすれば、夏に向けたおしゃれは準備万全です。

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百貨店はリップ復調で「ディオール」が圧勝 スキンケアはロングセラーに支持 「WWDBEAUTY 2023上半期ベストコスメ」を考察

「WWDJAPAN」6月26日号の付録「WWDBEAUTY」とニュースサイト「WWDJAPAN.com」では、「2023年上半期ベストコスメ」を発表している。2023年上半期は、百貨店やバラエティーショップ・ドラッグストア、ECポータルサイト39店舗の協力を得て1〜4月に売れた商品をリサーチし、新商品(ニュープロダクト)と総合(ヒーロープロダクト※新商品も含む)を表彰。13カテゴリーのトップ3が出そろった。

マスク自由化でリップに脚光

百貨店チャネルで今期の注目は、3月からマスク着脱が個人の判断になり、コロナ禍で低調傾向にあったカラーリップが復調したこと。その中で存在感を放ったのはリップ部門の新商品、総合とも1位を獲得した「ディオール(DIOR)」の“アディクト リップ マキシマイザー”だ。リニューアルによって24色とカラーレンジが大幅にアップ。ぷっくりとした唇を演出できる処方を強化したほか、90%の自然由来成分にするなど機能も向上。欠品するカラーが続出するほど人気を集めた。2、3位はケア効果のある商品がランクインし、マスクで荒れがちな唇ケアを重視する傾向が反映された順位だった。

スキンケアはロングセラーが根強い人気

肌の土台を整えるとしてスキンケアを重視する傾向は続き、化粧水部門や美容液部門では季節的に肌の透明感を生む美白有効成分やビタミンCなどを配合したアイテムが上位を占めた。印象的だったのは化粧水部門。新商品の1位は1897年に誕生した「シセイドウ(SHISEIDO)」“オイデルミン エッセンスローション”。リニューアルした8代目は、バルク(中身)を充填しながら容器を作るというサステナブルで高い技術を採用したもの。もちろんバルクも自己回復力をサポートする成分がふんだんに配合されている。総合の1位は22年の上半期、下半期ともに同部門の3位から躍進した「SK-Ⅱ」の“フェイシャル トリートメント エッセンス”が獲得した。肌測定器「マジックスキャン」を活用したポップアップの実施や、限定キットの販売などがロングセラー商品の売り上げ拡大に寄与したという。インバウンド客も徐々に戻ってきており、外国人からの支持も高いブランドなだけに今後も期待できそうだ。

メンズコスメはブランド数拡大で混戦

メンズコスメ部門は、ここ数シーズン「シセイドウメン(SHISEIDO MEN)」が存在感を放っていたが、男性のスキンケア、メイク需要の高まりを受けて取り扱いブランドが増え、ランキングも混戦模様だった。新商品の1位は「スリー(THREE)」“バランシングステム ローション”。シェアコスメとしてパートナーと使用しているケースも少なくないという。2位は「クラランス(CLARINS)」のフォーミングジェルと「クワトロボタニコ(QUATTRO BOTANICO)」の美容液。「クワトロボタニコ」は男性向けとしては珍しいコウジ酸が配合され、男性の肌ケアが本格的になってきた感がある。総合1位は根強い人気を保つ「シセイドウメン」の“フェイス クレンザー”だったが、2、3位は「スリー」のトライアルキットやローションがランクインした。特に「シセイドウメン」は2〜3月にかけてフレッシャーズが身だしなみを整えるとして購入したケースが目立ったそうで、若い層を中心に肌ケアは必須となっている。メンズコスメに注力するブランドは今後も増えそうだ。

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「エスト」史上最高レベルのカバー力を持つクリームファンデーション登場

花王の「エスト(EST)」は8月4日、ブランド史上最高レベルのカバー力を持つファンデーション“フローレス コンシーリング クリームファンデーション”[SPF35・PA+++](全3色、各15g、各5500円)を数量限定で発売する。

同商品は軽やかなクリームタイプのファンデーションでありながら、大人の肌悩みであるシミや色ムラをしっかりとカバーする。コンシーラーのように部分的にも使用でき、薄いシミならひと塗りで、濃いシミは重ね塗りでカバーできる。高密着処方で、ヒアルロン酸とユーカリエキス、2種類の美容液成分を配合。保湿しながら肌の凹凸に密着し、ファンデーションが小ジワやほうれい線に溜まりにくく、崩れが起きにくい。

同限定ファンデーションの発売を記念し、「エスト」の各ファンデーション購入者には、“コレクティング プライマー”のミニサイズ(5g)をプレゼントする。

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「エスト」史上最高レベルのカバー力を持つクリームファンデーション登場

花王の「エスト(EST)」は8月4日、ブランド史上最高レベルのカバー力を持つファンデーション“フローレス コンシーリング クリームファンデーション”[SPF35・PA+++](全3色、各15g、各5500円)を数量限定で発売する。

同商品は軽やかなクリームタイプのファンデーションでありながら、大人の肌悩みであるシミや色ムラをしっかりとカバーする。コンシーラーのように部分的にも使用でき、薄いシミならひと塗りで、濃いシミは重ね塗りでカバーできる。高密着処方で、ヒアルロン酸とユーカリエキス、2種類の美容液成分を配合。保湿しながら肌の凹凸に密着し、ファンデーションが小ジワやほうれい線に溜まりにくく、崩れが起きにくい。

同限定ファンデーションの発売を記念し、「エスト」の各ファンデーション購入者には、“コレクティング プライマー”のミニサイズ(5g)をプレゼントする。

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35年ぶり来日のケニー・シャーフ 「限界に縛られないことこそがアート」

ケニー・シャーフ/アーティスト

PROFILE:1958年生まれ、アメリカ・カリフォルニア出身。80年代から“イースト・ヴィレッジ・アート・ムーブメント”を担う1人として、同世代のジャン・ミシェル・バスキアやキース・ヘリング、フューチュラらと共に注目を集める。以降、40年以上にわたり第一線で活躍し、2021年には「ディオール」とのコラボレーションを果たした。唯一話せる日本語は「私はケムクジャラです」

ケニー・シャーフ(Kenny Scharf)は、そのカラフルな色彩とアニメに着想した独特のキャラクターで、1980年代のニューヨークのアートシーンにおいてジャン・ミシェル・バスキア(Jean-Michel Basquiat)やキース・ヘリング(Keith Haring)、フューチュラ(FUTURA)らと共に注目を集めたアーティストだ。ラッパーのドレイク(Drake)が作品を大量に所有しているほか、「ディオール(DIOR)」のメンズを手掛けるキム・ジョーンズ(Kim Jones)は、好きが高じて2021年プレ・フォール・メンズ・コレクションでコラボレーションを果たしている。

シャーフは、長らく日本での活動がなかったものの、32年ぶりの個展「I’m Baaack」を東京・原宿のアートギャラリー「ナンヅカ アンダーグラウンド(NANZUKA UNDERGROUND)」と赤坂の草月会館の2会場で開いた。開催に合わせて35年ぶりの来日を果たした彼に、バイオグラフィーを振り返ってもらいながら、今回の個展について語ってもらった。

ーーどのような幼少期を過ごし、アーティストには志してなったのでしょうか?それとも、なるべくしてなったのでしょうか?

ケニー・シャーフ(以下、シャーフ):俺は、自分がアーティストになるべくして生まれたと思っているよ。というのも、全ての人間がアーティストになれる素質を持って生まれていると思っていて、自分をどう表現するかが問題なんだ。あと、いま俺はブラシでペインティングすることがほとんどだけど、3歳の時に保育園でフィンガーペインティング(注:手や指に絵の具を付けて描く技法)していた感覚と記憶をはっきりと覚えていて、それをずっと大事にしているね。

ーーその後、10代で地元カリフォルニアを離れ、ニューヨークの芸術大学スクール・オブ・ビジュアル・アーツ(School of Visual Arts、以下SVA)に進学されていますね。

シャーフ:アーティストになるためには、ニューヨークに行くことが避けては通れないと思っていたからね。SVAに進学する時、ありがたいことに両親がサポートしてくれたけど、とにかくびっくりしていたよ。だって、当時はいま以上にアーティストとして生計を立てることが難しい時代と世界だったしね。

ーーニューヨークではどのように生計を立てていたんでしょうか?

シャーフ:1980年代のニューヨークは、景気も治安も悪かったから誰もが住みたがるような街ではなくて、家賃は数百ドル(注:当時は1ドルが約240円)くらいだった。だから、一晩だけクラブのドアマンやバーテンダーをすれば、残りの1週間は余裕で暮らせてアートの制作に打ち込めたんだよ。それに、クラブはアーティストにとって素晴らしい空間で、他のアーティストとの交流の場にもなるし、さまざまなカルチャーを知る重要な場所だったね。

ーー日本では、新人のグラフィックデザイナーやアーティストが生計を立てる一つの手段としてフライヤーをデザインすることがあります。あなたも経験はありますか?

シャーフ:もちろん、俺もやっていたよ。ニューヨークの街中に、とにかく貼りまくっていたね。

ーー当時の経験や思い出が、今の着想源になることはありますか?

シャーフ:具体的な着想源になることはないかもしれないけど、間違いなく影響は及ぼしているね。当時は本当に自由で、作品を大勢の人に観てもらわなくちゃいけないとか、業界の有名人にジャッジしてもらわなきゃいけないとか、そういった心のプレッシャーなんか一切なかった。呼吸するように何もかもを自然に吸収して発表していたし、みんなが違うことを毎日やっていたね。たとえば、俺が個展を開催した会場が、次の日にはゴルフ場、その次の日には女子プロレスリングのステージになっていたり、毎日がぶっ飛んでいたよ。いくつか思い出も話そうと思ったけど、公に話せることなんてなかった(笑)。

ーー作風が確立したのもニューヨークにいた頃でしょうか?

シャーフ:24歳の頃だったはずだから、82年くらいかな。ポップアート(注:1960年代に隆盛)でよく見られた“引用”の文脈はまだ根強くて、自分も何かを“引用”したいと考えていた時、幼い頃に観ていた「原始家族フリントストーン」と「宇宙家族ジェットソン」をふと思い出したんだよね。過去の世界を舞台にした「フリントストーン」と未来を舞台にした「ジェットソン」、そこに現代(80年代)の自分をミックスして一緒くたにすれば、時間軸を超越したカオスな世界観を作り上げられると考えた。カオスというとネガティブなイメージがあるかもしれないけど、無秩序な世界だからこそ生まれるものがあるーー“Chaos is creative”だね。

アートシーンには、いわゆるスノッブ(注:知識や教養をひけらかす人物)な人たちが一定数いて、俺はその人たちに歓迎されている気がしなかったし、美術館やギャラリーで知識と教養が無ければ楽しめないようなアートは好きじゃなかった。だから、全ての人を受け入れて、知識がなくても理解ができて、どこにでも存在できるアートを目指した。これが俺のステートメントさ。

ーー素敵なお話をありがとうございます。それでは、今回の個展を開いたきっかけや、タイトルについて教えてください。

シャーフ:2018年頃にナンヅカさん(南塚真史、ナンヅカ代表)と企画し始めたんだけど、パンデミックもあったからこのタイミングになってしまった。タイトルは、35年も来日していなかったからシンプルに戻ってきた感覚が強くて、映画「ターミネーター」の名言「I'll be back」を文字って名付けたんだ。

ーーちなみに、35年前はどういった理由で来日を?

