NewJeansが「カルバン・クライン」のキャンペーンに5人そろって登場 新作ジーンズを着用

「カルバン・クライン(CALVIN KLEIN)」は、ニュージーンズ(NewJeans)の5人のメンバーを起用した2024年秋のキャンペーンを発表した。

ゴードン・ヴォン・スタイナー(Gordon von Steiner)が撮影した今回のキャンペーンでは、ミンジ、ハニ、ダニエル、ヘリン、へインが新作デニムと秋のエッセンシャルアイテムを着用している。

本キャンペーンでは、グループ全体と個人の両方にスポットライトを当て、鮮やかな色彩とエフォートレスなクールさを表現。スタイリングは、「カルバン・クライン」の2024年秋のデニムアイテムを基調としており、1990年代の気ままなエネルギーを感じさせるバレル、ワイド、ストレートのレッグフィットを特徴としている。今シーズンのジーンズには、「カルバン・クライン」のアイコニックなモノグラムTシャツを合わせ、クロップド丈のボクシーフィットで登場。パッファージャケット、ボンバージャケット、クラシックなデニムトラッカー、ブレザーなど、現代的で楽しく、アティテュードあふれるルックに仕上がっている

ニュージーンズは、「『カルバン・クライン』のキャンペーンに出演できることにとても感激しています。自信をテーマにしたブランドとは自然とフィットしたと感じます。最新のシーズンスタイルを楽しみながら、私たちの個性に焦点を当てたキャンペーンを作ることができました」とコメントする。

また、本キャンペーンのポスターを日本の限定10店舗で対象購入者に9月27日からプレゼントする。

The post NewJeansが「カルバン・クライン」のキャンペーンに5人そろって登場 新作ジーンズを着用 appeared first on WWDJAPAN.

ランニングクラブがアプリに代わる新たな出会いの場に? ニューヨークで急増

米ニューヨークではランニングクラブが急増し、マッチングアプリやバーに代わる友達やパートナーとの出会いの場として人気を博しているようだ。

趣味を共有しているから仲良くなりやすい

ニューヨークを拠点とする女性向けランニングクラブ「スロー・ガール・ラン・クラブ(SLOW GIRL RUN CLUB)」は、2022年秋にイザベル・ディジョバンニ(Isabel DiGiovanni)創設者が立ち上げたスローペースのランニングを楽しむグループで、現在は毎週80人ほどが参加している。参加者のジェナ・ジョルダーノ(Jenna Giordano)さんは、「ランニングクラブでの出会いの素晴らしいところは、全員が共通の趣味を持っていること。友達になったからといって必ずしもお酒を飲んだり外出したりしなくてもいいことが心地良い」と話す。

インフルエンサーのルネ・ノエ(Renee Noe)が主催するランニングクラブも、全米を旅しながらさまざまな土地の女性同士を結びつけている。ランニングの開催地はSNSをベースとしたコミュニティーのフィードバックにより決定し、そこで出会った女性グループが独自にランニングクラブを作ることもあるという。

新しい形の“ランナーズハイ”が生まれる

同様にインフルエンサーのマロリー・キルマー(Mallory Kilmer)が主催するランニングクラブ「ノー・モア・ロンリー・ランズ(No More Lonely Runs)」も、SNSを駆使したアプローチを行う。4万1000人以上のフォロワーを持つキルマーは、先日インスタグラムのストーリーを通してセントラルパークでのランニングへの参加を人々に呼びかけた。キルマーによると、「ランニング後は従来の“ランナーズハイ”とは異なる社交的な高揚感がもたらされることで、人と交流することに積極的になる」といい、同クラブではランニング後に必ず30分以上の交流会を設けている。さらにランニングのたびに“新しい友達を作ること”をルールに掲げており、現在参加者は平均100人、多い時には200人以上のランナーが参加することもある。

マッチングアプリ以上の出会いも

また、ランニングクラブから恋愛に発展したというケースも少なくない。例えば、ルース・アクストン(Ruth Axton)さんはニューヨークを拠点とするランニングクラブ「エンドルフィンズ(ENDORPHINS)」のメンバーが主催するスポーツ飲料の試飲会で、現在のボーイフレンドに出会った。「これまでマッチングアプリで何度かデートしたが、うまくいかなかった。しかしイベントで出会った彼とは、その後のランニングでも会話するようになり、自然とデートするようになった」と明かす。

さらに、デートアプリ「ランジ(LUNGE)」が主催するランニンググループ「ランジ・ラン・クラブ(LUNGE RUN CLUB)」は、シングルにターゲットを絞ったマーケティングを行っていることでも知られる。「ランジ・ラン・クラブ」のレイチェル・ランシング(Rachael Lansing)責任者は、「『ランジ』のスティーブン・コール(Steven Cole)最高経営責任者(CEO)は、ランニングクラブが人と出会う素晴らしい方法であるにも関わらず、これまでシングル向けとしてマーケティングする人がいなかったことに市場を見出した。これは史上初のシングル向けのランニングクラブ。ランニングそのものよりも、コミュニティー作りを第一に考えている」と話す。

「ランジ」は毎週水曜日に1000人以上のランナーを集め、約5kmのランニング、もしくは約2.5kmのウォーキングを行っている。ランニング後は参加者が2つのバーで交流の場を持ち、すでに5組のカップルを生むことに成功しているという。「人々は出会いのために、自分のコンフォートゾーンの外に出ることに積極的だ」とランシング責任者。ニューヨークでスタートしたばかりの「ランジ・ラン・クラブ」だが、今後独身者専用のランニングクラブとして他の都市にも拡大する予定だ。

アクストンさんが、「ランニングクラブは、『運動を再開したい』という気持ちと『新たな人と出会いたい』という2つのニーズを完璧にかなえてくれるものだ」と話すように、ランナーが求めているものが何であれ、人間関係、友情、あるいは純粋な運動など、ランニングクラブは全てを実現してくれるようだ。

The post ランニングクラブがアプリに代わる新たな出会いの場に? ニューヨークで急増 appeared first on WWDJAPAN.

2025年春夏パリコレ開幕 「CFCL」と「ヴァケラ」が見せた新たな挑戦

ニューヨーク、ロンドン、ミラノが終わり、2025年春夏パリ・ファッション・ウィーク(以下、パリコレ)が9月23日に開幕した。10月1日までの9日間にわたり、公式スケジュールでは106ブランドがショーやプレゼンテーションで新作を発表する。今季一番の話題は、アレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)による新生「ヴァレンティノ(VALENTINO)」のデビューショー。クリエイティブ・ディレクターが不在の「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」と「シャネル(CHANEL)」はデザインチームによるコレクションを披露する予定だ。

「ヴァケラ」は「オニツカタイガー」や「ディヘラ」とコラボ

初日は夕方からのスタート。設立10周年を迎えたNY発の「ヴァケラ(VAQUERA)」は、今季も若々しく勢いのあるコレクションを見せた。プレスリリースは、破壊的なアプローチで思考と会話を喚起する手段としてコレクションやショーを制作していた設立当時から、「確立されたDNAとレンズによって、焦点はウエアラブルであることと“新しいベーシック“というアイデアに移行した」という説明。確かに初期に比べると、ここ数シーズンは持ち味である挑戦的なエッジを効かせつつも、クオリティーは上がり、リアリティーのある提案も増え、次のステージを見据えているように思える。

今季はアメリカンスポーツウエアを軸に、メンズライクなシャツ、ランジェリーライクなブラやスリップドレス、パテントレザーのレーサージャケットやミニスカート、チャップス、セーラーハット、チェーンプリント、大きなリボンやラッフルといったガーリーなディテールなどを自在にミックス。そのスタイルはしっかりと「ヴァケラ」らしさを感じさせるとともに、自由な感覚でファッションを楽しむ若者の共感を呼びそうだ。

新たな挑戦は、スタイルを完成させるアクセサリーに見られた。シューズは、スペイン語で「カウガール」を意味するブランド名にちなんだカウボーイブーツのアレンジに加え、「オニツカタイガー(ONITSUKA TIGER)」とのコラボスニーカーを制作。人気の“メキシコ 66”をベースに手作業でダメージ加工やペイントを施し、折り返した長いタンの部分に片足ずつ「LOVE」と「RAGE」の文字をあしらった。ジュエリーは「ジェントルモンスター(GENTLE MONSTER)」や「ロンシャン(LONGCHAMP)」との協業も記憶に新しいパリ発の「ディヘラ(D’HEYGERE)」と共に制作。また、ビンテージグラマーと未来的感覚を掛け合わせたブランド初のサングラスも発表した。

「CFCL」はより感覚的なクリエイションで新たな一歩

前回はパリコレ公式スケジュールで初めてショー枠に選ばれたということもあり、コンピューター・プログラミングに向き合うブランドらしさをストイックに見せた「シーエフシーエル(CFCL)」だったが、今季はより直感的にコレクションを制作。“ニットウエア ハンドビルト(Knit-ware Handbuilt)“をテーマに掲げ、手捻りで器を作り出すようにニットウエアの可能性を探求した。「パリコレでショー発表をするには、華やかな気持ちや心踊るような気持ちを大切にしないといけない。そのためには、『CFCL』がこれまで作ってきた“かっちり“とした定義の外側にチャレンジする必要があった。そこで、今回は伝統的な染めや手仕事を交えて、コンピューター・プログラミング・ニットが生む実用的な服から少し離れようと思った」と、高橋悠介クリエイティブ・ディレクターは振り返る。結果生まれたアイテムからは、これまでよりも自由なムードと実験的なアプローチが感じられた。

アフリカなどの平面的な民族衣装からインスピレーションを得たドレスやトップスは、3Dコンピューター・プログラミングの技術を2Dの無縫製ニットに活用して制作。あえて作った余白の部分が飛び出たり垂れたりして、新しいシェイプを生んでいるのが印象的だ。伝統的な「注染」や「イカット」から着想を得た染色技法を用いて、カラフルな柄を描いたアイテムも新しい。また、華やかなフリンジのドレスやスカートは、ホールガーメントでアイテムを作る際にあらかじめプログラミングでいくつもの小さな穴を開けておき、その一つ一つに手作業で同素材のニットで作った短冊状のパーツを通して取り付けたもの。機械を使わずに棒針で編んだレース状の有機的なモチーフをつなぎ合わせたパッチワークドレスもあり、これまで以上に手仕事の素朴さや温かみを感じる。アイコニックな“ポッタリー(POTTERY)“のシルエットは、ミニスカートやベビードールドレスなどにアレンジすることで、アクティブな軽やかさやガーリーなムードが加わった。

The post 2025年春夏パリコレ開幕 「CFCL」と「ヴァケラ」が見せた新たな挑戦 appeared first on WWDJAPAN.

2025年春夏パリコレ開幕 「CFCL」と「ヴァケラ」が見せた新たな挑戦

ニューヨーク、ロンドン、ミラノが終わり、2025年春夏パリ・ファッション・ウィーク(以下、パリコレ)が9月23日に開幕した。10月1日までの9日間にわたり、公式スケジュールでは106ブランドがショーやプレゼンテーションで新作を発表する。今季一番の話題は、アレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)による新生「ヴァレンティノ(VALENTINO)」のデビューショー。クリエイティブ・ディレクターが不在の「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」と「シャネル(CHANEL)」はデザインチームによるコレクションを披露する予定だ。

「ヴァケラ」は「オニツカタイガー」や「ディヘラ」とコラボ

初日は夕方からのスタート。設立10周年を迎えたNY発の「ヴァケラ(VAQUERA)」は、今季も若々しく勢いのあるコレクションを見せた。プレスリリースは、破壊的なアプローチで思考と会話を喚起する手段としてコレクションやショーを制作していた設立当時から、「確立されたDNAとレンズによって、焦点はウエアラブルであることと“新しいベーシック“というアイデアに移行した」という説明。確かに初期に比べると、ここ数シーズンは持ち味である挑戦的なエッジを効かせつつも、クオリティーは上がり、リアリティーのある提案も増え、次のステージを見据えているように思える。

今季はアメリカンスポーツウエアを軸に、メンズライクなシャツ、ランジェリーライクなブラやスリップドレス、パテントレザーのレーサージャケットやミニスカート、チャップス、セーラーハット、チェーンプリント、大きなリボンやラッフルといったガーリーなディテールなどを自在にミックス。そのスタイルはしっかりと「ヴァケラ」らしさを感じさせるとともに、自由な感覚でファッションを楽しむ若者の共感を呼びそうだ。

新たな挑戦は、スタイルを完成させるアクセサリーに見られた。シューズは、スペイン語で「カウガール」を意味するブランド名にちなんだカウボーイブーツのアレンジに加え、「オニツカタイガー(ONITSUKA TIGER)」とのコラボスニーカーを制作。人気の“メキシコ 66”をベースに手作業でダメージ加工やペイントを施し、折り返した長いタンの部分に片足ずつ「LOVE」と「RAGE」の文字をあしらった。ジュエリーは「ジェントルモンスター(GENTLE MONSTER)」や「ロンシャン(LONGCHAMP)」との協業も記憶に新しいパリ発の「ディヘラ(D’HEYGERE)」と共に制作。また、ビンテージグラマーと未来的感覚を掛け合わせたブランド初のサングラスも発表した。

「CFCL」はより感覚的なクリエイションで新たな一歩

前回はパリコレ公式スケジュールで初めてショー枠に選ばれたということもあり、コンピューター・プログラミングに向き合うブランドらしさをストイックに見せた「シーエフシーエル(CFCL)」だったが、今季はより直感的にコレクションを制作。“ニットウエア ハンドビルト(Knit-ware Handbuilt)“をテーマに掲げ、手捻りで器を作り出すようにニットウエアの可能性を探求した。「パリコレでショー発表をするには、華やかな気持ちや心踊るような気持ちを大切にしないといけない。そのためには、『CFCL』がこれまで作ってきた“かっちり“とした定義の外側にチャレンジする必要があった。そこで、今回は伝統的な染めや手仕事を交えて、コンピューター・プログラミング・ニットが生む実用的な服から少し離れようと思った」と、高橋悠介クリエイティブ・ディレクターは振り返る。結果生まれたアイテムからは、これまでよりも自由なムードと実験的なアプローチが感じられた。

アフリカなどの平面的な民族衣装からインスピレーションを得たドレスやトップスは、3Dコンピューター・プログラミングの技術を2Dの無縫製ニットに活用して制作。あえて作った余白の部分が飛び出たり垂れたりして、新しいシェイプを生んでいるのが印象的だ。伝統的な「注染」や「イカット」から着想を得た染色技法を用いて、カラフルな柄を描いたアイテムも新しい。また、華やかなフリンジのドレスやスカートは、ホールガーメントでアイテムを作る際にあらかじめプログラミングでいくつもの小さな穴を開けておき、その一つ一つに手作業で同素材のニットで作った短冊状のパーツを通して取り付けたもの。機械を使わずに棒針で編んだレース状の有機的なモチーフをつなぎ合わせたパッチワークドレスもあり、これまで以上に手仕事の素朴さや温かみを感じる。アイコニックな“ポッタリー(POTTERY)“のシルエットは、ミニスカートやベビードールドレスなどにアレンジすることで、アクティブな軽やかさやガーリーなムードが加わった。

The post 2025年春夏パリコレ開幕 「CFCL」と「ヴァケラ」が見せた新たな挑戦 appeared first on WWDJAPAN.

