「ハルノブムラタ (HARUNOBUMURATA)」が2024年春夏コレクションを発表した。
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バイヤー向けにトピックスを拾います。
「ハルノブムラタ (HARUNOBUMURATA)」が2024年春夏コレクションを発表した。
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年1回の恒例企画、「WWDBEAUTY 2023 ヘアサロン版ベストコスメ」の結果を発表する。今回は全13部門のアワードを設定し、都内の人気ヘアサロン50軒の美容師155人に、各カテゴリーで「2022年下半期~23年上半期に実際に使ってみて良かった製品」についてアンケート調査を実施した。
メンズ部門では、「エヌドットオム(N.HOMME)」が、ブランドとして5連覇を達成した。毎年アイテムは入れ替わるものの、「一度気に入ったモノは使い続ける」というメンズの特徴からか、ブランドとして安定した地位を築いている。2位には、「アリミノ」のトータルケアブランド「アリミノ メン(ARIMINO MEN)」がランクイン。“ハード ミルク”は、「ミルク状のテクスチャーで伸びが良く、程よい束感ができる」と人気。スキンケアでも言えることだが、メンズの間で“ミルク”は常に一定の支持がある。ローションよりも粘性があり、クリームよりも伸びやすい、という扱いやすさが愛される理由のようだ。3位は、ラグジュアリーなシャンプー、「イーラル(ERAL)」の“オム プライム スカルプシャンプー”。ブランドとして提唱している“早い時期からのエイジングケア”の認知度が上昇中で、今後への期待も高まる。(全てサロン専売品で、価格は編集部調べ)
なお今回の集計方法は、ヘアサロンで扱うプロ用製品を13部門に分類し、50軒の美容師155人に各カテゴリーのベストだと思う商品を選んでもらった。選んでもらった各商品を、効果実感、香り、コストパフォーマンス、パッケージデザイン、使用感、トレンド、店販人気、おすすめのしやすさ、といった項目に分けて、各10点満点で評価してもらい、そのポイントの合計数で各部門の順位を導き出した(製品以外に“サロンモデル部門”も有り)。
ジェルをベースにワックスを加えた柔らかな質感で、しっかりとホールドする。ウエットもしくはセミウエットの状態でつけ、スタイリングするのがおすすめ。アンケートの回答には、「まさに“柔らかジェル”で、ほかにはないテクスチャー」「艶感と束感が絶妙で、仕上げに使うと高い確率で『どこのですか?』と聞かれる」といった声があった。(100g、1980円)
ヘアケア、インナーケア、スタイリングなどをそろえ、トータルで男の爽やかさをキープするメンズブランド。“ハード ミルク”はミルク状で毛先まで伸びが良く、程よい束感とウエット感を表現できる。シトラス・ムスクの香り。アンケートの回答には、「とても扱いやすいテクスチャー。香りの人気も高い」といった声があった。(100g、2200円)
男性特有の悩みや特性を元に、頭皮と髪のエイジングケアメカニズムを徹底的に研究し、従来の“オム プライム”の機能性を向上。さらに未来の悩みを予防したい若い世代に向けたアイテムも追加し、男性のためのトータルケアをかなえる。“オム プライム スカルプシャンプー”は、頭皮のタイプに合わせて肌のコンディションを整え、健康的な髪の土台を作る。髪をすっきりと洗いあげ、汗臭を防ぎ、頭皮・髪を健やかに保つ。アンケートの回答には、「20代後半~40代の男性に特に人気が高い」といった声があった。【医薬部外品】(385mL、8140円)
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ロート製薬の「オバジ(OBAGI)」は9月10日、エイジングケアシリーズ“オバジX”をリニューアル発売する。新シリーズ“オバジX フレームリフト”は、クレンジングと、洗顔、化粧水、乳液の4アイテムをラインアップ。共通成分として、新たに植物由来エキス3種を配合する。そのほか、美容成分5種と、これまで採用していたステムエスカレーター処方も搭載し、重力を忘れるかのようなふっくらとしたハリ肌をかなえる。
“オバジX”は肌のハリに着目したシリーズとして2007年に誕生。長年にわたり、皮膚の基礎研究に注力する。皮膚を360度の“立体”として捉え、生きた皮膚に近い環境の人工皮膚モデルを開発するなど研究を進めてきた。その研究成果の第1弾として、昨秋に肌の“張力”に着想を得たクリーム“オバジX ダーマアドバンスドリフト”の販売を開始した。新シリーズ“オバジX フレームリフト”は第2弾として、顔の皮膚と重力の関係“抗力”に着想を得たアイテムをそろえる。
“ミルククレンジング”(130g、3850円)は、メイク落ちの良さと、すすぎやすさが特徴のクレンジングミルク。美容液成分を約80%配合し、美容液を塗っているような心地よさで均一にメイクとなじむ。肌への負担が少なく、みずみずしい肌に洗い上げる。
“ムースウォッシュ”(150g、3300円)は、炭酸を含む高密度な弾力泡が特徴の洗顔フォーム。オイル配合の厚みのある泡は、保湿パックのような潤い感でマッサージするように使うことができ、摩擦を感じさせない。アミノ酸系の洗浄剤を採用し、毛穴の中の汚れまでしっかりオフする。しっとりとした洗い上がりで、後に使用する化粧水をなじみやすくする。
“ローション”(150mL、5500円/レフィル、140mL、4730円)は、とろみがありながらすっと肌に馴染む感覚が特徴の化粧水。ベタつき感のない肌に仕上げる。“エマルジョン”(100g、5500円/レフィル90g、4730円)は、コクのある使用感と軽やかさを両立する乳液。保湿効果をもたらすオイルを配合し、柔らかく艶のある肌をかなえる。ローションとエマルジョンは共通成分として、乳酸やグリコール酸で作られたナノカプセルを配合。カプセルに包まれた美容成分が角層の隅々まで届く。
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女優の奥菜恵がプロデュースするコスメブランド「NININ(ニーニン)」が誕生する。このほど、9月1日に発売する朝用と夜用の美容液の新商品発表会を都内で開催し、本人が登壇した。同ブランドは「ドクターズコスメをもっと身近に」を目指し、ルリクリニックの望月瑠璃子院長が監修している。
奥菜はコスメを開発したいと思ったきっかけについて「大きなきっかけは、出産とコロナ渦での出来事。一つ目の出産は14年前に経験し、明らかにちがう体調の変化や衰えを感じた。抜け毛から始まり、メンタルの浮き沈み、寝不足の生活が続いた。産後4カ月ほどで仕事に復帰して鏡を見たとき、目の前に疲れきっている私が映っていて……どんなに忙しくても自分を労ることを忘れてはいけないと思った。そして二つ目は、コロナ渦の約3年前の出来事。元々持っていたさまざまなアレルギーが引き金となって、ある病気になってしまった。それが原因で、『女優業を続けられないかも』と考えたことも。コロナで多くの方々が苦しんでいる中、私もまたその一人として絶望的な気分に陥っていた。そんな時、私は医者ではないので治療は出来ないけれど、私のように病気で悩む人だけではなく、あらゆる肌悩みを抱えている人の力になれるようなことがしたいと思い、化粧品開発に至った」と話した。そんな思いから、1つで時短スキンケアがかなう美容液を開発したという。
潤いを与え、紫外線などの外的刺激から肌を守る朝用の美容液“モーニングエッセンス”(1.25mL×30本、2万7500円)と、日中受けたダメージを補修する夜用の美容液“ナイトエッセンス”(1.25mL×30本、2万7500円)の2種を販売する。朝用はさらっとした軽やかなテクスチャーに仕上げ、夜用は少しとろみのあるぜいたくな使用感だ。使い切りのアンプルタイプを採用することで、酸化せずにフレッシュな美容液を使用できる。また、両商品ともに話題のヒト幹細胞培養液を配合しているため、潤いが満ち溢れるしなやかな肌に導く。
奥菜は以前まで化粧水、美容液、クリーム、オイルと複数のアイテムを重ね塗りするスキンケア方法を行なっていたという。美容液を使い始めてからは「自分の肌が自ら美しくなろうと努力しているのが分かる」と、日々商品の良さを実感しているそう。
開発に携わったスマイリーメソッドの今藤志保代表取締役は、今後の商品展開について「来年は、ほかのスキンケアアイテムの発売を予定している」と話し、「現状公式オンラインストアのみの取り扱いとなるが、まず、年内はしっかり売っていきたい。来年以降は百貨店でポップアップを開催するなど、顧客に直接商品を届けられるよう準備をしていきたい」と今後の展開について語り、販路拡大を目指す。
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2024年春夏シーズンの「楽天 ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO以下、RFWT)」が28日に開幕した。オープニングを飾ったのはサカイカナコによる「カナコ サカイ(KANAKO SAKAI)」だ。同ブランドは、国内外で経験を積んだデザイナーのサカイが、国内の産地と取り組み、日本的美意識を取り入れながら、洗練された都会的なスタイルを提案している。デビューは2年前の22年春夏シーズンという新鋭ブランドだ。今シーズンは日本ファッション・ウィーク推進機構(JFWO)の支援プログラムである第2回「JFW ネクスト ブランド アワード(JFW NEXT BRAND AWARD)」を受賞し、その特典として、「RFWT」メイン会場の渋谷ヒカリエで、ブランド初となるランウエイショーを開催。デビューショーながら、自由な精神性と日本の美意識を詰め込んだ、ブランドの自己紹介といえるクリエイションで実力の高さを見せた。
会場は、ジェットコースターのレールのように斜めに傾いた、円形のライトが目を引いた。ショー前にはカラフルなディスコライトが場内を照らし、忌野清志郎が率いたバンド、RCサクセションが1980年に発表した楽曲「よォーこそ」が流れる。忌野が歌う「ようこそ 、どうだい 、のらないかい」のリリックが、観客を陽気なムードに誘う。その「ようこそ」が今季のショーテーマだ。サカイデザイナーは「ブランドと関わってきてくれたメンバーの紹介をしながら、ここから始まる『カナコ サカイ』の旅へ一緒にのらないかい?という思いを込めている。深海や宇宙のように、まだ見ぬ世界へブランドが向かっていくイメージ」と話す。
ショーが始まると会場が暗転し、真っ白な照明が射すとキリッとした雰囲気に切り替わる。ファーストルックは、メンズモデルの源大が着こなす真っ白なジャケットとパンツのセットアップ。ジャケットはフロントとバックに深いスリットが入っており、レイヤードしたレースがチラリと覗く。今季はブランドとして初のメンズモデルを起用しており、メンズ11人、ウィメンズ11人という半々の男女比である。しかしメンズウエアやユニセックスという概念からではなく、「着る人が自由に選んで、手に取ってほしい」とサカイデザイナー。スキンヘッドのメンズモデルがロングドレスをまとうなど、強い個性を放っていた。
