東コレ2025年春夏トップバッターは「テルマ」が飾る JFWのアワード受賞で

2025年春夏シーズンの「楽天 ファッション ウイーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO以下、RFWT)」が9月2日に開幕した。7日までの6日間で、リアルショーとデジタル発表を含めて計33ブランドが参加する。

初日の冒頭は、中島輝道デザイナーによる「テルマ(TELMA)」が飾った。「JFW ネクスト ブランド アワード2025(JFW NEXT BRAND AWARD 2025以下、NBA)」でグランプリを受賞し、ブランド初となるランウエイショーを渋谷ヒカリエのホールAで実施した。コレクションでは、京セラによるインクジェット捺染プリンター「フォアレス(FOREARTH)」で、ブランドの代名詞であるプリント柄を多彩に表現したほか、鮮烈なカラーパレットのウエアにオーガンジーを重ねて繊細さを加えるなど、大胆さと奥ゆかしさを兼ね備えた全40ルックを披露した。ショー後、中島デザイナーは「ショー形式にした理由は、『テルマ』の洋服を360度から見られるようにしたかったから。洋服は、体とのコミュニケーションによって初めて成り立つもの」と話し、「このような機会が実現したのはチームのおかげ」と感謝を表した。

日本ファッション・ウィーク推進機構(JFWO)の下地毅理事長は、「香り立つように美しい洋服に感銘を受けた。このような形で今後もデザイナーを支援し、東京を“ファッションの街”にできるよう盛り上げていきたい」と語った。

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東コレ2025年春夏トップバッターは「テルマ」が飾る JFWのアワード受賞で

2025年春夏シーズンの「楽天 ファッション ウイーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO以下、RFWT)」が9月2日に開幕した。7日までの6日間で、リアルショーとデジタル発表を含めて計33ブランドが参加する。

初日の冒頭は、中島輝道デザイナーによる「テルマ(TELMA)」が飾った。「JFW ネクスト ブランド アワード2025(JFW NEXT BRAND AWARD 2025以下、NBA)」でグランプリを受賞し、ブランド初となるランウエイショーを渋谷ヒカリエのホールAで実施した。コレクションでは、京セラによるインクジェット捺染プリンター「フォアレス(FOREARTH)」で、ブランドの代名詞であるプリント柄を多彩に表現したほか、鮮烈なカラーパレットのウエアにオーガンジーを重ねて繊細さを加えるなど、大胆さと奥ゆかしさを兼ね備えた全40ルックを披露した。ショー後、中島デザイナーは「ショー形式にした理由は、『テルマ』の洋服を360度から見られるようにしたかったから。洋服は、体とのコミュニケーションによって初めて成り立つもの」と話し、「このような機会が実現したのはチームのおかげ」と感謝を表した。

日本ファッション・ウィーク推進機構(JFWO)の下地毅理事長は、「香り立つように美しい洋服に感銘を受けた。このような形で今後もデザイナーを支援し、東京を“ファッションの街”にできるよう盛り上げていきたい」と語った。

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「パレス スケートボード」が「ヴィヴィアン・ウエストウッド」と初コラボ 初のウィメンズも

「パレス スケートボード(PALACE SKATEBOARDS)」(以下、「パレス」)は、「ヴィヴィアン・ウエストウッド(VIVIENNE WESTWOOD)」との初コラボコレクション“パレス ヴィヴィアン・ウエストウッド(PALACE VIVIENNE WESTWOOD)”を9月7日11時に発売する。本コレクションは、「ヴィヴィアン・ウエストウッド」青山店、「パレス」東京店および公式オンライン、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)で販売する。

本コレクションは、ウエア、アクセサリー、ジュエリー、スケートボードなど、それぞれのブランドの真髄に基づき、カルチャーとユーモアをデザインに取り入れたラインアップで構成。「パレス」初となるウィメンズウエアも登場する。

「ヴィヴィアン・ウエストウッド」が1992年春夏に発表したコレクションで初めて登場した“サロンプリント”が、ゴアテックス素材のフード付きジャケットやトラックパンツ、スカートに施されるなど、ブランドの伝統と歴史がスポーツウエア、リピートロゴ、テクニカルなファブリックに反映されている。

「パレス」のトライアングルロゴ「トライファーグ」は「ヴィヴィアン・ウエストウッド」のアイコニックなオーブと融合し、「ヴィヴィアン・ウエストウッドのアーカイブから引用されたイメージやプリントとともに、フーディーやTシャツにデザイン。また、「ヴィヴィアン・ウエストウッド」の特徴的なデザインであるロゴマニアが「パレス」のロゴと一体化し、デニムのセットアップやフライトスーツなどにプリントされている。

アクセサリーでは、印象的なアイテムとして「ヴィヴィアン・ウエストウッド」の90年代初期のアイコンにインスパイアされたオーバーサイズのテディベアバッグが登場。「ヴィヴィアン・ウエストウッド」の“ホーン”をモチーフにしたビーニー、トラッカーキャップやタータンチェックのゴアテックス素材のベレー帽なども展開する。ロングプリントソックス、オーブネックレス、スタッズ付きの革小物、そしてスケートボードといった両ブランドを代表する魅力的なアイテムでがそろう。

また、今回のキャンペーンは、日本のストリートス タイル雑誌「FRUiTS」の創設者である⻘木正一が「FRUiTS」と同じ手法で撮影。アーティスト、ミュージシャン、スケーター、ゴス、そしてアクティビストといった幅広いジャンルから集結したキャストは、それぞれ独自の表現方法でコレクションを披露している。さらに「FRUiTS」の編集理念に基づき、⻘木はロンドンのストリートでキャンペーンを撮影。ソーホーのアーケードからチャイナタウン、カムデンのヴィンテージストア、シャフツベリー・アベニューのはずれにある土産物屋まで、ストリートの底流を表現した。さらにキャンペーンビジュアルは限定版ZINEに収められ、コラボアイテムを購入した人に先着で配布する。

キャンペーンビジュアル

アイテム一覧

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「パレス スケートボード」が「ヴィヴィアン・ウエストウッド」と初コラボ 初のウィメンズも

「パレス スケートボード(PALACE SKATEBOARDS)」(以下、「パレス」)は、「ヴィヴィアン・ウエストウッド(VIVIENNE WESTWOOD)」との初コラボコレクション“パレス ヴィヴィアン・ウエストウッド(PALACE VIVIENNE WESTWOOD)”を9月7日11時に発売する。本コレクションは、「ヴィヴィアン・ウエストウッド」青山店、「パレス」東京店および公式オンライン、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)で販売する。

本コレクションは、ウエア、アクセサリー、ジュエリー、スケートボードなど、それぞれのブランドの真髄に基づき、カルチャーとユーモアをデザインに取り入れたラインアップで構成。「パレス」初となるウィメンズウエアも登場する。

「ヴィヴィアン・ウエストウッド」が1992年春夏に発表したコレクションで初めて登場した“サロンプリント”が、ゴアテックス素材のフード付きジャケットやトラックパンツ、スカートに施されるなど、ブランドの伝統と歴史がスポーツウエア、リピートロゴ、テクニカルなファブリックに反映されている。

「パレス」のトライアングルロゴ「トライファーグ」は「ヴィヴィアン・ウエストウッド」のアイコニックなオーブと融合し、「ヴィヴィアン・ウエストウッドのアーカイブから引用されたイメージやプリントとともに、フーディーやTシャツにデザイン。また、「ヴィヴィアン・ウエストウッド」の特徴的なデザインであるロゴマニアが「パレス」のロゴと一体化し、デニムのセットアップやフライトスーツなどにプリントされている。

アクセサリーでは、印象的なアイテムとして「ヴィヴィアン・ウエストウッド」の90年代初期のアイコンにインスパイアされたオーバーサイズのテディベアバッグが登場。「ヴィヴィアン・ウエストウッド」の“ホーン”をモチーフにしたビーニー、トラッカーキャップやタータンチェックのゴアテックス素材のベレー帽なども展開する。ロングプリントソックス、オーブネックレス、スタッズ付きの革小物、そしてスケートボードといった両ブランドを代表する魅力的なアイテムでがそろう。

また、今回のキャンペーンは、日本のストリートス タイル雑誌「FRUiTS」の創設者である⻘木正一が「FRUiTS」と同じ手法で撮影。アーティスト、ミュージシャン、スケーター、ゴス、そしてアクティビストといった幅広いジャンルから集結したキャストは、それぞれ独自の表現方法でコレクションを披露している。さらに「FRUiTS」の編集理念に基づき、⻘木はロンドンのストリートでキャンペーンを撮影。ソーホーのアーケードからチャイナタウン、カムデンのヴィンテージストア、シャフツベリー・アベニューのはずれにある土産物屋まで、ストリートの底流を表現した。さらにキャンペーンビジュアルは限定版ZINEに収められ、コラボアイテムを購入した人に先着で配布する。

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自由な精神を感じさせるストーリー作り「梨泰院クラス」原作者チョ・グァンジン

PROFILE: チョ・グァンジン/脚本家

チョ・グァンジン/脚本家
PROFILE: 大人気ドラマシリーズ「梨泰院クラス」原作者。22年に日本でも「六本木クラス」というタイトルでドラマがリメイクされている。「梨泰院クラス」の原作であるウェブ漫画も大ヒットしカカオページの「スーパーウェブトゥーンプロジェクト」の第1弾として発表され、連載当時(17~18年)に有料売上1位、総閲覧数2億2千万ビュー、平均評価は10点満点中9.7点を記録した PHOTO:KIM JINSU

第5次と呼ばれる韓流ブームが到来している。もはや一過性のブームではなくスタンダードであり、日本のZ世代の「韓国化」現象にもつながっているのは明白だ。その韓流人気をけん引してきた1つが韓国ドラマ。本企画では有名韓国ドラマの脚本家にスポットを当て、物語の背景やキャラクターからファッションに至るまでの知られざる話を紹介する。

まずは「梨泰院クラス」の原作者でドラマ化にあたり脚本も手掛け、ウェブトゥーンアーティストとしても進化を続けるチョ・グァンジンにインタビューを敢行。韓国と日本のドラマそれぞれの特異性から、新しい感覚と「自由」を追求する脚本作りへの思いまでを尋ねた。

――日本のドラマが好きだと伺いました。韓国と日本のドラマのそれぞれの魅力についてはどのように考えていますか?

チョ・グァンジン(以下、グァンジン):まず、感性の違いがあります。日本人は感情表現が豊かというイメージがあり、韓国人はもっと冷めた印象があります。言語や文化の違いもあると思いますが、以前の日本のドラマは韓国のものよりも話の展開が早かったですね。「リーガルハイ」や「半沢直樹」「天国と地獄 〜サイコな2人〜」から、漫画原作の「凪のお暇」などの漫画や小説が原作のドラマもたくさん見ました。「リーガルハイ」は韓国でもリメイクされ、演技派の人気俳優が出演したものの、日本版の評判が高く、どちらかというと韓国版は失敗に終わりました。この点においても日本と韓国の感性や文化の違いがあると感じます。

その違いの1つは、キャラクター性。日本にもさまざまなテイストの作品があると思いますが、感情を全面に出す登場人物たちを見て、そういったキャラクターが許容される土壌があるのだと思いました。最近、韓国では“オグルコリンダ(오글거린다)“という言葉が新しい口語として、ネット辞書に加えられるほど頻繁に耳にします。元々は湯がぐらぐらと沸き立つ、小さい虫などが1カ所に集まりうごめくという意味なのですが、今は激しい感情表現や熱く何かを語る人を冷笑する時に使われます。そういった、他者を揶揄する言葉や社会の目線に対する作家たちの思想のようなものが、韓国の脚本には反映されていると感じます。ある意味で洗練と言えますが、冷たい印象を与えることに対して疑問に思うこともあります。一方で日本の作品には、そうした他者の視点やシニシズムによって、気分や感情表現が抑制されないイメージがあります。

ドラマの構成の違いについては、以前の日本のドラマは10話程度で完結する作品が多かったと思いますが、韓国はもう少し長く16話程度ありました。ただ最近は、OTT(動画配信サービス)などの影響で、韓国ドラマも8〜11話とストーリーの数が少ない作品も増えています。

――「梨泰院クラス」のキャッチコピーは“根性と血の気に満ちた若者が、理不尽な世の中で巻き起こすヒップな反乱“。ファッションも大変な話題を集めました。脚本を書く上でファッションはどのように考えていますか?

グァンジン:「洗練されている」「他とは違う個性的な強さ」「若さを感じる」。これらの意味を包括的に兼ね備えているものだと思います。ファッションはキャラクターの性格や志向が現れるものであると同時に、自分のアイデンティティーを表現するものです。「梨泰院クラス」の主人公パク・セロイの場合は、男性的な坊主頭に、韓国の軍隊の人たちが着るようなミリタリーアイテムを着せてマッチョなキャラクターを際立たせました。漫画の原作がある場合は、多くのファンたちに「イメージが違った」という思いを抱かせたくないですから、原作に忠実な衣装選びをすることが多いです。あと、キャラクターを書き分ける意味で、一番目立つ部分であるヘアスタイルやヘアカラーは特に重要視しています。原作がない作品の場合は、自分で衣装を考えることもありますが、ほとんどの場合は衣装チームや俳優たちと話しながら決めています。

――作品を作る上で、韓国の20〜30代前半のMZ世代を意識されますか?

グァンジン:MZ世代には「正直」「若々しい」「自分の意見をしっかりと主張する」というイメージがある一方で、上の世代からは「自己中心的な行動をとる」「社会性に欠ける」というマイナスのイメージを持たれることが根強くあります。ですが、私はMZ世代に対してマイナスのイメージをも持っていないですし、社会性に欠けるような行為も見たことがありません。自分自身は30代後半ですが、若い世代と大きなマインドの違いがあるとは正直思っていませんので、特定の世代を意識した物語を作りたいとは考えませんし、自分が見たいと思う物語を描いています。

――ご自身が見たいと思う物語はどのようなものですか?

