1位は、MTGが総工費約107億円の新社屋 隈研吾が設計し広場やカフェを併設した複合施設として一般開放|週間アクセスランキング TOP10(7月10日〜7月16日)

1位は、MTGが総工費約107億円の新社屋 隈研吾が設計し広場やカフェを併設した複合施設として一般開放|週間アクセスランキング TOP10(7月10日〜7月16日)

「WWDJAPAN」 ウイークリートップ10

1週間でアクセス数の多かった「WWDJAPAN」の記事をランキング形式で毎週金曜日にお届け。
今回は、7月10日(木)〜16日(水)に配信した記事のトップ10を紹介します。


- 1位 -
MTGが総工費約107億円の新社屋 隈研吾が設計し広場やカフェを併設した複合施設として一般開放

07月15日公開 / 文・沼 璃子

 MTGは、名古屋市熱田区に新本社社屋を建築する。建築家の隈研吾が設計・監修し、カフェやミュージアムなどを併設した複合施設として一般にも開放。竣工(完成)は2027年1月を予定する。総工費は約107億円を見込む。

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- 2位 -
G-DRAGON初の展覧会が東京で開幕 初日に1万人来場で熱狂

07月13日公開 / 文・皆合 友紀子

 BIGBANGのG-DRAGONによる初の展覧会「G-DRAGON MEDIA EXHIBITION : Übermensch」が、東京・新宿の新宿住友ビル三角広場で開幕した。12日の開催初日には約1万人が来場し、彼のカリスマ性を印象付けた。会期は7月21日まで。チケットはQoo10で販売中だ。同展は、G-DRAGONがサードアルバム「Übermensch(超人)」に込めた“限界を超える挑戦”や“自己表現”といったメッセージを、デジタルメディアアートで表現した体験型展示。東京展は、今年3月に韓国・ソウルで開催された初回展の約3倍となる、約2600平方メートルの会場規模を誇る。

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- 3位 -
キャサリン妃は家族そろって登場 シンシア・エリヴォやニコール・キッドマンも「ウィンブルドン選手権2025」

07月15日公開 / 文・米国版WWD

 「ウィンブルドン選手権2025」が6月30日〜7月13日(現地時間)、英ロンドンで開催された。会場には連日、ニコール・キッドマン(Nicole Kidman)やシンシア・エリヴォ(Cynthia Erivo)ら多数の豪華俳優やロイヤルファミリーが来場し、夏らしい爽やかなファッションを披露していた。

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- 4位 -
渋谷にポケモン出現、東急8施設でスタンプラリー 複雑な駅前ルートを攻略しゴールは最難関「渋谷サクラステージ」

07月10日公開 / 文・WWD STAFF

 ポケモンは7月18〜27日、睡眠ゲームアプリ「ポケモンスリープ」のリリース2周年を記念した東京・渋谷の回遊イベントを実施する。渋谷の東急グループ8施設に、さまざまな寝顔のポケモン装飾やフォトスポットが出現し、デジタルスタンプを集めてゴールの「渋谷サクラステージ」で提示するとオリジナルノベルティをプレゼントする。参加施設は渋谷サクラステージのほかは「渋谷109」「マグネットバイ渋谷109」「渋谷ストリーム」「渋谷マークシティ」「東急プラザ渋谷」「渋谷アクシュ」「渋谷ヒカリエ」の8つ。

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- 5位 -
【一粒万倍日】「ルイ・ヴィトン」が鮮やかなメンズのウオレットを国内限定発売

07月10日公開 / 文・WWD STAFF

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、一粒万倍日、天赦日(てんしゃび)、大安の3つの吉日が重なる、7月24日の最強開運日に向け、メンズの各種ウオレットを国内限定で発売した。

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- 6位 -
ジャスティン・ビーバーが新作「SWAG」を緊急リリース 21曲を収録した7枚目のアルバム

07月11日公開 / 文・WWD STAFF

 ジャスティン・ビーバー (Justin Bieber)が、日本時間7月11日13時、4年ぶりとなる新作「SWAG(スワッグ)」を緊急リリースした。

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- 7位 -
「フジロック」がBLANKEY JET CITYやTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTとのコラボTシャツ発売

07月11日公開 / 文・WWD STAFF

 「フジロックフェスティバル’00(FUJI ROCK FESTIVAL'00)」でBLANKEY JET CITY(ブランキー・ジェット・シティ)とTHEE MICHELLE GUN ELEPHANT(ミッシェル・ガン・エレファント)が日本人初のヘッドライナーを務めてから25年の時を経て、「フジロック'25」開催を機に両バンドとフジロックとのコラボTシャツ3型(各6600円)が発売される。

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- 8位 -
中森明菜の還暦記念イベントの限定Tシャツ第2弾が発表 「I MISSED “THE SHOCK”」と「ノンフィクション エクスタシー」

07月14日公開 / 文・WWD STAFF

 7月16日から22日まで伊勢丹新宿店で開催される中森明菜の60歳の誕生日を記念した特別企画「AKINA NAKAMORI 60th Birthday Special Collaboration with ISETAN」。その限定Tシャツの第2弾が発表された。

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- 9位 -
TSIが「フリークス ストア」運営のデイトナを子会社化 取得金額は283億円

07月14日公開 / 文・WWD STAFF

 TSIホールディングスは14日、カジュアル衣料やライフスタイル雑貨を展開する「フリークス ストア(FREAK’S STORE)」などを運営するデイトナ・インターナショナルの株式を取得し、100%子会社化することを発表した。取得金額は283億円。取引は9月2日に完了予定だ。 

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- 10位 -
「ニューバランス」× 大谷翔平の25年秋冬コレクションが発売 “メイド・イン・ジャパン”の限定ニットも抽選販売

07月13日公開 / 文・WWD STAFF

 「ニューバランス(NEW BALANCE)」は、大谷翔平選手のシグネチャーコレクション“ショウヘイオオタニ シグネチャーコレクション(Shohei Ohtani Signature Collection)”の2025年秋冬の新作を発売した。全国の「ニューバランス」オフィシャルストアおよび公式オンラインストアなどで順次販売がスタートする。

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「ナーズ」がアジア限定“マーブルリフ粉”を発売 太陽に着想を得たパステルカラー

「ナーズ(NARS)」は8月8日、“リフ粉”の相性で知られる”ライトリフレクティング プリズマティックパウダー"(全2種、各6380円)をアジア限定で数量限定発売する。太陽からインスピレーションを受けた温かな光のある新シェードで、光を反射して透き通る肌へと導く。

プレストタイプ&ルースタイプの2種

ウォームパステルとシャンパンシマーを配合したプレストタイプの“ライトリフレクティン“ライトリフレクティング プリズマティックパウダー”(10g)は、微細なパールを帯びた複数のパステルカラーが織りなす神秘的な光のグラデーションが特徴だ。パステルカラーを織り込んだマーブル模様のパウダーは、コンパクトごとに異なる輝きを放つ。くすみを飛ばしながらメイクを仕上げ、柔らかな血色感を帯びた温かみのある肌に整える。

軽やかなパウダーが肌に艶感と透明感をもたらすルースタイプの“ライトリフレクティング プリズマティックパウダー ルース”(11g)はパステルピンクのシェードで、まばゆい太陽の輝きをイメージした。軽い心地よい仕上がりで、化粧持ちをキープする。メッシュ状のシフターは適量をコントロールしやすく、内蓋付きのパッケージ設計によりパウダー漏れを防ぐ。

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「ゲラン」の24Kゴールド配合ファンデにきらめくケースが登場 全3種の限定デザイン

 

「ゲラン(GUERLAIN)」は8月1日、クッションファンデーション“パリュール ゴールド クッション N” [SPF40・PA+++](全4色、8910円)のケース“パリュール ゴールド クッション ジュエル ケース”(全3種、各4510円)を数量限定で発売する。「ゲラン」公式オンラインストアと全国の店舗およびットコスメトーキョー(@COSME TOKYO)で取り扱う。

同アイテムは、気分やコーディネートに合わせて選べる3つのデザインを用意した。“ストラス”にはケース全体にストーンをあしらい、エンボス加工を施したレッドのイミテーションレザーを採用した“クロコ”には、ゴールドのスタッズで「ゲラン」の象徴“ダブル G”を描いた。琥珀色のケースに“ダブル G”をデザインした“エカイユ”は、パリジャンシックなスタイルだ。

ジュエリーのような輝きを放つファンデ

 

限定ケースにセットして使用する“パリュール ゴールド クッション N”[SPF40・PA+++]は、24Kゴールド成分がテカリを抑えながら肌をピュアな輝きで満たす。93%のスキンケアベースを配合で肌に潤いを与え、流動的なフォーミュラがシワや毛穴の目立ちを軽減し、ふっくらとしたハリ感を与える。

カラーは、クールシェード2色とニュートラルシェード2色をラインアップしている。

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「ゲラン」の24Kゴールド配合ファンデにきらめくケースが登場 全3種の限定デザイン

 

「ゲラン(GUERLAIN)」は8月1日、クッションファンデーション“パリュール ゴールド クッション N” [SPF40・PA+++](全4色、8910円)のケース“パリュール ゴールド クッション ジュエル ケース”(全3種、各4510円)を数量限定で発売する。「ゲラン」公式オンラインストアと全国の店舗およびットコスメトーキョー(@COSME TOKYO)で取り扱う。

同アイテムは、気分やコーディネートに合わせて選べる3つのデザインを用意した。“ストラス”にはケース全体にストーンをあしらい、エンボス加工を施したレッドのイミテーションレザーを採用した“クロコ”には、ゴールドのスタッズで「ゲラン」の象徴“ダブル G”を描いた。琥珀色のケースに“ダブル G”をデザインした“エカイユ”は、パリジャンシックなスタイルだ。

ジュエリーのような輝きを放つファンデ

 

限定ケースにセットして使用する“パリュール ゴールド クッション N”[SPF40・PA+++]は、24Kゴールド成分がテカリを抑えながら肌をピュアな輝きで満たす。93%のスキンケアベースを配合で肌に潤いを与え、流動的なフォーミュラがシワや毛穴の目立ちを軽減し、ふっくらとしたハリ感を与える。

カラーは、クールシェード2色とニュートラルシェード2色をラインアップしている。

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「リック・オウエンス」回顧展がパレ・ガリエラ美術館で開幕 “小便リック様”を設置した“礼拝堂”まで!!

「リック・オウエンス(RICK OWENS)」の回顧展「テンプル・オブ・ラブ(Temple of Love)」がこのほど、パリのパレ・ガリエラ美術館(Palais Galliera)で開幕した。会期は2026年1月4日まで。キュレーションは、パレ・ガリエラ美術館のコレクション責任者アレクサンドル・サムソン(Alexandre Samson)と、オウエンス本人が共同で担当した。

会場では、オウエンスの30年にわたる衣服をピラミッド状にそびえ立つように配置。展示された約100体のルックには、女性のウエストラインを際立たせるテーラードドレスやメンズコート、マントのようなケープなど、彫刻的なフォルムの作品が並ぶ。また、彫刻を思わせる自由な造形のビーズ装飾トップスや、袖にニット素材を仕込んでシャープに仕上げたレザージャケットなど、異素材を重ねた実験的な衣服をそろえる。加えて、凧のようなシルエットやドーナツを彷彿とさせるデザイン、石棺を模した風変わりな作品も展示。ほか、同氏が不慣れなフランス語を話す音声ガイドや、妻でありミューズでもあるミシェル・ラミー(Michele Lamy)と暮らした寝室の再現、シアリングとスウェット素材をドレープする様子をiPhoneで1時間撮影した映像が公開されている。

挑発的な要素が健在
主流とは一線を画す美意識を発信

同展では、オウエンスがキャリア初期に手掛けた、劣化した布地を使用した「破壊的スタイル」と言える衣服も展示。「それは現状への反発、つまり軽蔑のジェスチャーだった」と同氏は語った。しかし現在は、ただ否定するのではなく、何かを“つくる”必要があると応答する姿勢へと移行した。「いまの服は黒く、仕立てがよく、洗練されている。混沌とした世界に、少しだけフォーマルさを差し込みたい」と述べたように、成熟と構築性を帯びるデザインに進化し、新しい価値観を発信しようとしている。

威圧的なモデルや誇張されたショルダーといったオウエンスの美学は、常に多様性の担い手であり、従来の規範から外れた人々を包み込んでいる。「美の基準に柔軟性を持たせることは、自分を見失いがちな時代において、誰かの救いになるはずだ」と、彼は変わらぬ信念を語った。

オウエンス自身を模した像が金属製の水槽で小便する作品も登場。「舞台裏では“ピス・チャペル(小便の礼拝堂)”と呼んでいた」と同氏はさらりと述べた。そこには道徳主義や偏見に対する不満が込められており、「逸脱は僕の抗議。でも、ただ過激なだけでは続かない。人に共感されるには、クオリティと洗練が不可欠だ」と語ったように、同氏はデザインにおいて現実主義的な側面も重視している。

なお、今回の開催にあわせて、パレ・ガリエラ美術館の外観や中庭もオウエンスの手によって変貌を遂げている。彫像にはケープ姿のフィギュアを被せたり、中庭には同ブランドがローンチした「プロング(PRONG)」家具シリーズのチェアをベースにした彫刻を設置したり、アサガオを植えたりしている。屋外のレストランのウェイターの衣装やパンカゴ、ギフトショップに取り扱っている猪毛の歯ブラシにまで同氏がデザインを手掛け、「リック・オウエンス」の美意識が余すところなく体現している。

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「リック・オウエンス」回顧展がパレ・ガリエラ美術館で開幕 “小便リック様”を設置した“礼拝堂”まで!!

