「ナヌーク」NANAスタイリスト 顧客と自分を見つめる“観察力”【人気サロンオーナーが推す次世代美容師】

PROFILE: NANA

NANA
PROFILE: (ナナ)1999年6月26日生まれ、東京都出身。2020年3月に国際文化理容美容専門学校国分寺校を卒業。同年4月に「ナヌーク(nanuk)」に入社。PHOTO : NANAKO ARAIE
美容師の仕事は髪を切るだけではない。顧客が言語化できているニーズ以上を理解する洞察力、初対面の相手の心地よい温度を探りそれに合わせるコミュニケーション能力、「なりたい」「似合う」のバランスを探る感性、そしてそれを手作業に落とし込む技術力。あげればキリがないほど細やかで難易度の高い能力で成り立っている。

その技術や価値観、持っている視点は、サロン業界だけでなく、ファッション・ビューティ業界のあらゆる業種にも大いに参考になる。本連載では、有名サロンの店長が推薦する若手スタイリストを取り上げ、その接客力や感性、発信方法などを軸に仕事観やスタイルの裏側をひもとく。第1回はファッショナブルなサロンとして名高い「ナヌーク(nanuk)」。代官山店のNATSUMI店長からの推薦で、スタイリスト歴1年のNANAさんに話を聞いた。

学生時代は剣道少女
最初はメイクアップアーティストになりたかった

WWD:美容師を志したきっかけは?
NANAスタイリスト(以下、NANA):
小学1年生から高校3年生まで剣道をやっていて、その反動か着飾ることに関心が強く、メイクがとても好きでした。最初はメイクアップアーティストになりたいと考えていましたが、美容学校に入ってカットの技術を学んだりコンテストに出たりするうちにカットの楽しさに目覚めて。美容師であれば撮影でヘアメイクの仕事に広がる可能性もありますし、美容師になることを決めました。

WWD:美容師歴は6年でスタイリスト歴は1年。最初は集客の壁もありましたか?
NANA:
今はインスタグラムが集客の主流になっていて、アシスタントからスタイリストになった時、自分のフォロワー数がそのまま結果に表れる現実に直面しました。最初はとても悔しかったです。自分自身は技術を磨いてきた自負があるので、なぜSNSで人気が出ないとお客さまが来てくれないのだろう、って。試行錯誤して発信を続ける中で少しずつ新規の方や再来の方が増えてきてようやく楽しくなってきた実感があります。

WWD:集客が取れるようになったきっかけは?
NANA:
デビューしてすぐはお客さまから予約が入らず、何をアピールしたらいいか分からない時がありました。ウィッグでカットしたものをアップしても需要があるのは美容師さん。とりあえず自分の魅力を伝えようと考えて少しずつリール動画を増やしていきました。

世の中のお客さまは今、技術はもちろんですが、ファッション観など「自分に似ているな」と感じる美容師さんを指名することが多くなっていると感じていまして。ファッション感覚や得意なメイクアップなどをリール動画などで意識的に発信していったところ、伸長していきました。実際にそこから自分と近い感性やファッション観を持つお客さまが増えていった感覚があります。

営業中の動画もアップすることで、ヘアデザインやメイクの投稿だけでは伝わらないコミュニケーションの温度感、どんな表情で接客をするか、サロンはどんな雰囲気かなどを伝えています。営業中の動画は新規のお客さまの安心感につながっている気がします。

接客は“美容師っぽくない”

WWD:顧客の年齢層は?
NANA:
大学生から40代まで幅広いです。大学生であれば韓国っぽいスタイル、30代はモード感のある方が多い印象です。ほとんどのお客さまがインスタグラムから来店してくださいます。

