「シピシピ」のガチャガチャ登場 定番リップ&クッションファンデがミニキーホルダーに

ふくれなプロデュースのコスメブランド「シピシピ(CIPICIPI)」は8月22日、人気アイテムをミニチュアサイズにしたガシャポン“ミニチュアキーホルダー”を全国のカプセルトイコーナーで発売する。料金は1回500円で、リップやクッションファンデーションなど5種類を用意。アイテムにはボールチェーンが付いているため、バッグやポーチなどに付けることができる。

アイテムは、ちゅるんとした艶と美しい発色が特徴のリップティント“デューイ フィルムティント”のフィグとラテの2色、きらめくパッケージが目を引く“ガラスプランパー”のピンクとブルー、人気のクッションファンデーション“フィットスキンクッション ミニ”。ロゴの部分など細かい部分まで再現し、“フィットスキンクッション ミニ”は専用のパフが内蔵されており、ふたを開けることもできる。※実際のコスメとしては使用不可。

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1位は、パリ五輪開会式 「ディオール」がレディー・ガガやセリーヌ・ディオンらの衣装を制作|週間アクセスランキング TOP10(7月25〜31日)

1位は、パリ五輪開会式 「ディオール」がレディー・ガガやセリーヌ・ディオンらの衣装を制作|週間アクセスランキング TOP10(7月25〜31日)

「WWDJAPAN」 ウイークリートップ10

1週間でアクセス数の多かった「WWDJAPAN」の記事をランキング形式で毎週金曜日にお届け。
今回は、7月25日(木)〜7月31日(水)に配信した記事のトップ10を紹介します。


- 1位 -
パリ五輪開会式 「ディオール」がレディー・ガガやセリーヌ・ディオンらの衣装を制作

07月27日公開 / 文・WWD STAFF

 現地時間7月26日、フランス・パリのセーヌ川を舞台にパリオリンピックの開会式が行われた。開会式に登場したレディー・ガガやアヤ・ナカムラ、アクセル・サン・シレル、ジュリエット・アルマネ、セリーヌ・ディオンらの衣装はマリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)「ディオール(DIOR)」ウィメンズ・アーティスティック・ディレクターが担当した。

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- 2位 -
【スナップ】「フジロック2024」2日目 「ノース」の上下でそろえた5人家族が優勝!?

07月27日公開 / 文・三澤 和也

 「フジロックフェスティバル2024(FUJI ROCK FESTIVAL 2024)」は2日目を開催中だ。1日目に比べて雲が多く、パラパラと通り雨があったものの、基本的に晴れ間に恵まれた。一方で、気温は33℃……。

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- 3位 -
パリ五輪開会式を彩ったセレブリティーまとめ アリアナ・グランデやレディー・ガガなど

07月27日公開 / 文・米国版WWD

 パリオリンピック・パラリンピックの開会式が7月27日(日本時間)、パリ中心を流れるセーヌ川で行われた。夏季五輪として初めてスタジアム外で実施し、「スポーツを都市の中心に」というパリ五輪の革新性を象徴するような開会式となった。また、無料で見られるエリアを設け、より多くの観客が参加できた点も画期的だったといえるだろう。ここでは、開会式に集ったセレブリティー、選手、各国の要人などを紹介する。

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- 4位 -
“編み物王子”トーマス・デーリー選手が東京に続きパリでも話題に!見事銀メダルも獲得

07月30日公開 / 文・WWD STAFF

 “編み物王子”こと、男子シンクロ高飛び込みイギリス代表のトーマス・デーリー(Thomas Daley)が、東京五輪に続きパリ五輪の観戦席でも編み物をする姿がSNSなどで話題となった。 

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- 5位 -
「オメガ」×「スウォッチ」再び 17時以降しか買えないムーンフェイズ搭載ウオッチ

07月25日公開 / 文・WWD STAFF

 「スウォッチ(SWATCH)」は8月1〜20日の期間、「オメガ(OMEGA)」とのコラボウォッチ“バイオセラミック ムーンスウォッチ ミッション トゥ スーパーブルームーンフェイズ(BIOCERAMIC MOONSWATCH MISSION TO THE SUPER BLUE MOONPHASE)”を販売する。スウォッチストア一部店舗で、各日17時以降に取り扱う。価格は4万6200円。なお購入は1人につき、1日1本限り。

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- 6位 -
【スナップ】「フジロック2024」最終日 セントチヒロ・チッチの気負わないフェスファッション

07月28日公開 / 文・三澤 和也

 「フジロックフェスティバル2024(FUJI ROCK FESTIVAL 2024)以下、フジロック」が3日目(最終日)を迎えた。明け方に雨が降ったものの、開場の9時には止み、時折晴れ間ものぞいた。気温は30℃。

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- 7位 -
パリ五輪、注目ユニホームが出そろう 独創性が光るハイチやSNSで話題のモンゴルなど

07月25日公開 / 文・米国版WWD

 パリオリンピック・パラリンピック開催を目前に控え、各国のユニホームや公式服が出そろった。それぞれの国の象徴や伝統をデザインに反映させたユニホームは、オリンピックにとって欠かせない要素の1つ。今回はLVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)がプレミアム・パートナーとなっていることもあり、オリンピックとファッションの関係はますます強くなっているといえるだろう。ここでは、今大会で注目のユニホームなどをピックアップして紹介する。

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- 8位 -
2024年パリオリンピック開会式について知っておくべき6つのトピック

07月25日公開 / 文・米国版WWD

 日本時間7月27日午前2:30から開催予定の2024パリオリンピック開会式。主催者はこの開会式で、とてもオープンかつインクルーシヴ、そして環境に配慮したフランスの姿を表現したいと考えている。若者の視聴者を増やそうと試みている国際オリンピック委員会は今回、新種目としてブレイキン(ブレイクダンス)やカイトボードといった若者向けの競技を導入。そして大会の世界観もZ世代にとってより親しみやすいものにすると言う。2024パリオリンピック委員会のトニー・エスタングエ(Tony Estanguet)会長は記者会見で、「今回の大会がこれまでの大会とは全く違うものであることを初夜から理解し、感じてもらいたい」と語る。一体どんなパフォーマンスが行われるのか、現時点で明かされている情報を見ていこう。

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- 9位 -
「フェイラー」と「アルページュストーリー」が初コラボ ハンカチ3色を発売

07月30日公開 / 文・WWD STAFF

 「フェイラー(FEILER)」は、「アルページュストーリー(ARPEGE STORY)」と初めてコラボし、ハンカチ(2530円)を発売する。8月1日12時、「アルページュストーリー」公式オンラインストアで予約開始、3日、「カデュネ(CADUNE)」 青山店で先行発売、9日、「アルページュストーリー」全店舗で発売する。「フェイラー」での取り扱いはない。

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- 10位 -
パリ五輪の南スーダン代表ユニホームが「かっこいい」と話題に ルワンダのデザイナーが手がける

07月31日公開 / 文・WWD STAFF

 パリオリンピックの南スーダン代表の公式ユニホームが話題だ。南スーダンのバスケットボールチームがユニホームを着用した画像をSNSにアップすると、「かっこいい」「おしゃれ」「デザイナーは誰?」と大きな反響があった。

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ユニクロ7月度は8.1%増、ブラトップやボトムスが売れ筋 「無印良品」は夏物在庫不足

専門店チェーン、セレクトショップの2024年7月度売上高(既存店ベース)は、高気温に後押しされて好調という声が目立つ。曜日の並びで前年よりも休日は少なかったものの、前年実績を超えたという企業が多い。

国内ユニクロは前年同月比8.1%増と、4カ月連続の前年超え。昨秋冬は暖冬で苦戦したが、春夏の好調によって取り戻している。ウィメンズでアメリカンスリーブやホルターネックなどブラトップのバリエーションがヒット。「ブラトップは1990円から昨春2290円に値上げしているが、デザイン性もあって価格が受け入れられている」と広報担当者。ほか、ウィメンズはワイドシルエットのジーンズ、クレープジャージーストレートパンツ、シフォンスカートなど、メンズはギアパンツ、ワイドフィットチノ、感動パンツなど、トレンドのボトムスも好調だ。「UT」も各種コラボが売れているという。

しまむらの「ファッションセンターしまむら」は同1.1%増と、やや弱めながら前年超え。「天然素材のブラウスやパンツ、ワンピースなどが売り上げをけん引。新規で投入した冷感インナーも売り上げを伸ばした」(発表リリースから)。酷暑を受け、雑貨では暑さ対策関連商品も高消化となった。

アダストリアは同1.2%増。昨年7月が同19.3%増と高伸長していた中でも前年実績を超えた。「値上げと共にセール期間も過度な値引きを抑え」(発表リリースから)、客単価は4.5%増となった。夏向けの機能性素材を使ったボトムスがウィメンズ、メンズともに好調という。

ユナイテッドアローズは同16.6%増と大きく伸ばした。「夏物軽衣料に加え、ビジネス衣料、服飾雑貨が定価販売、セールともに好調」(発表リリースから)といい、7カ月連続の前年実績超えとなった。

「無印良品」の良品計画は同0.9%増。化粧品などを含む生活雑貨が同12.4%増だったものの、衣服・雑貨は同10.5%減。「夏物の在庫不足で衣服は前年実績を下回った」(発表リリースから)。

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ネイチャーラボが新ヘアケア「マイブースターズ」発売 スキンケア発想で成分買い促進

ネイチャーラボは8月15日、スキンケア発想の新ヘアケアブランド「マイブースターズ(MYBOOSTARS)」を発売する。補修成分を高配合した“ケラチン”と潤いを補給する“コラーゲン”の2シリーズで、それぞれシャンプー(400mL、1540円)、ブースターミスト(80mL、1848円)、トリートメント(400mL、1540円)の3品をラインアップする。バラエティーショップとECサイトで先行発売し、9月15日から全国ドラッグストアで展開する。

美容液成分とブースター処方が特徴

同ブランドの特徴は、美容液成分の配合と、ブースター処方。ケラチンとコラーゲンをキー成分に配合し、日々のケアでサロン帰りのような髪を目指す。パッケージには成分名と配合濃度をプリントし、信頼感を表現した。また、髪の内部まで成分を届けるブースター処方“ネオソリューアクリオ”を採用する。水と油の層が交互に重なる髪の内部に、水溶性の美容成分を浸透させると油性膜に弾かれてしまうことから開発され、髪の内部まで浸透を促す。