「リック・オウエンス(RICK OWENS)」の回顧展「テンプル・オブ・ラブ(Temple of Love)」がこのほど、パリのパレ・ガリエラ美術館(Palais Galliera)で開幕した。会期は2026年1月4日まで。キュレーションは、パレ・ガリエラ美術館のコレクション責任者アレクサンドル・サムソン(Alexandre Samson)と、オウエンス本人が共同で担当した。

会場では、オウエンスの30年にわたる衣服をピラミッド状にそびえ立つように配置。展示された約100体のルックには、女性のウエストラインを際立たせるテーラードドレスやメンズコート、マントのようなケープなど、彫刻的なフォルムの作品が並ぶ。また、彫刻を思わせる自由な造形のビーズ装飾トップスや、袖にニット素材を仕込んでシャープに仕上げたレザージャケットなど、異素材を重ねた実験的な衣服をそろえる。加えて、凧のようなシルエットやドーナツを彷彿とさせるデザイン、石棺を模した風変わりな作品も展示。ほか、同氏が不慣れなフランス語を話す音声ガイドや、妻でありミューズでもあるミシェル・ラミー(Michele Lamy)と暮らした寝室の再現、シアリングとスウェット素材をドレープする様子をiPhoneで1時間撮影した映像が公開されている。

挑発的な要素が健在
主流とは一線を画す美意識を発信

同展では、オウエンスがキャリア初期に手掛けた、劣化した布地を使用した「破壊的スタイル」と言える衣服も展示。「それは現状への反発、つまり軽蔑のジェスチャーだった」と同氏は語った。しかし現在は、ただ否定するのではなく、何かを“つくる”必要があると応答する姿勢へと移行した。「いまの服は黒く、仕立てがよく、洗練されている。混沌とした世界に、少しだけフォーマルさを差し込みたい」と述べたように、成熟と構築性を帯びるデザインに進化し、新しい価値観を発信しようとしている。

威圧的なモデルや誇張されたショルダーといったオウエンスの美学は、常に多様性の担い手であり、従来の規範から外れた人々を包み込んでいる。「美の基準に柔軟性を持たせることは、自分を見失いがちな時代において、誰かの救いになるはずだ」と、彼は変わらぬ信念を語った。

オウエンス自身を模した像が金属製の水槽で小便する作品も登場。「舞台裏では“ピス・チャペル(小便の礼拝堂)”と呼んでいた」と同氏はさらりと述べた。そこには道徳主義や偏見に対する不満が込められており、「逸脱は僕の抗議。でも、ただ過激なだけでは続かない。人に共感されるには、クオリティと洗練が不可欠だ」と語ったように、同氏はデザインにおいて現実主義的な側面も重視している。

なお、今回の開催にあわせて、パレ・ガリエラ美術館の外観や中庭もオウエンスの手によって変貌を遂げている。彫像にはケープ姿のフィギュアを被せたり、中庭には同ブランドがローンチした「プロング(PRONG)」家具シリーズのチェアをベースにした彫刻を設置したり、アサガオを植えたりしている。屋外のレストランのウェイターの衣装やパンカゴ、ギフトショップに取り扱っている猪毛の歯ブラシにまで同氏がデザインを手掛け、「リック・オウエンス」の美意識が余すところなく体現している。

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「自身の恐怖心と向き合うための展示」——「恐怖心展」が7月18日に開幕

テレビ東京は、ホラー作家の梨、闇、テレビ東京の大森時生が手がける「恐怖心展」を7月18日から8月31日まで渋谷BEAMギャラリーで開催する。開幕に先がけ7月16、17日の2日間に渡って開催された関係者・メディア向けの先行体験会には多くの来場者が詰めかけ、SNSでは体験会の様子が多く投稿されている。

本展について梨は、「血糊をつけたキャストや、大音量の叫び声に驚かされることはありません。これは、あなたの恐怖心と向き合うための展示です」とコメントする。

「恐怖心展」とは

「恐怖心展」は、「恐怖心」(あるもの・ことに対して、その人が生理的に感じる恐れや不安)に関する展覧会。恐怖心は、命の危険や苦痛を伴うものだけでなく、一見して恐怖の対象とは思えないものにも生じることがあり、これらの恐怖は、時に説明のつかない不合理さを伴う。そうした考えのもと、展示は、「先端」「閉所」「視線」といった、さまざまなものに対して抱く「恐怖心」をテーマに展開する。

「恐怖心展」概要

◾️「恐怖心展」
会期:2025年7月18日〜8月31日
会場:BEAMギャラリー
住所:東京都渋谷区宇田川町31-2 渋谷BEAM 4F
時間:11:00〜20:00(最終入場19:30)※観覧所要時間:約90分
入場料:2300円 ※小学生以上有料
主催:闇、テレビ東京、ローソンエンタテインメント
https://kyoufushin.com

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“最高のふつう”を世界へ 好調ビショップの新たな挑戦と原点

ビショップ,Bshop,ビショップ ハンナム フラッグシップストア,Bshop Hannam Flagship Store1994年に兵庫・神戸で誕生したセレクトショップのビショップは、“暮らしに寄り添う定番”を信念に歩みを重ねてきた。創業から30年、現在では店舗数は43に増え、年商約140億円に成長し、常時約100ブランドを取り扱う。2025年5月には初の海外直営店を韓国・ソウルにオープンし、グローバル事業を本格始動させた。さらに、創業者・森省三の出身地である京都・京丹後では、約2万平方メートルの敷地を活用した、自然と共存する複合施設「ホリデーホーム(HOLIDAY HOME)」も運営し、都市とローカルの両面から“最高のふつう”を発信している。国内外で存在感を高めるビショップの真髄と、これから向かう先とは。

海外展開を本格化
韓国で広がるビショップ流“定番”

海外初の直営店ビショップ ハンナム フラッグシップストア(Bshop Hannam Flagship Store)は、延床面積約465平方メートル、2フロア構成で自社最大規模を誇る。ビショップは同店の出店に当たり、韓国市場の動向を10年以上にわたり注視し、ファッションブランドが集まる梨泰院通り沿いの好立地に満を持してオープンした。店内は、木材や左官の質感を生かした落ち着きと温かみを感じさせる空間で、ブランドの世界観“エブリデイ クラシック”を体現している。

1階は、同社が日本独占販売契約を結ぶ英国発「レイバー・アンド・ウエイト(LABOUR AND WAIT)」を中心に、ライフスタイル雑貨やキッチン用品を扱う。ビショップが長年打ち出してきた、ブランドの世界観を伝えるフロア構成だ。エントランス付近のポップアップスペースでは、シーズンごとの企画も実施する。

2階は、韓国で高い人気を誇る「ダントン(DANTON)」のアパレルからグッズまで幅広いラインアップをそろえる。ほかにも「オーシバル(ORCIVAL)」や「ジムフレックス(GYMPHLEX)」、さらに日本の「シンゾーン(SHINZONE)」「ゴールドウイン(GOLDWIN)」「アンフィル(UNFIL)」などが並ぶ、ゆったりとした空間だ。日本で培ったスタイルを韓国市場に向けて本格発信する旗艦店として、オープン早々から客足が絶えない。

日常の本質を追求した
ビショップ30年の軌跡

ビショップ韓国1号店の挑戦
日本らしさがどこまで通じるか

韓国展開も果たし、着実に勢いを増すビショップ。創業から30年、“好きなものを届ける”という哲学を貫いてきた背景には、変わらぬ信念がある。その先に見据えるビジョンと、グローバル展開への手応えについて、森威社長に話を聞いた。

WWD:初の海外直営店を韓国・ソウルに決めた理由は?

森威ビショップ社長(以下、森):社長に就任した10年前から、いつか海外で自社の取扱商品を売りたいと思っていた。その最初のステップとなったのが、就任とほぼ同時期に始まった韓国での卸ビジネスだった。以来、韓国市場を調査し続け、コロナ前あたりから、ソウルへの直営店出店を計画し始めた。日本で韓国人スタッフの雇用を増やし、スタッフ教育を行うなど準備を進め、ようやく実現した。

WWD:韓国進出を後押しした要因は?

森:ビショップでは、インバウンド需要の中でも韓国人観光客の比率が高く、当社の商品が受け入れられている実感があった。さらに、韓国のファッションシーンはこの10年で一段と多様化し、ライフスタイルとの結び付きもより強くなっている。音楽や食、カルチャー全体において本質的な価値を重視する動きが広がり、“用の美”を大切にする日本的な感性にも共鳴が見られる。こうした市場の変化も、出店を後押しする一因となった。

WWD:オープン後の現地の反応は?

森:オープンから1カ月間の売り上げは、想定比約160%と好調に推移している。中でも「ダントン」は安定した人気を誇り、現地でも幅広い層に支持されている。さらに、英雑貨ブランド「レイバー・アンド・ウエイト」は、実用性とデザイン性の高さから、ギフト需要としても好評だ。取り扱いブランドへの反応からも、現地のニーズと私たちのセレクトの親和性を実感している。

WWD:韓国の顧客層は?

森:メインの顧客層は30〜50代で、日本と大きくは変わらない。ただし、韓国市場では日本に比べて男性客の比率がやや高く、現状では男女比がおおよそ4:6だ。韓国のウィメンズ市場は欧米志向が強い傾向にある一方で、メンズは日本とスタイルが近い。そうした違いが背景にあるのではと考えている。

WWD:店舗設計でこだわった点は?

森:こだわったのは、日本のやり方が韓国でどこまで通用するか、という点だ。店舗設計もコリアナイズドはせず、国内店舗と同じように、木材をベースにした温かみのある空間づくりを意識した。日本ではどうしても坪数が限られてしまうが、ソウル店はビショップの原点により回帰した、ゆったりとしたスペースになっていると思う。

変わらないブランド哲学
売れても売れなくても“好きなもの”

WWD:ビショップが支持される理由をどのように感じている?

森:私たちはこれまで、「普遍的で、自分たちが本当にいいと思うもの」、そして「誰かの暮らしに長く寄り添えるもの」を軸に、商品をセレクトしてきた。時代が移り変わってもシンプルでベーシックなものは残ると信じているため、トレンドに流されることなく、この30年間で取り扱いブランドを大きく入れ替えたことは一度もない。

魅力を感じるのは、ルーツや背景を持つブランドだ。作り手の思いや、彼らが触れてきた文化、その国の“匂い”が感じられるアイテムに強く引かれる。例えば、グループ会社のボーイズが2006年から日本総代理店を務めるフランス発の「ダントン」は、もともと作業着やユニホームを手掛けていたワークウエアブランドだ。また、同じくフランスの「オーシバル」は、1950〜60年代にフランス海軍の制服としてマリンTシャツを供給していた歴史を持つ。さらに、2年前から取り扱いを始めた韓国ブランド「ユノイア(EUNOIA)」は、韓国の彫刻や建築、陶器、瓦に見られるなだらかな曲線美をデザインに取り入れており、どこか韓国の伝統衣装を思わせるシルエットが印象的だ。

WWD:時代によって売れ筋も変わる中で、セレクトの方針を貫く理由は?

森:もちろん、時代の流れによって特定のブランドが売れたり売れなかったりすることはある。でも、売れる・売れないを基準に仕入れを決めたことはない。お客さまに「何のために、なぜ買うのか」を感じてもらうことが、何より大切だと考えているからだ。その思いがあるからこそ、“好きなものを扱う”という信念を貫いてきた。それがビショップらしさとなり、お客さまからの信頼にもつながっている。

WWD:今回、ビショップゆかりの地、京丹後久美浜の複合施設「ホリデーホーム」での取材だった。ここは森社長にとってどのような場所?

森:ビショップが掲げる“実直で日常に根ざしたライフスタイル提案”を体現する発信拠点だ。先代と私にとって京丹後は、生まれ育った“帰ってこられる場所”であり、この自然豊かな地で地域住民に必要とされる場所をつくりたかった。田舎の生活を少しでも豊かにできるような道具や服──そうした価値観は、ビショップのコンセプトとも深く重なる。「ホリデーホーム」の敷地内には、ホテルやレストランに加え、「ザ・ノース・フェイス」との共創店舗もある。ショップやホテルは、地域の雇用創出や久美浜という土地の魅力発信にもつながる。今後も地域と共に歩む拠点として育てていきたい。

WWD:最後に、森社長自身がこれから目指す先は?

森:韓国については、ありがたいことに、百貨店やテナントからもお声がけをいただいている。しかし、まずはこの1号店をしっかり軌道に乗せることが最優先。1階にポップアップスペースを設けているので、ビショップが注目している韓国や日本ブランドの展示なども実現したい。

ブランドとしては、「何年後に何店舗、売り上げ何億円」といった具体的な数値目標を掲げたことはない。目の前のお客さまに喜んでもらえる店舗づくりを大事にしたい。その積み重ねが結果につながってきたので、これからもその姿勢を貫いていきたい。

PHOTOS : YURIE FUNAI(TAKASE OFFICE)
問い合わせ先
ビショップ
03-5775-3266

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平野紫耀が出演「ルイ・ヴィトン」特別提供番組が7月27日にBS日テレで放送

「マリ・クレール TV~ルイ・ヴィトンのエスプリに出逢う旅~」が7月27日15時〜15時半、BS日テレで放送される。「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」アンバサダーを務める平野紫耀とグラフィックアーティストVERDYが登場し、同ブランドのクラフツマンシップの真髄に迫る。放送後は、TVerで6週間配信する予定だ。

同番組は、パリ創刊の女性誌「マリ・クレール(marie claire)」の視点からさまざまなテーマを特集するシリーズの第1弾で、大阪中之島美術館で9月17日まで開催される「ルイ・ヴィトン」の展覧会“ビジョナリー・ジャーニー”展を記念したもの。

平野紫耀は、パリ郊外のアニエールにあるアトリエを訪ね、初めてスペシャル・オーダーを体験。一方、ヴェルディは、「ルイ・ヴィトン」を象徴する“クーリエ・トランク”を自身のユニークな世界観に着想を得てデザインした。

番組概要

◾️「マリ・クレール TV~ルイ・ヴィトンのエスプリに出逢う旅~」

放送日程:7月27日15:00〜15:30
放送局:BS日テレ

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平野紫耀が出演「ルイ・ヴィトン」特別提供番組が7月27日にBS日テレで放送

「マリ・クレール TV~ルイ・ヴィトンのエスプリに出逢う旅~」が7月27日15時〜15時半、BS日テレで放送される。「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」アンバサダーを務める平野紫耀とグラフィックアーティストVERDYが登場し、同ブランドのクラフツマンシップの真髄に迫る。放送後は、TVerで6週間配信する予定だ。

同番組は、パリ創刊の女性誌「マリ・クレール(marie claire)」の視点からさまざまなテーマを特集するシリーズの第1弾で、大阪中之島美術館で9月17日まで開催される「ルイ・ヴィトン」の展覧会“ビジョナリー・ジャーニー”展を記念したもの。

平野紫耀は、パリ郊外のアニエールにあるアトリエを訪ね、初めてスペシャル・オーダーを体験。一方、ヴェルディは、「ルイ・ヴィトン」を象徴する“クーリエ・トランク”を自身のユニークな世界観に着想を得てデザインした。

番組概要

◾️「マリ・クレール TV~ルイ・ヴィトンのエスプリに出逢う旅~」

放送日程:7月27日15:00〜15:30
放送局:BS日テレ

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「ワコマリア」とミスターブラザーズ カットクラブがコラボ 同理容室10周年を記念し

ファイヤーワークスが運営する理容室、ミスターブラザーズ カットクラブ(MR.BROTHERS CUT CLUB)は7月19日、創業10周年を記念したコラボ第3弾として、「ワコマリア(WACKO MARIA)」とのコラボアイテムを発売する。またファイヤーワークスが手掛けるポマード「ブロッシュ(BROSH)」と「ワコマリア」のコラボ商品も同日発売する。「ブロッシュ」によるセレクトショップの葛屋東京、「ワコマリア」直営店、公式オンライン、その他の「ワコマリア」正規取扱店で販売する。

ミスターブラザーズ カットクラブと
「ワコマリア」のコラボアイテム

ミスターブラザーズ カットクラブと「ワコマリア」のコラボアイテムは、胸元に双方のグラフィック刺しゅうを施した、半袖シャツ(2万9700円)と長袖シャツ(3万800円)、“天国東京”や“兄弟髪切倶楽部”とあしらった、ロンT(1万3200円)とTシャツ(1万1000円)をラインアップする。