インスタグラムを入り口に自分を知る方が来店することに対して、「期待をどう裏切らないか」を考えてわけが分からなくなる時期もありました。しかし、今は「自分らしくあればいいかな」と思えるようになりました。もしかしたら「SNSで期待していた像と違う」と思われる方もいるかもしれないですが、ギャップとして捉えてもらえればいいかな、と。ありのままで、かしこまらず、ラフに接客していて、もしかしたら“美容師っぽくない”という印象を持たれるかもしれないです

WWD:“美容師っぽくない”とは?
NANA:
美容師の定型文で会話をしないように言葉のチョイスに気を配っています。一言一言にしっかり意味を考えて、その一言でいろんなものが伝わるように心がけています。

例えば、「熱いところないですか?」「痒いところないですか?」などは使いません。「熱くないのは当たり前」と言えるほどの技術を培っている自信はありますし、そういった「定型文だから言っておこう」という言葉はお客さまも勘付くと思っています。

私自身、人見知りで緊張しやすいので、お客の立場で店に足を運んだとき、「無理に会話を埋めようとしてくれているな」と感じ取ることがあります。だからこそ、会話を埋める手段として定型文は使わない。よく来てくださっている方はパソコンや漫画を持ってくる方もいる。無理に言葉で場を埋めようとせず、お互いに自分らしくいられる雰囲気が居心地の良さに繋がっているかなと思います。

WWD:そういった接客の姿勢はどのように培った?
NANA:
アシスタントのときにディレクターについている時期が1年半あり、お客さまとの会話にフィードバックをいただいていました。「この会話は適切ではなかった」「お客さま全員が話したいわけではない」など。そこから、自分自身が席を外した時やお一人で過ごされている時間などの表情を鏡越しに読み取る観察の大切さを学びました。「鏡を見ていたら不安に思っているところがあるのかな」「携帯を見ていたら特に何も気にしていないのかな」など判断の材料にしています。

WWD:販売や商品提案のスタイルは?
NANA:
押し付けることはせずに「これ良いですよ、私も使っています」とラフに伝えると、お客さまの方から興味を持ってくださることが多いです。スタイリング剤も「このスタイルはこれで仕上げました」と伝えると自然に購入につながるケースが多いです。

接客を通して重視しているのは、無理に話さないこと、押し付けないこと。正直、自分の中で「前髪だけでもパーマをかけたほうが素敵になる」と思って伝えても、その時の「うーん」の反応を見て違うと感じ取ったら引きます。

個人的な感覚として最近のお客さまは「自分はこれがいい」という意思や個性をしっかり持っている。そこに寄り添って条件は崩さないうえで、似合う形に持っていく。そしたら「難しい要求をやってくれた人」という印象になり、再来にもつながりやすいと思っています。

コンプレックスがあるから
分析が強みに

WWD:技術的に得意なスタイルは?
NANA:
レイヤーカットとパーマです。特に最近はブラント感を残したレイヤーカットを求められる方やレイヤーを多く入れたパーマの方が多くて。それを自分自身でもSNSなどで打ち出していたので、それが自然と得意になっていったと思っています。

WWD:技術を磨くうえで意識していることは?
NANA:
営業中は先輩のビフォーアフターをよく見るようにしています。気になる質感があれば、「何を使ったんですか?」と聞いたりして、自然に情報収集しています。技術には自信があります。根っこの性格が真面目なので、学生時代からとにかく追求することが多かったです。

WWD:トレンドやインプットはどのようにしている?
NANA:
韓国のメイクさんの投稿や海外の美容師のインスタグラムから学ぶことが多いです。写真の撮り方などもそこから学ぶことがあります。お客さまのファッションも参考になります。皆さん感度が高いので刺激になりますね。

WWD:NATSUMIさんからの推薦文にも言及があった「自己分析の強み」はどう培った?
NANA:
いい意味で自分にコンプレックスを持っているので、他人にどう見えているかを頻繁に考えています。自分では良く見えているけれど、写真では「少し面長に見えるな」と感じたら、すぐに前髪を切ったり。ブロンドにしていた時に伸びた根元が気になって黒のローライトを入れてみたり。色落ちがいやだなと思ったら赤にしてみたり。お客さまへの提案力につながるので思い切ったヘアスタイルやメイクアップも挑戦しています。

