「SFマガジン」10月号は「ファッション&美容SF特集」 ファッションと美容を切り口にSFの美しさを掘り下げる

8月23日に発売される「SFマガジン」2024年10月号(早川書房、1320円)では、「ファッション&美容SF特集」と題し、装いにおけるSF/SFにおける装いはどこへ向かっているのか。これまで焦点を当てられることが少なかった、ファッションと美容を切り口にSFの美しさを掘り下げるという。

特集は、「あなたの部分の物語」(暴力と破滅の運び手)や「お茶は出来ない並んで歩く」(斜線堂有紀)、「心象衣裳」(櫻木みわ)、「秘臓」(池澤春菜)、「世はなべて美しい」(菅浩江)、「美徳なき美」(ジュヌヴィエーヴ・ヴァレンタイン/紅坂紫訳)といった小説、ビジュアル・ストーリー「apoptosis」や「作家・新川帆立が潜入! 〈CLASSY.〉着回しDiary撮影の裏側」などのグラビア、つやちゃん×マリコムによる「コスメは語りはじめた 番外篇」、「ポーラ・オルビスホールディングス研究者インタビュー」(ひらりさ)、「ファッションブランド chlomaデザイナー・鈴木淳哉インタビュー」、「ファッション&美容SF 作品ガイド」、「未来を想像するファッションデザイナーたち」(倉田佳子)などの評論やインタビューを掲載。ファッション&美容好きにも興味深い内容となっている。

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「バリー」を米投資会社が買収 取引額は非公開

米投資会社リージェント(REGENT)は8月15日、同社の関連会社が、「バリー(BALLY)」をその親会社であるJABホールディング(JAB HOLDING)から買収したことを発表した。金額は非公開。

「バリー」は1851年、カール・フランツ・バリー(Carl Franz Bally)がスイス・シェーネンヴェルトで創業した。当初はサスペンダーなどを製造するリボン工場だったが、シューズの生産を始め、急激に事業が拡大。1951年には、カールの孫であるマックス・バリー(Max Bally)が、ブランドの代名詞となるメンズのドレスシューズ“スクリーブ(SCRIBE)”を発表した。マックスの死後、同社は一族以外の起業家に売却されたものの、事業は存続。2018年には、中国最大の繊維メーカーである山東如意がバリーを買収する取引で合意に至ったが成立せず、その後はルクセンブルクの持株会社JABホールディングの傘下となった。

「バリー」の最近の動向

現在、「バリー」はメンズ、ウィメンズ、シューズ、アクセサリーを展開。世界60カ国で約320の店舗を構えるほか、500以上の卸先や売り場があり、ECは61カ国で運営している。JABは傘下ブランドの業績を開示していないが、19年に就任したニコラ・ジロット(Nicolas Girotto)=バリー最高経営責任者(CEO)によれば、同ブランドの23年5月時点での売上高は前年比20%増だったという。

クリエイティブ面では、22年1月に「ルード(RHUDE)」のルイージ・ビラセノール(Rhuigi Villasenor)創業デザイナーをクリエイティブ・ディレクターに迎えたものの、23年5月に退任。これに伴い、22年10月に「バリー」に加わったシモーネ・ベロッティ(Simone Bellotti)がデザイン・ディレクターに就任した。なお、情報筋によれば、買収後もジロットCEOとベロッティ=デザイン・ディレクターは続投するという。

新たな親会社のリージェントについて

リージェントのマイケル・ラインシュタイン(Michael Reinstein)創業者兼会長は、「比類のない品質とタイムレスなデザインを礎とし、170年以上の歴史を持つ『バリー』は、洗練されたスイスのエレガンスと優れたクラフツマンシップを体現するブランドだ。この素晴らしいストーリーの次章を託されたことを、とても光栄に思う」と語った。

リージェントは、ほかに「クラブ モナコ(CLUB MONACO)」や「エスカーダ(ESCADA)」などのファッションブランドに加えて、自転車やメディア関連企業に投資している。

JABは、米化粧品大手のコティ(COTY)の支配株主であるほか、キューリグ・ドクター・ペッパー(KEURIG DR. PEPPER)やクリスピー・クリーム(KRISPY KREME)の大株主。過去には、「ジミー チュウ(JIMMY CHOO)」と「ベルスタッフ(BELSTAFF)」を保有していた。

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「バリー」を米投資会社が買収 取引額は非公開

米投資会社リージェント(REGENT)は8月15日、同社の関連会社が、「バリー(BALLY)」をその親会社であるJABホールディング(JAB HOLDING)から買収したことを発表した。金額は非公開。

「バリー」は1851年、カール・フランツ・バリー(Carl Franz Bally)がスイス・シェーネンヴェルトで創業した。当初はサスペンダーなどを製造するリボン工場だったが、シューズの生産を始め、急激に事業が拡大。1951年には、カールの孫であるマックス・バリー(Max Bally)が、ブランドの代名詞となるメンズのドレスシューズ“スクリーブ(SCRIBE)”を発表した。マックスの死後、同社は一族以外の起業家に売却されたものの、事業は存続。2018年には、中国最大の繊維メーカーである山東如意がバリーを買収する取引で合意に至ったが成立せず、その後はルクセンブルクの持株会社JABホールディングの傘下となった。

「バリー」の最近の動向

現在、「バリー」はメンズ、ウィメンズ、シューズ、アクセサリーを展開。世界60カ国で約320の店舗を構えるほか、500以上の卸先や売り場があり、ECは61カ国で運営している。JABは傘下ブランドの業績を開示していないが、19年に就任したニコラ・ジロット(Nicolas Girotto)=バリー最高経営責任者(CEO)によれば、同ブランドの23年5月時点での売上高は前年比20%増だったという。

クリエイティブ面では、22年1月に「ルード(RHUDE)」のルイージ・ビラセノール(Rhuigi Villasenor)創業デザイナーをクリエイティブ・ディレクターに迎えたものの、23年5月に退任。これに伴い、22年10月に「バリー」に加わったシモーネ・ベロッティ(Simone Bellotti)がデザイン・ディレクターに就任した。なお、情報筋によれば、買収後もジロットCEOとベロッティ=デザイン・ディレクターは続投するという。

新たな親会社のリージェントについて

リージェントのマイケル・ラインシュタイン(Michael Reinstein)創業者兼会長は、「比類のない品質とタイムレスなデザインを礎とし、170年以上の歴史を持つ『バリー』は、洗練されたスイスのエレガンスと優れたクラフツマンシップを体現するブランドだ。この素晴らしいストーリーの次章を託されたことを、とても光栄に思う」と語った。

リージェントは、ほかに「クラブ モナコ(CLUB MONACO)」や「エスカーダ(ESCADA)」などのファッションブランドに加えて、自転車やメディア関連企業に投資している。

JABは、米化粧品大手のコティ(COTY)の支配株主であるほか、キューリグ・ドクター・ペッパー(KEURIG DR. PEPPER)やクリスピー・クリーム(KRISPY KREME)の大株主。過去には、「ジミー チュウ(JIMMY CHOO)」と「ベルスタッフ(BELSTAFF)」を保有していた。

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「キコ コスタディノフ」と「エコー コレクティブ」がコラボ カプセルコレクションを発表

「キコ コスタディノフ(KIKO KOSTADINOV)」は「エコー コレクティブ(ECCO.KOLLEKTIVE)」との2回目のコラボレーションとなるカプセルコレクション“ハイパティア(Hypatia)”を発表した。8月15日からオンラインストアおよびキコ・コスタディノフ 東京で発売する。

2022年に設立された「エコー コレクティブ」は、革新的なレザー技術と伝統的なクラフトマンシップを融合させたフットウエア、アクセサリー、アパレルを展開するコレクション。シーズンごとに異なるゲストデザイナーとコラボレーションし、新しい視点と想像力を取り入れている。今回の“ハイパティア”はシューズ、バッグ、ウェアからなるコレクションで、曲線的なラインと「スペースエイジ」を想起させる形状に焦点を当てている。球体を配したシューズデザインは異世界的な雰囲気を醸し出し、バッグシリーズはそうしたシューズにマッチするようなシンプルさを追求している。ウェアはクラシックなレザーのモーターサイクルジャケットや、レトロなフライトユニフォームを用意している。

ルック一覧

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サマソニで来日するレイヴェイがフルーツパーラー「フルーツアンドシーズン」とコラボ 限定かき氷を発売

恵比寿にあるビーガンフルーツパーラー「フルーツアンドシーズン(FRUITS AND SEASON)」は8月16日〜9月8日の期間、サマーソニック2024の開催に合わせて来日するアイスランド出身のアーティスト、レイヴェイ(LAUFEY)とコラボしたかき氷(2200円)を販売する。

同かき氷は、「フルーツアンドシーズン」で販売している他のかき氷メニューと同様に、福岡県の飲食店「ジャーニー」が監修したもの。厳選された福岡県産の八女抹茶を使用した深みのあるソースをベースに、抹茶のほろ苦さを包み込むまろやかなアーモンドチョコクリームと自家製のソイ・ストロベリークリームを合わせた。トッピングには和の趣を引き立てる青シソとポン菓子を加え、深みのある味に仕上げた。また、動物性原料は一切使用しないため、ビーガンの人も安心して楽しめる。

レイヴェイは1999年生まれ、アイスランド出身のシンガーソングライター。2024年2月に開催された第66回グラミー賞では自身のセカンドアルバム「Bewitched」が「最優秀トラディショナル・ポップ・ボーカル・アルバム賞」を受賞するなど今注目のアーティスト。サマーソニックは今年が初で8月18日に出演予定。

店舗詳細

◾️レイヴェイのかき氷

日程:8月16日~9月8日
時間:10:00~18:00
場所:フルーツアンドシーズン
住所:東京都渋谷区恵比寿1-10-1クリーンパレス 1階

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サマソニで来日するレイヴェイがフルーツパーラー「フルーツアンドシーズン」とコラボ 限定かき氷を発売

恵比寿にあるビーガンフルーツパーラー「フルーツアンドシーズン(FRUITS AND SEASON)」は8月16日〜9月8日の期間、サマーソニック2024の開催に合わせて来日するアイスランド出身のアーティスト、レイヴェイ(LAUFEY)とコラボしたかき氷(2200円)を販売する。

同かき氷は、「フルーツアンドシーズン」で販売している他のかき氷メニューと同様に、福岡県の飲食店「ジャーニー」が監修したもの。厳選された福岡県産の八女抹茶を使用した深みのあるソースをベースに、抹茶のほろ苦さを包み込むまろやかなアーモンドチョコクリームと自家製のソイ・ストロベリークリームを合わせた。トッピングには和の趣を引き立てる青シソとポン菓子を加え、深みのある味に仕上げた。また、動物性原料は一切使用しないため、ビーガンの人も安心して楽しめる。

レイヴェイは1999年生まれ、アイスランド出身のシンガーソングライター。2024年2月に開催された第66回グラミー賞では自身のセカンドアルバム「Bewitched」が「最優秀トラディショナル・ポップ・ボーカル・アルバム賞」を受賞するなど今注目のアーティスト。サマーソニックは今年が初で8月18日に出演予定。

店舗詳細

◾️レイヴェイのかき氷

日程:8月16日~9月8日
時間:10:00~18:00
場所:フルーツアンドシーズン
住所:東京都渋谷区恵比寿1-10-1クリーンパレス 1階

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「ジョルジオ アルマーニ」が日本初カフェ併設の路面店を9月6日表参道にオープン

「ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)」は9月6日、カフェを併設した路面店を表参道にオープンする。併設するアルマーニカフェは日本初上陸で、フランスのカンヌ、ドバイ、カタールのドーハに次いで世界で4店舗目だ。

同店舗は2階建て、総面積450平米と国内最大級の大きさとなる。1階は、メンズウエアやアイウエア、「ジョルジオ アルマーニ プリヴェ(GIORGIO ARMANI PRIVE)」のフレグランスなどをそろえ、2階はイブニングドレスを含むウィメンズウエアやアクセサリー、時計などを用意する。オーダーメードサービス“メード トゥ メジャー”が体験できるエリアや、人目を気にせずにゆっくりとショッピングを楽しめる個室も完備する。