「ブロッシュ」と
「ワコマリア」のコラボアイテム

「ブロッシュ(BROSH)」と「ワコマリア」のコラボ商品は、グリースとコームを用意。グリースは、艶のあるウエット感と自然な束感を目指し、髪を上げるスタイルに合う。お湯で洗い流しやすい水溶性タイプで、ネロリとシトラス、ローズマリーを加えた、シトラス・アロマティックの香りに仕上げている。

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「ワコマリア」とミスターブラザーズ カットクラブがコラボ 同理容室10周年を記念し

ファイヤーワークスが運営する理容室、ミスターブラザーズ カットクラブ(MR.BROTHERS CUT CLUB)は7月19日、創業10周年を記念したコラボ第3弾として、「ワコマリア(WACKO MARIA)」とのコラボアイテムを発売する。またファイヤーワークスが手掛けるポマード「ブロッシュ(BROSH)」と「ワコマリア」のコラボ商品も同日発売する。「ブロッシュ」によるセレクトショップの葛屋東京、「ワコマリア」直営店、公式オンライン、その他の「ワコマリア」正規取扱店で販売する。

ミスターブラザーズ カットクラブと
「ワコマリア」のコラボアイテム

ミスターブラザーズ カットクラブと「ワコマリア」のコラボアイテムは、胸元に双方のグラフィック刺しゅうを施した、半袖シャツ(2万9700円)と長袖シャツ(3万800円)、“天国東京”や“兄弟髪切倶楽部”とあしらった、ロンT(1万3200円)とTシャツ(1万1000円)をラインアップする。

「ブロッシュ」と
「ワコマリア」のコラボアイテム

「ブロッシュ(BROSH)」と「ワコマリア」のコラボ商品は、グリースとコームを用意。グリースは、艶のあるウエット感と自然な束感を目指し、髪を上げるスタイルに合う。お湯で洗い流しやすい水溶性タイプで、ネロリとシトラス、ローズマリーを加えた、シトラス・アロマティックの香りに仕上げている。

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西武池袋本店から「エルメス」撤退 8月末で

西武池袋本店の「エルメス」が8月31日で閉店する。西武池袋本店は現在、店舗の大部分で改装工事を進めており、ラグジュアリーブランドのフロアは11月の開業を予定しているが、そこに「エルメス」は入らない。そごう・西武によると、西武池袋本店で「エルメス」は記録をたどれるかぎり45年以上にわたって営業していた。

西武池袋本店と「エルメス」はゆかりが深い。「エルメス」の日本導入の橋渡し役を果たしたのが、旧西武百貨店だった。1964年に代理店契約を結び、83年には仏エルメス本社と西武百貨店との合弁で日本法人エルメスジャポンを設立した。西武百貨店などが属したセゾングループ創始者の堤清二氏は、「エルメス」をはじめとしたラグジュアリーブランドを百貨店でいち早く導入したことで知られる。そうした戦略が的中して1980年代から90年代にかけて西武池袋本店(当時は西武百貨店池袋店)は売上高日本一に君臨した。

西武池袋本店は昨年夏から大規模改装に着手し、今年の夏以降、段階的なリニューアルオープンを進めている。7月9日には、第1弾の化粧品売り場が開業した。改装前の西武池袋本店は売り場面積8万8000平方メートルだったが、百貨店区画は半分(4万8000平方メートル)に縮小し、残り半分にヨドバシカメラが入る。百貨店区画は特選(ラグジュアリーブランド、時計・宝飾など)、化粧品、食品の3分野に特化し、新しいタイプの百貨店を目指す。中でも特選のブランドブティックの大型化は目玉だった。人気ブランド「エルメス」の撤退は痛手になる。

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「エスクァイア」日本版の新編集長に近藤智之が就任 雑誌とデジタルを統括

PROFILE: 近藤智之/「エスクァイア」日本版編集長

近藤智之/「エスクァイア」日本版編集長
PROFILE: 明治大学法学部を卒業後、編集プロダクション・出版社でファッション誌・広告の編集を経て、2014年に阪急コミュニケーションズ(現CEメディアハウス)に入社。 20年雑誌「ペン(Pen)」副編集長に就任し、21 年「Pen」オンライン編集長を兼任。21年11月、ファーストリテイリングに入社し、グローバル クリエイティブ ラボ トウキョウのマネジャーとして、ユニクロ全体のブランディング向上を担う。また、同社のフリーマガジン「ライフウェアマガジン(LifeWear magazine)」の編集およびクリエイティブディレクションを担当。 25 年 7 月からハースト・デジタル・ジャパンに入社、「エスクァイア」日本版の編集長に就任 PHOTO:NORIHIKO OKIMURA

ハースト婦人画報社は、「エスクァイア( Esquire)」日本版の新編集長に7月18日付けで近藤智之が就任したことを発表した。近藤氏は今後、雑誌と「Esquire Digital」の両方の編集を統括していく。

「エスクァイア」日本版は、ファッションやライフスタイル、アート、デザイン、ジャーナリズムを結びつけたグローバルメディアだ。今年2月に、雑誌をリニューアルし、“創造の物語を、ジャーナリスティックな目線で”をテーマに、35~45 歳の探求心と好奇心旺盛な新富裕層をコアターゲットとしている。

佐藤俊紀前編集長からバトンを引き継ぐ近藤編集長は「1933 年のアメリカ創刊以来、『エスクァイア』は“Man at His Best”をコンセプトに、時代ごとの“理想の男性像”を探求し続けてきた。新生『エスクァイア』日本版は、東京を起点に世界中の都市生活者のライフスタイルをグローバルな視点から探求し、ファッション、アート、フード、トラベル、時計や車など多様な分野において、現代的でありながら本質を見極めた価値を提案していく。また、“美と実用性の調和”という考え方のもと、日本独自の美しさと機能性を深く掘り下げると同時に、日本および世界に向けて、その価値を力強く発信していく」とコメントしている。

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「ジョルジオ アルマーニ プリヴェ」が描く魅惑的な黒の世界 デザイナー本人不在でも光る厳格な美学

「ジョルジオ アルマーニ プリヴェ(GIORGIO ARMANI PRIVE)」の2025-26年秋冬オートクチュールのショーは、コレクションを手掛けるジョルジオ・アルマーニ不在の中で行われた。アルマーニは、6月のミラノ・メンズ・ファッション・ウイークを前に自宅で療養中であることを明かし、「エンポリオ アルマーニ(EMPORIO ARMANI)」と「ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)」のメンズショーを欠席。クチュールは「自分自身はパリへ赴く準備ができていると感じていた」としつつも、常に彼の側で働くチームを信頼し、医師の助言に従って休養を伸ばすことにしたという。

多様な素材で表現する黒のエレガンス

そんな中、パリに構える拠点パラッツォ アルマーニで披露されたコレクションは、ニュアンス豊かな黒がもつ究極のエレガンスを描いたものだ。特にアルマーニは、「黒のエレガントで夜を思わせる、魅惑的な側面」を探求。「デザイナーにとって黒は、最もクラシックであると同時に、極めて高い精度が求められる色彩。黒を用いる際には、一切の誤りが許されず、細部に至るまで正確さと完成度が要求される。これは、黒が衣服の構造やデザインの本質を明確に浮き彫りにするためだ」と説明する。

ショーは、ジュエルトーンのコンパクトなジャケットに黒のベルベットを用いたジョッパーズパンツからスタート。その後も序盤はアルマーニらしいジャケットスタイルが軸になるが、構築的な肩のラインやペプラム、後ろ前やワンショルダーでアレンジしたデザインが目を引く。そして次第にジュエルトーンは暗闇に溶けるように消え、少しのゴールドやクリスタルの輝きを残しながら、ベルベットやメタリックシルク、チュール、オーガンジー、スパンコール、ラインストーン、フェザーなど多様な素材で表現する黒の世界が広がっていく。そのラインアップには、男性の正装から着想したようなテイルコートやタキシードからスリムなテーラードパンツにカマーバンド、ドレスシャツとボウタイまでマスキュリンなスタイルと、大きなボウやフェザー飾りが特徴のボディーラインに滑らかに沿うイブニングドレスやビスチエからシアスカートが広がるボールガウンといったフェミニンなアイテムが混ざり合う。

リモートでショーの現場を監督

今回、アルマーニは20年間にわたる「ジョルジオ アルマーニ プリヴェ」の歴史の中で初めてショーの現場に立ち会えなかったものの、ビデオ通話を通してフィッティングから構成、メイクアップまでをリモートで監督したという。自身の厳格な美学を追求するその姿勢は、「クリエイティブな作業こそが自分の存在理由」と考えるデザイナーらしい。

7月11日に91歳になった巨匠は、誕生日にコメントを発表。「過去数週間、私を気にかけてくれた人々の温かな支援を強く感じた」とし、家族や従業員、メディア関係者、SNSのフォロワーに感謝の意を表した。そして「9月にまた会いしましょう」と締めくくり、復帰を宣言。ミラノ・ファッション・ウイークでのウィメンズショーでその手腕を発揮し、フィナーレに元気な姿を見せてくれることだろう。

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「プリマヴィスタ」が初のクッションファンデを発売 約10年かけ開発

花王のベースメイクブランド「プリマヴィスタ(PRIMAVISTA)」は9月27日、ブランド初のクッションファンデーション"プリマヴィスタ グロウカバー クッション"(全3色、3300円※編集部調べ、以下同)を発売する。「0テク発想クッション」をコンセプトに、テクニック不要で誰でも簡単に美しい艶肌を作れる処方を追求。約10年にわたり試作と検証を重ね完成させた。

微細粉体でムラなく均一に密着

同製品は、微細な球状スムース粉体を配合した「スムースカバージェル処方」を採用。ポンポン塗りと伸ばし塗りの両方に対応し、厚塗り感やムラつきを防ぐ。花王独自の持続成分を配合した密着ジェル膜が皮脂や汗をはじいて崩れを防ぎ、肌の水分蒸散を抑えてうるおいを保持するほか、肌が透ける透明感パウダーなど特長ある3種の粉体をブレンドして自然なカバー力と艶感を実現した。

カラーは全3色で、SPF11・PA++の紫外線防止力も備えた。ケース(1100円)とパフ(660円)は別売りで、専用パフ付きのリフィル(3300円)も用意。また、発売に合わせてリフィルとケース、専用パフをセットにした"プリマヴィスタ グロウカバー クッション オークル05 スターターセット"(3850円)も数量限定で用意している。

スティックコンシーラーも同時発売

ほか、同日に"プリマヴィスタ スティックコンシーラーN"(全2色、2970円)も発売する。濃いシミや色むらを一塗りで高密着ハイカバーする処方で、よれやすい部分にもしなやかになじんでムラのない美肌に仕上げる。高密着スムースカバーオイルがカバー粉体が均一に分散して厚塗り感を抑制する。

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「プリマヴィスタ」が初のクッションファンデを発売 約10年かけ開発

花王のベースメイクブランド「プリマヴィスタ(PRIMAVISTA)」は9月27日、ブランド初のクッションファンデーション"プリマヴィスタ グロウカバー クッション"(全3色、3300円※編集部調べ、以下同)を発売する。「0テク発想クッション」をコンセプトに、テクニック不要で誰でも簡単に美しい艶肌を作れる処方を追求。約10年にわたり試作と検証を重ね完成させた。

微細粉体でムラなく均一に密着

同製品は、微細な球状スムース粉体を配合した「スムースカバージェル処方」を採用。ポンポン塗りと伸ばし塗りの両方に対応し、厚塗り感やムラつきを防ぐ。花王独自の持続成分を配合した密着ジェル膜が皮脂や汗をはじいて崩れを防ぎ、肌の水分蒸散を抑えてうるおいを保持するほか、肌が透ける透明感パウダーなど特長ある3種の粉体をブレンドして自然なカバー力と艶感を実現した。

カラーは全3色で、SPF11・PA++の紫外線防止力も備えた。ケース(1100円)とパフ(660円)は別売りで、専用パフ付きのリフィル(3300円)も用意。また、発売に合わせてリフィルとケース、専用パフをセットにした"プリマヴィスタ グロウカバー クッション オークル05 スターターセット"(3850円)も数量限定で用意している。

スティックコンシーラーも同時発売

ほか、同日に"プリマヴィスタ スティックコンシーラーN"(全2色、2970円)も発売する。濃いシミや色むらを一塗りで高密着ハイカバーする処方で、よれやすい部分にもしなやかになじんでムラのない美肌に仕上げる。高密着スムースカバーオイルがカバー粉体が均一に分散して厚塗り感を抑制する。

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「シーラボ」や「ニュートロジーナ」のケンビュー、暫定CEOに消費財歴30年以上のベテラン就任

「ドクターシーラボ(DR.CI:LABO)」や「ニュートロジーナ(NEUTROGENA)」などを展開するケンビュー(KENVUE)は、暫定の最高経営責任者(CEO)にカーク・ペリー(Kirk Perry)を任命した。ティボー・モンゴン(Thibaut Mongon)は、CEOと取締役を退任した。人事が発表された14日、同社の株価は2.18%上昇し21.82ドル(約3207円)で取引を終えた。

ペリーCEOは取締役会のメンバーであり、30年以上の経験を持つ消費財およびブランド戦略のベテランだ。同氏の就任についてラリー・メルロ(Larry Merlo)会長は、「この重要な時期にケンビューを率いる暫定CEOとして、卓越した資質と豊富な経験を持つペリーを迎えられて大変うれしい。テクノロジーやデータ、そしてグローバルな消費者領域にまたがる彼の深い知見は、新たな役割を通じて当社に引き続き貢献するだろう」と述べる。

ペリーは、「消費財およびテクノロジー業界で培った数十年の経験を生かし、取締役会や経営陣と連携しながら、ケンビューが本来持つ可能性を最大限に引き出すために尽力する。財務面でもトップクラスの成果を実現できるよう、事業基盤をより強固なものにしていく」とコメントした。

今回のCEO交代は、取締役会が現在の事業ポートフォリオの評価を含む戦略的見直しを実施し、「株主価値の最大化と企業としての潜在能力の発揮」を目指す中で行われた。

本文中の円換算レート:1ドル=147円

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Kビューティ、米国市場での勢いに逆風 トランプ大統領による25%関税で値上げは不可避か?

ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領が主導する新たな関税政策により、8月1日から日本と韓国に対し一律25%の関税が適用される見通しとなった。これは、米国でも存在感を高める韓国発のKビューティにとって大きな逆風となる。

Kビューティの製品は、2012年に発効した米韓自由貿易協定(KORUS FTA)により、これまで関税0%で輸出されていた。今回の方針転換により、価格競争力を大きく損なう可能性がある。「関税が導入されれば製品価格が上昇する。インフレを助長する要因にもなる」と語るのは、化粧品OEM企業アイラボズ(ILABS)や化粧品容器メーカーのモレ パッケージング(MORAE PACKAGING)などを率いるデヴィッド・チャン(David Chung)創業者兼最高経営責任者(CEO)。「ビューティ業界だけでなく、より広範な経済全体にとっても回復が難しくなるだろう」と懸念を示す。

Kビューティ躍進の要因は価格競争力

Kビューティはここ数年で米国市場において再ブームを迎えており、「ビューティ オブ ジョソン(BEAUTY OF JOSEON)」「ティルティル(TIRTIR)」「メディキューブ(MEDICUBE)」「アヌア(ANUA)」「ミクスン(MIXSOON)」といった次世代ブランドがTikTokを中心にバイラルヒットを記録。中でも「ビューティ オブ ジョソン」は日焼け止めなどのヒットにより、20年の売上高3100万ドル(約45億円)から23年には1億ドル(約147億円)を突破し、今月にはセフォラ(SEPHORA)での取り扱いも開始する。

さらに、米化粧品小売大手アルタビューティ(ULTA BEAUTY)は今夏、13のKビューティブランドを新たに導入予定。「フィー(FWEE)」「カジャ(KAJA)」「ロムアンド(ROM&ND)」などをラインアップする。TikTok Shopでも、Kビューティは存在感を放つ。米データ解析・マーケティング支援会社チャーム・アイオー(CHARM.IO)によれば、「メディキューブ」は5月に410万ドル(約6億270万円)の売り上げで、同プラットフォーム内ランキング2位となった。

こうした成長の一因となっているのが、Kビューティ製品の手ごろな価格だ。しかし関税の導入によって、米市場におけるその“手に取りやすさ”が脅かされる。ニューヨークでアジアンビューティ専門店センティ センティ(SENTI SENTI)を展開するウィニー・チョン(Winnie Zhong)共同創業者は、「どれだけ価格が上がるのかが最大の懸念。お客さまに負担を強いるのは避けたいので、値上げは最後の手段」と話す。同社は輸入型ビジネスであるため、倉庫スペースや家賃が高騰するニューヨーク市内での在庫管理がますます難しくなるという。

オンラインマーケットプレイス「ソコ グラム(Soko Glam)」やスキンケアブランド「ゼン アイ メット ユー(Then I Met You)」の創業者シャーロット・チョ(Charlotte Cho)も、「まだ状況が不透明なため、多くのブランドが様子を見ている」と述べる。「米国は、Kビューティブランドにとって最重要市場の一つだ。関税が導入されれば、小売や流通業者はブランド側にコストの負担を転嫁しようとする可能性がある。製品の値上げは避けられず、結果的に最も損をするのは消費者だろう」と続ける。さらに、「包装資材や原料をアジアから調達しているケースも多く、影響を受けるのはKビューティに限られない」とも指摘する。

関税にはある程度対処できるという見方も

一方「メディキューブ」は、「大幅な値上げは避けられる見込みだ」と言う。ナム・ジュンヒ(Nam Junehee)=「メディキューブ」米国市場担当広報ディレクターは、「当社製品の多くは10〜20ドル(約1400〜2900円)の価格帯で、製造コストも比較的低いため、関税が導入されても競争力のある価格は維持できる」と話す。「値上げが消費者の購買意欲に大きな影響を与えるとは考えていない」とした上で、「企業の収益性には影響があるだろうが、最大の課題は関税そのものよりも、“先の見えなさ”にある。利益予測やマーケティング施策、グローバル戦略の見直しが迫られている」と説明する。

夜用シートマスクで知られる「ソンブン エディター スキンケア(SUNGBOON EDITOR SKINCARE)」のジョーイ・チャン(Joey Chung)広報ディレクターは、「一時的にコストが上昇する可能性はあるが、Kビューティの国際競争力は価格だけではない。継続的な製品イノベーションや独自の効果的な処方、トレンドへの迅速な適応力に支えられており、消費者からの信頼とロイヤルティが強みとなっている」と前向きに捉える。

本文中の円換算レート:1ドル=147円

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Kビューティ、米国市場での勢いに逆風 トランプ大統領による25%関税で値上げは不可避か?

ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領が主導する新たな関税政策により、8月1日から日本と韓国に対し一律25%の関税が適用される見通しとなった。これは、米国でも存在感を高める韓国発のKビューティにとって大きな逆風となる。

Kビューティの製品は、2012年に発効した米韓自由貿易協定(KORUS FTA)により、これまで関税0%で輸出されていた。今回の方針転換により、価格競争力を大きく損なう可能性がある。「関税が導入されれば製品価格が上昇する。インフレを助長する要因にもなる」と語るのは、化粧品OEM企業アイラボズ(ILABS)や化粧品容器メーカーのモレ パッケージング(MORAE PACKAGING)などを率いるデヴィッド・チャン(David Chung)創業者兼最高経営責任者(CEO)。「ビューティ業界だけでなく、より広範な経済全体にとっても回復が難しくなるだろう」と懸念を示す。

Kビューティ躍進の要因は価格競争力

Kビューティはここ数年で米国市場において再ブームを迎えており、「ビューティ オブ ジョソン(BEAUTY OF JOSEON)」「ティルティル(TIRTIR)」「メディキューブ(MEDICUBE)」「アヌア(ANUA)」「ミクスン(MIXSOON)」といった次世代ブランドがTikTokを中心にバイラルヒットを記録。中でも「ビューティ オブ ジョソン」は日焼け止めなどのヒットにより、20年の売上高3100万ドル(約45億円)から23年には1億ドル(約147億円)を突破し、今月にはセフォラ(SEPHORA)での取り扱いも開始する。

さらに、米化粧品小売大手アルタビューティ(ULTA BEAUTY)は今夏、13のKビューティブランドを新たに導入予定。「フィー(FWEE)」「カジャ(KAJA)」「ロムアンド(ROM&ND)」などをラインアップする。TikTok Shopでも、Kビューティは存在感を放つ。米データ解析・マーケティング支援会社チャーム・アイオー(CHARM.IO)によれば、「メディキューブ」は5月に410万ドル(約6億270万円)の売り上げで、同プラットフォーム内ランキング2位となった。

こうした成長の一因となっているのが、Kビューティ製品の手ごろな価格だ。しかし関税の導入によって、米市場におけるその“手に取りやすさ”が脅かされる。ニューヨークでアジアンビューティ専門店センティ センティ(SENTI SENTI)を展開するウィニー・チョン(Winnie Zhong)共同創業者は、「どれだけ価格が上がるのかが最大の懸念。お客さまに負担を強いるのは避けたいので、値上げは最後の手段」と話す。同社は輸入型ビジネスであるため、倉庫スペースや家賃が高騰するニューヨーク市内での在庫管理がますます難しくなるという。

オンラインマーケットプレイス「ソコ グラム(Soko Glam)」やスキンケアブランド「ゼン アイ メット ユー(Then I Met You)」の創業者シャーロット・チョ(Charlotte Cho)も、「まだ状況が不透明なため、多くのブランドが様子を見ている」と述べる。「米国は、Kビューティブランドにとって最重要市場の一つだ。関税が導入されれば、小売や流通業者はブランド側にコストの負担を転嫁しようとする可能性がある。製品の値上げは避けられず、結果的に最も損をするのは消費者だろう」と続ける。さらに、「包装資材や原料をアジアから調達しているケースも多く、影響を受けるのはKビューティに限られない」とも指摘する。

関税にはある程度対処できるという見方も

一方「メディキューブ」は、「大幅な値上げは避けられる見込みだ」と言う。ナム・ジュンヒ(Nam Junehee)=「メディキューブ」米国市場担当広報ディレクターは、「当社製品の多くは10〜20ドル(約1400〜2900円)の価格帯で、製造コストも比較的低いため、関税が導入されても競争力のある価格は維持できる」と話す。「値上げが消費者の購買意欲に大きな影響を与えるとは考えていない」とした上で、「企業の収益性には影響があるだろうが、最大の課題は関税そのものよりも、“先の見えなさ”にある。利益予測やマーケティング施策、グローバル戦略の見直しが迫られている」と説明する。

夜用シートマスクで知られる「ソンブン エディター スキンケア(SUNGBOON EDITOR SKINCARE)」のジョーイ・チャン(Joey Chung)広報ディレクターは、「一時的にコストが上昇する可能性はあるが、Kビューティの国際競争力は価格だけではない。継続的な製品イノベーションや独自の効果的な処方、トレンドへの迅速な適応力に支えられており、消費者からの信頼とロイヤルティが強みとなっている」と前向きに捉える。

本文中の円換算レート:1ドル=147円

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眉毛をジョジョ色に染め上げるッ!「キスミー ヘビーローテーション」と「ジョジョの奇妙な冒険」がコラボ

伊勢半のメイクアップブランド「キスミー ヘビーローテーション(KISSME HEAVY ROTATION)」は8月8日、アニメ「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」(以下、ジョジョ)とコラボレーションした“カラーリングアイブロウEX"(全4色、各924円※編集部調べ)を数量限定で発売する。人気カラー4色それぞれにジョルノ・ジョバァーナ、ブローノ・ブチャラティなど異なるキャラクターをデザインし、ボトルにもジョジョらしいモチーフを配している。

人気4色と人気キャラクターたちのコラボ

ブランドを代表する同製品は薄膜フィルム処方を採用し、塗布後に固まらず自眉のようなふんわりとした眉毛を作り上げる点が特徴。今回のコラボでは人気の4色をピックアップし、03アッシュブラウンのパッケージにはジョルノ・ジョバァーナを、04ナチュラルブラウンにブローノ・ブチャラティ、08アッシュグレーにレオーネ・アバッキオ&グイード・ミスタ、09ナチュラルアッシュにナランチャ・ギルガ&パンナコッタ・フーゴをそれぞれデザインしている。

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「ショップイン」コンセプトショップ始動 ラクーア店を核に成長加速

東京ドームは7月18日、コスメのセレクトコスメショップ「ショップイン(SHOP IN)」の東京ドームシティラクーア店をコンセプトショップとしてリニューアルオープンした。売り場面積は約1.4倍の142m²に拡大し、一推しブランドを訴求する「ザ スポットライト」など新たに3つのコーナーを設置。売上高は面積比1.4倍以上の成長を目指す。

「見て!触れて!試して!新しいコスメ体験を!」をテーマに掲げ、顧客一人一人が“なりたい私”を発見できるような空間と買い物体験の場を創出。その一つがブランドの世界観を体感できる「ザ スポットライト」だ。店舗中央に位置し、「照度を高め、目の前に平台も設置しないのでお客さまの目に留まりやすい特別な空間となる」(阿井武東京ドーム流通事業部ブランド戦略グループ長)。3週間〜1カ月で入れ替えし、「ショップイン」がおすすめのブランドなどを展開する。スタート時は韓国コスメブランドの「フィー(FWEE)」を扱い、ブランド内で人気のリップなどをフォトジェニックな空間に集積する。

「ザ トレンド ピックス」は、話題のブランドやミニリップやシートマスクなどのアイテム集積など、同店舗の特徴であるセレクト力とトレンドの発信力を表現する。4台の棚で最大12ブランドを扱う。「ザ ランキング」はスキンケアや季節商材などを同社スタッフがおすすめ順にランキング形式で紹介する。「これら3つの施策は、顧客の反応を見ながら他店舗への展開も視野に入れる」。

全体の売り場構成はメイクが60%、スキンケアが30%、ヘアケアやボディーケア、雑貨類が10%となる。「アヌア(ANUA)」「アノブ(UNOVE)」「ウォンジョンヨ(WONJUNGYO)」「ダルバ(D'ALBA)」「ラカ(LAKA)」など、韓国ブランドを多くそろえる。中心来店層は20〜40代だが、10代の来店客も増えている。

3月度は過去最高の単月売り上げ達成

「ショップイン」は1971年に1号店をオープン以来、全国に店舗を拡大し、現在は47店舗を展開する。24年からコスメフェスティバル「ファンファンコスメ」をスタートしたほか、ホリデーイベントなどを強化。製品入れ替えサイクルを1カ月から2週間に短縮するなどMD改革を推進。これら取り組みが奏功し、「トレンドの製品が分かる店舗」としての認知度が向上し、売上高は2ケタ成長が続き、3月度には54年の歴史で単月売り上げ最高を記録し、25年4月期も過去最高を更新。今回のコンセプトショップを皮切りに、さらなる成長を狙う。

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村上隆×「ケースティファイ」第2弾 “カイカイ”と“キキ”をデザインしたアイテムを発売 

「ケースティファイ(CASETIFY)」は、アーティストの村上隆とのコラボレーションコレクション第2弾を発売した。村上のキャラクター“カイカイ”と“キキ”をデザインに取り入れたスマホアクセサリーや新色“プリムローズピンク”のスーツケースなどをそろえる。「ケースティファイ」公式オンラインストアおよび全国の店舗で取り扱っている。

“ドブ(DOB)君”をモチーフにした第1弾に続く今回のコラボでは、「ケースティファイ」初となる数量限定のピンクカメラリングのスマホケース(1万4960円)や、“バウンス キャリーオン スーツケース”(10万6040円)、“バウンス トランク スーツケース”(14万3330円)が登場する。

数量限定フィギュアも

また、箱を開けるまでどの個体が入っているか分からないブラインドボックス仕様で販売する“カイカイ”と“キキ”のスマホケースフィギュア(7370円)や3Dデザインのイヤホンケース(4万5320円)などのコレクターズアイテムに加え、“ドブ(DOB)君”の耳をあしらったトレーディングカードホルダー(1万1990円)、スマホストラップ(1万4960円)、ウオッチバンド(1万2100円)も用意する。

村上は、「このコレクションの次の章が、『ケースティファイ』という現代的なキャンバスの上で実現したことが嬉しい。“カイカイ”と“キキ”は、私のキャラクターの中でも唯一のツインキャラクターとして、愛らしさや悪戯っぽさ、豊かな喜怒哀楽を見せてきた。『ケースティファイ』とのコラボレーションが、彼らの魅力をさらに引き出してくれることを楽しみにしている」とコメントした。

公式オンラインストア

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3年で売上高約4倍「リリー ブラウン ランジェリー」 肌見せファッションの強い味方“ソルーションインナー”がヒット

2022年4月にスタートしたマッシュスタイルラボの「リリー ブラウン ランジェリー(LILY BROWN LINGERIE)」(以下、リリー ブラウン)は、デビュー当時からキャミソールやタンクトップなどファッションアイテムの延長ではなく、ワイヤーブラを展開してきた。ワイヤーブラの開発には専門的な知識と技術が必要なため、下着専業メーカーで経験を積んだデザイナーやMDを採用してチームを編成し、本格的に下着に取り組んだ。快適性を追求する下着市場の拡大や独立系デザイナーの増加により、大手下着メーカーは苦戦、市場取り巻く環境は変わった。ブランド設立から3年で、初年度約4000万円だった売上高が約1億5000万円に成長。「リリー ブラウン」の今後の展開について、マッシュスタイルラボの生熊昂太MD本部MD2部「リリー ブラウン」MD担当課長と仲谷陽子企画本部アンダーウェアデザイン課課長に聞いた。

