ファッション企業の社長ってどんな人?:記者談話室vol.162

「WWDJAPAN」ポッドキャストの「記者談話室」は、ファッション業界のその時々のニュースや話題について、3人の記者が分かりやすく解説したり、時には脱線したりしながら、掘り下げていきます。

「WWDJAPAN」恒例の「CEO特集」が1月27日号に掲載されました。ファッション&ビューティ業界の有力企業60社の経営トップが「可能性」について語るインタビューは、業界関係者にとって必読です。詳しい内容は本紙に譲るとして、ここでは紙面では紹介できなかったファッション企業の経営トップたちのあまり知られていない横顔を語らいました。

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ファッション企業の社長ってどんな人?:記者談話室vol.162

「WWDJAPAN」ポッドキャストの「記者談話室」は、ファッション業界のその時々のニュースや話題について、3人の記者が分かりやすく解説したり、時には脱線したりしながら、掘り下げていきます。

「WWDJAPAN」恒例の「CEO特集」が1月27日号に掲載されました。ファッション&ビューティ業界の有力企業60社の経営トップが「可能性」について語るインタビューは、業界関係者にとって必読です。詳しい内容は本紙に譲るとして、ここでは紙面では紹介できなかったファッション企業の経営トップたちのあまり知られていない横顔を語らいました。

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「オペラ」“シアーマットリップ”の既存2色をアップデート 透け感を高めたモーヴピンクとフィグに

「オペラ(OPERA)」は4月1日、透けるようなマットな感が特徴の“シアーマットリップスティック”(各1980円)から2024年夏の新色として、モーヴピンクとフィグの2色をアップデートし、発売する。

“シアーマットリップスティック”は、しっとり保湿しながらふんわりと色付く新感覚のマットリップ。「オペラ」独自の粉体を配合しない独自の“パウダーレス処方”を採用し、潤いと美しい発色が長時間続く。

アップデートした2色の共通点は透け感を高めて、より柔らかな発色にしたこと。“モーヴピンク N”は大人の甘さを演出するひとさじの紫を加えた青みピンクに、“フィグ N”はピンクニュアンスを閉じ込めた深みレッドに仕上げた。

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中国コスメ「フローラシス」が初の海外旗艦店をギンザシックスにオープン 25店舗体制目指し出店加速

中国コスメ「フローラシス(花西子、FLORASIS)」は1月27日、初となる海外旗艦店をギンザシックスにオープンした。中国の伝統文化と古典美学を商品パッケージやデザインを施した国内外で人気のカラーメイク、スキンケア、フレグランスを集積。店舗限定商品などもそろえる。

「フローラシス」は2017年に誕生。日本は21年に初の国外進出としてアマゾンに出店。日本を重要なマーケティング市場と捉え23年からオフライン展開を強化する。百貨店などでポップアップを実施し顧客とのタッチポイントを増やしてきた。現在、アットコスメストア3店舗にコーナー展開するが同ブランドを手がける杭州宜格化粧品の任剛睿(ニン・コウエイ)=共同創業者は「ブランドの世界観を表現するスペースを十分に確保できていない」ことから旗艦店を開設した。

「フローラシス」のギンザシックス店の売り場面積は約52㎡。店舗は白を基調に、ブランドカラーで中国古代の女性が眉を描くために使用していた黛色(たいしょく)を随所に採用した。店舗のコンセプトは中国伝統の庭園である隠園(いんえん)。来店者に安らぎの時間を提供したいという思いが込められている。店舗中央部に位置するディスプレー台は中国の湖と山々の美しい景色を再現した曲水流觴台(きょくすいりゅうしょうだい)を備え、オープン記念として66個限定の手縫刺繍コレクション(5アテイム入、4万9500円)ほか、オフライン限定商品などをそろえている。

店内は、ブランドを代表する“百花同心錠 彫刻リップ”(6270円)や“京劇彫刻マルチパレット”(7920円)、“玉養桃花 ルースパウダー”(4620円)、“桃顔純潤 クリーム&フェイスベース”(7980円)などカラーメイク70%、スキンケア・フレグランス30%で構成する。タッチアップスペースを3席用意し、事前予約制で中国風メイクの体験サービスを提供する。

タッチポイント増やし、28年までに25店舗体制へ

任共同創業者が旗艦店開設に伴い来日。旗艦店への思いやブランドの未来像を語った。

WWD:海外初の旗艦店を日本で展開する狙いは。

任剛睿・杭州宜格化粧品共同創業者(以下、任):「フローラシス」をグローバルブランドに育成する中で、日本をマーケティング市場として注視する。リテールを重要視する日本でポップアップを積極的に開催してきた。今回、富裕層の訪日客が多く訪れるギンザシックスから出店のオファーをもらい、中国の伝統文化と古典美学が大切にするブランドストーリーが伝えやすく、サービスの提供ができるとして旗艦店をオープンした。実店舗1号店で旗艦店を22年12月に杭州・西湖に開設。売り場面積は約1000㎡でフルラインアップを展開するが、ギンザシックス店では日本で好調なアイテムを中心に本国旗艦店の7割程度の品ぞろえとした。

WWD:日本の旗艦店に期待することは。

任:顧客層は25歳前後を軸に18〜40歳と幅広い。中国伝統漢方の知恵と現代の美学を融合した製品を支持してくれている。店舗で中国風メイクサービスを提供するなどブランドの文化価値が伝わる取り組みを強めていく。売り上げ目標は非公表だが、旗艦店という新たな挑戦に期待を寄せている。

SNS発信と旗艦店が転機に

WWD:ブランドの転機は。

任:19年に中国伝統文化的なコンテンツをSNSで発信したこと。多くの女性が拡散してくれ、ブランドの知名度が向上した。そのほか、22年に中国で旗艦店出店したことも節目となった。顧客の生の声を聞くことができ、ブランドへの深度を高めることができた。

WWD:販売網が広がっている。

任:現在110カ国でオンライン販売を行なっている。売り上げ上位国は中国が1位で、日本とアメリカ、東南アジアと続く。全社の売上高は右肩上がりで成長している。

WWD:日本市場をどう捉えているのか。

任:上陸初日にアイコン商品の“百花同心錠 彫刻リップ”(5600円)が3時間で完売するなど、コロナ禍での進出だったがオンラインで展開したため初年度から好調に推移した。一方で「実際に製品を試したい」という顧客も増えたためリテール出店を強化中だ。28年までに25店舗体制を確立したい。

製品は年1〜3回見直しを行うが、その際に大切にするのは顧客のニーズを反映、最新技術を搭載、デザイン・美学の体験価値の提供だ。中国の伝統文化に触れたいと感じてくれる顧客は多いが、足りないのは日本のユーザーの声。リテールを強化することで日本のニーズを汲み取りローカライズした製品が展開できれば、日本での存在価値を高められるだろう。

WWD:今後注力する国は。

任:フランスとシンガポールだ。中国の伝統技法を表現した製品は、多くの女性を魅了できると信じている。

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「カラー」の新メインデザイナーに堀内太郎を任命 阿部潤一は「サブとしてぴったりくっついていく」

2024年11月に伊藤忠商事の100%子会社コロネット傘下となった「カラー(KOLOR)」は1月27日、新たなデザイナーに「タロウ ホリウチ(TARO HORIUCHI」の堀内太郎デザイナーを任命した。ブランド創設者であり前デザイナーの阿部潤一は25日(現地時間)、パリ・メンズ・ファッション・ウィークで行った2025-26年秋冬コレクションのランウエイショーで、同職を退任することを発表していた。

「カラー」の公式Instagramで午後8時に、阿部デザイナーと堀内デザイナーの対談形式のショートムービーを投稿した。動画内で阿部デザイナーは、2017年に自身の父親が他界したことをきっかけに「人って死ぬよな」「『カラー』はずっとあり続けるのであれば変わっていかなければならない」と実感し、2月に迎える60歳の節目として、有限会社カラーを定年退職することを意識したと語っている。

堀内デザイナーを任命した理由として、阿部前デザイナーは「一着入魂みたいな(服の)作り方をするから。こだわりとか、妥協しない部分は同じ感覚で、そういう部分は近い」と話している。それを受けて堀内デザイナーは、「『カラー』のDNAをしっかり継承しながら、新しい提案をしていきたいと思っている」と応えた。今後はメインデザイナーを堀内デザイナーとしつつ阿部デザイナーは「サブとしてぴったりくっついていく」と述べた。

堀内デザイナーはアントワープ王立美術アカデミーを卒業後、2009年にウィメンズブランド「タロウ ホリウチ」をスタート。その後約10年間コレクションを発表していたが、19年に始動した「ティーエイチ プロダクツ(TH PRODUCTS)」に専念するため、同年に「タロウ ホリウチ」を休止。23年春夏シーズンに「よりリアリティーのあるウィメンズウエアを作りたい」とアート・ディレクターにファッションエディターの大平かりんを迎え、再始動していた。

「カラー」は04年に阿部デザイナーがスタート。12-13年秋冬シーズンからパリでのコレクション発表に参加するなどしながら、海外でも高い評価を得てきた。12年には毎日新聞社主催の「第30回毎日ファッション大賞」を受賞し、13年春夏シーズンからメンズブランド「カラー ビーコン(KOLOR BEACON)」を開始。24年11月には、コロネットが有限会社カラーを事業承継し、有限会社と国内の小売店舗、国内外の卸といった組織と事業、スタッフを引き継いだ新体制を築いていた。なお、その親会社である伊藤忠商事はブランドの国内外における商標権を獲得していた。

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「ヨウジヤマモト」暖かさとエレガンスの共存 冬の定番カジュアルアウターへの挑戦状

近年の「ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」には、コレクションの背景に優しさや温かみを感じることが多い。それは、山本耀司デザイナーが何気ない日常と向き合い、コレクションを制作しているからかもしれない。

パファーアイテムをエレガントに

2025-26年秋冬メンズの出発点は、山本デザイナーが近所で見かけた人々の装い。寒い冬には多くの人がダウンジャケットやパファージャケットに身を包んでいるが、個性がなく安っぽく見えたという。そこで、今季はパファーアイテムをエレガントに仕上げることに挑んだ。提案のベースになるのは、「ヨウジヤマモト」を象徴するゆったりしたテーラードルック。ただ、ジャケットやコートにもパンツにも中綿を入れ、ふっくらとしたシルエットを描く。そこに合わせるインナーのシャツにも薄いキルティングが施されているほどの徹底ぶりだ。

そんなボリュームのあるアイテムが野暮ったくならないのは、分量と配置にこだわり、手作業で中綿を入れてシルエットを作っているから。例えば、肩やヒップには中綿を入れずスッキリとしたラインに仕上げる一方、身頃や腿には中綿をたっぷり加えて防寒性を高めている。

表裏で表情が全く異なるリバーシブル仕様

また、ジャケットやコート、パンツの多くは、リバーシブル仕様。スナップボタンでパファーのライニングを取り外せるようになっているものもあり、真冬だけでなく幅広い時期に着用できる。ショーでは、何人かのモデルたちがランウエイの途中で立ち止まり、アウターやジャケットを裏返して羽織り直したり、隣にいるモデルと交換したり。片面はスーツライクなピンストライプのウールや質感豊かな別珍、もう片面はよりカジュアルでスポーティーなナイロンといったように、表裏で全く異なるイメージに仕上げている。

色はブランドを象徴する真っ黒はいつもより控えめで、よりソフトな墨黒やグレー、オリーブ、カーキ、エクリュなどの落ち着いたトーンが中心。そこに、深みのある赤や紫でアクセントを加えたり、山本デザイナー自身やアトリエチームが手掛けたグラフィックや写真とともに「SADNESS AND SUFFERING ARE THE FLOWER OF LIFE」や「WOULD YOU LIKE TO DANCE WITH ME?」といった言葉をあしらったり。シルバーのチェーン装飾を背中やサイドに垂らしたパンクムード漂うデザインも目を引く。

モデルからも垣間見えるリアリティー

今回のショーにはプロのモデルに加え、画家のリュック・タイマンス(Luc Tuymans)とアーティストのカーラ・アロチャ(Carla Arocha)夫妻や、バレエダンサーのユーゴ・マルシャン(Hugo Marchand)、シンガーソングライターのマムード(Mahmood)、俳優のポール・ハミー(Paul Hammy)、写真家のモハメッド・ブーロイサ(Mohamed Bourouissa)をはじめとする多彩な顔ぶれが登場。ほぼアドリブでランウエイを歩いたという個性豊かなモデルたちからは、人間味が滲む。その人選について、山本デザイナーは「(普通の)モデルにはとても飽きた。ショーの観客が見たのは、普通の芸術家、歌手、画家たち。彼らはいつも魅力的だ」と米「WWD」にコメント。そこには、日常からコレクションのヒントを得たように、演出でもよりリアリティーを表現したいという思いが垣間見える。

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「ジョン ローレンス サリバン」2025-26年秋冬コレクション

「ジョン ローレンス サリバン(JOHN LAWRENCE SULLIVAN)」が2025-26年秋冬コレクションを発表した。

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「ジョン ローレンス サリバン」2025-26年秋冬コレクション

「ジョン ローレンス サリバン(JOHN LAWRENCE SULLIVAN)」が2025-26年秋冬コレクションを発表した。

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LAの山火事を在住スタイリストがリポート ファッション&ビューティの支援も続々

1月23日現在、ロサンゼルスの山火事は鎮火していない。

今月7日、スタイリストの私は、翌日パラマウントピクチャーズ(PARAMOUNT PICTURES)で行われるプレミア(映画の初演)で女優がレッドカーペットで着用するドレス集めに奔走していた。夕方になると、風が強いことに気が付いた。パームツリーの大きな枝が落ちてきて、危険だった。

自宅に戻り、山火事が広がっていることを知った。そして深夜、映画のプレミアがキャンセルになったという電話が届く……。ダブルショックだった。

翌日、ドレスの返却に向かう途中、パリセーズ(ロサンゼルスの西側にある高級住宅街で、今回の山火事によりほぼ壊滅している)方面から巨大な煙が空に浮かぶ異様な光景を目にした。

ロデオドライブのみならず、ほとんどの店舗は休業していた。

1月8日には各所で山火事がさらに発生
SNSではフェイクも含め情報が錯綜

そしてこの日は、最悪だった。暴風が止まず、火が燃え広がる勢いを早めたのだ。多くの人が家や家族、ペットを失い、いたたまれない思いだった。

パリセーズの火は道を挟んだ海岸沿いにまでに及び、世界中の人が憧れるセレブ達の家やレストランを焼き尽くした。

カリフォルニアドリームが破壊されていくかのようだった。

一週間前の元旦、私は新年を美しい景色で迎えたくて現地に赴いたのだが、それがこの目で見た最後の景色になってしまった。胸が張り裂けそうだった。

さらに夜には不可解なことに海から離れたロサンゼルス北部でも火事が起こった。パサディナ、ハリウッドの裏山、そしてウエストハリウッドまで。アラームや消防車のサイレンが鳴り続け、ロサンゼルスの街全体が火に囲まれているような状況だった。

ハリウッドには、ユニバーサルスタジオやネットフリックス、CNNを始め、多くの映画やテレビ局のエンターテイメント発信地がある。ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム(ハリウッドスターやキャラクター、作品の名前が記された星型のプレートが記された歩道)やアカデミー賞が行われるチャイニーズシアター、マリリン・モンロー(Marilyn Monroe)のお化けが出ることで有名なルーズベルトホテルなど、再建できない伝統的な建築物も多いので、とても心配になった。燃えてしまうと“夢の街”と言われるロサンゼルスが完全に崩壊してしまう。

SNSやYouTube、ニュースでは、多くの情報が飛び交い、人々を混乱させた。後にフェイクとわかったが、かの有名な「HOLLYWOOD」サインまで燃えている映像さえ出回った。
避難命令を受けるかもしれなかったが、私は街の方が心配だった。ただ祈るしかなかった。ロサンゼルス中の人が眠れない夜を過ごした。

その後、3カ所の火事は鎮火したが、他2カ所はいまだに鎮火していない。イベントの仕事はキャンセル。バルコニーには白い灰がたまり、空気は黄味がかっている。マスクが必須だ。

サンタモニカの百貨店は休館せず
多くの店舗は時短や休業、撤退ブランドも

大気汚染が気になる中、パリセーズの隣、サンタモニカに行ってみた。

百貨店の「ノードストロム(NORDSTROM)」は1日も休館しなかったというが、「ナイキ(NIKE)」は5日間閉店したそう。大抵の店は閉店時間を早めたり、休業していたようだ。パンデミック以降も営業を続けていた「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」と「ティファニー(TIFFANY)」がついに撤退してしまったことは残念でならない。

日本人ネイリストも参加
クリエイターの支援の輪広がる

そんな中、心温まる出来事もあった。

インスタグラムのストーリーズでは、「部屋が空いてるから、困っていたら誰でも知らせて」と投げかけたり、物資を募ったりの投稿が即座に始まった。

セレブ達は次々とロサンゼルスから離れたが、自身の自宅も全焼したパリス・ヒルトン(Paris Hilton)らこの街をこよなく愛するセレブは離れず真っ先に寄付を始めた。

数多くのセレブをクライアントにもつ、ネイリストのブリトニートーキョーも、「自分にも何か出来たら! 」と、フォトグラファーと組んで、寄付を行った。彼女はネイル料金の100%を寄付したという。

「100%寄付」といえば、日本発のアイウエアブランド「ジンズ(JINS)」は17日、アボットキニーに店舗をオープン。3日間の売り上げを100%を寄付した。

カリフォルニア発のオンライン「リボルブ(REVOLVE)」は、2日に渡りフリーショップイベントをダウンタウンで開催した。

1月30日には、レディー・ガガ(LADY GAGA)、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ(RED HOT CHILI PEPPERS)、ビリー・アイリッシュ(Billie Eilish)、ロッド・スチュワート(Rod Stewart)他によるチャリティーイベントが行われる。苦難を吹き飛ばす、ポジティブなパワーにとても感動した。

私自身もいてもたってもいられない気持ちで、ドネーションイベントを企画している。経済、環境他さまざまな問題が生じているが、私は「愛は地球を救う」を信じている。

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米ビューティ市場で躍進するオンライン販売 それでも衰えない実店舗の底力

エスティ ローダー カンパニーズ(ESTEE LAUDER COMPANIES)が2024年3月、「クリニーク(CLINIQUE)」のアマゾン(AMAZON)での販売を開始したことを潮目に、プレステージビューティとアマゾンの距離が近づいている。エスティ ローダー カンパニーズは当初、自社の公式ECサイトや百貨店、 Tモールなどのプラットフォームを優先してアマゾンを避けていたが、「クリニーク」以来「トゥー フェイスド(TOO FACED)」や「エスティ ローダー(ESTEE LAUDER)」など、他の多くのブランドも販売。アマゾンのほかTikTokもビューティ業界に参入しており、店舗販売とオンライン販売の差は縮まっている。

伸長するオンラインショッピング

調査会社ニールセン(NIELSEN)の消費者データによると、ビューティとパーソナルケアの売り上げのうち、オンラインは4年前の約33%から増加して43%を占めている。同社のアンナ・メイヨー(Anna Mayo)美容部門バイスプレジデントによると、アマゾンは品ぞろえの拡大や配送時間の短縮、高品質な製品の提供に注力することで、過去3年間でビューティとパーソナルケアの売り上げシェアを7.3ポイント伸ばしたという。

TikTokは23年9月に1億5000万人の米国ユーザー向けにショップ機能をローンチして以来、特にZ世代に向けて美容カテゴリーを推進している。TikTokは1月18日に米国で禁止されたが、20日に就任したドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領が禁止措置施行を延長したため、19日に復活した。テム(TEMU)やシーイン(SHEIN)のような他のソーシャルセールスアプリも人気を集めている。

