ゴーシャ・ラブチンスキーが「イージー」のデザイナーを退任

ファッションデザイナーのゴーシャ・ラブチンスキー(GOSHA RUBCHINSKIY)は自身のインスタグラムで、Yeことカニエ・ウェスト(Kanye West)による「イージー(YEEZY)」とのパートナーシップが終了したことを発表した。ゴーシャは2023年12月に「イージー」のデザイナーに就任し、数々のアイテムを手がけていた。

インスタグラムの投稿によると「『イージー』とのパートナーシップは終了しました。昨年12月に発売したアイテムが私にとって最後のコレクションでした。思い出に残る経験をさせてくれたYeと『イージー』チームに深く感謝します。今後、私は自身のクリエイティブなビジョンを発展させ、新しいプロジェクトを探求し、過去のアイデアを進化させていきます。「ゴーシャ・ラブチンスキー」ブランドの再始動に向けた次の展開について、今後詳しくお伝えします」とコメントする。

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ゴーシャ・ラブチンスキーが「イージー」のデザイナーを退任

ファッションデザイナーのゴーシャ・ラブチンスキー(GOSHA RUBCHINSKIY)は自身のインスタグラムで、Yeことカニエ・ウェスト(Kanye West)による「イージー(YEEZY)」とのパートナーシップが終了したことを発表した。ゴーシャは2023年12月に「イージー」のデザイナーに就任し、数々のアイテムを手がけていた。

インスタグラムの投稿によると「『イージー』とのパートナーシップは終了しました。昨年12月に発売したアイテムが私にとって最後のコレクションでした。思い出に残る経験をさせてくれたYeと『イージー』チームに深く感謝します。今後、私は自身のクリエイティブなビジョンを発展させ、新しいプロジェクトを探求し、過去のアイデアを進化させていきます。「ゴーシャ・ラブチンスキー」ブランドの再始動に向けた次の展開について、今後詳しくお伝えします」とコメントする。

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1位は、「リファ」がドライヤー用ヘアブラシを発売 風を効率よく集めて“時短ドライ”をかなえる|週間アクセスランキング TOP10(1月30〜2月5日)

1位は、「リファ」がドライヤー用ヘアブラシを発売 風を効率よく集めて“時短ドライ”をかなえる|週間アクセスランキング TOP10(1月30〜2月5日)

「WWDJAPAN」 ウイークリートップ10

1週間でアクセス数の多かった「WWDJAPAN」の記事をランキング形式で毎週金曜日にお届け。
今回は、1月30日(木)〜2月5日(水)に配信した記事のトップ10を紹介します。


- 1位 -
「リファ」がドライヤー用ヘアブラシを発売 風を効率よく集めて“時短ドライ”をかなえる

02月04日公開 / 文・WWD STAFF

 「リファ(REFA)」は3月3日、ドライヤーの風の流れをコントロールして、髪を効率よく乾かすヘアドライ用ブラシ“リファドライミー”(4400円)を発売する。MTG公式オンラインストアや、全国の家電量販店などで取り扱う。

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- 2位 -
ファミリーマートが韓国コスメ「ヒンス」の姉妹ブランドを発売 全23アイテムは後日公開

02月03日公開 / 文・WWD STAFF

 ファミリーマートが韓国コスメ「ヒンス(HINCE)」の姉妹ブランド「ハナバイヒンス(HANA BY HINCE)」の取り扱いをスタートする。3月14日から全国のファミリーマートで全23品を発売。商品ラインアップや価格等は後日発表する。

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- 3位 -
「マリメッコ」からアジア限定カラーのバッグ2種が発売 日常を彩る春らしい色調

01月31日公開 / 文・WWD STAFF

 「マリメッコ(MARIMEKKO)」は、アジア限定カラーの“ウニッコ(Unikko)”をあしらったバッグ“ランチバッグ(Lunchbag)”、“Vankka”を2月14日から順次発売する。

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- 4位 -
【2025年夏コスメ】「ジルスチュアート ビューティ」が限定のアイパレットや2色チークを発売 海や貝殻の輝きが着想源

02月04日公開 / 文・WWD STAFF

 「ジルスチュアート ビューティ(JILL STUART BEAUTY)」は4月4日、2025年夏コレクションを発売する。テーマに「光が降り注ぐ海と、貝殻の幻想的な輝き」を掲げ、新商品のマスカラをメーンアイテムに、限定のアイパレットやハイライターなどを用意した。

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- 5位 -
2025年デニムトレンドはロマンチック 着こなしを広げる最旬スタイル【2025年春夏トレンド】

 デニムの着こなしトレンドは、毎年変化しています。2024年はグラマラスでドレッシーなスタイルが台頭していましたが、25年は“レトロかわいい”“ロマンチック”のキーワードが浮上。そこに、ボヘミアンやスポーティーなどの味付けも加わり、アクセントを添えています。今回は、25年春夏のランウエイルックからデニムの新潮流を先読みしていきましょう。

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- 6位 -
「ザ・ノース・フェイス」×「ハイク」共同企画の第3弾が2月19日に発売

02月05日公開 / 文・WWD STAFF

 「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」と「ハイク(HYKE)」の共同プロジェクト“ティー エヌ エフ エイチ ザ・ノース・フェイス×ハイク(TNFH THE NORTH FACE× HYKE)”がサードシーズンを発表した。

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- 7位 -
「スタバ」と「ポーター」のコラボや「アニヤ・ハインドマーチ」のバッグなど! 今週発売のファッションアイテム11選【2/3〜2/9】

02月01日公開 / 文・WWD STAFF

 ファッションアイテムの発売情報を「WWDJAPAN」的視点でピックアップ!今回は2月3〜9日に発売するアイテムを紹介します。スターバックス コーヒー ジャパンは、5日に「ポーター(PORTER)」とのコラボ第2弾を発売します。ロースタリー 東京とコラボしたアイテムは、同店に訪れたことがある人にとっては「この色合い!そうだよね」と納得のカラーリングです。6日には「アニヤ・ハインドマーチ(ANYA HINDMARCH)」が“ユニバーサルバッグ”を発売します。過去にも「成城石井」とコラボした際には争奪戦になっただけに注目度が高いアイテム。今回は公式ECのみで販売するそうです。

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- 8位 -
「ユニクロ:シー」が2025年春夏コレクションを発売 スポーティーなシャツやジャケットなど 

02月04日公開 / 文・WWD STAFF

 「ユニクロ(UNIQLO)」とデザイナーのクレア・ワイト・ケラー(Clare Waight Keller)による「ユニクロ:シー(UNIQLO:C)」は2月28日、2025年春夏コレクションを発売する。「ユニクロ」74店舗と公式オンラインストアで取り扱う。

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- 9位 -
【追記あり】「N.ハリウッド」が「ニューバランス」に別注 “1906U”の新色を発売

02月05日公開 / 文・WWD STAFF

追記:積雪により運送遅延が発生したため、発売日が2月11日から15日に変更になります。                                       「N.ハリウッド(N.HOOLYWOOD)」が展開するミリタリーコレクションライン「N.ハリウッド テストプロダクト エクスチェンジサービス(N.HOOLYWOOD TEST PRODUCT EXCHANGE SERVICE)」は2月11日、昨年発売した「ニューバランス(NEW BALANCE)」と台湾のセレクトショップ、インビンシブル(INVINCIBLE)の3者でコラボしたスニーカーの素材を踏襲した“1906U”を「ニューバランス」に別注した新色で発売する。価格は、3万3000円。ミスターハリウッド(東京、大阪)、「N.ハリウッド直営店舗」および公式オンライン、「ゾゾヴィラ(ZOZOVILLA)」「楽天ファッション(RAKUTEN FASHION)」で販売する。

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- 10位 -
デニムブランド「リー」が“101”の誕生100周年を記念したアニバーサリーコレクションを発売

02月03日公開 / 文・WWD STAFF

 デニムブランド「リー(LEE)」は、1925年に誕生した“101”の100周年を記念し、アニバーサリーコレクションを発表した。同コレクションは、プレミアムラインとベーシックラインの2軸で展開。「リー」直営店舗と「エドウイン」オンラインモールで販売する。

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1位は、「リファ」がドライヤー用ヘアブラシを発売 風を効率よく集めて“時短ドライ”をかなえる|週間アクセスランキング TOP10(1月30〜2月5日)

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「WWDJAPAN」 ウイークリートップ10

1週間でアクセス数の多かった「WWDJAPAN」の記事をランキング形式で毎週金曜日にお届け。
今回は、1月30日(木)〜2月5日(水)に配信した記事のトップ10を紹介します。


- 1位 -
「リファ」がドライヤー用ヘアブラシを発売 風を効率よく集めて“時短ドライ”をかなえる

02月04日公開 / 文・WWD STAFF

 「リファ(REFA)」は3月3日、ドライヤーの風の流れをコントロールして、髪を効率よく乾かすヘアドライ用ブラシ“リファドライミー”(4400円)を発売する。MTG公式オンラインストアや、全国の家電量販店などで取り扱う。

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- 2位 -
ファミリーマートが韓国コスメ「ヒンス」の姉妹ブランドを発売 全23アイテムは後日公開

02月03日公開 / 文・WWD STAFF

 ファミリーマートが韓国コスメ「ヒンス(HINCE)」の姉妹ブランド「ハナバイヒンス(HANA BY HINCE)」の取り扱いをスタートする。3月14日から全国のファミリーマートで全23品を発売。商品ラインアップや価格等は後日発表する。

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- 3位 -
「マリメッコ」からアジア限定カラーのバッグ2種が発売 日常を彩る春らしい色調

01月31日公開 / 文・WWD STAFF

 「マリメッコ(MARIMEKKO)」は、アジア限定カラーの“ウニッコ(Unikko)”をあしらったバッグ“ランチバッグ(Lunchbag)”、“Vankka”を2月14日から順次発売する。

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- 4位 -
【2025年夏コスメ】「ジルスチュアート ビューティ」が限定のアイパレットや2色チークを発売 海や貝殻の輝きが着想源

02月04日公開 / 文・WWD STAFF

 「ジルスチュアート ビューティ(JILL STUART BEAUTY)」は4月4日、2025年夏コレクションを発売する。テーマに「光が降り注ぐ海と、貝殻の幻想的な輝き」を掲げ、新商品のマスカラをメーンアイテムに、限定のアイパレットやハイライターなどを用意した。

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- 5位 -
2025年デニムトレンドはロマンチック 着こなしを広げる最旬スタイル【2025年春夏トレンド】

 デニムの着こなしトレンドは、毎年変化しています。2024年はグラマラスでドレッシーなスタイルが台頭していましたが、25年は“レトロかわいい”“ロマンチック”のキーワードが浮上。そこに、ボヘミアンやスポーティーなどの味付けも加わり、アクセントを添えています。今回は、25年春夏のランウエイルックからデニムの新潮流を先読みしていきましょう。

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- 6位 -
「ザ・ノース・フェイス」×「ハイク」共同企画の第3弾が2月19日に発売

02月05日公開 / 文・WWD STAFF

 「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」と「ハイク(HYKE)」の共同プロジェクト“ティー エヌ エフ エイチ ザ・ノース・フェイス×ハイク(TNFH THE NORTH FACE× HYKE)”がサードシーズンを発表した。

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- 7位 -
「スタバ」と「ポーター」のコラボや「アニヤ・ハインドマーチ」のバッグなど! 今週発売のファッションアイテム11選【2/3〜2/9】

02月01日公開 / 文・WWD STAFF

 ファッションアイテムの発売情報を「WWDJAPAN」的視点でピックアップ!今回は2月3〜9日に発売するアイテムを紹介します。スターバックス コーヒー ジャパンは、5日に「ポーター(PORTER)」とのコラボ第2弾を発売します。ロースタリー 東京とコラボしたアイテムは、同店に訪れたことがある人にとっては「この色合い!そうだよね」と納得のカラーリングです。6日には「アニヤ・ハインドマーチ(ANYA HINDMARCH)」が“ユニバーサルバッグ”を発売します。過去にも「成城石井」とコラボした際には争奪戦になっただけに注目度が高いアイテム。今回は公式ECのみで販売するそうです。

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- 8位 -
「ユニクロ:シー」が2025年春夏コレクションを発売 スポーティーなシャツやジャケットなど 

02月04日公開 / 文・WWD STAFF

 「ユニクロ(UNIQLO)」とデザイナーのクレア・ワイト・ケラー(Clare Waight Keller)による「ユニクロ:シー(UNIQLO:C)」は2月28日、2025年春夏コレクションを発売する。「ユニクロ」74店舗と公式オンラインストアで取り扱う。

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- 9位 -
【追記あり】「N.ハリウッド」が「ニューバランス」に別注 “1906U”の新色を発売

02月05日公開 / 文・WWD STAFF

追記:積雪により運送遅延が発生したため、発売日が2月11日から15日に変更になります。                                       「N.ハリウッド(N.HOOLYWOOD)」が展開するミリタリーコレクションライン「N.ハリウッド テストプロダクト エクスチェンジサービス(N.HOOLYWOOD TEST PRODUCT EXCHANGE SERVICE)」は2月11日、昨年発売した「ニューバランス(NEW BALANCE)」と台湾のセレクトショップ、インビンシブル(INVINCIBLE)の3者でコラボしたスニーカーの素材を踏襲した“1906U”を「ニューバランス」に別注した新色で発売する。価格は、3万3000円。ミスターハリウッド(東京、大阪)、「N.ハリウッド直営店舗」および公式オンライン、「ゾゾヴィラ(ZOZOVILLA)」「楽天ファッション(RAKUTEN FASHION)」で販売する。

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- 10位 -
デニムブランド「リー」が“101”の誕生100周年を記念したアニバーサリーコレクションを発売

02月03日公開 / 文・WWD STAFF

 デニムブランド「リー(LEE)」は、1925年に誕生した“101”の100周年を記念し、アニバーサリーコレクションを発表した。同コレクションは、プレミアムラインとベーシックラインの2軸で展開。「リー」直営店舗と「エドウイン」オンラインモールで販売する。

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「エルメス」が彩る冬の都市生活 上質な素材と絶妙な色合わせが際立つ現代男性のためのワードローブ

クリエイティブ・ディレクターやアーティスティック・ディレクターの任期が短くなり、交代のニュースや噂が飛び交う昨今、35年以上にわたり「エルメス(HERMES)」のメンズ・コレクションを手掛けているヴェロニク・ニシャニアン(Veronique Nichanian)の存在はレアなケースと言える。それが成り立っているのは、「エルメス」が一貫性や継続性を大切にしていること、そしてニシャニアンが常に現代性と向き合い、感性をアップデートし続けているからだろう。2025-26年秋冬も、遊び心を加えながら今を生きる男性に必要なアイテムをそろえる安定感のあるクリエイションが光った。

騎手のユニホームに着想したグラフィカルなデザイン

「時を宿す(Inhabiting Time)」と題した今季は、ゆるやかなシルエットを描くコートやブルゾンに暖かみのあるセーターやシャツとカーディガン、そして細身あるいはワイドなパンツを合わせるクリーンなカジュアルスタイルが中心。ビジネスシーンに対応するスーツは、カシミヤフランネルやピンストライプ地のウールで仕立てた。イブニングシーンには滑らかなベルベットのスーツを提案。カレ(正方形のスカーフ)を細く織り畳んで、そこにリングに通し首に巻き着けたスタイリングがポイントになる。

今季のコレクションに「力強さとエネルギー」を加えるため、ニシャニアンが取り入れたのはホースレースで騎手が着るカラフルなユニホーム(カザック、勝負服)から着想したラインやグラフィカルなパターン。例えば、ニットの編み地や色の変化で表現したり、異なる色のシアリングをはぎ合わせて描いたり。ラインで遊ぶデザインは、「エルメス」の今年の年間テーマである「ドローイング-描く-」に通じるものだ。

着こなしの幅を広げるアイデアが充実

もう一つのポイントは、複数の着方を楽しめる提案が充実していること。バルマカーンコートやスタンドカラーのショートコートには、馬用のブランケットから着想を得たライニングが付き、それぞれ単体でも着用できる。一方、ディアスキンのオーバーシャツやブルゾンはベビーラムのカラーを取り外すことができ、ラムスキンのブルゾンはフードパーツがデタッチャブル。カザックのパターンを描いたナイロンブルゾンは、リバーシブルになっている。さらに、セーターと同じ素材と色で編んだファスナー付きのバラクラバやリバーシブル仕様のベルト、ポケットが付いたパーツを取り外せるデザインのアイコンバッグ“オータクロア”など、アクセサリーにもコーディネートの幅を広げるアイデアが見られる。

素材は、「エルメス」ならではのさまざまなレザーに加え、アルパカとウールをミックスしたテディーモヘアやカシミヤ、ブークレ、ベルベット、シルク、コットンからワックスコーティングを施したジャージーやシワ加工を施したリップストップ地までを合わせ、質感のコントラストを強調。カラーパレットもブラウン系や黒、グレー、紺などダークトーンを軸に、淡いブルーやクリーム、ブラッドオレンジ、黄緑などでアクセントを効かせる。そんな上質な素材と絶妙な色合わせを生かし、暖かで洗練された都会的ワードローブを作り上げた。

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「エルメス」が彩る冬の都市生活 上質な素材と絶妙な色合わせが際立つ現代男性のためのワードローブ

クリエイティブ・ディレクターやアーティスティック・ディレクターの任期が短くなり、交代のニュースや噂が飛び交う昨今、35年以上にわたり「エルメス(HERMES)」のメンズ・コレクションを手掛けているヴェロニク・ニシャニアン(Veronique Nichanian)の存在はレアなケースと言える。それが成り立っているのは、「エルメス」が一貫性や継続性を大切にしていること、そしてニシャニアンが常に現代性と向き合い、感性をアップデートし続けているからだろう。2025-26年秋冬も、遊び心を加えながら今を生きる男性に必要なアイテムをそろえる安定感のあるクリエイションが光った。

騎手のユニホームに着想したグラフィカルなデザイン

「時を宿す(Inhabiting Time)」と題した今季は、ゆるやかなシルエットを描くコートやブルゾンに暖かみのあるセーターやシャツとカーディガン、そして細身あるいはワイドなパンツを合わせるクリーンなカジュアルスタイルが中心。ビジネスシーンに対応するスーツは、カシミヤフランネルやピンストライプ地のウールで仕立てた。イブニングシーンには滑らかなベルベットのスーツを提案。カレ(正方形のスカーフ)を細く織り畳んで、そこにリングに通し首に巻き着けたスタイリングがポイントになる。

今季のコレクションに「力強さとエネルギー」を加えるため、ニシャニアンが取り入れたのはホースレースで騎手が着るカラフルなユニホーム(カザック、勝負服)から着想したラインやグラフィカルなパターン。例えば、ニットの編み地や色の変化で表現したり、異なる色のシアリングをはぎ合わせて描いたり。ラインで遊ぶデザインは、「エルメス」の今年の年間テーマである「ドローイング-描く-」に通じるものだ。

着こなしの幅を広げるアイデアが充実

もう一つのポイントは、複数の着方を楽しめる提案が充実していること。バルマカーンコートやスタンドカラーのショートコートには、馬用のブランケットから着想を得たライニングが付き、それぞれ単体でも着用できる。一方、ディアスキンのオーバーシャツやブルゾンはベビーラムのカラーを取り外すことができ、ラムスキンのブルゾンはフードパーツがデタッチャブル。カザックのパターンを描いたナイロンブルゾンは、リバーシブルになっている。さらに、セーターと同じ素材と色で編んだファスナー付きのバラクラバやリバーシブル仕様のベルト、ポケットが付いたパーツを取り外せるデザインのアイコンバッグ“オータクロア”など、アクセサリーにもコーディネートの幅を広げるアイデアが見られる。

素材は、「エルメス」ならではのさまざまなレザーに加え、アルパカとウールをミックスしたテディーモヘアやカシミヤ、ブークレ、ベルベット、シルク、コットンからワックスコーティングを施したジャージーやシワ加工を施したリップストップ地までを合わせ、質感のコントラストを強調。カラーパレットもブラウン系や黒、グレー、紺などダークトーンを軸に、淡いブルーやクリーム、ブラッドオレンジ、黄緑などでアクセントを効かせる。そんな上質な素材と絶妙な色合わせを生かし、暖かで洗練された都会的ワードローブを作り上げた。

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「イニスフリー」の“レチノール×PDRN”ラインに化粧水が登場

「イニスフリー(INNISFREE)」は3月1日から順次、渡韓美容に着目した“レチノール×PDRN”ラインの新作“レチノール PDRN アドバンスド エッセンスローション”(170mL、2750円)を発売する。

“レチノール×PDRN”は、肌悩みを皮膚科クリニックによる施術でケアする韓国の“肌管理”文化に着目したスキンケアライン。“自宅で簡単に渡韓美容クリニック発想のスキンケアを”をテーマに、美容皮膚科でも注目されている成分、PDRNとレチノールの掛け合わせたアイテムを展開している。

ハリと輝きに満ちたみずみずしい艶肌へ

今回発売する“レチノール PDRN アドバンスド エッセンスローション”は、レチノールと緑茶由来のビーガンPDRNを掛け合わせた独自処方で、同時に肌の表面と角質層の内側へアプローチする化粧水。5種のヒアルロン酸とパンテノールが肌へ潤いと水分をチャージし、角質層を整える。スキンケアのファーストステップで使用することで、その後へ続くスキンケア成分の効果をサポートする。

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「イニスフリー」の“レチノール×PDRN”ラインに化粧水が登場

「イニスフリー(INNISFREE)」は3月1日から順次、渡韓美容に着目した“レチノール×PDRN”ラインの新作“レチノール PDRN アドバンスド エッセンスローション”(170mL、2750円)を発売する。

“レチノール×PDRN”は、肌悩みを皮膚科クリニックによる施術でケアする韓国の“肌管理”文化に着目したスキンケアライン。“自宅で簡単に渡韓美容クリニック発想のスキンケアを”をテーマに、美容皮膚科でも注目されている成分、PDRNとレチノールの掛け合わせたアイテムを展開している。

ハリと輝きに満ちたみずみずしい艶肌へ

今回発売する“レチノール PDRN アドバンスド エッセンスローション”は、レチノールと緑茶由来のビーガンPDRNを掛け合わせた独自処方で、同時に肌の表面と角質層の内側へアプローチする化粧水。5種のヒアルロン酸とパンテノールが肌へ潤いと水分をチャージし、角質層を整える。スキンケアのファーストステップで使用することで、その後へ続くスキンケア成分の効果をサポートする。

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「ルコックスポルティフ」のゴルフカテゴリーが30周年 記念デザインのアパレル16型を発売

デサントジャパンが展開するスポーツブランド「ルコックスポルティフ(LE COQ SPORTIF)」は企画、販売を行うゴルフカテゴリーの30周年を祝して、記念デザインのアイテムを発売した。同アイテムは、デサントの公式オンラインストアで扱うほか、ゴルフチェーン店等でも順次販売を開始する。

感謝の気持ちを表現したグラデーションデザインのウエア

今回は、同ブランドのゴルフカテゴリーが30周年を迎えるにあたって、感謝の気持ちと次の新たな一歩を踏み出すことをテーマとした“ハピネス ニュー ウェーブ(HAPPINESS NEW WAVE)”をコンセプトに掲げた。グラデーションのデザインが目を引くセーターやスカートをメーンに、ポロシャツやキャップなどスポーティーなアイテムをメンズ、ウィメンズ合わせて計16型そろえる。

30周年を記念したキャンペーンも実施

さらに30周年記念イベントの一環として、特別なキャンペーンも実施する。2月26日〜3月31日の間、「ルコックスポルティフ」のゴルフカテゴリー商品を購入し(金額条件なし)、ブランドの公式ラインのトーク画面にレシートと商品下げ札を送信すると、抽選で30人をプロゴルファーの菅沼菜々、橋添穂が参加するイベントに各15人、合計30人招待する。

また同期間中にインスタグラムでもキャンペーンを実施。お気に入りの「ルコックゴルフ」グッズとともに、「#ルコックゴルフ30周年」もしくは「@lecoqgolf_jp」のメンションをつけて投稿すると抽選で100人に30周年記念デザインの高機能ソックス“ムーブソックス”をプレゼントする。

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「ルコックスポルティフ」のゴルフカテゴリーが30周年 記念デザインのアパレル16型を発売

デサントジャパンが展開するスポーツブランド「ルコックスポルティフ(LE COQ SPORTIF)」は企画、販売を行うゴルフカテゴリーの30周年を祝して、記念デザインのアイテムを発売した。同アイテムは、デサントの公式オンラインストアで扱うほか、ゴルフチェーン店等でも順次販売を開始する。

感謝の気持ちを表現したグラデーションデザインのウエア

今回は、同ブランドのゴルフカテゴリーが30周年を迎えるにあたって、感謝の気持ちと次の新たな一歩を踏み出すことをテーマとした“ハピネス ニュー ウェーブ(HAPPINESS NEW WAVE)”をコンセプトに掲げた。グラデーションのデザインが目を引くセーターやスカートをメーンに、ポロシャツやキャップなどスポーティーなアイテムをメンズ、ウィメンズ合わせて計16型そろえる。

30周年を記念したキャンペーンも実施

さらに30周年記念イベントの一環として、特別なキャンペーンも実施する。2月26日〜3月31日の間、「ルコックスポルティフ」のゴルフカテゴリー商品を購入し(金額条件なし)、ブランドの公式ラインのトーク画面にレシートと商品下げ札を送信すると、抽選で30人をプロゴルファーの菅沼菜々、橋添穂が参加するイベントに各15人、合計30人招待する。

また同期間中にインスタグラムでもキャンペーンを実施。お気に入りの「ルコックゴルフ」グッズとともに、「#ルコックゴルフ30周年」もしくは「@lecoqgolf_jp」のメンションをつけて投稿すると抽選で100人に30周年記念デザインの高機能ソックス“ムーブソックス”をプレゼントする。

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ユニクロ、「LifeWear マガジン」25年春夏号を配布 木下孝浩×デーヴィッド・マークスのトークイベントも開催

ユニクロは2月7日から、フリーマガジン「LifeWear マガジン」の2025年春夏号を、国内外の「ユニクロ(UNIQLO)」店舗や代官山 蔦屋書店で配布している。配布開始に先立ち、5日には代官山 蔦屋書店のイベントスペースで、「LifeWear マガジン」を手掛ける木下孝浩ファーストリテイリンググループ上席執行役員と、「AMETORA」著者のデーヴィッド・マークス(DAVID MARX)氏とのトークイベントも行った。

「LifeWear マガジン」は2019年8月に創刊し、25年春夏号で12号目となる。今号は“Sunny Moments”をテーマに、米ニューヨークやデンマークのコペンハーゲン、ギリシャのアテネで、「ユニクロ」を着こなす人とその暮らしを撮り下ろした。

プレッピーに再び注目

今号でキーとなっている提案の1つが、「いま再び注目を集めている」(木下上席執行役員)というプレッピースタイル。そこで5日のトークイベントには、プレッピーを含む日米の服飾文化に詳しく、木下上席執行役員とも旧知の仲というマークス氏が登場。米国の名門私立学校に通う良家の学生のファッションがルーツというプレッピースタイルの成り立ちや、それが日本で再解釈され、最近では中国などアジア圏にも広がっているといったストーリーを伝えた。

「ユニクロ」の25年春夏物でも、ポロシャツやストライプのボタンダウンシャツ、肩がけで着こなしのアクセントにするニットカーディガンなど、プレッピーを感じさせるアイテムを多数ラインアップしている。

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ユニクロ、「LifeWear マガジン」25年春夏号を配布 木下孝浩×デーヴィッド・マークスのトークイベントも開催

ユニクロは2月7日から、フリーマガジン「LifeWear マガジン」の2025年春夏号を、国内外の「ユニクロ(UNIQLO)」店舗や代官山 蔦屋書店で配布している。配布開始に先立ち、5日には代官山 蔦屋書店のイベントスペースで、「LifeWear マガジン」を手掛ける木下孝浩ファーストリテイリンググループ上席執行役員と、「AMETORA」著者のデーヴィッド・マークス(DAVID MARX)氏とのトークイベントも行った。

「LifeWear マガジン」は2019年8月に創刊し、25年春夏号で12号目となる。今号は“Sunny Moments”をテーマに、米ニューヨークやデンマークのコペンハーゲン、ギリシャのアテネで、「ユニクロ」を着こなす人とその暮らしを撮り下ろした。

プレッピーに再び注目

今号でキーとなっている提案の1つが、「いま再び注目を集めている」(木下上席執行役員)というプレッピースタイル。そこで5日のトークイベントには、プレッピーを含む日米の服飾文化に詳しく、木下上席執行役員とも旧知の仲というマークス氏が登場。米国の名門私立学校に通う良家の学生のファッションがルーツというプレッピースタイルの成り立ちや、それが日本で再解釈され、最近では中国などアジア圏にも広がっているといったストーリーを伝えた。

「ユニクロ」の25年春夏物でも、ポロシャツやストライプのボタンダウンシャツ、肩がけで着こなしのアクセントにするニットカーディガンなど、プレッピーを感じさせるアイテムを多数ラインアップしている。

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「エチュード」がミューズを務めるRIIZEの新ビジュアルを公開 ふわふわな天使姿を披露

韓国コスメブランドの「エチュード(ETUDE)」は、2月14日に発売するクッションファンデーション“クラウドフィルタークッション”(15g、2750円)の発売に合わせて、ブランドミューズを務める韓国発のボーイズグループ、RIIZEの新ビジュアルを公開した。

ナチュラルにトーンアップがかなう
新作クッションファンデーション

韓国アイドルのメイクを手掛ける人気ヘアメイクサロン「Kitts」と共同開発した新作の“クラウドフィルタークッション”は、ナイアシンアミドやアデノシンなどの保湿成分を配合。軽やかなテクスチャーで乗せた瞬間に肌になじみ、薄いフィルターをかけたようなワントーン明るい肌が長時間持続するのが特徴だ。パッケージは雲をかたどったキュートなデザインを採用し、カラーは自分の肌トーンに合わせて選べるフェア、ポーセリン、アイボリー、ベージュの4色を展開する。

天使をイメージした新ビジュアル

新しいビジュアルは、“クラウドフィルタークッション”のふんわりとやさしいイメージを空から舞い降りた天使に扮した姿で表現した。

購入特典としてフォトカードを配布するキャンペーンを実施

また同製品の購入者には、数量限定でRIIZEのフォトカードセット(7枚入)をプレゼントするキャンペーンを実施。一部を除くマツモトキヨシ、ココカラファインの店舗と「エチュード」公式オンラインストア、キューテン(Qoo10)日本公式ストア、アマゾン(AMAZON)、楽天の対象店舗で配布する。

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「エチュード」がミューズを務めるRIIZEの新ビジュアルを公開 ふわふわな天使姿を披露

韓国コスメブランドの「エチュード(ETUDE)」は、2月14日に発売するクッションファンデーション“クラウドフィルタークッション”(15g、2750円)の発売に合わせて、ブランドミューズを務める韓国発のボーイズグループ、RIIZEの新ビジュアルを公開した。

ナチュラルにトーンアップがかなう
新作クッションファンデーション

韓国アイドルのメイクを手掛ける人気ヘアメイクサロン「Kitts」と共同開発した新作の“クラウドフィルタークッション”は、ナイアシンアミドやアデノシンなどの保湿成分を配合。軽やかなテクスチャーで乗せた瞬間に肌になじみ、薄いフィルターをかけたようなワントーン明るい肌が長時間持続するのが特徴だ。パッケージは雲をかたどったキュートなデザインを採用し、カラーは自分の肌トーンに合わせて選べるフェア、ポーセリン、アイボリー、ベージュの4色を展開する。

天使をイメージした新ビジュアル

新しいビジュアルは、“クラウドフィルタークッション”のふんわりとやさしいイメージを空から舞い降りた天使に扮した姿で表現した。

購入特典としてフォトカードを配布するキャンペーンを実施

また同製品の購入者には、数量限定でRIIZEのフォトカードセット(7枚入)をプレゼントするキャンペーンを実施。一部を除くマツモトキヨシ、ココカラファインの店舗と「エチュード」公式オンラインストア、キューテン(Qoo10)日本公式ストア、アマゾン(AMAZON)、楽天の対象店舗で配布する。

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【追悼】デヴィッド・リンチ、観客を魅了したその作家性を作品から辿る

映画監督、画家、ミュージシャンなど、さまざまな顔を持つデヴィッド・リンチ(David Lynch)。その作品はどれも謎めいたリンチ・ワールドに通じる扉だ。これほど多くの扉を持ったアーティストも珍しいが、その不思議な世界の魅力をひも解くにはリンチの経歴を知っておく必要がある。

リンチは1946年1月20日にアメリカのモンタナ州ミズーラに生まれた。そこは後に映画「ブルー・ベルベット」(86年)で描かれるような庭がついた美しい家々が並ぶ絵葉書のような街で、絵を描くことが好きだったリンチは画家になることを夢見るようになる。その一方で、映画「オズの魔法使い」(39年)を観てファンタジックな映像に魅了された。やがてリンチはボストンの美術学校で本格的に絵を学んだが、学校や街になじめず引きこもり状態に。ヨーロッパ留学を試みるが2週間で帰国してフィラデルフィアの美術学校に通い始める。それがリンチにとって転機になった。

