“人間は動物である”と知れば、売り場での新たなアプローチも可能に? 【連載 販売員よ、書を抱け】

“日本一、販売員を取材している”ライター苫米地香織が、ファッション&ビューティ業界で働く“仲間たち”に向けて、「明日のために読んでおくべし!」な1冊を紹介する新連載。第1回は、マーケティング評論家・ルディー和子の「売り方は類人猿が知っている」(日経BPマーケティング)だ。

人は身を守るために社会を形成する

テレビの情報番組で、「今月も値上げラッシュです!」「食費を節約しないと~」「給料がなかなか上がらない中~」といった話題を見聞きしていると不安になってくる。欲しいものがあっても「今は我慢しておこう……」となる。

だが、しゃかりきに働けば収入を増やせるし、値上げも回り回れば自分の懐に入るわけだから、そこまで危機感を抱く必要はないのでは?と個人的には思う。しかし、とかくわれわれはネガティブな情報に流されて、今の自分を守ろうとするものだ。

この守りに入る状態は、類人猿やサルのころから備わっている“動物的本能”の仕業だという。例えば、サルが猛獣の気配を察知して、見つからないように物陰に隠れるのと同じだ。

人類の祖先は、生き延びるために集団になる必要があった。猛獣から身を守りやすくなるし、狩りは単独よりチームで行う方が効率が良い。仮に獲物を仕留められなくても、ほかの仲間が集めた木の実などで飢えをしのげる。その後、獲物を捕まえたときに、木の実を分けてくれた仲間に恩を返す。そうやって仲間と支え合うことから、社会が形成された。

社会が形成されると“トレンド”が生まれる

社会が形成されると、その集団の規範から外れた行動を取る者は追い出されることになる。そして、集団から追い出されると厳しい自然界では生きていけない。だから、できるだけ集団に合わせて行動するようになる。これは現代も同じで、職場や学校で仲間外れにされたくないから周りと同じような格好をしたり、違うと思っても皆の意見に同調したりする。それが積み重なった先にあるのが、“トレンド”なのではないか?

動物的本能が社会形成に結び付き、そこからトレンドが生まれる。「売り方は類人猿が知っている」は、動物の本能をフックに人間の消費行動を解説してくれる。人間は合理的な生き物とされるが、実はまだまだ本能に従っていることが多いと教えてくれるのが同書だ。

まず“人間は合理的な生き物ではない”と知る

販売員は客のニーズを理解し、その上で最適解としての商品を提案しようとする。しかし客は、もっと直感的な部分で購入のいかんを決断しているかもしれない。なぜなら、そこに動物的本能があるからだ。

人間が合理的な生き物ではなく本能的に行動していると知れば、昨日と違ったアプローチができるかもしれない。

動物園でそうするように、まずは目の前の客をよく観察してみよう。何を探しているのか?何色が好きか?行動や表情から、感情の動きを読み取る。一朝一夕で身に付くテクニックではないが、それができれば“プロフェッショナル販売員”に近づけるだろう。

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韓国コスメ「エチュード」から生艶っぽい光沢感を演出するリップが登場

韓国コスメブランド「エチュード(ETUDE)」は、きれいな透明感のある光沢発色で、しっとりとした艶のあるリッチな付け心地の“カラーラスティンググロウスティック”(1650円)11月1日に発売する。カラーは、いちごローズ、永遠ルビー、やきもちレッド、ピンクの願い、はちみつベージュ、夜明けモーヴの6色展開で、今回は数量限定のスペシャルセットで販売する。

クリアなビルダブルカラーが表現可能になり、厚みのない、塗れば塗るほどきれいな発色で、ティントでありながらも自然なリップカラーに仕上げる。また、モイスチャー感と光沢感もキープし、生艶っぽい光沢感を演出する。

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イケア渋谷が郊外店お馴染みの順路で巡る店舗に改装 世界初「イケア」ファンショップも登場

イケア渋谷は8月27日、リニューアルオープンする。同店は2000年に都心型店舗としてオープン。6月から約2カ月をかけて改装し、郊外店のように順路で巡る店舗に生まれ変わった。本国スウェーデンのアイデンティティーの一つである“色”にフォーカスし、フロアごとに色分け。グリッド模様は渋谷の街中に見られる建物の形やモチーフを採用している。1〜6階には、29のピニエット(家の中の一角をイメージした展示)を設置し、都心部の限られたスペースでの暮らしのインスピレーションになるような展示や予算に合わせた商品の組み合わせなどを提案する。

世界初や暮らしのヒントに溢れるフロア

軽食が楽しめるスウェーデンビストロがある1階には、世界初の「イケア」ファンショップとインテリアスタイルラボ(以下、ラボ)を設置。ファンショップでは、イケアカラーのブルーをテーマにしたロゴ入り商品やアイコン商品を提案する。ラボはLEDを搭載したスクリーンでイケアのインテリアデザイナーによる約50の部屋をインタラクティブに楽しめるようになっている。

2階は、大型店の倉庫をイメージした持ち帰りできる家具のコーナーをはじめ、展示品や返品などを50~70%引きで販売するサーキュラーマーケット、スウェーデンフードコーナー、会計エリアで構成。

3階がリビングルーム・ダイニングルーム、4階がキッチン、5階がオフィス、6階がベッドルーム、バスルームと部屋別の提案に変更した。各階では、ペルソナを想定し、閉米数に合わせたルームセット(家の中の部屋)でトータルコーディネート提案し、それぞれで使用する家具やインテリア、雑貨を販売する。7階は今まで通り、スウェーデンレストランだ。

ユニークな都心型ハブとしての渋谷店

イケア・ジャパンのペトラ・ファーレ社長兼チーフ・サステナビリティー・オフィサーは、「渋谷店は、ユニークなハブとなる都心型店舗。日本のより多くの人の暮らしのパートナーになれるように、“お手頃価格、サステイナビリティ、身近”を最優先にオムニチャネルリテーラーとして成長していきたい」とコメント。イケアでは、昨年末から約950点を値下げしている。今後も、より手頃な価格を実現するための投資を継続していくようだ。イケア渋谷店では約2700点を販売。リニューアルを記念し、特別メニューやノベルティの用意、イベントを開催する。

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Kis-My-Ft2の玉森裕太が韓国スキンケア「マニョ」のアンバサダーに就任 「もっとお肌のトークをしたい」

韓国のスキンケアブランド「マニョ(MANYO)」は8月26日、ブランドアンバサダーにKis-My-Ft2の玉森裕太を起用した。同日にはアンバサダー就任発表会を開催し、本人が登壇。「もともと乾燥肌ということもあってスキンケアには興味があり、特に韓国コスメには大注目していました。そんな中、『マニョ』からブランドアンバサダーのお話を頂いて、とても感謝しています」と挨拶した。

人気美容液に「さらっとしていて使いやすい」と評価

玉森はアンバサダー就任をきっかけに、人気商品である美容液“ガラク ナイアシン 2.0 エッセンス”を使い始めたそうで、「滑らかな使い心地でさらっとしているので、本当に使いやすくて僕にぴったりでした」と感想を述べた。今以上に“透明肌”を手に入れてやりたいことは?という問いに対しては、「もっとお肌のトークをしてみたいです。専門家の方たちとかと高め合っていきたいなという気持ちがあります」と回答した。

玉森が出演した新CMは、ゆっくりと水面を歩きながら「透明感って、なんだろう?」と思いを巡らせる動画で、「君と澄み渡る肌へ」とメッセージを送る。撮影の秘話について「『マニョ』がもたらしてくれる透明感を表現できたらいいな、と思いながら撮影に臨みました。不思議な空間でキラキラした水の中での撮影で、このような空間で撮影することがあまりないので楽しかったです。ちょっと水が冷たかったですね」とコメントし、笑みを見せた。

劉根直代表は、玉森を起用した理由について「透き通るような美しい肌と優れた容姿、素直でありながらもしっかり自分を持っている魅力的な性格で、長い間多くの方々から愛され続けている玉森裕太さん。共に歩んでいくこととなり、私も大変楽しみにしています」と述べた。

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「イソップ」のアロマオイルに2つの香りが仲間入り

「イソップ(AESOP)」は9月2日、“オイルバーナーブレンド コレクション”から、 “ジョセフィーヌ”“シモーヌ”(25mL、各4510円)の2種の香りを発売する。2007年に発売した“カトリーヌ”、18年に発売した“ベアトリス”以来6年ぶりとなる新商品で、同シリーズは計4種のラインアップとなる。

“ジョセフィーヌ”は、ベルガモット、グレープフルーツの皮、ゼラニウムのエッセンシャルオイルを組み合わせた果実を感じる爽やかな香りだ。

“シモーヌ”は、ベルガモットの皮、プチグレン、バイオレットリーフという香りの中に、アーシー、シトラス、グリーンのニュアンスを漂わせた。フレッシュでハーバルな香りで「野外の空気を室内に運んでくるような感覚」をもたらす。

トイレ用消臭芳香剤の“ポスト プー ドロップス”のキャンペーンを開催中

「イソップ」は9月1日まで、トイレ用消臭芳香剤“ポスト プー ドロップス”に焦点を当てたキャンペーンを実施している。草木で飾られた便器やトイレットペーパーで装飾したディスプレイを展開する。対象店舗は青山店、新宿店、銀座店、自由が丘店、ルミネ池袋点、吉祥寺店、タカシマヤゲートタワーモール店、福岡店だ。

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「ケーウェイ」がモンスタエックスのショヌをグローバルブランドアンバサダーに起用

フランス発のアウターウエアブランド「ケーウェイ(K-WAY)」は韓国発のK-POPグループ、モンスタエックス(MONSTA X)のショヌを2024-25年秋冬と25年春夏のグローバルブランドアンバサダーに起用したことを発表した。

代表的な“ル・ブレ(LE VRAI)”コレクションのアイテムを着用したショヌの画像を公開。8月23日にソウルの漢南洞ショッピング街の中心部に旗艦店もオープンした。

「ケーウェイ」は、「ショヌのダイナミックな存在感と洗練されたスタイルは、ジャンルを超えてインスピレーションを与え、私たちはコラボレーションに大きな相乗効果を見出している」とコメントした。

ルック画像

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「サカイ」がユニセックスのTシャツとフーディーを発売 ビル・カニンガムの言葉に着想

「サカイ(SACAI)」は、ニューヨークを拠点としたフォトグラファー兼ジャーナリストであった故ビル・カニンガム(Bill Cunningham)の言葉をプリントしたフーディー(カラー:ブルー/ブラック、4万7300円)やTシャツ(カラー:ブルー/ブラック、2万3100円)、ロングスリーブTシャツ(カラー:ブラック/ホワイト/グレー、2万6400円)、刺しゅうを施したTシャツ(カラー:ブルー/ブラック、1万9800円)を発売した。ブルーのカラーは、ビルのアイコニックなブルージャケットにインスピレーションを得た。

同ブランドの2024-25年秋冬コレクションはビル・カニンガムの“Fashion is the armor to survive the reality of everyday life.”(ファッションは日常を生き抜くための鎧である)という言葉に着想を得て、「サカイ」のハイブリッドの技術を用いてドレスのみで構成された。

アイテム一覧

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フォンテインズD.C.が語るスマッシング・パンプキンズやKornからの影響——最新作「Romance」インタビュー

隣国のイギリスと呼応するかたちで、近年めざましい活況を呈してきたアイルランドのロック・シーン。中でもその代表格が、首都ダブリンで結成された5人組、フォンテインズD.C.(Fontaines D.C.)だ。

アイリッシュ・ポエットやビート文学の話題で意気投合し、地元のパブでテーブルを囲みながら詩を書き始めたことが曲作りの始まりだったというデビュー・アルバム「Dogrel」(2019年)。ブラック・ミディやシェイムなどサウス・ロンドンの新世代と共振する現行ポスト・パンクの一角として早くから注目を集め、国内外の名だたる音楽賞で受賞やノミネートを重ねるなか、4年前にリリースした2ndアルバム「A Hero's Death」(2020年)がグラミー賞で「Best Rock Album」の候補に選出。U2やシネイド・オコナーに続く母国のグラミーノミニーとなり、今やグローバルな評価を手にするに至ったか彼らの軌跡は、復調が叫ばれて久しい昨今のロック・シーンにおいても際立った例といえるかもしれない。

そんなフォンテインズD.C.が、名門レーベル<XL Recordings>に移籍して、4作目となる2年ぶりのニュー・アルバム「Romance」をリリースする。前作「Skinty Fia」(2022年)で試みたエレクトロニックなアプローチを推し進め、さらにさまざまなアコースティック楽器も取り入れながら、シューゲイザー、グランジ、ニュー・メタル、サイケ・フォーク、ヒップホップ、テクノなど多彩な要素をまとめ上げたサウンドスケープ。新たにジェームス・フォード(アークティック・モンキーズ、ラスト・ディナー・パーティー)をプロデューサーに起用し、とりわけメロトロンやストリングス・アレンジメントが形作るレイヤー豊かな音色は今作を特徴づける音楽的なポイントだろう。加えて、「アイリッシュネス(アイルランド人としての存在証明)」がテーマとしてあったこれまでのアルバムに対し、そこから解き放たれたようにイマジネーションとドラマ性を増したリリックも印象的だ。

今回、ニュー・アルバム「Romance」の背景とバンドの現在について、「フジロック」出演のために来日したフォンテインズD.C.のコナー・カーリー(ギター)とトム・コール(ドラムス)に聞いた。

「ファッションは自己表現の方法としてすごく面白いって気付いた」

——今回のニュー・アルバムの告知に合わせてカヴァーを飾った「Crack Magazine」でのメンバーのファッション――ネオン・カラーの効いたスケート・パンク風のルックを見て、とても驚きました。あの一新されたビジュアルのイメージは、今回のアルバムに向けたバンドのどんなモードが反映されたものだと言えますか。


トム・コール(以下、トム):そうだね、さっきも考えていたのは……この前(去年)の東京へのツアーが僕らに大きな影響を与えたってことなんだ。特に東京のファッションは衝撃的で、本当に目からうろこだった。すごく未来的で、クリエイティブな面で大きなターニングポイントになったような気がする。とても刺激されたし、あの経験が、僕らの音楽にも大きな影響を与えたのは間違いないと思う。ファッションって、音楽に直接影響を与えると思うし、東京で見たファッションが僕らの創造性のスイッチを入れて、今までとは全く違うモードになったというか。

コナー・カーリー(以下、カーリー):これまでバンドとしては正直、ファッションについてそこまで意識したことがなかったんだ。でも、ファッションにハマってみると、自己表現の方法としてすごく面白いって気付いた。まるで麻薬にハマるみたいにのめり込んでしまう(笑)。ファッションって、自分自身を表現するためのもう一つの言語みたいなもので、だからファッションと音楽を組み合わせることで、音楽に新しい側面を加えることができるって思うんだ。

このアルバムでは、ポップ・ミュージックやヒップホップからたくさんのインスピレーションを得たから、それでファッションも大胆になったんじゃないかな。例えばポップやヒップホップの世界では、派手なファッションは当たり前だけど、ギター・ロックの世界だとちょっと浮いてしまう。だからファッションを通じて、音楽とはまた違った形で自分を表現できることがすごく新鮮で興奮するんだ。ファッションって、音楽に新しいサウンドを生み出すインスピレーションになることもあると思うんだ。

——確かに、あのカラフルだけどダークで、ハイブリッドでエッジーなファッションは、今回のアルバムのサウンドのトーンと重なるものだと思います。

トム:このニュー・アルバムでは、エレクトロニックでシンセサイザー的な要素がたくさん取り入れられていて、大きな絵の具のパレットで絵を描くみたいに、より広大なサウンドスケープを創り上げたかったんだ。僕らは今回、90年代の音楽、特にスマッシング・パンプキンズのようなグランジにインスピレーションを受けつつ、一方でレイブ・ミュージックのエネルギーを加えることで、独自のサウンドを確立しようとした。さまざまな色を混ぜ合わせて、新たな色を生み出すようにね。派手な服を着てスタジオに入ると、自然と曲ももっとエネルギッシュになったり、新しいアイデアが浮かんだりするように、ファッションって感情や創造性を刺激してくれるものなんだと思う。

ニューアルバム「Romance」での新しい試み

——トムはプレスリリースの中で、今作は「初めてのスタジオ・アルバム」だとコメントしています。その意味するところはなんでしょう? というのも、フォンテインズD.C.の曲作りではこれまで一貫して、「スタジオの外でも再現可能かどうか?」というジャッジが不文律としてあったと思うのですが。

トム:その通りで、最初の3枚のアルバムでは、自分たちが持っている楽器でライブ演奏できない曲は作らないという、ある種のルールを強いていた。逆にいうと、それが自分たちに制約を課していたところがあったと思う。でも、今回のアルバムではもっと自由に音楽を作りたかった。ストリングスやシンセサイザーをたくさん重ねて、より複雑で奥行きのあるサウンドにしたかった。だから、以前のような制限を設けずに、曲作りに没頭して、僕らが感じるままに多くのレイヤーを追加していった。ライブでどう演奏するかは後で考えよう、ってことにしてね(笑)。

カーリー:そう。今回は、ライブでどう演奏するかは考えずに、僕たちがやりたいと思ったことをどんどん曲に詰め込んでいった。これまでのアルバムとは全く違う、新しい作曲方法だったよ。

——先ほど名前が挙がったスマッシング・パンプキンズ以外で、今回のサウンドのリファレンスとなったアーティストはいましたか。前作ではプライマル・スクリームやデス・イン・ヴェガス、ロニ・サイズなどを挙げていましたが。

トム:デフトーンズもそうだと思う。

カーリー:間違いないね。あと、2000年代前半のKorn(コーン)のレコードも大きかったと思う。でもそれは、一般的にいう“影響”とは違っていて。サウンドそのものに影響を受けるっていう意味じゃなくて、その音楽から感じるエネルギーとか、その音楽が作り出す世界観みたいなものが僕らの心に染み込んで、自然と自分たちの音楽に影響を与えた感じだね。

——Kornの名前は、グリアンもCrack Magazineのインタビューで挙げていましたね。ただ、フォンテインズD.C.とKornって、意外すぎる組み合わせというか、これまでのイメージからするとあまりにかけ離れていて……。

カーリー:まあそうだよね(笑)。ただ、Kornや、それにスリップノットのようなバンドにしろ、従来の音楽の枠を超えたヘビィでアグレッシブなサウンドと、衝撃的なビジュアルを融合させることで独自の世界を築き上げている点で革新的だったと思う。ポスト・モダンな要素を取り入れながらも、決して時代遅れになることのない、新鮮なエネルギーが感じられる。さっきのファッションの話ともつながるけど、そうして自分たちでビジュアルとサウンドを一体化して、一つの世界観みたいなものを作り上げているところに、一番インスピレーションを受けたんじゃないかな。

——ちなみに、今回のアルバムでブレイクスルーになった曲は?