店舗購入の課題 アルタやメイシーズは苦戦

メイヨー=アナリストはオンライン販売が急増した背景に、アメリカの店舗では製品を施錠した棚に陳列していることなどを挙げた。「店舗での買い物体験は一部の客をいらだたせ、特に盗難防止対策のために顧客の20%が購入を断念している。テスターの不足や製品の欠品にも悩んでいる」。

その結果、一部の小売業者は痛手を負っている。化粧品小売大手のアルタビューティ(ULTA BEAUTY)は、ホリデーシーズンは予想以上に好調だったものの、アマゾンやセフォラ(SEPHORA)などとの競争激化により、ここ1年ほど逆風にさらされている。最高経営責任者(CEO)を退任したデイヴ・キンベル(Dave Kimbell)は、これほど激しい競争環境を経験したことはないと語っていた。百貨店も圧迫されており、情報筋によると、 百貨店のメイシーズ(MACY'S)は26年までに約150店舗を閉鎖する予定だ。

BAがオムニチャネルの救世主に

一方、北米セフォラのアルテミス・パトリック(Artemis Patrick)CEOはパンデミック以降、かつてないほど力強く復活したと述べ、2万5000人のビューティアドバイザー(BA)を「シークレットソース(秘伝のタレ)」として挙げる。「ビューティアドバイザーは全員、デジタルスキンツールを用いて顧客に合うファンデーションの色を調べるが、それは会話のきっかけにすぎない。豊富な品ぞろえと教育されたビューティアドバイザー、体験を向上させるデジタルツールの3つの組み合わせが、われわれの店舗をこれほどまでに成功させた」。

オムニチャネル・ショッピングという点でも、ビューティアドバイザーは売り上げにとって重要な存在だ。消費者がオンラインで購入したものを店舗で受け取る際、他の製品の提案もできるからだ。「オムニチャネルとは、デジタル体験だけのことではない。ビューティアドバイザーの会話も含めて、カスタマージャーニー全体を考えることが大切だ」とパトリックCEOは話す。

実店舗の強さは衰えない

オンラインチャネルは成長しているが、専門家は実店舗がすぐに優位性を失うとは考えていない。投資銀行レイモンド・ジェームズ(RAYMOND JAMES)のリテール・アナリスト、オリビア・トン(Olivia Tong)は「実際に色がどう見えるか?自分に似合うか?どんな香りがするのか?実店舗には常に新しさがあり、特に化粧品やフレグランスにおいては、人々を店に引き込むきっかけになる。オンラインは実店舗よりも早く成長を続けるだろうが、完全に逆転するわけではない。店舗での買い物を望む声はまだあるはずだ」と分析する。

特にプレステージビューティの分野では、その傾向が強い。調査会社サーカナ(CIRCANA)によると、消費者の約3分の2がプレステージビューティ製品を店舗で購入している。また11月のプレステージビューティの売り上げは、実店舗では年間7%、オンラインでは8%のペースで伸びた。サーカナのラリッサ・ジェンセン(Larissa Jensen)バイスプレジデント兼業界アドバイザーは、「ビューティ業界は店舗体験に適している。特にメイクアップがその例である。オンラインの方がシェアが大きくなるということはないだろう」と見通しを述べた。

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米ビューティ市場で躍進するオンライン販売 それでも衰えない実店舗の底力

エスティ ローダー カンパニーズ(ESTEE LAUDER COMPANIES)が2024年3月、「クリニーク(CLINIQUE)」のアマゾン(AMAZON)での販売を開始したことを潮目に、プレステージビューティとアマゾンの距離が近づいている。エスティ ローダー カンパニーズは当初、自社の公式ECサイトや百貨店、 Tモールなどのプラットフォームを優先してアマゾンを避けていたが、「クリニーク」以来「トゥー フェイスド(TOO FACED)」や「エスティ ローダー(ESTEE LAUDER)」など、他の多くのブランドも販売。アマゾンのほかTikTokもビューティ業界に参入しており、店舗販売とオンライン販売の差は縮まっている。

伸長するオンラインショッピング

調査会社ニールセン(NIELSEN)の消費者データによると、ビューティとパーソナルケアの売り上げのうち、オンラインは4年前の約33%から増加して43%を占めている。同社のアンナ・メイヨー(Anna Mayo)美容部門バイスプレジデントによると、アマゾンは品ぞろえの拡大や配送時間の短縮、高品質な製品の提供に注力することで、過去3年間でビューティとパーソナルケアの売り上げシェアを7.3ポイント伸ばしたという。

TikTokは23年9月に1億5000万人の米国ユーザー向けにショップ機能をローンチして以来、特にZ世代に向けて美容カテゴリーを推進している。TikTokは1月18日に米国で禁止されたが、20日に就任したドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領が禁止措置施行を延長したため、19日に復活した。テム(TEMU)やシーイン(SHEIN)のような他のソーシャルセールスアプリも人気を集めている。

店舗購入の課題 アルタやメイシーズは苦戦

メイヨー=アナリストはオンライン販売が急増した背景に、アメリカの店舗では製品を施錠した棚に陳列していることなどを挙げた。「店舗での買い物体験は一部の客をいらだたせ、特に盗難防止対策のために顧客の20%が購入を断念している。テスターの不足や製品の欠品にも悩んでいる」。

その結果、一部の小売業者は痛手を負っている。化粧品小売大手のアルタビューティ(ULTA BEAUTY)は、ホリデーシーズンは予想以上に好調だったものの、アマゾンやセフォラ(SEPHORA)などとの競争激化により、ここ1年ほど逆風にさらされている。最高経営責任者(CEO)を退任したデイヴ・キンベル(Dave Kimbell)は、これほど激しい競争環境を経験したことはないと語っていた。百貨店も圧迫されており、情報筋によると、 百貨店のメイシーズ(MACY'S)は26年までに約150店舗を閉鎖する予定だ。

BAがオムニチャネルの救世主に

一方、北米セフォラのアルテミス・パトリック(Artemis Patrick)CEOはパンデミック以降、かつてないほど力強く復活したと述べ、2万5000人のビューティアドバイザー(BA)を「シークレットソース(秘伝のタレ)」として挙げる。「ビューティアドバイザーは全員、デジタルスキンツールを用いて顧客に合うファンデーションの色を調べるが、それは会話のきっかけにすぎない。豊富な品ぞろえと教育されたビューティアドバイザー、体験を向上させるデジタルツールの3つの組み合わせが、われわれの店舗をこれほどまでに成功させた」。

オムニチャネル・ショッピングという点でも、ビューティアドバイザーは売り上げにとって重要な存在だ。消費者がオンラインで購入したものを店舗で受け取る際、他の製品の提案もできるからだ。「オムニチャネルとは、デジタル体験だけのことではない。ビューティアドバイザーの会話も含めて、カスタマージャーニー全体を考えることが大切だ」とパトリックCEOは話す。

実店舗の強さは衰えない

オンラインチャネルは成長しているが、専門家は実店舗がすぐに優位性を失うとは考えていない。投資銀行レイモンド・ジェームズ(RAYMOND JAMES)のリテール・アナリスト、オリビア・トン(Olivia Tong)は「実際に色がどう見えるか?自分に似合うか?どんな香りがするのか?実店舗には常に新しさがあり、特に化粧品やフレグランスにおいては、人々を店に引き込むきっかけになる。オンラインは実店舗よりも早く成長を続けるだろうが、完全に逆転するわけではない。店舗での買い物を望む声はまだあるはずだ」と分析する。

特にプレステージビューティの分野では、その傾向が強い。調査会社サーカナ(CIRCANA)によると、消費者の約3分の2がプレステージビューティ製品を店舗で購入している。また11月のプレステージビューティの売り上げは、実店舗では年間7%、オンラインでは8%のペースで伸びた。サーカナのラリッサ・ジェンセン(Larissa Jensen)バイスプレジデント兼業界アドバイザーは、「ビューティ業界は店舗体験に適している。特にメイクアップがその例である。オンラインの方がシェアが大きくなるということはないだろう」と見通しを述べた。

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青山商事が20年ぶりに社長交代 創業家以外から初

青山商事は、4月1日付で遠藤泰三・執行役員管理本部長が執行役員社長に就任し、6月26日付けで青山理代表取締役社長が代表取締役会長に、遠藤氏が代表取締役社長兼執行役員社長に就任することを発表した。青山商事の社長交代は20年ぶりで、創業家以外からの選出は初めて。

遠藤氏は1967年12月26日生まれ。90年3月に青山商事に入社後「洋服の青山」せんげん台店店長に就任し、その後、人材開発部部長代理、総務部部長代理などとして活躍。カジュアルランドあおやまの取締役リユース事業本部長、人事部長、執行役員人事戦略本部長等の要職を経て、2021年4月に執行役員管理本部長に就いた。

創業60周年を機に、次期経営体制への交代を決定。新たな経営体制の下でデジタル化やカジュアル化といった社会構造の変化に迅速に対応し、企業価値のさらなる向上と持続的成長を目指す。

同社は紳士服専門店の最大手。値ごろなスーツを売る「洋服の青山」を全国各地の幹線道路沿いに出店するとともに、積極的なテレビCMなどで成長を遂げた。創業者の青山五郎氏(1930~2008年)は、完全買い取りの仕入れや多店舗化によるスケールメリットによって「スーツの価格破壊」として名を馳せた。都市部では「ザ・スーツカンパニー」「スーツスクエア」などの業態を運営する。2022年にはオーダースーツの「麻布テーラー」を買収した。売上高に占めるビジネスウエアの割合は約7割だが、ビジネスシーンの変化に伴い、カジュアルな服も拡大している。また子会社を通じて靴の修理店「ミスターミニット」事業、飲食店やフィットネスジムのフランチャイジー事業を行っている。2024年3月期の売上高は前期比12%減の1936億円、営業利益は119億円だった。

遠藤氏は、創業者の青山五郎氏、青山五郎氏の義弟である宮前省三氏、青山五郎氏の長男である理氏に続く4代目の社長となる。

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青山商事が20年ぶりに社長交代 創業家以外から初

青山商事は、4月1日付で遠藤泰三・執行役員管理本部長が執行役員社長に就任し、6月26日付けで青山理代表取締役社長が代表取締役会長に、遠藤氏が代表取締役社長兼執行役員社長に就任することを発表した。青山商事の社長交代は20年ぶりで、創業家以外からの選出は初めて。

遠藤氏は1967年12月26日生まれ。90年3月に青山商事に入社後「洋服の青山」せんげん台店店長に就任し、その後、人材開発部部長代理、総務部部長代理などとして活躍。カジュアルランドあおやまの取締役リユース事業本部長、人事部長、執行役員人事戦略本部長等の要職を経て、2021年4月に執行役員管理本部長に就いた。

創業60周年を機に、次期経営体制への交代を決定。新たな経営体制の下でデジタル化やカジュアル化といった社会構造の変化に迅速に対応し、企業価値のさらなる向上と持続的成長を目指す。

同社は紳士服専門店の最大手。値ごろなスーツを売る「洋服の青山」を全国各地の幹線道路沿いに出店するとともに、積極的なテレビCMなどで成長を遂げた。創業者の青山五郎氏(1930~2008年)は、完全買い取りの仕入れや多店舗化によるスケールメリットによって「スーツの価格破壊」として名を馳せた。都市部では「ザ・スーツカンパニー」「スーツスクエア」などの業態を運営する。2022年にはオーダースーツの「麻布テーラー」を買収した。売上高に占めるビジネスウエアの割合は約7割だが、ビジネスシーンの変化に伴い、カジュアルな服も拡大している。また子会社を通じて靴の修理店「ミスターミニット」事業、飲食店やフィットネスジムのフランチャイジー事業を行っている。2024年3月期の売上高は前期比12%減の1936億円、営業利益は119億円だった。

遠藤氏は、創業者の青山五郎氏、青山五郎氏の義弟である宮前省三氏、青山五郎氏の長男である理氏に続く4代目の社長となる。

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【スナップ】北村匠海やケイト・モスらが来場 「ディオール」2025-26年秋冬メンズコレクション

「ディオール(DIOR)」はパリ・エコール ミリテールで、2025-26年秋冬メンズコレクションを発表した。会場には、俳優の北村匠海やケイト・モス(Kate Moss)、ハン・ソヒ(Han So-Hee)、ロバート・パティンソン(Robert Pattinson)ら豪華セレブリティーらが来場した。

同コレクションでは、変化と進化を体現した。キム・ジョーンズはメンズプレタポルテの変容、特に1954-55年秋冬 オートクチュール コレクションの「Hライン」のインスピレーションを起点にメンズウエアの進化という概念を探求した。

北村匠海

日本からは、ディオール ジャパン アンバサダーの北村匠海がキム・ジョーンズによるメンズ コレクションをまとい出席した。

来場者スナップ

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【スナップ】北村匠海やケイト・モスらが来場 「ディオール」2025-26年秋冬メンズコレクション

「ディオール(DIOR)」はパリ・エコール ミリテールで、2025-26年秋冬メンズコレクションを発表した。会場には、俳優の北村匠海やケイト・モス(Kate Moss)、ハン・ソヒ(Han So-Hee)、ロバート・パティンソン(Robert Pattinson)ら豪華セレブリティーらが来場した。

同コレクションでは、変化と進化を体現した。キム・ジョーンズはメンズプレタポルテの変容、特に1954-55年秋冬 オートクチュール コレクションの「Hライン」のインスピレーションを起点にメンズウエアの進化という概念を探求した。

北村匠海

日本からは、ディオール ジャパン アンバサダーの北村匠海がキム・ジョーンズによるメンズ コレクションをまとい出席した。

来場者スナップ

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「ディオール」がムッシュ ディオールの愛犬ボビーとミス ディオールのLINEスタンプ第2弾を無料配布

「ディオール(DIOR)」は4月10日までの期間、“ミス ディオール パルファン”のスティックフレグランス“ミス ディオール パルファンミニ ミス”の発売を記念して、ムッシュ ディオールの愛犬ボビーと“ミス ディオール”をモチーフにしたLINEスタンプを配布中だ。同ブランドのLINE公式アカウントを“友だち追加”し、IDを連携することで、無料でダウンロードできる。スタンプの使用期間は、ダウンロードから180日間。

ダウンロードURL

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「ディオール」がムッシュ ディオールの愛犬ボビーとミス ディオールのLINEスタンプ第2弾を無料配布

「ディオール(DIOR)」は4月10日までの期間、“ミス ディオール パルファン”のスティックフレグランス“ミス ディオール パルファンミニ ミス”の発売を記念して、ムッシュ ディオールの愛犬ボビーと“ミス ディオール”をモチーフにしたLINEスタンプを配布中だ。同ブランドのLINE公式アカウントを“友だち追加”し、IDを連携することで、無料でダウンロードできる。スタンプの使用期間は、ダウンロードから180日間。

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キム・ジョーンズ、フランスのレジオン・ドヌール勲章シュヴァリエを受章

キム・ジョーンズ(Kim Jones)「ディオール(DIOR)」メンズ・アーティスティック・ディレクターは1月24日、フランス政府による最高位の勲章、レジオン・ドヌール勲章シュヴァリエを受章した。

授章式には、プレゼンターとしてアナ・ウィンター(Anna Wintour)米「ヴォーグ(VOGUE)」編集長兼コンデナスト チーフ・コンテンツ・オフィサーが出席したほか、デルフィーヌ・アルノー(Delphine Arnault)=クリスチャン ディオール クチュール会長兼最高経営責任者(CEO)、シルヴィア・フェンディ(Silvia Venturini Fendi)「フェンディ(FENDI)」メンズ&アクセサリー・アーティスティック・ディレクター、デザイナーのザック・ポーゼン(Zac Posen)、俳優のロバート・パティンソン(Robert Pattinson)らが駆け付けて祝福した。

レジオン・ドヌール勲章について

同勲章は、1802年にナポレオン・ボナパルト(Napoleon Bonaparte)が創設。軍人や、文化・科学・産業・商業・創作活動などの分野における民間人の卓越した功績を表彰することを目的とした、フランスで最も権威のある国家勲章だ。功績などによりシュヴァリエ(5等)、オフィシエ(4等)、コマンドール(3等)、グラントフィシエ(2等)、グランクロワ(1等)と5つの等級がある。外国人の場合、1〜3等は主に国家元首や首相、大臣クラスの人物に授与されるという。

キム・ジョーンズの経歴は?

ジョーンズ=メンズ・アーティスティック・ディレクターは、1973年イギリス生まれ。ロンドン芸術大学セントラル・セント・マーチンズ校を卒業後、自身のブランドを設立。その後、「ダンヒル(DUNHILL)」と「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のメンズを経て、18年に現職に就任した。また、20年9月から24年10月まで「フェンディ」のアーティスティック・ディレクターを兼任し、オートクチュールおよびウィメンズのプレタポルテを手掛けた。なお、同氏は20年、英国に多大なる貢献をしたとして、大英帝国勲章オフィサー(OBE、第4等)を受章している。

親会社LVMHの会長は過去に2回受章

「ルイ・ヴィトン」「ディオール」「フェンディ」を擁するLVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)を率いるベルナール・アルノー(Bernard Arnault)会長兼CEOは、11年にレジオン・ドヌール勲章グラントフィシエ(2等)を、24年に同グランクロワ(1等)を受章している。

また、日本人デザイナーではこれまで、森英恵、三宅一生、高田賢三、コシノジュンコらが受章している。

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キム・ジョーンズ、フランスのレジオン・ドヌール勲章シュヴァリエを受章

キム・ジョーンズ(Kim Jones)「ディオール(DIOR)」メンズ・アーティスティック・ディレクターは1月24日、フランス政府による最高位の勲章、レジオン・ドヌール勲章シュヴァリエを受章した。

授章式には、プレゼンターとしてアナ・ウィンター(Anna Wintour)米「ヴォーグ(VOGUE)」編集長兼コンデナスト チーフ・コンテンツ・オフィサーが出席したほか、デルフィーヌ・アルノー(Delphine Arnault)=クリスチャン ディオール クチュール会長兼最高経営責任者(CEO)、シルヴィア・フェンディ(Silvia Venturini Fendi)「フェンディ(FENDI)」メンズ&アクセサリー・アーティスティック・ディレクター、デザイナーのザック・ポーゼン(Zac Posen)、俳優のロバート・パティンソン(Robert Pattinson)らが駆け付けて祝福した。

レジオン・ドヌール勲章について

同勲章は、1802年にナポレオン・ボナパルト(Napoleon Bonaparte)が創設。軍人や、文化・科学・産業・商業・創作活動などの分野における民間人の卓越した功績を表彰することを目的とした、フランスで最も権威のある国家勲章だ。功績などによりシュヴァリエ(5等)、オフィシエ(4等)、コマンドール(3等)、グラントフィシエ(2等)、グランクロワ(1等)と5つの等級がある。外国人の場合、1〜3等は主に国家元首や首相、大臣クラスの人物に授与されるという。

キム・ジョーンズの経歴は?