建ち並ぶ巨大な工場。そこから立ち上る煤煙。夜になると真っ暗になる通り。工業都市の重苦しい景観は、フランシス・ベーコンを愛するリンチにインスピレーションを与えた。そして、同級生と結婚したリンチは印刷の仕事をして家族を養い、犯罪率が高い危険な地区に家を購入。そこでリンチは強盗に遭い、車を盗まれ、暴力に脅かされながら暮らした。のちにリンチは「あの街が私の人生に最も大きな影響を与えた」と語っているが、彼の作品に工場や機械が度々登場し、暴力や犯罪が物語に影を落とすのはフィラデルフィア時代の影響だ。

リンチの作家性

やがてリンチは自分の絵を動かしてみたいという好奇心から短編アニメを制作する。それが映像作家としての出発点だった。リンチはロサンゼルスに引っ越して映画学校で映画を学び、自主制作で映画を作り始めた。そして、リンチが注目を集めるきっかけになったのが初めての長編「イレイザーヘッド」(77年)だった。

廃墟のような家に住む青年、ヘンリーが、恋人が生んだ異形の子どもと暮らす様子を描いた本作は、現実と妄想を行き来するリンチ・ワールドの原型。そこにはフィラデルフィアでの生活や今は映画監督となった娘のジェニファーの誕生など、個人的な体験が色濃く反映されている。本作は映画館で深夜上映されると口コミで大ヒット。「エル・トポ」(69年)、「ピンク・フラミンゴ」(72年)、「ロッキー・ホラー・ショー」(75年)などと並ぶカルト映画の新たな傑作として評価され、リンチの名前はマニアックな映画ファンの間で知れ渡った。その才能が認められて「エレファント・マン」(81年)で商業映画にデビュー。リンチの作品の中で最も正攻法で制作された本作はアカデミー賞8部門にノミネートされ、日本でも大ヒットした。「イレイザーヘッド」から続く「異形のもの」に対するリンチのこだわりが本作では「涙の感動作」を生み出した。

「エレファント・マン」を成功させたリンチのもとに、思いがけない仕事が舞い込む。なんとジョージ・ルーカスから「スター・ウォーズ/ジェダイの復讐(現在のタイトルは「ジェダイの帰還」)」の監督をオファーされたが、リンチは「興味がない」と断り「デューン/砂の惑星」(84年)を監督した。この2作を天秤にかけていたというだけで、当時リンチがいかに注目されていたかが分かるが「デューン/砂の惑星」は興行的に失敗。しかし、その次に撮った「ブルー・ベルベット」でリンチの作家性が大きく花開いた。

故郷の町、ランバートンに帰省した大学生のジェフリー。空き地で切り落とされた耳を発見したことから、ジェフリーは異様な犯罪に巻き込まれていく。SMや殺人といったセンセーショナルなトピックを通じて、リンチは日常に潜むセックスや暴力を美しい映像で浮かび上がらせて観客に衝撃を与えた。子どもの頃に暮らした街の美しさ。フィラデルフィアで体験した犯罪の恐ろしさがアメリカの光と影となって、この作品の悪夢的なイメージを生み出している。映画の冒頭で手入れされた芝生が映され、それがアップになると土の中で無数の蟻が蠢いているが、美しいものの背後に潜むグロテスクさ。その強烈なコントラストは、その後のリンチ作品のテーマの一つになった。

観客はリンチ作品の謎解きに夢中に

「ブルー・ベルベット」はアメリカで賛否両論を巻き起こし、リンチは「カルト映画の帝王」として熱狂的なファンを生み出した。そして、一つの事件をきっかけに平和な街の隠された秘密が露わになる、という「ブルー・ベルベット」の構造をテレビ・シリーズで展開したのが「ツイン・ピークス」(90〜91年)だ。田舎町のツイン・ピークスで、ローラ・パーマーという美しい少女が何者かに殺される。先が読めない犯人探しと個性的なキャラクターが繰り広げる日常のドラマが融合した本作は、これまでのテレビ・ドラマにはなかったユニークな作風が人気を集めてエミー賞を受賞。劇場版「ツイン・ピークス/ローラ・パーマー最期の7日間」(92年)や続編「ツイン・ピークス The Return」(2017年)も作られた。「ツイン・ピークス」シリーズの魅力は次々と生まれる謎にある。不可解で魅力的な謎が物語の推進力になるリンチの作風が、この時期から本格的化していった。こうした謎は計算ではなく、リンチの無意識から生み出されたものだった。

73年から毎日2回、リンチは超越瞑想を実践していて、瞑想を通じて作品のアイデアを得たりストーリーを作り出してきた。ビートルズも学んだと言われる超越瞑想はインドで太古から伝えられてきた瞑想法で、マントラを唱えることで意識の深みに到達するという。60年代には、ドラッグを使わずにトリップできる手法としてヒッピーやミュージシャンの間で行われていた。「ツイン・ピークス」のFBI捜査官、クーパーが夢を手掛かりに捜査するのはリンチの創作活動のようなもの。リンチの映画では夢が重要な役割を果たすが、リンチは次第に夢の中に迷い込むようなシュールレアリスティックな作品を撮り始める。

男女の逃避行に「オズの魔法使い」のモチーフを取り入れ、血まみれの寓話のように仕上げてカンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した「ワイルド・アット・ハート」(90年)。謎めいたビデオテープが届けられたことをきっかけに、身に覚えがない妻殺しの容疑者にされてしまうジャズ・ミュージシャンを描いた「ロスト・ハイウェイ」(97年)とシュールさは増していった。そして、ハリウッドを舞台にした「マルホランド・ドライブ」(2001年)では、記憶を失った女性、リタと女優の卵のベティの夢とも現実とも分からない愛憎劇を描いてカンヌ国際映画祭の監督賞を受賞。リンチはアメリカを代表する監督として揺るぎない地位を得る。何が起こっているのか分からない、説明がつかないリンチの作品が、それでも観る者を夢中にさせたのは、セックスや死の匂いを漂わせたリンチの謎があまりにも魅力的だったからだろう。観客はリンチ作品の謎解きに夢中になった。

ファッションや音楽への影響

リンチが生み出す映像も観客を酔わせた。1950年代のフィルムノワール(犯罪映画)を思わせるシックな美術や衣装。壮麗な建物。いわくありげな美女たちなど、映像にはリンチの美意識が息づいていた。その官能的な映像美はファッション界からも注目を集めて、リンチは「カルバン・クライン」、「イヴ・サンローラン」、「グッチ」、「ディオール」など有名ブランドのCMを制作。アニエス・べーは「マルホランド・ドライブ」の衣装を手掛け、「コム デ ギャルソン」は2016年春夏のコレクション、「ブルー・ウィッチ」のショーで「ブルー・ベルベット」のサウンドトラックを流した。

また、リンチは音楽の使い方も巧みで「ブルー・ベルベット」ではボビー・ヴィントン「ブルー・ベルベット」やロイ・オービソン「イン・ドリームス」といったオールディーズを効果的に使用。挿入曲「愛のミステリー」を歌ったジュリー・クルーズは、その後、「ツイン・ピークス」に提供した曲でブレイクする(歌詞はリンチが手掛けた)。「ワイルド・アット・ハート」からはクリス・アイザック「ウィキッド・ゲーム」がヒット。「ロスト・ハイウェイ」のサントラには、マリリン・マンソン、ナイン・インチ・ネイルズ、スマッシング・パンプキンズなどオルタナ系のバンドが曲を提供した。「ブルー・ベルベッ」』以降、ほとんどのリンチ作品のサントラを数多く手掛けた音楽家、アンジェロ・バタラメンティの存在も重要だ。

ミュージシャンにリンチのファンは多く、「イレイザーヘッド」に衝撃を受けたデヴィッド・ボウイは「ロスト・ハイウェイ」に曲を提供し、「ツイン・ピークス/ローラ・パーマー最期の7日間」に俳優として出演。「ロスト・ハイウェイ」にはマリリン・マンソンが、「ツイン・ピークス The Return」にはナイン・インチ・ネイルズが出演している。またデュラン・デュランがドキュメンタリー映画「デュラン・デュラン:アンステージド」(11年)の監督にリンチを迎えたり、X-JAPANがミュージック・ビデオを依頼したりとリンチは音楽シーンにも大きな影響を与えた。そんな中、リンチは2001年から本格的に音楽活動をスタート。定期的に作品を発表し、16年にはキュレーションを務めた音楽フェス、フェスティバル・オブ・ディスラプションを開催した。

映画や音楽活動に加えて、画家として個展を開くなどジャンルを超えて作品を発表してきたリンチ。その独特のスタイルは「Lynchian(リンチアン)」という言葉を生み出したが、シュールレアリズム的手法とアメリカ的なメロドラマやサスペンスを融合させたリンチの作品は、観客の想像を刺激していくつもの解釈(物語)を生み出すプリズムだった。あと5日で79歳の誕生日を迎える25年1月15日にリンチはこの世を去ったが、リンチが生み出した奇妙で美しい夢は今も人々を魅了し続けている。

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【追悼】デヴィッド・リンチ、観客を魅了したその作家性を作品から辿る

映画監督、画家、ミュージシャンなど、さまざまな顔を持つデヴィッド・リンチ(David Lynch)。その作品はどれも謎めいたリンチ・ワールドに通じる扉だ。これほど多くの扉を持ったアーティストも珍しいが、その不思議な世界の魅力をひも解くにはリンチの経歴を知っておく必要がある。

リンチは1946年1月20日にアメリカのモンタナ州ミズーラに生まれた。そこは後に映画「ブルー・ベルベット」(86年)で描かれるような庭がついた美しい家々が並ぶ絵葉書のような街で、絵を描くことが好きだったリンチは画家になることを夢見るようになる。その一方で、映画「オズの魔法使い」(39年)を観てファンタジックな映像に魅了された。やがてリンチはボストンの美術学校で本格的に絵を学んだが、学校や街になじめず引きこもり状態に。ヨーロッパ留学を試みるが2週間で帰国してフィラデルフィアの美術学校に通い始める。それがリンチにとって転機になった。

建ち並ぶ巨大な工場。そこから立ち上る煤煙。夜になると真っ暗になる通り。工業都市の重苦しい景観は、フランシス・ベーコンを愛するリンチにインスピレーションを与えた。そして、同級生と結婚したリンチは印刷の仕事をして家族を養い、犯罪率が高い危険な地区に家を購入。そこでリンチは強盗に遭い、車を盗まれ、暴力に脅かされながら暮らした。のちにリンチは「あの街が私の人生に最も大きな影響を与えた」と語っているが、彼の作品に工場や機械が度々登場し、暴力や犯罪が物語に影を落とすのはフィラデルフィア時代の影響だ。

リンチの作家性

やがてリンチは自分の絵を動かしてみたいという好奇心から短編アニメを制作する。それが映像作家としての出発点だった。リンチはロサンゼルスに引っ越して映画学校で映画を学び、自主制作で映画を作り始めた。そして、リンチが注目を集めるきっかけになったのが初めての長編「イレイザーヘッド」(77年)だった。

廃墟のような家に住む青年、ヘンリーが、恋人が生んだ異形の子どもと暮らす様子を描いた本作は、現実と妄想を行き来するリンチ・ワールドの原型。そこにはフィラデルフィアでの生活や今は映画監督となった娘のジェニファーの誕生など、個人的な体験が色濃く反映されている。本作は映画館で深夜上映されると口コミで大ヒット。「エル・トポ」(69年)、「ピンク・フラミンゴ」(72年)、「ロッキー・ホラー・ショー」(75年)などと並ぶカルト映画の新たな傑作として評価され、リンチの名前はマニアックな映画ファンの間で知れ渡った。その才能が認められて「エレファント・マン」(81年)で商業映画にデビュー。リンチの作品の中で最も正攻法で制作された本作はアカデミー賞8部門にノミネートされ、日本でも大ヒットした。「イレイザーヘッド」から続く「異形のもの」に対するリンチのこだわりが本作では「涙の感動作」を生み出した。

「エレファント・マン」を成功させたリンチのもとに、思いがけない仕事が舞い込む。なんとジョージ・ルーカスから「スター・ウォーズ/ジェダイの復讐(現在のタイトルは「ジェダイの帰還」)」の監督をオファーされたが、リンチは「興味がない」と断り「デューン/砂の惑星」(84年)を監督した。この2作を天秤にかけていたというだけで、当時リンチがいかに注目されていたかが分かるが「デューン/砂の惑星」は興行的に失敗。しかし、その次に撮った「ブルー・ベルベット」でリンチの作家性が大きく花開いた。

故郷の町、ランバートンに帰省した大学生のジェフリー。空き地で切り落とされた耳を発見したことから、ジェフリーは異様な犯罪に巻き込まれていく。SMや殺人といったセンセーショナルなトピックを通じて、リンチは日常に潜むセックスや暴力を美しい映像で浮かび上がらせて観客に衝撃を与えた。子どもの頃に暮らした街の美しさ。フィラデルフィアで体験した犯罪の恐ろしさがアメリカの光と影となって、この作品の悪夢的なイメージを生み出している。映画の冒頭で手入れされた芝生が映され、それがアップになると土の中で無数の蟻が蠢いているが、美しいものの背後に潜むグロテスクさ。その強烈なコントラストは、その後のリンチ作品のテーマの一つになった。

観客はリンチ作品の謎解きに夢中に

「ブルー・ベルベット」はアメリカで賛否両論を巻き起こし、リンチは「カルト映画の帝王」として熱狂的なファンを生み出した。そして、一つの事件をきっかけに平和な街の隠された秘密が露わになる、という「ブルー・ベルベット」の構造をテレビ・シリーズで展開したのが「ツイン・ピークス」(90〜91年)だ。田舎町のツイン・ピークスで、ローラ・パーマーという美しい少女が何者かに殺される。先が読めない犯人探しと個性的なキャラクターが繰り広げる日常のドラマが融合した本作は、これまでのテレビ・ドラマにはなかったユニークな作風が人気を集めてエミー賞を受賞。劇場版「ツイン・ピークス/ローラ・パーマー最期の7日間」(92年)や続編「ツイン・ピークス The Return」(2017年)も作られた。「ツイン・ピークス」シリーズの魅力は次々と生まれる謎にある。不可解で魅力的な謎が物語の推進力になるリンチの作風が、この時期から本格的化していった。こうした謎は計算ではなく、リンチの無意識から生み出されたものだった。

73年から毎日2回、リンチは超越瞑想を実践していて、瞑想を通じて作品のアイデアを得たりストーリーを作り出してきた。ビートルズも学んだと言われる超越瞑想はインドで太古から伝えられてきた瞑想法で、マントラを唱えることで意識の深みに到達するという。60年代には、ドラッグを使わずにトリップできる手法としてヒッピーやミュージシャンの間で行われていた。「ツイン・ピークス」のFBI捜査官、クーパーが夢を手掛かりに捜査するのはリンチの創作活動のようなもの。リンチの映画では夢が重要な役割を果たすが、リンチは次第に夢の中に迷い込むようなシュールレアリスティックな作品を撮り始める。

男女の逃避行に「オズの魔法使い」のモチーフを取り入れ、血まみれの寓話のように仕上げてカンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した「ワイルド・アット・ハート」(90年)。謎めいたビデオテープが届けられたことをきっかけに、身に覚えがない妻殺しの容疑者にされてしまうジャズ・ミュージシャンを描いた「ロスト・ハイウェイ」(97年)とシュールさは増していった。そして、ハリウッドを舞台にした「マルホランド・ドライブ」(2001年)では、記憶を失った女性、リタと女優の卵のベティの夢とも現実とも分からない愛憎劇を描いてカンヌ国際映画祭の監督賞を受賞。リンチはアメリカを代表する監督として揺るぎない地位を得る。何が起こっているのか分からない、説明がつかないリンチの作品が、それでも観る者を夢中にさせたのは、セックスや死の匂いを漂わせたリンチの謎があまりにも魅力的だったからだろう。観客はリンチ作品の謎解きに夢中になった。

ファッションや音楽への影響

リンチが生み出す映像も観客を酔わせた。1950年代のフィルムノワール(犯罪映画)を思わせるシックな美術や衣装。壮麗な建物。いわくありげな美女たちなど、映像にはリンチの美意識が息づいていた。その官能的な映像美はファッション界からも注目を集めて、リンチは「カルバン・クライン」、「イヴ・サンローラン」、「グッチ」、「ディオール」など有名ブランドのCMを制作。アニエス・べーは「マルホランド・ドライブ」の衣装を手掛け、「コム デ ギャルソン」は2016年春夏のコレクション、「ブルー・ウィッチ」のショーで「ブルー・ベルベット」のサウンドトラックを流した。

また、リンチは音楽の使い方も巧みで「ブルー・ベルベット」ではボビー・ヴィントン「ブルー・ベルベット」やロイ・オービソン「イン・ドリームス」といったオールディーズを効果的に使用。挿入曲「愛のミステリー」を歌ったジュリー・クルーズは、その後、「ツイン・ピークス」に提供した曲でブレイクする(歌詞はリンチが手掛けた)。「ワイルド・アット・ハート」からはクリス・アイザック「ウィキッド・ゲーム」がヒット。「ロスト・ハイウェイ」のサントラには、マリリン・マンソン、ナイン・インチ・ネイルズ、スマッシング・パンプキンズなどオルタナ系のバンドが曲を提供した。「ブルー・ベルベッ」』以降、ほとんどのリンチ作品のサントラを数多く手掛けた音楽家、アンジェロ・バタラメンティの存在も重要だ。

ミュージシャンにリンチのファンは多く、「イレイザーヘッド」に衝撃を受けたデヴィッド・ボウイは「ロスト・ハイウェイ」に曲を提供し、「ツイン・ピークス/ローラ・パーマー最期の7日間」に俳優として出演。「ロスト・ハイウェイ」にはマリリン・マンソンが、「ツイン・ピークス The Return」にはナイン・インチ・ネイルズが出演している。またデュラン・デュランがドキュメンタリー映画「デュラン・デュラン:アンステージド」(11年)の監督にリンチを迎えたり、X-JAPANがミュージック・ビデオを依頼したりとリンチは音楽シーンにも大きな影響を与えた。そんな中、リンチは2001年から本格的に音楽活動をスタート。定期的に作品を発表し、16年にはキュレーションを務めた音楽フェス、フェスティバル・オブ・ディスラプションを開催した。

映画や音楽活動に加えて、画家として個展を開くなどジャンルを超えて作品を発表してきたリンチ。その独特のスタイルは「Lynchian(リンチアン)」という言葉を生み出したが、シュールレアリズム的手法とアメリカ的なメロドラマやサスペンスを融合させたリンチの作品は、観客の想像を刺激していくつもの解釈(物語)を生み出すプリズムだった。あと5日で79歳の誕生日を迎える25年1月15日にリンチはこの世を去ったが、リンチが生み出した奇妙で美しい夢は今も人々を魅了し続けている。

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「東急プラザ銀座」約10年で幕引き 香港系ファンドが買収し、新しい商業施設に改修

香港の投資会社ガウ・キャピタル・パートナーズは、東京・銀座の商業施設「東急プラザ銀座」を買収する。東急プラザを展開する東急不動産ホールディングス(HD)は、23年に同物件を三井住友トラスト・パナソニックファイナンスに売却しているが、その後も商業施設としての運営を担ってきた。今回の買収後は、東急不動産HDは運営から撤退し、施設名称も変更される。26年にも施設の改修が始まる見通しだ。

7日午後、ガウ・キャピタルが正式に発表した。ガウ・キャピタルは、シンガポール系のペイシャンス・キャピタル・グループ(PCG)と合弁事業を立ち上げ、現在の保有者である三井住友トラスト・パナソニックファイナンスから買い取る。合弁事業の出資比率はガウ・キャピタル91%、PCG9%。買収額は10億ドル(約1500億円)と報じられている。

東急プラザ銀座は数寄屋橋交差点に立地。地上11階・地下2階に店舗面積2万2000平方メートルの大型商業施設として、16年3月オープンした。東急グループによる本格的な銀座進出として話題になり、グループの東急百貨店が3層のサテライトショップを出したり、外堀通りに面した1・2階に高級ブランドの旗艦店を誘致したりした。訪日客を目当てに、上層部の2層には大型のロッテ免税店も誘致した。

しかしコロナ禍になると、テナントの撤退が相次ぐようになる。コロナが明けて銀座に訪日客があふれるようになり、松屋銀座本店、三越銀座店、ギンザシックスなどの商業施設が過去最高売上高を更新するのとは対照的に、東急プラザギンザは複数箇所に大きな空きスペースが残ったままだった。銀座の中でも人通りが多い数寄屋橋交差点に立地しながら、そのポテンシャルを十分に生かすことができず、開業から約10年で幕引きとなった。

買収したガウ・キャピタルのアセットマネジメント部門マネージング・ディレクター兼プリンシパルのアルビン・ロー氏は「新たなテナント構成と一貫性のあるコンセプトを備えた、これまでにない活気ある商業施設として刷新し、新たなリテールのハブへと変革していく」とコメントしている。

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「東急プラザ銀座」約10年で幕引き 香港系ファンドが買収し、新しい商業施設に改修

香港の投資会社ガウ・キャピタル・パートナーズは、東京・銀座の商業施設「東急プラザ銀座」を買収する。東急プラザを展開する東急不動産ホールディングス(HD)は、23年に同物件を三井住友トラスト・パナソニックファイナンスに売却しているが、その後も商業施設としての運営を担ってきた。今回の買収後は、東急不動産HDは運営から撤退し、施設名称も変更される。26年にも施設の改修が始まる見通しだ。

7日午後、ガウ・キャピタルが正式に発表した。ガウ・キャピタルは、シンガポール系のペイシャンス・キャピタル・グループ(PCG)と合弁事業を立ち上げ、現在の保有者である三井住友トラスト・パナソニックファイナンスから買い取る。合弁事業の出資比率はガウ・キャピタル91%、PCG9%。買収額は10億ドル(約1500億円)と報じられている。

東急プラザ銀座は数寄屋橋交差点に立地。地上11階・地下2階に店舗面積2万2000平方メートルの大型商業施設として、16年3月オープンした。東急グループによる本格的な銀座進出として話題になり、グループの東急百貨店が3層のサテライトショップを出したり、外堀通りに面した1・2階に高級ブランドの旗艦店を誘致したりした。訪日客を目当てに、上層部の2層には大型のロッテ免税店も誘致した。

しかしコロナ禍になると、テナントの撤退が相次ぐようになる。コロナが明けて銀座に訪日客があふれるようになり、松屋銀座本店、三越銀座店、ギンザシックスなどの商業施設が過去最高売上高を更新するのとは対照的に、東急プラザギンザは複数箇所に大きな空きスペースが残ったままだった。銀座の中でも人通りが多い数寄屋橋交差点に立地しながら、そのポテンシャルを十分に生かすことができず、開業から約10年で幕引きとなった。

買収したガウ・キャピタルのアセットマネジメント部門マネージング・ディレクター兼プリンシパルのアルビン・ロー氏は「新たなテナント構成と一貫性のあるコンセプトを備えた、これまでにない活気ある商業施設として刷新し、新たなリテールのハブへと変革していく」とコメントしている。

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ロイヤルフラッシュ神宮前店がオープンから30周年 記念に「ベッドフォード」に別注した2型

TSIホールディングスが展開するセレクトショップ、ロイヤルフラッシュ(ROYAL FLASH)は2月8日、同ショップの神宮前店がオープンから30周年を迎えたことを祝して「ベッドフォード(BED J.W. FORD)」に別注したアイテム2型を発売する。同アイテムはロイヤルフラッシュ 神宮前店のほか、「ベッドフォード」を扱う全国のロイヤルフラッシュで発売する。

艶やかな光沢感の別注ブルゾン&パンツ

今回は、「ベッドフォード」の名作ブルゾン“ショートモッズ”(7万7000円) と、25年春夏コレクションのテーマ“ワーキング クラス シアター(Working Class Theater)”に合わせた“パラシュート パンツ”(6万6000円)を別注。熱収縮性の異なる繊維を混ぜ合わせ1本の糸にした“異収縮混繊糸”を使ったサテン生地で製作した同アイテムは、独特な光沢感と上品なドレープが特徴だ。

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ロイヤルフラッシュ神宮前店がオープンから30周年 記念に「ベッドフォード」に別注した2型

TSIホールディングスが展開するセレクトショップ、ロイヤルフラッシュ(ROYAL FLASH)は2月8日、同ショップの神宮前店がオープンから30周年を迎えたことを祝して「ベッドフォード(BED J.W. FORD)」に別注したアイテム2型を発売する。同アイテムはロイヤルフラッシュ 神宮前店のほか、「ベッドフォード」を扱う全国のロイヤルフラッシュで発売する。

艶やかな光沢感の別注ブルゾン&パンツ

今回は、「ベッドフォード」の名作ブルゾン“ショートモッズ”(7万7000円) と、25年春夏コレクションのテーマ“ワーキング クラス シアター(Working Class Theater)”に合わせた“パラシュート パンツ”(6万6000円)を別注。熱収縮性の異なる繊維を混ぜ合わせ1本の糸にした“異収縮混繊糸”を使ったサテン生地で製作した同アイテムは、独特な光沢感と上品なドレープが特徴だ。

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「スターバックス」が今年も桜コレクションを発売 コーヒーとお供のデスクワークアイテムも登場

「スターバックス(STARBUCKS)」は2月15日、スターバックス リザーブ ロースタリー 東京(以下、ロースタリー 東京)で、桜の世界観を外でも家の中でも楽しめる“サクラ2025コレクション”と、コーヒーと共に過ごすデスクワークシーンを提案する“デスクワーク ウィズ ワンダフル コーヒー(Deskwork with Wonderful Coffee)コレクション”を発売する。オンラインストアでは2月12日20時のライブ配信後、先行発売する。

桜の世界に浸るアイテムが登場

今年の桜コレクションは“コーヒー×サクラ”をテーマにロースタリー 東京の建築や目の前を流れる目黒川と桜並木にインスピレーションを得て表現した。桜を外で楽しむ際に使えるアイテムには、ステンレスボトル(6300円)やタンブラー(6200円)、ボトルパターン(6600円)、リングボトル(6300円)、キーホルダー(全2種、各4000円)をラインアップ。家の中で楽しめるアイテムには、マグカップ(全4種、各4100円)やグラスマグ(3600円)、ウォールグラス(4000円)、カフェエプロン(8800円)、トートバッグ(6000円)、風呂敷(2300円)をそろえる。また、ロースタリー 東京限定で、桐箱付きの桜色の磁器製マグカップ(4400円)が今年も登場する。

“サクラ2025コレクション”
アイテム一覧

“コーヒーと共に過ごすデスクワークシーン”を提案

“デスクワーク ウィズ ワンダフル コーヒーコレクション”はデスクワークのお供としてコーヒーを楽しむアイテムを用意。真空ステンレスマグカップ(全2色、各4900円)やレザーペンケース(7200円)、ドキュメントケース(1万3000円)のほか、文具店「カキモリ」と制作したロースタリー 東京仕様のステーショナリーも取りそろえる。

“デスクワーク ウィズ ワンダフル コーヒーコレクション”
アイテム一覧

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「スターバックス」が今年も桜コレクションを発売 コーヒーとお供のデスクワークアイテムも登場

「スターバックス(STARBUCKS)」は2月15日、スターバックス リザーブ ロースタリー 東京(以下、ロースタリー 東京)で、桜の世界観を外でも家の中でも楽しめる“サクラ2025コレクション”と、コーヒーと共に過ごすデスクワークシーンを提案する“デスクワーク ウィズ ワンダフル コーヒー(Deskwork with Wonderful Coffee)コレクション”を発売する。オンラインストアでは2月12日20時のライブ配信後、先行発売する。

桜の世界に浸るアイテムが登場

今年の桜コレクションは“コーヒー×サクラ”をテーマにロースタリー 東京の建築や目の前を流れる目黒川と桜並木にインスピレーションを得て表現した。桜を外で楽しむ際に使えるアイテムには、ステンレスボトル(6300円)やタンブラー(6200円)、ボトルパターン(6600円)、リングボトル(6300円)、キーホルダー(全2種、各4000円)をラインアップ。家の中で楽しめるアイテムには、マグカップ(全4種、各4100円)やグラスマグ(3600円)、ウォールグラス(4000円)、カフェエプロン(8800円)、トートバッグ(6000円)、風呂敷(2300円)をそろえる。また、ロースタリー 東京限定で、桐箱付きの桜色の磁器製マグカップ(4400円)が今年も登場する。

“サクラ2025コレクション”
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“コーヒーと共に過ごすデスクワークシーン”を提案

“デスクワーク ウィズ ワンダフル コーヒーコレクション”はデスクワークのお供としてコーヒーを楽しむアイテムを用意。真空ステンレスマグカップ(全2色、各4900円)やレザーペンケース(7200円)、ドキュメントケース(1万3000円)のほか、文具店「カキモリ」と制作したロースタリー 東京仕様のステーショナリーも取りそろえる。

“デスクワーク ウィズ ワンダフル コーヒーコレクション”
アイテム一覧

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「ザラ 原宿店」が2月11日で閉店 2002年に開業

インディテックスが運営するスペイン発ファッションブランド「ザラ(ZARA)」は2月11日、東京・原宿の店舗「ザラ 原宿店」を閉店する。同店は2002年に開業していた。

店舗はJR原宿駅からすぐの表参道沿いで、2フロア構成。「ザラ」は日本には1998年に初出店し、24年6月時点で国内店舗数は67という。

「ザラ」は24年には、「オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー(OFFICINE UNIVERSELLE BULY)」復活の立役者であるラムダン・トゥアミ(Ramdane Touhami)が手掛けるオリジナルカフェを本国マドリードのメンズ旗艦店内にオープンしている。同カフェを25年に大阪でもオープンするという報道もある。

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「ザラ 原宿店」が2月11日で閉店 2002年に開業

インディテックスが運営するスペイン発ファッションブランド「ザラ(ZARA)」は2月11日、東京・原宿の店舗「ザラ 原宿店」を閉店する。同店は2002年に開業していた。

店舗はJR原宿駅からすぐの表参道沿いで、2フロア構成。「ザラ」は日本には1998年に初出店し、24年6月時点で国内店舗数は67という。

「ザラ」は24年には、「オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー(OFFICINE UNIVERSELLE BULY)」復活の立役者であるラムダン・トゥアミ(Ramdane Touhami)が手掛けるオリジナルカフェを本国マドリードのメンズ旗艦店内にオープンしている。同カフェを25年に大阪でもオープンするという報道もある。

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「ドクターマーチン」から春の新作 90年代のロンドンカルチャーを反映したアーカイブをアップデート

「ドクターマーチン(DR.MARTENS)」は2月7日、1990年代のロンドンのカルチャーシーンを反映したアーカイブを現代的に昇華したコレクション“バズ コレクション(BUZZ COLLECTION)” を発売する。

ブリティッシュカルチャーを再解釈した春の新作2型

同コレクションでは、ボリューミーな厚底の“バズ”ソールを搭載した5アイレースアップシューズとメリージェーンの2型を用意。ポップなカラーパレットで、トレンド感あふれるレオパードのヘアオンレザーや、パウダーピンクのスエード、ブラックナッパレザーなどのバリエーションをそろえる。

また、厚底のアンダーソールにはリーフ柄をあしらい、シグネチャーであるグルーブパターンを施した。ブランドのトレードマークであるバウンシング・ソール構造とともにクッション性を高めるパッド入りのアンクルカラーを備え、アイコニックなイエローのウェルト・ステッチでドクターマーチンらしさを表現した。

同コレクションの発売にともない、“バズ”の表現者として、Z世代を代表する4人組ユーチューバー“午前0時のプリンセス”や、ティーンのアイコンである“TOTO”を起用したデジタルコンテンツを順次公開予定だ。

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「ドクターマーチン」から春の新作 90年代のロンドンカルチャーを反映したアーカイブをアップデート

「ドクターマーチン(DR.MARTENS)」は2月7日、1990年代のロンドンのカルチャーシーンを反映したアーカイブを現代的に昇華したコレクション“バズ コレクション(BUZZ COLLECTION)” を発売する。

ブリティッシュカルチャーを再解釈した春の新作2型

同コレクションでは、ボリューミーな厚底の“バズ”ソールを搭載した5アイレースアップシューズとメリージェーンの2型を用意。ポップなカラーパレットで、トレンド感あふれるレオパードのヘアオンレザーや、パウダーピンクのスエード、ブラックナッパレザーなどのバリエーションをそろえる。

また、厚底のアンダーソールにはリーフ柄をあしらい、シグネチャーであるグルーブパターンを施した。ブランドのトレードマークであるバウンシング・ソール構造とともにクッション性を高めるパッド入りのアンクルカラーを備え、アイコニックなイエローのウェルト・ステッチでドクターマーチンらしさを表現した。

同コレクションの発売にともない、“バズ”の表現者として、Z世代を代表する4人組ユーチューバー“午前0時のプリンセス”や、ティーンのアイコンである“TOTO”を起用したデジタルコンテンツを順次公開予定だ。

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「アクネ ストゥディオズ」がドーバー ギンザでポップアップ トロンプルイユを施したデニムを販売 

