日: 2024年12月27日
ファッション&ビューティの美容師コンテスト 「WWDBEAUTY ヘアデザイナーズコンテスト2025」
今最も時代をとらえた
ヘア&ファッションPHOTO作品は?
作品応募受付中
ENTRY
2024年12月27日(金)〜2025年2月13日(木) 必着
トレンドやインタビューなどのトピックス
ヘアデザイナーズコンテストってなに?
WHAT IS HAIR DESIGNERS CONTEST
WHAT IS HAIR DESIGNERS CONTEST
開催経緯
2017年9月に「WWDBEAUTY」が創刊10周年を迎えたことを記念してスタートしたフォトコンテスト「WWDBEAUTY ヘアデザイナーズコンテスト」。全国の理美容師、ヘアメイクアップアーティストを対象に、モデルを起用したヘアデザイン作品を募集し、グランプリを決定します。コンセプトは“ビューティ×ファッション”。「WWDJAPAN」や「WWDJAPAN.com」のミッションの1つである「ファッション業界とビューティ業界の垣根を取り払う」ことを目的とした取り組みでもあります。そのため、審査員にファッション関係者やヘアメイクアーティストなどを迎え、両業界を“クロス”させることを試みてきました。
創設年 : 2017年
審査方法について
グランプリ・準グランプリは、SAKURA「コクーン(Cocoon)」ディレクター、エザキヨシタカ「グリコ(grico)」代表、一番合戦彩「アンガーデン(Uné GARDEN)」代表、村上要「WWDJAPAN」編集長の4人が審査。また、ヘアメイクアーティストの夢月さんの協力を得て、「夢月賞」を設けました。
審査の視点
・ヘアデザイン、メイク、ファッションのトータルバランス
・ヘア&メイクのテクニック
・フォト作品としてのクオリティー
・テーマ*にマッチしているか
・独創性
・“今”という時代性を反映しているか
*「2024~25年のコレクション(NY、パリ、ミラノ、ロンドン)におけるファッションやビューティのトレンドを意識した作品」
ヘアデザイナーズコンテストの流れ
2025年2月13日(木)必着
↓
2月下旬
応募作品の中から、4人の審査員が「優秀作品」を1人10作品ずつ(計40作品)選ぶ
↓
2月下旬~3月中旬
◆グランプリ部門
審査員4人が一堂に会し、優秀作品40作品の中から、グランプリ作品(1作品)と準グランプリ作品(2作品)を決める
◆一般投票部門
一般投票期間:2025年2月28日(金)~3月14日(金)
3月1日に、このページ内に一般投票コーナーができるので、優秀40作品の中から1番好きな作品をクリックして投票。誰でも1人1回まで投票可能で、投票期間は3月14日まで
◆ヘアメイクアーティスト部門
ヘアメイクアーティストの夢月さんが、独自の感性で「夢月賞」(1作品)を決定
↓
3月24日(月)
グランプリ部門、一般投票部門、ヘアメイクアーティスト部門全て同時に、
このページ内と、「WWDBEAUTY」3月24日号で発表
過去の受賞作品
ARCHIVE
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「第8回 WWDBEAUTY ヘアデザイナーズ コンテスト」開催
「WWDBEAUTY」のフォトコンテスト「WWDBEAUTY ヘアデザイナーズコンテスト」の第8回を開催します。全国の美容師の皆さまから、モデルを使ったモードなヘアデザイン作品を募集し、グランプリを決定します。
APPLICATION REQUIREMENTS
<募集要項>
Theme <テーマ>
2024〜25年のコレクション(NY、パリ、ミラノ、ロンドン)におけるファッションやビューティのトレンドを意識した作品
Qualification <応募資格>
美容師・理容師免許を取得した方
Requirement <応募作品の規定>
❶ モデル(男女は問わない)を起用したヘアスタイルの写真作品
❷ ヘアデザイン・メイクが分かるもの
❸ 1人3作品まで応募可
*応募作品はご返却できませんのでご了承ください。
*受賞作品は次回の作品募集の際に、編集して使わせていただくことがあります。
Judging Criteria <審査基準>
著名美容師、メイクアップアーティスト、「WWDJAPAN」編集長など各分野のプロフェッショナルが、ヘア、メイク、ファッション*をトータルに審査して各賞を決定します。
Judge <審査員>
1 / 5
Application Method <応募方法>
テーマに沿った作品写真を、データ、もしくは紙焼きでお送りください。
紙焼き(郵送)の場合
作品をキャビネットサイズ(2Lサイズ)にプリントし、
❶ 氏名・肩書き・サロン名
❷ 住所・電話番号
❸ メールアドレス
❹ 作品の解説(100文字以内)
❺コンテストを知ったきっかけ(美容ディーラー●●からの紹介、当社ホームページを見て、など) を記入した用紙(どんな用紙でも可)とともに封筒に入れ、下記宛に郵送してください。
宛先:
〒106-0032 東京都港区六本木6-1-24 ラピロス六本木4F
「WWDJAPAN」編集部 ヘアデザイナーズコンテスト係
データ(メール)の場合
メール本文に上記❶~❺を明記し、 作品データ(JPEGデータで2MB以上、解像度350dpi以上)をメールに添付(もしくは「ギガファイル便」などのオンラインストレージサービスを利用)し、下記のメールフォームよりお送りください。
Award <賞>
グランプリ受賞者(1名)
賞品(トロフィー・スパチケット)に加え、「WWDBEAUTY」2025年3月24日号および「WWDJAPAN.com」に応募作品とインタビュー記事を掲載します。さらに「WWDBEAUTY」プロデュースのもと、3月24日号の表紙を飾る作品を作ってもらいます。
準グランプリ受賞者(2名)
賞品(トロフィー・スパチケット)に加え、「WWDBEAUTY」2025年3月24日号および「WWDJAPAN.com」に応募作品を掲載します。
メイクアップアーティスト部門受賞者(1名)
賞品(トロフィー)に加え、「WWDBEAUTY」2025年3月24日号および「WWDJAPAN.com」に応募作品を掲載します。
また、優秀作品(40作品程度を予定)も「WWDBEAUTY」2025年3月24日号に掲載します。
応募者特典
応募者に、「WWDJAPAN」1カ月分(2025年4月7日号~4月28日号までの4号の予定)を無料でお送りします。
Application period <応募期間>
2024年12月27日(金)~ 2025年2月13日(木)必着
Publication of Results <結果発表>
「WWDBEAUTY」2025年3月24日号(3月24日発売)紙面および「WWDJAPAN.com」にて発表*
Information <お問い合わせ>
「WWDBEAUTY ヘアデザイナーズコンテスト」係(中村、村田)
TEL:03-5786-4007
MAIL:wwdbeauty-contest@infaspub.co.jp
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1位は、坂巻哲也「アピッシュ」代表が死去 最後まで「もう一度現場に戻りたい」という思いを貫く|2024年 年間アクセスランキング TOP10(1月1日〜12月24日)
「WWDJAPAN」 2024年 年間トップ10
1週間でアクセス数の多かった「WWDJAPAN」の記事をランキング形式で毎週金曜日にお届け。
今回は、2024年1月1日(木)〜12月24日(水)に配信した記事の年間トップ10を紹介します。
- 1位 -
坂巻哲也「アピッシュ」代表が死去 最後まで「もう一度現場に戻りたい」という思いを貫く
- 2位 -
スノーピーク、上場廃止報道について「検討は事実」とコメント

スノーピークは16日夜、一部メディアの英字記事で同社が株式の非公開化を検討している旨の報道が出たことについて「非公開化を検討しているのが事実だが、現時点において決定した事実はない」とのコメントを出した。企業価値の向上のためのさまざまな選択肢の一つだとしている。
> 記事の続きはこちら- 3位 -
スノーピーク純利益99%減 キャンプ失速が如実に

スノーピークの2023年12月期連結決算は、売上高が前期比16.4%減の257億円、営業利益が同74.3%減の9億円、純利益は同99.9%減の100万円だった。売上高と各利益全てで業績予想を下回った。過剰在庫のアウトドア専門店が増えたことで、ホールセールが伸び悩んだ。国内全社員のベースアップなどにより、販管費も膨れ上がった。さらに国内既存店と米国現地法人の固定資産について、特別損失4億2800万円も計上した。
> 記事の続きはこちら- 4位 -
「ユニクロ」×「マリメッコ」秋冬限定コレクションが発売 北欧の豊かな自然に着想

「ユニクロ(UNIQLO)」は11月1日、「マリメッコ(MARIMEKKO)」との今年3シーズン目となる2024年秋冬限定コレクションを発売する。全国286店舗とユニクロ公式オンラインストアで販売する。
> 記事の続きはこちら- 5位 -
「ダイワ」×吉田カバン「POTR」 機能性と撥水性を備えたバッグ全3型が登場
- 6位 -
しまむら創業者、島村恒俊さんが死去 享年98

「ファッションセンターしまむら」を運営するしまむらの創業者、島村恒俊(しまむら・のぶとし)さんが老衰のため7月13日に死去した。享年98。通夜および葬儀は近親者で済ませた。後日、お別れの会を執り行う予定。
> 記事の続きはこちら- 7位 -
小嶋陽菜のランジェリー「ロジア バイ ハーリップトゥ」からストラップレスブラ登場

小嶋陽菜が代表を務めるハートリレーションのランジェリーブランド「ロジア バイ ハーリップトゥ(ROSIER BY HER LIP TO)」は、ストラップレスブラ“エブリデイエッセンシャルストラップレスブラ(Everyday Essential Strapless Bra)”を発売する。価格は4800円で、ヌードローズとブラックの2色をそろえる。3月27日から三越銀座店で開催するポップアップショップで先行販売を行い、4月5日19時からブランド公式サイトで販売する。
> 記事の続きはこちら- 8位 -
パリ五輪開会式 「ディオール」がレディー・ガガやセリーヌ・ディオンらの衣装を制作

現地時間7月26日、フランス・パリのセーヌ川を舞台にパリオリンピックの開会式が行われた。開会式に登場したレディー・ガガやアヤ・ナカムラ、アクセル・サン・シレル、ジュリエット・アルマネ、セリーヌ・ディオンらの衣装はマリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)「ディオール(DIOR)」ウィメンズ・アーティスティック・ディレクターが担当した。
> 記事の続きはこちら- 9位 -
ユニクロの「アニヤ・ハインドマーチ」コラボ再び 11月22日発売、“パフテック”も登場

「ユニクロ(UNIQLO)」は、昨年大ヒットし、異例の予約再販も行った「アニヤ・ハインドマーチ(ANYA HINDMARCH)」とのコラボレーションを今冬も販売する。11月22日に、ウィメンズ11型、キッズ4型を全国の店舗とECで発売する。
> 記事の続きはこちら- 10位 -
「ピーチ・ジョン」30周年企画にMEGUMI登場 堂々の着こなしを披露

「ピーチ・ジョン(PEACH JOHN)」は4月3日、ブランド設立30周年記念企画としてMEGUMIを起用したスペシャルコンテンツを公式サイトで公開した。MEGUMIは同ブランドの人気商品に身を包み堂々のポージングを披露。ブラジャー選びのコツや自己肯定感を高めるパーツケアなどについても語っている。
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「アーダーエラー」10周年で韓国・ソンス旗艦店をリニューアル 25年は日本2店舗目の出店も視野に
韓国発の「アーダーエラー(ADER ERROR)」は12月18日、ブランド誕生10周年を記念し、韓国・聖水(ソンス)にある旗艦店「アーダースペース 2.0」をリニューアルオープンした。ブランドのシンボルとなる同店を改装することで、新たな未来へのビジョンを示すことを目指した。
「アーダーエラー」は、14年に設立したユニセックスブランドだ。建築やファッション、金融など異業種から集まった数十人の匿名クルー全員がデザインとビジネスに関わる特殊な体制で、世界各国のオンラインショップやセレクトショップに商品を展開している。
店舗は1、2階の2フロア構成で、アパレルやバッグ、アクセサリーなどを取り扱っている。今回の改装では1階の半分を近未来的な内装に刷新。“ハイパースペースを探検する旅人”をコンセプトに、単なる「売り場」の枠を超えたユニークな空間体験を提供する。
目玉は亀がうごめく没入型インスタレーション
入り口を入ると、まず目に飛び込んでくるのは空中に浮かぶ亀のオブジェだ。亀は長寿や縁起が良いとされる動物として知られているが、ここでは新境地を開拓する案内人という役割を果たす。甲羅に背負っているカラフルなディメンションボールについて、PR担当は「『アーダーエラー』にとって、このディメンションボールはアイコニックなアイテムの1つ。これまでの歴史や過ごしてきた時間、つまり過去を背負って未来を旅する、進むというメッセージを込めた」と説明した。
目玉は、店内奥にある没入型インスタレーション。映画館のような空間が現れ、BGMが流れると同時にスクリーンの突起がゆっくりと動く。亀が次元の境界を泳ぐ様子を表した立体的なアートワークで、4本の手足とお腹がうごめいている。この様子は、新たな次元に跳躍する「アーダーエラー」の姿を具現化したそうだ。
誕生10周年を記念したカプセルコレクションも発表した。テーマは「未来の旅人が準備した洋服」で、シャツジャケットやTシャツなどには、服を畳んだときにできるシワを表現したタックが入っている。ボタンの付いている商品は全て10周年と連動し、10ミリサイズのボタンを採用したカーディガンや、ボタンが10個並ぶシャツなどを用意した。シンプルながらも「アーダーエラー」らしい遊び心のあるデザインが魅力的だ。
リニューアルオープン前日の17日には、オープニングイベントも開催。エンハイフン(ENHYPEN)のジェイクとソンフン、韓国俳優のピョン・ウソク(Byeon Woo-Seok)とチュ・ウジェ(Joo Woo-jae)が同コレクションを身にまとい、10周年を祝福した。
「グローバル展開において、日本市場は最も重要」
「アーダーエラー」は現在25カ国で展開しており、日本には2024年に本格上陸。4月に国内初のポップアップストアを大阪・阪急うめだ本店で開催し、5月には兵庫・神戸阪急に初の常設店である「プラグショップ(PLUG SHOP)」をオープンした。PR担当は今後について、「グローバル展開において、日本市場は最も重要だと考えている。神戸阪急以外の出店も視野に入れており、25年も攻めの姿勢を崩さず歩み続けていきたい」と意気込む。今後、日本での動きにも大きな注目が集まる。
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「J.S. パンケーキカフェ」が“天空の抹茶”使用のプレミアムパンケーキを発売
ベイクルーズが運営するパンケーキショップ「J.S. パンケーキカフェ(J.S. PANCAKE CAFE)」は12月28日、静岡県の山間地域茶園で栽培される“天空の抹茶”を使用した“プレミアム抹茶ストロベリーパンケーキ”(1980円)と“天空の抹茶ラテ”(750円)を発売する。販売期間は2025年2月3日までを予定している。
上品で豊かな味わいの“天空の抹茶”を使用
“プレミアム抹茶ストロベリーパンケーキ”
“プレミアム抹茶ストロベリーパンケーキ”は、深い旨みと甘みが特徴の“天空の抹茶”をふんだんに使用した。生地に練んだホワイトチョコレート、あずきとミルクアイスの甘みに加え、抹茶の上品な苦みと香りがマッチするプレミアムなパンケーキを提供する。