ブランドらしい、日本の美意識に着目したディテールも豊富だ。これまでも起用してきた亀甲花菱紋をスパンコールで表現したトップスやブラをはじめ、北斎の絵がモチーフの鶴柄を入れたメタリックブーツなども披露。空港の観光客向け土産ショップに並ぶような“ザ・日本”なモチーフをエレガントに表現している。
今季のコレクションで特にユニークだったのが、貝殻を使った螺鈿(らでん)織りのテキスタイルだ。螺鈿織りは京都・丹後の伝統産業である織物の技法のひとつで、七色に輝く貝殻をハリのある生地に織り上げたもの。トップスのフリンジや、フィナーレの格子柄のコートなどに採用すると、ライトに照らされて上品にきらめいていた。
キーカラーは、未知なる深海のブルーや銀河系のシルバーだ。石のビーズを使ったロングピアスやチェーンのネックレスなども、コレクションに神秘的な印象をプラスしていた。またクリーンなホワイトやブラック、ビビッドなレッドやイエローのドレスやジャケットが調和していた。
ショー後には会場で「JFW ネクスト ブランド アワード」の授賞式が開催され、サカイデザイナーはJFWOの古茂田博・事務局長から表彰盾と、賞金100万円を受け取った。受賞スピーチでサカイは、「みなさん、どうでしたか?一瞬で終わった気がして、大丈夫だったかな。楽しんでいただけたらうれしい」とにこやかにコメント。持ち前の明るいキャラクターで会場の笑顔を誘った。「カナコ サカイ」は、海外進出への意欲も強い。独自の個性もきらめかせた完成度の高いデビューショーで、さらにステップアップした姿を見せてくれた。今後もまだ見ぬ新たな景色を私たちに見せてくれるだろう。
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「スック(SUQQU)」は10月6日、漢字1文字から着想した香りシリーズ第2弾として“穏の香”のフィックスミストとハンドクリームを発売する。
“穏”から着想した香りは、トップノートにビターオレンジなどのシトラス系、ミドルノートにジャスミンなどのフローラル系、ラストノートにサンダルウッドとパチョリ、アンバーのウッディ系の香りで構成。共通成分に植物由来の保湿成分を配合し、乾燥から肌を守る。パッケージは赤みのあるチャコールグレーのカラーに仕上げ、奥深く温かいイメージを演出する。
“モイスチャー フィックス ミスト 穏の香”(50mL、4400円)は、乾燥した肌に艶を与えるフィックスミスト。ミストがファンデーションの隙間に入り込むモイスチャーフィックス処方を採用。ベースメイクを肌に密着し、美しい仕上がりを長時間持続。角層まで潤いで満たし、瑞々しく滑らかな肌へ導く。
“ハンド トリートメント 穏の香”(50g、3850円)は、手肌に艶と香りを添えるハンドクリーム。潤いキープ処方を採用し、乾燥しがちな手肌をしっとりと滑らかに仕上げながら、ベタつかない。光の屈折率の高いオイル配合で、艶のある印象をかなえる。
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ここ数年、クリアのスマホケースにステッカーを挟んでデコレーションするスタイルが、若い世代を中心に定番になっています。26歳の私の体感でいうと、周囲の友人の半数弱ほどが取り入れている気がします。しかも、スマホケースという限られたスペースがキャンバスなので、そのステッカーは選び抜かれた精鋭たち! みんな特別な愛着のあるステッカーを選んでいます。
そこで今回は、「フジロックフェスティバル 2023(FUJI ROCK FESTIVAL)」や「サマーソニック 2023(SUMMER SONIC)」でのファッションスナップと併せて、来場者のスマホをチェック。スマホケースをどのようにデコレーションしているのか、また入れているステッカーはどこのものなのか調査しました。
ステッカーは、やはりみんな自分の思い入れが深いシーンやカルチャーに由来するものを取り入れています。話を聞くと、「ルー・リード(Lou Reed)のアルバムのジャケット」「尾形光琳の日本画“燕子花絵図”」「“つのつの”の個展で買ったステッカー」「『ヒステリックグラマー(HYSTERIC GLAMOUR)』のノベルティー」など、さまざまな時代や分野の作り手、ブランドの名前が挙がりました。古くは1980年代に、若者の間で透明な下敷きにお気に入りのアイドルの切り抜きを入れるのが流行していたそうですが、それとほとんど同じ感覚なのかもしれません。ステッカーから持ち主が共感している世界を垣間見ることができるので、会社や学校で趣味の合う仲間が見つかりやすくなりそうです。
一方で、ビッグネームに由来するものでなく、コミュニティーに根差したものを取り入れている人も結構な割合でいました。ひと目見て、出自が分からないステッカーについて聞いてみると、「タトゥーアーティストの友だちがお客さんに記念で渡しているもの」「知人が出版した本のラベル」「仕事で付き合いがあるブランドのもの」「友だちが企画したイベントの入場券」など、親しい間柄の人からもらったものであるケースが多かったです。「自分のバンドで作った」と答えた人もいました。
なるほど、みんなのスマホケースが友人・知人の事業の広告枠のような働きもするわけですね。オリジナルステッカーもリーズナブルに作れる現代、ステッカーを作って配れば、どこかで「何それ?」と話題になって、宣伝効果があるかもしれません。
スマホケースにも注目しました。クリアのスマホケースは使っているうちに汚れや黄ばみが目立ってきてしまうので、買い換える前提なのか、ノーブランドの安価なものが人気のよう。ブランドだと、カメラを囲うように入ったロゴがかわいい「ケースティファイ(CASETIFY)」のケースが目につきました。
そのほか、デュア・リパ(Dua Lipa)やジジ・ハディッド(Gigi Hadid)、BLACKPINKのメンバーらが愛用していたことで人気に火がついた、ロンドン発のハンドメードストラップメーカー「ストリング ティング(STRING TING)」のストラップも、バリエーション豊富に見かけました。インパクトのあるストラップなら、アクセサリーのようにコーディネートのポイントにもなりますね。
どんなステッカーにしても、そのバックグラウンドを答えられなかった人がいなかったのが印象的でした。また、話を聞くと、ステッカーはデザインだけでなく、特に精神的なつながりを重視して選ばれていました。長い時間をともにするスマホは、個人情報だけでなくアイデンティティーも凝縮された精神に近いものなので、気持ち的にしっくり来ることも大事な要素なのかもしれません。
また、ステッカーについて話を聞いていると、私も行ったイベントのものだと分かって話が弾んだり、その人の普段の仕事の話題に話が広がったりして、ステッカーがコミュニケーションのきっかけになってくれると感じました。今日から、ビジネスシーンでの雑談に困ったら、天気ではなくスマホケースに注目してください。ステッカーに突っ込んで聞いてみたら、思わぬ一面や共通点が見つかるかも。
The post 【コラム】スマホデコが若者の間で定番に 「そのステッカーはどこの?」フェス会場で調査 appeared first on WWDJAPAN.
ここ数年、クリアのスマホケースにステッカーを挟んでデコレーションするスタイルが、若い世代を中心に定番になっています。26歳の私の体感でいうと、周囲の友人の半数弱ほどが取り入れている気がします。しかも、スマホケースという限られたスペースがキャンバスなので、そのステッカーは選び抜かれた精鋭たち! みんな特別な愛着のあるステッカーを選んでいます。
そこで今回は、「フジロックフェスティバル 2023(FUJI ROCK FESTIVAL)」や「サマーソニック 2023(SUMMER SONIC)」でのファッションスナップと併せて、来場者のスマホをチェック。スマホケースをどのようにデコレーションしているのか、また入れているステッカーはどこのものなのか調査しました。
ステッカーは、やはりみんな自分の思い入れが深いシーンやカルチャーに由来するものを取り入れています。話を聞くと、「ルー・リード(Lou Reed)のアルバムのジャケット」「尾形光琳の日本画“燕子花絵図”」「“つのつの”の個展で買ったステッカー」「『ヒステリックグラマー(HYSTERIC GLAMOUR)』のノベルティー」など、さまざまな時代や分野の作り手、ブランドの名前が挙がりました。古くは1980年代に、若者の間で透明な下敷きにお気に入りのアイドルの切り抜きを入れるのが流行していたそうですが、それとほとんど同じ感覚なのかもしれません。ステッカーから持ち主が共感している世界を垣間見ることができるので、会社や学校で趣味の合う仲間が見つかりやすくなりそうです。
一方で、ビッグネームに由来するものでなく、コミュニティーに根差したものを取り入れている人も結構な割合でいました。ひと目見て、出自が分からないステッカーについて聞いてみると、「タトゥーアーティストの友だちがお客さんに記念で渡しているもの」「知人が出版した本のラベル」「仕事で付き合いがあるブランドのもの」「友だちが企画したイベントの入場券」など、親しい間柄の人からもらったものであるケースが多かったです。「自分のバンドで作った」と答えた人もいました。
なるほど、みんなのスマホケースが友人・知人の事業の広告枠のような働きもするわけですね。オリジナルステッカーもリーズナブルに作れる現代、ステッカーを作って配れば、どこかで「何それ?」と話題になって、宣伝効果があるかもしれません。
スマホケースにも注目しました。クリアのスマホケースは使っているうちに汚れや黄ばみが目立ってきてしまうので、買い換える前提なのか、ノーブランドの安価なものが人気のよう。ブランドだと、カメラを囲うように入ったロゴがかわいい「ケースティファイ(CASETIFY)」のケースが目につきました。
そのほか、デュア・リパ(Dua Lipa)やジジ・ハディッド(Gigi Hadid)、BLACKPINKのメンバーらが愛用していたことで人気に火がついた、ロンドン発のハンドメードストラップメーカー「ストリング ティング(STRING TING)」のストラップも、バリエーション豊富に見かけました。インパクトのあるストラップなら、アクセサリーのようにコーディネートのポイントにもなりますね。
どんなステッカーにしても、そのバックグラウンドを答えられなかった人がいなかったのが印象的でした。また、話を聞くと、ステッカーはデザインだけでなく、特に精神的なつながりを重視して選ばれていました。長い時間をともにするスマホは、個人情報だけでなくアイデンティティーも凝縮された精神に近いものなので、気持ち的にしっくり来ることも大事な要素なのかもしれません。
また、ステッカーについて話を聞いていると、私も行ったイベントのものだと分かって話が弾んだり、その人の普段の仕事の話題に話が広がったりして、ステッカーがコミュニケーションのきっかけになってくれると感じました。今日から、ビジネスシーンでの雑談に困ったら、天気ではなくスマホケースに注目してください。ステッカーに突っ込んで聞いてみたら、思わぬ一面や共通点が見つかるかも。
