韓国発セルフネイル「オホーラ」がリブランディング 3周年を記念し人気ネイリストとコラボレーション

韓国発のセルフジェルネイルブランド「オホーラ(OHORA)」は、今月で日本上陸3周年を迎える。これを記念し、「ありのままの日常をちょっぴり幸せにする」をブランドコンセプトに掲げ、ライフスタイルブランドとしてリブランディングする。

また、3周年を祝して人気のネイルアーティストとのコラボレーション“オホーラ x ネイルアーティスト コラボレーションを実施。YUI OGAWA氏(マーブリスネイル)、いっちょこ氏、AKI HARASHIMA氏がデザインしたこの夏おすすめのハンド&フットネイルのデザインを6月13日から発売予定だ。

「オホーラ」は独自技術により、液状のジェルネイルを60%効果したシールタイプのジェルネイルで、日本、韓国、中国、アメリカ、ヨーロッパで特許を登録。従来のネイルシールと比べ柔らかく伸縮性があり、人それぞれの爪や形にフィットしやすく、持ちが良いのが特徴だ。ジェルランプで硬化することで初心者でも手軽にデザイン性が高いセルフネイルを楽しめる。

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アスプルンドが廃棄デニム素材の家具や什器を販売 デザイン性の高さで差別化

ワールド傘下の家具製造販売会社であるアスプルンド(東京、西川信一社長)は、廃棄デニム素材を再利用したマテリアルボード「ステラポップ」の家具や什器の販売を今春から始めた。従来の再生材を使用したマテリアルボードに比べてデザイン性が高い点を強みとし、サステナビリティ意識が高い企業のオフィスなどのニーズを獲得する。

一般の顧客に向けた家具もそろえるが、ターゲットとする用途は業務用。飲食店、ホテル、オフィス、結婚式場などでの使用を想定しているが、特にオフィス用途の注文が増加している。「サステナビリティへの意識が高く、対外的にもそのイメージを強化していきたい企業から、ロビーや商談室で利用したいという声が多い。弊社が扱う他の家具より1.3倍ほど価格は高いが、姿勢に共感した企業からの支持を獲得できている」と熊代太一マネージャーは話す。

「ステラポップ」はベトナムのジーンズメーカーのサイテックスが開発した、廃棄デニムを再利用したマテリアル素材。デニムの製造過程で出るB品を使用し、水性バインダーを混ぜ合わせてプレスして製造する。取り入れる廃棄デニムを変更することで色味や風合いの調整ができ、カラフルで表面にデニムの素材感が残った柄が特徴的だ。

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「スウォッチ」×「オメガ」のコラボ新作3モデルが発売 溶岩、オーロラ、砂漠をイメージ

「スウォッチ(SWATCH)」は「オメガ(OMEGA)」とのコラボウォッチ“バイオセラミック ムーンスウォッチ”の新作モデル3種を6月15日に厳選した「スウォッチ」ストアで発売する。※購入は1人につき、ストア1店舗、1日で1本に限定。

今回は、宇宙から見た地球上の自然現象にインスピレーションを得て、“ミッション オン アース”と名付け、ラバ(火山の溶岩)、ポーラーライツ(オーロラ)、デザート(砂漠)というという3つの自然現象は、それぞれ3色のカラーに落とし込んだ。

3種ともにケースバックに独自のミッションがあり、文字盤とクラウンには「OMEGA × SWATCH」のロゴを施し、どの電池カバーにも地球がデザインされている。宇宙服に適した調節可能なベルクロストラップは、宇宙飛行士らしい仕上げのタッチを加え、それぞれのケースと同じ色の対比ステッチが特徴だ。

針とインデックスには、グレード A Super-LumiNova®がコーティングされ、暗闇でも完璧に光ります。非対称的なケース、「ドットオーバー90」の有名なタキメーターの目盛、そして独特の“スピードマスター”のサブダイアルなど、“オメガ スピードマスター ムーンウォッチ”オリジナルモデルの主な特徴が新作モデルにも反映されている。クロノグラフ機能も備えている。

また、すべてのモデルと同様、「スウォッチ」の特許取得済みのバイオセラミック製で、3分の2が高級時計で使用されるセラミック、3分の1がヒマシ油を原料にした独特のブレンドとなっている。

LAVA

POLAR LIGHTS

DESERT

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JFW推進機構に新理事長 TSIホールディングス社長の下地氏が就任

日本ファッション・ウィーク推進機構(JAPAN FASION WEEK ORGANIZATION以下、JFWO)は、TSIホールディングスの下地毅社長を新理事長に任命した。

6月10日に理事会と社員総会を開催し、理事長と併せて副理事長、理事、監事も確定した。なお、前理事長の三宅正彦TSIホールディングス名誉顧問は、同機構の名誉顧問に就任するという。

下地毅新理事長は、1985年に文化服装学院マーチャンダイジング科を卒業。97年に上野商会に入社し、「ドッグファイト(DOGFIGHT)」や「アヴィレックス(AVIREX)」のデザインを担当するなどしてキャリアを積んだ。上野商会がTSIホールディングスの完全子会社になった後、19年に同社執行役員を経て21年から現職。

【人事一覧】
★は新任

理事長:下地 毅・TSIホールディングス社長(★)
副理事長:沓澤 徹 東レ専務執行役員 繊維事業本部長(★)
副理事長:保元 道宣 オンワードホールディングス社長
理事:太田 伸之 MD03 代表取締役
理事: 鈴木 恒則=日本アパレル・ファッション産業協会 理事長
理事:武内 秀人 伊藤忠商事 執行役員 繊維カンパニープレジデント
理事:富???? 賢一 日本化学繊維協会 副会長
理事:永井 英明 ファッション産業人材育成機構 専務理事(★)
理事: 福田 三千男 アダストリア会長
理事:山川 貴史 東急 執行役員 生活サービス事業部 管掌(★)
理事:好本 達也 日本百貨店協会 会長(★)
監事:長谷川 裕治 日本アパレル・ファッション産業協会 専務理事
監事: 山下 健 日本ファッション協会 専務理事(★)

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「アースミュージック&エコロジー」復調 20代23%の現状打破なるか

ストライプインターナショナルが展開する「アースミュージック&エコロジー(EARTH MUSIC&ECOLOGY)」が復調している。セールの乱発などでしばらく低迷していたが、2023年から不採算店舗の削減や供給抑制などの構造改革に着手。今年春以降は既存店売上高が20%増で推移する。

20代の女性獲得を狙ったMDが少しずつ成果を見せ始めた。「アース」は設立から25年がたち、顧客の高齢化が進んでいた。そこで商品構成を20代に向けた2ライン、既存の幅広い世代に向けた2ラインの計4ラインに再編成。若い世代が多い駅ビルの店舗、幅広い世代が来店する郊外のショッピングセンターの店舗で商品構成を変更し、ターゲット層を的確にキャッチする店作りに取り組んだ。本部と店舗の連携を強化し、販売員が商品の企画意図の理解を深めたことも、買い上げ率の向上につながった。

23年9月の年代別買い上げ客数比率は、20代が23%で、40代〜60代が50%を占めていた。今後は20代〜30代の比率6%増を目指す。

24年4月にはブランドパーパスを「いいことあるかも&できるかもという『期待』を増やす」に設定した。日常の中のワクワクを増やすようなブランドでありたいという思いを反映し、スタッフがブランドの立ち位置を再認識するフックにしている。

24年1月期の既存店売上高は前年比15%増で、今期(25年1月期)に入ってからも20%増と好調に推移している。さらなる20代〜30代の獲得をめざし、SNSなどでタッチポイントを増やしていく計画だ。

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「セリーヌ」が新作フレグランス“ズーズー”を発売 60年代のアイコニックで魅力的な女性をイメージ

「セリーヌ(CELINE)」は、エディ・スリマンによる“セリーヌ オート パフューマリー コレクション”の新作 “ズーズー(ZOUZOU)”(100mL 3万6300円、200mL 5万3900円)を6月20日に発売する。

同コレクションは、デイリーラインとイヴニングラインで構成され、“ズーズー”は12番目の香りでデイリーラインに位置付けられる。

“ズーズー”も他の香りと同様に、エディ・スリマンの香りにまつわる記憶に基づいており、1960年代のアイコン、映画や文学の登場人物に描かれた生き生きとしたシルフ(妖精)のような魅力を持つ若い女性をイメージして作られた。“ズーズー”もかつてショートヘアの少女や恋人につけられたニックネームをミックスして名付けた。

キャラメルを思わせるバームアコードが主役のアンバーとムスクの香り。ベンゾイン(安息香)とトンカビーンを中心に作られ、パチョリとラブダナムがアンバリーでエレガントなアコードを強調し、ムスクとバニラが「セリーヌ」のすべての香りに共通するパウダリーノートを引き立てる。ノートの広がりとともに、パリのティーンエイジャーのエスプリが繊細に表現されている。

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「アディダス」のデジタルネックレスが300万円超え 「ロブロックス」がファッション産業にもたらすもの

コミュニケーションプラットフォーム「ロブロックス(ROBLOX)」は、2006年のサービス開始以来、アバタースタイリングを提案し続けてきた。先鋭的な機能やプロジェクト、ファッションブランドとのコラボレーションにより、デジタル上のファッションスタイルの選択肢を着実に広げている。メタバーストレンドの衰退を受け、企業側がバーチャルに関するもの全体を見直しているのは事実であるものの、「ロブロックス」のウィニー・バーク(Winnie Burke、以下ウィニー)グローバル・グループ・ディレクターが考える未来は真逆だ。ウィニーは米「WWD」の取材に対し、「ブランド・パートナーシップの数は増えており、数年単位での取り組みを持つほど関係性も深まっている」と語る。

PROFILE: ウィニー・バーク(Winnie Burke)/「ロブロックス」グローバル・グループ・ディレクター

ウィニー・バーク(Winnie Burke)/「ロブロックス」グローバル・グループ・ディレクター
PROFILE: ニューヨーク・タイムズ在籍後、ソニー・ピクチャーズエンタテインメントでデジタル広告セールス担当副社長を務めた。2015年にロブロックスに入社

広がるブランド・パートナーシップ
小売店とのコラボレーションも

「ロブロックス」上で販売された「アディダス(ADIDAS)」とのコラボによるデジタルネックレスは、今月200万Robux(約312万円※1ドル156円、6月10日時点)で落札された。それまで「ロブロックス」上で販売された限定バーチャルアイテムの最高額とされていた「ランボルギーニ(LAMBORGHINI)」の150万Robux(約234万円)のハットを超え、過去最高額となった。