2025年春夏パリコレ開幕 「CFCL」と「ヴァケラ」が見せた新たな挑戦

ニューヨーク、ロンドン、ミラノが終わり、2025年春夏パリ・ファッション・ウィーク(以下、パリコレ)が9月23日に開幕した。10月1日までの9日間にわたり、公式スケジュールでは106ブランドがショーやプレゼンテーションで新作を発表する。今季一番の話題は、アレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)による新生「ヴァレンティノ(VALENTINO)」のデビューショー。クリエイティブ・ディレクターが不在の「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」と「シャネル(CHANEL)」はデザインチームによるコレクションを披露する予定だ。

「ヴァケラ」は「オニツカタイガー」や「ディヘラ」とコラボ

初日は夕方からのスタート。設立10周年を迎えたNY発の「ヴァケラ(VAQUERA)」は、今季も若々しく勢いのあるコレクションを見せた。プレスリリースは、破壊的なアプローチで思考と会話を喚起する手段としてコレクションやショーを制作していた設立当時から、「確立されたDNAとレンズによって、焦点はウエアラブルであることと“新しいベーシック“というアイデアに移行した」という説明。確かに初期に比べると、ここ数シーズンは持ち味である挑戦的なエッジを効かせつつも、クオリティーは上がり、リアリティーのある提案も増え、次のステージを見据えているように思える。

今季はアメリカンスポーツウエアを軸に、メンズライクなシャツ、ランジェリーライクなブラやスリップドレス、パテントレザーのレーサージャケットやミニスカート、チャップス、セーラーハット、チェーンプリント、大きなリボンやラッフルといったガーリーなディテールなどを自在にミックス。そのスタイルはしっかりと「ヴァケラ」らしさを感じさせるとともに、自由な感覚でファッションを楽しむ若者の共感を呼びそうだ。

新たな挑戦は、スタイルを完成させるアクセサリーに見られた。シューズは、スペイン語で「カウガール」を意味するブランド名にちなんだカウボーイブーツのアレンジに加え、「オニツカタイガー(ONITSUKA TIGER)」とのコラボスニーカーを制作。人気の“メキシコ 66”をベースに手作業でダメージ加工やペイントを施し、折り返した長いタンの部分に片足ずつ「LOVE」と「RAGE」の文字をあしらった。ジュエリーは「ジェントルモンスター(GENTLE MONSTER)」や「ロンシャン(LONGCHAMP)」との協業も記憶に新しいパリ発の「ディヘラ(D’HEYGERE)」と共に制作。また、ビンテージグラマーと未来的感覚を掛け合わせたブランド初のサングラスも発表した。

「CFCL」はより感覚的なクリエイションで新たな一歩

前回はパリコレ公式スケジュールで初めてショー枠に選ばれたということもあり、コンピューター・プログラミングに向き合うブランドらしさをストイックに見せた「シーエフシーエル(CFCL)」だったが、今季はより直感的にコレクションを制作。“ニットウエア ハンドビルト(Knit-ware Handbuilt)“をテーマに掲げ、手捻りで器を作り出すようにニットウエアの可能性を探求した。「パリコレでショー発表をするには、華やかな気持ちや心踊るような気持ちを大切にしないといけない。そのためには、『CFCL』がこれまで作ってきた“かっちり“とした定義の外側にチャレンジする必要があった。そこで、今回は伝統的な染めや手仕事を交えて、コンピューター・プログラミング・ニットが生む実用的な服から少し離れようと思った」と、高橋悠介クリエイティブ・ディレクターは振り返る。結果生まれたアイテムからは、これまでよりも自由なムードと実験的なアプローチが感じられた。

アフリカなどの平面的な民族衣装からインスピレーションを得たドレスやトップスは、3Dコンピューター・プログラミングの技術を2Dの無縫製ニットに活用して制作。あえて作った余白の部分が飛び出たり垂れたりして、新しいシェイプを生んでいるのが印象的だ。伝統的な「注染」や「イカット」から着想を得た染色技法を用いて、カラフルな柄を描いたアイテムも新しい。また、華やかなフリンジのドレスやスカートは、ホールガーメントでアイテムを作る際にあらかじめプログラミングでいくつもの小さな穴を開けておき、その一つ一つに手作業で同素材のニットで作った短冊状のパーツを通して取り付けたもの。機械を使わずに棒針で編んだレース状の有機的なモチーフをつなぎ合わせたパッチワークドレスもあり、これまで以上に手仕事の素朴さや温かみを感じる。アイコニックな“ポッタリー(POTTERY)“のシルエットは、ミニスカートやベビードールドレスなどにアレンジすることで、アクティブな軽やかさやガーリーなムードが加わった。

The post 2025年春夏パリコレ開幕 「CFCL」と「ヴァケラ」が見せた新たな挑戦 appeared first on WWDJAPAN.

【スナップ】永野芽郁、aespaカリナ、NCTジェヒョンらが来場 「プラダ」2025年春夏コレクション

「プラダ(PRADA)」は9月19日(現地時間)、2025年春夏ウィメンズ・コレクションをミラノで発表した。

来場者スナップ

会場には、アンバサダーの永野芽郁、エスパ(aespa)のカリナ、NCTジェヒョン(Jaehyun)、エンハイプン(ENHYPEN)らをはじめ、多数のセレブリティーが来場した。

The post 【スナップ】永野芽郁、aespaカリナ、NCTジェヒョンらが来場 「プラダ」2025年春夏コレクション appeared first on WWDJAPAN.

「エナモル」が時短、簡単、ハイセンスをかなえる2色アイシャドウを発売 朝の3大欲求を解消

ユーチューバーのかじえり(KAJIERI)がプロデュースするコスメブランド「エナモル(ENAMOR)」は10月15日、忙しい現代人が求める朝の3大欲求である時短、簡単、ハイセンスの3つをかなえる2色アイシャドウ“バイカラーアイズ”(全3種、各2420円)を発売する。

同商品はマットとパールの2つの質感をセットにしたアイシャドウで、カラーはシンプルながらも洗練されたブラウン系“アーモンドハニー”、くすみピンクで色気を引き出すピンク系“ミスティココアピンク”、品のあるハイセンスな目元を演出する“スパイシージンジャー”の3種を用意した。先にマットな締め色を仕込み、その上にニュアンスパールをぼかすように塗布すれば、2ステップで上級者のようなアイメイクが完成する。

「エナモル」のパッケージは、これまでフェミニンなホワイトカラーのみだったが、“バイカラーアイズ”はシックなブラックカラーに仕上げた。このこだわりについて、かじえりは「“メイクは新たな一面を生み出す“ということをこの商品で伝えたかったから」と話している。

The post 「エナモル」が時短、簡単、ハイセンスをかなえる2色アイシャドウを発売 朝の3大欲求を解消 appeared first on WWDJAPAN.

「エナモル」が時短、簡単、ハイセンスをかなえる2色アイシャドウを発売 朝の3大欲求を解消

ユーチューバーのかじえり(KAJIERI)がプロデュースするコスメブランド「エナモル(ENAMOR)」は10月15日、忙しい現代人が求める朝の3大欲求である時短、簡単、ハイセンスの3つをかなえる2色アイシャドウ“バイカラーアイズ”(全3種、各2420円)を発売する。

同商品はマットとパールの2つの質感をセットにしたアイシャドウで、カラーはシンプルながらも洗練されたブラウン系“アーモンドハニー”、くすみピンクで色気を引き出すピンク系“ミスティココアピンク”、品のあるハイセンスな目元を演出する“スパイシージンジャー”の3種を用意した。先にマットな締め色を仕込み、その上にニュアンスパールをぼかすように塗布すれば、2ステップで上級者のようなアイメイクが完成する。

「エナモル」のパッケージは、これまでフェミニンなホワイトカラーのみだったが、“バイカラーアイズ”はシックなブラックカラーに仕上げた。このこだわりについて、かじえりは「“メイクは新たな一面を生み出す“ということをこの商品で伝えたかったから」と話している。

The post 「エナモル」が時短、簡単、ハイセンスをかなえる2色アイシャドウを発売 朝の3大欲求を解消 appeared first on WWDJAPAN.

「アルベルタ フェレッティ」の創業デザイナーが退任 後任は近日中に発表

アエッフェ(AEFFE)は9月24日、傘下に持つ「アルベルタ フェレッティ(ALBERTA FERRETTI)」のアルベルタ・フェレッティ創業者兼クリエイティブ・ディレクターが退任することを発表した。ミラノ・ファッション・ウイーク中の17日に披露した2025年春夏コレクションが、同氏による最後のショーとなった。後任は近日中に発表する。

フェレッティ創業者は、1980年にきょうだいのマッシモ・フェレッティ(Massimo Ferretti)と共にアエッフェを設立。81年に「アルベルタ フェレッティ」を立ち上げ、クリエイティブ・ディレクターに就任した。アエッフェは、ほかに「モスキーノ(MOSCHINO)」「フィロソフィー ディ ロレンツォ セラフィニ(PHILOSOPHY DI LORENZO SERAFINI)」「ポリーニ(POLLINI)」を擁しており、マッシモが取締役会長を、アルベルタがバイス・プレジデントを務めている。

アルベルタ・フェレッティ=クリエイティブ・ディレクターのコメント

同氏は、今回の決断は「非常に難しく複雑だが、思慮深いもの」だと説明。「最初のファッションショーから43年が過ぎた。仕事やファッションに対する情熱は今も変わらないが、私が設立し、今後も私の名前を冠するブランドのクリエイティブ面での新章に向け、意識的な選択をする適切な時期が来たと確信している。エレガンス、フェミニニティー、具体性を体現するブランドのレガシーを後任に託せることをうれしく、また誇らしく思う。洗練されて品格のある、質の高いものを愛する女性にとって、『アルベルタ フェレッティ』はこれからも基準点であり続けるだろう」と語った。また、「この特別な日に、公私にわたって常に私のそばに居てくれたマッシモに感謝を伝えたい。ブランドを世界的なものにするべく貢献してくれた全ての人にも、心から感謝する」と述べた。なお、今後はアエッフェのバイス・プレジデントを務めつつ、アートなどに時間を使いたいという。

The post 「アルベルタ フェレッティ」の創業デザイナーが退任 後任は近日中に発表 appeared first on WWDJAPAN.

J.フロントが通期業績予想を上方修正 営業利益105億円積み増し

J.フロント リテイリングは、足下業績の好調を受けて2025年2月期通期の連結業績予想を上方修正する。

修正後の予想値は、総額売上高が前回予想比2.9%増の1兆2500億円(前回予想は1兆2
150億円)、営業利益が同25.3%増の520億円(同415億円)、純利益に相当する当期利益が同37.7%増の365億円(同265億円)。

3〜8月期は大丸松坂屋百貨店を中核とする百貨店事業、パルコを中核とするSC事業において、いずれも訪日客売り上げが伸長。また、心斎橋共同センタービルディングの株式取得(7月)に伴う株式段階取得差益85億円を営業収益として計上する。

The post J.フロントが通期業績予想を上方修正 営業利益105億円積み増し appeared first on WWDJAPAN.

LVMHイノベーションアワード受賞のヘラルボニー、パリにヨーロッパ法人を設立

LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)主催の「LVMHイノベーションアワード 2024 (LVMH INNOVATION AWARD 2024)」の「従業員体験とダイバーシティ&インクルージョン」部門で、日本企業としては初の受賞を掴み取ったヘラルボニーはこのほど、パリを拠点とするヨーロッパ法人を設立。9月23日(現地時間)に現地法人の設立を報告する記者会見を開催した。

現地法人のヘラルボニー ヨーロッパは、忍岡真理恵・最高経営責任者(CEO)と、小林恵・最高事業成長責任者(CGO)の2人体制。忍岡CEOは来年3月をメドに、小林CGOは今月すでに拠点をパリに移し、世界最大級のスタートアップキャンパスのステーションFで事業を開始する。

ヘラルボニー ヨーロッパはまず、B to B事業を早々に軌道に乗せることを目指す。日本では、ホテルやショップ、「スターバックス(STARBUCKS)」の内装などに、同社が保有する3000点以上の障がい者アートが用いられるほか、日本航空のファースト・ビジネスクラスで配られるポーチや日本酒のラベルなど、さまざまな場所でIP(知的財産)としてのアートを活用し、収益をクリエイターである障がい者に還元している。忍岡CEOは、「将来的な目標は、草間彌生さんの作品のように、トップブランドのスタンダードな商品に障がい者アートが活用されること。“ネクスト・草間彌生”を生み出したい。そのためにもまずは、電車のラッピングやボストなど、アートが街の中に溶け込み、パリ市民の目に留まることを目指したい」と話す。

ヨーロッパ進出に際しては、愛媛県にあるユナイテッドシルクと協業し、10の作品をシルクスクリーンでプリントしたスカーフを発売する。アートのタッチや質感をそのままプロダクトに落とし込めると同時に、ヨーロッパに住む人たちの生活に溶け込みやすい商材としてスカーフを選んだ。ユナイテッドシルクは、愛媛で障がい者と共に蚕を育てている。価格は500ユーロ(約8万円)だ。

このほか、積極的に海外の福祉施設に赴き、さらなる障がい者アーティストの発掘を進める。すでにドイル・ハンブルクとベルギーの施設とパートナーシップ契約を締結したほか、まもなくフランスやイタリアの福祉施設とも提携予定だ。

ヘラルボニーは「LVMHイノベーションアワード 2024 」の受賞特典として、LVMHのイノベーション・インキュベーターによる企業支援プログラムへの参加と、同社および傘下にある75メゾンと連携しながら進める個別メンター制度への参加をスタートしている。先日も「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のメンズ・クリエイティブ・ディレクターを務めるファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)に同社の事業を説明するチャンスを得たという。

The post LVMHイノベーションアワード受賞のヘラルボニー、パリにヨーロッパ法人を設立 appeared first on WWDJAPAN.

LVMHイノベーションアワード受賞のヘラルボニー、パリにヨーロッパ法人を設立

LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)主催の「LVMHイノベーションアワード 2024 (LVMH INNOVATION AWARD 2024)」の「従業員体験とダイバーシティ&インクルージョン」部門で、日本企業としては初の受賞を掴み取ったヘラルボニーはこのほど、パリを拠点とするヨーロッパ法人を設立。9月23日(現地時間)に現地法人の設立を報告する記者会見を開催した。

現地法人のヘラルボニー ヨーロッパは、忍岡真理恵・最高経営責任者(CEO)と、小林恵・最高事業成長責任者(CGO)の2人体制。忍岡CEOは来年3月をメドに、小林CGOは今月すでに拠点をパリに移し、世界最大級のスタートアップキャンパスのステーションFで事業を開始する。

ヘラルボニー ヨーロッパはまず、B to B事業を早々に軌道に乗せることを目指す。日本では、ホテルやショップ、「スターバックス(STARBUCKS)」の内装などに、同社が保有する3000点以上の障がい者アートが用いられるほか、日本航空のファースト・ビジネスクラスで配られるポーチや日本酒のラベルなど、さまざまな場所でIP(知的財産)としてのアートを活用し、収益をクリエイターである障がい者に還元している。忍岡CEOは、「将来的な目標は、草間彌生さんの作品のように、トップブランドのスタンダードな商品に障がい者アートが活用されること。“ネクスト・草間彌生”を生み出したい。そのためにもまずは、電車のラッピングやボストなど、アートが街の中に溶け込み、パリ市民の目に留まることを目指したい」と話す。

ヨーロッパ進出に際しては、愛媛県にあるユナイテッドシルクと協業し、10の作品をシルクスクリーンでプリントしたスカーフを発売する。アートのタッチや質感をそのままプロダクトに落とし込めると同時に、ヨーロッパに住む人たちの生活に溶け込みやすい商材としてスカーフを選んだ。ユナイテッドシルクは、愛媛で障がい者と共に蚕を育てている。価格は500ユーロ(約8万円)だ。

このほか、積極的に海外の福祉施設に赴き、さらなる障がい者アーティストの発掘を進める。すでにドイル・ハンブルクとベルギーの施設とパートナーシップ契約を締結したほか、まもなくフランスやイタリアの福祉施設とも提携予定だ。

ヘラルボニーは「LVMHイノベーションアワード 2024 」の受賞特典として、LVMHのイノベーション・インキュベーターによる企業支援プログラムへの参加と、同社および傘下にある75メゾンと連携しながら進める個別メンター制度への参加をスタートしている。先日も「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のメンズ・クリエイティブ・ディレクターを務めるファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)に同社の事業を説明するチャンスを得たという。

The post LVMHイノベーションアワード受賞のヘラルボニー、パリにヨーロッパ法人を設立 appeared first on WWDJAPAN.