トム:「Here's The Thing」かな。あの曲は、このアルバムがこれまで自分たちがやってきたこととは全く違うものである、ということを体現していると思う。「このアルバムが何を表現しようとしているのか?」という問いに対する答えの多くと結びついているというか。

カーリー:「In The Modern World」もそうだと思う。あのストリングスのパレットは、ある意味、この世界の縮図のようなものなんだ。まるでこの世界の複雑で美しい混沌を映し出しているような、そんな感覚があのストリングスにはある。その感覚が、このアルバムの核となる部分を支えているのは間違いないと思う。

——前作「Skinty Fia」の制作では新たなアプローチとしてLogicが使われていましたが、今回の曲作りやレコーディングはどのようなプロセスで進められたのでしょうか

トム:このアルバムでは、僕たちのこれまでの制作プロセスとは全く異なるアプローチを取ったんだ。通常は、みんなで顔を突き合わせて曲を書き、リハーサルを重ねて、最後にデモを作成する。でも今回は、曲を書き、一度演奏しただけでレコーディングに臨んだ。その後、ラップトップで編集し、メンバー全員で新しいレイヤーを重ねていった。そうして長い時間をかけてコンピュータ上で曲が作り込まれていった。だから、自分のパートを演奏するだけではなく、サウンド全体を俯瞰して、全ての要素を一つのサウンドとして捉えることができた。そうすることで楽曲全体の完成度を最大限に引き出すことに集中できたし、全体のストーリー性を意識して一貫性のある世界観を構築できたと思う。

——アルバム終盤の「Horseness Is The Whatness」をはじめ、メロトロンのビンテージな音色や、アコースティック楽器が醸し出すオーガニックなテイストも今作では印象的です。

トム:メロトロンは素晴らしいキーボードだよね。バンドのメンバーの中には、実際にメロトロンを手に入れた奴もいた。あれはまるで、本物の弦楽器を自由に操れるような感覚なんだ。素晴らしいストリングス・サウンドを手軽に作り出すことができる。レトロな雰囲気の音色で、アルバム全体に温かみをプラスしてくれたと思う。

——リヴァーブが美しい「Sundowner」では、カーリーがリード・ボーカルを担当しています。グリアン以外がメインで歌う曲はバンド初、になりますね。

カーリー:あれは去年ロンドンで書いた曲で、その時はとても寒くて、だから寒々しい雰囲気の曲が書きたかったんだ(笑)。青みがかかったような曲をね。当時、プライマル・スクリームやマッシヴ・アタックのような、どこかメランコリックなサウンドに惹かれていて。オリジナルのデモはエレクトロニックなドラムを多用していて、もっと実験的でフリーキーなサウンドだったような気がする。でも、最終的に完成したアルバムのバージョンに満足しているよ。

——トムにとって、個人的に思い入れの深い、自分をリプレゼントしてくれるような曲はどの曲になりますか。

トム:間違いなく「Here's The Thing」だと思う。この曲は、僕らがスタジオで書いた最後の曲だったと思う。最後のスタジオ・セッションの日、全てのトラックを仕上げた後にみんなでジャム・セッションを始めたら、突然この曲が生まれたんだ。まるで、曲自体が自分から飛び出してくるような感覚だった。どのアルバムにも自分たちの分身がいるような気がするけど、この曲は特に僕たちの本質を如実に表していると思う。そう、この曲はただ演奏して踊り出したくなるような、純粋な衝動に突き動かされるような曲なんだ。だから「Here's The Thing(※ここに本質がある)」ってタイトルにしたんだ。

——今回のアルバムでは、特に「Desire」や「In The Modern World」で聴ける、グリアンの情熱的でロマンチックな歌声も深い印象を残します。グリアンは昨年、内省的なソロ・レコードを発表しましたが、側(はた)から見て彼の変化を感じたり、何か思うことはありましたか。

トム:最初のレコードから今に至るまで、僕らはそれぞれのポイントにおいて独自のスタイルを確立してきた気がする。その成長の過程で、ボーカリストとしてのグリアンの変化を各作品で見ることができるのは本当に素晴らしいことだと思う。君が言うように、このアルバムは、まさに今に至るまでの彼の変化の軌跡を如実に感じることができる作品だと思うよ。

カーリー:これまでのアルバムでのグリアンのボーカルは、ある種の型にはまったイメージを持たれていたところがあったかもしれない。でも、グリアンはこれまでも常に素晴らしいシンガーだったし、ただ、僕たちの音楽が、シンガーとしての彼の、ある特化したスタイルを際立たせていたという側面もあったと思う。だけど今回のアルバムでは、僕たちの音楽性の変化によって、彼のボーカル・スタイルも新たな境地を開拓できたというか、幅広い表現力が引き出されたところもあったのかもしれないね。

「Romance」は現代社会を寓話のように表現したようなアルバム

——オープニングの「Romance」には、「maybe romance is place(きっとロマンスこそが居場所)」という印象的なフレーズがあります。フォンテインズD.C.の作品では、これまで常に「場所」がテーマとして描かれていて、そこにはアイルランド人としてのアイデンティティーをめぐる問題がさまざまな形で反映されてきました。ただ今作では、そうしたテーマ、いわば自分たちを縛り縛り付けてきた「場所」から解き放たれたような、そんな印象を受けます。

トム:うん、このアルバムはおそらく、より内省的なアルバムだと思う。心の奥底にある静かな感情を表現したかった。それに、僕たちはもう長い間アイルランドを離れていて、だからアイルランドの視点で書くのは後ろめたいというか、それって借り物の感情で歌うような不自然な感じがしたんだ。

カーリー:(今作は)もっとフィクションに近いと思う。「Romance(恋愛、性愛)」とは、架空の物語を紡ぎ出すための場所――というか。現代の出来事をそのまま描くんじゃなくて、現代社会を寓話のように表現したような、そんなアルバムなんだ。

——抽象的な言い方になりますが、今作を通じて“新しい居場所”を見つけた、みたいな感覚もあったのかな?と。

カーリー:それは人生全般について? とても重い質問だな(笑)。でも、どんなアーティストにとっても同じだと思うんだ。自分の人生を濃縮して、そのエッセンスだけを抽出するようなプロセスを経て、最後に残るのは、その軌跡をたどるような作品なんだと思う。それってまるで、自分自身のための奇妙なセラピーというかさ。創造的な活動を通して、何かに没頭することで、自分自身を深く探求する。そしてその結果として、作品という形でそれを世に出す。と同時に、そうやって出来上がった作品と向き合うことで、「自分ってこんな人間なんだ」って改めて気付かされるんだよ。

——プレスリリースには、「このアルバムでは、今までずっと言いたかったけれど、言えなかったことを伝えている」というコメントもありますね。

トム:そうだね、このアルバムは、今の僕たちの姿、今の僕たちがいる“居場所”を映し出しているような気がするんだ。自分たちの心の奥底から湧き出る感情に、嘘偽りなく向き合っている。自分たちの中で何が起こっているのか、今の僕たちが感じていることを、とても正直に、そして誠実に表現している作品だと思う。

——今回のアルバムの曲の中で印象的な歌詞、今の自分の心情を映し出している歌詞を選ぶなら?

カーリー:「I'm the pig on the Chinese calendar(僕は中国暦の豚)」(「Starburster」)かな?(笑)。いや、絞れないよ。でも、「maybe romance is a place」は気に入っている。歌詞を並べていくうちに、曲全体の風景が鮮やかに浮かび上がってきて、自分自身もその世界の中に引き込まれていった。まるで新しい自分に出会えたような感覚だった。「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」みたいに想像力の扉が開かれたというか、「もしかしたらロマンスは実在するのかもしれない」って思わせてくれる。つまり、イマジネーションが現実を彩り、新たな世界を生み出すんだ。

トム:「Horseness is the Whatness」だね。あの曲の歌詞は、客観的に見ても本当に美しい。このアルバム全体の核心を突いているような、強烈なインパクトがある。このアルバムの全ての瞬間を凝縮していて、心に深く残るんだ。

——ちなみに、2人にとって、今作のタイトルである「Romance」を別の言葉で言い換えるとするなら?

トム:「obsession」かな。「ロマンス」とは、ある種の強迫観念のようなものだから(笑)。

カーリー:「patience(忍耐)」だね(笑)。ロマンチックな関係は、ある種の計算や論理だけでは説明できない、少し狂気じみた要素を含んでいると思う。完璧な答えを求めるのではなく、自分だけの答えを見つけ出すような予測不能なもので、だからこそ面白いというか。流れに身を任せて、その時々を楽しみ、心の奥底から湧き出る感情を大切にする。「ロマンス」は、日常のルーティンから抜け出し、特別な瞬間を共有することで、新しい自分に出会う旅のようなものだと思う。今まで経験したことのない感情や価値観に触れることで、自分自身を成長させることができる、そんなエキサイティングな経験なんだ。そうして自分の中にある可能性を引き出し、新しい世界に飛び込むことで、人生を豊かにすることができるんじゃないかな。

シェイン・マガウアンとシネイド・オコナーについて

——今回のアルバムは、昨年亡くなった母国アイルランドの偉大なアーティスト、ザ・ポーグスのシェイン・マガウアンとシネイド・オコナーにささげられています。彼らは2人にとって、またフォンテインズD.C.というバンドにとってどんな存在でしたか。

トム:シェインはいつだって、僕たち全員にとってインスピレーションを与えてくれる存在だった。彼の詩的で、かつ挑発的でいて美しい言葉たちは、僕たちの魂を揺さぶり、心の奥底に眠っていた何かを呼び覚ましてくれるものだった。彼の影響は僕たちの音楽の根底を支える土台だったし、彼との出会いは運命だったと改めて思うよ。

彼が亡くなったことはアルバムのレコーディング中に知ったんだ。僕らはフランスにいて、それでみんなでバーに集まって、彼のことをしのびながら一杯やろうってことになった。まさかこんな別れが来るなんて、本当に悲しかったし、とてもショックだった。彼の突然の死は、今も心の傷として残っている。

カーリー:グリアンが彼を“北極星”だって表現していたんだ。まさにその通りだなって思うよ。キャリアで迷うことがあったらいつも、彼の音楽が道しるべになってくれた。どんなに暗闇の中をさまよっていたとしても、彼の音楽が僕を正しい方向へと導いてくれた。計り知れないほどのインスピレーションを与えてくれたし、彼のソングライティングから学んだことは、僕の音楽の根底を支える礎になっている。彼は僕にとってなくてはならない、唯一無二の存在だった。彼がいなかったら、今の自分はなかったと思うよ。

——シネイド・オコナーについては、前作の「Skinty Fia」でも大きなインスピレーションだったとグリアンが話していましたね。

トム:シネイド・オコナーが亡くなったと知ったときのことは、今でも鮮明に覚えている。心の底から打ちのめされたような衝撃で、まるで胃をえぐられるような感覚だった。アイルランド中が彼女の追悼に包まれ、その光景は今もこの目に焼きついている。彼女の死は自分にとって大きな喪失だった。巨大な文化的喪失であり、でも同時に、大きなインスピレーションも感じたんだ。

もし機会があれば、1990年頃のピンクポップ・フェスティバルで彼女が歌う「Troy」のライブ映像を見てほしい。正直で生々しくて、彼女の音楽が持つ力強さを改めて感じさせてくれる。僕たちの魂に直接語りかけてくるような、音楽に対する情熱を再燃させてくれるような素晴らしいパフォーマンスだった。

カーリー:シネイドはとても激しくて、情熱的な女性だった。彼女の率直な言葉は、いつも僕の心に深く突き刺さった。彼女のように自分の信念を貫き、正直に自分の気持ちを言えるようになりたいって。でも、現実はそう簡単じゃない。だから、彼女のことを思い出すと勇気づけられるんだ。そんな彼女が、世間の目からすれば過激だと捉えられて、批判にさらされたのは本当に残念だったと思う。でも、彼女の勇気ある行動は、多くの人々に影響を与えたと思う。

幸運なことに、亡くなる直前の年に彼女に会うことができたんだ。彼女はまるで、世界の重荷を背負っているかのような女性だった。でも、その瞳には内に秘められた強さが輝いていた。彼女がどれだけ真摯で、情熱にあふれたアーティストだったか。だから彼女に直接感謝を伝えることができて、本当に良かったよ。

PHOTOS:MASASHI URA

label: XL Recordings / Beat Records
release: 2024.08.23
CD 国内盤(解説書・歌詞対訳付き): 2860円
CD 輸入盤:2320円
LP 限定盤(数量限定 / ホットピンク・ヴァイナル):5280円
LP 輸入盤:4950円
Cassette 輸入盤:2320円
https://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=14039

TRACKLISTING:
1. Romance
2. Starburster
3. Here’s The Thing
4. Desire
5. In The Modern World
6. Bug
7. Motorcycle Boy
8. Sundowner
9. Horseness is the Whatness
10. Death Kink
11. Favourite
12. I Love You (Live at Red Rocks) *bonus track for Japan

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フォンテインズD.C.が語るスマッシング・パンプキンズやKornからの影響——最新作「Romance」インタビュー

隣国のイギリスと呼応するかたちで、近年めざましい活況を呈してきたアイルランドのロック・シーン。中でもその代表格が、首都ダブリンで結成された5人組、フォンテインズD.C.(Fontaines D.C.)だ。

アイリッシュ・ポエットやビート文学の話題で意気投合し、地元のパブでテーブルを囲みながら詩を書き始めたことが曲作りの始まりだったというデビュー・アルバム「Dogrel」(2019年)。ブラック・ミディやシェイムなどサウス・ロンドンの新世代と共振する現行ポスト・パンクの一角として早くから注目を集め、国内外の名だたる音楽賞で受賞やノミネートを重ねるなか、4年前にリリースした2ndアルバム「A Hero's Death」(2020年)がグラミー賞で「Best Rock Album」の候補に選出。U2やシネイド・オコナーに続く母国のグラミーノミニーとなり、今やグローバルな評価を手にするに至ったか彼らの軌跡は、復調が叫ばれて久しい昨今のロック・シーンにおいても際立った例といえるかもしれない。

そんなフォンテインズD.C.が、名門レーベル<XL Recordings>に移籍して、4作目となる2年ぶりのニュー・アルバム「Romance」をリリースする。前作「Skinty Fia」(2022年)で試みたエレクトロニックなアプローチを推し進め、さらにさまざまなアコースティック楽器も取り入れながら、シューゲイザー、グランジ、ニュー・メタル、サイケ・フォーク、ヒップホップ、テクノなど多彩な要素をまとめ上げたサウンドスケープ。新たにジェームス・フォード(アークティック・モンキーズ、ラスト・ディナー・パーティー)をプロデューサーに起用し、とりわけメロトロンやストリングス・アレンジメントが形作るレイヤー豊かな音色は今作を特徴づける音楽的なポイントだろう。加えて、「アイリッシュネス(アイルランド人としての存在証明)」がテーマとしてあったこれまでのアルバムに対し、そこから解き放たれたようにイマジネーションとドラマ性を増したリリックも印象的だ。

今回、ニュー・アルバム「Romance」の背景とバンドの現在について、「フジロック」出演のために来日したフォンテインズD.C.のコナー・カーリー(ギター)とトム・コール(ドラムス)に聞いた。

「ファッションは自己表現の方法としてすごく面白いって気付いた」

——今回のニュー・アルバムの告知に合わせてカヴァーを飾った「Crack Magazine」でのメンバーのファッション――ネオン・カラーの効いたスケート・パンク風のルックを見て、とても驚きました。あの一新されたビジュアルのイメージは、今回のアルバムに向けたバンドのどんなモードが反映されたものだと言えますか。


トム・コール(以下、トム):そうだね、さっきも考えていたのは……この前(去年)の東京へのツアーが僕らに大きな影響を与えたってことなんだ。特に東京のファッションは衝撃的で、本当に目からうろこだった。すごく未来的で、クリエイティブな面で大きなターニングポイントになったような気がする。とても刺激されたし、あの経験が、僕らの音楽にも大きな影響を与えたのは間違いないと思う。ファッションって、音楽に直接影響を与えると思うし、東京で見たファッションが僕らの創造性のスイッチを入れて、今までとは全く違うモードになったというか。

コナー・カーリー(以下、カーリー):これまでバンドとしては正直、ファッションについてそこまで意識したことがなかったんだ。でも、ファッションにハマってみると、自己表現の方法としてすごく面白いって気付いた。まるで麻薬にハマるみたいにのめり込んでしまう(笑)。ファッションって、自分自身を表現するためのもう一つの言語みたいなもので、だからファッションと音楽を組み合わせることで、音楽に新しい側面を加えることができるって思うんだ。

このアルバムでは、ポップ・ミュージックやヒップホップからたくさんのインスピレーションを得たから、それでファッションも大胆になったんじゃないかな。例えばポップやヒップホップの世界では、派手なファッションは当たり前だけど、ギター・ロックの世界だとちょっと浮いてしまう。だからファッションを通じて、音楽とはまた違った形で自分を表現できることがすごく新鮮で興奮するんだ。ファッションって、音楽に新しいサウンドを生み出すインスピレーションになることもあると思うんだ。

——確かに、あのカラフルだけどダークで、ハイブリッドでエッジーなファッションは、今回のアルバムのサウンドのトーンと重なるものだと思います。

トム:このニュー・アルバムでは、エレクトロニックでシンセサイザー的な要素がたくさん取り入れられていて、大きな絵の具のパレットで絵を描くみたいに、より広大なサウンドスケープを創り上げたかったんだ。僕らは今回、90年代の音楽、特にスマッシング・パンプキンズのようなグランジにインスピレーションを受けつつ、一方でレイブ・ミュージックのエネルギーを加えることで、独自のサウンドを確立しようとした。さまざまな色を混ぜ合わせて、新たな色を生み出すようにね。派手な服を着てスタジオに入ると、自然と曲ももっとエネルギッシュになったり、新しいアイデアが浮かんだりするように、ファッションって感情や創造性を刺激してくれるものなんだと思う。

ニューアルバム「Romance」での新しい試み

——トムはプレスリリースの中で、今作は「初めてのスタジオ・アルバム」だとコメントしています。その意味するところはなんでしょう? というのも、フォンテインズD.C.の曲作りではこれまで一貫して、「スタジオの外でも再現可能かどうか?」というジャッジが不文律としてあったと思うのですが。

トム:その通りで、最初の3枚のアルバムでは、自分たちが持っている楽器でライブ演奏できない曲は作らないという、ある種のルールを強いていた。逆にいうと、それが自分たちに制約を課していたところがあったと思う。でも、今回のアルバムではもっと自由に音楽を作りたかった。ストリングスやシンセサイザーをたくさん重ねて、より複雑で奥行きのあるサウンドにしたかった。だから、以前のような制限を設けずに、曲作りに没頭して、僕らが感じるままに多くのレイヤーを追加していった。ライブでどう演奏するかは後で考えよう、ってことにしてね(笑)。

カーリー:そう。今回は、ライブでどう演奏するかは考えずに、僕たちがやりたいと思ったことをどんどん曲に詰め込んでいった。これまでのアルバムとは全く違う、新しい作曲方法だったよ。

——先ほど名前が挙がったスマッシング・パンプキンズ以外で、今回のサウンドのリファレンスとなったアーティストはいましたか。前作ではプライマル・スクリームやデス・イン・ヴェガス、ロニ・サイズなどを挙げていましたが。

トム:デフトーンズもそうだと思う。

カーリー:間違いないね。あと、2000年代前半のKorn(コーン)のレコードも大きかったと思う。でもそれは、一般的にいう“影響”とは違っていて。サウンドそのものに影響を受けるっていう意味じゃなくて、その音楽から感じるエネルギーとか、その音楽が作り出す世界観みたいなものが僕らの心に染み込んで、自然と自分たちの音楽に影響を与えた感じだね。

——Kornの名前は、グリアンもCrack Magazineのインタビューで挙げていましたね。ただ、フォンテインズD.C.とKornって、意外すぎる組み合わせというか、これまでのイメージからするとあまりにかけ離れていて……。

カーリー:まあそうだよね(笑)。ただ、Kornや、それにスリップノットのようなバンドにしろ、従来の音楽の枠を超えたヘビィでアグレッシブなサウンドと、衝撃的なビジュアルを融合させることで独自の世界を築き上げている点で革新的だったと思う。ポスト・モダンな要素を取り入れながらも、決して時代遅れになることのない、新鮮なエネルギーが感じられる。さっきのファッションの話ともつながるけど、そうして自分たちでビジュアルとサウンドを一体化して、一つの世界観みたいなものを作り上げているところに、一番インスピレーションを受けたんじゃないかな。

——ちなみに、今回のアルバムでブレイクスルーになった曲は?