ブースターミストで新習慣を提案

また、シャンプーとトリートメントの間に使用するブースターミストを提案する。油と水で二層に分かれた美容液成分を振って混ぜ、シャンプー後の髪にミストする。なじませた後、しばらく置いて浸透させてからトリートメントを使用することで、髪の内部までダメージケアをする。

ブランド名はブースター処方を意味する“booster”や、大切な人に呼び掛ける“my boo”、輝く星”star“を組み合わせた造語。恋人のように傍に寄り添い、一人一人を星のように輝かせるブランドになるようにと思いを込めた。

トレンドの“成分買い”をヘアケアにも

紺野幸子ブランドマネージャーは、「ヘアケアの技術は年々上がっており、市場には1500円前後のシャンプーが増え、それぞれの違いが分かりづらくなっている。『マイブースターズ』では表面的なボトルのかわいさだけでなく、商品の中身と見た目どちらにもこだわった。スキンケアを成分で選ぶように、ヘアケアも成分買いがあってもいいではないのか」と考え開発に至ったという。「ブースターミストを浸透させるのを待つ時間も楽しんでもらいたいという思いから、『幸福は、洗って待て』というキャッチコピーを掲げた」とコメントした。

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サム・スミスの肖像画がイギリスのギャラリーで展示 ジョナサン・アンダーソンの天使の羽を着用

歌手サム・スミス(Sam Smith)の肖像画が、英国ロイヤルファミリー、トニー・ブレア(Tony Blair)元首相、エイミー・ワインハウス(Amy Winehouse)と並んでロンドンのナショナル・ポートレート・ギャラリーに飾られることになった。

「GLORIA(2023)」と題されたこの作品は、フランス人アーティストのピエール・コモワ(Pierre Commoy)とジル・ブランシャール(Gilles Blanchard)によるアーティストデュオ、ピエール・エ・ジル(Pierre et Gilles)が手掛けた。「ロエベ(LOEWE)」のクリエィティブ・ディレクター、ジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)とスタイリストのベン・リアドン(Ben Reardon)がイメージした衣装を身にまとったスミスの姿が描かれている。

“歴史を作った人物たち”のセクションには、サラ・ジェーン・ムーン(Sarah Jane Moon)が描いた、活動家で「プライド イン ロンドン」の共同創設者であるピーター・タッチェル(Peter Tatchell)の肖像画や、ミッチェル(Mitchell)が米「ヴォーグ」2020年12月号の表紙用に撮影したハリー・スタイルズ(Harry Styles)のポートレート写真も展示されている。

制作はスミスのスタジオで行われ、セットと小道具はピエール・エ・ジルが担当した。手描きの肖像画の中で、スミスは金の聖人のような花輪の冠りと天使の羽のついた白いトーガを身に付け、金の縁飾りのついたハープを持ち、2本のギリシャ風円柱に囲まれた白い台座の上に座っている。

「何年もの間、ピエール・エ・ジルの美しい仕事に心を奪われていた。彼らの素晴らしい肖像画、例えばジャンポール・ゴルチエ(Jean Paul Gaultier)やマーク・アーモンド(Marc Almond)を描いた作品は非常にアイコニックで、彼らに描かれるのはまさに夢のようだ。アンダーソンとルックを通して再び仕事ができたことも素晴らしい経験だった」とスミスは語る。さらに、「私にとってアートをサポートすることは重要で、ナショナル・ポートレート・ギャラリーから作品を貸して欲しいと連絡が来たとき、とてもうれしかった。彼らの新しいセクションに展示されることを光栄に思う」と付け加えた。

3月に行われたパリ・ファッション・ウイークで、スミスはランウエイデビューを果たした。「アンドレアス・クロンターラー フォー ヴィヴィアン・ウエストウッド(ANDREAS KRONTHALER FOR VIVIENNE WESTWOOD)」のルネッサンスにインスパイアされたコレクションから、2つのドラマチックなルックを着用した。

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サム・スミスの肖像画がイギリスのギャラリーで展示 ジョナサン・アンダーソンの天使の羽を着用

歌手サム・スミス(Sam Smith)の肖像画が、英国ロイヤルファミリー、トニー・ブレア(Tony Blair)元首相、エイミー・ワインハウス(Amy Winehouse)と並んでロンドンのナショナル・ポートレート・ギャラリーに飾られることになった。

「GLORIA(2023)」と題されたこの作品は、フランス人アーティストのピエール・コモワ(Pierre Commoy)とジル・ブランシャール(Gilles Blanchard)によるアーティストデュオ、ピエール・エ・ジル(Pierre et Gilles)が手掛けた。「ロエベ(LOEWE)」のクリエィティブ・ディレクター、ジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)とスタイリストのベン・リアドン(Ben Reardon)がイメージした衣装を身にまとったスミスの姿が描かれている。

“歴史を作った人物たち”のセクションには、サラ・ジェーン・ムーン(Sarah Jane Moon)が描いた、活動家で「プライド イン ロンドン」の共同創設者であるピーター・タッチェル(Peter Tatchell)の肖像画や、ミッチェル(Mitchell)が米「ヴォーグ」2020年12月号の表紙用に撮影したハリー・スタイルズ(Harry Styles)のポートレート写真も展示されている。

制作はスミスのスタジオで行われ、セットと小道具はピエール・エ・ジルが担当した。手描きの肖像画の中で、スミスは金の聖人のような花輪の冠りと天使の羽のついた白いトーガを身に付け、金の縁飾りのついたハープを持ち、2本のギリシャ風円柱に囲まれた白い台座の上に座っている。

「何年もの間、ピエール・エ・ジルの美しい仕事に心を奪われていた。彼らの素晴らしい肖像画、例えばジャンポール・ゴルチエ(Jean Paul Gaultier)やマーク・アーモンド(Marc Almond)を描いた作品は非常にアイコニックで、彼らに描かれるのはまさに夢のようだ。アンダーソンとルックを通して再び仕事ができたことも素晴らしい経験だった」とスミスは語る。さらに、「私にとってアートをサポートすることは重要で、ナショナル・ポートレート・ギャラリーから作品を貸して欲しいと連絡が来たとき、とてもうれしかった。彼らの新しいセクションに展示されることを光栄に思う」と付け加えた。

3月に行われたパリ・ファッション・ウイークで、スミスはランウエイデビューを果たした。「アンドレアス・クロンターラー フォー ヴィヴィアン・ウエストウッド(ANDREAS KRONTHALER FOR VIVIENNE WESTWOOD)」のルネッサンスにインスパイアされたコレクションから、2つのドラマチックなルックを着用した。

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藤田ニコルがプロテイン「ウルトラ」のアンバサダーに就任 「運動をしない人でもプロテインを飲んでほしい」

藤田ニコルはこのほど、プロテインブランド「ウルトラ(ULTORA)」のアンバサダーに就任した。今後テレビCMなどに登場し、ブランドの魅力をアピールしていく。

藤田は、「18歳からトレーニングをしていて、プロテインはずっと飲んできた。『ウルトラ』のプロテインも以前から飲んでいたので、アンバサダーに就任できてうれしい」と話す。日常的にトレーニングに励んでいるため、CM撮影のために特別にしたことはなかったという。「体型管理は常に7割を心掛け、夏などさらに引き締めたいときは残りの3割をプラスする。0から、いきなり10まで努力するよりも楽。食事も好きなので、メリハリをつけて楽しんでいる」と体型維持の秘訣を語る。理想の体を問われると、「今の体がすごく好き。どの時代も、そのときの自分の体が好き」と自信のある表情を見せる。

「『ウルトラ』のプロテインは美味しすぎてびっくりした」

「初めて『ウルトラ』のプロテインを飲んだときは、美味しすぎてびっくりした。粉感がなくスッキリしている。ダマが残らず、すぐに溶けるのでノンストレス。フレーバーが豊富なので、気分に合わせて選べるのもうれしい」と絶賛。特に好きなのは、“抹茶ラテ風味”(450g、2890円/1kg、5115円)という。最近出たフレーバーでは“クッキー&クリーム風味”(1kg、5115円)、吸収が緩やかなライン“スロー”では“黒ゴマきなこ風味”(1kg、4890円)も気に入っているといい、「デザートを我慢しているときなどにも飲んでいる」と話す。

同ブランドは「ALL DAY ULTORA」のマニフェストを発表し、「肌も爪も髪も、人間はタンパク質からできているので、運動をしない人も含めてみんなにプロテインを飲んでほしい。アンバサダーとして、プロテインを日常に取り入れることをもっと浸透させていきたい。たくさんプロテインを飲んで、一緒にきれいになろう」と意気込みを語った。

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「ナイキ」がパリ五輪にあわせ ポンピドゥー・センターでアート オブ ビクトリー展を開催

「ナイキ(NIKE)」はパリ五輪の会期にあわせて 、8⽉11⽇までパリのポンピドゥー・センター(Centre Pompidou)にて「アート オブ ビクトリー(Art of Victory)」展を開催中だ。同展は、約40年にわたる”ナイキ エア”の歴史をメインに展示するほか、ランニング、バスケットボール、サッカー、スケートボード、ブレイキンなどのスポーツを体験できるプログラムも提供する。屋外には、フランス⼈アーティストのラファエル ザルカ(Raphael Zarka)が建築家のジャン ブノア ヴェティヤール(Jean-Benoît Vetillard)との協⼒でデザインしたスケートボードができる彫刻「Cycloid Piazza」を設置し、アートとの新たな関わり方を提案する。

“エアマックス”の着想源

ポンピドゥー・センターのファサードをキャンバスとしたビジュアルには、アスリートの走る姿が連続して描かれており、「ナイキ」がスポーツとともに切り拓いてきた物語を堂々と称えている。
「ナイキ」のシューズデザイナー、ティンカー・ハットフィールド(Tinker Hatfield)は「このパートナーシップのメッセージは、良いアイデアが思い浮かんだのなら、⼤胆に進めということだと私は思う」と話す。

ポンピドゥー・センターは、世界最⼤規模を誇る近代・現代アートを所蔵し、展覧会に加えてシンポジウム、フェスティバル、ショー、若者向けのワークショップなども実施する施設だ。配管やエスカレーターなどの設備が屋外に露出した特異な外観から、「ナイキ」の“エアマックスワン”の、エア構造が外部に露出したデザインの着想源となったことでも知られる。

同展示会の⼊場予約はParis.nike.comから行える。期間中、26歳未満は展⽰及び常設展⽰が無料で観覧できる。

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「ナイキ」がパリ五輪にあわせ ポンピドゥー・センターでアート オブ ビクトリー展を開催