ランジェリーがブランドの顧客年齢層拡大に貢献

マッシュスタイルラボは、2020年に「スナイデル(SNIDEL)」から「スナイデル ホーム(SNIDEL HOME)」、2021年に「ジェラート ピケ(GELATO PIQUE)」から「ジェラート ピケ スリープ(GELATO PIQUE SLEEP)」と、アイテムを拡大したブランドを派生させている。「リリー ブラウン」も同様の流れで、肌見せファッションの流行や服とランジェリーのボーダーレス化が進む中、ブランドの世界観を生かしつつ、ファッションの幅を広げる存在としてスタートした。「リリー ブラウン」と同じく、コンセプトに“ビンテージ”を掲げ、ビンテージ特有の繊細なレースやディテールをデザインに落とし込んだランジェリーを提案している。モノ作りに関して仲谷課長は、「『リリー ブラウン』らしさを大切に、消費者起点で、方向性を決めクリエイティブチームで何度も意見を交換する」と話す。時には、社内の700〜800人に向けて一斉メールで意見を募ることもあるという。直接意見を伝えてくれる社員の存在もあり、貴重なリサーチになっている。そんな社員のリアルな声が、トレンドを反映したスピード感のある商品開発につながっている。

ランジェリーの購買層や購買動向はアパレルとは違うようだ。生熊課長は、「購入層は、アパレルは20代が中心だが、ランジェリーは20代後半〜30代後半が中心で、40〜50代もいる。ランジェリー商材により顧客の年齢層が広がった。また、アパレルは6~7割が店頭で購入するのに対し、ランジェリーは7割がECの売り上げだ」と言う。

“シアーファンデシリーズ”が1万3000枚のヒットに

「リリー ブラウン」はアパレルと共通のコンセプトで商品開発する一方で、ファッションを楽しむための機能を持たせた“ソリューションインナー”を強化している。“ソリューションインナー”とは、肌見せアウターやオフショルダートップ着用時の下着問題を解決するものだ。その代表格が、売り上げをけん引する“シアーファンデシリーズ”だ。第一弾の“シアーファンデブラ”が登場したのは23年4月。ストラップと背中の部分がパワーネットで、アジャスターやホックなどブラジャーパーツを使っていないのが特徴だ。そのため肌と同化し、シアー素材や背中が開いた洋服と相性がいい。「肌見せ服を着たいが、ストラップレスやシリコンタイプのブラは苦手」という消費者のニーズに応えた。また、肌を美しく見せるファンデーション効果も期待できる。

“シアーファンデブラ”発売のきっかけは、マッシュスタイルラボがブランドを横断して開催するポップアップイベント“ザ ドレス ラボ”だった。仲谷課長は、「背中が開いたドレスが多数あり、それに合わせる下着を考えついた。会議にサンプルを持参してプレゼンしたのが始まりだ」と話す。“シアーファンデブラ”の発売直後にはSNSで火がついた。「23年に約6000枚を販売した。翌年、ブラトップスやボディースーツなどラインアップを拡大し、販路も広げた。その結果、シリーズ累計約1万3000枚を販売した。今後さらに展開を広げる」と生熊課長。 それだけでなく、“バッククロスブラレット”や “レディメイクブラ”なども、「リリー ブラウン」を象徴するソリューションインナーだ。

アンダーウエアデザイン課設立で効率とスキルアップ

アパレルを含むブランド全体の年商は約56億円。ブランド全体でさらに成長するために、ランジェリー売上高の拡大を図る。生熊課長は、「トレンドの服を美しく着られるソリューションインナー中心に販路を広げていきたい」と話す。同社は24年秋、「リリー ブラウン」「アンダーソンアンダーソン(UNDERSON UNDERSON)」「バレリット(BALLELITE)」の3ブランドを擁するアンダーウエアデザイン課を設けた。アンダーウエア事業を強化するため、アイデアや情報、素材や資材などのリソースの共有が目的で、スタッフのスキルアップも図るという。下着に対する価値観が多様化する中で、下着メーカーとは異なる視点とスピーディな企画・開発力で、既存の下着とは違う付加価値のある商品を提供していくようだ。

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3年で売上高約4倍「リリー ブラウン ランジェリー」 肌見せファッションの強い味方“ソルーションインナー”がヒット

2022年4月にスタートしたマッシュスタイルラボの「リリー ブラウン ランジェリー(LILY BROWN LINGERIE)」(以下、リリー ブラウン)は、デビュー当時からキャミソールやタンクトップなどファッションアイテムの延長ではなく、ワイヤーブラを展開してきた。ワイヤーブラの開発には専門的な知識と技術が必要なため、下着専業メーカーで経験を積んだデザイナーやMDを採用してチームを編成し、本格的に下着に取り組んだ。快適性を追求する下着市場の拡大や独立系デザイナーの増加により、大手下着メーカーは苦戦、市場取り巻く環境は変わった。ブランド設立から3年で、初年度約4000万円だった売上高が約1億5000万円に成長。「リリー ブラウン」の今後の展開について、マッシュスタイルラボの生熊昂太MD本部MD2部「リリー ブラウン」MD担当課長と仲谷陽子企画本部アンダーウェアデザイン課課長に聞いた。

ランジェリーがブランドの顧客年齢層拡大に貢献

マッシュスタイルラボは、2020年に「スナイデル(SNIDEL)」から「スナイデル ホーム(SNIDEL HOME)」、2021年に「ジェラート ピケ(GELATO PIQUE)」から「ジェラート ピケ スリープ(GELATO PIQUE SLEEP)」と、アイテムを拡大したブランドを派生させている。「リリー ブラウン」も同様の流れで、肌見せファッションの流行や服とランジェリーのボーダーレス化が進む中、ブランドの世界観を生かしつつ、ファッションの幅を広げる存在としてスタートした。「リリー ブラウン」と同じく、コンセプトに“ビンテージ”を掲げ、ビンテージ特有の繊細なレースやディテールをデザインに落とし込んだランジェリーを提案している。モノ作りに関して仲谷課長は、「『リリー ブラウン』らしさを大切に、消費者起点で、方向性を決めクリエイティブチームで何度も意見を交換する」と話す。時には、社内の700〜800人に向けて一斉メールで意見を募ることもあるという。直接意見を伝えてくれる社員の存在もあり、貴重なリサーチになっている。そんな社員のリアルな声が、トレンドを反映したスピード感のある商品開発につながっている。

ランジェリーの購買層や購買動向はアパレルとは違うようだ。生熊課長は、「購入層は、アパレルは20代が中心だが、ランジェリーは20代後半〜30代後半が中心で、40〜50代もいる。ランジェリー商材により顧客の年齢層が広がった。また、アパレルは6~7割が店頭で購入するのに対し、ランジェリーは7割がECの売り上げだ」と言う。

“シアーファンデシリーズ”が1万3000枚のヒットに

「リリー ブラウン」はアパレルと共通のコンセプトで商品開発する一方で、ファッションを楽しむための機能を持たせた“ソリューションインナー”を強化している。“ソリューションインナー”とは、肌見せアウターやオフショルダートップ着用時の下着問題を解決するものだ。その代表格が、売り上げをけん引する“シアーファンデシリーズ”だ。第一弾の“シアーファンデブラ”が登場したのは23年4月。ストラップと背中の部分がパワーネットで、アジャスターやホックなどブラジャーパーツを使っていないのが特徴だ。そのため肌と同化し、シアー素材や背中が開いた洋服と相性がいい。「肌見せ服を着たいが、ストラップレスやシリコンタイプのブラは苦手」という消費者のニーズに応えた。また、肌を美しく見せるファンデーション効果も期待できる。

“シアーファンデブラ”発売のきっかけは、マッシュスタイルラボがブランドを横断して開催するポップアップイベント“ザ ドレス ラボ”だった。仲谷課長は、「背中が開いたドレスが多数あり、それに合わせる下着を考えついた。会議にサンプルを持参してプレゼンしたのが始まりだ」と話す。“シアーファンデブラ”の発売直後にはSNSで火がついた。「23年に約6000枚を販売した。翌年、ブラトップスやボディースーツなどラインアップを拡大し、販路も広げた。その結果、シリーズ累計約1万3000枚を販売した。今後さらに展開を広げる」と生熊課長。 それだけでなく、“バッククロスブラレット”や “レディメイクブラ”なども、「リリー ブラウン」を象徴するソリューションインナーだ。

アンダーウエアデザイン課設立で効率とスキルアップ

アパレルを含むブランド全体の年商は約56億円。ブランド全体でさらに成長するために、ランジェリー売上高の拡大を図る。生熊課長は、「トレンドの服を美しく着られるソリューションインナー中心に販路を広げていきたい」と話す。同社は24年秋、「リリー ブラウン」「アンダーソンアンダーソン(UNDERSON UNDERSON)」「バレリット(BALLELITE)」の3ブランドを擁するアンダーウエアデザイン課を設けた。アンダーウエア事業を強化するため、アイデアや情報、素材や資材などのリソースの共有が目的で、スタッフのスキルアップも図るという。下着に対する価値観が多様化する中で、下着メーカーとは異なる視点とスピーディな企画・開発力で、既存の下着とは違う付加価値のある商品を提供していくようだ。

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革新的な3Dプリンター技術で制作する循環型デザインブランド「130(ワンサーティ)」とは? 

PROFILE: 加藤大直/MagnaRecta創業者兼CTO

PROFILE: (かとう・ひろなお):1984年生まれ。アメリカ・NYのパーソンズ美術大学卒業後、デザイナーとしてMckay Architecture/Design、Berm Design NYに勤務。2011年に帰国後、RepRap Community Japanを共同創設し、国内初の3Dプリンター「atom」を開発。オープンソース化し、3Dプリンターの開発・製造・販売を行なうGENKEIを共同創業した。2017年3月からMagnaRecta(マグナレクタ)に組織変更し、それまでに培ってきた3Dプリンターやロボティクスを活用したデジタルファブリケーションのハードウエア、ソフトウエアなどの産業ソリューションとデザインの両軸で提供している。24年、棒状のフレームを次々につなげて立体構築していく革新的な立体造形技術をコアに持つブランド「130(ワンサーティ)」をローンチした。

3Dプリンターを軸にお客のニーズに合わせた製品やサービス、事業をデザイン・開発・実装を行う企業、MagnaRecta(マグナレクタ)。同社が2024年からスタートしたのが、デザインブランド「130(ワンサーティ)」だ。

同社の創業者兼CTOの加藤大直は、アメリカ・NYのパーソンズ美術大学卒業後、現地でプロダクトデザイナーとして活動。11年に帰国し、国内初の3Dプリンター「atom」を開発した。その後、オープンソースのコミュニティー(RepRapコミュニティジャパン)を立ち上げるとともに、3Dプリンターの開発・製造・販売を行なうGENKEIを共同創業。17年3月にMagnaRectaに組織変更し、「⼈々のアイデアを具現化すること」を主な事業理念とし、3Dプリンターや特殊⽤途のデジタルファブリケーションのハードウエアの提供だけでなく、「これから何が必要で何を作り出せば良いか」についてのシステムソリューションも提案している。

「130」は、従来の平⾯を積み重ねる3Dプリント技術ではなく、⽣PET素材を⽤いて1本のフレームを次々に⽴体構築していく⾰新的な⽴体造形技術“格⼦構造”をコアに持ち、⾃由なデザイン、軽量性、そして堅強さを備える。さらには、不要となった製品は解体し再素材化して、新たな製品を作ることができる循環型のプロダクトサイクルを実現している。

4月には「ミラノサローネ」に出展し、会期中の7⽇間で、1万7000⼈を超える来場者を集めた。6月には、東京・原宿「THE PLUG」で、国内初個展となる「Collection of The Grid – Tokyo Edition」を開催。展示会場には、イスや照明といった家具やインテリアが展示され、受注販売も行われた。「130」とはいかなるブランドなのか、展示会場で、加藤CTOに聞いた。

WWD:加藤さんが「130」を始めたきっかけは?

加藤大直(以下、加藤):「130」を始めるきっかけは明確にあって、「エイポック エイブル イッセイ ミヤケ(A-POC ABLE ISSEY MIYAKE)」と一緒にマネキンを作ったことですね。

2018年ごろ、東京大学と国が行っていたプロジェクトのお手伝いをしていたんですが、そこに参加していたアーティストのつながりで、研究室のみんなでイッセイ ミヤケのオフィスへ遊びに行ったんです。そこで当時はまだ「イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)」のデザイナーだった宮前(義之、現在は「エイポック エイブル イッセイ ミヤケ」のデザイナー)さんと知り合って。何かファッションプロダクトを一緒に作れないかという話になって、19年ごろから宮前さんと共同研究を始めたんです。

それで、いろいろと話しながら、当時宮前さんが課題を持っていた店舗用のマネキンを一緒に作ることになって。最初は普通の3Dプリンターでマネキンを作ったんですけど、それだと服が傷ついてしまったり、強度的にも弱くて。作ったものを手作業で後処理すれば、大丈夫なのですが、時間とコストがかかって、実用化できない。そこからさらに研究を重ねて、1本の線(棒)を組み合わせて、立体を作っていくという考え方に至りました。それを実現するために、新たにプリンターから開発して、23年に服を傷つけず、壊れにくい強度の高いマネキンが完成しました。そのときに培った“格⼦構造”を応用すれば、家具やインテリア製品など、いろいろなものが3Dプリンターで簡単に作れると思い、ブランド「130」を24年3月に本格的にスタートしました。

WWD:ブランド名「130」の由来は?

加藤:「130」の“格⼦構造”は1本の線(棒)を組み合わせて、プロダクトをつくるのが特徴です。線は1次元で、そこから立体(3次元)の製品を作るので、1→3。それで製品を使わなくなったら、砕いて再素材化するので0。1→3→0→1→3→0……と循環させていくイメージです。それを分かりやすく伝えられると思い、「130」にしました。

WWD:基本的に「130」の製品は全て3Dプリンターで1本の棒を組み合わせて作っているんですか?

加藤:そうですね。今回展示している製品は、一般の方にも分かりやすいようにグリッド状の四角形をベースにした「Collection of The Grid(コレクション オブ ザ グリッド)」のものなんですが、線でつなげてしまえば、何角形のデザインでもできるんです。一番複雑だったのは、宮前さんと一緒に作ったマネキンの頭部ですね。あと、僕がもともとデザインを勉強していたので、プロダクトとしての美しさにもこだわっていて。今回展示しているライトに関してもどの角度から見ても光が十字に見えて、かつ影も重ならないように、線の並べ方を計算して作っています。

素材は再⽣PETを使用していて、もし製品がいらなくなっても、全部を粉々にして、再素材化できるんです。本当に捨てる部分がなくて100%リサイクルできる。あと、全て1本の棒を組み合わせて作っているので、部分的に壊れてもすぐに直すことができます。この再生PETに木材だったり、繊維を混ぜることも可能で、いろいろな質感も実現することが可能です。

WWD:写真で見ていると強度的なものが心配でしたが、実際にイスに座ってみると意外としっかりしていますよね。強度の方はかなりの重さにも耐えられる?