「ロブロックス」のデイリーアクティブユーザー数は、23年12月末時点で7770万人━━これはイギリスの全人口よりも多い。膨大なユーザーを熱狂させ続けるのは、絶え間ない技術アップデートとユーザー体験、熱心なクリエイター・コミュニティーの構築、そして世界的ブランドとの長年にわたるコミュニケーションだ。「ロブロックス」は過去1年だけでも、「ヴェルサーチェ(VERSACE)」「ヒューゴ ボス(HUGO BOSS)」「ラブシャックファンシー(LOVESHACKFANCY)」「ジバンシイ(GIVENCHY)」、ロレアル、ヒルトンホテル、ウォルマート……その他多くのブランドや企業戦略のためのパートナーシップを築いた。

大きな盛り上がりを見せる「ロブロックス」だが、プラットフォームの成長においてはさらなる投資が必要だ。23年1〜9月の間、プラットフォーム上で販売されたデジタル商品は160万点を超え、前年同期比で15%増加した。一方で、同社の最新の第1四半期(24年1〜3月期)の業績報告書は、ユーザーの支出が減速していることを示唆した。同期の売上高は22%増の8億100万ドル(約1249億5600万円)に達したものの、第2四半期の予測を下方修正したことが投資家の不安を煽ったのだ。つまり「ロブロックス」は新たな収益源を見つける必要に迫られており、すでにその課題に着手している。今年4月、「ロブロックス」マーケットプレイスは申請プロセスを廃止し、資格基準を満たせば誰でもデジタルアイテムを販売できるようになった。先月には、仮想空間上のビルボードで動画広告配信を開始した。

そして次なるチャレンジは小売店への進出だ。かねてから取り組みを進めてきたウォルマートは、「ロブロックス」上でフィジカルとデジタル両方での商品販売をテストしている。先月「ロブロックス」クリエイター3人とコラボし、ウォルマートで実際に売っている「ノーバウンダリーズ(NO BOUNDARIES)」のバッグ、「TAL」のステンレスタンブラー、「オン(ONN)」のワイヤレスヘッドホンの3商品を「ロブロックス」仕様にデザイン。これらデジタルアイテムを「ロブロックス」上で購入すると、フィジカル商品が手元に届き、売り上げは直接ウォルマート側に支払われる仕組みだ。これらの取り組みは、eコマース上での取引がどれだけユーザー、特にZ世代に響くのかを試験するものだった。

「WWD」のインタビューの中で、ウィニーは“「ロブロックス」とファッションの関係”、そして“その関係がどのように成長しているか”、また“ゲームプラットフォームにおける最新の商品販売と広告”について語った。

WWD:「ロブロックス」は以前からファッションブランドとのパートナーシップを築いてきた。最近では「アディダス」との取り組みが良い例だ。

ウィニー・バーク(以下、ウィニー):「アディダス」は、このプラットフォームへのアプローチにおいて非常に理解がある先進的なブランドだ。私達と「アディダス」チームは密接に協力し戦略を練った。私達からはプラットフォーム上のトレンド傾向や「ロブロックス」上での仮想経済、仮想ビジネス、そして彼らが作成する商品の管理方法など、コンサルティング的なアプローチを提供した。

WWD:「アディダス」のほか、どれほどの企業と取り組みを行っている?

ウィニー:カテゴリーを問わず、300以上のブランドと話が進んでいる。私達のコミュニティーにおいて、自己表現とデジタル・アイデンティティーはとても重要なものだ。ウォルマートのような歴史のある小売業者から、「バーバリー(BURBERRY)」や「グッチ(GUCCI)」のようなラグジュアリーブランド、そして「アディダス」や「ナイキ(NIKE)」「プーマ(PUMA)」などのスポーツブランド、さらにファストファッションまで、多くのブランドや企業とプロジェクトに取り組んでいる。数えればきりがないほどだ。

多くのメタバースが衰退する中
「ロブロックス」が成長し続ける理由

WWD:「ロブロックス」は時にメタバースに分類される。しかし独立したプラットフォームであり、独立した仮想世界であるからこそ、他のエコシステムに依存せず、メタバースバブルの崩壊から隔離されているようにも感じる。

ウィニー:同感だ。しかし同時に、ゲームは限定的なものだと感じる。私達のプラットフォームで最も特徴的なことは、ゲーム、エンターテインメント、ソーシャライゼーション、そして友人と共に楽しめるアクティビティーや体験全てが1つに組み合わさっている部分だ。コンサートに参加したり、アーティストに会ったり、プライベートサーバーで気が知れた仲間とつながったり、ファッションショーに参加したり、アバターを着飾ったりすることもできる。中でもファッションスタイルを表現するゲーム“Dressed to Impress”は、「ロブロックス」上でもトップクラスに人気のコンテンツだ。

WWD:様々なコンテンツがそろった「ロブロックス」は、かなり自己完結的な環境とも言える。その一方で2万ドル(約312万円)ものバーチャルアイテムを買ったら、他のプラットフォームでも着用したくなりそうなものだ。他のゲームやプラットフォームとの相互運用性についての計画は?

ウィニー:第一に、私達はコミュニティーのために作られた組織である。現時点で私達が計画していることはないが、「商品をプラットフォーム外に持ち出すことで、コミュニティーに良い影響力をもたらすのか」という部分では常に注目し、検討しているテーマだ。「ロブロックス」の特徴の一つとして、そのアイテムの有用性がプラットフォーム上に存在することだと考えている。アイテムを身につけたり、ステータスとして見せたりしたい場合、「ロブロックス」上なら大勢のオーディエンスや仲間にアピールすることができる。7800万近いユーザーがいるため、絶大な自己表現の場になり得るのだ。プラットフォームそのものは独立的で閉鎖的に見えるかも知れないが、体験自体は非中央集権的であると言えるだろう。

“フィジタル”で実現する
インタラクティブなeコマース戦略

WWD:「ロブロックス」におけるファッションプロジェクトの軌跡とは?

ウィニー:ラグジュアリーブランドはこのプラットフォームに早い時期から参入していた。21年、「グッチ」のデジタル“ディオニュソス”バッグは二次流通でブームを起こし、約4115ドル(約64万1940円)で落札された。現実で販売されているバッグの価格3400ドル(約53万400円)を700ドル(約10万9200円)以上も上回ったのだ。
この「グッチ」の取り組みは、他のラグジュアリーブランドが取り組みを行うための良い指標となった。もちろん慎重に様子を伺うブランドは多いが、この業界ではよくあることだ。十数年前のソーシャルプラットフォームがたどった軌跡とよく似ている。今では、これから取り組みを始めるブランドだけではなく、すでにアクションを始めているブランドでさえ「自分達は遅れをとっているのでは」と焦っている。しかし進化し続けているプラットフォームだからそう感じるだけで、実際は遅れているなんてことはない。

WWD:広告についてはどのような戦略を持つ?

ウィニー:仮想空間上のビルボードを活用することで、デジタル上であっても現実世界と変わらないチャネルとして利用できる。これにより、ブランド側が金銭・時間的な負担を負うことなくプロモーションにつながるよう努めている。

WWD:eコマースプラットフォームとしての「ロブロックス」に至るまでの道のりとは?

ウィニー:ここ1年半ほどはコミュニティーだけでなく、マーケティング担当者やプラットフォームに参加しているブランドのニーズにも耳を傾けてきた。「ロブロックス」には、多くの時間を消費する膨大なオーディエンスがいる。instagram、Pinterest、TikTokなど、他のプラットフォームも実装してきたように、「ロブロックス」もeコマースプラットフォームとして確立していきたい。ブランドやユーザーがプラットフォームから離脱せずに商品の売買を行えるようにしたいと考えている。

WWD:ウォルマートとのプロジェクトは、eコマース事業のための試験的な取り組みだったのか?

ウィニー:確かにウォルマートとの取り組みは試験的に行った。実際にウォルマートが持つエコシステムの中で反響が大きく、トレンドになっている3つの商品をeコマースで提供することができた。「ロブロックス」上のバーチャルアイテムはフィジカルアイテムとは少し異なるが、それがカギだ。ここからインスピレーションを得て欲しい。「アディダス」が販売したデジタルネックレスを現実世界で生産していないのと同じだ。

「ロブロックス」は研究開発として活用するためのプラットフォームではないが、実際に企業はそのように考えているだろう。昨年行った「フェンティ ビューティ(FENTY BEAUTY)」とのコラボレーションでは、ユーザーが作成した様々なバージョンのリップからリアーナが選んだものをフィジカル商品として生産した。このように実際に“フィジタル”が実現した例はたくさんあるし、今後もっと増えていくだろう。

WWD:「アディダス」のデジタルネックレスにはフィジカルスニーカーが付属し、「ランボルギーニ」のデジタルハットはイタリアのランボルギーニ本社へのツアー特権が付属した。「ロブロックス」は今後も、さらなる“フィジタル”体験の提供を強化していく予定なのか。

ウィニー:最終的には私たちのテクノロジーによって、誰もがプラットフォーム上で販売者になれるようになることを目指している。ブランドにとっても、クリエイターにとっても、デジタル上の仲間と共にフィジカル商品の体験を共有できるようにしたい。今年はより正式なソリューションを確立し、複数の実験を行う予定だ。

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「ユニクロ」がチャリティーTシャツプロジェクトで吉岡徳仁らとコラボ Tシャツ3型を発売

「ユニクロ(UNIQLO)」は6月21日、チャリティーTシャツプロジェクト「ピース フォー オール(PEACE FOR ALL)」からTシャツ3型を発売する。価格は各1500円。「ユニクロ」一部店舗および公式オンラインで販売する。

吉岡徳仁とソール・ライター、ハン・メイリンとコラボ

Tシャツは、アーティスト、デザイナーの吉岡徳仁、写真家のソール・ライター(Saul Leiter)、 アーティストのハン・メイリン(韓美林)とコラボした。「ピース フォー オール」プロジェクトは2022年に開始、41組のコラボレーターが参加した。24年4月時点で、400万枚以上を販売、寄付総額は12億円に達する。寄付金は、国連難民高等弁務官事務所 (UNHCR)やセーブ・ザ・チルドレン (Save the Children)、プラン・インターナショナル (Plan International)など、各地で避難生活をする人々に向けた緊急人道支援や、紛争などによって困難な状況に直面する子どもたちへの支援などに充てられる。

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「ウィンダンシー」と現代美術家にいみひろきがコラボ 101個限定のアイテム4種と作品の販売も

「ウィンダンシー(WIND AND SEA)」の“ワンオーワンコレクション(ONE 0 ONE COLLECTION)”に現代美術家のにいみひろきが参加し、コラボしたアイテム限定101個を6月15日にウィンダンシー東京で発売する。オンライン販売は15日12時〜19日23時59分で抽選を行い、当落発表の後に商品を発送する。15〜20日にポップアップも開催する。

“ワンオーワンコレクション”

