「ルイ・ヴィトン」の新作香水は、自らの道を切り開く女性に贈る アンバー基調の現代的なフローラル

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は4月17日、“eLVes ルイ・ヴィトン オー ドゥ パルファン”(100mL、4万6200円/200mL、6万4900円)と“トラベルケース”(100mL用、11万2200円)、“eLVes ルイ・ヴィトン トラベル スプレー”(7.5mL×4、4万6200円/レフィル7.5mL×4、1万8700円)、“ミニチュア セット”(5万2800円)を発売する。バラとスズランの組み合わせに、スパイスやアンブロキサンのアクセントを加えた力強い香り。「ルイ・ヴィトン」の一部店舗と公式ECで取り扱う。

ジャック・キャバリエ・ベルトリュード(Jacques Cavallier Belletrud)=マスター・パフューマーは、「社会を前進させた素晴らしい女性たちの決意と輝くパーソナリティーが、私に道を示してくれた。『ルイ・ヴィトン』は常にフランスのこの上ない遊び心とパリ独特のスタイルを備えつつ、あらゆる文化や特性において、永遠の女性らしさをたたえる多文化的なメゾンであり続けている」と語る。新作は、アンバーを基調とした現代的なフローラルの香り。力強さや豊かさと、予想外なエッセンスを併せ持つ。「複雑で自発的、そして喜びに溢れ、抵抗できないほどに輝くようなコンポジションを作りたかった。私は感情や価値観、前向きなメッセージを伝え、誰もが自分自身の物語を紡ぐために寄り添える象徴的な調香を信じている」。

香りの構成

「バラは、勝利に輝く女性らしさの完璧なシンボル」(ベルトリュード=マスター・パフューマー)と捉え、ブランド独自のブルガリアンローズのアブソリュートと、二酸化炭素抽出法を用いたローズ センティフォリアをキー原料とした。また、同ブランドのフレグランスでは初めてスズランを採用。ブラックカラントやピーチ、ココナツミルクが、新しく爽やかなフローラルノートを引き立てる。さらに、厳選した最高級のシナモンとジンジャーが特有の刺激とパワフルなエネルギーを吹き込む。高純度のアンブロキサンは、香りの強さとインパクトをさらに押し上げ、温冷の対比が五感を魅了する。最後の仕上げとして、香りの中心が長時間にわたり持続するように少量のパチュリを加えた。

ボトルのデザインと“トラベルケース”

ボトルは、「ルイ・ヴィトン」のフレグランスのシグネチャーである円筒形のシルエットを採用。ブラックのラムレザーを基調にエボニーカラーのモノグラム・キャンバスをあしらった“トラベルケース”も用意する。バイオレットのマイクロファイバーのライニングがモダンで洗練されたタッチを加え、シルバーカラーのバックルがエレガントな印象を与える。

「ルイ・ヴィトン」のビューティ事業

「ルイ・ヴィトン」は、2016年に香水を発売。最初の7つの香りを発売する5年前に、マスター・パフューマーのベルトリュードと契約し、香水の都として世界でも名高いフランス・グラースの土地を購入した。現在、新作を含む31種のフレグランスをそろえ、“イマジナシオン”“リマンシテ”“オンブレ・ノマド”“アトラップ・レーヴ”などがベストセラーとなっている。「ルイ・ヴィトン」の親会社であるLVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)の香水&コスメティクス部門の24年度の売上高は、前期比1.8%増の84億1800万ユーロ(約1兆3637億円)だった。今秋、英メイクアップアーティストのパット・マクグラス(Pat McGrath)がコスメティック部門 クリエイティブ・ディレクターを務めるビューティライン「ラ・ボーテ ルイ・ヴィトン(LA BEAUTE LOUIS VUITTON)」を始動予定。第1弾はリップスティック55色とリップバーム10種、アイパレット8種を用意する。

本文中の円換算レート:1ユーロ=162円

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「ルイ・ヴィトン」の新作香水は、自らの道を切り開く女性に贈る アンバー基調の現代的なフローラル

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は4月17日、“eLVes ルイ・ヴィトン オー ドゥ パルファン”(100mL、4万6200円/200mL、6万4900円)と“トラベルケース”(100mL用、11万2200円)、“eLVes ルイ・ヴィトン トラベル スプレー”(7.5mL×4、4万6200円/レフィル7.5mL×4、1万8700円)、“ミニチュア セット”(5万2800円)を発売する。バラとスズランの組み合わせに、スパイスやアンブロキサンのアクセントを加えた力強い香り。「ルイ・ヴィトン」の一部店舗と公式ECで取り扱う。

ジャック・キャバリエ・ベルトリュード(Jacques Cavallier Belletrud)=マスター・パフューマーは、「社会を前進させた素晴らしい女性たちの決意と輝くパーソナリティーが、私に道を示してくれた。『ルイ・ヴィトン』は常にフランスのこの上ない遊び心とパリ独特のスタイルを備えつつ、あらゆる文化や特性において、永遠の女性らしさをたたえる多文化的なメゾンであり続けている」と語る。新作は、アンバーを基調とした現代的なフローラルの香り。力強さや豊かさと、予想外なエッセンスを併せ持つ。「複雑で自発的、そして喜びに溢れ、抵抗できないほどに輝くようなコンポジションを作りたかった。私は感情や価値観、前向きなメッセージを伝え、誰もが自分自身の物語を紡ぐために寄り添える象徴的な調香を信じている」。

香りの構成

「バラは、勝利に輝く女性らしさの完璧なシンボル」(ベルトリュード=マスター・パフューマー)と捉え、ブランド独自のブルガリアンローズのアブソリュートと、二酸化炭素抽出法を用いたローズ センティフォリアをキー原料とした。また、同ブランドのフレグランスでは初めてスズランを採用。ブラックカラントやピーチ、ココナツミルクが、新しく爽やかなフローラルノートを引き立てる。さらに、厳選した最高級のシナモンとジンジャーが特有の刺激とパワフルなエネルギーを吹き込む。高純度のアンブロキサンは、香りの強さとインパクトをさらに押し上げ、温冷の対比が五感を魅了する。最後の仕上げとして、香りの中心が長時間にわたり持続するように少量のパチュリを加えた。

ボトルのデザインと“トラベルケース”

ボトルは、「ルイ・ヴィトン」のフレグランスのシグネチャーである円筒形のシルエットを採用。ブラックのラムレザーを基調にエボニーカラーのモノグラム・キャンバスをあしらった“トラベルケース”も用意する。バイオレットのマイクロファイバーのライニングがモダンで洗練されたタッチを加え、シルバーカラーのバックルがエレガントな印象を与える。

「ルイ・ヴィトン」のビューティ事業

「ルイ・ヴィトン」は、2016年に香水を発売。最初の7つの香りを発売する5年前に、マスター・パフューマーのベルトリュードと契約し、香水の都として世界でも名高いフランス・グラースの土地を購入した。現在、新作を含む31種のフレグランスをそろえ、“イマジナシオン”“リマンシテ”“オンブレ・ノマド”“アトラップ・レーヴ”などがベストセラーとなっている。「ルイ・ヴィトン」の親会社であるLVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)の香水&コスメティクス部門の24年度の売上高は、前期比1.8%増の84億1800万ユーロ(約1兆3637億円)だった。今秋、英メイクアップアーティストのパット・マクグラス(Pat McGrath)がコスメティック部門 クリエイティブ・ディレクターを務めるビューティライン「ラ・ボーテ ルイ・ヴィトン(LA BEAUTE LOUIS VUITTON)」を始動予定。第1弾はリップスティック55色とリップバーム10種、アイパレット8種を用意する。

本文中の円換算レート:1ユーロ=162円

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ニューヨーカーも恐れる街「サウスブロンクス」 決死のストリートスナップで見えたもの

霞がかるほどにそびえ立つ摩天楼。歴史ある金融機関のオフィス街。洗練されたカフェや雑貨店。

「ニューヨーク」と聞いて多くの人が思い浮かべるそんなイメージは、心臓部「マンハッタン」の景色だ。近年は、そこから少し東にある「ブルックリン」もおしゃれなエリアとして認知が広がっているから、耳馴染みがある人も多いはずだ。

では、マンハッタンの北に位置する「ブロンクス」はどうだろうか。

地図上ではニューヨークの中心部にありながら、これまでファッションの文脈ではあまり光が当たってこなかった街。ニューヨーク・ファッション・ウイークの公式ショーは、そのほとんどがマンハッタン(まれにブルックリン)で行われるから、ファッション・エディターや業界関係者たちにとっては未踏の地。現地のニューヨーカーですら、ブロンクスには行ったことがないという人は珍しくない。

それもそのはず、ブロンクスは歴史的に移民が多く、治安が悪いとされる地域だからだ。中でも南部の「サウスブロンクス」はギャングの抗争や薬物売買が絶えない“危険地帯”として語られてきた。ヒップホップの発祥の地であることからカルチャー文脈では存在感があるものの、根強いネガティブなイメージはいまだに拭いきれていない(事実として、ウワサ通りな面もあるようだ)。

しかし近年、マンハッタンの地価高騰を背景に、サウスブロンクスにも都市開発の波がじわじわと押し寄せている。マンハッタン的なシティーカルチャーと、土着のブロンクスカルチャーが徐々に混ざり合い始め、その境界ではユニークなセレクトショップやクラブ、飲食店などが次々オープン。新たなカルチャーが生まれる兆しがある。

今回のファッション・ウイーク取材ではショーの合間を縫い、変わりゆくサウスブロンクスで「キケン」と隣り合わせのストリート・スナップを敢行した。

マンハッタンから地下鉄に揺られておよそ1時間。改札を抜けると、「本当にニューヨークか?」と目を疑うほどの別世界が広がっていた。

ホームレスが物乞いをしていたり、道端で時間が止まったように動かない人がいたり。おそらく、医療用麻薬「オピオイド」の過剰摂取による中毒症状だ。大通りは露天商がずらりと並び、ハイブランドの模倣品が堂々と、山積みで売られている。

日本にいると想像がつかないが、米国の所得格差は相当なものだ。ニューヨークは、そのコントラストがさらに鮮明に浮かび上がる街。平均年収が1000万円をゆうに超えるとされるマンハッタンの煌びやかな世界も、実のところニューヨークの“ほんの一部”にすぎない。

今回の、サウスブロンクスでの撮影にあたりコーディネーターとなってくれたのは、現地で生まれ育ったエドさん。今はニューヨークのマスメディアに勤める彼も、かつては荒くれた少年時代を過ごしていたという。「小学校の頃なんて、毎日のように派手にケンカしていたよ。先生にも歯向かって、手を出したりしたね。今は更生したけど」と笑う。

「今もここら辺は、道を一本間違えるとスティッキー(やっかい)な場所が多い。麻薬を売りつけられるかもしれないし、銃声が聞こえて、命の危険を感じることだってあるかもよ」。車の中でも、じわりと汗ばむ緊張感がある。「だから、君たち(記者とカメラマン)だけで歩くのは、間違いなくおすすめできないね」。

マンハッタンから押し寄せる資本の力によって、ブロンクスの街並みと空気が変わり始めていることを肌で感じているエドさん。「でもサウスブロンクスはマンハッタンじゃないんだ。僕らはここで生まれ、暮らしていることにちゃんと誇りを持っている。それは、街にいる人たちスタイルを見てもらえれば、分かってもらえると思う」。

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リップケアブランド「チューシー」から美容針配合の日中用ケアアイテム ガラス玉のような艶を演出

サン・スマイルが展開するリップケアブランド「チューシー(CHOOSY)」は4月1日、美容針配合の日中用リップケアアイテム“デイニードルリップ”(1540円)を発売する。取り扱いは、全国のバラエティーショップやドラッグストアなど。

同製品は、リッププランパー、リップセラム、リップグロスの3役を兼ね備える。2024年9月に発売した美容針配合の夜用リップトリートメント“ナイトニードルリップ”が発売5カ月で累計販売数6万個を突破(※同社累計出荷実績/24年9月1日~25年2月28日)したことを受け、日中使用に適した機能性や使用感を持つ美容針配合のリップケアアイテムとして開発した。

5.2万本の美容針が美容成分を届け、潤いとハリのある唇に仕上げる。ピリピリとした付け心地で唇の縦じわをカバーするエアーボム成分、潤いケアとバリア機能をサポートする保湿成分を配合するほか、シア脂、スクワランのグロッシーシャインオイル2種がガラス玉のような光沢感を演出する。

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「スタジオニコルソン」が渋谷パルコに出店 スエードバッグ“シボル”のネイビーを限定発売

「スタジオニコルソン(STUDIO NICHOLSON)」は3月28日、渋谷パルコ3階に新店舗をオープンする。同店では、オープン記念として限定カラーのアイコンバッグ“シボル(SHIBORU)”を取り扱う。

内装デザインは、ロンドンの建築事務所「STUDIO TUESDAY」が手掛けた。昨年12月にロンドン・レッドチャーチ ストリート店で採用した新たなコンセプトを取り入れ、洗練された空間に仕上げた。

オープンを祝して限定カラーのバッグを用意
さりげない光沢感のネイビー

同店では、ブランドの最新コレクションをそろえるほか、オープンの記念アイテムとして、スエードバッグ“シボル”の限定カラー“ダーケストネイビー”を用意する。直線と曲線を組み合わせた台形のシルエットが特徴で、ボディーはイタリア製のスエードを使用。ミニマルなデザインながら、フラップ部分には隠しマグネットを採用するなど、機能性にもこだわった。価格は15万4000円。

店舗情報

◼️スタジオニコルソン 渋谷パルコ店

オープン日:3月28日
時間:11:00〜21:00
場所:渋谷パルコ 3階
住所:東京都渋谷区宇田川町15-1

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「スタジオニコルソン」が渋谷パルコに出店 スエードバッグ“シボル”のネイビーを限定発売

「スタジオニコルソン(STUDIO NICHOLSON)」は3月28日、渋谷パルコ3階に新店舗をオープンする。同店では、オープン記念として限定カラーのアイコンバッグ“シボル(SHIBORU)”を取り扱う。

内装デザインは、ロンドンの建築事務所「STUDIO TUESDAY」が手掛けた。昨年12月にロンドン・レッドチャーチ ストリート店で採用した新たなコンセプトを取り入れ、洗練された空間に仕上げた。

オープンを祝して限定カラーのバッグを用意
さりげない光沢感のネイビー

同店では、ブランドの最新コレクションをそろえるほか、オープンの記念アイテムとして、スエードバッグ“シボル”の限定カラー“ダーケストネイビー”を用意する。直線と曲線を組み合わせた台形のシルエットが特徴で、ボディーはイタリア製のスエードを使用。ミニマルなデザインながら、フラップ部分には隠しマグネットを採用するなど、機能性にもこだわった。価格は15万4000円。

店舗情報

◼️スタジオニコルソン 渋谷パルコ店

オープン日:3月28日
時間:11:00〜21:00
場所:渋谷パルコ 3階
住所:東京都渋谷区宇田川町15-1

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ステラ・マッカートニー、サステナに迷い、向き合う次世代に語る責任ある創造

デザイナーのステラ・マッカートニー(Stella McCartney)がこのほど来日し、三越伊勢丹が主催する「三越伊勢丹ミライアワード」に参加した。「三越伊勢丹ミライアワード」は、さまざまな企業から集めた残反などを素材に、服飾学校の学生たちが作品づくりに取り組むアワード企画。2023年に続く2回目の開催となった今年は、エスモード東京校、東京モード学園、文化服装学院の学生らが参加した。

ステラは同アワードの審査員を務めたほか、文化服装学院で開催された特別トークショーにも登壇。浅尾慶一郎環境大臣と近藤詔太・伊勢丹新宿本店店長と共に、サステナビリティに取り組む意義などについて語った。イベントを終えたステラに、若手に期待することや今のファッション産業についての考えを聞いた。

WWD:「三越伊勢丹ミライアワード」に参加した感想は?

ステラ・マッカートニー(以下、ステラ):とても楽しかったわ。学生たちの作品はどれも非常にレベルが高くて、本当に驚いた。彼らがどれだけ真剣に取り組んだのかが、作品を通じてしっかりと伝わってきた。次世代デザイナーの作品を審査する機会はたびたびあるけど、ここまで優秀な作品ばかりのアワードは珍しい。優秀作品を選ぶのが本当に大変だったくらいよ。

WWD:若手のクリエイションを評価する際に大事にしている視点は?

ステラ:創造性とアイデア、パターンカッティングの精度といったテクニック。そしてサステナビリティ。それから、よく学生たちに聞くのは、自分がそれを本当に着たいかどうか。コスチュームではなく、ちゃんと着たいと思うものに仕上げているかは大切だと思う。

責任あるクリエイションこそファッショナブル

WWD:サステナビリティに真面目に取り組もうとするあまり、自分らしいクリエイションを発揮しきれない学生も多い印象だ。

ステラ:サステナビリティがクリエイションの障壁になってはいけないと思う。もちろん、素材のバリエーションには制限があるけど、本来そういう時こそよりクリエイティビティーを発揮するべきだと思う。私でさえいまだに使いたい素材はあっても、デザインを変えなければいけなかったり、欲しい色が実現しなかったり、毎度何かしらの壁にぶつかって奮闘している。でも、どうやったら“マッシュルームレザー“を調達できるか、ペットボトル由来の糸で理想とするボリューミーなニットウエアを作れるか、そういうことを考える工程こそクールでファッショナブルだと思う。

WWD:一方で、サステナビリティを自分ごと化しきれない学生もいる。

ステラ:素材の製造過程で行われていることを知れば、迷いもなくなるんじゃないかしら。たとえば、「こちらのレザーは、牛を殺して人々がガンになるようなリスクのある化学薬品を使いながら作られています。加えて、森林を伐採して作られた穀物は、飢餓に苦しむ人々ではなく、バッグになるための牛の食糧になっています」としか思えない素材と、「こちらの“マッシュルームレザー“は、そうした犠牲がなく作られています」と思える素材。この2つを並べられた状態で前者と後者を迷うなんてありえないと思う。必要なのは、十分な情報と代替素材へのアクセス。そして、サステナブルな選択をしやすくなる法律。昨日環境大臣にお会いした際には、「責任は私でもなく、若手でもなく、行政側にあるのよ」ときちんと伝えたわ。

WWD:トークショーでは、「作る責任との狭間で葛藤しています」と言った悩める学生からの質問が印象的だった。

ステラ:彼らとの交流は楽しかった。私の世代は孤独だったから。今私が実践していることの価値を本当に理解してくれているのは、若い世代の人たちだと感じている。

ショーは見る人が動物と地球への敬意を思い出すきっかけに

WWD:パリで発表したばかりのコレクションでも多くのイノベーティブな代替素材が登場した。

ステラ:スネークレザーのように見える素材は、キノコの菌糸体由来。スパンコールもすべて木材や再生可能なバイオマス原料からできているの。従来のスパンコールは石油やガソリンから作られていて、マイクロプラスチックを発生させるし、分解されないし地球にとっては悪いことばかり。正直、もっと厳しく規制されるべきだと思う。スネークのモチーフを使ったのは、かつて人間が文化の中で、蛇をとても神聖な存在として扱ってきた歴史を祝福する目的もあった。今では残虐に殺されて皮をはがれている蛇もいる。でも昔は蛇を尊敬し、崇拝していた。多くの動物との関係性についても、同じようなことが言える。特に日本人に対して声を大にして言いたいのは、捕鯨は禁止すべきということね。

WWD:近年はショー会場で新聞を配ったり、マルシェを開催したりと、多くの情報を発信しているのは、人々を教育するため?

ステラ:私はただ情報を伝えたいだけなの。動物の命の尊さや、当たり前に使用している素材の環境負荷を少しでも人々に思い出してほしい。そしてそれを美しい形で伝えようと努力している。例えば昨シーズン発表したニットウエアも、誰もあれがペットボトルから作られているなんて分からない。見た人の多くは「すごいデザイン!」って思うだけ。でも、たった一人でもちゃんと読んで、いろんな情報を知ってくれたらそれでいい。誰もやらないのだから、それが私の役割なんだと自覚している。

WWD:特に若い世代には、ステラと考えを共有する人物も多いはず。ファッションや音楽、アートなど今注目している若手はいる?

ステラ:情熱を持って活動している人たちはたくさんいると思う。ビリー・アイリッシュ(Billie Eilish)とかはまさにそうだけど、残念ながらファッション業界の中では本当に少ない。細かくは追えていないけど、若いデザイナーが私と同じような視点を持っていることは知っているし、これからの産業にはそういう人たちにあふれてほしいと願っているわ。

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ステラ・マッカートニー、サステナに迷い、向き合う次世代に語る責任ある創造

デザイナーのステラ・マッカートニー(Stella McCartney)がこのほど来日し、三越伊勢丹が主催する「三越伊勢丹ミライアワード」に参加した。「三越伊勢丹ミライアワード」は、さまざまな企業から集めた残反などを素材に、服飾学校の学生たちが作品づくりに取り組むアワード企画。2023年に続く2回目の開催となった今年は、エスモード東京校、東京モード学園、文化服装学院の学生らが参加した。

ステラは同アワードの審査員を務めたほか、文化服装学院で開催された特別トークショーにも登壇。浅尾慶一郎環境大臣と近藤詔太・伊勢丹新宿本店店長と共に、サステナビリティに取り組む意義などについて語った。イベントを終えたステラに、若手に期待することや今のファッション産業についての考えを聞いた。

WWD:「三越伊勢丹ミライアワード」に参加した感想は?

ステラ・マッカートニー(以下、ステラ):とても楽しかったわ。学生たちの作品はどれも非常にレベルが高くて、本当に驚いた。彼らがどれだけ真剣に取り組んだのかが、作品を通じてしっかりと伝わってきた。次世代デザイナーの作品を審査する機会はたびたびあるけど、ここまで優秀な作品ばかりのアワードは珍しい。優秀作品を選ぶのが本当に大変だったくらいよ。

WWD:若手のクリエイションを評価する際に大事にしている視点は?

ステラ:創造性とアイデア、パターンカッティングの精度といったテクニック。そしてサステナビリティ。それから、よく学生たちに聞くのは、自分がそれを本当に着たいかどうか。コスチュームではなく、ちゃんと着たいと思うものに仕上げているかは大切だと思う。

責任あるクリエイションこそファッショナブル

WWD:サステナビリティに真面目に取り組もうとするあまり、自分らしいクリエイションを発揮しきれない学生も多い印象だ。

ステラ:サステナビリティがクリエイションの障壁になってはいけないと思う。もちろん、素材のバリエーションには制限があるけど、本来そういう時こそよりクリエイティビティーを発揮するべきだと思う。私でさえいまだに使いたい素材はあっても、デザインを変えなければいけなかったり、欲しい色が実現しなかったり、毎度何かしらの壁にぶつかって奮闘している。でも、どうやったら“マッシュルームレザー“を調達できるか、ペットボトル由来の糸で理想とするボリューミーなニットウエアを作れるか、そういうことを考える工程こそクールでファッショナブルだと思う。

WWD:一方で、サステナビリティを自分ごと化しきれない学生もいる。

ステラ:素材の製造過程で行われていることを知れば、迷いもなくなるんじゃないかしら。たとえば、「こちらのレザーは、牛を殺して人々がガンになるようなリスクのある化学薬品を使いながら作られています。加えて、森林を伐採して作られた穀物は、飢餓に苦しむ人々ではなく、バッグになるための牛の食糧になっています」としか思えない素材と、「こちらの“マッシュルームレザー“は、そうした犠牲がなく作られています」と思える素材。この2つを並べられた状態で前者と後者を迷うなんてありえないと思う。必要なのは、十分な情報と代替素材へのアクセス。そして、サステナブルな選択をしやすくなる法律。昨日環境大臣にお会いした際には、「責任は私でもなく、若手でもなく、行政側にあるのよ」ときちんと伝えたわ。

WWD:トークショーでは、「作る責任との狭間で葛藤しています」と言った悩める学生からの質問が印象的だった。

ステラ:彼らとの交流は楽しかった。私の世代は孤独だったから。今私が実践していることの価値を本当に理解してくれているのは、若い世代の人たちだと感じている。

ショーは見る人が動物と地球への敬意を思い出すきっかけに

WWD:パリで発表したばかりのコレクションでも多くのイノベーティブな代替素材が登場した。

ステラ:スネークレザーのように見える素材は、キノコの菌糸体由来。スパンコールもすべて木材や再生可能なバイオマス原料からできているの。従来のスパンコールは石油やガソリンから作られていて、マイクロプラスチックを発生させるし、分解されないし地球にとっては悪いことばかり。正直、もっと厳しく規制されるべきだと思う。スネークのモチーフを使ったのは、かつて人間が文化の中で、蛇をとても神聖な存在として扱ってきた歴史を祝福する目的もあった。今では残虐に殺されて皮をはがれている蛇もいる。でも昔は蛇を尊敬し、崇拝していた。多くの動物との関係性についても、同じようなことが言える。特に日本人に対して声を大にして言いたいのは、捕鯨は禁止すべきということね。

WWD:近年はショー会場で新聞を配ったり、マルシェを開催したりと、多くの情報を発信しているのは、人々を教育するため?

ステラ:私はただ情報を伝えたいだけなの。動物の命の尊さや、当たり前に使用している素材の環境負荷を少しでも人々に思い出してほしい。そしてそれを美しい形で伝えようと努力している。例えば昨シーズン発表したニットウエアも、誰もあれがペットボトルから作られているなんて分からない。見た人の多くは「すごいデザイン!」って思うだけ。でも、たった一人でもちゃんと読んで、いろんな情報を知ってくれたらそれでいい。誰もやらないのだから、それが私の役割なんだと自覚している。

WWD:特に若い世代には、ステラと考えを共有する人物も多いはず。ファッションや音楽、アートなど今注目している若手はいる?