【スナップ】BTSジン、NewJeansハニらが来場 「グッチ」2025年春夏コレクション

「グッチ(GUCCI)」は日本時間の9月20日、ミラノ・トリエンテナーレ・デザイン・ミュージアムでサバト・デ・サルノ(Sabato De Sarno)=クリエイティブ・ディレクターによる2025年春夏ウィメンズコレクションを発表した。

会場には、アンバサダーのBTSジン、NewJeansハニ、ガルフ(Gulf)、ヤニック・シナ―(Jannik Sinner)をはじめ、ダコタ・ジョンソン(Dakota Johnson)、ジェシカ・チャステイン(Jessica Chastain)、キルスティン・ダンスト(Kirsten Dunst)、ジュリア・ガーナー(Julia Garner)、リナ・サワヤマ、ソランジュ・ノウルズ(Solange Knowles)、マーク・ロンソン(Mark Ronson)、日本から井上ヤマト、ミチ、よしあきら多彩なゲストが来場した。

The post 【スナップ】BTSジン、NewJeansハニらが来場 「グッチ」2025年春夏コレクション appeared first on WWDJAPAN.

【スナップ】BTSジン、NewJeansハニらが来場 「グッチ」2025年春夏コレクション

「グッチ(GUCCI)」は日本時間の9月20日、ミラノ・トリエンテナーレ・デザイン・ミュージアムでサバト・デ・サルノ(Sabato De Sarno)=クリエイティブ・ディレクターによる2025年春夏ウィメンズコレクションを発表した。

会場には、アンバサダーのBTSジン、NewJeansハニ、ガルフ(Gulf)、ヤニック・シナ―(Jannik Sinner)をはじめ、ダコタ・ジョンソン(Dakota Johnson)、ジェシカ・チャステイン(Jessica Chastain)、キルスティン・ダンスト(Kirsten Dunst)、ジュリア・ガーナー(Julia Garner)、リナ・サワヤマ、ソランジュ・ノウルズ(Solange Knowles)、マーク・ロンソン(Mark Ronson)、日本から井上ヤマト、ミチ、よしあきら多彩なゲストが来場した。

The post 【スナップ】BTSジン、NewJeansハニらが来場 「グッチ」2025年春夏コレクション appeared first on WWDJAPAN.

「サケハンドレッド」が新作「弐光」を発表 米ぬかの再利用で示す新たな日本酒造り

Clearの日本酒ブランド「サケハンドレッド(SAKE HUNDRED)」は9月24日、新商品「弐光(にこう)」(720mL、9900円)を発売する。ブランドサイトでの EC 販売が売り上げの 9 割を占めてきたが、今作は小売店限定の商品として打ち出し、小売店における高価格帯日本酒市場の活性化を狙う。

醸造パートナーである新潟県の白瀧酒造と共に「未体験の扉を開く、非日常への誘い」というコンセプトを掲げた同商品は、和梨のように爽やかでジューシーなアロマが特徴だ。一般的な日本酒造りの“三段仕込み”(米・麹・水を3段階に分けて投入する製法)からもう一度仕込みを行う“四段仕込み“を採用。4回目の仕込みで甘酸っぱい甘酒のようにした米ぬかと白麹を投入し、果実感とふくよかな味わいを生み出した。余韻にかけて米の旨味が広がり、ミネラル由来の苦味が全体を引き締め、心地よいバランスを味わえる。米ぬかは、同ブランドを代表する日本酒「百光」の原料精米時に排出されたものを原料の一部として再利用。同社ならびに白瀧酒造にとっても新しい取り組みとなった。

生駒龍史Clear代表取締役CEOは、「これまでEC販売が中心だったが、同商品をきっかけに、手薄だった小売店や飲食店にも高級日本酒市場を広げる」とコメントし、高級日本酒市場の開拓に意欲的な姿勢を示した。一方、「単に裾野を広げるだけでなく、お客様1人1人の人生を豊かにしたい」と続け、“心を満たし、人生を彩る”というブランドパーパスからぶれない、一貫したブランディングを目指す。

The post 「サケハンドレッド」が新作「弐光」を発表 米ぬかの再利用で示す新たな日本酒造り appeared first on WWDJAPAN.

「サケハンドレッド」が新作「弐光」を発表 米ぬかの再利用で示す新たな日本酒造り

Clearの日本酒ブランド「サケハンドレッド(SAKE HUNDRED)」は9月24日、新商品「弐光(にこう)」(720mL、9900円)を発売する。ブランドサイトでの EC 販売が売り上げの 9 割を占めてきたが、今作は小売店限定の商品として打ち出し、小売店における高価格帯日本酒市場の活性化を狙う。

醸造パートナーである新潟県の白瀧酒造と共に「未体験の扉を開く、非日常への誘い」というコンセプトを掲げた同商品は、和梨のように爽やかでジューシーなアロマが特徴だ。一般的な日本酒造りの“三段仕込み”(米・麹・水を3段階に分けて投入する製法)からもう一度仕込みを行う“四段仕込み“を採用。4回目の仕込みで甘酸っぱい甘酒のようにした米ぬかと白麹を投入し、果実感とふくよかな味わいを生み出した。余韻にかけて米の旨味が広がり、ミネラル由来の苦味が全体を引き締め、心地よいバランスを味わえる。米ぬかは、同ブランドを代表する日本酒「百光」の原料精米時に排出されたものを原料の一部として再利用。同社ならびに白瀧酒造にとっても新しい取り組みとなった。

生駒龍史Clear代表取締役CEOは、「これまでEC販売が中心だったが、同商品をきっかけに、手薄だった小売店や飲食店にも高級日本酒市場を広げる」とコメントし、高級日本酒市場の開拓に意欲的な姿勢を示した。一方、「単に裾野を広げるだけでなく、お客様1人1人の人生を豊かにしたい」と続け、“心を満たし、人生を彩る”というブランドパーパスからぶれない、一貫したブランディングを目指す。

The post 「サケハンドレッド」が新作「弐光」を発表 米ぬかの再利用で示す新たな日本酒造り appeared first on WWDJAPAN.

「アシックス」とワンオクのTakaが共同開発したオリジナルシューズ“アシックスワン”発売

「アシックス(ASICS)」は、ロックバンドの「ONE OK ROCK」のTakaと共同開発したシューズ“アシックスワン(ASICS-ONE)”(2万9700円)を、9月27日に発売する。サイズは22.5〜29.0(0.5cm刻み)、30.0、31.0cmを展開し、アシックス原宿フラッグシップ、アシックスオンラインストアなどで販売する。

本アイテムは、Takaがライブ中に激しく動いても、最高のパフォーマンスを発揮できるよう、安定性を追求して開発した。アシックススポーツ工学研究所が、Takaの歌唱や走行、ジャンプ動作を詳細に分析して要求機能を抽出し、ライブでの安定感を支える構造とTakaのイメージするシンプルでありながら機能的な造形を実現した。

アッパー(甲被)は、ソフトで軽量のメッシュ素材を採用し、「炎」模様の合成樹脂で補強。また、靴底を波形状にすることで柔軟性を高め、さまざまな動きに対して優れた安定性を維持できるようにしている。さらに、かかと部分に素早くスムーズに履くためのパーツを付け、同社シューズのアーカイブから着想を得た、甲の部分を縦に大きく2分割した構造にファスナーを施すことで着脱しやすくしている。

Takaは、「『アシックス』と一緒にライブで使うパフォーマンスシューズを作ることになり、『体全体を使って最高の歌声を響かせられるシューズを作ろう』というテーマを掲げてスタートしました。神戸のアシックススポーツ工学研究所まで出向き、ライブ時の動きを分析することから始めました。既存のモデルをカスタマイズするのではなく、ゼロから1を作り出すプロジェクトにコラボレーションの意味を感じていました。デザインに関しては、『アシックス』はすでに普遍的で、誰もが知っているブランドなので、ロゴを前面に押し出す必要はないと感じていました。自分が全面に出 発信するのではなく、自然と人が集まってくるようなものを目指したかった。最初に見たときは『何これ?』と思わせて、後から『この靴、アシックスなんだ、めちゃくちゃかっこいいじゃん!』と分かるという逆転の発想が僕にとってすごく大切なデザインのテーマでした。ステージで映えるかっこよさがあって、持ってみたら軽くて、履いてみたら紐がないのにしっかりとサポートしてくれる。相反する要素を全てかなえるために、シューズ開発の既成概念を一つひとつ、一人ひとりが超えていく。このプロジェクトは、そんなアイデアを形にするために、5年半もの時間をかけてようやく完成に至りました」とコメントする。

The post 「アシックス」とワンオクのTakaが共同開発したオリジナルシューズ“アシックスワン”発売 appeared first on WWDJAPAN.

「アシックス」とワンオクのTakaが共同開発したオリジナルシューズ“アシックスワン”発売

「アシックス(ASICS)」は、ロックバンドの「ONE OK ROCK」のTakaと共同開発したシューズ“アシックスワン(ASICS-ONE)”(2万9700円)を、9月27日に発売する。サイズは22.5〜29.0(0.5cm刻み)、30.0、31.0cmを展開し、アシックス原宿フラッグシップ、アシックスオンラインストアなどで販売する。

本アイテムは、Takaがライブ中に激しく動いても、最高のパフォーマンスを発揮できるよう、安定性を追求して開発した。アシックススポーツ工学研究所が、Takaの歌唱や走行、ジャンプ動作を詳細に分析して要求機能を抽出し、ライブでの安定感を支える構造とTakaのイメージするシンプルでありながら機能的な造形を実現した。

アッパー(甲被)は、ソフトで軽量のメッシュ素材を採用し、「炎」模様の合成樹脂で補強。また、靴底を波形状にすることで柔軟性を高め、さまざまな動きに対して優れた安定性を維持できるようにしている。さらに、かかと部分に素早くスムーズに履くためのパーツを付け、同社シューズのアーカイブから着想を得た、甲の部分を縦に大きく2分割した構造にファスナーを施すことで着脱しやすくしている。

Takaは、「『アシックス』と一緒にライブで使うパフォーマンスシューズを作ることになり、『体全体を使って最高の歌声を響かせられるシューズを作ろう』というテーマを掲げてスタートしました。神戸のアシックススポーツ工学研究所まで出向き、ライブ時の動きを分析することから始めました。既存のモデルをカスタマイズするのではなく、ゼロから1を作り出すプロジェクトにコラボレーションの意味を感じていました。デザインに関しては、『アシックス』はすでに普遍的で、誰もが知っているブランドなので、ロゴを前面に押し出す必要はないと感じていました。自分が全面に出 発信するのではなく、自然と人が集まってくるようなものを目指したかった。最初に見たときは『何これ?』と思わせて、後から『この靴、アシックスなんだ、めちゃくちゃかっこいいじゃん!』と分かるという逆転の発想が僕にとってすごく大切なデザインのテーマでした。ステージで映えるかっこよさがあって、持ってみたら軽くて、履いてみたら紐がないのにしっかりとサポートしてくれる。相反する要素を全てかなえるために、シューズ開発の既成概念を一つひとつ、一人ひとりが超えていく。このプロジェクトは、そんなアイデアを形にするために、5年半もの時間をかけてようやく完成に至りました」とコメントする。

The post 「アシックス」とワンオクのTakaが共同開発したオリジナルシューズ“アシックスワン”発売 appeared first on WWDJAPAN.

「無印良品」のエイジングケアラインがリニューアル シワとシミにアプローチ

「無印良品」は10月2日、新スキンケアライン“薬用リンクルブライトシリーズ”を全国の店舗とネットストアで順次販売する。“エイジングケア薬用美白シリーズ”“エイジングケア薬用リンクルケアシリーズ”の後継品で、天然由来成分100%にこだわりつつエイジングの2大悩みであるシワとシミの両方にアプローチする商品に仕上げた。

メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぎ、シワを改善する同シリーズには、有効成分としてナイアシンアミドを、潤い成分としてセラミドや5種のアミノ酸、11種の植物エキスを配合した点が特徴。ベースには水でなく米ぬか発酵液を使用し、全てのスキンケアシリーズの中で最も保湿力が高く、乾燥やシワなどのエイジングサインにアプローチする。

ラインアップは7種15品 トライアルセットも用意

ラインアップは7種15品で、化粧水、乳液、SPF35・PA+++のUV乳液は本サイズのほか携帯用、詰め替え用を用意した。価格は750〜3290円。

ほか、“薬用リンクルブライト美容液”(50mL、2990円)、“薬用リンクルブライトクリーム”(40g、2490円)、“薬用リンクルブライトクリームマスク”(80g、2690円)といったスペシャルアイテムや、“薬用リンクルブライトオールインワンクリーム”(30g、750円/150g、2690円)、発酵化粧水と化粧水、乳液をセットにしたトライアルセット(20mL×3、1690円)もラインアップしている。

The post 「無印良品」のエイジングケアラインがリニューアル シワとシミにアプローチ appeared first on WWDJAPAN.

「無印良品」のエイジングケアラインがリニューアル シワとシミにアプローチ

「無印良品」は10月2日、新スキンケアライン“薬用リンクルブライトシリーズ”を全国の店舗とネットストアで順次販売する。“エイジングケア薬用美白シリーズ”“エイジングケア薬用リンクルケアシリーズ”の後継品で、天然由来成分100%にこだわりつつエイジングの2大悩みであるシワとシミの両方にアプローチする商品に仕上げた。

メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぎ、シワを改善する同シリーズには、有効成分としてナイアシンアミドを、潤い成分としてセラミドや5種のアミノ酸、11種の植物エキスを配合した点が特徴。ベースには水でなく米ぬか発酵液を使用し、全てのスキンケアシリーズの中で最も保湿力が高く、乾燥やシワなどのエイジングサインにアプローチする。

ラインアップは7種15品 トライアルセットも用意

ラインアップは7種15品で、化粧水、乳液、SPF35・PA+++のUV乳液は本サイズのほか携帯用、詰め替え用を用意した。価格は750〜3290円。

ほか、“薬用リンクルブライト美容液”(50mL、2990円)、“薬用リンクルブライトクリーム”(40g、2490円)、“薬用リンクルブライトクリームマスク”(80g、2690円)といったスペシャルアイテムや、“薬用リンクルブライトオールインワンクリーム”(30g、750円/150g、2690円)、発酵化粧水と化粧水、乳液をセットにしたトライアルセット(20mL×3、1690円)もラインアップしている。

The post 「無印良品」のエイジングケアラインがリニューアル シワとシミにアプローチ appeared first on WWDJAPAN.

