日本再上陸のホノルルコーヒーが銀座と麻布十番に新店オープン “アロハスピリット”を感じるくつろぎ空間

ホノルルコーヒージャパンは5月1日、ホノルルコーヒー銀座店と麻布十番店をオープンする。それぞれの街の雰囲気に合わせた内装が特徴で、銀座店はアートな雰囲気に、麻布十番店はラグジュアリーとローカルを両立させたインテリアに仕上げた。ホノルルコーヒーは2024年に日本に再上陸しており、今回の新店オープンで都内3カ所に店舗を構えることになる。

日本に溶け込むハワイのコーヒー体験 店舗ごとの限定メニューも

東銀座駅徒歩1分、銀座駅徒歩4分のエリアに構える銀座店は、高級感と伝統、文化が息づく銀座のムードにハワイのリラックス感を加え「上質だけど気取らない」都会のオアシスを目指した。席数は51席で、壁面アートエリアで知られるハワイ・カカアコ地区の倉庫をイメージ。店内にはカヌーのパドルや、コーヒー豆を入れる麻袋を飾る。

麻布十番駅からすぐの場所にある麻布十番店はテーブル席に加え、カウンター席やソファー席、麻布十番商店街を見渡せるテラス席など全39席を用意した。麻布十番の住民が日常的に立ち寄れる心地よさを意識して温かみのある家具を設置しつつ、店内の一角にはホノルルコーヒーの象徴的なデザインをハンドペインティングで描くなどし、ハワイらしい彩りも加えている。

日本でのホノルルコーヒーは2012年から米国本社とフランチャイズ契約を結んだフジオフードグループが店舗展開をしてきたが、契約満了とコロナ禍の客足減少により撤退。24年、新たにフランチャイズ契約を結んだホノルルコーヒージャパンにより、六本木の期間限定店を経て12月に再上陸1号店を原宿にオープンしていた。萩原利貴ホノルルコーヒージャパン社長は、「一部店舗では限定メニューの展開も予定している。3つの異なる表情を持つ店舗を巡りながら、各店舗に宿るハワイのエッセンスや“ホノルルコーヒーらしさ”を感じていただければ」とコメントしている。

■ホノルルコーヒー銀座店/麻布十番店
オープン日:5月1日
営業時間:8:oo〜20:00(オープン日のみ9:00/12:00から)
住所:東京都中央区銀座5-14-1/東京都港区麻布十番1-11-11

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【2025年母の日】「アスレティア」がUVミストとハンドウォッシュのキットを限定発売

スキンケア&ライフスタイルブランドの「アスレティア(ATHLETIA)」は、5月11日の母の日に向けたギフト、“ハッピーマザーズデイキット 2025”(7920円)を数量限定で販売している。

同キットは、髪・地肌にも使える“スキンプロテクション UVボディーミスト”(100mL)[SPF30/PA+++/UV耐水性★★]と、肌への優しさと洗浄効果を両立した“アロマラッピング ハンドウォッシュ”(250mL)、オーガニックコットン100%のオリジナルタオルを華やかなシルバーのギフトバッグに詰めた。

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韓国「ダイソー」のコスメにZ世代が熱視線 対する日本は“100均の壁”を超えられるか

韓国の「ダイソー(DAISO)」は今、日韓のZ世代を中心に“コスメの新スポット”として注目を集めている。文具や生活用品、食品、雑貨など商品カテゴリーは日本と変わらないが、コスメは日本以上に盛り上がっているようだ。

高機能×低価格の本格的なコスメが買える新チャネル

韓国「ダイソー」のビューティコーナーは、スキンケアやメイクアップ、ヘアケア、ツールに至るまで幅広いラインアップを擁する。注目は、人気ブランドと協業したプライベートブランド(以下、PB)などの企画品だ。

カラーコスメは、韓国の人気コスメブランド「エチュード(ETUDE)」や「トゥークールフォースクール(TOO COOL FOR SCHOOL)」、「ルナ(LUNA)」などとコラボレーション。高機能と低価格を両立したトレンドアイテムが安価で手に入るので、Z世代の“試してみたい”という購買意欲を掻き立てる。

スキンケア製品は「ミルクタッチ(MILK TOUCH)」や「アピュー(A'PIEU)」に加え、ダーマスキンケアブランド「メディピール(MEDIPEEL)」まで参画。認知度の高いブランドとタッグを組み、安心感を提供する。コスメの価格帯は3000〜5000ウォン(約300〜500円)と、いわゆる“100均”の枠を超えているが、有名ブランドと協業した本格的なスキンケア製品であることを踏まえると、妥当と感じるユーザーは多いはずだ。

火付け役は「VT」の“リードルショット”

では、なぜ「ダイソー」で化粧品が売れるようになったのか。火付け役は、韓国発のコスメブランド「VT」の人気美容液“リードルショット”を個包装にしたスティックパウチ(2mL×6本入り、3000ウォン=約300円)だ。

“リードルショット”はブランドを代表する美容液で、肌になじませるとチクっとする天然のマイクロニードル(シリカ)を配合している点が特徴。次に使用するスキンケアの浸透をサポートし、ハリのある美しい肌に導く。マイクロニードルの配合量別に50、100、300、700、1000の5種類展開している。

“リードルショット”はブランドを代表する美容液で、肌になじませるとチクっとする天然のマイクロニードル(シリカ)を配合している。これによりスキンケアの浸透をサポートし、ハリのある美しい肌に導く。「チクチクする」「痛いのに良い」などの口コミが広がり、日本でも爆発的な人気を得た。

「VT」は韓国発のスキンケアブランドだが、“リードルショット”は毛穴悩みの多い日本人に向けて開発した製品として、日本で先行販売。その後、韓国の消費者から「韓国でも売ってほしい」と言うリクエストが殺到し、発売したという。

韓国「ダイソー」は、2023年9月に取り扱いを開始。一時期は1人3箱までの購入規制がかかるほどの人気ぶりだったが、現在は在庫が安定したため、どの店舗でも手に入るようになった。今では定番の“リードルショット”だけでなく、コラーゲンやグルタチオンを配合した新タイプも販売している。

「VT」のPR担当は、「“リードルショット”は、使って初めて良さを知ってもらえる製品だ。気軽に手に取ってもらえるチャネルはどこか調査したところ、若者が集まり、購入のハードルが低い価格帯の商品をそろえている『ダイソー』だった。気に入ってオンラインストアや『オリーブヤング』で本品を買うというお客さまも多く、ブランドの認知度アップ&新規顧客の獲得につながった」と手応えを語る。

韓国「ダイソー」はこの成功をきっかけに、ビューティカテゴリーのポテンシャルを認識。コスメコーナーの拡大や、新たな韓国ブランドとのコラボなどを加速させている。

一方、日本「ダイソー」は?

では、日本の「ダイソー」はどうだろうか。韓国「ダイソー」が有名ブランドとのコラボやトライアルサイズ導入、特別な什器の設置などで急成長しているのに対し、日本の「ダイソー」は依然として“100円均一”の枠内に留まっている印象がある。

そもそも運営母体は日韓で異なり、日本は大創産業が、韓国はアソンダイソーが運営している。韓国「ダイソー」は⼤創産業との合弁事業としてスタートしたが、2023年12月に独立。こうした背景から、同じ「ダイソー」でありながらも取り扱う商品やマーケティング戦略に大きな違いが見られる。

とはいえ、日本の「ダイソー」のコスメも若者から大人世代まで広く親しまれており、昨今はトレンドを意識したアイテムを積極的に販売している。主力の「ユーアーグラム(UR GLAM)」、韓国風コスメ「コーウ(COOU)」などのPBに加え、3月1日には東京ガールズコレクションとコラボした「キュンミー(KYUMME)」も誕生した。

特に「ユーアーグラム」のメイクブラシは、安定した人気を誇る。アイシャドウ、チーク、フェイスブラシなどの豊富なラインアップを用意しているが、どれも「毛質が良い」「仕上がりがきれい」と高評価なコメントが多い。

一方、カラーコスメについては「アイシャドウは粉質があまり良くない」「ティントは発色が強い」といった投稿がSNSで見受けられ、まだまだクオリティー面で改善の余地がありそうだ。

こうしたニーズを受け、日本の「ダイソー」も300、500、700円といった価格の製品を徐々に増やし、クオリティーをあげている。品質次第では100円以上でも“アリ”になっており、カギを握るのは価格以上の納得感だと推測する。

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「オーシャントリコ」のワックスがリニューアル 業界では珍しい“レフィルできる”仕様に

原宿発の美容室「オーシャントーキョー(OCEAN TOKYO)」は5月5日、プロデュースブランドの「オーシャントリコ(OCEAN TRICO)」で展開している“オーシャントリコ ヘアワックス”シリーズの7種(オーバードライブ、クレイ、エッジ、エアー、ナチュラル、シャインオーバー、ジェット)をリニューアルする。

一部を除くロフトの店舗および、公式オンラインストアと同サロンの公式オンラインストア「オーシャントリコ オフィシャル ストア」、EC「フィッツユーストア」で扱い、翌6日からは「オーシャントーキョー」の各サロンでも販売する。また、6月以降は全国のドラッグストアやバラエティーショップへ販路を拡大する。

スキンケア製品にならい
ワックスにもレフィルを

今回のリニューアルでは、スキンケア製品はレフィルが広く普及している一方で、ヘアワックスにはレフィルという選択肢がなかったことに着目。ヘアワックスでは日本初となる“レフィル交換型容器”を採用したほか、ヘアケア成分や洗い落としに関わる油剤の処方も変更した。レフィルの発売でプラスチック廃棄量の削減を目指すとともに、リピートしやすいよう価格も抑えた。価格は本品が1980円、レフィルが1595円。

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「オーシャントリコ」のワックスがリニューアル 業界では珍しい“レフィルできる”仕様に

原宿発の美容室「オーシャントーキョー(OCEAN TOKYO)」は5月5日、プロデュースブランドの「オーシャントリコ(OCEAN TRICO)」で展開している“オーシャントリコ ヘアワックス”シリーズの7種(オーバードライブ、クレイ、エッジ、エアー、ナチュラル、シャインオーバー、ジェット)をリニューアルする。

一部を除くロフトの店舗および、公式オンラインストアと同サロンの公式オンラインストア「オーシャントリコ オフィシャル ストア」、EC「フィッツユーストア」で扱い、翌6日からは「オーシャントーキョー」の各サロンでも販売する。また、6月以降は全国のドラッグストアやバラエティーショップへ販路を拡大する。

スキンケア製品にならい
ワックスにもレフィルを

今回のリニューアルでは、スキンケア製品はレフィルが広く普及している一方で、ヘアワックスにはレフィルという選択肢がなかったことに着目。ヘアワックスでは日本初となる“レフィル交換型容器”を採用したほか、ヘアケア成分や洗い落としに関わる油剤の処方も変更した。レフィルの発売でプラスチック廃棄量の削減を目指すとともに、リピートしやすいよう価格も抑えた。価格は本品が1980円、レフィルが1595円。

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「モルック」が一番うまいのは誰? ビームスが厚木で大会

ビームスは5月4日、フィンランド発祥の投てき競技、モルックが楽しめる屋外イベント“ハッピー アウトサイド ビームス プレイ イン 厚木(HAPPY OUTSIDE BEAMS Play Molkky in 厚木)”を開催する。入場料は無料。

モルックを通じて外遊びの楽しさを提供

同イベントは、外遊びをテーマとしたレーベル「ハッピー アウトサイド ビームス(HAPPY OUTSIDE BEAMS)」が企画した。モルックは、1996年にフィンランドで発祥。木製のピンを倒して得点を競いあうシンプルな投てき競技で、子どもから大人まで誰でも気軽に楽しむことができるのが特徴だ。

会場では、モルック大会“ハッピーアウト サイド ビームス カップ(HAPPY OUTSIDE BEAMS CUP)”を開催するほか、さまざまなアクティビティーを体験できるプレイングエリア、サンフランシスコ発のサングラスブランド「サンスキー(SUNSKI)」や日本モルック協会のプレミアパートナーを務める「タイメックス(TIMEX)」などが出店するマーケットエリア、日本のモルック文化にちなんだ缶バッジなどを作れるワークショップエリアなど、計6エリアの展開を予定する。また、複数のコンテンツを体験するとブランドオリジナルのノベルティーがもらえるシールラリーなども実施予定だ。

イベント概要

◼️ハッピー アウトサイド ビームス プレイ モルック イン 厚木

日程:5月4日 ※雨天の場合翌日開催
時間:10:00~17:00
場所:厚木中央公園
住所:神奈川県厚木市寿町3-2
入場料:無料
共催:日本モルック協会
後援:厚木市
※公共交通機関での来場を推奨

◼️ハッピーアウト サイド ビームス カップ

日程:5月4日 ※雨天の場合翌日開催
時間:10:00~17:00
場所:厚木中央公園
住所:神奈川県厚木市寿町3-2
参加費:4000円(1チーム)
募集チーム数:最大72チーム(1チーム2〜4人)
エントリー方法:抽選、2025年4月1日18:00~22日23:59まで

イベントサイト

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「モルック」が一番うまいのは誰? ビームスが厚木で大会

ビームスは5月4日、フィンランド発祥の投てき競技、モルックが楽しめる屋外イベント“ハッピー アウトサイド ビームス プレイ イン 厚木(HAPPY OUTSIDE BEAMS Play Molkky in 厚木)”を開催する。入場料は無料。

モルックを通じて外遊びの楽しさを提供

同イベントは、外遊びをテーマとしたレーベル「ハッピー アウトサイド ビームス(HAPPY OUTSIDE BEAMS)」が企画した。モルックは、1996年にフィンランドで発祥。木製のピンを倒して得点を競いあうシンプルな投てき競技で、子どもから大人まで誰でも気軽に楽しむことができるのが特徴だ。

会場では、モルック大会“ハッピーアウト サイド ビームス カップ(HAPPY OUTSIDE BEAMS CUP)”を開催するほか、さまざまなアクティビティーを体験できるプレイングエリア、サンフランシスコ発のサングラスブランド「サンスキー(SUNSKI)」や日本モルック協会のプレミアパートナーを務める「タイメックス(TIMEX)」などが出店するマーケットエリア、日本のモルック文化にちなんだ缶バッジなどを作れるワークショップエリアなど、計6エリアの展開を予定する。また、複数のコンテンツを体験するとブランドオリジナルのノベルティーがもらえるシールラリーなども実施予定だ。

イベント概要

◼️ハッピー アウトサイド ビームス プレイ モルック イン 厚木

日程:5月4日 ※雨天の場合翌日開催
時間:10:00~17:00
場所:厚木中央公園
住所:神奈川県厚木市寿町3-2
入場料:無料
共催:日本モルック協会
後援:厚木市
※公共交通機関での来場を推奨

◼️ハッピーアウト サイド ビームス カップ

日程:5月4日 ※雨天の場合翌日開催
時間:10:00~17:00
場所:厚木中央公園
住所:神奈川県厚木市寿町3-2
参加費:4000円(1チーム)
募集チーム数:最大72チーム(1チーム2〜4人)
エントリー方法:抽選、2025年4月1日18:00~22日23:59まで

イベントサイト

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「モルック」が一番うまいのは誰? ビームスが厚木で大会

ビームスは5月4日、フィンランド発祥の投てき競技、モルックが楽しめる屋外イベント“ハッピー アウトサイド ビームス プレイ イン 厚木(HAPPY OUTSIDE BEAMS Play Molkky in 厚木)”を開催する。入場料は無料。

モルックを通じて外遊びの楽しさを提供

同イベントは、外遊びをテーマとしたレーベル「ハッピー アウトサイド ビームス(HAPPY OUTSIDE BEAMS)」が企画した。モルックは、1996年にフィンランドで発祥。木製のピンを倒して得点を競いあうシンプルな投てき競技で、子どもから大人まで誰でも気軽に楽しむことができるのが特徴だ。

会場では、モルック大会“ハッピーアウト サイド ビームス カップ(HAPPY OUTSIDE BEAMS CUP)”を開催するほか、さまざまなアクティビティーを体験できるプレイングエリア、サンフランシスコ発のサングラスブランド「サンスキー(SUNSKI)」や日本モルック協会のプレミアパートナーを務める「タイメックス(TIMEX)」などが出店するマーケットエリア、日本のモルック文化にちなんだ缶バッジなどを作れるワークショップエリアなど、計6エリアの展開を予定する。また、複数のコンテンツを体験するとブランドオリジナルのノベルティーがもらえるシールラリーなども実施予定だ。

イベント概要

◼️ハッピー アウトサイド ビームス プレイ モルック イン 厚木

日程:5月4日 ※雨天の場合翌日開催
時間:10:00~17:00
場所:厚木中央公園
住所:神奈川県厚木市寿町3-2
入場料:無料
共催:日本モルック協会
後援:厚木市
※公共交通機関での来場を推奨

◼️ハッピーアウト サイド ビームス カップ

日程:5月4日 ※雨天の場合翌日開催
時間:10:00~17:00
場所:厚木中央公園
住所:神奈川県厚木市寿町3-2
参加費:4000円(1チーム)
募集チーム数:最大72チーム(1チーム2〜4人)
エントリー方法:抽選、2025年4月1日18:00~22日23:59まで

イベントサイト

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脱・普通を狙う、最旬カーディガンコーデ7選【2025年春夏トレンド】

カーディガンに着こなしの変化が起きています。懐かしげで愛らしいムードを離れ、主張を強めたスタイリングが登場。シックやプレッピー、パンクとミックスするアレンジも試されています。今回は、コレクション会場付近で撮影されたストリートスナップなどを手掛かりに、カーディガンの変化球コーディネートを読み解きます。

「ヌメロ ヴェントゥーノ(N°21)」の花柄カーディガンは、鮮やかなレッドがパワフルなイメージを呼び込みました。ボトムスはメタリックスカートをヒップハングでまとい、タフなたたずまい。パールネックレスとハイヒールでエレガントさを添えて、“グラマラス×ノーブル”のミックステイストにまとめ上げています。

タイトスカートで
品良くチャーミングに

のどかな雰囲気が持ち味だったカーディガンですが、近ごろはクラシックな装いに取り入れるスタイリングも広がってきました。チャーミングさと大人っぽさを交わらせる着こなしです。タイトスカートとの組み合わせは、キリッとした印象にまとまります。

スモーキーなパステルピンクのカーディガンをまとった、大人かわいいムードの写真の女性。くるみボタンにヴィンテージ感が漂います。インナーのトップスにはグリーン系ニットを取り入れて、カラーブロックのアンサンブルに。タイトスカートできちんと感を印象付けた、甘くないカーデコーデのお手本です。

2枚目のルックは、ケーブル編みのカーディガンジャケットとスカートのセットアップです。最近は、オフィスでも重宝がられるようになってきました。人気の理由は、見た目の統一感と、ニットならではのやわらかい着心地。シアーなハイソックスにストラップシューズで大人フェミニンなムードを添えました。SNSでも話題の魅惑的なオフィスファッション“オフィスサイレン”風アイウエアもしゃれています。

崩しプレッピーを
ガーリートレンドになじませて

トラッドを崩したプレッピーの勢いが続いています。今の着こなしは、プレッピーをさらにルーズにアレンジするスタイリング。もともとソフトで気負わない雰囲気を持つカーディガンは、絶好の“崩し”アイテムです。

爽やかなブルーシャツの上に「プラダ(PRADA)」のカーディガンを重ねたこちらの女性。モカ・ムースの地色にはストライプが走り、シャツと共にプレッピー感がしっかり備わっています。同系色のバッグも「プラダ」でそろえて統一感を演出。ミニスカートでガーリーテイストも盛り込むのが今の気分です。

カーディガンはトップスの上に羽織るのが主流ですが、2枚目の女性は一味違います。「プラダ」のカーディガンの前をきっちり閉めて、Vネックのプルオーバーを着ているかのような雰囲気に。シャツワンピース風に見えるスカート部分は、ピンストライプがプレッピーな気分を高めています。ソックスとパンプスでスクールガールなムードも寄り添わせました。

落ち着いたグレーカーデは
予想を裏切るスタイリングが鍵

カーディガンをぐっと落ち着いた雰囲気で着こなすなら、グレーが向いています。シックな表情が宿るので、他のアイテムに目立つデザインを迎えやすいのも、グレーカーデの長所。

写真の女性は、白のトップスにグレーのカーディガンを重ねたプレッピー風の着こなしです。スクールユニフォームのようなビッグワッペンで、スポーティーなムードを取り入れるブロークコアのトレンドにもなじみます。着丈の長いカーディガンがきれいな落ち感を引き出しつつ、キラキラのパーティーバッグをあえて合わせるのが、オントレンドのスタイリングです。

大人しく見えがちなグレーをベースに、多彩な色を迎える着こなしもおすすめです。2枚目のルックは、ゴージャスなベルトとパンク風チェック柄スカートが目を引きます。ベーシックなグレーカーディガンが、全体をうまくまとめる役割を果たしています。黒ストッキングにバレエシューズというコンビネーションも、チャーミングな印象を引き立てています。

進化を遂げたカーディガンの着こなしは、手持ちのワードローブから別の表情を引き出してくれます。日中の温度調節が悩ましいこの時期のお仕事ルックにも重宝しそうです。レトロトレンドが勢いを増す中、カーディガンの出番は一段と増える気配。新スタイリングを参考に、自分好みのアレンジを探してみては。

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マンガで学ぶ「在庫管理の魔術」 第16話:新たなビジネスモデル構築でつながる家族の絆 ハンナズのフランチャイズ化も夢じゃない

中堅アパレルのチェーンストア「ハンナズ」は、過剰在庫が原因で経営危機に瀕している。社長の安堂平磨は、娘でバイヤーの安堂あい、あいの夫で渋谷店店長の安堂徹に再生を期待するが、2人は「売れ残るリスクを抱えながら在庫を持つべきか?」それとも「売り上げが落ちるリスクを抱えながら在庫を減らすべきか?」で迷い続ける。

ベトナムの縫製工場を訪れたあいは、生産リードタイムを縮めて店舗在庫の欠品を防ぐために、担当者と交渉する必要があった。求められたのは、こまめな工賃の支払い。双方にとってWinWinな関係性を築くために、あいは染色布を事前に仕入れる策を思いついた。なぜ染色布なのか——彼女のビジネスの才能が今、開花する。

登場人物紹介

第十六話

このマンガは、ジェフ・ベゾス(Jeff Bezos)も経営陣で読んだとされるTOC(制約理論)の原点にして最高の入門書「ザ・ゴール」を原案としています。「ザ・ゴール」を中心としたマネジメント理論に関する書籍は、ダイヤモンド社が販売中です。

ORIGINAL WORKS:ELIYAHU GOLDRATT、JEF COX
SUPERVISION:YUJI KISHIRA
SCRIPT:TAKEO AOKI
COMICS:YAMA AOTA

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映画「スター・ウォーズ」が「ギャップ」や「シチズン」とタッグ! 来週発売のファッションアイテム8選【4/28〜5/4】

来週発売のファッションアイテム8選【4/28〜5/4】

ファッションアイテムの発売情報を「WWDJAPAN」的視点でピックアップ!今回は4月28日〜5月4日に発売するアイテムを紹介します。今週は映画「スター・ウォーズ」から2つのコレクションが発売になります。4月29日には「ギャップ」とのカプセルコレクション、5月4日には「シチズン(CITIZEN)」と“R2-D2”と“C-3PO”をモチーフとしたウオッチを各450本限定で発売します。「ギャップ」はTシャツやスエット、バッグ、キャップまで全身そろいます。さらに時計まで!?ファンには嬉しい悲鳴ですね。

【4月29日発売】
アメリ
(AMERI)

「ニューエラ」とコラボ

「アメリ(AMERI)」は、「ニューエラ(NEW ERA)」と2度目となるコラボアイテムを発売する。「ニューエラ」の定番キャップ“9TWENTY”に「アメリ」のロゴを刺しゅうしたモデルと、ロゴ刺しゅうに加えてアシッドウオッシュ加工を施したモデルをそろえる。5月末には第2弾も発売する。

■商品詳細

キャップ(7150円)

【4月29日発売】
ギャップ
(GAP)

「スター・ウォーズ」モチーフ
メンズとキッズ、ベビーアイテムも

「ギャップ(GAP)」は、阪急うめだ本店で開催する“ディズニー ザ マーケット”で、映画「スター・ウォーズ」モチーフの限定コレクションを販売する。メンズとキッズ、ベビー向けのウエアから小物まで全51点をそろえ、5月13日から公式オンラインストアでも取り扱う。

■商品詳細

スエット/メンズ(7990円)
Tシャツ/メンズ(5990円)
キャップ/メンズ(3990円)
Tシャツ/キッズ(4990円)
※一部商品

【4月30日発売】
ケイタ マルヤマ
(KEITA MARUYAMA)

「フェイラー」、ザ トウキョウとコラボ
母の日に向けて

「ケイタ マルヤマ(KEITA MARUYAMA)」は、母の日に向けて「フェイラー(FEILER)」、ザ トウキョウ(THE TOKYO)とのコラボアイテムを発売する。ブランドのアーカイブから「感謝」の花言葉を持つ“ダリア”の柄をセレクトした、色鮮やかなオリジナルテキスタイルで4型を仕上げた。

■商品詳細

ハンカチ(3690円)
バッグ(1万2980円)
ポーチ(7590円)
メガネケース(8910円)

【4月30日発売】
コンバース
(CONVERSE)

55周年の「ドラえもん」コラボ

「コンバース(CONVERSE)」は、マンガ「ドラえもん」の連載開始から55周年を記念した“オールスター”を発売する。ドラえもんがのぞくモデル、原作のシーンを組み合わせたモデル、全巻の表紙イラストを落とし込んだモデルの3種をラインアップする。

■商品詳細

スニーカー(1万2100円〜)

【5月1日発売】
アディダス
(ADIDAS)

新作ランニングシューズ

「アディダス(ADIDAS)」は、“アディゼロ”シリーズから新作“アディゼロ ボストン 13”の限定カラーを発売する。レース本番やトレーニングに関わらず、最適なペースのサポートを目指したオールラウンドモデルで、6月4日から通常カラーの“アディゼロ ボストン 13”も販売する。

■商品詳細

シューズ(1万8700円)

【5月1日発売】
ディーン&デルーカ
(DEAN & DELUCA)

防水仕様のショッピングバッグ

「ディーン&デルーカ(DEAN & DELUCA)」は、“ショッピングバッグ EVA コーラルオレンジ”を数量限定で発売する。メッシュ生地に丈夫で軽い“EVA素材”を貼り合わせ、耐久性と防水性を高めた。また、収納時はコンパクトに折りたためる。

■商品詳細

バッグ(2640円)

【5月3日発売】
アトモス
(ATMOS)

「アディダス オリジナルス」、「ベイプ®」とコラボ
アトモス25周年

アトモス(ATMOS)は、25周年を記念して「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」、「ア ベイシング エイプ®(A BATHING APE®)」とのコラボスニーカー“アディダス オリジナルス スーパースター ヴィンテージ ベイプ アトモス”を発売する。アッパーには“ベイプカモ”、両足の右側には“ベイプ スタ”、左側には“スリーストライプス”を蓄光素材で配した。

■商品詳細

スニーカー(2万7500円)

【5月4日発売】
シチズン
(CITIZEN)

「スター・ウォーズ」モチーフ
450本限定ウオッチ

「シチズン(CITIZEN)」は、“シチズンコレクション”から、映画「スター・ウォーズ」に登場する“R2-D2”と“C-3PO”をモチーフとしたウオッチを各450本限定で発売する。“R2-D2”モデルはシルバーとブルー、“C-3PO”モデルはゴールドと同キャラクターを彷ふつとさせるカラーリングだ。

■商品詳細

ウオッチ/“R2-D2”(6万3800円)
ウオッチ/“C-3PO”(6万9300円)

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映画「スター・ウォーズ」が「ギャップ」や「シチズン」とタッグ! 来週発売のファッションアイテム8選【4/28〜5/4】

来週発売のファッションアイテム8選【4/28〜5/4】

ファッションアイテムの発売情報を「WWDJAPAN」的視点でピックアップ!今回は4月28日〜5月4日に発売するアイテムを紹介します。今週は映画「スター・ウォーズ」から2つのコレクションが発売になります。4月29日には「ギャップ」とのカプセルコレクション、5月4日には「シチズン(CITIZEN)」と“R2-D2”と“C-3PO”をモチーフとしたウオッチを各450本限定で発売します。「ギャップ」はTシャツやスエット、バッグ、キャップまで全身そろいます。さらに時計まで!?ファンには嬉しい悲鳴ですね。

【4月29日発売】
アメリ
(AMERI)

「ニューエラ」とコラボ

「アメリ(AMERI)」は、「ニューエラ(NEW ERA)」と2度目となるコラボアイテムを発売する。「ニューエラ」の定番キャップ“9TWENTY”に「アメリ」のロゴを刺しゅうしたモデルと、ロゴ刺しゅうに加えてアシッドウオッシュ加工を施したモデルをそろえる。5月末には第2弾も発売する。

■商品詳細

キャップ(7150円)

【4月29日発売】
ギャップ
(GAP)

「スター・ウォーズ」モチーフ
メンズとキッズ、ベビーアイテムも

「ギャップ(GAP)」は、阪急うめだ本店で開催する“ディズニー ザ マーケット”で、映画「スター・ウォーズ」モチーフの限定コレクションを販売する。メンズとキッズ、ベビー向けのウエアから小物まで全51点をそろえ、5月13日から公式オンラインストアでも取り扱う。

■商品詳細

スエット/メンズ(7990円)
Tシャツ/メンズ(5990円)
キャップ/メンズ(3990円)
Tシャツ/キッズ(4990円)
※一部商品

【4月30日発売】
ケイタ マルヤマ
(KEITA MARUYAMA)

「フェイラー」、ザ トウキョウとコラボ
母の日に向けて

「ケイタ マルヤマ(KEITA MARUYAMA)」は、母の日に向けて「フェイラー(FEILER)」、ザ トウキョウ(THE TOKYO)とのコラボアイテムを発売する。ブランドのアーカイブから「感謝」の花言葉を持つ“ダリア”の柄をセレクトした、色鮮やかなオリジナルテキスタイルで4型を仕上げた。

■商品詳細

ハンカチ(3690円)
バッグ(1万2980円)
ポーチ(7590円)
メガネケース(8910円)

【4月30日発売】
コンバース
(CONVERSE)

55周年の「ドラえもん」コラボ

「コンバース(CONVERSE)」は、マンガ「ドラえもん」の連載開始から55周年を記念した“オールスター”を発売する。ドラえもんがのぞくモデル、原作のシーンを組み合わせたモデル、全巻の表紙イラストを落とし込んだモデルの3種をラインアップする。

■商品詳細

スニーカー(1万2100円〜)

【5月1日発売】
アディダス
(ADIDAS)

新作ランニングシューズ

「アディダス(ADIDAS)」は、“アディゼロ”シリーズから新作“アディゼロ ボストン 13”の限定カラーを発売する。レース本番やトレーニングに関わらず、最適なペースのサポートを目指したオールラウンドモデルで、6月4日から通常カラーの“アディゼロ ボストン 13”も販売する。

■商品詳細

シューズ(1万8700円)

【5月1日発売】
ディーン&デルーカ
(DEAN & DELUCA)

防水仕様のショッピングバッグ

「ディーン&デルーカ(DEAN & DELUCA)」は、“ショッピングバッグ EVA コーラルオレンジ”を数量限定で発売する。メッシュ生地に丈夫で軽い“EVA素材”を貼り合わせ、耐久性と防水性を高めた。また、収納時はコンパクトに折りたためる。

■商品詳細

バッグ(2640円)

【5月3日発売】
アトモス
(ATMOS)

「アディダス オリジナルス」、「ベイプ®」とコラボ
アトモス25周年

アトモス(ATMOS)は、25周年を記念して「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」、「ア ベイシング エイプ®(A BATHING APE®)」とのコラボスニーカー“アディダス オリジナルス スーパースター ヴィンテージ ベイプ アトモス”を発売する。アッパーには“ベイプカモ”、両足の右側には“ベイプ スタ”、左側には“スリーストライプス”を蓄光素材で配した。

■商品詳細

スニーカー(2万7500円)

【5月4日発売】
シチズン
(CITIZEN)

「スター・ウォーズ」モチーフ
450本限定ウオッチ

「シチズン(CITIZEN)」は、“シチズンコレクション”から、映画「スター・ウォーズ」に登場する“R2-D2”と“C-3PO”をモチーフとしたウオッチを各450本限定で発売する。“R2-D2”モデルはシルバーとブルー、“C-3PO”モデルはゴールドと同キャラクターを彷ふつとさせるカラーリングだ。

■商品詳細

ウオッチ/“R2-D2”(6万3800円)
ウオッチ/“C-3PO”(6万9300円)

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UKバンド、アイドルズ(IDLES)が語る最新アルバム「Tangk」 LCDサウンドシステムやコールドプレイとの関係性も

PROFILE: アイドルズ(IDLES)

PROFILE: 英ブリストルで結成。メンバーはジョー・タルボット(vocals)、ダム・デヴォンシャー(bass)、マーク・ボーウェン(guitars)、リー・キアナン(guitars)、ジョン・ビーヴィス(drums)の5人で、2017年にデビュー・アルバム「Brutalism」をリリース。18年にはセカンド・アルバム「Joy As An Act Of Resistance」を、20年にはサード・アルバム「Ultra Mono」をリリース。サードアルバムはUKチャートの1位を獲得した。21年には、ケニー・ビーツとギタリスト、マーク・ボーウェンの共同プロデュースによる4枚目のアルバム「Crawler」を、24年2月に5枚目のアルバム「Tangk」をリリースした。

昨年2月にリリースした最新アルバム「Tangk」が、先日のグラミー賞で「Best Rock Album」にノミネートされたアイドルズ(IDLES)。かれらのアルバムが同賞の候補に選ばれるのは前作「Crawler」(2021年)に続いて2作連続で、英国出身でこれほど世界的な評価を獲得しているバンドは、近年では稀有な存在と言えるだろう。2000年代の終わりにブリストルで結成され、硬質なパンク・サウンドでインパクトを残したデビュー・アルバム「Brutalism」(17年)から8年。フロントマンのジョー・タルボット(Joe Talbot)が率いるこの5人組は、聴く者の感情に深く訴えかける音楽をつくり続けることで支持を広げ、フー・ファイターズやメタリカからも一目置かれるワールド・クラスのバンドへと飛躍を遂げた。そして、レディオヘッドやベックを手がけるナイジェル・ゴドリッチを共同プロデューサーに迎えた5作目の「Tangk」は、これまで以上に多様な音楽的要素が交錯する、アイドルズの新たな局面を示した作品だった。

アイドルズを始める前はDJとして活動し、熱心なヒップホップ・ヘッズだったというジョー。前作、前々作「Ultra Mono」(20年)に続いてケニー・ビーツ(ヴィンス・ステイプルズ、リコ・ナスティ)がプロダクションに関わる「Tangk」は、そんなジョーが近年のヒップホップやグライムに寄せる共感が色濃く投影された作品でもある。昨年末には、ラッパーのダニー・ブラウンをフィーチャーしたシングルも大きな話題を呼んだ。「イギリスの白人中流階級のガキだった僕に、ヒップホップは真の目的意識を与えてくれた」——そう語るジョーに、1月に行われた来日公演の後日、そのヒップホップとの出会いや「Tangk」の制作の裏側、そして彼が貫く「スタイル」の核心を聞いた。

アルバム「Tangk」について

——新作「Tangk」でプロデュースを依頼したナイジェル・ゴドリッチとの作業はどうでしたか。

ジョー・タルボット(以下、ジョー):本当に素晴らしかったよ。特にレコーディングのプロセスがね。彼は事前に用意されたものではなく、その瞬間に生まれるものを捉えようとしていた。瞬間のマジック――意図しないミスやグリッチ(不具合)、いろんな偶然をテープ・ループで取り込んでいくことで、楽曲そのものより演奏することに集中できた。それは僕たちにとってかなり異例なアプローチだったよ。

普通なら、曲をしっかりつくり込んで、ヴァース、コーラス、ブリッジといった構成を練り上げるんだけど、ナイジェルはそんなことに興味がなかった。彼は僕たちがその瞬間に集中し、目の前の音にまるで瞑想するみたいに意識を向けることを大切にした。だからすごく斬新で、一緒にやるのはかなりチャレンジングだったよ。

——「Tangk」はダンス・フィールにあふれたアルバムで、特にLCDサウンドシステムのジェームス・マーフィーとナンシー・ワンが参加した「Dancer」は象徴的なナンバーだと思います。これはどういう経緯で実現したコラボレーションだったのでしょうか。

ジョー:あれは確か(ギタリストのマーク・)ボーエンが書いた曲だったと思う。このアルバムで僕が目指していたのは、人々を踊らせて、心から音楽を感じてもらい、何か普遍的な感情を呼び起こすような音楽をつくることだった。幻滅の時代だからこそ、聴く人の感情に寄り添って、頭で考えるよりも人間の根源的な感覚を呼び覚まし、自分自身の存在を肯定できるような音楽が必要だと思ったんだ。それで曲を書いて、レコーディングして、アメリカでLCDサウンドシステムと一緒にツアーを始めた時に、ナイジェルから電話がかかってきたんだ。「バッキング・ボーカルがこの曲に合ってない」って。

バッキング・ボーカルは僕が書いたんだけど、メロディとハーモニーはジェームスとナンシーをイメージして書いたものだった。男性の力強いファルセットと、女性の物憂げなハーモニーの組み合わせをね。ちょうど一緒にツアー中だったからお願いしてみたら、ニューヨークにある彼らのスタジオに連れて行ってくれて、そこで一日一緒に過ごすことができた。本当にクレイジーで最高な体験だったよ。

——ジェームスはどんな人でした?

