なお、アメリカファッション協議会(COUNCIL OF FASHION DESIGNERS OF AMERICA)の会長であり、7月に設立20周年を記念したオートクチュールをパリで披露したトム・ブラウン(Thom Browne)率いる「トム ブラウン(THOM BROWNE)」はNYFW期間中の発表を予定しておらず、「今後、NYと海外の両方でブランドの20周年を祝う一連の取り組みを計画している」としている。
LONDON
「バーバリー」2023-24年秋冬コレクション
9月15〜19日に開かれるロンドン・ファッション・ウイークは、若手から中堅の復帰組が多数。「アシッシュ(ASHISH)」や「チョポヴァ ロウェナ(CHOPOVA LOWENA)」「ステファン クック(STEPHANE COOKE)」「ハルパーン(HALPERN)」「フーシャン ザン(HUISHAN ZHANG)」「フィービー イングリッシュ(PHOEBE ENGLISH)」「スプリヤ レーレ(SUPRIYA LELE)」「ノウルズ(KNWLS)」などがロンドンのランウエイに戻ってくる。また16日には、英国ファッション協議会(British Fashion Council以下、BFC)による若手デザイナー育成・支援プログラム「ニュージェン(NEWGEN)」の30周年を記念した展覧会「リベル:ロンドンファッションの30年(REBEL:30 Years of London Fashion)」も、デザインミュージアムで開幕。同プログラムから巣立ち、人気ブランドに成長した「ジェイ ダブリュー アンダーソン(JW ANDERSON)」は16日、「シモーン ロシャ(SIMONE ROCHA)」は17日にそれぞれ新作を発表する。さらに「バーバリー(BURBERRY)」は、18日にダニエル・リー(Daniel Lee)就任後2回目のショーを行う予定だ。
MILAN
「トッズ」2023-24年秋冬コレクション
9月19〜25日に開催予定のミラノ・ファッション・ウイークで注目すべきは、やはりアレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)の後任としてクリエイティブ・ディレクターに就任したサバト・デ・サルノ(Sabato De Sarno)による新生「グッチ」、そしてNYからミラノに発表の場を移し、創業者の後を継いだピーター・ホーキングス(Peter Hawkings)による「トム フォード」のデビューだ。「グッチ」は22日15時、「トム フォード」は21日21時にショーを開催する。また、「バリー(BALLY)」も2シーズンで退任したルイージ・ビラセノール(Rhuigi Villasenor)であるシモーネ・ベロッティ(Simone Bellotti)が手掛ける初のコレクションを23日17時からお披露目する。
新クリエイティブ・ディレクターによるデビューショーは、「ラコステ(LACOSTE)」を率いてきたルイーズ・トロッター(Louise Trotter)が就任し、5年ぶりにパリのランウエイに復帰する「カルヴェン(CARVEN)」と、わずか半年でブランドを去ったルドヴィック・デ・サン・サーナン(Ludovic de Saint Sernin)の後任として内部昇進した27歳のステファノ・ガリーチ(Stefano Gallici)が手掛ける「アン ドゥムルメステール(ANN DEMEULEMEESTER)」。どちらも9月30日にショーを開催予定だ。一方、「クロエ(CHLOE)」はパーパス・ドリブンなブランドへの改革の立役者となったガブリエラ・ハースト(Gabriela Hearst)による最後のコレクションを28日に発表する。
「ザボディショップ(THE BODY SHOP)」は9月21日、毎年人気の“バニラパンプキン”シリーズを数量限定で発売する。ラインアップはボディーシャンプー(250mL、2200円)、ボディークリーム(200mL、3960円)、ハンドクリーム(30mL、1430円)、フェイスマスク(75mL、3850円)の全4種。
同コレクションは、バーシティージャケット、レタードカーディガン、チェックシャツ、クルーネックスエット、Tシャツ、ソックス、クッションをラインアップ。“School of Thought”をコンセプトに、ビンテージ、カレッジ、アイビー、スポーツなどに着想した。ブラック、ネイビー、ホワイトを取り入れたオリジナルのチェック柄がコレクションの背景でもある1950年代のムードを演出する。
ロンハーマンのもう一つのソーラーシェアリングではヒマワリが満開だった。参加者はヒマワリを収穫しながら、農業法人Three little birdsの佐藤真吾代表社員からソーラーシェアリングの下での有機農業とは、について学んだ。収穫しないヒマワリはそのまま緑肥として使用すること、有機農業で土壌を回復させつつ、さらに不耕起栽培に切り替えていくことで大気中からCO2を吸収しカーボンニュートラルへ貢献するということ、収穫しきれないヒマワリも土壌の役に立つことを知ると安心して花束作りを楽しむことができる。