「アクネ ストゥディオズ(ACNE STUDIOS)」は2月7日〜3月6日、ドーバー ストリート マーケット ギンザでブランドのコアアイテムであるデニムに着想を得たアイテムをそろえるポップアップストアをオープンする。

同ポップアップでは、デニムを再構築したトロンプルイユ(だまし絵)の“スタックベルト デニム"や“キーチェーン デニム"などを用意。また店舗スペースには、アーティストのダニエル・シルバー(Daniel Silver)が同ブランドのために制作した6体のマネキンを展示するほか、2025年春夏コレクションのトロンプルイユ デニムラインに焦点を当てたインスタレーションも展開する。

イベント詳細

日程:2月7日〜3月6日
時間:11:00〜20:00
場所:ドーバー ストリート マーケット ギンザ 4階
住所:東京都中央区銀座6-9-5

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「アクネ ストゥディオズ」がドーバー ギンザでポップアップ トロンプルイユを施したデニムを販売 

「アクネ ストゥディオズ(ACNE STUDIOS)」は2月7日〜3月6日、ドーバー ストリート マーケット ギンザでブランドのコアアイテムであるデニムに着想を得たアイテムをそろえるポップアップストアをオープンする。

同ポップアップでは、デニムを再構築したトロンプルイユ(だまし絵)の“スタックベルト デニム"や“キーチェーン デニム"などを用意。また店舗スペースには、アーティストのダニエル・シルバー(Daniel Silver)が同ブランドのために制作した6体のマネキンを展示するほか、2025年春夏コレクションのトロンプルイユ デニムラインに焦点を当てたインスタレーションも展開する。

イベント詳細

日程:2月7日〜3月6日
時間:11:00〜20:00
場所:ドーバー ストリート マーケット ギンザ 4階
住所:東京都中央区銀座6-9-5

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「3CE」がクッションファンデを発売 NCTユウタのサイン入り製品が当たるキャンペーンも実施

 

韓国コスメブランド「3CE」は2月14日、美容液成分82%配合の新クッションファンデーション“フィッティング メッシュ クッション”[SPF40・PA+++](全4色、各4490円※編集部調べ)を発売する。 プラザ、ロフト、アットコスメ、キューテン、アマゾン、楽天、アットコスメショッピング、ゾゾタウンで取り扱う。発売に合わせジャパンアンバサダーのNCT 127 ユウタ(YUTA)を起用した新ビジュアルを公開したほか、直筆サイン入りアイテムなどをプレゼントするキャンペーンも実施する。

同製品は、みずみずしく仕上げながらべたつかず、毛穴、クマ、シミを均一にカバーして、薄く軽い素肌感を作り上げるファンデーションだ。重ね塗りしても厚塗り感が出ず、自然なワントーン明るい肌を演出する。カラーは、明るいピンク系から健康的な肌色まで4色をそろえた。

サイン入り製品が当たるキャンペーン

プラザ、ロフト、アットコスメで同製品を1点購入につき、プレゼントが当たるスクラッチカードを1枚進呈。当選内容は、A賞が“ユウタ直筆サイン入りフィッティング メッシュ クッション”、B賞が“ニューテイク アイシャドウパレット”、“ドロップグロウジェル・オーバル ハンドミラー”が入った“3CEスペシャルギフトセット”で、A賞は10人に、B賞は100人にプレゼントする。

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「3CE」がクッションファンデを発売 NCTユウタのサイン入り製品が当たるキャンペーンも実施

 

韓国コスメブランド「3CE」は2月14日、美容液成分82%配合の新クッションファンデーション“フィッティング メッシュ クッション”[SPF40・PA+++](全4色、各4490円※編集部調べ)を発売する。 プラザ、ロフト、アットコスメ、キューテン、アマゾン、楽天、アットコスメショッピング、ゾゾタウンで取り扱う。発売に合わせジャパンアンバサダーのNCT 127 ユウタ(YUTA)を起用した新ビジュアルを公開したほか、直筆サイン入りアイテムなどをプレゼントするキャンペーンも実施する。

同製品は、みずみずしく仕上げながらべたつかず、毛穴、クマ、シミを均一にカバーして、薄く軽い素肌感を作り上げるファンデーションだ。重ね塗りしても厚塗り感が出ず、自然なワントーン明るい肌を演出する。カラーは、明るいピンク系から健康的な肌色まで4色をそろえた。

サイン入り製品が当たるキャンペーン

プラザ、ロフト、アットコスメで同製品を1点購入につき、プレゼントが当たるスクラッチカードを1枚進呈。当選内容は、A賞が“ユウタ直筆サイン入りフィッティング メッシュ クッション”、B賞が“ニューテイク アイシャドウパレット”、“ドロップグロウジェル・オーバル ハンドミラー”が入った“3CEスペシャルギフトセット”で、A賞は10人に、B賞は100人にプレゼントする。

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「ワイズ」と「ニューエラ」が2025年春夏コラボはロゴアイコンを強調したキャップやフーディー

ヨウジヤマモトの「ワイズ(Y’S)」は、「ニューエラ(NEW ERA)」とコラボレーションした2025年春夏コレクションを発表した。国内の「ワイズ」全ストアおよび公式オンラインブティック、「ニューエラ」オンラインストアで発売中だ。

今シーズンのアイテムは、「ワイズ」のロゴが立体化されたようなアウトラインを配したアイコンを強調している。キャップ“9FORTY”(9350円)はフロントからバックにかけて丸みを帯びたラインが特徴で、フロントパネルの内側に独自の芯を作ることで型崩れしにくいクラシックなシルエットが保たれている。またクラウンの深さがやや浅めで、バイザーが“9FORTY”より10ミリ長く設計された“9FORTY ロング バイザー”(9350円)や、オールシーズン着用できるニット生地のバケットハット(9900円)、長めのバイザーやフラットなトップ部分が特徴のアドベンチャーハット(1万2100円)をラインアップする。

ウエアでは、ロゴアイコンがコンパクトにフロントに配された半袖Tシャツ(1万2100円)とフーディ(2万5300円)、ロゴアイコンが右ポケット部分に配されたスウェット パンツ(2万3100円)、ベースボールシャツ(1万9800円)を用意。バッグは、バックパック(3万3000円)とショルダー ポーチ(1万1000円)を取りそろえている。

アイテム詳細

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「ワイズ」と「ニューエラ」が2025年春夏コラボはロゴアイコンを強調したキャップやフーディー

ヨウジヤマモトの「ワイズ(Y’S)」は、「ニューエラ(NEW ERA)」とコラボレーションした2025年春夏コレクションを発表した。国内の「ワイズ」全ストアおよび公式オンラインブティック、「ニューエラ」オンラインストアで発売中だ。

今シーズンのアイテムは、「ワイズ」のロゴが立体化されたようなアウトラインを配したアイコンを強調している。キャップ“9FORTY”(9350円)はフロントからバックにかけて丸みを帯びたラインが特徴で、フロントパネルの内側に独自の芯を作ることで型崩れしにくいクラシックなシルエットが保たれている。またクラウンの深さがやや浅めで、バイザーが“9FORTY”より10ミリ長く設計された“9FORTY ロング バイザー”(9350円)や、オールシーズン着用できるニット生地のバケットハット(9900円)、長めのバイザーやフラットなトップ部分が特徴のアドベンチャーハット(1万2100円)をラインアップする。

ウエアでは、ロゴアイコンがコンパクトにフロントに配された半袖Tシャツ(1万2100円)とフーディ(2万5300円)、ロゴアイコンが右ポケット部分に配されたスウェット パンツ(2万3100円)、ベースボールシャツ(1万9800円)を用意。バッグは、バックパック(3万3000円)とショルダー ポーチ(1万1000円)を取りそろえている。

アイテム詳細

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「マキアージュ」の新ミューズに古川琴音が就任 SNSの意見を参考にメイク「新しい自分に出会えた」

資生堂のメイクアップブランド「マキアージュ(MAQUILLAGE)」は、2025年8月にブランド誕生20周年を迎えるにあたり、新たなブランドコミュニケーション戦略を発表した。2月7日に行われた発表会には、ミューズに就任した俳優の古川琴音が登場。ブランドメッセージに「きれいは、みんなで進んでく。」を掲げ、今後は古川が出演するウェブCMをはじめとした各種広告で訴求していく。

清潔感のあるホワイトのワンピースを身にまとい登場した古川は、「今日のメイクに特徴がある」とアピール。事前に「マキアージュ」公式インスタグラムでメイクアドバイスを募集していたそうで「アイラインは長めがいいかも」「リップは赤系が似合いそう」など、たくさんの投稿が寄せられたという。それらの意見を取り入れ、この日のメイクを完成させた。「本当に些細な違いで、顔の印象がパッと変わるものなんだなと再認識した。また新しい自分に出会えたような気がする」と、満足げな表情を浮かべた。

メイクの新たな文化は、SNS上で互いを褒め合う“エンハンス文化”

榊原萌々 資生堂ジャパン「マキアージュ」ブランドマネージャーは、新ブランドコミュニケーションについて「ビューティの多様化が進み、新たなビューティを作り出すきっかけはブランドからの提案だけでなく、友人同士やSNS内での会話の中で生まれている。口コミを書く、おすすめをし合う、褒め合うなど、画面の向こうにいる仲間たちに対し、互いにポジティブなアドバイスをして高め合いながら自分にとっての『きれい』を見つけている。SNSのポジティブな活動を通じて、自分にとってのきれいを見つけるこの“エンハンス文化”こそが、メイクカテゴリの新たな文化と捉えている」とコメントした。

古川はSNSで最新のコスメやメイク方法をキャッチしているそうで、「SNSを開くと、必ずと言っていいほどメイク動画が流れてくるが、不思議と見入ってしまう。メイクは自分が毎日していることだからこそ、アイラインの引き方ひとつとっても『わたしと違う』と感じる。仕事で忙しくてもリアルタイムでトレンドの情報を得ることができるので、これからも参考にしていきたい」と話した。

「マキアージュ」の“ファンデ美容液”が進化、イベントも開催

同ブランドは2月21日、“ファンデ美容液”の愛称で親しまれている“ドラマティックエッセンスリキッド”をリニューアルし、“マキアージュ エッセンスリキッド EX”(全5色、本体各3740円/リフィル各3520円※編集部調べ)として発売する。美容液効果と艶を持続するメイク効果の両方を強化した。

2月22〜24日には、ブランド誕生20周年を記念した限定ポップアップイベント「ちょっとしたパーティ(CHOTTO-SHITA PARTY)」を表参道で開催する。AIを活用したおしゃべりメイク診断を元に、プロのヘアメイクアップアーティストがいつもと“ちょっとちがう自分”に出会えるメイク体験を提供。来場者には新作ファンデのサンプルなどをプレゼントする。

▪️「マキアージュ」誕生20周年を記念イベント「ちょっとしたパーティ」
日程:2月22~24日
時間:11:00-19:00 ※24日のみ11〜18時
開催場所:Rand表参道
住所:東京都渋谷区神宮前4-24-3 神宮前コートC
入場料:無料

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「マキアージュ」の新ミューズに古川琴音が就任 SNSの意見を参考にメイク「新しい自分に出会えた」

資生堂のメイクアップブランド「マキアージュ(MAQUILLAGE)」は、2025年8月にブランド誕生20周年を迎えるにあたり、新たなブランドコミュニケーション戦略を発表した。2月7日に行われた発表会には、ミューズに就任した俳優の古川琴音が登場。ブランドメッセージに「きれいは、みんなで進んでく。」を掲げ、今後は古川が出演するウェブCMをはじめとした各種広告で訴求していく。

清潔感のあるホワイトのワンピースを身にまとい登場した古川は、「今日のメイクに特徴がある」とアピール。事前に「マキアージュ」公式インスタグラムでメイクアドバイスを募集していたそうで「アイラインは長めがいいかも」「リップは赤系が似合いそう」など、たくさんの投稿が寄せられたという。それらの意見を取り入れ、この日のメイクを完成させた。「本当に些細な違いで、顔の印象がパッと変わるものなんだなと再認識した。また新しい自分に出会えたような気がする」と、満足げな表情を浮かべた。

メイクの新たな文化は、SNS上で互いを褒め合う“エンハンス文化”

榊原萌々 資生堂ジャパン「マキアージュ」ブランドマネージャーは、新ブランドコミュニケーションについて「ビューティの多様化が進み、新たなビューティを作り出すきっかけはブランドからの提案だけでなく、友人同士やSNS内での会話の中で生まれている。口コミを書く、おすすめをし合う、褒め合うなど、画面の向こうにいる仲間たちに対し、互いにポジティブなアドバイスをして高め合いながら自分にとっての『きれい』を見つけている。SNSのポジティブな活動を通じて、自分にとってのきれいを見つけるこの“エンハンス文化”こそが、メイクカテゴリの新たな文化と捉えている」とコメントした。

古川はSNSで最新のコスメやメイク方法をキャッチしているそうで、「SNSを開くと、必ずと言っていいほどメイク動画が流れてくるが、不思議と見入ってしまう。メイクは自分が毎日していることだからこそ、アイラインの引き方ひとつとっても『わたしと違う』と感じる。仕事で忙しくてもリアルタイムでトレンドの情報を得ることができるので、これからも参考にしていきたい」と話した。

「マキアージュ」の“ファンデ美容液”が進化、イベントも開催

同ブランドは2月21日、“ファンデ美容液”の愛称で親しまれている“ドラマティックエッセンスリキッド”をリニューアルし、“マキアージュ エッセンスリキッド EX”(全5色、本体各3740円/リフィル各3520円※編集部調べ)として発売する。美容液効果と艶を持続するメイク効果の両方を強化した。

2月22〜24日には、ブランド誕生20周年を記念した限定ポップアップイベント「ちょっとしたパーティ(CHOTTO-SHITA PARTY)」を表参道で開催する。AIを活用したおしゃべりメイク診断を元に、プロのヘアメイクアップアーティストがいつもと“ちょっとちがう自分”に出会えるメイク体験を提供。来場者には新作ファンデのサンプルなどをプレゼントする。

▪️「マキアージュ」誕生20周年を記念イベント「ちょっとしたパーティ」
日程:2月22~24日
時間:11:00-19:00 ※24日のみ11〜18時
開催場所:Rand表参道
住所:東京都渋谷区神宮前4-24-3 神宮前コートC
入場料:無料

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「ミュグレー」のデザイナーが退任か 早ければ今春にもと情報筋

情報筋によれば、「ミュグレー(MUGLER)」のケーシー・カドウォールダー(Casey Cadwallader)=アーティスティック・ディレクターが退任するようだ。早ければ、今春にもブランドを離れるという。同氏の後任や、今後の動きについては明らかになっていない。本件について、同氏および「ミュグレー」のコメントは得られなかった。

カドウォールダー=アーティスティック・ディレクターの経歴

カドウォールダー=アーティスティック・ディレクターは米国出身で、現在45歳。米名門コーネル大学(Cornell University)で建築を学んだ後、「ナルシソ ロドリゲス(NARCISO RODRIGUEZ)」や「J. メンデル(J.MENDEL)」「ロエベ(LOEWE)」「セイ(TSE)」などでキャリアを積んだ。その後、「アクネ ストゥディオス(ACNE STUDIOS)」に加わり、ウィメンズのプレ・コレクションのヘッド・デザイナーを務めた。2017年12月から現職。

「ミュグレー」について

「ミュグレー」は、1974年にデザイナーのマンフレッド・ティエリー・ミュグレー(Manfred Thierry Mugler)が「ティエリー・ミュグレー(THIERRY MUGLER)」として創業。肩パッドを入れたワイドなショルダーとウェストを絞った逆三角形のシルエットで、80年代から90年代にかけて世界的な人気を博した。90年には、クラランス グループ(GROUPE CLARINS以下、クラランス)と協業してフレグランス事業に進出。97年に、クラランスの傘下となった。同社は2002年に同ブランドのウエア事業を終了し、これに伴ってミュグレー創業デザイナーはファッション業界から引退。10年には、ブランド名が「ミュグレー」に改称された。19年、クラランスは同ブランドをロレアル(L’OREAL)に売却。22年1月、ミュグレー創業デザイナーが73歳で死去した。カドウォールダー=アーティスティック・ディレクターが就任する以前には、ニコラ・フォルミケッティ(Nicola Formichetti)やデヴィッド・コーマ(David Koma)がブランドのクリエイティブ面を率いていた。

カドウォールダー=アーティスティック・ディレクターの就任後、「ミュグレー」は20年から2ケタ成長を続けているという。23年の時点で、卸先は150程度。また、同年には「H&M」と協業している。なお、「ミュグレー」は、3月3日にスタートする25-26年秋冬パリ・ファッション・ウイークの公式カレンダーに含まれていない。

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「ミュグレー」のデザイナーが退任か 早ければ今春にもと情報筋

情報筋によれば、「ミュグレー(MUGLER)」のケーシー・カドウォールダー(Casey Cadwallader)=アーティスティック・ディレクターが退任するようだ。早ければ、今春にもブランドを離れるという。同氏の後任や、今後の動きについては明らかになっていない。本件について、同氏および「ミュグレー」のコメントは得られなかった。

カドウォールダー=アーティスティック・ディレクターの経歴

カドウォールダー=アーティスティック・ディレクターは米国出身で、現在45歳。米名門コーネル大学(Cornell University)で建築を学んだ後、「ナルシソ ロドリゲス(NARCISO RODRIGUEZ)」や「J. メンデル(J.MENDEL)」「ロエベ(LOEWE)」「セイ(TSE)」などでキャリアを積んだ。その後、「アクネ ストゥディオス(ACNE STUDIOS)」に加わり、ウィメンズのプレ・コレクションのヘッド・デザイナーを務めた。2017年12月から現職。

「ミュグレー」について

「ミュグレー」は、1974年にデザイナーのマンフレッド・ティエリー・ミュグレー(Manfred Thierry Mugler)が「ティエリー・ミュグレー(THIERRY MUGLER)」として創業。肩パッドを入れたワイドなショルダーとウェストを絞った逆三角形のシルエットで、80年代から90年代にかけて世界的な人気を博した。90年には、クラランス グループ(GROUPE CLARINS以下、クラランス)と協業してフレグランス事業に進出。97年に、クラランスの傘下となった。同社は2002年に同ブランドのウエア事業を終了し、これに伴ってミュグレー創業デザイナーはファッション業界から引退。10年には、ブランド名が「ミュグレー」に改称された。19年、クラランスは同ブランドをロレアル(L’OREAL)に売却。22年1月、ミュグレー創業デザイナーが73歳で死去した。カドウォールダー=アーティスティック・ディレクターが就任する以前には、ニコラ・フォルミケッティ(Nicola Formichetti)やデヴィッド・コーマ(David Koma)がブランドのクリエイティブ面を率いていた。

カドウォールダー=アーティスティック・ディレクターの就任後、「ミュグレー」は20年から2ケタ成長を続けているという。23年の時点で、卸先は150程度。また、同年には「H&M」と協業している。なお、「ミュグレー」は、3月3日にスタートする25-26年秋冬パリ・ファッション・ウイークの公式カレンダーに含まれていない。

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桐生の「エスティーカンパニー」と「パーヴェイヤーズ」がコラボ 落合宏理デザインの限定アイテムも

群馬県桐生市発のアウトドアショップ「パーヴェイヤーズ(PURVEYORS)」とセレクトショップ「エスティーカンパニー(ST COMPANY)」は2月8と9日の2日間、両店舗の世界観を入れ替えた特別イベント“S/P P/S エクスチェンジ ストア(EXCHANGE STORE)”を、同市に位置する「パーヴェイヤーズ」店舗と「エスティーカンパニー」桐生店で開催する。ショップスタッフもチェ ンジし、一部の什器や商品もテレコにするという。

“S/P P/S エクスチェンジ ストア”のロゴデザインは、「ファセッタズム(FACETASM)」の落合宏理デザイナーが監修した。

「パーヴェイヤーズ」

2018年にリニューアルオープンした店舗は、古い鉄工所を改装した3階建て。1階にはカフェレストラン「ガステロ(GASTERRO)」と「パーヴェイヤーズ」が手がけるブルワリー「ファークライ ブルーイング(FARCRY BREWING)」のビール醸造所を併設し、2階にはアウトドアギアアイテムを、3階にはアパレルアイテムをラインアップしている。

スペシャルフード&ドリンク

本イベントに合わせ、「ガステロ」で両店舗が共同開発したオリジナルプレート(1800円)を提供する。店舗によって内容が異なり、ここでは自家製チャバタや国産豚のソテー、マッシュルームのコンフィ、ゴボウの冷製スープなどの7品目を楽しめる。

さらに、「ファークライ ブルーイング」から、何杯飲んでも飲み飽きない“ヴァイタートリンケン”を再現したドイツスタイルの王道エキスポートラガーを用意。「パーヴェイヤーズ」ではオレンジのオリジナルラベルで提供する。

限定スーベニアコレクション

アパレルからは、“ステンシル スエット”(2万7500円/3万800円)、“ステンシル フーディー”(2万7500円/3万800円)、“ステンシル ティー”(1万6500円/1万9800円/2万4200円)をラインアップ。全て落合宏理デザイナーがステンシルプリントを施した1点もので、「エスティー・カンパニー」と「パーヴェイヤーズ」の両店舗で感じたモチーフを取り入れたデザインとなっている。合わせて、落合が制作した“S/P”と“P/S”のロゴを片方ずつ刺しゅうワッペンした“ロゴ ソックス”(全3色、各3300円)のホワイトとオレンジを販売する。

「エスティーカンパニー」桐生店

工房付きの老舗和菓子屋だった建物を丸ごとリノベーションしたカフェ併設の店舗は、立体的に交わった3層と2層の建物で構成。空間ごとに構成を変えたアイテムセレクトを展開している。

本イベントに合わせ、2階のカフェでオリジナルプレート(1800円)を用意。内容は自家製チャバタや鶏もも肉のジャンボネット、さつまいもチップスと自家製ドレッシングのケールサラダ、ピリ辛ハーフウフマヨ、れんこんのポタージュなど全7品目。さらに「ファークライ ブルーイング」のエキスポートラガーをブルーのラベルデザインで提供する。

アパレルには「パーヴェイヤーズ」で展開するトップス全3アイテムのほか、“ロゴ ソックス”からホワイトとグリーンをラインアップする。

“S/P P/S エクスチェンジ ストア”

■「パーヴェイヤーズ」

日程:2月8〜9日
住所:群馬県桐生市仲町2-11-4
営業時間: 11:00~19:00

■「エスティーカンパニー」桐生店

日程:2月8〜9日
住所:群馬県桐生市川岸町177-4
営業時間:11:00~19:00

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桐生の「エスティーカンパニー」と「パーヴェイヤーズ」がコラボ 落合宏理デザインの限定アイテムも

群馬県桐生市発のアウトドアショップ「パーヴェイヤーズ(PURVEYORS)」とセレクトショップ「エスティーカンパニー(ST COMPANY)」は2月8と9日の2日間、両店舗の世界観を入れ替えた特別イベント“S/P P/S エクスチェンジ ストア(EXCHANGE STORE)”を、同市に位置する「パーヴェイヤーズ」店舗と「エスティーカンパニー」桐生店で開催する。ショップスタッフもチェ ンジし、一部の什器や商品もテレコにするという。

“S/P P/S エクスチェンジ ストア”のロゴデザインは、「ファセッタズム(FACETASM)」の落合宏理デザイナーが監修した。

「パーヴェイヤーズ」

2018年にリニューアルオープンした店舗は、古い鉄工所を改装した3階建て。1階にはカフェレストラン「ガステロ(GASTERRO)」と「パーヴェイヤーズ」が手がけるブルワリー「ファークライ ブルーイング(FARCRY BREWING)」のビール醸造所を併設し、2階にはアウトドアギアアイテムを、3階にはアパレルアイテムをラインアップしている。

スペシャルフード&ドリンク

本イベントに合わせ、「ガステロ」で両店舗が共同開発したオリジナルプレート(1800円)を提供する。店舗によって内容が異なり、ここでは自家製チャバタや国産豚のソテー、マッシュルームのコンフィ、ゴボウの冷製スープなどの7品目を楽しめる。

さらに、「ファークライ ブルーイング」から、何杯飲んでも飲み飽きない“ヴァイタートリンケン”を再現したドイツスタイルの王道エキスポートラガーを用意。「パーヴェイヤーズ」ではオレンジのオリジナルラベルで提供する。

限定スーベニアコレクション

アパレルからは、“ステンシル スエット”(2万7500円/3万800円)、“ステンシル フーディー”(2万7500円/3万800円)、“ステンシル ティー”(1万6500円/1万9800円/2万4200円)をラインアップ。全て落合宏理デザイナーがステンシルプリントを施した1点もので、「エスティー・カンパニー」と「パーヴェイヤーズ」の両店舗で感じたモチーフを取り入れたデザインとなっている。合わせて、落合が制作した“S/P”と“P/S”のロゴを片方ずつ刺しゅうワッペンした“ロゴ ソックス”(全3色、各3300円)のホワイトとオレンジを販売する。

「エスティーカンパニー」桐生店

工房付きの老舗和菓子屋だった建物を丸ごとリノベーションしたカフェ併設の店舗は、立体的に交わった3層と2層の建物で構成。空間ごとに構成を変えたアイテムセレクトを展開している。

本イベントに合わせ、2階のカフェでオリジナルプレート(1800円)を用意。内容は自家製チャバタや鶏もも肉のジャンボネット、さつまいもチップスと自家製ドレッシングのケールサラダ、ピリ辛ハーフウフマヨ、れんこんのポタージュなど全7品目。さらに「ファークライ ブルーイング」のエキスポートラガーをブルーのラベルデザインで提供する。

アパレルには「パーヴェイヤーズ」で展開するトップス全3アイテムのほか、“ロゴ ソックス”からホワイトとグリーンをラインアップする。

“S/P P/S エクスチェンジ ストア”

■「パーヴェイヤーズ」

日程:2月8〜9日
住所:群馬県桐生市仲町2-11-4
営業時間: 11:00~19:00

■「エスティーカンパニー」桐生店

日程:2月8〜9日
住所:群馬県桐生市川岸町177-4
営業時間:11:00~19:00

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「トッド スナイダー」2025-26年秋冬コレクション

「トッド スナイダー(TODD SNYDER)」が2025-26年秋冬コレクションを発表した。

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「トッド スナイダー」2025-26年秋冬コレクション

「トッド スナイダー(TODD SNYDER)」が2025-26年秋冬コレクションを発表した。

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「クレ・ド・ポー ボーテ」がトリートメントフェイスパウダーを発売 内側から透き通るような輝きを宿す

「クレ・ド・ポー ボーテ(CLE DE PEAU BEAUTE)」は3月21日、内面から透き通るような輝きを放つ肌に仕上げるトリートメントパウダー“プードルトランスパラント n M”(セット価格、各1万3200円/リフィル、各9900円)を発売する。

同製品はダイヤモンドの輝きに着目して開発したフェイスパウダーだ。丁寧に磨き上げられたような品格のある輝きを肌に宿し、ファンデーションの美しい仕上がりを際立たせる。人気のプレストパウダー“プードルコンパクトエサンシエル”(セット価格、1万2100円)にも搭載しているメイクアップとスキンケアが融合した独自技術の「ライトエンパワリングエンハンサー」や、「トランスルーセントフィルター」処方を採用したことで、内側から輝くような透明感の高い仕上がりと、肌に溶け込むようなフィット感を実現している。

さらに、清潔に使用できるよう、中網(ネット)を取り外して洗浄できる容器設計を採用した。

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「クレ・ド・ポー ボーテ」がトリートメントフェイスパウダーを発売 内側から透き通るような輝きを宿す

「クレ・ド・ポー ボーテ(CLE DE PEAU BEAUTE)」は3月21日、内面から透き通るような輝きを放つ肌に仕上げるトリートメントパウダー“プードルトランスパラント n M”(セット価格、各1万3200円/リフィル、各9900円)を発売する。

同製品はダイヤモンドの輝きに着目して開発したフェイスパウダーだ。丁寧に磨き上げられたような品格のある輝きを肌に宿し、ファンデーションの美しい仕上がりを際立たせる。人気のプレストパウダー“プードルコンパクトエサンシエル”(セット価格、1万2100円)にも搭載しているメイクアップとスキンケアが融合した独自技術の「ライトエンパワリングエンハンサー」や、「トランスルーセントフィルター」処方を採用したことで、内側から輝くような透明感の高い仕上がりと、肌に溶け込むようなフィット感を実現している。

さらに、清潔に使用できるよう、中網(ネット)を取り外して洗浄できる容器設計を採用した。

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「C.P. カンパニー」ヘッドデザイナーのポール・ハーヴェイ退任 後任は「ネーメン」のレオナルド・ファソロ

イタリア発スポーツウエアブランド「C.P. カンパニー(C.P. COMPANY)」はこのほど、ポール・ハーヴェイ(Paul Harvey)ヘッドデザイナーの退任を発表した。後任は、テクニカルアウターウエアを軸にするイタリア発ブランド「ネーメン(NEMEN)」の創設者であり、「C.P. カンパニー」と「ストーン アイランド(STONE ISLAND)」でのデザイナー経験もあるレオナルド・ファソロ(Leonardo Fasolo)が務める。ハーヴェイの今後については明らかにされておらず、彼と共に長年ヘッドデザイナーを務めていたアレッサンドロ・プンジェッティ(Alessandro Pungetti)は、引き続き「C.P. カンパニー」で研究開発チームを支えるという。

ファソロ新ヘッドデザイナーは就任に際して、「『C.P. カンパニー』は、イタリアン・スポーツウエアの最高峰を体現し、研究と品質において世界ト ップクラスのブランドだ。現代の多くのブランドが、その歴史から着想を得ていると言っても過言ではない。(創業者の)マッシモ・オスティ(Massimo Osti)とモレノ・フェラーリ(Moreno Ferrari)、アレッサンドロ、そしてポールら先人たちの偉業を引き継ぐことは、私にとって大変光栄なこと。ここには、革新を通じて進化を目指す共通のビジョンを持つ素晴らしいチームがいる。チームと共に、ブランドの豊かな歴史をさらに発展させていきたい」とコメントしている。

また、ロレンツォ・オスティ(Lorenzo Osti)社長兼GMは「ポールとアレッサンドロが、『C.P. カンパニー』を発展させるために成し遂げた素晴らしい仕事に深く感謝し、過去に仕事をしたレオナルドを新たなデザインディレクターとして再び迎えることを大変うれしく思う。彼の情熱とエネルギーは、ブランドの次なる成長の原動力となるだろう」と期待を示した。

ハーヴェイは、ロンドンのセントラル・セント・マーチンを卒業後、イタリアに渡りフリーランスデザイナーとして「モンクレール(MONCLER)」や「フィオルッチ(FIORUCCI)」などの仕事を手掛け、1995年に「ストーン アイランド」のヘッドデザイナーに就任。2007年まで同職を務めたのち、プンジェッティと「テン シー(TEN C)」を立ち上げ、12年から「C.P. カンパニー」のヘッドデザイナーに就いていた。

なお、「ネーメン」は23年春夏シーズンを最後にコレクションを発表していない。

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「C.P. カンパニー」ヘッドデザイナーのポール・ハーヴェイ退任 後任は「ネーメン」のレオナルド・ファソロ

イタリア発スポーツウエアブランド「C.P. カンパニー(C.P. COMPANY)」はこのほど、ポール・ハーヴェイ(Paul Harvey)ヘッドデザイナーの退任を発表した。後任は、テクニカルアウターウエアを軸にするイタリア発ブランド「ネーメン(NEMEN)」の創設者であり、「C.P. カンパニー」と「ストーン アイランド(STONE ISLAND)」でのデザイナー経験もあるレオナルド・ファソロ(Leonardo Fasolo)が務める。ハーヴェイの今後については明らかにされておらず、彼と共に長年ヘッドデザイナーを務めていたアレッサンドロ・プンジェッティ(Alessandro Pungetti)は、引き続き「C.P. カンパニー」で研究開発チームを支えるという。

ファソロ新ヘッドデザイナーは就任に際して、「『C.P. カンパニー』は、イタリアン・スポーツウエアの最高峰を体現し、研究と品質において世界ト ップクラスのブランドだ。現代の多くのブランドが、その歴史から着想を得ていると言っても過言ではない。(創業者の)マッシモ・オスティ(Massimo Osti)とモレノ・フェラーリ(Moreno Ferrari)、アレッサンドロ、そしてポールら先人たちの偉業を引き継ぐことは、私にとって大変光栄なこと。ここには、革新を通じて進化を目指す共通のビジョンを持つ素晴らしいチームがいる。チームと共に、ブランドの豊かな歴史をさらに発展させていきたい」とコメントしている。

また、ロレンツォ・オスティ(Lorenzo Osti)社長兼GMは「ポールとアレッサンドロが、『C.P. カンパニー』を発展させるために成し遂げた素晴らしい仕事に深く感謝し、過去に仕事をしたレオナルドを新たなデザインディレクターとして再び迎えることを大変うれしく思う。彼の情熱とエネルギーは、ブランドの次なる成長の原動力となるだろう」と期待を示した。