トム:「Here's The Thing」かな。あの曲は、このアルバムがこれまで自分たちがやってきたこととは全く違うものである、ということを体現していると思う。「このアルバムが何を表現しようとしているのか?」という問いに対する答えの多くと結びついているというか。

カーリー:「In The Modern World」もそうだと思う。あのストリングスのパレットは、ある意味、この世界の縮図のようなものなんだ。まるでこの世界の複雑で美しい混沌を映し出しているような、そんな感覚があのストリングスにはある。その感覚が、このアルバムの核となる部分を支えているのは間違いないと思う。

——前作「Skinty Fia」の制作では新たなアプローチとしてLogicが使われていましたが、今回の曲作りやレコーディングはどのようなプロセスで進められたのでしょうか

トム:このアルバムでは、僕たちのこれまでの制作プロセスとは全く異なるアプローチを取ったんだ。通常は、みんなで顔を突き合わせて曲を書き、リハーサルを重ねて、最後にデモを作成する。でも今回は、曲を書き、一度演奏しただけでレコーディングに臨んだ。その後、ラップトップで編集し、メンバー全員で新しいレイヤーを重ねていった。そうして長い時間をかけてコンピュータ上で曲が作り込まれていった。だから、自分のパートを演奏するだけではなく、サウンド全体を俯瞰して、全ての要素を一つのサウンドとして捉えることができた。そうすることで楽曲全体の完成度を最大限に引き出すことに集中できたし、全体のストーリー性を意識して一貫性のある世界観を構築できたと思う。

——アルバム終盤の「Horseness Is The Whatness」をはじめ、メロトロンのビンテージな音色や、アコースティック楽器が醸し出すオーガニックなテイストも今作では印象的です。

トム:メロトロンは素晴らしいキーボードだよね。バンドのメンバーの中には、実際にメロトロンを手に入れた奴もいた。あれはまるで、本物の弦楽器を自由に操れるような感覚なんだ。素晴らしいストリングス・サウンドを手軽に作り出すことができる。レトロな雰囲気の音色で、アルバム全体に温かみをプラスしてくれたと思う。

——リヴァーブが美しい「Sundowner」では、カーリーがリード・ボーカルを担当しています。グリアン以外がメインで歌う曲はバンド初、になりますね。

カーリー:あれは去年ロンドンで書いた曲で、その時はとても寒くて、だから寒々しい雰囲気の曲が書きたかったんだ(笑)。青みがかかったような曲をね。当時、プライマル・スクリームやマッシヴ・アタックのような、どこかメランコリックなサウンドに惹かれていて。オリジナルのデモはエレクトロニックなドラムを多用していて、もっと実験的でフリーキーなサウンドだったような気がする。でも、最終的に完成したアルバムのバージョンに満足しているよ。

——トムにとって、個人的に思い入れの深い、自分をリプレゼントしてくれるような曲はどの曲になりますか。

トム:間違いなく「Here's The Thing」だと思う。この曲は、僕らがスタジオで書いた最後の曲だったと思う。最後のスタジオ・セッションの日、全てのトラックを仕上げた後にみんなでジャム・セッションを始めたら、突然この曲が生まれたんだ。まるで、曲自体が自分から飛び出してくるような感覚だった。どのアルバムにも自分たちの分身がいるような気がするけど、この曲は特に僕たちの本質を如実に表していると思う。そう、この曲はただ演奏して踊り出したくなるような、純粋な衝動に突き動かされるような曲なんだ。だから「Here's The Thing(※ここに本質がある)」ってタイトルにしたんだ。

——今回のアルバムでは、特に「Desire」や「In The Modern World」で聴ける、グリアンの情熱的でロマンチックな歌声も深い印象を残します。グリアンは昨年、内省的なソロ・レコードを発表しましたが、側(はた)から見て彼の変化を感じたり、何か思うことはありましたか。

トム:最初のレコードから今に至るまで、僕らはそれぞれのポイントにおいて独自のスタイルを確立してきた気がする。その成長の過程で、ボーカリストとしてのグリアンの変化を各作品で見ることができるのは本当に素晴らしいことだと思う。君が言うように、このアルバムは、まさに今に至るまでの彼の変化の軌跡を如実に感じることができる作品だと思うよ。

カーリー:これまでのアルバムでのグリアンのボーカルは、ある種の型にはまったイメージを持たれていたところがあったかもしれない。でも、グリアンはこれまでも常に素晴らしいシンガーだったし、ただ、僕たちの音楽が、シンガーとしての彼の、ある特化したスタイルを際立たせていたという側面もあったと思う。だけど今回のアルバムでは、僕たちの音楽性の変化によって、彼のボーカル・スタイルも新たな境地を開拓できたというか、幅広い表現力が引き出されたところもあったのかもしれないね。

「Romance」は現代社会を寓話のように表現したようなアルバム

——オープニングの「Romance」には、「maybe romance is place(きっとロマンスこそが居場所)」という印象的なフレーズがあります。フォンテインズD.C.の作品では、これまで常に「場所」がテーマとして描かれていて、そこにはアイルランド人としてのアイデンティティーをめぐる問題がさまざまな形で反映されてきました。ただ今作では、そうしたテーマ、いわば自分たちを縛り縛り付けてきた「場所」から解き放たれたような、そんな印象を受けます。

トム:うん、このアルバムはおそらく、より内省的なアルバムだと思う。心の奥底にある静かな感情を表現したかった。それに、僕たちはもう長い間アイルランドを離れていて、だからアイルランドの視点で書くのは後ろめたいというか、それって借り物の感情で歌うような不自然な感じがしたんだ。

カーリー:(今作は)もっとフィクションに近いと思う。「Romance(恋愛、性愛)」とは、架空の物語を紡ぎ出すための場所――というか。現代の出来事をそのまま描くんじゃなくて、現代社会を寓話のように表現したような、そんなアルバムなんだ。

——抽象的な言い方になりますが、今作を通じて“新しい居場所”を見つけた、みたいな感覚もあったのかな?と。

カーリー:それは人生全般について? とても重い質問だな(笑)。でも、どんなアーティストにとっても同じだと思うんだ。自分の人生を濃縮して、そのエッセンスだけを抽出するようなプロセスを経て、最後に残るのは、その軌跡をたどるような作品なんだと思う。それってまるで、自分自身のための奇妙なセラピーというかさ。創造的な活動を通して、何かに没頭することで、自分自身を深く探求する。そしてその結果として、作品という形でそれを世に出す。と同時に、そうやって出来上がった作品と向き合うことで、「自分ってこんな人間なんだ」って改めて気付かされるんだよ。

——プレスリリースには、「このアルバムでは、今までずっと言いたかったけれど、言えなかったことを伝えている」というコメントもありますね。

トム:そうだね、このアルバムは、今の僕たちの姿、今の僕たちがいる“居場所”を映し出しているような気がするんだ。自分たちの心の奥底から湧き出る感情に、嘘偽りなく向き合っている。自分たちの中で何が起こっているのか、今の僕たちが感じていることを、とても正直に、そして誠実に表現している作品だと思う。

——今回のアルバムの曲の中で印象的な歌詞、今の自分の心情を映し出している歌詞を選ぶなら?

カーリー:「I'm the pig on the Chinese calendar(僕は中国暦の豚)」(「Starburster」)かな?(笑)。いや、絞れないよ。でも、「maybe romance is a place」は気に入っている。歌詞を並べていくうちに、曲全体の風景が鮮やかに浮かび上がってきて、自分自身もその世界の中に引き込まれていった。まるで新しい自分に出会えたような感覚だった。「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」みたいに想像力の扉が開かれたというか、「もしかしたらロマンスは実在するのかもしれない」って思わせてくれる。つまり、イマジネーションが現実を彩り、新たな世界を生み出すんだ。

トム:「Horseness is the Whatness」だね。あの曲の歌詞は、客観的に見ても本当に美しい。このアルバム全体の核心を突いているような、強烈なインパクトがある。このアルバムの全ての瞬間を凝縮していて、心に深く残るんだ。

——ちなみに、2人にとって、今作のタイトルである「Romance」を別の言葉で言い換えるとするなら?

トム:「obsession」かな。「ロマンス」とは、ある種の強迫観念のようなものだから(笑)。

カーリー:「patience(忍耐)」だね(笑)。ロマンチックな関係は、ある種の計算や論理だけでは説明できない、少し狂気じみた要素を含んでいると思う。完璧な答えを求めるのではなく、自分だけの答えを見つけ出すような予測不能なもので、だからこそ面白いというか。流れに身を任せて、その時々を楽しみ、心の奥底から湧き出る感情を大切にする。「ロマンス」は、日常のルーティンから抜け出し、特別な瞬間を共有することで、新しい自分に出会う旅のようなものだと思う。今まで経験したことのない感情や価値観に触れることで、自分自身を成長させることができる、そんなエキサイティングな経験なんだ。そうして自分の中にある可能性を引き出し、新しい世界に飛び込むことで、人生を豊かにすることができるんじゃないかな。

シェイン・マガウアンとシネイド・オコナーについて

——今回のアルバムは、昨年亡くなった母国アイルランドの偉大なアーティスト、ザ・ポーグスのシェイン・マガウアンとシネイド・オコナーにささげられています。彼らは2人にとって、またフォンテインズD.C.というバンドにとってどんな存在でしたか。

トム:シェインはいつだって、僕たち全員にとってインスピレーションを与えてくれる存在だった。彼の詩的で、かつ挑発的でいて美しい言葉たちは、僕たちの魂を揺さぶり、心の奥底に眠っていた何かを呼び覚ましてくれるものだった。彼の影響は僕たちの音楽の根底を支える土台だったし、彼との出会いは運命だったと改めて思うよ。

彼が亡くなったことはアルバムのレコーディング中に知ったんだ。僕らはフランスにいて、それでみんなでバーに集まって、彼のことをしのびながら一杯やろうってことになった。まさかこんな別れが来るなんて、本当に悲しかったし、とてもショックだった。彼の突然の死は、今も心の傷として残っている。

カーリー:グリアンが彼を“北極星”だって表現していたんだ。まさにその通りだなって思うよ。キャリアで迷うことがあったらいつも、彼の音楽が道しるべになってくれた。どんなに暗闇の中をさまよっていたとしても、彼の音楽が僕を正しい方向へと導いてくれた。計り知れないほどのインスピレーションを与えてくれたし、彼のソングライティングから学んだことは、僕の音楽の根底を支える礎になっている。彼は僕にとってなくてはならない、唯一無二の存在だった。彼がいなかったら、今の自分はなかったと思うよ。

——シネイド・オコナーについては、前作の「Skinty Fia」でも大きなインスピレーションだったとグリアンが話していましたね。

トム:シネイド・オコナーが亡くなったと知ったときのことは、今でも鮮明に覚えている。心の底から打ちのめされたような衝撃で、まるで胃をえぐられるような感覚だった。アイルランド中が彼女の追悼に包まれ、その光景は今もこの目に焼きついている。彼女の死は自分にとって大きな喪失だった。巨大な文化的喪失であり、でも同時に、大きなインスピレーションも感じたんだ。

もし機会があれば、1990年頃のピンクポップ・フェスティバルで彼女が歌う「Troy」のライブ映像を見てほしい。正直で生々しくて、彼女の音楽が持つ力強さを改めて感じさせてくれる。僕たちの魂に直接語りかけてくるような、音楽に対する情熱を再燃させてくれるような素晴らしいパフォーマンスだった。

カーリー:シネイドはとても激しくて、情熱的な女性だった。彼女の率直な言葉は、いつも僕の心に深く突き刺さった。彼女のように自分の信念を貫き、正直に自分の気持ちを言えるようになりたいって。でも、現実はそう簡単じゃない。だから、彼女のことを思い出すと勇気づけられるんだ。そんな彼女が、世間の目からすれば過激だと捉えられて、批判にさらされたのは本当に残念だったと思う。でも、彼女の勇気ある行動は、多くの人々に影響を与えたと思う。

幸運なことに、亡くなる直前の年に彼女に会うことができたんだ。彼女はまるで、世界の重荷を背負っているかのような女性だった。でも、その瞳には内に秘められた強さが輝いていた。彼女がどれだけ真摯で、情熱にあふれたアーティストだったか。だから彼女に直接感謝を伝えることができて、本当に良かったよ。

PHOTOS:MASASHI URA

label: XL Recordings / Beat Records
release: 2024.08.23
CD 国内盤(解説書・歌詞対訳付き): 2860円
CD 輸入盤:2320円
LP 限定盤(数量限定 / ホットピンク・ヴァイナル):5280円
LP 輸入盤:4950円
Cassette 輸入盤:2320円
https://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=14039

TRACKLISTING:
1. Romance
2. Starburster
3. Here’s The Thing
4. Desire
5. In The Modern World
6. Bug
7. Motorcycle Boy
8. Sundowner
9. Horseness is the Whatness
10. Death Kink
11. Favourite
12. I Love You (Live at Red Rocks) *bonus track for Japan

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「コンバース」×「グラフペーパー」 スリッポンの“ジャックパーセル”発売

「グラフペーパー(GRAPHPAPER)」は、「コンバース(CONVERSE)」とコラボしたシューズ“ジャックパーセル(JACK PURCELL)”(1万8700円)を8月31日に発売する。サイズは23.0〜28.0、29,0、30.0cmを展開する。

デザインのべースは1990年代に登場したトウキャップの無いスリップオンを採用。今シーズンの「グラフペーパー」のカラーパレットであるグレーがベースで、素材はキメの細かい上質なスエードを全面に使用した。インソールは通気性の良いポリウレタンフォームとスポンジラバーを組み合わせ、土踏まずをアーチ形状 にすることで優れたクッショニングと反発性で快適な履き心地を実現する。

本アイテムは、「グラフペーパー」の直営店やオンラインストア、取り扱い店舗、「コンバース」のオンラインストアなどで販売する。

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「ジンロ」で割って楽しむティーカクテルドリンク“ジンチャ”が誕生 昭和のスナック文化を再び盛り上げる

焼酎の「ジンロ(JINRO)」や“チャミスル”などのお酒を取り扱う眞露は8月22日、「ジンロ」などの焼酎で割って楽しむティーフレーバーの割り材“ジンチャ(JINCHA)”をMakuakeで発売した。緑茶とレモングラス、ルイボスとシナモン、ゆずと山椒ソーダの3種類のティーフレーバーを用意し、焼酎と割るだけで本格的なティーカクテルが出来上がる。

“ジンチャ”は、「夜のスナック」をコンセプトに誕生したドリンクだ。⽇本独⾃の飲⾷店業態のスナックは、昭和期に約30万件と最盛期を迎え、現在では約10万件に減少していると言われている。一方で「スナ女」という言葉が誕生したり、昭和レトロブームの影響で25~34歳の世代の関心が高まったりと、大人のみならず若い世代にも注目されている。同社は、このスナック文化というコトの発展に貢献したいという思いから“ジンチャ“を開発した。

三瀬浩之 マーケティング部門 部門長は、“ジンチャ”について「今回のターゲットは若者。お酒が苦手な人でも飲める飲みやすさ、思わず写真を撮ってしまいたくなるようなおしゃれなパッケージデザインに仕上げた」とコメント。今後については「現在はMakuakeでのみ先行販売を行っているが、今後はスーパーやドラッグストアなどの身近な店舗でも手に取れるよう、販路拡大を検討している。この“ジンチャ”も、スナックで愛され続けている「ジンロ」と同じように親しまれる存在になってほしい」と期待を込めた。

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「ジンロ」で割って楽しむティーカクテルドリンク“ジンチャ”が誕生 昭和のスナック文化を再び盛り上げる

焼酎の「ジンロ(JINRO)」や“チャミスル”などのお酒を取り扱う眞露は8月22日、「ジンロ」などの焼酎で割って楽しむティーフレーバーの割り材“ジンチャ(JINCHA)”をMakuakeで発売した。緑茶とレモングラス、ルイボスとシナモン、ゆずと山椒ソーダの3種類のティーフレーバーを用意し、焼酎と割るだけで本格的なティーカクテルが出来上がる。

“ジンチャ”は、「夜のスナック」をコンセプトに誕生したドリンクだ。⽇本独⾃の飲⾷店業態のスナックは、昭和期に約30万件と最盛期を迎え、現在では約10万件に減少していると言われている。一方で「スナ女」という言葉が誕生したり、昭和レトロブームの影響で25~34歳の世代の関心が高まったりと、大人のみならず若い世代にも注目されている。同社は、このスナック文化というコトの発展に貢献したいという思いから“ジンチャ“を開発した。

三瀬浩之 マーケティング部門 部門長は、“ジンチャ”について「今回のターゲットは若者。お酒が苦手な人でも飲める飲みやすさ、思わず写真を撮ってしまいたくなるようなおしゃれなパッケージデザインに仕上げた」とコメント。今後については「現在はMakuakeでのみ先行販売を行っているが、今後はスーパーやドラッグストアなどの身近な店舗でも手に取れるよう、販路拡大を検討している。この“ジンチャ”も、スナックで愛され続けている「ジンロ」と同じように親しまれる存在になってほしい」と期待を込めた。

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「ユンス」運営会社が東証グロース上場へ 1年で売上高70億円に倍増

スキンケアブランド「ユンス(YUNTH)」を運営するAiロボティクスが9月27日に東証グロース市場に新規上場する。

Aiロボティクスは2016年創業。AI広告マーケティングの知見を生かしてD2Cブランドビジネスにピボットし、「ユンス」を急成長させた。大ヒット商品の“生ビタミンC美白美容液”は24年7月までで累計300万個以上を販売している。 24年3月期の全社売上高は70億円と、前期(36億円)からほぼ倍増。純利益も8億2500万円と黒字化を達成した(前期は2億6400万円の赤字)。そのうち「ユンス」を中心とするD2Cブランド事業の24年3月期売上高は前期比3.8倍の69億円と、業績全体をけん引している。

「ユンス」は自社ECやECモール、バラエティショップなどの販売チャネルを通じて販売しており、自社ECサイトにおいては定期購入サービスで安定した収益を得るストック型ビジネスモデルが特徴。得意のAIマーケティングをSNS広告に生かし、ECへの集客につなげている。

Aiロボティクスの従業員は現在26人で、龍川誠社長は1985年生まれの38歳。大学在学中からさまざまな領域のビジネスの立ち上げやバイアウトを経験し、16年に女性向けライフスタイル情報の動画配信サービスや広告配信を主な事業とするHowTwo(Aiロボティクスの前身)を創業。その後、AIを活用した広告運用業務の自動化システムの開発・外販にビジネスの比重を移し、20年に商号を現名称に変更した。21年には、「ユンス」を展開するYunthおよび17skinを買収。現在は、toBビジネスとしてのAIマーケティング事業を縮小・休止し、「ユンス」を中心としたD2Cブランドビジネスにリソースを集中させている。

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「ブルックス ブラザーズ」が「ジュンヤ ワタナベ マン」とコラボ コートやブレザーなど全5型

