「キス」が「ニューバランス」と再びタッグ 夏の雰囲気を落とし込んだスニーカー3色をラインアップ

「キス(KITH)」は、「ニューバランス(NEW BALANCE)」と再びパートナーシップを組み、スニーカー“キス フォー ニューバランス 204L(KITH FOR NEW BALANCE 204L)”を発売する。7月18日に「キス」東京店、同大阪店で店頭抽選販売するほか、同日11時から「キス」公式オンライン、同公式アプリなどでも販売する。なお、価格は発売まで非公開だ。

“キス フォー ニューバランス 204L”

本スニーカーは、夏の雰囲気をイメージした、カメリアとサンバースト、ブルーベルの3色をラインアップ。スエードとヌバックのアッパーと、メッシュ地のアンダーレイを組み合わせ、側面にはリフレクティブ素材の“N”ロゴ、ヒール部分の背面に「キス」と「ニューバランス」の共同ブランディングを刺しゅうする。リフレクティブ仕様のシューレースが付属する。

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仏バッグ「モワナ」初のペットコレクション、伊勢丹新宿店でお目見え

仏バッグブランド「モワナ(MOYNAT)」は7月22日まで、伊勢丹新宿本店でポップアップを開催している。2月にパリの老舗百貨店ボン・マルシェ(LE BON MARCHE)でお披露目した、ブランド初のペットコレクションが目玉。

ペットコレクションは、ベストセラーの“Mキャンバス”シリーズから登場。アイテムは、5kgほどの小型犬を運べるペット トート(31万6800円)や首輪(7万400円)、リード(8万9100円)、ペットボウル(43万3400円)など。どれも、“M”モチーフの総柄があしらわれている。

会場では、6月のメンズ・ファッション・ウイーク中にボン・マルシェで発表した“ビンテージ M キャンバス トート”(33万4400円)の販売も。アーカイブ・トランクに着想したペイントが目を引く。そのほか、ホーボーバッグ(35万8600円)や、ポシェット(11万7700円)ムーンバッグ(16万2800円)など、“M キャンバス”の新作5型も取り扱う。

■「モワナ」ポップアップ
日程:7月16〜22日
時間:10:00〜20:00
場所:伊勢丹新宿店本館1階 ハンドバッグプロモーション
住所:東京都新宿区新宿3-14-1

アイテム一部

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「エクセル」が刷新 今秋冬に製品と店頭デザインなど一新

常盤薬品工業のメイクアップブランド「エクセル(EXCEL)」は今秋、ブランドを刷新する。新しいブランドコンセプトや製品開発の指針を掲げ、第1弾として秋冬の新製品からブランドビジュアル、製品パッケージ、店頭デザインを一新して展開する。

ブランドの存在意義を
問い直した5年間

1987年に前身ブランドが誕生以降、「エクセル」は“アイブロウ”や“カーラー”などのロングセラー製品を生み出してきた。2012年にはロゴ、プロダクト、モデルのリニューアルを実施。15年にはブランドの象徴とも言える“スキニーリッチシャドウ”を発売するなど、ポイントメイクからベースメイクまで数々のヒットを飛ばしてきた。

今回の刷新は、そうした歩みを踏まえつつ時代の変化に応えるべく構想。きっかけは約5年前のコロナ禍を経た市場や消費者行動の大きな変化だった。情報環境の加速、韓国ブランドなどの海外勢の台頭により、化粧品業界の競争も激化していく状況にも置かれた。

「これだけブランドが溢れる中で『エクセルは必要か?』という議論にまで発展した。しかし、お客さまとともに積み上げてきたブランドの信頼は短期間では築けない。『エクセルなら安心』という声こそが今の時代における大きな強みだと再認識した」(マーケティング統括・田島氏)。強い信頼を追い風に、情報過多の時代に「自分を信じる力をくれる」ブランドとしてのポジションを目指す。

「自分はこうありたい」に
寄り添っていく

新生「エクセル」は、これまでの「トレンドを追う」スタイルから「自分はこうありたい」という意志に寄り添う方向性に移る。ブランドコンセプトに掲げた「あなたの意思が、美しい」には、「変わりたいと思った瞬間にすでにその一歩を踏み出している」というメッセージを込めた。

従来のセールスターゲットは20〜30代、コミュニケーションターゲットは22〜27歳だったが、今回を機にセールスターゲットは20〜40代、コミュニケーションターゲットは25〜32歳に引き上げる。「自分に本当に合うものを見極め、主体的に選ぶ世代」に転換し、ブランドコミュニケーションを強めていく。

製品開発の指針はこれまで掲げてきた「直感スマートコスメ(=スマートフォンのように誰でも直感的に使える化粧品)」の考え方を土台に持ちながら、新たに「今もこの先も輝き続けるタイムレスコスメ」を掲げた。一時的な流行ではなく、長く愛用される品質、機能性、デザイン性を兼ね備えたモノ作りを重視し、「これからもずっと使いたい」価値を追求する。

新生「エクセル」の象徴として、ブランドビジュアルには初の日本人モデルとなる青木瞳を起用。ブランドビジュアルやムービーでは「自分の意思で進み、自分らしさをまっすぐ見つめる生き方」を表現した。

25年秋冬の新製品は、新コンセプトを体現した全17品が登場する。8月19日に“エシリアル セラムコンシーラー”(全5種、各1760円)と“コンシーラーブラシ”(1760円)。9月16日に“エクストラリッチ セラムインパウダー”(全3種、各17g、各2640円)。10月28日に“ザ プライムアイブロウ”(全8種、各1650円)をリニューアル発売する。シンプルにロゴを立てるようにパッケージデザインも一新。新ビジュアルとともに店頭での展開も刷新し、ブランドの世界観を発信していく。

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「サンタ・マリア・ノヴェッラ」CEOに現「バレンシアガ」最高マーケティング責任者が就任

「サンタ・マリア・ノヴェッラ(SANTA MARIA NOVELLA)」は、9月1日付で「バレンシアガ(BALENCIAGA)」の最高マーケティング責任者(CMO)であるルディヴィーヌ・ポン(Ludivine Pont)を最高経営責任者(CEO)に任命した。

「バレンシアガ」「モンクレール」での実績

ポン氏は2021年から「バレンシアガ」のCMOを務め、デムナ(Demna)=アーティスティック・ディレクターと密接に連携しながら、同ブランドのグローバル展開とデジタル・イノベーションをけん引してきた。デムナは7月9日のクチュールショーをもって「バレンシアガ」での任期を終え、直後に「グッチ(GUCCI)」のアーティスティック・ディレクターに就任。ポン氏の退任は、「バレンシアガ」が大きな転換期を迎える中での動きとなる。デムナの後任には、「ヴァレンティノ(VALENTINO)」前クリエイティブ・ディレクターのピエールパオロ・ピッチョーリ(Pierpaolo Piccioli)が就任した。

ポン氏は「バレンシアガ」以前、16年に「モンクレール(MONCLER)」に入社し、グローバル・マーケティング&コミュニケーション・ディレクターとして活躍した。当時、レモ・ルッフィーニ(Remo Ruffini)会長兼CEOの下でブランドは大きく舵を切り、さまざまなクリエイターとコラボレーションするプロジェクト「モンクレール ジーニアス(MONCLER GENIUS)」を18年に始動。ピッチョーリやシモーン・ロシャ(Simone Rocha)、クレイグ・グリーン(Craig Green)らとのカプセルコレクションを展開し、ブランドの新たな成長戦略を実現した。「モンクレール」以前は「フィリップ プレイン(PHILIPP PLEIN)」のグローバル展開にも貢献している。

伝統と革新を担う新CEO グローバル展開の加速が責務

「サンタ・マリア・ノヴェッラ」は1221年にイタリア・フィレンツェで創業し、“世界最古の薬局”とも称される。ポン氏は、ブランド独自の伝統と職人技を礎に、グローバル展開をさらに加速させる責務を担う。親会社イタルモビリアーレ(ITALMOBILIARE)のCEOであり、「サンタ・マリア・ノヴェッラ」の会長でもあるカルロ・ペゼンティ(Carlo Pesenti)は、「ブランドの比類なき歴史は、イタリア文化に深く根ざし、ヨーロッパや世界へ香水文化が広まる中で築かれた。この遺産を守り、未来へと継承することが私たちの責任だ」と語る。ポン氏については、「深い専門知識や国際的な経験、戦略的ビジョンを兼ね備えている。『サンタ・マリア・ノヴェッラ』のグローバル成長に貢献し、ブランドの唯一無二の価値を尊重しながら、新たな推進力をもたらしてくれると確信している」と述べる。

ポン氏が着任するまでの間、ジャンピエロ・ペゼンティ(Giampiero Pesenti)ジェネラルマネージャーと現経営チームが引き続き運営を担う。なお、前CEOのジョヴァンナ・パオローニ(Giovanna Paoloni)は24年1月に就任したが、すでに退任している。

ポン氏は、「『サンタ・マリア・ノヴェッラ』のリーダーを任されることは大きな名誉であり、重大な責任だ。このメゾンは800年以上にわたる植物学と薬学の卓越した歴史を持つ。私はこの遺産を継承し、感性や美に語りかけ、時を超えたケア体験を創出していきたい」とコメントした。

「サンタ・マリア・ノヴェッラ」について

「サンタ・マリア・ノヴェッラ」は現在、世界30カ国以上に進出し、400カ所以上の販売拠点を持つ。ペゼンティ家が所有する投資会社のイタルモビリアーレは20年に2度の取引を通じて同社の株式80%を取得し、投資総額は1億6000万ユーロ(約275億円)にのぼった。21年10月には残りの20%を推定4000万ユーロ(約68億円)で買収し、完全子会社化している。

イタルモビリアーレは以降、「サンタ・マリア・ノヴェッラ」のグローバル展開と戦略的転換を支援してきた。「サンタ・マリア・ノヴェッラ」は同社にとって香水・化粧品分野への初の投資だが、わずか3年で店舗数と売り上げを倍増させた。22年の売上高は前年比56%増の4600万ユーロ(約79億円)、23年には6000万ユーロ(約103億円)を突破した。

同ブランドは、香水や石けん、ポマード、スキンケア、コロン、キャンドルなど600種以上の製品を展開。クラシックなパッケージデザインを特徴とする。22年には、ブランド800年の歴史で初となるオードパルファン“アイリス”を発売した。

本文中の円換算レート:1ユーロ=172円

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「よーじや」が大丸心斎橋店にリブランディング1号店をオープン 開店記念の限定セットも発売

京都発のライフスタイルブランド「よーじや」は9月1日、大阪の大丸心斎橋店地下1階に新店舗をオープンする。同店舗は、リブランディング発表後初の常設店舗となる。店内はコーポレートカラーのベージュやピンクを基調にし、ハンドクリームやシャンプーなどのスキンケアアイテムのほか、ポーチやハンカチなどの雑貨アイテムや“よじこ”のグッズなどを取りそろえる。

「“おみやげの店”から“おなじみの店”へ」の転換

同社は「“おみやげの店”から“おなじみの店”へ」をテーマに、今年3月にリブランディングを発表。2024年8月から期間限定ポップアップを行っていた大丸心斎橋店の地下1階を常設店とすると共に、リブランディング1号店に据えた。コーポレートキャラクターとして新たに誕生した“よじこ”をブランドの顔として店内外に配置し、日常を彩るライフスタイルブランドとして新たな一歩を踏み出す。

オープンを記念し、キャンペーンの実施や限定アイテムの販売を行う。税込5500円以上の購入者には、数量限定でよじこのオリジナルブランケットをプレゼントする。また、よーじや公式アプリ会員限定で、大丸心斎橋店で税込3000円以上購入すると使える500円割引クーポンを配信する。

ほか、限定アイテムとして“大丸心斎橋店オープン記念セット”(3800円)として、“あぶらとり紙”(1冊)、クリアケース、“ゆずつやや ボディミルク”、“うるおい紙”(1包)と“su-ha うるおいチャージローション”、“su-ha マルチピースフル”、“su-ha バランシングミルク”、“su-ha コンフィデントアイズ”のサンプル、非売品の“ローラー付きマルチカッサプレート”を詰めたセットを販売する。

店舗概要

◾️「よーじや」 大丸心斎橋店

オープン日:9月1日
営業時間:10:00~20:00
住所:大阪市中央区心斎橋筋1-7-1
場所:大丸心斎橋店 地下1階

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【一粒万倍日】「フェラガモ」からウオレットやカードケース ウィメンズとメンズ共にラインアップ

「フェラガモ(FERRAGAMO)」は、一粒万倍日、天赦日(てんしゃび)、大安の3つの吉日が重なる、7月24日の最強開運日に向け、ウィメンズとメンズのウオレット、カードケースなどを発売した。

ウオレットやカードケース、
フラグメントケースをラインアップ

ウィメンズのアイテムは、“ダブル・ガンチーニ”モチーフをあしらい、カーフ素材で仕上げた、オレンジの“ガンチーニ カードウォレット”(7万1500円)、オレンジとブルーの“ガンチーニ 二つ折り財布”(6万2700円)、ブルーの“ガンチーニ カードケース”(3万3000円)をラインアップする。

メンズのアイテムは、カーフスキンとスエードの紐を折り合わせた“二つ折り財布”(8万2500円)と二つ折り型の“カードケース”(5万9400円)、フラット型の“カードケース”(4万6200円)、ブラックとモスグリーン、ブラウンの3色を合わせ、カーフ素材で制作した、“カードケース”(5万7200円)と“フラグメントケース”(6万4900円)を販売する。

7月24日は最強開運日

7月24日は、一粒の籾(もみ)が豊かに実り万倍もの稲穂になるといわれる“一粒万倍日”、すべての神が天に登り、万物の罪を許す“天赦日”、万事に進んでよしとされる“大安”が重なるトリプルラッキーデーだ。また、“一粒万倍日”は財布を買ったり、使い始めたり、贈ったりするのに適した日とされる。

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大丸松坂屋がショッピングバッグを一新した理由 「本店がない」百貨店の“変革“の旗印

大丸松坂屋百貨店は7月30日から、全国15店舗のショッピングバッグなどの包装資材を一新する。包材の刷新は大丸が35年ぶり、松坂屋が23年ぶり。新包材は大丸と松坂屋で異なるデザインでS・M・Lの3サイズを展開。まずは一部売場から順次導入する。

宗森耕二社長は「百貨店のショッピングバッグは屋号を象徴するシンボル。大胆な刷新には不安もあったが、今こそ変革のタイミングと判断した」と話す。

「大丸松坂屋とは何者か」

大丸松坂屋百貨店は、2007年に大丸と松坂屋が経営統合し、2010年に誕生した。以降、同社は本店を持たず、全国の土地に根付いた個々の色が強い店舗を展開してきた。しかし、「コーポレートとしての見え方に配慮してこなかった」(寺井孝夫ブランディング戦略室室長)という課題を抱えていた。小売・百貨店業界で競争が激化し、差別化が難しさを増す中で、「大丸松坂屋とは何者か」に向き合う必要があったという。

社内外での議論を通じて「各店舗の印象がバラバラ」という問題の裏に企業としての価値観や思想がバラバラだったという根本課題に気づいた。また、「本店がない」「地域でバラバラ」であることは、画一的で均一になりやすい時代において、むしろ強みでありDNAだと認識。さらに、歴史、土地、うつろい、気持ちの“4つの眼差し”という企業としての共通する価値観に気づいた。

店舗の「つないできた歴史」や「それぞれの地域性」、「時代の空気感や瞬間の美しさ」「お客さまへの心配り」。この“4つの眼差し”の価値観を「百様」と名付け、可視化して社内外に浸透する手段として今回のビジュアル刷新を実施した。

「ショッピングバッグは屋号の象徴であり、歩く広告。お客様への外部的な発信であると同時に従業員にとってのインナーブランディングの役割も大きい」(寺井ブランディング戦略室室長)。

「百様図」でビジュアル化

「百様」の価値観をビジュアル化したパターンが「百様図」だ。曼荼羅や万華鏡のように多様な柄で構成したデザインは日本デザインセンターの三澤遥氏が手がけた。大丸と松坂屋がそれぞれ持つシンボルマークから、丸と四角の形を抽象化し、色は伝統色であるピーコックグリーンとロイヤルブルーを継承した。丸や四角の形を紙から抜き、その台紙を組み合わせて立体的なグラフィックに仕上げた。

大丸と松坂屋のデザインの親和性について「2つのデザインは兄弟・姉妹のような関係性を見出した。よく見ると個性があり、似ているけど違うところがある。紙袋でそんな関係性を表現した」(三澤デザイナー)。小・中・大それぞれ「百様図」の異なる部分のパターンを使用しているため、柄が異なりながらも下辺のラインが横に並べると地平線のようにつながる構成とした。包装紙はそれぞれのイメージカラー1色を使用した「百様図」を採用している。

ショッピングバックの刷新にあたり、全国15店舗の地元顧客に向けた手紙も作成。各地の文化や記憶を反映し、15のパターンを用意。コピーライターの長瀬香子氏が現地取材を重ね、各店の従業員からアイデアを集めて制作した。「土地の匂いが立ち上がるように作成した。地元の方にとってラブレターになり、文化に想いを馳せる時間が生まれたらうれしい」(長瀬コピーライター)。

今回の刷新は2025年までの中期経営計画「変革期」の一環であるとした。従業員にとっても「屋号の象徴」である包材を通じてインナーブランディングを進めてブランド価値の浸透と再認識を図り、次の「飛躍期」へとつなげる。

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大丸松坂屋がショッピングバッグを一新した理由 「本店がない」百貨店の“変革“の旗印

大丸松坂屋百貨店は7月30日から、全国15店舗のショッピングバッグなどの包装資材を一新する。包材の刷新は大丸が35年ぶり、松坂屋が23年ぶり。新包材は大丸と松坂屋で異なるデザインでS・M・Lの3サイズを展開。まずは一部売場から順次導入する。

宗森耕二社長は「百貨店のショッピングバッグは屋号を象徴するシンボル。大胆な刷新には不安もあったが、今こそ変革のタイミングと判断した」と話す。

「大丸松坂屋とは何者か」

大丸松坂屋百貨店は、2007年に大丸と松坂屋が経営統合し、2010年に誕生した。以降、同社は本店を持たず、全国の土地に根付いた個々の色が強い店舗を展開してきた。しかし、「コーポレートとしての見え方に配慮してこなかった」(寺井孝夫ブランディング戦略室室長)という課題を抱えていた。小売・百貨店業界で競争が激化し、差別化が難しさを増す中で、「大丸松坂屋とは何者か」に向き合う必要があったという。

社内外での議論を通じて「各店舗の印象がバラバラ」という問題の裏に企業としての価値観や思想がバラバラだったという根本課題に気づいた。また、「本店がない」「地域でバラバラ」であることは、画一的で均一になりやすい時代において、むしろ強みでありDNAだと認識。さらに、歴史、土地、うつろい、気持ちの“4つの眼差し”という企業としての共通する価値観に気づいた。

店舗の「つないできた歴史」や「それぞれの地域性」、「時代の空気感や瞬間の美しさ」「お客さまへの心配り」。この“4つの眼差し”の価値観を「百様」と名付け、可視化して社内外に浸透する手段として今回のビジュアル刷新を実施した。

「ショッピングバッグは屋号の象徴であり、歩く広告。お客様への外部的な発信であると同時に従業員にとってのインナーブランディングの役割も大きい」(寺井ブランディング戦略室室長)。

「百様図」でビジュアル化

「百様」の価値観をビジュアル化したパターンが「百様図」だ。曼荼羅や万華鏡のように多様な柄で構成したデザインは日本デザインセンターの三澤遥氏が手がけた。大丸と松坂屋がそれぞれ持つシンボルマークから、丸と四角の形を抽象化し、色は伝統色であるピーコックグリーンとロイヤルブルーを継承した。丸や四角の形を紙から抜き、その台紙を組み合わせて立体的なグラフィックに仕上げた。

大丸と松坂屋のデザインの親和性について「2つのデザインは兄弟・姉妹のような関係性を見出した。よく見ると個性があり、似ているけど違うところがある。紙袋でそんな関係性を表現した」(三澤デザイナー)。小・中・大それぞれ「百様図」の異なる部分のパターンを使用しているため、柄が異なりながらも下辺のラインが横に並べると地平線のようにつながる構成とした。包装紙はそれぞれのイメージカラー1色を使用した「百様図」を採用している。

ショッピングバックの刷新にあたり、全国15店舗の地元顧客に向けた手紙も作成。各地の文化や記憶を反映し、15のパターンを用意。コピーライターの長瀬香子氏が現地取材を重ね、各店の従業員からアイデアを集めて制作した。「土地の匂いが立ち上がるように作成した。地元の方にとってラブレターになり、文化に想いを馳せる時間が生まれたらうれしい」(長瀬コピーライター)。

今回の刷新は2025年までの中期経営計画「変革期」の一環であるとした。従業員にとっても「屋号の象徴」である包材を通じてインナーブランディングを進めてブランド価値の浸透と再認識を図り、次の「飛躍期」へとつなげる。

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「エトロ」、日本初のホームコレクションの旗艦店を銀座に レセプションに髙橋海人

「エトロ(ETRO)」は、日本初となる「エトロホーム」のフラッグシップストアおよびショールームを、東京・エトロ銀座本店地下1階に7月23日にオープンする。14日に行われたレセプションパーティーには、ブランドアンバサダーを務めるKing & Princeの髙橋海人も来場した。

約200平方メートルの店内では、リビング、ダイニング、ベッドルームと複数のゾーンに分けて、多様な生活スタイルに対応したスタイリングをキュレーション形式で提案する。カーテンやクッションなどファブリック製品を中心に、好みのテキスタイルでカスタムできるオーダーサービスも提供する。2017年からパートナーシップを契約するオニーログループ(ONIRO GROUP)がインテリアコレクションの製造と流通を担う。

同社は近年、不動産プロジェクト「エトロレジデンス プーケット」をタイ・プーケットで開始。ライフスタイルブランドとしての存在感を強化している。

■「エトロホーム」フラッグシップストア・ショールーム

オープン日:7月23日
場所:エトロ銀座本店
住所:東京都中央区銀座6-6-1 地下1階

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「エトロ」、日本初のホームコレクションの旗艦店を銀座に レセプションに髙橋海人

「エトロ(ETRO)」は、日本初となる「エトロホーム」のフラッグシップストアおよびショールームを、東京・エトロ銀座本店地下1階に7月23日にオープンする。14日に行われたレセプションパーティーには、ブランドアンバサダーを務めるKing & Princeの髙橋海人も来場した。

約200平方メートルの店内では、リビング、ダイニング、ベッドルームと複数のゾーンに分けて、多様な生活スタイルに対応したスタイリングをキュレーション形式で提案する。カーテンやクッションなどファブリック製品を中心に、好みのテキスタイルでカスタムできるオーダーサービスも提供する。2017年からパートナーシップを契約するオニーログループ(ONIRO GROUP)がインテリアコレクションの製造と流通を担う。

同社は近年、不動産プロジェクト「エトロレジデンス プーケット」をタイ・プーケットで開始。ライフスタイルブランドとしての存在感を強化している。

■「エトロホーム」フラッグシップストア・ショールーム

オープン日:7月23日
場所:エトロ銀座本店
住所:東京都中央区銀座6-6-1 地下1階

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キャサリン妃の2025年春夏コーデを振り返り お気に入りは「ジャンヴィト ロッシ」のパンプス

英国王室のケイト・ミドルトン=キャサリン皇太子妃(Kate Middleton, Catherine Princess of Wales、以下キャサリン妃)は、今年も鮮やかなファッションで世界中から注目を浴びている。2025年の春夏シーズンは、これまで通り英国発ブランドを好んで着用したほか、イタリアの高級シューズブランド「ジャンヴィト ロッシ(GIANVITO ROSSI)」のパンプスを履いた姿が多く見られた。エレガントなドレスにハットという定番スタイルからパンツスーツスタイルまで、各イベントに合わせた着こなしを振り返る。

「ディオール」で仏大統領夫妻をお出迎え

キャサリン妃は7月8日(現地時間、以下同)、ウィンザー城でエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)仏大統領とブリジット・マクロン(Brigitte Macron)夫人を迎えた。この日は、「ディオール(DIOR)」の“ローズ デ ヴァン”というピンクカラーの“30 モンテーニュ バー ジャケット”とチュール素材のプリーツスカート、「ジャンヴィト ロッシ」のスエードパンプスでフェミニンなルックを披露した。ハットは、帽子ブランド「ジェス・コレット・ミリナー(JESS COLLETT MILLINER)」と「セフィン(CEFINN)」のコラボレーションによるもので、ダイアナ・フランセス(Diana Frances)元皇太子妃(以下、ダイアナ妃)の3連パールネックレスと、“コリングウッド ダイヤモンド&パール イヤリング”も身につけていた。

 

同日に開催された公式晩餐会では、サラ・バートン(Sarah Burton)がデザインした「ジバンシィ(GIVENCHY)」のエレガントなドレスを着用。ドレスと同色のスズランの刺しゅうが施されたクラッチバッグも「ジバンシィ」のもので、足元には「ジミー チュウ(JIMMY CHOO)」のバーガンディのベルベットパンプスを合わせた。アクセサリーには、推定130万ドル(約1億8800万円)の“ラバーズ ノット ティアラ”と、“グレヴィル シャンデリア イヤリング”、ダイアナ妃の3連パールブレスレットをチョイスした。

カジュアルなスーツ姿も披露

7月2日には、イングランド南東部コルチェスターにある病院のウェルビーングガーデンを訪れた。「ラルフ ローレン(RALPH LAUREN)」のコットンポプリン地のストライプシャツに、「ブレーズ・ミラノ(BLAZE MILANO)」のピンストライプ柄のダブルブレストブレザーを羽織り、チョコレートブラウンカラーのパンツとベルト、「ヴェジャ(VEJA)」のレザースニーカーでコーデをまとめた。アクセサリーは、「カルティエ(CARTIER)」のブレスレットとホワイトゴールドのイヤリング、ロンドンを拠点とするジュエリーブランド「オーリー ジュエリー(AUREE JEWELRY)」のネックレスを身につけた。

ブレザードレス×ビンテージジュエリー

6月16日、ウィンザー城の聖ジョージ教会で「ガーター勲章」授与式に出席したキャサリン妃は「セルフ-ポートレート(SELF-PORTRAIT)」から、ブレザースタイルの上半身に、裾がレースになったミディ丈のスカートがついたドレスを着用。「ジャンヴィト ロッシ」のニュートラルカラーのスエードパンプス、「スーザン・カプラン(SUSAN CAPLAN)」の5連フェイクパールネックレスとビンテージフェイクパールのイヤリングを合わせてコーディネートした。

「マックイーン」で“パワー・ドレッシング”

6月10日には、「マックイーン(McQUEEN)」に身を包んでロンドンのヴィクトリア・アンド・アルバート美術館を訪問。エレクトリックブルーのクレープジャケットに同色のシガレットウールのパンツ、「ラルフローレン」の白いパフスリーブのトップス、「プラダ(PRADA)」のネイビーのスエードパンプスという“パワー・ドレッシング”なスーツスタイルを披露した。アクセサリーには、ロンドンのジュエリーブランド「カルーセル ジュエルズ(CAROUSEL JEWELS)」による瑠璃と月長石のイヤリング、ニューヨークのジュエリーブランド「ローラ ロンバルディ(LAURA LOMBARDI)」のイエローゴールドのネックレスを合わせた。

艦艇命名式にはマリンルックで

キャサリン妃は5月22日、スコットランドのグラスゴーで英国海軍のフリゲート艦“HMS グラスゴー”の命名式に参加。「スザンナ ロンドン(SUZANNAH LONDON)」のネイビーのコートドレスを身にまとい、「フィリップ・トレーシー(PHILIP TREACY)」のソーサーハット、「ジャンヴィト ロッシ」のスエードパンプスでスタリングした。クラッチバッグは「エミー ロンドン(EMMY LONDON)」のもので、ダイアナ妃のサファイアとダイヤモンドのイヤリングも身につけた。

トレンドのバターイエローを取り入れたルック

5月20日には、バッキンガム宮殿のガーデンパーティーに姿を見せた。ウエストの位置でクロスされた生地が印象的な「エミリア ウィックステッド(EMILIA WICKSTEAD)」のバターイエローのドレスを着用し、「ジャンヴィト ロッシ」のスエードパンプス、「ロビンソン ペラム(ROBINSON PELHAM)」のイヤリング、「フォーエバー ニュー(FOREVER NEW)」のクラッチバッグを合わせた。コーデを仕上げたのは「フィリップ・トレーシー」によるファシネーターと呼ばれるヘッドドレスで、ブーケの花が目を引くデザインだった。

「ヴィクトリア ベッカム」のスーツも着用

5月13日には、「エリザベス2世英国デザイン賞」授賞式に出席。「ヴィクトリア ベッカム(VICTORIA BECKHAM)」2025年春夏コレクションからオリーブグリーンのブレザーと同色のパンツというスーツスタイルで登場した。

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キャサリン妃の2025年春夏コーデを振り返り お気に入りは「ジャンヴィト ロッシ」のパンプス

英国王室のケイト・ミドルトン=キャサリン皇太子妃(Kate Middleton, Catherine Princess of Wales、以下キャサリン妃)は、今年も鮮やかなファッションで世界中から注目を浴びている。2025年の春夏シーズンは、これまで通り英国発ブランドを好んで着用したほか、イタリアの高級シューズブランド「ジャンヴィト ロッシ(GIANVITO ROSSI)」のパンプスを履いた姿が多く見られた。エレガントなドレスにハットという定番スタイルからパンツスーツスタイルまで、各イベントに合わせた着こなしを振り返る。

「ディオール」で仏大統領夫妻をお出迎え

キャサリン妃は7月8日(現地時間、以下同)、ウィンザー城でエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)仏大統領とブリジット・マクロン(Brigitte Macron)夫人を迎えた。この日は、「ディオール(DIOR)」の“ローズ デ ヴァン”というピンクカラーの“30 モンテーニュ バー ジャケット”とチュール素材のプリーツスカート、「ジャンヴィト ロッシ」のスエードパンプスでフェミニンなルックを披露した。ハットは、帽子ブランド「ジェス・コレット・ミリナー(JESS COLLETT MILLINER)」と「セフィン(CEFINN)」のコラボレーションによるもので、ダイアナ・フランセス(Diana Frances)元皇太子妃(以下、ダイアナ妃)の3連パールネックレスと、“コリングウッド ダイヤモンド&パール イヤリング”も身につけていた。

 

同日に開催された公式晩餐会では、サラ・バートン(Sarah Burton)がデザインした「ジバンシィ(GIVENCHY)」のエレガントなドレスを着用。ドレスと同色のスズランの刺しゅうが施されたクラッチバッグも「ジバンシィ」のもので、足元には「ジミー チュウ(JIMMY CHOO)」のバーガンディのベルベットパンプスを合わせた。アクセサリーには、推定130万ドル(約1億8800万円)の“ラバーズ ノット ティアラ”と、“グレヴィル シャンデリア イヤリング”、ダイアナ妃の3連パールブレスレットをチョイスした。