ハーヴェイは、ロンドンのセントラル・セント・マーチンを卒業後、イタリアに渡りフリーランスデザイナーとして「モンクレール(MONCLER)」や「フィオルッチ(FIORUCCI)」などの仕事を手掛け、1995年に「ストーン アイランド」のヘッドデザイナーに就任。2007年まで同職を務めたのち、プンジェッティと「テン シー(TEN C)」を立ち上げ、12年から「C.P. カンパニー」のヘッドデザイナーに就いていた。

なお、「ネーメン」は23年春夏シーズンを最後にコレクションを発表していない。

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セレブたちの“ネイキッド”ドレス変遷 火付け役のマリリン・モンローから賛否両論のビアンカ・センソリまで

2025年もセレブたちが魅せる“ネイキッド”ドレスが注目を集めている。2月2日(現地時間)にロサンゼルスで開催された第67回グラミー賞には、歌手のYeことカニエ・ウエスト(Kanye West)の妻ビアンカ・センソリ(Bianca Censori)が完全シースルーのミニドレスをまとい登場。彼女の衝撃的なルックは一躍話題となり、一時グーグル(Google)で最も検索された人物に浮上した。

実は、アバンギャルドの最終形態とも言える“ネイキッド”ドレスには長い歴史がある。今から100年前の1925年に公開された映画「My Lady of Whims(原題)」や36年に公開された「浮気名優」には、すでに衣装としてシースルーが取り入れられていた。しかし、現在トレンドとなっている“ネイキッド”ドレスの先駆者は俳優マリリン・モンロー(Marilyn Monroe)だろう。ジョン・F・ケネディ(John F Kennedy)元大統領の誕生会で、彼女がパフォーマンス衣装としてシースルードレスを着用したことで、“ネイキッド”ドレスはその知名度を一瞬にして高めたのだ。

1962年のこの出来事を皮切りに、64年にデザイナーのルディ・ガーンライヒ(Rudi Gernreich)が露出度の高いモノキニ(前から見るとワンピース、後ろから見るとビキニに見える水着)を、66年にイヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)が初のシアールックを発表。69年には歌手で俳優のバーブラ・ストライサンド(Barbra Streisand)がオスカー賞の授賞式にアーノルド・スカージ(Arnold Scaasi)のシースルーパンツスーツで、同じく俳優のジェーン・バーキン(Jane Birkin)が映画「スローガン」のプレミアに黒のシースルーミニドレスで登場したことで、“ネイキッド”ドレスのファッション性が確立された。

モンローが“ネイキッド”ドレス旋風を巻き起こしてから数十年経った今も、この衝撃的なルックの不思議な魅力は衰えるところを知らないようだ。2023年には、「シャネル(CHANEL)」や「バレンシアガ(BALENCIAGA)」「ディオン リー(DION LEE)」「ジェイソン ウー(JASON WU)」「マイケル・コース(MICHAEL KORS)」「ブランドン マックスウェル(BRANDON MAXWELL)」など名だたるブランドがシアー素材を積極的に取り入れたコレクションを次々と展開。24年にはハリウッドのレッドカーペットでも俳優のフローレンス・ピュー(Florence Pugh)やエマ・コリン(Emma Corin)、マディソン・ビアー(Madison Beer)らが“ネイキッド”ルックを披露し、シアーに新たな解釈をもたらした。

セレブたちの“ネイキッド”ルック変遷

1962年 マリリン・モンロー

ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで開催されたジョン・F・ケネディ元大統領の誕生会でパフォーマンスを行ったマリリン・モンローが着用したのは、1950年代にジャン=ルイ・シェレル(Jean-Louis Scherrer)が俳優のマレーネ・ディートリヒ(Marlene Dietrich)のために製作したドレスに着想したシースルードレス。

1969年 バーブラ・ストライサンド

映画「ファニー・ガール」でアカデミー主演女優賞を受賞したバーブラ・ストライサンド(Barbra Streisand )は、アーノルド・スカージ(Arnold Scaasi)のシースルーパンツスーツを着用。当時としては露出度の高かったこのルックは賛否両論を巻き起こした。

1969年 ジェーン・バーキン

ジェーン・バーキンは、映画「スローガン」のパリプレミアにブラックのロングスリープシアーミニドレスを着用して登場した。

1974年 シェール

歌手兼俳優のシェール(Cher)は、“ハリウッド黄金時代のロマンチック&グラマラスデザイン”がテーマのメットガラ(Met Gala)に、デザイナーのボブ・マッキー(Bob Mackie)が手掛けたルックで登場。彼女は1975年に発行された米「タイム マガジン(Time Magazine)」でも同ルックを着用している。

1998年 ローズ・マッゴーワン

俳優のローズ・マッゴーワン(Rose McGowan)はMTVビデオ・ミュージック・アワードのレッドカーペットに、ブラックのメッシュドレスで登場した。

2014年 リアーナ

歌手のリアーナ(Rihanna)はCFDAアワード(CFDA Awards)に、「アダム セルマン(ADAM SELMAN)」の23万個の「スワロフスキー(SWAROVSKI)」のクリスタルが施されたドレスで登場した。

2015年 ビヨンセ

歌手のビヨンセ(Beyonce)は“鏡越しに見る中国”がテーマのメットガラに、「ジバンシィ(GIVENCHY)」のシアードレスで登場した。

2022年 キム・カーダシアン

キム・カーダシアン(Kim Kardashian)は、ジョン・F・ケネディ元大統領の誕生日会でモンローが着用したドレスの現物をメットガラで着用。22年の時点で本ドレスの価値は1000万ドル(約15億2422万円)だった。

2023年 シアラ

歌手のシアラ(Ciara)は「デュンダス(DUNDAS)」2023-24年秋冬コレクションから、ホルターネックシースルードレスを着用し、米「ヴァニティ・フェア(Vanity Fair)」主催のアカデミー賞アフターパーティーに参加した。

2023年 フローレンス・ピュー

フローレンス・ピューは、「ヴァレンティノ(VALENTINO)」2023-24年秋冬オートクチュール・コレクションに、同コレクションからラベンダーのシアードレスを着用し来場した。

2024年 ベラ・ハディッド

モデルのベラ・ハディッド(Bella Hadid)はカンヌ国際映画祭に、「サンローラン(SAINT LAURENT)」2024-25年秋冬コレクションのシースルーミニドレスを着用し登場した。

2024年 マイリー・サイラス

マイリー・サイラス(Miley Cyrus)は第66回グラミー賞に、「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」の安全ピンドレスで登場した。

2025年 ビアンカ・センソリ

モデルのビアンカ・センソリは、2月2日に開催されたばかりの第67回グラミー賞に完全シースルーのミニドレスでカニエとともに登場。2人は授賞式には出席せず、レッドカーペットを歩き会場を後にした。

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セレブたちの“ネイキッド”ドレス変遷 火付け役のマリリン・モンローから賛否両論のビアンカ・センソリまで

2025年もセレブたちが魅せる“ネイキッド”ドレスが注目を集めている。2月2日(現地時間)にロサンゼルスで開催された第67回グラミー賞には、歌手のYeことカニエ・ウエスト(Kanye West)の妻ビアンカ・センソリ(Bianca Censori)が完全シースルーのミニドレスをまとい登場。彼女の衝撃的なルックは一躍話題となり、一時グーグル(Google)で最も検索された人物に浮上した。

実は、アバンギャルドの最終形態とも言える“ネイキッド”ドレスには長い歴史がある。今から100年前の1925年に公開された映画「My Lady of Whims(原題)」や36年に公開された「浮気名優」には、すでに衣装としてシースルーが取り入れられていた。しかし、現在トレンドとなっている“ネイキッド”ドレスの先駆者は俳優マリリン・モンロー(Marilyn Monroe)だろう。ジョン・F・ケネディ(John F Kennedy)元大統領の誕生会で、彼女がパフォーマンス衣装としてシースルードレスを着用したことで、“ネイキッド”ドレスはその知名度を一瞬にして高めたのだ。

1962年のこの出来事を皮切りに、64年にデザイナーのルディ・ガーンライヒ(Rudi Gernreich)が露出度の高いモノキニ(前から見るとワンピース、後ろから見るとビキニに見える水着)を、66年にイヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)が初のシアールックを発表。69年には歌手で俳優のバーブラ・ストライサンド(Barbra Streisand)がオスカー賞の授賞式にアーノルド・スカージ(Arnold Scaasi)のシースルーパンツスーツで、同じく俳優のジェーン・バーキン(Jane Birkin)が映画「スローガン」のプレミアに黒のシースルーミニドレスで登場したことで、“ネイキッド”ドレスのファッション性が確立された。

モンローが“ネイキッド”ドレス旋風を巻き起こしてから数十年経った今も、この衝撃的なルックの不思議な魅力は衰えるところを知らないようだ。2023年には、「シャネル(CHANEL)」や「バレンシアガ(BALENCIAGA)」「ディオン リー(DION LEE)」「ジェイソン ウー(JASON WU)」「マイケル・コース(MICHAEL KORS)」「ブランドン マックスウェル(BRANDON MAXWELL)」など名だたるブランドがシアー素材を積極的に取り入れたコレクションを次々と展開。24年にはハリウッドのレッドカーペットでも俳優のフローレンス・ピュー(Florence Pugh)やエマ・コリン(Emma Corin)、マディソン・ビアー(Madison Beer)らが“ネイキッド”ルックを披露し、シアーに新たな解釈をもたらした。

セレブたちの“ネイキッド”ルック変遷

1962年 マリリン・モンロー

ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで開催されたジョン・F・ケネディ元大統領の誕生会でパフォーマンスを行ったマリリン・モンローが着用したのは、1950年代にジャン=ルイ・シェレル(Jean-Louis Scherrer)が俳優のマレーネ・ディートリヒ(Marlene Dietrich)のために製作したドレスに着想したシースルードレス。

1969年 バーブラ・ストライサンド

映画「ファニー・ガール」でアカデミー主演女優賞を受賞したバーブラ・ストライサンド(Barbra Streisand )は、アーノルド・スカージ(Arnold Scaasi)のシースルーパンツスーツを着用。当時としては露出度の高かったこのルックは賛否両論を巻き起こした。

1969年 ジェーン・バーキン

ジェーン・バーキンは、映画「スローガン」のパリプレミアにブラックのロングスリープシアーミニドレスを着用して登場した。

1974年 シェール

歌手兼俳優のシェール(Cher)は、“ハリウッド黄金時代のロマンチック&グラマラスデザイン”がテーマのメットガラ(Met Gala)に、デザイナーのボブ・マッキー(Bob Mackie)が手掛けたルックで登場。彼女は1975年に発行された米「タイム マガジン(Time Magazine)」でも同ルックを着用している。

1998年 ローズ・マッゴーワン

俳優のローズ・マッゴーワン(Rose McGowan)はMTVビデオ・ミュージック・アワードのレッドカーペットに、ブラックのメッシュドレスで登場した。

2014年 リアーナ

歌手のリアーナ(Rihanna)はCFDAアワード(CFDA Awards)に、「アダム セルマン(ADAM SELMAN)」の23万個の「スワロフスキー(SWAROVSKI)」のクリスタルが施されたドレスで登場した。

2015年 ビヨンセ

歌手のビヨンセ(Beyonce)は“鏡越しに見る中国”がテーマのメットガラに、「ジバンシィ(GIVENCHY)」のシアードレスで登場した。

2022年 キム・カーダシアン

キム・カーダシアン(Kim Kardashian)は、ジョン・F・ケネディ元大統領の誕生日会でモンローが着用したドレスの現物をメットガラで着用。22年の時点で本ドレスの価値は1000万ドル(約15億2422万円)だった。

2023年 シアラ

歌手のシアラ(Ciara)は「デュンダス(DUNDAS)」2023-24年秋冬コレクションから、ホルターネックシースルードレスを着用し、米「ヴァニティ・フェア(Vanity Fair)」主催のアカデミー賞アフターパーティーに参加した。

2023年 フローレンス・ピュー

フローレンス・ピューは、「ヴァレンティノ(VALENTINO)」2023-24年秋冬オートクチュール・コレクションに、同コレクションからラベンダーのシアードレスを着用し来場した。

2024年 ベラ・ハディッド

モデルのベラ・ハディッド(Bella Hadid)はカンヌ国際映画祭に、「サンローラン(SAINT LAURENT)」2024-25年秋冬コレクションのシースルーミニドレスを着用し登場した。

2024年 マイリー・サイラス

マイリー・サイラス(Miley Cyrus)は第66回グラミー賞に、「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」の安全ピンドレスで登場した。

2025年 ビアンカ・センソリ

モデルのビアンカ・センソリは、2月2日に開催されたばかりの第67回グラミー賞に完全シースルーのミニドレスでカニエとともに登場。2人は授賞式には出席せず、レッドカーペットを歩き会場を後にした。

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Aぇ!groupが「アベンヌ」のイメージキャラクターに就任 爽やかな姿を見せるウェブCMを公開 

「アベンヌ(AVENE)」は2月7日、イメージキャラクターにボーイズグループのAぇ!groupを起用し、キービジュアルとウェブCMを公開した。

ウェブCM“君のアベンヌを選ぼう。”では、メンバーが同ブランドの世界観をイメージした白やピンク、ベージュといった淡いトーンで統一した衣装で登場。それぞれが「アベンヌ」のアイテムを使用し、潤った肌状態とともに前向きな気持ちになる様子を表現している。同CM内で、正門良規は“アベンヌ ウオーター”、末澤誠也は“シカルファットプラス リペアミルク”、草間リチャード敬太は“スキンバランスフォーム SS n”、小島健は“ミルキージェル オイルコントロール”、佐野晶哉は“薬用ハンドクリーム エンリッチ”と“薬用リップケア モイスト”をそれぞれ使用した。

インタビュー&メイキング動画

また、インタビュー&メイキング動画も公開。インタビューでは、CM出演の感想や、「アベンヌ」を普段どう使っているかなどについて答えた。 3月からは、メンバーが1人ずつ出演し、各アイテムの魅力を表現するプロダクトムービーをウェブ上で公開し、4月からは、2人組ペアでアイテムを紹介する短編の動画をSNSで順次公開する予定だ。

ほか、2月10〜16日、“アベンヌ ウオーター(50g)と“薬用リップケア モイスト”が当たるキャンペーンをXで実施する。

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Aぇ!groupが「アベンヌ」のイメージキャラクターに就任 爽やかな姿を見せるウェブCMを公開 

「アベンヌ(AVENE)」は2月7日、イメージキャラクターにボーイズグループのAぇ!groupを起用し、キービジュアルとウェブCMを公開した。

ウェブCM“君のアベンヌを選ぼう。”では、メンバーが同ブランドの世界観をイメージした白やピンク、ベージュといった淡いトーンで統一した衣装で登場。それぞれが「アベンヌ」のアイテムを使用し、潤った肌状態とともに前向きな気持ちになる様子を表現している。同CM内で、正門良規は“アベンヌ ウオーター”、末澤誠也は“シカルファットプラス リペアミルク”、草間リチャード敬太は“スキンバランスフォーム SS n”、小島健は“ミルキージェル オイルコントロール”、佐野晶哉は“薬用ハンドクリーム エンリッチ”と“薬用リップケア モイスト”をそれぞれ使用した。

インタビュー&メイキング動画

また、インタビュー&メイキング動画も公開。インタビューでは、CM出演の感想や、「アベンヌ」を普段どう使っているかなどについて答えた。 3月からは、メンバーが1人ずつ出演し、各アイテムの魅力を表現するプロダクトムービーをウェブ上で公開し、4月からは、2人組ペアでアイテムを紹介する短編の動画をSNSで順次公開する予定だ。

ほか、2月10〜16日、“アベンヌ ウオーター(50g)と“薬用リップケア モイスト”が当たるキャンペーンをXで実施する。

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「ポーター」と「ザ・イノウエ・ブラザーズ」がトークショー “コラボと言いたくないコラボ”の全貌を語る

「コラボという言葉は使いたくない。それほど個人的なコレクションだから」――井上聡「ザ・イノウエ・ブラザーズ(THE INOUE BROTHERS)」デザイナーは、「ポーター(PORTER)」とのコラボコレクション“エル・アルト”をそう解説する。「『ザ・イノウエ・ブラザーズ』とは何か?」には一切触れずに始まったローンチ記念トークショーには、コラボの舞台・ボリビアへの真っ直ぐな愛と感謝が込められていた。

なぜボリビア? 井上デザイナーの人生を変えた出会い

“エル・アルト”とは、ボリビアの首都・ラパス近郊にある都市のこと。ここは「ザ・イノウエ・ブラザーズ」の始まりの地とも言える。井上デザイナーは「『ザ・イノウエ・ブラザーズ』を立ち上げる前は、デザイナーとして立身出世すべく広告業界に身を置いていた。さまざまなプロジェクトに関わりやりがいを感じていた一方、(利益第一の)資本主義社会の現実に直面することも多くミスマッチを感じていた」と振り返る。そんなジレンマを解消するきっかけになったのが、2006年に友人の誘いで訪れたボリビアの先住民だった。

ボリビアは“南米の最貧国”と呼ばれており、その中でも貧しい生活を送っているのが先住民だ。「過酷な現実と向き合う覚悟で訪れたが、全くの杞憂だった。彼女らは私が出会ってきた誰よりも優しかった。家具も十分にそろわない家で2脚しかない椅子を私と弟に差し出してくれた瞬間、私はこの人たちと一緒にモノ作りをすることを考え始めていた」。「人生が180度変わる出会い」(井上デザイナー)を経て、ソーシャルデザインスタジオ「ザ・イノウエ・ブラザーズ」は誕生した。

ボリビアと日本 職人技の掛け合わせ

このたび発表した「ポーター」と「ザ・イノウエ・ブラザーズ」のコラボコレクションは、全3型でそれぞれ2色展開。「コラボの話が浮上した時からこれしかないと思っていた」という全商品共通の柄は、アンデス伝統の織物“アグアヨ”のオリジナルパターンだ。“アグアヨ”は鮮やかな色使いが特徴で、「標高4000メートルという厳しい環境下でもポジティブにいられるよう考案された」という。井上デザイナーは「現地の職人は、(文化の盗用とみなし)侮辱と捉えられてもおかしくないオリジナルの“アグアヨ”の製作も、(これまで築いてきた関係性があったため)面白いと言って前向きに取り組んでくれた」と感謝の気持ちをにじませる。アンデスの旗も赤や青、緑などさまざまな色を使用しており、カラフルな色使いは彼女たちの誇りそのものだと言える。

「ポーター」の企画担当者は「私たちはバッグを道具と捉えており、耐久性が第一だと考えている。一方、“アグアヨ”は手織り特有の柔らかさがあるため、パワーが大きいバッグのミシンでは生地が破れてしまう。両者の特長を生かすためには、2年間にわたる試行錯誤が必要だった」とコメント。井上デザイナーは「コラボよりパートナーシップという言葉が相応しいほど、『ポーター』にはさまざまな場面で支えてもらった」と返し、人の温かさで成り立ったコラボであることを強調した。

トークショーの最後には、「コレクションの軌跡を残したいという思いのもと撮り始めた」という映像が流れた。商品ではなく職人に焦点を当てた内容で、最後には井上デザイナーが「これだけクオリティーが高いバッグを見たことがなかったのだろう」と予想するほど、コラボ商品を前に目一杯の喜びを見せる女性の姿が映った。彼女の嘘偽りのない笑顔が、モノ作りの楽しさを伝えていた。

ザ・イノウエ・ブラザーズ イン ザ ポーター ギャラリー1
日程:2月17日まで
時間:12:00~20:00
場所:ポーター表参道 ザ ポーター ギャラリー1
住所:東京都渋谷区神宮前5-6-8

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「ポーター」と「ザ・イノウエ・ブラザーズ」がトークショー “コラボと言いたくないコラボ”の全貌を語る

「コラボという言葉は使いたくない。それほど個人的なコレクションだから」――井上聡「ザ・イノウエ・ブラザーズ(THE INOUE BROTHERS)」デザイナーは、「ポーター(PORTER)」とのコラボコレクション“エル・アルト”をそう解説する。「『ザ・イノウエ・ブラザーズ』とは何か?」には一切触れずに始まったローンチ記念トークショーには、コラボの舞台・ボリビアへの真っ直ぐな愛と感謝が込められていた。

なぜボリビア? 井上デザイナーの人生を変えた出会い

“エル・アルト”とは、ボリビアの首都・ラパス近郊にある都市のこと。ここは「ザ・イノウエ・ブラザーズ」の始まりの地とも言える。井上デザイナーは「『ザ・イノウエ・ブラザーズ』を立ち上げる前は、デザイナーとして立身出世すべく広告業界に身を置いていた。さまざまなプロジェクトに関わりやりがいを感じていた一方、(利益第一の)資本主義社会の現実に直面することも多くミスマッチを感じていた」と振り返る。そんなジレンマを解消するきっかけになったのが、2006年に友人の誘いで訪れたボリビアの先住民だった。

ボリビアは“南米の最貧国”と呼ばれており、その中でも貧しい生活を送っているのが先住民だ。「過酷な現実と向き合う覚悟で訪れたが、全くの杞憂だった。彼女らは私が出会ってきた誰よりも優しかった。家具も十分にそろわない家で2脚しかない椅子を私と弟に差し出してくれた瞬間、私はこの人たちと一緒にモノ作りをすることを考え始めていた」。「人生が180度変わる出会い」(井上デザイナー)を経て、ソーシャルデザインスタジオ「ザ・イノウエ・ブラザーズ」は誕生した。

ボリビアと日本 職人技の掛け合わせ

このたび発表した「ポーター」と「ザ・イノウエ・ブラザーズ」のコラボコレクションは、全3型でそれぞれ2色展開。「コラボの話が浮上した時からこれしかないと思っていた」という全商品共通の柄は、アンデス伝統の織物“アグアヨ”のオリジナルパターンだ。“アグアヨ”は鮮やかな色使いが特徴で、「標高4000メートルという厳しい環境下でもポジティブにいられるよう考案された」という。井上デザイナーは「現地の職人は、(文化の盗用とみなし)侮辱と捉えられてもおかしくないオリジナルの“アグアヨ”の製作も、(これまで築いてきた関係性があったため)面白いと言って前向きに取り組んでくれた」と感謝の気持ちをにじませる。アンデスの旗も赤や青、緑などさまざまな色を使用しており、カラフルな色使いは彼女たちの誇りそのものだと言える。

「ポーター」の企画担当者は「私たちはバッグを道具と捉えており、耐久性が第一だと考えている。一方、“アグアヨ”は手織り特有の柔らかさがあるため、パワーが大きいバッグのミシンでは生地が破れてしまう。両者の特長を生かすためには、2年間にわたる試行錯誤が必要だった」とコメント。井上デザイナーは「コラボよりパートナーシップという言葉が相応しいほど、『ポーター』にはさまざまな場面で支えてもらった」と返し、人の温かさで成り立ったコラボであることを強調した。

トークショーの最後には、「コレクションの軌跡を残したいという思いのもと撮り始めた」という映像が流れた。商品ではなく職人に焦点を当てた内容で、最後には井上デザイナーが「これだけクオリティーが高いバッグを見たことがなかったのだろう」と予想するほど、コラボ商品を前に目一杯の喜びを見せる女性の姿が映った。彼女の嘘偽りのない笑顔が、モノ作りの楽しさを伝えていた。

ザ・イノウエ・ブラザーズ イン ザ ポーター ギャラリー1
日程:2月17日まで
時間:12:00~20:00
場所:ポーター表参道 ザ ポーター ギャラリー1
住所:東京都渋谷区神宮前5-6-8

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トラベルライター間庭がハコ推し! 今こそ行くべき“サティパホテル”「リッチモンドホテル」

旅の質が重視される今、気分や価値観にフィットし、心から満足できるサティスファクション パフォーマンス=サティパは選ばれる条件だ。トラベルライターの間庭典子が今回“ハコ推し”するのが、極上のモーニングブッフェを提供しているリッチモンドホテル。全国各地に点在するリッチモンドホテルでは朝食ブッフェを強化し、「こころもおなかも幸せにする朝ごはん」を提供している。

「こころもおなかも幸せにする朝ごはん」で1日をスタートする

リッチモンドホテルが目指すコンセプトは極めて明確だ。極上のモーニングブッフェでハッピーに1日を始めるホテル。ロイヤルホストやシェーキーズ、ロイヤルガーデンカフェなどの外食チェーンや機内食を手掛けるロイヤルのホテル事業部が運営し、全国43カ所で展開している。

先日、「こころもおなかも幸せにする朝ごはん」を体感する、「リッチモンドホテルプレミア浅草」での朝食試食会に参加してきた。そしてそのこだわり、本気度に度肝を抜かれた!

正直に言おう。1泊5万円以上を予算とするラグジュアリーホテルやリゾートなら、このレベルの朝食だってありえる。シティホテルでも豪華な朝食を売りにするところが最近は増えている。けれどもリッチモンドホテルのようなビジネスユースされる機能性ホテルでここまでのクオリティーは珍しい。なんと言おうか、朝食のラインアップに愛があるのだ。

朝食には珍しくローストビーフやグリルチキン、ミートボールのトマトソース煮などの肉料理も充実。鯖寿司やカレー、グラタンなどの満腹感のあるメーンも並ぶ。特筆すべきはラーメンやオムレツなど、ライブキッチンで提供する人気メニューだ。目の前で作り上げた出来立てを味わってほしいという思いで、ホテルが直営で朝食を提供している19の施設では、ライブキッチンによるアツアツのメニューを目玉としている。気軽だけれどいつもよりちょっと贅沢な郷土色食文化を味わえる非日常=ワクワクをサーブしている。

インバウンド客を意識し、日本の食文化を広く楽しむ構成に

浅草ではまた、インバウンド客を意識している。東京を拠点に日本各地を観光する外国人ビジターも多いため、ここでは東京にはこだわらず、日本全体の食文化を楽しめるような構成になっているのだ。例えば最近、海外の方にも人気の高いラーメンやたこ焼きなどもメニューに加え、その反面、サラダやフルーツなど、海外客に需要のある食材を強化した。チーズやシリアルなどのコーナーも充実している。グレープフルーツを丸ごと絞ったフレッシュジュース、スパークリングワインも並ぶ。

ブッフェのいいところは今まで食べたことのない食材、メニューでも気軽にトライできる点。ここでの体験をきっかけにお寿司やラーメンだけではない、好きな日本食のレパートリーを広げてほしいという狙いがある。

デザートコーナーにも抹茶や紫いものくずもち、カスタードが入ったたい焼きなど和のテイストのスイーツが並ぶ。目の前がスカイツリー、浅草寺までも徒歩圏内という絶好のロケーションのなかで、美味しい日本を食べ尽くそう。

直営の19施設では地域の特色を生かした郷土食を

43施設のうち盛岡駅前、山形駅前、名古屋新幹線口、浜松、高知などの直営施設では各施設が趣向を凝らし、その地の食文化を楽しめる名物料理を提供している。料理だけではなく、気分が上がる器、ご当地デザインなど、五感で楽しめる構成になっている。高級ホテルさながらのライブキッチンでは、その場でオムレツなどもカスタムオーダーできる。最小限のスタッフでまわせるのがブッフェのメリットであろうに、手間ひまを惜しまず、スタッフとの交流を楽しめるような仕組みも作ろうという心意気を感じるのだ。

例えば「リッチモンドホテル札幌大通」ではにぎりたてのお寿司やご当地味噌ラーメン、スープカレーなど札幌の名物をくまなく堪能できる。「リッチモンドホテル宇都宮駅前アネックス」では宇都宮名産の餃子はもちろん、佐野ラーメンやとちおとめいちごミルクなどで栃木らしさを表現。益子焼の食器を主に使っている。「リッチモンドホテル名古屋納屋橋」ではひつまぶしなどメーンを4種から選ぶハーフビュッフェ、「リッチモンドホテルなんば大国町」ではたこ焼き、肉吸い、串カツなどの大阪名物など約60種のメニューでくいだおれる。全施設をめぐってみたくなるほど、ユニークで魅力的だ。

那覇ではやちむん風の器で琉球料理を堪能

沖縄那覇の中心地にある「リッチモンドホテル那覇久茂地」に試泊したときには、ゆいレールの美栄橋駅から徒歩2分の立地を生かして、観光や仕事の拠点とした。取材や会食で忙しくても、朝ごはんは自分だけの時間。沖縄ならではの伝統的な琉球料理を少しずつ味わえるのがうれしい。

ゆし豆腐や味付けもずく、紅芋コロッケなど沖縄ならではの食材が並ぶ。もちろんゴーヤーチャンプルーやラフテーなどの名物料理も。メキシカン料理タコスの具をのせた、沖縄発祥のタコライスなども自分好みに盛り付けて食べられる。私はレタスとトマトをたっぷり乗せた朝仕様にしてみた。ジュースもグァバやマンゴーなどトロピカル。

沖縄料理は苦手という人もご安心あれ。鯖の塩焼きや肉じゃが、ナスの揚げびたしなどのお惣菜も充実し、サラダや卵料理もあり、和食も洋食もどう盛り付けるかは自由自在。

器も沖縄らしいやちむん風のデザイン。風を通しつつ家を守る花ブロックやミンサー織など、沖縄の古民家をモチーフにした朝食レストランは、テーブル席以外にもカウンター席もあり。朝から作業に取り掛かっているビジネスマンもいた。

食だけではない、ビジネスや観光をサポートするサービスも

まずチェックイン時。チェックイン開始の14時前に到着し、荷物を預けて近所で時間をつぶそうかと思っていたのだが、チェックイン前でも使えるフリーラウンジを利用することにした。13時から20時まで、朝食会場である2階を開放しているという。広々とした空間なので、誰にも邪魔されずPCに向かい、作業に集中することができた。奥のコーナーではどこかの航空会社のクルーがミーティングしつつ、談笑している。

コーヒーなどのドリンクもセルフサービスのドリンクバーがあり、Wi-Fiや電源も自由に使えて便利だ。冷凍庫の中には沖縄ならではのブルーシールのアイスクリームも。紅イモ、黒糖、シークワーサーなど沖縄らしいフレーバーが並ぶ。ミニカップだから全種類制覇できるかも⁈と思いつつ、夜の会食のことを考え、1種類だけで我慢した。

ロビーにはかりゆしシャツのラックが。メンズ、ウィメンズ共に各サイズさまざまなデザインがあり、500円で1日レンタルできるという。沖縄らしいモチーフを用いて、沖縄で縫製されたかりゆしは、島の正装。ビジネスシーンでも通用するので、沖縄での商談に着ていくと喜ばれるのでは。どれくらい島の気候にあっているのかを体験するいいきっかけにもなる。次回はぜひトライしてみよう。

このように立地がよく、ビジネスホテルとしての機能を果たしていながらも、ちょっとしたおもてなしや、現地の人と交流する後押しとなるレンタルサービスなど、伝統的な日本旅館のような心づかいを各所で感じるのだ。仕事や観光で忙しく、館内での滞在時間がわずかになろうとも、この宿を選んだ満足度は高いであろう。

京都では・・・インバウンド客を意識し、日本の食文化を広く楽しむ構成に

「リッチモンドホテルプレミア京都四条」の朝ごはんもスペシャルだ。ブッフェスタイルで、約12種類の小鉢を「京格子すかし箱」に盛り付けて、自分好みの松花堂弁当をつくるというもの。万願寺唐辛子や京壬生菜などをつかった京イタリアンもテーマで、華やかな朝ごはんで1日をチャージできる。

またほとんどのホテルでモーニングブッフェは宿泊者以外のビジターでも利用でき、例えば「リッチモンドホテル那覇久茂地」では税込で1700円、子どもは850円とリーズナブル。近場の日帰り出張でも、あえて早めに到着してこの「こころもおなかも幸せにする朝ごはん」を食べに行こうと画策中だ。またその地に住む友人といっしょにパワーブレックファーストを企画することもできる。

出張などのビジネスユースやひとり旅でも、朝だけはその地らしい多種多様なメニューを、好きなだけ味わえるのは画期的。朝食はとにかく豪華に、他はシンプルかつ機能性重視で・・・というニーズにこたえた満足度の高いホテルなのだ。

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トラベルライター間庭がハコ推し! 今こそ行くべき“サティパホテル”「リッチモンドホテル」

旅の質が重視される今、気分や価値観にフィットし、心から満足できるサティスファクション パフォーマンス=サティパは選ばれる条件だ。トラベルライターの間庭典子が今回“ハコ推し”するのが、極上のモーニングブッフェを提供しているリッチモンドホテル。全国各地に点在するリッチモンドホテルでは朝食ブッフェを強化し、「こころもおなかも幸せにする朝ごはん」を提供している。

「こころもおなかも幸せにする朝ごはん」で1日をスタートする

リッチモンドホテルが目指すコンセプトは極めて明確だ。極上のモーニングブッフェでハッピーに1日を始めるホテル。ロイヤルホストやシェーキーズ、ロイヤルガーデンカフェなどの外食チェーンや機内食を手掛けるロイヤルのホテル事業部が運営し、全国43カ所で展開している。

先日、「こころもおなかも幸せにする朝ごはん」を体感する、「リッチモンドホテルプレミア浅草」での朝食試食会に参加してきた。そしてそのこだわり、本気度に度肝を抜かれた!

