【スナップ】チーム「リック・オウエンス」契りの黒 レベル上げしてエンカウントしたい信者たち

「リック・オウエンス(RICK OWENS)」は、パリ・メンズ・ファッション・ウイークで現地時間6月21日に、2025年春夏メンズ・コレクションを発表した。会場のパレ・ド・トーキョー(Palais de Tokyo)での開催は1年ぶり。前シーズンは自宅でのショー開催だったため、ブランドを愛するチーム「リック・オウエンス」が集うのはひさしぶりで、個性的なスタイルを通じて互いの契りを確認し合うようだった。

基調となるのは、もちろん黒。レザージャケットにベルボトムのボトムス、ロング&リーンのエレガントなドレスから、肩に角が生えたようなケープまで、アウトラインは自由な曲線を描く。リック信者にとって定番である14.5cmヒールのプラットフォームブーツに加え、チャンキーソールを備えたスニーカー“ダンク(Dunk)”や「ドクターマーチン(DR. MARTENS)」とのコラボブーツなど、ボリュームたっぷりな重厚感のある足元が特徴だ。顔全体を覆うヘッドピースや白塗りのフェイスペイントで、パンクカルチャーの威厳と大胆さ、そして変幻自在なエレガンスを生み出す同ブランドの唯一無二の世界観を来場者が体現していた。

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「ビープルフェス」のにぎわいに見た、「コスキチ」から独り立ちの決意

マッシュビューティーラボの食・コスメ・ライフスタイルのセレクトショップ「ビープル(BEOPLE)」は、6月22〜23日にかけて「ビープル フェス」を開催した。これまで同イベントは業界関係者やインフルエンサー向け展示会の主旨で実施してきたが、今回から一般客向けに解放。2日間で計3000人以上(事前予約での申込数)が来場した。

同ブランドは「コスメキッチン」のセカンドブランド「ビープル バイ コスメキッチン」として2013年にスタート。22年に「コスメキッチン」を屋号から外した現名称で再出発した。両業態は従来よりMDの差別化において課題を抱えていたが、今回のフェスでは、「コスメキッチン」から独り立ちした“ビープルらしさ”が感じられた。

物販と体験でブランドの思想を伝える

出展ブースは全部で39あり、「物販」と「体験」が満載だった。「ビープル」で取り扱うコスメブランドの新作展示のほか、終売品のアウトレット販売、効能の違うミネラルウォーターを飲み比べる“利き水”体験、能登地震の被災地支援を目的とした地元水産業者による地酒や海産物の乾物販売など、どのブースもにぎわいを見せた。枠組みを超えた多彩なコンテンツをそろえる中でも、「“ビープルらしさ”にこだわった」と話すのはマッシュビューティーラボの豊山YAMU陽子社長だ。

豊山社長が考える“ビープルらしさ”とは、「表面的な美しさの実現だけでなく、商品を使うことで長生きや未病といった本質的なウエルネスや、社会とのつながりまで感じられること」だという。「『ビープルフェス』は、そういったブランドの大切にしている思いを知っていただくために、お客さまとつながる場にしていきたい」。

接点を広げ、MDで個性を深掘り

今年4月には、JR新宿駅の商業施設「イイト(EATo)ルミネ」に新業態「ビオップ(BIOP)」を出店した。今年9月には阪急うめだ本店でのイベントを予定する。地場産素材を使用したコスメや、デパ地下の食品店とコラボした商品開発を準備している。消費者との接点を増やし、ブランドの思想を広く伝えるための取り組みに力を入れる。

19ある既存店では、MDのテコ入れを進めて個性を尖らせる。メイクアップカテゴリーのラインアップを圧縮する一方、インナービューティの提案を拡充。スキンケアやメイクアップが豊富な「コスメキッチン」や競合のバラエティーショップにはない、「ビープル」らしさを深掘りする。

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「ビープルフェス」のにぎわいに見た、「コスキチ」から独り立ちの決意

マッシュビューティーラボの食・コスメ・ライフスタイルのセレクトショップ「ビープル(BEOPLE)」は、6月22〜23日にかけて「ビープル フェス」を開催した。これまで同イベントは業界関係者やインフルエンサー向け展示会の主旨で実施してきたが、今回から一般客向けに解放。2日間で計3000人以上(事前予約での申込数)が来場した。

同ブランドは「コスメキッチン」のセカンドブランド「ビープル バイ コスメキッチン」として2013年にスタート。22年に「コスメキッチン」を屋号から外した現名称で再出発した。両業態は従来よりMDの差別化において課題を抱えていたが、今回のフェスでは、「コスメキッチン」から独り立ちした“ビープルらしさ”が感じられた。

物販と体験でブランドの思想を伝える

出展ブースは全部で39あり、「物販」と「体験」が満載だった。「ビープル」で取り扱うコスメブランドの新作展示のほか、終売品のアウトレット販売、効能の違うミネラルウォーターを飲み比べる“利き水”体験、能登地震の被災地支援を目的とした地元水産業者による地酒や海産物の乾物販売など、どのブースもにぎわいを見せた。枠組みを超えた多彩なコンテンツをそろえる中でも、「“ビープルらしさ”にこだわった」と話すのはマッシュビューティーラボの豊山YAMU陽子社長だ。

豊山社長が考える“ビープルらしさ”とは、「表面的な美しさの実現だけでなく、商品を使うことで長生きや未病といった本質的なウエルネスや、社会とのつながりまで感じられること」だという。「『ビープルフェス』は、そういったブランドの大切にしている思いを知っていただくために、お客さまとつながる場にしていきたい」。

接点を広げ、MDで個性を深掘り

今年4月には、JR新宿駅の商業施設「イイト(EATo)ルミネ」に新業態「ビオップ(BIOP)」を出店した。今年9月には阪急うめだ本店でのイベントを予定する。地場産素材を使用したコスメや、デパ地下の食品店とコラボした商品開発を準備している。消費者との接点を増やし、ブランドの思想を広く伝えるための取り組みに力を入れる。

19ある既存店では、MDのテコ入れを進めて個性を尖らせる。メイクアップカテゴリーのラインアップを圧縮する一方、インナービューティの提案を拡充。スキンケアやメイクアップが豊富な「コスメキッチン」や競合のバラエティーショップにはない、「ビープル」らしさを深掘りする。

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「ニューオークション」が構想する、アートが浸透し循環する社会

PROFILE: 木村俊介/SAIディレクター ミヤシタパークのアートスペース・SAIディレクター、「ニューオークション」ディレクター。国内のオークション会社に勤務し、原宿にフォーカスしたオークション「Harajuku Auction」の企画や音楽にまつわるアートを集めた「ART+MUSIC」というオークションを開催。その後、en one tokyoに移り、SAIのディレクターとして運営も手掛ける。2021年11月に「ニューオークション」を発足し第1回となるオークション「NEW 001」を開催した。

パンデミック後、世界のアート市場は盛り上がりを見せている。2023年にはアートフェアをはじめとしたイベントの復活、ギャラリーによる増加といった要因が取引額拡大を後押しする傾向も見られ、リアルな場での作品鑑賞とコミュニケーションの重要性があらためて着目されている。

一方、日本のアート市場に目を戻すと現在もその規模は小さい。顧客層のボリュームという違いもあるが、そもそもアートに対峙する環境が大きく異なる。欧州のような文化政策やアーティスト育成支援体制が整っておらず、ギャラリーの数も少ないため、人々が芸術に触れられる場が相対的に少ない。

そのような状況下で21年にen one tokyoによる渋谷、原宿の街を起点に発足した「ニューオークション(NEW AUCTION)」は、従来型の一部の富裕層や業界向けの閉鎖的なアート販売ではなく、一般の人々も目にすることができるオープンスペースでのアート展示・販売を行う、その名の通り新形態のオークションハウスだ。

一般の人々が直接アートに向かい合い、自発性や動機、社会に対する視点の啓蒙を受けるとともに、アーティストにとっても幅広い層に直接インパクトを与えることができるので、可能性が広がる。

さらにアートの持つ影響力を活用し、ファッションブランドとの協働や地域振興など、社会への関わりと貢献を構想している。

今回開催された第6回目のオークション「NEW 006」を経て、 ディレクターの木村俊介に抱負や今後の展望を聞いた。

渋谷・原宿の街にオークションを根付かせ、アートをめぐるあらたな循環を作りたい。

――「ニューオークション」のビジョンに「従来の概念に縛られず、新しい体験、新しい価値観を提供することを目指す」とあります。アートやオークションを通じたイノベーションの構想や事例について聞かせてください。

木村俊介(以下、木村):これまでオークションを6回開催してきたことで、顧客にも「ニューオークション」の存在が浸透して生きていると感じています。

当初はオークションの参加経験のない方がイベントを楽しむような感覚で来場されていましたが、回を重ねる毎に真剣にアートを購入する方が増え、「オークションへの参加やカタログを楽しみにしている」という声も増えてきています。

「ニューオークション」は、プロディーラーや従来のアートコレクターだけではなく「アートが好きで美術館には行くけど、アートを購入したことがない」という方を対象に、アートを安心して購入できる場を作りたいという思いから始まりました。

また、当初からの目的の1つに、原宿や渋谷という街にオークションを根付かせる、ということもあります。ヨーロッパなどではそれぞれの街でオークションが日常的に行われていて、近所の人が犬の散歩のついでに立ち寄り、アートを購入するといったようなカジュアルなオークションを原宿や渋谷で開催したいと考えてきました。

「ニューオークション」が浸透して開催を楽しみにしてくれる人たちが増え、アートに触れて、実際に購入して家で楽しんでもらう。そして10年、20年後に環境が変わり手放したくなったら「ニューオークション」に出品してもらい、また別の作品を購入する。オークションを通して緩やかな循環を作りたいという当初からの考えが、実現しつつあると感じています。

――地域に根差してアートをめぐる緩やかな循環を作りたいという考えが、「ニューオークション」のステイトメントにある「持続的な循環」や「コミュニティ」に繋がっています。アートマーケットにおいてこの2つの要素に注目する理由は何でしょうか。

木村:「ニューオークション」はアートを流通させるプラットフォームではありますが、ビジネス的な数字を追いかけるだけの事業にはしたくない。緩やかに循環するような流通を作りたいんです。

ただ作品を売るのではなく、できる限り1つ1つの作品を丁寧に説明して、オークションを通じ、作品や作家にまつわる背景や意味を理解してもらうことが重要だと考えています。

また、循環を通してアートが自立していけるシステムの構築を目指し、還元金という制度を取り入れています。落札された作品の著作権者に対して、落札額の一部を還元金として支払う事で「ニューオークション」を通じた取引が少しでもアーティストの活動の支援につながることを目指して導入しました。アートの分野では、マーケットに強い作家もいれば、マーケットとは全く関係のない作家もいます。後者が作品を制作し続ける為には、国からの助成やさまざまな制度を活用するか、特定のパトロンのような存在が必要になるのですが、その格差があまりにも大きいと思っています。

アートは本来もっと自由なものだと考えています。例えばヨーロッパではパトロン制度が存在し、パトロンの支援を受けてアーティストが自由に活動していますが、日本にはそういった習慣がまだ根付いていないと感じます。今はまだそこまでには及んでいませんが、例えば「ニューオークション」の売り上げの一部をそういった作家や活動に提供し、制作活動をサポートしていくような事などができればと考えています。

マーケット以外の部分への貢献はまだ難しいところですが、「ニューオークション」の顧客にはこの考えが浸透してきています。

ヨーゼフ・ボイスが提唱した「社会彫刻」という考え方が好きなのですが、彼は1982年の「ドクメンタ7」でのプロジェクト「7000本の樫の木」で、資金を寄付で集め、会場のカッセル市に樫の植樹とともに玄武岩を設置しました。「生」を象徴する樫の木は立派に成長して街路樹となり、対をなす「死」を意味する玄武岩はベンチとして活用されています。

アーティストや作品を通して資金を集め、緑化という形で実際に社会や環境に還元していく。このような動きを「ニューオークション」で実現したいと常に考えています。

――今回の「ニューオークション」における新しい取り組みがあれば教えて下さい。作品のキュレーションやオークションにおいて気をつけていることは?

木村:「NEW006」では「街とアート」というテーマでトークショーを開催したのですが、ワタリウム美術館の和多利浩一さんに登壇をお願いしました。美術館という枠を飛び越え90年代前半から街をアートで盛り上げていくための活動をずっとやってきた方です。インデペンデントでありながら街の余白を活用し、ユニークな取り組みをたくさん実施してきました。

僕が所属しているen one tokyoも、「アートやカルチャーを通して神宮前という街の価値をどう上げていけるか」というビジョンで活動しているので、その分野の大先輩である和多利さんに話を聞きたくて企画しました。オークション開催前にプレビューを1週間行っているので、今後もトークショーのようなイベントを行い、コミュニケーションが生まれる場にしていきたいですね。

また、オークションで扱う作品は特定のマーケットを意識していません。出品作品はコレクターやディーラーから委託を受けて集めているので、主催者側ではコントロールができず、作品が集まるにつれてその都度オークションの方向性が見えてきます。

「NEW006」ではトークショーに和多利さんが出演してくださったので、カタログの表紙はヨーゼフ・ボイスにしようとか、そこからジョン・ケージ(John Cage)やナム・ジュン・パイク(Nam June Paik)など、フルクサス(Fluxus)関連の作品を意図的に集めていったり、作品の繋がりを意識してラインナップを組んでいます。

――NFTアートが普及する中で、「ニューオークション」は“リアルな作品”とギャラリーのような“場所”を伴うフィジカルな形態を維持していると感じます。現代のトレンドで、自分たちの手法についてどう捉えていますか?

木村:オークションを取り巻く状況はコロナ禍以降変わってきています。今はオンラインで入札できるシステムが必須なので、来場しなくても世界中から入札できるよう、「ニューオークション」でもオンライン入札システムを整備しました。

また、オンライン参加の顧客に対して、画面越しにオークションの“イベントとしてのおもしろさ”を伝えられるよう試行錯誤していますが、やはり難しいですね。プレビューで実際にアートと向き合っていただき、トークショーなどのイベントを通してコミュニケーションをする。このような一連の体験におもしろさがあるので、初めて参加する方にはぜひ会場にお越しいただきたいですね。

アートに馴染みのない人々の共感を得て、社会にリンクするアクティビティに寄与したい。

――渋谷や原宿といったストリート・ファッションのイメージが強い街におけるアートやオークションの可能性をどのように捉えていますか?

木村:渋谷や原宿の街は、常に「ハレ」の日といいますか、訪れる人は何か刺激や感性を求めてきていると思います。

SAIがあるミヤシタパークは2つのエリアを繋ぐまさに通り道のような場所で、さまざまな人が訪れます。SAIで週末に展覧会を開催すると多い時は1日に1000人程度が来場するのですが、そのうちの8割はたまたま通りかかったという方です。

もちろん美術館で展覧会を開く事とは違いますが、何かを求めこの街を訪れた人が意図せずに来場して作品に触れる。そういう方々がどんな反応を示すのか、それはとてもおもしろいことだと思います。

――近年アートがファッションなど他のクリエイティブな分野に参照され、コラボレーションする機会が増えてきていると感じます。そうした状況をふまえ、「ニューオークション」の今後の展望について教えてください。

木村:他業種とのコラボーレーションで「ニューオークション」を活用することは常に考えています。以前あるアパレル企業から、「日本にはスケートパークが少ないので、建設の資金集めにオークションを活用したい」というような話しを受けたことがあります。

海外では、何かを新たに作りたいときにプロジェクトに賛同してもらうため、建設や運営資金を集めるためにアーティストに協力してもらう事例がよくあるので、日本でももっとそういうことができればなと考えています。スケートパークの案件は現実化していませんが、先述のヨーゼフ・ボイスの社会彫刻のように、アートを通じた社会や街への貢献はぜひ実現させたいですね。

今後も「ニューオークション」では、オークションを主軸に、アートを地道に丁寧に発信し、あらゆる方が安心して参加できるよう信頼性を高めていきたいと思っています。

PHOTOS:MAYUMI HOSOKURA
INTERVIEW:AKIO KUNISAWA

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「ニューオークション」が構想する、アートが浸透し循環する社会

PROFILE: 木村俊介/SAIディレクター ミヤシタパークのアートスペース・SAIディレクター、「ニューオークション」ディレクター。国内のオークション会社に勤務し、原宿にフォーカスしたオークション「Harajuku Auction」の企画や音楽にまつわるアートを集めた「ART+MUSIC」というオークションを開催。その後、en one tokyoに移り、SAIのディレクターとして運営も手掛ける。2021年11月に「ニューオークション」を発足し第1回となるオークション「NEW 001」を開催した。

パンデミック後、世界のアート市場は盛り上がりを見せている。2023年にはアートフェアをはじめとしたイベントの復活、ギャラリーによる増加といった要因が取引額拡大を後押しする傾向も見られ、リアルな場での作品鑑賞とコミュニケーションの重要性があらためて着目されている。

一方、日本のアート市場に目を戻すと現在もその規模は小さい。顧客層のボリュームという違いもあるが、そもそもアートに対峙する環境が大きく異なる。欧州のような文化政策やアーティスト育成支援体制が整っておらず、ギャラリーの数も少ないため、人々が芸術に触れられる場が相対的に少ない。

そのような状況下で21年にen one tokyoによる渋谷、原宿の街を起点に発足した「ニューオークション(NEW AUCTION)」は、従来型の一部の富裕層や業界向けの閉鎖的なアート販売ではなく、一般の人々も目にすることができるオープンスペースでのアート展示・販売を行う、その名の通り新形態のオークションハウスだ。

一般の人々が直接アートに向かい合い、自発性や動機、社会に対する視点の啓蒙を受けるとともに、アーティストにとっても幅広い層に直接インパクトを与えることができるので、可能性が広がる。

さらにアートの持つ影響力を活用し、ファッションブランドとの協働や地域振興など、社会への関わりと貢献を構想している。

今回開催された第6回目のオークション「NEW 006」を経て、 ディレクターの木村俊介に抱負や今後の展望を聞いた。

渋谷・原宿の街にオークションを根付かせ、アートをめぐるあらたな循環を作りたい。

――「ニューオークション」のビジョンに「従来の概念に縛られず、新しい体験、新しい価値観を提供することを目指す」とあります。アートやオークションを通じたイノベーションの構想や事例について聞かせてください。

木村俊介(以下、木村):これまでオークションを6回開催してきたことで、顧客にも「ニューオークション」の存在が浸透して生きていると感じています。

当初はオークションの参加経験のない方がイベントを楽しむような感覚で来場されていましたが、回を重ねる毎に真剣にアートを購入する方が増え、「オークションへの参加やカタログを楽しみにしている」という声も増えてきています。