加藤:他の素材を混ぜると強度は弱くなってしまいますが、今座っている再⽣PETのみを使用したイスだと、120kgくらいまでは全然大丈夫です。しかも軽いというのも特徴で、持ち運びも容易だし、完全に自社だけでリサイクルできるので、再素材化のコストも抑えることができるんです。

WWD:経年劣化も大丈夫ですか?

加藤:屋外のみに使用する場合は素材を分けていますが、他の樹脂素材でできたた家具と同じように長年使っていただけます。仮に部分的に何かしらの想定外のダメージがあったとしても、「130」のコンセプト通り直して使い続けられますので、時間と共に少しの変化も加えながら使い続けていただければと思っております。

BtoBのデザインもプロデュース

WWD:今回の展示では、イスや照明器具が発表されていますが、「130」は家具・インテリアのブランド?

加藤:BtoCでは、今回発表した家具やインテリアを中心としたブランドですが、実はBtoBの方もやっていて。先ほどの「イッセイ ミヤケ」のマネキンをはじめ、店舗什器だったり、大きいオブジェの制作など、デザインからプロデュースまで行っています。

デザインする際には大きさの制限はなく、これまでで一番大きいものだと、23年に表参道ヒルズに飾られていた10メートルのクリスマスツリーですね。あと、先日、東京ドームで開催されたMLBのドジャース対カブスの開幕戦に合わせて、「ニューバランス(NEW BALANCE)」が3月15~23日に、SHIBUYA TSUTAYAでイベント(「The Shohei Ohtani Collection Tokyo」)を行ったんですが、「130」は1階のメインエリアのアートワークを担当させてもらって。そこで、大谷翔平選手のマネキン3体(走る、打つ、投げる)と7m ×7m のグラウンド、天井のオブジェなどを作りました。

WWD:素材に色もつけることは可能なんですか?

加藤:製品に後で塗装することも可能ですし、元の素材の色を変えることも可能です。「ニューバランス」のイベントのグラウンドの芝生部分は後で塗装しています。

WWD:全て3Dプリンターで作っているんですよね? どこかに大きな倉庫を借りて、そこで作っているんですか?

加藤:いえ。弊社は日本橋にあるんですけど、そこに自分たちが基盤から作った3メートルクラスの3Dプリンターが6台ほどあって、全部自分たちで作っているんです。SFのような見た目の職場です(笑)。

WWD:4月には「ミラノサローネ」にも出展されていましたが、海外での反応は?

加藤:「ミラノサローネ」には、今回、初めて単独出展したんですけど、1日2500人ほど、1週間で1万7000人ぐらいの人に来ていただいて。「どういうストーリーでやっているのか」とかブランドに関することだけでなく、「これを売ってほしい」という声も多くて、「130」を新鮮に感じてもらえたのかなと、手応えを感じています。その後、中国の「デザイン上海2025」にも参加したんですが、そこでも好評でした。

今回、「ミラノサローネ」に来られなかった人たちから日本でも展示をやってほしいという意見をいただいて、それで東京でも個展を開催することにしました。今回は、受注販売も受け付けていて、それも初めての試みです。

WWD:今後の展望は?

加藤:まずはヨーロッパを中心に「プロダクトの再定義」をしていきたいと思っています。従来の製品って少しでも壊れたら、もう商品的価値がなくなってしまって、買い換える。でも、「130」だと、壊れても簡単に修復できるので、価値がなくならないっていうのが一番のキーポイントだと思っています。日本には金継ぎという文化がありますよね。僕らはそれをテクノロジーを使って行うことができる。今、ヨーロッパの方々には、そのブランドフィロソフィーがめちゃくちゃ受け入れられていて、もっと多くの人にちゃんと伝えていければと考えています。

WWD:日本国内では?

加藤:国内での展開に関しては、僕らがまだ全然読めてないところがあるんですけれども、まずは製品を見てもらえる場を増やしつつ、先ほど言ったブランドのフィロソフィーを知ってもらうことが大切かなと。でも、デザイン的にはどんなものが受けるのか、まだよく分かっていない部分もあるので、そこは逆に皆さんから要望があったら、聞いてみたいです。

BtoBの方では、新しいことにどんどん挑戦していきたいので、もしやってみたい企業があれば、ぜひ声を掛けてほしいです。とはいっても、実際に「130」では、「こういうこともできます」というのを提示した方がいいと思うので、アート的な作品から実用的なものまで、自分たちでもいろいろと作っていくつもりです。

PHOTOS:TAMEKI OSHIRO

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革新的な3Dプリンター技術で制作する循環型デザインブランド「130(ワンサーティ)」とは? 

PROFILE: 加藤大直/MagnaRecta創業者兼CTO

PROFILE: (かとう・ひろなお):1984年生まれ。アメリカ・NYのパーソンズ美術大学卒業後、デザイナーとしてMckay Architecture/Design、Berm Design NYに勤務。2011年に帰国後、RepRap Community Japanを共同創設し、国内初の3Dプリンター「atom」を開発。オープンソース化し、3Dプリンターの開発・製造・販売を行なうGENKEIを共同創業した。2017年3月からMagnaRecta(マグナレクタ)に組織変更し、それまでに培ってきた3Dプリンターやロボティクスを活用したデジタルファブリケーションのハードウエア、ソフトウエアなどの産業ソリューションとデザインの両軸で提供している。24年、棒状のフレームを次々につなげて立体構築していく革新的な立体造形技術をコアに持つブランド「130(ワンサーティ)」をローンチした。

3Dプリンターを軸にお客のニーズに合わせた製品やサービス、事業をデザイン・開発・実装を行う企業、MagnaRecta(マグナレクタ)。同社が2024年からスタートしたのが、デザインブランド「130(ワンサーティ)」だ。

同社の創業者兼CTOの加藤大直は、アメリカ・NYのパーソンズ美術大学卒業後、現地でプロダクトデザイナーとして活動。11年に帰国し、国内初の3Dプリンター「atom」を開発した。その後、オープンソースのコミュニティー(RepRapコミュニティジャパン)を立ち上げるとともに、3Dプリンターの開発・製造・販売を行なうGENKEIを共同創業。17年3月にMagnaRectaに組織変更し、「⼈々のアイデアを具現化すること」を主な事業理念とし、3Dプリンターや特殊⽤途のデジタルファブリケーションのハードウエアの提供だけでなく、「これから何が必要で何を作り出せば良いか」についてのシステムソリューションも提案している。

「130」は、従来の平⾯を積み重ねる3Dプリント技術ではなく、⽣PET素材を⽤いて1本のフレームを次々に⽴体構築していく⾰新的な⽴体造形技術“格⼦構造”をコアに持ち、⾃由なデザイン、軽量性、そして堅強さを備える。さらには、不要となった製品は解体し再素材化して、新たな製品を作ることができる循環型のプロダクトサイクルを実現している。

4月には「ミラノサローネ」に出展し、会期中の7⽇間で、1万7000⼈を超える来場者を集めた。6月には、東京・原宿「THE PLUG」で、国内初個展となる「Collection of The Grid – Tokyo Edition」を開催。展示会場には、イスや照明といった家具やインテリアが展示され、受注販売も行われた。「130」とはいかなるブランドなのか、展示会場で、加藤CTOに聞いた。

WWD:加藤さんが「130」を始めたきっかけは?

加藤大直(以下、加藤):「130」を始めるきっかけは明確にあって、「エイポック エイブル イッセイ ミヤケ(A-POC ABLE ISSEY MIYAKE)」と一緒にマネキンを作ったことですね。

2018年ごろ、東京大学と国が行っていたプロジェクトのお手伝いをしていたんですが、そこに参加していたアーティストのつながりで、研究室のみんなでイッセイ ミヤケのオフィスへ遊びに行ったんです。そこで当時はまだ「イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)」のデザイナーだった宮前(義之、現在は「エイポック エイブル イッセイ ミヤケ」のデザイナー)さんと知り合って。何かファッションプロダクトを一緒に作れないかという話になって、19年ごろから宮前さんと共同研究を始めたんです。

それで、いろいろと話しながら、当時宮前さんが課題を持っていた店舗用のマネキンを一緒に作ることになって。最初は普通の3Dプリンターでマネキンを作ったんですけど、それだと服が傷ついてしまったり、強度的にも弱くて。作ったものを手作業で後処理すれば、大丈夫なのですが、時間とコストがかかって、実用化できない。そこからさらに研究を重ねて、1本の線(棒)を組み合わせて、立体を作っていくという考え方に至りました。それを実現するために、新たにプリンターから開発して、23年に服を傷つけず、壊れにくい強度の高いマネキンが完成しました。そのときに培った“格⼦構造”を応用すれば、家具やインテリア製品など、いろいろなものが3Dプリンターで簡単に作れると思い、ブランド「130」を24年3月に本格的にスタートしました。

WWD:ブランド名「130」の由来は?

加藤:「130」の“格⼦構造”は1本の線(棒)を組み合わせて、プロダクトをつくるのが特徴です。線は1次元で、そこから立体(3次元)の製品を作るので、1→3。それで製品を使わなくなったら、砕いて再素材化するので0。1→3→0→1→3→0……と循環させていくイメージです。それを分かりやすく伝えられると思い、「130」にしました。

WWD:基本的に「130」の製品は全て3Dプリンターで1本の棒を組み合わせて作っているんですか?

加藤:そうですね。今回展示している製品は、一般の方にも分かりやすいようにグリッド状の四角形をベースにした「Collection of The Grid(コレクション オブ ザ グリッド)」のものなんですが、線でつなげてしまえば、何角形のデザインでもできるんです。一番複雑だったのは、宮前さんと一緒に作ったマネキンの頭部ですね。あと、僕がもともとデザインを勉強していたので、プロダクトとしての美しさにもこだわっていて。今回展示しているライトに関してもどの角度から見ても光が十字に見えて、かつ影も重ならないように、線の並べ方を計算して作っています。

素材は再⽣PETを使用していて、もし製品がいらなくなっても、全部を粉々にして、再素材化できるんです。本当に捨てる部分がなくて100%リサイクルできる。あと、全て1本の棒を組み合わせて作っているので、部分的に壊れてもすぐに直すことができます。この再生PETに木材だったり、繊維を混ぜることも可能で、いろいろな質感も実現することが可能です。

WWD:写真で見ていると強度的なものが心配でしたが、実際にイスに座ってみると意外としっかりしていますよね。強度の方はかなりの重さにも耐えられる?

加藤:他の素材を混ぜると強度は弱くなってしまいますが、今座っている再⽣PETのみを使用したイスだと、120kgくらいまでは全然大丈夫です。しかも軽いというのも特徴で、持ち運びも容易だし、完全に自社だけでリサイクルできるので、再素材化のコストも抑えることができるんです。

WWD:経年劣化も大丈夫ですか?

加藤:屋外のみに使用する場合は素材を分けていますが、他の樹脂素材でできたた家具と同じように長年使っていただけます。仮に部分的に何かしらの想定外のダメージがあったとしても、「130」のコンセプト通り直して使い続けられますので、時間と共に少しの変化も加えながら使い続けていただければと思っております。

BtoBのデザインもプロデュース

WWD:今回の展示では、イスや照明器具が発表されていますが、「130」は家具・インテリアのブランド?

加藤:BtoCでは、今回発表した家具やインテリアを中心としたブランドですが、実はBtoBの方もやっていて。先ほどの「イッセイ ミヤケ」のマネキンをはじめ、店舗什器だったり、大きいオブジェの制作など、デザインからプロデュースまで行っています。

デザインする際には大きさの制限はなく、これまでで一番大きいものだと、23年に表参道ヒルズに飾られていた10メートルのクリスマスツリーですね。あと、先日、東京ドームで開催されたMLBのドジャース対カブスの開幕戦に合わせて、「ニューバランス(NEW BALANCE)」が3月15~23日に、SHIBUYA TSUTAYAでイベント(「The Shohei Ohtani Collection Tokyo」)を行ったんですが、「130」は1階のメインエリアのアートワークを担当させてもらって。そこで、大谷翔平選手のマネキン3体(走る、打つ、投げる)と7m ×7m のグラウンド、天井のオブジェなどを作りました。

WWD:素材に色もつけることは可能なんですか?

加藤:製品に後で塗装することも可能ですし、元の素材の色を変えることも可能です。「ニューバランス」のイベントのグラウンドの芝生部分は後で塗装しています。

WWD:全て3Dプリンターで作っているんですよね? どこかに大きな倉庫を借りて、そこで作っているんですか?

加藤:いえ。弊社は日本橋にあるんですけど、そこに自分たちが基盤から作った3メートルクラスの3Dプリンターが6台ほどあって、全部自分たちで作っているんです。SFのような見た目の職場です(笑)。

WWD:4月には「ミラノサローネ」にも出展されていましたが、海外での反応は?

加藤:「ミラノサローネ」には、今回、初めて単独出展したんですけど、1日2500人ほど、1週間で1万7000人ぐらいの人に来ていただいて。「どういうストーリーでやっているのか」とかブランドに関することだけでなく、「これを売ってほしい」という声も多くて、「130」を新鮮に感じてもらえたのかなと、手応えを感じています。その後、中国の「デザイン上海2025」にも参加したんですが、そこでも好評でした。

今回、「ミラノサローネ」に来られなかった人たちから日本でも展示をやってほしいという意見をいただいて、それで東京でも個展を開催することにしました。今回は、受注販売も受け付けていて、それも初めての試みです。

WWD:今後の展望は?

加藤:まずはヨーロッパを中心に「プロダクトの再定義」をしていきたいと思っています。従来の製品って少しでも壊れたら、もう商品的価値がなくなってしまって、買い換える。でも、「130」だと、壊れても簡単に修復できるので、価値がなくならないっていうのが一番のキーポイントだと思っています。日本には金継ぎという文化がありますよね。僕らはそれをテクノロジーを使って行うことができる。今、ヨーロッパの方々には、そのブランドフィロソフィーがめちゃくちゃ受け入れられていて、もっと多くの人にちゃんと伝えていければと考えています。

WWD:日本国内では?