ジョーンズ=メンズ・アーティスティック・ディレクターは、1973年イギリス生まれ。ロンドン芸術大学セントラル・セント・マーチンズ校を卒業後、自身のブランドを設立。その後、「ダンヒル(DUNHILL)」と「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のメンズを経て、18年に現職に就任した。また、20年9月から24年10月まで「フェンディ」のアーティスティック・ディレクターを兼任し、オートクチュールおよびウィメンズのプレタポルテを手掛けた。なお、同氏は20年、英国に多大なる貢献をしたとして、大英帝国勲章オフィサー(OBE、第4等)を受章している。

親会社LVMHの会長は過去に2回受章

「ルイ・ヴィトン」「ディオール」「フェンディ」を擁するLVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)を率いるベルナール・アルノー(Bernard Arnault)会長兼CEOは、11年にレジオン・ドヌール勲章グラントフィシエ(2等)を、24年に同グランクロワ(1等)を受章している。

また、日本人デザイナーではこれまで、森英恵、三宅一生、高田賢三、コシノジュンコらが受章している。

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「アニエスベー」×「ヘリーハンセン」 日本の漁港で発生した廃棄漁網由来の素材などを採用

ゴールドウインが展開するノルウェー発のマリンウエアブランド「ヘリーハンセン(HELLY HANSEN)」は、「アニエスベー(AGNES B.)」とコラボレーションし海洋問題をテーマに据えた日本限定コレクションを発売した。両ブランドがタッグを組むのは初。モリトアパレルが開発した廃棄漁網を原料にしたリサイクルナイロン「ミューロン(MURON)」や、東南アジア沿岸に漂着した廃棄ペットボトル由来のポリエステルなどを用いたユニセックスアイテム10型とキッズアイテム8型で、「アニエスベー」の一部直営店と公式オンラインストア、「ヘリーハンセン」の店舗および、公式オンラインストアで販売中だ。

コラボは「ヘリーハンセン」側からオファーした。企画を担当したゴールドウインの井上翔太・グローバルブランド事業本部・ヘリーハンセン事業部・企画グループMDは、「私たちは水資源を守る活動や海洋ゴミを原料とするリサイクル素材の採用などを進めてきたが、アウトドアブランドとしての立場からは届けられる人に限りがあると感じていた。より多くの人に海洋問題に関心を持ってもらうためには、ファッションの力が必要。アニエスほど、『海が好き』というメッセージをストレートに発信できるデザイナーはいない」とオファーに至った経緯を話す。デザイナーのアニエス・トゥルブレは海を愛し、2003年には海洋に特化した公益財団法人タラ オセアン財団を立ち上げ、海洋探査船タラ号とその活動をサポートしているという背景がある。

日本で回収した漁網素材を初めて製品化

注目は日本の漁港で回収された廃棄漁網を100%使用したリサイクルナイロン「ミューロン」を使ったアイテム群だ。同素材が製品化されるのは本コレクションが初。井上担当は、「トレーサビリティーの取れた素材で、お客さまによりストーリー性を感じてもらえると考えた」と話す。

「ミューロン」は廃棄漁網をケミカルリサイクルしバージンと同等の品質と安定性を持つ。コレクションに登場するウィンドブレーカーは、「ミューロン」と紡績工程で発生するナイロンの落ち綿を再生したリサイクルナイロンを高密度で打ち込んでハリ感のある風合いを実現した。内側には、アニエス自身が撮影した海の写真と“j’aime la mer! (海が好き!)”のメッセージを添えた特別ネームを配した。ウィンドブレーカーはキッズサイズも用意し「親子で着用していただき、一緒に海に出かけたり、次世代にこのテーマを伝えてもらえたりしたらうれしい」と井上担当。

「アニエスべー」らしいボーダーTシャツには、東南アジアに漂着したペットボトルを原料としたリサイクルポリエステルを使用している。これは「日本からでた海洋ゴミは東南アジアに漂着することが多いと知り、採用を決めた」という。

「ヘリーハンセン」渋谷店では、廃棄漁網を使ったディスプレーでもコレクションのストーリーを表現している。また「アニエスべー」渋谷店では1月30日まで、『j’aime la mer!(海が好き!)』をテーマにした写真展を開催中だ。

27日にはゴールドウイン本社で、モリトアパレルの担当者を招いて漁網のリサイクルを体験するワークショップを開催し社内理解を促した。井上担当は、「一度きりの発信では伝えきれない問題だ。継続的に取り組んでいきたい」と展望を語る。

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「アシックス」が自動車用レザーを再利用したシューズを発売 豊田合成と協業

「アシックス スポーツスタイル(ASICS SPORTSTYLE)」は、自動車部品メーカーの豊田合成と協業し、同社が自動車のハンドルに使用している自動車用レザーの端革を再利用したシューズ“スカイハンド オージー(SKYHAND OG)”(1万5400円)を、2月1日に発売する。サイズ展開は22.5〜29.5(0.5cm刻み)、30.5、31.0cmで、「アシックス」フラッグシップ原宿、大阪心斎橋、オンラインストアで販売する。

同シューズは、1990年代に販売していたハンドボールシューズ“スカイハンド”をベースに、当時のデザインDNAを受け継ぎながら、スリムなコートシルエットを現代的な履き心地にアップデートした。アッパーはブラックで、サイドとかかと部、ベロ部に豊田合成の端革で作ったスエードとスムースレザーを採用。これらの材料は、メインアッパーの50%以上を占めている。さらにステッチやミシン目など、自動車のハンドルからインスパイアしたディテールを各所に取り入れた。

「アシックス」が豊田合成と協業したシューズは、2023年1月発売の、廃棄を予定していたエアバッグの生地を再利用した“ゲルソノマ フィフティーンフィフティ(GEL-SONOMA 15-50)”に続く第2弾だ。

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「アシックス」が自動車用レザーを再利用したシューズを発売 豊田合成と協業

「アシックス スポーツスタイル(ASICS SPORTSTYLE)」は、自動車部品メーカーの豊田合成と協業し、同社が自動車のハンドルに使用している自動車用レザーの端革を再利用したシューズ“スカイハンド オージー(SKYHAND OG)”(1万5400円)を、2月1日に発売する。サイズ展開は22.5〜29.5(0.5cm刻み)、30.5、31.0cmで、「アシックス」フラッグシップ原宿、大阪心斎橋、オンラインストアで販売する。

同シューズは、1990年代に販売していたハンドボールシューズ“スカイハンド”をベースに、当時のデザインDNAを受け継ぎながら、スリムなコートシルエットを現代的な履き心地にアップデートした。アッパーはブラックで、サイドとかかと部、ベロ部に豊田合成の端革で作ったスエードとスムースレザーを採用。これらの材料は、メインアッパーの50%以上を占めている。さらにステッチやミシン目など、自動車のハンドルからインスパイアしたディテールを各所に取り入れた。

「アシックス」が豊田合成と協業したシューズは、2023年1月発売の、廃棄を予定していたエアバッグの生地を再利用した“ゲルソノマ フィフティーンフィフティ(GEL-SONOMA 15-50)”に続く第2弾だ。

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“ティーハウス ニューバランス”がドーバー ギンザに期間限定オープン 「ジョウンド」コラボシューズなどを週替わりで展開

「ニューバランス(NEW BALANCE)」は、日本橋浜町のコンセプトストア“ティーハウス ニューバランス”(T-HOUSE NEW BALANCE)をドーバー ストリート マーケット ギンザの5階スペースで期間限定で出店中だ。

同店舗は、日本の伝統文化である茶室の精神性にインスパイアされた空間で、築122年の蔵を現代の建築技法で、蔵という日本の伝統的様式に現代の機能と価値観を融合させており、「ニューバランス」の歴史を体現する商品を新鮮な視点で見られる内装に仕上げている。同店舗は“トウキョウ デザイン スタジオ”(TOKYO DESIGN STUDIO)としても機能し、開業以来、独自の文化発信と最新のコンセプトやプロダクトの展示・販売を行っている。

週替わりで限定スニーカーを販売 
“ノット ファー”の配布も

スペシャル スペースでは、“トウキョウ デザインスタジオ ニューバランス”がプロデュースするフリーマガジン“ノット ファー”(NOT FAR)の最新号と、ドーバーがセレクトした「ニューバランス」2025年春夏シーズンのフットウエアが共存する“マガジン&スニーカーズ”をスペシャルインスタレーションとともに展開する。

また、同スペースでは週替わりで限定フットウエアを発売する。第1弾は、1月中旬に世界の限定店舗で展開し即日完売した“ジョウンド×ニューバランス メイド イン USA 993”(4万4000円)を1月31日に発売する。その後の期間中も、未公開のフットウエアの発売を予定している。さらに、「ニューバランス」商品購入者に“ノット ファー”の最新号を無料配布する。(数量限定で無くなり次第終了)

開催概要

◼️ティーハウス ニューバランス スペシャル スペース “ノット ファー”マガジン&スニーカーズ アット ドーバー ストリート マーケット ギンザ
日程:1月27日〜未定
場所:ドーバー ストリート マーケット ギンザ 5階
住所:東京都中央区銀座6-9-5 ギンザコマツ西館5階
営業時間:11:00〜20:00
※限定フットウエアの発売スケジュールおよび販売方法の詳細はドーバー ストリート マーケット ギンザ オフィシャルウエブサイト、インスタグラムで告知

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しまむら次期社長に高橋氏 商品改革の立役者

しまむらは27日、次期社長に高橋維一郎・取締役上席執行役員(50)が2月21日付で昇格するトップ人事を発表した。現任の鈴木誠社長(59)は代表権を持った会長に異動する。代表権を持った会長と社長による2人の新経営体制によって、さまざまな課題への対応スピードを上げる。

高橋氏は1974年8月25日生まれの50歳。1999年にしまむらに入社し、店舗、商品、物流、システムなどの要職を務めて、2020年に取締役執行役員に就いた。コロナ禍に担当役員として主導した商品改革は、24年3月期まで3期連続で過去最高業績を更新するV字回復の原動力になった。

しまむらは27年2月期を最終年度とした中期経営計画で売上高7190億円、営業利益660億円、営業利益率9.2%(24年2月期は売上高が前期比6350億円、営業利益553億円、営業利益率8.8%)の達成を掲げる。新経営体制のもと、手薄だった都市部への出店にも積極的に取り組む。

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【2025年春コスメ】「シロ」から今年も桜の香りが限定デザインで登場

「シロ(SHIRO)」は2月13日、“春の陽ざしの中で淡く色づくさくら”をイメージした毎年人気のフレグランスシリーズ“さくら 219”を数量限定発売する。今年は“オードパルファン”(40m L、4180円)と“ハンド美容液”(55g、3300円)、“リセットヘアミスト”(80mL、3201円)をラインアップする。「シロ」公式オンラインストアおよび全国直営店舗で取り扱う。6日にはメンバーシップ プログラム会員を対象とした先行予約を受け付ける。

同シリーズは”みんなの春に、さくら咲きますように”という想いを込め、219回の試作を重ねて2012年に初めて登場。18年からは限定フレグランスとして復刻し、春に新たな一歩を踏み出すすべての人への応援アイテムとして、毎年人気を集めている。

爽やかなフルーツと華やかなフローラルが香るオードパルファンは、ひと吹きするたびに満開の桜の木下に立っているかのような香りに包まれる。ハンド美容液は、乾燥から肌を守るアロエエキスをベースに、ホホバオイルとガーナシアバターを配合し手肌に潤いを与える。“さくら 219”の香りをまといながら髪の保湿ができるヘアミストは、やさしい香り立ちのミストに寝癖直し効果をプラスした。潤いを抱え込むガゴメ昆布とゆずが髪を保護しながら艶を与え、まとまりやすい髪へと整える。

アイテム詳細

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「ディオール」“フォーエヴァー”から美容液クッションファンデとジェルパウダー ハイライターが登場

「ディオール(DIOR)」は3月7日、“ディオールスキン フォーエバー”から美容液クッションファンデーション“イドラ グロウ クッション”[SPF50・PA+++](レフィル全7色、各6710円)とケース“クッション ケース”(新3種うち限定1種、3630〜4180円)、ジェルパウダー ハイライター“グロウ ルミナイザー”(全5色、各7810円)を発売する。クッションファンデーションとハイライターで、内側から光と潤いが溢れるような艶肌をかなえる。

美容液クッションファンデ“イドラ グロウ クッション”

“イドラ グロウ クッション”は、部分用美容液“カプチュール トータル ヒアルショット”(15mL、1万2980円)にも配合するヒアルロン酸を配合し、色ムラやシミなど気になる部分を補正しながら肌の潤いを長時間保つ。また高いUVカット効果で肌を守り、内側から輝くような明るさを演出する。ブラー効果を持つピグメントと高輝度オイルを配合することで、高い密着力とカバー力にライン最高レベルの輝きを実現した。同ブランドで初めてメッシュ構造のフィルターを採用。均一な薄膜のベールが高い密着力で肌にフィットする。

カラーシェードは、日本人女性のあらゆる肌色のニュアンスやアンダートーンになじむ補正ピグメントを配合した全7色。同ラインの起点となるリキッドファンデーション“フルイド グロウ”[SPF20・PA+++](全11色、各30mL、各7700円)の性能はそのままに、時間経過による酸化を防ぎ、くすまない仕上がりを長時間持続する。また専用パフをリニューアルし、スポンジの中にウォータープルーフのフィルムを挟む構造を採用。ファンデーションの過剰な吸収を防ぎ、最適な量で肌に塗布できる。顔のあらゆるパーツや凹凸にフィットするようにデザインしたティアドロップ型で、均一でナチュラルな仕上がりをもたらす。“クッション ケース”は、メゾンを代表するカナージュが着想源。ピンク(※数量限定)、メタリックシルバー、ミッドナイトブルーのグロッシー仕上げをラインアップに新たに加えた。

ジェルパウダー ハイライター“グロウ ルミナイザー”

“グロウ ルミナイザー”は光を拡散させる透明のジェルベースに、微細なマイクロパールを高配合した。肌に溶け込むようになじみ、繊細なきらめきと明るさを演出する。また、クッションファンデーションと共通のヒアルロン酸が肌の潤いを長時間保つ。

3種の質感で、5つのシェードをそろえる。ヘイローはサテンのような滑らかな艶をかなえ、ストロボは角度によって輝きや色調が変化する多彩パールを配合。シークインは高配合した大粒のシルバーグリッターがまばゆい輝きをもたらす。ブランドの一押しシェードは、自然な艶と明るさをかなえるペールピンク“03 ピンクヘイロー”と、クールトーンの多彩なきらめきを放つブルー“05 ブルー ストロボ”。“03”は頰全体に広く塗布し、チークの下に仕込むのもおすすめ。“05”はCゾーン(眉下から目尻、黒目の下を結んだ部分)をなでるように塗布した後、ブラシに残った少量をアイシャドウの上に軽く滑らせると一体感が出る。

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「ディオール」“フォーエヴァー”から美容液クッションファンデとジェルパウダー ハイライターが登場

「ディオール(DIOR)」は3月7日、“ディオールスキン フォーエバー”から美容液クッションファンデーション“イドラ グロウ クッション”[SPF50・PA+++](レフィル全7色、各6710円)とケース“クッション ケース”(新3種うち限定1種、3630〜4180円)、ジェルパウダー ハイライター“グロウ ルミナイザー”(全5色、各7810円)を発売する。クッションファンデーションとハイライターで、内側から光と潤いが溢れるような艶肌をかなえる。

美容液クッションファンデ“イドラ グロウ クッション”

“イドラ グロウ クッション”は、部分用美容液“カプチュール トータル ヒアルショット”(15mL、1万2980円)にも配合するヒアルロン酸を配合し、色ムラやシミなど気になる部分を補正しながら肌の潤いを長時間保つ。また高いUVカット効果で肌を守り、内側から輝くような明るさを演出する。ブラー効果を持つピグメントと高輝度オイルを配合することで、高い密着力とカバー力にライン最高レベルの輝きを実現した。同ブランドで初めてメッシュ構造のフィルターを採用。均一な薄膜のベールが高い密着力で肌にフィットする。

カラーシェードは、日本人女性のあらゆる肌色のニュアンスやアンダートーンになじむ補正ピグメントを配合した全7色。同ラインの起点となるリキッドファンデーション“フルイド グロウ”[SPF20・PA+++](全11色、各30mL、各7700円)の性能はそのままに、時間経過による酸化を防ぎ、くすまない仕上がりを長時間持続する。また専用パフをリニューアルし、スポンジの中にウォータープルーフのフィルムを挟む構造を採用。ファンデーションの過剰な吸収を防ぎ、最適な量で肌に塗布できる。顔のあらゆるパーツや凹凸にフィットするようにデザインしたティアドロップ型で、均一でナチュラルな仕上がりをもたらす。“クッション ケース”は、メゾンを代表するカナージュが着想源。ピンク(※数量限定)、メタリックシルバー、ミッドナイトブルーのグロッシー仕上げをラインアップに新たに加えた。

ジェルパウダー ハイライター“グロウ ルミナイザー”

“グロウ ルミナイザー”は光を拡散させる透明のジェルベースに、微細なマイクロパールを高配合した。肌に溶け込むようになじみ、繊細なきらめきと明るさを演出する。また、クッションファンデーションと共通のヒアルロン酸が肌の潤いを長時間保つ。

3種の質感で、5つのシェードをそろえる。ヘイローはサテンのような滑らかな艶をかなえ、ストロボは角度によって輝きや色調が変化する多彩パールを配合。シークインは高配合した大粒のシルバーグリッターがまばゆい輝きをもたらす。ブランドの一押しシェードは、自然な艶と明るさをかなえるペールピンク“03 ピンクヘイロー”と、クールトーンの多彩なきらめきを放つブルー“05 ブルー ストロボ”。“03”は頰全体に広く塗布し、チークの下に仕込むのもおすすめ。“05”はCゾーン(眉下から目尻、黒目の下を結んだ部分)をなでるように塗布した後、ブラシに残った少量をアイシャドウの上に軽く滑らせると一体感が出る。

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文化服装学院学生がZOZOの古着を使って社会課題を発信 渋谷109で展示

文化服装学院とSHIBUYA109エンタテイメント、ZOZOが連携し、古着を使って制作した作品を通じて社会課題を発信する産学連携コラボレーションを実施。1月24日、「Z世代が感じる社会問題×アップサイクルファッション」をテーマにした15作品の公開プレゼンテーションを文化服装学院で行った。

この取り組みは、学生たちが社会課題を深く理解し、ファッションを通じた解決策の発信が目的だ。文化服装学院ファッション流通専門課程の1年生250人が40チームに分かれ、ZOZOの物流拠点を訪れ選んだ取扱基準に満たないゾゾユーズド(ZOZOUSED)の古着約600点を使用して作品を制作。その中から選出された15作品がプレゼンテーションを行った。

学生たちはチームごとに社会課題を探し、データや資料をもとにその課題における現状と自分たちの考えを、ビジュアルと共に説明。その課題に対しての自分たちなりの回答を、古着を用いて作品に落とし込んだ。それぞれ作品をモデルに着用させて短い動画も制作し、メッセージと世界観を伝えた。「自殺」や「学びの格差」「飢餓」「原爆の風化」「睡眠障害」「アイデンティティクライシス」など、学生たちが選んだテーマは多岐にわたった。

審査基準はテーマ発見・分析力、コンセプト発想力、アップサイクル度、ビジュアルクリエーション力、プレゼン力の5項目。最優秀賞を獲得したのは、佐瀬はるかさん率いるチームで、課題は「ルッキズム」だ。「日本の10代の女性で自分の容姿に自信がないと答えたは93%」といったデータと共に外見至上主義の要因と現状、対策をポップでカラフルなビジュアルにまとめ、個性を認め合う世界を求めて、“唯一無二の華“をテーマに作品を作った。個性を象徴する花と蕾に、人々の感情を表す目と個性を認め合う心を表すモチーフがにぎやかに組み合わされたドレスを披露した。