「スウォッチ」×「ザ・シンプソンズ」の新作はハロウィンと死者の日を祝福

「スウォッチ」×「ザ・シンプソンズ」の新作はハロウィンと死者の日を祝福

「スウォッチ(SWATCH)」は9月26日、“ザ・シンプソンズ コレクション”から2本の新作を発売する。それぞれハロウィン(10月30日)と死者の日(11月1日)を祝したものだ。

ハロウィンを記念した“AYE CARUMBOO”はシンプソン家の長男バートをモチーフにしており、骨格をあらわにしたインパクト抜群の意匠。

死者の日を喜ぶ“D'OH OF THE DEAD”は、“オフレンダ”と呼ばれる祭壇からインスピレーションを得たデザインで、独特の色使いが特徴。こちらには、シンプソンファミリー全員が登場する。

「ザ・シンプソンズ」は、マット・グレイニング(Matt Groening)原案のアメリカ史上最長のテレビアニメ。

The post 「スウォッチ」×「ザ・シンプソンズ」の新作はハロウィンと死者の日を祝福 appeared first on WWDJAPAN.

「CPB」の名品は“次世代型化粧下地”の先駆け 圧倒的な美肌力と保湿効果で他を圧倒

2009年から続く「WWDBEAUTY」のベストコスメ特集では、バイヤーのアンケートをもとに本当に売れた商品を表彰する。連載「ベスコス歴代名鑑」では、15年以上続く本特集の中でも常にランキングに入賞する“傑作”をピックアップ。時代を超えて愛される理由や商品の魅力について、美容ジャーナリストの加藤智一が深掘りする。今回は「クレ・ド・ポー ボーテ」の化粧下地“ヴォワールコレクチュールn”にフォーカス。

主要百貨店・セミセルフなどで売れた商品を調査する「WWDBEAUTY2024上半期ベストコスメ」にて、総合ベースメイク部門 百貨店・セミセルフとECで首位と圧倒的な人気を博したのが、今回紹介する「クレ・ド・ポー ボーテ」の化粧下地“ヴォワールコレクチュールn”だ。

百貨店のバイヤーからは、「新客獲得のきっかけとなる商品」、「リピート購入が多い」と称賛の声を浴びたが、実はこの下地、現行品のリニューアルは2020年。SNSによる口コミ人気が広がったことで、発売から4年経った24年にも「WWDBEAUTY」紙上で“本当に売れた”という栄冠を勝ち取った。しかも、メイクアップとスキンケアの“橋渡し”となる化粧下地が売れていることで、ファンデーションやパウダー、美容液など他アイテムも連鎖的に売れており、中には品切れを起こすほど注目を集めているアイテムもあるという。

このように右肩上がりで売り上げを伸ばした同商品だが、その主な理由は2つある。一つは化粧下地としての完成度が極めて高いこと。近年、化粧下地はBB・CCクリームのようなファンデーションと化粧下地の機能を併せた商品に押され気味だった感があるが、そのトレンドはコロナ禍で一変。ベースメイクの基準が「マスク移りしないこと」、「スキンケア効果が高いこと」といったニーズへと変化。それに伴い、化粧下地にパウダーといった“薄メイク”をする人も増えたことから、発色はせずとも美肌補正をしてくれて、しかもスキンケア効果がある、という高機能な化粧下地に注目が集まるように。“ヴォワールコレクチュールn”は、そんな“次世代型下地”のニーズと見事に合致。「化粧下地を落した後肌がしっとりしている、キメが整っている」などといったスキンケア効果への口コミもさらなる追い風となった。

そして、その醸成された口コミを、広告戦略で視覚化・言語化したことが、勢いを後押ししたもう一つの理由。ウエブ広告のバナーやコピー一つとっても、メイクアップの仕上がりの美しさだけではなく、“ヴォワールコレクチュールn”の強みであるスキンケア効果とそれを支えるサイエンスを伝えたことで、インフルエンサーがその高い技術力を紹介。さまざまなメディアで商品力を発信できたことが人気を下支えした。

化粧下地はベースメイクの脇役になりがちなアイテムだが、同商品にはダイヤモンドの光構造に着想を得た技術、ライトエンパワリングエンハンサーを採用しており、従来の化粧下地の域を大きく超えて、ラグジュアリーな艶感を取り入れている。輝きあふれる仕上がりとエイジングケア効果を備え、化粧下地を主役級のポジションへと高めたからこそ、その使い心地のよさに誰もがとりこになるのだろう。

The post 「CPB」の名品は“次世代型化粧下地”の先駆け 圧倒的な美肌力と保湿効果で他を圧倒 appeared first on WWDJAPAN.

【スナップ】“メキシコ 66”人気止まらず ミラノの曇天に映える“オニツカイエロー

「オニツカタイガー(ONITSUKA TIGER)」は、2025年春夏コレクションをミラノで現地時間9月18日に発表した。ミラノではスニーカー人気に加え、ウエアもすっかり浸透しているようだ。ショー会場周辺では、過去数シーズンのコレクションルックを着用し、グレーやブラックのダークトーンでまとめた来場者が目立った。足元は“メキシコ 66”の支持率が高かった。雨がぱらつくグレーの空と、落ち着いたワントーンの装い、そしてニュートラルカラーの建物が多いミラノの街並みで“オニツカイエロー“が一層際立っていた。

The post 【スナップ】“メキシコ 66”人気止まらず ミラノの曇天に映える“オニツカイエロー appeared first on WWDJAPAN.

【スナップ】“メキシコ 66”人気止まらず ミラノの曇天に映える“オニツカイエロー

「オニツカタイガー(ONITSUKA TIGER)」は、2025年春夏コレクションをミラノで現地時間9月18日に発表した。ミラノではスニーカー人気に加え、ウエアもすっかり浸透しているようだ。ショー会場周辺では、過去数シーズンのコレクションルックを着用し、グレーやブラックのダークトーンでまとめた来場者が目立った。足元は“メキシコ 66”の支持率が高かった。雨がぱらつくグレーの空と、落ち着いたワントーンの装い、そしてニュートラルカラーの建物が多いミラノの街並みで“オニツカイエロー“が一層際立っていた。

The post 【スナップ】“メキシコ 66”人気止まらず ミラノの曇天に映える“オニツカイエロー appeared first on WWDJAPAN.

“マルジェラ期”の再解釈で「MM6」に感涙、潔い「マックスマーラ」に拍手も、終盤まさかの大失態 2025年春夏ミラノコレ日記Vol.3

2025年春夏のウィメンズ・コレクションも、ニューヨーク、ロンドンが終わり、いよいよミラノ。朝9時から夜8時まで2人で最大1日17件の取材をしながら、合間合間で原稿を送り合い、コレクション取材のドタバタを日記でお送りします。3日目は展示会やショーのスケジュールが立て込み、グーグルカレンダーはカオスな状態。チームワークで乗り切れるのか⁉︎

木村和花記者(以下、木村):3日目は「マックスマーラ(MAX MARA)」から。白シャツにブラウンのジャケット、1枚で着るシャツドレス、ウエストを細いベルトでマークしてドレスのように羽織るロングコート、知的でクールな名門大学の教授のワードローブをのぞいているような感覚でした。プリントや華美な装飾は一切なし。ワントーンのスタイリングは、素材の質感を変えることで濃淡を出すのみ。クリーンで自信に溢れ強さのある「マックスマーラ」ウーマンたちに朝から背筋が伸びました。

村上要「WWDJAPAN」編集長(以下、村上):クリエイションに大事なのが「デザイナーの意志」と「生活者のニーズ」だとしたら、多くのブランドはもっと「デザイナーの意志」を重視します。だから、その意思を表現したアイテムやデザインを加えがちです。一方「マックスマーラ」は、「生活者のニーズ」をもっとずっと大事にしています。そこに向かって一直線にボールを放つので、ムダがないし、潔いんだと思うんです。特に今回は、そんな印象が強かったですね。

たった1ルックだけ登場したボーダーを除き、柄にも、色にも頼らず、求められているものを、最高の素材で、緻密に作る。結果生まれる長いロング&リーンのジャケットや、後ろにスリットを刻んだタイトスカート、ハイウエストの位置でベルトマークしたトレンチコートなどは、控えめながら「つまらない」という印象には全く陥らず、素直にずっと見ていられます。他のブランドでも見かけるラップジャケットやスカート、ドレスが気になってきました。

ここからは別行動。私は「トム フォード(TOM FORD)」の展示会です。ピーター・ホーキングス(Peter Hawkings)の退任と、ハイダー・アッカーマン(Haider Ackermann)の就任とニュースが続きましたが、今回は2人の狭間のシーズンゆえデザインチームがクリエイションを担当。流れるような素材を使って快適さを担保しながら、1960〜70年代のグラマラスなムードを描きます。多用したのは、ジャージーやニット。もちろん、そこにはルレックス(金属糸)を配したり、スケスケに編み上げたりと、セクシー全開です。カラーパレットは、シャーベットのようなピンク、ピスタチオ、アイスブルー、ミントグリーンなど。そこにレジメンタルジャケットをスパイスとして加えました。

ジュエラーの「ダミアーニ(DAMIANI)」は、帽子ブランドの「ボルサリーノ(BORSALINO)」とコラボ。「ダミアーニ」の創業100周年プロジェクトの1つです。「ボルサリーノ」のフェルトハットやベースボールキャップのツバや裏側からダイヤモンドなどのネックレスやイヤリングをあしらった一点モノは、3万5000〜9万5000ユーロ。およそ560万〜1520万円です!ジュエリーは取り外して、普通にネックレスやラペルピンとしても使えるそうですよ。

「セラピアン(SERAPIAN)」がすごく良かったです。銀座にオープンした旗艦店のウィンドーも手掛けるベネチア人アーティストのロレンツォ・ヴィットゥーリ(Lorenzo Vitturi)によるムラーノガラスのインスタレーションを使った空間には、“シークレット”や“アニ”など、既存のバッグが並びます。でもムラーノガラスのオブジェが透明なガラスと色付きガラスのコンビネーションであるように、「セラピアン」のバッグもバイカラーだったり、一部にガラス刺繍やビーズを取り入れていたり。定番のシーズナルな見せ方と、「顧客は建築家やアートコレクターら総じて自分のテイストが明確で洗練されたものの美学を理解している人たち」と話すマキシム・ボヘ(Maxime Bohe)最高経営責任者(CEO)の描きたい世界が見事に両立しています。雑材含めて複数の素材を織り込んでいるスペシャルピース級のトートも素敵でした。

この間、木村さんはいずこに(笑)?

木村:私は「マックスマーラ」の会場で創業家マラモッティファミリーのマリア・ジュリア・マラモッティ(Maria Giulia Maramotti)氏の取材を終えた後、「フィロソフィ ディ ロレンツォ セラフィニ(PHILOSOPHY DI LORENZO SERAFINI)」のショーへ。会場に集まる来場者を見ていると、イタリア女性から愛されているブランドなんだなと伝わります。冒頭はシフォンのブラウスにゆったりとしたワイドパンツ、足元はフラットサンダルのルックでスタート。パンツから垂れるタッセルは、お花モチーフでかわいいらしい。ワンショルダーやVネックなど、ヘルシーな肌の露出と風をはらんでふんわりと流れる生地は、イタリア人らしいリゾートウエアという感じ。ここでもラップドレスは数多く提案されていました。バカンスで着たくなる、肩の力が抜けたエレガントなリアルクローズでした。と言いつつ、日本人にはあんまりバカンスなんてないんですけれど(苦笑)。

木村:要さんとは「アンテプリマ(ANTEPRIMA)」で合流でしたね。先日「アンテプリマ」のアンソニー・キョン(Anthony Keung)=アンテプリマリミテッドCEOに取材させていただきました。同社はこれから、日本でもアパレルコレクションの販売を再開します。今爆発的に流行しているワイヤーバッグは、やっぱりアパレルに比べたらリピート率は低め。アパレルをしっかりと売っていくことが同社の次なる挑戦です。意識しているのは、ワイヤーバッグで掴んだ20〜30代の新規顧客たちの心を再びどうキャッチするか?ワイヤーバッグを探しに来た若年層が、自然と服にも手が伸びるような動線が理想です。その意味でも今回のワイヤーバッグをアクセサリーのように用いたルックは、自然と「アンテプリマ」のコーディネートが欲しくなる、いい提案になる気がしました。

バックステージで、荻野いづみクリエイティブ・ディレクターにご挨拶。すると、今回タッグを組んだアーティストの田島美加さんに盛大な拍手を送っていらっしゃいました。荻野さんに「アパレルをデザインするときに、これからリーチする若年層を意識していますか?」と聞くと、「ワイヤーバッグをたくさんの若い人たちが気に入ってくれたのはとっても喜ばしいことだけど、コレクションではその方達に向けてというよりも、みんなが自由に、好きなように着こなしてほしいの」とコメント。そして今回のコレクションが実現できたのはとにかく田嶋さんの功績が大きいと。ライフワークとして芸術家のサポートに取り組む荻野さんのお人柄が見えました。「私はファッションとアートをつなぐフレームになりたいの」と話していました。

村上:得意のニットを、まるでオーガンジーのようにレイヤードに欠かせない素材として活用していましたね。ピュアホワイトからパープルまで、さまざまな色のハイゲージニットやオーガンジーのアイテムがあったけれど、きっと自由に組み合わせてもスタイルはもちろん、色まで素敵なんだと思います。その色合わせの妙を担ったのが、田嶋さんなのかな?今シーズン一番のミラノのトレンドを、ブランドらしく表現した好例でした。

お次の「プラダ(PRADA)」については、木村さんのレビューを読んでもらえればですが、ミウッチャ・プラダ(Miuccia Prada)とラフ・シモンズ(Rag Simons)の気合いというか、自信を非常に感じるコレクションでした。まず、メンズのセットを改修ではなく、根本的に作り変えたことからは気合いが伺えるし、いつも以上に個性的なモデルからも「いつもとは違うんだよー」という強いメッセージを発信していましたね。

とはいえ、よくよく考えれば「プラダ」ならではのベーシックを今っぽく見せるというスタンスは何も変わってなくて、ブレない強さも感じました。このスタイルが流行るか?は未知数だけれど、考え方は広がっていきそうです。

そして私は、「エムエム6 メゾン マルジェラ(MM6 MAISON MARGIELA)」のコレクションへ。

オーバーペイントのデニムやエイズTなど、いわゆる“マルジェラ期”の「メゾン マルタン マルジェラ」を知っている人なら、感涙モンのアイテムが登場です。「ドクターマーチン(DR.MARTENS)」のエンジニアブーツも真っ白にペイント。きっとデニム同様、ポロポロと剥がれ落ちていって、「マルジェラ」らしい経年変化を表現するのでしょう。最近、「MM6」は、“マルジェラ期”の「マルジェラ」(←って言いたいヤツw)にインスピレーションを得るケースが多いですね。ジョン・ガリアーノ(John Galliano)のクリエイションとは異なるアプローチだから、むしろアリかもって思います。

もう一つの特徴は、酷暑対策。他のブランドでは、とにかくオーガンジーを重ねたヘルシーな肌見せが多いけれど、 「MM6」の場合は、ノースリーブのトレンチコートとか、ジレ単体のスタイリング、ボロボロで風通しまくりのデニム、乳首が見えるくらいVゾーンの大きなリブニットなどの潔い単品コーデ。ノースリーブのサファリジャケット単品のスタイリングは無骨で、これもまた「マルジェラ」な世界観です。

そのあとは、「ジル サンダー(JIL SANDER)」の展示会を経て、「ファビアナ フィリッピ(FABIANA FILIPPI)」へ。手作業のぬくもりを大事にしていたブランドからモードに移行し過ぎてしまい、価格の高騰も重なり、ファンには混乱した方もいるようですね。それをやり切るか?改善するか?は判断が難しいところですが、「ファビアナ フィリッピ」は後者を選んだよう。とはいえ展示会ではまだまだモードなスタイルも多く、打ち出し方には若干の迷いが見え隠れします。