「ブルックス ブラザーズ(BROOKS BROTHERS)」は、「ジュンヤ ワタナベ マン(JUNYA WATANABE MAN)」およびセカンドライン「アイ ジュンヤ ワタナベ マン(EYE JUNYA WATANABE MAN)とのコラボコレクションを発売した。ブルックス ブラザーズ表参道と大阪、全国のジュンヤ ワタナベ マン正規取扱店で販売中だ。

「ブルックス ブラザーズ」の原点とも言える3釦段返りのトラディショナルフィットのブレザーにチノパンツというアメトラスタイルを1枚で表現したコート(24万2000円)は、“リコンストラクテッド スーティング(スーツの再構築)”をテーマに掲げた「ジュンヤ ワタナベ マン」2024-25年秋冬コレクションのモデルにも登場した。

「アイ ジュンヤ ワタナベ マン」のブレザー(19万8000円)は「ブルックス ブラザーズ」定番のトラディショナルサックモデルをそのままに、後ろ身頃を一度解体して背ヨークにブラウンベースのチェック、ボディーにオニオンステッチ、裾にリップストップのキルティングで再構築。ブレザーにキルティングを融合させたデザインは、保温性も高く防寒にもぴったりだ。チノパンツ(6万500円)はコットン68%、ポリエステル32%で製作。オックスフォード生地を使用し、「ジュンヤ ワタナベ マン」のオリジナルパターンで仕上げたポロカラーシャツ(4万9500円)はホワイト、ブルー、ピンクの3色で、小さめの襟で左胸にはトーナルカラーのゴールデン フリースをあしらった。モッズコート(16万5000円)はゴールデン フリース刺しゅうやエルボーパッチなどを配してカスタマイズ。3層ラミネート加工を施したナイロン素材を採用し、背面上部と裾にタータンチェックの裏地を配したデザインに仕上げた。

アイテム詳細

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ルミネ24年秋のリニューアル、110店舗刷新 「アンヌーク」「コンテ」「マノフ」などがリアル初出店

ルミネとニュウマンは全店舗で、8月3日から順次、2024年秋の店舗リニューアルを実施する。全体で110店舗をオープン/リニューアルする。リアル初出店ブランドとして、「トゥデイフル」の姉妹ブランド「アンヌーク(ANUKE)」(ライフズ)、「コンテ(CONTE)」「アティセッション(ATTISESSION)」(いずれもユナイテッドアローズ)、雑貨ブランド「ピモンテ(PIMENTE)」(サザビーリーグ)、「マノフ(MANOF)」(クラネデザイン)、「アンドマリー(ANDMARY)」(メソニックデザインオフィス)の6ブランドが出店する。また、30歳の片石貴展社長率いるyutoriも一気に4店舗をルミネエスト新宿にオープンする。

「アンヌーク」は、「トゥデイフル」のデザイナーを10年間務めた船曳ひろみ氏がディレクターのブランドで24年春夏からスタートした。価格帯は刺繍のメッシュトップスが1万3750円、ツイルのボトムスが1万5400円など。新宿ルミネ2の2階にオープンする。

yutoriがオープンするのは「ヤンガーソング(YOUNGER SONG)」「エイティーエイチ(HTH)」「コードグラフィー(CODEGRAPHY)」「ナインティナインティ(9090)」。いずれもルミネ初出店になる。

また、9月6日には、全身の写真撮影などでAIが瞬時に骨格診断を行う「インタラクティブミラー」を新宿ルミネ2に設置する。12種類の骨格タイプに分類し、骨格タイプをベースにボディバランスやパーツの特徴に合わせて結果をパーソナライズする。

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「リーバイス」が初のバンドTシャツコレクションを発売 第1弾は英ロックバンドのオアシス

「リーバイス(LEVI'S)」は初となるバンドTコレクションを発表し、その第1弾としてイギリスのロックバンド、オアシス(Oasis)とのコラボTシャツを8月27日に発売する。一部の「リーバイス」ストアと公式オンラインストアで取り扱う。

アイテム詳細

同コラボは、オアシスのデビューアルバム「デフィニトリー メイビー(Definitely Maybe)」の発売30周年を記念したもの。アイテムは1990年代の古着に着想を得た。デビュー当初から使われているクラシックな“デッカロゴ(Decca Logo)”を施したものと、96年にメイン・ロード・スタジアムで開催された公演にちなんだフットボールピッチのグラフィックを配したもの、オアシスのロゴとイギリスの国旗をモチーフにしたデザインの計3型を白と黒の2色で用意する。

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「リーバイス」が初のバンドTシャツコレクションを発売 第1弾は英ロックバンドのオアシス

「リーバイス(LEVI'S)」は初となるバンドTコレクションを発表し、その第1弾としてイギリスのロックバンド、オアシス(Oasis)とのコラボTシャツを8月27日に発売する。一部の「リーバイス」ストアと公式オンラインストアで取り扱う。

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同コラボは、オアシスのデビューアルバム「デフィニトリー メイビー(Definitely Maybe)」の発売30周年を記念したもの。アイテムは1990年代の古着に着想を得た。デビュー当初から使われているクラシックな“デッカロゴ(Decca Logo)”を施したものと、96年にメイン・ロード・スタジアムで開催された公演にちなんだフットボールピッチのグラフィックを配したもの、オアシスのロゴとイギリスの国旗をモチーフにしたデザインの計3型を白と黒の2色で用意する。

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【4名様にプレゼント】藤田ニコルの「カルナムール」とケアベアがコラボしたニットとミトンのセット

藤田ニコルがディレクションする「カルナムール(CALNAMUR)」は8月30日、人気キャラクターのケアベアとのコラボアイテムの予約販売を公式通販サイトのランウェイ チャンネルとゾゾタウンで開始する。店頭販売は10月上旬予定だ。

コラボビジュアル

コラボはケアベアのポップなカラーを表現したビッグニット(9900円)をアイボリーとピンク、オレンジ、ブルーの4色、チームロゴ入りのユニフォームトップス(9900円)はホワイトとネイビー、ケーブルニットのジップフーディー(1万1000円)はアイボリー、ベージュ、ブラウンの3色を用意。ほか、まるでケアベアを抱きしめているかのような素材を使用したミトン(7150円)はピンクとブラウン、全4型をフリーサイズでラインアップする。

「カルナムール」とケアベアのコラボニットとミトンのセットを
4名様にプレゼント

「WWD JAPAN」は「カルナムール」とケアベアコラボのビッグニットとミトンのセットを合計4名様にプレゼントする。ビッグニットは応募時に4色の中からご希望の色を伺い、ミトンは2色からランダムでセットする予定だ。

◾️キャンペーン詳細
<募集期間>
8月26日〜9月23日

<対象プレゼント>
・“エンブレム ブラッシュド ビッグ ニット”(9900円)
色:アイボリー、ピンク、オレンジ、ブルー(ご希望の色1点)
・“ハート ロゴ ボア ミトン”(7150円)
 色:ピンク、ブラウン(どちらかランダムで1点)
上記2点のセット


【応募要項】

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【注意事項】

・応募はお一人様1回のみ有効となります。
・応募者多数の場合は抽選により当選者を決定いたします。
・抽選結果に関するお問い合わせはお受けできませんので、予めご了承ください。
・当選の発表は、賞品の発送をもって代えさせていただきます。
・同業者の方の応募はご遠慮ください。
・当社の判断で応募条件を満たさないと考えられる場合や、応募に関して不正な行為があった場合、当選を取り消させていただく場合がございます。
・本キャンペーンの応募時に発生するインターネット接続料、パケット通信料などの諸経費は応募者のご負担となります。
・本キャンペーンへの参加は、応募者自らの判断と責任において行うものとし、応募に際して募者に何らかの損害が生じた場合、又は賞品に破損などの不備等があった場合、当社の故意または重過失に起因するものを除きその責任を一切負いません。
・複数のアカウントによる同一人物の応募は無効とさせていただきます。
・個人の属性等、アンケート項目への回答は、統計処理した集計値としてのみ使用いたします。
・当選者の個人情報は、当キャンペーンに関するご連絡にのみ使用いたします。法令により開示を求められた場合を除き、応募者の同意なしに第三者に対して開示・提供することはありません。この点については、下記プライバシーポリシーをご参照ください。
>プライバシーポリシーはこちら

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【4名様にプレゼント】藤田ニコルの「カルナムール」とケアベアがコラボしたニットとミトンのセット

藤田ニコルがディレクションする「カルナムール(CALNAMUR)」は8月30日、人気キャラクターのケアベアとのコラボアイテムの予約販売を公式通販サイトのランウェイ チャンネルとゾゾタウンで開始する。店頭販売は10月上旬予定だ。

コラボビジュアル

コラボはケアベアのポップなカラーを表現したビッグニット(9900円)をアイボリーとピンク、オレンジ、ブルーの4色、チームロゴ入りのユニフォームトップス(9900円)はホワイトとネイビー、ケーブルニットのジップフーディー(1万1000円)はアイボリー、ベージュ、ブラウンの3色を用意。ほか、まるでケアベアを抱きしめているかのような素材を使用したミトン(7150円)はピンクとブラウン、全4型をフリーサイズでラインアップする。

「カルナムール」とケアベアのコラボニットとミトンのセットを
4名様にプレゼント

「WWD JAPAN」は「カルナムール」とケアベアコラボのビッグニットとミトンのセットを合計4名様にプレゼントする。ビッグニットは応募時に4色の中からご希望の色を伺い、ミトンは2色からランダムでセットする予定だ。

◾️キャンペーン詳細
<募集期間>
8月26日〜9月23日

<対象プレゼント>
・“エンブレム ブラッシュド ビッグ ニット”(9900円)
色:アイボリー、ピンク、オレンジ、ブルー(ご希望の色1点)
・“ハート ロゴ ボア ミトン”(7150円)
 色:ピンク、ブラウン(どちらかランダムで1点)
上記2点のセット


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・同業者の方の応募はご遠慮ください。
・当社の判断で応募条件を満たさないと考えられる場合や、応募に関して不正な行為があった場合、当選を取り消させていただく場合がございます。
・本キャンペーンの応募時に発生するインターネット接続料、パケット通信料などの諸経費は応募者のご負担となります。
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・複数のアカウントによる同一人物の応募は無効とさせていただきます。
・個人の属性等、アンケート項目への回答は、統計処理した集計値としてのみ使用いたします。
・当選者の個人情報は、当キャンペーンに関するご連絡にのみ使用いたします。法令により開示を求められた場合を除き、応募者の同意なしに第三者に対して開示・提供することはありません。この点については、下記プライバシーポリシーをご参照ください。
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マッシュの「ミースロエ」がアーティストとのコラボプロジェクト始動 ブランドアイデンティティーの“芸術”を表現

マッシュスタイルラボの「ミースロエ(MIESROHE)」は今秋冬、アーティストとのコラボプロジェクトを始動する。第一弾としてアーティスト・陶芸家として活動するNamibia Nakaiの作品にインスピレーションを受けたアパレル4型を9月に発売する。4〜10日に実施する阪急うめだ本店4階でのポップアップストアと阪急阪神百貨店の公式ECで先行販売し、11日からは新宿ルミネ1の実店舗でも期間限定販売(〜17日)する。

「ミースロエ」は2022年春にスタート。ブランド名は建築の巨匠、ルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエに由来する。“より少ないことは豊かなことである““神は細部に宿る”といった彼の創作にまつわる至言に共感した、ミニマルで静かなムードの服を作る。EC販売を主軸としながら昨秋に阪急うめだ本店、今春に新宿ルミネ1に常設店を出店。ブランド独自の世界観のアウトプットを強めるべく、今回のプロジェクト始動に至った。

コラボ商品のラインアップは、Namikaのファインアートから着想を得たデザインのローゲージタートルネックセーター(2万7600円)、群馬・桐生の美しいジャカード生地を使ったジャケット(3万6300円)、キャミソール(2万5300円)イージーパンツ(2万3100円)。彼女の作品から感じられる「精悍な面持ちの中にかおるはかなさ」や「圧倒的な存在感に宿る軽やかさ」をブランドのフィルターを通じて落とし込んだ。

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藤田ニコルの「カルナムール」と「ニューエラ」がコラボ ヘッドウエアとアパレル全22種

藤田ニコルがディレクションする「カルナムール(CALNAMUR)」は9月3日から「ニューエラ(NEW ERA)」とのコラボコレクションを順次発売する。カルナムールのオンラインストアでは3日の10時から予約を開始、直営店では19日から取り扱い予定だ。

コラボルック

今回のコラボは藤田ニコルが日頃から愛用する「ニューエラ」のヘッドウエアを中心に、ユニセックスで着られるシルエットのアパレルを用意する。藤田ニコル自身がモデルを務めるスペシャルルックも公開した。キャップは“9 フォーティー”(4400円)と“9 トゥエンティー”(4620円と4950円)をラインアップ。ほか、バケットハット(5060円)、ベレー(5500円)、カフ ニット(3740円)、スクエア ニット(3960円)などのヘッドウエアをそろえる。バーシティー ジャケット(4万1800円)やトラック ジャケット(1万4300円)、トラック パンツ(1万2100円)、スエット トップス(9350円)、スエット パンツ(1万450円)などアパレルアイテムはユニセックスで着用できる。ミニサイズのネックポーチ(3520円)も販売する。

アイテム詳細

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「ダイリク」初の短編映画に山崎賢人と栁俊太郎がW主演 2025年春夏を映像で発表

岡本大陸デザイナーによる「ダイリク(DAIRIKU)」は、2025年春夏コレクションを20分の短編映画形式で発表する。同ブランドが映画形式でコレクションを披露するのは初めて。主演は俳優の山崎賢人と栁俊太郎で、9月16日20時に公式YouTubeで一般公開する。

映画のテーマはコレクションテーマに連動するSFで、タイトルは「アイル(AISLE)」だ。整備工と宇宙飛行士が、宇宙船に搭載されたAIの「アイル」を接点に、交流を深める物語になっている。クリエイティブ・ディレクターの岡本デザイナーに加え、映像ディレクターをクリエイティブユニット「マーゴ(MARGT)」の前田勇至と高畠新が、プロデューサーを吉田健人が務める。また、ロックバンド「エイジファクトリー(Age Factory)」のギター&ボーカルである清水英介が、エンディング曲「ダスト スパーク(Dust Spark)」を制作。

岡本デザイナーは18年春夏シーズンのデビュー以降、映画をテーマにコレクションを制作してきた。24-25年秋冬コレクションは「ファイト・クラブ」や「ロッキー・ホラー・ショー」、2024年春夏コレクションは「バビロン」「死亡遊戯」などから着想している。

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トリートメント(アウトバス)部門は「オラプレックス」が返り咲き ベースケアとして根強い人気を示す【「WWDBEAUTY 2024 ヘアサロン版ベストコスメ」結果発表】

年1回の恒例企画、「WWDBEAUTY 2024 ヘアサロン版ベストコスメ」の結果を発表する。今回は全14部門のアワードを設定し、都内の人気ヘアサロン50軒の美容師157人に、各カテゴリーで「2023年下半期~24年上半期に実際に使ってみて良かった製品」についてアンケート調査を実施した。

トリートメント(アウトバス)部門では、「オラプレックス(OLAPLEX)」の“No.6 ボンドスムーサー”が1位に輝いた。同商品は、2021年のヘアサロン版ベストコスメで1位、22年で3位、23年でランク外だったアイテムだ。22年前後の“ハイトーンカラーブーム”の際は、カラーヘアに対応するケアアイテムが次々と登場した。それらに埋もれて一時期ランクを落としたが、「やはり実際に使ってみて良い」ということで淘汰の中で生き残り、返り咲いたと思われる。2位には、ホーユー プロフェッショナル「バイカルテ(BYKARTE)」の“エッセンス ミルク”がランクイン。髪を扱いやすくするベース作りに定評のあるブランドだが、伸びのよいミルクタイプは男性でも使いやすく人気のようだ。3位は、「オッジィオット(OGGI OTTO)」の“セラムCMCミルキィ”、「ケラスターゼ(KERASTASE)」の“オレオ リラックス マジック ナイト セラムR”、リトル・サイエンティスト「リケラ(REKERA)トリートメントシリーズ」の“リケラエマルジョン”の3商品が同率で受賞した。(全てサロン専売品で、価格は編集部調べ)

なお今回の集計方法は、ヘアサロンで扱うプロ用製品を14部門に分類し、50軒の美容師157人に各カテゴリーのベストだと思う商品を選んでもらった。選んでもらった各商品を、効果実感、香り、コストパフォーマンス、パッケージデザイン、使用感、トレンド、店販人気、おすすめのしやすさ、といった項目に分けて、各10点満点で評価してもらい、そのポイントの合計数で各部門の順位を導き出した(製品以外に“サロンモデル部門”も有り)。

1位
“No.6 ボンドスムーサー”

「オラプレックス(OLAPLEX)」

毛髪を補修強化し、ダメージに負けない髪を作る「オラプレックス」。“No.6 ボンドスムーサー”は、日々の使用により切れ毛・枝毛を防ぎ、しなやかで健やかな髪へと導くクリームタイプのスタイリングトリートメントだ。ヘアカラーの褪色ケアもでき、シャンプー後のドライ時間の短縮にもつながる。アンケートの回答には、「髪が乾燥しがちな時期に特に売れる商品。30~40代のお客さまからも人気」「ヘアカラーの褪色が緩やかになるので、カラー施術の際に購入するお客さまが多い」といった声があった。(100mL、3080円)

2位
“エッセンス ミルク”

「バイカルテ(BYKARTE)」

日常生活におけるさまざまなダメージ要因から、髪を守るアウトバスエッセンス。ヒートプロテクト成分を配合し、熱によるキューティクルの浮き上がりを抑えることで、毛髪内物質の流出を抑制。SSプロテクト成分が、髪のダメージの要因となるシスチン結合の切断を抑える。アンケートの回答には、「ドライヤーやアイロンの前に髪につけると、熱ダメージを抑制できる。お客さまからは『つけてからブローするのと、つけないでブローするのとでは仕上がりが全然違う』と言ってもらえる」といった声があった。(95mL、3300円)

3位
“セラムCMCミルキィ”

「オッジィオット(OGGI OTTO)」

ケラチンやキューティクル保護成分を配合し、毛髪内部に素早く浸透。マカダミアナッツ、ミツロウが美しい艶を与え、しっとりとまとまりのある、指通りの良い髪へ補修していくアウトバストリートメント。アンケートの回答には、「使用前と使用後で髪の質感の違いが分かりやすいので、お客さまにおすすめしやすい」といった声があった。(200g、3850円)

3位
“オレオ リラックス マジック ナイト セラムR”

「ケラスターゼ(KERASTASE)」

夜用の髪の美容液。タオルドライ後になじませ、乾かして眠ると、毛髪保護成分と5種のビタミンが就寝中に作用。髪の広がりや寝癖を防ぎ、翌朝スタイリングしやすい滑らかな髪を保つ。アンケートの回答には、「“寝ている間も『ケラスターゼ』でケアできる”という提案がお客さまに刺さる」といった声があった。(90mL、7150円)

3位
“リケラエマルジョン”

「リケラ(REKERA)トリートメントシリーズ」

インバス・アウトバスの2way仕様のトリートメントで、前回のヘアサロン版ベストコスメではトリートメント(インバス)部門にランクインしたアイテム。髪の補修乳液で、しっとりしなやか、まとまりのある髪に導く。ネクタリン、ピーチなどが溶け合うフルーティフローラルの香り。アンケートの回答には、「髪が柔らかく、理想の質感になると人気」といった声があった。(ミニパウチ10mL×20個、7700円/80mL×6個、1万7820円/200mL、4620円/レフィル1000mL、1万8150円/業務用1000mL×3個)