シャーフ:とあるプリントプロジェクトのためだったんだけど、ここで言えるようなことは何もしてない(笑)。初来日自体は1985年で、それは今いる「ナンヅカ アンダーグラウンド」とは別に個展を同時開催している草月会館のテシガワラさん(勅使河原宏、草月流の第三代家元)との出会いがきっかけだね。82年にテシガワラさんとニューヨークで知り合い、草月会館でのグループ展「アート&アクション(ART & ACTION)」(85年)に誘ってもらったんだ。その時、テシガワラさんが「“キャデラック”(注:草月流の創始者・勅使河原蒼風の所有物)を持っているからペイントしてよ」と言ってくれて、草月会館で今展示されている“キャデラック”は85年にライブペインティングした作品だよ。

ーー「草月会館」では立体物を多く展示している一方で、「ナンヅカ アンダーグラウンド」はペインティング作品がメインですね。

シャーフ:ペインティングが14点とTVシリーズが4点、あとはインスタレーションの「Cosmic Cavern」だね。ペインティングは全て今回のためだけに描いた新作で、全部で3カ月くらいで描き上げたかな。

ーーペインティングの中には、日本の新聞の見出しを引用した作品がいくつかありますが、この意図は?

シャーフ:これは“Dire Headline(悲劇的な見出し)”がコンセプトで、日本の新聞の見出しを引用しているけど、俺は日本語が読めないからこの見出しが何を意味しているか理解できていない。ただ、新聞の見出しになるほど重要なニュースということだけは情報として分かるから、“自分の理解の範疇を越えているものにも重要な価値がある”ことを表現したんだ。

この作品だと3つのレイヤーで構成していて、1番下が日本の新聞で、その上にちょっと書道っぽさも意識したアクション・ペインティングを重ねて、1番上にハッピーな表情をした俺のキャラクターたちを載せている。要するに、俺たちは常に悲劇的なことが隣り合わせの生活を歩んでいるけど、それでも人生は続いていくから、どんな悲劇があっても楽しく過ごそう、って感じさ。でも、作品の捉え方は人それぞれでいいと思っていて、人間関係で例えると、ある1人の人間に対して表層的に付き合う人がいれば、親密になる人もいるよね?俺の作品もそれと一緒で、通り過ぎた一瞬に「なんかカラフルでかわいい!」って思うだけでもいいし、「あれ、なんか日本語がある」って注意深く観ても良い。作品の理解に余白を持たせているんだ。

ーーペインティング作品が全て新作の一方で、インスタレーション「Cosmic Cavern」は昔からアップデートを続けている作品だそうですね。

シャーフ:使えなくなったおもちゃや家電をアートに変えたくて、キース・ヘリングと一緒に住んでいた81年にスタートし、40年以上も進化させ続けているよ。ロサンゼルスのスタジオから持ってきたもの、韓国で拾ったもの、日本に来て見つけたものまで、ネオンカラーに染めることでアート作品に生まれ変わっているんだ。

ーー最後に、「ディオール」や「ユニクロ(UNIQLO)」などのアパレルブランドとのコラボも行っていますが、本来は鑑賞が目的だったアートを着用することや、ハンドペインティングの作品をデジタルプリントすることに抵抗はないのでしょうか?

シャーフ:ファッションに落とし込むことを嫌うアーティストは理解できるけど、俺は全く抵抗がないね。むしろ、Tシャツを着て街を歩いてもらうことのほうがハッピーになるよ。活動初期から洋服をアーティストにとっての宣伝媒体だと思っていて、プリントTシャツを配ったりしていたからかな?(笑)。自分の中でアートは、観ても着ても乗っても使ってもOKだと思っている。限界に縛られないことこそがアートさ。

■ケニー・シャーフ個展「I’m Baaack」
日程:〜7月9日
場所:ナンヅカ アンダーグラウンド
住所:東京都渋谷区神宮前3-30-10
入場料:無料

日程:〜6月30日
場所:草月会館
住所:東京都目港区赤坂7-2-21
入場料:無料

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「パレス スケートボード」がプロレス団体「WWE」とコラボ 人気レスラーのミック・フォーリーにフィーチャー

「パレス スケートボード (PALACE SKATEBOARDS以下、パレス) 」は、アメリカの世界的プロレス団体「WWE(World Wrestling Entertainment)」とコラボレーションしたカプセルコレクションを7月1日に発売する。価格は発売日まで非公開で、「パレス」の公式オンラインストアと東京店で取り扱う。

今回のカプセルコレクションは、2013年に「WWE」の殿堂入りを果たした人気レスラーのミック・フォーリー(Mick Foley)にフィーチャーし、フーディーとスエット、3型のTシャツの全5型を用意する。それぞれ多重人格というキャラ設定のフォーリーにちなみ、フーディーは怪奇キャラ“マンカインド(Mankind)”の決め台詞に“Palace”の文字を組み合わせた“have A Palace Day!”のグラフィックを、スエットはハードコア・プロレスを得意としたことから“HARDCORE LEGEND”のロゴを、Tシャツは“マンカインド”や陽気な男“デュード・ラブ(Dude Love)”の写真などをあしらっている。

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ジュンがスタッフの制服やサブスク後の古着をリメイク・販売 「リアッシュ」スタート

ジュンは2023-24年秋冬から、サブスクリプションサービスへの提供や店舗スタッフの制服など、使用後の再販や再利用が難しい古着をリメイクし販売するプロジェクト「リアッシュ(RE H)」をスタートする。

ものづくりを担う各ブランドのプロダクトチームの有志社員5人が「“新しいもの を世に生み出す”ことが当たり前であるこの業界において、環境への課題に向き合い、今あるものを無駄にせず、そして循環させるため」に立ち上げた。古着をもとに、各々の趣味嗜好やインスピレーションをもとに作り上げたアイテムを、シーズンごとに小規模のコレクションとして発表する。

ジュングループは福利厚生の一環で、入社3年目までのスタッフに担当ブランドの服を制服として支給している。コロナ下の2020年に、ブランドのスタイリングを学ぶことを主な目的にスタートしたもので、着用後の服は年間500着を回収している。またエアークローゼットとの協業で行っているサブスクリプションのレンタル商品は、エアークローゼットが買い取る以外のアイテムは倉庫で眠っているのが現状だった。「リアッシュ」はこれらのアイテムを活用し、第1弾は13型をオンラインで販売する。

リメイクは、京都を拠点に中古品アパレル事業を展開するヒューマンフォーラムと協業。ジュンがデザインを提案し、同社がリメイクを行う。ヒューマンフォーラムは「USEDを拡張する」をコンセプトに、世界各国の古着や、自社スタジオでのオリジナルリメイクを販売するアパレルショップを展開している。

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【2023年秋コスメ】「エトヴォス」の定番アイシャドウがリニューアル ブランド誕生以来初

「エトヴォス(ETVOS)」は、2023年秋コレクションを発売する。8月2日にリニューアルしたアイシャドウパレットやマスカラ、クリームタイプの単色アイカラーなどの5アイテムを、9月1日にはフェイスパウダーブラシを発売する。

8月2日発売:リニューアルしたアイシャドウやマスカラが登場

“ミネラルクラッシィシャドー”

価格:各4620円
カラー:ベージュブラウン系、モーブピンク系、オレンジブラウン系、ベージュキャメル系

ブランドを代表する4色アイシャドウパレット“ミネラルクラッシィシャドー”がリニューアルして登場。ヒアルロン酸やモモ花エキスなど8種の美容成分を配合し、メイクしながらより目元ケアがかなう処方にアップグレードした。テクスチャーは、肌になじむセミマットや光沢のあるサテンタイプ、グリッターなどの異なる質感をセットした。石けんオフが可能で、皮膚が薄いまぶたの肌負担を軽減できる。

“ミネラルロングラッシュ”

価格:各2970円
カラー:ブラック、チョコレートブラウン、マロンブラウン、モーブボルドー

“ミネラルロングラッシュ”もリニューアルする。健やかで美しいまつ毛を育むパンテノールやケラチンなどの8種の美容成分を配合。セパレートした美しいまつ毛に仕上がり、目元の印象を変えるマロンブラウンやモーブボルドーなどの4色を用意した。

“ミネラルアイバーム”

価格:各2750円
カラー:ぶどう色のボルドー、パールを配合したピンクベージュ

クリームタイプの単色アイカラー“ミネラルアイバーム”から、上品なピンクカラーが登場する。カラーは、ぶどうのような色味のボルドー“シュガーグレープ”と、シルバーやレッドに輝く偏光パールやピンク、ゴールドなどの繊細なパールを配合した“ローズクォーツ”の2色。

“ミネラルシアーマットルージュ”

価格:各3520円
カラー:プラムピンク、限定のヌーディコーラル

マット質感でありつつもシアーに透けるリップスティック“ミネラルシアーマットルージュ”から、2022年秋に販売し公式サイトで即完売したカラー“プラムピンク”が定番商品として復刻。肌のトーンになじんで自然な血色感を与えるベージュ“ヌーディコーラル”を数量限定で販売する。

“ダブルエンドアイブラシ”

価格:2640円

“ダブルエンドアイブラシ”は、テクニックいらずで美しいアイメイクが仕上がる2in1タイプのブラシだ。大きめのブラシは1ストロークでまぶたに幅広く塗布でき、小さめのブラシは細い部分にピンポイントで色を乗せることが可能だ。

“ブレンディング&ライナーブラシ”

価格:2640円

“ブレンディング&ライナーブラシ”はダブルエンドのブラシで、ブラシヘッドのサイズ感やラウンドにこだわって開発した。アイシャドウを優しく塗布できるブレンディングブラシと、ラインを描けるコシのあるブラシの2つを兼ね備えている。

9月1日発売:肌負担を考えて作られたフェイスブラシ

“フェイスパウダーブラシ”

価格:2750円

“フェイスパウダーブラシ”は、ルースパウダーやプレストパウダーと合わせて使うことを想定した平型のフェイスブラシだ。パウダーがつき過ぎることなく、エアリーな肌に仕上げる。

商品一覧

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「SK-II」の“スキンパワー”から3年ぶりの新製品 素早く浸透するエイジングケアクリーム

「SK-II」は8月20日、“スキンパワー”シリーズから3年ぶりとなる新製品“スキンパワー アドバンスト クリーム”と“同 エアリークリーム”(50g、各1万7050円/80g、各2万4200円、編集部調べ)を発売する。新知見“エイジングの火種”に働きかける新成分としてキンレンカエキスとシャクヤクエキスを配合。また、毛穴の約30分の1サイズという細かな乳化構造により肌への浸透スピードを速めるマイクロパーティカル処方を採用し、溶けるような感触と美容成分の効果実感を高めた。

「SK-II」は、2017年から実施する大規模な年代別皮膚研究により、肌老化の原因である炎症老化が20代から始まり、20〜70代の全ての年代で起きていることを発見した。ハリの低下や乾燥による小ジワ、キメの乱れ、毛穴の目立ちを引き起こす乾燥状態など炎症老化の始まりを“エイジングの火種”として着目。また、エイジングの悩みが多様化する一方で、一つの根本原因にアプローチして解決したいニーズがあるという消費者インサイトを得て、“スキンパワー アドバンスト”の開発を進めた。

新成分キンレンカエキスとシャクヤクエキスは“エイジングの火種”に網羅的にアプローチすることで、ハリや艶、潤いなど複合的な悩みをケアする。そのほか、ブランドのキー成分であり炎症老化に働きかける作用を新たに発見した独自成分ピテラや、ナイアシンアミド、ペプチドなども配合した。

「SK-II」の店舗カウンターでは、肌測定マシン「マジックスキャン」に画像解析により“エイジングの火種”を可視化し測定する機能を導入する。7月26日から新たなカウンセリングメニューとして提供する。

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「キコ コスタディノフ」は“服を服で語る” たどり着いたファッションのメタフィクション

「キコ コスタディノフ(KIKO KOSTADINOV)」は、2024年春夏メンズ・コレクションをパリで現地時間6月24日に発表した。デザイナーのキコ・コスタディノフは、デンマークの老舗タンナー「エコー(ECCO)」のプロジェクト「アット コレクティブ(AT.KOLLEKTIVE)」にゲストデザイナーの一人として招致され、9月には「アシックス(ASICS)」との新ライン「ノヴァリス (NOVALIS)」の発表を控えるなど、コラボレーションの話題に事欠かない。自身のブランドでの16回目となるメンズコレクションでは、どのような進化を見せたのだろうか。

