【スナップ】同じ服、異なる物語 「ルメール」来場者が体現する“個性をまとう”美学

「ルメール(LEMAIRE)」は、2026年春夏コレクションをパリで現地時間6月25日に発表した。着用者を主体にして、パーソナルを映し出す服づくりを探究する同ブランド。ショーの来場者が彼らの美学を体現するかのように、ツイストされたシャツや“カーブパンツ”、落ち感が特徴的なロングコートといったシグネチャーピースをまとった類似するスタイリングでも、そこに個々の内面がにじみ出て、まるで異なるアイテムかのように見えたのが印象的だ。やや黄みがかかったアイボリーや淡いミントグリーンといった繊細なニュアンスカラーに、目が覚めるようなスカーレットレッドを差し込んだり、“強さ”を強調する昨今のコレクションで多く見られる漆黒など、「ルメール」らしいカラーパレットがショー会場周辺を彩った。

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「タカミ」とアーティストの河原シンスケがコラボ “スキンピール”が限定ウサギデザインに

「タカミ(TAKAMI)」はブランド誕生20周年を記念し、アーティストの河原シンスケとコラボレーションした“タカミスキンピール”の限定デザインボトル(30mL、5500円)を発売する。7月2日に伊勢丹新宿店で先行発売した後、23日に「タカミ」公式オンラインストアと一部百貨店で販売。9月1日には、バラエティーストアなどのセルフ店舗でも取り扱いを開始する。

「タカミ」は肌の角質層のケアに焦点を当てたスキンケアブランドで、はがさず育む“角質美容”を掲げている。2005年の誕生から20周年を迎えたベストスラーの角質美容水“タカミスキンピール”はブランドを象徴する製品で、肌のターンオーバーを整えて健やかな肌に導く。今回登場する限定ボトルには、河原氏を象徴するチャーミングなイラスト“petit usagi”を施した。

河原氏は、国内外で活躍しているマルチアーティストだ。“petit usagi”は初めてパリを訪れた際、空港の滑走路でうさぎの群れが駆けていく光景にインスピレーションを受けて誕生したアート。ポジティブな力をくれる存在として、河原氏の作品にたびたび登場している。

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「自分の答えを出す勇気」 人気美容師・内田佳佑が新サロン「ANSWER」に込めた思いとは

PROFILE: 内田佳佑/「アンサー(ANSWER)」代表

内田佳佑/「アンサー(ANSWER)」代表
PROFILE: (うちだ・けいすけ)前サロンでは社歴2年目にして売り上げ歴代1位を記録し、翌年から店長に就任。2年半もの間、月間売り上げ1位をキープし、最高の月間売り上げは1200万円超。2025年5月に退社し、6月に東京・渋谷に「アンサー」をオープン。ミディアムパーマスタイルがSNSで話題。@keisuke__hair PHOTOS:YOHEI KICHIRAKU

人気メンズサロンの店長として業界内外で活躍してきた内田佳佑スタイリストは、5月31日に退社。6月8日、東京・渋谷に自らが代表を務めるメンズサロン「アンサー(ANSWER)」をオープンした。ここではメンズトレンドをけん引し続ける同氏に、独立の狙いや今後のビジョン、新店のコンセプトを聞いた。

WWD:独立に至った経緯は?

内田佳佑代表(以下、内田):前のサロンでは周りのスタッフにも環境にも恵まれていて、独立のことは全く考えずに働くことができました。しかし美容師歴10年目で20代最後という節目の年を迎え、「挑戦したい」という気持ちが強くなりました。前のお店にはすごいスタッフがそろっていたので、そこで競い合う中で自然と向上心が生まれ、今では自分を形成するベースになっています。自分のチームを作り、これまで自分が学んできた理想の環境を自分なりに表現したい、という思いもあって独立に至りました。

WWD:「ANSWER(アンサー)」という店名の由来は?

内田:今回、僕は独立という選択をしました。美容師を含め、人は人生でたくさん選択をすると思います。その選択の答えを自分で出せる環境にしたい、「人生は自分が答えだ」という思いを込めて「アンサー」にしました。美容学生時代には“なりたい美容師像”を持っていても、美容師歴を重ねる中でそれが薄れていってしまうケースをいくつも見てきました。それでは少し寂しいので、「アンサー」では入社したらすぐに、自分の“なりたい美容師像”を皆に共有してもらいます。そして皆でサポートしつつ、「そこを目指すためには、アシスタント期間からこういう風にやっていった方がいいよね」などと逆算し、設計図を示して支えていければと思っています。

「アンサー」に来れば全てのメンズに答えが出せる

WWD:「アンサー」のコンセプトは?

内田:メンズサロンなのですが、オープニングメンバーの9人は、全員新規で募集して採用したので、皆それぞれのバックグラウンドを持っています。「メンズをかっこ良くしたい」という意識は皆共通なのですが、各々の得意な技術が違う。例えば僕は、スパイラルパーマなどのミディアムパーマが得意。スタッフにはメンズのバレイヤージュカラーが得意な人、ストレートスタイルが得意な人、ショートスタイルが得意な人などがいて、いろいろなレングスの男性を集客できます。サロンとして1つのテイストを打ち出すのではなく、スタッフがそれぞれの強みを強化していき、“「アンサー」に来れば全てのメンズに答えが出せる”というブランディングをしていきたい。

WWD:採用面でも魅力的。

内田:そうですね。もしも自分が就職するときにそういったサロンがあったら、「ここだったらパーマもカラーもカットも学べるし、将来的にもすごく自分のためになりそう」と思っただろうなと。ただその実現のためには教育が重要なので、オリジナルのカリキュラムを作って注力していきたいですね。教育にはバリエーションを持たせ、例えばプロのカメラマンを招いて月1回撮影会をするなど、スタッフに撮影を好きになってもらう取り組みもしたいです。撮影をしてきた人と、してこなかった人とでは1枚の絵の作り方が全然違うので、SNSによるブランディングにも役立つかなと。

WWD:内田さんのインスタグラムはブランディングがしっかりしている。

内田:ミディアムヘアなら緩いパーマの方がパサつかないし、ノーセットでも決まるし、スタイリングしたときに楽な動きと色気が出るので、好きで提案してきました。今はパーマトレンドがちょうど緩くなってきたので、ハマっていると思います。特に新規のお客さまには“レイヤーボブパーマ”が大人気ですね。あと、今だとミディアムのシースルーボブパーマも結構流行っていて、オーダーは多いです。

WWD:内田さんはメンズビューティにも強い。

内田:メンズビューティは以前から大好きですね。メンズビューティではヘアはもちろん、眉やメイクも少しずつ浸透してきましたが、スキンケアに関する知識はまだ薄い印象です。その正しい知識やノウハウを伝えることは、僕たちメンズ美容のプロの責任なので、具体的なプランはこれからですが、自分たちで何かできたらと考えています。

WWD:今後の方向性は?

内田:店舗展開はしていきたいですね。先ほど「各々のスタッフの強みを伸ばしていきたい」という話をしましたが、例えばカラーが得意なスタッフを中心に、カラーを前面に打ち出した店舗を作る、といった展開を構想しています。パーマを打ち出す店舗があってもいいし、ツイストが得意なスタッフを中心としたバーバーがあってもいい。「アンサー」のメンバーが持つ技術を基点に、派生していくような形で広げていけたら、と考えています。具体的には、3年で5店舗できたらいいですね。いずれにしても、スタッフそれぞれが考える「メンズのかっこ良さ」を表現していける未来像が理想です。

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【スナップ】演じずとも色気漂う「サンローラン」ゲスト 至高のテーラードがパリの街角をドラマチックに彩る

「サンローラン(SAINT LAURENT)」は、2026年春夏メンズ・コレクションを現地時間6月24日にパリで発表した。会場となった新現代美術館ブルス・ドゥ・コメルス(Bourse de Commerce)の周辺には、まるで映画のワンシーンのような光景が広がっていた。

ブランドの真骨頂とも言えるテーラードスタイルで来場したゲストは、ハリウッド俳優さながらの洗練された佇まいだ。わずかに傾斜を描くショルダーラインとワイドパンツの組み合わせが中心で、落ち着いたダークトーンのカラーパレットが成熟した男の余裕と静かな強さを漂わせた。トップスには、端正なタイドアップやフェミニンな印象のボウタイブラウス、あるいはボタンを大胆に開けたボタンダウンシャツを合わせ、胸元から覗く素肌がセンシュアルなムードを演出。クラシックと官能性が交錯する、「サンローラン」メンズならではのエレガンスが会場外を支配していた。

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世界的ミュージシャンをあしらった「ギャップ」のTシャツなど! 来週発売のファッションアイテム12選【6/30〜7/6】

ファッションアイテムの発売情報を「WWDJAPAN」的視点でピックアップ!今回は6月30日〜7月6日に発売するアイテムを紹介します。「ギャップ(GAP)」は、7月1日に“ビンテージ ミュージック ティーズ(Vintage Music Tees)”コレクションから新作Tシャツを発売します。ザ・ビートルズ(The Beatles)や、メタリカ(Metallica)、ニルヴァーナ(Nirvana)のカート・コバーン(Kurt Cobain)らが加わり、なんと21型も登場。お気に入りの1枚を着てフェスや夏イベントに出かけるのもいいですね!

【6月30日発売】
ユニクロ
(UNIQLO)

「トイ・ストーリー」モチーフ
Tシャツ4型をラインアップ

「ユニクロ(UNIQLO)」の「UT」は、「トイ・ストーリー」をモチーフとしたTシャツを発売する。アーティストの河村康輔が、1990年代のグラフィックに着目し、初期の「トイ・ストーリー」の広告素材を生まれ変わらせた。

■商品詳細

Tシャツ(1990円)

【7月1日発売】
レゴ
(LEGO)

「ナイキ」コラボ
ブロックで“ダンク”を再現

「レゴ(LEGO)」は、「ナイキ(NIKE)」とコラボした“レゴ ナイキ ダンク”を発売する。バスケットボールや“ダンク”スローガンをブロックで再現、1180ピースで構成する。「レゴ」公式オンラインや取り扱い店で先行予約を受け付けている。

■商品詳細

コラボブロックセット(1万5480円※編集部調べ)

【7月1日発売】
グラニフ
(GRANIPH)

「デスノート」コラボ
ウエアやバッグ、ソックスなど全18型

「グラニフ(GRANIPH)」は、漫画「デスノート(DEATH NOTE)」とのコラボアイテムを発売する。“夜神月”などのキャラクターや、作中の名シーンをモチーフとしたグラフィックをデザイン。公式オンラインでは、6月30日まで予約販売を受け付けている。

■商品詳細

ロンT(4900円)
Tシャツ(3500円〜)
シャツ(6900円)
バケットハット(4500円)
ソックス(1200円)
※一部商品

【7月1日発売】
バオ バオ イッセイ ミヤケ
(BAO BAO ISSEY MIYAKE)

猫がモチーフのバッグ“ミャオ”
2サイズをラインアップ

「イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)」の「バオ バオ イッセイ ミヤケ(BAO BAO ISSEY MIYAKE)」は、猫に着想を得たバッグ“ミャオ(MEOW)”を発売する。2025-26年秋冬シーズンのテーマ“プレイフル(PLAYFUL)”に沿って制作、三角形のピースを組み合わせてバッグを折りたたむことで猫のようなフォルムに変身する。

■商品詳細

バッグ(4万7300円〜)

【7月1日発売】
ギャップ
(GAP)

ミュージックTコレクションに
新たなラインアップ

「ギャップ(GAP)」は、“ビンテージ ミュージック ティーズ(Vintage Music Tees)”コレクションから、Tシャツを発売する。ザ・ビートルズ(The Beatles)や、ニルヴァーナ(Nirvana)のカート・コバーン(Kurt Cobain)、ヒップホップMCのナズ(Nas)など計8組のアーティストが加わり、過去最多となる21型をラインアップする。

■商品詳細

Tシャツ(7990円)

【7月1日発売】
PS ポール・スミス
(PS PAUL SMITH)

「ニューエラ」と初コラボ
キャップ8型をラインアップ

「PS ポール・スミス(PS PAUL SMITH)」は、“ジャパン リミテッド プロジェクト”(JAPAN LIMITED PROJECT)”第1弾として、「ニューエラ(NEW ERA)」とのコラボキャップを発売する。

■商品詳細

コラボキャップ(8800円)

【7月1日発売】
リー
(LEE)

“101”誕生100周年
ジェームズ・ディーンが好んだモデルを再現

「リー(LEE)」は、ジーンズ“リー 101(LEE 101)”の誕生100周年を記念し、俳優、ジェームズ・ディーン(James Dean)が好んだとされる1955年モデルを再現した、“ライダース 101-Z 1955 ジェームズ ディーン モデル(RIDERS 101-Z 1955 JAMES DEAN MODEL)”を数量限定で発売する。すでに「リー」公式オンラインで予約を受け付けている。

■商品詳細

ジーンズ(3万3000円)

【7月2日発売】
マリークワント
(MARY QUANT)

ブランド誕生70周年
“デイジー”モチーフのウエアやコスメ

「マリークワント(MARY QUANT)」は、ブランド誕生70周年を記念した“ピンク コレクション”を数量限定で発売する。ブランドを象徴する“デイジー”をデザインしたウエアやトートバッグ、アクセサリー、コスメアイテムなど幅広くラインアップする。

■商品詳細

ニットトップス(8800円)
Tシャツ(5280円)
バッグ(7920円)
ポーチ(3300円〜)
リング(3520円)
※一部商品

【7月3日発売】
ドクターマーチン
(DR.MARTENS)

「ノーマリズム テキスタイル」コラボ
シューズとミュールの2型を制作

「ドクターマーチン(DR.MARTENS)」は、「ノーマリズム テキスタイル(NOMARHYTHM TEXTILE)」と初のコラボシューズを発売する。「ドクターマーチン」の再⽣⾰“ジェニックス ナッパ(Genix Nappa)”のアッパーに、「ノーマリズム テキスタイル」の“Draw Your Garden”プリントを施した。

■商品詳細

コラボシューズ(2万9700円)
コラボミュール(2万9700円)

【7月3日発売】
ニコアンド
(NIKO AND...)

「ストレンジャー・シングス」コラボ
Tシャツやバッグ、キャップなど

「ニコアンド(NIKO AND...)」は、ネットフリックスシリーズの「ストレンジャー・シングス」とのコラボアイテムを発売する。コラボアイテムは、Tシャツやポロシャツ、トートバッグ、キャップ、チャームなどをそろえる。

■商品詳細

Tシャツ(5000円〜)
ポロシャツ(5500円)
トートバッグ(4990円)
キャップ(3300円〜)
チャーム(1980円)
※一部商品

【7月4日発売】
フェイラー
(FEILER)

ハイジの日”に向けて
各種アイテムをラインアップ

「フェイラー(FEILER)」は、8月12日の“ハイジの日2025”に向けたアイテムを発売する。てんとう虫や蝶、小鳥、花などのドイツの野にいる小さな生き物たちを集めたデザインの“ハイジ”をペイズリー柄と組み合わせ、シュニール織アイテムからメッシュポーチまで、多数アイテムを用意した。

■商品詳細

ハンカチ(2750円)
ゲスト(6600円)
ポーチ(3300円〜)
ブックカバー(6600円)
リュック(3万5200円)
※一部商品

【7月5日発売】
セリーヌ
(CELINE)

羽田空港店オープン
新色ウオレットを制作

「セリーヌ(CELINE)」は7月5日、羽田空港に新店をオープンする。これを記念し、ウオレット“マーゴ”の新色を発売する。内側にカードスロット、取り外し可能なチェーンストラップを配した。

■商品詳細

ウオレット(29万1500円)

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ヘアサロン「クロード・モネ」などを展開するティ・ケー・エスが創業50周年 記念式典でヘアショーを披露

「クロード・モネ(Claude MONET)」「シルクハウス(Silk house)」「コム・マティス(Comme Matisse)」「クロードモネ エイチツーオー アヴェダ(CLAUDEmonet H2O AVEDA)」などのサロンを運営するティ・ケー・エス(T・K・S)は、今年3月で創業50周年を迎えた。それを記念して6月10日、東京・イベントホールEBIS303で「創立50周年記念式典および祝賀会」を開催した。

登壇したティ・ケー・エスの中澤浩子社長は、創業当初から今日に至るまでの感謝の思いを伝え、これからの未来に向けた新たな挑戦や取り組みについても紹介。「コロナ禍から5年が経ち、クローズする店舗もあったものの業績は回復し、昨年は埼玉県に新たに出店することができた。今後は年に1軒でも店舗を広げ、フランチャイズも増やしていきたい。また、念願だったプライベートブランドもでき、今年5月からECもスタートした」と話した。

その後、部門別担当者による営業方針の発表、本部社員の紹介などがあり、第一部は終了。第二部では会食などに続きヘアショーを開催した。「生生流転」をテーマに、50年の歩みの中で見てきたもの、感じてきた変化、そして未来への思いを、“流れ”という一つのモチーフに託して表現。6人の若手・中堅のスタイリストがステージに立ち、変わらない中の進化ということで、70~90年代のスタイルを今風にアレンジしたルックを披露した。

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「コム デ ギャルソン・オム プリュス」の主役はスーツ 「平和や愛に導く力強い人」のために

「コム デ ギャルソン・オム プリュス(COMME DES GARCONS HOMME PLUS)」は引き続き、平和を願う。ただ、そのアプローチは半年前、ミリタリーウエアを解体・再構築して、戦争や紛争の際に着用する洋服が本来の目的以外の場面で楽しまれることを願うことで、痛烈なメッセージを放ったときとは異なっている。今シーズンの主役は、スーツだ。川久保玲は、「私たちを平和や愛、そして友愛に導く、シャーマンのように力強い人物が必要と考えた」という。そこで、時には特別な意味を持ち、時には何気なく纏うことで、人間が長く共に歩んできたスーツにフォーカスを当てたのだろう。

ファーストルックは、カラフルな幾何学模様が万華鏡のように広がるセットアップ。カラフルなスーツは、たとえば細くて長い生地を上下に連ねたような構造だったり、腰の周りが大きく膨らんだりと、スーツであり、スーツ以上の存在でもあるよう。中盤以降はボトムスに配したファスナーを筆頭にさまざまな部位からラッフルが漏れ出し、祝祭のムードを感じたり、人間の感情が溢れ出したりしているような感覚を得ることができるだろう。クロップド丈のジャケットからも、同じくフリルやラッフルを飾ったシャツの裾が覗いている。

ブラック&ホワイトのパートも、今シーズンは畏敬の念を抱かせるのではなく、優しいイメージを抱かせる。同じく首元や胸元、裾からはやはりフリルやラッフルが溢れ、小さなニットを互い違いに縫い付けたトップスからも、そうしたディテールが飛び出ている。キャップとキャスケットを組み合わせたような帽子から垂れ下がる長髪は若干グロテスクなムードだが、今シーズンは怒りより祈り、もしくは願いを比較的淡々と表現しているように思えた。メッセージを声高に発信するのではなく、優しいムードを描くことで平和への願いを悟ってもらうことを願った「プラダ(PRADA)」の26年春夏コレクションを思い出す。

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「ピアジェ」がバルセロナで新作ハイジュエリーを発表 華やかさと優雅さを融合した3部作の第2章

スイス発の「ピアジェ(PIAGET)」はこのほど、スペイン・バルセロナでハイジュエリーとハイジュエリーウオッチの新作コレクション“シェイプ オブ エクストラレガンザ(SHAPES OF EXTRALEGANZA)“を発表した。今回のコレクションは、創業150周年を迎えた昨年披露した“エッセンス オブ エクストラレガンザ(ESSENCE OF EXTRALEGANZA)“に続く3部作の第2章となる。展示会の会場は、スペインを代表する彫刻家兼建築家のハビエル・コルベロ(Xavier Corbero)が50年以上をかけて手掛けたという街の郊外にある自邸。連なるアーチや岩を積み重ねたような巨大なオブジェなど造形美が際立つロケーションに、メゾンの伝統やクラフツマンシップを大切にしながらもステファニー・シヴリエール(Stephanie Sivriere)=ジュエリー&ウオッチ アートディレクターの大胆な色彩感覚やモダンな感性が光るアイテムを並べた。

カギはダイナミックなシェイプ

3部作に共通する「エクストラレガンザ」は、驚きのある華やかさを表す“エクストラバガンス(EXTRAVAGANCE)“と優雅さを意味する“エレガンス(ELEGANCE)“を合わせた造語。特に今回はコレクション名からも分かるように、ジュエリーのデザインから石の形までダイナミックな“シェイプ(形状)“がカギになっている。

そのデザインの背景にあるのは、1960〜70年代に根差したメゾンの創造性だ。かつて創業者の孫である3代目のヴァランタン・ピアジェ(Valentin Piaget)は、「今までになされてこなかったことをしなさい」とデザイナーたちに投げかけていたという。それはメゾンのモットーとなり、63年には文字盤にオーナメンタルストーン(装飾用石)を用いたウオッチが、69年には革新的なジュエリーウオッチの “21世紀コレクション(21st CENTURY COLLECTION)“が誕生した。また、芸術界とつながりの深かった4代目のイヴ・ピアジェ(Ives Piaget)は、サルバドール・ダリ(Salvador Dali)やアルマン(Arman)、アンディ・ウォーホル(Andy Warhol)らアーティストとの交友関係からコラボレーションを手掛けてきたという。

「ピアジェ」らしさを現代的に再解釈

新作は、そんなメゾンの軌跡に敬意を表し、既成概念を超越する大胆さや独創性を現代に向けて再解釈したカラフルな51点で構成。それらは、四角や三角といった幾何学的なシェイプから有機的な曲線までが混ざり合い、まるでアート作品のようだ。

例えば、“アーティ ポップ“のウオッチは、マラカイトの文字盤に覗くムーブメントからエメラルドなどをあしらった幾何学モチーフが飛び散ったようなデザイン。“ウェーブ イリュージョン“のダイヤモンド、スピネル、ルビーで描く波状の曲線は、デザイナー集団メンフィスを創設したエットーレ・ソットサス(Ettore Sottsass)の象徴的作品“ウルトラフラゴーラミラー” をほうふつとさせる。色とりどりのオーナメンタルストーンとパヴェダイヤモンドを組み合わせてストライプを表現した“カレイドスコープ ライツ“は、60年代に脚光を浴びたオプアートからインスピレーションを得たものだ。

一方、クッションカットのブルーサファイアとさまざまな形のブラックオパールをあしらった “フローイング カーブ“は、70年代に起こった自然回帰のムーブメントやカンヌ近郊にある泡の宮殿(Palais Bulles)に見られるような有機的な曲線から着想。ホワイトゴールドにハンマー仕上げを施すことで、豊かな質感を生み出している。虹色の宝石がきらめく“フランボヤント ボウ“は、オートクチュールのリボンを再解釈したフォルムが印象的。繊細なグラデーションを表現するため、宝石の調達には1年半以上を要し、チタン製のベゼルはセットする宝石に合わせて着色することで鮮やかな色合いを引き立てている。

また、“21世紀コレクション“にオマージュを捧げるジュエリーウオッチの“スウィンギングソートワール“(ロングネックレス型のデザイン)やカフ、羽根細工職人のネリー・ソニエ(Nelly Saunier)との協業によりフェザーをバラの花を形作るように重ねて中央にレッドスピネルをあしらうことで82年に誕生した“イヴ・ピアジェ ローズ“をハイジュエリーに昇華したアイテムなど、象徴的なデザインへの新たなアプローチも見られた。そして、「ピアジェ」が探求し続けている“形の遊び“の究極の表現と言えるのは、フランス人アーティストのアレックス・パレンスキー(Alex Palenski)に制作を依頼したモビール彫刻のようなテーブルクロック“エンドレス モーション“。意表を突くアイデアで、メゾンと芸術とのつながりを表現している。

老舗メゾンの変わらぬ価値と進化

「ピアジェ」は1874年に時計のムーブメント製造からスタートし、世界的なウオッチ&ジュエリーブランドへと発展した。そんな老舗で20年以上ジュエリー制作に携わるシヴリエール=アート・ディレクターは、メゾンの変わらない価値について「オーナメンタルストーンやゴールドにキャラクターをもたらす手仕事をはじめ、ウオッチ&ジュエリーにおけるクラフツマンシップと一貫性」と説明する。

一方、現代性を表現していくために重要なのは「過去を再現するのではなく、常に挑戦し進化を続けること」とコメント。「もともと時計に用いられていたパレス装飾(『ピアジェ』を代表する彫金技術)をジュエリーに取り入れるなど、単にモダンなデザインを作るのではなくメゾンの歴史やコードを生かしながら新しさをミックスすることで、これまで存在しなかったものを生み出している」と続ける。その考えは、まさに「ピアジェ」のモットーに通じるもの。今回発表された“シェイプ オブ エクストラレガンザ“からは、メゾンの精神を受け継ぎながら遊び心あふれる大胆なアイデアで新たな高みを目指す姿勢が感じられた。

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ジョナサン・アンダーソンの「ディオール」早くもお披露目 自身のキャリアとメゾンの歴史が出合い、交わる序章

2026年春夏メンズ・ファッション・ウイークにおける最大のニュース、ジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)新アーティスティック・ディレクターによる「ディオール(DIOR)」がベールを脱いだ。

会場は、ナポレオンが眠るアンバリッドの特設テント。普段の「ディオール」はメンズ・コレクションでも1000人以上のゲストを招くというが、今回約600人まで絞り込んだ。テントの中には美術館のような空間をしつらえ、18世紀に活躍した画家ジャン・シメオン・シャルダン(Jean Simeon Chardin)の絵画を2枚飾った。ルーブル美術館から特別に借りたものという。アートは、見るものの想像力を刺激して、クリエイティブの連鎖を起こす。振り返ればジョナサンは「ロエベ(LOEWE)」のときから、既成概念を超越したクリエイションで問いかけ、見るものを刺激してきた。その姿勢は「ディオール」でも変わらないということだろうが、アートの中でも絵画への造詣が一際高かったクリスチャン・ディオール(Christian Dior)にオマージュを捧げているのだろう。

コレクションは、ジョナサンと「ディオール」の出会いの序章だった。北アイルランドで生まれ、ロンドン・カレッジ・オブ・ファッションを卒業、自身の「JW アンダーソン(JW ANDERSON)」と「ロエベ」でキャリアを積んで現在に至るジョナサンの歩みと、「ディオール」の軌跡が交わり、これから新たな道を切り拓いていくことを暗示する。

ファーストルックは、まず多くの人が「ディオール」と聞かれたら想起するバージャケット。クリスチャン・ディオールが1947年に発表したニュールックの根幹を成す、砂時計のシルエットをしたジャケットだ。それをジョナサンは、ツイードの身頃と、サテンのピークドラペルで形作る。ツイードは、自身のルーツであるイギリスを代表する素材。そしてサテンは、バージャケットにも度々使われたのはもちろん、戦後まもなくまだ貧しかった時代、人々に夢や希望を与えた「ディオール」にとって意味深い素材だ。ボトムスには、「ロエベ」時代を思い出すラッパスイセンのようなシルエットのカーゴパンツを選んだ。ジョナサンの原点、そして直近の過去が「ディオール」と交わり、未来に向かって歩き出したことを示唆している。