ジョー:ジェームスはとてもミステリアスな人だよ。知的で、強い意志を持っていて、仕事にも家族にも友だちにも全力で全てを捧げるタイプなんだ。そんな献身的な男だからこそ、周りのみんなも自然と彼に惹きつけられて、同じくらい献身的に動くんだと思う。ツアー・チームも、バンドも、クルーも、彼に関わる人たちみんなが素晴らしい人間ばっかりでさ。お互いのために一生懸命やっていて、自分の仕事に誇りを持っている。それがツアー・バンドとして参加している僕らにとってもすごく刺激的だった。それに、ジェームスってとても的確なんだ。彼のスタジオは信じられないくらい素晴らしくて、機材もすべて揃ってる。彼って本当に全てを捧げる人なんだよ。

——エレクトロニック・ミュージックの影響を反映した現代的なロック・ミュージックの先駆であるLCDサウンドシステム、そしてDJとしての顔を持ちハードコア・パンクをルーツとするジェームス・マーフィーは、アイドルズというバンドやあなた自身にとってもロールモデルと言える存在であり、共感を寄せる対象だったのではないかと思います。

ジョー:つまりさ、僕たちの共通点って結局、音楽が大好きってことだと思うんだ。僕もジェームスも、心の底から良いと思える音楽や芸術でなければ本気でやろうとは思わない。自分たちの音楽やアート、ライブに情熱と生命力を求めていて、そのエネルギーってソウル・ミュージックやパンク、ハードコア、そしてテクノみたいなジャンルから湧き上がってくるものなんだ。そのエネルギーこそが僕たちが追い求めるもので、そのために懸命に努力している。僕らは2人とも、くだらないことには絶対に手を出さないよ。

——コラボレーションといえば、昨年末にリリースされた「Pop Pop Pop」のリミックスでダニー・ブラウンがフィーチャーされていたのもサプライズでした。

ジョー:ラッパーとコラボしたいと思っていて、それでグラストンベリーのステージで「Pop Pop Pop」をやるときにラッパーをフィーチャーするアイデアが浮かんだんだ。ダニー・ブラウンは僕が大好きなラッパーの一人で、彼はすでにグラストンベリーでパフォーマンスした経験もあったからさ。それで彼と知り合いのケニー・ビーツを通じてお願いしたら、すごく乗り気でね。本当に最高だったよ。そこからダニーと意気投合して、ボーエンと僕でケニーや他のラッパーたちと一緒に何か新しい音楽をつくろうって動き出したんだ。

それでダニーと話してたら、グラストンベリーの後で「Pop Pop Pop」に彼がヴァースを入れてくれることになった。本当に嬉しかったよ。これからもダニーと一緒に仕事ができるのが楽しみで仕方ないね。

ジョーが見るヒッピホップ・シーン

——今名前の出たケニー・ビーツは、ヴィンス・テイプルズやリコ・ナスティのプロダクションを手がけるなど今のヒップホップ・シーンと関わりの深い人物ですが(※「Tangk」にはナイジェル・ゴドリッチと共に共同プロデューサーとして参加)、ジョー自身は最近のヒップホップ・シーンをどう見ていますか。

ジョー:2013年頃から、エイサップ(・ロッキー)やケンドリック(・ラマー)、ダニー・ブラウンみたいな新しいラッパーが出てきて、デンゼル・カリーのような新しいスタイルも加わって、ヒップホップは大きく進化したと思う。僕がその頃、ヒップホップのDJをやっていて、リリックや姿勢に新しい息吹を感じて、限界を押し広げようとする勢いがすごかったんだ。それで、90年代初頭を振り返ってみたんだけど、あの頃って音楽に対する熱意と倫理観があって、情熱のためにやってるって感覚が強かったと思うんだ。

でも、90年代半ばから2010年ぐらいにかけては、資本主義のグロテスクな美学——金、女、車とか、大衆向けの退屈なクソみたいな音楽が溢れていた時期もあった。そんな中から、本物のカルチャーを求める新しいラッパーたちが現れてきたんだ。だから、今のヒップホップは本当に素晴らしいと思うよ。

——そもそものヒップホップとの出会いはどんな感じだったんですか。

ジョー:僕がヒップホップと出会ったのは10歳くらいの時で、ファーサイドの「Bizarre Ride II the Pharcyde」ってアルバムを聴いたんだ。いい曲がたくさん入っていて、次の「Labcabincalifornia」ってアルバムも最高だった。ミュージック・ビデオもすごくて、特にスパイク・ジョーンズが監督した「Drop」は逆再生とか斬新な演出で本当にヤバかった。とにかく、それまで聴いたことのない斬新なサウンドで、ヒップホップは僕にある種の“目標”を与えてくれたんだ。夢中だったよ。もっとも、イギリスの白人中流階級のガキにとっては完全に異質な文化だったけど、そこには真の“目的意識”があった。僕は昔から、そういう本物の目的意識を持った人や物事に惹かれるタイプでさ。で、それまで長い間ギター・ミュージックばかり聴いてたんだけど、ヒップホップと出会って、再びギター・ミュージックとの繋がりを発見した――そんな感じだね。

——ちなみに、バンドを始める前にDJをしていた頃は、どんな音楽をかけていたんですか。

ジョー:ロンドンのゴス・ナイトにちなんで「バット・ケイブ」って自分のイベントをやっていたんだ。最初はポスト・パンクやインディー・パンク、クラウト・ロックなんかをかけてたんだけど、そこからハウス・ミュージックやテクノ、ヒップホップにも手を出して、だんだん幅が広がっていった。それから7年間はヒップホップ中心のイベントもやってて、グライム、ガラージ、ジャングルとか、いろんなジャンルをかけていたよ。

——先ほど話に出た「Pop Pop Pop」は、グライムなどUKのクラブ・ミュージックを吸収したダンス・ロック・ナンバーでしたが、最近のグライムについてはどうですか。

ジョー:いいMCはたくさんいるよ。今はドリルの方が人気だけど、地球上で最高のMCたちは何人か現役で活躍している。イギリスだとスケプタは今でもすごいし、ディー ダブル イー(D Double E)はずっと最高だよ。いいものがどんどん出てきてるね。フリスコってやつがいて、彼は昔からやってるんだけど、音楽のクオリティがずっと一貫している。本当にいいよ。もっとたくさんの人に聴いてほしいけど、UKってとても小さな場所で、文化的に不安定だから流行が目まぐるしく変わるんだ。特定の都市に人口が集中してる小さな国だから、常に物事が動いてて、みんなある週末にはある方向を見て、次の週末には違う服を着ているー―そんなふうに何かが始まったり終わったりを繰り返している。でも、グライムはいつだって最高だよ。

ブリストルの音楽シーン

——地元のブリストルの音楽シーンはどうですか。

ジョー:ブリストルの音楽シーンってほんと独特で、イギリスで一番、人口あたりのミュージシャンが多い街なんじゃないかな。でも、ブリストル特有のサウンドってのがなくて、最後に「ブリストル・サウンド」って呼ばれたのはトリップホップの時代くらいだね。それ以来、ブリストルは多様性を尊重して、みんなが好きなことを自由にやっている。本当の意味でのコミュニティはあるけど、特定のシーンやそれを象徴する音はないんだ。ただみんなが楽しんで、音楽をつくってるだけで。

それってある意味、流動性や危機感がないっていうか、ミュージシャンに前に進もうっていう野心が薄いということなのかもしれないね。ブリストルはパーティーの街だから、みんな居心地がいいんだろう。でも、ほんといい街だよ。

——最近のブリストルは? 

ジョー:ここ一年くらいブリストルには行ってなくてさ。世界中をツアーで飛び回ってたから。実は、スクイッドは僕らの隣の部屋で練習してたんだよ。だから彼らに聞けば今のブリストルのことがわかるんじゃないかな(笑)。ブリストルには僕が大好きなヘヴィー・ラングスっていう素晴らしいバンドがいて、今も最高だよ。ただ、もうしばらくブリストルの音楽をちゃんと聴けてなくて。最近、家にいるときは娘を追いかけ回したり(笑)、サイクリングしたり、ボクシングしたりして過ごしてるからね。

アイドルズとファッション

——ところで、今回の「Tangk」のアーティスト写真でギタリストのマークがドレスを着ていたのが目を引きました。

ジョー:(ドレスを着た理由は)分からない。ただ、その方が快適だからドレスを着るようになったんじゃないかな。以前はいつもパンツ一丁で演奏してたから(笑)、自分を表現できるような服装にしたかったんだと思う。彼にとってはドレスを着て演奏する方がずっと快適なんだ。それだけのことだよ。彼に直接聞いたわけじゃないけどね。

——マークはいつもあんな感じで自由なんですか。

ジョー:時々ドレスを着るんだ。メンバーみんなそれぞれのスタイルがあるけど、まあ、確かに彼の感性が独特だね(笑)。

——例えば、作品をリリースするごとにアーティスト写真も刷新されると思いますが、そうしたビジュアル的な部分も含めてバンドのプレゼンスをどのように打ち出していくかについて、何か考えられていることはありますか。

ジョー:まあ、ステージでは、ファッションで自分を表現することはないんだ。観客には服じゃなくて、僕の目をじっと見てほしい。僕の痛み、美しさ、愛、喜びを感じてほしい。これは劇場だけど、本物の劇場だから。僕が感じていることをそのまま伝えるために、できるだけ真っ白なキャンバスでいたいと思っている。そうすれば、観客も僕が感じていることを感じることができるからね。

でも、普段の生活ではファッションが大好きだし、服で自分を表現するのは楽しいよ。素敵な服を着られる余裕があることは、人生を楽しく豊かにしてくれると思う。今は日本にいるから、日本のファッションにも興味があるよ。実は、ボーエンのお気に入りのドレスはミヤケ(「イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)」)のものなんだ。僕もそのドレスが大好きだよ。でも、ボーエンと僕はファッションにすごく興味があるけど、他の3人はそうでもなくて。アルバムとは関係ない話だけど、僕とボーエンにとっては大事なことなんだ。だからできれば、他の3人にも素敵な服を着せてあげたいくらいだよ。力づくでね(笑)。

——最近買ったお気に入りのワードローブを教えてください。

ジョー:コートを買ったばかりなんだ。ブランドは……「スティル・バイ・ハンド(STILL BY HAND」だね。僕はビンテージの服を集めるのが好きで、靴は「ジャック・ソロヴィエール(Jacques Solovière)」がお気に入り。履き心地がいいし、美しいからね。僕の理想のスタイルは、折衷的(eclectic)で、いかにも「分かってる」感じに見せつつ、普通のスタイルの枠を壊すこと。でも、クラシックなセンスは絶対に忘れない。だから、クレイジーに見せるんじゃなくて、例えば「ラングラー(WRANGLER)」のジーンズに「ラコステ(LACOSTE)」のベストを合わせるみたいな感じで、普通に快適に見えるようしてる。

音楽も同じで、折衷的な自分を表現するのが大好きだよ。アルバムにはグライムの曲もあれば、バラードもハードロックもある。僕はただ、美しいものすべてから借りたり盗んだりしたいだけなんだ。いつもそうとは限らないけれど、それがしっくりくるんだ。

——ちなみに、今回の日本滞在で何か素敵な出会いはありましたか。

ジョー:昨夜は本当に特別な夜だったよ。ビートカフェのKatomanのところに遊びに行って、彼のお気に入りの居酒屋に連れてってもらったんだ。その後、ゴールデン街の「ナイチンゲール」っていうノイズ・ミュージック・バーに行ったんだけど、74歳のおじいさんがサバの頭を料理してくれたりして、日本文化の美しいコントラストが最高だった。こじんまりとした静かで落ち着いた居酒屋から、一気にノイズ・ミュージックと刺激的なビジュアルが溢れるバーに移動するっていうギャップがね(笑)。街に活気があって、ほんと最高だったよ。

この1年を振り返って

——前回(2023年の「フジロック」出演時)インタビューした際※に、制作中だった「Tangk」について「僕たちが大事にしているものを祝福するようなアルバムをつくりたい」と話していたのが印象に残っています。そうした作品を携えてツアーで世界中を旅してきたこの1年間は、振り返ってどんな時間でしたか。
※前回のインタビューはこちら

ジョー:とても濃密で実りの多い時間だったと思う。僕がこのアルバムに求めていたのは、祝福の感覚と一体感、そして愛を感じられるシンプルなものだった。僕たちはこのアルバムを持って世界中をツアーで回るつもりでいた。日本、ヨーロッパ、ギリシャ、イギリス、アメリカ――どこもかしこも政治的に不安定な状況が続いているのは明らかだよ。この先に何が起こるか考えると、不安になるし、時には恐ろしくもある。でも、僕は愛と情熱を持ってこの時代に立ち向かいたかった。それが一番大切なことだと思う。人と人とのつながりって本来とてもシンプルなものなのに、強欲や恐怖が複雑に絡み合って難しくしてしまっている。

アーティストとして大事なのは、人々が自分自身と再びつながる手助けをすることだと思う。自分自身とのつながりを感じられれば、他者に心を開くことも自然とできるからね。音楽や芸術は、そのために僕たちが提供できるものだと思う。政治やお金、成功は与えられないけど、つながりや表現する場——それが鏡であれ、何かの枠組みであれ——そういう意図を提供したいんだ。

——先日のライブでは「Viva Palestina!」と叫ぶ場面もありました。

ジョー:世界はますます混沌としてきてる。でも、僕はそのことを深く考えすぎないようにしてる。ただ、僕には発言できるプラットフォームがあって、何か考えたときはすぐにその場で発信するんだ。パレスチナで起こったこと、そして今も続いてること――それは戦争犯罪だよ。ボスニアやルワンダで起きたことと同じだ。イギリスが残虐行為に目を背けたのはこれが初めてじゃない。もしボスニア紛争のときに僕が今くらい大人だったら、立ち上がっていたと思う。イラク戦争のときは16歳で、街頭に出て抗議したよ。足があって、自分が信じるモラルがある限り、行進するし、ステージからも発言する。それは僕にとって難しいことじゃない。ただ、それで大きな変化が起こせるとは思ってないよ。

ちょっとした祈りとか、捧げ物みたいなものなんだ。神様がいるわけじゃない。それは信仰心みたいなもので、自分が信じたことをやるしかない。そうでないなら、やるべきじゃないよ。すべてのミュージシャンが「これをやめろ、あれをやれ」って言う必要はないと思う。そういうことじゃない。ただ、これが僕のやり方というだけでね。自分が誰かより優れてるとも劣ってるとも思わない。音楽家としての義務というよりも、人としての義務だと思うんだ。自分がされたいように人を扱う――それが大事なんだ。だから、僕はステージに立っている。

——最後に、あのミュージック・ビデオについて教えてください。AIでコールドプレイのクリス・マーティンが歌っているかのように加工した、「Grace」のミュージック・ビデオについて。

ジョー:(日本語で)ハイ(笑)。レコーディングの前にロンドンのナイジェルのスタジオでその曲を書いたんだけど、彼がすごく気に入ってくれて。ただ、僕にはちょっとコールドプレイっぽく感じられて、面白いなって思ったけど、僕自身も気に入ったんだ。僕は特に初期のコールドプレイが大好きでさ。それで、スタジオにいる時にすぐにそのアイデアが浮かんだんだ。「A Iでクリス・マーティンに僕の歌詞を歌ってもらえたら最高だな」って。すぐにクリエイティブ・カンパニーに依頼したよ。時間がかかるのは分かってたからね。クリス・マーティンかコールドプレイのマネージメントの許可が必要だったから、僕のマネージャーがクリスを知ってる人に電話してくれて、そしたらクリス本人から僕に電話がかかってきたんだ。

彼はそのことを僕と話したかったみたいで、とても親切でいい人だったよ。「面白そうだね、全然OKだよ」って言ってくれて。それで、出来たものを彼に送ったんだけど、彼はそれに満足してなかったみたいでさ。そしたら、実際にクリスが僕の歌詞を歌っているビデオ録画して送ってくれて、僕たちを助けてくれたんだ。本当に素晴らしかったよ。とても親切で、いい人だね。

——コールドプレイのファンに怒られなかった?

ジョー:大丈夫だったよ(笑)。彼には自分の文化的な背景と僕たちの文化的な背景がちゃんと理解できている。それで、「どうぞからかって、楽しんでくれ」って言ってくれたんだ。

——ちなみに、首からも覗いているタトゥーにまつわるエピソードについて、何か教えてもらえますか。

ジョー:パパは首のタトゥーが嫌いだから、「ポップス」って入れてやったんだよ、パパって意味さ。いろいろあるけど……これって、間違った決断のタペストリーみたいなもんだね。

PHOTOS:YUKI KAWASHIMA

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UKバンド、アイドルズ(IDLES)が語る最新アルバム「Tangk」 LCDサウンドシステムやコールドプレイとの関係性も

PROFILE: アイドルズ(IDLES)

PROFILE: 英ブリストルで結成。メンバーはジョー・タルボット(vocals)、ダム・デヴォンシャー(bass)、マーク・ボーウェン(guitars)、リー・キアナン(guitars)、ジョン・ビーヴィス(drums)の5人で、2017年にデビュー・アルバム「Brutalism」をリリース。18年にはセカンド・アルバム「Joy As An Act Of Resistance」を、20年にはサード・アルバム「Ultra Mono」をリリース。サードアルバムはUKチャートの1位を獲得した。21年には、ケニー・ビーツとギタリスト、マーク・ボーウェンの共同プロデュースによる4枚目のアルバム「Crawler」を、24年2月に5枚目のアルバム「Tangk」をリリースした。

昨年2月にリリースした最新アルバム「Tangk」が、先日のグラミー賞で「Best Rock Album」にノミネートされたアイドルズ(IDLES)。かれらのアルバムが同賞の候補に選ばれるのは前作「Crawler」(2021年)に続いて2作連続で、英国出身でこれほど世界的な評価を獲得しているバンドは、近年では稀有な存在と言えるだろう。2000年代の終わりにブリストルで結成され、硬質なパンク・サウンドでインパクトを残したデビュー・アルバム「Brutalism」(17年)から8年。フロントマンのジョー・タルボット(Joe Talbot)が率いるこの5人組は、聴く者の感情に深く訴えかける音楽をつくり続けることで支持を広げ、フー・ファイターズやメタリカからも一目置かれるワールド・クラスのバンドへと飛躍を遂げた。そして、レディオヘッドやベックを手がけるナイジェル・ゴドリッチを共同プロデューサーに迎えた5作目の「Tangk」は、これまで以上に多様な音楽的要素が交錯する、アイドルズの新たな局面を示した作品だった。

アイドルズを始める前はDJとして活動し、熱心なヒップホップ・ヘッズだったというジョー。前作、前々作「Ultra Mono」(20年)に続いてケニー・ビーツ(ヴィンス・ステイプルズ、リコ・ナスティ)がプロダクションに関わる「Tangk」は、そんなジョーが近年のヒップホップやグライムに寄せる共感が色濃く投影された作品でもある。昨年末には、ラッパーのダニー・ブラウンをフィーチャーしたシングルも大きな話題を呼んだ。「イギリスの白人中流階級のガキだった僕に、ヒップホップは真の目的意識を与えてくれた」——そう語るジョーに、1月に行われた来日公演の後日、そのヒップホップとの出会いや「Tangk」の制作の裏側、そして彼が貫く「スタイル」の核心を聞いた。

アルバム「Tangk」について

——新作「Tangk」でプロデュースを依頼したナイジェル・ゴドリッチとの作業はどうでしたか。

ジョー・タルボット(以下、ジョー):本当に素晴らしかったよ。特にレコーディングのプロセスがね。彼は事前に用意されたものではなく、その瞬間に生まれるものを捉えようとしていた。瞬間のマジック――意図しないミスやグリッチ(不具合)、いろんな偶然をテープ・ループで取り込んでいくことで、楽曲そのものより演奏することに集中できた。それは僕たちにとってかなり異例なアプローチだったよ。

普通なら、曲をしっかりつくり込んで、ヴァース、コーラス、ブリッジといった構成を練り上げるんだけど、ナイジェルはそんなことに興味がなかった。彼は僕たちがその瞬間に集中し、目の前の音にまるで瞑想するみたいに意識を向けることを大切にした。だからすごく斬新で、一緒にやるのはかなりチャレンジングだったよ。

——「Tangk」はダンス・フィールにあふれたアルバムで、特にLCDサウンドシステムのジェームス・マーフィーとナンシー・ワンが参加した「Dancer」は象徴的なナンバーだと思います。これはどういう経緯で実現したコラボレーションだったのでしょうか。

ジョー:あれは確か(ギタリストのマーク・)ボーエンが書いた曲だったと思う。このアルバムで僕が目指していたのは、人々を踊らせて、心から音楽を感じてもらい、何か普遍的な感情を呼び起こすような音楽をつくることだった。幻滅の時代だからこそ、聴く人の感情に寄り添って、頭で考えるよりも人間の根源的な感覚を呼び覚まし、自分自身の存在を肯定できるような音楽が必要だと思ったんだ。それで曲を書いて、レコーディングして、アメリカでLCDサウンドシステムと一緒にツアーを始めた時に、ナイジェルから電話がかかってきたんだ。「バッキング・ボーカルがこの曲に合ってない」って。

バッキング・ボーカルは僕が書いたんだけど、メロディとハーモニーはジェームスとナンシーをイメージして書いたものだった。男性の力強いファルセットと、女性の物憂げなハーモニーの組み合わせをね。ちょうど一緒にツアー中だったからお願いしてみたら、ニューヨークにある彼らのスタジオに連れて行ってくれて、そこで一日一緒に過ごすことができた。本当にクレイジーで最高な体験だったよ。

——ジェームスはどんな人でした?

ジョー:ジェームスはとてもミステリアスな人だよ。知的で、強い意志を持っていて、仕事にも家族にも友だちにも全力で全てを捧げるタイプなんだ。そんな献身的な男だからこそ、周りのみんなも自然と彼に惹きつけられて、同じくらい献身的に動くんだと思う。ツアー・チームも、バンドも、クルーも、彼に関わる人たちみんなが素晴らしい人間ばっかりでさ。お互いのために一生懸命やっていて、自分の仕事に誇りを持っている。それがツアー・バンドとして参加している僕らにとってもすごく刺激的だった。それに、ジェームスってとても的確なんだ。彼のスタジオは信じられないくらい素晴らしくて、機材もすべて揃ってる。彼って本当に全てを捧げる人なんだよ。

——エレクトロニック・ミュージックの影響を反映した現代的なロック・ミュージックの先駆であるLCDサウンドシステム、そしてDJとしての顔を持ちハードコア・パンクをルーツとするジェームス・マーフィーは、アイドルズというバンドやあなた自身にとってもロールモデルと言える存在であり、共感を寄せる対象だったのではないかと思います。

ジョー:つまりさ、僕たちの共通点って結局、音楽が大好きってことだと思うんだ。僕もジェームスも、心の底から良いと思える音楽や芸術でなければ本気でやろうとは思わない。自分たちの音楽やアート、ライブに情熱と生命力を求めていて、そのエネルギーってソウル・ミュージックやパンク、ハードコア、そしてテクノみたいなジャンルから湧き上がってくるものなんだ。そのエネルギーこそが僕たちが追い求めるもので、そのために懸命に努力している。僕らは2人とも、くだらないことには絶対に手を出さないよ。

——コラボレーションといえば、昨年末にリリースされた「Pop Pop Pop」のリミックスでダニー・ブラウンがフィーチャーされていたのもサプライズでした。

ジョー:ラッパーとコラボしたいと思っていて、それでグラストンベリーのステージで「Pop Pop Pop」をやるときにラッパーをフィーチャーするアイデアが浮かんだんだ。ダニー・ブラウンは僕が大好きなラッパーの一人で、彼はすでにグラストンベリーでパフォーマンスした経験もあったからさ。それで彼と知り合いのケニー・ビーツを通じてお願いしたら、すごく乗り気でね。本当に最高だったよ。そこからダニーと意気投合して、ボーエンと僕でケニーや他のラッパーたちと一緒に何か新しい音楽をつくろうって動き出したんだ。

それでダニーと話してたら、グラストンベリーの後で「Pop Pop Pop」に彼がヴァースを入れてくれることになった。本当に嬉しかったよ。これからもダニーと一緒に仕事ができるのが楽しみで仕方ないね。

ジョーが見るヒッピホップ・シーン

——今名前の出たケニー・ビーツは、ヴィンス・テイプルズやリコ・ナスティのプロダクションを手がけるなど今のヒップホップ・シーンと関わりの深い人物ですが(※「Tangk」にはナイジェル・ゴドリッチと共に共同プロデューサーとして参加)、ジョー自身は最近のヒップホップ・シーンをどう見ていますか。

ジョー:2013年頃から、エイサップ(・ロッキー)やケンドリック(・ラマー)、ダニー・ブラウンみたいな新しいラッパーが出てきて、デンゼル・カリーのような新しいスタイルも加わって、ヒップホップは大きく進化したと思う。僕がその頃、ヒップホップのDJをやっていて、リリックや姿勢に新しい息吹を感じて、限界を押し広げようとする勢いがすごかったんだ。それで、90年代初頭を振り返ってみたんだけど、あの頃って音楽に対する熱意と倫理観があって、情熱のためにやってるって感覚が強かったと思うんだ。

でも、90年代半ばから2010年ぐらいにかけては、資本主義のグロテスクな美学——金、女、車とか、大衆向けの退屈なクソみたいな音楽が溢れていた時期もあった。そんな中から、本物のカルチャーを求める新しいラッパーたちが現れてきたんだ。だから、今のヒップホップは本当に素晴らしいと思うよ。

——そもそものヒップホップとの出会いはどんな感じだったんですか。

ジョー:僕がヒップホップと出会ったのは10歳くらいの時で、ファーサイドの「Bizarre Ride II the Pharcyde」ってアルバムを聴いたんだ。いい曲がたくさん入っていて、次の「Labcabincalifornia」ってアルバムも最高だった。ミュージック・ビデオもすごくて、特にスパイク・ジョーンズが監督した「Drop」は逆再生とか斬新な演出で本当にヤバかった。とにかく、それまで聴いたことのない斬新なサウンドで、ヒップホップは僕にある種の“目標”を与えてくれたんだ。夢中だったよ。もっとも、イギリスの白人中流階級のガキにとっては完全に異質な文化だったけど、そこには真の“目的意識”があった。僕は昔から、そういう本物の目的意識を持った人や物事に惹かれるタイプでさ。で、それまで長い間ギター・ミュージックばかり聴いてたんだけど、ヒップホップと出会って、再びギター・ミュージックとの繋がりを発見した――そんな感じだね。

——ちなみに、バンドを始める前にDJをしていた頃は、どんな音楽をかけていたんですか。

ジョー:ロンドンのゴス・ナイトにちなんで「バット・ケイブ」って自分のイベントをやっていたんだ。最初はポスト・パンクやインディー・パンク、クラウト・ロックなんかをかけてたんだけど、そこからハウス・ミュージックやテクノ、ヒップホップにも手を出して、だんだん幅が広がっていった。それから7年間はヒップホップ中心のイベントもやってて、グライム、ガラージ、ジャングルとか、いろんなジャンルをかけていたよ。

——先ほど話に出た「Pop Pop Pop」は、グライムなどUKのクラブ・ミュージックを吸収したダンス・ロック・ナンバーでしたが、最近のグライムについてはどうですか。

ジョー:いいMCはたくさんいるよ。今はドリルの方が人気だけど、地球上で最高のMCたちは何人か現役で活躍している。イギリスだとスケプタは今でもすごいし、ディー ダブル イー(D Double E)はずっと最高だよ。いいものがどんどん出てきてるね。フリスコってやつがいて、彼は昔からやってるんだけど、音楽のクオリティがずっと一貫している。本当にいいよ。もっとたくさんの人に聴いてほしいけど、UKってとても小さな場所で、文化的に不安定だから流行が目まぐるしく変わるんだ。特定の都市に人口が集中してる小さな国だから、常に物事が動いてて、みんなある週末にはある方向を見て、次の週末には違う服を着ているー―そんなふうに何かが始まったり終わったりを繰り返している。でも、グライムはいつだって最高だよ。

ブリストルの音楽シーン

——地元のブリストルの音楽シーンはどうですか。

ジョー:ブリストルの音楽シーンってほんと独特で、イギリスで一番、人口あたりのミュージシャンが多い街なんじゃないかな。でも、ブリストル特有のサウンドってのがなくて、最後に「ブリストル・サウンド」って呼ばれたのはトリップホップの時代くらいだね。それ以来、ブリストルは多様性を尊重して、みんなが好きなことを自由にやっている。本当の意味でのコミュニティはあるけど、特定のシーンやそれを象徴する音はないんだ。ただみんなが楽しんで、音楽をつくってるだけで。

それってある意味、流動性や危機感がないっていうか、ミュージシャンに前に進もうっていう野心が薄いということなのかもしれないね。ブリストルはパーティーの街だから、みんな居心地がいいんだろう。でも、ほんといい街だよ。

——最近のブリストルは? 