「ナイキ(NIKE)」はパリ五輪の会期にあわせて 、8⽉11⽇までパリのポンピドゥー・センター(Centre Pompidou)にて「アート オブ ビクトリー(Art of Victory)」展を開催中だ。同展は、約40年にわたる”ナイキ エア”の歴史をメインに展示するほか、ランニング、バスケットボール、サッカー、スケートボード、ブレイキンなどのスポーツを体験できるプログラムも提供する。屋外には、フランス⼈アーティストのラファエル ザルカ(Raphael Zarka)が建築家のジャン ブノア ヴェティヤール(Jean-Benoît Vetillard)との協⼒でデザインしたスケートボードができる彫刻「Cycloid Piazza」を設置し、アートとの新たな関わり方を提案する。

“エアマックス”の着想源

ポンピドゥー・センターのファサードをキャンバスとしたビジュアルには、アスリートの走る姿が連続して描かれており、「ナイキ」がスポーツとともに切り拓いてきた物語を堂々と称えている。
「ナイキ」のシューズデザイナー、ティンカー・ハットフィールド(Tinker Hatfield)は「このパートナーシップのメッセージは、良いアイデアが思い浮かんだのなら、⼤胆に進めということだと私は思う」と話す。

ポンピドゥー・センターは、世界最⼤規模を誇る近代・現代アートを所蔵し、展覧会に加えてシンポジウム、フェスティバル、ショー、若者向けのワークショップなども実施する施設だ。配管やエスカレーターなどの設備が屋外に露出した特異な外観から、「ナイキ」の“エアマックスワン”の、エア構造が外部に露出したデザインの着想源となったことでも知られる。

同展示会の⼊場予約はParis.nike.comから行える。期間中、26歳未満は展⽰及び常設展⽰が無料で観覧できる。

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「ニューバランス」と大谷翔平選手のシグネチャーコレクション 第2弾のウエアを発売

「ニューバランス(NEW BALANCE)」は8月9日、大谷翔平選手初のシグネチャーコレクション“ショウヘイオオタニシグネチャーコレクション(Shohei Ohtani Signature Collection)”の第2弾としてウエアを発売する。「ニューバランス」のオフィシャルストアと公式オンラインストア、その他一部の店舗で取り扱う。

本コレクションは、野球の試合そのものに着想を得た。内野の土やピッチャーマウンド、外野を彷ふつとさせるマーシュグリーンをミックスしたクラシックなカラーを採用。秋冬に活躍するフレンチテリー素材のスエット(1万2650円)やフーディー(1万1000、1万3200円)、パンツ(1万3200円)に加えて、厚手のコットンに立体感のあるシグネチャーロゴを施したTシャツ(7150円)をシックなカラーでラインアップする。サイズはSから3XLまで用意する。

大谷選手は「このコレクションは伝統的なオールドスクール・スタイルに敬意を払いつつ、ニュースクール的なひねりを加えているところが気に入っている。全てのアイテムがフィールドの中でも外でも、アスリートのワードローブにフィットする。その完璧なバランスをとらえるためにニューバランスとコラボレーションすることは、僕にとってとてもエキサイティングな瞬間だった」とコメントした。

商品一覧

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「ニューバランス」と大谷翔平選手のシグネチャーコレクション 第2弾のウエアを発売

「ニューバランス(NEW BALANCE)」は8月9日、大谷翔平選手初のシグネチャーコレクション“ショウヘイオオタニシグネチャーコレクション(Shohei Ohtani Signature Collection)”の第2弾としてウエアを発売する。「ニューバランス」のオフィシャルストアと公式オンラインストア、その他一部の店舗で取り扱う。

本コレクションは、野球の試合そのものに着想を得た。内野の土やピッチャーマウンド、外野を彷ふつとさせるマーシュグリーンをミックスしたクラシックなカラーを採用。秋冬に活躍するフレンチテリー素材のスエット(1万2650円)やフーディー(1万1000、1万3200円)、パンツ(1万3200円)に加えて、厚手のコットンに立体感のあるシグネチャーロゴを施したTシャツ(7150円)をシックなカラーでラインアップする。サイズはSから3XLまで用意する。

大谷選手は「このコレクションは伝統的なオールドスクール・スタイルに敬意を払いつつ、ニュースクール的なひねりを加えているところが気に入っている。全てのアイテムがフィールドの中でも外でも、アスリートのワードローブにフィットする。その完璧なバランスをとらえるためにニューバランスとコラボレーションすることは、僕にとってとてもエキサイティングな瞬間だった」とコメントした。

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「ジョルジオ アルマーニ」が表参道ヒルズでポップアップ 夏のリゾートに着想

「ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)」は、夏のリゾートシーズンに向けた“マーレ(MARE)カプセルコレクション”の世界巡回ポップアップを、表参道ヒルズ本館で8月18日まで開催中だ。

吹き抜け大階段に、海を連想させる“GAロゴ”入りのサーフボードやマクラメ網のビーチパラソル、ビーチチェアなどを展示し、ヨーロッパのビーチを想起させる空間にした。フォトブースやアイスキャンディなども用意した。

ブルーグレーのラフィア素材を編み込んだバッグなど限定品も

コレクションは自然との調和するグレージュやベージュやホワイト、深いブルーを貴重に、リネンやコットン素材のワンピースやシャツ、プリントを施したキュプラ素材のセットアップなどで構成する。アパレルをはじめ、ビーチタオルやバッグ、サンダルなどビーチで活躍する小物もそろう。

ポップアップ開催を記念した限定品も用意した。ウィメンズはブルーグレーのラフィア素材を編み込んだバッグ、メンズはブルーとホワイトカラーのシャツやハーフパンツ、スリッポンを販売する。

■MARE POP UP STORE OMOTESANDO HILLS

日程:8月2日~8月18日
場所:表参道ヒルズ 本館 吹抜け大階段
住所:東京都渋谷区神宮前4-12-10
時間:11:00~20:00

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銀メダルを獲得した韓国射撃キム・イェジ選手 クールビューティで試合前から“ヘルス・ゴス”の再来と話題に

7月28日に行われたパリ五輪射撃女子10mエアピストルで銀メダルを獲得した、韓国のキム・イェジ(Kim Yeji)選手が話題だ。彼女は試合開始前に公開されたプロフィール写真のクールな雰囲気と、2010年代に流行した “ヘルス・ゴス”( ゴシックテイストとスポーツテイストをミックスしたヘルシー&ゴシックを略した言葉)スタイルを想起させる着こなしで注目を集めていた。

イーロン・マスク(Elon Musk)が関連投稿に「彼女はアクション映画にキャスティングされるべきだ」とコメントを残したことに加え、8月1日にはオリンピックが公式インスタグラムに彼女の写真を投稿するなど、その人気度は試合を経てさらに加速している。

「フィラ(FILA)」のトラックスーツに「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」のキャップを合わせた、洗練されたユニホームも注目を集めている。彼女の履いた射撃用シューズ、「ザウアー(SAUER)」の“イージー トップ ピストル シューズ”は、スニーカー好き達の新たなお目当てになるだろう。

キム・イェジ選手は、8月2~3日に行われる女子25mピストルにも出場予定だ。

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「ニューエラ」×渋谷うどん「麺㐂やしま」 グラフィックは漫画家・井上三太が担当

「ニューエラ」×渋谷うどん「麺㐂やしま」 グラフィックは漫画家・井上三太が担当

「ニューエラ(NEW ERA)」は8月9日、東京・渋谷のうどん店「麺㐂(めんき)やしま 以下、やしま」とコラボしたキャップやTシャツ全8商品を発売する。グラフィックは「やしま」のファンを公言する漫画家兼デザイナーの井上三太が担当した。

「やしま」は1936年に創業。もちもち・しこしこの讃岐うどんを目当てに、ファッション&ビューティ関係者も多数通う。

井上は“KING OF STREET COMIC”の異名を持ち、代表作に「TOKYO TRIBE」がある。

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「ニューエラ」×渋谷うどん「麺㐂やしま」 グラフィックは漫画家・井上三太が担当

「ニューエラ」×渋谷うどん「麺㐂やしま」 グラフィックは漫画家・井上三太が担当

「ニューエラ(NEW ERA)」は8月9日、東京・渋谷のうどん店「麺㐂(めんき)やしま 以下、やしま」とコラボしたキャップやTシャツ全8商品を発売する。グラフィックは「やしま」のファンを公言する漫画家兼デザイナーの井上三太が担当した。

「やしま」は1936年に創業。もちもち・しこしこの讃岐うどんを目当てに、ファッション&ビューティ関係者も多数通う。

井上は“KING OF STREET COMIC”の異名を持ち、代表作に「TOKYO TRIBE」がある。

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“普通”の男が作る“普通”の服 元「N.ハリウッド」パタンナーが“普通”の新ブランド

「N.ハリウッド(N.HOOLYWOOD)」でパタンナーを約10年間務めた渡辺光は、ユニセックスブランド「サイズ(S.M.L.XL)」を2025年春夏シーズンに立ち上げた。サイズ表記が並んだブランド名には、「自分の心地いいサイズでまとってほしい」というメッセージを込めた。ブランドコンセプトは“普通を超える普通”で、ベーシックなウエアのフレームを保ちながら、シェイプや素材感をツイストさせて“普通”の個性を最大限に主張する。

アイテムはミリタリーパーカやデニムジャケット、カーゴパンツなど、カジュアルの定番アイテムがほとんどだ。そこに極薄で軽量のナイロンやリップストップ生地を使ったり、生地を巻き縫いでパッカリングしたりし、ギャザーやシワで表面に独特な表情を加えている。さらに、前振りパターンで丸みのある袖や、肩から袖口にかけての滑らかなライン、ワイドフィットで美しい立体感を意識した構造など、パタンナー経験を生かした、プロポーションで見せる服にこだわる。カラーリングは土や石、葉などに着想したアースカラーで、高温高圧染色機で製品染めしている。ファーストシーズンは8型で、価格帯はブルゾン5万2000~6万6000円、シャツ3万3000~3万6000円、パンツ3万5000~4万4000円、ショーツ2万8000円、Tシャツ9000円。

普通も個性、芽生えた自信

渡辺デザイナーは、ブランド立ち上げという野心をもともと抱いていたわけではない。学生時代からパターンを学び、就職した「N.ハリウッド」でもパタンナーとして企画チームを支え続けた。「自分は昔から普通のタイプだった。個性的なメンバーと仕事をする中で、さらにそう自覚するようになった。ブランドをやりたいと考えたことはなかったけれど、10年間続けていくうちに普通であり続けることに自信が持てるようになり、普通をテーマにしたブランドをやってみたくなった」。