グァンジン:自分が見たいものと多くの人たちが見たいものものが合えばヒットもするので1番良いのですが、なかなか難しいですね。私が人間にとって一番大切な価値観は“自由“だと思っていますので、見ている人たちが自由を感じる、あるいはそういった感性に響くような物語を描いているつもりです。その意味で最近、1番楽しかった作品は日本の漫画「進撃の巨人」です。

――自由の定義を教えてください。

グァンジン:人は誰しも社会に属しているため、どうしても他人に気を遣ったり、関係性を意識せずには生きられません。そういった部分を大前提として、他人を傷つけることは避ける。一方で家族や親友、周りの人達に気を配り過ぎてがんじがらめになって生きるのではなくて、本当に自分がやりたいことに集中できる状態こそが自由なのだと思っています。

――最後に現在進行中のプロジェクトについて、教えてください。

グァンジン:1、2年後に公開を予定しているドラマが2つあります。1つは「マエストロ」で、テレビ局のプロデューサーがドラマを作っていくという物語です。もう1つ、アメリカ人の女性作家ジーン・ウェブスターの小説「あしながおじさん」に着想を得た「足長悪魔(キダリ アンマ)」の制作も進んでいます。「あしながおじさん」のおじさん役を悪魔に変えています。闇金で働く主人公の悪魔が、暗躍しながら心が折れてしまった債務者の女性を陰で助けていく物語です。

TRANSLATION:HWANG RIE
COOPERATION:HANKYOREH21,CINE21,CUON

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「レノマ パリス」2024-25年秋冬コレクション

「レノマ パリス(RENOMA PARIS)」が2024-25年秋冬コレクションを発表した。

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百貨店8月度、台風にも負ケズ1割増収

百貨店主要4社の2024年8月度業績は、おしなべて1割前後の増収だった。ラグジュアリーブランドなどの高額品、婦人服など衣料品が好調に推移した。月末に台風10号が西日本を縦断して当該エリアの店舗が1〜2日程度の休業に見舞われ、マイナス要因となった。

各社の業績は、三越伊勢丹が前年同月比16.7%増、高島屋が同7.3%増、大丸松坂屋百貨店が同6.8%増、阪急阪神百貨店が同11.1%増。

東日本の都心店は軒並み好調。三越伊勢丹の一番店である伊勢丹新宿本店は前年同月比28.4%増と引き続き大幅増収し、そのうち訪日客向け売り上げが同42.3%増とけん引した。高島屋も新宿店が同11.8%増、日本橋店が9.3%増と好調だった。

台風が襲来した西日本も、月全体の業績でみれば影響は限定的だ。都心店を中心に、来店客数は順調に推移した。阪急阪神百貨店の阪急本店は、8月として過去最高売り上げを更新。婦人ファッション全体で前年同月比約20%増、バッグが同約40%増と引っ張った。博多阪急は台風影響で29、30日を休んだ。大丸松坂屋百貨店は大丸心斎橋店が前年同月比6.3%増、京都店が同8.1%増だった。同社とは別会社になるが、台風影響で2日間休業した博多大丸は7.0%増、1日休業した高知大丸は同6.8%増だった。

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百貨店8月度、台風にも負ケズ1割増収

百貨店主要4社の2024年8月度業績は、おしなべて1割前後の増収だった。ラグジュアリーブランドなどの高額品、婦人服など衣料品が好調に推移した。月末に台風10号が西日本を縦断して当該エリアの店舗が1〜2日程度の休業に見舞われ、マイナス要因となった。

各社の業績は、三越伊勢丹が前年同月比16.7%増、高島屋が同7.3%増、大丸松坂屋百貨店が同6.8%増、阪急阪神百貨店が同11.1%増。

東日本の都心店は軒並み好調。三越伊勢丹の一番店である伊勢丹新宿本店は前年同月比28.4%増と引き続き大幅増収し、そのうち訪日客向け売り上げが同42.3%増とけん引した。高島屋も新宿店が同11.8%増、日本橋店が9.3%増と好調だった。

台風が襲来した西日本も、月全体の業績でみれば影響は限定的だ。都心店を中心に、来店客数は順調に推移した。阪急阪神百貨店の阪急本店は、8月として過去最高売り上げを更新。婦人ファッション全体で前年同月比約20%増、バッグが同約40%増と引っ張った。博多阪急は台風影響で29、30日を休んだ。大丸松坂屋百貨店は大丸心斎橋店が前年同月比6.3%増、京都店が同8.1%増だった。同社とは別会社になるが、台風影響で2日間休業した博多大丸は7.0%増、1日休業した高知大丸は同6.8%増だった。

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右肩上がりの「ニュートロジーナ」が顔・からだ用のCICA配合高保湿クリームを発売

ケンビュー(KENVUE)は9月6日、スキンケアブランド「ニュートロジーナ(NEUTROGENA)」から、 “ノルウェーフォーミュラ インテンスリペア CICA高保湿クリーム”(200g、2728円)を発売する。

同商品は、“インテンスリペアCICAシリーズ”の“CICAボディローション”内に配合したシカ成分の2倍量を配合。医療現場でも使用される純度99%のグリセリンを採用した。角層まで皮膚を保湿し、肌のバリア機能を整える。72時間持続する高保湿処方でありながら、ベタつきのないジェルのようなテクスチャーを追求した。顔とからだの両方での使用が可能だ。

同ブランドはコロナ禍以降、年々拡大傾向にある敏感肌化粧品市場に着目した。「肌に優しい処方だけでなく、確かな効能を実感したい」という消費者のニーズを予測し、開発に至ったという。

日本市場におけるブランドの商況

「ニュートロジーナ」は世界70カ国以上で販売しているスキンケアのトータルブランドだ。2002年に日本での販売をスタート。赤色のパッケージの乾燥肌用の“インテンスリペアシリーズ”、青色の超乾燥肌用の“ディープモイスチャーシリーズ”に加えて、22年に日本オリジナルの緑色の超乾燥敏感肌用の“インテンスリペアCICAシリーズ”が仲間入りした。

創業から利用を続ける顧客の割合も高く、主客層は40代だ。一方で“CICAボディローション”の登場を機に、田中みな実など著名人の愛用品としてメディアで紹介されるようになり、美容に関心が高い層や若年層にもユーザーが広がっている。現在、“赤”“青”“緑”の3つのシリーズの売り上げシェアは同じで、幅広い年代から人気を集めている。

敏感肌市場に加えてダーマコスメ市場の拡大も後押しし、“インテンスリペアCICAシリーズ”の23年の売り上げは前年比7%増で伸長している。

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右肩上がりの「ニュートロジーナ」が顔・からだ用のCICA配合高保湿クリームを発売

ケンビュー(KENVUE)は9月6日、スキンケアブランド「ニュートロジーナ(NEUTROGENA)」から、 “ノルウェーフォーミュラ インテンスリペア CICA高保湿クリーム”(200g、2728円)を発売する。

同商品は、“インテンスリペアCICAシリーズ”の“CICAボディローション”内に配合したシカ成分の2倍量を配合。医療現場でも使用される純度99%のグリセリンを採用した。角層まで皮膚を保湿し、肌のバリア機能を整える。72時間持続する高保湿処方でありながら、ベタつきのないジェルのようなテクスチャーを追求した。顔とからだの両方での使用が可能だ。

同ブランドはコロナ禍以降、年々拡大傾向にある敏感肌化粧品市場に着目した。「肌に優しい処方だけでなく、確かな効能を実感したい」という消費者のニーズを予測し、開発に至ったという。

日本市場におけるブランドの商況

「ニュートロジーナ」は世界70カ国以上で販売しているスキンケアのトータルブランドだ。2002年に日本での販売をスタート。赤色のパッケージの乾燥肌用の“インテンスリペアシリーズ”、青色の超乾燥肌用の“ディープモイスチャーシリーズ”に加えて、22年に日本オリジナルの緑色の超乾燥敏感肌用の“インテンスリペアCICAシリーズ”が仲間入りした。

創業から利用を続ける顧客の割合も高く、主客層は40代だ。一方で“CICAボディローション”の登場を機に、田中みな実など著名人の愛用品としてメディアで紹介されるようになり、美容に関心が高い層や若年層にもユーザーが広がっている。現在、“赤”“青”“緑”の3つのシリーズの売り上げシェアは同じで、幅広い年代から人気を集めている。

敏感肌市場に加えてダーマコスメ市場の拡大も後押しし、“インテンスリペアCICAシリーズ”の23年の売り上げは前年比7%増で伸長している。

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韓国コスメ「オルタナティブステレオ」の新ライン“グレーズシリーズ”がロフトとプラザで先行販売

韓国コスメブランド「オルタナティブステレオ(ALTERNATIVESTREO)」は新ライン“グレーズシリーズ”を全国のロフトとプラザでの先行販売をスタートした。

“グレーズシリーズ”

同シリーズは、光輝くガラス玉のような光沢ティント“シュガーグレーズ”(6色、各2100円)と宇宙に輝く夜空を再現したグロス“パールグレーズ”(1色、2100円)を展開する。また、日本限定色となる“シュガーグレーズティント”の“08.ピオニーボール”と“パールグレーズグロス”の“01.クオーツボール”も販売する。

“リップポーション スティーミングミルクバーム”

加えて、日本展開しいてる商品の中で1番人気の“リップポーションスティーミングミルク”のバームバージョンとなる“スティーミングミルクバーム”も販売している。

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気鋭のメンズコスメ「カクタス」から睡眠不足男子に捧ぐオールインワン

メンズビューティブランド「カクタス(KAKTAS)」はオールインワンジェルの新商品“スタイリング-ゼロ オールインワン”(100g、3300円)を8月31日に発売した。全国の「ロフト(LOFT)」および「アマゾン(AMAZON)」、自社ECサイトで取り扱っている。

「カクタス」は昨年4月に立ち上がったばかりの新興ブランドだが、先行して販売しているBBスティック(3465円)の累計2万個、ルースパウダー(同)が累計1万個と、メンズコスメとしてはスマッシュヒット商品となった。それぞれ、一本でBBスティック(パウダー)とブラシの両役をこなせる手軽さが、主に20〜30代に支持されている。

“スタイリング-ゼロ オールインワン”には人間の生活リズムを整える「時計遺伝子」にアプローチして肌機能を改善するシャルドネ果実エキスのほか、2種類のビタミンカプセルや過剰皮脂を抑えるイノシトール、セラミド5種やレチノールなど、不規則な肌に向けた処方にこだわった。

男性メイクアップの開拓と普及を目指す同ブランドだが、“スタイリング-ゼロ オールインワンゲル”は「美しいメイクアップの土壌となる肌を整える『ステップ0』として開発した」(運営会社Curlyの菅谷勇気代表)といい、そのコンセプトが商品名にも反映されている。前職は広告代理店勤務で忙しく働き、また現在も「カクタス」を軌道に乗せるべく奔走する菅谷氏。「睡眠不足で生活リズムが崩れると、肌は否応なく調子が悪くなっていく。そんな僕自身の実感からも、本当に欲しいと思えるものを作ることができた」とアピールする。

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「ウィゴー」がお菓子の「サク山チョコ次郎」とコラボ 初のアパレルアイテムを発売

「ウィゴー(WEGO)」は9月13〜30日の期間、チョコビスケット「サク山チョコ次郎」とのコラボアイテムを販売する。全国の「ウィゴー」の店舗および公式オンラインストアで取り扱う。

本コラボでは、「サク山チョコ次郎」初となるアパレルアイテムを展開。同チョコビスケットのマスコットキャラクター“チョコジロー”とその仲間をモチーフにしたTシャツやキャップ、ソックス、アクリルキーホルダーの全4型をラインアップする。

ノベルティー

また、同コラボアイテムの購入者に先着でノベルティーのステッカーをプレゼントするほか、コラボ商品販売店舗で「ウィゴー」のアイテムの購入者にノベルティーのポストカード(全2種)をランダムでプレゼントする。

アイテム一覧

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「バルマン」もプレミアムフレグランスに参入 オリヴィエ・ルスタンがエスティ ローダーと開発

「バルマン(BALMAIN)」は8月27日(現地時間)、クリエイティブ・ディレクターのオリヴィエ・ルスタン(Olivier Rousteing)が手掛けるフレグランスコレクション“レ・エテルネル・ドゥ・バルマン”を発売した。エスティ ローダー カンパニーズ(ESTEE LAUDER COMPANIES以下、ELC)のライセンスの元、公式オンラインショップと一部のブティックで販売する。

ラインアップは、ジェンダーレスな全8種類で各300ドル(約4万3800円)。2010年に発売した“カルボンヌ”など過去の商品を再解釈した複雑な香りから、シダーウッドとパチョリの絶妙なバランスを持つ“ブロンズ”などの新作まで幅広くそろえる。ボトルは「バルマン」のシンボルである黒と金、アイコニックなストライプはそのままにひし形へと変更し、リサイクル可能な素材となった。

ルスタンは長年、フレグランスの開発に関心があった。10代の頃から「ジャンポール・ゴルチエ(JEAN PAUL GAULTIER)」の“ル マル”を愛用し、祖母の使うスキンクリームが香水のようで好きだったと語っている。祖母は「バルマン」が1979年に発売した“イヴォワール ドゥ バルマン”を身につけていたという。また、創業者のピエール・バルマン(Pierre Balmain)はブランドを立ち上げた45年の翌年、最初の香水“エリゼ64-83”を発売し、続々と象徴的なフレグランスを生み出した。ビューティ領域は、まだルスタンが触れていないブランドのレガシーの最後の一つである。

「バルマン」のビューティビジネスは2017年以降停滞していたが、22年9月にELCとグローバルビューティライセンスを締結したことをきっかけに新たなスタートを切った。ELCのギヨーム・ジェセル(Guillaume Jesel)=ブランドプレジデント兼CEOは「オリヴィエ(・ルスタン)は10年以上の経歴を持ち、最年少のクリエイティブディレクターかつ、最も長く在任している人物」と評価する。売り上げには言及しなかったが、業界関係者は“レ・エテルネル・ドゥ・バルマン”が発売から1年で5000万ドル(73億円)に達すると見積もる。

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“ワイルドサイド ヨウジヤマモト”×映画「殺しの烙印」 妖艶なヒロインにフォーカス

ヨウジヤマモトのコンセプチュアルプロジェクト“ワイルドサイド ヨウジヤマモト(WILDSIDE YOHJI YAMAMOTO)”は9月4日、1967年に公開された鈴木清順監督の映画「殺しの烙印」とコラボしたTシャツを発売する。価格は9900円で、“ワイルドサイド ヨウジヤマモト”の公式オンラインストアおよび、原宿、大阪の2店舗で扱う。

同作品は“失敗は死”という宿命を背負いながら、ナンバーワンを目指す殺し屋たちの姿を描いたもの。今回のコラボでは、妖艶なヒロインの中条美沙子にフォーカスする。

また、同Tシャツの発売に合わせて鈴木清順の名作を収録したブルーレイボックスも発売する。

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“ワイルドサイド ヨウジヤマモト”×映画「殺しの烙印」 妖艶なヒロインにフォーカス

ヨウジヤマモトのコンセプチュアルプロジェクト“ワイルドサイド ヨウジヤマモト(WILDSIDE YOHJI YAMAMOTO)”は9月4日、1967年に公開された鈴木清順監督の映画「殺しの烙印」とコラボしたTシャツを発売する。価格は9900円で、“ワイルドサイド ヨウジヤマモト”の公式オンラインストアおよび、原宿、大阪の2店舗で扱う。

同作品は“失敗は死”という宿命を背負いながら、ナンバーワンを目指す殺し屋たちの姿を描いたもの。今回のコラボでは、妖艶なヒロインの中条美沙子にフォーカスする。

また、同Tシャツの発売に合わせて鈴木清順の名作を収録したブルーレイボックスも発売する。

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「エイポック エイブル イッセイ ミヤケ」が写真家・梅本健太とタッグ ワンピースなどの販売や作品展示

「エイポック エイブル イッセイ ミヤケ(A-POC ABLE ISSEY MIYAKE)」は9月1日、気鋭の写真家・梅本健太とタッグを組んだ「TYPE-VIII Kenta Umemoto project」を発売する。