アイルランドの西沖で生まれ、家族や村ごとに異なる模様があるというアランニットから生まれたケーブルニットも、キーアイテムの1つだ。カラフルなケーブルニットは、ボウタイをあしらったプリーツシャツにシルクストールという出で立ちの肩にかけ、フォーマルを今風にカジュアルダウン。クリスチャン・ディオールが愛した花模様の刺繍あしらったニットも頻出する。ボトムスは、ジョナサンが普段から愛用するジーンズなど。カーゴパンツはトロピカルウールで作り、細身に仕上げて「ディオール」らしいモード感を高めた。

「ロエベ」時代のキーアイテムも頻繁に登場する。例えば、四角形に切り出した布を折り紙のように内側に織り込んだショートパンツも頻出。「ロエベ」との違いは、こうして作った“ひだ”を複数寄せて、プリーツやペプラムのように見せたことだ。ジョナサンのクリエイションが“ディオライズ”、「ディオール」色に染まっていく。ハンティングジャケットのようなコートには、背面に幾つものプリーツを寄せた。スタイルの多くはジョナサンであり、「ディオール」でり、貴族的だ。

キム時代の“隙のないルック”から
アートのように予約を残すスタイルへ

もう1つの大きな特徴は、上述した美術館のアートのように、見るものを刺激する、もしくは見るものに解釈を委ねる“余白”を残すスタイルだ。キム・ジョーンズ(Kim Jones)時代に比べれば結果“クワイエット・ラグジュアリー”だが、ジョナサンと「ディオール」が融合するアイテムを極力普遍的に仕上げ、だからこそ自由奔放にスタイリングできる雰囲気を醸し出している。

隙のないスタイリングで「ディオール」に求められるエレガンスを体現していたキム時代に比べると、“ハズし”や“抜け”の要素は至るところに存在する。デニムのロールアップは左右非対称だし、ネクタイも大剣と小剣は様々な位置で重なり合い、時には裏返しになっている。結果、これまでの「ディオール」と比べ、敷居は低くなった。

「ロエベ」時代のクリエイションを知っていれば、驚きの要素は少ない。絢爛豪華な刺しゅうに至っては、正直皆無と言っていいだろう。だが、全てはきっとジョナサンのロードマップ通り。デビューシーズンのメンズは、自身のスタイルコードと「ディオール」のメゾンコードが交差し得ることの表現に特化したのだろう。アイデアの枯渇を恐れ、従前から「すべてを一度に吐き出すことはしない」と宣言してきたジョナサンの「ディオール」は、どう進化していくのだろう?10月のウィメンズ、そして来年初旬のオートクチュールが楽しみだ。600人のゲストは、ジョナサンが現れると総立ち。スタンディングオベーションを贈った。

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佐藤健や羽生結弦、矢沢永吉ら著名人88人を撮影 写真家HIRO KIMURAが東京、大阪で写真展

写真家のヒロ キムラ(HIRO KIMURA)は、数年にわたり撮り溜めた男性のモノクロポートレートを展示する“ヒーロー3(HERO3)”を大阪と東京で開催する。期間は大阪が7月16〜20日、東京が7月22〜27日。

シリーズ第3弾となる今回は、ベスト版として再編集した総勢88人の写真を展示する。被写体となったのは、俳優の綾野剛や元プロ野球選手のイチロー、歌手の吉川晃司、歌舞伎役者の松本幸四郎ら、日本を代表する各界の著名人たちだ。なお、同展はチャリティー企画で、図録による収益は全て日本赤十字社へ能登半島地震災害義援金として寄付する。

“ヒーロー3”のティーザームービー

ヒロ キムラは同展について「人間のセクシャリティーは特異な経験値から成る挫折や悩み、他より劣る事、それらが特別である事がいかに美しく慈悲深いか。個人の保持するそれぞれの光を切り取った。肖像写真とは撮影者自らを写すもの。他は自で有り、己のセクシャリティーが反映される。被写体と私の間に存在するもの、ここではその摩擦を楽しんでいただきたい」とコメント。

写真家のヒロ キムラは、1977年⽣まれ。99年に渡⽶しスタイリストとして活動したのち、30代でフォトグラファーへ転⾝。写真家の操上和美に師事し、独⽴後は再び渡⽶した。現在は、広告やファッション、ミュージシャンらの撮影を行うほか、ムービーディレクターとしてミュージックビデオやテレビコマーシャルなども数多く手掛ける。

出演者一覧

秋元康、浅野忠信、阿部寛、綾野剛、鮎川誠、石原慎太郎、市村正親、イチロー、イッセー尾形、井上尚弥、今市隆二、岩城滉一、岩田剛典、宇崎竜童、内田裕也、大泉洋、大杉漣、奥田瑛二、ØMI、片岡愛之助、片山勇、加山雄三、唐沢寿明、岸谷五朗、吉川晃司、窪塚洋介、隈研吾、桑田佳祐、斎藤工、斉藤ノヴ、堺正章、堺雅人、さだまさし、佐藤浩市、佐藤健、佐野史郎、椎名桔平、柴田恭兵、陣内孝則、鈴木敏夫、菅田将暉、関根勤、高橋克典、高橋幸宏、竹内涼真、舘ひろし、玉木宏、チバユウスケ、Char、堤真一、妻夫木聡、ディーン・フジオカ、テリー伊藤、堂安律、トータス松本、中井貴一、中尾彬、永瀬正敏、長渕剛、仲村トオル、西島秀俊、西野亮廣、野村萬斎、萩本欽一、長谷川博己、羽生結弦、福士蒼汰、福藤豊、藤原竜也、別所哲也、細川護煕、松井一郎、松方弘樹、松坂桃李、松本幸四郎、三浦友和、三浦春馬、MIYAVI、役所広司、矢沢永吉、山田孝之、山田洋次、吉沢亮、吉田鋼太郎、吉村洋文、ルー大柴、渡辺謙、渡部篤郎

イベント概要

大阪

日程:7月16〜20日
時間:10:00〜20:00 ※初日は10:00〜16:00、最終日は10:00〜12:00
場所:大阪府立江之子島文化芸術創造センター
住所:大阪市西区江之子島2-1-34
入場料:無料

東京

日程:7月22〜27日
時間:10:00〜20:00 ※初日は10:00〜17:00
場所:ヒルサイドフォーラム
住所:東京都渋谷区猿楽町18-8 ヒルサイドテラスF棟
入場料:無料

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佐藤健や羽生結弦、矢沢永吉ら著名人88人を撮影 写真家HIRO KIMURAが東京、大阪で写真展

写真家のヒロ キムラ(HIRO KIMURA)は、数年にわたり撮り溜めた男性のモノクロポートレートを展示する“ヒーロー3(HERO3)”を大阪と東京で開催する。期間は大阪が7月16〜20日、東京が7月22〜27日。

シリーズ第3弾となる今回は、ベスト版として再編集した総勢88人の写真を展示する。被写体となったのは、俳優の綾野剛や元プロ野球選手のイチロー、歌手の吉川晃司、歌舞伎役者の松本幸四郎ら、日本を代表する各界の著名人たちだ。なお、同展はチャリティー企画で、図録による収益は全て日本赤十字社へ能登半島地震災害義援金として寄付する。

“ヒーロー3”のティーザームービー

ヒロ キムラは同展について「人間のセクシャリティーは特異な経験値から成る挫折や悩み、他より劣る事、それらが特別である事がいかに美しく慈悲深いか。個人の保持するそれぞれの光を切り取った。肖像写真とは撮影者自らを写すもの。他は自で有り、己のセクシャリティーが反映される。被写体と私の間に存在するもの、ここではその摩擦を楽しんでいただきたい」とコメント。

写真家のヒロ キムラは、1977年⽣まれ。99年に渡⽶しスタイリストとして活動したのち、30代でフォトグラファーへ転⾝。写真家の操上和美に師事し、独⽴後は再び渡⽶した。現在は、広告やファッション、ミュージシャンらの撮影を行うほか、ムービーディレクターとしてミュージックビデオやテレビコマーシャルなども数多く手掛ける。

出演者一覧

秋元康、浅野忠信、阿部寛、綾野剛、鮎川誠、石原慎太郎、市村正親、イチロー、イッセー尾形、井上尚弥、今市隆二、岩城滉一、岩田剛典、宇崎竜童、内田裕也、大泉洋、大杉漣、奥田瑛二、ØMI、片岡愛之助、片山勇、加山雄三、唐沢寿明、岸谷五朗、吉川晃司、窪塚洋介、隈研吾、桑田佳祐、斎藤工、斉藤ノヴ、堺正章、堺雅人、さだまさし、佐藤浩市、佐藤健、佐野史郎、椎名桔平、柴田恭兵、陣内孝則、鈴木敏夫、菅田将暉、関根勤、高橋克典、高橋幸宏、竹内涼真、舘ひろし、玉木宏、チバユウスケ、Char、堤真一、妻夫木聡、ディーン・フジオカ、テリー伊藤、堂安律、トータス松本、中井貴一、中尾彬、永瀬正敏、長渕剛、仲村トオル、西島秀俊、西野亮廣、野村萬斎、萩本欽一、長谷川博己、羽生結弦、福士蒼汰、福藤豊、藤原竜也、別所哲也、細川護煕、松井一郎、松方弘樹、松坂桃李、松本幸四郎、三浦友和、三浦春馬、MIYAVI、役所広司、矢沢永吉、山田孝之、山田洋次、吉沢亮、吉田鋼太郎、吉村洋文、ルー大柴、渡辺謙、渡部篤郎

イベント概要

大阪

日程:7月16〜20日
時間:10:00〜20:00 ※初日は10:00〜16:00、最終日は10:00〜12:00
場所:大阪府立江之子島文化芸術創造センター
住所:大阪市西区江之子島2-1-34
入場料:無料

東京

日程:7月22〜27日
時間:10:00〜20:00 ※初日は10:00〜17:00
場所:ヒルサイドフォーラム
住所:東京都渋谷区猿楽町18-8 ヒルサイドテラスF棟
入場料:無料

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韓国発“心の傷”に向き合う香水「マイ オー マイ」が上陸 EXILE TRIBEの砂田将宏が日々愛用する香りとは

韓国発フレグランス「マイ オー マイ(MAI OHW MAI)」が日本に上陸した。ブランド名は、“私は私(I AM WHO I AM)”を逆さにしたもの。同ブランドは、誰もが持つ心の“傷”にフォーカスし、“嘘(DECEITE)”“怒り(ANGER)””悲しみ(SADNESS)”“恐れ(FEAR)”“恥(SHAME)”という5つの感情を表現する5種類の香り“マーク5”を提案する。これらの香りを通して、それぞれが持つネガティブな感情と向き合い受け入れることで、新しい自分との出会いを促すというのがコンセプトだ。QR を読み込むと自分の感情タイプをテストできる診断ツールも用意し、自分の感情に向き合うきっかけを提供する。

砂田が愛用する香りは“嘘”

6月26日に東京・表参道で開催されたイベントでは、5種類の香りを試しながら、診断結果や自身の“傷”に対する思いなどをポストイットに綴る来場者の姿が見られた。トークショーでは。特別ゲストのBALLYSTIK BOYS FROM EXILE TRIBE の砂田将宏が登場し、自身の感情や香りについて語った。彼は、「香りは個性を表現するもの。このブランドのコンセプトには大いに共感する」とコメント。砂田の診断結果は“怒り”だったとそうだが彼自身、全く意識していない結果だったようだ。“怒り”の香りもいいと思ったが、彼が気に入った香りは“嘘”。「香水は毎日着ける。気分によって変えるのではなく、今は、“嘘”を毎日愛用している」と語った。

商品展開は、フレグランスをはじめ、ハンドクリーム、ハンドウォッシュ、ボディ=ウォッシュの4種類。日本でネイルやアイラッシュ関連のブランドを展開するブリアンファが、キューテン(QOO10)公式ECなどで販売する。価格は、フレグランスが1万8500円、ハンドクリームが、3000円、ハンドウォッシュが5000円、ボディーウォッシュが5500円。8月には、有楽町マルイでポップアップショップ開催を予定している。

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「ディオール」2026年春夏メンズ・コレクション

「ディオール(DIOR)」が2026年春夏メンズ・コレクションを発表した。

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「グローバルワーク キッズ」と「ベイフロー キッズ」がファッションの仕事体験&SDGsワークショップを開催

アダストリアが展開する「グローバルワーク(GLOBAL WORK)」のキッズライン「グローバルワーク キッズ(GLOBAL WORK KIDS)」と「ベイフロー(BAYFLOW)」のキッズライン「ベイフロー キッズ(BAYFLOW KIDS)」は8月9日、小学生から中学生を対象に、ファッションブランドの仕事体験を通してSDGsについても学ぶことができるウェブモデル体験とワークショップを開催する。6月25日10時から7月6日23時59分まで参加受付を行う。

夏休みの自由研究にもぴったりな仕事体験とワークショップ

ウェブモデル撮影体験では、撮影サンプルの中から自分でスタイリングを組み、プロカメラマンによる撮影に挑戦できる。撮影した写真は実際に、アダストリア公式ウェブストア「アンドエスティ(and ST)」の商品ページに掲載する。

ワークショップでは、「グローバルワーク キッズ」の規格外品のボトムスや「ベイフロー」のトップスサンプルをオリジナルリメイクするものや、「ベイフロー」のアパレルアイテムの端切れをアップサイクルしてシュシュを作るコンテンツを用意する。

>特設ページ

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「メゾン ミハラヤスヒロ」2026年春夏コレクション

「メゾン ミハラヤスヒロ(MAISON MIHARA YASUHIRO)」が2026年春夏コレクションを発表した。

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「コム デ ギャルソン・オム プリュス」2026年春夏メンズ・コレクション

「コム デ ギャルソン・オム プリュス(COMME DES GARCONS HOMME PLUS)」が2026年春夏メンズ・コレクションを発表した。

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【2025年秋コスメ】「オペラ」が“グロウリップティント”のビターでスイートな新5色&限定2色を発売

「オペラ(OPERA)」は8月5日、ぷるんときれいな発色が続くリップティント“グロウリップティント”(1980円)から、秋の新5色と限定2色を発売する。

“グロウリップティント”は、グロスいらずのぷるんとした“水光艶”をかなえるティント処方のリップスティック。光を反射する微細な“疑似ツヤパール”を配合したスクワランオイルが唇に薄くフィットすることで、水滴が乗ったような透明感と艶を演出する。さらに、唇の水分に反応して色づく“ティント処方”で、透明感あふれる美しい発色が持続する。べたつかず軽やかな塗り心地で、鏡を見ずにさっと塗れるほどストレスフリーな使用感だ。

“ビターでスイートな”秋限定の2色

限定色は、“ビターでスイートな秋色”がテーマの2色をラインアップ。たっぷりの多色ラメがきらめく深みブラウン“ココアシュガー”と、ピュアなきらめきが透けるミュートなピンクモーヴ“フロストライラック”を用意した。“ココアシュガー”は、プラザ(PLAZA)とミニプラ(MINIPLA)限定で、“407フロストライラック”は全国のバラエティーストアとイミュ公式オンラインストアで取り扱う。

新5色は多幸感あふれる“甘いダークカラー”

新色は、トレンドのダークカラーを含む5色が登場する。ほんのりくすんだトーンに、ミルキーニュアンスを加えたまろやかな紅茶カラーに、繊細な砂糖をイメージした“シュガーラメ”をたっぷり配合し、多彩なきらめきをプラスした。

ラインアップは、シルバーラメを忍ばせた抜け感テラコッタレッド“ミルキーテラコッタ”、プラムピンクのラメがきらめく深みローズ“
プラムローズ”、ビンクラメが溶け込むヌーデーピンク“テンダーピンク”、シルバーラメが艶めく、まろやかなブラウン“ティーブラウン”、赤いラメが上品に光るくすみローズレッド“ソフトロゼ”。全国のバラエティーストアとイミュ公式オンラインストアで販売する。

商品一覧

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【2025年秋コスメ】「オペラ」が“グロウリップティント”のビターでスイートな新5色&限定2色を発売

「オペラ(OPERA)」は8月5日、ぷるんときれいな発色が続くリップティント“グロウリップティント”(1980円)から、秋の新5色と限定2色を発売する。

“グロウリップティント”は、グロスいらずのぷるんとした“水光艶”をかなえるティント処方のリップスティック。光を反射する微細な“疑似ツヤパール”を配合したスクワランオイルが唇に薄くフィットすることで、水滴が乗ったような透明感と艶を演出する。さらに、唇の水分に反応して色づく“ティント処方”で、透明感あふれる美しい発色が持続する。べたつかず軽やかな塗り心地で、鏡を見ずにさっと塗れるほどストレスフリーな使用感だ。

“ビターでスイートな”秋限定の2色

限定色は、“ビターでスイートな秋色”がテーマの2色をラインアップ。たっぷりの多色ラメがきらめく深みブラウン“ココアシュガー”と、ピュアなきらめきが透けるミュートなピンクモーヴ“フロストライラック”を用意した。“ココアシュガー”は、プラザ(PLAZA)とミニプラ(MINIPLA)限定で、“407フロストライラック”は全国のバラエティーストアとイミュ公式オンラインストアで取り扱う。

新5色は多幸感あふれる“甘いダークカラー”

新色は、トレンドのダークカラーを含む5色が登場する。ほんのりくすんだトーンに、ミルキーニュアンスを加えたまろやかな紅茶カラーに、繊細な砂糖をイメージした“シュガーラメ”をたっぷり配合し、多彩なきらめきをプラスした。

ラインアップは、シルバーラメを忍ばせた抜け感テラコッタレッド“ミルキーテラコッタ”、プラムピンクのラメがきらめく深みローズ“
プラムローズ”、ビンクラメが溶け込むヌーデーピンク“テンダーピンク”、シルバーラメが艶めく、まろやかなブラウン“ティーブラウン”、赤いラメが上品に光るくすみローズレッド“ソフトロゼ”。全国のバラエティーストアとイミュ公式オンラインストアで販売する。

商品一覧

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「アイヴォル」がサッカー元日本代表の長谷部誠とアドバイザリースタッフ契約を締結

アイウエアブランド「アイヴォル(EYEVOL)」は、サッカー元日本代表の長谷部誠とアドバイザリースタッフ契約を締結した。

現在、長谷部はアイントラハト・フランクフルトU-21指導者として、ドイツを拠点に活動しているが、日差しの強さからサングラスは必需品だ。練習に向かう運転や週5回のランニング中など1日を通して「アイヴォル」を愛用しており、お気に入りの点は「ランニング中でもズレなく、どんなシーンでもかけられるスタイリッシュさ」という。

「アイヴォル」はプロゴルファーやフェンシング、スケーター、サーファーなどさまざまなジャンルのアスリートとアドバイザリースタッフ契約を結んでおり、今回で29人目となる。

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「アイヴォル」がサッカー元日本代表の長谷部誠とアドバイザリースタッフ契約を締結

アイウエアブランド「アイヴォル(EYEVOL)」は、サッカー元日本代表の長谷部誠とアドバイザリースタッフ契約を締結した。

現在、長谷部はアイントラハト・フランクフルトU-21指導者として、ドイツを拠点に活動しているが、日差しの強さからサングラスは必需品だ。練習に向かう運転や週5回のランニング中など1日を通して「アイヴォル」を愛用しており、お気に入りの点は「ランニング中でもズレなく、どんなシーンでもかけられるスタイリッシュさ」という。

「アイヴォル」はプロゴルファーやフェンシング、スケーター、サーファーなどさまざまなジャンルのアスリートとアドバイザリースタッフ契約を結んでおり、今回で29人目となる。

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“ラブブ”が「ユニクロ」の「UT」に! ウィメンズのTシャツとキッズサイズのスエットを発売

「ユニクロ(UNIQLO)」のTシャツブランド「UT」は、キャラクター“ラブブ”で知られる、ポップマート(POP MART)の「ザ・モンスター」シリーズをモチーフとしたアイテムを発売する。「ユニクロ」一部店舗および公式オンラインで、8月中旬に発売を予定する。

「ザ・モンスターズ」シリーズ

アイテムは、絵本作家でアーティストのカシン・ロンによる、「ザ・モンスターズ」のキャラクターをデザイン。“ラブブ”をはじめ、北欧の森を故郷とする小さなエルフたちを配した、ウィメンズのTシャツ(1500円)を4型と、キッズサイズのスエット(1990円)を3型ラインアップする。

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地肌ケア×美髪ケアを両立するヘアケア「ウィズビューティ」が誕生 “オールフリー”でドラッグ市場に新風

ステラシードは、敏感肌でも使いやすく、地肌ケアと美髪ケアの両立を掲げるヘアケアブランド「ウィズビューティ(WITH BEAUTY)」を立ち上げる。ラインアップは、“ジェントルリペア モイストシャンプー”(480mL、1595円/レフィル400mL、1210円)、“同 モイストトリートメント”(480mL、1595円/レフィル400mL、1210円)の2種。6月17日から全国のロフト、プラザ、ハンズで先行発売しており、7月22日から一部のドラッグストアで順次取り扱う。

開発に際して着目したのは、「髪が背中に当たって荒れてしまう」「敏感肌具合によって親子でシャンプーやトリートメントを使い分けている」といった敏感肌ユーザーのリアルな声だ。また、同社が実施した1万人を対象とした調査では、美髪と低刺激ケアの両立した製品への需要が高いものの、両立した製品と出会っていると考える消費者は少ないというギャップも明らかになった。

「ヘアケア製品は髪のダメージケアに重点を置いて開発するケースが多く、敏感肌の人にとっては刺激となりうる成分も少なくない。『ウィズビューティ』は肌へのやさしさと美髪効果の両立にこだわった」(伊藤和永 広告部部長)。

γ-ドコサラクトン、セラミド、ポリクオタニウム-64といった美容保湿成分を、シャンプーは80%以上、トリートメントは93%以上配合。地肌の保湿成分としてプレバイオティクスや乳酸菌を配合した。また、パラベン、着色料、鉱物油、シリコンなど16項目を無添加とし、3つの安全性評価テストを実施している。

「オールフリー」を
第5のトレンド概念に

ターゲット層は20〜30代の女性。同社はドラッグストア市場で1400〜1500円前後の価格帯を“プレミアムマス”と定義づけており、近年の市場の活況も背景に、この領域での展開を図る。

現在、ドラッグストアのシャンプートリートメント売り場は激戦区と言われており、一説には150以上のブランドが存在するという。「ドラッグストアのバイヤーにブランドの説明をした際、『敏感肌カテゴリーかシャンプー&トリートメントのどちらの棚におくべきか』と尋ねられた。それほど既存のカテゴリーに当てはまらないブランドだと自負しており、このブランドで新しいポジションを作っていきたい」(伊藤広告部部長)。

さらに、これまでのシャンプーのトレンドである、ノンシリコン、オイル、ボタニカル、美容液に続く、「第5のトレンド」として「オールフリー」の概念を売り出していくと話す。「オールフリー」とは、肌への負担を考えた16の無添加処方を指す。

伊藤広告部部長は「オールフリーという新たな勝ち軸で、敏感肌でも美髪を目指せるブランドとして、ドラッグストアのヘアケア市場における新しいスタンダードを築いていきたい」と意気込む。

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敏感肌×美髪を両立するヘアケアブランド「ウィズビューティー」が誕生 “オールフリー”でドラッグ市場に新風

ステラシードは、敏感肌対応と美髪の両立を掲げるヘアケアブランド「ウィズビューティ(WITH BEAUTY)」を立ち上げる。ラインアップは、“ジェントルリペア モイストシャンプー”(480mL、1595円/レフィル400mL、1210円)、“同 モイストトリートメント”(480mL、1595円/レフィル400mL、1210円)の2種。6月17日から全国のロフト、プラザ、ハンズで先行発売しており、7月22日から一部のドラッグストアで順次取り扱う。

開発に際して着目したのは、「髪が背中に当たって荒れてしまう」「敏感肌具合によって親子でシャンプーやトリートメントを使い分けている」といった敏感肌ユーザーのリアルな声だ。また、同社が実施した1万人を対象とした調査では、美髪と低刺激ケアの両立した製品への需要が高いものの、両立した製品と出会っていると考える消費者は少ないというギャップも明らかになった。

「ヘアケア製品は髪のダメージケアに重点を置いて開発するケースが多く、敏感肌の人にとっては刺激となりうる成分も少なくない。『ウィズビューティ』は肌へのやさしさと美髪効果の両立にこだわった」(伊藤和永 広告部部長)。

γ-ドコサラクトン、セラミド、ポリクオタニウム-64といった美容液成分を、シャンプーは80%以上、トリートメントは93%以上配合。地肌の保湿成分としてプレバイオティクスや乳酸菌を配合した。また、パラベン、着色料、鉱物油、シリコンなど16項目を無添加とし、3つの安全性評価テストを実施。肌への負担を考慮した低刺激処方としている。

「オールフリー」を
第5のトレンド概念に

ターゲット層は20〜30代の女性。同社はドラッグストア市場で1400〜1500円前後の価格帯を“プレミアムマス”と定義づけており、近年の市場の活況も背景に、この領域での展開を図る。

現在、ドラッグストアのシャンプートリートメント売り場は激戦区と言われており、一説には150以上のブランドが存在するという。「ドラッグストアのバイヤーにブランドの説明をした際、『敏感肌カテゴリーかシャンプー&トリートメントのどちらの棚におくべきか』と尋ねられた。それほど既存のカテゴリーに当てはまらないブランドだと自負しており、このブランドで新しいポジションを作っていきたい」(伊藤広告部部長)。

さらに、これまでのシャンプーのトレンドである、ノンシリコン、オイル、ボタニカル、美容液に続く、「第5のトレンド」として「オールフリー」の概念を売り出していくと話す。「オールフリー」とは、肌への負担を考えた16の無添加処方を指す。

伊藤広告部部長は「オールフリーという新たな勝ち軸で、敏感肌でも美髪を目指せるブランドとして、ドラッグストアのヘアケア市場における新しいスタンダードを築いていきたい」と意気込む。

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「ナチュラルコスモ」×サカナクション山口一郎の「ヤマイチ」 限定ラベルのトリートメントシャンプーが登場

オーガニックコスメブランド「ナチュラルコスモ(NATURALCOSMO)」は6月27日、サカナクションの山口一郎が主宰する「ヤマイチ(YAMAICHI)」とコラボレーションした限定パッケージの“YI風流トリートメントシャンプー”(300mL、6300円)を数量限定で発売する。「ナチュラルコスモ」の公式ECで取り扱う。

同製品は、“藻でパックする”トリートメントシャンプー。ブランド内人気の“風流トリートメントシャンプー”を限定ラベルで用意し、厚みのあるマットブラックカラーの紙にシルバーインクの活版印刷を施した。必須脂肪酸やアミノ酸、ビタミンを含む藻や27種の植物を保湿成分として配合。健やかな頭皮を保ちながら、根元はふんわり、毛先はサラサラの仕上がりをかなえる。

山口は、「日頃から体をケアする製品はさまざま試してきたが、『ナチュラルコスモ』のアイテムは“ずっと使い続けたい”と感じている数少ない存在だ。体に優しい成分であることはもちろん、使い心地の良さにも引かれ、日々の生活に溶け込むように使用している。今回、そのような信頼するブランドとコラボレーションできたことをうれしく思っている」とコメントを寄せた。

「ヤマイチ」とは

山口一郎は、ロックバンド「サカナクション」として2007年にメジャーデビューした。15年から、音楽とさまざまなカルチャーが混ざり合うコンテンツを企画するプロジェクト「エヌエフ(NF)」を開始。23年には作り手とコラボレーションし、製造背景まで発信するプロジェクト「ヤマイチ」を発足した。