ショーを読み解く仕掛け

会場となったのは、現フランス大統領のエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)が在籍した、パリ随一のエリート校「アンリ4世校」の図書室だ。同ブランドは、檻のついた本棚や頭上のフレスコ画が荘厳な雰囲気を醸し出すこのロケーションを、23年春夏から3シーズン連続で使用している。コレクションノートには、二つの大きなインスピレーション源を記しており、一つはイタリア人映画監督ピエル・パオロ・パゾリーニ(Pier Paolo Pasolini)の『ラ リコッタ(La Ricotta)』(1962年)。その影響は、差し込んだイエローやピンクのカラーパレットや貴族のモチーフに及んでいるものの、コレクション全体を支配するテーマではない。

もう一つの着想源である、アメリカのコンセプチュアル・アーティストであるトム・バー(Tom Burr)の空間作品は、鋲やプリーツといった服のディテールに直接引用しつつ、会場演出にも影響を与えている。ショーのゲストは、席が並ぶ図書室にたどり着く前に、過去15回のコレクションをラックに吊るした、ショーのバックステージを模したセットを通り抜けた。ブランドの歴史を示唆するこのプレゼンテーションは、今回のコレクションを解き明かす一つの鍵となりそうだ。そしてラックのそばには、椅子や机をひっくり返して、スカルプチャーのように無造作に積み上げており、キコのカオティックなデザインの方法論を体現しているように見える。

雄弁に語る“服”

ショーは、クリーンな黒のセットアップで幕を開けた。直線的なカッティング、エポーレットから派生したような肩周りのディテール、首元のラッフルなどは、どれも舞台衣装を思わせるものだ。蒼白にメイクアップし、感情をはぎ取られたモデルは、ランウエイというステージを演じながら黙々とかっ歩する。ミリタリーやワークウエアの、元々は機能のためにあったディテールやタック、切り替えは、その目的を取り去り、装飾として落とし込んでいる。春夏シーズンにしては珍しいニットスカーフは首に巻いたほか、コートのベルトにすることでガウンのようにスタイリングした。ふくらはぎ丈のチュニックやプリミティブなパターンなど、あらゆる時代やジャンルの要素をミックスし、「キコ コスタディノフ」の服として昇華している。

同ブランドにしかできないこの独特なタッチは、過去15回のコレクションで培った独自の言語である。すべてのアイテムにそのエッセンスを注入し、ロゴを用いずとも、それだけで「キコ コスタディノフ」だとすぐに分かる。そのようなデザイン言語を確立しているデザイナーは、世の中に数あるブランドの中でも稀有な存在だと言えるだろう。

コレクションノートにある「キャラクターについての服、そして服についての服(Clothes about characters, and clothes about clothes)」という一文が、頭の中でリフレインする。業界随一の服オタクとしても知られるキコ・コスタディノフが、ついに「服についての服」を作り上げ、ファッションにおけるメタフィクションにまでたどり着いた。16シーズン分の知の蓄積を携え、この先どこへと向かうのだろうか。

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サンローラン支援の「蔡國強」展が国立新美術館で開催 火薬のアートで脚光浴びる

国立新美術館とサンローラン(SAINT LAURENT)が共催した、現代美術家・蔡國強(ツァイ・グオチャン/さい・こっきょう)の大規模個展「蔡國強 宇宙遊 ―〈原初火球〉から始まる」が、6月29日~8月21日に開催する。同氏の日本での展覧会は、2015年に横浜美術館で行った「蔡國強展 帰去来」以来、8年ぶり。28日のプレスカンファレンスには、蔡國強とフランチェスカ・ベレッティーニ(Francesca Bellettini)=イブ・サンローラン社長兼CEO、逢坂恵理子=国立新美術館館長が登壇した。

蔡國強は、1957年中国福建省・泉州市生まれ。86年に来日し、95年までの約9年間、日本で制作活動を行った。火薬の爆発を用いて描く火薬画の技法が特徴で、93年に発表した、火をつけた導火線で万里の長城を1万メートル延長した作品「万里の長城を1万メートル延長するプロジェクト」で一躍世界の注目を集めた。99年第48回ヴェネチア・ビエンナーレで国際金獅子賞を受賞しているほか、2007年には「キノコ雲のある世紀」でヒロシマ賞を受賞。08年北京オリンピックと22年北京冬季オリンピックの開閉会式では視覚特効芸術と花火監督を務めた。

日本初公開を含む54点を展示

同展のテーマは、宇宙や見えない世界との対話。蔡が1991年に東京で発表した展覧会「原初火球:The Project for Projects」を彼の芸術の起点と捉え、火薬の爆発を用いた創作の原点から今日に至るまでに何が起こったのか、過去・現在・未来をたどったものだ。2000平方メートルの空間には、火薬ドローイングや記録映像、アーカイブ資料、巨大なLEDによるインスタレーションなど、蔡自身が展示構成した日本初公開の新作を含む54点の作品を展示。テーマに沿って5つに区分しながら、全体を一つのインスタレーションのようにキュレーションしている。

ベレッティーニ社長兼CEOは、「創設者イブ・サンローラン(Yves Saint Laurent)は、ファッションと芸術の関係性を革命的に変えた人物でもある。だからこそ、アートや映画、音楽など、さまざまなクリエイティビティーをサポートすることはわが社の使命」と支援への思いをコメントした。

蔡國強は同展開催にあたり、日本移住直後の日記を読み返したといい、「約37年前の1986年12月13日に、私は中国から日本に一人で来た。混乱もあったが、収穫も大きかった。私のアーティストの原点は日本にある」と振り返った。

同展のタイトル「宇宙遊」については、「日本で暮らしていたころは、東京・板橋区の4畳半のアパートに妻と住んでいた。火薬を使うのは、深夜近所が寝静まった後、狭い台所でのみ。子ども用の花火やマッチを解体して爆発させていた。生活は貧しかったが、宇宙と時間、空間について考え続け、宇宙の広大さを最も近くに感じていた」。そして、今も当時の考えや精神を持ち続けているかを自分に問いかけるといい、「東京で展覧会を開催するのは、リスタートするため。若いころから今まで行ってきた、宇宙や見えない世界との対話を伝え、原点から出発するのは自分にとって重要な意義がある」と説明した。さらに、「現代は不景気で、戦争が起こり、AIが台頭し、これまでにないスピードでさまざまなことが人間の生活に衝撃を与えている。混沌とした時代だからこそ、宇宙規模の広い視点で物事を捉え、対話することは人々にとっても意義があるのではないか」と思いを述べた。

同展の開催に先駆け、26日には蔡が「第二の故郷」と呼ぶ福島・いわき市で花火のパフォーマンスを実施した。「東北大震災による津波や原発事故などで失った命に捧げる」として、「満点の桜が咲く日」と題した昼花火約4万発を、高さ120メートル、幅400メートルにわたって打ち上げた。

■蔡國強 宇宙遊 ―〈原初火球〉から始まる
会期:6月29日〜8月21日
時間:10:00〜18:00 ※毎週金・土曜日は20:00まで
定休日:火曜日
場所:国立新美術館 企画展示室1E
住所:東京都港区六本木7-22-2
入場料:一般1500円/大学生1000円/高校生、18歳以下は無料

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【2023年キャンプ】キャンプ芸人ヒロシの「NO.164」と「グリップスワニー」がコラボ デニムパンツを発売

アルペンは6月30日、キャンプ芸人ヒロシのオリジナルブランド「NO.164」と「グリップスワニー(GRIP SWANY)」のコラボデニムパンツ“NO.164 野外 洋袴”を数量限定で発売する。全国のアルペンアウトドアーズ、一部アルペンアウトドアーズエッセンシャルストアおよび公式ECサイトで販売する。価格は1万1999円、カラーはインディゴカラーとライトインディゴカラーの2色展開、サイズはM〜XLの3サイズを用意する。

「NO.164」はアルペンアウトドアーズアンバサダーでもあるキャンプ芸人ヒロシが2020年に立ち上げたオリジナルブランド。ヒロシ自身が使いたいをテーマにこだわりが詰まったキャンプギアを展開する。

今回のコラボでは、ヒロシが愛用しているデニムとして話題の「グリップスワニー」のロングセラーデニム“キャンプパンツ(CAMP PANTS)”をアップデートした。「グリップスワニー」の最大の特徴である“BIG ポケット”にヒロシのアレンジを追加し、右ポケットには縦に3ヵ所、左ポケットには2つの仕切りステッチが装備されている。全部で9つのポケットには、テントの設営時に必要なペグ、ハンマーなどのギア、焚き火に必要なグローブなどの収納が可能だ。

またストレッチデニムを採用し、動きやすさや穿き心地にもこだわった。

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「M・A・C」がオールスター キット コレクションを限定発売 リップベースやマスカラなど

「M・A・C」は7月7日、オールスター キット コレクションを限定発売する。リップ、リップスティック、マスカラをそろえたセット、アイブロウのセット、化粧水セットの全3種類を展開。全国の店舗、公式オンラインショップで販売する。

“M・A・C スーパースター キット ラッシュ トゥ リップス キット”(全1種、6820円)は、重ね付け自在な“M・A・C スタック マスカラ”、絶大な人気を誇る“プレップ プライムリップ”、人気色“ベルベット テディ”のクリーミーなマットリップスティックの3アイテムをそろえた。

“M・A・C スーパースター キット メイド トゥ ワオ ブロウ キット”(全3種、4400円)は、ブロウセットとアイブロウ スタイラーをそろえ、ライト、ミディアム、ディープの3色を展開する。

“M・A・C スーパースター キット ザ マルチ タスカー フィックス+デュオ”(全1種、4180円)は、ミストタイプ化粧水の“フィックス+”をサイズ違いで2本そろえた。同商品は水分補給やメイク前、メイクの仕上げ、リフレッシュなどさまざまな場面で使用できるマルチな化粧水だ。

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「ゼータディヴィジョン」が「スイコック」とコラボサンダルを発売 Tシャツなどカプセルコレクションも

プロゲーミングチームやゲーミングライフスタイルブランドを展開する「ゼータディヴィジョン(ZETA DIVISION)」は6月30日、フットウエアブランド「スイコック(SUICOKE)」とコラボしたサンダルと「ゼータディヴィジョン」のカプセルコレクションを発売する。「ゼータディヴィジョン」オンライン、グレイト(GR8)で取り扱う。

コラボサンダル(2万2000円)は、「スイコック」の定番モデル“MOTO”をベースに、「ゼータディヴィジョン」を代表するネオンイエローをあしらい、オリジナル柄でまとめた。

カプセルコレクションは、「ゼータディヴィジョン」のロゴを配したTシャツ(8800円)やショートパンツ(1万2800円)、バッグ(2500円)を発売する。

ルックには、音楽プロデューサー・ラッパーのVaVa(ヴァヴァ)と、モデルのアユミ・ターンブル(Ayumi Turnbull)を起用し、撮影はKeita Suzukiが行った。

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【スナップ】ギリギリありが「ロエベ」流の違和感 2024年春夏メンズショーの不思議なゲストたち

「ロエベ(LOEWE)」は2024年春夏メンズ・コレクションをパリで発表した。ショーでロゴやアナグラムを見る機会は少ないが、ゲストはタンクトップからジーンズ、シューズにバッグと至るところにまで柄を散りばめていた。同ブランドのクリエイションが、以前のシュルレアリスムな世界観から、平凡を非凡に見せるギミックを効かせた表現へと変化していることが影響してか、今季のオフランウエイでは少し違和感のあるカジュアルなリアルクローズが目立った。膨らんだ風船を思わせるサングラスのフレームや、“フラメンコ”バッグに覆われたようなシューズなど、同ブランドのユーモア溢れるアクセサリーがアクセントとなっていた。バッグは安定して高い人気を誇る“パズル”に続き、“アマソナ”の所持率も上がっている。

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「CFCL」が阪急メンズ大阪に3店舗目の直営店をオープン