2位は飯山紗世さん率いる「学びの格差」。誰もがしたい学びをできる社会の実現を願い、右半身が富裕層、左半身が貧困層をイメージしたドレスを制作。ボディーを横から見せ、貧困層側からは富裕層側の華やかなドレスが見えるが、富裕層側からは貧困層側が見えないという問題提起をうまく織り込んだ。

3位は明比貴奈子さん率いる「痴漢や性被害の二次被害について」。性被害に遭った際の「スカートが短いから」といった周囲の反応、偏見、固定観念による問題を指摘。そうした偏見に傷つきながらも対抗心を燃やすエネルギーを“女王蜂”をテーマにした作品で表現した。ボロボロな心と希望を左右の羽で表現し、「被害者は何も悪くない、ファッションの自由を奪うな」というメッセージを込めてロングスカートを切ってミニスカートにした。

ZOZOによる特別賞、ソウゾウのナナメウエ賞を獲得したのは、榎本苺さん率いるチームの「いじめ」。赤と青と紫をそれぞれ加害者、被害者、傍観者として、“表裏一体”をテーマに、「誰がどの立場になってもおかしくない」という自分事化を訴えた。

ファッションで社会問題を自分事化する

SHIBUYA109エンタテイメントは2021年から文化服装学院と産学連携プロジェクトを実施している。入賞チームの作品を渋谷109で2月25日から、そのほかの12点は3月4日から展示する(3月10日まで)。審査した石田直裕プロモーション・SNSリサーチ担当ディレクターは、「多様で、深い部分の社会課題に取り組んでいて、学が多かった。こういう作品を展示できてうれしい」と語った。

ソウゾウのナナメウエ賞を選出したZOZO CI本部フレンドシップマネージメント部の梅澤孝之ディレクターは、「いじめについて、自分の体験をベースに、被害者、加害者だけでなく傍観者の視点を入れたことがナナメウエに感じた」と評した。同賞と最優秀賞は、ゾゾタウン(ZOZOTOWN)内のサステナビリティ情報発信コンテンツ「elove by ZOZO」に掲載される。同部の李銀珠さんも「どの課題も考えさせられるテーマだった。皆さんと同じ世代であるメインユーザー層に見せていきたい」と語った。

同じく審査員を務めた鈴木ゆうみ「ユウミアリア」デザイナーは、「自分たちのアイデアを最後までよく仕上げた。これからも自信を持って活動してほしい」と語り、文化服装学院の相原幸子学院長は「普段の作品とは違い、社会問題とアップサイクルの組み合わせの審査は難しかった。1位は、作品が際立っていて、見ている私たちを元気にしてくれる。文句なしの1位だった」と総評。「入選しなかった作品も含めてどれも良かった。参加したことに意義がある」と学生たちを激励し、会を締めくくった。

学生たちがピックアップした社会問題も興味深かったが、その課題についての考えをどう服で表現するか。ただ問題提起するだけでなく、「一緒に考えよう」と促す作品が多く、感心した。渋谷109やゾゾタウンで発信されることで、さらに輪が広がるだろう。

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文化服装学院学生がZOZOの古着を使って社会課題を発信 渋谷109で展示

文化服装学院とSHIBUYA109エンタテイメント、ZOZOが連携し、古着を使って制作した作品を通じて社会課題を発信する産学連携コラボレーションを実施。1月24日、「Z世代が感じる社会問題×アップサイクルファッション」をテーマにした15作品の公開プレゼンテーションを文化服装学院で行った。

この取り組みは、学生たちが社会課題を深く理解し、ファッションを通じた解決策の発信が目的だ。文化服装学院ファッション流通専門課程の1年生250人が40チームに分かれ、ZOZOの物流拠点を訪れ選んだ取扱基準に満たないゾゾユーズド(ZOZOUSED)の古着約600点を使用して作品を制作。その中から選出された15作品がプレゼンテーションを行った。

学生たちはチームごとに社会課題を探し、データや資料をもとにその課題における現状と自分たちの考えを、ビジュアルと共に説明。その課題に対しての自分たちなりの回答を、古着を用いて作品に落とし込んだ。それぞれ作品をモデルに着用させて短い動画も制作し、メッセージと世界観を伝えた。「自殺」や「学びの格差」「飢餓」「原爆の風化」「睡眠障害」「アイデンティティクライシス」など、学生たちが選んだテーマは多岐にわたった。

審査基準はテーマ発見・分析力、コンセプト発想力、アップサイクル度、ビジュアルクリエーション力、プレゼン力の5項目。最優秀賞を獲得したのは、佐瀬はるかさん率いるチームで、課題は「ルッキズム」だ。「日本の10代の女性で自分の容姿に自信がないと答えたは93%」といったデータと共に外見至上主義の要因と現状、対策をポップでカラフルなビジュアルにまとめ、個性を認め合う世界を求めて、“唯一無二の華“をテーマに作品を作った。個性を象徴する花と蕾に、人々の感情を表す目と個性を認め合う心を表すモチーフがにぎやかに組み合わされたドレスを披露した。

2位は飯山紗世さん率いる「学びの格差」。誰もがしたい学びをできる社会の実現を願い、右半身が富裕層、左半身が貧困層をイメージしたドレスを制作。ボディーを横から見せ、貧困層側からは富裕層側の華やかなドレスが見えるが、富裕層側からは貧困層側が見えないという問題提起をうまく織り込んだ。

3位は明比貴奈子さん率いる「痴漢や性被害の二次被害について」。性被害に遭った際の「スカートが短いから」といった周囲の反応、偏見、固定観念による問題を指摘。そうした偏見に傷つきながらも対抗心を燃やすエネルギーを“女王蜂”をテーマにした作品で表現した。ボロボロな心と希望を左右の羽で表現し、「被害者は何も悪くない、ファッションの自由を奪うな」というメッセージを込めてロングスカートを切ってミニスカートにした。

ZOZOによる特別賞、ソウゾウのナナメウエ賞を獲得したのは、榎本苺さん率いるチームの「いじめ」。赤と青と紫をそれぞれ加害者、被害者、傍観者として、“表裏一体”をテーマに、「誰がどの立場になってもおかしくない」という自分事化を訴えた。

ファッションで社会問題を自分事化する

SHIBUYA109エンタテイメントは2021年から文化服装学院と産学連携プロジェクトを実施している。入賞チームの作品を渋谷109で2月25日から、そのほかの12点は3月4日から展示する(3月10日まで)。審査した石田直裕プロモーション・SNSリサーチ担当ディレクターは、「多様で、深い部分の社会課題に取り組んでいて、学が多かった。こういう作品を展示できてうれしい」と語った。

ソウゾウのナナメウエ賞を選出したZOZO CI本部フレンドシップマネージメント部の梅澤孝之ディレクターは、「いじめについて、自分の体験をベースに、被害者、加害者だけでなく傍観者の視点を入れたことがナナメウエに感じた」と評した。同賞と最優秀賞は、ゾゾタウン(ZOZOTOWN)内のサステナビリティ情報発信コンテンツ「elove by ZOZO」に掲載される。同部の李銀珠さんも「どの課題も考えさせられるテーマだった。皆さんと同じ世代であるメインユーザー層に見せていきたい」と語った。

同じく審査員を務めた鈴木ゆうみ「ユウミアリア」デザイナーは、「自分たちのアイデアを最後までよく仕上げた。これからも自信を持って活動してほしい」と語り、文化服装学院の相原幸子学院長は「普段の作品とは違い、社会問題とアップサイクルの組み合わせの審査は難しかった。1位は、作品が際立っていて、見ている私たちを元気にしてくれる。文句なしの1位だった」と総評。「入選しなかった作品も含めてどれも良かった。参加したことに意義がある」と学生たちを激励し、会を締めくくった。

学生たちがピックアップした社会問題も興味深かったが、その課題についての考えをどう服で表現するか。ただ問題提起するだけでなく、「一緒に考えよう」と促す作品が多く、感心した。渋谷109やゾゾタウンで発信されることで、さらに輪が広がるだろう。

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「ステラ マッカートニー」と「アディダス」のコラボシューズ“ラサント”が発売 

「ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)」は、「アディダス(ADIDAS)」とコラボレーションしたユニセックスシューズ“ラサント(Rasant)”(3万3000円)を発売した。「ステラ マッカートニー」店舗と両ブランドの公式オンラインストアで取り扱う。

話題のシューズが世界同時発売

同シューズは、パリで発表された2025年春夏コレクションに登場し、モデルのアレックス・コンサニ(Alex Consani)や元飛込競技選手のトム・デイリー(Tom Daley)らが着用したことで話題となった。

“ラサント”は、ドイツ語で“速い”を意味し、1970〜80年代に人気を博した「アディダス」のアイコニックなスニーカー“モンザ”にインスパイアされた。

2025年の春夏コレクションでは、スニーカーのアウトラインがモダンにアップデートされ、ヌバックレザーに代わり、クルエルティーフリーのヴィーガン素材を使用している。 カスケード状に重ねられたレースが生むダイナミックな動きや、ナチュラルなカラーパレット、直線的なフォームなどが特徴だ。

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「ステラ マッカートニー」と「アディダス」のコラボシューズ“ラサント”が発売 

「ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)」は、「アディダス(ADIDAS)」とコラボレーションしたユニセックスシューズ“ラサント(Rasant)”(3万3000円)を発売した。「ステラ マッカートニー」店舗と両ブランドの公式オンラインストアで取り扱う。

話題のシューズが世界同時発売

同シューズは、パリで発表された2025年春夏コレクションに登場し、モデルのアレックス・コンサニ(Alex Consani)や元飛込競技選手のトム・デイリー(Tom Daley)らが着用したことで話題となった。

“ラサント”は、ドイツ語で“速い”を意味し、1970〜80年代に人気を博した「アディダス」のアイコニックなスニーカー“モンザ”にインスパイアされた。

2025年の春夏コレクションでは、スニーカーのアウトラインがモダンにアップデートされ、ヌバックレザーに代わり、クルエルティーフリーのヴィーガン素材を使用している。 カスケード状に重ねられたレースが生むダイナミックな動きや、ナチュラルなカラーパレット、直線的なフォームなどが特徴だ。

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「ウィリー チャヴァリア」2025-26年秋冬コレクション

「ウィリー チャヴァリア(WILLY CHAVARRIA)」が2025-26年秋冬コレクションを発表した。

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「ウィリー チャヴァリア」2025-26年秋冬コレクション

「ウィリー チャヴァリア(WILLY CHAVARRIA)」が2025-26年秋冬コレクションを発表した。

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資生堂30年以上の肌免疫研究から生まれた世界初※1の最新知見とは

資生堂とサイエンスは切っても切り離せない。100年超の研究開発の歴史の中で、シワやシミ、たるみといった生活者の 不変の肌悩みに向き合うとともに、肌内部の状態に着目。ホリスティックなアプローチにつながる成果を生み出している。とくに肌免疫研究では世界で初めて※1皮ふの免疫細胞の一種CD4CTL※2(メモリーT細胞※3)が“老化細胞”を的確に除去することを発見した。

資生堂が取り組む肌内部研究の正体

資生堂は2021年に研究開発の強化を目的に、独自の研究開発理念として「DYNAMIC HARMONY」を制定した。この理念は明治期に日本発の民間洋風調剤薬局として創業して以来取り組んできた、西洋の科学と東洋の叡智を融合した成り立ちに端を発する。根本治療と対症療法、漢方と施術、心と体。一見相反する価値や両立が難しい価値を融合し、唯一無二の新たな価値を生み出す資生堂ならではの考え方だ。この理念のもと皮ふ基礎研究の再強化を始め、グローバルブランドに研究成果を導入。各研究拠点の連携強化やインナービューティなどの新領域への挑戦に取り組んできた。

さらに資生堂の研究開発では、「SkinBeauty INNOVATION」、「Sustainability INNOVATION」、「Future Beauty INNOVATION」という3つのイノベーションの柱と、「脱単一カルチャー」というアプローチを戦略として策定した。柱の1つである「Skin Beauty INNOVATION」では、シワやシミ、たるみといった生活者の不変の肌悩みの原因解明・ソリューション開発と同時に、血管やリンパ管、免疫、神経など肌内部の状態と肌表面の関連を明らかにすべく研究を進めてきた。とくに肌内部研究は世界トップレベルの研究機関との多岐に渡る共同研究を推進。化粧品技術に関する世界最大の権威ある研究発表会IFSCCでは化粧品メーカーでは世界トップの受賞回数を誇る。

資生堂の肌内部研究
化粧品技術に関する世界最大の研究発表会
「IFSCC」世界トップの受賞実績

肌のポテンシャルを引き上げる
未来の肌悩みを防ぐ肌免疫研究

肌内部研究の中でも、近年大きなブレイクスルーが生まれているのが免疫研究だ。皮ふの免疫機能が老化を予防している可能性を発見し、生命科学分野において世界最高峰の学術雑誌「CELL」に研究成果が掲載されたのだ。資生堂は「肌自らが持つ力で未来の肌悩みを未然に防ぐ」という考えのもと、30年以上前から免疫研究に取り組んでいる。
加治屋健太朗 資生堂みらい開発研究所 シーズ開発センター センター長は、「新たな知見は『CELL』 に掲載されたが、実は30年前に英国発の総合科学誌 『Nature』に掲載された知見もある。それは肌の中に ある免疫細胞が神経と直接つながっているという研究 だった。神経を通じて肌と脳がつながっているという ことは、肌と心がつながっているということ。今では 当たり前のように言われているが、研究レベルで実証 した初めての例だった。このことからも分かるよう に、肌を肌だけで捉えないというのが、30年前から変 わらないわれわれのホリスティックな考え方である。 全身との接点である免疫をひもとき、自分の持つポテ ンシャルを生かすという視点で研究を進めている」と 話す。資生堂は独自の技術と免疫研究を各国の権威あ る先進的な外部研究機関とコラボレーションしなが ら、継続的な成果を生み出し続けている。

3つの見えないものを見える化
肌の美しさを取り戻すアートなアプローチ

化粧品メーカーである資生堂がこれほどまでに基礎研究である肌内部研究に力を入れるのはなぜか。同社の研究領域をリードする加治屋健太朗 資生堂みらい開発研究所 シーズ開発センター センター長に聞いた。
WWD:資生堂が肌内部研究に力を入れているのはなぜ。

加治屋健太朗 資生堂みらい開発研究所 シーズ開発センター センター長(以下、加治屋):私たちは肌悩みを肌表面から対症療法的に治すのではなく、内側から自分の持つ力を最大限に生かしてケアしたいという東洋的な発想から研究を進めている。肌は目に見える表面だけでなく、表皮と真皮があり、さらに血管、免疫、神経が張り巡らされ、全身とつながっているからだ。肌の内側への強い興味を持ち、見えないものを見える化するというユニークな研究アプローチは強みだ。免疫研究もその一つだ。

WWD:見えないものの見える化について詳しく教えて。

加治屋:肌表面だけでなく、肌内部に加え、体、心、そして未来という見えないものの見える化を目指している。冒頭でも触れたが肌においては、免疫や血流、神経といったものを見える化すること。われわれの技術によって、血管や神経が全身と肌をつなぐとても美しい構造を持つ三次元的なネットワークを形成していることが可視化できるようになった。心に関しては、例えば化粧品は肌だけでなく、目には見えないが心にも作用すると言われる。そこで化粧品を使ったときの心の状態を可視化するための技術を開発している。未来については、シワやシミ、たるみといった今見えるものを改善することがメインストリームではあるが、肌・体・心のつながりを解明し、未来が見えれば予防がかなうはずだ。

WWD:肌の見える化の中でも30年以上にわたって取り組んでいる免疫研究とは。

加治屋:全身との接点という意味や、もともと持っているポテンシャルを生かすという意味で免疫に注目し、長らく研究してきた。そもそも免疫とは「疫(やまい)」から「免(のがれる)」と書くように、外敵から身を守るシステムのこと。一般的にいう免疫は全身に共通するものと、臓器によって局所的に異なるものがある。とくに肌の免疫には花粉やPM2.5、紫外線などの外敵に備える必要があり、ほかの器官の免疫と大きく異なる。

WWD:新知見に至った経緯は。

加治屋:「肌は本当に加齢によってのみ老化するのか」という基本的な疑問があった。20代と60代を比較すれば年齢と老化との相関はあるものの、老齢の皮ふでは分かっていなかった。研究を進める中で、免疫細胞が関係することが明らかになった。免疫は外敵からの逃れるために存在しているため、生体内で老化に対してそれほどの意味を持つとはこれまでは考えられていなかった。ところが今回の発見では、免疫細胞が老化細胞を皮ふにとって異物・不要なものと認識していることが明らかになった。この点が一番面白く、インパクトが大きかった。

WWD:今後の免疫研究の展望は。

加治屋:自らが持つ美のポテンシャルを免疫研究を通じて伝えていく。資生堂には「アート&サイエンス」というDNAがある。三次元的に肌の内部の構造を可視化したとき、研究員はサイエンスの中にアートを感じるはずだ。三次元の皮ふ構造をアートとして捉えると老化などの変化によって乱れた肌内部の美しさを免疫研究で取り戻すことは、結果的に肌の美しさにつながるだろう。

明らかになった肌免疫細胞が
老化細胞を除去するメカニズム

皮ふの免疫細胞の新たな機能として、老化細胞を除去することと、そのメカニズムを発見した。“年齢を重ねた肌には老化細胞が多いはず”という多くの人が抱くイメージを覆す新たな発見に注目が高まっている。

発見1 : 老齢の皮ふでは
老化細胞と年齢は相関しない

Hasegawa T et al.,Cell. 2023(一部改変)
ヒトの皮ふ組織において、加齢とともに老化細胞が蓄積されるかどうかを調査した結果、若齢の皮ふと老齢の皮ふを比べると、老化細胞が必然的に増加していた。一方で、老齢の皮ふだけを見てみると、加齢に伴って老化細胞は必ずしも増加していないことが分かった。このことから、老齢における老化細胞の蓄積は、なんらかの要因によって抑えられている可能性が浮かび上がった。

発見2 : 免疫細胞の一種CD4CTL(メモリーT細胞)が
多い皮ふほど老化細胞は少ない

Hasegawa T et al.,Cell. 2023(一部改変)

老齢の皮ふでは加齢にともなって老化細胞は必ずしも増加しないという発見から、老齢の皮ふにおいて老化細胞の蓄積を抑える要因を探った。すると老齢の皮ふでは免疫細胞の一種であるCD4CTL(メモリーT細胞)が多いほど老化細胞が少ないということが判明した。このことからCD4CTL(メモリーT細胞)が老化細胞の蓄積を抑えている可能性が浮かび上がった。

発見3 : CD4CTL(メモリーT細胞)が
老化細胞を選択的に除去する

実際にCD4CTL(メモリーT細胞)が老化細胞を除去できるかどうかを調べるため、正常な線維芽細胞(正常細胞)と老化した線維芽細胞(老化細胞)をヒトの皮ふから分離した免疫細胞とともに培養したところ、CD4CTL(メモリーT細胞)によって、老化細胞が選択的に除去されることが確認できた。

発見4 : ヒトサイトメガロウイルス(HCMV)が
CD4CTL(メモリーT細胞)の老化細胞除去を助ける

次にCD4CTL(メモリーT細胞)がどのようなメカニズムで老化細胞だけを除去するのかを探った。その結果、老化細胞内に共生しているヒトサイトメガロウイルス(HCMV)というウイルスの一部(抗原)が老化細胞の表面に出現し、CD4CTL(メモリーT細胞)がその抗原を目標として認識することで老化細胞を除去していることを発見した。