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ここ数年、クリアのスマホケースにステッカーを挟んでデコレーションするスタイルが、若い世代を中心に定番になっています。26歳の私の体感でいうと、周囲の友人の半数弱ほどが取り入れている気がします。しかも、スマホケースという限られたスペースがキャンバスなので、そのステッカーは選び抜かれた精鋭たち! みんな特別な愛着のあるステッカーを選んでいます。
そこで今回は、「フジロックフェスティバル 2023(FUJI ROCK FESTIVAL)」や「サマーソニック 2023(SUMMER SONIC)」でのファッションスナップと併せて、来場者のスマホをチェック。スマホケースをどのようにデコレーションしているのか、また入れているステッカーはどこのものなのか調査しました。
ステッカーは、やはりみんな自分の思い入れが深いシーンやカルチャーに由来するものを取り入れています。話を聞くと、「ルー・リード(Lou Reed)のアルバムのジャケット」「尾形光琳の日本画“燕子花絵図”」「“つのつの”の個展で買ったステッカー」「『ヒステリックグラマー(HYSTERIC GLAMOUR)』のノベルティー」など、さまざまな時代や分野の作り手、ブランドの名前が挙がりました。古くは1980年代に、若者の間で透明な下敷きにお気に入りのアイドルの切り抜きを入れるのが流行していたそうですが、それとほとんど同じ感覚なのかもしれません。ステッカーから持ち主が共感している世界を垣間見ることができるので、会社や学校で趣味の合う仲間が見つかりやすくなりそうです。
一方で、ビッグネームに由来するものでなく、コミュニティーに根差したものを取り入れている人も結構な割合でいました。ひと目見て、出自が分からないステッカーについて聞いてみると、「タトゥーアーティストの友だちがお客さんに記念で渡しているもの」「知人が出版した本のラベル」「仕事で付き合いがあるブランドのもの」「友だちが企画したイベントの入場券」など、親しい間柄の人からもらったものであるケースが多かったです。「自分のバンドで作った」と答えた人もいました。
なるほど、みんなのスマホケースが友人・知人の事業の広告枠のような働きもするわけですね。オリジナルステッカーもリーズナブルに作れる現代、ステッカーを作って配れば、どこかで「何それ?」と話題になって、宣伝効果があるかもしれません。
スマホケースにも注目しました。クリアのスマホケースは使っているうちに汚れや黄ばみが目立ってきてしまうので、買い換える前提なのか、ノーブランドの安価なものが人気のよう。ブランドだと、カメラを囲うように入ったロゴがかわいい「ケースティファイ(CASETIFY)」のケースが目につきました。
そのほか、デュア・リパ(Dua Lipa)やジジ・ハディッド(Gigi Hadid)、BLACKPINKのメンバーらが愛用していたことで人気に火がついた、ロンドン発のハンドメードストラップメーカー「ストリング ティング(STRING TING)」のストラップも、バリエーション豊富に見かけました。インパクトのあるストラップなら、アクセサリーのようにコーディネートのポイントにもなりますね。
どんなステッカーにしても、そのバックグラウンドを答えられなかった人がいなかったのが印象的でした。また、話を聞くと、ステッカーはデザインだけでなく、特に精神的なつながりを重視して選ばれていました。長い時間をともにするスマホは、個人情報だけでなくアイデンティティーも凝縮された精神に近いものなので、気持ち的にしっくり来ることも大事な要素なのかもしれません。
また、ステッカーについて話を聞いていると、私も行ったイベントのものだと分かって話が弾んだり、その人の普段の仕事の話題に話が広がったりして、ステッカーがコミュニケーションのきっかけになってくれると感じました。今日から、ビジネスシーンでの雑談に困ったら、天気ではなくスマホケースに注目してください。ステッカーに突っ込んで聞いてみたら、思わぬ一面や共通点が見つかるかも。
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「シロ(SHIRO)」は9月2日、台湾に直営店「新光三越台北信義新天地A11店」をオープンする。同ブランドがアジア圏に出店するのは初めてで、海外店舗はロンドン、ニューヨーク(現在はECサイトのみ)に次いで3カ国目となる。
同ブランドは2020年10月に台湾で公式ECサイトをオープン。「かねてよりアジア圏での出店を検討している中で、ECサイトを通して『直接香りを試してみたい』『出店してほしい』という声があり、台湾・台北市への出店を決定した」(PR担当者)。
新光三越台北信義新天地A11店のショップデザインは、大丸神戸店やルクア イーレ店を手掛けたインテリアデザイン会社、ドロワーズ(DRAWERS)の小倉寛之クリエイティブディレクター&デザイナーが担当。日本から商品や資材を搬送する木箱をそのまま店舗の什器として使用した。これは、「搬送という一つの目的で役目を終えるのではなく、メンテナンスをして大切に使いつづけるロングライフデザインの提案を具現化したもの」。また、什器の天板や壁周りは台湾の左官職人が担当した。
オープン当日は、フレグランスを中心としたシグネチャーアイテムを集めた“開幕限定福袋(ハッピーバッグ)”(3000NTドル=約1万3000円)を30個用意する。
同ブランドは、16年10月にロンドンに海外初進出。17年10月に2店舗目を開設し、18年にはニューヨークにも出店した。ECサイトは20年10月に台湾、同年11月にアメリカ、21年10月に中国で展開する。今後もオン・オフと国内外問わず多くの消費者とのタッチポイントを増やしていく。
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「ロクシタン(L'OCCITANE)」は10月4日、エイジングケアシリーズ“イモーテル ディヴァイン”の保湿クリームをリニューアル発売する。乾燥によるシワやハリ不足、肌のくすみ、シミなどエイジングサインへのアプローチをさらに高める。
新“イモーテル ディヴァインクリーム”(50mL、1万4850円)は、表皮細胞やコラーゲンの生成促進などマルチな“美肌効果”を持つイモーテルコアエキスを配合。今回、新たにメラニン生成を抑制する効果を発見し、肌の色ムラをケアする成分を組み合わせた。柔らかな肌触りのクリームが肌に浸透し、小ジワやシミにアプローチしながら、明るく艶やかなハリ肌へ導く。容器はリサイクルガラス40%のガラスジャーを採用。化粧箱のプラスチック包装は廃止する。
同日、クリーミーな泡で優しい使い心地の洗顔料“イモーテル ディヴァインクレンジングフォーム”(125mL、6490円)をリニューアル発売する。ピーリング作用を持つ成分を採用し、肌のターンオーバーを妨げる古い角質を柔らかに洗い流す。肌表面をクリアに整え、明るい印象に導く。
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2023-24年秋冬オートクチュール・ファッション・ウイークが7月3〜6日に開催された。多くのブランドが彫刻を思わせる芸術的なヘアスタイルでモデルの顔を縁取った。バラをテーマに掲げた「ジョルジオ アルマーニ プリヴェ(GIORGIO ARMANI PRIVE)」はヘアスタイリストのロベルタ・ベラッツィ(Roberta Bellazzi)が髪の毛をバラの形にスタイリング。ベラッツィは「バラは優雅さと女性らしさの象徴だ。今回はモデルの顔の形や髪色、質感を観察して、それぞれ異なる個性的なスタイルに仕上げた」という。光沢感がある小さな彫刻のようなヘアは、つぼみから大きく開花したバラまでバリエーションに富む。「コレクション全体がバラとエレガンスの爆発だった」と同氏は振り返る。
そのほかにもパリ近郊のシャンティイ城を舞台にした「ヴァレンティノ(VALENTINO)」ではモデルが大胆なヘッドピースをつけ、「フェンディ(FENDI)」では波打つようなミニマルなウエットヘアがハイジュエリーを際立たせた。ここでは“彫刻的ヘア”を披露した9ブランドのルックを紹介する。
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良品計画が運営するインテリアブランド「イデー(IDEE)」は、「ミナ ペルホネン(MINA PERHONEN)」の皆川明デザイナーが監修したシリーズ“ハンド バイ プール(H& BY POOL)”の2023年秋冬コレクションをイデーショップ全店とイデーショップオンラインで9月8日に発売する。
“ハンド バイ プール”は、生産現場や倉庫で生まれた残反や残糸、端切れなどを活用し、日本のモノ作りで仕立てた衣服を取り扱う。本コレクションは、ケーブル編み、畦編みなどさまざまな表情の編み方に加え、ウールやモヘアといった温かみを感じる素材のニット、クラシカルなノーカラーのコートなど、素材の良さを活かし、作り手の気持ちが伝わるように計算したデザインで、定番ワードローブとなるように仕上げた。
静岡県内の機屋の倉庫で生機の状態で使われず眠っていた反物に、染色を施したコーデュロイジャケット(2万9700円)や同じ布で作ったパンツ(1万9800円)、愛知県尾州産地の機屋で眠っていた残糸を使用したロングコート(4万4000円)、スタンドカラーのシャツワンピース(2万8600円)、山形県内の老舗紡績の残糸を使用したケーブルセーター(2万9700円)、縫い目のないホールガーメントで編んだニットベスト(1万3200円)、リブ編みのストール(6600円)などを用意する。
10月11〜17日には伊勢丹新宿店でポップアップイベントを開催。“ハンド バイ プール”の商品に加えて、伊勢丹新宿店限定アイテムとしてコートとトートバッグを販売する。またコレクションツアーとして、イデーショップ各店で期間限定販売も実施する。
■“ハンド バイ プール” ポップアップストア
日程:10月11日~17日
場所:伊勢丹新宿店本館5階センターパーク/ザ・ステージ#5
住所:東京都新宿区新宿3-14-1
■“ハンド バイ プール” 2023年秋冬コレクションツアー
9月8日~27日:イデー東京
9月29日~10月23日:イデーショップ ヴァリエテ柏店
10月6日~30日:イデーショップ自由が丘店、デリエ イデー
11月3日~27日:イデーショップ二子玉川店、アタッシェ ドゥ イデー新宿店、イデーショップ ヴァリエテ渋谷店
12月1日~25日:イデーショップ六本木店、イデーショップ日本橋店
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良品計画が運営するインテリアブランド「イデー(IDEE)」は、「ミナ ペルホネン(MINA PERHONEN)」の皆川明デザイナーが監修したシリーズ“ハンド バイ プール(H& BY POOL)”の2023年秋冬コレクションをイデーショップ全店とイデーショップオンラインで9月8日に発売する。
“ハンド バイ プール”は、生産現場や倉庫で生まれた残反や残糸、端切れなどを活用し、日本のモノ作りで仕立てた衣服を取り扱う。本コレクションは、ケーブル編み、畦編みなどさまざまな表情の編み方に加え、ウールやモヘアといった温かみを感じる素材のニット、クラシカルなノーカラーのコートなど、素材の良さを活かし、作り手の気持ちが伝わるように計算したデザインで、定番ワードローブとなるように仕上げた。