スタイリスト熊谷隆志がディレクターを務める「ウィンダンシー」の“ワンオーワンコレクション”は世界各地のアーティストに焦点を当て、作品と出会う機会、手に入れる機会を繋ぐプロジェクトだ。にいみひろきの作品作りである“捨てられ、ゴミとなった素材を拾い集めてコラージュする”過程の中で、箱の制作は新しい試み。通常は脇役になる什器にグラフィックを施して作品の台座にし、普段光が当たらない素材に再度光を当てる作品に仕上げた。

コラボアイテムは“ジップ アップ スエット シャツ”(1万9000円)や“ロゴ プリント ティー”(8000円)、アート プリント ティー”(8500円)、“アート プリント L/S ティー”(9500円)を用意した。各アイテムにはシリアルナンバーが記載されている。

にいみひろきはアートディレクターとして広告やファッションに携わりながら作家活動を開始。今日の大量消費社会におけるクリエイティビティの消費をテーマにした平面作品を制作する。

ポップアップ概要

◼︎ポップアップ

日程:6月15〜20日
場所:ウィンダンシー東京
住所:東京都渋谷区神南1-9-10番匠ビル1階

コラボアイテム一覧

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父の日のプレゼントはこれで決まり!? 「ニューエラ」דキンミヤ焼酎”

「ニューエラ」דキンミヤ焼酎”

「ニューエラ(NEW ERA)」は6月14日、“キング・オブ・甲類”こと“キンミヤ焼酎”をフィーチャーしたコレクションを発売する。

同コレクションは12商品からなり、“キンミヤ焼酎”のロゴを主役にしたデザインが特徴だ。価格はキャップが3960円〜、Tシャツが6050円。

“キンミヤ焼酎”は、宮﨑本店(三重、宮﨑由太社長)が製造する甲類焼酎。

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「ボナベンチュラ」がイタリア王家の「サヴォイア家」とコラボ 上質な“サヴォイアブルー”のiPhoneケースや財布などを限定発売

イタリア・ミラノ発のラグジュアリーレザーグッズブランド「ボナベンチュラ(BONAVENTURA)」は5月25日、東京・銀座のフラッグシップショップでイタリア旧王室の「サヴォイア家」とコラボレーションした限定コレクション“SAVOIA × BONAVENTURA”の商品発表会を開催した。同イベントに「サヴォイア家」の現当主であるエマヌエーレ・フィリベルト・ディ・サヴォイア公爵が登壇し、「サヴォイア家」にとって初となるコラボレーションについて語った。

同コレクションは6月12日正午に「ボナベンチュラ」公式オンラインストアで予約を開始し、9月末ごろに一部店舗で発売する予定だ。ブランドが誇るシュリンクレザーを「サヴォイア家」の象徴的な“サヴォイアブルー”に染め上げた人気のiPhoneケースや財布、トートバッグ、バックパックなどの全15アイテムをラインアップ。

今回のコラボレーションについてサヴォイア公爵は「王家の色であるブルーカラーを品質の良い『ボナベンチュラ』のレザーと融合し、モダンなブラックを組み合わせたコレクションだ」とコメント。数あるアイテムの中でも、サヴォイア公爵のお気に入りはiPhoneケース(全2型、1万4300〜2万900円)で、「イタリアの伝統とテクノロジーが合わさった素晴らしいアイテムだ」とアピールした。

サヴォイア公爵は、同コレクションに採用した“サヴォイアブルー”についても解説。「1300年代、『サヴォイア家』の伯爵だったアメデーオ6世が当時、皇帝から『十字軍が遠征に行くのを手伝ってほしい』と頼まれたことがきっかけで自分が所有する船を皇帝に提供。聖母マリアに加護を願うため、船に聖母マリアの服の色であるブルーの旗を掲げたことから、十字軍の旗の色が“サヴォイアブルー”となった」と説明した。このカラーは現在も、イタリア代表サッカーチームのユニホームや大統領旗に採用されるなどし、ナショナルカラーとして国民に親しまれている。

問い合わせ先
BONAVENTURA カスタマーサポート
(電話対応:平日 9:30~18:00)
050-3204-4803

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「3.1 フィリップ リム」2025年プレ・スプリング・コレクション

「3.1 フィリップ リム(3.1 PHILLIP LIM)」が2025年プレ・スプリング・コレクションを発表した。

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「ハフ」と“エア マックス”コラボ再び 日本限定カラーを含む3モデルをラインアップ

スケートボードブランド「ハフ(HUF)」は6月15日、「ナイキ(NIKE)」とコラボしたスニーカー“ハフ×ナイキ エア マックス 1(HUF X NIKE AIR MAX 1)”3色を発売する。価格は各2万1230円。「ハフ」公式オンラインのほか、グリーン×グレーカラーとピンク×グレーカラーのみ、「ハフ」の国内一部店舗で取り扱う。

2004年コラボ未発売のカラーをラインアップ

同スニーカーは、グリーン×グレーカラーとオレンジ×グレーカラー(北米限定)、ピンク×グレーカラー(日本限定)の3色を販売する。両ブランドは、2004年に初コラボを実施、「ハフ」の創業者キース・ハフナゲル(Keith Hufnagel)がデザインした、グリーン×グレーカラーの“エア マックス 1”を発売した。その際、サンプル化したものの、発売に至らなかったオレンジ×グレーカラーと、ピンク×グレーカラーを今回ラインアップに加えた。キャンペーン動画は、「ハフ」サンフランシスコ店の人気者だったキースの愛犬、ボーンズがモチーフとなっている。

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「ディオール」の名香“ミス ディオール”展覧会リポート 貴重な初代作から日本初公開ドレスまで

「ディオール(DIOR)」は6月16日から7月15日、六本木ミュージアムで「ミス ディオール展覧会ある女性の物語」を開催する。ブランドを代表するフレグランス“ミスディオール”の誕生から今年発売の最新作まで、貴重なアーカイブと共に80年近くの歴史を辿る展覧会をリポートする。

“ミス ディオール”の誕生は1947年まで遡る。クリスチャン・ディオール(Christian Dior)が「愛のように香るフレグランスを」との願いを込め、自身初のコレクションのドレスの最後の仕上げとして制作した。今年5月にはフランシス・クルジャン(Francis Kurkdjian)=パフューム クリエイションディレクターが、その初代“ミス ディオール”を再解釈した新作“製品名”を発売したことでも話題となった。本展覧会では、“ミスディオール”の名前の由来となったディオールの妹カトリーヌ(Catherine)とのエピソードや、3代目クリエイティブ・ディレクターが1960年代に“ミス ディオール”と名付けて始動したプレタポルテ・コレクションなどを展示し、ビューティとファッションの両面から“ミスディオール”を纏う女性を描く。

巨大“ミス ディオール”がエントランスでお出迎え

入口では“ミス ディオール”のボトルを象った大きなオブジェが出迎える。一昨年、東京都現代美術館で開催した回顧展「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」展と同様に、建築家の重松象平が空間デザインを手掛けた。会場には、ムッシュ・ディオールが持っていたというクラシックレコードが流れる。

半世紀を超えるヘリテージが一堂に

“Miss Dior”のロゴから伸びる一本のリボンに沿って、現在までの歴史を紹介。散りばめられた窓の中にはドレスを模した創世記の“ミスディオール”のオパール型の香水瓶や、歴史を感じる初代の広告、千鳥格子のガラス瓶、ナタリー・ポートマンの広告などが並び、さまざまなストーリーを伝える。

世界限定150個の“ミスディオール”と“シルクの部屋”

フランスのビジュアルアーティスト、エヴァ・ジョスパン(Eva Jospin)とコラボレーションした、世界限定150個の“ミス ディオール”を展示した空間は、インドの工房で熟練の職人と女性が手作業で施した刺しゅうで花々を描いた。ジョスパンとはマリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)が手掛ける「ディオール」の2021-22年秋冬コレクションでも協働している。中央の“ミス ディオール”のボトルのリボンからトランクのボックスまで、花々の繊細な刺しゅうに溢れている。

香りに包まれ、クチュールドレスの中へ

ドレスのようなチュールに包まれたホールには、1949年に発表したドレスのレプリカを置いた。ドレスの周りには花のオブジェを設置し、ボタンを押すとクルジャン=パフューム クリエイションディレクターがセレクトした花々の香りが広がる。ディオールが愛したグラース産のジャスミンやチュベローズ、オレンジブロッサムが香り、プロジェクションマッピングが幻想的な空間を演出する。

ムッシュ・ディオールのひらめきに迫る

続くエリア“クチュール ボウ”ではピンクのリボンに招かれ、ムッシュ・ディオールのインスピレーション源を探っていく。実は当初、“ミスディオール”は“コロール”という商品名だった。しかしより良い名前はないかと考えていたディオールの元を訪れた妹のカトリーヌが「ほら、ミスディオールよ」と声を掛けられたことがきっかけとなり、現在の名前が決まった。カトリーヌはレジスタンス運動家でありながら、兄のディオールと花への愛情を共有。兄妹は花に人生を捧げようと切り花の販売などのビジネスを始めた。会場にはカトリーヌのポートレートや麦わら帽子などを展示し、親密だった2人の関係性を紹介する。ハリウッド女優からモナコ公妃となったグレース・ケリー(Grace Kelly)や女優の京マチ子の写真、ディオールによるデッサン画なども展示する。

日本初公開のプレタポルテの“ミスディオール”

1967年9月、「ディオール」は初のプレタポルテコレクションを“ミス ディオール”と銘打って発表した。マルク・ボアン(Marc Bohan)による“ミスディオール”は、女性たちの日常をエレガントに装うことをコンセプトに、フレッシュで若々しく日常に取り入れやすいスタイルを提案した。世界規模で展開し、「多様なスタイルで普遍的な女性らしさを称賛する、世界に開かれた先見的なメゾンの創設」というムッシュ・ディオールのビジョンを継承した。

和紙の海に浮かぶドレスと限定フレグランス

クチュリエになる前にはギャラリーオーナーを務めていたムッシュ・ディオール。コンテンポラリーアーティストの作品を扱い、ジャン・コクトー(Jean Cocteau)やマックス・ジャコブ(Max Jacob)ら芸術家や詩人とも親交があった。ファブリックの上に和紙を重ね日本をイメージしたエリアには、オランダ人デザイナーのサビーヌ・マルセリス(Sabine Marcelis)やビジュアルアーティストの荒神明香、日本戦後第3世代の代表的なアーティスト、江上越の作品をクチュールドレスと共に展示する。

ディオールの愛犬ボビーとたわむれる

ムッシュ・ディオールはオートクチュールコレクションで毎回、デザインの1つに愛犬ボビーの名前を付けていた。1952年のクリスマスコレクションでは、愛犬ボビーへのオマージュとして限定ボトル“J'appar tiens a Miss Dior(ご主人さまはミス ディオール)”を発表。最後のホールにはボビーを模したボトルの大きなオブジェを設置した。

