「デジャヴュ」の極細ペンシルアイライナーから秋の限定色“クラッシーモーヴ”

「デジャヴュ(DEJAVU)」は10月25日、汗や皮脂にもにじみにくいペンシルアイライナー“ラスティンファインE 極細クリームペンシル”(1320円)から、秋の限定色“クラッシーモーヴ”を数量限定で発売する。全国のバラエティーショップとイミュ公式ECで取り扱う。

同商品は、滑らかにムラなく美しい極細ラインを描くことができるペンシルアイライナー。限定色は、深みのあるブラウンカラーにほんのりピンクを効かせたモーヴカラーをプラスした。秋らしさを取り入れながら、目元に締め感と程よいカラーニュアンスを演出する。

The post 「デジャヴュ」の極細ペンシルアイライナーから秋の限定色“クラッシーモーヴ” appeared first on WWDJAPAN.

「ヒロインメイク」の皮脂崩れ防止下地からペールグリーンの新色&“まつパ級”リフト力のマスカラ再登場

「ヒロインメイク(HEROINE MAKE)」は10月8日、皮脂崩れ防止下地“ブラー ラスティングベース”(全2色うち新1色、各1760円※編集調べ)の新色を発売した。

同商品は、テカリと化粧崩れを長時間防ぐ皮脂崩れ防止下地。新色の“02 ペールグリーン”は、赤みやニキビ跡を自然に補正する。潤い成分のツボクサエキスのほか美容液成分を6種配合し、毛穴や肌の凹凸を整え、つるんとした滑らかな仕上がりをかなえる。皮脂崩れ防止成分3種配合の「オイルミュート処方」が長時間サラサラ肌をキープする。

なお同日、“ラッシュリフトマスカラ”(限定1色、1540円※編集調べ)を数量限定で発売する。同商品は“まつパ級”のカールキープをかなえるコームマスカラ。2023年11月発売で、24年4月にも再登場している。ダブルコームが細かいまつ毛までキャッチし、根元からしっかりと立ち上げキープする。自まつ毛になじみやすい半透明の黒色で、2種のファイバーを配合。艶やかな束感ロングまつ毛に仕上げる。

The post 「ヒロインメイク」の皮脂崩れ防止下地からペールグリーンの新色&“まつパ級”リフト力のマスカラ再登場 appeared first on WWDJAPAN.

「MUJIラボ」代官山の店内を公開 「無印良品」の哲学を凝縮した衣服が一堂に

良品計画の「無印良品」は10月9日、代官山店を関係者に公開した。11日にオープンを控える同店は、衣料品を「MUJIラボ(MUJI LABO)」に特化した初の店舗になる。

同ブランドは、ベーシックな服作りを追求する実験的な商品ライン。「無印良品」創業当時から大切にしてきた素材の良さやクラフツマンシップを強く押し出す。2024-25年秋冬は、“再生カシミヤ”と“自然のまんまの色カシミヤ”(染色や漂白をせず仕上げたカシミヤ)を主力素材とし、担当の山本直樹・良品計画上席執行役員は、「自然の力でここまでできるんだという『無印良品』の哲学を体現する商品をラインアップする。素材の生産者とチームが肩を並べ、商品開発しているからこそなせる技だ」と語る。素材の力を生かすため、装飾を減らし、シンプルなデザインとシルエットに落とし込んだ。また、素材にこだわるため、通常の「無印良品」の商品と比較し、価格は高めに設定。それでも一般的な同一素材の商品より手ごろで、カシミヤ混のチェスターコート(2万9900円)やノーカラーコート(2万4900円)を主力商品として打ち出す。山本上席執行役員は「商品開発の軸として、今後も地球環境の維持、社会問題の解決、文化や伝統からの学びに焦点を当てる」と続ける。

「MUJI ラボ」は05年に始動。「Nハリウッド(N.HOOLYWOOD)」の尾花大輔デザイナーがデザインディレクターを務めてきたが、2024-25年秋冬シーズンを機に、社内のデザインチームが手掛ける体制に切り替わった。国内18店舗とウェブほか、パリやニューヨーク、上海など、世界13カ国の地域で取り扱う。メインターゲットは定めておらず、同ブランドの哲学に共感する人を誘致する。代官山に新店舗をオープンしたのも、”ライフスタイルにこだわる”人が住み、集まる場所のため。

山本上席執行役員は、「大量生産・消費社会において、ブランド名やクリエイター名から解放されるような存在でありたい。あくまで商品を主役に、着る人の個性を輝かせるブランドでありたい」と語る。商品の良さを訴求できるよう、通常の「無印良品」店舗より空間に余裕を持った商品配置を意識。また、素材ごとに商品を並べ、再生素材や無染色素材ならではの”同一素材の中にある違い”を楽しめるようにした。印象的な原毛のオブジェは、「MUJIラボ」の素材へのこだわりを具現化したものだと言える。

The post 「MUJIラボ」代官山の店内を公開 「無印良品」の哲学を凝縮した衣服が一堂に appeared first on WWDJAPAN.

「ダイソン」の“エアラップ マルチスタイラー”がリニューアル アプリのパーソナル機能で“自動”スタイリングをかなえる

「ダイソン(DYSON)」は10月7日、スタイリングツール“ダイソン エアラップ マルチスタイラー”をリニューアル発売した。“ダイソン エアラップ アイディー マルチスタイラー&ドライヤー”(各6万3250円)と名称を新たに、ブランド初のコネクテッドビューティデバイスとして生まれ変わる。取り扱いは、ブランド公式ECや家電量販店。

今回のリニューアルで、アプリのパーソナル設定による“自動”のスタイリングが可能となった。本体にはBluetoothを搭載し、同商品のためにアプリを開発。本体とアプリを連携することで、「風量・風温を調節する」「髪を巻き付け、カールを作る」「固定する」の3ステップを自動で行い、誰でも簡単なスタイリングをかなえる。パーソナル設定は、アプリ上のパーソナライズ機能で髪質や長さ、普段のスタイリングの持ち、技術レベルなどの項目に回答することで設定可能だ。スタイリング時の温度を制限する「インテリジェント・ヒートコントロール」を搭載し、日々のドライやスタイリングによる過度な熱ダメージを防ぎ、髪本来の艶を保つ。

アタッチメントは4種用意する。ドライやブロー、浮き毛抑制のほか、大きめのふんわりとしたカール、根元から巻かれた細やかなカールなど幅広いスタイルを作ることが可能だ。カラー展開は、定番色“セラミックパティーナ/トパーズ”と、イチゴに着想した数量限定のギフトカラー“ストロベリー/ブロンズピンク”をラインアップ。ブランド直営店でギフトカラーを購入した人には、パドルブラシとコームをプレゼントする(※なくなり次第終了)。

なお、12月4日に日本限定カラーの“セラミックピンク”を、18日に直販限定カラーの“ビンカブルー/トパーズ”の2色が登場予定だ(※発売日は変更の可能性あり)。

The post 「ダイソン」の“エアラップ マルチスタイラー”がリニューアル アプリのパーソナル機能で“自動”スタイリングをかなえる appeared first on WWDJAPAN.

「ダイソン」の“エアラップ マルチスタイラー”がリニューアル アプリのパーソナル機能で“自動”スタイリングをかなえる

「ダイソン(DYSON)」は10月7日、スタイリングツール“ダイソン エアラップ マルチスタイラー”をリニューアル発売した。“ダイソン エアラップ アイディー マルチスタイラー&ドライヤー”(各6万3250円)と名称を新たに、ブランド初のコネクテッドビューティデバイスとして生まれ変わる。取り扱いは、ブランド公式ECや家電量販店。

今回のリニューアルで、アプリのパーソナル設定による“自動”のスタイリングが可能となった。本体にはBluetoothを搭載し、同商品のためにアプリを開発。本体とアプリを連携することで、「風量・風温を調節する」「髪を巻き付け、カールを作る」「固定する」の3ステップを自動で行い、誰でも簡単なスタイリングをかなえる。パーソナル設定は、アプリ上のパーソナライズ機能で髪質や長さ、普段のスタイリングの持ち、技術レベルなどの項目に回答することで設定可能だ。スタイリング時の温度を制限する「インテリジェント・ヒートコントロール」を搭載し、日々のドライやスタイリングによる過度な熱ダメージを防ぎ、髪本来の艶を保つ。

アタッチメントは4種用意する。ドライやブロー、浮き毛抑制のほか、大きめのふんわりとしたカール、根元から巻かれた細やかなカールなど幅広いスタイルを作ることが可能だ。カラー展開は、定番色“セラミックパティーナ/トパーズ”と、イチゴに着想した数量限定のギフトカラー“ストロベリー/ブロンズピンク”をラインアップ。ブランド直営店でギフトカラーを購入した人には、パドルブラシとコームをプレゼントする(※なくなり次第終了)。

なお、12月4日に日本限定カラーの“セラミックピンク”を、18日に直販限定カラーの“ビンカブルー/トパーズ”の2色が登場予定だ(※発売日は変更の可能性あり)。

The post 「ダイソン」の“エアラップ マルチスタイラー”がリニューアル アプリのパーソナル機能で“自動”スタイリングをかなえる appeared first on WWDJAPAN.

マツキヨココカラ初のフェムケア特化PBブランドが誕生 全国にスペシャリスト配置し店頭活動推進、「保健室のような存在へ」

マツキヨココカラ&カンパニーが女性特有の心や体の悩みに寄り添うフェムケアに特化したPBブランド「フェムリサ(MATSUKIYO FEMRISA)」を立ち上げる。第1弾としてデリケートゾーン(VIO)ケアのアイテム5種7品(547〜1650円)を10月11日に発売する。全国のマツモトキヨシグループ、ココカラファイングループの店舗(一部店舗除く)と公式ECで取り扱う。

同社は、日本がフェムケアに対する認知や発話が遅れているという現状を踏まえ、「女性が前向きに過ごすための一助となること」を目的に新ブランド「フェムリサ」を展開する。ブランド名はフェムケア商品が日常生活に自然に溶け込み、女性(=フェム)の笑顔(=リサ)や活躍を支えたいという願いを込めた。

第1弾の7アイテム共通として、6つの無添加・低刺激処方を採用し、リポソーム型グルタチオンを配合する。洗うケアはデリケートゾーンのpHと同じ弱酸性の2タイプを用意。黒ずみに着目したジェルウォッシュ“ルミナスシルキージェル”(300mL、1320円)と乾燥に着目した濃密泡ウォッシュ“プロテクティブモイストムース”(300mL、1320円/レフィル180mL、1188円)をそろえる。

保湿ミルク“ルーティンコンディショナー”(100mL、1430円)は、グルタチオンやセラミドを配合。ジェルがローションのような質感へと変化する。集中美容液“アドバンストセラム”(30mL、1430円)はオイル不使用で、とろみのあるテクスチャーとさらっとした使用感が特徴。トイレに流せるふきとりシート“エニーシート”(24枚入り、547円)は、くすみやニオイ、ムレとなる汚れをオフする。

9日に行われた新ブランドの会見には、元AKB48で自身もコスメをプロデュースする柏木由紀が登壇した。柏木は「『フェムリサ』は見た目や香りが良く、フェムケアの最初の一歩として手に取りやすい。自分のために、少し気分があがるように、気軽な感覚でフェムケアを始めてほしい」とメッセージを送った。第1弾はVIOケア商材だが、今後はラインアップの拡充を図る。

「フェムケアスペシャリスト」を育成

新ブランドの立ち上げとともに、店頭でフェムケアに関して気軽に相談できるスタッフとして「フェムケアスペシャリスト」の育成を開始する。「フェムケアスペシャリスト」は、日本フェムテック協会と提携し、社内認定制度として導入。薬剤師や医薬品の登録販売者、管理栄養士、ビューティ分野の専門家など、それぞれで活躍するスタッフが兼任する。店頭におけるフェムケア関連商品の拡販活動に加え、社内外に向けた情報発信や健康経営を前提とした従業員向けの活動などを実施。将来的に、メーカーのコラボ企画や、フェムケア領域における医療機関や自治体などとの連携施策も展開していく考えだ。

1期生は20人を予定しており、まずは三大都市圏の店頭に配置する。12月には全国主要都市に配置し、今期中に60人まで増やす計画。25年度以降は、全店の配置を目指す。全国に店舗を持つ強みを生かし、「(店舗が)お客さまにとって“保健室”のような身近な相談場所になることを目指す」(初鹿妙子MCCマネジメント管理本部 人材開発部長)。

The post マツキヨココカラ初のフェムケア特化PBブランドが誕生 全国にスペシャリスト配置し店頭活動推進、「保健室のような存在へ」 appeared first on WWDJAPAN.