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「ナチュラルコスモ」×サカナクション山口一郎の「ヤマイチ」 限定ラベルのトリートメントシャンプーが登場

オーガニックコスメブランド「ナチュラルコスモ(NATURALCOSMO)」は6月27日、サカナクションの山口一郎が主宰する「ヤマイチ(YAMAICHI)」とコラボレーションした限定パッケージの“YI風流トリートメントシャンプー”(300mL、6300円)を数量限定で発売する。「ナチュラルコスモ」の公式ECで取り扱う。

同製品は、“藻でパックする”トリートメントシャンプー。ブランド内人気の“風流トリートメントシャンプー”を限定ラベルで用意し、厚みのあるマットブラックカラーの紙にシルバーインクの活版印刷を施した。必須脂肪酸やアミノ酸、ビタミンを含む藻や27種の植物を保湿成分として配合。健やかな頭皮を保ちながら、根元はふんわり、毛先はサラサラの仕上がりをかなえる。

山口は、「日頃から体をケアする製品はさまざま試してきたが、『ナチュラルコスモ』のアイテムは“ずっと使い続けたい”と感じている数少ない存在だ。体に優しい成分であることはもちろん、使い心地の良さにも引かれ、日々の生活に溶け込むように使用している。今回、そのような信頼するブランドとコラボレーションできたことをうれしく思っている」とコメントを寄せた。

「ヤマイチ」とは

山口一郎は、ロックバンド「サカナクション」として2007年にメジャーデビューした。15年から、音楽とさまざまなカルチャーが混ざり合うコンテンツを企画するプロジェクト「エヌエフ(NF)」を開始。23年には作り手とコラボレーションし、製造背景まで発信するプロジェクト「ヤマイチ」を発足した。

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「ナチュラルコスモ」×サカナクション山口一郎の「ヤマイチ」 限定ラベルのトリートメントシャンプーが登場

オーガニックコスメブランド「ナチュラルコスモ(NATURALCOSMO)」は6月27日、サカナクションの山口一郎が主宰する「ヤマイチ(YAMAICHI)」とコラボレーションした限定パッケージの“YI風流トリートメントシャンプー”(300mL、6300円)を数量限定で発売する。「ナチュラルコスモ」の公式ECで取り扱う。

同製品は、“藻でパックする”トリートメントシャンプー。ブランド内人気の“風流トリートメントシャンプー”を限定ラベルで用意し、厚みのあるマットブラックカラーの紙にシルバーインクの活版印刷を施した。必須脂肪酸やアミノ酸、ビタミンを含む藻や27種の植物を保湿成分として配合。健やかな頭皮を保ちながら、根元はふんわり、毛先はサラサラの仕上がりをかなえる。

山口は、「日頃から体をケアする製品はさまざま試してきたが、『ナチュラルコスモ』のアイテムは“ずっと使い続けたい”と感じている数少ない存在だ。体に優しい成分であることはもちろん、使い心地の良さにも引かれ、日々の生活に溶け込むように使用している。今回、そのような信頼するブランドとコラボレーションできたことをうれしく思っている」とコメントを寄せた。

「ヤマイチ」とは

山口一郎は、ロックバンド「サカナクション」として2007年にメジャーデビューした。15年から、音楽とさまざまなカルチャーが混ざり合うコンテンツを企画するプロジェクト「エヌエフ(NF)」を開始。23年には作り手とコラボレーションし、製造背景まで発信するプロジェクト「ヤマイチ」を発足した。

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沖縄の空気感や文化を彫るウオキ タトゥー 那覇の「ホンノパーク」でイベント

沖縄・宜野湾を拠点に活動するタトゥースタジオのウオキ タトゥー(W-OKI TATTOO)は6月28日〜7月16日、那覇のギャラリー&ショップ「ホンノパーク(HONNO PARK)」で個展「ザ アンタイトル ルーム(THE UNTITLE ROOM)」を行う。ウオキ タトゥーのメンバーがこれまで制作してきたフラッシュ(デザインスケッチ)やドローイング作品のアーカイブ、新作を展示する。

琉球舞踊の花笠やサングヮー(沖縄に伝わる魔除けのお守り)など、沖縄ならではの伝統的なモチーフを取り入れた作品や、アメリカンコミックのようなポップなグラフィック、クラシックな女性画など、「タトゥーに対するイメージや価値観を変える多様な画法、緻密かつ圧倒的なインパクトの作品がそろう」と、「ホンノパーク」を運営する新城暖さんはコメント。今回の展示を記念して、ウオキ タトゥーとのコラボTシャツ(6000円)も販売する。

新城さんは西表島出身で、アッシュ・ペー・フランスのPR01.事業部などでも働いた経験がある。東京から沖縄に戻って以降は、那覇のセレクトショップ「プラント&ソイル(PLANT & SOIL)」に立ち上げから携わり、かつての沖縄の一大産業“琉球パナマ”の再活性化などにも取り組んできた。2024年2月に、築50年の資材置き場をリノベーションしてギャラリー&ショップの「ホンノパーク」を開始。自身もアーティスト活動をしつつ、「ホンノパーク」で沖縄県内外のアーティストの企画展を行っている。また、琉球ガラスややちむん(焼き物)、“琉球パナマ”の作家などと、ショップオリジナルアイテムを企画している。

◼️THE UNTITLE ROOM with TEAM W-OKI TATTOO
期間:6月28日〜7月16日(木曜定休)
時間:11〜18時
会場:ホンノパーク
住所:沖縄県那覇市小禄3-5-7オロクハウス2階

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「サンローラン」メンズが開放的に 26年春夏は太陽の下に出て、軽やかな色と素材のテーラード

妥協のない美学があるからこそ、正直敷居も高かった「サンローラン(SAINT LAURENT)」の2026年春夏メンズは、驚くほど軽やかだ。これまでの耽美的でモノトーンな世界を離れ、今シーズンは太陽の下に。色と共に軽やかさをまといながら、シルエットへのこだわりは継続して、テーラードを基調としたエレガンスの世界からは離れない。イヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)を含む繊細な往年のクリエイターたちの逃避行、繊細がゆえにストレスの多い世界から離れた束の間の夢の中のような世界が広がった。

ボトムスは膝上丈のショートパンツで軽やかに、呼応するように「サンローラン」らしいサファリジャケットはシャツ生地で作り、パープルやオレンジ、サフランなど、リッチなジュエルトーンで染めた。ハイウエストパンツはベルトの上、お腹周りで生地がたわみ、普段なら許されないだろう“ハズし”が効いている。

中盤になると、アンソニー・ヴァカレロ(Anthony Vaccarello)=クリエイティブ・ディレクターは、開放感を残しつつ、官能性に舵を切った。ペーパーナイロンのように薄くて軽い透ける素材を使い、クロップド丈でゴム裾のブルゾンタイプのジャケットや、ボウタイ付きのプルオーバーなどを作成。単体で纏うことで肌が透けたり、水玉のシフォンのブラウスを覗かせたりで、これまで通りセンシュアルなムードを掻き立てる。セカンドスキンのようなタートルネックのニットは身体のラインを拾い、パンツからはトランクスが覗き、ジャケットの下にはパジャマの上下を合わせた。

アンソニーは今季、ラリー・スタントン(Larry Stanton)やパトリック・アンガス(Patrick Angus)ら1970~80年代を生き、その中でHIV/AIDSの恐怖と対峙してきたアーティストを想い、彼らが開放的になれたゲイのリゾート地、米ニューヨーク州のロングアイランドにあるファイヤーアイランドをイメージした。リゾートとは言っても、今のように手入れが行き届いた避暑地ではない。手付かずの自然が残っているからこそ、ありのままになれる場所だ。思いを馳せた男性たちは、時代を考えるとなおさらファイヤーアイランドでは自分らしくいられたのかもしれない。全てをさらけ出せるという意味でのセンシュアリティ。開放的なコレクションの裏には、そんな「サンローラン」の哲学が滲む。

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「サンローラン」メンズが開放的に 26年春夏は太陽の下に出て、軽やかな色と素材のテーラード

妥協のない美学があるからこそ、正直敷居も高かった「サンローラン(SAINT LAURENT)」の2026年春夏メンズは、驚くほど軽やかだ。これまでの耽美的でモノトーンな世界を離れ、今シーズンは太陽の下に。色と共に軽やかさをまといながら、シルエットへのこだわりは継続して、テーラードを基調としたエレガンスの世界からは離れない。イヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)を含む繊細な往年のクリエイターたちの逃避行、繊細がゆえにストレスの多い世界から離れた束の間の夢の中のような世界が広がった。

ボトムスは膝上丈のショートパンツで軽やかに、呼応するように「サンローラン」らしいサファリジャケットはシャツ生地で作り、パープルやオレンジ、サフランなど、リッチなジュエルトーンで染めた。ハイウエストパンツはベルトの上、お腹周りで生地がたわみ、普段なら許されないだろう“ハズし”が効いている。

中盤になると、アンソニー・ヴァカレロ(Anthony Vaccarello)=クリエイティブ・ディレクターは、開放感を残しつつ、官能性に舵を切った。ペーパーナイロンのように薄くて軽い透ける素材を使い、クロップド丈でゴム裾のブルゾンタイプのジャケットや、ボウタイ付きのプルオーバーなどを作成。単体で纏うことで肌が透けたり、水玉のシフォンのブラウスを覗かせたりで、これまで通りセンシュアルなムードを掻き立てる。セカンドスキンのようなタートルネックのニットは身体のラインを拾い、パンツからはトランクスが覗き、ジャケットの下にはパジャマの上下を合わせた。

アンソニーは今季、ラリー・スタントン(Larry Stanton)やパトリック・アンガス(Patrick Angus)ら1970~80年代を生き、その中でHIV/AIDSの恐怖と対峙してきたアーティストを想い、彼らが開放的になれたゲイのリゾート地、米ニューヨーク州のロングアイランドにあるファイヤーアイランドをイメージした。リゾートとは言っても、今のように手入れが行き届いた避暑地ではない。手付かずの自然が残っているからこそ、ありのままになれる場所だ。思いを馳せた男性たちは、時代を考えるとなおさらファイヤーアイランドでは自分らしくいられたのかもしれない。全てをさらけ出せるという意味でのセンシュアリティ。開放的なコレクションの裏には、そんな「サンローラン」の哲学が滲む。

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ユニクロ「UT」と矢沢あいのコラボコレクションが7月11日発売 本人考案のコーディネートイラストも

「ユニクロ(UNIQLO)」のTシャツブランド「UT」は7月11日、今年でデビューから40周年を迎える漫画家、矢沢あいの作品とのコラボコレクションを発売する。同コレクションは、矢沢あいの「天使なんかじゃない」「ご近所物語」「パラダイス・キス」「NANA」の4作品をモチーフにデザインしたTシャツ5型をラインアップする。サイズはXS〜3XLまでの展開で、いずれも1500円。「ユニクロ」の店舗および、公式オンラインストアで扱う。

また同コレクションの発売にあわせて、矢沢あい本人がコラボTシャツ5型を使用したコーディネートを考案、描き下ろしたイラストも公開している。

期間限定で“ハチコ”のUTme!も登場

さらに、「NANA」の主人公“大崎ナナ”が着用している“ハチコ”のイラストが、スマートフォンアプリの「ユーティーミー(UTme!)」からスタンプとして登場する。期間は、発売同日から2026年5月31日までを予定し、「ユニクロ」の“ベーシックTシャツ”やトートバッグ、「ユニクロ ユー(UNIQLO U)」の“クルーネックTシャツ”をはじめとする対象アイテムに“ハチコ”を自由にデザインできる。

コラボアイテム一覧

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MEGUMIの「オレリー」が誕生1周年 限定美容液や“開運トーク”でもてなした記念イベント

MEGUMIがプロデュースするスキンケアブランド「オレリー(AURELIE.)」が、誕生から1周年を迎えた。これを記念し、6月上旬にメディア関係者を集めたアニバーサリーイベント「オレリー ルーム(Aurelie. ROOM)」を開催。MEGUMI自らが、ナビゲートした。

同イベントは、一般的な発表会やイベントと少し違う。セッションごとに会場内を移動するユニークなスタイルを採用し、ゲストを飽きさせない工夫が凝らされていた。

トークセッションといえば、ブランドプロデューサーと製品開発担当によるブランドについてのやり取りが定番だが、今回は多彩なゲストを招き、すぐに取り入れられる“美のヒント”を提案する点が特徴的だった。

“運”や“腸活”を美の味方に
占い師、野菜の料理家とのクロストーク

最初のクロストークには、ファッション&占いエディターの青木良文氏が登場。MEGUMIとともに、2025年下半期の運勢について語り合った。青木氏はラッキーアクションに「土台作り」を挙げ、「スキンケアやベースメイクに力を入れることで運気が高まる」とアドバイス。これに対し、MEGUMIは「土台が整うと自己肯定感が上がるし、日々のメイクも楽しくなる。1日の疲れを癒す、自分を愛でる“まろやかなスキンケアタイム”は欠かせない」と続けた。

さらに、「香りを取り入れることも重要だ」と青木氏。「最低でも3種類の香りを使い分けるのが理想。例えば、朝は爽やかな柑橘系、日中はリフレッシュできるハーブ系、夜は甘めのムスク系などをそろえ、その日の気分や体調に合わせて香りを変えると運気が上がる」とレクチャーした。

続いて「腸がきれいな人は運がいい」と、“腸活”もまた欠かせないラッキーアクションのひとつだと強調する青木氏。料理家の西岡麻央氏も加わり、ゲストに野菜の効果的な食べ方や調理法などを伝授した。

トーク終了後は、食事スペースへ移動。西岡氏がこの日のために考案した「鶏肉とパプリカのタイ風カレースープ」と、MEGUMIが太鼓判を押す「若玄米のおにぎり」がふるまわれた。体を内側から整える栄養豊富な2品で、心も体も満たされるインナービューティ体験となった。

イベントの締めくくりには、来場者限定のサプライズが用意されていた。配られたのは、「1周年記念のためだけ」に調香した美容液“リンクルリペアセラム”。通常はビューティフルガーデンの香りだが、限定品は華やかなフローラルガーデンの香りに仕上げた。一般販売はせず、イベント参加者だけが手にできる特別なアイテムだ。

1年で累計150万本突破、2年目はオフライン強化へ

「オレリー」の製品は、ブランド誕生から1年で累計150万本を売り上げ、順調に成長している。MEGUMIは「2年目に突入したが、ブランドとしてはまだスタート地点。今後はオンラインに加え、ポップアップや店頭販売などオフラインの展開も強化していく」と意気込みを語り、現在バラエティーストアでの取り扱いも進行中だという。

新製品は、9月にモイスチャーエマルジョンと発酵クレイパック、集中美容液2種を、11月にはインナーケアアイテムを発売する予定だ。スキンケアカテゴリーにとどまらず、インナーケアも含めて、美しさは全てつながっていることを伝える。「これからもユーザーの皆さまが求める“かゆいところに手が届く”製品開発に努め、一人ひとりに寄り添うスキンケアブランドへ進化を続ける」と会を締め括った。

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「リーバイス」と「ナイキ」のコラボ新作 デニムの“エア マックス 95”を発売

「リーバイス(LEVI’S)」は「ナイキ(NIKE)」と再びコラボレーションし、新作カプセルコレクションを発表した。コレクションは、「ナイキ」の名作スニーカー“エア マックス 95(AIR MAX 95)”を「リーバイス」製のデニムで大胆に再構築したスニーカー(3色)を中心に、ジャケットとジーンズを展開。7月10日に「リーバイス」公式オンラインストアで先行販売し、翌11日には「SNKRS」でも発売される。

今回のコレクションでは、アメリカのデニムカルチャーとスニーカーカルチャーを象徴する「リーバイス」と「ナイキ」それぞれのアイコンを融合。“エア マックス 95”(2万6400円)は、エクリュデニムとマットホワイトをガムソールを組み合わせたエクリュ、14オンスのブラックデニムを使用したブラック、ウォッシュ加工した14オンスのインディゴデニムを使用したデニムの3色を展開する。レッドタブ、ガムソール、チェーンステッチなどの意匠が細部にまで施され、クラフトマンシップが際立つ仕上がりとなっている。※デニムは「リーバイス」公式オンラインストアのみで販売。

また、スニーカーに合わせて、“リーバイス × ナイキ トラッカージャケット”(3万1900円)と“リーバイス × ナイキ バギージーンズ”(2万4200円)も展開する。ミッド〜ライトのウォッシュ加工を施したセルビッジデニムを採用し、シルエットは現代的にアップデート。「ナイキ」のスウッシュと「リーバイス」のブラウンパッチを組み合わせたダブルネーム仕様で、背面にはチェーンステッチによる「ナイキ」ロゴもあしらわれている。

本コレクションのキャンペーンには、ヒップホップアーティストのラリー・ジューン(Larry June)、WNBAプレイヤーのペイジ・ベッカーズ(Paige Bueckers)、NFLプレイヤーのキーオン・コールマン(Keon Coleman)、デザイナーのダニエル・ブエゾ(Daniel Buezo)を起用した。

アイテム一覧

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「ルイ・ヴィトン」メンズの26年春夏はダージリン急行でインドへ ファレル提唱のダンディーはさらに色濃く

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」の2026年春夏メンズ・コレクションは、ファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)=メンズ・クリエイティブ・ディレクターのリミックス能力を見せつけた。ファレルが追求し続けるダンディズムはさらに一段進化して、ファッション界の大きな潮流とも言える“クワイエット・ラグジュアリー”のムードにさえ到達。一方でパリからインドへの旅路を描いたコレクションは、映画「ダージリン急行」やグランピング、そしてインドの絢爛豪華なマハラジャを思わせる色彩やモチーフなどが縦横無尽に入り乱れ、ロゴや、“モノグラム”“ダミエ”などのアイコニックなシンボルが控えめでも飽きさせない。

パリの中心部に位置する現代アートの拠点、ポンピドゥー・センターに構えた特設のランウエイは、インドの伝統とモダンな感性を融合させる建築集団「スタジオ・ムンバイ」との協業によるもの。床には古代インドのすごろく“スネークス&ラダーズ(蛇と梯子)”のマス目を描いた。プレイヤーが梯子を登り、蛇を避けながらゴールを目指すこのゲームは元来、可能性の比喩という。ストリートスタイル一辺倒だった男性が、ダンディズムを学びながら、トランクと共に世界を旅して、見識を深めつつ成長していくという、ファレルが「ルイ・ヴィトン」のトップに就いて以来訴え続ける哲学を体現した。

コレクションの舞台が“スネークス&ラダーズ”なら、コレクションのムードは映画「ダージリン急行」だ。ウェス・アンダーソン(Wes Anderson)による映画は、「ルイ・ヴィトン」がトランクなどの製作を担当。インドを舞台に、長年疎遠だった三兄弟が亡き父の遺志を継ぎ、心の再生をすべく鉄道旅行をする物語だ。彼らは「ダージリン急行」でインド各地を巡りながら、家族関係により過去に受けた傷、生と死に向き合っていく。こんなストーリーからも、ファレルによる成長や可能性の哲学を感じ取ることができるだろう。

コレクションは、褐色のモデルが着こなすセットアップのスタイルから始まった。色はネイビー。コンパクトなジャケットにフレア気味のリラックスパンツ、ストライプのクレリックシャツのスタイルは、モノグラムのバックルを施したベルトはあるものの、それ以外に「ルイ・ヴィトン」らしいモチーフは見当たらず、いわゆる“クワイエット・ラグジュアリー”。良い意味でミーハーで、キャッチーだからこそ大勢が夢中になってきた「ルイ・ヴィトン」メンズが、ファレルにより更に一段階ダンディーに成長した様子が伺える。

以降も、ウエアにおけるシンボルは限られている。「LVM」の頭文字や、織り柄や控えめな刺繍で描く“ダミエ”を除くと、ロング&リーンなセットアップや、クロップド丈のブルゾンで作るグランピングスタイルは、自己の存在を声高には主張せずあくまでもエレガント。中盤以降は、コーヒー豆のようなブラウンにシフトし、ブラックやネイビー、グレーに並ぶ男性のニュー・スタンダードになろうとしている色がランウエイを支配した。アクセサリーは、太陽によって色褪せたようなパープルのグラデーションや、ブラウンからオレンジへの段階的な変化が美しい。

「ルイ・ヴィトン」の顧客が求めるだろうステートメントアイテムは、アクセサリーだ。トランクやメンズの新基幹バッグ“スピーディ”には、かつて「ダージリン急行」でマーク・ジェイコブス(Marc Jacobs)が描いたゾウやシマウマ、キリンなどの野生動物とヤシの木のモチーフをのせた。他にもアーカイブにインスピレーションを得たというくすんだストライプ、上述した“スネークス&ラダーズ”のモチーフ、そしてマハラジャのように豪華な宝石使い。足元はグランピングのブーツか、ファーストシーズンを思わせるたわんだソックス、バターソフトなどのシューズで顧客の要望にも応える。

自身の美学・哲学と、ブランドの歴史・経緯、旅先の文化、そして顧客の想いーー。ファレルはあらゆるものをリミックスするだけでなく、メガブランドならではの国際性まで網羅して、インドに着想を得たコレクションを、黒人音楽と融合しながら、パリで発信した。万物を飲み込むスタイルは、世界をそして文化を股にかけるファレルだからこそ生み出せるのだと思う。

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「ルイ・ヴィトン」メンズの26年春夏はダージリン急行でインドへ ファレル提唱のダンディーはさらに色濃く

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」の2026年春夏メンズ・コレクションは、ファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)=メンズ・クリエイティブ・ディレクターのリミックス能力を見せつけた。ファレルが追求し続けるダンディズムはさらに一段進化して、ファッション界の大きな潮流とも言える“クワイエット・ラグジュアリー”のムードにさえ到達。一方でパリからインドへの旅路を描いたコレクションは、映画「ダージリン急行」やグランピング、そしてインドの絢爛豪華なマハラジャを思わせる色彩やモチーフなどが縦横無尽に入り乱れ、ロゴや、“モノグラム”“ダミエ”などのアイコニックなシンボルが控えめでも飽きさせない。

パリの中心部に位置する現代アートの拠点、ポンピドゥー・センターに構えた特設のランウエイは、インドの伝統とモダンな感性を融合させる建築集団「スタジオ・ムンバイ」との協業によるもの。床には古代インドのすごろく“スネークス&ラダーズ(蛇と梯子)”のマス目を描いた。プレイヤーが梯子を登り、蛇を避けながらゴールを目指すこのゲームは元来、可能性の比喩という。ストリートスタイル一辺倒だった男性が、ダンディズムを学びながら、トランクと共に世界を旅して、見識を深めつつ成長していくという、ファレルが「ルイ・ヴィトン」のトップに就いて以来訴え続ける哲学を体現した。

コレクションの舞台が“スネークス&ラダーズ”なら、コレクションのムードは映画「ダージリン急行」だ。ウェス・アンダーソン(Wes Anderson)による映画は、「ルイ・ヴィトン」がトランクなどの製作を担当。インドを舞台に、長年疎遠だった三兄弟が亡き父の遺志を継ぎ、心の再生をすべく鉄道旅行をする物語だ。彼らは「ダージリン急行」でインド各地を巡りながら、家族関係により過去に受けた傷、生と死に向き合っていく。こんなストーリーからも、ファレルによる成長や可能性の哲学を感じ取ることができるだろう。

コレクションは、褐色のモデルが着こなすセットアップのスタイルから始まった。色はネイビー。コンパクトなジャケットにフレア気味のリラックスパンツ、ストライプのクレリックシャツのスタイルは、モノグラムのバックルを施したベルトはあるものの、それ以外に「ルイ・ヴィトン」らしいモチーフは見当たらず、いわゆる“クワイエット・ラグジュアリー”。良い意味でミーハーで、キャッチーだからこそ大勢が夢中になってきた「ルイ・ヴィトン」メンズが、ファレルにより更に一段階ダンディーに成長した様子が伺える。

以降も、ウエアにおけるシンボルは限られている。「LVM」の頭文字や、織り柄や控えめな刺繍で描く“ダミエ”を除くと、ロング&リーンなセットアップや、クロップド丈のブルゾンで作るグランピングスタイルは、自己の存在を声高には主張せずあくまでもエレガント。中盤以降は、コーヒー豆のようなブラウンにシフトし、ブラックやネイビー、グレーに並ぶ男性のニュー・スタンダードになろうとしている色がランウエイを支配した。アクセサリーは、太陽によって色褪せたようなパープルのグラデーションや、ブラウンからオレンジへの段階的な変化が美しい。

「ルイ・ヴィトン」の顧客が求めるだろうステートメントアイテムは、アクセサリーだ。トランクやメンズの新基幹バッグ“スピーディ”には、かつて「ダージリン急行」でマーク・ジェイコブス(Marc Jacobs)が描いたゾウやシマウマ、キリンなどの野生動物とヤシの木のモチーフをのせた。他にもアーカイブにインスピレーションを得たというくすんだストライプ、上述した“スネークス&ラダーズ”のモチーフ、そしてマハラジャのように豪華な宝石使い。足元はグランピングのブーツか、ファーストシーズンを思わせるたわんだソックス、バターソフトなどのシューズで顧客の要望にも応える。

自身の美学・哲学と、ブランドの歴史・経緯、旅先の文化、そして顧客の想いーー。ファレルはあらゆるものをリミックスするだけでなく、メガブランドならではの国際性まで網羅して、インドに着想を得たコレクションを、黒人音楽と融合しながら、パリで発信した。万物を飲み込むスタイルは、世界をそして文化を股にかけるファレルだからこそ生み出せるのだと思う。

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テキスタイルアーティストの浦豊が原宿で個展、新作19点を展示

テキスタイルアーティストの浦豊(うら・ゆたか)は、6月27日〜7月9日、東京・原宿のギャラリーYOD TOKYO(渋谷区神宮前4-26-35)で、展覧会「シミュレーショニズム vol.3」を開催する。

島精機の最新のニット機や3DCADを自在に操る優れたニットプランナーでもある浦は、ニットテクノロジーを駆使したテキスタイル作品を制作してきた。今回の展覧会では自身に加え、架空の人物2人を設定し、それぞれが異なる視点や表現方法を持つ別の作家として参加する「一人グループ展」として構成する。

浦は「WWDJAPAN」6月30日号の表紙のテキスタイル制作も手掛けている。

■ Simulationism vol.3
日程:6月27日〜7月9日
時間:11:00〜19:00
定休日:無し
場所:YOD TOKYO
住所:東京都渋谷区神宮前4-26-35

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テキスタイルアーティストの浦豊が原宿で個展、新作19点を展示

テキスタイルアーティストの浦豊(うら・ゆたか)は、6月27日〜7月9日、東京・原宿のギャラリーYOD TOKYO(渋谷区神宮前4-26-35)で、展覧会「シミュレーショニズム vol.3」を開催する。

島精機の最新のニット機や3DCADを自在に操る優れたニットプランナーでもある浦は、ニットテクノロジーを駆使したテキスタイル作品を制作してきた。今回の展覧会では自身に加え、架空の人物2人を設定し、それぞれが異なる視点や表現方法を持つ別の作家として参加する「一人グループ展」として構成する。

浦は「WWDJAPAN」6月30日号の表紙のテキスタイル制作も手掛けている。

■ Simulationism vol.3
日程:6月27日〜7月9日
時間:11:00〜19:00
定休日:無し
場所:YOD TOKYO
住所:東京都渋谷区神宮前4-26-35