渡辺デザイナーは、プロダクトデザイナーのジャスパー・モリソン(Jasper Morrison)と深澤直人が提唱するデザイン哲学“スーパーノーマル”をヒントに、自身の強みを生かす構想を徐々に形にしていった。ファーストシーズンで多用したアースカラーも、趣味である登山で見た“普通”の景色からインスピレーションを得た色使いだ。「土の茶色や石の灰色、葉の緑色は、地球の長い歴史の中で残ってきたものの色。穏やかで普通に見える光景のようで、実は歴史があり、普通を超えた普通の色だと気が付いた」。

デビューシーズンは化繊を用いた生地が中心だったが、今後はコットンやほかの素材も使い、肩数も徐々に増やしていきたいという。「サイズ」が作る普通の服は、決して無難な服ではない。デザイナーが信じる“普通”には、大小あらゆる個性を受け入れる器の大きさがあり、わずかなニュアンスがクリエイションを大きく前進させる可能性を秘めている。

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“普通”の男が作る“普通”の服 元「N.ハリウッド」パタンナーが“普通”の新ブランド

「N.ハリウッド(N.HOOLYWOOD)」でパタンナーを約10年間務めた渡辺光は、ユニセックスブランド「サイズ(S.M.L.XL)」を2025年春夏シーズンに立ち上げた。サイズ表記が並んだブランド名には、「自分の心地いいサイズでまとってほしい」というメッセージを込めた。ブランドコンセプトは“普通を超える普通”で、ベーシックなウエアのフレームを保ちながら、シェイプや素材感をツイストさせて“普通”の個性を最大限に主張する。

アイテムはミリタリーパーカやデニムジャケット、カーゴパンツなど、カジュアルの定番アイテムがほとんどだ。そこに極薄で軽量のナイロンやリップストップ生地を使ったり、生地を巻き縫いでパッカリングしたりし、ギャザーやシワで表面に独特な表情を加えている。さらに、前振りパターンで丸みのある袖や、肩から袖口にかけての滑らかなライン、ワイドフィットで美しい立体感を意識した構造など、パタンナー経験を生かした、プロポーションで見せる服にこだわる。カラーリングは土や石、葉などに着想したアースカラーで、高温高圧染色機で製品染めしている。ファーストシーズンは8型で、価格帯はブルゾン5万2000~6万6000円、シャツ3万3000~3万6000円、パンツ3万5000~4万4000円、ショーツ2万8000円、Tシャツ9000円。

普通も個性、芽生えた自信

渡辺デザイナーは、ブランド立ち上げという野心をもともと抱いていたわけではない。学生時代からパターンを学び、就職した「N.ハリウッド」でもパタンナーとして企画チームを支え続けた。「自分は昔から普通のタイプだった。個性的なメンバーと仕事をする中で、さらにそう自覚するようになった。ブランドをやりたいと考えたことはなかったけれど、10年間続けていくうちに普通であり続けることに自信が持てるようになり、普通をテーマにしたブランドをやってみたくなった」。

渡辺デザイナーは、プロダクトデザイナーのジャスパー・モリソン(Jasper Morrison)と深澤直人が提唱するデザイン哲学“スーパーノーマル”をヒントに、自身の強みを生かす構想を徐々に形にしていった。ファーストシーズンで多用したアースカラーも、趣味である登山で見た“普通”の景色からインスピレーションを得た色使いだ。「土の茶色や石の灰色、葉の緑色は、地球の長い歴史の中で残ってきたものの色。穏やかで普通に見える光景のようで、実は歴史があり、普通を超えた普通の色だと気が付いた」。

デビューシーズンは化繊を用いた生地が中心だったが、今後はコットンやほかの素材も使い、肩数も徐々に増やしていきたいという。「サイズ」が作る普通の服は、決して無難な服ではない。デザイナーが信じる“普通”には、大小あらゆる個性を受け入れる器の大きさがあり、わずかなニュアンスがクリエイションを大きく前進させる可能性を秘めている。

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「オーラリー」がドーバー ギンザでポップアップ コートやブルゾンなど限定アイテムも

「オーラリー(AURALEE)」は9月5日まで、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)2階で、2024-25年秋冬コレクションのポップアップをオープンする。またポップアップに際し、限定アイテム5型を販売する。

中綿ブルゾンやダッフルコートなど
ポップアップ限定アイテム5型

同ポップアップは、旗艦店オーラリートーキョーを設計した、荒木信雄がデザインを担当。限定アイテムは、モンゴル産ベビーキャメルをふんだんに用い、ラムレザーの襟を配した中綿ブルゾン(18万7000円)、光沢のあるスーリーアルパカ素材で仕上げたダッフルコート(19万8000円)とジップアップベスト(9万9000円)、限定カラーをあしらった、ウールビエラ素材のシャツ(4万1800円)とドローコードスラックス(3万7400円)をラインアップする。

■ポップアップ
日程:8月2日〜9月5日
場所:ドーバー ストリート マーケット ギンザ 2階
住所:東京都中央区銀座6-9-5

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「オーラリー」がドーバー ギンザでポップアップ コートやブルゾンなど限定アイテムも

「オーラリー(AURALEE)」は9月5日まで、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)2階で、2024-25年秋冬コレクションのポップアップをオープンする。またポップアップに際し、限定アイテム5型を販売する。

中綿ブルゾンやダッフルコートなど
ポップアップ限定アイテム5型

同ポップアップは、旗艦店オーラリートーキョーを設計した、荒木信雄がデザインを担当。限定アイテムは、モンゴル産ベビーキャメルをふんだんに用い、ラムレザーの襟を配した中綿ブルゾン(18万7000円)、光沢のあるスーリーアルパカ素材で仕上げたダッフルコート(19万8000円)とジップアップベスト(9万9000円)、限定カラーをあしらった、ウールビエラ素材のシャツ(4万1800円)とドローコードスラックス(3万7400円)をラインアップする。

■ポップアップ
日程:8月2日〜9月5日
場所:ドーバー ストリート マーケット ギンザ 2階
住所:東京都中央区銀座6-9-5

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パリ五輪の試合会場でひときわ目を引く「アシックス」の“イエローシューズ”が話題

2024年パリオリンピックで、バスケットボール日本代表の河村勇輝選手や男子バレーボールチームが履いている“イエローシューズ”がネットで話題になっている。

試合会場でひときわ目を引くこの“イエローシューズ”。彼らが着用しているのは「アシックス(ASICS)」の「セレブレーションオブスポーツコレクション(CELEBRATION OF SPORT COLLECTION)」だ。

本コレクションは、カテゴリー横断のシューズコレクションで、ランニング、陸上競技、テニス、バスケットボール、サッカー、バレーボール、スケートボードなどの各競技用シューズのほか、タウンユース向けのスポーツスタイルシューズなど40アイテムを展開し、いずれも希望を表す鮮やかなイエローカラーがアクセントとなっている。以下で代表的なアイテムをいくつか紹介する。

男子日本代表が履くバレーボールシューズ

バレーボールシューズは西田有志選手らが履く“メタライズ 2 パリ”(2万5000円)と髙橋藍選手らが履く“スカイエリートエフエフ エムティー 3 パリ”(1万7500円)など5アイテムを展開する。

“メタライズ 2 パリ”はアウトサイドヒッターやミドルブロッカーがより高くジャンプできるよう設計。ミッドソール内部に搭載したカーボンプレートが踏み込み時の圧力を均等に分散し、つま先部の形状をジャンプ動作に適したカーブ設計にすることで、より効率的にコートを蹴ることをサポートする。

“スカイエリートエフエフ エムティー 3 パリ”はオールラウンドプレーヤーを高いレベルで支えるシューズ。高くジャンプすることに特化しながらも、前モデルよりも軽量化させることにより、さまざまなプレーに対応できるよう進化させた。

河村選手着用のバスケットボールシューズ

河村選手が履いているのは、バスケットボールシューズ“アンプレアルス ロー 2 パリ(UNPRE ARS LOW 2 PARIS)”(1万6500円)だ。素早い切り返しや左右への激しいステップワークを支える、安定性に優れた“アンプレアルス2”のローカットモデル。ミッドソールには、中部外側に高硬度のスポンジ材を大きく 配した「サイドウォール構造」。ステップ時に壁のような役割をもたせることで横ブレを抑え、逆方向への力強く素早い切り返しをサポートする。

そのほか、バスケットボールシューズは、“ノヴァサージ 3 パリ(NOVA SURGE 3 PARIS)”(1万8700円)も展開。空中戦を得意とするプレーヤーをサポートするために、ジャンプ力を引き出す構造設計を各所に採用。ミッドソールに軽量で反発性に優れたクッションフォーム材を採用し、軽量で心地よいバウンス感を追求する。

ランニングシューズ

ランニングシューズは“メタスピード パリ”シリーズは、ストライド型とピッチ型の走法の違いに着目し、ランナーが日ごろのトレーニングで身に付けた走り方を維持しながらパフォーマンスが向上できるように設計した。独自に開発した軽量のクッションフォーム材の中で最も優れた反発性を発揮する新素材「FF TURBO PLUS(エフエフターボプラス)」をミッドソール全面に搭載している。

ストライド型は“メタスピードスカイパリ(METASPEED SKY PARIS)”(2万7500円)とピッチ型は“メタスピードエッジパリ(METASPEED EDGE PARIS)”(2万7500円)。マラソン女子日本代表の前田穂南選手は、“メタスピードエッジパリ”を着用予定だ。

長距離トラック競技用シューズ

5000メートル、10000メートル向けのシューズ“メタスピード エルディ 2 パリ(METASPEED LD 2 PARIS)”(2万9500円)はより少ない力でストライドを伸ばす”ことをコンセプトとした。ソールのつま先部からかかと部にかけてカーボンプレートを搭載している。

テニスシューズ

テニスシューズ“ソリューションスピード エフエフ 3 パリ(SOLUTION SPEED FF 3 PARIS)”(1万7800円)は、相手が打ったボールに素早く反応し追いつけるよう、瞬時の動き出しや体重移動などプレーヤーが持つ機動力を発揮しやすくしたグローバルモデルで、柔軟性とグリップ力を高めることで、素早い動き出しと高速ステップをサポートする。

サッカー用スパイクシューズ

サッカー用スパイクシューズ“ディーエスライトエクスフライプロ 2 パリ(DS LIGHT X-FLY PRO 2 PARIS)”(2万4200円)は、優れたフィット性がもたらす「素足感覚」と軽さが人気の「ディーエスライトエクスフライ」シリーズの最 新作。アッパーや靴底にデジタル設計技術を用いることでシューズと足の一体 感を高め、スプリント能力をより発揮できるようにしている。