「ニューオークション」は、プロディーラーや従来のアートコレクターだけではなく「アートが好きで美術館には行くけど、アートを購入したことがない」という方を対象に、アートを安心して購入できる場を作りたいという思いから始まりました。

また、当初からの目的の1つに、原宿や渋谷という街にオークションを根付かせる、ということもあります。ヨーロッパなどではそれぞれの街でオークションが日常的に行われていて、近所の人が犬の散歩のついでに立ち寄り、アートを購入するといったようなカジュアルなオークションを原宿や渋谷で開催したいと考えてきました。

「ニューオークション」が浸透して開催を楽しみにしてくれる人たちが増え、アートに触れて、実際に購入して家で楽しんでもらう。そして10年、20年後に環境が変わり手放したくなったら「ニューオークション」に出品してもらい、また別の作品を購入する。オークションを通して緩やかな循環を作りたいという当初からの考えが、実現しつつあると感じています。

――地域に根差してアートをめぐる緩やかな循環を作りたいという考えが、「ニューオークション」のステイトメントにある「持続的な循環」や「コミュニティ」に繋がっています。アートマーケットにおいてこの2つの要素に注目する理由は何でしょうか。

木村:「ニューオークション」はアートを流通させるプラットフォームではありますが、ビジネス的な数字を追いかけるだけの事業にはしたくない。緩やかに循環するような流通を作りたいんです。

ただ作品を売るのではなく、できる限り1つ1つの作品を丁寧に説明して、オークションを通じ、作品や作家にまつわる背景や意味を理解してもらうことが重要だと考えています。

また、循環を通してアートが自立していけるシステムの構築を目指し、還元金という制度を取り入れています。落札された作品の著作権者に対して、落札額の一部を還元金として支払う事で「ニューオークション」を通じた取引が少しでもアーティストの活動の支援につながることを目指して導入しました。アートの分野では、マーケットに強い作家もいれば、マーケットとは全く関係のない作家もいます。後者が作品を制作し続ける為には、国からの助成やさまざまな制度を活用するか、特定のパトロンのような存在が必要になるのですが、その格差があまりにも大きいと思っています。

アートは本来もっと自由なものだと考えています。例えばヨーロッパではパトロン制度が存在し、パトロンの支援を受けてアーティストが自由に活動していますが、日本にはそういった習慣がまだ根付いていないと感じます。今はまだそこまでには及んでいませんが、例えば「ニューオークション」の売り上げの一部をそういった作家や活動に提供し、制作活動をサポートしていくような事などができればと考えています。

マーケット以外の部分への貢献はまだ難しいところですが、「ニューオークション」の顧客にはこの考えが浸透してきています。

ヨーゼフ・ボイスが提唱した「社会彫刻」という考え方が好きなのですが、彼は1982年の「ドクメンタ7」でのプロジェクト「7000本の樫の木」で、資金を寄付で集め、会場のカッセル市に樫の植樹とともに玄武岩を設置しました。「生」を象徴する樫の木は立派に成長して街路樹となり、対をなす「死」を意味する玄武岩はベンチとして活用されています。

アーティストや作品を通して資金を集め、緑化という形で実際に社会や環境に還元していく。このような動きを「ニューオークション」で実現したいと常に考えています。

――今回の「ニューオークション」における新しい取り組みがあれば教えて下さい。作品のキュレーションやオークションにおいて気をつけていることは?

木村:「NEW006」では「街とアート」というテーマでトークショーを開催したのですが、ワタリウム美術館の和多利浩一さんに登壇をお願いしました。美術館という枠を飛び越え90年代前半から街をアートで盛り上げていくための活動をずっとやってきた方です。インデペンデントでありながら街の余白を活用し、ユニークな取り組みをたくさん実施してきました。

僕が所属しているen one tokyoも、「アートやカルチャーを通して神宮前という街の価値をどう上げていけるか」というビジョンで活動しているので、その分野の大先輩である和多利さんに話を聞きたくて企画しました。オークション開催前にプレビューを1週間行っているので、今後もトークショーのようなイベントを行い、コミュニケーションが生まれる場にしていきたいですね。

また、オークションで扱う作品は特定のマーケットを意識していません。出品作品はコレクターやディーラーから委託を受けて集めているので、主催者側ではコントロールができず、作品が集まるにつれてその都度オークションの方向性が見えてきます。

「NEW006」ではトークショーに和多利さんが出演してくださったので、カタログの表紙はヨーゼフ・ボイスにしようとか、そこからジョン・ケージ(John Cage)やナム・ジュン・パイク(Nam June Paik)など、フルクサス(Fluxus)関連の作品を意図的に集めていったり、作品の繋がりを意識してラインナップを組んでいます。

――NFTアートが普及する中で、「ニューオークション」は“リアルな作品”とギャラリーのような“場所”を伴うフィジカルな形態を維持していると感じます。現代のトレンドで、自分たちの手法についてどう捉えていますか?

木村:オークションを取り巻く状況はコロナ禍以降変わってきています。今はオンラインで入札できるシステムが必須なので、来場しなくても世界中から入札できるよう、「ニューオークション」でもオンライン入札システムを整備しました。

また、オンライン参加の顧客に対して、画面越しにオークションの“イベントとしてのおもしろさ”を伝えられるよう試行錯誤していますが、やはり難しいですね。プレビューで実際にアートと向き合っていただき、トークショーなどのイベントを通してコミュニケーションをする。このような一連の体験におもしろさがあるので、初めて参加する方にはぜひ会場にお越しいただきたいですね。

アートに馴染みのない人々の共感を得て、社会にリンクするアクティビティに寄与したい。

――渋谷や原宿といったストリート・ファッションのイメージが強い街におけるアートやオークションの可能性をどのように捉えていますか?

木村:渋谷や原宿の街は、常に「ハレ」の日といいますか、訪れる人は何か刺激や感性を求めてきていると思います。

SAIがあるミヤシタパークは2つのエリアを繋ぐまさに通り道のような場所で、さまざまな人が訪れます。SAIで週末に展覧会を開催すると多い時は1日に1000人程度が来場するのですが、そのうちの8割はたまたま通りかかったという方です。

もちろん美術館で展覧会を開く事とは違いますが、何かを求めこの街を訪れた人が意図せずに来場して作品に触れる。そういう方々がどんな反応を示すのか、それはとてもおもしろいことだと思います。

――近年アートがファッションなど他のクリエイティブな分野に参照され、コラボレーションする機会が増えてきていると感じます。そうした状況をふまえ、「ニューオークション」の今後の展望について教えてください。

木村:他業種とのコラボーレーションで「ニューオークション」を活用することは常に考えています。以前あるアパレル企業から、「日本にはスケートパークが少ないので、建設の資金集めにオークションを活用したい」というような話しを受けたことがあります。

海外では、何かを新たに作りたいときにプロジェクトに賛同してもらうため、建設や運営資金を集めるためにアーティストに協力してもらう事例がよくあるので、日本でももっとそういうことができればなと考えています。スケートパークの案件は現実化していませんが、先述のヨーゼフ・ボイスの社会彫刻のように、アートを通じた社会や街への貢献はぜひ実現させたいですね。

今後も「ニューオークション」では、オークションを主軸に、アートを地道に丁寧に発信し、あらゆる方が安心して参加できるよう信頼性を高めていきたいと思っています。

PHOTOS:MAYUMI HOSOKURA
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LVMH、豪華列車オリエントエクスプレスの親会社に投資 ホスピタリティー分野を強化

LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)は、オリエントエクスプレス(ORIENT EXPRESS)などを擁するフランスのホテルグループ大手アコー(ACCOR SA)と戦略的パートナーシップ契約を締結した。投資額やLVMHの持分などは明らかにしていない。

アコーは1967年の創業。フランス北部ノール県に現代的なホテルを設立したことを皮切りに、欧州を中心にホテルチェーンを展開した。買収も積極的に行い、80年代には米国やアジア地域に進出。83年には、パリ証券取引所(現ユーロネクスト・パリ)に上場した。その後も事業を拡大し続け、2023年12月末の時点で、前述のオリエントエクスプレスのほか、ラッフルズ(RAFFLES)、バンヤンツリー(BANYAN TREE)、フェアモント(FAIRMONT)などのラグジュアリーホテルや、アンサナ(ANGSANA)やプルマン(PULLMAN)などのプレミアムホテルなど、45のホテルブランドを世界110カ国で展開。また、1万軒以上のレストランやバーも運営している。

LVMHは、18年にイギリスの高級旅行会社ベルモンド(BELMOND、旧オリエント・エクスプレス・ホテルズ)を26億ドル(約4134億円)で買収した。その後もホスピタリティー事業を強化しており、16年におよぶ大規模なリノベーションを経て21年にオープンしたパリの老舗百貨店サマリテーヌ(LA SAMARITAINE)には、高級ホテルのシュヴァル・ブラン(CHEVAL BLANC)を併設。また、傘下ブランドの「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」「ディオール(DIOR)」「ブルガリ(BVLGARI)」などは、レストランやカフェ、ホテルを手掛けている。

ベルナール・アルノー(Bernard Arnault)LVMH会長兼最高経営責任者(CEO)は、「オリエントエクスプレスは、冒険とエレガンスを創業時から具現化している。その名前は文化遺産であり、今後も偉大なアーティストらのインスピレーションの源であり続けるだろう。アコーと提携し、旅行業界のアイコンである同ブランドのリニューアルを促進できることをうれしく思う」と語った。

セバスチャン・バザン(Sebastien Bazin)=アコー会長兼CEOは、「LVMHと共に新たな地平を開き、このエキサイティングな旅路を推し進められることを大変うれしく思う。オリエントエクスプレスという歴史的な列車を再興しつつ、26年には同ブランド初の帆船もローンチする予定だ」と述べた。

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三越日本橋本店、浴衣イベントを開催 漫画家・東村アキコのトークショーも

三越日本橋本店は浴衣の魅力を発信する取り組みを7月3日から開始する。3日の開店時に浴衣姿の従業員30人が入口に勢ぞろいし、来店客にあいさつをする。

3日〜9日には、本館1階中央ホールで東村アキコ氏の漫画「銀太郎さんお頼み申す」(集英社)とコラボしたイベントを開催する。5階まで吹き抜けの空間に、作品の世界観を体験できるパネルや浴衣のコーディネートを展示。7日14〜15時には、作者の東村氏をゲストに迎えたスペシャルトークショーも開催する。

6日14時からは、本館1階中央ホールで浴衣のファッションショーを開催する。日本橋の飲食業組合「日本橋 三四四会」との共催イベントで、日本橋エリアに店を構える飲食店オーナーとその家族がモデルとなって浴衣姿で登場する。

8月27日まで本館4階では着物のスペシャリストが浴衣の相談に応じる。浴衣の選び方や小物のコーディネート、着付けなどの相談に応じ、浴衣を身近に感じることができる提案を強化していく。オンラインサイトも開設する。4つのパーソナルカラータイプに合わせたおすすめの浴衣のコーディネートを紹介し、購入者へのサービス特典や浴衣着用に役立つ動画を提供する。

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【2024年夏コスメ】「シロ」の季節限定“白樺フェイスミスト”がさらにピュアになって登場

「シロ(SHIRO)」は7月2日“旬シリーズ”より、毎年の好評の“白樺フェイスミスト”の新バージョン“白樺フェイスミスト 2024”(4840円)を発売する。6月28日から会員先行予約を開始する。

“旬シリーズ“は季節の素材を味覚で楽しむように、旬の素材を肌や髪にも届けたいという想いから2021年に誕生した。

“白樺フェイスミスト 2024”は、シロラボラトリーで蒸留し、製品化する初のアイテムだ。よりシンプルな処方で、北海道江丹別町の白樺の木々が自然の大地から吸い上げた強さとたくましさをダイレクトに届ける。白樺の若葉を“生”のまま蒸留することで生まれたフレッシュで青々しく、やわらかな甘い香りとともにふっくらとした柔らかな肌をかなえる。

“白樺フェイスミスト 2024”ビジュアル一覧

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「ザ・プロダクト」刷新しZ世代をターゲットに 森七菜をブランドアンバサダーに起用

オーガニック&ナチュラルブランド「ザ・プロダクト(PRODUCT)」がリブランディングする。7月から“オーガニックで、世の中をワクワクさせる”をパーパスに掲げ、Z世代に向けてロゴや商品デザインを刷新し、新アイテムの開発やプロモーションを展開する。ブランド初のアンバサダーに俳優の森七菜を起用し、ブランドの魅力や商品ラインナップをSNSやウェブで発信する。

同ブランドは2007年にアメリカ・カリフォルニア州で誕生。2人の美容師が開発したマルチバーム“ヘアワックス”からスタートした。11年に日本上陸を果たし、ヘアサロンにおける“ヘアワックス”ブームの立役者となった。今回、従来のオーガニックに楽しさを感じられていないZ世代をターゲットに、新たなパーパスを掲げ、なりたい自分像を引き出し、遊び心をプラスしたブランドに生まれ変わる。

新生「ザ・プロダクト」は、ブランドロゴも刷新。既存のイメージを踏襲しながらもオーガニックブランドであることが伝わりやすいように“organic”の文字と遊び心をピンクの下線で表現した。商品パッケージは色使いはそのままにポップな印象に進化させ、ケア系の商品は清楚感を基調に白ベースのデザインとした。9月にはリブランディング後初となる新アイテムを販売する。

アンバサダーに起用された森は「人生で初めて自ら手に取ったヘアワックスが、『ザ・プロダクト』のものでした。プロのヘアメイクアーティストが使っていたり、オーガニックで安心できたり、香りもとても好きで、お出かけ前に毎日お守りのように使っていたのでこの話を聞いたときはとてもうれしく縁を感じました。毎日体にまとうものだから、皆さんにとっておきのお気に入りとして見つけてもらいたい。今回のリブランディングでさらに新しく幅広いところまで一緒に届けていきたいと思っています!」とコメントした。

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「モエ・エ・シャンドン」がANAインターコンチネンタルホテル東京に夏季限定ラウンジ

シャンパンメゾン「モエ・エ・シャンドン(MOET&CHANDON)」は9月30日まで、ANAインターコンチネンタルホテル東京のガーデンプールに、“プールサイド ラウンジ ウィズ モエ・エ・シャンドン(Poolside Lounge with Moet & Chandon)”をオープンしている。

都会のオアシスで非日常な体験を

会場で「モエ・エ・シャンドン」の華やかでエレガントな世界観を演出。プールサイドには、白をベースにゴールドの王冠をデザインしたデッキチェアやパラソル、フォトブースが並ぶ。夜はライトアップして、夜景を眺めながら上質な夏のひとときを提供する。「プールサイド・スナック」では、クラブサンドイッチやフィッシュアンドチップスのほか、「モエ・アンぺリアル」に合わせたフードを提供する。かき氷やスムージーなど、夏らしいメニューも揃う。

同イベントは、1部(10:00〜13:50)、2部(14:00〜17:50)、3部(18:00〜21:50)、終日(10:00〜22:00)の構成。一般料金は、平日は3部いずれも、6月と9月は4000円、7月と8月は6000円。土日祝日及びお盆期間(8月13〜16日)は、6月と9月の1部・3部は6000円、6月と9月の2部及び7月と8月の3部は8000円。平日は1万1000円、土日祝日及びお盆期間は1万7000円で終日利用できる。なお、宿泊客は無料で入場できる。

H3 Poolside Lounge with Moet & Chandon
会期:6月15日〜9月30日
場所:ANAインターコンチネンタルホテル東京4階屋外プール
住所:東京都港区赤坂1-12-33
営業時間:10:00〜22:00(1部 10:00〜13:50/ 2部 14:00〜17:50/ 3部 18:00〜21:50)

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「モエ・エ・シャンドン」がANAインターコンチネンタルホテル東京に夏季限定ラウンジ

シャンパンメゾン「モエ・エ・シャンドン(MOET&CHANDON)」は9月30日まで、ANAインターコンチネンタルホテル東京のガーデンプールに、“プールサイド ラウンジ ウィズ モエ・エ・シャンドン(Poolside Lounge with Moet & Chandon)”をオープンしている。

都会のオアシスで非日常な体験を

会場で「モエ・エ・シャンドン」の華やかでエレガントな世界観を演出。プールサイドには、白をベースにゴールドの王冠をデザインしたデッキチェアやパラソル、フォトブースが並ぶ。夜はライトアップして、夜景を眺めながら上質な夏のひとときを提供する。「プールサイド・スナック」では、クラブサンドイッチやフィッシュアンドチップスのほか、「モエ・アンぺリアル」に合わせたフードを提供する。かき氷やスムージーなど、夏らしいメニューも揃う。

同イベントは、1部(10:00〜13:50)、2部(14:00〜17:50)、3部(18:00〜21:50)、終日(10:00〜22:00)の構成。一般料金は、平日は3部いずれも、6月と9月は4000円、7月と8月は6000円。土日祝日及びお盆期間(8月13〜16日)は、6月と9月の1部・3部は6000円、6月と9月の2部及び7月と8月の3部は8000円。平日は1万1000円、土日祝日及びお盆期間は1万7000円で終日利用できる。なお、宿泊客は無料で入場できる。

H3 Poolside Lounge with Moet & Chandon
会期:6月15日〜9月30日
場所:ANAインターコンチネンタルホテル東京4階屋外プール
住所:東京都港区赤坂1-12-33
営業時間:10:00〜22:00(1部 10:00〜13:50/ 2部 14:00〜17:50/ 3部 18:00〜21:50)

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グラフィックデザイナー・八木幣二郎 新作個展で考えた「デザイナーの責任」と「未来に対してすべきこと」

PROFILE: 八木幣二郎/アートディレクター、グラフィックデザイナー

PROFILE: (やぎ・へいじろう)1999年、東京都生まれ。グラフィックデザインを軸にデザインが本来持っていたはずのグラフィカルな要素を未来からの視線で発掘している。ポスター、ビジュアルなどのグラフィックデザインをはじめ、CDやブックデザインなども手掛けている。主な展覧会に、個展「誤植」(2022年/The 5th Floor)、「Dynamesh」(22年/T-House New Balance)、グループ展「power/point」(22年/アキバタマビ 21)がある。

1999年生まれのアートディレクター兼グラフィックデザイナーの八木幣二郎。3DCG 用ソフトウェア“Zbrush”を駆使し、本やパンフレットの装丁からポスターやフライヤー、レコードのジャケットのデザイン、展示会場のディレクションなど、グラフィックデザインを中心に幅広く活動し、唯一無二のデザイン様式を創り上げている。

7月10日まで東京・銀座の「ギンザ・グラフィック・ギャラリー」(以下「ggg」)」で個展「NOHIN: The Innovative Printing Company 新しい印刷技術で超色域社会を支えるノーヒンです」が開催中で、1階ではSF的な設定に基づく架空の印刷会社「NOHIN(ノーヒン)社」の CI(コーポレート・アイデンティティー)をさまざまなアイテムや資料で展開。地下1階では、八木が尊敬する日本のグラフィックデザイン史を彩る巨匠デザイナー10人の傑作ポスター18点と共に、八木がそれぞれのポスターを再解釈し、3DCGで制作した新作を展示している。

今回、同展の話を起点にグラフィックデザインに対する自身の考えを聞いた。

「デザインの力」を考える

——個展は、2022年に発表した「The 5th Floor」での個展「誤植」以来かと思います。いつごろから本展の企画が進み始めたのでしょうか?