ヤーマンの美顔器スチーマー“フォトケア”から高出力LEDのハイグレードモデル登場 体験会の実施も

ヤーマンは10月7日、ブランド内人気の美顔器スチーマー“フォトケア”のハイグレードモデルとして、“フォトケア プラス”(7万7000円)を発売した。取り扱いはヤーマン直営店や百貨店、一部家電量販店。

同商品は、スチームを浴びながら光美容をかなえる美顔器スチーマー“フォトケア”の機能はそのままに、LED機能を強化した。単色点灯のLEDに変更することで、照射照度は複数色同時点灯のLEDに比べて最大750%アップ。より効率的なLED光美容を可能にした。付け替え可能なパネルは青緑と赤色の点灯色をそろえ、スチーマーのモードに合わせてカスタマイズできる。青緑の点灯色には、光美顔器“ブルーグリーンショット”や“ブルーグリーンマスク”に使用されている肌の明るさ、透明感と関係性が深い505nm波長のLEDを使用した。

なお、“フォトケア プラス”の体験会をヤーマンの旗艦店「ヤーマン ザ ストア ギンザ(YA-MAN the store GINZA)」で10月14日まで実施する。スタッフによる肌診断と、肌状態に合わせた光美容を試すことができる。体験会中に同商品を予約、購入した人には、オリジナルポーチのプレゼントや送料無料の特典を用意する。

■“フォトケア プラス”体験会
日程:10月7~14日
場所:ヤーマン ザ ストア ギンザ
住所:東京都中央区銀座8-9-1

The post ヤーマンの美顔器スチーマー“フォトケア”から高出力LEDのハイグレードモデル登場 体験会の実施も appeared first on WWDJAPAN.

ヤーマンの美顔器スチーマー“フォトケア”から高出力LEDのハイグレードモデル登場 体験会の実施も

ヤーマンは10月7日、ブランド内人気の美顔器スチーマー“フォトケア”のハイグレードモデルとして、“フォトケア プラス”(7万7000円)を発売した。取り扱いはヤーマン直営店や百貨店、一部家電量販店。

同商品は、スチームを浴びながら光美容をかなえる美顔器スチーマー“フォトケア”の機能はそのままに、LED機能を強化した。単色点灯のLEDに変更することで、照射照度は複数色同時点灯のLEDに比べて最大750%アップ。より効率的なLED光美容を可能にした。付け替え可能なパネルは青緑と赤色の点灯色をそろえ、スチーマーのモードに合わせてカスタマイズできる。青緑の点灯色には、光美顔器“ブルーグリーンショット”や“ブルーグリーンマスク”に使用されている肌の明るさ、透明感と関係性が深い505nm波長のLEDを使用した。

なお、“フォトケア プラス”の体験会をヤーマンの旗艦店「ヤーマン ザ ストア ギンザ(YA-MAN the store GINZA)」で10月14日まで実施する。スタッフによる肌診断と、肌状態に合わせた光美容を試すことができる。体験会中に同商品を予約、購入した人には、オリジナルポーチのプレゼントや送料無料の特典を用意する。

■“フォトケア プラス”体験会
日程:10月7~14日
場所:ヤーマン ザ ストア ギンザ
住所:東京都中央区銀座8-9-1

The post ヤーマンの美顔器スチーマー“フォトケア”から高出力LEDのハイグレードモデル登場 体験会の実施も appeared first on WWDJAPAN.

「サロニア」美顔器とドライヤーの新モデルを発売 中高価格帯市場に狙いを定める

I-ne(アイエヌイー)の美容家電ブランド「サロニア(SALONIA)」は11月1日、ブラシ型美顔器“EMS リフトブラシ 3D ケア”(4万4000円)と“サロニア エアトリートメントドライヤー”(2種、各2万9700円)を発売する。公式ECサイト、楽天市場、全国の家電量販店、ドン・キホーテなどで取り扱う。

「サロニア」は、2022年にブランド初のブラシ型美顔器“EMS リフトブラシ”(2万7500円)を発売した。同商品は、頭皮、顔、全身にアプローチできる機能性を備えながら手に取りやすい価格というバランスが好評で、23年には楽天週間ランキング1位を28週連続で受賞した。今回、さらに機能性を追い求めたモデルとして“EMS リフトブラシ 3D ケア”をラインアップに加える。

“EMS リフトブラシ 3D ケア”は、電気刺激レベルを8段階、周波数を3種にアップデートした。既存モデルよりEMS刺激を70%増やしてリフト力を向上させ、顔の緩みや肩周りのケアなどにアプローチする。IPX7の完全防水で、お風呂での使用も可能だ。使いやすくミニマルなデザインはそのままに、カラーは高級感を醸し出すマットなメタリックブラックを採用した。

高価格帯のドライヤー市場は急成長

同社の調査によると、19年以降、ヘアドライヤーの平均価格は年々伸長。23年度のヘアドライヤー市場における2万5000〜3万5000円の価格帯の金額構成比は45%を占めるという。このマーケット動向を受け、“サロニア エアトリートメントドライヤー”の発売に至った。

“サロニア エアトリートメントドライヤー”は、遠赤外線を採用して内部まで乾かして髪のうねりを抑える。遠赤外線は水分子のみに反応するためオーバードライによるダメージも軽減。内臓式ノズルと高速BLDCモーターによって、美容師のドライ技術を再現する仕組みとした。この構造により広範囲を乾かすことが可能になり、従来品と比較して所要時間を72%カット。ダブルリペアイオンを導入し、キューティクルを整えて髪のまとまりを生み出す。

同ブランドは現在、3つのドライヤー商品をそろえる。19年に発売したロングセラー商品“スピーディーイオンドライヤー”(5918円)に加え、今年7月に“スムースシャインドライヤー”(1万3200円)、9月に“グロッシーケアドライヤー”(7678円)を発売し、1万円前後の商品を拡充した。

新商品のドライヤーと美顔器はともに、既存アイテムよりも高単価の商品を販売するに至ったが、「ブランド全体として今後も中高価格帯の市場を狙った商品を拡充していく計画だ」と広報担当者はコメントする。

The post 「サロニア」美顔器とドライヤーの新モデルを発売 中高価格帯市場に狙いを定める appeared first on WWDJAPAN.

「ヴァン クリーフ&アーペル」が表参道に期間限定のブティックをオープン

フランス発ジュエラー「ヴァン クリーフ&アーペル(VAN CLEEF & ARPELS)」は9月30日、東京・表参道のバツアートギャラリーに期間限定のブティックをオープンした。

「ヴァン クリーフ&アーペル」表参道ガーデンブティックは同ブランドが語り継いできた物語や世界観を体現する。ブティックのオープニングでは「ヴァン クリーフ&アーペル」のアイコンである“アルハンブラ(ALHAMBRA)”をテーマにした空間を演出。四つ葉のクローバーに着想を得たこのコレクションは、1968年のブランド誕生以来、大切にしてきたポジティブな人生観を象徴している。

「ヴァン クリーフ&アーペル」は1906年にパリのヴァンドーム広場に創業。数々のジュエリーと時計を生み出し、ハイジュエラーとしての地位を世界で確立している。

◾️ヴァン クリーフ&アーペル 表参道ガーデンブティック
住所:東京都渋谷区神宮前5-11-5
時間: 11:00〜19:00(不定休)

The post 「ヴァン クリーフ&アーペル」が表参道に期間限定のブティックをオープン appeared first on WWDJAPAN.

「ヴァン クリーフ&アーペル」が表参道に期間限定のブティックをオープン

フランス発ジュエラー「ヴァン クリーフ&アーペル(VAN CLEEF & ARPELS)」は9月30日、東京・表参道のバツアートギャラリーに期間限定のブティックをオープンした。

「ヴァン クリーフ&アーペル」表参道ガーデンブティックは同ブランドが語り継いできた物語や世界観を体現する。ブティックのオープニングでは「ヴァン クリーフ&アーペル」のアイコンである“アルハンブラ(ALHAMBRA)”をテーマにした空間を演出。四つ葉のクローバーに着想を得たこのコレクションは、1968年のブランド誕生以来、大切にしてきたポジティブな人生観を象徴している。

「ヴァン クリーフ&アーペル」は1906年にパリのヴァンドーム広場に創業。数々のジュエリーと時計を生み出し、ハイジュエラーとしての地位を世界で確立している。

◾️ヴァン クリーフ&アーペル 表参道ガーデンブティック
住所:東京都渋谷区神宮前5-11-5
時間: 11:00〜19:00(不定休)

The post 「ヴァン クリーフ&アーペル」が表参道に期間限定のブティックをオープン appeared first on WWDJAPAN.

「ジミー チュウ」×「美少女戦士セーラームーン」のコラボ第2弾 YARによるキャンペーンビジュアル公開

「ジミー チュウ(JIMMY CHOO)」と武内直子原作の漫画「美少女戦士セーラームーン」とのコラボコレクション第2弾が10月9日に発売された。今回、発売に合わせて、グラフィックアーティストのYOSHIROTTEN率いるデザインスタジオYAR(ヤール)が構想したキャンペーンビジュアルとムービーが公開された。

今回のビジュアルとムービーは、セーラー10戦士の守護星マークとカラー要素が取り入れられ、シューズやバッグなどのアイテムがメインとなり、セーラー戦士それぞれの個性が表現された印象的なものとなっている。

原作の武内直子は、
「2023年に作っていただいた『ジミー チュウ』とのコラボ商品、特に
ピンクのクリスタルブーツは最高のかわいさでノックアウトされました。
伊勢丹のポップアップストアも香港路面店も
漫画の世界がキラキラにアップデートされて
テンションが上がりっぱなしの最高の空間でした!
今年もコラボしていただけて本当にうれしいです。外部戦士達のシューズや
レインボーのカラーリングが特にお気に入りです。
ブレスレットとバニティは絶対そろえます♡」
とコメントする。

今回のコラボレーションコレクションは、人気マンガシリーズから5人の愛すべきキャラクターにインスピレーションを受けたシューズ、バッグ、アクセサリーが登場する。

The post 「ジミー チュウ」×「美少女戦士セーラームーン」のコラボ第2弾 YARによるキャンペーンビジュアル公開 appeared first on WWDJAPAN.

「ニューバランス」の“740”が復刻 2000年代の人気モデルが現代仕様に

「ニューバランス(NEW BALANCE)」は、2000年代にランナーの間で人気を博したフィットネスランニングモデル“740”を復刻し、10月16日に発売する。サイズは22.5~29.0、30.0cmを展開し、価格は1万5400円。「ニューバランス」公式オンラインストアや一部のオフィシャルストアで販売する。

今回復刻する“740”は、アッパーはシンセティックレザーとダブルメッシュを組み合わせ、ソールは衝撃吸収性と反発弾性に優れたABZORBミッドソールを採用。メタリック調の素材使いと、リフレクティブがアクセントになった、ヘリテージ要素も詰め込まれつつ、現代のファッションにも違和感なくフィットするモデルに仕上げている。

The post 「ニューバランス」の“740”が復刻 2000年代の人気モデルが現代仕様に appeared first on WWDJAPAN.