正直に言おう。1泊5万円以上を予算とするラグジュアリーホテルやリゾートなら、このレベルの朝食だってありえる。シティホテルでも豪華な朝食を売りにするところが最近は増えている。けれどもリッチモンドホテルのようなビジネスユースされる機能性ホテルでここまでのクオリティーは珍しい。なんと言おうか、朝食のラインアップに愛があるのだ。

朝食には珍しくローストビーフやグリルチキン、ミートボールのトマトソース煮などの肉料理も充実。鯖寿司やカレー、グラタンなどの満腹感のあるメーンも並ぶ。特筆すべきはラーメンやオムレツなど、ライブキッチンで提供する人気メニューだ。目の前で作り上げた出来立てを味わってほしいという思いで、ホテルが直営で朝食を提供している19の施設では、ライブキッチンによるアツアツのメニューを目玉としている。気軽だけれどいつもよりちょっと贅沢な郷土色食文化を味わえる非日常=ワクワクをサーブしている。

インバウンド客を意識し、日本の食文化を広く楽しむ構成に

浅草ではまた、インバウンド客を意識している。東京を拠点に日本各地を観光する外国人ビジターも多いため、ここでは東京にはこだわらず、日本全体の食文化を楽しめるような構成になっているのだ。例えば最近、海外の方にも人気の高いラーメンやたこ焼きなどもメニューに加え、その反面、サラダやフルーツなど、海外客に需要のある食材を強化した。チーズやシリアルなどのコーナーも充実している。グレープフルーツを丸ごと絞ったフレッシュジュース、スパークリングワインも並ぶ。

ブッフェのいいところは今まで食べたことのない食材、メニューでも気軽にトライできる点。ここでの体験をきっかけにお寿司やラーメンだけではない、好きな日本食のレパートリーを広げてほしいという狙いがある。

デザートコーナーにも抹茶や紫いものくずもち、カスタードが入ったたい焼きなど和のテイストのスイーツが並ぶ。目の前がスカイツリー、浅草寺までも徒歩圏内という絶好のロケーションのなかで、美味しい日本を食べ尽くそう。

直営の19施設では地域の特色を生かした郷土食を

43施設のうち盛岡駅前、山形駅前、名古屋新幹線口、浜松、高知などの直営施設では各施設が趣向を凝らし、その地の食文化を楽しめる名物料理を提供している。料理だけではなく、気分が上がる器、ご当地デザインなど、五感で楽しめる構成になっている。高級ホテルさながらのライブキッチンでは、その場でオムレツなどもカスタムオーダーできる。最小限のスタッフでまわせるのがブッフェのメリットであろうに、手間ひまを惜しまず、スタッフとの交流を楽しめるような仕組みも作ろうという心意気を感じるのだ。

例えば「リッチモンドホテル札幌大通」ではにぎりたてのお寿司やご当地味噌ラーメン、スープカレーなど札幌の名物をくまなく堪能できる。「リッチモンドホテル宇都宮駅前アネックス」では宇都宮名産の餃子はもちろん、佐野ラーメンやとちおとめいちごミルクなどで栃木らしさを表現。益子焼の食器を主に使っている。「リッチモンドホテル名古屋納屋橋」ではひつまぶしなどメーンを4種から選ぶハーフビュッフェ、「リッチモンドホテルなんば大国町」ではたこ焼き、肉吸い、串カツなどの大阪名物など約60種のメニューでくいだおれる。全施設をめぐってみたくなるほど、ユニークで魅力的だ。

那覇ではやちむん風の器で琉球料理を堪能

沖縄那覇の中心地にある「リッチモンドホテル那覇久茂地」に試泊したときには、ゆいレールの美栄橋駅から徒歩2分の立地を生かして、観光や仕事の拠点とした。取材や会食で忙しくても、朝ごはんは自分だけの時間。沖縄ならではの伝統的な琉球料理を少しずつ味わえるのがうれしい。

ゆし豆腐や味付けもずく、紅芋コロッケなど沖縄ならではの食材が並ぶ。もちろんゴーヤーチャンプルーやラフテーなどの名物料理も。メキシカン料理タコスの具をのせた、沖縄発祥のタコライスなども自分好みに盛り付けて食べられる。私はレタスとトマトをたっぷり乗せた朝仕様にしてみた。ジュースもグァバやマンゴーなどトロピカル。

沖縄料理は苦手という人もご安心あれ。鯖の塩焼きや肉じゃが、ナスの揚げびたしなどのお惣菜も充実し、サラダや卵料理もあり、和食も洋食もどう盛り付けるかは自由自在。

器も沖縄らしいやちむん風のデザイン。風を通しつつ家を守る花ブロックやミンサー織など、沖縄の古民家をモチーフにした朝食レストランは、テーブル席以外にもカウンター席もあり。朝から作業に取り掛かっているビジネスマンもいた。

食だけではない、ビジネスや観光をサポートするサービスも

まずチェックイン時。チェックイン開始の14時前に到着し、荷物を預けて近所で時間をつぶそうかと思っていたのだが、チェックイン前でも使えるフリーラウンジを利用することにした。13時から20時まで、朝食会場である2階を開放しているという。広々とした空間なので、誰にも邪魔されずPCに向かい、作業に集中することができた。奥のコーナーではどこかの航空会社のクルーがミーティングしつつ、談笑している。

コーヒーなどのドリンクもセルフサービスのドリンクバーがあり、Wi-Fiや電源も自由に使えて便利だ。冷凍庫の中には沖縄ならではのブルーシールのアイスクリームも。紅イモ、黒糖、シークワーサーなど沖縄らしいフレーバーが並ぶ。ミニカップだから全種類制覇できるかも⁈と思いつつ、夜の会食のことを考え、1種類だけで我慢した。

ロビーにはかりゆしシャツのラックが。メンズ、ウィメンズ共に各サイズさまざまなデザインがあり、500円で1日レンタルできるという。沖縄らしいモチーフを用いて、沖縄で縫製されたかりゆしは、島の正装。ビジネスシーンでも通用するので、沖縄での商談に着ていくと喜ばれるのでは。どれくらい島の気候にあっているのかを体験するいいきっかけにもなる。次回はぜひトライしてみよう。

このように立地がよく、ビジネスホテルとしての機能を果たしていながらも、ちょっとしたおもてなしや、現地の人と交流する後押しとなるレンタルサービスなど、伝統的な日本旅館のような心づかいを各所で感じるのだ。仕事や観光で忙しく、館内での滞在時間がわずかになろうとも、この宿を選んだ満足度は高いであろう。

京都では・・・インバウンド客を意識し、日本の食文化を広く楽しむ構成に

「リッチモンドホテルプレミア京都四条」の朝ごはんもスペシャルだ。ブッフェスタイルで、約12種類の小鉢を「京格子すかし箱」に盛り付けて、自分好みの松花堂弁当をつくるというもの。万願寺唐辛子や京壬生菜などをつかった京イタリアンもテーマで、華やかな朝ごはんで1日をチャージできる。

またほとんどのホテルでモーニングブッフェは宿泊者以外のビジターでも利用でき、例えば「リッチモンドホテル那覇久茂地」では税込で1700円、子どもは850円とリーズナブル。近場の日帰り出張でも、あえて早めに到着してこの「こころもおなかも幸せにする朝ごはん」を食べに行こうと画策中だ。またその地に住む友人といっしょにパワーブレックファーストを企画することもできる。

出張などのビジネスユースやひとり旅でも、朝だけはその地らしい多種多様なメニューを、好きなだけ味わえるのは画期的。朝食はとにかく豪華に、他はシンプルかつ機能性重視で・・・というニーズにこたえた満足度の高いホテルなのだ。

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NewJeansの新グループ名が「NJZ」に決定 3月の「コンプレックスコン香港」にヘッドライナーとして出演

韓国の5人組ガールズグループ、ニュージーンズ(NewJeans)は2月7日、メンバーが立ち上げたインスタグラムで、アメリカ・ニューヨークを拠点とするメディア「Complex」の「ミンジ、ハニ、ダニエル、ヘリン、ヘインの新しいグループ名:NJZ」と書かれた投稿を引用して、新たなグループ名が「NJZ」になったことを発表した。


あわせてインスタグラムのアカウント名も「@jeanzforfree」から「@njz_official」に変更した。

NJZは、3月21日から23日まで香港で開催される「コンプレックスコン香港 2025(ComplexCon Hong Kong 2025)」でのライブイベントにヘッドライナーとして出演。新グループ名として、初のパフォーマンスを披露する予定だ。※出演日は後日発表。

NJZのメンバーのミンジは、「NJZとして初めてステージに立ち、皆さんとまた時間を過ごせることにワクワクしています。このステージは私たちにとって大事な瞬間であり、ファンの皆さんと一緒に冒険の再出発をし、新しい音楽を世界に発信できることが楽しみです」と語る。

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韓国の5人組ガールズグループ、ニュージーンズ(NewJeans)は2月7日、メンバーが立ち上げたインスタグラムで、アメリカ・ニューヨークを拠点とするメディア「Complex」の「ミンジ、ハニ、ダニエル、ヘリン、ヘインの新しいグループ名:NJZ」と書かれた投稿を引用して、新たなグループ名が「NJZ」になったことを発表した。


あわせてインスタグラムのアカウント名も「@jeanzforfree」から「@njz_official」に変更した。

NJZは、3月21日から23日まで香港で開催される「コンプレックスコン香港 2025(ComplexCon Hong Kong 2025)」でのライブイベントにヘッドライナーとして出演。新グループ名として、初のパフォーマンスを披露する予定だ。※出演日は後日発表。

NJZのメンバーのミンジは、「NJZとして初めてステージに立ち、皆さんとまた時間を過ごせることにワクワクしています。このステージは私たちにとって大事な瞬間であり、ファンの皆さんと一緒に冒険の再出発をし、新しい音楽を世界に発信できることが楽しみです」と語る。

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「3CE」からチーク&ハイライト 計算された配色が導く透明感と血色感の黄金比

韓国コスメブランド「3CE」は、自然な血色感と艶をかなえるチーク&ハイライト“ブラッシュライター”(全7色、各2720円)をプラザやロフト、アットコスメ、Qoo10、アマゾン、楽天、ゾゾタウンなどで発売する。3月4日から店頭で、14日からオンラインストアで販売する。

「3CE」が提案する計算された美しさ

“ブラッシュライター”は、繊細なパールが煌めくオーロラハイライトとふんわり発色のヴェールチークを1つにしたフェイスカラーパレット。色相環に基づいた絶妙な配色のハイライトとチークを重ねると、透明感と血色感の黄金比が完成する。

反対色のハイライトとチークが互いの色を引き立て、華やかな印象を生み出す“コントラストカラー”(全4色)と、隣接色のハイライトとチークが肌に自然に溶け込み、柔らかな血色感をかなえる“グラデーションカラー”(全3色)の2種類の配色パターンで展開する。

“コントラストカラー”

“グラデーションカラー”

プレゼントキャンペーン

「アットコスメ トーキョー」、「アットコスメ オーサカ」、ロフト、プラザで“ブラッシュライター”を購入すると、“3CE オリジナル チーク&ハイライトブラシ”をプレゼントするキャンペーンを実施する。

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「3CE」からチーク&ハイライト 計算された配色が導く透明感と血色感の黄金比

韓国コスメブランド「3CE」は、自然な血色感と艶をかなえるチーク&ハイライト“ブラッシュライター”(全7色、各2720円)をプラザやロフト、アットコスメ、Qoo10、アマゾン、楽天、ゾゾタウンなどで発売する。3月4日から店頭で、14日からオンラインストアで販売する。

「3CE」が提案する計算された美しさ

“ブラッシュライター”は、繊細なパールが煌めくオーロラハイライトとふんわり発色のヴェールチークを1つにしたフェイスカラーパレット。色相環に基づいた絶妙な配色のハイライトとチークを重ねると、透明感と血色感の黄金比が完成する。

反対色のハイライトとチークが互いの色を引き立て、華やかな印象を生み出す“コントラストカラー”(全4色)と、隣接色のハイライトとチークが肌に自然に溶け込み、柔らかな血色感をかなえる“グラデーションカラー”(全3色)の2種類の配色パターンで展開する。

“コントラストカラー”

“グラデーションカラー”

プレゼントキャンペーン

「アットコスメ トーキョー」、「アットコスメ オーサカ」、ロフト、プラザで“ブラッシュライター”を購入すると、“3CE オリジナル チーク&ハイライトブラシ”をプレゼントするキャンペーンを実施する。

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辻元舞がディレクターを務める「アイムイン」が始動 公式サイトで受注受け付け中

モデル兼タレントの辻元舞は、自身がディレクターを務めるファッションブランド「アイムイン(I’M IN)」をローンチする。13日までの期間限定で、公式オンラインストアでファーストコレクション“コレクション01”の受注を受け付けている。

いつだって遊び心を忘れずに

「アイムイン」のコンセプトは、何気ない日常の瞬間を“特別”に。ファッションモデル、そして母親として生きる辻元が、日々の生活の中で感じた思いや感覚をデザインに落とし込んだアイテムを展開していく。

ファーストコレクションのラインアップは、“クロップドシャツ”(全2色、各1万6500円)、“バルーンフードブルゾン”(全2色、各2万6400円)、“バルーン2ウェイ パンツ”(全2色、各1万5400円)、“ブルゾン&パンツセットアップ“(全2色、3万9600円)の全4アイテム。シンプルで洗練された雰囲気の中に、一さじ加えた遊び心を楽しむことのできるデザインをそろえた。

今回のローンチについて辻元は、「念願だった“あったらいいな”を実現したブランド『アイムイン』。何年も思い続け、諦めかけましたが、第3子妊娠を機に仕事をセーブしたことでずっとやりたかったことにやっと向き合うことができました。手に取っていただいた人に楽しんでいただけるアイテムを、自分のクリエイティブを通してお届けしていきたいです。こだわり抜いたアイテムを是非楽しんでいただけると嬉しいです」とコメントした。

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辻元舞がディレクターを務める「アイムイン」が始動 公式サイトで受注受け付け中

モデル兼タレントの辻元舞は、自身がディレクターを務めるファッションブランド「アイムイン(I’M IN)」をローンチする。13日までの期間限定で、公式オンラインストアでファーストコレクション“コレクション01”の受注を受け付けている。

いつだって遊び心を忘れずに

「アイムイン」のコンセプトは、何気ない日常の瞬間を“特別”に。ファッションモデル、そして母親として生きる辻元が、日々の生活の中で感じた思いや感覚をデザインに落とし込んだアイテムを展開していく。

ファーストコレクションのラインアップは、“クロップドシャツ”(全2色、各1万6500円)、“バルーンフードブルゾン”(全2色、各2万6400円)、“バルーン2ウェイ パンツ”(全2色、各1万5400円)、“ブルゾン&パンツセットアップ“(全2色、3万9600円)の全4アイテム。シンプルで洗練された雰囲気の中に、一さじ加えた遊び心を楽しむことのできるデザインをそろえた。

今回のローンチについて辻元は、「念願だった“あったらいいな”を実現したブランド『アイムイン』。何年も思い続け、諦めかけましたが、第3子妊娠を機に仕事をセーブしたことでずっとやりたかったことにやっと向き合うことができました。手に取っていただいた人に楽しんでいただけるアイテムを、自分のクリエイティブを通してお届けしていきたいです。こだわり抜いたアイテムを是非楽しんでいただけると嬉しいです」とコメントした。

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コーセーの「雪肌精」と「プレディア」から人と地球の調和を目指す“ブルー”の新シリーズを同時発売

コーセーは5月16日、和漢植物由来成分を配合する「雪肌精(SEKKISEI)」から“雪肌精 ブルー”、海由来の成分を配合する「プレディア(PREDIA)」から“プレディア ブルー”と、ナチュラル・クリーンビューティ市場に向けた新シリーズを発売する。取り扱いは、直営店と各ブランドの公式EC、「メゾン コーセー」の各店舗とEC、化粧品専門店など。“雪肌精 ブルー”は、シンガポールとマレーシア、インドネシア、韓国ですでに販売を始め、中国やフランス、タイ、台湾などその他の国や地域でも順次展開する。日本発の人と地球の調和を目指すナチュラル・ クリーンビューティをグローバルに発信し、新たな顧客との接点拡大を図り、さらなるブランド力の強化と価値向上を目指す。

2シリーズは、「BLUE:美しい地球を未来へ繋ぐ私たちの信念」をポリシーに掲げ、独自の成分選択基準に基づいた商品作りを行うほか、自然由来指数や生分解性成分割合の開示、アップサイクル素材の活用、環境負荷の低い容器やパッケージの採用、環境保全活動への支援・容器回収などに取り組む。シリーズ名に共通する“ブルー”は、美しい地球に着想した同社のコーポレートカラー、「雪肌精」のブランドカラー、「プレディア」のコンセプトである海の色にちなんだもので、“青く美しい地球を未来につなげていく”という思いを込めた。

“雪肌精 ブルー”は、2 層タイプの化粧液“ディープ ハイドレイティング エッセンス リキッド I”“ディープ ハイドレイティング エッセンス リキッド II”(各120mL、各7700円※編集部調べ)をはじめ、クレンジング、洗顔料、ふき取り化粧水、クリーム、美容オイル、美容液など15 品目 17 品種をそろえる。価格帯は880〜1万3200円。和漢植物由来成分や日本産の自然素材配合で、肌本来の持つハリや艶を引き出し、透明感のある健康的な肌に導く。パッケージは日本瓦に着想し、容器のキャップにはブランド製品に使用するハトムギエキスの製造過程で発生したハトムギのもみ殻を練り込んだ。「雪肌精」の原点である「東洋発想」をもとに“美しさの巡り”に着目し、一人一人の肌質や体質に合ったアプローチで肌と心、体のバランスを整える。

“プレディア ブルー”は、髪と頭皮のトリートメント“リペア ヘッドクレンズ クレイ”(250g、2530円※編集部調べ)をヒーロー製品に、シャンプーやヘアトリートメント、クレンジング、洗顔料など5品目7品種をそろえた。価格帯は165〜3080円。ミネラルに富み、優れた皮脂吸着力と毛穴浄化効果のある「国産海泥タナクラクレイ」を共通配合するほか、海泥や海洋深層水、海藻など、海の天然由来素材が毛穴や頭皮の汚れをすっきりと落とす。チューブ容器には、環境負荷の低いメカニカルリサイクルポリエチレンをコーセーで初めて採用。使用済み容器を選別・粉砕・特殊洗浄し、元の樹脂に近い機能と品質を再現した。“リフレッシュウィズシー”をコンセプトに、テクスチャーや色、香りからも海を感じられるアイテムを用意する。

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コーセーの「雪肌精」と「プレディア」から人と地球の調和を目指す“ブルー”の新シリーズを同時発売

コーセーは5月16日、和漢植物由来成分を配合する「雪肌精(SEKKISEI)」から“雪肌精 ブルー”、海由来の成分を配合する「プレディア(PREDIA)」から“プレディア ブルー”と、ナチュラル・クリーンビューティ市場に向けた新シリーズを発売する。取り扱いは、直営店と各ブランドの公式EC、「メゾン コーセー」の各店舗とEC、化粧品専門店など。“雪肌精 ブルー”は、シンガポールとマレーシア、インドネシア、韓国ですでに販売を始め、中国やフランス、タイ、台湾などその他の国や地域でも順次展開する。日本発の人と地球の調和を目指すナチュラル・ クリーンビューティをグローバルに発信し、新たな顧客との接点拡大を図り、さらなるブランド力の強化と価値向上を目指す。

2シリーズは、「BLUE:美しい地球を未来へ繋ぐ私たちの信念」をポリシーに掲げ、独自の成分選択基準に基づいた商品作りを行うほか、自然由来指数や生分解性成分割合の開示、アップサイクル素材の活用、環境負荷の低い容器やパッケージの採用、環境保全活動への支援・容器回収などに取り組む。シリーズ名に共通する“ブルー”は、美しい地球に着想した同社のコーポレートカラー、「雪肌精」のブランドカラー、「プレディア」のコンセプトである海の色にちなんだもので、“青く美しい地球を未来につなげていく”という思いを込めた。

“雪肌精 ブルー”は、2 層タイプの化粧液“ディープ ハイドレイティング エッセンス リキッド I”“ディープ ハイドレイティング エッセンス リキッド II”(各120mL、各7700円※編集部調べ)をはじめ、クレンジング、洗顔料、ふき取り化粧水、クリーム、美容オイル、美容液など15 品目 17 品種をそろえる。価格帯は880〜1万3200円。和漢植物由来成分や日本産の自然素材配合で、肌本来の持つハリや艶を引き出し、透明感のある健康的な肌に導く。パッケージは日本瓦に着想し、容器のキャップにはブランド製品に使用するハトムギエキスの製造過程で発生したハトムギのもみ殻を練り込んだ。「雪肌精」の原点である「東洋発想」をもとに“美しさの巡り”に着目し、一人一人の肌質や体質に合ったアプローチで肌と心、体のバランスを整える。

“プレディア ブルー”は、髪と頭皮のトリートメント“リペア ヘッドクレンズ クレイ”(250g、2530円※編集部調べ)をヒーロー製品に、シャンプーやヘアトリートメント、クレンジング、洗顔料など5品目7品種をそろえた。価格帯は165〜3080円。ミネラルに富み、優れた皮脂吸着力と毛穴浄化効果のある「国産海泥タナクラクレイ」を共通配合するほか、海泥や海洋深層水、海藻など、海の天然由来素材が毛穴や頭皮の汚れをすっきりと落とす。チューブ容器には、環境負荷の低いメカニカルリサイクルポリエチレンをコーセーで初めて採用。使用済み容器を選別・粉砕・特殊洗浄し、元の樹脂に近い機能と品質を再現した。“リフレッシュウィズシー”をコンセプトに、テクスチャーや色、香りからも海を感じられるアイテムを用意する。

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iPS細胞上清液配合の究極のオーダーメードコスメ「イプシア」 初回製品が2月下旬に完成

化粧品の商品企画・開発からブランド戦略まで手掛けるエスヴィータが24年7月に立ち上げたiPS細胞上清液を用いた完全オーダーメイドスキンケアブランド「イプシア(IPSYA)」が堅調だ。自分自身の細胞を素材にしてゼロから作るスキンケアで、細胞関連(10年間保管とiPS細胞上清液作成など)とスキンケア製品製造(1年分の商品)で1000万円ほどかかるものの、24年末時点で7人の申し込みがあり、初回のスキンケア製品が2月下旬をめどに完成する。

エスヴィータは化粧品の戦略PR企画やEC事業、美容医療クリニック運営などを手掛けるワンストップ型の美容・健康コンサルティング会社。篠﨑祥子エスヴィータ社長は「昨今、オンライン肌測定や肌測定器、IoTディバイス、アプリなどを活用した、パーソナライズコスメが続々と誕生している。その中で究極の完全オーダーメイドコスメを追い求めた結果、『イプシア』が完成した」と語る。

「イプシア」は、自分自身の細胞を培養し、その過程で生まれるiPS細胞上清液を用いたスキンケアを提供する。製品が完成するまでのプロセスは、カウンセリング後に提携クリニックで採血し、iPS細胞を培養。化粧品に細胞そのものを添加することが禁止されているため培養の際にできる液体の層(iPS細胞上清液)を原料として使用する。肌質や悩みに沿った有効成分を組み合わせ、好みのテクスチャーや香りに至るまで、一人一人の要望に合わせてカスタマイズする。iPS細胞の培養に2〜3カ月要するとから製品化まで6カ月〜1年程度かかる。採取した細胞は10年間冷凍保管するため、追加製造も可能だ。

価格はiPS細胞関連(培養や冷凍保管など)が約500万円、化粧品製造が250万円〜。化粧品は美白・ハリ・毛穴など求めるスキンケア効果や、香り、テクスチャーなどフルオーダーが可能。容器やパッケージデザインなどもリクエストを受け付ける。「希望の成分などを組み合わせたり、容器やデザインにもこだわったりすると約1000万円程度のコストが必要とお客さまに伝えている」。iPS細胞を保管できるため、再生医療での活用も視野に入れた医療目的で行う人もいる。
今後は百貨店や提携の美容クリニックなどを中心に、イベントやカウンセリング、説明会などを定期的に開催し認知向上を図る。また、スキンケア領域だけでなく、医療機関と美容クリニックとの協力体制のもと、点滴や点鼻といった新たなアプローチの検討や外国人と対象とした医療ツーリズムなど、多角的な視点での展開を計画する。

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iPS細胞上清液配合の究極のオーダーメードコスメ「イプシア」 初回製品が2月下旬に完成

化粧品の商品企画・開発からブランド戦略まで手掛けるエスヴィータが24年7月に立ち上げたiPS細胞上清液を用いた完全オーダーメイドスキンケアブランド「イプシア(IPSYA)」が堅調だ。自分自身の細胞を素材にしてゼロから作るスキンケアで、細胞関連(10年間保管とiPS細胞上清液作成など)とスキンケア製品製造(1年分の商品)で1000万円ほどかかるものの、24年末時点で7人の申し込みがあり、初回のスキンケア製品が2月下旬をめどに完成する。

エスヴィータは化粧品の戦略PR企画やEC事業、美容医療クリニック運営などを手掛けるワンストップ型の美容・健康コンサルティング会社。篠﨑祥子エスヴィータ社長は「昨今、オンライン肌測定や肌測定器、IoTディバイス、アプリなどを活用した、パーソナライズコスメが続々と誕生している。その中で究極の完全オーダーメイドコスメを追い求めた結果、『イプシア』が完成した」と語る。

「イプシア」は、自分自身の細胞を培養し、その過程で生まれるiPS細胞上清液を用いたスキンケアを提供する。製品が完成するまでのプロセスは、カウンセリング後に提携クリニックで採血し、iPS細胞を培養。化粧品に細胞そのものを添加することが禁止されているため培養の際にできる液体の層(iPS細胞上清液)を原料として使用する。肌質や悩みに沿った有効成分を組み合わせ、好みのテクスチャーや香りに至るまで、一人一人の要望に合わせてカスタマイズする。iPS細胞の培養に2〜3カ月要するとから製品化まで6カ月〜1年程度かかる。採取した細胞は10年間冷凍保管するため、追加製造も可能だ。

価格はiPS細胞関連(培養や冷凍保管など)が約500万円、化粧品製造が250万円〜。化粧品は美白・ハリ・毛穴など求めるスキンケア効果や、香り、テクスチャーなどフルオーダーが可能。容器やパッケージデザインなどもリクエストを受け付ける。「希望の成分などを組み合わせたり、容器やデザインにもこだわったりすると約1000万円程度のコストが必要とお客さまに伝えている」。iPS細胞を保管できるため、再生医療での活用も視野に入れた医療目的で行う人もいる。
今後は百貨店や提携の美容クリニックなどを中心に、イベントやカウンセリング、説明会などを定期的に開催し認知向上を図る。また、スキンケア領域だけでなく、医療機関と美容クリニックとの協力体制のもと、点滴や点鼻といった新たなアプローチの検討や外国人と対象とした医療ツーリズムなど、多角的な視点での展開を計画する。

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50周年の「モンベル」、25年春夏から“ストームクルーザー”に独自の防水透湿素材 「ゴアテックス」シェルも企画

日本発アウトドアブランドの「モンベル(MONT-BELL)」は2025年春夏、レインウエアの旗艦モデル“ストームクルーザー”で、従来から使用してきた「ゴアテックス(GORE-TEX)」素材に代えて、「モンベル」独自の防水透湿素材「スーパー ドライテック(SUPER DRYTEC)」を使用する。これを受け、SNSでは1月末から「『モンベル』が『ゴアテックス』完全撤退か?」などと話題になっているが、実際は「ゴアテックス」を使用したレインウエアもラインアップし、選べるようにする。

新モデルの“ストームクルーザー”に使用する「スーパー ドライテック」は、PFAS(有機フッ素化合物)フリーの防水透湿素材。湿度の高い日本の気候の中でも蒸れにくいことを追求して開発した。「スーパー ドライテック」を使用したレインジャケットとしては、“ストームクルーザー”(メンズ2万2000円、ウィメンズ2万1000円)の他、より透湿性を追求した“トレントフライヤー”(メンズ2万3200円、ウィメンズ2万2200円)、より軽量な“バーサライト”(メンズ2万4000円、ウィメンズ2万2900円)の3型をそろえる。

専用洗剤は詰め替えパックも発売

「ゴアテックス」を使用するレインジャケットは、“テンペスト”(メンズ3万5200円、ウィメンズ3万4200円)のほか、軽量コンパクトな“ピークシェル”(メンズ3万2000円、ウィメンズ3万1000円)、より厚手な“レイントレッカー”(メンズ2万9000円、ウィメンズ2万8200円)の3型。いずれも、PFASフリーのePEメンブレンを使用した「ゴアテックス」を採用している。

“ストームクルーザー”と“テンペスト”では約1万3000円の価格差がある。「ラグジュアリーな嗜好品ではなく、アウトドアウエアとして、さまざまな人が手に取ることができる存在でないといけない」(広報担当者)というブランドの考え方のもと、レインウエアの中で、価格帯や軽量性、厚みなど多様なバリエーションをそろえて提案している。ただし、“ストームクルーザー”は「モンベル」の看板アイテムの1つとして認知が高く、1982年から「ゴアテックス」を使用し続けてきたという経緯もあって、素材切り替えに驚いたファンも多く、SNSでも大きな話題となった。これらのレインジャケットは、2月末から順次販売していく。

「スーパー ドライテック」「ゴアテックス」共に、PFASフリーの製品は、PFAS使用製品に比べると、どうしても皮脂などの脂汚れには弱くなる。その結果、実際は防水透湿性能が失われていないのに、濡れたように感じることもあるため、脂汚れの定着を防ぐ定期的な洗濯ケアをアウトドアメーカー各社が積極的に打ち出すようになっている。「モンベル」では、レインウエア専用洗剤やはっ水剤、ダウン用洗剤で詰め替えパック(洗剤900円、はっ水剤2400円、ダウン用洗剤1100円)を25年春夏から新たに販売し、より気軽に洗濯ができるようにした。

50周年でアーカイブロゴアイテム企画

「モンベル」は25年に設立25周年を迎えることを受け、アーカイブロゴを使用した記念商品も企画。Tシャツやスエット、デイパック、サーモボトルなどをそろえる。食品のラインアップの拡充も25年春夏のポイントで、モンベル直営レストランのレシピをもとにしたレトルトカレー(500円)や、炭水化物ばかりになりがちな山行中に手軽にたんぱく質が摂れるフリーズドライのサラダチキン(550円)などを発売する。

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50周年の「モンベル」、25年春夏から“ストームクルーザー”に独自の防水透湿素材 「ゴアテックス」シェルも企画

日本発アウトドアブランドの「モンベル(MONT-BELL)」は2025年春夏、レインウエアの旗艦モデル“ストームクルーザー”で、従来から使用してきた「ゴアテックス(GORE-TEX)」素材に代えて、「モンベル」独自の防水透湿素材「スーパー ドライテック(SUPER DRYTEC)」を使用する。これを受け、SNSでは1月末から「『モンベル』が『ゴアテックス』完全撤退か?」などと話題になっているが、実際は「ゴアテックス」を使用したレインウエアもラインアップし、選べるようにする。

新モデルの“ストームクルーザー”に使用する「スーパー ドライテック」は、PFAS(有機フッ素化合物)フリーの防水透湿素材。湿度の高い日本の気候の中でも蒸れにくいことを追求して開発した。「スーパー ドライテック」を使用したレインジャケットとしては、“ストームクルーザー”(メンズ2万2000円、ウィメンズ2万1000円)の他、より透湿性を追求した“トレントフライヤー”(メンズ2万3200円、ウィメンズ2万2200円)、より軽量な“バーサライト”(メンズ2万4000円、ウィメンズ2万2900円)の3型をそろえる。

専用洗剤は詰め替えパックも発売

「ゴアテックス」を使用するレインジャケットは、“テンペスト”(メンズ3万5200円、ウィメンズ3万4200円)のほか、軽量コンパクトな“ピークシェル”(メンズ3万2000円、ウィメンズ3万1000円)、より厚手な“レイントレッカー”(メンズ2万9000円、ウィメンズ2万8200円)の3型。いずれも、PFASフリーのePEメンブレンを使用した「ゴアテックス」を採用している。

“ストームクルーザー”と“テンペスト”では約1万3000円の価格差がある。「ラグジュアリーな嗜好品ではなく、アウトドアウエアとして、さまざまな人が手に取ることができる存在でないといけない」(広報担当者)というブランドの考え方のもと、レインウエアの中で、価格帯や軽量性、厚みなど多様なバリエーションをそろえて提案している。ただし、“ストームクルーザー”は「モンベル」の看板アイテムの1つとして認知が高く、1982年から「ゴアテックス」を使用し続けてきたという経緯もあって、素材切り替えに驚いたファンも多く、SNSでも大きな話題となった。これらのレインジャケットは、2月末から順次販売していく。