スケートボードシューズ

スケートボードシューズ“ゲルフレッキープロ 2.0 パリ(GEL-FLEXKEE PRO 2.0 PARIS)”(1万9800円)は、プロスケーターの意見を取り入れながら、アシックススポーツ工学研究所でスケートボード競技における選手の動きを分析し開発したシューズ。かかと部に足にかかる負担を軽減する衝撃緩衝機能「GEL(ゲル)」を搭載し、ボードの上でもバランスを保ちやすい設計にしている。

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「ビルケンシュトック」のアイコンサンダル“アリゾナ”からビッグバックルの新色

「ビルケンシュトック」のアイコンサンダル“アリゾナ”からビッグバックルの新色

「ビルケンシュトック(BIRKENSTOCK)」は、ダブルストラップサンダル“アリゾナ”の新作を発売した。ビッグバックルを用いたシリーズで、エクリュとブラックの2色展開。各3万3000円だ。

光沢のあるパテントレザーに、ローズゴールドカラーのバックルが映える。フットベッド(インソール)もアッパーに合わせて、柔らかなレザーで覆うのがポイントだ。

“アリゾナ”は1973年に誕生した「ビルケンシュトック」を代表するサンダルの一つ。

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「シャネル」フレグランス&ビューティ部門の社長が退任 「コメット コレクティブ」の立役者

シャネル(CHANEL)はこのほど、フレグランス&ビューティ部門のアンヌ・キルビー(Anne Kirby)社長が年末に退職することを発表した。後任は追って発表される。キルビー社長は、フランスのランジェリーとスイムウエアのブランド「エレス(ERES)」やコスメブランド「ブルジョワ(BOURJOIS)」の社長を経て、2018年9月にシャネルに入社。ラグジュアリー業界に35年間身を置いている。

シャネルは声明の中で、「キルビーのリーダーシップの下、フレグランス&ビューティは好調な業績を達成し、特に商品開発と世界各地での流通を通じてクリエーションとイノベーションの文化を強化した」と述べる。「これらの活動は全て、『シャネル』のブランド・エクイティを強化し、新規顧客と既存顧客の両方にさらなる魅力を訴求した。キルビーは近年、『シャネル』のフレグランス市場における権威の確立にも貢献している。メイクアップでは、革新的な『コメット コレクティヴ(COMETES COLLECTIVE)』を始動し、異なる視点を融合させることで斬新なコンセプトを生み出す創造の可能性をけん引した」と続ける。

「コメット コレクティヴ」は、22年10月に発表した若手メイクアップアーティストの集団。まずは3人でスタートし、シャネル メークアップ クリエイティブ ストゥディオのクリエイティブな勢いを加速させ、コラボレーションによって美の多元的なビジョンを描くことを任務としている。

シャネルは、「キルビーの強力なイノベーション戦略と専門家による研究の相乗効果で、スキンケアカテゴリーが世界中で著しい成長を遂げた。キルビーは大規模なビジネス変革を先導し、サステナビリティの目標や人材育成、イノベーションへのコミットメントに貢献してきた」と述べる。

同社で長いキャリアを積んだベテラン幹部が退社するというニュースは、6月にメゾンを去ったヴィルジニー・ヴィアール(Virginie Viard)=元アーティスティック・ディレクターに続くものだ。また、ファブリス・ラウール(Fabrice Raoul)はシャネルSAS(CHANEL SAS)のマネジング・ディレクターに任命され、ブルーノ・パブロフスキー(Bruno Pavlovsky)=シャネルSAS社長兼ファッション部門社長の直属となった。ラウール=シャネルSASマネジング・ディレクターは、16年以上務めたリュック・ドニー(Luc Dony)の後任として、ヨーロッパとフランス事業の最高財務責任者(CFO)にも着任した。同氏は16年4月から、「シャネル」のフレグランス&ビューティ部門のグローバルCFOを務めていた。それ以前は、同部門の財務企画・分析ディレクターを務めていた。

リーナ・ネアー(Leena Nair)=シャネル グローバル最高経営責任者(CEO)は5月、23年の売上高が過去最高の197億ドル(約3兆141億円)だったと発表した後、06年以来シャネル・インク(CHANEL INC)の社長兼最高執行責任者(COO)を務めていたジョン・ギャランティック(John Galantic)をはじめ、日本やAPAC、英国、カナダ、ラテンアメリカの各地域のリーダーなど、昨年相次いだ幹部の退任について言及した。ネアー=グローバルCEOによると、21年に同氏が着任したことで動き出した長期的な後継者育成計画の一環だという。「リーダーシップの交代や引退は、ビジネスの自然なサイクルの一部だ。シャネルは、長いキャリアを築いた熟練のリーダーがいることは、とても光栄で幸運なことだと考えている」と話す。「それぞれが多大な貢献をし、新しい世代の才能を育てている。全ての変化は、シャネルでは何事でもそうであるように、準備され、計画され、思慮深く行われたものだ」と強調した。

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「ボッテガ・ヴェネタ」の“テックラバー ファミリー”に新作アクセサリーが登場

「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」は、手に馴染む質感とシリコンラバー素材にあしらわれた“イントレチャート”が特徴の“テックラバー ファミリー”シリーズから新作のアクセサリーを発売した。

今回は、新作のiPhone15 Proケース(3万3000円)やAir Pods Maxのカバー(6万6000円)が仲間入りした。ほかにもネックレスのように首からさげられるコインケース(3万8500円)や、トラベルアイテムとしても活躍するポーチ(6万500円)をそろえる。

商品一覧

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「ボッテガ・ヴェネタ」の“テックラバー ファミリー”に新作アクセサリーが登場

「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」は、手に馴染む質感とシリコンラバー素材にあしらわれた“イントレチャート”が特徴の“テックラバー ファミリー”シリーズから新作のアクセサリーを発売した。

今回は、新作のiPhone15 Proケース(3万3000円)やAir Pods Maxのカバー(6万6000円)が仲間入りした。ほかにもネックレスのように首からさげられるコインケース(3万8500円)や、トラベルアイテムとしても活躍するポーチ(6万500円)をそろえる。

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「マーク ジェイコブス」からデニムバッグコレクションの新作 EC限定のピンクも

「マーク ジェイコブス」からデニムバッグコレクションの新作 EC限定のピンクも

「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」は、ブランドDNAの一つであるアメリカンスピリットを象徴するデニム×チェーンの新作バッグ“ザ デニム チェーン”を発売した。デニムには洗い加工を施し、ロゴやステッチワークが映えるデザインだ。

ランウエイのアーカイブピースである“ザ スナップショット”(4万7300円)はダーク ウォッシュ1色、アイコントートの“ザ トート バッグ”(3万6300円〜)はダーク ウォッシュ、ブラック ウォッシュ、公式オンラインストア限定のリボン ピンクの3色展開で、クロスボディー、スモール、ミディアムとサイズ展開も豊富だ。

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パリ五輪日本選手団の“表彰台ジャケット”、実は全員違うデザイン アシックスに協力した「ハトラ」に聞く

開幕直後から日本選手団のメダルラッシュに沸いているパリオリンピック。選手が表彰台やその後の記者会見で着用している朱赤の“ポディウムジャケット”(ポディウムは表彰台の意味)が目に焼き付いているという人も多いだろう。実はあのジャケット、選手によって微妙に色のグラデーションが異なっており、同じものは1つもないのだという。同ジャケットを日本選手団に提供しているアシックスの大堀亮 開発部マネジャーと、アシックスの企画チームに外部から参加した「ハトラ(HATRA)」の長見佳祐デザイナーに、デザインに込めた思いをリモートで聞いた。

WWD:そもそも、なぜアシックスのチームに「ハトラ」の長見さんが参加することになったのか。

大堀亮アシックス アパレル・エクィップメント統括部 開発部デレゲーションプロダクトチーム マネジャー(以下、大堀):アシックスは2016年のリオ大会以降、夏季・冬季共にオリンピックの日本選手団に公式スポーツウエアを提供していますが、製作に際し、(東京大会で『ソマルタ』デザイナー廣川玉枝さんが参加したように)必要に応じてその道のスペシャリストに協力してもらっています。今回は、パリのファッションの文脈や現地の感覚を理解していて、パリ大会が掲げている“史上最もサステナブルな五輪”という点でも知見がある長見さんに協力いただくことになりました。

長見佳祐「ハトラ」デザイナー(以下、長見):パリのエスモードに留学し、まだ10代だった頃から4年間パリに住んでいました。今回依頼を受けて、パリの街の中心で開催されるオリンピックに貢献する仕事に参加できることを単純に嬉しく感じました。

3Dモデリングでサンプル廃棄も削減

WWD:具体的に、アシックスと長見さんとで、どのように役割分担をしていたのか。

大堀:基本的にはアシックス主導で製作を進めています。デザインや、テクノロジーの活用によるサステナビリティの実現といった観点で、企画進行に協力いただいたワットエバーを通じて長見さんにサポートしてもらいました。オリンピック開催時期のパリの気候についてわれわれもデータを集めることはできますが、長見さんはそれを実体験として、街の雰囲気を含めて知っているので説得力がある。テクノロジー面では、長見さんが得意としているCGを使った3Dモデリングを生かすことで、デジタル上で実際のウエアがどんなものになるかのシミュレーションを重ねることができています。

長見:アシックスにはスポーツ工学研究所があり、長年人体データを収集し、科学的にシューズやアパレルの生産に取り組んでいます。そのデータの活用の仕方や分かりやすく世に見せるという点で、自分にも協力できる部分があるなと感じました。

大堀:選手が走ったり、動いたりした時に、ウエアのどの部位にどれくらいの圧力がかかるかといったことも3Dモデリングでは可視化できます。そこに、アシックスがもともと持っていた「ボディサーモマッピング」の技術も組み合わせ、シミュレーションしていきました。“ポディウムジャケット”はアシックスの福井の工場で縫っているので、海外工場で縫うよりは生産に時間がかかりません。しかし、サンプル製作には最低でも1〜2週間が必要。その点、デジタルシミュレーションなら瞬時に結果が出ます。圧力がかかりやすい脇の下のパーツなどは特に何度もシミュレーションを重ね、その上で実物のサンプルを試作して検討を重ねて作っています。製作にかかった期間はトータルで2年以上ですが、多いときで週に4〜5回、なんなら1日に3回オンラインでミーティングしたこともありました。デジタルシミュレーションを多用したことで、廃棄するサンプルを減らすことにもつながっています。