カジュアルなスーツ姿も披露

7月2日には、イングランド南東部コルチェスターにある病院のウェルビーングガーデンを訪れた。「ラルフ ローレン(RALPH LAUREN)」のコットンポプリン地のストライプシャツに、「ブレーズ・ミラノ(BLAZE MILANO)」のピンストライプ柄のダブルブレストブレザーを羽織り、チョコレートブラウンカラーのパンツとベルト、「ヴェジャ(VEJA)」のレザースニーカーでコーデをまとめた。アクセサリーは、「カルティエ(CARTIER)」のブレスレットとホワイトゴールドのイヤリング、ロンドンを拠点とするジュエリーブランド「オーリー ジュエリー(AUREE JEWELRY)」のネックレスを身につけた。

ブレザードレス×ビンテージジュエリー

6月16日、ウィンザー城の聖ジョージ教会で「ガーター勲章」授与式に出席したキャサリン妃は「セルフ-ポートレート(SELF-PORTRAIT)」から、ブレザースタイルの上半身に、裾がレースになったミディ丈のスカートがついたドレスを着用。「ジャンヴィト ロッシ」のニュートラルカラーのスエードパンプス、「スーザン・カプラン(SUSAN CAPLAN)」の5連フェイクパールネックレスとビンテージフェイクパールのイヤリングを合わせてコーディネートした。

「マックイーン」で“パワー・ドレッシング”

6月10日には、「マックイーン(McQUEEN)」に身を包んでロンドンのヴィクトリア・アンド・アルバート美術館を訪問。エレクトリックブルーのクレープジャケットに同色のシガレットウールのパンツ、「ラルフローレン」の白いパフスリーブのトップス、「プラダ(PRADA)」のネイビーのスエードパンプスという“パワー・ドレッシング”なスーツスタイルを披露した。アクセサリーには、ロンドンのジュエリーブランド「カルーセル ジュエルズ(CAROUSEL JEWELS)」による瑠璃と月長石のイヤリング、ニューヨークのジュエリーブランド「ローラ ロンバルディ(LAURA LOMBARDI)」のイエローゴールドのネックレスを合わせた。

艦艇命名式にはマリンルックで

キャサリン妃は5月22日、スコットランドのグラスゴーで英国海軍のフリゲート艦“HMS グラスゴー”の命名式に参加。「スザンナ ロンドン(SUZANNAH LONDON)」のネイビーのコートドレスを身にまとい、「フィリップ・トレーシー(PHILIP TREACY)」のソーサーハット、「ジャンヴィト ロッシ」のスエードパンプスでスタリングした。クラッチバッグは「エミー ロンドン(EMMY LONDON)」のもので、ダイアナ妃のサファイアとダイヤモンドのイヤリングも身につけた。

トレンドのバターイエローを取り入れたルック

5月20日には、バッキンガム宮殿のガーデンパーティーに姿を見せた。ウエストの位置でクロスされた生地が印象的な「エミリア ウィックステッド(EMILIA WICKSTEAD)」のバターイエローのドレスを着用し、「ジャンヴィト ロッシ」のスエードパンプス、「ロビンソン ペラム(ROBINSON PELHAM)」のイヤリング、「フォーエバー ニュー(FOREVER NEW)」のクラッチバッグを合わせた。コーデを仕上げたのは「フィリップ・トレーシー」によるファシネーターと呼ばれるヘッドドレスで、ブーケの花が目を引くデザインだった。

「ヴィクトリア ベッカム」のスーツも着用

5月13日には、「エリザベス2世英国デザイン賞」授賞式に出席。「ヴィクトリア ベッカム(VICTORIA BECKHAM)」2025年春夏コレクションからオリーブグリーンのブレザーと同色のパンツというスーツスタイルで登場した。

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【2025年秋コスメ】「エテュセ」の“スキンケアパウダー”にシアーベージュが仲間入り 2色アイパレットやチークの新色も

「エテュセ(ETTUSAIS)」は8〜10月にかけて、2025年秋コレクションを発売する。定番“スキンケアパウダー (プレスト)”(2640円)や、2色アイシャドウパレット“アイエディション (カラーパレット) a”(1540円)の新色が登場する。

第1弾:8月7日発売

“アイエディション (カラーパレット) a”は、影感ベージュのマットカラーとパールの輝きをまとえる新色“ピオニートープ”を用意。トープカラーに多色のパールが繊細に輝く、肌なじみのよいピンクラメを重ねることで、立体感のある目元に仕上げる。

アイライナー“ラスティング ジェルライナー a”(1430円)は、目をしっかり締めるブラックカラーにネイビーニュアンスを忍ばせた“インディゴブラック”を、つけたての潤いと発色が続く“リップエディション (ティントルージュ)”(1650円)は、透け感発色と低彩度の柔らかなピンクニュアンスが特徴の“ベイビーピオニー”をラインアップする。

ほか、25年春頃に販売していた“アイラッシュ リフトカーラー”(1650円)も数量限定で復刻する。まつ毛の根元のカーブにフィットする形状で、しっかりとまつ毛をカール。軽い力でもきれいにカールできるこだわりの設計だ。

この4商品は、7月31日にプラザ(PLAZA)やロフト(LOFT)などで先行販売を行う。

第2弾:9月18日発売

ロングセラーアイテム“スキンケアパウダー (プレスト)”の新色“シアーベージュ”[SPF35・PA+++]は、既存のクリアタイプの特徴である消えるようになじむ定評の粉質や、毛穴をふわっとぼかす仕上がりはそのままに、赤みや色むらなどの肌悩みを穏やかにカバーする。UVカット効果も加わり、UVカット、カバー力、透明感の3つを実現。リフィル(2090円)も販売する。

“グロウスキン フェイスカラー”(2200円)は、オイルとパウダーを組み合わせたチークカラーで、パウダーなのにしっとりと肌に溶け込むような発色と使用感が特徴だ。新色の“じんわり血色チーク”は、湯上りの頬のような血色感をプラスするコーラルカラーで、内側からにじみでるような血色と艶をプラスする。

両製品共に、9月4日にプラザ(PLAZA)やロフト(LOFT)などで先行販売を行う。

第3弾:10月23日発売

“スキンフィット コンシーラーブラシ”(1980円)も数量限定で復刻販売を行う。指先のような筆先のブラシで、目元のキワまでしっかりと塗布できる。コンシーラーを薄く均一に塗り広げ、むらのない美しい仕上がりを実現する。

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【2025年秋コスメ】「エテュセ」の“スキンケアパウダー”にシアーベージュが仲間入り 2色アイパレットやチークの新色も

「エテュセ(ETTUSAIS)」は8〜10月にかけて、2025年秋コレクションを発売する。定番“スキンケアパウダー (プレスト)”(2640円)や、2色アイシャドウパレット“アイエディション (カラーパレット) a”(1540円)の新色が登場する。

第1弾:8月7日発売

“アイエディション (カラーパレット) a”は、影感ベージュのマットカラーとパールの輝きをまとえる新色“ピオニートープ”を用意。トープカラーに多色のパールが繊細に輝く、肌なじみのよいピンクラメを重ねることで、立体感のある目元に仕上げる。

アイライナー“ラスティング ジェルライナー a”(1430円)は、目をしっかり締めるブラックカラーにネイビーニュアンスを忍ばせた“インディゴブラック”を、つけたての潤いと発色が続く“リップエディション (ティントルージュ)”(1650円)は、透け感発色と低彩度の柔らかなピンクニュアンスが特徴の“ベイビーピオニー”をラインアップする。

ほか、25年春頃に販売していた“アイラッシュ リフトカーラー”(1650円)も数量限定で復刻する。まつ毛の根元のカーブにフィットする形状で、しっかりとまつ毛をカール。軽い力でもきれいにカールできるこだわりの設計だ。

この4商品は、7月31日にプラザ(PLAZA)やロフト(LOFT)などで先行販売を行う。

第2弾:9月18日発売

ロングセラーアイテム“スキンケアパウダー (プレスト)”の新色“シアーベージュ”[SPF35・PA+++]は、既存のクリアタイプの特徴である消えるようになじむ定評の粉質や、毛穴をふわっとぼかす仕上がりはそのままに、赤みや色むらなどの肌悩みを穏やかにカバーする。UVカット効果も加わり、UVカット、カバー力、透明感の3つを実現。リフィル(2090円)も販売する。

“グロウスキン フェイスカラー”(2200円)は、オイルとパウダーを組み合わせたチークカラーで、パウダーなのにしっとりと肌に溶け込むような発色と使用感が特徴だ。新色の“じんわり血色チーク”は、湯上りの頬のような血色感をプラスするコーラルカラーで、内側からにじみでるような血色と艶をプラスする。

両製品共に、9月4日にプラザ(PLAZA)やロフト(LOFT)などで先行販売を行う。

第3弾:10月23日発売

“スキンフィット コンシーラーブラシ”(1980円)も数量限定で復刻販売を行う。指先のような筆先のブラシで、目元のキワまでしっかりと塗布できる。コンシーラーを薄く均一に塗り広げ、むらのない美しい仕上がりを実現する。

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【スナップ】大谷翔平・真美子夫人、山本由伸、菊池雄星らが登場 「MLBオールスターゲーム2025」

 

「MLBオールスターゲーム2025」が7月15日(現地時間)、アトランタのトゥルーイスト・パークで開催され、レッドカーペットに大谷翔平、真美子夫人、山本由伸、菊池雄星、瑠美夫人らが登場した。大谷は、「ボス(BOSS)」のオールホワイトの“Gary スニーカー グレインレザー コンシールシューレース”(8万6680円)を着用していた。

レッドカーペットスナップ

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「MLBオールスターゲーム2025」が7月15日(現地時間)、アトランタのトゥルーイスト・パークで開催され、レッドカーペットに大谷翔平、真美子夫人、山本由伸、菊池雄星、瑠美夫人らが登場した。大谷は、「ボス(BOSS)」のオールホワイトの“Gary スニーカー グレインレザー コンシールシューレース”(8万6680円)を着用していた。

レッドカーペットスナップ

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小宮山書店が「ポーター」表参道でイベントを開催 数量限定でコラボバッグの販売も

東京・神保町で80年以上続く老舗古書店の小宮山書店は、吉田カバンの旗艦店「ポーター(PORTER)」表参道ギャラリー1でイベントを開催する。期間は7月19日〜8月11日。同イベントでは、小宮山書店がセレクトした幅広いジャンルの古書を週替わりでテーマを変えて、展示と販売をする。また、“本を持ち運ぶ"をコンセプトにした数量限定のコラボトートバッグ(7万7000円)も販売。「ポーター」表参道、吉田カバンオフィシャルオンラインストア、小宮山書店で取り扱う。

コラボアイテムは、イベントの開催を記念して発売する。デザインは、A4サイズの書類や雑誌類が入る大きさで設計した。開口部にはホックの他にナスカンで止めることができるベルトを取り付け、荷物をたくさん入れても開口部を閉じることができる仕様だ。外装ポケットのほか、内装にも3つのポケットを配し、荷物を収納することができる。さらに、取り外しできるショルダーストラップを付属し、斜め掛けで使用することも可能。デイリーユースからショートトリップにも最適なアイテムだ。

イベント詳細

小宮山書店 in the 「ポーター」 ギャラリー 1

開催期間:7月19日~8月11日
開催場所: 「ポーター」表参道ギャラリー1
住  所:東京都渋谷区神宮前5-6-8
営業時間:12:00~20:00

アイテム詳細

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「ハーリップトゥ ビューティー」が限定パフュームオイルを発売 素肌にラメと香りをまとう

「ハーリップトゥ ビューティ(HER LIP TO BEAUTY)」は7月26日、素肌に輝きと香りをまとわせ保湿ケアも行う"パフュームオイル フル オブ ラブ"(50mL、6490円)を数量限定で発売する。昨年12月に発売したオードパルファム“アワ ストーリー”シリーズで人気No.1の香り"フル オブ ラブ"をベースにしたパフュームオイルで、ホワイトティーとガーデニアが描くエレガントフローラルな香調で、"自分を愛で満たすことで、周りにも愛を届けられる"というメッセージを込めた。19日から大阪ルクア イーレ店、コンセプトストア ハウス オブ ハーメ、イセタン ミラー常設3店舗、アミューズ ボーテ6店舗で先行発売を行う。

ホワイトティーとガーデニアの香調

香りは、トップをベルガモットとホワイトティー、ミドルをガーデニア、ホワイトミュゲ、オリス、ジャスミン、ラストをサンダルウッドとホワイトムスクで構成した。シトラスのニュアンスを持つ繊細なホワイトティーと、女性らしい愛を象徴するガーデニアを主役に、やわらかな意志を感じさせるムスクが次第に広がる。

4種のラメとダイアモンドパウダーを配合

ピンクベースのオイルにはオーガニック成分のホホバオイルとシアバターのほか、4種類の繊細なラメとダイアモンドパウダーを配合。肌に上品な艶と輝きをもたらす軽やかなテクスチャーで伸びが良く、柔らかでラディアントな肌へと導く。ほか、同日にはコレクションアイテムとして“フル オブ ラブ ポーチ”(4800円)と”リップ シェイプ ヘア クリップ-パール ベージュ-”(2900円)も数量限定で販売を行う。

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「ハーリップトゥ ビューティー」が限定パフュームオイルを発売 素肌にラメと香りをまとう

「ハーリップトゥ ビューティ(HER LIP TO BEAUTY)」は7月26日、素肌に輝きと香りをまとわせ保湿ケアも行う"パフュームオイル フル オブ ラブ"(50mL、6490円)を数量限定で発売する。昨年12月に発売したオードパルファム“アワ ストーリー”シリーズで人気No.1の香り"フル オブ ラブ"をベースにしたパフュームオイルで、ホワイトティーとガーデニアが描くエレガントフローラルな香調で、"自分を愛で満たすことで、周りにも愛を届けられる"というメッセージを込めた。19日から大阪ルクア イーレ店、コンセプトストア ハウス オブ ハーメ、イセタン ミラー常設3店舗、アミューズ ボーテ6店舗で先行発売を行う。

ホワイトティーとガーデニアの香調

香りは、トップをベルガモットとホワイトティー、ミドルをガーデニア、ホワイトミュゲ、オリス、ジャスミン、ラストをサンダルウッドとホワイトムスクで構成した。シトラスのニュアンスを持つ繊細なホワイトティーと、女性らしい愛を象徴するガーデニアを主役に、やわらかな意志を感じさせるムスクが次第に広がる。

4種のラメとダイアモンドパウダーを配合

ピンクベースのオイルにはオーガニック成分のホホバオイルとシアバターのほか、4種類の繊細なラメとダイアモンドパウダーを配合。肌に上品な艶と輝きをもたらす軽やかなテクスチャーで伸びが良く、柔らかでラディアントな肌へと導く。ほか、同日にはコレクションアイテムとして“フル オブ ラブ ポーチ”(4800円)と”リップ シェイプ ヘア クリップ-パール ベージュ-”(2900円)も数量限定で販売を行う。

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“夢をかなえる”だけじゃない ヘアメイク業界のリアルを描く漫画「ブレス」の舞台裏

PROFILE: 「ブレス」(講談社)

PROFILE: 「月刊少年シリウス」(毎月26日発売)で連載中。周囲の期待に合わせて生きてきた宇田川アイアと、夢を追うことに一歩踏み出せずにいた炭崎純。そんな2人が互いに支え合い、メイクアップアーティストとモデル、それぞれの夢に向かって進んでいく。仲間やライバルとの出会いを通して描かれるのは、夢を追う楽しさだけでなく、不安や葛藤と向き合うリアルな姿をマンガに収めた。2025年5月には7巻と、ヘア&メイクアップアーティストの世界を目指すためのオフィシャルガイド「メイクを仕事にしたいなら ヘア&メイクアップアーティストを目指すためのキャリアガイド」を発売した。

「月刊少年シリウス」で連載中の漫画「ブレス」は、夢を追いかける楽しさや不安、葛藤などと向き合う等身大の姿を描く青春バディストーリーだ。

「メイクアップアーティストになる」という夢を諦めかけていた元モデルの高校生・宇田川アイアは、そばかすを気にして自信を持てずにいた同級生・炭崎純と学園祭のコンテストに出場することになる。アイアはヘア&メイクを担当するスタイリストとして、炭崎はモデルとして、二人三脚でランウエイに挑む。コンテストは無事成功に終わり、炭崎の“隠れた魅力”を引き出せたことで、アイア自身も再び夢に向き合い始める――。

メイクアップアーティストとモデル。一歩踏み出した先は、焦ったり、ライバルと自分を比較して悶々としたりしながらも、地道に技術を磨き続けるしかない泥くさい世界。それでも好きなことへの熱量を高く持ち、挑戦を止めない。そんな姿に、かつての自分自身を思い出す人も少なくないだろう。

「ブレス」で描かれているのは、夢を追う青春のまぶしさだけではない。現実の厳しさと、それでも前を向く登場人物たちの姿は、どう生まれているのか。こうしたリアリティーは、“好き”を仕事にした当事者でもある作者・園山ゆきの先生の実体験がヒントとなっている。

“好き”を仕事にした自分自身の葛藤も作品のヒントに

園山ゆきの:もともとメイクが大好きだったので、「メイクを題材にした漫画を描きたい」と、担当編集者に相談したのがきっかけでした。連載誌は、「月刊少年シリウス」。少年誌ということもあり、少し意外に思う方も多いかもしれません。

連載がスタートした22年は“ジェンダーレスコスメ”が市場に増え始めたタイミングでもあり、「ブレス」が男性にメイクの魅力を知ってもらう機会になれば、と後押ししてもらいました。そんな経緯もあって、純粋に漫画作品として男女問わずに楽しんでもらえるようにメイクのハウツーはなるべく少なく、キャラクターの人間性や心情を丁寧に描くことを意識しています。

そしてひらめいたのが、周囲が期待しているイメージの通りに振る舞って、本音を隠して生きてきた男女のバディーもの。ヘア&メイクアップアーティストに強く憧れながらも、「自分には才能がない」ことを突きつけられるのを恐れて、一度は夢を手放してしまった宇田川アイアと、アイアとの出会いによってモデルになりたいという思いに火がついた炭崎純が、互いに刺激や励ましを与え合い、自分自身の在り方を変えながら夢に向かって進んでいくストーリーにしました。

そんな2人はもちろん、2人が出会っていく人々の人生から、夢を追うことの楽しさだけでなく、業界の厳しさや苦しさまでを赤裸々に届けたいという気持ちが強くあって。作品のインスピレーションになっているのは、主に自分自身が学生時代に感じていたこと。当時のクラスメイトや先生との会話がもとになっている場面もあります。

例えば、アイアの「今から本気でメイクやっていくのって遅いと思う?」という問いに、純ちゃんが「遅いと言ったらやめる?」と問い返すシーン、あれはまさに私の実体験。絵を描くことを仕事にしようと決意するのが遅かったことから不安になり、そんなことを口にしたときがありました。

特に思い入れのあるシーンは、「これは特別なことなんかじゃない 積み重ねてきた人すべてに起こることなんだ」というセリフ。モデルとして思うような活躍ができず、自信をなくした北山由希子が、メイクの力で新たな自分と出会うという場面です。

何事においても“続ける”というのは、不安との闘いでもあると思うんです。「このまま続けて大丈夫なのかな?」「このやり方で合っているかな?」といった不安感が、前に進むうえでの障害物になることだってある。だからこそ積み重ねてきた自分自身を肯定する彼女の言葉が、自分への、そして多くの読者にとってのエールになっていたらいいなと願っています。

メイクのおかげで、前向きな気持ちになれたり、「自分は大丈夫」と思えたりする瞬間がある――。作中では、そんなメイクの底知れない可能性やパワーも伝えていきたいと考えています。

モノクロの世界でも想像力をかき立てる、メイクと衣装の“リアル”を追求

園山ゆきの:心情の描写に加えて、メイクの表現もリアルを追求しているのが「ブレス」の特徴です。モノクロの世界なのに、メイクの質感や色合いまでも伝わってくるような繊細な絵を意識しています。ヘア&メイクアップアーティストの手指の動きや所作など、細かい部分までこだわっています。

「ブレス」を描くにあたって、ファッション&ヘアメイクを教える「バンタンデザイン研究所」にたくさんのサポートをいただきました。授業風景を見せてもらったり、講師の方に取材をしたりして分かったのは、メイクによって“誰か”を輝かせたいという熱い気持ちを持った生徒さんが多いこと。自分の外見に対するコンプレックスから、メイクの道を志している方も少なくありませんでした。

アイアくんたちが挑むヘア&メイクアップコンテスト「U21(アンダー21)」では、メイクの世界観に合った衣装をたくさん考える必要がありました。ここでもバンタンデザイン研究所の方に協力を仰ぎ、卒業生であるスタイリストの二階堂呼幸(こゆき)さんを紹介していただきました。

漫画のキャラクターの衣装を、スタイリストに考案してもらうのは本当に稀なこと。メゾンブランドの過去のランウエイ動画やアーカイブを参考に、衣装デザインの提案から、平面である漫画の中での立体的な服のディテール表現まで、細かくアドバイスをもらいました。

モノクロな漫画の世界でも服の質感や動きを感じられるよう、素材選びやドレープの出方まで提案してくれました。

取材のために、美容メディア「ヴォーチェ(VOCE)」の撮影を見学したのも良い経験になりました。撮影現場に入ってまず思ったのは、1つの作品に「こんなにも大勢の人が関わるのか」ということ。ヘア&メイクアップアーティスト、モデル、カメラマン、スタイリスト、編集者、そしてそれぞれのアシスタント。一人ひとりがプロとしての使命を持ち、よりよい作品をつくるために協働しているのを目の当たりにしてぐっときました。

また、「かわいい!」が飛び交うあの空気感は、実際に現場にいるからこそ感じられるもの。漫画を通して少しでもその温度を伝えられたら、と思っています。もうひとつ、撮影現場でじっくりと観察していたのは、ヘア&メイクアップアーティストの体の使い方。メイクを施すときの体勢や手指の動きには人それぞれ個性があり、その繊細な動きまで漫画に落とし込むことも意識しています。

気配りや気遣いが、ますます大切な時代に 
「ブレス」が気付きのきっかけになれば

園山ゆきの:見ているだけでワクワクするような“華やかな世界”を描きたい一方で、その裏側にある地道な努力や葛藤も、「ブレス」ではきちんと伝えたいんです。夢を追う道のりは、ときに泥くさく、辛いものでもありますよね。けれど、最近はそんな努力を経ずとも夢をかなえるチャンスが巡ってきやすい時代とも言えます。

5月には、ヘア&メイクアップアーティストの世界を目指している人のために、オフィシャルガイド「メイクを仕事にしたいなら ヘア&メイクアップアーティストを目指すためのキャリアガイド」を発売しました。プロのpaku☆chanさんと対談しましたが、10年前と比べて、デビューの仕方や活躍の場が大きく変化しているようです。

例えば、SNSに作品を投稿すれば誰でも“漫画家”と名乗ることができるように、メイクの世界でも、数年にわたるアシスタント経験を踏まず、動画やSNSからチャンスを掴んでデビューする方が増えたと聞きました。

間口が広がったことで、誰もがチャレンジしやすくなったのは、本当に素晴らしいことだと思います。でも、その一方で昔のように誰かに厳しく教え込まれる場面が減った今、成長するためには自分で“察して動く力“がより強く求められているように感じています。

ヘア&メイクアップアーティストは、モデルの肌に直接触れる職業。技術面はもちろん、相手を思いやる心と心地よい距離感を保つ配慮がとても大切だと、「ヴォーチェ」の取材現場で改めて感じました。プロになるまでの道筋は人それぞれでも、その先でどんなふうに振る舞えるのか――。目の前の人を喜ばせるために、少し先のことまで想像して動けるかどうかが、力の差になるのではないかと思っています。

夢を追う日々は、楽しいことばかりではありません。いくら好きなことであっても、辛いと感じる瞬間はあるし、周りがまぶしく見えて、自分だけが取り残されたように感じることもあると思います。

それでも、人生を少し“引き”で見てみたときに、「あのころは苦しかったけれど、今となっては宝物だ」と思える日がきっと訪れるはず。そんなふうに、夢の途中の苦しささえも肯定できるような作品を描いていきたい。

「ブレス」が一人でも多くの方に寄り添える作品になるよう、これからどうしていくか。私も自分自身に問い続けて、探りながらゴールを見つけるつもりです。アイアくんや純ちゃんの姿が、読者のみなさんにとって、目の前の壁を乗り越えるきっかけになってくれたら、こんなにうれしいことはありません。

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“夢をかなえる”だけじゃない ヘアメイク業界のリアルを描く漫画「ブレス」の舞台裏

PROFILE: 「ブレス」(講談社)

PROFILE: 「月刊少年シリウス」(毎月26日発売)で連載中。周囲の期待に合わせて生きてきた宇田川アイアと、夢を追うことに一歩踏み出せずにいた炭崎純。そんな2人が互いに支え合い、メイクアップアーティストとモデル、それぞれの夢に向かって進んでいく。仲間やライバルとの出会いを通して描かれるのは、夢を追う楽しさだけでなく、不安や葛藤と向き合うリアルな姿をマンガに収めた。2025年5月には7巻と、ヘア&メイクアップアーティストの世界を目指すためのオフィシャルガイド「メイクを仕事にしたいなら ヘア&メイクアップアーティストを目指すためのキャリアガイド」を発売した。

「月刊少年シリウス」で連載中の漫画「ブレス」は、夢を追いかける楽しさや不安、葛藤などと向き合う等身大の姿を描く青春バディストーリーだ。

「メイクアップアーティストになる」という夢を諦めかけていた元モデルの高校生・宇田川アイアは、そばかすを気にして自信を持てずにいた同級生・炭崎純と学園祭のコンテストに出場することになる。アイアはヘア&メイクを担当するスタイリストとして、炭崎はモデルとして、二人三脚でランウエイに挑む。コンテストは無事成功に終わり、炭崎の“隠れた魅力”を引き出せたことで、アイア自身も再び夢に向き合い始める――。

メイクアップアーティストとモデル。一歩踏み出した先は、焦ったり、ライバルと自分を比較して悶々としたりしながらも、地道に技術を磨き続けるしかない泥くさい世界。それでも好きなことへの熱量を高く持ち、挑戦を止めない。そんな姿に、かつての自分自身を思い出す人も少なくないだろう。

「ブレス」で描かれているのは、夢を追う青春のまぶしさだけではない。現実の厳しさと、それでも前を向く登場人物たちの姿は、どう生まれているのか。こうしたリアリティーは、“好き”を仕事にした当事者でもある作者・園山ゆきの先生の実体験がヒントとなっている。

“好き”を仕事にした自分自身の葛藤も作品のヒントに

園山ゆきの:もともとメイクが大好きだったので、「メイクを題材にした漫画を描きたい」と、担当編集者に相談したのがきっかけでした。連載誌は、「月刊少年シリウス」。少年誌ということもあり、少し意外に思う方も多いかもしれません。

連載がスタートした22年は“ジェンダーレスコスメ”が市場に増え始めたタイミングでもあり、「ブレス」が男性にメイクの魅力を知ってもらう機会になれば、と後押ししてもらいました。そんな経緯もあって、純粋に漫画作品として男女問わずに楽しんでもらえるようにメイクのハウツーはなるべく少なく、キャラクターの人間性や心情を丁寧に描くことを意識しています。

そしてひらめいたのが、周囲が期待しているイメージの通りに振る舞って、本音を隠して生きてきた男女のバディーもの。ヘア&メイクアップアーティストに強く憧れながらも、「自分には才能がない」ことを突きつけられるのを恐れて、一度は夢を手放してしまった宇田川アイアと、アイアとの出会いによってモデルになりたいという思いに火がついた炭崎純が、互いに刺激や励ましを与え合い、自分自身の在り方を変えながら夢に向かって進んでいくストーリーにしました。

そんな2人はもちろん、2人が出会っていく人々の人生から、夢を追うことの楽しさだけでなく、業界の厳しさや苦しさまでを赤裸々に届けたいという気持ちが強くあって。作品のインスピレーションになっているのは、主に自分自身が学生時代に感じていたこと。当時のクラスメイトや先生との会話がもとになっている場面もあります。

例えば、アイアの「今から本気でメイクやっていくのって遅いと思う?」という問いに、純ちゃんが「遅いと言ったらやめる?」と問い返すシーン、あれはまさに私の実体験。絵を描くことを仕事にしようと決意するのが遅かったことから不安になり、そんなことを口にしたときがありました。

特に思い入れのあるシーンは、「これは特別なことなんかじゃない 積み重ねてきた人すべてに起こることなんだ」というセリフ。モデルとして思うような活躍ができず、自信をなくした北山由希子が、メイクの力で新たな自分と出会うという場面です。

何事においても“続ける”というのは、不安との闘いでもあると思うんです。「このまま続けて大丈夫なのかな?」「このやり方で合っているかな?」といった不安感が、前に進むうえでの障害物になることだってある。だからこそ積み重ねてきた自分自身を肯定する彼女の言葉が、自分への、そして多くの読者にとってのエールになっていたらいいなと願っています。

メイクのおかげで、前向きな気持ちになれたり、「自分は大丈夫」と思えたりする瞬間がある――。作中では、そんなメイクの底知れない可能性やパワーも伝えていきたいと考えています。

モノクロの世界でも想像力をかき立てる、メイクと衣装の“リアル”を追求

園山ゆきの:心情の描写に加えて、メイクの表現もリアルを追求しているのが「ブレス」の特徴です。モノクロの世界なのに、メイクの質感や色合いまでも伝わってくるような繊細な絵を意識しています。ヘア&メイクアップアーティストの手指の動きや所作など、細かい部分までこだわっています。

「ブレス」を描くにあたって、ファッション&ヘアメイクを教える「バンタンデザイン研究所」にたくさんのサポートをいただきました。授業風景を見せてもらったり、講師の方に取材をしたりして分かったのは、メイクによって“誰か”を輝かせたいという熱い気持ちを持った生徒さんが多いこと。自分の外見に対するコンプレックスから、メイクの道を志している方も少なくありませんでした。

アイアくんたちが挑むヘア&メイクアップコンテスト「U21(アンダー21)」では、メイクの世界観に合った衣装をたくさん考える必要がありました。ここでもバンタンデザイン研究所の方に協力を仰ぎ、卒業生であるスタイリストの二階堂呼幸(こゆき)さんを紹介していただきました。

漫画のキャラクターの衣装を、スタイリストに考案してもらうのは本当に稀なこと。メゾンブランドの過去のランウエイ動画やアーカイブを参考に、衣装デザインの提案から、平面である漫画の中での立体的な服のディテール表現まで、細かくアドバイスをもらいました。