夕暮れのビーチ沿いを散歩するなら「ホーガン」で

木村:「ファビアナ フィリッピ」の後は、再び手分け。私は展示会周りです。「ホーガン(HOGAN)」の展示会場前に人だかり。「何事⁈」と思ったら、中国人セレブの檀健次の来場を待つファンたちで溢れ返っていました。ファンの愛情にあっぱれです。でもそれを抜きにしても会場は、大にぎわい。大同窓会みたいになってました。

コレクションは、イタリアのリビエラを着想源にビーチ沿いを歩くのにぴったりなシューズのラインアップでした。ビーチになじむあせたブルーのバレエシューズや、1986年に流行ったスニーカーの復刻も。真っ赤なスニーカーは、浜辺に埋もれている「コカ・コーラ」の缶をイメージしているそう。ファッションでも今季はレトロなムードが台頭していますが、「ホーガン」もどこか懐かしく、センチメンタルなムードがあります。夕暮れのどきのビーチ沿いを散歩する、そんなシーンに履きたいかも。

村上:私は、「モスキーノ(MOSCHINO)」へ。アードリアン・アピオラッザ(Adrian Appiolaza)がクリエイティブ・ディレクターに就任以降、リアルクローズの度合いを増しています。前任のジェレミー・スコット(Jeremy Scott)はコマーシャルピースのデザインに関心がなかったというから、ビジネスの体制は整いつつあるのかな。でも日本には今、売り場がないんです(悲)。
天井にはロープが貼られて洗濯物が並ぶ会場で発表したのは、まさに、洗濯機から取り出したような(⁉︎)アイテム。例えばファーストルックは、洗ったシーツを肩にかけて端っこ同士を結んだようなドレス。その後も洗剤のロゴを模したデザインをのせたセットアップや、縮んじゃったり伸びちゃったりのタンクトップのレイヤード、シューレースが絡まっちゃったドレスなど、相変わらずファニーな、でも「着られるかも、いや、着たいかも」なアイテムが続きます。スマイルマークにテンガロンハット、水玉のモチーフなど、創業者フランコ・モスキーノ(Franco Moschino)へのオマージュも忘れていません。

「アスファルトに咲く花になれ」
“ブラットグリーン“に染まった「GCDS」

木村:私が次に向かったのはイタリアの若者たちに人気の「GCDS」。会場には、今流行りの“ブラット・グリーン“を思わせる芝生が敷き詰められていました。予想通り、今回のコレクションのスタイルアイコンになったのは“ブラット“ムーブメントを生み出した歌手チャーリー・XCX(Charli XCX)のよう。“ブラット“現象について詳しくは下記の記事をご参照ください。

ショーは、チャーリーが「GCDS」のために制作したという曲をBGMに、鮮やかな“ブラット・グリーン“のルックでスタート。コレクションはとにかく超セクシー。深いVネックをこれでもか、というほど連発しました。イエローやオレンジといったエネルギッシュなカラーパレットのボディースーツやタイツ、キティーちゃんやバツマル君モチーフのキャッチーなブラを見せて着るミニドレスなど、肌は見せるか透けさせるかの2択が中心です。

クリエイティブ・ディいレクターのジュリアーノ・カルツァ(Giuliano Calza)は、今季のコレクションを「FLOWERS OF THE CONCRETE(コンクリートに咲く花)」と題しました。芝生の上を歩く“ブラット“なモデルたちを花に例えたのだと理解しました。「どんなに険しい現実でも、自分らしく着飾るんだ。周りの目なんか気にするな」。そんなメッセージが込められているよう。ショーが終わると「GCDS」の怖いもの知らずなアティチュードに来場者は大興奮の様子でした。

もはや攻撃的にも感じるパンチのあるコレクションは、若者たちのフラストレーションを代弁しているようにも感じます。会場の証券取引所正面には、中指を立てた巨大なパブリックアートの像があります。ショーを終えて会場を出た時、「あぁ、この像があるからこの場所にしたのね」と納得しました。

村上:その頃、私はほぼ1時間遅れの「モスキーノ」の会場がめちゃ遠く、「GCDS」は早々に諦めムード。木村さんに託し、一旦中心地に戻ってからタクシーで「エンポリオ アルマーニ(EMPORIO ARMANI)」に向かいましたが、今度は大渋滞で車が動かず!「GCDS」ショーもスキップしたのに、「エンポリオ アルマーニ」にさえ間に合わない可能性が浮上して焦り出しました。なにせ「GCDS」と「エンポリオ アルマーニ」は客層が違いすぎて、そんなに待ってくれなかった気配があったんです。

とはいえ、25分遅れくらいでショー会場に辿り着きましたが、案の定、宍戸城、オダギリジョーで、「エンポリオ アルマーニ」のショーはスタート(泣)。入り口には、間に合わなかったゲストまぁまぁ大勢です。互いを慰め合いながら、この日は終了。明日は、遅刻しないよう頑張ります!って思ってるけど、ミラノ市内ゼネストらしい。一体、どーなるのかな⁉︎

The post “マルジェラ期”の再解釈で「MM6」に感涙、潔い「マックスマーラ」に拍手も、終盤まさかの大失態 2025年春夏ミラノコレ日記Vol.3 appeared first on WWDJAPAN.

「シテン」と「オサジ」が限定コラボ 三角ポーチにネイルカラーなどをセットに

ユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)の「シテン(CITEN)」と敏感肌向けブランド「オサジ(OSAJI)」がコラボレーションし、限定コスメセット2種を発売する。9月27日にゾゾタウン(ZOZOTOWN)で先行発売し、10月4日に「シテン」全店舗とユナイテッドアローズ オンラインなどで一般発売する。

フラットポーチセットと立体ポーチセット

限定セットは、「シテン」のパデットキルティング素材のポーチに、「オサジ」のコスメを詰め合わせたもの。ポーチは「オサジ」の“アップリフト ネイルカラー”の美しい光沢感に合わせてメタリックカラーに仕上げ、「オサジ」のブランドロゴの“A”から着想を得たスペシャルデザインだ。

フラットポーチセット(各3960円)には、「オサジ」の“アップリフト ネイルカラー”1色とコラボのオリジナルステッカー、立体ポーチセット(各5940円)には、“アップリフト ネイルカラー”1色とコラボデザインの“リップゲル ユズミント”、“チューニング ハイドレイティング ローション”のパウチ2包、コラボオリジナルステッカーをそれぞれセットにした。

「シテン」は「FUTURE ESSENTIALS.」をブランドコンセプトに、“これからの良い服”について向き合い、長く、快適で、さまざまなライフスタイルにフィットするアイテムを提案。「オサジ」は健やかで美しい皮膚を保つためのライフスタイルを提案する敏感肌ブランド。敏感肌でも使えるスキンケアとメイクアップの他、ネイルやボディー、ヘアケア、フレグランスのアイテムをラインアップする。今回は、ともに“普遍的で本質的な価値観”を提案する両者によりコラボレーションが実現した。

The post 「シテン」と「オサジ」が限定コラボ 三角ポーチにネイルカラーなどをセットに appeared first on WWDJAPAN.

アーバンリサーチがエクスクルーシブな「ビルケンシュトック」の“ボストン”を発売

アーバンリサーチがエクスクルーシブな「ビルケンシュトック」の“ボストン”を発売

アーバンリサーチは、「ビルケンシュトック(BIRKENSTOCK)」の定番サンダル“ボストン”の限定モデルを発売した。

レギュラーフィットとナローフィットを用意し、価格はいずれも2万3100円。アッパーには、柔らかく肌触りの良いベロアレザーを用いる。

The post アーバンリサーチがエクスクルーシブな「ビルケンシュトック」の“ボストン”を発売 appeared first on WWDJAPAN.

【スナップ】「マルニ」ゲストに学ぶ “クワイエット“に映えるポップなアクセ使い

「マルニ(MARNI)」は、ミラノで2025年春夏コレクションを現地時間9月17日に発表した。華やかな色使いを得意とする同ブランドだが、来場者は“クワイエット・ラグジュアリー“のスタイルが主流だった。

カラーは、パウダーカラーの優しい色彩が中心。モチーフも例年よりは控えめで、手描きペイント風や、ストライプとボーダーの組み合わせ、パターンと単色でまとめるなど、落ち着いたスタイルが今の気分のようだ。一方で、アクセサリーには個性が光る。シューズやサングラスでビビッドなカラーを取り入れたり、フェザーの巨大なバッグやスパンコールのクラッチバッグを抱えたりと、“クワイエット“なウエアにはアクセサリーを主役にして個性を出した。

The post 【スナップ】「マルニ」ゲストに学ぶ “クワイエット“に映えるポップなアクセ使い appeared first on WWDJAPAN.

「ボッテガ・ヴェネタ」の精巧、でも“ほっこり”するバッグ&シューズ、アクセサリー42連発

「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」の2025年春夏コレクションでは、「素材の魔術師」と呼ばれるマチュー・ブレイジー(Matthieu Blazy)のクリエイティビティと、ブランドのクラフツマンシップが融合した、工芸品のようなバッグ&シューズが勢揃いした。

ユニークなのは、レジ袋をレザーのバッチワークで再現したミニバッグ。本来なら使い捨てるものの価値を昇華した。イチゴやオレンジなどの果物も、イントレチャートを駆使してバッグに仕上げている。バッグには、マチューの子ども心をそのままレザーで描いたものも登場。そもそもイントレチャートは、複数の色、柄、素材を組み合わせ、進化が止まらない。

多用したのは、ウサギとカエルのモチーフだ。ウサギはレジ袋を彩ったほか、ベルトのバックルとして姿を現した。ブローチのカエルは、手足の関節が動く精巧さ。スエードの包み紙でイントレチャートの花束を包んだブーケなど、アクセサリーでも童心を思い起こさせる、ほのぼのしたムードが溢れている。

The post 「ボッテガ・ヴェネタ」の精巧、でも“ほっこり”するバッグ&シューズ、アクセサリー42連発 appeared first on WWDJAPAN.

俳優の江口のりこがビジュアルに登場 「ビオトープ」から「クリスタセヤ」別注デニム

ジュンが運営するセレクトショップのビオトープ(BIOTOP)は9月28日、「クリスタセヤ(CRISTASEYA)」に別注したデニムジャケット(22万5500円)を発売する。白金台店、大阪店、福岡店で販売する。

「クリスタセヤ」はクリスティーナ・カシーニ(Cristina Casini)を中心としたイタリアを拠点とするデザインチーム。流行にとらわれない独自のスタイルのアイテムを展開している。


“オーバーサイズド ブルゾン ウィズ レザー パッチ”

本アイテムには、「クリスタセヤ」のブルゾンの型と襟元のラム革をベースに、経年変化を楽しめるブラックデニム素材を採用した。ブラックレザーと張りのあるブラックデニムの異素材を使用することで、モダン雰囲気に仕上げた。

俳優江口のりこ

ビジュアルモデルには俳優の江口のりこを起用。凛とした佇まいと表情を、フォトグラファーの熊谷勇樹が撮り下ろした。

The post 俳優の江口のりこがビジュアルに登場 「ビオトープ」から「クリスタセヤ」別注デニム appeared first on WWDJAPAN.

“LVの秋”、帽子も着替えよう! 「ルイ・ヴィトン」からモノクロームな提案

“LVの秋”、帽子も着替えよう! 「ルイ・ヴィトン」からモノクロームな提案

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、新作メンズコレクション“LV フォール(LV FALL)”から帽子を発売した。

ベースボールキャップの“キャップ・オンリー LV”が6万8200円、ウール100%のニット帽“ビーニー・オンリー LV”が6万6000円で、いずれもフロントにLV イニシャルを刺しゅうする。

同コレクションはほかにマフラーやネックレス、ブレスレットなどもラインアップする。

The post “LVの秋”、帽子も着替えよう! 「ルイ・ヴィトン」からモノクロームな提案 appeared first on WWDJAPAN.

ゴルチエ、クチュールのゲストデザイナーにルドヴィック・デ・サン・サーナンを招へい

「ルドヴィック デ サン サーナン(LUDOVIC DE SAINT SERNIN)」を率いるルドヴィック・デ・サン・サーナンは、ジャンポール・ゴルチエ(Jean Paul Gaultier)のゲストデザイナーとして、来年1月に2025年春夏オートクチュール・コレクションを披露する。

デ・サン・サーナンは、ベルギー・ブリュッセルで生まれ、フランス・パリで育った。デュペレ応用美術学校(l’ESAA Duperre)を卒業後、「バルマン(BALMAIN)」などでキャリアを積み、17年に自身の名を冠したブランドを設立。18年には「LVMHプライズ」のファイナリストにも選出された。編み上げディテールを施したブリーフやパンツ、シアー素材やカットアウトを駆使したアイテムなど、官能的でジェンダーフリュイドなクリエイションを持ち味としている。22年12月に「アン ドゥムルメステール(ANN DEMEULEMEESTER)」のクリエイティブ・ディレクターに就任し、23-24年秋冬パリ・ファッション・ウイークでデビューコレクションを披露したものの、わずか1シーズンで退任した。

これまでのゲストデザイナーは?

ゴルチエは20年1月に、20年春夏オートクチュール・コレクションのショーが「私の最後のものとなる」と発表。同年3月、今後はゲストデザイナーを招いてオートクチュールを披露することを明らかにし、その第1弾として「サカイ(SACAI)」の阿部千登勢デザイナーを抜擢した。22年1月には、第2弾として「ディーゼル(DIESEL)」および「Y/プロジェクト(Y/PROJECT)」(当時。24年9月に退任)のクリエイティブ・ディレクター、グレン・マーティンス(Glenn Martens)を迎えた。その後も、オリヴィエ・ルスタン(Olivier Rousteing)「バルマン」クリエイティブ・ディレクター、ハイダー・アッカーマン(Haider Ackermann)、ジュリアン・ドッセーナ(Julien Dossena)「ラバンヌ(RABANNE)」クリエイティブ・ディレクター、シモーン・ロシャ(Simone Rocha)「シモーン ロシャ(SIMONE ROCHA)」創業デザイナー、ニコラス・ディ・フェリーチェ(Nicolas Di Felice)「クレージュ(COURREGES)」クリエイティブ・ディレクターを招へいし、今回で8人目となる。

The post ゴルチエ、クチュールのゲストデザイナーにルドヴィック・デ・サン・サーナンを招へい appeared first on WWDJAPAN.

「ナイキ」とNIGO®が初コラボ 第1弾は“エア フォース 3”とアパレルコレクション

「ナイキ(NIKE)」は、NIGO®と初コラボレーションによる第1弾となる限定版の“エア フォース 3”(2万3760円)とアパレルコレクションを9月28日に東京の「オツモプラザ」、「ヒューマンメイド(HUMAN MADE)」の公式サイト、ニューヨークでの“I Know Nigo 2”ポップアップ限定で、10月4日に「SNKRS」と「ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)」で発売する。

“ナイキ × NIGO エア フォース 3”

“ナイキ × NIGO エア フォース 3”は、無骨で大胆なシルエットを生かしつつ、NIGO®が若いころに好きだったテレビ番組に影響を受けたカラーリング。本革、テキスタイル、エンボスレザーをミックスしたプレミアムなアッパーと、オリジナルの“AF3”と同じミッドソールフォームラバーアウトソールを組み合わせている。シュータンとヒールには、オリジナルのスニーカーとNIGO®が影響を受けたカルチャーに敬意を表するグラフィックがあしらわれている。

カスタムボックスには最初に展開するカラーのインスピレーションと、今後展開するフットウェアやアパレルのヒントが隠されており、箱の中には最初に展開するカラーにちなんだプレミアムなパッチとピンが同梱されている。

NIGO®は「ナイキには本当にたくさんの名作があります。“AF3”は隠れた名作で、当時私も大好きでした。今回ナイキとの初めてのコラボレーションで、その素晴らしさをもう一度紹介したいと思いました」とコメントする。

アパレルコレクション

アパレルコレクションでは、NIGO®が好きな日本のアニメの色合いを取り入れたバーシティ ジャケットやフーディ、どんなルックにも合わせやすいクラシックなTシャツなどを展開する。バーシティ ジャケットにはチェーンステッチの刺しゅう、特製のエンボススナップ、3層構造のベロア調のパッチと“ナイキ×NIGO”のキルトのライナーが用いられている。

NIGO®は今後の展開について、「ナイキとのパートナーシップを決めた時、ナイキの本社を訪れてアーカイブやラボ、そこで働くチームからたくさんのインスピレーションをもらいました。私が見たものすべてが今回のプロジェクトに大きな影響を与えています。これからたくさんのものを展開していくので、ナイキとNIGO®のプロジェクトを楽しみにしてほしいです。⻑くエキサイティングな取り組みは始まったばかりです」と述べる。

The post 「ナイキ」とNIGO®が初コラボ 第1弾は“エア フォース 3”とアパレルコレクション appeared first on WWDJAPAN.