高橋悠介が手掛ける「CFCL」は7月5日に、関西圏初の直営店「CFCL 阪急メンズ大阪」を阪急メンズ大阪5階にオープンする。メンズフルラインアップを取りそろえ、“ミラノ リブ(MILAN RIB)”のセットアップシリーズや、ブランドのシグネチャー・“ポッタリー(POTTERY)”シリーズのドレスやスカートなどもユニセックスウエアとして展開する。

内装は表参道や八重洲の店舗と同じく建築設計事務所のMMAが担当した。オープン記念に、過去の生産で余った残糸を使用した“フルートバッグ(FLUTED BAG)”のミニサイズ(非売品)を、1万円以上の購入者に先着・数量限定でプレゼントする。

■「CFCL阪急メンズ大阪」
オープン日:7月5日
時間:平日11:00~20:00 /土日祝10:00~20:00
定休日:施設に準ずる
場所:阪急メンズ大阪5階
住所:大阪府大阪市北区角田町7-10

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心に響いた「ルメール」「オーラリー」、巨匠が見せた奇跡の1分間 2024年春夏メンズコレ取材24時Vol.5

2024年春夏コレクションサーキットが、各都市のメンズ・ファッション・ウイークから本格的に開幕しました。「WWDJAPAN」は今回も現地で連日ほぼ丸一日取材をするノンストップのコレクションリポートを敢行。担当は、メンズ担当の大塚千践「WWDJAPAN」副編集長とパリ在住のライター井上エリの大阪出身コンビ。時には厳しい愛のツッコミを入れながら、現場のリアルな空気感をお届けします。

9:00 「ベルルッティ」

昨夜の「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」メンズの興奮も冷めやらぬまま、ホテルでは原稿に追われ、翌朝9時には「ベルルッティ(BERLUTI)」の展示会会場にいました。まさに24時。早起きは辛いものの、朝一の取材は時間に余裕をもって進められるので好きです。そして「ベルルッティ」の展示会は、じっくり知れば知るほど面白いコレクションでした。

24年春夏シーズンは、“ザ・ヴィブラント・ラグジュアリー”と“ザ・アイコニック・サマー”という2つのテーマを軸に構成します。前者は、同ブランドらしい高級素材を組み合わせて、カジュアルなアイテムを提案します。例えばスエードとコットンを融合したミリタリージャケットや、スエードとテクニカルウールを使ったワークジャケットなど、遊び心ある素材使いが特徴です。袖を通してみると、とにかく驚くほど軽い。中には、はっ水性のある素材のカーコートにレザーを組み合わせて、雨に濡れていいのかダメなのか分からないピースもあるのですが、こういう真顔で冗談を言う大人の余裕が“おしゃれ”を生み出すのです。

“ザ・アイコニック・サマー”のアイテムも、軽やかな素材使いが印象的でした。リップストップを用いたネイビーのブルゾンとパンツで、軽快なスーチングを提案すると、徐々に市場に浸透しつつあるスニーカー“シャドウ”はニットサンダルへと姿を変えます。前シーズンに初登場したシリーズ“トワル・マルブフ”からは、バックパックとショルダーバッグが加わり、新たなアイコンとして着々とラインアップを拡充しています。ほかにも、ホリデーコレクションとして、高級レザーで手回しこまやパズル、シューズのヒール部分のようなフォトスタンドを作ってしまうなど、真顔で冗談を言う系のアイテムが面白くて癒された展示でした。

10:00 「ボッター」

さあ、「ボッター(BOTTER)」からいよいよショーの取材がスタートです。会場に到着すると、シートには何やら大きめのボックスが置いてあります。何だか立派なギフトなのかと箱を開けると、人間の顔と動物の体を組み合わせた“キモかわいい”風のかわいくないキーホルダーが入っているではないですか。箱大きすぎるよ。

コレクションは、前衛的すぎる印象だった同ブランドが、ややウエラブルに変化しました。ファーストルックは、プラスチックのチューブを編んだようなタンクトップ。バッグやセットアップでも登場したこの不思議な編み物は、フランスの子どもが編んで遊ぶスクビドゥ(Scoubidou)というもので、サステナブルを提唱する「ボッター」らしく、再利用素材を使用しています。ジャケットやトップスには動物のようなポリエステルの毛を縫い付け、モデルは動物と人間を融合させたような奇妙な様相でした。アクセサリーには、人間の顔と動物の体を合体させた“キモかわいい”風のかわいくない人形を飾っています。これらコンセプチュアルな要素も入れつつ、トップスになじませた三角ビキニや救命胴衣のように膨らんだベスト、水滴っぽい装飾のジャケットは、カリブ海をルーツに持ち、海洋問題に関する問題提起を行ってきた「ボッター」らしいクリエイション。過去数シーズンは難しく考えすぎていたのか、「ニナリッチ(NINA RICCI)」のクリエイティブ・ディレクターを退任して肩の荷が下りたのか、服づくりにおいてより自由な感覚を取り戻したように感じられました。

11:30 「ルメール」

ここで、展示会取材と二手に分かれて「ルメール(LEMAIRE)」のショー会場であるパリ第6大学へ向かいます。地面は雨が降った後のように濡れ、虫の声が響く会場演出で早くもコレクションの世界観にゲストを引き込みます。今シーズンは、ベトナムへの旅からインスピレーションを得たコレクションを披露しました。ニュアンスカラーやインクブルーなどの色使い、適度なボリュームと落ち感、流動的なドレープが生じるシェイプは「ルメール」らしいムードなのですが、その控えめで品のある雰囲気に機能性が加わっています。

スポーティーなマウンテンパーカやナイロンコートは、しっとりとした素材感とカラーリングで、「ルメール」らしく仕上げています。コーティングしたコットンの湿った質感はまるで雨に打たれたかのようであり、それでいて軽やかなデザインに仕上げるバランス感が見事。レイヤードも秀逸で、肩がけしたり、袖を三つ折りしたりと、繊細なニュアンスの作り方がコレクションをさらに魅力的に見せていました。前シーズン同様に、モデルがランウエイをランダムに行き来し、徐々に人数が増えて一帯が「ルメール」色に染まっていく演出は、世界観重視の同ブランドにはぴったり。気温はじんわりと暑いはずなのに、涼しけな空気感が流れる素敵なショーでした。

11:30 「ザ ロウ」

「ザ ロウ(THE ROW)」の展示会場へと足を運びました。男女のモデルを起用した今季のルック数は80と、かなりの数。男女はスタイリングを変えて同じサイズのアイテムを共有し、体型によって洋服の表情が異なることと、スタイリングの楽しさを伝えてきます。ここでは、“ジェンダーレス”という言葉はしっくりきません。「気に入ったシルエットがたまたまウィメンズウエアだった」。そんな男性の声が聞こえてきそうな、こなれ感があります。また、ロング&リーンなシルエットが多数だった「ザ ロウ」ですが、今季はクロップド丈のボトムスや膝丈のドレスとスカートが登場。手持ちの洋服と新しい丈感のアイテムを合わせることで生まれる新しいスタイル、そしてメンズ・ウィメンズにとらわれずに好きなシルエットを選ぶことを、さり気なく提案します。新しいスタイリングにトライして、自分らしいと感じられる時って、新しい自分に出会ったような気がするんです。「ザ ロウ」の、スタイリングのヒントを与えながら着る人に委ねる洋服は、未知なる自分の魅力を引き出してくれると言っても大げさではありません。ファッションが自己表現であるなら、その表現方法にバリエーションをつけて、自己を拡張することを促してくれるようなクリエイション。写真を乗せられないのが残念ですが、上質な生地に触れに触れに触れまくって、展示会場で幸せなひとときを過ごしました。

13:30 「オーラリー」

「オーラリー(AURALEE)」は、ミニショー形式のプレゼンテーションを行いました。1950年代モダニズム的なライトと建築が美しいギャラリーの前の通りをランウエイに、高品質なオリジナルファブリックで作る繊細なコレクションを披露しました。ドライコットンにオーガンジーを重ね、夏でも涼しげなウールモヘアのニットウエア、洗濯機から出してそのまま着たようなシワ加工を施したナイロンタフタで、完璧さから引き算した品性の漂うカジュアルな日常着がそろいます。エクリュやホワイト、ペールグリーンの柔らかさに赤やターコイズでアクセントをきかせた色彩も「オーラリー」らしい絶妙な塩梅。着用者の個性を立たせる余白のある洋服には、今季も詩的な音色が織り込まれているようでした。

14:30 「エゴンラボ」

パリ・メンズにさまざまなニューフェイスが現れる中、特に注目株なのが「エゴンラボ(EGONLAB.)」です。会場にはエディ・スリマン(Hedi Slimane)さながらのライティングセットを組み、今シーズンは王道のクリエイションに挑むショーを見せてくれました。同ブランドの特徴といえば、パンツのきれいなラインです。スラックスと共地のスカートを組み合わせたスーツはシグネチャーで、今シーズンはほかにも脱毛必須のローライズパンツや、マイクロミニ丈のショーツも登場。トップスでは、テーラードジャケットの胸元をスクエアにカッティングしたり、オフショルダーのトップスだったりと、肌を大胆に見せる提案がいつも以上に多かった印象です。ドレスの要素を強めた分、かなりクセを削ぎ落としたクリエイションが個人的には好印象。誰にでも好かれる服ではないけれど、好きな人はとことん好きになりそうなポテンシャルを改めて感じました。

16:00 「ウォルター ヴァン ベイレンドンク」

もう、ショーに伺うのを遠慮しようかと何度思ったことか。だって、もれなく開始時間を大幅に遅れるんですもの。そんなことを考えながら、前シーズンも、前々シーズンも遅刻のおかげで予定を狂わされた「ウォルター ヴァン ベイレンドンク(WALTER VAN BEIRENDONCK)」のショー会場の前に立つ自分がいました。16時開始予定ということは、ショー開始は早くて16時40分かなと覚悟して場内に入ると、すでにシートがそれなりに埋まってるではないですか。一瞬「おお!」と期待感は膨らんだものの、油断しまいとすぐに気を引き締め直します。気を引き締めたところで何もならないのですが、遅れる前提で組んだ予定を改めて整理します。すると、間もなくしてショーが始まりました。時間は16時39分。早い、1分早いではないか。

今シーズンは“DAWLEETOO”という記号を掲げ、情報に溢れる情報社会での現実と非現実の境界線があいまいになる様を服で表現しました。レッドとホワイト、ブラックとイエローという強いカラーを組み合わせを連打し、肌が透けるほどの薄い素材で作ったオールインワンやシャツ、パンツは、宇宙服のようにも見えます。読めそうで読めないレタリングは「エイリアンのアルファベット」だそうで、その後もインベーダーのモチーフやスプレーアートのように大胆な色彩など、ドローイングやコラージュが服を埋め尽くします。“W”の文字から大きな羽や王冠、ウサギの耳が生えたキャップは、突き抜けすぎてて愛らしく見えてきました。フィナーレでは、骨を描いたビニールをすっぽりかぶったモデルたちが整列。背中に並んだ文字を順番に読むとメッセージになっているようでしたが、ちょっとよく分かりませんでした。ウォルター・ヴァン・ベイレンドンク先生が元気に飛び出して来たころには、時計は17時2分。でも、いいんです。気になって、前シーズンのショー終了時刻を調べたら17時3分でした。今回は1分でも早く終わっただけで心安らかなり。そういうものだと思って見るのが心安らかなりの秘けつだとようやく学びました。

16:15 「ファセッタズム」

「ファセッタズム(FACETASM)」は高校の校舎の回廊をランウエイに、ミニショーを行いました。今季の着想源となったは、落合宏理デザイナーの7歳の息子です。コレクションノートには、「彼が彼になっていく過程を僕にとってはもう戻れない景色の記憶と感情で作ったファンタジーなコレクション」と記されています。パステルカラーの色彩に、バイカージャケットを分解・再構築したアウター、異なるストライプ柄を重ねるなど、プレイフルな要素が純粋な無邪気さを表現していました。