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トリートメント(アウトバス)部門は「オラプレックス」が返り咲き ベースケアとして根強い人気を示す【「WWDBEAUTY 2024 ヘアサロン版ベストコスメ」結果発表】

年1回の恒例企画、「WWDBEAUTY 2024 ヘアサロン版ベストコスメ」の結果を発表する。今回は全14部門のアワードを設定し、都内の人気ヘアサロン50軒の美容師157人に、各カテゴリーで「2023年下半期~24年上半期に実際に使ってみて良かった製品」についてアンケート調査を実施した。

トリートメント(アウトバス)部門では、「オラプレックス(OLAPLEX)」の“No.6 ボンドスムーサー”が1位に輝いた。同商品は、2021年のヘアサロン版ベストコスメで1位、22年で3位、23年でランク外だったアイテムだ。22年前後の“ハイトーンカラーブーム”の際は、カラーヘアに対応するケアアイテムが次々と登場した。それらに埋もれて一時期ランクを落としたが、「やはり実際に使ってみて良い」ということで淘汰の中で生き残り、返り咲いたと思われる。2位には、ホーユー プロフェッショナル「バイカルテ(BYKARTE)」の“エッセンス ミルク”がランクイン。髪を扱いやすくするベース作りに定評のあるブランドだが、伸びのよいミルクタイプは男性でも使いやすく人気のようだ。3位は、「オッジィオット(OGGI OTTO)」の“セラムCMCミルキィ”、「ケラスターゼ(KERASTASE)」の“オレオ リラックス マジック ナイト セラムR”、リトル・サイエンティスト「リケラ(REKERA)トリートメントシリーズ」の“リケラエマルジョン”の3商品が同率で受賞した。(全てサロン専売品で、価格は編集部調べ)

なお今回の集計方法は、ヘアサロンで扱うプロ用製品を14部門に分類し、50軒の美容師157人に各カテゴリーのベストだと思う商品を選んでもらった。選んでもらった各商品を、効果実感、香り、コストパフォーマンス、パッケージデザイン、使用感、トレンド、店販人気、おすすめのしやすさ、といった項目に分けて、各10点満点で評価してもらい、そのポイントの合計数で各部門の順位を導き出した(製品以外に“サロンモデル部門”も有り)。

1位
“No.6 ボンドスムーサー”

「オラプレックス(OLAPLEX)」

毛髪を補修強化し、ダメージに負けない髪を作る「オラプレックス」。“No.6 ボンドスムーサー”は、日々の使用により切れ毛・枝毛を防ぎ、しなやかで健やかな髪へと導くクリームタイプのスタイリングトリートメントだ。ヘアカラーの褪色ケアもでき、シャンプー後のドライ時間の短縮にもつながる。アンケートの回答には、「髪が乾燥しがちな時期に特に売れる商品。30~40代のお客さまからも人気」「ヘアカラーの褪色が緩やかになるので、カラー施術の際に購入するお客さまが多い」といった声があった。(100mL、3080円)

2位
“エッセンス ミルク”

「バイカルテ(BYKARTE)」

日常生活におけるさまざまなダメージ要因から、髪を守るアウトバスエッセンス。ヒートプロテクト成分を配合し、熱によるキューティクルの浮き上がりを抑えることで、毛髪内物質の流出を抑制。SSプロテクト成分が、髪のダメージの要因となるシスチン結合の切断を抑える。アンケートの回答には、「ドライヤーやアイロンの前に髪につけると、熱ダメージを抑制できる。お客さまからは『つけてからブローするのと、つけないでブローするのとでは仕上がりが全然違う』と言ってもらえる」といった声があった。(95mL、3300円)

3位
“セラムCMCミルキィ”

「オッジィオット(OGGI OTTO)」

ケラチンやキューティクル保護成分を配合し、毛髪内部に素早く浸透。マカダミアナッツ、ミツロウが美しい艶を与え、しっとりとまとまりのある、指通りの良い髪へ補修していくアウトバストリートメント。アンケートの回答には、「使用前と使用後で髪の質感の違いが分かりやすいので、お客さまにおすすめしやすい」といった声があった。(200g、3850円)

3位
“オレオ リラックス マジック ナイト セラムR”

「ケラスターゼ(KERASTASE)」

夜用の髪の美容液。タオルドライ後になじませ、乾かして眠ると、毛髪保護成分と5種のビタミンが就寝中に作用。髪の広がりや寝癖を防ぎ、翌朝スタイリングしやすい滑らかな髪を保つ。アンケートの回答には、「“寝ている間も『ケラスターゼ』でケアできる”という提案がお客さまに刺さる」といった声があった。(90mL、7150円)

3位
“リケラエマルジョン”

「リケラ(REKERA)トリートメントシリーズ」

インバス・アウトバスの2way仕様のトリートメントで、前回のヘアサロン版ベストコスメではトリートメント(インバス)部門にランクインしたアイテム。髪の補修乳液で、しっとりしなやか、まとまりのある髪に導く。ネクタリン、ピーチなどが溶け合うフルーティフローラルの香り。アンケートの回答には、「髪が柔らかく、理想の質感になると人気」といった声があった。(ミニパウチ10mL×20個、7700円/80mL×6個、1万7820円/200mL、4620円/レフィル1000mL、1万8150円/業務用1000mL×3個)

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スタイリング剤部門は「ナイン」が躍進 人気“スタイリングオイル”としての地位を確立【「WWDBEAUTY 2024 ヘアサロン版ベストコスメ」結果発表】

年1回の恒例企画、「WWDBEAUTY 2024 ヘアサロン版ベストコスメ」の結果を発表する。今回は全14部門のアワードを設定し、都内の人気ヘアサロン50軒の美容師157人に、各カテゴリーで「2023年下半期~24年上半期に実際に使ってみて良かった製品」についてアンケート調査を実施した。

スタイリング剤部門は、ホーユー プロフェッショナル「ナイン(NINE)」の“マルチスタイリングオイル ライト”が制した。ヘアオイルにはトリートメントオイルとスタイリングオイルがあり、スタイリングには後者が適しているという認知が上がってきている。「ナイン」はそのスタイリングオイルの認知度アップに貢献し、同カテゴリーをけん引するブランドの1つになっている。2位は、ミルボン「エルジューダ(ELUJUDA)」の“サンプロテクト バーム”が受賞。“紫外線カットができるヘアバーム”という珍しいアイテムで、その使い勝手の良さが評価された。紫外線ケアできるアイテムは一般的に、仕上がりの質感がゴワつきがち。それを克服するべく、同商品はバームとしての機能性の高さにもこだわって開発された。3位は、ジェイドジャパン「ロア ザ オイル(LOA THE OIL)」の“ブランシュ”が受賞。初登場のアイテムで、スタイリッシュなイメージ戦略も奏功しているようだ。(全てサロン専売品で、価格は編集部調べ)

なお今回の集計方法は、ヘアサロンで扱うプロ用製品を14部門に分類し、50軒の美容師157人に各カテゴリーのベストだと思う商品を選んでもらった。選んでもらった各商品を、効果実感、香り、コストパフォーマンス、パッケージデザイン、使用感、トレンド、店販人気、おすすめのしやすさ、といった項目に分けて、各10点満点で評価してもらい、そのポイントの合計数で各部門の順位を導き出した(製品以外に“サロンモデル部門”も有り)。

1位
“マルチスタイリングオイル ライト”

「ナイン(NINE)」

軟毛の人や、スタイリングが苦手な人でも使いやすい、指通りの良さにこだわり抜いたスタイリングオイル。少し動きがほしいレイヤースタイルに、ヘルシーなウエット感とより細かな束感を表現できる。ゼラニウムを主役に、上品なフローラルやパチュリを加えた柔らかな香り。アンケートの回答には、「スタイリングオイルとして、普段使いできる軽さがいい」「艶感と束感が長持ちするので、『オイルはすぐに乾いてしまう』と思っている人におすすめ」といった声があった。(100mL、3740円)

2位
“サンプロテクト バーム”

「エルジューダ(ELUJUDA)」

日光による毛髪内部のダメージをケアし、潤い感をアップさせるヘアバーム。SPF30・PA+++で紫外線やその他の光から髪を守り、潤いを保つサンブロッカー機能に加え、天然由来のエモリエント成分を配合。滑らかな質感に整えるスムーステクスチュアオイルを採用している。アンケートの回答には、「ヘアバームとして非常に優秀。そのうえサンカット機能があるのでおすすめしやすい」といった声があった。[SPF30・PA+++](40g、3080円)

3位
“ブランシュ”

「ロア ザ オイル(LOA THE OIL)」

ボディー、ヘア、ハンド、ネイルケア、フレグランスとして使用できる、天然由来のオイルで調合した、香りが持続するパフュームオイル。トップにはシトラスとグリーンペア、ミドルにはローズとジャスミン、ラストにはムスクやアンバーなどが香る。アンケートの回答には、「香りが4種類あるけれど、“ブランシュ”がダントツで人気」といった声があった。(100mL、5500円)

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スタイリング剤部門は「ナイン」が躍進 人気“スタイリングオイル”としての地位を確立【「WWDBEAUTY 2024 ヘアサロン版ベストコスメ」結果発表】

年1回の恒例企画、「WWDBEAUTY 2024 ヘアサロン版ベストコスメ」の結果を発表する。今回は全14部門のアワードを設定し、都内の人気ヘアサロン50軒の美容師157人に、各カテゴリーで「2023年下半期~24年上半期に実際に使ってみて良かった製品」についてアンケート調査を実施した。

スタイリング剤部門は、ホーユー プロフェッショナル「ナイン(NINE)」の“マルチスタイリングオイル ライト”が制した。ヘアオイルにはトリートメントオイルとスタイリングオイルがあり、スタイリングには後者が適しているという認知が上がってきている。「ナイン」はそのスタイリングオイルの認知度アップに貢献し、同カテゴリーをけん引するブランドの1つになっている。2位は、ミルボン「エルジューダ(ELUJUDA)」の“サンプロテクト バーム”が受賞。“紫外線カットができるヘアバーム”という珍しいアイテムで、その使い勝手の良さが評価された。紫外線ケアできるアイテムは一般的に、仕上がりの質感がゴワつきがち。それを克服するべく、同商品はバームとしての機能性の高さにもこだわって開発された。3位は、ジェイドジャパン「ロア ザ オイル(LOA THE OIL)」の“ブランシュ”が受賞。初登場のアイテムで、スタイリッシュなイメージ戦略も奏功しているようだ。(全てサロン専売品で、価格は編集部調べ)

なお今回の集計方法は、ヘアサロンで扱うプロ用製品を14部門に分類し、50軒の美容師157人に各カテゴリーのベストだと思う商品を選んでもらった。選んでもらった各商品を、効果実感、香り、コストパフォーマンス、パッケージデザイン、使用感、トレンド、店販人気、おすすめのしやすさ、といった項目に分けて、各10点満点で評価してもらい、そのポイントの合計数で各部門の順位を導き出した(製品以外に“サロンモデル部門”も有り)。

1位
“マルチスタイリングオイル ライト”

「ナイン(NINE)」

軟毛の人や、スタイリングが苦手な人でも使いやすい、指通りの良さにこだわり抜いたスタイリングオイル。少し動きがほしいレイヤースタイルに、ヘルシーなウエット感とより細かな束感を表現できる。ゼラニウムを主役に、上品なフローラルやパチュリを加えた柔らかな香り。アンケートの回答には、「スタイリングオイルとして、普段使いできる軽さがいい」「艶感と束感が長持ちするので、『オイルはすぐに乾いてしまう』と思っている人におすすめ」といった声があった。(100mL、3740円)

2位
“サンプロテクト バーム”

「エルジューダ(ELUJUDA)」

日光による毛髪内部のダメージをケアし、潤い感をアップさせるヘアバーム。SPF30・PA+++で紫外線やその他の光から髪を守り、潤いを保つサンブロッカー機能に加え、天然由来のエモリエント成分を配合。滑らかな質感に整えるスムーステクスチュアオイルを採用している。アンケートの回答には、「ヘアバームとして非常に優秀。そのうえサンカット機能があるのでおすすめしやすい」といった声があった。[SPF30・PA+++](40g、3080円)

3位
“ブランシュ”

「ロア ザ オイル(LOA THE OIL)」

ボディー、ヘア、ハンド、ネイルケア、フレグランスとして使用できる、天然由来のオイルで調合した、香りが持続するパフュームオイル。トップにはシトラスとグリーンペア、ミドルにはローズとジャスミン、ラストにはムスクやアンバーなどが香る。アンケートの回答には、「香りが4種類あるけれど、“ブランシュ”がダントツで人気」といった声があった。(100mL、5500円)

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製造後30日以内に販売する韓国コスメ「クオカ」の新スキンケアシリーズ エイジングケア効果が期待できるホワイトトリュフを配合

ファインダイニング(富裕層向けの高級レストラン)発想の韓国コスメ「クオカ(KUOCA)」は9月12日、天然素材の力を凝縮したスキンケアシリーズ“プレミアム ブレンド”(全5品、2376円〜1万5840円)を発売する。受注に合わせた自社での少量生産で、製造後30日以内に販売する。作り立てを速やかに届けることで、保存料と防腐剤を最小限に抑制。化粧水2種とセラム、クリーム、ミストをそろえる。

「クオカ」は、高級食材として有名なイタリア・アルバ産ホワイトトリュフの豊富なミネラルとエイジングケア効果に着目。“プレミアム ブレンド”には、独自成分「トリプルトリュフ」を配合した。ホワイトトリュフに多く含まれるビタミンCとビタミンB12はメラニン色素の生成を抑制し、豊富なミネラルやアミノ酸などの美容成分が肌にハリと潤いを与える。抗酸化、美白、保湿作用に優れ、エイジングケア効果が期待できる。また、ヒアルロン酸の2倍の保湿力があり持続効果も高いリピジュアpmbと、素早い吸収力で肌に潤いを与え、乾燥した肌を落ち着かせるベタインをブレンドした。肌の奥まで潤いで満たし、ふっくらと弾むようなハリのある肌に導く。

香りは、フランスの調香師ジャン・シャルル・ソムラール(Jean Charles Sommerard)が手掛けた。トナー2種とクリーム、ミストは、シャクヤクとバラのフローラルノートと、甘いバニラが融合する“ロイヤルピオニー”の香り。セラムは、みずみずしいヒヤシンスとスズランに、優しいジャスミンと爽やかなグリーンを合わせた“サマーフラワー”の香り。天然由来の原料を使用し、クルエルティフリー(動物実験をしない)かつビーガンの香りづくりにこだわった。

“プレミアム ブレンド”のラインアップ

“トナー ブレンド ピュリファイング”(130mL、5940円)は、低刺激の拭き取り化粧水。古い角質を優しくオフしながら肌に潤いを与え、キメの整った明るく滑らかな肌に導く。外的刺激に敏感になりがちな肌を鎮静し、健やかな肌コンディションに整える。“トナー ブレンド ナリッシング”(130mL、7260円)は、潤いに満ちた柔らかな肌をつくる高保湿のブースター化粧水。保湿力が高くヒアルロン酸やミネラルなど豊富な美容成分を含む海ブドウを配合し、ふっくらとハリのある肌をかなえる。肌に触れるとウォータリーなテクスチャーに変化する、美容液仕立てのミルク色のエッセンスフォーミュラが特徴。

“セラム ブレンド”(30mL、1万4520円)は、生き生きとしたハリと透明感を与える高保湿の美容液。保湿効果に優れたスクワランやパンテノールが肌のバリア機能を高めて角層からの水分蒸発を防ぎ、肌を柔らかく保つ。βグルカンをはじめとした豊富なミネラルを含み、抗酸化作用に優れたカバノアナタケがターンオーバーを促進。肌のキメを整え、滑らかで引き締まった明るい肌に導く。“クリーム ブレンド”(40mL、1万5840円)は、濃密な潤いと弾むようなハリをもたらす高保湿クリーム。コラーゲンや天然のアルガンオイル、ナイアシンアミドなどが肌を潤いで満たし、ふっくらと滑らかで艶のある肌に整える。“ミスト ブレンド”(30mL、2376円/100mL、6600円)は、肌に潤いと艶を与える水光ミスト。豊富なミネラル成分を含む海洋深層水をベースにした微粒子のミストで肌に素早く潤いをチャージし、クリームのような保湿膜を形成しながら、肌に艶と輝きを与える。

「クオカ」とは

「クオカ」は、ファインダイニングの哲学からインスピレーションを受け、2019年にソウルで誕生。ブランド名は、イタリア語で「高級レストランのシェフ」を意味する「クオカ(cuoca)」に由来し、ホワイトトリュフをブランドのアイコンとする。新鮮な材料と繊細な味にこだわり、真心を込めて料理を作るシェフのように、丁寧に厳選した素材が持つ特徴や香りを独自の比率と技術でブレンディングし、商品を開発する。23年9月、ボディーケアシリーズ“エピキュア ブレンド”で日本に上陸した。

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製造後30日以内に販売する韓国コスメ「クオカ」の新スキンケアシリーズ エイジングケア効果が期待できるホワイトトリュフを配合

ファインダイニング(富裕層向けの高級レストラン)発想の韓国コスメ「クオカ(KUOCA)」は9月12日、天然素材の力を凝縮したスキンケアシリーズ“プレミアム ブレンド”(全5品、2376円〜1万5840円)を発売する。受注に合わせた自社での少量生産で、製造後30日以内に販売する。作り立てを速やかに届けることで、保存料と防腐剤を最小限に抑制。化粧水2種とセラム、クリーム、ミストをそろえる。

「クオカ」は、高級食材として有名なイタリア・アルバ産ホワイトトリュフの豊富なミネラルとエイジングケア効果に着目。“プレミアム ブレンド”には、独自成分「トリプルトリュフ」を配合した。ホワイトトリュフに多く含まれるビタミンCとビタミンB12はメラニン色素の生成を抑制し、豊富なミネラルやアミノ酸などの美容成分が肌にハリと潤いを与える。抗酸化、美白、保湿作用に優れ、エイジングケア効果が期待できる。また、ヒアルロン酸の2倍の保湿力があり持続効果も高いリピジュアpmbと、素早い吸収力で肌に潤いを与え、乾燥した肌を落ち着かせるベタインをブレンドした。肌の奥まで潤いで満たし、ふっくらと弾むようなハリのある肌に導く。

香りは、フランスの調香師ジャン・シャルル・ソムラール(Jean Charles Sommerard)が手掛けた。トナー2種とクリーム、ミストは、シャクヤクとバラのフローラルノートと、甘いバニラが融合する“ロイヤルピオニー”の香り。セラムは、みずみずしいヒヤシンスとスズランに、優しいジャスミンと爽やかなグリーンを合わせた“サマーフラワー”の香り。天然由来の原料を使用し、クルエルティフリー(動物実験をしない)かつビーガンの香りづくりにこだわった。

“プレミアム ブレンド”のラインアップ

“トナー ブレンド ピュリファイング”(130mL、5940円)は、低刺激の拭き取り化粧水。古い角質を優しくオフしながら肌に潤いを与え、キメの整った明るく滑らかな肌に導く。外的刺激に敏感になりがちな肌を鎮静し、健やかな肌コンディションに整える。“トナー ブレンド ナリッシング”(130mL、7260円)は、潤いに満ちた柔らかな肌をつくる高保湿のブースター化粧水。保湿力が高くヒアルロン酸やミネラルなど豊富な美容成分を含む海ブドウを配合し、ふっくらとハリのある肌をかなえる。肌に触れるとウォータリーなテクスチャーに変化する、美容液仕立てのミルク色のエッセンスフォーミュラが特徴。