ブティックや「ピエール エルメ」コラボカフェも

会場内ではフレグランスや書籍を販売する。新作の“ミス ディオール パルファン”(35mL、1万3200円/50mL、1万8040円/80mL、2万3100円)やスティック状練り香水“ミスディオール ブルーミング ブーケ ミニ ミス”(7810円)などの人気フレグランスに加え、メイクアップやスキンケアも取り扱う。「ピエール・エルメ(PIERRE HERME)」とのコラボレーションカフェでは、“ミス ディオール”の世界観を表現したオリジナル マカロンや、花々や香りを彷彿とさせるシグネチャーデザートプレートを用意し、展覧会の後の余韻を楽しめる。

イベント概要

■ミス ディオール展覧会 ある女性の物語
日程:6月16日〜7月15日
時間:10:00〜20:00(最終入場19:00)
場所:六本木ミュージアム
住所:東京都港区六本木 5-6-20
※事前予約制・⼊場無料

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アバハウスも富裕層女性狙う 新ブランド「ボーヴェット」滑り出し順調

アバハウスインターナショナルの「デザインワークス(DESIGN WORKS)」が富裕層女性の取り込みに力を入れている。昨年10月、大人女性をターゲットにハイエンドのハウスブランド「ボーヴェット(BEAUVET)」をスタート。伊勢丹新宿本店、銀座路面、六本木ヒルズ、高島屋大阪店、大丸心斎橋店といった都心部の店舗に導入し、立ち上がりの24年春夏は早期完売するアイテムも出た。

商品はすべて国内生産
人気商品は20〜30点が完売

商品はすべて国内生産。ツイードやレースといったトラッドな素材にベロア・サテンなど光沢素材、ときおりファンシーな色柄を織り交ぜて、ベーシックな中に個性とモード感をしのばせる。ブラウス・パンツ5〜6万円、ワンピース5〜10万円と高額ながら、今春夏は20〜30点縦売れした品番もある。4月中旬には、大人女性のファッションアイコンである翁安芸と協業したインスタライブを実施し、番組内で紹介・着用した総柄ワンピース(10万4500円)は即完売。再販リクエストも相次いだ。

24年秋冬は“ニューコントラスト”がテーマ。ツイードやレザーを主役に、ソフト×ハード、エレガント×カジュアルといった相反する要素をコーディネートに同居させ、アンマッチ感を楽しむ。シーズンの顔となるアイテムは、ツイードのジレとジャケットのコンビ、レザーのワンピース。今後は百貨店でのポップアップ展開などを視野に入れ、認知拡大に力を入れる。

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「マックスマーラ」2025年プレ・スプリング・コレクション

「マックスマーラ(MAX MARA)」が2025年プレ・スプリング・コレクションを発表した。

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“ディオール&ストーンアイランド”カプセルコレクション 7月4日に発売

「ディオール(DIOR)」は、「ストーンアイランド(STONE ISLAND)」とのカプセルコレクションの詳細を発表した。

「ディオール」のサヴォアフェール(受け継がれる芸術性の高い職人技)と、ミリタリーにインスピレーションを得た「ストーンアイランド」の機能性をミックスした点が特徴で、フィールドジャケットが115万円、デニムカーゴパンツが40万円、“B57”スニーカーが20万円など。

発売は7月4日で、「ディオール」の旗艦店や公式オンラインストアで扱う。

<商品ラインアップ>

<イメージビジュアル>

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「ヴァレンティノ」がペットのイラストを商品にカスタムするイベントを表参道で開催

「ヴァレンティノ(VALENTINO)」は、6月11~24日の期間、ペットと共に楽しむインストアイベント「ヴァレンティノ ガラヴァーニ ロックスタッズ ペット」を、「ヴァレンティノ」表参道店で開催する。続いて伊勢丹新宿本店、神戸店でも開催予定だ。

同イベントでは、イタリアを拠点に活躍するアーティスト、イラストレーターのリカルド・クシマノ(Riccardo Cusimano)が、来場者のペットのイラストレーションと希望のイニシャルを、好みの商品に特別な手法のプリントでカスタマイズする。通常公式オンラインストアでのみ受け付けている同サービスを、本イベントでは商品サンプルを見ながら楽しむことができる。オーダーには、ペットの全身と顔が分かる写真が必要だ。

「ヴァレンティノ」表参道店

さらにイベントに合わせて、好みのアルファベットにカスタマイズ可能なウォールペーパーを配布する。公式LINEアカウントの特設ページからアンケートに答えることでダウンロードできる。

期間中の来店は、1年以内に狂犬病予防注射、混合ワクチンの接種とノミダニなど外部寄生中予防の投与をした中型以下の動物(15kg未満)限定で、ペットの顔の出ないキャリーバッグが必要だ。

ヴァレンティノ「イベント概要」

■ヴァレンティノ ガラヴァーニ ロックスタッズ ペット

日程:6月11日~24日
時間:11:00〜20:00
場所:「ヴァレンティノ」表参道店
住所:東京都渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズ本館1階、2階
入場料:無料

日程:6月26日~7月2日
時間:10:00〜20:00
場所:「ヴァレンティノ」伊勢丹新宿本店
住所:東京都新宿区新宿3-14-1 インターナショナルラグジュアリ 本館4伊勢丹新宿店
入場料:無料

日程:7月10~23日
時間:11:00〜20:00
場所:「ヴァレンティノ」神戸店
住所:兵庫県神戸市中央区明石町18 大日明石町ビル
入場料:無料

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押井守「イノセンス」×「ワコマリア」 インパクト大のハワイアンシャツやTシャツ

「ワコマリア(WACKO MARIA)」は、押井守監督によるアニメ映画「イノセンス」とのコラボレーションアイテムを6月15日に発売する。

本アイテムは、昨年発売し、好評を博した「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」とのコラボに続く第2弾で、 映画のキービジュアルや、劇中のワンシーンを切り取ったグラフィックを「ワコマリア」のアイコンアイテムであるハワイアンシャツやTシャツ、スエットに落とし込んだ。コラボアイテムは、「ワコマリア」各店舗と正規取扱店舗で販売する。

ハワイアンシャツ

©2004 士郎正宗/講談社・IG, ITNDDTD

Tシャツ

©2004 士郎正宗/講談社・IG, ITNDDTD

スエット

©2004 士郎正宗/講談社・IG, ITNDDTD

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ロート製薬“オバジX”シリーズから美容液登場 「肌のゆるみ」や「お疲れ感」をケア

ロート製薬の「オバジ(OBAGI)」は、9月10日、ハリや弾力“Xシリーズ”から、“オバジX ディープアドバンスドリフトセラム”(45g、8800円)を発売する。疲労肌とゆるみの関係に着目し、肌にハリや立体感をもたらす。

同美容液は、ロート製薬独自の保湿成分“PQQ”とメマツヨイグサ種子エキスからなる“ディープリフトテクノロジー”を採用。すこやかでイキイキとした肌に導く。加えて、独自の複合保湿成分である“スリムリフトコンプレックス“と、厳選した6種のペプチドを配合。みずみずしいテクスチャーが特徴で、顔のゆるみやしぼみ感に潤いを与えながらアプローチする。顔の下から上に引き上げるようになじませることで、すっきりした印象へ導く。香りは、アロマコロジーに基づき選定したリラクシーフローラルを調香した。

“オバジ X”は、肌構造に着目する高機能シリーズ。ハリ感やゆるみが気になる肌にアプローチする。

商品画像一覧

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「Nオーガニック」がリブランディング 基幹の“ベーシック”シリーズも刷新

サイバーエージェント傘下のシロクは9月2日、自然派ライフスタイルブランド「Nオーガニック(N ORGANIC)」をリブランディングする。これまでの商品を通じて「暮らしを豊かにする」ことから、肌の手入れをすることで「愛おしい素肌・素髪を育てる、ビューティ&マイドケアブランド」に進化する。これに伴い基幹の“ベーシック”シリーズも刷新し、既存の化粧水、美容液の2品からクリームを加えた3品を軸に展開する。

「Nオーガニック」は2017年に誕生。ECサイトを中心に販売し、会員数は310万人を超える。顧客からは「テクスチャーが心地よい」「香りがよい」「肌がきれいになる」といった声がある一方で、メディア関係者などからは「ECサイトで売っているブランド」「香りはよいが効果は?」「オーガニック?」「自分のブランドではないかも」と顧客との意識の差が大きかった。「スタート時から掲げる長く愛されるブランドであり続けるためには、現状維持ではなくブランドをアップデートし前身するべき」(一木梨乃「Nオーガニック」ブランドマネージャー)とのことからリブランディングする。

新生「Nオーガニック」のブランドコンセプトは、「ありのままでいたいから、ありのままに手をかける。」オーガニックという言葉が持つ意味を“ありのまま”と再解釈し、「オーガニック=ありのまま、という新しい捉え方を提案する」(一木ブランドマネージャー)。ナチュラルとサイエンスを融合し、付け心地と香りにもこだわったビューティ&マイドケアブランドとして存在価値を高める。商品開発の基本指針である、自然由来成分を極力使用する“ナチュラル”、植物の力と科学の知見をバランスよく取り入れる“ニュートラル”、周りの声に惑わされず自分自身と向き合って努力する凛とした人物像“ノーブル”の3つのNは踏襲する。

これを元に、“ベーシック”シリーズを刷新。予防的美容をテーマにし、日々の積み重ねにより美肌を作り出すラインアップとなる。新たにシリーズ共通成分として橙エキスと黄柏エキスを配合。肌のバリア機能と高め、炎症や赤み、シミなどをケアし、毛穴が引き締まり透明感を向上させる。香りは誕生以来支持されているスイートシトラスを採用した。

ヒーローアイテムは美容液“コンディショニングVCエッセンス”(30mL、8580円)で、時間差で働く3種のビタミンC誘導体や、ビタミンA・C・Eを生カプセルに閉じ込めて配合。凹凸の目立たない滑らかな肌に導く。そのほか、肌荒れを防ぐ化粧水“バランシング ローション”(100mL、4180円)、揺らぎにくい潤いに満ちた肌をかなえる乳液“バランシング エッセンス ミルク”(60mL、6380円)をそろえる。

「Nオーガニック」は今回刷新する予防的美容の“ベーシック”のほか、潤いとハリを補うエイジングケア“ヴィ”、ブライトニングケア“ブライト”、本格エイジングケア“プレナム”と4つのスキンケアシリーズを展開する。

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ヴァン クリーフ&アーペル編 フランス語の発音を学ぼう!

「WWDJAPAN」の連載「HOW TO SAY?」

&は“エ”、あのあいさつにも使われてます

&はフランス語ではアンドではなく“エ(et)”となる。

「サヴァ?(元気?)」「サヴァ!エトワ?(元気!あなたは?)」のエ。英語にするならand you?

語尾のSは発音せず、カタカナ表記するなら“ヴァン クリーフ エ アフペル”。

連載「HOW TO SAY?」とは?