Solution : ツバキ種子発酵抽出液が
肌免疫細胞の老化細胞除去効果を高める

資生堂は長崎県五島列島に古くから自生するヤブツバキ資源を有効活用するために、日本酒造老舗のヤヱガキ酒造と日本の発酵技術を掛け合わせて、ツバキ種子発酵抽出液を開発した。そしてこのツバキ種子発酵抽出液が皮ふの老化細胞を除去する機能をもつ免疫細胞CD4CTL(メモリーT細胞)を誘引するCXCL9※4の発現を高めることを世界で初めて※5発見した。つまりはツバキ種子発酵抽出液によって皮ふの免疫細胞による老化細胞除去効果が高まることが期待される。
※1 細胞傷害性CD4+ T細胞がサイトメガロウイルス抗原を標的として老化細胞を除去するCell誌(2023年)
※2 Cytotoxic CD4+ T細胞(CD4CTL):T細胞の一種で、理想的な健康長寿のモデルとされる超長寿者に多い免疫細胞であることも知られている
※3 免疫細胞であるT細胞は病原体などの異物と遭遇し役割を果たすと、多くは死滅するが、体内に一部が残り、再感染や再発に備えて記憶し、同じ異物に対して迅速で強力な免疫応答をするのがメモリーT細胞である
※4 免疫細胞などの細胞の遊走を促進するタンパク質
※5 ツバキ種子発酵抽出液が肌の健やかさに重要な表皮因子(免疫細胞CD4CTLを誘引する因子)CXCL9の発現を促進する技術が世界初 先行技術調査を用いた資生堂調べ(2024年3月)
このページの内容は全て技術に関する情報です。
EDIT&TEXT:NATSUMI YONEYAMA
問い合わせ先
資生堂
https://corp.shiseido.com/jp/inquiry/

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【スナップ】「コム デ ギャルソン・オム プリュス」ゲストは癖スゴ服も余裕で着こなす

「コム デ ギャルソン・オム プリュス(COMME DES GARCONS HOMME PLUS)」は、2025-26年秋冬コレクションをパリで現地時間1月24日に発表した。ショー会場には、ショーツやスカートの下にカラータイツを合わせたり、ミドル丈スカートにパンツをレイヤードしたりと、同ブランドのデザイン性の高いアイテムを自己流に着こなす上級者が集結した。そんな来場者の多くは黒を基調にしながら、前シーズンのコレクションで多用した鮮烈なホットピンクを差し色で取り入れる配色も目立った。

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「コム デ ギャルソン・オム プリュス(COMME DES GARCONS HOMME PLUS)」は、2025-26年秋冬コレクションをパリで現地時間1月24日に発表した。ショー会場には、ショーツやスカートの下にカラータイツを合わせたり、ミドル丈スカートにパンツをレイヤードしたりと、同ブランドのデザイン性の高いアイテムを自己流に着こなす上級者が集結した。そんな来場者の多くは黒を基調にしながら、前シーズンのコレクションで多用した鮮烈なホットピンクを差し色で取り入れる配色も目立った。

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「ギークス ルール」が「ルパン三世 カリオストロの城」とのコラボ第2弾Tシャツを発売

「ギークス ルール(GEEKS RULE)」は、1979年12月15日の公開から45周年を迎える宮崎駿にとって初の監督作品となる映画「ルパン三世 カリオストロの城」とのコラボレーションTシャツ第2弾を発売する。今回はアニバーサリーに相応しいスペシャルTシャツ2型を展開。サイズはM〜XXLまでをそろえ、価格は各1万2100円。

コラボTシャツ vol.02

1型は代表的なポスタービジュアルを採用。 主要キャラクターの他、城や爆破シーンなど、作品の魅力を存分に表現したビジュアルを、版のサイズを最大限使用しフロントにプリント。前作以上の色数を今回も最高の分版技術で15版に分版。色数、緻密な爆破シーンや城の淡い光などアニメーションの表現をシルクスクリーンで再現している。

コラボTシャツ vol.03

もう1型は、双葉社から出版された表紙絵にも採用されたルパンと次元の哀愁漂う貴重なシーン絵を採用。城をバックに、月明かりの中タバコを嗜む非常に印象的なシーンを、こちらもシルクスクリーン15版で表現。同じトーンの彩色の絵ながら、15版使用することで、月明かりやタバコの火の光など、細部まで再現している。またタイトルも特別にフランス語版の タイトルを採用している。

本コラボTシャツは、「ドーバー ストリート マーケット ギンザ」で1月31日11時から店頭先行販売、2月1日から同オンラインで販売。2月3日からは「ギークス ルール」オンライン、トムスショップオンラインでも抽選販売する。抽選販売期間は2月3日12時〜5日12時。詳細については、「ギークス ルール」公式インスタグラム、X、販売店舗各公式SNSで要確認。

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「ケイト」が吉田鋼太郎起用のウェブCM公開 クセつよな“肌ノイズ”役を熱演

「ケイト(KATE)」は1月27日、俳優の吉田鋼太郎を起用したウェブCMを公開した。新ファンデーションシリーズの第1弾、“バーチャルスキンメイカー”[SPF30・PA+++](全6色、1980円※編集部調べ、以下同)の発売に合わせ制作されたもの。吉田は表情と声のみで“肌ノイズ”を演じている。

存在が濃い吉田さえも隠してしまうカバー力を表現

過去には藤岡弘、のトレードマークの眉毛を眉マスカラで染め上げた「ケイト」だが、今回吉田が演じた役は人間ではなく、くすみや毛穴、凹凸などの“主張が強い肌ノイズ”だ。CMは顔はめパネルのようなセットから顔を出す毛穴役の吉田が“バーチャルスキンメイカー”のカバー力により存在を消されていく内容で、クセの強い表情から「ヤダーーーーー!」という叫びで毛穴を演じ切っている。

“バーチャルスキンメイカー”はハイカバーなのに濁らない、ブランド独自のカラー設計が特徴だ。3月22日には第2弾製品のパウダーファンデーション“カバーシールド パウダーファンデーション”[SPF18・PA+++](全6色、各1760円)を発売する。

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【2025年バレンタイン】「アルマーニ/ドルチ」からスペシャルコレクション 限定フレーバーのハート型チョコやプラリネがセットに

ジョルジオ アルマーニ ジャパンは1月20日~3月14日、「アルマーニ/ドルチ」のバレンタインとホワイトデーのコレクションを発売する。アルマーニ/ドルチ 銀座で取り扱うほか、アルマーニ/カフェ 表参道では1月27日に発売する。

2025年の限定フレーバーは、2種類のハート型チョコレートとプラリネをそれぞれセットにして用意。ミルクチョコレートにはピエモンテ産ヘーゼルナッツの粒、ホワイトチョコレートにはシチリア産ピスタチオと塩を組み合わせた。正方形のボックスには、限定プラリネ4個入り(3500円)、9個入り(5000円)、16個入りの3サイズ(9000円)を、限定缶ボックス(5500円)にはハート型のチョコレート12個とロゴ入りのプラリネ1個を詰めたアソートメントをそろえる。パッケージは幾何学的なエンボス加工のグラフィックと深紅の色合いが特徴で、日本の建築美学に着想を得た。

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【2025年バレンタイン】「アルマーニ/ドルチ」からスペシャルコレクション 限定フレーバーのハート型チョコやプラリネがセットに

ジョルジオ アルマーニ ジャパンは1月20日~3月14日、「アルマーニ/ドルチ」のバレンタインとホワイトデーのコレクションを発売する。アルマーニ/ドルチ 銀座で取り扱うほか、アルマーニ/カフェ 表参道では1月27日に発売する。

2025年の限定フレーバーは、2種類のハート型チョコレートとプラリネをそれぞれセットにして用意。ミルクチョコレートにはピエモンテ産ヘーゼルナッツの粒、ホワイトチョコレートにはシチリア産ピスタチオと塩を組み合わせた。正方形のボックスには、限定プラリネ4個入り(3500円)、9個入り(5000円)、16個入りの3サイズ(9000円)を、限定缶ボックス(5500円)にはハート型のチョコレート12個とロゴ入りのプラリネ1個を詰めたアソートメントをそろえる。パッケージは幾何学的なエンボス加工のグラフィックと深紅の色合いが特徴で、日本の建築美学に着想を得た。

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「キークス」水原希子とローラ 耕作放棄地や後継者不足に光を当てるコラボを語る

PROFILE: 左:水原希子、右:ローラ

左:水原希子、右:ローラ
PROFILE: 水原希子(みずはら・きこ)女優、モデルとしてマルチに活躍している。 2010 年に映画「ノルウェイの森」でスクリーンデビューし、その後も多くの映画に出演。 「奥田民生になりたいボーイ出会う男すべて狂わせるガール」ではヒロイン役を務め、「あの子は貴族」では高崎映画祭にて最優秀助演女優賞を受賞した。米国のブランド「オープニング セレモニー」とのコラボレーションライン「キコ ミズハラ フォー オープニング セレモニー」を手掛け、世界的シンガーのリアーナやビヨンセが着用したことで話題になる。 自らのブランド「OK」は、日本のギャルカルチャーからインスピレーションを受け、自由で解放的なスタイルと場を追求している。サステナブルな活動にも取り組んでおり、再生素材や環境負荷の低い天然素材を使用したオリジナルプロダクトを提供。日本語と英語を話す。 Rola(ローラ)16 歳でモデルデビュー。ハーフモデルとして独⾃のアイデンティティーをもち、その愛くるしいキャラクターと個性溢れるスタイルで国内外を問わず活躍。あらゆるファッション誌の表紙を飾り、さまざまな表情でファンを楽しませている。 2016 年12 月に公開された⽶映画「バイオハザードⅥ : ザ・ファイナル」では、映画製作プロデューサーの⽬にとまり戦⼠役に抜擢されハリウッド映画デビューを果たす。環境に配慮した自身のライフスタイルブランド「STUDIO R330」も手掛ける。PHOTO: Kzasushi Toyota

インスタグラムのフォロワー数は2人合わせて約1700万人。特に若い女性に大きな影響力を持つ水原希子とローラは、水原がプロデュースするブランド「キークス(KIIKS)」の第3弾アイテム「茶の実ヘアオイル(GREEN TEA SEED HAIR OIL)」で協業をした。この2つの製品の魅力は製品自体に加えて、その存在を通じて日本の地域課題「農業離れと耕作放棄地」および「後継者不足による伝統文化の衰退」に光を当てるところにある。「髪を美しく保ちながら社会課題解決の一助となる」という思いを掲げ、彼女たち行動を起こしている。

放棄茶畑では茶の木が花を咲かせ、秋にはたくさんの実をつける

「茶の実ヘアオイル」のお披露目の会は1月14日に、東京・渋谷の街中にひっそりとたたずむ小さな古民家で開かれた。靴を脱いで上がる昭和の佇まいの居間を展示スペースとし、水原とローラは終日説明にあたっていた。空間全体はヘアオイルの甘みのある爽やかな香りと、同時開催したワークショップで使用するハーブティーの香りで包まれていた。

フロア中央の木製ボウルには大量の茶色い殻に包まれた実が飾られている。これが製品の原点となる茶の実だ。茶葉は見たことがあっても、茶の実は見たことがない人は多いだろう。なぜなら現在の茶の栽培では一般的に、茶葉に栄養がいくよう新芽を摘んだ後、刈り取ってしまうため花を咲かせず、茶の実もならないからだ。しかし、放棄茶畑では茶の木が9月から11月にかけて花を咲かせ、秋にはたくさんの実をつける。「キークス」は、茶の実から抽出された茶実油使用のヘアオイルの開発を通じて地域の課題解決の一助となろうと考えた。

2人を中心とした「キークス」のチームが赴いたのはヘアオイルの製造を行う会社ボタニカルファクトリーがある鹿児島県大熊半島。同社は、廃校した小学校・中学校の跡地に化粧品工場を作り、自然由来の原料を使ったナチュラルコスメを手がけている。同社からほど近い同県錦江盤山地区は県内有数のお茶どころで、他の多くの地域と同じく農業従事者の高齢化や若者の農業離れが深刻な問題となっている。また茶の消費量の減少や茶葉価格の低迷も続いており結果、広大な茶畑が放置され、未使用の茶の実が大量に発生しているのが現状だ。

「キークス」チームは昨年秋に同地区の自治体との話し合いから始め、地元の人たちと耕作放棄茶畑に入り150キログラム近くの茶の実を収集。畑近くの体育館を借りての手作業で殻むきに始め、製品化へとつなげた。茶の実拾いから製品化まで2ヶ月弱というスピードだ。製品は茶の実油と桜島産の椿油をベースに、サンダルウッドとジャスミンのエッセンシャルオイルをブレンド。手に取るとふわりと広がる華やかで心地よい香りが誕生した。

薩摩つげ櫛にオイルを馴染ませ髪をすく

オイルと合わせて木原つげ櫛屋による「薩摩つげ櫛」も、お茶染めのケースに入れて発売する。このつげ櫛はオイルとの相性がとても良い。つげは成長が遅いために年輪が狭く、木材はきめ細かい弾力のある質感がある。黄色くなめらかな肌合いの櫛は、椿油を染み込ませて使うことで、髪をすく(梳く)たびに自然な艶と潤いを与えるという。最近は「髪をとかす」という表現が一般的だが、この櫛を手にすると「髪をすく」という描写がピッタリであることに気がつく。木製の櫛は静電気が発生しにくく、髪を傷めることが少なく、さらに天然の抗菌作用を持つため、長期間使用しても清潔に保つことができるという。

「薩摩つげ櫛」もまた他の伝統工芸と同じく、存続の危機にある。「薩摩つげ櫛」は江戸時代からその名を全国に広め、特に薩摩地方では深く愛されてきた。整髪料がなかった時代から、つげ櫛は一生ものの道具として重宝されており、女児の誕生を祝うためにツゲの木を植える伝統もあったという。製作には高い技術が求められ、熟練の職人たちが丁寧に作り上げているが、後継者不足の課題に直面しており、次世代の職人を育てる取り組みが急務となっている。「キークス」は、「薩摩つげ櫛」の存在を伝え、魅力を広めることで伝統工芸を守る一助となることを願い取り組んだ。

水原希子とローラの人を巻き込む推進力とコラボの力

2人から製造過程の説明を聞く中で印象的だったのは、コラボレーションの力だ。インスタグラムのフォロワー数は水原希子(i_am_kiko)783.2万人、ローラ(rolaofficial)908.9万人(いずれも2025年1月24日時点)と、それぞれに大きな影響力を持つ。その影響力を“正しく”掛け算し、「伝統工芸を守るきっかけとなる事を心から願う」と行動する。2人は互いの仕事をどう見ているのか?会場で話を聞いた。

WWD:お互いのクリエイションの強みについて教えてください。お互いをクリエイターとしてどのように評価していますか?

ローラ:私から見て希子ちゃんは「みんな一緒にやろうよ」というエネルギーがとても強い人です。そのエネルギーが、今回のプロジェクトにも大きく影響していると感じています。それと同時に希子ちゃんのセンスも素晴らしいです。彼女は長年ファッション業界に携わってきた経験を活かし、選び抜かれたセンスを持っています。今回のビジュアルもとてもかっこよく仕上がり、広告というよりアート作品のようになりました。

WWD:「良いこと」をセンス良く伝えることは大切ですね。それでも多くの人を巻き込むのは簡単ではないですよね。

ローラ:そうですね、簡単ではありません。同じ業界で働いていると、さまざまなしがらみや環境問題など、難しい課題がたくさん出てきます。しかし、それでも挑戦し続ける希子ちゃんの姿勢には本当に感心します。一人で心細くなることもありますが、それでも信念を持ち、進み続けるのは勇気のいることです。彼女の強さや情熱にはいつも刺激を受けています。

水原希子(以下、水原):ローラは努力家で、何事にも真摯に取り組み、常に新しいことを学び続けています。そして学んだことをみんなとシェアする姿勢がとても尊い。自分の学びを言葉で伝えることは簡単なことではありませんが、彼女はそれをスピーディーに、そしてピュアな思いで実践しています。その純粋さや優しさが、多くの人々を包み込む魅力になっています。また、彼女はネガティブな経験をすべてポジティブなエネルギーに変える力を持っていて、本当にすごいと思います。

WWD:今回のプロジェクトでは、香りの部分にもローラさんが深く関わったと伺いましたが、どのような思いを込めましたか?

ローラ:香りには特別なこだわりを持ちました。私はメディテーションをするのですが、瞑想やものづくりをする中で、自分を落ち着かせるためのエキゾチックな要素を取り入れたいと考えました。香りは感覚的で、内面を癒す力があると思います。

水原:私も椿オイルを使ったシンプルなヘアオイルを作りたいと考えていました。ローラと一緒に成分を一つ一つ選び抜きながら、学んできたことを活かして作りました。ローラの手作りコスメを使ったとき、その香りと効能に感動したのが、このプロジェクトを始めるきっかけでした。

WWD:耕作放棄茶畑でどのような経験をしたのですか?

水原:この商品は、多くのボランティアや地元の方々の協力がなければ実現しませんでした。放置された畑に入り、道を切り開きながら種を集める作業はとても大変でしたが、みんなで力を合わせてやり遂げました。地元の方々も日本の未来や環境問題について真剣に考えてくださり、目的を共有して取り組む姿勢がとても心強かったです。

WWD:地元の方々との交流で印象的だったことは?

ローラ:お茶を作る地元のおばあちゃんが話してくれた伝統や文化の話がとても印象的でした。お茶づくりを通じて自分を見つめ直し、伝統を未来につなげようとする姿勢に感動しました。

水原:お茶の実を拾う作業は大変でしたが、その過程で地元の方々と話す時間がとても有意義でした。皆さんの純粋な思いが、今回のプロジェクトに込められていると感じます。

WWD:いじわるな質問になりますが、後継者不足という課題はとてつもなく大きくて、一つのアクションがどのくらいの影響を生めるのでしょうか?

水原:実は、プロジェクト通じて出会った地元の若い方が畑を購入を決意し、すでに作業を始るなどの変化が生まれました。私たちの活動がきっかけで、一歩ずつですが前進していると感じます。

WWD:ワークショッを組み合わせた理由は?