八木幣二郎(以下、八木):お声掛けいただけたのは、2年ほど前ですね。2022年に渋谷パルコの「パルコ ミュージアム トーキョー」でアーティストの布施琳太郎さんが個展「新しい死体」を開催したときに、今回の展示の企画者である亜洲中西屋の中西夫妻とお仕事をご一緒する機会があり、お2人を介して「ggg」とのご縁をつくっていただいたのがきっかけとなりました。でも実際に開催が決まってみると、自分にとっては畏れ多い場所なので、展示の話を進めていくうちに、どんどん現実味を帯びてきて焦りも感じてましたね。

——「ggg」の従来の展示といえば、過去の代表的な制作物の展示に加えて新作の展示を発表するイメージですが、今回は1階から従来の展示形式から逸脱していますね。「架空の企業を作る」というのは、一見大喜利的にも見えますが、どのような想いがあったのでしょうか?

八木:展示コンセプトが決まってからというもの、ずっと「デザインの力」について考えていました。小谷充さんの著書の「映画のなかのロゴマーク 視覚言語と物語の構造」 に書いてあるような、映画——「モンスターズ・インク」「七人の侍」「20世紀少年」などの中でどのようにデザインが登場人物に作用しているか考えていて。同時に、もし社会や人を動かす力がグラフィックデザインにあるとしたら、3DCGを用いた自分のグラフィックデザインは今の国内のグラフィックシーンの文脈において、どこに属していてどのように扱われていくんだろう……と漠然とした不安も感じていました。

——八木さんから見る、今の国内のグラフィックシーンの文脈というのは?

八木:よく他の分野の友達に「グラフィックデザインとは」と聞かれたときに、自分なりに考えるざっくりとした3軸の分け方があります。もちろん、それぞれのデザイナーは、いくつもの文脈を踏まえた上で実践に及んでおられるのだと思いますが、まず一つの軸が、中島英樹さん、秋山伸さん、田中義久さんなど物質的なものに多様なアプローチを仕掛ける方々、二つ目の軸が工芸的な手法で文字や文様を扱う佐々木俊さん、小林一毅さん、鈴木哲生さんなど、三つ目が工作舎の系譜で、図形的に文化史的な背景を取り込むことに巧みな杉浦康平さん、羽良多平吉さん、戸田ツトムさんというふうに分類できるんじゃないかなと考えています。そのように分けると、どうも自分のグラフィックデザインはいずれの延長線上にもないように感じていて。

——八木さんと言ったら、3DCGを使って独自の道を歩んでいる印象があったので、これまでの話は意外ですね。

八木:今の自分のデザインがどのグラフィックデザインの文脈にも当てはまらないのであれば、せっかく「ggg」で展示できるのだから、これを機にグラフィックデザイン史に新たなレールを引かなきゃなという思いがありました。その思いをきっかけに、架空の企業「NOHIN」をねつ造して、現在、そして未来から見ても、過去に3DCGを使ったグラフィックデザインが存在したことを証明するような、オーパーツ(間違った出土品)的な資料展示形式を取りました。

——今回の展示のテキストにもあった「グラフィックデザインは嘘を本当にできる」という考え方にもつながってきそうですね。

八木:そうですね。デザインの力を考える中で、プロパガンダデザインについてもあらためて勉強しました。公に語られることはあまりありませんが、ナチスドイツのグラフィックデザインは非常に重要で、デザイナーとしては、どうしても考えざるを得ない。歴史的な事実としてあれだけ人々を動かしたにもかかわらず、結局デザイナーの責任は問われないじゃないですか。最初に扇動された10代後半〜30代前半の若者が興味を持って、徐々に上の世代も興味を示すような構造は、ある意味、広告戦略そのものだと思います。デザインの力がどのように作用し、そこで果たして自分に何ができるのか。そうしたデザイナーの責任や未来に対してすべきことを考えた結果としての展示発表でした。

意識的にこれまでやっていない量とサイズに挑戦

——1階も地下1階も全て新作展示ですか?

八木:そうですね。3DCGを主に使っていきたいという気持ちがありつつも、正直ここ数年、アウトプットできる手札に詰まっていた時期がありました。バリエーションが出せないというか。かといって、3DCGを使わない選択肢を取ると、先ほど言った3軸とも交わらない上、どこに軸足を置いてよいか分からなくなるという危機感もあって。スランプを乗り越えるためにも、今回の展示では苦しみながらも、とにかく量を作っていきました。

——デザイン史の変化で言うと、デジタルフライヤーやSNSなどアウトプットする形態も変わってきていると思います。今回は、特に地下1階の展示含めて印刷物が多かったですが、意識的な取り組みだったのでしょうか?

八木:体感的に、展示で制作したようなB1判〜B0判サイズのポスターって、この先制作できる機会がどんどんなくなるんじゃないかなと感じていて。もちろん平面構成を美大受験のときに勉強したり、大学では烏口(※均一な太さの線をひくための描画用具)で線を引いたり、フライヤーやポスターの作り方を授業で習うこともありましたが、いざ卒業したら環境として紙を触る機会はまれでした。今、そうした時代の流れもあってか、同世代のグラフィックデザイナーの作品を見ていると、逆にデジタルフライヤーに紙のテクスチャーを乗せる手法が流行っています。紙の必要性が失われているからこそのちょっとした渇望というか。

——物質が必要なくなっている時代だからこそ、物質性をデザインの中で求めているのですね。

八木:でも個人的には、グラフィックデザイナーとグラフィックアーティストの明確な相違点に、紙との関係性があるように思っていて。デザイナーは、やっぱり紙について考える仕事なんじゃないかなと。その端境(はざかい)期に活動している自分としては、この機会を逃したら大判印刷のデザインに取り組むこともないように思えて、初めて挑戦する量とサイズ感を意識的に設定しました。

——10人の巨匠によるポスターは、ご自身でセレクションされたのでしょうか? 未来的なメッセージが多いように感じました。

八木:お借りできなかったものもありますが、自分で選びました。展示全体として、会場の音楽もしかり、万博のパビリオンのような雰囲気を目指しました。「月の石展」や「ツタンーカーメン展」の告知ビジュアルに映っているような未知のものが、本当に会場で見られたときの驚きを作りたいなと思って。地下1階にオリンピックや万博、ワールドカップなど、これまでのグラフィックデザイン史において重要な画期となったポスターを展示して。1階では今回の展示のキービジュアルにフルCGで描かれているオリジナルのプリンターが、本当に実在するような構成にしました。

——巨匠たちの作品の横に自分の作品が並ぶというのは、制作するときから緊張感がありそうですね。

八木:そう思っていたのですが、いざ冷静にAdobe上のツルっとした平面上で彼らのポスターデザインを見たら、意外にも制作がスムーズに進みました。データとしてデザインを見ることで、印刷によるテクスチャーの視覚効果がどのように使われているのかも新鮮に気付くことができました。当時の印刷のインクを調べると、今では使えないような有害物質が含まれたものも使われていることもあり、でもそのおかげで今も褪色していないとか。巨匠たちのグラフィックデザインから刺激を得ながら、自分の作品へとアウトプットしていけました。

スランプからの脱出

——先ほど話していたスランプからは、量を作っていくことで最終的に抜け出せましたか?

八木:実は、ちょうど地下1階のポスターの1〜2枚目を作っているときがスランプ真っ只中でした。「The 5th Floor」での個展を発表したころに自分のCGへの限界値を感じていて。そこから1年間ほど、CGを封印してAdobeソフトを使いながら、ちゃんと基礎からデザインを洗練させる期間がありました。そこを経て、CGにもう一度触れたら、うまく融合できることがあるんじゃないかと考えていたのですが、逆に全くCGが作れなくなってしまって。

「NOHIN」展の制作を始めるころは、ちょうど徐々にCGの感覚が取り戻せて少し俯瞰して技法や自分を見れるような時期だったこともあり、1〜2枚目で手が詰まってしまって。それでも日々葛藤しながら作り続けたら、なにか吹っ切れたように3〜4ヵ月で一気に16枚以上作れました。

——吹っ切れたきっかけは、どこにあったのでしょうか?

八木:今回の展示は架空の「NOHIN」というクライアントはいるものの、レスポンスが返ってくるわけでもなかったので、とにかく自問自答で正解を出していくうちに自然と吹っ切れましたね。いつも友人のアーティストの展示にグラフィックデザイナーとして関わるときは、デザイン視点でキュレーションに対して話を進めています。ハンドアウトから見たときの会場のレイアウト、サインを置く場所など一緒に複数人と相談して決めていたわけですが、当たり前ですけど、今回はそうした判断も自分に委ねられていました。ある意味山ごもりに近い環境に自分を置くことで、吹っ切れたんだと思います。

——制作時は、完成形を想像しながら手を動かしていくのでしょうか?

八木:そうですね。料理のレシピのように、自分専用のテクスチャーメモが手元にあってそれを見返しながら作りたいテクスチャーを形にしています。これまでに手を動かしながら、見つけたやり方も書いてあれば、ほかの方のデザインや写真を見て解析した技法もメモしています。

今回の展示で言うと、戸田ツトムさんによる寺山修司主宰の劇団天井桟敷公演「観客席」に並べたポスターでは、一般的にゲームエンジンとして使われる「UnrealEngine」でベースを作ってレンダリングして、その画像をいかにテクスチャーとして落とし込むか模索していきました。もともとテクスチャーフェチなところもあるので、普段SNS上では失われてしまう解像度のディテールを存分に印刷で実現できる過程は楽しかったです。

——八木さんらしいグラフィックデザインの一つに、テクスチャーへのこだわりがありますよね。

八木:幼少期からSF映画や漫画、ゲームが好きで、デザイナーよりも先に、クリーチャーを作るコンセプトアーティストになりたいと思ってました。中でも小学生低学年のときに読んでいた、水木しげるの「ゲゲゲの鬼太郎」からの影響は大きいです。小学生のころは、休み時間になるとずっと「ゲゲゲの鬼太郎」の漫画を読んでは、自分も模写したりオリジナルの妖怪を描いたりして。水木しげるが描く妖怪や背景のテクスチャーは好きでしたね。

——これまで美術系のお仕事が多かったと思いますが、今回の展示を機にいろいろと自分の中のジレンマから解放されて、今後はどのような仕事をしてみたいですか?

八木:今回の展覧会のために制作したポスターのようなグラフィックデザイン(紙と触れる印刷仕事)と並行して、1階の展示のようなアートディレクション(印刷のためのルール作りやCIなど)もやりたいです。「バレンシアガ(BALENCIAGA)」や「エリオット エミル(HELIOT EMIL)」などファッションにも興味があるので、ブランドのディレクションにも入りたいですし、小さいころから好きなSF映画、アニメの仕事もやってみたいですね。CGデザインを使った街のサイン計画制作にも興味があります。3DCGのソフトだけではなく、さまざまなソフトや技法を自分の中でアップデートさせながら、あらゆるジャンルでグラフィックデザイナーとして活動していきたいです。

PHOTOS:TAMEKI OSHIRO

■ ギンザ・グラフィック・ギャラリー第402回企画展「八木幣二郎 NOHIN: The Innovative Printing Company 新しい印刷技術で超色域社会を支えるノーヒンです」
会期:5月24日〜7月10日
会場:ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)
住所:東京都中央区銀座 7-7-2 DNP 銀座ビル 1F/B1
時間:11:00〜19:00
休日:日曜・祝日
https://www.dnpfcp.jp/gallery/ggg/jp/00000831

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「ドクターマーチン」高円寺店がオープン クリーパーの先行発売やノベルティー配布も

「ドクターマーチン(DR.MARTENS)」は6月28日、東京・高円寺に「ドクターマーチン」高円寺店をオープンする。またオープンを記念し、シューズ2型を先行発売する。

クリーパーシューズ2型を先行発売

同ブランドは高円寺エリアには初出店となる。先行発売するクリーパーシューズ(3万3000円〜)は、ブラックのスムースレザーに特徴的な厚底アウトソールを合わせ、共にスタッズとイエローステッチをあしらった。モンクストラップとリングレーシングの2型をラインアップする。またシューズの購入者に向け、先着でクロスボディーバッグのノベルティーを配布する。

◾︎「ドクターマーチン」高円寺店
オープン日:6月28日
営業時間:12:00〜20:00
定休日:水曜日
住所:東京都杉並区高円寺南4-45 ラ・マチエール1階

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「ヨウジヤマモト」が来たる猛暑に向けて提案する、薄く軽やかなテーラリング

「ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」は6月20日、パリ・メンズ・ファッション・ウイークで2025年春夏メンズ・コレクションのショーを開催した。会場は、いつもと同じ2区にある自社ショールーム。汗がしたたり落ちるほどの熱気の中で、薄く軽やかな生地を生かした涼しげなコレクションを披露した。

リラックス感とエレガンスの共存

ファーストルックは、黒地に色とりどりの大きな花を描いたリラックス感のあるシアージャケットに黒のTシャツ、白地にグラフィックをのせたアシンメトリーなベストとクロップド丈のパンツ。その後も、ゆったりとしたシルエットと長めの丈感のジャケットやシャツに、クロップド丈のパンツやショートパンツを合わせたモノクロのスタイルが軸になる。

今季のキー素材は、薄さと軽さにこだわったシルクやレーヨンだ。その背景にあるのは、近年の猛暑。最近の夏の暑いから、薄く軽い服を作る────山本耀司デザイナーの出発点は極めてシンプルで、着る人に寄り添うものだった。ただし、透けるほど薄い生地を使い、リラックスした雰囲気に漂わせながらも、佇まいはエレガント。裏地のないジャケットのシルエットの美しさは、パターンと縫製の技術の賜物とも言えるだろう。

そんな軽やかなスタイルを彩るのは、山本デザイナーが描いたデッサンをはじめとするグラフィックや「YOU ARE THE SUNSHINE OF MY LIFE」など英語のフレーズ。そこに今季は、「諸行無常」など仏教からヒントを得たという日本語のフレーズも取り入れた。山本デザイナーは、ますます危険になりつつある世界情勢を踏まえ、仏教を勉強し直しているという。

また、ジャケットの段違いになった裾やハサミで切り込みを入れて内側を覗かせるカットアウト、ボタン開閉のスリット、ベストのアシンメトリーデザイン、シアーニットのホールなど、アンバランスなディテールもポイント。仕上げには「ヨウジヤマモト バイ リーフェ(YOHJI YAMAMOTO BY RIEFE)」のジュエリーを加え、ガンメタリックやシルバーの重量感あるデザインと繊細な素材のコントラストを描いた。

女性にも映える「ヨウジヤマモト」のメンズウエア

1月に行われた2024-25年秋冬メンズのショーでは、山本デザイナーと旧知の仲であるドイツ人映画監督のヴィム・ヴェンダース(Wim Wenders)や、アメリカ人俳優のノーマン・リーダス(Norman Reedus)がランウエイを歩いたことも記憶に新しい。そして今季は、長年親交のあるイギリス人女優のシャーロット・ランプリング(Charlotte Rampling)、そして現在パリ在住の杏が登場。山本デザイナーはこの2シーズン、メンズショーのモデルに女性も起用している。それは、「ヨウジヤマモト」のメンズウエアがジェンダーを問わず着られるものであり、ウィメンズウエアともまた異なる魅力を放つことを示しているかのようだ。

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初音ミクがモデル! 東急歌舞伎町タワーで3DCGファッションショー開催

XRクリエイティブスタジオのGugenkaとメタバースプラットフォームのバーチャルキャストは7月13日、東急歌舞伎町タワーで、初音ミク出演のファッションショー「ミクランド コレクション 2024(MIKU LAND COLLECTION 2024)」を開催する。

同イベントは、アバターファッションの新たなカルチャーをつくるイベント。バーチャル・シンガーの初音ミクを、東急歌舞伎タワー2階新宿カブキhallの大型LEDスクリーンに映し出す。また、メタバースコミュニケーションサービス「バーチャルキャスト」で、ファッションショーのバーチャルパプリックビューイングも同時開催。公募の3DCGクリエイターによるオリジナルアバター衣装ほか、アダストリアや「スピンズ(SPINNS)」などのファッション企業やブランドとのコラボ衣装を披露する。披露した衣装は、デジタルグッズストア「XMarket」で期間限定販売。加えて、東急歌舞伎町タワー屋外ステージに物販ブースを設け、「ミクランド コレクション 2024」公式グッズも販売する。Tシャツやアクリルライト、フェイスタオルなどをラインアップする。

初音ミクは、クリプトン・フューチャー・メデイアが開発したソフトウェア。「1億人クリエイター時代」のアイコンであり、歌詞と音楽を入力すれば、誰でも歌を歌わせることができる。その勢いは音楽にとどまらず、絵やフィギュアなど、プロ・アマ問わずさまざまなクリエイターが創作の題材としてきた。その影響力は海外まで及ぶ。この度も「創作のハブ」として、3D CGファッションの領域で新たな創作の連鎖をもたらすかもしれない

なお、「ミクランド コレクション 2024 DJ パーティー イン ナムコ トウキョウ(MIKU LAND COLLECTION 2024 DJ PARTY IN NAMCO TOKYO)」も同日開催(有料)。八王子Pやかめりあなど、多数のボカロDJが出演する。

MIKU LAND COLLECTION 2024

【会場】
開催日時:7月13日(第1部:11:30〜、第2部15:30〜)
場所:東急歌舞伎町タワー2階 新宿カブキhall
住所:東京都新宿区歌舞伎町1-29-1
入場料:無料

【VR】
開催日時:7月13日(第1部:11:30〜、第2部15:30〜)
VR開催期間:7月13日 11:00〜7月16日 22:00
場所:メタバースコミュニケーションサービス「バーチャルキャスト」
入場料:無料

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「ディーゼル」がマネスキンのダミアーノ・デイヴィッドを初のグローバル・メンズアンバサダーに起用

「ディーゼル(DIESEL)」は、ロックバンド、マネスキン(MANESKIN)のボーカリスト、ダミアーノ・デイヴィッド(Damiano David)を同ブランド初のグローバル・メンズアンバサダーに起用した。

「メットガラ」ではグレン・マーティンスによる
フルカスタムルックを着用

同氏は、ニューヨークのメトロポリタン美術館で開催された、2024年度「メットガラ(MET GALA)」で、グレン・マーティンス(Glenn Martens)=「ディーゼル」クリエイティブ・ディレクターが手掛けたフルカスタムルックを着用。また両者の共同デザインによる、ジェンダーレス・カプセルコレクションの発売も予定している。