モノクロな漫画の世界でも服の質感や動きを感じられるよう、素材選びやドレープの出方まで提案してくれました。

取材のために、美容メディア「ヴォーチェ(VOCE)」の撮影を見学したのも良い経験になりました。撮影現場に入ってまず思ったのは、1つの作品に「こんなにも大勢の人が関わるのか」ということ。ヘア&メイクアップアーティスト、モデル、カメラマン、スタイリスト、編集者、そしてそれぞれのアシスタント。一人ひとりがプロとしての使命を持ち、よりよい作品をつくるために協働しているのを目の当たりにしてぐっときました。

また、「かわいい!」が飛び交うあの空気感は、実際に現場にいるからこそ感じられるもの。漫画を通して少しでもその温度を伝えられたら、と思っています。もうひとつ、撮影現場でじっくりと観察していたのは、ヘア&メイクアップアーティストの体の使い方。メイクを施すときの体勢や手指の動きには人それぞれ個性があり、その繊細な動きまで漫画に落とし込むことも意識しています。

気配りや気遣いが、ますます大切な時代に 
「ブレス」が気付きのきっかけになれば

園山ゆきの:見ているだけでワクワクするような“華やかな世界”を描きたい一方で、その裏側にある地道な努力や葛藤も、「ブレス」ではきちんと伝えたいんです。夢を追う道のりは、ときに泥くさく、辛いものでもありますよね。けれど、最近はそんな努力を経ずとも夢をかなえるチャンスが巡ってきやすい時代とも言えます。

5月には、ヘア&メイクアップアーティストの世界を目指している人のために、オフィシャルガイド「メイクを仕事にしたいなら ヘア&メイクアップアーティストを目指すためのキャリアガイド」を発売しました。プロのpaku☆chanさんと対談しましたが、10年前と比べて、デビューの仕方や活躍の場が大きく変化しているようです。

例えば、SNSに作品を投稿すれば誰でも“漫画家”と名乗ることができるように、メイクの世界でも、数年にわたるアシスタント経験を踏まず、動画やSNSからチャンスを掴んでデビューする方が増えたと聞きました。

間口が広がったことで、誰もがチャレンジしやすくなったのは、本当に素晴らしいことだと思います。でも、その一方で昔のように誰かに厳しく教え込まれる場面が減った今、成長するためには自分で“察して動く力“がより強く求められているように感じています。

ヘア&メイクアップアーティストは、モデルの肌に直接触れる職業。技術面はもちろん、相手を思いやる心と心地よい距離感を保つ配慮がとても大切だと、「ヴォーチェ」の取材現場で改めて感じました。プロになるまでの道筋は人それぞれでも、その先でどんなふうに振る舞えるのか――。目の前の人を喜ばせるために、少し先のことまで想像して動けるかどうかが、力の差になるのではないかと思っています。

夢を追う日々は、楽しいことばかりではありません。いくら好きなことであっても、辛いと感じる瞬間はあるし、周りがまぶしく見えて、自分だけが取り残されたように感じることもあると思います。

それでも、人生を少し“引き”で見てみたときに、「あのころは苦しかったけれど、今となっては宝物だ」と思える日がきっと訪れるはず。そんなふうに、夢の途中の苦しささえも肯定できるような作品を描いていきたい。

「ブレス」が一人でも多くの方に寄り添える作品になるよう、これからどうしていくか。私も自分自身に問い続けて、探りながらゴールを見つけるつもりです。アイアくんや純ちゃんの姿が、読者のみなさんにとって、目の前の壁を乗り越えるきっかけになってくれたら、こんなにうれしいことはありません。

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「リファ」の新美容機器は“毛穴からのエイジングケア” ファインバブルテクノロジーを応用

MTGの美容ブランド「リファ(REFA)」は8月27日、シャワーヘッドシリーズでお馴染みのウルトラファインバブルを用いた美容機器"リファハイドラクリア"(2万7500円)を発売する。通販市場にて発売後、各市場にて順次展開する。「毛穴からのエイジングケア」をキーワードに、毛穴汚れを水とバブルによる吸引で解消する。

独自の「バブルリフトクレンズ」を採用

同製品には、ブランド独自の「バブルリフトクレンズ」を採用。時間経過により硬くなった角栓をもターゲットに、吸引リフトで洗浄する。「リファ」が磨き続けてきたファインバブルテクノロジーと水流設計、培った美容機器の知見を組み合わせた。

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「シロ」初のグラデーションボトル “一滴の雫”からインスパイアされた夏の限定香水とハンドソープを発売

「シロ(SHIRO)」は7月25日、限定フレグランス”レイヤーズ オブ ブルーム(LAYERS OF BLOOM)”のオードパルファン(50mL、1万1220円)とハンドソープ(280mL、4950円)を全国直営店舗とオンラインストアで発売する。22日からはメンバーシップ会員限定で先行予約受け付けを行う。青いイチジクの実やスイレン、ジャスミンなど夏を彩る香りを層状に重ね合わせた、フルーティーフローラルの香りが特徴だ。

みずみずしいフィグを主軸とした夏の新香調

調香はやさしい甘さのフィグを軸に、すっきりとしたグレープフルーツとゼラニウムが溶け合うトップノート、風にそよぐネロリやジャスミン、水辺のウォーターリリーによるミドルノートと移り変わり、ラストノートはベチバーやオークモスを、やわらかなムスクが包み込む。オードパルファンには、水の代わりに北海道江丹別の白樺の樹液を配合することで、奥行きのある香り立ちを実現。容器は初の試みとなるグラデーションカラーのガラス仕様で、色鮮やかな植物たちが層のように重なり合う様子をイメージしている。ハンドソープは保湿力のあるアロエベラ液汁を配合し、しっとりとした洗い上がりに仕上げた。容器には“一滴の雫”からインスピレーションを得た丸みのあるガラス容器を採用している。

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マツキヨココカラが銀座に5店舗目の旗艦店 7月25日にオープン

マツキヨココカラ&カンパニーは7月25日、銀座5丁目にフラッグシップストアとなるギンザ フラッグ(GINZA FLAG)をオープンする。1999年に開店した銀座5th店を全面改装し、地下1階から3階までの4フロア構成で展開する。同社の旗艦店は原宿表参道口店、池袋Part2店、香港のコーズウェイベイ店、渋谷道玄坂フラッグに続き5店舗目。全国47都道府県に約3500店舗、海外6エリアに79店舗を展開する同社は、アジアナンバーワンのドラッグストアとして美と健康分野の認知度向上を目指す。

国内外の来店客に美を提供

同店は「美への欲望を刺激し、ワクワクする新しい発見を提供」をテーマに、国内外からの来街者に向けたスペシャルな店舗として位置づける。地下1階のヘルスケアフロアでは内外美容系健康食品やヘア&ボディーケア、フットケア、男性化粧品を取りそろえ、美白や美肌、ダイエットをテーマに、日本の人気製品や話題の海外サプリメントを提案する。

1階のエントランスフロアは医薬品を中心に、洗顔・基礎化粧品、シーズン製品、話題のコスメ、オーラルケア製品を配置し、免税対応も行う。2階のビューティーケアフロアはカウンセリングスキンケア、ブランドコスメ、トレンドの韓国コスメなどを中心に提供するほか、ポップアップスペースを設けて最新コスメを演出する。

3階の調剤フロアは旧銀座5th店の地下1階から移転し、専用エレベーターでアクセスする。待合スペースを完備し、処方薬を待つ時間を銀座でのショッピングや仕事帰りの受け取りで有効活用できる仕組みを整える。同フロアの詳細は後日発表する。

■薬マツモトキヨシ GINZA FLAG
オープン日:7月25日
時間:10:00~23:00
住所:東京都中央区銀座5-5-1

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シューズ売上高1470億円突破の「サロモン」 トレランに加えロードランシューズにも注力

アメアスポーツ傘下の「サロモン(SALOMON)」で社長兼CEOを務めるギヨーム・メイゼンク(Guillaume Meyzenq)氏が、米「WWD」の姉妹紙である「フットウエアニュース(Footwear News)」の単独インタビューに答えた。メイゼンク社長兼CEOは1994年にサロモンの仏アヌシー本社でインターンとして働き始め、以来「サロモン」歴30年という生え抜きだ。フットウエア担当副社長、最高製品責任者などの要職を歴任し、2025年1月に現職に就いた。

「『サロモン』はこの5年、大きな転換期にある」とメイゼンク社長兼CEO。「かつてはコアな層に支持されるパフォーマンスアウトドアブランドだったが、今ではライフスタイル向けを含め、より幅広い製品を提供している。われわれは今、自らを“モダンマウンテンスポーツブランド”と位置付けている。これは、デザインと技術開発というわれわれの原点や、イノベーション、山岳スポーツを重んじる文化を物語るものだ」。

製品のイノベーションについて話が及ぶと、メイゼンク社長兼CEOは、ブランドとして改めてランニングに注力していると語った。「サロモン」は最近、ロードランニングシューズの“エアロ ブレイズ 3(AERO BLAZE 3)”を発売した。ミッドソールにブランド独自の「オプティフォーム2 TPU(OptiFoam2 TPU)」を採用し、前足部は前モデルから改良したロッカー構造で、ニットアッパー、アウトソールの「ロードコンタグリップ(RoadContagrip)」テクノロジーなどを特徴とするシューズだ。

コラボが成長のカギ

「われわれの伝統はトレイルランニングにあるが、トレラン分野での成功を街でのランニングにも応用したいと考えている。ロードラン用のスーパーシューズと“エアロ ブレイズ3”がそれを担う。同時に、ライフスタイルシューズにも注力している。ライフスタイルとは、ハイキング、通勤、レストランでのディナーなど、消費者の1日のあらゆる時間やシーンに向けて製品を作ることだと定義している」。

同社の売り上げをけん引しているのは、ライフスタイル向け製品カテゴリーであるスポーツスタイルだ。「スポーツスタイルでは過去5年間、コラボレーション、つまり“交差点”を通じてさまざまなファッション&カルチャーコミュニティーとつながりを築いてきた。中でも、『エムエム6 メゾン マルジェラ(MM6 MAISON MARGIELA)』や、パリのコンセプトショップ『ザ・ブロークン・アーム(THE BROKEN ARM)』は強力なパートナーだ。これらのパートナーとは毎シーズン、新しいエネルギーに満ちた新しいストーリーの扉を開いている。それが、消費者の心に響き、長く愛されるクリエイティビティーにつながっている」。

販路戦略に関しては、大都市への直営出店に注力している。例えばロンドンでは、この5月にバタシー発電所跡の複合施設に出店し、パフォーマンスとスポーツスタイルの両カテゴリーを品ぞろえしている。ロンドンへの出店は、24年10月に出店したコヴェントガーデンの旗艦店、同11月にオープンしたソーホーのスポーツスタイルのみの店舗に続く3店舗目。1つの都市内に異なる製品ラインアップで複数出店する手法は、パリや東京でも行っている。米国は24年10月にニューヨークに初店舗をオープンしたが、同様に複数出店を検討中だ。「ロサンゼルスやマイアミへの出店も検討している」といい、26年末までに米国の直営店舗数を10まで増やしたいと話した。

ミラノ・コルティナ冬季五輪では
プレミアムパートナー

「サロモン」の親会社で、「アークテリクス(ARC'TERYX)」なども保有するアメアスポーツは24年2月にニューヨーク証券取引所でIPO(新規株式公開)し、13億7000万ドル(約2013億9000万円)を調達。豊富な資金を積極出店に生かしている。アメアスポーツの25年1〜3月期業績は、売上高が前年同期に対し23.4%増の14億7300万ドル(約2165億3100万円)だった。純利益は前年同期の500万ドル(約7億3500万円)から1億3500万ドル(約198億4500万円)に増加。アメアスポーツのジェームズ・ジェン(James Zheng)CEOは決算会見で、「サロモン」のシューズ売上高が24年12月期に10億ドル(約1470億円)を超えたと明かしたが、1800億ドル(約26兆4600億円)と言われる世界のスニーカー市場規模と比較すれば「まだまだ微々たるもの」とコメント。「『サロモン』のシューズはアスリート向けに開発しているが、日常の街履きシューズとしても適しており、市場の中で独自のポジションを占めている。消費者が新しいシューズブランドにこれまで以上に敏感になっている今、『サロモン』のユニークなスタイルと高い技術開発は、まさにそのニーズに合致する」と続けた。

メイゼンク社長兼CEOはインタビューの中で、26年2月に開催される伊ミラノ・コルティナ冬季五輪への期待も明かした。「サロモン」は同大会のプレミアムパートナーを務める。「われわれは、スキーやスノーボード向けのパフォーマンスギアからライフスタイル向けシューズまで、一貫したメッセージを打ち出すためのパッケージを準備している。消費者の皆さんにも楽しんでいただけるはずだ」と結んだ。

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シューズ売上高1470億円突破の「サロモン」 トレランに加えロードランシューズにも注力

アメアスポーツ傘下の「サロモン(SALOMON)」で社長兼CEOを務めるギヨーム・メイゼンク(Guillaume Meyzenq)氏が、米「WWD」の姉妹紙である「フットウエアニュース(Footwear News)」の単独インタビューに答えた。メイゼンク社長兼CEOは1994年にサロモンの仏アヌシー本社でインターンとして働き始め、以来「サロモン」歴30年という生え抜きだ。フットウエア担当副社長、最高製品責任者などの要職を歴任し、2025年1月に現職に就いた。

「『サロモン』はこの5年、大きな転換期にある」とメイゼンク社長兼CEO。「かつてはコアな層に支持されるパフォーマンスアウトドアブランドだったが、今ではライフスタイル向けを含め、より幅広い製品を提供している。われわれは今、自らを“モダンマウンテンスポーツブランド”と位置付けている。これは、デザインと技術開発というわれわれの原点や、イノベーション、山岳スポーツを重んじる文化を物語るものだ」。

製品のイノベーションについて話が及ぶと、メイゼンク社長兼CEOは、ブランドとして改めてランニングに注力していると語った。「サロモン」は最近、ロードランニングシューズの“エアロ ブレイズ 3(AERO BLAZE 3)”を発売した。ミッドソールにブランド独自の「オプティフォーム2 TPU(OptiFoam2 TPU)」を採用し、前足部は前モデルから改良したロッカー構造で、ニットアッパー、アウトソールの「ロードコンタグリップ(RoadContagrip)」テクノロジーなどを特徴とするシューズだ。

コラボが成長のカギ

「われわれの伝統はトレイルランニングにあるが、トレラン分野での成功を街でのランニングにも応用したいと考えている。ロードラン用のスーパーシューズと“エアロ ブレイズ3”がそれを担う。同時に、ライフスタイルシューズにも注力している。ライフスタイルとは、ハイキング、通勤、レストランでのディナーなど、消費者の1日のあらゆる時間やシーンに向けて製品を作ることだと定義している」。

同社の売り上げをけん引しているのは、ライフスタイル向け製品カテゴリーであるスポーツスタイルだ。「スポーツスタイルでは過去5年間、コラボレーション、つまり“交差点”を通じてさまざまなファッション&カルチャーコミュニティーとつながりを築いてきた。中でも、『エムエム6 メゾン マルジェラ(MM6 MAISON MARGIELA)』や、パリのコンセプトショップ『ザ・ブロークン・アーム(THE BROKEN ARM)』は強力なパートナーだ。これらのパートナーとは毎シーズン、新しいエネルギーに満ちた新しいストーリーの扉を開いている。それが、消費者の心に響き、長く愛されるクリエイティビティーにつながっている」。

販路戦略に関しては、大都市への直営出店に注力している。例えばロンドンでは、この5月にバタシー発電所跡の複合施設に出店し、パフォーマンスとスポーツスタイルの両カテゴリーを品ぞろえしている。ロンドンへの出店は、24年10月に出店したコヴェントガーデンの旗艦店、同11月にオープンしたソーホーのスポーツスタイルのみの店舗に続く3店舗目。1つの都市内に異なる製品ラインアップで複数出店する手法は、パリや東京でも行っている。米国は24年10月にニューヨークに初店舗をオープンしたが、同様に複数出店を検討中だ。「ロサンゼルスやマイアミへの出店も検討している」といい、26年末までに米国の直営店舗数を10まで増やしたいと話した。

ミラノ・コルティナ冬季五輪では
プレミアムパートナー

「サロモン」の親会社で、「アークテリクス(ARC'TERYX)」なども保有するアメアスポーツは24年2月にニューヨーク証券取引所でIPO(新規株式公開)し、13億7000万ドル(約2013億9000万円)を調達。豊富な資金を積極出店に生かしている。アメアスポーツの25年1〜3月期業績は、売上高が前年同期に対し23.4%増の14億7300万ドル(約2165億3100万円)だった。純利益は前年同期の500万ドル(約7億3500万円)から1億3500万ドル(約198億4500万円)に増加。アメアスポーツのジェームズ・ジェン(James Zheng)CEOは決算会見で、「サロモン」のシューズ売上高が24年12月期に10億ドル(約1470億円)を超えたと明かしたが、1800億ドル(約26兆4600億円)と言われる世界のスニーカー市場規模と比較すれば「まだまだ微々たるもの」とコメント。「『サロモン』のシューズはアスリート向けに開発しているが、日常の街履きシューズとしても適しており、市場の中で独自のポジションを占めている。消費者が新しいシューズブランドにこれまで以上に敏感になっている今、『サロモン』のユニークなスタイルと高い技術開発は、まさにそのニーズに合致する」と続けた。

メイゼンク社長兼CEOはインタビューの中で、26年2月に開催される伊ミラノ・コルティナ冬季五輪への期待も明かした。「サロモン」は同大会のプレミアムパートナーを務める。「われわれは、スキーやスノーボード向けのパフォーマンスギアからライフスタイル向けシューズまで、一貫したメッセージを打ち出すためのパッケージを準備している。消費者の皆さんにも楽しんでいただけるはずだ」と結んだ。

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「やさしいせいふく」代表、未来を変える糸口を探してアメリカ留学を決意

「WWDJAPAN」ポッドキャストの「サステナブルファッション・トーク」は、ファッション業界のサステナビリティに関する最新ニュースやトレンドをざっくばらんにお話しする番組です。本番組では、サステナビリティ担当記者木村和花がホストを務め、「WWDJAPAN」サステナビリティ・ディレクター向千鶴とともにお届けします。

前回に引き続き、ゲストは学生団体「やさしいせいふく」代表の福代美乃里さん。福代さんは、サステナビリティという複雑な課題を解決する糸口を探すため、この8月からアメリカの大学に進学することを決めたそう。混沌とするアメリカで挑戦してみたいこと、福代さんが描く未来について深掘りしました。



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五感で選ぶ、新スキンケア「シェフドボーテ」誕生 「成分」ではなく「感覚」での選択を提案

桃谷順天館はこのほど、新スキンケアブランド「シェフドボーテ(CHEF DE BEAUTÉ)を発売した。第1弾は、化粧水“ハダキキ ローション”(全5種、各100mL、各6600円)、クリーム“ハダキキ クリーム”(全4種、各30g、各8800円)、“スキンフレグランス”(全4種、各10包、各1540円)。公式オンラインサイトで取り扱う。

同社が3万人以上の肌分析と生活者との継続的な対話を通じて導き出した「自分の肌に合うものは自分の肌が一番よく知っている」というコンセプトを核に設計。スキンケア選びにおいて一般化しつつある“成分重視”の手法に一石を投じ、心地よさや触感といった主観的な感覚にフォーカスした“感覚ベース”での製品選択を提案する。

ローションとクリームは香りによる印象の先入観を排除する目的でいずれも無香料。使用感やテクスチャーの違いに着目して選べる構成となっている。一方で、「香りもスキンケアにおける重要な要素」との考えから自然の情景をモチーフにした4種の“スキンフレグランス”をそろえた。

また、ボトルデザインはローションとクリームが積み重なって一体化する構造を採用。視覚的にも使いやすさと美しさを両立している。

ブランドアンバサダーには俳優の小雪氏を起用。ブランドが提唱する“感覚への信頼”という価値観を体現する存在としての役割を担う。

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ジャパニーズ・ブレックファストが語る 韓国滞在、ジェンダー、ファッション、文学、そして新作について

ジャパニーズ・ブレックファスト(Japanese Breakfast)として知られるミシェル・ザウナー(Michelle Zauner)の活動は、ここ数年で目覚ましい展開を見せている。音楽にとどまらず、文学やファッション、映像といった領域にも表現の場を広げ、その創作はジャンルの垣根を越えて多面的に展開されてきた。とりわけ、韓国系アメリカ人としてのルーツと、母の死という私的な喪失を綴った回想録「Hマートで泣きながら」で見せた、心の奥底に触れるような語りと、個と社会をつなぐ繊細なまなざしは、彼女を単なる“ミュージシャン”の枠には収めきれない存在にしている。

グラミー賞のノミネートも受けた3作目「Jubilee」(2021年)のツアー終了後、韓国に1年間滞在し、語学を学びながら現地での生活を送ったミシェル。その時間は、彼女にとって自身のルーツをあらためて見つめ直す機会でもあった。アメリカで育った韓国系女性という“中間的な存在”としての自覚。言語や世代の違いがもたらす文化的な隔たり、日常のふるまいや関係性に生じる微妙な揺らぎ――そうした「ずれ」を肯定し、受け入れることで彼女のアイデンティティーはより柔軟で、開かれたものへと形を変えていった。今年リリースされた最新アルバム「For Melancholy Brunettes (& Sad Women)(「フォー・メランコリー・ブルネッツ(&サッド・ウィメン))」、リリース。には、その思索が静かに、けれど確かなかたちで息づいている。

同時に、彼女の表現の根底には、個人の内面を超えて社会の構造に目を向ける視点がある。保守的な価値観が根強く残る社会で若者たちが抱える葛藤。特に、女性として日常的に経験してきた違和感や恐怖は、近年の作品にも色濃く刻まれていて、ネット社会や政治環境におけるジェンダーの問題にも彼女は鋭い眼差しを向ける。ただし、その批評的な感性は、あくまで自身の痛みや実感を出発点としながら、丁寧な語り口で社会と接続されていく。その姿勢こそが、彼女の創作を根底から支えている。

文化、言語、社会、政治、ジェンダー。さまざまな要素が交差する場所に身を置き、そのあわいで見えてきた感情や記憶を、音楽や言葉、あるいは身体の動きとして表現へと変換していく。それは、経験を重ねた今だからこそ選べる彼女のスタイルであり、また、制約の多い社会の中で、どれだけ自由に自分でいられるかを探る試みでもあるのだろう。「次のアルバムは、もっとバカっぽくて、くだらないくらい楽しいものにしたい」。そう笑う彼女に、先日行われたジャパン・ツアーの東京公演前日、都内のオフィスで話を聞いた。

韓国での生活と変化

——3年前に「フジロック'22」で来日した際にもインタビューさせてもらったのですが、その時に韓国への移住を考えているとおっしゃっていて。「半年か1年、韓国に住めば、きっと韓国語も話せるようになる」とお母さまによく言われていた、と。

ミシェル・ザウナー(以下、ミシェル):ちゃんと約束は守りましたよ(笑)。実際に住んでみて、本当に楽しかったです。自分でも驚くくらい、韓国での暮らしが性に合っていたというか、その土地での日々がどんどん好きになっていったんです。最初は「きっと退屈で、寂しいんじゃないかな」と思っていたけれど、全然そんなことはなくて。学校に通って、言葉を学んで、少し質素な生活を送る――そんなシンプルな日々そのものが、すごく心地よかったんです。派手さはなかったけれど、一つひとつの時間が丁寧で、ちゃんと自分の足で暮らしている実感があって。「ああ、こういう生活もすごくいいな」と、素直に思えました。

——その韓国での暮らしの中で、ご自身でも気づかなかった一面に出会ったり、新たな自分を発見するようなこともありましたか。

ミシェル:特に、言葉がうまく話せなかったからこそなのかもしれませんが、自分でも驚くくらい穏やかになった気がするんです。前よりずっと静かに、人の話をちゃんと聞くようになっていて。韓国語で会話していると、「すごく純粋な人だと思った」と言われることがよくあるんです。でも、英語で話す自分って、どうしてももっと攻撃的で、感情を強く出すところがあって……今思うと、ちょっと恥ずかしいくらい(笑)。だから、韓国語を話しているときのほうが、言葉遣いも丁寧だし、心まで穏やかになっている気がするんですよ。そんな自分に出会えたことがうれしかったです。

——韓国人としてのルーツやアイデンティティーについて意識させられるような場面はありましたか。

ミシェル:面白いことに、以前の私は、韓国系アメリカ人が「本当の韓国人」として見てもらえないことに対して、どこかで劣等感を抱いていたんだと思います。でも、韓国で長く過ごす中で、そういう“違い”があることそのものに、少しずつ心地よさを感じられるようになって。「その枠の中に入れてもらいたい」と思う気持ちも、だんだんと薄れていったんです。最終的には、自分はその文化の内側に完全に入りきれてはいないけど、ちゃんと関わっている――そんな“中間的な立ち位置”に自然と安心感を見出せた気がしています。

——実際に韓国で暮らしてみて、“想像していた韓国”とのギャップを感じることは?

ミシェル:それはたくさんありました。かなり大きな隔たりがあったと思います。例えば、発音なんかはすごく馴染みやすくて、親しみを感じる瞬間もあったんですけど、一方で敬語やマナー、礼儀作法のような文化的な部分は、私が育ってきた環境にはないものばかりで。友達同士でもあまりハグしないとか、人との距離感や接し方がまるで違う。

若い頃の私は、そういう違いに対してどこか反発していたというか、ちょっと身構えてしまうところがありました。でも今は年齢を重ねたことで、その文化に対してより深く敬意を持てるようになってきたと思います。きっと、ある程度キャリアを積んで、“一人の成功した女性”として韓国に行けたからこそ、誰かの承認を求める必要を感じなくなったのかなって。今の私は、自分がどんな人間で、どんな価値を持っているかをちゃんと理解している。だからこそ、以前みたいに「仲間に入れてほしい」「評価されたい」って焦る気持ちは、あまりなくなった気がします。

ジェンダー間の対立

——先日、韓国では大統領選が行われましたが、近年、韓国では男女間の対立が深刻化していて、その影響が政治に色濃く表れているという報道を多く目にしました。実際にそうした社会の空気を感じることはありましたか。

ミシェル:そういった韓国社会の側面には、それまであまり馴染みがなかったんですが……実は、(尹)大統領の弾劾を求める集会に参加したことがあって、それは私にとって本当に貴重な体験でした。そういった政治的な動きに触れたことで、韓国の文化をより身近に感じられるようになった気がしたんです。

ただ、ちょっと驚いたのは、若い世代の中にも、意外と保守的な考え方を持っている人がいるんだなと気づいたことで。それまでは「若い人たちはみんな進歩的なんだろう」と思い込んでいたので、そのギャップには少し驚かされました。すごく新鮮だったし、自分の視野も広がった気がします。

——今回のアルバムに収録された「Mega Circuit」は、いわゆる“インセル・カルチャー”に着想を得た曲だと伺いました。例えば、韓国社会の分断やジェンダー問題との関わりを、作品のテーマと重ねて考えることもありましたか。

ミシェル:私は子どもの頃から、男性に対して強い恐怖心を持つように育てられてきました。男性は危険で、いつか自分を傷つける存在なんだって、無意識のうちにそう教え込まれていたんです。でもそれって、私だけじゃなくて、多くの若い女性が持っている感覚なんじゃないかと思います。

韓国でも以前、戒厳令が敷かれたとき、政治的な混乱に乗じて、女性を攻撃しようとするような投稿が男性たちによって掲示板に大量に書き込まれていたことがあって。それを見たとき、ものすごくショックを受けたんです。「どうしてそんな欲望が生まれるんだろう!?」って、心の底から理解できなかった。もし私が同じように不安定な状況に置かれたとしても、「この混乱に乗じて男性にひどいことをしてやろう!」なんて、絶対に思わない。でも現実には、「戒厳令が出たら女をレイプする」みたいな書き込みが、何千件もあった。それを見た瞬間、本当に言葉を失いました。

こういう現象って、けっして韓国だけじゃなくて、世界中のあちこちで見られると思います。特に歪んだオンライン・コミュニティーでは、保守と革新の対立が先鋭化する中で、女性に対する暴力的な言動がどんどんあからさまになっている。今の時代、フェミニズムやジェンダー平等といった価値観が広まりつつある一方で、「自分たちは置き去りにされている」と感じている男性たちが、一の世代として存在しているように感じるんです。だから、私が抱いてきた男性への恐怖は、単なる個人的な体験ではなくて、今この社会の構造や政治とも深く結びついた問題なんだと実感するようになりました。

韓国のミュージャンとの交流

——一方、韓国滞在中には、現地のミュージシャンとの交流も多くあったそうですね。特にイ・ランさんとイ・ミンフィさんからは、大きなインスピレーションを受けたと聞きしました。

ミシェル:はい、韓国でライブをしたときに彼女たちと出会いました。どちらも本当に創造的で、しかも政治的にも強く発信しているアーティストで。それぞれのコミュニティーに深く根ざしながら、アクティビズムにも熱心に取り組んでいて、心から尊敬しています。

一緒に韓国の曲をカバーする機会があって、それが「百万本のバラ」――元はロシアの古い曲なんですけど、彼女たちが「どのお母さんもこの曲が好きなんだよ」って教えてくれて。それをAsian Pop Festival(2024年)で一緒に演奏しました。

また、韓国では今、障害のある方々が政府とアクセシビリティーの問題で闘っているんですけど、そのコミュニティーを支援するチャリティ・パフォーマンスも一緒に行いました。そういう活動を通じて彼女たちのような素晴らしい人たちと出会えたことは、自分にとって本当に特別な経験だったと思います。

——少し前には韓国のバンド、セソニョン(SE SO NEON)のファン・ソユンさんとのコラボレーションも話題になりましたが、今の韓国インディー・ミュージックの活気や個性についてはどう感じていますか。

ミシェル:私自身すごくワクワクしているし、今の韓国の音楽シーンは特別な時期を迎えていると思います。ご存じのように、K-POPは韓国文化を代表する巨大な輸出産業になっていますよね。でもその一方で、インディー・バンドやオルタナティブな音楽がなかなか国際的に注目されにくいという現実もある。

韓国で多くの人と話して印象的だったのは、「どうして日本にはあんなにサブカルチャーを受け入れる土壌があるのに、韓国にはないんだろう?」という声で。日本ではオルタナティブな音楽や文化が当たり前のように認められていて、ほんとうに豊かですよね。でも、すぐ隣の韓国では、なぜそういったカルチャーがあまり育ってこなかったのかなって。

理由はいくつかあると思うんですが、一つには韓国の教育制度の厳しさがあるんじゃないかと思います。授業が終わっても塾に行って、さらに課題をこなして……朝8時から夜8時までずっと勉強しているような毎日では、自分の興味や関心に触れたり、趣味を見つけたりする時間が持てないんです。でも最近は、そういったプレッシャーに対して見直そうという動きも出てきていて、社会全体が少しずつ変わり始めていると感じています。そして、まさに今の韓国では、新しくてエネルギーに満ちたオルタナティブなシーンが生まれつつある。だから私は、この動きをもっと多くの人に知ってほしいし、自分もその流れの中に関わっていきたいと思っています。

ファッションのこだわり

——ジャパニーズ・ブレックファストは、作品ごとにファッションも個性的で目を惹きます。今回のアルバムではどんなイメージやコンセプトでスタイリングを組んでいったのでしょうか。

ミシェル:「Jubilee」のときは「喜び」と「黄色」がテーマだったので、すごく明るい色の服を着たり、華やかなビジュアルを打ち出していました。結果的に、全体としてとてもフェミニンな表現にもなっていたと思う。でも正直なところ、ずっと黄色ばかり見ていたら、さすがにちょっとうんざりしてしまって(笑)。それに、ずっとフェミニンな服を着続けることにも少し疲れてしまったんです。なので今回は、もう少しロマンティックな雰囲気にしてみました。黒と白を基調にしていて、ルネサンス風のディテールを取り入れたり、中性的なニュアンスも意識しています。ほんの少しだけですけど、海軍っぽい(ノーティカルな)モチーフもあって、どこか航海を連想させるような要素も織り込んでいます。

——服選びで大切にしていることは?