自分が好きなテイストもありますが、自分が好きでも他人から見て似合っていなかったら、私はとても気になってしまう。他者からの目線を取り入れながら自分の好きを表現しつつ、人の意見も積極的に参考にして沢山挑戦しています。両方の目線を持っているからお客さまの“似合う”を探せるのかもしれません。

WWD:そういった視点はSNSにも生きている?
NANA:
必ず「自分だったら」という思考で考えていて。私であれば気になった動画があればその人のフィードにすぐ飛ぶ。なので、メイク動画で自分を見つけてくれた人が自分のインスタグラムのフィードに飛んだ時に「私は美容師だよ」と分かるように、メイクとサロンワークの動画量のバランスを考えたりしています。

WWD:来店した顧客からメイクのアドバイスを求められることも多い?
NANA:
あります。「どこのアイシャドウをつけていますか?」など美容の情報を求める人もいれば、リラックス目的の人もいて。「美容室=髪を切る場」だけでなくなっている感覚は強いですね。だからこそ自分が身につけているものはネイルもコスメもスキンケアも全てに応えられるように自分が身につけているものの背景を知って理解することを大事にしています。

WWD:今後の展望は。
NANA:
直近の目標は予約が取りにくい美容師になること。女性として結婚や将来のライフプランも考えていて、美容師を離れる可能性が出てきた時に何ができるかも考えています。メイクやアクセサリーといったプラスアルファの活動も、美容師とあわせてしていきたいです。

最後に、NANAスタイリストを“次世代を担う美容師”として推薦した「ナヌーク」代官山店のNATSUMI店長のコメントを紹介する。

NANAを選ばせて頂いた理由は自分自身の強み・弱みを理解し、自己分析をすることで発信の仕方や表現力、ヘアスタイルのデザインに対する技術力が日々成長しており、これからもっと飛躍していく姿を見られることが楽しみだからです!

美容師としてお客さまの大切な髪を任せていただきヘアスタイルを作ることはとても貴重で、特別なことです。お客さまの求めていること、それ以上のモノを提供できるようにするためにはまずは美容師自身がファッション、メイク、ヘアスタイルに向き合って分析していくことがとても大事だと思います。

NANAは、彼女自身が色々なメイク・髪型に挑戦し、さらに自分が好きなモノ、雰囲気を形にできるよう、練習や発信をし、日々変化を遂げています。そんな積み重ねがあったからこそ、お客さまのさまざまな悩みに向き合えていて、その悩みに合わせながらNANAが持っている感性を爆発させヘア×メイク×ファッションそれぞれの魅力を引き出し、素敵なヘアスタイルを作っている姿がSNSからも溢れ出ているので、私も毎日身が引き締まる思いで刺激をもらっています。

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「ア ベイシング エイプ®」×「マスターマインド・ジャパン」 ボタニカルなカモが新登場

「ア ベイシング エイプ®(A BATHING APE®)」(以下、「ベイプ®」)は、「マスターマインド・ジャパン(MASTERMIND JAPAN)」とのコラボレーションコレクション “マスターマインド ア ベイシング エイプ® 16TH”を発売する。Tシャツ2型(2万9700円、3万7400円)とスエットパンツ(4万9500円)、ショートスリーブシャツ(4万7300円)、ショーツ(4万4000円)をラインアップ。公式オンラインストアで8月6日に先行発売し、ベイプ ストア® 京都、ベイプ® シンク、ベイプ ストア®銀座で8月9日から取り扱う。