「スーパー ドライテック」「ゴアテックス」共に、PFASフリーの製品は、PFAS使用製品に比べると、どうしても皮脂などの脂汚れには弱くなる。その結果、実際は防水透湿性能が失われていないのに、濡れたように感じることもあるため、脂汚れの定着を防ぐ定期的な洗濯ケアをアウトドアメーカー各社が積極的に打ち出すようになっている。「モンベル」では、レインウエア専用洗剤やはっ水剤、ダウン用洗剤で詰め替えパック(洗剤900円、はっ水剤2400円、ダウン用洗剤1100円)を25年春夏から新たに販売し、より気軽に洗濯ができるようにした。

50周年でアーカイブロゴアイテム企画

「モンベル」は25年に設立25周年を迎えることを受け、アーカイブロゴを使用した記念商品も企画。Tシャツやスエット、デイパック、サーモボトルなどをそろえる。食品のラインアップの拡充も25年春夏のポイントで、モンベル直営レストランのレシピをもとにしたレトルトカレー(500円)や、炭水化物ばかりになりがちな山行中に手軽にたんぱく質が摂れるフリーズドライのサラダチキン(550円)などを発売する。

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ヤーマン初の中東進出 サウジアラビアでの製品展開を開始

ヤーマンはこのほど、サウジアラビアでの展開を開始した。EMS美顔器“メディリフト プラス”(3万7180円)、RF美顔器“フォトプラス プレステージ SP”(13万2000円)、家庭用ピーリング機器“ハイドラブライトスキン”(4万2570円)の3製品をECと美容クリニックで取り扱う。同社が中東に進出するのは初めて。

中東進出を機にアラビア語のECサイトを立ち上げるほか、サウジアラビアの首都リヤドの美容クリニック、スキンクリニックとアリュールクリニックでの販売を開始。ECでは、表情筋を鍛える“メディリフト プラス”とリフトケアと美白ケアを両立する“フォトプラス プレステージ SP”、自宅でのピーリングをかなえる“ハイドラブライトスキン”の3製品を全て取り扱う。配送エリアは、サウジアラビアとクウェート、バーレーン、UAE(アラブ首長国連邦)、カタールの5カ国を設定した。美容クリニックでは、“メディリフト プラス”と“ハイドラブライトスキン”の2製品のみを取り扱う。

同社は、サウジアラビアの総人口における若年層の比率や、銀座の旗艦店「ヤーマン ザ ストア ギンザ(YA-MAN the store GINZA)」にサウジアラビアからの顧客が来店していることを受け、今回の進出を決定した。サウジアラビアは年齢の中央値が29歳と若年層が多いほか(※JETRO調べ)、2030年までの国家改革戦略「ビジョン 2030」において労働力に占める女性割合の引き上げが目標に掲げられていることから、女性の社会進出で起こる可処分所得や外出機会の増加による美容意識の高まりを予想している。

ヤーマンは、1978年設立。美容機器専門メーカーとして5年連続美顔器シェアナンバーワンを誇る(※富士経済調べ/「美容&健康家電マーケティングトレンドデータ2020」2018-2019年実績、「美容&健康家電市場・関連サービストレンドデータ2023-2024」2020-2022年実績、美顔器カテゴリにおいて日本国内の美容家電全体におけるメーカーシェアとして)。今回進出のサウジアラビアを含め、中国、アメリカ、ヨーロッパ、東南アジアの15の国と地域で製品を販売。今後もグローバル展開を加速させ、世界中の美容感度の高い人々のニーズに応えるとともに日本発のグローバルブランドとして高い技術力を持つ製品を届け、新しい美の体験を提供する。

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ヤーマン初の中東進出 サウジアラビアでの製品展開を開始

ヤーマンはこのほど、サウジアラビアでの展開を開始した。EMS美顔器“メディリフト プラス”(3万7180円)、RF美顔器“フォトプラス プレステージ SP”(13万2000円)、家庭用ピーリング機器“ハイドラブライトスキン”(4万2570円)の3製品をECと美容クリニックで取り扱う。同社が中東に進出するのは初めて。

中東進出を機にアラビア語のECサイトを立ち上げるほか、サウジアラビアの首都リヤドの美容クリニック、スキンクリニックとアリュールクリニックでの販売を開始。ECでは、表情筋を鍛える“メディリフト プラス”とリフトケアと美白ケアを両立する“フォトプラス プレステージ SP”、自宅でのピーリングをかなえる“ハイドラブライトスキン”の3製品を全て取り扱う。配送エリアは、サウジアラビアとクウェート、バーレーン、UAE(アラブ首長国連邦)、カタールの5カ国を設定した。美容クリニックでは、“メディリフト プラス”と“ハイドラブライトスキン”の2製品のみを取り扱う。

同社は、サウジアラビアの総人口における若年層の比率や、銀座の旗艦店「ヤーマン ザ ストア ギンザ(YA-MAN the store GINZA)」にサウジアラビアからの顧客が来店していることを受け、今回の進出を決定した。サウジアラビアは年齢の中央値が29歳と若年層が多いほか(※JETRO調べ)、2030年までの国家改革戦略「ビジョン 2030」において労働力に占める女性割合の引き上げが目標に掲げられていることから、女性の社会進出で起こる可処分所得や外出機会の増加による美容意識の高まりを予想している。

ヤーマンは、1978年設立。美容機器専門メーカーとして5年連続美顔器シェアナンバーワンを誇る(※富士経済調べ/「美容&健康家電マーケティングトレンドデータ2020」2018-2019年実績、「美容&健康家電市場・関連サービストレンドデータ2023-2024」2020-2022年実績、美顔器カテゴリにおいて日本国内の美容家電全体におけるメーカーシェアとして)。今回進出のサウジアラビアを含め、中国、アメリカ、ヨーロッパ、東南アジアの15の国と地域で製品を販売。今後もグローバル展開を加速させ、世界中の美容感度の高い人々のニーズに応えるとともに日本発のグローバルブランドとして高い技術力を持つ製品を届け、新しい美の体験を提供する。

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【ココバイ 阿部聖樹社長】“PLAY ORGANIC”で「オーガニックの民主化」を目指す

PROFILE: 阿部聖樹/社長

阿部聖樹/社長
PROFILE: (あべ・まさき)1983年4月24日生まれ。立教大学を卒業後、2006年にオンワード樫山に入社。百貨店婦人服営業に11年間従事し、マーケティング部、内部監査、ビューティー戦略部などの部門を経験。20年にココバイに異動し、営業に従事。既存ビジネスの強化に加え、デジタル領域への参入や他社とのコラボ事業などの新規事業にも注力した。23年9月から現職 PHOTO : KAZUSHI TOYODA

ココバイは2011年から米発オーガニックヘアケアブランド「ザ・プロダクト(PRODUCT)」を製造販売している。24年7月にはリブランディングを実施し、ヘアサロンやバラエティーショップに加え、ドラッグストアへも販路を拡げた。ミッションである「オーガニックの民主化」の実現に向けて攻勢をかける。

オーガニックブランドの固定概念を覆す
“PLAY感”のあるブランドへ

WWD:24年7月にリブランディングした理由は。

阿部聖樹社長(以下、阿部):現在、国内にオーガニックブランドは200以上あり、おそらく消費者は「肌や環境に優しくて安心安全だけど、少し価格が高い」「クリーンで凛としている」といったイメージを持っている。その中で独自性を出すために、オーガニックで楽しさやワクワクを感じて、気軽に楽しんでもらいたいという思いから“PLAY ORGANIC”をブランドスローガンに掲げた。何気なく選んだ製品が、ふとしたきっかけでブランドや企業の背景を知ることで、愛着の湧く存在となる。そういう道筋が自然だと思い、今後はマーケットインの考えで進める。コアターゲットをZ世代に定め、彼らに“刺さる”製品開発からブランディング、プロモーションを実施する。

WWD:同時にドラッグストアでの正規販売もスタートした。

阿部:われわれのミッションは「オーガニックの民主化」だ。サロン専売から始め、バラエティーショップにも販路を拡げていったが、民主化には生活動線に入ることが不可欠と考えた。既存の卸先も、新規層やライト層の獲得に力を入れたいという思いに賛同してくれた。

WWD:現在、ドラッグストアは何店舗に展開しているか。

阿部:約1万8000店だ。ヘアスタイリング剤は単品置きが基本だが、24年8月の発売当時は「マツキヨココカラ」には什器を置いてプロモーションを実施した。よりマス層に届けるために初のブランドアンバサダーとして起用した女優の森七菜さんのビジュアルボードもフックとなり、好調に推移している。

WWD:他チャネルにもよい波及効果があった。

阿部:バラエティーショップでは、リブランディング後の第1弾として発売した“ラスティングシリーズ”が、メイン商品である青色パッケージの“ヘアワックス”と同等に稼働している。小売りの売り上げで“ヘアワックス”が占める割合は約7割のため、かなり好調だ。40歳以下の60%以上が髪を染めているという昨今の状況から、退色防止を付加価値とした“ラスティングオイル”と“ラスティングワックス”を発売した。市場に「退色防止でお気に入りの髪色が持続する」というコンセプトと似通ったアイテムがないこともあり、売れ行きがいい。

WWD:商品ラインアップも45から15まで絞り込んだ。

阿部:アウトバスカテゴリーに集中することでブランドの強みが社内で明確になり、SNS発信や営業活動によい影響があった。「国内のオーガニックヘアケアブランドといえば『ザ・プロダクト』」を目指しており、今後もヘアカテゴリーを拡充していく。これまで扱っていたシャンプーとコンディショナーの市場は大きいが、大手の主戦場でもあるため難しい。そのため、われわれは切り口の面白さや細かいニーズを吸い上げることに注力したい。毎年、フレッシュな取り組みを実施し、「面白いブランドだよね」という印象につなげたい。

WWD:サステナビリティーの進捗はどうか。

阿部:資材や原料を自分たちで探して調達しているため、過剰在庫にならないように調整できている。オイルやワックスはセンシティブで難しいところもあるが、レフィル対応にも挑戦したい。再利用できるガラスを採用する製品もあるため、容器回収から着手していきたい。

WWD:その他、「オーガニックの民主化」に向けて必要なことは。

阿部:オーガニックブランド市場では、ヘアケア製品の価格帯は3000〜4000円が標準だが、これを買い続けやすい価格帯に設定することが必要だと考えている。今後は、ブランドサイトをリニューアルし、オーガニックコスメに関する知識や製品の使い方などのコンテンツを充実させていく予定だ。民主化によってブランドもマスになることを目指すが、ヘアサロンやオーガニックコスメのセレクトショップでも支持し続けてもらえるブランドでいたい。ファッション業界における「コンバース」のような存在がベンチマークだ。セレクトショップにも地方のショッピングモールにも置いてあり、老若男女が履いている。そんな立ち位置のブランドを目指す。

WWD:25年に注力していくことは。

阿部:現状、“ヘアワックス”を扱っている店舗数の方が多いため、“ラスティングシリーズ”をそれと同数に展開していきたい。半年に2商品ほどのペースで新製品の発売を予定しており、その間にコラボ品や企画品にもチャレンジしていく。直近では、2、3月にキャッチーで話題性のあるSNS施策を計画している。公式のTikTokアカウントも作成する予定だ。真面目に製品の背景などを伝えるだけではなく、“プレイ感”のあるSNSコミュニケーションに取り組んでいきたい。

実現の可能性はゼロじゃない私の夢

『子どもとワールドカップを見る』

もうすぐ第4子が生まれる予定だ。サッカーがとても好きなので、26年のワールドカップを子ども4人とアメリカで観戦したい。「ザ・プロダクト」発祥の地はアメリカ・カリフォルニアなので、そのルーツも探ってみたい。

COMPANY DATA
ココバイ

「ザ・プロダクト」は、2007年にアメリカで美容師向けに天然成分を使ったヘアワックスからスタートしたオーガニックヘアケアブランド。11年にココバイが日本市場における製造販売を始めた。17年1月、オンワードホールディングスの傘下に。24年7月に「ザ・プロダクト」のリブランディングを実施し、ブランドパーパスやロゴを刷新。“PLAY ORGANIC”をスローガンに掲げている


問い合わせ先
ココバイ
info@kokobuy.co.jp

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【ココバイ 阿部聖樹社長】“PLAY ORGANIC”で「オーガニックの民主化」を目指す

PROFILE: 阿部聖樹/社長

阿部聖樹/社長
PROFILE: (あべ・まさき)1983年4月24日生まれ。立教大学を卒業後、2006年にオンワード樫山に入社。百貨店婦人服営業に11年間従事し、マーケティング部、内部監査、ビューティー戦略部などの部門を経験。20年にココバイに異動し、営業に従事。既存ビジネスの強化に加え、デジタル領域への参入や他社とのコラボ事業などの新規事業にも注力した。23年9月から現職 PHOTO : KAZUSHI TOYODA

ココバイは2011年から米発オーガニックヘアケアブランド「ザ・プロダクト(PRODUCT)」を製造販売している。24年7月にはリブランディングを実施し、ヘアサロンやバラエティーショップに加え、ドラッグストアへも販路を拡げた。ミッションである「オーガニックの民主化」の実現に向けて攻勢をかける。

オーガニックブランドの固定概念を覆す
“PLAY感”のあるブランドへ

WWD:24年7月にリブランディングした理由は。

阿部聖樹社長(以下、阿部):現在、国内にオーガニックブランドは200以上あり、おそらく消費者は「肌や環境に優しくて安心安全だけど、少し価格が高い」「クリーンで凛としている」といったイメージを持っている。その中で独自性を出すために、オーガニックで楽しさやワクワクを感じて、気軽に楽しんでもらいたいという思いから“PLAY ORGANIC”をブランドスローガンに掲げた。何気なく選んだ製品が、ふとしたきっかけでブランドや企業の背景を知ることで、愛着の湧く存在となる。そういう道筋が自然だと思い、今後はマーケットインの考えで進める。コアターゲットをZ世代に定め、彼らに“刺さる”製品開発からブランディング、プロモーションを実施する。

WWD:同時にドラッグストアでの正規販売もスタートした。

阿部:われわれのミッションは「オーガニックの民主化」だ。サロン専売から始め、バラエティーショップにも販路を拡げていったが、民主化には生活動線に入ることが不可欠と考えた。既存の卸先も、新規層やライト層の獲得に力を入れたいという思いに賛同してくれた。

WWD:現在、ドラッグストアは何店舗に展開しているか。

阿部:約1万8000店だ。ヘアスタイリング剤は単品置きが基本だが、24年8月の発売当時は「マツキヨココカラ」には什器を置いてプロモーションを実施した。よりマス層に届けるために初のブランドアンバサダーとして起用した女優の森七菜さんのビジュアルボードもフックとなり、好調に推移している。

WWD:他チャネルにもよい波及効果があった。

阿部:バラエティーショップでは、リブランディング後の第1弾として発売した“ラスティングシリーズ”が、メイン商品である青色パッケージの“ヘアワックス”と同等に稼働している。小売りの売り上げで“ヘアワックス”が占める割合は約7割のため、かなり好調だ。40歳以下の60%以上が髪を染めているという昨今の状況から、退色防止を付加価値とした“ラスティングオイル”と“ラスティングワックス”を発売した。市場に「退色防止でお気に入りの髪色が持続する」というコンセプトと似通ったアイテムがないこともあり、売れ行きがいい。

WWD:商品ラインアップも45から15まで絞り込んだ。

阿部:アウトバスカテゴリーに集中することでブランドの強みが社内で明確になり、SNS発信や営業活動によい影響があった。「国内のオーガニックヘアケアブランドといえば『ザ・プロダクト』」を目指しており、今後もヘアカテゴリーを拡充していく。これまで扱っていたシャンプーとコンディショナーの市場は大きいが、大手の主戦場でもあるため難しい。そのため、われわれは切り口の面白さや細かいニーズを吸い上げることに注力したい。毎年、フレッシュな取り組みを実施し、「面白いブランドだよね」という印象につなげたい。

WWD:サステナビリティーの進捗はどうか。

阿部:資材や原料を自分たちで探して調達しているため、過剰在庫にならないように調整できている。オイルやワックスはセンシティブで難しいところもあるが、レフィル対応にも挑戦したい。再利用できるガラスを採用する製品もあるため、容器回収から着手していきたい。

WWD:その他、「オーガニックの民主化」に向けて必要なことは。

阿部:オーガニックブランド市場では、ヘアケア製品の価格帯は3000〜4000円が標準だが、これを買い続けやすい価格帯に設定することが必要だと考えている。今後は、ブランドサイトをリニューアルし、オーガニックコスメに関する知識や製品の使い方などのコンテンツを充実させていく予定だ。民主化によってブランドもマスになることを目指すが、ヘアサロンやオーガニックコスメのセレクトショップでも支持し続けてもらえるブランドでいたい。ファッション業界における「コンバース」のような存在がベンチマークだ。セレクトショップにも地方のショッピングモールにも置いてあり、老若男女が履いている。そんな立ち位置のブランドを目指す。

WWD:25年に注力していくことは。

阿部:現状、“ヘアワックス”を扱っている店舗数の方が多いため、“ラスティングシリーズ”をそれと同数に展開していきたい。半年に2商品ほどのペースで新製品の発売を予定しており、その間にコラボ品や企画品にもチャレンジしていく。直近では、2、3月にキャッチーで話題性のあるSNS施策を計画している。公式のTikTokアカウントも作成する予定だ。真面目に製品の背景などを伝えるだけではなく、“プレイ感”のあるSNSコミュニケーションに取り組んでいきたい。

実現の可能性はゼロじゃない私の夢

『子どもとワールドカップを見る』

もうすぐ第4子が生まれる予定だ。サッカーがとても好きなので、26年のワールドカップを子ども4人とアメリカで観戦したい。「ザ・プロダクト」発祥の地はアメリカ・カリフォルニアなので、そのルーツも探ってみたい。

COMPANY DATA
ココバイ

「ザ・プロダクト」は、2007年にアメリカで美容師向けに天然成分を使ったヘアワックスからスタートしたオーガニックヘアケアブランド。11年にココバイが日本市場における製造販売を始めた。17年1月、オンワードホールディングスの傘下に。24年7月に「ザ・プロダクト」のリブランディングを実施し、ブランドパーパスやロゴを刷新。“PLAY ORGANIC”をスローガンに掲げている


問い合わせ先
ココバイ
info@kokobuy.co.jp

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【イプサ 小田淳社長】肌・心・体への新領域 次世代の「イプサ」が始動

PROFILE: 小田淳/社長

小田淳/社長
PROFILE: (おだ・じゅん)1994年に資生堂に入社。97年にイプサの事業戦略本部で海外事業戦略の立案・オペレーション推進業務を担当。その後、2007年に資生堂に戻り経営企画部や国際事業企画部などを経て、15年にGPB事業本部事業戦略部兼グローバル事業推進部でSHISEIDO・CPBブランドの事業戦略の策定や事業マネジメントを担当。18年1月より現職 PHOTO : SHUNICHI ODA

独自理論に基づく先進的な肌測定で一人一人に最適な美容法(レシピ)を提案しているイプサは、“ザ・タイムR アクア”や“ME(エム・イー)”などが百貨店の売り上げ上位に常にランクインするロングセラー製品を有する。一方でイノベーションを取り入れた新製品開発も精力的に行う。2025年もその技術力で、「肌に良いだけのスキンケアブランド」からの脱却を目指す。

「美的生命力」を引き出す
取り組み強化

WWD:2024年も話題の製品を続々と投入した。

小田淳社長(以下、小田):24年の売り上げは日本やアジア、中国を含め計画通りに着地した。期間中の大きなトピックスは24年2月にブランド最高峰化粧水“エッセンスローション アルティメイト”を発売したこと。化粧水は、ブランド内で長年売り上げNo.1のポジションをキープし続けている“ザ・タイムR アクア”や、拭き取り化粧水の“リファイニングローションe”など人気製品が多く、スキンケアや化粧水=「イプサ(IPSA)」というイメージが定着している。そこから「ベスト・オブ・ベスト」の化粧水を投入することで、そのイメージをより強めていきたいという考えのもと開発した。発売後は幅広い層に受け入れられ、他製品に比べてリピート率も高い。月を追うごとに販売数量が伸びて売り上げをけん引している。

WWD:ブランドの強みである肌測定器「イプサライザー」による測定・分析もスキンケアの売り上げの後押しになっているのか。

小田:創業当時から人が美しくなろうとする力「美的生命力」を引き出すことを目指し、店頭では肌のスペシャリストであるレシピストによるヒアリングと、「イプサライザー」の測定・分析を基に、お客さまに合わせたお手入れ方法「レシピ」を提案している。より楽しみながら肌測定をしてほしいという思いもあり、昨年からは“心の状態”の可視化にもチャレンジ。新測定として心の状態やライフスタイルを数値化・分析し、ライフスタイルに寄り添うアドバイスを提供している。こうした測定・分析は、コロナ禍を経てますます大事だと実感している。来店者の3〜4割は「イプサライザー」を試し、男性の利用も増加している。この領域は今後も大切にしていく。

WWD:メイクカテゴリーの売れ筋は?

小田:9月にはファンデーションをリニューアルし、“クリーム ファウンデイションe”を発売したところリニューアル前と比べて3〜4倍の伸びを記録。それと共にリキッドファンデーションも高い支持を得ており、課題だったベースメイクカテゴリーが活性化できている。ポイントメイクは、フェイスカラー“デザイニング フェイスカラーパレット”やリップカラー“リップオイルe LE”の限定色を発売し好評だった。現在の売り上げ構成は、スキンケアが7割でメイク類が3割。割合は現状のままキープし、全体の売り上げを伸ばしたい。そのためにスキンケア以外のアイテムもさらに充実させていくことは今年のテーマでもある。

WWD:展開店舗が多い中国の状況については。

小田:この2年間は厳しいというのが本音だ。いくつか理由はあるが、中国の経済自体が減速していることや、需要が高価格帯と低価格帯の製品に集中して消費が二極化したこと、中国のローカルブランドが台頭してきたことなどが大きい。そんな状況下でも“ザ・タイムR アクア”は根強い人気があったほか、ハリ感の不均一性に着目したクリーム“バウンス インテンス クリーム”やリキッドファンデーションが寄与。24年後半はプラスに戻り、25年以降のベースが出来上がったという手応えを得ることができた。店舗は選択と集中の段階で、ピーク時の100店舗を現在は約40店舗にまで絞った。強みであるオフラインの体験強化により質を向上させ、1店舗あたりの生産性は上がっている。日本や香港、台湾ですでに好評を博している“エッセンスローション アルティメイト”を12月に中国でも発売したが、例えば、「朝は“ザ・タイムR アクア”、夜は“エッセンスローション アルティメイト”を」というような日本でも成功したマーケティングは中国でも通用する。そういった良い事例を国を超えて展開するといういい流れも生まれてきている。訪日客にどこでも「このブランド見たよね」という印象を残すことは大事だ。

WWD:25年に目指すことは。

小田:次世代の「イプサ」をスタートさせる、そんな重要な1年になる。「イプサ」は肌への安心感や着飾らないシンプルさ、肌測定などが評価されている。もちろんそこは進化させつつ、肌・心・体のバランスと調和がとれた状態に導いたり、気持ちが下がっている自分をも受け止めて寄り添えたりするブランドにならなければいけない。肌・心・体については長年研究してきたエビデンスの蓄積ができているため、そのサイエンスの視点を盛り込みながら、ただ肌を良くするだけのスキンケアブランドから1歩抜け出す。そこで、1年をかけて構想したビジョンを5月に発表する予定だ。「スキンケアにとどまらずその先にチャレンジ」する新領域として、インナーケアではない新しいアプローチをスタートさせるので期待してほしい。

実現の可能性はゼロじゃない私の夢

『ハーフマラソン出場』

23年に足をけがし、続けていたジョギングを長らく休んでいた。「運動と美肌の関係性」に着目した美容液“イプサ セラム アクティブ”の発売を機に、ジョギングを再開。今年の終わりにはハーフマラソンへの出場を目指す。

COMPANY DATA
イプサ

1986年に資生堂の子会社として設立。設立と同時に誕生したブランド「イプサ」は、スキンケア、ベースメイク、ポイントメイクを日本、アジアの6つの国と地域で展開する。ブランド名の由来はラテン語で「自ら」「自発的な」を意味し、スキンケアは独自の肌測定とカウンセリングによって、レシピスト(美容部員)と共に一人一人に合わせて最適な美容法「レシピ」を作り上げていくのが特徴。ロングセラーアイテムは“ザ・タイムR アクア”や“ME(エム・イー)”など

TEXT : WAKANA NAKADE


問い合わせ先
イプサ
03-3405-2432

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【イプサ 小田淳社長】肌・心・体への新領域 次世代の「イプサ」が始動

PROFILE: 小田淳/社長

小田淳/社長
PROFILE: (おだ・じゅん)1994年に資生堂に入社。97年にイプサの事業戦略本部で海外事業戦略の立案・オペレーション推進業務を担当。その後、2007年に資生堂に戻り経営企画部や国際事業企画部などを経て、15年にGPB事業本部事業戦略部兼グローバル事業推進部でSHISEIDO・CPBブランドの事業戦略の策定や事業マネジメントを担当。18年1月より現職 PHOTO : SHUNICHI ODA

独自理論に基づく先進的な肌測定で一人一人に最適な美容法(レシピ)を提案しているイプサは、“ザ・タイムR アクア”や“ME(エム・イー)”などが百貨店の売り上げ上位に常にランクインするロングセラー製品を有する。一方でイノベーションを取り入れた新製品開発も精力的に行う。2025年もその技術力で、「肌に良いだけのスキンケアブランド」からの脱却を目指す。

「美的生命力」を引き出す
取り組み強化

WWD:2024年も話題の製品を続々と投入した。

小田淳社長(以下、小田):24年の売り上げは日本やアジア、中国を含め計画通りに着地した。期間中の大きなトピックスは24年2月にブランド最高峰化粧水“エッセンスローション アルティメイト”を発売したこと。化粧水は、ブランド内で長年売り上げNo.1のポジションをキープし続けている“ザ・タイムR アクア”や、拭き取り化粧水の“リファイニングローションe”など人気製品が多く、スキンケアや化粧水=「イプサ(IPSA)」というイメージが定着している。そこから「ベスト・オブ・ベスト」の化粧水を投入することで、そのイメージをより強めていきたいという考えのもと開発した。発売後は幅広い層に受け入れられ、他製品に比べてリピート率も高い。月を追うごとに販売数量が伸びて売り上げをけん引している。

WWD:ブランドの強みである肌測定器「イプサライザー」による測定・分析もスキンケアの売り上げの後押しになっているのか。

小田:創業当時から人が美しくなろうとする力「美的生命力」を引き出すことを目指し、店頭では肌のスペシャリストであるレシピストによるヒアリングと、「イプサライザー」の測定・分析を基に、お客さまに合わせたお手入れ方法「レシピ」を提案している。より楽しみながら肌測定をしてほしいという思いもあり、昨年からは“心の状態”の可視化にもチャレンジ。新測定として心の状態やライフスタイルを数値化・分析し、ライフスタイルに寄り添うアドバイスを提供している。こうした測定・分析は、コロナ禍を経てますます大事だと実感している。来店者の3〜4割は「イプサライザー」を試し、男性の利用も増加している。この領域は今後も大切にしていく。

WWD:メイクカテゴリーの売れ筋は?

小田:9月にはファンデーションをリニューアルし、“クリーム ファウンデイションe”を発売したところリニューアル前と比べて3〜4倍の伸びを記録。それと共にリキッドファンデーションも高い支持を得ており、課題だったベースメイクカテゴリーが活性化できている。ポイントメイクは、フェイスカラー“デザイニング フェイスカラーパレット”やリップカラー“リップオイルe LE”の限定色を発売し好評だった。現在の売り上げ構成は、スキンケアが7割でメイク類が3割。割合は現状のままキープし、全体の売り上げを伸ばしたい。そのためにスキンケア以外のアイテムもさらに充実させていくことは今年のテーマでもある。

WWD:展開店舗が多い中国の状況については。

小田:この2年間は厳しいというのが本音だ。いくつか理由はあるが、中国の経済自体が減速していることや、需要が高価格帯と低価格帯の製品に集中して消費が二極化したこと、中国のローカルブランドが台頭してきたことなどが大きい。そんな状況下でも“ザ・タイムR アクア”は根強い人気があったほか、ハリ感の不均一性に着目したクリーム“バウンス インテンス クリーム”やリキッドファンデーションが寄与。24年後半はプラスに戻り、25年以降のベースが出来上がったという手応えを得ることができた。店舗は選択と集中の段階で、ピーク時の100店舗を現在は約40店舗にまで絞った。強みであるオフラインの体験強化により質を向上させ、1店舗あたりの生産性は上がっている。日本や香港、台湾ですでに好評を博している“エッセンスローション アルティメイト”を12月に中国でも発売したが、例えば、「朝は“ザ・タイムR アクア”、夜は“エッセンスローション アルティメイト”を」というような日本でも成功したマーケティングは中国でも通用する。そういった良い事例を国を超えて展開するといういい流れも生まれてきている。訪日客にどこでも「このブランド見たよね」という印象を残すことは大事だ。

WWD:25年に目指すことは。

小田:次世代の「イプサ」をスタートさせる、そんな重要な1年になる。「イプサ」は肌への安心感や着飾らないシンプルさ、肌測定などが評価されている。もちろんそこは進化させつつ、肌・心・体のバランスと調和がとれた状態に導いたり、気持ちが下がっている自分をも受け止めて寄り添えたりするブランドにならなければいけない。肌・心・体については長年研究してきたエビデンスの蓄積ができているため、そのサイエンスの視点を盛り込みながら、ただ肌を良くするだけのスキンケアブランドから1歩抜け出す。そこで、1年をかけて構想したビジョンを5月に発表する予定だ。「スキンケアにとどまらずその先にチャレンジ」する新領域として、インナーケアではない新しいアプローチをスタートさせるので期待してほしい。

実現の可能性はゼロじゃない私の夢

『ハーフマラソン出場』

23年に足をけがし、続けていたジョギングを長らく休んでいた。「運動と美肌の関係性」に着目した美容液“イプサ セラム アクティブ”の発売を機に、ジョギングを再開。今年の終わりにはハーフマラソンへの出場を目指す。

COMPANY DATA
イプサ

1986年に資生堂の子会社として設立。設立と同時に誕生したブランド「イプサ」は、スキンケア、ベースメイク、ポイントメイクを日本、アジアの6つの国と地域で展開する。ブランド名の由来はラテン語で「自ら」「自発的な」を意味し、スキンケアは独自の肌測定とカウンセリングによって、レシピスト(美容部員)と共に一人一人に合わせて最適な美容法「レシピ」を作り上げていくのが特徴。ロングセラーアイテムは“ザ・タイムR アクア”や“ME(エム・イー)”など

TEXT : WAKANA NAKADE


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イプサ
03-3405-2432

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【ジェイドジャパン 田村純一社長】香りにフォーカスした製品でサロンの価値を向上

PROFILE: 田村純一/社長

田村純一/社長
PROFILE: (たむら・じゅんいち)日本美容専門学校卒業後、美容師免許取得。約5年間のサロン勤務中に、製品やその売り方の工夫によってサロンの売り上げを上げることに興味を持ったことから、サロン専売品を扱うディーラーに転職。美容業界の仕組みを学ぶ。その後、大手美容総合メーカーや外資系美容メーカーに勤務し、美容師としての知見と技術を生かした営業力で好成績を残す。独立し、22年4月にジェイドジャパン設立。香りにフォーカスした製品で、サロン業界に新風を吹き込む PHOTO : YOHEI KICHIRAKU

ジェイドジャパンが主にヘアサロンで展開するヘアオイル「ロア ザ オイル」は2023年5月の発売以来、1年半で約81万本を売り上げた大ヒット製品だ。香りにとことんこだわる独創性のある製品で新たなカテゴリーを切り開き、サロンの価値向上を目指す。

サロンで香りを提供する
新しい文化を創造

WWD:「ロア ザ オイル」の快進撃が続いている。

田村純一社長(以下、田村):「ロア ザ オイル」と「ロア ザ オイル ケア」それぞれ6つの香りがあり、ありがたいことに10月に発売した“ネロリスモークティー”はすでに品切れし、“ミスティックウッド”も同様の勢いだ。20年間サロンビジネスに携わる中で、忙しい店は技術を提供しながら物販もやらなければならず、時間がない中でどう売っていくかが課題だった。説明しなくても、お客さまから「これ何ですか?」と聞かれる製品は何かと考えたとき、五感の中で直感的に感じる嗅覚だと思った。そこでフレグランスとしても通用するレベルの香りを目指して作ったのが「ロア ザ オイル」だ。3アイテムでローンチし、それぞれ香りは異なるが成分や質感は全て同じ。なぜなら、香りをレイヤードすることを前提としているからだ。美容師は造形(カット、パーマ)と色彩(カラーリング)を提供しているが、さらに香りを提供することで、サロンの奥行きと可能性を広げたいと思っている。

WWD:機能軸ではなく香りを打ち出す製品は新鮮だ。

田村:香りには、特定の香りを嗅ぐとそれに関連する記憶が呼び起こされるプルースト効果がある。「ロア ザ オイル」を購入してプライベートで使うと、サロンやスタイリングが思い出され、それが既存客の定着にもつながるのではないか。コロナ禍で香りに興味を持つ人が増え、フレグランス市場がそれ以降伸びている。そんな時代の流れにマッチしたプロダクトというのも後押ししている。

WWD:サロン専売品の中でも高価格帯だ。

田村:ヘアオイルの低価格から中価格帯はレッドオーシャン。競合の少ない高価格帯にして、それに相応しい価値ある製品にすることに注力している。香りはフランス、イタリア、日本の調香師と作り、オードパルファムレベルの6時間持続する。その香りのこだわりと持続性がなければ、既存製品との差別化は難しい。もう一つこだわったのはビジュアルで、アパレルブランドよりのイメージにした。一般的なヘアオイルは成分や効能ばかり書いてあるが、「ロア ザ オイル」は成分などの説明は必要最小限。もちろんクオリティーが高いのは大前提だが、ビジュアルとパッケージとパフュームのような上質な香り、その3つがそろって完成度が高ければ、まず興味を持っていただける。その効果もあり、公式インスタグラムは、1万7000人のフォロワー、293万回の閲覧回数(24年12月現在)となっている。

WWD:高価格帯にこだわる理由は?