「ファセッタズム」らしいリアルな表現の中で、チュールを多用した装飾によりメルヘンな世界観も持ち合わせます。少し童心に帰りすぎたかのか、ファンタジーよりも子どもっぽさに傾いて、まとまりがないように見えたルックもありました。しかし、おそらく外国人の視点からだと、原宿的な“カワイイ文化”を体現する日本らしいスタイルに映ったかもしれません。コロナ禍に発表した2021年春夏コレクションのデジタル映像に、当時4歳だった息子が描いたイラストが登場したのを記憶しています。お会いしたことないのに、「あれを描いてた子がもう7歳だなんて」と月日の早さを感じました。またモデルに、ラッパーKOHHとして活動していた千葉雄喜さんも登場しました。

17:50 「アクネ ストゥディオズ」

17時開始予定の「ブルーマーブル(BLUEMARBLE)」のショーに向かっていたところ、電車が止まってしまい、すでに17時半。なくなく諦め、降りた駅から近い「アクネ ストゥディオズ(ACNE STUDIOS)」の2024年春夏メンズ展示会場に駆け足で立ち寄りました。こういう臨機応変さがファッション・ウイークには重要なのです。今季の着想源はベネツィア旅行。スーツケースにデニムを入れて、旅先で購入したアイテムを自由に組み合わせるというアイデアのもと、トロンプルイユを施したジーンズやワックス加工のバイカージャケットと、ブランドのルーツであるデニムを強調します。ヴェネツィアの景色に影響を受けて、中世ヨーロッパの貴族の装いをシルエットやディテールに盛り込み、色彩はレイブのように非常にカラフル。このところコンセプチュアルな表現に傾倒する「アクネ ストゥディオズ」ですが、コマーシャルラインはしっかり着やすいアイテムを提案しているのでホッとしました。

18:30 「ウェールズ ボナー」

「ウェールズ ボナー(WALES BONNER)」は、パリ造幣局を会場にショーを行いました。ゲストが全員着席しているにもかかわらず、なかなか始まらないと思ったら、ナオミ・キャンベル(Naomi Campbell)が堂々と来場。彼女が着席し、写真撮影を終えると、今シーズン最大の約50分遅れでスタートしました。待ちくたびれたものの、「ウェールズ ボナー」のコレクションは待つ甲斐があるものです。

エチオピア出身の伝説的なマラソン選手から着想得た今季のテーマを“マラソン”と銘打って、モデルとして現役マラソン選手がランウエイを歩きました。継続する「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」とのコラボレーションによるウエアとスニーカーに、ブランドの代名詞であるアフリカの美学と現代性、スポーティーな要素を掛け合わせたルックが交互にリズム良くランウエイを彩ます。厳格なテーラリングと手刺しゅうによる装飾で、機能性に優れた日常着を程よくラグジュアリーへと昇華する手法が今季も光っていました。最後は、エチオピアの伝統的な弓奏楽器マシンコを演奏する奏者のパフォーマンスで閉幕。異文化と異なる時代の融合からコレクションの構成に至るまで、彼女は本当に均等なバランスを保ちながらリアルな洋服を作るデザイナーです。マラソンのように、今後も長く走り続けてくれるはず。

20:00 「ルイ ガブリエル ヌイッチ」

本日最後のショーは、「LGN ルイ ガブリエル ヌーチ(LOUIS-GABRIELE NOUCHI)」です。ゲストが全員着席しているのになかなか始まらず、ナオミ・キャンベルが到着することもなく約50分遅れでスタートしました。毎シーズンのように、「引き出し少なめ」とレポートに書いていますが、今季もそれしか言葉が出てきません。ボックスシルエットのジャケットとコート、ボクサーショーツにバスローブ風のアウター。色と素材違いで、過去の彼のシーズンで見た気がしてデジャブかと目を疑いました。1年前のショーでは、全裸にバスローブを羽織って手で股間を隠すモデルがランウエイを歩き、強く印象に残っています。そっちのデジャブだったらまだ面白かったのに。

21:00 「アシックス」

ショーが終わっても、取材はまだまだ終わりません。最後は「アシックス(ASICS)」の“アシックススポーツスタイル”が期間限定のポップアップイベント開くということで、そのレセプションパーティーに行ってきました。会場に着くと、すでにアゲアゲで入口はカオスな状態に一瞬ひるんだものの、何とか入場して会場を巡ります。オーストラリア発の「ハル スタジオ®(HAL STUDIOS®)」との最新コラボレーションシューズを初披露したり、即完売するほど人気の「セシリー バンセン(CECILIE BAHNSEN)」とのシューズだったりと、貴重なモデルをたくさん展示していました。12時間取材で駆けずり回った身に踊れや踊れの雰囲気はかなりタフでしたが、最近の「アシックス」はエッジが効いていて面白いと思っていたイメージが具現化されたような素敵なイベントだったので、日本での開催も期待しています。

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「カール・ハンセン&サン」からラウリッツェンの名作家具が登場

デンマーク発家具ブランド「カール・ハンセン&サン(CARL HANSEN & SØN )から、デンマーク・モダニズムの先駆者である建築家ヴィルヘルム・ラウリッツェン(Vilhelm Lauritzen)による家具が登場、日本で発売を開始した。デンマーク王室御用達である同ブランドは昨年、ヴィルヘルム・ラウリッツェン・アーキテクツ創立100周年を記念してパートナーシップを締結。彼がコペンハーゲンのデンマーク国営放送局 (現在はデンマーク王立音楽アカデミーとして使用)「Radio House(ラジオハウス)」のロビーのためにデザインしたベンチ、ソファ、ラウンジチェアから構成される“Foyerシリーズ”と、コンサートホール「Vega(ヴェガ)」のためにデザインした“VLA26 Vegaチェア”を発売した。今後も、ヴィルヘルム・ラウリッツェン・アーキテクツとのコラボレーションは継続し、“VLA61 Monarch(モナーク)チェア” などの新作が加わる。

デンマークの著名な文化施設のためにデザインされた椅子
スタッキングできる“VLA26 Vegaチェア”

“VLA26 VEGAチェア"は、ラウリッツェンによる設計で1956年に多目的集会場「人民の家」として竣工し、現在はコンサートホール「ヴェガ」のためにデザインされた。これまでコンサートホールでしかみられなかったこのチェアは1950年代モダニズムの傑作だ。ラウリッツェンらしい美しく機能主義的なデザインは、スタッキングできる機能性もある。エレガントな木製の脚先も特徴だ。快適さを追求したプロポーションが特徴で、ダイナミックな曲線を描くバックレストが座る人を包み込む。張り地のバラエティーも豊富で、さまざまな用途で利用が可能だ。

デンマークの“モダニズムの父”
ヴィルヘルム・ラウリッツェン

デンマークの“モダニズムの父”と呼ばれるラウリッツェン。1894年デンマーク・スラゲルセで生まれ、1912年にソロ・アカデミー高校、21年にコペンハーゲン王立芸術アカデミー建築学校を卒業。翌年に“ヴィルヘルム・ラウリッツェン・アーキテクツ”を設立。「ラジオハウス」や「ヴェガ」の他、コペンハーゲン空港第1ターミナルや米デンマーク大使館などを手掛けた。彼は、生涯を通じて、建築だけでなく椅子やランプ、手すりやドアハンドルなどあらゆるものを生み出した。1984年に他界。

「3daysofdesign」で
“VLA61 Monarchチェア”を発表

デンマーク・コペンハーゲンで6月に開催されたデザインの祭典「3daysofdesign」で、カール・ハンセン&サンは旗艦店で“House of Craft”をテーマに、素材やクラフツマンシップ、タイムレスなデザインにフォーカスした展示を行った。会場では、彫刻家のニコラス・シュリ―(Nicholas Shurey)による木の素晴らしさを感じてもらう作品や写真のエキシビション、同社のアプレンティス(見習工)・ワークショップ“THE LAB”とシュリ―によるセッションを開催。木で構成された什器を使った空間で、新作家具を紹介した。ラウリッツェンとのコラボレーションからは新作、 “VLA61 Monarchチェア”が登場した。アゲハチョウの一種にちなんで名づけられたこのチェアは、ダブルカーブのアームレストと有機的なデザインのフレームが特徴。手作業で磨き上げられたパーツが彫刻的な表情を際立たせるエレガントなチェアだ。

「THE SOUND OF DESIGN」巡回でラウリッツェンの家具を展示

日本でも、各地のディーラーで巡回展「THE SOUND OF DESIGN」を行い、ラウリッツェンがデザインした“Foyerシリーズ”と“VLA26 Vegaチェア”を展示販売している。千葉・新港のインテリアショップ、TIMBER YARDでは、7月16日まで開催中だ。自然に囲まれた展示スペースは、森の中に佇むガーデンハウスのよう。長年「カール・ハンセン&サン」を販売するTIMBER YARDでは、展示と共に“VLA26 Vegaチェア”の塗り絵コンペなどを開催。TIMBER YARDを運営する並木浩コージーライフ代表は、「『カール・ハンセン&サン』は安心感があり、伝統に培われた”本物“の家具を提供している。若年層から家具上級者まで幅広く人気がある」とコメント。

TIMBER YARDに続き、日本全国のディーラーでラウリッツェンの家具が展示される。

INFORMATION
VLAシリーズ巡回展「THE SOUND OF DESIGN」

TIMBER YARD ~7月16日 
ヤマトヤ・ワイズカーサ北名古屋本店 9月1日〜30日
小倉井筒屋 アイ・メゾン 9月1日〜30日
LAFS produce by Y’s DAY 10月1日〜31日
CONNECT 11月1〜30日(予定)
Club 8 Studio 時期未定

問い合わせ先
カール・ハンセン&サン フラッグシップ・ストア東京
03-5413-5421

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ハンズ新宿が化粧品フロアを刷新 売り場面積2倍、1万5000アイテムが集結

ハンズは6月29日、旗艦店のハンズ新宿店をリニューアルオープンした。タカシマヤタイムズスクエアの2~8階のフロアを新装し、3階のヘルス&ビューティゾーンは売り場面積を2倍に拡大。ビューティカテゴリーの強化を図る。

ビューティフロアは「なりたい自分になる。」をテーマに掲げ、コスメ(メイクアップ)、スキンケア、ヘアケア、ボディーケア、メンズコスメ、オーラルケア、ヘルスケア、季節商品に分けたコーナーを展開。商品は、従来の取り扱いから10%増となる約1万5000アイテムをラインアップする。ビューティコンサルティングスタッフが常駐し、客の悩みに応じた商品提案を行うなど“自分磨き”を後押しする。

同フロアで売り上げ構成比が最も高いコスメコーナーでは、AKB48の柏木由紀がプロデュースするコスメブランド「ユーピンク(UPINK)」、フランス発のオーガニック・ヴィーガンコスメブランド「ディーワイピー コスメティック(DYP COSMETHIC)」、ライフスタイルカンパニーの新メイクブランド「エメリーエミリー(EMERY EMILY)」を新たに取り扱う。

売れ筋の河北裕介ヘアメイクアップアーティストがプロデュースするライフスタイルブランド「アンドビー(& BE)」は、ブランドコスメが並ぶ通常棚(180cm幅)の2倍の広さで展開し、リニューアル後の売り上げにも期待を寄せる。次いで売り上げ好調の「チャコット(CHACOTT)」を隣に設置する。

新たに設けたポップアップコーナーは、約1カ月サイクルで展開。第1弾は、中国のZ世代に人気の中国コスメ「パーフェクトダイアリー(PERFECT DIARY)」を紹介する。加えて、話題性の高いブランドを集積したテスターバーも導入。スキンケアコーナーは、売れ筋の「ブイティー(VT)」を筆頭に韓国ブランドの商品を多く取りそろえる。