ステラ:情熱を持って活動している人たちはたくさんいると思う。ビリー・アイリッシュ(Billie Eilish)とかはまさにそうだけど、残念ながらファッション業界の中では本当に少ない。細かくは追えていないけど、若いデザイナーが私と同じような視点を持っていることは知っているし、これからの産業にはそういう人たちにあふれてほしいと願っているわ。

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2025-26年秋冬パリはデザイナー交代の話題沸騰

毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2025年3月24日号からの抜粋です。)

藪野:2025-26年秋冬のパリは、「ジバンシィ(GIVENCHY)」「トム フォード(TOM FORD)」「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」の新クリエイティブ・ディレクターによるデビューショーがハイライトでしたね。

村上:サラ・バートン(Sarah Burton)による「ジバンシィ」は、長らく忘れていたユベール・ド・ジバンシィのクリエイションに回帰したコレクションで、シンプルな中にエレガンスがあり、すごく良かったです。クチュールを再開したいLVMHの思惑が近々実現しそう。

藪野:サラのモノ作りへのこだわりが詰まっていて、本当にきれいで洗練されていました。

村上:「トム フォード」のハイダー・アッカーマン(Haider Ackermann)は、トム・フォードのような直接的で開放的なセックスアピールはありませんでしたが、魅惑的な官能性を感じました。「ドリス」のジュリアン・クロスナーは、衣装から洋服に至るまでの理解と愛の深さなど、ブランドで長く働いてきたがゆえのパッションの継承を発信していて見応えがありました。

メゾンコードを理解する“実力者”が活躍

藪野:最近の傾向を見ていると、バズを起こせる若いデザイナーを抜てきするのではなく、メゾンのコードや服をきちんと理解して、自分の視点を通して解釈できる“実力者”が選ばれていると感じます。「ジバンシィ」と「トム フォード」はまさにベテランの起用ですし、「ドリス」のジュリアンもドリスの精神を受け継いでいます。

村上:でも、「ジル サンダー(JIL SANDER)」のシモーネ・ベロッティや、「グッチ(GUCCI)」のデムナ(DEMNA)と、われわれの予想と違うデザイナー起用もあり、早くも次の時代が始まっているのかも。「ジル サンダー」にシモーネ就任のニュースが流れた直後の「マリーン セル」の会場は、その話題で持ち切りでした。

藪野:そうでしたね(苦笑)。本当に過渡期ですね。デムナが去る「バレンシアガ(BALENCIAGA)」、ジョナサン・アンダーソン(JONATHAN ANDERSON)が退任した「ロエベ(LOEWE)」、すでにキム・ジョーンズが去った「ディオール(DIOR)」メンズと「フェンディ(FENDI)」などディレクター不在のブランドは多く、まだまだニュースは続きそう。日本の深夜帯に出た場合は、ベルリンでタイムリーに拾えるように頑張ります!

 

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「ローラ メルシエ」の日中用クリームが進化し新登場 45%増量のルーセントパウダーも限定発売

「ローラ メルシエ(LAURA MERCIER)」は6月6日、美容液、ファンデーション、日焼け止めの機能を備えた日中用クリーム“ティンティド モイスチャライザー”のブラーリングタイプを強化し、“ティンティド モイスチャライザー ブラードマット”[SPF30•PA+++](全3色、15mL、3410円/45mL、6820円)として発売する。ほか、同日には人気のルーセントパウダーを45%増量したビッグサイズ“トランスルーセント ルース セッティング パウダー ウルトラブラー リミテッド エディション”(29g、8910円)も限定発売。両製品ともに1日からアットコスメ ショッピング(@COSME SHOPPING)で先行販売を行う。

スキンケア成分91%の優しさと
毛穴もテカりも目立たなくする美肌見せ力

同製品はブランド独自技術によるWRテクノロジーのフレンチローズクレイの皮脂吸着作用によりサラリとした肌を維持するほか、全体の91%を占めるスキンケア成分が肌を乾燥から守りながら毛穴が目立たない肌へと導く1本3役のクリーム。カラーは肌の色を選ばない全3色で、“なりたい印象”に合わせて色を選ぶ楽しみを訴求する。ほか、仕上げたいメイクの印象やライフスタイルなどに応じた使い方も提案。メイク崩れを防ぎたい時やカバー力、UVカット力を高めたい時はメイク下地とファンデーションの間に仕込んだり、時間がない時や家の中での紫外線対策などにはスキンケア後に使用しセッティングパウダーを乗せるなど、多様な使い方を案内する。

現品サイズのパフが付いたパウダー限定セット

高いブラー効果と潤い感が人気の“トランスルーセント ルース セッティング パウダー ウルトラブラー”限定セットは、高級感のある限定のパッケージデザインに仕上げた。45%増量のビッグサイズで、セットには現品サイズのパフも付く。

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アーティストのシャニクワ・ジャーヴィスが写真集の発売を記念してハイ・ブリッジ・ブックスでサイン会を実施

髙橋優香によるブックストアのハイ・ブリッジ・ブックス(Hi Bridge Books)は3月29日、ニューヨーク出身のアーティストであるシャニクワ・ジャーヴィス(Shaniqwa Jarvis)の写真集「Shaniqwa Jarvis」第2版の出版を記念したブックサイニングイベントを開催する。

同写真集には、ジャーヴィスが20年間におよぶプライベートスタジオで撮影した写真をはじめ、「シュプリーム(SUPREME)」や「ナイキ(NIKE)」など彼女がこれまでに撮り下ろしてきたブランドのキャンペーンビジュアルが収録されている。また、彼女の旧友でもある写真家ライアン・マッギンレー(Ryan McGinley)による序文もつづられている。

ジャーヴィスは、ニューヨークのアッパー・ウエスト・サイド生まれ。彼女がもつパワフルでユーモアあふれるマインドと共鳴するように、エネルギッシュで鮮やかな色彩のポートレート作品が特徴だ。「The Fader」や「i-D」「The New York Times Magazine」「Vice」などで撮影するほか、「アディダス(ADIDAS)」や「アウェイク ニューヨーク(AWAKE NY)」とコラボレーションするなど活動の裾野を広げている。

◼️ブックサイニングイベント
会期:3月29日
場所:ハイ・ブリッジ・ブックス
住所:非公開 ※ハイ・ブリッジ・ブックスのインスタグラムから詳細を確認
入場料:無料

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アーティストのシャニクワ・ジャーヴィスが写真集の発売を記念してハイ・ブリッジ・ブックスでサイン会を実施

髙橋優香によるブックストアのハイ・ブリッジ・ブックス(Hi Bridge Books)は3月29日、ニューヨーク出身のアーティストであるシャニクワ・ジャーヴィス(Shaniqwa Jarvis)の写真集「Shaniqwa Jarvis」第2版の出版を記念したブックサイニングイベントを開催する。

同写真集には、ジャーヴィスが20年間におよぶプライベートスタジオで撮影した写真をはじめ、「シュプリーム(SUPREME)」や「ナイキ(NIKE)」など彼女がこれまでに撮り下ろしてきたブランドのキャンペーンビジュアルが収録されている。また、彼女の旧友でもある写真家ライアン・マッギンレー(Ryan McGinley)による序文もつづられている。

ジャーヴィスは、ニューヨークのアッパー・ウエスト・サイド生まれ。彼女がもつパワフルでユーモアあふれるマインドと共鳴するように、エネルギッシュで鮮やかな色彩のポートレート作品が特徴だ。「The Fader」や「i-D」「The New York Times Magazine」「Vice」などで撮影するほか、「アディダス(ADIDAS)」や「アウェイク ニューヨーク(AWAKE NY)」とコラボレーションするなど活動の裾野を広げている。

◼️ブックサイニングイベント
会期:3月29日
場所:ハイ・ブリッジ・ブックス
住所:非公開 ※ハイ・ブリッジ・ブックスのインスタグラムから詳細を確認
入場料:無料

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ファンケル、話題の“キンミズヒキ”を配合したサプリメントを発売 

ファンケルは4月17日、疲れを感じやすい中高年の一時的な疲労感を軽減し前向きな気分を維持する機能性表示食品“ウェルエイジ プレミアム”(30粒・30日分、5870円)を発売する。加齢により増える細胞(細胞機能が低下し、増殖しなくなった細胞)の除去作用が期待できる「キンミズヒキ由来アグリモール類」を配合。同社のECと直営店舗で取り扱い、3月27日から事前予約を開始する。

同社は、「活気・活力が低く、疲労を感じている」40歳以上60歳未満の日本人男女を対象に臨床試験を実施。その結果、キンミズヒキ由来アグリモール類を含有するサプリメントを摂取することで、「前向きな気分の維持、一時的な疲労感を軽減する」機能を世界で初めて(同社調べ)確認したという。

キンミズヒキはバラ科の植物で、「龍牙草(りゅうげそう)」や「仙鶴草(せんかくそう)」といった生薬名で知られ、中国医学でも使用される食品素材。同社は10年にわたり研究を進めてきた。

“ウェルエイジ プレミアム”で使用するキンミズヒキは、契約農家によって収穫され、厳格なトレーサビリティのもとで管理されている。独立した専門部署による安全性審査を実施し、製品としての安全性を確認するための臨床試験も行っている。

発売前から高い関心
問い合わせ500件超

ファンケルがキンミズヒキの作用について発表した際、メディアやSNSで話題となり、製品発表前にもかかわらず500件以上の問い合わせが寄せられた。その反響を受け、同社のサプリメントとしては異例の事前予約販売を決定したという。

同社は1994年に「日本人の栄養状態の乱れという社会の解決」を目指し、健康食品事業を立ち上げた。向山嘉一ファンケル 健康食品事業本部 健康食品商品企画部 部長は、「“ウェルエイジ プレミアム”は、ファンケル健康食品事業30年の集大成だ。健康的な毎日をサポートし、超高齢社会における新たな可能性を広げる一助となることを期待している」とコメントを寄せた。

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【2025年春コスメ】韓国コスメ「クリオ」の3色ミニアイパレットにピンク系の新色&日本限定色が登場

韓国発のコスメブランド「クリオ(CLIO)」は4月19日、ミニサイズの3色アイシャドウパレット“エッセンシャル シャドウタップ”(各2310円)から、2025年春の新3種を発売する。

“エッセンシャル シャドウタップ”は、アイシャドウ3色をセットにしたパレットで、しっとりと密着する上質なテクスチャーが特徴だ。ベーシックかつ必要な色味だけ厳選しているため、これ1つで簡単に美しい目元が完成する。

新色は2種で、暖かい春風のようなヌーディーピンク“ヌードフライ”と、生き生きとした春をイメージしたピオニーピンク“ピオニーセント”が登場する。どちらも春の訪れを感じさせる、柔らかく繊細な配色に仕上げた。1日には、キューテン(Qoo10)で先行販売を行う。

もう1種の日本限定色は、“ピーチブリス“は愛らしいピーチブロッサムカラーで、温もりのあるアイメイクに仕上げる。

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【2025年春コスメ】韓国コスメ「クリオ」の3色ミニアイパレットにピンク系の新色&日本限定色が登場

韓国発のコスメブランド「クリオ(CLIO)」は4月19日、ミニサイズの3色アイシャドウパレット“エッセンシャル シャドウタップ”(各2310円)から、2025年春の新3種を発売する。

“エッセンシャル シャドウタップ”は、アイシャドウ3色をセットにしたパレットで、しっとりと密着する上質なテクスチャーが特徴だ。ベーシックかつ必要な色味だけ厳選しているため、これ1つで簡単に美しい目元が完成する。

新色は2種で、暖かい春風のようなヌーディーピンク“ヌードフライ”と、生き生きとした春をイメージしたピオニーピンク“ピオニーセント”が登場する。どちらも春の訪れを感じさせる、柔らかく繊細な配色に仕上げた。1日には、キューテン(Qoo10)で先行販売を行う。

もう1種の日本限定色は、“ピーチブリス“は愛らしいピーチブロッサムカラーで、温もりのあるアイメイクに仕上げる。

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東京発ファッションブランド「パーバーズ」と「ニューエラ」のコラボキャップ発売 坂脇慶によるロゴを刺しゅう

東京発ファッションブランド「パーバーズ(PERVERZE)」は4月4日、「ニューエラ(NEW ERA)」とのコラボレーションしたキャップ(1万1000円)を発売する。本コラボ商品は直営店舗ならびにオンラインサイトの他、阪急うめだ本店3階・D-LABで開催中のポップアップストアで順次販売する。

両者のコラボレーションは、今回で3回目。「ニューエラ」の定番キャップ“9TWENTY”をベースに、東京を拠点に活躍するアートディレクター/デザイナー・坂脇慶が制作したオリジナルブランドロゴが刺しゅうされている。

今回のキャンペーンビジュアルは写真家・川谷光平が撮り下ろした。

アイテム画像

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東京発ファッションブランド「パーバーズ」と「ニューエラ」のコラボキャップ発売 坂脇慶によるロゴを刺しゅう

東京発ファッションブランド「パーバーズ(PERVERZE)」は4月4日、「ニューエラ(NEW ERA)」とのコラボレーションしたキャップ(1万1000円)を発売する。本コラボ商品は直営店舗ならびにオンラインサイトの他、阪急うめだ本店3階・D-LABで開催中のポップアップストアで順次販売する。

両者のコラボレーションは、今回で3回目。「ニューエラ」の定番キャップ“9TWENTY”をベースに、東京を拠点に活躍するアートディレクター/デザイナー・坂脇慶が制作したオリジナルブランドロゴが刺しゅうされている。

今回のキャンペーンビジュアルは写真家・川谷光平が撮り下ろした。

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【2025年夏コスメ】「フローラノーティス ジルスチュアート」から梅雨の紫陽花に着想した限定コレクション

「フローラノーティス ジルスチュアート(FLORA NOTIS JILL STUART)」は4月25日、梅雨の移ろいのなかで佇む紫陽花に着想したコレクション“ブルーハイドレンジア”を限定発売する。3月28日から公式オンラインストアと店舗で先行予約を受け付ける。

初夏の訪れを告げる全5アイテム

本コレクションで展開するのは、雨の余韻を感じる澄んだ空気感を落とし込んだ全5アイテム。初夏の訪れを彩る、ブルーハイドレンジアの艶やかな香りを楽しむことができる。

“ブルーハイドレンジア オードパルファン”

“ブルーハイドレンジア オードパルファン”(20mL、4290円)は、青い紫陽花に着想したオードパルファン。儚くも美しい梅雨の移ろいを表現した、神秘的で甘美なみずみずしい香りを楽しめる。

“ブルーハイドレンジア ボディミスト”

“ブルーハイドレンジア ボディミスト”(200mL、3960円)は、花々のエキスと植物由来のオイルをブレンドした2層タイプボディーミスト。微粒子ミストが肌を滑らかに整え、光を反射するみずみずしい艶のある肌や髪をかなえる。

“ブルーハイドレンジア リペアスムースシャンプー”&“ブルーハイドレンジア リペアスムーストリートメント”

“ブルーハイドレンジア リペアスムースシャンプー”(400mL、3300円)と“ブルーハイドレンジア リペアスムーストリートメント”(400mL、3300円)は、濃密な泡立ちでシルクのような滑らかな指通りをかなえる美容オイル仕立て。植物由来毛髪補修成分とカラーケア処方により、艶やかな髪色を実現する。

“ブルーハイドレンジア リペアヘアオイル”

“ブルーハイドレンジア リペアヘアオイル”(50mL、4180円)は、厳選した花々の恵みと良質な植物オイルを合わせた軽やかな質感の2層ヘアオイル。植物由来毛髪補修成分とキューティクル補修成分が潤いと艶をバランス良く与え、理想の髪を実現する。

限定セット

限定コレクションの発売を記念し、公式オンラインストア限定でシャンプー&トリートメントをセットにした“ブルーハイドレンジア リペアスムースシャンプー&トリートメント キット”(6600円)を販売する。

特別プレゼントキャンペーン

4月25日〜6月5日の期間、「フローラノーティス ジルスチュアート」の製品を6600円以上購入するとブルーハイドレンジアをイメージしたドライフラワーのミニブーケをプレゼントするキャンペーンを実施する。

限定ショッパー&ラッピング

4月25日〜6月5日の期間限定で、“ブルーハイドレンジア”限定コレクションのアイテムを1つ以上購入すると、限定デザインのショッパーのSサイズまたはMサイズをプレゼントする。さらに、ハイドレンジアをイメージしたラッピング用ブルーリボンを用意する。ただし、特別ラッピングは公式オンラインストアでは“ブルーハイドレンジア リペアヘアオイル”のみを対象とする。

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【2025年夏コスメ】「フローラノーティス ジルスチュアート」から梅雨の紫陽花に着想した限定コレクション

「フローラノーティス ジルスチュアート(FLORA NOTIS JILL STUART)」は4月25日、梅雨の移ろいのなかで佇む紫陽花に着想したコレクション“ブルーハイドレンジア”を限定発売する。3月28日から公式オンラインストアと店舗で先行予約を受け付ける。

初夏の訪れを告げる全5アイテム

本コレクションで展開するのは、雨の余韻を感じる澄んだ空気感を落とし込んだ全5アイテム。初夏の訪れを彩る、ブルーハイドレンジアの艶やかな香りを楽しむことができる。

“ブルーハイドレンジア オードパルファン”

“ブルーハイドレンジア オードパルファン”(20mL、4290円)は、青い紫陽花に着想したオードパルファン。儚くも美しい梅雨の移ろいを表現した、神秘的で甘美なみずみずしい香りを楽しめる。

“ブルーハイドレンジア ボディミスト”

“ブルーハイドレンジア ボディミスト”(200mL、3960円)は、花々のエキスと植物由来のオイルをブレンドした2層タイプボディーミスト。微粒子ミストが肌を滑らかに整え、光を反射するみずみずしい艶のある肌や髪をかなえる。

“ブルーハイドレンジア リペアスムースシャンプー”&“ブルーハイドレンジア リペアスムーストリートメント”

“ブルーハイドレンジア リペアスムースシャンプー”(400mL、3300円)と“ブルーハイドレンジア リペアスムーストリートメント”(400mL、3300円)は、濃密な泡立ちでシルクのような滑らかな指通りをかなえる美容オイル仕立て。植物由来毛髪補修成分とカラーケア処方により、艶やかな髪色を実現する。

“ブルーハイドレンジア リペアヘアオイル”

“ブルーハイドレンジア リペアヘアオイル”(50mL、4180円)は、厳選した花々の恵みと良質な植物オイルを合わせた軽やかな質感の2層ヘアオイル。植物由来毛髪補修成分とキューティクル補修成分が潤いと艶をバランス良く与え、理想の髪を実現する。

限定セット

限定コレクションの発売を記念し、公式オンラインストア限定でシャンプー&トリートメントをセットにした“ブルーハイドレンジア リペアスムースシャンプー&トリートメント キット”(6600円)を販売する。

特別プレゼントキャンペーン

4月25日〜6月5日の期間、「フローラノーティス ジルスチュアート」の製品を6600円以上購入するとブルーハイドレンジアをイメージしたドライフラワーのミニブーケをプレゼントするキャンペーンを実施する。

限定ショッパー&ラッピング

4月25日〜6月5日の期間限定で、“ブルーハイドレンジア”限定コレクションのアイテムを1つ以上購入すると、限定デザインのショッパーのSサイズまたはMサイズをプレゼントする。さらに、ハイドレンジアをイメージしたラッピング用ブルーリボンを用意する。ただし、特別ラッピングは公式オンラインストアでは“ブルーハイドレンジア リペアヘアオイル”のみを対象とする。

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「コンバース」がブレックファスト クラブとコラボ ビンテージ感ある“オールスター”を発売

「コンバース(CONVERSE)」は3月28日、東京都目黒区東山の飲食店、ブレックファスト クラブ(BREAKFAST CLUB)とのコラボスニーカーを発売する。

ブレックファスト クラブとコラボ
スニーカー“オールスター”を発売

コラボスニーカーは、“オールスター Z HI(ALL STAR Z HI)”(1万3750円)と、“オールスター OX(ALL STAR OX)”(1万3200円)をラインアップする。タン部分やインソールなど、随所に“BREAKFAST CLUB”と配した。またスポンジを挟み切り落としたタンやスエードのアイレットステイ、色褪せた風合いのアンクルパッチとシューレースでビンテージ感のある仕上がりにまとめた。“オールスター Z HI”は、履き口にジップをあしらい、脱ぎ履きに配慮した。

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「コンバース」がブレックファスト クラブとコラボ ビンテージ感ある“オールスター”を発売

「コンバース(CONVERSE)」は3月28日、東京都目黒区東山の飲食店、ブレックファスト クラブ(BREAKFAST CLUB)とのコラボスニーカーを発売する。

ブレックファスト クラブとコラボ
スニーカー“オールスター”を発売

コラボスニーカーは、“オールスター Z HI(ALL STAR Z HI)”(1万3750円)と、“オールスター OX(ALL STAR OX)”(1万3200円)をラインアップする。タン部分やインソールなど、随所に“BREAKFAST CLUB”と配した。またスポンジを挟み切り落としたタンやスエードのアイレットステイ、色褪せた風合いのアンクルパッチとシューレースでビンテージ感のある仕上がりにまとめた。“オールスター Z HI”は、履き口にジップをあしらい、脱ぎ履きに配慮した。

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ジェファー・ロペス親子が仲睦まじい姿を披露 ブロードウェイ舞台「オセロ」プレミア

3月23日(現地時間)、歌手で俳優のジェニファー・ロペス(Jennifer Lopez)と娘のエメ・ムニス(Emme Muniz)が、ニューヨークのバリモア劇場(Barrymore Theatre)で上演されている舞台「オセロ(Othello)」のプレミアに出席した。

親子デートが実現

親子のスタイリングを務めたのはスタイリストデュオのマリエル・ヘイン(Mariel Haenn)とロブ・ザンガルディ(Rob Zangardi)。ロペスは「ズハイル・ミュラド(ZUHAIR MURAD)」2024-25年コレクションからビジューがあしらわれたクロップド丈のトップスに、そろいのロングスカートを着用。ドラマチックなブラックのファーコートを羽織り、「ブリオニーレイモンド(BRIONY RAYMOND)」のジュエリーでグラマラスなルックを完成させた。

ムニスは、ピンストライプのスーツにライトブラウンのシャツをスタイリング。胸元には、「ヴィヴィアン・ウエストウッド(VIVIENNE WESTWOOD)」のネックレスとネクタイを合わせ、アンドロジナスな雰囲気に仕上げた。

ロペスは自身のインスタグラムに愛娘との2ショットを投稿。「最高のデート相手と共に『オセロ』プレミアへ(Othello premire with the best date ever)」とコメントしている。

今回リバイバル上演となる舞台「オセロ」は、主演をデンゼル・ワシントン(Denzel Washington)とジェイク・ギレンホール(Jake Gyllenhaal)が務め、監督をケニー・レオン(Kenny Leon)が担当。プレミアにはロペス親子のほか、ジル・バイデン(Jill Biden)元大統領夫人や俳優のジェイミー・リー・カーティス(Jamie Lee Curtis)、ロージー・ペレス(Rosie Perez)らが来場した。

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「ディーン&デルーカ」から数量限定“トラベルバッグ” 本体に再生ナイロン素材を採用

「ディーン&デルーカ(DEAN & DELUCA)」は4月1日、再生ナイロン素材を用いた、“トラベルバッグ”を数量限定で発売する。価格は5280円。「ディーン&デルーカ」一部店舗および公式オンラインで販売する。

数量限定“トラベルバッグ”
専用ポーチが付属

“トラベルバッグ”は、“グローバル・リサイクル・スタンダード”認証取得の再生ナイロン素材を本体の生地に採用、内側にはPVC加工を施し、汚れや水濡れに配慮したほか、肩掛けと手持ち用に2本のハンドルをあしらった。バッグをコンパクトに収納する専用ポーチが付属する。

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「ディーン&デルーカ」から数量限定“トラベルバッグ” 本体に再生ナイロン素材を採用

「ディーン&デルーカ(DEAN & DELUCA)」は4月1日、再生ナイロン素材を用いた、“トラベルバッグ”を数量限定で発売する。価格は5280円。「ディーン&デルーカ」一部店舗および公式オンラインで販売する。

数量限定“トラベルバッグ”
専用ポーチが付属

“トラベルバッグ”は、“グローバル・リサイクル・スタンダード”認証取得の再生ナイロン素材を本体の生地に採用、内側にはPVC加工を施し、汚れや水濡れに配慮したほか、肩掛けと手持ち用に2本のハンドルをあしらった。バッグをコンパクトに収納する専用ポーチが付属する。

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「アクネ ストゥディオズ」がスポーツウエアの「カッパ」とコラボ 3月27日発売

「アクネ ストゥディオズ(ACNE STUDIOS)」は3月27日、イタリアのスポーツウエアブランド「カッパ(KAPPA)」とコラボレーションしたカプセルコレクションを公式オンラインストアで発売する。4月3日から、世界各地の店舗でも取り扱いを開始する。

「アクネ ストゥディオズ」×「カッパ」

本コレクションはテクニカルなスポーツウエアの機能性と「アクネ ストゥディオズ」のラグジュアリーな感性を融合させたアイテム全22型で構成。「カッパ」と「アクネ ストゥディオズ」のロゴ入りピンクフットボールジャージや、「カッパ」ロゴのテーピングを施したペールウォッシュデニム、吸湿速乾性に優れたセカンドスキンTシャツなどのキーアイテムをそろえるほか、炎のモチーフとダブルロゴをあしらった“ボウリナ”バッグやロゴ入りのベースボールキャップ、スニーカーなどのアクセサリーもラインアップする。価格はTシャツが6万1600円、トラウザーが10万4500円、シューズが7万9200円など。

ジョニー・ヨハンソン(Jonny Johansson)=クリエイティブ・ディレクターは今回のコラボコレクションについて「私は以前から『カッパ』が好きだった。『カッパ』を着るのは反骨心のある人たちで、それがとても魅力的に感じる。クラシックなワークウエア、ストリートウエア、レディ・トゥ・ウエア、スポーツウエアの境界線が曖昧になっている今、『アクネ ストゥディオズ』が『カッパ』とコラボレーションし、現代的な着こなしを提案することはとても自然な流れだと思う」と語った。

ビジュアルにはトリッキーが登場

キャンペーンビジュアルには、1990年代の雰囲気を纏うミュージシャン兼レコードプロデューサーのトリッキー(Tricky)を起用。撮影はフォトグラファーのジョーダン・ヘミングウェイ(Jordan Hemingway)が、スタイリングはレオナルド・デシュマン(Leopold Duchemin)が担当した。ヘミングウェイの生々しく力強い表現により、コラボレーションの世界観を鮮やかに切り取ったビジュアルに仕上がっている。

トリッキーは今回の撮影について「素晴らしいチームと過ごした、本当に楽しい一日だった。普段は知らない人ばかりの空間だと緊張してしまうが、彼らはまるで家族のように感じさせてくれた」と振り返った。

アイテム一覧

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「ディーゼル」がアンバサダーを務めるSEVENTEENホシとのコラボコレクションを発売

「ディーゼル(DIESEL)」は4月15日、ブランドアンバサダーを務めるSEVENTEENのホシ(Hoshi)とコラボしたカプセルコレクションを発売する。同コレクションは、「ディーゼル」の一部店舗および、公式オンラインストアで扱うほか、9日からオンラインで先行予約を受け付ける。

チェーンモチーフがクールなコラボアイテム
ホシの感性を体現

同コレクションは、「ディーゼル」のクリエイティブ・ディレクター、グレン・マーティンス(Glenn Martens)がホシのクリエイティブな感性に敬意を表して、全14アイテムを制作。グレーとホワイトがメーンのカラーパレットで、シルバーのチェーンモチーフが特徴だ。

同チェーンには、「DIESEL」 の文字や“オーバルDロゴ”、“1DRバッグ”、そしてブランドスローガンの“For Successful Living”など「ディーゼル」を象徴するモチーフのほか、韓国語の「虎」と「視線」を掛け合わせた、ホシの名前を表現する特別なチャーム、タイガーヘッドなどあしらった。実際のチェーンチャームはもちろん、グラフィックモチーフとしても採用し、アイテムに取り入れた。

ウエアは、ウオッシュ加工を施したジップアップパーカやトラックデニムパンツ、スエットパーカ、カットソーを用意。小物は、2型の新作バッグ“チャームD(Charm-D)”に加えて、ベルト、キャップ、チャームをそろえる。

特設サイト

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「リモワ」がビンテージの魅力あふれるキャリーケースを発売 カラーは鮮やかな3色

「リモワ(RIMOWA)」は3月27日、1988年に発表された同ブランドの歴史的アイテム“若者のためのトラベルケース”を“ホリデー ハンドキャリーケース”として発売する。カラーはグロスレッド、グロスブルー、グロスイエローの3色で、価格は各18万5900円。「リモワ」公式オンラインストア及び一部の店舗で取り扱う。

現代のトラベラーのために再構築した同アイテムは、ビンテージの魅力と現代性を融合。休暇の到来を喜ぶ気持ちを遊び心あふれるデザインで表現し、ノズタルジアと冒険心を呼び起こす鮮やかなカラーリングで用意する。

サイズはキャビンサイズより一回り小さく、素材は軽量で耐衝撃性に優れたポリカーボネート。ロックとフレーム部分には「リモワ」のアイコニックなスーツケース“オリジナルコレクション”のディティールを採用した。

さらに、内部には外面のカラーに合わせたライニング、ビンテージムードを高めるホワイトのメッシュ製ディバイダーと圧縮製ストラップを施し、オリジナルデザインを現代風にアップデートした。レザー製ラゲージタグ、取り外し可能なショルダーストラップも付属する。

アイテム一覧

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【早割受付中】2025-26年秋冬ウィメンズトレンドセミナー 海外コレクションから国内リアルクローズまで来季トレンドを徹底解説!