マネスキンは、ボーカルのダミアーノ・ディヴィッドとギターのトーマス・ラッジ(Thomas Raggi)、ベースのヴィクトリア・デ・アンジェリス(Victoria De Angelis)、ドラムのイーサン・トルキオ(Ethan Torchio)から成るイタリアのロックバンド。

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美容室の市場規模は推計で1兆3543億円でほぼ横ばい 「ホットペッパービューティーアカデミー」が発表

リクルートの美容に関する調査研究機関「ホットペッパービューティーアカデミー」は、全国の人口20万人以上の都市居住者のうち、15~69歳の男女1万3200人を対象に、過去1年間における美容室・理容室の利用に関する実態調査を実施し、その結果を「美容センサス2024年上期≪美容室・理容室編≫」として発表した。

同調査から推計した※美容室の市場規模は、1兆3543億円で前年比0.1%減とほぼ横ばい。1回あたりの平均利用金額は、女性7482円、男性4708円で男女共に、ここ5年で最高額となった。同じく同調査から推計した理容室の市場規模は、2762億円で前年比0.2%増だった。

※サロン利用率、1回あたり利用金額、年間利用回数と人口推計(総務省統計局)からの推計。

1回あたり利用金額が増えた理由の1位は男女共に「メニュー(カット価格など)料金の値上げのため」。他にも「カラーにかける金額が増えたため」「トリートメント、ヘッドスパにかける金額が増えたため」なども挙がっている。 また、男性は「カラー」「パーマ」「トリートメント」などの利用率が、前年から増加しており、利用金額の上昇につながっていると考えられる。

「ホットペッパービューティーアカデミー」の田中公子 研究員は、「美容室では、物価高の前から1回あたりの利用金額は上昇傾向にあり、女性については若年層を中心に、ハイトーンカラーや髪質改善など、高単価メニューが引き続き流行しています。男性は『カット』以外のメニュー利用が増えています。特に『パーマ』は、4年連続でスコアが増加。『カラー』『パーマ』『トリートメント』など男性の美容の選択肢が広がっていることがうかがえます」とコメントする。

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経産省が「環境配慮情報開示ガイドライン」公表 大手アパレルに26年までの開示を期待

経済産業省製造産業局生活製品課は25日、「繊維・アパレル産業における環境配慮情報開示ガイドライン」を公表した。同ガイドラインは、繊維・アパレル企業が主体的に情報開示などを行うことができるよう、開示の考え方、期待される環境配慮項目などについてまとめたもの。企業が自主的に取り組む際のガイドラインであり「規制」ではないが、その内容は産業の自主変革を強く促すものであり、「2026年をめどに国内の大手アパレルの情報開示を徹底、30年度には主要なアパレル企業において情報開示率100%を目指す」としている。

対象はアパレル、商社、染色・縫製など。卸・輸入業者も

同ガイドラインが想定する事業者は、アパレル、総合・繊維専門商社、卸・輸入事業者、紡糸・紡績・製織・染色・縫製を行う企業など。染色・縫製などの工程を海外で行った繊維製品が市場の大部分を占めることから、輸入事業者も対象としている。

全26ページで構成し、用語解説を添えるなど「初めて環境配慮情報の開示を行おうとする中小企業等にも取り組みやすい構成を心掛けた」と同省。ガイドラインの詳細説明の前に、情報開示をめぐる国内外の制度動向といった背景や日本における情報開示の基本的な考え方について、国内企業の事例を交えて説明している。

また行動方針の策定にあたっては、具体的な進め方も指南。①行動方針の策定→②数値目標の設定→③達成に向けた具体的な取り組みと進捗度合い、の3点を明確にすることが望ましいとし、作業を進めるにあたってのとっかかりとなるワークシートも用意した。事例としてゴールドウインとTSIホールディングスを紹介している。

情報開示が期待される8つの項目

情報開示が期待されるのは次の8つの項目だ。それぞれに国内事業者の事例を紹介している。

1. 製造工程におけるエネルギー使用量・温室効果ガス排出量 事例:CFCL
2. 製造工程における水使用量 事例:小松マテーレ
3. 環境に配慮した原料・素材の使用 事例:アシックス、蝶理、アイトス
4. 使用、廃棄にかかる環境負荷 事例:東和
5. 化学物質の使用量 事例:小松マテーレ
6. 販売製品の廃棄量 事例:ナカノアパレル、ワールド
7. 回収した衣料品の処分法 事例:オンワード樫山
8. 生物多様性に関する取り組み 事例:東洋紡
9. そのほか環境配慮に関する取り組み 事例:しまむら

これらは全てを「やらねばならないもの」ではなく、自社の特性と強みに合わせてどこから着手するのかを検討するのに役立つよう整理し一覧としたものだ。

また、例えばCO2の排出量については、「CSRD、IFRSサステナビリティ開示基準といった国際的な開示枠組では、スコープ1・2・3のすべてにおいて排出量の算出を求めている。本ガイドラインでは、経済産業省・環境省『カーボンフットプリント ガイドライン』に基づき算定を行うこととしている」と記すように、評価手法のグローバル基準と日本が採用すべき方法が具体的に書かれている。その前提にはグローバル基準に沿わない独自基準で算出・評価を進める企業も多いことへの危機がある。田上博道製造産業局生活製品課長は、「正しい情報を正しく発信し、理解しないといけない。まずはガイドラインをしっかり読み、自社社内で議論を初めて欲しい」と説明する。

このままでは産業自体がダメになる、今が瀬戸際だ

同ガイドラインは、同省と環境省が2023年に開催した「繊維製品における資源循環システム検討会」での議論をベースに、開催中の産業構造審議会製造産業分科会繊維産業小委員会での「繊維産業におけるサステナビリティ推進などに関する議論」における専門家たちとの意見交換を経てまとめられた。2つの会議では、国内需要が減少する中で繊維・ファッション産業が成長をするためには海外市場への創出が欠かせないこと、そのためにはグローバル基準でのサステナビリティ戦略を産業として、また個社単位でも進める必要性があることが繰り返し議題に上がってきた。

日本のファッション産業におけるサステナビリティ戦略に関する情報開示は、規制が進む欧州と比べると遅れている。議論とガイドライン制作の指揮を執った、田上課長はその現状に警笛を鳴らす。「これまでは価格と技術が競争力だった。これからはそこにサステナビリティという付加価値を載せていかなければ、生き残れない。国内需要が減少する中で、グローバルで戦っていかなければ産業自体がダメになる。環境・人権配慮と経済は両立できるかでなく、しないといけない。今が瀬戸際だ」。

ガイドラインはあくまで指針。規制ではない。欧州のようにサステナビリティ関連の規制を先行して産業に強制力を持つことも推進の一つのやり方だが、規制は産業にとっては当然負担ともなる。「ガイドライン作っても変わらないとなると規制を入れるしかなくなる。それはできれば避けたいから業界を一度信じよう、というのがガイドラインの背景だ。経過をフォローアップしてゆく」と語気を強める。

経済産業省「環境配慮情報開示ガイドライン」はこちらから

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「シンゾーン」が24年秋からブランド刷新 カジュアル偏重から大人の上質スタイルへ

シンゾーンが運営するウィメンズ業態「シンゾーン(SHINZONE)」は、2024-25年秋冬シーズンからリブランディングする。同ブランドは01年に染谷裕之が「デニムに似合う上品なカジュアル」をコンセプトに創業した。「近年はカジュアルに寄り過ぎていた」(同社)ことから、婦人メーカーで経験を積んだ染谷由希子を新たにデザイナーとして迎え、年齢を重ねた顧客に響く「上質なカジュアルスタイル」の提案を目指す。なお創業者との血縁関係はない。染谷由希子新デザイナーは、「顧客さまからも着たい服が少なくなってきたというお声をいただいていたようだ。そこでいま一度大人の女性が着たいワードローブを考えた」と話し、素材やシルエットを見直した。

例えば人気の定番アイテムであるべイカーパンツは、従前のハイウエストのシルエットからウエスト周りに余裕を持たせて、よりリラックスして履ける仕様に変更した。素材はポリエステルからウールとポリエステルの混紡生地に替え、張り感や光沢感を加えた。「毎シーズン買い足すファンが多い」というもう1つの人気アイテム、“クライスラーパンツ”はメンズの工場で製作した2タックパンツで、腰履きでゆったりとしたシルエットはそのままに、新たなウールとポリエステルの混紡生地で履きやすさを向上させた。価格はいずれも2万3100円から3万1900円に上げた。

着ると何か違う、こだわり詰まった新たな定番品が豊富に

24-25年秋冬シーズンは、「ニューヨークに暮らすアカデミックな女性」がテーマだ。「ビンテージアイテムを探しに、ブルックリンのフリーマーケットに出かける日」をイメージしたというキールックは、「リーバイス(LEVI'S)」の701をベースに製作したハイウエストのジーンズに、デニムジャケットをインしたセットアップスタイル。「エルメス(HERMES)」のビンテージベルトでウエストをマークし、ウエスタンブーツでアクセントを加えた。1点、1点は飽きがこない定番的なデザインだが、スタイリングで新鮮さを出した。ニューヨークを拠点にする作家フラン・レボウィッツ(Fran Lebowitz)にインスパイアされたテーラードジャケット(6万8200円)は、芯地の張りにこだわり絶妙な立体感を出した自信作。「大人の女性が制服のように毎日着たくなるワードローブを目指した」という。

「新たな定番品にしていきたい」という綿100%のニットソー(2万7500円)は、イギリスのベントレー社が開発した編み機を使用した。ゆっくりと編み上げることで糸に余計なストレスがかからず、柔らかな肌触りに仕上がる点が特徴だという。「デザインは一見シンプルだが、着ると何か違うと感じてもらえるアイテムを今後のキーアイテムにしていきたい」と染谷デザイナー。

アウターは暖冬を見据えつつも、紡毛糸を使ったヘリンボーンのロングコートなどを提案する。「暖冬とはいえ、お客さまもコートは着たいはず。であれば、ずっと着られるかっこいいコートを作りたいと思った。丈は長くても軽い生地を用いたり、ハンドステッチを入れたり、シンプルのなかにこだわりを感じてもらいたい」。ほかにも、「マーモット(MARMOT)」との別注企画では1990年代の型を復刻したヘビーボアフリースジャケットや、マウンテンジャケットなどよりカジュアルにスタイリングできるアウターもそろえる。

仕入れブランドの比率はこれまで同様に3割程度。今季は1876年創業で世界初のスポーツブランドと言われる「エトニック(ETONIC)」のバスケットシューズや、「レペット(REPETTO)」のローファーなど、小物を中心に仕入れた。

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ヘアアーティスト・TSUBASA DICKYの展示「ランデブー 渚 BLUE 生まれかわる」がフロットサムブックスで開催

東京・代田橋のアートブックショップ、フロットサムブックス(flotsam books)は、ヘアアーティストのTSUBASA DICKYによる展示「ランデブー 渚 BLUE 生まれかわる」を7月5〜15日に開催する。

同展はサロンワークを中心に国内外のファッション誌やブランドのヘアを手掛けるTSUBASA DICKYが1人の男性にフォーカスし、髪を切っていく様子をストーリーに仕立てた。展示に合わせてZINEも制作販売する。

TSUBASA DICKYは1993年生まれのヘアアーティスト。ニューヨークでのサロンワークを経て、帰国後は国内外のファッション誌やブランドのヘアを手掛ける。2023年から、自身のヘアサロン「REINCARNATION」をスタート。近年では、「アワーレガシー(OUR LEGACY)」のミラノコレクションやヴィジュアル、「カレイドスコープ(KALEIDOSCOPE)」などでも活動している。さらにパーソナルワークとして、キャスティング、スタイリング、撮影も手掛けた「眠らない夜は東京」を発表した。

また、7月18〜30日にエッセイストで俳優の内田紅甘と高田将伍の2人展「見つめ合わない」を、8月1〜12日まで写真家の夢一平の展示を予定している。

◼️TSUBASA DICKY 個展「ランデブー 渚 BLUE 生まれかわる」
期間:7月5〜15日
場所:フロットサムブックス
時間:14:00〜20:00
住所:東京都杉並区和泉1-10-7
休日:水曜

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「ヒロインメイク」“美次元ロングマスカラ”に新色のブラウン “鉄壁”カールロックをかなえるマスカラフィクサーも

「ヒロインメイク(HEROINE MAKE)」は8月8日、ダマのない上品なロングまつ毛に仕上げるキャッチコピー「美次元ロングマスカラ」を掲げた“リアルラッシュマスカラ アドバンストフィルム”(1540円※編集部調べ、以下同)から、新色のダークブラウンを発売する。

独自開発の“ロングEXファイバー”を配合した“リアルラッシュマスカラ アドバンストフィルム”は、自まつ毛がそのまま伸びたような美しい仕上がりをかなえるマスカラ。長時間にじまないカールキープ処方ながらも、お湯と洗顔料でオフすることが可能だ。新色のダークブラウンは透明感を引き出し、ナチュラルながらも印象的な目元を演出する。

同日、マスカラの仕上げに塗ることで上向きのカールを固定するマスカラフィクサー“ストロング カールキーパー WP”(1320円)も登場する。涙や汗、皮脂、湿気に負けないにじみバリア処方のウオータープルーフタイプで、美しい仕上がりを“鉄壁”のように長時間キープする。カラーはどんなマスカラとも相性が良い艶のあるクリアに仕上げた。

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「ディオール」“リップ マキシマイザー”の日本初登場色を含む特別セット発売 ゾゾコスメ出店3周年記念で

「ディオール(DIOR)」は6月26日、ゾゾコスメ(ZOZOCOSME)の出店3周年を記念し、特別セットやアイシャドウパレットやリップスティックの店舗展開数量限定色をゾゾコスメで発売した。販売期間は、7月10日の11時59分まで。

特別セットは2種で、“ディオール アディクト リップ マキシマイザー”の日本初登場色と“ミス ディオール“のスティックフレグランスを組み合わせた“ミニ ミス&リップ マキシマイザー セット”(1万2540円)、ピンクの千鳥格子模様のマルチクリーム“ル ボーム“とリップバームをセットにした“ル ボーム&リップ グロウ セット”(1万2210円)。どちらも高級感あふれるギフトボックスに包んで用意する。

限定アイテムは3品。アイパレット“ディオールショウ サンク クルール”(9570円)の限定2種と、“ディオール アディクト リップスティック”(5720円)の“658 コーラル D-ライト”をラインアップした。

また、特設ページでは今の気分に合った「ディオール」のアイテムを提案するメイクアップ診断や、モデルの香音をゲストに招いたライブ配信を6月26日20時30分に開催する。

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「エル・ショップ」×白洋舍×古着「ラグタグ」がタッグ 7月にキャンペーンを実施

「エル・ショップ」×白洋舍×ブランド古着「ラグタグ」による「スローワードローブ プロジェクト」

ハースト婦人画報社が運営するオンラインセレクトショップ「エル・ショップ(ELLE SHOP)」は、クリーニングの白洋舍、ティンパンアレイ傘下のブランド古着「ラグタグ(RAGTAG)」と提携し、「スローワードローブ プロジェクト」を展開中だ。

同プロジェクトは、服をメンテナンスして長く着用し、着られなくなった服は再販して廃棄を減らすもの。ハースト婦人画報社は、「4月に『エル・ショップ』が行ったアンケートでは、71%のユーザーが『価格が少し上がっても、より環境や人権に配慮したサステナブルな商品を選びたい』と回答した。3社がタッグを組んだ『スローワードローブ プロジェクト』を通じて、服のライフサイクル長期化を目指したい」と話す。

白洋舍およびラグタグの一部店舗では7月8日から8月31日まで、「エル・ショップ」アプリダウンロードキャンペーンを行う。期間中に店頭でアプリのダウンロード画面を提示すると、白洋舍では購入金額から300円の割引が、ラグタグでは5%の買取額アップが得られる。

ハースト婦人画報社は今後について、「3社のアプリを連携するなど、お客さまの利便性を高めながら、持続可能なファッションを提案していきたい」と展望する。

「エル・ショップ」×白洋舍×ブランド古着「ラグタグ」による「スローワードローブ プロジェクト」

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「美」も「健康」も欲張る! 自分だけのお手入れを可能にする1台3役、ニュースキンの美容機器

ニュースキン(NU SKIN)は、エイジングの仕組みを根本から見つめるスペシャリティーケアブランド「ageLOC」から、美しさだけでなく健康もサポートするボディー用美容機器“ageLOC ウェルスパ iO”を販売している。これ1台で「ととのう」「メリハる」「ゆるむ」の3つのお手入れができる。アンバサダーは、プロフィギュアスケーターの浅田舞が務めている。

“ageLOC ウェルスパ iO”は滞った巡りにアプローチし、体の約15%を占める細胞間にある水分を、本来持ち合わせている動きに適した状態にすることで、潤いが循環する健やかな体を目指す。本体はオブジェのようなシンプルかつスマートなデザインに仕上げ、手にした時の持ちやすさや質感などの人間工学に基づき、現代の生活に寄り添う機能美にこだわった。

モードは引き締まったボディーの「メリハる」、気分スッキリの「ととのう」、運動後のクールダウンの「ゆるむ」の3つ。「メリハる」は専用のボディーセラムを、「ととのう」と「ゆるむ」は専用のボディージェルを併用するが、本体の動かし方が異なる。

また、専用アプリ「Nu Skin Vera(ニュースキン ヴェラ)」と本体を連動し、自分のライフスタイルに合わせたお手入れモードをカスタマイズできる。パーソナルトレーナーのような存在で、目標設定やスコア化することでモチベーションをアップし、お手入れ状況や内容を記録して習慣化をサポート。その日の気分や心の状態に合わせて音楽をセレクトすることもできる。

“ageLOC ウェルスパ iO スターター キット”は本体やワイヤレス充電器、スタート ガイドに加えて、本体と一緒に使用するボディーセラムとボディージェルがセットになっており、価格は7万7240円。

問い合わせ先
ニュースキンジャパン
0120-022-723

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「ルイ・ヴィトン」のメゾンアンバサダーに俳優コン・ユが就任 

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、韓国人俳優コン・ユ(Gong Yoo)をメゾンの新たなアンバサダーに起用したと発表した。

コン・ユはドラマ「コーヒープリンス1号店」やスリラー映画「新感染 ファイナル・エクスプレス」、そして最近ではSFミステリースリラードラマ「静かなる海」」などに出演し活躍している。

 
コン・ユはメンズのショーや”ルイ・ヴィトン メゾン ソウル”のオープニングイベントへの出席をはじめ、「ルイ・ヴィトン」のウォッチ”タンブール ホライゾン”のグローバルキャンペーンの顔としての活躍など、これまでブランドと関係を築いてきた。 