ハンズならではの「気軽に入りやすい」利点から30~40代の男性客の需要が高いメンズコスメコーナーは、スキンケアを中心に品ぞろえを強化する。売れ筋は「バルクオム(BULK HOMME)」で、主に国内ブランドが支持を集めている。スキンケアでは、1品でケアができるオールインワンタイプが人気で、取り扱いのあるハンズのオリジナルブランド「ムクナ(MUQNA)」のメンズラインでもアプローチする。

メンズのメイクアップ用品に関しては、「マスク着用が緩和し、BBクリームやコンシーラーの売れ行きが徐々に回復しているが、しっかり化粧をしたい人は女性用のコスメブランドを選ぶ傾向にある」(担当者)と、メンズコーナーではメイクの取り扱いを縮小。「ここ最近は男女ペアでビジュアルに起用するブランドが増えている」ことも影響し、ジェンダーレスのカテゴライズを行わなかった。

ヘルスケアでは、フェムテック商品に力を注ぐ。30~50代客に人気の吸水ショーツやデリケートゾーンケアアイテム、オーガニックコットンを採用した生理用ナプキンを拡充する。

化粧品売り場全体の客層は30~40代の女性客が中心だったが、リニューアル後は男性客やZ世代の取り込みにも期待する。高家正行ハンズ代表取締役会長兼カインズ社長 CEOは「ハンズならではの気負わない環境で、どなたでもゆっくり商品を選んでほしい」と述べた。

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アーティストのJACKSON kaki、toiret status、Szemán Petraがバーチャル・リアリティの多様な解釈を探求するグループ展「ZOR」を開催

アーティストのJACKSON kaki、toiret status、Szemán Petraがグループ展「ZOR」を開催する。会期は7月22日〜8月6日で、乃木坂のギャラリー「CALM & PUNK GALLERY」で行う。

同展は、バーチャル・リアリティやHMD(ヘッドマウントディスプレイ)等のテクノロジーをどのように解釈し、表現の素材としてどう扱うことができるのかをテーマとしている。JACKSON kaki、toiret status、Szemán Petraは、バーチャル・リアリティーを構成するテクノロジーを素材に多様な解釈や表現を生み出し、周囲の環境とメディアを巻き込みながらオルタナティブな概念や環境を作り出す。

「アップル(Apple)」が新型ヘッドマウントディスプレイ“Apple Vision Pro”をARやMR、XRなどの言葉を使わずに「空間コンピュータ」という言葉で表現したように、「バーチャル・リアリティー」環境は言葉の扱い方によって変容する。人々はメタバースやサイバースペース、アバター、仮想などさまざまな言葉を使って、「バーチャル・リアリティー」をそれぞれ異なる解釈で捉え、未知との遭遇に対して距離感を探っている。

「ZOR」は、そのような「バーチャル・リアリティー」と人々の見えない関係性を探求することを目的に立ち上げられた。「ZOR」という言葉は無線用語で「点だけを送信してください」という意味。「Verticle(頂点)」という目に見えない仮想の点の繋がりで構成される「バーチャル・リアリティー」空間において、人は何を想像することができるか。このプロジェクトでは、音楽や文学、演劇、デザイン、映画等、さまざまな領域における芸術が、どのように「バーチャル」や「メタバース」といった言葉を扱い、イメージを形成しているかを収集し、テクノロジーと人間の関係性を広げることで、未来に向けた新しい可能性を民主的に構築するプラットフォームを作り出す。

また、会場内外でのイベントやバーチャル空間における実験的な取り組みを行うことで、展示アーティストだけでなく、すべての人が「バーチャル・リアリティー」について対話することができる場の創造を試みる。

プロジェクトの主催者であるアーティストのJACKSON kakiは、VR/AR、3DCG、映像、インスタレーション、DJ、サウンド、パフォーマンスなど、マルチメディアを取り扱った表現に取り組んでいる。キュレーターとしても活動しており、2022年には渋谷のクラブ「CONTACT」全フロア使用したグループ展「Imaginary Line」のディレクションとキュレーションを、2023年には「EASTEAST_TOKYO 2023」のVideo/Sound/Performanceのキュレーションを金秋雨と共に行った。

ハンガリー・ブダペスト生まれのSzemán Petraは、アニメーションやビデオゲーム的風景を用いて映像作品を制作するアーティストで、現実の生活がフィクションであるかのように体験される出来事を中心としたモチーフを扱う。自身をモデルとしたキャラクター「Yourself」を主人公とした作品では、さまざまなデジタル領域を横断しながら、それらの境界域やそこで発生する状況を探索している。作品を通して、オン/オフ・スクリーンを問わずフィクションで飽和しきった現代において、人々の記憶や自己イメージはどのように形成されるのかを問いかける。

作品制作・発表を食事・消化・排泄・洗浄になぞらえ、「水に流す」ことをテーマに作曲をするtoiret statusは、自身が鑑賞した映画や音楽、プレイしたゲーム、フィールドレコーディングした音声等を用いて、サンプリングミュージックの手法でビートを制作する。2016年にアメリカの先鋭的レーベル〈Orange Milk〉からリリースしたファーストアルバム『◎omaru◎』を皮切りにリリースを重ね、これまでに『TINY MIX TAPES』や『The Quietus』等の年間ベストに選出された。また、ロンドンのサマーセットハウスのMutant PromisとEBM(T)のプログラムへの参加、ヴィジュアルアーティストKai Yoshizawaの個展「Post Matter」への音楽制作、スロベニアはリュブリャナにて開催されたビエンナーレ「ISKRA DELTA」への参加等、活動の幅を広げている。

■ZOR
会期:7月22日〜8月6日
会場:CALM & PUNK GALLERY
住所 : 東京都港区西麻布1-15-15 浅井ビル1F
時間 : 13:00〜19:00
休日:日曜、月曜、火曜(最終日曜は開廊)
入場:無料


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サンローラン支援の「蔡國強」展が国立新美術館で開催 火薬のアートで脚光浴びる

国立新美術館とサンローラン(SAINT LAURENT)が共催した、現代美術家・蔡國強(ツァイ・グオチャン/さい・こっきょう)の大規模個展「蔡國強 宇宙遊 ―〈原初火球〉から始まる」が、6月29日~8月21日に開催する。同氏の日本での展覧会は、2015年に横浜美術館で行った「蔡國強展 帰去来」以来、8年ぶり。28日のプレスカンファレンスには、蔡國強とフランチェスカ・ベレッティーニ(Francesca Bellettini)=イブ・サンローラン社長兼CEO、逢坂恵理子=国立新美術館館長が登壇した。

蔡國強は、1957年中国福建省・泉州市生まれ。86年に来日し、95年までの約9年間、日本で制作活動を行った。火薬の爆発を用いて描く火薬画の技法が特徴で、93年に発表した、火をつけた導火線で万里の長城を1万メートル延長した作品「万里の長城を1万メートル延長するプロジェクト」で一躍世界の注目を集めた。99年第48回ヴェネチア・ビエンナーレで国際金獅子賞を受賞しているほか、2007年には「キノコ雲のある世紀」でヒロシマ賞を受賞。08年北京オリンピックと22年北京冬季オリンピックの開閉会式では視覚特効芸術と花火監督を務めた。

同展のテーマは、宇宙や見えない世界との対話。蔡が1991年に東京で発表した展覧会「原初火球:The Project for Projects」を彼の芸術の起点と捉え、火薬の爆発を用いた創作の原点から今日に至るまでに何が起こったのか、過去・現在・未来をたどったものだ。2000平方メートルの空間には、火薬ドローイングや記録映像、アーカイブ資料、巨大なLEDによるインスタレーションなど、蔡自身が展示構成した日本初公開の新作を含む54点の作品を展示。テーマに沿って5つに区分しながら、全体を一つのインスタレーションのようにキュレーションしている。

ベレッティーニ社長兼CEOは、「創設者イブ・サンローラン(Yves Saint Laurent)は、ファッションと芸術の関係性を革命的に変えた人物でもある。だからこそ、アートや映画、音楽など、さまざまなクリエイティビティーをサポートすることはわが社の使命」と支援への思いをコメントした。

蔡國強は同展開催にあたり、日本移住直後の日記を読み返したといい、「約37年前の1986年12月13日に、私は中国から日本に一人で来た。混乱もあったが、収穫も大きかった。私のアーティストの原点は日本にある」と振り返った。

同展のタイトル「宇宙遊」については、「日本で暮らしていたころは、東京・板橋区の4畳半のアパートに妻と住んでいた。火薬を使うのは、深夜近所が寝静まった後、狭い台所でのみ。子ども用の花火やマッチを解体して爆発させていた。生活は貧しかったが、宇宙と時間、空間について考え続け、宇宙の広大さを最も近くに感じていた」。そして、今も当時の考えや精神を持ち続けているかを自分に問いかけるといい、「東京で展覧会を開催するのは、リスタートするため。若いころから今まで行ってきた、宇宙や見えない世界との対話を伝え、原点から出発するのは自分にとって重要な意義がある」と説明した。さらに、「現代は不景気で、戦争が起こり、AIが台頭し、これまでにないスピードでさまざまなことが人間の生活に衝撃を与えている。混沌とした時代だからこそ、宇宙規模の広い視点で物事を捉え、対話することは人々にとっても意義があるのではないか」と思いを述べた。

同展の開催に先駆け、26日には蔡が「第二の故郷」と呼ぶ福島・いわき市で花火のパフォーマンスを実施した。「東北大震災による津波や原発事故などで失った命に捧げる」として、「満点の桜が咲く日」と題した昼花火約4万発を、高さ120メートル、幅400メートルにわたって打ち上げた。

■蔡國強 宇宙遊 ―〈原初火球〉から始まる
会期:6月29日〜8月21日
時間:10:00〜18:00 ※毎週金・土曜日は20:00まで
定休日:火曜日
場所:国立新美術館 企画展示室1E
住所:東京都港区六本木7-22-2
入場料:一般1500円/大学生1000円/高校生、18歳以下は無料

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「ウカフェ」から新フレーバーの“ウカキ氷”が登場 今年はヴィーガンのココナッツライム

トータルビューティカンパニーの「ウカ(UKA)」が運営するカフェ「ウカフェ(UKAFE)」は、夏の人気商品“ウカキ氷”の新フレーバー、ココナッツライムソースを使用した“ヴィーガン”を発売した。

ココナッツミルクのまろやかなクリーミーソースにクエン酸が豊富なライムを加えることで、甘すぎず暑い日でも食べやすいすっきりとした味わいにまとめた。仕上げにライムゼストをまぶし、香りも加えている。なお、毎年販売する練乳と甜菜糖シロップの“レギュラー”も用意する。

「ウカキ氷」は、高知県苺氷り本舗の自家農園の苺を新鮮なまま閉じ込めた氷を使用する。それを一気に氷削器で削ることで、ふわふわのくちどけを楽しむことができる。

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「ゾフ」が販売スタッフ20人以上を募集 希望の勤務地でキャリアアップが可能

「ゾフ(ZOFF)」は、組織強化のため販売スタッフを募集している。採用は20人以上を予定しており、雇用形態は契約社員(正社員登用あり)。学歴・職歴不問で、第二新卒や社会人経験がない人も歓迎する。応募の際に希望の勤務地を申請することができ、転勤はない。

販売スタッフは、接客と販売、店舗運営業務を担う。店頭では、来店客のニーズをヒアリングしながら商品を提案し、個人の顔に合わせた調整やアフターサービスを行う。1年間はOJT研修があり、専門的な知識を身に付けながら着実に接客を学ぶことができる。

また、マイスター制度に合格すると等級に応じて昇給が可能。社内試験を通過すれば、入社半年後から正社員試験を受けられる。過去5年以内で、500人が正社員になった実績がある。その後、副店長や店長、エリアマネジャーに挑戦できる機会もあり、昇格すると昇給や役職手当の支給もある。

「ゾフ」は、「メガネをファッションアイテムにしよう」という思いのもと、メガネをより多くの人に身近に感じてもらえるように努め、日本全国で店舗展開を続けてきた。今後も時代や環境の変化に対応しながら、メガネ文化のさらなる浸透を目指し、新規出店を続けていく。