「ニューバランス」の“740”が復刻 2000年代の人気モデルが現代仕様に

「ニューバランス(NEW BALANCE)」は、2000年代にランナーの間で人気を博したフィットネスランニングモデル“740”を復刻し、10月16日に発売する。サイズは22.5~29.0、30.0cmを展開し、価格は1万5400円。「ニューバランス」公式オンラインストアや一部のオフィシャルストアで販売する。

今回復刻する“740”は、アッパーはシンセティックレザーとダブルメッシュを組み合わせ、ソールは衝撃吸収性と反発弾性に優れたABZORBミッドソールを採用。メタリック調の素材使いと、リフレクティブがアクセントになった、ヘリテージ要素も詰め込まれつつ、現代のファッションにも違和感なくフィットするモデルに仕上げている。

The post 「ニューバランス」の“740”が復刻 2000年代の人気モデルが現代仕様に appeared first on WWDJAPAN.

「M・A・C」がBTSのキャラクターBT21とハロウィン限定コラボ

「M・A・C」は、韓国ボーイズグループBTSと「ラインフレンズ(LINE FRIENDS)」の共同プロジェクトで生まれたキャラクター、BT21とコラボレーションし、店舗限定のハロウィンキャンペーンを10月31日まで展開している。店内にはBT21を起用したスペシャルディスプレイヤーを設置し、両者の世界観を楽しめる空間を作り上げた。

人気リップにハロウィン限定カラー

バームのような質感と濃密な潤いが人気のリップスティック“マキシマル シルキー マット リップスティック”(全36色うち限定2色、各4620円)から、ハロウィン限定カラー2色が登場。キャンディのようにポップで鮮やかなネオンピンクの“キャンディ ヤム ヤム”はドールメイクに、プレイフルなブライトパープルの“エブリバディズ ヒロイン”はファンタジーメイクにぴったりだ。

スペシャルノベルティ

キャンペーン期間中に「M·A·C」のリップ商品を含み1万1000円以上購入すると、限定“BT21 コラボキーホルダー付ミニポーチ“をプレゼントする。

The post 「M・A・C」がBTSのキャラクターBT21とハロウィン限定コラボ appeared first on WWDJAPAN.

「サカイ」が「スピワック」とコラボ キャンペーンにはマーク・ゴンザレスらを起用

「サカイ(SACAI)」は10月11日、「スピワック(SPIEWAK)」とのコラボアイテムを発売する。「サカイ」直営店および公式オンライン、その他一部取り扱い店で販売する。

テーマは“ユニホームの再解釈”
G8ジャケットやコートなど

コラボアイテムは、“ユニホームの再解釈”をテーマに、G8ジャケットやコート、パンツ、スカート、ドレスなどをラインアップする。生地には、独自の光沢感と強度、防水性のあるタイタンクロスを用いた。またアーティスト、マーク・ゴンザレス(Mark Gonzales)が描き下ろした、アートワークのワッペンをあしらったアイテムもそろえる。キャンペーンには、マーク・ゴンザレスとアーティストのカーティス・クリグ(Curtis Kulig)、映画監督のキアラ・クレメンテ(Chiara Clemente)を起用、フォトグラファーのジョシュア・ウッズ(Joshua Woods)が撮影した。「スピワック」は、1904年にアメリカ・ニューヨークで創業、アメリカ軍や公共機関、輸送サービス向けユニホームの製造で知られる。

The post 「サカイ」が「スピワック」とコラボ キャンペーンにはマーク・ゴンザレスらを起用 appeared first on WWDJAPAN.

「サカイ」が「スピワック」とコラボ キャンペーンにはマーク・ゴンザレスらを起用

「サカイ(SACAI)」は10月11日、「スピワック(SPIEWAK)」とのコラボアイテムを発売する。「サカイ」直営店および公式オンライン、その他一部取り扱い店で販売する。

テーマは“ユニホームの再解釈”
G8ジャケットやコートなど

コラボアイテムは、“ユニホームの再解釈”をテーマに、G8ジャケットやコート、パンツ、スカート、ドレスなどをラインアップする。生地には、独自の光沢感と強度、防水性のあるタイタンクロスを用いた。またアーティスト、マーク・ゴンザレス(Mark Gonzales)が描き下ろした、アートワークのワッペンをあしらったアイテムもそろえる。キャンペーンには、マーク・ゴンザレスとアーティストのカーティス・クリグ(Curtis Kulig)、映画監督のキアラ・クレメンテ(Chiara Clemente)を起用、フォトグラファーのジョシュア・ウッズ(Joshua Woods)が撮影した。「スピワック」は、1904年にアメリカ・ニューヨークで創業、アメリカ軍や公共機関、輸送サービス向けユニホームの製造で知られる。

The post 「サカイ」が「スピワック」とコラボ キャンペーンにはマーク・ゴンザレスらを起用 appeared first on WWDJAPAN.

ヒップホップ・デュオ「アウトキャスト」のアンドレ 3000の東京公演が決定

1990年代から2000年代にかけてシーンを席巻した伝説のヒップホップ・デュオ、アウトキャスト(OutKast)のメンバーであるアンドレ 3000が11月25日から27日までの3日間、ブルーノート東京でライブを開催する。チケット料金は1万6800円。10月9日12時から「Jam Session」会員先行予約を開始し、12日12時から一般のウェブ先行予約を、19日12時から一般の電話予約を行う。

アンドレ 3000として知られるアンドレ・ベンジャミンは、音楽、映画、美術、ファッションなど幅広い分野で活躍し、過去30年間にわたって影響力のあるアーティストの一人として知られている。アウトキャストの一員として、ビッグ・ボーイ(アントワン・パットン)と共に新たなラップスタイルを確立し、これまでに7度のグラミー賞を受賞するなど、彼の音楽的な革新は、音楽史に大きな足跡を残している。

今回の公演では、アンドレが昨年リリースしたインストゥルメンタル・アルバム「New Blue Sun」のサウンドをライブで披露する。カスタム・メイドのフルートを操り、ヒップホップとニューエイジ・ミュージックの融合を提示する。さらに、アンドレのパフォーマンスに加え、スーリヤ・ボトファシーナ、カルロス・ニーニョ、ディーントニ・パークスといったアーティストたちも参加し、特別なライブ体験を提供する。

■アンドレ 3000 : New Blue Sun LIVE
メンバー:アンドレ 3000(フルート)、スーリヤ・ボトファシーナ(キーボード)、カルロス・ニーニョ(パーカッション)、ディーントニ・パークス(パーカッション)
公演日程:11月25〜27日
時間:1st show開場 17時/ 開演 18時・2nd show 開場 19時45分/ 開演 20時30分
会場:ブルーノート東京
住所:東京都港区南青山6-3-16
チケット料金:1万6800円
https://www.bluenote.co.jp/jp/artists/andre-3000/

The post ヒップホップ・デュオ「アウトキャスト」のアンドレ 3000の東京公演が決定 appeared first on WWDJAPAN.

お笑いコンビ「さらば青春の光」の愛猫の「会長」と「専務」が「ゾゾタウン」とコラボ アイテム5型を発売

お笑いコンビ「さらば青春の光」の個人事務所「ザ・森東」で会長と専務を務める2匹の猫と「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」がコラボレーションしたアイテムを10月15日から「ゾゾタウン」限定で受注販売する。受注販売期間は10月15日12時から11月15日11時59分まで。商品の発送は1月下旬~2月下旬を予定している。

今回販売するのは、本企画のために撮り下ろされた「会長」と「専務」の写真をコラージュしデザインに落とし込んだTシャツやスウェットシャツ、トートバッグなど全5型。トートバッグ以外のアパレルアイテムには、ランダムでオリジナルステッカーが1枚付属する。

コラボアイテム一覧

The post お笑いコンビ「さらば青春の光」の愛猫の「会長」と「専務」が「ゾゾタウン」とコラボ アイテム5型を発売 appeared first on WWDJAPAN.

お笑いコンビ「さらば青春の光」の愛猫の「会長」と「専務」が「ゾゾタウン」とコラボ アイテム5型を発売

お笑いコンビ「さらば青春の光」の個人事務所「ザ・森東」で会長と専務を務める2匹の猫と「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」がコラボレーションしたアイテムを10月15日から「ゾゾタウン」限定で受注販売する。受注販売期間は10月15日12時から11月15日11時59分まで。商品の発送は1月下旬~2月下旬を予定している。

今回販売するのは、本企画のために撮り下ろされた「会長」と「専務」の写真をコラージュしデザインに落とし込んだTシャツやスウェットシャツ、トートバッグなど全5型。トートバッグ以外のアパレルアイテムには、ランダムでオリジナルステッカーが1枚付属する。

コラボアイテム一覧

The post お笑いコンビ「さらば青春の光」の愛猫の「会長」と「専務」が「ゾゾタウン」とコラボ アイテム5型を発売 appeared first on WWDJAPAN.

韓国コスメ「アミューズ」が原宿でポップアップ開催 毎日先着順でリッププランパーとキーリングを贈呈

韓国のコスメブランド「アミューズ(AMUSE)」は10月11〜13日、東京・原宿のイベントスペース「XYZ TOKYO」で期間限定のポップアップストアを開催する。毎日先着順で、定番商品のリッププランパーとピンクのカスタムキーリングをプレゼントする。キーリングのカスタマイズゾーンもあり、シールやキーホルダーでデコレーションすることも可能だ。

店内は、新商品のリップ“デューティント”を象徴するデイジーが咲き誇るガーデンの世界観を表現。“アミューズガール”としてブランドミューズを務めるIVEウォニョンのパネルを展示するほか、フォトスポットも多数用意する。「アミューズ」の商品を購入できるのはもちろん、豪華なコスメキットが当たる、外れなしのガシャポンなども楽しめる。なお、入場には事前の予約が必要で、予約の詳細は「アミューズ」の公式サイトやSNSなどで要確認。

◼️「アミューズ」ポップアップイベント
期間:10月11~13日
場所:XYZ TOKYO
住所:東京都渋谷区神宮前3-18-27
営業時間:10:00〜20:00(11日のみ17:00〜スタート)
入場料:無料、予約必須

The post 韓国コスメ「アミューズ」が原宿でポップアップ開催 毎日先着順でリッププランパーとキーリングを贈呈 appeared first on WWDJAPAN.

韓国コスメ「アミューズ」が原宿でポップアップ開催 毎日先着順でリッププランパーとキーリングを贈呈

韓国のコスメブランド「アミューズ(AMUSE)」は10月11〜13日、東京・原宿のイベントスペース「XYZ TOKYO」で期間限定のポップアップストアを開催する。毎日先着順で、定番商品のリッププランパーとピンクのカスタムキーリングをプレゼントする。キーリングのカスタマイズゾーンもあり、シールやキーホルダーでデコレーションすることも可能だ。

店内は、新商品のリップ“デューティント”を象徴するデイジーが咲き誇るガーデンの世界観を表現。“アミューズガール”としてブランドミューズを務めるIVEウォニョンのパネルを展示するほか、フォトスポットも多数用意する。「アミューズ」の商品を購入できるのはもちろん、豪華なコスメキットが当たる、外れなしのガシャポンなども楽しめる。なお、入場には事前の予約が必要で、予約の詳細は「アミューズ」の公式サイトやSNSなどで要確認。

◼️「アミューズ」ポップアップイベント
期間:10月11~13日
場所:XYZ TOKYO
住所:東京都渋谷区神宮前3-18-27
営業時間:10:00〜20:00(11日のみ17:00〜スタート)
入場料:無料、予約必須

The post 韓国コスメ「アミューズ」が原宿でポップアップ開催 毎日先着順でリッププランパーとキーリングを贈呈 appeared first on WWDJAPAN.