ジョー:ここ一年くらいブリストルには行ってなくてさ。世界中をツアーで飛び回ってたから。実は、スクイッドは僕らの隣の部屋で練習してたんだよ。だから彼らに聞けば今のブリストルのことがわかるんじゃないかな(笑)。ブリストルには僕が大好きなヘヴィー・ラングスっていう素晴らしいバンドがいて、今も最高だよ。ただ、もうしばらくブリストルの音楽をちゃんと聴けてなくて。最近、家にいるときは娘を追いかけ回したり(笑)、サイクリングしたり、ボクシングしたりして過ごしてるからね。

アイドルズとファッション

——ところで、今回の「Tangk」のアーティスト写真でギタリストのマークがドレスを着ていたのが目を引きました。

ジョー:(ドレスを着た理由は)分からない。ただ、その方が快適だからドレスを着るようになったんじゃないかな。以前はいつもパンツ一丁で演奏してたから(笑)、自分を表現できるような服装にしたかったんだと思う。彼にとってはドレスを着て演奏する方がずっと快適なんだ。それだけのことだよ。彼に直接聞いたわけじゃないけどね。

——マークはいつもあんな感じで自由なんですか。

ジョー:時々ドレスを着るんだ。メンバーみんなそれぞれのスタイルがあるけど、まあ、確かに彼の感性が独特だね(笑)。

——例えば、作品をリリースするごとにアーティスト写真も刷新されると思いますが、そうしたビジュアル的な部分も含めてバンドのプレゼンスをどのように打ち出していくかについて、何か考えられていることはありますか。

ジョー:まあ、ステージでは、ファッションで自分を表現することはないんだ。観客には服じゃなくて、僕の目をじっと見てほしい。僕の痛み、美しさ、愛、喜びを感じてほしい。これは劇場だけど、本物の劇場だから。僕が感じていることをそのまま伝えるために、できるだけ真っ白なキャンバスでいたいと思っている。そうすれば、観客も僕が感じていることを感じることができるからね。

でも、普段の生活ではファッションが大好きだし、服で自分を表現するのは楽しいよ。素敵な服を着られる余裕があることは、人生を楽しく豊かにしてくれると思う。今は日本にいるから、日本のファッションにも興味があるよ。実は、ボーエンのお気に入りのドレスはミヤケ(「イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)」)のものなんだ。僕もそのドレスが大好きだよ。でも、ボーエンと僕はファッションにすごく興味があるけど、他の3人はそうでもなくて。アルバムとは関係ない話だけど、僕とボーエンにとっては大事なことなんだ。だからできれば、他の3人にも素敵な服を着せてあげたいくらいだよ。力づくでね(笑)。

——最近買ったお気に入りのワードローブを教えてください。

ジョー:コートを買ったばかりなんだ。ブランドは……「スティル・バイ・ハンド(STILL BY HAND」だね。僕はビンテージの服を集めるのが好きで、靴は「ジャック・ソロヴィエール(Jacques Solovière)」がお気に入り。履き心地がいいし、美しいからね。僕の理想のスタイルは、折衷的(eclectic)で、いかにも「分かってる」感じに見せつつ、普通のスタイルの枠を壊すこと。でも、クラシックなセンスは絶対に忘れない。だから、クレイジーに見せるんじゃなくて、例えば「ラングラー(WRANGLER)」のジーンズに「ラコステ(LACOSTE)」のベストを合わせるみたいな感じで、普通に快適に見えるようしてる。

音楽も同じで、折衷的な自分を表現するのが大好きだよ。アルバムにはグライムの曲もあれば、バラードもハードロックもある。僕はただ、美しいものすべてから借りたり盗んだりしたいだけなんだ。いつもそうとは限らないけれど、それがしっくりくるんだ。

——ちなみに、今回の日本滞在で何か素敵な出会いはありましたか。

ジョー:昨夜は本当に特別な夜だったよ。ビートカフェのKatomanのところに遊びに行って、彼のお気に入りの居酒屋に連れてってもらったんだ。その後、ゴールデン街の「ナイチンゲール」っていうノイズ・ミュージック・バーに行ったんだけど、74歳のおじいさんがサバの頭を料理してくれたりして、日本文化の美しいコントラストが最高だった。こじんまりとした静かで落ち着いた居酒屋から、一気にノイズ・ミュージックと刺激的なビジュアルが溢れるバーに移動するっていうギャップがね(笑)。街に活気があって、ほんと最高だったよ。

この1年を振り返って

——前回(2023年の「フジロック」出演時)インタビューした際※に、制作中だった「Tangk」について「僕たちが大事にしているものを祝福するようなアルバムをつくりたい」と話していたのが印象に残っています。そうした作品を携えてツアーで世界中を旅してきたこの1年間は、振り返ってどんな時間でしたか。
※前回のインタビューはこちら

ジョー:とても濃密で実りの多い時間だったと思う。僕がこのアルバムに求めていたのは、祝福の感覚と一体感、そして愛を感じられるシンプルなものだった。僕たちはこのアルバムを持って世界中をツアーで回るつもりでいた。日本、ヨーロッパ、ギリシャ、イギリス、アメリカ――どこもかしこも政治的に不安定な状況が続いているのは明らかだよ。この先に何が起こるか考えると、不安になるし、時には恐ろしくもある。でも、僕は愛と情熱を持ってこの時代に立ち向かいたかった。それが一番大切なことだと思う。人と人とのつながりって本来とてもシンプルなものなのに、強欲や恐怖が複雑に絡み合って難しくしてしまっている。

アーティストとして大事なのは、人々が自分自身と再びつながる手助けをすることだと思う。自分自身とのつながりを感じられれば、他者に心を開くことも自然とできるからね。音楽や芸術は、そのために僕たちが提供できるものだと思う。政治やお金、成功は与えられないけど、つながりや表現する場——それが鏡であれ、何かの枠組みであれ——そういう意図を提供したいんだ。

——先日のライブでは「Viva Palestina!」と叫ぶ場面もありました。

ジョー:世界はますます混沌としてきてる。でも、僕はそのことを深く考えすぎないようにしてる。ただ、僕には発言できるプラットフォームがあって、何か考えたときはすぐにその場で発信するんだ。パレスチナで起こったこと、そして今も続いてること――それは戦争犯罪だよ。ボスニアやルワンダで起きたことと同じだ。イギリスが残虐行為に目を背けたのはこれが初めてじゃない。もしボスニア紛争のときに僕が今くらい大人だったら、立ち上がっていたと思う。イラク戦争のときは16歳で、街頭に出て抗議したよ。足があって、自分が信じるモラルがある限り、行進するし、ステージからも発言する。それは僕にとって難しいことじゃない。ただ、それで大きな変化が起こせるとは思ってないよ。

ちょっとした祈りとか、捧げ物みたいなものなんだ。神様がいるわけじゃない。それは信仰心みたいなもので、自分が信じたことをやるしかない。そうでないなら、やるべきじゃないよ。すべてのミュージシャンが「これをやめろ、あれをやれ」って言う必要はないと思う。そういうことじゃない。ただ、これが僕のやり方というだけでね。自分が誰かより優れてるとも劣ってるとも思わない。音楽家としての義務というよりも、人としての義務だと思うんだ。自分がされたいように人を扱う――それが大事なんだ。だから、僕はステージに立っている。

——最後に、あのミュージック・ビデオについて教えてください。AIでコールドプレイのクリス・マーティンが歌っているかのように加工した、「Grace」のミュージック・ビデオについて。

ジョー:(日本語で)ハイ(笑)。レコーディングの前にロンドンのナイジェルのスタジオでその曲を書いたんだけど、彼がすごく気に入ってくれて。ただ、僕にはちょっとコールドプレイっぽく感じられて、面白いなって思ったけど、僕自身も気に入ったんだ。僕は特に初期のコールドプレイが大好きでさ。それで、スタジオにいる時にすぐにそのアイデアが浮かんだんだ。「A Iでクリス・マーティンに僕の歌詞を歌ってもらえたら最高だな」って。すぐにクリエイティブ・カンパニーに依頼したよ。時間がかかるのは分かってたからね。クリス・マーティンかコールドプレイのマネージメントの許可が必要だったから、僕のマネージャーがクリスを知ってる人に電話してくれて、そしたらクリス本人から僕に電話がかかってきたんだ。

彼はそのことを僕と話したかったみたいで、とても親切でいい人だったよ。「面白そうだね、全然OKだよ」って言ってくれて。それで、出来たものを彼に送ったんだけど、彼はそれに満足してなかったみたいでさ。そしたら、実際にクリスが僕の歌詞を歌っているビデオ録画して送ってくれて、僕たちを助けてくれたんだ。本当に素晴らしかったよ。とても親切で、いい人だね。

——コールドプレイのファンに怒られなかった?

ジョー:大丈夫だったよ(笑)。彼には自分の文化的な背景と僕たちの文化的な背景がちゃんと理解できている。それで、「どうぞからかって、楽しんでくれ」って言ってくれたんだ。

——ちなみに、首からも覗いているタトゥーにまつわるエピソードについて、何か教えてもらえますか。

ジョー:パパは首のタトゥーが嫌いだから、「ポップス」って入れてやったんだよ、パパって意味さ。いろいろあるけど……これって、間違った決断のタペストリーみたいなもんだね。

PHOTOS:YUKI KAWASHIMA

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ニッチフレグランスの元祖「ラルチザン パフューマー」が最上陸 旗艦店で触れる半世紀にわたり愛される香りの数々

プーチ・ジャパンは4月25日、パリ発フレグランス「ラルチザン パフューマー(L’ARTISAN PARFUMER)」(以下、ラルチザン)の旗艦店を東京・表参道に出店した。日本語で“香りの職人”を意味する同ブランドは1976年、植物学者のジョン・ラポルトが創業。ニッチフレグランスの元祖ともいえる存在で、半世紀以上にわたりフレグランスの上級者に愛され続けている。最上陸を象徴する表参道の旗艦店は、パリ本店のコンセプトを反映。天井が高く、まるでパリのアパルトマンのようなシックで心地良い空間が広がっている。同店では、香水からホームフレグランスまでフランス本国同様、全てのラインアップをそろえる。

素材そのものの美しさを讃える名香の数々

「ラルチザン」といえば創業当時、フレグランスでは珍しかった一つの原料にスポットライトを当てた“アンソロジー”コレクションが代表的。ブラックベリーが主役の“ミュール エ ムスク”や“メモワール ド ローズ”など、素材そのものの美しさを忠実に表現した香りは時代を超えて愛されるロングセラーから構成される“ラ コレクション”シリーズとプロヴァンスやカマルグなどフランス各地の魅力を香りで表現した“レ ペイサージュ”シリーズで構成されている。それに加え、夜に花開く植物を神秘的に捉えた“オニリック”コレクションも販売する。

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「エンポリオ アルマーニ」から栗やアンバーが織りなす魅惑的な甘さの新作フレグランス

「エンポリオ アルマーニ(EMPORIO ARMANI)」は5月30日、フレグランスシリーズ“ストロンガー ウィズ ユー”から新作のオードパルファン“ストロンガー ウィズ ユー インテンスリー”(100mL、2万2000円)を発売する。

活気あふれる香りで
内なる激しさを表現

同フレグランスは、“ストロンガー ウィズ ユー”シリーズを手掛ける調香師、セシル・マットン(Cecile Matton)の新作。スパイシーなピンクペッパーが香るトップノートに、ハーバルなラベンダーとセージを合わせ、ラストは砂糖漬けにした栗のアコードやアンバーウッド、バニラなど複雑な甘さが重なるように仕上げた。特徴的なカラーは“香りが表現する内なる激しさ”をイメージし、ガラスボトルには重なり合うリングがモチーフのキャップを付けた。

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「エンポリオ アルマーニ」から栗やアンバーが織りなす魅惑的な甘さの新作フレグランス

「エンポリオ アルマーニ(EMPORIO ARMANI)」は5月30日、フレグランスシリーズ“ストロンガー ウィズ ユー”から新作のオードパルファン“ストロンガー ウィズ ユー インテンスリー”(100mL、2万2000円)を発売する。

活気あふれる香りで
内なる激しさを表現

同フレグランスは、“ストロンガー ウィズ ユー”シリーズを手掛ける調香師、セシル・マットン(Cecile Matton)の新作。スパイシーなピンクペッパーが香るトップノートに、ハーバルなラベンダーとセージを合わせ、ラストは砂糖漬けにした栗のアコードやアンバーウッド、バニラなど複雑な甘さが重なるように仕上げた。特徴的なカラーは“香りが表現する内なる激しさ”をイメージし、ガラスボトルには重なり合うリングがモチーフのキャップを付けた。

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「ジバンシイ」が“プリズム・リーブル”のカラーコンシーラー新色&ミニパウダーを発売

「ジバンシイ(GIVENCHY)」は5月1日、同ブランドのベストセラー“プリズム・リーブル”シリーズから、コントロールカラー“同 スキンケアリング・コレクター”(各5060円)の新2色と、アイコニックな4色ルースパウダー“プリズム・リーブル”のトラベルサイズ(全5色、各4180円)全5色を発売する。

ほか、“同 スキンケアリング・コレクター”とリップバームをセットにした限定の“ジバンシイ スターター キット”(1万4850円)も用意した。

“肌印象を自由にデザインする”フェイスカラーの新色

“プリズム・リーブル・スキンケアリング・コレクター”は、みずみずしいテクスチャーで溶けこむように肌になじみ、肌の色むらを自然に整えるフェイスカラー。滑らかな使用感で、気になる部分へのポイント使いから広範囲の塗布まで幅広く使える。

新色は2色で、ピンクは血色感を与えることでトーンアップした華やかで明るい印象をかなえ、ラベンダーはくすみをカバーし血色感と透明感を兼ね備えた印象に導く。ラインアップは既存色のブルー、グリーン、ピーチに加え、全5色となる。

4色フェイスパウダーからトラベルサイズが登場

“プリズム・リーブル・トラベル”は、人気の4色フェイスパウダーのトラベルサイズだ。プリズムのように光を反射・拡散するビーズが光の3原色を掛け合わせ、単色では表現できない繊細な肌色を美しく演出する。

カラーは全5色。“No.00 オパルセント・チュール”は、「白ではない光でできた澄んだ4色」が、肌に透明感のある明るさをプラスする。肌に仕込む光の下地として他色とも併用できる。“No.01 パステル・シフォン”はグリーンが赤味を、パープルが黄味とくすみを補正して、淡いブルーが明るい透明肌へ導くパステルハーモニー。“No.02 ホワイト・サテン”は、パープルがかったホワイトの輝きとぬくもりのあるイエローで、優しく発光する陶器肌に仕上げる。“No.03 ローズ・ヴェイル”は、多様なニュアンスのピンクとベージュが肌のくすみをカバーし、自然な血色感を生み出す。“No.04 アシッド・シフォン”は、グリーンとパープルで色ムラを補正しながら、アプリコットの明るさで肌を優しくトーンアップ。ヘルシーで生命感のある冴え肌をつくる。

人気カラーを一度に楽しめる特別セットも

限定キット“ジバンシイ スターター キット”も登場する。同キットは、“プリズム・リーブル・スキンケアリング・コレクター”の現品3色のラベンダー、ブルー、グリーンと、唇のpHで自分だけのピンクに変化するリップバーム“ローズ・パーフェクト No.001 ピンク・イレジスティブル”のミニサイズ(1.5g)を組み合わせた。

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「アメリ」の黒石奈央子と「スーツスクエア」の意外なシナジー 協業ラインが滑り出し好調

青山商事の「スーツスクエア(SUIT SQUARE)」は4月30日まで、「アメリ(AMERI)」の黒石奈央子ディレクターとの協業ライン「シス(CIS.)」のポップアップストアをルミネ新宿2の2階イベントスペースに出店している。ポップアップ出店は、今回が初めて。

ポップアップでは、“プレイフルストラクチャー(Playful Structure)”がテーマの2025春夏コレクションのアイテムが並ぶ。建物の造形美をインスピレーション源に、立体感や造形美を服で表現したジャケットやパンツ、ブラウス、シャツなど全15型。

会場は「アメリ ヴィンテージ(AMERI VINTAGE)」ルミネ新宿2店に隣接しており、黒石のファンの相互送客を狙う。青山商事の今井康友TSC営業部副部長は、「普段『スーツスクエア』では取り込めていない、ファッション感度の高いお客さまや、若年層のお客さまにアプローチできるとても良い機会だ。また、館には訪日客も多く、海外のお客さまにもリーチが見込める」と期待を寄せた。

好感触を得ることができれば、今後は都心のオフィス街などでもポップアップ開催も検討しているという。

「シス」滑り出し好調 購入者は狙い通り、20〜30代女性

「シス」は、2024年9月にスタート。「rules for fashion, enjoy with rules」をコンセプトに掲げ、ビジネスウエアのルールに縛られず、むしろそれを「楽しむ」という黒石ならではの目線でデザインしている。さまざまな着こなしやシーンを想定し、デザインや生地、シルエットに加え、裏地やボタンなど全て黒石がこだわりを持ってセレクト。ラインアップ自体はジャケットやシャツ、パンツなどビジネスの文脈を汲み取っていながら、ひとくせあるデザインやレイヤードスタイルで遊び心を加える。

ローンチから約半年経ったが、滑り出しは順調。2024年秋冬のデビューコレクションは一部の商品が完売し、追加生産を行うなど予想以上の反響があった。購買層は20〜30代の女性が中心で、狙った客層に届いていることがうかがえる。

さらに、公式ECサイトの購入者のうち、約9割が新規でスーツスクエアの会員に入会。普段「スーツスクエア」と接点のない客層の獲得につながっている。

主婦層の需要も実感 今後の服作りの参考に

一方の黒石氏は、量販のビジネススーツメーカーとの協業で得たものはあったのか。

黒石は、昨年第1子を出産。主婦との交流が増え、「シス」を「入卒園式で着たい」といった声も耳にするようになったという。このことから、オケージョンの多い主婦層には「アメリ」ではカバーしきれないニーズがあり、そこに「シス」の需要があることに気が付いた。

「普通のスーツだと面白くないし、派手過ぎると着ていけないというおしゃれなママたちの要望を応えるのに『シス』のアイテムはぴったり。今後はビジネスパーソンだけでなく、こういったニーズにも広く応えていけるような服作りを意識したい」と黒石氏。

今井副部長も「ビジネスとファッションのいいとこ取りをしたポジショニングのブランドを目指したい」と意気込む。「これからは黒石さんと同じ境遇の、子育てと仕事を両立している女性からのファン層も増えるはず。受験や面接などのオケージョン服の新たな提案も黒石さんと検討し、客層の幅を広げていきたい」。

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「アメリ」の黒石奈央子と「スーツスクエア」の意外なシナジー 協業ラインが滑り出し好調

青山商事の「スーツスクエア(SUIT SQUARE)」は4月30日まで、「アメリ(AMERI)」の黒石奈央子ディレクターとの協業ライン「シス(CIS.)」のポップアップストアをルミネ新宿2の2階イベントスペースに出店している。ポップアップ出店は、今回が初めて。

ポップアップでは、“プレイフルストラクチャー(Playful Structure)”がテーマの2025春夏コレクションのアイテムが並ぶ。建物の造形美をインスピレーション源に、立体感や造形美を服で表現したジャケットやパンツ、ブラウス、シャツなど全15型。

会場は「アメリ ヴィンテージ(AMERI VINTAGE)」ルミネ新宿2店に隣接しており、黒石のファンの相互送客を狙う。青山商事の今井康友TSC営業部副部長は、「普段『スーツスクエア』では取り込めていない、ファッション感度の高いお客さまや、若年層のお客さまにアプローチできるとても良い機会だ。また、館には訪日客も多く、海外のお客さまにもリーチが見込める」と期待を寄せた。

好感触を得ることができれば、今後は都心のオフィス街などでもポップアップ開催も検討しているという。

「シス」滑り出し好調 購入者は狙い通り、20〜30代女性

「シス」は、2024年9月にスタート。「rules for fashion, enjoy with rules」をコンセプトに掲げ、ビジネスウエアのルールに縛られず、むしろそれを「楽しむ」という黒石ならではの目線でデザインしている。さまざまな着こなしやシーンを想定し、デザインや生地、シルエットに加え、裏地やボタンなど全て黒石がこだわりを持ってセレクト。ラインアップ自体はジャケットやシャツ、パンツなどビジネスの文脈を汲み取っていながら、ひとくせあるデザインやレイヤードスタイルで遊び心を加える。

ローンチから約半年経ったが、滑り出しは順調。2024年秋冬のデビューコレクションは一部の商品が完売し、追加生産を行うなど予想以上の反響があった。購買層は20〜30代の女性が中心で、狙った客層に届いていることがうかがえる。

さらに、公式ECサイトの購入者のうち、約9割が新規でスーツスクエアの会員に入会。普段「スーツスクエア」と接点のない客層の獲得につながっている。

主婦層の需要も実感 今後の服作りの参考に

一方の黒石氏は、量販のビジネススーツメーカーとの協業で得たものはあったのか。

黒石は、昨年第1子を出産。主婦との交流が増え、「シス」を「入卒園式で着たい」といった声も耳にするようになったという。このことから、オケージョンの多い主婦層には「アメリ」ではカバーしきれないニーズがあり、そこに「シス」の需要があることに気が付いた。

「普通のスーツだと面白くないし、派手過ぎると着ていけないというおしゃれなママたちの要望を応えるのに『シス』のアイテムはぴったり。今後はビジネスパーソンだけでなく、こういったニーズにも広く応えていけるような服作りを意識したい」と黒石氏。

今井副部長も「ビジネスとファッションのいいとこ取りをしたポジショニングのブランドを目指したい」と意気込む。「これからは黒石さんと同じ境遇の、子育てと仕事を両立している女性からのファン層も増えるはず。受験や面接などのオケージョン服の新たな提案も黒石さんと検討し、客層の幅を広げていきたい」。

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1位は、ABCマート、俳優の榎本加奈子と畑野ひろ子を社外取締役に|週間アクセスランキング TOP10(4月17〜23日)

1位は、ABCマート、俳優の榎本加奈子と畑野ひろ子を社外取締役に|週間アクセスランキング TOP10(4月17〜23日)

「WWDJAPAN」 ウイークリートップ10

1週間でアクセス数の多かった「WWDJAPAN」の記事をランキング形式で毎週金曜日にお届け。
今回は、4月17日(木)〜4月23日(水)に配信した記事のトップ10を紹介します。


- 1位 -
ABCマート、俳優の榎本加奈子と畑野ひろ子を社外取締役に

04月21日公開 / 文・本橋 涼介

 靴小売の「ABCマート」を運営するエービーシー・マートは、俳優の榎本加奈子と畑野ひろ子を社外取締役に新任する。5月27日に開催する第40回定時株主総会での承認を経て、正式に就任する見通し。

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- 2位 -
“ミャクミャク”が「ジェラート ピケ」とコラボ Tシャツやヘアバンドなど17型発売

04月21日公開 / 文・WWD STAFF

 ルームウエアブランド「ジェラート ピケ(GELATO PIQUE)」は、大阪・関西万博の公式キャラクター“ミャクミャク”とコラボレーションしたアイテムを発売する。アイテムは万博会場内のオフィシャルストア 東ゲート店 大丸松坂屋百貨店でのみ取り扱う。

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- 3位 -
Snow Manが「プーマ」の新キャンペーンに登場 ムービーとビジュアルを公開

04月22日公開 / 文・WWD STAFF

 「プーマ(PUMA)」は、新作シューズのキャンペーン“アンストッパブル(UNSTOPPABLE) ” にSnow Manを起用した。“どんな状況でも楽しみながら進み続ける”というコンセプトに、新作シューズを着用したメンバーのキャンペーンビジュアルとムービーを新作の取り扱い店舗と特設サイトで公開中だ。

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- 4位 -
「シャネル」のメンズ香水“ブルー ドゥ シャネル”がマルチに使えるバームに 香りと潤いを肌にまとう

04月20日公開 / 文・WWD STAFF

 「シャネル(CHANEL)」は5月2日、マルチに使えるフレグランスケアアイテム“ブルー ドゥ シャネル オールオーバー バーム”(90g、1万670円)を限定発売する。ブランドを代表するメンズフレグランス“ブルー ドゥ シャネル”香りをまとったバームで、手肌や髪、髭などさまざまなパーツに使用できるマルチな機能性が特徴だ。

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- 5位 -
「キャンメイク」がベイクド製法のハイライターを発売 “眉コンシーラー”の新色も

04月21日公開 / 文・WWD STAFF

 「キャンメイク(CANMAKE)」は5月下旬、ハイライターとアイブロウパウダーの新商品に加え、アイブロウコンシーラーと化粧下地の新色を発売する。

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- 6位 -
アトモス×「アディダス オリジナルス」×「ア ベイシング エイプ®」 国内限定“スーパースター”を発売

04月23日公開 / 文・WWD STAFF

 スニーカーショップのアトモス(ATMOS)は、25周年を記念し、「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」「ア ベイシング エイプ®(A BATHING APE®)」のトリプルコラボレーションスニーカー“アディダス オリジナルス スーパースター ヴィンテージ ベイプ アトモス(ADIDAS ORIGINALS SUPERSTAR VINTAGE BAPE ATMOS)”を発売する。価格は2万7500円で、サイズは24.0〜29.0、30.0cm。4月25日10時〜5月2日8時59分に抽選を受け付け、5月3日からアトモス各店および公式オンライン、アトモスと「アディダス(ADIDAS)」が協業するA.T.A.Dで、国内限定販売する。

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- 7位 -
「ビックリマン」の人気キャラがTシャツになって蘇る “ヘッドロココ”や “魔肖ネロ” など

04月21日公開 / 文・WWD STAFF

 アメリカに特化したライフスタイル型専門商社のネバーマインドは、ロッテのチョコレート菓子「ビックリマン」に登場するキャラクターをあしらったオリジナルTシャツを発売する。価格は5390円。

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- 8位 -
「カナダグース」が神戸に国内初アウトレット アーカイブアイテムもラインアップ

04月17日公開 / 文・WWD STAFF

 「カナダグース(CANADA GOOSE)」は4月25日、国内初となるアウトレットストアを、神戸三田プレミアム・アウトレットにオープンする。

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- 9位 -
「ニューバランス」の象徴的モデル“メイド イン USA 1300JP”が5年ぶりに復刻発売 5月29日に販売

04月18日公開 / 文・WWD STAFF

 「ニューバランス(NEW BALANCE)」は、5年に一度のみ発売されるスニーカー“メイド イン USA 1300JP”(5万9400円)を5月29日に発売する。同シューズは、「ニューバランス」を象徴する年に一度のイベント「Grey Days」期間中に登場する。また合わせてキッズモデル“PC1300JP”(1万6500円)も販売する。※キッズはアジア生産。

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- 10位 -
「ラッシュ」がサンリオとコラボ キャラクター型のバスボムなど8種が登場

04月21日公開 / 文・WWD STAFF

 英国発のナチュラルコスメブランド「ラッシュ(LUSH)」は4月24日、サンリオのキャラクターとコラボレーションした“ラッシュ×ハロー キティ アンド フレンズ”を発売する。「ラッシュ」全国78店舗 および公式オンラインストアで取り扱う。また、23日から公式アプリで先行販売を行う。ラインアップは、キャラクター型のバスボム4種とソープ2種、シャワージェル、パフュームの全8種。

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1位は、ABCマート、俳優の榎本加奈子と畑野ひろ子を社外取締役に|週間アクセスランキング TOP10(4月17〜23日)

1位は、ABCマート、俳優の榎本加奈子と畑野ひろ子を社外取締役に|週間アクセスランキング TOP10(4月17〜23日)

「WWDJAPAN」 ウイークリートップ10

1週間でアクセス数の多かった「WWDJAPAN」の記事をランキング形式で毎週金曜日にお届け。
今回は、4月17日(木)〜4月23日(水)に配信した記事のトップ10を紹介します。


- 1位 -
ABCマート、俳優の榎本加奈子と畑野ひろ子を社外取締役に

04月21日公開 / 文・本橋 涼介

 靴小売の「ABCマート」を運営するエービーシー・マートは、俳優の榎本加奈子と畑野ひろ子を社外取締役に新任する。5月27日に開催する第40回定時株主総会での承認を経て、正式に就任する見通し。

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- 2位 -
“ミャクミャク”が「ジェラート ピケ」とコラボ Tシャツやヘアバンドなど17型発売

04月21日公開 / 文・WWD STAFF

 ルームウエアブランド「ジェラート ピケ(GELATO PIQUE)」は、大阪・関西万博の公式キャラクター“ミャクミャク”とコラボレーションしたアイテムを発売する。アイテムは万博会場内のオフィシャルストア 東ゲート店 大丸松坂屋百貨店でのみ取り扱う。

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- 3位 -
Snow Manが「プーマ」の新キャンペーンに登場 ムービーとビジュアルを公開

04月22日公開 / 文・WWD STAFF

 「プーマ(PUMA)」は、新作シューズのキャンペーン“アンストッパブル(UNSTOPPABLE) ” にSnow Manを起用した。“どんな状況でも楽しみながら進み続ける”というコンセプトに、新作シューズを着用したメンバーのキャンペーンビジュアルとムービーを新作の取り扱い店舗と特設サイトで公開中だ。

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- 4位 -
「シャネル」のメンズ香水“ブルー ドゥ シャネル”がマルチに使えるバームに 香りと潤いを肌にまとう

04月20日公開 / 文・WWD STAFF

 「シャネル(CHANEL)」は5月2日、マルチに使えるフレグランスケアアイテム“ブルー ドゥ シャネル オールオーバー バーム”(90g、1万670円)を限定発売する。ブランドを代表するメンズフレグランス“ブルー ドゥ シャネル”香りをまとったバームで、手肌や髪、髭などさまざまなパーツに使用できるマルチな機能性が特徴だ。

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- 5位 -
「キャンメイク」がベイクド製法のハイライターを発売 “眉コンシーラー”の新色も

04月21日公開 / 文・WWD STAFF

 「キャンメイク(CANMAKE)」は5月下旬、ハイライターとアイブロウパウダーの新商品に加え、アイブロウコンシーラーと化粧下地の新色を発売する。

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- 6位 -
アトモス×「アディダス オリジナルス」×「ア ベイシング エイプ®」 国内限定“スーパースター”を発売

04月23日公開 / 文・WWD STAFF

 スニーカーショップのアトモス(ATMOS)は、25周年を記念し、「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」「ア ベイシング エイプ®(A BATHING APE®)」のトリプルコラボレーションスニーカー“アディダス オリジナルス スーパースター ヴィンテージ ベイプ アトモス(ADIDAS ORIGINALS SUPERSTAR VINTAGE BAPE ATMOS)”を発売する。価格は2万7500円で、サイズは24.0〜29.0、30.0cm。4月25日10時〜5月2日8時59分に抽選を受け付け、5月3日からアトモス各店および公式オンライン、アトモスと「アディダス(ADIDAS)」が協業するA.T.A.Dで、国内限定販売する。

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- 7位 -
「ビックリマン」の人気キャラがTシャツになって蘇る “ヘッドロココ”や “魔肖ネロ” など

04月21日公開 / 文・WWD STAFF

 アメリカに特化したライフスタイル型専門商社のネバーマインドは、ロッテのチョコレート菓子「ビックリマン」に登場するキャラクターをあしらったオリジナルTシャツを発売する。価格は5390円。

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- 8位 -
「カナダグース」が神戸に国内初アウトレット アーカイブアイテムもラインアップ

04月17日公開 / 文・WWD STAFF

 「カナダグース(CANADA GOOSE)」は4月25日、国内初となるアウトレットストアを、神戸三田プレミアム・アウトレットにオープンする。

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- 9位 -
「ニューバランス」の象徴的モデル“メイド イン USA 1300JP”が5年ぶりに復刻発売 5月29日に販売

04月18日公開 / 文・WWD STAFF

 「ニューバランス(NEW BALANCE)」は、5年に一度のみ発売されるスニーカー“メイド イン USA 1300JP”(5万9400円)を5月29日に発売する。同シューズは、「ニューバランス」を象徴する年に一度のイベント「Grey Days」期間中に登場する。また合わせてキッズモデル“PC1300JP”(1万6500円)も販売する。※キッズはアジア生産。

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- 10位 -
「ラッシュ」がサンリオとコラボ キャラクター型のバスボムなど8種が登場