ミシェル:アルバムのカバーやミュージックビデオの制作に取りかかると、そこから少しずつビジュアルの世界観が立ち上がってくるんです。だから私は、いろんなブランドのルックやランウェイのショー、昔のファッション誌の特集なんかをたくさん見て、じっくり時間をかけてインスピレーションを集めています。

バンドとしての活動が広がるにつれて、そうしたビジュアル面も私たちのアイデンティティーにとって欠かせない要素になってきたと感じていて。だからこそ、すべてのディテールにきちんと心を配るようにしています。ファッションにのめり込むようになった最初のきっかけは、スタイリストの方と一緒に仕事をする中で、いろんなブランドを紹介してもらったことでした。そこからどんどんファッションへの興味が深まって、自分なりの好みや楽しみ方も見えてきた。今では、「このブランドは、あのアルバムの世界観そのものだな」と感じることもあるんです。

——その「ブランド」は具体的に?

ミシェル:「ジュンヤ・ワタナベ(JUNYA WATANABE)」や「ヨウジ・ヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」、「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」のような、ちょっと奇抜で、ダークで、幻想的な中に遊び心があって、でもどこかロマンティックな服がとても好きなんです。それから、「アン・ドゥムルメステール(ANN DEMEULEMEESTER)」もすごく魅力的で。彼女の服にはゴシックでロマンティックな要素があって、本当に素晴らしい。それともう一人、アイルランド出身のロイシン・ピアス(Róisín Pierce)というデザイナーがいて、彼女のつくる服はすごく繊細で、美しいピースばかりなんです。

——ちなみに、「ヨウジ・ヤマモト」や「コム デ ギャルソン」の服に袖を通すようになったきっかけは?

ミシェル:スタイリストと一緒に仕事をしたり、ファッション誌の撮影現場やプレス関連のイベントにいると、「コム デ ギャルソン」のアイテムがあるだけでみんな本当にワクワクするんです(笑)。ラックにそれらのピースがかかっているだけで、「わあ、これは特別なものだ!」って、自然と敬意のようなものが生まれる。そういう存在なんです。私も、まずはそういう空気感を通じて興味を持つようになって、それから実際に日本を訪れて、ドーバー ストリート マーケット ギンザや「コム デ ギャルソン」のショップで買い物をするうちに、どんどん惹かれていきました。

——「コム デ ギャルソン」といえば、デザイナーの川久保玲さんに強い敬意を抱いているファンも多いですが、ミシェルさんは?

ミシェル:彼女は本当に素晴らしいアーティストだと思います。唯一無二という言葉がぴったりの存在ですよね。しかも、あれだけ男性優位な業界の中で独自の美学を貫いて、あの存在感を放っているというのはものすごく特別なことだと思います。

ファッション・アイコンは
フェイ・ウォン

——ミュージシャンにとって「ファッション」も重要な自己表現の一つだと思います。音楽活動を重ねる中で、ファッションとの関わり方や向き合い方はどう変化してきましたか。

ミシェル:音楽を始めたばかりの頃は(※最初に組んだバンド、リトル・ビッグ・リーグ時代)、ファッションに対して少し距離を置いていたというか、どこか“対立するもの”のように感じていたところがありました。女性として音楽の世界に身を置く上で、あえてすごく男性的で、飾り気のないシンプルな見た目でいたかったんです。“音楽以外の部分”に注目が集まらないようにしたくて。でも、ジャパニーズ・ブレックファストを始めてからは、自分なりの「ユニフォーム」みたいなスタイルを持ちたいと思うようになりました。ツアーの最中でも、「これは『Psychopomp』のときに着ていた服だな」とか、「この衣装は『Soft Sounds from Another Planet』のサイクルだったな」って、自分でもはっきりわかるようにしておきたかったんです。

「Soft Sounds from Another Planet」の時期からは、白を基調にした、ちょっと宇宙っぽい雰囲気のユニフォームスタイルをデザイナーと一緒につくっていって。それがきっかけで、「アルバムごとにビジュアルもがらっと変えていきたい」って、本格的に思うようになったんです。「Jubilee」では、「いつも黄色を着る」「明るくて喜びにあふれたスタイルにする」っいう、すごく明確なコンセプトがありました。だから、写真を見返すとすぐに「これは『Jubilee』の時期だな」ってわかる。グラミーに出たときも黄色のドレスを選んだし、イベントではもう少しロマンティックで、少しダークなスタイルを選ぶこともありました。

そうやってビジュアルに一貫性を持たせることで、自分自身もそのアルバムの世界観に入り込めるし、リスナーにとっても「今はこの“アーティスティックな時期”にいるんだ」という感覚が伝わりやすくなるんじゃないかと思っています。

——ミシェルさんにとってのファッション・アイコン、また影響を受けたスタイルがあったら教えてください。

ミシェル:90年代のフェイ・ウォン(Faye Wong)が大好きなんです。彼女って、シックでありながらどこかユーモラスで、遊び心があって、衣装も本当に印象的で。ファッションって、ある意味で“冗談”みたいな要素があってもいいと思うんです。特にパフォーマーにとっては、ちょっと笑えるとか、意表を突くスタイルの方が、かえって記憶に残るというか。

例えば、前回「フジロック」に出たときに、子犬の顔が縫い付けられたトップスを着てたんですけど、それがすごく話題になって(笑)。演奏の内容よりも、まず最初に「犬のトップス着てたよね!」って言われるんです。それってすごく面白いし、衣装の力ってすごいんだなって実感しました。

だから私にとって、フェイ・ウォンは今でもスタイル・アイコンなんです。彼女が着ていた、もこもこのセーターに、下着がうっすら透けて見えるシャワードレス――あのコーディネートこそ、私にとって完璧なんです。

——ちなみに、最近買ったお気に入りの服やアイテムはありますか。

ミシェル:この帽子、ちょっとボートのような形をしていて、ニューヨークの「ボーディ(BODE)」というブランドのものなんです。私、水兵帽がすごく好きで、「Orlando in Love」という曲がセイレーンに誘惑される水夫の物語なんですけど、この帽子がその世界観にぴったり合っていて。

もうひとつお気に入りのブランドが、「キムヘキム(KIMHEKIM)」。今かけているこのサングラスもそうなんですが、涙のように見えるパールがあしらわれていて、それがとても気に入っています。真珠って貝から生まれるものだし、今回のモチーフにぴったりだなと思って選びました。

最近のお気に入りでいうと、「ヨウジ・ヤマモト」のこのトレンチコート。シルエットも雰囲気も本当に素敵なんです。それから、「アミリ(AMIRI)」のショートパンツもよく履いています。このTシャツは「プッシュボタン(PUSHBUTTON)」という韓国のブランドで、これもお気に入りの一枚です。

——逆に、どんな時でも身につけているものはありますか。

ミシェル:普段よく履いているのは、「プラダ(PRADA)」のローファーですね。あとは……そうですね、強いて言えば、結婚指輪くらいかな(笑)。

——ファッションもそうですが、ミシェルさんといえば個性的なタトゥーも目を惹きます。

ミシェル:私はキューピーが大好きなんです(笑)。母が毎年お正月になると、キューピーマヨネーズにホタテとマサゴを合わせた巻き寿司をつくってくれていて。その影響で、あの赤ちゃんのキャラクターが描かれたマヨネーズの容器を見ると、すごく懐かしくて愛着を感じるんです。

それから、このタトゥーは韓国のお菓子をモチーフにしたトランプで。子どもの頃、祖母と叔母、それに母がこのカードゲームでよく遊んでいて、私もそばで見ていました。だからこれは、私にとって家族の記憶や幼少期の思い出が詰まったすごく大事なモチーフなんです。

それとこれは、「パラッパラッパー」というゲームのキャラクターで。こうやって、いろんな時代の記憶や好きなものが自然に混ざり合って、自分の体の上に物語として積み重なっている感じですね。

文章を書くことの魅力

——ミシェルさんはジャパニーズ・ブレックファストとしての活動と並行して、3年前に初の著書となる回顧録「Hマートで泣きながら」を上梓されました。

ミシェル:とても温かく、ポジティブな反応だったので、書き手として大きな励みになりました。それがあったからこそ、より歌詞にフォーカスした作品をつくる勇気が持てたんだと思います。

——次回作の構想はもうあるのでしょうか。

ミシェル:はい、昨年の韓国滞在について書いたものになります。語学を学びながら感じたこと、留学生活の中で直面したこと、そして言葉が少しずつ自分の中に根づいていく感覚……そうした日々の気づきや感情の変化を、海外でのさまざまな出来事と交差させながら綴っています。

——ミシェルさんにとって、“書く”ことへの情熱はどこから湧き上がってくるのでしょうか。

ミシェル:私は一人っ子で、アメリカの田舎町で育ったんです。まわりに同世代の子どもがあまりいなくて、どこか孤立したような子ども時代だったと思います。だから自然と想像の世界に入り込むようになって、小さい頃から物語をつくることがごく当たり前の遊びでした。いまそれを「仕事」として続けられているのは、本当に幸運なことだと思っています。いわゆる“普通の仕事”をしなくていい、というのは私にとって大きなモチベーションでもあって。「もう元の働き方には戻りたくない」っていう気持ちがあるからこそ、今の生活にちゃんと責任を持って、一生懸命やれているのかもしれない。いまのこの生き方、本当に気に入ってるんです(笑)。

——“書く”ことで得られるカタルシスは、やはり音楽で得られるものとは違いますか。

ミシェル:あの本(「Hマートで泣きながら」)は、自分が伝えたかったことを、読んでくれた人たちが本当に正確に受け取ってくれた――そう実感できた初めての作品だったと思います。あれほど「理解してもらえた」と確信できた経験は、それまでになかったんです。

それに比べて、音楽については、これまであまり「ちゃんと伝わった」と感じることが少なかったように思います。べつに難解にしようとか、ミステリアスにしようとしているわけではないんですけど、詩的な表現になるぶん、どうしてもストレートに届かないことも多くて。聴いてくれる人の側に戸惑いが生まれることもあると思うんです。

だからこそ、本を通して、あれだけ明確に、しかも多くの人たちに思いを届けられたという体験は、私にとって本当に解放的でした。音楽ではまだ味わったことのない感覚だったかもしれません。

——先ほど音楽の話が出ましたが、日本では近年、韓国文学、特に女性作家による作品が大きな注目を集めています。ハン・ガンさんのノーベル文学賞受賞も話題になりましたが、ミシェルさんが韓国文学にどのように触れてきたのか興味があります。

ミシェル:正直に言うと、今の私はまだ韓国語の小説を原文でしっかり読みこなせるレベルには達していなくて、韓国文学と深い関係を築けているとは言えないんです。ハン・ガンの作品は本当に大好きですし、もっとたくさんの韓国文学を読みたいという気持ちは強くあるんですけど。昨年は「なるべく韓国語で本を読む!」と決めていたものの、小説を読みこなすにはまだ語学力が足りなくて、結局、ちゃんと読めたのはイ・ランの漫画作品くらいでした(笑)。それが今の自分のレベルなんです。

ただ、韓国系アメリカ人の作家では好きな作品はたくさんあります。シン・ギョンスクさんの「母をお願い」は、ちょうど「Hマートで泣きながら」を執筆していた頃に読んだのですが、深く心に響いたのをよく覚えています。他には……アレクサンダー・チーという作家が書いた「How to Write an Autobiographical Novel」というエッセイ集。それから、イ・ミンジンの「パチンコ」ももちろん素晴らしかったし、キャシー・パク・ホンの「マイナー・フィーリングズ」も強く印象に残っています。あと、友人のチャン=レイ・リーも本当に優れた作家だと思います。

でも私は、言語を深く理解するためには、その言語で書かれた小説と向き合うことが不可欠だと感じていて。そういう意味でも、これからはもっと本格的に韓国語の文学に触れていきたいと思っています。これからじっくり時間をかけて、韓国文学の世界をもっと深く知っていけたらと考えています。

人生における
ライフステージの変化

——前回インタビューさせていただいたとき、前作の「Jubilee」について「インディ・アーティストには“悲しみ”を期待されがちだからこそ、あえて“喜び”をテーマにした」と話されていたのが印象的でした。一方で、新作では“Sad Woman”とあるタイトルが象徴するように、再び悲しみやメランコリーが色濃く流れている印象を受けました。

ミシェル:それはたぶん、自分の年齢とか、今いる人生のタイミングが大きいと思います。「Jubilee」のあと、あの作品で3年かけてツアーして、プロモーションして……その後には、「絶対にまったく違うことがしたい」って気持ちがはっきりあったんです。だから今回は、もっとダークな色味のパレットで、ギターを軸にしたアルバムをつくりたかったんです。

最初は「ちょっと不気味なアルバムにしよう!」と意気込んでたんですけど、正直言って、不気味な曲を10曲書くって本当に大変で(笑)。例えば「Honey Water」や「Mega Circuit」には、その面影が少し残ってると思うんですけど、全体を通してそのムードで貫くのは、自分にとってやっぱりどこか違和感があって。がんばってその方向性で書こうとすると、なぜか全然うまくいかなくて……。最終的には、もっと広い意味でのメランコリックさとか、ほんのりとした不穏さに自然と落ち着いていきました。

それにやっぱり、人生経験の影響も大きいですね。年齢を重ねるにつれて、時間の流れとか、一つの人生を選ぶことで手放してきた他の選択肢のこととか、そういう「選ぶこと」の重みについて、より考えるようになった気がします。あと……「死ぬこと」についても最近よく考えるんです(笑)。

——今回の新作では、“成功”との距離感や、その意味をめぐる戸惑いのようなものも滲んでいるように感じました。アーティストとして大きな評価を得た今、あらためてご自身にとって「成功」とはどういうものだと考えていますか。

ミシェル:うーん、自分は本当に恵まれていると思います。でも、どんなことにも代償はつきものですよね。私、しばらくの間は完全に仕事に取り憑かれていたというか……人生で大きな喪失を経験したあと、その痛みから目をそらすように、すべてのエネルギーを仕事に注ぎ込んでいた時期がありました。そうすることで何とか自分を保っていたというか。

でも、仕事に打ち込めば打ち込むほど、家族や友人との距離はどうしても開いていくんです。長くツアーに出ていると、季節の移り変わりも感じられないし、大切な人の誕生日を一緒に過ごすこともできない。仲の良かった友達を失ってしまったこともあるし、自分自身の健康が危うくなったこともありました。普通の生活とはまったく違うんですよね。家にいない時間が長くなるぶん、いい友達にも、いい家族にもなれない。そんな自分に対して、ちょっとした罪悪感を感じることもあって。

それに最近は、年齢を重ねていく中で「家族を持つ」ということも現実的に考えるようになってきました。この仕事を続けている限り、もしかしたら母親にはなれないかもしれない。そう思うと、人生の中で何をどこまで後回しにしてまでキャリアを優先するのか――そのバランスについて、以前よりもずっと真剣に考えるようになりました。

——今回の新作をへて、今のミシェルさんの中では、そうしたライフステージの変化とアーティストとしてのアイデンティティーは、どのように折り合いをつけられるようになったのでしょうか。

ミシェル:昨年は、自分のためにちゃんと何かをしようと、大きな決断をした年だったと思います。1年間、意識的に音楽活動から少し距離を置いて、自分の知的好奇心を刺激してくれるものに集中することにしたんです。そして、改めて音楽の現場に戻ってきたとき、自分の中にすごく明確な“境界線”ができていることに気づきました。

以前の私は、ただひたすらミュージシャンになりたくて、どんなライブでも、どんなインタビューでも「イエス」と答えていた。体や心の健康なんて二の次で、やれることはすべてやりたいと思っていたんです。

でも今は、何よりもバランスが大事だということがよくわかっています。そのバランスを崩してしまったら、いちばん大切な「音楽への愛情」そのものを失ってしまうかもしれない。だからこそ今は、その愛を丁寧に育てながら、無理のない形で音楽と向き合っていきたいと思っているんです。

——最後に次のアルバムの構想はもうできていますか?

ミシェル:次のアルバムでは、もっとバカっぽくて、くだらないくらい楽しいものにしたいと思っていて。とにかく、「すごく愛されやすいアルバム」にしたいんです。それが今の自分にとって、いちばん自然でしっくりきている気がします。

PHOTOS:TAKUTOH TOYAMA

「For Melancholy Brunettes (& Sad Women)」

◾️JAPANESE BREAKFAST 「FOR MELANCHOLY BRUNETTES (& SAD WOMEN)」
収録曲:
1. Here is Someone
2. Orlando in Love
3. Honey Water
4. Mega Circuit
5. Little Girl
6. Leda
7. Picture Window
8. Men in Bars (Feat. Jeff Bridges)
9. Winter in LA
10. Magic Mountain
11. Young Gun*
*日本盤ボーナス・トラック (CD)
https://bignothing.net/japanesebreakfast.html

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Mrs. GREEN APPLEのデビュー10周年記念 「アンドエスティ」がコラボサングラスを発売

アダストリアグループの「アンドエスティ(and ST)」は7月18日、デビュー10周年を迎えたバンド、ミセス・グリーン・アップル(Mrs. GREEN APPLE)とのコラボサングラスを発売する。価格は2490円。原宿のアンドエスティ トーキョー、横浜・山下公園内のレストラン、ザ・ワーフハウス山下公園(THE WHARF HOUSE YAMASHITA KOEN)、「アンドエスティ」公式オンラインで取り扱う。

ミセス・グリーン・アップル
デビュー10周年コラボ

コラボサングラスは、全体にグリーンをまとわせ、ミセス・グリーン・アップルと「アンドエスティ」のロゴをあしらう。パッケージは、同バンドのベストアルバム「10」のコンセプトフォトをもとに描き下ろした、オリジナルデザインで仕上げた。

アンドエスティ トーキョーとザ・ワーフハウス山下公園両店では、事前来店予約を受け付けるほか、アンドエスティ トーキョーでは、7月18日11時〜8月15日21時まで、フォトスポットなど特設コーナーを設ける。詳細は、公式サイトに記載する。

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紳士靴「カルマンソロジー」がトゥモローランドとの別注第3弾 着想源は19世紀末米発のダンス

金子真ディレクター兼デザイナーが率いる国産革靴ブランド「カルマンソロジー(CALMANTHOLOGY)」は9月上旬、トゥモローランド(TOMORROWLAND)との別注シューズ“コメディアン”を発売する。2色展開で価格は15万4000円。トゥモローランド渋谷本店、トゥモローランド名古屋ラシック店、トゥモローランド京都BAL店の3店舗限定で販売する。

“自由”と“尊厳への敬意”の二面性を表現

同セレクトショップとの別注第3弾となる“コメディアン”は、着想源は19世紀末にアメリカで生まれたダンス“Cakewalk(ケイクウォーク)”。元々上流階級の間で流行していたダンスのパロディとして始まったとされ、相手を模倣しながらも、その奥にある敬意や憧れ、切なさなどの様々な思いを抱えながら自由に踊る姿をシューズに重ね、“自由”と“尊厳への敬意”というメッセージを込めたという。その二面性を思わせるクラシックなツートン配色で、甲部分には取り外しが可能なキルトをあしらった。

「カルマンソロジー」は2018年春夏スタート。国内工場で生産し、人間の二足歩行を研究した上で、独特のねじれのある木型を採用。25年秋冬コレクションでは、ブランド開始から6年間続いた“ページ”というテーマに幕を下ろし、「即興性」を象徴する造語“エマルイラ”を掲げて再出発。新たにウィメンズ向けの製品もラインアップした。

「カルマンソロジー」とトゥモローランドは本モデルのほか、19年には大きなバックルが印象的なドレスローファー“エラ”、20年にはファイアパターンを施したカットシューズを別注し、発売した。

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紳士靴「カルマンソロジー」がトゥモローランドとの別注第3弾 着想源は19世紀末米発のダンス

金子真ディレクター兼デザイナーが率いる国産革靴ブランド「カルマンソロジー(CALMANTHOLOGY)」は9月上旬、トゥモローランド(TOMORROWLAND)との別注シューズ“コメディアン”を発売する。2色展開で価格は15万4000円。トゥモローランド渋谷本店、トゥモローランド名古屋ラシック店、トゥモローランド京都BAL店の3店舗限定で販売する。

“自由”と“尊厳への敬意”の二面性を表現

同セレクトショップとの別注第3弾となる“コメディアン”は、着想源は19世紀末にアメリカで生まれたダンス“Cakewalk(ケイクウォーク)”。元々上流階級の間で流行していたダンスのパロディとして始まったとされ、相手を模倣しながらも、その奥にある敬意や憧れ、切なさなどの様々な思いを抱えながら自由に踊る姿をシューズに重ね、“自由”と“尊厳への敬意”というメッセージを込めたという。その二面性を思わせるクラシックなツートン配色で、甲部分には取り外しが可能なキルトをあしらった。

「カルマンソロジー」は2018年春夏スタート。国内工場で生産し、人間の二足歩行を研究した上で、独特のねじれのある木型を採用。25年秋冬コレクションでは、ブランド開始から6年間続いた“ページ”というテーマに幕を下ろし、「即興性」を象徴する造語“エマルイラ”を掲げて再出発。新たにウィメンズ向けの製品もラインアップした。

「カルマンソロジー」とトゥモローランドは本モデルのほか、19年には大きなバックルが印象的なドレスローファー“エラ”、20年にはファイアパターンを施したカットシューズを別注し、発売した。

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スポーツと多様なカルチャーが交差する「ニューバランス」の新しいアパレルライン「NB GREY」がデビュー

ニューバランス,NEW BALANCE,NB GREY,エヌビー グレー

「ニューバランス(NEW BALANCE)」は2025年秋冬シーズン、新たなアパレルライン「NB GREY(エヌビー グレー)」を立ち上げる。ブランドのフィロソフィーを現代的に再構築した本コレクションは、“Intersection of Sports & Culture(スポーツとカルチャーの交差点)”をキーワードに、都市生活者に向けた新しい“バランス”を提案する。

1906年に誕生した「ニューバランス」は、その名の通り、履く人に“新しいバランス”をもたらすことを使命としてきた。矯正靴の製造からスタートし、現在では多彩なカテゴリーを展開する世界的なスポーツブランドへと発展。その背景には、履き心地や機能性といった“実用の美学”を追求する姿勢が一貫して根付いている。

そうしたクラフツマンシップの精神を受け継ぎ、2025年秋冬シーズンに新たにスタートするのがアパレルライン「NB GREY」だ。コレクション名に冠した“グレー”は、80年代に「ニューバランス」が打ち出したシグネチャーカラー。都市になじむその色合いは、⽩やポップな配⾊が主流だった当時のランニングシューズの常識を覆し、多くのファンに支持されてきた。その哲学が、時代を超えて新たなかたちへと進化する。

スニーカーを起点としたデザイン

競技と日常、伝統と革新、機能と情緒、装飾と質素—。多様な“対極”を受け止めてきた「ニューバランス」が導き出したのが“Intersection of Sports & Culture”という価値観だ。「NB GREY」が掲げるのは、スポーツに日常着の要素を取り入れることでも、日常着にスポーツの要素を取り入れることでもない。一方通行の発想ではなく、スポーツとあらゆるカルチャーが交差し、混ざり合う“交差点”のような在り方である。スポーツウエアが持つ機能性と、ファッションがもたらす自由な表現を横断するアイデアから生まれたコレクションは、どのスタイリングにも「ニューバランス」のスニーカーが調和するように設計。洗練されたデザインや上質感、品の良さといった要素は、都市生活との高い親和性を示している。

「NB GREY」のもう一つの特徴は、アーカイブを活用したデザインアプローチだ。パターンや縫製だけでなく、腕の可動域を考慮したショルダーラインや動きやすいパンツのシルエットなど、ブランドの歴史に刻まれたディテールを現代のニーズに合わせて再構築。また、例えばかつてフリース素材だったアイテムをスエットに置き換えたり、カラーブロッキングで構成されていたジャケットを異素材の切り替えでデザインしたりすることで、より都会的なイメージに仕上げている。デザインの要素自体は忠実にアーカイブから引用しつつも、リサイクル素材を取り入れたり、用途をアップデートしながら、ブランドのDNAを引き継いでいるのだ。“フライングNBロゴ”を配したラグランスリーブTシャツも、ビンテージのような風合いや、モダンなシルエットに加え、裾にドローコードを付けるなど、ギミックを融合した。日常にもアクティビティーにも対応する、まさに“交差点”的な一着に仕上げている。

そして、“All colors included.”というコンセプトが象徴するように、色使いも「NB GREY」のアイデンティティーを形成する重要な要素だ。ベースには“Adjustability(適応性)”“Amplified wardrobe(ワードローブの拡張)“”Distinct color(個性ある色使い)”の3つのキーワードが息づいている。シーズンの立ち上がりとなる7月から9月にかけては涼感を誘うブルーや秋口の日差しを感じさせる柔らかなイエローを展開。10月以降は、トーンダウンしながらも、差し色を巧みに取り入れたスタイリングを提案する。

「NB GREY」が目指す
次なるアイコン

「NB GREY」が目指すのは、トレンドやシーズンに左右されず、長く愛用できるタイムレスなプロダクトである。それは、“990”をはじめとする歴代のマスターピースと同様に、「NB GREY」からも普遍的で上質なプロダクトを創出し、「ニューバランス」の新たなアイコンとなることを意味している。今後は、ロゴが無くとも「NB GREY」と認識できるような独自のフィット感と快適性を体現するシルエットを追求し、ブランドのアイデンティティーをより一層強化していく。また、アジアに加え、欧米市場での展開も視野に入れ、グローバルブランドとしての存在感を高めていく方針だ。

アクティブと端正の接点が生む
NB GREYのメンズスタイル

しなやかさと強さが“溶け合う”
NB GREYのウィメンズライン

Shop List

・ニューバランス公式オンラインストア
・ニューバランス ZOZOTOWN ストア
・ニューバランス Rakuten Fashion ストア
・ニューバランスオフィシャルストア
ヒューリック札幌、仙台PARCO、柏髙島屋ステーションモール、原宿 ※現在一時休業中(12月上旬リニューアルオープン予定)、渋谷スクランブルスクエア、銀座、ニュウマン高輪店 ※9月12日オープン予定、六本木 19:06、お台場、ニュウマン新宿店、玉川髙島屋S・C、池袋 P’PARCO、吉祥寺、ニュウマン横浜店、MARK IS みなとみらい、テラスモール湘南、エミテラス所沢、名古屋、タカシマヤ ゲートタワーモール、mozo ワンダーシティ、心斎橋、堀江、グランフロント大阪、阪急うめだ本店、あべのHoop ※7月11日オープン予定、京都髙島屋S.C.、大丸神戸、広島PARCO、福岡、ららぽーと福岡、博多阪急、長崎スタジアムシティ

※その他一部のニューバランス取扱い店舗にて販売。
※取扱い商品は店舗により異なります。
EDIT & TEXT:YUKI KOIKE(VINYL)
問い合わせ先
ニューバランスジャパン お客様相談室
0120-85-7120

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「ケイト」から毛穴の大きさに着目した化粧下地が登場 肌質別3タイプを用意 

「ケイト(KATE)」は7月19日、毛穴をカバーしメイク崩れを防ぐ化粧下地"ポアレスキーパー”[SPF50+・PA+++](全3種、各1540円※編集部調べ)を発売する。頬の毛穴の大きさによって化粧の崩れ方が異なることに着目し、乾燥肌、混合肌、脂性肌の3つの肌質に応じた処方を採用した。

毛穴レスを演出する肌質別の専用処方

ラインアップはうるおいジェリー処方により毛穴をしっとり包み込み、1日中メイクの乾燥感を防いで粉浮きを抑制する乾燥肌向けの"ポアレスキーパー FORドライ”、しとさらキープ処方により毛穴に極薄フィットし、テカリと乾燥の両方を防ぐ混合肌向けの"ポアレスキーパー FORドライ&オイリー”、皮脂ダブルブロック処方により過剰な皮脂を吸着・固化し、1日中テカリとギラつきを防ぐ脂性肌向けの"ポアレスキーパー FORオイリー”の3種。

3種ともSPF50+・PA+++の紫外線カット力を備えているほか、ヒアルロン酸やツボクサ葉、茎エキスなどのうるおいシカ成分も配合した。カラーは、"FORドライ"がルーセントピンクカラー、"FORドライ&オイリー"と"FORオイリー”やブライトベージュカラーを採用している。

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「アラン ミクリ」復帰のデザイナー、アラン・ミクリタリアンが語るカムバックの経緯と時代の変化

革新的な色使いや機能美で1980年代からアイウエアデザインを牽引してきたフランス人デザイナー、アラン・ミクリタリアン(Alain Miklitarian)が、自身のブランド「アラン ミクリ(ALAIN MIKLI)」で再びデザイナーとしての活動を開始した。ファッショナブルなデザインで多くのセレブリティーに愛され、アイウエアのあり方を変えたレジェンドの復帰は、市場に新たな動きをもたらすだろうか。来日したアランに復帰の経緯や今の時代への思い、2012年にブランドを買収したエシロールルクスオティカ(EssilorLuxottica)との関係性について話を聞いた。

WWD:今回、東京と大阪を訪れた理由は?

アラン・ミクリタリアン(以下、アラン):日本の消費者はブランドを理解してくれていると感じており、好きな場所です。来日の目的は、これらの都市ともう一度つながりを感じること。ただ訪れるだけでなく、街を歩き、細部を観察し、雰囲気を吸収したかったんです。というのも、今、来年発売予定の日本限定コレクションを開発中なんです。現地の消費者に真に響く製品を創造するためには、その土地の機微を捉えることが不可欠。今の時代の若者がコレクションを見てどう思うのかは未知数ですが、反応を見るのが楽しみですね。

WWD:街の中で印象に残ったことは?