「集団でなく個にフォーカスしたい」

WWD:色柄やシルエットなどのデザインで特に重視したことは。

長見:選手団としてチームの一体感は持ってもらいたい。ただ、個人が集団に埋もれてしまうことなく、選手1人1人にフォーカスするようなデザインにするにはどうしたらいいかを強く考えました。“ポディウムジャケット”はグラデーションカラーの生地でパーツを裁断・縫製しており、全く同じデザインは1着もありません。一つのユニホームでありながら、実は各自が着ているものが全て違うというコンセプトはなかなかないと思います。

大堀:実際に服を着るのはアスリートであり、もちろん彼らの意見も重視しています。これはオリンピックにおいて毎回難しいポイントですが、製作している段階では出場が内定している選手はほとんどいません。そこは日本オリンピック委員会や日本パラリンピック委員会と協業して作っています。“ポディウムジャケット”はスポーツウエアであることが前提ですが、選手にとっては正装であり、特にクラシックな競技の選手や関係者からは、スーツのような品格のあるたたずまいを求める声も多くいただきました。それに応えられるよう、襟がきれいに立つパターンや、特殊な4層構造のニット素材をメインに使用することで、軽量でありながらしっかりとした生地感も追求しています。

WWD:同じデザインでありながら、1人1人を際立たせるというコンセプトは、すごく難しいものだと思う。

長見:例えば水泳選手とマラソン選手では体形も全く異なります。一般のアパレルブランドでサイズが異なるというのとは次元が違う。そこはCG上でサンプルを着せるモデルのバリエーションをできるだけ多くして、どんな体形の人にもフィットするデザインをデジタルで確認しながら進めていきました。オリンピック選手とパラリンピック選手も全く同じデザインのウエアを着ています。それゆえ、ファスナーは弱い力でも着脱がしやすいモデルを採用しており、そのために縫製の仕様も変える必要がありました。

大堀:実は、ファスナーについてはチーム内で議論が白熱したポイントの1つです。弱い力でも使いやすいファスナーを使うためには縫製の仕方に制約がありますが、それをクリアした上でいかにかっこよく見せるかを徹底的に話し合いました。

長見:クリエーションに対する制約とも言えるものがさまざまにあって、でも、それがあるからこそ生まれてくるデザインがあるのだということを実感しました。

柔道、阿部選手の金メダルに現地で感動

WWD:酷暑だった東京大会に比べ、パリ大会では寒暖差への対応も重視してウエアを製作している。

長見:実は今、オリンピックに合わせてパリに来ていますが、実際に朝晩の気温は10度台で、日中は30度を超える。1日の中で15度前後の差があります。

大堀:“ポディウムジャケット”は外気温が暑いときは衣服内の熱を放出し、寒い時は衣服内に空気を留めるために、脇や背中に配したパーツのメッシュ孔が開閉する仕組みになっています。酷暑の東京大会では常に通気する機能素材の“アクティブリーズ”を開発して使っていましたが、“アクティブリーズ”はその後、一般販売する製品にも広がりました。オリンピックやパラリンピックのアスリート向けウエアは、一般に販売する製品につながるR&Dの側面も担っています。

WWD:実際に大会で選手が着用している姿を見て、今どんなことを感じているのか。

長見:取材の前日にちょうど、阿部一二三選手が出ていた柔道男子66キロ級を観戦してきました。フランスも柔道大国で、自国の選手が出てくると会場は人気アーティストのライブかのように盛り上がりますが、それでも日本を含め他国の選手にリスペクトがあって、阿部選手が優勝を決めたときにはスタンディングオベーションが巻き起こっていました。そういう中で、自分が企画に参加したウエアで阿部選手が表彰台に上る姿を見ると、とても感慨深いものがありましたね。

大堀:そういう思いももちろんありますが、選手がメダルを掛けられている光景を目にして自分が一番強く感じるのは、安堵の気持ちです。ウエアのどこかが破れたりファスナーが取れたりといったトラブルがなく、選手が着用できているということへの安堵感。パリ大会に限らず、会期中は四六時中、ウエアに問題は起こっていないだろうかと考えてしまいます。

WWD:選手が着ているのと同じウエアはわれわれも買えるのか。

大堀:“ポディウムジャケット”を含む、選手と同じ仕様のオーセンティックモデル7型はアシックス公式ECで全て完売、直営店でも残り少なくなっています。レプリカモデルのTシャツ(9900円)はスポーツ専門店などで販売している。パリオリンピック関連製品は、全体的に売れ行きも好調です。

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「エコー コレクティブ」が伊勢丹新宿本店でお披露目 キコ・コスタディノフやピーター・ドゥとコラボ

「エコー コレクティブ(ECCO.KOLLEKTIVE)」は、8月7〜20日に伊勢丹新宿本店の本館2階・婦人靴プロモーションでポップアップイベントを開催する。日本では初めてのイベントで、これを皮切りに2025年から順次展開を拡大する。

会場では、日本初上陸を記念して著名なデザイナー3組による商品を展示する。キコ・コスタディノフ(KIKO KOSTADINOV)は、「エコー(ECCO)」のタンナーで見た革の精密な技術をアイテムのデザインに反映。曲線的なラインや宇宙をイメージさせるモチーフを取り入れた“ジェミソンシューズ”は、柔らかく包み込むようなデザインでありながら実用性を兼ね備えている。

ユニセックスなアイテムに焦点を当てたデザインを展開するピーター・ドゥ(PETER DO)は、ブランド初となるスニーカー“ハイブリッド”をデザインした。1日を通じてさまざまなシーンで活躍できる多機能シューズで、今シーズンは革の折り目やしわを模倣する新技術を用いて質感とディテールをアップデートしている。

ニーナ・クリステン(NINA CHRISTEN)は、発表後に話題を呼んでアイコニックな存在となった“ボクシングブーツ”を展示する。スポーツからインスパイアされた商品で、素材にシルキーナッパレザーを採用している。

「エコー コレクティブ」は2022年に設立された。革新的なレザー技術と伝統的なクラフトマンシップを融合させたフットウエア、アクセサリー、アパレルを取り扱う。シーズンごとに異なるゲストデザイナーとコラボレーションし、新しい視点と想像力を取り入れている。日本では5万3900〜21万6700円の価格帯で販売する予定だ。

問い合わせ先
エコー カスタマーサービス
0120-974-010

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「コンバース」が原宿でポップアップ 1970〜90年代の希少なビンテージモデルを販売

「コンバース(CONVERSE)」は8月7〜11日の期間、旗艦店のコンバースストア原宿(CONVERSE STORE HARAJUKU)で、「コンバース」のビンテージスニーカーを販売するポップアップをオープンする。

ソーマ下北沢オーナーがセレクト
ブランドを代表するモデルが勢ぞろい

同ポップアップは、ビンテージスニーカー専門店、ソーマ下北沢(SOMA SHIMOKITAZAWA)のオーナー、徳永勝文が、今回のために選んだアイテムをラインアップ。スニーカー“チャックテイラー(CHUCK TAYLOR)”や"ジャックパーセル(JACK PURCELL)““ワンスター(ONE STAR)”など、1970〜90年代のモデルを中心にそろえる。期間中は、終日徳永オーナーが在店を予定する。

■ポップアップ
日程:8月7日〜11日
時間:11:00〜19:00
場所:コンバースストア原宿
住所:東京都渋谷区神宮前1-14-4

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銚子丸 ”覚醒”

【記事のポイント】 ●回転寿司チェーンから現状打破。存在感を放つ銚子丸のパフォーマンスに魅了される。
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ディズニーを「マウジー」がウエアやバッグに! 「ふしぎの国のアリス」やミッキーなど

バロックジャパンリミテッドの「マウジー(MOUSSY)」は8月7日、“ディズニー シリーズ クリエイテッド バイ マウジー(DISNEY SERIES CREATED BY MOUSSY)”コレクションを発売する。「マウジー」フラッグシップショップ、同ルミネエスト新宿店、シェルター(SHEL’TTER)公式オンラインで取り扱う。

「ふしぎの国のアリス」やミッキーなど
古着を思わせるクラシックなデザイン

同コレクションは、ディズニーの映画「ふしぎの国のアリス」、ミッキーとミニーなどをテーマとし、古着を思わせるクラシックなデザインに仕上げた。「ふしぎの国のアリス」のアイテムは、総柄フリルブラウス(1万1990円)、シアー素材のロンT(9460円)、Tシャツ(6996円〜)などをラインアップ。またミッキーやミニーを配したアイテムは、スエット(1万1000円)、セーター(9900円)、ダンガリーシャツ(1万3970円)、エンブロイダリーシャツ(1万2980円)、Tシャツ(1万450円)、ロンT(8470円〜)、総柄ワンピース(1万5180円)、ネックレス(3300円)、キルティングのバッグ(7700円)などを販売する。

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ディズニーを「マウジー」がウエアやバッグに! 「ふしぎの国のアリス」やミッキーなど

バロックジャパンリミテッドの「マウジー(MOUSSY)」は8月7日、“ディズニー シリーズ クリエイテッド バイ マウジー(DISNEY SERIES CREATED BY MOUSSY)”コレクションを発売する。「マウジー」フラッグシップショップ、同ルミネエスト新宿店、シェルター(SHEL’TTER)公式オンラインで取り扱う。

「ふしぎの国のアリス」やミッキーなど
古着を思わせるクラシックなデザイン

同コレクションは、ディズニーの映画「ふしぎの国のアリス」、ミッキーとミニーなどをテーマとし、古着を思わせるクラシックなデザインに仕上げた。「ふしぎの国のアリス」のアイテムは、総柄フリルブラウス(1万1990円)、シアー素材のロンT(9460円)、Tシャツ(6996円〜)などをラインアップ。またミッキーやミニーを配したアイテムは、スエット(1万1000円)、セーター(9900円)、ダンガリーシャツ(1万3970円)、エンブロイダリーシャツ(1万2980円)、Tシャツ(1万450円)、ロンT(8470円〜)、総柄ワンピース(1万5180円)、ネックレス(3300円)、キルティングのバッグ(7700円)などを販売する。

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「ニューエラ」からパフォーマンスウエアの最新作 BMXやスケートボード、ダンスでも

「ニューエラ(NEW ERA)」のスポーツウエアコレクション“パフォーマンスアパレル(PERFORMANCE APPAREL)”は、2024年秋冬シーズンのウエアアイテムを、8月11日から順次発売する。「ニューエラ」全店と公式オンラインで取り扱う。