“天空の抹茶ラテ”
同期間に販売する“天空の抹茶ラテ”は、香り高く深みのある、ほっとする甘さの上品ドリンクに仕上げた。
また、2025年1月6〜19日に“プレミアム抹茶ストロベリーパンケーキ”を注文で、“天空の抹茶ラテ”のLINEクーポンをプレゼントする。
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「J.S. パンケーキカフェ」が“天空の抹茶”使用のプレミアムパンケーキを発売
ベイクルーズが運営するパンケーキショップ「J.S. パンケーキカフェ(J.S. PANCAKE CAFE)」は12月28日、静岡県の山間地域茶園で栽培される“天空の抹茶”を使用した“プレミアム抹茶ストロベリーパンケーキ”(1980円)と“天空の抹茶ラテ”(750円)を発売する。販売期間は2025年2月3日までを予定している。
上品で豊かな味わいの“天空の抹茶”を使用
“プレミアム抹茶ストロベリーパンケーキ”
“プレミアム抹茶ストロベリーパンケーキ”は、深い旨みと甘みが特徴の“天空の抹茶”をふんだんに使用した。生地に練んだホワイトチョコレート、あずきとミルクアイスの甘みに加え、抹茶の上品な苦みと香りがマッチするプレミアムなパンケーキを提供する。
“天空の抹茶ラテ”
同期間に販売する“天空の抹茶ラテ”は、香り高く深みのある、ほっとする甘さの上品ドリンクに仕上げた。
また、2025年1月6〜19日に“プレミアム抹茶ストロベリーパンケーキ”を注文で、“天空の抹茶ラテ”のLINEクーポンをプレゼントする。
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【2025年春コスメ】「エトヴォス」が春の訪れを祝う多幸感あふれるカラーの限定コレクション発売
「エトヴォス(ETVOS)」は2025年1月8日、2025年春夏コレクションを発売する。4色パレットや美容液ルージュ、チークなど、新しい季節を祝福するような輝きとみずみずしさを与えるアイテムをラインアップする。
アイバームがよれにくくリニューアル
“ミネラルアイバーム”(定番4色・限定4色、各2750円)は、目元の美容クリームを兼ねたアイシャドウで、⼼地よい感触はそのままに、ヨレにくく、美しい仕上がりにリニューアルした。新たな保湿・美容成分を配合し、石けんで落とせる、低刺激処方に仕上げた。透明感と繊細さを演出するパールもブレンドしているカラーもポイントで、 限定色はパールゴールド、ウォームライラック、シナモンオレンジ、ロージーカシスの光沢感溢れるクリアカラーと、存在感のある高発色カラーをそろえた。
“ミネラルアイバーム”カラー一覧
4色パレット“ミネラルクラッシィシャドー”
“ミネラルクラッシィシャドー”(新定番1色・限定1色、各4620円)は、敏感肌のまぶたをケアしながら、美しく彩る4色アイシャドウパレット。敏感なまぶたのバリア機能をサポートする美容成分を配合した。
新定番色の“ステディベージュ”は、モダンベーシックなピンクブラウンのマットなパレットで、王道のベージュとブラウンを赤色の色素であるカルミンを不使用で実現した。また、春の訪れを予感させる限定色は“シェルフルール”を用意。まぶたに高揚感を映し出すピーチベージュにブルーパールが漂うペールオレンジ、ゴールドパールが溶け込んだシアーパープル、クリーンなグレイッシュブラウンをセットしている。
2色セットの“ミネラルプレストチーク”
“ミネラルプレストチーク”[SPF20 PA++](新定番1色、4180円)は、血色感やニュアンスを生み出すメインカラーと透明感や肌の艶を引き出すハイライトカラーが、表情を立体的に仕上げるチーク。新定番色として、ミルキーコーラルとペールコーラルを加えた。
繊細な唇のための美容液ルージュ
“ミネラルシアールージュ”(限定1色、3520円)は、唇用の美容液ルージュで、熟れたプラムを連想するビターシアーな限定色、“ブラウニープラム”を用意する。植物由来の美容オイルなどを80%配合し、上質なうるおいを追求している。
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【2025年春コスメ】「エトヴォス」が春の訪れを祝う多幸感あふれるカラーの限定コレクション発売
「エトヴォス(ETVOS)」は2025年1月8日、2025年春夏コレクションを発売する。4色パレットや美容液ルージュ、チークなど、新しい季節を祝福するような輝きとみずみずしさを与えるアイテムをラインアップする。
アイバームがよれにくくリニューアル
“ミネラルアイバーム”(定番4色・限定4色、各2750円)は、目元の美容クリームを兼ねたアイシャドウで、⼼地よい感触はそのままに、ヨレにくく、美しい仕上がりにリニューアルした。新たな保湿・美容成分を配合し、石けんで落とせる、低刺激処方に仕上げた。透明感と繊細さを演出するパールもブレンドしているカラーもポイントで、 限定色はパールゴールド、ウォームライラック、シナモンオレンジ、ロージーカシスの光沢感溢れるクリアカラーと、存在感のある高発色カラーをそろえた。
“ミネラルアイバーム”カラー一覧
4色パレット“ミネラルクラッシィシャドー”
“ミネラルクラッシィシャドー”(新定番1色・限定1色、各4620円)は、敏感肌のまぶたをケアしながら、美しく彩る4色アイシャドウパレット。敏感なまぶたのバリア機能をサポートする美容成分を配合した。
新定番色の“ステディベージュ”は、モダンベーシックなピンクブラウンのマットなパレットで、王道のベージュとブラウンを赤色の色素であるカルミンを不使用で実現した。また、春の訪れを予感させる限定色は“シェルフルール”を用意。まぶたに高揚感を映し出すピーチベージュにブルーパールが漂うペールオレンジ、ゴールドパールが溶け込んだシアーパープル、クリーンなグレイッシュブラウンをセットしている。
2色セットの“ミネラルプレストチーク”
“ミネラルプレストチーク”[SPF20 PA++](新定番1色、4180円)は、血色感やニュアンスを生み出すメインカラーと透明感や肌の艶を引き出すハイライトカラーが、表情を立体的に仕上げるチーク。新定番色として、ミルキーコーラルとペールコーラルを加えた。
繊細な唇のための美容液ルージュ
“ミネラルシアールージュ”(限定1色、3520円)は、唇用の美容液ルージュで、熟れたプラムを連想するビターシアーな限定色、“ブラウニープラム”を用意する。植物由来の美容オイルなどを80%配合し、上質なうるおいを追求している。
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「フェティコ」舟山瑛美に聞く独特な女性像、そして日本の産地のモノ作り
PROFILE: 舟山瑛美/「フェティコ」デザイナー

「フェティコ(FETICO)」の登場は、多くの女性たちに勇気を与えている。大胆に肌を露出し、体のラインを強調するそのスタイルは日本のデザイナーズブランドでは珍しい。「自分の身体や欲望をありのまま愛でたい」。そんな女性たちの内なる声を「フェティコ」は代弁し、肯定してくれる。だから女性たちからの支持を得ているのだろう。ブランド立ち上げから4年目を迎え、改めてその世界観について、そして日本の産地を重んじるモノ作りの姿勢について舟山瑛美デザイナーに聞いた。
30歳になり、ある日スイッチが入りブランドを立ち上げる
WWD:ブランドのコンセプトは「The Figure:Feminine」。意味は「その姿、女性的」と詩的です。改めてその意味を教えて欲しい。
舟山瑛美「フェティコ」デザイナー(以下、舟山):ファッションの勉強をしている学生にはよくある話ですが、私も学生時代から、いつか自分のブランドを持ちたいという気持ちがありました。実現に至らないまま30歳になり、ある日スイッチが入ったのです。「他で吸収することはいったん終わりにして自分でモノ作りをしていこう」と決めました。決めたら次はコンセプトが重要。時代やトレンドが変わる中でも自分にとって変わらない軸は日本人女性であり、アジア人らしい体つきであること。そして私はいろいろな女性の体を美しいと感じる。だからそこを軸にしようと決めて言葉にしました。
WWD:スイッチが入ったきっかけは?
舟山:結婚をしたことかな。節目であり、今後の人生を考える一歩となりました。家族を持ったうえで自分が何をしたいか、と考えたとき、私の場合は子供以上にブランドを作りたい。そう自覚をして踏ん切りがつきました。彼がスタイリストで自分の名前で仕事をしており、それに憧れを持ったのもひとつの理由。自分の名前で仕事をしたい、と思いました。
そのタイミングで自分のウエディング用のドレスを作りました。長らくブランドに沿ったデザインをしてきたのですが、パタンナーとともに自分の納得がいく形を作り上げることが楽しくて、自分のブランドでそれを存分にする喜びを知りました。
WWD:企業デザイナー時代に吸収し、今の自分のベースになっていることは?
舟山:一番は「クリスチャンダダ(CHRISTIAN DADA)」時代に、パターンやサンプルを見ながらこれのどこを修正すればよりよくなるか、試行錯誤する中で感覚をつかんだことです。ダダでは、脱構築など入り組んだものを作っていたので、アイデアを商品に落とし込む経験を積んだことは大きかった。
あと、新卒で入った「ヒステリック グラマー(HYSTERIC GLAMOUR)」は、担当アイテムを企画から生産まで一貫して見るという、少し変わった仕組みで服がどうやって工場に入り、付属がここで作られて、など基本的な服作りの流れを学びました。
WWD:感性的なことで外から受けた影響は?
舟山:それは不思議と、学生の頃からずっと変わらず。昔から体を強調する服が好きで大人になるにつれて、より深く広くなっている感覚はあります。
自分が魅力的であること、その見せ方をわかっている人に惹かれる
WWD:女性の体ってきれいだな、と最初に思ったのはいつですか?
舟山:高校生の頃からファッションを学んでおり、文化服装学院の夜間クラスで週一でヌードクロッキー実習を取ったときだと思います。いろいろな女性の体を描くことがとてもおもしろいと思った。人によってバランスが違ったり、単純にきれいだなと思ったり。
WWD:女性の体は色々な時代の芸術家のインスピレーションとなってきましたが、アーティストの視点から受けた影響はありますか?
舟山:衝撃を受けたのはロンドンで見た荒木経惟さん、アラーキーの展示です。高校卒業後に、ロンドンへ1年留学していたとき、荒木さんの大規模な展覧会があり、大きなプリント写真を見て、そのダークでエロティックな美しさには影響を受けました。
舟山:官能性、だと思います。
WWD:官能性は他人に見出すもの?それとも自分に向けたもの?
舟山:人に感じ取れるものでもあるし、自分自身に思うところもあります。
WWD:日本の“官能性”は、襟足や足首の素肌をチラッと見せる、といった“隠す”方向にありますが、舟山さんの“官能性”の表現は、堂々としていますね。
舟山:そうですね、自分で自分が魅力的であること、そしてその見せ方をわかっている人に惹かれるのだと思います。
WWD:女性にとって体は他人から「見られる」対象であり、どこか自分のものでない感覚がある人は多いと思う。「フェティコ」は「私の体」を自分側に取り戻してくれた。「好きだから見せる」という自発的で能動的な表現です。同時に「フェティコ」の中には、お姫様的な可愛さも共存しています。
舟山:少女性に惹かれるとことはあります。峰不二子みたいな“完璧なお姉さん”より、少しバランスが崩れているところが魅力的と感じます。
WWD:ブランド設立から4年が経ちました。
舟山:そうですね。私は洋服を作る仕事以外はできないから短期間で終わらせるつもりはなく、かといって一緒に始めたパタンナーと2人、自分たちが食べる分だけ稼げれば幸せだな、という感覚でもありました。
WWD:継続を決めてはいたけど、戦略的ではないのですね。振り返って何を思うことは?
舟山:作りたいものと世間が求めていることがマッチする部分がある、という感覚はつかめました。それを信じていけそう、が今の心境です。 最初に作ったボディコンシャスなニットドレスの反応が良くて「こういうブランドを待っていたよ!」といった声をもらい、こういう服を求めてくれる層がいるのだな、と気がつきました。ただ、関わる人が増えて、それぞれから「フェティコ」を広めてくれるようになっているから、より強いヴィジョンを示した方がよいのだろうな、と今は思う。発信するヴィジュアルやメッセージも大事です。
WWD:それもあってか、 2025年春夏コレクションはそれ以前と少し様子が変わりました。
舟山:いつもコレクションにはタイトルをつけずに制作を進めて、締め切りに追われながらムードをつかんでゆきます。核となる好きなコアがあり、リサーチすることでそこから一歩出た世界へ広げる感じです。
今回最初にピックアップしたのが、1980年代の雑誌「マリ・クレール」の旅支度をテーマにした一ページでした。 「アズディン アライア(AZZEDINE ALAIA)」を着たアフリカ系アメリカ人モデルのヴェロニカ・ウェブ(Veronica Webb)に惹かれ、そこから80年代のリサーチを進めてサスペンス映画「数に溺れて」もモチーフになりました。
WWD:珍しく色が使われていたのもそこから?
舟山:映画にはパステル調の色が使われていて、定番素材のチュールやシアー素材とパステルを組み合わせました。私は色を着ないのですが、ブランドを強くするために苦手に挑戦したい、というのもあります。ショーでスタイリングを担当している夫からは、いつも“また黒ばかり。もっと色ないの?”と聞かれます(笑)。
WWD:ブランドの世界観が明確になってくると、コラボレーションなどいろいろな声がけがありそうです。
舟山:次から次へと新しいことが起こることはいいことなのですが、今は起きたことに対処するのが精いっぱい。そろそろ、会社として中長期的なヴィジョンをちゃんと掲げたいと思っています。
日本の産地はなくてはならない存在。続いてもらわないと困る
WWD:ブランド紹介文には、“「フェティコ」のコレクションは日本国内の繊維産地や職人との取組みで丁寧に生産されています”とあります。これまで産地と取り組んできた中で印象的なものを教えてください。
舟山:2023-24年秋冬コレクションでお願いした、京都の職人さんによる着物用の引き染めは単純にとても美しいと思いました。着物用ではない、幅広の生地を前に3、4人で手で染めてゆく影像を見て驚きました。
舟山:はい。ベルベットが好きで通年で使います。こちらは北陸のベルベットに、桐生の刺しゅうでオリジナルの柄を入れました。刺しゅうにより収縮をかけることで凹凸感を出しています。スペシャルなピースです。スーツ地は尾州のものが多いです。
WWD:産地の生地を意識して使用する理由は?
舟山:最初の就職先である「ヒステリックグラマー」が新入社員を産地に連れて行ってくれる会社で、岡山の児島のデニムの工場の人たちに「新入社員、頑張れ~」などと声をかけてもらい、顔が見えてのモノづくりはよいなと思ったのが最初です。
自分のブランドを始めるときに「あの人にお願いしたい」と顔が浮かびました。「舟山さん始めるのか、じゃあ、一緒に頑張ろう」と言ってもらって嬉しかった。生地も縫製も顔が浮かぶ人たちと仕事をしたいという気持ちがあります。
WWD:顔が浮かぶ人との仕事は何がよいのでしょうか?
舟山:小さい工場さんも多いのですが、自分ごとにように扱ってくれます。仕事だけど楽しんで作ってくれて、難しいオーダーでも、どう縫ったらきれいになるかを前向きに考え提案してくれる。そのやりとりが好きです。「フェティコ」のように小さいブランドにとって日本の産地はなくてはならない存在。続いてもらわないと困るし、私もなるべく日本で続けたい。
WWD:やりとりの中から新しい技法と出会うこともあるでしょう。今、探している素材や加工は?