静岡県内の機屋の倉庫で生機の状態で使われず眠っていた反物に、染色を施したコーデュロイジャケット(2万9700円)や同じ布で作ったパンツ(1万9800円)、愛知県尾州産地の機屋で眠っていた残糸を使用したロングコート(4万4000円)、スタンドカラーのシャツワンピース(2万8600円)、山形県内の老舗紡績の残糸を使用したケーブルセーター(2万9700円)、縫い目のないホールガーメントで編んだニットベスト(1万3200円)、リブ編みのストール(6600円)などを用意する。
10月11〜17日には伊勢丹新宿店でポップアップイベントを開催。“ハンド バイ プール”の商品に加えて、伊勢丹新宿店限定アイテムとしてコートとトートバッグを販売する。またコレクションツアーとして、イデーショップ各店で期間限定販売も実施する。
■“ハンド バイ プール” ポップアップストア
日程:10月11日~17日
場所:伊勢丹新宿店本館5階センターパーク/ザ・ステージ#5
住所:東京都新宿区新宿3-14-1
■“ハンド バイ プール” 2023年秋冬コレクションツアー
9月8日~27日:イデー東京
9月29日~10月23日:イデーショップ ヴァリエテ柏店
10月6日~30日:イデーショップ自由が丘店、デリエ イデー
11月3日~27日:イデーショップ二子玉川店、アタッシェ ドゥ イデー新宿店、イデーショップ ヴァリエテ渋谷店
12月1日~25日:イデーショップ六本木店、イデーショップ日本橋店
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ほか、吉岡の代表作であるガラスのベンチ「Water Block」やミヤケ デザイン スタジオ(MIYAKE DESIGN STUDIO)が手掛けたセレモニーのための衣装を展示する。
■吉岡徳仁 FLAME − ガラスのトーチとモニュメント
会期:年9月14日〜11月5日
会場:21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3
開館時間:10:00 - 19:00(最終入場18:50)
休館日:火曜日
入場料:無料
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「ラルフ ローレン(RALPH LAUREN)」は、新たなハンドバッグコレクション“THE RL 888」を発売した。トップハンドル(32万8900円)とクロスボディー(37万9500円)、ミニクロスボディーチェーン(27万3900円)の3型を用意し、8月23〜29日に伊勢丹新宿本店で先行販売、9月27〜10月3日に阪急うめだ本店でポップアップを開催する。
同コレクションは、ラルフ・ローレン(Ralph Lauren)のニューヨークのマディソン アベニュー888番地にある旗艦店にちなみ名づけられ、アニリン仕上げでしっかりとした手触りが特徴のフルグレイン・カーフスキンを採用した。中央に配したポリッシュ仕上げのシグニチャー“RL”のクロージャーはLを押し上げるとフラップが開く仕様で、モダンでラグジュアリーな雰囲気と革新的なデザインが融合した。
ビジュアルにはアンナ・エワース(Anna Ewers)とフェイ・フェイ・サン(Fei Fei Sun)を起用した。ラルフ・ローレンは、「大空と荒涼とした大地が共存する、矛盾に満ちた自然界の美しさにインスパイアされた。それは、“The RL 888”の変わらぬ美しさと女性の自立した精神と個性的なスタイルを表現するのに最適な環境だ。彼女らは大胆かつロマンチック、モダンでありながら時代を超越している。“The RL 800”がまさにそうであるように」と述べた。
また、CGI技術を駆使したコンセプトストア「The 888 ハウス」を発表し、インスタラクティブなショッピングをユーチューブで体験できる。
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セレクトショップのフリークス ストアは、「アー・ペー・セー(A.P.C.)」に別注したスエットを発売した。
クルーネックタイプ(3万1900円)は、ロゴを2段にアレンジ。「グレーのボディーにはネイビーの刺しゅう、オートミールのボディーには深めのグリーンの刺しゅうをとカラーのマッチングにもこだわった」という。
ハーフジップタイプ(3万1900円)は、「ややタイトめだった『アー・ペー・セー』オリジナルのボディーの身幅と袖丈を大きくし、今の気分のシルエットにした」。
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セブン&アイ・ホールディングスによる子会社そごう・西武の売却をめぐって、そごう・西武労働組合は28日、ストライキ(スト)の実施を経営側に通知したと発表した。交渉が決裂すれば31日に旗艦店の西武池袋本店でのストを検討する。小売業のストは極めて異例。ストの実行は諸刃の剣で、企業イメージの悪化につながる恐れもある。
28日に都内でそごう・西武労組の寺岡泰博委員長らが会見した。会見には高島屋、クレディセゾン、J.フロントリテイリング、三越伊勢丹、エイチ・ツー・オー リテイリングなどの労働組合幹部も同席し、支援の姿勢を示した。
7月に組合員投票によってスト権を確立したそごう・西武労組は、以降、複数回にわたって井阪隆一セブン&アイ社長らに経営陣との話し合いを重ねてきた。しかしセブン&アイは、9月1日に米投資ファンドのフォートレス・インベストメント・グループへの株式譲渡を進める姿勢を崩していない。焦点となっている西武池袋本店の大部分の売り場へのヨドバシカメラの出店計画もそのまま進む見通し。危機感を強めた労組はスト実施の通知する決断に至った。
セブン&アイ・ホールディングスによる子会社そごう・西武の売却をめぐって、そごう・西武労働組合は28日、ストライキ(スト)の実施を経営側に通知したと発表した。交渉が決裂すれば31日に旗艦店の西武池袋本店でのストを検討する。小売業のストは極めて異例。ストの実行は諸刃の剣で、企業イメージの悪化につながる恐れもある。
28日に都内でそごう・西武労組の寺岡泰博委員長らが会見した。会見には高島屋、クレディセゾン、J.フロントリテイリング、三越伊勢丹、エイチ・ツー・オー リテイリングなどの労働組合幹部も同席し、支援の姿勢を示した。
7月に組合員投票によってスト権を確立したそごう・西武労組は、以降、複数回にわたって井阪隆一セブン&アイ社長らに経営陣との話し合いを重ねてきた。しかしセブン&アイは、9月1日に米投資ファンドのフォートレス・インベストメント・グループへの株式譲渡を進める姿勢を崩していない。焦点となっている西武池袋本店の大部分の売り場へのヨドバシカメラの出店計画もそのまま進む見通し。危機感を強めた労組はスト実施の通知する決断に至った。
セブン&アイが売却先として選んだフォートレスは、家電大手のヨドバシホールディングスと手を組んだ。両者は西武池袋本店の大規模な改装計画を策定。駅改札に近くて通行量が最も多い北館・中央館の大部分のフロア(一部報道では地下1階〜地上7階の8フロア)にヨドバシカメラを入店させる。単に百貨店に家電量販店が入るというのではなく、立地や面積においてもヨドバシカメラを核にした“ヨドバシ百貨店“に転換することになり、必然的にアパレルや服飾雑貨などその他の売り場は大幅に縮小する。
収益の大黒柱である西武池袋本店が失速すれば、他の全国9店舗の店舗運営にも支障をきたし、百貨店としての事業継続や雇用維持が不可能になる。にもかかわらず、セブン&アイの経営陣からそごう・西武労組に対して十分な説明に機会が設けられなかった。危機感を強めたそごう・西武労組は7月にスト権の確立の賛否を問う組合員投票を実施し、9割以上の賛成でスト権を確立した。
8月に入ると、セブン&アイは西武池袋本店の改装計画に慎重な姿勢と言われたそごう・西武の林拓二社長が退任させ、後任に田口広人氏が就くトップ人事を発表した。さらに24日にはそごう・西武の臨時株主総会を開き、新たにセブン&アイ兼務となる3人の取締役を選任。セブン&アイ出身者が取締役の過半を占める体制にした。そごう・西武の売却を急ぐ人事シフトだと見られている。
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「カナコ サカイ(KANAKO SAKAI)」が2024年春夏コレクションを発表した。
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「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」は10月26日、定番商品のオードトワレ(各100mL、各2万4090円)とキャンドル(各1万2430円)のホリデー限定パッケージを発売する。19日から予約受け付けを開始する。
発売する商品はオードトワレとキャンドルの2種で、それぞれホワイトムスクやスズランを配合したフレッシュな香り“レイジーサンデー モーニング”のシルバーデザインと、温かみを感じるウッディーアンバー調の香り“バイ ザ ファイヤープレイス”のゴールドパッケージを用意した。
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「ラッシュ(LUSH)」がハロウィンコレクションを発売する。バスボム(入浴料)やバブルバー(泡風呂用入浴料)をはじめ、ボディーケアやスキンケアアイテムなど計50種のアイテムをラインアップ。8月29日から公式アプリ先行販売を開始し、8月31日から全国77店舗および公式オンラインストアで販売する。
「ラッシュ」のハロウィンを代表する香り“ロード オブ ミスルール”からは、新デザインのバスボムや、昨年のハロウィンでベストセラーとなったシャワージェルなど8種類のアイテムを用意する。ブラックペッパーを使用したほのかに甘く温かみのあるスパイシーな香りと、いたずら心溢れるデザインを楽しめる。
おばけの形をしたバスボム“ゴースティー”は、2021年に登場して以来日本でも毎年ベストセラーとなっている人気アイテム。お湯に溶かすとパチパチとしたラップ音を鳴らしながらバスタブの中を虹色に染める。
そのほか、ネバネバでギラギラとしたパンプキンのスライムや、プルプルのオクトパスのモンスターなど、ユニークなテクスチャーでボディやフェイスを爽快に洗いあげるアイテムをそろえる。
「ラッシュ」は、新鮮な野菜や果物を使った100%ベジタリアン対応のナチュラルコスメブランド。約9割の商品がビーガン対応で、動物実験をせず可能な限り合成保存料に頼らない処方で手作りしたスキンケア、ヘアケア、バス製品などをそろえる。原材料調達から商品開発やパッケージの資材調達など、リジェネラティブであること(再生可能性)を最優先にあらゆる企業活動を行っている。
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ポーラは、ANAホールディングス(以下、ANA)と宇宙空間でも使える化粧品の共同開発プロジェクト「コスモスキン(COSMO SKIN)」の第1弾となる宇宙発想のスキンケアブランド「コスモロジー(COSMOLOGY)」を立ち上げた。2024年頃に国際宇宙ステーション(以下、ISS)に長期滞在する油井亀美也・宇宙飛行士と共に、10月1日に発売する同ブランドの“スペースクルーキット”(7480円)が導入される予定だ。