梅本はパリ在住で、日本の浮世絵や漫画に着想し、写真に絵画的なアプローチをする作風で知られる。今回用いるのは梅本の代表作であり、花と対峙するシリーズ「フローラ(FLORA)」。本プロジェクトのために撮り下ろした写真を、大胆にワンピース(23万1000円)およびジャンプスーツ(25万3000円)に描写する。「エイポック エイブル イッセイ ミヤケ」独自の“スチームストレッチ技法”で縦・横のプリーツ形状をパッチワークのように配した両商品にビジュアルを熱転写することで、「偶発的な美しさを表現した」(同ブランド)という。さらに、「花脈のように緻密なテクスチャーは、人が着ることで共鳴し、美しさが躍動する」と続ける。

梅本も、「私は“個々の花に宿る可能性を引き出したい”と考え、花の撮影に取り組んできた。写真を撮るという行為にとどまらず、そこからデジタルとアナログを駆使して、多層的かつ複合的に花の見方を探求している。『エイポック エイブル イッセイ ミヤケ』とのパートナーシップにより、花が服に生まれ変わった。これは花と向き合い続けてきた私にとって、この上ない喜びだ。今回の協業のためにイッセイ ミヤケの歴史を振り返り、受け継いで発展させ、タイムレスなものにできるよう努めた。私のエネルギーを真っすぐに受け止めてくれた宮前義之デザイナー、そしてチームの皆さんには感謝の気持ちでいっぱいだ」と述べる。

「エイポック エイブル イッセイ ミヤケ」は同プロジェクト商品の販売を記念して、発売日である9月1日から、東京・銀座の「ISSEY MIYAKE GINZA / 445」と、大阪・南船場の「ISSEY MIYAKE SEMBA」のギャラリースペースで展示を行う。「フローラ」シリーズの最新作と共に、ワンピースおよびジャンプスーツのビジュアルアートをディスプレーする。

「エイポック エイブル イッセイ ミヤケ」は、異分野・異業種との出合いからさまざまな“ABLE(可能性)”を生み出すブランド。

日程:9月1日〜10月28日
場所:ISSEY MIYAKE GINZA | CUBE
住所:東京都中央区銀座4-4-5

日程:9月1日〜10月26日
場所:ISSEY MIYAKE SEMBA | CREATION SPACE
住所:大阪府大阪市中央区南船場4-11-28

©ISSEY MIYAKE INC. PHOTOS : KENTA UMEMOTO
問い合わせ先
イッセイ ミヤケ広報室
03-5454-1705

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「アンシェヌマン」が2024-25年秋冬から「ハー」に改名 オンオフ着られるブラウスが強み

総合アパレルメーカーのヒロタ子会社のアナディスは、セレクトショップ「アンシェヌマン(ENCHAINEMENT)」を2024-25年秋冬シーズンから「ハー(HER.)」に改名した。既存の公式ECサイトおよび大阪府・淀屋橋odona店、なんばパークス店、福岡・天神VIORO店、東京・新丸の内ビル「ル ジャルダン ウヴェール」店も合わせてリニューアルした。

「アンシェヌマン」は2001年にスタート。30代〜40代の女性に向けてビンテージの要素を取り入れたクラシカルなアイテムを提案してきた。24年春夏シーズンからリブランディングに着手。「時代の変化に応じてコンセプトを再構築したリブランディング後の世界観をより明確に表現するため改名した」(同社)。

「ハー」では、より華やかさを加えオンでもオフでも着られるモダンなテイストにアップデートした。「アンシェヌマン」で培ってきた工場との関係値を基盤に、良質な生地を使ったデザイン性の高いアイテムを10万円以下の価格帯で提供する点も強みに打ち出す。

ブラウスをバリエーション豊かに企画

ブランドの顔として推すのは、バリエーション豊かに企画したブラウスだ。フロント全面にフリルをあしらったコットンローンブラウス(2万6400円)や、ハリ感のあるタイプライター生地のバルーンスリーブブラウス(2万8600円)、スリーブにチュール素材を重ねたブラウス(2万6400円)、シャトル織機を使用して織り上げたコットンオックス生地のピコット衿ブラウス(3万4100円)など、1枚で主役になるアイテムがそろう。セレクトブランドは全体の2割程度で、「イレーブ(YLEVE)」や「ティッカ(TICCA)」などを仕入れた。

ヒロタは20年にTSIからアナディスを買収している。

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サステナブル部門は業界を代表するオーガニックヘアカラーが念願の1位に【「WWDBEAUTY 2024 ヘアサロン版ベストコスメ」結果発表】

年1回の恒例企画、「WWDBEAUTY 2024 ヘアサロン版ベストコスメ」の結果を発表する。今回は全14部門のアワードを設定し、都内の人気ヘアサロン50軒の美容師157人に、各カテゴリーで「2023年下半期~24年上半期に実際に使ってみて良かった製品」についてアンケート調査を実施した。

サステナブル部門は、前回(2023 ヘアサロン版ベストコスメ)までは余りにも票が分散してしまい、まとまった票が入った商品がなかったため、順位をつけずに「注目アイテム」という形で結果を公開していた。しかし今回は、一定数以上の票を獲得したアイテムがあったため、初めてランキングをつけることができた。1位になった「ヴィラロドラ カラー(VILLA LODOLA COLOR)」は、業界を代表するオーガニックヘアカラーだ。“サステナブル”という言葉が普及する以前から、一貫してサステナブルを貫いてきたブランド。全アイテムがオーガニック認証機関ICEAの認証を100%取得するなど、本物にこだわった姿勢が、ゆっくりと確実に認知されてきた。2位は、「オーウェイ(OWAY)」の“シーソルト・スプレイ”が受賞した。シーソルト系のスタイリング剤は、毛束やリッジの質感をマットにチェンジさせ、ほどよくキープしてくれるアイテム。複数のオーガニックブランドから登場しているが、「オーウェイ」の“シーソルト・スプレイ”は仕上がりのニュアンスが評価された。3位は、資生堂プロフェッショナル「サブリミック(SUBLIMIC)」のアウトバストリートメント“ワンダーシールド”が受賞。商品性能とともに、売り上げの一部がウォーターエイド(水・衛生分野に特化して活動してきた国際NGO)に寄付されるチャリティーなど、これまでに取り組んできた社会貢献活動も評価された。(全てサロン専売品で、価格は編集部調べ)

なお今回の集計方法は、ヘアサロンで扱うプロ用製品を14部門に分類し、50軒の美容師157人に各カテゴリーのベストだと思う商品を選んでもらった。選んでもらった各商品を、効果実感、香り、コストパフォーマンス、パッケージデザイン、使用感、トレンド、店販人気、おすすめのしやすさ、といった項目に分けて、各10点満点で評価してもらい、そのポイントの合計数で各部門の順位を導き出した(製品以外に“サロンモデル部門”も有り)。

1位
“ヴィラロドラ カラー” 

「ヴィラロドラ」(VILLA LODOLA)

92%天然由来のヘアカラー。柔らかい質感と美しい色合い、潤いに満ちた艶をかなえる。アンケートの回答には、「カラーのラインアップが充実している」「いろいろなオーガニックブランドを見てきたが、ここまで徹底してサステナブルにこだわったヘアカラーブランドは他にないと思う」といった声があった。(全48色、各80g)

2位
“シーソルト・スプレイ”

「オーウェイ(OWAY)」

髪にハリを与えるミディアムホールドスプレー。毛束をマットな質感に変えながら、動きのあるニュアンススタイルをかなえ、キープする。アンケートの回答には、「シーソルト系のアイテムは、常に一定の需要がある。『オーウェイ』の商品は、ボトルもかっこよくておすすめしやすい」といった声があった。(240mL、4840円)

3位
“ワンダーシールド”

「サブリミック(SUBLIMIC)」

3日に1度のスペシャルケアとして使用できる洗い流さないトリートメント。ドライヤーやアイロンの熱と反応するシールド成分が、髪表面にプロテクト膜を形成。日常生活の外的ストレスから髪を守り、サロンでの滑らかな仕上がりを長く持続する。アンケートの回答には、「ヘアカラーの持ちが良くなり、髪が収まりやすくなる」といった声があった。(125mL、4180円)

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サステナブル部門は業界を代表するオーガニックヘアカラーが念願の1位に【「WWDBEAUTY 2024 ヘアサロン版ベストコスメ」結果発表】

年1回の恒例企画、「WWDBEAUTY 2024 ヘアサロン版ベストコスメ」の結果を発表する。今回は全14部門のアワードを設定し、都内の人気ヘアサロン50軒の美容師157人に、各カテゴリーで「2023年下半期~24年上半期に実際に使ってみて良かった製品」についてアンケート調査を実施した。

サステナブル部門は、前回(2023 ヘアサロン版ベストコスメ)までは余りにも票が分散してしまい、まとまった票が入った商品がなかったため、順位をつけずに「注目アイテム」という形で結果を公開していた。しかし今回は、一定数以上の票を獲得したアイテムがあったため、初めてランキングをつけることができた。1位になった「ヴィラロドラ カラー(VILLA LODOLA COLOR)」は、業界を代表するオーガニックヘアカラーだ。“サステナブル”という言葉が普及する以前から、一貫してサステナブルを貫いてきたブランド。全アイテムがオーガニック認証機関ICEAの認証を100%取得するなど、本物にこだわった姿勢が、ゆっくりと確実に認知されてきた。2位は、「オーウェイ(OWAY)」の“シーソルト・スプレイ”が受賞した。シーソルト系のスタイリング剤は、毛束やリッジの質感をマットにチェンジさせ、ほどよくキープしてくれるアイテム。複数のオーガニックブランドから登場しているが、「オーウェイ」の“シーソルト・スプレイ”は仕上がりのニュアンスが評価された。3位は、資生堂プロフェッショナル「サブリミック(SUBLIMIC)」のアウトバストリートメント“ワンダーシールド”が受賞。商品性能とともに、売り上げの一部がウォーターエイド(水・衛生分野に特化して活動してきた国際NGO)に寄付されるチャリティーなど、これまでに取り組んできた社会貢献活動も評価された。(全てサロン専売品で、価格は編集部調べ)

なお今回の集計方法は、ヘアサロンで扱うプロ用製品を14部門に分類し、50軒の美容師157人に各カテゴリーのベストだと思う商品を選んでもらった。選んでもらった各商品を、効果実感、香り、コストパフォーマンス、パッケージデザイン、使用感、トレンド、店販人気、おすすめのしやすさ、といった項目に分けて、各10点満点で評価してもらい、そのポイントの合計数で各部門の順位を導き出した(製品以外に“サロンモデル部門”も有り)。

1位
“ヴィラロドラ カラー” 

「ヴィラロドラ」(VILLA LODOLA)

92%天然由来のヘアカラー。柔らかい質感と美しい色合い、潤いに満ちた艶をかなえる。アンケートの回答には、「カラーのラインアップが充実している」「いろいろなオーガニックブランドを見てきたが、ここまで徹底してサステナブルにこだわったヘアカラーブランドは他にないと思う」といった声があった。(全48色、各80g)

2位
“シーソルト・スプレイ”

「オーウェイ(OWAY)」

髪にハリを与えるミディアムホールドスプレー。毛束をマットな質感に変えながら、動きのあるニュアンススタイルをかなえ、キープする。アンケートの回答には、「シーソルト系のアイテムは、常に一定の需要がある。『オーウェイ』の商品は、ボトルもかっこよくておすすめしやすい」といった声があった。(240mL、4840円)

3位
“ワンダーシールド”

「サブリミック(SUBLIMIC)」

3日に1度のスペシャルケアとして使用できる洗い流さないトリートメント。ドライヤーやアイロンの熱と反応するシールド成分が、髪表面にプロテクト膜を形成。日常生活の外的ストレスから髪を守り、サロンでの滑らかな仕上がりを長く持続する。アンケートの回答には、「ヘアカラーの持ちが良くなり、髪が収まりやすくなる」といった声があった。(125mL、4180円)

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スキンケア&メイクアップ部門は「インプレア」が返り咲き サロンでスキンケアが本格普及する兆しか【「WWDBEAUTY 2024 ヘアサロン版ベストコスメ」結果発表】

年1回の恒例企画、「WWDBEAUTY 2024 ヘアサロン版ベストコスメ」の結果を発表する。今回は全14部門のアワードを設定し、都内の人気ヘアサロン50軒の美容師157人に、各カテゴリーで「2023年下半期~24年上半期に実際に使ってみて良かった製品」についてアンケート調査を実施した。

スキンケア&メイクアップ部門では、初めてメイクアップアイテムが首位を獲得した前回(2023 ヘアサロン版ベストコスメ)から一転、今回は最もベーシックなアイテムである「インプレア(IMPREA)」のクレンジングオイルが1位に。美容師からは、「前回の来店時に化粧水を購入したお客さまが、『良かったからラインで使ってみたい』と言ってクレンジングを購入してくれた」とのコメントが。クレンジングはライン使いのエントリーアイテムでもあるので、今回の結果は、サロンで本格的なスキンケアを求めるユーザーが増えてきた現れかもしれない。2位は、同じく「インプレア」の“アイブロウ マスカラ”が受賞し、3位には前回1位だった「シュウ ウエムラ(SHU UEMURA)」のアイブロウマスカラ“クシ ブロー”がランクイン。ともにアイブロウマスカラで、サロンでのメイクアイテムの普及を印象づけた。(全てサロン専売品で、価格は編集部調べ)

なお今回の集計方法は、ヘアサロンで扱うプロ用製品を14部門に分類し、50軒の美容師157人に各カテゴリーのベストだと思う商品を選んでもらった。選んでもらった各商品を、効果実感、香り、コストパフォーマンス、パッケージデザイン、使用感、トレンド、店販人気、おすすめのしやすさ、といった項目に分けて、各10点満点で評価してもらい、そのポイントの合計数で各部門の順位を導き出した(製品以外に“サロンモデル部門”も有り)。

1位
“クレンジング オイル”

「インプレア(IMPREA)」

くすみの原因にアプローチし、透明感ある肌に導くクレンジングオイル。メイクや毛穴汚れをオフしながら、潤いのある“むきたまご”のような洗い上がりをかなえる。濡れた手で使っても高いメイク落ちをキープできる。アンケートの回答には、「滑らかに洗い上がる、まさにサロンクオリティーのアイテム」「お客さまとの会話でスキンケアの話題になったとき、自信を持っておすすめできる」といった声があった。(200mL、4400円/レフィル190mL、3960円)

2位
“アイブロウ マスカラ”

「インプレア(IMPREA)」

豊富なカラーバリエーションが特徴のアイブロウマスカラ。ベーシックなカラーからエッジの効いたカラーまで幅広くラインアップし、髪色やなりたい印象に合わせて楽しむことができる。アンケートの回答には、「ヘアカラーを変えた際に提案すると喜んでもらえる」といった声があった。(全7色、各2420円)

3位
“クシ ブロー”

「シュウ ウエムラ(SHU UEMURA)」

根元から毛先までムラなく色付くアイブロウマスカラ。角度付きのきめ細かいブラシが毛流れにフィットし、均一にカラーリングする。汗やこすれ、湿気に強く、立体感ある美しい仕上がりを長時間キープする。アンケートの回答には、「サロンで『シュウ ウエムラ』の商品が買えることに驚かれることも多い」といった声があった。(全8色、各3960円)

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スキンケア&メイクアップ部門は「インプレア」が返り咲き サロンでスキンケアが本格普及する兆しか【「WWDBEAUTY 2024 ヘアサロン版ベストコスメ」結果発表】