舟山:レザー風の加工です。レザーは元々が好きですし、長く着ることができるのでサステナブルでもある。ただ、直接肌につけるには少し抵抗があるので、コットン地でレザー風の箔加工などにトライしたいです。
WWD:日本の産地は存続の危機にあります。デザイナーとしてできることは何だと思いますか?
舟山:ブランドやデザイナーができることは、モノ作りの背景をもっと伝えることだと思います。モノ自体から伝わることも大事ですがもっと、積極的に「こういう職人の手があるからこういういいモノができる」といったストーリーを伝えたい。その手段は課題ですが、まずは展示会でバイヤーさんに伝え、そこから店頭の販売員さん、そしてお客さんへ伝わったらいいなと思う。
WWD:サステナビリティについて思うことは?
舟山:まずは、日本の縫製業や生地屋さに存続してもらえるように貢献すること。それはブランドが存続するためでもあります。もうひとつは、ゴミにはならない、価値がある服を作ること。ブランドを作るとき、すでに世の中にこんなに多くの服がある中で私たちが作らなくても誰も困らない。だからゴミになるものだけは作りたくない、と話しました。一シーズンで捨てられない服、気分でなくてもクローゼットにしまったり、誰かに譲ってもらったりされる服は品質が良く、デザインがおもしろいから。それもサステナビリティにつながると思う。
WWD:10年後となる2030年はどうなっていたい?
舟山:時代によって求められていることは変わっていると思うから、そこにフィットする柔軟な自分でありたいなと思う。そして店を持ち、コミュニケーションの場を持っていたい。売って終わりではなく世界観を体現できる場があってよりお客さんとつながれると思うから。
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スノーピークが群馬県「県立赤城公園」内2施設の指定管理者に選定 キャンプ場を新たに開業予定
スノーピーク(SNOW PEAK)は、群馬県から「県立赤城公園」内にある2施設の運営を担う指定管理者に選定されたことを発表した。同社は、公園内の「県立赤城公園キャンプ場」と「県立赤城公園ビジターセンター」を再整備後、「キャンプフィールド」と周遊拠点施設「ランドステーション」として新たに開業する予定だが、時期は未定。
「県立赤城公園」は、群馬県前橋市に位置し、日本百名山の一つにも数えられる赤城山の山頂エリアに広がる県立公園。広さは約1290ヘクタール(東京ドーム約278個分)で、都心からのアクセスは、車で約2時間半ほど。公園内では、火山活動で形成されたカルデラ湖“大沼(おの)”でのボート遊びや、湿原“覚満淵(かくまんぶち)”での野鳥観察に加えて、冬には、雪山登山やワカサギ釣りなどのアクティビティを楽しめる。
開業予定の「キャンプフィールド」は、フリーサイトや電源区画サイトをはじめ、ドックランや建築家の隈研吾と共同開発したモバイルハウス“住箱(JYOBAKO)”のエリアを作るほか、「ランドステーション」では、テント、キャンプギアに加えてアパレル、地元土産などをそろえるスノーピーク直営店やカフェ、観光案内所などを設置予定。
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スノーピークが群馬県「県立赤城公園」内2施設の指定管理者に選定 キャンプ場を新たに開業予定
スノーピーク(SNOW PEAK)は、群馬県から「県立赤城公園」内にある2施設の運営を担う指定管理者に選定されたことを発表した。同社は、公園内の「県立赤城公園キャンプ場」と「県立赤城公園ビジターセンター」を再整備後、「キャンプフィールド」と周遊拠点施設「ランドステーション」として新たに開業する予定だが、時期は未定。
「県立赤城公園」は、群馬県前橋市に位置し、日本百名山の一つにも数えられる赤城山の山頂エリアに広がる県立公園。広さは約1290ヘクタール(東京ドーム約278個分)で、都心からのアクセスは、車で約2時間半ほど。公園内では、火山活動で形成されたカルデラ湖“大沼(おの)”でのボート遊びや、湿原“覚満淵(かくまんぶち)”での野鳥観察に加えて、冬には、雪山登山やワカサギ釣りなどのアクティビティを楽しめる。
開業予定の「キャンプフィールド」は、フリーサイトや電源区画サイトをはじめ、ドックランや建築家の隈研吾と共同開発したモバイルハウス“住箱(JYOBAKO)”のエリアを作るほか、「ランドステーション」では、テント、キャンプギアに加えてアパレル、地元土産などをそろえるスノーピーク直営店やカフェ、観光案内所などを設置予定。
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学び舎は渋谷パルコ、ディレクターは「リトゥン」山縣デザイナー 10代限定のカルチャースクールとは?

“GAKUは、10代の若者がクリエイションの原点に出合える学びの集積地です”──ファッションブランド「リトゥンアフターワーズ(WRITTENAFTERWARDS)」の山縣良和デザイナーが、渋谷パルコの9階で教育プログラム「GAKU」をスタートしたのは2019年のことだ。現在、シラバスには「新しい演劇のつくり方」「限界美食論」「創造的鑑賞学入門」など、大人の知的好奇心をも刺激する講義タイトルが並ぶ。なぜ10代にターゲットを絞り、難解とも思われるテーマの講座を開くのか。「GAKU」ディレクターの山縣デザイナーと、事務局スタッフの杉田聖司、講師の1人である大草桃子を訪ね、その哲学を聞いた。
WWD:改めて、「GAKU」とは?
事務局スタッフ杉田聖司(以下、杉田):音楽や街づくり、キュレーション、建築など多種多様なジャンルのクラスを開講する10代向けのカルチャースクールだ。渋谷パルコ9階を学び舎として、ファッションデザイナーや写真家、編集者らの専門家が先生役を務める。クリエイター育成が目的ではなく、若者が気軽にトライアンドエラーを繰り返しながら、自分がどう感じて、どんな表現が楽しくて、どう社会とつながっていくのかを体感でできる場所づくりを目指している。
大学のように必須単位を取得する必要もなく、好きな講座を選び、好きな時に登校できる。そもそも英検1級などの資格や経験者優遇といった入学要件もない。できる限り多くの人に体験してほしいから、三菱地所や東急、東京建物といった企業からの協賛・協力を受けて、ほぼ全てのクラスを無料で受講できるようにしている。これまで延べ750人ほどの修了生を輩出してきた。
WWD:立ち上げの経緯は?
山縣良和「GAKU」ディレクター(以下、山縣ディレクター):2019年に渋谷パルコから、施設の大型リニューアルに際して「ここに学びのスペースを一緒に作りませんか」と声をかけてもらったことがきっかけだ。実は渋谷パルコの9階は、渋谷区の管轄する敷地。文化施設としての活用を求められたことから、08年からファッションの私塾「ここのがっこう」を開いている僕に白羽の矢が立ったようだ。ただ僕自身は、同塾とコンセプトが被るものを作る必要は感じなかったから、ターゲットを10代に絞ることにした。
WWD:なぜ10代?
山縣ディレクター:日本の教育現場をリサーチする中で、10代の若者が芸術分野を自由に学べる場が不足していることに気づいたから。小学生向けにはワークショップや塾が比較的存在するし、成人対象には専門学校や大学などの専門機関がある。それに比べると、その間の年代には体験の場が設けられていない。日本では、小学生には「何でも自由にやってOK」という空気を醸し出しているが、中学生や高校生に対して、大人は急に保守的な態度を取り、受験に直結する勉強をさせ始めてしまう。10代という時期は、多感な彼らのキャリアパスに大きな影響を与える。「何になりたいか分からないけどとりあえず受験勉強をやっておこう」とならざるを得ない教育環境に疑問を覚え、彼らがリベラルアーツに触れ、いろいろな選択の可能性を体験できる空間を作りたいと考えた。
10代に真正面からぶつかるために
個性的なシラバス設計
WWD:具体的にどんな授業を行う?
杉田:例えば今年は、サステナビリティを軸にしたクラスを3つ開講している。そのうちの一つである“サステナビリティ×ファッション”がテーマの「わたしたちのファッション表現」では、ファッションと環境問題の関連性を踏まえ、「それでもファッションに何ができるか?」という思索を深めていく。最終ゴールは、ファッションと地球のより良い関係を実現するファッション表現をプレゼンテーションすること。ファッションの専門学校を卒業し、「リトゥンアフターワーズ」でクリエイションの経験を詰んだ大草さんや、「WWDJAPAN」の向千鶴サステナビリティ・ディレクターらのアドバイスを受けながら、生徒は修了制作に挑む。
おもしろい講座が目白押しだが、“サステナビリティ×食”がテーマの「限界美食論」も個性的な内容に仕上がった。持続可能性に関して革新的な取り組みをする飲食店であることを示すミシュランの「グリーンスター」を獲得したフレンチレストラン「ノル(NOL)」とコラボレーションし、同店の野田達也シェフ兼ディレクターを講師に招く。11月から来年3月まで、全7回の授業を通して新たな食事のあり方を考える内容だ。「食が地球環境に及ぼす影響は?」「地球を傷つけずにおいしい食事を実現するには?」「そもそも自分にとっての“おいしい”とは?」などをティーンエイジャーと議論しつつ、オリジナルレシピを開発し、盛り付けについても学ぶ。
WWD:ちなみに、ファッションをテーマにした講座はGAKUを設立して以来始めての取り組みだと聞いた。なぜ初めからファッションのコースを作らなかったのか?
杉田:サマースクールなど、単発でファッションの授業を実施したことはあるが、確かに長期的な講座という観点ではそうだ。正直、その理由をあまり意識したことはなかったが、ファッションはどんなことにも通底しているというのが一番大きいと思う。例えば演劇の授業では衣装について考えることもあるし、写真に関する講座でも欠かせない要素になっている。メイクアップ講座では過去に、ファッションショー形式で修了制作を発表したこともある。
山縣ディレクター:今期のファッション講座は、“サステナビリティ”という大きなテーマが先にあったからこそ立ち上がったようなもの。サステナビリティが密接に関わる事象として衣食住を想定し、上述の「わたしたちのファッション表現」と「限界美食論」、そして建築が切り口の講座「未来都市における循環のシンボル」を考案した。
WWD:ここまで話を聞いていて、10代が対象とは思えないほど、哲学的で歯応えのある講座ばかりだ。
山縣ディレクター:10代だからといってあえて優しい内容すると、“大人対子ども”という表面的な属性で付き合おうしていると誤解されかねない。自分が10代だった頃も、素の状態で話しかけてくれる大人に耳を傾けていたように思う。
大草:彼らが発する言葉に対して、大人の私たちの方が刺激を受けている。若いから柔軟な発想が出てくるというよりは、ピュアな着眼点を持っている気がして。例えば、私も講師として参加する「わたしたちのファッション表現」では、「そもそもファッションとは?」という問いに対して、生徒が「なんで世のお婆さんはみんな似た格好になっていくんだろう?」「自分は風呂上がりにどうしても服を着たくないけど、この状態はファッションなのか?」なとど、話題をどんどん広げてくれた。
杉田:まだ言語化するまで至らずとも、すごく何かを考えていたり、作品として表したりしてくれる学生はたくさんいる。「自分の感じていることを話せる場所がここにある」と実感してくれると、どんどん喋りたい気持ちが溢れてきて、それが生徒間で連鎖反応になり、真っ先にハウツーを教えずとも新たな表現が生まれてくる。
「べき論」が若者を縛るリスク
答えが出ないことも受け入れる
WWD:ハウツーを教えないとは?
大草:あくまでもクリエイションの出発点は生徒の個人的な動機にあり、やりたいことを叶える手段として、ハウツーを紹介するということだ。私はパターンの引き方をレクチャーする回で、「写真の授業を受けたことでスキャンが好きになった」と話す男子生徒がいたので、コピー機で服をそのままスキャンして、そこに縫い代をつけてみたら?と提案してみた。すると、最初はパターンを難しく捉えていた彼も、「めっちゃ楽しい!」と制作に集中し始めた。日本のファッション専門学校では、服作りのハウツーに重きを置きがちで、学生に「なぜこの方法を使うのか?」と考える時間をあまり与えない。そうすると、先生が先に枠組みを作ることになってしまう。
生徒の「こういうものが作りたい」という動機を引き出すためには、教える側の私たちが心を開いて対話を仕掛ける必要がある。だから私は、私服を大量に授業に持ち込んで生徒に見せたり、最近興味のあることを語り合ったり。そうすることで、学生からも「これやってみたんですけど」とか「こういうやり方が知りたい」と次々と自発的なアクションが生まれるようになった。「べき論」の多い教育環境では、“普通”から外れることを恐れる若者を増やしかねない。
WWD:「GAKU」を通して学生に何を伝えたい?