また、1階にはアルマーニカフェを併設する。座席数は43席で、メニューは表参道店限定で旬の食材を使用した月替わりのパフェや、アフタヌーンティーなど豊富なメニューを提供する。

店舗情報

ジョルジオ アルマーニ表参道店、アルマーニカフェ表参道店

オープン日:9月6日
時間:11:00~20:00
定休日:不定休
住所:東京都港区北青山3-6-1 オーク表参道1、2階

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「ジョルジオ アルマーニ」が日本初カフェ併設の路面店を9月6日表参道にオープン

「ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)」は9月6日、カフェを併設した路面店を表参道にオープンする。併設するアルマーニカフェは日本初上陸で、フランスのカンヌ、ドバイ、カタールのドーハに次いで世界で4店舗目だ。

同店舗は2階建て、総面積450平米と国内最大級の大きさとなる。1階は、メンズウエアやアイウエア、「ジョルジオ アルマーニ プリヴェ(GIORGIO ARMANI PRIVE)」のフレグランスなどをそろえ、2階はイブニングドレスを含むウィメンズウエアやアクセサリー、時計などを用意する。オーダーメードサービス“メード トゥ メジャー”が体験できるエリアや、人目を気にせずにゆっくりとショッピングを楽しめる個室も完備する。

また、1階にはアルマーニカフェを併設する。座席数は43席で、メニューは表参道店限定で旬の食材を使用した月替わりのパフェや、アフタヌーンティーなど豊富なメニューを提供する。

店舗情報

ジョルジオ アルマーニ表参道店、アルマーニカフェ表参道店

オープン日:9月6日
時間:11:00~20:00
定休日:不定休
住所:東京都港区北青山3-6-1 オーク表参道1、2階

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TWICEダヒョンが「マイケル・コース」2024年秋の広告キャンペーンに 日本限定バッグも発売

「マイケル・コース(MICHAEL KORS)」は、2024年秋の広告キャンペーンにグローバル ブランドアンバサダーを務めるTWICEのダヒョンを起用した。

韓国・ソウルで撮り下ろし
日本限定バッグも登場

キャンペーンは、フォトグラファーのキム・ヒジュン(Kim Hee June)が韓国・ソウルで撮影。「マイケル・コース」を代表するバッグ“コルビー(COLBY)”や、新たな“ノリータ(NOLITA)”のほか、チャコールデニムの日本限定バッグ“スカーレット(SCARLETT)”などが登場する。ダヒョンは、2度にわたって同ブランドの広告キャンペーンに登場、ニューヨークで行われた23年春夏コレクションや、24-25年秋冬コレクションのランウエイショーにも出席している。

ダヒョンは、「『マイケル・コース』のユニークなスタイルでファッションの世界を探求することほど素晴らしいことはない。これから起こる次の冒険をいつも楽しみにしている」とコメントした。

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TWICEダヒョンが「マイケル・コース」2024年秋の広告キャンペーンに 日本限定バッグも発売

「マイケル・コース(MICHAEL KORS)」は、2024年秋の広告キャンペーンにグローバル ブランドアンバサダーを務めるTWICEのダヒョンを起用した。

韓国・ソウルで撮り下ろし
日本限定バッグも登場

キャンペーンは、フォトグラファーのキム・ヒジュン(Kim Hee June)が韓国・ソウルで撮影。「マイケル・コース」を代表するバッグ“コルビー(COLBY)”や、新たな“ノリータ(NOLITA)”のほか、チャコールデニムの日本限定バッグ“スカーレット(SCARLETT)”などが登場する。ダヒョンは、2度にわたって同ブランドの広告キャンペーンに登場、ニューヨークで行われた23年春夏コレクションや、24-25年秋冬コレクションのランウエイショーにも出席している。

ダヒョンは、「『マイケル・コース』のユニークなスタイルでファッションの世界を探求することほど素晴らしいことはない。これから起こる次の冒険をいつも楽しみにしている」とコメントした。

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I-neがビューティクルの「生産ロスZEROプロジェクト」に参画 再資源化でCO2削減

I-ne(アイエヌイー)はこのほど、ビューティクルの「生産ロスZEROプロジェクト」への参画を発表した。「生産ロスZEROプロジェクト」は容器の生産時に発生するロス削減を目指して発足した取り組み。有価で予備ボトルや不良品ボトルなどの廃棄対象在庫を回収し、再資源化している。

今回の取り組みでは、総量20トンの廃棄対象在庫を回収して再資源化する。これによるCO2排出量の減少を期待する。

I-neは、2028年までに容器、資材に使用するバージンプラスチックの削減率30%を目指している。ビューティクルのプロジェクトへの参画を通し、脱炭素社会の実現に向けた活動を加速させる意向だ。

ビューティクルは、化粧品容器製造販売事業を展開するツバキスタイルが21年6月に設立。化粧品、トイレタリー容器の循環型リサイクルシステムの構築とその取り組みを22年5月に開始した。回収した容器の再資源化と容器製造を一貫して行う「水平リサイクルシステム」を業界で初めて実現している。

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I-neがビューティクルの「生産ロスZEROプロジェクト」に参画 再資源化でCO2削減

I-ne(アイエヌイー)はこのほど、ビューティクルの「生産ロスZEROプロジェクト」への参画を発表した。「生産ロスZEROプロジェクト」は容器の生産時に発生するロス削減を目指して発足した取り組み。有価で予備ボトルや不良品ボトルなどの廃棄対象在庫を回収し、再資源化している。

今回の取り組みでは、総量20トンの廃棄対象在庫を回収して再資源化する。これによるCO2排出量の減少を期待する。

I-neは、2028年までに容器、資材に使用するバージンプラスチックの削減率30%を目指している。ビューティクルのプロジェクトへの参画を通し、脱炭素社会の実現に向けた活動を加速させる意向だ。

ビューティクルは、化粧品容器製造販売事業を展開するツバキスタイルが21年6月に設立。化粧品、トイレタリー容器の循環型リサイクルシステムの構築とその取り組みを22年5月に開始した。回収した容器の再資源化と容器製造を一貫して行う「水平リサイクルシステム」を業界で初めて実現している。

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RHC ロンハーマンが「リー」「マーレット」「ペイデイ」に個性豊かなデニムアイテムを別注

RHC ロンハーマン(RHC RON HERMAN)は8月24日、2024-25年秋冬コレクションの一環として、「リー(LEE)」「マーレット(MERLETTE)」「ペイデイ(PAYDAY)」に別注したデニムアイテムを発売する。RHC ロンハーマン各店、ロンハーマン千駄ヶ谷店「R」、京都店「R」と公式オンラインストアで取り扱う。

「リー フォー RHC」

“「リー フォー RHC」別注パンツ”(全2色、各2万5300円)は、 1950年代後半~60年代の脇ジップ仕様のランチパンツをペインター仕様にアレンジした。女性らしいシルエットを惹き出すためヒップに大きめのポケットを施し、立体的なフォームに仕上げた。さらに、ホワイトのステッチを施しワークパンツらしいアクセントを加えた。

「マーレット」

“「マーレット」別注ドレス“(8万6900円)は、昨年6月に発売し好評だった着丈の長いエレガントな“マイダドレス”と、「マーレット」のシグネチャーモデルの“エッサオーイラドレス”との中間着丈で仕上げた別注モデル“マイダミディドレス”を、オーガニックコットンデニム100%の素材で製作した。1枚で秋冬シーズンの空気感にマッチする、程よく力が抜けたドラマティックなスタイリングが完成する。

「ペイデイ」

“「ペイデイ」別注ジャケット”(全2色、各3万6300円)は、50年代の古着をベースとしたカバーオールジャケットだ。ボディーには13オンスデニムを、襟元にはコーデュロイ素材を使用し、トラディショナルかつメンズライクな配色で仕上げた。生地には無農薬で栽培されたコットンを採用し、オーガニックウォッシュ加工を施すことで、肌に優しくソフトな風合いを実現した。

「RHC」

さらに、RHC ロンハーマンのオリジナルブランド「RHC」から、ビンテージのリネンスモッグに着想したデニムシャツとワイドレッグのデニムパンツのセットアップを発売する。

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フェンダーがオリジナル迷彩柄のチェア&タオルを発売 音楽フェスにキャンプに

フェンダーがオリジナル迷彩柄のチェア&タオルを発売 キャンプに音楽フェスに

楽器メーカーのフェンダー(FENDER)は、同社を代表するギター“ストラトキャスター”のヘッドストックとボディー、ピックガードなどを組み合わせた、オリジナルカモフラージュ柄のチェア(6600円)とタオル(2200円)を発売した。

フェンダーは、「チェアは、軽量で組み立てが簡単。座り心地も申し分ない。吸水性の高いタオルは細長いデザインで、ストールのようにも取り入れられる。いずれもキャンプや音楽フェスなどで活躍してくれるはずだ」と話す。

チェア(6600円)

タオル(2200円)

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エディフィス30周年記念 伊賀大介とライムスターの宇多丸による映画&ファッション対談を配信開始

ベイクルーズのエディフィス(EDIFICE)は、30周年を記念し、公式ユーチューブチャンネルで、映画とファッションをテーマとしたレギュラー番組「トーキョー・シネマテック バイ エディフィス(TOKYO CINEMATHEQUE BY EDIFICE)」の配信を開始した。隔週水曜日に更新予定。

伊賀大介と宇多丸が出演
台本なしの映画トーク

同番組はかねてから親交のある、映画やドラマでスタイリング、衣装を手掛けるスタイリストの伊賀大介と、映画評論でも知られるラッパー、ラジオパーソナリティーの宇多丸(ライムスター)が出演。各回異なるテーマで作品リストを用意し、台本なしで映画についてトークを繰り広げる。

エディフィス公式ユーチューブチャンネル

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「ルイ・ヴィトン」から酷暑でも圧倒的に“さわやか見え”の新作バッグ&ウオレット

「ルイ・ヴィトン」から酷暑でも圧倒的に“さわやか見え”の新作バッグ&ウオレット

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」はモノグラム・ミニ モチーフを織り込んだ、しなやかなナイロンジャカード仕立ての新作バッグを発売した。

ラインアップは、さまざまな持ち方を楽しめる2本のトップハンドルと調節可能なショルダーストラップを付属する“ナノ・バケット”(W13×H17×D9cm)が35万7500円、サドルシェイプの“ソミュール BB”(W20×H16×D7.5cm)が45万2100円など。

同シリーズとして、長財布“ジッピー・ウォレット”(W19.5×H10.5×D2.5cm、14万1900円)も販売する。

PHOTOS : LOUIS VUITTON

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阪急うめだ本店でイタリア発ジュエラー「ダミアーニ」100周年記念のポップアップを開催 マスターピースや新作ジュエリーも

イタリア発ジュエラー「ダミアーニ(DAMIANI)」は8月21~27日、阪急うめだ本店1階でポップアップショップ“「ダミアーニ」100年の情熱”を開催する。同ブランドは今年、創業100周年を迎えた。イタリアらしいクリエイティビティーに満ちた「ダミアーニ」のジュエリーは創業以来、ヴァレンツァで熟練の金細工職人によりハンドメードされている。

今回のポップアップでは、創業100周年を記念して制作されたマスターピース“マルゲリータ デザート ガーデン”を日本で初めて一般公開する。「ダミアーニ」のアイコンの一つである“マルゲリータ(マーガレット)”の花や葉を敷き詰め、砂漠の日の出をイメージさせる色調で仕上げたデザインで、中央には、20.64カラットのディープブラウンイエローダイヤモンドをあしらっている。また、“マルゲリータ”コレクションの新作ジュエリーが登場。同コレクションはサヴォイア王妃マルゲリータが着想源で、繊細でかれんなデザインが特徴だ。

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ゆりやんレトリィバァがダンプ松本に ジュンがネトフリ「極悪女王」コラボ商品を発売

ジュンの公式通販サイト、ジャドール ジュン オンラインは、ネットフリックス(NETFLIX)とのコラボアイテムを発売する。第1弾は、9月19日から独占配信を開始する「極悪女王」とコラボし、9月中旬の発売を予定する。