“セラム ブレンド”(30mL、1万4520円)は、生き生きとしたハリと透明感を与える高保湿の美容液。保湿効果に優れたスクワランやパンテノールが肌のバリア機能を高めて角層からの水分蒸発を防ぎ、肌を柔らかく保つ。βグルカンをはじめとした豊富なミネラルを含み、抗酸化作用に優れたカバノアナタケがターンオーバーを促進。肌のキメを整え、滑らかで引き締まった明るい肌に導く。“クリーム ブレンド”(40mL、1万5840円)は、濃密な潤いと弾むようなハリをもたらす高保湿クリーム。コラーゲンや天然のアルガンオイル、ナイアシンアミドなどが肌を潤いで満たし、ふっくらと滑らかで艶のある肌に整える。“ミスト ブレンド”(30mL、2376円/100mL、6600円)は、肌に潤いと艶を与える水光ミスト。豊富なミネラル成分を含む海洋深層水をベースにした微粒子のミストで肌に素早く潤いをチャージし、クリームのような保湿膜を形成しながら、肌に艶と輝きを与える。

「クオカ」とは

「クオカ」は、ファインダイニングの哲学からインスピレーションを受け、2019年にソウルで誕生。ブランド名は、イタリア語で「高級レストランのシェフ」を意味する「クオカ(cuoca)」に由来し、ホワイトトリュフをブランドのアイコンとする。新鮮な材料と繊細な味にこだわり、真心を込めて料理を作るシェフのように、丁寧に厳選した素材が持つ特徴や香りを独自の比率と技術でブレンディングし、商品を開発する。23年9月、ボディーケアシリーズ“エピキュア ブレンド”で日本に上陸した。

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「ケイタ マルヤマ」30周年記念で4ブランドとメンズでコラボ 受注会イベントも開催

「ケイタ マルヤマ(KEITAMARUYAMA)」は、東京を代表するブランド「ヘリル(HERILL)」「ニート(NEAT)」「シュタイン(SSSTEIN)」「ヨーク(YOKE)」の4ブランドとのメンズでのコラボレーションアイテムを発表した。本アイテムは完全受注生産となり、31日に受注会イベントが開催されるほか、阪急うめだ本店で行われる「ケイタ マルヤマ」のポップアップや阪急メンズ大阪での「ニート」のポップアップでも受注および販売を予定している。

このコラボレーションは「ケイタ マルヤマ」の創業30周年を記念したプロジェクト「丸山百景」の一環として実現した。「丸山百景」とはファッションの持つ新たな可能性を伝えるために、「街」「人」「コト」をつなげて100の景色を生み出すプロジェクト。本コラボもそれぞれのブランドが得意とするアイテムに「ケイタ マルヤマ」のエッセンスが加わり、東京のメンズファッションシーンに新たな風を吹き込むものとなっている。

「ヘリル」のデニムパンツ

「ヘリル」は、「ケイタ マルヤマ」のアーカイブコレクションから選ばれた刺しゅうデザインを施したビンテージタイプのデニムパンツ(8万8000円)を提供する。スーベニアブルゾンをイメージしたパンツのバックポケットには1994年のファーストコレクションで登場した天使の羽根と星のグラフィックをデザインしている。

「ニート」のトラウザーズ

「ニート」が提案するのは、「ケイタ マルヤマ」1997-98年秋冬コレクションで発表されたゴッホ今泉によるアメコミ柄を定番の“ニート チノ”にプリントしたトラウザーズ(5万5000円)。強めのブリーチ加工でフェード感を出し、「ニート」オリジナルのマーベルトには「ケイタ マルヤマ」が96年春夏コレクションで採用したアーカイブファブリックを使用している。

「ヨーク」のカーディガン

「ヨーク」は、「ケイタ マルヤマ」が2000年春夏コレクションで使用したジャカード生地の“フェアリーテイル(Fairy Tale)”柄を、「ヨーク」の定番であるキッドモヘアジャカードのカーディガン(8万2500円)で再現した。他にもアーカイブフォトで男女のモデルが着用していたボーダーニットを「ヨーク」のシルエットで復刻し、Vネックジップカーディガン(6万500円)とクルーネックセーター(5万7200円)として仕上げた。

「シュタイン」のリバーシブルジャケット

「シュタイン」は1950年代のビンテージスカジャンをベースにしたリバーシブルジャケット(18万7000円)を制作。表地には重厚なアセテートのヘビーサテン、裏地にはレーヨンとキュプラのベルベットを使用し、両面に「ケイタ マルヤマ」のアーカイブ刺しゅう作品を施している。洗いと手作業による加工を経ることでビンテージ感が表現され、細部に至るまでこだわり抜いた一着となっている。

受注会イベントも

本コラボレーションアイテムの受注会イベントを31日に東京・青山の丸山邸で開催する。コラボアイテムの受注のほかにも、ワインインポーター・セルヴァン(SERVIN)によるナチュラルワインや、表参道のコミュニティースペース・バゲージ カフェ マーケット(Baggage Cafe Market)によるスペシャリティコーヒーの出店も予定している。

■ 丸山百景 メンズブランド コラボレーション
日程:8月31日
時間:12:00〜19:00
場所:丸山邸 メゾン ド マルヤマ
住所:東京都港区南青山4-25-10

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「ケイタ マルヤマ」30周年記念で4ブランドとメンズでコラボ 受注会イベントも開催

「ケイタ マルヤマ(KEITAMARUYAMA)」は、東京を代表するブランド「ヘリル(HERILL)」「ニート(NEAT)」「シュタイン(SSSTEIN)」「ヨーク(YOKE)」の4ブランドとのメンズでのコラボレーションアイテムを発表した。本アイテムは完全受注生産となり、31日に受注会イベントが開催されるほか、阪急うめだ本店で行われる「ケイタ マルヤマ」のポップアップや阪急メンズ大阪での「ニート」のポップアップでも受注および販売を予定している。

このコラボレーションは「ケイタ マルヤマ」の創業30周年を記念したプロジェクト「丸山百景」の一環として実現した。「丸山百景」とはファッションの持つ新たな可能性を伝えるために、「街」「人」「コト」をつなげて100の景色を生み出すプロジェクト。本コラボもそれぞれのブランドが得意とするアイテムに「ケイタ マルヤマ」のエッセンスが加わり、東京のメンズファッションシーンに新たな風を吹き込むものとなっている。

「ヘリル」のデニムパンツ

「ヘリル」は、「ケイタ マルヤマ」のアーカイブコレクションから選ばれた刺しゅうデザインを施したビンテージタイプのデニムパンツ(8万8000円)を提供する。スーベニアブルゾンをイメージしたパンツのバックポケットには1994年のファーストコレクションで登場した天使の羽根と星のグラフィックをデザインしている。

「ニート」のトラウザーズ

「ニート」が提案するのは、「ケイタ マルヤマ」1997-98年秋冬コレクションで発表されたゴッホ今泉によるアメコミ柄を定番の“ニート チノ”にプリントしたトラウザーズ(5万5000円)。強めのブリーチ加工でフェード感を出し、「ニート」オリジナルのマーベルトには「ケイタ マルヤマ」が96年春夏コレクションで採用したアーカイブファブリックを使用している。

「ヨーク」のカーディガン

「ヨーク」は、「ケイタ マルヤマ」が2000年春夏コレクションで使用したジャカード生地の“フェアリーテイル(Fairy Tale)”柄を、「ヨーク」の定番であるキッドモヘアジャカードのカーディガン(8万2500円)で再現した。他にもアーカイブフォトで男女のモデルが着用していたボーダーニットを「ヨーク」のシルエットで復刻し、Vネックジップカーディガン(6万500円)とクルーネックセーター(5万7200円)として仕上げた。

「シュタイン」のリバーシブルジャケット

「シュタイン」は1950年代のビンテージスカジャンをベースにしたリバーシブルジャケット(18万7000円)を制作。表地には重厚なアセテートのヘビーサテン、裏地にはレーヨンとキュプラのベルベットを使用し、両面に「ケイタ マルヤマ」のアーカイブ刺しゅう作品を施している。洗いと手作業による加工を経ることでビンテージ感が表現され、細部に至るまでこだわり抜いた一着となっている。

受注会イベントも

本コラボレーションアイテムの受注会イベントを31日に東京・青山の丸山邸で開催する。コラボアイテムの受注のほかにも、ワインインポーター・セルヴァン(SERVIN)によるナチュラルワインや、表参道のコミュニティースペース・バゲージ カフェ マーケット(Baggage Cafe Market)によるスペシャリティコーヒーの出店も予定している。

■ 丸山百景 メンズブランド コラボレーション
日程:8月31日
時間:12:00〜19:00
場所:丸山邸 メゾン ド マルヤマ
住所:東京都港区南青山4-25-10

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「オーシャントリコ」から硬さを追求した“バリカタワックス”登場 アンバサダーにBALLISTIK BOYZを起用

原宿発の美容室「オーシャントーキョー(OCEAN TOKYO)」プロデュースのブランド「オーシャントリコ(OCEAN TRICO)」は、硬さを追求したヘアワックス“オーシャントリコ ヘアスタイリング バリカタワックス”(45g、2200円)を12月末から発売する。今回、一般発売に先駆け、9月24日から全国のロフト(一部店舗を除く)およびロフトネットストア、「オーシャントーキョー」全店舗、オフィシャルオンラインストア、フィッツオンラインストアで先行販売する。

“バリカタワックス”は、硬さを追求したヘアワックスで、ハードなセット力に加え、汗や湿気によるスタイル崩れを防ぎ、スタイルを長時間キープ。また、クレンジング成分を配合することで、洗い流しやすさが向上。セット力と使いやすさの両方を兼ね備えたハードワックスだ。容器もワックスでは珍しく、トライアングルデザインを採用した。

また、バリカタシリーズのアンバサダーとして、ダンス&ボーカルグループ「BALLISTIK BOYZ(バリスティックボーイズ)」を起用する。BALLISTIK BOYZは、LDH初のメンバー全員がマイクを持ちパフォーマンスを行うグループ。ボーカルの芯の強さ、アクロバティックなパフォーマンスがブランドコンセプト とマッチしていること加え、“バリスティックボーイズ”というグループ名とバリカタシリーズの音の響きに親和性もあり、今回アンバサダーに就任した。

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「オーシャントリコ」から硬さを追求した“バリカタワックス”登場 アンバサダーにBALLISTIK BOYZを起用

原宿発の美容室「オーシャントーキョー(OCEAN TOKYO)」プロデュースのブランド「オーシャントリコ(OCEAN TRICO)」は、硬さを追求したヘアワックス“オーシャントリコ ヘアスタイリング バリカタワックス”(45g、2200円)を12月末から発売する。今回、一般発売に先駆け、9月24日から全国のロフト(一部店舗を除く)およびロフトネットストア、「オーシャントーキョー」全店舗、オフィシャルオンラインストア、フィッツオンラインストアで先行販売する。

“バリカタワックス”は、硬さを追求したヘアワックスで、ハードなセット力に加え、汗や湿気によるスタイル崩れを防ぎ、スタイルを長時間キープ。また、クレンジング成分を配合することで、洗い流しやすさが向上。セット力と使いやすさの両方を兼ね備えたハードワックスだ。容器もワックスでは珍しく、トライアングルデザインを採用した。

また、バリカタシリーズのアンバサダーとして、ダンス&ボーカルグループ「BALLISTIK BOYZ(バリスティックボーイズ)」を起用する。BALLISTIK BOYZは、LDH初のメンバー全員がマイクを持ちパフォーマンスを行うグループ。ボーカルの芯の強さ、アクロバティックなパフォーマンスがブランドコンセプト とマッチしていること加え、“バリスティックボーイズ”というグループ名とバリカタシリーズの音の響きに親和性もあり、今回アンバサダーに就任した。

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「CFCL」が京都新風館でポップアップ 「ホソオ」とコラボした古代染色ドレスを発売

 

「シーエフシーエル(CFCL)」は8月26日〜9月8日、京都新風館でポップアップストアをオープンし、京都・西陣織のテキスタイルブランド「ホソオ(HOSOO)」の古代染色研究所とコラボしたアイテムを発売する。

同ポップアップでは、「CFCL」のコンピュータープログラミングニットと「ホソオ」の古代染色による天然繊維100%の国産シルクのニットドレス(カラー:梅/茜、25万3000円)を販売する。平安期の植物染めの美しさと色彩の豊かさを再現する古代染色の自然植物の中から“梅”と“茜”を選び、柔らかな色合いのエレガントなドレスに仕上げた。さらに、シームレスでウオッシャブルな仕様により、快適な着心地とイージーケアを実現した。

ほか、2種類の編みを組み合わせたリブソックス(4400円)やサコッシュ(2万5300円)を限定カラーのパールシルバーとブラックゴールドでそれぞれ用意する。第8弾コレクションの新作、フレグランスやアイウエアもそろえる。また、1万1000円以上の購入で、過去1年間の生産で余った再生ポリエステルの残糸を使用した“ノッチド リブ ミニ バッグ”を数量限定でプレゼントする。

イベント概要

◾️「CFCL」 ポップアップ 京都

日程:8月26日〜9月8日
時間:11:00-20:00/8/26日 14:00-20:00/9/8日 11:00-18:00
場所:新風館 1階
住所:京都市中京区烏丸通姉小路下ル場之町586-2

アイテム一覧

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「CFCL」が京都新風館でポップアップ 「ホソオ」とコラボした古代染色ドレスを発売

 

「シーエフシーエル(CFCL)」は8月26日〜9月8日、京都新風館でポップアップストアをオープンし、京都・西陣織のテキスタイルブランド「ホソオ(HOSOO)」の古代染色研究所とコラボしたアイテムを発売する。

同ポップアップでは、「CFCL」のコンピュータープログラミングニットと「ホソオ」の古代染色による天然繊維100%の国産シルクのニットドレス(カラー:梅/茜、25万3000円)を販売する。平安期の植物染めの美しさと色彩の豊かさを再現する古代染色の自然植物の中から“梅”と“茜”を選び、柔らかな色合いのエレガントなドレスに仕上げた。さらに、シームレスでウオッシャブルな仕様により、快適な着心地とイージーケアを実現した。

ほか、2種類の編みを組み合わせたリブソックス(4400円)やサコッシュ(2万5300円)を限定カラーのパールシルバーとブラックゴールドでそれぞれ用意する。第8弾コレクションの新作、フレグランスやアイウエアもそろえる。また、1万1000円以上の購入で、過去1年間の生産で余った再生ポリエステルの残糸を使用した“ノッチド リブ ミニ バッグ”を数量限定でプレゼントする。

イベント概要

◾️「CFCL」 ポップアップ 京都

日程:8月26日〜9月8日
時間:11:00-20:00/8/26日 14:00-20:00/9/8日 11:00-18:00
場所:新風館 1階
住所:京都市中京区烏丸通姉小路下ル場之町586-2

アイテム一覧

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加藤シゲアキが「モンブラン」のポップアップストアに来場 先行販売アイテムも発売

ドイツのラグジュアリーブランド「モンブラン(MONTBLANC)」は、8月21〜27日に阪急メンズ大阪でポップアップストアをオープンしている。これを記念し、会場に俳優・作家のNEWS加藤シゲアキが来店した。

同イベントは、「モンブラン」を代表する筆記具、“マイスターシュテュック”の100周年を記念し、アカデミー賞受賞監督であり脚本家でもあるウェス・アンダーソン(Wesley Anderson)が手掛けたアニバーサリーキャンペーンの世界観を表現した。“マイスターシュテュック ジ オリジン コレクション”をはじめ、人気のレザーコレクション、“サルトリアル”から新色グラベルの“142 バッグ”(24万8600円)、“ミニ メッセンジャー”(14万9600円)やウオレットやカードホルダーなどの小物を先行販売している。 また、“マイスターシュテュック”購入者にはオリジナル風呂敷をプレゼントする。

万年筆への思いを語った加藤

「モンブラン」のペンを愛用しているという加藤は、「上質で品があるので持つだけで背筋がピンと張るようなペン。作家デビューのときに頂いたものや、中には友人の家族から形見分けで頂いたものもあり、いろんな思いがひとつのペンに込められている、まさに受け継がれていく存在だと思う」と“マイスターシュテュック”の魅力を語った。

加藤は、“自身の万年筆を受け継ぎたい”相手を聞かれると、「“マイスターシュテュック”の価値がわかってくれるような人、小説を書いたり、執筆活動を始めようとしている後輩の若い子たちにプレゼントするのは良いかもしれないですね」と答えた。また、NEWSのメンバーについて、「毎年メンバーとはプレゼト交換をしているので、『モンブラン』のアイテムを贈るのは良いかもしれないです!小山(慶一郎)さんは変なこだわりがあって、筆箱とか…。彼も40歳を超えたので、これを機に是非使ってほしいですね!まっすー(増田貴久)にはちょっと早いかも…」と話し会場を沸かせた。

さらに、お気に入りの万年筆について聞かれると、「“マイスターシュテュック”100周年記念で今年限定発売された緑のものを使用しています。緑のインクを入れて使っているのですが、僕のメンバーカラーが緑なので個人的にすごく愛着が湧いています。メモを取るときや台本で自身の箇所を囲ったりするときに使うと“加藤のもの”と一目でわかりやすいんです」と語った。

“マイスターシュテュック”とポップアップ先行販売アイテム

イベント概要

◾️「モンブラン」ポップアップストア

日程:8月21〜27日
時間:11:00〜20:00
場所:阪急メンズ大阪1階 メインステージ
住所:大阪府大阪市北区角田町7-10

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加藤シゲアキが「モンブラン」のポップアップストアに来場 先行販売アイテムも発売

ドイツのラグジュアリーブランド「モンブラン(MONTBLANC)」は、8月21〜27日に阪急メンズ大阪でポップアップストアをオープンしている。これを記念し、会場に俳優・作家のNEWS加藤シゲアキが来店した。

同イベントは、「モンブラン」を代表する筆記具、“マイスターシュテュック”の100周年を記念し、アカデミー賞受賞監督であり脚本家でもあるウェス・アンダーソン(Wesley Anderson)が手掛けたアニバーサリーキャンペーンの世界観を表現した。“マイスターシュテュック ジ オリジン コレクション”をはじめ、人気のレザーコレクション、“サルトリアル”から新色グラベルの“142 バッグ”(24万8600円)、“ミニ メッセンジャー”(14万9600円)やウオレットやカードホルダーなどの小物を先行販売している。 また、“マイスターシュテュック”購入者にはオリジナル風呂敷をプレゼントする。

万年筆への思いを語った加藤

「モンブラン」のペンを愛用しているという加藤は、「上質で品があるので持つだけで背筋がピンと張るようなペン。作家デビューのときに頂いたものや、中には友人の家族から形見分けで頂いたものもあり、いろんな思いがひとつのペンに込められている、まさに受け継がれていく存在だと思う」と“マイスターシュテュック”の魅力を語った。

加藤は、“自身の万年筆を受け継ぎたい”相手を聞かれると、「“マイスターシュテュック”の価値がわかってくれるような人、小説を書いたり、執筆活動を始めようとしている後輩の若い子たちにプレゼントするのは良いかもしれないですね」と答えた。また、NEWSのメンバーについて、「毎年メンバーとはプレゼト交換をしているので、『モンブラン』のアイテムを贈るのは良いかもしれないです!小山(慶一郎)さんは変なこだわりがあって、筆箱とか…。彼も40歳を超えたので、これを機に是非使ってほしいですね!まっすー(増田貴久)にはちょっと早いかも…」と話し会場を沸かせた。