【スナップ】独走のロンドンストリート 色柄ラッシュで個性大渋滞の2025年春夏

2025年春夏シーズンのロンドン・ファッション・ウイークが、現地時間9月12〜17日に開催された。ランウエイにはヴィクトリア調からY2K、グランジ、サヴィル・ロウ仕込みのテーラリングと多様なスタイルが登場した。

多様なスタイルと呼応するように、各会場周辺でも独自路線を貫く来場者で溢れた。枠にとらわれない自由なスタイリングと色使い、意表をつくミックス&マッチで、ロンドンでは“トレンドを追わない“がトレンドのようだ。足元は、ミュールやパンプス、ワークブーツが人気だった。

The post 【スナップ】独走のロンドンストリート 色柄ラッシュで個性大渋滞の2025年春夏 appeared first on WWDJAPAN.

【スナップ】独走のロンドンストリート 色柄ラッシュで個性大渋滞の2025年春夏

2025年春夏シーズンのロンドン・ファッション・ウイークが、現地時間9月12〜17日に開催された。ランウエイにはヴィクトリア調からY2K、グランジ、サヴィル・ロウ仕込みのテーラリングと多様なスタイルが登場した。

多様なスタイルと呼応するように、各会場周辺でも独自路線を貫く来場者で溢れた。枠にとらわれない自由なスタイリングと色使い、意表をつくミックス&マッチで、ロンドンでは“トレンドを追わない“がトレンドのようだ。足元は、ミュールやパンプス、ワークブーツが人気だった。

The post 【スナップ】独走のロンドンストリート 色柄ラッシュで個性大渋滞の2025年春夏 appeared first on WWDJAPAN.

パーソナライズビューティケアブランド「フジミ」がコーンクリーム味のプロテインを発売 1人1人に必要な栄養成分をカスタマイズして配合

ポーラ・オルビスグループのトリコが運営するパーソナライズビューティケアブランド「フジミ(FUJIMI)」は9月24日、“パーソナライズプロテイン”シリーズから“コーンクリーム”味(30g×30袋、1万3824円/定期購入で9698円)を発売する。

「フジミ」のプロテイン利用者を対象に実施したアンケート調査によると、4割以上が「冬に冷たいプロテインを飲みにくいと感じたことがある」と回答。さらにヒアリングを進める中で、「温かいスープでタンパク質を摂取したい」というニーズをキャッチした。

“パーソナライズプロテイン コーンクリーム”は、お湯で簡単に溶けるのはもちろんのこと、冷製スープとしてもおいしく飲めるように、1年以上の歳月をかけて開発した。素材そのものの風味を引き出し、スイートコーンの甘味が溶け込んだコク深い味わいと、とろりとした食感が特徴。1杯当たり約17gのタンパク質と、パーソナライズ分析を基にセレクトした栄養成分を摂取できる。

全国のショッピングモールで試飲イベントを開催

発売を記念して、関東・関西・東海のショッピングモールで無料の試飲イベントを開催する。プロテインを試飲の上、パーソナライズ分析を試すと、プロテインを1袋プレゼントする。またその場でプロテインを購入すると、“パーソナライズフェイスマスク”を1枚プレゼントする。

「フジミ」とは

「フジミ」は、2018年に誕生したパーソナライズビューティケアブランド。サプリメントやフェイスマスク、プロテイン、スキンケアなどをパーソナライズ製法にこだわって製造する。プロテインは、独自のパーソナライズ分析から、1人1人の体状態とライフスタイルに基づいて必要な栄養成分を豊富に配合。リッチストロベリーミルクとエクストラ抹茶ミルク、ロイヤルミルクティー、ダブルカカオ、トロピカルVC、コーンクリームの6種をそろえる。

The post パーソナライズビューティケアブランド「フジミ」がコーンクリーム味のプロテインを発売 1人1人に必要な栄養成分をカスタマイズして配合 appeared first on WWDJAPAN.

パーソナライズビューティケアブランド「フジミ」がコーンクリーム味のプロテインを発売 1人1人に必要な栄養成分をカスタマイズして配合

ポーラ・オルビスグループのトリコが運営するパーソナライズビューティケアブランド「フジミ(FUJIMI)」は9月24日、“パーソナライズプロテイン”シリーズから“コーンクリーム”味(30g×30袋、1万3824円/定期購入で9698円)を発売する。

「フジミ」のプロテイン利用者を対象に実施したアンケート調査によると、4割以上が「冬に冷たいプロテインを飲みにくいと感じたことがある」と回答。さらにヒアリングを進める中で、「温かいスープでタンパク質を摂取したい」というニーズをキャッチした。

“パーソナライズプロテイン コーンクリーム”は、お湯で簡単に溶けるのはもちろんのこと、冷製スープとしてもおいしく飲めるように、1年以上の歳月をかけて開発した。素材そのものの風味を引き出し、スイートコーンの甘味が溶け込んだコク深い味わいと、とろりとした食感が特徴。1杯当たり約17gのタンパク質と、パーソナライズ分析を基にセレクトした栄養成分を摂取できる。

全国のショッピングモールで試飲イベントを開催

発売を記念して、関東・関西・東海のショッピングモールで無料の試飲イベントを開催する。プロテインを試飲の上、パーソナライズ分析を試すと、プロテインを1袋プレゼントする。またその場でプロテインを購入すると、“パーソナライズフェイスマスク”を1枚プレゼントする。

「フジミ」とは

「フジミ」は、2018年に誕生したパーソナライズビューティケアブランド。サプリメントやフェイスマスク、プロテイン、スキンケアなどをパーソナライズ製法にこだわって製造する。プロテインは、独自のパーソナライズ分析から、1人1人の体状態とライフスタイルに基づいて必要な栄養成分を豊富に配合。リッチストロベリーミルクとエクストラ抹茶ミルク、ロイヤルミルクティー、ダブルカカオ、トロピカルVC、コーンクリームの6種をそろえる。

The post パーソナライズビューティケアブランド「フジミ」がコーンクリーム味のプロテインを発売 1人1人に必要な栄養成分をカスタマイズして配合 appeared first on WWDJAPAN.

ミラノベストの「ボッテガ・ヴェネタ」 無邪気な子どもの冒険心をノアの方舟に乗せて

「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」は、ファッションと工芸、そしてアートを融合しながら、日常生活も冒険に変えてしまう子どもの空想の世界を描いた。子どもの空想に際限がないように、「ボッテガ・ヴェネタ」のクラフツマンシップも限界知らず。圧巻の手仕事を、時には遊び心を交えながらエフォートレスに洋服やバッグ&シューズに変換するマチュー・ブレイジー(Matthieu Blazy)のクリエイションは、今回のミラノ・コレクションのベストだ。

コレクションは、オーバーサイズどころか、ブカブカのジャケットを主役とするオフィススタイルで幕を開けた。ブカブカのジャケットは、子どもが背伸びをして、大人の洋服を着てみた雰囲気。そこにウィメンズでは、半身がパンツ、もう半身がスカートというボトムスを合わせる。手には、安っぽいレジ袋をポリエステルにレザーのパッチワークで模したバッグを持つ。いずれも、子どもの無邪気な発想を形にしたものだろう。マチューが思い描く子どもたちの世界では、大人も無邪気だ。グレーのジャケットに白黒のストライプ、そこにレザーのネクタイでタイドアップした男性は、子どもが背負うウサギ柄のピンクのリュックサックを背負う。ウサギは、カエルと並んで今シーズンのキーモチーフ。2種類の動物は、バッグに描かれたり、たっぷりの布を用いた洋服にブローチのようにあしらい、マチューらしい、布の動きを感じさせるスタイル作りに一役買った。

会場には、レザーで作ったゾウやニワトリ、キツネやイヌなど、15種類の動物のカバーを被せたビーズのクッションを並べた。ゲストの数は460人強というから、ショー会場には460頭もの動物と、それ以上の人間がいたことになる。マチューはノアの方舟もイメージし、動物と人間が試練や困難に立ち向かいながらも、調和して暮らすユートピアも思い描いた。子どもの純心は、こうしたユートピアに欠かせないものなのだろう。ショーには時折、動物のウサギの毛並み思わせるフィルクッペや、もっと獰猛な動物を彷彿とするハサミを入れたレザーのコートなども登場。シワを寄せたビジネスウエアは、子どもの無邪気さの象徴か?それとも洪水を方舟で乗り越えた大人たちの姿なのだろうか?

「素材の魔術師」と呼ばれるマチューの才能と、洋服のまだ見ぬ可能性を信じるケリングのアティチュードは、洋服を次の次元へと押し上げる。総スパンコールに見えるドレスは、光沢ある塗料を吹き付けたレザーに少しずつハサミを入れ、無数の突起作って生み出したもの。リネンのニットとセットアップに見えるスカートは、シルクの紐をニットのように編み、グラデーションで染めたものだ。もちろん、従来通りコットンに見えるレザーや、イントレチャートが有名なブランドゆえのジャカードも多用。これまでより装飾少ない実用性も兼ね備えたコレクションながら、見るものを飽きさせない。

マチューは、「私たちは、優しく愛らしいものの中に、力強さを見出すことができるだろうか?大胆不敵な魅力に、厳格な正確さをぶつけることは可能だろうか?あなたの中にある子ども心は、何を望むのだろう?私は今一度、ファッションの持つ根源的な魅力を、そして見ること、発見すること、装うことの喜びといった思春期の心躍る感覚を味わいたい。WOW!という驚きや喜びに満ちた力だ」と話す。「ボッテガ・ヴェネタ」を含むケリングのブランド群は現在、営業利益を大きく落とすなど、ある意味転換期を迎えている。マチューの、子どものように無邪気に洋服の未来にワクワクする気持ちと、このブランドならではの圧倒的なクラフツマンシップが状況を好転させる契機になることを願ってやまない。

The post ミラノベストの「ボッテガ・ヴェネタ」 無邪気な子どもの冒険心をノアの方舟に乗せて appeared first on WWDJAPAN.

「服フェス」が10月12、13日に開催 「ファッション界の『フジロック』目指す!」

ファッションユーチューバーのハズムが代表を務めるDANは10月12、13日の2日間、東京・渋谷のスペース・エッジで物販イベント「服フェス2024」を催す。

チャンネル登録者数130万人超のアバンティーズのツリメや、クリエリティブユニットのザモンゴリアンチョップス、セレクトショップのシルバーアンドゴールドやロイター、古着店のディグディグなど、北海道、大阪、福岡などから22ブースが出店する。ロサンゼルス発のファストファッションブランド「サイダー(CIDER)」も参加し、眼鏡やアクセサリーの専門店もある。

「服フェス」は“服好きの服好きによる服好きのための祭典”をうたい、今回が5回目の開催。ハズムは、「今年は初めてスナックブースを構える。買って終わりではなく、来場した服好き同士の交流を促す狙いだ。一日中楽しめる、ファッションイベント界の『フジロック』を目指す!」と話す。

■服フェス2024
日程:10月12、13日
時間:11:00~19:00
場所:スペース・エッジ
住所:東京都渋谷区渋谷3-26-17
入場料:無料

PHOTOS : SHIMPEI SUZUKI

The post 「服フェス」が10月12、13日に開催 「ファッション界の『フジロック』目指す!」 appeared first on WWDJAPAN.

「フリッツ・ハンセン」と「フラグメント」が2年ぶり2度目のコラボ 名作“アリンコチェア”がベース

デンマーク発のインテリアブランド「フリッツ・ハンセン(FRITZ HANSEN)」は、藤原ヒロシが率いる「フラグメント デザイン(FRAGMENT DESIGN)」とコラボレーションしたチェア“ア スツール フォー ギタリスト(A STOOL FOR GUITARISTS)”を10月24日に発売する。価格は7万9000円で、200脚限定。購入には、特設サイトでの事前抽選販売に申し込む必要がある。

両者のコラボは、「フリッツ・ハンセン」の創業150周年を記念して2022年に実現した初コラボ以来2年ぶり2度目だ。今回は、巨匠アルネ・ヤコブセン(Arne Jacobsen)がデザインした名作チェア“アリンコチェア(THE ANT)”をベースに、ギタリストのための椅子というコンセプトに基づき制作。全体にハイグロス塗装を施すことで、ギターのボディを彷ふつとさせる高光沢のブラックに仕上げ、ギターの演奏時のバランスを考慮し、高さをオリジナルの“アリンコチェア”より2cm高い46cmに設計している。また、背面にプロダクト名でもある“A STOOL FOR GUITARISTS”を白文字でプリントしているほか、後方の左足には“The Classic / Fritz Hansen : Fragment”をレーザー刻印している。

今回のコラボについて、藤原氏は「“アリンコチェア”は、昔ダイニングで愛用していた椅子。『フリッツ・ハンセン』の家具は、クラシックでありながら実用的でもある。 完成されたデザインをベースに、僕の考えるクラシックを更新していく作業を楽しんだ。本作は、傷がついてもその魅力が増すような、そんな椅子に仕上がっていると思う」と述べている。

The post 「フリッツ・ハンセン」と「フラグメント」が2年ぶり2度目のコラボ 名作“アリンコチェア”がベース appeared first on WWDJAPAN.