04月21日公開 / 文・WWD STAFF

 英国発のナチュラルコスメブランド「ラッシュ(LUSH)」は4月24日、サンリオのキャラクターとコラボレーションした“ラッシュ×ハロー キティ アンド フレンズ”を発売する。「ラッシュ」全国78店舗 および公式オンラインストアで取り扱う。また、23日から公式アプリで先行販売を行う。ラインアップは、キャラクター型のバスボム4種とソープ2種、シャワージェル、パフュームの全8種。

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渋谷スクランブル交差点直結「渋谷109マグネット」屋上でアニソンDJイベント絶賛開催

「渋谷109」を運営するSHIBUYA109エンタテイメントは4月25日、渋谷スクランブル交差点に接する「マグネット・バイ・渋谷109(MAGNET by SHIBUYA109、旧渋谷109メンズ館)」の屋上で、4回目となるアニソンDJイベント「アニソン スクランブル(Anisong Scramble)」を開催している。訪日客も含む大勢の人で賑わう週末の渋谷スクランブル交差点の真上で行うイベントには300人以上が詰めかけた。2月には韓国のサブカルフェス「イラスターフェス6(ILLUSTAR FES 6th)」にも参戦しており、「いずれはイベント自体をIP(知的財産)化し、海外にも進出したい」(丸山康太エンタテイメント事業部長)と意気込む。

同イベントは昨年9月にスタート。アニソンDJのカリスマであるDJ和(カズ)をプロデューサーに迎え、同社とソニーミュージック、ホリプロインターナショナルの3社でタッグを組んでイベントを実施している。4回目となる今回はトリを務めるDJ和、DJ YAGU、DJ SAAYA、kevin mitsunaga、DJ小岩井ことりに加え、ゲストアーティストに歌ってみた動画などで人気のアーティストであるシユイを迎え、ライブを行う。

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GWのおでかけに! 沖縄のホテル「セブン バイ セブン 石垣」でレスリー・キーの写真展を開催

沖縄・石垣島にラグジュアリーホテル「セブン バイ セブン ⽯垣」は、写真家レスリー・キーの写真展を開催している。世界のセレブやスーパーモデルを撮り下ろしているアートマガジン「スーパー(SUPER)」の創刊20周年を記念した写真展で、期間は5月6日まで。

ホテルのロビーには、レスリーがこれまで撮影してきた著名人の写真が随所に展示されており、入り口は迫力のある写真の数々がゲストを迎える。南国リゾートの空気感とラグジュアリーな空間に溶け込むよう、カラーとモノクロの作品を交互に配置したり、サイズの異なる写真をレイアウトするなど工夫を凝らした。ギャラリーとホテルが融合したような、新しい展示空間が広がっている。

開催のきっかけは、同ホテルを手掛けたデイビット・ミスキン(David Miskin)=インターナショナルクリエイティブディレクターが、「スーパー」20周年記念号の表紙を飾ったことから。レスリーは、デイビットを起用した理由について、「これまで『スーパー』の表紙には、俳優や歌手、モデルといった“表舞台“の人物を選出してきました。しかし、最近は映画監督やジャーナリスト、デザイナーなどの業界を支える“舞台裏“のキーパーソンたちにもスポットライトを当てています。そんな中で出会ったデイビットは、業界に影響を与える“マーケットのスター“であり、彼にこそ表紙を飾ってもらいたいとオファーをしました」と語る。

4月11日には世界各国からモデルやファッション業界関係者が集い、盛大なローンチイベントも行われた。トークショーにはレスリーとデイビットに加え、ホテルを運営している霞ヶ関キャピタルの河本幸士郎社長も登壇。トップシンガーであるデボラ・コックス(Deborah Cox)がライブパフォーマンスを披露したほか、ホテル内のレストラン「バティーダ(BATIDA)」ではラテンイタリア料理が振る舞われた。ゲストはおいしい料理と、アート作品の両方を楽しめる特別な空間を楽しんだ。

◾️「seven x seven presents SUPER 2025 LESLIE KEE GALLERY EVENT in ISHIGAKI」
期間:4月12日〜5月6日
場所:セブン バイ セブン 石垣(seven x seven)
住所:沖縄県石垣市真栄里254-19

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GWのおでかけに! 沖縄のホテル「セブン バイ セブン 石垣」でレスリー・キーの写真展を開催

沖縄・石垣島にラグジュアリーホテル「セブン バイ セブン ⽯垣」は、写真家レスリー・キーの写真展を開催している。世界のセレブやスーパーモデルを撮り下ろしているアートマガジン「スーパー(SUPER)」の創刊20周年を記念した写真展で、期間は5月6日まで。

ホテルのロビーには、レスリーがこれまで撮影してきた著名人の写真が随所に展示されており、入り口は迫力のある写真の数々がゲストを迎える。南国リゾートの空気感とラグジュアリーな空間に溶け込むよう、カラーとモノクロの作品を交互に配置したり、サイズの異なる写真をレイアウトするなど工夫を凝らした。ギャラリーとホテルが融合したような、新しい展示空間が広がっている。

開催のきっかけは、同ホテルを手掛けたデイビット・ミスキン(David Miskin)=インターナショナルクリエイティブディレクターが、「スーパー」20周年記念号の表紙を飾ったことから。レスリーは、デイビットを起用した理由について、「これまで『スーパー』の表紙には、俳優や歌手、モデルといった“表舞台“の人物を選出してきました。しかし、最近は映画監督やジャーナリスト、デザイナーなどの業界を支える“舞台裏“のキーパーソンたちにもスポットライトを当てています。そんな中で出会ったデイビットは、業界に影響を与える“マーケットのスター“であり、彼にこそ表紙を飾ってもらいたいとオファーをしました」と語る。

4月11日には世界各国からモデルやファッション業界関係者が集い、盛大なローンチイベントも行われた。トークショーにはレスリーとデイビットに加え、ホテルを運営している霞ヶ関キャピタルの河本幸士郎社長も登壇。トップシンガーであるデボラ・コックス(Deborah Cox)がライブパフォーマンスを披露したほか、ホテル内のレストラン「バティーダ(BATIDA)」ではラテンイタリア料理が振る舞われた。ゲストはおいしい料理と、アート作品の両方を楽しめる特別な空間を楽しんだ。

◾️「seven x seven presents SUPER 2025 LESLIE KEE GALLERY EVENT in ISHIGAKI」
期間:4月12日〜5月6日
場所:セブン バイ セブン 石垣(seven x seven)
住所:沖縄県石垣市真栄里254-19

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コティ、コロナ禍に立てた戦略を見直し 組織のスリム化で最大700人をリストラか?

フレグランス大手コティ(COTY)はコロナ禍に打ち出した「オールイン トゥー ウィン(勝つために全力を尽くす、の意)」戦略を見直し、最大700人のリストラを発表した。

スー・ナビ(Sue Nabi)最高経営責任者(CEO)は、「持続可能な成長に向けて、より強く、より回復力のあるコティを構築する。コロナの混乱がピークだった2020年度に発表した『オールイン トゥー ウィン』戦略の目標は、大幅な固定費削減やサプライチェーンの簡素化、調達コストの削減、収益管理の徹底で利益率とブランド再投資力を高めることだった。一方これからは、ECの急速な発展により、小売チャネルとECの顧客情報の統合や新たなタッチポイントの開発が必要。絶えずビューティ業界と世界経済の変化に対応し続けなければならない」と述べる。

新戦略の概要

戦略を見直したプログラムは、主要市場全体の組織構造をスリム化して業務効率を高めること、サポート機能をより効率化すること、イノベーションの促進、人件費以外の固定費を削減することなど。改革は、最大700人の仕事に影響を与えるという。一連の改革には約8000万ドル(約113億円)が必要と試算するが、これにより年間約1億3000万ドル(約184億円)の固定費が削減できる見込みだ。

25年度第2四半期売上高は3%減

2024年12月31日に終了した、同社の25年度第2四半期売上高は、前年同期比3%減の16億6900万ドル(約2369億円)で人気フレグランスは引き続き好調だったものの、アジアでの需要の低迷、為替の逆風、マス市場の減速という3つの要因による売り上げの落ち込みを打ち消すのには不十分だった。

「スキン バイ キム」の20%の少数株式を譲渡

キム・カーダシアン(Kim Kardashian)の補正下着とアパレルの会社であるスキムス(SKIMS)は3月、カーダシアン本人とコティからビューティブランド「スキン バイ キム(SKKN BY KIM)」に関する株式を取得した。コティは21年に、「スキン バイ キム」の前身となる「KKWビューティ(KKW BEAUTY)」の株式20%を2億ドル(約284億円)で取得。コティの譲渡に伴い、カーダシアン本人が保有していた80%の株式もスキムスが取得した。

本文中の円換算レート:1ドル=142円

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コティ、コロナ禍に立てた戦略を見直し 組織のスリム化で最大700人をリストラか?

フレグランス大手コティ(COTY)はコロナ禍に打ち出した「オールイン トゥー ウィン(勝つために全力を尽くす、の意)」戦略を見直し、最大700人のリストラを発表した。

スー・ナビ(Sue Nabi)最高経営責任者(CEO)は、「持続可能な成長に向けて、より強く、より回復力のあるコティを構築する。コロナの混乱がピークだった2020年度に発表した『オールイン トゥー ウィン』戦略の目標は、大幅な固定費削減やサプライチェーンの簡素化、調達コストの削減、収益管理の徹底で利益率とブランド再投資力を高めることだった。一方これからは、ECの急速な発展により、小売チャネルとECの顧客情報の統合や新たなタッチポイントの開発が必要。絶えずビューティ業界と世界経済の変化に対応し続けなければならない」と述べる。

新戦略の概要

戦略を見直したプログラムは、主要市場全体の組織構造をスリム化して業務効率を高めること、サポート機能をより効率化すること、イノベーションの促進、人件費以外の固定費を削減することなど。改革は、最大700人の仕事に影響を与えるという。一連の改革には約8000万ドル(約113億円)が必要と試算するが、これにより年間約1億3000万ドル(約184億円)の固定費が削減できる見込みだ。

25年度第2四半期売上高は3%減

2024年12月31日に終了した、同社の25年度第2四半期売上高は、前年同期比3%減の16億6900万ドル(約2369億円)で人気フレグランスは引き続き好調だったものの、アジアでの需要の低迷、為替の逆風、マス市場の減速という3つの要因による売り上げの落ち込みを打ち消すのには不十分だった。

「スキン バイ キム」の20%の少数株式を譲渡

キム・カーダシアン(Kim Kardashian)の補正下着とアパレルの会社であるスキムス(SKIMS)は3月、カーダシアン本人とコティからビューティブランド「スキン バイ キム(SKKN BY KIM)」に関する株式を取得した。コティは21年に、「スキン バイ キム」の前身となる「KKWビューティ(KKW BEAUTY)」の株式20%を2億ドル(約284億円)で取得。コティの譲渡に伴い、カーダシアン本人が保有していた80%の株式もスキムスが取得した。

本文中の円換算レート:1ドル=142円

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「ローリーズファーム」のキッズラインから「スター・ウォーズ」コレクションが登場

「ローリーズファーム(LOWRYS FARM)」は4月26日、子ども用ライン“ローリーズファームキッズ(LOWRYS FARM KIDS)”から映画「スター・ウォーズ」デザインのコレクションを発売する。「ローリーズファームキッズ」取り扱い店舗、公式オンラインストア、ECモール「アンドエスティ(and ST)」で販売する。

壮大なアドベンチャーを落とし込んだ全6型

ラインアップは、「スター・ウォーズ」の壮大な世界観をオリジナルアートプリントで表現したTシャツ2型に、ナップサック、トートバッグ、バンダナ、ワッペンなどの雑貨を加えた全6型。タグには劇中に登場するキャラクターR2-D2とC-3POを描いたオリジナルステッカーをあしらうなど、細部にまで映画の要素を散りばめた。

アパレルアイテム

ビッグシルエットTシャツは、ロゴや人気キャラクター、映画のエンドロールをモノトーンであしらい、シンプルかつクールなデザインに仕上げた“BIGT” (全4色、各110〜150cm、各3300円)と、人気のシーンを大きくプリントした“アートT”(全4色、各110〜150cm、各3300円)の2種類で展開。おそろいで着られる大人サイズ(全4色、各4400円)も展開する。

バッグ

ナップサック(全2色、各2790円)は、A4や着替えなども入る大きめサイズで、汚れてもすぐに洗えるナイロン素材。人気キャラクターのレイア姫とチューバッカを大胆にプリントしたトートバッグ(全2色、各2790円)も、A4が縦に入る。持ち手を長めにし、肩に掛けやすいデザインにした。

小物

スタイリングのアクセントとしても、ハンカチとしても使用できる総柄デザインバンダナ(全3種、各2200円)は、50㎝×50㎝の大判サイズ。子どもから大人まで幅広い世代で使用しやすいサイズ感とデザインに仕上げた。オリジナルデザインのワッペン3個セット(全4種、各1690円)はEP4、帝国軍、反乱軍、マンダロリアンをテーマにした4つのデザインで展開。アイロンで服やバッグに貼り付けて、手軽にカスタムできる。

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萩原利久 × 福徳秀介 × 大九明子 3人が語る映画「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」の舞台裏

PROFILE: (中央)萩原利久/俳優、(右)福徳秀介/ジャルジャル、(左)大九明子/映画監督

PROFILE: (はぎわら・りく)1999年2月28日生まれ、埼玉県出身。2008年にデビュー。ドラマ「美しい彼」(21/MBS)で注目を浴び、以降、映画・ドラマに多数出演。近年の主な出演作に、映画「ミステリと言う勿れ」(23)、「朽ちないサクラ」(24)、「キングダム 大将軍の帰還」(24)、「世界征服やめた」(25)、連続テレビ小説「おむすび」(24-25/NHK)、「リラの花咲くけものみち」(25/NHK)など。待機作に「花緑青が明ける日に」(声の出演)がある。 (ふくとく・しゅうすけ)1983年生まれ、兵庫県出身。関西大学文学部卒。同じ高校の後藤淳平と2003年にお笑いコンビ「ジャルジャル」を結成。TV・ラジオ・舞台・YouTubeなどで活躍。キングオブコント2020優勝。著書に、絵本「まくらのまーくん」(タリーズピクチャーブックアワード大賞受賞)、絵本「なかよしっぱな」、長編小説「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」、短編小説集「しっぽの殻破り」、最新作に恋愛短編小説「耳たぷ」がある。 (おおく・あきこ)横浜市出身。1997年に映画美学校第1期生となり、「恋するマドリ」(07)で長編映画監督デビュー。2017年「勝手にふるえてろ」で第30回東京国際映画祭コンペティション部門・観客賞、第27回日本映画プロフェッショナル大賞・作品賞を受賞。「私をくいとめて」(20)が第33回東京国際映画祭・TOKYOプレミア2020にて史上初2度目の観客賞、第30回日本映画批評家大賞・監督賞を受賞。

お笑いコンビ、ジャルジャルの福徳秀介の小説家デビュー作「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」が映画化され、4月25日から公開された。監督は「勝手にふるえてろ」「私をくいとめて」などで個性的なヒロインを描いてきた大九明子(おおく・あきこ)。主人公の小西徹を演じるのはドラマ「美しい彼」で注目を集めた萩原利久。そして、小西をめぐる女性たち、桜田花を河合優美、さっちゃんを伊東蒼が演じている。大阪の大学でさえない日々を送っている小西。友達といえば、バイトで知り合ったさっちゃんと同じ大学に通う山根くらい。特に何かに熱中することもなく、淡々とした日々を送る小西は、いつも一人で飄々と学校に通っている桜田のことが気になり始める、というラブストーリーだ。自意識過剰でナイーブ、そんな若者たちの恋愛模様をみずみずしいタッチで描いた本作について、萩原、福徳、大九の3人に話を聞いた。

大九監督が惹かれた、映画化の決め手

——小説「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」は芸人とは違った福徳さんの一面を知ることができました。福徳さんはなぜ恋愛小説を書こうと思われたのでしょうか。

福徳秀介(以下、福徳):恋愛小説が好きだったので、恋愛ものしか書くつもりはなかったんです。なんやかんや言って、ほとんどの人が恋愛をしているわけで、そこら辺にいるおじさんも好きな人を想って寝る前に胸を痛めたりしてるよな、と思ったら面白くて仕方ないんですよ。

——きっと、ここにいるほとんどの人が恋愛体験してますもんね。大九監督は福徳さんの小説を読んで、どんなところに映画化の魅力を感じられたのでしょうか。

大九明子(以下、大九):プロデューサーから「これを映画化したい」と言われて小説を受け取って読み始めたんです。そして、さっちゃんの長台詞が出たあたりで「自分だったら、ここをどう撮るかな」って、映画を撮る目線で本にのめり込みました。

——小説を読まれて、福徳さんらしさを感じた箇所はありますか?

大九:やっぱりセリフですね。あと、小説を読んでいて、この人何か隠しているな、と思いました。

——というと?

大九:服装や街並みやいろんなことが丁寧に書かれているんですけど、急に端折ったような感じがするところがあるんです。そういうところに、何か言いたいけど隠しているんじゃないか、という気がして。シナハン(シナリオ・ハンティング)で関大(関西大学)にお邪魔した時に、小説に書かれている「プーケ」という店が「ケープ・コッド」として実在してたり、小説に書かれていることの中にリアルなものが隠されていることを知ったんです。シナハンをしながら、今誰も知らない福徳さんのことを発見しているんだ!と思うとジャルジャルの一ファンとしてゾクゾクしました。それで全部暴いてやれ!と思って、映画ではシナハンで発見した実在の店名や地名を使うことにしたんです。

福徳:最初は架空の大学を舞台にして書いていたんですけど、編集の人に「どこまでキャンパスを想像できてるの?」って言われたんです。「どこに何があるのか全部わかってないとダメだよ」って。それで関大を舞台にしようと思いました。

——それで舞台が母校になったんですね。主人公の小西にはご自分が投影されていたりするのでしょうか。

福徳:小西というより、桜田のほうに自分を注入したところがありますね。

——桜田のどんなところに?

福徳:佇まいというか。強いふりをする感じが、学生時代の自分みたいなところがあるな、と思います。

大九:知らなかった!

萩原利久が語る、小西というキャラクター

——意外ですね! 萩原さんが演じた小西は、ひとことでは言い表せないような複雑な内面を持ったキャラクターでした。萩原さんは小西という人物について、どんな風に感じていましたか?

萩原利久(以下、萩原):確かにひとことで言い表すのは難しいキャラクターでした。雨が降っていないのに傘をさして学校を歩いている、という外見上の特徴から変わったやつだということがわかるんですけど、そのイメージが先行してしまうと桜田やさっちゃんとの感情のやりとりが見えなくなってしまうような気がして。だから、一人の人間として小西に向き合いました。

——監督とは役について撮影前に話をされたりはしたのでしょうか。

萩原:撮影をしながら現場で作っていった部分が多かった気がします。脚本の段階でいろんな情報はありましたが、小西って自分主動で何かをやるというより、いろんな人との関わりの結果、それが行動に繋がっていく。小西を取り巻くキャラクターはみんな個性的で素敵なので、そういうキャラクターとのやりとりを通じて小西の芝居が生まれるんじゃないかと思ったんです。もちろん、自分なりにイメージはしていくんですけど、現場で感じること。関大のキャンパスの空気や共演者の方々のお芝居を受けることを大切にしようと思っていました。関大でロケできたのも大きかったです。撮影しながら関大生の声が聞こえてきたり、目の前の風景とか匂いからも刺激を受けました。

大九:今の萩原さんの話を聞いて思い出したんですけど、最初もうちょっと弱いというか、繊細で怯えた感じの小西を1回見せてくれたんです。そこに私がちょっとずつずるさみたいなものを足していきました。というのは、この映画は被害者が加害者に変わることがあることを描いている。だから小西が弱いだけではなく、その弱さゆえに人を傷つけてしまうところを匂わせるようにズルさみたいなものを出したかったんです。だからちょっと卑屈に笑ってもらったりして、萩原さんと一緒に小西を作っていきました。

萩原:監督は段取り(リハーサル)で自由に演技をさせてくれるんです。そのうえで、ここはもう少しこうしましょうか、とか、こういう要素を入れましょうか、とかいろいろと提案をしてくれる。それは細かく芝居を見てくれているということなんです。だから段取りでいろいろやってみたくなるんですよね。段取りの時って、大勢のスタッフの前で演技を見せる発表会みたいな場なんです。だから結構、緊張したりもする。でも、今回の現場では段取りが怖くなかった。それは監督をはじめすべてのスタッフが、作品をより良いものにしよう、という気持ちを共有しているからだと思います。すごく素敵な現場でした。

——映画を見ると役者の演技が皆さん活き活きしていますね。福徳さんは映画をご覧になって、どんな感想を持たれました?

福徳:映画の後半、桜田が一人で喋り出すシーンで急にアップになるじゃないですか。しかも、くそドアップ。あれはびっくりしましたね。しかも、それに耐えうる芝居が続いているのがすごい。映画を観ているうちに桜田の頭の中に入っていくような気がしました。あと、山根と小西が喧嘩するシーン。ケンカしなれてない奴らのケンカの感じがよく出てた(笑)。

——いろいろあって落ち込んだ小西が山根に八つ当たりするところですね。

福徳:小西が「ミキちゃん(山根が付き合っているという恋人)なんて本当はいないんじゃないの?」って言うじゃないですか。小説にはないセリフなんですけど、「うわあ、たまらんなあ」と思って観てました。小西はペットボトルいじりながら話してるし(笑)

大九:山根が買ってきてくれたのを飲まずに、自分の冷蔵庫から出してきたのを飲むんですよね(笑)。

萩原:そして、ラベルの水の原産地をずーっと見てる(笑)。

大九:こんな話どうでもいい、ということを表現するために、ラベルでも読みましょうかって萩原さんに伝えたんです。「ミキちゃんなんて本当はいないんじゃないの?」というセリフは、最初、荻原さんは怒った感じでやってくださったんですけど、本番では半笑いでやってもらいました。その方がイラつくので。そうやって、誰もが持っているズルさを小西にしっかり出したかったんです。きっと、この2人は初めて喧嘩したんだと思うんですよね。お互いに心を許しているから本音も吐ける。この喧嘩は、もう一段仲良くなるための儀式だったんじゃないかなって思います。

映画で描かれた“さっちゃん”の告白

——喧嘩のシーンや告白のシーンなど、登場人物の感情がマックスになるシーンは生々しい痛みを感じて胸に刺さりました。中でも、監督が小説で惹かれたさっちゃんの告白シーンは圧巻です。

萩原:今回、あのシーンのことを聞かれることが多いんですよ。「萩原さんはあのシーンについてどう思われますか?」って。

大九:「小西はどういうつもりなんだ」って?(笑)

萩原:そうです(苦笑)。取材で話をしているうちに、だんだん、僕だけでも小西の味方になってあげたいと思うようになってきました。小西は決して悪いやつじゃない。ただ、さっちゃんの告白を聞いて、その内容をしっかり理解しながらも、それに対して自分がどう返していいのかわからなくて頭の中がバグった状態になっていたんだと思うんです。小西なりに向き合おうとするだけど、どうしたらいいかわからないし、返せるだけのエネルギーもない。人としてすごく難しい局面だったと思います。

大九:今の萩原さんの話を聞いて、しめしめと思いました(笑)。この小説を読ませていただいた時に、完全なるボーイ・ミーツ・ガールの作品だと思ったんです。少年の視点を通じて女性たちが描かれていたので、これを私がお預かりして映画にする場合は、女性側の視点が盛り込めるところはどんどんやっていこうと思いました。そして、小西が見えてないところのさっちゃんや桜田の生き生きとした様を描いて、映画を観ている人がみんなさっちゃんの虜になるようにする。そして、最後は小西をギッタギタに泣かしてやる!っていうつもりでシナリオを書かせて頂いたんです。

——男性が書いた恋愛小説を女性の視線で映画化する、という構図が面白いですね。福徳さんは映画で描かれたさっちゃんや桜田に関しては、どんな感想を持たれました?

福徳:可愛らしいな、というのが第一印象でした。こんなに可愛らしく描くんやって思いました。だから、どんどんさっちゃんに感情移入していくし、「小西、何してんねん!」と思うんですよね。

——小説でさっちゃんの告白シーンを書いている時は、どんな気持ちだったのでしょうか。

福徳:「さっちゃん、早く言い終わってくれ!」という小西の気持ちになりつつ、ペンが止まりませんでした。でも、さっちゃんも悪いんですよ。あんなに長いこと喋ったらあかん。

大九:あははは

福徳:小西が100パーセント悪いように見えるけど、さっちゃんも悪い。つまり、2人の相性があかんかった、というのを、あのシーンで書きたかったんです。

不器用な若者たちが紡ぐ、等身大の青春

——クライマックスには小西が渾身の告白をするシーンがありますが、あのシーンはいかがでした?

萩原:あれだけの長台詞はこれまで経験したことがなかったんです。対話のシーンだったら日常の延長のようにお芝居ができるんですけど、あれだけの長台詞になると最終的には気合でやるしかない。現場の空気も緊迫感がありましたし、ここは俺がなんとかしないといけない!という覚悟で撮影に挑みました。

福徳:あのシーンは観ててすごく気持ちよかったです。小西がさっちゃんを見習って頑張った! でも冷静に考えたら、小西は自分の気持ちをぶつけてるだけなんですけどね。小西が変わってない感じが良いな、と思いました。この映画に出てくる人たちはみんな好きですね。

——そうですね。みんな不器用で、傷ついたり傷つけられたりしながら一生懸命生きている。恋愛映画としてはもちろん、青春映画としても魅力的な作品だと思いました。

大九:登場人物全員が未熟な若者であるっていうことを丁寧に撮りたいなと思ったんです。だから一人一人が壊れ物みたいなつもりで繊細に撮るようにしました。物語をドライブさせるためだけに人が傷ついたりすることがないようにして生の痛みを描きたいと思ったんです。

萩原:登場人物、一人一人が真面目に生きていて、相手と真剣に会話している。だからいろんな想いがぶつかって、傷ついたり傷つけられたりするんです。だからエンターテイメントとしての面白さもありつつ、心の底からいろんな感情が湧いてくる作品だと思います。同じシーンを観ていても人によって感想は違うと思うので、映画をご覧になった方々の感想を早く伺いたいです。

PHOTOS:RIE AMANO
STYLING:[RIKU HAGIWARA]TOKITA
HAIR&MAKEUP:[RIKU HAGIWARA]Emiy(Three Gateee LLC.)

[RIKU HAGIWARA]ジャケット 23万7600円、トップス 14万9600円、パンツ 14万6300円、 シューズ 参考商品/全てマルニ(マルニ ジャパン クライアントサービス 0120-374-708)

映画「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」

■映画「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」
4月25日からテアトル新宿ほか、全国ロードショー
原作:福徳秀介(「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」小学館刊)
監督・脚本:大九明子
出演:萩原利久 
河合優実 伊東蒼 黒崎煌代
安齋肇 浅香航大 松本穂香/古田 新太
製作:吉本興業 NTTドコモ・スタジオ&ライブ 日活 ザフール プロジェクトドーン
製作幹事:吉本興業 
制作プロダクション:ザフール 
配給:日活
©️2025「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」製作委員会
https://kyosora-movie.jp/

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「ザボディショップ」が自閉症アーティストGAKUとコラボ 渋谷店15周年記を記念して

「ザボディショップ(THE BODY SHOP)」は、渋谷店15周年を記念し、自閉症アーティストGAKUとのコラボレーションを実施している。

同コラボにあたり、同店では、言葉の代わりに“絵”を通して自身の感情や内面を表現するGAKUの作品を店舗壁面に施した。また5月29日まで、2階に同氏の作品を展示している。

リフィルボトルを通してアートの力を生活に

また詰め替えサービスを行う“リフィルステーション”対象店舗では、リフィルボトル(550円)の購入者にGAKUによるオリジナルステッカーを数量限定でプレゼントする。

“リフィルステーション”の対象店舗は以下の通り。

◾️渋谷店、新宿店、有楽町マルイ店、アトレ川崎店、イクスピアリ店、イオンモール水戸内原店、タカシマヤゲートタワーモール店、アミュプラザ小倉店、ららぽーと福岡店、アミュプラザ鹿児島店、イオンモール沖縄ライカム店

PROFILE: GAKU/アーティスト

GAKU/アーティスト
PROFILE: (佐藤楽音)2001年横浜生まれロサンゼルス育ち。3歳の時に重度の知的障害と言語障害を伴う自閉症と診断され、16歳で絵を描き始めた。ニューヨークで個展、香港で巨大インスタレーションを実現。直感的で大胆な構図と鮮やかな色彩センスで描いた作品は、ポジティブなパワーに溢れ、見た人の心を勇気付けている。

店舗概要

◾️「ザボディショップ」渋谷店

営業時間:11:00〜21:00
住所:東京都渋谷区宇田川町25-8

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百貨店の3月免税売上高、36カ月ぶりマイナス 高額品が失速

日本百貨店協会は25日、3月のインバウンド(訪日客)による免税売上高が前年3月に比べて10.7%減の442億円だったと発表した。免税売上高がマイナスに転じるのは36カ月ぶり。花見シーズンを迎えて購買客数は13.4%増だったものの、ラグジュアリーブランドや時計・宝飾品などの高額品の売れ行きが鈍った。比較的単価の低い化粧品は好調だった。

日本政府観光局によると、3月の訪日客は349万人で3月として過去最高を記録している。にもかかわらず、百貨店の免税売上高は振るわなかった。日本百貨店協会は「円高傾向や世界的な景気後退懸念が、高額商材の買い控えなど消費者心理に影響した」とみる。

3月全体の全国百貨店売上高は、前年同月に比べて2.8%減の4953億円だった。2カ月連続の減収だった。

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「ヴィヴィアン・ウエストウッド」がリサイクルデニムのポップアップを開催 名品をアップサイクル素材で実現

「ヴィヴィアン・ウエストウッド(VIVIENNE WESTWOOD)」は5月14〜20日、アップサイクルプロジェクト「ピース de ミライ」に共感し、実現に至った“デニム カプセルコレクション”のポップアップを伊勢丹新宿本店で開催する。

プロジェクトの理念に共感し実現

同コレクションでは、廃棄されたデニムを原料に戻し、新しい綿糸と組み合わせて作るリサイクルデニムを用いてアイテムを製作。デザイナーのヤスミン・エスラミ(Yasmine Eslami)にちなんで名付けたバッグ“ヤスミン”や、1985年春夏シーズンに登場したシューズ“ロッキンホース バレリーナ”など、ブランドを代表するアイテムを再構築した。バーントタータンのデザインは水の使用量や化学物質の排出が少ないレーザーブリーチでプリントしている。

イベント詳細

日程:5月14〜20日
時間:10:00〜20:00
場所:伊勢丹新宿本店 本館1階 ザ・ステージ
住所:東京都新宿区新宿3-14-1

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セレクトショップ「ビショップ」が韓国に初進出 最大規模の面積となる直営店をオープン

神戸発のセレクトショップ「ビショップ(BSHOP)」は5月23日、海外初の直営店を韓国・ソウルにオープンする。

「ビショップ」は現在、国内に43店舗を展開。設立30周年という節目の今年、グローバル展開の第1歩として韓国への出店を決めた。店舗空間や商品を通じて「ビショップ」ならではの体験を提供するとともに、日本と韓国の文化的な繋がりを深める架け橋となることを目指していくという。

新店舗は、ファッションブランドが軒を連ねるハンナムエリアの梨泰院通りに位置。1階と2階の2フロア構成で、「ビショップ」最大規模の敷地面積となる465平方メートルで出店する。内装は、「ビショップ」のコンセプトである“EVERYDAY CLASSIC”を軸に、普遍的なデザインに異なる種類の木材や手仕事による左官仕上げを取り入れるなど、ベーシックでありながらも新しさを感じる空間に仕上げた。

1階では「ビショップ」の主力取扱いブランドの1つである「レイバー・アンド・ウエイト(LABOUR AND WAIT)」をはじめ、ライフスタイル雑貨やポップアップイベントなどを中心に展開する。2階では、韓国でも人気の高い「ダントン(DANTON)」や「オーシバル(ORCIVAL)」「ジムフレックス(GYMPHLEX)」「ブレディー(BRADY)」などを中心に取り扱う予定だ。

また韓国の出店に先駆け、4月25日から5月8日まで、新世界百貨店江南店で「ダントン」の期間限定ポップアップストアをオープン。店頭では、ウィメンズとメンズのウエアやバッグなど幅広くラインアップする。

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セレクトショップ「ビショップ」が韓国に初進出 最大規模の面積となる直営店をオープン

神戸発のセレクトショップ「ビショップ(BSHOP)」は5月23日、海外初の直営店を韓国・ソウルにオープンする。

「ビショップ」は現在、国内に43店舗を展開。設立30周年という節目の今年、グローバル展開の第1歩として韓国への出店を決めた。店舗空間や商品を通じて「ビショップ」ならではの体験を提供するとともに、日本と韓国の文化的な繋がりを深める架け橋となることを目指していくという。

新店舗は、ファッションブランドが軒を連ねるハンナムエリアの梨泰院通りに位置。1階と2階の2フロア構成で、「ビショップ」最大規模の敷地面積となる465平方メートルで出店する。内装は、「ビショップ」のコンセプトである“EVERYDAY CLASSIC”を軸に、普遍的なデザインに異なる種類の木材や手仕事による左官仕上げを取り入れるなど、ベーシックでありながらも新しさを感じる空間に仕上げた。