業界の第一線で活躍するゲストと共に、最旬トレンドを解きほぐす

このような人におすすめ

・来秋冬に、売れる商品企画や買い付けのヒントを得たいデザイナーやバイヤー
・自分たちのブランドは、なぜ、このようなコレクションなのか知りたいラグジュアリー&デザイナーズブランド関係者
・競合他社は2025-26年秋冬、どんな商品を、どんなメッセージで伝えるのか知りたいラグジュアリー&デザイナーズブランド関係者
・そんなブランドとのビジネスを手掛ける百貨店や商業施設、セレクトショップ、EC、メディア関係者やクリエイター
・トップブランドによる社会の捉え方や時流の読み解き方、最新コレクションの思いを知りたい業界関係者やビジネスパーソン
・店頭で鮮度の高いスタイリングを実践し、周りと差をつけたい販売員
・コレクションを見る上での視点や考え方を学びたい学生

 

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早割クーポンコード【HU2NHYO307】/有料会員の方はこちらからクーポンコードを取得してください

 


インフォメーション

日時

2025年4月22日(火)13:00〜15:30
※講座開始30分前から会場受付開始

実施方法

会場 または オンライン受講
※受講前日と当日に、ご案内メールをお送りしますので、ご入力にお間違いがないようご注意ください。セミナー当日は受付にてメールをご提示ください。
※オンライン受講の方は、ご案内メールに視聴用URLを記載しております。また、OneStreamでの配信を予定しています。
※ご案内メールが届かない場合は迷惑メールフォルダなどもご確認ください。
※セミナー終了後、会場&オンライン受講者へのアーカイブ配信の案内はありませんのでご了承ください。後日アーカイブ動画は、単体で購入することが可能です。

会場

WOVN Studio Tokyo
東京都港区南青山2-26-1D-LIFEPLACE南青山9F

募集人数

会場:60名
オンライン:100名

募集期間

2025年3月27日(水)〜 2025年4月21日(月)12時まで
【早割10%OFFキャンペーン】
4/3(木)18時までのお申し込みで、一般価格から10%OFFで受講いただけます。
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受講料金

一般価格:22,000円19,800円 早割10%OFF
スタンダードプラン:15,400円 30%OFF
ライトプラン:19,800円 10%OFF
※表示価格は全て1名様分、税込です。
※他のクーポンとの併用はできません。
※早割期間内であっても、募集人数に達し次第受け付けを締め切らせていただく場合がございます。

 

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プログラム

 

毎度、業界で活躍するプロを中心にご好評をいただいている「WWDJAPAN」主催の「トレンドセミナー」。2025-26年秋冬シーズンのコレクションサーキットを終えたばかりの「WWDJAPAN」の編集部の記者が、最旬トレンドを分かりやすく解説する内容が好評です。
デザイナーシャッフルが繰り広げられるパリとミラノ、右傾化する世界情勢の影響を強く受けるロンドンやニューヨーク。それぞれのファッション・ウイークの取材を担当した記者が、各々の視点でランウエイトレンドを分析。ゲストスピーカーとしてお招きする人気セレクトショップや百貨店のバイイング担当者、人気ブランドのディレクターの考えや意見も交えながら、国内リアルマーケットで通用する商品企画の落とし込みまで解説します。
売れる商品企画・買い付けのヒントを得たいデザイナーやバイヤー、店頭での鮮度の高いスタイリングを実践したい販売員など、ファッション業界で活躍するプロにこそ聴いていただきたい情報が満載です。

【Session#1】13:00~14:00(60分)

海外コレクションの動向からひも解く2025-26年秋冬ウィメンズトレンド

第1部では、パリ、ミラノ、ロンドン、ニューヨークのファッション・ウイークを現地取材した記者が2025-26年秋冬トレンドを展望します。特に注目度の高かったブランドのコレクション詳報や「WWDJAPAN」が考えるトレンドキーワードを解説。ゲストには、リステアの柴田麻衣子クリエイティブ・ディレクターをお迎えし、バイヤー目線で捉えたトレンドのポイントをお話しいただきます。

ゲストスピーカー:柴田 麻衣子/リステア クリエイティブ・ディレクター
PROFILE:(しばた・まいこ)愛知県生まれ。愛知県立大学英文科卒業後、株式会社リステアに入社。セールススタッフやVMDをへて、リステアのバイヤーとクリエイティブディレクターに就任。また、英メディア「ビジネス・オブ・ファッション」が発表するファッション業界で影響力のある人物を選出する「BoF500」2023にリストイン。世界各地のファッションウィークを周り、バイイングのほか多岐にわたる業務に携わるほか、自社の手がける二つのブランド「アイレネ」と「ルシェルブルー」のディレクションも手がける
ゲストスピーカー:藪野 淳/WWDJAPAN欧州通信員
PROFILE:(やぶの・じゅん)大阪府出身。ロンドン・カレッジ・オブ・ファッション卒業後、「WWDJAPAN」の編集記者として、パリやミラノのファッション・ウィークの取材をはじめ、デザイナーズブランドやバッグ、インポーター、新人発掘などの分野を担当。2017年9月ベルリンに拠点を移し、フリーランスでファッションとライフスタイル関連の記事執筆や翻訳を手がけている。20年2月から「WWDJAPAN」欧州通信員。20-21年秋冬シーズンからウィメンズ、24-25年秋冬からはメンズ・ウィメンズ両方のトレンド分析を担当している
スピーカー:村上 要/WWDJAPAN編集長
スピーカー:本橋 涼介/WWDJAPANシニアエディター
スピーカー:木村 和花/WWDJAPAN記者
【Session#2】14:10~15:10(60分)

ますます暖冬化する日本 リアルクローズは何が売れる?

ランウエイの潮流やトピックスをつかんだら、次はそれをリアルクローズにどう落とし込むか?を考えなくてはなりません。トレンドのムードをうまくとらまえたデザインはもちろん、ますます暖冬化する日本においては、気候に合わせた素材や機能、重ね着などの着こなしもカギ。日本のリアルクローズ市場で存在感を発揮するブランドディレクターを招き、売れる商品企画と着こなしのヒントを探ります。

ゲストスピーカー:近日発表
ゲストスピーカー:橋本 航平/伊勢丹新宿店 本館3階 「リ・スタイルバイヤー」
PROFILE:(はしもと・こうへい)2014年三越伊勢丹入社。本館3階 インターナショナルデザイナーズでの販売を経てアシスタントバイヤー。その後、同売り場のバイヤーを経験した後に、23年4月から現職
スピーカー:村上 要/WWDJAPAN編集長
スピーカー:本橋 涼介/WWDJAPANシニアエディター

※講義内容やタイトルは予告なく変更となる場合があります。あらかじめご了承ください。

【Extra】15:20 ~16:30(50分)

ミートアップ

会場受講の方はセミナー終了後、登壇記者も参加するミートアップにご参加いただけます。ドリンクを用意しておりますので、さらなるコミュニケーションの場としてご活用ください。また、ミートアップ開始前に、本セミナーの会場であるWovn Technologies株式会社よりサービスをご紹介させていただく時間がございます。

 

特典

4月21日発行「2025-26年秋冬トレンドブック」

 

注意事項

・受講料は会場とオンライン同額です。
・割引価格はクーポンをご利用時に適用となります。スタンダードとライトのクーポンコードはマイページをご確認の上、申し込み画面で入力してください。
・申し込みの受け付けは先着順です。募集人数に達し次第締め切らせていただきます。
・申し込み完了後のキャンセルは受け付けておりません。
・定期購読者で会員登録がお済みでない方はこちら
・本ページでのお支払いはクレジットカードのみとなります。コンビニ支払いをご希望の方はこちら
・適格請求書(領収書)の発行は、こちらから。記載のお宛名をご入力の上ご連絡ください。
弊社登録番号:T5-0110-0104-4278
・当日は会場内に撮影用のカメラが入ります。撮影した動画や写真は、「WWDJAPAN」Weeklyやウェブサイト、公式SNSなどで掲載する場合があります。ご了承いただける方のみお申し込みください。

 

講座終了後、アーカイブ受講の販売を予定しております。

 

問い合わせ先
INFASパブリケーションズ カスタマーサポート
お問い合わせフォームはこちら

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アディダス ブランドセンター 渋谷がリニューアル 国内最大規模のカスタマイズサービスを常設

アディダスは4月3日、アディダス ブランドセンター 渋谷をリニューアルオープンする。

国内最大規模
メイド フォー ユーを常設

同店は、2008年にオープン、ストアコンセプト“HOME OF SPORT”のもと、このほどリニューアルオープンする。外観には、ウッドルーバーを用い、正面には大きく「アディダス(ADIDAS)」ロゴを掲げる。売り場面積は、714㎡。1階は、同ブランドの根幹をなすサッカーカテゴリーのアイテムを、また3階には、カスタマイズサービスのメイド フォー ユー(MADE FOR YOU)を国内最大規模で常設する。リニューアルを記念し、メイド フォー ユーでは、アーティストのZECSとYutaka Kobayashiによる限定デザインを用意するほか、スニーカー“サンバ OG シブヤ(SAMBA OG SHIBUYA)”(1万7600円)とリンガーTシャツ(7150円)を先行発売する。またリニューアルオープン当日の4月3日17時30分から、元サッカー日本代表の槙野智章と、サポーターのあやてんによるトークショーを開催する。事前登録なしで参加費無料、詳細は公式サイトに記載する。

■アディダス ブランドセンター 渋谷
オープン日:4月3日
営業時間:11:00〜21:00
住所:東京都渋谷区宇田川町23-5

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「ファセッタズム」からアイテム全てが“1点モノ”のコレクション 落合デザイナーが手作業でプリント

「ファセッタズム(FACETASM)」は3月29日、落合宏理「ファセッタズム」デザイナーが手作業でステンシルプリントを施した、各アイテムが1点モノのコレクション“シグネチャーステンシルコレクション(SIGNATURE STENCIL COLLECTION)”を発売する。同コレクションは、「ファセッタズム」青山店および、公式オンラインストアで扱う。

“世界で1つ”の14点
カラフルなプリントで遊ぶ

同コレクションは、ロングコートやデニムジャケット、フーディー、ジョガーパンツなど全7型の白を基調としたアイテムに、ブランドのロゴやチェッカーフラッグ柄、アイコニックなプリントデザインの“7BARS”などのシグネチャーモチーフをカラフルな色合いでプリントした。アイテムは全部で14点。

アイテム一覧

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フランスの老舗百貨店プランタンがニューヨークに初出店 小規模ながら“贅”を凝縮した空間をリポート

仏百貨店のプランタン(PRINTEMPS)は3月21日、ニューヨークのウォール街に「プランタン ニューヨーク(PRINTEMPS NEW YORK)」をグランドオープンした。ニューヨーク証券取引所から目と鼻の先にあるウォールストリートとブロードウェイの角に建つ、元銀行として使用されていた歴史的なビルだ。同店は2層、総売場面積4万平方フィートで集積型のファッションフロアの他にビューティー、5つの飲食店を有する。

遊び心あふれた空間に
「ジャックムス」「ナイキ」を集積

ブロードウェイに面したメインエントランスを入ると、アパレル、バッグ、雑貨などが集積された「プレイルーム」のセクションとカフェがある。「ジャックムス(JACQUEMUS)」がブランドとしての限定的にコーナーを構えるが、その他はラック毎にブランド分けをされているか、色別にディスプレイされている。同じフロアにある「スニーカールーム」はタイトル通りスニーカー専用の売り場で、限定モデルやコラボレーションモデルの販売を行っていく。オープン時は全て「ナイキ(NIKE)」でディスプレイされていた。「プレイルーム」は雑貨や小物が豊富で、フィッティングルームは中で記念撮影をする人も多くおり、遊び心にあふれた演出がユニークだ。

一転、重厚なサロンのムードに

カジュアルな“プレイルーム”とは対照的に、1階はブロードウェイ側にある入り口から、または内部の2階と繋がる階段を使用しないとアクセスできない“レッドルーム”と“レッドルームバー”があり、ヒルドレース・メイエールによってデザインされたアールデコ調のインテリアがラグジュアリーな雰囲気を醸し出している。金色のモザイクタイルで飾られた天高の“レッドルーム”には、高さ4.5メートルの葉のモチーフがレースのように点在し、パーティでも映える繊細なデザインのシューズが集積されている。隣の「レッドルームバー」は、重厚な雰囲気の中でカクテルなどを味わえる。ブロードウェイの入り口からのみアクセスできるこの2つの空間は、ちょっとしたサロンのような雰囲気だ。「レッドルームバー」の隣には、ワインショップがオープン予定という。

2階には鳥籠のようにセクション分けされた「サロン」と呼ばれるセクションがあり、ウィメンズ、メンズのアパレル、バッグを集積する他、サングラスのコーナーも。奥に進むと、大きな花を思わせるガラスのシャンデリアが照らす「ギャルソニエール」があり、セレクトされたメンズウエアが並んでいる。1、2階ともにアパレルのセレクトはヨーロピアンブランドが中心で、今勢いのあるメジャーブランドとアップカミングなブランドが混在しているのも面白い。

ビューティゾーンを抜けると
ドレスの隠れ家的な売り場

キャンドルやビューティープロダクトが編集されたセクション「ビューティコリドー」もフランスを始め、ヨーロッパのブランドが多く、他の百貨店との差別化が感じられる。廊下のように細長い「ビューティコリドー」を抜けると隠れ家のようなメイクアップのセクションが現れ、シャンパンバーで寛げる空間が出現する。その奥は、「ブドワール」と呼ばれるビンテージやイブニングドレスの売り場だ。

百貨店としては2層と小規模だが、その中でカジュアルとラグジュアリーが空間を通して明確にすみ分けされている設計が見て取れる。セクション毎にインテリアがガラリと変わるため、限られたスペースでも変化が楽しめるし、ラグジュアリーなセクションはインテリアからもその贅を尽くした空間を表現する。飲食店が多くあるのも特徴的で、フランスの本場の美食に舌鼓を打ちながらのショッピング体験が楽しめる。

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第25回「YKKファスニングアワード」 周年記念で賞を増設、グランプリには海外研修も

YKKは4月1日、25回目となる日本最大級の学生向けファッションデザインコンテスト「YKKファスニングアワード」のエントリー受付を開始する。5月9日がエントリーシートとデザイン画の提出締め切りで、YKKファスニングアワード事務局必着。5月30日に第1次審査通過者を公式サイトで発表し、通過者は最終審査に向けて制作に取り掛かる。

同アワードは、「人が身に付けることができる作品」がテーマ。アパレルとファッショングッズの2部門を設け、YKKが選んだファスナーやバックル、スナップ、ボタンなどを使用した作品で競い合う。今回新たに、“メタルックス(METALUXE®)”のスタンダードカラーや“ナチュロン プラス(NATULON Plus®)” コイルファスナーなど、新商品を使った作品が対象に加わった。「(ファスニング商品の)活用度・機能性」「独創性」「デザイン性」「完成度」を審査基準に設ける。

25周年となる今回は、従来のグランプリ、優秀賞、審査員特別賞、YKK特別賞に加え、「サーキュラー デザイン 特別賞」を新設した。同賞は、上記の審査基準ほか、サーキュラー デザインの視点(製品の長寿命化、リユース・リサイクル、リメイク・アップサイクル、リペアなど)が優れていると判断された1作品に授与。サーキュラーエコノミーへの移行をけん引する次世代のデザイナーを発掘することを目指す。

審査員は、坂口英明デザイナー、廣川玉枝デザイナー、藤田恭一デザイナー、アーティストの舘鼻則孝、村手謙介「アーバンリサーチ(URBAN RESEARCH)」クリエイティブディレクター、村上要「WWDJAPAN」編集長、YKK 副社長の松嶋耕一(4月1日から社長に就任予定)の7人が務める。

入選作品は、10月8、9日に大阪・マイドームおおさか、11月5、6日に東京・YKK60ビルでランウエイを披露。11月18日には、東京・恵比寿 ザ・ガーデンホールで開催するYKKファスニングアワード25周年記念イベントで、グランプリ、優秀賞、特別賞を発表する。

グランプリ受賞者には、賞金100万円やオリジナルトロフィー、JUKI製ミシン、創作活動用のYKKファスニング商品オーダー権利5万円相当分に加え、25周年特別副賞として海外研修を贈呈。入選者30名は、審査員から個別に作品講評を受けられるほか、懇親会で学生同士の横のつながりや、審査員や歴代受賞者との縦のつながりを作ることもできる。

同コンテストは2001年、日本のファッション業界への貢献、作品制作の機会創出と学生と業界人の接点を提供することを目的に設立した。これまで「フミト ガンリュウ(FUMITO GANRYU)」の丸龍文人デザイナーや、「ホウガ(HOUGA)」の石田萌デザイナー、「コッキ(KHOKI)」のKokiディレクターなどを輩出している。YKKのブランド強化と将来のビジネスパートナーの創出、ファスニング事業のタグライン“Little Parts. Big Difference.”に込めたメッセージを伝え、学生とともに副資材の可能性を見いだすことを目指している。

問い合わせ先
YKKファスニングアワード事務局
award.jpn@ykk.com

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第25回「YKKファスニングアワード」 周年記念で賞を増設、グランプリには海外研修も

YKKは4月1日、25回目となる日本最大級の学生向けファッションデザインコンテスト「YKKファスニングアワード」のエントリー受付を開始する。5月9日がエントリーシートとデザイン画の提出締め切りで、YKKファスニングアワード事務局必着。5月30日に第1次審査通過者を公式サイトで発表し、通過者は最終審査に向けて制作に取り掛かる。

同アワードは、「人が身に付けることができる作品」がテーマ。アパレルとファッショングッズの2部門を設け、YKKが選んだファスナーやバックル、スナップ、ボタンなどを使用した作品で競い合う。今回新たに、“メタルックス(METALUXE®)”のスタンダードカラーや“ナチュロン プラス(NATULON Plus®)” コイルファスナーなど、新商品を使った作品が対象に加わった。「(ファスニング商品の)活用度・機能性」「独創性」「デザイン性」「完成度」を審査基準に設ける。

25周年となる今回は、従来のグランプリ、優秀賞、審査員特別賞、YKK特別賞に加え、「サーキュラー デザイン 特別賞」を新設した。同賞は、上記の審査基準ほか、サーキュラー デザインの視点(製品の長寿命化、リユース・リサイクル、リメイク・アップサイクル、リペアなど)が優れていると判断された1作品に授与。サーキュラーエコノミーへの移行をけん引する次世代のデザイナーを発掘することを目指す。

審査員は、坂口英明デザイナー、廣川玉枝デザイナー、藤田恭一デザイナー、アーティストの舘鼻則孝、村手謙介「アーバンリサーチ(URBAN RESEARCH)」クリエイティブディレクター、村上要「WWDJAPAN」編集長、YKK 副社長の松嶋耕一(4月1日から社長に就任予定)の7人が務める。

入選作品は、10月8、9日に大阪・マイドームおおさか、11月5、6日に東京・YKK60ビルでランウエイを披露。11月18日には、東京・恵比寿 ザ・ガーデンホールで開催するYKKファスニングアワード25周年記念イベントで、グランプリ、優秀賞、特別賞を発表する。

グランプリ受賞者には、賞金100万円やオリジナルトロフィー、JUKI製ミシン、創作活動用のYKKファスニング商品オーダー権利5万円相当分に加え、25周年特別副賞として海外研修を贈呈。入選者30名は、審査員から個別に作品講評を受けられるほか、懇親会で学生同士の横のつながりや、審査員や歴代受賞者との縦のつながりを作ることもできる。

同コンテストは2001年、日本のファッション業界への貢献、作品制作の機会創出と学生と業界人の接点を提供することを目的に設立した。これまで「フミト ガンリュウ(FUMITO GANRYU)」の丸龍文人デザイナーや、「ホウガ(HOUGA)」の石田萌デザイナー、「コッキ(KHOKI)」のKokiディレクターなどを輩出している。YKKのブランド強化と将来のビジネスパートナーの創出、ファスニング事業のタグライン“Little Parts. Big Difference.”に込めたメッセージを伝え、学生とともに副資材の可能性を見いだすことを目指している。

問い合わせ先
YKKファスニングアワード事務局
award.jpn@ykk.com

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「バレンシアガ」はスタンダードを再定義、「ヴァレンティノ」ミケーレが公衆トイレ風セットに込めた意味は? 25-26年秋冬パリコレ日記vol.6

今回のパリはストライキもなく順調と思っていたら、今日は使い勝手のいい地下鉄9番線が工事のため終日運休!しかも年1回のハーフマラソン大会「セミ・ド・パリ」も開催されるとあって、日中は一部の道路が通行止めに…。そんな状況で、果たして全てのスケジュールを回り切れるのか?「ヴァレンティノ(VALENTINO)」や「バレンシアガ(BALENCIAGA)」から若手&中堅インディペンデントブランドのショーまで満載の7日目の模様をお届けします。

洗練されたタッチが光る「ラコステ」

藪野淳「WWDJAPAN」欧州通信員:朝からいくつかの展示会に行ってから、遠路はるばるやってきたのは全仏オープンも開催されるローラン・ギャロス・スタジアム。目的はもちろん、プロテニス選手だったルネ・ラコステ(Rene Lacoste)が立ち上げたブランド「ラコステ(LACOSTE)」のショーです。1年前は客席に座り、コートに作られたランウエイを見るスタイルでしたが、今回は客席もコートの中に配置しました。

毎シーズン、創業者の軌跡から着想を得るクリエイティブ・ディレクターのペラジア・コロトロス(Pelagia Kolotouros)は3シーズン目となる今季、創業者の実業家としての一面や社交界での姿にフォーカス。これまで以上に洗練されたタッチで、フレンチエレガンスの新たな解釈に取り組みました。そんな洗練を感じさせるのは、Vゾーンの浅いダブルブレストのスーツスタイルやコート、煌びやかな装飾を施したシアートップやスカート、流れるようなシルエットの柔らかなワイドパンツ。ブランドを象徴するポロシャツも、中綿を入れたテクニカルサテンで作ったり、起毛素材でマキシドレスに仕上げたりしています。そこに合わせるのは、Aラインを描くテックトレンチコートやパファーコート、ゆったりとしたセーター、トラックスーツなど。テクニカル&スポーティーなスタイルとエレガンスを融合を図っています。

賞レース常連の若手ブランドもチェック

藪野:ここからは若手ブランドが続きます。まずは、22年と昨年の「LVMHプライズ(LVMH PRIZE)」でファイナリストに残っていたイタリア発の「ニッコロ パスカレッティ(NICCOLO PASQUALETTI)」。最初に見た頃、手仕事やアート感、独特のプロポーションを生かしたウエアは“ほっこり感”が強く、なかなか着る人を選びそうと思っていましたが、昨シーズンからグッと垢抜けて、より都会的なイメージになりました。そこから継続するストーリーとなる今季は、レザーやツイードといった重厚感のある素材と、レースやサテン、きらめく刺しゅうを施したシアーメッシュなどの繊細さのコントラストがポイント。たっぷりとしたシルエットのアシンメトリーなスタイルを提案しました。体を包み込むようなコートやボリュームのあるファーのショールは、秋冬のトレンドにもぴったりマッチしています。