募集職種
販売スタッフ

雇用形態
契約社員
※3カ月の試用期間あり。期間中の給与・待遇は変わらない
※正社員登用あり。過去5年以内で約500人が正社員になった実績がある

応募条件
・学歴不問
・職種未経験歓迎
・業種未経験歓迎
・社会人未経験歓迎
・第二新卒歓迎
・ブランクOK
※新型コロナウイルス感染症対策のためのマスク着用OK

勤務地
下記都道府県の店舗
※応募の際、希望の都道府県の記入を求める
※転勤なし。U・Iターン歓迎
※交通は各店舗により異なる

●北海道・東北
北海道/岩手/宮城

●関東
東京/神奈川/千葉/埼玉/茨城/栃木/群馬

●中部
愛知/岐阜/静岡/山梨/富山/石川

●近畿
大阪/兵庫/京都/奈良/和歌山/滋賀/三重

●中国
広島/岡山/山口

●四国
徳島/香川/高知

●九州
福岡/熊本/大分/長崎/宮崎/佐賀/鹿児島

<オープニングスタッフ募集の店舗>
・イオンモール新小松店/石川県小松市
・イオンSENRITO店/大阪府豊中市
・ゆめタウン飯塚店/福岡県飯塚市
・ゆめタウン丸亀店/香川県丸亀市
・大泉学園駅周辺SC店(仮称)/東京都練馬区
・甲子園駅周辺SC店(仮称)/兵庫県西宮市
・札幌駅・すすきの駅周辺SC店(仮称)/北海道札幌市中央区
・旭川駅周辺SC店(仮称)/北海道旭川市
※オープンまでは近隣店舗での勤務となる

<希望の街でのキャリアアップ例>
▼1年目/スタッフ(実務や研修で基本業務を習得)
▼2年目/責任者補佐(店舗運営を学ぶ)
▼3年目/副店長(チームづくりを学ぶ)
▼4~6年目/店長(小規模店舗からはじめ、その後は大規模店舗に挑戦)
▼8年目/エリアマネジャー

※上記は一例。自分のペースでキャリアアップできる
※近隣エリアで新店舗がオープンする場合、立ち上げのサポート役を担う機会もある
※人事やマーケティング、商品企画、海外事業など、本社業務に挑戦することも可能

給与・待遇
・東京
月給21万円~

・愛知、石川(一部店舗)
月給20万円~

・神奈川
月給18.5万円~

・香川(一部店舗)、高知
月給18.2万円~

・千葉、埼玉、静岡、岐阜、三重
月給18万円~

・大阪
月給17.5万円~

・北関東、山梨、富山、兵庫、京都、奈良、滋賀、和歌山、中国地方、福岡、熊本、長崎、佐賀、鹿児島
月給17.2万円~

・宮城、石川、徳島、香川、大分
月給16.3万円~

・北海道、岩手、山形、宮崎
月給15.5万円~

※経験・スキル等を考慮し決定する
※別途各種手当を支給
※残業代は役職に関係なく1分単位で支給する

<年収例>
410万円/入社4年目・店長/月給30万円 ※別途残業手当+業績賞与
310万円/入社2年目・ショップスタッフ/月給23万円 ※別途残業手当+業績賞与

勤務時間
9時30分~21時30分(シフト制、実働7~8時間)
※営業時間は店舗により異なる
※平均残業時間は月10時間以下

<勤務時間例/原宿店の場合>
(早番)10時30分~19時(実働7時間30分)
(遅番)12時30分~21時(実働7時間30分)

休日休暇
・週休2日制(月8~9日、シフト制)
※入社半年後から、月に1日は計画年休をとり月9日休みとなる
・年次有給休暇(初年度10日)
・夏季・冬季休暇
・慶弔休暇
・介護休暇
・特別休暇
・育児・産前産後休暇

※産休育休からの復職率90%以上
※店舗ごとでスケジュールを管理。希望を考慮して休暇が取得でき、連休・土日の取得も可能
※結婚や子育てを経たスタッフも多数。ライフステージの変化にも対応可能

福利厚生
・決算賞与(業績による)
・正社員登用年2回(正社員登用が前提の募集です)
・各種社会保険完備(雇用・労災・健康・厚生年金)
・交通費全額支給
・時間外手当(1分単位で支給)
・役職手当(店長/月4万円以上、副店長/月2万2000円以上 ※正社員登用時)
・家族手当(配偶者/月6000円、子ども1人につき/月2000円)
・資格手当
・正月手当
・各種教育制度
・宿泊施設を福利厚生価格で提供(全国2万5000施設)
・スポーツクラブ法人契約(全国3000カ所)
・無料eラーニング完備
・その他全国の飲食店、映画館、レジャー施設等のサービスあり
・確定拠出年金
・社員割引
・社員表彰
・レクリエーション費補助
・子育て支援制度(時短正社員・時差出勤・子どもの看護休暇)など

応募期限
2023年7月26日
※本情報は6月29日時点となります。採用状況に応じて予告なしに応募や掲載が終了する場合がありますのであらかじめご了承ください。

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スパイバーが目指す「究極の循環型アパレルエコシステム」、ゴールドウインとパンゲアが参画

スパイバー(Spiber)は、衣料品や農業残渣などの廃棄物を原料に人工タンパク質素材「ブリュード・プロテイン(Brewed Protein)」を生産する仕組み「バイオスフィア・サーキュレーション(生物圏循環)」の研究開発を進めている。これは、バイオベースで生分解性の繊維や、サトウキビのバガスやトウモロコシの茎葉などの農業廃棄物などこれまでゴミとされてきたものを資源として最大限活用して「ブリュード・プロテイン」素材に再生するもの。現在、「ブリュード・プロテイン」の原料はサトウキビやトウモロコシの可食部で、生産のための土地が必要なうえ、食糧生産とバッティングしておりバージン素材ともいえる。それが、廃棄物を原料に生産できるとなれば、循環型の廃棄ゼロ社会を実現する「究極のアパレル型エコシステム」ともいえる。そのために必要な技術の確立、製品設計ガイドラインの作成、インフラ構築などに向けて取り組んでいる。

スパイバーはこのほど、このプロジェクトにゴールドウインと欧米拠点の「パンゲア(PANGAIA)」が参画すると発表した。両社ともすでにスパイバーと協働する企業で、循環可能な包括的な製品設計ガイドライン開発に向けたサポートを行う。

ゴールドウインとは微生物が栄養素として分解できるかなどの課題を検知するために試験的なプロダクトを制作。タグにはオーガニックコットンを、縫製糸にはセルロースベースの糸を用いた。今回の試作で多くの示唆や情報を得ることができたというが、今後、完全な循環性に向けてさらに精査を進める。例えば、染料などの加工材料の分解性やセルロースベースにしたときの縫製糸の強度などだ。

なおこのデモプロダクトは、6月26~28日まで英国ロンドンで開催された持続可能なソリューションを提供するアパレル素材の見本市「フューチャー ファブリック エクスポ(Future Fabrics Expo)」内の革新的な素材をフィーチャーした「イノベーションハブ(Innovation Hub)」ブースで展示された。

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「プラダ」のDNAを体現した新フレグランス“パラドックス” ロゴの形のボトルはリサイクル可能

「プラダ(PRADA)」から、新フレグランス“パラドックス”が登場した。“パラドックス”とは、“矛盾”という意味でブランドのDNAの一つだ。同ブランドは、クラフツマンシップとテクノロジー、伝統とモダニティー、チャレンジ精神と洗練など、相反する要素を調和させてきた。
 一目見ただけで「プラダ」と分かるロゴの形のボトル。その中のフレグランスには人々が持つ“さまざまな顔”が表現されている。人が見せる強さや弱さ、それら全てを含めた“自分らしさ”を肯定し讃えるフレグランスに仕上がっている。

環境に優しい香料やパッケージを使用

ミュウッチャ・プラダ(Miuccia Prada)とラフ・シモンズ(Raf Simmons)のディレクションの下、ジボダンのマスター調香師のナデージュ・ル・ガランテゼックやシャマラ・メゾンデュー、アントワーヌ・メゾンデューの三人がブレンドを担当。

タイムレスなホワイトフローラルのノートにマスキュリンなアンバーやムスクが加わった深みのある香りだ。弾けるような香りを実現するために、ネロリの花のつぼみからエッセンスを抽出、開花前のつぼみからエッセンスを抽出するために新しく開発された技術が用いられた。通常セージから抽出されるアンバーアコードであるアンブロフィックスの原料にはサトウキビを用いることで必要な農地を100分の1に抑えている。ムスクに使用されているセレノイドは拡散性が高く、再生可能に由来した香料だ。

また、外箱、ボトル共にリサイクル可能。全てのサイズでリフィルできるようになっている。リフィルを使用することで、パッケージの使用量を4割削減が可能。ガラスが約29%、金属が約67%、プラスチックが約46%、段ボールが約39%の削減になる。

エマ・ワトソンがミューズに

俳優、活動家、アーティストであるエマ・ワトソン(Emma Watson))が“パラドックス”のミューズとして登場。自ら監督したショートフィルムで、8人のワトソンとしての顔を見せる。このフィルムは彼女のデビュー作であり、サステナビリティへのコミットメントの証でもあるといえる。

価格は、30mLが1万1500円、50mLが1万5950円、90mLが2万2550円、リフィル(100mL)が2万900円。30mLと50mLは、9月に開催予定の伊勢丹新宿本店のポップアップで発売される。

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大丸心斎橋店と東京店が3割増収 3〜5月期、都心・ターミナル店の回復鮮明

J.フロント リテイリングの3〜5月期連結業績(国際会計基準)は、小売業の売上高に相当する総額売上高が前年同期比16.1%増の2638億円、営業利益が同34.5%増の101億円、純利益に相当する四半期利益が同7.1%増の63億円だった。

大丸松坂屋百貨店が運営する百貨店事業は、総額売上高が前年同期比14.6%増の1696億円。国内旅行者や訪日外国人の増加により、都心店やターミナル店が大きく回復している。店舗別売上高は、大丸心斎橋店が同34.4%増、大丸東京店が同35.7%増。

パルコによるSC事業の総額売上高は前年同期比15.4%増の694億円。店舗別では渋谷パルコが同62.6%増、心斎橋パルコが52.7%増と、やはり都心店の好調が際立つ。

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カナダ、化粧品の動物実験を禁止 ラッシュやザボディショップが称賛

カナダで6月22日(現地時間)、化粧品の動物実験を禁止する食品医薬品法の改正を含む予算法案が可決された。これにより、化粧品の動物実験の禁止に加え、製品の安全性の確立を動物実験データに依存する化粧品の販売や輸入、動物実験に関する虚偽および誤解を招く表示が禁止される。

ジャン=イヴ・デュクロ(Jean-Yves Duclos)保健大臣は、「化粧品の製造販売のための動物実験は残酷で不必要だ。今回の改正により、カナダで販売される化粧品は全てクルエルティフリー(動物実験を行わない)になる。多くのカナダ国民が強く望み主張してきた動物保護の一環として、一歩前進できたことを誇らしく思う。政府は今後も動物福祉向上のために必要なあらゆる措置に取り組んでいく」と述べた。

北米ラッシュ(LUSH)のブランディ・ホールズ(Brandi Halls)最高倫理責任者はこれを受けて、「動物実験は非効率的で時代遅れ。非人道的な慣習であり、世界中で廃止されるべきだ」と同調した。また、すでに安全性の確立された化粧品原料がおよそ2万種類あること、動物実験よりも科学的に優れ、より迅速かつ低コストなテスト方法が増えていることを強調した。

北米ザボディショップ(THE BODY SHOP)のマーケティングおよびコーポレート・レスポンシビリティ・バイスプレジデントであるヒラリー・ロイド(Hilary Lloyd)は、デュクロ大臣とカナダ保健省が推進した改正を称讃するとともに、「2018年に国会議事堂に62万5000人以上の署名を届けた動物保護団体クルエルティフリーインターナショナル(Cruelty Free International)とザボディショップの小売チームと顧客、そして動物実験廃止に注力してきた全ての人々に感謝する」と述べた。