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三笘薫が「ゼロハリバートン」新宿旗艦店に来店 自身に着想を得た新色“ホライゾンブルー”を初披露

米国発のトータルラゲージブランド「ゼロハリバートン(ZERO HALLIBURTON)」は27日、プロサッカー選手でアンバサダーを務める三笘薫をイメージした新色のラゲージとアタッシェケースを発売する。発売を記念して三笘選手を起用した“Beyond the Horizon”キャンペーンを8月31日まで実施する。旗艦店の「ゼロハリバートン」新宿サザンテラス店では三笘選手の旅に関連する私物展示をしたり、他店でも限定ノベルティを配布したりするなど、多彩なコンテンツを用意する。

キャンペーンに合わせて、同店に初めて三笘選手が来店した。店内や新色アイテムの印象に加えて「ゼロハリバートン」のコンセプトである“In Pursuit(追求)”に重なる思いなどを聞いた。

ブランド最大級の
「ゼロハリバートン」新宿サザンテラス店

キャンペーンの中心となるのは、昨年11月にオープンした「ゼロハリバートン」新宿サザンテラス店で、ラゲージやアタッシェケース、ビジネスバッグのほか、アパレル、ゴルフコレクションまでを網羅した、ブランド最大級の店舗ならではの品ぞろえを誇る。

同店を訪れた三笘選手は「外からでも店内全体が見渡せて開放的で、ラゲージや小物、バッグなど、店の奥へ進むごとにいろんな商品を楽しめる構造になっている。とても現代的で、入るとワクワクさせてくれる場所だと感じた」と広々とした空間で、「ゼロハリバートン」の世界観を堪能した。

三笘選手に着想を得た
“澄み渡った青”を表現

三笘選手をイメージした新色は、キャンペーンを象徴するトピックの1つだ。新色は“ホライゾンブルー”と名付けられ、自分自身にストイックで、常に挑戦し続ける三笘選手に着想を得て、高みを目指す者のみが見渡せる地平線近くの空のような、澄み渡った青を表現したという。

「大学時代も、その後加入した川崎フロンターレのユニホームも水色で、今在籍しているチームの本拠地であるブライトンも海や空などが身近な場所。そういう面でも自分を表している色だと思う」と三笘選手は初めて目にする新色に、これまで自身を取り巻いてきた環境を重ねた。

“ホライゾンブルー”のアイテムは、1938年のブランド創業当時と同じ素材と製法を採用したラゲージ“ヘリテージライン”(全3型、20万9000円〜25万3000円)とアタッシェケース“スリム アルミニウム ATT”(全2型、13万2000〜14万3000円)で、全国の「ゼロハリバートン」直営店をはじめ、公式オンラインストアや一部取り扱い店舗で販売する。 

三笘選手と「ゼロハリバートン」
追求を貫くために立ち返る“原点”

昨年6月のアンバサダー就任から1年が経ち、これまで三笘選手はキャンペーンビジュアルへの出演からオリジナル商品の監修まで、あらゆる角度から「ゼロハリバートン」に携わってきた。三笘選手は、同ブランドの魅力について「“シンプルさ”だと思う」と語り、その本質を「一番の目的は“安全に荷物を運ぶ”こと。使う人が何を求めているのかをしっかりと反映した商品がそろっている」と表現する。

また「ゼロハリバートン」とのこれまでの関わりを振り返り、「物事を追求していくことや、仕事に対して情熱を持つ姿勢は、ブランドに共感する部分。それは1年前も今も、これからも変わらないことで、それを変えてはいけないとも思っている」と、今もなお揺るがない強い信念を、あらためて言葉にした。

では、その姿勢を貫き、挑み続ける三笘選手が何度でも立ち返る“原点”とは何か。「いつも最終的にたどり着くのは、“プロサッカー選手として時間が限られている”ことと、“一度しかない人生”ということ。常にその点に立ち返り、メリハリをつけながら何事にも全力で取り組むようにしている」。追求に「終わりはない」とした上で、試練にもなり得るその旅ついて、「希望」であると語った。

限定ノベルティや企画展
全国の店舗で楽しめるコンテンツも

「ゼロハリバートン」新宿サザンテラス店では、三笘選手のサインを刻印したアタッシェケース“クラシック アルミニウム 3.0 ATT”(全2色、各13万2000円)を2点限定で販売するほか、“ヘリテージライン”ホライゾンブルーの購入者に、三笘選手の直筆サイン入りラゲージタグを先着20名限定で配布する。

同店ではブランドビジュアルを用いたフォトスポットや、特別展示“Packed for Life ~三笘薫の旅じたく~”を開催する。展示は三笘選手が遠征で使用したラゲージやスパイクをはじめ、スマートフォン、英単語帳など、普段目にすることのない貴重なアイテムがならぶ。

また、全国の「ゼロハリバートン」直営店や公式オンラインストア、一部取り扱い店舗でも、合計5500円以上(セール品を除く)の購入者を対象に、三笘選手のビジュアルが描かれたポストカードセットをプレゼントする。

MODEL:KAORU MITOMA
MOVIE DIRECTION:TAKERU YATSUSHIRO
CAMERA : YUHEI SAITO, TESON
LIGHTING DIRECTION:FUYUKI ISHIKAWA
RECORDING:SORA KATO
PHOTOS:KAZUSHI TOYOTA
STYLING:KOHEI KUBO
HAIR & MAKEUP:NARUTAKA HIRATA
問い合わせ先
ゼロハリバートン カスタマーサービス
0120-729-007

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「ウォルター ヴァン ベイレンドンク」2026年春夏メンズ・コレクション

「ウォルター ヴァン ベイレンドンク(WALTER VAN BEIRENDONCK)」が2026年春夏メンズ・コレクションを発表した。

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「デサント」、新丸ビルの店舗を2倍に増床 シューズやアーバンユニホームライン充実

「デサント(DESCENTE)」は6月27日、東京・丸の内の新丸ビル4階にある店舗を増床リニューアルオープンした。売り場面積は約151平方メートルと、リニューアル前の2倍以上に拡がった。“ラボ(実験室)”をイメージしたクリーンな内装が特徴で、強化中のシューズや、アーバンユニホームラインと位置付ける“デサント オルテライン アイオー(DESCENTE ALLTERRAIN I/O”などの品ぞろえを強化している。

スキーが原点にあるブランドとして、店舗奥の壁面には、早朝のゲレンデのピステンを思わせるストライプ模様を表現。手仕事ならではのムラがある左官仕上げがポイントだ。また、床の一部にはログハウスのような組み木も採用。無機質でシャープなイメージの中に温かみを添えている。レジ前にはソファも置いた。

横長の店舗の中央部分のファサードには、ガラスウォールにシューズを陳列している。シューズは「ゆくゆくはカテゴリー単独での展開も視野に入れている」という強化分野で、透湿防水素材と「ヴィブラム(VIBRAM)」ソールを採用した“ヴェルサー(VERTHER)”(2万2000円)や、アウトドアシューズ“モジュラライズ(MODULARIZE)”(2万4200円)などをラインアップする。

同フロアに「サロモン」、
「ザ・ノース・フェイス」も出店

シェルジャケットの“クレアス”(6万500円)や、5月の月間販売点数がブランド内で1位だったという日本製ポロシャツの“オリエリ”(1万7600円)など、看板アイテムである“水沢ダウン”に続くヒット商品が順次育ってきた。それらをカラーバリエーションをそろえて提案。アーバンユニホームラインの“デサント オルテライン アイオー”では、従来よりも軽い素材感のセットアップ(ジャケット3万5200円、パンツ2万4200円)をラインアップした。

週末のアウトドアシーン向けの本格的なシェルジャケットや、ランニングやトレーニングに対応したウエアもそろえる。メンズのイメージが強いが、ウィメンズも1ラックで展開している。

新丸ビル4階には、国産ダウンブランドの「ナンガ(NANGA)」が4月に出店。今夏にかけ、「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」の都内最大店舗や、「サロモン(SALOMON)」もオープン予定だ。

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それぞれの20年 「アワーレガシー」の躍進、「ジョルジオ アルマーニ プリヴェ」の“美”の追究【2026年春夏メンズコレリポートVol.3】

2026年春夏のメンズ・ファッション・ウイークがスタート。久々にメンズコレサーキットに舞い戻った編集長・村上と、初参戦のヘッドリポーター・本橋が、ヨーロッパを覆う熱波に負けないアツいリポートをお届けします!今回はミラノ・コレクションの2日目、後編。

サントーニ(SANTONI)

村上:私は「サントーニ(SANTONI)」のプレゼンテーション会場へ。今シーズンは“セタレザー”を使った、グッドイヤー製法のローファー“カルロ”がイチオシです。“カルロ”は元々反り返りが抜群で、驚くほどグニャっと曲がるんだけど、そんなシューズに使ったのが“セタレザー”。「セタ」とはイタリア後で「シルク」を意味しており、文字通りシルクのようの滑らかな肌触りです。足を入れるとシルクのような肌触りに魅了され、歩けば反り返りのよさゆえの歩きやすさでノックアウト!ってカンジでしょうか?写真からも柔らかさが伝わるでしょう?でも、これは高額でございますよ、きっと。

厚底などイマドキなデザインを「追随」するのではなく、専業ブランドならではの技術力ゆえの心地良さ「追求」したのは大正解!真っ白な美脚パンツの男性が溺愛するコト間違いなしでしょう。

ポール スミス(PAUL SMITH)

本橋:「ポール・スミス(PAUL SMITH)」は今回、パリからミラノに舞台を移してのショーでしたが、いつも通りの安定感でした。レトロなサマーニットや絶妙なカラーアクセントなど、“らしさ”をしっかりキープ。ショー後のフィナーレでは、ポール・スミス御大がランウエイに登場して、観客に笑顔で手を振るサービス精神たっぷりのパフォーマンス。あたたかい空気に包まれました。御年78歳。まだまだ元気に、現役で服を届けてくれそうですね。

村上:そろそろシルエットは少しずつアップデートしても良いと思うんですけれどね。特にアウターは、もう少しバリエーションを豊かにしてみてはと思うのですが、御大、いかがでしょうか?カラフルなシャツや、遊び心たっぷりの小物同様、シルエットからファッションの世界を探検してみたい男性は、「ポール・スミス」のようなブランドがさまざまなスタイルとフォルムを用意してくれたら嬉しいと思うんです。「アミ パリス(AMI PARIS)」や「ルメール(LEMAIRE)」は一歩先って感じだからこそ、「ポール・スミス」には半歩先を期待してしまいます。

モルディカイ(MORDECHAI)

本橋:僕だけ行った「モルディカイ(MORDECHAI)」は、なんとフェンシング場でのショーでした。会場が狭くて、めちゃくちゃ熱がこもる。灼熱だった高校の武道場の熱さを思い出しました。そんなクソ暑い中でモデルたちが突然取っ組み合いを始めたんです。きっと武道をイメージしたコレクションだからでしょう。いや、そこまでしなくても伝わるよって言ってあげたかったです。

服自体は、フェンシングのジャケットのようなジップアップブルゾンや、ミリタリー由来のカーゴパンツ、ユニフォームライクなスラックスなどが印象的。ボタンやステッチのアクセントが効いていました。武道着のような帯のディテールもさり気なく取り入れていましたね。

改めて思ったのは、イタリアブランドってスポーツの要素をオシャレ着になじませるのが上手いな、と。方向性は少し違いますが、たとえば「ディースクエアード(DSQUARED2)」なんかもそういう文脈で語れるブランドですよね。

ヤコブ コーヘン(JACOB COHEN)

村上:「ヤコブ コーヘン(JACOB COHEN)」のプレゼンは、一体なんだったのでしょう(笑)?ピースフルな架空の「ヤコブ コーヘン」村では、ある人はジーンズを洗濯板で洗い、ある人はなぜかハチミツの収穫中。お土産に3種類ものハチミツを大盤振る舞いです。ビリヤードやカジノに興じるモデルがいるけれど、我々ゲストもルーレットに参加できちゃうから、ついつい夢中になってしまい、洋服が全く頭に残っていません(笑)。

エンポリオ アルマーニ(EMPORIO ARMANI)

本橋:「エンポリオ アルマーニ(EMPORIO ARMANI)」、僕はスタンディングでした。前に大きな外国人がいてあんまり見えなかったんですけど、村上さんはフロントローから見られて、どうでしたか?

村上:序盤は、どちらかと言えば機能服でした。合繊の薄くて軽い素材からTシャツやシャカシャカブルゾン、スパッツにショートパンツなどを作って、軽やかにレイヤード。“EA7”で砂漠を駆け抜けるイメージです。

で、辿り着いた先は、アフリカでした。長いチュニックに幾何学的な刺繍を施し、楊柳パンツや、アルマーニならではのソフトテーラリングを組み合わせます。クレープやリネンなどの涼やかな素材を多用しながら、サンドやエクリュ、ベージュなど、日差しが強い地域ならではのカラーパレットを再現。ベルベル人のテントやタトゥーなどの柄を描きます。若干民族衣装感が強かったけれど、ピークドラペルのダブルからマオカラーのジャケット、シルキーなパジャマシャツ、鍛えれば鍛えるほどカッコよく着こなせるざっくり編みのニットなど、アルマーニらしさも満載。

最近「エンポリオ アルマーニ」は、いろんな世界を旅して、オリエンタルなムードを強め、ユニバーサル感を醸し出そうとしています。ご自身が確立したイタリアらしさで勝負する「ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)」との差別化を図っているのかな?

フィナーレは、現在自宅療養中のアルマーニさんに代わり、メンズの責任者を務めるレオ・デルオルコ(Leo Dell'Orco)=ヘッド・オブ・メンズウエアデザインがご挨拶でした。アルマーニさん、復帰をお待ちしております!

アルマーニ美術館(ARMANI / SILOS)

本橋:その後に訪れた「アルマーニ美術館(ARMANI / SILOS)」が圧巻でした。普段はあまり自分ごとにできないオートクチュールのドレスも、あれだけ丁寧に展示されると「これがブランドの核なんだ」と体感できます。

前の日に「フィリップ プレイン(PHILIPP PLEIN)」のイベントに行ったんですが、会場にはギラギラのスニーカーが並んでいて、ハデにトッピングされた“寿司らしきもの”を皆でつまみ、カクテルを煽る様子を見て、何だかゲンナリしていたところだったんです(笑)。ラグジュアリーって、“ギラつけば良い”というわけじゃないですよね?

村上:クチュールラインの「ジョルジオ アルマーニ プリヴェ(GIORGIO ARMANI PRIVE)」は、今年が20周年のアニバーサリー。アルマーニさんは、「クチュールはビジネス。常に女性を美しくすることにこだわっている。私の自己表現だけの舞台じゃない」と話しています。「フィリップ プレイン」との違いは、そんなところかもね。派手だけれど、女性に思いを馳せているからリアリティがある。そう思います。

アワー レガシー(OUR LEGACY)

本橋:そういえば「アワー レガシー(OUR LEGACY)」のプレゼンテーションでは会場の中央にハリボテっぽい誕生日ケーキが置かれていて。「何だこれ?」と眺めていたら、「ブランド設立20周年の誕生日なんです」と教えてくれました。「ジョルジオ アルマーニ プリヴェ」と同い年なんですね。

村上:意外と長いね。もともとはメンズの硬派なテーラードブランドというイメージだった。

本橋:僕も5〜6年位前にダブルブレストの“ドルフィンコート”というウールコートを買い、まだ気に入ってとってあります。やっぱり、作りはいいんですよ。当時はまだセールにかかれば1ケタ万円台で買えましたが、今だったら定価で完売でしょう。

日本でも若い人たちに人気ですよね。特にコロナ後に強化しているウィメンズラインが、タイトめが好みの若いメンズにも人気だそう。日本のメンズ市場ではまだまだ「ちょいユル」が主流ですが、「アワーレガシー」や「ディーゼル(DIESEL)」みたいなブランドがこのムーブメントを引っ張って、着こなしの幅をどんどん広げてほしいなと思います。

「アワー レガシー」と「アルマーニ」。20年の歩みはまったく異なるけれど、それぞれが自分たちの存在価値に通じる“アティテュード”を地道に築き上げてきたことは共通していますね。

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それぞれの20年 「アワーレガシー」の躍進、「ジョルジオ アルマーニ プリヴェ」の“美”の追究【2026年春夏メンズコレリポートVol.3】

2026年春夏のメンズ・ファッション・ウイークがスタート。久々にメンズコレサーキットに舞い戻った編集長・村上と、初参戦のヘッドリポーター・本橋が、ヨーロッパを覆う熱波に負けないアツいリポートをお届けします!今回はミラノ・コレクションの2日目、後編。

サントーニ(SANTONI)

村上:私は「サントーニ(SANTONI)」のプレゼンテーション会場へ。今シーズンは“セタレザー”を使った、グッドイヤー製法のローファー“カルロ”がイチオシです。“カルロ”は元々反り返りが抜群で、驚くほどグニャっと曲がるんだけど、そんなシューズに使ったのが“セタレザー”。「セタ」とはイタリア後で「シルク」を意味しており、文字通りシルクのようの滑らかな肌触りです。足を入れるとシルクのような肌触りに魅了され、歩けば反り返りのよさゆえの歩きやすさでノックアウト!ってカンジでしょうか?写真からも柔らかさが伝わるでしょう?でも、これは高額でございますよ、きっと。

厚底などイマドキなデザインを「追随」するのではなく、専業ブランドならではの技術力ゆえの心地良さ「追求」したのは大正解!真っ白な美脚パンツの男性が溺愛するコト間違いなしでしょう。

ポール スミス(PAUL SMITH)

本橋:「ポール・スミス(PAUL SMITH)」は今回、パリからミラノに舞台を移してのショーでしたが、いつも通りの安定感でした。レトロなサマーニットや絶妙なカラーアクセントなど、“らしさ”をしっかりキープ。ショー後のフィナーレでは、ポール・スミス御大がランウエイに登場して、観客に笑顔で手を振るサービス精神たっぷりのパフォーマンス。あたたかい空気に包まれました。御年78歳。まだまだ元気に、現役で服を届けてくれそうですね。

村上:そろそろシルエットは少しずつアップデートしても良いと思うんですけれどね。特にアウターは、もう少しバリエーションを豊かにしてみてはと思うのですが、御大、いかがでしょうか?カラフルなシャツや、遊び心たっぷりの小物同様、シルエットからファッションの世界を探検してみたい男性は、「ポール・スミス」のようなブランドがさまざまなスタイルとフォルムを用意してくれたら嬉しいと思うんです。「アミ パリス(AMI PARIS)」や「ルメール(LEMAIRE)」は一歩先って感じだからこそ、「ポール・スミス」には半歩先を期待してしまいます。

モルディカイ(MORDECHAI)

本橋:僕だけ行った「モルディカイ(MORDECHAI)」は、なんとフェンシング場でのショーでした。会場が狭くて、めちゃくちゃ熱がこもる。灼熱だった高校の武道場の熱さを思い出しました。そんなクソ暑い中でモデルたちが突然取っ組み合いを始めたんです。きっと武道をイメージしたコレクションだからでしょう。いや、そこまでしなくても伝わるよって言ってあげたかったです。

服自体は、フェンシングのジャケットのようなジップアップブルゾンや、ミリタリー由来のカーゴパンツ、ユニフォームライクなスラックスなどが印象的。ボタンやステッチのアクセントが効いていました。武道着のような帯のディテールもさり気なく取り入れていましたね。

改めて思ったのは、イタリアブランドってスポーツの要素をオシャレ着になじませるのが上手いな、と。方向性は少し違いますが、たとえば「ディースクエアード(DSQUARED2)」なんかもそういう文脈で語れるブランドですよね。

ヤコブ コーヘン(JACOB COHEN)

村上:「ヤコブ コーヘン(JACOB COHEN)」のプレゼンは、一体なんだったのでしょう(笑)?ピースフルな架空の「ヤコブ コーヘン」村では、ある人はジーンズを洗濯板で洗い、ある人はなぜかハチミツの収穫中。お土産に3種類ものハチミツを大盤振る舞いです。ビリヤードやカジノに興じるモデルがいるけれど、我々ゲストもルーレットに参加できちゃうから、ついつい夢中になってしまい、洋服が全く頭に残っていません(笑)。

エンポリオ アルマーニ(EMPORIO ARMANI)

本橋:「エンポリオ アルマーニ(EMPORIO ARMANI)」、僕はスタンディングでした。前に大きな外国人がいてあんまり見えなかったんですけど、村上さんはフロントローから見られて、どうでしたか?

村上:序盤は、どちらかと言えば機能服でした。合繊の薄くて軽い素材からTシャツやシャカシャカブルゾン、スパッツにショートパンツなどを作って、軽やかにレイヤード。“EA7”で砂漠を駆け抜けるイメージです。

で、辿り着いた先は、アフリカでした。長いチュニックに幾何学的な刺繍を施し、楊柳パンツや、アルマーニならではのソフトテーラリングを組み合わせます。クレープやリネンなどの涼やかな素材を多用しながら、サンドやエクリュ、ベージュなど、日差しが強い地域ならではのカラーパレットを再現。ベルベル人のテントやタトゥーなどの柄を描きます。若干民族衣装感が強かったけれど、ピークドラペルのダブルからマオカラーのジャケット、シルキーなパジャマシャツ、鍛えれば鍛えるほどカッコよく着こなせるざっくり編みのニットなど、アルマーニらしさも満載。

最近「エンポリオ アルマーニ」は、いろんな世界を旅して、オリエンタルなムードを強め、ユニバーサル感を醸し出そうとしています。ご自身が確立したイタリアらしさで勝負する「ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)」との差別化を図っているのかな?

フィナーレは、現在自宅療養中のアルマーニさんに代わり、メンズの責任者を務めるレオ・デルオルコ(Leo Dell'Orco)=ヘッド・オブ・メンズウエアデザインがご挨拶でした。アルマーニさん、復帰をお待ちしております!

アルマーニ美術館(ARMANI / SILOS)

本橋:その後に訪れた「アルマーニ美術館(ARMANI / SILOS)」が圧巻でした。普段はあまり自分ごとにできないオートクチュールのドレスも、あれだけ丁寧に展示されると「これがブランドの核なんだ」と体感できます。

前の日に「フィリップ プレイン(PHILIPP PLEIN)」のイベントに行ったんですが、会場にはギラギラのスニーカーが並んでいて、ハデにトッピングされた“寿司らしきもの”を皆でつまみ、カクテルを煽る様子を見て、何だかゲンナリしていたところだったんです(笑)。ラグジュアリーって、“ギラつけば良い”というわけじゃないですよね?

村上:クチュールラインの「ジョルジオ アルマーニ プリヴェ(GIORGIO ARMANI PRIVE)」は、今年が20周年のアニバーサリー。アルマーニさんは、「クチュールはビジネス。常に女性を美しくすることにこだわっている。私の自己表現だけの舞台じゃない」と話しています。「フィリップ プレイン」との違いは、そんなところかもね。派手だけれど、女性に思いを馳せているからリアリティがある。そう思います。

アワー レガシー(OUR LEGACY)

本橋:そういえば「アワー レガシー(OUR LEGACY)」のプレゼンテーションでは会場の中央にハリボテっぽい誕生日ケーキが置かれていて。「何だこれ?」と眺めていたら、「ブランド設立20周年の誕生日なんです」と教えてくれました。「ジョルジオ アルマーニ プリヴェ」と同い年なんですね。

村上:意外と長いね。もともとはメンズの硬派なテーラードブランドというイメージだった。

本橋:僕も5〜6年位前にダブルブレストの“ドルフィンコート”というウールコートを買い、まだ気に入ってとってあります。やっぱり、作りはいいんですよ。当時はまだセールにかかれば1ケタ万円台で買えましたが、今だったら定価で完売でしょう。

日本でも若い人たちに人気ですよね。特にコロナ後に強化しているウィメンズラインが、タイトめが好みの若いメンズにも人気だそう。日本のメンズ市場ではまだまだ「ちょいユル」が主流ですが、「アワーレガシー」や「ディーゼル(DIESEL)」みたいなブランドがこのムーブメントを引っ張って、着こなしの幅をどんどん広げてほしいなと思います。

「アワー レガシー」と「アルマーニ」。20年の歩みはまったく異なるけれど、それぞれが自分たちの存在価値に通じる“アティテュード”を地道に築き上げてきたことは共通していますね。

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「ケイタマルヤマ」から新ラインが始動 第1弾はアーカイブテキスタイル柄の巾着

「ケイタマルヤマ(KEITAMARUYAMA)」は、ブランドの感性をもっと気軽に楽しむことができる新ライン「ケーエムマーケット(KM MARKET)」を始動する。第1弾は、ブランドのDNAともいえるアーカイブのテキスタイル柄を用いた巾着バッグ “ノッティ(KNOT-Ti)” で、7月4日に発売する。柄は全5種で価格は4950円。5種のうち4種は「ケイタマルヤマ」公式オンラインストアで、“ノッティ ドーヴ アンド ハートスカーフ”のみ「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」で取り扱う。さらに、7月30日〜8月5日の期間中には渋谷パルコ 4階でポップアップを開催する。

第1弾アイテム“ノッティ”が登場

同ラインは、ブランドのアーカイブを活かして、幅広い層をターゲットに自由な発想のモノづくりを届けたい、という想いから「ケイタマルヤマ」のコレクションラインとは分けて生まれた。

“ノッティ(KNOT-Ti)”は、結び目(KNOT)と、ちいさな(TINY)を掛け合わせたネーミングの遊び心と実用性を兼ね備えた巾着バッグシリーズ。テキスタイルは、「ケイタマルヤマ」の人気アーカイブ柄から厳選した。さまざまなシチュエーションで活躍する個性的な5種類をそろえた。丸みのあるシルエットに、調整可能なショルダーストラップ付きの仕様で、手持、肩掛け、斜め掛け、そして2ハンドルと4通りの持ち方が楽しめる。デザインは、内側にポケットと口元にタッセルを付けて使い勝手とデザイン性にもこだわった。さらに、コンパクトな見た目以上にたっぷりと収納できるフォームに仕上げている。

今後も新たなテキスタイルやアイテムを加えながら、ECサイトやポップアップ、卸などを展開する予定だ。

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「ケイタマルヤマ」から新ラインが始動 第1弾はアーカイブテキスタイル柄の巾着

「ケイタマルヤマ(KEITAMARUYAMA)」は、ブランドの感性をもっと気軽に楽しむことができる新ライン「ケーエムマーケット(KM MARKET)」を始動する。第1弾は、ブランドのDNAともいえるアーカイブのテキスタイル柄を用いた巾着バッグ “ノッティ(KNOT-Ti)” で、7月4日に発売する。柄は全5種で価格は4950円。5種のうち4種は「ケイタマルヤマ」公式オンラインストアで、“ノッティ ドーヴ アンド ハートスカーフ”のみ「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」で取り扱う。さらに、7月30日〜8月5日の期間中には渋谷パルコ 4階でポップアップを開催する。

第1弾アイテム“ノッティ”が登場

同ラインは、ブランドのアーカイブを活かして、幅広い層をターゲットに自由な発想のモノづくりを届けたい、という想いから「ケイタマルヤマ」のコレクションラインとは分けて生まれた。