「コスモスキン」プロジェクトは、20年に始動。「無限の可能性を秘める宇宙に視点を置き、宇宙の過酷な環境下でもクオリティーオブライフ(QOL)を高められれば、 地球の未来を豊かにするヒントにつながるのではないか」(及川美紀ポーラ社長)と、宇宙発想で地球課題を解決することを目的に、極限状態の宇宙で快適に使用できる化粧品開発に着手した。
ISS内で使用するためには、1、決められたスケジュールが多く限られた時間の中で行える簡潔・凝縮ケア 2、貴重な水を使用しなくてもケアができる 3、ISS内の装備や機器に影響を及ぼさない微小重力下での飛散を防ぐ 4、エタノールやシリコーンの使用成分の制限、の4つの条件をクリアする必要があった。そこで今回開発したキットに含まれるクレンジングと洗顔が1本でかなう“クレンジングウォッシュ”はウォータリークレンジング処方を採用。90%以上が水成分で作られ、洗い流しが不要の拭き取りタイプとした。化粧水とクリームの機能を有する“ローションクリーム”はジェルクリームがローションに変化し、最後はミルクとクリームを重ねたような感触になる三次元立体構造処方を採用した。これにより、化粧品分野において日本で初めて(化粧品としてJAXAの「第2回宇宙生活と地上生活に共通する課題を解決する生活用品アイデア募集」で初めて選定)JAXA採用のブランドとなった。
香りは、商品開発の際にアドバイスをくれた山崎直子・宇宙飛行士の「地球に帰還した際に、風や土の香りなど一つ一つが愛おしく、ありがたく感じた」とのコメントから、“クレンジングウォッシュ”は気分が浄化されるような森林をイメージしたグリーンフローラル、“ローションクリーム”は大地をイメージし安らぎを感じられるフローラルウッディとした。容器は微小重力下でも無理なく使用できるよう、ワンタッチで開閉可能なキャップとし、容器の色味も“クレンジングウォッシュ”がゴールド、“ローションクリーム”白と明確に変えることで識別性を高めた。
“スペースクルーキット”は、ポーラショップやポーラ ギンザ、公式ECサイト、ANA国際線機内販売、ANA公式ECサイト、国内免税店などで販売する。また、24年1月1日には、キットの“クレンジングウォッシュ”(120g、6160円)、“ローションクリーム”(50g、6600円)を単品で展開し、ポーラショップや百貨店、ANA国際線機内販売、国内免税店などで扱う。「宇宙は砂漠と同程度の湿度で乾燥している。過酷な環境下でも対応できる商品は、地上でもキャンプや被災地、介護現場など限られた環境にも適している。多くの人に手にとってもらうことでQOL向上に寄与することを期待している」とコメントした。
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「SK-Ⅱ」は日本市場が復調の兆しを 見せており勢いを取り戻しつつある。昨年2月、P&Gコリア出身のスーキョ ン・リー氏がグローバルCEO(最高経営責任者)に就任した。7月末に東京・表参道で開催した「SK-Ⅱ」商品と独自成分ピテラ™️、美肌の秘密を解き明かす一般向け体験型イベント「シークレットキーハウス」 に合わせて来日したリーCEOに、直近の商況と今後の成長戦略について聞いた。
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WWD:2022年2月の就任から1年半が過ぎたが、「SK-Ⅱ」を取り巻く環境にどんな変化があったか。
スーキョン・リーSK-ⅡグローバルCEO(以下、リー):世界的にポストコロナ時代となり社会情勢は変わってきている。私たちの日常生活においてはマスクを外せるようになったのが大きな変化だ。コロナ禍の3年間を経て、消費者は自然環境や体の健康、体に取り入れるものの品質の重要性を感じている。肌を露出することでスキンケアの品質にこだわりたい人が増え、「SK-Ⅱ」にとって大きなチャンスになっている。
WWD:変化に対してどうアプローチしたか。
リー:奇跡的な出合いで誕生した「SK-Ⅱ」の独自成分ピテラ™️を知ってもらうことに努めた。ピテラ™️は特別な酵母の株から独自のプロセスで発酵させ生み出した天然由来成分で、長年の研究でさまざまな肌への便益が明らかになっている。昨年開催したブランド初のメディアとインフルエンサー向けグローバルイベント「ワールド ピテラ™️ デー」は大変好評を博し、今年は 「ワールド ピテラ™️ マンス」として規模を拡大。7月には一般向け体験イベント「シークレットキーハウス」を実施し、ピテラ™️の科学や研究の結果得られた発見について改めて伝えている。ソーシャルメディア上でも、消費者が知りたい情報を適切なタイミングとプラットフォームで発信する努力をしている。また、スキンケアブランドに期待されているのは商品イノベーションだ。これらを徹底的に追求している。
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WWD:足元の商況は?
リー:日本市場は春以降、インバウンドが急激に回復し、日本人客の消費意欲も上向き良い結果が出ている。その影響がシンガポールや香港にも波及しグローバルでも好調に推移している。日本は成熟した市場ではあるが、特にハイエンドのスキンケアブランドが伸びており「SK-Ⅱ」にはまだまだポテンシャルがある。消費者はより良い体験や商品、イノベーションとエンゲージしたいと思っている。私たちにはチャンスがたくさんある。
WWD:社内に対してはどのような働きかけを行ったか。
リー:元々の風土として備わっていたが、 改めて「より消費者の声を聞こう」「消費者のことをもっと知ろう」という点に徹底的にこだわるよう求めた。私たちはお客さまがどんなことに関心を持ち、どんな気持ちで毎日を送っているのかを考えることに多くの時間を費やすようになった。その結果、「もっとこんなことができるのではないか」など活発な議論が起きるようになった。ピテラ™️に対しても社内の理解を促進したいと考えている。本当に優れた成分なので深く知ろうと思うと終わりがない。その魅力を徹底的に周知し、イノベーションや新しい商品、サービスにつなげたい。
WWD:中長期的な目標と、今年後半から来年にかけて実施する施策は?
リー:今「SK-Ⅱ」商品を愛用いただいているお客さまにより優れた商品を提供するのが一つの目標だ。そして、まだ出会えていない多くのお客さまにも「SK-Ⅱ」、そしてピテラ™️のことを知っていただきたい。お手入れの手応えを感じていただけるようどのようなサポートができるか、分かりやすい提案を考え抜く。私たちは肌に対しても高い情熱を持ちコミットしている。肌測定マシン「マジックスキャン」 はビューティ業界で最も進化しているツールの一つだ。画像解析により非接触で短時間のうちに今と今後の肌の状態について情報を得られる。自分の肌を理解するのに非常に役立つので周知していきたい。
「SK-Ⅱ」は1999年、美しい肌を持つ女性が多いといわれる秋田県で、女性の肌の変化を追跡する調査 “秋田10年肌研究 ”をスタートした。5〜64歳までの108人の女性の肌を、ハリ、艶、シミ、シワ、キメなど10の項目で測定した。同一人物で加齢による肌の変化を追跡する調査は化粧品業界でも珍しく、その知見は今なお商品開発に生かされている。同研究を行った医学博士の宮本久喜三P&Gイノベーション リサーチ フェローは、「研究のきっかけは日本の南部と北部で肌の状態の違いを調べる調査。そこで秋田の人の肌が美しいことが分かり、10年肌研究につながった」という。
10年にわたる追跡調査の後、「SK-Ⅱ」商品を使用してもらい、さらに1年間肌の変化を追った。 研究に参加した佐々木志保さんは「10年は特別なスキンケアをしなかった。『SK-Ⅱ』を使ってからは手放せない存在になった」と振り返る。秋田とのつながりを強くするため今年、日本の美を発信する秋田川反の舞妓・芸妓との取り組みをスタート。「SK-Ⅱ」を使い始めて3カ月というまめ佳さんは「肌の調子が良くなった。 白塗りのノリも良く、気持ちも上向きになる」と話した。
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エスティ ローダー カンパニーズ(ESTEE LAUDER COMPANIES)の2023年6月期通期決算は売上高が前年同期比10.4%減の159億1000万ドル(約2兆3069億円)、営業利益が同52.4%減の15億900万ドル(約2188億円)、純利益が同58%減の10億600万ドル(約1458億円)の減収減益だった。コロナの影響で事業環境が引き続き混乱した。特に、アジアのトラベルリテールの巻き返しに苦戦したことが響いた。また、世界的なドル高、インフレ、景気後退懸念もビジネスを圧迫し通期売上高は減少した。
カテゴリー別では、スキンケアの売上高は同17.1%減の82億200万ドル(約1兆1892億円)、メイクアップが同3.3%減の45億1600万ドル(約6548億円)、フレグランスが同1.5%増の25億1200万ドル(約3642億円)、ヘアケアが同3.4%増の6億5300万ドル(約946億円)だった。スキンケアの大幅減は「エスティ ローダー」「ラ・メール(LA MER)」「ドクタージャルト(DR. JART +)」のアジアにおけるトラベルリテールの低迷を主因とする。「ジ オーディナリー(THE ORDINARY)」の新商品や、「M・A・C」の新スキンケアライン“ハイパー リアル”の成功がスキンケア事業の減少を一部相殺した。
メイクアップは「エスティ ローダー」「トム フォード ビューティ(TOM FORD BEAUTY)」「ラ・メール」の減収を、「M・A・C」「クリニーク(CLINIQUE)」の増収が一部相殺した。フレグランスは「エスティ ローダー」「ル ラボ(LE LABO)」「トム フォードビューティ」「クリニーク」「キリアン(KILIAN)」がほぼ横ばいだったが、22年6月に「アラミス(ALAMIS)」「マイケル・コース(MICHAEL KORS)」「トミー ヒルフィガー(TOMMY HILFIGER)」などを擁するアラミス・デザイナーフレグランス部門を終了したことなどにより相殺された。ヘアケアは「ジ オーディナリー」がけん引し成長した。
地域別では、北米の売上高は同2.3%減の45億1800万ドル(約6551億円)、欧州・中東・アフリカが同19%減の62億2500万ドル(約9026億円)、アジア太平洋地域が同4.5%減の51億9400万ドル(約7531億円)だった。米国はインフレ圧力と景気後退懸念、小売店の回復ペースの遅れ、一部の小売店における在庫引き締めが起きたことなどから悪影響を受けたほか、デザイナーフレグランスの終了を反映し減少した。北米の減少を一部相殺したのが、ブラジルとメキシコを中心とする中南米の成長で、メイクアップの伸長がこれをけん引した。
アジア・太平洋地域は、中国本土でコロナウイルス感染者の増加やそれに関連する規制により上半期の売り上げが不振。また、トラベルリテールの要所である海南島における長期にわたる店舗閉鎖が逆風となり、旅行再開後も低迷した。一部小売り業者による在庫引き締めも追い討ちをかけた。韓国もコロナ禍の規制によりトラベルリテールが減速。加えて、国際線の運航再開やビザの発給、団体ツアーの催行が予想以上に遅れたことも、アジアにおけるトラベルリテールの回復をさらに困難にした。香港特別行政区とマカオ特別行政区、東南アジアの売上高増加が一部を相殺した。