アラン:多くの変化を感じました。今では世界中どの都市に行っても同じようなグローバルブランドに囲まれています。東京の独自性は徐々に失われ、他の大都市と同じようになってきているようにも感じました。レイアウトや表現方法は日本的なものも多いですが、内容は均一化しているように思います。

ブランドへの復帰の経緯

WWD:単刀直入ですが、デザイナーとして「アラン ミクリ」に戻った経緯とは?

アラン:このような形でブランドに戻ることは、全く予想もしていませんでした。会社をエシロールルックスオオティカに売却後、もう関わることはないと思っていましたが、ルックスオティカ社から「ブランドに戻ってほしい」と声がかかったんです。今は、また仕事をして、考えて、夢を見ることができる。大きな組織の中でアイデアを具現化できる自由があるのは、とても幸運だと思っています。現在のデザインチームは4人の若いメンバーで構成されていて、私の役割はメンターとして、経験を共有し、彼らの成長を支援すること。世代間の良い交流が生まれています。

WWD:以前と今を比較して、アイウエアを取りまく状況に変化を感じますか?

アラン:比較することができないくらい、状況は変わっています。消費者の価値観、生産方法、ノウハウまで、全てが進化しています。失ったものも多いですが、新しい発見もたくさんあります。失ったものを嘆いたり、過去を懐かしんだりするのではなく、未来を受け入れることが重要でしょう。

WWD:消費者の価値観にも変化はありますか?

アラン:フランスでは、職人文化へのリスペクトが薄れてしまったと感じます。素材への情熱や、プロセスへのこだわりがなくなってきている気がするのです。しかし日本では、伝統的な職人技を再び評価する消費者が増えていると感じます。それは、日本文化の一部とも言えるかもしれませんが、有望なトレンドです。

WWD:あらためて、競争の激しいアイウエア市場で「アラン ミクリ」が際立っている点とは?

アラン:私たちはアイウエアに特化したブランド。それが全てであり、徹底的に追求しているポイントです。多くのブランドが、コスメからアパレル、アクセサリーまで、あらゆる分野に商品ラインアップを拡大しますが、それはクリエイティブな戦略というよりは、財務面やビジネス面を考慮した戦略であることの方が多いのではないでしょうか。真のデザインとは、独自の技術を極めることから生まれます。全てを網羅しようとするのではなく、得意分野に集中することが重要です。

WWD:最新のコレクションについて教えてください。

アラン:私はもともと眼鏡技師なので、コレクションの大部分を占めるのはメガネフレーム。割合としては小さいですが、ファッション性や楽しさを重視したサングラスもそろえています。メガネのフレームは精度が求められます。快適で軽量であり、個人に合ったデザインでなければなりません。技術的な制約と視覚的な楽しみをバランスよく調和させるのが好きです。

WWD:その中で個人的に気に入っているアイテムは?

アラン:5層のラミネート素材で作られた新しいフレームです。この技術によって、色、輝き、透明度を精密にコントロールすることができます。技術的には難しさが伴いますが、美しい見た目をもたらしてくれます。

エシロールルクスオティカとのパートナーシップがもたらすもの

WWD:世界最大のアイウエアグループ、エシロールルクスオティカとのパートナーシップはブランドにとってどんな意味を持ちますか?

アラン:「アラン ミクリ」とエシロールルックスオティカは、元来全く異なる視点を持っています。私は、できることなら一人一人の顧客のために1つずつ特別なフレームをデザインしたいという思いがあります。一方で、彼らは数百万人を満足させられるプロダクトをデザインしています。しかしありがたいのは、エシロールルクスオティカは私の思いを理解し、ありのままで仕事をさせてくれること。彼らは市場に多様性が必要だと理解しており、それこそが協業が機能する理由です。

WWD:エシロールルクスオティカ傘下の他ブランドは、メタ社との協業を通してスマートグラスなども開発しています。「アラン ミクリ」も3Dプリンターを活用するなど、最新技術を積極的に取り入れていますが、進行中の特別なプロジェクトはありますか?

アラン:フレームにNFC(Near Field Communication)チップを内蔵したアイウエアをリリースしています。スマートフォンでタッチすることで製品名が表示され、真正性や出荷状況、購入履歴などをリアルタイムで確認できる機能です。過去には、“ミクリビジョン”というCCDカメラがついたアイウエアを発売したこともあります。25年以上も前の話なので、時代を先取りしすぎたのかもしれませんね(笑)。現在はブランドの核となる部分の再構築に注力しており、スマートグラスなどの開発はしていませんが、いずれはまた、その領域にも着手したいです。

WWD:バイオアセテート素材や環境に優しいパッケージを採用し、サステナビリティーの問題にも取り組んでいます。

アラン:太陽光発電を使用したり、材料をリサイクルしたり、できるだけクリーンな運営を目指しています。アイウエア生産が環境に与える影響を考えてもいなかった15年前と比べると大きな進歩を遂げましたが、まだ課題は山積みです。解決策を模索し、どうすればより良いブランドになれるのかを日々頭を巡らせることは、楽しみでもあります。

WWD:ブランドとして、個人として、今後のビジョンを聞かせてください。

アラン:正直、未来についてはあまり考えません。ただ仕事ができる毎日に感謝し、楽しんでいます。それが数週間続くのか、10年続くのかは分かりません。私はアイウエア以外にもいくつかの事業をやっており、他の企業とも協業しています。いくつかの軸を持って仕事をするのが自分にはあっていると思っています。

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「イカゲーム」と「グラニフ」が初コラボ Tシャツやシャツ、ショルダーバッグなど

「グラニフ(GRANIPH)」は7月29日、ネットフリックス(NETFLIX)作品「イカゲーム」との初コラボアイテムを発売する。「グラニフ」一部店舗および公式オンラインで販売する。

「イカゲーム」コラボ
14型をラインアップ

コラボアイテムは、登場人物や劇中のゲームをモチーフとした、Tシャツ(3500円〜)や総柄シャツ(6900円)、ショートパンツ(6900円)、バケットハット(4500円)、ショルダーバッグ(3900円)、ソックス(1200円)など14型をラインアップする。

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「イカゲーム」と「グラニフ」が初コラボ Tシャツやシャツ、ショルダーバッグなど

「グラニフ(GRANIPH)」は7月29日、ネットフリックス(NETFLIX)作品「イカゲーム」との初コラボアイテムを発売する。「グラニフ」一部店舗および公式オンラインで販売する。

「イカゲーム」コラボ
14型をラインアップ

コラボアイテムは、登場人物や劇中のゲームをモチーフとした、Tシャツ(3500円〜)や総柄シャツ(6900円)、ショートパンツ(6900円)、バケットハット(4500円)、ショルダーバッグ(3900円)、ソックス(1200円)など14型をラインアップする。

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エポラ×ユーグレナ、美容室専売の新ヘアケア「エビ」誕生 女性の髪のハリ、コシ、ボリュームにアプローチ

エポラはこのほど、親会社であるユーグレナと共同で美容室専売の新ヘアケアブランド「エビ(EVI)」を立ち上げた。ラインアップは、“プレミアムバウンステックシャンプー”(300mL、3960円)と“同トリートメント”(240g、3960円)の2種。全国の契約理美容室で販売する。美容室専売品の展開は、同社およびユーグレナグループにとっても初の試みだ。

同社は数年前より女性の薄毛やボリュームダウンの悩みに着目し、育毛剤ブランドを展開してきた。リクルートの調査によると、「薄毛に該当する割合は男性の方が多いが、その悩み度合いは女性の方が年齢とともに増していく」傾向がある。特にエイジング世代は、ハリ・コシ・ボリュームの低下に対する問題意識が高く、これらを解消するために多くの女性が育毛剤やスタイリング剤、美容機器に継続的に投資しているという。

一方で、「女性の悩みの深刻度合いと反比例し、こうした悩みにアプローチする日常的なシャンプー・トリートメントが市場に少ない」(竹村孝介社長)ことに着目。「髪が立ち上がらないことがストレス」「毎朝のスタイリングが決まらず気分が沈む」といった声に応えるべく、「エビ」の立ち上げに至った。

ブランド名は「Evidence(根拠)」に由来する。科学的な裏付けに基づいた製品づくりへの姿勢を表現した。製品は既存の育毛剤やスタイリング剤では補完しきれない、物理的な髪の立ち上がりと頭皮環境の根本的な改善という2軸の価値を同時に提供することを目指した。

シャンプーには、髪の主成分であるケラチン由来の成分を採用し、洗い流した後も髪にケラチンが残る処方を採用。そこにトリートメントに配合された超高分子ケラチンが結びつき、物理的な立ち上がりをかなえる。

また、ユーグレナグループの独自原料である“ユーグレナエキス”や“ヒト毛根幹細胞バイオエキス”を配合。頭皮環境を整え、髪密度・髪強度にアプローチする。2つの熱吸着型成分で髪内部やキューティクルのダメージを補修。ドライヤーやヘアアイロンの熱に反応して毛髪に吸着し、ノンシリコンながら根本から毛先までまとまり感と艶のある滑らかな髪に仕上げる。

今後は頭皮美容液やスタイリング剤などにラインアップを拡充する計画だ。「ハリ、コシ、ボリュームといったら『エビ』。そういうポジションを目指す」(竹村社長)。

エポラとは

エポラは、愛媛県松山市に本社を構える1994年設立の企業。2015年にユーグレナグループ傘下に入り、化粧品・健康食品・ヘアケア製品を開発しており、足元ではヘアケア分野に注力している。

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【2025年秋コスメ】「クレ・ド・ポー ボーテ」が秋色ルージュとアイシャドウの新色を発売

資生堂の「クレ・ド・ポー ボーテ(CLE DE PEAU BEAUTE)」は8月21日、肌印象を明るく輝かせる“ルージュアレーブル”の新5色(各7150円※編集部調べ、以下同)、“ルージュアレーブル マット”(各7150円)の新4色、アイシャドウ“オンブルクルールクアドリ”の限定色(6820円)を全国で発売する。

高発色ルージュに全9色を追加

“ルージュアレーブル”は、プレミアムアルガンオイル配合で唇に潤いをもたらし、なめらかに整える。また、鮮やかな発色を高めるトランスルーセントピグメントEXが唇表面の凹凸を目立たなくし、明るい印象に仕上げる。新色は、同ラインのカラーテーマ、“いきいきと鮮やかに魅了する花々の輝き”を表現した。

スキンケア成分配合のトリートメントアイシャドウ

まぶたに潤いを与え目元をケアしながら高発色をかなえるアイシャドウ、“オンブルクルールクアドリ”からは、ほんのり赤みを帯びた暖かなウオームトーンのカラーが登場。“陽だまりに佇む石”にインスパイアされ、繊細な輝きと品格のある色を演出する。同製品はプライマー1色とパウダー3色がセットになっており、プライマーにパウダーを重ねることで目もとに奥行き感が生まれ、光と色のグラデーション効果をもたらす。

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「レブロン」が“ジュレリップオイル”を限定発売 フルーツジュレのような全5色

「レブロン(REVLON)」は7月22日、“レブロン スーパー ラストラス グリマー リップ オイル”(全5色、各1430円)を数量限定で発売する。とろけるような潤いとぽってりとしたジュレのような質感が特徴のリップオイルで、カラーは全5色を用意した。全国のドラッグストアやバラエティーショップで販売する。

ナチュラルな発色とぷっくり唇が特徴

同製品はフルーツキャンディのようなフレッシュな色味と、ぷるんとしたジューシーな艶質感を楽しめるジュレリップオイルだ。つけた瞬間に唇に潤いと上質な艶を与え、ナチュラルな発色で透明感のある魅力的なぷっくり唇を演出する。

オイルベースながらべたつき感のないライトなテクスチャーで、唇へのなじみが良い。植物由来のスクワランオイルや保湿成分のサイザルアサエキス、ハナスゲ根エキスを配合し、とろけるような潤いを唇に届ける。

白桃やアプリコットをイメージしたキュートなカラー

カラーは全5色を用意した。“キャンディ ハーツ”は白桃ジュレ、“ミス コーラル”はアプリコットジュレ、“グロウ ママ”はチェリージュレをイメージした。ローズジュレのような“ゴーン ローズ”、グレープジュレのような“ヴァイオーリット”など、フレッシュな発色も特徴になっている。

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ラブブのウェディングドレスが登場 米ブライダルブランドがカスタムオーダーを受注

アメリカのブライダルブランド「デイビッズ ブライダル(DAVID’S BRIDAL)」は、中国発玩具メーカー、ポップマートのキャラクター“ラブブ”のウェディングドレスを発売する。オーダーは、同ブランドの実店舗のみで受け付ける。

同アイテムは、花嫁本人のドレスを再現するなど様々なスタイルにカスタムできる。ドレスに合わせ、ブライダルアクセサリーやブライズメイドに合う手作りの衣装も注文可能だ。また、「デイビッズ ブライダル」でクチュール・デザイン部門の責任者を務めるヴィオラ・チャン(Viola Chan)のデザイン2点をラブブサイズに再構築したドレスも登場する。

クチュールやウェディングドレスなど、カスタマイズ可能な衣装は50ドル(約7000円)から、ブライズメイドのドレスやその他の衣装は35ドル(約5000円)から用意する。

 

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ヤブノ・ケンセイによる個展「NEGATIVE APPROACH」が開催

ヤブノ・ケンセイによる個展「NEGATIVE APPROACH」が東京・富ヶ谷のCALLAS Tokyoで開催する。会期は7月18日から8月16日まで。

同展では、無意識的な衝動やリズムがそのまま現れているようなパターンと、架空の生命体のように増殖するユニークな質感の作品群が登場する。

没入感とリアルで鑑賞する体験の強さが際立つ展示で、作品の販売も行う予定だ。

また、17日の19:00からオープニングパーティーが開催され、KIRI、HE IS SHEが音楽を担当する。

■NEGATIVE APPROACH
会期:7月18日〜8月16日
会場:CALLAS Tokyo
住所:東京都渋谷区富ヶ谷2-45-21
時間:19:00〜27:00

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ヤブノ・ケンセイによる個展「NEGATIVE APPROACH」が開催

ヤブノ・ケンセイによる個展「NEGATIVE APPROACH」が東京・富ヶ谷のCALLAS Tokyoで開催する。会期は7月18日から8月16日まで。

同展では、無意識的な衝動やリズムがそのまま現れているようなパターンと、架空の生命体のように増殖するユニークな質感の作品群が登場する。

没入感とリアルで鑑賞する体験の強さが際立つ展示で、作品の販売も行う予定だ。

また、17日の19:00からオープニングパーティーが開催され、KIRI、HE IS SHEが音楽を担当する。

■NEGATIVE APPROACH
会期:7月18日〜8月16日
会場:CALLAS Tokyo
住所:東京都渋谷区富ヶ谷2-45-21
時間:19:00〜27:00

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ソニックも降臨、渋谷パルコに「セガ ストア」旗艦店 日本1号店

セガは7月18日、日本1号店となる旗艦店「セガストア トーキョー(SEGA STORA TOKYO)」を渋谷パルコ6階にオープンする。セガはゲームに加え、映画やグッズ、マンガなどの複数のメディアで展開する「トランスメディア」戦略を推進しており、重要な拠点に位置づける。旗艦店業態「セガストア」は5月に上海にオープンしており、世界で2店舗目。渋谷パルコ6階は「ニンテンドー トーキョー」を筆頭に、日本屈指の有力なIP(知財・キャラクター)ショップが集積しており、訪日客の多い渋谷パルコの中でも特にインバウンド比率が高いフロア。セガは「ソニック・ザ・ヘッジホッグ(以下、ソニック)」、ドラマや映画化された「龍が如く」、アニメやマンガ化もしている「ペルソナ」シリーズなどの自社の人気キャラクターのグッズを日本だけでなく世界に発信する。

7月16日に行った記者会見には、内海州史セガ社長COOとジャスティン・スカルポーネ=セガ常務執行役員トランスメディア事業本部長、アーティストの河村康輔、平松有吾・渋谷パルコ店長に加え、人気キャラクターのソニックも参加した。内海社長は「渋谷パルコはファッションやアート、カルチャーが交差する場所。『セガストア』というトランスメディア戦略の最重要拠点のオープンを皮切りに、今後は(ファッションやアート分野の)クリエイターとのコラボレーションも積極的に仕掛けていく」と意気込む。

オープンを記念して7月18〜21日にはソニックが店舗に登場するほか、河村康輔とのコラボレーショントイや手のひらサイズのマスコット型ぬいぐるみシリーズ「セガ こ〜ろ(SEGA CORO)」の販売を開始する。「セガ こ〜ろ」の第一弾としてソニックや龍が如くのキャラクターである桐生一馬などを商品化する。

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ソニックも降臨、渋谷パルコに「セガ ストア」旗艦店 日本1号店

セガは7月18日、日本1号店となる旗艦店「セガストア トーキョー(SEGA STORA TOKYO)」を渋谷パルコ6階にオープンする。セガはゲームに加え、映画やグッズ、マンガなどの複数のメディアで展開する「トランスメディア」戦略を推進しており、重要な拠点に位置づける。旗艦店業態「セガストア」は5月に上海にオープンしており、世界で2店舗目。渋谷パルコ6階は「ニンテンドー トーキョー」を筆頭に、日本屈指の有力なIP(知財・キャラクター)ショップが集積しており、訪日客の多い渋谷パルコの中でも特にインバウンド比率が高いフロア。セガは「ソニック・ザ・ヘッジホッグ(以下、ソニック)」、ドラマや映画化された「龍が如く」、アニメやマンガ化もしている「ペルソナ」シリーズなどの自社の人気キャラクターのグッズを日本だけでなく世界に発信する。

7月16日に行った記者会見には、内海州史セガ社長COOとジャスティン・スカルポーネ=セガ常務執行役員トランスメディア事業本部長、アーティストの河村康輔、平松有吾・渋谷パルコ店長に加え、人気キャラクターのソニックも参加した。内海社長は「渋谷パルコはファッションやアート、カルチャーが交差する場所。『セガストア』というトランスメディア戦略の最重要拠点のオープンを皮切りに、今後は(ファッションやアート分野の)クリエイターとのコラボレーションも積極的に仕掛けていく」と意気込む。

オープンを記念して7月18〜21日にはソニックが店舗に登場するほか、河村康輔とのコラボレーショントイや手のひらサイズのマスコット型ぬいぐるみシリーズ「セガ こ〜ろ(SEGA CORO)」の販売を開始する。「セガ こ〜ろ」の第一弾としてソニックや龍が如くのキャラクターである桐生一馬などを商品化する。

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【スナップ】谷まりあ、前田敦子らが来場 「ロンシャン」がパリの日常を体験するイベントを開催

「ロンシャン(LONGCHAMP)」は7月3〜13日、体験型ポップアップ“パリジャン・アルチザン(PARISIAN ARTISANS)”を開催した。会場の代官山Tサイトガーデンギャラリーには、谷まりあ、すみれ、前田敦子、藤井夏恋、よしあき、ミチ、ダイシュン、おおしま兄妹らが「ロンシャン」の秋ルックや最新バッグを身にまとって来場。ブーランジェリー(パン屋)やフルリスト(花屋)などを設置したトワルドジュイ(2色使いの情景)な街並みが広がる空間で、パリの何気ない日常を体験した。

来場者スナップ

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【スナップ】谷まりあ、前田敦子らが来場 「ロンシャン」がパリの日常を体験するイベントを開催

「ロンシャン(LONGCHAMP)」は7月3〜13日、体験型ポップアップ“パリジャン・アルチザン(PARISIAN ARTISANS)”を開催した。会場の代官山Tサイトガーデンギャラリーには、谷まりあ、すみれ、前田敦子、藤井夏恋、よしあき、ミチ、ダイシュン、おおしま兄妹らが「ロンシャン」の秋ルックや最新バッグを身にまとって来場。ブーランジェリー(パン屋)やフルリスト(花屋)などを設置したトワルドジュイ(2色使いの情景)な街並みが広がる空間で、パリの何気ない日常を体験した。

来場者スナップ

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「インターナショナル ギャラリー ビームス」がポップアップ開催 ブランドに合わせたビンテージ品の販売も

ビームス(BEAMS)の「インターナショナル ギャラリー ビームス(INTERNATIONAL GALLERY BEAMS)」は、アンダーウエアブランド「ヘイズ(HAZE)」のポップアップショップを、ビームス ウィメン 原宿とビームス 六本木ヒルズに開く。期間はビームス ウィメン 原宿で7月19日〜27日、ビームス 六本木ヒルズで8月1日〜11日。

「ヘイズ」は、老舗ランジェリーショップ「ガブリエル ペコ」でバイヤーとして経験を積んだ金野仁美が2023年に設立。日本産のシルクと中国産のカシミアを主要素材に用いた、上質なアンダーウエアを提案する。

ポップアップでは、厚手のシルクを用いた美しいドレープ感が特徴のバイアスカットドレス(8万3600円)やシルクキャミソール(3万5000円)、シルクリブのタンクトップ(2万1000円)、カシミアカーディガン(5万5000円)、ユニセックスで着られるカシミアプルオーバー(6万6000円)など、バリエーション豊かにそろえる。また、コレクションに合わせ、金野デザイナーが祐天寺のビンテージショップ「ウィッティー ビンテージ(Witty Vintage)」からセレクトしたウエアや、「インターナショナルギャラリー ビームス」の片桐恵利佳バイヤーがヨーロッパで買い付けたジュエリーやバッグもあわせて販売する。

■「ヘイズ」ポップアップショップ
日程:7月19日〜27日
場所:ビームス ウィメン 原宿
住所:東京都渋⾕区神宮前3-25-15 神宮前テラス 1階・地下1階

日程:8月1日〜11日
場所:ビームス 六本木ヒルズ
住所:東京都港区六本木6-10−1 ヒルズ ウェストウォーク 2階・3階

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【スナップ】「エミ」×「アシックス」から別注モデルのスニーカー ポップアップにヨンアらが来場

マッシュスタイルラボが運営する「エミ(EMMI)」は、「アシックス(ASICS)」とのコラボスニーカー“ゲルキネティック フルーエント(GEL-KINETIC FLUENT)”から別注カラーを新たに発売した。ローンチイベントには、モデルのヨンアをはじめ、矢野未希子や宮田聡子、俳優の島崎遥香などが参加した。同商品はすでにウサギオンラインで先行予約を、スニーカーマーケット バイ エミで先行発売を開始しており、7月17日から「エミ」全国直営店で販売する。価格は2万5850円。

昨年のコラボに続き、今回はパウダーブルーを基調にシルバーやホワイトといったニュートラルカラーをまとわせた。ミッドソールには反発性や衝撃緩衝性のあるゲルを搭載。シューレースは3種類付属する。サイズは22.5〜28.5cm展開で、メンズサイズは一部直営店と公式オンラインストアのみでの取り扱いだ。

モデルのヨンアは「来月息子と2人でロンドンに行くので、一緒に履いて行きたい」、俳優の島崎遥香は「愛犬と一緒にちょっと遠出をしたい」とコメント。日常使いから旅先まで、さまざまな用途で使えるアイテムに仕上げた。

ローンチイベントでのスナップ

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「ヒューマンメイド」がシェイク シャックとコラボ Tシャツやキャップ、ポーチなど

「ヒューマンメイド(HUMAN MADE)」は7月19日、アメリカ発のハンバーガー店、シェイク シャック(SHAKE SHACK)とのコラボアイテムを発売する。またコラボメニューの提供も実施する。

シェイク シャックコラボ
ハンバーガーやロゴデザインをあしらう

コラボアイテムは、ハンバーガーのモチーフや、双方のロゴをあしらった、Tシャツ(1万3200円)やキャップ(7480円)、PVC素材のポーチ(4950円)、パスケース(6380円)、クッション(1万5400円)の5型をラインアップ、「ヒューマンメイド」一部店舗および公式オンラインで取り扱う。またキーリングとピンバッジも制作、シェイク シャック一部店舗で数量限定販売する。

コラボメニューは、ハンバーガー“テリヤキ・シャック”とフライドポテト“カレーチーズフライ”“マンゴーユズシェイク”の3品を用意。7月19日から日本をはじめ、アジアのシェイク シャックで提供する。

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「ヴァレンティノ ビューティ」が初のリップバームを発売 pHに反応する4色のカラー

「ヴァレンティノ ビューティ(VALENTINO BEAUTY)」は8月20日、ブランド初のリップバーム“スパイク ヴァレンティノ リップバーム”(全4色、各6930円)を発売する。全国のヴァレンティノ ビューティ取扱店舗および公式オンラインブティックで販売する。すべてのカラーにpHに反応して変化する処方を採用し、唇をケアしながら一人ひとりの唇を引き立てるカラーに仕上げる。

保湿成分とパール技術を配合

リップコレクション“スパイク ヴァレンティノ”の新作となる同製品は、アイコニックなスタッズを132個まとったローズゴールドのケースを採用しクチュールアクセサリーのようなデザインに仕上げた。バームにはスクワラン、セラミド、コットンシードオイルといった保湿成分を配合。リッチなバターのようなテクスチャーが唇へシームレスに溶け込み長時間保湿するほか、カレイドスコープのように美しく反射するローマの光にインスピレーションを得て開発した独自の多層構造パールとマイクロパールが、光を拡散させ唇に輝きと透明感をもたらす。

pHに反応する4色のカラー

カラーバリエーションは4色で、唇のpHに反応しなじみやすい自然な色づきで素の唇の色を引き立たせる。柔らかさと洗練さを醸し出すローズカラーの“199A ローズインザウッド”、チョコレートカラーの“120R ボールドブラウン”のほか、フレッシュで鮮やかなピンク“302R エクストラピンク”、エネルギッシュなコーラルカラーの“「400A ソーラー コーラル”をそろえた。キャンペーンビジュアルにはブランドアンバサダーのNANAを起用。レトロクールな世界観とモダンな新作リップバームの融合を表現している。

カラーラインアップ

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「ヴァレンティノ ビューティ」が初のリップバームを発売 pHに反応する4色のカラー

「ヴァレンティノ ビューティ(VALENTINO BEAUTY)」は8月20日、ブランド初のリップバーム“スパイク ヴァレンティノ リップバーム”(全4色、各6930円)を発売する。全国のヴァレンティノ ビューティ取扱店舗および公式オンラインブティックで販売する。すべてのカラーにpHに反応して変化する処方を採用し、唇をケアしながら一人ひとりの唇を引き立てるカラーに仕上げる。

保湿成分とパール技術を配合

リップコレクション“スパイク ヴァレンティノ”の新作となる同製品は、アイコニックなスタッズを132個まとったローズゴールドのケースを採用しクチュールアクセサリーのようなデザインに仕上げた。バームにはスクワラン、セラミド、コットンシードオイルといった保湿成分を配合。リッチなバターのようなテクスチャーが唇へシームレスに溶け込み長時間保湿するほか、カレイドスコープのように美しく反射するローマの光にインスピレーションを得て開発した独自の多層構造パールとマイクロパールが、光を拡散させ唇に輝きと透明感をもたらす。

pHに反応する4色のカラー

カラーバリエーションは4色で、唇のpHに反応しなじみやすい自然な色づきで素の唇の色を引き立たせる。柔らかさと洗練さを醸し出すローズカラーの“199A ローズインザウッド”、チョコレートカラーの“120R ボールドブラウン”のほか、フレッシュで鮮やかなピンク“302R エクストラピンク”、エネルギッシュなコーラルカラーの“「400A ソーラー コーラル”をそろえた。キャンペーンビジュアルにはブランドアンバサダーのNANAを起用。レトロクールな世界観とモダンな新作リップバームの融合を表現している。

カラーラインアップ

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【一粒万倍日】「フェンディ」から新作ウオレットやカードケースが登場 7月24日の最強開運日に向けて

「フェンディ(FENDI)」は、天赦日(てんしゃび)、一粒万倍日、大安が重なる最強開運日の7月24日に向けて新作のスモールレザーグッズを「フェンディ」直営店および公式オンラインストアで7月中旬から順次発売する。

ウィメンズコレクションでは、ダイアゴナルに配置された“FF”ロゴバックルとメゾンを象徴するバイカラーが際立つ“FF ダイヤモンド(FF DIAMOND)”に、2025-26年秋冬コレクションのシーズナルカラーのマカロンピンクを加えた“FF ダイヤモンド 三つ折りウオレット”(8万5800円)や、シグネチャーの“FF”ロゴエンボスとバックルがラグジュアリーなアクセントを添える“バゲット(BAGUETTE)”にソルベイエローを落とし込み、使いやすさを高めてリニューアルした“バゲット ロングウオレット”(16万8300円)などをラインアップする。

さらに、ウサギ、クマなど7種類の小さな動物たちをあしらった“フェンディ BFFカードケース”(7万1500円)は、個性的かつ生き生きとしたシェイプと色でデザインされ、付属のロングストラップを活用することで手首にかけたり、チャームとしてバッグに着けたり自由なアクセサライズが可能だ。

メンズコレクションからは、創業以来100年近く続く伝統的なローマの馬具職人の技術とクラフツマンシップを解釈した“セレリア(SELLERIA)”のスモールレザーグッズコレクションから“セレリア カードケース”(6万7100円)や“セレリア 二つ折りウオレット”(8万2500円)が登場する。さらに、なめらかなカーフレザーにメタリックな“FF”ロゴが際立つ“FF スクエア”シリーズからは、充実した収納力と機能性を備えたブラックとサンドカラーの新色の“FF スクエア ロングウオレット”(11万3300円)と“FF スクエア 二つ折りウオレット”(7万1500円)もラインアップする。

7月24日は最強開運日

7月24日は、一粒の籾(もみ)が豊かに実り万倍もの稲穂になるといわれる“一粒万倍日“、すべての神が天に登り、万物の罪を許す“天赦日“、万事に進んでよしとされる“大安“が重なるトリプルラッキーデーだ。また、“一粒万倍日“は財布を買ったり、使い始めたり、贈ったりするのに適した日とされる。

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【一粒万倍日】「フェンディ」から新作ウオレットやカードケースが登場 7月24日の最強開運日に向けて

「フェンディ(FENDI)」は、天赦日(てんしゃび)、一粒万倍日、大安が重なる最強開運日の7月24日に向けて新作のスモールレザーグッズを「フェンディ」直営店および公式オンラインストアで7月中旬から順次発売する。

ウィメンズコレクションでは、ダイアゴナルに配置された“FF”ロゴバックルとメゾンを象徴するバイカラーが際立つ“FF ダイヤモンド(FF DIAMOND)”に、2025-26年秋冬コレクションのシーズナルカラーのマカロンピンクを加えた“FF ダイヤモンド 三つ折りウオレット”(8万5800円)や、シグネチャーの“FF”ロゴエンボスとバックルがラグジュアリーなアクセントを添える“バゲット(BAGUETTE)”にソルベイエローを落とし込み、使いやすさを高めてリニューアルした“バゲット ロングウオレット”(16万8300円)などをラインアップする。

さらに、ウサギ、クマなど7種類の小さな動物たちをあしらった“フェンディ BFFカードケース”(7万1500円)は、個性的かつ生き生きとしたシェイプと色でデザインされ、付属のロングストラップを活用することで手首にかけたり、チャームとしてバッグに着けたり自由なアクセサライズが可能だ。