お次は、「デュラン ランティンク(DURAN LANTINK)」のショーへ。オランダ人デザイナーのデュラン・ランティンク(Duran Lantink)は、2023年の「ANDAM賞」では特別賞、昨年の「LVMHプライズ」でも特別賞であるカール・ラガーフェルド賞を獲得しており、「ジャンポール・ゴルチエ(JEAN PAUL GAULTIER)」の新たなクリエイティブ・ディレクターに就任するのではないかと噂されています。そのせいもあってか、ショー会場となったオフィスは有名エディターやインフルエンサーも座りきれずに大勢のスタンディングが出るほど。集客に苦労する若手ブランドも多い中、注目度の高さが伺えます。

もうSNSなどで見た方も多いかもですが、ショーはシックスパックのたくましい体を模したシリコン製のトップスをまとう女性モデルから始まり、ラストは男性モデルがはにかみながらシリコン製の巨乳を揺らして歩くという演出。また、ゼブラ柄のボディーペイントで同柄のブリーフやブーツを一体化したり、前から見るとジーンズを履いているようなのに後ろはお尻が丸出しだったりと自由奔放でコミカルなアイデアを取り入れています。そこだけを切り取ると、単なる突飛なデザイナーと思われてしまいそうですが、コレクション全体から垣間見えるのは彼が取り組み続ける新たな造形の探求。例えば、ドレスやコートの肩が耳のあたりまでせり上がっていたり、腰にコブのような突起があったり。手編みのニットドレスは大きな輪っかが飛び出したデザイン。平面的な作りのプリーツスカートは体の前で浮くように固定され、トロンプルイユ(だまし絵)のような効果を生み出しています。そして、今季はアニマル柄をはじめ、迷彩やチェックなどをミックス。そんなユーモラスなアプローチや独自の世界観は保ちながら、バーシティージャケットやコンパクトなセーター、レザーのカーゴパンツ、生地をつまんでアレンジを効かせたワイドパンツなど、よりコマーシャルな提案も増えた印象です。生でショーを見たのは初めてでしたが、作りもしっかりしていて、今後の活躍がますます楽しみになりました。

「アクリス」は照明で損した!?
青い空間で「優しい青」を強調

村上要「WWDJAPAN」編集長:「アクリス(AKRIS)」のショーは、正直、照明で若干ソンしましたかね?「The Blue Hour」をテーマに、「青は、闇が訪れる前の最後の透明感」と捉え、「厳しい黒」に対する「優しい青」を表現しましたが、会場が青すぎて、逆に洋服の青の美しさが溶け込んでしまった印象があります(笑)。

確かに「厳しい黒」に対する「優しい青」は、魅力的でした。私が気に入ったのは、黒×ブルーなネルシャツっぽいチェックを使った、フランネルのスタイル。カジュアルなネルシャツとローブのように羽織るコート、そしてラップスカートを全て同じ布と柄で仕上げていますが、確かに「闇が訪れる前の最後の透明感」と表現しても良いほど、エレガントに仕上がっています。黒とブルーの間を絶妙に揺れ動く、ベルベットのジャケット&スカートのスタイルも素敵でした。カジュアルなパートでは、同じく玉虫色のツイル生地を使ったブルゾンやワンピースのスタイルに注目。とはいえ小さな布を無数に繋げて、それぞれの布が鈍く光り、これまた黒からブルーの間で煌めきます。だからこそ、もっと色のグラデーションがわかりやすい照明で見てみたかったな〜、と思ってしまったのは事実。どうやら紫外線に反応して青く光る顔料を使っているがゆえの演出らしいんですけれどね。自然光ではどのように見えるのか?半年後に、店頭で確かめましょう(笑)。

公衆トイレで「ヴァレンティノ」
ミケーレ様の真意は一体!?

村上:さぁ、ある意味で「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」のような禅問答、「なぜ、こんな演出で洋服を見せるのか?」に意味がある「ヴァレンティノ」のファッションショーがやってきました。

会場は、トイレです(笑)。しかも、海外にありがちなごくごくフツーの公衆トイレ。私、俳優のジャレッド・レト(Jared Leto)がアレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)による「ヴァレンティノ」をめちゃくちゃカッコよく着こなしている姿を写真に捉えましたが、これじゃ「真っ赤なトイレでキメキメなジャレッド・レト」です(苦笑)。今シーズンの「ヴァレンティノ」は、公衆トイレというショー会場といい、真っ赤なライトといい、セレブ担当PR泣かせですね(笑)。

ゆえに、我々は「なぜミケーレが公衆トイレを選んだのか?」について、思いを馳せなければなりません。皆さんは、公衆トイレって、どんな空間だと捉えていますか?

ミケーレは公衆トイレを、自分だけのプライベートと公共性だったり、親密感と他人との距離感だったりが入り混じる空間と捉えました。そして自分を詳らかにする、簡単に言えばスケスケの洋服と、他者の目を意識した、こちらも簡単に言えば“ちゃんとした洋服”を交互に打ち出したり、1つのスタイルの中に融合したりします。総レースのボディータイツの上にブラトップオンリーというスタイルが現れたかと思うと、今度はビクトリアン調のつけ襟とヘッドピースで顔しか露出しないツイードのジャケット&パンツルックが出現したり。思い切って言ってしまえば、「用をたすために着替えている途中みたいなスタイルと、用をたす前・もしくは後だから身支度が整っているスタイル」が順番に現れるのです(笑)。そして、それって、一番身近だから自分本位になれるものでありながら、時には他者の視線などにも気を使うべき洋服の本質ですよね?公衆トイレを通して、洋服の本質を炙り出すとは!!さすが、ファッション業界の哲学者でございます。

加えて今シーズンは、装飾主義を若干希釈して、リアルなスタイルにシフトしています。でも変わらないのは、上述したビクトリアン調のつけ襟を含む、フリルやラッフル、プリーツの装飾。以前手がけていた「グッチ(GUCCI)」との最大の違いは、ここですね。

ボディコンシルエットの
中堅ブランド2連発

藪野:挑発的でエッジの効いたスタイルが強みの「オットリンガー(OTTOLINGER)」は、テーラードジャケットやスーツ、ブラウス、ジップアップパーカ、波ファージャケット、ジーンズ、ロングドレスまで、日常のワードローブをボディコンシャスなシルエットと脱構築的なアプローチで再解釈しました。今季のカギになるのは、ランダムに重ねたり、穴が空けたりしたシェイプウエア。そこにはキム・カーダシアン(Kim Kardashian)による「スキムズ(SKIMS)」のロゴが小さくあしらわれていて、静かにコラボアイテムをお披露目しました。

続く「アトライン(ATLEIN)」は、先史時代のビーナスの置物やコンスタンティン・ブランクーシ(Constantin Brancusi)の作品から、彫刻的なフォルムを探求。ブランドを象徴するボディーラインに沿ったセンシュアルなジャージードレスやスカートに、厳格なミリタリーコートやテーラードジャケット、コクーンシルエットのパデッドコートやジップアップパーカといったスポーティーなアイテム、人工レザーを用いたブルゾンなどをミックスしました。目新しさはあまりありませんでしたが、アウター類を拡充することで、昨シーズンに引き続き「アトライン」のワードローブを押し広げようとしているようです。

最後はこういう洋服が着たい!
な「マーガレット・ハウエル」

村上:そして私は、「マーガレット・ハウエル(MARGARET HOWELL)」のプレゼンテーションへ。片付けが始まりそうな中、ギリギリ間に合いました(笑)!

秋冬は、カーキブラウンやマホガニー、オートミール、チャコールなど、自然な色合い。肩の力が抜けた、リラックスしたムードの中にテーラードジャケットやニットのプリーツスカートを加えます。少しだけロング丈が多くて、クラシックなムード。でもオーバーサイズなプロポーションバランスで敷居の高さを感じさせないのが“お上手”なところですね。

今シーズンはさまざまなブランドがシアリングコートを出していますが、「マーガレット・ハウエル」は「総シアリングのコートは、リアルじゃない」と考えたのでしょう。ブーツやキャップ、スカーフにして楽しみます。「バブアー(BARBOUR)」とのコラボは、おそらくオイルを少しだけ抑え目に仕上げました。ある程度はっ水するけれど、着心地は軽いのでしょう。今回はいつも以上に、「結局、最後に着たい洋服って、こういうことだよなぁ」と惚れ惚れしてしまいました。

「スタンダード」を再定義する「バレンシアガ」

藪野:ショーの数日後に「グッチ」への“異動”が発表されたデムナ(Demna)による「バレンシアガ」のテーマは、「スタンダード」。ゲスト全員がフロントローの真っ黒な迷路のような空間を舞台に、「標準的なドレスコードを掘り下げ、標準的なフィット感や衣服をファッションの文脈に取り入れるために何が必要かを研究した」というコレクションを披露しました。冒頭は、極端なシルエットで知られるデムナの提案とは一見思えないようなスタンダードフィットのシンプルなスーツ。その後登場したシワや虫食いのような穴を加えたデザインには彼らしいアプローチを感じましたが、シルエットは“普通”に綺麗で意表を突かれました。

その後は、シャツや薄手のダウンジャケットにビスチェのデザインを加えたり、アーカイブから着想を得てフーディーをドレスとして再解釈したり、カーディガンを昨シーズンも見られたメディチカラーとマキシ丈で提案したり、Tシャツのサイドを大胆に切り取ったり、シャツやポロシャツの袖を結ぶようにしてミニスカートを作ったり。スタンダードなファッションをデムナのフィルターを通して再定義しています。そして、今季は「プーマ(PUMA)」とのコラボによるトラックスーツやスエット、バスローブ風コート、スニーカー“スピードキャット ウルトラソフト”なども登場。ランウエイで披露されたアイテムだけでなく、25年後半にはさらに幅広い商品が発表されるそうです。

全部で78ルックもあったのですが、次々に登場するモデルが足早に通り過ぎていくショーはあっという間に終了。毎シーズン、新たなアイデアやユニークなアプローチで驚きを与えてくれるデムナに対する期待が高い分、今季は正直少し物足りなさを感じました。村上さんはどうでしたか?

村上:そうですね。後半の「バレンシアガ」っぽいパートも、正直“想定の範囲内”だったから、「あ、もう終わり!?」と感じてしまいました。前回はものすごく意欲的に洋服の未来を探ってくれたので、肩透かし感は否めません。

業界筋は、「このスタンダードなコレクションは、『グッチ』への布石ではないか?」と分析していましたね。確かに「バレンシアガ」の3倍以上(推定)の大きさを誇る「グッチ」では、これまでのスーパーモードとは違う路線を探求しなければならないでしょう。だからこそ、「今回のスタンダードでは?」という邪推です(笑)。今思えば、バックステージで「今回のコレクションは、デムナ2.0なのかもしれない」と話していたのが印象的です。真の「デムナ2.0」は、「グッチ」で見せてくれるのかな?楽しみにしたいと思います。

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廃棄予定の制服など活用 地域色豊かな衣装のリカちゃんが来館者をお出迎え 東急ステイ31施設

東急リゾーツ&ステイは、3月26日から6月18日まで、全国で運営するアパートメントホテル「東急ステイ」全31施設において、タカラトミーの着せ替え人形「リカちゃん」とのコラボレーションによる体験プロジェクト「Color Your STAY with Licca」を開催する。

本プロジェクトは、「ホテル×アップサイクル×リカちゃん」をテーマに、全国31施設それぞれにおいて、その地域ならではの特性を反映した衣装をまとったリカちゃんが来館者を迎える。素材には、入れ替えにより使用されなくなった同社の制服や制作者が着なくなった服などを活用している。展示されるのは、北海道から沖縄まで各地域をイメージして制作された31種類の“アップサイクル”衣装を着用したリカちゃんだ。制作は、コミュニティNewMakeの会員であるクリエイターが担当した。

また、サステナブルな視点を学ぶことができる体験型プログラムも実施予定。廃材を活用したリカちゃんの衣装をデザインする体験や、施設のイメージに合わせた地域クリエイターとのコラボレーション企画などが予定されている。プロジェクトは、宿泊者に限らず一般来館者も無料で参加可能。

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廃棄予定の制服など活用 地域色豊かな衣装のリカちゃんが来館者をお出迎え 東急ステイ31施設

東急リゾーツ&ステイは、3月26日から6月18日まで、全国で運営するアパートメントホテル「東急ステイ」全31施設において、タカラトミーの着せ替え人形「リカちゃん」とのコラボレーションによる体験プロジェクト「Color Your STAY with Licca」を開催する。

本プロジェクトは、「ホテル×アップサイクル×リカちゃん」をテーマに、全国31施設それぞれにおいて、その地域ならではの特性を反映した衣装をまとったリカちゃんが来館者を迎える。素材には、入れ替えにより使用されなくなった同社の制服や制作者が着なくなった服などを活用している。展示されるのは、北海道から沖縄まで各地域をイメージして制作された31種類の“アップサイクル”衣装を着用したリカちゃんだ。制作は、コミュニティNewMakeの会員であるクリエイターが担当した。

また、サステナブルな視点を学ぶことができる体験型プログラムも実施予定。廃材を活用したリカちゃんの衣装をデザインする体験や、施設のイメージに合わせた地域クリエイターとのコラボレーション企画などが予定されている。プロジェクトは、宿泊者に限らず一般来館者も無料で参加可能。

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“眠れる森の美女”が覚醒 サラ・バートンの「ジバンシィ」、鮮烈デビュー

ジバンシィ,GIVENCHY

サラ・バートン(Sarah Burton)=アーティスティック・ディレクターによる新生「ジバンシィ(GIVENCHY)」のデビューは、2025-26年秋冬パリ・ファッション・ウイークにおける最大のニュースだ。バートンは3月7日、自身初の「ジバンシィ」のコレクションを、1959年からのメゾンの本拠地であるジョルジュ・サンク通り3番地のサロンで発表。それは、彼女が90年代後半、アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)が「ジバンシィ」のトップを務めていたとき、共に働いた思い出の場所でもある。初のコレクションは、近年のゴスやストリートへの傾倒をリセット。本懐であるシルエットに立ち返り、会心の出来栄えだった。すでにセレブリティーのレッドカーペットも手掛けており、オードリー・ヘプバーン(Audrey Hepburn)らと蜜月だったユベール・ド・ジバンシィ(Hubert de Givenchy)を彷彿とさせるメゾンへと再興しつつある。“眠れる森の美女”が覚醒した。

着想源は1952年の綿織物

ジバンシィ,GIVENCHY

「ジバンシィ」のクリエイションを託されたバートンはまず、アーカイブのリサーチに没頭。そしてユベール・ド・ジバンシィ最初のメゾン、アルフレッド・ド・ヴィニー通り8番地の邸宅にある隠し戸棚の中から改装の際に発見された、1952年のファースト・コレクションの一部を成す綿織物のパターンをインスピレーションの源にしたという。バートンはユベール・ド・ジバンシィがマネキンに生地を当てながら理想のシルエットを追求した姿を思い浮かべ、「『ジバンシィ』は、一言で言えばシルエット。理想のシルエットのために追求するパターンとカッティング、クラフツマンシップにこそ立ち戻るべき」と悟った。そして近年のゴスやストリートなどのムードを削ぎ落とし、パターンとカッティングに尽力。それぞれ計3回のモデルフィッティングというオートクチュールに匹敵する過程を経て、ジョルジュ・サンク通り3番地にある「ジバンシィ」の現在の本拠地で、シルエットへのこだわりを見せつけた。会場の椅子は、綿織物が入った茶封筒が見つかった時の様子を再現したもの。歴史を積み重ねて今日に至った「ジバンシィ」へのリスペクトなのだろう。

フィッティングへの徹底したこだわり

デビューコレクションは、メッシュで作ったボディースーツで幕を開けている。構造を詳らかにするメッシュ素材だから一切の誤魔化しが効かない。セカンドスキンのように“シンデレラ・フィット”するボディースーツでの幕開けは、パターンとカッティング、そしてフィッティングに徹底的にこだわったバートンの自信の表れに他ならない。女性の体こそ、一番美しいシルエットという思いも込めているのだろう。

「現代女性の全てを表現したい。強さや繊細さ、感情的な知性、パワフルでありながらセクシーであること、その全てを」と話す通り、バートンはテーラリングを軸に、メンズ由来の技術をウィメンズのシルエットに活用して、相反するものの融合に挑んだ。たとえばジャケットやコートは、ショルダーラインが力強いのに対して、ウエストは緩やかにくびれて優しい。覆い隠した前面に対して肌を露出する背中、レザースカートの後ろに深く刻んだスリットなどは、フォーマルのムード漂うコレクションの中で官能的な雰囲気を醸し出す。

ユベール・ド・ジバンシィへのオマージュも忘れない。オードリー・ヘプバーンも愛したリトル・ブラック・ドレスは、シャンティレースを使ったマイクロミニのベビードールドレスで提案。軍服由来のトレンチコートなどには、コクーンバックと呼ぶふんわりと広がるシンボリックなシルエットを盛り込んだ。白シャツは片方の肩でプリーツを寄せながら生地を垂らし、裾はアシンメトリーに仕上げてドレスに昇華。昨今のウィメンズに欠かせないヘルシーやアクティブ、自然体なのにエレガントな雰囲気を纏わせた。

イヴニングも圧巻だった。ユベール・ド・ジバンシィが多用したリボンやノットのアイデアで、オリエンタルなボタニカル刺しゅうを加えたダッチェスサテンを操り、ドラマチックなシルエットに仕上げていく。チュールのフリルやねじれたリボン、フェティッシュなコーンヒールのミュールやサンダル、パンプスもクチュールメゾンの品格を備えた。

“メゾンの核となるシルエットに
立ち戻ろうと考えた”

WWD:初のコレクションを制作するにあたり、どのようなことを考えたか?

サラ・バートン「ジバンシィ」アーティスティック・ディレクター(以下、バートン):私にとって、「ジバンシィ」のDNAはシルエット。それ以外の全てを削ぎ落とすことで、このメゾンの核となるものに立ち戻ろうと考えた。

WWD:アーカイブとはどのように向き合っているか?

バートン:「ジバンシィ」にはヘリテージ部門に素晴らしい女性の責任者がいて、彼女はこのメゾンでこれまでに起こったこと、例えば、手紙や写真、パターンなどのあらゆるものを集めているの。信じられない程のアーカイブで、正直まだ全てには目を通せていないけれど、まずユベールの最初のコレクションを見るところから始めた。それは、無駄を削ぎ落としてシルエットにフォーカスしたもので、かなりヒッチコック的でもあった。そこからスタートしたものの、プロポーションにひねりを加えたり、大胆に拡大したりして、現代の女性に響く服になるよう工夫した。

WWD:今回のコレクションには、化粧品のコンパクトやパウダーパフをモチーフにした装飾など、意外なユーモアも見られた。

バートン:今の世界には、ちょっとした楽しさが必要かもしれないと思ったの。私が取り組みたかったのは、私が服を手掛けたり、一緒に仕事をしたりするあらゆる女性たちに語りかけること。だから、このコレクションでは現代を生きる女性の全てを表現したかった。女性には、セクシーだと感じたい瞬間もあれば、力強さを感じたい場面もあるし、もろさや繊細さを感じたい時もある。そんな女性であることの複雑さをたたえるのは本当に素晴らしいことだと思う。

WWD:英国を代表するデザイナーズブランドからフランスの有名なクチュールメゾンへ移籍したが、心境の変化は?

バートン:どこにいても、自分自身のストーリーを語らなければならないということは同じ。そのメゾンが象徴するものを確立することは重要だけど、私たちが生きている今の世界に何を伝えたいのか、人々にどう感じてほしいのかということを、感情や信頼をもって解釈することが大切だと思う。

WWD:いずれはクチュールも手掛けたいと語っていたが、具体的な計画は?

バートン:私にとってはアトリエが全て。なので、まずは揺るぎないアトリエを確立したい。ゆくゆくは「アレキサンダー・マックイーン」時代に取り組んでいたような学生向けのパターンカッティングなどのワークショップにも取り組みたい。クチュールを手掛けたい気持ちはあるけれど、それはふさわしい時期が来たらと考えている。

レッドカーペットの世界も
バートンの「ジバンシィ」に注目

サラ・バートンによる「ジバンシィ」はパリ・ファッション・ウイークに先駆け、レッドカーペットの上で早くも注目を浴びていた。女優のエル・ファニング(Elle Fanning)は3月2日(アメリカ時間)、バートンによる「ジバンシィ」のドレス姿でアカデミー賞のレッドカーペットに登場。フランス・リヨンのレースとシルクのチュールを贅沢に用い、ブラックのグログランリボンとコルセットでウエストを緩やかにマークしたドレスは、パパラッチの注目を集めた。バートンは、ユベール・ド・ジバンシィが1952年に作ったドレスに着想源を得たという。同じ会場には、ティモシー・シャラメ(Timothee Chalamet)もバートンがデザインしたカスタムメードのレザースーツ姿で登場。鮮やかなバターイエローは、25-26年秋冬コレクションを彷彿とさせる。

問い合わせ先
ジバンシィ ジャパン
0120-218-025

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「ソニマニ 2025」の第1弾アーティストが発表 ザ・プロディジーやフローティング・ポインツなど5組

8月16、17日に東京と大阪で開催される「サマーソニック 2025(SUMMER SONIC 2025)」(以下、「サマソニ」)の前夜祭として15日の夜から16日の早朝にかけて幕張メッセで開催される「ソニックマニア 2025(SONICMANIA 2025)」(以下、「ソニマニ」)の第1弾アーティストが発表された。

第1弾では、サマソニ東京への出演が決定しているザ・プロディジー(THE PRODIGY)をはじめ、サマソニ大阪に出演するゲサフェルスタイン(GESAFFELSTEIN)や先日来日公演を行なったフローティング・ポインツ(FLOATING POINTS)、日本人ラッパーのTohji、ネクスト・ブレイク・スターとして注目を集めるトゥーホリス(2HOLLIS)の出演が決定した。

チケットは本日からクリエイティブマン会員先行販売がスタート、4月1日からオフィシャル先行がスタートする。

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ティピカが長期固定価格の直接取引でブラジルとコーヒー業界に新市場 ドトールが参画

コーヒー生豆のダイレクトトレードを行うオンラインプラットフォーム「ティピカ ホールディングス(TYPICA HOLDINGS)」は、3月26日に開催された日本・ブラジル経済フォーラムにおいて、長期固定価格によるダイレクトトレードの第一号案件に関する覚書を、両国首脳の立ち会いのもと発表した。ドトールコーヒー、ブラジルでコーヒーの倉庫・品質管理を担うACAUA、同じくブラジルで持続可能な農業向けの土壌ソリューションを提供するFertinutriがパートナーとして参画。ティピカは独自のプライシングモデルと新たなエコシステムの構築を通じ、2030年までに日・ブラジル間で10件、総額1000億円規模の市場創出を目指している。

投機マネーの流入で価格上昇「コーヒー2050年問題」

これまでコーヒー生豆の取引価格は先物市場の国際価格を基準として決定されてきた。しかし、近年は投機マネーの流入が激しく、過去1年間で約112%の価格変動が生じている。こうした価格の不安定さは生産者の収入に直接的な影響を与え、短期的な価格変動への対応が優先される結果、中長期的な視点での品質や生産量の安定が困難となっている。同様に、バイヤーにとっても調達コストの予測が難しくなり、経営の不確実性が増している。これにより、消費者へのコーヒー提供価格の上昇も進行しており、いわゆる「コーヒー2050年問題」を背景に、コーヒー産業全体のサステナビリティが脅かされている。

今回の覚書締結を契機に、ティピカは「世界中の志を同じくする生産者とバイヤーが同社のプラットフォームを通じて、実際のコストおよび付加価値に基づく長期固定価格の新たな枠組みによるダイレクトトレードを推進し、コーヒー取引の品質と経済性を向上させ、持続可能で発展的なコーヒー取引の実現を目指す」としている。

ドトールは年間取扱量の10%、1000トンの取引へ

ドトールはこの取引で年間最大1000トンのコーヒーを最大10年間取り扱う。1000トンは、同社の年間のコーヒー取扱量の10%に相当する。26日に開かれた会見でドトールコーヒーの星野正則社長は、「コーヒー生豆の価格高騰に加え、日本側においては円安による為替の影響もあり、非常に厳しい状況が続いている。今後の見通しも不透明である中、価格の安さだけを追求した品質の低いコーヒーを提供するのではなく、我々の使命はお客様に本当においしいコーヒーを適正な価格で安心して楽しんでいただくこと。その意味で、今回のような取り組みは、有益だ」と話している。

ティピカHDの後藤将CEOは、「ティピカは2019年からコーヒー生産者とロースターをつなぐダイレクトトレードプラットフォームの信頼を地道に築いてきたが、コーヒーの生産と取引は、国や地域によってビジネス習慣や宗教、文化などが大きく異なる非常に複雑な市場。ただオンラインプラットフォームを構築しただけでは機能しない。その中で今回、ドトールコーヒーからの強いコミットメントを得られたことは、大きな前進だ。例えば、『これだけの物量を、これだけの期間で』というような明確な条件があることで、生産者に対しても安定的な需要があることを示すことができた。これは非常に意味のある一歩だ」と話している。

ブラジルで148年続くコーヒー農園Fazenda Amizadeのマルセロ・カイシェタ・バルボサ・パテルノ氏は、「長年コーヒーに携わってきて、自分が知る限り、このような仕組みは世界初だ」とその意義を語っている。

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ティピカが長期固定価格の直接取引でブラジルとコーヒー業界に新市場 ドトールが参画