ゆりやん演じるダンプ松本が
ウエアやキーホルダーに

コラボアイテムは、Tシャツやスエットなどのウエアや、アクリルキーホルダー、モバイルストラップなどを予定する。「極悪女王」は、1980年代の女子プロレスブームを巻き起こした、"日本史上最も有名なヒール"のダンプ松本を描く半自伝ドラマ。ダンプ役をお笑い芸人のゆりやんレトリィバァが演じるほか、クラッシュ・ギャルズとして日本中のスターへ駆け上がる長与千種を唐田えりか、ライオネス飛鳥を剛力彩芽が演じる。企画・脚本・プロデュースを鈴木おさむ、総監督を白石和彌が務める。

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ジュンの公式通販サイト、ジャドール ジュン オンラインは、ネットフリックス(NETFLIX)とのコラボアイテムを発売する。第1弾は、9月19日から独占配信を開始する「極悪女王」とコラボし、9月中旬の発売を予定する。

ゆりやん演じるダンプ松本が
ウエアやキーホルダーに

コラボアイテムは、Tシャツやスエットなどのウエアや、アクリルキーホルダー、モバイルストラップなどを予定する。「極悪女王」は、1980年代の女子プロレスブームを巻き起こした、"日本史上最も有名なヒール"のダンプ松本を描く半自伝ドラマ。ダンプ役をお笑い芸人のゆりやんレトリィバァが演じるほか、クラッシュ・ギャルズとして日本中のスターへ駆け上がる長与千種を唐田えりか、ライオネス飛鳥を剛力彩芽が演じる。企画・脚本・プロデュースを鈴木おさむ、総監督を白石和彌が務める。

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「サタデーズ NYC」が米サーファーの「ツーパーセント」とコラボTシャツを発売

ジュンが運営する「サタデーズ ニューヨーク シティ(SATURDAYS NYC)」は8月20日、アメリカ・カリフォルニア州出身のプロサーファー、コロヘ・アンディーノ(Kolohe Andino)が手掛ける「ツーパーセント(TWO PERCENT)」とのコラボTシャツを数量限定で発売する。価格は8580円。「サタデーズ ニューヨーク シティ」代官山店で取り扱う。

背中に“TWO PERCENT”
コラボTを数量限定発売

コラボTシャツは、前面に双方のブランド名をあしらい、背面には“TWO PERCENT”と配した意匠を施した。また発売に際し、8月20日18時から、「サタデーズ ニューヨーク シティ」代官山店で、イベントを開催する。「ツーパーセント」チームのサーフフィルムの上映や、コロヘ・アンディーノのトークショーなどを予定する。

■イベント
日程:8月20日
時間:18:00〜21:00
場所:「サタデーズ ニューヨーク シティ」代官山店
住所:東京都目黒区青葉台1-5-2
※エントランスフリー

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ブレイク・ライブリーのボタニカルなプレスツアールックを追跡 映画「イット・エンズ・ウィズ・アス」全米公開 

スタイリストを雇わず、自らスタイリングすることで有名な俳優ブレイク・ライブリー(Blake Lively)。そんな彼女が8月9日に全米で公開された最新主演映画「イット・エンズ・ウィズ・アス(IT ENDS WITH US)」のプロモーションで披露した、ボタニカルなスタイリングの数々が話題だ。ライブリーが演じる主人公リリー・ブルーム(Lily Bloom)とリンクするアイコニックなフラワールックをプレイバック!

かつてブリトニーも着用したドレスで登場

ニューヨークプレミアには、ブリトニー・スピアーズ(Britney Spears)が2002年に「ヴェルサーチェ(VERSACE)」03年春夏コレクションで着用した、煌びやかなワンショルダーのホルターネックドレスを選択。

「タマラ ラルフ クチュール」の艶やかなロングドレス

ロンドンで行われたプレミアには、2024-25年秋冬「タマラ ラルフ クチュール(TAMARA RALPH COUTURE)」のクチュールルックで登場。足元には「クリスチャン ルブタン(CHRISTIAN LOUBOUTIN)」のメッシュパンプスを合わせ、「ジュディス ライバー(JUDITH LEIBER)」のローズクラッチで花を追加した。「ロレイン シュワルツ(LORRAINE SCHWARTZ)」のイヤリング、ブレスレット、リングなどのジュエリーでルックを完成させた。

草花の刺しゅうをあしらったパンツルック

プレミアと同じ日に行われたフォトコールには、「ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)」の草花の刺しゅうが施されたオープンフロントブレザーと、そろいのワイドパンツで出席。「ロレイン シュワルツ」のイヤリングとリング、オープントゥのヒールでアクセントを加えた。

ロンドンでは「バーバリー」のトレンチ

プレミア上映終了後、至る所にあしらわれたデイジーの花のモチーフが特徴の「バーバリー(BURBERRY)」のトレンチコートを身にまとい、ロンドンの街へと繰り出した。

妖精とフェザー使いがドリーミーなドレス

シャーベットカラーのフェザーが印象的なドレスは「ドファネット(DAUPHINETTE)」のもの。ドレスに描かれた妖精とフェザーと同色のパンプスでドリーミーなルックを完成させた。

50年代スタイルの爽やかなサマードレス

1950年代のテイストを感じさせる白のサマードレスに、コサージュが付いた「クリスチャン ルブタン」のピンクのパンプスを合わせて登場。木のバングルと花のカクテルリングも取り入れ、ボタニカル度は100パーセントだ。

全身ピンクで“バービー・コア“

自身の飲料ブランド「ベティ バズ(BETTY BUZZ)」の新作“ベティ ブルーム フローラル コレクション”のポップアップイベントに、“バービー・コア”を想起させるピンクルックで登場。「ドファネット」のミニドレスとコートには花の刺しゅうが施されている。

バラのショルダーバッグで全身フラワールック

寒色でまとめたカジュアルなルックも、もちろん花がテーマ。Tシャツとデニムは「シャネル(CHANEL)」で、ブルーのパンプスは「クリスチャン ルブタン」。シルバーのバラのショルダーバッグで遊び心を追加した。

スタイルが際立つグラマラスなドレス

イタリアのルネサンス期の花瓶を彷ふつとさせるドレスは、「オスカー デ ラ レンタ(OSCAR DE LA RENTA)」。華奢なストラップヒールと煌びやかなアイシャドウで、個性的かつグラマラスな印象に仕上げた。

デイジー柄のスーツスタイル

デイジーの総柄が施された「ディオール(DIOR)」のブルーのスカートスーツに、花柄のライトブルーのパンプスを合わせコーディネート。アクセサリーもブルーで統一し、涼しげなルックが完成。

ブレイク流セクシーな“カウボーイ・コア”ルック

セクシーな“カウボーイ・コア”ルックで夜のニューヨークに登場。レザーのチャップスパンツがユニークなデニムは、「ステラ マッカートニー」の2025年リゾート・コレクションから。

明るい雰囲気にマッチする絵画調のドレス

パッと目を引くカラフルな花柄が施されたミディ丈のドレスが彼女の明るい雰囲気にマッチ。大ぶりのアクセサリーと、カラフルなスタッズが付いたパンプスでとことんポップに仕上げた。

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「カオス」発のライフデザインコレクション“コフィード” 飲むインナーケアを発売 

アダストリア傘下のエレメントルールは28日、セレクトショップ「カオス(CHAOS)」のライフデザインコレクション“コフィード”から“フェム バランス インナーリキッド”(20g、7980円)を発売する。「カオス」の店舗と公式ECサイト「ドットエスティ(.ST)」で取り扱う。

“フェム バランス インナーリキッド”は、水に混ぜて飲むインナーケアアイテムだ。体のリズムの乱れや生理前のケアに適しており、女性のバランスに働きかけることで日々の生活をエネルギッシュに過ごせるように支える。

体の健康をサポートするべく、高麗人参、クマザサ、エキナセア、バンルージュ、クコの実、天草といったハーブを配合。穏やかな気分に導くために、チェストベリー、ホップ、セントジョーンズワート、パッションフラワー、ネムノキ、バレリアンも配合した。古くから体の不調時や健康維持のために使用されてきた成分で、健やかでエネルギッシュな体とマインドに整える。

“コフィード”は「カオス」から誕生した新しいライフデザインコレクション。今回は第2弾のコレクションで、第1弾では香りをテーマに、ファブリックミスト、インセンス、アロマディフューザーの3つを発表した。

「カオス」は「“カオス”の時代にあっても、自由かつインディペンデントな感性を大切にする大人の女性たちへ」をコンセプトに、大人のための上質な日常着を提案しているセレクトショップだ。

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矢野未希子の暮らしを彩るボタニカル 「Tanqueray No.TEN」×「THANN」の心地よい掛け合わせ

モデルとして数々の雑誌や広告などで活躍する矢野未希子。プライベートでは2012年に結婚し、ライフスタイルの一コマを自身のSNSやYouTubeで発信している。理想の暮らしをカタチにするために大事にしている日々の記憶、そして新たな変化とは──。日常に溶け込むボタニカルと“香り”をテーマに、イギリス産のプレミアムジン“タンカレー ナンバーテン(Tanqueray No.TEN)”とナチュラルスキンケアブランド「タン(THANN)」を繋ぐ、夏にぴったりな楽しみ方について聞いてみた。去る8月7日~9日には、“タンカレー ナンバーテン”と「タン」のお酒と香りのペアリングやそれぞれの世界観を体感できるイベント“BOTANICAL SCENTED JOURNEY”を、今回の撮影場所でもある表参道のバー・イベントスペースWALL&mosaicで開催したばかりだ。

自然に囲まれた理想の暮らしを求めて

夫と2匹の猫とともに穏やかな日常を送る矢野未希子さん。10代でモデルデビューしてからずっと走り続けてきたからこそ、心安らぐ時間の大切さを考えるようになったという。結婚10年という節目には、理想の暮らしを手に入れるため豊かな自然に囲まれた庭付きの土地を購入。完成に向けたこだわりの家づくりは現在進行中だ。「ここ数年、家で過ごす時間がとても増えました。自炊も増えて、最近は旬の野菜を取り入れた土鍋ご飯にハマっています。夏はトウモロコシやトマト、あとシラスを混ぜて炊くとほのかに酸味があって食欲のない暑い日もさっぱりと頂くことができます」。もうひとつ、矢野さんの生活空間に欠かせないのが暮らしを彩るお酒と香りだ。

お酒と香りを楽しむ優雅な大人時間

「食後にゆっくりと香りを楽しみながらお酒をいただくってすてきな大人の時間だと思うんです。自宅に友人を招いて、食事とお酒を囲むひとときも好きです。特に蒸し暑いこの時期は、炭酸水やトニックウォーターを使ったカクテルも爽やかで飲みやすいですね。軽やかな口あたりで心と身体を癒してくれます」。イギリス産のプレミアムジン“タンカレー ナンバーテン”は新鮮な原料を用い、少量ずつ丁寧に製造されている。ジュニパーベリー、リコリス、コリアンダー、アンジェリカルートに加えて、オレンジやライム、グレープフルーツの生の皮が作り出すフレッシュな味わいが特徴。爽やかな香りとエレガントな味わいを楽しむことができる。今回手にしたのは、“タンカレー ナンバーテン”にトニックウォーター、レモングラスとライムを添えたオリジナルカクテル。「グラスを口に運ぶたびに、グレープフルーツやシトラスの香りがほのかに広がりました。レモングラスとライムのすっきりとしたアクセントも好みです。食後のデザートとペアリングしてもおしゃれ。ジンの個性をより堪能するならロックもいいですね。香りや味の変化をじっくり味わえそう」。

心を揺さぶる香りの記憶

生活に豊かさを与える香りの空間演出も大事な要素だ。タイ生まれのナチュラルスキンケアブランド「タン」の“エッセンシャルオイル AW” は、精油100% で柑橘系の甘さにナツメグとサンダルウッドのアクセントを忍ばせ、シナモンのほのかなスパイスによってセンシュアルな香りを引き出す。「家では空間の一部として香りが調和するよう配置することを心掛けています。1日のリセットは部屋着に着替え、照明を落とした寝室で心地よい香りに包まれること。五感を研ぎ澄ませるとシナモンにサンダルウッドが爽やかに溶け合うのを感じさせてくれます。香りによって懐かしい記憶や当時の感情が蘇ることも。香りは癒しをもたらしてくれると同時に、人の印象とも密接に繋がっているように思います」。