「ルイ・ヴィトン」は、今回の起用について「コン・ユはメゾンのアンバサダーとして、そのユニークなスタイルと影響力をさまざまな取組みに生かし、創造性や革新性、人の力という共通の価値観を通じて世界中の人々にインスピレーションを与え、つながり続けてくれることだろう」とコメントしている。

新アンバサダー ビジュアル

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「インテグレート」が“ふわ眉”マスカラとアイブロウを発売 限定カラーも

 

資生堂の「インテグレート(INTEGREAT)」は7月21日、 “ふわ眉マスカラ”(全6色、各1045円)と“ぴたジェルアイブロウ”(全3色、角1320円)を発売する。ワタシプラス、全国のドラッグストアなどで取り扱う(“ふわ眉マスカラ クリアカラー”はマツキヨ&ココカラカンパニーの限定商品)。

“ふわ眉マスカラ”は、 “ナチュラルブラウン”、“エクリュブラウン”、“スモーキーブラウン”、“ブリックブラウン”、数量限定の“ダスティピンク”の5色と、マツキヨ&ココカラカンパニーの限定の“クリアカラー”を用意する。ウォータープルーフタイプで、ふんわり眉をキープし、隠し赤パールが自然に抜け感を演出する。“クリアカラー”は、美容液成分入りの速乾タイプだ。

“ぴたジェルアイブロウ”は、“ナチュラルブラウン”、“アッシュグレー”、数量限定の“ダスティピンク”の3色。ジェルペンシルが自然な眉を持続させ、 眉毛に絡みつくふんわりパウダーが“グラデ美眉”に仕上げる。

商品一覧

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「サボン」のバスソルトに癒しの香りが新登場 心安らぐジャスミンとローズの2種

「サボン(SABON)」は7月4日、死海の塩を使用した“バスソルト”(全2種、各300g、各3300円)を発売する。香りは清潔感あふれるクリーンフローラルのデリケート・ジャスミンと、みずみずしいフレッシュローズを想起させるグリーン・ローズの2種で、バスタイムに広がる繊細な香りで心身に癒しをもらたす。

バスソルトキットも用意

使用している死海の塩はクリスタルのような粒感が特徴。マグネシウムなどのミネラルを豊富に含み、柔らかく滑らかな肌へ導く。ガラスボトル容器は商品使用後にフラワーベースや小物入れとしても使えるようデザインにもこだわった。

商品発売に合わせ、バスソルトの現品に100mLのシャワーオイル、60gのボディースクラブを組み合わせた“バスソルトキット”(全2種、各5940円)も販売する。

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「コム デ ギャルソン」とAdoのコラボが実現  “固定観念バットで打って”Tシャツが発売

コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」はAdoとコラボしたスペシャルTシャツを6月29日に数量限定で発売する。ユニセックス仕様で、ホワイトとブラックの2型をラインアップし、価格は2万9700円。トレーディング ミュージアム コム デ ギャルソン ジャイル(TRADING MUSEUM COMME DES GARCONS GYRE)とトレーディング ミュージアム コム デ ギャルソン ミッドタウン(TRADING MUSEUM COMME DES GARCONS MIDTOWN)で11:00から販売を開始する。

川久保玲「コム デ ギャルソン」デザイナーは、「固定観念バットで打って」という歌詞が印象的であるAdoの楽曲“レディメイド”を題材にTシャツをデザイン。「コム デ ギャルソン」のスピリットと同曲が共鳴したことによって今回のコラボが実現した。また、Tシャツは日本国内で製造し、環境負荷の少ない顔料プリントを使用している。

Adoは同コラボに関して「憧れの『コム デ ギャルソン』とコラボレーションが叶い、驚きと喜びに溢れております。素敵な化学反応に私自身も楽しみにしております」とコメントした。

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「WWDBEAUTY 2024上半期ベストコスメ」 新商品 メンズコスメ部門1位は「ギャツビー」「スリー」「スキンフード」

「WWDBEAUTY 2024上半期ベストコスメ」
を発表!

「WWDBEAUTY」は、百貨店・セミセルフ、バラエティー・ドラッグストア、ECで2024年上半期(1~4月)に売れた商品を調査。この期間に発売された新商品(NEW PRODUCT)のベスト3と、新商品だけでなく既存品を含めた総合(HERO PRODUCT)のベスト3を紹介する。

百貨店・セミセルフ1位は、「スリー(THREE)」“スムースオペレーターハイパフォーマンスクリーム”。BBクリームでは物足りない顧客や、ナチュラルな仕上がりを好む顧客から支持された。バラエティー・ドラッグストア1位は、「ギャツビー(GATSBY)」“EXプレミアムタイプデオドラント ロールオン 無香料”となった。デオドラントアイテムに交じり、2位に「ザ・フューチャー(THE FUTURE)」“涙袋ライナー”が入るなど、身だしなみの一環としてメンズメイクが定着してきている様子もうかがえる。EC1位は「スキンフード(SKINFOOD)」“ナジュベ ディープ クレンジングオイル”。韓国でも人気の「スキンフード」の新商品が「ゾゾコスメ(ZOZOCOSME)」で先行発売され1位に輝いた。

百貨店・セミセルフ

「WWDBEAUTY」2024年上半期ベストコスメ・百貨店・セミセルフ

1位
“スムースオペレーター
ハイパフォーマンスクリーム”

「スリー(THREE)」

紫外線対策、トーンアップ、色補正まで1本でかなえる化粧下地兼ファンデーション。「消える粉」として親しまれる“THREE アドバンスドエシリアルスムースオペレーター ルースパウダー”の特長を生かし、凹凸補正効果のある3種類のパウダーを配合。ひと塗りで毛穴レスな仕上がりに。[SPF50+・PA++++](全3色、各30g、各4620円)

\ バイヤーズコメント /

「ナチュラルな仕上がりで、メイクしていないような自然なメイクの完成を希望する男性顧客のニーズに合致。好調に推移した。特に01が人気だ」(温品龍・そごう・西武 リーシング部 コスメ担当)、「BBクリームで物足りない方がカバー力を求めて購入。 さらに時短アイテムとしても好評」(二井本晴美・ジェイアール名古屋タカシマヤ 紳士雑貨1売場 セクションチーフ)

2位
“ボタニカル
リンクルリペア & ブライトニング”

「クワトロボタニコ
(QUATTRO BOTANICO)」

有効成分・ナイアシンアミドを配合した薬用シワ改善美容液。ジェル状の美容液が、乾燥によってくすんだ目元に潤いとハリを与え、明るい目元へと導く。100%天然精油のかんきつ系の爽やかな香り。【医薬部外品】(25g、3850円)

\ バイヤーズコメント /

「目元の美容液を探している男性客が多く、価格帯と使用感が好評」(横手くるみ・博多阪急 服飾品営業部 マネージャー)

3位
“グラムトーンカラーカスタード”

「スリー(THREE)」

カテゴリーレスなカラーバーム。肌にのせて伸ばすとクリーミーなテクスチャーがパウダリーに変化。目元、チーク、リップ、眉とマルチユースで、カラーラインアップも豊富。(全8色、各5g、各3300円)

\ バイヤーズコメント /

「カテゴリーレスなカラーバームで、水や汗に強く長時間キープする。SNSを見た新客の購入も多い」(天満屋岡山店担当者)

3位
“ブラック クレンジング オイル”

「シュウ ウエムラ(SHU UEMURA)」

毛穴の角栓や黒ずみにアプローチするクレンジングオイル。洗浄力の高い備長炭と、肌を整える黒米エキスを配合。メイク、毛穴の詰まり、角栓をオフし、潤いのある滑らかな肌に整える。オイリー肌・混合肌に着目したフォーミュラで、皮脂量が多いとされる男性からも支持を獲得。(150mL、4950円/450mL、1万2100円)

\ バイヤーズコメント /

「毛穴悩みに着目したクレンジング。男性にも人気」(前中美岐子・大丸心斎橋店 化粧品担当マネジャー)

バラエティー・ドラッグストア

「WWDBEAUTY」2024年上半期ベストコスメ・バラエティー・ドラッグストア

1位
“EXプレミアムタイプデオドラント
ロールオン 無香料”

「ギャツビー(GATSBY)」

汗が出ても2種の殺菌成分が流れにくい工夫を施し、汗・皮脂が出やすいメンズ肌のニオイを防ぐ。また、吸水速乾成分を配合しているため汗が出ても素早く乾き、快適肌が続く。汗をかく前に使用することを推奨している。【医薬部外品】(60mL、1100円)

\ バイヤーズコメント /

「先端汗腺研究から生まれた新機軸のデオドラント。使って実感できる汗、ニオイケアの決定版」(富田美貴子・マツモトキヨシ・ココカラファイン 商品部 化粧品バイヤー)、「EXタイプが登場し、目を引く金色のパッケージで制汗効果が高いと話題に」(岸野彩・トモズ 商品部 バイヤー)

2位
“涙袋ライナー”

「ザ・フューチャー(THE FUTURE)」

メンズ美容系YouTuberみかみ。がプロデュースする、オレンジブラウンのアイライナーと、スポンジタイプのコンシーラーの2WAYライナー。1本で簡単に立体感ある目元が作れると、メンズメイク初心者から支持された。(1980円)

\ バイヤーズコメント /

「美容系クリエイターのみかみ。さんプロデュースの涙袋ライナー。アイライナーとコンシーラーの2WAY仕様のため、1本で自然な仕上がりに」(田中勇・ロフト 商品本部健康雑貨部 企画担当)

3位
“フェイスシート 皮脂テカリ防止”

「メンズビオレ(MEN’S BIORE)」

肌に優しい拭き心地かつ、高い拭き取り力で、皮脂・ベタつき・毛穴汚れすっきりのメンズ用フェースシート。皮脂・テカリを抑える皮脂吸収パウダー配合で、毛穴汚れをしっかりと拭き取り、サラサラ肌が持続。(30枚、385円)

\ バイヤーズコメント /

「皮脂やテカリを防止して長時間超サラサラが続く。さっと拭けて効果を実感できると支持を得た」(富田美貴子・マツモトキヨシ・ココカラファイン 商品部 化粧品バイヤー)

EC

バラエティー・ドラッグストア・EC

1位
“ナジュベ ディープ クレンジングオイル”

「スキンフード(SKINFOOD」

潤いを与えながら、毛穴汚れや老廃物を浮かせて落とすクレンジングオイル。滑らかでしっとりとした洗い上がり。韓国で“梨の故郷”と呼ばれるナジュ(羅州)の梨から抽出したナジュベ(羅州梨)エキスを配合。「ゾゾコスメ(ZOZOCOSME)」で先行発売され、上位にランクインした。(200mL、2970円)

ギフトキャンペーン

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総額100万円!
ベスコス商品セットを22名様にプレゼント

「WWDBEAUTY 2024上半期ベストコスメ」を受賞した厳選アイテムを22名様にプレゼントします。豪華な百貨店コスメの詰め合わせやトレンド感溢れるメイクセットなどをご用意しました。“本当に”売れたコスメをお試しいただき、ぜいたくなひとときをお過ごしください。

応募要項

・「WWDJAPAN.com」の会員登録が必要です。
・メルマガ会員の方も「WWDJAPAN.com」の新規会員登録が必要です。会員登録のうえ、
下記、応募フォームよりご応募ください。

応募期間

6/24(月)〜7/25(木)10:00

注意事項

【注意事項】
・賞品のお届け先は日本国内の方に限らせていただきます。
・応募はお一人様1回のみ有効となります。
・応募者多数の場合は抽選により当選者を決定いたします。
・抽選結果に関するお問い合わせはお受けできませんので、予めご了承ください。
・当選の発表は、賞品の発送をもって代えさせていただきます。
・同業者の方の応募はご遠慮ください。
・当社の判断で応募条件を満たさないと考えられる場合や、応募に関して不正な行為があった場合、当選を取り消させていただく場合がございます。
・当選権利の交換・換金、また第三者への譲渡・転売はできません。
・詰め合わせセットの内容は予告なく変更される可能性があります。予めご了承ください。
・本キャンペーンの応募時に発生するインターネット接続料、パケット通信料などの諸経費は応募者のご負担となります。
・本キャンペーンへの参加は、応募者自らの判断と責任において行うものとし、応募に際して募者に何らかの損害が生じた場合、又は賞品に破損などの不備等があった場合、当社の故意または重過失に起因するものを除きその責任を一切負いません。
・複数のアカウントによる同一人物の応募は無効とさせていただきます。
・個人の属性等、アンケート項目への回答は、統計処理した集計値としてのみ使用いたします。
・当選者の個人情報は、当キャンペーンに関するご連絡にのみ使用いたします。法令により開示を求められた場合を除き、応募者の同意なしに第三者に対して開示・提供することはありません。この点については、下記プライバシーポリシーをご参照ください。
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TEXT:MISA KOTAKE

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「WWDBEAUTY 2024上半期ベストコスメ」 新商品 美容機器・ツール部門1位は「ラブクロム」「リファ」

「WWDBEAUTY 2024上半期ベストコスメ」
を発表!

「WWDBEAUTY」は、百貨店・セミセルフ、バラエティー・ドラッグストア、ECで2024年上半期(1~4月)に売れた商品を調査。この期間に発売された新商品(NEW PRODUCT)のベスト3と、新商品だけでなく既存品を含めた総合(HERO PRODUCT)のベスト3を紹介する。

百貨店・セミセルフ1位は、「リファ(REFA)」“ビューテック ドライヤースマート ダブル”。コンパクトなボディーで速乾、かつ海外でも変圧器なしで使えると訪日客からも支持を得た。百貨店2位「ジョンマスターオーガニック(JOHN MASTERS ORGANICS)」、3位「ダイソン(DYSON)」は人気アイテムの限定カラー。数量限定で販売し、セルフケア需要やギフト需要を取り込んだ。バラエティー・ドラッグストア1位は「ラブクロム(LOVECHROME)」“PGツキ プレミアムブラック”、2位も「ラブクロム」 “K24GPツキ ゴールド”と、上位を独占。束感と透け感が特長のシースルーバングのセットや日々のコーミングに活躍する。

百貨店・セミセルフ

「WWDBEAUTY」2024年上半期ベストコスメ・百貨店・セミセルフ

1位
“ビューテック
ドライヤースマート ダブル”

「リファ(REFA)」

新たに新型モーターを搭載し、髪を美しく速乾するヘアドライヤー。“センシングプログラム”を搭載し、頭皮と毛先それぞれに合わせた風の温度に自動でコントロールする。海外でも使えるマルチボルテージ仕様。(全3色、各4万円)

\ バイヤーズコメント /

「年末からの買い控えの反動。初の海外対応ドライヤーで訪日客にも人気」(保田香織・東急百貨店 ビューティー担当バイヤー)、「コンパクトボディーのドライヤーで風量がしっかりあり人気」(西野雄哉・伊勢丹新宿本店 化粧品MD部バイヤー)、「海外でも変圧器なしで使える点が喜ばれている。音は静かなのにパワフルな風量が好評」(横手くるみ・博多阪急 服飾品営業部 マネージャー)

2位
“スキャルプシェイクブラシ”

「ジョンマスターオーガニック
(JOHN MASTERS ORGANICS)」

頭皮のディープクレンジングとマッサージに使える2ウェイのブラシ。すべりにくく安定感のあるグリップ型フォームで、先の形状が異なる2種類のピンを配置。頭皮の汚れを落とし、健やかに保つことで艶髪の土台作りにも。(2640円※限定発売)

\ バイヤーズコメント /

「既存品のグレーの色違いとして支持された」(南瀬奈・大丸神戸店 化粧品担当サブマネジャー)、「手にぴったりフィットする滑らかなシリコン樹脂のボディーで、使用した際の気持ち良さが抜群」(黒田佳佑・京王百貨店新宿店 ファッション・ライフスタイル営業部 課長)

3位
“ヘアドライヤー
さくらロゼゴールド”

「ダイソン(DYSON)」

パワフルな風量と風圧で、速乾性を誇るヘアドライヤー。“インテリジェント・ヒートコントロール”で過度な熱ダメージを防ぎ、マイナスイオン放出で髪本来の艶を守る。日本限定カラーでプレミアム感もある。(3万9900円※限定発売)

\ バイヤーズコメント /

「訴求効果があった」(今井美穂・ジェイアール京都伊勢丹 化粧品マーチャンダイザー)、「日本限定のかわいらしいピンクカラーで人気」(西野雄哉・伊勢丹新宿店本店 化粧品MD部バイヤー)

バラエティー・ドラッグストア

「WWDBEAUTY」2024年上半期ベストコスメ・バラエティー・ドラッグストア

1位
“PGツキ プレミアムブラック”

「ラブクロム(LOVECHROME)」

伝統的なくしのフォームが特徴的なヘアコーム。特殊表面加工を施すことで、摩擦を最小限にとどめる。さらに、静電気の拡散によるダメージを抑制するなど髪へのダメージを軽減。日々のコーミングや前髪セットに。(5610円)

\ バイヤーズコメント /

「大人気の『ラブクロム』がロゴとパッケージをリニューアル。ブラシとしては高額だが、機能面での評価が相変わらず高い。発売のタイミングが3月の新生活やプレゼント需要と重なり好調な結果となった」(舩津久子・ショップイン 商品戦略サブマネージャー)、「特殊加工技術で摩擦によるダメージをケア。希少素材を使用した滑らかな表面加工が摩擦を最小限にとどめ、髪へのダメージを軽減すると好評」(田中勇・ロフト 商品本部健康雑貨部 企画担当)

2位
“K24GPツキ ゴールド”

「ラブクロム(LOVECHROME)」

K24GPシリーズの表面加工は純金を使用し、柔らかくしなやかに髪と頭皮をいたわる最上級シリーズ。特殊表面加工を施すことで、摩擦を最小限に留める。さらに静電気の拡散によるダメージを抑制するなど髪へのダメージを軽減。(1万1880円)

\ バイヤーズコメント /

「持ち運びに便利な和風テイストに仕上げたシリーズ最高級モデルのコームがリニューアル。芸能人の愛用者が多く、PRではなく口コミで広がっている」(加藤悠里・プラザ 商品二部H&B課 課長)

3位
“メイクフィックスパフ”

「ロージーローザ(ROSYROSA)」

ふかふかで柔らかなメイク仕上げ用大判パフ。フィックスミストを顔に吹きかけてから、“メイクフィックスパフ”で押さえると密着感が上がる。約78mmと面が広く、各種ファンデーションに対応という汎用性の高さも魅力。(638円)

\ バイヤーズコメント /

「夏に向けてフィックスミスト使用者が増えている中、『ロージーローザ』から登場したメイクフィックス用のパフは併売率が高い」(岸野彩・トモズ 商品部 バイヤー)

ギフトキャンペーン

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ベスコス商品セットを22名様にプレゼント

「WWDBEAUTY 2024上半期ベストコスメ」を受賞した厳選アイテムを22名様にプレゼントします。豪華な百貨店コスメの詰め合わせやトレンド感溢れるメイクセットなどをご用意しました。“本当に”売れたコスメをお試しいただき、ぜいたくなひとときをお過ごしください。

応募要項

・「WWDJAPAN.com」の会員登録が必要です。
・メルマガ会員の方も「WWDJAPAN.com」の新規会員登録が必要です。会員登録のうえ、
下記、応募フォームよりご応募ください。

応募期間

6/24(月)〜7/25(木)10:00

注意事項

【注意事項】
・賞品のお届け先は日本国内の方に限らせていただきます。
・応募はお一人様1回のみ有効となります。
・応募者多数の場合は抽選により当選者を決定いたします。
・抽選結果に関するお問い合わせはお受けできませんので、予めご了承ください。
・当選の発表は、賞品の発送をもって代えさせていただきます。
・同業者の方の応募はご遠慮ください。
・当社の判断で応募条件を満たさないと考えられる場合や、応募に関して不正な行為があった場合、当選を取り消させていただく場合がございます。
・当選権利の交換・換金、また第三者への譲渡・転売はできません。
・詰め合わせセットの内容は予告なく変更される可能性があります。予めご了承ください。
・本キャンペーンの応募時に発生するインターネット接続料、パケット通信料などの諸経費は応募者のご負担となります。
・本キャンペーンへの参加は、応募者自らの判断と責任において行うものとし、応募に際して募者に何らかの損害が生じた場合、又は賞品に破損などの不備等があった場合、当社の故意または重過失に起因するものを除きその責任を一切負いません。
・複数のアカウントによる同一人物の応募は無効とさせていただきます。
・個人の属性等、アンケート項目への回答は、統計処理した集計値としてのみ使用いたします。
・当選者の個人情報は、当キャンペーンに関するご連絡にのみ使用いたします。法令により開示を求められた場合を除き、応募者の同意なしに第三者に対して開示・提供することはありません。この点については、下記プライバシーポリシーをご参照ください。
プライバシーポリシーはこちら

TEXT:AKIRA WATANABE

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「WWDBEAUTY 2024上半期ベストコスメ」 新商品 フレグランス部門1位は「フィアンセ」「ディオール」「アイアム」

「WWDBEAUTY 2024上半期ベストコスメ」
を発表!