“ノッティ(KNOT-Ti)”は、結び目(KNOT)と、ちいさな(TINY)を掛け合わせたネーミングの遊び心と実用性を兼ね備えた巾着バッグシリーズ。テキスタイルは、「ケイタマルヤマ」の人気アーカイブ柄から厳選した。さまざまなシチュエーションで活躍する個性的な5種類をそろえた。丸みのあるシルエットに、調整可能なショルダーストラップ付きの仕様で、手持、肩掛け、斜め掛け、そして2ハンドルと4通りの持ち方が楽しめる。デザインは、内側にポケットと口元にタッセルを付けて使い勝手とデザイン性にもこだわった。さらに、コンパクトな見た目以上にたっぷりと収納できるフォームに仕上げている。

今後も新たなテキスタイルやアイテムを加えながら、ECサイトやポップアップ、卸などを展開する予定だ。

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伊藤潤二 × サンリオのコラボ再び “ギャル富江”×ハローキティの新作を発売

ホラー漫画界の巨匠・伊藤潤二と「サンリオキャラクターズ」による異色のコラボレーションが再び実現。「ギャル富江」×ハローキティをメインビジュアルに据えた新コレクションが発売される。同コレクションは、6月30日12:00から7月16日23時59分まで特設サイトで受注予約を受け付ける。※アイテムにより受注期間が異なる場合あり。

今回のコラボでは、特に人気の高かった「ギャル富江」シリーズと「まねっこ」シリーズをフィーチャー。スカジャンやクラック加工のパーカー、ラグランTシャツなど、ファッション性の高いアイテムに加え、靴下やピンズといったアクセサリー類まで、幅広い商品をラインアップする。

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伊藤潤二 × サンリオのコラボ再び “ギャル富江”×ハローキティの新作を発売

ホラー漫画界の巨匠・伊藤潤二と「サンリオキャラクターズ」による異色のコラボレーションが再び実現。「ギャル富江」×ハローキティをメインビジュアルに据えた新コレクションが発売される。同コレクションは、6月30日12:00から7月16日23時59分まで特設サイトで受注予約を受け付ける。※アイテムにより受注期間が異なる場合あり。

今回のコラボでは、特に人気の高かった「ギャル富江」シリーズと「まねっこ」シリーズをフィーチャー。スカジャンやクラック加工のパーカー、ラグランTシャツなど、ファッション性の高いアイテムに加え、靴下やピンズといったアクセサリー類まで、幅広い商品をラインアップする。

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【スナップ】気温よりも”本能”に従うべし。トレンドの兆しは「プラダ」会場外にあり

「プラダ(PRADA)」は、2026年春夏メンズ・コレクションをミラノで現地時間6月22日に発表した。今季の来場者の装いで目立ったのは、バリエーション豊かなボタンダウンシャツの着こなし。ロングスリーブとショートスリーブ、グラフィカルなプリントからプレーンな無地まで、その選び方は十人十色。前ボタンを留めて一枚で着こなすか、インナーを効かせてラフに羽織るレイヤードも見受けられた。共通していたのは、どれも程よくゆとりを持たせたリラックスしたサイズ感だ。

昨シーズンのランウエイルックから踏襲した、パジャマ風のセットアップやスラックスとの組み合わせも目を引いた。今季は他ブランドのコレクションでもこの流れが見られ、パジャマスタイルが次なるトレンドの本命として浮上している。

足元は、スニーカーよりもレザーシューズが優勢で、クラシカルなローファーや、フリンジ付きのモンクストラップなど、きちんと感を添える選択が多い。一方で、35度を超える猛暑の中でもエンジニアブーツやウエスタンブーツを履きこなし、あえて季節感を無視した自由なスタイルで来場する姿も見られた。ニットウエアやレザージャケットも同様に、気温に左右されず“本能”のままにファッションを楽しむゲストの姿勢は、昨今の「プラダ」の思想と響き合っている。

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【2025年秋コスメ】「オサジ」のチークやリップにニュアンスカラーの限定色が登場

「オサジ(OSAJI)」は8月6日、27日の2回に分けて、"我が道"をテーマに、個人の偏愛と情熱をコンセプトにした“2025 オータム メイクアップ コレクション”を発売する。第1弾にはアイシャドウペンシルやネイルカラーの限定色、第2弾には新製品のリキッドチーク、パウダーが登場する。また8月6〜12日、伊勢丹新宿本店でポップアップイベントを開催する。同イベントでは、第2弾の製品の先行販売も行う。

第1弾:8月6日発売

ペンシルタイプのアイシャドウ

ペンシルタイプのアイシャドウライナー、“ニュアンス シャドウ スティック”(限定3色、各3300円)は、太めのラインで線が安定し、描いた後に指やブラシでぼかすと、簡単にグラデーションを作ることができる。アミノ酸由来の保湿成分を配合し、目元の肌を保護して潤いを守る。

限定カラーは、ゴールドが点在するサンドベージュの“素粒子”、ローズブラウンの“筆跡”、ピンクの輝きが印象的なヌードブラウンの“不可視”の3色をラインアップする。

マルチに使えるクリームカラー

クリームタイプの“ニュアンス フェイスカラー”(限定2色、各3190円)は、チーク、アイシャドウ、リップ、ハイライトなど多用途に使える。限定色は、水面に虹の光が反射するようにブルーラメがきらめき、重ね塗りでピンクの表情が変わっていく“虹の海”と、林檎にはちみつをかけて焼いたようなキャラメルレッドの“焼き林檎”だ。

血色感を添えるリップグロス

クリアな発色の“ニュアンス リップグロス”(新2色、各3300円)は、唇にぴったりとフィットして凹凸をカバーし、ふっくらとしたフォームに整える。新色は、クリーミーなバーガンディブラウンの“偏愛”と、粘膜カラーのベアピーチ、“唄うたい”をそろえる。

立体感を演出するリップライナー

唇のアウトラインを柔らかい光で強調する“ニュアンス リップボーダーライナー”(3300円)には、微細なクリアパールをブレンドしたヌーディホワイトカラーの“流線形”が登場する。肌に馴染んで色ムラを整えながら、明るさだけをプラスし、透け感のあるコンシーラーのような発色で、唇まわりのくすみを払う。リップベースとしても使用できる。

シックな色彩のネイルカラー

“アップリフト ネイルカラー”(限定2色m、各10mL、各2090円)は、シックな色彩にカラーパールを組み合わせた。爪の潤いを守るディルシード由来の保湿成分を配合し、水蒸気や酸素を透過する設計で乾きやすさと圧迫感のなさを実現した。

限定カラーは、レッドパールとパープル、グリーンが煌めくモスグリーンの“小高い丘”と、グリーンパールとパープル、ピンクが輝くグレイッシュなピンクライラックの“霧の橋”を用意する。

第2弾:8月27日発売

新製品:肌に溶け込むリキッドチーク

新製品のリキッドチーク、“ニュアンス チーク フリュイド”(全3色、うち限定1色、3300円)は、みずみずしくなめらかなテクスチャーでムラなくなじみ、自然な印象に仕上げる。カラーは、肌の延長にあるように柔らかく発色し、光拡散効果で肌をなめらかに演出する。

新色の“残光”はイノセントなヌードピンク、“描きかた”はヌードベージュ、限定色の“序章”はシアーなオレンジカラーだ。

リニューアル:保湿感をアップしたプレストパウダー

 

光を反射してつるっとした質感に仕立てる“ニュアンス リフレクション パウダー エヌ(N)”(4180円)は、保湿感をアップして粉飛びを抑えた。肌色を選ばないカラーレスタイプでテカリやメイク崩れを防ぐ。

イベント概要

■ポップアップイベント

日程:8月6〜12日
時間:10:00〜20:00
場所:伊勢丹新宿本店 本館1階 イセタン ビューティー コスメティックス プロモーション
住所:東京都新宿区新宿3-14-1

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【2025年秋コスメ】「オサジ」のチークやリップにニュアンスカラーの限定色が登場

「オサジ(OSAJI)」は8月6日、27日の2回に分けて、"我が道"をテーマに、個人の偏愛と情熱をコンセプトにした“2025 オータム メイクアップ コレクション”を発売する。第1弾にはアイシャドウペンシルやネイルカラーの限定色、第2弾には新製品のリキッドチーク、パウダーが登場する。また8月6〜12日、伊勢丹新宿本店でポップアップイベントを開催する。同イベントでは、第2弾の製品の先行販売も行う。

第1弾:8月6日発売

ペンシルタイプのアイシャドウ

ペンシルタイプのアイシャドウライナー、“ニュアンス シャドウ スティック”(限定3色、各3300円)は、太めのラインで線が安定し、描いた後に指やブラシでぼかすと、簡単にグラデーションを作ることができる。アミノ酸由来の保湿成分を配合し、目元の肌を保護して潤いを守る。

限定カラーは、ゴールドが点在するサンドベージュの“素粒子”、ローズブラウンの“筆跡”、ピンクの輝きが印象的なヌードブラウンの“不可視”の3色をラインアップする。

マルチに使えるクリームカラー

クリームタイプの“ニュアンス フェイスカラー”(限定2色、各3190円)は、チーク、アイシャドウ、リップ、ハイライトなど多用途に使える。限定色は、水面に虹の光が反射するようにブルーラメがきらめき、重ね塗りでピンクの表情が変わっていく“虹の海”と、林檎にはちみつをかけて焼いたようなキャラメルレッドの“焼き林檎”だ。

血色感を添えるリップグロス

クリアな発色の“ニュアンス リップグロス”(新2色、各3300円)は、唇にぴったりとフィットして凹凸をカバーし、ふっくらとしたフォームに整える。新色は、クリーミーなバーガンディブラウンの“偏愛”と、粘膜カラーのベアピーチ、“唄うたい”をそろえる。

立体感を演出するリップライナー

唇のアウトラインを柔らかい光で強調する“ニュアンス リップボーダーライナー”(3300円)には、微細なクリアパールをブレンドしたヌーディホワイトカラーの“流線形”が登場する。肌に馴染んで色ムラを整えながら、明るさだけをプラスし、透け感のあるコンシーラーのような発色で、唇まわりのくすみを払う。リップベースとしても使用できる。

シックな色彩のネイルカラー

“アップリフト ネイルカラー”(限定2色m、各10mL、各2090円)は、シックな色彩にカラーパールを組み合わせた。爪の潤いを守るディルシード由来の保湿成分を配合し、水蒸気や酸素を透過する設計で乾きやすさと圧迫感のなさを実現した。

限定カラーは、レッドパールとパープル、グリーンが煌めくモスグリーンの“小高い丘”と、グリーンパールとパープル、ピンクが輝くグレイッシュなピンクライラックの“霧の橋”を用意する。

第2弾:8月27日発売

新製品:肌に溶け込むリキッドチーク

新製品のリキッドチーク、“ニュアンス チーク フリュイド”(全3色、うち限定1色、3300円)は、みずみずしくなめらかなテクスチャーでムラなくなじみ、自然な印象に仕上げる。カラーは、肌の延長にあるように柔らかく発色し、光拡散効果で肌をなめらかに演出する。

新色の“残光”はイノセントなヌードピンク、“描きかた”はヌードベージュ、限定色の“序章”はシアーなオレンジカラーだ。

リニューアル:保湿感をアップしたプレストパウダー

 

光を反射してつるっとした質感に仕立てる“ニュアンス リフレクション パウダー エヌ(N)”(4180円)は、保湿感をアップして粉飛びを抑えた。肌色を選ばないカラーレスタイプでテカリやメイク崩れを防ぐ。

イベント概要

■ポップアップイベント

日程:8月6〜12日
時間:10:00〜20:00
場所:伊勢丹新宿本店 本館1階 イセタン ビューティー コスメティックス プロモーション
住所:東京都新宿区新宿3-14-1

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アントニー×AMIAYA 「アマゾン ファッション」でスニーカーをディグ!

アントニー×AMIAYA 「アマゾン ファッション」でスニーカーをディグ!

「アマゾン ファッション」内に5月に開設したTシャツストアには、暑くなるこれからの季節を快適に過ごせるTシャツを豊富にラインアップ。スポーツブランドやアパレルブランド、ディズニー(Disney)といったキャラクターや音楽アーティストのグラフィックアパレルなど、選ぶのが楽しくなるようなストアは必見だ。

Tシャツストアに続き、6月27日にはスニーカーストアがオープン。「アディダス(ADIDAS)」「ニューバランス(NEW BALANCE)」「アシックス(ASICS)」「オニツカタイガー(ONITSUKA TIGER)」「コンバース(CONVERSE)」「オン(ON)」「サロモン(SALOMON)」など、定番から注目株まで、国内外の主要ブランドを幅広く扱い、カラーバリエーションやサイズ展開も豊富に取りそろえる。プライム会員なら即日配送(一部商品・地域を除く)にも対応し、ユーザーが“欲しい”と思ったらすぐに、スニーカーが手に入るのもうれしいポイントだ。そんな“ディグる楽しさ”に満ちたストアの魅力を伝えるべく、スニーカーマニアとして知られる芸人アントニーと、言わずと知れたファッションアイコン・AMIAYAがスニーカーストアを体験した。

「アマゾン ファッション」にスニーカーストアがオープン!
3人が見つけた魅力とは?

「アマゾン ファッション」にスニーカーストアがオープン!

WWDJAPAN(以下、WWD):「アマゾン ファッション」のスニーカーストアについて、それぞれどんな印象を持ちましたか?

アントニー:正直、ここまでスニーカーの品ぞろえが豊富だとは思っていませんでした。「アマゾン」は日常的にめちゃくちゃ使っているんですけど、ファッションアイテムがこんなに充実していたなんて知らなかったです。見ているうちに楽しくなって、気付いたら1時間くらいディグってました(笑)。

AYA:私たちも普段から「アマゾン」は使うけど、スニーカーがここまでそろっているのは今回初めて知りました。しかも検索機能がすごく優秀で、ブランド名だけではなく、カラーや用途別など、いろいろな切り口で絞り込めるのが便利だなと感じました。

AMI:オンラインショッピングって、実物を手に取れないぶん不安もあるけど、「アマゾン ファッション」は素材感までしっかり伝わる写真や説明があって、安心して選ぶことができました。

アントニー:僕、足のサイズが30cmなんですけど、日本だと取り扱いが少ないことが多くて…。でもサイズ展開もバリエーションも豊富で、本当に助かりました。しかも届くのが早い!僕はスニーカーって“買ったその日に履きたい”タイプなので、すぐに届くのはめちゃくちゃありがたいです。

アマゾン スニーカー

WWD:今回、スニーカーストアで購入できる多彩なスニーカーを実際に見ていただきました。ラインアップの率直な印象はいかがでしたか?

アントニー:正直、想像以上でした。今スニーカーを560足くらい持っているんですけど(笑)、以前は同じブランドばかりを選んでいたんです。でも最近は“挑戦”をテーマにしていて、「オン」や「サロモン」みたいな、若い子に人気のブランドにも興味が湧いています。「アマゾン」ではそういうブランドも気軽に探せるので、スタイルや気分に合わせて幅広く選べたのが良かったですね。

AMI:私たちも実際に検索してみて、関連商品の提案がすごく的確で驚きました。「あ、このブランドもかわいい!」って、これまで知らなかったブランドとの出合いがあるのも楽しいポイントだと思います。

AYA:そうですね。あと私たち、サイズ選びにもこだわっていて、あえて2サイズほど大きめのスニーカーを履くこともあるんです。足元にボリュームが出ることで、コーディネート全体のバランスが取りやすくなるんですよね。服とスニーカー、どちらを主役にするかで、その日のスタイリングの気分もガラッと変わってきます。

アントニー:それ、分かります!僕の場合、普段の私服もテレビのときの衣装も、ほとんどハーフパンツ(笑)。というのも、スニーカーをしっかり“見せたい”っていう気持ちがあって。最近では、結婚式にもスニーカーで参列することが増えてきましたね。ファッションとしても、もうスニーカーは完全に主役です。

ファッションアイコン・AMIAYAが選ぶベスト・キックス3選

AMIAYAの2人が大切にしているのは、“ミックススタイル”。「シックなドレスにハイテクスニーカーを合わせるような、意外性のあるスタイリングが好き」と語るように、ローテクとハイテクを自在に使い分けながら、足元から自分たちらしさを表現している。

今回彼女たちがセレクトしたのは、「ニューバランス」「アシックス」「コンバース」の3足。「ニューバランス」は、「大人になってグレーの奥深さに気付きました」と語る一足。今では2人のワードローブに欠かせない存在になっている。新作の厚底「コンバース」については、「一番履いてきたブランドだけど、今までにないデザインだったので新鮮でした」と話す。ベーシックを知り尽くしているからこそ、そのアップデートが刺さったという。そしてウエイトリフティングシューズをベースにした「アシックス」のスニーカーは、「ほかにはないソールの形状と、赤の差し色が魅力的」。赤は2人のアイコンカラーでもあり、スタイリングのアクセントとしても重宝しているという。

ローテクとハイテク、カジュアルとドレッシー、相反する要素をバランス良く組み合わせながら、AMIAYAらしくファッションに溶け込むラインアップが印象的。「レースソックスで遊んだり、シックなジャケットに外しで合わせたり。どれもスタイリングの幅を広げてくれる一足ばかり」と語るように、彼女たちの“足元から始まるおしゃれ”が随所に表れていた。

スニーカーマニア・アントニーが選ぶベスト・キックス3選

「僕にとってスニーカーは“履くもの”というより“魅せるもの”」。そう言い切るアントニーは、自身のスタイルにもブレがない。そんな彼が今回セレクトしたのは、「サロモン」「ニューバランス」「オン」の3足。いずれも、“新たな挑戦”として選んだモデルたちだ。

「サロモン」は、「今回初めて足を通したけれど、包み込まれるようなフィット感に驚きました」。近年は海外アーティストや若者を中心に人気が再燃しており、「アウトドア感の強いデザインも、今の気分にピッタリ」と、魅力を語る。「ニューバランス」では、あえて王道を外し、「ちょっとクセのあるバッシュ系モデルを選びました。こういう一足があると、スタイルに個性が出せそうです」。スニーカーを“主役”として成立させるアントニーらしいセレクトだ。「オン」は、「軽さとクッション性がとにかく秀逸。ロケや移動の多い仕事のときには本当にありがたい存在です」と、その実用性の高さにも太鼓判を押す。

さらに、「スニーカーに合わせるソックスにもこだわっていて、『アマゾン』で見つけたものをコーデのアクセントに使うこともあります」と話し、小物使いにも抜かりはない。スニーカーを軸に据えたスタイリングを長年貫いてきた“スニーカー芸人”アントニーらしく、機能性・ファッション性・独自性の全てを兼ね備えた3足をそろえた。

問い合わせ先
アマゾンジャパン
PHOTOS:KIZEN(W)
STYLING:AYANO OHTAKI(EGGS’PIECE)[ANTHONY]
HAIR & MAKEUP:KATO(TRON)[AMIAYA], TOMOYO TSURUSAKI(CAFUU)[ANTHONY]
PROP STYLING:YUUSUKE ISHII
RETOUCH:MARI OBARA
TEXT:YUKI KOIKE(VINYL)

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アントニー×AMIAYA 「アマゾン ファッション」でスニーカーをディグ!

アントニー×AMIAYA 「アマゾン ファッション」でスニーカーをディグ!

「アマゾン ファッション」内に5月に開設したTシャツストアには、暑くなるこれからの季節を快適に過ごせるTシャツを豊富にラインアップ。スポーツブランドやアパレルブランド、ディズニー(Disney)といったキャラクターや音楽アーティストのグラフィックアパレルなど、選ぶのが楽しくなるようなストアは必見だ。

Tシャツストアに続き、6月27日にはスニーカーストアがオープン。「アディダス(ADIDAS)」「ニューバランス(NEW BALANCE)」「アシックス(ASICS)」「オニツカタイガー(ONITSUKA TIGER)」「コンバース(CONVERSE)」「オン(ON)」「サロモン(SALOMON)」など、定番から注目株まで、国内外の主要ブランドを幅広く扱い、カラーバリエーションやサイズ展開も豊富に取りそろえる。プライム会員なら即日配送(一部商品・地域を除く)にも対応し、ユーザーが“欲しい”と思ったらすぐに、スニーカーが手に入るのもうれしいポイントだ。そんな“ディグる楽しさ”に満ちたストアの魅力を伝えるべく、スニーカーマニアとして知られる芸人アントニーと、言わずと知れたファッションアイコン・AMIAYAがスニーカーストアを体験した。

「アマゾン ファッション」にスニーカーストアがオープン!
3人が見つけた魅力とは?

「アマゾン ファッション」にスニーカーストアがオープン!

WWDJAPAN(以下、WWD):「アマゾン ファッション」のスニーカーストアについて、それぞれどんな印象を持ちましたか?

アントニー:正直、ここまでスニーカーの品ぞろえが豊富だとは思っていませんでした。「アマゾン」は日常的にめちゃくちゃ使っているんですけど、ファッションアイテムがこんなに充実していたなんて知らなかったです。見ているうちに楽しくなって、気付いたら1時間くらいディグってました(笑)。

AYA:私たちも普段から「アマゾン」は使うけど、スニーカーがここまでそろっているのは今回初めて知りました。しかも検索機能がすごく優秀で、ブランド名だけではなく、カラーや用途別など、いろいろな切り口で絞り込めるのが便利だなと感じました。

AMI:オンラインショッピングって、実物を手に取れないぶん不安もあるけど、「アマゾン ファッション」は素材感までしっかり伝わる写真や説明があって、安心して選ぶことができました。

アントニー:僕、足のサイズが30cmなんですけど、日本だと取り扱いが少ないことが多くて…。でもサイズ展開もバリエーションも豊富で、本当に助かりました。しかも届くのが早い!僕はスニーカーって“買ったその日に履きたい”タイプなので、すぐに届くのはめちゃくちゃありがたいです。

アマゾン スニーカー

WWD:今回、スニーカーストアで購入できる多彩なスニーカーを実際に見ていただきました。ラインアップの率直な印象はいかがでしたか?

アントニー:正直、想像以上でした。今スニーカーを560足くらい持っているんですけど(笑)、以前は同じブランドばかりを選んでいたんです。でも最近は“挑戦”をテーマにしていて、「オン」や「サロモン」みたいな、若い子に人気のブランドにも興味が湧いています。「アマゾン」ではそういうブランドも気軽に探せるので、スタイルや気分に合わせて幅広く選べたのが良かったですね。

AMI:私たちも実際に検索してみて、関連商品の提案がすごく的確で驚きました。「あ、このブランドもかわいい!」って、これまで知らなかったブランドとの出合いがあるのも楽しいポイントだと思います。

AYA:そうですね。あと私たち、サイズ選びにもこだわっていて、あえて2サイズほど大きめのスニーカーを履くこともあるんです。足元にボリュームが出ることで、コーディネート全体のバランスが取りやすくなるんですよね。服とスニーカー、どちらを主役にするかで、その日のスタイリングの気分もガラッと変わってきます。

アントニー:それ、分かります!僕の場合、普段の私服もテレビのときの衣装も、ほとんどハーフパンツ(笑)。というのも、スニーカーをしっかり“見せたい”っていう気持ちがあって。最近では、結婚式にもスニーカーで参列することが増えてきましたね。ファッションとしても、もうスニーカーは完全に主役です。

ファッションアイコン・AMIAYAが選ぶベスト・キックス3選

AMIAYAの2人が大切にしているのは、“ミックススタイル”。「シックなドレスにハイテクスニーカーを合わせるような、意外性のあるスタイリングが好き」と語るように、ローテクとハイテクを自在に使い分けながら、足元から自分たちらしさを表現している。

今回彼女たちがセレクトしたのは、「ニューバランス」「アシックス」「コンバース」の3足。「ニューバランス」は、「大人になってグレーの奥深さに気付きました」と語る一足。今では2人のワードローブに欠かせない存在になっている。新作の厚底「コンバース」については、「一番履いてきたブランドだけど、今までにないデザインだったので新鮮でした」と話す。ベーシックを知り尽くしているからこそ、そのアップデートが刺さったという。そしてウエイトリフティングシューズをベースにした「アシックス」のスニーカーは、「ほかにはないソールの形状と、赤の差し色が魅力的」。赤は2人のアイコンカラーでもあり、スタイリングのアクセントとしても重宝しているという。

ローテクとハイテク、カジュアルとドレッシー、相反する要素をバランス良く組み合わせながら、AMIAYAらしくファッションに溶け込むラインアップが印象的。「レースソックスで遊んだり、シックなジャケットに外しで合わせたり。どれもスタイリングの幅を広げてくれる一足ばかり」と語るように、彼女たちの“足元から始まるおしゃれ”が随所に表れていた。

スニーカーマニア・アントニーが選ぶベスト・キックス3選

「僕にとってスニーカーは“履くもの”というより“魅せるもの”」。そう言い切るアントニーは、自身のスタイルにもブレがない。そんな彼が今回セレクトしたのは、「サロモン」「ニューバランス」「オン」の3足。いずれも、“新たな挑戦”として選んだモデルたちだ。

「サロモン」は、「今回初めて足を通したけれど、包み込まれるようなフィット感に驚きました」。近年は海外アーティストや若者を中心に人気が再燃しており、「アウトドア感の強いデザインも、今の気分にピッタリ」と、魅力を語る。「ニューバランス」では、あえて王道を外し、「ちょっとクセのあるバッシュ系モデルを選びました。こういう一足があると、スタイルに個性が出せそうです」。スニーカーを“主役”として成立させるアントニーらしいセレクトだ。「オン」は、「軽さとクッション性がとにかく秀逸。ロケや移動の多い仕事のときには本当にありがたい存在です」と、その実用性の高さにも太鼓判を押す。

さらに、「スニーカーに合わせるソックスにもこだわっていて、『アマゾン』で見つけたものをコーデのアクセントに使うこともあります」と話し、小物使いにも抜かりはない。スニーカーを軸に据えたスタイリングを長年貫いてきた“スニーカー芸人”アントニーらしく、機能性・ファッション性・独自性の全てを兼ね備えた3足をそろえた。

問い合わせ先
アマゾンジャパン
PHOTOS:KIZEN(W)
STYLING:AYANO OHTAKI(EGGS’PIECE)[ANTHONY]
HAIR & MAKEUP:KATO(TRON)[AMIAYA], TOMOYO TSURUSAKI(CAFUU)[ANTHONY]
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【スナップ】チャ・ウヌ、Kemioらが来場「サンローラン」2026年春夏メンズ・コレクション

「サンローラン(SAINT LAURENT)」は6月24日(現地時間)、パリで2026年春夏メンズ・コレクション発表した。ショー会場にはチャ・ウヌ(Cha Eunwoo)、ラミ・マレック(Rami Malek)、SHUZO、kemio、マーク・トゥアン(Mark Tuan)、キム・ドヨン(Kim Doyoung)らが来場した。

来場者スナップ

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「ドリス ヴァン ノッテン」2026年春夏メンズ・コレクション

「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」が2026年春夏メンズ・コレクションを発表した。

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米ナイキ、25年5月期は大幅減収減益 純利益44%減 

米ナイキの2025年5月期業績は、売上高が前期比10%減の463億900万ドル(6兆7611億円)、純利益は同44%減の32億1900万ドル(4699億円)だった。第4四半期(3〜5月期)は売上高が前年同期比12%減の110億9700万ドル(1兆6201億円)、純利益は同86%減の2億1100万ドル(308億円)。24年10月に就任し、テコ入れに取り組むエリオット・ヒル(Elliott Hill)社長兼CEOは、「業績は予想通りではあるが、期待していた水準に達していない」とコメントしている。