日常にすてきな変化をもたらして

「家族や友人を自宅に招いて食事をもてなすことが最近の楽しみ」と話す矢野さん。「フレッシュなプレミアムジンは夏のお料理とも合いそうですね。白魚のカルパッチョやフルーツのチーズサラダとか。スパイスを効かせたエスニック料理にも!空間を演出する『タン』の“エッセンシャルオイル AW” は玄関や洗面所に置いておくだけでも、ほのかな癒しを与えてくれそう。香りは生活の身近な存在で、意識することで日常にすてきな変化をもたらしてくれるような気がします」。自然に寄り添いながら、年齢を重ねるごとに内面から輝きを増す矢野さん。将来の夢について聞いてみた。「食事に対する意識がここ10年ですごく変わりました。心身ともに美しくあるためには生活環境が大事。それを踏まえた上で、自分たちにとってベストな環境に家を建てたかった。今まさに奮闘中ですが、自宅の完成が楽しみです。また、これから40代に向かっていく中で自分の『好き』を共有できる場所を作っていけたらなと思っています」。
矢野未希子
PROFILE:(やの・みきこ)1986年12月4日生まれ、大阪府出身。16歳でモデルデビューし、女性ファッション誌で紙面を飾るほか、カバーモデルとしても活躍し多くの女性から支持を集めている。昨年は自費出版写真集「as is」を発売。自身のYouTube公式チャンネル「MIKKO CHANNEL」はチャンネル登録者17万人超(2024年8月現在)。彼女の日々の生活やビューティのほか、「家づくりの道のり」を更新中
ドレス9万9000円/ヘンネ(ヘンネカスタマーサポート customer@haengnae.com)、その他スタイリスト私物

About Tanqueray No.TEN

厳選されたボタニカルと生のフルーツが醸し出す、エレガントで繊細な味わいの“タンカレー ナンバーテン”。「タンカレー(TANQUERAY)」は1830年、チャールズ・タンカレー(Charles Tanqueray)が、ロンドン・ブルームズバリーに蒸溜所を設立したのが始まりだ。「今までにない高品質のジンを作る」という強い信念は、弱冠20歳の時に実現。以来、変わらない製法で芸術的な味を守っている。“タンカレー ナンバーテン”には、1960年代に誕生した手作りのオリジナル蒸留器「TINY TEN(タイニーテン)」を使用。蒸留器は400Lしか入らないスワンネックの小型単式タイプで、この蒸留器を使用した蒸留こそが“タンカレー ナンバーテン”のハートとなっている。香りは、フローラルでフレッシュ。透明感がありながらその深い味わいはさまざまな料理やシーンを彩る。

About THANN

2002 年、タイのバンコクで誕生した「タン」。ウエルネスをテーマに、フェイシャルケア、ヘアケア、ボディーケア、アロマフレグランスなどナチュラルスキンケアを提案する。現在ではタイや日本含むアジア圏から北米、ヨーロッパまで店舗を拡大。プロダクトの有用成分には選りすぐった“植物の恵み”を採用し、精油には数百種類以上もの芳香成分を絶妙にブレンドしている。また、アロマ雑貨を含む全てのプロダクトには、パラベン・MIT(メチルイソチアゾリノン)を使用せず、肌だけではなく身体への安心を追求。動物実験は行わず環境面にも配慮する。

Collaboration campaign

“タンカレー ナンバーテン”と「タン」のコラボレーションキャンペーンとして、オリジナルカクテルが誕生。オレンジとタンジェリンの柑橘にナツメグ、サンダルウッドが香る“アロマティックウッド”、レモングラス、カフィルライムが香る“オリエンタルエッセンス”、そして、ユズとネロリのフレッシュビターな芳香が心地よい落ち着きを与える“イースタンオーチャード”。「タン」で人気の3種のアロマコレクションから想起した、今だけの“タンカレー ナンバーテン”オリジナルカクテル(有料)が楽しめるレストラン・バーを紹介する。

ADRIFT by David Myers 東京

プロモーション期間:8月10日〜9月30日
営業時間:月~土/11:00~15:00 ,17:00~23:00 (料理L.O. 21:30 ドリンクL.O. 22:00) 日・祝日/11:00~15:00, 17:00~22:00 (料理・ドリンクL.O. 21:00) 祝前日/11:00~15:00, 17:00~23:00 (料理L.O. 21:00 ドリンクL.O. 21:00)
住所:東京都千代田区丸の内3-2-3 二重橋スクエア1F
電話:03-6256-0966

WALL Aoyama

プロモーション期間:8月10日〜9月9日
営業時間:月~金/12:00~24:00(L.O.23:30)ランチ12:00~14:00
土・日・祝日/13:00~24:00(L.O.23:30)
住所:東京都港区南青山5丁目4-30 emergence aoyama complex 1F
電話:03-5774-1311

WALL Fukuoka

プロモーション期間:8月10日〜9月9日
営業時間:月〜日・祝/14:00〜24:00
住所:福岡県福岡市中央区大名1-3-33 emergence fukuoka 3F
電話番号:092-286-1679

伊勢丹新宿店本館地下1階
グランドカーヴ(洋酒ワイン)内バーカウンター

プロモーション期間:9月25日〜10月1日
営業時間:14:00~19:00(L.O.18:30)
住所:東京都新宿区新宿3-14-1
電話番号:03-3352-1111(大代表)
MODEL:MIKIKO YANO
PHOTOS:MASASHI IKUTA(HANNAH)
STYLING:REMI KAWASAKI(TRON)
HAIR & MAKEUP:KYOHEI SASAMOTO(ILUMINI) 
TEXT:MEGUMI OTAKE
・お酒は20 歳になってから。飲酒運転は法律で禁止されています。妊娠中・授乳期の飲酒はやめましょう。
問い合わせ先
ディアジオ ジャパン
03-3470-8287

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「ザ・レチノタイム」の人気リッププランパー美容液に限定色“シアーレッド”が登場 

マツキヨココカラ&カンパニーは9月1日、自社ブランド「ザ・レチノタイム(THE RETINOTIME)」の人気シリーズ“ザ・レチノタイム リンクルリップ エッセンス”から限定色“シアーレッド”(1320円)を数量限定で発売する。全国のマツモトキヨシグループ、ココカラファイングループの店舗と自社オンラインストアで販売する。

ナイアシンアミド配合でふっくら保湿ケア

“ザ・レチノタイム リンクルリップエッセンス プランパー”は、ナイアシンアミド配合のリッププランパー美容液だ。厚い美容液層で保湿ケアしながら、ぽってりとハリのあるボリューミーな唇を演出する。“シアーレッド”は透け感のある赤色。どんな肌色にも馴染み、自然な血色感を与える。

さらに、2023年9月に数量限定で販売した“リンクルリップエッセンス プランパー ヌーディピンク”(1320円)を定番化する。

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「ウブロ」が日本橋三越本店にポップアップ 世界限定50本の希少な最新タイムピースも展示

1980年にスイスで創業した高級腕時計ブランド「ウブロ(HUBLOT)」は、日本橋三越本店で8月27日まで開催している「日本橋三越ワールドウオッチフェア」の期間中、本館1階ステージに「ウブロ ポップアップブティック」を出店している。

「アート・オブ・フュージョン(融合の芸術)」をコンセプトに、伝統的なクラフツマンシップと先駆的な素材やデザインを融合させ、機械式クロノグラフを中心とするスポーツウオッチを手がける「ウブロ」。今回のポップアップは、同ブランドが独自に開発・製造するクロノグラフムーブメント“ウニコ”をクローズアップする国内初の機会となるほか、希少なマニュファクチュールピースや同ブランドを象徴するタイムピースが一堂に会する。

本ポップアップの見どころの一つが、14、17、18日の3日間に実施する職人によるデモンストレーション。LVMHウオッチ・ジュエリージャパンのラボで「ウブロ」の時計修理を担当する技術者が、ポップアップスペース内の特設ブースで、自社ムーブメント“ウニコ”の公開オーバーホールを行う。ブースには、5つの特許を取得している“ウニコ”の構造を鑑賞できるよう、小型カメラとモニターを設置。職人が披露する卓越した技術と、複雑で精緻な機構やムーブメントを通して、「ウブロ」のマニュファクチュールブランドとしての側面を体感できる。

また今年発表した新作で、ともに世界限定50本の“MP-10 トゥールビヨン ウェイト エナジー システム チタニウム”や“ビッグ・バン MP-11 14デイ パワーリザーブ ウォーターブルーサファイア”などの希少な時計も展示する。

最新作以外にも、ロンドンのタトゥースタジオ「サン ブルー(SANG BLEU)」とのコラボレーションピースで、幾何学的なケースや18Kキングゴールドとダイヤモンドの組み合わせが美しい「スピリット オブ ビッグ・バン サンブルー キングゴールド パヴェ」など、「アート・オブ・フュージョン」というブランドコンセプトを体現する、アーティスティックで多彩な時計のラインナップが揃う。期間中、展示品はすベて実際に手で触れて体験できるほか、購入者限定の特典も用意する。

今年で27回目となる「日本橋三越ワールドウオッチフェア」では、「時をつなぐ、時を楽しむ」というテーマのもと、「ウブロ」のポップアップショップの他にも本館6階のウオッチギャラリーでは名だたる時計ブランドが期間限定ショップを出店するほか、時計への造詣が深まるトークショーも開催する。

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今知っておくべき韓国の新進気鋭デザイナー3組 「ミュン」「ブンダーカマー」「ビミュエット」


日々、新しいファッションやトレンドが行き交う街ソウルで注目を集める3人の新進気鋭のデザイナーが5月、石村湖(ソッチョンホス)の遊歩道でファッションショーを行った。街の高層ビル群と石村湖の青い自然豊かな景観を背景に100人のモデルが登場したフィナーレは、これ以上ない壮大な光景を作り出した。ソウルの美しい名所と韓国ファッションの魅力を同時に発信するために計画されたファッションショー「ソウルファッションロード」の最初の会場として選ばれたソウル東南部エリアの蚕室(チャムシル)にある有名な湖水公園の石村湖(ソッチョンホス)に、グローバルファッション界で注目されている国内デザイナーブランド、「ミュン(MUNN)」「ブンダーカマー(WNDERKAMMER)」「ビミュエット(BMUET(TE)」が参加した。それぞれのアイデンティティーを表す各コレクションとともに、華やかな大規模プロジェクトの幕が開けた。「2024ソウルファッションロード」の第一歩を成功に導いた3ブランドのデザイナーたちに話を聞いた。

ハン・ヒョンミン 「ミュン」デザイナー

WWD KOREA(以下、WWD):「ミュン」を立ち上げることになった背景は?

ヒョンミン:SADI(サムスンデザイン教育院)の卒業展示会で1位を獲得し、ブランド「ウヨンミ(WOOYOUNGMI)」を経た後、韓国のメンズウエアブランドでメーンデザイナーとして勤務していました。しかし、残念ながらブランド運営が難航し、全スタッフが退社することに。私もそのブランドを辞めることになり、自分の思っていた計画より早く「ミュン」をスタートすることになりました。もともと40歳頃に自分のブランドを立ち上げようと思っていたので。

WWD:「ミュン」のブランド哲学である「見慣れない事をする」にはどのような意味があるのか?

ヒョンミン:「見慣れない事をする」はもともと文学用語で、普遍的な物語の繰り返しから脱却し、新しい技法と観念を使用して新鮮な感じを与えることを言います。私はこの方法を借りてコレクションに当てはめました。 概念的なアプローチ、縫製方法や順序、パターンやディテールなど、全ての部分で新しい形式を導入しようといつも研究しています。

WWD:「2024ソウルファッションロード」で披露されたコレクションも”見慣れない”感じがした

ヒョンミン:今回のコレクションは「不一不異」、「不一不二」という仏教の思想にインスピレーションを受けました。「同じでもなく、違くもない」という意味です。このような東洋の思想と、西洋の洋服の作り方を土台にし、トラッカージャケット、ツイードジャケットのようなクラシックなアイテムを溶け込ませました。 一つでありながら二つであり、外側でありながら内側でもある「境界を分けること」と「区別すること」が意味を持たない不思議なパターンを見せたかったのです。

WWD:過去に多くのファッションショーに参加しているが、「ソウルファッションロード」のステージを準備して感じた特別なことはあるか?