大草:2つある。1つは、目に見えるものだけが成果物ではないということ。現時点では答えが出なくとも、授業を通して何かぼんやりとした考えが生まれるだけでも十分だ。また、「GAKU」では講座のゴールを“何かを作って発表する”ことにしているが、例えばモノを届けるという行為に興味がある学生もいる。その場合、PRや編集という職業を紹介することもできるだろう。
2つ目は、苦手潰しをする必要はないということ。それよりも、自分は何が得意で苦手なのかを客観的に理解できるようになればいい。もしも苦手なことに対して、どうしても興味を捨てられないのであれば、1人で取り組むのではなく、それが得意な人と協力すればいいかもしれないから。実際、「GAKU」修了後、演劇に興味のある学生たちが集まって劇団を組んだ事例がある。自分たちの得意分野を生かして、脚本を執筆する担当もいれば、補助金を申請する事務担当もいた。
山縣ディレクター:ただ、僕らだけがこういったことを伝えていては意味がない。「GAKU」で学んだとしても、専門学校や大学に進学したい学生には、進学目的の受験が付きまとう。本来なら「GAKU」で習得したことの延長上に進学があってほしいのに。だから、一般校にも僕たちの価値観を広めるために、「GAKU」外の人たちと社会的に連携する必要があるし、東京都以外でも同様の試みを仕掛けなければならない。自分が何をしたいのかを理解し、その気持ちを持ち続けられる若者を増やしたい。そうすれば、みんなが生きやすくなり、国や社会が豊かになると思うから。
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アダストリア24年3〜11月期、10月の残暑が響いて純利益2ケタ減
アダストリアの2024年3〜11月期の連結業績は、売上高が前年同期比8.3%増の2200億円、営業利益が同9.4%減の147億円、純利益が同14.2%減の99億円の増収減益で着地した。10月の残暑やポイント利用率変動による粗利率の低下が減益につながった。
「長い夏、暑い秋に対する準備をして秋商戦に臨んだが、10月の残暑はわれわれの想像以上だった。消化しなければならない秋物在庫は値引きを行い、粗利率の低下につながった」(福田泰己専務)。ほか、米国子会社が景気減速により卸売りが不調で減収減益、飲食子会社ゼットンが出店費用や人件費の増加で増収減益となった。
気温低下に伴い、11月後半以降の売れ行きは「好調に推移している」。第3四半期までで計画に対し未達となったが、25年2月期業績予想は据え置く。売上高が前期比5.2%増の2900億円、営業利益が同5.5%増の190億円、純利益が同6.0%減の127億円を見込む。
なお、25年春は東京・原宿駅前の「ユニクロ(UNIQLO)」「イケア(IKEA)」などが入る商業施設「ウィズ原宿」に、OMO業態の「アンドエスティストア(AND ST STORE)」を出店する。以前は「資生堂ビューティ・スクエア」だった場所。また、来春は銀座に「グローバルワーク(GLOBAL WORK)」の旗艦店もオープン予定。
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「コンバース」から“えんとつ町のプペル”のカスタマイズシューズが再登場
「コンバース(CONVERSE)」は2025年1月1日〜4月30日、シューズ直営店“ホワイトアトリエ バイ コンバース”で展開するプリントカスタマイズデザインに芸人、絵本作家などで活躍する西野亮廣が手掛ける“えんとつ町のプペル”のカスタマイズデザインを再販売する。価格は1万2650円。サイズ展開は22cm〜28cm、29cm、30cmで、“ホワイトアトリエ バイ コンバース”原宿店、福岡店、公式オンラインショップで取り扱う。
同商品は、2021年12月に期間限定で販売した書き下ろしデザインを温かみのあるセピアカラーでアレンジしたもので、コミックのコマ割り仕立てで描かれた登場人物のルビッチとスコップが物語の世界観を豊かに表現している。
靴全体を通して物語の世界観を感じる一足
同コラボレーションについて西野は、「僕達はこれまで、映画やミュージカルといった異なるメディアに挑むたびに、その特性に合わせてゼロからデザインを行ってきました。同じキャラクターでも、メディアごとに見せ方や見え方が異なるからです。このポリシーは“えんとつ町のプペル”の一貫した制作スタイルです。(※簡単に言うと「コピペ禁止!」です)今回のコラボレーションでも、コンバースというキャンバスに合わせてゼロからデザインを行いました。別のメディアで使用したキャラクターをそのまま貼り付けるのではなく、靴全体を通して『えんとつ町のプペル』の世界観を感じていただけるよう工夫しました。履くも良し、飾るも良し。この一足があなたの日常に物語の光を灯し、新しい冒険の一歩を踏み出すきっかけになれば嬉しいです」とコメントした。
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【2024年下半期ベストコスメ】「使って良かった!」編集部記者も推すベスコスアイテムを紹介
「WWDBEAUTY 2024下半期ベストコスメ」のスピンオフ企画!新作発表会をハシゴし、新作情報に目を通し、商品担当者に直撃取材し、我が身を使って商品特徴や使用実感を確認する。そんな機動力&行動力バツグンの記者たちが、今回のベストコスメの中から「これは良かった」とオススメする商品を発表する。今回の対象アイテムは24年5〜10月発売の商品。「WWDBEAUTY 2024下半期ベストコスメ」とともにぜひチェックを!
【新商品 ベースメイク部門】
「コスメデコルテ(DECORTE)」
“ゼン ウェア グロウ”
3つの驚きがあるファンデーションに夢中
/牧田英子「WWDJAPAN」副編集長
一般的なリキッドファンデーションと同様程度に思っていた自分に喝。ワンプッシュ手の甲にのせた瞬間に、水のように滴るほどのみずみずしさに最初の驚きが。次に肌に塗布すると薄づきなのにカバー力の高さが半端ない。最後は化粧直しをしなくて済むほど崩れしらず。想像を超える驚きの連続を体験できます。テクスチャーと仕上がりの良さに毎日愛用中です。
「スック(SUQQU)」
“ザ プライマー”
これぞ究極の化粧下地!出張疲れの救世主
/新関瑠里「WWDJAPAN」編集部記者
11月は特集の取材で地方出張が多く、名古屋で異例の夏日を体感した翌日に旭川で雪景色を目の当たりにするという、急激な気温差にさらされる日々を送っていました。そんな酷使してどんよりした肌を救ってくれたのがこの化粧下地です。しっとりと保湿しながら上質な光をまとい、いつまで立っても化粧崩れ知らず。もちろん夕方のくすみ肌なんてありません。これまでも素敵な化粧下地に出合ってきましたが、“ザ プライマー”は格段に違ったのです。ハードスケジュールでも自信のある肌で取材ができ、大げさかもしれないのですが心の支えにもなりました。とにかく、すごい。その一言です。
【新商品 乳液・クリーム部門】
「SK-II」
“LXP 金継ぎ クリーム”
初めて自分の肌を好きになれた、人生の救世主
/和田実桜「WWDJAPAN」編集部記者
長年肌荒れに悩んでおり、病院で処方される薬やいろいろなスキンケアを試しましたが改善せず、肌質の問題と半ば諦めていました。ところが、「SK-II」から9月に登場した最高峰エイジングケアシリーズの“LXP 金継ぎ クリーム”を使い始めて2週間ほどで、肌に変化を感じました。肌荒れが落ち着いたのはもちろん、肌のキメが整い、透明感も増した気がします。同シリーズの核となるのは、従来の8倍濃縮したピテラ。中でもクリームは、全成分中でピテラを最も多く配合しています。ピテラの力を実感し、初めて自分の肌を好きになれたことに感動しています。
【新商品 美容液部門】
「エリクシール(ELIXIR)」
“ザ セラム aa”
肌年齢は0.5倍速になったらイイナア
/本橋涼介「WWDJAPAN」編集部 シニアエディター
いいネーミングですよね、“倍速美容液”。乳化技術によって肌への美容成分の浸透スピードを高めたことを、タイパが重視される昨今において「言い得て妙」のコンセプトで流行らせた資生堂には、拍手を送りたいです。しかし、個人的に注目したいのは美容成分「コアキシマイド」。キャッチーなコンセプトに隠れてしまっていますが、この“ザ・セラム”は「基底膜」(肌の深部の構造)と長年向き合ってきた資生堂の研究成果が凝縮された、革新的な1本なのです(オタクっぽく、2倍速の早口で脳内再生をお願いします)。そんなウンチクはさておいて。30歳を超えてからエイジングケアが気になり始めましたが、肌年齢は0.5倍速になったらイイナア…….と願いながら、肌に叩き込みたいと思います。
【新商品 リップ部門】
「ナーズ(NARS)」
“エクスプリシット リップスティック”
マットなのにしっとり 深い輝きのリップ
/遠藤里紗「WWDJAPAN」編集部記者
各ブランドが“乾燥しない”マットリップを続々と発売する中、「ナーズ」からもマットリップが登場。“エクスプリシット リップスティック”はするすると唇の上を滑る塗り心地が唯一無二です。質感はマットなのに、唇に静かなしっとり感が生まれます。お気に入りのカラー“803”は明るすぎず深すぎない、オレンジと赤の中間のような色で、顔色をパッと明るくしてくれるます。ポケットに入っていると安心する一本です。
【新商品 チーク部門】
「スック(SUQQU)」
“ブラーリング カラー ブラッシュ”
大人の余裕がにじむ、2色チークに夢中
/戸松沙紀「WWDJAPAN」編集部記者
2024年のメイクシーンを盛り上げたチーク。さまざまな商品を試した中でも私が気に入ったアイテムは、「スック(SUQQU)」の“ブラーリング カラー ブラッシュ”です。まず、開けた瞬間から美しい色味とグラデーションに見惚れてしまいます。人気色の“01 淡音”は、「似合わない人はいないのでは?」と思うほど、誰にでもなじむ万能ピンク。チーク×ハイライトの2色構成で、チークを塗ってからハイライトを重ねても、混ぜて塗っても大人の余裕がにじむ上品な頬に仕上がります。そして、このスタイリッシュな極薄パッケージも特徴的で、手にするだけで背筋が伸びる感覚があります。
【美容機器・ツール部門】
「リファ(REFA)」
“リファマーキス ウィズ”
自分用にもギフトにも いつでも髪と頭皮が整う1本
/沼 璃子「WWDJAPAN」編集部記者
ヘアケアブランドの発表会に行くようになり、髪におけるコーミングの重要性を理解するようになりました。“マーキス ウィズ”は、軽く梳かすだけでトリートメントをしたかのようなサラサラ髪をかなえてくれます。荒い歯を使用すると頭皮が刺激されてマッサージにも。コンパクトなサイズが持ち運び用にピッタリです。趣味嗜好を問わないシンプルなデザインで5000円を超えない価格なので、ギフトにもおすすめです。
【スタイリング剤・ヘアケア部門】
「トラック(TRACK)」
“トラック オイル マグノリア”
“レッドオーシャン”の中で光る個性
/中村慶二郎「WWDJAPAN」編集部シニアエディター
ヘアオイルは次々と新商品が登場する“レッドオーシャン”のカテゴリー。どの商品もさまざまなメリットを打ち出しており、実際、どの商品も良い。そうした中で、“分かりやすい特徴を持ったオイル”が選ばれる傾向が強くなってきたと思います。この“トラック オイル”の特徴は、持ちの良さ、まとまりやすさ、気分がアガる見た目(オイル自体が個性的なブルー)。軽いというよりもしっかりと潤いをもたらしてくれる感じで、“つけている感”が持続します。マグノリアの香りは、それ自体の個性よりも、香りの持続時間の長さが印象的でした。
【シャンプー・コンディショナー部門】
「シスレー(SISLEY)」
“ヘア リチュアル フォーティファイング シャンプー”
ツヤツヤ、サラサラ、しかも、まとまる万能シャンプー
/益成恭子「WWDJAPAN」編集部記者
高級化粧品ブランドはたくさんあるが、「シスレー(SISLEY)」はその中でも最高峰というイメージがある。決して華美ではなく、各商品にその価格分の価値がぎゅっと詰まっているという印象だ。そんな「シスレー」にヘアケア商品があると聞いて驚いた。“ヘア リチュアル”のフォーティファイング シャンプーは、ジェル状で髪に馴染みやすく、きめ細かい泡立ちが特徴。香りも控え目で軽やかにシャンプーできる。1度使っただけで髪の艶感がグッとアップして、サラサラ、しかもまとまるというオールラウンドな効果が感じられる優れものだ。
【フレグランス部門】
「スリー(THREE)」
“エッセンシャルセンツ”
心に栄養を与えるフレグランス
/竹田紀子「WWDJAPAN」編集部記者
森羅万象をイメージした“エレメンツ”をもとに選ぶユニークなアプローチと、精油のみで構築した香り。「香りで気持ちを切り替える」は当たり前!なアロマテラピーマニアで香水レイヤードも大好きな私に「スリー」はドンズバなコンセプトです。雨をテーマにした新作はレイヤードと使用機会の幅を広げる奥深さでした。特に“05 AFTER THE RAIN”は奥の方にパチュリやベチバーの落ち着きが存在していて、寝る前に身につけたくなるほど。“香りのオシャレ”にとどまらず、心を穏やかにしたり栄養を与えてくれるフレグランスです。
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「ジャーナル スタンダード」が故志村けんと初コラボ 若き日のポートレート写真をプリント
「ジャーナル スタンダード(JOURNAL STANDARD)」は1月19日、お笑い芸人の故志村けんとコラボしたアイテムを発売する。全国の「ジャーナル スタンダード」店舗で扱うほか、2024年12月28日から公式オンラインストア「ベイクルーズストア」で先行予約を受け付ける。
同コラボでは、Tシャツ(9900円)、ロングスリーブTシャツ(1万3200円)、クルースエット(1万8700円)の3型をラインアップ。アイテムには、1991年に写真家の操上和美が撮影した故志村けんのポートレート写真をプリントした。
商品詳細
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「ロエベ」が新年を祝うコレクションを発売 中国に伝わるエナメル装飾技法をテーマに
「ロエベ(LOEWE)」は1月9日、中国に伝わるエナメルの装飾技法、クロワゾネ(掐糸琺瑯)をテーマとしたアイテムを発売する。「ロエベ」一部店舗および公式オンラインなどで販売する。
クロワゾネがテーマ
バッグやアクセサリー、ウエアなど
アイテムは、雲の形にゴールドチェーンを配した“クラウド クラッチ”(90万2000円)、蛇を模した“スネーク バッグ”(24万900円)、ボックス型に雲のようなモチーフをあしらった“パズルバッグ ミニ”(41万4700円)、巾着を思わせる“フラメンコパース“(49万8300円)、“フラメンコクラッチ ミニ”(34万2100円)、“ぺブル バケットバッグ ミニ”(32万6700円)などのバッグをはじめ、“コインカードホルダー”(6万9300円)、“スネーク ダイス”(3万9600円)、“クラウド ダイス”(3万9600円)、ストラップ(9万1300円〜)、チャーム(6万9300円)、リング(13万900円)、ジャケット(41万300円)、ブラウス(26万2900円)、ショーツ(15万6200円)、スニーカー“バレエランナー 2.0”(10万6700円)などをラインアップする。
クロワゾネは鮮やかな色彩と、複雑な形を、独自の製造工程を用い、貴金属の針金をパターンやモチーフに成形し、色ガラスのペーストを充填する。今回は、中国で3代に渡りエナメル職人のシオン・ソンタオ(熊松涛)と共同制作した。ショートフィルムでは、中国のダンサー、シェー・シン(謝欣)らのコンテンポラリーダンスや、アーティストのダンノによる影絵、伝統的な凧作りで知られるチャン・シャオドンが手掛けた蛇のモチーフなどが、巳年の旧正月“春節”を祝福する。
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「ロエベ」が新年を祝うコレクションを発売 中国に伝わるエナメル装飾技法をテーマに
「ロエベ(LOEWE)」は1月9日、中国に伝わるエナメルの装飾技法、クロワゾネ(掐糸琺瑯)をテーマとしたアイテムを発売する。「ロエベ」一部店舗および公式オンラインなどで販売する。
クロワゾネがテーマ
バッグやアクセサリー、ウエアなど
アイテムは、雲の形にゴールドチェーンを配した“クラウド クラッチ”(90万2000円)、蛇を模した“スネーク バッグ”(24万900円)、ボックス型に雲のようなモチーフをあしらった“パズルバッグ ミニ”(41万4700円)、巾着を思わせる“フラメンコパース“(49万8300円)、“フラメンコクラッチ ミニ”(34万2100円)、“ぺブル バケットバッグ ミニ”(32万6700円)などのバッグをはじめ、“コインカードホルダー”(6万9300円)、“スネーク ダイス”(3万9600円)、“クラウド ダイス”(3万9600円)、ストラップ(9万1300円〜)、チャーム(6万9300円)、リング(13万900円)、ジャケット(41万300円)、ブラウス(26万2900円)、ショーツ(15万6200円)、スニーカー“バレエランナー 2.0”(10万6700円)などをラインアップする。
クロワゾネは鮮やかな色彩と、複雑な形を、独自の製造工程を用い、貴金属の針金をパターンやモチーフに成形し、色ガラスのペーストを充填する。今回は、中国で3代に渡りエナメル職人のシオン・ソンタオ(熊松涛)と共同制作した。ショートフィルムでは、中国のダンサー、シェー・シン(謝欣)らのコンテンポラリーダンスや、アーティストのダンノによる影絵、伝統的な凧作りで知られるチャン・シャオドンが手掛けた蛇のモチーフなどが、巳年の旧正月“春節”を祝福する。
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「ヴェルサーチェ」とドナテラの契約期限は2025年2月? 更新について臆測が流れる
情報筋によれば、「ヴェルサーチェ(VERSACE)」のドナテラ・ヴェルサーチェ(Donatella Versace)=チーフ・クリエイティブ・オフィサーの契約が2025年2月に期限を迎えるようだ。「ヴェルサーチェ」を擁するカプリ ホールディングス(CAPRI HOLDINGS以下、カプリ)が、同ブランドおよび同じく傘下に持つ「ジミー チュウ(JIMMY CHOO)」の売却を本格的に検討していると海外メディアが12月中旬に報じたこともあり、業界ではドナテラの契約更新についてさまざまな臆測が流れているという。
「ヴェルサーチェ」は本件について、「うわさに対するコメントは差し控える」としている。
カプリと「ヴェルサーチェ」について
「ヴェルサーチェ」は2018年9月、事業をマイケル・コース ホールディングス(MICHAEL KORS HOLDINGS、当時)に21億ドル(約3276億円)で売却。同社は19年1月に社名をカプリ ホールディングスに変更した。
カプリは23年8月、「コーチ(COACH)」「ケイト・スペード ニューヨーク(KATE SPADE NEW YORK)」「スチュアート・ワイツマン(STUART WEITZMAN)」を傘下に持つタペストリー(TAPESTRY)に85億ドル(約1兆3000億円)で事業を売却することに合意した。しかし、両社が保有するブランド間の競争がなくなることで独占状態になるとし、米連邦取引委員会(FTC)は本件を停止する仮処分を求めて4月に提訴。10月に米連邦地方裁判所がFTCの申し立てを認める判決を下したことから、11月に両社は買収契約を双方の合意の上で正式に解消した。業績が悪化しているカプリは、これにより自力で業績回復に取り組まざるを得なくなったため、主力の「マイケル・コース」に注力するべく「ヴェルサーチェ」と「ジミー チュウ」を売却するのではとの臆測が広まっている。
「ヴェルサーチェ」の業績は?