水原:ワークショップでは、自分の体調に合わせたハーブティーをブレンドしたり、アロマオイルを作ったりと、感覚を研ぎ澄ませる体験を提供しています。商品だけでなく、体験そのものを持ち帰ってもらうことで、自分を知り、自分を癒すきっかけになればと願っています。

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「キークス」水原希子とローラ 耕作放棄地や後継者不足に光を当てるコラボを語る

PROFILE: 左:水原希子、右:ローラ

左:水原希子、右:ローラ
PROFILE: 水原希子(みずはら・きこ)女優、モデルとしてマルチに活躍している。 2010 年に映画「ノルウェイの森」でスクリーンデビューし、その後も多くの映画に出演。 「奥田民生になりたいボーイ出会う男すべて狂わせるガール」ではヒロイン役を務め、「あの子は貴族」では高崎映画祭にて最優秀助演女優賞を受賞した。米国のブランド「オープニング セレモニー」とのコラボレーションライン「キコ ミズハラ フォー オープニング セレモニー」を手掛け、世界的シンガーのリアーナやビヨンセが着用したことで話題になる。 自らのブランド「OK」は、日本のギャルカルチャーからインスピレーションを受け、自由で解放的なスタイルと場を追求している。サステナブルな活動にも取り組んでおり、再生素材や環境負荷の低い天然素材を使用したオリジナルプロダクトを提供。日本語と英語を話す。 Rola(ローラ)16 歳でモデルデビュー。ハーフモデルとして独⾃のアイデンティティーをもち、その愛くるしいキャラクターと個性溢れるスタイルで国内外を問わず活躍。あらゆるファッション誌の表紙を飾り、さまざまな表情でファンを楽しませている。 2016 年12 月に公開された⽶映画「バイオハザードⅥ : ザ・ファイナル」では、映画製作プロデューサーの⽬にとまり戦⼠役に抜擢されハリウッド映画デビューを果たす。環境に配慮した自身のライフスタイルブランド「STUDIO R330」も手掛ける。PHOTO: Kzasushi Toyota

インスタグラムのフォロワー数は2人合わせて約1700万人。特に若い女性に大きな影響力を持つ水原希子とローラは、水原がプロデュースするブランド「キークス(KIIKS)」の第3弾アイテム「茶の実ヘアオイル(GREEN TEA SEED HAIR OIL)」で協業をした。この2つの製品の魅力は製品自体に加えて、その存在を通じて日本の地域課題「農業離れと耕作放棄地」および「後継者不足による伝統文化の衰退」に光を当てるところにある。「髪を美しく保ちながら社会課題解決の一助となる」という思いを掲げ、彼女たち行動を起こしている。

放棄茶畑では茶の木が花を咲かせ、秋にはたくさんの実をつける

「茶の実ヘアオイル」のお披露目の会は1月14日に、東京・渋谷の街中にひっそりとたたずむ小さな古民家で開かれた。靴を脱いで上がる昭和の佇まいの居間を展示スペースとし、水原とローラは終日説明にあたっていた。空間全体はヘアオイルの甘みのある爽やかな香りと、同時開催したワークショップで使用するハーブティーの香りで包まれていた。

フロア中央の木製ボウルには大量の茶色い殻に包まれた実が飾られている。これが製品の原点となる茶の実だ。茶葉は見たことがあっても、茶の実は見たことがない人は多いだろう。なぜなら現在の茶の栽培では一般的に、茶葉に栄養がいくよう新芽を摘んだ後、刈り取ってしまうため花を咲かせず、茶の実もならないからだ。しかし、放棄茶畑では茶の木が9月から11月にかけて花を咲かせ、秋にはたくさんの実をつける。「キークス」は、茶の実から抽出された茶実油使用のヘアオイルの開発を通じて地域の課題解決の一助となろうと考えた。

2人を中心とした「キークス」のチームが赴いたのはヘアオイルの製造を行う会社ボタニカルファクトリーがある鹿児島県大熊半島。同社は、廃校した小学校・中学校の跡地に化粧品工場を作り、自然由来の原料を使ったナチュラルコスメを手がけている。同社からほど近い同県錦江盤山地区は県内有数のお茶どころで、他の多くの地域と同じく農業従事者の高齢化や若者の農業離れが深刻な問題となっている。また茶の消費量の減少や茶葉価格の低迷も続いており結果、広大な茶畑が放置され、未使用の茶の実が大量に発生しているのが現状だ。

「キークス」チームは昨年秋に同地区の自治体との話し合いから始め、地元の人たちと耕作放棄茶畑に入り150キログラム近くの茶の実を収集。畑近くの体育館を借りての手作業で殻むきに始め、製品化へとつなげた。茶の実拾いから製品化まで2ヶ月弱というスピードだ。製品は茶の実油と桜島産の椿油をベースに、サンダルウッドとジャスミンのエッセンシャルオイルをブレンド。手に取るとふわりと広がる華やかで心地よい香りが誕生した。

薩摩つげ櫛にオイルを馴染ませ髪をすく

オイルと合わせて木原つげ櫛屋による「薩摩つげ櫛」も、お茶染めのケースに入れて発売する。このつげ櫛はオイルとの相性がとても良い。つげは成長が遅いために年輪が狭く、木材はきめ細かい弾力のある質感がある。黄色くなめらかな肌合いの櫛は、椿油を染み込ませて使うことで、髪をすく(梳く)たびに自然な艶と潤いを与えるという。最近は「髪をとかす」という表現が一般的だが、この櫛を手にすると「髪をすく」という描写がピッタリであることに気がつく。木製の櫛は静電気が発生しにくく、髪を傷めることが少なく、さらに天然の抗菌作用を持つため、長期間使用しても清潔に保つことができるという。

「薩摩つげ櫛」もまた他の伝統工芸と同じく、存続の危機にある。「薩摩つげ櫛」は江戸時代からその名を全国に広め、特に薩摩地方では深く愛されてきた。整髪料がなかった時代から、つげ櫛は一生ものの道具として重宝されており、女児の誕生を祝うためにツゲの木を植える伝統もあったという。製作には高い技術が求められ、熟練の職人たちが丁寧に作り上げているが、後継者不足の課題に直面しており、次世代の職人を育てる取り組みが急務となっている。「キークス」は、「薩摩つげ櫛」の存在を伝え、魅力を広めることで伝統工芸を守る一助となることを願い取り組んだ。

水原希子とローラの人を巻き込む推進力とコラボの力

2人から製造過程の説明を聞く中で印象的だったのは、コラボレーションの力だ。インスタグラムのフォロワー数は水原希子(i_am_kiko)783.2万人、ローラ(rolaofficial)908.9万人(いずれも2025年1月24日時点)と、それぞれに大きな影響力を持つ。その影響力を“正しく”掛け算し、「伝統工芸を守るきっかけとなる事を心から願う」と行動する。2人は互いの仕事をどう見ているのか?会場で話を聞いた。

WWD:お互いのクリエイションの強みについて教えてください。お互いをクリエイターとしてどのように評価していますか?

ローラ:私から見て希子ちゃんは「みんな一緒にやろうよ」というエネルギーがとても強い人です。そのエネルギーが、今回のプロジェクトにも大きく影響していると感じています。それと同時に希子ちゃんのセンスも素晴らしいです。彼女は長年ファッション業界に携わってきた経験を活かし、選び抜かれたセンスを持っています。今回のビジュアルもとてもかっこよく仕上がり、広告というよりアート作品のようになりました。

WWD:「良いこと」をセンス良く伝えることは大切ですね。それでも多くの人を巻き込むのは簡単ではないですよね。

ローラ:そうですね、簡単ではありません。同じ業界で働いていると、さまざまなしがらみや環境問題など、難しい課題がたくさん出てきます。しかし、それでも挑戦し続ける希子ちゃんの姿勢には本当に感心します。一人で心細くなることもありますが、それでも信念を持ち、進み続けるのは勇気のいることです。彼女の強さや情熱にはいつも刺激を受けています。

水原希子(以下、水原):ローラは努力家で、何事にも真摯に取り組み、常に新しいことを学び続けています。そして学んだことをみんなとシェアする姿勢がとても尊い。自分の学びを言葉で伝えることは簡単なことではありませんが、彼女はそれをスピーディーに、そしてピュアな思いで実践しています。その純粋さや優しさが、多くの人々を包み込む魅力になっています。また、彼女はネガティブな経験をすべてポジティブなエネルギーに変える力を持っていて、本当にすごいと思います。

WWD:今回のプロジェクトでは、香りの部分にもローラさんが深く関わったと伺いましたが、どのような思いを込めましたか?

ローラ:香りには特別なこだわりを持ちました。私はメディテーションをするのですが、瞑想やものづくりをする中で、自分を落ち着かせるためのエキゾチックな要素を取り入れたいと考えました。香りは感覚的で、内面を癒す力があると思います。

水原:私も椿オイルを使ったシンプルなヘアオイルを作りたいと考えていました。ローラと一緒に成分を一つ一つ選び抜きながら、学んできたことを活かして作りました。ローラの手作りコスメを使ったとき、その香りと効能に感動したのが、このプロジェクトを始めるきっかけでした。

WWD:耕作放棄茶畑でどのような経験をしたのですか?

水原:この商品は、多くのボランティアや地元の方々の協力がなければ実現しませんでした。放置された畑に入り、道を切り開きながら種を集める作業はとても大変でしたが、みんなで力を合わせてやり遂げました。地元の方々も日本の未来や環境問題について真剣に考えてくださり、目的を共有して取り組む姿勢がとても心強かったです。

WWD:地元の方々との交流で印象的だったことは?

ローラ:お茶を作る地元のおばあちゃんが話してくれた伝統や文化の話がとても印象的でした。お茶づくりを通じて自分を見つめ直し、伝統を未来につなげようとする姿勢に感動しました。

水原:お茶の実を拾う作業は大変でしたが、その過程で地元の方々と話す時間がとても有意義でした。皆さんの純粋な思いが、今回のプロジェクトに込められていると感じます。

WWD:いじわるな質問になりますが、後継者不足という課題はとてつもなく大きくて、一つのアクションがどのくらいの影響を生めるのでしょうか?

水原:実は、プロジェクト通じて出会った地元の若い方が畑を購入を決意し、すでに作業を始るなどの変化が生まれました。私たちの活動がきっかけで、一歩ずつですが前進していると感じます。

WWD:ワークショッを組み合わせた理由は?

水原:ワークショップでは、自分の体調に合わせたハーブティーをブレンドしたり、アロマオイルを作ったりと、感覚を研ぎ澄ませる体験を提供しています。商品だけでなく、体験そのものを持ち帰ってもらうことで、自分を知り、自分を癒すきっかけになればと願っています。

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「ホワイトマウンテニアリング」2025-26年秋冬コレクション

「ホワイトマウンテニアリング(WHITE MOUNTAINEERING)」が2025-26年秋冬コレクションを公開した。

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「ホワイトマウンテニアリング」2025-26年秋冬コレクション

「ホワイトマウンテニアリング(WHITE MOUNTAINEERING)」が2025-26年秋冬コレクションを公開した。

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LVMHグループのお墨付き 「モワナ」本国チームが語る最上位のクラフトマンシップ

LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)傘下の仏老舗バッグブランド「モワナ(MOYNAT)」とグラフィックデザインの巨匠・永井一正のコラボコレクションが、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)で販売中だ。このほど来日した本国チームに、永井とのコラボレーションや、ベストセラーのキャンバスシリーズ“Mコレクション”、同ブランドのモノ作りについて深掘りした。

「モワナ」と永井 クリエイションの共鳴

本国チームは、「『モワナ』が持つブランドの奥深さは、永井の目にも魅力的に映ると確信があった」と自信を持って語り始める。「コラボレーションの話は、2024年2月に日本デザインセンター(東京)で永井と彼のチームに会ったときから本格化した。彼は94歳だったにも関わらず、毎週月曜日はここに来ていると話していた」と尊敬の念をにじませる。永井は長いキャリアの中で、三菱UFJフィナンシャル・グループやアサヒビール、1966年の札幌冬季オリンピックのシンボルマークなど、誰もが一度は見たことのある作品を手掛けている。「彼のダイナミックで印象的、かつ明るい作風は、私たちの打ち出したいコレクションにぴったりだと思った」。

今回のコラボコレクションでは、永井の代表作である“LIFE”シリーズを採用した。ライオンやチンパンジー、タコやヒトデなど水陸の生物をモチーフに、「生物にとって最も重要な“命”を表現している」(日本デザインセンター公式サイト)。コレクションの反応は、国を問わずポジティブだったという。「永井は日本を代表するグラフィックデザイナーだから、日本における売れ行きの良さは想像ができた。しかし、彼を知らない人、そして「モワナ」を知らない人にもこのキャッチーなデザインは響いた」。24年11月にコレクションを発売し、2週間で完売した。

老舗ブランドとしての誇りを胸に

「ドーバー ストリート マーケット ギンザ限定のコラボコレクションは、「モワナ」のベストセラー“Mコレクション”シリーズが主役だ。永井の作品が持つ「カラフル」「ハッピー」「ジョイフル」といった要素は、同シリーズが長年大切にしてきたことでもある。「“Mコレクション”は、新規顧客、特に若年層を引き付けている。『モワナ』は特にメーンターゲットを設けておらず、(今の段階で)若年層に特化した施策を打ち出してはいない。それでも“Mコレクション”を通して若い世代とつながれることをうれしく思う」。ローンチを記念したカクテルパーティーも、若者が中心となり活気のある雰囲気を作っていた。

バッグ市場では近年、“Mコレクション”のようなキャンバストート型のバッグにアーティストが描くモチーフをプリントする動きがある。「この流れに乗っているのは老舗が多く、どこもクラフトマンシップを謳っている。しかし、そのクラフトマンシップこそ私たちの強み。私たちはモノ作りを一切妥協しない。使用しているレザーはどれも一級品で、耐久性にもとことん向き合っている」と真っ直ぐ語る。「多くのレザーバッグがブラックやブラウンなのに対し、鮮やかなレッドやブルー、グリーンなど他にはないカラーバリエーションで作れるのも、『モワナ』の技術力があってこそだ」。

かつて「モワナ」のクリエイティブ・ディレクターを務めていたアンリ・ラパン(Henri Rapin)は、庭園美術館(東京)の内装に関わっていた。「今回のコレクションも、日本とフランスの架け橋になるようなコラボにしたかった。この2国には通ずるものがあると信じている」。

■ドーバー ストリート マーケット ギンザ ポップアップ

日程:1月31日まで
時間:11:00〜20:00
場所:ドーバー ストリート マーケット ギンザ 3階 アクセサリースペース
住所:東京都中央区銀座6-9-5

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LVMHグループのお墨付き 「モワナ」本国チームが語る最上位のクラフトマンシップ

LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)傘下の仏老舗バッグブランド「モワナ(MOYNAT)」とグラフィックデザインの巨匠・永井一正のコラボコレクションが、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)で販売中だ。このほど来日した本国チームに、永井とのコラボレーションや、ベストセラーのキャンバスシリーズ“Mコレクション”、同ブランドのモノ作りについて深掘りした。

「モワナ」と永井 クリエイションの共鳴

本国チームは、「『モワナ』が持つブランドの奥深さは、永井の目にも魅力的に映ると確信があった」と自信を持って語り始める。「コラボレーションの話は、2024年2月に日本デザインセンター(東京)で永井と彼のチームに会ったときから本格化した。彼は94歳だったにも関わらず、毎週月曜日はここに来ていると話していた」と尊敬の念をにじませる。永井は長いキャリアの中で、三菱UFJフィナンシャル・グループやアサヒビール、1966年の札幌冬季オリンピックのシンボルマークなど、誰もが一度は見たことのある作品を手掛けている。「彼のダイナミックで印象的、かつ明るい作風は、私たちの打ち出したいコレクションにぴったりだと思った」。

今回のコラボコレクションでは、永井の代表作である“LIFE”シリーズを採用した。ライオンやチンパンジー、タコやヒトデなど水陸の生物をモチーフに、「生物にとって最も重要な“命”を表現している」(日本デザインセンター公式サイト)。コレクションの反応は、国を問わずポジティブだったという。「永井は日本を代表するグラフィックデザイナーだから、日本における売れ行きの良さは想像ができた。しかし、彼を知らない人、そして「モワナ」を知らない人にもこのキャッチーなデザインは響いた」。24年11月にコレクションを発売し、2週間で完売した。

老舗ブランドとしての誇りを胸に

「ドーバー ストリート マーケット ギンザ限定のコラボコレクションは、「モワナ」のベストセラー“Mコレクション”シリーズが主役だ。永井の作品が持つ「カラフル」「ハッピー」「ジョイフル」といった要素は、同シリーズが長年大切にしてきたことでもある。「“Mコレクション”は、新規顧客、特に若年層を引き付けている。『モワナ』は特にメーンターゲットを設けておらず、(今の段階で)若年層に特化した施策を打ち出してはいない。それでも“Mコレクション”を通して若い世代とつながれることをうれしく思う」。ローンチを記念したカクテルパーティーも、若者が中心となり活気のある雰囲気を作っていた。

バッグ市場では近年、“Mコレクション”のようなキャンバストート型のバッグにアーティストが描くモチーフをプリントする動きがある。「この流れに乗っているのは老舗が多く、どこもクラフトマンシップを謳っている。しかし、そのクラフトマンシップこそ私たちの強み。私たちはモノ作りを一切妥協しない。使用しているレザーはどれも一級品で、耐久性にもとことん向き合っている」と真っ直ぐ語る。「多くのレザーバッグがブラックやブラウンなのに対し、鮮やかなレッドやブルー、グリーンなど他にはないカラーバリエーションで作れるのも、『モワナ』の技術力があってこそだ」。

かつて「モワナ」のクリエイティブ・ディレクターを務めていたアンリ・ラパン(Henri Rapin)は、庭園美術館(東京)の内装に関わっていた。「今回のコレクションも、日本とフランスの架け橋になるようなコラボにしたかった。この2国には通ずるものがあると信じている」。

■ドーバー ストリート マーケット ギンザ ポップアップ

日程:1月31日まで
時間:11:00〜20:00
場所:ドーバー ストリート マーケット ギンザ 3階 アクセサリースペース
住所:東京都中央区銀座6-9-5

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BLACKPINKロゼがキム・カーダシアンの「スキムス」バレンタインキャンペーンに登場

キム・カーダシアン(Kim Kardashian)の補正下着ブランド「スキムス(SKIMS)」は、韓国のガールズグループBLACLPINKのロゼ(Rose)を起用した2025年バレンタインコレクションのキャンペーンビジュアルを公開した。

ピンクとハートのキュートな世界観

ビジュアルにはベルベットのスリップドレスやレースのパジャマを身につけ、コレクションのラブリーな雰囲気を体現したロゼが登場。撮影はカリン・バックオフ(Carin Backoff)が手掛けた。

ロゼはキャンペーンについて「バレンタインデーは私にとっていつも特別な日。それは多分、私の誕生日の3日後にあたるこのイベントが、まるで2回目の誕生日みたいでワクワクするから。このコレクションは、そんなロマンチックでキュートな気分を切り取ったデザインになっている。みんなが、私のようにこのアイテムをまとうことで自分に自信を持って欲しい」と語った。

カーダシアンはビジュアルについて「ロゼのおかげで『スキムス』のアイコニックなキャンペーンが完璧な仕上がりになった。このコレクションはロマンチックさと楽しさ、そして個人のストーリーに基づいているが、彼女はそのイメージを美しく表現してくれた」とコメントした。

コレクションラインアップ

レースのキャミソールとショーツのセット(約1万3700円)や真っ赤なボディースーツ(約1万1500円)、フレアレギンス(約1万1500円)、スリッパ(約7500円)など、バレンタインのロマンチックな雰囲気を落とし込んだアイテムをラインアップする。日本からは、公式オンラインサイトなどで購入できる。

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「ランバン」2025-26年秋冬コレクション

「ランバン(LANVIN)」が2025-26年秋冬コレクションを発表した。

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「ランバン」2025-26年秋冬コレクション

「ランバン(LANVIN)」が2025-26年秋冬コレクションを発表した。

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「ファセッタズム」×「ニューエラ」の新作 イエローの刺しゅうがポイントの“バケットハット”

「ファセッタズム(FACETASM)」が、4シーズン連続となる「ニューエラ(NEW ERA)」とのコラボレーションヘッドエアを2月1日に発売する。「ファセッタズム」の直営店及び正規取扱店、「ニューエラ」のオンラインストアで限定で販売する。価格は5060円。

今季は“バケット01 セーラーブリム(Bucket-01 Sailor Brim)”をベースに「ファセッタズム」のアイコンをイエローの刺しゅうでデザイン。「ニューエラ」のフラッグロゴや各所のステッチにスモークブルーの刺しゅう糸を採用するなど、「ファセッタズム」ならではのアレンジがほどこされている。

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「ファセッタズム」×「ニューエラ」の新作 イエローの刺しゅうがポイントの“バケットハット”

「ファセッタズム(FACETASM)」が、4シーズン連続となる「ニューエラ(NEW ERA)」とのコラボレーションヘッドエアを2月1日に発売する。「ファセッタズム」の直営店及び正規取扱店、「ニューエラ」のオンラインストアで限定で販売する。価格は5060円。