地域別売上高では、北米が同9%減、欧州・中東・アフリカが同10%減、グレーターチャイナが同13%減、それ以外のアジア太平洋&ラテンアメリカが同7%減だった。「ナイキ(NIKE)」ブランドの売り上げの65%超を占める主力のフットウエアの売り上げが、北米、グレーターチャイナ共に同13%減と苦しんでいる。

「ナイキ(NIKE)」ブランドの売上高は前期比9%減の447億1400万ドル(6兆5282億円)だった。直営事業の売上高は同13%減。ECが20%減、直営店事業は横ばい。ヒルCEOのもとで再強化を進めている卸売事業は7%減。

引き続き、ライフスタイルやファッションではなくスポーツを事業の中心に据え、「スポーツオフェンス」と呼ぶ強化策を進める。「スポーツオフェンス」では、「主要スポーツでの差別化の推進、包括的な製品ポートフォリオの構築、消費者を刺激しつながるストーリーの創出」(決算資料から)などを行う。

なお、決算発表と同日の26日に、契約アスリートのフェイス・キピエゴン(Faith Kipyegon)選手と挑んだ、女子1マイル(約1.6キロメートル)走4分切りを目指すプロジェクト“ブレーキング4”の結果は4分6秒42と、4分切りはならなかった。キピエゴン選手自身が持つ世界記録(4分7秒64)は超えたものの、世界陸連が規定する公式記録ではないため、世界新記録更新とはならない。

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「ルイ・ヴィトン」が上海にクルーズ船型の店舗をオープン カフェと展覧会スペースを併設

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」(以下、「LV」)は6月28日、上海・南京西路のラグジュアリーショッピングモール、興業太古滙(HKRI Taikoo Hui)に新店舗をオープンする。同店舗は、“ザ・ルイ(The Louis)”と呼ばれる実物大のクルーズ船型で、ショップに加え、カフェ、展覧会スペースを併設する。

3階建ての同店舗は、メタリックなモノグラムの外装や、輝くデッキ、メッキ加工を施したトランクを積み重ねた上層部などが目を引く近未来的な建造で、総面積は1万7850平方フィート(約1658平方メートル)だ。

“ビジョナリー・ジャーニー”展を開催する体験型の店舗

計1万3000平方フィート(約1207平方メートル)に渡る1・2階では、国際的建築設計集団OMAの重松象平が演出する“ビジョナリー・ジャーニー”の展示を行う。同展は、7月15日〜9月17日に大阪中之島美術館でも開催予定だ。

展覧会内部は、“トランクスケープ”、“起源”、“旅”、“香水”、“本”、“スポーツ”、“ファッションの変遷”、“ワークショップ”、“検査”の全10部屋に分けられ、「LV」と海洋のつながり、そして同ブランドの歴史を紹介する。

2階のギフトショップと小売スペースでは、ウィメンズ・メンズのレザーグッズやアクセサリー、フットウエア、トラベルアイテムなどをそろえる。“ヴィヴィエンヌ・ファッショニスタ”のバッグチャーム8個セットや新しい“スピーディ”、ラゲージタグに名入れができる機械などのアイテムやサービスは太古店で最初に取り扱う。

3階には、同ブランドが上海に初めて設けるダイニングスペース、ル・カフェ・ルイ・ヴィトンを設置する。シェフは、四川省成都にあるレストラン、ザ・ホール バイ ルイ・ヴィトンでミシュラン1つ星を獲得したレオナルド・ザンブリノ(Leonardo Zambrino)が務め、上海風の料理と伝統的な西洋料理を融合したメニューを提供する。

ピエトロ・ベッカーリ(Pietro Beccari)=ルイ・ヴィトン会長兼CEOは、「“ザ・ルイ”は、『LV』の文化的な旅へのさらなる一歩となる。上海は、ショップ、展覧会、カフェの大胆な融合を実現するのに最適な港であり、クリエイティビティーと卓越性が出会う体験を提供する場所になる。単に国境を越えるだけでなく、アイデア、感情、インスピレーションを通じて、快活な旅をするという我々の精神を体現する」とコメントした。

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「ヨウジヤマモト プールオム」2026年春夏メンズ・コレクション

「ヨウジヤマモト プールオム(YOHJI YAMAMOTO POUR HOMME)」が2026年春夏メンズ・コレクションを発表した。

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工芸ミャクミャク完売続出 165万円や55万円の超絶技巧ミャクミャクも

中川政七商店が大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」とコラボしたアイテムが売れている。職人技とユーモアが光る品ぞろえで、実用的な豆皿やふきんだけでなく、165万円の「漆のミャクミャク」をはじめ、55万円の「鍋島焼のミャクミャク」など超絶技巧の製品が高額にもかかわらず、抽選受付に応募が殺到したという。会場販売でも「多くの製品が開幕1週間で完売の気配が出はじめ、追加生産を決めた」ほど反響を呼んでいる。超絶技巧シリーズ(生産数非公開)の追加生産分は、ほぼ完売だという。

この取り組みは、単なる“キャラクターグッズ”の枠を超えた、日本の工芸を次世代につなぐ挑戦でもある。100年前の1925年に開催されたパリ万博では美術工芸品が「日本の最先端のものづくり」として数多く展示され、中川政七商店も麻織物のハンカチーフを出展した。同社は今回、100年振りに万博で工芸を紹介している。プロジェクトを担当した羽田えりな商品部ディレクター・デザイナーに聞く。

WWD:工芸を大阪万博で紹介しようと考えた理由は?

羽田えりな商品部ディレクター・デザイナー(以下、羽田):「工芸」という言葉はしばしば“渋い”“高価”“扱いづらい”といった印象を持たれがちで、興味のある方にしか見てもらえないという現状がありました。万博は世界中から多くの人が訪れる機会であり、工芸に触れてもらえる絶好のチャンスだと考えました。「ミャクミャク」というフォーマットに落とし込むことで、楽しい、可愛い、面白いと興味を持ってもらえるきっかけになればと思い企画しました。

WWD:製品はどのように構成しましたか?

羽田:2つの軸を考えました。1つ目は“超絶技巧”シリーズで、高度な工芸技術で表現したオブジェ。ミャクミャクという同じフォーマットで、技法の違いを知ってもらえるようなものを提案しようと考えました。ミャクミャクの「細胞と水がひとつになり誕生したふしぎな生き物」という背景と、万博のコンセプト「未来社会を共創」から「水と共創する工芸」をコンセプトに水と関係のある工芸を選びました。たとえば、漆は艶やかで潤うような見た目の水っぽさはもちろんですが、乾燥させるのに水分が欠かさなかったり、漆と人間の皮膚の水分量が近かったりと、漆と水とは切ってもきれない関係にあることがわかりました。海外で漆が「ジャパン」と呼ばれているくらい日本を代表する工芸だったこともあります。

もう一つは“暮らしに取り入れやすい雑貨”で初めて工芸に触れる方にも親しみやすい価格帯の暮らしの道具を12種提案しました。

WWD:製品ラインアップを考えるうえで大事にしたことは?

羽田:全体のコンセプトを「初めましての日本の工芸」とし、「知恵から生まれた工芸」「愛でる工芸」「進化する工芸」という3つのサブテーマを設けて、日本の工芸の奥深さや美意識、技術の進化を世界に発信することを目指しました。

「知恵から生まれた工芸」は素材特性を活かした製品で、たとえば、ふきん。目が粗い「かや織」を用いており吸水性に優れていて丈夫です。多様な形で包める風呂敷も知恵から生まれたアイテムです。「愛でる工芸」は小さなものを大切にする日本の美意識を表現していて、豆皿や手のひらにのせて愛でることができるだるまや鈴などを提案しました。「進化する工芸」は超絶技巧シリーズで表現しています。

WWD:超絶技巧シリーズは実用的な工芸品を得意とする中川政七商店としても新しい挑戦だったのでは?

羽田:今回制作を担ったのは、当社と長年信頼関係を築いてきた全国各地の工芸メーカーで、その共通点は優れた技術を持つだけでなく「変化に前向き」であることでした。ミャクミャクの形状はユーモラスですが再現するには高度な技術が求められます。話を持ち掛けたのは23年夏。最初は「これは無理かもしれない」と頭を抱えながらも「なんとか形にしてやろう」という職人魂で、試行錯誤を重ねることで実現しました。完成後には「自分たちの技術のすばらしさを再確認できた」「同業者から高い評価を受けた」「万博以降の自社のものづくりにも良い影響を与えた」という声があり、今回のプロジェクトを通じて誇りが育まれ、励みになったことは大きな成果だと感じています。

WWD:特に印象に残っているエピソードを教えてください。

羽田:「漆のミャクミャク」です。漆は乾燥に時間がかかるうえ、温度や湿度の微妙な変化が仕上がりに影響を与える素材です。制作終盤になったころ、「このままでは良い仕上がりにならないかもしれない」と職人から連絡が入り、急きょ塗り直すことになりました。職人の“勘”に基づく判断で、私たちが見ても差がわからない程度のものだったかもしれませんが、職人の技術への誇りと誠実さを感じる出来事でした。ギリギリまで工程を調整し、スタッフが直接受け取りに行くという対応を経て、なんとか万博のプレオープンに間に合わせることができました。

完売続出。老若男女に届いた「語れる製品」

WWD:特に好評なアイテムは?

羽田:販売状況はまさに想定以上。開幕直後から売れ行きは加速し1週間後には完売の兆しが出るほどで追加生産を行い、4月中には超絶技巧シリーズ第2弾の受注を締め切る事態になりました。特に「鍋島焼」が人気を集めました。超絶技巧シリーズの購入者は全て日本国内の方で、年代も20代から70代まで幅広く、キャラクター人気に支えられつつも「万博の記念に残したい」「行けなかった人に思いを届けたい」といった“記憶”を形にしたいという購入動機が多かった点も特徴でした。

一方、手に取りやすい価格帯の製品は、有田焼の豆皿やおミャクじが特に好評です。ミャクミャクの造形を手書きで表現した有田焼の豆皿は、伝統的な有田焼の技法を現代的に解釈してミャクミャクを巧みに取り入れたギミックがウケました。サンプル段階で社内からも好評で好感触でしたが、最も動きが早い製品でした。「工芸だからこそ出せるゆらぎやにじみが魅力」という声も多く細部へのこだわりが評価されました。

WWD:今回の取り組みの手応えは。

羽田:私自身「将来このミャクミャクを手にして、万博の記憶を語り合ってもらえたら」という気持ちで取り組んでいたのでお客さまからの声が届いたときは嬉しかったですね。当社としても100年振りに万博に参加し、新たな歴史を刻む機会になりました。工芸の歴史に新たな1ページを刻めたと感じています。

 

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ユニクロ「UT」から河村康輔が手掛けたビンテージ感ある「トイ・ストーリー」Tシャツを発売

「ユニクロ(UNIQLO)」のTシャツブランド「UT」は6月30日、「トイ・ストーリー」が描かれたTシャツを発売する。価格は各1990円。「ユニクロ」一部店舗および公式オンラインで販売する。

「トイ・ストーリー」の
Tシャツ4型をラインアップ

コラボTシャツは、アーティストの河村康輔が、1990年代のグラフィックに着目し、初期の「トイ・ストーリー」の広告素材を生まれ変わらせた。それぞれ“ウッディ”や“バズ・ライトイヤー”などのキャラクターと、英字を組み合わせたデザインを制作、4型をラインアップする。

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韓国最大手「オリーブヤング」が日本攻略に“本気モード”

PROFILE: チン・セフン/オリーブヤング グローバルプラットフォーム事業本部長

PROFILE: 世界最大のドラッグストアチェーン「GSワトソンズ」で約4年間MDを経験した後、韓国最大手の化粧品メーカー「アモーレパシフィック」でもMD企画を担当。CJオリーブヤングには、2012年に入社した。現在は、グローバルプラットフォーム事業本部長を務めている。 PHOTO:YOHEI KICHIRAKU

CJグループの「オリーブヤング(OLIVE YOUNG)」は、韓国を訪れる外国人旅行者にとって“必ず立ち寄りたいショッピングスポット”として親しまれている、韓国最大級のヘルス&ビューティ専門店だ。韓国で約1400店舗を展開し、オンラインとオフラインを巧みに連携させ、Z世代やミレニアル世代を中心に支持を広げている。

近年は日本語対応サイトのローンチや各種イベントを通じて、日本のユーザーとの接点も強化。5月9〜11日に幕張メッセで開催された「KCON JAPAN 2025」では、“学校”をコンセプトにした大型ブースを出展した。体験型コンテンツを通じてプライベートブランド(以下、PB)の魅力を知れるほか、「オリーブヤング グローバルアプリ」の各種サービスを体験できるコーナーを設置。現品やサンプルがもらえるゲームなども用意し、認知拡大と新客の獲得につなげた。

今回は、同イベントを仕掛けるCJオリーブヤングのグローバルプラットフォーム事業本部長、チン・セフン(Jin Se Hoon)氏にインタビューを実施。日本市場における成長戦略やPB開発力、K-ビューティの今後の可能性について話を聞いた。

売上の7割が店舗 観光地では「観光商圏ストア」と位置付け

WWD:直近の売り上げ推移は。

チン・セフン=CJオリーブヤング グローバル事業責任者(以下、チン):CJオリーブヤングは2020〜24年にかけて、年平均成長率約26.7%を記録した。売上高は1兆8600億ウォン(約1973億円)から4兆7900億ウォン(約5082億円)へと約2.6倍に。右肩上がりの成長を維持しており、今後も堅調な拡大が見込まれる。

WWD:ECと店舗の売上比率は?

チン:売上構成比は店舗が約70%、ECが約30%を占めている。オフライン全体の約20%が海外からの顧客であり、最も多いのは中国、次いで日本からの来店者が多い。

WWD:インバウンド客の多い観光エリアの店舗では、日本語対応も行っている。

チン:明洞や聖水(ソンス)、弘大(ホンデ)などのインバウンド需要の高い観光地の店舗は「観光商圏ストア」と位置付けている。これらの店舗では、海外顧客向けのサービス体制の強化を行なっており、多言語対応可能なスタッフを常駐している。

WWD:売り上げをけん引しているカテゴリーは。

チン:スキンケアが全体の約40%を占め、次いでメイクアップが約20%。昨今は健康食品やサプリメントなどのヘルスカテゴリーも伸長しており、それに合わせて売り場も徐々に拡大している。

WWD:「オリーブヤング」は製品数が多いが、取り扱いブランド&商品を選定する基準は?

チン:定期的にMD会議を開催し、取り扱う製品を決める。トレンドを追うだけでなく「本当にお客さまが求めている製品かどうか」という視点を重視し、審査を行う。また、市場での存在感や話題性、安全性、マーケティング手法など、多角的な観点からブランドと製品を評価することも大切だ。

そして、ブランドとタッグを組み、新しいトレンドを生み出す“トレンド主導型”のアプローチも実践している。

PB好調の理由は「3つの力」 開発×実行×ODM協業の底力

WWD:PBのラインアップは。

チン:スキンケアブランド「バイオヒールボ(BIOHEAL BOH)」や「ブリングリーン(BRING GREEN)」、カラーコスメブランド「ウェイクメイク(WAKE MAKE)」や「カラーグラム(COLORGRAM)」、メイクアップツールブランド「フィリミリ(FILLI MILLI)」、フードブランド「ディライトプロジェクト(DELIGHT PROJECT)」など、幅広いビューティ&ウェルネスカテゴリーのPBを展開している。

WWD:PBの強みは?

チン:トレンドを的確に捉え、スピーディーに製品化できる「開発力」、独自性のあるマーケティング施策を実施する「実行力」、そして高度な技術力とコスト競争力を兼ね備えた優れたODMパートナーとの協業体制にある。この3つを柱に、グローバルな消費者の多様なニーズに応える、高品質で高付加価値な商品を提供できる。絶えず変化する市場トレンドにも、柔軟かつ迅速に対応できる製品を生み出すことが可能だ。

WWD:日本市場におけるPBの売り上げ動向は。

チン:日本語対応のECサイトを強化したことで、24年度は前年比3.5倍と大きく伸長した。PB製品も好調で、20〜24年の間に年平均2倍以上の成長を記録している。

中でも“タンタンクリーム”の愛称で親しまれている、「バイオヒールボ」の“プロバイオダーム 3Dリフティングクリーム”は、テレビCMを放映した効果も相まってスタープロダクトになるまで成長した。

WWD:日本でPB輸出を強化する一方、実店舗の出店を控えている理由は?

チン:日本はアメリカと並ぶ重要なマーケットと位置付けているが、非常に成熟した流通構造を持つため、慎重に戦略を検討している。まずは、「オリーブヤング グローバル」のアプリと、日本語版のウェブサイトの強化に注力し、日本のユーザーがいつでもどこでも手軽に韓国コスメを購入できる環境づくりを優先したい。

“体験”が購買意欲を掻き立てる 肌診断で購入転換率が78%に

WWD:日本と韓国の消費傾向に違いはあるか?

チン:共通点は多いが、日本はオフラインの影響力がやや強く、“体験価値”を重視する傾向にある。そこで、25年末までに韓国の主要100店舗に肌分析機器を設置する予定だ。お客さまは無料でスキンケア診断を受けることができ、スタッフは独自のカウンセリングアプリ「サリー(SELLY)」を使って、お客さまに最適な製品を提案することができる。

旗艦店「オリーブヤング ソンス店」では、すでに肌診断ができる「スキン スキャン プロ」を導入しており、体験した顧客の購入転換率は78%に達している。これは体験していない顧客の43%と比べて、パーソナライズ体験が購買行動に大きく影響を与えていることが分かる。

こうした施策は、「自分らしさ」を大切にしているZ世代とミレニアル世代のニーズに対応するものだ。韓国の小売市場が“検索型ショッピング”から“発見型ショッピング”へと移行している中、「オリーブヤング」はK-ビューティの体験拠点として存在感を放っている。

WWD:2月にはアメリカ・ロサンゼルスに子会社「CJ Olive Young USA」を設立した。日本法人との役割分担は?

チン:日本法人はPBを基盤としたディストリビューション事業を担っており、アメリカ法人はプラットフォーム事業の導入を進めている。アメリカ市場における「オリーブヤング」の本格始動に向けて、現在はタスクフォースチームを編成中。ローンチ時期は、25年末〜26年頭のタイミングを想定している。

WWD:今後の展望は。

チン:日本市場はまず、さらなる飛躍に向けてアプリ&ウェブサイト「オリーブヤング グローバル」とPB輸出の強化を両軸に据える。グローバルでは、各国の消費者ニーズに応える製品設計や、現地流通との違いを差別化するキュレーションが、継続的な成長の鍵になると考える。

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「マウジー」のフレアパンツが「1カ月で1億6000万円売れた」、そのワケ

バロックジャパンリミテッドが手掛ける「マウジー(MOUSSY)」のジーンズ“MVS フレアパンツ”(1万8480円)が絶好調だ。2025年4月の売上高は1億6000万円(前年同期比135%増)を突破した。本数換算で、1カ月で9700本以上を売っていることになる。

人気の理由は足を細く長く見せるデザインにある。日本人の体形に合うよう描いたシルエットをベースに、腰回りを包み込む深めの股上、ヒップラインを高く見せるバックポケットの位置まで、スタイルアップ効果を狙って設計した。「他のシルエットが欲しくて来店したお客さまも、一度足を通すとトリコになってしまう」(「マウジー」事業部)。“MVS フレアパンツ”の4月の売上高の約75%を実店舗で売り上げたことも、「履いて分かる良さ」があることを物語る。

3月中旬のロサンゼルス・ドジャース対阪神タイガースの始球式で、人気アイドルグループMISAMOのメンバーがジーンズを履いて登場したことも追い風になった。MISAMOのようなスタイルに近付けると、さまざまなSNSで話題に挙がった。「プロモーションは行っているが、それ以上にSNS上の口コミが“MVS フレアパンツ”の人気を下支えしている。ストレッチ入りのデニム生地ゆえ、『予想以上の履きやすさ』という声も多い」。

25周年の主役はデニム

「マウジー」は今年、25周年を迎える。「今年1年は、アイデンティティーであるデニムアイテムに磨きをかける。どんな人でもお気に入りのジーンズを見つけられるブランドでありたい」(野村千尋「マウジー」事業部長)と考え、25-26年秋冬展示会では約30体のボディーにデニムアイテムを着せ込んだ。この春夏のデニムアイテムの売り上げは、現時点で前年の同期間と比較し26.8%増と好調に推移している。

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「マウジー」のフレアパンツが「1カ月で1億6000万円売れた」、そのワケ

バロックジャパンリミテッドが手掛ける「マウジー(MOUSSY)」のジーンズ“MVS フレアパンツ”(1万8480円)が絶好調だ。2025年4月の売上高は1億6000万円(前年同期比135%増)を突破した。本数換算で、1カ月で9700本以上を売っていることになる。

人気の理由は足を細く長く見せるデザインにある。日本人の体形に合うよう描いたシルエットをベースに、腰回りを包み込む深めの股上、ヒップラインを高く見せるバックポケットの位置まで、スタイルアップ効果を狙って設計した。「他のシルエットが欲しくて来店したお客さまも、一度足を通すとトリコになってしまう」(「マウジー」事業部)。“MVS フレアパンツ”の4月の売上高の約75%を実店舗で売り上げたことも、「履いて分かる良さ」があることを物語る。

3月中旬のロサンゼルス・ドジャース対阪神タイガースの始球式で、人気アイドルグループMISAMOのメンバーがジーンズを履いて登場したことも追い風になった。MISAMOのようなスタイルに近付けると、さまざまなSNSで話題に挙がった。「プロモーションは行っているが、それ以上にSNS上の口コミが“MVS フレアパンツ”の人気を下支えしている。ストレッチ入りのデニム生地ゆえ、『予想以上の履きやすさ』という声も多い」。

25周年の主役はデニム

「マウジー」は今年、25周年を迎える。「今年1年は、アイデンティティーであるデニムアイテムに磨きをかける。どんな人でもお気に入りのジーンズを見つけられるブランドでありたい」(野村千尋「マウジー」事業部長)と考え、25-26年秋冬展示会では約30体のボディーにデニムアイテムを着せ込んだ。この春夏のデニムアイテムの売り上げは、現時点で前年の同期間と比較し26.8%増と好調に推移している。

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SEVENTEENジョシュアとのコラボフレグランスをポップアップで限定販売 仏「ローラ ジェームス ハーパー」日本上陸記念

2017年に閉店したパリのセレクトショップ、コレット(COLETTE)から誕生したライフスタイルブランド「ローラ ジェームス ハーパー(LOLA JAMES HARPER)」が、公式に日本上陸を果たす。これを記念して開催するローンチポップアップでは、K-POPグループSEVENTEENのジョシュア(JOSHUA)とコラボレーションしたキャンドル、ルームスプレー、香水を数量限定で販売予定だ。

疲れた時に訪れた
漢江沿いの静かな小道に着想

会場ではジョシュアとコラボした、“共にいる時間”をテーマに制作した香り“ハン リバー ウォーク(HAN RIVER WALK)”のキャンドルとルームスプレーに加えてオードトワレ“トゥギャザーネス(Togetherness)”を用意する。

“ハン リバー ウォーク”は、ジョシュアが「練習に疲れた時は漢江沿いの静かな小道を訪れ、自然と触れ合っていた」というエピソードに着想。グリーンティーや抹茶などのお茶の香りをメーンに、柔らかなウッディを重ね、温かく穏やかなムードに仕上げた。

なお、オードトワレにはジョシュアが写った限定のポラロイドと、フレグランスのテーマにちなんだメッセージカードを同封する。カードは、ブランド創設者で映画監督のラミ・メクダチ(Rami Mekdachi)が手掛けた映画「WITH」の言葉と、ジョシュアが第13回ユネスコ・ユースフォーラムに登壇し行ったスピーチの1節を引用し、ラミ本人が手書きしたものだ。

ジョシュアもプライベートで愛用の
キャンドル&ルームスプレー

さらに同ポップアップでは、香りにはこだわりがあるというジョシュアが仏「ヴォーグ(VOGUE)」で愛用していると語った香り“ザ コミックストア オブ ジョージ(THE COMICS STORE OF GEORGE)”のキャンドルとルームスプレーも用意する。ニューヨーク8番街にあるコミックストアから漂う香りイメージしたという同香は、ポプラやスパイスを組み合わせた落ち着きのある香りだ。

イベント詳細

◼️ローンチポップアップ

日程:7月5〜7日
時間: 5、6日11:00〜20:00(最終入場19:30) 7日11:00〜19:00(最終入場18:30)
場所:seeen 表参道
住所:東京都渋谷区神宮前4-13-12
※混雑状況により整理券を配布

ポップアップ公式サイト(公開は6月30日から)

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SEVENTEENジョシュアとのコラボフレグランスをポップアップで限定販売 仏「ローラ ジェームス ハーパー」日本上陸記念

2017年に閉店したパリのセレクトショップ、コレット(COLETTE)から誕生したライフスタイルブランド「ローラ ジェームス ハーパー(LOLA JAMES HARPER)」が、公式に日本上陸を果たす。これを記念して開催するローンチポップアップでは、K-POPグループSEVENTEENのジョシュア(JOSHUA)とコラボレーションしたキャンドル、ルームスプレー、香水を数量限定で販売予定だ。

疲れた時に訪れた
漢江沿いの静かな小道に着想

会場ではジョシュアとコラボした、“共にいる時間”をテーマに制作した香り“ハン リバー ウォーク(HAN RIVER WALK)”のキャンドルとルームスプレーに加えてオードトワレ“トゥギャザーネス(Togetherness)”を用意する。

“ハン リバー ウォーク”は、ジョシュアが「練習に疲れた時は漢江沿いの静かな小道を訪れ、自然と触れ合っていた」というエピソードに着想。グリーンティーや抹茶などのお茶の香りをメーンに、柔らかなウッディを重ね、温かく穏やかなムードに仕上げた。

なお、オードトワレにはジョシュアが写った限定のポラロイドと、フレグランスのテーマにちなんだメッセージカードを同封する。カードは、ブランド創設者で映画監督のラミ・メクダチ(Rami Mekdachi)が手掛けた映画「WITH」の言葉と、ジョシュアが第13回ユネスコ・ユースフォーラムに登壇し行ったスピーチの1節を引用し、ラミ本人が手書きしたものだ。

ジョシュアもプライベートで愛用の
キャンドル&ルームスプレー

さらに同ポップアップでは、香りにはこだわりがあるというジョシュアが仏「ヴォーグ(VOGUE)」で愛用していると語った香り“ザ コミックストア オブ ジョージ(THE COMICS STORE OF GEORGE)”のキャンドルとルームスプレーも用意する。ニューヨーク8番街にあるコミックストアから漂う香りイメージしたという同香は、ポプラやスパイスを組み合わせた落ち着きのある香りだ。

イベント詳細

◼️ローンチポップアップ

日程:7月5〜7日
時間: 5、6日11:00〜20:00(最終入場19:30) 7日11:00〜19:00(最終入場18:30)
場所:seeen 表参道
住所:東京都渋谷区神宮前4-13-12
※混雑状況により整理券を配布

ポップアップ公式サイト(公開は6月30日から)

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「ロンシャン」が代官山でポップアップ開催 “2Dなパリ”空間でカフェやフォトブースを提供