商品ラインアップ

“リラックスフィット”シリーズは、ユーズド加工を施しオーバーシルエットに仕上げた。 STAのレザーパッチとスカルのプリントを組み合わせ、左裾にレザーストラップをあしらったTシャツと、スエットパンツを用意する。“トロピカル スカル カモ”シリーズでは、ボタニカル柄をエイプヘッドとクロスボーンスカルに落とし込んだ新しい“ベイプ® カモ”を採用。涼しげなサテン素材のショートスリーブシャツと、ショーツを用意。セットアップとしても着用することができる。

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「ア ベイシング エイプ®」×「マスターマインド・ジャパン」 ボタニカルなカモが新登場

「ア ベイシング エイプ®(A BATHING APE®)」(以下、「ベイプ®」)は、「マスターマインド・ジャパン(MASTERMIND JAPAN)」とのコラボレーションコレクション “マスターマインド ア ベイシング エイプ® 16TH”を発売する。Tシャツ2型(2万9700円、3万7400円)とスエットパンツ(4万9500円)、ショートスリーブシャツ(4万7300円)、ショーツ(4万4000円)をラインアップ。公式オンラインストアで8月6日に先行発売し、ベイプ ストア® 京都、ベイプ® シンク、ベイプ ストア®銀座で8月9日から取り扱う。

商品ラインアップ

“リラックスフィット”シリーズは、ユーズド加工を施しオーバーシルエットに仕上げた。 STAのレザーパッチとスカルのプリントを組み合わせ、左裾にレザーストラップをあしらったTシャツと、スエットパンツを用意する。“トロピカル スカル カモ”シリーズでは、ボタニカル柄をエイプヘッドとクロスボーンスカルに落とし込んだ新しい“ベイプ® カモ”を採用。涼しげなサテン素材のショートスリーブシャツと、ショーツを用意。セットアップとしても着用することができる。

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クラシエが台湾発ライフスタイルブランド「デイリリー」を子会社化 漢方×D2Cで新たな価値創出へ

クラシエは7月31日、台湾発のライフスタイルブランド「デイリリー(DAYLILY)」を展開するデイリリージャパン(東京・中央区)の株式を取得し、同社を子会社化した。取得株式数および買収金額は非開示。

「デイリリー」は、2018年に誕生した台湾・台北の漢方薬局から生まれたライフスタイルブランド。漢方薬局を営む父を持つ台湾出身の王怡婷(オウ・イテイ)氏と、北海道出身の小林百絵氏によって創業された。現在は日本国内で5店舗を構えるほか、オンラインストアを通じた販売も行っている。

クラシエは、漢方の思想を取り入れた“医療・食品・美容・生活快適”の領域において新たな価値創造を目指す成長戦略を掲げており、今回の株式取得はその具体的な取り組みの一つ。「デイリリー」の店舗運営ノウハウやD2Cのアセットと、クラシエの製品開発力や研究・生産体制を相互に活用することで、“暮らしに根ざした新しい漢方価値”の提案を進めていく。

7月31日付でクラシエから5人がデイリリージャパンの取締役および監査役に就任。8月1日には、クラシエのホームプロダクツカンパニー内に「デイリリー事業部」を新設し、事業部長を含む4人が所属する新体制がスタートした。デイリリージャパンの社長は創業者の一人でもある小林百絵氏が引き続き務める。

「デイリリー」はこれまで、漢方の知恵を現代のライフスタイルに寄り添うかたちで提案し、女性を中心に支持を広げてきた。今後はクラシエの参画により、製品開発やマーケティング、販路拡大などにおいて両社の強みを掛け合わせ、ブランドとしてのさらなる成長を目指す。

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クラシエが台湾発ライフスタイルブランド「デイリリー」を子会社化 漢方×D2Cで新たな価値創出へ

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「デイリリー」は、2018年に誕生した台湾・台北の漢方薬局から生まれたライフスタイルブランド。漢方薬局を営む父を持つ台湾出身の王怡婷(オウ・イテイ)氏と、北海道出身の小林百絵氏によって創業された。現在は日本国内で5店舗を構えるほか、オンラインストアを通じた販売も行っている。