「ディーゼル」がリアーナのブランドと初コラボ 3つの美学に基づいたアンダーウエア

「ディーゼル(DIESEL)」は、アーティスト、リアーナ(Rihanna)の「サヴェージ×フェンティ(SAVAGE X FENTY)」との初コラボアイテムを発売した。「ディーゼル」一部店舗および公式オンライン、ポップアップ、「サヴェージ×フェンティ」公式オンライン、ゾゾタウンで取り扱う。

コラボアンダーウエア
3つの美学を表現

コラボアイテムは、ビスチェやストリングビキニ、ストッキング、ブラ、タンクトップ、ショーツなど、アンダーウエアをラインアップする。「ディーゼル」を象徴する赤を用い、フィッシュネットや箔プリントで仕上げた“トゥルー・ディーゼル(True Diesel)”、ブランドを代表するデニムをだまし絵のように表現した“デニム(Denim)”、カモ柄のストレッチレースやグラフィティーロゴを配し、コットンポプリンを採用した“ユーティリティ(Utility)”など、ブランドの3つの美学に基づき制作した。各アイテムには、本コラボロゴをあしらう。

キャンペーンは、グレン・マーティンス(Glenn Martens)=「ディーゼル」クリエイティブ・ディレクターとリアーナが構想。フォトグラファーのサルヴァトーレ・マタラッツォ(Salvatore Matarazzo)と、ビデオグラファーのヤコポ・ファリーナ(Jacopo Farina)がイタリア・トスカーナで撮影した。

The post 「ディーゼル」がリアーナのブランドと初コラボ 3つの美学に基づいたアンダーウエア appeared first on WWDJAPAN.

「ディーゼル」がリアーナのブランドと初コラボ 3つの美学に基づいたアンダーウエア

「ディーゼル(DIESEL)」は、アーティスト、リアーナ(Rihanna)の「サヴェージ×フェンティ(SAVAGE X FENTY)」との初コラボアイテムを発売した。「ディーゼル」一部店舗および公式オンライン、ポップアップ、「サヴェージ×フェンティ」公式オンライン、ゾゾタウンで取り扱う。

コラボアンダーウエア
3つの美学を表現

コラボアイテムは、ビスチェやストリングビキニ、ストッキング、ブラ、タンクトップ、ショーツなど、アンダーウエアをラインアップする。「ディーゼル」を象徴する赤を用い、フィッシュネットや箔プリントで仕上げた“トゥルー・ディーゼル(True Diesel)”、ブランドを代表するデニムをだまし絵のように表現した“デニム(Denim)”、カモ柄のストレッチレースやグラフィティーロゴを配し、コットンポプリンを採用した“ユーティリティ(Utility)”など、ブランドの3つの美学に基づき制作した。各アイテムには、本コラボロゴをあしらう。

キャンペーンは、グレン・マーティンス(Glenn Martens)=「ディーゼル」クリエイティブ・ディレクターとリアーナが構想。フォトグラファーのサルヴァトーレ・マタラッツォ(Salvatore Matarazzo)と、ビデオグラファーのヤコポ・ファリーナ(Jacopo Farina)がイタリア・トスカーナで撮影した。

The post 「ディーゼル」がリアーナのブランドと初コラボ 3つの美学に基づいたアンダーウエア appeared first on WWDJAPAN.

浅野忠信による線画がTシャツに 「カスバ」とコラボで「ハラカド」限定発売

恵比寿の会員制バーが手掛けるファッションブランド「カスバ(CASBA)」は10月5日、俳優・浅野忠信とのコラボTシャツを限定発売した。東急プラザ原宿「ハラカド」にある「コーナーショップ バイ カスバ(CORNER SHOP by CASBA)」のみで取り扱う。

同Tシャツは、画家としても活躍する浅野忠信の線画をプリントした。表は「カスバ」オーナー・増田令子を、裏は階段からバーの看板を見下ろした様子を描いている。ブラック1色で、S, M, L, XLのサイズ展開。

会員制バー「カスバ」は1996年のオープン以降、著名人や国内外のファッションデザイナーが集う場所として知られている。2024年4月、同名のファッションブランドを取り扱うショップ「コーナーショップ バイ カスバ」を「ハラカド」にオープンした。

The post 浅野忠信による線画がTシャツに 「カスバ」とコラボで「ハラカド」限定発売 appeared first on WWDJAPAN.

浅野忠信による線画がTシャツに 「カスバ」とコラボで「ハラカド」限定発売

恵比寿の会員制バーが手掛けるファッションブランド「カスバ(CASBA)」は10月5日、俳優・浅野忠信とのコラボTシャツを限定発売した。東急プラザ原宿「ハラカド」にある「コーナーショップ バイ カスバ(CORNER SHOP by CASBA)」のみで取り扱う。

同Tシャツは、画家としても活躍する浅野忠信の線画をプリントした。表は「カスバ」オーナー・増田令子を、裏は階段からバーの看板を見下ろした様子を描いている。ブラック1色で、S, M, L, XLのサイズ展開。

会員制バー「カスバ」は1996年のオープン以降、著名人や国内外のファッションデザイナーが集う場所として知られている。2024年4月、同名のファッションブランドを取り扱うショップ「コーナーショップ バイ カスバ」を「ハラカド」にオープンした。

The post 浅野忠信による線画がTシャツに 「カスバ」とコラボで「ハラカド」限定発売 appeared first on WWDJAPAN.

「ザラ」がサミュエル・ロスと共同プロジェクト 第1弾は2025年はじめに発売予定

「ザラ(ZARA)」は、サミュエル・ロス(Samuel Ross)=デザイナーとのアパレル共同プロジェクト“サミュエル・ロス_アクセス エンジニアード バイ ザラ(SR_A ENGINEERED BY ZARA)”を開始する。ファーストシーズンは、2025年はじめに特設サイトで発売を予定する。

サミュエル・ロスと協業
第1弾は来年はじめに発売予定

本プロジェクトは、“純粋さ”“表現”“クラフツマンシップ”などがテーマ。サミュエル・ロス=デザイナーの「SR_A」と「ザラ」が、イギリスのロンドンと、スペインのア・コルーニャにデザインスタジオを設立。同デザイナーのアートディレクションのもと、世界の主要文化都市で、ファッションインスタレーションやアート展示を通じ発表する。

サミュエル・ロス=デザイナーは、「『ザラ』との革新的な共同プロジェクトを発表できることを誇りに思う。私たちのシナジーは強さ、実用性、そしてレジャーを通じた自由な表現を大切にし、クリエイティブコミュニティーや広く人々にアクセス可能な形で届けることを目指している。『ザラ』の世界的なサプライチェーンと『SR_A』の全体的なビジョンが融合し、機能性のある衣服や空間、オブジェクトを通じて人々を繋げるプロジェクトとなることを期待している。人々には快適さ、表現、調和が必要であり、これらを誠実に提供していく」とコメントしている。

サミュエル・ロスは、1991年生まれイギリス出身のデザイナー。故ヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)の右腕としても知られ、2015年にブランド「ア コールド ウォール(A-COLD-WALL)」を開始、19年にイ・ン(Yi Ng)とともに「SR_A」を設立した。「SR_A」はこれまで、「ウブロ(HUBLOT) 」やオーディオブランド「ビーツ(BEATS)」「ナイキ(NIKE)」などと協業。

The post 「ザラ」がサミュエル・ロスと共同プロジェクト 第1弾は2025年はじめに発売予定 appeared first on WWDJAPAN.

「ザラ」がサミュエル・ロスと共同プロジェクト 第1弾は2025年はじめに発売予定

「ザラ(ZARA)」は、サミュエル・ロス(Samuel Ross)=デザイナーとのアパレル共同プロジェクト“サミュエル・ロス_アクセス エンジニアード バイ ザラ(SR_A ENGINEERED BY ZARA)”を開始する。ファーストシーズンは、2025年はじめに特設サイトで発売を予定する。

サミュエル・ロスと協業
第1弾は来年はじめに発売予定

本プロジェクトは、“純粋さ”“表現”“クラフツマンシップ”などがテーマ。サミュエル・ロス=デザイナーの「SR_A」と「ザラ」が、イギリスのロンドンと、スペインのア・コルーニャにデザインスタジオを設立。同デザイナーのアートディレクションのもと、世界の主要文化都市で、ファッションインスタレーションやアート展示を通じ発表する。

サミュエル・ロス=デザイナーは、「『ザラ』との革新的な共同プロジェクトを発表できることを誇りに思う。私たちのシナジーは強さ、実用性、そしてレジャーを通じた自由な表現を大切にし、クリエイティブコミュニティーや広く人々にアクセス可能な形で届けることを目指している。『ザラ』の世界的なサプライチェーンと『SR_A』の全体的なビジョンが融合し、機能性のある衣服や空間、オブジェクトを通じて人々を繋げるプロジェクトとなることを期待している。人々には快適さ、表現、調和が必要であり、これらを誠実に提供していく」とコメントしている。

サミュエル・ロスは、1991年生まれイギリス出身のデザイナー。故ヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)の右腕としても知られ、2015年にブランド「ア コールド ウォール(A-COLD-WALL)」を開始、19年にイ・ン(Yi Ng)とともに「SR_A」を設立した。「SR_A」はこれまで、「ウブロ(HUBLOT) 」やオーディオブランド「ビーツ(BEATS)」「ナイキ(NIKE)」などと協業。

The post 「ザラ」がサミュエル・ロスと共同プロジェクト 第1弾は2025年はじめに発売予定 appeared first on WWDJAPAN.

花王ヘアケアの逆襲 中高価格帯で「圧倒的ナンバーワン」への周到戦略

花王は、ハイプレミアム(1500円以上の中高価格帯)の新ヘアケアブランド第2弾「ジアンサー(THE ANSWER)」を発表した。今春発売した第1弾の「メルト(MELT)」が販売計画比2.7倍の好調を続ける中、第2の矢として繰り出す「ジアンサー」は、一体どんなブランドなのか。

「メルト」とは打って変わって......!?

10月3日に都内で行われた「ジアンサー」の発表会。会場に映し出されたビジョンを見て、 「そうきたか」と膝を打った(もしくは呆気に取られた)メディア関係者は少なくなかったのではないだろうか。商品と成分名称、そして性能を誇示するレーダーチャートだけが記された、シルバー地のシンプルなパッケージ。“夜間美容”をうたい、リラクシーなムードだった「メルト」とはずいぶん対照的だ。

「ジアンサー」の削ぎ落としたシンプルさは、サイエンスに裏打ちされた性能の高さだけでなく、男性的なイメージさえ想起させる。ただブランドマネジャーの野村聡氏によれば、必ずしも男性の取り込みを意識したものでもなく、「あくまで中身(機能や処方)へのこだわりをストレートに伝えるためのもの」だという。

「ジアンサー」はそのネーミング通り、ヘアケア選びに迷ってきた人たちに向けた“答え”となる商品を目指した。「艶」「まとまり」「滑らかさ」「潤い」「しなやかさ」を備えた“美髪”をかなえる5つの成分として、ラノリン脂肪酸、加水分解ケラチン、リンゴ酸、脂肪酸グリセリドα、そして花王の独自開発成分であるセラミドαを配合した。

ヘアケア商品の開発とは、ただ優れた成分を注ぎ込めばいいモノができる、という単純な話でもない。ラノリン脂肪酸とセラミドαは脂質類。乳化(水と油を融和させるプロセス)が難しく、特にシャンプーにおいては配合が困難な成分だ。「ジアンサー」においては、それらを「ヘアケア研究100年の知見」(花王)により、従来品と比較して12倍量の配合を可能にした。実際に使ってみると、シャンプーのドロっとしたテクスチャーは独特で、髪に十分塗り広げてから泡立てて洗い落とすというプロセスも少々手間がかかるものだが、仕上がりはこれまでとの違いを感じることができる。「体験」の心地よさを少々犠牲にしてでも、「効果実感」を重視した結果だろう。

「メルト」人気のバックボーンに
「研究開発力」と「ユーチューバー」

大企業ならではの資本力、研究力で生み出す独自成分やスケールメリットは、競争優位性を生み出す。それは「メルト」の好調理由の一つとも言える。例えば「ジアンサー」に配合されているラノリン脂肪酸は比較的原価が高く、市販シャンプーやコンディショナーではコストの面から配合するのが難しい成分だが、花王はこれを「メルト」にも取り入れている。

そういった、消費者には伝わりづらい処方や成分の伝道師となるのは美容系ユーチューバーだ。ユーチューバーによる処方の良し悪しの評価は、消費者の購買動向を大きく左右する。事実、「メルト」も「成分に詳しい美容系ユーチューバーによる発信が売り上げが爆発的に伸びるきっかけになった」という。「ジアンサー」では開発段階からユーチューバーの協力を取り付けた。