「ロンシャン(LONGCHAMP)」は7月3〜13日、東京・代官山でポップアップイベント“パリジャン・アルチザン(PARISIAN ARTISANS)”を開催する。フランス人アーティスト、コンスタンタン・リアン(constantin riant )とのコラボレーションによるイベントで、“2Dなパリ”を体験できる。

同イベントは、2色使いで情景を描いたフランス生まれのテキスタイルデザイン、“トワルドジュイ”風のパリの街並みを再現し、来場者は“現代のパリジェンヌ”としての日常体験を楽しめる。

会場には、アルチザンと暮らしのサヴォアフェールが根づくパリの街をイメージした4つのエリアを設置する。ブーランジェリー(パン屋)ではカフェとクロワッサンなどの販売、フルリスト(花屋)では、ボタニカルショップのオールグッドフラワーズ(ALL GOOD FLOWERS)によるブーケ販売を実施する。リブレリー(本屋)ではポストカードのプレゼント、アンカードルモン(額装専門店)ではフォトブースを楽しむことができる。また、LINEコネクトまたは指定ハッシュタグ#LongchampxConstantin、#LongchampFW25、#ロンシャンをつけてSNS投稿した人全員に、パリの夏の風物詩であるグラース(アイスクリーム)をプレゼントする。

ほか、カプセルコレクション“ロンシャン x コンスタンタン”と秋の新作を展示・販売する。“ル プリアージュ フィレ”バッグ購入者には、アトリエに眠っていた余り素材から生まれたオリジナルデコレーションを特典として提供する。

イベント概要

■ “パリジャン・アルチザン”

日程:7月3〜13日
時間:11:00-20:00(7月5日のみ16:00クローズ)
場所:代官山T-サイト ガーデン ギャラリー
住所:東京都渋谷区猿楽町16-15

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「ロンシャン」が代官山でポップアップ開催 “2Dなパリ”空間でカフェやフォトブースを提供

「ロンシャン(LONGCHAMP)」は7月3〜13日、東京・代官山でポップアップイベント“パリジャン・アルチザン(PARISIAN ARTISANS)”を開催する。フランス人アーティスト、コンスタンタン・リアン(constantin riant )とのコラボレーションによるイベントで、“2Dなパリ”を体験できる。

同イベントは、2色使いで情景を描いたフランス生まれのテキスタイルデザイン、“トワルドジュイ”風のパリの街並みを再現し、来場者は“現代のパリジェンヌ”としての日常体験を楽しめる。

会場には、アルチザンと暮らしのサヴォアフェールが根づくパリの街をイメージした4つのエリアを設置する。ブーランジェリー(パン屋)ではカフェとクロワッサンなどの販売、フルリスト(花屋)では、ボタニカルショップのオールグッドフラワーズ(ALL GOOD FLOWERS)によるブーケ販売を実施する。リブレリー(本屋)ではポストカードのプレゼント、アンカードルモン(額装専門店)ではフォトブースを楽しむことができる。また、LINEコネクトまたは指定ハッシュタグ#LongchampxConstantin、#LongchampFW25、#ロンシャンをつけてSNS投稿した人全員に、パリの夏の風物詩であるグラース(アイスクリーム)をプレゼントする。

ほか、カプセルコレクション“ロンシャン x コンスタンタン”と秋の新作を展示・販売する。“ル プリアージュ フィレ”バッグ購入者には、アトリエに眠っていた余り素材から生まれたオリジナルデコレーションを特典として提供する。

イベント概要

■ “パリジャン・アルチザン”

日程:7月3〜13日
時間:11:00-20:00(7月5日のみ16:00クローズ)
場所:代官山T-サイト ガーデン ギャラリー
住所:東京都渋谷区猿楽町16-15

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「シュウ ウエムラ」がデイリーメイクをプロ発想で再解釈 アイメイクとアイブロウの新作3シリーズを発売

「シュウ ウエムラ(SHU UEMURA)」は7月4日、アイパレット“アイスカルプト”(新4種、各7480円)、アイブロウペンシル“ニードル ブロー”(全4色、各6160円)、“ハード フォーミュラ ハード9”(新6色、各4070円)を発売する。公式オンラインショップと表参道旗艦店では7月1日から先行発売を行い、6圧27日から予約を受け付ける。日常に使用してもアーティストがメイクをしたような目元に導く、「シュウ ウエムラ」ならではの新デイリーメイクを提案する。

気負わない個性が輝く3アイテム

厳選4色をひとつに収めた“アイスカルプト”

“光で盛る”新発想のメルティヌードパレット“アイスカルプト” は、トレンドのニュアンスベージュやトープブラウンを、肌に溶け込むメルティヌードに落とし込んだ厳選4色をひとつのパレットにセットした。今回のパレットから加えた新たなテクスチャー「アイスカルプティズム」は、配合した繊細なマイクロパールによるソフトな反射により、ひと塗りで柔らかな立体感を演出する。自動車メーカー、マツダの塗装技術「匠塗」からインスピレーションを得た技術をさらにアップデートし、カラーパールのサイズを小さくすることで、よりソフトな反射を実現した。

ラインアップは洗練されたシックな雰囲気を演出する“フロスティライラック”、涼やかな甘さを感じるアイスピンクヌードの“クール ブラッシュ”、多幸感溢れるピュア感を表現するコーラルヌードの“フレッシュ コーラル”、モダンでこなれた印象に導く“ミューテッド カーキ”の4種で、それぞれパーソナルカラーをテーマにしている。

0.98mmの極細アイブローペンシル“ニードル ブロー”

“ニードル ブロー”は本物の毛のように自然に描ける0.98mmの極細アイブロウペンシルで、人気アイブロウペンシルの“ハード フォーミュラ”からインスピレーションを得た、ハードなコアが特徴だ。針のように細く強い芯でありながら計算されたワックスの配合比率により肌の上ですべりやすく、ストレスのない滑らかなストロークをかなえる。また、フィルムフォーミング テクノロジーにより24時間にじまず、汗や皮脂にも強い設計に仕上げた。カラーは“シール ブラウン”“ストーン グレイ”“エイコーン”の新3色と、限定色“ウォルナット ブラウン”の全4色をそろえている。

新色を追加した“ハード フォーミュラ ハード9”

ロングセラーアイテムの“ハード フォーミュラ”には、新6色を追加する。ペンシルで最も硬いハード9の芯と、アーティストによるなぎなた削りが特徴で、約900gの圧力に耐えることができる最も硬いレベルのハード9にインスパイアされ開発した。ワックスとオイルの独自配合による滑らかな描き心地と、汗や皮脂、擦れに強いロングラスティング力でな仕上がりを両立する。新色は“チェスナットブラウン 13”“アッシュグレイ 14”“オリーブ カーキ 15”“ダスティローズ 16”“ダークバーガンディー 17”“シュウシグネチャーレッド 18”の6色を用意している。

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「シュウ ウエムラ」がデイリーメイクをプロ発想で再解釈 アイメイクとアイブロウの新作3シリーズを発売

「シュウ ウエムラ(SHU UEMURA)」は7月4日、アイパレット“アイスカルプト”(新4種、各7480円)、アイブロウペンシル“ニードル ブロー”(全4色、各6160円)、“ハード フォーミュラ ハード9”(新6色、各4070円)を発売する。公式オンラインショップと表参道旗艦店では7月1日から先行発売を行い、6圧27日から予約を受け付ける。日常に使用してもアーティストがメイクをしたような目元に導く、「シュウ ウエムラ」ならではの新デイリーメイクを提案する。

気負わない個性が輝く3アイテム

厳選4色をひとつに収めた“アイスカルプト”

“光で盛る”新発想のメルティヌードパレット“アイスカルプト” は、トレンドのニュアンスベージュやトープブラウンを、肌に溶け込むメルティヌードに落とし込んだ厳選4色をひとつのパレットにセットした。今回のパレットから加えた新たなテクスチャー「アイスカルプティズム」は、配合した繊細なマイクロパールによるソフトな反射により、ひと塗りで柔らかな立体感を演出する。自動車メーカー、マツダの塗装技術「匠塗」からインスピレーションを得た技術をさらにアップデートし、カラーパールのサイズを小さくすることで、よりソフトな反射を実現した。

ラインアップは洗練されたシックな雰囲気を演出する“フロスティライラック”、涼やかな甘さを感じるアイスピンクヌードの“クール ブラッシュ”、多幸感溢れるピュア感を表現するコーラルヌードの“フレッシュ コーラル”、モダンでこなれた印象に導く“ミューテッド カーキ”の4種で、それぞれパーソナルカラーをテーマにしている。

0.98mmの極細アイブローペンシル“ニードル ブロー”

“ニードル ブロー”は本物の毛のように自然に描ける0.98mmの極細アイブロウペンシルで、人気アイブロウペンシルの“ハード フォーミュラ”からインスピレーションを得た、ハードなコアが特徴だ。針のように細く強い芯でありながら計算されたワックスの配合比率により肌の上ですべりやすく、ストレスのない滑らかなストロークをかなえる。また、フィルムフォーミング テクノロジーにより24時間にじまず、汗や皮脂にも強い設計に仕上げた。カラーは“シール ブラウン”“ストーン グレイ”“エイコーン”の新3色と、限定色“ウォルナット ブラウン”の全4色をそろえている。

新色を追加した“ハード フォーミュラ ハード9”

ロングセラーアイテムの“ハード フォーミュラ”には、新6色を追加する。ペンシルで最も硬いハード9の芯と、アーティストによるなぎなた削りが特徴で、約900gの圧力に耐えることができる最も硬いレベルのハード9にインスパイアされ開発した。ワックスとオイルの独自配合による滑らかな描き心地と、汗や皮脂、擦れに強いロングラスティング力でな仕上がりを両立する。新色は“チェスナットブラウン 13”“アッシュグレイ 14”“オリーブ カーキ 15”“ダスティローズ 16”“ダークバーガンディー 17”“シュウシグネチャーレッド 18”の6色を用意している。

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「N.ハリウッド」とイラストレーターのフェイス・オカ、ミャクミャクのトリプルコラボ 限定アイテムに新作が登場

「N.ハリウッド(N.HOOLYWOOD)」は6月27日、イラストレーターのフェイス・オカ(FACE OKA)、大阪・関西万博の公式キャラクター“ミャクミャク”との限定コラボアイテムを発売する。今回は、すでに万博開幕当初から販売しているTシャツ2型(各1万3200円)に加えて、新たにキーホルダー2種(各3300円)を追加ラインアップとして展開する。コラボアイテム各種は、万博会場内 大丸松坂屋百貨店(東ゲートマーケットプレイス)のオフィシャルストアで販売する。

3者の個性が調和するポップなデザイン

本コラボについて尾花大輔「N.ハリウッド」デザイナーは、「以前からフェイス・オカ氏の作品に引かれていて、3者の空気感が自然に響き合うように感じたため今回のコラボをお願いした。ずっと愛着を抱いていたミャクミャクを通じて、オカ氏と共に製作できたことは特別なことだった」とコメント。また、フェイス・オカ氏は、「『N.ハリウッド』が持つ静かな強さや洗練された空気感を意識しながら、自分のキャラクターとミャクミャクを組み合わせて描いた。深く考えるより、『好きだから描いた』という素直な気持ちを大切にしている」と語った。

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「N.ハリウッド」とイラストレーターのフェイス・オカ、ミャクミャクのトリプルコラボ 限定アイテムに新作が登場

「N.ハリウッド(N.HOOLYWOOD)」は6月27日、イラストレーターのフェイス・オカ(FACE OKA)、大阪・関西万博の公式キャラクター“ミャクミャク”との限定コラボアイテムを発売する。今回は、すでに万博開幕当初から販売しているTシャツ2型(各1万3200円)に加えて、新たにキーホルダー2種(各3300円)を追加ラインアップとして展開する。コラボアイテム各種は、万博会場内 大丸松坂屋百貨店(東ゲートマーケットプレイス)のオフィシャルストアで販売する。

3者の個性が調和するポップなデザイン

本コラボについて尾花大輔「N.ハリウッド」デザイナーは、「以前からフェイス・オカ氏の作品に引かれていて、3者の空気感が自然に響き合うように感じたため今回のコラボをお願いした。ずっと愛着を抱いていたミャクミャクを通じて、オカ氏と共に製作できたことは特別なことだった」とコメント。また、フェイス・オカ氏は、「『N.ハリウッド』が持つ静かな強さや洗練された空気感を意識しながら、自分のキャラクターとミャクミャクを組み合わせて描いた。深く考えるより、『好きだから描いた』という素直な気持ちを大切にしている」と語った。

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トレンドなき時代に注目すべきは?

毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2025年6月23日号からの抜粋です) 

木村:半期に1度恒例のリアルトレンド特集です。ウィメンズはセレクト、アパレルブランドなど、トータルで50業態の展示会取材をまとめました。伊藤さんは何が気になりましたか?

伊藤:マークスタイラーの「エモダ(EMODA)」のスタイリングで勝負を仕掛ける姿勢に商機を感じました。レザーブルゾンとワイドパンツというベーシックな組み合わせながら、ウエストとデコルテが見える今っぽいスタイリングは、リアルに着たい!と思いました。“腰に巻くためだけのニットベルト”みたいなスタイリング目的のアイテムなど、独自の提案が、ファン層を引きつけるフックになるだろうと感じました。

木村:そういう意味では、セレクト業態も割と大人が着るミックススタイルが目立つシーズンでした。スポーツやビンテージ、ユーティリティーなどの要素をミックスしながら、ジャンルを超えてスタイリングを楽しむ流れは明確でした。

バランスが絶妙なカプリパンツに注目

伊藤:注目アイテムはありましたか?

木村:セレクト業態の展示会では、ミモレ丈ボトムスが新鮮に感じました。50年代のレディーライクな流れは気になりました。あと印象的だったのは「レイ ビームス(RAY BEAMS)」が提案していたカプリパンツ。絶妙な“ダサかわ”。やぼったいとオシャレのバランスを楽しむ流れは、「ミュウミュウ(MIU MIU)」の影響を感じます。

伊藤:カプリパンツ……!丈感という観点では、ヤングマーケットは「ジーユー(GU)」の膝丈パンツ“ニーショーツ”に注目です。個人的にはソックスが気になりました。特にブーツに合わせる提案が豊作。暖冬でウエアよりも小物を充実させる動きが継続なのは間違いないですが、ソックスは冬の必需品。期待です。

木村:確かに、ブーツだけでなくサボやサンダルに靴下を合わせるといった足元スタイリングは充実していましたし、注目ですね。暖冬でどうする?は共通課題ですが、一方で8月くらいから秋物を欲しい顧客に向けた、涼しく着られる秋っぽいアイデアアイテムも良いなと思いました。必見です。

 

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アナ・ウィンターが米国版「ヴォーグ」編集長を退任へ コンデナストのチーフ・コンテンツ・オフィサーなどの職務は継続

アナ・ウィンター(Anna Wintour)米「ヴォーグ(VOGUE)」編集長は6月26日、社内のスタッフに向けて、米「ヴォーグ」のヘッド・オブ・コンテントを探す旨を伝えた。37年間務めてきた同誌における編集トップの役割は後進に譲ることになるが、兼務しているコンデナスト(CONDE NAST)のチーフ・コンテンツ・オフィサーと「ヴォーグ」のグローバル・エディトリアル・ディレクターとしての職務は今後も継続する。

75歳のウィンターは、1988年に米「ヴォーグ(VOGUE)」編集長に就任。現在は「ヴォーグ」のみならず、「ワイアード(WIRED)」「ヴァニティ・フェア(VANITY FAIR)」「GQ」「アーキテクチュラル ダイジェスト(ARCHITECTURAL DIGEST)」「コンデナスト トラベラー(CONDENAST TRAVELER)」「グラマー(GLAMOUR)」「ボナペティ(BON APPETIT)」「タトラー(TATLER)」「アルーア(ALLURE)」など、「ザ・ニューヨーカー(THE NEW YORKER)」を除くコンデナストが運営するほぼ全てのブランドをグローバルに統括している。

また4年前にコンデナストは編集構造を改革し、世界中の編集チームを統合。同社が事業展開する全市場の各誌にヘッド・オブ・コンテントを配し、グローバル・エディトリアル・ディレクターが率いる形をとっている。米「ヴォーグ」における新たな役職もその組織設計の一環であり、日本や中国、インド、台湾、英国、フランス、スペイン、ドイツ、イタリア、中東のヘッド・オブ・コンテントと並ぶ役割になる。

この間、米「ヴォーグ」の日常的な編集業務に加え、全てのブランドにおけるグローバルな責任を担うまでに職務の範囲を拡げてきた。米「ヴォーグ」チームに編集面における新たなリーダーが加わることで、ウィンターは全市場をより均等にサポートする時間を確保できるようになると期待されている。

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「リー」のジーンズ“101”誕生100周年 ジェームズ・ディーンが好んだ1955年モデルを数量限定復刻

「リー(LEE)」は、ジーンズ“リー 101(LEE 101)”の誕生100周年を記念し、俳優、ジェームズ・ディーン(James Dean)が好んだとされる1955年モデルを再現した、“ライダース 101-Z 1955 ジェームズ ディーン モデル(RIDERS 101-Z 1955 JAMES DEAN MODEL)”を数量限定で発売する。価格は3万3000円。すでに「リー」公式オンラインで予約を受け付けを開始、7月1日から「リー」一部店舗および同公式オンラインで販売する。

“ライダース 101-Z 1955 ジェームズ ディーン モデル”

ジーンズ“ライダース 101-Z 1955 ジェームズ ディーン モデル”は、通称を“センター黒タグ”として知られる、1955年の“101-Z”モデルを土台に制作。ウエストバンド中央の黒タグや、ベルト内側に映画の衣装として用いたことを表し、イニシャルの“JD”を押印したタグを配し、当時の粗雑な作りを再現するため、敢えて左右ずらしてフロントのリベットを打った。また通常30インチ以上のサイズは、ベルトループを7本とするところ、実際に着用したものを解析し、5本で仕上げている。ジェームズ・ディーンは、1955年の主演映画「理由なき反抗」の劇中だけでなく、プライベートでも“101-Z”を着用していたとされる。

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ザ・ビートルズやメタリカ、カート・コバーンなど 「ギャップ」から世界的ミュージシャンをあしらったTシャツ21型

「ギャップ(GAP)」は7月1日、世界的なミュージシャンをTシャツにデザインするコレクション“ビンテージ ミュージック ティーズ(Vintage Music Tees)”から新作のモデルを発売する。今回は、同コレクションにバンドのザ・ビートルズ(The Beatles)や、ニルヴァーナ(Nirvana)のカート・コバーン(Kurt Cobain)、ヒップホップMCのナズ(Nas)など計8組のアーティストが加わり、過去最多となる21型をラインアップする。サイズはXS、S、M、L、XLの展開で、いずれも7990円。「ギャップ」の店舗および、公式オンラインストアで扱う。

ポップスからヘビメタまで
洋楽界のレジェンドが集結

新たなデザインとして登場するのは、フロントにカート・コバーン本人の顔とサインをプリントしたモデルや、メタリカ(Metallica)からセカンドアルバム「Ride The Lightning」のジャケットアートをフィーチャーしたモデル、ザ・ビーチ・ボーイズ(The Beach Boys)から1988年に行ったワールドツアーのグラフィックを配したモデルなど。

また、同コレクションから過去にリリースし人気を博した、ボブ・マーリー(Bob Marley)、ドクター・ドレー(Dr. Dre)、ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)らを落とし込んだモデル計12型も、ボディーのオンスを増やし再販する。なお、ザ・ビーチ・ボーイズとトム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ(Tom Petty And The Heartbreakers)のモデルは、「ギャップ」のアウトレット店舗では扱わない。

ラインアップ一覧

登場アーティスト

エーシーディーシー
カート・コバーン
ガンズ・アンド・ローゼズ
グレイトフル・デッド
ザ・ビーチ・ボーイズ
ザ・ビートルズ
ザ・ローリング・ストーンズ
スヌープ・ドッグ
ソニック・ユース
ドクター・ドレー
トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ
ナズ
ニルヴァーナ
パブリック・エネミー
ビースティ・ボーイズ
プリンス
ボブ・マーリー
メタリカ
レッド・ツエッペリン
レッド・ホット・チリ・ペッパーズ

商品写真

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「ビューティフルピープル」×「プーマ」 “スピードキャット OG”をベースに本来表には出ないものをあらわにした一足

「ビューティフルピープル(BEAUTIFUL PEOPLE)」は7月19日、「プーマ(PUMA)」と「アトモス(ATMOS)」とのコラボレーションシューズを発売する。「プーマ」の代表モデルの1つである“スピードキャット OG”をベースにした同アイテムは、23cm〜29cmの展開で、価格は1万9800円。(「アトモス」では、30cmまで展開)。「ビューティフルピープル」一部店舗および公式オンラインストアならびに「アトモス」一部店舗とオンラインショップで取り扱う。7月13日9時から19日8時59分まで「ビューティフルピープル」と「アトモス」のオンラインストアで抽選販売を受け付ける。

“隠すものはなにもない”を落とし込んだ
本来表にはならない物をあらわにしたアイテム

同アイテムは、「プーマ」の定番モデル“スピードキャット OG”に「ビューティフルピープル」が大切にするモノづくりのコンセプト“ハウスコード”を取り入れた。“スピードキャット OG”は、1980年代から90年代にかけて、モータースポーツのドライバーが着用したレーシングシューズをベースに誕生した。今回のコラボでは、プロダクトテーマである”NOTHING TO DIE(隠すものはなにもない)“を取り入れ、アッパーやソールなどを透過性のある素材を採用した。本来表にはならない構造線や内在物をあらわにする“ハウスコード”をもとに、X線を用いて撮影したレントゲンのようなユニークなビジュアルも今回のコラボならではだ。

表のデザインの裏側には、本来目にすることのない構造線やステッチ、芯材があらわになり、表からは2本のステッチで切り替えられるトウや象徴的な流動線型のフォームストリップがあり、その裏側には、生地をつなぎ合わせるジグザグステッチをあしらった。これらの本来は表に見えることのない裏側の構造線や芯材を表に出すことで、どこか違和感を感じるデザインに仕上げた。ドレスシューズのような同アイテムは、レザーシューズのような細い丸紐を使用。着用者の好みに合わせて丸ひもでドレス要素を加えることも、平紐に変えてスポーティにも着用可能。

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感性に静かに触れる「シュタイン」の美学 2度目のパリでのショーで見せた確かな歩み

「シュタイン(SSSTEIN)」は、2026年春夏コレクションをパリで現地時間6月24日に発表した。

パリ・ファッション・ウイーク初日のオフスケジュールでのショー開催は、今回で2度目となる。会場として選んだのは、1707年に貴族の邸宅として建てられ、かつてカール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)が所有していたシャンデリアが煌めく豪奢な空間。世界的バイオリニストASIAによる生演奏でショーが開幕した。歴史を刻んだ建物と、彼女が使用する1742年製のジェナーロ・ガリナーロ(Gennaro Gagliano)のバイオリンの音色が、「シュタイン」らしい時を超越するウエアと協奏し、詩的なリズムを帯びてその魅力を高めていた。

静謐なムードに軽やかさが加わる

静けさの中に息づく力強さという「シュタイン」の核となる美意識に、今季は“軽やかさ”が加わった。着想源の一つとなったのは、イギリス人写真家コリーヌ・デイ(Corinne Day)の作品だ。彼女の写真の柔らかな色彩が、浅川喜一郎デザイナーのフィルターを通すことで、自然光を受けてわずかに輝く、その何気ない瞬間に宿るニュアンスを洋服へと昇華させていった。基調とするベーシックカラーに加えたのは、淡いパウダーブルーにソフトミントグリーン、バターイエロー。そこに差し色として投入されたポピーレッドは、幾度ものゲージ調整の末に導き出された絶妙な濃度でアクセントを添えている。

これら色彩がコレクションを柔和にみせたのは確かだが、浅川デザイナーは「単純に色を使いたかったわけではない」という。「探究したのは、デイの作風にあるような、“微妙”でソフトなニュアンス。洋服を通してそのムードをまとうことで、着用者が心さえ軽くなるような感覚を得られるように。写真から受け取った感情を頼りに、色と素材を徹底的に吟味した」と続けた。

声高に語らず、感覚を研ぎ澄ます

縦横の糸差を極限まで抑えたコットンレーヨンの混紡生地は、わずかに玉虫色の光沢を帯び、職人の手仕事が加わった硫黄染めのアウターは、計算と偶然が生み出す表情をまとっている。繊細なガーゼ編みのニットや、実験的なレザーの加工もまた、浅川の素材への執着を静かに物語る。写真から呼び起こされた情感が、そのまま形となって現れているかのようだ。

2度目のパリでのショーで見せた進化は、アイテムの細部にも及んでいる。“ドッキング”と呼ばれる袖なしロングベストとアウターをヘムラインで一体化させたシグネチャーシリーズには、新たにステンカラーコートが登場。フライトジャケットはウエストにギャザーを寄せたり、リブニットで切り替えたりとシルエットに変化を加えた。極薄のパッドで肩に柔らかな丸みを出したテイラードコートやブレザーは、緊張感を残しつつも程よい脱力感を醸し出す。

パンツでは、アーチ型レッグやツイストヘムといった新たなフォルムが新鮮さを与えた。どのピースも過度に装飾することなく、緻密な均衡の中で構成されている。女性顧客のニーズを反映したXSサイズの拡充もまた、ブランドの歩みを象徴する。静けさの中に宿るエレガンス──「シュタイン」が描く美は、決して声高に語ることなく、見る者の感覚を静かに研ぎ澄ませていく。

この静謐な世界観をより多くの人へと届けていくには、ビッグメゾンから若手まで強豪がひしめくパリにおいて、継続こそが鍵を握るだろう。「シュタイン」の世界にじっくりと没入させ、各ルックを丁寧に堪能させるプレゼンテーション形式もまた、有力な選択肢になり得る。素材や細部の妙によって、感性に静かに触れるようなブランドの魅了を伝えるには、時間の積み重ねが不可欠だ。

もっとも、発表の手段や場所以上に重要なのは、コレクションそのものの完成度を高め続けていくことだが、それについては杞憂に終わりそうだ。まるで静かな水面の奥深くに熱を孕む地脈が脈打つように、浅川デザイナーの静謐の奥底に燃える探究心は、ブランドをさらなる高みへと押し上げていくに違いない。

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感性に静かに触れる「シュタイン」の美学 2度目のパリでのショーで見せた確かな歩み

「シュタイン(SSSTEIN)」は、2026年春夏コレクションをパリで現地時間6月24日に発表した。

パリ・ファッション・ウイーク初日のオフスケジュールでのショー開催は、今回で2度目となる。会場として選んだのは、1707年に貴族の邸宅として建てられ、かつてカール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)が所有していたシャンデリアが煌めく豪奢な空間。世界的バイオリニストASIAによる生演奏でショーが開幕した。歴史を刻んだ建物と、彼女が使用する1742年製のジェナーロ・ガリナーロ(Gennaro Gagliano)のバイオリンの音色が、「シュタイン」らしい時を超越するウエアと協奏し、詩的なリズムを帯びてその魅力を高めていた。