クラシエは、漢方の思想を取り入れた“医療・食品・美容・生活快適”の領域において新たな価値創造を目指す成長戦略を掲げており、今回の株式取得はその具体的な取り組みの一つ。「デイリリー」の店舗運営ノウハウやD2Cのアセットと、クラシエの製品開発力や研究・生産体制を相互に活用することで、“暮らしに根ざした新しい漢方価値”の提案を進めていく。

7月31日付でクラシエから5人がデイリリージャパンの取締役および監査役に就任。8月1日には、クラシエのホームプロダクツカンパニー内に「デイリリー事業部」を新設し、事業部長を含む4人が所属する新体制がスタートした。デイリリージャパンの社長は創業者の一人でもある小林百絵氏が引き続き務める。

「デイリリー」はこれまで、漢方の知恵を現代のライフスタイルに寄り添うかたちで提案し、女性を中心に支持を広げてきた。今後はクラシエの参画により、製品開発やマーケティング、販路拡大などにおいて両社の強みを掛け合わせ、ブランドとしてのさらなる成長を目指す。

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「M・A・C」が水越みさとプロデュースアイテムを限定発売 ぷっくりとした3Dリップがかなう3種セット

「M・A・C」は8月8日、美容クリエイターの水越みさとがセレクトしたペンシル、リップ、グロスがセットになった“リップコンボ”(全3種、各9570円)を数量限定発売する。ラインアップはピンク、レッド、ブラウンの3バリエーションで、全国の「M・A・C」カウンター、楽天市場、ゾゾコスメおよびアットコスメオンラインでは現在、先行予約を行っている。購入特典として、水越のオリジナルフォトカードが付属し、抽選で70人が参加できるイベントも開催する。

さまざまなシーンで活躍する水越オリジナルのセレクトセット

リップコンボ ピンク

“リップコンボ ピンク”のセット内容は、“マキシマル シルキーマット リップスティック クールテディー”、“リップグレイザー ワーリン”、“リップガラス エアー カジュアル”だ。顔が沈まない程よいくすみ感で、ピンクとベージュのいいとこ取りをしたような絶妙なカラーの“シルキーマット リップスティック クールテディー”を“リップグレイザー”でグラデーションにし、グロスで艶を出すことで、甘すぎず大人可愛いピンクメイクがかなう。

リップコンボ レッド

スルスル塗れて透明感が出る“グロープレイ テンダートーク リップバーム サーブ”、ナチュラルに輪郭を際立たす“リップペンシル スパイス”、ふっくら感を演出する“リップガラスエアー フロスティング”がセットになった“リップコンボ レッド”は普段使いに最適だ。水越は、「イメージする“赤リップ”とはまったく違う印象に仕上がるので、赤に苦手意識を持っている人にこそ試してほしい!」とコメント。

リップコンボ ブラウン

モーブブラウンカラーの“ラスターガラスリップスティック アローンタイム”と、ヌーディーカラーの“リップペンシル ワール”、程よく唇をプランプアップさせる“スクワート プランピング グロススティック ローワーカット”でエフォートレスな雰囲気に仕上げる“リップコンボ ブラウン”。水越は、「どれもひとつでリップメイクできるほど完成度の高いアイテムだが、重ねることで生まれる“キメすぎないけどオシャレな雰囲気”を楽しんでほしい」とアドバイスを寄せている。

◾️“リップコンボ”購入者イベント

日程:8月24日
時間:10:00〜11:00(第1部)、12:00〜13:00(第2部)
場所:東京都渋谷区某所
対象購入店舗:全国「M・A・C」カウンター、アットコスメ東京、名古屋、大阪、「M・A・C」公式オンラインストア、アットコスメ公式オンラインストア

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「M・A・C」が水越みさとプロデュースアイテムを限定発売 ぷっくりとした3Dリップがかなう3種セット