カプリの24年4〜9月期決算は、売上高が前年同期比14.8%減の21億4600万ドル(約3347億円)、純利益は同92.0%減の1100万ドル(約17億円)の減収減益。ブランド別での売上高は、「マイケル・コース」が同43.9%減の14億1300万ドル(約2204億円)、「ヴェルサーチェ」は同22.0%減の4億2000万ドル(約655億円)、「ジミー チュウ」は同0.6%減の3億1300万ドル(約488億円)といずれも減収だった。
「ヴェルサーチェ」は、その華やかでセクシーな雰囲気が特徴だが、ここしばらく続いていた“クワイエット・ラグジュアリー”のトレンドにはフィットしなかった。ジョン・アイドル(John Idol)=カプリ会長兼最高経営責任者(CEO)兼マイケル・コースCEOは以前、アナリスト向けの決算説明会で、「ブランドロゴをあしらった商品を減らし、より控えめなデザインを増やしたところ、『ヴェルサーチェ』らしさが薄くなってしまった。また、さらにラグジュアリーなブランドを目指すべくエントリーアイテムを減らしたことも、新たな顧客の獲得に不利に働いた」と語っている。
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ファミマ「コンビニエンスウェア」から2025年福袋セット “太陽と星”マークのタオルも
ファミリーマートが販売する「コンビニエンスウェア(CONVENIENCE WEAR)」は1月1日、2025年福袋セットと、ファミリーマート創業時のマークをあしらったタオルを発売する。ファミリーマート一部店舗で取り扱う。
“福袋二〇二五”を発売
タオルとソックス、白Tのセット
“福袋二〇二五”セットは、2025年の干支、巳をモチーフとした限定パッケージに、“コンビニグラデーション”柄の今治タオルハンカチと、“コンビニホワイト”“コンビニブラック”柄のラインソックス2種、白のアウターTシャツをセットにしたもの。価格は2000円で、サイズはMとLを用意する。通常販売価格より約1000円お得になる。またファミリーマート創業当時のマーク“太陽と星”をあしらった今治タオルハンカチも販売する。価格は660円。2025年は、「コンビニエンスウェア」の立ち上げから5年目を迎える。
「コンビニエンスウェア」を手掛ける、落合宏理デザイナーは発売に際し、「『コンビニエンスウェア』から元旦に特別なアイテムが展開される。初めての福袋は来年の干支である“巳”がグラフィックプリントされたジッパーバッグに『コンビニエンスウェア』の定番アイテムを詰め合わせている。新しい試みである福袋がみなさまのお正月を迎える時の風物詩になっていただければと思う。また、私自身も愛着がありみなさまからもリクエストの多いファミリーマート創業当時のシンボルマーク“太陽と星”の柄を今治タオルハンカチで同時に展開する。『コンビニエンスウェア』は来年、全国展開して5年目の年を迎える。ファミリーマートを通してみなさまの新しい生活スタイルの一部になれるようにこれからも進んでいく」とコメントしている。
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ファミマ「コンビニエンスウェア」から2025年福袋セット “太陽と星”マークのタオルも
ファミリーマートが販売する「コンビニエンスウェア(CONVENIENCE WEAR)」は1月1日、2025年福袋セットと、ファミリーマート創業時のマークをあしらったタオルを発売する。ファミリーマート一部店舗で取り扱う。
“福袋二〇二五”を発売
タオルとソックス、白Tのセット
“福袋二〇二五”セットは、2025年の干支、巳をモチーフとした限定パッケージに、“コンビニグラデーション”柄の今治タオルハンカチと、“コンビニホワイト”“コンビニブラック”柄のラインソックス2種、白のアウターTシャツをセットにしたもの。価格は2000円で、サイズはMとLを用意する。通常販売価格より約1000円お得になる。またファミリーマート創業当時のマーク“太陽と星”をあしらった今治タオルハンカチも販売する。価格は660円。2025年は、「コンビニエンスウェア」の立ち上げから5年目を迎える。
「コンビニエンスウェア」を手掛ける、落合宏理デザイナーは発売に際し、「『コンビニエンスウェア』から元旦に特別なアイテムが展開される。初めての福袋は来年の干支である“巳”がグラフィックプリントされたジッパーバッグに『コンビニエンスウェア』の定番アイテムを詰め合わせている。新しい試みである福袋がみなさまのお正月を迎える時の風物詩になっていただければと思う。また、私自身も愛着がありみなさまからもリクエストの多いファミリーマート創業当時のシンボルマーク“太陽と星”の柄を今治タオルハンカチで同時に展開する。『コンビニエンスウェア』は来年、全国展開して5年目の年を迎える。ファミリーマートを通してみなさまの新しい生活スタイルの一部になれるようにこれからも進んでいく」とコメントしている。
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「アンテプリマ」の“ツイスト”に新色とラージサイズが登場 伊勢丹新宿店でポップアップも
「アンテプリマ(ANTEPRIMA)」は2025年1月8日、ひねりを加えた幾何学的なシェイプのワイヤーバッグ、“ツイスト(TWIST)”(全5色、6万3800円)の新色のラベンダーシルバーと新しいラージサイズ(全3色、各8万8000円)を発売する。また、1月8〜14日、伊勢丹新宿本店でポップアップストアをオープンし、新作バッグの先行販売など行う。
“ツイスト”は、現代アートや彫刻作品にインスパイアされたユニークなシェイプのショルダーバッグ。ワイヤーコードならではの伸縮により、荷物の量や中身によってフォームが柔軟に変化する。カラーは、新色のラベンダーシルバーを追加し、シルバー、シャンパンゴールド、ネイビーシルバー、エナメルブラックの全5色を展開。一回り大きいラージサイズは、 シルバー、ネイビーシルバー、エナメルブラックの全3色をラインアップする。
1月8〜14日にオープンのポップアップでは、ハート型のパールを散りばめた新作 “クオーリ ペルラ グリッター(CUORI PERLA GLITTER)”(カラー:パウダリーピンクシルバー/シルバー/オーロラホワイト、各5万9400円)の先行販売を行うほか、間口にジッパーを付けてアップデートした“スタンダード Z(STANDARD Z) ”(カラー:ラベンダーシルバー、オーロラホワイト、ネイビーシルバー、シルバーゴールド、シルバー、パウダリーピンクシルバー、エナメルブラック、カーキシルバー、シャンパンマルチ、各4万9500円)などを取り扱う。
イベント概要
◾️「アンテプリマ」ポップアップストア
日程:25年1月8〜14日
時間:10:00〜20:00
場所:伊勢丹新宿本店 1階 ハンドバッグ/プロモーション
住所:東京都新宿区新宿3-14-1
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BLACKPINKのジスを起用した「トミー ヒルフィガー」のニューイヤーカプセルコレクション
「トミー ヒルフィガー(TOMMY HILFIGER)」が、ブランドアンバサダーであるBLACKPINKのジス(JISOO)をビジュアルに起用した、ニューイヤーカプセルコレクションを発表した。本コレクションは、国内では2025年1月16日から販売される。
今回のキャンペーンは、新年にふさわしい自信に満ち溢れるエネルギーを感じさせる、「トミー ヒルフィガー」のゲームセンターでのジスを撮影したもの。ジスは、赤いドレスとエフォートレスなキルティングのアウターに身を包み、クレーンゲームを楽しみながら、彼女らしい上品で落ち着きのあるスタイルを強調している。
本コレクションは、新年の幸運とにぎわいをテーマに、タイムレスなシルエットを鮮やかな色彩で表現。ブルトン・ストライプのカーディガンや、喜びを象徴するレッドのヘンリーネックのドレスなど、新年の明るく楽しい雰囲気を取り入れた、心のこもったギフトやラッキー・ルックがラインアップされている。さらにコレクション全体を通して、ブルゾンやニットセーターには、特別に加工された結び目をツイストさせたようなアイコニックなロゴがあしらわれている。
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「ア ベイシング エイプ®」×「ナンガ」 ベイプカモの総柄ダウンや寝袋などを発売
「ア ベイシング エイプ®(A BATHING APE®)」(以下、「ベイプ®」)」は12月28日、日本発のアウトドアブランド「ナンガ(NANGA)」とのコラボレートコレクションを数量限定で発売する。
今回のコラボレーションでは、ダウンジャケットやスリーピングバッグ、ダウンデュベ、ポケッタブルエコバッグをラインアップする。
ダウンジャケット
ダウンジャケットは2型展開する。“ベイプ® × ナンガ 1stカモ オーロラ テック ダウンジャケット”(11万円)は、「ベイプ®」の代表的なクラシックダウンジャケットのディテールをベースにベイプカモの総柄でデザインした。
もう1型は「ナンガ」の定番“ヒノックダウンジャケット”をベースに、「ベイプ®」のスノーボードジャケットのディテールを取り入れ、前立てに“A BATHING APE”のタイポグラフィを刺しゅうした“ベイプ® × ナンガ ヒノックダウンジャケット”(13万2000円)。肩周りとヨーク、後ろ袖をベイプカモの切り替えでアレンジしている。
スリーピングバッグ&ダウンデュベ
また、スリーピングバッグ“ベイプ® × ナンガ 1stカモ オーロラ テック600 DX”(12万1000円)と羽毛布団“ベイプ® × ナンガ ダウンデュベ ダブル DX”(17万6000円)をベイプカモの総柄で登場する。さらに、ポケッタブルエコバッグ(8800円)もベイプカモ柄で登場する。
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カネボウ化粧品のヘアケアブランド「サラ」が販売終了
花王傘下のカネボウ化粧品が展開するヘアケアブランド「サラ(SALA)」が12月末で販売を終了する。23年12月からシャンプーやコンディショナーなどの製造を終了しており、花王の公式ECでは現時点で大半が売り切れている。
「サラ」は1982年に誕生した。「さらさらの仕上がり」や「清楚でやさしいサラの香り」を特徴とし、シャンプーやコンディショナーに加え、巻き髪用やアイロン用のヘアウォーター・ミスト、ヘアオイル、ヘアトニックなどをラインアップ。家庭用ヘアケア商品として、多くの女性から支持を集めてきた。
1990年代には、歌手で俳優の森高千里を起用したテレビCMが話題を呼び、「清潔感」や「さらさらとした髪」のイメージを消費者に印象付けた。2000年代以降は、俳優の北川景子や沢尻エリカ、モデルの森絵梨佳らを起用し、ブランドの魅力を訴求してきた。
花王は2月に同社の中核であるヘアケア事業の変革を開始している。今回の「サラ」終了はその一環。同社はヘアケアブランドのフォーメーションを人間の本質的な感情ニーズに基づき再編する計画で、ハイプレミアム市場への参入とマスブランドの立て直しに着手している。
ハイプレミアムカテゴリーでは、3月に“休息美容”をブランドコンセプトに掲げた「メルト(MELT)」を、11月に“自立志向”の強い女性像をイメージした「ジアンサー(THE ANSWER)」を立ち上げ、25年に第3弾となる新ブランドをローンチする。マスブランドにおいては、「エッセンシャル(ESSENTIAL)」「セグレタ(SEGRETA)」「メリット(MERIT)」の再構築を図る。
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「ユーカムメイク」のパーフェクトがファーフェッチ傘下のワナビーを買収 ファッションアイテムのバーチャル試着を提供
AR&AI技術を活用したメイクアプリ「ユーカムメイク(YOUCAM MAKEUP)」を提供するパーフェクトは12月24日、グローバル EC プラットフォーム運営のファーフェッチが所有する、靴やバッグなどのファッションアイテムのバーチャル試着サービスを提供するワナビー(WANNABY)を買収すると発表した。取得株式数や買収額は非公表。買収は今後数カ月以内に完了する見込み。
ワナビーは、最先端のAR (拡張現実)とコンピュータビジョン技術を専門としたファッション業界に特化したバーチャル試着ソリューションを提供する。靴やバッグ、アクセサリーなどのバーチャル試着技術に特化し、30以上のラグジュアリーブランドにサービスを提供してきた実績を持つ。今回の買収でワナビーの最先端テクノロジーをパーフェクトのビューティテックソリューションと融合させ、美容およびファッション業界においてさらなる革新的なデジタル体験を提供することを目指す。
アリス・チャン=パーフェクト創設者兼 CEOは「今回の買収は、当社の事業戦略において重要なマイルストーンであり、ビューティ分野で培ってきた AR/AI技術をラグジュアリーファッション分野へ展開する絶好の機会だ。ワナビーのソリューションを通じてファーフェッチとファッションテックの未来についてのビジョンを共有し、EC におけるよりリッチな購買体験を提供する」とコメント。ラグジュアリーファッションのテック分野におけるリーディングカンパニーとしての地位も築く狙いだ。
パーフェクトとは
2015年創業。AR ビューティアプリ「ユーカムメイク」を筆頭に累計 10 億ダウンロードを超える一般ユーザー向けビューティアプリシリーズを展開する。化粧品やファッションブランド、小売り店などに向け AI および AR 技術を活用したバーチャル試着サービスやパーソナライゼーションサービスも提供する。創業地の台湾をはじめ日本や北米、欧州、中国、インドに拠点を構え、サービスを23年時点で60カ国以上で展開する。全世界で 600 以上のブランドがサービスを活用しており、65 万点を超えるコスメアイテムのバーチャル試着体験を年間 100 億回を超える利用実績を持つ。
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齊藤工 × 竹林亮 ドキュメンタリー映画「大きな家」から考える「普通の家庭」
PROFILE: 齊藤工/俳優、映画監督(右)、竹林亮/映画監督(左)
俳優としても活動する齊藤工が企画・プロデュースを手掛けたドキュメンタリー映画「大きな家」の全国上映がスタートした。本作は、さまざまな理由で親と離れ、児童養護施設で暮らす子どもたちに焦点を当てた作品だ。監督は、青春リアリティー映画「14歳の栞」(2021年)を手掛けた竹林亮が務める。
本作は、親と離れて暮らす子どもたちが何を想い、何に悩み、そしてどのように大人へと成長していくのかを描く。7歳、11歳、14歳といった年齢ごとに子どもたちの姿を追い、それぞれの個別の物語に焦点を当てながら、その成長の過程を追っていく。また、配信やDVDなどでのパッケージ化は行わず、劇場公開のみで公開する。
齊藤は公開に先立ち、「私はこの作品を作るために、ずっと映画に関わってきたのかもしれません。そんな、自分の理由になるくらいの作品ができました」とコメントする。制作を通じて、齊藤と竹林が何を感じ、何を伝えたいと思ったのか。その想いを聞いた。
時間をかけて撮影
WWD:齊藤さんが児童養護施設と関わるようになったきっかけは何だったのでしょうか?