カナダは、21年に同様の禁止法案を可決したメキシコに続き、北米で動物実験を正式に禁止した2番目の国となった。動物愛護NPOのヒューメイン・ソサイエティー・インターナショナル(Humane Society International)によると、EU、英国、インド、韓国、台湾、ニュージーランド、オーストラリア、ブラジルをはじめ、すでに43カ国が動物実験と取引を禁止または制限している。

同団体のキティ・ブロック(Kitty Block)最高経営責任者は、今回の法改正が「革新的で道徳的な科学の発展において、カナダをリーダーに位置づける歴史的な措置」であると説明した。また、米国では同団体の支援を受けて10の州で同様の法案が可決され、オレゴン州では知事の承認を待つ段階にあるとしながらも、「まだまだ課題は多い」と指摘。「熱心なアドボカシー活動や業界からの多大な支援にもかかわらず、いまだに連邦政府レベルで法制化されていない米国は、北米地域としてカナダとメキシコに遅れをとっている」と語った。

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カナダ、化粧品の動物実験を禁止 ラッシュやザボディショップが称賛

カナダで6月22日(現地時間)、化粧品の動物実験を禁止する食品医薬品法の改正を含む予算法案が可決された。これにより、化粧品の動物実験の禁止に加え、製品の安全性の確立を動物実験データに依存する化粧品の販売や輸入、動物実験に関する虚偽および誤解を招く表示が禁止される。

ジャン=イヴ・デュクロ(Jean-Yves Duclos)保健大臣は、「化粧品の製造販売のための動物実験は残酷で不必要だ。今回の改正により、カナダで販売される化粧品は全てクルエルティフリー(動物実験を行わない)になる。多くのカナダ国民が強く望み主張してきた動物保護の一環として、一歩前進できたことを誇らしく思う。政府は今後も動物福祉向上のために必要なあらゆる措置に取り組んでいく」と述べた。

北米ラッシュ(LUSH)のブランディ・ホールズ(Brandi Halls)最高倫理責任者はこれを受けて、「動物実験は非効率的で時代遅れ。非人道的な慣習であり、世界中で廃止されるべきだ」と同調した。また、すでに安全性の確立された化粧品原料がおよそ2万種類あること、動物実験よりも科学的に優れ、より迅速かつ低コストなテスト方法が増えていることを強調した。

北米ザボディショップ(THE BODY SHOP)のマーケティングおよびコーポレート・レスポンシビリティ・バイスプレジデントであるヒラリー・ロイド(Hilary Lloyd)は、デュクロ大臣とカナダ保健省が推進した改正を称讃するとともに、「2018年に国会議事堂に62万5000人以上の署名を届けた動物保護団体クルエルティフリーインターナショナル(Cruelty Free International)とザボディショップの小売チームと顧客、そして動物実験廃止に注力してきた全ての人々に感謝する」と述べた。

カナダは、21年に同様の禁止法案を可決したメキシコに続き、北米で動物実験を正式に禁止した2番目の国となった。動物愛護NPOのヒューメイン・ソサイエティー・インターナショナル(Humane Society International)によると、EU、英国、インド、韓国、台湾、ニュージーランド、オーストラリア、ブラジルをはじめ、すでに43カ国が動物実験と取引を禁止または制限している。

同団体のキティ・ブロック(Kitty Block)最高経営責任者は、今回の法改正が「革新的で道徳的な科学の発展において、カナダをリーダーに位置づける歴史的な措置」であると説明した。また、米国では同団体の支援を受けて10の州で同様の法案が可決され、オレゴン州では知事の承認を待つ段階にあるとしながらも、「まだまだ課題は多い」と指摘。「熱心なアドボカシー活動や業界からの多大な支援にもかかわらず、いまだに連邦政府レベルで法制化されていない米国は、北米地域としてカナダとメキシコに遅れをとっている」と語った。

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らくちんの大ヒット業態「大衆酒場フレンチマン」が最大規模で難波に登場。想定月商2,000万円。

【記事のポイント】 ●京都&大阪で10店舗を展開する有限会社らくちんの「大衆酒場フレンチマン」は全店予約不可で、連日6~7回転する大ヒット業態。大阪旗艦店となる「なんばウォーク店」が6月24日にオープンした。同業態6店舗目で最大の20坪弱に35席。想定月商は2,000万円を見込むという。
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「YSL」新アイシャドウを全色スウォッチ PR担当のイチ押しカラーは「ローズピンク」

「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT 以下、YSL)」はこのほど、新アイシャドウ“クチュール ミニ クラッチ”の発表会を開催した。同商品の解説や全色スウォッチのほか、ブランドPRスペシャリストに聞いたイチ押しカラーなどをリポートする。

宝石のような輝きを与えるアイシャドウパレット

「YSL」らしいビビッドな発色が特徴的な新アイシャドウは、グリッター、サテン、マットの3種のテクスチャーが一つのパレットに収まっている。存在感のある色味と質感は単色でも使え、自由な発想で目元を上品に彩ることができそうだ。パウダーには保湿力の高いスウィートアーモンドオイルと抗酸化作用の高いコーヒーシードオイルをブレンドした美容オイルカクテルが配合されていて、目元にしっとり密着するテクスチャーだ。

パレットは全6種で、創業者のイヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)が愛したパリやマラケシュの地にオマージュを捧げたカラーをラインアップ。ベージュ系、テラコッタブラウン系、ローズピンク系などのほか、数量限定でミントブルー系のパレットも用意されている。

パッケージは高級感のあるレザータッチで、中心にはブランドのアイコニックな“YSL”のロゴをあしらった。

全6種をスウォッチ

“100 ストラ ドールズ”

カラー:ニュートラルベージュ系

“200 ギリーズ ドリーム”

カラー:テラコッタブラウン系

“300 カスバ スパイシーズ”

カラー:イエローゴールド系

“400 バビロン ローズ”

カラー:ローズピンク系

“500 メディナ グロウ”

カラー:ウォームピンク系

限定色“900 パルメリーズ スカイズ”

カラー:ミントブルー系

イチ押しは「400番の“バビロン ローズ”です」と即答

「イチ押しカラーはどれですか?」――。全6種のアイシャドウがズラッと並ぶ中、橋本メイクアップシニアプロダクトマネージャーと井上PRスペシャリストにこの質問をしたところ、2人とも「400番の“バビロン ローズ”です」と即答した。

左上:薄いピンク。ベースカラーの発色は控えめで大粒のラメや偏光ラメが大胆に輝く
右上:ブラウンニュアンスを感じるピンク。極小のピンクラメを含んでおり、繊細なきらめきをプラスする
左下:締め色としても使える深みのあるバーガンディ。マット質感に微細な偏光ラメを加えた
右下:マット質感のくすんだピンクブラウン。目元に自然な血色感を演出する

「パレットによってアイシャドウの構成を変えているが、全6種の中でもグリッター3色とマット1色の贅沢な構成はこの“400 バビロン ローズ”だけ。光の屈折を意識したグリッターで、肌になじむ輝きが特徴。華やかに仕上がり、かつセンシュアルなピンクなので目元から大人の色気をまとえる」と橋本シニアプロダクトマネージャー。

普段ピンク系は敬遠している私だが、その言葉に背中を押され“400 バビロン ローズ”を体験。塗る前は青みの強いピンクパレットに見えたが肌に塗布すると左下のバーガンディカラーに温かみがあるからか肌にしっくりと馴染んだ。大粒のシルバーラメにピンクやゴールドの偏光ラメが含まれていて、甘さとクールさを両立させたような輝きも魅力的だ。

テクスチャーはパウダーでありながらもしっとり。ラメを多く配合しているアイシャドウは粉飛びしてしまう印象があるが、肌にピタッと密着した。この崩れにくさは、朝から夕方までメイク直しができない場面でも活躍してくれそうだなと感じた。

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新生“ハンズ”本格始動 ハンズ新宿店が大規模リニューアル、カインズ同居

カインズ傘下のハンズは6月29日、旗艦店のハンズ新宿(2〜8階)をリニューアルオープンする。店舗空間やフロア構成を一新し、新宿エリアで初出店となるカインズが同居する。高家正行ハンズ代表取締役会長兼カインズ社長 CEOは「ハンズとカインズが同じ館に出店するという、昨年から目指していた『DIY文化の共創』の第一歩となる」と強調した。

ハンズは、2022年3月に東急不動産ホールディングスからホームセンター大手のカインズの子会社となった。同年10月に社名(商号)と店名(屋号)を「東急ハンズ」から「ハンズ」に変更し、ロゴも刷新。国内外の全65店舗のうち17店舗が新しい看板に切り替えており、24年3月末までに順次変更する。また4月から、大型商業施設ららぽーとの豊洲、富士見、湘南平塚で店舗の改装を実施している。

ハンズ(前・東急ハンズ)は1976年に創業。手を表す“ハンズ”には、生活者が自らの手でライフスタイルを創造するという思いが込められているが、創業から半世紀が経った現在、「手はスマホを握るだけの役割になりつつある」という。そこで、「手を使うことを超えた、頭を拡張させる手、心を拡張させる手」として“手”を再定義。新たに「手でソウゾウしよう。手でワクワクしよう。」をコンセプトに掲げる。

ハンズ新宿は、そのコンセプトを体現する1号店として品ぞろえやMDを一から見直し、再編集を行なった。2〜7階は各フロアにテーマを設け、専任のスタッフを配置。8階はカインズをオープンする。

ハンズ自体は、従来の店舗から1フロア分減ったことになるが、各フロアで倉庫だった場所を売り場に切り替えるなどし、実質の売り場面積は10%減った計算になるという。また、カテゴリーにおいてはインテリアを縮小し、ビューティや雑貨、ペット、グリーン類を強化した。

ハンズの入り口でもある2階は、顧客からの「熱いメッセージ」が書かれた紙の筒状を天井の装飾として施した。バッグや財布ほか、カード約2000種類、バルーン約250種類を取り扱うほか、ラッピング用品を豊富にそろえる。また、新宿店初となる切り花を導入する。さらに「新しい文化の芽」プロジェクトを開始。「世の中の半歩先の提案、流行の兆しが見つかる」「地域・産業の魅力を再発見できる」など、まだ世に知られていない「文化のタネ」を見つけ、育て、暮らしの中に根付かせていく企画に取り組む。第1弾は“BOTTO(没頭)”をキーワードに、マインドフルネスになれる商品や体験を展開する。

3階のヘルス・ビューティフロアでは、新たにテスターバーを設置。メンズコスメコーナーを拡充したほか、約1カ月単位で入れ替わるポップアップコーナーを設置。第1弾では韓国コスメを特集する。

4階の文具フロアでは、約4500種類のマスキングテープやシールスタンプなどデコレーションアイテムをそろえる。また、筆記具や財布、パスケースの名入れサービスをスタートする。5階はクラフト・トラベル・アウトドア関連を扱う。

6階はDIY関連を扱うフロアで、体験スペース「HANDS DO」を設置。ワークショップやカインズとのコラボレーション企画を実施していく。7階は約300種類の包丁を扱うなどハウスウエアを取り扱う。包丁研ぎなど愛用品を長く使うための修理やメンテナンスサービスを用意する。またワークショップコーナー“HANDS DO”を設けた。

8階は、新宿エリア初出店となるカインズがオープンする。売場面積は950㎡。「くらしをもっと楽しくする創意工夫のアイデアとオリジナル商品を提案する」4つのエリアで構成。掃除用具やインテリア、睡眠用具、植物など厳選した商品をラインアップする。なお、今後カインズをハンズ店舗に導入する計画は未定だという。

今後のハンズに関して桜井悟ハンズ社長は、「23年は既存店の改装に力を注ぎ、24年から新規出店やプライベートブランドの開発を本格的に始動する」と述べた。

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