メンズコレクションからは、創業以来100年近く続く伝統的なローマの馬具職人の技術とクラフツマンシップを解釈した“セレリア(SELLERIA)”のスモールレザーグッズコレクションから“セレリア カードケース”(6万7100円)や“セレリア 二つ折りウオレット”(8万2500円)が登場する。さらに、なめらかなカーフレザーにメタリックな“FF”ロゴが際立つ“FF スクエア”シリーズからは、充実した収納力と機能性を備えたブラックとサンドカラーの新色の“FF スクエア ロングウオレット”(11万3300円)と“FF スクエア 二つ折りウオレット”(7万1500円)もラインアップする。

7月24日は最強開運日

7月24日は、一粒の籾(もみ)が豊かに実り万倍もの稲穂になるといわれる“一粒万倍日“、すべての神が天に登り、万物の罪を許す“天赦日“、万事に進んでよしとされる“大安“が重なるトリプルラッキーデーだ。また、“一粒万倍日“は財布を買ったり、使い始めたり、贈ったりするのに適した日とされる。

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「エムエム6 メゾン マルジェラ」と「ドクターマーチン」のコラボシューズがオールホワイトで復活

 

「エムエム6 メゾン マルジェラ(MM6 MAISON MARGIELA)」は7月17日、「ドクターマーチン(DR.MARTENS)」とコラボレーションし、“1460 / 1461 ブーツ”(7万1500円)と“ペントン /1461 シューズ”(6万6000円)を発売する。「エムエム6 メゾン マルジェラ」表参道店、銀座シックス店、渋谷パルコ店、伊勢丹新宿本店、阪急うめだ本店、金沢店、公式オンラインストア、「ドクターマーチン」コンセプトストア ショールーム TYOと公式アプリおよび一部のセレクトショップで取り扱う。

今回は、第1弾コラボで登場した2モデルをオールホワイトのカラーで復活させた。

ホワイト・オン・ホワイトのアイコニックな2モデル

 

“1460 / 1461 ブーツ”は、「ドクターマーチン」のアイコン、“1460 8 ホールブーツ”と“1461 3 ホールシューズ”のデザインを融合した。シルエットの曲線を強調するバンプトゥを採用し、足首部分に刻印した「エムエム6」のナンバリングロゴ、ホワイトのカスタムエアウェア(AirWair)ヒールループを備える。

 

“1461 3 ホールシューズ”と“ペントンローファー”を組み合わせた“ペントン / 1461 シューズ”は、レースアップの構造とスリッポンの履きやすさを合わせ、靴の中の靴というアイデアを反映した。

どちらもスムースレザーとヴァージニアレザーを使用し、同色のウェルトステッチと「ドクターマーチン」のバウンシングソールでクラシックなフォームと脱構築的なディテールの対比を際立たせた。

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カーディ・B、デュア・リパの圧倒的な存在感! 「スキャパレリ」2025-26年秋冬オートクチュール・コレクション

「スキャパレリ(SCHIAPARELLI)」は7月7日(現地時間)、2025-26年秋冬オートクチュール・コレクションをパリで発表した。会場には、歌手のカーディ・B(Cardi B)とデュア・リパ(Dua Lipa)が来場。それぞれ同ブランド24年春夏オートクチュール・コレクションから、前衛的で存在感のあるルックを身にまとって登場した。

カーディ・B

 

カーディ・Bのドレスは、丸みを帯びた大きく開いたネックライン、細長く引き伸ばしたような構造の強調されたショルダーライン、そして、パールをあしらったフリンジを全体に施した額縁のようなシルエットが特徴的だった。

 

アクセサリーはミニマルに留め、パールのストリングを引き立てるティアドロップのパールのステートメントイヤリングをつけた。ヘアは、1920年代に流行したスタイルを彷ふつとさせる波打ったサイドパートをつけ、毛先をそろえたブラントボブにまとめた。メイクアップは、太めの眉、ドラマチックなアイライン、グロッシーなリップで仕上げた。

カーディ・Bはショーが始まる前、プチ・パレの階段でカラスと一緒に写真撮影。米「WWD」にカラスと一緒にポーズをとった気分について尋ねられると、「あの鳥は怖くないわ。友達なの!コントロールできたわ、私たちは親友よ」と答えた。

デュア・リパ

 

デュア・リパは、羽に似せた生地を全体にあしらった白の長袖のドレスを着用した。床に届く丈のこのドレスは、丸みを帯びたネックラインと体にフィットするシルエット、太ももの高さまで入ったスリットが目を引く。中央には、1930年代から「スキャパレリ」のデザインに度々登場してきたシグネチャーモチーフである鍵穴のカットアウトをあしらった。

 

リパは、ステートメントイヤリング、ブラックのヒールを合わせてルックを完成させた。ヘアはナチュラルなウェーブスタイル、メイクアップは太めの眉と軽く引いたアイライン、艶やかなリップで仕上げた。

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「マルニ」の新ディレクターにメリル・ロッゲ就任 「マーク ジェイコブス」や「ドリス」で経験を積んだ女性デザイナー

「ディーゼル(DIESEL)」や「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」「ジル サンダー(JIL SANDER)」なども擁するOTBは7月15日、傘下ブランド「マルニ(MARNI)」の新たなクリエイティブ・ディレクターにメリル・ロッゲ(Meryll Rogge)「メリル ロッゲ」デザイナーを指名した。6月に約10年間の任期を終えて退任したフランチェスコ・リッソ(Francesco Risso)の後任となる。

ベルギー・ヘント出身のロッゲは2008年にアントワープ王立芸術アカデミーを卒業後、ニューヨークに移住。「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」でおよそ7年にわたって経験を積んだ。14年にアントワープに戻り、「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」でウィメンズのヘッドデザイナーを4年間務めた後、20年に自身のブランドを立ち上げた。21年にはベルギー・ファッション・アワード(BELGIAN FASHION AWARD)で、心身デザイナーに贈られる「エマージング・タレント・オブ・ザ・イヤー」を受賞。そして24年には、同アワード(BELGIAN FASHION AWARD)で、女性として初めて「デザイナー・オブ・ザ・イヤー」に選ばれた。フランス国立モード芸術開発協会が主催する「ANDAMファッション・アワード(ANDAM FASHION AWARD)」では、やはり24年にファイナリストに選出され、25年にはグランプリを受賞。25年のインターナショナル・ウールマーク・プライズ(INTERNATIONAL WOOLMARK PRIZE)でもファイナリストに選ばれている。

就任に際して、ロッゲは「長年その独立した精神に敬意を抱いてきた『マルニ』に加わることを本当に光栄に思う。先見性のあるクリエイティブ・ディレクターたちによって定義されてきた役割を担うことは、謙遜であるとともに刺激的。レンツォとステファノが私たちの世界観の共鳴を評価し、この非凡な機会を託してくれたことに深く感謝している。『マルニ』のこれからを形作ることに貢献できるのが楽しみ」と話した。

レンツォ・ロッソ(Renzo Rosso)OTB会長は「私たちは多くの優秀な候補者と会ったが、『マルニ』が世界中のクリエイターを引き付け、インスパイアし続けていることを改めて認識した。メリルは、ブランドのDNAを再解釈するために示した感性で私たちを魅了し、アクセサリーやインテリアデザイン、コミュニケーション、スペシャルプロジェクトなど『マルニ』のあらゆる側面をグローバルに包含するコンテンポラリーなビジョンを示してくれた」とコメント。「クリエイティビティーをアイデンティティーの核に据えてきたチームとグループと共に、情熱を持ってこのビジョンを推進する彼女の活躍を祈っている」と続けた。また、レンツォ会長の息子でもあるステファノ・ロッソ(Stefano Rosso)「マルニ」CEOは「メリルを『マルニ』に迎えられて、とても光栄だ。彼女は卓越したクリエイティブな才能とインスピレーションにあふれる女性であり、そのビジョンと専門知識が、この素晴らしいブランドの未来を形作る上で重要な役割を果たすだろう」と述べた。

OTB傘下のブランドではこの1年、デザイナー交代が活発化している。「メゾン マルジェラ」には、「ディーゼル」と兼務する形でグレン・マーティンス(Glenn Martens)が就任。7月9日にパリ・オートクチュール・ファッション・ウイークで “アーティザナル”コレクションのショーを開き、デビューを飾ったばかりだ。また、「ジル サンダー」にはシモーネ・ベロッティ(Simone Bellotti)が着任しており、9月のミラノ・ファッション・ウイークにランウエイデビューを控えている。

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「マルニ」の新ディレクターにメリル・ロッゲ就任 「マーク ジェイコブス」や「ドリス」で経験を積んだ女性デザイナー

「ディーゼル(DIESEL)」や「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」「ジル サンダー(JIL SANDER)」なども擁するOTBは7月15日、傘下ブランド「マルニ(MARNI)」の新たなクリエイティブ・ディレクターにメリル・ロッゲ(Meryll Rogge)「メリル ロッゲ」デザイナーを指名した。6月に約10年間の任期を終えて退任したフランチェスコ・リッソ(Francesco Risso)の後任となる。

ベルギー・ヘント出身のロッゲは2008年にアントワープ王立芸術アカデミーを卒業後、ニューヨークに移住。「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」でおよそ7年にわたって経験を積んだ。14年にアントワープに戻り、「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」でウィメンズのヘッドデザイナーを4年間務めた後、20年に自身のブランドを立ち上げた。21年にはベルギー・ファッション・アワード(BELGIAN FASHION AWARD)で、心身デザイナーに贈られる「エマージング・タレント・オブ・ザ・イヤー」を受賞。そして24年には、同アワード(BELGIAN FASHION AWARD)で、女性として初めて「デザイナー・オブ・ザ・イヤー」に選ばれた。フランス国立モード芸術開発協会が主催する「ANDAMファッション・アワード(ANDAM FASHION AWARD)」では、やはり24年にファイナリストに選出され、25年にはグランプリを受賞。25年のインターナショナル・ウールマーク・プライズ(INTERNATIONAL WOOLMARK PRIZE)でもファイナリストに選ばれている。

就任に際して、ロッゲは「長年その独立した精神に敬意を抱いてきた『マルニ』に加わることを本当に光栄に思う。先見性のあるクリエイティブ・ディレクターたちによって定義されてきた役割を担うことは、謙遜であるとともに刺激的。レンツォとステファノが私たちの世界観の共鳴を評価し、この非凡な機会を託してくれたことに深く感謝している。『マルニ』のこれからを形作ることに貢献できるのが楽しみ」と話した。

レンツォ・ロッソ(Renzo Rosso)OTB会長は「私たちは多くの優秀な候補者と会ったが、『マルニ』が世界中のクリエイターを引き付け、インスパイアし続けていることを改めて認識した。メリルは、ブランドのDNAを再解釈するために示した感性で私たちを魅了し、アクセサリーやインテリアデザイン、コミュニケーション、スペシャルプロジェクトなど『マルニ』のあらゆる側面をグローバルに包含するコンテンポラリーなビジョンを示してくれた」とコメント。「クリエイティビティーをアイデンティティーの核に据えてきたチームとグループと共に、情熱を持ってこのビジョンを推進する彼女の活躍を祈っている」と続けた。また、レンツォ会長の息子でもあるステファノ・ロッソ(Stefano Rosso)「マルニ」CEOは「メリルを『マルニ』に迎えられて、とても光栄だ。彼女は卓越したクリエイティブな才能とインスピレーションにあふれる女性であり、そのビジョンと専門知識が、この素晴らしいブランドの未来を形作る上で重要な役割を果たすだろう」と述べた。

OTB傘下のブランドではこの1年、デザイナー交代が活発化している。「メゾン マルジェラ」には、「ディーゼル」と兼務する形でグレン・マーティンス(Glenn Martens)が就任。7月9日にパリ・オートクチュール・ファッション・ウイークで “アーティザナル”コレクションのショーを開き、デビューを飾ったばかりだ。また、「ジル サンダー」にはシモーネ・ベロッティ(Simone Bellotti)が着任しており、9月のミラノ・ファッション・ウイークにランウエイデビューを控えている。

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「ランジェリーク」が代官山にセレクトショップ 上質な下着とラウンジウエアがそろう大人のための隠れ家

日本発ランジェリー「ランジェリーク(LANGELIQUE)」は7月12日、東京・代官山に新コンセプトストアを出店した。同ブランド今年は、誕生15周年。繊細なレースや素材を使用した大人のための上質なランジェリーやラウンジウエアを提供している。約43平方メートルのランジェリーク 代官山では、同ブランドをはじめ、フランス発「ヤスミン エスラミ(YASMINE ESLAMI)」やニューヨーク発「アラクス(ARAKS)」、バルセロナ発ソックス「コンドル(CONDOR)」など6ブランドを販売する。同店舗は、代官山駅からほど近くフランス発フレグランス「オフィシーヌ ユニヴェルセル ビュリー(OFFICINE UNIVERSELLE BULY)」代官山店の2階。自然光が差し込む心地よい空間で、ゆったりとランジェリーを選ぶことができる隠れ家的なショップだ。

インバウンド客にも認められるクオリティー

現在、「ランジェリーク」は伊勢丹新宿本店、阪急うめだ本店、松屋銀座店など百貨店内に6店舗を運営するほか、セレクトショップへ卸販売している。日本からどんどんインポートのランジェリーブランドが撤退し、専門店も激減、百貨店のコーナーも縮小する中でのオープンだ。カドリールインターナショナル ランジェリー事業部の有馬智子クリエイティブディレクターは、「ニュウマン新宿の店舗が閉店し、ブランドの世界観を表現できる場所を探していた。ゆったりと下着やラウンジウエアを選ぶ楽しみを提供したい」とコメント。代官山店では、「ランジェリーク」の商品8割、その他のブランド2割で構成するという。ブラジャーの中心価格帯は、ブラジャーが1万5000円、ショーツが8000円程度。

「ランジェリーク」のコンセプトは洗練された大人の豊かな日常に溶け込むランジェリーブランド。素材やパターンにこだわり、自然なフィット感や心地よさを重視している。そのクオリティーの高さは、インバウンド客からの支持も高い。有馬ディレクターは、「店舗によっては、売上高の3割をインバウンド客が占めることも。シルクやコットンなど天然素材のラウンジウエアやランジェリーの人気が高くリピーターも多い」と話す。中には、まとめ買いをするインバウンド客もいるという。その洗練されたデザインと上質の素材で丁寧に仕上げられているにもかかわらず、手に取りやすい価格帯がインバンドからも支持される理由のようだ。

■ランジェリーク 代官山
住所:東京都渋谷区代官山猿楽町24-2 ホリイビル2F
時間:11:00~19:00
定休日:月曜日

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デムナによる「バレンシアガ」完結 10年間の軌跡を感じる最後のクチュール

「バレンシアガ(BALENCIAGA)」が7月8日にパリで開いたクチュールショーは、とてもエモーショナルなものだった。それは、10年間アーティスティック・ディレクターを務めてきたデムナ(Demna)による同メゾンでの最後の仕事だったから。おなじみの会場となったジョルジュ・サンク通り10番地に構えるクチュールサロンには、彼の母親をはじめとする親族、アントワープ王立芸術アカデミー時代の恩師や友人なども多く集まり、いつも以上にアットホームな雰囲気に包まれていた。そんな中行われたショーのサウンドトラックは、過去10年間にデムナが描くビジョンの実現を支えてきたチームメンバーの名前を読み上げたもの。そこには、彼の感謝の気持ちが込められている。

創業者への敬意とデムナのコードを織り交ぜた集大成

ショーは、テーラリング技術を生かした構築的なロングトップスとフルレングススカートのミニマルなドレススタイルからスタート。その後は、前傾したパワーショルダーとカールしたチューリップ型のラペルが印象的なスーツなど、ウィメンズのテーラードアイテムが続く。そして目を引いたのは、創業者クリストバル・バレンシアガ(Christobal Balenciaga)へのリスペクトを込めたハウンドトゥース柄のスカートスーツ。彼の元でハウスモデルを務めたダニエル・スラヴィック(Danielle Slavick)が1967年に着用したアンサンブルを再現したもので、7000時間にも及ぶ刺しゅうで柄を描いた大作だ。スラヴィックは、デムナのラブコールで2022年のクチュールショーにモデルとしても登場していたが、創業者を実際に知る彼女と出会い、そして彼女に認められたことがデムナに自信をもたらしたという。

また今回のコレクションでは、ニットをメディチ家の装いから着想した高い襟で仕上げたり、トレンチコートをドレスのように仕立てたり、レザーパンツとブーツを一体化させたりと、自身がこれまでに確立してきたデザインの応用も多出。極めて軽量のテクニカルシルクで作ったボンバージャケットからタフテッド刺しゅうによるトロンプルイユで表現したコーディロイ風パンツまで、デムナのクチュールの特徴の一つであるカジュアルウエアの再解釈も見られた。

デムナ期を象徴する顔ぶれが登場

ランウエイには、過去のショーでもモデルを務めたことのあるキム・カーダシアン(Kim Kardashian)やPPクリット(PP Krit)といったアンバサダーも登場した。デムナにとってハリウッドの黄金時代は尽きることのないインスピレーション源であり、キムは女優エリザベス・テイラー(Elizabeth Taylor)へのオマージュとして、映画「熱いトタン屋根の猫」の衣装をイメージしたシルクのスリップドレスとフェザーの刺しゅうを全面にあしらったミンク風のコート、ジュエリーデザイナーのロレイン・シュワルツ(Lorraine Schwarz)によるカスタムメードのハイジュエリーを着用。そのほか、マリリン・モンロー(Marilyn Monroe)にヒントを得た黒のスパンコールガウンや、社交界のデビュタントのようなテクニカルオーガンジー製のプリンセスドレスも披露された。

一方、PPクリットは、ナポリにある4つのテーラーと共に開発したアンコン仕立てのスーツをまとった。これは、ボディービルダーの体をもとに“ワンサイズ・フィット・オール”のアイデアで作られたもの。筋骨隆々から華奢まで異なる体型のモデルが着用することで、「衣服が体を定義するのではなく、体が衣服を定義する」という考えを表現している。

そしてラストルックは、16-17年秋冬のデビューショーでもオープニングを飾ったデムナ期の「バレンシアガ」を象徴するエリザ・ダグラス(Eliza Douglas)がまとうシームレスなギュピールレースのガウン。22年のクチュールも思い起こさせるミニマルで彫刻的なシルエットは、帽子制作の技術を応用して作られたものだ。

「クチュールと現実世界の関連性を生み出したい」

21年にクチュールコレクションを復活させて以来、先を見据えるデムナは創業者と現代のつながりを見出しつつも、クチュール界のしきたりにとらわれることなく、観るものに驚きを与えてきた。Tシャツやデニムなどの日常着やテクニカルな素材のクチュールへの昇華、アーティストが油彩で描くアートワークや精巧なトロンプルイユといった手仕事の取り入れ方、熱処理やアルミニウムを挟んだ生地で作る独創的なシルエットなど、例を挙げればキリがない。

そんなこれまでの4回に比べると、今回のコレクションはよりクリーンで洗練されたスタイルに重きを置いたものであり、見た目のインパクトは控えめだったかもしれない。ただ、今回のコレクションを通して探求したのは、彫刻的かつ精緻な構造でありながらミニマルで、軽やかさや快適さを表現すること。メンズのテーラリングは現代人のニーズに合うようにシャツのような着心地で仕上げ、象徴的なアワーグラスシルエットを生むコルセットも今回はボーンを用いずシェイプウエアを発展させたような構造で作り上げている。そんな軽やかさや快適さは、実際に袖を通す顧客だけが身をもって感じられる贅沢さだろう。

また今回公開されたルック画像は、デムナ自身がファッションのキャリアをスタートした場所へのオマージュとして、クチュールサロンではなく、日常を想起させるパリの街中を背景にしたものだった。そんなロケーションと彼が提案する服には、「卓越した職人技によって生み出されるクチュールを宮殿や素晴らしいサロンではなくリアリティーという文脈に置き、クチュールと現実世界の関連性を生み出したい」という思いが反映されている。

「バレンシアガ」での仕事を終え「グッチ」へ

デムナは最後のクチュールショーに先駆け、「バレンシアガ」での10年間の軌跡を振り返る展覧会をケリング本社で開催した。それは、彼がファッション界の常識を打ち破り、時に物議を醸しながらもスタイルに変革をもたらし、ファッション史に残る一時代を築いたことを示すものだった。その一章は、このクチュールコレクションをもって完結。「私は『バレンシアガ』を愛しているし、最も美しいクチュールメゾンだと思う。ただ、そのコードは限定的で、現在のビジネスのタイプに比例していない。この10年間、私はコクーンやアワーグラスに取り組んできたが、それだけでは十分ではなかったため、たくさんの“デムナ”コードを組み込む必要があった」とショー後のバックステージで振り返った。

移籍先の「グッチ(GUCCI)」での初のショーは、来年3月になるという。「次の章には、これまでに使ったことや手にしたことがなかった多様なコードがそろっているという豊かさがある。それにとてもワクワクしている。私はシェフのような存在であり、料理を作るための材料が増えることはエキサイティングだ」。そう話す彼が「グッチ」ではどんなクリエイションを見せてくれるのか、期待を込めて待ちたい。

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デムナによる「バレンシアガ」完結 10年間の軌跡を感じる最後のクチュール

「バレンシアガ(BALENCIAGA)」が7月8日にパリで開いたクチュールショーは、とてもエモーショナルなものだった。それは、10年間アーティスティック・ディレクターを務めてきたデムナ(Demna)による同メゾンでの最後の仕事だったから。おなじみの会場となったジョルジュ・サンク通り10番地に構えるクチュールサロンには、彼の母親をはじめとする親族、アントワープ王立芸術アカデミー時代の恩師や友人なども多く集まり、いつも以上にアットホームな雰囲気に包まれていた。そんな中行われたショーのサウンドトラックは、過去10年間にデムナが描くビジョンの実現を支えてきたチームメンバーの名前を読み上げたもの。そこには、彼の感謝の気持ちが込められている。

創業者への敬意とデムナのコードを織り交ぜた集大成

ショーは、テーラリング技術を生かした構築的なロングトップスとフルレングススカートのミニマルなドレススタイルからスタート。その後は、前傾したパワーショルダーとカールしたチューリップ型のラペルが印象的なスーツなど、ウィメンズのテーラードアイテムが続く。そして目を引いたのは、創業者クリストバル・バレンシアガ(Christobal Balenciaga)へのリスペクトを込めたハウンドトゥース柄のスカートスーツ。彼の元でハウスモデルを務めたダニエル・スラヴィック(Danielle Slavick)が1967年に着用したアンサンブルを再現したもので、7000時間にも及ぶ刺しゅうで柄を描いた大作だ。スラヴィックは、デムナのラブコールで2022年のクチュールショーにモデルとしても登場していたが、創業者を実際に知る彼女と出会い、そして彼女に認められたことがデムナに自信をもたらしたという。

また今回のコレクションでは、ニットをメディチ家の装いから着想した高い襟で仕上げたり、トレンチコートをドレスのように仕立てたり、レザーパンツとブーツを一体化させたりと、自身がこれまでに確立してきたデザインの応用も多出。極めて軽量のテクニカルシルクで作ったボンバージャケットからタフテッド刺しゅうによるトロンプルイユで表現したコーディロイ風パンツまで、デムナのクチュールの特徴の一つであるカジュアルウエアの再解釈も見られた。

デムナ期を象徴する顔ぶれが登場

ランウエイには、過去のショーでもモデルを務めたことのあるキム・カーダシアン(Kim Kardashian)やPPクリット(PP Krit)といったアンバサダーも登場した。デムナにとってハリウッドの黄金時代は尽きることのないインスピレーション源であり、キムは女優エリザベス・テイラー(Elizabeth Taylor)へのオマージュとして、映画「熱いトタン屋根の猫」の衣装をイメージしたシルクのスリップドレスとフェザーの刺しゅうを全面にあしらったミンク風のコート、ジュエリーデザイナーのロレイン・シュワルツ(Lorraine Schwarz)によるカスタムメードのハイジュエリーを着用。そのほか、マリリン・モンロー(Marilyn Monroe)にヒントを得た黒のスパンコールガウンや、社交界のデビュタントのようなテクニカルオーガンジー製のプリンセスドレスも披露された。

一方、PPクリットは、ナポリにある4つのテーラーと共に開発したアンコン仕立てのスーツをまとった。これは、ボディービルダーの体をもとに“ワンサイズ・フィット・オール”のアイデアで作られたもの。筋骨隆々から華奢まで異なる体型のモデルが着用することで、「衣服が体を定義するのではなく、体が衣服を定義する」という考えを表現している。

そしてラストルックは、16-17年秋冬のデビューショーでもオープニングを飾ったデムナ期の「バレンシアガ」を象徴するエリザ・ダグラス(Eliza Douglas)がまとうシームレスなギュピールレースのガウン。22年のクチュールも思い起こさせるミニマルで彫刻的なシルエットは、帽子制作の技術を応用して作られたものだ。

「クチュールと現実世界の関連性を生み出したい」

21年にクチュールコレクションを復活させて以来、先を見据えるデムナは創業者と現代のつながりを見出しつつも、クチュール界のしきたりにとらわれることなく、観るものに驚きを与えてきた。Tシャツやデニムなどの日常着やテクニカルな素材のクチュールへの昇華、アーティストが油彩で描くアートワークや精巧なトロンプルイユといった手仕事の取り入れ方、熱処理やアルミニウムを挟んだ生地で作る独創的なシルエットなど、例を挙げればキリがない。

そんなこれまでの4回に比べると、今回のコレクションはよりクリーンで洗練されたスタイルに重きを置いたものであり、見た目のインパクトは控えめだったかもしれない。ただ、今回のコレクションを通して探求したのは、彫刻的かつ精緻な構造でありながらミニマルで、軽やかさや快適さを表現すること。メンズのテーラリングは現代人のニーズに合うようにシャツのような着心地で仕上げ、象徴的なアワーグラスシルエットを生むコルセットも今回はボーンを用いずシェイプウエアを発展させたような構造で作り上げている。そんな軽やかさや快適さは、実際に袖を通す顧客だけが身をもって感じられる贅沢さだろう。

また今回公開されたルック画像は、デムナ自身がファッションのキャリアをスタートした場所へのオマージュとして、クチュールサロンではなく、日常を想起させるパリの街中を背景にしたものだった。そんなロケーションと彼が提案する服には、「卓越した職人技によって生み出されるクチュールを宮殿や素晴らしいサロンではなくリアリティーという文脈に置き、クチュールと現実世界の関連性を生み出したい」という思いが反映されている。

「バレンシアガ」での仕事を終え「グッチ」へ

デムナは最後のクチュールショーに先駆け、「バレンシアガ」での10年間の軌跡を振り返る展覧会をケリング本社で開催した。それは、彼がファッション界の常識を打ち破り、時に物議を醸しながらもスタイルに変革をもたらし、ファッション史に残る一時代を築いたことを示すものだった。その一章は、このクチュールコレクションをもって完結。「私は『バレンシアガ』を愛しているし、最も美しいクチュールメゾンだと思う。ただ、そのコードは限定的で、現在のビジネスのタイプに比例していない。この10年間、私はコクーンやアワーグラスに取り組んできたが、それだけでは十分ではなかったため、たくさんの“デムナ”コードを組み込む必要があった」とショー後のバックステージで振り返った。

移籍先の「グッチ(GUCCI)」での初のショーは、来年3月になるという。「次の章には、これまでに使ったことや手にしたことがなかった多様なコードがそろっているという豊かさがある。それにとてもワクワクしている。私はシェフのような存在であり、料理を作るための材料が増えることはエキサイティングだ」。そう話す彼が「グッチ」ではどんなクリエイションを見せてくれるのか、期待を込めて待ちたい。

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「ハンティングワールド」と「ソルソ」がコラボ 野生動物保護のチャリティーアイテム

環境保護活動家のロバート・M・リー(ROBERT M LEE、通称ボブ・リー)が展開した「ハンティングワールド(HUNTING WORLD)」の「グリーンタグ(GREENTAG)」レーベルは、ガーデンツール、グリーンショップ、グリーンデザインなどを手掛ける「ソルソ(SOLSO)」とコラボしたアイテムを発売する。売り上げの一部は、認定NPO法人“ボルネオ保全トラスト・ジャパン”を通じて、ボルネオ島に棲む野生動物の命をつなぐ活動に寄付する。

「ハンティングワールド」は、ボブ・リーが人々を雄大な自然へ誘うための道具を提供するためにニューヨークで設立し、その想いを継承すべく、「自然との共生」の理念のもと、環境保全団体を支援やチャリティーを目的とした「グリーンタグ」レーベルを展開した。大自然とのつながりや意識をもつことの大切さを、植物に触れることをきっかけに知ってほしいという思いから、「ソルソ」とのコラボが実現した。

“都市生活の収穫籠”バッグ&ガーデニングとファッション両用の作業用編手袋

収穫をテーマに包み込むようなかごに着想を得た“2ウエイ トートバッグ”(3万6300円)は、ワークウエアの象徴でもあるデニムやリサイクルポリエステル×コットンによるエコ素材を採用し、鋭利な道具から守り耐水力を高めるためのPVC加工を生地の裏側に施した。デニムブルーにビビットなオレンジのアクセントを効かせたデザインで、両サイドのスナップボタンで側面のシルエットの変化やクロスボディーショルダーとしても楽しめる2ウエイ仕様だ。

“作業用編手袋”(5500円)は、一般的な綿糸ではなく、原料はインド産のオーガニックコットンでコンパクトスピンで精紡されたソフトタイプの綿糸を採用し、ソフトな綿の風合いはそのままシャープで光沢に富んだ生地に仕上げた。天然有機系抗菌防臭加工を施し、肌に優しく臭いの原因となる繊維上の常在菌が繁殖するのを抑制する。さらに、燃やしても有害な物質が発生しない安全なシリコン素材を用いてグリップ力を高めるとともに、手袋内に土が入りづらくする。

プロジェクトの詳細について

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「ハンティングワールド」と「ソルソ」がコラボ 野生動物保護のチャリティーアイテム

環境保護活動家のロバート・M・リー(ROBERT M LEE、通称ボブ・リー)が展開した「ハンティングワールド(HUNTING WORLD)」の「グリーンタグ(GREENTAG)」レーベルは、ガーデンツール、グリーンショップ、グリーンデザインなどを手掛ける「ソルソ(SOLSO)」とコラボしたアイテムを発売する。売り上げの一部は、認定NPO法人“ボルネオ保全トラスト・ジャパン”を通じて、ボルネオ島に棲む野生動物の命をつなぐ活動に寄付する。

「ハンティングワールド」は、ボブ・リーが人々を雄大な自然へ誘うための道具を提供するためにニューヨークで設立し、その想いを継承すべく、「自然との共生」の理念のもと、環境保全団体を支援やチャリティーを目的とした「グリーンタグ」レーベルを展開した。大自然とのつながりや意識をもつことの大切さを、植物に触れることをきっかけに知ってほしいという思いから、「ソルソ」とのコラボが実現した。

“都市生活の収穫籠”バッグ&ガーデニングとファッション両用の作業用編手袋

収穫をテーマに包み込むようなかごに着想を得た“2ウエイ トートバッグ”(3万6300円)は、ワークウエアの象徴でもあるデニムやリサイクルポリエステル×コットンによるエコ素材を採用し、鋭利な道具から守り耐水力を高めるためのPVC加工を生地の裏側に施した。デニムブルーにビビットなオレンジのアクセントを効かせたデザインで、両サイドのスナップボタンで側面のシルエットの変化やクロスボディーショルダーとしても楽しめる2ウエイ仕様だ。

“作業用編手袋”(5500円)は、一般的な綿糸ではなく、原料はインド産のオーガニックコットンでコンパクトスピンで精紡されたソフトタイプの綿糸を採用し、ソフトな綿の風合いはそのままシャープで光沢に富んだ生地に仕上げた。天然有機系抗菌防臭加工を施し、肌に優しく臭いの原因となる繊維上の常在菌が繁殖するのを抑制する。さらに、燃やしても有害な物質が発生しない安全なシリコン素材を用いてグリップ力を高めるとともに、手袋内に土が入りづらくする。

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フランス長者番付、LVMHのアルノー家が首位陥落 トップは「エルメス」創業家

仏経済誌「シャランジュ(Challenges)」が7月10日に発表した2025年版“フランスの大富豪トップ500ランキング”で、2017年から首位を維持してきたLVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)のベルナール・アルノー(Bernard Arnault)会長兼最高経営責任者(CEO)一族が2位に陥落し、話題を呼んでいる。

同誌は1996年から同ランキングを発表。株式や金融資産を中心に資産額を推定しており、個人所有の不動産や高級車、美術品などは含まれていないという。なお、LVMHは「シャランジュ」の大株主。

トップ3はラグジュアリー企業が独占

今年首位の座に着いたのは、「エルメス(HERMES)」のアクセル・デュマ(Axel Dumas)CEOら創業家一族で、その資産額は前年比5%増の1634億ユーロ(約28兆円)。なお、首位となったのは今回が初めて。ラグジュアリーセクターは23年から需要が世界的に“正常化”し、24年には減速しているが、そうした中でもエルメス・インターナショナル(HERMES INTERNATIONAL以下、エルメス)は2024年12月期を増収増益で終えるなど圧倒的な強さを見せている。同誌は、「エルメス」の強みは「値上げしても顧客を失うことのないプライシングパワー」だと分析した。

2位となったアルノー一族は、同38%減の1167億ユーロ(約20兆円)。これは20年以来、最低レベルだという。前述の理由に加えて、中国市場の停滞でLVMHの業績が芳しくないところに、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領政権の二転三転する関税政策による先行き不透明感も加わり、株価が下落していることが響いた。

なお、25年4月15日にはエルメスの時価総額が2464億ユーロ(約42兆円)となり、LVMHの2441億ユーロ(約41兆円)を抜いて首位に。7月15日現在も、エルメスは2547億ユーロ(約43兆円)、LVMHは2407億ユーロ(約41兆円)とその順位は変わっていない。

3位は「シャネル(CHANEL)」を長年にわたって保有するヴェルタイマー(Wertheimer)一族の950億ユーロ(約16兆円)となっており、トップ3をラグジュアリーセクターが独占している。

LVMHの競合ケリングの創業家は?