コーヒー生豆のダイレクトトレードを行うオンラインプラットフォーム「ティピカ ホールディングス(TYPICA HOLDINGS)」は、3月26日に開催された日本・ブラジル経済フォーラムにおいて、長期固定価格によるダイレクトトレードの第一号案件に関する覚書を、両国首脳の立ち会いのもと発表した。ドトールコーヒー、ブラジルでコーヒーの倉庫・品質管理を担うACAUA、同じくブラジルで持続可能な農業向けの土壌ソリューションを提供するFertinutriがパートナーとして参画。ティピカは独自のプライシングモデルと新たなエコシステムの構築を通じ、2030年までに日・ブラジル間で10件、総額1000億円規模の市場創出を目指している。

投機マネーの流入で価格上昇「コーヒー2050年問題」

これまでコーヒー生豆の取引価格は先物市場の国際価格を基準として決定されてきた。しかし、近年は投機マネーの流入が激しく、過去1年間で約112%の価格変動が生じている。こうした価格の不安定さは生産者の収入に直接的な影響を与え、短期的な価格変動への対応が優先される結果、中長期的な視点での品質や生産量の安定が困難となっている。同様に、バイヤーにとっても調達コストの予測が難しくなり、経営の不確実性が増している。これにより、消費者へのコーヒー提供価格の上昇も進行しており、いわゆる「コーヒー2050年問題」を背景に、コーヒー産業全体のサステナビリティが脅かされている。

今回の覚書締結を契機に、ティピカは「世界中の志を同じくする生産者とバイヤーが同社のプラットフォームを通じて、実際のコストおよび付加価値に基づく長期固定価格の新たな枠組みによるダイレクトトレードを推進し、コーヒー取引の品質と経済性を向上させ、持続可能で発展的なコーヒー取引の実現を目指す」としている。

ドトールは年間取扱量の10%、1000トンの取引へ

ドトールはこの取引で年間最大1000トンのコーヒーを最大10年間取り扱う。1000トンは、同社の年間のコーヒー取扱量の10%に相当する。26日に開かれた会見でドトールコーヒーの星野正則社長は、「コーヒー生豆の価格高騰に加え、日本側においては円安による為替の影響もあり、非常に厳しい状況が続いている。今後の見通しも不透明である中、価格の安さだけを追求した品質の低いコーヒーを提供するのではなく、我々の使命はお客様に本当においしいコーヒーを適正な価格で安心して楽しんでいただくこと。その意味で、今回のような取り組みは、有益だ」と話している。

ティピカHDの後藤将CEOは、「ティピカは2019年からコーヒー生産者とロースターをつなぐダイレクトトレードプラットフォームの信頼を地道に築いてきたが、コーヒーの生産と取引は、国や地域によってビジネス習慣や宗教、文化などが大きく異なる非常に複雑な市場。ただオンラインプラットフォームを構築しただけでは機能しない。その中で今回、ドトールコーヒーからの強いコミットメントを得られたことは、大きな前進だ。例えば、『これだけの物量を、これだけの期間で』というような明確な条件があることで、生産者に対しても安定的な需要があることを示すことができた。これは非常に意味のある一歩だ」と話している。

ブラジルで148年続くコーヒー農園Fazenda Amizadeのマルセロ・カイシェタ・バルボサ・パテルノ氏は、「長年コーヒーに携わってきて、自分が知る限り、このような仕組みは世界初だ」とその意義を語っている。

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「ダイリク」が「スター・ウォーズ」をテーマにロンTとセーターを数量限定発売

「ダイリク(DAIRIKU)」は、映画「スター・ウォーズ(STAR WARS)」をテーマとしたアイテムを数量限定発売する。3月27日20時から、「ダイリク」公式オンラインで販売する。

「スター・ウォーズ」コレクション
岡本デザイナーの“フェイバリット・ムービー”

アイテムは、「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス(STAR WARS: Episode I–The Phantom Menace)」のビジュアルを大きくあしらったセーター(3万8500円)と、“ANAKIN”と配したロンT(2万5300円)を制作した。「ダイリク」の岡本大陸デザイナーは、「スター・ウォーズ」を“フェイバリット・ムービー”だと語っている。

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「ダイリク」が「スター・ウォーズ」をテーマにロンTとセーターを数量限定発売

「ダイリク(DAIRIKU)」は、映画「スター・ウォーズ(STAR WARS)」をテーマとしたアイテムを数量限定発売する。3月27日20時から、「ダイリク」公式オンラインで販売する。

「スター・ウォーズ」コレクション
岡本デザイナーの“フェイバリット・ムービー”

アイテムは、「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス(STAR WARS: Episode I–The Phantom Menace)」のビジュアルを大きくあしらったセーター(3万8500円)と、“ANAKIN”と配したロンT(2万5300円)を制作した。「ダイリク」の岡本大陸デザイナーは、「スター・ウォーズ」を“フェイバリット・ムービー”だと語っている。

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【2025年夏コスメ】「YSL」から透明感溢れるサマーコレクション 限定チークとリップが登場

「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT)」は5月2日、 ピュアな透明感を追求した“YSLサマーコレクション”から、チークシリーズ“YSL メイクミーブラッシュ パウダー”の限定色と、リップシリーズ”YSL ラブシャイン“の新色を発売する。4月23日から公式オンラインストアと表参道旗艦店で先行販売を行う。

“YSL メイクミーブラッシュ パウダー”

“YSL メイクミーブラッシュ パウダー”は、ベールのようなふんわり発色が1日中続くパウダーチーク。今回数量限定で登場する“ラベンダーラスト”(限定、8360円)は、光のような多面的な煌めきと存在感を放つシマリーテクスチャーが特徴。ラベンダーにひと匙のホワイトを溶かしたミルキーラベンダーがハイライトのように肌をトーンアップし、ひと塗りで透明感溢れる肌をかなえる。

“YSL ラブシャイン“

“YSL ラブシャイン“は、フルーツオイルイン処方で艶やかな唇をかなえるのリップスティック。今回は3つの艶タイプからそれぞれ新色が登場する。

“生ツヤ”タイプの“ラブシャイン キャンディ グロウ バーム”からは、本来の唇が美しく透けるような透明感をもたらす“ラベンダーブレイズ”を、“水ツヤ”タイプの“ラブシャイン リップスティック”からは、まるで太陽に照らされたラズベリーのような青みピンクの“ラズベリー クラッシュ”を、そしてグロッシーな“シロップツヤ”タイプの“ラブシャイン キャンディグレーズ”からは、自然な血色感をかなえるミルキーピンク“ヌード ラヴァリエール”をラインアップする。

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「ケラスターゼ」のヘアオイル4種が新たに登場 悩み別で”攻めの美髪ケア”をサポート

「ケラスターゼ(KERASTASE)」は3月24日、ヘアオイル4種を発売した。多様化するヘア悩みにアプローチしつつ攻めの美髪ケアをかなえつつ、調香師が作り上げたオリジナリティーあふれる芳香で上質なヘアケア時間を演出する。また、新オイル全てをリフィル式にしたほか、リサイクルプラスティックやリサイクルガラスを使用したボトルデザインで仕上げている。

ブリーチカラーやくせ毛、エイジングなどに
最先端テクノロジーや厳選素材でアプローチ

ケラスターゼの代表的な製品で昨年9月にリニューアル発売した"ユウルスブリム R"(75mL、1万1000円/リフィル75mL、74800円)を加えると、製品ラインアップは全5種に。今回発売の4製品は日本人の多くが抱える悩みやコンプレックスに応える特徴を持たせ、全ての製品には紫外線などの外的ダメージから髪を保護する機能ほか、ドライヤーなどの熱から髪を守るヒートプロテクションも備えた。また、うち2製品にはトライアルや旅行用に便利な30mLサイズも用意している。

"ユイル クロノロジスト N"

「WWDBEAUTY 2024 ヘアサロン版ベストコスメ」のヘアオイル部門で1位を獲得した"ユイル クロノロジスト"はリニューアルをし、"ユイル クロノロジスト N"(30mL、3960円/75mL、8580円/リフィル75mL、6270円)として登場。毛髪全般の悩みに着目し、選ばれた成分を先進のテクノロジーで組み合わせたほか「ツヤ髪保護成分」を98%配合して艶感と潤い感、しなやかさなど美髪に求める要素を満たした。

香りは「ランコム(LANCOME)」の"ミ・ラ・ク"や「カルバン・クライン(CALVIN KLEIN)」の"シーケー・ワン"、「グッチ(GUCCI)」の"グッチ ブルーム"などを手掛けた巨匠、アルベルト・モリヤス(Alberto Morillas)調香師が担当し、繊細なローズとみずみずしいピオニーによる優雅な世界観を作り上げている。

"フルイド オレオリラックス R"

日本人の悩みでもっとも多い"くせ毛"に着目した"フルイド オレオリラックス R"(75mL、5940円/リフィル75mL、4620円)は、集中ヘアトリートメント"マスク オレオリラックス"と同じテクノロジーを採用した。ロレアルの日本研究所によって開発されたオイルブレンドと最新テクノロジーによりくせ毛の悩みに寄り添い、まとまりにくい髪や広がりやすい髪を扱いやすくするほか、湿度80%でも24時間まとまる設計に仕上げている。香りは長年愛される"オレオリラックス"シリーズのテイストを生かしたフローラル フルーティ ムスクで、透明感のあるスズランと爽やかさを与えるマリーゴールドの香りだ。

“ユイル シカグロス”

カラー後のダメージや褪色をケアする“クロマアブソリュ”シリーズの“ユイル シカグロス”(75mL、5940円/リフィル75mL、4620円)はスキンケアでも人気のシカ(ツボクサ)に着目したシカコーティングテクノロジーを採用。​​カラーリングによって受けたダメージをケアしてキューティクルを整えて褪色を抑え、カラーや艶のゆらぎを減らす設計が特徴だ。フレグランスはネロリカルダモンで、明るく華やかなオレンジブロッサムやチュベローズなどが奥行きを与える、甘く魅惑的な香りに仕上げている。

“ユイル シカ エクストリーム R”

ブリーチした髪のケアに着目した“ユイル シカ エクストリーム R”(30mL、2750円/75mL、5940円/リフィル75mL、4620円)は、ブリーチによるパサつきを抑え、髪に潤いと柔らかさをもたらすエーデルワイスフラワーを配合。フレグランスは弾けるようなシトラスから始まり、ビオニーやフィグのミドル、ベースにシダーウッドやムスク、シプレを配した開放的な香りだ。

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「ケラスターゼ」のヘアオイル4種が新たに登場 悩み別で”攻めの美髪ケア”をサポート

「ケラスターゼ(KERASTASE)」は3月24日、ヘアオイル4種を発売した。多様化するヘア悩みにアプローチしつつ攻めの美髪ケアをかなえつつ、調香師が作り上げたオリジナリティーあふれる芳香で上質なヘアケア時間を演出する。また、新オイル全てをリフィル式にしたほか、リサイクルプラスティックやリサイクルガラスを使用したボトルデザインで仕上げている。

ブリーチカラーやくせ毛、エイジングなどに
最先端テクノロジーや厳選素材でアプローチ

ケラスターゼの代表的な製品で昨年9月にリニューアル発売した"ユウルスブリム R"(75mL、1万1000円/リフィル75mL、74800円)を加えると、製品ラインアップは全5種に。今回発売の4製品は日本人の多くが抱える悩みやコンプレックスに応える特徴を持たせ、全ての製品には紫外線などの外的ダメージから髪を保護する機能ほか、ドライヤーなどの熱から髪を守るヒートプロテクションも備えた。また、うち2製品にはトライアルや旅行用に便利な30mLサイズも用意している。

"ユイル クロノロジスト N"

「WWDBEAUTY 2024 ヘアサロン版ベストコスメ」のヘアオイル部門で1位を獲得した"ユイル クロノロジスト"はリニューアルをし、"ユイル クロノロジスト N"(30mL、3960円/75mL、8580円/リフィル75mL、6270円)として登場。毛髪全般の悩みに着目し、選ばれた成分を先進のテクノロジーで組み合わせたほか「ツヤ髪保護成分」を98%配合して艶感と潤い感、しなやかさなど美髪に求める要素を満たした。

香りは「ランコム(LANCOME)」の"ミ・ラ・ク"や「カルバン・クライン(CALVIN KLEIN)」の"シーケー・ワン"、「グッチ(GUCCI)」の"グッチ ブルーム"などを手掛けた巨匠、アルベルト・モリヤス(Alberto Morillas)調香師が担当し、繊細なローズとみずみずしいピオニーによる優雅な世界観を作り上げている。

"フルイド オレオリラックス R"

日本人の悩みでもっとも多い"くせ毛"に着目した"フルイド オレオリラックス R"(75mL、5940円/リフィル75mL、4620円)は、集中ヘアトリートメント"マスク オレオリラックス"と同じテクノロジーを採用した。ロレアルの日本研究所によって開発されたオイルブレンドと最新テクノロジーによりくせ毛の悩みに寄り添い、まとまりにくい髪や広がりやすい髪を扱いやすくするほか、湿度80%でも24時間まとまる設計に仕上げている。香りは長年愛される"オレオリラックス"シリーズのテイストを生かしたフローラル フルーティ ムスクで、透明感のあるスズランと爽やかさを与えるマリーゴールドの香りだ。

“ユイル シカグロス”

カラー後のダメージや褪色をケアする“クロマアブソリュ”シリーズの“ユイル シカグロス”(75mL、5940円/リフィル75mL、4620円)はスキンケアでも人気のシカ(ツボクサ)に着目したシカコーティングテクノロジーを採用。​​カラーリングによって受けたダメージをケアしてキューティクルを整えて褪色を抑え、カラーや艶のゆらぎを減らす設計が特徴だ。フレグランスはネロリカルダモンで、明るく華やかなオレンジブロッサムやチュベローズなどが奥行きを与える、甘く魅惑的な香りに仕上げている。

“ユイル シカ エクストリーム R”

ブリーチした髪のケアに着目した“ユイル シカ エクストリーム R”(30mL、2750円/75mL、5940円/リフィル75mL、4620円)は、ブリーチによるパサつきを抑え、髪に潤いと柔らかさをもたらすエーデルワイスフラワーを配合。フレグランスは弾けるようなシトラスから始まり、ビオニーやフィグのミドル、ベースにシダーウッドやムスク、シプレを配した開放的な香りだ。

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「アルビオンドレッサー」全店でイベント開催 “ゲーム感覚”のスタンプラリーで新客獲得に励む

アルビオンはコスメショップ「アルビオンドレッサー(ARBION DRESSER)」全店で、期間限定のインストアイベント「アルビオンドレッサー フェスティバル」を開催している。店舗によって異なるが、「アルビオン(ALBION)」「ポール & ジョー ボーテ(PAUL & JOE BEAUTE)」「エレガンス(ELEGANCE)」などのブランドが参加。4月30日までで、店舗に立ち寄れば誰でも気軽に各種コンテンツを体験できる。

スタンプ2つでサンプルゲット

同イベントでは、スタンプラリー方式で回る5つの体験型コンテンツを用意した。メイクしたまま3分でできる簡単な肌測定「水油計チェック」、天然の温泉水を使用した微粒子ミストを浴びることができる「ミスト体験」、アルビオンで扱っているスキンケアを試せる「スキンケア体験」、もっちり泡や香りを試せる「クレンジング・洗顔体験」、カラーアイテムを気軽に試せる「メイクアップ体験」を展開。各コーナーでビューティアドバイザーが丁寧に接客してくれる。

サンプルバーにはスキンケアやハンドケア、ヘアケアなどのお試しサイズが多数並んでおり、5つのコーナーのうち2つ以上体験(スタンプ)した人には、好きなサンプルを2つプレゼントする。スタンプラリーという“ゲーム感覚”で参加できるコンテンツで、満足感の高いイベント体験を提供する。

新客獲得数は、前年比25%増を目指す

「アルビオンドレッサー」は現在、商業施設を中心に39店舗を展開している。“キレイを自由に”をコンセプトにしたセレクトコスメストアで、同社の取り扱っているスキンケアやメイクアップ、雑貨などの幅広いアイテムがそろう。「アルビオンドレッサー」と、化粧品専門店と協業した「アトリエ アルビオン(ATELIER ALBION)」の2業態合わせて100店舗実現することを当面の目標に掲げている。

店舗の運営をサポートする加地秀彰 業態開発事業部 業態企画グループ 課長は、同イベントの取り組みについて「『アルビオンドレッサー』の接客後アンケートを見ると、常にサービス満足度が高く、たくさんの顧客に評価をいただいている。このアルビオンが強みとする“一流の接客”をまだ知らないお客さまに体験してもらいたいという思いから、この企画をスタートした」と話す。「アルビオンドレッサー」を含む業態店舗で新客の獲得数前年比25%増を目指し、新しいファンづくりに励む。2025年秋も同様のイベントを計画しているそうだ。

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「シャネル」が“チャンス”5つ目の香りを発売 ミステリアスなフローラル フルーティー

「シャネル(CHANEL)」は4月15日、フレグランスライン“チャンス”から5つ目の香りとして“チャンス オー スプランディド オードゥ パルファム”(50mL、1万7600円/100mL、2万4200円)を発売する。甘くフレッシュなラズベリーとローズ ゼラニウムを中心としたフローラルにウッディ アンバーが溶け合う、意外性のあるフローラル フルーティーの香り。

ジュースはイエロー、ピンク、グリーン、オレンジのラインアップにバイオレットが加わる。ラズベリーにグラース産ゼラニウムがエレガントなフローラルの表情をもたらし、セダーとホワイトムスクのウッディ アンバリー ノートが香りに奥行きを与える。

“チャンス”のコードであるシルバーのリングが輝くラウンド形のボトルは、「チャンスをしっかりつかんで離さない」ためのデザイン。キャップは、「運命を導き出すダイス(サイコロ)」をかたどっている。

“チャンス”とは

“チャンス”は、1978年から2014年まで「シャネル」の専属調香師を務めたジャック・ポルジュ(Jacques Polge)により03年に誕生したフレグランスライン。生き生きと爽やかなグリーンの“チャンス オー フレッシュ”、柔らかく包み込むようなピンクの“チャンス オー タンドゥル”、エネルギーに満ち大胆なオレンジの“チャンス オー ヴィーヴ”を含む全5種をラインアップする。

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「シャネル」が“チャンス”5つ目の香りを発売 ミステリアスなフローラル フルーティー

「シャネル(CHANEL)」は4月15日、フレグランスライン“チャンス”から5つ目の香りとして“チャンス オー スプランディド オードゥ パルファム”(50mL、1万7600円/100mL、2万4200円)を発売する。甘くフレッシュなラズベリーとローズ ゼラニウムを中心としたフローラルにウッディ アンバーが溶け合う、意外性のあるフローラル フルーティーの香り。

ジュースはイエロー、ピンク、グリーン、オレンジのラインアップにバイオレットが加わる。ラズベリーにグラース産ゼラニウムがエレガントなフローラルの表情をもたらし、セダーとホワイトムスクのウッディ アンバリー ノートが香りに奥行きを与える。

“チャンス”のコードであるシルバーのリングが輝くラウンド形のボトルは、「チャンスをしっかりつかんで離さない」ためのデザイン。キャップは、「運命を導き出すダイス(サイコロ)」をかたどっている。

“チャンス”とは

“チャンス”は、1978年から2014年まで「シャネル」の専属調香師を務めたジャック・ポルジュ(Jacques Polge)により03年に誕生したフレグランスライン。生き生きと爽やかなグリーンの“チャンス オー フレッシュ”、柔らかく包み込むようなピンクの“チャンス オー タンドゥル”、エネルギーに満ち大胆なオレンジの“チャンス オー ヴィーヴ”を含む全5種をラインアップする。

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奈良裕也&よしミチがゲストで登壇 「ファイバープレックス」が“ボンド ミルク”お披露目イベントを開催

ヘンケルジャパン シュワルツコフプロフェッショナルが展開する「ファイバープレックス(FIBREPLEX)」は3月18日、東京・渋谷キューズ スクランブルホールで、新ブランドメッセージおよび、3月12日に発売した“ボンド ミルク”(100g、3300円 ※編集部調べ)のお披露目イベントを実施した。

「ファイバープレックス」は、パサつく、艶がない、切れる、ごわつく、といったダメージによる髪の悩みにアプローチ。“補修”だけで解決するのではなく、ダメージを受けにくい髪へと導くことでサポートする毛髪強化システムだ。発表した新ブランドメッセージは「強さは、自由だ。」。誰もが、どんなダメージでも、どんな環境でも何もハードルを感じずに、生涯好きなヘアデザインになれる世界を目指し、強さと自由をもたらすブランドとして挑戦していく姿勢を表現している。

新製品の“ボンド ミルク”は、ファイバーボンドテクノロジー搭載で、使うたびに毛髪を保護・強化。ブリーチ・カラー・パーマ後の髪を保護しながら、まとまりやすく指通りの良い髪に導くヘアミルクだ。ハイトーン毛を対象とした処方設計で、毛髪内部に潤いを与えながらハリコシのある仕上がりをかなえる。湿気バリアコンプレックス(ヒアルロン酸Na・パンテノール)が、周りの湿気の影響による髪の広がりを防ぎ、さらさらとした自然なまとまりと艶をもたらしてくれる。

また同イベントでは、「SHIMA(シマ)」ヘア&メイクアップアーティスト兼アートディレクターの奈良裕也さんと、奈良さんと10年以上の親交がある、モデルでタレントのよしミチさんがゲストとして登壇。スペシャルトークショーを行った。

「SHIMA」といえばエッジイなヘアデザインが支持されるトレンドセッターサロンだが、奈良さんは「さまざまなヘアカラーやブリーチを楽しまれる方が多い一方で、髪のダメージを気にされるお客さまも多い。髪のベースが整っていないと、希望のヘアスタイルをかなえることは難しくなるため、美容室でのトリートメントやホームケアは必要不可欠」と、ケアの重要性を強調。それを踏まえて「ファイバープレックス」について、「使うとブリーチで色が抜けやすくなるし、そのうえダメージも抑えることができるので良いことづくめ。トリートメントと併用してもいいので、ブリーチのお客さまに限らず、毛髪保護・ケア剤としても有効に使える」と話した。

一方でミチさんは“ボンド ミルク”について、「最近までバージンヘアだったので、ヘアケアを意識したことがなかったけれど、ブリーチ後に想像以上にダメージを受けてしまい、髪の傷みが気になるようになった。ヘアケア製品は香りで選ぶことが多く、“ボンド ミルク”のフローラル系の深みのある香りがとても気に入っている。使用感も、重た過ぎずしっかり浸透している感じがしてとても良い」とコメント。

よしあきさんは「毎日のスタイリングでヘアアイロンを使うため、熱によるダメージが気になる。これまで寝起きに髪が絡まることが多かったが、“ボンド ミルク”を使い始めてから髪の調子がすごく良くなり、寝起きでもさらさらになった。ベタつくのが苦手なのだが、このさらさらで軽いテクスチャーがすごく気に入っている」と語った。よしあきさんはかなりの“ベタつき嫌い”で、「ベタつく不快感を感じてしまうと、毎日のルーティーンで使うのがどうしてもできない」という。でも“ボンド ミルク”は「本当にその不快感がなく、ルーティーンで使ってもストレスゼロなところがすごいと思った」と話す。

なお奈良さんによると、“ボンド ミルク”は“ボンド オイル”との併せ使いが特におすすめだという。「髪の内側からケアできる“ボンド ミルク”でベースを整えて、“ボンド オイル”を重ねづけすることで、潤い感のある理想の状態を長時間維持することができる。もちろん、単品使いでも十分に良い状態に導いてくれる」。単品でも併せ使いでも、デザインしやすい髪のコンディション作りをサポートしてくれる。

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奈良裕也&よしミチがゲストで登壇 「ファイバープレックス」が“ボンド ミルク”お披露目イベントを開催

ヘンケルジャパン シュワルツコフプロフェッショナルが展開する「ファイバープレックス(FIBREPLEX)」は3月18日、東京・渋谷キューズ スクランブルホールで、新ブランドメッセージおよび、3月12日に発売した“ボンド ミルク”(100g、3300円 ※編集部調べ)のお披露目イベントを実施した。

「ファイバープレックス」は、パサつく、艶がない、切れる、ごわつく、といったダメージによる髪の悩みにアプローチ。“補修”だけで解決するのではなく、ダメージを受けにくい髪へと導くことでサポートする毛髪強化システムだ。発表した新ブランドメッセージは「強さは、自由だ。」。誰もが、どんなダメージでも、どんな環境でも何もハードルを感じずに、生涯好きなヘアデザインになれる世界を目指し、強さと自由をもたらすブランドとして挑戦していく姿勢を表現している。

新製品の“ボンド ミルク”は、ファイバーボンドテクノロジー搭載で、使うたびに毛髪を保護・強化。ブリーチ・カラー・パーマ後の髪を保護しながら、まとまりやすく指通りの良い髪に導くヘアミルクだ。ハイトーン毛を対象とした処方設計で、毛髪内部に潤いを与えながらハリコシのある仕上がりをかなえる。湿気バリアコンプレックス(ヒアルロン酸Na・パンテノール)が、周りの湿気の影響による髪の広がりを防ぎ、さらさらとした自然なまとまりと艶をもたらしてくれる。

また同イベントでは、「SHIMA(シマ)」ヘア&メイクアップアーティスト兼アートディレクターの奈良裕也さんと、奈良さんと10年以上の親交がある、モデルでタレントのよしミチさんがゲストとして登壇。スペシャルトークショーを行った。

「SHIMA」といえばエッジイなヘアデザインが支持されるトレンドセッターサロンだが、奈良さんは「さまざまなヘアカラーやブリーチを楽しまれる方が多い一方で、髪のダメージを気にされるお客さまも多い。髪のベースが整っていないと、希望のヘアスタイルをかなえることは難しくなるため、美容室でのトリートメントやホームケアは必要不可欠」と、ケアの重要性を強調。それを踏まえて「ファイバープレックス」について、「使うとブリーチで色が抜けやすくなるし、そのうえダメージも抑えることができるので良いことづくめ。トリートメントと併用してもいいので、ブリーチのお客さまに限らず、毛髪保護・ケア剤としても有効に使える」と話した。