「M・A・C」は8月8日、美容クリエイターの水越みさとがセレクトしたペンシル、リップ、グロスがセットになった“リップコンボ”(全3種、各9570円)を数量限定発売する。ラインアップはピンク、レッド、ブラウンの3バリエーションで、全国の「M・A・C」カウンター、楽天市場、ゾゾコスメおよびアットコスメオンラインでは現在、先行予約を行っている。購入特典として、水越のオリジナルフォトカードが付属し、抽選で70人が参加できるイベントも開催する。

さまざまなシーンで活躍する水越オリジナルのセレクトセット

リップコンボ ピンク

“リップコンボ ピンク”のセット内容は、“マキシマル シルキーマット リップスティック クールテディー”、“リップグレイザー ワーリン”、“リップガラス エアー カジュアル”だ。顔が沈まない程よいくすみ感で、ピンクとベージュのいいとこ取りをしたような絶妙なカラーの“シルキーマット リップスティック クールテディー”を“リップグレイザー”でグラデーションにし、グロスで艶を出すことで、甘すぎず大人可愛いピンクメイクがかなう。

リップコンボ レッド

スルスル塗れて透明感が出る“グロープレイ テンダートーク リップバーム サーブ”、ナチュラルに輪郭を際立たす“リップペンシル スパイス”、ふっくら感を演出する“リップガラスエアー フロスティング”がセットになった“リップコンボ レッド”は普段使いに最適だ。水越は、「イメージする“赤リップ”とはまったく違う印象に仕上がるので、赤に苦手意識を持っている人にこそ試してほしい!」とコメント。

リップコンボ ブラウン

モーブブラウンカラーの“ラスターガラスリップスティック アローンタイム”と、ヌーディーカラーの“リップペンシル ワール”、程よく唇をプランプアップさせる“スクワート プランピング グロススティック ローワーカット”でエフォートレスな雰囲気に仕上げる“リップコンボ ブラウン”。水越は、「どれもひとつでリップメイクできるほど完成度の高いアイテムだが、重ねることで生まれる“キメすぎないけどオシャレな雰囲気”を楽しんでほしい」とアドバイスを寄せている。

◾️“リップコンボ”購入者イベント

日程:8月24日
時間:10:00〜11:00(第1部)、12:00〜13:00(第2部)
場所:東京都渋谷区某所
対象購入店舗:全国「M・A・C」カウンター、アットコスメ東京、名古屋、大阪、「M・A・C」公式オンラインストア、アットコスメ公式オンラインストア

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「ルイ・ヴィトン」から日本風のカラフルなモチーフをあしらったメンズウオレットとレザーグッズが登場

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、2025年秋冬メンズ・コレクションから、日本風のカラフルなモチーフで前面を彩った新作メンズウオレットとレザーグッズを発売した。定番の長財布から小ぶりな財布、カードケース、パスポートケースをラインアップする。

日本風のポップでカラフルなアイテム

定番の長財布に躍動感をもたらすデザインが魅力の“ポルトフォイユ・プラザ”(12万3200円)は、複数のポケットやカードスロット、ファスナー式コイン用コンパートメントを備えた。カラーのモノグラム・キャンバスで仕上げた“ポルトフォイユ・スレンダー”(8万6900円)は、8つのカードスロットと紙幣や領収書用のコンパートメントを配した小ぶりな財布だ。

レザーグッズとして登場するのは、カードケース、パスポートケースだ。カードケース“オーガナイザー・ドゥ ポッシュ”(7万1500円)は、「ルイ・ヴィトン」のシグネチャーをあしらったモチーフが定番の小ぶりなアイテムにユニークなタッチを添える。鮮やかなプリントを施したパスポートケース“クーヴェルテュール・パスポール”(6万7100円)は、パスポートを収納するスペースに加え、4つのカードスロットと書類用フラットポケットを備えた実用的なアイテムに仕上げた。