年1回の恒例企画、「WWDBEAUTY 2024 ヘアサロン版ベストコスメ」の結果を発表する。今回は全14部門のアワードを設定し、都内の人気ヘアサロン50軒の美容師157人に、各カテゴリーで「2023年下半期~24年上半期に実際に使ってみて良かった製品」についてアンケート調査を実施した。

スキンケア&メイクアップ部門では、初めてメイクアップアイテムが首位を獲得した前回(2023 ヘアサロン版ベストコスメ)から一転、今回は最もベーシックなアイテムである「インプレア(IMPREA)」のクレンジングオイルが1位に。美容師からは、「前回の来店時に化粧水を購入したお客さまが、『良かったからラインで使ってみたい』と言ってクレンジングを購入してくれた」とのコメントが。クレンジングはライン使いのエントリーアイテムでもあるので、今回の結果は、サロンで本格的なスキンケアを求めるユーザーが増えてきた現れかもしれない。2位は、同じく「インプレア」の“アイブロウ マスカラ”が受賞し、3位には前回1位だった「シュウ ウエムラ(SHU UEMURA)」のアイブロウマスカラ“クシ ブロー”がランクイン。ともにアイブロウマスカラで、サロンでのメイクアイテムの普及を印象づけた。(全てサロン専売品で、価格は編集部調べ)

なお今回の集計方法は、ヘアサロンで扱うプロ用製品を14部門に分類し、50軒の美容師157人に各カテゴリーのベストだと思う商品を選んでもらった。選んでもらった各商品を、効果実感、香り、コストパフォーマンス、パッケージデザイン、使用感、トレンド、店販人気、おすすめのしやすさ、といった項目に分けて、各10点満点で評価してもらい、そのポイントの合計数で各部門の順位を導き出した(製品以外に“サロンモデル部門”も有り)。

1位
“クレンジング オイル”

「インプレア(IMPREA)」

くすみの原因にアプローチし、透明感ある肌に導くクレンジングオイル。メイクや毛穴汚れをオフしながら、潤いのある“むきたまご”のような洗い上がりをかなえる。濡れた手で使っても高いメイク落ちをキープできる。アンケートの回答には、「滑らかに洗い上がる、まさにサロンクオリティーのアイテム」「お客さまとの会話でスキンケアの話題になったとき、自信を持っておすすめできる」といった声があった。(200mL、4400円/レフィル190mL、3960円)

2位
“アイブロウ マスカラ”

「インプレア(IMPREA)」

豊富なカラーバリエーションが特徴のアイブロウマスカラ。ベーシックなカラーからエッジの効いたカラーまで幅広くラインアップし、髪色やなりたい印象に合わせて楽しむことができる。アンケートの回答には、「ヘアカラーを変えた際に提案すると喜んでもらえる」といった声があった。(全7色、各2420円)

3位
“クシ ブロー”

「シュウ ウエムラ(SHU UEMURA)」

根元から毛先までムラなく色付くアイブロウマスカラ。角度付きのきめ細かいブラシが毛流れにフィットし、均一にカラーリングする。汗やこすれ、湿気に強く、立体感ある美しい仕上がりを長時間キープする。アンケートの回答には、「サロンで『シュウ ウエムラ』の商品が買えることに驚かれることも多い」といった声があった。(全8色、各3960円)

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「クレ・ド・ポー ボーテ」刷新した“ル・セラム”の体験型イベントを先行公開 3日分のサンプルやバッグのプレゼントも

「クレ・ド・ポー ボーテ(CLE DE PEAU BEAUTE)」は9月3〜13日、東京・原宿のヨドバシJ6 ビルで美容液“ル・セラムII”のリニューアル発売を記念したポップアップイベントを開催する。前日の2日、プレス向けに一足早くお披露目した。

23年8月に開催した同ブランドの10周年イベントでは、事前予約制を採用し、即日予約が埋まるほどの盛況ぶりだった。「行きたかったが予約が取れなかった」という顧客の声を反映し、今回は予約不要にした。入場料も無料だ。

若年層客へのアプローチに繋がった実績から、今回も前回と同様の原宿駅すぐのヨドバシJ6 ビルで開催する。リニューアルポイントや製造のこだわりを映した空間全体の映像や香り体験、タッチアップなど、リニューアルした商品の魅力をより実感できるコンテンツをそろえる。萩原里実ブランドマネージャーは、「特に若年層にとって店頭での入店は心理的なハードルがある。このように参加型のポップアップであれば、気軽な気持ちで商品を体験してもらえるのではと考えた」と話す。

会場で商品を体験した来場者には美容液のサンプル3日分を配布する。指定のハッシュタグを付けてSNS投稿を行うと先着順でオリジナルチャーム付きのバッグをプレゼントする。

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「クレ・ド・ポー ボーテ」刷新した“ル・セラム”の体験型イベントを先行公開 3日分のサンプルやバッグのプレゼントも

「クレ・ド・ポー ボーテ(CLE DE PEAU BEAUTE)」は9月3〜13日、東京・原宿のヨドバシJ6 ビルで美容液“ル・セラムII”のリニューアル発売を記念したポップアップイベントを開催する。前日の2日、プレス向けに一足早くお披露目した。

23年8月に開催した同ブランドの10周年イベントでは、事前予約制を採用し、即日予約が埋まるほどの盛況ぶりだった。「行きたかったが予約が取れなかった」という顧客の声を反映し、今回は予約不要にした。入場料も無料だ。

若年層客へのアプローチに繋がった実績から、今回も前回と同様の原宿駅すぐのヨドバシJ6 ビルで開催する。リニューアルポイントや製造のこだわりを映した空間全体の映像や香り体験、タッチアップなど、リニューアルした商品の魅力をより実感できるコンテンツをそろえる。萩原里実ブランドマネージャーは、「特に若年層にとって店頭での入店は心理的なハードルがある。このように参加型のポップアップであれば、気軽な気持ちで商品を体験してもらえるのではと考えた」と話す。

会場で商品を体験した来場者には美容液のサンプル3日分を配布する。指定のハッシュタグを付けてSNS投稿を行うと先着順でオリジナルチャーム付きのバッグをプレゼントする。

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「アー・ペー・セー ゴルフ」×「ブリーフィングゴルフ」 キャディーバッグなどを発売

「アー・ペー・セー ゴルフ」×「ブリーフィングゴルフ」 キャディーバッグなどを発売

「アー・ペー・セー ゴルフ(A.P.C. GOLF)」は10月下旬、「ブリーフィングゴルフ(BRIEFING GOLF)」とコラボしたカプセルコレクションを発売する。

キャディーバッグ(11万8800円)、カートトート(3万800円)、アイアンカバー(2万5300円)、ドライバーカバー(1万7600円)、フェアウェイウッドカバー(1万6500円)、ユーティリティーカバー(1万4300円)の6型を用意し、「アー・ペー・セー ゴルフ」の店舗と「アー・ペー・セー(A.P.C.)」の公式オンラインストアで扱う。

また、発売に先駆けて受注会も行う。日程は「アー・ペー・セー」公式オンラインストアで9月6日から15日まで、「アー・ペー・セー ゴルフ」銀座で9月6日から16日まで、「アー・ペー・セー ゴルフ」新宿高島屋で9月19日から29日まで、「アー・ペー・セー ゴルフ」阪急うめだで10月2日から14日まで。 

さらに9月6日から10月14日までの期間にオーダーした客に、「アー・ペー・セー ゴルフ」のロゴ入りゴルフボールとオリジナルポーチまたはネームプレートをプレゼントする。

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運命をつなぐ「ザレッドスレッド」 Ayaによる「メルト ザ レディ」の次章が始動

ザレッドスレッド,THEREDTHREAD

多くのファンに惜しまれながらクローズした「メルト ザ レディ(MELT THE LADY)」のディレクターAyaが、新たなブランドをスタートした。20代の女性たちに支持され人気絶頂の最中だったにもかかわらず、当初から掲げていた「7年でブランドを終了する」という決意を変えず区切りをつけたのが2024年7月。そこから待ったなしで告知された新章の幕開けに、喜んだ顧客も多いはずだ。Ayaに新ブランド「ザレッドスレッド(THEREDTHREAD)」の全貌を聞いた。

「赤い糸で紡ぎつなげる」

WWD:「メルト ザ レディ」の最終コレクション発売日はルミネエスト新宿の単日売り上げ最高記録をたたき出すほど大きな話題を呼んだが、終了後すぐに新たなブランドを始める構想はいつからあった?

Aya:後継ブランドを考え始めたのは1年半前くらいからです。終了した1週間後の8月頭には「ザレッドスレッド」のインスタグラムアカウントを作りました。すぐ次のブランドに移行したことについては、私の中で違和感はありませんでした。「メルト ザ レディ」とは完全に別物ではなく、そこで築いた絆や紡いだ赤い糸を引き継ぎたいという思いがあったので。

それに、いくつか伏線を仕込んでいたんです。「ザレッドスレッド」を象徴する赤いラインをノベルティーのTシャツに刺しゅうしたり、24年春夏コレクションムービーに赤い花を効果的にちりばめたり。私のインスタグラムのサブアカウントでもヒントを小出しにしていたので、ファンの間で話題になっていたようです。

WWD:「ザレッドスレッド」のコンセプトは?

Aya:前ブランドで得たものは、モノ作りの難しさ、チームや顧客の大切さや絆でした。7年を通してできた人とのつながりや愛を、赤い糸で表現したいと思いました。赤い糸が生地になり、洋服になり、人との絆を紡ぎつないでいくのがコンセプトです。ブランド名は、発音したときの響きが良くアナグラムっぽい遊び心が気に入って決めました。

3つのライン
“ガーネット”
“スカーレット”“バーミリオン”

WWD:「メルト ザ レディ」を継承している部分はある?

Aya:あります。でも、それ以上に新しい挑戦が多いです。ブランドのコアになるのは、赤の色にちなんだ“ガーネット”“スカーレット”“バーミリオン”の3ライン。“ガーネット”はトレンドカジュアル。1990年代の「ヘルムート ラング(HELMUT LANG)」のムードを感じさせつつ、アート的なスパイスを加えて現代的に落とし込んでいます。素材の機能性や軽さも重視しました。“つながり”を表現するデザインのカギになっているのは磁石。「メルト ザ レディ」では、ホックやレースの使い方が象徴的なディテールの1つでした。このラインでは、ロングパンツの太もも部分の磁石を外せばショートパンツとアームウォーマーにセパレートできるなど、レイヤードの幅が広がるデザインになっています。1枚でいろんな着方が楽しめるお得感も大事だと思っています。

「メルト ザ レディ」のDNAを一番感じられるのが“スカーレット”です。真っ赤なスカーレットの色のイメージから膨らませて、純粋なモードを表現しています。とはいえ、赤いアイテムはありません。ルージュのようにポイントとして、背中にラインで差し込む程度。デザインを邪魔しない控えめな提案で赤をプラスしています。

3つめの“バーミリオン”は、いつでもどこでも着られるデイリーなドレスウエアのライン。これまでのお客さまにとって、一番目新しく映るコレクションだと思います。チュールドレスは結婚式の二次会でも着られて、ジャケットやパンツと合わせれば普段使いもできます。チュールをアシンメトリーに重ねることで、真面目過ぎない遊びも。ドレスは全てワンサイズ展開と思い切りましたが、挑戦的なのはサイズだけでなく価格もです。“バーミリオン”は3万〜5万円が中心価格帯で、ドレスによっては10万円台のものもラインアップしています。

こだわったのは
クオリティーとディテール

WWD:モノ作りでこだわっているところは?

Aya:縫製や素材などのクオリティーにはかなりこだわっています。例えば“スカーレット”のデニムに使っているリベットなどの金具は全てオリジナル。ハートを重ねているようなフォルムでかわいいです。ハートはブランドのロゴにも使っていて、見え方によってはハートのようにも、横顔の唇のようにも見えるデザインにしました。この二面性もブランドにとって重要なキーワードですね。実際にリップも考案中で、コスメラインをいずれ始めたいと思っています。色などにこだわりが強いので、時間はかかりそうですが(苦笑)。

WWD:「メルト ザ レディ」のブラックやシルバーの世界観は継承していく?

Aya:モードに落とし込むとき、ブラックで表現するのが一番分かりやすいですよね。ただ、このブランドでは色の幅を広げて、シルエットや素材でモードに落とし込むことも意識しています。今後は、ベージュがメインのコレクションも考えているんですよ。これまでお客さまからは「ベージュは難しい」と言われましたが、これからは新しい角度から提案したいです。コレクションのカラーラインアップもかなり広がる予定です。

WWD:10万円台のドレスを並べるなど価格帯も挑戦的だが、想定している客層のターゲットは?

Aya:“バーミリオン”に例外はありますが、価格帯は可能な限り既存のお客さまに寄り添うかたちで努力しています。「メルト ザ レディ」で8000円だったTシャツが1万円になるイメージ。これまでも、価格より商品自体の価値を見てくれるお客さまが多かったので、ぜひ実際に手に取って見てもらって、クオリティーと価格を納得してもらいたいです。顧客は継続して20代の方が中心になると想定しています。“バーミリオン”があることで、さらに客層の幅が広がるんじゃないかと期待もしていますね。

WWD:デビューコレクションはどこで買える?

Aya:9月3日と4日に表参道のウォールウォールで予約制のポップアップショップをオープンします。ショップでは、その場で商品の購入も可能です。実際にアイテムを手に取った時の高揚感や、買った時の満足感を大事にしたいです。5日に公式オンラインストアをオープンします。

ブランドやアイテムが生まれるまでの過程も大事にされているお客さまが多いので、バックグラウンドをしっかりSNSで発信したいです。ローンチにあたって、インスタライブで商品のディテールまで丁寧に説明しようと考えています。商品の型数やデザインのギミックが多いので時間がかかりそうですが、自分の言葉でしっかり伝えたいです。

“終わりのない物語”を紡ぐ

WWD:改めて、「メルト ザ レディ」の成功理由はどこにあった?

Aya:自分もチームも本気で取り組み、それにお客さまがついてきてくれて盛り上げてくれたおかげです。ラストコレクションの発売日に店頭で接客をしたとき、泣いてくれるお客さまがたくさんいて、お手紙もたくさんいただいたんです。実は、これまでお客さまとはそんなに直接コミュニケーションをとってきていないんです。SNSでも表立ったリアクションは少なく、だからこそ自分がやっていることがファンに受け入れられるかどうかの不安がいつもありました。でも店頭には、デビューコレクションの服を着て来店してくれた方がすごく多くて。ずっと大切に持っていてくれたのだと感動しました。手探りだった7年でしたが、愛を感じました。ファンの方々は、私の深いところまで共感してくれているのだと、次のブランドへの自信にもつながりました。

絆はファンだけでなくチームにも感じています。7年間を通して、つくづく自分はこだわりがかなり強いほうだと実感しました。今回も新ブランドを立ち上げるに当たって、再確認しています。その中でもついてきてくれて、ときに的確に軌道修正してくれるチームに感謝しています。

WWD:「ザレッドスレッド」は終わりを考えている?