1階では「ビショップ」の主力取扱いブランドの1つである「レイバー・アンド・ウエイト(LABOUR AND WAIT)」をはじめ、ライフスタイル雑貨やポップアップイベントなどを中心に展開する。2階では、韓国でも人気の高い「ダントン(DANTON)」や「オーシバル(ORCIVAL)」「ジムフレックス(GYMPHLEX)」「ブレディー(BRADY)」などを中心に取り扱う予定だ。

また韓国の出店に先駆け、4月25日から5月8日まで、新世界百貨店江南店で「ダントン」の期間限定ポップアップストアをオープン。店頭では、ウィメンズとメンズのウエアやバッグなど幅広くラインアップする。

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「ピーチ・ジョン」が「おジャ魔女どれみ」とコラボ ブラやパジャマ、キャップを発売

「ピーチ・ジョン(PEACH JOHN)」は5月1日、25周年を迎えたアニメ「おジャ魔女どれみ」とコラボレーションしたコレクションをゾゾタウン限定で発売する。一部アイテムは、5月1日正午~18日15:00の期間で受注販売を行う。

同コレクションは、「おジャ魔女どれみ」に登場するアイテムなどをデザインしたノンワイヤーブラやルームウエアなど全6種をラインアップした。

キュートでラブリーな作品の世界観を表現

ノンワイヤーブラ・ショーツ

薄手のジャージー生地で体にフィットする“ピージィ(Peasy)”シリーズからは、限定デザインのノンワイヤーブラ(2800円)とショーツ(1500円)が登場。淡いピンク×ホワイトのピンドット地に、“見習いタップ”と“ポロン”、ロゴをあしらった。

パジャマ

パジャマ(6600円)はユニセックスで着用できる2サイズを用意した。ゆったりとしたシルエットのTシャツには、“見習いタップ”を表現したワッペンとロゴを、ハーフパンツには、淡いピンク地にキャラクター6人の衣装とロゴをプリント。コットン100%のミニ裏毛で、ふんわり柔らかい素材で仕立てた。

Tシャツ

Tシャツ(4200円)もユニセックスで着用できる2サイズを展開。ドロップショルダーの5分袖で、フロントには“見習いタップ”のワッペンを、バックにはキャラクターの帽子を立体的なサガラ刺しゅうで施した。身生地にはコットン100%のジャージーを採用した。

トートバッグ

トートバッグ(2200円)には“見習いタップ”をプリントし、“Ojamajo Doremi”のロゴを刺しゅう。ハンドルにはサテンのフリルを縫い付けた。

ヘアキャップ

ヘアキャップ(2200円)は、主人公、どれみの魔法帽子をイメージし、被ると先が垂れ下がる仕様に。かぶり口には、伸縮して頭周りにフィットするゴム入りのサテンフリルを使用し、どれみとおそろいの音符型ワッペンをあしらった。

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「ピーチ・ジョン」が「おジャ魔女どれみ」とコラボ ブラやパジャマ、キャップを発売

「ピーチ・ジョン(PEACH JOHN)」は5月1日、25周年を迎えたアニメ「おジャ魔女どれみ」とコラボレーションしたコレクションをゾゾタウン限定で発売する。一部アイテムは、5月1日正午~18日15:00の期間で受注販売を行う。

同コレクションは、「おジャ魔女どれみ」に登場するアイテムなどをデザインしたノンワイヤーブラやルームウエアなど全6種をラインアップした。

キュートでラブリーな作品の世界観を表現

ノンワイヤーブラ・ショーツ

薄手のジャージー生地で体にフィットする“ピージィ(Peasy)”シリーズからは、限定デザインのノンワイヤーブラ(2800円)とショーツ(1500円)が登場。淡いピンク×ホワイトのピンドット地に、“見習いタップ”と“ポロン”、ロゴをあしらった。

パジャマ

パジャマ(6600円)はユニセックスで着用できる2サイズを用意した。ゆったりとしたシルエットのTシャツには、“見習いタップ”を表現したワッペンとロゴを、ハーフパンツには、淡いピンク地にキャラクター6人の衣装とロゴをプリント。コットン100%のミニ裏毛で、ふんわり柔らかい素材で仕立てた。

Tシャツ

Tシャツ(4200円)もユニセックスで着用できる2サイズを展開。ドロップショルダーの5分袖で、フロントには“見習いタップ”のワッペンを、バックにはキャラクターの帽子を立体的なサガラ刺しゅうで施した。身生地にはコットン100%のジャージーを採用した。

トートバッグ

トートバッグ(2200円)には“見習いタップ”をプリントし、“Ojamajo Doremi”のロゴを刺しゅう。ハンドルにはサテンのフリルを縫い付けた。

ヘアキャップ

ヘアキャップ(2200円)は、主人公、どれみの魔法帽子をイメージし、被ると先が垂れ下がる仕様に。かぶり口には、伸縮して頭周りにフィットするゴム入りのサテンフリルを使用し、どれみとおそろいの音符型ワッペンをあしらった。

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「スタジオニコルソン」創業者、「POTR」とのコラボは「ただ一言、完璧」

PROFILE: ニック・ウェイクマン/「スタジオニコルソン」創業者兼クリエイティブ・ディレクター

ニック・ウェイクマン/「スタジオニコルソン」創業者兼クリエイティブ・ディレクター
PROFILE: イギリス・ノッティンガム生まれ。ロンドンのチェルシー・カレッジ・オブ・アーツでテキスタイルの学士号を取得する。その後20年間、数多くの英国ブランドで経験を積み、2010年に「スタジオニコルソン」を創業。メンズウエアやテーラードからインスパイアした、ジェンダーフリーなデザインを得意とする PHOTO:DAISUKE TAKEDA
吉田カバンは、コラボ相手が“吉田カバンのファン”であることが多い。5月1日に発売する「ピー・オー・ティー・アール(POTR)」の最新コラボも例に漏れず、「スタジオニコルソン(STUDIO NICHOLSON)」のニック・ウェイクマン(Nick Wakeman)創業者兼クリエイティブ・ディレクターは、開口一番で吉田カバンへの愛を語った。同氏に、コラボコレクションへのこだわりを聞いた。

WWD:吉田カバンとは個人的な思い出があるとか。

ニック・ウェイクマン「スタジオニコルソン」創業者兼クリエイティブ・ディレクター(以下、ウェイクマン):1999年に初めて東京を訪れた際、街ですれ違う吉田カバンのバッグを持つ人たちに目が釘付けだったことを覚えている。自然と足先が東急ハンズに向き、代表作“タンカー”シリーズのヘルメットバッグを買っていた。その後も熱は冷めず、何度か購入している。

WWD:どのようにしてコラボが実現した?

ウェイクマン:「スタジオニコルソン」のコラボ担当者が、「POTR」を提案してきた。正直胸が高鳴った。前述した通り、私は吉田カバンのファンだから。加えて、吉田カバンと「スタジオニコルソン」のモノ作りには共通点が多い。これまでさまざまなブランドとコラボしてきたが、特別なものになると確認があった。

WWD:共通点とは?

ウェイクマン:機能性の追求や素材へのこだわり、汎用性あるデザインなど、枚挙にいとまがない。しかもお互い、それらに同じ熱量で取り組んでいる。(コラボとなるとブランドのこだわりがぶつかることもあるが、)スムーズに発売までもっていけた。

出来は「完璧」

WWD:コラボアイテムを初めて見たときの感想は?

ウェイクマン:ただ一言、「完璧」だと思った。

WWD:コラボコレクションを改めて説明してほしい。

ウェイクマン:“ボンサック”、ショルダーバッグ、キーウォレットの3型を用意した。中でもお気に入りは、“ボンサック”。数年前にこの型を「ポーター(PORTER)」の表参道店で購入して以来、平面に置いたときと実際に身に付けたときで変わるシルエットに夢中だ。

どのバッグも、マットな質感の100%リサイクルナイロン生地を使い、「スタジオニコルソン」のシグネチャーカラー“ダーケスト ネイビー”で染めた。ステッチを表に出さないようにしたのも、この色合いを存分に楽しんでもらうため。

「スタジオニコルソン」らしさは随所に散りばめた。例えば、ファスナーは、「スタジオニコルソン」のパンツのサイドファスナーを模したもの。ナイロンテープや付属のレザー部分には、通常の“四角バッテン”の代わりに、「スタジオニコルソン」のイニシャル“N”をあしらった。

WWD:一緒に働いたこそ気付いた吉田カバンの一面はあるか?

ウェイクマン:さまざまな装飾をあしらっても、ごちゃごちゃ感が一切ないこと。私も昨年からバッグコレクションを発表しており、作り手として学びが多かった。

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「スタジオニコルソン」創業者、「POTR」とのコラボは「ただ一言、完璧」

PROFILE: ニック・ウェイクマン/「スタジオニコルソン」創業者兼クリエイティブ・ディレクター

ニック・ウェイクマン/「スタジオニコルソン」創業者兼クリエイティブ・ディレクター
PROFILE: イギリス・ノッティンガム生まれ。ロンドンのチェルシー・カレッジ・オブ・アーツでテキスタイルの学士号を取得する。その後20年間、数多くの英国ブランドで経験を積み、2010年に「スタジオニコルソン」を創業。メンズウエアやテーラードからインスパイアした、ジェンダーフリーなデザインを得意とする PHOTO:DAISUKE TAKEDA
吉田カバンは、コラボ相手が“吉田カバンのファン”であることが多い。5月1日に発売する「ピー・オー・ティー・アール(POTR)」の最新コラボも例に漏れず、「スタジオニコルソン(STUDIO NICHOLSON)」のニック・ウェイクマン(Nick Wakeman)創業者兼クリエイティブ・ディレクターは、開口一番で吉田カバンへの愛を語った。同氏に、コラボコレクションへのこだわりを聞いた。

WWD:吉田カバンとは個人的な思い出があるとか。

ニック・ウェイクマン「スタジオニコルソン」創業者兼クリエイティブ・ディレクター(以下、ウェイクマン):1999年に初めて東京を訪れた際、街ですれ違う吉田カバンのバッグを持つ人たちに目が釘付けだったことを覚えている。自然と足先が東急ハンズに向き、代表作“タンカー”シリーズのヘルメットバッグを買っていた。その後も熱は冷めず、何度か購入している。

WWD:どのようにしてコラボが実現した?

ウェイクマン:「スタジオニコルソン」のコラボ担当者が、「POTR」を提案してきた。正直胸が高鳴った。前述した通り、私は吉田カバンのファンだから。加えて、吉田カバンと「スタジオニコルソン」のモノ作りには共通点が多い。これまでさまざまなブランドとコラボしてきたが、特別なものになると確認があった。

WWD:共通点とは?

ウェイクマン:機能性の追求や素材へのこだわり、汎用性あるデザインなど、枚挙にいとまがない。しかもお互い、それらに同じ熱量で取り組んでいる。(コラボとなるとブランドのこだわりがぶつかることもあるが、)スムーズに発売までもっていけた。

出来は「完璧」

WWD:コラボアイテムを初めて見たときの感想は?

ウェイクマン:ただ一言、「完璧」だと思った。

WWD:コラボコレクションを改めて説明してほしい。

ウェイクマン:“ボンサック”、ショルダーバッグ、キーウォレットの3型を用意した。中でもお気に入りは、“ボンサック”。数年前にこの型を「ポーター(PORTER)」の表参道店で購入して以来、平面に置いたときと実際に身に付けたときで変わるシルエットに夢中だ。

どのバッグも、マットな質感の100%リサイクルナイロン生地を使い、「スタジオニコルソン」のシグネチャーカラー“ダーケスト ネイビー”で染めた。ステッチを表に出さないようにしたのも、この色合いを存分に楽しんでもらうため。

「スタジオニコルソン」らしさは随所に散りばめた。例えば、ファスナーは、「スタジオニコルソン」のパンツのサイドファスナーを模したもの。ナイロンテープや付属のレザー部分には、通常の“四角バッテン”の代わりに、「スタジオニコルソン」のイニシャル“N”をあしらった。

WWD:一緒に働いたこそ気付いた吉田カバンの一面はあるか?

ウェイクマン:さまざまな装飾をあしらっても、ごちゃごちゃ感が一切ないこと。私も昨年からバッグコレクションを発表しており、作り手として学びが多かった。

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aespaのNINGNINGが「フィラ」のビジュアルに登場 インタビュー動画などを公開

エービーシー・マート(ABCマート)は、aespaのニンニン(NINGNING)を起用した「フィラ(FILA)」2025年春夏シーズンビジュアル第3弾を公開した。

ニンニンが「フィラ」のモデルに
ABCマートが動画を多数公開

ビジュアル第3弾は、「フィラ」のスニーカー“ディサイファー V4(Decypher V4)”(8690円)をピックアップし、ニンニンが自身でセレクトしたスニーカーを、様々なコーディネートで披露する動画や、インタビュー動画などをエービーシー・マートの公式ユーチューブチャンネルで公開する。ニンニンはインタビューで、“ディサイファー V4”を「レトロ感がありながらも今風なデザインで、メタリック感もあってとてもかわいい」と語り、「一緒に履いて、『フィラ』のシューズと共に新生活を楽しみませんか」と締め括った。続く第4弾および第5弾のスニーカーコレクションは、5月に公開を予定する。

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aespaのNINGNINGが「フィラ」のビジュアルに登場 インタビュー動画などを公開

エービーシー・マート(ABCマート)は、aespaのニンニン(NINGNING)を起用した「フィラ(FILA)」2025年春夏シーズンビジュアル第3弾を公開した。

ニンニンが「フィラ」のモデルに
ABCマートが動画を多数公開

ビジュアル第3弾は、「フィラ」のスニーカー“ディサイファー V4(Decypher V4)”(8690円)をピックアップし、ニンニンが自身でセレクトしたスニーカーを、様々なコーディネートで披露する動画や、インタビュー動画などをエービーシー・マートの公式ユーチューブチャンネルで公開する。ニンニンはインタビューで、“ディサイファー V4”を「レトロ感がありながらも今風なデザインで、メタリック感もあってとてもかわいい」と語り、「一緒に履いて、『フィラ』のシューズと共に新生活を楽しみませんか」と締め括った。続く第4弾および第5弾のスニーカーコレクションは、5月に公開を予定する。

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元「ドゥーズィエム クラス」PRが新ブランド「インパーフ」始動 30代女性の“いいモノ”に触れる入り口に

元「ドゥーズィエム クラス(DEUXIEME CLASSE)」PRの佐藤麻里奈がディレクションするウィメンズブランド「インパーフ((IM)PERF.)」が2025年春夏に始動した。公式ECサイトを主販路に販売を開始した。

「『ドゥーズィエム クラス』で培った“いいモノ”を見極める力を強みに、自分と同世代である30代の女性が、上質なファッションに触れる入り口のような存在になりたい」と佐藤ディレクター。ブランドコンセプトは“不完全な美しさ”。削ぎ落としたデザインで、着る人の自然な魅力を引き立たせる余白を残すことを意識したという。

渾身の3型でデビュー

ファーストコレクションは、日本製にこだわった渾身の3型。ワードローブの定番となるコットンTシャツ(1万2100円)は、二の腕が隠れる袖丈や緩やかな逆三角形のシルエットが特徴だ。極限まで毛羽を落とし、ハリとコシ、滑らかさを兼ね備えた生地でエレガントな印象に仕上げた。

サテンのロングスカート(2万9700円)は、厚みのある生地を用い、薄手のトップスと合わせても高級感のあるスタイリングが叶うようにした。ブランドコンセプトを象徴するアシンメトリーのカットソー(1万9800円)は、身頃の流れるようなドレープとは対照的に、首元はシャープにカッティングすることでモードな印象も兼ね備える。ヒップが隠れる丈感や、インナーが見えにくい脇下の高さなど、細部にもこだわっている。

ECのほか、東京・三軒茶屋に構えたショールームでも随時販売会を実施。「顔の見える環境で、お客さまの反応を見ながら調整していきたい」と佐藤ディレクター。

佐藤ディレクターは2016年にベイクルーズに入社。「ドゥーズィエム クラス」の販売員を経て、同ブランドのプレスを約6年間務めた。目の肥えた40代以上の顧客を多く抱えるブランドで経験を積む中、自身と同世代である30代の女性にも上質なモノに触れるきっかけを提供したいと思ったのが立ち上げのきっかけだ。「ブランドが溢れている現代、立ち上げには勇気がいったが、前職で多くの良いモノに触れてきた自分だからこそ提案できるものがあると思う。30代はトレンドと長く着られる上質なモノの両方に挑戦したい年代だと実感している。日常とモードのバランスを捉えたファッションを届けていきたい」と語る。

秋冬シーズンに向けては、アウターやニットなどアイテム数を増やし、自身の得意分野であるスタイリング提案にも力を入れていく方針だ。

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「ジーユー」が今春新たに20店舗オープン 二子玉ドックウッドプラザ店では抽選会も

「ジーユー(GU)」は2025年春、全国各地で増床リニューアル3店を含む全20店舗をオープンする。

4月18日にオープンした室蘭モルエ中島店と5月16日にオープン予定の川西阪急店はそれぞれ市内初出店。3月7日にオープンしたアリオ亀有店と5月23日にオープン予定の二子玉ドックウッドプラザ店、6月24日にオープン予定のららテラス北綾瀬店はいずれも地域初出店となる。

2025年春のオープン予定店舗一覧

なかでも、二子玉川駅の改札を出てすぐに位置する世田谷エリア最大の二子玉ドックウッドプラザ店ではウィメンズ、メンズ、ティーン、キッズアイテムを幅広くそろえるほか、アクセサリーやシューズ、バッグなどの小物もバリエーション豊富にラインアップする。

二子玉ドックウッドプラザ店ではオープン記念イベントも

二子玉ドックウッドプラザ店のオープンを記念し5月23~25日の期間、5000円以上購入した人を対象にハズレなしの抽選会を開催する。さらに26〜30日は各日5000円以上購入した先着100人に、オープン記念のオリジナルマグカップをプレゼントするキャンペーンを実施する。

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ネットフリックス×原宿V.A. 「ストレンジャー・シングス」「地面師たち」など豪華アイテム

ジュンが運営し、全体のディレクションを藤原ヒロシが手掛けた原宿のコンセプトストア、V.A.(ヴイエー)は5月3〜20日の期間、ネットフリックス(NETFLIX)とコラボしたポップアップをオープンする。

原宿V.A.でポップアップ
「フラグメント」トリプルコラボも

本ポップアップでは、V.A.とネットフリックスの両ロゴをあしらった「チャンピオン(CHAMPION)」のTシャツ(1万450円)やスエット、「フラグメント(FRAGMENT)」とトリプルコラボしたTシャツ(9350円)やトートバッグ(5500円)、またネットフリックス作品の「ストレンジャー・シングス 未知の世界」や「エレクトリック・ステイト」「イカゲーム」「極悪女王」「地面師たち」など、作品をデザインしたアイテムをラインアップする。また一部アイテムは、ネットフリックスの旧ロゴをデザインに用いたほか、同社がDVDレンタルサービスを提供していた際の赤い郵送の袋を、パッケージデザインに採用するなど、随所に本コラボならではの意匠を凝らした。

期間中は、店内に「ストレンジャー・シングス 未知の世界」の“デモゴルゴン”や、「イカゲーム」の“ヨンヒ人形”の巨大フィギュア、「極悪女王」の衣装などを展示するほか、カフェスペースでは、ネットフリックスと栗山米菓がコラボした“たぶん世界一ネトフリにあうやみつきあられ”とビールのセットメニューを提供する。

ジュンは、2024年からリテール領域におけるネットフリックスとのコラボを開始、同年9月に開催した、配信記念イベント内の「極悪女王」ポップアップを皮切りに、「さよならのつづき」「地面師たち」「イカゲーム」シーズン2 と、配信開始に際し、グッズの開発、販売を行ってきた。

■ポップアップ
日程:5月3日〜20日
営業時間:10:00〜20:00(9日は16:00まで)
場所:V.A.
住所:東京都渋谷区神宮前6-1-9

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ゴールドウインが富山県に40万㎡の「自然と遊ぶ公園」、年150万人の来場見込む

ゴールドウインは4月25日、富山県南砺市で進めている体験型複合施設「プレイアースパーク ネイチャリング フォレスト(PLAY EARTH PARK NATURING FOREST)」の全貌を発表した。創業地である富山県小矢部市に隣接する南砺(なんと)市の約40ヘクタール(約40万㎡)の敷地に、国内外のガーデンデザイナーや建築家によるキャンプ場やヴィラ、コテージ、物販、公園、ガーデン、アクティビティ施設などを備える。27年初夏の開園を予定し、年間100〜150万人の来場を見込む。ゴールドウインの渡辺貴生社長は「子どもたちの豊かな未来のため、魅力的な自然の遊び場を提供する」という。

「プレイアースパーク ネイチャリング フォレスト」の着工は今年5月で、27年春の竣工、同年初夏の開園を予定する。全体はヴィラ・レストラン、キャンプ場、ガーデンで構成される「ガーデンエリア」、子ども向けの遊具のあるパークやアクティビティのある「パークエリア」、森の中にコテージや展望台のある「フォレストエリア」の3つのエリアで構成する。総投資額や宿泊費、利用料などは今後の発表になるが、「近隣の住人も含めて子どもたちに遊んでほしいという思いがあり、そういった場合の経済的な負担はなるべく低くしたい」(渡辺社長)という。

国内外から気鋭のガーデンデザイナーや建築家が8組が参画

全体のランドスケープデザインは、カタール国土計画やあさひかわ北彩都ガーデンなど国内外の大型プロジェクトを手がける高野ランドスケープ・プランニングの村田周一氏、ガーデンデザインは世界的なガーデンデザイナーのダン・ピアソンが担当する。

キャンプ場はイギリスの建築家コレクティブで建築家として初めてターナー賞を受賞したアセンブル、展望台とコテージはレバノン出身の建築家で大阪・関西万博のバーレーンパビリオンも手掛けたリナ・ゴットメ、子どもの遊び場となる遊具建築は萬代基介、ヴィラはゴールドウインの中国の店舗設計なども手がける新素材研究所の榊田倫之、アウトドアのアクティビティセンターは地元富山の本瀬齋田建築設計事務所が手掛けた。

複数の物販施設等の入る「プラザ」は川島範久建築設計事務所が手掛け、県産材を活用した木造建築とし、国際的な持続可能な建築認証である「リビング・ビルディング・チャレンジ(Living Building Challenge)の国内初の取得を目指している。

施設及び公園の開発と運営は100%子会社のプレイアースパーク(PLAY EARTH PARK)が行う。ゴールドウインは4月に旅行会社のアルパインツアーサービスを子会社化しており、同社とも連携する。

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ゴールドウインが富山県に40万㎡の「自然と遊ぶ公園」、年150万人の来場見込む

ゴールドウインは4月25日、富山県南砺市で進めている体験型複合施設「プレイアースパーク ネイチャリング フォレスト(PLAY EARTH PARK NATURING FOREST)」の全貌を発表した。創業地である富山県小矢部市に隣接する南砺(なんと)市の約40ヘクタール(約40万㎡)の敷地に、国内外のガーデンデザイナーや建築家によるキャンプ場やヴィラ、コテージ、物販、公園、ガーデン、アクティビティ施設などを備える。27年初夏の開園を予定し、年間100〜150万人の来場を見込む。ゴールドウインの渡辺貴生社長は「子どもたちの豊かな未来のため、魅力的な自然の遊び場を提供する」という。

「プレイアースパーク ネイチャリング フォレスト」の着工は今年5月で、27年春の竣工、同年初夏の開園を予定する。全体はヴィラ・レストラン、キャンプ場、ガーデンで構成される「ガーデンエリア」、子ども向けの遊具のあるパークやアクティビティのある「パークエリア」、森の中にコテージや展望台のある「フォレストエリア」の3つのエリアで構成する。総投資額や宿泊費、利用料などは今後の発表になるが、「近隣の住人も含めて子どもたちに遊んでほしいという思いがあり、そういった場合の経済的な負担はなるべく低くしたい」(渡辺社長)という。

国内外から気鋭のガーデンデザイナーや建築家が8組が参画

全体のランドスケープデザインは、カタール国土計画やあさひかわ北彩都ガーデンなど国内外の大型プロジェクトを手がける高野ランドスケープ・プランニングの村田周一氏、ガーデンデザインは世界的なガーデンデザイナーのダン・ピアソンが担当する。

キャンプ場はイギリスの建築家コレクティブで建築家として初めてターナー賞を受賞したアセンブル、展望台とコテージはレバノン出身の建築家で大阪・関西万博のバーレーンパビリオンも手掛けたリナ・ゴットメ、子どもの遊び場となる遊具建築は萬代基介、ヴィラはゴールドウインの中国の店舗設計なども手がける新素材研究所の榊田倫之、アウトドアのアクティビティセンターは地元富山の本瀬齋田建築設計事務所が手掛けた。

複数の物販施設等の入る「プラザ」は川島範久建築設計事務所が手掛け、県産材を活用した木造建築とし、国際的な持続可能な建築認証である「リビング・ビルディング・チャレンジ(Living Building Challenge)の国内初の取得を目指している。

施設及び公園の開発と運営は100%子会社のプレイアースパーク(PLAY EARTH PARK)が行う。ゴールドウインは4月に旅行会社のアルパインツアーサービスを子会社化しており、同社とも連携する。

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「リファ」からハートデザインのヘアミスト2種が登場 うるさら&まとまる髪へ

 

「リファ(REFA)」は5月22日、 スタイリングを固めずキープする“ハートミストエアリー”(150mL、2970円)と、癖の出にくいまっすぐな髪をかなえる“ハートミストベース”(150mL、2970円)を発売する。

 

“ハートミストエアリー”は、髪を静電気や湿気などの外部刺激から守るキューティクルコート処方で、うるさら質感とスタイルキープを実現する。また、ナノサイズのダメージケア成分が気になる部分を集中ケアし、美しい髪へ導く。

 

“ハートミストベース”は、マルチアミノ酸がうねりの原因となる髪の空洞を埋めて補修し、まとまりの続く髪へと導く。また、ケラチンコートが髪をコーティングしてまっすぐな仕上がりをキープする。

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吉田カバンが90周年 人気シリーズ“タンカー”の限定色を発売

吉田カバンは今年、90周年を迎えた。これを記念し、4月28日に人気シリーズの“タンカー”を限定色“コヨーテ”で発売する。「ポーター(PORTER)」のフラッグシップストアや公式EC(※同日12:00から)などで取り扱う。

“コヨーテ”は、落ち着いたブラウンの色合いが特徴。バッグの内側には、かつてのフライトジャケットに見られた“トラベリングマップ”をオリジナル柄で取り入れた。デイパック(14万3000円)、ヘルメットバッグ(8万300円)、スクエアトートバッグ(7万4800円)、スリングバッグ(7万1500円)、ロールバッグ(7万1500円)、ヒップバッグ(6万2700円)、エンべロープバッグ(5万8300円)の7型をラインアップする。

全てのアイテムに、90周年記念のタグを縫い付けたオリジナル巾着が付属する。シリアルナンバーのタグを付けたのも記念アイテムならでは。これは、90年の歴史で初の試みだという。

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吉田カバンが90周年 人気シリーズ“タンカー”の限定色を発売

吉田カバンは今年、90周年を迎えた。これを記念し、4月28日に人気シリーズの“タンカー”を限定色“コヨーテ”で発売する。「ポーター(PORTER)」のフラッグシップストアや公式EC(※同日12:00から)などで取り扱う。

“コヨーテ”は、落ち着いたブラウンの色合いが特徴。バッグの内側には、かつてのフライトジャケットに見られた“トラベリングマップ”をオリジナル柄で取り入れた。デイパック(14万3000円)、ヘルメットバッグ(8万300円)、スクエアトートバッグ(7万4800円)、スリングバッグ(7万1500円)、ロールバッグ(7万1500円)、ヒップバッグ(6万2700円)、エンべロープバッグ(5万8300円)の7型をラインアップする。

全てのアイテムに、90周年記念のタグを縫い付けたオリジナル巾着が付属する。シリアルナンバーのタグを付けたのも記念アイテムならでは。これは、90年の歴史で初の試みだという。

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お酒と香りのペアリングで東京のモンマルトルを盛り上げろ  神楽坂に登場した日本発香水「エディット」旗艦店の誕生秘話

日本発フレグランス「エディット(EDIT(H))」初の旗艦店が東京・神楽坂にオープンした。「エディット」は2018年に誕生。1905年創業の煉朱肉「日光印」6代目である葛和健太郎モリヤマ社長が、朱肉をルーツにした香水ブランドとしてスタートした。フランスのインテリア見本市「メゾン エ オブジェ(MAISON ET OBJET)」でデビューした当時は、日本発香水は少なかったが、ヨーロッパで認められ、現在10カ国で展開。日本国内では伊勢丹新宿本店や阪急メンズ東京など約20店舗で販売している。4月に初の旗艦店をバー併設で神楽坂に出店。葛和社長に、バー併設および神楽坂を選んだ理由を聞いた。

ハンコも香りもアイデンティティー

WWD:「エディット」を立ち上げた理由は?

葛和健太郎モリヤマ社長(以下、葛和):「日光印」6代目として、朱肉の技術を他の商品にどう反映するか考えた。ハンコは日本におけるアイデンティティーを示すもの、香水も同じく個人のアイデンティティーだと思う。朱肉には香りがある。粉末の香料を使うのだが、それをフレグランスにできないかと調香師と一緒に制作した。

WWD:ターゲットは?

葛和:自分らしい個性を意識する 20~40代のファッション感度の高い層に支持されている。

WWD:旗艦店では「エディット」以外も販売するようだが?

葛和:香港発「トバ(TOBBA)」やリトアニア発「ファム(FEMME)」を販売する。海外出張で色々なニッチフレグランスを制作している人々と出合う。輸入代理店は主要業務ではないが、業界の仲間の中からヨーロッパで注目されているが未上陸で日本市場に合いそうなものをピックアップして紹介している。

香りとお酒で神楽坂に新しいムーブメントを

WWD:神楽坂を初の旗艦店の場所に選んだ理由は?

葛和:表参道や銀座は、海外フレグランスのビッグネームの店がたくさんある。埋もれてしまうと思った。背伸びしてそのような場所に出店しなくても、日本発のブランドとして、思想に合う神楽坂に決めた。神楽坂は、皇居が近く伝統があり、日仏学院やフレンチのお店も多く、東京のモンマルトルと言われる街。和洋がうまくミックスされ「エディット」にぴったりだと思った。地元なので、ブランドを始めたときから、不動産屋を回って物件を探していてこの物件に出合った。ただ、神楽坂はミシュラン星付きの店が多い飲食の街。物販の街ではないが、ファーストペンギンとしてフレグランスの旗艦店を出店することで、新しいムーブメントを生み出せたらと考えた。そこで、香りだけでなく、お酒やお茶のペアリングができる店にした。ランチの後に紅茶が楽しめるし、夕食の前後にバーとしても楽しめる。街の人と共存しながら運営できればと思っている。

WWD:お茶とお酒のペアリングを考えたのは?

葛和:最初のコレクションで、ユニセックスなローズの香りを作りたいと思った。そこでできたのが“ローズモヒート”。それをリミックスさせて発展した香りが“カクテルレーン”だ。このようにしてお酒の香りが生まれた。それと同じように、お茶の香り“アールグレイ”が“スーチョンジャーニー”に発展。そして、これら香りの紅茶も作った。香水の香りを元にした紅茶やお酒が楽しめたら面白いと考えた。バーでは、バーテンダーが、香水のイメージのカクテルを即興で作って提供するし、日本のフレグランス市場は、まだ小さい。もっと、香水の楽しさを知ってもらう活動の一環として、香水とは違う入り口を作った。お茶やバーを飲みにきて、香りに出合う場になれば。だから、旗艦店限定の7.5mLのサイズをそろえて、気に入れば購入してもらえるようにしている。

WWD:フレグランス市場の盛り上がりについては?