さらに、お気に入りの万年筆について聞かれると、「“マイスターシュテュック”100周年記念で今年限定発売された緑のものを使用しています。緑のインクを入れて使っているのですが、僕のメンバーカラーが緑なので個人的にすごく愛着が湧いています。メモを取るときや台本で自身の箇所を囲ったりするときに使うと“加藤のもの”と一目でわかりやすいんです」と語った。

“マイスターシュテュック”とポップアップ先行販売アイテム

イベント概要

◾️「モンブラン」ポップアップストア

日程:8月21〜27日
時間:11:00〜20:00
場所:阪急メンズ大阪1階 メインステージ
住所:大阪府大阪市北区角田町7-10

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「ラコステ」がグラフィックアーティストMACCIUとコラボ 原宿店限定で販売

「ラコステ(LACOSTE)」は8月30日、原宿店で展開する“マイ ラコステ アーティスト プログラム(MY LACOSTE ARTIST PROGRAM)”の第4弾として、グラフィックデザイナーのマチュー(MACCIU)とのコラボコレクションを原宿店限定で発売する。

“マイ ラコステ アーティスト プログラム”では、さまざまな分野で活躍するアーティストとタッグを組み、各自の創造性を取り⼊れたワニモチーフをあしらった限定アイテムを発表している。第1〜3弾ではそれぞれ、マーク(MHAK/MASAHIRO AKUTAGAW)、加賀美健、添田奈那がデザインを手掛けた。

「ラコステ」×MACCIU

アーティストの特徴である大胆な色面と削ぎ落とされたシンボリックなフォルムの描写を落とし込んだTシャツ、スエット、キャップをラインアップ。価格は1万1000円〜1万4300円。

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エクソソームとNMNを配合したヘアケアブランド「ディーアールハニー」誕生 発表会に後藤真希が登場

ヘアケアブランド「ウルリス(ULULIS)」や「アンドプリズム(&PRISM)」などを展開するH2Oは8月26日、新たなブランド「ディーアールハニー(DR.HONEY)」のヘアケアアイテム4品を発売した。これを記念し、新商品発表会を開催。タレントの後藤真希が駆け付け、ブランドの魅力や自身のヘアケア方法などについてトークした。

「ディーアールハニー」とは

「ディーアールハニー」は、話題の成分であるエクソソームとNMNをリポソーム化して配合したヘアケアブランドで、シャンプー(340mL、1595円)やコンディショナー(340g、1595円)、ヘアパック(150g、1100円)、ヘアオイル(100mL、1595円)の4品をそろえる。“1滴に100億個の再生リポソーム”というキャッチコピーを掲げ、美容の意識が高い人や美容医療に関心のある人、全く新しいヘアケアに挑戦したいという人に向けて訴求する。

後藤「モー娘。時代からヘアケアには気を遣っている」

一足先に商品を試したという後藤は「私の髪は、頻繁なカラーチェンジやヘアセットでダメージを受けているのですが、少しこっくりとしたテスクチャーのトリートメントが髪を優しく包んでくれるので、ケアされているなと実感します。仕上がりも良いのですが、爽やかで甘い香りもお気に入りです」とアピール。美しいロングヘアをなびかせて撮影に応じる姿も見られた。美髪の秘訣を聞かれると、「モー娘。のアイドル時代から、ずっと髪の毛には気を遣っています。髪が風になびいたときに、きれいに動きが出るようカットをしてもらったり、傷まないように日ごろのケアを頑張ったりしていました」と回答した。

会社設立から約4年で売り上げが10倍以上に

同発表には、加藤修 代表取締役社長も登壇。「近年ヘアケア業界では、うねりや乾燥、ベタつきなどの髪悩みを解決する機能性を重視したアイテムが多数発売されている。ヘアケア商材の差別化が求められている昨今、弊社では美容業界で話題の成分に着目。より多くのユーザーの悩みにアプローチする、これまでにない商品を開発したいという思いで『ディーアールハニー』を立ち上げた。H2O設立当初2021年の売り上げは7.8億円だったが、24年の売り上げは90億円で着地する見込み。設立から約4年とまだ若い会社だが、着実に成長している」とコメントした。

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「ナイキ」とYOONによる“テニスコア”な「ナイキ ウィメン バイ ユン」が8月27日に発売

「ナイキ(NIKE)」と「アンブッシュ(AMBUSH)」のクリエイティブ・ディレクターYOON(ユン)による「ナイキ ウィメン バイ ユン(NIKE WOMEN by YOON)」が8月27日に発売。「アンブッシュ」の各店舗、「ナイキ」オンラインなどで販売する。

本コレクションのキャンペーンには、大坂なおみをミュースとして起用。また今回の「ナイキ」と大坂なおみ、YOONのコラボは、キャンペーンにだけでなく、大坂なおみの全米オープン復帰に向けた競技用ユニホームのデザインにも派生していく。

今回のカプセルコレクションは、テニススタイルのクラシックさに新たな解釈を加え、オンコートでもオフコートでも自分らしさを表現することを恐れない人々のためにデザインされ、ビンテージのスクールユニホームやスポーツスタイルにインスピレーションを得たカラーリングを採用した。

アイテムは、ジャケット(8万1400円)やカーディガン(2万1780円)、ポロシャツ(8800円)、スカート(1万560円)、ブラトップ(5830円)をラインアップする。

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「ナイキ」とYOONによる“テニスコア”な「ナイキ ウィメン バイ ユン」が8月27日に発売

「ナイキ(NIKE)」と「アンブッシュ(AMBUSH)」のクリエイティブ・ディレクターYOON(ユン)による「ナイキ ウィメン バイ ユン(NIKE WOMEN by YOON)」が8月27日に発売。「アンブッシュ」の各店舗、「ナイキ」オンラインなどで販売する。

本コレクションのキャンペーンには、大坂なおみをミュースとして起用。また今回の「ナイキ」と大坂なおみ、YOONのコラボは、キャンペーンにだけでなく、大坂なおみの全米オープン復帰に向けた競技用ユニホームのデザインにも派生していく。

今回のカプセルコレクションは、テニススタイルのクラシックさに新たな解釈を加え、オンコートでもオフコートでも自分らしさを表現することを恐れない人々のためにデザインされ、ビンテージのスクールユニホームやスポーツスタイルにインスピレーションを得たカラーリングを採用した。

アイテムは、ジャケット(8万1400円)やカーディガン(2万1780円)、ポロシャツ(8800円)、スカート(1万560円)、ブラトップ(5830円)をラインアップする。

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「シロ」が業界横断の“リユースファッションショー”を開催 新たな市場創出へ

コスメティックブランド「シロ」は誕生15周年を機に、全ての資源の価値を見つめ直し、本質的な循環のために廃棄物ゼロを目指している。その一環として、ファッション産業における衣類の大量廃棄の問題に着目し、業界の枠を超えた活動を始動。循環商社のエコミットと協業し、8月から化粧品の空き容器と不要となった衣類を同時に回収するリユースプロジェクトを推し進めている。このプロジェクトに伴い、8月10日に北海道・砂川市にある「みんなの工場」で「リユースファッションショー」実施した。

「リユースファッションショー」は、バックステージでモデルやヘアメイク、スタイリストらが準備を行う舞台裏を“見える化”し、来場者と同じ空間で行った。本来見せないバックステージの体験を通じて、「未来をつくる子どもたちの原体験につながったらうれ嬉しい」(今井浩恵シロ会長)と、期待を寄せた。

ショーで使う服は、エコミットが運営するサービス「パスト」で集まった衣類を使用。「シロ」のビジュアル制作にも携わるスタイリストの山口翔太郎さんが、衣類を保管する循環センターに出向き、ファションショーのために選出した。山口さんは、「本来の使用用途にとらわれない自由な発想でスタイリングをすることを意識して取り組んだ。例えば、パンツやスカートの裏地をトップスにしたり、いろいろな視点から“あたりまえ”という常識を“あたりまえ”にせず、新たなクリエイティブの発想から、普段とは異なる視点で服を見ることができ、大変刺激的な経験をすることができた」と話す。

ヘアメイクは、北海道で活躍するヘアメイクアップアーティストの伊藤智亜希さんが旗を振り、4人のアーティストと3人の専門学校生が行った。ナチュラルを意識したメイクには、2024年のホリデーコレクションのアイシャドウパレットを用いた。伊藤さんは、「他のショーとは違う光景が目の前に広がっていて不思議な感覚だったが、大人も子どもも、あたたかくも真剣な眼差しを感じた。私たちが見せて伝えたいことを、余すことなく感じ取ってくれているようでとてもうれしく思った」と達成感をのぞかせた。

モデルは、プロのモデル10人と、みんなの工場で働くスタッフ7人、スタッフの友人2人、エコミットの川野輝之CEO、店舗設計を担当する小倉寛之さん、福永敬弘シロ社長、の計22人がランウェイに登場した。川野CEOは、「もともと来る予定だったが、『せっかくなら出ちゃえば』と声をかけられて参加した」とはにかんだ。現在回収している「シロ」の化粧品容器は、エコミットが洗浄まで一貫してリユースできる状態にした容器を、みんなの工場に運び、充填する流れをとる。「僕たちが集めたものがここにまた戻ってくると思うとうれしい。がぜんやる気がでた」と熱い眼差しを見せた。

ショーはお盆シーズンに実施したこともあり、ショーの締めくくりにモデルたちが一斉に中庭に飛び出し、来場者を誘いながらやぐらの周りで盆踊りをした。外の会場にはフードトラックや、輪投げ、くじ引きなどを用意し、お祭りのような雰囲気だった。今回3300人が来場し、にぎわいを見せた。5人家族で訪れた一家は、9歳の子が「かわいかった。また見てみたいな」と楽しんでいた。

福永社長は、「われわれが目指すのは、集まってきた衣類を一般の人に向けてスタイリングし、より魅力的に着こなせる提案を行うことだ。モデルが着て素敵に見えるのは当然かもしれないが、誰でも楽しめるファッションに昇華させたいという思いがある。そのために、スタイリングした古着を購入できる店舗を設け、新たなアウトプットを提供し、古着の魅力をより多くの人に届けていきたいと考えている」と将来の計画を語った。

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「シロ」が業界横断の“リユースファッションショー”を開催 新たな市場創出へ

コスメティックブランド「シロ」は誕生15周年を機に、全ての資源の価値を見つめ直し、本質的な循環のために廃棄物ゼロを目指している。その一環として、ファッション産業における衣類の大量廃棄の問題に着目し、業界の枠を超えた活動を始動。循環商社のエコミットと協業し、8月から化粧品の空き容器と不要となった衣類を同時に回収するリユースプロジェクトを推し進めている。このプロジェクトに伴い、8月10日に北海道・砂川市にある「みんなの工場」で「リユースファッションショー」実施した。

「リユースファッションショー」は、バックステージでモデルやヘアメイク、スタイリストらが準備を行う舞台裏を“見える化”し、来場者と同じ空間で行った。本来見せないバックステージの体験を通じて、「未来をつくる子どもたちの原体験につながったらうれ嬉しい」(今井浩恵シロ会長)と、期待を寄せた。

ショーで使う服は、エコミットが運営するサービス「パスト」で集まった衣類を使用。「シロ」のビジュアル制作にも携わるスタイリストの山口翔太郎さんが、衣類を保管する循環センターに出向き、ファションショーのために選出した。山口さんは、「本来の使用用途にとらわれない自由な発想でスタイリングをすることを意識して取り組んだ。例えば、パンツやスカートの裏地をトップスにしたり、いろいろな視点から“あたりまえ”という常識を“あたりまえ”にせず、新たなクリエイティブの発想から、普段とは異なる視点で服を見ることができ、大変刺激的な経験をすることができた」と話す。

ヘアメイクは、北海道で活躍するヘアメイクアップアーティストの伊藤智亜希さんが旗を振り、4人のアーティストと3人の専門学校生が行った。ナチュラルを意識したメイクには、2024年のホリデーコレクションのアイシャドウパレットを用いた。伊藤さんは、「他のショーとは違う光景が目の前に広がっていて不思議な感覚だったが、大人も子どもも、あたたかくも真剣な眼差しを感じた。私たちが見せて伝えたいことを、余すことなく感じ取ってくれているようでとてもうれしく思った」と達成感をのぞかせた。

モデルは、プロのモデル10人と、みんなの工場で働くスタッフ7人、スタッフの友人2人、エコミットの川野輝之CEO、店舗設計を担当する小倉寛之さん、福永敬弘シロ社長、の計22人がランウェイに登場した。川野CEOは、「もともと来る予定だったが、『せっかくなら出ちゃえば』と声をかけられて参加した」とはにかんだ。現在回収している「シロ」の化粧品容器は、エコミットが洗浄まで一貫してリユースできる状態にした容器を、みんなの工場に運び、充填する流れをとる。「僕たちが集めたものがここにまた戻ってくると思うとうれしい。がぜんやる気がでた」と熱い眼差しを見せた。

ショーはお盆シーズンに実施したこともあり、ショーの締めくくりにモデルたちが一斉に中庭に飛び出し、来場者を誘いながらやぐらの周りで盆踊りをした。外の会場にはフードトラックや、輪投げ、くじ引きなどを用意し、お祭りのような雰囲気だった。今回3300人が来場し、にぎわいを見せた。5人家族で訪れた一家は、9歳の子が「かわいかった。また見てみたいな」と楽しんでいた。

福永社長は、「われわれが目指すのは、集まってきた衣類を一般の人に向けてスタイリングし、より魅力的に着こなせる提案を行うことだ。モデルが着て素敵に見えるのは当然かもしれないが、誰でも楽しめるファッションに昇華させたいという思いがある。そのために、スタイリングした古着を購入できる店舗を設け、新たなアウトプットを提供し、古着の魅力をより多くの人に届けていきたいと考えている」と将来の計画を語った。

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「シュウ ウエムラ」から新作“キヌケアヌード”が登場 人気ヘアサロンが提案する“リップが主役”の秋冬メイク

シュウ ウエムラ,SHU UEMURA,キヌケアヌード

「シュウ ウエムラ(SHU UEMURA)」から新たに登場したリップスティック“キヌケアヌード”(全7色、各4840円)は、本来の美しさを引き立てるヌードカラーシリーズだ。保湿成分を配合した通称“美容液リップ”で、きめの整った滑らかな唇へと導く。“メイクのできる美容師”をサポートする「シュウ ウエムラ」はこのほど、人気ヘアサロン「ヴィサージュ(VISAGE)」「アイドットナゴヤ(I. NAGOYA)」とコラボレーションし、ヌーディリップが主役の秋冬メイクを提案する。

「ヴィサージュ」が提案する
最新スモーキーアイ2LOOK

「アイドットナゴヤ」が提案する
クール&スイートな2LOOK

潤いを保ちながら
自然にトーンアップする
7色のヌードカラーリップ

シュウ ウエムラ,SHU UEMURA,キヌケアヌード

“キヌケアヌード”は、独自の新システム“エマルジョンテクノロジー”により、高濃度スキンケア成分“ケアイン カラー コンプレックス”を配合することに成功。角質バリア機能をサポートし、唇の角質層の水分をキープすることで、メイク中もメイクオフ後も潤いに満ちた唇に。アジア人の肌色研究をもとにアーティストがセレクトした7色展開で、人それぞれの個性や魅力を引き出す。

表現者のクリエイティビティーを競う

“シュウ ウエムラ
フォトコンテスト2024”を開催

シュウ ウエムラ,SHU UEMURA,キヌケアヌード

日本ロレアル プロフェッショナル プロダクツ事業本部は、「シュウ ウエムラ」とヘアサロンのコラボレーションを継続的に行ってきた。現在、“digital meets beauty”をテーマに掲げ、メイクアップを通じたトータルビューティと美容師ならではのクリエイティビティーを競うフォトコンテストを開催中だ。審査員はuchiide「シュウ ウエムラ」インターナショナル アーティスティック ディレクター、PANDA PENG「シュウ ウエムラ」ソーシャル コンテンツ マネージャー&アトリエアーティスト(North Asia Luxe DMIs)のほか、フォトアーティストのARISAK、森嶋謙介「ピークアブー アヴェダ ギンザシックス(PEEK-A-BOO AVEDA GINZA SIX)」店長、齋藤由佳「キノシタ ガイエン イースト ストリート(KINOSHITA GAIEN EAST STREET)四谷本店」店長、中村慶二郎「WWDJAPAN」サロンビューティデスクの6人で、応募受け付けは8月29日まで。結果発表は10月15日にYouTubeで行われる予定だ。

※: ツバキ種子油 、ツバキ花エキス、スクワラン、セラミド、グリセリン(すべて保湿成分)
問い合わせ先
シュウ ウエムラ(プロフェッショナル)

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「初音ミク」と「ギークス ルール」がコラボ KEIによる“初代・初音ミク”のイラストを採用したTシャツを発売

Tシャツを通して日本が誇るカルチャーを後世にまでしっかり伝えていくことを目的として立ち上がった「ギークス ルール(GEEKS RULE)」は2007年から活動をスタートさせたバーチャルシンガー「初音ミク」とのコラボレーションTシャツ“初音ミク × ギークス ルール 15 シルクスクリーン プリンティング Tシャツ vol.01”(1万2100円)を発売する。サイズはM〜XXLを展開する。

今回、2007年8月に発売された「初代の初音ミク」ともいえるKEIによるパッケージイラストを採用し、特色分解、スポットカラーセパレーションによる15色分解のシルクスクリーンプリントで、「初音ミク」をブラックボディーにプリントした。

同コラボTシャツは8月31日に原宿のセレクトショップ「グレイト(GR8)」で販売後、翌9月1日に「グレイト」オンラインで販売し、その後、9月2日12時から4日12時まで「ギークス ルール」オンラインで抽選販売を実施する。
※販売の詳細に関しては、「ギークス ルール」公式インスタグラムやXで要確認。

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「ワイズ」と「テーラー東洋」の“スカジャン”新作が発売 アユニ・Dを起用したビジュアルも公開

「ワイズ(Y'S)」と「テーラー東洋」によるスカジャンコレクション“ワイズ スカジャン”の2024年秋冬の新作が9月1日に発売される。また一般発売に先駆け、「ワイズ」日本国内ストア、公式オンラインブティックでは8月29日まで予約を受け付けている。また、アユニ・Dを起用したビジュアルもあわせて発表された。

同コレクションは、現在は海外制作も混在するスカジャンの全ての工程を「日本製」にこだわり、細部に至るまで当時のビンテージスカジャンを完全に再現。その上で、さらなるこだわりを求め品質の高いシルエットを創作している。

刺しゅうモチーフは、昨年に発表されたスカジャン同様、「テーラー東洋」が所蔵するビンテージの中から「ワイズ」が選んだ柄で構成され、もともとは色のあった絵柄を単色の黒と、白のグラデーションで表現。リバーシブルで黒の胸元には富士山と虎、背中には舞妓、オフ白・シルバーの胸元には龍、背中には鷹と蛇が刺しゅうされており、背中の「ワイズ」の刺しゅうは山本耀司が墨絵で描いた図案が用いられている。サイズ展開はXS〜L、価格は21万7800円。

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「シャネル」、スイスの高級腕時計ブランドMB&Fの株式25%を取得 金額は非公開

シャネル(CHANEL)はこのほど、スイスの独立系高級腕時計ブランド、MB&Fの株式の25%を取得した。取引金額は非公開。

MB&F(Maximilian Busser & Friendsの略)は、2005年にスイスで創業。社名は、マキシミリアン・ブッサー(Maximilian Busser)創業者に由来する。伝統的なウオッチメーカーの枠を超え、キネティックアート(動きを取り入れた、もしくは動くように見える芸術作品)を創作するというビジョンを掲げており、革新的なコンセプトウオッチの設計と製作を専門としている。スイス・ジュネーブとドバイに“M.A.D.ギャラリー”と呼ばれる店舗を構えるほか、ショップインショップの“M.A.D.ラボ”をフランス・パリ、米国・ラスベガス、台湾・台北、シンガポールに出店。また、時計の専門店でも販売している。価格帯は、ハイエンドな商品が6万~50万スイスフラン(約1000万〜8400万円)、21年に発表したより手頃なラインはおよそ3000スイスフラン(約50万円)。23年の売上高は4540万スイスフラン(約76億円)だった。

MB&Fの今後の経営体制は?