連載「HOW TO SAY?」は、ブランドの母国語をあらためて(特に発音とリスニングについて)勉強してみよう!というもの。まずは、多くのブランドが生まれ、業界を今なおグイグイけん引するフランスの母国語フランス語にフォーカスする。ブランドに関わる人はもちろん、出張や旅行の際にも役立つかもしれない。

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「マイケル・コース」の親会社カプリ、23年は赤字転落 タペストリーによる買収は停滞中

「マイケル・コース(MICHAEL KORS)」「ヴェルサーチェ(VERSACE)」「ジミー チュウ(JIMMY CHOO)」の親会社カプリ ホールディングス(CAPRI HOLDINGS以下、カプリ)の2023年3月期決算は、売上高が前期比8.0%減の51億7000万ドル(約8065億円)、営業損益は前年の6億7900万ドル(約1059億円)の黒字から2億4100万ドル(約375億円)の赤字に、純損益も6億1900万ドル(約965億円)の黒字から2億2900万ドル(約357億円)の赤字となった。

ブランド別に見ると、特にアジア太平洋地域や南北アメリカで不調だった「マイケル・コース」の売上高は同9.2%減の35億2200万ドル(約5494億円)だった。ラグジュアリー需要の低下の影響を受けた「ヴェルサーチェ」は同6.9%減の10億3000万ドル(約1606億円)、「ジミー チュウ」は同2.4%減の6億1800万ドル(約964億円)といずれも減収だった。

ジョン・アイドル(John Idol)会長兼最高経営責任者(CEO)は、「世界的なラグジュアリーグッズ需要の落ち込みもあり、期待外れの業績となった。小売りは回復の兆しがあるものの、卸は引き続き難しい状況だ」と述べた。

タペストリーによる買収は停滞中

同社は23年8月、「コーチ(COACH)」「ケイト・スペード ニューヨーク(KATE SPADE NEW YORK)」「スチュアート・ワイツマン(STUART WEITZMAN)」を擁するタペストリー(TAPESTRY)による買収に合意している。取引が完了すれば年商120億ドル(約1兆8720億円)の巨大ファッションコングロマリットが誕生するが、米連邦取引委員会(FTC)は24年4月、本件を停止する仮処分を求めて訴訟。裁判は現在も進行中で、タペストリーが“アクセシブル ラグジュアリー(Accessible luxury)”と呼ぶ市場の範囲や定義が争点の1つとなっている。

これに対し、年内の取引完了を目指すタペストリーのジョアン・クレヴォイセラ(Joanne Crevoiserat)CEOは、本件を前進させるために闘う用意があると発言。「本取引の利点に自信を持っており、法廷で主張するのを楽しみにしている。取引の完了に向け、迅速に物事を進めることが重要だ」と説明した。

今回の決算発表会で、アイドル会長兼CEOも、「保留となっている本取引を完了させるべく、タペストリーと共に法廷で精力的に闘う」と述べた。なお、本取引が保留となっていることから、カプリは24年度の業績に関する見通しは発表しなかった。

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「マイケル・コース」の親会社カプリ、23年は赤字転落 タペストリーによる買収は停滞中

「マイケル・コース(MICHAEL KORS)」「ヴェルサーチェ(VERSACE)」「ジミー チュウ(JIMMY CHOO)」の親会社カプリ ホールディングス(CAPRI HOLDINGS以下、カプリ)の2023年3月期決算は、売上高が前期比8.0%減の51億7000万ドル(約8065億円)、営業損益は前年の6億7900万ドル(約1059億円)の黒字から2億4100万ドル(約375億円)の赤字に、純損益も6億1900万ドル(約965億円)の黒字から2億2900万ドル(約357億円)の赤字となった。

ブランド別に見ると、特にアジア太平洋地域や南北アメリカで不調だった「マイケル・コース」の売上高は同9.2%減の35億2200万ドル(約5494億円)だった。ラグジュアリー需要の低下の影響を受けた「ヴェルサーチェ」は同6.9%減の10億3000万ドル(約1606億円)、「ジミー チュウ」は同2.4%減の6億1800万ドル(約964億円)といずれも減収だった。

ジョン・アイドル(John Idol)会長兼最高経営責任者(CEO)は、「世界的なラグジュアリーグッズ需要の落ち込みもあり、期待外れの業績となった。小売りは回復の兆しがあるものの、卸は引き続き難しい状況だ」と述べた。

タペストリーによる買収は停滞中

同社は23年8月、「コーチ(COACH)」「ケイト・スペード ニューヨーク(KATE SPADE NEW YORK)」「スチュアート・ワイツマン(STUART WEITZMAN)」を擁するタペストリー(TAPESTRY)による買収に合意している。取引が完了すれば年商120億ドル(約1兆8720億円)の巨大ファッションコングロマリットが誕生するが、米連邦取引委員会(FTC)は24年4月、本件を停止する仮処分を求めて訴訟。裁判は現在も進行中で、タペストリーが“アクセシブル ラグジュアリー(Accessible luxury)”と呼ぶ市場の範囲や定義が争点の1つとなっている。

これに対し、年内の取引完了を目指すタペストリーのジョアン・クレヴォイセラ(Joanne Crevoiserat)CEOは、本件を前進させるために闘う用意があると発言。「本取引の利点に自信を持っており、法廷で主張するのを楽しみにしている。取引の完了に向け、迅速に物事を進めることが重要だ」と説明した。

今回の決算発表会で、アイドル会長兼CEOも、「保留となっている本取引を完了させるべく、タペストリーと共に法廷で精力的に闘う」と述べた。なお、本取引が保留となっていることから、カプリは24年度の業績に関する見通しは発表しなかった。

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ジャーナルスタンダードが「フレッドペリー」の初期デザインをベースにした別注モデルを発売 

ベイクルーズのジャーナルスタンダード(JOURNAL STANDARD)は6月17日に「フレッドペリー(FRED PERRY)」とのポロシャツの別注モデル“フットボールカラーシャツ”(1万8700円)をジャーナルスタンダード全店舗とオンラインストアで取り扱う。

「フレッドペリー」が初めて製作したモデルでありながら現在インラインでは展開されていない「M1」をベースにした今回のアイテムは、肩幅や身幅にゆとりがあり、キレイな見え方を維持したまま現代の生活に馴染むオリジナルパターンへ変更している。

色展開は当時のホワイトボディーが黄変した色味に着想したアイボリー、ブラックカラーの褪色に着想したダークグレー、街着としての新しいスタンダードを目指した深い色味のダークネイビーの3色展開で、サイズも通常とは異なるMサイズ〜XLサイズの3サイズだ。

ジャーナルスタンダード「フレッドペリー」別注モデル

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ジャーナルスタンダードが「フレッドペリー」の初期デザインをベースにした別注モデルを発売 

ベイクルーズのジャーナルスタンダード(JOURNAL STANDARD)は6月17日に「フレッドペリー(FRED PERRY)」とのポロシャツの別注モデル“フットボールカラーシャツ”(1万8700円)をジャーナルスタンダード全店舗とオンラインストアで取り扱う。

「フレッドペリー」が初めて製作したモデルでありながら現在インラインでは展開されていない「M1」をベースにした今回のアイテムは、肩幅や身幅にゆとりがあり、キレイな見え方を維持したまま現代の生活に馴染むオリジナルパターンへ変更している。

色展開は当時のホワイトボディーが黄変した色味に着想したアイボリー、ブラックカラーの褪色に着想したダークグレー、街着としての新しいスタンダードを目指した深い色味のダークネイビーの3色展開で、サイズも通常とは異なるMサイズ〜XLサイズの3サイズだ。

ジャーナルスタンダード「フレッドペリー」別注モデル

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「なぜコスメを“ガシャポン”に?」 おもちゃメーカー・バンダイの企画担当者に素朴な疑問をぶつけてみた

PROFILE: 古澤つぐみ/バンダイ ライフスタイル事業部 ファッショングッズチーム チーフ

古澤つぐみ/バンダイ ライフスタイル事業部 ファッショングッズチーム チーフ
PROFILE: PROFILE: (ふるさわ・つぐみ)2016年、バンダイに入社。コスメブランド「クレアボーテ」の商品企画開発を担当している PHOTO : SHUHEI SHINE

コロナ禍以降、気づけばどこもかしこも“ガシャポン”だらけ。駅や商業施設、空港、コンビニまで……“ガシャポン”の自販機を見かける機会が多くなっています。“ガシャポン”といえば、おもちゃやミニチュアのフィギュアなどが思い浮かびますが、実際に使えるコスメが出てくるバンダイのガシャポンシリーズ「ポンデクルール(PON DE COULEUR)」の“ガシャポンコスメ”が異彩を放っています。今までに、サンリオやアニメ「おジャ魔女どれみ」などとコラボし、SNSでも話題となりました。

「なぜコスメを“ガシャポン”にしようと思ったのか」「炎天下の中でも大丈夫なの?」などの素朴な疑問を、バンダイの化粧品ブランド「クレアボーテ(CREERBEAUTE)」の企画を担当している古澤つぐみライフスタイル事業部 ファッショングッズチーム チーフにぶつけてみました。

“ガシャポンコスメ”の課題は、自分で好きな色を選べないこと

WWD:コスメを“ガシャポン”にしようと思ったきっかけは?

古澤つぐみライフスタイル事業部 ファッショングッズチーム チーフ(以下、古澤):“ガシャポン”の市場が非常に好調だということは、社内で共有がありました。実は、バンダイは約10年前から「クレアボーテ」というコスメブランドを展開しており、これまでは店頭に並ぶ化粧品の商品化が多かったのです。

ある時、バンダイが作る、おもちゃ屋さんならではのエンターテイメント性のあるコスメを生み出したい、今好調な“ガシャポン”市場でコスメを売るとどうなるんだろう、“色味がランダムで出てくるコスメ”を売ったらどんな風に受け取ってもらえるんだろう、と考えたことが“ガシャポンコスメ”を作ったきっかけです。

WWD:不安はなかったか?

古澤:古澤:とても不安でした。色を自分で選べないということがネガティブにならないよう、どんなカラーが出てきても「当たりだ!」と思ってもらえるよう、万人受けするカラー展開と使用感を意識しました。今までにない誰もがワクワクするコスメを生み出したかったのです。また、コスメは肌に直接塗布するものなのでお客さまに安心安全に使用してもらえるよう、品質管理は徹底しました。

WWD:苦労した点は?