Aya : 今回のブランドは考えていません。人と人の繋がりや愛を表現したいと思っているので、赤い糸を通して関係性を紡ぎ、いっそう広がっていきたいです。赤のバリエーションはたくさんあるので、その分可能性は無限にあると思っています。アパレルだけでなく、ライフスタイルのカテゴリーにも挑戦したいですね。リップを中心にコスメラインを拡大しても良いし、ショップをカフェにしてフードのラインを作っても良いし、アイデアは尽きません。今後も赤にまつわるイメージからインスピレーションを膨らませていきたいです。

TEXT : CHIKAKO ICHINOI
問い合わせ先
「ザレッドスレッド」カスタマーセンター

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「無印良品」が代官山に出店 服は「MUJIラボ」に特化

良品計画は「無印良品」の新店舗を東京・代官山に10月11日開く。衣料品で先進的な商品ライン「MUJIラボ(MUJI LABO)」に特化した初の店舗となる。「MUJIラボ」は2024-25年秋冬からリニューアルしており、新しい世界観を表現する場となる。

新店舗「無印良品 代官山」は駅からほど近い八幡通り沿いの代官山プラザの1階に入る。売り場面積は390平方メートルで、「無印良品」としては小ぶりな店舗になる。10月11日に衣料品の売り場(238平方メートル)、11月15日に生活雑貨の売り場(152平方メートル)がオープンする予定だ。

「MUJIラボ」は実験的な取り組みを行う商品ラインとして05年にスタート。国内外の大型店で展開されている。「Nハリウッド(N.HOOLYWOOD)」デザイナーの尾花大輔氏がデザインディレクターを務めてきたが、リニューアルを機に社内デザインチームが手掛ける体制に切り替わった。地球環境に配慮し、伝統文化を反映したものづくりをより鮮明にする。

秋冬の代表的なアイテムとして、“再生カシミヤ混・再生ウール混”のジャケットやパンツ、コート(9900〜2万9900円)、“自然のまんまの色 カシミヤ”のセーター(1万7900円、2万4900円)を打ち出す。

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「無印良品」が代官山に出店 服は「MUJIラボ」に特化

良品計画は「無印良品」の新店舗を東京・代官山に10月11日開く。衣料品で先進的な商品ライン「MUJIラボ(MUJI LABO)」に特化した初の店舗となる。「MUJIラボ」は2024-25年秋冬からリニューアルしており、新しい世界観を表現する場となる。

新店舗「無印良品 代官山」は駅からほど近い八幡通り沿いの代官山プラザの1階に入る。売り場面積は390平方メートルで、「無印良品」としては小ぶりな店舗になる。10月11日に衣料品の売り場(238平方メートル)、11月15日に生活雑貨の売り場(152平方メートル)がオープンする予定だ。

「MUJIラボ」は実験的な取り組みを行う商品ラインとして05年にスタート。国内外の大型店で展開されている。「Nハリウッド(N.HOOLYWOOD)」デザイナーの尾花大輔氏がデザインディレクターを務めてきたが、リニューアルを機に社内デザインチームが手掛ける体制に切り替わった。地球環境に配慮し、伝統文化を反映したものづくりをより鮮明にする。

秋冬の代表的なアイテムとして、“再生カシミヤ混・再生ウール混”のジャケットやパンツ、コート(9900〜2万9900円)、“自然のまんまの色 カシミヤ”のセーター(1万7900円、2万4900円)を打ち出す。

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「ディプティック」の新プレミアムライン 調香師3組に聞く“感知できない香り”の表現

「ディプティック(DIPTYQUE)」から登場したプレミアムライン“レ ゼサンス ドゥ ディプティック”は、自然界にありながらも感知できない香りを豊かなイマジネーションで表現したフレグランスだ。通常のラインは、自然の要素や旅の思い出など、観察したり感じたりした自然の香りを可能な限り忠実に表現。一方で、プレミアムラインは、サンゴやマザー・オブ・パール、バーク(樹皮)、睡蓮、砂漠のバラという香りのない自然の宝物へオマージュを寄せている。これらをイメージソースに5種類のフレグランスを手掛けた調香師は、アレクサンドラ・カーリン、故オリヴィエ・ペシュー&ナタリー・セット、ファブリス・ペルグランの3組。香りがない自然をどのように表現したのか彼らに聞いた。

爽やかでスパイシー、ミステリアスなサンゴを表現
コライユ オスクロ(サンゴ):アレクサンドラ・カーリン

「『ディプティック』のためのクリエイションは大好きでワクワクする。今回のプロジェクトは“好奇心のキャビネット”の扉を開けるような感覚だった。サンゴに香りはないが、雰囲気、色、形、全てについてイマジネーションを働かせた。サンゴをテーマに、フローラルな香水を開発するのはチャレンジングだった。水面の光とサンゴの赤や複雑さを表現している。香りの中心には、強烈なピンク色やベルベットの質感、刺激的なインドのブルボン・ローズを使い、ゼラニウムやライチなどでバラの香りを強調している。ネギの天然エキスやスパイシーなサフランのシソペップ、木片から抽出したサンタル・ドレッシュなどをミックスしてミネラルと塩味を表現。ベルガモットやマンダリン、ピンクペッパー香りにきらめきを与えたかった。爽やかなトップノートと全体に熱っぽいスパイシーでウッディな雰囲気のコントラストを描いている。ミネラル感と謎めいた華やかさを感じてほしい。捉えどころのないサンゴのようにミステリアスな香りで夢を見てほしい。」

木の二面性と優しくみずみずしい睡蓮を体感する香り
ボワ コルセ(バーク)、リリフェア(睡蓮):オリヴィエ・ペシュー&ナタリー・セット

「メゾンの長年の友人であまりに早く私たちの元を去ったオリヴィエ・ペシューに導かれたこのコラボレーションはとても魅惑的だった。バーク(樹皮)や睡蓮という香りがないものを再現するために、その質感と奥深さや複雑な芸術性に敬意を払い、視覚的な表現を超えて表現したつもりだ。例えば、“ボワ コルセ”は、柔らかい木の内側を守る荒々しい樹皮のイメージ。そこで、白檀とトンカ豆を用いたアンバーで官能的な香りで柔らかい内側を、それを守る樹皮にはスギとブラックコーヒーを組み合わせたウッディノートを用いて、どこか中毒性のある二面性を表した。この香りを着けることで、木の哲学的な物語を発見してほしい。アンバー、グリーン、ムスクを織り交ぜた“リリフェア”では、水面に浮遊する肉厚の緑の葉っぱなど、睡蓮を象徴する全てを表現したつもりだ。この香りをつけることで、みずみずしさと優しさの間を浮遊するような感覚、睡蓮の宇宙へ没入してほしい。『ディプティック』のフレグランスは、自然をはじめ、内省やクリエイション、交流の時間を称えるものだ。」

未開の地の神秘を描き出す原材料の対話
ルナ マリス(マザー・オブ・パール)、ローズ ロッシュ(砂漠のバラ):ファブリス・ペルグラン

「自然の驚異に香りを与え、感動を伝えるというエキサイティングなプロジェクト。自然の複雑さと繊細さを香りで表現するのは刺激的な挑戦だった。マザー・オブ・パールや砂漠のバラは、神秘的な存在。それぞれの香りで未開の地の神秘を表現したいと思った。調香は、作曲のようなもので、原材料が対話の中でどのように共鳴するかが重要だ。“ルナ マリス”には、スパイシーなピンクペッパーを用い、アンバーとバルサミコのニュアンスのあるインセンスとミックスした。着ける人には、マザー・オブ・パールの虹色のニュアンスを感じ、自信を持ってほしい。砂漠の砂が風により形作られる様子にインスパイアされた“ローズ ロッシュ”は、砂漠のバラのエッセンスを使用し、ローズセンチフォリアのスパイシーで甘い香りの後には、ウッディなパチョリが癖になるようなアンブロックスのミネラル感を包んでいる。砂漠の風と砂の暖かさを呼び起こし、エネルギーを感じるような香りだ。これら香水を着ける人をユニークな感覚と感情の航海へ誘いたい。」

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「ディプティック」の新プレミアムライン 調香師3組に聞く“感知できない香り”の表現

「ディプティック(DIPTYQUE)」から登場したプレミアムライン“レ ゼサンス ドゥ ディプティック”は、自然界にありながらも感知できない香りを豊かなイマジネーションで表現したフレグランスだ。通常のラインは、自然の要素や旅の思い出など、観察したり感じたりした自然の香りを可能な限り忠実に表現。一方で、プレミアムラインは、サンゴやマザー・オブ・パール、バーク(樹皮)、睡蓮、砂漠のバラという香りのない自然の宝物へオマージュを寄せている。これらをイメージソースに5種類のフレグランスを手掛けた調香師は、アレクサンドラ・カーリン、故オリヴィエ・ペシュー&ナタリー・セット、ファブリス・ペルグランの3組。香りがない自然をどのように表現したのか彼らに聞いた。

爽やかでスパイシー、ミステリアスなサンゴを表現
コライユ オスクロ(サンゴ):アレクサンドラ・カーリン

「『ディプティック』のためのクリエイションは大好きでワクワクする。今回のプロジェクトは“好奇心のキャビネット”の扉を開けるような感覚だった。サンゴに香りはないが、雰囲気、色、形、全てについてイマジネーションを働かせた。サンゴをテーマに、フローラルな香水を開発するのはチャレンジングだった。水面の光とサンゴの赤や複雑さを表現している。香りの中心には、強烈なピンク色やベルベットの質感、刺激的なインドのブルボン・ローズを使い、ゼラニウムやライチなどでバラの香りを強調している。ネギの天然エキスやスパイシーなサフランのシソペップ、木片から抽出したサンタル・ドレッシュなどをミックスしてミネラルと塩味を表現。ベルガモットやマンダリン、ピンクペッパー香りにきらめきを与えたかった。爽やかなトップノートと全体に熱っぽいスパイシーでウッディな雰囲気のコントラストを描いている。ミネラル感と謎めいた華やかさを感じてほしい。捉えどころのないサンゴのようにミステリアスな香りで夢を見てほしい。」

木の二面性と優しくみずみずしい睡蓮を体感する香り
ボワ コルセ(バーク)、リリフェア(睡蓮):オリヴィエ・ペシュー&ナタリー・セット

「メゾンの長年の友人であまりに早く私たちの元を去ったオリヴィエ・ペシューに導かれたこのコラボレーションはとても魅惑的だった。バーク(樹皮)や睡蓮という香りがないものを再現するために、その質感と奥深さや複雑な芸術性に敬意を払い、視覚的な表現を超えて表現したつもりだ。例えば、“ボワ コルセ”は、柔らかい木の内側を守る荒々しい樹皮のイメージ。そこで、白檀とトンカ豆を用いたアンバーで官能的な香りで柔らかい内側を、それを守る樹皮にはスギとブラックコーヒーを組み合わせたウッディノートを用いて、どこか中毒性のある二面性を表した。この香りを着けることで、木の哲学的な物語を発見してほしい。アンバー、グリーン、ムスクを織り交ぜた“リリフェア”では、水面に浮遊する肉厚の緑の葉っぱなど、睡蓮を象徴する全てを表現したつもりだ。この香りをつけることで、みずみずしさと優しさの間を浮遊するような感覚、睡蓮の宇宙へ没入してほしい。『ディプティック』のフレグランスは、自然をはじめ、内省やクリエイション、交流の時間を称えるものだ。」

未開の地の神秘を描き出す原材料の対話
ルナ マリス(マザー・オブ・パール)、ローズ ロッシュ(砂漠のバラ):ファブリス・ペルグラン

「自然の驚異に香りを与え、感動を伝えるというエキサイティングなプロジェクト。自然の複雑さと繊細さを香りで表現するのは刺激的な挑戦だった。マザー・オブ・パールや砂漠のバラは、神秘的な存在。それぞれの香りで未開の地の神秘を表現したいと思った。調香は、作曲のようなもので、原材料が対話の中でどのように共鳴するかが重要だ。“ルナ マリス”には、スパイシーなピンクペッパーを用い、アンバーとバルサミコのニュアンスのあるインセンスとミックスした。着ける人には、マザー・オブ・パールの虹色のニュアンスを感じ、自信を持ってほしい。砂漠の砂が風により形作られる様子にインスパイアされた“ローズ ロッシュ”は、砂漠のバラのエッセンスを使用し、ローズセンチフォリアのスパイシーで甘い香りの後には、ウッディなパチョリが癖になるようなアンブロックスのミネラル感を包んでいる。砂漠の風と砂の暖かさを呼び起こし、エネルギーを感じるような香りだ。これら香水を着ける人をユニークな感覚と感情の航海へ誘いたい。」

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「オニツカタイガー」が京都・河原町OPAに新店をオープン 京都店限定スニーカーも登場

「オニツカタイガー(ONITSUKATIGER)」は8月28日に京都・河原町OPAの1階に新店をオープンした。共有通路をまたいだ2スペースで売り場面積は211平方メートル。“ジオニツカ“”ニッポンメイド“をはじめとする全シリーズを取りそろえる他、京都店限定のスニーカー4型を販売している。

店内はスミ色を基調に、天井や壁には格子状に木をあしらい、京都をイメージさせるデザインに仕上げた。

オープニングにはM!LKの佐野勇斗が来場。「普段から夏は雪駄を履いたり、武道にも興味があるほど日本文化が好きなので、京都らしい趣を感じる店内に引かれた」と店内を巡った感想を語り、同店限定スニーカーについては「足馴染みも良く、日本っぽいあしらいのデザインも気に入っている。ブランド創立から75年経った今でも、このような新しいチャレンジを続ける姿勢に共感を覚える」と語った。

◾️「オニツカタイガー」京都
場所:河原町OPA 1階
住所:京都府京都市中京区河原町通四条上ル米屋町385
営業時間:11:00~21:00

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「ベネトン」のクリエイティブ・ディレクターが退任 今後はデザインチームがクリエイティブを担当

ベネトン グループ(BENETTON GROUP以下、ベネトン)は8月30日、アンドレア・インコントリ(Andrea Incontri)=クリエイティブ・ディレクターの退任を発表した。今後は、社内のデザインチームがクリエイティブを手掛ける。

インコントリ前クリエイティブ・ディレクターは、2014年6月から19年6月まで「トッズ(TOD’S)」のメンズ・クリエイティブ・ディレクターを務めていた。22年7月に「ユナイテッド カラーズ オブ ベネトン(UNITED COLORS OF BENETTON)」に加わり、デビューコレクションを23年春夏シーズンのミラノ・ファッション・ウイークで披露した。なお、同ブランドは24年2月のミラノ・コレクションには参加しておらず、現時点では9月に開催予定の同コレクションの公式カレンダーにも入っていない。

共同創業者が会社を離れ、CEOも交代

ベネトンは現在、組織再編中だ。エグゼクティブ・プレジデントを務めていたルチアーノ・ベネトン(Luciano Benetton)共同創業者は5月25日、伊紙「コリエーレ・デラ・セラ(CORRIERE DELLA SERA)」のインタビューで、「現在の経営陣は会社を赤字に追い込んだ。いかに状況が悪化しているのか、最近になってようやく発覚したが、彼らに裏切られたと感じている」と発言。自身も退任するつもりだと話し、日付は定かではないが、ベネトンを離れている。