成熟するハイプレミアム市場
純粋な商品力が成否を分ける

同社はここ数年で市場シェアが縮小傾向にあったヘアケア領域のテコ入れに乗り出している。「メリット(MELIT)」「エッセンシャル(ESSENCIAL)」などを主軸とするマス向け(1000円以下の低価格帯)では依然トップシェアを維持しているが、ハイプレミアムゾーンでも「圧倒的なナンバーワンを狙っていきたい」と見据える。「メルト」は10月から取り扱い店舗を倍以上に拡大する。来年には「ジアンサー」に続く第3弾ブランドを投入する。

男性的とさえ感じられる「ジアンサー」のブランディングは、販路を念頭に置いた周到な戦略だ。「メルト」が主販路とする「マツモトキヨシ」「ココカラファイン」は都市部に強く、顧客は比較的若年層が多く感度やムードを重視する。対して、「ジアンサー」が展開するウエルシアグループは地方に店舗が多く、顧客は「質実剛健」で「実質的な効果効能を求める」傾向があると分析する。第3弾ブランドはまた別の大手ドラッグストア販路を攻めるようだ。販路のニーズに合わせ、商品の機能やブランディングをカスタマイズする入念さからは、花王の本気度がうかがえる。

これまでのハイプレミアム市場は「ボタニスト(BOTANIST)」「ヨル(YOLU)」などを擁するI-neを筆頭に、若く勢いのあるメーカーが中心となり、ユニークな世界観やコンセプトのブランドで引っ張ってきた。ただ市場が成熟し、競合商品の評価、消費者ニーズがある程度定まってきた中では、「純粋な商品力があるブランドだけが生き残れる」と野村氏。ハイプレミアムゾーンでは機を失したかに見えた花王だが、むしろ「機は熟した」とばかりに新ブランドを打ち出し、攻めに転じる。来年には第3弾ブランドのローンチを控えるが、「ジアンサー」ですでに“答え”を提示した花王の次なる一手に注目したい。

The post 花王ヘアケアの逆襲 中高価格帯で「圧倒的ナンバーワン」への周到戦略 appeared first on WWDJAPAN.

花王ヘアケアの逆襲 中高価格帯で「圧倒的ナンバーワン」への周到戦略

花王は、ハイプレミアム(1500円以上の中高価格帯)の新ヘアケアブランド第2弾「ジアンサー(THE ANSWER)」を発表した。今春発売した第1弾の「メルト(MELT)」が販売計画比2.7倍の好調を続ける中、第2の矢として繰り出す「ジアンサー」は、一体どんなブランドなのか。

「メルト」とは打って変わって......!?

10月3日に都内で行われた「ジアンサー」の発表会。会場に映し出されたビジョンを見て、 「そうきたか」と膝を打った(もしくは呆気に取られた)メディア関係者は少なくなかったのではないだろうか。商品と成分名称、そして性能を誇示するレーダーチャートだけが記された、シルバー地のシンプルなパッケージ。“夜間美容”をうたい、リラクシーなムードだった「メルト」とはずいぶん対照的だ。

「ジアンサー」の削ぎ落としたシンプルさは、サイエンスに裏打ちされた性能の高さだけでなく、男性的なイメージさえ想起させる。ただブランドマネジャーの野村聡氏によれば、必ずしも男性の取り込みを意識したものでもなく、「あくまで中身(機能や処方)へのこだわりをストレートに伝えるためのもの」だという。

「ジアンサー」はそのネーミング通り、ヘアケア選びに迷ってきた人たちに向けた“答え”となる商品を目指した。「艶」「まとまり」「滑らかさ」「潤い」「しなやかさ」を備えた“美髪”をかなえる5つの成分として、ラノリン脂肪酸、加水分解ケラチン、リンゴ酸、脂肪酸グリセリドα、そして花王の独自開発成分であるセラミドαを配合した。

ヘアケア商品の開発とは、ただ優れた成分を注ぎ込めばいいモノができる、という単純な話でもない。ラノリン脂肪酸とセラミドαは脂質類。乳化(水と油を融和させるプロセス)が難しく、特にシャンプーにおいては配合が困難な成分だ。「ジアンサー」においては、それらを「ヘアケア研究100年の知見」(花王)により、従来品と比較して12倍量の配合を可能にした。実際に使ってみると、シャンプーのドロっとしたテクスチャーは独特で、髪に十分塗り広げてから泡立てて洗い落とすというプロセスも少々手間がかかるものだが、仕上がりはこれまでとの違いを感じることができる。「体験」の心地よさを少々犠牲にしてでも、「効果実感」を重視した結果だろう。

「メルト」人気のバックボーンに
「研究開発力」と「ユーチューバー」

大企業ならではの資本力、研究力で生み出す独自成分やスケールメリットは、競争優位性を生み出す。それは「メルト」の好調理由の一つとも言える。例えば「ジアンサー」に配合されているラノリン脂肪酸は比較的原価が高く、市販シャンプーやコンディショナーではコストの面から配合するのが難しい成分だが、花王はこれを「メルト」にも取り入れている。

そういった、消費者には伝わりづらい処方や成分の伝道師となるのは美容系ユーチューバーだ。ユーチューバーによる処方の良し悪しの評価は、消費者の購買動向を大きく左右する。事実、「メルト」も「成分に詳しい美容系ユーチューバーによる発信が売り上げが爆発的に伸びるきっかけになった」という。「ジアンサー」では開発段階からユーチューバーの協力を取り付けた。

成熟するハイプレミアム市場
純粋な商品力が成否を分ける

同社はここ数年で市場シェアが縮小傾向にあったヘアケア領域のテコ入れに乗り出している。「メリット(MELIT)」「エッセンシャル(ESSENCIAL)」などを主軸とするマス向け(1000円以下の低価格帯)では依然トップシェアを維持しているが、ハイプレミアムゾーンでも「圧倒的なナンバーワンを狙っていきたい」と見据える。「メルト」は10月から取り扱い店舗を倍以上に拡大する。来年には「ジアンサー」に続く第3弾ブランドを投入する。

男性的とさえ感じられる「ジアンサー」のブランディングは、販路を念頭に置いた周到な戦略だ。「メルト」が主販路とする「マツモトキヨシ」「ココカラファイン」は都市部に強く、顧客は比較的若年層が多く感度やムードを重視する。対して、「ジアンサー」が展開するウエルシアグループは地方に店舗が多く、顧客は「質実剛健」で「実質的な効果効能を求める」傾向があると分析する。第3弾ブランドはまた別の大手ドラッグストア販路を攻めるようだ。販路のニーズに合わせ、商品の機能やブランディングをカスタマイズする入念さからは、花王の本気度がうかがえる。

これまでのハイプレミアム市場は「ボタニスト(BOTANIST)」「ヨル(YOLU)」などを擁するI-neを筆頭に、若く勢いのあるメーカーが中心となり、ユニークな世界観やコンセプトのブランドで引っ張ってきた。ただ市場が成熟し、競合商品の評価、消費者ニーズがある程度定まってきた中では、「純粋な商品力があるブランドだけが生き残れる」と野村氏。ハイプレミアムゾーンでは機を失したかに見えた花王だが、むしろ「機は熟した」とばかりに新ブランドを打ち出し、攻めに転じる。来年には第3弾ブランドのローンチを控えるが、「ジアンサー」ですでに“答え”を提示した花王の次なる一手に注目したい。

The post 花王ヘアケアの逆襲 中高価格帯で「圧倒的ナンバーワン」への周到戦略 appeared first on WWDJAPAN.

三者三様の強さを見せる「コム デ ギャルソン」系列3ブランド、アクティブなスタイルにも上質感漂う「エルメス」 2025年春夏パリコレ日記Vol.5

ニューヨーク、ロンドン、ミラノが終わり、コレクションの舞台は、いよいよパリへ。朝から晩まで取材づくしの怒涛の日々が始まります。公式スケジュールだけでなく、それ以外でも気になるブランドやイベントが多い今季は、取材チーム2人で回りきれるのか?そんなドタバタを日記でお届けします。6日目は、朝、昼、夕方にコム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)グループの3ブランドがショーを行う、通称“ギャルソン・デー“。週末に入って気温がさらに下がり最低気温はまさかの5度ですが、今日も元気にパリ中を駆け巡ります。

藪野淳「WWDJAPAN」欧州通信員(以下、藪野):さて、そろそろ疲れが溜まってきましたが、朝は「ジュンヤ ワタナベ(JUNYA WATANABE)」からスタートです。今季は「日常にアブノーマルな服も必要だと感じる」いう着眼点から、コレクションを制作。現代の日常の中にある服には使われないような素材を多用したアイテムを発表しました。ベースとなるのは、渡邊淳弥さんが得意とする解体・再構築のアプローチ。バイク用品メーカーの「デグナー(DEGNER)」や「コミネ(KOMINE)」のバッグやパーツをはじめ、ディテールに目を凝らすと、保冷バッグに使われるようなメタリックシルバーのアルミシートや、壁に貼り付ける凸凹の吸音材、安全ベストなどに見られる反射パネルなどが取り入れられています。醸し出すムードは、いつも通り文句なしにカッコイイ。ただ、今季はアウターは丸みのあるショルダーラインやケープライクなデザインだったり、ドレスはふわりと広がるフレアラインや体に沿ったシェイプだったりと、よりレディーライクなシルエットも多かったのが新鮮でした。

村上要「WWDJAPAN」編集長:「ジュンヤ ワタナベ」が得意とする解体&再構築って、基本的にはメンズっぽいんですよね。「デグナー」や「コミネ」なんてブランドまで登場しちゃうとなおさら。さらに今回は普通は洋服の用いない素材やパーツが満載でギア感が高いから、どれだけ“エモく“なれるか?は、大きなポイントだと思います。その意味でコレクションは、トレーンを引くドレスやビスチエ、フィット&フレアのドレスに合うケープのようなアイテムなど、ウィメンズらしいアイテムが目白押しでしたね。メンズっぽいガンダムのような世界観と、ウィメンズならではのドレスコードの共存は、少なくともやっぱり男性目線になってしまう私には面白かったです。セロファンのような素材でコーティングされてはいたけれど、ミニ丈のブラックレースドレスとのコーディネートもありましたよね。シャカシャカ素材やスポンジのような素材感のメッシュと組み合わせた、ケープのようなブルゾンがドレスと違和感なくマッチしていました。

「ノワール ケイ ニノミヤ」は奇想天外な素材使いでバラを表現

藪野:そして、お次は「ノワール ケイ ニノミヤ(NOIR KEI NINOMIYA)」です。早めに移動して、近くのカフェに移動したら、開場待ちの関係者だらけでしたね。カフェのお姉さんは、急に忙しくなってテンパってました(笑)。

村上:「ノワール ケイ ニノミヤ」は、「ダークローズ」がキーワード。バラのトゲ、花弁、そしてミステリアスなレッドを多用した、今シーズンも圧巻のドレスでした。こちらは「ジュンヤ ワタナベ」以上に、普通は洋服に用いらない生地、生地どころか素材・マテリアルが目白押しです。歯がキバ、それこそトゲのようになったファスナーのような素材を絡み合わせたり、アルミホイルのようなメタリックシートを花のように束ねたものを樹脂のディップに浸すことを繰り返したり、糸と針をほとんど使わないドレスは、いつも通り、細部を見れば作り方が、俯瞰で見ればその連続体が面白く圧巻です。リアルクローズは、真っ赤なシフォンを花弁のように重ねて、ハーネスと組み合わせたり、チュチュのようなスカートに仕上げたり。前者は、シンプルな白Tとかとコーディネートすれば、途端に「ノワール ケイ ニノミヤ」、もっと言えばギャルソンの世界の仲間入りできそうです。

藪野:ホームセンターで売っているような工業資材など奇想天外な素材で神秘的な服を作り上げるクリエイションには、毎回驚かされます。展示会に行って、「こうなってるのか〜!」と近くで見るのが楽しくなるブランドです。今回のヘッドピースは、芸術的なヤカンを制作している金工家の中村友美さんが手掛けているのですが、ご本人もヘッドピースの依頼が来るとは思っていなかったでしょうね。