古澤:マシンのディスプレイポスターですね。化粧品売り場とは違いテスターが置けないので、色味や商品のサイズ感などが伝わりにくいことが課題でした。この小さなポスターの中に情報量を詰め込みすぎず、商品を魅力的に、カラー展開をわかりやすく訴求できるかをかなり試行錯誤しました。

発売前にはディスプレーの状態でどのくらい魅力的に見えるかなどのマーケティング調査を実施し、ユーザーの声を募りました。そうして何度も調査を繰り返し、メイクイメージやサイズの表記、天面のデザイン、活用方法などを盛り込み、さらにキャラクターのファンをがっかりさせない世界観のデザインを意識しました。このポスターは、商品とお客さまのファーストインプレションになるので一番時間をかけました。

WWD:コラボレーションするキャラクターはどのように選定している?

古澤:化粧品という商材と、キャラクターの世界観の相乗効果があるかどうかで決めています。子どもの頃、化粧品は大人のお姉さんが使っているという憧れ的な思いを抱いていた人もいたのではないでしょうか。そんな昔に憧れていたキャラクターや作品をセレクトし、版元にコラボしませんか?と声を掛けています。

古澤「自分に似合う色と偶然出合えた時の喜びを体験してほしい」

WWD:昨今、パーソナルカラーを元にコスメを選ぶ人が増えていると感じます。バラエティーショップの什器や店頭のポップまで、「イエローベースにおすすめ」「ブルーベースにぴったり」などの訴求を見かけるようになりました。

古澤:そんなはやりがある中、この“ガシャポンコスメ”は異端児だと思っています。基本的に化粧品を買う時、自分に似合う色や好きな色を選びたい、失敗したくないという心理が働くことが当たり前ですが、“ガシャポンコスメ”には普段手に取らない新しい色と出合ってほしい、そして自分に似合う色と偶然出合えた時の喜びを体験してほしいという思いを込めています。

だからこそ、“ガシャポン”シリーズ「ポンデクルール」は、キャッチコピーに“あたらしい色(じぶん)に出会おう”を掲げているんです。

WWD:実際に水色のマルチカラーパウダーを使ってみました。一見使いづらそうな色味ですが、肌に良くなじむ穏やかな発色で、透明感のあるメイクに仕上がります。ただ、メイク初心者にはむずかしそうなこのカラー、使い方はどのように提案するのですか?

古澤:意外と使い勝手が良いカラーなんです。自分には似合わないからとポーチの奥底に眠ってしまうのはもったいないので、手持ちのコスメに重ねてニュアンスチェンジとして使用したり、目元や頬などの顔のさまざまなパーツに使える色味に仕上げました。

WWD:サイズもそこまで小ささを感じなくて、持ち運びやすく、いろんなシーンで使いやすそうです。そういった手軽さもいいですね。

古澤:そうですね。使用方法もいろいろと検討しました。この“ガシャポンコスメ”を手にするきっかけがお目当てのキャラクターで、メイクをしたことがない人がこの商品を手にするかもしれません。そういったことも想定して公式サイトにメイクイメージを掲載したり、他のカラーと組み合わせて使用するメイク方法などを提案しています。

おもちゃメーカーだからこそ、安心安全を徹底

WWD:炎天下の野外など、設置場所によって安全性が左右されてしまうのでは?

古澤:品質管理については、真夏のトラックの中で異変が起きないかなど、かなり厳しい環境を想定して検査を繰り返しました。通常の店頭に並んでいる化粧品よりも過酷な環境下に置かれるというのは想像できるので、安全性には十分に配慮しています。

“ガシャポン”を回した時に落としてパウダーが割れてしまったり、カプセルの中でケースが傷ついたりしないように緩衝材でしっかりと包装するなど、徹底的に検証しました。

WWD:良く見るカラフルなカプセルとは違い、中身が全く見えない黒の理由は?

古澤:開封するまでどんなカラーが出てくるのか分からないワクワク感を楽しんでいただきたく、ブラックのカプセルを採用しています。

WWD:特にこだわった部分は?

古澤:容器の透明度ですね。おもちゃの透明のパーツよりもさらに化粧品が美しく見える、清潔感のあるクリアな容器を採用しています。カプセル自販機での販売を想定した安全基準と、美しい透明感を維持できるギリギリのバランスを攻めました。あとは天面のイラストデザインと、マルチカラーパウダーの色味がリンクするような一体感も心掛けています。

高品質なコスメとキャラクターグッズの両立を目指す

WWD:販売後の反響は?

古澤:ありがたいことに、売り上げもSNSの反響も想像以上でした。2024年3月に“ガシャポンコスメ”を発売しましたが、計画比を大きく上回る形で好スタートを切っています。

WWD:課題は?

古澤:バンダイはおもちゃやゲーム、キャラクターグッズなどのイメージが強く「クレアボーテ」というコスメブランドがあること自体、まだ浸透していません。キャラクターの世界観を反映したパッケージは好評ですが、今後は品質の良さもアピールしていきたいです。

WWD:今後について教えてください

古澤:手軽に楽しめるコスメかつキャラクターグッズとしても満足してもらえるよう両立をしながら、“ガシャポンコスメ”のシリーズを拡充していきたいです。現在はマルチカラーパウダーのみの展開ですが、リップやベースメイクなどの別アイテムも取り扱いを検討しています。皆さんに商品を届けられる準備ができたら発表するので、それまで楽しみにしていてください。

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「なぜコスメを“ガシャポン”に?」 おもちゃメーカー・バンダイの企画担当者に素朴な疑問をぶつけてみた

PROFILE: 古澤つぐみ/バンダイ ライフスタイル事業部 ファッショングッズチーム チーフ

古澤つぐみ/バンダイ ライフスタイル事業部 ファッショングッズチーム チーフ
PROFILE: PROFILE: (ふるさわ・つぐみ)2016年、バンダイに入社。コスメブランド「クレアボーテ」の商品企画開発を担当している PHOTO : SHUHEI SHINE

コロナ禍以降、気づけばどこもかしこも“ガシャポン”だらけ。駅や商業施設、空港、コンビニまで……“ガシャポン”の自販機を見かける機会が多くなっています。“ガシャポン”といえば、おもちゃやミニチュアのフィギュアなどが思い浮かびますが、実際に使えるコスメが出てくるバンダイのガシャポンシリーズ「ポンデクルール(PON DE COULEUR)」の“ガシャポンコスメ”が異彩を放っています。今までに、サンリオやアニメ「おジャ魔女どれみ」などとコラボし、SNSでも話題となりました。

「なぜコスメを“ガシャポン”にしようと思ったのか」「炎天下の中でも大丈夫なの?」などの素朴な疑問を、バンダイの化粧品ブランド「クレアボーテ(CREERBEAUTE)」の企画を担当している古澤つぐみライフスタイル事業部 ファッショングッズチーム チーフにぶつけてみました。

“ガシャポンコスメ”の課題は、自分で好きな色を選べないこと

WWD:コスメを“ガシャポン”にしようと思ったきっかけは?

古澤つぐみライフスタイル事業部 ファッショングッズチーム チーフ(以下、古澤):“ガシャポン”の市場が非常に好調だということは、社内で共有がありました。実は、バンダイは約10年前から「クレアボーテ」というコスメブランドを展開しており、これまでは店頭に並ぶ化粧品の商品化が多かったのです。

ある時、バンダイが作る、おもちゃ屋さんならではのエンターテイメント性のあるコスメを生み出したい、今好調な“ガシャポン”市場でコスメを売るとどうなるんだろう、“色味がランダムで出てくるコスメ”を売ったらどんな風に受け取ってもらえるんだろう、と考えたことが“ガシャポンコスメ”を作ったきっかけです。

WWD:不安はなかったか?

古澤:古澤:とても不安でした。色を自分で選べないということがネガティブにならないよう、どんなカラーが出てきても「当たりだ!」と思ってもらえるよう、万人受けするカラー展開と使用感を意識しました。今までにない誰もがワクワクするコスメを生み出したかったのです。また、コスメは肌に直接塗布するものなのでお客さまに安心安全に使用してもらえるよう、品質管理は徹底しました。

WWD:苦労した点は?

古澤:マシンのディスプレイポスターですね。化粧品売り場とは違いテスターが置けないので、色味や商品のサイズ感などが伝わりにくいことが課題でした。この小さなポスターの中に情報量を詰め込みすぎず、商品を魅力的に、カラー展開をわかりやすく訴求できるかをかなり試行錯誤しました。

発売前にはディスプレーの状態でどのくらい魅力的に見えるかなどのマーケティング調査を実施し、ユーザーの声を募りました。そうして何度も調査を繰り返し、メイクイメージやサイズの表記、天面のデザイン、活用方法などを盛り込み、さらにキャラクターのファンをがっかりさせない世界観のデザインを意識しました。このポスターは、商品とお客さまのファーストインプレションになるので一番時間をかけました。

WWD:コラボレーションするキャラクターはどのように選定している?

古澤:化粧品という商材と、キャラクターの世界観の相乗効果があるかどうかで決めています。子どもの頃、化粧品は大人のお姉さんが使っているという憧れ的な思いを抱いていた人もいたのではないでしょうか。そんな昔に憧れていたキャラクターや作品をセレクトし、版元にコラボしませんか?と声を掛けています。

古澤「自分に似合う色と偶然出合えた時の喜びを体験してほしい」

WWD:昨今、パーソナルカラーを元にコスメを選ぶ人が増えていると感じます。バラエティーショップの什器や店頭のポップまで、「イエローベースにおすすめ」「ブルーベースにぴったり」などの訴求を見かけるようになりました。

古澤:そんなはやりがある中、この“ガシャポンコスメ”は異端児だと思っています。基本的に化粧品を買う時、自分に似合う色や好きな色を選びたい、失敗したくないという心理が働くことが当たり前ですが、“ガシャポンコスメ”には普段手に取らない新しい色と出合ってほしい、そして自分に似合う色と偶然出合えた時の喜びを体験してほしいという思いを込めています。

だからこそ、“ガシャポン”シリーズ「ポンデクルール」は、キャッチコピーに“あたらしい色(じぶん)に出会おう”を掲げているんです。

WWD:実際に水色のマルチカラーパウダーを使ってみました。一見使いづらそうな色味ですが、肌に良くなじむ穏やかな発色で、透明感のあるメイクに仕上がります。ただ、メイク初心者にはむずかしそうなこのカラー、使い方はどのように提案するのですか?

古澤:意外と使い勝手が良いカラーなんです。自分には似合わないからとポーチの奥底に眠ってしまうのはもったいないので、手持ちのコスメに重ねてニュアンスチェンジとして使用したり、目元や頬などの顔のさまざまなパーツに使える色味に仕上げました。

WWD:サイズもそこまで小ささを感じなくて、持ち運びやすく、いろんなシーンで使いやすそうです。そういった手軽さもいいですね。

古澤:そうですね。使用方法もいろいろと検討しました。この“ガシャポンコスメ”を手にするきっかけがお目当てのキャラクターで、メイクをしたことがない人がこの商品を手にするかもしれません。そういったことも想定して公式サイトにメイクイメージを掲載したり、他のカラーと組み合わせて使用するメイク方法などを提案しています。

おもちゃメーカーだからこそ、安心安全を徹底

WWD:炎天下の野外など、設置場所によって安全性が左右されてしまうのでは?