こうした動きを受け、20年4月から同社を率いていたマッシモ・レノン(Massimo Renon)前最高経営責任者(CEO)は6月18日付で退任し、後任として社外からクラウディオ・スフォルツァ(Claudio Sforza)新CEOが同日付で就任した。

インコントリ前クリエイティブ・ディレクターは、レノン前CEO時代に同社に加わっていることから、今回の退任は“自然な流れ”と見る業界関係者も多い。ベネトンは、「当社は新たなCEOを中心とした経営体制を整えるため、組織再編を行っている。その新たなフェーズの一環として、退任は互いの合意の上で決定した」と声明を発表した。

ベネトンの23年度決算は、売上高が前期比9.6%増の11億ユーロ(約1771億円)と増収だったものの、純損失は前年の8100万ユーロ(約130億円)から2億3000万ユーロ(約370億円)へと赤字が拡大している。

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「ベネトン」のクリエイティブ・ディレクターが退任 今後はデザインチームがクリエイティブを担当

ベネトン グループ(BENETTON GROUP以下、ベネトン)は8月30日、アンドレア・インコントリ(Andrea Incontri)=クリエイティブ・ディレクターの退任を発表した。今後は、社内のデザインチームがクリエイティブを手掛ける。

インコントリ前クリエイティブ・ディレクターは、2014年6月から19年6月まで「トッズ(TOD’S)」のメンズ・クリエイティブ・ディレクターを務めていた。22年7月に「ユナイテッド カラーズ オブ ベネトン(UNITED COLORS OF BENETTON)」に加わり、デビューコレクションを23年春夏シーズンのミラノ・ファッション・ウイークで披露した。なお、同ブランドは24年2月のミラノ・コレクションには参加しておらず、現時点では9月に開催予定の同コレクションの公式カレンダーにも入っていない。

共同創業者が会社を離れ、CEOも交代

ベネトンは現在、組織再編中だ。エグゼクティブ・プレジデントを務めていたルチアーノ・ベネトン(Luciano Benetton)共同創業者は5月25日、伊紙「コリエーレ・デラ・セラ(CORRIERE DELLA SERA)」のインタビューで、「現在の経営陣は会社を赤字に追い込んだ。いかに状況が悪化しているのか、最近になってようやく発覚したが、彼らに裏切られたと感じている」と発言。自身も退任するつもりだと話し、日付は定かではないが、ベネトンを離れている。

こうした動きを受け、20年4月から同社を率いていたマッシモ・レノン(Massimo Renon)前最高経営責任者(CEO)は6月18日付で退任し、後任として社外からクラウディオ・スフォルツァ(Claudio Sforza)新CEOが同日付で就任した。

インコントリ前クリエイティブ・ディレクターは、レノン前CEO時代に同社に加わっていることから、今回の退任は“自然な流れ”と見る業界関係者も多い。ベネトンは、「当社は新たなCEOを中心とした経営体制を整えるため、組織再編を行っている。その新たなフェーズの一環として、退任は互いの合意の上で決定した」と声明を発表した。

ベネトンの23年度決算は、売上高が前期比9.6%増の11億ユーロ(約1771億円)と増収だったものの、純損失は前年の8100万ユーロ(約130億円)から2億3000万ユーロ(約370億円)へと赤字が拡大している。

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「オフホワイト」から90年代のランニングシューズから着想を得た新作スニーカー“BRB”が発売

「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)」は9月2日、新作のスニーカー“ビー ライト バック(BE RIGHT BACK)」(以下、“BRB”)を発売した。

2020年に「オフホワイト」創設者ヴァージル・アブローによってデザインされた“アウト オブ オフィス(OUT OF OFFICE)”スニーカーの続編かつ対照的な存在として、久々の新作となるスニーカー“BRB”は、1990年代のパフォーマンスランニングシューズからデザインの着想を得て、それを日常的なシルエットにアップデートした。

スポーツとスタイルの交差点に位置する“BRB”は、メッシュとラバー加工のレザーを組み合わせたグラフィックなロートップアッパーに、「オフホワイト」のアイコニックなタイポグラフィーであるBookishフォント、ジップタイ、ブランドのシグネチャーであるアローロゴを新しくアップデートしたデザインが施されており、軽量なランナーソールと相まってスニーカーにスピード感を加えている。

“BRB”コレクションは、全11色とニューヨーク、マイアミ、ミラノ、パリの各都市のエクスクルーシブカラー4色を加えた計15色を展開。価格は各9万3500円で「オフホワイト」直営店および一部取扱店舗とブランド公式サイトで販売する。

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「オフホワイト」から90年代のランニングシューズから着想を得た新作スニーカー“BRB”が発売

「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)」は9月2日、新作のスニーカー“ビー ライト バック(BE RIGHT BACK)」(以下、“BRB”)を発売した。

2020年に「オフホワイト」創設者ヴァージル・アブローによってデザインされた“アウト オブ オフィス(OUT OF OFFICE)”スニーカーの続編かつ対照的な存在として、久々の新作となるスニーカー“BRB”は、1990年代のパフォーマンスランニングシューズからデザインの着想を得て、それを日常的なシルエットにアップデートした。

スポーツとスタイルの交差点に位置する“BRB”は、メッシュとラバー加工のレザーを組み合わせたグラフィックなロートップアッパーに、「オフホワイト」のアイコニックなタイポグラフィーであるBookishフォント、ジップタイ、ブランドのシグネチャーであるアローロゴを新しくアップデートしたデザインが施されており、軽量なランナーソールと相まってスニーカーにスピード感を加えている。

“BRB”コレクションは、全11色とニューヨーク、マイアミ、ミラノ、パリの各都市のエクスクルーシブカラー4色を加えた計15色を展開。価格は各9万3500円で「オフホワイト」直営店および一部取扱店舗とブランド公式サイトで販売する。

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米津玄師×ユニクロ「UT」の第2弾を9月13日に発売 人気楽曲のデザイン6種

「ユニクロ(UNIQLO)」のTシャツブランド「UT」は9月13日、アーティストの米津玄師とコラボしたTシャツコレクションの第2弾となる“米津玄師UT”(全6型、各1990円)を全世界の「ユニクロ」店舗と公式オンラインストアで発売する。

同コレクションは、宮崎駿監督が手掛けた映画「君たちはどう生きるか」の主題歌「地球儀」や映画「シンウルトラマン」の主題歌「M八七」、テレビアニメ「チェーンソーマン」オープニングテーマ「キックバック(KICK BACK)」など人気楽曲6曲のジャケットデザインをTシャツに落とし込んだ。

また、同コレクションの発売を記念し制作したコレクション動画とインタビュー動画を公開するほか、店舗では架空の米津玄師がARライブを開催するイベントも実施する。

アイテム一覧

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江崎グリコが野菜たっぷりの冷凍宅食「グリーンスプーン」を買収 “アーモンド効果”と“SUNAO”との第1弾コラボ商品を発売

江崎グリコはこのほど、冷凍ヘルシーミールの定期宅配サービス「グリーンスプーン(GREEN SPOON)」を手掛けるグリーンスプーンの全株式を取得し、完全子会社化した。注力領域の一つと位置付ける健康・食品事業の強化によるもので、その第1弾として共同開発した3種のスープを9月17日、3種のパスタを12月13日に「グリーンスプーン」の公式ECで発売する。スープには、江崎グリコが販売する“アーモンド効果”に使用するアーモンドペーストを、パスタには“SUNAO”の糖質を控えた冷凍生パスタ麺を使用した。

「グリーンスプーン」は、「素材がそのまま届く、たっぷり野菜のヘルシーおうちごはん」というコンセプトの下、2020年3月にサービスを開始した定期宅配冷凍ヘルシーミールのブランド。同ブランドを販売するグリーンスプーンは、21年7月より江崎グリコから出資と融資を受けており、今年6月にグリコグループの傘下となった。双方のブランド力や強みを生かした商品開発を通して、健康・食品事業を強化する狙いだ。

グリーンスプーンがグリコグループ傘下になった経緯

江崎グリコは、創立100周年を迎えた22年にパーパスを「すこやかな毎日、ゆたかな毎日」と定め、健康事業の強化を図っている。「自分を好きでいつづけられる人生を。」をビジョンに掲げるグリーンスプーンは、江崎グリコのパーパスに賛同し、グループ傘下となった。グリコはデジタルマーケティング領域やスピーディーな商品開発を得意とするグリーンスプーンの知見を生かし、嗜好食品企業から日常必需品企業への変革を推進する。一方のグリーンスプーンは、グリコの100年を超えるナレッジと販路のアセットを生かし、「グリーンスプーン」の商品をより良いものにし、広く消費者に届けることを目指すなど、シナジー効果を図っていく。

わずか4年で累計会員数17万人を突破

「グリーンスプーン」は、「たのしい食のセルフケア文化を創る」ことをミッションとして、忙しい日々の中でも食事を通して自分を大切にしたいと思う人たちへ、野菜を摂る難しさを解消するためのサービスを提供する。スムージーから販売を開始し、スープ、サラダ、メーンディッシュ、ライス&パスタとカテゴリーを拡大。サービス提供開始から4年で、累計会員数は17万人に成長した。成長の要因について田邊友則=グリーンスプーン社長は、「常に人と違うことをやってきた。食品企業にはないようなパッケージデザインで、ほかにはない体験を届ける。全てはそのような意思決定を続けた結果」と話す。

「『グリーンスプーン』の強みはたっぷりの野菜が摂れることと、“健康なブランド”という消費者の認知」と続ける。ボリュームゾーンは30〜40代の一人暮らし世帯だが、最近は家族での利用も増えているという。「約70種の商品を用意しているので、誰しも好きな味が見つかるはず。『野菜を摂りたくない』という人は基本的にいないと考えると、全員がターゲットといえる。一人でも多くの人に食べてもらえるような施策を実施し、ブランドとして存続していきたい」と語った。グループ参画から3年後の売り上げ規模は約4倍と予想しており、実店舗のオープンや海外展開も視野に入れている。

“アーモンド効果”と“SUNAO”とのコラボ商品

第1弾の取り組みとして、素材や健康バランスを考えたスープ(全3種、各812円)とパスタ(全3種、各950円)を共同開発した。9月に発売するスープには、江崎グリコがアーモンドミルクの国内市場売り上げ1位(14年4月〜23年12月累計販売金額、インテージ SRI調べ)を誇る“アーモンド効果”に使用するアーモンドペーストを使った。“栗とごぼうの味噌仕立てアーモンドミルクスープ”と“さつまいもと国産チキンのアーモンドミルクシチュー”、“かぼちゃとオニオンのアーモンドミルクポタージュ”をそろえ、秋の野菜とアーモンドの香ばしさやコクが楽しめる。12月に発売するパスタには、“適正糖質”をサポートする“SUNAO”の冷凍生パスタ麺を使用した。“チーズとろける完熟トマトの贅沢ナポリタン”と“イタヤ貝とスナップえんどうの濃厚レモンクリームパスタ”、“芳醇マッシュルームとほうれん草のきのこソースパスタ”をそろえる。いずれも数種類の野菜を使用し、糖質量を37g以下に設計した。食塩相当量にもこだわりながら、濃厚な味わいを実現した。

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江崎グリコが野菜たっぷりの冷凍宅食「グリーンスプーン」を買収 “アーモンド効果”と“SUNAO”との第1弾コラボ商品を発売

江崎グリコはこのほど、冷凍ヘルシーミールの定期宅配サービス「グリーンスプーン(GREEN SPOON)」を手掛けるグリーンスプーンの全株式を取得し、完全子会社化した。注力領域の一つと位置付ける健康・食品事業の強化によるもので、その第1弾として共同開発した3種のスープを9月17日、3種のパスタを12月13日に「グリーンスプーン」の公式ECで発売する。スープには、江崎グリコが販売する“アーモンド効果”に使用するアーモンドペーストを、パスタには“SUNAO”の糖質を控えた冷凍生パスタ麺を使用した。

「グリーンスプーン」は、「素材がそのまま届く、たっぷり野菜のヘルシーおうちごはん」というコンセプトの下、2020年3月にサービスを開始した定期宅配冷凍ヘルシーミールのブランド。同ブランドを販売するグリーンスプーンは、21年7月より江崎グリコから出資と融資を受けており、今年6月にグリコグループの傘下となった。双方のブランド力や強みを生かした商品開発を通して、健康・食品事業を強化する狙いだ。

グリーンスプーンがグリコグループ傘下になった経緯

江崎グリコは、創立100周年を迎えた22年にパーパスを「すこやかな毎日、ゆたかな毎日」と定め、健康事業の強化を図っている。「自分を好きでいつづけられる人生を。」をビジョンに掲げるグリーンスプーンは、江崎グリコのパーパスに賛同し、グループ傘下となった。グリコはデジタルマーケティング領域やスピーディーな商品開発を得意とするグリーンスプーンの知見を生かし、嗜好食品企業から日常必需品企業への変革を推進する。一方のグリーンスプーンは、グリコの100年を超えるナレッジと販路のアセットを生かし、「グリーンスプーン」の商品をより良いものにし、広く消費者に届けることを目指すなど、シナジー効果を図っていく。

わずか4年で累計会員数17万人を突破

「グリーンスプーン」は、「たのしい食のセルフケア文化を創る」ことをミッションとして、忙しい日々の中でも食事を通して自分を大切にしたいと思う人たちへ、野菜を摂る難しさを解消するためのサービスを提供する。スムージーから販売を開始し、スープ、サラダ、メーンディッシュ、ライス&パスタとカテゴリーを拡大。サービス提供開始から4年で、累計会員数は17万人に成長した。成長の要因について田邊友則=グリーンスプーン社長は、「常に人と違うことをやってきた。食品企業にはないようなパッケージデザインで、ほかにはない体験を届ける。全てはそのような意思決定を続けた結果」と話す。

「『グリーンスプーン』の強みはたっぷりの野菜が摂れることと、“健康なブランド”という消費者の認知」と続ける。ボリュームゾーンは30〜40代の一人暮らし世帯だが、最近は家族での利用も増えているという。「約70種の商品を用意しているので、誰しも好きな味が見つかるはず。『野菜を摂りたくない』という人は基本的にいないと考えると、全員がターゲットといえる。一人でも多くの人に食べてもらえるような施策を実施し、ブランドとして存続していきたい」と語った。グループ参画から3年後の売り上げ規模は約4倍と予想しており、実店舗のオープンや海外展開も視野に入れている。

“アーモンド効果”と“SUNAO”とのコラボ商品

第1弾の取り組みとして、素材や健康バランスを考えたスープ(全3種、各812円)とパスタ(全3種、各950円)を共同開発した。9月に発売するスープには、江崎グリコがアーモンドミルクの国内市場売り上げ1位(14年4月〜23年12月累計販売金額、インテージ SRI調べ)を誇る“アーモンド効果”に使用するアーモンドペーストを使った。“栗とごぼうの味噌仕立てアーモンドミルクスープ”と“さつまいもと国産チキンのアーモンドミルクシチュー”、“かぼちゃとオニオンのアーモンドミルクポタージュ”をそろえ、秋の野菜とアーモンドの香ばしさやコクが楽しめる。12月に発売するパスタには、“適正糖質”をサポートする“SUNAO”の冷凍生パスタ麺を使用した。“チーズとろける完熟トマトの贅沢ナポリタン”と“イタヤ貝とスナップえんどうの濃厚レモンクリームパスタ”、“芳醇マッシュルームとほうれん草のきのこソースパスタ”をそろえる。いずれも数種類の野菜を使用し、糖質量を37g以下に設計した。食塩相当量にもこだわりながら、濃厚な味わいを実現した。