ブッサー創業者は株式の60%を、同氏のビジネスパートナーであるセルジュ・クリクノフ(Serge Kriknoff)R&Dおよび生産部門責任者は15%を保有している。両氏は今後も経営全般と創作を指揮するほか、シャリス・ヤディガログルー(Charris Yadigaroglou)=マーケティングおよび広報部門責任者とティボー・ヴェルドンク(Thibault Verdonckt)販売部門責任者も続投する。

シャネルのフレデリック・グランジェ(Frederic Grangie)時計・宝飾部門社長は、「独立性、創造性、卓越性という同じ価値観を持つMB&Fとの戦略的パートナーシップの締結をうれしく思う。専門的なノウハウと知識を維持、開発、投資し続ける長期的な戦略の一環であり、高級腕時計の製造における当社のポジションをさらに強化するものだ」と語った。

ブッサー創業者は、「現在の非常に恵まれた状況と最高の経営陣の下、長期的な未来を確固たるものにするための大きな一歩を踏み出すことは私たちに課された責任であり、来年創業20年を迎える当社にとって自然な進化だ。シャネルの投資により、当社は成長に関する圧力を受けることなく今後も独立した道を歩みつつ、必要に応じてシャネルのウオッチ製造エコシステムにアクセスできるため、事業をいっそう強化することが可能だ」と述べた。

シャネルは、1987年にアイコニックなウオッチ“プルミエール(PREMIERE)”を発表し、時計分野に進出。これまでも高級時計メーカーに投資しており、98年にべル&ロス(BELL & ROSS)、2011年にローマン ゴーティエ(ROMAIN GAUTHIER)、18年9月にモントル ジュルヌ(MONTRES JOURNE)の株式を取得しているが、取得額や持株数などは明らかにしていない。

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「シャネル」、スイスの高級腕時計ブランドMB&Fの株式25%を取得 金額は非公開

シャネル(CHANEL)はこのほど、スイスの独立系高級腕時計ブランド、MB&Fの株式の25%を取得した。取引金額は非公開。

MB&F(Maximilian Busser & Friendsの略)は、2005年にスイスで創業。社名は、マキシミリアン・ブッサー(Maximilian Busser)創業者に由来する。伝統的なウオッチメーカーの枠を超え、キネティックアート(動きを取り入れた、もしくは動くように見える芸術作品)を創作するというビジョンを掲げており、革新的なコンセプトウオッチの設計と製作を専門としている。スイス・ジュネーブとドバイに“M.A.D.ギャラリー”と呼ばれる店舗を構えるほか、ショップインショップの“M.A.D.ラボ”をフランス・パリ、米国・ラスベガス、台湾・台北、シンガポールに出店。また、時計の専門店でも販売している。価格帯は、ハイエンドな商品が6万~50万スイスフラン(約1000万〜8400万円)、21年に発表したより手頃なラインはおよそ3000スイスフラン(約50万円)。23年の売上高は4540万スイスフラン(約76億円)だった。

MB&Fの今後の経営体制は?

ブッサー創業者は株式の60%を、同氏のビジネスパートナーであるセルジュ・クリクノフ(Serge Kriknoff)R&Dおよび生産部門責任者は15%を保有している。両氏は今後も経営全般と創作を指揮するほか、シャリス・ヤディガログルー(Charris Yadigaroglou)=マーケティングおよび広報部門責任者とティボー・ヴェルドンク(Thibault Verdonckt)販売部門責任者も続投する。

シャネルのフレデリック・グランジェ(Frederic Grangie)時計・宝飾部門社長は、「独立性、創造性、卓越性という同じ価値観を持つMB&Fとの戦略的パートナーシップの締結をうれしく思う。専門的なノウハウと知識を維持、開発、投資し続ける長期的な戦略の一環であり、高級腕時計の製造における当社のポジションをさらに強化するものだ」と語った。

ブッサー創業者は、「現在の非常に恵まれた状況と最高の経営陣の下、長期的な未来を確固たるものにするための大きな一歩を踏み出すことは私たちに課された責任であり、来年創業20年を迎える当社にとって自然な進化だ。シャネルの投資により、当社は成長に関する圧力を受けることなく今後も独立した道を歩みつつ、必要に応じてシャネルのウオッチ製造エコシステムにアクセスできるため、事業をいっそう強化することが可能だ」と述べた。

シャネルは、1987年にアイコニックなウオッチ“プルミエール(PREMIERE)”を発表し、時計分野に進出。これまでも高級時計メーカーに投資しており、98年にべル&ロス(BELL & ROSS)、2011年にローマン ゴーティエ(ROMAIN GAUTHIER)、18年9月にモントル ジュルヌ(MONTRES JOURNE)の株式を取得しているが、取得額や持株数などは明らかにしていない。

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【2024クリスマスコフレ】「エトヴォス」が冬の星空をテーマにしたホリデーコフレなどを発売

「エトヴォス(ETVOS)」は11月1日、冬の星空にインスパイアされた2024年のホリデーコレクションを発売する。予約は、公式オンラインストアと店舗で10月9日に受け付けを開始する。

目玉商品の“2024 ホリデーコフレ”(限定、9900円)は、ベース&ポイントメイクの4品をセットにした特別なコフレだ。セット内容は、ほのかに血色感をプラスするピンクの化粧下地“ミネラルインナートリートメントベース”(15mL)、繊細なシルバーパールがきらめくフェイスパウダー“ミネラルモイストシルキーベール”、オーロラを思わせる4色アイシャドウパレット“ミネラルクラッシィシャドー”の限定色、ゴールドパールが上品なリップメイクを演出するトープベージュの“ミネラルリッププランパー ディープ”で、ホリデーの気分を高める限定ボックスに詰め込んだ。

同日には、メイクアイテム3種も発売。人気の“ミネラルリッププランパー”(各3300円)からシアーな発色のコーラルピンクと、深みのあるトープベージュの2色が、“ミネラルロングセパレートマスカラ”(各2970円)からは星くずを砕いて散りばめたような夜空を彷彿とさせるネイビーと、温かな光を感じるブラウンカラーの2色が限定で登場する。

“2024 ホリデーコフレ”の中に含まれている“ミネラルクラッシィシャドー”(4620円)の限定色“オーロラルグロウ”も単品で販売する。ペールピンクやコーラルピンク、ウォームベージュ、シアーゴールドの4色をセットにし、多幸感のあふれる目元に仕上げる。

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「モンベル」がPFCフリーの生地を用いたレインウエアを開発 「高機能と環境負荷低減を実現」

「モンベル(MONT-BELL)」はこのほど、表地、防水透水のメンブレン、裏地のPFC(有機フッ素化合物)フリーを実現したレインウエアを開発した。PFCは撥水加工をした素材や、耐久防水性や防風性、透湿性を実現するメンブレン(内部の防水膜)の製造工程で使われる場合が多く、一部のPFCは環境や人体の健康へ悪影響を及ぼすとして指摘されており、各国でPFCを禁止する法規制が整備されつつある。メーカーの多くが完全排除を目指す一方、非常に難易度が高く全製品で達成しているメーカーは少ない。

「モンベル」は2015年から撥水加工剤の成分の変更をはじめ、20年にはPFCフリーの撥水加工を生地に活用したトレッキングパンツやダウンパンツの販売を始めた。そして24年、レインジャケットの生地にPFCを使用しない製品を発売した。「われわれが提供するのは命を守るギア。高山で撥水機能が低下したウエアを着ていると低体温症のリスクが高まる。レインウエアは特に命に関わるため慎重に進めた」(広報担当者)という。

PFCフリーに向けた研究開発のきっかけは「欧米でPFCの自然環境や人体への影響について議論され始め、法規制に向けた動きがあったこと。日本では他社に先駆けて製品開発を行ってきた」(広報担当者)。モンベルは、スイスとアメリカに直営店を、ディストリビューターを通じて英国や中国、東南アジアやエクアドルに展開している。

これまで撥水加工剤として主流だった炭素が8個並んだ分子構造「C8(長鎖)」タイプのPFCは、健康影響が指摘されたことから多くのメーカーが「C6」への移行を始めるも、「C6」も有害の懸念があるという研究報告があり、多くの企業がPFCフリーに向けて研究開発を行っていた経緯がある。

「モンベル」が3月に発売した“スーパー ドライテック ピークシェル ジャケット”は、3層構造(3レイヤー)生地のレインウエアで「モンベル」史上最軽量かつ高い透湿性を誇る。採用している自社開発した新素材「スーパードライテック」は透湿性が高く、雨や風を防ぐことができる。表地は極細の高強力ナイロン糸で織った7デニールの「バリスティックエアライト」を使用し、裏地も保水しにくいナイロン糸を高密度に編み上げた10デニールの生地を用いることで軽量化を実現。裏地の保水が少ないナイロンは60%がトウゴマ由来を採用している。

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ササビーリーグが小柄女性向けD2Cアパレル「コヒナ」を事業買収 連続起業家・中川綾太郎のnewnから

newn(東京都、中川綾太郎社長)は、小柄女性向けアパレルブランド「コヒナ(COHINA)」の事業をサザビーリーグに9月2日付で譲渡する。取引金額は非公開。

「コヒナ」は、自身も148cmと小柄な田中絢子ディレクターが、身長150cm前後の女性に向けて2018年に立ち上げたブランド。運営元のnewnの中川社長は連続起業家として知られ、過去には女性向けキュレーションメディア「メリー(MERY)」を運営していたペロリを創業、2017年4月に設立したnewnでも「コヒナ」のほかコスメブランド「リーカ(RIHKA)」や「ミスターチーズケーキ(MR.CHEESE CAKE)」などをヒットさせた。

「コヒナ」はD2Cブランドならではの小回りを生かし、体型などの「悩み解決型」ブランドの先駆けとしてSNSやECを中心に認知度を高めた。21年時点で月商は1億円超に到達。22年にはモード志向の派生ブランド「エストラータ(ŚTRATA)」を立ち上げた。 24年8月時点でブランドのインスタフォロワーは22万人を超えた。

D2Cアパレルブームは一服
さらなる成長に必要な変化

newnは直近の「コヒナ」の業績について「非公開」としているが、コロナ前後の一時期に比べれば、D2Cブランド市場のバブル的活況は一服した感がある。さらなるステップアップには、ブランドビジネスやリアル店舗運営のノウハウが必要であり、まさにそれらを得意分野とするサザビーリーグへの譲渡がタイミング的にもベストと判断したようだ。中川社長は、「よりお客さまに愛され、社会にインパクトを生み出せる価値あるブランドに成長していくため、ベストオーナーに譲渡することを決めた」とコメントを出した。

「コヒナ」は今後、サザビーリーグの新会社EGBA(イー・ジー・ビー・エー)が運営する。トップには、サザビーリーグの取締役営業統括兼エストネーション会長の帰山元成氏が就く。これまで「メゾンスペシャル(MAISON SPECIAL)をはじめとした重要プロジェクトに携わってきたキーマンだ。同氏は「『コヒナ』が培ってきたファンマーケティングやデジタルマーケティングのノウハウと、サザビーリーグが持つブランディング力により、更なる事業成長が期待できる」とみる。

田中ディレクターもサザビーリーグに転籍し、引き続きブランド運営の手綱を握る。「これまでファンの皆さんと一緒に培ってきた『コヒナ』らしさをより強固なものにしながら、 新しい価値を創造し、世界全体に拡大していきたい」(田中ディレクター)と意気込む。

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伸長率1位はまたも「ミュウミュウ」 百貨店高額品フロアリポート・前編【特別無料公開2024年上半期ビジネスリポート】

「WWDJAPAN」は、全国の百貨店に2024年上半期(1〜6月)の高額品の商況をアンケート形式で調査した。また、都心部および地方の主要店には、特選フロア担当者に売れ筋商品の動向などを詳細にヒアリングした。この半年は円安が加速度的に進行し、百貨店における訪日客の高額品消費はますます盛り上がっている。ラグジュアリーブランドは、定番デザインのハンドバッグに人気が集中。特選フロアのブティックに訪日客が列をなす姿は、もはや日常の光景だ。(この記事はWWDJAPAN8月26日号別冊「2024年上半期ビジネスリポート」からの抜粋です)

訪日客が爆増
旗艦店に恵みの雨

日本政府観光局が7月に発表した統計によると、1〜6月の訪日客は累計1777万人となり、消費額3.9兆円(観光庁発表)とともに同期間の過去最高を更新した。円安が急激に進行した4月末〜5月頭の大型連休後あたりから、訪日客が押し寄せた。売り場からは、「5月は訪日客売り上げが前年同月比40%以上伸長し、大きなかさ上げ要因になった」(松坂屋名古屋店)との声が聞かれる。

エリア別に見ても、訪日客が集中する東京・大阪をはじめ、都市型店舗の特選フロアの伸長率が際立つ。伊勢丹新宿本店の売上高が前年同期比130%増、松屋銀座本店が同70%増、大丸心斎橋店が同52.2%増、阪急うめだ本店が同54%、高島屋大阪店が同65%増。阪急うめだ本店5階インターナショナルブティックの売上高に占める訪日客比率は15%から37%となった。

勢いづく「ミュウミュウ」
定番バッグ売れで上位ブランド盤石

ブランド別の伸長率1位は、前回に引き続き「ミュウミュウ(MIU MIU)」。伸長率ランキングでは前回調査(23年6〜12月)でもトップ(46ポイント)だったが、今回はそれをさらに上回る59ポイントを得票し、2位以下にダブルスコアをつけた(調査売り場は1減)。館別では、そごう千葉店で前年同期比約800%増、松屋銀座本店で同約600%増、阪急うめだ本店で同323%増など爆発的な伸び。ビッグメゾンと比較すれば元々の売り上げのパイが小さいことを勘案しても、勢いはすさまじい。「ウエアを中心に売れ始め、直近はレザーバッグも好調」(大丸心斎橋店)。

特選ブランド共通の課題として、ブランドバッグ以外の売れ筋を作りづらいことがあるが、「ミュウミュウ」はウエアもよく売れている。 ブランドアンバサダーのTWICEのモモを筆頭に、感度の高いインフルエンサーがクロップドトップス×ミニ丈ボトムのブランドを象徴するスタイルを体現し、若者の支持を集めている。伊勢丹新宿本店で2月7〜20日に1階のザ・ステージで実施した催事は、同区画で過去最高規模の売り上げを記録。カード会員以外の購入も多かった。(後編へ続く)


「2024年上半期ビジネスリポート」のご購入

今伸びているブランドはコレ! コスメやバッグ、ウエアのヒットアイテム完全網羅

「ビジネスリポート」は定期購読者限定の特別付録で、年2回発行しています。8月26日に発行した2024年上半期版では、今回紹介した百貨店の特選や宝飾の好・不調ブランドのほかに、百貨店ごとの高伸長率ブランドを詳報しています。ほか、ルミネ新宿、ラゾーナ川崎プラザ、渋谷109、「ゾゾタウン」、古着などリアルクローズマーケットの好調ブランドやヒットアイテム、全国百貨店の化粧品フロアの商況など、半年分の情報を詰め込んだデータブックとしてお届け。この半年の小売りの動向と今後の展望が一覧できます。
「2024年上半期 ビジネスリポート」の紙面紹介はこちら

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「イッセイ ミヤケ パルファム」から三宅一生が手掛けた最後の香水“ル セルドゥ イッセイ”

「イッセイ ミヤケ パルファム(ISSEY MIYAKE PARFUMS)」は、三宅一生が手掛けた最後のフレグランス“ル セルドゥ イッセイ”を発売する。ラインアップは、“ル セルドゥ イッセイ オードトワレ”(50mL、1万780円/100mL、1万4850円)、“同オードトワレ(レフィル)”(150mL、1万6940円)、“同シャワージェル”(200mL、5390円)。

8月28日に直営店先行発売し、9月4日に全国発売する。直営店とオンラインストア、取り扱い百貨店、資生堂の総合美容施設「シセイドウ ザ ストア(SHISEIDO THE STORE)」、ECサイトなどで取り扱う。

“塩に宿る精神”を表現

同アイテムは本来香りを持たない塩に着想。潮風を思わせるマリン シーウィードと湿り気を帯びた土や木を感じさせる香料オークモスに、すっきりとしたソルト アコードとジンジャー、ミネラル感のあるベチバーとアップサイクルされたシダーウッドが重なり、いきいきと豊かな印象に仕上がっている。

ボトルにはリサイクルガラスを20%使用し、パッケージの素材にはアップサイクルされたシーウィードを10%含んでいる。成分はビーガン認証済みで、アップサイクルされた特別なシダー エッセンスを含む天然由来成分を95%配合する。フレグランスに使用しているアルコールは100%天然由来で、フランス産のビートルートから抽出している。

ボトルデザインはデザイナーでアーティストの吉岡徳仁が、ビジュアルイメージはイギリスを拠点に活動する映像監督で写真家のマーカス・トムリンソン(Marcus Tomlinson)が手掛けた。

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「イッセイ ミヤケ パルファム」から三宅一生が手掛けた最後の香水“ル セルドゥ イッセイ”

「イッセイ ミヤケ パルファム(ISSEY MIYAKE PARFUMS)」は、三宅一生が手掛けた最後のフレグランス“ル セルドゥ イッセイ”を発売する。ラインアップは、“ル セルドゥ イッセイ オードトワレ”(50mL、1万780円/100mL、1万4850円)、“同オードトワレ(レフィル)”(150mL、1万6940円)、“同シャワージェル”(200mL、5390円)。

8月28日に直営店先行発売し、9月4日に全国発売する。直営店とオンラインストア、取り扱い百貨店、資生堂の総合美容施設「シセイドウ ザ ストア(SHISEIDO THE STORE)」、ECサイトなどで取り扱う。

“塩に宿る精神”を表現

同アイテムは本来香りを持たない塩に着想。潮風を思わせるマリン シーウィードと湿り気を帯びた土や木を感じさせる香料オークモスに、すっきりとしたソルト アコードとジンジャー、ミネラル感のあるベチバーとアップサイクルされたシダーウッドが重なり、いきいきと豊かな印象に仕上がっている。

ボトルにはリサイクルガラスを20%使用し、パッケージの素材にはアップサイクルされたシーウィードを10%含んでいる。成分はビーガン認証済みで、アップサイクルされた特別なシダー エッセンスを含む天然由来成分を95%配合する。フレグランスに使用しているアルコールは100%天然由来で、フランス産のビートルートから抽出している。

ボトルデザインはデザイナーでアーティストの吉岡徳仁が、ビジュアルイメージはイギリスを拠点に活動する映像監督で写真家のマーカス・トムリンソン(Marcus Tomlinson)が手掛けた。

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