古澤:品質管理については、真夏のトラックの中で異変が起きないかなど、かなり厳しい環境を想定して検査を繰り返しました。通常の店頭に並んでいる化粧品よりも過酷な環境下に置かれるというのは想像できるので、安全性には十分に配慮しています。

“ガシャポン”を回した時に落としてパウダーが割れてしまったり、カプセルの中でケースが傷ついたりしないように緩衝材でしっかりと包装するなど、徹底的に検証しました。

WWD:良く見るカラフルなカプセルとは違い、中身が全く見えない黒の理由は?

古澤:開封するまでどんなカラーが出てくるのか分からないワクワク感を楽しんでいただきたく、ブラックのカプセルを採用しています。

WWD:特にこだわった部分は?

古澤:容器の透明度ですね。おもちゃの透明のパーツよりもさらに化粧品が美しく見える、清潔感のあるクリアな容器を採用しています。カプセル自販機での販売を想定した安全基準と、美しい透明感を維持できるギリギリのバランスを攻めました。あとは天面のイラストデザインと、マルチカラーパウダーの色味がリンクするような一体感も心掛けています。

高品質なコスメとキャラクターグッズの両立を目指す

WWD:販売後の反響は?

古澤:ありがたいことに、売り上げもSNSの反響も想像以上でした。2024年3月に“ガシャポンコスメ”を発売しましたが、計画比を大きく上回る形で好スタートを切っています。

WWD:課題は?

古澤:バンダイはおもちゃやゲーム、キャラクターグッズなどのイメージが強く「クレアボーテ」というコスメブランドがあること自体、まだ浸透していません。キャラクターの世界観を反映したパッケージは好評ですが、今後は品質の良さもアピールしていきたいです。

WWD:今後について教えてください

古澤:手軽に楽しめるコスメかつキャラクターグッズとしても満足してもらえるよう両立をしながら、“ガシャポンコスメ”のシリーズを拡充していきたいです。現在はマルチカラーパウダーのみの展開ですが、リップやベースメイクなどの別アイテムも取り扱いを検討しています。皆さんに商品を届けられる準備ができたら発表するので、それまで楽しみにしていてください。

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「ラッド ミュージシャン」2024年秋冬コレクション

「ラッド ミュージシャン(LAD MUSICIAN)」が2024年秋冬コレクションを発表した。

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「ラッド ミュージシャン」2024年秋冬コレクション

「ラッド ミュージシャン(LAD MUSICIAN)」が2024年秋冬コレクションを発表した。

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オーガニックコスメブランド「ナチュラルコスモ」がヘアスタイリング剤シリーズを刷新 砂糖&アガベシロップ新配合で“水だけの簡単オフ”を実現

オーガニックコスメブランド「ナチュラルコスモ(NATURALCOSMO)」は6月12日、ヘアスタイリング剤シリーズ“トリートメントスタイリング”シリーズを“きもちいいスタイリング”シリーズとしてリニューアル発売する。現行のジェル・ミストタイプ3品に加え、ムース・スプレータイプの2品が新たに仲間入り。使い心地を重点に成分を見直し、水だけでオフできる“ノンウォータープルーフ”整髪料として生まれ変わる。取り扱いはブランド公式ECと全国提携ヘアサロンで、伊勢丹新宿本店ビューティアポセカリーではすでに先行販売を開始している。

同シリーズは、お風呂や手洗い後の洗い残し感、頭皮のかゆみ・炎症、髪の乾燥など、スタイリング剤特有の“気持ち悪さ”に着目。新成分として砂糖と天然甘味料「アガベシロップ」を採用し、水で流せる“ノンウォータープルーフスタイリング剤”を開発した。洗い残し感がない“気持ち良い”使用感が特徴で、硬く固まる固形の砂糖と柔らかい手触りの液体を組み合わせ、ハード・ソフト系2タイプの仕上がりを実現。加えて、砂糖に高級和菓子用の砂糖「和三盆」の糖蜜を配合することで理想的なキープ力をかなえた。ノンアルコール、ノンシリコンで頭皮に優しく、敏感肌や子どもでも安心して使うことができる。

ラインアップは5品で、剛毛・多毛もセットできる“かちかちシュガージェル”(105mL、4950円)、猫っ毛の立ち上げやヘアセット仕上げの固め剤に使用できる“かちかちシュガースプレー”(105mL、4950円)のハード系2品と、ウェットに仕上げる“ふわふわシロップジェル”(105mL、4950円)、パーマのカール出しに使用できる“ふわふわシロップムース”(115mL、5500円)のソフト系2品をそろえる。ほか、植物から抽出した超濃度ミネラル水でスタイリングするミスト“ふわふわボリュームヘルパー”(105mL、4950円)を用意する。同商品のみ砂糖・アガベシロップ不使用。頭皮のかゆみやフケをケアしながら根元のボリュームをアップさせる。

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「ステラ マッカートニー」2025年プレ・スプリング・コレクション

「ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)」が2025年プレ・スプリング・コレクションを発表した。

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「ル・クルーゼ」×「ポケモン」第1弾は“ピカチュウ色の鋳物ホーロー鍋”など

フランス発キッチンウエアブランド「ル・クルーゼ(LE CREUSET)」は7月17日、「ポケットモンスター」とコラボレーションした“ポケモン コレクション(Pokemon Collection)”を発売する。

一般販売に先駆け、7月5〜10日には全国の店舗と公式オンラインショップで先行予約を行う。商品はル・クルーゼ ショップ、全国の取り扱い百貨店・専門店、公式オンラインショップ、楽天、ヤフー(YAHOO!)ショッピング、アマゾン(AMAZON)、ゾゾタウン(ZOZOTOWN)などのオンラインショップで取り扱う。第1弾と第2弾の2回に分けて発売し、第2弾は11月に発売予定。

ピカチュウを思わせる色“ネクター”の鋳物ホーロー鍋“ポケモン ココット・エブリィ 18 ネクター”は、本体にピカチュウの尻尾のプリントをあしらった。フタにはモンスターボール風のレリーフを施し、虹色に輝くツマミ、“イリディセントツマミ”にもモンスターボールのアイコンを配した。効率的に対流が起きる設計で素材ひとつひとつに熱が均一に行き渡り、多彩な調理法で活躍するほか、コンパクトな仕様でスマートに収納できる。

“ポケモン マルミット 22cm シャイニーブラック”はシャイニーブラックの鍋で、グラデーションのないソリッドカラー。丸みを帯びた形の“マルミット”で食材も混ぜやすく、煮込み料理やリゾットなどの調理に適している。蓋には23匹のポケモンと4種類のボールをラインアートで描いた。

ほか、走るピカチュウのシルエットが連なった“スチールホーロー”の笛付きケトル“ポケモン ケトル・クラシック ネクター”や、フシギダネ、ヒトカゲ、ゼニガメ、ピカチュウ、カビゴンのシルエットをプリントしたスタッキング・マグの5個セット、直径25cmの白いプレートにモンスターボールの赤い形状をかたどったプレートとボタンを模した小さな丸い皿をセットにした“ポケモン テーブウエア・セット モンスターボール”などを用意する。

同コラボレーションを記念し、“ストーンウエア”はモンスターボール風デザイン、“スチールホーロー”の商品はピカチュウの尻尾をデザインした専用パッケージで用意する。鋳物ホーロー鍋は通常パッケージとなる。

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「ル・クルーゼ」×「ポケモン」第1弾は“ピカチュウ色の鋳物ホーロー鍋”など

フランス発キッチンウエアブランド「ル・クルーゼ(LE CREUSET)」は7月17日、「ポケットモンスター」とコラボレーションした“ポケモン コレクション(Pokemon Collection)”を発売する。

一般販売に先駆け、7月5〜10日には全国の店舗と公式オンラインショップで先行予約を行う。商品はル・クルーゼ ショップ、全国の取り扱い百貨店・専門店、公式オンラインショップ、楽天、ヤフー(YAHOO!)ショッピング、アマゾン(AMAZON)、ゾゾタウン(ZOZOTOWN)などのオンラインショップで取り扱う。第1弾と第2弾の2回に分けて発売し、第2弾は11月に発売予定。

ピカチュウを思わせる色“ネクター”の鋳物ホーロー鍋“ポケモン ココット・エブリィ 18 ネクター”は、本体にピカチュウの尻尾のプリントをあしらった。フタにはモンスターボール風のレリーフを施し、虹色に輝くツマミ、“イリディセントツマミ”にもモンスターボールのアイコンを配した。効率的に対流が起きる設計で素材ひとつひとつに熱が均一に行き渡り、多彩な調理法で活躍するほか、コンパクトな仕様でスマートに収納できる。

“ポケモン マルミット 22cm シャイニーブラック”はシャイニーブラックの鍋で、グラデーションのないソリッドカラー。丸みを帯びた形の“マルミット”で食材も混ぜやすく、煮込み料理やリゾットなどの調理に適している。蓋には23匹のポケモンと4種類のボールをラインアートで描いた。

ほか、走るピカチュウのシルエットが連なった“スチールホーロー”の笛付きケトル“ポケモン ケトル・クラシック ネクター”や、フシギダネ、ヒトカゲ、ゼニガメ、ピカチュウ、カビゴンのシルエットをプリントしたスタッキング・マグの5個セット、直径25cmの白いプレートにモンスターボールの赤い形状をかたどったプレートとボタンを模した小さな丸い皿をセットにした“ポケモン テーブウエア・セット モンスターボール”などを用意する。

同コラボレーションを記念し、“ストーンウエア”はモンスターボール風デザイン、“スチールホーロー”の商品はピカチュウの尻尾をデザインした専用パッケージで用意する。鋳物ホーロー鍋は通常パッケージとなる。

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「コスメデコルテ」のファンデ“ゼン ウェア”からグロウタイプが新登場 カバー力&艶を両立

「コスメデコルテ(DECORTE)」は8月21日、墨のように薄く滑らかに伸び広がり、美しいメイクを24時間持続させるリキッドファンデーション“ゼン ウェア フルイド”のグロウタイプ“ゼン ウェア グロウ”[SPF20・PA++](全10色、各30mL、各7700円)を発売する。

同商品が着目したのは、水を加えながら丁寧に磨った“墨の艶めき”だ。“ゼン ウェア”らしいハイカバー力とロングラスティング力はそのままに、みずみずしい上品な艶感をプラスした。汗や皮脂、乾燥などのメイク崩れを防止する技術“マルチ-6-プルーフ”により美しい仕上がりが長時間続き、生命力が宿ったようないきいきとした肌に仕上げる。