葛和:香りは皆、関心があるものだと思う。香りの情報や提案が増えて、興味を持つ人が増えているが、楽しみ方を知るのが大切だ。ちゃんとした知識がないとブームで終わるので、香水の付け方などをちゃんと伝えていきたい。香りを文化的に育むような楽しみ方を発信していく。

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エイサップ・ロッキーによる初の「レイバン」コレクション アイウエア3型をラインアップ

「レイバン(RAY-BAN)」は、ラッパーのエイサップ・ロッキー(ASAP ROCKEY)による“ブラックアウト・コレクション(THE BLACKED OUT COLLECTION)”を発売する。4月28日から「レイバン」公式オンラインで、また5月上旬から「レイバン」直営店、その他一部の正規取扱店で順次販売する。

エイサップ・ロッキーによる
“ブラックアウト・コレクション”

同コレクションは、音楽やアーティストを称えるクリエイティブ・プラットフォーム“レイバン ステュディオス(RAY-BAN STUDIOS)”のため制作され、“メガウェイファーラー”(4万2900円)と“メガクラブマスター”(4万2900円)、“メガバロラマ”(4万2900円)の3型をラインアップする。

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アーティストのオリバー・ペインと Daisuke Ishikawa による「マルファンクション」がスタート

アーティストのオリバー・ペイン(Oliver Payne)と Daisuke Ishikawa による新ブランド「マルファンクション(MALFUNCTION)」がローンチした。

音楽のすべてをバックグラウンドとし、人と音のあらゆる物事を落とし込んだアイテムをランダムに展開する。ブランド名は“制御不能“という意味も持ち、ギークな曖昧さを軸に素材やグラフィックは緻密に計算されたデザインが特徴だ。

テーマでもある音楽の領域は限定せず、あらゆるジャンルを横断するという。音楽を中心にした2人の雑多な会話からカオスな状況が生まれ、情報交換を続けていく中で積み上がったストーリーをそのままパッケージしたアイテムが揃う。

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「ルイ・ヴィトン」が米国で約4%の値上げ 日本でも3%の値上げを実施か

米投資銀行バーンスタイン(BERNSTEIN)と英投資銀行バークレイズ(BARCLAYS)のラグジュアリーセクター担当アナリストらによれば、「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」が米国で約4%の値上げをしたようだ。

これは主にドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領政権による関税の引き上げに対応するためと推測されるが、「ルイ・ヴィトン」は例年この時期に価格改定を行っている。バークレイズのキャロル・マジョ(Carole Madjo)=アナリストの調査によれば、今回はフランスで2%、日本でも3%の値上げをしているという。また、商品により値上げ幅が異なっており、“ネオノエ(NeoNoe)”は米国の公式オンラインストアで7%以上の値上げとなっていたが、“ツイスト(Twist)”や“キーポル(Keepall)”は1%程度だったとしている。

バーンスタインのルカ・ソルカ(Luca Solca)=アナリストは、“キャリーオール(CarryAll)”“バイカー(Biker)”“オール・イン(All In)”“グレースフル(Graceful)”は米国でも価格が変わっていないため、これらのバッグは米国内で製造されている可能性もあると述べた。また、「今回の『ルイ・ヴィトン』による米国での平均3.6%の値上げは、仮にEUからの輸入品に対して20%の追加関税が課されたとしても、それを十分に吸収できるだろう」と指摘。「さまざまな要素を踏まえると、ラグジュアリーブランドが値上げをする際には5〜7%程度になると思われるが、『ルイ・ヴィトン』のようなメガブランドには高い需要とそれに基づくプライシングパワーがあるため、あまり大きな問題にはならないのではないか」と分析した。

「エルメス」や「ゼニア」も米国で値上げ

なお、競合の「エルメス(HERMES)」は、4月17日に発表した2025年1〜3月期(第1四半期)決算の説明会で、5月に米国市場で値上げをすることを明らかに。これはトランプ関税に対応するためであり、その他の市場には適用しないという。エリック・デュハルグエ(Eric du Halgouet)財務担当エグゼクティブ・バイス・プレジデントは、「関税率は確定しておらず、事態の進捗を慎重に見守っている」とし、値上げ幅については開示しなかった。

また、エルメネジルド ゼニア グループ(ERMENEGILDO ZEGNA GROUP)も、4月24日に25年1~3月期(第1四半期)決算を発表した際、やはりトランプ関税に対して「利益を守るために必要な措置を取る」とし、米国市場で今後1ケタ台半ばの値上げをすることを明らかにした。

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【スナップ】ペドロ・パスカルはトランス女性支援Tシャツを着用 映画「サンダーボルツ」ロンドンプレミア

5月2日に日米同時公開予定のマーベル・シネマティック・ユニバース(MARVEL CINEMATIC UNIVERSE)映画「サンダーボルツ」のロンドンプレミアが、4月22日(現地時間)に開催された。会場には、フローレンス・ピュー(Florence Pugh)やデヴィッド・ハーバー(David Harbour)ら豪華キャストやセレブリティー、クリエイティブチームが登場。ここでは、話題の2ルックとレッドカーペットスナップを紹介する。

ペドロ・パスカル

ペドロ・パスカル(Pedro Pascal)は、自身の50歳の誕生日パーティーに続き「コナー アイブス(CONNER IVES)」の“Protect the Dolls”のロゴ入りアップサイクルTシャツを着用。“Dolls(人形)”はLGBTQIA +コミュニティにおけるトランス女性を意味しており、Tシャツの着用を通して彼女たちのサポートを表明した。パスカルの妹でモデルのラックス・パスカル(Lux Pascal)は、トランスジェンダーであることを2021年カミングアウトしている。

本プレミアは、イギリス最高裁判所が“女性の法的な定義は生物学的に女性で生まれた人であるとする”という判決を出した1週間後に行われた。この判決はトランスジェンダーの権利を損なうとして、トランスジェンダーグループや支援団体から強く批判を受けている。

歌手のトロイ・シヴァン(Troye Sivan)やデザイナーのハイダー・アッカーマン(Haider Ackermann)ら著名人も“Protect the Dolls” Tシャツを着用した姿SNSに投稿。トランスジェンダーの権利のサポートを表明している。

ブランド公式オンラインストアでプレオーダーを受け付けており、価格は75ユーロ(日本円で約1万2000円)。売り上げはすべて米国のトランスジェンダーの人々に救命サービスを提供する団体トランス・ライフラインに寄付される。

フローレンス・ピュー

主役のエレーナ(Yelena)を演じるフローレンス・ピューは、「エリー サーブ(ELIE SAAB)」2024-25年秋冬コレクションからゴシックな雰囲気溢れるブラックドレスを着用。シアー素材のボディースとスカートには、花柄のレースと刺しゅうが施されロマンチックな装いにアクセントを加えている。

オレンジのアイシャドウが印象的なメイクは、メイクアップアーティストのアレックス・バブスキー(Alex Babsky)が、スタイリングは俳優のシモーヌ・アシュリー(Simone Ashley)やジェンマ・チャン(Gemma Chan)らも手掛けるレベッカ・コービン・マレー(Rebecca Corbin-Murray)が担当した。

レッドカーペットスナップ

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【スナップ】ペドロ・パスカルはトランス女性支援Tシャツを着用 映画「サンダーボルツ」ロンドンプレミア

5月2日に日米同時公開予定のマーベル・シネマティック・ユニバース(MARVEL CINEMATIC UNIVERSE)映画「サンダーボルツ」のロンドンプレミアが、4月22日(現地時間)に開催された。会場には、フローレンス・ピュー(Florence Pugh)やデヴィッド・ハーバー(David Harbour)ら豪華キャストやセレブリティー、クリエイティブチームが登場。ここでは、話題の2ルックとレッドカーペットスナップを紹介する。

ペドロ・パスカル

ペドロ・パスカル(Pedro Pascal)は、自身の50歳の誕生日パーティーに続き「コナー アイブス(CONNER IVES)」の“Protect the Dolls”のロゴ入りアップサイクルTシャツを着用。“Dolls(人形)”はLGBTQIA +コミュニティにおけるトランス女性を意味しており、Tシャツの着用を通して彼女たちのサポートを表明した。パスカルの妹でモデルのラックス・パスカル(Lux Pascal)は、トランスジェンダーであることを2021年カミングアウトしている。

本プレミアは、イギリス最高裁判所が“女性の法的な定義は生物学的に女性で生まれた人であるとする”という判決を出した1週間後に行われた。この判決はトランスジェンダーの権利を損なうとして、トランスジェンダーグループや支援団体から強く批判を受けている。

歌手のトロイ・シヴァン(Troye Sivan)やデザイナーのハイダー・アッカーマン(Haider Ackermann)ら著名人も“Protect the Dolls” Tシャツを着用した姿SNSに投稿。トランスジェンダーの権利のサポートを表明している。

ブランド公式オンラインストアでプレオーダーを受け付けており、価格は75ユーロ(日本円で約1万2000円)。売り上げはすべて米国のトランスジェンダーの人々に救命サービスを提供する団体トランス・ライフラインに寄付される。

フローレンス・ピュー

主役のエレーナ(Yelena)を演じるフローレンス・ピューは、「エリー サーブ(ELIE SAAB)」2024-25年秋冬コレクションからゴシックな雰囲気溢れるブラックドレスを着用。シアー素材のボディースとスカートには、花柄のレースと刺しゅうが施されロマンチックな装いにアクセントを加えている。

オレンジのアイシャドウが印象的なメイクは、メイクアップアーティストのアレックス・バブスキー(Alex Babsky)が、スタイリングは俳優のシモーヌ・アシュリー(Simone Ashley)やジェンマ・チャン(Gemma Chan)らも手掛けるレベッカ・コービン・マレー(Rebecca Corbin-Murray)が担当した。

レッドカーペットスナップ

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NCTテンと「スナイデル ビューティ」がコラボ 未公開フォトカード付き限定キットを発売

「スナイデル ビューティ(SNIDEL BEAUTY)」は5月1日、韓国発のボーイズグループNCT(エヌシーティー)のメンバー、テン(TEN)との限定コラボレーションキット(1万120円)を発売する。直営店、公式オンラインストア、マッシュスタイルラボのECサイト「ウサギオンライン」などで、数量限定で販売する。同日正午、公式オンラインストアでビジュアルを公開する。

NCTテン×「スナイデル ビューティ」限定コラボキット

今回登場するのは、ハイライト&アイシャドウパレット“フェイス スタイリスト n 02”、かすかな赤みを宿したコーラルベージュリップ“ルージュ クチュール 10”のビューティアイテム3つと、オリジナルロゴステッカー1枚、オリジナルポストカード1枚、未公開カットのオリジナルフォトステッカー(全3種うちランダム1種)をセットにした限定キット。現在、特設サイトでティザームービーを公開中だ。

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羽生結弦が「グッチ」のスカーフと舞う 特別ムービーが公開

「グッチ(GUCCI)」は5月18日まで、ブランドアンバサダーを務める羽生結弦とシルクスカーフをフィーチャーした映像を一部の「グッチ」店舗で限定公開。また、同映像のショートバージョンを「グッチ」公式オンラインストアで公開している。

同ムービーは、羽生のパフォーマンスの優雅さと、シルクスカーフの流麗さが響き合う姿を映し出した。羽生の繊細な表情や湧き上がる感情がシルクスカーフの優美な動きと溶け合い、静かに共鳴しながら、1つの世界を紡いでいくイメージを描いている。

限定公開の対象店舗は以下の通り。

◾️大丸札幌 グッチショップ、仙台藤崎 グッチショップ、グッチ銀座、グッチ並木、グッチ六本木、グッチ青山、新宿伊勢丹 グッチウィメンズショップ、グッチ名古屋、心斎橋大丸 グッチショップ、グッチ大阪、阪急うめだ本店 グッチウィメンズショップ、京都髙島屋 グッチショップ、神戸大丸 グッチショップ、福岡岩田屋 グッチショップ

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「アトモス」4店舗で「ニューバランス」の“グレーデイズ”キャンペーンを実施 

「アトモス(ATMOS)」は4月25日〜5月29日、「ニューバランス(NEW BALANCE)」とコラボレーションし、“グレー デイズ(Grey Days)”キャンペーンを実施する。期間中は、カルチャーが“繋がる”をテーマに、“グレー サウンズ バイ アトモス(GREY SOUNDS by atmos)”と題して、「アトモス」新宿、千駄ヶ谷、京都、広島店の4店舗でポップアップやイベントを開催する。

毎年5月に開催している同キャンペーンは、「ニューバランス」を象徴するカラーの“グレー”にフォーカスし、ブランドの歴史やクラフツマンシップを称えるイベント。今年は、マルチクリエイターのHYORI(ヒョリ)をキュレーターに迎えた。

同イベントのメインとなる「アトモス」新宿店では、店内をグレーで彩るポップアップを実施し、限定アイテムの販売や人気モデルの再販売を行う。新宿、京都、広島の3店舗では、HYORIがグラフィックデザインを手掛けたアパレルカスタムも取り扱う。また、店内に設置する“サウンズ スポット(Sounds Spot)”で、HYORIや彼がセレクトしたアーティストによる、限定アイテムをイメージしたミックステープを視聴できる。

“メイド イン USA 1300JP”を展示

千駄ヶ谷、京都、広島の3店舗には特設スペースを設置し、販売予定の限定アイテムを展示する。5年に1度だけ復刻する“メイド イン USA 1300JP”(5万9400円)も展示に並び、5月29日の発売日前に間近で見ることができる。

また、キャンペーン対象の4店舗で「ニューバランス」商品を税抜き2万円以上を購入すると、オリジナルシューズボックスをプレゼントする。

DJイベントも

 

「アトモス」新宿店で4月25日と5月29日、京都店で5月16日には、DJイベントを開催する。毎回異なる音楽ジャンルをテーマに、HYORIがセレクトしたDJが「ニューバランス」の世界観を表現し、音楽に合わせて変化するフードも提供する。全日入場料無料。

DJイベント概要

◾️サウンド スポット バイ グレー デイズ アトモス Vol.1

日程:4月25日
時間:18:00〜21:00
場所:「アトモス」新宿店
住所:東京都新宿区新宿4-1-1 新宿サウスアヴェニュー 1F
出演者:オカモトレイジ、ECEC、Jin & Kohei、N²

◾️サウンド スポット バイ グレー デイズ アトモス Vol.2

日程:5月16日
時間:18:00〜21:00
場所:「アトモス」京都店
住所:京都府京都市中京区新京極通六角下る桜之町420
出演者:CFN MALIK、RYOTA、Lyka

◾️サウンド スポット バイ グレー デイズ アトモス Vol.3

日程:5月29日
時間:18:00〜21:00
場所:「アトモス」新宿店
出演者:Yusef Imamura、YAYA子、LAZE

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「ロクシタン」が肌・頭皮を定期測定する無料サービスを開始

「ロクシタン(L'OCCITANE)」は、月1回、6カ月間継続して定期的に肌を測定する無料サービス、“スキンケア リチュアルプログラム”の提供を開始した。プログラム参加者には、2回目以降の来店ごとに、肌測定のカウンセリングだけでなく、サンプルプレゼントやハンドトリートメントなどの特典を提供する。

同サービスは、肌・頭皮測定器を使ったカウンセリング後、「ロクシタン」製品を購入することで参加できる。フェイス用の測定器ではキメ、水分量、皮脂量、エイジング、シミ、美白値の6項目を、頭皮用測定器では、髪年齢、白髪・抜け毛、髪痩せ、うねり毛、頭皮トラブル、頭皮の油分、頭皮の水分の7項目を計測。肌・頭皮の状態を、画像、数値、グラフで科学的に知ることができる。

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「ジェイ ダブリュー アンダーソン」×映画「クィア」が東京で再販売 映画公開を記念し

「ジェイ ダブリュー アンダーソン(JW ANDERSON)」は5月9日、映画「クィア(Queer)」の公開を記念したアイテムを再販売する。「ジェイ ダブリュー アンダーソン」渋谷店および伊勢丹新宿本店メンズ館で取り扱う。

映画「クィア」をモチーフに
スエットやTシャツ、トートなど

アイテムは、ドローストリングにビーズをあしらい、背面に“I want to talk to you… without speaking(言葉を使わずに、あなたに話しかけたい)”との台詞を配したパーカ(5万3900円)、タイトルとクレジットをデザインしたスエット(4万700円)、作品に着想を得たビジュアルをあしらったスエット(4万9500円)、タイトルを配したTシャツ(2万6400円)、劇中のムカデのネックレスをデザインしたTシャツ(2万6400円)、“QUEER”と前面に配したキャップ(2万6400円)、ビジュアルをあしらったトートバッグ(2万9700円)をラインアップ。購入者には、ムビチケ前売り券(カード)を先着順でプレゼントする。本コレクションは、1月25日に発売している。

「クィア」は、ウィリアム・S・バロウズ(William S.Burroughs)の小説を原作とした映画作品。ルカ・グァダニーノ(Luca Guadagnino)が監督を務め、ダニエル・クレイグ(Daniel Craig)とドリュー・スターキー(Drew Starkey)らが出演、ジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)=「ジェイ ダブリュー アンダーソン」デザイナーが衣装デザインを手掛けた。5月9日から公開。

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「リファ」の人気コームからブラッククロム加工の新作 顔まわりに特化した設計

「リファ(REFA)」は6月、人気コーム“リファハートコーム アイラ”から新作“リファハートコーム アイラ クロム”(5500円)を、MTG公式オンラインストアと全国の百貨店で発売する。5月28日から表参道ヒルズ店と阪急うめだ本店、全国の美容院で先行販売を行う。

クールに艶めく髪へ

“リファハートコーム アイラ クロム”は、歯からハンドルに至るまですべてにブラッククロムコーティングを施し、上質な使い心地を実現。独自に生み出したマーキス構造により髪への負担を軽減しながら、前髪やおくれ毛などの細かな毛を捉えて整え、髪に艶とまとまりを与える。折りたたみ部分にはハートをあしらい、シンプルな中にアクセントを加えた。外出時に便利なポーチと手入れ用のクロス付き用意する。

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ビームスで人気を博す「ポロ ラルフ ローレン」別注 回数を重ね今回で14度目

ビームス(BEAMS)は5月2日、「ポロ ラルフ ローレン(POLO RALPH LAUREN)」に別注したアイテム4型を発売する。ビームスの店舗および、公式オンラインストアとウィメンズカジュアルレーベル「ビームス ボーイ(BEAMS BOY)」を取り扱う一部店舗で販売する。

回数を重ねる別注
さりげないこだわりを反映

「ポロ ラルフ ローレン」への別注は今回で14度目。普遍的なアイテムにビームスならではのアレンジを加えた4型をラインアップする。

Tシャツ(1万5400円)は、インラインで使用されているコットン100%の‬ボディーから、コットン90%、ビスコース10%のものに変更し、リラックス感あふれるサイズ感で‬製作。ネックをコンパクトにすることでシャー‬プな印象をプラスしたほか、アイコニックな“ポロ‬ポニー”の刺しゅうは右胸に配した。

ショーツ(2万2000円)は、「ポロ ラルフ ローレン」で定番の“トラベラースイムショーツ”の生地をリサイクルナイロンに変更‬し、‬よりタウンユースしやすいようレングスを長めに設定。バックポケットのハワイアン‬レーベルを取り除き、ミニマルで洗練されたデザインに仕上げた。

その他、後ろに「BEAMS」の刺しゅうを施したチノ素材のキャップ(1万3200円)や、ソックス(3300円)も用意する。‬

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ビームスで人気を博す「ポロ ラルフ ローレン」別注 回数を重ね今回で14度目

ビームス(BEAMS)は5月2日、「ポロ ラルフ ローレン(POLO RALPH LAUREN)」に別注したアイテム4型を発売する。ビームスの店舗および、公式オンラインストアとウィメンズカジュアルレーベル「ビームス ボーイ(BEAMS BOY)」を取り扱う一部店舗で販売する。

回数を重ねる別注
さりげないこだわりを反映

「ポロ ラルフ ローレン」への別注は今回で14度目。普遍的なアイテムにビームスならではのアレンジを加えた4型をラインアップする。

Tシャツ(1万5400円)は、インラインで使用されているコットン100%の‬ボディーから、コットン90%、ビスコース10%のものに変更し、リラックス感あふれるサイズ感で‬製作。ネックをコンパクトにすることでシャー‬プな印象をプラスしたほか、アイコニックな“ポロ‬ポニー”の刺しゅうは右胸に配した。

ショーツ(2万2000円)は、「ポロ ラルフ ローレン」で定番の“トラベラースイムショーツ”の生地をリサイクルナイロンに変更‬し、‬よりタウンユースしやすいようレングスを長めに設定。バックポケットのハワイアン‬レーベルを取り除き、ミニマルで洗練されたデザインに仕上げた。

その他、後ろに「BEAMS」の刺しゅうを施したチノ素材のキャップ(1万3200円)や、ソックス(3300円)も用意する。‬

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“春夏夏秋冬”を見据えた「プラステ」の25年春夏“シン・クールビズスタイル”

ファーストリテイリンググループの「プラステ(PLST)」は、2025年春夏シーズンに向けた新商品とともに、気候の変化を見据えた“シン・クールビズスタイル”を発表した。21日の発表会には、ブランドミューズの桐谷美玲が1日人事部長として、元サッカー日本代表の内田篤人が1日人事課長として登壇。それぞれが新作スタイルを着用し、リアルなオフィスファッションの在り方を提案した。

延長化するクールビズ。“春夏夏秋冬”時代の声に応える新提案

クールビズのスタートから20年。「プラステ」は20〜59歳の働く男女500人を対象に夏のオフィスファッションに関する意識調査を実施した。その結果、約半数が「夏が長引いている」と実感しており、クールビズの着用期間も6〜9月の枠を超えて広がっていることがわかった。また、約9割が「現代の気候に合わせて服装規定も見直すべき」と回答。こうした声に応えるべく、“春夏夏秋冬”の五季を見据え、カジュアルダウンときれい見えを両立させた「プラステ」独自の“シン・クールビズスタイル”を発表した。

全て接触冷感機能付きでウオッシャブル素材のアイテムもそろえた「プラステ クール」から、ウィメンズは半袖のジャケットやカーディガン、デザインにひねりを加えた高機能Tシャツなどの新商品を発表。“UVカットレーヨンブレンド半袖カーディガン”(8990円)と“プレミアムオックス ハーフスリーブジャケット”(1万9000円)といった、単品でも主役になるアイテムをそろえた。また、大ぶりの袖が印象的な “ハンカチーフスリーブTシャツ”(5990円)は、風通しの良さと上品なシルエットを兼ね備えつつ、オフィスシーンでの着用も提案する。半袖カーディガンを着用した桐谷は、「なめらかな肌触りと軽い着心地、きちんと感もあるので、オフィスでも重宝するだろう」とコメント。

メンズは、凹凸のある肌離れの良い“マイクロサッカー”素材を用いたジャケット(2万1000円)とパンツ(1万2000円)を新たに投入。裏地のない軽やかな設計で、移動中にバッグに入れてもシワになりにくい、使いやすさがポイントだ。また軽さと伸縮性にすぐれた超軽量素材“プレシャスドライ”を用いたジャケット(1万9000円)は、カジュアルダウンできるきれいめアイテムとして提案。内田は、XXLサイズを加えた“ウォッシャブルニットTシャツ”(6990円)との着こなしを披露し、「移動から会食に向かうことも多く、だらしなく見えないTシャツと僕にも動きやすいジャケットが頼りになる」と語った。

「ユニクロ」シナジーで業績回復も、出店戦略は慎重に

「プラステ」は事業の採算性を見直し、23年秋から単独店の大幅閉店に踏み切り、「ユニクロ(UNIQLO)」店舗内へのショップ・イン・ショップや同フロア内の出店といった売り場改革を進めてきた。これにより、「ユニクロ」来店客の流入を促し「プラステ」の知名度も向上した。直近の25年8月期第2四半期決算では、戦略的な在庫管理や店舗オペレーションの改革が奏功し、増収・営業黒字を達成。今年3月には、「ユニクロ」店内出店11店舗目となる玉川髙島屋 S・C 南館4階にウィメンズとメンズの複合店「タマタカ」店をオープンした。ブランド最大級の品ぞろえと骨格診断アドバイザーを持つスタッフによる接客が好評で、順調に推移しているという。4月24日には名古屋の「mozoワンダーシティ」で「ユニクロ」の隣区画に移転オープンした。

1年半におよぶ事業転換の改革を経て、伊藤なつきプラステ マーケティング部長は、消費者ニーズに新たな発見があったという。「『プラステ』の価格帯は『ユニクロ』の2〜3倍で、ファーストリテイリングでも中価格帯に位置する。そのため両者のニーズは異なると分析していたが、実際には『ユニクロ』の幅広い層のお客さまにも『プラステ』の価格やクオリティーへの理解をいただき、ニーズがあると実感した。この成果は今後の新規顧客獲得への重要なヒントだと捉えており、商品や店舗の開発にしっかり反映していきたい」と話した。20年8月末に102あった店舗は、現在「タマタカ」店を含め41。今後は「ユニクロ」との差別化や相乗効果を模索しつつ、単独出店は慎重に進める方針だ。

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「POTR」と「スタジオニコルソン」がコラボ 創業者も愛用の“ボンサック”など全3型

吉田カバンの「ピー・オー・ティー・アール(POTR)」は5月1日、「スタジオニコルソン(STUDIO NICHOLSON)」とのコラボコレクションを発売する。「ポーター(PORTER)」のフラッグシップストアや「スタジオニコルソン」青山店、両ブランドの公式ECなどで取り扱う。

コレクションは、ニック・ウェイクマン(Nick Wakeman)「スタジオニコルソン」創業者兼クリエイティブ・ディレクターも愛用しているという吉田カバンの定番リュック“ボンサック”(6万6000円)、ショルダーバッグ(4万6200円)、キーウォレット(3万1900円)の3型。マットな質感の100%リサイクルナイロン生地を使い、「スタジオニコルソン」のシグネチャーカラー“ダーケスト ネイビー”で染めた。ワントーンですっきりとした印象にするため、ステッチを表に出さないようにしたのもポイント。ナイロンテープや付属のレザー部分には、通常の“四角バッテン”の代わりに、「スタジオニコルソン」のイニシャル“N”をあしらった。

「スタジオニコルソン」は2010年にスタート。コンセプトは、“モジュールワードローブ”(組合せ自由なモジュール式のワードローブ)。素材を最大限に生かすファブリックファーストのモノ作りと、汎用性の高いデザインを特徴に掲げる。

◾️スタジオニコルソン イン ザ ポーター ギャラリー2
期間:5月1〜19日
時間:12:00〜20:00
場所:ポーター表参道 ザ ポーター ギャラリー2
住所:東京都渋谷区神宮前 5-6-8

コラボコレクション一覧

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「POTR」と「スタジオニコルソン」がコラボ 創業者も愛用の“ボンサック”など全3型

吉田カバンの「ピー・オー・ティー・アール(POTR)」は5月1日、「スタジオニコルソン(STUDIO NICHOLSON)」とのコラボコレクションを発売する。「ポーター(PORTER)」のフラッグシップストアや「スタジオニコルソン」青山店、両ブランドの公式ECなどで取り扱う。

コレクションは、ニック・ウェイクマン(Nick Wakeman)「スタジオニコルソン」創業者兼クリエイティブ・ディレクターも愛用しているという吉田カバンの定番リュック“ボンサック”(6万6000円)、ショルダーバッグ(4万6200円)、キーウォレット(3万1900円)の3型。マットな質感の100%リサイクルナイロン生地を使い、「スタジオニコルソン」のシグネチャーカラー“ダーケスト ネイビー”で染めた。ワントーンですっきりとした印象にするため、ステッチを表に出さないようにしたのもポイント。ナイロンテープや付属のレザー部分には、通常の“四角バッテン”の代わりに、「スタジオニコルソン」のイニシャル“N”をあしらった。

「スタジオニコルソン」は2010年にスタート。コンセプトは、“モジュールワードローブ”(組合せ自由なモジュール式のワードローブ)。素材を最大限に生かすファブリックファーストのモノ作りと、汎用性の高いデザインを特徴に掲げる。

◾️スタジオニコルソン イン ザ ポーター ギャラリー2
期間:5月1〜19日
時間:12:00〜20:00
場所:ポーター表参道 ザ ポーター ギャラリー2
住所:東京都渋谷区神宮前 5-6-8

コラボコレクション一覧

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創業130周年「スワロフスキー」がグローバル成長する理由 CEOに聞く唯一無二のブランディングとリーダーシップ

PROFILE: アレクシ・ナザール(Alexis Nazare)スワロフスキーCEO

アレクシ・ナザール(Alexis Nazare)スワロフスキーCEO
PROFILE: レバノン生まれ。カリフォルニア大学バークレー校でMBAを取得。プロクター・アンド・ギャンブルやハイネケンなどで活躍。約30年、消費財・小売業界でさまざまな要職を歴任後、22年7月から現職

オーストリア発「スワロフスキー(SWAROVSKI)」は今年、130周年を迎えた。同ブランドは、ダニエル・スワロフスキーが1895年に“誰もが手にできるダイヤモンド”というビジョンを元に創業。革新的な研磨技術でカットしたクリスタルを開発し、高品質のクリスタルジュエリーやクリスタルパーツで世界的なリーダーになった。創業一族が長年ブランドを率いてきたが2022年に体制を一新。一時期厳しい時期もあったが、近年に黒字化し、グローバルで業績を伸ばしている。22年からスワロフスキーを率いるアレクシ・ナザール最高経営責任者(CEO)にビジネスについて聞いた。

WWD:リブランディングの具体的な内容は?

アレクシ・ナザール=スワロフスキーCEO(以下、ナザール): 初の一族ではないCEOとして革新をスタートした。「スワロフスキー」には、ヘリテージ、クリエイティビティー、クラフツマンシップ、クオリティーというラグジュアリー・ブランドが必要とする基盤がある。私の役目は、ブランドのDNAを理解して明確に全社員に伝えることだった。 “ジョイフル・エウストラバガンス(楽しい贅沢)”をテーマに、商品を手に取った全ての人が笑顔になるトレンドに左右されない独自のポジショニングを築いている。

WWD:業界で独自のポジショニングとは?

ナザール:時代が求めるラグジュアリーは、必要以上に高額であることでも、希少性でもない。「スワロフスキー」の一番の強みは、あらゆる消費者が手にすることのできるラグジュアリーを提案できる点。価格や商品レンジの広さでは唯一無二だ。1万円台〜4000万円台という幅広い価格帯において、複雑で精緻なジュエリーを提供している。カラフルでキラキラ輝くジュエリーは、高揚感や喜びをもたらすもの。ワクワクするジュエリーを、あらゆる消費者の予算やテイストに合わせてスケール感を持って展開している。誰もが欲しいと思うものがあるはずだ。

WWD:リブランディングで掲げる“ポップ・ラグジュアリー”とは?

ナザール:あらゆる消費者にアピールするブランドであると同時に、メットガラやウィーン・オペラ座舞踏会への協賛をはじめ、ラグジュアリー・ブランドに欠かせない文化的な活動に力を入れている。また、グローバル・ブランドアンバサダーにアリアナ・グランデ(Ariana Grande)を起用したコラボレーションジュエリーを発売し、話題になっている。

地道な戦略実践でジュエリー市場の成長率の3倍に

WWD:リブランディングしてからの業績の変化は?

ナザール:コロナ禍、インフレなど不安要素が多かったが、改革をスタートして3年連続で、ジュエリー市場の3倍の成長率を記録し、グローバルで成長している。

WWD:成長の理由をどのように分析する?

ナザール:予算、ターゲット、ガバナンス、リーダーシップアドあらゆる戦略が噛み合った結果だ。そのために、全てのスタッフに戦略を浸透させる努力をした。また、継続的に成長するには、謙虚に学ぶ姿勢が大事だ。日々の分析や学びをきちんと実践していけば結果は出る。

WWD:今後のグローバル戦略や強化点は?

ナザール:ジュエリー市場はまだ成長の余地があるので、数年、この戦略を継続する。コレクションをはじめ、店舗やコラボレーション、コミュニケーションなど全方位で具体性を持って強化していくつもりだ。

WWD:日本市場については?

ナザール:24年度の売上高、利益共に2ケタ成長している。訪日客よりも日本人客による売上高が大きい。グローバル戦略はもちろんだが、ローカル戦略が奏功している。日本は、われわれにとって重要な市場。規模だけでなく、文化的影響を与えるプラットフォームとしての役割を持つ。

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ナイキが女子初の1マイル走4分切り目指す“ブレーキング4”開催 業績不振の壁も破れるか?