ヒョンミン:「ミュン」は2018年ソウル・ファッションウイークで海外バイヤー、プレスが選定したベストデザイナーに選ばれたこともあり、ロンドンやミラノ・ファッション・ウイークにも参加してきました。 ファッションショーやコレクションの作業は楽しいこともありますが、ものすごいストレスが共存することもあります。しかし、今回の準備過程では、ビジネス、他ブランドとの競争から感じるストレスを感じることなく、快適なガラショーのような感覚もありました。 そして、屋外で行われるファッションショーという点が本当に良かったです。 ソウル市のさまざまな協力のおかげで、自前で手配するのが難しい石村湖で私のコレクションを披露することができたのは意義深いことでした。

WWD:ファッション業界を含め、多くの分野のトレンドが急速に変化していまるが、このような流れの中で苦労することはあるか?

ヒョンミン:「ミュン」はトレンドを追わず、ヘリテージのあるクラシックなアイテムを毎シーズンのコンセプトに合わせて変形して作業しています。そのため、流行の流れをあまり受けない方です。 私は今やアパレルデザイナーを超え、会社を運営する代表であり、ディレクターに近い働き方をしていると思います。そのような次元で、トレンドの変化によるデザインの難しさよりも、世界経済の状況、輸出する国との政治関係など、四半期ごとに急変する世界情勢と経済的な変化にもっと注意を払っています。

WWD:今後の「ミュン」のブランド経営の方向性があれば教えてほしい

ヒョンミン:ソウル・ファッションウイークで良い成績を収めた後は、ソウルを離れて海外を中心にブランドを運営していました。 今は国内でもさらに私のブランドを知ってもらいたいです。今年の後半からは国内でも活発に活動する予定です。

シン・へヨン 「ブンダーカマー」デザイナー

WWD:他のブランドと差別化される「ブンダーカマー」ならではの特徴がどのような部分だと思うか?

シン・へヨン(以下、ヘヨン):「ブンダーカマー」は派手な装飾が施された他のものの中でも埋もれずに目立つミニマリズム、どこから見てもほのかに輝くカリスマ性を持っていると思います。 そして、そのようなスタイルを作るために努力しています。 言葉で言い表すのは難しいですが、過度でもなく、かといって地味でもない「ブンダーカマー」ならではのラインを持っています。

WWD:ファッションサバイバルエンターテインメント「ネクストレーベル(NEXT LABEL)」優勝後、価値観は変わったのか?

ヘヨン:2010年のブランド立ち上げ以来、ブランドを引っ張ってきて、私がうまくやっているのか、ブランド哲学だけを掲げているため、人々に退屈を感じさせるのではないかと悩んでいた時期でした。 そんな中、激しい競争の中でプログラムで優勝してからは自信がつきました。 私のコミュニケーションのやり方が間違っていなかったと思うようになり、ブランドのアイデンティティーを堅固に守りたいという考えがより明確になりました。

WWD:「2024ソウルファッションロード」で披露したコレクションを紹介してほしい

ヘヨン:「ブンダーカマー」の24年プレフォールコレクションを発表しました。 ジャック・ケルアックの小説「路上」にインスピレーションを受け、特に小説の主人公が「私たちの道で会いましょう!」というセリフが心に響き、メーンテーマを「See You Down The Road!」にしました。世界中を旅し続け、昨日は夏に住み、今日は冬に住んでいる女性が頭に浮かびました。 旅行で使い古されたような素材や、夏と冬のアイテムが混ざり合ったようなユニークなレイヤード、手に持ったネックピローなど、「ブンダーカマー」の想像上のミューズを表現してみました。

WWD:ソウルファッションロードでのランウエイを終えた感想は?

ヘヨン:多くのファッションショーに参加しましたが、野外で行われるファッションショーは初めてでした。 屋内でのファッションショーより状況を左右する要因が多くて心配でしたが、往復600mほどのランウエイ、1000人余りの観客、100人のモデル、そして美しいソッチョンホスの姿と蚕室の風景まで。ショーの途中で空に映った虹も完璧にランウエイを照らしてくれました。ショーを見守る全ての人に忘れられない思い出をプレゼントしたイベントだったと思います。

WWD:読者にぜひ紹介したい「ブンダーカマー」の愛着のあるアイテムを教えてほしい

ヘヨン:パンツをおすすめします。一度試着した人は、新商品が出るたびにリピートしてくださるので、パンツのフィット感には誇りを持っています。 パンツはフィット感をつかむのが一番難しいアイテムですが、私たちのミニマルな感性をうまく表現するためには、フィット感で勝負しなければならないと思いました。 長い間、フィット感に関する研究をたくさんしてきたので、認めてもらえてありがたいですね。

WWD:今後挑戦したい目標は何か?

ヘヨン:「ブンダーカマー」のファッションフィルムがチョンジュ国際映画祭に招待されて上映されました。 今回参加したソウルファッションロードも、従来の枠を超え、クラシック演奏と市民観客が参加する新しい方式のファッションショーでした。 このように、服だけでなく、さまざまな方法で様々なジャンルの立体的な経験を提供する文化的なファッションブランドに生まれ変わりたいと思います。

ソ・ビョンミュン、オム・ジナ「ビミュエット」 デザイナー

WWD:ビミュエットはどのような特徴を持つブランドか?

ソ・ビョンミュン、オム・ジナ(以下、ビョンミュン、ジナ):何にも縛られないことを追求します。自由に考え、表現する方法を好みます。私たちの表現方法に従うと、他の人がやっていない新しい試みをたくさんすることになります。残念な結果になることもありますが、思いもよらない美しさを発見することもあります。 このような過程で出てくるストーリーが他のブランドと比較したときの差別化ポイントだと思います。

WWD:ブランドを立ち上げたきっかけは?

ビョンミュン、ジナ:ロンドンでファッションデザイン修士課程を終え、ミラノで開かれる“ホワイト トレード ショー”に新進デザイナーとして招待されました。 そこで偶然、ロサンゼルスの有名なセレクトショップのバイヤーが私たちのコレクションを購入したことがきっかけでした。 その時、私たちが持っているデザインの価値と可能性を発見し、ブランドを立ち上げることになりました。

WWD:2人のデザイナーが一緒に仕事をすることで良い点は?

ビョンミュン、ジナ:お互いの役割を分担して仕事をしています。ソ・ビョンミュンは主に男性服と女性服のテーラードスタイルをデザインし、オム・ジナは女性服のデザインとコレクションのスタイリングを担当しています。 お互いのデザインの価値観を共有し、話し合いながら、それぞれが持っている欠点はお互いの長所を活かして補うことができるのが一番大きなメリットだと思います。

WWD:「2024年ソウルファッションロード」で披露したコレクションはどこから始まったのか?

ビョンミュン、ジナ:初めてソッチョンホスを訪れた時、滑走路のシーンを想像してみました。 森の中を歩くおとぎ話の中の少年と少女のイメージが浮かびました。 幻想的でおとぎ話のような感性を持ったコレクションを発表できたらいいなと思い、すぐに「美しい悪夢」というタイトルが浮かびました。ロマンチックな感じを与えるシルエット、独特な素材とカラーマッチを見せながら、神秘的な少女のロマンチックなコレクションを作りました。 ソッチョンホスの上のランウエイの幻想的な雰囲気が、私たちが見せたかったイメージとよく合致したと思います。 ソウルの美しい名所で私たちのコレクションを披露することができて光栄でした。

WWD:海外での確固たる地位を築くために、どのような点を重視している?

ビョンミュン、ジナ:ありがたいことに、海外のセレブリティーが私たちのコレクションを着用し、ロンドン・ファッションウイークにも登壇するなど、グローバルファッション市場で多くの注目を集めています。 重要な点は、確固たるブランドコンセプトと価値を提示しなければならないということだと思います。 既存のブランドと差別化しなければ、競争の激しい市場で注目されることは難しいでしょう。 海外ではなおさらです。そのため、私たちだけが持っている持続的な価値をうまく伝えるために常に努力しています。

PHOTO : KWANGHOON KO, ソウル特別市
PHOTO COURTESY : MÜNN, WNDERKAMMER, BMUET(TE)

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今知っておくべき韓国の新進気鋭デザイナー3組 「ミュン」「ブンダーカマー」「ビミュエット」


日々、新しいファッションやトレンドが行き交う街ソウルで注目を集める3人の新進気鋭のデザイナーが5月、石村湖(ソッチョンホス)の遊歩道でファッションショーを行った。街の高層ビル群と石村湖の青い自然豊かな景観を背景に100人のモデルが登場したフィナーレは、これ以上ない壮大な光景を作り出した。ソウルの美しい名所と韓国ファッションの魅力を同時に発信するために計画されたファッションショー「ソウルファッションロード」の最初の会場として選ばれたソウル東南部エリアの蚕室(チャムシル)にある有名な湖水公園の石村湖(ソッチョンホス)に、グローバルファッション界で注目されている国内デザイナーブランド、「ミュン(MUNN)」「ブンダーカマー(WNDERKAMMER)」「ビミュエット(BMUET(TE)」が参加した。それぞれのアイデンティティーを表す各コレクションとともに、華やかな大規模プロジェクトの幕が開けた。「2024ソウルファッションロード」の第一歩を成功に導いた3ブランドのデザイナーたちに話を聞いた。

ハン・ヒョンミン 「ミュン」デザイナー

WWD KOREA(以下、WWD):「ミュン」を立ち上げることになった背景は?

ヒョンミン:SADI(サムスンデザイン教育院)の卒業展示会で1位を獲得し、ブランド「ウヨンミ(WOOYOUNGMI)」を経た後、韓国のメンズウエアブランドでメーンデザイナーとして勤務していました。しかし、残念ながらブランド運営が難航し、全スタッフが退社することに。私もそのブランドを辞めることになり、自分の思っていた計画より早く「ミュン」をスタートすることになりました。もともと40歳頃に自分のブランドを立ち上げようと思っていたので。

WWD:「ミュン」のブランド哲学である「見慣れない事をする」にはどのような意味があるのか?

ヒョンミン:「見慣れない事をする」はもともと文学用語で、普遍的な物語の繰り返しから脱却し、新しい技法と観念を使用して新鮮な感じを与えることを言います。私はこの方法を借りてコレクションに当てはめました。 概念的なアプローチ、縫製方法や順序、パターンやディテールなど、全ての部分で新しい形式を導入しようといつも研究しています。

WWD:「2024ソウルファッションロード」で披露されたコレクションも”見慣れない”感じがした

ヒョンミン:今回のコレクションは「不一不異」、「不一不二」という仏教の思想にインスピレーションを受けました。「同じでもなく、違くもない」という意味です。このような東洋の思想と、西洋の洋服の作り方を土台にし、トラッカージャケット、ツイードジャケットのようなクラシックなアイテムを溶け込ませました。 一つでありながら二つであり、外側でありながら内側でもある「境界を分けること」と「区別すること」が意味を持たない不思議なパターンを見せたかったのです。

WWD:過去に多くのファッションショーに参加しているが、「ソウルファッションロード」のステージを準備して感じた特別なことはあるか?

ヒョンミン:「ミュン」は2018年ソウル・ファッションウイークで海外バイヤー、プレスが選定したベストデザイナーに選ばれたこともあり、ロンドンやミラノ・ファッション・ウイークにも参加してきました。 ファッションショーやコレクションの作業は楽しいこともありますが、ものすごいストレスが共存することもあります。しかし、今回の準備過程では、ビジネス、他ブランドとの競争から感じるストレスを感じることなく、快適なガラショーのような感覚もありました。 そして、屋外で行われるファッションショーという点が本当に良かったです。 ソウル市のさまざまな協力のおかげで、自前で手配するのが難しい石村湖で私のコレクションを披露することができたのは意義深いことでした。

WWD:ファッション業界を含め、多くの分野のトレンドが急速に変化していまるが、このような流れの中で苦労することはあるか?