静謐なムードに軽やかさが加わる

静けさの中に息づく力強さという「シュタイン」の核となる美意識に、今季は“軽やかさ”が加わった。着想源の一つとなったのは、イギリス人写真家コリーヌ・デイ(Corinne Day)の作品だ。彼女の写真の柔らかな色彩が、浅川喜一郎デザイナーのフィルターを通すことで、自然光を受けてわずかに輝く、その何気ない瞬間に宿るニュアンスを洋服へと昇華させていった。基調とするベーシックカラーに加えたのは、淡いパウダーブルーにソフトミントグリーン、バターイエロー。そこに差し色として投入されたポピーレッドは、幾度ものゲージ調整の末に導き出された絶妙な濃度でアクセントを添えている。

これら色彩がコレクションを柔和にみせたのは確かだが、浅川デザイナーは「単純に色を使いたかったわけではない」という。「探究したのは、デイの作風にあるような、“微妙”でソフトなニュアンス。洋服を通してそのムードをまとうことで、着用者が心さえ軽くなるような感覚を得られるように。写真から受け取った感情を頼りに、色と素材を徹底的に吟味した」と続けた。

声高に語らず、感覚を研ぎ澄ます

縦横の糸差を極限まで抑えたコットンレーヨンの混紡生地は、わずかに玉虫色の光沢を帯び、職人の手仕事が加わった硫黄染めのアウターは、計算と偶然が生み出す表情をまとっている。繊細なガーゼ編みのニットや、実験的なレザーの加工もまた、浅川の素材への執着を静かに物語る。写真から呼び起こされた情感が、そのまま形となって現れているかのようだ。

2度目のパリでのショーで見せた進化は、アイテムの細部にも及んでいる。“ドッキング”と呼ばれる袖なしロングベストとアウターをヘムラインで一体化させたシグネチャーシリーズには、新たにステンカラーコートが登場。フライトジャケットはウエストにギャザーを寄せたり、リブニットで切り替えたりとシルエットに変化を加えた。極薄のパッドで肩に柔らかな丸みを出したテイラードコートやブレザーは、緊張感を残しつつも程よい脱力感を醸し出す。

パンツでは、アーチ型レッグやツイストヘムといった新たなフォルムが新鮮さを与えた。どのピースも過度に装飾することなく、緻密な均衡の中で構成されている。女性顧客のニーズを反映したXSサイズの拡充もまた、ブランドの歩みを象徴する。静けさの中に宿るエレガンス──「シュタイン」が描く美は、決して声高に語ることなく、見る者の感覚を静かに研ぎ澄ませていく。

この静謐な世界観をより多くの人へと届けていくには、ビッグメゾンから若手まで強豪がひしめくパリにおいて、継続こそが鍵を握るだろう。「シュタイン」の世界にじっくりと没入させ、各ルックを丁寧に堪能させるプレゼンテーション形式もまた、有力な選択肢になり得る。素材や細部の妙によって、感性に静かに触れるようなブランドの魅了を伝えるには、時間の積み重ねが不可欠だ。

もっとも、発表の手段や場所以上に重要なのは、コレクションそのものの完成度を高め続けていくことだが、それについては杞憂に終わりそうだ。まるで静かな水面の奥深くに熱を孕む地脈が脈打つように、浅川デザイナーの静謐の奥底に燃える探究心は、ブランドをさらなる高みへと押し上げていくに違いない。

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「メディヒール」が日本初のポップアップをアットコスメトーキョーで開催 日本限定の“30枚マスク”を先行発売

韓国発ダーマコスメブランド「メディヒール(MEDIHEAL)」は 7月1日まで、日本で初めてのポップアップイベントを原宿のアットコスメトーキョー(@COSME TOKYO)で開催している。同イベントで先行発売する30枚入りのシートマスク(※日本限定)を含む全4アイテムをラインアップする。

会場は、ブランドカラーである“メディヒールブルー”を採用。「皮膚科学の研究に注力していることをアピールするため、病院のようなイメージで什器を作った」(イ・ジヒョン「メディヒール」ブランド戦略担当)。

“30枚マスク”(30枚入り、2640円)は、保湿とくすみケアでしっとりと滑らかな艶肌に導く“マデカッソシドブレミッシュマスク”、肌荒れにアプローチする“ティーツリーカーミングマスク”、低分子ヒアルロン酸が潤いのあるみずみずしい肌をかなえる“ヒアルロンハイドレーションマスク”、高純度ビタミンCで透明感のある肌を目指す“ビタミンCブライトニングマスク”の全4種をそろえる。イ=ブランド戦略担当によれば、「今後はPDRNを配合した“30枚マスク”の発売も視野に入れている」という。

同氏が「韓国で人気No.1」と紹介する“トナーパッド”(全7種、各100枚入り、各3190円※“フィトエンザイムパッド”のみ90枚入り)も販売する。拭き取りや気になる部位のマスクパックとして使える同製品は、成分との相性を考慮しシートの素材を変えている点が特徴。「5月にQoo10でお披露目した“PDRNリフティングパッド”が売り上げを伸ばし、“マデカッソシドブレミッシュパッド”と2トップになっている」(同)。

購入者特典とサンプリングイベント

2000円以上購入すると、トイ・ストーリーエディションのポーチをプレゼントする(全4種からランダムで1種)。また5000円以上購入すると、ポーチに加えて“マデカッソシドエッセンシャルマスク”(4枚入り)をプレゼントする。

「メディヒール」の公式SNSアカウント(Instagram、X、LINEの中から1つ)をフォローすると、トナーパッド3種とセラム3種の中から、サンプル3種をプレゼントする。

■MEDIHEAL POP-UP STORE
日程:6月25日〜7月1日
場所:@cosme TOKYO 1F
住所:東京都渋谷区神宮前1-14-27

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「フェスティノ」から新ドライヤーが登場 「かゆいところに手が届く」設計で“ズボラ美容”に応える

ウィナーズの美容家電ブランド「フェスティノ(FESTINO)」は6月18日、“ツヤニュアンス ドライヤー”(全2色、各350g※コードを除く、各2万9700円)を発売した。10日から自社ECサイトで予約を開始しており、18日から家電量販店、バラエティーショップ、各種ECサイト、公式オンラインショップで取り扱っている。

「フェスティノ」は、美容家電に対する「価格が高い」「手間がかかる」といった課題を解消し、初心者や面倒くさがりの人でも使い続けられる製品づくりを志向している。

今回の“ツヤニュアンス ドライヤー”も、スペックの追求だけでなくユーザーのリアルな使用シーンに寄り添った。「私自身も『面倒くさがり屋だが美容が好き』というブランドがターゲットとする女性像の1人。自らが本当に欲しいものを製品にしている」(大滝優子ブランドマネージャー)。

業界初の温風冷風自動切り替え

“ツヤニュアンス ドライヤー”の最大の特徴は、業界で初めて(同社調べ)搭載した、髪とドライヤーの距離を自動で検知し温風と冷風を切り替える “ニュアンス ドライモード”だ。髪の流れに沿わせやすい波型の形状をした“ニュアンスノズル”を付着すると、手元の操作なしでスタイリングが可能。そのほか、髪のコンディションや目的に合わせて選べる6つのモードと3つの風量設定を搭載している。

また、速く乾きながらも髪のまとまりを保つ、風速、風圧、風量のバランスにも力点を置いた。14個の送風口から髪全体に均一に風を送り、マイナスイオンと遠赤外線で髪の乾きすぎを防ぎながら艶やかに仕上げる。

瞬間的に強い風を送るモーターを本体に装備し、ヘッドの軽量化を実現。本体とハンドルは垂直からやや角度をつけ、片手で楽に操作ができる仕様とした。

収納用に、“ツヤニュアンス ドライヤー用スタンド”(2色、各83g、各3300円)も販売。ドライヤーが簡単に壁にかけられるマグネット式で、収納シーンもスマートに演出する。

「昨今のドライヤー市場はかつての大手一強時代からブランドの群雄割拠状態に変わりつつある。選択肢が広がり、ユーザーの基準もより多様化、複雑化する中で、独自の価値をいかに打ち出すかが大事。本製品は、画一的なスペック比較などでは測れない、実際に使った時の『かゆいところに手が届く』心地よさに魅力がある」(岡野真二社長)。

台湾進出も検討

「フェスティノ」は、2018年にヘアアイロンからスタートし、フェイシャルスチーマー、シェーバー、スキントリートメント、ヘッドスパなど幅広いカテゴリーの製品を展開してきた。

金額ベースでは“フェイシャル スキントリートメント”、数量ベースでは、“フェイシャル スチーマー”と“ドライヤー”の製品群が売り上げをけん引する。主力販路は家電量販店で、中心客層は30代前後。

今後は「感性の共有がしやすい」(岡野社長)台湾などへの海外展開も視野に入れる。直近は国内市場でまだ手つかずの流通領域の開拓と強化を図る方針だ。

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「ドルチェ&ガッバーナ」2026年春夏メンズ・コレクション

「ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE&GABBANA)」が2026年春夏メンズ・コレクションを発表した。

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「アングリッド」が「リーバイス」との別注デニムを発売 剥がしポケットデザイン

 

マークスタイラーの「アングリッド(UNGRID)」は8月、アメリカを代表するジーンズブランド「リーバイス(LEVI'S)」との別注デニムを販売する。価格は1万8700円でカラーはブルー1色、サイズは25〜27の3サイズで展開する。公式通販サイト「ランウェイチャンネル」と「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」では先行予約を受け付け中だ。また、8月から同オンラインストアと「アングリッド」の店舗で順次発売する。日時の詳細は、公式サイトに記載する。

 

同コラボはバッグポケットが最大の特徴で、デザインは「アングリッド」のアイコンにもなっている剥がしポケットを取り入れ、細かなヒゲやももの削りは「リーバイス」らしさを残すことで2つのブランドが融合した特別な1本に仕上げた。また、デザインの加工感を程よく色落ちしたブルーにすることで、幅広いシーンで活用できるようになっている

シルエットは、すらりと脚が美しくに見えるように計算されたもので、腰まわりを包み込みながら、裾に向かって自然に落ちることで脚長効果を演出する。さらに、穿き心地はライトオンスのデニム生地を使用しているため、柔らかくノンストレスで着用できる。

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「ナイキ」が“エア ジョーダン”のシューズ40年の歴史に着想を得たバッシュを発売

ナイキ(NIKE)の「ジョーダン ブランド(JORDAN BRAND)」は7月12日、バスケットシューズ“エア ジョーダン 40”を発売する。価格は3万800円。「ナイキ(NIKE)」公式オンライン、一部取扱店で販売する。

バスケットシューズ
“エア ジョーダン 40”

同シューズは、“エア ジョーダン”のシューズの40年に渡る歴史に着想を得ており、「ナイキ」として初となる、柔らかく軽量で、反発性がある“ズーム X”フォームと、クッショニング性能のあるフルレングスの“ズーム ストロベル”を組み合わせ、高い反応性と推進力の実現を目指した。そのほか360度のホールド感を目指したウェビングや、40度の角度で構成し、グリップ性能のある独自のトラクションパターンも組み合わせている。デザインは、40年の歴史にちなみ、シルエットのロゴを全て40度の角度にしたほか、アウトソールには過去のモデルを思わせる、ヘリンボーンパターンを配した。今後9種類のカラー展開を予定している。

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映画「F1 / エフワン」がスイスの高級時計「IWC」と協働 演出装置としてのタイムピースが映画に与えるリアリティー

6月27日に公開を控えたブラット・ピット主演の話題作「F1/エフワン」。F1王者のルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)らがプロデューサーとして名を連ね、「トップガン マーベリック」でもメガホンをとったジョセフ・コシンスキー(Joseph Kosinski)が監督を務める本作品とパートナーシップを結び、存在感を放つのがスイスの高級時計ブランド「IWC シャフハウゼン(IWC SCHAFFHAUSEN )(以下、IWC)」だ。

メルセデス・ベンツ傘下のF1チーム、メルセデスAMGペトロナスフォーミュラ・ワンチームの公式スポンサーを10年以上務めてきた「IWC」。劇中では架空のF1チーム「APXGP」のスポンサーとして登場する。120本を超えるタイムピースを映画セットに持ち込み、レーシングカーやスーツ、ヘルメットなど、至るところに「IWC」のロゴをあしらった。ドライバーやエンジニアなどの登場人物たちの手元を彩る時計は、それぞれのキャラクターや背景を象徴する重要な“演出装置”として機能する。

ブラッド・ピットの手元でよみがえった名作“インヂュニア”

ブラッド・ピット(Brad Pitt)演じる主人公ソニー・ヘイズが着用するのは、1970年代の伝説的な時計デザイナー、ジェラルド・ジェンタ(Gerald Genta)が手がけた“インヂュニアSL”を基にした特注モデル。映画で使用した1本は、ヴィンテージウオッチから特注の時計を製作するデザインスタジオ、クロイスター・ウオッチ・カンパニー(Cloister Watch Company)と「IWC」とのコラボレーションによって生まれた。そしてこのモデルに着想を得たのが、4月にジュネーブで開催した高級時計市「ウオッチズ・アンド・ワンダーズ ジュネーブ2025」で発表した“インヂュニア・オートマティック40”。世界1000本限定でリリースしたこの1本には「IWC」ファンと映画ファンの両方を魅了するこだわりが凝縮されている。

また「ウオッチズ・アンド・ワンダーズ ジュネーブ2025」では、劇中の架空のF1チーム「APXGP」にインスパイアされた新作ウォッチ“パイロット・ウォッチ クロノグラフ”も3型発表。それぞれのデザインは、チームのカラーやレーシングマシンの美学を反映しており、映画の世界観を手元に再現するかのようなタイムピースだ。

「IWC」は同イベントで、劇中に登場するレーシングカーをブースに展示。他にも映画で実際に使用した高精度カメラや改造車両なども公開した。さらにイベントには「F1」に出演した俳優のシモーヌ・アシュリー(Simone Ashley)やプロデューサーのジェリー・ブラッカイマー(Jerry Bruckheimer)、長年「IWC」のアンバサダーを務める音楽監督のハンス・ジマー(Hans Zimmer)も登場し、この映画と「IWC」、そしてモータースポーツという3つの要素の強い結び付きを印象付けた。

時計と映画の共鳴
ジョセフ・コシンスキー監督の視点

ジョセフ・コシンスキー監督は、本作において「IWC」とのパートナーシップを「欠かすことのできないもの」と語る。「この映画において、時計は登場人物の性格や背景を映し出す要素。『IWC』のパイロット・ウォッチは、ピットクルーやエンジニアたちの屈強で機能的な印象を体現してくれた」と続ける。

「伝説のドライバー、ソニー・ヘイズには、父から譲り受けたような特別なヴィンテージモデルを身につけてもらいたかった」という。だからこそ70年代の“インヂュニアSL”をベースにしたカスタムモデルを用意した。一方でダムソン・イドリスが演じる自信家の若手ドライバー、ジョシュア・ピアースには、現代のF1の世界観を象徴するようなハイパフォーマンス・モデル“パイロット・ウオッチ・パフォーマンス・クロノグラフ 41”を選んだ。

コシンスキー監督はさらに「レーシングカーのような力強いマシンに魅力を感じる一方で『IWC』の時計のような小さな精密機械にも同じ美しさを感じる。どちらもエンジニアリングの結晶であり、細部まで魂が宿る。その姿勢が、今回の映画づくりにも深く通じている」と、本映画の世界観と通底する機械式時計の魅力にも言及した。

映画「F1/エフワン」のリアリティーと臨場感は、実在のF1チームと10年以上関係を築いてきた「IWC」の精緻な時計作りと、最新技術を駆使した映画製作が交差することで生まれたもの。主人公たちの手元に光るタイムピースが、物語に奥行きを与え、鑑賞者の想像力をさらにかき立てる。

◾️映画「F1/エフワン」
2025年6月27日(金)全国劇場およびIMAXにて公開

監督:ジョセフ・コシンスキー(『トップガン マーヴェリック』)
脚本:エーレン・クルーガー
製作:ジェリー・ブラッカイマー(『パイレーツ・オブ・カリビアン』)
   ジョセフ・コシンスキー
   ルイス・ハミルトン 他
音楽:ハンス・ジマー
制作:Apple Original Films
   Monolith Pictures
   Jerry Bruckheimer Films/Plan B Entertainment/Dawn Apollo Films
キャスト:ブラッド・ピット … ソニー・ヘイズ(元F1ドライバー)
     ダムソン・イドリス … ジョシュア・ピアース(新人ドライバー)
     ハビエル・バルデム
     ケリー・コンドン
     トビアス・メンジーズ
     キム・ボドニア
     シモーヌ・アシュリー

© 2025 WARNER BROS. ENT. ALL RIGHTS RESERVED.

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村上隆とJP THE WAVYが楽曲第3弾 テーマは「レディメイド」デザイナーと村上の新プロジェクト

アーティストの村上隆と、ラッパーのJP THE WAVYによるユニット、MNNK Bro.(Takashi Murakami & JP THE WAVY)は、第3弾となる楽曲「RROSE SELAVY / BESIDES, IT'S ALWAYS THE OTHERS WHO DIE / MNNK MADE(ローズ・セ ラヴィ さりながら、死ぬのはいつも他⼈なり MNNK MADE)」をリリースした。

「モノノケ・メイド」をテーマに制作
MV監督はスパイキー・ジョン

同曲は、村上と細川雄太「レディメイド(READYMADE)」デザイナーによるプロジェクト「モノノケ・メイド(mononoke・made)」をテーマに制作。「レディメイド」の名が、芸術家のマルセル・デュシャン(Marcel Duchamp)の手法“レディメイド”に由来することから、曲中にはデュシャンやその別名である、“ローズ・セラヴィ”の要素を散りばめた。MVは、スパイキー・ジョン(Spikey John)が監督を務め、細川発案のファッションショーをコンセプトに制作。モデルが「モノノケ・メイド」のコレクションを着用したほか、デュシャンの代表作「泉」や「大ガラス」のモチーフも登場させる。また村上と似ていると話題になった、お笑い芸人、ロバートの秋谷竜次らが出演するなど、カメオ出演にも趣向を凝らした。

村上は、「MNNK Bro.のプロジェクトは、いつもWAVY君に感謝の気持ちを持って⾏なわせてもらっている。今回は、現代美術家の始祖マルセル・デュシャンと細川雄太さんのブランド『レディメイド』とをかけたコンセプチュアルなMVとなっている。監督さんはスパイキーさん。今回のMVは超難産で、制作に18カ⽉を費やした。でも故に、⾃信作のMVだ。『レディメイド』の細川さんは、コスチュームとコンセプトを打ち⽴てて下さった。WAVY君の曲は、MNNK Bro.プロジェクトの中でも出⾊のシンプルでポジティブな曲だ。僕はコンセプトとヴィジュアル担当だ」とコメントしている。

またJP THE WAVYは、「今回の楽曲は村上さんと『レディメイド』とデザイナーの細川さんによる『モノノケ・メイド』を題材にした楽曲で今回も制作⾯で沢⼭勉強させて頂いた。『レディメイド』は昔から好きで着ていたので村上さんのお陰でまた好きなブランドの楽曲に携わる事ができて嬉しい。MVはMNNK Bro.の『Mononoke Kyoto』を撮ってくれたスパイキー・ジョンにおかわりさせて頂いて村上さんと細川さんが思う世界観を作ってもらった。ヒップホップのMVでは中々⾒ないようなシンプルだけど深い作品となっているので是⾮隅から隅まで楽しんで頂けたらと思う」と語っている。

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「オーラを引き出す」メイクアップアーティスト葉月が語る、“似合う”の先にある個人美

PROFILE: 葉月/メイクアップアーティスト

PROFILE: (はづき)2000年8月14日生まれ、大阪府出身。美容学校を卒業後、大手美容サロンメーカーに美容師として就職し8カ月で退職。その後、他のサロンで経験を重ね、フリーランスのメイクアップアーティストに。2023年6月にヘアサロン「ヌル」表参道店に所属した。メイク施術後のビフォーアフター“オーラを引き出すメイク”がSNSで話題となり、予約が殺到している。PHOTO:TAMEKI OSHIRO

「その人が持つ、オーラごと引き出す」——どこかスピリチュアルに聞こえるが、それをメイクで表現しているのが、メイクアップアーティストの葉月だ。SNSで“オーラを引き出すメイク”を発信しており、若者を中心に注目を集めている。

そんな葉月のメイクは単なる「似合う」「かわいい」を表現するのではなく、その人が内に秘めているオーラを際立たせるもの。トレンドや型に縛られるのではなく、お客の個性を最大限に引き出し、本来の魅力や雰囲気を引っ張り出すメイクアップだ。

“第三の眼”でオーラを見る!?

“オーラを引き出すメイク”——というと、葉月は本当にお客のオーラが見えているのだろうか。「普通に話していると何も感じないのですが、その人のことを本気で知ろうとすると、直感で『これがいい』と思うメイクが思い浮かんでくるんです。胡散臭いと思うかもしれないけれど、これが本当なんです(笑)」といたずらっぽく笑う。まさに、葉月の感覚的なセンスであり、“第三の眼”とも呼びたくなる才能だ。

とはいえ、「なんでオーラが見えるんだろう?」と不安になる夜もあるという。「人それぞれオーラが違うからマニュアルを作れるわけでもないし、毎回台本なしのぶっつけ本番でできていることが不思議で。でも、だからこそ目の前のお客さま一人ひとりに、真剣に向き合えているのかもしれない」と話す。

もちろん、オーラだけでメイクが決まるわけではない。

ファッションからその人の「好み」を読み取り、会話の中からニーズを引き出す。葉月は「正直、“かわいい”はメイクでいくらでも作れる。でも、私が一番大切にしているのはその人の『好み』に寄り添うこと。お客さまは貴重な時間を割いて来てくれているので、心から納得して帰っていただきたいです」と胸を張る。

「別人級」「こんなに変われるんだ」
ビフォーアフター投稿が話題に

葉月が所属する「ヌル(Null)」表参道店は、平均年齢23歳という若手が集うヘアサロンだ。ルーツカラーやエンドカラーといったデザインカラーをメインに、カラーデザインのトレンドを発信。同サロンの美容師がヘアを、葉月がメイクを担当するトータルプロデュースメニューも用意している。

来店客は、ほぼ100%がSNSから。「フリーランスになった当初は、仕事がない状態からスタート。そのときにできることを行動した結果、“性格を変えるメイク”をテーマにしたSNS投稿が広まりました。ある日、1つの投稿をキッカケに人生が180度変わったんです」と葉月さんは話す。

@leafmoonaion 自分がヘアメイクで人生変わったから自分の手で変えたいと思った!#メイク動画 #変身動画 ♬ Kiss Me More (feat. SZA) - Doja Cat

「2022年3月に投稿したお客さまのビフォーアフターのショート動画が、TikTokでバズりました。何者でもなかった私が、これをキッカケに注目してもらえるようになったんです」。新しい投稿をアップするたび、コメント欄には「別人級」「こんなに変われるんだ」といった驚きのコメントが殺到。メイクの可能性を感じた人々が、お店を訪れるようになった。

SNSの総フォロワー数は46万を超え(2025年5月末時点)、影響力のあるメイクアップアーティストへと成長した。人気を継続に昇華させるため、“オーラを引き出すメイク”の投稿に加え、カウンセリングやサロンワークの動画も織り交ぜて、フォロワーを飽きさせない工夫も。

ほかにも、「人気インフルエンサー吉田いをんさんとコラボレーションをして、面白いコンテンツもたまにアップするようにしています。フォロワーの皆さんに楽しんでいただけるのはもちろん、新規も増えるので継続的に発信したい」とコラボコンテンツの重要性も覗かせた。

実際、インスタグラムのストーリーズで予約枠解放をアナウンスすると、約10秒で全ての枠が埋まる人気ぶり。予約困難ゆえに「長期休暇がやっと取れたから予約できた」という声も少なくない。最近は、「予約が取れなかった」という人の声に応える形で、プラス1万円で優先的に予約できる“優先枠”もスタートした。

来店者は、20〜30代女性が中心。意外にも、「休職中の方が多い」という。「何かを変えたい」「心機一転したい」「自分に自信を持ちたい」ーーそんなタイミングで訪れる人が多いのだそう。「私のところには『どうしたらいいか分からないけれど、変わりたい』という方や『葉月さんのメイクが好き』と言って、来てくださる方が多いですね」。

“オーラを引き出すメイク”の先にある心のつながり

「人生が変わりました」——そんなお客の声に、何度も背中を押されてきた葉月。「私もきれいになりたい!」「メイクのパワーを感じました」という温かいコメントが多く寄せられる彼女のSNSコミュニティーは、そんなポジティブな言葉を交わせる大切な場所だ。

一方で、注目されるからこその悩みも生まれた。ときに、心ない声が届くことも。だからこそ、今はプラットフォームごとにルールを設け、安心して発信できる環境づくりを心掛けつつ、自分自身とお客さまの“心”を守ることを大切にしている。

ある日届いた「葉月さんと過ごした時間は忘れません」というDM。その言葉に救われ、涙がこぼれた夜もあった。大切なのは“メイク以上のつながり”。「これからも、“オーラを引き出すメイク”を通して、誰かの人生にそっと光を届けていきたいと思っています」(葉月さん)。

次の世代に何かを残す。
目指すは“令和の坂本龍馬”

“オーラを引き出すメイク”を初めて約4年。憧れだった夢も少しずつかなってきた。アーティストのMVやビジュアル撮影、パリでのパンフレット撮影など、海外での仕事も経験。「ヘアメイクの仕事を通じて『いつか海外に行きたい』と願い続けてきた夢が、一つずつ形になってきました」。ほか、美容学校でセミナー講師を務めたり、イベントに登壇したりと、“教える側”としてのオファーも舞い込むようになった。

プロのメイクアップアーティストを目指す中で、業界の在り方に疑問を感じることも少なくなかった。例えば、一生に一度しかない成人式のヘアメイク。多くのサロンではこの日、美容師総出で対応し、新人スタイリストもフル稼働する。時間がない中での対応となるため、もちろん、美容師らはスピーディーに仕上げなければならない。その分「仕上がりに満足できないお客も少なくないのではないか」と葉月はモヤモヤしていたこともあった。

「メイクって本当に難しい。“ちゃんと”かわいいを作れるメイクアーティストって、実は日本にあまりいないと思う。それは、SNSでよく見かける“成人式メイクの感想”が物語っていると思います。人手不足なのは理解できますが、成人式のようなビッグイベントでこそ、お客さま一人ひとりに向き合うべきだと思うんです。中途半端な仕事は、容姿に悩みを抱きやすい日本の若い女の子の期待を裏切ることになるので、もう悲しむ人を増やさないでほしい。この風潮を変えたい」と真剣な表情で話す。

また、若手のメイクアップアーティストが活躍できる場が少ないことについても言及。「私の印象では、第一線に立っているのは40〜50代の方が多いイメージがあります。メイクが重要視されていない日本の現状に、私が“ヘアメイク界隈の異端児”になって、若い世代の代表として声を上げていきたい」と意気込みを語った。

そして、今の目標は“令和の坂本龍馬”になること。「最近、TBSドラマの『JIN-仁-』を見て感化されて(笑)、私もメイクで次の世代に何かを残さないといけないなと強く思いました。一時的にバズる動画じゃなくて、自分の思いが伝わる、タメになるコンテンツを残したい。影響力を持ち続けられるように、今はとにかくいろんなことに挑戦していきたいです」。

「令和の坂本龍馬になる」そんな夢を語る葉月の瞳は、まっすぐに未来を見つめていた。“オーラを引き出すメイク”という唯一無二のメイクアップで、これからも彼女は、多くの人に変わるきっかけと勇気を与える。

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