「ブリオーニ」から5作目のオードパルファムが登場 “マスキュリンエレガンスの極み”を表現

イタリア紳士服の「ブリオーニ(BRIONI)」は9月25日、オードパルファムコレクション5作目となる“スアーブ”(60mL、1万5400円/100mL、2万2000円)を発売する。クラシックな建築とモダンなデザインが融合した自宅の中心にある静けさを体現した。直営店と一部小売店、百貨店、公式ECで取り扱う。また、18日から伊勢丹新宿店メンズ館で先行販売している。

デザイン・ディレクターのノルベルト・スタンフル(Norbert Stumpfl)は、「“スアーブ”は、心の豊かさと精神的な充足感をもたらす。心地良い静寂の中に精神の安らぎを見出し、地に足をつけて元気を取り戻すような、家庭的な温かさに満たされる香り」と表現する。技術的ノウハウと熟練の職人技、洗練さ、滑らかさ、香りの持続力を絶妙なバランスで組み合わせた。

香りは、ブランド初のシグネチャーフレグランスの調香を担い、4作を完成させたミシェル・アルメラック(Michel Almairac)と、彼の息子で調香師のロマン・アルメラック(Romain Almairac)、著名な調香師のジェローム・エピネット(Jerome Epinette)が協業した。エピネットによるソルティレザーアコードを出発点に、ロマン・アルメラックがメゾンの特徴であるエレガンスと洗練さを加え、マスターパフューマーのミシェル・アルメラックが全体の構成を整えて深みと魅力を与えた。

ファーストノートは、ピリッとしたタンジェリンの弾けるアロマが五感を目覚めさせる。そこにピンクペッパーとカルダモンが柔らかく繊細な温もりを吹き込む。ミドルノートは、大地を感じさせるベチバーの深いシンフォニーに、リッチで温かみのあるハンドクラフトレザーがエレガントに調和する。ラストノートは、柔らかなサンダルウッドとソルティアンバーが絡み合い、落ち着きと癒やしを与える。

真のスタイルやエレガンスの本質を表現したボトル

光を反射するようにカットしたガラスボトルはセピアラッカー仕上げで、温かみのある雰囲気を演出する。また、メゾンのシグネチャーであるフレグランスラインのすっきりとしたスクエアシルエットを再現し、真のスタイルやエレガンスの本質を表現。「ブリオーニ」のビスポークスーツの内側に縫い付けるラベルに着想を得たブラックサテンのラベルをあしらい、ゴールドのクロスステッチのモチーフで縁取った。再生ガラスを15%使用し、装飾には水性原料を使用。製造工程ではガラスの無駄を一切発生させず、使用後の水は完全に浄化する。外箱は、FSC認証を取得している。

サステナブルで責任ある高品質な原料を採用

“スアーブ”は、サステナブルな方法で調達したタンジェリンやピンクペッパー、カルダモンなどの天然由来原料と、再生可能な人口香料をブレンドしている。また、天然かつビーガンで、ビートルートや小麦などの農産物を原料としてフランス国内で製造したアルコールを使用。調合はパリで行い、コンセントレートはグラースで製造している。

「ブリオーニ」とは

「ブリオーニ」は、1945年にローマで誕生した紳士服ブランド。サルトリアのノウハウと卓越した素材、エフォートレスなモダンエレガンスを追求し、独自のビスポークサービスのほか、フォーマルウエアからレジャーウエアまで、メイド・イン・イタリーを象徴する高品質の既製服やレザーグッズ、シューズ、アクセサリー、フレグランスを提供する。フレグランスのクリエーションと世界での流通は、ラリックグループとライセンス契約を結んでいる。

The post 「ブリオーニ」から5作目のオードパルファムが登場 “マスキュリンエレガンスの極み”を表現 appeared first on WWDJAPAN.

aespaの快進撃を支えるクリエイターが作る「aespaらしいけれどaespaらしくない」 連載:ポップスター・トレンド考察

文筆家・つやちゃんがファッション&ビューティのトレンドをポップスターから紐解いていく本連載。第4回は、2020年11月にデビューした、カリナ(KARINA)、ジゼル(GISELLE)、ウィンター(WINTER)、ニンニン(NINGNING)による4人組のK-POPガールズグループ「aespa(エスパ)」をピックアップし、そのビジュアル面について紹介していく。

昨年後半から今年の初頭にかけて、後続のK-POPガールズグループが次々とデビューしブレイクする中で、aespaはやや劣勢に立たされていたかもしれない。所属するSMエンタテイメントの経営面に関するゴタゴタやメンバーのプライベートに対する中国ファンダムの反旗など、音楽活動以外の面で度重なる障壁が立ちはだかったことで、爆発的な勢いがやや減速していた感が否めなかった。事務所は今年の第4四半期に新人ガールズグループのデビューを予定しており、aespaに投資するリソースが減少するのではという懸念がファンの中で拡大してもおかしくない状況だった。

一方でシーンではNewJeans(ニュージーンズ)が第4世代の顔となり、第5世代ではILLIT(アイリット)が「You, you, you, you, like it's magnetic……」とSNSを席巻。一部ではガールクラッシュ系の終焉もささやかれ、ヘルシーでイージーリスニングな時代が到来したという意見もあった。そうでなかったとしても、BABYMONSTER(ベイビーモンスター)やKISS OF LIFE(キスオブライフ)などエッジの立った新たなグループが頭角を現し、K-POPの勢力図が大々的な変動を余儀なくされていたことは間違いない。

ところが、今年の夏以降、aespaが再びの快進撃でK-POPの常識を覆している。シングル「Supernova」が初動からパーフェクトオールキル(韓国のリアルタイム、デイリー、ウイークリーの主要チャート全てで同時に1位を記録すること)を達成。さらにGenieミュージックのデイリーチャートやMelonウイークリーチャートで長期間1位を奪取、NewJeansの「Ditto」やBTSの「Dynamite」の記録を破り、歴史的なヒットとなっているのだ。正直なところ、この展開は予想していなかったという人も多いだろう。そもそもここに来て初のフルアルバム「Armageddon」をリリースしたこと自体が驚きであったし、ここまでプロモーションにコミットするとは考えていなかった、というのが大方の意見ではないか。加えて、日本デビューに対する本気度は目を見張るものがあった。正式なデビュー曲となった7月リリースの「Hot Mess」は、ジャパン・カルチャーをふんだんに取り入れた世界観と日本語をユニークに駆使した楽曲で高いクオリティーを誇示。THE FIRST TAKEへの出演や、海外女性歌手で史上初となる2年連続の東京ドーム公演を実現させるなど、怒涛の攻勢を仕掛けている。東京ドーム公演については、デビューから2年9カ月での実現という史上最速記録がNewJeansによって更新されたばかりだったので、新たな記録を打ち立てるという意地が事務所側からも見て取れる。SMエンタテイメントは、まだまだaespaを諦めるどころか、構想を描くIP拡張ロードマップ「SM3.0」の基幹アーティストとして中心に位置づけているに違いない。

aespaを支えるクリエイターチーム

さて、そういった最近のaespaの圧倒的な快進撃を支えている要因の一つに、ビジュアル面のクリエイティブがあることは言うまでもないだろう。デビュー当初から先進的な世界観が注目を集めていたグループではあったものの、2023年5月にリリースした3rdミニアルバム「MY WORLD」においてY2Kルックを全力でやり切ったあたりで、一旦考えられる手の内は出尽くしたような印象があった。aespaはどこへ行く?メタバースに回帰するのか、それともリアルの世界にとどまるのか——次の動向に注目が集まる中、4thミニアルバム「Drama」や1stフルアルバム「Armageddon」で、より先鋭的なビジュアルを生み出し新たなイメージを開拓することに成功した。「aespaらしいけれどaespaらしくない」という絶妙な新鮮さが感じられる世界観だが、そこで大きな貢献を果たしているのが衣装のスタイリングだ。

実は、aespaのビジュアルチームはそのタイミングで新たな専属スタイリストを投入している。その名は、Anna Park(アンナ・パーク)。BIGBANG(ビッグバン)や2NE1(トゥエニィワン)といったYGエンターテインメント系列のクールなスタイルに影響を受けてきたという彼女は、もともとCL(シーエル)やZICO(ジコ)などヒップホップのアーティストを手がけるスタイリストで、特にラッパーのSik-K(シックケイ)とは親しい仲だ。同時に活動の幅を広げ、Red Velvet(レッド・ベルベット)やIVE(アイブ)からSo!YoON!(ソユン)、Kim Yuna(キム・ユナ)に至るまで、多くのアーティストの衣装をコーディネートしてきた。彼女の魅力の一つは、大胆なリメイク・アレンジの手腕だろう。世界観の実現のために既製服をカットし作り変えていくが、その結果、既存のイメージからやや逸脱するような微妙な違和感を創出し、「aespaらしいけれどaespaらしくない」という針の穴を通すようなフレッシュなプレゼンテーションに成功したのだ。例えば、KBS WORLD TVの「Drama」のパフォーマンスででカリナが試した、「ジャンポール・ゴルチエ(JEAN PAUL GAULTIER)」と「ノウルズ(KNWLS)」がコラボしたファージャケットの袖を切り落としアームウォーマーに作り変えたワーク。ニンニンにも、同ブランドのセーターをカットしアレンジを加えたものをスタイリングしている。

他の作品においても、違和感のあるテイストを取り入れながら、不完全な美しさを目指すようなタッチは貫かれている。「Armageddon」では、ニンニンに施した「ルイ(RUI)」のカットアウトジャンプスーツ(をトップスとして着たルック)がインパクト大だった。


「Supernova」では、ウィンターが着用した「シュガースリルズ(SUGAR THRILLZ)」のピンクスカート、ニンニン着用の「ナミリア(NAMILLA)」のトランスフォーマーグローブ、さらにジゼルがまとった「アニヤ レコード(ANIYE RECORDS)」のウエストチェーンなどが際立っていた。使用しているブランドは国もテイストもバラバラだが、どこか共通点も見いだせる。いわゆるECサイト「ドールズキル(Dolls Kill)」系を中心に、キュート+エッジィ+グラムなアイテムを多用し既存の女性像を更新していくようなイメージ、と言えばよいだろうか。他にもAnna Parkが使うアイテムは、「シュシュ/トング(SHUSHU/TONG)」や「キムシュイ(KIM SHUI)」といったブランドも含めて、メンバーのフィジカルを材料に“強さ”へと昇華するスタンスが頻出する。アバターを駆使するメタバースグループという設定ながら、生身の身体の力強さを中心に置いている点が興味深い。

ただ、「Armageddon」では、バーチャルなaespa像と生身の身体を融合させていくような試みも見られた。人体の流動性を表現したかのような「リック・オウエンス(RICK OWENS)」使いのスタイリングは素晴らしく、メイクアップアーティストのJo Eun Bee、ヘアスタイリストのYoon Seoha、ネイルアーティストのSumee Wooも含めた「Armageddon」時のスタイリストチームは、aespaのみならずSMエンタテイメントのビジュアルクリエイティブ史上においても最高傑作の布陣の一つに数えられるのではないだろうか。


もちろん、Anna Parkの他にも現体制のaespaはさまざまな優れたスタイリストとバラエティーに富んだ作品を作り上げている。日本デビュー曲「Hot Mess」ではスタイリストにWoo Min Leeがクレジットされているが、引き続き「ドールズキル」系のアイテムが勢ぞろいだった。ニンニンの「エルフリック エデン(AELFRIC EDEN)」のぬいぐるみトートや「フィアス(CFIERCE)」のレッグウォーマー、カリナの「サンセットパーク(SUNSET PARK)」のウサギのパールチョーカーに「セイモオンド(SAMO ONDOH)」のバックパックなど、原宿カルチャーを取り入れたカラフルな遊び心がいっぱい。才能あるスタイリストとともに驚きの世界観を創造し続けるaespaは、次の10月21日カムバックの際には、どのような夢を生み出すのだろう? その際には、ぜひスタイリストの手腕にも注目したい。

The post aespaの快進撃を支えるクリエイターが作る「aespaらしいけれどaespaらしくない」 連載:ポップスター・トレンド考察 appeared first on WWDJAPAN.

「グラウンド ワイ」×「ニューエラ」の2024-25年秋冬コレクションが発売 全6型を用意

ヨウジヤマモトの「グラウンド ワイ(GROUND Y)」は、「ニューエラ(NEW ERA)」とコラボレーションした2024-25年秋冬コレクションを9月27日に発売する。公式オンラインストア「ザ ショップ ヨウジヤマモト(THE SHOP YOHJI YAMAMOTO)」をはじめ、ラフォーレ原宿や渋谷パルコ内の直営店などでも取り扱う。

今季は、両者のコラボでは初となるフェイクシープボア素材を使用したブルゾンをはじめ、スエード調の起毛素材によるフーディーとパンツのセットアップ、キャップ、カフニット、27Lの収納力を備えたバックパック“ライトパック”の全6型を用意。どれも「グラウンド ワイ」らしいブラックを基調とし、キャップとカフニットはオフホワイトもそろえる。価格は、ブルゾンが3万9600円、フーディーが2万9700円、パンツが2万6400円、キャップが9350円、カフニットが8800円、“ライトパック”が2万2000円だ。

The post 「グラウンド ワイ」×「ニューエラ」の2024-25年秋冬コレクションが発売 全6型を用意 appeared first on WWDJAPAN.

「ラコステ」が小木“Poggy”基史と協業 “ネクタイに合わせる”限定ポロシャツ

「ラコステ(LACOSTE)」は9月27日、“ラコステ ポロシャツ ラボラトリー”と題し、ファッションキュレーターの小木“Poggy”基史と協業した、ポロシャツを数量限定発売する。価格は2万7500円。「ラコステ」原宿店でのみ取り扱う。

第1弾はPoggyとタッグ
ネクタイに合わせるポロシャツ

“ラコステ ポロシャツ ラボラトリー”は、同ブランドを代表するポロシャツを、さまざまなクリエーターと協業し、生まれ変わらせる取り組み。第1弾となる今回は、小木“Poggy”基史が考案した、“ポロシャツにネクタイを合わせる”をテーマに制作。ポロシャツは、台襟部分をあしらい、ガーメントダイで染色加工、ブラックとベージュはワニの刺しゅうパッチにも染色を施した。また同氏がいつも着用しているネックレスがボタンを外した場合にのみ見えるよう襟口にもこだわった。イメージビジュアルは、創業者ルネ・ラコステ(Rene Lacoste)の写真をオマージュしている。

小木“Poggy”基史は、「今まで、『ラコステ』のポロシャツはビンテージも含め“L.12.12”のみを着用してきた。今回、“理想のポロシャツ”を作りましょうという話を聞いたときに、まずは、ネクタイを付けることができるポロシャツを作りたいと考えた。さらに、今まで“L.12.12”を着用しているときに、自分のスタイルに合わせるという視点でいくつか気になるポイントがあったので、それを解消できるようなポロシャツを作りたいと思った」とし、「ポロシャツ&ネクタイはもちろん、カジュアルにデニムなどにも合わせやすいと思う。ダメージ加工になっているので、クリーンなボトムスと合わせて、そのコントラストを楽しんでもらってもいいかもしれない」と語っている。

The post 「ラコステ」が小木“Poggy”基史と協業 “ネクタイに合わせる”限定ポロシャツ appeared first on WWDJAPAN.

「サボン」の高島屋大阪店がリニューアルオープン 西日本初のフラワーギフト販売も

「サボン(SABON)」は10月10日、高島屋大阪店をリニューアルオープンする。リニューアルを記念し、東京・中目黒のフラッグシップストア“サボン アトリエ スパ”限定で取り扱っている“リラブ フラワーギフト”を西日本で初めて販売。ほか、購入者限定のプレゼント企画も行う。

新しくなる高島屋大阪店は、店内中央にアーティストによるオリジナルデザインのタイルと、エルサレムストーンを使用したブランドのシンボルであるウォータースタンドを配置。豊富なバリエーションから好みの香りを選べるシェルフや、ゆったりとフェイスケア商品を試せるドレッサー、ギフトラッピングを選べる“アートオブギフティングスペース”も用意した。“ウォールオブワンダー”にはブランドのインスピレーションの源である世界中の美しいアイテムを集積し、安らぎに包まれながらも感性を刺激する、「サボン」らしい空間に仕上げた。

リニューアル記念のフラワーギフトは3種

本来破棄される予定の花をドライフラワーへアップサイクルし、商品と組み合わせた “リラブ フラワーギフト”は、“3ステップ ミニ リラブ フラワー ギフト”(4400円)”、“2ステップ リラブ フラワー ギフト”(8910円)、“3ステップ リラブ フラワー ギフト”(1万6830円)”を用意。香りはいずれもデリケート・ジャスミン、グリーンローズ、ホワイトティーの3種から選べる。

ほか、7000円以上の購入者に数量限定で“ブルーミング エコバッグ”をプレゼントするほか、対象商品1点またはバスタブをモチーフにしたプレートに刻印するエングレービングサービスを実施。1万3000円以上の購入者には“シャワーオイル デリケート(ジャスミン)”(50mL)、“シルキーボディミルク デリケート(ジャスミン)”(50mL)を詰め合わせたベルベットポーチの“ボディケアセット”を数量限定でプレゼントする。

リニューアル店舗詳細

◼︎サボン高島屋大阪店

営業時間:10:00〜20:00
場所:高島屋大阪店1階
住所:大阪府大阪市中央区難波5-1-5

The post 「サボン」の高島屋大阪店がリニューアルオープン 西日本初のフラワーギフト販売も appeared first on WWDJAPAN.