ヒョンミン:「ミュン」はトレンドを追わず、ヘリテージのあるクラシックなアイテムを毎シーズンのコンセプトに合わせて変形して作業しています。そのため、流行の流れをあまり受けない方です。 私は今やアパレルデザイナーを超え、会社を運営する代表であり、ディレクターに近い働き方をしていると思います。そのような次元で、トレンドの変化によるデザインの難しさよりも、世界経済の状況、輸出する国との政治関係など、四半期ごとに急変する世界情勢と経済的な変化にもっと注意を払っています。

WWD:今後の「ミュン」のブランド経営の方向性があれば教えてほしい

ヒョンミン:ソウル・ファッションウイークで良い成績を収めた後は、ソウルを離れて海外を中心にブランドを運営していました。 今は国内でもさらに私のブランドを知ってもらいたいです。今年の後半からは国内でも活発に活動する予定です。

シン・へヨン 「ブンダーカマー」デザイナー

WWD:他のブランドと差別化される「ブンダーカマー」ならではの特徴がどのような部分だと思うか?

シン・へヨン(以下、ヘヨン):「ブンダーカマー」は派手な装飾が施された他のものの中でも埋もれずに目立つミニマリズム、どこから見てもほのかに輝くカリスマ性を持っていると思います。 そして、そのようなスタイルを作るために努力しています。 言葉で言い表すのは難しいですが、過度でもなく、かといって地味でもない「ブンダーカマー」ならではのラインを持っています。

WWD:ファッションサバイバルエンターテインメント「ネクストレーベル(NEXT LABEL)」優勝後、価値観は変わったのか?

ヘヨン:2010年のブランド立ち上げ以来、ブランドを引っ張ってきて、私がうまくやっているのか、ブランド哲学だけを掲げているため、人々に退屈を感じさせるのではないかと悩んでいた時期でした。 そんな中、激しい競争の中でプログラムで優勝してからは自信がつきました。 私のコミュニケーションのやり方が間違っていなかったと思うようになり、ブランドのアイデンティティーを堅固に守りたいという考えがより明確になりました。

WWD:「2024ソウルファッションロード」で披露したコレクションを紹介してほしい

ヘヨン:「ブンダーカマー」の24年プレフォールコレクションを発表しました。 ジャック・ケルアックの小説「路上」にインスピレーションを受け、特に小説の主人公が「私たちの道で会いましょう!」というセリフが心に響き、メーンテーマを「See You Down The Road!」にしました。世界中を旅し続け、昨日は夏に住み、今日は冬に住んでいる女性が頭に浮かびました。 旅行で使い古されたような素材や、夏と冬のアイテムが混ざり合ったようなユニークなレイヤード、手に持ったネックピローなど、「ブンダーカマー」の想像上のミューズを表現してみました。

WWD:ソウルファッションロードでのランウエイを終えた感想は?

ヘヨン:多くのファッションショーに参加しましたが、野外で行われるファッションショーは初めてでした。 屋内でのファッションショーより状況を左右する要因が多くて心配でしたが、往復600mほどのランウエイ、1000人余りの観客、100人のモデル、そして美しいソッチョンホスの姿と蚕室の風景まで。ショーの途中で空に映った虹も完璧にランウエイを照らしてくれました。ショーを見守る全ての人に忘れられない思い出をプレゼントしたイベントだったと思います。

WWD:読者にぜひ紹介したい「ブンダーカマー」の愛着のあるアイテムを教えてほしい

ヘヨン:パンツをおすすめします。一度試着した人は、新商品が出るたびにリピートしてくださるので、パンツのフィット感には誇りを持っています。 パンツはフィット感をつかむのが一番難しいアイテムですが、私たちのミニマルな感性をうまく表現するためには、フィット感で勝負しなければならないと思いました。 長い間、フィット感に関する研究をたくさんしてきたので、認めてもらえてありがたいですね。

WWD:今後挑戦したい目標は何か?

ヘヨン:「ブンダーカマー」のファッションフィルムがチョンジュ国際映画祭に招待されて上映されました。 今回参加したソウルファッションロードも、従来の枠を超え、クラシック演奏と市民観客が参加する新しい方式のファッションショーでした。 このように、服だけでなく、さまざまな方法で様々なジャンルの立体的な経験を提供する文化的なファッションブランドに生まれ変わりたいと思います。

ソ・ビョンミュン、オム・ジナ「ビミュエット」 デザイナー

WWD:ビミュエットはどのような特徴を持つブランドか?

ソ・ビョンミュン、オム・ジナ(以下、ビョンミュン、ジナ):何にも縛られないことを追求します。自由に考え、表現する方法を好みます。私たちの表現方法に従うと、他の人がやっていない新しい試みをたくさんすることになります。残念な結果になることもありますが、思いもよらない美しさを発見することもあります。 このような過程で出てくるストーリーが他のブランドと比較したときの差別化ポイントだと思います。

WWD:ブランドを立ち上げたきっかけは?

ビョンミュン、ジナ:ロンドンでファッションデザイン修士課程を終え、ミラノで開かれる“ホワイト トレード ショー”に新進デザイナーとして招待されました。 そこで偶然、ロサンゼルスの有名なセレクトショップのバイヤーが私たちのコレクションを購入したことがきっかけでした。 その時、私たちが持っているデザインの価値と可能性を発見し、ブランドを立ち上げることになりました。

WWD:2人のデザイナーが一緒に仕事をすることで良い点は?

ビョンミュン、ジナ:お互いの役割を分担して仕事をしています。ソ・ビョンミュンは主に男性服と女性服のテーラードスタイルをデザインし、オム・ジナは女性服のデザインとコレクションのスタイリングを担当しています。 お互いのデザインの価値観を共有し、話し合いながら、それぞれが持っている欠点はお互いの長所を活かして補うことができるのが一番大きなメリットだと思います。

WWD:「2024年ソウルファッションロード」で披露したコレクションはどこから始まったのか?

ビョンミュン、ジナ:初めてソッチョンホスを訪れた時、滑走路のシーンを想像してみました。 森の中を歩くおとぎ話の中の少年と少女のイメージが浮かびました。 幻想的でおとぎ話のような感性を持ったコレクションを発表できたらいいなと思い、すぐに「美しい悪夢」というタイトルが浮かびました。ロマンチックな感じを与えるシルエット、独特な素材とカラーマッチを見せながら、神秘的な少女のロマンチックなコレクションを作りました。 ソッチョンホスの上のランウエイの幻想的な雰囲気が、私たちが見せたかったイメージとよく合致したと思います。 ソウルの美しい名所で私たちのコレクションを披露することができて光栄でした。

WWD:海外での確固たる地位を築くために、どのような点を重視している?

ビョンミュン、ジナ:ありがたいことに、海外のセレブリティーが私たちのコレクションを着用し、ロンドン・ファッションウイークにも登壇するなど、グローバルファッション市場で多くの注目を集めています。 重要な点は、確固たるブランドコンセプトと価値を提示しなければならないということだと思います。 既存のブランドと差別化しなければ、競争の激しい市場で注目されることは難しいでしょう。 海外ではなおさらです。そのため、私たちだけが持っている持続的な価値をうまく伝えるために常に努力しています。

PHOTO : KWANGHOON KO, ソウル特別市
PHOTO COURTESY : MÜNN, WNDERKAMMER, BMUET(TE)

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「サンローラン」伊勢丹新宿本店がリニューアル 異なる大理石で仕上げた独自の空間に

「サンローラン(SAINT LAURENT)」は、「サンローラン」伊勢丹新宿本店3階の店舗を新たにリニューアルオープンした。

ヴァカレロ=ディレクターの美学を反映
国内では同店限定のアイテムも

同店は、アンソニー・ヴァカレロ(Anthony Vaccarello)=「サンローラン」クリエイティブ・ディレクターのコンセプトを取り入れ、異なる大理石でしつらえたテーブルや什器、コーデュロイ調のコンクリート壁など、独自の空間に仕上げた。アイテムは、ウエアやバッグ、シューズ、アクセサリーなど、ウィメンズの全カテゴリーを取り扱うほか、国内では同店のみ販売する、バッグ“ル・サンカセット スープル ベイビー”(44万円)とシアリングコート(209万円)もラインアップする。

■「サンローラン」伊勢丹新宿本店3階店
場所:伊勢丹新宿本店 本館3階
住所:東京都新宿区新宿3-14-1

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「RMK」や「スリー」の立役者、石橋寧が化粧品業界に提言 Vol.1 「日本のコスメの存在感がなくなっている!」

PROFILE: 石橋寧/マーケティングアドバイザー

石橋寧/マーケティングアドバイザー
PROFILE: エキップにて1997年に「RMK」、2003年に「スック(SUQQU)」、08年に設立したACROでは「スリー」「アンプリチュード」「イトリン」を立ち上げ。24年3月に退任し、独立 PHOTO:KOUTAROU WASHIZAKI

化粧品市場はすっかり活況を取り戻したが、気が付けば欧州のハイブランドと韓国コスメのパワーに押され、「J ビューティ」と呼ばれていた頃の勢いはすっかり影を潜めている。その原因はいったい?これからどうしたらいい?そこで、ビューティ・ジャーナリストの木津由美子が数々の百貨店ブランドを立ち上げては成功へと導いてきた石橋寧氏に、日本の化粧品業界に対して思うことを5回にわたって聞く。

――:ズバリ、日本の化粧品業界って大丈夫でしょうか?不安しか感じないんですが。

石橋寧(以下、石橋):昨年、タイのバンコクで化粧品売り場をいろいろと見て回ったんだけど、韓国コスメがすごくいい場所を取っていたんだよね。現在のメインどころは韓国コスメと、「グッチ ビューティ(GUCCI BEAUTY)」や「エルメス(HERMES)」などの欧州ラグジュアリー。日本のコスメブランドはほとんど隅に追いやられていた。それはロンドンでも同じ。ハロッズを見ても日本からの新規参入は見当たらず、相変わらず資生堂グループの「シセイドウ(SHISEIDO)」と「クレ・ド・ポー ボーテ(CLE DE PEAU BEAUTE)、花王・カネボウグループの「スック(SUQQU)」と「センサイ(SENSAI)」のみ。実はコロナ前の2019年ごろ、ハロッズのバイヤーから「スリー(THREE)を入れたい」という打診があったんです。化粧品売り場を改装して2倍くらいに拡張する、そこで「J ビューティ」を強化したい、と。代理店を通じて交渉していたんだけれど、当時はまだEU離脱が決定していなかった。国の方針が決まらないと具体的な条件交渉に入れないから少し待とうと話しているうちにパンデミックになり、ハロッズの改装も遅れ……昨年行ったら、その場所に「グッチ ビューティ」が入ってましたね。

――:「スリー」の進出は引き継がれていないんですね。なぜ、こんなに全てが停滞しているのでしょう?