田村:オイルは5500円、バームは4950円と確かに高価格だ。ただ、2000〜3000円の製品を売っても美容室の利益は数百円。それをいい方向に崩したい。弊社のように小さな会社の製品が売れれば、大手メーカーも「このくらいの価格帯でいける」となるだろうし、美容師やサロンの自信につながる。われわれはそのきっかけを作りたい。価値ある物販製品を適正な価格で販売して客単価を上げ、サロンの価値も高めるのが狙いだ。

WWD:海外ビジネスの進捗は?

田村:フィリピンは三越と富裕層をターゲットにしたサロンでの販売がスタートしている。現地では8000円程度で販売しているが、10本まとめて購入されるなどのケースもある。韓国と台湾はすでにサロンで導入されており、オファーが絶えない状況だ。今年はさらに中国とイタリアへの進出を予定している。イタリアはミラノ・ファッション・ウイークのバックステージで使用してもらったことがきっかけで、モデルが「この香りは何?」となり、ビジネスへとつながった。海外で商談していると、詳しく製品説明をしなくても香りを嗅いだだけで気に入ってもらい取り引きが決まることが多い。これが香りの強さだと実感した。

WWD:25年の新製品発売予定は?

田村:1月23日に全6種類の香りのトラベル用を発売し、3月には新たな3つの香り、5月には髪にも肌にも使えるUVスプレー、6月には昨年も好評だった夏限定の香り“ビーチクラブ”を発売予定だ。また、ビンの廃棄を減らすため、長く使う価値を感じてもらえるようなアーティストやブランドのコラボ限定ボトルやレフィルの販売にも取り掛かる。さらに秋にはハンドソープ、ディフューザー、香水など、より香りにフォーカスしたプロダクトの発売を予定している。サロンで売るものは、シャンプーやコンディショナー、スタイリング剤など髪に関わるものに限られているが、美容のプロから買うライフスタイルビューティとしてそれ以外の製品もあっていいと思っている。日本のギフト市場は10兆円と言われており、その一部をサロン業界に持ってきたら経営的にも潤うという発想だ。そのため、ギフトに選ばれるようパッケージにも徹底してこだわる。香り、クリエイティブ、ビジュアルに特化したプロダクトを通し、サロンで香りを提供するという新しい文化を創造したい。

実現の可能性はゼロじゃない私の夢

『行ったことのない10カ国への旅』

旅行が好きなので、今まで行ったことのない国、できれば10カ国を訪れたい。聞くのと体験するのでは大違いで、実際にその地に立ってインスピレーションを得たい。どこに行っても香りを感じたり考えたりするので、結局は仕事になってしまうが(笑)。

COMPANY DATA
ジェイドジャパン

2022年4月設立。サロンやショールームに設置するディフューザーの販売からスタートし、サロン製品などを手掛ける。23年5月に髪だけでなく全身に使用できる「ロア ザ オイル」が誕生。こだわったパフュームレベルの香りや香りのレイヤードの提案、スタイリッシュなパッケージなどが話題を集め、大ヒット製品に。「WWDBEAUTY」の24年ヘアサロン版ベストコスメでは2部門同時入賞した。24年3月に「ロア ザ オイル ケア」、同年12月に「ロア ザ バーム」を発売し、サロンにおける香り文化の創造にまい進する


問い合わせ先
ジェイドジャパン
03-6804-2743

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【ジェイドジャパン 田村純一社長】香りにフォーカスした製品でサロンの価値を向上

PROFILE: 田村純一/社長

田村純一/社長
PROFILE: (たむら・じゅんいち)日本美容専門学校卒業後、美容師免許取得。約5年間のサロン勤務中に、製品やその売り方の工夫によってサロンの売り上げを上げることに興味を持ったことから、サロン専売品を扱うディーラーに転職。美容業界の仕組みを学ぶ。その後、大手美容総合メーカーや外資系美容メーカーに勤務し、美容師としての知見と技術を生かした営業力で好成績を残す。独立し、22年4月にジェイドジャパン設立。香りにフォーカスした製品で、サロン業界に新風を吹き込む PHOTO : YOHEI KICHIRAKU

ジェイドジャパンが主にヘアサロンで展開するヘアオイル「ロア ザ オイル」は2023年5月の発売以来、1年半で約81万本を売り上げた大ヒット製品だ。香りにとことんこだわる独創性のある製品で新たなカテゴリーを切り開き、サロンの価値向上を目指す。

サロンで香りを提供する
新しい文化を創造

WWD:「ロア ザ オイル」の快進撃が続いている。

田村純一社長(以下、田村):「ロア ザ オイル」と「ロア ザ オイル ケア」それぞれ6つの香りがあり、ありがたいことに10月に発売した“ネロリスモークティー”はすでに品切れし、“ミスティックウッド”も同様の勢いだ。20年間サロンビジネスに携わる中で、忙しい店は技術を提供しながら物販もやらなければならず、時間がない中でどう売っていくかが課題だった。説明しなくても、お客さまから「これ何ですか?」と聞かれる製品は何かと考えたとき、五感の中で直感的に感じる嗅覚だと思った。そこでフレグランスとしても通用するレベルの香りを目指して作ったのが「ロア ザ オイル」だ。3アイテムでローンチし、それぞれ香りは異なるが成分や質感は全て同じ。なぜなら、香りをレイヤードすることを前提としているからだ。美容師は造形(カット、パーマ)と色彩(カラーリング)を提供しているが、さらに香りを提供することで、サロンの奥行きと可能性を広げたいと思っている。

WWD:機能軸ではなく香りを打ち出す製品は新鮮だ。

田村:香りには、特定の香りを嗅ぐとそれに関連する記憶が呼び起こされるプルースト効果がある。「ロア ザ オイル」を購入してプライベートで使うと、サロンやスタイリングが思い出され、それが既存客の定着にもつながるのではないか。コロナ禍で香りに興味を持つ人が増え、フレグランス市場がそれ以降伸びている。そんな時代の流れにマッチしたプロダクトというのも後押ししている。

WWD:サロン専売品の中でも高価格帯だ。

田村:ヘアオイルの低価格から中価格帯はレッドオーシャン。競合の少ない高価格帯にして、それに相応しい価値ある製品にすることに注力している。香りはフランス、イタリア、日本の調香師と作り、オードパルファムレベルの6時間持続する。その香りのこだわりと持続性がなければ、既存製品との差別化は難しい。もう一つこだわったのはビジュアルで、アパレルブランドよりのイメージにした。一般的なヘアオイルは成分や効能ばかり書いてあるが、「ロア ザ オイル」は成分などの説明は必要最小限。もちろんクオリティーが高いのは大前提だが、ビジュアルとパッケージとパフュームのような上質な香り、その3つがそろって完成度が高ければ、まず興味を持っていただける。その効果もあり、公式インスタグラムは、1万7000人のフォロワー、293万回の閲覧回数(24年12月現在)となっている。

WWD:高価格帯にこだわる理由は?

田村:オイルは5500円、バームは4950円と確かに高価格だ。ただ、2000〜3000円の製品を売っても美容室の利益は数百円。それをいい方向に崩したい。弊社のように小さな会社の製品が売れれば、大手メーカーも「このくらいの価格帯でいける」となるだろうし、美容師やサロンの自信につながる。われわれはそのきっかけを作りたい。価値ある物販製品を適正な価格で販売して客単価を上げ、サロンの価値も高めるのが狙いだ。

WWD:海外ビジネスの進捗は?

田村:フィリピンは三越と富裕層をターゲットにしたサロンでの販売がスタートしている。現地では8000円程度で販売しているが、10本まとめて購入されるなどのケースもある。韓国と台湾はすでにサロンで導入されており、オファーが絶えない状況だ。今年はさらに中国とイタリアへの進出を予定している。イタリアはミラノ・ファッション・ウイークのバックステージで使用してもらったことがきっかけで、モデルが「この香りは何?」となり、ビジネスへとつながった。海外で商談していると、詳しく製品説明をしなくても香りを嗅いだだけで気に入ってもらい取り引きが決まることが多い。これが香りの強さだと実感した。

WWD:25年の新製品発売予定は?

田村:1月23日に全6種類の香りのトラベル用を発売し、3月には新たな3つの香り、5月には髪にも肌にも使えるUVスプレー、6月には昨年も好評だった夏限定の香り“ビーチクラブ”を発売予定だ。また、ビンの廃棄を減らすため、長く使う価値を感じてもらえるようなアーティストやブランドのコラボ限定ボトルやレフィルの販売にも取り掛かる。さらに秋にはハンドソープ、ディフューザー、香水など、より香りにフォーカスしたプロダクトの発売を予定している。サロンで売るものは、シャンプーやコンディショナー、スタイリング剤など髪に関わるものに限られているが、美容のプロから買うライフスタイルビューティとしてそれ以外の製品もあっていいと思っている。日本のギフト市場は10兆円と言われており、その一部をサロン業界に持ってきたら経営的にも潤うという発想だ。そのため、ギフトに選ばれるようパッケージにも徹底してこだわる。香り、クリエイティブ、ビジュアルに特化したプロダクトを通し、サロンで香りを提供するという新しい文化を創造したい。

実現の可能性はゼロじゃない私の夢

『行ったことのない10カ国への旅』

旅行が好きなので、今まで行ったことのない国、できれば10カ国を訪れたい。聞くのと体験するのでは大違いで、実際にその地に立ってインスピレーションを得たい。どこに行っても香りを感じたり考えたりするので、結局は仕事になってしまうが(笑)。

COMPANY DATA
ジェイドジャパン

2022年4月設立。サロンやショールームに設置するディフューザーの販売からスタートし、サロン製品などを手掛ける。23年5月に髪だけでなく全身に使用できる「ロア ザ オイル」が誕生。こだわったパフュームレベルの香りや香りのレイヤードの提案、スタイリッシュなパッケージなどが話題を集め、大ヒット製品に。「WWDBEAUTY」の24年ヘアサロン版ベストコスメでは2部門同時入賞した。24年3月に「ロア ザ オイル ケア」、同年12月に「ロア ザ バーム」を発売し、サロンにおける香り文化の創造にまい進する


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ジェイドジャパン
03-6804-2743

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【BCLカンパニー 大村和重カンパニーエグゼクティブプレジデント】主力ブランドの拡大と並行し、新領域に果敢に挑戦

PROFILE: 大村和重/カンパニーエグゼクティブプレジデント

大村和重/カンパニーエグゼクティブプレジデント
PROFILE: (おおむら・かずしげ)2007年、BCLカンパニーの前身であるB&Cラボラトリーズに入社。18年にBCLカンパニー国内事業部の事業部長に就任する。19年からカンパニーエグゼクティブを兼任し、21年6月にカンパニーエグゼクティブプレジデントに昇格。スタイリングライフ・ホールディングスの執行役員も務める PHOTO : KAZUSHI TOYOTA

スタイリングライフ・ホールディングスのビューティ&ウエルネス事業を担うBCLカンパニーは、主力ブランドの「サボリーノ」を筆頭に、生活者のライフスタイルに彩りを添えるコスメを提供している。2025年は「+1の発想で、美しさを塗り替え 毎日を彩る」という理念のもと、さらなる挑戦へ踏み出す。

「サボリーノ」を筆頭に
スキンケアカテゴリーが成熟

WWD:24年は主力製品の「サボリーノ」をリニューアルした。

大村和重カンパニーエグゼクティブプレジデント(以下、大村):「サボリーノ」は15年のデビュー以来、“朝用シートマスク”という新習慣を提案してきた。当時は、日本でシートマスク文化がどこまで浸透するか半信半疑だったが、若年層から年配層まで多くのお客さまに愛される製品となった。しかし、幅広い人に届けるチャンスはまだまだある。そこで、10年目を迎えるにあたり、お客さまのライフスタイルにさらに寄り添うべく、初のリニューアルを決断した。その一環として、ブランド認知度をさらに向上させることを目指し、テレビCM戦略を本格的に強化した。24年1月から秋にかけて3度放映したテレビCMでは、50~70代の新規顧客を開拓。「サボリーノ」の認知度が10%上昇しただけでなく、地方のドラッグストアでも売り上げが増加し、テレビの影響力を改めて実感した。まずは“知ってもらう”ことに注力した結果、売り上げの底上げにつながった。

WWD:第二の中核を担う「乾燥さん」も急成長している。

大村:21年に誕生した「乾燥さん」は、日本人特有の乾燥肌や敏感肌の悩みを、キャッチーなキャラクターで表現するなどして親しみやすさを強めたところ、乾燥に悩む人たちの共感を得られた。また、23年からインフルエンサーに取り上げてもらうなどして、急激に売り上げを伸ばしている。製品そのものの品質に対する信頼とともに、自然と口コミが拡散され、コアなファン層を生み出している。

WWD:この好調の波をどう次につなげていくか。

大村:スキンケア市場で安定した成長を続ける「サボリーノ」と「乾燥さん」という両ブランドが確固たる地位を築けたことは、当社にとって大きな成果だ。しかしここで安心しているわけではない。当社はチャレンジ精神が非常に強い会社だ。ニッチな市場を積極的に攻めていこうと考えている。24年はサプリ市場に参入し、4月に夜の美容プロテイン提案「オヤスミタンパク」を発売した。25年には美容機器の発売も予定している。化粧品だけではなく、ライフスタイル全体をトータルでサポートできる企業でありたい。まず日本の各市場でしっかり地盤を固めて、3年後には海外進出も見据えている。

WWD:海外戦略の現状と今後の方針は?

大村:中国、香港、台湾が厳しい中、EUや北米が好調だ。中でもドイツは50店舗で「サボリーノ」の取り扱いをスタートしたが好調に推移し、隣国のポーランドを含めると500店舗にまで広がっている。また、イタリアの見本市に出展した際も、ECや小売りのバイヤーからオファーが殺到した。EUなどでも韓国コスメが流行っているので、一巡してやや飽きが出たところにJビューティがうまく入り込めたと感じている。これを延ばすためには日本向けの製品を輸出するのではなく、ローカライズした製品が必要になってくる。チャンスのある市場なので、慎重に見定めたい。また、韓国コスメが席巻し、メード・イン・ジャパンの強みが薄れる中、“食”はまだまだ強い。インナービューティという分野は戦っていく価値や可能性を感じる。24年は世界的にビジネスとして戦っていくための戦略をスタートし、よい形で進みだすことができた。

WWD:競合の韓国コスメも勢いに乗っている。

大村:韓国ブランドに負けない“かわいい”ビジュアルとアイテム作りをする「カワイイプロジェクト」を立ち上げた。宣伝や営業などのメンバーも参加する。韓国では長期のブランド維持よりも3年程で大きな売り上げを狙う企業が多い。スピードで勝つために、現在1年半の開発期間を短縮し、3カ月から半年でトレンドに対応した製品開発を目指している。

WWD:未来にどんな可能性を見出しているか。

大村:BCLはアイデアの会社。これまで数々のアイデアを試し、その過程で多くの失敗も経験している。サプリや美容機器といった新領域においては、知見の不足を認識した上で、失敗を恐れず、その結果を次の改善へと結びつける作業を積み重ねていきたい。25年に限らず継続してチャレンジを続けていくが、それは根本に「人を笑顔にするものを総合的に提供できる会社になりたい」という思いがあるから。BCLが目指すのは、単に若さを追求するアンチエイジングではなく、年齢を重ねたその時々で、その年齢としてもっとも素敵でいられるライフスタイルを支えることだ。化粧品はもちろんのこと、健康をサポートできる製品にも注力していく。世代、ジェンダー、地域を問わず、全ての人が健康で笑顔になれるような製品を提供できる企業になることが理想だ。30、40年先を見据え、実現させるための基盤づくりに取り組んでいく。

実現の可能性はゼロじゃない私の夢

『自社製品を持って宇宙へ』

子どもの頃、宇宙飛行士になる夢を視力が基準に満たないため諦めた。でも、今なら別の形で宇宙に行くチャンスがあるのではと期待している。宇宙関連の製品を自社で作って、それを持って宇宙に行ってみたい。片道切符でもいいので(笑)。

COMPANY DATA
BCLカンパニー

1979年、ソニー・クリエイティブプロダクツの一事業部門として、フランス・スタンダール社との技術提携により、化粧品ビジネスに参入。96年、化粧品事業のさらなる拡大を目指し、ソニーシーピーラボラトリーズとして分社独立。親会社であるスタイリングライフ・ホールディングスと合併し、スタイリングライフ・ホールディングス BCL カンパニーを発足。「サボリーノ」をはじめ、「ベキュアハニー」や「ロアリブ」「乾燥さん」などのコスメブランドを擁する

TEXT : MIKI IRIMAJIRI
問い合わせ先
BCLカンパニー
0120-303-820

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【BCLカンパニー 大村和重カンパニーエグゼクティブプレジデント】主力ブランドの拡大と並行し、新領域に果敢に挑戦

PROFILE: 大村和重/カンパニーエグゼクティブプレジデント

大村和重/カンパニーエグゼクティブプレジデント
PROFILE: (おおむら・かずしげ)2007年、BCLカンパニーの前身であるB&Cラボラトリーズに入社。18年にBCLカンパニー国内事業部の事業部長に就任する。19年からカンパニーエグゼクティブを兼任し、21年6月にカンパニーエグゼクティブプレジデントに昇格。スタイリングライフ・ホールディングスの執行役員も務める PHOTO : KAZUSHI TOYOTA

スタイリングライフ・ホールディングスのビューティ&ウエルネス事業を担うBCLカンパニーは、主力ブランドの「サボリーノ」を筆頭に、生活者のライフスタイルに彩りを添えるコスメを提供している。2025年は「+1の発想で、美しさを塗り替え 毎日を彩る」という理念のもと、さらなる挑戦へ踏み出す。

「サボリーノ」を筆頭に
スキンケアカテゴリーが成熟

WWD:24年は主力製品の「サボリーノ」をリニューアルした。

大村和重カンパニーエグゼクティブプレジデント(以下、大村):「サボリーノ」は15年のデビュー以来、“朝用シートマスク”という新習慣を提案してきた。当時は、日本でシートマスク文化がどこまで浸透するか半信半疑だったが、若年層から年配層まで多くのお客さまに愛される製品となった。しかし、幅広い人に届けるチャンスはまだまだある。そこで、10年目を迎えるにあたり、お客さまのライフスタイルにさらに寄り添うべく、初のリニューアルを決断した。その一環として、ブランド認知度をさらに向上させることを目指し、テレビCM戦略を本格的に強化した。24年1月から秋にかけて3度放映したテレビCMでは、50~70代の新規顧客を開拓。「サボリーノ」の認知度が10%上昇しただけでなく、地方のドラッグストアでも売り上げが増加し、テレビの影響力を改めて実感した。まずは“知ってもらう”ことに注力した結果、売り上げの底上げにつながった。

WWD:第二の中核を担う「乾燥さん」も急成長している。

大村:21年に誕生した「乾燥さん」は、日本人特有の乾燥肌や敏感肌の悩みを、キャッチーなキャラクターで表現するなどして親しみやすさを強めたところ、乾燥に悩む人たちの共感を得られた。また、23年からインフルエンサーに取り上げてもらうなどして、急激に売り上げを伸ばしている。製品そのものの品質に対する信頼とともに、自然と口コミが拡散され、コアなファン層を生み出している。

WWD:この好調の波をどう次につなげていくか。

大村:スキンケア市場で安定した成長を続ける「サボリーノ」と「乾燥さん」という両ブランドが確固たる地位を築けたことは、当社にとって大きな成果だ。しかしここで安心しているわけではない。当社はチャレンジ精神が非常に強い会社だ。ニッチな市場を積極的に攻めていこうと考えている。24年はサプリ市場に参入し、4月に夜の美容プロテイン提案「オヤスミタンパク」を発売した。25年には美容機器の発売も予定している。化粧品だけではなく、ライフスタイル全体をトータルでサポートできる企業でありたい。まず日本の各市場でしっかり地盤を固めて、3年後には海外進出も見据えている。

WWD:海外戦略の現状と今後の方針は?

大村:中国、香港、台湾が厳しい中、EUや北米が好調だ。中でもドイツは50店舗で「サボリーノ」の取り扱いをスタートしたが好調に推移し、隣国のポーランドを含めると500店舗にまで広がっている。また、イタリアの見本市に出展した際も、ECや小売りのバイヤーからオファーが殺到した。EUなどでも韓国コスメが流行っているので、一巡してやや飽きが出たところにJビューティがうまく入り込めたと感じている。これを延ばすためには日本向けの製品を輸出するのではなく、ローカライズした製品が必要になってくる。チャンスのある市場なので、慎重に見定めたい。また、韓国コスメが席巻し、メード・イン・ジャパンの強みが薄れる中、“食”はまだまだ強い。インナービューティという分野は戦っていく価値や可能性を感じる。24年は世界的にビジネスとして戦っていくための戦略をスタートし、よい形で進みだすことができた。

WWD:競合の韓国コスメも勢いに乗っている。

大村:韓国ブランドに負けない“かわいい”ビジュアルとアイテム作りをする「カワイイプロジェクト」を立ち上げた。宣伝や営業などのメンバーも参加する。韓国では長期のブランド維持よりも3年程で大きな売り上げを狙う企業が多い。スピードで勝つために、現在1年半の開発期間を短縮し、3カ月から半年でトレンドに対応した製品開発を目指している。

WWD:未来にどんな可能性を見出しているか。

大村:BCLはアイデアの会社。これまで数々のアイデアを試し、その過程で多くの失敗も経験している。サプリや美容機器といった新領域においては、知見の不足を認識した上で、失敗を恐れず、その結果を次の改善へと結びつける作業を積み重ねていきたい。25年に限らず継続してチャレンジを続けていくが、それは根本に「人を笑顔にするものを総合的に提供できる会社になりたい」という思いがあるから。BCLが目指すのは、単に若さを追求するアンチエイジングではなく、年齢を重ねたその時々で、その年齢としてもっとも素敵でいられるライフスタイルを支えることだ。化粧品はもちろんのこと、健康をサポートできる製品にも注力していく。世代、ジェンダー、地域を問わず、全ての人が健康で笑顔になれるような製品を提供できる企業になることが理想だ。30、40年先を見据え、実現させるための基盤づくりに取り組んでいく。

実現の可能性はゼロじゃない私の夢

『自社製品を持って宇宙へ』

子どもの頃、宇宙飛行士になる夢を視力が基準に満たないため諦めた。でも、今なら別の形で宇宙に行くチャンスがあるのではと期待している。宇宙関連の製品を自社で作って、それを持って宇宙に行ってみたい。片道切符でもいいので(笑)。

COMPANY DATA
BCLカンパニー

1979年、ソニー・クリエイティブプロダクツの一事業部門として、フランス・スタンダール社との技術提携により、化粧品ビジネスに参入。96年、化粧品事業のさらなる拡大を目指し、ソニーシーピーラボラトリーズとして分社独立。親会社であるスタイリングライフ・ホールディングスと合併し、スタイリングライフ・ホールディングス BCL カンパニーを発足。「サボリーノ」をはじめ、「ベキュアハニー」や「ロアリブ」「乾燥さん」などのコスメブランドを擁する

TEXT : MIKI IRIMAJIRI
問い合わせ先
BCLカンパニー
0120-303-820

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【リンワン 崔萌芽代表取締役】会社の可能性イコール、スタッフのポテンシャル

PROFILE: 崔萌芽/代表取締役

崔萌芽/代表取締役
PROFILE: (さい・ほうが)1981年、中国生まれ。2002年留学のため来日。06年名城大学国際経営学科卒業後、アパレルメーカーに勤務し、11年に出産とともに退職。翌年アパレルOEM会社、カラフルワールドを設立。14年「リップサービス」の事業譲受を機にリンワン設立。現在に至る PHOTO : TAMEKI OSHIRO

リンワン(RINONE)は、アパレルブランド「リップサービス」を2014年に取得。“衣食住からのエンタテイメント融合でいまを繋ぎ、未来を造る”をコンセプトに、飲食やコスメ、レンタルスペースなど、事業を増やしている。

ポジティブなエネルギーと共存できる
ファッションや空間を提供

WWD:2024年を振り返ると?

崔萌芽代表取締役(以下、崔):ブランド誕生から20年を超えた基幹ブランド「リップサービス(LIP SERVICE)」のアップデートを図るため、あらゆる取捨選択を行い、ブランドの使命を見つめ直す中で、さまざまな「好き」を全力で楽しむ女性たちのポジティブなエネルギーにふさわしいファッションを追求した1年だった。個々のスタイルや価値観を重視する多様性に富んだ社会の中で、特に“推し活”パワーの勢いを感じている。ライブやカフェ巡りなどのおでかけに「リップサービス」のアイテムを着用し楽しむ様子をSNSで投稿してくださるお客さまが増えていることを知り、そこに向けて提案を強化したところ、支持が広がっている。

WWD:“推し活”は消費の大きな原動力になっている。

崔:アイドル推しだけではなく、カフェ巡りやアート巡りも“推し活”の一種ととらえている。特に写真でもパッと目を引く華やかな印象の“美シルエット”ワンピースがヒットした。「リップサービス」を譲受してから10年。今後もスタッフのブランド愛を大事にしながら、時代に即してアップデートしていく。同時に重視したのは、“作りすぎない”こと。適量生産、適量供給の意識付けを徹底し、店頭では客注システムを活用したOMO取り組みを主要店舗で実施して、機会ロスを最小限に抑えた。その結果、売上高は前期比30%増で在庫消化率は90%と好調に推移した。

WWD:飲食事業は?

崔:お茶とスイーツの店「ナナティーアンドツツミ」を中心に4店舗展開。特に青山本店は、つやつやでピンク色のハート型ムースケーキから人気に火が付き、7種類のカラフルな展開でさらに好評を得ている。“推し”の写真やぬいぐるみと一緒に写真を撮ってSNSへアップすることも“推し活”イベントの1つとして、おしゃれをして楽しむ女性が多く、「リップサービス」のアイテム着用を見かけることも。“推し活”はとにかく「楽しむ」ことが大事。そのわくわく感やポジティブなエネルギーと共存できるファッションや空間を提供できるよう、各ブランドの使命を考えた。

WWD:24年で一番好調だった事業は?

崔:空間ビジネスの「ランド(Rand)」だ。表参道にカフェ併設のレンタルスペースと青山に2階建てのレンタルスペースを構えている。コロナ禍が明けオフライン開催のイベントが増えたこともあり非常に好調だ。スペース自体を空白のキャンバスととらえ、無限の可能性をもって自由なチャレンジが実現できる場所を目指しており、ファッションやビューティブランドのポップアップや展示会、新作発表会などさまざまなイベントで活用いただいている。「ランド」として運用するインスタグラムでは開催イベントの情報発信も行っている。さまざまな“おもしろいこと”が行われる場所としてコミュニティーを築いていきたい。

WWD:KOL(キー・オピニオン・リーダー)によるライブコマース事業については?

崔:「リンワンセレクトショップ」として、中国のSNS、REDBOOK(小紅書)を通じてライブコマースした商品を掛け率を決めて受注するケースもあれば、KOLが店頭から配信し、注文に応じて店頭の商品をこちらで購入して発送するケースもある。中国に住む30代女性がメインの顧客なので、ある程度体型をカバーしながら、品のある上質な日本のブランドが人気。ブランド側からの配信依頼も増えている。ブランドと顧客間はもちろん、KOLやタイミングとのマッチングも非常に重要だ。

WWD:25年に注力するのは?

崔:「ランド」をより多様で流動的な社会にフィットする空間にし、そこを介したコミュニティー作りで、衣食住のさまざまなブランドの後押しをしていきたい。ファッションやビューティが提供する物質的・精神的な幸福も大事にしつつ、アートや学びといった内面的な充実を提案できるコンテンツも誘致するなど、情報発信の場としてブランディングする。同時に、空間ビジネスとして、時代のニーズや移り行く気分に合わせて「5㎡」のパーソナル空間を生み出すサービスの開発も進行中だ。人生をより豊かなものにする暮らしと心の充実感や、良いものを大切にシェアする心地よさを届けていきたいと考えている。

WWD:未来に見据える可能性は?

崔:会社の可能性イコール、スタッフのポテンシャルだ。すでに衣食住の全事業を行っているので、この先どの部分をより強化していくのか、どんな展開をしていくのかは各責任者の采配にかかっている。私自身は新規事業の立ち上げと、経営者の育成に注力する。2年ごとに自薦または他薦で副社長を決める制度を導入し、今期から「ランド」事業の責任者が副社長として経営に携わっている。経営者視点を持つ幹部を複数育てるつもりだ。年収1000万円超えプレーヤーの輩出も目指している。社会に必要とされる企業として、長く継続できる体制を作りたい。

実現の可能性はゼロじゃない私の夢

『ロスが出ないお花屋さん』

フレッシュからドライまでロスがなく、なおかつ常温で働ける小さなお花屋さんがやりたい。花のロス問題や働く環境の過酷さ、それらをクリアする方法を見つけたら絶対に始めたい!

COMPANY DATA
リンワン

2014年に設立。同年にヤングレディースブランド「リップサービス」、16年にウィメンズアパレル「レディメイド」の全事業を継承した。「リップサービス」は国内直営6店とFC4店とEC、「レディメイド」はECを運営する。飲食事業では「ナナティーアンドツツミ」を中心とした4店、オーガニックスキンケア「S.life」を展開するほか、「ランド」事業として青山と表参道にレンタルスペースを運営する。KOLを起用したライブコマース事業も行う


問い合わせ先
リンワン
03-6433-5771

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【リンワン 崔萌芽代表取締役】会社の可能性イコール、スタッフのポテンシャル

PROFILE: 崔萌芽/代表取締役

崔萌芽/代表取締役
PROFILE: (さい・ほうが)1981年、中国生まれ。2002年留学のため来日。06年名城大学国際経営学科卒業後、アパレルメーカーに勤務し、11年に出産とともに退職。翌年アパレルOEM会社、カラフルワールドを設立。14年「リップサービス」の事業譲受を機にリンワン設立。現在に至る PHOTO : TAMEKI OSHIRO

リンワン(RINONE)は、アパレルブランド「リップサービス」を2014年に取得。“衣食住からのエンタテイメント融合でいまを繋ぎ、未来を造る”をコンセプトに、飲食やコスメ、レンタルスペースなど、事業を増やしている。

ポジティブなエネルギーと共存できる
ファッションや空間を提供

WWD:2024年を振り返ると?

崔萌芽代表取締役(以下、崔):ブランド誕生から20年を超えた基幹ブランド「リップサービス(LIP SERVICE)」のアップデートを図るため、あらゆる取捨選択を行い、ブランドの使命を見つめ直す中で、さまざまな「好き」を全力で楽しむ女性たちのポジティブなエネルギーにふさわしいファッションを追求した1年だった。個々のスタイルや価値観を重視する多様性に富んだ社会の中で、特に“推し活”パワーの勢いを感じている。ライブやカフェ巡りなどのおでかけに「リップサービス」のアイテムを着用し楽しむ様子をSNSで投稿してくださるお客さまが増えていることを知り、そこに向けて提案を強化したところ、支持が広がっている。

WWD:“推し活”は消費の大きな原動力になっている。

崔:アイドル推しだけではなく、カフェ巡りやアート巡りも“推し活”の一種ととらえている。特に写真でもパッと目を引く華やかな印象の“美シルエット”ワンピースがヒットした。「リップサービス」を譲受してから10年。今後もスタッフのブランド愛を大事にしながら、時代に即してアップデートしていく。同時に重視したのは、“作りすぎない”こと。適量生産、適量供給の意識付けを徹底し、店頭では客注システムを活用したOMO取り組みを主要店舗で実施して、機会ロスを最小限に抑えた。その結果、売上高は前期比30%増で在庫消化率は90%と好調に推移した。

WWD:飲食事業は?

崔:お茶とスイーツの店「ナナティーアンドツツミ」を中心に4店舗展開。特に青山本店は、つやつやでピンク色のハート型ムースケーキから人気に火が付き、7種類のカラフルな展開でさらに好評を得ている。“推し”の写真やぬいぐるみと一緒に写真を撮ってSNSへアップすることも“推し活”イベントの1つとして、おしゃれをして楽しむ女性が多く、「リップサービス」のアイテム着用を見かけることも。“推し活”はとにかく「楽しむ」ことが大事。そのわくわく感やポジティブなエネルギーと共存できるファッションや空間を提供できるよう、各ブランドの使命を考えた。

WWD:24年で一番好調だった事業は?