齊藤工(以下、齊藤):あるイベントで初めて児童養護施設を訪れたのがきっかけです。そのイベントは1日限りのものでしたが、そこで「今度来た時にピアノを弾いてあげる」と言ってくれた子がいました。でも、その当時は再訪する予定がなく、その気持ちが表情に出てしまったんだと思います。それを見逃さなかったその子の眼差しが心に残り、自然と何度も足を運ぶようになりました。施設に通う中で、「ここで暮らす子どもたちのために記録映像を作れば喜んでもらえるかもしれない」と考え始めました。その頃、竹林監督のドキュメンタリー映画「14歳の栞」を観て、劇場限定で公開するという上映スタイルなら、子どもたちを守りながら映画にすることができるのではと思い、竹林監督にオファーをしました。そこから劇場公開に向けた話を進めていきました。
WWD:竹林監督は、最初にオファーを受けた時、どう思われましたか?
竹林亮(以下、竹林):ドキュメンタリー映画を作るには相当な体力と覚悟が必要です。ただ、齊藤さんとは以前にJICAの海外協力隊に密着した「いつか世界を変える力になる」という番組で約3年間一緒に仕事をしていて、その中で仕事への姿勢や映画に対する深い愛情を持っていて、とても尊敬していました。ですので、これもご縁だと思い、まずは児童養護施設を訪れてみることから始めることにしました。
当時、児童養護施設や「社会的養護」については詳しく知りませんでしたが、現場に足を運ぶと、職員の皆さんが子どもたちの人生と真摯に向き合う姿勢に心を打たれました。また、施設で暮らす子どもたちは葛藤を抱えながらも、人懐っこくてとても魅力的でした。そんな彼らに触れるうちに、「この場所を撮影したい」という気持ちが芽生えました。本作は、じっくりと時間をかける必要がある作品だと感じたため、覚悟を持ってゆっくり撮影を進めることにしました。
WWD:撮影を始める前に、カメラを持たず子どもたちと交流することから始めたそうですね。
竹林:しっかりと関係性を築かないと、撮られる側の子どもたちや職員の方たちにとっても、負荷が高いと思いました。そこで、最初の1年ほどは齊藤さんやプロデューサーの方々と共に、1〜2カ月に1回の頻度で施設を訪れ、挨拶をしたり、ハロウィンのお菓子を配ったりと、まずは顔を覚えてもらう活動をしました。その後、月に2〜3日程度の撮影から始め、徐々に撮影の日数を増やしていきました。子どもたちの信頼を得ることを第一に考えた結果、このようなスタートになりました。
子どもたちへの手紙のような映画
WWD:児童養護施設の子どもたちを撮影するにあたって、プライバシーの保護が非常に重要なポイントだったと思います。スタッフの間で、撮影に関して「こういうことは避けよう」といったルールを設けたのでしょうか?
齊藤:竹林監督の作品に被写体として参加した経験がある僕にとって、まず大前提として監督への全幅の信頼がありました。ただ、子どもたちをどう守るべきかについては慎重に考えました。
目線を隠したりモザイクをかけたりする方法はプライバシーの保護にはなりますが、それを見た本人がどう感じるか、という問題もあります。中には「自分の存在を認識してほしい」と感じる子どももいます。彼らは隠されるべき存在ではなく、限られた劇場公開という形であれば、むしろその存在が証明されるのではないかと思いました。
また、撮影において監督と具体的なルールを言葉で決めたわけではありませんが、「聞かれたくないことは聞かない」というスタンスは共有していました。もしかしたら壮絶な過去を子どもたちが涙ながらに語るような作品をイメージされる方もいるかもしれませんが、この映画はそういう内容ではありません。無理にドラマ性を作り出すようなことは一切しない、監督も現場で自然とそれを徹底してくださいました。
竹林:まずは出演してくれた子どもたちに「この作品に出て良かった」と思ってもらうことを何より大切にしました。作品完成前には本人や施設の職員の方々に観てもらい、感想を聞いて気になる点を修正する、といったプロセスを繰り返しました。
通常のテレビ番組制作では、こうした工程を取るのは難しいのですが、この作品に関してはそうした時間をかけることが必要でした。その結果、出演者たちも作品を気に入ってくれて、愛着を持ってくれています。この作り方を選んで本当に良かったと思っています。
WWD:ドキュメンタリー映画であっても、編集には監督の意図が反映されると思います。編集する上で特に意識したことは何でしょうか?
竹林:映像を編集する以上、何かしら作り手の意思が反映されるのは避けられません。だからこそ、どのような意思を持つかが非常に重要です。今回は、どんな形であれ、本人たちにとってとにかくいい影響が訪れるように願いながら撮る、編集することを心掛けました。
商業的なことはあまり考えず、「この場面をぜひ10年後に振り返ってみてほしい」「あなたのこういう面が本当にすてきだよ」など、出演してくれた子どもたちへの手紙のような気持ちで作りました。その純度を高く保つことだけを意識しました。
WWD:劇場でのみ公開するという形もいいですね。
齊藤:監督もおっしゃった通り、このプロジェクトは商業的な目的で立ち上げられたものではありません。竹林監督の「14歳の栞」のスタイルが参考になりましたが、こうした映画が存在することで、映画制作の新たな選択肢や劇場の意義、未来の映画館のあり方を示すものになるのではと考えました。
全国公開が始まり、これからが本当のスタートだと思っています。少しずつでも純度の高い形で上映を長く続け、作品を手渡しで届けていけたらと思っています。
まずは知ってもらうことが大事
WWD:本作を観た人に「こんなアクションを起こしてほしい」など、そういった思いはありますか?
齊藤:意図していたわけではないのですが、試写を観た方々から「自分の地元や住んでいるエリアに児童養護施設があるのは知っていたけれど、関わる方法を考えたり調べたりしたことがなかった。本作を観て、何かできることはないか調べてみた」といった声をいただきました。また、アーティストの方々からは「施設で演奏をしてみたい」というお話もありました。このように、作品をきっかけに児童養護施設との関わり方を考えたり、行動を起こそうとする声が多く届いていて、この映画の持つ強さを改めて感じています。僕自身も、偶然施設の存在を知ったことがきっかけで関わるようになりましたが、まずは知ることでこうした行動につながるのだなと実感しています。
WWD:竹林監督はいかがですか?
竹林:映画に登場する子どもたちと「友達になった」ような気持ちになってもらえたらうれしいですね。その上で、児童養護施設についてもっと調べてみたり、観た人同士で感想を語り合ったりと、より興味を持つきっかけになればいいなと思います。
加えて、親の立場であれば「親として子どもにどう向き合うべきか」や「自分は他者に対して何ができるのか」など、それぞれの立場で、人と人の関係性や「人に何ができるのか」について思いを巡らせてもらえたら、すごくいいなと思います。
WWD:私自身、児童養護施設の実情を全く知らなかったので、映画を通じて子どもたちの様子を知ることができたのは、とてもいいきっかけになりました。
竹林:全国には約600の児童養護施設があります。それぞれの施設ごとに状況や背景は異なるので、本作が児童養護施設全体を代弁するような発信の仕方にならないようには十分注意しなければならないと考えています。ただ、それでも全国にある600施設のうちの1つのリアルを知ることができるのは間違いありません。この作品がそのきっかけになればうれしいです。
「家族」について
WWD:作品の中で、施設で一緒に暮らす人との関係性について、「家族ではない」と答える子どもたちが多かったのが印象的でした。とても客観的に自分たちの状況を見ているように感じました。
竹林:客観的というよりは、「家族」という言葉自体の解釈に苦労しているのかなと感じました。「なぜ自分はここにいるんだろう」と思う時もあれば、逆に「ここにいることが自分にとって自然だ」と感じる時もある。そういった気持ちが日々揺れ動いていて、何を言葉として選べばいいのか分からない状態なのかもしれません。言葉の落としどころが見つからないまま、それぞれが変化し続けているように見えました。
ただ、長い時間を一緒に過ごすことで、実感として深いつながりを感じる瞬間もあるのだと思います。施設を卒業した男の子が「(施設で一緒に暮らした人は)家族だ」と答えたのは、そういったつながりを時間の中で育んだからではないかと感じています。
WWD:一般的には戸籍上の「家族」という概念があります。そのため、施設の子どもたちが「家族ではない」と答えたのも、そうした背景が影響しているのかもしれません。私自身は両親がいる家庭で育ちましたが、この作品についてコメントしようとする際に、「意図せず傷つけてしまうのでは?」と、どこか躊躇してしまう部分があります。
齊藤:施設で育っていない17、18歳の子どもでも、家族との関係に悩んでいる人は多いと思います。そのため、どんな「家族」なのかというよりも、むしろ個人差の方が大きいのではないかと感じます。施設を卒業した男の子などを見ていると、施設での生活が長ければ長いほど、口ではドライな表現をしていても、一緒に過ごした時間や共有した経験は揺るぎないもので、それが血のつながりを超えた特別な関係を生むこともあるように見えました。
ただ、施設の子どもたちや職員の方々も、いわゆる「普通の家庭」と比較することで、自分たちに対して何か構えてしまう部分があるように思います。例えば、学校のクラスメイトと比較して、行動にブレーキをかけてしまうことも少なくありません。そういった点を考えると、この作品で一番に考えるべきなのは、その「普通の家庭」というイメージのありようなのかなという気がするんです。
施設では、親ではないけれど、親のように深い言葉をかけてくれる職員の方々がいます。そうした環境をうらやましいと感じる人もきっといるのではないでしょうか。「普通の家庭」という概念の境界線がどこにあるのか分からないからこそ、この作品を通じて、その境界線を行き来するような体験をしてもらえるのではないかと思います。
竹林:本作では、「家族」や「親子」といった言葉ではくくられない、もっと広い意味での人と人のつながりに焦点を当てています。だからこそ、多くの人に「これは自分たちの話なんだ」と感じてもらえるのではないかと思います。
もし、「自分にはこういった環境に踏み込む資格がないのでは」と気を使いすぎてしまう人がいるなら、その壁を取っ払ってほしいですね。この作品がそういった壁をなくし、より深いつながりを考えるきっかけになればいいなと思います。
制作を通して知った新たな問題
WWD:実際に作品を通して、長期間にわたり児童養護施設で暮らす子どもたちと関わって、どのように感じましたか?
齊藤:作品に出演してくれた子どもたちのうち、何人かが撮影後に進路や将来について、竹林監督や僕に相談してくれることがありました。彼らが僕たちのことを仲間だと思ってくれているのは本当にうれしいですし、今回の撮影を通じて、彼らの未来への選択肢が広がったり、将来のことをより具体的に描けるきっかけになったのであれば、それは大きな希望だと感じています。
竹林:最初は、子どもたちとの距離感に気を使って、「これ以上踏み込むのは失礼かな」と思う場面もありましたが、関わっていくうちに、「損得勘定を抜きにして、その人のためにできることをやる」というスタンスでいいんだと思えるようになりました。ある意味では「おせっかいおじさん」みたいな存在になってもいいのかなと(笑)。もちろん、うざがられる場合もあるでしょうが、そうなったらやめればいいだけなので。
WWD:今後、取材した施設とはどのように関わっていく予定ですか?
齊藤:今でも施設とはつながりが続いていて、引き続き応援していきたいと思っています。また、子どもたちにとっても、この撮影が良い思い出だったと感じてもらえるよう、それを守っていきたいとも考えています。
一方で、施設が特定されないよう配慮することも大事だと感じています。実際、当初はさまざまな施設での上映を考えていたのですが、取材した施設が比較的環境が整っているという感想を他の施設関係者からいただいたこともあり、そうした意見にもしっかりと配慮しなければと思いました。
また、取材を始める前は、児童養護施設が「最後の砦」のような存在だと考えていたのですが、実際にはさまざまな事情で施設にすら入れない子どもたちがいるという現実を知りました。そうした子どもたちの行き場についても考えさせられましたし、さらに施設を卒業した後には本当に大変な試練が待っているということも知り、今作では描けていない卒業後の現実にも目を向ける必要があると感じました。その2つについて、個人としてできることを模索していきたいと思っています。
竹林:齊藤さんのおっしゃる通り、広い視野を持ちながら今後も施設との関わりを深めていきたいと思っています。また、一緒に映画を作った出演者の子どもたちとは、これからも末永く関係を続けていきたいですね。彼らが「この映画に出て良かった」とずっと思えるような関係でありたいと思っています。
PHOTOS:TAMEKI OSHIRO
「大きな家」
日本には、社会的養護が必要とされる子どもが約4万2000人おり、その約半数は児童養護施設で暮らしている。児童養護施設で暮らす子どもたちは、基本的に18歳になり、自立の準備ができた者から施設を退所し、そこからは自分の力で暮らしていかなければならない。本作は、そんな児童養護施設で育つ子どもたちの成長を追った長編映画。
■「大きな家」
12月20日から全国公開
監督・編集:竹林亮
企画・プロデュース:齊藤工
プロデューサー:山本妙 福田文香 永井千晴 竹林亮
音楽:大木嵩雄
撮影:幸前達之
録音:大高真吾
音響効果:西川良
編集:小林譲 佐川正弘 毛利陽平
カラリスト:平田藍
制作統括:福田文香
題字:大原大次郎
主題歌:ハンバート ハンバート「トンネル」
配給:PARCO
企画・製作:CHOCOLATE Inc.