石橋:コロナ禍で海外渡航の自粛が求められると、日本の企業はきちんと守って全て現地任せにし、誰も行かなくなってしまった。一方、韓国はオンラインで交渉して機を見て渡航して、いいロケーションを積極的に獲得していました。結果コロナが収まった今、どこも渡航者が戻ってきているから、ロケーションの有利・不利は大きく響く。奥まったロケーションにある日本のブランドはこれから数年、とても苦労しますね。それを見ると、「日本の企業は何をやっていたの?」って思う。

日本のコスメブランドの居場所がない

――:今、いろんな業界で消費の二極化が進んでいますが、低価格帯マーケットは韓国に食われ、高価格帯市場は欧州ラグジュアリーブランドに占められ、日本のコスメブランドの居場所がありません。

石橋:日本のメイクアップ市場は「シャネル(CHANEL)」や「ディオール(DIOR)」などのラグジュアリーブランドが圧倒的に強く、日本の輸入コスメの25%は韓国コスメが占めている(23年度の化粧品輸入実績。日本輸入品協会調べ)。つまり、日本のコスメは、ラグジュアリーとマス市場のどっちからもやられっぱなし。その上、花王は「オーブ(AUBE)」と「コフレドール(COFFRET DOR)」を終了すると言っているでしょ。これって「欧州や韓国企業の皆さん、日本のマーケットをお好きにどうぞ」と差し出しているようにしか見えないんですよね。

――:さらに今秋から来年にかけて、欧州ラグジュアリーブランドが勢力を増します。

石橋:聞くところによると、百貨店の外資系ハイブランドはやがて、化粧品とファッション小物を集積した売り場を作るんじゃないか、と。ハイブランドの強みは、バッグとかポーチといったファッション小物を持っていること。阪急うめだ本店の「ディオール」が成功したのは、まさに化粧品とバッグを連動させた売り場を作ったから。「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のコスメがまもなく出てくるようだが、そういう売り場を作る可能性は大いにあると思う。そうすると百貨店の売り場はどうなるか。広いスペースが必要になるので、そんな提案がしにくい日本のコスメブランドは別のフロアに移設される。今、世界中で同じような動きがあるように感じます。僕はそんな状況を見越して日本発のラグジュアリーブランド「アンプリチュード(AMPLITUDE)」と「イトリン(ITRIM)」を作ったわけです。コロナ禍を含めて確かに3年くらいは厳しかったけれど、可能性を秘めていたブランドだったのに休止となってとても残念。「アンプリチュード」を作った時、実はどの商品も「シャネル(CHANEL)」より価格設定を100円高くしたんだよね。「トム フォード ビューティ(TOM FORD BEAUTY)」ほど高くなくていいけれど、日本のラグジュアリーだから、と。そういうブランドが、日本には本当にないんですよ。

「品質がよければ売れる」のは錯覚

――:かといって、広くグローバルで成功しているブランドもない。

石橋:みんな「グローバル」って言うけど、言っているだけで行動が伴っていないんですよ。フランスと韓国に共通しているのは、人口が日本の半分ぐらいであること。国外に出ていかないと生きていかれないから、最初からグローバルを相手にしているわけです。それに対して日本は1億2000万人もいるから自国でなんとか消費できていた。ところが人口が減少し、「やっぱりグローバルだよね」と。ならば、そういう視点でモノ作りやマーケティングをしていかないと。でも化粧品メーカーのトップが本気で海外に視察に行っているとは思えないし、行っていたとしても本質を見ていないように思う。「品質がよければ売れる」というのは日本の企業の錯覚で、大きな勘違い。もはや品質がいいだけで売れる時代ではない。なのにまだそう信じようとしているふしがある。日本の化粧品メーカーはどこで稼いでいるかというと、結局化粧品専門店やドラッグストアがメイン。専門店を第一にモノ作りをし、店舗設計やディスプレイ、テスターといったものも専門店ベースで考えるから、グローバルでは戦えないんですよ。本当にグローバルにするんだったら、まずはトップ自らいろんな国に行って、自分の目でマーケットを見てくる。今をチャンスと捉え、グローバル視点でモノ作りやマーケティングをすれば、まだまだいけると思います。

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アシックス廣田会長「頂上作戦」に手応え パリ五輪・マラソンで16年ぶりメダル奪還

「メダルを取る目標は達成できた」と胸を張るのは、アシックスの廣田康人会長CEOだ。パリ五輪の男子マラソンで同社のシューズを履いたバジル・アブディ選手(ベルギー)が2時間6分47秒の好記録で銀メダルに輝いた。着用選手が五輪のマラソンでメダルを獲得するのは16年ぶり。箱根駅伝でのシェア回復に続き、世界最高の舞台でランニングシューズの復活を印象づけた。

同社にとってトップランナーのシェア獲得は至上命題だった。2021年1月の箱根駅伝ではナイキの厚底シューズ旋風に遅れをとり、アシックスの着用選手がゼロになる屈辱を味わった。社長だった廣田氏は社長直轄の「Cプロジェクト」を発足。開発、生産、マーケティングなどの部門から有望な若手社員を集め、シェア奪還に動く。CプロジェクトのCは「頂上」のこと。創業者・鬼塚喜八郎がベンチャー時代に「頂上作戦」と名づけたマーケティング戦略にならった。トップランナー(頂上)を押さえれば、その下に広がる膨大なマスマーケットの支持を集めることができる。

Cプロジェクトから生まれた“メタスピード”シリーズはじわじわとトップランナーから人気を集め、世界の主要レースの表彰台にたびたび上るようになっていった。銀メダルのアブディ選手は21年の東京五輪と22年世界陸上で銅メダルを獲得し、パリ五輪に向けてアシックスと契約していた。

廣田氏はパリ五輪の男子マラソンをゴール会場で観戦し、アブディ選手ら契約アスリートに声援を送った。「走るのは選手。われわれが無責任にメダルの色を言うべきではない」と断りつつも、「男子・女子のマラソンで6個あるメダルの1個を取れたに過ぎない。これで満足してはいけない。もっと高みを目指す。来年に向けて、さらに改良したシューズを開発する。頂上作戦はまだ続く」と話す。

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2023年版世界のビューティ企業CEO報酬ランキング 1位独走は218億円でコティCEO

米「WWD」が世界のビューティ業界の最高経営責任者(CEO)を対象とした2023年度高額所得者トップ30を発表した。1位は、報酬約1億4942万ドル(約218億円)を受け取ったコティ(COTY)のスー・ナビ(Sue Nabi)最高経営責任者(CEO)。前年比4100%増と、2位に大きく差をつけてトップに返り咲いた。2位はエスティ ローダー カンパニーズ(ESTEE LAUDER COMPANIES)のファブリツィオ・フリーダ(Fabrizio Freda)CEO。報酬額は2181万ドル(約31億)で、業績連動型インセンティブ報酬の減少により、2年連続での減給となった。

一方、最も報酬が減少したのは、同43.3%減の魚谷雅彦・資生堂代表執行役会長CEOだった。米国企業の幹部らが上位を占め、9位のニコラ・イエロニムス(Nicolas Hieronimus)ロレアル(L'OREAL)CEOを除く上位10人は、アメリカのビューティ企業や大手消費財、ヘルスケア企業のCEOらだった。

【2023年度ビューティ企業CEO高額所得者トップ30】

1位
スー・ナビ
コティ最高経営責任者

総額: 1億4942万9486ドル(約218億1670万円)
前年比:+4100%


2位
ファブリツィオ・フリーダ
エスティ ローダー カンパニーズ社長兼CEO

総額: 2181万1244ドル(約31億8444万円)
前年比: -14.3%


3位
ジョン R. モーラー(Jon R. Moeller)/
プロクター アンド ギャンブル社長兼CEO

総額: 2171万5625ドル(約31億8444万円)
前年比: +22.6%


4位
ティボー・モンゴン(Thibaut Mongon)/
ケンビューCEO

総額: 1972万2593ドル(約28億7949万円)
前年比: N/A


5位
ノエル・ウォレス(Noel Wallace)/
コルゲート パーモリーブ会長兼社長兼CEO

総額: 1712万1584ドル(約24億9975万円)
前年比: +18.4%


6位
ロザリンド・ブリューワー(Rosalind Brewer)/
ウォルグリーン ブーツ アライアンス 前CEO

総額: 1413万4190ドル(約20億6359万円)
前年比: -18.2%


7位
リンダ・レンドル(Linda Rendle)/
クロロックスCEO

総額: 1164万9650ドル(約17億84万円)
前年比: +36.5%


8位
マシュー・T・ファレル(Matthew T. Farrell)/
チャーチ アンド ドワイト会長兼社長兼CEO

総額: 1118万2166ドル(約16億3259万円)
前年比: +33.5%


9位
ニコラ・イエロニムス
ロレアルCEO

総額: 1032万6000ユーロ(約16億5216万円)
前年比: +1.8%


10位
マーティン・ウォーターズ(Martin Waters)/
ビクトリアズ シークレット アンド カンパニーCEO

総額: 1092万5251ドル(約15億9508万円)
前年比: -12.7%


11位
ロッド・リトル(Rod Little)/
エッジウェル パーソナル ケア社長兼CEO

総額: 1015万7128ドル(約14億8294万円)
前年比: +12.8%


12位
ジェローム・ランバート(Jerome Lambert)/
コンパニー フィナンシエール リシュモン CEO

総額: 797万9917スイスフラン(約13億4860万円)
前年比: +7.4%


13位
ベルナール・アルノー(Bernard Arnault)/
LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン会長兼CEO

総額: 793万7090ユーロ(約12億6993万円)
前年比: 横ばい


14位
カーステン・クノーベル(Carsten Knobel)/
ヘンケル会長

総額: 674万9320ユーロ(約12億6993万円)
前年比: -1.6%


15位
アクセル・デュマ(Axel Dumas)/
エルメス・インターナショナルCEO

総額: 585万2276ユーロ(約9億3636万円)
前年比: +30.4%


16位
ライアン・ナピアスキー(Ryan Napierski)/
ニュースキン エンタープライズ社長兼CEO

総額: 583万8579ドル(約8億5243万円)
前年比: +22.5%


17位
タラン・アミン(Tarang Amin)/
E.L.F. ビューティ会長兼社長兼CEO

総額: 563万4119ドル(約8億2258万円)
前年比: +7.6%


18位
サウガタ・グプタ
マリコ マネージング・ディレクター兼CEO

総額: 2億5107万5800ルピー(約4億2682万円)
前年比: -30.5%


19位
ヴィンセント・ワーナリー (Vincent Warnery)/
バイヤスドルフ会長

総額: 251万2000ユーロ(約4億192万円)
前年比: -3.9%


20位
小林一俊
コーセー社長兼CEO

総額: 3億4300万円
前年比: +32.4%


21位
魚谷雅彦
資生堂会長兼CEO

総額:3億100万円
前年比:-43.3%


22位
ジャン・マダー(Jean Madar)/
インターパルファム会長兼CEO

総額: 200万ドル(約2億9200万円)
前年比: +62.6%


23位
ジョナサン・マイヤーズ(Jonathan Myers)/
PZカソンズCEO

総額: 157万1539ポンド(約2億9387万円)
前年比: +36.5%


24位
スディール・シタパティ(Sudhir Sitapati)/
ゴドレジ コンシューマー プロダクツ マネージング・ディレクター兼CEO

総額: 1億4430万ルピー(約2億4531万円)
前年比: N/A


25位
モヒット・マルホトラ(Mohit Malhotra)/
ダバールCEO

総額: 1億3354万2420ルピー(約2億2702万円)
前年比: -8.6%


26位
アレックス・パン(Alex Pan)/
上海 ジャファ ユナイテッド会長兼CEO

総額: 771万5000人民元(約1億5430万円)
前年比: -15%


27位
アンドレ・ホフマン(Andre Hoffmann)/
ロクシタングループ前CEO

総額: 93万9000ユーロ(約1億5024万円)
前年比: N/A


28位
長谷部佳宏
花王社長

総額: 1億4100万円
前年比: -4.1%


29位
ハーシャ・アガーワル(Harsha Agarwal)/
エマミ副会長兼マネージング・ディレクター

総額: 6180万8000ルピー(約1億507万円)
前年比: N/A


29位
モハン・ゴエンカ(Mohan Goenka)/
エマミ副会長兼常勤取締役

総額: 6180万8000ルピー (約1億507万円)
前年比: N/A

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2023年版世界のビューティ企業CEO報酬ランキング 1位独走は218億円でコティCEO

米「WWD」が世界のビューティ業界の最高経営責任者(CEO)を対象とした2023年度高額所得者トップ30を発表した。1位は、報酬約1億4942万ドル(約218億円)を受け取ったコティ(COTY)のスー・ナビ(Sue Nabi)最高経営責任者(CEO)。前年比4100%増と、2位に大きく差をつけてトップに返り咲いた。2位はエスティ ローダー カンパニーズ(ESTEE LAUDER COMPANIES)のファブリツィオ・フリーダ(Fabrizio Freda)CEO。報酬額は2181万ドル(約31億)で、業績連動型インセンティブ報酬の減少により、2年連続での減給となった。

一方、最も報酬が減少したのは、同43.3%減の魚谷雅彦・資生堂代表執行役会長CEOだった。米国企業の幹部らが上位を占め、9位のニコラ・イエロニムス(Nicolas Hieronimus)ロレアル(L'OREAL)CEOを除く上位10人は、アメリカのビューティ企業や大手消費財、ヘルスケア企業のCEOらだった。