「WWDBEAUTY」は、百貨店・セミセルフ、バラエティー・ドラッグストア、ECで2024年上半期(1~4月)に売れた商品を調査。この期間に発売された新商品(NEW PRODUCT)のベスト3と、新商品だけでなく既存品を含めた総合(HERO PRODUCT)のベスト3を紹介する。

新商品の百貨店・セミセルフとECで首位を獲得したのは、「ディオール(DIOR)」の“ミス ディオール ブルーミング ブーケ ミニ ミス”。美しいパッケージにインパクトがあり、SNSで話題をさらったことは記憶に新しい。買い求めやすい価格も人気を支えた。バラエティー・ドラッグストア1位の「フィアンセ(FIANCEE)」“ボディミスト UI”は数量限定で発売した香り。「透明感のある印象を与える」と好評だった。ECは百貨店・セミセルフでも首位の「ディオール」と、SNSで人気を博した「アイアム(AIAM)」“チャプター65”が並んだ。

百貨店・セミセルフ

「WWDBEAUTY」2024年上半期ベストコスメ・百貨店・セミセルフ

1位
“ミス ディオール
ブルーミング ブーケ ミニ ミス”

「ディオール(DIOR)」

ローズワックス(整肌成分)などの自然由来成分を81%(ISO16128準拠)配合した、エレガントなスティックフレグランス。アルコールフリー処方でナチュラルな心地よさをかなえる。かれんな花々を思わせるフレッシュな香りが肌を包むように穏やかに広がる。(3.2g、7810円)

\ バイヤーズコメント /

「華やかかつフレッシュな人気の香りがスティックタイプで登場し、多くの支持を得た。千鳥格子模様の気分が上がるケースはギフトとしてのニーズも高く、新客の獲得にも大きく寄与」(温品龍・そごう・西武 リーシング部 コスメ担当)、「SNSで話題になった。低価格のためギフトに人気」(保田香織・東急百貨店 ビューティー担当バイヤー)

2位
“サクラ チェリー ブロッサム コロン”

「ジョー マローン ロンドン
(JO MALONE LONDON)」

毎年春の訪れを告げるコロンが今春も登場。日本の春の象徴である桜を、繊細なチェリーブロッサムとローズに、明るいベルガモットで表現した輝くような香りが刹那の時を照らす。日本の桜が持つ儚さ、洗練された美しさを軽やかなライトフローラルに投影。かれんなピンクの花びらをイメージした限定ボトルも好評。(30mL、1万1550円/100mL、2万2660円※限定発売)

\ バイヤーズコメント /

「毎年春に登場する香りで、楽しみにしている顧客多数。100mLサイズはツーリストに人気」(保田香織・東急百貨店 ビューティー担当バイヤー)、「毎年人気の桜にインスパイアされた香りで、春のギフト需要が高い」(天満屋岡山店担当者)、「桜の花びらをイメージした淡いピンク色の限定ボトルが人気」(前中美岐子・大丸心斎橋店 化粧品担当マネジャー)

3位
“ミス ディオール
オードゥ パルファン ミニ ミス”

「ディオール(DIOR)」

肌の上でとろけながら馴染み、香りを広げるピンクのスティックフレグランス。ローズワックス(整肌)などの自然由来成分を82%(ISO16128準拠)配合。色鮮やかに花々を描くセンシュアルな香りを、ディオール クチュールのヘリテージから生まれた美しいパッケージが彩る。アルコールフリー処方。(3.2g、9790円)

\ バイヤーズコメント /

「アルコールフリー処方のスティックフレグランスで、香りの立ち方が優しく人気」(小林恵・大丸松坂屋百貨店 アミューズボーテ担当 バイヤー)、「訴求効果、ギフト需要も多い」(今井美穂・ジェイアール京都伊勢丹 化粧品 マーチャンダイザー)

バラエティー・ドラッグストア

「WWDBEAUTY」2024年上半期ベストコスメ・バラエティー・ドラッグストア

1位
“ボディミスト UI”

「フィアンセ(FIANCEE)」

ライラックの花言葉“初恋”を着想源に、柔らかで透明感のある香りに仕立てた。ベルガモットとレモンのみずみずしくも甘酸っぱく広がる香りに、眠っていた邪気のない心を思い出す。初恋の清らかさを花々で、繊細な心をムスクで表現した。(50mL、1320円※限定発売)

\ バイヤーズコメント /

「ライラックの花言葉、初恋からインスパイアされた柔らかで透明感あふれる香り。清潔感のある印象を与えたいときにおすすめ」(加藤悠里・プラザ 商品二部H&B課 課長)、「初恋の初々しさが商品名。初恋の花ライラックの甘く爽やかな、数量限定の香り」(田中勇・ロフト 商品本部健康雑貨部 企画担当)

2位
“オードトワレ ルシェルクラーテ”

「ロウレンス(LAWRENCE)」

モクレンやムスク、サンダルウッドをブレンドした香りで、ホワイトカトレアの輝かしさを映し出す。上品なフローラルは美しく華やかな香りとともに、カトレアエキス(保湿)で包み込む。(30mL、2090円)

\ バイヤーズコメント /

「ボトルデザインがかわいらしい『ロウレンス』から新しい香りが登場し、甘過ぎないスパイシーな大人の香りが受けた」(舩津久子・ショップイン 商品戦略サブマネージャー)

3位
“フレグランスボディスプラッシュ
(ミモザティー)”

「フェルナンダ(FERNANDA)」

国際女性デーに先立ち、カフェシリーズから“ミモザティーコレクション”が今年も限定で登場。ミモザと好相性の紅茶をブレンドした、柔らかなフローラルがリズミカルに香る。100%ビーガン処方のミモザは、その聖地のフランス・タヌロンで栽培。(95mL、1760円※限定発売)

\ バイヤーズコメント /

「国際女性デーとホワイトデーが近いことから、ギフトで贈る人も増えたミモザの香り。癖のない紅茶と合わせた『フェルナンダ』が人気に」(舩津久子・ショップイン 商品戦略サブマネージャー)

EC

バラエティー・ドラッグストア・EC

1位
“チャプター65”

「アイアム(AIAM)」

邪気のない、ピュアな幼な心を思い出すパウダリーな香りに、ヨーロピアンテイストなオレンジフラワーやバイオレットが華々しさを宿す。エレガントさを引き出すムスクのぬくもりが寄り添うように芳香するフローラルブーケ。(8mL、4000円/50mL、1万5000円/100mL、2万3000円)

\ バイヤーズコメント /

「SNSで話題のアイテム。フレグランスは持ち運びやすい小さなサイズの需要が高まっており、よりカジュアルで身近な存在になっていると感じる」(木暮彩子・ZOZO EC推進本部 カテゴリ推進部 ブロック長)

1位
“ミス ディオール
ブルーミング ブーケ ミニ ミス”

「ディオール(DIOR)」

ローズワックス(整肌成分)などの自然由来成分を81%(ISO16128準拠)配合した、エレガントなスティックフレグランス。アルコールフリー処方でナチュラルな心地よさをかなえる。かれんな花々を思わせるフレッシュな香りが肌を包むように穏やかに広がる。(3.2g、7810円)

\ バイヤーズコメント /

「とにかくかわいい見た目が発売前からSNSで話題に。ギフト需要も取り込んでいる」(時井統子・大丸松坂屋百貨店 DEPACO担当バイヤー)

3位
“ピオニー オードパルファン”

「シロ(SHIRO)」

春の陽気を思わせる柔らかな甘さは、華やいだ心をなだめるかのように広がるフレッシュフローラル。フルーツのみずみずしさに与えた、しなやかで華やかな花々が奏でる序章。そのかぐわしい香りに幾重にも重なりながら気高く咲き誇る大輪のピオニーの花を見る。(40mL、4180円※限定発売)

3位
“レプリカ オードトワレ
フロム ザ ガーデン”

「メゾン マルジェラ
(MAISON MARGIELA)」

トマトを手摘みしたときのような爽やかな感覚を想起する、トマトリーフ アコードにグリーン マンダリン エッセンスが溶け出す。青々しさの残るジューシーなノートに熟れた果実を投影。ラストのパチュリやクリスタルモス、ホワイトムスクが混ざり合いながら、力強く響く。(10mL、5280円/30mL、1万1880円/100mL、2万3540円)

\ バイヤーズコメント /

「“レプリカ”から新しい香りが発売。試しやすい10mLサイズが人気」(木暮彩子・ZOZO EC推進本部 カテゴリ推進部 ブロック長)

ギフトキャンペーン

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総額100万円!
ベスコス商品セットを22名様にプレゼント

「WWDBEAUTY 2024上半期ベストコスメ」を受賞した厳選アイテムを22名様にプレゼントします。豪華な百貨店コスメの詰め合わせやトレンド感溢れるメイクセットなどをご用意しました。“本当に”売れたコスメをお試しいただき、ぜいたくなひとときをお過ごしください。

応募要項

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応募期間

6/24(月)〜7/25(木)10:00

注意事項

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・複数のアカウントによる同一人物の応募は無効とさせていただきます。
・個人の属性等、アンケート項目への回答は、統計処理した集計値としてのみ使用いたします。
・当選者の個人情報は、当キャンペーンに関するご連絡にのみ使用いたします。法令により開示を求められた場合を除き、応募者の同意なしに第三者に対して開示・提供することはありません。この点については、下記プライバシーポリシーをご参照ください。
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「WWDBEAUTY 2024上半期ベストコスメ」 総合 フレグランス部門1位は「フィアンセ」「ディオール」「メゾン マルジェラ」

「WWDBEAUTY 2024上半期ベストコスメ」
を発表!

「WWDBEAUTY」は、百貨店・セミセルフ、バラエティー・ドラッグストア、ECで2024年上半期(1~4月)に売れた商品を調査。この期間に発売された新商品(NEW PRODUCT)のベスト3と、新商品だけでなく既存品を含めた総合(HERO PRODUCT)のベスト3を紹介する。

総合の百貨店・セミセルフで首位に輝いた「ディオール(DIOR)」“ミス ディオール ブルーミング ブーケ ミニ ミス”は、新商品でも1位。ジャカード織の千鳥格子模様、クチュールケースに収められているパッケージが目を引いた。バラエティー・ドラッグストア1位は「WWDBEAUTY」ベストコスメでは常連の「フィアンセ(FIANCEE)」“ボディミスト ピュアシャンプーの香り”。「年齢を問わずまとい続けられる香り」とはバイヤーの弁。EC1位も常連の「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」“レプリカ オードトワレ レイジーサンデー モーニング”。オールジェンダーで愛される香りに加え、シンプルでクールなパッケージも人気を支えた。

百貨店・セミセルフ

「WWDBEAUTY」2024年上半期ベストコスメ・百貨店・セミセルフ

1位
“ミス ディオール
ブルーミング ブーケ ミニ ミス”

「ディオール(DIOR)」

ローズワックス(整肌成分)などの自然由来成分を81%(ISO16128準拠)配合した、エレガントなスティックフレグランス。アルコールフリー処方でナチュラルな心地よさをかなえる。かれんな花々を思わせるフレッシュな香りが肌を包むように穏やかに広がる。(3.2g、7810円)

\ バイヤーズコメント /

「イベントで先行発売した、大人気のスティックタイプのフレグランス。自宅用にもギフトにも人気」(西野雄哉・伊勢丹新宿本店 化粧品MD部バイヤー)、「スティックタイプで持ち運びやすい。かわいいパッケージが特に人気」(天満屋岡山店担当者)

2位
“イングリッシュ ぺアー & フリージア コロン”

「ジョー マローン ロンドン
(JO MALONE LONDON)」

熟れた洋梨をフリージアのブーケが包み、エレガントに芳香。ローズとパチュリが芳醇でフレッシュに仕上げた、ブランドの代表作。キー原料のエレガントな洋梨は、生産過程で廃棄する洋梨の成分に含まれる水蒸気をアップサイクルし、独自の抽出法でかぐわしいエッセンスを創出する。(30mL、1万1000円/50mL、1万5510円/100mL、2万1560円)

\ バイヤーズコメント /

「不動の人気。コロン以外と組み合わせてレイヤード使いする人も多い」(笠原彩・小田急百貨店新宿店 営業第二部)、「年齢男女問わず人気。ギフトと自家需要どちらもある」(山家広基・藤崎 化粧品婦人雑貨担当 チームマネージャー)、「ブランドのヒーローアイテム。男女問わず、年齢層も幅広く人気」(古谷愛佳・髙島屋大阪店 化粧品売場 ストアマーチャンダイザー)

3位
“オードパルファン オルフェオン”

「ディプティック(DIPTYQUE)」

創業者の3人がよく集まった陽気な熱気に満ちた店で、「ディプティック」パリ本店の隣にあったバー オルフェオンで見た光景に着想を得た。紫煙の渦巻きとおしろいのパウダリーな残り香が混ざり合い、温かみのあるトンカビーンズやシダーが生み出す熱を帯びたエレガントな香り。(75mL、2万8270円)

\ バイヤーズコメント /

「ブランドの主力フレグランス。SNSや雑誌などで紹介され、20~40代からの支持を得た。ギフト需要も多い」(温品龍=そごう・西武 リーシング部 コスメ担当)、「爽やかな香りで男女共に人気」(岩田晶子・ジェイアール名古屋タカシマヤ 化粧品マネージャー)、「昨年大丸神戸店にオープンした『ディプティック』の中でも“オルフェオン”はSNSでの反響が大きく、問い合わせが多数」(南瀬奈・大丸神戸店 化粧品担当サブマネジャー)

バラエティー・ドラッグストア

「WWDBEAUTY」2024年上半期ベストコスメ・バラエティー・ドラッグストア

1位
“ボディミスト ピュアシャンプーの香り”

「フィアンセ(FIANCEE)」

露のように微細なミストのベールで肌を包み込み、穏やかな香りが立ち上る。ひたすらにナチュラルな芳香は、カジュアルに香りを楽しめる。お風呂上がりのシャンプーしたてのような香りが、甘く爽やかに広がる。(50mL、1320円)

\ バイヤーズコメント /

「洗いたてのシャンプーのような万人受けする優しい香り。ファーストフレグランスとして根強い人気」(加藤悠里・プラザ 商品二部H&B課 課長)、「発売以来30年間愛されている。年齢を問わずまとえる香りが人気」(舩津久子・ショップイン 商品戦略サブマネージャー)、「優しいシャンプーのさりげない香りが使いやすい」(髙野真季・ハンズ 広報部)

2位
“キモノ ユイ オードトワレ”

「コスメデコルテ(DECORTE)」

日本独自の文化である着物がコンセプトのフレグランスシリーズ。多様な嗜好性に対応したラインアップは、“気品”、“結”、“麗”、“凛”、“艶”の全5種。特に、多幸感と華やかさで、透明感のあるフローラル調に仕上げた“結”が人気。(15mL、3520円/50mL、9130円)

\ バイヤーズコメント /

「女性客に好評。優しい幸福に結ばれたかれんさがあり、爽やかなすだちが透明感あるフローラルを紡ぐ。爽やかで軽やかな、弾けるようなトップノートを演出。オレンジフラワーを中心としたブーケのようなミドルノートは透き通る初夏の日差しのよう。最後にやわらかなバニラが際立つ魅惑的なウッディノートが優しい幸福で包んでくれる」(横山大樹・アットコスメ MD部 MDチーム マネージャー)

2位
“フレグランスボディスプラッシュ(マリアリゲル)”

「フェルナンダ(FERNANDA)」

洋梨やリンゴがフレッシュな輝きに優しい甘さを添えながら芳香。ジャスミンやミュゲが鮮やかに彩りながら心地よく奏で、小気味良くも清潔感のある香りで表現した。(95mL、1760円)

\ バイヤーズコメント /

「創業から15年、長く愛用する人も多い。毎月登場する新しい香りが楽しみ」(舩津久子・ショップイン 商品戦略サブマネージャー)、「ブランド人気No.1の香り“マリアリゲル”のフレグランスボディミスト」(田中勇・ロフト 商品本部健康雑貨部 企画担当)、「清潔感のある香りで、リフレッシュしたいときに使用」(岸野彩・トモズ 商品部 バイヤー)

2位
“オードトワレロールオン
トーキョーシブヤ4a.m.”