4位はロレアル(L’OREAL)を創業したマイヤーズ(Meyers)一族の738億ユーロ(約12兆円)、5位は航空機メーカーやソフトウエア企業などを擁する仏コングロマリット、グループ・ダッソー(GROUPE DASSAULT)創業家一族の356億ユーロ(約6兆円)だった。

なお、LVMHの競合であるケリング(KERING)のフランソワ・アンリ・ピノー(Francois-Henri Pinault)会長兼CEOとその一族は、9位の150億ユーロ(約2兆円)だった。

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韓エイジングケア「シャイシャイシャイ」が日本上陸 第1弾は人気No.1のバナナクリームやアロエPDRNシリーズなど

アリエルトレーディングは7月15日、韓国発エイジングケアブランド「シャイシャイシャイ(SHAISHAISHAI)」を発売した。日本初上陸となり、第1弾は人気No.1のバナナクリームや“アロエPDRNシリーズ”、プランパー効果のあるリップバームをそろえる。Qoo10公式ストアとアマゾン(MAZON)で販売するほか、“バナナ コンシールアイクリーム”はロフト(LOFT)とプラザ(PLAZA)の一部店舗でも8月1日から取り扱う。

韓国で人気No.1の“バナナ コンシールアイクリーム”(15g、1980円)は、アイクリーム、コンシーラー、トーンアップ、3つの役割を同時にかなえるデイクリーム。バナナ果実エキスをはじめとするスキンケア成分を90%配合し、全顔に使用できる。同じく“バナナ シリーズ”から、 メイクアップアーティストのシン・ソンホが監修した“バナナ スポットカーミングクリーム”(全3色、各15g、各1980円)も登場。シカが肌を沈静しながら色ムラをカバーし、艶を仕込む。

“アロエPDRNシリーズ”は、美容液“アロエPDRN クーリング リペアセラム”(50mL、2970円)と泥マスク“アロエPDRN クーリング マッドマスク”(100mL、2750円)、フェイスマスク“アロエPDRN クーリング ジェルパッドマスク”(1枚、385円)をラインアップする。肌の温度上昇による熱ダメージに着目し、済州島(チェジュ島)産アロエから抽出したPDRNを配合。赤みや火照りをクールダウンする。

“サンキスド プランプ リップバーム”(全5色、各1650円)は、ビーガンボルフィリンが穏やかなプランパー効果をもたらす色付きリップバーム。スキンケア成分を約70%配合し、ふっくらとした光沢感のある唇を演出する。人気色は11 ピュアウェーブと12 モーヴピーチ。

「シャイシャイシャイ」について

「シャイシャイシャイ」は、2021年に韓国で誕生したエイジングケアブランド。肌の老化原因の約80%を占めるとされる「光老化」に加え、近年注目されている“熱による肌ダメージ”=「熱老化」にも着目し、製品を開発する。バナナエキスやシカ、アロエPDRNといった自然由来成分と、科学に裏打ちされたアプローチを融合した処方設計で、ガラスのような艶と透明感に満ちた“グラススキン”へと導く。

中村達也アリエルトレーディング取締役は、「『シャイシャイシャイ』は太陽の光と熱をテーマに、ユニークな機能性を持った製品を手に取りやすい価格帯で届ける。韓国と同様日本でも、TikTokやInstagramなどのSNSでの動画マーケティングを中心に認知度向上を図る」と話した。

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キャサリン妃は家族そろって登場 シンシア・エリヴォやニコール・キッドマンも「ウィンブルドン選手権2025」

「ウィンブルドン選手権2025」が6月30日〜7月13日(現地時間)、英ロンドンで開催された。会場には連日、ニコール・キッドマン(Nicole Kidman)やシンシア・エリヴォ(Cynthia Erivo)ら多数の豪華俳優やロイヤルファミリーが来場し、夏らしい爽やかなファッションを披露していた。

セレブの観戦ファッションをチェック!

シンシア・エリヴォ

 

シンシア・エリヴォは、「ラルフ ローレン(RALPH LAUREN)」から、ドロップウエストのシルエットに長袖、長めのカフという1960年代風のミニドレスを着用。クリームトーンに入ったダークなストライプが特徴で、ポルカドット柄のネクタイとブラックのプラットホームヒールを合わせた。

リリー・コリンズ

 

リリー・コリンズ(Lily Collins)は、「ステラ ジャン(STELLA JEAN)」のブルーとホワイトのストライプ柄のミディドレスで登場。マクラメ編みのようなハチドリの刺しゅうで胸元を飾った。足元には、ゴールドイエローのメッシュ地のバレエシューズを合わせた。

ニコール・キッドマン

ニコール・キッドマンは、先日米「Vogue」編集長を退任することを発表したアナ・ウィンター(Anna Winter)と並んで観戦。黒のボタンを2列並べた爽やかな白のダブルブレストブレザーでクラシックなメンズウエアスタイルの装いを披露した。さらに、オフホワイトのストロー素材に黒のグログランリボンで飾った「ブルネロ クチネリ(BRUNELLO CUCINELLI)」のパナマハットと同ブランドの黒のサングラス、「オメガ(OMEGA)」の“コンステレーション”25mmでコーディネートした。

キャサリン妃

ケイト・ミドルトン=キャサリン皇太子妃(Kate Middleton, Catherine Princess of Wales、以下キャサリン妃)は、ウィリアム皇太子(Prince William)、シャーロット王女(Princess Charlotte)、ジョージ王子(Prince George)と一緒に来場。キャサリン妃のコバルトブルーのラップスタイルのドレスは「ロクサンダ(ROKSANDA)」のもので、半袖とフィットする上半身とフレアスカートのシルエットが特徴だ。ミディ丈のドレスには「ラルフ ローレン」のポインテッドトゥパンプスを合わせ、「LK ベネット( LK BENNETT)」のハットを被り、「ダニエラ・ドレイパー(DANIELLA DRAPER)」のチェーンネックレスを含むゴールドのジュエリーを重ね付けした。また、2014年の結婚記念でウィリアム皇太子からプレゼントされた「カルティエ(CARTIER)」の“バロン ブルー ドゥ”ウオッチも身につけていた。

ウィリアム皇太子は、金ボタンのダブルブレストのネイビーブレザー、ジョージ王子は、ネイビーのジャケットとパンツにそれぞれ身を包んだ。シャーロット王女は、ネックラインにフリルをあしらい、ネイビーのパイピングを施したノースリーブの白のミディドレスを着用し、白のメリージェーンシューズを合わせた。

カミラ王妃

カミラ王妃(Queen Camilla)は、お気に入りデザイナーのフィオナ・クレア(Fiona Clare)によるシャツドレスを身にまとった。ドレスには、像や豹、ヌーなどの動物がブルー、グレー、イエロー、ピーチなどの色合いでプリントされていた。シューズには「シャネル(CHANEL)」のブラックとベージュのキャップトゥのスエードサテンローヒールパンプスをチョイスし、カミラ王妃定番の「ヴァン クリーフ&アーペル(VAN CLEEF & ARPELS)」のブレスレットとパリ発のアイウエアブランド「イジピジ(IZIPIZI)」のサングラスでコーデを仕上げた。

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キャサリン妃は家族そろって登場 シンシア・エリヴォやニコール・キッドマンも「ウィンブルドン選手権2025」

「ウィンブルドン選手権2025」が6月30日〜7月13日(現地時間)、英ロンドンで開催された。会場には連日、ニコール・キッドマン(Nicole Kidman)やシンシア・エリヴォ(Cynthia Erivo)ら多数の豪華俳優やロイヤルファミリーが来場し、夏らしい爽やかなファッションを披露していた。

セレブの観戦ファッションをチェック!

シンシア・エリヴォ

 

シンシア・エリヴォは、「ラルフ ローレン(RALPH LAUREN)」から、ドロップウエストのシルエットに長袖、長めのカフという1960年代風のミニドレスを着用。クリームトーンに入ったダークなストライプが特徴で、ポルカドット柄のネクタイとブラックのプラットホームヒールを合わせた。

リリー・コリンズ

 

リリー・コリンズ(Lily Collins)は、「ステラ ジャン(STELLA JEAN)」のブルーとホワイトのストライプ柄のミディドレスで登場。マクラメ編みのようなハチドリの刺しゅうで胸元を飾った。足元には、ゴールドイエローのメッシュ地のバレエシューズを合わせた。

ニコール・キッドマン

ニコール・キッドマンは、先日米「Vogue」編集長を退任することを発表したアナ・ウィンター(Anna Winter)と並んで観戦。黒のボタンを2列並べた爽やかな白のダブルブレストブレザーでクラシックなメンズウエアスタイルの装いを披露した。さらに、オフホワイトのストロー素材に黒のグログランリボンで飾った「ブルネロ クチネリ(BRUNELLO CUCINELLI)」のパナマハットと同ブランドの黒のサングラス、「オメガ(OMEGA)」の“コンステレーション”25mmでコーディネートした。

キャサリン妃

ケイト・ミドルトン=キャサリン皇太子妃(Kate Middleton, Catherine Princess of Wales、以下キャサリン妃)は、ウィリアム皇太子(Prince William)、シャーロット王女(Princess Charlotte)、ジョージ王子(Prince George)と一緒に来場。キャサリン妃のコバルトブルーのラップスタイルのドレスは「ロクサンダ(ROKSANDA)」のもので、半袖とフィットする上半身とフレアスカートのシルエットが特徴だ。ミディ丈のドレスには「ラルフ ローレン」のポインテッドトゥパンプスを合わせ、「LK ベネット( LK BENNETT)」のハットを被り、「ダニエラ・ドレイパー(DANIELLA DRAPER)」のチェーンネックレスを含むゴールドのジュエリーを重ね付けした。また、2014年の結婚記念でウィリアム皇太子からプレゼントされた「カルティエ(CARTIER)」の“バロン ブルー ドゥ”ウオッチも身につけていた。

ウィリアム皇太子は、金ボタンのダブルブレストのネイビーブレザー、ジョージ王子は、ネイビーのジャケットとパンツにそれぞれ身を包んだ。シャーロット王女は、ネックラインにフリルをあしらい、ネイビーのパイピングを施したノースリーブの白のミディドレスを着用し、白のメリージェーンシューズを合わせた。

カミラ王妃

カミラ王妃(Queen Camilla)は、お気に入りデザイナーのフィオナ・クレア(Fiona Clare)によるシャツドレスを身にまとった。ドレスには、像や豹、ヌーなどの動物がブルー、グレー、イエロー、ピーチなどの色合いでプリントされていた。シューズには「シャネル(CHANEL)」のブラックとベージュのキャップトゥのスエードサテンローヒールパンプスをチョイスし、カミラ王妃定番の「ヴァン クリーフ&アーペル(VAN CLEEF & ARPELS)」のブレスレットとパリ発のアイウエアブランド「イジピジ(IZIPIZI)」のサングラスでコーデを仕上げた。

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「ケイト」がコントゥアメイクを実現する単色シャドウを発売  眉マスカラにはくすみカラーを追加 

カネボウ化粧品の「ケイト(KATE)」は7月19日、単色アイシャドウ“ザ アイカラー”からアイメイクからコントゥアメイクまで使える限定6色(各770円※編集部調べ、以下同)と新2色(各715円)、ブラウンアイシャドウパレット限定2色(各1320円)、眉マスカラ限定3色(各935円)を発売する。

単色アイシャドウにマルチに使える限定色

“ザ アイカラー”には、マット質感で自然な立体感を演出する限定6色が登場する。肌に溶けこむなめらかなパウダーで粉感を感じない仕上がりを実現し、アイシャドウのほか、ハイライト、チーク、ノーズメイク、シェーディングなどマルチに活用できる。

ラインアップは、立体感を作り出すハイライトのピュアミルクとアイボリー、自然な透明感・血色感を演出するベールライラックとパウダリーピンク、陰影を仕込むシェーディングのモーヴミストとシュガーショコラだ。

また、青みニュアンスカラーの新2色も追加する。マット質感のフォグピンクは、儚げながら存在感のある霧がかったような青みピンク、グリッター質感のトープブラウンは、シルバーとパープルの2色パールが混ざった青みブラウンだ。

“とけ艶ブラウンシャドウ”の限定色も登場

“メロウブラウンアイズ”は、透けブラウンと繊細パールを組み合わせ、くすまずに目もとを大きく自然に強調する。限定色は、透け血色感ブラウンの“メルティングコーラルブラウン”と“メルティングチェリーブラウン”だ。

“脱色級”眉マスカラに低彩度くすみカラーが登場

自眉の黒を抑えるパールを配合し、パウダリーに仕上げる“3DアイブロウカラーZ”からは、ミルクベージュ、ラテピンク、ミュートグレージュの限定3色を発売する。

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MTGが総工費約107億円の新社屋 隈研吾が設計し広場やカフェを併設した複合施設として一般開放

MTGは、名古屋市熱田区に新本社社屋を建築する。建築家の隈研吾が設計・監修し、カフェやミュージアムなどを併設した複合施設として一般にも開放。竣工(完成)は2027年1月を予定する。総工費は約107億円を見込む。

同社は新社屋を「研究開発とブランド発信の拠点」と位置づけ、熱田神宮の社を抱える熱田の街で神宮東公園に隣接する敷地を採用した。

延べ床面積は約1万5000平方メートルで、社屋は鉄骨造6階建となる。1階は「リファ」カフェ、「リファ」ミュージアム、オフィスエリア、エントランスホールなど。2階は屋外テラス、オフィスエリアなど。3階〜6階はオフィスエリア。屋外は広場、椿パン工房、伝統工芸工房、駐車スペースなどで構成する。

ここでは「周辺環境との調和」「公園に開かれた風通しの良いオフィス」「心地よく働ける環境」を目指す。また、産官学民芸が共創する「熱田外苑プロジェクト」に参画し、熱田外苑の一部として緑と地域をつなぐ設計とした。

熱田神宮と公園に呼応する緑の丘をイメージした社屋は、MTGのデザインを象徴する曲線のテラスを採用。広場を包み込むように建物を配置し、緑と地域をボーダレスにつなぐ。

広場に面したエリアは全て一般に開放する。健康・美容をテーマにした飲食店舗や日本の工芸作品に触れるエリアを併設する予定だ。1階のカフェやミュージアムでは、地域限定の製品販売やブランドの世界観を体験する場を設ける。

同社は「事業ビジョンである『健康で美しく生き生きとした人生』を体現する施設として、地域の人々に親しまれ、熱田の街の新たなにぎわい創出に貢献していきたい」とコメント。

隈研吾氏は「建物が風景の一部となり、人々の営みが自然に重なり合うことを大切にして設計した。木の温もりを感じられる素材を使い、光と風が自然に通り抜ける空間作りを心がけている。地域の方々にも親しまれ、働く人にとって心地よい場所となることを願う」とした。

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「ルイ・ヴィトン」が大阪で大規模展覧会 130年前の“モノグラム”のサンプルや150年前の日本初の顧客の姿までを展示

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は7月15日、大阪の中之島美術館で没入型のエキシビション「ビジョナリー・ジャーニー」展を開幕した。9月17日まで。大阪・関西万博の開催と創業170 周年を記念して、ブランドの歴史と、日本との長きにわたる対話を綴る。展覧会は、ファッション史家のフロランス・ミュラー(Florence Muller)がキュレーションを、重松象平率いるOMAがデザインを担当。1000点以上ものアーカイブと200点を超える日本の伝統工芸品を見せる展覧会は、イノベーションやサヴォアフェール(匠の技)など、12 のテーマにわたってブランドの発展を紐解く。

フロランス・ミュラーは、「初公開のアーカイブも数多い。中でも注目すべきは、パリ市立公文書館に眠っていた最初の“モノグラム”のサンプル。商標登録のために制作し、長年箱の中で保管していた貴重な品を箱の外に出して展示している。日本で最初の『ルイ・ヴィトン』のクライアントとして知られる外交官の鮫島尚信については、駒場美術館からポートレートを拝借した。それから170年を経たファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)とNIGOによる2025-26年秋冬コレクションのティー・セレモニー・トランクに至るまで、ブランドの歴史と日本との繋がりを楽しんでほしい」と話した。1896年に作られた“モノグラム”のサンプルについては、「小さなキャンバス片でありながら、大きな何かの始まりとなったという意味において感動的だった」という。メゾンは1880年代後半、ルイ・ヴィトン創業者の息子ジョルジュ(Georges)が“ダミエ”やストライプ柄などを次々と商標登録。しかし何度も広く模倣されたたため、ジョルジュは1896年、LVのイニシャルと幾何学模様を組み合わせたモノグラムを創作したという。

一方の重松は、ある部屋は熱気球の内部のように、別の部屋は輝く金属片で覆われたドーム型などさまざまな空間を用意。「それぞれの部屋は、連続した物語の中の独立したセットで、メゾンの創造性の幅広さを反映しつつ、空間としての多様性を提供している。実験的なブランドなので竹やバルーン、アクリル、畳など、さまざまな素材を用いた」と話した。

「ルイ・ヴィトン」の会長兼最高経営責任者を務めるピエトロ・ベッカーリ(Pietro Beccari)は米「WWD」の取材に対し、「今は、人々が意味を求めている時代。『ルイ・ヴィトン』には多くの意味、本物らしさ、そして歴史がある。私たちは、私たちの起源、歴史、そして私たちが何者であるかを改めて明確にする必要がある」と話し、中之島美術館には一昨年前から予約を入れていたという。「この展覧会は、大阪、この素晴らしい美術館、そしてこの時期に大阪を訪れる何百万人もの観光客の存在により、重要なものになるだろう。歴史をより多くの人々に知ってもらえば、彼らが忠実な顧客になる可能性は高まると確信している」との期待を示した。

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「ルイ・ヴィトン」が大阪で大規模展覧会 130年前の“モノグラム”のサンプルや150年前の日本初の顧客の姿までを展示

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は7月15日、大阪の中之島美術館で没入型のエキシビション「ビジョナリー・ジャーニー」展を開幕した。9月17日まで。大阪・関西万博の開催と創業170 周年を記念して、ブランドの歴史と、日本との長きにわたる対話を綴る。展覧会は、ファッション史家のフロランス・ミュラー(Florence Muller)がキュレーションを、重松象平率いるOMAがデザインを担当。1000点以上ものアーカイブと200点を超える日本の伝統工芸品を見せる展覧会は、イノベーションやサヴォアフェール(匠の技)など、12 のテーマにわたってブランドの発展を紐解く。

フロランス・ミュラーは、「初公開のアーカイブも数多い。中でも注目すべきは、パリ市立公文書館に眠っていた最初の“モノグラム”のサンプル。商標登録のために制作し、長年箱の中で保管していた貴重な品を箱の外に出して展示している。日本で最初の『ルイ・ヴィトン』のクライアントとして知られる外交官の鮫島尚信については、駒場美術館からポートレートを拝借した。それから170年を経たファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)とNIGOによる2025-26年秋冬コレクションのティー・セレモニー・トランクに至るまで、ブランドの歴史と日本との繋がりを楽しんでほしい」と話した。1896年に作られた“モノグラム”のサンプルについては、「小さなキャンバス片でありながら、大きな何かの始まりとなったという意味において感動的だった」という。メゾンは1880年代後半、ルイ・ヴィトン創業者の息子ジョルジュ(Georges)が“ダミエ”やストライプ柄などを次々と商標登録。しかし何度も広く模倣されたたため、ジョルジュは1896年、LVのイニシャルと幾何学模様を組み合わせたモノグラムを創作したという。

一方の重松は、ある部屋は熱気球の内部のように、別の部屋は輝く金属片で覆われたドーム型などさまざまな空間を用意。「それぞれの部屋は、連続した物語の中の独立したセットで、メゾンの創造性の幅広さを反映しつつ、空間としての多様性を提供している。実験的なブランドなので竹やバルーン、アクリル、畳など、さまざまな素材を用いた」と話した。

「ルイ・ヴィトン」の会長兼最高経営責任者を務めるピエトロ・ベッカーリ(Pietro Beccari)は米「WWD」の取材に対し、「今は、人々が意味を求めている時代。『ルイ・ヴィトン』には多くの意味、本物らしさ、そして歴史がある。私たちは、私たちの起源、歴史、そして私たちが何者であるかを改めて明確にする必要がある」と話し、中之島美術館には一昨年前から予約を入れていたという。「この展覧会は、大阪、この素晴らしい美術館、そしてこの時期に大阪を訪れる何百万人もの観光客の存在により、重要なものになるだろう。歴史をより多くの人々に知ってもらえば、彼らが忠実な顧客になる可能性は高まると確信している」との期待を示した。

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「マルニ」が博多阪急でマルニマーケットを開催 フルーツ柄や新色のバッグを先行販売

「マルニ(MARNI)」は7月16〜29日、博多阪急1階メディアステージでポップアップストア“マルニマーケット(MARNI MARKET)”をオープンする。フルーツや花々をモチーフに、最新色のバッグやポーチなどを先行販売する。新型および最新色などのバッグはそれぞれ発売日が異なる。詳細はホームページに記載している。

“フルーツ バスケット”(3万1900円)には、ウオーターメロンとペアーをあしらった。また、“フルーツ バッグ”(4万9500円)と“フルーツ ポーチ”(4万700円)は、それぞれウオーターメロン、キウイ、オレンジを用意する。

“フラワー バスケット”(3万1900円)とともにコロンビアの職人による手編みで生産されている“トランスペアレントバスケット”(3万800円)は、先行販売カラー5色が並ぶ。同じく、コロンビアの伝統的なハンモックから着想を得た“ハンモックバッグ”(3万3000円)からは、インディアンレッドとミントが登場。同シリーズには“ビッグチェック ハンモックバッグ”(3万3000円)と“チェック ハンモックバッグ”(3万3000円)もラインアップ。

“バンダナトート”(2万4200円)は、京都の染色工場の職人が手捺染という手法で染め上げたアイテム。さらに、“マルニ マーケット”のアイコニックな“フィッシュバッグ”から、ひと回り小さな“ミニ フィッシュバッグ”(5万3900円)が、ブラックとフィヨルドのカラー展開で登場する。そのほか、“フォールディッドバッグ”(5万7200円)シリーズもラインアップする。底面を仕切り収納に優れたデザインに仕上げた。

イベント詳細

◾️マルニマーケット

日程:7月16〜29日
時間:10:00〜20:00
場所:博多阪急1階メディアステージ
住所:福岡県福岡市博多区博多駅中央街1−1
>特設サイト

アイテム一覧

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「デミドゥ」から地肌と髪をケアするメニュー「スパトリ」が登場 忙しい女性に短時間で贅沢なケアを提供

美容室向け化粧品総合メーカーのデミ コスメティクスが2023年4月に発売したスカルプケアブランド「デミドゥ(DEMI DO)」は、これまで“地肌や毛髪に悩みがある人だけのもの”というイメージが強かったスカルプケアを身近なものとして提案し浸透させてきた。同年9月には男性向けライン“デミドゥ メン”を発売するなど充実したラインアップを展開している。その「デミドゥ」は7月15日、大人の地肌と髪を贅沢にいたわる新ライン“デミドゥ アセット”を発売し、新メニュー「スパトリ」を展開する。

「スパトリ」を開発した背景には、定期的にサロンを利用している女性のうち、有料のサロントリートメントもしくはヘッドスパを受けたことがあるという人は38.6%、受けたことがない人は61.4%という調査結果がある※1。受けたことがない61.4%にさらに聞くと、85%が「髪のうねり・クセ」「髪のごわつき・広がり」といった髪の悩みがあり、53%が「頭皮のかゆみ」「頭皮のニオイ」など頭皮についても悩みがあることが分かった※2。つまり、地肌や髪に悩みを抱えているにもかかわらず「サロンメニューでの対策を講じていない」という現実が浮き彫りになったわけだ。その解決策として「即実感・短時間メニューでハードルを下げる」「地肌も髪も両方ケアできる」「セットメニュー化して接点を増やす」といった視点で開発した。

即実感・短時間メニューで
ヘッドスパ&サロントリートメントを
身近に

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「スパトリ」はヘッドスパとサロントリートメントが同時にできる上、所要時間は10〜20分という手軽さと試しやすい価格帯も魅力。短時間で地肌も髪も贅沢に磨くことができるメニューは、多忙な現代女性にぴったりだ。これまで「時間がないから」「高額だから」あるいは「自分に必要なケアが分からない」などの理由で、サロントリートメントやヘッドスパに一歩踏み出せなかった層を後押しし、サロンの活性化、顧客の満足度アップ、新規客の獲得とさまざまな広がりが期待できる。

シャンプー台を占有しないためサロンにとっても効率的。簡単かつシンプルな施術のため、教育時間を短縮できるというメリットもある。そういった手軽さはもちろんのこと、何より1回の施術で地肌・髪が変わる実感が、客とサロン双方が満足のいく選択肢となる。

美容記者・ライターが
“デミドゥ アセット”の
「スパトリ」を体験、その実力に納得!