「サボン」の高島屋大阪店がリニューアルオープン 西日本初のフラワーギフト販売も

「サボン(SABON)」は10月10日、高島屋大阪店をリニューアルオープンする。リニューアルを記念し、東京・中目黒のフラッグシップストア“サボン アトリエ スパ”限定で取り扱っている“リラブ フラワーギフト”を西日本で初めて販売。ほか、購入者限定のプレゼント企画も行う。

新しくなる高島屋大阪店は、店内中央にアーティストによるオリジナルデザインのタイルと、エルサレムストーンを使用したブランドのシンボルであるウォータースタンドを配置。豊富なバリエーションから好みの香りを選べるシェルフや、ゆったりとフェイスケア商品を試せるドレッサー、ギフトラッピングを選べる“アートオブギフティングスペース”も用意した。“ウォールオブワンダー”にはブランドのインスピレーションの源である世界中の美しいアイテムを集積し、安らぎに包まれながらも感性を刺激する、「サボン」らしい空間に仕上げた。

リニューアル記念のフラワーギフトは3種

本来破棄される予定の花をドライフラワーへアップサイクルし、商品と組み合わせた “リラブ フラワーギフト”は、“3ステップ ミニ リラブ フラワー ギフト”(4400円)”、“2ステップ リラブ フラワー ギフト”(8910円)、“3ステップ リラブ フラワー ギフト”(1万6830円)”を用意。香りはいずれもデリケート・ジャスミン、グリーンローズ、ホワイトティーの3種から選べる。

ほか、7000円以上の購入者に数量限定で“ブルーミング エコバッグ”をプレゼントするほか、対象商品1点またはバスタブをモチーフにしたプレートに刻印するエングレービングサービスを実施。1万3000円以上の購入者には“シャワーオイル デリケート(ジャスミン)”(50mL)、“シルキーボディミルク デリケート(ジャスミン)”(50mL)を詰め合わせたベルベットポーチの“ボディケアセット”を数量限定でプレゼントする。

リニューアル店舗詳細

◼︎サボン高島屋大阪店

営業時間:10:00〜20:00
場所:高島屋大阪店1階
住所:大阪府大阪市中央区難波5-1-5

The post 「サボン」の高島屋大阪店がリニューアルオープン 西日本初のフラワーギフト販売も appeared first on WWDJAPAN.

「キャンメイク」の仕上げ用フェイスパウダーシリーズから限定色 ピンクのツイードパッケージで登場

「キャンメイク(CANMAKE)」は10月31日、5色を組み合わせた仕上げ用パウダーシリーズから、“マシュマロフィニッシュパウダー 〜Abloom〜”と“イルミネイティングフィニッシュパウダー 〜Abloom〜”の限定色を発売する。

マシュマロ肌のようなふわふわマットな仕上がりが特徴の仕上げ用パウダー“マシュマロフィニッシュパウダー 〜Abloom〜”は、“01 ディアレストブーケ”(1034円)の限定色をラインアップ。5色のコントロールカラーがくすみ補正とトーンアップをかなえる。パール配合で艶のある仕上がりが特徴の仕上げ用パウダー“イルミネイティングフィニッシュパウダー 〜Abloom〜”は、ラベンダーカラーの限定色“01 ハイドレンジアガーデン”(1034円)をそろえる。寒色系の5色パウダーが透明感をアップし、明るい印象の肌に導く。パッケージは、どちらもピンクのツイード生地を使った限定仕様だ。

ほか、“クリームチーク”には、ミルキーピンクカラーの“23 キューピッドピンク” (638円)が仲間入り。高発色とサラサラした仕上がりが特徴で、肌の内側からにじみ出るような自然な血色をかなえる。

The post 「キャンメイク」の仕上げ用フェイスパウダーシリーズから限定色 ピンクのツイードパッケージで登場 appeared first on WWDJAPAN.

アダストリアのOMO業態「ドットエスティストア」 時間貸しラウンジ備えた大型店を所沢に開業

アダストリアはOMO型ストア「ドットエスティストア」の最大店舗(約1650平方メートル)を、埼玉・所沢に新規開業した商業施設、エミテラス所沢の2階にオープンした。「ドットエスティストア」としてはアウトレット業態も含めこれで22店舗目の出店。所沢店は広さを生かし、アダストリアの30以上のブランドの商品をそろえるほか、時間単位で利用できるラウンジスペースを初導入している。

ソフトドリンクやお菓子も食べ放題

約130平方メートルを占めるラウンジスペースは、大人は1人1時間1000円、ドットエスティ会員なら1時間500ポイント(500円相当)で利用できる。コーヒー、紅茶やソフトドリンク、ナッツ、ソフトクリーム、ミニパンケーキなどを自由に楽しめ、リモート会議などに適したブースも設置。有料でアルコール飲料も販売する。「モノを売るだけでなく、コト消費として新しい価値を提供する」(新井和路アダストリア ドットエスティストア部長) のがラウンジスペース設置の狙い。

都心のベッドタウンであり、コロナ禍以降は足元商圏での消費も一定定着した所沢という街の環境を生かし、リモートワークやファミリー客の休憩スペース、イベント会場など、さまざまな利用の形を探っていくという。簡易ながらキッチンスペースも備えており、「将来的に多少拡大することも可能」だ。広島のゆめモール西条の「ドットエスティストア」(約1320平方メートル)もカフェスペースを設けているが、時間利用のラウンジスペースを設けるのは今回が初めて。

好調な「ラコレ」は最大級の品ぞろえ

物販では、ウィメンズ、メンズ、キッズのウエアや雑貨をラインアップ。近年好調な雑貨・アパレル業態「ラコレ(LAKOLE)」コーナーを、通路に面した位置で大きく展開している点もポイント。「ラコレ」スペースは雑貨だけでも約230平方メートルあり、「『ラコレ』店舗の中でも最大級の品ぞろえ」(広報担当者)。国産の食器、皿といった定番人気商品に加え、注力している食品類も充実している。

他の「ドットエスティストア」と同様、デジタルサイネージも多用して、自社ECモール「ドットエスティ」上の販売員によるスタイリング投稿コンテンツ“スタッフボード”とも連動。他「ドットエスティストア」も「各店で平均月1回ほどイベントを行なっている」(新井部長)というが、所沢店は「認知向上も目指し、2025年1月ごろまでは月2回ほどイベントを予定している」という。9月28日(土)には“スタッフボード”で人気となっている販売員ら“殿堂入りスタッフ”の来店・接客イベントを実施。10月6日(日)には、“体操のお兄さん”として活躍する福尾誠氏を招いてのトークショー&親子体操教室を予定している。

全ブランドの取り寄せ&試着も好調

「ドットエスティストア」は「個別ブランドでは出店しきれないエリアにブランド複合で出店することが期待されている」といい、24年は青森・五所川原のエルム、鳥取のイオンモール鳥取北、山口のおのだサンパークなどを含め、所沢を除き6店を出店済み。毎期10店前後の出店を進めており、所沢以降も出店が続く。通常のクリック&コレクトはアダストリアの他業態のショップでも実施しているが、アダストリアの全ブランドの商品を取り寄せ、購入前に試着可能とするサービスも「ドットエスティストア」では実施しており、それも好評という。

The post アダストリアのOMO業態「ドットエスティストア」 時間貸しラウンジ備えた大型店を所沢に開業 appeared first on WWDJAPAN.

アダストリアのOMO業態「ドットエスティストア」 時間貸しラウンジ備えた大型店を所沢に開業

アダストリアはOMO型ストア「ドットエスティストア」の最大店舗(約1650平方メートル)を、埼玉・所沢に新規開業した商業施設、エミテラス所沢の2階にオープンした。「ドットエスティストア」としてはアウトレット業態も含めこれで22店舗目の出店。所沢店は広さを生かし、アダストリアの30以上のブランドの商品をそろえるほか、時間単位で利用できるラウンジスペースを初導入している。

ソフトドリンクやお菓子も食べ放題

約130平方メートルを占めるラウンジスペースは、大人は1人1時間1000円、ドットエスティ会員なら1時間500ポイント(500円相当)で利用できる。コーヒー、紅茶やソフトドリンク、ナッツ、ソフトクリーム、ミニパンケーキなどを自由に楽しめ、リモート会議などに適したブースも設置。有料でアルコール飲料も販売する。「モノを売るだけでなく、コト消費として新しい価値を提供する」(新井和路アダストリア ドットエスティストア部長) のがラウンジスペース設置の狙い。

都心のベッドタウンであり、コロナ禍以降は足元商圏での消費も一定定着した所沢という街の環境を生かし、リモートワークやファミリー客の休憩スペース、イベント会場など、さまざまな利用の形を探っていくという。簡易ながらキッチンスペースも備えており、「将来的に多少拡大することも可能」だ。広島のゆめモール西条の「ドットエスティストア」(約1320平方メートル)もカフェスペースを設けているが、時間利用のラウンジスペースを設けるのは今回が初めて。

好調な「ラコレ」は最大級の品ぞろえ

物販では、ウィメンズ、メンズ、キッズのウエアや雑貨をラインアップ。近年好調な雑貨・アパレル業態「ラコレ(LAKOLE)」コーナーを、通路に面した位置で大きく展開している点もポイント。「ラコレ」スペースは雑貨だけでも約230平方メートルあり、「『ラコレ』店舗の中でも最大級の品ぞろえ」(広報担当者)。国産の食器、皿といった定番人気商品に加え、注力している食品類も充実している。

他の「ドットエスティストア」と同様、デジタルサイネージも多用して、自社ECモール「ドットエスティ」上の販売員によるスタイリング投稿コンテンツ“スタッフボード”とも連動。他「ドットエスティストア」も「各店で平均月1回ほどイベントを行なっている」(新井部長)というが、所沢店は「認知向上も目指し、2025年1月ごろまでは月2回ほどイベントを予定している」という。9月28日(土)には“スタッフボード”で人気となっている販売員ら“殿堂入りスタッフ”の来店・接客イベントを実施。10月6日(日)には、“体操のお兄さん”として活躍する福尾誠氏を招いてのトークショー&親子体操教室を予定している。

全ブランドの取り寄せ&試着も好調

「ドットエスティストア」は「個別ブランドでは出店しきれないエリアにブランド複合で出店することが期待されている」といい、24年は青森・五所川原のエルム、鳥取のイオンモール鳥取北、山口のおのだサンパークなどを含め、所沢を除き6店を出店済み。毎期10店前後の出店を進めており、所沢以降も出店が続く。通常のクリック&コレクトはアダストリアの他業態のショップでも実施しているが、アダストリアの全ブランドの商品を取り寄せ、購入前に試着可能とするサービスも「ドットエスティストア」では実施しており、それも好評という。

The post アダストリアのOMO業態「ドットエスティストア」 時間貸しラウンジ備えた大型店を所沢に開業 appeared first on WWDJAPAN.

トヨタ自動車、アーバンリサーチ、豊島がアップサイクルで連携 他産業も巻き込んだ仕組みへ

トヨタ自動車、アーバンリサーチ、豊島は、廃棄する自動車部品やアパレルの廃棄的スタイルや衣料などのテキスタイルやレザーなどのアップサイクルにおいて、3社連携を開始した。第1弾として10月11日まで、東京・虎ノ門の「アーバン・ファミマ!!」虎ノ門ヒルズビジネスタワー店で、アップサイクル製品のトートバッグやステーショナリーグッズなどを販売している。

トヨタ自動車は約3年半前に、循環型の仕組みを目指す“トヨタ アップサイクル(TOYOTA UPCYCLE)”プロジェクトを始動した。「自動車には何万点もの部品が使われている。(端材などで)リユース・リサイクルできるものは再利用するが、廃棄せざるを得なかったものもある」(中村慶至トヨタ自動車 新事業企画部 事業開発室 トヨタアップサイクルプロジェクトオーナー)。それらをアップサイクルし、雑貨類を作ることを目指してきたが、「3年半プロジェクトを行ってきて、アップサイクルは生産効率とデザインの2点において本当に難しいと実感した」のだという。

「変容に驚いてほしい」

生産効率でいえば、「元々は廃棄していたテキスタイルやレザーを使用するため、量や色が読めない」。そして、「それらに柔軟に対応する圧倒的なデザインの力の不足」を感じていた。「アーバンリサーチ、豊島と組むことで、この2点が乗り越えられる」と考え、3社連携に至った。アーバンリサーチはデザイン、豊島は生産背景の面で強みを生かす。アーバンリサーチは従前から、廃棄衣料を色で分別し、雑貨用資材として再利用するプロジェクト「コンポスト(COMMPOST)」も手掛けている。

「アーバン・ファミマ!!」では、エアバッグやシートベルトの端材を使ったキャンプシーン向けのトートバッグ(2万3100円)や自動車のシートにも取り付けられるウォールポケット(1万7600円)、「レクサス(LEXUS)」のシートレザーの端材を使ったペンケース(3500円)やカードケース(2000円)などを、自動車部品と共に展示・販売。これらは、3社連携前から企画していた商品といい、「今後企画する商品はさらにデザイン力も高まっていく。アップサイクルによって、ゴミとなっていたものがこんなすてきなものに変わるという、変容への驚きをお客さまに感じてほしい」と中村オーナー。

リニューアルする京都店でも展開

「アーバン・ファミマ!!」での今回のポップアップに続き、11月に「グローバルフラッグシップストア」を目指しリニューアル予定という「アーバンリサーチ」の京都店にも、“トヨタ アップサイクル”のコーナーを設ける。他の「アーバンリサーチ」店舗でも順次展開予定だ。

今後は、トヨタ自動車とアーバンリサーチの端材・廃材を合わせてアップサイクルを進め、アップサイクルを体験してもらえるようなコト提案も進めていくという。また、自動車やアパレル業界に限らず、他産業も組み込んだアップサイクルの仕組み作りに取り組んでいく考え。

The post トヨタ自動車、アーバンリサーチ、豊島がアップサイクルで連携 他産業も巻き込んだ仕組みへ appeared first on WWDJAPAN.

特別ゲスト「萌妹子」の2人に アジアで広がる「kawaii」を聞く:記者談話室vol.145

「WWDJAPAN」ポッドキャストの「記者談話室」は、ファッション業界のその時々のニュースや話題について、3人の記者が分かりやすく解説したり、時には脱線したりしながら、掘り下げていきます。

145回目となる今回は、アジア圏のカワイイカルチャーをウォッチするクリエイティブユニット「萌妹子(メンメイズ)」のお二人をゲストに迎えてお送りします。韓国を震源地に、中国やタイやベトナムなどアジア全域に日本の「kawaii」カルチャーが広がっています。そうした「越境kawaii」の広がりを、メンメイズのお二人が解説&考察を繰り広げます。日本のkawaiiがアジアで熱狂的に受け入れられる背景とは?そして現代版の新しいムーブメントの現れ方とは?1990年代にあのキャラに熱狂した人から若いZ世代まで必聴の内容です。

この配信は以下のアプリでもご利用いただけます。
Apple Podcast
Spotify

The post 特別ゲスト「萌妹子」の2人に アジアで広がる「kawaii」を聞く:記者談話室vol.145 appeared first on WWDJAPAN.