配合した成分は、上品な艶と高い化粧持ちを両立する独自の“3D グロウ トリプレックス”をはじめ、糖化をケアする国産の梅の果実から抽出した梅エキスなど。潤いと透明感をかなえる12種の美容成分により、メイク中もメイクをオフした後も潤いで満たす。

カラーはクールやウォーム、ナチュラルトーンの全10色で、香りはフレッシュな花々と梅がマッチしたグリーンフローラルムスクを採用している。

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「コスメデコルテ」のファンデ“ゼン ウェア”からグロウタイプが新登場 カバー力&艶を両立

「コスメデコルテ(DECORTE)」は8月21日、墨のように薄く滑らかに伸び広がり、美しいメイクを24時間持続させるリキッドファンデーション“ゼン ウェア フルイド”のグロウタイプ“ゼン ウェア グロウ”[SPF20・PA++](全10色、各30mL、各7700円)を発売する。

同商品が着目したのは、水を加えながら丁寧に磨った“墨の艶めき”だ。“ゼン ウェア”らしいハイカバー力とロングラスティング力はそのままに、みずみずしい上品な艶感をプラスした。汗や皮脂、乾燥などのメイク崩れを防止する技術“マルチ-6-プルーフ”により美しい仕上がりが長時間続き、生命力が宿ったようないきいきとした肌に仕上げる。

配合した成分は、上品な艶と高い化粧持ちを両立する独自の“3D グロウ トリプレックス”をはじめ、糖化をケアする国産の梅の果実から抽出した梅エキスなど。潤いと透明感をかなえる12種の美容成分により、メイク中もメイクをオフした後も潤いで満たす。

カラーはクールやウォーム、ナチュラルトーンの全10色で、香りはフレッシュな花々と梅がマッチしたグリーンフローラルムスクを採用している。

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停滞していた「バンヤードストーム」、24年春の刷新で浮上 スタイリング提案に支持

6月3日号の「WWDJAPAN」で、アダストリア特集を担当した。コロナ禍以降波に乗り、2024年2月期に過去最高業績を更新した同社の好調の秘訣を深掘りしたが、特集テーマとしたのは同社幹部が自社の強みとしてよく口にする“修正力”だ。走りながら軌道修正を繰り返し、市場のニーズに合致させていく柔軟性、スピード感などを指している。そんな同社の“修正力”が目下発揮されているのが、子会社エレメントルールが運営するブランド「バンヤードストーム(BARNYARDSTORM)」(以下、バンヤード)。近年低迷が続いてきたが、24年春からリブランディングを進め、既に結果が出つつあるという。

「バンヤード」は雑誌「ヴェリィ(VERY)」とのコラボレーションブランドとして、09年にスタート。「ヴェリィ」がけん引するおしゃれなママファッションブームの中で成長した。現在は百貨店やファッションビルに32店を構え、エレメントルールの売り上げの4割弱を占める基幹ブランドになっている。同社ではいま、18年に開始した「カレンソロジー(CURENSOLOGY)」が絶好調というが、屋台骨である「バンヤード」が復調しない限りエレメントルールの業績も安定しづらい。実際、「バンヤード」の苦戦が響いてエレメントルールの24年2月期は赤字、「バンヤード」のテコ入れが課題となっていた。

24年春からの刷新に合わせ、エレメントルールの坂本貴之 執行役員営業本部長が同ブランドの事業部長も兼任、企画チームも変更した。「前年が停滞していたというのはもちろんあるが、今春夏の既存店売り上げは前年に対し2ケタの伸びで、計画以上の推移」(坂本執行役員)という。

セットアップでトータルコーデ提案

浮上した要因は、従来の単品売り中心の考え方から、雑貨を含めたスタイリング提案強化に舵を切ったこと。特に、長らく主力品番になっているジョガーパンツ(1万3200円)を軸にしたスタイリング提案が効いているという。同商品は通勤にも使えるきれいめのデザインながら、子どもの送り迎えのために自転車に乗った際なども動きやすく機能性が高いという打ち出しで、「ヴェリィ」ブームのころから支持され続けてきた。「もともとは、スエットやスニーカーといったカジュアルのイメージが強かったが、ジャケットなども企画し、トータルコーディネートで見せるように変えた」。

24年秋は、アスレチックとシックを組み合わせた造語“アスレシック”がテーマ。スタイリング提案強化の一環として、セットアップをバリエーション豊富にそろえ、テーラードジャケットとパンツのベーシックなスタイルだけでなく、デニムのフリルシャツとデニムのセンタークリースパンツ、ニットパーカとニットパンツなども企画した。パーカのサイドにスリットを入れて、中に合わせたシャツをチラ見せできるようにしたり、ベーシックなカーディガンはボタンの留め位置を変えるとカシュクール風になったりと、細部のデザインにも気を配った。

ラメニットやドレッシーなブラウスなど、やや華やかな場にも対応できるアイテムも拡大。ブランドの幅を広げて、新規客の取り込みを進めている。

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停滞していた「バンヤードストーム」、24年春の刷新で浮上 スタイリング提案に支持

6月3日号の「WWDJAPAN」で、アダストリア特集を担当した。コロナ禍以降波に乗り、2024年2月期に過去最高業績を更新した同社の好調の秘訣を深掘りしたが、特集テーマとしたのは同社幹部が自社の強みとしてよく口にする“修正力”だ。走りながら軌道修正を繰り返し、市場のニーズに合致させていく柔軟性、スピード感などを指している。そんな同社の“修正力”が目下発揮されているのが、子会社エレメントルールが運営するブランド「バンヤードストーム(BARNYARDSTORM)」(以下、バンヤード)。近年低迷が続いてきたが、24年春からリブランディングを進め、既に結果が出つつあるという。

「バンヤード」は雑誌「ヴェリィ(VERY)」とのコラボレーションブランドとして、09年にスタート。「ヴェリィ」がけん引するおしゃれなママファッションブームの中で成長した。現在は百貨店やファッションビルに32店を構え、エレメントルールの売り上げの4割弱を占める基幹ブランドになっている。同社ではいま、18年に開始した「カレンソロジー(CURENSOLOGY)」が絶好調というが、屋台骨である「バンヤード」が復調しない限りエレメントルールの業績も安定しづらい。実際、「バンヤード」の苦戦が響いてエレメントルールの24年2月期は赤字、「バンヤード」のテコ入れが課題となっていた。

24年春からの刷新に合わせ、エレメントルールの坂本貴之 執行役員営業本部長が同ブランドの事業部長も兼任、企画チームも変更した。「前年が停滞していたというのはもちろんあるが、今春夏の既存店売り上げは前年に対し2ケタの伸びで、計画以上の推移」(坂本執行役員)という。

セットアップでトータルコーデ提案

浮上した要因は、従来の単品売り中心の考え方から、雑貨を含めたスタイリング提案強化に舵を切ったこと。特に、長らく主力品番になっているジョガーパンツ(1万3200円)を軸にしたスタイリング提案が効いているという。同商品は通勤にも使えるきれいめのデザインながら、子どもの送り迎えのために自転車に乗った際なども動きやすく機能性が高いという打ち出しで、「ヴェリィ」ブームのころから支持され続けてきた。「もともとは、スエットやスニーカーといったカジュアルのイメージが強かったが、ジャケットなども企画し、トータルコーディネートで見せるように変えた」。

24年秋は、アスレチックとシックを組み合わせた造語“アスレシック”がテーマ。スタイリング提案強化の一環として、セットアップをバリエーション豊富にそろえ、テーラードジャケットとパンツのベーシックなスタイルだけでなく、デニムのフリルシャツとデニムのセンタークリースパンツ、ニットパーカとニットパンツなども企画した。パーカのサイドにスリットを入れて、中に合わせたシャツをチラ見せできるようにしたり、ベーシックなカーディガンはボタンの留め位置を変えるとカシュクール風になったりと、細部のデザインにも気を配った。

ラメニットやドレッシーなブラウスなど、やや華やかな場にも対応できるアイテムも拡大。ブランドの幅を広げて、新規客の取り込みを進めている。

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「シュウ ウエムラ」が“じゅわっと”溶け出す美容液リップを発売 “キヌケア”シリーズの新作

「シュウ ウエムラ(SHU UEMURA)」は8月1日、とろけるように“じゅわっと”溶け出す美容液リップスティック“キヌケアヌード“(全12色、各4840円)を発売する。ラインアップは定番が9色、数量限定が2色、阪急うめだ本店限定が1色。予約は7月23日から「ゾゾコスメ(ZOZOCOSME)」で、25日から全国の百貨店で開始する。また、一般発売に先駆けて、7月25日から公式ストアと東京・表参道の旗艦店「シュウ トウキョウ メイクアップ ボックス」で、29日からアットコスメショッピングや楽天市場などの各種オンラインストアで先行販売を行う。

同商品は、2024年3月に誕生したリキッドリップ“キヌケアグローアップ”と同じ、“キヌケア”シリーズから登場する新作リップだ。スティック状でありながらも、独自の“エマルジョンテクノロジー”により美容液のような潤いを唇に与え、スクワランやセラミドを含む成分“ケアインカラーモイストコンプレックス”が保湿力を長時間キープ。とろける、こっくりとしたテクスチャーで使うたび唇を滑らかに整える。

カラーは肌に溶け込むヌーディーなカラー展開のピンク系やオレンジ系、ベージュ系、ブラウン系、レッド系などで、アジア人の肌研究を元にアーティストがセレクトした。リラックスするヒノキの香りを採用している。

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「シュウ ウエムラ」が“じゅわっと”溶け出す美容液リップを発売 “キヌケア”シリーズの新作

「シュウ ウエムラ(SHU UEMURA)」は8月1日、とろけるように“じゅわっと”溶け出す美容液リップスティック“キヌケアヌード“(全12色、各4840円)を発売する。ラインアップは定番が9色、数量限定が2色、阪急うめだ本店限定が1色。予約は7月23日から「ゾゾコスメ(ZOZOCOSME)」で、25日から全国の百貨店で開始する。また、一般発売に先駆けて、7月25日から公式ストアと東京・表参道の旗艦店「シュウ トウキョウ メイクアップ ボックス」で、29日からアットコスメショッピングや楽天市場などの各種オンラインストアで先行販売を行う。

同商品は、2024年3月に誕生したリキッドリップ“キヌケアグローアップ”と同じ、“キヌケア”シリーズから登場する新作リップだ。スティック状でありながらも、独自の“エマルジョンテクノロジー”により美容液のような潤いを唇に与え、スクワランやセラミドを含む成分“ケアインカラーモイストコンプレックス”が保湿力を長時間キープ。とろける、こっくりとしたテクスチャーで使うたび唇を滑らかに整える。

カラーは肌に溶け込むヌーディーなカラー展開のピンク系やオレンジ系、ベージュ系、ブラウン系、レッド系などで、アジア人の肌研究を元にアーティストがセレクトした。リラックスするヒノキの香りを採用している。

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