©CHOCOLATE
https://bighome-cinema.com
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【2025年バレンタイン】中国発「フラワーノーズ」がアイパレット風チョコ発売 ゴンチャロフ製菓とコラボ
中国発のコスメブランド「フラワーノーズ(FLOWER KNOWS)」は洋菓子メーカーのゴンチャロフ製菓とコラボレーションし、ブランドの定番アイシャドウパレット“月光人魚シリーズ ジュエリーアイズ”をイメージしたチョコレート(全5種、各1944円)を発売する。2025年1月6日からゴンチャロフ楽天市場店で、8日からゴンチャロフ公式ECサイトで販売をスタートする。
商品ラインナップは全5種類で、ヘーゼルナッツガナッシュなどが入った“夢見るスイートな詰め合わせ”、ストロベリーガナッシュなどを詰め合わせた“甘美なストロベリーやアーモンドのハーモニー”、バニラガナッシュなどをセットにした“バニラやアーモンドの香りに包まれて”など。「フラワーノーズ」らしい華やかなパレットを表現するために、トレイには金型の表面に特殊加工を施している。
さらに、ヘーゼルナッツガナッシュやアーモンドガナッシュが入ったチョコレートをオリジナルポーチに詰め込んだ“ときめきが詰まったポーチ”(8個入り、1650円)も発売する。
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【2025年バレンタイン】中国発「フラワーノーズ」がアイパレット風チョコ発売 ゴンチャロフ製菓とコラボ
中国発のコスメブランド「フラワーノーズ(FLOWER KNOWS)」は洋菓子メーカーのゴンチャロフ製菓とコラボレーションし、ブランドの定番アイシャドウパレット“月光人魚シリーズ ジュエリーアイズ”をイメージしたチョコレート(全5種、各1944円)を発売する。2025年1月6日からゴンチャロフ楽天市場店で、8日からゴンチャロフ公式ECサイトで販売をスタートする。
商品ラインナップは全5種類で、ヘーゼルナッツガナッシュなどが入った“夢見るスイートな詰め合わせ”、ストロベリーガナッシュなどを詰め合わせた“甘美なストロベリーやアーモンドのハーモニー”、バニラガナッシュなどをセットにした“バニラやアーモンドの香りに包まれて”など。「フラワーノーズ」らしい華やかなパレットを表現するために、トレイには金型の表面に特殊加工を施している。
さらに、ヘーゼルナッツガナッシュやアーモンドガナッシュが入ったチョコレートをオリジナルポーチに詰め込んだ“ときめきが詰まったポーチ”(8個入り、1650円)も発売する。
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資生堂“ファンデ美容液”ビッグヒットの裏側 TikTokを重要視する理由とは?

1872年の創業以来、常に新しい化粧文化を創造してきた資生堂は、伝統と時代性が融合した革新的な商品や広告展開を続けてきた。デジタル化が進んだ今、新たに注力しているのはTikTokでのプロモーションだという。最近では“ファンデ美容液”の呼び名でブームを巻き起こした「SHISEIDO エッセンス スキングロウ ファンデーション」がデパートファンデーション市場でシェアNo.1※1を、「マキアージュ ドラマティックエッセンスリキッド」がGMS・ドラッグストア市場でシェアNo.1※2を獲得し、発売3年目の既存品にも関わらず、2024年5月に過去最高売上を記録した。
同プロジェクトのプロモーションをリードしたのは、北原規稚子資⽣堂ジャパン新価値創造マーケティング本部本部長と同マーケティングソリューション部メディアプランニンググループの永田健人。伴走したのは武井俊一TikTok for Business Japanグローバルビジネスソリューションズ ビューティー&ラグジュアリー クライアントパートナー、平田朝穂同クライアントソリューションズマネジャーだ。双方が今回の取り組みの背景やキーポイントを明かした。
※2:インテージSRI+ ファンデーション市場(リキッド形状)、推計販売金額ブランドランキング、期間23年3月~24年8月
メイクの概念を“肌を育み、
未来の美しさへとつながるもの”へ
資生堂が目指す新価値創造

WWD:今回の施策の背景にある資生堂の課題とは?
北原規稚子資⽣堂ジャパン新価値創造マーケティング本部本部長(以下、北原):2010年に資生堂ジャパン入社後、数々のブランドのマーケティングの経験を経て、今年7月1日に発足した新価値創造マーケティング本部を担当。資生堂が強みとしてきた新たな化粧文化創造を実行していく、成長戦略の重要な役割を担う部署だ。若年層を中心にSNSやデジタルプラットフォームの中で生まれるトレンドのサイクルは早まり、1~2年かけての価値開発では時代に遅れをとってしまう。新価値創造マーケティング本部の意義は、時代の半歩先を読み、素早く、今までとは違うスキームで価値開発をしていくこと、そしてブランドを横断した新価値創出により新市場を開拓していくことである。
コロナ禍を経て“ご自愛思考”が高まり、「自分のために心地よく過ごせる時間をあげたい」「未来の自分の肌へ投資をしたい」という人が増えている。自分の肌は一生ものであり、スキンケアは未来の自分自身への投資であることに対し、ファンデーションは“今”のための一時的に装う負担になるものであるという心理ギャップが生まれている。資生堂はこうした“今日のために装うもの”というメイクの概念を、“肌を育み、未来の美しさへとつながるもの”という概念に変えていきたい。新価値創造において、“じゃないほう”市場に目を向けることは重要だ。ファンデーションを使わない人、つまりファンデーション“じゃないほう”の市場ができつつある━━その裏側にある人の心理を深掘りし、生活者と共にどのように価値を共創していくか。この課題に対応する商品として、すでにTikTokやSNSで話題となっていた「シセイドウ」“エッセンス スキングロウ ファンデーション”と「マキアージュ」“ドラマティックエッセンスリキッド”を取り上げた。
TikTokユーザーと共創する新たな価値
“ファンデ美容液”がビッグヒット
WWD:“ファンデ美容液”はどのように生まれたのか?
北原:先述した2商品に対して、TikTokなどで施策前から多くのUGCが生まれていた。ユーザーたちが作るキャッチコピーはどれも秀逸だ。これらの商品には、ファンデーションに美容液を配合するのではなく、逆転の発想で美容液にファンデを閉じ込めて、美容液で肌を彩るという世界初“セラムファースト技術”が採用されており、多くのユーザーが“もはや色付き美容液”“ファンデのふりした美容液”“美容液のような使用感”など、「これはファンデではなく美容液なんだ」と発信していた。われわれは、TikTokは広告媒体として活用するだけでなく、TikTokユーザーの声、すなわちUGCからコンセプトを魅力的にするヒントが得られる時代になっていると考えているため、この生活者の発話から“ファンデ美容液”というネーミングを採用し、プロモーションを行うことに決めた。つまり、UGCアップサイクルマーケティングだ。ファンであるユーザーの声を基にコンセプトを作り、一貫して発信することで、再び上質な口コミにつながる。そして単に統一したキービジュアルやキーフィルムをいろいろな場所で展開するだけではなく、未来の新価値を創造する若年層や、彼らが見る媒体に最適化した形で発信する必要性も感じた。TikTokは動画を視聴すること自体をユーザーが楽しんでいるプラットフォームであり、視聴態度が非常に良い。だからこそUGCを一緒に創っていくパートナーとしてTikTokを選定し、若年層が自分事化し、話題にしたくなるようなプロモーションを企画した。
WWD:広告配信と共にブランドリフトを始めとした調査を行い、各調査項目で良好だった。この結果をどのように受け止めている?
永田健人同マーケティングソリューション部メディアプランニンググループ所属(以下、永田):TikTokは以前からUGCが生まれやすく、広告においてもコンテンツとして成立しやすいのが特徴だと捉えていた。そのため今回の施策でも、ユーザーが広告をポジティブに受容し、さらなるUGCの創出につながることを期待した。実際にTikTok for Businessのブランドリフト調査の結果、「広告認知」は+11%、と「購入意向」は+4%向上し、高い結果を得ることができた。
北原:良質な広告のおかげでUGCが生まれ、多くの視聴数獲得につながった。コメント数と検索数においても増加がみられ、商品への興味関心が高まったことが伺える。そして「シセイドウ」「マキアージュ」を初めて購入する新規ユーザー、さらにはファンデーションカテゴリーの新規ユーザーも伸長。普段ファンデーションを使用しない人にとっては、動画の最初にファンデーションが出てきた瞬間に他人事となってしまうが、TikTokならではのトレンドフォーマットをフックにしてコンセプトを伝達し、関心を引くことができたと感じる。多くの新規ファンを獲得するきっかけとなり、市場創造の兆しとも言える結果だ。
WWD:2商品の中でも特に「シセイドウ」“エッセンス スキングロウ ファンデーション”は高価格帯と言えるが、非常に良い反響を得た。昨今のTikTokのユーザー属性の特徴とは?
武井俊一TikTok for Business Japanグローバルビジネスソリューションズ ビューティー&ラグジュアリー クライアントパートナー(以下、武井):元々、TikTokでの美容カテゴリのコンテンツは非常にユーザーの関心が高い。現在、TikTokとTikTok Liteを合わせて、日本国内で毎月3300万人以上が利用し、より幅広いユーザー層にリーチできる広告プラットフォームへと成長している。ユーザー数の拡大とともに年齢幅に広がりが出ており、博報堂の調査によれば平均年齢は36歳だという。(博報堂DYホールディングス、博報堂、博報堂DYメディアパートナーズによる共同調査「コンテンツファン消費行動調査2023」)
ユーザー層の増加にともない、美容カテゴリの中でもそれぞれの関心ごとが多様化し、今回のようにスキンケアができるファンデーションというトピックも受容されやすい状況になっていると考えている。特に“エッセンス スキングロウ ファンデーション”は高価格帯の商品ではあるものの、最近のTikTokではデパコスなどの価格帯商品でも高い関心が寄せられる傾向にある。
フルファネル施策で
各段階に適した広告を発信
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WWD:今回、トップビューやインフィード広告に加え、TikTok Pulseやハッシュタグジャックを盛り込んだフルファネル施策を採用し、2カ月間で段階的に多様な広告を発信した。具体的にはどのようなプロセスを踏んだのか。
平田朝穂TikTok for Business Japanグローバルビジネスソリューションズ ビューティー&ラグジュアリー クライアントソリューションズマネジャー(以下、平田):フルファネル施策は認知拡大や商品概念の理解促進、そして購入意向の後押しなど、段階ごとのユーザーの態度変容に合わせ、バリエーション豊富な広告でアプローチを変えていくソリューションだ。これまでのビューティ企業との実績を踏まえ、ベストな形へと導くことができた。
北原:認知の段階では俳優の河合優実さんを起用し、ブランドとしてのイメージを担保したクリエイティブを配信。その後、“ノーファンデ”“レスファンデ”派の人も関心を持てるよう、TikTokらしいユニークな要素をフックにしたクリエイティブを展開していく。最後の購入を後押しするフェーズではクリエイターが実際に商品を使って魅力を伝えた。段階に合わせて役割を変えたクリエイティブを発信することができるTikTokは、「小規模から拡大していく」という私たちの価値創造の考え方に非常にフィットしていた。今はTikTokやSNSの中で化粧品のトレンドが生まれる時代で、TikTok上のクリエイターから情報を得て化粧品選びをする人はとても多い。ユーザーの視聴態度が良く、若年層中心に話題によって価値を共創したい場合に最適なプラットフォームだと感じる。
多様なクリエイティブを発信したが、一貫して商品の本質がきちんと伝わる最終的な落とし込みにすることに注力した。「TikTokで多様なクリエイティブを発信することで、ブランドの世界観に影響が出るのでは」と考える人もいるかもしれないが、企業がどのようなスタンスで発信していくのかということが重要だ。その軸さえぶれなければ、ブランドや商品のイメージにもプラスに働くはずだ。
永田:“餃子包み器”や“フリーズチャレンジ”など、TikTokでのはやりのフォーマットを利用しているものの、伝えたいことの本質は変わらない。ユーザーからのコメントを見ても、資生堂の意外な遊び心として好意的に受け止めているように感じる。
WWD:日本の美容業界で初のTikTok Pulseを採用した。このソリューションによりどのような効果が得られたのか?
武井:TikTok Pulse(日本では現在β版テスト中)を使用することで、トレンド上位4%に入る動画の次に広告を配信することが可能だ。好感度が高い動画を見て気持ちが盛り上がっているタイミングで広告が流れてくることで、視聴者は自然と広告を受容しやすくなる。
永田:TikTokは元々、広告が好意的に見られやすいプラットフォームだが、昨今はデジタル広告の発展が非常に目覚ましい。広告枠を買う従来のやり方に対して、最近ではターゲティング手法が定番となり個人に向かって発信するようになった。もちろん広告効果を上げるという面ではターゲティングは有効だが、ユーザー側の受容の質については疑問点が残っていた。そんな中、TikTok Pulseでは視聴者の受容態度にポジティブな影響をもたらすことができる。今回、実際に同じ素材を使い、通常のインフィード広告とTikTok Pulseでの配信を実施したが、広告配信レポートによると、TikTok Pulseの方が視聴完了率が5倍高く、視聴完了単価も倍以上安価という結果になった。
資生堂とTikTok for Business Japan
今後の展望とは?
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WWD:全体を振り返り、非常にポジティブな結果を得られたと言えるが、今後の両者の展望は?