今季は“バケット01 セーラーブリム(Bucket-01 Sailor Brim)”をベースに「ファセッタズム」のアイコンをイエローの刺しゅうでデザイン。「ニューエラ」のフラッグロゴや各所のステッチにスモークブルーの刺しゅう糸を採用するなど、「ファセッタズム」ならではのアレンジがほどこされている。

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「アー・ペー・セー」のリユースプロジェクト第2弾 青山&神戸店で昨年回収分を販売

「アー・ペー・セー(A.P.C.)」は1月31日から2月28日の期間限定で、不要になった過去シーズンのウエアの回収、査定、ポイント付与を行う“アー・ペー・セー ビンテージプロジェクト”第2弾を展開する。

同企画は、不要になった「アー・ペー・セー」のウエアを対象ショップに持ち込み査定をクリアした人を対象に、会計時に使えるメンバーシップポイントを付与。回収したアイテムをクリーニングし、一部店舗で再販売するサステナブルなプロジェクトだ。

第2弾“アー・ペー・セー ビンテージプロジェクト”

今回は1月31日〜2月11日の期間青山店で、2月15〜28日の期間神戸店で、昨年日本で回収したウエアを再販売する。さらに1月31日〜2月28日の期間、対象ショップで過去シーズンのウエアの回収を行う。

回収対象商品はTシャツ、スエットシャツ、フーディー、セーター、カーディガン、シャツ、ブラウス、スカート、ショーツ、パンツ、ジーンズ、ジョギングパンツ、ワンピース、オールインワン、コート、ジャケット、ブルゾンのみ。付与ポイントはアイテムごとに異なり、カットソーは500ポイント、ニットは1000ポイント、ワンピース、ボトムスは1500ポイント、アウターは3000ポイントとなる。ポイントは3月14日前後に付与予定で、有効期限は6月30日。

「アー・ペー・セー」は2022年4月にパリのノートルダム・ド・ナザレ通りにアー・ペー・セー ビンテージストアをオープンしている。

プロジェクト概要

◾️“アー・ペー・セー ビンテージプロジェクト再販”

再販期間:1月31日〜2月11日(青山)、2月15〜28日(神戸店)
住所:東京都渋谷区神宮前5-47-13(青山)、兵庫県神戸市京町70(神戸)

◾️“アー・ペー・セー ビンテージプロジェクト回収”

回収期間: 1月31日〜2月28日

対象店舗:代官山FEMME、代官山HOMME、原宿アンダーグラウンド、青山、渋谷パルコ、日比谷、二子玉川、横浜ニュウマン、湘南、名古屋、なんば、梅田、神戸、西宮、京都、金沢、広島、福岡、博多、大分、鹿児島、仙台、札幌店

引き取り条件:
・メンバーシップへのご登録が必須
・2010年以降の商品で、洗濯表示ラベルにA.P.C. Japanの表記があり、洗濯表示ラベルが縫い付けられている。ラベルには、2から始まる10桁あるいは11桁の品番が印字されている
・判断が難しい場合はスタッフが査定を行う
・素材が緩んでいないか、歪んでいない
・穴、裂け目、引っ掛かり、毛玉、臭いがない
・ボタン、ジッパーなどが欠損していない
・手直しや改造がされていない
・雑貨の回収は行わない
・1人3点まで
・回収後の取り下げ、キャンセル不可

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東急プラザ原宿「ハラカド」でサステナブルをテーマにしたイベント開催 50超企業が参加


東急不動産、東急不動産SCマネジメント、Free StandardおよびCYKLUSは、サステナブルをテーマにした無料イベント「エコマキ The First CIRCULAR あしたのスタンダードを探しに」を、東急プラザ原宿「ハラカド」で1月31日から2月2日までの3日間開催する。学生および20~30代を主な対象となる。ブランドやメーカー、パートナー企業が協力し「サステナブルな循環型社会へのシフトを参加者に提案することでサステナブルを身近なカルチャーとして体感し、最初の一歩を踏み出してもらう」ことを目指す。

衣類の修理やサーキュラービジネス支援を行うCYKLUSと、ブランドのリコマース支援を行うFree Standardが企画運営を担い、50を超える企業が参加。トークセッションやサステナブル×ファッションについての映画上映のほか、洋服のリペア・リユース・アップサイクルを体験できるプログラムを用意する。東急不動産が運営するハラカド以外の商業施設のテナントも協力企業として参加する。

会場は2つのゾーンで構成し、「体験する」ゾーンでは複数のブランドによる合同リペアチームが、ブランドを問わず来館者の服やバッグを修理する。また、リペアチームがサポートを行う、リペアパッチなどを使ったセルフリペアも体験できる。ほかに藍染体験や服のリメイクを体験するブースを用意する。「知る」ゾーンでは、ファッションについてのドキュメンタリー映画「リペアカフェ」「燃えるドレスを紡いで」「カトマイに刻む足跡」を上映する。また、一部の回では映画の監督やディレクターによるトークセッションも実施する。さらに、本イベント協力ブランドのサステナブルに関する取り組みの紹介や展示、ブランドオフィシャルのリユース品販売などを行う。

■エコマキ The First CIRCULAR あしたのスタンダードを探しに
会場:東急プラザ原宿「ハラカド」4階「ハラッパ」
日時:2025年1月31日(金)11:30〜18:00 ※11:30~12:30オープニングイベント
       2月1日(土)11:00〜18:00
       2月2日(日)11:00〜18:00
費用:無料(ファッションアイテムの販売など一部コンテンツは有料)

■協賛企業・ブランド
A&F / A.P.C. / ABAHOUSE / agnes b. / ART MORIYA / Aquascutum / Atsuraelu / BEAMS / BURTON / Camper / Coleman / Cotopaxi / Crocodile / DESCENTE / DIANA / DNPコアライズ / DUVETICA / EDWIN / fifth / FREITAG / G.H.BASS / G-Star RAW / HOLLYWOOD RANCH MARKET / HUNTER / IDEAS FOR GOOD / ISLAND SLIPPER / Jalan Sriwijaya / KEEN / Kimino Mirai / LACOSTE / Maito Design Works / Mark & Lona / MARGARET HOWELL / MIKI HOUSE / MIZUNO / NEWYORKER / NAKACHIKA PICTURES / Nordisk / Paraboot / Perfectum / Petit Bateau / PUMA / Ralph Lauren / RED WING / SAORI UEKI / STAUB / T.K. Garment / THE NORTH FACE / Theory / TSUCHIYA KABAN / Unisteps / XLARGE・Xgirl / YAMAHA / YAMADAYA -tsumugu & cycle by me- / YKK / ぐるぐるふくい / ごみの学校 / オンワードアップサイクル・アクション / ぐるぐるふくい / ごみの学校 / 博報堂Gravity / 銀座山形屋 / 藍染風布 / 良品計画

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「イソップ」から反逆的なフローラルの香りの新作フレグランス 限定ジュエリーも同時発売

「イソップ(AESOP)」は2月25日、新作フレグランス“オルナー オードパルファム”(50mL、2万3870円)を発売する。さらに同日タイ・バンコクのファインジュエリーデザイナー、パチュラヴィパー・ボディラットナンクラ(Patcharavipa Bodiratnangkura)による特別仕様の“オルナー イヤーカフ”(5万8080円)を、世界各地の一部店舗で200個限定で発売する。

香水名の“オルナー”は、古代スカンジナビア語で“装飾される、花々で飾られる”を意味する動詞に由来し、香りの花束が鎧をまとうように肌を包む様子をイメージしている。“オルナー”の香りには多くの表情や機微があり、他者と同じ道を歩まない姿勢は「イソップ」のフレグランスの制作にも通じている。

閃光を放つメタリックから機微のあるフローラルへ

調香師セリーヌ・ バレル(Celine Barel)とのパートナーシップにより誕生した“オルナー オードパルファム”は、優美さと強靭さの間に存在する詩的な張力を題材に、マグノリアリーフ、ローマンカモミール、シダーハートを主要香調としたフレッシュでエッジの効いた力強いフローラルな香りのオードパルファム。

まばゆいシトラスノートに、グリーンでフレッシュなスパイスがアクセントを添えるトップノートから、マグノリアリーフの上質な植物の香りをゼラニウムの香調により装飾しつつスパイシーなカルダモンの温もりも感じることのできるミドルノートへ、そしてサンダルウッド、シプリオルハート、シダーハートがマグノリアリーフの勢いをつなぎ止めながらラストノートへと着地する中で、繊細さや上品さに終始する従来的な花の香りのイメージとは一線を画す香りを楽しめる。

香りをかたどる限定イヤーカフ

ボディラットナンクラの作品は、タイ伝統の職人技と日本の侘び寂びの概念を融合させたアプローチが特徴。大胆な美的表現と素材や質感に対するきめ細やかな手仕事を共存させることで、彼女自身の美学を表現している。

今回発売する“オルナー イヤーカフ”は、凛々しく咲き肌を包み込むような“オルナー オードパルファム”の香りを視覚的に表現した唯一無二のデザイン。職人が手作業でスターリングシルバー925にロジウムコーティングを施し、一つ一つ丁寧に仕上げた。繊細なフォルムながらも揺るぎなく強靭な素材を用いることで、香りの中に潜む感情的な張力関係を可視化している。

パチュラヴィパーはデザインについて「かねてから私はマグノリアを力、そして純粋さの象徴だと思ってきた。花に由来するデザインというと、女性的なものを連想したり、甘みが前面に出たりする傾向があるが、花に対する私の見方は違う。花は彫刻のようであり、非常に強く、そのままで完璧な存在なのだ」と語った。

イベント開催

“オルナー オードパルファム”と“、オルナー イヤーカフ”の発売に先駆け、2月22、23日に自由が丘でイベントを開催する。フレグランスを先行で体験できるほか、オルナーの世界観を堪能できる空間となっている。

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「コム デ ギャルソン・オム プリュス」の叫び 平和を願うバトルスーツ

「コム デ ギャルソン・オム プリュス(COMME DES GARCONS HOMME PLUS)」の2025-26年秋冬シーズンは、さまざまな国や時代の戦闘服を解体して、まるで童心に返ったように切り貼りしたり重ねたりしてスーツに再構築し、直訳すると「戦争なんてクソ喰らえ」となる“TO HELL WITH WAR”のメッセージを世界に示した。

戦いの意味を変える

ファーストルックは、カーキの軍服に燕尾ジャケットのフォームを融合し、センターと袖の金ボタンをまるで残像のように2列に配置した。パンツは裾に向かって緩やかにテーパードし、戦闘服というにはあまりに柔らかい素材感でしなやかさを取り入れる。続くスタイルも、体にフィットするユニホームライクなミリタリージャケットに対し、ボトムはスカートで軽快。以降も、ミリタリーウエアの袖やポケットなど、あらゆるパーツを解体しながら、「オム プリュス」にとっての戦闘服であるスーツとの融合が徐々に強まっていく。テーラードジャケットには袖と裾を断ち切りした軍服を重ね、燕尾ジャケットには巨大な袖をドッキングする。逆に、肩章付きのミリタリージャケットのセンターと袖口にはスーツのパーツを縫い付けた。ほかにも、ベーシックなストライプシャツにはスラントポケットを装飾し、ショーツにはファスナーを大量に配するなど、過酷な戦闘のために開発された機能的パーツをバラバラにし、ファッションの“飾り”として随所に用いることで、ミリタリーウエアに宿る戦いの要素をあっさりとリセットする。

中盤以降は、カモフラージュをカラフルに再解釈したモチーフをはじめ、極端なまでの色使いが際立っていく。真っ赤なスタンドカラーとエポレットに、グリーンとキャメルの袖と身頃を組み合わせたクレイジーパターンや、色とりどりのテキスタイルをパッチワークしたミリタリーコート、斜めに歪んだスーツの左半身にはアーミージャケットが覆い被さる。スコットランドの誇りであり、抑圧への反抗の象徴でもあるタータンチェックはボトムに採用した。

会場に充満する感情

ほぼ全てのルックに合わせた「キッズ ラブ ゲイト(KIDS LOVE GAITE)」とのコラボレーションシューズは、つま先が上に90度そり上がり、中世からルネサンス期に貴族階級が履いたプーレーヌを想起させる。つま先がそり返ったプーレーヌは、貴族階級が労働をしないという証の靴でもあったため、まるで戦争に行かないという意志を示すような形状である。「 ヒヅメ(HIZUME)」の日爪ノブキとコラボレーションしたヘッドピースは、M1ヘルメットを花や光沢生地で装飾。戦いが終わり、荒地に咲いた花のような可憐でたくましい印象をコレクションに与えた。

今シーズンは「コム デ ギャルソン・オム プリュス」のここ数年のコレクションでは最も分かりやすく、会場内のほぼ全員が反戦のメッセージを受け取っただろう。ニーナ・シモン(Nina Simone)の“Four Women”ラストの叫びのような歌声がピタッと止むと、張り詰めた緊張感から解放されたかのように、割れんばかりの拍手がしばらく鳴り止まなかった。反戦のメッセージに共感した者もいれば、装いのテクニックに胸を打たれた者、言葉にできない感情を掻き立てられた者も、一緒になって夢中に手を叩いた。この生身の人間の感情が充満する空間は、巨額を投じたエンターテインメントショーでは絶対に体験できない。ファッションに憑依した川久保玲の強い意志は、いつの時代も人々の心を突き動かす。

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「コム デ ギャルソン・オム プリュス」の叫び 平和を願うバトルスーツ

「コム デ ギャルソン・オム プリュス(COMME DES GARCONS HOMME PLUS)」の2025-26年秋冬シーズンは、さまざまな国や時代の戦闘服を解体して、まるで童心に返ったように切り貼りしたり重ねたりしてスーツに再構築し、直訳すると「戦争なんてクソ喰らえ」となる“TO HELL WITH WAR”のメッセージを世界に示した。

戦いの意味を変える

ファーストルックは、カーキの軍服に燕尾ジャケットのフォームを融合し、センターと袖の金ボタンをまるで残像のように2列に配置した。パンツは裾に向かって緩やかにテーパードし、戦闘服というにはあまりに柔らかい素材感でしなやかさを取り入れる。続くスタイルも、体にフィットするユニホームライクなミリタリージャケットに対し、ボトムはスカートで軽快。以降も、ミリタリーウエアの袖やポケットなど、あらゆるパーツを解体しながら、「オム プリュス」にとっての戦闘服であるスーツとの融合が徐々に強まっていく。テーラードジャケットには袖と裾を断ち切りした軍服を重ね、燕尾ジャケットには巨大な袖をドッキングする。逆に、肩章付きのミリタリージャケットのセンターと袖口にはスーツのパーツを縫い付けた。ほかにも、ベーシックなストライプシャツにはスラントポケットを装飾し、ショーツにはファスナーを大量に配するなど、過酷な戦闘のために開発された機能的パーツをバラバラにし、ファッションの“飾り”として随所に用いることで、ミリタリーウエアに宿る戦いの要素をあっさりとリセットする。

中盤以降は、カモフラージュをカラフルに再解釈したモチーフをはじめ、極端なまでの色使いが際立っていく。真っ赤なスタンドカラーとエポレットに、グリーンとキャメルの袖と身頃を組み合わせたクレイジーパターンや、色とりどりのテキスタイルをパッチワークしたミリタリーコート、斜めに歪んだスーツの左半身にはアーミージャケットが覆い被さる。スコットランドの誇りであり、抑圧への反抗の象徴でもあるタータンチェックはボトムに採用した。

会場に充満する感情

ほぼ全てのルックに合わせた「キッズ ラブ ゲイト(KIDS LOVE GAITE)」とのコラボレーションシューズは、つま先が上に90度そり上がり、中世からルネサンス期に貴族階級が履いたプーレーヌを想起させる。つま先がそり返ったプーレーヌは、貴族階級が労働をしないという証の靴でもあったため、まるで戦争に行かないという意志を示すような形状である。「 ヒヅメ(HIZUME)」の日爪ノブキとコラボレーションしたヘッドピースは、M1ヘルメットを花や光沢生地で装飾。戦いが終わり、荒地に咲いた花のような可憐でたくましい印象をコレクションに与えた。

今シーズンは「コム デ ギャルソン・オム プリュス」のここ数年のコレクションでは最も分かりやすく、会場内のほぼ全員が反戦のメッセージを受け取っただろう。ニーナ・シモン(Nina Simone)の“Four Women”ラストの叫びのような歌声がピタッと止むと、張り詰めた緊張感から解放されたかのように、割れんばかりの拍手がしばらく鳴り止まなかった。反戦のメッセージに共感した者もいれば、装いのテクニックに胸を打たれた者、言葉にできない感情を掻き立てられた者も、一緒になって夢中に手を叩いた。この生身の人間の感情が充満する空間は、巨額を投じたエンターテインメントショーでは絶対に体験できない。ファッションに憑依した川久保玲の強い意志は、いつの時代も人々の心を突き動かす。

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【スナップ】「ヨウジヤマモト」ゲストは真冬でも薄着 雨に艶めく黒の美学

「ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」は、2025-26年秋冬メンズ・コレクションをパリで現地時間1月23日に発表した。ショー会場は、今季も同ブランドを象徴する軽やかな黒の装いで、山本耀司デザイナーへの敬意を表する来場者で溢れた。スタイルの主軸は、リラックス感のある柔らかな生地を用いたテーラリングだ。春夏仕様のライトなジャケットを複数枚重ねたり、アシンメトリーなベストをインナーに備えたりと、ブラック・オン・ブラックのレイヤードで装いに奥行きを持たせるスタイリングが、雨が降る真冬のパリの街中でさらに艶っぽく映える。

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「ウォンジョンヨ」×「ネーミング」や「ディプティック」「ウカ」「シロ」のバレンタイン限定品など! 今週発売のビューティアイテム13選【1/27〜2/2】

ビューティアイテムの発売情報を「WWDJAPAN」的視点でピックアップ!今回は1月27〜2月2日に発売するアイテムを紹介します。バレンタインデーに向けた限定アイテムが今週も続々と発売に。ハートデザインが愛らしい「ディプティック(DIPTYQUE)」キャンドルやチョコレートカラーの「ウカ(UKA)」“ケンザン”など、毎年恒例のアイテムも相次いで登場します。

かわにしみきがプロデュースするコスメブランド「ミュアイス(MUICE)」やアニメ「推しの子」、人気ゲーム「ポケットモンスター」などコラボレーションにも積極的な「ウォンジョンヨ(WONJUNGYO)」からは韓国発「ネーミング(NAMING.)」のコラボハイライター&チークが登場。パールが含まれたラベンダーカラーのハイライターは、美肌見せの頼もしい味方になりそうです。

【1月28日発売】
ディプティック
(DIPTYQUE)

限定キャンドルセットが今年も登場

「ディプティック(DIPTYQUE)」は、バレンタインデーを祝し、毎年恒例の“べ(Baies)&ローズ(Roses)”のキャンドルのデュオセットを発売する。ほのかに刺激的なグリーンノートのべ(Baies)と、繊細なバラの香りのローズ(Roses)が溶け合い、芳しい香りでロマンチックなムードを演出する。

■商品詳細

“べ(Baies)&ローズ(Roses)”のキャンドルのデュオセット(各190g、2万1560円)

【1月29日発売】
セルヴォーク
(CELVOKE)

テラコッタカラーの限定コレクション モード感あるモノグラムデザイン

「セルヴォーク(CELVOKE)」は、ブランドを象徴するカラー、テラコッタの可能性を広げる2025年限定コレクション“アブソリュート テラコッタ”を発売する。ラインアップはアイパレット、ブラッシュパレット、リップで、昨年に続きヒロ杉山氏が率いるアーティストユニットのエンライトメント(Enlightenment)とコラボレーションした限定デザインに仕上げた。

■商品詳細

“ヴァティックアイパレット”(2色、各6820円)
“ポリフォニックブラッシュ”(5390円)
“ディグニファイド リップス”(2色、各3520円)

【1月29日発売】
プラダ ビューティ
(PRADA BEAUTY)

美容液クッションファンデ
 ブランドを象徴するナイロン素材が着想源

「プラダ ビューティ(PRADA BEAUTY)」の美容液クッションファンデーション“プラダ メッシュ クッション”[SPF50+・PA+++]は、ミウッチャ・プラダ(Miuccia Prada)「プラダ(PRADA)」共同クリエイティブ・ディレクターがアクセサリーアイテムで取り入れているナイロン素材が着想源。ナイロンのように柔軟なテクスチャーが表情の動きにフィットし、美しい仕上がりを長時間保つ。

■商品詳細

“プラダ メッシュ クッション”[SPF50+・PA+++](全4色、各1万1330円)

【1月29日発売】
ウカ
(UKA)

バレンタイン限定“ケンザン” 
今年はチョコミントモチーフのボックスにイン!