一方でミチさんは“ボンド ミルク”について、「最近までバージンヘアだったので、ヘアケアを意識したことがなかったけれど、ブリーチ後に想像以上にダメージを受けてしまい、髪の傷みが気になるようになった。ヘアケア製品は香りで選ぶことが多く、“ボンド ミルク”のフローラル系の深みのある香りがとても気に入っている。使用感も、重た過ぎずしっかり浸透している感じがしてとても良い」とコメント。

よしあきさんは「毎日のスタイリングでヘアアイロンを使うため、熱によるダメージが気になる。これまで寝起きに髪が絡まることが多かったが、“ボンド ミルク”を使い始めてから髪の調子がすごく良くなり、寝起きでもさらさらになった。ベタつくのが苦手なのだが、このさらさらで軽いテクスチャーがすごく気に入っている」と語った。よしあきさんはかなりの“ベタつき嫌い”で、「ベタつく不快感を感じてしまうと、毎日のルーティーンで使うのがどうしてもできない」という。でも“ボンド ミルク”は「本当にその不快感がなく、ルーティーンで使ってもストレスゼロなところがすごいと思った」と話す。

なお奈良さんによると、“ボンド ミルク”は“ボンド オイル”との併せ使いが特におすすめだという。「髪の内側からケアできる“ボンド ミルク”でベースを整えて、“ボンド オイル”を重ねづけすることで、潤い感のある理想の状態を長時間維持することができる。もちろん、単品使いでも十分に良い状態に導いてくれる」。単品でも併せ使いでも、デザインしやすい髪のコンディション作りをサポートしてくれる。

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よーじやが60年ぶりにロゴ刷新 “よじこ”は全身姿になりコーポレートキャラに

あぶらとり紙で知られる京都発のよーじやが、60年ぶりにロゴマークを刷新する。長年ブランドの“顔”として製品に登場し、創業120周年企画の一環で昨年1月に“よじこ”と命名された女性はコーポレートキャラクターに“転身”。これまでは手鏡に映る顔のみの登場だったがイラストレーターの坂崎千春氏により現代風に生まれ変わり、全身姿で活動の場を広げていく。

「おみやげの店」から「おなじみの店」へ
創業120年のリブランディング

よーじやは1904年に國枝商店として創業。当初の主力製品のひとつが楊枝だったことから地元京都では「ようじやさん」と呼ばれ、それが屋号になった。長年地元客から愛される店だったが1990年代のあぶらとり紙ブームでその知名度が全国区となり、あぶらとり紙はみやげ物の定番になるなど観光客が増加。反面、地元客は足が遠のいていった。

近年の京都は訪日客が増加しており日本人が気軽に訪れられる場所とは言い難くなっているほか、京都で暮らす人々の生活にも影響をおよぼしている。「京都みやげの定番であるよーじやが、今までどおりの商いを続けることは果たして京都のためになるのか、葛藤の日々が続いた。育ててもらった京都に貢献する。住む人も訪れる人もみんなが喜ぶ京都にする。それこそが、よーじやの代表としてやるべきことだと考えるようになった」と國枝昂よーじやグループ代表取締役。これまで培ったよーじやブランドを地元客の身近な存在に戻しつつ、本業以外でも京都に貢献するという思いを込めて今回のリブランディングに至った。

シンプル&現代風の新ロゴと
アクティブに生まれ変わった“よじこ”の姿

新たなブランドロゴは手鏡に映る女性“よじこ”の像をシルエット化したデザインに、柔らかなフォントで「よーじや」と「KYOTO」の文字を配した。1965年に誕生した旧デザインは引き続き、あぶらとり紙をはじめとした製品や店頭などで活用していく。

コーポレートキャラクターの“よじこ”は、「外出もしたいし京都のことをもっと知りたい」というアクティブな思いから、手鏡から抜け出したという設定で、ワンピース姿の全身姿をデザインした。「みんなが喜ぶ京都にする」というグループの目標を体現するため。今後はキャラクターグッズの販売や販促物、SNSなどで活動していく。

リブランディング記念で“よじこ”グッズを発売

今回のリブランディングを記念し、3月27日に“よじこ”をデザインしたグッズ16点を祇園本店、四条河原町店やオンラインショップ、期間限定ショップなどで発売する。アイテムはクリアファイルやエコバッグ、ネックストラップ、ステッカー、マスキングテープ、ボールペン、クリアボトルなどで、価格は220〜1650
円。

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よーじやが60年ぶりにロゴ刷新 “よじこ”は全身姿になりコーポレートキャラに

あぶらとり紙で知られる京都発のよーじやが、60年ぶりにロゴマークを刷新する。長年ブランドの“顔”として製品に登場し、創業120周年企画の一環で昨年1月に“よじこ”と命名された女性はコーポレートキャラクターに“転身”。これまでは手鏡に映る顔のみの登場だったがイラストレーターの坂崎千春氏により現代風に生まれ変わり、全身姿で活動の場を広げていく。

「おみやげの店」から「おなじみの店」へ
創業120年のリブランディング

よーじやは1904年に國枝商店として創業。当初の主力製品のひとつが楊枝だったことから地元京都では「ようじやさん」と呼ばれ、それが屋号になった。長年地元客から愛される店だったが1990年代のあぶらとり紙ブームでその知名度が全国区となり、あぶらとり紙はみやげ物の定番になるなど観光客が増加。反面、地元客は足が遠のいていった。

近年の京都は訪日客が増加しており日本人が気軽に訪れられる場所とは言い難くなっているほか、京都で暮らす人々の生活にも影響をおよぼしている。「京都みやげの定番であるよーじやが、今までどおりの商いを続けることは果たして京都のためになるのか、葛藤の日々が続いた。育ててもらった京都に貢献する。住む人も訪れる人もみんなが喜ぶ京都にする。それこそが、よーじやの代表としてやるべきことだと考えるようになった」と國枝昂よーじやグループ代表取締役。これまで培ったよーじやブランドを地元客の身近な存在に戻しつつ、本業以外でも京都に貢献するという思いを込めて今回のリブランディングに至った。

シンプル&現代風の新ロゴと
アクティブに生まれ変わった“よじこ”の姿

新たなブランドロゴは手鏡に映る女性“よじこ”の像をシルエット化したデザインに、柔らかなフォントで「よーじや」と「KYOTO」の文字を配した。1965年に誕生した旧デザインは引き続き、あぶらとり紙をはじめとした製品や店頭などで活用していく。

コーポレートキャラクターの“よじこ”は、「外出もしたいし京都のことをもっと知りたい」というアクティブな思いから、手鏡から抜け出したという設定で、ワンピース姿の全身姿をデザインした。「みんなが喜ぶ京都にする」というグループの目標を体現するため。今後はキャラクターグッズの販売や販促物、SNSなどで活動していく。

リブランディング記念で“よじこ”グッズを発売

今回のリブランディングを記念し、3月27日に“よじこ”をデザインしたグッズ16点を祇園本店、四条河原町店やオンラインショップ、期間限定ショップなどで発売する。アイテムはクリアファイルやエコバッグ、ネックストラップ、ステッカー、マスキングテープ、ボールペン、クリアボトルなどで、価格は220〜1650
円。

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ランニング好き清野菜名を起用 「ホカ」の“クリフトン 10”は3ミリ高で履き心地アップ

日本ではデッカーズジャパンが運営するスポーツブランド「ホカ(HOKA)」は4月1日、ブランドの入り口としても選ばれることが多いという定番ランニングシューズ“クリフトン(CLIFTON)”の10代目となる最新モデル“クリフトン 10(CLIFTON 10)”(1万9800円)を発売する。2014年に誕生した“クリフトン”は、クッション性と軽さを追求し続けるランニングシューズ。新作誕生を祝って、ビジュアルモデルにはランニング好きという俳優の清野菜名を起用した。

製品発表会に登壇した清野は、20代前半にランニングを目覚めて以来、撮影期間以外はランニングでリフレッシュしているという。「基本的に自分のペースで3〜5キロメートルを走っています。走り終わった後の爽快感が好きで、できるだけ走るようにしています」とコメント。“クリフトン 10”の履き心地については、「少し走っただけでも、自分の足の形にしっかり馴染んでいる感じ。走ると膝を痛めやすいんですが、ソールのアーチが足全体に吸い付くようにフィットしていて、クッションが一歩一歩をアシストしてくれている。そしてとにかく軽いです。外を走るのが楽しみになります」と語った。

“クリフトン 10”の大きな特徴は、ドロップ(つま先とかかとの高低差)を3ミリ厚くし、滑らかな履き心地と走る推進力を向上したこと。また、かかとのフィット感を強め、足裏の蹴り出しをスムーズにし、ソールの厚みを高め、ミッドソールの形状を改良したことで、安定感のある走りを実現した。さらにランナーにうれしいダブルレースロックを採用し、シュータンのズレを軽減し着脱も簡単にした。

デザインも一新し、足の主要部分にボリュームを持たせている。カラーバリエーションもビジネスシーンでの着用も視野に、オールブラックやニュートラルカラーも加え、ライフスタイル向けのライトピンクやブルーといったスポーティーな色もラインアップした。

「ホカ」のベカ・ブロウ(Bekah Broe)=パフォーマンスフットウエア部門シニアディレクターは、「“クリフトン”は初めて『ホカ』を試す多くの方に選ばれていて、さらに友人や家族に薦める方も多いシューズ。“クリフトン 10”はあらゆるレベルのランナーがより履きこなしやすいよう、より長く走ることができるようクッションを加えるなどし綿密に調整した」とコメントしている。

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ランニング好き清野菜名を起用 「ホカ」の“クリフトン 10”は3ミリ高で履き心地アップ

日本ではデッカーズジャパンが運営するスポーツブランド「ホカ(HOKA)」は4月1日、ブランドの入り口としても選ばれることが多いという定番ランニングシューズ“クリフトン(CLIFTON)”の10代目となる最新モデル“クリフトン 10(CLIFTON 10)”(1万9800円)を発売する。2014年に誕生した“クリフトン”は、クッション性と軽さを追求し続けるランニングシューズ。新作誕生を祝って、ビジュアルモデルにはランニング好きという俳優の清野菜名を起用した。

製品発表会に登壇した清野は、20代前半にランニングを目覚めて以来、撮影期間以外はランニングでリフレッシュしているという。「基本的に自分のペースで3〜5キロメートルを走っています。走り終わった後の爽快感が好きで、できるだけ走るようにしています」とコメント。“クリフトン 10”の履き心地については、「少し走っただけでも、自分の足の形にしっかり馴染んでいる感じ。走ると膝を痛めやすいんですが、ソールのアーチが足全体に吸い付くようにフィットしていて、クッションが一歩一歩をアシストしてくれている。そしてとにかく軽いです。外を走るのが楽しみになります」と語った。

“クリフトン 10”の大きな特徴は、ドロップ(つま先とかかとの高低差)を3ミリ厚くし、滑らかな履き心地と走る推進力を向上したこと。また、かかとのフィット感を強め、足裏の蹴り出しをスムーズにし、ソールの厚みを高め、ミッドソールの形状を改良したことで、安定感のある走りを実現した。さらにランナーにうれしいダブルレースロックを採用し、シュータンのズレを軽減し着脱も簡単にした。

デザインも一新し、足の主要部分にボリュームを持たせている。カラーバリエーションもビジネスシーンでの着用も視野に、オールブラックやニュートラルカラーも加え、ライフスタイル向けのライトピンクやブルーといったスポーティーな色もラインアップした。

「ホカ」のベカ・ブロウ(Bekah Broe)=パフォーマンスフットウエア部門シニアディレクターは、「“クリフトン”は初めて『ホカ』を試す多くの方に選ばれていて、さらに友人や家族に薦める方も多いシューズ。“クリフトン 10”はあらゆるレベルのランナーがより履きこなしやすいよう、より長く走ることができるようクッションを加えるなどし綿密に調整した」とコメントしている。

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ロンドンコレ振り返り、ストーリーテリングが上手な若手に心動く

「WWDJAPAN」ポッドキャストの「サステナブルファッション・トーク」は、ファッション業界のサステナビリティに関する最新ニュースやトレンドをざっくばらんにお話しする番組です。本番組では、サステナビリティ担当記者木村和花がホストを務め、「WWDJAPAN」サステナビリティ・ディレクター向千鶴とともにお届けします。

ロンドン、ミラノのファッション・ウイーク取材を終えて先日帰国しました。今回は主にロンドン・ファッション・ウイークについて振り返ります。典型的なランウエイショーが多いミラノと比較して、ロンドンはコレクションの表現方法が多彩。演劇風のプレゼンテーションやレイブパーティー、観客参加型のRPGゲームのようなエンターテイメント性を組み込んだものなども体験しました。ロンドンの若手ブランドは皆、そうしたストーリーテリングの上手さに加えて、サステナビリティへの努力も欠かさない印象を受けます。それには英国ファッション協議会が継続する若手支援プロジェクト「ニュージェン」の応募基準に、かなり詳細な環境および社会的配慮の項目が設けられていることも大きいでしょう。今シーズン出合ったブランドの中から特に印象に残った若手ブランドについて話します。



この配信は以下のアプリでもご利用いただけます。​
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ロンドンコレ振り返り、ストーリーテリングが上手な若手に心動く

「WWDJAPAN」ポッドキャストの「サステナブルファッション・トーク」は、ファッション業界のサステナビリティに関する最新ニュースやトレンドをざっくばらんにお話しする番組です。本番組では、サステナビリティ担当記者木村和花がホストを務め、「WWDJAPAN」サステナビリティ・ディレクター向千鶴とともにお届けします。

ロンドン、ミラノのファッション・ウイーク取材を終えて先日帰国しました。今回は主にロンドン・ファッション・ウイークについて振り返ります。典型的なランウエイショーが多いミラノと比較して、ロンドンはコレクションの表現方法が多彩。演劇風のプレゼンテーションやレイブパーティー、観客参加型のRPGゲームのようなエンターテイメント性を組み込んだものなども体験しました。ロンドンの若手ブランドは皆、そうしたストーリーテリングの上手さに加えて、サステナビリティへの努力も欠かさない印象を受けます。それには英国ファッション協議会が継続する若手支援プロジェクト「ニュージェン」の応募基準に、かなり詳細な環境および社会的配慮の項目が設けられていることも大きいでしょう。今シーズン出合ったブランドの中から特に印象に残った若手ブランドについて話します。



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「コンバース」×「グラフペーパー」 “ジャックパーセル”をベースにしたローファータイプのスニーカー発売

「グラフペーパー(GRAPHPAPER)」は3月29日、「コンバース(CONVERSE)」とのコラボレーションし、“ジャックパーセル(JACK PURCELL)”をベースにしたローファータイプのスニーカーを発売する。サイズは23〜30cm、カラーはブラックとブラウンを展開する。価格は各2万2000円で、「グラフペーパー」の直営店、オンラインストア、「コンバース ストア 原宿」、(3月31日から)「コンバース」オンラインストアなどで販売する。

本アイテムは、太めの糸で仕上げたU字のモカシン縫いや、レザーシューズを彷彿とさせる重厚感のあるアウトソール、“ジャックパーセル”のアイコンともいえる“スマイル” をあしらったトウガードなどに加えて、スエード素材を使用したアッパーや、革靴をイメージしたナチュラルカラーのライニングを採用することで、今までにないローファータイプのスニーカーとなっている。

最大の特徴は、共同開発した“アナトミカルラスト”を採用している点だ。この新しいラストの形状に合わせた13mmの高さのインソールウィッジを備え、ファイバーシャンクで踏まずのアーチをサポート。オーソライトのインソールと相まって豊かなクッション性と姿勢の安定をもたらし、革靴のような着用感と優れた歩行性を実現する。

アイテム画像

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「コンバース」×「グラフペーパー」 “ジャックパーセル”をベースにしたローファータイプのスニーカー発売

「グラフペーパー(GRAPHPAPER)」は3月29日、「コンバース(CONVERSE)」とのコラボレーションし、“ジャックパーセル(JACK PURCELL)”をベースにしたローファータイプのスニーカーを発売する。サイズは23〜30cm、カラーはブラックとブラウンを展開する。価格は各2万2000円で、「グラフペーパー」の直営店、オンラインストア、「コンバース ストア 原宿」、(3月31日から)「コンバース」オンラインストアなどで販売する。

本アイテムは、太めの糸で仕上げたU字のモカシン縫いや、レザーシューズを彷彿とさせる重厚感のあるアウトソール、“ジャックパーセル”のアイコンともいえる“スマイル” をあしらったトウガードなどに加えて、スエード素材を使用したアッパーや、革靴をイメージしたナチュラルカラーのライニングを採用することで、今までにないローファータイプのスニーカーとなっている。

最大の特徴は、共同開発した“アナトミカルラスト”を採用している点だ。この新しいラストの形状に合わせた13mmの高さのインソールウィッジを備え、ファイバーシャンクで踏まずのアーチをサポート。オーソライトのインソールと相まって豊かなクッション性と姿勢の安定をもたらし、革靴のような着用感と優れた歩行性を実現する。

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「モエ・エ・シャンドン」とファレル・ウィリアムスが協業したシャンパンを発売 原宿V.A.でポップアップ

ジュンが運営し、全体のディレクションを藤原ヒロシが手掛けた原宿のコンセプトストア、V.A.(ヴイエー)は4月3〜13日の期間、シャンパンメゾン「モエ・エ・シャンドン(MOET & CHANDON)」とファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)が協業したシャンパンのポップアップをオープンする。

V.A.でポップアップ
限定ペアリングメニュー

「モエ・エ・シャンドン」とファレル・ウィリアムスが協業、シャンパン“モエ・エ・シャンドン モエ アンペリアル ファレル ウィリアムス ギフトボックス”(9845円)を販売する。同氏がシャンパンボトルとボックスを手掛け、ボトルは、“オプティミズム(楽観)”や“人とのつながり”をテーマに、すべての人に訪れる誕生日を祝したデザインに仕上げた。ミッドナイトブルーとディープレッド、ゴールドの3色を用意する。ポップアップでは、今回のため制作した期間限定のペアリングメニュー“日向夏のシナモンブレッド”(2640円)を提供する。

■ポップアップ
日程:4月3日〜13日
場所:V.A.
住所:東京都渋谷区神宮前6-1-9

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フィンランド発インテリア「アルテック」が創業90周年 秋に注目のコラボレーション家具が登場

フィンランド発インテリア「アルテック(ARTEK)」が今年、創業90周年を迎える。「アルテック」は、アートとテクノロジーを融合させて新たな価値を生み出すことを目指したアルヴァ・アアルト(Alva Aalto)とアイノ・アアルト(Aino Aalto)、マイレ・グリクセン(Maire Gullichsen)、ニルス=グスタフ・ハール(Nils-Gustav Hahl)が1935年に創業。彼らは、世界中のアートやデザインを紹介してフィンランドの日常生活をより良くすると同時に、フィンランドのデザインを世界へ発信する必要があると考えた。また、フィンランドの自然は、アアルト夫妻の作品に大きな影響を与えた。アアルト建築の有機的なフォルムは湖から着想を得ており、「アルテック」の製品のほとんどはフィンランド産のバーチ材を使用している。

小見出し:周年を記念したフィンランドコラボ家具が登場

同ブランドは周年を記念し、フィンランドデザインの価値観を共有するブランドとコラボレーションを予定している。アアルトのデザインを再解釈する家具コレクションは、大きな注目を集めるだろう。さらに、フィンランド人アーティストがアニバーサリーポスターを制作。また、アアルトのアーカイブから、名作が待望の復刻を果たす。コラボレーションの発売は、「アルテック」の創業日である10月15日を予定している。

「アルテック」が老舗ブランドでありながらモダンであり続けるのは、異分野とのコラボレーションに積極的であるのが理由の一つ。特に、「コム デ ギャルソン(COMMES DES GARCON)」「ポール・スミス(PAUL SMITH)」「ミナ ペルホネン(MINA PERHONEN)」などのファッションブランドとのコラボレーションは魅力的だ。「アルテック」のマリアンネ・ゴーブル社長にそのコラボレーションの目的を尋ねてみた。「クリエイティブな交流を重視しているし、外部の視点が品にどのような影響を与えるかに興味がある。ファッションデザイナーは構造よりも装飾に注力するケースが多く、家具に対して固定観念にとらわれない自由なアプローチできる点がユニークだ。また、ブランドの認知拡大や、既存のコミュニティーとの新しいつながるツールにもなる。そういったコマーシャルな要素も期待できる」。秋に登場するファッションブランドとの協業でどのようなサプライズを見せてくれるのか楽しみだ。

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フィンランド発インテリア「アルテック」が創業90周年 秋に注目のコラボレーション家具が登場

フィンランド発インテリア「アルテック(ARTEK)」が今年、創業90周年を迎える。「アルテック」は、アートとテクノロジーを融合させて新たな価値を生み出すことを目指したアルヴァ・アアルト(Alva Aalto)とアイノ・アアルト(Aino Aalto)、マイレ・グリクセン(Maire Gullichsen)、ニルス=グスタフ・ハール(Nils-Gustav Hahl)が1935年に創業。彼らは、世界中のアートやデザインを紹介してフィンランドの日常生活をより良くすると同時に、フィンランドのデザインを世界へ発信する必要があると考えた。また、フィンランドの自然は、アアルト夫妻の作品に大きな影響を与えた。アアルト建築の有機的なフォルムは湖から着想を得ており、「アルテック」の製品のほとんどはフィンランド産のバーチ材を使用している。

小見出し:周年を記念したフィンランドコラボ家具が登場

同ブランドは周年を記念し、フィンランドデザインの価値観を共有するブランドとコラボレーションを予定している。アアルトのデザインを再解釈する家具コレクションは、大きな注目を集めるだろう。さらに、フィンランド人アーティストがアニバーサリーポスターを制作。また、アアルトのアーカイブから、名作が待望の復刻を果たす。コラボレーションの発売は、「アルテック」の創業日である10月15日を予定している。

「アルテック」が老舗ブランドでありながらモダンであり続けるのは、異分野とのコラボレーションに積極的であるのが理由の一つ。特に、「コム デ ギャルソン(COMMES DES GARCON)」「ポール・スミス(PAUL SMITH)」「ミナ ペルホネン(MINA PERHONEN)」などのファッションブランドとのコラボレーションは魅力的だ。「アルテック」のマリアンネ・ゴーブル社長にそのコラボレーションの目的を尋ねてみた。「クリエイティブな交流を重視しているし、外部の視点が品にどのような影響を与えるかに興味がある。ファッションデザイナーは構造よりも装飾に注力するケースが多く、家具に対して固定観念にとらわれない自由なアプローチできる点がユニークだ。また、ブランドの認知拡大や、既存のコミュニティーとの新しいつながるツールにもなる。そういったコマーシャルな要素も期待できる」。秋に登場するファッションブランドとの協業でどのようなサプライズを見せてくれるのか楽しみだ。

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「オム プリッセ イッセイ ミヤケ」が変わる 「ピッティ」ゲストに決定し「新たな創作の旅に出る」

「オム プリッセ イッセイ ミヤケ(HOMME PLISSE ISSEY MIYAKE)」(以下、オム プリッセ)は、イタリア・フィレンツェで6月に開催するメンズ見本市「ピッティ・イマージネ・ウオモ(PITTI IMMAGINE UOMO)」(以下、ピッティ)第108回に“名誉招待ブランド”として参加する。6月18日に、フィレンツェ市内の会場で2026年春夏コレクションを披露する予定だ。

また、「オム プリッセ」は今後の新たなクリエイティブの方針も発表した。新作は、シーズンごとに世界のさまざまな場所を巡りながら発表し、同時に、イベントや場所に合わせた企画も開催するという。「ピッティ」への参加は、その新たな試みの皮切りとなる。26年春夏シーズンは、イタリアのさまざまな街で行ったリサーチを起点にしたコレクションになるという。「旅を通して、経験と知識を積むことは、私たちのモノ作りをさらに発展させる糧となる。さまざまな文化の中で創作活動に取り組むことが、多様性に富む普遍的な服作りにつながると信じている」と同ブランド。

「ピッティ」のラファエル・ナポレオーネ(Raffaello Napoleone)最高経営責任者は「かねてより、この偉大な日本のブランドを『ピッティ』と結びつけたいと願っており、ようやく叶った。今回の“名誉招待”とは、『オム プリッセ』の世界的成功と高いクオリティー、創造性、独創性を称えるもの。同時に、創設者である三宅一生氏の“静かで気品ある魔法”を現代的に再解釈し、現在のクリエイティブディレクションを発信する意味も込めている」とコメントする。

「オム プリッセ」は、19年にパリで初のプレゼンテーションを開き、以降はパリ・メンズ・ファッション・ウイークの公式スケジュールで発表を続けてきた。今年1月のパリメンズは、同じイッセイ ミヤケのメンズブランド「アイム メン(IM MEN)」が参加し、「オム プリッセ」は「今後の発展と進化を見据え、新しい計画を立案中」としていた。

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髙橋恭司の個展「まばたき」が「ヴォイドプラス」で開催 「新しい感覚を想起させられた」新作約20点を展⽰

南青山のギャラリー「ヴォイドプラス(void+)」では、写真家・画家の髙橋恭司の個展「まばたき」を開催する。会期は3月28日〜4月26日。

同展は2年ぶりの「ヴォイドプラス」での個展で“シャッターを切る恣意的な瞬間“を逆説的に“私が消える瞬間“としてとらえ直し、“⾃らが不在となった世界“として写真を発表する。髙橋が「出してはいけないことが内包されているかのような、よそゆきでもなくドキュメンタリーでもない、さりげない、新しい感覚を想起させられた」と語る新作約20点を展⽰する。

期間中には、髙橋と兼ねてより親交が深く、写真集のアートディレクションなどを担当するフランスのアーティストでアートディレクターのクリストフ・ブルンケル(Christophe Brunnquell)が同展を記念しオリジナルポスターを制作した。ポスターは髙橋の直筆サイン入りで50部限定(4000円)で販売する。

また、会期中にはクリストフが来日し髙橋と初めての特別イベントを開催する。
詳細は「ヴォイドプラス」の公式サイトで発表する。

■髙橋恭司「まばたき」
会期:3月28日〜4月26日
会場:ヴォイドプラス
住所:東京都港区南青山3-16-14 1階
時間:12:00〜19:00
休日:日曜、月曜