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「ルイ・ヴィトン」から日本風のカラフルなモチーフをあしらったメンズウオレットとレザーグッズが登場

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、2025年秋冬メンズ・コレクションから、日本風のカラフルなモチーフで前面を彩った新作メンズウオレットとレザーグッズを発売した。定番の長財布から小ぶりな財布、カードケース、パスポートケースをラインアップする。

日本風のポップでカラフルなアイテム

定番の長財布に躍動感をもたらすデザインが魅力の“ポルトフォイユ・プラザ”(12万3200円)は、複数のポケットやカードスロット、ファスナー式コイン用コンパートメントを備えた。カラーのモノグラム・キャンバスで仕上げた“ポルトフォイユ・スレンダー”(8万6900円)は、8つのカードスロットと紙幣や領収書用のコンパートメントを配した小ぶりな財布だ。

レザーグッズとして登場するのは、カードケース、パスポートケースだ。カードケース“オーガナイザー・ドゥ ポッシュ”(7万1500円)は、「ルイ・ヴィトン」のシグネチャーをあしらったモチーフが定番の小ぶりなアイテムにユニークなタッチを添える。鮮やかなプリントを施したパスポートケース“クーヴェルテュール・パスポール”(6万7100円)は、パスポートを収納するスペースに加え、4つのカードスロットと書類用フラットポケットを備えた実用的なアイテムに仕上げた。

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「ナイキ原宿」が閉店、8月末で

「ナイキ(NIKE)」は、東京・原宿の旗艦店「ナイキ原宿」を8月31日で閉店する。店舗入口には告知看板を掲示しているが、移転や再出店に関する情報はない。

同店は2009年に「ナイキ フラッグシップストア原宿」としてオープン。インテリアをWonderwallの片山正通氏が手がけ、1600足分のソールで構成された「フットウエアウオール」や、マラソンゼッケンやスニーカーを用いたインスタレーションなどの体験型の空間演出で話題を集めた。2019年には、アプリとリアル店舗を連携させた「ナイキ原宿」へ刷新し、グローバルでも限られたデジタル融合型店舗として運営してきた。

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「ナイキ原宿」が閉店、8月末で

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同店は2009年に「ナイキ フラッグシップストア原宿」としてオープン。インテリアをWonderwallの片山正通氏が手がけ、1600足分のソールで構成された「フットウエアウオール」や、マラソンゼッケンやスニーカーを用いたインスタレーションなどの体験型の空間演出で話題を集めた。2019年には、アプリとリアル店舗を連携させた「ナイキ原宿」へ刷新し、グローバルでも限られたデジタル融合型店舗として運営してきた。

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中国コスメの次の一手は仏発高級スキンケア「ガレニーク」 中国・ヤツェングループが描くアジア市場戦略

 

中国コスメ「パーフェクトダイアリー(PERFECT DIARY、完美日記)」を展開する中国企業のヤツェングループは2020年の上場を機に、ブランドポートフォリオの拡大やアジア、欧米市場での存在感を高めている。このほど2020年に買収したフランス発のスキンケアブランド「ガレニーク(GALENIC)」が日本上陸を果たした。1987年の誕生以来、製薬レベルの精密さと革新性を融合した製品で世界中の人々を魅了し、とくに中国市場でのプレゼンスを強めている。デイビッド(ジンフェン)・ファン=ヤツェングループ会長兼CEOとサハ・ミシェル・スティーヴンス=ガレニークヨーロッパ マネージング・ディレクターに「ガレニーク」のアジア市場への拡大や今後の戦略について聞いた。