加藤:国内での展開に関しては、僕らがまだ全然読めてないところがあるんですけれども、まずは製品を見てもらえる場を増やしつつ、先ほど言ったブランドのフィロソフィーを知ってもらうことが大切かなと。でも、デザイン的にはどんなものが受けるのか、まだよく分かっていない部分もあるので、そこは逆に皆さんから要望があったら、聞いてみたいです。

BtoBの方では、新しいことにどんどん挑戦していきたいので、もしやってみたい企業があれば、ぜひ声を掛けてほしいです。とはいっても、実際に「130」では、「こういうこともできます」というのを提示した方がいいと思うので、アート的な作品から実用的なものまで、自分たちでもいろいろと作っていくつもりです。

PHOTOS:TAMEKI OSHIRO

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“ラブブ”のポップアップが東京ソラマチで開催 限定アイテムやフォトスポットも

中国発のアートトイブランド「ポップ マート(POP MART)」は、東京ソラマチでポップアップショップ「ラブブ ミニ マーケット(LABUBU MINI MARKET)」を7月18日から8月5日まで開催する。

今回のポップアップは日本初の“ラブブ(LABUBU)”専門店。会場は東京ソラマチ4階12番地特設会場で、初日の7月18日から23日まではすでに抽選による入場制限を実施し、21日までは当選者のみ入場・購入ができる。また今後も期間中に抽選による入場制限を実施さする場合もあり、詳しくは、ポップマート ジャパンの各種SNS公式アカウントで要確認。

限定グッズ&ノベルティー

店頭では、ポップアップ限定商品を含む「ザ・モンスターズ ワッキーマート(THE MONSTERS Wacky Mart)」シリーズの販売に加え、会期中の購入金額に応じたノベルティーキャンペーンも展開。7月18日以降に1会計あたり6000円以上購入した人には「ザ・モンスターズうちわ」、7月25日以降に1万4000円以上の購入した人には「ザ・モンスターズキーホルダー」をプレゼントする。※各キャンペーン1人1点まで。

フォトスポット

期間中の7月17~27日、地下3階エントランススペースにフォトスポットを設置。フォトスポットで撮影した写真を、#LABUBUMINIMARKET のハッシュタグをつけてXまたはインスタグラムに投稿すると、抽選で1人に「ザ・モンスターズ ワッキーマート」シリーズのぬいぐるみペンダント(1個)をプレゼントする。

◾️「ラブブ ミニ マーケット」
会場:東京ソラマチ 4階12番地特設会場
住所:東京都墨田区押上1- 1-2
期間:7月18日~8月5日
時間:10:00〜21:00
※営業時間は変更、または臨時休業の場合あり。
※入場制限あり。詳しくはポップマート ジャパンの各種SNS公式アカウントで要確認

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ファミマ「コンビニエンスウェア」が要望の多かったXXLのアウターTシャツや“こどもくつした”を発売

落合宏理デザイナーが手がけるファミリーマートの「コンビニエンスウェア(CONVENIENCE WEAR)」は7月22日、再販のリクエストがあった商品を含む、各種アイテムを発売する。ファミリーマート一部店舗で販売する。

オンライン限定だった“アウターTシャツ XXL”が店頭に

販売するアイテムは、軽量化してコンパクトになった“レインポンチョ”(2435円)、子どもサイズのラインソックス“こどもくつした”(429円)、“下着でありながら、服としても着られる”ことをコンセプトに独自開発した“ブラウェア”(2290円)の新色オレンジ・テラコッタカラー、公式オンライン限定で販売していた、XXLサイズの“アウターTシャツ”(1490円)をラインアップする。また再販の要望が多かったとする、コクヨと共同開発した“メッシュポーチ”(790円)をすでに販売している。

落合デザイナーは、「『コンビニエンスウェア』の夏の新商品はみなさまからのリクエストが特に多かった“こどもくつした”と“アウターTシャツ XXL”を展開する。さまざまな方々に手に取っていただける『コンビニエンスウェア』だからこそ、このようなリクエストは大変嬉しいものだ。“ブラウェア”の新色と軽量化した“レインポンチョ”とともに、みなさまの生活に必要とされるブランドへと進化していく『コンビニエンスウェア』を、ぜひ手に取っていただきたい」とコメントしている。

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アメリカ発ランニングシューズブランド「ブルックス」 即完売した“グリセリンマックス”に新色登場

ランニングシューズの「ブルックス(BROOKS)」は、アメリカで1914年に創業した老舗ブランド。米国のパフォーマンスランニングシューズ市場で長らく売り上げシェア1位を誇り、ランナーたちの信頼を勝ち取っている。そんな「ブルックス」が2024年10月に発売し、公式ECで即完売、再入荷後も完売を記録したモデルが“グリセリンマックス(Glycerin MAX)”だ。25年秋冬向けの新色を7月18日に発売予定で、公式ECでは11日から先行販売している。

“グリセリンマックス”の最大の特長は、クッション性と反発性の2つを高い次元で両立していること。近年のランニングシューズ開発競争の中で、各ブランドは独自のソールテクノロジーの開発に余念がないが、“グリセリンマックス”はミッドソールに最新のクッションフォームである「DNAチューン(DNA TUNED)」を採用。2段階の射出成形と超臨界発泡技術を取り入れることで、かかと部には接地時の衝撃を吸収する大きな気泡が、前足部には蹴り出しによる推進力をサポートする小さな気泡が多く含まれる独自構造になっている。

ミッドソールは、前足部が39mm、かかと部が45mmと、ブランド史上最も分厚い作り。クッションが快適な履き心地を提供するとともに、見た目のボリューム感に反して軽量で(27.0cmで片足約300g)、高い耐久性も実現した。また、かかとからつま先にかけてのロッカー構造“グライドロールロッカー(Glide Roll Rocker)”は重心の移動をスムーズに導き、安定感を保ちながら、楽に走れる感覚をもたらす。

新色として、目の覚めるようなイエロー(メンズ)や鮮やかなラベンダー(ウィメンズ)のほか、普段の着こなしにも取り入れやすいグレーもメンズ、ウィメンズ共に企画した。各2万7500円。

問い合わせ先
アキレスお客様相談室
0120-89-4192

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銀座ソニーパークで「ピーナッツ」の誕生75周年記念展示「スヌーピーは、今日も語る。」が開催

ソニー(SONY)が運営する東京・銀座の銀座ソニーパークは、スヌーピーで知られる人気漫画「ピーナッツ(PEANUTS)」の誕生75周年を記念した展示「スヌーピーは、今日も語る。 – ピーナッツ 75th Anniv.(PEANUTS 75th Anniv.)–」を8月11日まで開催中だ。

本展は、スヌーピーをはじめとした登場キャラクターたちの“言葉”に焦点を当てたイベントで、地下3階から地上4階までの4フロアを舞台に「10人のゲストキュレーターが選ぶ大切にしたい言葉」「言葉を再構築したオリジナルアイテム」「食と言葉を一緒に楽しむカジュアルダイニング」の3つの切り口で構成されている。

10人のゲストキュレーターが選ぶ大切にしたい言葉

「10人のゲストキュレーターが選ぶ大切にしたい言葉」には、音楽家の青葉市子、詩人の最果タヒ、芸人で小説家のニシダ(ラランド)、エッセイストでフードディレクターの平野紗季子、ラッパーでクリエイティブ・ディレクターのTaiTan、クリエイティブ・ディレクターのharu.、ファッションディレクターでスタイリストの長谷川昭雄、芸人のヒコロヒー、イギリス発のホームファニシングショップ「ザ・コンランショップ(THE CONRAN SHOP)」の日本法人で代表を務める中原慎一郎、エッセイストでクリエイティブ・ディレクターの松浦弥太郎が名を連ねる。

青葉氏は自身が選んだ作品を朗読した音声と共に展示し、平野氏は食にまつわるシーンの言葉をセレクトして散りばめたテーブルウエアを並べ、中原氏はチャーリー・ブラウンとスヌーピーが暮らす部屋を本物の家具で再現したほか、最果氏とヒコロヒー氏はルーシーにフォーカスした鏡のインスタレーションとコラムを展開。また、長谷川氏は作中のセリフをプリントした一点モノのスエットを48枚用意し、会期終了後に希望の来場者に抽選でプレゼントするなど、それぞれが思い思いの作品をディスプレーしている。

言葉を再構築したオリジナルアイテム

「言葉を再構築したオリジナルアイテム」は、地下2階の展示空間内に併設されるショップで取り扱う。銀座ソニーパークでしか購入できないTシャツ(4950円)やトートバッグ(2750〜3080円)、マグカップ(1980円)、ステッカー(990円)といったオリジナルアイテムを用意。さらに、ゲストキュレーターである長谷川氏との2型のコラボTシャツ(6600〜7150円)とキャップ(6050円)、平野氏との2型のコラボプレート(3300円)もラインナップする。

食と言葉を一緒に楽しむカジュアルダイニング

「食と言葉を一緒に楽しむカジュアルダイニング」では、地下3階のカジュアルダイニング「1/2(ニブン ノ イチ)」とコラボし、1/2サイズのオムライスやハンバーグ、ホットドッグなどの洋食メニューを提供。どれも「ピーナッツ」の舞台であるアメリカンテイストにアレンジされ、漫画とセリフが印刷されたプレイスマットやメニューブックと共に楽しむことができる。なお、「1/2」は入場券なしでも入店可能だが、限定ショップを含む他フロアは有料チケットエリアとなっている。

■スヌーピーは、今日も語る。 – ピーナッツ 75th Anniv.–
日程:7月16日〜8月11日
時間:10:00〜20:00(予定)/7月29日〜8月11日11:00〜19:00(予定)
場所:銀座ソニーパーク
住所:東京都中央区銀座5-3-1
入場料:一般1500円、中学・高校生1000円、小学生以下無料

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ユナイテッドアローズがアニメIP活用する新プロジェクト「UACG」始動 Z世代社員が発案

ユナイテッドアローズの「ビューティー&ユース ユナイテッドアローズ(BEAUTY & YOUTH UNITED ARROWS)」は、アニメ・漫画・ゲームに特化した新プロジェクト「UACG(ユーエーシージー)」を始動した。第1弾として、漫画家・イラストレーター江口寿史の作品を用いたコラボTシャツ3型を7月26日からビューティー&ユース ユナイテッドアローズ 吉祥寺店と「エイチ ビューティー&ユース ユナイテッドアローズ」の公式オンラインストアで販売する。

「UACG」は、同社のZ世代社員の本山綺良莉さんが発案した。幼少期からアニメや漫画、ゲームが生活の一部だったという本山さんの「好きや感動を、アパレルを通じてより多くの人に届け、当時のカルチャーの熱量を橋渡したい」という強い想いから、2年間の構想期間を経て実現した。

プロジェクト名は、UAに、「ANIME」「COMIC」「GAME」の頭文字を組み合わせた造語。「消費されないアニメTシャツ」をコンセプトに、アニメ、漫画、ゲームの作品をモチーフにしたファッションアイテムを企画する。小ロット生産で素材から仕立てまで高品質にこだわって製作し、「大量生産されるファングッズではなく、アートを着る感覚で未来に残る1枚を提案したい」と本山さん。

第1弾は、1990年代に公開されたアニメ映画のビジュアルをベースにし、江口が新たに天地を書き加えた特別なイラストをシルクスクリーンプリントした“UACG HRK Z001”(8800円)、10版のシルクスクリーンプリントでイラストの色彩や繊細な線まで再現し、首元に手刺しゅう風のディテールを加えた“UACG HRK BIKES”(1万1000円)、インクジェットプリントで色の陰影やキャラクターの表情の再現性を追求し、背面には江口の最新サインをリフレクタープリントで配した“UACG HRK LB PREM”(1万5400円)の3型を企画した。“UACG HRK LB PREM”は、99点限定で1点ずつシリアルナンバーを入れた。オリジナルのブリスターバッグも付属し、「飾りたくなるようなワクワク感を仕掛けた」という。

第2弾では、人気漫画「ドラゴンヘッド」をモチーフにしたアイテムを販売予定。「UACG」の公式SNSでは、制作背景やアイテムに込めた想いも発信していく。また「エイチ ビューティー&ユース ユナイテッドアローズ」内でのポップアップなど、作品の世界観を体験できるイベント施策も検討している。今後は2〜3カ月ごとのペースで、新作を発表予定。

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ユナイテッドアローズがアニメIP活用する新プロジェクト「UACG」始動 Z世代社員が発案

ユナイテッドアローズの「ビューティー&ユース ユナイテッドアローズ(BEAUTY & YOUTH UNITED ARROWS)」は、アニメ・漫画・ゲームに特化した新プロジェクト「UACG(ユーエーシージー)」を始動した。第1弾として、漫画家・イラストレーター江口寿史の作品を用いたコラボTシャツ3型を7月26日からビューティー&ユース ユナイテッドアローズ 吉祥寺店と「エイチ ビューティー&ユース ユナイテッドアローズ」の公式オンラインストアで販売する。

「UACG」は、同社のZ世代社員の本山綺良莉さんが発案した。幼少期からアニメや漫画、ゲームが生活の一部だったという本山さんの「好きや感動を、アパレルを通じてより多くの人に届け、当時のカルチャーの熱量を橋渡したい」という強い想いから、2年間の構想期間を経て実現した。

プロジェクト名は、UAに、「ANIME」「COMIC」「GAME」の頭文字を組み合わせた造語。「消費されないアニメTシャツ」をコンセプトに、アニメ、漫画、ゲームの作品をモチーフにしたファッションアイテムを企画する。小ロット生産で素材から仕立てまで高品質にこだわって製作し、「大量生産されるファングッズではなく、アートを着る感覚で未来に残る1枚を提案したい」と本山さん。

第1弾は、1990年代に公開されたアニメ映画のビジュアルをベースにし、江口が新たに天地を書き加えた特別なイラストをシルクスクリーンプリントした“UACG HRK Z001”(8800円)、10版のシルクスクリーンプリントでイラストの色彩や繊細な線まで再現し、首元に手刺しゅう風のディテールを加えた“UACG HRK BIKES”(1万1000円)、インクジェットプリントで色の陰影やキャラクターの表情の再現性を追求し、背面には江口の最新サインをリフレクタープリントで配した“UACG HRK LB PREM”(1万5400円)の3型を企画した。“UACG HRK LB PREM”は、99点限定で1点ずつシリアルナンバーを入れた。オリジナルのブリスターバッグも付属し、「飾りたくなるようなワクワク感を仕掛けた」という。

第2弾では、人気漫画「ドラゴンヘッド」をモチーフにしたアイテムを販売予定。「UACG」の公式SNSでは、制作背景やアイテムに込めた想いも発信していく。また「エイチ ビューティー&ユース ユナイテッドアローズ」内でのポップアップなど、作品の世界観を体験できるイベント施策も検討している。今後は2〜3カ月ごとのペースで、新作を発表予定。

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「トーガ」が「アンブロ」と初コラボ ゲームシャツやドレス、バッグなど7型を発売

「トーガ(TOGA)」は、デサントが展開するフットボールブランド「アンブロ(UMBRO)」との初となるコラボレーションアイテムを発売する。2026年2月末から3月上旬に発売を開始する予定だ。トーガの直営店で主に取り扱う。

初コラボではゲームシャツからドレスまで展開

コラボでは、トーガのアイコニックなカッティングとシルエットにアンブロのスポーティーな要素を加えたアイテムをラインアップする。アンブロの定番のゲームシャツ(4万3900円〜5万4900円)をはじめ、ゲームシャツとプリーツスカートを組み合わせたドレス(9万24000円)、ブルゾン(9万2400円)、トラックジャケット(7万5900円)とトラックパンツ(6万4900円)、トートバッグ(3万9600円)を揃える。各アイテムに、両ブランドのロゴを組み合えわせたコラボオリジナルロゴを配す。