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「ヘヴン タヌディレージャ アントワープ」2025-26年秋冬コレクション

「ヘヴン タヌディレージャ アントワープ(HEAVEN TANUDIREDJA ANTWERP)」が2018-19年秋冬コレクションを発表した。

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「セヴシグ」×「ジャングル大帝」× TAPPEIによる特別コレクション発売 ラフォーレ原宿でポップアップ

ファッションブランド「セヴシグ(SEVESKIG)」が、漫画「ジャングル大帝」の連載から75周年を記念し、手塚治虫作品をテーマにした「TEZUKA WORLD × SEVESKIG × TAPPEI コレクション」を発表した。4月1日から7日までラフォーレ原宿で開催されるポップアップで先行販売する。

本コレクションでは、タトゥーアーティストTAPPEIが手塚作品を独自の視点で再解釈し、描き下ろしアートを制作。ロングスリーブTシャツ(1万6500円)やTシャツ(1万2100円、1万4300円)、キーチェーン(3850円)、ポスター(3300円)を展開する。

TAPPEIは、「幼少期から漫画が大好きで、手塚治虫先生の作品には影響を受けたというよりも、僕の生活の一部の中に常に存在していました。 それほどの偉大な作品達だと思います。今回『セヴシグ』の服の上で、手塚先生のキャラクターたちと僕の描いたキャラクターたちが一緒に遊ぶことができてとても光栄です。小さい頃の自分に見せたいコラボレーションがまた一つ増えました、皆様も手に取って着たり飾ったりしてくださると嬉しいです」とコメントする。

ポップアップでは「セヴシグ」と手塚作品がコラボしたTシャツ(1万1000円)やキーチェーン(1320円)も販売する。また、「セヴシグ」vs LEOvs「ゴーヤ怪獣」のソフビ(2万2000円)の抽選販売も行う。

TAPPEI

TAPPEIは1993年生まれ、大阪府出身のアーティスト、 タトゥーアーティスト, グラフィックデザイナー。幼少期より絵と刺青に興味をもち、絵を描き続ける。神戸芸術工科大学アート・クラフト学科を中退し、肌もキャンバスの一部と考えタトゥーアーティストとして活動を開始。2014年からは東京を拠点に、原宿のアパレルセレクトショップスタッフを経て、 グラフィックデザイナーとしても活動。その後、中目黒にタトゥースタジオ兼オフィス「TAPPEI ROOM」 を設立。キャンバスや自分自身の体、人の肌、誌面、服など全てを自身の表現の場と捉えて活動を続ける。

ポップアップ

■TEZUKA WORLD ×SEVESKIG ×TAPPEI ポップアップ
会期:2025年4月1〜7日
時間:11:00〜20:00
会場:ラフォーレ原宿 5F MAKE THE STAGE
住所:東京都渋谷区神宮前1-11-6

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「セヴシグ」×「ジャングル大帝」× TAPPEIによる特別コレクション発売 ラフォーレ原宿でポップアップ

ファッションブランド「セヴシグ(SEVESKIG)」が、漫画「ジャングル大帝」の連載から75周年を記念し、手塚治虫作品をテーマにした「TEZUKA WORLD × SEVESKIG × TAPPEI コレクション」を発表した。4月1日から7日までラフォーレ原宿で開催されるポップアップで先行販売する。

本コレクションでは、タトゥーアーティストTAPPEIが手塚作品を独自の視点で再解釈し、描き下ろしアートを制作。ロングスリーブTシャツ(1万6500円)やTシャツ(1万2100円、1万4300円)、キーチェーン(3850円)、ポスター(3300円)を展開する。

TAPPEIは、「幼少期から漫画が大好きで、手塚治虫先生の作品には影響を受けたというよりも、僕の生活の一部の中に常に存在していました。 それほどの偉大な作品達だと思います。今回『セヴシグ』の服の上で、手塚先生のキャラクターたちと僕の描いたキャラクターたちが一緒に遊ぶことができてとても光栄です。小さい頃の自分に見せたいコラボレーションがまた一つ増えました、皆様も手に取って着たり飾ったりしてくださると嬉しいです」とコメントする。

ポップアップでは「セヴシグ」と手塚作品がコラボしたTシャツ(1万1000円)やキーチェーン(1320円)も販売する。また、「セヴシグ」vs LEOvs「ゴーヤ怪獣」のソフビ(2万2000円)の抽選販売も行う。

TAPPEI

TAPPEIは1993年生まれ、大阪府出身のアーティスト、 タトゥーアーティスト, グラフィックデザイナー。幼少期より絵と刺青に興味をもち、絵を描き続ける。神戸芸術工科大学アート・クラフト学科を中退し、肌もキャンバスの一部と考えタトゥーアーティストとして活動を開始。2014年からは東京を拠点に、原宿のアパレルセレクトショップスタッフを経て、 グラフィックデザイナーとしても活動。その後、中目黒にタトゥースタジオ兼オフィス「TAPPEI ROOM」 を設立。キャンバスや自分自身の体、人の肌、誌面、服など全てを自身の表現の場と捉えて活動を続ける。

ポップアップ

■TEZUKA WORLD ×SEVESKIG ×TAPPEI ポップアップ
会期:2025年4月1〜7日
時間:11:00〜20:00
会場:ラフォーレ原宿 5F MAKE THE STAGE
住所:東京都渋谷区神宮前1-11-6

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土日休みづらい人のための野外フェス「ボブロックフェス 2025」にPUFFYやYogee New Wavesら4組が出演決定

美容ディーラーのガモウ関西が主催する音楽好きの美容師のための野外フェス「ボブロックフェスティバル(BOB ROCK FESTIVAL)2025」が6月2日に開催される。5回目の開催となる今回は、PUFFY、Yogee New Waves、離婚伝説、荒谷翔大の出演が決定した。

毎年盛り上がりを見せる土日休みづらい人のためのフェス

同イベントは、音楽好きの美容師のための野外フェスで、音楽シーンでは異例となる平日月曜日に開催する。美容師を中心にアパレルや飲食など土日が休みづらい人々にやさしいフェスとして注目を集め、毎年ほぼソールドアウトする盛況ぶりだ。

開催概要

◼️ BOB ROCK FESTIVAL 2025
日程:6月2日
時間:12:00開演/18:30終演
会場:服部緑地野外音楽堂
住所:大阪府豊中市服部緑地1-7
出演アーティスト((A→Z):荒谷翔大、PUFFY、離婚伝説、Yogee New Waves
フード:THE MUSEN IN SHOCK、ヨコボリ、ALLDAY STAND
料金:一般早割6500円/一般グループ早割3枚セット1万8000円
美容師チケット料金:美容師早割 6000円
/美容師グループ早割3枚以上/5500円(1枚あたり)
美容師専用フォームで受付中 >美容師専用フォーム

※4月6日まで最速先行受付中
※小学生以下の子どもは保護者1人につき1人まで無料

特設サイト

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土日休みづらい人のための野外フェス「ボブロックフェス 2025」にPUFFYやYogee New Wavesら4組が出演決定

美容ディーラーのガモウ関西が主催する音楽好きの美容師のための野外フェス「ボブロックフェスティバル(BOB ROCK FESTIVAL)2025」が6月2日に開催される。5回目の開催となる今回は、PUFFY、Yogee New Waves、離婚伝説、荒谷翔大の出演が決定した。

毎年盛り上がりを見せる土日休みづらい人のためのフェス

同イベントは、音楽好きの美容師のための野外フェスで、音楽シーンでは異例となる平日月曜日に開催する。美容師を中心にアパレルや飲食など土日が休みづらい人々にやさしいフェスとして注目を集め、毎年ほぼソールドアウトする盛況ぶりだ。

開催概要

◼️ BOB ROCK FESTIVAL 2025
日程:6月2日
時間:12:00開演/18:30終演
会場:服部緑地野外音楽堂
住所:大阪府豊中市服部緑地1-7
出演アーティスト((A→Z):荒谷翔大、PUFFY、離婚伝説、Yogee New Waves
フード:THE MUSEN IN SHOCK、ヨコボリ、ALLDAY STAND
料金:一般早割6500円/一般グループ早割3枚セット1万8000円
美容師チケット料金:美容師早割 6000円
/美容師グループ早割3枚以上/5500円(1枚あたり)
美容師専用フォームで受付中 >美容師専用フォーム

※4月6日まで最速先行受付中
※小学生以下の子どもは保護者1人につき1人まで無料

特設サイト

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「アールエムエス ビューティー」から色付きモイスチャライザーが登場 シリコンフリーでSPF効果も

「アールエムエス ビューティー(RMS BEAUTY)」は4月1日、シリコンフリーでSPF効果を備えた色付きモイスチャライザー“サンカバーアップ ティント”[SPF50](全6色、各30mL、各7700円)を発売する。公式オンラインストアおよび「コスメキッチン(COSME KITCHEN)」で取り扱う。

豊富なカラーバリエーション

スキンケアとSPF50のUV-Bカット力を備えた同製品は、ベジタブルスクワランなどが肌に潤いを与えバランスを整えつつ、ブルーライトからも肌を守る。軽い付け心地と優れたカバー力も特徴で、肌のムラを自然に整えながらヘルシーな輝きを演出。全6色の豊富なカラーバリエーションもポイントだ。

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「パレス スケートボード」が「C.P. カンパニー」とコラボ ゴーグルジャケットやグラフィックTなど

「パレス スケートボード(PALACE SKATEBOARDS)」は3月29日、「C.P. カンパニー(C.P. COMPANY)」とのコラボアイテムを発売する。「パレス スケートボード」東京店および公式オンライン、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)、C.P. カンパニー シブヤ ストアで取り扱う。価格は発売日まで非公開。

「C.P. カンパニー」コラボ
ショートフィルムにマイケル・J・フォックス

コラボアイテムは、“C.P. PALACE”ロゴをあしらい、外付け“CS II”フードを配したゴーグルジャケットや、5ポケットのデニムパンツ、“50 Fili HEAVY”素材のフルジップオーバーシャツ、グラフィックTシャツ、シーアイランドコットンニットなどのウエアのほか、アクセサリーをラインアップする。また本コラボに際し、俳優のマイケル・J・フォックス(Michael J. Fox)と、「パレス スケートボード」設立者のスチュアート・ハモンド(Stuart Hammond)によるショートフィルムをイタリア・シチリアで制作した。

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「パレス スケートボード」が「C.P. カンパニー」とコラボ ゴーグルジャケットやグラフィックTなど

「パレス スケートボード(PALACE SKATEBOARDS)」は3月29日、「C.P. カンパニー(C.P. COMPANY)」とのコラボアイテムを発売する。「パレス スケートボード」東京店および公式オンライン、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)、C.P. カンパニー シブヤ ストアで取り扱う。価格は発売日まで非公開。

「C.P. カンパニー」コラボ
ショートフィルムにマイケル・J・フォックス

コラボアイテムは、“C.P. PALACE”ロゴをあしらい、外付け“CS II”フードを配したゴーグルジャケットや、5ポケットのデニムパンツ、“50 Fili HEAVY”素材のフルジップオーバーシャツ、グラフィックTシャツ、シーアイランドコットンニットなどのウエアのほか、アクセサリーをラインアップする。また本コラボに際し、俳優のマイケル・J・フォックス(Michael J. Fox)と、「パレス スケートボード」設立者のスチュアート・ハモンド(Stuart Hammond)によるショートフィルムをイタリア・シチリアで制作した。

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NewJeans改めNJZの活動休止で広告起用はどうなる? 花王「エッセンシャル」は現状継続

韓国のガールズグループ、NJZ(旧NewJeans)が活動休止を宣言した。

ファッション&ビューティ業界でも彼女たちを広告塔として起用している企業・ブランドがある。NJZが事務所との法的対立の末に活動を停止したことは、Z世代を中心に支持されてきた“クリーン”“洗練”“ナチュラル”といったイメージや物語性に傷を与えた。これまで支持してきたファンや消費者の心理にも変化が生じる可能性があり、ファッション&ビューティブランドの今後のプロモーション戦略やアンバサダー起用にも少なからぬ影響を与えるだろう。

メンバーは所属事務所「ADOR(アドア)」との専属契約解除を表明し、今年2月からグループ名を「NJZ(エヌジェージー)」に変更して独自に活動していた。しかしソウル中央地裁は今月21日に、独自の芸能活動を禁止する仮処分を下した。これを受けてNJZは、23日の「コンプレックスコン香港」での公演で「全ての活動を休止する」と宣言した。

「エッセンシャル」は
若年層獲得に絶大効果

広告起用の一例が、花王のヘアケアブランド「エッセンシャル(ESSENCIAL)」だ。昨年4月からアンバサダーに起用している。メンバーの爽やかな朝の風景を描き、当時の新曲「Bubble Gum」を採用した CMは、SNSでも話題を呼んだ。東京・渋谷では、同タイミングでリブランディングした“エッセンシャル プレミアム”にフォーカスしたポップアップイベントも実施し、メンバーの大型パネルのフォトスポットや広告撮影で使用した小物などを展示し、ファンを楽しませた。

“エッセンシャルプレミアム”は発売から2カ月で150万本を突破するなど初動から絶好調。10〜20代の若いファンを大きく増やすなど、NewJeansの広告効果の大きさを証明した。

気になるのは、今回のNJZの仮処分や活動休止が、今後のプロモーションにどう影響するかだ。花王の広報によると、現在も店頭などで「NewJeans」を起用した広告プロモーションを継続中という。アンバサダー契約は当時の所属先であったADORを通じて結ばれており、「NewJeans」名義での契約・起用であることが背景にある。

今月29日には「NewJeans×村上隆」の限定デザインボトルの“エッセンシャルプレミアム”が予定通り発売する見込み(数量限定)で、現時点で「影響はない」(花王広報)という。ただし、今後の広告塔起用やプロモーション展開の計画については「検討中・未定」とした。

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NewJeans改めNJZの活動休止で広告起用はどうなる? 花王「エッセンシャル」は現状継続

韓国のガールズグループ、NJZ(旧NewJeans)が活動休止を宣言した。

ファッション&ビューティ業界でも彼女たちを広告塔として起用している企業・ブランドがある。NJZが事務所との法的対立の末に活動を停止したことは、Z世代を中心に支持されてきた“クリーン”“洗練”“ナチュラル”といったイメージや物語性に傷を与えた。これまで支持してきたファンや消費者の心理にも変化が生じる可能性があり、ファッション&ビューティブランドの今後のプロモーション戦略やアンバサダー起用にも少なからぬ影響を与えるだろう。

メンバーは所属事務所「ADOR(アドア)」との専属契約解除を表明し、今年2月からグループ名を「NJZ(エヌジェージー)」に変更して独自に活動していた。しかしソウル中央地裁は今月21日に、独自の芸能活動を禁止する仮処分を下した。これを受けてNJZは、23日の「コンプレックスコン香港」での公演で「全ての活動を休止する」と宣言した。

「エッセンシャル」は
若年層獲得に絶大効果

広告起用の一例が、花王のヘアケアブランド「エッセンシャル(ESSENCIAL)」だ。昨年4月からアンバサダーに起用している。メンバーの爽やかな朝の風景を描き、当時の新曲「Bubble Gum」を採用した CMは、SNSでも話題を呼んだ。東京・渋谷では、同タイミングでリブランディングした“エッセンシャル プレミアム”にフォーカスしたポップアップイベントも実施し、メンバーの大型パネルのフォトスポットや広告撮影で使用した小物などを展示し、ファンを楽しませた。

“エッセンシャルプレミアム”は発売から2カ月で150万本を突破するなど初動から絶好調。10〜20代の若いファンを大きく増やすなど、NewJeansの広告効果の大きさを証明した。

気になるのは、今回のNJZの仮処分や活動休止が、今後のプロモーションにどう影響するかだ。花王の広報によると、現在も店頭などで「NewJeans」を起用した広告プロモーションを継続中という。アンバサダー契約は当時の所属先であったADORを通じて結ばれており、「NewJeans」名義での契約・起用であることが背景にある。

今月29日には「NewJeans×村上隆」の限定デザインボトルの“エッセンシャルプレミアム”が予定通り発売する見込み(数量限定)で、現時点で「影響はない」(花王広報)という。ただし、今後の広告塔起用やプロモーション展開の計画については「検討中・未定」とした。

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「YSL」の“リブレ”シリーズから肌と溶け合うシトラスの香り 初のアルコールフリー処方

「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT)」は5月16日、アイコンフレグランスライン“リブレ オーデパルファム”から新作“リブレ ロー ニュ(LIBRE L’EAU NUE)“を発売する。7日から公式オンラインストアと表参道フラッグシップストアで先行販売を行う。

“リブレ ロー ニュ”(90mL、2万8820円/50mL、1万8810円/10mL、5060円※一部店舗限定)は、ブランド初のアルコールフリー処方のフレグランス。オイルインウォーターフォーミュラにより、それぞれの原料から本来の純粋な芳香成分をまるで木から手摘みしたばかりのように閉じ込めた。さらに2種類のスキンケア成分配合で、香りをまとわせながら滑らかな肌へと導く。

地中海の自然の美しさを閉じ込めた1本

香りのイメージは、太陽の光が降り注ぐシトラス。イタリアのカラブリア産のグリーンマンダリンと、ベルガモットの果肉と果皮の成分を高濃度で加えた爽快なトップノートから、太陽の光の下で空気中に立ち上る花の香りを思い起こさせるオレンジブロッサムアコードへ、そしてシトラスの香りを際立たせながらも存在感を放つラベンダーの香りのラストノートへの柔らかな変化を楽しめる。

ボトルデザインには純白を採用。中央には大胆なゴールドカラーのカサンドラロゴを配し、ブラックのキャップには角度をつけアシンメトリーを演出することで、クチュールのようなラグジュアリーな雰囲気に仕上げた。

ボトルのサイズは、90mL、50mL、10mLの全3サイズで展開。10mLは公式オンラインストア、表参道旗艦店、LINEギフト、ゾゾコスメ限定で取り扱う。

キャンペーンにはデュア・リパを起用

キャンペーンビジュアルには、グローバルアンバサダーを務める歌手のデュア・リパ(Dua Lipa)が登場。「“リブレ”のようなフレグランスのキャンペーンに起用されたことは、私にとって素晴らしい経験です。 恐れのない前向きな価値観は世界中に共鳴し、深いつながりを感じることができたとともに、この自由というアイデアをもっと広めたいと思いました」とコメントした。

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「YSL」の“リブレ”シリーズから肌と溶け合うシトラスの香り 初のアルコールフリー処方

「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT)」は5月16日、アイコンフレグランスライン“リブレ オーデパルファム”から新作“リブレ ロー ニュ(LIBRE L’EAU NUE)“を発売する。7日から公式オンラインストアと表参道フラッグシップストアで先行販売を行う。

“リブレ ロー ニュ”(90mL、2万8820円/50mL、1万8810円/10mL、5060円※一部店舗限定)は、ブランド初のアルコールフリー処方のフレグランス。オイルインウォーターフォーミュラにより、それぞれの原料から本来の純粋な芳香成分をまるで木から手摘みしたばかりのように閉じ込めた。さらに2種類のスキンケア成分配合で、香りをまとわせながら滑らかな肌へと導く。

地中海の自然の美しさを閉じ込めた1本

香りのイメージは、太陽の光が降り注ぐシトラス。イタリアのカラブリア産のグリーンマンダリンと、ベルガモットの果肉と果皮の成分を高濃度で加えた爽快なトップノートから、太陽の光の下で空気中に立ち上る花の香りを思い起こさせるオレンジブロッサムアコードへ、そしてシトラスの香りを際立たせながらも存在感を放つラベンダーの香りのラストノートへの柔らかな変化を楽しめる。

ボトルデザインには純白を採用。中央には大胆なゴールドカラーのカサンドラロゴを配し、ブラックのキャップには角度をつけアシンメトリーを演出することで、クチュールのようなラグジュアリーな雰囲気に仕上げた。

ボトルのサイズは、90mL、50mL、10mLの全3サイズで展開。10mLは公式オンラインストア、表参道旗艦店、LINEギフト、ゾゾコスメ限定で取り扱う。

キャンペーンにはデュア・リパを起用

キャンペーンビジュアルには、グローバルアンバサダーを務める歌手のデュア・リパ(Dua Lipa)が登場。「“リブレ”のようなフレグランスのキャンペーンに起用されたことは、私にとって素晴らしい経験です。 恐れのない前向きな価値観は世界中に共鳴し、深いつながりを感じることができたとともに、この自由というアイデアをもっと広めたいと思いました」とコメントした。

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ジンズが2026年新卒初任給を30万円に引き上げ グローバル人材確保狙い

ジンズ(JINS)は、2025年9月より店舗の正社員を対象に3年連続基本給のベースアップを行う。また、26年4月入社より新卒社員を「グローバル社員」と位置付け、初任給を今期に比べて3万5000円増の月額支給額30万円に改定する。同社の調べによれば、この給与は、アイウエア業界でNo.1、小売業界でも極めて高い水準だ。これにより、世界を舞台に活躍できる優秀な人材を確保し、育成することで世界規模の成長加速を狙う。

世界規模での顧客体験の向上とグローバル人材の確保を目指して

ジンズは、スローガン「Magnify Life -まだ見ぬ、ひかりを」を掲げ、アジア地域を中心にグローバル規模で事業を展開。25年2月現在で、国内509店、中国で161店、米国5店、台湾74店、香港9店、フィリピン8店に加え、ベトナムへの進出も決定している。今回の給与水準改定により、世界に通用する人材の採用・育成を強化し、顧客体験の要である店舗でのサービス向上を目指す。

その一環として、26年以降の新卒社員は、原則的にグローバル社員として採用。海外の店舗運営を経験し、世界で活躍できる人材を育目指す。それに先立ち、25年9月(10月支給分)の店舗正社員の月額基本給を1万5000円増、グローバル社員を選択した場合の手当を2万円増とし、月額支給額を30万円〜に改定。26年4月入社の新卒グローバル社員の初任給も同様とする。また留学生などの入社機会を拡充するため、26年から10月1日を入社日に加える。

一方で、日本国内で地域を限定して活躍したい社員に対しては、勤務地域を選択できる仕組みを残し、働き方の多様性を担保。グローバル社員として入社した社員も、世界でのキャリアを経験したのちに「リージョナル社員」に転向できる。なお、リージョナル社員の月額基本給も25年9月から1万5000円増とし、店舗正社員の待遇改善を進める。

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ジンズが2026年新卒初任給を30万円に引き上げ グローバル人材確保狙い

ジンズ(JINS)は、2025年9月より店舗の正社員を対象に3年連続基本給のベースアップを行う。また、26年4月入社より新卒社員を「グローバル社員」と位置付け、初任給を今期に比べて3万5000円増の月額支給額30万円に改定する。同社の調べによれば、この給与は、アイウエア業界でNo.1、小売業界でも極めて高い水準だ。これにより、世界を舞台に活躍できる優秀な人材を確保し、育成することで世界規模の成長加速を狙う。

世界規模での顧客体験の向上とグローバル人材の確保を目指して

ジンズは、スローガン「Magnify Life -まだ見ぬ、ひかりを」を掲げ、アジア地域を中心にグローバル規模で事業を展開。25年2月現在で、国内509店、中国で161店、米国5店、台湾74店、香港9店、フィリピン8店に加え、ベトナムへの進出も決定している。今回の給与水準改定により、世界に通用する人材の採用・育成を強化し、顧客体験の要である店舗でのサービス向上を目指す。

その一環として、26年以降の新卒社員は、原則的にグローバル社員として採用。海外の店舗運営を経験し、世界で活躍できる人材を育目指す。それに先立ち、25年9月(10月支給分)の店舗正社員の月額基本給を1万5000円増、グローバル社員を選択した場合の手当を2万円増とし、月額支給額を30万円〜に改定。26年4月入社の新卒グローバル社員の初任給も同様とする。また留学生などの入社機会を拡充するため、26年から10月1日を入社日に加える。

一方で、日本国内で地域を限定して活躍したい社員に対しては、勤務地域を選択できる仕組みを残し、働き方の多様性を担保。グローバル社員として入社した社員も、世界でのキャリアを経験したのちに「リージョナル社員」に転向できる。なお、リージョナル社員の月額基本給も25年9月から1万5000円増とし、店舗正社員の待遇改善を進める。

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LA発「ヴィンス」が東京3カ所でポップアップを開催 日本再上陸のメンズアイテムも販売

アメリカ・ロサンゼルス発のライフスタイルブランド「ヴィンス(VINCE)」は4月2日から順次、日本再上陸のメンズコレクションが並ぶポップアップストアを東京都内3カ所でオープンする。4月2〜8日は銀座三越、4月23日〜5月6日は新宿高島屋、6月18〜24日は「イセタンサローネ(ISETAN SALONE)」で開催する。

ポップアップストアは、ウィメンズ&メンズコレクションが初めて同時に並ぶ貴重な機会だ。特にメンズの製品は日本では現在展開がないため、実際に製品を見て触ったりできるのはこの期間だけ。来場者には先着順でオリジナルギフトを贈呈し、会場はロサンゼルスにある「ヴィンス」本店を思わせる洗練された空間に仕上げた。

ウィメンズの2025年春夏コレクションは、「ヴィンス」の代名詞である流麗で美しいシルクや、上質で着心地の良いコットンを取り入れたアパレルウエアを取りそろえる。ガーデニングとユーティリティーをテーマに、機能性や生地、形、ディテールなどに反映した。レディーライクな1960年代の雰囲気をまとえるAラインのシルエットのスカートや、チェック柄のワンピースなどをラインアップする。メンズコレクションは、快適な着心地と上品な印象を兼ね備えたリネンパンツや、本国で人気の良質なピマコットン素材のTシャツを多彩なカラーバリエーションとシルエットで用意している。

2002年に誕生した「ヴィンス」は、ロサンゼルスに拠点を置くライフスタイルブランドだ。カリフォルニアの穏やかな気候や風景などを着想源とした、温かみのあるエフォートレスかつタイムレスなワードローブを提案している。グローバルでは、アパレルアイテムのほかにもシューズやバッグ、アクセサリーなどを展開し、上質なデザインの製品が多く並ぶ。