ナイキ(NIKE)は、ケニア出身の陸上中距離選手フェイス・キピエゴン(Faith Kipyegon)と、女性として初の1マイル(約1.6キロメートル)走4分切りを目指すプロジェクト“ブレーキング4(Breaking4)”を立ち上げた。6月26日にパリの競技場スタッド・シャルレティで記録に挑む。キピエゴン選手は、2016年のリオ、21年の東京、24年のパリと女子1500メートルでオリンピック3連覇を果たしており、18年に娘を出産した母親でもある。「この挑戦を通じて、女性たちに『夢を持ち、その夢を実現しよう』と伝えたい」とコメントしている。

女子の1マイル走の世界記録は、キピエゴン選手自身が23年に樹立した4分07秒64。1マイル走は「北米において常にアスリートの運動能力を測る普遍的な指標と認識され、陸上競技、若い人の体力テストやさまざまなスポーツのトレーニングに用いられてきた」(発表資料から)という。フィニッシュラインでは、キピエゴン選手の娘が彼女を迎える予定。

“ブレーキング4”に先立ち、ナイキは17年に、ケニア出身のエリウド・キプチョゲ(Eliud Kipchoge)選手らと、男子マラソンで2時間切りを目指すプロジェクト“ブレーキング2”を実施している。惜しくも2時間切りはならなかったが、この挑戦をテクノロジー面で支えたカーボンプレート入りの厚底シューズ“ナイキ ズーム ヴェイパーフライ4%”は、それまで薄底が当たり前だったランニングシューズにゲームチェンジを引き起こした。各社がナイキに追いつけ追い越せとランニングシューズ開発競争が激化。その結果、厚底カーボン入りシューズは、今や市民ランナーにとっても当たり前の存在になった。

「他のブランドにはなし得ない
イノベーションを提供」

“ブレーキング4”においても、ナイキは同様のゲームチェンジを目指している。エリオット・ヒル(Elliott Hill)ナイキ社長兼CEOは“ブレーキング4”について、「他のブランドではなし得ないレベルの専門性、イノベーション、サポート体制を提供する。当社のイノベーターたちは、先端のスポーツ科学、画期的なフットウエア、およびアパレルのイノベーションを融合させて、キピエゴン選手と共に彼女の歴史的ゴール達成をサポートし、壁を破っていく」とコメント。近年のナイキは、開発競争で他社に背中を追われる中、「定番品のアップデートばかりを繰り返し販売し、イノベーションが不足している」といった批判に晒されてきた。業績も直近の24年12月〜25年2月期までで、4四半期連続減収と苦しい状況にある。“ブレーキング4”によって、ナイキも壁を打ち破ることを目指す。

同時に、女性アスリートのエンパワーメントにもナイキは近年継続して力を注いでいる。男性アスリートに比べて競技を続けること自体にもハードルがある女性を支援するために、例えば日本では、プロ野球の読売ジャイアンツと協同で、女子のスポーツ活動に対する助成をスタートし、現在助成対象の団体を募っている。ナイキはメンズカテゴリーに比べてウィメンズカテゴリーが弱く、そのパイを「ルルレモン(LULULEMON)」などに奪われているといった指摘も多い。女性アスリートのエンパワーメントは、ウィメンズカテゴリー強化の一環でもある。

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世界の主要マラソンを席巻する「アディダス」の8万円超えシューズ、新モデルを5月23日発売

日本ではアディダス ジャパンが運営する「アディダス(ADIDAS)」は、パフォーマンスランニングシューズ“アディゼロ”シリーズで、ブランド史上最軽量のレーシングシューズの最新モデル“アディゼロ アディオス プロ エヴォ 2(ADIZERO ADIOS PRO EVO 2以下、エヴォ2)”を発表した。5月12日からアディダスアプリで先行抽選を受け付け、23日に一般発売する。価格は、2023年に発売した前作“エヴォ1”と同じく8万2500円。

前作の“エヴォ 1”は、24年のマラソン世界6大大会で男女優勝者12人のうち、半数が着用。25年1月の箱根駅伝では、総合優勝を果たした青山学院大学の選手らをはじめ、着用率ナンバーワンシューズとなるなど、国内外の主要大会でアスリートの好成績を支えている。

片足あたり138グラム

最新作の“エヴォ2”は、「さらなるエネルギーリターン、レースでのスピード向上を目指し開発した」(発表資料から)といい、ブランド独自の低密度高反発素材をベースにした次世代フォームテクノロジー“ライトストライク プロ エヴォ”を前足部に3ミリメートル増量。これにより、5%のエネルギーリターンの向上を実現したという。ただし、重量は27.0センチメートルで片足あたり138グラムと、前作から増えていない。

アウトソールは“エヴォ 1”から大幅刷新し、接地した際に適切なトラクションを発揮できるよう設計したグリップパターンのアウトソールを新採用した。同シューズの推進力のキモの1つである前足部のロッカーは、“エヴォ 1”同様にシューズ全長の60%を占める位置に設置。5本指形状のカーボンロッドも前作に続き搭載している。

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「ヴァレンティノ」が猫型バッグをオマージュしたインスタレーションを各店で開催

「ヴァレンティノ(VALENTINO)」は4月26日から順次、今年3月に東京国立博物館 表慶館で行われた“パヴィヨン デ フォリ”パーティーに登場した猫型のミノディエールバッグ“ル シャ デ ラ メゾン”をオマージュしたインスタレーション「ル シャ デ ラ メゾン」を日本各地の「ヴァレンティノ」ストアで開催する。

表参道店から順次開始
デジタル壁紙のプレゼントも

バッグ“ル シャ デ ラ メゾン”は、ハンドペイントで仕上げた猫型のミノディエールバッグとしてランウエイに登場。4月26日から「ヴァレンティノ」表参道店を皮切りに、全国一部店舗で行われるインスタレーションでは、高さ2メートルにおよぶオブジェが登場する。期間中の来店者に向け、“ル シャ デ ラ メゾン”に着想を得た、デジタルウォールペーパーをプレゼントする。

また「ヴァレンティノ」2025年秋コレクションでは、“ル シャ デ ラ メゾン”の猫をモチーフとした、イブニングバッグ(79万2000円)やクラッチバッグ(38万6100円)、スニーカー(12万1000円)、ネックレス(11万7700円)、片耳用ピアス(7万7000円)、キーリング(9万6800円)などをラインアップする。

■インスタレーション
・「ヴァレンティノ」表参道店/4月26日〜5月8日
・「ヴァレンティノ」銀座店/5月9〜22日
・「ヴァレンティノ」伊勢丹新宿本店/5月23日〜6月3日
・「ヴァレンティノ」阪急うめだ本店/6月5〜17日
・「ヴァレンティノ」大丸心斎橋店/6月18〜28日
・「ヴァレンティノ」岩田屋本店/7月1〜14日
・「ヴァレンティノ」渋谷スクランブルスクエア店/7月17〜30日

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「ヴァレンティノ」が猫型バッグをオマージュしたインスタレーションを各店で開催

「ヴァレンティノ(VALENTINO)」は4月26日から順次、今年3月に東京国立博物館 表慶館で行われた“パヴィヨン デ フォリ”パーティーに登場した猫型のミノディエールバッグ“ル シャ デ ラ メゾン”をオマージュしたインスタレーション「ル シャ デ ラ メゾン」を日本各地の「ヴァレンティノ」ストアで開催する。

表参道店から順次開始
デジタル壁紙のプレゼントも

バッグ“ル シャ デ ラ メゾン”は、ハンドペイントで仕上げた猫型のミノディエールバッグとしてランウエイに登場。4月26日から「ヴァレンティノ」表参道店を皮切りに、全国一部店舗で行われるインスタレーションでは、高さ2メートルにおよぶオブジェが登場する。期間中の来店者に向け、“ル シャ デ ラ メゾン”に着想を得た、デジタルウォールペーパーをプレゼントする。

また「ヴァレンティノ」2025年秋コレクションでは、“ル シャ デ ラ メゾン”の猫をモチーフとした、イブニングバッグ(79万2000円)やクラッチバッグ(38万6100円)、スニーカー(12万1000円)、ネックレス(11万7700円)、片耳用ピアス(7万7000円)、キーリング(9万6800円)などをラインアップする。

■インスタレーション
・「ヴァレンティノ」表参道店/4月26日〜5月8日
・「ヴァレンティノ」銀座店/5月9〜22日
・「ヴァレンティノ」伊勢丹新宿本店/5月23日〜6月3日
・「ヴァレンティノ」阪急うめだ本店/6月5〜17日
・「ヴァレンティノ」大丸心斎橋店/6月18〜28日
・「ヴァレンティノ」岩田屋本店/7月1〜14日
・「ヴァレンティノ」渋谷スクランブルスクエア店/7月17〜30日

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オンワードグループ表彰式、全国の活躍社員が勢ぞろい 最も躍進した店舗は?

オンワードホールディングスは24日、活躍したチームや個人を表彰する「2024年度オンワードグループ表彰式」を丸の内の東京會舘で開催した。昨年子会社化したウィゴーも含めたグループ各社から400人以上が出席し、50のチーム・個人に賞が贈られた。

販売、商品企画、マーケティング、デジタル、製造などファッションビジネスに関わる幅広い業務が対象になる。予算達成などの厳しい指標をクリアした人たちに、それぞれの賞が与えられた。「ジョゼフ」のロンドン・セルフリッジ店、「カシヤマ」の大連工場のスタッフら海外の従業員も出席した。初参加のウィゴーは、“レースアップ痛バッグ”のヒット、池袋ピーダッシュパルコ店やmozoワンダーシティ店の販売成績が評価され、プレジデントアワードを受賞した。ウィゴーを代表してスピーチに立った石川学さんは「今年は世界に向けて戦っていくのでよろしくお願いします」と抱負を述べた。

最も盛り上がりを見せたのは、中核会社オンワード樫山の全国の店舗の中から優れた店舗を表彰するベストショップアワードだった。最上位のゴールド賞に選ばれたのは「オンワード・クローゼットセレクト」のパークアベニュー・カワトク店(盛岡市)だった。岩手県唯一の百貨店である川徳に昨年3月にオープンしたばかりの同店は、1階グランドフロアの340平方メートルという立地を生かし、20〜30代の若い世代の女性客を獲得することに成功した。

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オンワードグループ表彰式、全国の活躍社員が勢ぞろい 最も躍進した店舗は?

オンワードホールディングスは24日、活躍したチームや個人を表彰する「2024年度オンワードグループ表彰式」を丸の内の東京會舘で開催した。昨年子会社化したウィゴーも含めたグループ各社から400人以上が出席し、50のチーム・個人に賞が贈られた。

販売、商品企画、マーケティング、デジタル、製造などファッションビジネスに関わる幅広い業務が対象になる。予算達成などの厳しい指標をクリアした人たちに、それぞれの賞が与えられた。「ジョゼフ」のロンドン・セルフリッジ店、「カシヤマ」の大連工場のスタッフら海外の従業員も出席した。初参加のウィゴーは、“レースアップ痛バッグ”のヒット、池袋ピーダッシュパルコ店やmozoワンダーシティ店の販売成績が評価され、プレジデントアワードを受賞した。ウィゴーを代表してスピーチに立った石川学さんは「今年は世界に向けて戦っていくのでよろしくお願いします」と抱負を述べた。

最も盛り上がりを見せたのは、中核会社オンワード樫山の全国の店舗の中から優れた店舗を表彰するベストショップアワードだった。最上位のゴールド賞に選ばれたのは「オンワード・クローゼットセレクト」のパークアベニュー・カワトク店(盛岡市)だった。岩手県唯一の百貨店である川徳に昨年3月にオープンしたばかりの同店は、1階グランドフロアの340平方メートルという立地を生かし、20〜30代の若い世代の女性客を獲得することに成功した。

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「ファミリア」と“ベアブリック”が初コラボ “ファミちゃん”デザインのチャームやバッグなど

「ファミリア(FAMILIAR)」は5月14日、メディコム・トイのフィギュア“ベアブリック(BE@RBRICK)”との初コラボアイテムを発売する。「ファミリア」公式オンラインで取り扱う。

“ベアブリック”コラボ
チャームやバッグ、コップなど

コラボアイテムは、「ファミリア」のキャラクター“ファミちゃん”を“ベアブリック”に落とし込んだ、チャーム(6050円)、クリア素材のショルダーバッグ(1万3200円)、カラビナ付きクリアポーチ(8250円)、耐久性とガラスのような透明度のある、合成樹脂“トライタン”で仕上げたコップ(1650円)、見る角度でデザインが変わるステッカー(3300円)をラインアップする。

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「バウンティーハンター」30周年 ヒカル × タカ 「90年代裏原ブーム」と「変わらない気持ち」

1995年、東京・原宿の竹下通りを抜けた住宅街の奥に、のちに伝説となる1軒のショップが誕生する。アメリカントイを中心に扱うおもちゃ屋さんでありながら、オリジナルTシャツなどのアパレルやオリジナルのフィギュアも展開し、どのアイテムも即完する爆発的な人気を博した。それが当時若者だった2人、ヒカルとタカが立ち上げた「バウンティーハンター(BOUNTY HUNTER)」である。近くには93年にオープンしたJONIO(高橋盾)とNIGO®の店「NOWHERE」があり、やがて周辺に次々と新進気鋭のストリートブランドが店を構えるようになると、一帯は「裏原宿」と呼ばれ、そこから生まれるざまざまな文化が一世を風靡。特にヒカルは、90年代後半から「smart」や「warp」といった雑誌に連載を持ちながら、独特のファッションが毎号のように誌面で紹介され、若者のカリスマとして絶大な支持を集めた。そんな裏原宿文化の象徴的存在だった「バウンティーハンター」の30周年を記念するアート展「BH30| BOUNTY HUNTER 30TH ART EXHIBITION」が東京・神保町の「New Gallery」で現在開催中だ。30年間、2人で「バウンティーハンター」を守り続けてきたヒカルとタカに、当時の様子やこれまでの歩みを聞いた。

家賃が安ければ場所は
どこでもよかった

——「バウンティーハンター」がオープンした当時(1995年)の裏原宿は、どんな様子でしたか。

ヒカル:人なんか全然いなかったよね?

タカ:住んでる人しかいない、ほんと住宅街でした。

ヒカル:周りに店なんかも全然ないし、地元の人がいるだけ。

——そんな場所に出店を決めたのは?

ヒカル:たまたま物件が空いて、人が来ない場所だから家賃も安かったし。ほんと安ければ場所はどこでもいいと思ってたの。俺だって欲しいものがあれば、どこへでも買いに行くから。場所は関係ない。

——おもちゃ屋さんをやろうと思ったのは?

ヒカル:それもたまたま。おもちゃは子供の頃から大好きで、タカに「おもちゃ屋やりませんか?」って言われたから「いいよ」って。

タカ:僕もずっとおもちゃは好きだったし、当時はおもちゃ屋をやってる人がほとんどいなかったんですよ。90年代だと、渋谷に「ZAAP!」と恵比寿に「FLIP FLOP」があったくらいで。

ヒカル:もちろん新品で現行のおもちゃを売ってる店はあったけど、古いものとかジャンクっぽいものを扱ってる店はなかったね。

——もともと、ヒカルさんは文化服装学院の出身ですよね。

ヒカル:そう。生まれは長崎の佐世保なんだけど、ずっとパンクが好きで、地元にはパンクの服を売ってる店なんかないから、自分でファスナー付けたりカスタムしてたの。その流れで、将来はパンクの洋服屋さんになりたいと思って、文化(服装学院)に入ったんです。

——その文化服装学院で、高橋盾(「アンダーカバー(UNDERCOVER)」デザイナー)さんと出会い、セックスピストルズのカバーバンド・東京セックスピストルズを結成したり。

ヒカル:文化の2年になったときに、1年にジョニー・ロットンそっくりなやつが入ってきて。「なんだこいつ!」と思ってたら、俺が手伝ってたロンドンナイト(音楽評論家の大貫憲章が主催するパンク・ロックDJイベント)で会うようになって、そこから毎日つるんでよく遊んでたの。そんな時に、大貫さんのイベントで、盾と一緒に六本木の「ピカソ」にいたら、THE MODSの森山(達也)さんが来て「お前らバンド組め」って。それで組んだのが東京セックスピストルズ。解散したのが91年だから、組んだのは89年くらいじゃないかな。

——東京セックスピストルズとしては、どんなライブに出ていたんですか。

ヒカル:鈴江の「インクスティック」で、TINY PANX(藤原ヒロシと高木完によって結成されたヒップホップユニット)のイベントがあって、初めはザ・タイマーズに出演のオファーを出したんだけどダメで。次にCOBRAにオファーしたけどダメで。さらにチェッカーズにオファーしてもダメだった。で、バンドに出てほしいのにどうしようってなってた時に、「ヒカル達バンドやってるよな」って言われて、最終的に東京セックスピストルズが出ることになったの。それが最初のライブです。

ブームの頃に金儲けに走っていたら、ここまで続いてない

——お2人は、どのように出会ったのでしょうか。

タカ:僕がスニーカーショップで働いてた頃に、知り合いの紹介ですね。

ヒカル:そうだ。当時ニューヨークの「ステューシー(STUSSY)」で、「カーハート(CARHARTT)」とコラボした限定のジャケットがリリースされたんだけど、それは買えなくて。次にニューヨークの「ステューシー(STUSSY)」限定で“M65ジャケット”が出るっていうので、それがどうしても欲しくて、誰かニューヨークに行くやついないか探してたら、スニーカーの買い付けで行くやつがいるって。それがタカだった。

タカ:それまで話したこともなかったのに、急にお願いされて。結果ちゃんと買ってきました。

ヒカル:それでタカに誘われておもちゃ屋やろうってことになっていくんだよね。

——裏原ブームが起きたことで、どんどんビジネスを広げていこう、みたいなことは考えなかった?

ヒカル:経営的なことは全てタカなので。タカ、どうなの?

タカ:オリジナルのアイテムを作ったりとか、多少は広がりましたけど、あんまり手広くやっていくのは自分のキャパ的にも無理なので、やれる範囲で、という感じですね。

ヒカル:いわゆるブームの頃は、楽しかった。ただそれだけですよ。

タカ:本当にそうですね。楽しかった、それに尽きる。

ヒカル:ど真ん中にいたから盛り上がりは当然感じてたけど、それでチャンスだ金儲けだ、とはならなかったね。それがよくなかったのかな(笑)。

タカ:いやいや、十分ですよ。

ヒカル:でも実際、金儲けに走っていたら、ここまで長くは続かなかったと思いますよ。分かんないけど。

タカ:短期的には儲かったとしても、30周年は迎えられなかったでしょうね。

——お2人の役割分担としては、タカさんが経営者で、ヒカルさんは?

ヒカル:かませ犬。はははは(笑)。

タカ:僕は人前に出るのも苦手だし、メディアに出てしゃべったりとかもできないので、この2人が組むのがちょうどいいバランスなんです。

ヒカル:店番もずっと2人でやってたもんね。

タカ:買い付けでどっちかがアメリカとかに行った時は、残った方が1人で店番してました。

ヒカル:そうなんだよ、1人で店番。でも、みんな遊びに来てくれた。

タカ:うちの店が1階にあって、上の階にいろんな事務所があったんです。ロゴのデザインもやってくれた7STARS DESIGNもそうだし、「ヘクティク(HECTIC)」や「ネイバーフッド(NEIGHBORHOOD)」の事務所も同じマンションでした。

——当時10代だった若者にとっては、「バウンティーハンター」は店の入り口に界隈の大人たちがたむろしていて、入りづらかったんですよね。

ヒカル:でもそれがいいでしょ(笑)。俺たちが若い時だって、パンクの店とか入りづらかった。同じ思いをしてきてるんですよ。で、それがカッコよかった。

——原宿の「ア ストア ロボット(A STORE ROBOT)」とかも入りづらかったです。

ヒカル:それそれ! 俺たちも「ア ストア ロボット」の影響だよ。

——当時の裏原宿シーンは、ブランドやショップは別だけれど、デザイナーも店員もみんな友達で、フックアップしたりされたり、全体としてのつながりがありましたよね。

ヒカル:ほんとにそう。「バウンティーハンター」もみんなのおかげ。周りの友達が全部やってくれた。それぞれが努力をした結果でもあるけど、みんなの力だよ。

タカ:今回30周年のコラボ作品も、まさに周りの人たちが快く参加してくれたおかげですから。

ヒカル:俺はずっと変わらずこんな感じだけど、周りの友達はどんどんビッグになっていったでしょう。なのに、いまだに変わらず付き合ってくれる。それがうれしい。いくらでも断れるのに、絶対に断らないからね。正直、俺としては周年とかあんまりやりたくないんですよ。だけど、みんながやってくれるから、それならやろうかっていう感じで。

俺はずっと変わってない、
好きなことをやるだけ

——ヒカルさんが雑誌に出まくっていた90年代後半、街に自分を真似した同じ格好の人たちがあふれていることは、どう感じていたのでしょうか。

ヒカル:気持ちわる、とは思いつつ、それよりも、びっくりしたかな。だって、全然流行ってもないし、むしろ誰も身につけてないから着てたものなのに、みんな着てるんだもん。

——一方で、ブームが落ち着いて、やがて去っていくのは、どう見ていましたか。

ヒカル:そりゃあそうでしょう、ってだけですよ。別に自分たちで仕掛けたわけでもないし、ただ勝手に盛り上がっていっただけだから。ブームだろうがなんだろうが、俺は変わらない。流行りでやってたわけじゃないからね。ずっと好きなことをやるだけ。だから、別に当時を否定する気持ちもないし、あの盛り上がりがあったから今でも続けていられることもあるし。

——本当に趣味がずっと変わらないんですね。

ヒカル:変わらないね。最初の衝撃が忘れられないです。子供の頃に見たアメリカのおもちゃとか、お菓子のおまけとか、そういうの全部が衝撃だったんですよ。同じように、パンクも衝撃だった。どっちも衝撃で、どっちも大好きになった。それが今も続いてる、それだけですよ。

——「バウンティーハンター」のデザインは、パンクやハードコアバンドをはじめとした、元ネタありきのオマージュもたくさんありましたけど、そういった元ネタを知ってほしい、みたいな気持ちは?

ヒカル:まったくないですね。かっこいい! 真似しよう! それだけ。人がどうとか関係ないですよ。好きなものは好き、好きだから真似したい。

タカ:ブートとかもそうで、好きじゃなかったらわざわざ金かけて作らないですよね。愛情があるかどうかは、真似されたりブートを作られた方にも伝わると思うので、怒られたこともないですし。1回だけかな、怒られたのは。プレイボーイのバニーを勝手に使った時は、とんでもなく分厚い書類が届いて、かなりビビりました。

ヒカル:映画「The Warriors」に出てくるフューリーズの3体セットを作った時も、監督が喜んでくれたよね。

タカ:そう、サンフランシスコでお店やってる友達がいて、店に「バウンティーハンター」で作ったフューリーズのフィギュアを置いてたら、「The Warriors」のウォルター・ヒル監督がたまたま店に来たようで、それを見て「スーパークール!」とかって言ってくれたみたいです。

30周年記念ビジュアルの元ネタに隠された、いい話

——30年たって、「バウンティーハンター」に影響を受けた世代が、今はクリエイターになり、今回のようにコラボレーションする、というのもいいですよね。

ヒカル:河村(康輔)君とかVERDYとかね。今回30周年のビジュアルは河村君がデザインしてくれたんだけど、これも元ネタがあって、いい話なのよ。

タカ:あれはしびれましたね。

ヒカル:97年か98年かな、ニューヨークに買い付けに行った時に、シリアルのマニアが勝手に作った「Freaky Magnet」っていうファンジンが売っていて、3冊買って帰って、1冊は自分用に、1冊はスケシン(SKATE THING)ちゃんにあげて、残り1冊は誰も買わないだろうと思いつつも店に置いたの。そうしたら、その1冊を買ったのが当時まだ10代だった河村君だったんです。それを河村君と初めて会った時に聞いたの。

タカ:ほんとはおもちゃが欲しかったけど、お金がなくて、店にある中で「Freaky Magnet」しか買えなかったって。

ヒカル:それで、今回の30周年のビジュアルは、その「Freaky Magnet」の表紙のオマージュになってるの! だからあえて当時の質感を出して!! 刻まずにデザインしてあります!!!

——いくらでも簡単に情報が手に入る今の状況は、どう見ていますか。

ヒカル:それはそれで便利でいいと思うよ。ただ、ワクワクする感じは減ったかな。だって昔はヤバいおもちゃを見つけても、それが何なのか分かんなかった。お菓子のおまけなのか、なんかのキャラクターなのか、何も分からない。だからこそ、宝探しだったんだよね。音楽もそう。音だけ聴いてヤバいと思っても、どこのバンドが分からなかったから、こっちは必死で探すしかない。

——ヒカルさんはバンドTシャツのコレクターでもありますが、昨今のバンドTシャツがビンテージとして高値になっていることについては?

ヒカル:意味分かんない。別にレアだから欲しいわけじゃなくて、そのバンドが好きだから着るもんでしょ、バンドTシャツって。だったら、現行のクオリティーが良い新品のバンドTシャツ買えば良いと思ってます。

——SST RECORDSとか、今でもちゃんとレコードもTシャツも出し続けてますからね。

ヒカル:マイナー・スレット(MINOR THREAT)とかもそうだよね。あれはプレミアがついて値段が高くならないように、レーベルがリリースを続けてるんですよ。素晴らしいです。この前、現行のマイナー・スレットの「Out Of Step」のTシャツ買いました。

PHOTOS:HIRONORI SAKUNAGA

「BH30| BOUNTY HUNTER 30TH ART EXHIBITION」

■「BH30| BOUNTY HUNTER 30TH ART EXHIBITION」
監修:Supervised by TAKA+HIKARU、BOUNTY HUNTER
会場:New Gallery
住所:東京都千代田区神田神保町1-28-1 mirio神保町 1階
会期:2025年4月3日〜5月6日
休日:月曜日(5月5日を除く)
時間:12:00〜20:00
入場料:無料
https://newgallery-tokyo.com/bountyhunter30th

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「バウンティーハンター」30周年 ヒカル × タカ 「90年代裏原ブーム」と「変わらない気持ち」

1995年、東京・原宿の竹下通りを抜けた住宅街の奥に、のちに伝説となる1軒のショップが誕生する。アメリカントイを中心に扱うおもちゃ屋さんでありながら、オリジナルTシャツなどのアパレルやオリジナルのフィギュアも展開し、どのアイテムも即完する爆発的な人気を博した。それが当時若者だった2人、ヒカルとタカが立ち上げた「バウンティーハンター(BOUNTY HUNTER)」である。近くには93年にオープンしたJONIO(高橋盾)とNIGO®の店「NOWHERE」があり、やがて周辺に次々と新進気鋭のストリートブランドが店を構えるようになると、一帯は「裏原宿」と呼ばれ、そこから生まれるざまざまな文化が一世を風靡。特にヒカルは、90年代後半から「smart」や「warp」といった雑誌に連載を持ちながら、独特のファッションが毎号のように誌面で紹介され、若者のカリスマとして絶大な支持を集めた。そんな裏原宿文化の象徴的存在だった「バウンティーハンター」の30周年を記念するアート展「BH30| BOUNTY HUNTER 30TH ART EXHIBITION」が東京・神保町の「New Gallery」で現在開催中だ。30年間、2人で「バウンティーハンター」を守り続けてきたヒカルとタカに、当時の様子やこれまでの歩みを聞いた。

家賃が安ければ場所は
どこでもよかった

——「バウンティーハンター」がオープンした当時(1995年)の裏原宿は、どんな様子でしたか。

ヒカル:人なんか全然いなかったよね?

タカ:住んでる人しかいない、ほんと住宅街でした。

ヒカル:周りに店なんかも全然ないし、地元の人がいるだけ。

——そんな場所に出店を決めたのは?

ヒカル:たまたま物件が空いて、人が来ない場所だから家賃も安かったし。ほんと安ければ場所はどこでもいいと思ってたの。俺だって欲しいものがあれば、どこへでも買いに行くから。場所は関係ない。

——おもちゃ屋さんをやろうと思ったのは?

ヒカル:それもたまたま。おもちゃは子供の頃から大好きで、タカに「おもちゃ屋やりませんか?」って言われたから「いいよ」って。

タカ:僕もずっとおもちゃは好きだったし、当時はおもちゃ屋をやってる人がほとんどいなかったんですよ。90年代だと、渋谷に「ZAAP!」と恵比寿に「FLIP FLOP」があったくらいで。

ヒカル:もちろん新品で現行のおもちゃを売ってる店はあったけど、古いものとかジャンクっぽいものを扱ってる店はなかったね。

——もともと、ヒカルさんは文化服装学院の出身ですよね。

ヒカル:そう。生まれは長崎の佐世保なんだけど、ずっとパンクが好きで、地元にはパンクの服を売ってる店なんかないから、自分でファスナー付けたりカスタムしてたの。その流れで、将来はパンクの洋服屋さんになりたいと思って、文化(服装学院)に入ったんです。

——その文化服装学院で、高橋盾(「アンダーカバー(UNDERCOVER)」デザイナー)さんと出会い、セックスピストルズのカバーバンド・東京セックスピストルズを結成したり。

ヒカル:文化の2年になったときに、1年にジョニー・ロットンそっくりなやつが入ってきて。「なんだこいつ!」と思ってたら、俺が手伝ってたロンドンナイト(音楽評論家の大貫憲章が主催するパンク・ロックDJイベント)で会うようになって、そこから毎日つるんでよく遊んでたの。そんな時に、大貫さんのイベントで、盾と一緒に六本木の「ピカソ」にいたら、THE MODSの森山(達也)さんが来て「お前らバンド組め」って。それで組んだのが東京セックスピストルズ。解散したのが91年だから、組んだのは89年くらいじゃないかな。

——東京セックスピストルズとしては、どんなライブに出ていたんですか。

ヒカル:鈴江の「インクスティック」で、TINY PANX(藤原ヒロシと高木完によって結成されたヒップホップユニット)のイベントがあって、初めはザ・タイマーズに出演のオファーを出したんだけどダメで。次にCOBRAにオファーしたけどダメで。さらにチェッカーズにオファーしてもダメだった。で、バンドに出てほしいのにどうしようってなってた時に、「ヒカル達バンドやってるよな」って言われて、最終的に東京セックスピストルズが出ることになったの。それが最初のライブです。

ブームの頃に金儲けに走っていたら、ここまで続いてない

——お2人は、どのように出会ったのでしょうか。

タカ:僕がスニーカーショップで働いてた頃に、知り合いの紹介ですね。

ヒカル:そうだ。当時ニューヨークの「ステューシー(STUSSY)」で、「カーハート(CARHARTT)」とコラボした限定のジャケットがリリースされたんだけど、それは買えなくて。次にニューヨークの「ステューシー(STUSSY)」限定で“M65ジャケット”が出るっていうので、それがどうしても欲しくて、誰かニューヨークに行くやついないか探してたら、スニーカーの買い付けで行くやつがいるって。それがタカだった。

タカ:それまで話したこともなかったのに、急にお願いされて。結果ちゃんと買ってきました。

ヒカル:それでタカに誘われておもちゃ屋やろうってことになっていくんだよね。

——裏原ブームが起きたことで、どんどんビジネスを広げていこう、みたいなことは考えなかった?

ヒカル:経営的なことは全てタカなので。タカ、どうなの?

タカ:オリジナルのアイテムを作ったりとか、多少は広がりましたけど、あんまり手広くやっていくのは自分のキャパ的にも無理なので、やれる範囲で、という感じですね。

ヒカル:いわゆるブームの頃は、楽しかった。ただそれだけですよ。

タカ:本当にそうですね。楽しかった、それに尽きる。

ヒカル:ど真ん中にいたから盛り上がりは当然感じてたけど、それでチャンスだ金儲けだ、とはならなかったね。それがよくなかったのかな(笑)。

タカ:いやいや、十分ですよ。

ヒカル:でも実際、金儲けに走っていたら、ここまで長くは続かなかったと思いますよ。分かんないけど。

タカ:短期的には儲かったとしても、30周年は迎えられなかったでしょうね。

——お2人の役割分担としては、タカさんが経営者で、ヒカルさんは?

ヒカル:かませ犬。はははは(笑)。

タカ:僕は人前に出るのも苦手だし、メディアに出てしゃべったりとかもできないので、この2人が組むのがちょうどいいバランスなんです。

ヒカル:店番もずっと2人でやってたもんね。

タカ:買い付けでどっちかがアメリカとかに行った時は、残った方が1人で店番してました。

ヒカル:そうなんだよ、1人で店番。でも、みんな遊びに来てくれた。

タカ:うちの店が1階にあって、上の階にいろんな事務所があったんです。ロゴのデザインもやってくれた7STARS DESIGNもそうだし、「ヘクティク(HECTIC)」や「ネイバーフッド(NEIGHBORHOOD)」の事務所も同じマンションでした。

——当時10代だった若者にとっては、「バウンティーハンター」は店の入り口に界隈の大人たちがたむろしていて、入りづらかったんですよね。

ヒカル:でもそれがいいでしょ(笑)。俺たちが若い時だって、パンクの店とか入りづらかった。同じ思いをしてきてるんですよ。で、それがカッコよかった。

——原宿の「ア ストア ロボット(A STORE ROBOT)」とかも入りづらかったです。

ヒカル:それそれ! 俺たちも「ア ストア ロボット」の影響だよ。

——当時の裏原宿シーンは、ブランドやショップは別だけれど、デザイナーも店員もみんな友達で、フックアップしたりされたり、全体としてのつながりがありましたよね。

ヒカル:ほんとにそう。「バウンティーハンター」もみんなのおかげ。周りの友達が全部やってくれた。それぞれが努力をした結果でもあるけど、みんなの力だよ。

タカ:今回30周年のコラボ作品も、まさに周りの人たちが快く参加してくれたおかげですから。

ヒカル:俺はずっと変わらずこんな感じだけど、周りの友達はどんどんビッグになっていったでしょう。なのに、いまだに変わらず付き合ってくれる。それがうれしい。いくらでも断れるのに、絶対に断らないからね。正直、俺としては周年とかあんまりやりたくないんですよ。だけど、みんながやってくれるから、それならやろうかっていう感じで。

俺はずっと変わってない、
好きなことをやるだけ

——ヒカルさんが雑誌に出まくっていた90年代後半、街に自分を真似した同じ格好の人たちがあふれていることは、どう感じていたのでしょうか。

ヒカル:気持ちわる、とは思いつつ、それよりも、びっくりしたかな。だって、全然流行ってもないし、むしろ誰も身につけてないから着てたものなのに、みんな着てるんだもん。

——一方で、ブームが落ち着いて、やがて去っていくのは、どう見ていましたか。

ヒカル:そりゃあそうでしょう、ってだけですよ。別に自分たちで仕掛けたわけでもないし、ただ勝手に盛り上がっていっただけだから。ブームだろうがなんだろうが、俺は変わらない。流行りでやってたわけじゃないからね。ずっと好きなことをやるだけ。だから、別に当時を否定する気持ちもないし、あの盛り上がりがあったから今でも続けていられることもあるし。

——本当に趣味がずっと変わらないんですね。

ヒカル:変わらないね。最初の衝撃が忘れられないです。子供の頃に見たアメリカのおもちゃとか、お菓子のおまけとか、そういうの全部が衝撃だったんですよ。同じように、パンクも衝撃だった。どっちも衝撃で、どっちも大好きになった。それが今も続いてる、それだけですよ。

——「バウンティーハンター」のデザインは、パンクやハードコアバンドをはじめとした、元ネタありきのオマージュもたくさんありましたけど、そういった元ネタを知ってほしい、みたいな気持ちは?