武井:今回の商材「シセイドウ」の“エッセンス スキングロウ ファンデーション”は高価格帯と言える。いわゆる“デパコス”商材を対象としたTikTokのキャンペーンにおいて今回のような認知から購入意向にまで大きな広告効果を発揮できた事例はまだ少なく、われわれにとってもうれしい結果だ。
平田:ビューティ業界の中でも特に大きな存在感を持つ資生堂とこのような取り組みができ、良い事例を生み出せた。今後も資生堂と共に積極的に新しいチャレンジを続ける中で、時代の潮流に合わせながら適切なサポートを続けていきたい。
永田:今回、特に「シセイドウ」というプレステージブランドで出した素晴らしい結果は、弊社の多くのブランドにとっても意外な発見になるはずだ。今回の結果を基に、他ブランドでの広告展開も検討していきたい。
北原:TikTokのみで認知から購入まで、あらゆるフェーズの認識変容を起こす広告が一気通貫で完結するのは大きな魅力の1つ。特に新価値創造の立場として、若年層からバズを生み、反響を広げていくためにはTikTokは欠かせない存在だ。そして今後はコンセプトのプランニング段階からTikTok for Businessのメンバーに伴走していただき、TikTokユーザーや生活者、クリエイターとともに、社会的価値を生み出せるような新価値創造を目指していく。
TikTok for Business Japan
https://tiktok-for-business.co.jp/contact/
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アップデーターがAIマーケティング企業と連携 「エシカル経済圏」創出を目指す
アップデーター(UPDATER)とアイキュー(AIQ)は、マーケティング領域で連携し、エシカル志向の高い消費者が集まる「エシカル経済圏」の創出に向けて取り組みを始めた。アイキューは、特許技術AIで新たな産業DXを推進するサービスを提供している企業で、第一弾としてアップデーターが提供するファッションブランドのエシカル評価検索サービス「シフトシー(Shift C)」において、「アイキュー」の特許技術AIを使ったインフルエンサーマーケティングを実施し、エシカル志向の高い消費者が集まる「エシカル経済圏」の創出に取り組むという。さらに、アップデーターの法人向けSX(サステナビリティ・トランスフォーメーション)プラットフォーム「みんなSX for Biz」において、サステナブル商材に対するAIを活用したマーケティング支援サービスの提供も目指す。
両社は連携の背景について「近年、エシカル消費やサステナブルな商品への関心が高まっており、消費者の購買行動においても環境や社会的な配慮が重視されている一方、多くの企業がサステナビリティの取り組みを進める中で、消費者にその価値が十分に伝わらず、事業活動に結びつかないという課題がある。この現状を踏まえ、今回の連携を通じて消費者と企業の信頼関係を築き、エシカルな経済循環を促進することを目指す」と説明する。
具体的には「シフト シー」で、「アイキュー」の特許技術であるプロファイリングAIを活用したインフルエンサーマーケティングを展開し、認知拡大を図る。さらに、サステナブル商材を持つアップデーターの顧客に対して、エシカル経済圏を起点にしたサステナブル商材のマーケティング支援プラン「顔の見える広告(仮称)」を展開し、アップデーターの法人向けSXプラットフォーム「みんなSX for Biz」の提供を目指す。「これらの取り組みにより、サステナビリティを推進している企業の努力が報われ、サステナビリティやエシカル志向の高い消費者にきちんと情報が届き、企業の利益につながる循環を生み出したい」と両社。
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アップデーターがAIマーケティング企業と連携 「エシカル経済圏」創出を目指す
アップデーター(UPDATER)とアイキュー(AIQ)は、マーケティング領域で連携し、エシカル志向の高い消費者が集まる「エシカル経済圏」の創出に向けて取り組みを始めた。アイキューは、特許技術AIで新たな産業DXを推進するサービスを提供している企業で、第一弾としてアップデーターが提供するファッションブランドのエシカル評価検索サービス「シフトシー(Shift C)」において、「アイキュー」の特許技術AIを使ったインフルエンサーマーケティングを実施し、エシカル志向の高い消費者が集まる「エシカル経済圏」の創出に取り組むという。さらに、アップデーターの法人向けSX(サステナビリティ・トランスフォーメーション)プラットフォーム「みんなSX for Biz」において、サステナブル商材に対するAIを活用したマーケティング支援サービスの提供も目指す。
両社は連携の背景について「近年、エシカル消費やサステナブルな商品への関心が高まっており、消費者の購買行動においても環境や社会的な配慮が重視されている一方、多くの企業がサステナビリティの取り組みを進める中で、消費者にその価値が十分に伝わらず、事業活動に結びつかないという課題がある。この現状を踏まえ、今回の連携を通じて消費者と企業の信頼関係を築き、エシカルな経済循環を促進することを目指す」と説明する。
具体的には「シフト シー」で、「アイキュー」の特許技術であるプロファイリングAIを活用したインフルエンサーマーケティングを展開し、認知拡大を図る。さらに、サステナブル商材を持つアップデーターの顧客に対して、エシカル経済圏を起点にしたサステナブル商材のマーケティング支援プラン「顔の見える広告(仮称)」を展開し、アップデーターの法人向けSXプラットフォーム「みんなSX for Biz」の提供を目指す。「これらの取り組みにより、サステナビリティを推進している企業の努力が報われ、サステナビリティやエシカル志向の高い消費者にきちんと情報が届き、企業の利益につながる循環を生み出したい」と両社。
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経済産業省が「みらいのファッション人材育成プログラム」成果発表会開催 参加者募集
経済産業省が主催する「みらいのファッション人材育成プログラム」は2025年1月17日には京都で、2月1日には東京でそれぞれ最終成果発表会開催する。
「みらいのファッション人材育成プログラム」は、次世代ファッションクリエイターの育成を目的に、経済産業省が主催する補助事業。2024年度から開始した本プログラムでは、これからのファッション産業を牽引する5組の事業者を公募により採択し、育成および事業化支援を行ってきた。
最終成果発表会では、プログラムに採択された5組の事業者(メタクロシス、ワコール、JR西日本SC開発、シンフラック、マイ スズキ)が、持続可能なサプライチェーンのアップデートにつながる事業創出に向けて進めてきた取り組みの成果を発表する。会場には、成果物やプロトタイプの展示エリアを設け、各事業者に直接コミュニケーションできる時間も用意する。
京都および東京で2回の開催を予定しており、発表する内容は同じ。東京開催ではオンライン配信も実施する。いずれも参加費無料。詳細・申込みは「みらいのファッション」で検索 。
多彩な参加クリエイター
メタクロシス
「デジタルマネキンAuinの開発」
3Dモデルの活用が広がるなか、3DCGの衣服を着用させ小売向けに活用できるマネキンの選択肢が少ない現状に対し、デジタルマネキン「Auin」を開発し、普及させることを目指す。「Auin」を用いた演出例の制作と発信や「Auin」を用いたデモアプリの作成、3Dプリントを活用したマネキン製作などに取り組む。
ワコール
「立体メルトブロー法による単一素材アイテムの展開」
これまでブラジャーのカップ部などに採用されていた立体物を直接的に作製する独自技法「立体メルトブロー法」を用いて、単一素材でジャケットやパンツ等のアイテムを作製する。将来的に他社と協力し、技術と社会課題解決の可能性を探ることを目指し事業を推進する。
JR西日本SC開発
「商業施設を起点としたサーキュラーエコノミーモデルの構築について」
衣料品廃棄物の削減に向けて、商業施設が回収拠点となり様々なステークホルダーと協業し、購買から回収・再活用までの一連の流れを設計する。回収した衣料品は複数の再活用のループを併用することでサーキュラーエコノミー型社会モデルを構築し、消費者・テナント事業者の意識を変え、社会課題の解決に取り組む。
シンフラックス(SYNFLUX)
「ゼロウェイストファッション事業におけるLCA評価導入調査事業」
ファッション産業の廃棄問題の解決に向け、シンフラックスの環境配慮事業にLCA評価手法(ライフサイクルアセスメント)を導入すること、及び得られた知見を日本国内のファッション事業従事者と共有することを目指す。具体的にはシンフラックスの提供する「Algorithmic Couture®※」の事業推進のため、環境配慮事業の効果を定量的に評価・改善する方法論として、LCA評価手法の確立と応用可能性の探求を進め、知見を共有するための会議を開催し、レポートを公開する。
※ファッションデザインの過程における廃棄を最小化するため、AI(人工知能)を活用した新しいパターンメイキングのシステム
マイスズキ(MAI SUZKI)
「伝統工藝『組子』×デジタルファブリケーションの融合による循環型・ウェアラブル新素地の開発」
伝統的な木工技術「組子」を3Dモデル化し、デジタルアーカイブすることにより技術を保存する。さらにデジタルファブリケーションを活用した新たな「組子」の製造方法を見出し、再構築可能で柔軟性のあるウェアラブル素地の開発を目指す。
■「みらいのファッション人材育成プログラム」最終成果発表会
京都開催
日時:2025年1月17日(金)10:00-14:30
場所:QUESTION 7階 Creative Commons
住所:京都市中京区河原町通御池下る下丸屋町
東京開催
日時:2025年2月1日(土)13:00-18:00
場所:東京大学 情報学環・福武ホール 地下2階 福武ラーニングシアター/福武ラーニングスタジオ
住所:東京都文京区本郷7丁目3 情報学環・福武ホール
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「ルイ・ヴィトン」と村上隆がリエディション・コレクションを発売 原宿でポップアップも
「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、アーティスト、村上隆とのコラボから20周年を記念し、リエディション・コレクションを発売する。第1章のアイテムは、12月27日から一部を「ルイ・ヴィトン」公式オンラインおよび公式アプリで先行予約を受け付け、1月1日から全商品を公式オンラインおよび公式アプリで販売、1月2日から一部店舗で発売を予定する。また2025年1月2〜26日の期間、原宿でポップアップをオープンする。なお、第2章は2025年3月に発売予定で春にぴったりな村上の“チェリーブロッサム”パターンにフォーカスする。
リエディション・コレクション
バッグやアクセサリーなど200点以上
アイテムは、コラボ当時のマーク・ジェイコブス(Marc Jacobs)=「ルイ・ヴィトン」アーティスティック・ディレクターのため、村上隆がブランド史上初めて手を加え、再解釈したモノグラムパターンなど、今回はより高度なプリント技術を用い、より色鮮やかに、また精密に生まれ変わらせた。33色の“LV”イニシャルとモノグラム・フラワー モチーフによる“モノグラム・マルチカラー”をまとわせたアイテムをはじめ、“LV ハンズ”ロゴや“スーパーフラット・パンダ”“チェリーブロッサム”モチーフなど、コラボならではの意匠を凝らした。バッグやスーツケース、ウオレット、アクセサリー、シューズ、フレグランスなど幅広く200点以上をラインアップする。
原宿でポップアップ
アーカイブ製品の展示も
2025年1月2〜26日の期間、原宿で「ルイ・ヴィトン×村上隆」 ポップアップストアをオープンする。ウィメンズのレザーアイテムやアクセサリー、トランク、トラベルラゲージ、フレグランス、シューズ、メンズのシューズなどを取り扱う。ファサードや店内をはじめ、随所に“LV”イニシャルやモノグラム・フラワー モチーフを散りばめ、ベンディングマシーンやアーカイブ製品や映像を観覧するエリアも用意するほか、近隣施設にカフェ&デジタルインスタレーションや、エキシビションも展開する。
■「ルイ・ヴィトン×村上隆」 ポップアップストア
日程:2025年1月2〜26日(8、17日は休業)
時間:11:00〜20:00(15日は18:00まで)
住所:東京都渋谷区神宮前6-14-2
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“ボーホーロマンチック”に注目!

毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2024年12月16日号からの抜粋です)
本橋:2025年春夏は、フリルやレース、ラッフルやクロシェ編みといった素材やディテールを多用する“ボーホーロマンチック”なスタイルがリアルトレンドでも席巻しそうです。
木村:「クロエ(CHLOE)」がコレクションで見せていたスタイルですよね。
本橋:“ボーホー”はボヘミアンとソーホーを掛け合わせた造語で、ボヘミアンなスタイルをライダースジャケットなどで都会的に仕上げるイメージです。そこに、さらにロマンチックな要素を盛り込みます。「リランドチュール」「メゾンスペシャル」などでもラッフル、レース、フリル推し。前シーズンまでのベーシックを再解釈という感じよりも、1点でも華やかさがあるものが多く見られました。
多様なシアー素材アイテムにも期待
木村:私はセレクトショップを取材しましたが、特にレースのアイテムが多いように感じました。パンツからスカート、トップス、ビスチエまでそろえていたところもありました。春夏なのに、あせた色やビンテージっぽいもの、アースカラーが中心。「ブラウンを着たい」という声が多かったです。「オリジナルをインドで生産」というのもトレンドのようでした。シアー素材は引き続きキーワードですね。「シンゾーン(SHINZONE)」で見たボーダーの線の部分をシアー素材にしたトップスのように、少し抵抗がある大人向けに、さまざまな工夫が見られるようになってきたのが印象的でした。
本橋:「ファーファー(FUR FUR)」はシアー素材のポロシャツを出していました。来年もめちゃくちゃ暑い夏が予想されるので、着たときの涼しさ・涼しく見えるという点でも重宝されそうです。
木村:長い夏を乗り切る工夫は大事ですよね。特にTシャツは重要で、定番アイテムを積みつつ、コラボや別注品で話題性があるものを仕込んでバリエーションを増やす動きが顕著でした。
本橋:あとは雑貨ですね。バッグやシューズ、アクセサリーは季節を選ばないものも多いので、猛暑でも「何か買いたい」という人に向けて、どこもラインアップを充実させています。特に目についたのは、大きめの実用性のあるバッグ。水筒や日傘など、猛暑を生き抜くために必要なものを入れられる提案が良いようです。
木村:大きめのカゴバッグは、“ボーホーロマンチック”スタイルにマッチしますよね。トレンドとしては、ある程度容量があるミニボストンが本命かなと思っています。
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“ボーホーロマンチック”に注目!

毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2024年12月16日号からの抜粋です)
本橋:2025年春夏は、フリルやレース、ラッフルやクロシェ編みといった素材やディテールを多用する“ボーホーロマンチック”なスタイルがリアルトレンドでも席巻しそうです。
木村:「クロエ(CHLOE)」がコレクションで見せていたスタイルですよね。
本橋:“ボーホー”はボヘミアンとソーホーを掛け合わせた造語で、ボヘミアンなスタイルをライダースジャケットなどで都会的に仕上げるイメージです。そこに、さらにロマンチックな要素を盛り込みます。「リランドチュール」「メゾンスペシャル」などでもラッフル、レース、フリル推し。前シーズンまでのベーシックを再解釈という感じよりも、1点でも華やかさがあるものが多く見られました。
多様なシアー素材アイテムにも期待
木村:私はセレクトショップを取材しましたが、特にレースのアイテムが多いように感じました。パンツからスカート、トップス、ビスチエまでそろえていたところもありました。春夏なのに、あせた色やビンテージっぽいもの、アースカラーが中心。「ブラウンを着たい」という声が多かったです。「オリジナルをインドで生産」というのもトレンドのようでした。シアー素材は引き続きキーワードですね。「シンゾーン(SHINZONE)」で見たボーダーの線の部分をシアー素材にしたトップスのように、少し抵抗がある大人向けに、さまざまな工夫が見られるようになってきたのが印象的でした。
本橋:「ファーファー(FUR FUR)」はシアー素材のポロシャツを出していました。来年もめちゃくちゃ暑い夏が予想されるので、着たときの涼しさ・涼しく見えるという点でも重宝されそうです。
木村:長い夏を乗り切る工夫は大事ですよね。特にTシャツは重要で、定番アイテムを積みつつ、コラボや別注品で話題性があるものを仕込んでバリエーションを増やす動きが顕著でした。
本橋:あとは雑貨ですね。バッグやシューズ、アクセサリーは季節を選ばないものも多いので、猛暑でも「何か買いたい」という人に向けて、どこもラインアップを充実させています。特に目についたのは、大きめの実用性のあるバッグ。水筒や日傘など、猛暑を生き抜くために必要なものを入れられる提案が良いようです。
木村:大きめのカゴバッグは、“ボーホーロマンチック”スタイルにマッチしますよね。トレンドとしては、ある程度容量があるミニボストンが本命かなと思っています。
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「バウム」の日焼け止め用乳液がリニューアル 紫外線防御機能の強化&アルコールフリーを実現
資生堂のスキン&マインドブランド「バウム(BAUM)」は2025年2月27日、樹木の香りの日焼け止め用乳液“ダブルプロテクション デイシールド”[SPF30・PA+++]をリニューアル発売する。紫外線防御機能と処方、使用感、香りを見直し“ダブルプロテクション デイシールド n”[SPF50+・PA++++](60mL、5500円)として生まれ変わる。
同商品は2021年に誕生。今回のリニューアルでは、紫外線防御機能の高さと肌に心地よいものを選択したいというニーズの高まリに着目した。自然由来の紫外線防御成分でありながらSPF値・PA値を[SPF50+・PA++++]にパワーアップ。アルコール(エタノール)フリー化をかなえ、べたつきや白浮きなどの使用性も向上した。香りは、爽やかでグリーンなひのきの生木の香りを軸にアップデートした。
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「バウム」の日焼け止め用乳液がリニューアル 紫外線防御機能の強化&アルコールフリーを実現
資生堂のスキン&マインドブランド「バウム(BAUM)」は2025年2月27日、樹木の香りの日焼け止め用乳液“ダブルプロテクション デイシールド”[SPF30・PA+++]をリニューアル発売する。紫外線防御機能と処方、使用感、香りを見直し“ダブルプロテクション デイシールド n”[SPF50+・PA++++](60mL、5500円)として生まれ変わる。
同商品は2021年に誕生。今回のリニューアルでは、紫外線防御機能の高さと肌に心地よいものを選択したいというニーズの高まリに着目した。自然由来の紫外線防御成分でありながらSPF値・PA値を[SPF50+・PA++++]にパワーアップ。アルコール(エタノール)フリー化をかなえ、べたつきや白浮きなどの使用性も向上した。香りは、爽やかでグリーンなひのきの生木の香りを軸にアップデートした。
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