「スカルプスクラブなどのホームケアは行っているが、サロンでのスカルプケアは高額で時間もかかる印象。継続するのは難しいと感じ、これまで試すことはなかった。一方『スパトリ』はコスパもタイパもいいし、毎月サロンに行くたびにプラスアルファのメニューとして継続できそう。温かい“スパミルク”に包まれ、指圧されながらのマッサージで地肌がほぐれスッキリする感じは、新感覚の気持ち良さ。施術中も、仕上げに“アセット スカルプエッセンス リッチスプリング”を塗布してもらっている間も、フローラルウッディの香りがふんわりと心地よく漂ってきて、嗅覚でも癒やされ、15分間という短い時間なのに高い満足度を味わえた。地肌がほぐれた感覚は期待以上だった上、硬くて太い自分の髪がしなやかに扱いやすくなったのも実感できた」(和田実桜「WWDJAPAN」記者)

「“土(地肌)が健康でなければ、いい作物(髪)は育たない” “顔と地肌は続いた1枚の皮膚”そんな説明を日々の取材の中で頻繁に聞き、地肌ケアの大切さは重々理解しているものの、サロンで行うには時間もお金もかかり過ぎる・・・・・・その不便さを一気に解決できた。トロトロとした剤が髪・地肌に触れるのが心地よく、圧・引き上げ・流すという一連の手技はリラクゼーション感を存分に味わえ、スパ気分を満喫できる。施術前は前頭筋が硬かったが、施術後は柔らかく動くようになっているのを感じられた。普段は髪が膨らみやすく毛先にクセが出るのが悩みだが、手ぐしでドライヤーをかけただけ(ブローなし)なのにサラサラ。スタイリング剤を使わなくても、触るとカットしたかと思うくらい毛量が落ち着いてまとまっているのに驚いた」(川原好恵・美容ライター)

保湿と毛髪補修の豊かな成分で、
地肌と髪を丸ごとパック

“デミドゥ アセット”には、デミ コスメティクスが40年以上積み重ねてきた専門研究から生まれた、地肌と髪の最新技術が注ぎ込まれている。ヘッドスパ&サロントリートメント「スパトリ」で使用するサロン向け商材は、頭皮を和らげて潤いを与え、健やかな頭皮環境へと導く1剤 “アセット スパミルク 1”と、乾燥して広がる髪に潤いを与え、艶やかで美しい髪へと導く2剤“アセット スパミルク 2”で構成される。

1剤 “アセット スパミルク 1”には、ザクロ花エキス、ツバキ種子エキス、アルニカ花エキスなどふっくらハリのある地肌に導く植物エキス、乳酸桿菌/豆乳発酵液、温泉水などの保湿成分を含有。2剤“アセット スパミルク 2”にはケラチン、レブリン酸などのダメージケア成分や、酒粕エキス、トウミツなど天然素材の毛髪補修成分を含む。ジャンプー後、1剤を地肌中心に塗布してマッサージしながら髪全体になじませ、2剤を1剤の上に中間から毛先に重ねるように塗布して流すプロセスだ。

共に、ミュゲやローズを中心としたフローラルを基調に、ザクロや透明感のあるペアーのフルーティをアコードした奥行きのあるフローラルフルーティウッディの香りで、心地良い「スパトリ」時間に優雅さを添えてくれる。

エイジングによる悩みにアプローチする
“アセット スカルプエッセンス
リッチスプリング”

サロンでの「スパトリ」体験後は、ご自宅でもスカルプケアを行うのがおすすめ。エイジングによる地肌や髪質の変化を実感している方のホームケアとして用意されているのが、“アセット スカルプエッセンス リッチスプリング” (80mL、5060円/200mL、9130円※4)だ。「乾燥して頭皮の刺激を感じやすい」「かゆみが気になる」「地肌が硬い」「髪の根本が立ち上がりにくい」などの悩みにアプローチする。含まれているのは、ふっくらとハリのある地肌に導くザクロ花エキスやツバキ種子エキス、ハリのある艶やかな髪に導くマヨラナ葉エキスやイチョウ葉エキス、うるおいを与えて、かゆみを抑制するワカメエキスやヒジキエキス※3など。

使い方のポイントは、顔のお手入れ同様に、手のひら全体で地肌に浸透させるように押さえながら塗布し、軽く優しくマッサージすること。たっぷりの植物エキスが地肌・髪にうるおいを与え、健やかな状態へと整えてくれる。

※1 : 直近1年間でサロン/美容室を3回以上利用した20〜50代女性(n=1576)WEBアンケートによるデミ コスメティクス調べ
※2 : 直近1年間でサロン/美容室を3回以上利用した20〜50代女性(n=887)WEBアンケートによるデミ コスメティクス調べ
※3 : すべて保湿成分
※4 : 価格は全て税込みです
PHOTOS: YOHEI KICHIRAKU
問い合わせ先
デミ コスメティクス お客さま相談室
0120-68-7968

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「デミドゥ」から地肌と髪をケアするメニュー「スパトリ」が登場 忙しい女性に短時間で贅沢なケアを提供

美容室向け化粧品総合メーカーのデミ コスメティクスが2023年4月に発売したスカルプケアブランド「デミドゥ(DEMI DO)」は、これまで“地肌や毛髪に悩みがある人だけのもの”というイメージが強かったスカルプケアを身近なものとして提案し浸透させてきた。同年9月には男性向けライン“デミドゥ メン”を発売するなど充実したラインアップを展開している。その「デミドゥ」は7月15日、大人の地肌と髪を贅沢にいたわる新ライン“デミドゥ アセット”を発売し、新メニュー「スパトリ」を展開する。

「スパトリ」を開発した背景には、定期的にサロンを利用している女性のうち、有料のサロントリートメントもしくはヘッドスパを受けたことがあるという人は38.6%、受けたことがない人は61.4%という調査結果がある※1。受けたことがない61.4%にさらに聞くと、85%が「髪のうねり・クセ」「髪のごわつき・広がり」といった髪の悩みがあり、53%が「頭皮のかゆみ」「頭皮のニオイ」など頭皮についても悩みがあることが分かった※2。つまり、地肌や髪に悩みを抱えているにもかかわらず「サロンメニューでの対策を講じていない」という現実が浮き彫りになったわけだ。その解決策として「即実感・短時間メニューでハードルを下げる」「地肌も髪も両方ケアできる」「セットメニュー化して接点を増やす」といった視点で開発した。

即実感・短時間メニューで
ヘッドスパ&サロントリートメントを
身近に

デミ コスメティクス,デミドゥ,DEMI DO,デミドゥ アセット,スパトリ

「スパトリ」はヘッドスパとサロントリートメントが同時にできる上、所要時間は10〜20分という手軽さと試しやすい価格帯も魅力。短時間で地肌も髪も贅沢に磨くことができるメニューは、多忙な現代女性にぴったりだ。これまで「時間がないから」「高額だから」あるいは「自分に必要なケアが分からない」などの理由で、サロントリートメントやヘッドスパに一歩踏み出せなかった層を後押しし、サロンの活性化、顧客の満足度アップ、新規客の獲得とさまざまな広がりが期待できる。

シャンプー台を占有しないためサロンにとっても効率的。簡単かつシンプルな施術のため、教育時間を短縮できるというメリットもある。そういった手軽さはもちろんのこと、何より1回の施術で地肌・髪が変わる実感が、客とサロン双方が満足のいく選択肢となる。

美容記者・ライターが
“デミドゥ アセット”の
「スパトリ」を体験、その実力に納得!

「スカルプスクラブなどのホームケアは行っているが、サロンでのスカルプケアは高額で時間もかかる印象。継続するのは難しいと感じ、これまで試すことはなかった。一方『スパトリ』はコスパもタイパもいいし、毎月サロンに行くたびにプラスアルファのメニューとして継続できそう。温かい“スパミルク”に包まれ、指圧されながらのマッサージで地肌がほぐれスッキリする感じは、新感覚の気持ち良さ。施術中も、仕上げに“アセット スカルプエッセンス リッチスプリング”を塗布してもらっている間も、フローラルウッディの香りがふんわりと心地よく漂ってきて、嗅覚でも癒やされ、15分間という短い時間なのに高い満足度を味わえた。地肌がほぐれた感覚は期待以上だった上、硬くて太い自分の髪がしなやかに扱いやすくなったのも実感できた」(和田実桜「WWDJAPAN」記者)

「“土(地肌)が健康でなければ、いい作物(髪)は育たない” “顔と地肌は続いた1枚の皮膚”そんな説明を日々の取材の中で頻繁に聞き、地肌ケアの大切さは重々理解しているものの、サロンで行うには時間もお金もかかり過ぎる・・・・・・その不便さを一気に解決できた。トロトロとした剤が髪・地肌に触れるのが心地よく、圧・引き上げ・流すという一連の手技はリラクゼーション感を存分に味わえ、スパ気分を満喫できる。施術前は前頭筋が硬かったが、施術後は柔らかく動くようになっているのを感じられた。普段は髪が膨らみやすく毛先にクセが出るのが悩みだが、手ぐしでドライヤーをかけただけ(ブローなし)なのにサラサラ。スタイリング剤を使わなくても、触るとカットしたかと思うくらい毛量が落ち着いてまとまっているのに驚いた」(川原好恵・美容ライター)

保湿と毛髪補修の豊かな成分で、
地肌と髪を丸ごとパック

“デミドゥ アセット”には、デミ コスメティクスが40年以上積み重ねてきた専門研究から生まれた、地肌と髪の最新技術が注ぎ込まれている。ヘッドスパ&サロントリートメント「スパトリ」で使用するサロン向け商材は、頭皮を和らげて潤いを与え、健やかな頭皮環境へと導く1剤 “アセット スパミルク 1”と、乾燥して広がる髪に潤いを与え、艶やかで美しい髪へと導く2剤“アセット スパミルク 2”で構成される。

1剤 “アセット スパミルク 1”には、ザクロ花エキス、ツバキ種子エキス、アルニカ花エキスなどふっくらハリのある地肌に導く植物エキス、乳酸桿菌/豆乳発酵液、温泉水などの保湿成分を含有。2剤“アセット スパミルク 2”にはケラチン、レブリン酸などのダメージケア成分や、酒粕エキス、トウミツなど天然素材の毛髪補修成分を含む。ジャンプー後、1剤を地肌中心に塗布してマッサージしながら髪全体になじませ、2剤を1剤の上に中間から毛先に重ねるように塗布して流すプロセスだ。

共に、ミュゲやローズを中心としたフローラルを基調に、ザクロや透明感のあるペアーのフルーティをアコードした奥行きのあるフローラルフルーティウッディの香りで、心地良い「スパトリ」時間に優雅さを添えてくれる。

エイジングによる悩みにアプローチする
“アセット スカルプエッセンス
リッチスプリング”

サロンでの「スパトリ」体験後は、ご自宅でもスカルプケアを行うのがおすすめ。エイジングによる地肌や髪質の変化を実感している方のホームケアとして用意されているのが、“アセット スカルプエッセンス リッチスプリング” (80mL、5060円/200mL、9130円※4)だ。「乾燥して頭皮の刺激を感じやすい」「かゆみが気になる」「地肌が硬い」「髪の根本が立ち上がりにくい」などの悩みにアプローチする。含まれているのは、ふっくらとハリのある地肌に導くザクロ花エキスやツバキ種子エキス、ハリのある艶やかな髪に導くマヨラナ葉エキスやイチョウ葉エキス、うるおいを与えて、かゆみを抑制するワカメエキスやヒジキエキス※3など。

使い方のポイントは、顔のお手入れ同様に、手のひら全体で地肌に浸透させるように押さえながら塗布し、軽く優しくマッサージすること。たっぷりの植物エキスが地肌・髪にうるおいを与え、健やかな状態へと整えてくれる。

※1 : 直近1年間でサロン/美容室を3回以上利用した20〜50代女性(n=1576)WEBアンケートによるデミ コスメティクス調べ
※2 : 直近1年間でサロン/美容室を3回以上利用した20〜50代女性(n=887)WEBアンケートによるデミ コスメティクス調べ
※3 : すべて保湿成分
※4 : 価格は全て税込みです
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「ティルティル」と日清がコラボ 韓国風甘辛焼きそば“ポックンミョン”のピリピリプランパー

韓国発の「ティルティル(TIRTIR)」は食品メーカーの日清食品とコラボレーションし、韓国風甘辛焼きそば“ポックンミョン”シリーズをモチーフにした“ウォーターイズム リップ プランパー スパイシー エディション(WATERISM LIP PLUMPER SPICY EDITION)”(1650円)をキューテン(QOO10)、自社モール、ロフト(LOFT)、プラザ(PRAZA)など全国のバラエティーショップで8月7日に発売する。デイリー使いの低刺激リッププランパーを進化させ、同シリーズ麺を食べた時のピリピリ感を再現した。

塗るピリピリと食べるピリピリがコラボ 

従来“の00プランパー(00 PLUMPER)”よりも大幅に刺激的な使用感とロングラスティング処方で、ぷっくりとしたボリュームとツヤ感を持続する。好みの刺激度やカラーから選べる“ポックンミョン 韓国風甘辛カルボ”のような01スパイシーピンク(01 SPICY PINK)と、“ポックンミョン 韓国風甘辛チーズ”のような02スパイシーイエロー(02SPICY YELLOW)の2種類を展開する。

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TSIがデイトナ買収を決めたワケ 「同質」の課題と「異質」の強み

TSIホールディングスが、セレクト業態「フリークス ストア(FREAK’S STORE)」擁するデイトナ・インターナショナルを買収する。主力ブランドの伸び悩みや統合ECへの移行遅れなど、不安要素が残るTSI。なぜこのタイミングで攻めの大型買収に踏み切ったのか。

TSIによるデイトナ買収額は約283億円、9月2日に株式取得を予定する。売主はユニゾンキャピタル。案件は年初にマーケットに出され、TSIは4月頃に買収の意向を固めたという。TSIは現在、自己資本1000億円超、現預金と有価証券を合わせて約560億円、借入金は10億円台という、比較的健全な財務基盤を持つ。15日に行われたTSIホールディングスの2025年3〜5月期決算発表会で、下地毅社長はこの大型ディールについて、「成長投資と株主還元の両立が可能だ」と説明した。

ただ同日発表されたTSIの3〜5月期決算では、売上高は前年同期比9.4%減の356億円。百貨店(前年同期比19.4%)減や駅ビルなどの非百貨店(同4.0%減)、EC(同14.9%減)といったすべての販路で売り上げは前年割れとなり、2月に発足した新統合ECモール「ミックスドットトーキョー(MIX.TOKYO)」も、旧サイトからの会員移行が想定を下回った。「ナノ・ユニバース(NANO・UNIVERSE)」は前年同期比7.8%減、「マーガレット・ハウエル(MARGALET HOWELL)」は同13.7%減、「パーリーゲイツ(PEARLY GATES)」は18.0%減と、主力ブランドも軒並み苦戦した。

売り上げの足元を見ると、「攻め時」とは言い難い局面に見える。それでもTSIが、このタイミングでの買収を選択したのはなぜなのか。その理由のひとつが、デイトナとTSIが同質の課題=伸び代を抱えている点にある。

デイトナは仕入れ構造改革で
「営業利益10%に高められる」

デイトナは直近3カ年で最終赤字が続いており、25年2月期の連結売上高は393億円と伸長したが営業利益は5億3900万円にとどまり、最終損益は3期連続で赤字。“仕入れ構造の重さ”をボトルネックとして抱えており、粗利率の改善余地やコスト構造の見直しが必要となっている。

これは、TSIが近年直面していた課題でもある。そこで同社はここ数年、プライシングの見直し、在庫圧縮、原価管理を通じて収益構造改革を実施。その結果、この第1四半期では売上総利益率が1.4ポイント改善、販管費や在庫評価損も抑制し、純利益19億6000万円(前年同期から+14.2 億円)を確保するなど、一定の成果が出た。

TSIは、デイトナと同じ課題を持っているからこそ、適切にメスが入れられると考えているのだろう。下地社長はデイトナについて、「将来的には営業利益率を 10%まで高めたい」と目標を語る。

若い顧客基盤とOMO
統合ECにノウハウ注入

一方、デイトナはTSIにはない強みもある。主力の「フリークス ストア」をはじめ20代を中心とした若年層に強く支持されており、EC化率は50%超。自社モール「デイトナパーク(DAYTONA PARK)」やSNS運用、リアル店舗とのOMO連携など、デジタルとリアルを融合させたビジネスモデルはすでに成熟している。TSIは「ミックスドットトーキョー」が滑り出しの段階にある中、デイトナのOMOノウハウを取り込み、相互送客やクロスバイの促進、UI/UX設計のブラッシュアップにつなげる目論見がある。

一見、「攻めどき」とは思えないTSIによるデイトナの買収。既存ブランドの立て直しという目下の課題に直面しながら、未来へ向けた布石を打つ。

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クルミッ子 が「ピエール・エルメ・パリ」と再びコラボ バラとクルミのフロマージュ

鎌倉紅谷は、「ピエール・エルメ・パリ(PIERRE HERME PARIS)」とコラボした“イスパハン クルミッ子 6個入り(缶)”(2538円)を発売する。7月20日に阪急百貨店オンラインストアで事前受注を開始し、阪急うめだ本店では8月6〜12日の期間、鎌倉紅谷八幡宮前本店と小町横路店は8月8日から取り扱う。その他一部百貨店や鎌倉紅谷公式オンラインショップでも、順々に数量限定で販売する。

イスパハン×クルミッ子のフロマージュ

歯ごたえの良いクルミと自家製キャラメル、バラが香るフランボワーズジャムをバター生地で挟み焼き上げた。“イスパハン”と“クルミッ子”それぞれを彷ふつとさせる味わいを楽しめる1品。小町横路店と阪急うめだ本店では、本商品の切れ端にあたる“イスパハン クルミミ”(1242円)も販売する。

「ピエール・エルメ・パリ」に着想を得たパッケージ

宝石箱のような八角形の缶にはパティシエ姿の“リスくん”をあしらい、エンブレム風のデザインに仕上げた。また、「ピエール・エルメ・パリ」一部店舗で取り扱う“マカロン クルミッ子”の缶にはマカロンを持ったリスくんをデザイン。両者のパッケージを比較し今回のコラボレーションを楽しむこともできる。 なお、鎌倉紅谷店舗での“マカロン クルミッ子”の単品販売はない。

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クルミッ子 が「ピエール・エルメ・パリ」と再びコラボ バラとクルミのフロマージュ

鎌倉紅谷は、「ピエール・エルメ・パリ(PIERRE HERME PARIS)」とコラボした“イスパハン クルミッ子 6個入り(缶)”(2538円)を発売する。7月20日に阪急百貨店オンラインストアで事前受注を開始し、阪急うめだ本店では8月6〜12日の期間、鎌倉紅谷八幡宮前本店と小町横路店は8月8日から取り扱う。その他一部百貨店や鎌倉紅谷公式オンラインショップでも、順々に数量限定で販売する。

イスパハン×クルミッ子のフロマージュ

歯ごたえの良いクルミと自家製キャラメル、バラが香るフランボワーズジャムをバター生地で挟み焼き上げた。“イスパハン”と“クルミッ子”それぞれを彷ふつとさせる味わいを楽しめる1品。小町横路店と阪急うめだ本店では、本商品の切れ端にあたる“イスパハン クルミミ”(1242円)も販売する。

「ピエール・エルメ・パリ」に着想を得たパッケージ

宝石箱のような八角形の缶にはパティシエ姿の“リスくん”をあしらい、エンブレム風のデザインに仕上げた。また、「ピエール・エルメ・パリ」一部店舗で取り扱う“マカロン クルミッ子”の缶にはマカロンを持ったリスくんをデザイン。両者のパッケージを比較し今回のコラボレーションを楽しむこともできる。 なお、鎌倉紅谷店舗での“マカロン クルミッ子”の単品販売はない。

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「ケイト」の“リップモンスター”に闇色限定色 口紅の上から重ねて色変化

カネボウ化粧品の「ケイト(KATE)」は7月19日、ブランドを代表するリップシリーズ“リップモンスター”の“リップモンスターカラートナー”(1650円※編集部調べ)から、ダークな深みカラーに化ける‟闇色モンスター“を数量限定で発売する。口紅の上から重ねるだけでダークな深みカラーに変化し、長時間色持続する。

クリアな発色で透け感を出しながら色化け

同製品には、唇から蒸発する水分を密着ジェル膜に変化させるリップモンスターの独自技術を採用。口紅の上から重ねることで、落ちにくいリップに変化させる機能を持つ。‟闇色モンスター“色である新色「EX-3」は、クリアなブラックカラーが特徴で、クリアな発色により透け感を出しながら色変化する。塗る量次第で仕上がりの調整も可能だ。

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「フジロック 2025 」のライブ配信決定 「アマゾン」のプライム・ビデオと Twitchで

7月25〜27日の3日間、新潟県湯沢町の苗場スキー場で開催される音楽フェス「フジロック フェスティバル’25(FUJI ROCK FESTIVAL'25)」のライブ配信が決定した。

GREEN STAGE、WHITE STAGE、RED MARQUEE、FIELD OF HEAVEN の4つのステージで行われるアーティストのライブや出演アーティストのインタビュー動画など、現地苗場の模様をプライム・ビデオ(Prime Video)と Twitch(ツイッチ)のAmazon Music公式チャンネルで無料でライブ配信される。詳しい配信アーティストやタイムテーブルは後日発表となる。

プライム・ビデオでは、「アマゾン(Amazon)」のアカウントを持っていれば無料楽しむことができ、プライム会員資格は必要なし。ブラウザでストリーミングできるほか、 プライム・ビデオのアプリを利用すると、対応するスマートフォン、タブレット、ケーブルテレビ用端末、ゲーム機器、スマートTV、Fire TV、Fire TV stick、Fireタブレットなどのさまざまなデバイスで見ることができる。

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「フジロック 2025 」のライブ配信決定 「アマゾン」のプライム・ビデオと Twitchで

7月25〜27日の3日間、新潟県湯沢町の苗場スキー場で開催される音楽フェス「フジロック フェスティバル’25(FUJI ROCK FESTIVAL'25)」のライブ配信が決定した。

GREEN STAGE、WHITE STAGE、RED MARQUEE、FIELD OF HEAVEN の4つのステージで行われるアーティストのライブや出演アーティストのインタビュー動画など、現地苗場の模様をプライム・ビデオ(Prime Video)と Twitch(ツイッチ)のAmazon Music公式チャンネルで無料でライブ配信される。詳しい配信アーティストやタイムテーブルは後日発表となる。

プライム・ビデオでは、「アマゾン(Amazon)」のアカウントを持っていれば無料楽しむことができ、プライム会員資格は必要なし。ブラウザでストリーミングできるほか、 プライム・ビデオのアプリを利用すると、対応するスマートフォン、タブレット、ケーブルテレビ用端末、ゲーム機器、スマートTV、Fire TV、Fire TV stick、Fireタブレットなどのさまざまなデバイスで見ることができる。

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【2025年秋コスメ】「クリニーク」が新ハニーカラーのリップやアイシャドウを発売 

「クリニーク(CLINIQUE)」は8月1日、“オールモスト リップスティック”(各4730円)、“ハイ インパクト マスカラ”(各4730円)、“ハイ インパクト アイシャドウ スティック”(5280円)の新色ハニーカラーをそれぞれ発売する。7月30日からアットコスメ各店舗で先行販売を開始する。なお、7月18日から29日まではアットコスメオンラインストア及び店舗で先行予約を受け付け、期間中に対象製品を予約すると、“クレンジングバーム”(15mL)と“ジップバッグ”をプレゼントする。また8月29日、“クリニーク ポップ リップ&チーク オイル”の新ハニーカラー2色(各4840円)も発売する。

8月1日発売

とろける感触のリップスティック

リップグロス以上、リップスティック未満のテクスチャーの“オールモスト リップスティックは、ハニーのようにとろける感触でしっとりなめらかな唇に仕上げる。シアーな発色のため、リップ下地や保湿ケアなどにも使用できる。新色のヌードハニーは、カラメルのような深みのある透けブラウンカラーだ。

マスカラ限定色が定番に

“ハイ インパクト マスカラ”のブラック ハニーは、黒ザクロのようなリッチな赤茶色の温かみのあるカラーで抜け感をプラスする。まつ毛1本1本をとらえてダマになりにくく、ナチュラルな長さとボリューム感のある仕上がりに導く。

クリーム×パウダーの2質感アイシャドウ

2つの質感を1本にした“ハイ インパクト アイシャドウ スティック”の新色はピンクハニー ブラックハニー。クリーム スティックは、ほんのり色づくロージーピンクで、なめらかに伸びてサテンのような光沢感のあるシマーな仕上がりに。パウダー スティックは、黒ザクロのようなくすみレッドカラーで、目元の印象を際立たせ、立体感をプラスする。

8月29日発売

オイルタイプのリップ&チーク

“クリニーク ポップ リップ&チーク オイル”は、サフラワーオイルやホホバオイルなど5種のオイルを配合。内側から滲むような血色感とフルーツ飴のような艶やかなリップをかなえる。

新2色は、カラメルのような深みのある透けブラウンカラーのヌードハニーと、ほんのりと甘く色づくロージーピンクのピンク ハニーを用意する。

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【2025年秋コスメ】「クリニーク」が新ハニーカラーのリップやアイシャドウを発売 

「クリニーク(CLINIQUE)」は8月1日、“オールモスト リップスティック”(各4730円)、“ハイ インパクト マスカラ”(各4730円)、“ハイ インパクト アイシャドウ スティック”(5280円)の新色ハニーカラーをそれぞれ発売する。7月30日からアットコスメ各店舗で先行販売を開始する。なお、7月18日から29日まではアットコスメオンラインストア及び店舗で先行予約を受け付け、期間中に対象製品を予約すると、“クレンジングバーム”(15mL)と“ジップバッグ”をプレゼントする。また8月29日、“クリニーク ポップ リップ&チーク オイル”の新ハニーカラー2色(各4840円)も発売する。

8月1日発売

とろける感触のリップスティック

リップグロス以上、リップスティック未満のテクスチャーの“オールモスト リップスティックは、ハニーのようにとろける感触でしっとりなめらかな唇に仕上げる。シアーな発色のため、リップ下地や保湿ケアなどにも使用できる。新色のヌードハニーは、カラメルのような深みのある透けブラウンカラーだ。

マスカラ限定色が定番に

“ハイ インパクト マスカラ”のブラック ハニーは、黒ザクロのようなリッチな赤茶色の温かみのあるカラーで抜け感をプラスする。まつ毛1本1本をとらえてダマになりにくく、ナチュラルな長さとボリューム感のある仕上がりに導く。

クリーム×パウダーの2質感アイシャドウ

2つの質感を1本にした“ハイ インパクト アイシャドウ スティック”の新色はピンクハニー ブラックハニー。クリーム スティックは、ほんのり色づくロージーピンクで、なめらかに伸びてサテンのような光沢感のあるシマーな仕上がりに。パウダー スティックは、黒ザクロのようなくすみレッドカラーで、目元の印象を際立たせ、立体感をプラスする。

8月29日発売

オイルタイプのリップ&チーク

“クリニーク ポップ リップ&チーク オイル”は、サフラワーオイルやホホバオイルなど5種のオイルを配合。内側から滲むような血色感とフルーツ飴のような艶やかなリップをかなえる。

新2色は、カラメルのような深みのある透けブラウンカラーのヌードハニーと、ほんのりと甘く色づくロージーピンクのピンク ハニーを用意する。

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パジャマ来店で90%オフのイベントを開催 「コアラ」がショールームを移転オープン

オーストラリア発寝具ブランド「コアラ(KOALA)」は7月12日、ショールームを表参道から外苑前に移転オープンした。ショールームの売り場面積は、表参道の約3倍となった。全製品を展示・販売するほか、新たにカフェスペースも設置。ホームウエアコレクションも上陸させた。日本人の睡眠の質(スリープパフォーマンス以下、スリパ)を高めるための情報発信拠点として活用する。オープン初日には、パジャマ着用で来店した先着100人に“コアラマットレス KORE”(シングル8万9900円〜)を90%オフで販売した。

ショールームのコンセプトは、“レイドバック”ムード。リラックスした、ゆったりしたを指す言葉で、オーストラリア人の気質やライフスタイルとも関連づけられるという。内装は木を基調に、ブランドカラーであるティールブルーを取り入れた。都会的でありながら、くつろいだ雰囲気を演出する。

日本で初めて販売するホームウエアコレクションは、クッションカバー、ラグ、スロー(ベッドの足元部分に横向きにかける細長い布)をそろえる。オーストラリアの自然からインスパイアされた色合いやデザインが特徴だ。

カフェではオーストラリア発祥のコーヒー“ロングブラック”や“フラットホワイト”のほか、アボカドトーストやバナナブレッド、クッキーなどを提供する。「オーストラリアのコーヒー文化を広めるとともに、ゆったりとアットホームな空間を楽しんでもらいたい。今後は、快眠に重要な脳内物質セラトニンの材料となるトリプトファンを多く含む食材を使ったメニューなども検討している」(「コアラ」PR担当)といい、さまざまなアプローチでスリパの向上を目指す。

「コアラ」史上最安値でマットレスを販売

オープン初日のイベントでは、パジャマ着用で来店した先着100人に“コアラマットレス KORE”を「コアラ」史上最安値の90%オフで販売した。10時に受付開始を予定していたが、「コアラ」PR担当によれば、8時過ぎの時点ですでに行列は250人を超えていた。栄えある1人目は、国分寺から来たという26歳の男性。「前日の21時に並び始めた。数年間、『コアラ』のマットレスが欲しいと思っていたが、予算が厳しかったので、今回購入できてうれしい」と話した。

100人目となったのは、川崎から来たという男女のカップル。「始発の電車に乗り、5時半ごろに外苑前駅に着いた。自分たちが先頭かと思っていたが、パジャマで走っている人たちがいたので自分たちも走ったところ、ギリギリで最後の2人だった」とコメントした。

■Koala 青山ショールーム
オープン日:7月12日
時間:月〜金曜日 11:00〜20:00 / 土・日曜日・祝日 11:00〜19:00
カフェ営業時間:8:00〜17:00
定休日:不定休
住所:東京都港北区北青山3-2-4 日新青山ビル1F

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「マーガレット・ハウエル」×「ポーター」 キャンバス地の2ウエイ バックパックを発売

「マーガレット・ハウエル(MARGARET HOWELL)」は、「ポーター(PORTER)」とコラボレーションし、2014年のコラボモデルをアップデートした2ウエイ バックパック(6万8200円)を発売した。「マーガレット・ハウエル」直営店およびミックスドットトウキョウ(mix.tokyo)公式オンラインストアで取り扱っている。

同製品は、開口部をナスカン付きのベルトに変更し、開閉の利便性に加え、荷物の飛び出しなどを防ぐ機能性を備える。背面のストラップはよりシンプルな仕様にし、調整や着脱もスムーズにした。生地にはコットンとリサイクルナイロンを組み合わせた11号帆布を用い、薄くて軽くかつ耐久性があるキャンバス素材を採用した。ホックやバックルなどの付属パーツは、ダールメッキで統一し、モダンな印象に仕上げている。

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ローズバッドが「マリークワント」別注アイテム含むカプセルコレクションを発売 バッグチャームやポーチも

ビーズインターナショナルが運営するセレクトショップにローズバッド(ROSE BUD)は、「マリークワント(MARY QUANT)」別注アイテムを含むカプセルコレクションを 8月1日にアウトレットを除く全店舗で発売する。今回はトップス3型、ファッション雑貨6型をラインアップ。すでにローズバッド オンラインストアで先行予約を開始しており、7月26日にルミネエスト新宿6階のイベントスペース、エストマでのポップアップで先行発売する。

別注アイテムもラインアップ

ニットプルオーバー(全3色、9350円)は、レッドカラーが別注アイテム。ケーブル編みでTシャツ感覚での着こなしがかなう1着に仕上げた。リンガーTシャツ(全2色、5720円)は、イエローカラー、コンパクトサイズ、ビッグシルエットサイズのそれぞれが別注だ。デイジー刺しゅうを胸元にあしらったタンクトップ(4400円)やレザーのトートバッグ(7480円)、その他フェイクファーのマスコットキーホルダー(2420円)、バッグチャーム(2200円)、ポーチ(4180円)、メタル素材のクリップ(3520円)とヘアピン(2640円)をラインアップする。

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ローズバッドが「マリークワント」別注アイテム含むカプセルコレクションを発売 バッグチャームやポーチも

ビーズインターナショナルが運営するセレクトショップにローズバッド(ROSE BUD)は、「マリークワント(MARY QUANT)」別注アイテムを含むカプセルコレクションを 8月1日にアウトレットを除く全店舗で発売する。今回はトップス3型、ファッション雑貨6型をラインアップ。すでにローズバッド オンラインストアで先行予約を開始しており、7月26日にルミネエスト新宿6階のイベントスペース、エストマでのポップアップで先行発売する。

別注アイテムもラインアップ

ニットプルオーバー(全3色、9350円)は、レッドカラーが別注アイテム。ケーブル編みでTシャツ感覚での着こなしがかなう1着に仕上げた。リンガーTシャツ(全2色、5720円)は、イエローカラー、コンパクトサイズ、ビッグシルエットサイズのそれぞれが別注だ。デイジー刺しゅうを胸元にあしらったタンクトップ(4400円)やレザーのトートバッグ(7480円)、その他フェイクファーのマスコットキーホルダー(2420円)、バッグチャーム(2200円)、ポーチ(4180円)、メタル素材のクリップ(3520円)とヘアピン(2640円)をラインアップする。

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