ヒカル:まったくないですね。かっこいい! 真似しよう! それだけ。人がどうとか関係ないですよ。好きなものは好き、好きだから真似したい。

タカ:ブートとかもそうで、好きじゃなかったらわざわざ金かけて作らないですよね。愛情があるかどうかは、真似されたりブートを作られた方にも伝わると思うので、怒られたこともないですし。1回だけかな、怒られたのは。プレイボーイのバニーを勝手に使った時は、とんでもなく分厚い書類が届いて、かなりビビりました。

ヒカル:映画「The Warriors」に出てくるフューリーズの3体セットを作った時も、監督が喜んでくれたよね。

タカ:そう、サンフランシスコでお店やってる友達がいて、店に「バウンティーハンター」で作ったフューリーズのフィギュアを置いてたら、「The Warriors」のウォルター・ヒル監督がたまたま店に来たようで、それを見て「スーパークール!」とかって言ってくれたみたいです。

30周年記念ビジュアルの元ネタに隠された、いい話

——30年たって、「バウンティーハンター」に影響を受けた世代が、今はクリエイターになり、今回のようにコラボレーションする、というのもいいですよね。

ヒカル:河村(康輔)君とかVERDYとかね。今回30周年のビジュアルは河村君がデザインしてくれたんだけど、これも元ネタがあって、いい話なのよ。

タカ:あれはしびれましたね。

ヒカル:97年か98年かな、ニューヨークに買い付けに行った時に、シリアルのマニアが勝手に作った「Freaky Magnet」っていうファンジンが売っていて、3冊買って帰って、1冊は自分用に、1冊はスケシン(SKATE THING)ちゃんにあげて、残り1冊は誰も買わないだろうと思いつつも店に置いたの。そうしたら、その1冊を買ったのが当時まだ10代だった河村君だったんです。それを河村君と初めて会った時に聞いたの。

タカ:ほんとはおもちゃが欲しかったけど、お金がなくて、店にある中で「Freaky Magnet」しか買えなかったって。

ヒカル:それで、今回の30周年のビジュアルは、その「Freaky Magnet」の表紙のオマージュになってるの! だからあえて当時の質感を出して!! 刻まずにデザインしてあります!!!

——いくらでも簡単に情報が手に入る今の状況は、どう見ていますか。

ヒカル:それはそれで便利でいいと思うよ。ただ、ワクワクする感じは減ったかな。だって昔はヤバいおもちゃを見つけても、それが何なのか分かんなかった。お菓子のおまけなのか、なんかのキャラクターなのか、何も分からない。だからこそ、宝探しだったんだよね。音楽もそう。音だけ聴いてヤバいと思っても、どこのバンドが分からなかったから、こっちは必死で探すしかない。

——ヒカルさんはバンドTシャツのコレクターでもありますが、昨今のバンドTシャツがビンテージとして高値になっていることについては?

ヒカル:意味分かんない。別にレアだから欲しいわけじゃなくて、そのバンドが好きだから着るもんでしょ、バンドTシャツって。だったら、現行のクオリティーが良い新品のバンドTシャツ買えば良いと思ってます。

——SST RECORDSとか、今でもちゃんとレコードもTシャツも出し続けてますからね。

ヒカル:マイナー・スレット(MINOR THREAT)とかもそうだよね。あれはプレミアがついて値段が高くならないように、レーベルがリリースを続けてるんですよ。素晴らしいです。この前、現行のマイナー・スレットの「Out Of Step」のTシャツ買いました。

PHOTOS:HIRONORI SAKUNAGA

「BH30| BOUNTY HUNTER 30TH ART EXHIBITION」

■「BH30| BOUNTY HUNTER 30TH ART EXHIBITION」
監修:Supervised by TAKA+HIKARU、BOUNTY HUNTER
会場:New Gallery
住所:東京都千代田区神田神保町1-28-1 mirio神保町 1階
会期:2025年4月3日〜5月6日
休日:月曜日(5月5日を除く)
時間:12:00〜20:00
入場料:無料
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YKKが「自走するファスナー」、歯車とモーターを内蔵

ファスナー大手のYKKが、産業資材向けにファスナーの開閉を遠隔操作できる「自走式ファスナー」を開発している。これまで膜構造や大型テントなどのファスナーの開閉は、過酷な高所作業になるため熟練の作業者が行い、時間もかかっていた。実証実験には膜構造建築大手の太陽工業が協力した。実証試験で得た知見を生かし、実用化を目指す。

「自走式ファスナー」には、大型のファスナーに歯車とモーターを内蔵した自走ユニットをファスナーに後付けし、有線のコントローラー操作でファスナー開閉を行った。実証試験は太陽工業の枚方工場(大阪)で実施。40〜50秒でファスナーを接合できたという。

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「ブラックアイパッチ」が名古屋に新店をオープン ヒップホップクルーTTTGとのコラボTシャツを販売

「ブラックアイパッチ(BLACKEYEPATCH)」は4月25日、3店舗目となる直営店「BlackEyePatch NAGOYA」を名古屋パルコの西館1階にオープンする。今回のオープンを記念して、ラッパーの¥ellow Buckを擁するヒップホップクルー「TTTG(To The Top Gang)」とのコラボレーションTシャツ(8800円)を製作。このTシャツは、4月25日から名古屋店限定で先行発売される。

Tシャツのデザインは、ブランドの代表的な「OG LABEL」ロゴ上部の「THE」を「TTTG」に置き換えたグラフィックをフロントに配置。バックには「HWC」のグラフィックにクルー名「To The Top Gang」を組み合わせた独自のデザインをプリントしている。ビジュアルには¥ellow Buckが登場し、コラボレーションの世界観を表現している。

TTTGは2019年に結成され、活動開始から6年を経た2025年4月に解散することを発表していて、ラストパーティー「WASSUP!! -LAST DANCE-」が4月26日に名古屋のクラブ「DELA YABAI(旧UTAGE)」で、TTTGと「「ブラックアイパッチ」の共同開催となる。

コラボレーションTシャツは名古屋店で先行発売後、その他の店舗やオンラインでの発売については公式インスタグラムで案内される予定だ。

アイテム画像

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「ブラックアイパッチ(BLACKEYEPATCH)」は4月25日、3店舗目となる直営店「BlackEyePatch NAGOYA」を名古屋パルコの西館1階にオープンする。今回のオープンを記念して、ラッパーの¥ellow Buckを擁するヒップホップクルー「TTTG(To The Top Gang)」とのコラボレーションTシャツ(8800円)を製作。このTシャツは、4月25日から名古屋店限定で先行発売される。

Tシャツのデザインは、ブランドの代表的な「OG LABEL」ロゴ上部の「THE」を「TTTG」に置き換えたグラフィックをフロントに配置。バックには「HWC」のグラフィックにクルー名「To The Top Gang」を組み合わせた独自のデザインをプリントしている。ビジュアルには¥ellow Buckが登場し、コラボレーションの世界観を表現している。

TTTGは2019年に結成され、活動開始から6年を経た2025年4月に解散することを発表していて、ラストパーティー「WASSUP!! -LAST DANCE-」が4月26日に名古屋のクラブ「DELA YABAI(旧UTAGE)」で、TTTGと「「ブラックアイパッチ」の共同開催となる。

コラボレーションTシャツは名古屋店で先行発売後、その他の店舗やオンラインでの発売については公式インスタグラムで案内される予定だ。

アイテム画像

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デニムの“ミャクミャク”が登場 「エドウイン」とのコラボアイテム9型を発売

「エドウイン(EDWIN)」は4月下旬、大阪・関西万博の公式キャラクター“ミャクミャク”とコラボレーションしたアイテムを発売する。アイテムは万博会場内のオフィシャルストアでのみ取り扱う。

デニムの“ミャクミャク”アイテム

コラボでは、“ミャクミャク”をデザインに落とし込んだデニム素材のアイテムをラインアップする。デニム地の“ミャクミャク”のぬいぐるみ(7500円)や刺しゅうでミャクミャク”あしらったアップリケチャーム(2800円)、デニム地のめがねケース(3800)など9型を用意する。

■販売場所

万博会場内オフィシャルストア 西ゲート店 KINTETSU
万博会場内オフィシャルストア 西ゲート店 JR西日本グループ
万博会場内オフィシャルストア 東ゲート店 MARUZEN JUNKUDO
万博会場内オフィシャルストア 東ゲート店 大丸松坂屋百貨店

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デニムの“ミャクミャク”が登場 「エドウイン」とのコラボアイテム9型を発売

「エドウイン(EDWIN)」は4月下旬、大阪・関西万博の公式キャラクター“ミャクミャク”とコラボレーションしたアイテムを発売する。アイテムは万博会場内のオフィシャルストアでのみ取り扱う。

デニムの“ミャクミャク”アイテム

コラボでは、“ミャクミャク”をデザインに落とし込んだデニム素材のアイテムをラインアップする。デニム地の“ミャクミャク”のぬいぐるみ(7500円)や刺しゅうでミャクミャク”あしらったアップリケチャーム(2800円)、デニム地のめがねケース(3800)など9型を用意する。

■販売場所

万博会場内オフィシャルストア 西ゲート店 KINTETSU
万博会場内オフィシャルストア 西ゲート店 JR西日本グループ
万博会場内オフィシャルストア 東ゲート店 MARUZEN JUNKUDO
万博会場内オフィシャルストア 東ゲート店 大丸松坂屋百貨店

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「ボス」がデビッド・ベッカムとの共同デザインコレクション第1弾を発表

「ボス(BOSS)」は2025年春夏コレクションとして、元プロサッカー選手のデビッド・ベッカム(David Beckham)と共同で手がけたコレクション“ベッカム×ボス”を発表する。本コレクションは、ベッカムとの長期グローバルデザインコラボレーションプロジェクトの第1弾となる。

デビッド・ベッカムによる初の共同デザインコレクション

ベッカムのビジョンと卓越したセンス、生まれ持ったファッションへの美意識を「ボス」の世界観と融合させた、タイムレスな仕上がりが魅力。カラーパレットはアイボリー、ベージュ、カーキ、ネイビー、ブラックといったクラシックなニュートラルトーンに加え、爽やかなスカイブルー、柔らかいペールピンク、そしてライト&ダークウォッシュのデニムをアクセントに追加した。“24時間365日スタイル”という思想のもと、上質な素材感とリラックスしたシルエットを基調に、デイリーに活躍するジャージー素材のアイテムや上質なニット、シャープなシャツなど、カジュアルからフォーマルまで幅広いアイテムを展開する。

テーラードアイテムには、本コレクション限定の新しいシグネチャーカットを採用。カジュアルスタイルはデニムをベースに、汎用性の高いアウターと組み合わせることで洗練されたスタイルを実現した。アクセサリーにはレザー製のホールドオール、チェルシーブーツ、ベーカーボーイキャップなどを揃え、どのアイテムもタイムレスなデザインと細部へのこだわりが際立つ上質な素材によって仕立てている。

ベッカムは本コレクションについて、「私は常にファッションを愛し、様々なスタイルを楽しんできた。今回、自分自身の春夏コレクションを『ボス』とともに手がける機会をいただき、本当に素晴らしい経験となった。各アイテムの細部にまでこだわることができ、多様なシーンに対応する、エフォートレスで洗練されたスタイルを創り上げることができた。店頭に並ぶ日が待ち遠しい」とコメントした。

さらにヒューゴ ボスのダニエル・グリーダー(Daniel Grieder)最高経営責任者(CEO)は「本コレクションは私たちの長期的な戦略的パートナーシップにおいて重要な節目であり、『ボス』の歴史においても特別な瞬間を意味する。“プロダクトこそが鍵”という当社の戦略的方針と、お客様のあらゆるライフスタイルやシーンに寄り添うスタイルを届けたいという私たちの目標に基づいて制作した。私たちはこのローンチを長らく楽しみにしており、どのように受け止められるのか、とてもワクワクしている」と語った。

大型プロモーション展開中

本コレクションのローンチに合わせロンドン東部・タバナクルストリートに、キャンペーンビジュアルを描いた総面積541平方メートルの巨大な手描き壁画がプロジェクション演出とともに出現中。さらにタイムズスクエアやピカデリーサーカスをはじめ、北米、英国、欧州、アジア、オーストラリアの主要都市で、ビルボード、ストアウィンドウ、ポップアップなど多角的な広告キャンペーンを展開する。

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「ボス」がデビッド・ベッカムとの共同デザインコレクション第1弾を発表

「ボス(BOSS)」は2025年春夏コレクションとして、元プロサッカー選手のデビッド・ベッカム(David Beckham)と共同で手がけたコレクション“ベッカム×ボス”を発表する。本コレクションは、ベッカムとの長期グローバルデザインコラボレーションプロジェクトの第1弾となる。

デビッド・ベッカムによる初の共同デザインコレクション

ベッカムのビジョンと卓越したセンス、生まれ持ったファッションへの美意識を「ボス」の世界観と融合させた、タイムレスな仕上がりが魅力。カラーパレットはアイボリー、ベージュ、カーキ、ネイビー、ブラックといったクラシックなニュートラルトーンに加え、爽やかなスカイブルー、柔らかいペールピンク、そしてライト&ダークウォッシュのデニムをアクセントに追加した。“24時間365日スタイル”という思想のもと、上質な素材感とリラックスしたシルエットを基調に、デイリーに活躍するジャージー素材のアイテムや上質なニット、シャープなシャツなど、カジュアルからフォーマルまで幅広いアイテムを展開する。

テーラードアイテムには、本コレクション限定の新しいシグネチャーカットを採用。カジュアルスタイルはデニムをベースに、汎用性の高いアウターと組み合わせることで洗練されたスタイルを実現した。アクセサリーにはレザー製のホールドオール、チェルシーブーツ、ベーカーボーイキャップなどを揃え、どのアイテムもタイムレスなデザインと細部へのこだわりが際立つ上質な素材によって仕立てている。

ベッカムは本コレクションについて、「私は常にファッションを愛し、様々なスタイルを楽しんできた。今回、自分自身の春夏コレクションを『ボス』とともに手がける機会をいただき、本当に素晴らしい経験となった。各アイテムの細部にまでこだわることができ、多様なシーンに対応する、エフォートレスで洗練されたスタイルを創り上げることができた。店頭に並ぶ日が待ち遠しい」とコメントした。

さらにヒューゴ ボスのダニエル・グリーダー(Daniel Grieder)最高経営責任者(CEO)は「本コレクションは私たちの長期的な戦略的パートナーシップにおいて重要な節目であり、『ボス』の歴史においても特別な瞬間を意味する。“プロダクトこそが鍵”という当社の戦略的方針と、お客様のあらゆるライフスタイルやシーンに寄り添うスタイルを届けたいという私たちの目標に基づいて制作した。私たちはこのローンチを長らく楽しみにしており、どのように受け止められるのか、とてもワクワクしている」と語った。

大型プロモーション展開中

本コレクションのローンチに合わせロンドン東部・タバナクルストリートに、キャンペーンビジュアルを描いた総面積541平方メートルの巨大な手描き壁画がプロジェクション演出とともに出現中。さらにタイムズスクエアやピカデリーサーカスをはじめ、北米、英国、欧州、アジア、オーストラリアの主要都市で、ビルボード、ストアウィンドウ、ポップアップなど多角的な広告キャンペーンを展開する。

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「ナーズ」から“ライトリフレクティング”シリーズ4品をセットにした限定キットが登場

「ナーズ(NARS)」は4月25日、人気の“ライトリフレクティング”シリーズから4アイテムをセットにした限定キット(1万2430円)を発売する。店舗カウンター限定で、数量限定で販売する。

光のカバー力で肌に透明感を

“ライトリフレクティング”は、光の反射で肌のアラをぼかし自然で綺麗な肌をかなえ、ワンランク上の輝きへと導くメイク&スキンケアアイテムを揃えるシリーズ。

本キットでは、光の反射に着目し生まれた美容液仕立ての“ライトリフレクティング セラムクッションファンデーション”のリフィル現品と、くすみを補正して肌を整えるプライマー“ライトリフレクティング トーンアップヴェール”の現品、定番セッティングパウダー“ライトリフレクティングセッティングパウダー プレスト N”の特製サイズ、マットで鮮やかな発色をかなえる“パワーマットリップスティック 121”の全4アイテムをセットにした。合わせて使うことで光がレイヤードされ、澄み渡る透明感溢れる肌へと導く。クッションファンデーションのシェードは好みのものを選択できる。

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新生timeleszがイメージモデルを務める「アディダス」のスニーカー ABCマート限定で発売

靴小売の「ABCマート」を運営するエービーシー・マートは、「アディダス(ADIDAS)」のスニーカー“クライマクールバウンス(CLIMACOOL BOUNCE)”のイメージモデルにtimelesz(タイムレス)を起用した。今回は、同シューズを着用したtimeleszが登場する爽やかなビジュアルを用いて、さまざまなキャンペーンを展開する。

盛りだくさんなキャンペーン
店内放送からムービー、屋外広告まで

キャンペーンビジュアルには、今年2月にオーディション番組「timelesz project」を経て8人体制となったtimeleszのメンバーらが一斉に走り出すシーンを採用。メンバーの足元は、それぞれ異なるカラーの“クライマクールバウンス”を着用した。

ABCマートの店内では、同ビジュアルを使用した広告や、メンバーによる放送が流れるほか、公式サイトおよび、SNSでは6月11日に発売する新体制後初となるアルバム「FAM(ファム)」のリード楽曲「ワンアンドオンリー」を使用したキャンペーンムービーを公開。また、撮影の裏側を納めたメイキングも後日公開を予定する。

さらに5月1日から、東京・渋谷で期間限定の屋外広告も展開。場所の詳細については、ABCマートの公式X(@ABCMART_INFO)で順次発表する。

暑い夏に快適なモデル
蒸れと熱を逃す軽やかな構造

同シューズは、ABCマート限定のアイテム。通気性に優れるメッシュアッパーや安定感のあるミッドソール、空気循環を促す通気口を搭載したボトムユニットなどを備え、シューズ内の蒸れや熱を外へ逃がしやすい構造に仕上げた。カラーバリエーションは6種をそろえる。

購入者には限定のノベルティー
timeleszロゴ入りのシューチャーム

同シューズをABCマートの一部店舗および、公式オンラインストアで購入した人には、数量限定でtimeleszロゴ入りのオリジナルシューチャーム(シルバー、ゴールド各1点ずつ)をプレゼントする。

キャンペーンサイト

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新生timeleszがイメージモデルを務める「アディダス」のスニーカー ABCマート限定で発売

靴小売の「ABCマート」を運営するエービーシー・マートは、「アディダス(ADIDAS)」のスニーカー“クライマクールバウンス(CLIMACOOL BOUNCE)”のイメージモデルにtimelesz(タイムレス)を起用した。今回は、同シューズを着用したtimeleszが登場する爽やかなビジュアルを用いて、さまざまなキャンペーンを展開する。

盛りだくさんなキャンペーン
店内放送からムービー、屋外広告まで

キャンペーンビジュアルには、今年2月にオーディション番組「timelesz project」を経て8人体制となったtimeleszのメンバーらが一斉に走り出すシーンを採用。メンバーの足元は、それぞれ異なるカラーの“クライマクールバウンス”を着用した。

ABCマートの店内では、同ビジュアルを使用した広告や、メンバーによる放送が流れるほか、公式サイトおよび、SNSでは6月11日に発売する新体制後初となるアルバム「FAM(ファム)」のリード楽曲「ワンアンドオンリー」を使用したキャンペーンムービーを公開。また、撮影の裏側を納めたメイキングも後日公開を予定する。

さらに5月1日から、東京・渋谷で期間限定の屋外広告も展開。場所の詳細については、ABCマートの公式X(@ABCMART_INFO)で順次発表する。

暑い夏に快適なモデル
蒸れと熱を逃す軽やかな構造

同シューズは、ABCマート限定のアイテム。通気性に優れるメッシュアッパーや安定感のあるミッドソール、空気循環を促す通気口を搭載したボトムユニットなどを備え、シューズ内の蒸れや熱を外へ逃がしやすい構造に仕上げた。カラーバリエーションは6種をそろえる。

購入者には限定のノベルティー
timeleszロゴ入りのシューチャーム

同シューズをABCマートの一部店舗および、公式オンラインストアで購入した人には、数量限定でtimeleszロゴ入りのオリジナルシューチャーム(シルバー、ゴールド各1点ずつ)をプレゼントする。

キャンペーンサイト

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ケリング、25年第1四半期は14%減収 「グッチ」のデムナは9月に「ビジョンの“ヒント”を披露」

ケリング(KERING)の2025年1~3月期(第1四半期)決算は、売上高が前年同期比13.8%減の38億8300万ユーロ(約6251億円)だった。

ブランド別に見ると、低迷が続く主力の「グッチ(GUCCI)」は同24.4%減の15億7100万ユーロ(約2529億円)と大幅に減収。「サンローラン(SAINT LAURENT)」は同8.2%減の6億7900万ユーロ(約1093億円)、「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」は同4.4%増の4億500万ユーロ(約652億円)、「バレンシアガ(BALENCIAGA)」が属するその他のメゾン部門は同11.0%減の7億3300万ユーロ(約1180億円)だった。

地域別に見ると、欧州が同13%減、北米は同13%減、アジア太平洋地域(日本を除く)は25%減、日本は11%減と全ての地域で減収だった。

「グッチ」のデムナは9月に「ビジョンの最初の“ヒント”を披露」

立て直しが急務の「グッチ」は、23年1月に就任したサバト・デ・サルノ(Sabato De Sarno)=クリエイティブ・ディレクターが25年2月に退任。3月には、15年から「バレンシアガ」を率いていたデムナ(Demna)が「グッチ」のアーティスティック・ディレクターに就任することが明らかになった。デムナは「バレンシアガ」が7月9日に行うオートクチュールのショーをもってブランドを離れるため、「グッチ」での初コレクションの発表時期が注目されている。フランチェスカ・ベレッティーニ(Francesca Bellettini)=ケリング副最高経営責任者(CEO)は、今回のアナリスト向けの決算説明会で「デムナは『グッチ』におけるビジョンの最初の“ヒント”を9月に披露する」と発言。それがどのような形のものかについては明示しなかった。

デムナの「グッチ」への移籍については賛否両論あり、その破壊的でディストピア(暗黒世界)を思わせるクリエイションと「グッチ」の相性に懐疑的な専門家も多い。そうした反応を受け、ベレッティーニ副CEOは、「デムナは『グッチ』のビジョンの上にクリエイションを構築していく。ブランドにさらなる魅力とファッション性をもたらすことが期待されているが、彼が行うのはあくまでも“増強”であり、“キャンセル”ではない」と強調。「将来的には、ブランドのアイコンを再解釈した作品を発表してくれるだろう」と述べた。なお、「バレンシアガ」の新たなアーティスティック・ディレクターについては、「いずれ発表する」と話すにとどめた。

トランプ関税の影響による値上げは?

ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領政権による関税の引き上げに対応するため、米国で値上げをする予定はあるかという質問に対して、アルメル・プールー(Armelle Poulou)最高財務責任者は、「行動を起こす前に、より明確な情報が必要だ。また、地理的価格設定(国や地域によって異なる価格にすること)に対する消費者マインドを考慮しなければならない」と回答。「売上高の回復が絶対的な優先事項だ」と説明した。

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ケリング、25年第1四半期は14%減収 「グッチ」のデムナは9月に「ビジョンの“ヒント”を披露」

ケリング(KERING)の2025年1~3月期(第1四半期)決算は、売上高が前年同期比13.8%減の38億8300万ユーロ(約6251億円)だった。

ブランド別に見ると、低迷が続く主力の「グッチ(GUCCI)」は同24.4%減の15億7100万ユーロ(約2529億円)と大幅に減収。「サンローラン(SAINT LAURENT)」は同8.2%減の6億7900万ユーロ(約1093億円)、「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」は同4.4%増の4億500万ユーロ(約652億円)、「バレンシアガ(BALENCIAGA)」が属するその他のメゾン部門は同11.0%減の7億3300万ユーロ(約1180億円)だった。

地域別に見ると、欧州が同13%減、北米は同13%減、アジア太平洋地域(日本を除く)は25%減、日本は11%減と全ての地域で減収だった。

「グッチ」のデムナは9月に「ビジョンの最初の“ヒント”を披露」

立て直しが急務の「グッチ」は、23年1月に就任したサバト・デ・サルノ(Sabato De Sarno)=クリエイティブ・ディレクターが25年2月に退任。3月には、15年から「バレンシアガ」を率いていたデムナ(Demna)が「グッチ」のアーティスティック・ディレクターに就任することが明らかになった。デムナは「バレンシアガ」が7月9日に行うオートクチュールのショーをもってブランドを離れるため、「グッチ」での初コレクションの発表時期が注目されている。フランチェスカ・ベレッティーニ(Francesca Bellettini)=ケリング副最高経営責任者(CEO)は、今回のアナリスト向けの決算説明会で「デムナは『グッチ』におけるビジョンの最初の“ヒント”を9月に披露する」と発言。それがどのような形のものかについては明示しなかった。

デムナの「グッチ」への移籍については賛否両論あり、その破壊的でディストピア(暗黒世界)を思わせるクリエイションと「グッチ」の相性に懐疑的な専門家も多い。そうした反応を受け、ベレッティーニ副CEOは、「デムナは『グッチ』のビジョンの上にクリエイションを構築していく。ブランドにさらなる魅力とファッション性をもたらすことが期待されているが、彼が行うのはあくまでも“増強”であり、“キャンセル”ではない」と強調。「将来的には、ブランドのアイコンを再解釈した作品を発表してくれるだろう」と述べた。なお、「バレンシアガ」の新たなアーティスティック・ディレクターについては、「いずれ発表する」と話すにとどめた。

トランプ関税の影響による値上げは?

ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領政権による関税の引き上げに対応するため、米国で値上げをする予定はあるかという質問に対して、アルメル・プールー(Armelle Poulou)最高財務責任者は、「行動を起こす前に、より明確な情報が必要だ。また、地理的価格設定(国や地域によって異なる価格にすること)に対する消費者マインドを考慮しなければならない」と回答。「売上高の回復が絶対的な優先事項だ」と説明した。

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TWICEナヨンが韓国発「フィンガースーツ」のミューズに就任 限定プリクラ付きセットも登場

韓国発のネイルチップブランド「フィンガースーツ(FINGER SUIT)」は、9人組K-POPガールズグループTWICEのナヨン(NAYEON)をブランドミューズに起用した。

“無敵”のアイコンがミューズに

ブランドの“ファッションに合わせてネイルを楽しむ”というコンセプトに、洗練されたクールな表情から愛らしいキュートな魅力まで自在に操るナヨンの圧倒的な存在感が完璧にマッチしていることから、今回のオファーに至った。今後、マルチなファッション性を持つ「フィンガースーツ」と、変幻自在な魅力を放つナヨンが生み出すシナジーを活かしたキャンペーンを展開していく。

「フィンガースーツ」についてナヨンは、「ファッションの一部として私が表現したい姿を作り出してくれるマストアイテム。つけると自信が湧いてきます」とコメントした。

ナヨンのプリクラ付き限定セット販売中

ナヨンのブランドミューズ就任を記念し現在、公式オンラインストア限定で“オリジナル ナヨン韓国プリクラ”をセットにした限定製品を数量限定で販売している。

ラインアップは、“シャンパンブラッシュ”、“ブリス”と“SHIRO ver. ナヨン 韓国プリクラ”をセットにした“シロウサギセット”(3966円)、“ビジュー”、“ビロウクラウド”と“KURO ver. ナヨン 韓国プリクラ”をセットにした“クロウサギセット”(3966円)、“シャンパンブラッシュ”、“ビジュー”、“ビロウクラウド”、“ブリス”と“シロver. ナヨン 韓国プリクラ”、“クロver. ナヨン 韓国プリクラ”、“未公開スペシャル ver. 韓国プリクラ”をセットにした“ムテキウサギセット”(7932円)の全3種。

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「ザラ」が中国のテキスタイルアーティストとコラボ ウエアやホーム向けアイテムを発売

「ザラ(ZARA)」は、中国のテキスタイルアーティスト、ファンルー・リン(Fanglu Lin)とのコラボアイテムを発売した。「ザラ」一部店舗および公式オンラインで取り扱う。

職人的要素を盛り込んだ
独自の仕上がり

コラボアイテムは、刺しゅうや結び目、ルーシング加工、シャーリング加工、染色など、ファンルー・リンが着想を得た職人的要素を盛り込み、ウィメンズとメンズ、キッズアイテム、ホーム向けアイテムをラインアップする。

ファンルー・リンはコラボに際し、「この『ザラ』とのコラボレーションは、私が初めて“宿るべき身体”を得た機会だった。これらの作品はただ静止しているわけではない。身につける人とともに動き、呼吸し、次第にその姿を現していく。それは動きの中で紡がれる繊維の言語だ。私は人々が日常の静かな折り目の中で、クラフトのぬくもりを感じられることを願っている。それは大げさな表現によってではなく、長い旅を経てあなたのもとへと運ばれてきた束ねられた糸、布の折り目などのさりげないディテールが、やわらかいものに触れたいとあなたを立ち止まらせるものなのだ」と語っている。

ファンルー・リンは、中国雲南省・大理の周城村で1年間を過ごし、少数民族ペー族の技術を継承する職人から、絞り染めや織り、結びといった技法を習得。伝統技法を再解釈し、大規模なインスタレーションを生み出している。

「ザラ」×ファンルー・リン ラインアップ

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「ロエベ」のレザーケースが付いた「ヘネシー」最高級コニャック ファッションメゾンとの初コラボで実現

MHD モエ ヘネシー ディアジオ(Moet Hennessy Diageo)のコニャックブランド「ヘネシー(HENNESSY)」は5月19日、「ロエベ(LOEWE)」とコラボレーションした“ヘネシー パラディ×ロエベ コラボレーション”(700mL、45万7600円※編集部調べ)を発売する。「ヘネシー」がファッションメゾンとタッグを組んだのは初めて。一部特定百貨店の和洋酒売場で取り扱う。

栗のイガからインスピレーションを得た特製レザーケース

「ロエベ」は同コラボのために、栗のイガからインスピレーションを得たレザーケースを作り上げた。スペインのアトリエに所属する熟練の革細工職人たちが10時間以上かけ手作業で製作。ボトルを保護するだけでなく、「ヘネシー」が樽を守るために伝統的に使用してきた栗の木の輪や、「ロエベ」のアイコニックなレザーグッズのシグネチャーを連想させるデザインに仕上げている。カラーは栗のライフサイクルの中で変化していくアニス、アンバー、チェスナットの3色を用意しており、それぞれ揃いのアクセサリーも付属する。

最も貴重な原酒を熟成させてきたメゾンの特別なコニャック

“ヘネシー パラディ”は熟成年数25〜130年の希少な原種を熟成させる貯蔵庫で生み出される、同社の最高級コニャックだ。最高格付けのグランド・シャンパーニュとプティ・シャンパーニュから生み出される貴重なオー・ド・ヴィーを約100種類以上ブレンドしており、美しい赤みのあるゴールド色や奥行きのある香り、胡椒のようなスパイシーさが、フローラルな香りに包まれながら独特のまろやかさを醸し出す。

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【2025年夏コスメ】「クリオ」のリップ&チークに新色 ジューシーな血色艶を与えるアプリコット&プラム

韓国コスメブランド「クリオ(CLIO)」は5月から順次、リップ&チーク“エッセンシャル リップチークタップ”(各1980円)から新2色を発売する。1日にはキューテン(Qoo10)と楽天市場の「クリオ」公式ショップで先行販売を行う。

同製品は指の温度でとろける使い心地が特徴のリップ&チークバームで、唇と頬などに使用することで統一感のあるワントーンメイクに仕上がる。持ち運びにも便利な手のひらサイズで、チェーンを通して“チャームコスメ”としての使用も可能だ。

新色は温もりを感じるアプリコットオレンジと、爽やかなプラムパープルの2色が登場する。みずみずしくフレッシュな発色で、生き生きとしたジューシーな血色艶をかなえる。

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