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【2024クリスマスコフレ】「メゾン マルジェラ」の“レプリカ”から初のアドベントカレンダーが発売

「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」は、フレグランスシリーズの2024年のホリデーコレクションの第1弾として、ブランド初のアドベントカレンダーを10月25日に限定発売する。発売に先駆け、10月18日から予約の受け付けを開始する。

2024年のホリデーコレクションのコンセプトは、“とある画家の冬の記憶”。「メゾン・マルジェラ」を象徴する白いオーバーペイントで彩られた製品が複数登場する。

“レプリカ フレグランス 7デイズ アドベントカレンダー”(2万7500円)は、ブランドを象徴する7つの製品を1週間で楽しめるホリデー限定製品。フレグランスだけではなく、ボディーケアやキャンドルもミニサイズで楽しめるスペシャルキットで、“レプリカ オードトワレ バイ ザ ファイヤープレイス”(30mL)、 “同シャワージェル レイジーサンデー モーニング”(15mL)、“同 ボディーローション レイジーサンデー モーニング”(15mL)、“同 キャンドル ジャズ クラブ”(35g)、“同 キャンドル レイジーサンデー モーニング”(35g)、“同 オードトワレ ビーチ ウォーク”(7mL)、“同オードトワレ ジャズ クラブ”(7mL)がセットになっている。

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三宅一生による最後のフレグランス 調香師に聞く“塩”を香りで表現するプロセス

「イッセイ ミヤケ パルファム(ISSEY MIYAKE PARFUM)」から最新作“ル セル ドゥ イッセイ”が登場した。三宅一生が最後に選んだ香りのコンセプトは“塩”。生命に不可欠な“塩”をテーマに、本来香りのない“塩”を香りで表現したのは、ジボダンの調香師のカンタン・ビシュだ。ガラスの塊の中に光を放つ水滴を閉じ込めたようなフレグランスボトルは吉岡徳仁がデザイン。ビジュアルは、映像監督のマーカス・トムリンソン手掛けた。“ル セル ドゥ イッセイ”は、3人のアーティストによる“塩”の解釈と表現が一体となり完成したフレグランスだ。調香師のビシュに、三宅がテーマとしてきた“水”や自然の“動き”に続く、“塩”に宿る精神を香りにどのように落とし込んだのか聞いた。

海と大地のコントラストを香りで表現

WWD:三宅一生が最後に監修した香りの調香を手掛けた感想は?

カンタン・ビシュ(以下、ビシュ):「イッセイミヤケ」のDNAを尊重し、新たなシグニチャーを模索する必要があると感じた。一生さんに気に入ってもらえるといいなと思いながら調香した。彼は、ボトルへのこだわりは認めてくれたはずだ。私が手掛けた香水は、ボトルの純粋さを反映していると思う。

WWD:テーマである無臭の塩をどのように香りに落とし込んだか?

ビシュ:このフレグランスは、塩気を含んだ海と森の中の木の香りで構成されている。海と陸という両極の絶え間ない動きを表現した香りだ。ラミナリア海藻とオークモスにヨードでアクセントを加えた海の香り、そして大地はシダーとサンドベチバーが織りなす森のような香りだ。このよう要素のコントラストから生まれた香りだ。

WWD:この香りを調香する際のインスピレーション源は?

ビシュ:海と陸の間で波が引いていく様を表したいと思った。波は、大地に残された水の記憶のようなもの。そこに刻まれる堆積した塩がインスピレーションだ。

WWD:調香のプロセスでこだわった点は?

ビシュ:無限に打ち寄せる波の動き、そして大地に堆積した記憶である塩を形にしようというアイデアが出発点だった。そこから、塩気と純粋なウッディノートを使おうと思った。最初のアイデアのユニークさを保ちながら、テーマを表現しようと試みた。

フレッシュで官能的、バランスの取れた普遍的なフレグランス

WWD:この香りの一番の魅力は?

ビシュ:生き生きとした香りであること。センシュアルな木の香りと、素晴らしい爽やかな塩気の香りの融合が魅力だ。

WWD:どのような人に着けてほしいか?

ビシュ:この香りは、生命のサイクルにある要素や自然の動きとつながる普遍的なフレグランス。だから、全ての人に楽しんでもらえるはずだ。中でも、フレッシュさと官能性のバランスがとれた香水を探している男性にぴったりだと思う。

WWD:自分にとって香水とは、どのようなものか?

ビシュ:人生そのもの。理想の美と香りがもたらす効果を追求し続けることが私の使命だと思っている。

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「コンバース」がアニメ「パワーパフ ガールズ」と初コラボ “オールスター”2型を発売

「コンバース」がアニメ「パワーパフ ガールズ」と初コラボ “オールスター”2型を発売

「コンバース(CONVERSE)」は、アニメ「パワーパフ ガールズ」とコラボした“オールスター”2型を発売した。両者の協業は初めて。

“ALL STAR LIGHT PLTS HI / THE POWERPUFF GIRLS”(1万3200円)はブロッサム、バブルス、バターカップ3人のキャラクターのカラーを用いたもので、タンラベルにもそれぞれが登場する。

厚底タイプの“ALL STAR CHUNKYLINE HI / THE POWERPUFF GIRLS”(1万6500円)には、ハートや星をプリントし、ワッペンでデコレーション。アニメのポップな世界観を表現した。

「パワーパフ ガールズ」は、クレイグ・マクラッケン(Craig McCracken)原作の漫画。1998年に米国でテレビ放送を開始した。スーパーパワーを持った3人の幼稚園児が悪と戦う物語だ。

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「コンバース」がアニメ「パワーパフ ガールズ」と初コラボ “オールスター”2型を発売

「コンバース」がアニメ「パワーパフ ガールズ」と初コラボ “オールスター”2型を発売

「コンバース(CONVERSE)」は、アニメ「パワーパフ ガールズ」とコラボした“オールスター”2型を発売した。両者の協業は初めて。

“ALL STAR LIGHT PLTS HI / THE POWERPUFF GIRLS”(1万3200円)はブロッサム、バブルス、バターカップ3人のキャラクターのカラーを用いたもので、タンラベルにもそれぞれが登場する。

厚底タイプの“ALL STAR CHUNKYLINE HI / THE POWERPUFF GIRLS”(1万6500円)には、ハートや星をプリントし、ワッペンでデコレーション。アニメのポップな世界観を表現した。

「パワーパフ ガールズ」は、クレイグ・マクラッケン(Craig McCracken)原作の漫画。1998年に米国でテレビ放送を開始した。スーパーパワーを持った3人の幼稚園児が悪と戦う物語だ。

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「レナウン」復活へ

オッジ・インターナショナル(大阪府、辰己貴義社長)は、11月2日付けで社名を「レナウン」に変更する。

かつて存在したレナウン(以下、旧レナウン)は、コロナ禍のあおりを受けて2020年5月に破産。オッジ・インターナショナルが同年9月、同社の主力事業であった「アクアスキュータム(AQUASCUTUM)」 「ダーバン(D’URBAN)」ブランドの事業を譲受した。今年8月には、破産手続きを終えた旧レナウンは法人としては消滅していた。

事業譲受より4年経ち、「アクアスキュータム」「ダーバン」事業は堅調に推移し、現在はオッジの主力事業として成⻑している。同社は社名変更の背景について、「社名を『レナウン』とすることで、当社の主力事業、 またその業態や業容をより分かりやすくステークホルダーに伝えることができ、認知度の向上と事業のさらなる発展につながるため」としている。ただし旧レナウンが「株式会社レナウン」だったのに対し、オッジは「レナウン株式会社」と後株の表記に変更する。

オッジの24年2月期の全社売上高は129億円、そのうち「アクアスキュータム」が51億円、「ダーバン」が51億円と、いずれも前年比2ケタ増と好調に推移した。今後は引き続きこの2事業を主力事業に据え25年2月期は140億円を目指す。

また同社は社名変更に合わせ、大阪本社、東京支店の社屋を移転する。それぞれ移転先は下記の通り。

■大阪本社:大阪府大阪市中央区備後町3-1-8(11月5日から業務開始)
■東京支店:東京都中央区入船 2 丁目 1-1 住友入船ビル5階(10月15日から業務開始)

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三原康裕デザイナーが「毎日ファッション大賞2024」大賞 新人賞は「ハルノブムラタ」

毎日新聞社は9月2日、「第42回毎日ファッション大賞」の受賞者を発表した。大賞には「メゾン ミハラヤスヒロ(MAISON MIHARA YASUHIRO)」の三原康裕デザイナー、新人賞・資生堂奨励賞には「ハルノブムラタ(HARUNOBUMURATA)」の村田晴信デザイナー、鯨岡阿美子賞には日本ファッション・ウィーク推進機構(JAPAN FASION WEEK ORGANIZATION以下、JFWO)の三宅正彦前理事⻑を選出した。「毎日新聞」は、受賞者インタビューを含む特集記事を10月上旬の朝刊に掲載する。

大賞を受賞した三原デザイナーは、多摩美術大学在学中に独学で靴作りをはじめ、1996 年にシューズブランド 「ミハラヤスヒロ」をスタート。99 年には、ウエアラインを「東京コレクション」で発表した。16 年のブランド 20 周年を機に、ブランド名を現在のものに変更。近年は若手の育成にも積極的に取り組んでおり、22年にはギャラリー&イベントスペース「NACC/日本橋アナーキー文化センター」(東京・日本橋)を約 1 年間の期間限定で運営し、幅広いカテゴリーのクリエーターの作品展示を行った。
新人賞・資生堂奨励賞の村田デザイナーは、エスモード・東京校を卒業後、PR 会社での勤務を経てイタリアへ渡った。「ジョン リッチモンド(JOHN RICHMOND)」や「ジル サンダー(JIL SANDER)などで経験を積み、帰国後 19 年に「ハルノブムラタ」を設立した。ブランドコンセプトは“Luxury of Silence (ラグジュアリーオブサイレンス)”。表層的な華やかさではなく、内面も含めた人間の美しさを引き出していきたいという思いを込めている。海外仕込みの美意識、テクニック、ミニマルなスタイルに定評があり、日本発のラグジュアリーエレガンスをけん引する存在として、グローバルな活躍が期待される。

鯨岡阿美子賞の三宅前理事長は、11年から24年までJFWOで理事⻑を務めた。日本の繊維・ファッション産業の強化、発展を図るため、05年に設立した「東京コレクション」に対し、関係機関との交渉だけでなく、運営資金の工面のために奔走し、ファッション・ウイーク継続に尽力した。

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三原康裕デザイナーが「毎日ファッション大賞2024」大賞 新人賞は「ハルノブムラタ」

毎日新聞社は9月2日、「第42回毎日ファッション大賞」の受賞者を発表した。大賞には「メゾン ミハラヤスヒロ(MAISON MIHARA YASUHIRO)」の三原康裕デザイナー、新人賞・資生堂奨励賞には「ハルノブムラタ(HARUNOBUMURATA)」の村田晴信デザイナー、鯨岡阿美子賞には日本ファッション・ウィーク推進機構(JAPAN FASION WEEK ORGANIZATION以下、JFWO)の三宅正彦前理事⻑を選出した。「毎日新聞」は、受賞者インタビューを含む特集記事を10月上旬の朝刊に掲載する。

大賞を受賞した三原デザイナーは、多摩美術大学在学中に独学で靴作りをはじめ、1996 年にシューズブランド 「ミハラヤスヒロ」をスタート。99 年には、ウエアラインを「東京コレクション」で発表した。16 年のブランド 20 周年を機に、ブランド名を現在のものに変更。近年は若手の育成にも積極的に取り組んでおり、22年にはギャラリー&イベントスペース「NACC/日本橋アナーキー文化センター」(東京・日本橋)を約 1 年間の期間限定で運営し、幅広いカテゴリーのクリエーターの作品展示を行った。
新人賞・資生堂奨励賞の村田デザイナーは、エスモード・東京校を卒業後、PR 会社での勤務を経てイタリアへ渡った。「ジョン リッチモンド(JOHN RICHMOND)」や「ジル サンダー(JIL SANDER)などで経験を積み、帰国後 19 年に「ハルノブムラタ」を設立した。ブランドコンセプトは“Luxury of Silence (ラグジュアリーオブサイレンス)”。表層的な華やかさではなく、内面も含めた人間の美しさを引き出していきたいという思いを込めている。海外仕込みの美意識、テクニック、ミニマルなスタイルに定評があり、日本発のラグジュアリーエレガンスをけん引する存在として、グローバルな活躍が期待される。

鯨岡阿美子賞の三宅前理事長は、11年から24年までJFWOで理事⻑を務めた。日本の繊維・ファッション産業の強化、発展を図るため、05年に設立した「東京コレクション」に対し、関係機関との交渉だけでなく、運営資金の工面のために奔走し、ファッション・ウイーク継続に尽力した。

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鎌倉シャツがNYに再出店 4年ぶり

メーカーズシャツ鎌倉(以下、鎌倉シャツ)は、ニューヨークに再出店する。同社はマディソンアベニューに2012年から店舗を構えていたが、コロナ禍の打撃で20年末に閉店していた。店舗がなくなっても定期的にトランクショーを開催し、顧客から受注を取ってきた。再出店によって現地の顧客の期待に応えるとともに、グローバル市場での存在感を示す。

グランドセントラル駅に隣接するグレイバービルに完全予約制のオーダーサロンを9月19日に開く。ゆっくり接客しながらオーダーシャツを提供する。スラックス、ジャケット、ニットもそろえる。ショールームとしての役割を持たせ、グローバルオンラインストアに送客する。米国事業で今年度5億円の売上高を見込む。国内生産を売りにする同社にとっては円安も追い風になる。

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鎌倉シャツがNYに再出店 4年ぶり

メーカーズシャツ鎌倉(以下、鎌倉シャツ)は、ニューヨークに再出店する。同社はマディソンアベニューに2012年から店舗を構えていたが、コロナ禍の打撃で20年末に閉店していた。店舗がなくなっても定期的にトランクショーを開催し、顧客から受注を取ってきた。再出店によって現地の顧客の期待に応えるとともに、グローバル市場での存在感を示す。

グランドセントラル駅に隣接するグレイバービルに完全予約制のオーダーサロンを9月19日に開く。ゆっくり接客しながらオーダーシャツを提供する。スラックス、ジャケット、ニットもそろえる。ショールームとしての役割を持たせ、グローバルオンラインストアに送客する。米国事業で今年度5億円の売上高を見込む。国内生産を売りにする同社にとっては円安も追い風になる。

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「ユニクロ」インナーMDが語る、肌着からファッションピースへ進化する“ヒートテック”

「ユニクロ(UNIQLO)」は2024-25年秋冬、ヒートテックの新商品となる“極暖ヒートテックカシミヤクルーネック”を、9月6日に「ユニクロ:シー(UNIQLO:C)」から発売する。先日開催された展示会では、現在ファーストリテイリング イノベーション センター パリ(Fast Retailing Innovation Center Paris、以下FRICP)を拠点にグローバルのMDを統括するウィメンズインナー部門の炬口佳乃子(たけのくち・かのこ)商品企画担当部長が一時帰国し、新商品について説明した。