そして、足元は2024-25年秋冬に続き、「リーボック(REEBOK)」とコラボした“ポンプフューリー“でしたね!前回の花モチーフを飾ったデザインも可愛かったですが、今回はパールを飾った厚底モデルと小さな丸スタッズを打ったウィングチップシューズを融合したようなデザインの2タイプが登場。黒と赤の2色展開で、サイズ展開もメンズでも履けるものまで豊富なので狙ってます。

その次の「アンドレアス・クロンターラー フォー ヴィヴィアン・ウエストウッド(ANDREAS KRONTHALER FOR VIVIENNE WESTWOOD)」には、変化が見られました。前回は中世の服のような衣装的デザインだったり、服そっちのけで気になってしまうパフォーマンスだったりで独創的な世界観全開といった感じだったのですが、今季はよりリアリティーのあるスタイルにシフト。アイコンのタータンもほぼなく、これまでは男女合同で発表していましたが、今回のショーはウィメンズのみに絞りました。アンドレアスがイメージしたのは、セクシーで活発な強い女性だそう。「ヴィヴィアン」らしいドレープを効かせたスタイルから異なる色のレースをストライプ状にはぎ合わせたデザイン、ボリュームのあるフレアシルエットまで、膝丈やミッドカーフ、ロングのドレスやスカートが充実しています。デザインのポイントは、デコルテライン。ドレスの胸元はさまざまなシェイプで大きく開き、シャツやジャケットも独特のカットで前を閉めた時に胸元が露わになるようなデザインになっています。

「エルメス」は、最高の食材を生かす料理人のようなクリエイション

そして、バスに揺られて「エルメス(HERMES)」へ。ずいぶん早く到着できたので、シャンパンをいただいてから着席。今回の会場内は、いくつもの大きなキャンバス状のパネルで仕切られています。それは、今回のテーマである「創造の舞台としてのアトリエの存在を称えること」につながる表現です。

コレクションでは、モダンな職人技、ベージュから始まる茶系を中心に鮮やかなピンクを加えた美しい色彩、シアーな素材が生む官能性を追求。なめらかなレザーやスエード、デニムで仕立てたユーティリティージャケットやコートに、ニットのブラトップやブルマー、シアーなクロップドトップスやワイドパンツを合わせ、ワントーンを軸にしたヘルシーなスタイルを描いています。トップスの前面にペンやツールを収めるようなポケットやフラップポケットを配したり、シアーなロングタンクやパンツのサイドをファスナー開閉できるようにしていたりと、ワークウエアから着想したディテールがエレガントに取り入れられているのが印象的でしたね。

村上:「エルメス」は近年、バレエダンサーをインスピレーション源に掲げるなど、健康的な体を賛美するような程よいボディコンシャスなシルエット、その表現に欠かせないハイゲージのニット素材、こうしたスタイルをモードではなくエレガントに表現するアースカラー、そして、面白味を加えるワークやミリタリーのエッセンスと、新しいクリエイションの軸が確立してきた印象です。最高の素材、中でも軽さは一目瞭然の、今シーズンならオーガンジーやメッシュ、パンチングレザーなどの素材からミニマルでアクティブなスタイルを作ると、他とは違う上質感が際立ちますね。なんか最高の素材を生かすため、調理工程は最小限に控え、その良さを引き出す料理人のようなクリエイションだなぁといつも思っています。

クワイエット・ラグジュアリーというトレンドは、少なくともミラノやパリではひと段落してきた印象がありますが、「エルメス」のクリエイションは決して色褪せないですね。「エルメス」の場合は、クワイエット・ラグジュアリーなスタイルはトレンドではなくアティチュードだし、他に先駆けて確立・進化を続けているからでしょう。なんか毎回「上質って素晴らしい」と、ため息混じりにつぶやいてしまうのが少し悔しいくらいです(笑。何を悔しがっているのか、分かりませんが)。

藪野:「エルメス」の後は、その近くで開かれていた「ジェイ ダブリュー アンダーソン(JW ANDERSON)」の展示会へ。ここ数シーズンは16区(西の端)で開催されていたので行けなかったのですが、また中心地に戻ってきてくれました。過密なスケジュールの中では、移動時間も貴重なので助かります!素材をシルク、レザー、カシミア、スパンコールの4つに絞って見せたコレクションの詳細は、ロンドンでのショーを現地取材した木村記者のリポートをご覧ください。

展示会では、新作のバッグやシューズもチェックしてきました。バッグは、6月のメンズで初登場した“ローファー“バッグをはじめとするレザーアイテムだけでなく、ロープを編んだニットのアイテムも。シューズは、ショーでも目を引いた筒が前傾したメンズライクなショートブーツに加え、ファスナーをデザイン的にあしらったフラットシューズやミュールなどリアルに使いやすそうなデザインが揃います。

「コム デ ギャルソン」のディテールに見る、強いメッセージ

村上:そして、「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」ですね。詳細はリポートをご覧いただければ、と思いますが、展示会で洋服、というより作品を間近で観察すると、川久保さんのモヤモヤの一旦が垣間見えます。柔らかなメッシュ素材に時には樹脂を振りかけ固めてしまった、まるで今の心のモヤモヤをハッキリとした意志を持ち可視化しようとしたようなシルエットのドレスには、難民、環境破壊に対するメッセージ、そしてゴミの写真がシワシワになって放り込まれていました。今の社会に対する、言語化はしきれていないけれど、 強いメッセージのようです。言語化できないけれど、まず形にして、世の中に問いかけてみる。「コム デ ギャルソン」の度胸を今シーズンも感じました。

藪野:川久保さんが今回表現したのは、「不確かな未来」。透明感のある素材使いについては、「世界で起こっているさまざまなことに対する空気と透明性で立ち向かうことは、ある種の希望を意味するかもしれない」と説明しています。ここ数シーズンは、クリエイションを通して、混沌とした今の混沌とした世界を憂いたり、そこに怒りを抱いたりしつつも、その中に希望を見出そうとしていますね。今季も、強いメッセージ性を感じました。

若い感性でストリート感を取り入れた「アン ドゥムルメステール」

さて、お次はステファノ・ガリーチ(Stefano Gallici)による「アン ドゥムルメステール(ANN DEMEULEMEESTER)」です。まだ20代後半の彼が就任から3シーズン目になりますね。

村上:私は初めて見ましたが、良い感じですね!そりゃ、創業デザイナーのアンが大好きだった人にすれば、ずいぶんストリートで若者向けのブランドに変身しつつあることを寂しく思う人もいるでしょう。でも私は、「アン ドゥムルメステール」ならではの壊れそうなほどに繊細、フラジャイルなムードを、レイヤードで上手にストリートなスタイルに取り入れている印象を受けました。正直繊細すぎて現実離れしていた「アン」スタイルが、とても身近なものに思えました。レースのスリップドレスにバックルをいくつも取り付けたコンバットブーツのコーディネート、メッセージTとジャケットにやっぱりレースのストールを貴族の立ち襟のように巻きつけてカーゴパンツのようなリラックスシルエットのボトムスやバギーデニムと合わせたスタイル、一番のお気に入りはレースのブラウス&シルクサテンのパンツにダメージTシャツを組み合わせたメンズのルックです。カワイイ!でも47歳が挑戦するには少し厳しいでしょうか(苦笑)?

いずれにせよ、「アン」らしい単品をちゃんと作り、それをコーディネートで今っぽく仕上げている好例と受け取りました。ミラノのセレクト、アントニオーリ・グループ(ANTONIOLI GROUP)の社内デザイナーとしてキャリアを積んだガリーチらしく、良い単品を作って、上手に見せているなぁと感心した次第です。

藪野:そうですね。ブランドの世界観が濃厚な分、それを体現するアントワープのブティックなどで見ると素敵だけど、セレクトショップの1ラックなど限られたスペースで表現するのは結構難しいと以前は感じていました。ですが、ステファノはそこを変えようとしているよう。カジュアルやストリートの要素を「アン」のスタイルに織り交ぜることで、より幅広い人が“着ること“をイメージできるようにしているのかなと感じます。そして、会場外やスタンディングにはファッション熱の高そうな若者がたくさん。これはデザイナーズブランドにとって結構大事なことで、その人気や注目度を示すバロメーターになると思っています。初日に披露した「ヴァケラ(VAQUERA)」とかでも同じようなことを感じました。

大進歩したショーン・マクギアーの「マックイーン」

本日のラストは、「マックイーン(McQUEEN)」。半年前のショーン・マクギアー(Sean McGirr)のデビューコレクションは、皆が抱いていたブランドのイメージからかけ離れたもので、正直ブランドの今後を案じていました。ですが今回、そんな心配を見事に払拭してくれましたね。コレクションの詳細は別途リポートをアップしているので下記をご覧いただければと思いますが、アーカイブを掘り下げることで、強さと脆さをはらむブランドへの理解が深まっていることを感じました。今後は、ラグジュアリーブランドとなった「マックイーン」に欠かせないバッグをはじめとするアクセサリーの提案強化にも期待したいところです。村上さんは、ショーンのショーを見るのは初めてでしたが、いかがでしたか?

村上:藪野さんはもちろん、ファーストシーズンを見た人が皆「大丈夫かな?」と心配していたので(苦笑)、「全然カッコいいじゃん!」って思ったのが率直な印象でした(笑)。人の死を叫び声で予告する長い髪の精霊バンシーという、アイルランドならではの着想源はいまだに掴みきれていませんが、検索すると「これが精霊?」とビックリしてしまうほど、コワイイラストもチラホラ。創業デザイナーのアレキサンダー・マックイーンが選んでもおかしくない、ダークファンタジーな着想源だったと思います。そこから生まれたのは、メゾンが自信を持つ力強いフォーマルと、反対に繊細なドレスの数々。ドレスに巻き付いた雲のように見えるのは、布を解いた糸の集合体でしたね。狂気じみたクリエイションで、美しいドレスを生み出す。マックイーンが乗り移ったかのような洋服と、健康的な肌見せやミニスカートなど若手デザイナーらしいY2Kっぽいムードが違和感なく同居していました。相当なお値段の洋服ばかりでしょうが、「マックイーン」のファンなら絶対買うんじゃないかな?そして、藪野さんのいう通りファンを広げるなら、次はバッグ&シューズに期待大ですね。

The post 三者三様の強さを見せる「コム デ ギャルソン」系列3ブランド、アクティブなスタイルにも上質感漂う「エルメス」 2025年春夏パリコレ日記Vol.5 appeared first on WWDJAPAN.

「ユニクロ」×「ホワイトマウンテニアリング」 コラボ第3弾はリサイクルダウンジャケット

「ユニクロ(UNIQLO)」は10月11日、相澤陽介が手掛ける「ホワイトマウンテニアリング(WHITE MOUNTAINEERING)」とのコラボシリーズ「ユニクロ アンド ホワイトマウンテニアリング(UNIQLO AND WHITE MOUNTAINEERING)」の第3弾として、ダウンジャケットを発売する。全3色で、各7990円。全国のユニクロ店舗ほか、オンラインストアで取り扱う。

同ダウンジャケットは、リサイクルダウンとリサイクルシート中綿を組み合わせ、立体的で動きやすい3Dカッティング構造に落とし込んだ。撥水性のある素材のため、小雨でも着用可能。また、収納力のあるポケットを付け、機能性も意識した。裾に向かいダイヤが大きくなる“グラデーションダイヤキルト”を採用し、世代や性別を問わず着用できるデザインに仕上げている。

「ユニクロ アンド ホワイトマウンテニアリング」は、2021年10月に第1弾、2023年10月に第2弾を発売している。ユニクロは循環型社会を目指す取り組み“RE.UNIQLO”の中で、店頭で回収した同社のダウン衣料を再利用した商品を20年から販売。今秋冬も、不要になった同社のダウン衣料を店頭に持ち込むと、1着ごとに500円のデジタルクーポンを配布する回収キャンペーンを11月1日〜25年1月31日に実施する。

The post 「ユニクロ」×「ホワイトマウンテニアリング」 コラボ第3弾はリサイクルダウンジャケット appeared first on WWDJAPAN.