ファブリツィオ・フリーダ(Fabrizio Freda)社長兼最高経営責任者(CEO)は声明で、「アジアのトラベルリテールでは、第4四半期を通じて海南島での圧力が強まった。5〜6月、小売業の売上動向は悪化し、活動を規制するための強制措置を受けて、急激にマイナスに転じた。これらのことは、持続可能で長期的な成長にとっては好ましいが、移行期の短期的には大きな逆風となることは間違いない。2023年度通期決算では、多くの先進国市場と新興国市場で既存事業の売り上げ成長とプレステージビューティのシェア拡大を達成したが、アジアのトラベルリテールが特にスキンケアで業績を圧迫し、北米では低調な展開が続いた。フレグランスは全ての地域で2ケタ増と好調で、メイクアップは第4四半期に2ケタ増改善し、より多くの市場がポストパンデミックの時代に突入した」と述べた。
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ユニクロは9月1日付で、現在グローバル事業のCEOを務める塚越大介取締役が、代表取締役社長兼COOに昇格する人事を発表した。現在、ユニクロの会長兼社長を務める柳井正ファーストリテイリング会長兼社長は、引き続き代表取締役会長兼CEOとしてユニクロやグループ全体の経営上の意思決定や事業拡大をリードしていく。
今回の人事は「次世代のチーム経営体制強化の一環」(発表資料から)であり、「これまで以上に各国・各地域の経営者とともに築く次世代経営チームおよび各部門が連携しあうグループ一体の全員経営体制作りを加速し、経営の質を向上させていく」狙い。
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「ロレックス(ROLEX)」は8月24日、スイスの時計小売店ブヘラ(BUCHERER)を買収すると発表した。取引額などの詳細は非公開。
ブヘラは1888年にカール・フリードリヒ・ブヘラ(Carl-Friedrich Bucherer)が創業。これまで一族経営を続けており、1977年からは3代目のイェルク・ブヘラ(Jorg Bucherer)が率いてきたが、直系の子孫がいないことから事業売却に踏み切ったという。なお、売却後も社名に変更はなく、独立経営を続ける。
ブヘラは世界で100以上の店舗を運営しており、その53店で「ロレックス」を、48店で「ロレックス」の兄弟ブランド「チューダー(TUDOR)」を取り扱っている。ロレックスとは1924年にパートナーシップ契約を結び、以来100年近くにわたって関係を築いている。
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「ロエベ(LOEWE)」は業績好調により、正社員の販売スタッフを積極的に募集する。業務内容は、接客やアイテムの修理受け付け、商品管理に加えてDM送付などのプロモーションも行う。入社後は、接客販売のスペシャリストを目指すのはもちろん、店舗のマネジメント業務にも挑戦できる。年に1回、上司との面談を実施するため、キャリア相談もしやすい。
同ブランドは、小売業では珍しいフレックスタイム制度を設けている。希望する人はワーク・ライフ・バランスに応じて出退勤時間を調整でき、柔軟な働き方が可能だ。そのほか、産前産後の休業制度や家賃手当などの福利厚生も多数用意している。
「ロエベ」は、1846年にスペインで創業したブランド。2013年にジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)をクリエイティブ・ディレクターに迎え、幅広い年代に愛される商品を生み出し、中でもレディ・トゥ・ウエアを通じて、総合ファッションブランドとして「ロエベ」の新しい世界観を作り上げている。23年4月には沖縄DFS店がオープン。そのほか新店やリニューアルを控えている店舗も多数ある。
募集職種
販売スタッフ
雇用形態
正社員
※6カ月の試用期間あり
応募条件
学歴不問
職種未経験歓迎
業種未経験歓迎
第二新卒歓迎
人と話すことが好きで、コミュニケーションスキルを生かせる仕事がしたい人
「ロエベ」が好きで、接客に興味のある人
下記の経験がある人は優遇する
・ファッション業界での販売経験あり
・ウエアやシューズの販売経験あり
・英語、中国語を生かした販売経験あり
※接客経験および店舗マネジメント経験のある人は、ストアマネージャーなどのマネジメント候補として選考する
※レディ・トゥ・ウエアやシューズの販売経験のある人は、レディ・トゥ・ウエア/シューズスペシャリスト候補として選考する
※過去6カ月以内の再応募はご遠慮ください
勤務地
下記エリアの直営店舗のいずれかに配属
■東京都(日本橋・新宿・渋谷・銀座・池袋など)
■神奈川県(横浜)
■愛知県(名古屋)
■北海道(札幌)
■宮城県(仙台)
■石川県(金沢)
■新潟県(新潟)
■大阪府(大阪)
■京都府(京都)
■兵庫県(神戸)
■岡山県(岡山)
■福岡県(福岡)
■沖縄県(那覇)
※勤務地は希望を考慮して決定する
※U・Iターン歓迎
※店舗間の異動はあるが、基本的に転居が伴う転勤はなし
勤務時間
フレックスタイム制(標準労働1日7時間、コアタイム複数あり)
〈コアタイム例〉
10:00〜16:30
11:30〜18:00
13:00〜19:30
給与
年俸制340万円以上+インセンティブ+残業手当+交通費
※これまでの経験や能力を考慮の上、給与を決定する
※年俸の1/14を月々支給。残りの2/14を賞与として、夏季・冬季にそれぞれ1カ月分ずつ支給
休日休暇
年間休日119日以上(2023年度)
週休2日制(シフト制、月に8日以上)
有給休暇
慶弔休暇
産前産後・育児休暇(取得実績、取得後の復帰実績あり)
バースデー休暇
介護休暇
福利厚生
昇給年1回
固定賞与年2回(夏・冬)
交通費全額支給
残業手当
社会保険完備(雇用、労災、健康、厚生年金)
フレックスタイム制度
インセンティブ制度
ユニホーム貸与
団体生命保険
産前産後休業制度(取得・復帰実績あり)
育児休業制度
介護休業制度
社員割引制度
定期健康診断
退職金制度
家賃手当
※規定あり
引越手当
※規定あり
応募期限
2023年9月24日
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マッシュスタイルラボは、ミュシャ財団初の公認ブランド「ミュシャ(MUCHA)」をスタートする。9月7日に第1号店のルミネ有楽町店と公式オンラインストアを、10月17日には京都髙島屋S.C. T8店をオープンする。
8月21日に数量限定で第1弾アイテムの先行予約を開始後、約3時間で完売した“オードトワレ ミュージアムボックス”(2.8mL×4本、9790円)と初日で完売した“ジャガードトートバッグ M”(2万9700円)の再入荷が決定した。ルミネ有楽町店では開店時から同アイテムを取り扱う。
「ミュシャ」はチェコの画家であるアルフォンス・ミュシャに着想したブランドで、“蘇る情景を身に纏う”がコンセプト。第1弾アイテムは、フレグランスと雑貨アイテムだ。
フレグランスは、3アイテムをラインアップ。嗅覚と視覚でミュシャの世界観を堪能できるオードトワレ“The Flowers 1898”シリーズ(95mL、各1万5950円/35mL、各9790円/10mL、各3960)、髪にほのかな香りを添えてセミウェットな質感へと導く“ヘアミスト”(35mL、各5940円)、連作「四つの花」から生まれたオードトワレ4種のミニスプレーを収める“オードトワレ ミュージアムボックス”をそろえる。
香りは、“The Flowers 1898”シリーズがローズ、カーネーション、リリー、アイリス、“ヘアミスト”がローズ、カーネーション、リリー、アイリス、ロド、“オードトワレ ミュージアムボックス”がローズ、カーネーション、リリー、アイリスを用意する。
雑貨アイテムのラインアップは、高品質なジャカード生地でミュシャが描いた百合のモチーフを表現した“ジャカードトートバッグ M”、ミュシャの代表作や「装飾人物集」のモチーフをあしらったシルク100%の“シルクスカーフ”(1万9800~2万2000円)、ミュシャの代表作「四つの花」を織り上げた“五彩織フェイス/ハンドタオル 四つの花”(フェイス、4950円/ハンド、3520円)だ。
ルミネ有楽町店、京都髙島屋S.C. T8店、公式オンラインストアでは、1万2000円以上購入すると先着順及び数量限定でオリジナルフレグランスブレスレットを贈呈する。
◾︎「ミュシャ」ルミネ有楽町店
オープン日:9月7日
営業時間:11:00〜21:00
住所:東京都千代田区有楽町2丁目5−1 ルミネ有楽町店ルミネ1・1階
電話番号:03-6256-0661(オープン日以降開通)
◾︎「ミュシャ」京都髙島屋S.C. T8店
オープン日:10月17日
営業時間:10:00〜20:00
住所:京都市下京区四条通寺町東入二丁目御旅町35 京都髙島屋S.C. T8・1階
電話番号:075-606-4116(オープン日以降開通)
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「ジーユー(GU)」2023-24年秋冬物のベビー&キッズは、自分で着替えができ、初めてでも着やすいアイテムを秋冬らしいデザインで提案する。ベビー(80〜100cm)は、春夏から展開する、頭と腕を通しやすい“カンタントップス”(990円)とアクティブに動きやすいよう設計した“サマナルパンツ”(790〜990円)を、同じトーンの色や柄で合わせるなどし、セットアップやリンクコーデの提案で拡充。また同じフリース素材を使い、ウサギやクマの耳をつけたパーカやポシェットをデザインしたトップスなどでもリンクスタイルの提案を図る。コラボレーションでは、人気アニメ「おさるのジョージ」の“カンタンT”(3型、各1490円)を9月11日に発売する予定だ。
キッズ(100〜160cm)は、引き続き大人のトレンドを積極的に取り入れる。特にオシャレに興味を持ち始めるガールは、ベロアやタータンチェックといった大人アイテムと同じ素材や柄をワンピースやパンツなどに落とし込む。成長の過程で、レギンスやスカートの次のボトムスとして提案する“ワイドパンツ”(1990円)は、今シーズン親子でのリンクコーデを押し、チェック柄やデニム素材のパンツに加え、大人で人気のカーゴジョガーパンツが登場。動きやすいボリューム感と丈感、機能性、スカート見えもするデザインを考慮した。アウターは、「ジーユー」の看板“ヒートパデッドブルゾン”を顧客の声を反映し、袖が取り外せる2WAY仕様で展開。通園・通学にも使いやすいフードなしで、シーンに合わせて長袖からベストにカンタンに切り替えることができる。価格は3490円。またキッズは1年半ぶりにグッズを再開する。ムートンタッチのブーツやベレー帽、コーデュロイのキャップなどがそろう。
