近藤社長は創業当初から「ウエルネスデザイン」を企業理念に掲げ、事業活動を通じてよりよい社会、地球環境を実現していこうというビジョンを社内に浸透させている。日々のモノ作りを通じて、社会や地球へ貢献しているという実感を得られるのは、マッシュの一員として働く意味にもなる。ここ数年は海外ブランドとのパートナーシップによるライセンス事業を戦略的に拡大し、2023年には池袋に「セサミストリートマーケット(SESAME STREET MARKET)」のオフィシャルショップを出店。翌年には豊洲に2号店をオープンした。マッシュの企画力を生かした魅力的なアパレルや雑貨などの商品を並べ、作品に通底する「多様性」という価値観を伝えている。近藤社長は、「今後もウエルネスデザインという会社としての軸はブレることなく、若い世代の力を借りながら成長していきたい。ブランドを作るのも育てるのも、日本一の会社でありたい」と話す。
また、ブランド初となるシューズアイテムであり、2月3日に販売開始した“ザ ウォーカー(THE WALKER)”もランウエイで披露した。夜明け前の空と明けゆく空のグラデーションを表現した“ダークナイト”と“ブルーナイト”の2色展開で、アッパーにはスムースレザーを使用する。マザーハウスがバングラデシュに持つバッグ工場「マトリゴール」で工場長を務めるムハンマド・アブドゥル・アル・マムン(Mohammad Abdullah Al Mamun)取締役による発案で開発がスタートしたという。コロナ禍で同国内のバッグや皮小物の工場の生産が止まる中、靴工場は稼働が続いていた様子を見て、同氏は「靴を作れるようになることで、われわれの工場もさらに成長できるのでは」と考えた。「エリコ ヤマグチ」の東急プラザ銀座店と大阪店、ECサイトに加え、「マザーハウス」旗艦店と「マザーハウス メンズ」店で取り扱う。
また、ブランド初となるシューズアイテムであり、2月3日に販売開始した“ザ ウォーカー(THE WALKER)”もランウエイで披露した。夜明け前の空と明けゆく空のグラデーションを表現した“ダークナイト”と“ブルーナイト”の2色展開で、アッパーにはスムースレザーを使用する。マザーハウスがバングラデシュに持つバッグ工場「マトリゴール」で工場長を務めるムハンマド・アブドゥル・アル・マムン(Mohammad Abdullah Al Mamun)取締役による発案で開発がスタートしたという。コロナ禍で同国内のバッグや皮小物の工場の生産が止まる中、靴工場は稼働が続いていた様子を見て、同氏は「靴を作れるようになることで、われわれの工場もさらに成長できるのでは」と考えた。「エリコ ヤマグチ」の東急プラザ銀座店と大阪店、ECサイトに加え、「マザーハウス」旗艦店と「マザーハウス メンズ」店で取り扱う。
PROFILE: (こんどう・ひろゆき)1975年8月6日生まれ、茨城県出身。98年にグラフィックデザインを手掛けるスタジオ・マッシュを設立、99年にマッシュスタイルラボに社名変更。2005年にファッション事業部を立ち上げ、ビューティ、フード、スポーツ&ウェルネスなどに事業を拡大。12年にマッシュホールディングスを設立し、現職 PHOTO:KAZUSHI TOYOTA
PROFILE: (こんどう・ひろゆき)1975年8月6日生まれ、茨城県出身。98年にグラフィックデザインを手掛けるスタジオ・マッシュを設立、99年にマッシュスタイルラボに社名変更。2005年にファッション事業部を立ち上げ、ビューティ、フード、スポーツ&ウェルネスなどに事業を拡大。12年にマッシュホールディングスを設立し、現職 PHOTO:KAZUSHI TOYOTA