大丸梅田店、売り場面積4割減 計6フロアから退く

大丸松坂屋百貨店は、JR大阪駅直結の大丸梅田店の売り場面積を4割縮小する。入居するサウスゲートビルディングの大規模改装に伴うもの。現在、地下2階から地上15階までの6万4000平方メートルで営業しているが、地上10〜15階から退く。2025年秋から段階的に工事に着手し、29年のグランドオープンを予定する。

JR西日本ステーションシティ、大丸松坂屋、JR西日本SC開発の3社で、JR大阪駅の南側のサウスゲートビルディングの全面刷新を行う。大丸が退く地上10〜15階は、JR西日本SC開発が新しい商業フロアを作る。JR西日本SC開発はJR大阪駅の北側のノースゲートビルディングでルクア大阪を運営する会社だ。

1983年に開業した大丸梅田店は、2011年に売り場面積を1.6倍に増床して現在の姿になった。しかし梅田地区は阪急本店(阪急うめだ本店、阪急メンズ大阪)や阪神梅田本店に加えて、11年開業のルクア大阪、13年開業のグランフロント大阪、今年開業したイノゲート大阪、JPタワー大阪(キッテ大阪)など複合施設が増え続け、集客競争が激化していた。大丸松坂屋の主要店舗の売上高がコロナ前の20年2月期を上回る中、大丸梅田店の25年2月期の予想は590億円(20年2月期は643億円)とふるわない。11年の増床前に近い面積に戻し、再出発することを決めた。

大丸松坂屋の親会社であるJ.フロント リテイリングの小野圭一社長は、8日の24年3〜8月期決算説明会で「商業施設が乱立する梅田は明らかにオーバーストア。店のサイズ感よりも存在感で勝負していきたい」と話した。

The post 大丸梅田店、売り場面積4割減 計6フロアから退く appeared first on WWDJAPAN.

大丸梅田店、売り場面積4割減 計6フロアから退く

大丸松坂屋百貨店は、JR大阪駅直結の大丸梅田店の売り場面積を4割縮小する。入居するサウスゲートビルディングの大規模改装に伴うもの。現在、地下2階から地上15階までの6万4000平方メートルで営業しているが、地上10〜15階から退く。2025年秋から段階的に工事に着手し、29年のグランドオープンを予定する。

JR西日本ステーションシティ、大丸松坂屋、JR西日本SC開発の3社で、JR大阪駅の南側のサウスゲートビルディングの全面刷新を行う。大丸が退く地上10〜15階は、JR西日本SC開発が新しい商業フロアを作る。JR西日本SC開発はJR大阪駅の北側のノースゲートビルディングでルクア大阪を運営する会社だ。

1983年に開業した大丸梅田店は、2011年に売り場面積を1.6倍に増床して現在の姿になった。しかし梅田地区は阪急本店(阪急うめだ本店、阪急メンズ大阪)や阪神梅田本店に加えて、11年開業のルクア大阪、13年開業のグランフロント大阪、今年開業したイノゲート大阪、JPタワー大阪(キッテ大阪)など複合施設が増え続け、集客競争が激化していた。大丸松坂屋の主要店舗の売上高がコロナ前の20年2月期を上回る中、大丸梅田店の25年2月期の予想は590億円(20年2月期は643億円)とふるわない。11年の増床前に近い面積に戻し、再出発することを決めた。

大丸松坂屋の親会社であるJ.フロント リテイリングの小野圭一社長は、8日の24年3〜8月期決算説明会で「商業施設が乱立する梅田は明らかにオーバーストア。店のサイズ感よりも存在感で勝負していきたい」と話した。

The post 大丸梅田店、売り場面積4割減 計6フロアから退く appeared first on WWDJAPAN.

環境&お財布に優しいジュエリー「ジェイ・ジェイ・アッシュ」が登場 ジュエリーが持つ永久的な価値にフォーカス

ジュエリーのリフォーム・修理・販売を行う宝貴工芸によるサステナブルなジュエリーブランド「ジェイ・ジェイ・アッシュ(J.J.h)」以下、(J.J.h)が登場した。8月にオープンしたららぽーと湘南平塚内の「J.J.h」第1号店で販売するのは、サステナブルなジュエリー。宝貴工芸が買取り、リサイクルした宝石や素材を使用し、リデザインしたものや中古品を磨き直しメンテナンスした1点ものだ。そのため、リングやピアス、ネックレスなど、18金(1部商品は10金)と宝石を使用しているにもかかわらず、中心は3万〜20万円という手頃な価格帯を実現。店頭には、鑑別した色石のルースも豊富にそろえており、オーダーメードのサービスも受け付ける。中には、今では手に入りにくいレアな宝石も。また、ジュエリーの買い取り・下取りやリペアにも対応。ジュエリー製品の販売だけでなく、困りごとからメンテナンスまで幅広いサービスを提供している。

ジュエリーが持つ永久的な価値に光を

かつては、中古ジュエリーというとあまりポジティブなイメージがなかった。しかし、地金や宝石は代々受け継ぐことができる価値があるものだ。ここ数年、祖父母や親から引き継いだジュエリーをリフォームして着用する人が増えており、百貨店のジュエリー売り場内のリフォームコーナーは好調だ。サステナブルな観点からも、ジュエリー業界では、鉱山から採掘された貴金属の代わりにリファインメタル(都市鉱山と呼ばれる家電や携帯電話などの廃棄物から採れる貴金属)を使用したり、デッドストックの石を使用したジュエリーの提案が広がっている。

「J.J.h」を運営する宝貴工芸は、貴金属や宝石の買い取り事業を行う大手ネット・ジャパンのグループ会社だ。だから、リサイクル可能な宝石や貴金属素材は潤沢にある。それに宝貴工芸が持つリフォームのノウハウを組み合わせることにより、ジュエリーが持つ永久的な価値や可能性に光を当てている。

The post 環境&お財布に優しいジュエリー「ジェイ・ジェイ・アッシュ」が登場 ジュエリーが持つ永久的な価値にフォーカス appeared first on WWDJAPAN.

「グッチ」に新たなCEO、副CEOが来年1月に昇格

ケリング(KERING)は10月8日、傘下に持つグッチ(GUCCI)の新たな最高経営責任者(CEO)として、ステファノ・カンティーノ(Stefano Cantino)=グッチ副CEOを任命した。2025年1月1日付で就任し、やはりケリングが擁するサンローラン(SAINT LAURENT)の社長兼CEOを兼任するフランチェスカ・ベレッティーニ(Francesca Bellettini)=ケリング副CEOの直属となる。

カンティーノ新CEOは、事業開発やマーケティング、マーチャンダイジングの豊富な経験を持ち、22年にわたるキャリアの大半をプラダ(PRADA)で過ごした。18年に、コミュニケーション担当シニア・バイス・プレジデントとしてルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)に入社した。24年5月から現職。今回の人事により、ケリングの執行委員会に加わるという。

ジャン・フランソワ・パリュ(Jean-Francois Palus)CEOは、ケリングのマネージング・ディレクターを務めていたが、23年9月にマルコ・ビッザーリ(Marco Bizzarri)=グッチ前社長兼CEOが退任したことから、暫定CEOに就任。ブランドの方向性を固める意味もあり、当面は社長兼CEOを務めることが24年2月に明らかになった。同氏の大きな役割の一つとして、グッチの経営陣や組織の再構築があり、1月にはチーフ・インダストリアル兼サプライチェーン・オフィサーを、8月には最高商務責任者を、9月にはグローバル・コミュニケーション・ディレクターを任命している。なお、今回の人事に伴う同氏の去就について、現時点では明らかにされていない。

ケリングのCEOのコメント

フランソワ・アンリ・ピノー(Francois-Henri Pinault)=ケリング会長兼CEOは、「23年の夏以降、グッチを率いてくれたジャン・フランソワに心から感謝する。非常に難しい状況の中、いくつもの決断を勇気を持って行い、今後ステファノの指揮の下で同メゾンが再び花開くための土台作りをしてくれた。また、およそ30年にわたり、私と常に緊密に連携しながら業務にあたってくれたことを大変ありがたく思う」と語った。

ベレッティーニ=ケリング副CEOは、「移行期にあるグッチのため、忠実に尽力してくれたジャン・フランソワに深く感謝する。彼がこの15カ月間で築いてくれた土台を生かし、ステファノとチームが、『グッチ』をそのブランドに相応しいポジションによみがえらせるという使命を成功させてくれるものと確信している」と述べた。

ケリングと「グッチ」の業績は?

ケリングの24年1~6月期(上半期)決算は、売上高が前年同期比11.0%減の90億1800万ユーロ(約1兆4699億円)、営業利益は同42.2%減の15億8200万ユーロ(約2578億円)、純利益は同49.1%減の9億4000万ユーロ(約1532億円)と大幅な減収減益だった。ブランド別での売上高は、売り上げの半分程度を占める「グッチ」が同20.3%減の40億8500万ユーロ(約6658億円)と減収。ケリングが成長軌道に戻るためには、主軸である同ブランドの復活が急務となっている。

The post 「グッチ」に新たなCEO、副CEOが来年1月に昇格 appeared first on WWDJAPAN.

【2024年クリスマスコフレ】「エンビロン」からホリデー限定スキンケアギフトが登場

スキンケアブランド「エンビロン(ENVIRON)」は、11月6日と12月2日の2回に分けて2024年ホリデーギフトコレクションを数量限定で発売する。「エンビロン」取り扱い店、公式オンラインストアで取り扱う。

今年のテーマは「時間、科学、美しい肌が調和している相互作用」で、肌をいきいきとしたハリのある肌へ導く保湿製品や美容液、塗るマスクなどをそろえた。

11月6日発売

“タイムレスヴァイブランス+トリオ”

“タイムレスヴァイブランス+トリオ”(1万8480円)は、年齢に応じたケアをサポートする人気商品、“アヴァンス DFP312 モイスチャライザー”(30mL)、“アヴァンス DFP312 セラム”(15mL)、“ヴァイブランスマスク”(15mL)の3点をセットした。

“デラックスデュアルブーストクリーム”

なめらかでハリがあり、ふっくらとした印象の肌へと導く“デラックスデュアルブーストクリーム”(50mL、1万4300円)は20mL増量サイズで用意する。

12月2日発売

“デラックスボディケアトリオ”

“デラックスボディケアトリオ”(1万6940円)は、全身に美容成分を与えて肌を整えるボディケアセット。内容は、“ダーマラックローション”(100mL)、“モイスチャーACEオイル”(100mL)、“ボディプロファイルクリーム”(125mL)の3点をセットした。

“デラックスモイスチャーオイルカプセル”

肌に潤いとハリを与える“デラックスモイスチャーオイルカプセル”(40粒、9570円)は、レチノールとビタミンC、保湿、整肌成分などをカプセルに閉じ込めた夜用集中ケア美容オイルだ。店頭販売限定で、通常より10粒増量した数量限定品を用意する。

The post 【2024年クリスマスコフレ】「エンビロン」からホリデー限定スキンケアギフトが登場 appeared first on WWDJAPAN.

「ファセッタズム」と「コンバース」のコラボスニーカーが10月12日に発売

落合宏理デザイナーが手掛ける「ファセッタズム(FACETASM)」は10月12日、「コンバース(CONVERSE)」とのコラボスニーカー“ONE STAR J SUEDE / FC”(3万4760円)を発売する。「ファセッタズム」青山店、心斎橋店、公式オンラインストア、全国の「ファセッタズム」取扱店と、「コンバース」原宿店、「ホワイトアトリエ バイ コンバース(White atelier BY CONVERSE)」、「コンバース」公式オンラインストアで販売する。

「ファセッタズム」×「コンバース」

本アイテムは、「コンバース」を代表するアイコンの一つである“ワンスター(ONE STER)”の“メイド イン ジャパン(MADE IN JAPAN)”モデルをベースに、「ファセッタズム」らしいブルーグレイカラーの上質な国産スエードをアッパー全面に採用した。サイドの星にはレッドの縁取りを入れ、遊び心をプラス。インソールには両ブランドのロゴをプリントした。サイズは23.0〜29.0cmを用意する。

The post 「ファセッタズム」と「コンバース」のコラボスニーカーが10月12日に発売 appeared first on WWDJAPAN.