コラボレーションでは、絵本作家のヨシタケシンスケと初コラボし、「りんごかもしれない」と「もうぬげない」の作品からシーンを切り取ったグラフィックと仕掛けが楽しいアイテムがラインアップ。「りんごかもしれない」からは、赤いフードの中に収納するとりんごの形になるパーカが登場。まさに“りんごかもしれない”ユニークなデザインだ。9月8日に販売開始する。
ティーン(S〜L、140〜160cm相当)はこの秋から、国内店舗の3分の1を占めるキッズ取り扱いの全店舗での展開に拡大する。ラインアップ豊富になったアイテムは、引き続きY2Kといったトレンドやダンスやスポーツの要素を取り入れたスエットやカットソーなどが充実。色は一番人気の黒をベースに、白やベージュといったシンプルなワンカラーのアイテムをメーンにしている。友達とおそろいコーデできるSNS映えアイテムとして、ネコ耳つきのバラクラバがセットになったトップスも見逃せない。
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バンダイは、テレビアニメ「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」と「パメオ ポーズ」のコラボアイテムを発売する。アイテムはウエアやバッグ、アクセサリー、エコバッグなどを含む32型がそろう。
今回のコラボアイテムのインスピレーションソースとなったキャラクターは、ジョルノ・ジョバァーナとブローノ・ブチャラティ、グイード・ミスタ、レオーネ・アバッキオ、ナランチャ・ギルガ、パンナコッタ・フーゴ、トリッシュ・ウナ。それぞれのスタイルやスタンドと呼ばれる特殊能力をデザインに落とし込んでいる。
主人公のジョルノをイメージしたワンピースは、キャラクターのウエアと同じ胸元にカットアウトしたハートをポイントにした。バッグは、マチ付きの小さなポケットや鏡がついたコンパクトサイズ。ネックレスとチョーカーもキャラクターのアイコンのてんとう虫やスタンドの矢などを取り入れた。
ブローノをイメージしたMA-1は、二連チェーンをつけたジッパーは彼のスタンド能力を表現。ピアスはスライダーパーツが取り外しでき、2WAYで楽しめる。グイードをイメージしたニットは、グイードが着るトップスの柄を編み込んだ。ピアスとリングは弾丸をモチーフにデザインしている。この他のアイテムにも、キャラクターの服やアイコンなどを用い、「パメオ ポーズ」らしいエッジィの効いたロマンチックなムードあるデザインに調和させた。
9月12日11時から、渋谷パルコ1階でのポップアップショップと「パメオ ポーズ」公式オンラインストア、バンダイナムコグループ公式通販サイト「プレミアムバンダイ」で販売を開始する。また同日は、「パメオ ポーズ」表参道本店でも発売する予定だ。
「パメオ ポーズ」は今年ブランド設立10周年を迎える。2013年に「あらゆる境界線を超越した“一個人”としてファッションを楽しめる店」をコンセプトに、オンラインセレクトショップとしてスタート。8月24日には、「MY WAY」をテーマにした初のランウエイショーを開催したばかり。
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ジュンが運営する複合型ショップ「ビオトープ(BIOTOP)」と、ファッションやスポーツ、アートなど10のカルチャーを着想源とするレーベル「テンカルチャー(10CULTURE)は、イギリスのロックブランド「ブラー(Blur)」とのトリプルコラボレーションのTシャツ6種類を発売する。
Tシャツのフロントには、アルバム2作目の「Modern Life Is Rubbish」や3作目の「PARKLIFE」、5作目の「blur」、1作目の「Leisure」からのシングルカット「bang」といった「ブラー」の数々の名盤のカバージャケットやバンドのロゴをデザイン。バックには、首元にトリプルコラボを示すそれぞれのロゴをプリントした。
各デザインはそれぞれ白と黒の2色を、MとL、XLのサイズで展開。価格は各7920円。発売日は9月2日だが、8月23日から予約を受け付けている。取り扱いは、「ビオトープ」の白金台店と大阪店、福岡店、公式オンラインストアとジュンの公式オンラインストア、「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」。
1991年にデビューした「ブラー」は数々のアワードを受賞する世界的にも有名なロックバンドの一つ。今年7月には、8年ぶりとなる9枚目のアルバム「The Ballad of Darren」を発売し、今月の「サマーソニック2023(SUMMER SONIC 2023)」ではヘッドライナーを務め、約9年ぶりの来日が大きな話題となった。
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「08サーカス(08SIRCUS)」が2024年春夏コレクションを発表した。
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毎日新聞社は8月28日、第41回の毎日ファッション大賞に「マメ クロゴウチ(MAME KUROGOUCHI)」の黒河内真衣子デザイナーを選んだことを発表した。新人賞・資生堂奨励賞には、Synfluxの川崎和也代表取締役CEOを、長らくファッション業界に貢献した人や団体に贈る鯨岡阿美子賞には栗野宏文ユナイテッドアローズ上級顧問を選出。話題賞には、大谷翔平効果で盛り上がった高級時計ブランド「グランドセイコー(GRAND SEIKO)」と、俳優でアーティストののん、さらに文化学園に特別賞を贈った。
黒河内デザイナーは、三宅デザイン事務所を経て2010年に自身のブランドを設立。日本の産地で生み出す素材にこだわるリアルクローズが高い評価を得て、すでに14 年(第32回)の毎日ファッション大賞新人賞・資生堂奨励賞を受賞している。今年は、東京・青山に自身初の旗艦店をオープン、また太宰府天満宮仮殿の御帳と几帳のデザインを手掛けるなど、多方面で活躍している。21年から続く「ユニクロ(UNIQLO)」との協業でも多くのファンを獲得。時代を担うデザイナーの一人としてキャリアを築いている点が評価された。
川崎CEOは、慶應義塾大大学院を卒業後、19年にSynfluxを設立。AI(人工知能)や3Dなど最先端のデジタル技術を活用し、持続可能なファッションのための次世代デザインシステムを創り出してしている。AIとアルゴリズムを使って開発した「アルゴリズミック・クチュール」は、型紙データを自動生成。布の廃棄を最小限に抑えた製造に加え、着る人のサイズや好みに合った衣服の設計が可能とする。自らの肩書を「スペキュラティブ(思索的な)・ファッションデザイナー」とし、ファッションの未来を長期的スパンで見つめる。
栗野顧問はユナイテッドアローズの創業者の一人で、バイヤーやディレクター、ファッションジャーナリストとして活躍。ファッション界のカリスマ的存在として国内外で影響力を持っている。また自身の経験から得た知見やネットワークを若手デザイナーに提供し、長年にわたって後進の育成にも力を入れている。
「グランドセイコー」は1960年の誕生以来、世界に誇る技術力に加え、日本ならではの美しさと品格でラグジュアリーブランドに成長。日本はもちろん、海外でも支持されている。6月には国内最大の旗艦店「グランドセイコーフラッグシップブティック」を銀座並木通りにオープンした。のんは、マルチな才能を発揮して多方面で活躍。ファッション分野ではアップサイクルブランドやグッズブランドを立ち上げ、展示会など積極的に取り組んでいる。また昨年10月の「渋谷ファッションウィーク」では、文化服装学院の学生が手掛けたドレスを着用。30歳を迎えた今年の7月には新聞広告で肩書改定を発表し、作り続け、歌い続ける決意を表明した。
文化学園は1923年、日本初の洋裁教育の各種学校として設立。今なお日本のファッション教育の中心的役割を果たし、今年100周年を迎えた。業界に輩出した卒業生は40万人に及び、コシノヒロコや山本耀司、皆川明ら、多くのデザイナーやクリエイターがその名を連ねている。
受賞者インタビューを含む特集記事は、「毎日新聞」の9月12日付朝刊に掲載予定だ。
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毎日新聞社は8月28日、第41回の毎日ファッション大賞に「マメ クロゴウチ(MAME KUROGOUCHI)」の黒河内真衣子デザイナーを選んだことを発表した。新人賞・資生堂奨励賞には、Synfluxの川崎和也代表取締役CEOを、長らくファッション業界に貢献した人や団体に贈る鯨岡阿美子賞には栗野宏文ユナイテッドアローズ上級顧問を選出。話題賞には、大谷翔平効果で盛り上がった高級時計ブランド「グランドセイコー(GRAND SEIKO)」と、俳優でアーティストののん、さらに文化学園に特別賞を贈った。
黒河内デザイナーは、三宅デザイン事務所を経て2010年に自身のブランドを設立。日本の産地で生み出す素材にこだわるリアルクローズが高い評価を得て、すでに14 年(第32回)の毎日ファッション大賞新人賞・資生堂奨励賞を受賞している。今年は、東京・青山に自身初の旗艦店をオープン、また太宰府天満宮仮殿の御帳と几帳のデザインを手掛けるなど、多方面で活躍している。21年から続く「ユニクロ(UNIQLO)」との協業でも多くのファンを獲得。時代を担うデザイナーの一人としてキャリアを築いている点が評価された。
川崎CEOは、慶應義塾大大学院を卒業後、19年にSynfluxを設立。AI(人工知能)や3Dなど最先端のデジタル技術を活用し、持続可能なファッションのための次世代デザインシステムを創り出してしている。AIとアルゴリズムを使って開発した「アルゴリズミック・クチュール」は、型紙データを自動生成。布の廃棄を最小限に抑えた製造に加え、着る人のサイズや好みに合った衣服の設計が可能とする。自らの肩書を「スペキュラティブ(思索的な)・ファッションデザイナー」とし、ファッションの未来を長期的スパンで見つめる。
栗野顧問はユナイテッドアローズの創業者の一人で、バイヤーやディレクター、ファッションジャーナリストとして活躍。ファッション界のカリスマ的存在として国内外で影響力を持っている。また自身の経験から得た知見やネットワークを若手デザイナーに提供し、長年にわたって後進の育成にも力を入れている。
「グランドセイコー」は1960年の誕生以来、世界に誇る技術力に加え、日本ならではの美しさと品格でラグジュアリーブランドに成長。日本はもちろん、海外でも支持されている。6月には国内最大の旗艦店「グランドセイコーフラッグシップブティック」を銀座並木通りにオープンした。のんは、マルチな才能を発揮して多方面で活躍。ファッション分野ではアップサイクルブランドやグッズブランドを立ち上げ、展示会など積極的に取り組んでいる。また昨年10月の「渋谷ファッションウィーク」では、文化服装学院の学生が手掛けたドレスを着用。30歳を迎えた今年の7月には新聞広告で肩書改定を発表し、作り続け、歌い続ける決意を表明した。
文化学園は1923年、日本初の洋裁教育の各種学校として設立。今なお日本のファッション教育の中心的役割を果たし、今年100周年を迎えた。業界に輩出した卒業生は40万人に及び、コシノヒロコや山本耀司、皆川明ら、多くのデザイナーやクリエイターがその名を連ねている。
受賞者インタビューを含む特集記事は、「毎日新聞」の9月12日付朝刊に掲載予定だ。