トラックスーツやロンTなど
機能性を盛り込んだウエア

アイテムは、「ニューエラ」が独自開発した、吸汗速乾性のある“クールエラ”素材を用いたロンT(6380円)や、微ワッシャー加工を施した、ナイロン地のトラックジャケット(1万1000円)、ストレッチの効いたポリエステル素材のトラックジャケット(1万1000円)とトラックパンツ(1万450円)、軽量で保温性のあるダンボールニットを用いた、ジップアップパーカ(1万3200円)とスエットパンツ(1万450円)をラインアップする。

アンバサダーにValuence INFINITIESのニコラス、
BMX内藤、スケーター中谷ら

同コレクションは、ダンスプロリーグ、D.LEAGUEのValuence INFINITIESのリーダーを務めるニコラス、BMX選手の内藤寧々、スケートボーダーの中谷太紀をアンバサダーに起用した。

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「ジルスチュアート ビューティ」の新ライフスタイルシリーズ誕生 香りを選べるボディーミルクやリップマスクなど

「ジルスチュアート ビューティ(JILL STUART BEAUTY)」は10月4日、ホワイトフローラルやミルクティーブレンド、ラシャスベリーの3種の香りのアイテムをそろえる新ライフスタイルシリーズを発売する。ラインアップはオードトワレ、ボディーミルク、ハンドクリーム、リップマスクなど全13アイテム。

ホワイトフローラルの香りは、純白の花のブーケのようにピュアに香り立つロマンティックな印象。ミルクティーブレンドは香ばしい紅茶とまろやかなミルクに、ラベンダーが溶け込んだ濃厚な香りだ。新登場するラシャスベリーの香りは、フレッシュな色とりどりのベリーと鮮やかな花々が織りなすスウィートな香りに仕上げた。

フレグランスアイテム

軽やかに香り立つ“ホワイトフローラル オードトワレ”(50mL、4400円)は、丸いフォルムにリボンモチーフの装飾を施した、かれんなボトルデザインが特徴だ。気分に合わせて選べるミニサイズの“オードトワレ ローラーボール”(10mL、各2200円)は、3種の香りを用意した。また、ローラーボールを持ち歩く際にぴったりな専用ケース(新3色、各1100円)も販売する。

ボディーケアアイテム

ボディーケアアイテムは5種で、香りと使用後のしっとり感を選べるボディーミルク(全3種、各250mL、各3520円)とハンドクリーム(全3種、各30g、各1540円)、美容カプセルを配合した濃厚なクリームでハンドパックができる“ホワイトフローラル ハンドクリーム ディープモイスチュア”(50g、2860円)、ふっくらとした柔らかな唇に導く“リップマスク”(全3種、各7g、各1980円)、ミネラル豊富な2種のソルトと植物由来のオイルを配合で肌をしっとりと潤す“ホワイトフローラル バスソルト”(300g、3520円)。

ヘアケアアイテム

ヘアケアアイテムは、全てホワイトフローラルの香りで統一。髪の表面を整える“ホワイトフローラル トリートメントヘアミスト”(200mL、3080円)、軽やかなテクスチャーが髪に良くなじむ“同 ヘアミルク”(100mL、3080円)、ヒートプロテクト成分とUVカット成分を配合した“同 ヘアオイル スムースリペア”(60mL、3300円)、ダメージ毛もしっとりとまとめる“同 ヘアオイル ディープリペア”(60mL、3300円)の4商品で、華やかなホワイトフローラルの香りが優雅なヘアケアタイムを実現する。

ライフスタイルアイテム

そのほか、衣服やリネン、空間を包み込み消臭する“ホワイトフローラル ファブリックフレグランス”(200mL、2970円)も販売する。

商品一覧

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「ポーター」のバッグ“タンカー”に鉄紺カラーが登場 バッグやウオレットなど40型

「ポーター(PORTER)」は8月2日、バッグ“タンカー(TANKER)”シリーズから、新色“アイアンブルー(IRON BLUE)”カラーのアイテムを発売する。ポーターストア全店、吉田カバン公式オンライン、その他一部取扱店で販売する。

“タンカー”シリーズに鉄紺色が登場
アイテム40型をラインアップ

バッグ“タンカー”シリーズは、MA-1ジャケットをモチーフとし、1983年に誕生。2024年5月には、東レと協業し世界初の量産化を実現した、トウモロコシとヒマを原料とする植物由来100パーセントのナイロンを用い、シリーズを刷新した。このほど鉄紺色を表す“アイアンブルー”カラーのアイテムを40型制作。ファスナーや引手部分などには、ゴールドカラーを配した。アイテムは、ショルダーバッグ(3万8500円〜※編集部調べ、以下同)やトートバッグ(5万7200円〜)、バックパック(5万7200円〜)、ドキュメントバッグ(7万1500円〜)、ウエストバッグ(4万2900円〜)、ヘルメットバッグ(6万500円〜)、ダッフルバッグ(9万9000円〜)、モバイルポーチ(3万1900円)、ウオレット(2万7500円〜)などをラインアップする。

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「シャネル」のパッケージ・グラフィックデザイン責任者が語る、最もラグジュアリーなリップスティックなどの制作秘話

PROFILE: シルヴィ・ルガストゥロワ/「シャネル」パッケージ・グラフィックデザイン制作責任者

シルヴィ・ルガストゥロワ/「シャネル」パッケージ・グラフィックデザイン制作責任者
PROFILE: パリのデザインスクール(E.D.P.I−工業デザイン専門学校)を主席で卒業し、ベルギーの装飾絵画学校(Van Der Kelen Institute)で学んだ後、1984年にシャネル入社。93年、香水・化粧品部門と時計・宝飾部門のパッケージ・グラフィックデザイン制作責任者に就任 ©CHANEL

「シャネル(CHANEL)」の化粧品といえば、光沢のあるブラックのケースにゴールドのリングが輝くリップスティック“ルージュ ココ”や、直線的なラインのボトルに白いラベルと宝石のようなカッティングを施したストッパーが特徴のフレグランス“No5”、手のひらに収まる卵形のフォルムが話題を呼んだハンドクリーム“ラ クレーム マン”など、洗練されたパッケージとグラフィックデザインが思い浮かぶ。そんなパッケージ・グラフィックデザインの制作責任者を務めるシルヴィ・ルガストゥロワ(Sylvie Legastelois)が来日した。ルガストゥロワは9月に入社40年を迎え、「自分の中に、ガブリエル・シャネル(Gabrielle Chanel)=創業者の魂が宿っている」と語る。メゾンのスタイルとコードを継承しながら、新たな美を追求し続けるルガストゥロワに、デザインのプロセスやこだわり、環境に配慮したデザイン設計について聞いた。

シャネルのアパルトマンはインスピレーションの宝庫

WWD:新商品のパッケージ・グラフィックデザインを考えるときのプロセスは?

シルヴィ・ルガストゥロワ「シャネル」パッケージ・グラフィックデザイン制作責任者(以下、ルガストゥロワ):まずは自分の中でアイデアを探す。長く勤めてきたので、「シャネル」のヘリテージは自分の中に染み込んでいるわ。自分の中にシャネルが宿っているようなものなの。絶対にしないことは、すぐにシャネルのアパルトマンを見に行くことや、ほかのメゾンをリサーチすることね。「シャネル」のパッケージには一貫性があり、ほかのパッケージが新たなアイデアに影響を与えることもある。顧客のニーズとメゾンのコードの両方をリスペクトして、新しいストーリーを紡ぐことを大切にしているわ。

WWD:「シャネル」の多くのクリエイターが訪れるシャネルのアパルトマンはどのような場所?

ルガストゥロワ:アパルトマンは、インスピレーションの宝庫ね。シャネルは前衛的なクリエイターで、多くの象徴的な出来事や出会いを経験した。彼女のアパルトマンは、シンボリックなオブジェで溢れているわ。「シャネル」の香水や化粧品、宝飾品、ファッション......全てがアパルトマンから、つまりはシャネルというクリエイターからインスピレーションを受けている。

WWD:パッケージを制作する上でのこだわりは?

ルガストゥロワ:簡単なことではないけれど、五感の全てにおいて完璧を目指しているわ。視覚はもちろんのこと、ワンタッチ式リップスティックのクリック音など、聴覚も意外と大切。触れたときの質感や、手で握ったときの収まり方など触感にもこだわっている。「シャネル」が生み出した最初のビューティが“No5”だったのだから、嗅覚にこだわっていることは明らかね。味覚はあまりイメージが湧かないかもしれないけれど、リップスティックを唇に乗せたときの快感などをラボで追求している。

WWD:肌をクールダウンしながらマッサージできる回転式アプリケーターを備えた目元用美容液“アイセラム No1 ドゥ シャネル”(15mL、1万2980円/レフィル、1万890円)などから、触感を追求している姿勢を感じ取ることができる。

ルガストゥロワ:スキンケアでは、持ったときや肌に乗せたときに注意力が研ぎ澄まされる感覚を特に重視している。もちろん処方が最優先だが、“アイセラム No1 ドゥ シャネル”においてはアプリケーターに冷たい感触を与えるメタルを採用し、マッサージできる回転式のデザインにすることで処方の効能をさらに高めようと試みた。リップであれば、チップの素材や形状など、人間の身体工学を考慮して開発している。

WWD:アイパレットやチークの型押しがかわいすぎて、「もったいなくて使えない!」というファンが多いことは、どう考えている(笑)?

ルガストゥロワ:実は私も使えないのよ(笑)。ツイードや花模様など、パウダーに施すデザインは「コメット コレクティヴ(COMETES COLLECTIVE)」やシャネル メークアップ クリエイティブ ストゥディオが手掛けている。美しい彫刻が削れてくると、悲しくなるわよね。保存用を別で買うという声も聞くわ。

“トランテアン ル ルージュ”では鏡張りの階段をガラスのケースで表現

WWD:昨年9月に発売した“トランテアン ル ルージュ”(全12色、各2万5300円/レフィル、各1万1550円)は、ガラスのケースが印象的だ。

ルガストゥロワ:まるで宝飾品のような、最高にラグジュアリーなオブジェを作りたいと思ったの。環境を配慮したデザイン設計で、かつジュエリーのように継承できるから長く使えるという意味でもサステナブル。シャネルのアパルトマンにある鏡張りのらせん階段を着想源に、日本のガラス職人と制作した。

WWD:制作する上での困難は?