「マキアージュ」の“とろける美膜リップ”に限定秋冬カラーが登場

 

「マキアージュ(MAQUILLAGE)」は11月21日、潤いのあるなめらかな”うるつや唇”へ導く定番リップ、“ドラマティックエッセンスルージュ”(各3000円)の限定カラー3色を数量限定で発売する。

同商品は、資生堂独自の、リップのうるおい感と色もちを両立させる技術を用いた通称、“とろける美膜リップ”だ。軽くなめらかなつけ心地ながらも落ちにくく、つけたての色と艶が長持ちする。また、美容オイルに加え、スーパーヒアルロン酸などの保湿美容成分も配合している。

限定カラーのテーマは「芳醇シアーカラー」で、秋冬らしいこっくりとしたダークカラーと、シアー発色でリラックス感を演出できる。また、ドラマの中で秋冬に起こるシーンをカラー名やパッケージデザインで表現した。さらに、カラー名に合った香りをそれぞれ調合した。

ダークレッドの“落ち葉の道で”は、ナチュラルに肌映えするシアーな発色で、凛としたリーフィーブーケの香り、“ベリーに誘われて”は、シアーなダークローズでみずみずしいハニーベリーの香りだ。こなれ感のあるシアーダークブラウンの“秘密のティーガーデン”には、華やかなアールグレイの香りを調合した。

商品一覧

The post 「マキアージュ」の“とろける美膜リップ”に限定秋冬カラーが登場 appeared first on WWDJAPAN.

【スナップ】森星やマギーらが来場 「ロジェ ヴィヴィエ」がパリで展示会を発表

「ロジェ ヴィヴィエ(ROGER VIVIER)」は、9月のパリ・ファッション・ウイーク期間中に2025春夏コレクションの展示会を発表した。フランス式庭園をテーマとした今季のコレクションでは、パステルカラーやラフィア素材のアイテム、庭園で取れた野菜や果物をモチーフにしたアクセサリーなどが登場した。

会場には森星、マギー、AMIAYAらが来場。職人の手作業を近くで鑑賞し、最新コレクションを楽しんだ。

来場者スナップ一覧

The post 【スナップ】森星やマギーらが来場 「ロジェ ヴィヴィエ」がパリで展示会を発表 appeared first on WWDJAPAN.

時計・宝飾店小売のウオッチズ・オブ・スイスが時計メディア「ホディンキー」を買収

英国を拠点とする時計・宝飾品小売グループのウオッチズ・オブ・スイス・グループ(Watches of Switzerland Group PLC、以下、ウオッチズ・オブ・スイス)は、コレクターや時計愛好家向けのオンライン・メディアおよびサービス・プラットフォームである「ホディンキー(HODINKEE)」を買収した。EC事業を補強し、特にアメリカでの市場シェア獲得を狙う。買収条件は明らかにされていない。ウォッチズ・オブ・スイスのブライアン・ダフィ(Brian Duffy)最高経営責任者(CEO)は、「私たちは相互的に有益な結果をもたらすブランドとの提携を望んでいた」と述べた。

買収取引の完了後、ウォッチズ・オブ・スイスは高級時計のコラボレーションや、損害保険会社チャブ(Chubb)と提携した高級時計と宝飾品の保険代理店事業の機能を含むホディンキーのビジネスを統合する予定で、すべての小売トラフィックを、ウオッチズ・オブ・スイスの米国ECサイトに誘導する。

ウオッチズ・オブ・スイスによれば、「ホディンキー」のニューヨーク本社は現在の場所に留まり、同メディアは「業界をリードする編集メディアとして編集上の独立性を持ち続ける」という。一方でこの買収により「ホディンキー」の創業者ベン・クライマー(Ben Clymer)元CEOは、2020年12月にCEOの座を譲り渡して以来、初めて現場に復帰し、同メディアを指揮することになる。

ウオッチズ・オブ・スイス・グループは現在、ウオッチズ・オブ・スイス、英銀製品メーカーのマッピン&ウェッブ(Mappin&Webb)、英宝飾品店のゴールドスミス(Goldsmiths)、米高級時計宝飾店のメイヤー(Mayors)、米宝飾品店のベターリッジ(Betteridge)、中古やビンテージの高級時計を扱う時計販売店のアナログ:シフト(Analog:Shift)などを有する。同グループは米国、カナダ、中央アメリカ、カリブ海諸国における伊ジュエリーブランド「ロベルト・コイン(ROBERTO COIN)」の独占販売権も所有する。

ホディンキーは08年に創業したニューヨークを拠点とする時計専門メディア。高級時計愛好家を対象に、デジタルでの発信やビデオコンテンツ、限定時計のコラボレーション、時計・宝飾品保険サービスなどを提供している。ウオッチズ・オブ・スイスによると、ウェブサイトの年間訪問者数は2,220万人、ソーシャルメディアのフォロワー数は100万人を超える。日本では、ハースト婦人画報社が「ホディンキー」から直接ライセンスを得て、日本版メディアを手掛けている。

The post 時計・宝飾店小売のウオッチズ・オブ・スイスが時計メディア「ホディンキー」を買収 appeared first on WWDJAPAN.

ライトオン、赤字店の大規模退店へ ワールド傘下入りで大ナタ

ジーンズカジュアル専門店のライトオンは8日、ワールド系の投資会社によるTOB(株式公開買い付け)を受け、新体制下での5カ年の中期経営計画を発表した。「聖域なき構造改革」を旗印に、不採算店の大規模退店や人員削減を断行した後、ワールドの生産やITのリソースを活用し、事業を軌道に乗せる。24年8月期実績の売上高380億円、営業損失50億円に対し、最終年度の29年8月期目標として売上高254億円、営業利益15億円を掲げる。事業規模を縮小させつつ確実に利益を生み出せる体質を作る。

「単独での事業継続は困難」

8日夜のライトオンの24年8月期決算説明会で発表した。ライトオンの藤原祐介社長、大友博雄・取締役管理本部長と一緒に、次期社長に内定したワールドのグループ常務執行役員の大峯伊索氏、TOBを発表したW&Dインベストメントデザインの共同代表である廣橋清司氏と栗本興治氏が登壇した。

ライトオンは07年8月期の売上高1066億円、営業利益58億円をピークに落ち込みに歯止めがかからず、24年8月期の最終損益も6期連続の赤字で終わった。MDなどのテコ入れを図ったものの効果は出ない。他社がコロナ禍から回復する中、24年8月期は既存店売上高が13.0%減、客数に至っては17.1%減だった。客離れで在庫が膨らみ、値引きが増える悪循環に陥り、荒利益率は8.3ポイントも低下した。創業者・藤原政博氏の長男で20年に就任した藤原社長は「当社単独での事業継続は困難」と苦しい胸の内を明かした。

経緯としては23年2月に金融機関から他社とのアライアンス(提携)を要請され、同業を含めた複数社に打診を始めた。ワールドとは24年2月から協議に乗り出し、業績悪化がさらに深刻になった6月中旬に事業再生支援を前提としたアライアンスを正式に依頼したという。

利益を出せる事業規模に縮小

5カ年の中計のうち最初の2年間は販管費の削減を徹底する。全国340店舗のうち具体的な数は明かさないものの「不採算店舗の大規模な退店」(同社)を断行する。早期退職は募らないが、人員削減も実施する。ワールドグループへの異動も検討する。茨城県のつくば本部を閉鎖し、東京に新オフィスに人員を集約する。

25年8月期予想は売上高が前期比27.6%減の281億円、営業損益が15億円の赤字(前期は13億円)。事業規模を大幅に縮小させ、早期に利益が出せる事業構造に転換する。「希望的観測や努力目標は排除」(大友氏)した上で既存店売上高も13.7%減と低く見積り、採算に合わない値引き販売を抑制する。

2年間で構造改革にめどをつけ、PB(プライベートブランド)の充実に本腰を入れる。現在、PBとNB(ナショナルブランド)の商品構成は35:65だが、これを逆転させる。ワールドの生産工場や原材料調達先を利用し、スケールメリットによって仕入れコストを下げる。

ただジーンズカジュアル専門店という業態自体がダウントレンドになる中、再建は容易でない。中計の最終年度も売上高は254億円であり、前期に比べて35%減。売上規模を追わず、着実に利益を出す方向性を鮮明にする。11月に社長に就任する予定の大峯氏は「ライトオンのデニム文化は尊重しつつ、一本足打法は時代にあった形に見直す必要がある」と述べた。

The post ライトオン、赤字店の大規模退店へ ワールド傘下入りで大ナタ appeared first on WWDJAPAN.

ライトオン、赤字店の大規模退店へ ワールド傘下入りで大ナタ

ジーンズカジュアル専門店のライトオンは8日、ワールド系の投資会社によるTOB(株式公開買い付け)を受け、新体制下での5カ年の中期経営計画を発表した。「聖域なき構造改革」を旗印に、不採算店の大規模退店や人員削減を断行した後、ワールドの生産やITのリソースを活用し、事業を軌道に乗せる。24年8月期実績の売上高380億円、営業損失50億円に対し、最終年度の29年8月期目標として売上高254億円、営業利益15億円を掲げる。事業規模を縮小させつつ確実に利益を生み出せる体質を作る。

「単独での事業継続は困難」

8日夜のライトオンの24年8月期決算説明会で発表した。ライトオンの藤原祐介社長、大友博雄・取締役管理本部長と一緒に、次期社長に内定したワールドのグループ常務執行役員の大峯伊索氏、TOBを発表したW&Dインベストメントデザインの共同代表である廣橋清司氏と栗本興治氏が登壇した。

ライトオンは07年8月期の売上高1066億円、営業利益58億円をピークに落ち込みに歯止めがかからず、24年8月期の最終損益も6期連続の赤字で終わった。MDなどのテコ入れを図ったものの効果は出ない。他社がコロナ禍から回復する中、24年8月期は既存店売上高が13.0%減、客数に至っては17.1%減だった。客離れで在庫が膨らみ、値引きが増える悪循環に陥り、荒利益率は8.3ポイントも低下した。創業者・藤原政博氏の長男で20年に就任した藤原社長は「当社単独での事業継続は困難」と苦しい胸の内を明かした。

経緯としては23年2月に金融機関から他社とのアライアンス(提携)を要請され、同業を含めた複数社に打診を始めた。ワールドとは24年2月から協議に乗り出し、業績悪化がさらに深刻になった6月中旬に事業再生支援を前提としたアライアンスを正式に依頼したという。

利益を出せる事業規模に縮小

5カ年の中計のうち最初の2年間は販管費の削減を徹底する。全国340店舗のうち具体的な数は明かさないものの「不採算店舗の大規模な退店」(同社)を断行する。早期退職は募らないが、人員削減も実施する。ワールドグループへの異動も検討する。茨城県のつくば本部を閉鎖し、東京に新オフィスに人員を集約する。

25年8月期予想は売上高が前期比27.6%減の281億円、営業損益が15億円の赤字(前期は13億円)。事業規模を大幅に縮小させ、早期に利益が出せる事業構造に転換する。「希望的観測や努力目標は排除」(大友氏)した上で既存店売上高も13.7%減と低く見積り、採算に合わない値引き販売を抑制する。

2年間で構造改革にめどをつけ、PB(プライベートブランド)の充実に本腰を入れる。現在、PBとNB(ナショナルブランド)の商品構成は35:65だが、これを逆転させる。ワールドの生産工場や原材料調達先を利用し、スケールメリットによって仕入れコストを下げる。

ただジーンズカジュアル専門店という業態自体がダウントレンドになる中、再建は容易でない。中計の最終年度も売上高は254億円であり、前期に比べて35%減。売上規模を追わず、着実に利益を出す方向性を鮮明にする。11月に社長に就任する予定の大峯氏は「ライトオンのデニム文化は尊重しつつ、一本足打法は時代にあった形に見直す必要がある」と述べた。

The post ライトオン、赤字店の大規模退店へ ワールド傘下入りで大ナタ appeared first on WWDJAPAN.