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「エカト」が“森の隠れ家”なコンセプトストアを原宿に1カ月限定オープン 「ファンが集う場に」

プロ級のセルフケアを自宅でかなえるビューティブランド「エカト(EKATO.)」は8月10日まで、植物の力とセルフケアの融合がテーマの期間限定コンセプトストア「ビューティ ガーデン」を原宿・神宮前にオープンしている。製品のタッチアップをはじめ、カフェやエステ、美容カウンセリングなどのユニークな体験型コンテンツを用意。「植物の力とセルフケアの融合」をテーマに、森に佇むような空間で「エカト」の世界観を五感で堪能できる。

会場は、明治神宮前駅7番出口から徒歩1分の場所に佇む、2階建ての一軒家。原宿にいることを忘れてしまいそうなほど、自然光と緑に包まれた穏やかな空間で、森に迷い込んだような“隠れ家”を思わせる雰囲気が漂う。もともとレストランとして使われていた建物をリノベーションしており、1階には物販やタッチアップのスペース、2階にはエステや美容カウンセリングを行う施術エリアを備える。入り口はやや分かりにくいが、「エカト」のピンクの看板が目印だ。

物販のスペースには「エカト」のフルラインアップが並ぶ中、目玉となるのが数量限定の“トラベラーズセット”(1万5400円)だ。エイジング&乾燥ケアに特化したピンクの“プレシャスジェルパック”と、大人の肌荒れ&毛穴悩みに特化したブルーの“バランシングジェルパック”の定番炭酸パック2種に加え、シリコン製の折り畳みカップとスパチュラを組み合わせた。ジェルパックは、1剤と2剤のペーストを自身で混ぜ合わせて使用する製品で、ユーザーから届いた「旅先でも使用したいけれど、混ぜる際のカップを持参するとかさばる」などの声を元に、同セットの販売に至った。

ほかにも、自宅で本格的なセルフケアがかなう“ボディメディテーションローラー”や、炭酸洗顔“ホワイトスパウォッシュ”、ベーシックケアアイテムなども並び、「エカト」の製品が一堂に集まる。一部製品はバラエティーショップで展開しているが、全アイテムは公式オンラインストアでしか取り扱っていないため、実際に手に取れる貴重な機会だ。

また、メディカルハーブ専門店「ネロリハーブ(NEROLI HERB)」とコラボしたカフェスペースも併設。花が咲き誇るテラスでは、心地よい陽光のなか、ハーブティーをゆったりと楽しめる。さらに、小顔矯正や美容整体の施術が人気のプライベートサロン「エメリリア(AIMERLILIA)」による炭酸パックを使用したエステ体験や、美容皮膚科「渋谷 AMI クリニック」の橋本麻未院長による美容カウンセリングも受けられるなど、体験型コンテンツが充実している。

「エカト」は、2025年でブランド誕生5周年を迎える。これまでは、伊勢丹新宿本店やルクア大阪などで期間限定のポップアップを開催していたが、イベントスペースを1カ月間貸し切ってのロングラン開催は今回が初めてだ。PR担当者は「館内を訪れたお客さまがふらっと立ち寄ってくださることが多かったが、今回は路面店ということもあり、『エカト』のブランド力だけで集客を行う。だからこそ、本当に『エカト』を好きでいてくださるファンの方々が集まる場所になると期待している」と語った。

■期間限定コンセプトストア「ビューティ ガーデン」
日程:7月11日〜8月10日
時間:水〜金曜日 12:00〜20:00 / 土日祝 11:00〜20:00
定休日:月・火曜日
住所:東京都渋谷区神宮前6-31-10

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化粧品売り場を視察する際に見るべきポイントは?:#今さらビューティ部 Vol.3

「WWDJAPAN」ポッドキャストの「#今さらビューティ部」は、長年美容業界で活躍する美容コーディネーターの弓気田みずほさんと、「WWDJAPAN」ビューティ担当の若手記者2人が、同業界の今さら聞けない話や最新の売り場・製品情報をお届けします。

第3回は、化粧品売り場を視察する際に見るべきポイントを弓気田さんに聞きます。伊勢丹新宿本店や阪急うめだ本店、「アットコスメトーキョー(@COSME TOKYO)」などを例に挙げ、各店の売り場の特徴にはどのような要素が影響しているのか?を考察。それぞれが最近見て面白かった売り場も紹介します。

「#今さらビューティ部」は皆さまからのお便りをお待ちしております。ご感想・ご意見を聞かせてください。メールアドレスは、beautybu@wwdjapan.comです。


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デキるマネジャーはゴール設定が上手い!

毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2025年7月14日号からの抜粋です)

小田島:普段の取材で、経営幹部やデザイナー、販売員などはよくお会いしますが、中間管理職の方たちとはあまり接点がありません。彼らのマネジメント手法に光を当てたら面白いのではと思い、「令和のプレイングマネジャー特集」を企画しました。上からは結果を求められ、下からは突き上げられる中間管理職は、今や罰ゲームだなんて言われることもありますよね。

沼:中間管理職は組織の中で大事なポジションなのにあまり前に出てこないし、大変だというマイナスイメージも強い。だからこそ、実際その立場にある人たちがどう働いているのか知りたいと、私も思いました。

視野の広さがモノを言う

小田島:取材を通して見えたのは、デキるマネジャーはゴール設定がうまいということ。上司から降りてくる数字やKPIをそのまま伝えても、部下の気持ちは盛り上がりません。上からの目標をどう解釈し、達成過程を含めいいゴールをどう設定するか。そこに力量が表れるのだなと。視野の広さやクリエイティビティーなどがモノを言うのが、今の時代の中間管理職なんだと感じました。もちろん、令和ならではのコミュ力や寄り添い力も大切です。

沼:私が取材した中で一番グッときたのは、「ウィゴー(WEGO)」の登美幸PR制作チーム マネージャー。すごく楽しそうに働いていて、そういう上司は部下から見てもすてき。あっけらかんとしていて、部下に気を遣わせない、接しやすさを感じました。最近、良いアティチュードとして話題になることが多い“ギャルマインド”にも通じるのかも。

小田島:確かに。皆さん安定感があり、壁がなくて接し方がフラットでしたよね。部下の年齢が上か下かもあまり意識していなさそうでした。

沼:11人の皆さんが「(マネジャーを)やってよかった」と共通しておっしゃっているのも印象的でした。実際にその立場になったらどんな世界が見えるんだろうって、私も好奇心が湧きました。チャンスがあれば私もマネジャーをやってみたいです!

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「ロージーローザ」が“指感覚”で使える新パフ発売 シミ・くま・小鼻にぴたっと密着

「ロージーローザ(ROSYROSA)」は9月11日、狙った部分に密着するミニサイズのパフ“スポットカバーパフ 2P”(2個入り、495円)を発売する。

同製品は、細かい部分のカバーやぼかしに使用できるミニサイズのパフ。縦幅約38mm、横幅29mm、厚み12mmで、もちっと滑らかな肌触りが特徴だ。指先が収まる“指先カバー”タイプの持ち手を採用し、指のような感覚でコントロールでき、シミやニキビ跡、小鼻や口角、目の下のくまなどのスポットに狙って密着。リキッドやクリーム、クッション、パウダーとあらゆる剤形に対応し、コンシーラーやチーク、ファンデーション、ハイライト、シェーディングなどさまざまな用途で使用可能だ。

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「ロージーローザ」が“指感覚”で使える新パフ発売 シミ・くま・小鼻にぴたっと密着

「ロージーローザ(ROSYROSA)」は9月11日、狙った部分に密着するミニサイズのパフ“スポットカバーパフ 2P”(2個入り、495円)を発売する。

同製品は、細かい部分のカバーやぼかしに使用できるミニサイズのパフ。縦幅約38mm、横幅29mm、厚み12mmで、もちっと滑らかな肌触りが特徴だ。指先が収まる“指先カバー”タイプの持ち手を採用し、指のような感覚でコントロールでき、シミやニキビ跡、小鼻や口角、目の下のくまなどのスポットに狙って密着。リキッドやクリーム、クッション、パウダーとあらゆる剤形に対応し、コンシーラーやチーク、ファンデーション、ハイライト、シェーディングなどさまざまな用途で使用可能だ。

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「フローラノーティス ジルスチュアート」が花々の香りのヘアマスクとパドルブラシを発売

「フローラノーティス ジルスチュアート(FLORA NOTIS JILL STUART)」は9月19日、髪のゆがみに集中アプローチする“ディープリペアヘアマスク”(全2種、各250g、4180円)とカッサ着想の“リラクシングパドルブラシ”(4290円)を発売する。

“揺れ艶髪”に導くヘアケアアイテム2品

“ディープリペアヘアマスク”は、植物由来の美容成分を配合し、髪の内外にアプローチしてうねりのない潤いと艶に満ちた髪に導く。濡れた髪になじみやすいテクスチャーで、洗い流した後は必要なコート膜のみを残し、きしみのない仕上がりをかなえる。フレッシュな生花の香りが広がる、“チェリーブロッサム”と“センシュアルジャスミン”の2つの香りをそろえた。

ピンとハンドル部分に天然のバンブー素材を採用した“リラクシングパドルブラシ”は、ブラッシングすることで肌表面を整えて、静電気が起きにくくまとまりやすい髪に導く。カッサに着想を得たデザインで、ハンドルのカーブ部分を肌に当て、頭皮・肩・首のマッサージにも使用できる。

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「フローラノーティス ジルスチュアート」が花々の香りのヘアマスクとパドルブラシを発売

「フローラノーティス ジルスチュアート(FLORA NOTIS JILL STUART)」は9月19日、髪のゆがみに集中アプローチする“ディープリペアヘアマスク”(全2種、各250g、4180円)とカッサ着想の“リラクシングパドルブラシ”(4290円)を発売する。

“揺れ艶髪”に導くヘアケアアイテム2品

“ディープリペアヘアマスク”は、植物由来の美容成分を配合し、髪の内外にアプローチしてうねりのない潤いと艶に満ちた髪に導く。濡れた髪になじみやすいテクスチャーで、洗い流した後は必要なコート膜のみを残し、きしみのない仕上がりをかなえる。フレッシュな生花の香りが広がる、“チェリーブロッサム”と“センシュアルジャスミン”の2つの香りをそろえた。

ピンとハンドル部分に天然のバンブー素材を採用した“リラクシングパドルブラシ”は、ブラッシングすることで肌表面を整えて、静電気が起きにくくまとまりやすい髪に導く。カッサに着想を得たデザインで、ハンドルのカーブ部分を肌に当て、頭皮・肩・首のマッサージにも使用できる。

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【2025年秋コスメ】「イプサ」から秋限定のファンデーションキットが登場

「イプサ(IPSA)」は9月9日、秋の乾燥しやすい肌に向けた"ファウンデイションキット"(5280円〜1万1880円)を限定発売する。4種のファンデーションからいずれか1品を購入すると3種の角層ケアローションから1品、オリジナルポーチ1品を選べるセットアイテムで、取扱店舗、公式オンラインショップで取り扱う。

4種のファンデーションが対象

同キットのメーンアイテムとなるファンデーションは、肌質やなりたい肌に合わせてリキッド、クリーム、パウダーなどから選択。ラインアップはみずみずしい美容液のようなテクスチャーで毛穴や色むらを光の通り道を作ることでカバーする“リキッド ファウンデイションe”[SPF25・PA++](全6色、各25mL、各5390円)、乾燥しやすい肌にもフィットし、色むらの目立ちをカバーする“クリーム ファウンデイションe” [SPF15・PA++](全6色、各30g、各6050円)、皮脂を変換しファンデーションのフィット力を高める“パウダー ファウンデイションe” [SPF25・PA++](全6色、各7g、各4730円※ケース別売り)、グロウゴールドパール配合で、肌に溶け込み潤いに満ちた肌に仕上げながら輝くような艶をかなえる“ファウンデイション アルティメイトe” [SPF25・PA++](全6色、各16g、各1万1330円※ブラシ別売り)をそろえた。

角質ケアローションは肌タイプに合わせて用意

ファンデーションを購入するともらえる30mLの角質ケアローションは、肌タイプに合わせて選べるよう3種類を用意。ベタつきが気になる肌に向け、不要な角質をほぐしなめらかな感触の肌に仕上げる“クリアアップローション 1”と、カサつきが気になる肌向けでブドウ種子油配合で不要な角質をほぐし、つるつるの肌に磨き上げる“クリアアップローション2e”、ゴワつきがちな肌を潤いでほぐし、ふっくらとした柔らかい肌へと導く拭き取りローションの“リファイニングローションe”から選択可能だ。

メイクアイテムを収納できるベロア素材のオリジナルポーチは、秋らしいデザインのオリジナルポーチは、ベージュとローズを展開する。公式オンラインショップおよび「イプサ」青山点限定でカーキブラインもそろえる。

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【2025年秋コスメ】「イプサ」から秋限定のファンデーションキットが登場

「イプサ(IPSA)」は9月9日、秋の乾燥しやすい肌に向けた"ファウンデイションキット"(5280円〜1万1880円)を限定発売する。4種のファンデーションからいずれか1品を購入すると3種の角層ケアローションから1品、オリジナルポーチ1品を選べるセットアイテムで、取扱店舗、公式オンラインショップで取り扱う。

4種のファンデーションが対象

同キットのメーンアイテムとなるファンデーションは、肌質やなりたい肌に合わせてリキッド、クリーム、パウダーなどから選択。ラインアップはみずみずしい美容液のようなテクスチャーで毛穴や色むらを光の通り道を作ることでカバーする“リキッド ファウンデイションe”[SPF25・PA++](全6色、各25mL、各5390円)、乾燥しやすい肌にもフィットし、色むらの目立ちをカバーする“クリーム ファウンデイションe” [SPF15・PA++](全6色、各30g、各6050円)、皮脂を変換しファンデーションのフィット力を高める“パウダー ファウンデイションe” [SPF25・PA++](全6色、各7g、各4730円※ケース別売り)、グロウゴールドパール配合で、肌に溶け込み潤いに満ちた肌に仕上げながら輝くような艶をかなえる“ファウンデイション アルティメイトe” [SPF25・PA++](全6色、各16g、各1万1330円※ブラシ別売り)をそろえた。

角質ケアローションは肌タイプに合わせて用意

ファンデーションを購入するともらえる30mLの角質ケアローションは、肌タイプに合わせて選べるよう3種類を用意。ベタつきが気になる肌に向け、不要な角質をほぐしなめらかな感触の肌に仕上げる“クリアアップローション 1”と、カサつきが気になる肌向けでブドウ種子油配合で不要な角質をほぐし、つるつるの肌に磨き上げる“クリアアップローション2e”、ゴワつきがちな肌を潤いでほぐし、ふっくらとした柔らかい肌へと導く拭き取りローションの“リファイニングローションe”から選択可能だ。

メイクアイテムを収納できるベロア素材のオリジナルポーチは、秋らしいデザインのオリジナルポーチは、ベージュとローズを展開する。公式オンラインショップおよび「イプサ」青山点限定でカーキブラインもそろえる。

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