ルガストゥロワ:薄くて丈夫なガラスの開発には4年ほど費やしたわ。といっても、“ロー オードゥ トワレット”(50mL、1万6500円/100mL、2万3100円)という新作を発売する香水“ガブリエル シャネル”のボトルの開発には7年かけたから、それほど長くは感じなかったわ(笑)。リップを格納する金属は、最初はゴールドと考えていたが、階段の反射を表現するため最終的にはシルバーを採用した。キャップは、フレグランスのボトルと同じようにマグネット式で、カチッと閉まる快感と音もとことん追求した。マグネット式にすることで、ダブルCのロゴが必ず正面を向くようになっているの。エレガントなデザインで、レフィルの付け替えも簡単。デッサンを描いて終わりではなく、サンプルを作って、実際に手で持ってみて、角やカーブなど細部まで調整を重ねる。「完璧」に限りなく近づけるための時間は惜しまないわ。私たちの周りには「シャネル時間」が流れていると考えているの。

ラグジュアリーな体験とサステナブルなデザインは両立し得る

WWD:パッケージ・グラフィックデザインでは、どのようにサステナビリティに取り組んでいる?

ルガストゥロワ:“トランテアン ル ルージュ”は、リップを格納する部分を金属の単一素材にすることで、リサイクル可能になった。また、“No1 ドゥ シャネル”は全ラインの中で特にサステナビリティを意識しており、ボトルのキャップは北欧企業とパートナーシップを結び、天然素材で作っている。処方に用いるカメリアオイルの抽出後に残る殻を粉砕してキャップの素材に利用するなど、できるだけ廃棄物を減らすデザインを実践している。

WWD:ラグジュアリーな体験とサステナブルなデザインの両立における困難は?

ルガストゥロワ:多くの挑戦があるけれど、受け身になって「(サステナブルなコンセプトを)仕方なく導入する」というのは私のモットーに反するわ。たとえば20年前にできなかったことを、今どのように実現できるかを考えるのはワクワクする。“No1 ドゥ シャネル”では、キャップのダブルCロゴをエンボス加工にすることでインク使用量を削減した。エンボスするときはロゴを少し大きくし、円形のキャップ自体を丸い線として活用するという工夫を思い付いた。“ガブリエル シャネル”のフレグランスは、ボトルに沿った緩衝材を作ることで資源を削減した。シャネルは「必ず前を向いて仕事をする」と言って、競争相手を見るのではなく、未来を見て仕事をするフィロソフィーを伝授してくれた。常に、何か新しいことに挑戦できないだろうかと前向きに取り組んでいるわ。

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「クリニーク」からレチノール誘導体配合のバーム状美容液“レチスティック”登場

「クリニーク(CLINIQUE)」は8月16日、エイジングケアシリーズ“スマート リペア”から、レチノール誘導体配合のスティック型美容液“スマート リペア R スティック バーム”(3g、3960円)を発売する。

同商品は、スティック型のバーム状美容液。目元や口元、眉間などにピンポイントで使用でき、乾燥やキメの乱れにアプローチする。レチノール誘導体を配合し、滑らかに肌を整えながら乾燥による小ジワを目立たなくする。バーム状の濃密なテクスチャーが肌に密着。潤いを与え、跳ね返すような弾力感をもたらす。

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「コンバース」×「おさるのジョージ」 ベビー用スニーカー3種類を発売

「コンバース」×「おさるのジョージ」 ベビー用スニーカー3種類を発売

「コンバース(CONVERSE)」は、「おさるのジョージ」とコラボしたベビー用スニーカー3種類を発売した。価格はいずれも6930円。

さまざまな表情のジョージや好物のバナナをあしらったり、キーカラーであるイエローを随所に採用したり。特製シューズボックスもかわいい。

「おさるのジョージ」は、ドイツ生まれの絵本作家ハンス・アウグスト・レイ(Hans Augusto Rey)とマーグレット・レイ(Margret Rey)夫妻による絵本に登場するサルのキャラクター。

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オルビスが小型無人搬送ロボの名前を一般募集 抽選で日焼け止めをプレゼント

ポーラ・オルビスグループのオルビスは独自の小型自動搬送ロボット(AGV)の名前を募集するキャンペーンを公式Xで開始した。公式アカウントをフォローした後、ハッシュタグをつけて引用ポストに名前を投稿した中から3人に、オルビスの“リンクルブライトUVプロテクター”をプレゼントする。募集は8月3日まで。

オルビスは2020年、通販向け出荷作業の主要拠点である東日本流通センター内で、小型自動搬送ロボット330台を採用し、最大限活用した出荷システムである「ティーキャリーシステム(T-Carry System)」を導入。このシステムにより、旧出荷ラインに比べて出荷能力は1.3倍、人員は27%削減、コストは18%削減、消費電力は40%削減が可能となった。2021年にはこの通販出荷ラインへのAGVの導入、自動化の促進が「Japan BeautyTech Awards 2021」で高く評価され、特別賞を受賞している。

オルビスの小型自動搬送ロボットは集荷や検査、梱包の会場間を自走し、商品を運ぶことで物流に貢献している。今回の募集は、このロボットにいっそう愛着が湧くような名前を付けて欲しいという想いが込められたキャンペーンとなっている。

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米百貨店サックス親会社がニーマンを買収 ビューティ業界への影響は?

米百貨店サックス・フィフス・アベニュー(SAKS FITH AVENUE以下、サックス)などを擁するカナダの小売り大手ハドソンズ・ベイ・カンパニー(HUDSON'S BAY COMPANY以下、HBC)はこのほど、米百貨店ニーマン・マーカス(NEIMAN MARCUS以下、ニーマン)やバーグドルフ・グッドマン(BERGDORF GOODMAN)を運営するニーマン マーカス グループ(NEIMAN MARCUS GROUP以下、NMG)を26億5000万ドル(約4054億5000万円)で買収することに合意した。今回の買収を支援する投資家の中にはアマゾン(AMAZON)も名を連ねる。百貨店という主要なビューティチャネルへの影響が予測される。

HBCの革新的な戦略が好影響か

フレグランスブランド「ネスト(NEST)」のエドガー・フーバー(Edgar Huber)CEOは、「この合併は、プレステージビューティに好影響を与えるだろう。HBCは過去数年間、店舗に投資し、新たな小売店やシェアオフィスを立ち上げ、現代的な商品戦略を構築してきた。アマゾンとの提携により、物流の効率化やデジタル化も進む可能性がある」と話す。近年、「クリニーク(CLINIQUE)」「キールズ(KIEHL'S SINCE 1851)」「トゥー フェイスド(TOO FACED)」などのブランドが、長年避けていたアマゾンに参入している。

両社の運営の差異や店舗数減少を懸念する声も

一方、懐疑的な見方もある。スキンケアブランド「リヴィーブ(REVIVE)」のエレナ・ドレル・ザイファー(Elana Drell-Szyfer)CEOは、両社の美容へのアプローチは異なることを強調する。「HBCは昨今、デジタルを通じてビジネスを推進することに重点を置いている。NMGのように店舗体験や上顧客向けの施策、アンバサダーによる店内イベントに力を入れていない。どのような影響を与えるかはまだわからない」と述べた。

米化粧品小売大手のアルタビューティ(ULTA BEAUTY)やセフォラ(SEPHORA)に出店していないプレステージブランドにとっては、流通チャネルが減少も見込まれる。不動産調査会社グリーンストリート(GREEN STREET)によると、サックスとニーマン双方の店舗があるショッピングモールは全米で8つある。このうち売り上げの低い店舗を閉鎖する可能性もあるだろう。「高級ブランドがビジネスを拡大する場所はますます減少している。両社の統合だけでなく、数年前にNMGが破産して13店舗を閉鎖したことにも関係している」とザイファーCEO。

WSLストラテジックリテール(WSL STRATEGIC RETAIL)のウェンディ・リーブマン(Wendy Liebmann)CEO兼チーフショッパーも、この合併がブランドの交渉力に与える影響を懸念する。「ブランドにとって、一社と取引することでビジネスが損なわれたり、相手の交渉力には叶わなかったりと懸念がある。大きく強大な会社は、個々のブランドストーリーにまで耳を傾けてくれるのだろうか?」という。

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猛暑を乗り切るための25年春夏メンズ

毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2024年7月29日号からの抜粋です)

大塚:着ていて楽なテーラリングや海にちなんだテーマは春夏の定番ですが、年々、世界的に夏は暑くなっています。そこに対応する流れが、2025年春夏メンズのトレンドにも直結していました。

藪野:夏といえばヨーロッパではバカンスですが、特にイタリアには海が身近なデザイナーが多いです。例えば、「ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE&GABBANA)」のドメニコ・ドルチェ(Domenico Dolce)はシチリア、「グッチ(GUCCI)」のサバト・デ・サルノ(Sabato De Sarno)はナポリ、「MSGM」のマッシモ・ジョルジェッティ(Massino Giorgetti)はリミニ出身。そんな彼らが提案する開放的なスタイルは説得力がありました。

大塚:春夏では春のスタイルがメインとなることが多かったですが、海外のバイヤーの「ここ数シーズンで一番夏らしい」というコメントが印象的でした。

藪野:まさに。山本耀司さんやジョニオ(高橋盾)さんなど酷暑を体感している日本人デザイナーは、その中で快適さとファッションを両立するために軽やかさを追求しました。テーラリングさえ、驚くほど薄く軽かった。素材から構造までエフォートレスでありながら洗練されているものが多く、好印象でした。それだけでなく、開襟シャツや上品な透け感のトップスなど、暑さの中でもオシャレを楽しめそうな提案が充実していて、ビジネス的にも期待できそう。同時にトレンドを分析していると、メンズとウィメンズの境界線がどんどんなくなっていると感じます。

大塚:そうですね。ウィメンズで流行したものが、数年後にメンズの売り場に到着しています。僕自身も2年前はシアー素材の着用に抵抗があったのに今や自然に着ています。「グッチ」のマイクロミニのパンツはさすがに難易度が高いですが、レースやビジュー使いなど、ウィメンズとの垣根がなくなっています。

イージーレザーシューズに注目

藪野:大塚さんは何か注目したアイテムはありましたか?

大塚:イージーレザーシューズですね。一見しっかりしたレザーのローファーが、かかとをつぶしても履けるようになっていたり、バレエシューズ的なものが出ていたりと、サンダルが苦手な自分としては、いいなと思いました。

藪野:リラックスした単なるリゾートスタイルにならないように、都会での着こなしには引き締める要素が必要。着用している本人は楽だけど、かっちり感を演出できるデザインというのは、今季らしいポイントですね。

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