崔:空間ビジネスの「ランド(Rand)」だ。表参道にカフェ併設のレンタルスペースと青山に2階建てのレンタルスペースを構えている。コロナ禍が明けオフライン開催のイベントが増えたこともあり非常に好調だ。スペース自体を空白のキャンバスととらえ、無限の可能性をもって自由なチャレンジが実現できる場所を目指しており、ファッションやビューティブランドのポップアップや展示会、新作発表会などさまざまなイベントで活用いただいている。「ランド」として運用するインスタグラムでは開催イベントの情報発信も行っている。さまざまな“おもしろいこと”が行われる場所としてコミュニティーを築いていきたい。

WWD:KOL(キー・オピニオン・リーダー)によるライブコマース事業については?

崔:「リンワンセレクトショップ」として、中国のSNS、REDBOOK(小紅書)を通じてライブコマースした商品を掛け率を決めて受注するケースもあれば、KOLが店頭から配信し、注文に応じて店頭の商品をこちらで購入して発送するケースもある。中国に住む30代女性がメインの顧客なので、ある程度体型をカバーしながら、品のある上質な日本のブランドが人気。ブランド側からの配信依頼も増えている。ブランドと顧客間はもちろん、KOLやタイミングとのマッチングも非常に重要だ。

WWD:25年に注力するのは?

崔:「ランド」をより多様で流動的な社会にフィットする空間にし、そこを介したコミュニティー作りで、衣食住のさまざまなブランドの後押しをしていきたい。ファッションやビューティが提供する物質的・精神的な幸福も大事にしつつ、アートや学びといった内面的な充実を提案できるコンテンツも誘致するなど、情報発信の場としてブランディングする。同時に、空間ビジネスとして、時代のニーズや移り行く気分に合わせて「5㎡」のパーソナル空間を生み出すサービスの開発も進行中だ。人生をより豊かなものにする暮らしと心の充実感や、良いものを大切にシェアする心地よさを届けていきたいと考えている。

WWD:未来に見据える可能性は?

崔:会社の可能性イコール、スタッフのポテンシャルだ。すでに衣食住の全事業を行っているので、この先どの部分をより強化していくのか、どんな展開をしていくのかは各責任者の采配にかかっている。私自身は新規事業の立ち上げと、経営者の育成に注力する。2年ごとに自薦または他薦で副社長を決める制度を導入し、今期から「ランド」事業の責任者が副社長として経営に携わっている。経営者視点を持つ幹部を複数育てるつもりだ。年収1000万円超えプレーヤーの輩出も目指している。社会に必要とされる企業として、長く継続できる体制を作りたい。

実現の可能性はゼロじゃない私の夢

『ロスが出ないお花屋さん』

フレッシュからドライまでロスがなく、なおかつ常温で働ける小さなお花屋さんがやりたい。花のロス問題や働く環境の過酷さ、それらをクリアする方法を見つけたら絶対に始めたい!

COMPANY DATA
リンワン

2014年に設立。同年にヤングレディースブランド「リップサービス」、16年にウィメンズアパレル「レディメイド」の全事業を継承した。「リップサービス」は国内直営6店とFC4店とEC、「レディメイド」はECを運営する。飲食事業では「ナナティーアンドツツミ」を中心とした4店、オーガニックスキンケア「S.life」を展開するほか、「ランド」事業として青山と表参道にレンタルスペースを運営する。KOLを起用したライブコマース事業も行う


問い合わせ先
リンワン
03-6433-5771

The post 【リンワン 崔萌芽代表取締役】会社の可能性イコール、スタッフのポテンシャル appeared first on WWDJAPAN.

【クレイジー 森山和彦CEO】人生の節目に寄り添い、人や企業の未来を共創する

PROFILE: 森山和彦/CEO

森山和彦/CEO
PROFILE: (もりやま・かずひこ)1982年東京都生まれ。大学卒業後、人材コンサルティング会社で6年半勤務。2012年にCRAZY設立。組織づくりでは、全社員が入社時に自身の理想の生き方をプレゼンする“ライフプレゼンテーション”や人生を豊かに生きるために必要な休暇を1カ月取得できる制度“グレート ジャーニー”を導入するなど、ユニークな企業文化を育んでいる PHOTO:SHUHEI SHINE

“人生を祝う空間”を通じて新たな価値を創造する企業CRAZYが手掛けるのは、ウエディングからファッションやビューティの企業のイベントプロデュースまでさまざまだ。2025年は新たにさらなる事業拡大を図る。

イベント企画サービスなど
法人向けサービスで事業が飛躍

WWD:創業時からウエディングブランドの「クレイジー ウエディング(CRAZY WEDDING)」を手掛けているが、他の企業と異なる点は?

森山和彦CEO(以下、森山):その人の人生を祝うという独自の哲学をベースにしたウエディングを提供している。私たちが提案する結婚式では、従来見られる高砂も装飾もない。自社で運営する施設の「IWAI OMOTESANDO(以下、IWAI)」もグレーが基調の落ち着いた空間で、一般的な結婚式場とは異なる。オープン当初は疑問の声もあったが、今ではお客さまからの口コミ評価が高く、毎年予約枠が埋まる状況だ。追求したのは、主催者二人だけでなく、式場に集う全員が“祝う”ことのできる空間づくり。主催者から参列者に宛てた手紙を入れる“レターギャラリー”を設置したり、パネルには参列者の名前だけでなく紹介文を添えたりしている。“セレブレーションホール”は丸窓から外光が差し込むシンプルな空間で、花は一点、旬のものを飾るだけ。既成概念に捉われず、参列者が主催者二人の人生を知り、心から祝えるような空間づくりを重視した。

WWD:現在のブライダル市場をどのように分析するか?

森山:人口が減り、価値観が多様化している。結婚式を挙げない人が増え、間違いなく衰退産業の一つだ。ただ、その中における成長企業になれる余地はあると考える。

WWD:2024年を振り返ると?

森山:前年比130%増で過去最高の売上高だった。ブライダル事業に加えて始めた法人向けのサービス“クレイジー カルチャー エージェンシー”に注力。それが大きく伸長した。ビジネスの成功の一番の理由は社員。挙式するお客さまと同様に対法人であっても、一人の人間として深くつながり、企業やブランドの思想をくみ取りサービスを提供したからだ。

WWD:法人向けサービスとはどのようなものか?

森山:今までも、ブランドの展示会やイベントスペースとして「IWAI」を提供してきたが、イベントの企画段階から入るコンテンツづくりのサポートも増えている。重要なのは、商品の背後にあるメッセージやストーリーをユーザーが理解し、ファンになること。展示会やイベント用の空間は、「商品を美しく見せる」以上に「ブランド体験をどう届けるか」が大切だ。だからこそ、単なる会場提供ではなく、企業やブランドの未来を共に形づくるパートナーでありたい。ブランドを深く理解し、法人のお客さまと同じ目線で空間づくりをしている。

WWD:今後の課題は?

森山:23年にキャリアエージェント事業として“クレイジー キャリア”を始めた。法人向けサービスも、企業のカルチャーや組織まで踏み込んだプロデュース事業を拡大させる。また、「IWAI」に続く新たな婚礼会場を作るつもりだ。そのため、23年にブライダルと法人の運営を一体化した。今後、さらなる事業拡大に向けて、採用に注力する。

WWD:組織再編後の変化は?

森山:法人向けのサービスは23年春まで、社員やお客さまの紹介による受注の割合が5%程度だったが、24年には約6割まで伸長、8割を超えることもある。婚礼のお客さまがビジネスでも利用するなど、婚礼と法人事業の垣根を取り払ったことで、相乗効果が生まれている。

WWD:広告戦略は?

森山:創業時から大手結婚情報誌に出稿していない。体験価値を重視しており、口コミがビジネスに結びついている。昨年7月、表参道駅に「伝える勇気」をテーマにした交通広告を出した。「ごめんね」「ありがとう」「愛してる」という伝えることが難しい3つのワードに着目し、伝えたい人の気持ちを切り取って表現。シンプルな広告だったが、足を止めて眺めたり、携帯電話で撮影したりする人の姿が見られた。直接的ではないが、私たちらしいメッセージの伝え方で反響があった。

WWD:サステナビリティやダイバーシティーに関して注力していることは?

森山:20年からダイバーシティー&インクルージョン(D&I)に取り組む企業を認定・表彰する「D&I アワード」を複数回受賞している。23年からは、最高評価の「ベストワークプレイス」の認定を2年連続で取得。LGBTQや障害のある人の結婚式の支援はもちろん、多様性の感覚の共有やそれら人々の理解を深める研修などを実践してきた結果だと思う。

WWD:未来の可能性については?

森山:「IWAI」で挙式したお客さま向けに記念日のための宿泊サービス“クレイジー アニバーサリー”も提供している。結婚式がゴールではなく、節目節目でそれぞれの人生に寄り添ったサービスを提供したいという考えからだ。法人にとっても、そのような存在でありたい。

実現の可能性はゼロじゃない私の夢

『大きな愛に包まれた大家族をつくること』

家族の概念を拡張して、孫まで含めたら100人くらいの大家族をつくりたい。そして、家族みんなで帰って来られる家が欲しい。

COMPANY DATA
クレイジー

2012年設立。ウエディングブランド「クレイジー ウエディング」を運営。19年には東京・表参道に自社の施設「IWAI OMOTESANDO」をオープン。21年以降、大手業界クチコミサイト「ウエディングパーク」で、東京エリア900会場中で1位を3年連続で獲得。24年には人材エージェント事業 “クレイジー キャリア”の提供を開始するなど、人の人生に寄り添う企業としてサービスを拡大している


問い合わせ先
CRAZY
0120-181-904

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【クレイジー 森山和彦CEO】人生の節目に寄り添い、人や企業の未来を共創する

PROFILE: 森山和彦/CEO

森山和彦/CEO
PROFILE: (もりやま・かずひこ)1982年東京都生まれ。大学卒業後、人材コンサルティング会社で6年半勤務。2012年にCRAZY設立。組織づくりでは、全社員が入社時に自身の理想の生き方をプレゼンする“ライフプレゼンテーション”や人生を豊かに生きるために必要な休暇を1カ月取得できる制度“グレート ジャーニー”を導入するなど、ユニークな企業文化を育んでいる PHOTO:SHUHEI SHINE

“人生を祝う空間”を通じて新たな価値を創造する企業CRAZYが手掛けるのは、ウエディングからファッションやビューティの企業のイベントプロデュースまでさまざまだ。2025年は新たにさらなる事業拡大を図る。

イベント企画サービスなど
法人向けサービスで事業が飛躍

WWD:創業時からウエディングブランドの「クレイジー ウエディング(CRAZY WEDDING)」を手掛けているが、他の企業と異なる点は?

森山和彦CEO(以下、森山):その人の人生を祝うという独自の哲学をベースにしたウエディングを提供している。私たちが提案する結婚式では、従来見られる高砂も装飾もない。自社で運営する施設の「IWAI OMOTESANDO(以下、IWAI)」もグレーが基調の落ち着いた空間で、一般的な結婚式場とは異なる。オープン当初は疑問の声もあったが、今ではお客さまからの口コミ評価が高く、毎年予約枠が埋まる状況だ。追求したのは、主催者二人だけでなく、式場に集う全員が“祝う”ことのできる空間づくり。主催者から参列者に宛てた手紙を入れる“レターギャラリー”を設置したり、パネルには参列者の名前だけでなく紹介文を添えたりしている。“セレブレーションホール”は丸窓から外光が差し込むシンプルな空間で、花は一点、旬のものを飾るだけ。既成概念に捉われず、参列者が主催者二人の人生を知り、心から祝えるような空間づくりを重視した。

WWD:現在のブライダル市場をどのように分析するか?

森山:人口が減り、価値観が多様化している。結婚式を挙げない人が増え、間違いなく衰退産業の一つだ。ただ、その中における成長企業になれる余地はあると考える。

WWD:2024年を振り返ると?

森山:前年比130%増で過去最高の売上高だった。ブライダル事業に加えて始めた法人向けのサービス“クレイジー カルチャー エージェンシー”に注力。それが大きく伸長した。ビジネスの成功の一番の理由は社員。挙式するお客さまと同様に対法人であっても、一人の人間として深くつながり、企業やブランドの思想をくみ取りサービスを提供したからだ。

WWD:法人向けサービスとはどのようなものか?

森山:今までも、ブランドの展示会やイベントスペースとして「IWAI」を提供してきたが、イベントの企画段階から入るコンテンツづくりのサポートも増えている。重要なのは、商品の背後にあるメッセージやストーリーをユーザーが理解し、ファンになること。展示会やイベント用の空間は、「商品を美しく見せる」以上に「ブランド体験をどう届けるか」が大切だ。だからこそ、単なる会場提供ではなく、企業やブランドの未来を共に形づくるパートナーでありたい。ブランドを深く理解し、法人のお客さまと同じ目線で空間づくりをしている。

WWD:今後の課題は?

森山:23年にキャリアエージェント事業として“クレイジー キャリア”を始めた。法人向けサービスも、企業のカルチャーや組織まで踏み込んだプロデュース事業を拡大させる。また、「IWAI」に続く新たな婚礼会場を作るつもりだ。そのため、23年にブライダルと法人の運営を一体化した。今後、さらなる事業拡大に向けて、採用に注力する。

WWD:組織再編後の変化は?

森山:法人向けのサービスは23年春まで、社員やお客さまの紹介による受注の割合が5%程度だったが、24年には約6割まで伸長、8割を超えることもある。婚礼のお客さまがビジネスでも利用するなど、婚礼と法人事業の垣根を取り払ったことで、相乗効果が生まれている。

WWD:広告戦略は?

森山:創業時から大手結婚情報誌に出稿していない。体験価値を重視しており、口コミがビジネスに結びついている。昨年7月、表参道駅に「伝える勇気」をテーマにした交通広告を出した。「ごめんね」「ありがとう」「愛してる」という伝えることが難しい3つのワードに着目し、伝えたい人の気持ちを切り取って表現。シンプルな広告だったが、足を止めて眺めたり、携帯電話で撮影したりする人の姿が見られた。直接的ではないが、私たちらしいメッセージの伝え方で反響があった。

WWD:サステナビリティやダイバーシティーに関して注力していることは?

森山:20年からダイバーシティー&インクルージョン(D&I)に取り組む企業を認定・表彰する「D&I アワード」を複数回受賞している。23年からは、最高評価の「ベストワークプレイス」の認定を2年連続で取得。LGBTQや障害のある人の結婚式の支援はもちろん、多様性の感覚の共有やそれら人々の理解を深める研修などを実践してきた結果だと思う。

WWD:未来の可能性については?

森山:「IWAI」で挙式したお客さま向けに記念日のための宿泊サービス“クレイジー アニバーサリー”も提供している。結婚式がゴールではなく、節目節目でそれぞれの人生に寄り添ったサービスを提供したいという考えからだ。法人にとっても、そのような存在でありたい。

実現の可能性はゼロじゃない私の夢

『大きな愛に包まれた大家族をつくること』

家族の概念を拡張して、孫まで含めたら100人くらいの大家族をつくりたい。そして、家族みんなで帰って来られる家が欲しい。

COMPANY DATA
クレイジー

2012年設立。ウエディングブランド「クレイジー ウエディング」を運営。19年には東京・表参道に自社の施設「IWAI OMOTESANDO」をオープン。21年以降、大手業界クチコミサイト「ウエディングパーク」で、東京エリア900会場中で1位を3年連続で獲得。24年には人材エージェント事業 “クレイジー キャリア”の提供を開始するなど、人の人生に寄り添う企業としてサービスを拡大している


問い合わせ先
CRAZY
0120-181-904

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ディズニーとフットボール古着を販売するポップアップが原宿の「バゲージ」で開催

キャラクター古着を中心に販売するサンキュロット(SANS-CULOTTE)は2月7日から9日までの3日間、ディズニー古着と1980〜90年代のサッカーウエア古着を販売するポップアップストア“サンキュロット ファンタジーリーグ(Sans-Culotte FANTASY LEAGUE”を原宿の「バゲージ(BAGGAGE)」で開催する。

今回は、サンキュロットが収集していたサッカー関連のウエアは、主に80〜90 年代のジャージやウインドブレーカーのセットアップで、「アシックス(ASICS)」、「アディダス(ADIDAS)」、「ナイキ(NIKE)」、「ルコックスポルティフ(LE COQ SPORTIF)」といったブランドのウエアを中心に、Jリーグ開幕当時のアイテムや、サッカー関連の90年代のTシャツなどもラインアップする。

サンキュロットではおなじみのディズニー古着は、1800 枚を超えるコレクションの中から選りすぐりの T シャツ、アウターやニット類などを販売。また今回はよりたくさんの人にディズニー古着を掘る楽しさを伝えるべく、5000円均一商品の在庫を中心に用意する。

■Sans-Culotte FANTASY LEAGUE
日時:2月7〜9日
時間:8:00〜18:00
場所:バゲージ(BAGGAGE)
住所:東京都渋谷区神宮前 3-14-17

サンキュロットとは?

バンドや映画、アニメといったジャンルに疎く、“そんな自分でも着られるジャンルの古着”というキッカケで、キャラクター古着にのめりこみ、自身での着用を目的にコレクトを始め、結果 1800枚を超えるTシャツを収集。普段は会社員として勤務しつつ、趣味の延長線上として古着販売イベントを開催。店舗はなく、ポップアップとオンラインのみで販売をしており、インスタグラムでコレクションの一部を掲載している。

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ディズニーとフットボール古着を販売するポップアップが原宿の「バゲージ」で開催

キャラクター古着を中心に販売するサンキュロット(SANS-CULOTTE)は2月7日から9日までの3日間、ディズニー古着と1980〜90年代のサッカーウエア古着を販売するポップアップストア“サンキュロット ファンタジーリーグ(Sans-Culotte FANTASY LEAGUE”を原宿の「バゲージ(BAGGAGE)」で開催する。

今回は、サンキュロットが収集していたサッカー関連のウエアは、主に80〜90 年代のジャージやウインドブレーカーのセットアップで、「アシックス(ASICS)」、「アディダス(ADIDAS)」、「ナイキ(NIKE)」、「ルコックスポルティフ(LE COQ SPORTIF)」といったブランドのウエアを中心に、Jリーグ開幕当時のアイテムや、サッカー関連の90年代のTシャツなどもラインアップする。

サンキュロットではおなじみのディズニー古着は、1800 枚を超えるコレクションの中から選りすぐりの T シャツ、アウターやニット類などを販売。また今回はよりたくさんの人にディズニー古着を掘る楽しさを伝えるべく、5000円均一商品の在庫を中心に用意する。

■Sans-Culotte FANTASY LEAGUE
日時:2月7〜9日
時間:8:00〜18:00
場所:バゲージ(BAGGAGE)
住所:東京都渋谷区神宮前 3-14-17

サンキュロットとは?

バンドや映画、アニメといったジャンルに疎く、“そんな自分でも着られるジャンルの古着”というキッカケで、キャラクター古着にのめりこみ、自身での着用を目的にコレクトを始め、結果 1800枚を超えるTシャツを収集。普段は会社員として勤務しつつ、趣味の延長線上として古着販売イベントを開催。店舗はなく、ポップアップとオンラインのみで販売をしており、インスタグラムでコレクションの一部を掲載している。

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【ユニクロ2025年春夏展示会:後編】「ユニクロ ユー」のスーパーレイヤードに注目

チュールやオーガンジーなど涼しげな素材を取り入れたレイヤードコーデは、もはや春夏トレンドの定番になっている。酷暑が当たり前となり、かつアイテム数が少なくスタイリングに差が生まれにくい春夏のファッションを楽しめる提案として、価格帯を問わずさまざまなブランドが打ち出しを強化している。このほど行われた「ユニクロ(UNIQLO)」の25年春夏展示会でも、レイヤードスタイルを得意とする「ユニクロ ユー(UNIQLO U)」が軽やかでミニマムな重ね着“ライトレイヤリング”を提案していた。

“ライトレイヤリング”とは、シアー感のある軽やかな素材のアイテム同士を合わせること。「ユニクロ ユー」のアイテムは、どれもシンプルで着回しのきくデザインのため、一見難しそうなレイヤードにも臆せず挑戦できる。中でも今季イチオシだというタンクトップ(※写真2枚目)を軸に組んだコーデは、ペールイエローやライトグレーなど淡い色使いでまとめ、春先の暖かで穏やかな空気感を演出している。

「ユニクロ:シー」や協業ラインのイチオシは?

「ユニクロ:シー(UNIQLO:C)」は、「24年秋に発売したウィメンズのボマージャケット(※写真3枚目)が女性だけでなく男性からも支持を集めている」(PR担当)という。25年春夏も継続し、「ユニクロ:シー」が提唱する男女の垣根を超えたファッションを体現するアイテムとして打ち出していく。一方、ボトムスは「全店舗でワイドスエットパンツの動きが良い」。今季のコレクションでは新たにハーフパンツ(※写真4枚目)を導入し、春以降のファン獲得に繋げていく狙いだ。

ファーストリテイリング傘下の仏ウィメンズブランド「コントワー・デ・コトニエ(COMPTOIR DES COTONNIERS)」とのコラボコレクションは、昨年好評だったリネンTシャツ(※写真9枚目)に注目。PR担当は「昨年より取り扱い店舗を増やし、より多くのお客さまに届けられるようにしていく」と意気込む。同社傘下の仏インナー・ランジェリーブランド「プリンセス・タム・タム(PRINCESSE TAM.TAM)」は、外出着と部屋着の境目をなくしたようなアイテムが目白押し。ピンクのストライプのパジャマ(写真11枚目)が象徴的だ。

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【ユニクロ2025年春夏展示会:後編】「ユニクロ ユー」のスーパーレイヤードに注目

チュールやオーガンジーなど涼しげな素材を取り入れたレイヤードコーデは、もはや春夏トレンドの定番になっている。酷暑が当たり前となり、かつアイテム数が少なくスタイリングに差が生まれにくい春夏のファッションを楽しめる提案として、価格帯を問わずさまざまなブランドが打ち出しを強化している。このほど行われた「ユニクロ(UNIQLO)」の25年春夏展示会でも、レイヤードスタイルを得意とする「ユニクロ ユー(UNIQLO U)」が軽やかでミニマムな重ね着“ライトレイヤリング”を提案していた。

“ライトレイヤリング”とは、シアー感のある軽やかな素材のアイテム同士を合わせること。「ユニクロ ユー」のアイテムは、どれもシンプルで着回しのきくデザインのため、一見難しそうなレイヤードにも臆せず挑戦できる。中でも今季イチオシだというタンクトップ(※写真2枚目)を軸に組んだコーデは、ペールイエローやライトグレーなど淡い色使いでまとめ、春先の暖かで穏やかな空気感を演出している。

「ユニクロ:シー」や協業ラインのイチオシは?

「ユニクロ:シー(UNIQLO:C)」は、「24年秋に発売したウィメンズのボマージャケット(※写真3枚目)が女性だけでなく男性からも支持を集めている」(PR担当)という。25年春夏も継続し、「ユニクロ:シー」が提唱する男女の垣根を超えたファッションを体現するアイテムとして打ち出していく。一方、ボトムスは「全店舗でワイドスエットパンツの動きが良い」。今季のコレクションでは新たにハーフパンツ(※写真4枚目)を導入し、春以降のファン獲得に繋げていく狙いだ。

ファーストリテイリング傘下の仏ウィメンズブランド「コントワー・デ・コトニエ(COMPTOIR DES COTONNIERS)」とのコラボコレクションは、昨年好評だったリネンTシャツ(※写真9枚目)に注目。PR担当は「昨年より取り扱い店舗を増やし、より多くのお客さまに届けられるようにしていく」と意気込む。同社傘下の仏インナー・ランジェリーブランド「プリンセス・タム・タム(PRINCESSE TAM.TAM)」は、外出着と部屋着の境目をなくしたようなアイテムが目白押し。ピンクのストライプのパジャマ(写真11枚目)が象徴的だ。

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メンズコレは日本人デザイナーが熱い!

毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2025年2月3日号からの抜粋です)

大塚:2025-26年秋冬のメンズコレは、「フェンディ(FENDI)」も「グッチ(GUCCI)」も「ロエベ(LOEWE)」もショーを行わず。これまでになくニュースが少ないシーズンでした。でもその分、デザイナーやブランド、「ピッティ・イマージネ・ウオモ」に出展していたファクトリーも含めて、日本人の活躍が際立って見えました。

井上:代表格は「オーラリー(AURALEE)」。ショー会場はスタンディングも座席も、ぎゅうぎゅうでした。欧米のメディアでファッション・ウイークではないタイミングでも取り上げられることが増えており、クリエイションでもビジネスでも成功しています。

「自信を持って特集できる」と確信

大塚:「オーラリー」をはじめ、日本人の活躍は感じていましたが、日本にいると海外の反応が分からないので、今までは大きく取り上げることをあえて控えていたんです。でもエリさんの日本ブランドの評価や現地の反応を見て、「自信を持って特集できる」と確信しました。表紙は「オーラリー」「ダブレット(DOUBLET)」「ターク(TAAKK)」「キディル(KIDILL)」の中堅デザイナー4人。みんな最初は、パリコレは目指したい舞台だったのに、何シーズンか続けていると、お金はかかるし、ビジネスにすぐ結びつかないしで「なんでパリコレだったっけ?」となるそうです。それでも続けることで、現地のスタイリストやいろいろな人との出会いがあり、成長につながっている実感があるようでした。

井上:「セッチュウ(SETCHU)」は、今回の初のショー後に、SNSのフォロワーがものすごく増えたそうです。プレゼンとは違って、短い時間に凝縮されているからこそ濃く伝わるのでしょうね。イッセイ ミヤケの新ブランド「アイム メン(IM MEN)」も良かったです。ショーで見せるのは難しいコンセプトだと思いましたが、フィナーレで一枚の布をたこみたいに掲げて、カラフルで楽しい雰囲気で。作り方も見せ方もシンプルで、イッセイ ミヤケらしさにあふれていました。

大塚:そうですね。「コム デ ギャルソン・オム プリュス(COMME DES GARCONS HOMME PLUS)」や「ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」もストレートに伝える強さが素晴らしかった。道を切り開いてきたベテランの力も改めて感じるシーズンでした。

 

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メンズコレは日本人デザイナーが熱い!

毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2025年2月3日号からの抜粋です)

大塚:2025-26年秋冬のメンズコレは、「フェンディ(FENDI)」も「グッチ(GUCCI)」も「ロエベ(LOEWE)」もショーを行わず。これまでになくニュースが少ないシーズンでした。でもその分、デザイナーやブランド、「ピッティ・イマージネ・ウオモ」に出展していたファクトリーも含めて、日本人の活躍が際立って見えました。

井上:代表格は「オーラリー(AURALEE)」。ショー会場はスタンディングも座席も、ぎゅうぎゅうでした。欧米のメディアでファッション・ウイークではないタイミングでも取り上げられることが増えており、クリエイションでもビジネスでも成功しています。

「自信を持って特集できる」と確信

大塚:「オーラリー」をはじめ、日本人の活躍は感じていましたが、日本にいると海外の反応が分からないので、今までは大きく取り上げることをあえて控えていたんです。でもエリさんの日本ブランドの評価や現地の反応を見て、「自信を持って特集できる」と確信しました。表紙は「オーラリー」「ダブレット(DOUBLET)」「ターク(TAAKK)」「キディル(KIDILL)」の中堅デザイナー4人。みんな最初は、パリコレは目指したい舞台だったのに、何シーズンか続けていると、お金はかかるし、ビジネスにすぐ結びつかないしで「なんでパリコレだったっけ?」となるそうです。それでも続けることで、現地のスタイリストやいろいろな人との出会いがあり、成長につながっている実感があるようでした。

井上:「セッチュウ(SETCHU)」は、今回の初のショー後に、SNSのフォロワーがものすごく増えたそうです。プレゼンとは違って、短い時間に凝縮されているからこそ濃く伝わるのでしょうね。イッセイ ミヤケの新ブランド「アイム メン(IM MEN)」も良かったです。ショーで見せるのは難しいコンセプトだと思いましたが、フィナーレで一枚の布をたこみたいに掲げて、カラフルで楽しい雰囲気で。作り方も見せ方もシンプルで、イッセイ ミヤケらしさにあふれていました。

大塚:そうですね。「コム デ ギャルソン・オム プリュス(COMME DES GARCONS HOMME PLUS)」や「ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」もストレートに伝える強さが素晴らしかった。道を切り開いてきたベテランの力も改めて感じるシーズンでした。

 

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「ランバン オン ブルー」が「レスポートサック」のスペシャルリミテッドモデルを発売 裏地に花柄を配した3型

「ランバン オン ブルー(LANVIN EN BLEU)」は3月7日、「レスポートサック(LESPORTSAC)」のスペシャルリミテッドモデル第3弾を発売する。2月17日から「ランバン オン ブルー」各店舗および公式オンラインで先行予約を受け付け、3月7日に発売する。

「レスポートサック」コラボ
“リップストップナイロン”を採用

コラボアイテムは、モノトーンカラーにゴールドの金具をあしらった表地と、オリジナルの花柄を配した裏地を組み合わせ、バックパック(3万2450円)とトートバッグ(2万6400円)、ショルダーバッグ(1万4300円)をラインアップする。素材は、軽量で耐久性のある、「レスポートサック」の“リップストップナイロン”生地を採用した。

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「ランバン オン ブルー」が「レスポートサック」のスペシャルリミテッドモデルを発売 裏地に花柄を配した3型

「ランバン オン ブルー(LANVIN EN BLEU)」は3月7日、「レスポートサック(LESPORTSAC)」のスペシャルリミテッドモデル第3弾を発売する。2月17日から「ランバン オン ブルー」各店舗および公式オンラインで先行予約を受け付け、3月7日に発売する。

「レスポートサック」コラボ
“リップストップナイロン”を採用

コラボアイテムは、モノトーンカラーにゴールドの金具をあしらった表地と、オリジナルの花柄を配した裏地を組み合わせ、バックパック(3万2450円)とトートバッグ(2万6400円)、ショルダーバッグ(1万4300円)をラインアップする。素材は、軽量で耐久性のある、「レスポートサック」の“リップストップナイロン”生地を採用した。

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「クラランス」が表情ヨレ着目した新ファンデーションを発売 皮脂バランスもケアする美容液発想

「クラランス(CLARINS)」は3月14日、表情ヨレに着目した新ファンデーション“スキン イリュージョン フルカバレッジファンデーション”(全6色、各30mL、各7150円)を発売する。 表情の動きに密着する独自の“スキンフィット テクノロジー”を搭載したほか、美容液発想の保湿成分などを配合。長時間美しさが持続するラスティング力をかなえた。

表情と共にファンデーションも動く独自技術

新製品は43種類の筋肉、1万種類の表現、60種類の表情による、顔の動きとファンデーション崩れに着目し、メイク崩れを心配することなく思いのままに感情を表現できるファンデーションを作り上げた。新搭載の“スキンフィット テクノロジー”は表情によるシワにファンデーションが入り込むのも防ぎ、肌に密着して表情とともにファンデーションが動く技術で、素肌感を損なわない薄膜ベールが肌をカバーしつつ、ホワイトマザーオブパールにより自然な輝きを演出。ほか、汗や湿度、摩擦に強く、ヨレにくく色移りしにくい“エモーションプルーフ”により、美しさが長時間持続する。

また、皮脂や肌荒れによるファンデーション崩れにも配慮した。美容液発想で水分と皮脂のバランスを整える成分や肌荒れを防ぐ成分、高い保湿力を持つ成分などを配合。ニキビやテカリに悩んでいる世代でもスキンケア感覚で使うことができる。

カラー展開

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「クラランス」が表情ヨレ着目した新ファンデーションを発売 皮脂バランスもケアする美容液発想

「クラランス(CLARINS)」は3月14日、表情ヨレに着目した新ファンデーション“スキン イリュージョン フルカバレッジファンデーション”(全6色、各30mL、各7150円)を発売する。 表情の動きに密着する独自の“スキンフィット テクノロジー”を搭載したほか、美容液発想の保湿成分などを配合。長時間美しさが持続するラスティング力をかなえた。

表情と共にファンデーションも動く独自技術

新製品は43種類の筋肉、1万種類の表現、60種類の表情による、顔の動きとファンデーション崩れに着目し、メイク崩れを心配することなく思いのままに感情を表現できるファンデーションを作り上げた。新搭載の“スキンフィット テクノロジー”は表情によるシワにファンデーションが入り込むのも防ぎ、肌に密着して表情とともにファンデーションが動く技術で、素肌感を損なわない薄膜ベールが肌をカバーしつつ、ホワイトマザーオブパールにより自然な輝きを演出。ほか、汗や湿度、摩擦に強く、ヨレにくく色移りしにくい“エモーションプルーフ”により、美しさが長時間持続する。

また、皮脂や肌荒れによるファンデーション崩れにも配慮した。美容液発想で水分と皮脂のバランスを整える成分や肌荒れを防ぐ成分、高い保湿力を持つ成分などを配合。ニキビやテカリに悩んでいる世代でもスキンケア感覚で使うことができる。

カラー展開

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