「ウカ(UKA)」は、バレンタイン限定の“ウカ スカルプ ブラシ チョコレート ケンザン”を販売する。今年は、チョコミントのフレーバーをイメージし、板チョコを模した爽やかなミントグリーンとチョコレートブラウンのボックスに入れて販売する。

■商品詳細

“ウカ スカルプ ブラシ チョコレート ケンザン”(3190円)

【1月29日発売】
ウォンジョンヨ
(WONJUNGYO)

「ウォンジョンヨ」と「ネーミング」が初コラボ
チーク&ハイライターの限定色

「ウォンジョンヨ(WONJUNGYO)」は、韓国発のコスメブランド「ネーミング(NAMING.)」とコラボレーションし、粉タイプの“ネーミング フラッフィーベイクド ハイライター”とチーク“ネーミング フラッフィーパウダーブラッシュ”の限定色を発売する。

■商品詳細

“ネーミング フラッフィーベイクド ハイライター”(1760円)
“ネーミング フラッフィーパウダーブラッシュ”(1650円)

【1月30日発売】
レブロン
(REVLON)

pH反応血色リップに春色の2カラー

「レブロン(REVLON)」は、唇のpH値に反応し発色が変わるバームタイプのリップ“キス グロウ バーム N”から春の新色を発売する。新色は桜をイメージし、ヘルシーなホットピンク“マグノリア グロウ(003)”と、透明感溢れるベビーピンク“チューリップ グロウ(005)”の2色をそろえた。

■商品詳細

“キス グロウ バーム N”(全2色、各1100円)

【1月30日発売】
シロ
(SHIRO)

“ショコラの香り”をアップデート 
カカオハスクを取り入れた芳醇な香り

「シロ(SHIRO)」は、2020年冬以来となるショコラの香りを限定発売する。カカオハスクを取り入れて新たなショコラの香りを試作し、芳醇な香りを高めた。ショコラの新作は、チョコレートの製造から販売までを行うダンデライオン・チョコレートから、廃棄されるカカオ豆の皮(ハスク)を譲り受けた事が縁で生まれた。

■商品詳細

“ショコラ ハンドクリーム”(15g、2420円)
“ショコラ オイルリップスクラブ”(14g、2420円)
“ショコラ オイルボディスクラブ”(115g、3300円)

【1月30日発売】
ザボディショップ
(THE BODY SHOP)

スイート&スパイシーでオリエンタルな香りのコレクション

「ザボディショップ(THE BODY SHOP)」は、甘さの中にスパイシーさを感じるオリエンタルな香りのコレクションから、カカオバターやフェアトレードのシアバターを配合した“ハンドバーム”とプラム、ピンクピオニー、ムスクが広がるフルーティーでフローラルな香りの“リップバター”を発売する。

■商品詳細

“ハンドバーム”(全3種、各30mL、各1430円)
“リップバター”(10mL、1210円)

【1月31日発売】
アルマーニ ビューティ
(ARMANI BEAUTY)

情熱の赤をまとった“パシオーネ コレクション”

「アルマーニ ビューティ(ARMANI BEAUTY)」は、アイコニックな赤が目を引く“パシオーネ コレクション”を発売する。パシオーネは、イタリア語で情熱を意味する言葉。本コレクションでは、バレンタインにぴったりのアイコニックなアルマーニレッドを基調としたパッケージデザインのファンデーションケースとリップを数量限定で展開する。

■商品詳細

“マイ アルマーニ トゥ ゴー クッション” ケース “パシオーネ”(4180円)
“マイ アルマーニ トゥ ゴー クッション” レフィル(全4色、各8030円)
“リップ マエストロ サルタン パシオーネ”(6380円)

【2月1日発売】
ラネージュ
(LANEIGE)

バニラとチョコの限定リップケアセット 

「ラネージュ(LANEIGE)」は、人気のリップケアシリーズから日中用の“リップグロウィバーム バニラ”(10g)と夜用“リップスリーピングマスク チョコレート”(8g)をセットにした“チョコバニラリップデュオキット”を発売する。人気スキンケア“クリームスキン ローション”と“ウォーターバンク モイスチャークリーム”のサンプルも同封する。

■商品詳細

“チョコバニラリップデュオキット”(2640円)

【2月1日発売】
アナ スイ コスメティックス
(ANNA SUI COSMETICS)

ヘアカラートリートメント全4色 

「アナ スイ コスメティックス(ANNA SUI COSMETICS)」は、25年春コレクションの第2弾として髪をトリートメントしながら染色する“ヘアカラー トリートメント”を発売する。毛先やインナー部分などに使用し、いつもと違う雰囲気を演出できるほか、髪の色や状態によって染まり具合や色の見え方が異なるため、オリジナリティーのある髪色を楽しめる。

■商品詳細

“ヘアカラー トリートメント”(全4色、各1650円)

【2月1日発売】
シセイドウ
(SHISEIDO)

シミ・そばかすを防ぐ新薬用美白シリーズ

「シセイドウ(SHISEIDO)」は、“ベネフィアンス”からメラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ新ブライトニングケアシリーズから美容液、クリーム、パウダーを発売する。同シリーズは、独自の美白有効成分、アクティブ4MSKを全商品に配合。4MSKが肌に浸透し、メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ。

■商品詳細

“ベネフィアンス ブライトニングケア マイクロS セラム” 【医薬部外品】(30mL、1万4850円/50mL、1万9250円)
“ベネフィアンス ブライトニング ジェル クリーム”【医薬部外品】(50g、1万450円/50gレフィル、9350円)
“ベネフィアンス ブライトニング スキンケアパウダー”【医薬部外品】(25g、5280円)

【2月1日発売】
ゲラン
(GUERLAIN)

ハチの巣から採れる成分配合のリップ&プライマー

「ゲラン(GUERLAIN)」は、ハチの巣から採れる希少な成分を配合したティントリップバーム“キスキス ビー グロウ パーリー”と、唇を鎮静する“コルシカハニー”と唇をなめらかに整える“イカリアハニーのブレンドに、ミツロウを組み合わせた“キスキス ビー リフト プライマー”を発売する。リップ本体にはケースとリンクしたミツバチを刻印している。

■商品詳細

“キスキス ビー グロウ パーリー”(新6色うち限定4色、各4950円)
“キスキス ビー リフト プライマー”(新色、4950円)

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【スナップ】「リック・オウエンス」特盛ゲストは怖い、高い、巧い

「リック・オウエンス(RICK OWENS)」は、2025−26年秋冬メンズ・コレクションをパリで現地時間1月23日に発表した。ショー会場のパレ・ド・トーキョー(Palais de Tokyo)は今季も、全身黒ずくめのリック信者によりダークムードに包まれた。床をひきずるフルレングスのドレスやコート、14.5cmヒールの高いプラットフォームブーツで雨に濡れた道を颯爽と歩く姿は、まるでランウエイショーのデジャブのようだ。また、黒に黒を重ねるスタイリングが威圧感があるものの、その風変わりなシルエットを強調する点においては実はスタイリング巧者ばかり。誇張したパワーショルダーや異形のビルドアップショルダー、作るバルーン状に広がる変形型など、怪奇的なアウトライン。リックが生み出す独創的なウエアと個性を称える精神性を享受した信者は、その唯一無二の世界観で自己表現を実現しているようだった。

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【2025年バレンタイン】「ジャン=ポール・エヴァン」からジャングルをパッケージに描いたボンボン ショコラ

「ジャン=ポール・エヴァン(JEAN-PAUL HEVIN)」は1月11日〜2月28日、“バレンタイン コレクション 2025”を発売する。

本コレクションは2024-25年のコレクションテーマ“新しい世界(LES NOUVEAUX MONDES)”のもと、フランスでは珍しいエキゾチックなスパイスやフルーツとカカオを組み合せた。バレンタイン限定デザインは、アンリ・ルソーのジャングルへの憧れから描かれた絵画に着想を得た“ジャングル ラブ”、パリの街をモチーフにした“アーバン ジャングル”をパッケージにあしらった。

バレンタインの限定コレクション

コレクションには、期間限定のショコラを含むボンボン ショコラを詰め合わせた“ボンボン ショコラ 9個 ジャングル ラブ”(6588円)、“ボンボン ショコラ 16個 ジャングル ラブ”(8535円)、“ボンボン ショコラ 6個 アーバン ジャングル”(3456円)、“ボンボン ショコラ 10個 アーバン ジャングル”(5454円)、“ボンボン ショコラ 25個 レ ヌーヴォー モンド”(1万2404円)を用意。ほか、抹茶とパッションフルーツのガナッシュをビターチョコレートでコーティングした“トリュフ マッチャ パッション 9個”(4472円)、ハート型のパレと、クマの形のショコラ、ハートのショコラとペルル クラッカントゥを詰めた“ボワットゥ メタル アムール ドンファンス”(4104円)、カカオの風味とウッディーな香りが特徴のカメルーン産カカオの“パレ ノワール カメルーン”3枚と、バターキャラメル風味のミルクチョコレートにフルール ドゥ セルのアクセントを加えた“パレ レ キャラメル フルール ドゥ セル”2枚を詰めた“サック バゲット パレ 5枚 レ ヌーヴォー モンド”(1998円)、限定パッケージの“タブレット ノワール カメルーン レ ヌーヴォー モンド”(1242円)、“タブレット レ キャラメル フルール ドゥ セル レ ヌーヴォー モンド”(1242円)をそろえる。

バレンタイン限定のボンボン ショコラ

バレンタイン限定のボンボン ショコラには、アーモンドとヘーゼルナッツのプラリネに赤い果実を連想させるタスマニア産スパイスを加え、ビターチョコレートでコーティングした“クール ノワール タスマニ”(573円)、サクサクしたビスキュイがアクセントのアーモンドとヘーゼルナッツのプラリネをミルクチョコレートでコーティングした“ウルソン ローズ レ”(594円)、ミルクコーヒーガナッシュにカルダモンを少し加え、ビターチョコレートでコーティングした“アムール プラン クール”(540円)、ライムとバジルのミルクガナッシュをビターチョコレートでコーティングした“アムール オ プロミエ ルガー”(540円)、バーベナ香るオレンジのキャラメルをビターチョコレートでコーティングした“アムール フォール ”(540円)、バナナと抹茶のキャラメルをミルクチョコレートでコーティングした“アムール アルドゥン”(540円)、サワ―ソップのトロピカルな風味が広がるミルクガナッシュをミルクチョコレートでコーティングした“アムール ドンファンス”(540円)、マンゴーとココナッツのキャラメルをミルクチョコレートでコーティングした“アムール ヴォラジュ”(540円)をラインアップする。

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「チャールズ ジェフリー ラバーボーイ」2025-26年秋冬コレクション

「チャールズ ジェフリー ラバーボーイ(CHARLES JEFFREY LOVERBOY)」が2025-26年秋冬コレクションを発表した。

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伊勢半「キスミー」が初の制汗・デオドラントカテゴリ製品 猛暑のメイク崩れ対策にひと役

伊勢半のメイクアップブランド「キスミー(KISS ME)」は2月10日、ブランド初の制汗・デオドラント製品となる"薬用制汗クリーム"【医薬部外品】(30g、1760円※編集部調べ)を発売する。制汗機能を搭載の薬用クリームで、メイクアップ前に仕込むことで猛暑時のメイク崩れを防ぎやすくする。

同製品は水々しく軽いタッチでさらりと伸びるジェル状のクリームで、制汗効果のクロルヒドロキシアルミニウムと、殺菌力のあるイソプロピルメチルフェノールをにおい防止効果として配合した。2種類の有効成分がにおいの原因となる汗を抑え、においの元となる菌も殺菌する。汗や水に強いウォータープルーフ処方で、顔以外のパーツへの使用も可能だ。香りは爽やかなフローラル系に仕上げた。

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「キコ コスタディノフ」2025-26年秋冬メンズ・コレクション

「キコ コスタディノフ(KIKO KOSTADINOV)」が2025-26年秋冬メンズ・コレクションを発表した。

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「リーバイス」の人気デニムパンツ2型を再解釈 「アーバンリサーチ」で限定販売

「アーバンリサーチ(URBAN RESEARCH)」は2月中旬、「リーバイス(LEVI'S)」の人気モデル2型をアップデートしたデニムパンツ2型を発売する。現在公式オンラインストアで先行予約を受け付けている。

“エクスクルーシブ XL ストレート”

ミッドオンスの100%コットン素材で柔らかな穿き心地が魅力の“エクスクルーシブ XL ストレート”(1万4300円)は、オーバーサイズのスタイルと幅広のストレートレッグが人気の“XL ストレート”をアップデートしたアイテム。サイドパネルにデザインを施すことで、より立体的なシルエットに仕上げつつ、調整可能なウエストバンドを追加することで着回しの幅を広げた。

“エクスクルーシブ 501 90s アンクル”

“エクスクルーシブ 501 90s アンクル”(1万5400円)は、1990年代のトレンドに着想した“501‘90S”を、ゆったりとしたシルエットに生まれ変わらせたデニムパンツ。生地には経年変化を楽しめる”501“特有の“シュリンク・トゥ・フィット”素材を使用。ライズ(股上)が腰のすぐ下にくるデザインで、スタイリッシュでありながらゆとりのあるフィット感を実現した。「リーバイス」らしいビンテージ加工入りミッドインディゴカラーで、季節を問わず着用できる。

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「リーバイス」の人気デニムパンツ2型を再解釈 「アーバンリサーチ」で限定販売

「アーバンリサーチ(URBAN RESEARCH)」は2月中旬、「リーバイス(LEVI'S)」の人気モデル2型をアップデートしたデニムパンツ2型を発売する。現在公式オンラインストアで先行予約を受け付けている。

“エクスクルーシブ XL ストレート”

ミッドオンスの100%コットン素材で柔らかな穿き心地が魅力の“エクスクルーシブ XL ストレート”(1万4300円)は、オーバーサイズのスタイルと幅広のストレートレッグが人気の“XL ストレート”をアップデートしたアイテム。サイドパネルにデザインを施すことで、より立体的なシルエットに仕上げつつ、調整可能なウエストバンドを追加することで着回しの幅を広げた。

“エクスクルーシブ 501 90s アンクル”

“エクスクルーシブ 501 90s アンクル”(1万5400円)は、1990年代のトレンドに着想した“501‘90S”を、ゆったりとしたシルエットに生まれ変わらせたデニムパンツ。生地には経年変化を楽しめる”501“特有の“シュリンク・トゥ・フィット”素材を使用。ライズ(股上)が腰のすぐ下にくるデザインで、スタイリッシュでありながらゆとりのあるフィット感を実現した。「リーバイス」らしいビンテージ加工入りミッドインディゴカラーで、季節を問わず着用できる。

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「キッドスーパー」2025-26年秋冬メンズ・コレクション

「キッドスーパー(KIDSUPER)」が2025-26年秋冬メンズ・コレクションを発表した。

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「シセイドウ」が光を味方につけて肌悩みをカバーするスティックコンシーラーを発売

「シセイドウ(SHISEIDO)」は5月1日、フレッシュで生き生きとした肌に仕上げるベースメイクシリーズ“シンクロスキン”から、光を味方につけて肌悩みをカバーする“シンクロスキン ラディアントリフティング コンシーラー”(全6色、各4400円)を発売する。

同コンシーラーはみずみずしく軽やかなテクスチャーのスティックタイプで、心地良く美しい仕上がりが長時間続く。滑らかに肌に溶け込み、光の技術で立体的な顔立ちに仕上げる。カラーは、目元のクマやシミなどのさまざまな肌悩みをカバーする6色を用意した。

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「マルジェラ」、ガリアーノの後任に「ディーゼル」のグレン・マーティンスが急浮上

ジョン・ガリアーノ(John Galliano)が去った「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」のトップに、現在「ディーゼル(DIESEL)」を手掛けているグレン・マーティンス(Glenn Martens)が就任するのでは?という噂が急浮上した。グレンは2020年から「ディーゼル」のトップを務めており、若い世代が夢中になるブランドに再生した実績がある。「Y/プロジェクト(Y/Project)」におけるクリエイションには、「メゾン マルジェラ」に通じるものもあった。また「ディーゼル」と「メゾン マルジェラ」は、同じOTB傘下にある。

この噂に対して、OTBはコメントしていない。

 1983年、ベルギー生まれのマーティンス新クリエイティブ・ディレクターは、アントワープ王立芸術アカデミー(Antwerp’s Royal Academy of Fine Arts)を2008年に卒業した後、「ジャンポール・ゴルチエ(JEAN PAUL GAULTIER)」でキャリアをスタートした。13年には「Y/プロジェクト」のクリエイティブ・ディレクターに就任したが、昨年退任。その後、経営破たんした「Y/プロジェクト」には希望する価格での買い手がつかず、ブランドは終了することにセクシなった。

一方、ジョン・ガリアーノは昨年末、「メゾン マルジェラ」との別離を発表。2024年春夏のクチュール・コレクションは、近年稀に見る高評価でブランドの存在感をさらに高めるのに一役買った。

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「マルジェラ」、ガリアーノの後任に「ディーゼル」のグレン・マーティンスが急浮上

ジョン・ガリアーノ(John Galliano)が去った「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」のトップに、現在「ディーゼル(DIESEL)」を手掛けているグレン・マーティンス(Glenn Martens)が就任するのでは?という噂が急浮上した。グレンは2020年から「ディーゼル」のトップを務めており、若い世代が夢中になるブランドに再生した実績がある。「Y/プロジェクト(Y/Project)」におけるクリエイションには、「メゾン マルジェラ」に通じるものもあった。また「ディーゼル」と「メゾン マルジェラ」は、同じOTB傘下にある。

この噂に対して、OTBはコメントしていない。

 1983年、ベルギー生まれのマーティンス新クリエイティブ・ディレクターは、アントワープ王立芸術アカデミー(Antwerp’s Royal Academy of Fine Arts)を2008年に卒業した後、「ジャンポール・ゴルチエ(JEAN PAUL GAULTIER)」でキャリアをスタートした。13年には「Y/プロジェクト」のクリエイティブ・ディレクターに就任したが、昨年退任。その後、経営破たんした「Y/プロジェクト」には希望する価格での買い手がつかず、ブランドは終了することにセクシなった。

一方、ジョン・ガリアーノは昨年末、「メゾン マルジェラ」との別離を発表。2024年春夏のクチュール・コレクションは、近年稀に見る高評価でブランドの存在感をさらに高めるのに一役買った。

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