「ラボンホリック(LAVONS HOLIC)」

透明感のあるベルベットペアーに、ムスクやパチュリを力強く響かせる、都会的な香り。携帯性に優れたサイズは、どんなバッグにも収められるストレスフリーな設計。(10mL、1760円)

\ バイヤーズコメント /

「男女問わず人気の香りとしてSNSで話題になった。残香性が高く、10mLと持ち運びに便利な点が好評」(富田美貴子=マツモトキヨシ・ココカラファイン 商品部 化粧品バイヤー)

EC

バラエティー・ドラッグストア・EC

1位
“レプリカ オードトワレ レイジーサンデー モーニング”

「メゾン マルジェラ
(MAISON MARGIELA)」

ブランドを代表するシリーズの一つ、“レプリカ”をインスピレーション源に12年に誕生。香りにまつわる記憶を再現しながら調香する。“レイジーサンデー モーニング”は、イタリア・フィレンツェの、気持ちのいい日曜の朝に洗い立てのシーツで体を包んだ時の記憶を表現した。(10mL、5280円/30mL、1万1880円/100mL、2万3540円)

\ バイヤーズコメント /

「根強い人気のロングセラーアイテム」(浦田望・アットコスメショッピング 責任者)、「フレグランスの需要が高まる中、“レイジーサンデー モーニング”は特に強い人気を博す」(木暮彩子・ZOZO EC推進本部 カテゴリ推進部 ブロック長)、「性別年齢を問わずに使えるクリーンな香り。インテリアとしておしゃれなパッケージデザインも相まって人気が高い」(緑川航平・Yahoo!ショッピング広報)

2位
“お浄め塩スプレー”

「おいせさん」

香りと浄化を楽しむフレグランスルームスプレー。気になったときにサッと一吹きできるサイズは、外出先でも重宝する。ミネラルをたっぷり含んだ天日塩に、フランキンセンスやローズマリーなどのエッセンシャルオイルを配合。(17mL、1320円)

\ バイヤーズコメント /

「度々SNSでバズる『おいせさん』。“推し活”で、ファンサービスや神席に恵まれるとの噂が広まり話題に」(浦田望・アットコスメショッピング 責任者)

2位
“キモノ ユイ オードトワレ”

「コスメデコルテ(DECORTE)」

日本独自の文化である着物がコンセプトのフレグランスシリーズ。多様な嗜好性に対応したラインアップは、“気品”、“結”、“麗”、“凛”、“艶”の全5種。特に、多幸感と華やかさで、透明感のあるフローラル調に仕上げた“結”が人気。(15mL、3520円/50mL、9130円)

\ バイヤーズコメント /

「爽やかな酢橘から紡がれる透明感のあるフローラルの香りで、“キモノシリーズ”で一番人気。15mLサイズは持ち運びやすいほか、初めて試す人も購入しやすい」(時井統子・大丸松坂屋百貨店 DEPACO担当バイヤー)

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6/24(月)〜7/25(木)10:00

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・複数のアカウントによる同一人物の応募は無効とさせていただきます。
・個人の属性等、アンケート項目への回答は、統計処理した集計値としてのみ使用いたします。
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TEXT:AKIRA WATANABE

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「WWDBEAUTY 2024上半期ベストコスメ」 総合 美容機器・ツール部門1位は「ロージーローザ」「リファ」

「WWDBEAUTY 2024上半期ベストコスメ」
を発表!

「WWDBEAUTY」は、百貨店・セミセルフ、バラエティー・ドラッグストア、ECで2024年上半期(1~4月)に売れた商品を調査。この期間に発売された新商品(NEW PRODUCT)のベスト3と、新商品だけでなく既存品を含めた総合(HERO PRODUCT)のベスト3を紹介する。

百貨店・セミセルフ1位は、「リファ(REFA)」“ストレートアイロンプロ”となった。美容室でも使用されるプロフェッショナル仕様である点や、新色ピンクは訪日客にも好評となった。バラエティー・ドラッグストア1位は、「ロージーローザ(ROSYROSA)」“マルチファンデパフ 2P”。「ムラにならず均一に塗れると話題に」(岸野彩・トモズ 商品部バイヤー)など、機能性とコスパの良さから人気を獲得した。EC1位は「リファ」“ハートブラシ”、2位は「リファ」“エールブラシ”となった。いずれも4000円以下と手に取りやすい価格帯で、セルフケア需要とギフト需要を取り込んだ。

百貨店・セミセルフ

「WWDBEAUTY」2024年上半期ベストコスメ・百貨店・セミセルフ

1位
“ストレートアイロン プロ”

「リファ(REFA)」

ブランドが独自に開発した“カーボンレイヤープレート”は、三層構造で水・熱・圧のダメージを抑えて、艶を生み出す。表面はしっかり乾いているのに内部には水分がギュッと詰まった“レア髪ストレート”をかなえる。(全3色、各2万3000円)

\ バイヤーズコメント /

「サロンでも多く使用され、ヘアケアに関心がある消費者の注目度が高い」(松原麻美・三越銀座店 化粧品バイヤー)、「既存モデルに“海外でも変圧器なしで使用できる”機能を加え、顧客のニーズに応えた」(温品龍・そごう・西武 リーシング部 コスメ担当)、「美容室で使用されていることも多く、口コミでの購入が増えている。艶髪になるとSNSで話題に」(横手くるみ・博多阪急 服飾品営業部 マネージャー)

2位
“パドル ブラシ”

「アヴェダ(AVEDA)」

1987年の発売以来、愛され続けるパドル形のブラシは、ブラシ面が広いので髪をしっかりキャッチ。程よいクッション性があり、ブラッシング時は頭皮に適度な刺激を与えて、マッサージケア効果を高める。(5060円)

\ バイヤーズコメント /

「ギフト需要を取り込んだ」(川西恒久・髙島屋新宿店 販売第1部 ストアマーチャンダイザー)、「心地よいブラッシング感が人気の、ブランド定番ブラシ」(黒田佳佑・京王百貨店新宿店 ファッション・ライフスタイル営業部 課長)

2位
“カールアイロン プロ”

「リファ(REFA)」

表面は乾いているのに、水分がギュッと詰まった“レア質感”をかなえる。「リファ」独自の“カーボンレイヤードプレート”は、熱の伝わり方がマイルドで髪を傷つけにくい。19〜38mmの全4種をラインアップ。(全4種、各2万5000円)

\ バイヤーズコメント /

「24年1月リニューアルのため、年末から買い控えの反動があった」(保田香織・東急百貨店 ビューティー担当バイヤー)、「今までは、巻いた部分がパサパサで艶がない仕上がりになっていたが、サラサラで艶もキープされていて感動!」(佐藤直子・岩田屋本店 アシスタントマーチャンダイザー)

バラエティー・ドラッグストア

「WWDBEAUTY」2024年上半期ベストコスメ・バラエティー・ドラッグストア

1位
“マルチファンデパフ 2P”

「ロージーローザ(ROSYROSA)」

パウダー、クッション、リキッド、クリーム、フェイスパウダーなど全ファンデーションに対応する万能パフ。厚さ約17mmのふかふかパフで、ファンデーションをふんわりと均一にのせられる。(2個入り、638円)

\ バイヤーズコメント /

「どんな剤型のファンデーションにも対応し、薄く均一に塗れる。それでいてプチプラだとSNSで大きな話題に。現在も店頭で欠品が続いている人気商品」(武田理恵子・アットコスメ 店舗MD部 MDグループ シニアスタッフ)。「SNSでバズった。もちもちで肌触りが良く、ファンデをきれいにのせられる!しかも汚れにくい点が人気」(舩津久子・ショップイン 商品戦略サブマネージャー)。

2位
“ハートブラシ”

「リファ(REFA)」

握りやすいハート形状の頭皮&毛髪ケアブラシ。“ほぐしピン”と“磨きピン”を組み合わせた3段構造で、ワンストロークで髪の絡まりをほぐして髪表面を磨き艶やかに仕上げる。ピンの先端が丸いので、頭皮に心地よい刺激を与える。(全7色、各2970円)

\ バイヤーズコメント /

「髪のからまりをほぐして、磨き上げる3段構造ピンのヘアブラシ。とかすだけでまとまりのあるサラサラ艶髪になると話題に」(加藤悠里・プラザ 商品二部H&B課 課長)、「一番人気の色はローズゴールド」(田中勇・ロフト 商品本部健康雑貨部 企画担当)

3位
“ブラックスポンジ”

「アンドビー(&BE)」

パウダーにもリキッドにも使える、滑らかな肌当たりのコーン形メイクスポンジ。頬などの顔の広い面には底面を、コンシーラーの塗り伸ばしや境目のぼかしには側面を、小鼻の周りには先端を、と使い分けられる独特の形状。(770円)

\ バイヤーズコメント /

「『これがないと』というリピーターも非常に多い。ふわふわでフィット感が高く、ムラなく塗れると評価される実力者。水ありで使うとより密着力が高まり、艶が出る点もリピートされている理由」(舩津久子・ショップイン 商品戦略サブマネージャー)

EC

バラエティー・ドラッグストア・EC

1位
“ハートブラシ”

「リファ(REFA)」

握りやすいハート形の頭皮&毛髪ケアブラシ。“ほぐしピン”と“磨きピン”を組み合わせた3段構造で、ワンストロークで髪の絡まりをほぐして髪表面を磨き艶やかに仕上げる。ピンの先端が丸いので、頭皮に心地よい刺激を与える。(全7色、各2970円)

\ バイヤーズコメント /

「1年を通して人気のアイテム。豊富なカラーバリエーションと持ち運びやすいサイズ感でギフトにも人気」(木暮彩子・ZOZO EC推進本部 カテゴリ推進部 ブロック長)

2位
“エールブラシ”

「リファ(REFA)」

頭の丸みにフィットするラウンドフィット型で、ブラシを通しづらい後ろ側や内側の髪もしっかりキャッチ。“ほぐしピン”と“磨きピン”を組み合わせ、ワンストロークで髪の絡まりをほぐし、髪表面を艶やかに仕上げる。“ハートブラシ”と異なる形で、グリップ(持ち手)がついている。(全4色、各3800円)

2位
“マルチファンデパフ 2P”

「ロージーローザ(ROSYROSA)」

パウダー、クッション、リキッド、クリーム、フェイスパウダーなど全ファンデーションに対応する万能パフ。厚さ約17mmのふかふかパフで、ファンデーションをふんわりと均一にのせる。(2個、638円)

\ バイヤーズコメント /

「SNSや口コミで話題になり、いまだに入手困難が続いている」(浦田望・アットコスメショッピング 責任者)

2位
“ストレートアイロン プロ”

「リファ(REFA)」

ブランドが独自に開発した“カーボンレイヤープレート”は、3層構造で水・熱・圧のダメージを抑えて、艶を生み出す。表面はしっかり乾いているのに内部には水分がギュッと詰まった“レア髪ストレート”をかなえる。(全3色、各2万3000円)

\ バイヤーズコメント /

「独自技術の“カーボンレイヤープレート”により、水・熱・圧をコントロールして髪へのダメージを抑えながら、美しい質感に」(緑川航平・Yahoo!ショッピング 広報)

2位
“リラクシングマッサージブラシ”

「エトヴォス(ETVOS)」

アウトバスでもインバスでも使えるマッサージブラシ。頭皮のツボを心地良く刺激できるので、目や頭を酷使したときの頭皮マッサージや、シャンプー時のディープクレンズにとマルチユース。(全6色、各1925円)

ギフトキャンペーン

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総額100万円!
ベスコス商品セットを22名様にプレゼント

「WWDBEAUTY 2024上半期ベストコスメ」を受賞した厳選アイテムを22名様にプレゼントします。豪華な百貨店コスメの詰め合わせやトレンド感溢れるメイクセットなどをご用意しました。“本当に”売れたコスメをお試しいただき、ぜいたくなひとときをお過ごしください。

応募要項

・「WWDJAPAN.com」の会員登録が必要です。
・メルマガ会員の方も「WWDJAPAN.com」の新規会員登録が必要です。会員登録のうえ、
下記、応募フォームよりご応募ください。

応募期間

6/24(月)〜7/25(木)10:00

注意事項

【注意事項】
・賞品のお届け先は日本国内の方に限らせていただきます。
・応募はお一人様1回のみ有効となります。
・応募者多数の場合は抽選により当選者を決定いたします。
・抽選結果に関するお問い合わせはお受けできませんので、予めご了承ください。
・当選の発表は、賞品の発送をもって代えさせていただきます。
・同業者の方の応募はご遠慮ください。
・当社の判断で応募条件を満たさないと考えられる場合や、応募に関して不正な行為があった場合、当選を取り消させていただく場合がございます。
・当選権利の交換・換金、また第三者への譲渡・転売はできません。
・詰め合わせセットの内容は予告なく変更される可能性があります。予めご了承ください。
・本キャンペーンの応募時に発生するインターネット接続料、パケット通信料などの諸経費は応募者のご負担となります。
・本キャンペーンへの参加は、応募者自らの判断と責任において行うものとし、応募に際して募者に何らかの損害が生じた場合、又は賞品に破損などの不備等があった場合、当社の故意または重過失に起因するものを除きその責任を一切負いません。
・複数のアカウントによる同一人物の応募は無効とさせていただきます。
・個人の属性等、アンケート項目への回答は、統計処理した集計値としてのみ使用いたします。
・当選者の個人情報は、当キャンペーンに関するご連絡にのみ使用いたします。法令により開示を求められた場合を除き、応募者の同意なしに第三者に対して開示・提供することはありません。この点については、下記プライバシーポリシーをご参照ください。
プライバシーポリシーはこちら

TEXT:AKIRA WATANABE

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「WWDBEAUTY 2024上半期ベストコスメ」 総合 メンズコスメ部門1位は「デオナチュレ」「シセイドウ メン」が2冠

「WWDBEAUTY 2024上半期ベストコスメ」
を発表!

「WWDBEAUTY」は、百貨店・セミセルフ、バラエティー・ドラッグストア、ECで2024年上半期(1~4月)に売れた商品を調査。この期間に発売された新商品(NEW PRODUCT)のベスト3と、新商品だけでなく既存品を含めた総合(HERO PRODUCT)のベスト3を紹介する。

百貨店・セミセルフ1位は、「シセイドウ メン(SHISEIDO MEN)」“フェイス クレンザー”。「シセイドウメン」はブランドアンバサダーに俳優の反町隆史を起用し、ブランド認知が拡大した。さらにツーリストからも人気を獲得。バラエティー・ドラッグストア1位は、「デオナチュレ(DEONATULLE)」“男ソフトストーンW”。ベストコスメの常連で、根強い人気を誇る。また、「メンズ用は効果が期待できそう」と購入する女性顧客もおり、メンズコスメの枠にとどまらない。EC1位は「シセイドウ メン」“アルティミューン パワライジング コンセントレート”となった。美容液としてだけでなく、ひげそり後のアフターシェーブローションとしても使えるなど、多機能な点も支持された。

百貨店・セミセルフ

「WWDBEAUTY」2024年上半期ベストコスメ・百貨店・セミセルフ

1位
“フェイス クレンザー”

「シセイドウ メン(SHISEIDO MEN)」

スキンケア成分配合で、クリーミーで豊かな泡立ちの洗顔料。肌に必要な潤いを奪わず、過剰な皮脂や汚れをすっきりと洗い流し、肌を健やかに保つ。シェービングフォームとしても使える。(130g、3300円)

\ バイヤーズコメント /

「インバウンドに人気」(保田香織・東急百貨店 ビューティー担当バイヤー)、「リピート買い、ツーリストからも人気」(笠原彩・小田急百貨店新宿店 営業第二部)、「さっぱりした使用感が人気。ひげそりにも最適」(黒田佳佑・京王百貨店新宿店 ファッション・ライフスタイル営業部 課長)

2位
“アルティミューン
パワライジング コンセントレート”

「シセイドウ メン(SHISEIDO MEN)」

男性肌特有の3つの揺らぎにアプローチする美容液。ツバキ種子エキスなどで構成したトリプルツバキGLエキス配合テクノロジー搭載で、みずみずしい肌へと導く。アフターシェーブローションとしても使える。(30mL、8250円/75mL、1万6500円)

\ バイヤーズコメント /

「ブランドアンバサダーによりブランド自体の認知度もアップし、1本でお手入れが完了できる手軽さが人気。肌質、年齢問わず使えるアイテムのため、ギフト需要も多かった」(二井本晴美・ジェイアール名古屋タカシマヤ 紳士雑貨1売場 セクションチーフ)、「乾燥が気になるシーズン、男性からの支持も厚かった」(古谷愛佳・髙島屋大阪店 化粧品売場 ストアマーチャンダイザー)

3位
“ハイドレーティング
ローション C”

「シセイドウ メン(SHISEIDO MEN)」

さっぱりとした使い心地ながら、長時間潤いをキープする化粧水。資生堂の独自開発成分“アクアインプール”を配合。潤いをキープし、乾燥による肌のつっぱりやひげそり後の肌を整え、毛穴の目立ちにくい肌に導く。敏感な男性肌向けにアルコール感を抑えた設計。(150mL、4400円)

\ バイヤーズコメント /

「サッパリしているはずなのに、潤っている。きちんと保湿されているので、肌がベタつかないと男性に人気」(佐藤直子・岩田屋本店 アシスタントマーチャンダイザー)、「CM効果があり、夫婦で購入するケースが増えている。女性から男性へのギフトにも人気だ」(横手くるみ・博多阪急 服飾品営業部 マネージャー)

バラエティー・ドラッグストア

「WWDBEAUTY」2024年上半期ベストコスメ・バラエティー・ドラッグストア

1位
“男ソフトストーンW”

「デオナチュレ(DEONATULLE)」

手軽にサッと塗れる、スティックタイプの制汗デオドラント。微粒子化した有効成分“焼ミョウバン”、有効成分“イソプロビルメチルフェノール”配合で男性のワキのニオイを防ぎ、汗を抑える。【医薬部外品】(20g、990円)

\ バイヤーズコメント /

「ニオイケアで信頼の厚いベストセラー。スティックで塗りやすいのも人気のポイント」(富田美貴子・マツモトキヨシ・ココカラファイン 商品部 化粧品バイヤー)、「脇汗が気になってくる時期になると『デオナチュレ』は好調だが、中でもメンズ用は効果が強そうと人気」(岸野彩・トモズ 商品部 バイヤー)

2位
“ザ フェイスウォッシュ”

「バルクオム(BULK HOMME)」

きめ細かく、弾力性のある豊かな泡が立つ洗顔料。別売りの泡立てネット“ザ バブルネット”(726円)を使うことで、もっちり泡を簡単に作ることができる。洗顔時の摩擦を和らげる“生石けん”を採用し、肌の潤いを残しつつ余分な皮脂や汚れを洗浄。(100g、2420円)