【2023年度ビューティ企業CEO高額所得者トップ30】

1位
スー・ナビ
コティ最高経営責任者

総額: 1億4942万9486ドル(約218億1670万円)
前年比:+4100%


2位
ファブリツィオ・フリーダ
エスティ ローダー カンパニーズ社長兼CEO

総額: 2181万1244ドル(約31億8444万円)
前年比: -14.3%


3位
ジョン R. モーラー(Jon R. Moeller)/
プロクター アンド ギャンブル社長兼CEO

総額: 2171万5625ドル(約31億8444万円)
前年比: +22.6%


4位
ティボー・モンゴン(Thibaut Mongon)/
ケンビューCEO

総額: 1972万2593ドル(約28億7949万円)
前年比: N/A


5位
ノエル・ウォレス(Noel Wallace)/
コルゲート パーモリーブ会長兼社長兼CEO

総額: 1712万1584ドル(約24億9975万円)
前年比: +18.4%


6位
ロザリンド・ブリューワー(Rosalind Brewer)/
ウォルグリーン ブーツ アライアンス 前CEO

総額: 1413万4190ドル(約20億6359万円)
前年比: -18.2%


7位
リンダ・レンドル(Linda Rendle)/
クロロックスCEO

総額: 1164万9650ドル(約17億84万円)
前年比: +36.5%


8位
マシュー・T・ファレル(Matthew T. Farrell)/
チャーチ アンド ドワイト会長兼社長兼CEO

総額: 1118万2166ドル(約16億3259万円)
前年比: +33.5%


9位
ニコラ・イエロニムス
ロレアルCEO

総額: 1032万6000ユーロ(約16億5216万円)
前年比: +1.8%


10位
マーティン・ウォーターズ(Martin Waters)/
ビクトリアズ シークレット アンド カンパニーCEO

総額: 1092万5251ドル(約15億9508万円)
前年比: -12.7%


11位
ロッド・リトル(Rod Little)/
エッジウェル パーソナル ケア社長兼CEO

総額: 1015万7128ドル(約14億8294万円)
前年比: +12.8%


12位
ジェローム・ランバート(Jerome Lambert)/
コンパニー フィナンシエール リシュモン CEO

総額: 797万9917スイスフラン(約13億4860万円)
前年比: +7.4%


13位
ベルナール・アルノー(Bernard Arnault)/
LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン会長兼CEO

総額: 793万7090ユーロ(約12億6993万円)
前年比: 横ばい


14位
カーステン・クノーベル(Carsten Knobel)/
ヘンケル会長

総額: 674万9320ユーロ(約12億6993万円)
前年比: -1.6%


15位
アクセル・デュマ(Axel Dumas)/
エルメス・インターナショナルCEO

総額: 585万2276ユーロ(約9億3636万円)
前年比: +30.4%


16位
ライアン・ナピアスキー(Ryan Napierski)/
ニュースキン エンタープライズ社長兼CEO

総額: 583万8579ドル(約8億5243万円)
前年比: +22.5%


17位
タラン・アミン(Tarang Amin)/
E.L.F. ビューティ会長兼社長兼CEO

総額: 563万4119ドル(約8億2258万円)
前年比: +7.6%


18位
サウガタ・グプタ
マリコ マネージング・ディレクター兼CEO

総額: 2億5107万5800ルピー(約4億2682万円)
前年比: -30.5%


19位
ヴィンセント・ワーナリー (Vincent Warnery)/
バイヤスドルフ会長

総額: 251万2000ユーロ(約4億192万円)
前年比: -3.9%


20位
小林一俊
コーセー社長兼CEO

総額: 3億4300万円
前年比: +32.4%


21位
魚谷雅彦
資生堂会長兼CEO

総額:3億100万円
前年比:-43.3%


22位
ジャン・マダー(Jean Madar)/
インターパルファム会長兼CEO

総額: 200万ドル(約2億9200万円)
前年比: +62.6%


23位
ジョナサン・マイヤーズ(Jonathan Myers)/
PZカソンズCEO

総額: 157万1539ポンド(約2億9387万円)
前年比: +36.5%


24位
スディール・シタパティ(Sudhir Sitapati)/
ゴドレジ コンシューマー プロダクツ マネージング・ディレクター兼CEO

総額: 1億4430万ルピー(約2億4531万円)
前年比: N/A


25位
モヒット・マルホトラ(Mohit Malhotra)/
ダバールCEO

総額: 1億3354万2420ルピー(約2億2702万円)
前年比: -8.6%


26位
アレックス・パン(Alex Pan)/
上海 ジャファ ユナイテッド会長兼CEO

総額: 771万5000人民元(約1億5430万円)
前年比: -15%


27位
アンドレ・ホフマン(Andre Hoffmann)/
ロクシタングループ前CEO

総額: 93万9000ユーロ(約1億5024万円)
前年比: N/A


28位
長谷部佳宏
花王社長

総額: 1億4100万円
前年比: -4.1%


29位
ハーシャ・アガーワル(Harsha Agarwal)/
エマミ副会長兼マネージング・ディレクター

総額: 6180万8000ルピー(約1億507万円)
前年比: N/A


29位
モハン・ゴエンカ(Mohan Goenka)/
エマミ副会長兼常勤取締役

総額: 6180万8000ルピー (約1億507万円)
前年比: N/A

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【2024クリスマスコフレ】「ベアミネラル」はベースメイクが充実!自分好みに選べる限定キットなど用意

「ベアミネラル(BAREMINERALS)」は、10月15日と11月17日の2回に分けてホリデーコレクション 2024を数量限定で発売する。第1弾ではファンデーションや下地、スキンケア商品などから好きなアイテムや色を選んで組み合わせるキットを、第2弾ではブランドの人気ブラシをセットにしたキットを用意する。第1弾は10月1日に、第2弾は11月17日に予約受け付けを開始する。

第1弾は好みに合わせて選べるキット5種

“ファンデーション カスタマイズ ホリデー キット2024”(1万2760〜1万7380円)は、全種から選択できる好みのファンデーション1品に加え、下地、コンシーラー、フェイスパウダー、ニュアンサー“CRルミナイザー”のいずれか1品を選ぶカスタマイズキット。3種から選べるブラシ1品、化粧下地“プライム タイム オリジナル ポア”、クリームチーク“CR ブロンザー / キス オブ モーヴ”のトライアルサイズがセットになる。ベアミネラルカウンター限定で用意する。

“ベースメイク ホリデー キット2024”(9900〜1万2100円)は、好みのファンデーション1品と好みの下地またはパウダー1品に“プライム タイム オリジナル ポア”と“CR ブロンザー / キス オブ モーヴ”が付属する。ファンデーションは“ベアプロ 16HR オールオーバー コンシーラー SPF25”を含む8種から選択でき、下地またはパウダーは7種から選べる。同ブランド取り扱いの各ECサイト限定で販売する。

“プレミアム スキンケア ホリデー キット2024”(1万6500〜2万900円)は、好きなスキンケアアイテム2品を選べる限定スキンケアキット。合計1万6500円以上のスキンケアアイテム2品を組み合わせると、人気の洗顔フォーム“ピュアプラッシュ クレンジング フォーム”と美容液“スキンロンジェヴィティ ロングライフハーブ セラム”のトラベルサイズが付く。ベアミネラルカウンター限定で取り扱う。

“ユア タイム トゥ シャイン キット”(7810円)は潤いのある艶肌に仕上げるハイライター“ジェン ヌード ハイライター”、美容液シロップが唇を保湿するリップバーム“ミネラリスト デューイー リップバーム”、ひと塗りでボリュームアップするマスカラ“マキシミスト フィトファイバー ボリューム マスカラ”をセットにしたカラーメイクアップキット。ハイライターとリップバームのシェードは選択可能で、ベアミネラルカウンターと公式オンラインショップで販売する。

“ベースメイク ミニ キット”(5500円)は、ブランドを代表するパウダーファンデーション“オリジナル ファンデーション M”と同ファンデーションの専用ブラシ“ビューティフル フィニッシュ ブラシ”に、“プライム タイム オリジナル ポア”、“CR ブロンザー / キス オブ モーヴ”のトライアルサイズが付くベースメイクミニキット。同ブランド取り扱いECサイト、ラグジュアリーコスメセレクトショップで販売する。ファンデーションの色は、明るめのピンクオークル系“フェアリー ライト 03”と明るめのオークル系“ライト 08”から選べる。

第2弾は人気ブラシ4種が勢ぞろい!

第2弾は、“ホリデー スペシャル ブラシ キット”(1万1000円)を発売する。ベースメイクからカラーまでブランドの人気ブラシ4種を詰めた特別なキットで、ファンデーションやパウダーに適している“コア カバレッジ ブラシ”、高いカバー力のある“マックスカバー コンシーラー ブラシ”、フィニッシングパウダーやフェイスカラーに適した“シームレス シェイピング & フィニッシュ ブラシ”、アイシャドウブラシ“エッセンシャル ブレンダー アイ ブラシ”の4つをセットにする。

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【2024クリスマスコフレ】「ベアミネラル」はベースメイクが充実!自分好みに選べる限定キットなど用意

「ベアミネラル(BAREMINERALS)」は、10月15日と11月17日の2回に分けてホリデーコレクション 2024を数量限定で発売する。第1弾ではファンデーションや下地、スキンケア商品などから好きなアイテムや色を選んで組み合わせるキットを、第2弾ではブランドの人気ブラシをセットにしたキットを用意する。第1弾は10月1日に、第2弾は11月17日に予約受け付けを開始する。

第1弾は好みに合わせて選べるキット5種

“ファンデーション カスタマイズ ホリデー キット2024”(1万2760〜1万7380円)は、全種から選択できる好みのファンデーション1品に加え、下地、コンシーラー、フェイスパウダー、ニュアンサー“CRルミナイザー”のいずれか1品を選ぶカスタマイズキット。3種から選べるブラシ1品、化粧下地“プライム タイム オリジナル ポア”、クリームチーク“CR ブロンザー / キス オブ モーヴ”のトライアルサイズがセットになる。ベアミネラルカウンター限定で用意する。

“ベースメイク ホリデー キット2024”(9900〜1万2100円)は、好みのファンデーション1品と好みの下地またはパウダー1品に“プライム タイム オリジナル ポア”と“CR ブロンザー / キス オブ モーヴ”が付属する。ファンデーションは“ベアプロ 16HR オールオーバー コンシーラー SPF25”を含む8種から選択でき、下地またはパウダーは7種から選べる。同ブランド取り扱いの各ECサイト限定で販売する。

“プレミアム スキンケア ホリデー キット2024”(1万6500〜2万900円)は、好きなスキンケアアイテム2品を選べる限定スキンケアキット。合計1万6500円以上のスキンケアアイテム2品を組み合わせると、人気の洗顔フォーム“ピュアプラッシュ クレンジング フォーム”と美容液“スキンロンジェヴィティ ロングライフハーブ セラム”のトラベルサイズが付く。ベアミネラルカウンター限定で取り扱う。

“ユア タイム トゥ シャイン キット”(7810円)は潤いのある艶肌に仕上げるハイライター“ジェン ヌード ハイライター”、美容液シロップが唇を保湿するリップバーム“ミネラリスト デューイー リップバーム”、ひと塗りでボリュームアップするマスカラ“マキシミスト フィトファイバー ボリューム マスカラ”をセットにしたカラーメイクアップキット。ハイライターとリップバームのシェードは選択可能で、ベアミネラルカウンターと公式オンラインショップで販売する。

“ベースメイク ミニ キット”(5500円)は、ブランドを代表するパウダーファンデーション“オリジナル ファンデーション M”と同ファンデーションの専用ブラシ“ビューティフル フィニッシュ ブラシ”に、“プライム タイム オリジナル ポア”、“CR ブロンザー / キス オブ モーヴ”のトライアルサイズが付くベースメイクミニキット。同ブランド取り扱いECサイト、ラグジュアリーコスメセレクトショップで販売する。ファンデーションの色は、明るめのピンクオークル系“フェアリー ライト 03”と明るめのオークル系“ライト 08”から選べる。

第2弾は人気ブラシ4種が勢ぞろい!

第2弾は、“ホリデー スペシャル ブラシ キット”(1万1000円)を発売する。ベースメイクからカラーまでブランドの人気ブラシ4種を詰めた特別なキットで、ファンデーションやパウダーに適している“コア カバレッジ ブラシ”、高いカバー力のある“マックスカバー コンシーラー ブラシ”、フィニッシングパウダーやフェイスカラーに適した“シームレス シェイピング & フィニッシュ ブラシ”、アイシャドウブラシ“エッセンシャル ブレンダー アイ ブラシ”の4つをセットにする。

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