新商品“極暖ヒートテックカシミヤクルーネック”はカシミヤを9%混合し、締め付け感が少なくふんわり柔らかい着心地を実現した。暖かさは通常のヒートテックの1.5倍*1の“極暖”タイプとなるが、ループ内の空間が広くなるようふんわりと編むことで、従来の“極暖ヒートテックインナー”よりも約30%*2軽くなっている。
*1衣類の熱抵抗を表すCLO値を元に算出
*2極暖ヒートテック生地目付を比較

価格・耐久性・風合いのバランスを熟考

炬口MDは、「快適性、心地良さ、心が躍る感じ」を目指したという同商品の開発を振り返り、「道のりは難しく、軽やかで柔らかい素材を実現するのに苦労した。素材をゆるく柔らかくすると、どうしても毛玉やピリング・スナッグが起きてしまう。生地段階で50回以上、何度も試作と着用テストを繰り返した」と語った。さらに早く編むほど生産量は上がるが「スピードを上げると生地に負荷がかかり、たちまち締まったような感じになってしまう。通常の編み方よりも、ゆったりとしたスピードにコントロールした」。また、「価格と耐久性と風合い、商品自体の完成度のバランス」を熟考し、9%というカシミヤ混合率に着地した。

「天然のカシミアの風合いが生きる色展開」や重ね着した時の調和を重視したディティールは、「ユニクロ:シー」を手掛けるクレア・ワイト・ケラー(Clare Waight Keller)が監修。カシミア混でありながら、量の確保と生産の前準備を行うことで従来の“極暖ヒートテックインナー”と同じ1990円という価格設定となった。XSから3XLの広いサイズ展開は、男性の着用も期待する。新しいヒートテックの提案となる同商品に対し「肌着というより、おしゃれなファッションピースとして売りたいという思いが強い」と抱負を述べた。

“ヒートテック”でもブラトップ発売

ウイメンズの新商品には“極暖ヒートテックリブブラタンクトップ”も登場する。海外では昨年から今年にかけ、SNSの影響もあってブラトップの人気が上昇しており「国によっては前期比2〜3倍に伸長しているところもある」。中でもヒットしたのがアメリカンスリーブタイプで、新商品もそれを進化させたデザインになっている。海外でブラトップは下着として隠すものではなく「見せて着るアイテム」として認知されており、その海外需要を見込んで24年春夏はトップスとして着用するデザインを強化したが、日本でも「見せて着る」ブラトップの需要は高まり「もはや日本と海外の差はない」。そういったブラトップは夏向け商品だと思われがちだが「アメリカでは1月からアメリカンスリープのブラトップが動き出した。シアー素材の流行も後押しとなり、ブラトップはレイヤーアイテムとして1年中求められる商品となった。我々は従来のシーズンの考え方を変える必要がある」と分析する。

炬口MDは23年4月にパリのFRICPに異動し、海外店舗で客やスタッフの声を集め、グローバルに通用するインナーを目指しアップデートを行なっている。その成果の一つが6月に発売された“ワイヤレスブラ(リラックス Uネック)”だ。肩紐の長さが調整できるアジャスター仕様にし、ネックラインもVからUネックに変更。ソフトな樹脂パーツを内蔵し、ホールド感も上げている。これは国内外のボイス・オブ・カスタマー(ユニクロのコールセンターやECサイトに寄せられる消費者からのコメントのこと)はもちろんのこと、炬口MD自身が海外のショップスタッフから聞いた「快適なのは分かっているが、デザインに満足できず着用に至っていない」などの意見も反映されている。渡仏してから1年半が経ち、グローバルな視点で改善した数々のアップデートが形になり始めている。

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「ユニクロ」インナーMDが語る、肌着からファッションピースへ進化する“ヒートテック”

「ユニクロ(UNIQLO)」は2024-25年秋冬、ヒートテックの新商品となる“極暖ヒートテックカシミヤクルーネック”を、9月6日に「ユニクロ:シー(UNIQLO:C)」から発売する。先日開催された展示会では、現在ファーストリテイリング イノベーション センター パリ(Fast Retailing Innovation Center Paris、以下FRICP)を拠点にグローバルのMDを統括するウィメンズインナー部門の炬口佳乃子(たけのくち・かのこ)商品企画担当部長が一時帰国し、新商品について説明した。

新商品“極暖ヒートテックカシミヤクルーネック”はカシミヤを9%混合し、締め付け感が少なくふんわり柔らかい着心地を実現した。暖かさは通常のヒートテックの1.5倍*1の“極暖”タイプとなるが、ループ内の空間が広くなるようふんわりと編むことで、従来の“極暖ヒートテックインナー”よりも約30%*2軽くなっている。
*1衣類の熱抵抗を表すCLO値を元に算出
*2極暖ヒートテック生地目付を比較

価格・耐久性・風合いのバランスを熟考

炬口MDは、「快適性、心地良さ、心が躍る感じ」を目指したという同商品の開発を振り返り、「道のりは難しく、軽やかで柔らかい素材を実現するのに苦労した。素材をゆるく柔らかくすると、どうしても毛玉やピリング・スナッグが起きてしまう。生地段階で50回以上、何度も試作と着用テストを繰り返した」と語った。さらに早く編むほど生産量は上がるが「スピードを上げると生地に負荷がかかり、たちまち締まったような感じになってしまう。通常の編み方よりも、ゆったりとしたスピードにコントロールした」。また、「価格と耐久性と風合い、商品自体の完成度のバランス」を熟考し、9%というカシミヤ混合率に着地した。

「天然のカシミアの風合いが生きる色展開」や重ね着した時の調和を重視したディティールは、「ユニクロ:シー」を手掛けるクレア・ワイト・ケラー(Clare Waight Keller)が監修。カシミア混でありながら、量の確保と生産の前準備を行うことで従来の“極暖ヒートテックインナー”と同じ1990円という価格設定となった。XSから3XLの広いサイズ展開は、男性の着用も期待する。新しいヒートテックの提案となる同商品に対し「肌着というより、おしゃれなファッションピースとして売りたいという思いが強い」と抱負を述べた。

“ヒートテック”でもブラトップ発売

ウイメンズの新商品には“極暖ヒートテックリブブラタンクトップ”も登場する。海外では昨年から今年にかけ、SNSの影響もあってブラトップの人気が上昇しており「国によっては前期比2〜3倍に伸長しているところもある」。中でもヒットしたのがアメリカンスリーブタイプで、新商品もそれを進化させたデザインになっている。海外でブラトップは下着として隠すものではなく「見せて着るアイテム」として認知されており、その海外需要を見込んで24年春夏はトップスとして着用するデザインを強化したが、日本でも「見せて着る」ブラトップの需要は高まり「もはや日本と海外の差はない」。そういったブラトップは夏向け商品だと思われがちだが「アメリカでは1月からアメリカンスリープのブラトップが動き出した。シアー素材の流行も後押しとなり、ブラトップはレイヤーアイテムとして1年中求められる商品となった。我々は従来のシーズンの考え方を変える必要がある」と分析する。

炬口MDは23年4月にパリのFRICPに異動し、海外店舗で客やスタッフの声を集め、グローバルに通用するインナーを目指しアップデートを行なっている。その成果の一つが6月に発売された“ワイヤレスブラ(リラックス Uネック)”だ。肩紐の長さが調整できるアジャスター仕様にし、ネックラインもVからUネックに変更。ソフトな樹脂パーツを内蔵し、ホールド感も上げている。これは国内外のボイス・オブ・カスタマー(ユニクロのコールセンターやECサイトに寄せられる消費者からのコメントのこと)はもちろんのこと、炬口MD自身が海外のショップスタッフから聞いた「快適なのは分かっているが、デザインに満足できず着用に至っていない」などの意見も反映されている。渡仏してから1年半が経ち、グローバルな視点で改善した数々のアップデートが形になり始めている。

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【2024クリスマスコフレ】「ローラ メルシエ」は粉雪や星くずがテーマ 人気ブラシセットなど10種

「ローラ メルシエ(LAURA MERCIER)」は10月18日から3回に分けて、2024年ホリデーコレクションを数量限定で発売する。人気のブラシセットや限定パッケージのフェイスパウダーに加え、アイ&チークセット、アイシャドウなどの全10アイテムを用意した。

テーマは“アトリエ アンシャンテ(Atelier Enchanté)”で、雪が降るとなじみのある街並みも全く新しい景色になり、初めて見るような印象になることから着想を得た。「ローラ メルシエ」のロングセラーアイテムが粉雪や星くずを散りばめた冬限定のパッケージをまとうことで、まるで初めて出合うかのようなときめきを表現している。

第1弾:10月18日発売

“アトリエ アンシャンテ トラベル ブラシ コレクション”

価格:9460円

メイクの仕上がりを格上げするブラシコレクションから、トラベルサイズのブラシ4種がセットになって登場する。雪を思わせる清らかなホワイトカラーのブラシを特別なクラッチホルダーに収めた。

“ディヴァンリー フローレス ルース セッティング パウダー ウルトラブラー&パフ”

価格:7040円

“ディヴァンリー フローレス ルース セッティング パウダー ウルトラブラー&パフ”は、ホリデー限定のパッケージに身を包んだフェイスパウダーと、柔らかな肌あたりのメイクパフが入ったキットだ。“ウルトラブラー”は軽い使い心地ながらも白浮きせずにナチュラルになじみ、皮脂によるテカリも防ぐ。

“プティ エンチャントメント ルース セッティング パウダー ウルトラブラー”

価格:2200円

“プティ エンチャントメント ルース セッティング パウダー ウルトラブラー”は、パリの建造物シルク・ディヴェールからインスパイアされた限定デザインで販売する。トライアルや持ち運びにも便利なサイズ感だ。資生堂オンラインストアと、アットコスメショッピングで取り扱う。

“ウィンター インタールード アイ&チーク セット”

価格:5500円

“ウィンター インタールード アイ&チーク セット”は、チーク“ブラッシュ カラー インフュージョン”の人気色マットダスティローズと、スティックアイシャドウ“キャビア スティック アイカラー N”のニュートラルブラウンを組み合わせた。ヌードカラーのペアで、じんわりとにじみ出る血色ヌードメイクが楽しめる。

第2弾:11月8日発売

“エンチャンティング シマーズ キャビア スティック アイカラー トリオ”

価格:4950円

“エンチャンティング シマーズ キャビア スティック アイカラー トリオ”には、アイラインやハイライト、アイシャドウにも使えるマルチユースな“キャビア スティック アイカラー N”の人気の2色と、同コレクション限定1色を詰め込んだ。よれにくく、ぴたっと密着する使用感がメイクを長時間キープし、秋冬のメイクを美しく彩る。

“デカダント ドリームス スフレ ハンドクリーム トリオ”

価格:5940円

スフレのように軽くべたつかず、香りに癒されるハンドクリーム3種がミニサイズになって登場。人気のアンバーバニラとネロリに加え、根強いファンが多かったフレッシュ フィグが限定復刻する。

“コージー リトリート アンバーバニラ コレクション”

価格:5500円

“コージー リトリート アンバーバニラ コレクション”は、ブランドのシグネチャーフレグランスであるアンバーバニラを堪能できるキットだ。ミニサイズのオードパルファン、ボディークリーム、ボディーオイルをホリデーらしいボックスにイン。

“アトリエ アンシャンテ セラム ボディクリーム アンバーバニラ”

価格:1万3200円

美容液のような上質な使用感が心地よく広がり、優雅なひと時をもたらす“セラム ボディクリーム”のジャンボサイズが限定発売。アンバーバニラの香りが翌日までふんわりと漂い、癒しを与える。

第3弾:12月6日発売

“プティ アイコンズ ミニ キャビア アイ ディオ”

価格:3740円

“キャビア スティック アイカラー N”の定番の人気色ローズゴールドシマーと、本セット限定のダークレッドブラウンをセットにした。華やかな印象を与えつつも、目元を引き締めるダークカラーで上品なアイメイクをかなえる。取り扱いはセミセルフ店舗や資生堂オンラインストア、各百貨店のオンライン、ゾゾタウンなど。

“ニューヨーク アット ナイト キャビア アイ セット”

価格:4510円

“キャビア スティック アイカラー N”のモーヴカラーと、“キャビア エクストラバガント マスカラ ミニ”を組み合わせた、印象を格上げするアイメイクセット。

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【2024クリスマスコフレ】「コスメデコルテ」が多幸感メイクがかなうコフレ発売 人気のリポソームセットも

「コスメデコルテ(DECORTE)」は11月1日、2024年ホリデーコレクションの3商品を数量限定で発売する。多幸感あふれるメイクがかなう限定コフレや人気の“リポソーム アドバンスト”シリーズが堪能できる特別なセット、“AQリップスティック”の限定色を用意している。

“ホワイトブリス コレクション”

“ホワイトブリス コレクション”(8580円)はナチュラルベージュのフェイスパウダーや、艶を仕込む化粧下地“フローレススキン グロウライザー”、4色アイシャドウパレット“アイグロウジェム プレストコンパクト”のベージュブラウン系、“プランピング リップセラム”のコーラルピンクカラーをセットにしたコフレで、全商品に潤いを与える美容成分のホワイトピオニーエキスを配合している。また、白い花々が咲き誇るフラワーガーデンをイメージしたオリジナルデザインのポーチも付属する。予約は店頭と公式オンラインストアで10月4日に受け付けを開始し、ECでは予約抽選販売となる。

“リポソーム アドバンスト リペアセラム パープルリボン セット 2024”

“リポソーム アドバンスト リペアセラム パープルリボン セット 2024”(1万6500円)は、リボンをまとった限定パッケージのリポソーム美容液“リポソーム アドバンスト リペアセラム”現品サイズ(75mL)に、3時間多く眠ったような肌に導くフェイスクリーム“リポソーム クリーム”と、デリケートな目元をケアする目元用美容液“リポソーム アイセラム”のトライアルサイズを組み合わせたセット。同商品の売り上げの一部は、女性たちの暮らしと未来を守る活動「パープルリボンプロジェクト」に寄付する。予約開始日は店頭が9月16日、公式オンラインストアは10月1日。

“リポソーム アドバンスト リペアクリーム パープルリボン セット 2024”

2024年は、クリームを主役にしたセット“リポソーム アドバンスト リペアクリーム パープルリボン セット 2024”(1万1000円)も登場。限定デザインのフェイスクリーム“リポソーム クリーム”現品サイズ(50g)、“リポソーム アドバンスト リペアセラム”と、“リポソーム アイセラム”のトライアルサイズを組み合わせた。予約開始日は店頭が9月16日、公式オンラインストアは10月1日。

“コスメデコルテ AQ リップスティック”

上質な艶と豊かな彩りを与える“AQ リップスティック”から、ホリデー限定の2色を発売する。リップスティックには立体的な花々を施し、特別感を演出している。カラーは落ち着いた印象のコーラルベージュと、エレガントで深みのあるダスティーローズ。予約開始日は店頭が9月16日、公式オンラインストアは10月1日。

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