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「ヴァンズ(VANS)」は、日本のロックバンドBUMP OF CHICKENとコラボレーションした4型6色のスニーカーを9月8日発売する。「ABCマート グランドステージ(ABC-MART GRAND STAGE)」の各店舗と公式オンラインストア限定で取り扱う。
両者のコラボは、昨年の初コラボに続く2度目だ。今回のベースになったのは、“オールドスクール(OLD SCHOOL)”と“スリッポン(SLIP-ON)”、“オーセンティック(AUTHENTIC)”、“スケートミッド(SK8-MID)”の4モデルで、どれもデザインをグラフィックデザイナーのVERDYが担当。オリジナルのシルエットはそのままに、BUMP OF CHICKENのアイコニックなロゴを落とし込んでいる。価格は“オールドスクール”が1万4300円、“スリッポン”が1万3200円、“オーセンティック”が1万3200円、“スケートミッド”が1万5400円だ。
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「ヴァンズ(VANS)」は、日本のロックバンドBUMP OF CHICKENとコラボレーションした4型6色のスニーカーを9月8日発売する。「ABCマート グランドステージ(ABC-MART GRAND STAGE)」の各店舗と公式オンラインストア限定で取り扱う。
両者のコラボは、昨年の初コラボに続く2度目だ。今回のベースになったのは、“オールドスクール(OLD SCHOOL)”と“スリッポン(SLIP-ON)”、“オーセンティック(AUTHENTIC)”、“スケートミッド(SK8-MID)”の4モデルで、どれもデザインをグラフィックデザイナーのVERDYが担当。オリジナルのシルエットはそのままに、BUMP OF CHICKENのアイコニックなロゴを落とし込んでいる。価格は“オールドスクール”が1万4300円、“スリッポン”が1万3200円、“オーセンティック”が1万3200円、“スケートミッド”が1万5400円だ。
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ドラッグストアのトモズではメイクアップ需要の回復に伴い、フェイスパウダーの売れ行きも好調だ。そこで、トモズのフェイスパウダーの売れ筋トップ5を聞いた。(集計期間2023年7月1~31日)
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1位 資生堂“スノービューティー ブライトニング スキンケアパウダー”【医薬部外品】<数量限定>(25g、7150円)
2位コーセー “メイク キープ パウダー” (5g、1320円※編集部調べ)
3位「タイムシークレット(TIME SECRET)」“ミネラル薬用プレストパウダー”【医薬部外品】[SPF50+・PA++++](8g、1980円)
4位「VT」“CICAノーセバムマイルドパウダー”(5g、750円)
5位「イニスフリー(INNISFREE)」“ノーセバムミネラルパウダー”(5g、899円)
トモズの7月のフェイスパウダーの売り上げは前年同月比200%増と好調に推移した。遊佐真輝トモズ商品部チーフは、「新型コロナウィルスが5類に分類されたことを受けて、メイクアップ需要の回復が見られた」と述べる。
ランキング1位の“スノービューティー ブライトニング スキンケアパウダー”は、美白有効成分m-トラネキサム酸を配合した薬用美白美容パウダーだ。「自然なカバーと艶感をプラスしてくれる。スキンケアの仕上げとしても使えると好評だ」。2位“メイク キープ パウダー”は、「皮脂によるテカリやべたつき、化粧崩れを防ぐパウダーとしてSNSで人気を獲得」。3位の「タイムシークレット」は、「リニューアル後、実績が好調だ。肌荒れもケアし、『ファンデ級のカバー力』と支持されている」。
4位「VT」は、「『粒子が細かく、塗るとサラサラ肌になる』と話題に」。5位「イニスフリー」は、「皮脂吸着パウダーとミネラル皮脂コントロールパウダー配合で、過剰な皮脂を吸着しサラサラに仕上げてくれる。取り扱いを始めてから、ロングセラーとなっている」。4、5位は共に無色のパウダーで、テカリやメイク崩れ防止だけでなく、額や髪の生え際にのせて前髪キープといった使い方もされている。
―――担当者のおすすめアイテムは?
1 / 1
遊佐真輝トモズ商品部チーフ(以下、遊佐):4位の「VT」“CICAノーセバムマイルドパウダー”がおすすめ。粒子が細かく肌に密着するためサラサラになるところがポイントだ。コンパクトなので持ち運びにも便利で愛用している。
―――フェイスパウダー以外で、好調なカテゴリーは?
遊佐:シートマスクカテゴリーが好調だ。特に、「クオリティファースト(QUALITY 1ST)」シリーズと「ルルルンプレシャス(LULULUN PRECIOUS)」シリーズが動いている。ビタミンCやレチノール配合のアイテムなども引き続き人気が高い。
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「ミュウミュウ(MIU MIU)」は、英国発の靴ブランド「チャーチ(CHURCH'S)」とコラボした商品を発売する。レースアップタイプが15万6200円(予価、以下同)、ダブルモンクストラップタイプが17万6000円だ。9月6日に一部の店舗と公式オンラインストアで先行販売し、その後全国の直営店でも扱う。
ウイングチップやギンピング(革の端をギザギザにカットする処理)など英国靴らしいディテールはそのままに、「『ミュウミュウ』の自由な精神を融合した」という。また「『チャーチ』のシューズより、幅の広い丸みのあるフォームに仕上げた」。
素材には、光沢のあるブラッシュドレザーを使用する。カラーはブラックとタバコ(ブラウン)の2色展開。靴底は防滑性に富むラバーソールで、その側面やシュータンには「ミュウミュウ」のロゴをあしらい、インソールには“CHURCH'S×MIU MIU”の文字をプリントする。
「チャーチ」の創業は1873年。「ミュウミュウ」と共にプラダ グループ(PRADA GROUP)に所属する。
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夏本番を迎え、汗や皮脂をカバーするフェイスパウダーの需要が高まっている。今回は、口コミサイト「アットコスメ(@COSME)」のフラッグシップショップ「アットコスメトーキョー」にフェイスパウダーの売れ筋トップ5を聞いた。(集計期間2023年7月1~31日)
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1位「ジバンシイ(GIVENCHY)」“プリズム・リーブル・トラベル(No.1 パステル・シフォン)”(3960円)
2位「イニスフリー(INNISFREE)」“ノーセバムミネラルパウダー N”(5g、898円)
3位コーセー“メイク キープ パウダー”(5g、1320円※編集部調べ)
4位「ナーズ(NARS)」“ライトリフレクティングセッティングパウダー プレスト N”(10g、5830円)
5位「ナーズ」“ライトリフレクティングセッティングパウダー プレスト N ミニ”(3g、2860円)
アットコスメトーキョーの7月のフェイスパウダーの売り上げは前年同月比3.25倍で着地した。下野あやのアットコスメトーキョー店長セールスマネージャーは、「『アットコスメトーキョー』全体の売上高は同1.77倍だった。その中でフェイスパウダーは好調だった」と述べる。
ランキング1位の「ジバンシイ」は、粒子が細かく、つけるだけで自然にトーンアップするフェイスパウダーだ。「サラサラな仕上がりでありながら、乾燥も防ぎ、素の肌をきれいに見せてくれると好評だ。自然なマットの仕上がりで、ポイントメイクが映えるのも人気の理由。マスクにもつきにくく、幅広い顧客に使われている」。
2位の「イニスフリー」は、「脂・汗に強く、メイク崩れを防止するところが人気。日中のくすみの原因である余分な皮脂を吸着し、肌の明るさを自然に補正できる。パラベンや鉱物油、合成色素や合成香料なども無配合であるため、幅広い肌質に使える。また、使い続けやすい価格も支持されている」。
3位“メイク キープ パウダー”は、「YouTubeなどでも紹介され、『バズ』が起きている。皮脂テカリ崩れ防止パウダーを配合しているので、汗や皮脂をはじき、皮脂によるべたつきを徹底的に防ぐことができると支持されている。メイク崩れを気にする顧客から支持を得ている」。
4位と5位の「ナーズ」は、「肌の上で光を反射し、透明感を高めることができるところが人気。ファンデーションなどの仕上がりを邪魔することなく、仕上がりのサラサラ感を実感しながら、きちんとメイク崩れを防いでくれる。初心者も使いやすいく支持を集めている」と話す。5位は持ち運びしやすいサイズ感で、お直し用として購入する顧客が多いという。「口コミサイト『アットコスメ』でも常に人気の商品で、まずは試してみたいというユーザーが購入するケースが見受けられる。まずは5位のミニサイズを購入し、その後、4位のサイズを購入する顧客も多い」
―――担当者のおすすめアイテムは?
下野あやのアットコスメトーキョー店長セールスマネージャー(以下、下野):「コスメデコルテ(DECORTE)」“AQ オーラ リフレクター”(全3色、10g、各1万1000円)。1つで透明感や血色感、カバー力が叶うマルチタイプのフェイスパウダー。パフもブラシもセットされており、好みの仕上がりに付けられる。美容液成分が配合されていて、空調や紫外線による乾燥崩れを防ぐ効果が高い。メイク崩れも乾燥ケアもしたい人にもおすすめだ。
―――フェイスパウダー以外で、好調なカテゴリーは?
下野:口紅・リップグロスカテゴリーが好調だ。マスクを外す人が増え、各ブランドから新色も登場するなど盛り上がりを見せている。リップをつけると顔色自体が明るく見えるため、メイクの仕上がりも1ランクアップすることもリップ需要の高まりを後押ししている。
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「ニューバランス(NEW BALANCE)」は、西山徹が手掛ける「ダブルタップス(WTAPS)」とコラボレーションした第3弾スニーカー“990v6”を発表した。価格は4万4000円で、9月1日に「ニューバランス」の公式オンラインストアをはじめ、東京・日本橋浜町のティーハウス ニューバランス(T-HOUSE New Balance)やニューバランス 六本木 19:06、一部店舗などで取り扱う。
今作は、アッパーをメッシュ素材とピッグスエード、 シンセティックレザーなど、グレーカラーの異素材で構築することでトーンの奥行きを表現している。そして、フォクシング(かかと部分)のサイドに大きく“USA”のロゴをプリントしたほか、ヒールには“WTAPS”と“MADE IN USA”の文字をあしらい、シューズボックスは特別仕様のデザインとなっている。
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