▪️「ヴィンス」ポップアップストアの詳細
銀座
日程:4月2〜8日
場所:銀座三越 本館4階 4th of GINZA
住所:東京都中央区銀座4-6-16

新宿
日程:4月23日〜5月6日
場所:新宿高島屋4階 中央エスカレーター前 特設会場
住所:東京都渋谷区千駄ケ谷5-24-2

六本木
日程:6月18〜24日
場所:ISETAN SALONE 1階 プロモーションスペース
住所:東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウンガレリア

問い合わせ先
コロネット
03-5216-6516

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トラベルライター間庭がハコ推し! 今こそ行くべき“サティパホテル”「ホテルグランビナリオTSURUGA」

旅の質が重視される今、心から満足できるサティスファイドパフォーマンス=サティパのいいホテルが求められている。出張帰りに立ち寄った福井県敦賀市にある「ホテルグランビナリオTSURUGA」では朝ご飯になんと海鮮丼を提供。実にハコ推ししたくなる、機能と快適を両立させた駅前ホテルだった。

ズボ蟹を求めて敦賀まで
駅前の機能的なホテルに宿泊

京都、長浜、木ノ本と琵琶湖畔を北上する予定があったため、ならば「そうだ敦賀、いこう」とばかり、福井県の敦賀へ。湖北にある木ノ本からは電車で4駅、25分とちょっと足をのばせば寄り道できる距離。しかも北陸新幹線と接続し、かえって楽なルートかもしれない。

敦賀まで足をのばしたのは1年で約2カ月、冬にしか食べられないズボ蟹が目的だ。ズボ蟹と呼ばれる水ガニは、脱皮したての蟹。半透明の殻はまだ柔らかく、手でも簡単に裂け、まだゆるい殻から簡単にズボッと身が抜けることからズボ蟹というのだそう。身は瑞々しく、輸送が難しく足が早いため、市場にはあまり出回らない。しかも安価!そのおいしさに目覚めて以来、用事を見つけてはこんな寄り道をしている。

「ついで旅」「寄り道旅」は撮影後など、荷物が多いこともあるので、駅前の宿を拠点に。今回、宿泊した「ホテルグランビナリオTSURUGA」も気になっていたのだが、満室だったりして、なかなか泊まれなかった。とにかくロケーションがいいのだ。

JR在来線とのアクセスがよく、港へとつながる西口から徒歩0分、2024年、北陸新幹線金沢~敦賀間延伸に伴い、開業した「オッタ(otta)」という複合施設の奥に位置する。「オッタ」には、福井県の各名店、飲食店などが並び、中央には子どもが遊べる芝生広場も。駅前の新しいランドマークになっているのだが、なかでも象徴的なのがブックストアであり、カフェでもあり、ライブラリーのような「ちえなみき」だろう。ディスプレーされている本は閲覧も購入も可能。宝物を探し当てるようなワクワクした気持ちで、自分だけの一冊を探せる。各所には読書コーナーがあり、カウンターには試験勉強に励む学生たちの背中も。洗練された観光名所でありながら、ローカルの寄り合い場所のような役目も果たしている「オッタ」の一部であるこのホテルはとにかく便利だ。

嫌味のない洗練と心地よさは
無駄を省いたミニマムさゆえ

今回宿泊したのが一番コンパクトであろう「アコード(シングル)」だが、それでも16.8㎡と余裕の広さ。ベッドも1400ワイドのスランバーランド社製だ。同じシングルでも「ビジネス」だと19.5㎡。独立したライティングデスクと衣類リフレッシュ機「LGスタイラー」も備えている。ダブルは19.5㎡~ツインは22.9㎡とかなりゆとりがある。

驚くのが機能として必要な部分のノイズを感じない収まりだ。大抵このクラスのホテルだと、ちょっと違和感のある出っ張りがあったり、惜しい!と感じるデザインの収納家具や食器だったりする。ところがここの空間は黒やグレーで統一したデスク周りや、空気清浄機、ゴミ箱までもが邪魔にならないさりげなさ。ティーパックやそれを置くためのトレイも機能的であり、嫌味じゃないデザイン。なんだろうか、この既視感・・・。「無印良品」に初めて出合った時のような、「ユニクロ(UNIQLO)」のフリースに初めて袖を通した時のような、そんなこころの心地よさがあるのだ。タオルに入ったロゴの刺しゅうも裾にさりげなくグレーで……憎い!ドライヤーもベッド周りの照明も、決してこだわりのあるブランドではないのだが、うまく調和する大手メーカーなどを採用している。センスのいい人が力まずに、フツーのものをフツーに選んだらチープシックなのにかっこいい部屋になった感じ……憎い!

1階フロントも決して華美ではなく、むしろ機能性を重視したレイアウトなのだが、正面に北陸をモチーフにしたアートが飾られていたり、チェックインカウンターとはまた別にコンシェルジュデスクがあったり、単なるビジネスホテルでは終わらせない何かを提供しようという気概を感じる。地図や観光案内のパンフレットの棚には、福井県が誇る工芸品などを無造作に並べているのもよかった。全てがこれ見よがしではないのだ。

ロビーの片隅には化粧水や靴磨き用ペーパーなどを必要に応じてピックアップするアメニティーBARが。その隣には新聞を提供するスタンドもあり、ビジネスホテルとしての機能も追及。アメニティーも新聞も、欲しい人だけが持っていくようにすれば、人件費などのコストダウンも図れるのだろう。そういったシステムに無駄がなく、だから手が届く価格帯でこの快適さが可能になるのかと感動した。

朝から色とりどりの海鮮丼!
敦賀湾の「旬」を味わう喜びも

特筆すべきなのが敦賀ならではの朝ごはんだ。和食、洋食、そして海鮮丼という選択肢があるのがうれしい。海鮮丼には日本海の旬の魚で色とりどり。お好みでどうぞという揚げ玉も気が利いている。自宅でも試してみよう。お椀はあら汁。といっても魚を具材として入れず、出汁だけをとっている。魚のあぶらがじわっと優しく広がり、朝ならではのあら汁だなあと感動する。この海鮮丼はおさかな通りの名店「うお吟」が監修。季節ごとの日本海の魚が、朝6時からホテルの朝食で食べられるというのは私も初めて。海鮮丼には茶わん蒸しや小鉢もつき、揚げたての厚揚げにも感動した。ちらりと盗み見した和食や洋食もかなりの充実ぶりだ。魚や野菜など、地元の食材を使っているという。

ちなみに朝ご飯会場になっているレストラン「いざり火」は夜も越前沖の本ズワイガニやウニ、いくらを贅沢に合わせた数量限定の「越前蟹極み丼」や「越前甘えび丼」「若狭名物イカ丼」などの各種海鮮丼を提供。こちらも「うお吟」による監修で、獲れたての旬魚を吟味し、秘伝の熟成法により極限まで旨味を引き出している。仕事で遅い到着になった場合でも、敦賀らしい味覚を施設内で味わえるのはうれしい。夏はビアテラスもオープンするという。

北陸の温泉旅館やウェディング…
おもてなしをビジネスホテルでも

調べてみると「ホテルグランビナリオ」は石川県の小松、大阪府の梅田や京都府の嵐山などでも展開。いずれも機能的ながらゆったりとした間取りやきめ細やかなサービスを売りとしている。例えば梅田にはレディースフロアを設け、鍵がないと入れないオートドアによりセキュリティーを強化したり、「リファ(REFA)」のシャワーヘッドやナイトスチーマー、メイク専用ミラーも完備。マガジンラックから雑誌を選び、部屋で読めるなどのサービスもうれしい。

山陰湯村の温泉旅館「ゆあむ」や石川県のレストラン、ウェディングプロデュース会社など、北陸を中心としビジネスを展開している。そこに共通するのはこころをつくしたおもてなし。業種は違えども、そんな気持ちが伝わる駅前ホテルだった。

「ホテルグランビナリオ」のサイト内にはこんな一行も。

「主張しすぎない、しかしいつまでもあきない 五感にそっとささやくような客室を目指しました」

なるほど、納得!五感に響く、五感をフルに楽しめる感度の高いホテルはたくさんある。でもささやくような心づかいというのが優しい。この条件でこれだけ満足できるのか!と驚くサティパ(造語・サティスファイドパフォーマンス)ホテルにふさわしく、ハコ推し確定!今度は違う施設にも訪れてみようと思う。

唯一の欠点は名前が覚えにくいこと(笑)。イタリア語のgrande + binarioからできた造語で、大きなプラットフォームという意味があり、いつもより素敵な旅の拠点をイメージしているそうだが、私はいまだにホテル名を正しく覚えられていない。

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トラベルライター間庭がハコ推し! 今こそ行くべき“サティパホテル”「ホテルグランビナリオTSURUGA」

旅の質が重視される今、心から満足できるサティスファイドパフォーマンス=サティパのいいホテルが求められている。出張帰りに立ち寄った福井県敦賀市にある「ホテルグランビナリオTSURUGA」では朝ご飯になんと海鮮丼を提供。実にハコ推ししたくなる、機能と快適を両立させた駅前ホテルだった。

ズボ蟹を求めて敦賀まで
駅前の機能的なホテルに宿泊

京都、長浜、木ノ本と琵琶湖畔を北上する予定があったため、ならば「そうだ敦賀、いこう」とばかり、福井県の敦賀へ。湖北にある木ノ本からは電車で4駅、25分とちょっと足をのばせば寄り道できる距離。しかも北陸新幹線と接続し、かえって楽なルートかもしれない。

敦賀まで足をのばしたのは1年で約2カ月、冬にしか食べられないズボ蟹が目的だ。ズボ蟹と呼ばれる水ガニは、脱皮したての蟹。半透明の殻はまだ柔らかく、手でも簡単に裂け、まだゆるい殻から簡単にズボッと身が抜けることからズボ蟹というのだそう。身は瑞々しく、輸送が難しく足が早いため、市場にはあまり出回らない。しかも安価!そのおいしさに目覚めて以来、用事を見つけてはこんな寄り道をしている。

「ついで旅」「寄り道旅」は撮影後など、荷物が多いこともあるので、駅前の宿を拠点に。今回、宿泊した「ホテルグランビナリオTSURUGA」も気になっていたのだが、満室だったりして、なかなか泊まれなかった。とにかくロケーションがいいのだ。

JR在来線とのアクセスがよく、港へとつながる西口から徒歩0分、2024年、北陸新幹線金沢~敦賀間延伸に伴い、開業した「オッタ(otta)」という複合施設の奥に位置する。「オッタ」には、福井県の各名店、飲食店などが並び、中央には子どもが遊べる芝生広場も。駅前の新しいランドマークになっているのだが、なかでも象徴的なのがブックストアであり、カフェでもあり、ライブラリーのような「ちえなみき」だろう。ディスプレーされている本は閲覧も購入も可能。宝物を探し当てるようなワクワクした気持ちで、自分だけの一冊を探せる。各所には読書コーナーがあり、カウンターには試験勉強に励む学生たちの背中も。洗練された観光名所でありながら、ローカルの寄り合い場所のような役目も果たしている「オッタ」の一部であるこのホテルはとにかく便利だ。

嫌味のない洗練と心地よさは
無駄を省いたミニマムさゆえ

今回宿泊したのが一番コンパクトであろう「アコード(シングル)」だが、それでも16.8㎡と余裕の広さ。ベッドも1400ワイドのスランバーランド社製だ。同じシングルでも「ビジネス」だと19.5㎡。独立したライティングデスクと衣類リフレッシュ機「LGスタイラー」も備えている。ダブルは19.5㎡~ツインは22.9㎡とかなりゆとりがある。

驚くのが機能として必要な部分のノイズを感じない収まりだ。大抵このクラスのホテルだと、ちょっと違和感のある出っ張りがあったり、惜しい!と感じるデザインの収納家具や食器だったりする。ところがここの空間は黒やグレーで統一したデスク周りや、空気清浄機、ゴミ箱までもが邪魔にならないさりげなさ。ティーパックやそれを置くためのトレイも機能的であり、嫌味じゃないデザイン。なんだろうか、この既視感・・・。「無印良品」に初めて出合った時のような、「ユニクロ(UNIQLO)」のフリースに初めて袖を通した時のような、そんなこころの心地よさがあるのだ。タオルに入ったロゴの刺しゅうも裾にさりげなくグレーで……憎い!ドライヤーもベッド周りの照明も、決してこだわりのあるブランドではないのだが、うまく調和する大手メーカーなどを採用している。センスのいい人が力まずに、フツーのものをフツーに選んだらチープシックなのにかっこいい部屋になった感じ……憎い!

1階フロントも決して華美ではなく、むしろ機能性を重視したレイアウトなのだが、正面に北陸をモチーフにしたアートが飾られていたり、チェックインカウンターとはまた別にコンシェルジュデスクがあったり、単なるビジネスホテルでは終わらせない何かを提供しようという気概を感じる。地図や観光案内のパンフレットの棚には、福井県が誇る工芸品などを無造作に並べているのもよかった。全てがこれ見よがしではないのだ。

ロビーの片隅には化粧水や靴磨き用ペーパーなどを必要に応じてピックアップするアメニティーBARが。その隣には新聞を提供するスタンドもあり、ビジネスホテルとしての機能も追及。アメニティーも新聞も、欲しい人だけが持っていくようにすれば、人件費などのコストダウンも図れるのだろう。そういったシステムに無駄がなく、だから手が届く価格帯でこの快適さが可能になるのかと感動した。

朝から色とりどりの海鮮丼!
敦賀湾の「旬」を味わう喜びも

特筆すべきなのが敦賀ならではの朝ごはんだ。和食、洋食、そして海鮮丼という選択肢があるのがうれしい。海鮮丼には日本海の旬の魚で色とりどり。お好みでどうぞという揚げ玉も気が利いている。自宅でも試してみよう。お椀はあら汁。といっても魚を具材として入れず、出汁だけをとっている。魚のあぶらがじわっと優しく広がり、朝ならではのあら汁だなあと感動する。この海鮮丼はおさかな通りの名店「うお吟」が監修。季節ごとの日本海の魚が、朝6時からホテルの朝食で食べられるというのは私も初めて。海鮮丼には茶わん蒸しや小鉢もつき、揚げたての厚揚げにも感動した。ちらりと盗み見した和食や洋食もかなりの充実ぶりだ。魚や野菜など、地元の食材を使っているという。

ちなみに朝ご飯会場になっているレストラン「いざり火」は夜も越前沖の本ズワイガニやウニ、いくらを贅沢に合わせた数量限定の「越前蟹極み丼」や「越前甘えび丼」「若狭名物イカ丼」などの各種海鮮丼を提供。こちらも「うお吟」による監修で、獲れたての旬魚を吟味し、秘伝の熟成法により極限まで旨味を引き出している。仕事で遅い到着になった場合でも、敦賀らしい味覚を施設内で味わえるのはうれしい。夏はビアテラスもオープンするという。

北陸の温泉旅館やウェディング…
おもてなしをビジネスホテルでも

調べてみると「ホテルグランビナリオ」は石川県の小松、大阪府の梅田や京都府の嵐山などでも展開。いずれも機能的ながらゆったりとした間取りやきめ細やかなサービスを売りとしている。例えば梅田にはレディースフロアを設け、鍵がないと入れないオートドアによりセキュリティーを強化したり、「リファ(REFA)」のシャワーヘッドやナイトスチーマー、メイク専用ミラーも完備。マガジンラックから雑誌を選び、部屋で読めるなどのサービスもうれしい。

山陰湯村の温泉旅館「ゆあむ」や石川県のレストラン、ウェディングプロデュース会社など、北陸を中心としビジネスを展開している。そこに共通するのはこころをつくしたおもてなし。業種は違えども、そんな気持ちが伝わる駅前ホテルだった。

「ホテルグランビナリオ」のサイト内にはこんな一行も。

「主張しすぎない、しかしいつまでもあきない 五感にそっとささやくような客室を目指しました」

なるほど、納得!五感に響く、五感をフルに楽しめる感度の高いホテルはたくさんある。でもささやくような心づかいというのが優しい。この条件でこれだけ満足できるのか!と驚くサティパ(造語・サティスファイドパフォーマンス)ホテルにふさわしく、ハコ推し確定!今度は違う施設にも訪れてみようと思う。

唯一の欠点は名前が覚えにくいこと(笑)。イタリア語のgrande + binarioからできた造語で、大きなプラットフォームという意味があり、いつもより素敵な旅の拠点をイメージしているそうだが、私はいまだにホテル名を正しく覚えられていない。

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TOYOTA 「SUPER FORMULA DIRECTORSCUT」 最優秀クリエイターに聞く作品に込めた思い

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トヨタ自動車(以下、トヨタ)は、クリエイターとの共創プロジェクト「TOYOTA DIRECTORSCUT(トヨタ ディレクターズカット)」の第3弾として、「SUPER FORMULA DIRECTORSCUT(スーパーフォーミュラ ディレクターズカット)」を実施し、727作品の応募の中から受賞作品を決定した。

このプロジェクトは、国内最高峰のフォーミュラレースシリーズ「全日本スーパーフォーミュラ選手権(SUPER FORMULA)」の新たな魅力を引き出す映像作品を募集するもの。応募者は、トヨタが提供する300以上の新撮素材や、14組のアーティストが制作した20曲の楽曲を自由に使用し、作品を制作した。

近藤真彦や中臺孝樹、
WWDJAPAN編集長らが最優秀作品を選出

審査は、日本レースプロモーション取締役会長を務める歌手の近藤真彦氏をはじめ、本企画の音楽プロデュースを担当した中臺孝樹氏や「WWDJAPAN」の村上要編集長ら6人の専門家が担当。最優秀賞には、proluck_film氏の「You Can't Stop Race.」が選ばれた。

最優秀作品について村上編集長は、「レース前の不安から、直前の緊張、最中の危機、それらを乗り越えた上での栄冠や喜びまで、1分弱という時間の中で、参加者のレースに対する思いはもちろん、生き方さえドラマチックに描いた作品です。思わず漏れ出た不安を文字に起こしたり、随所でBGMと映像をシンクロさせたり、細かな工夫で見るものを飽きさせない構成も秀逸な作品だと思います。緊張感と重厚感、疾走感が幾度となく訪れ、レースの醍醐味を想起させます」と評価している。

最優秀賞に輝いたproluck_film氏にインタビューを実施した。

“どんな環境でもレースは止まらない“
そんな思いを込めた

──プロジェクトに参加された理由は?

proluck_film:自分の編集力を試したかったことが一番の理由です。また、トヨタさんが提供する映像や音楽を自由に使える点にも魅力を感じ、応募しました。

──こういったコンテストへの応募経験は?

proluck_film:今回が初めてです。インスタグラムの広告でプロジェクトを知り、面白そうだなと思いました。

──普段はどのような映像制作をされていますか?

proluck_film:本職ではなく、趣味で友人の結婚式のムービーを作ったり、旅行の映像を編集したりする程度です。今回も空き時間を見つけて、約1カ月かけて制作しました。

──タイトル「You Can't Stop Race.」に込めた意味は?

proluck_film:以前、スポーツの持つ力を象徴する映像作品「You Can't Stop Us.」を見たことがありました。 そこでは、コロナ禍でもアスリートたちが立ち止まらず挑戦を続ける姿が描かれており、そのメッセージに強く共感しました。その作品の"You"はコロナのことだと私は捉えました。今回の作品は、“You”の部分をレースを阻害するあらゆる要素に置き換えイメージし、「どんな環境でもレースは止まらない」と いう思いを込めています。

──映像の構成やこだわった点は?

proluck_film:魅力的な映像素材ばかりで、どれを使うか非常に悩みましたが、スーパーフォーミュラを知らない人にも興味を持ってもらえる作品を目指しました。何気なく映像を見た人が「なんの映像だろう?」と思うようにしたかったので、特に最初の10秒はレース映像を使わず、無線音声を使って注意を引き、知らない人でも引き込まれるよう工夫しています。レースの映像はサビの部分まで登場させず、音源のフックに合わせたストーリーの盛り上がりを意識しました。よりかっこいい映像になるよう音源選びにもこだわり、曲の展開に合わせて映像を構成しました。

──インスピレーションを受けたものはありますか?

proluck_film:ミュージックビデオをよく参考にします。音と映像のバランスや表現方法に影響を受けています。今回もミュージックビデオを作る感覚で作りました。

「提供される映像や音楽を自由に使い

楽しみながら制作できた」

──受賞の感想を教えてください。

proluck_film:ほかのクリエイターの作品もクリエイティブで迫力もあり、自分には作れないなと思うものばかりでした。そんな中でプロのクリエイターではない自分が最優秀賞をいただけたことは誇りに思います。本当に楽しみながら作品を制作できました。

──審査員コメントで印象に残ったものは?

proluck_film:中臺さんの「何度もリピートして見たくなる映像だった」というコメントが特にうれしかったです。自分でもそういう映像を目指していたので、評価してもらえてよかったです。

──スーパーフォーミュラの魅力は?

proluck_film:スーパーフォーミュラに関しては、これまでニュースで見るくらいしか知りませんでしたが、今回のプロジェクトをきっかけに興味が湧きました。全車が同じエンジン・車体で競い、ドライバーやチームの戦略が試される点が面白いです。また、オーバーテイクの戦略要素も魅力的だと感じました。

今後も新進気鋭な才能を発掘し、
新たな価値を創造し続ける

最優秀賞に次ぐ優秀賞にaki okamo氏の「終わりなきFORMULA」が、特別賞に6作品が選出された。受賞作品はレース会場の大型ビジョンで放映される予定だ。

「TOYOTA DIRECTORSCUT」は、トヨタとクリエイターがオープンにつながる共創プラットフォームであり、プロ・アマ問わず多様な才能を持つクリエイターが参加している。 映像制作における新たな才能を発掘する場となっており、多様な視点や表現を持つ作品が生まれる機会となっている。

トヨタは現在、第4弾の企画も準備中であり、今後も多くのクリエイターとの共創を通じて、新たな価値を創造していく。

INTERVIEW & TEXT:YUKI KOIKE
問い合わせ先
SUPER FORMULA DIRECTORSCUT事務局

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「ザラ」銀座店にアーティスト大巻伸嗣の特設インスタレーションが登場 限定アイテムも販売

「ザラ(ZARA)」は4月23日まで、桜の開花に合わせローカルのアーティストとコラボレーションし、芸術的なウィンドー装飾を通して彼らの作品に触れる機会を創出する“サクラ シーン バイ(SAKURA SEEN BY)”プロジェクトの第1弾として、銀座店のウィンドーにアーティスト大巻伸嗣が手掛けた特設インスタレーション設置している。

大巻伸嗣は、日本の伝統的な家庭に生まれた学際的なアーティスト。“存在するとはいかなることか”という問いを掲げ、展示空間を非日常の世界へと変容させ、鑑賞者の感覚を目覚めさせるダイナミックなアートを展開している。

“サクラ シーン バイ シンジ オオマキ”

本インスタレーションで展示するのは、立体作品“Gravity and Grace”。動植物の文様や世界各地の文明、歴史を象徴する図像など、人類が地球上で積み上げてきた膨大な時間を刻んだ2つ半透明の壷を入り口の左右に配置することで、始まりと終わりのゲートを創出。新しいものと古いものが入り混ざり、変化していく銀座という場所ならではのアートな空間を楽しむことができる。

限定カプセルコレクションも登場

本コラボレーションを記念し、作品の特徴である彫刻やデザインを取り入れたコットンTシャツ(全2色、各4390円)と、スエットシャツ(全2色、各6590円)の全2型を公式オンラインストアと日本国内の一部店舗で販売している。

■“サクラ シーン バイ シンジ オオマキ(SAKURA SEEN BY SHINJI OHMAKI)”

日程:~4月23日
場所:「ザラ」銀座店
住所:東京都中央区銀座7-9-19
時間:10:00〜21:30

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「ザラ」銀座店にアーティスト大巻伸嗣の特設インスタレーションが登場 限定アイテムも販売

「ザラ(ZARA)」は4月23日まで、桜の開花に合わせローカルのアーティストとコラボレーションし、芸術的なウィンドー装飾を通して彼らの作品に触れる機会を創出する“サクラ シーン バイ(SAKURA SEEN BY)”プロジェクトの第1弾として、銀座店のウィンドーにアーティスト大巻伸嗣が手掛けた特設インスタレーション設置している。

大巻伸嗣は、日本の伝統的な家庭に生まれた学際的なアーティスト。“存在するとはいかなることか”という問いを掲げ、展示空間を非日常の世界へと変容させ、鑑賞者の感覚を目覚めさせるダイナミックなアートを展開している。

“サクラ シーン バイ シンジ オオマキ”

本インスタレーションで展示するのは、立体作品“Gravity and Grace”。動植物の文様や世界各地の文明、歴史を象徴する図像など、人類が地球上で積み上げてきた膨大な時間を刻んだ2つ半透明の壷を入り口の左右に配置することで、始まりと終わりのゲートを創出。新しいものと古いものが入り混ざり、変化していく銀座という場所ならではのアートな空間を楽しむことができる。

限定カプセルコレクションも登場

本コラボレーションを記念し、作品の特徴である彫刻やデザインを取り入れたコットンTシャツ(全2色、各4390円)と、スエットシャツ(全2色、各6590円)の全2型を公式オンラインストアと日本国内の一部店舗で販売している。

■“サクラ シーン バイ シンジ オオマキ(SAKURA SEEN BY SHINJI OHMAKI)”

日程:~4月23日
場所:「ザラ」銀座店
住所:東京都中央区銀座7-9-19
時間:10:00〜21:30

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クラボウ、国内の紡績生産から撤退 愛知県の安城工場を閉鎖

紡績大手のクラボウは3月25日、紡績と織布を行う安城工場(愛知県安城市)の閉鎖を決定した。生産は海外の関係会社に移管し、紡績の国内生産からは撤退する。安城工場は今後、高付加価値素材の開発拠点「として活用する。2025年3月期に減損損失として15億円を計上する。

安城工場の敷地面積は13.3万㎡で、錘数は2万8168錘、織機は125台、従業員数は準社員・パートを含め166人だった。6月30日に閉鎖予定。同工場は4月に開業予定の「ららぽーと安城」に隣接しており、「ららぽーと安城」の土地もクラボウの所有になっている。

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