\ バイヤーズコメント /

「若者を中心に人気。泡立てネットを使うと驚くほどのモコモコ泡が立って汚れを絡め取ってくれる」(髙野真季・ハンズ 広報部)、「変わらず人気継続。濃密な泡で洗顔時の摩擦を和らげ、肌のバリア機能を守る洗顔料」(田中勇・ロフト 商品本部健康雑貨部 企画担当)

3位
“カラーチェンジBBクリーム”

「ザ・フューチャー(THE FUTURE)」

保湿、スキンケア、下地、コンシーラー、日焼け止めの1本5役BBクリームは、1色展開で色選びに迷わない。肌の上で伸ばすと、色が変化して自然とスキントーンになじむ。クマ、ニキビ、毛穴、青ひげなど、幅広い肌悩みをカバー。[SPF50+ PA++++](25g、1980円)

\ バイヤーズコメント /

「カラーカプセル配合により、自分の肌に合った色味に変化するBBクリーム。色選びで悩みがちな男性に人気」(田中勇・ロフト 商品本部健康雑貨部 企画担当)

EC

バラエティー・ドラッグストア・EC

1位
“アルティミューン
パワライジング コンセントレート”

「シセイドウ メン(SHISEIDO MEN)」

男性肌特有の3つの揺らぎにアプローチする美容液。ツバキ種子エキスなどで構成されるトリプルツバキGLエキステクノロジー搭載で、みずみずしい肌へと導く。アフターシェーブローションにも。(30mL、8250円/75mL、1万6500円)

\ バイヤーズコメント /

「本家“パワライジング コンセントレート”のメンズ版。美容液としてだけではなく、ひげそり後のアフターシェーブローションとしても使える万能さが魅力」(緑川航平・Yahoo!ショッピング 広報)

2位
“ハイドレーティング
ローション C”

「シセイドウ メン(SHISEIDO MEN)」

さっぱりとした使い心地ながら、長時間潤いをキープする化粧水。資生堂の独自開発成分“アクアインプール”を配合。潤いをキープし、乾燥による肌のつっぱりやひげそり後の肌を整え、毛穴の目立ちにくい肌に導く。敏感な男性肌向けにアルコール感を抑えた設計。(150mL、4400円)

\ バイヤーズコメント /

「さっぱりとした使い心地&シンプルデザインで男性が取り入れやすいのが人気のポイント」(時井統子・大丸松坂屋百貨店 DEPACO担当バイヤー)

2位
“フォーミングウォッシュ”

「オルビス ミスター(ORBIS MR.)」

ニキビや肌荒れを防ぎ、潤いとハリ・艶のある肌に導く洗顔料。ニキビ・肌荒れ予防有効成分、保湿成分に加え、毛穴の約1/30サイズの皮脂吸着微粒子とモロッコ溶岩クレイを配合。濃密で豊かな泡が、毛穴汚れを吸着しすっきりと洗い流す。【医薬部外品】(120g、1650円)

\ バイヤーズコメント /

「2023年3月にリニューアルした『オルビス』のメンズライン。スキンケアアイテムとして不動の人気を誇る『オルビス』が変わらず支持されている」(木暮彩子・ZOZO EC推進本部 カテゴリ推進部 ブロック長)

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「WWDBEAUTY 2024上半期ベストコスメ」を受賞した厳選アイテムを22名様にプレゼントします。豪華な百貨店コスメの詰め合わせやトレンド感溢れるメイクセットなどをご用意しました。“本当に”売れたコスメをお試しいただき、ぜいたくなひとときをお過ごしください。

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応募期間

6/24(月)〜7/25(木)10:00

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・本キャンペーンの応募時に発生するインターネット接続料、パケット通信料などの諸経費は応募者のご負担となります。
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TEXT:MISA KOTAKE

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「フェンディ」が目黒蓮に密着 ミラノコレの様子を収めた特別な動画を公開

「フェンディ」が目黒蓮に密着 ミラノコレの様子を収めた特別な動画を公開

「フェンディ(FENDI)」は、Snow Man(スノーマン)のメンバーで俳優の目黒蓮に密着した動画を公式サイトの特設ページやSNSで公開した。

「フェンディ」の2025年春夏メンズコレクションに参加した目黒を追ったもので、目黒がミラノ・ファッション・ウイークに参加するのは2度目。

目黒は、メンズウエアおよびアクセサリーのアーティスティック・ディレクターを務めるシルヴィア・フェンディ(Silvia Venturini Fendi)が選んだ未発表の同コレクションに身を包み、フロントローでショーを鑑賞した。

その装いは、アイボリーのセットアップにスニーカーを合わせ、日本人アーティストのタロアウト(tarout)が描いたグラフィックを用いた“バゲット ソフト トランク”を手に持ったもの。同トランクには、りんごをモチーフにしたチャームをプラスしている。

また動画では、FFロゴを全体に施したコットンリネン製のセーターとカーディガンのレイヤードルックも披露する。ボトムスはジーンズで、ショー会場に向かう前のホテルでのひとコマが収められている。

目黒は、「フェンディ」の日本メンズアンバサダーを務める。

>目黒蓮の動画を公開中の「フェンディ」の特設ページ

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「フェンディ」が目黒蓮に密着 ミラノコレの様子を収めた特別な動画を公開

「フェンディ」が目黒蓮に密着 ミラノコレの様子を収めた特別な動画を公開

「フェンディ(FENDI)」は、Snow Man(スノーマン)のメンバーで俳優の目黒蓮に密着した動画を公式サイトの特設ページやSNSで公開した。

「フェンディ」の2025年春夏メンズコレクションに参加した目黒を追ったもので、目黒がミラノ・ファッション・ウイークに参加するのは2度目。

目黒は、メンズウエアおよびアクセサリーのアーティスティック・ディレクターを務めるシルヴィア・フェンディ(Silvia Venturini Fendi)が選んだ未発表の同コレクションに身を包み、フロントローでショーを鑑賞した。

その装いは、アイボリーのセットアップにスニーカーを合わせ、日本人アーティストのタロアウト(tarout)が描いたグラフィックを用いた“バゲット ソフト トランク”を手に持ったもの。同トランクには、りんごをモチーフにしたチャームをプラスしている。

また動画では、FFロゴを全体に施したコットンリネン製のセーターとカーディガンのレイヤードルックも披露する。ボトムスはジーンズで、ショー会場に向かう前のホテルでのひとコマが収められている。

目黒は、「フェンディ」の日本メンズアンバサダーを務める。

>目黒蓮の動画を公開中の「フェンディ」の特設ページ

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セレクトショップ「デルタ」が選挙割 若者の投票率アップを呼びかけ

セレクトショップの「デルタ(DELTA)」は、7月7日に投開票の東京都知事選挙に合わせ、若者の投票率アップを目的とした「選挙割」キャンペーンを実施する。

代々木上原の「デルタ」および姉妹店の「ブレス バイ デルタ(BREATH BY DELTA)」で「投票証明書」を提示すると、春夏アイテムが20%オフになる。期間は6月28日から7月6日まで。また東京都以外に在住の人は、SNSでキャンペーン画像をシェアすることで参加できる。

「デルタ」は大倉綾・有記夫妻が2004年にスタート。「地球環境と人権」をテーマにしたプロジェクト「ブレス バイ デルタ」ではデザイン性の高いゼロウエイストなコラボアイテムをさまざまななデザイナーと企画しているほか、国連(UNHCR)などへの寄付を目的としたチャリティーイベントや選挙期間中の「選挙割」など、ファッションを通して社会課題に目を向けるきっかけになるイベントを定期的に実施している。

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セレクトショップ「デルタ」が選挙割 若者の投票率アップを呼びかけ

セレクトショップの「デルタ(DELTA)」は、7月7日に投開票の東京都知事選挙に合わせ、若者の投票率アップを目的とした「選挙割」キャンペーンを実施する。

代々木上原の「デルタ」および姉妹店の「ブレス バイ デルタ(BREATH BY DELTA)」で「投票証明書」を提示すると、春夏アイテムが20%オフになる。期間は6月28日から7月6日まで。また東京都以外に在住の人は、SNSでキャンペーン画像をシェアすることで参加できる。

「デルタ」は大倉綾・有記夫妻が2004年にスタート。「地球環境と人権」をテーマにしたプロジェクト「ブレス バイ デルタ」ではデザイン性の高いゼロウエイストなコラボアイテムをさまざまななデザイナーと企画しているほか、国連(UNHCR)などへの寄付を目的としたチャリティーイベントや選挙期間中の「選挙割」など、ファッションを通して社会課題に目を向けるきっかけになるイベントを定期的に実施している。

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「YSL」が新作パウダー&ブロンザーと人気コンシーラーの“最も明るい”新色を発売

「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT)」は8月2日、プレストパウダー“オールアワーズ ハイパープレストパウダー”(全4色、各9350円)とブロンザー“オールアワーズ ハイパーブロンザー”(全2色、各9350円)、さらに人気コンシーラー“オールアワーズ コンシーラー”(15mL、5940円)から最も明るい新色”LC1“を発売する。7月24日に公式オンラインブティックと表参道フラッグシップブティックで先行発売する。

新作のプレストパウダー&ブロンザー

“オールアワーズ ハイパープレストパウダー”は、気になる毛穴や凹凸をカバーし、乾燥も粉っぽさも気にならないルミナスマット肌をかなえる。ナイアシンアミド配合で、乾燥によるくすみにアプローチし透明感のある明るい肌に導く。“オールアワーズ ハイパーブロンザー”はブロンジングやシェーディングに使えるアイテムで、肌をほのかな光沢感のあるソフトマットな質感に仕上げる。約90%自然由来成分配合のスキンケア発想フォーミュラが健康的な肌と心地よさを演出する。

ハイライトにも使えるコンシーラーの新色

“オールアワーズ コンシーラー”は、高いカバー力を持ちながら、肌にのせたあと消え入るようになじみ密着する。肌と一体化するような薄膜テクスチャーで、自然な仕上がりをかなえる。新色”LC1“はハイライトにも使える明るいカラーで、新色を含め全7色のラインアップとなる。

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【スナップ】綾瀬はるか、中谷美紀、BLACKPINKジスらが「ディオール」2024-25年秋冬オートクチュール・コレクションに来場

「ディオール(DIOR)」は、パリのロダン美術館で2024-25年秋冬オートクチュール・コレクションを発表した。ショーでは刺しゅうを施したシルクドレスやまるで時間の経過によって姿を変えたかのようなモアレジャカードのスカート、歩くたびにドレープスカートからパンツが現れるアンサンブルなどが並び、古典的な彫像を思わせるドレープが目を引いた。

会場には多数のセレブリティーが来場し、日本からはファイン ジュエリー&タイムピーシズ ジャパン アンバサダーの中谷美紀、俳優の綾瀬はるからが参加。ほか、ジェニファー・ロペス(Jennifer Lopez)、ディーヴァ・カッセル(Deva Cassel)、BLACKPINKのジス、キム・ヨナ、アメリカ人歌手のドージャ・キャット(Doja Cat)ら豪華セレブリティーがフロントローを彩った。

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「バーバリー」「グッチ」を筆頭にコティは自社の高級フレグランスも好調 

「バーバリー(BURBERRY)」「グッチ(GUCCI)」「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」「ダビドフ(DAVIDOFF)」などのビューティライセンスを所有するコティ(COTY)の2024年1〜3月期(第3四半期)決算は、売上高が前年同期比8%増の13億8000万ドル(約2194億2000万円)だった。好調なプレステージフレグランス部門が全体を押し上げ、業界予想を上回った。一方の純利益は、時価評価に基づく株式交換による大幅な利益があった前年度の1億510万ドル(約167億1090万円)から大きく減少し、50万ドル(約7950万円)となった。

「バーバリー」の新フレグランス“ゴッデス”が成長要因

カテゴリー別に見ると、プレステージ部門の売上高は同8%増、コンシューマープロダクト部門は同6%増、プレステージフレグランス部門は同7%増となった。プレステージフレグランス部門では、大型ローンチにより昨年の第2四半期に売り上げ新記録を樹立した「バーバリー」の新フレグランス“ゴッデス”が引き続き主要な成長要因となった。他商品も好調だったことから、同ブランドの今期の総売上高は同50%増を達成した。そのほか好調だったのは「マーク ジェイコブス」の“デイジー ワイルド”と「カイリー コスメティクス(KYLIE COSMETICS)」の“コスミック カイリー ジェンナー”。両商品は当年度米国で発売されたフレグランスのトップ2を占めるという。

新自社ブランドは英百貨店で同社No.1売り上げ

スー・ナビ(Sue Nabi)最高経営責任者(CEO)は、「米国のフレグランス市場は、誰もが減速すると予想していたにもかかわらず、今も伸び続けている」と述べる。同社は今年創業120周年を迎え、2月には自社で高級ニッチフレグランスブランド「インフィニメント コティ パリ(INFINIMENT COTY PARIS)」をローンチした。14種類の香りをラインアップした同ブランドについてナビCEOは、「好調なスタートを切っている。D2C(ダイレクト トゥ コンシューマー)の売れ行きは予測を3倍ほど上回る。(英老舗百貨店の)リバティ ロンドン(LIBERTY LONDON)の旗艦店では、ニッチフレグランスフロアの中でNo.1の売り上げを記録した。これは高級フレグランスラインを自作することの意義を示している」と自信を見せる。

現在ハイパーニッチもしくは、ハイパープレステージフレグランスの市場の売り上げは約40億ドル(約6360億円)で、400億ドル(約6兆3600億円)規模とされる全世界のプレステージフレグランス市場の10%を占めている。急速に成長しているが、同社の該当商品は「グッチ」の“ザ アルケミスト ガーデン”など全体のわずか1%未満だった。今後は「インフィニメント コティ パリ」を同社の象徴的な主要ブランドに育成していく考えだ。

「マルニ」「エトロ」とのライセンス契約、
「マーク ジェイコブス」の新ラインで勢い付く

ライセンスに関しては、「マルニ(MARNI)」や「エトロ(ETRO)」との契約締結や、アパレルブランド「メックス(MEXX)」や「ブルーノ・バナーニ(BRUNO BANANI)」との契約更新などを発表している。今年2月にロレアル(L'OREAL)とビューティライセンスを締結したプラダ グループ傘下の「ミュウミュウ(MIU MIU)」とは、ライセンス契約を終了した。

その他にはプレステージコスメティクス部門が好調だった。「バーバリー」「カイリー コスメティクス」「グッチ」の3ブランドがけん引し、売上高は同25%増となった。さらにフレグランスライセンスを約20年間保有する「マーク ジェイコブス」とは、新たにビューティラインの開発を手掛けており、2〜3年後とみられる発売にも期待がかかる。

コンシューマープロダクト部門では、世界的にマス向けフレグランス、スキンケア、ボディケア、マス向けカラーコスメティクスカテゴリーが好調だったことで、米国で低迷しているマス向けカラーコスメティクスの不調を相殺した。

24年通期の売上高については以前予測した同9~11%の成長の上限になると予測している。

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「バーバリー」「グッチ」を筆頭にコティは自社の高級フレグランスも好調 

「バーバリー(BURBERRY)」「グッチ(GUCCI)」「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」「ダビドフ(DAVIDOFF)」などのビューティライセンスを所有するコティ(COTY)の2024年1〜3月期(第3四半期)決算は、売上高が前年同期比8%増の13億8000万ドル(約2194億2000万円)だった。好調なプレステージフレグランス部門が全体を押し上げ、業界予想を上回った。一方の純利益は、時価評価に基づく株式交換による大幅な利益があった前年度の1億510万ドル(約167億1090万円)から大きく減少し、50万ドル(約7950万円)となった。

「バーバリー」の新フレグランス“ゴッデス”が成長要因

カテゴリー別に見ると、プレステージ部門の売上高は同8%増、コンシューマープロダクト部門は同6%増、プレステージフレグランス部門は同7%増となった。プレステージフレグランス部門では、大型ローンチにより昨年の第2四半期に売り上げ新記録を樹立した「バーバリー」の新フレグランス“ゴッデス”が引き続き主要な成長要因となった。他商品も好調だったことから、同ブランドの今期の総売上高は同50%増を達成した。そのほか好調だったのは「マーク ジェイコブス」の“デイジー ワイルド”と「カイリー コスメティクス(KYLIE COSMETICS)」の“コスミック カイリー ジェンナー”。両商品は当年度米国で発売されたフレグランスのトップ2を占めるという。

新自社ブランドは英百貨店で同社No.1売り上げ

スー・ナビ(Sue Nabi)最高経営責任者(CEO)は、「米国のフレグランス市場は、誰もが減速すると予想していたにもかかわらず、今も伸び続けている」と述べる。同社は今年創業120周年を迎え、2月には自社で高級ニッチフレグランスブランド「インフィニメント コティ パリ(INFINIMENT COTY PARIS)」をローンチした。14種類の香りをラインアップした同ブランドについてナビCEOは、「好調なスタートを切っている。D2C(ダイレクト トゥ コンシューマー)の売れ行きは予測を3倍ほど上回る。(英老舗百貨店の)リバティ ロンドン(LIBERTY LONDON)の旗艦店では、ニッチフレグランスフロアの中でNo.1の売り上げを記録した。これは高級フレグランスラインを自作することの意義を示している」と自信を見せる。

現在ハイパーニッチもしくは、ハイパープレステージフレグランスの市場の売り上げは約40億ドル(約6360億円)で、400億ドル(約6兆3600億円)規模とされる全世界のプレステージフレグランス市場の10%を占めている。急速に成長しているが、同社の該当商品は「グッチ」の“ザ アルケミスト ガーデン”など全体のわずか1%未満だった。今後は「インフィニメント コティ パリ」を同社の象徴的な主要ブランドに育成していく考えだ。

「マルニ」「エトロ」とのライセンス契約、
「マーク ジェイコブス」の新ラインで勢い付く

ライセンスに関しては、「マルニ(MARNI)」や「エトロ(ETRO)」との契約締結や、アパレルブランド「メックス(MEXX)」や「ブルーノ・バナーニ(BRUNO BANANI)」との契約更新などを発表している。今年2月にロレアル(L'OREAL)とビューティライセンスを締結したプラダ グループ傘下の「ミュウミュウ(MIU MIU)」とは、ライセンス契約を終了した。

その他にはプレステージコスメティクス部門が好調だった。「バーバリー」「カイリー コスメティクス」「グッチ」の3ブランドがけん引し、売上高は同25%増となった。さらにフレグランスライセンスを約20年間保有する「マーク ジェイコブス」とは、新たにビューティラインの開発を手掛けており、2〜3年後とみられる発売にも期待がかかる。

コンシューマープロダクト部門では、世界的にマス向けフレグランス、スキンケア、ボディケア、マス向けカラーコスメティクスカテゴリーが好調だったことで、米国で低迷しているマス向けカラーコスメティクスの不調を相殺した。

24年通期の売上高については以前予測した同9~11%の成長の上限になると予測している。

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