WWD:2020年にニューヨーク証券取引所に上場した。

デイビッド(ジンフェン)・ファン=ヤツェングループ会長兼CEO(以下、ファン):当社は、「ワールドクラスのビューティパイオニアになる」という目標を掲げており、2020年末にNYで上場した。上場時は「パーフェクトダイアリー(PERFECT DIARY、完美日記)」のみを展開していたが、これを機にブランドポートフォリオの拡大を図り、英国の高級スキンケアブランド「イヴロム(EVE LOM)」、台湾発のドクターズコスメ「ドクターウー(DR.WU)」などマス向けからラグジュアリーブランドまで多彩なブランドをグループに招き入れた。上場は、私たちのビジョンやビジネスモデルをより多くの投資家や消費者に明確に伝えるステップで、透明性とグローバルな成長を志向するうえでの大きな一歩となった。

WWD:20年に「ガレニーク」をグループの傘下にした狙いは?

ファン:プレミアムスキンケア市場において、科学的根拠のある処方とラグジュアリーな体験を両立させたブランドを育てたいという思いがあった。「ガレニーク」は世界的に知られる薬剤師・植物学者であるピエール・ファーブル氏が立ち上げ、医薬品ルーツの信頼性と情熱的な研究開発姿勢を併せ持つ稀有なブランド。グループのポートフォリオを補完する存在にもなり得ると買収した。

薬局から多チャネル戦略へ

WWD:21年には「ガレニーク」のビジネスモデルが大きく変化した。

ファン:以前はヨーロッパを中心に薬局での販売がメインだったが、当社グループに入った21年以降は百貨店や自社EC、直営店などD2Cも含めたマルチチャネル展開を開始。価格帯もプレミアムスキンケアとして再定義し、プレミアム・アクセシブルから本格ラグジュアリーへと進化した。

WWD:価格帯の見直しに消費者の反応は?

サハ・ミシェル・スティーヴンス=ガレニークヨーロッパ マネージング・ディレクター(以下、スティーヴンス):価格はワンランク程度上がったが、研究開発や成分の質、サステナビリティへの投資に見合う価値を製品に込めている。「ガレニーク」の製品は、「表面的な効果」だけでなく「根本的な変化」を目指している。具体的には、①細胞レベルのメカニズム解明②有効成分と細胞経路の結びつきの研究③消費者テストを含む臨床試験という三段階を経て、製品の効果を検証している。この“深さ”こそが、他ブランドとの差別化ポイント“科学に裏付けされたラグジュアリー”というコンセプトの表れであり、多くの顧客が納得してくれている。

WWD:現在の主力製品と売れ筋は?

スティーヴンス:売れ筋は“ガレニシューティカル No.1 VC セラム”(3本セット、3960円/12セット、1万5950円/24本セット、3万1900円)。とくにアジア市場では透明感やブライトニング効果へのニーズが高く好調だ。ほかにもビタミンAやスノーアルゲなど、高機能成分の製品化が進んでいる。

目指すはスキンケアカテゴリーでトップ10

WWD:日本市場の位置づけと、今後の展開は?

ファン:「ガレニーク」の正確な国数や国別売り上げは非開示だが、主にアジアとヨーロッパで展開する。現在の最大市場は中国、次いで中東・アジア(IMEA)。日本は3番目に重要な市場と捉えている。まずは公式ECサイトと@cosmeを中心に展開を始めたが、今後は百貨店などへの進出も視野に入れている。目標はプレミアムスキンケアカテゴリーでトップ10に入ることだが、順位よりも日本のお客さまと深く共鳴できることが最も大切だ。

WWD:今後のM&Aの可能性は?

ファン: まずは、「ガルニーク」を世界的な“サイエンスラグジュアリー”ブランドに育成する。現在はニューロサイエンスやメイクアップ領域もカバーできブランドポートフォリオは堅牢だが、新たなM&Aの機会にもオープンだ。

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中国コスメの次の一手は仏発高級スキンケア「ガレニーク」 中国・ヤツェングループが描くアジア市場戦略

 

中国コスメ「パーフェクトダイアリー(PERFECT DIARY、完美日記)」を展開する中国企業のヤツェングループは2020年の上場を機に、ブランドポートフォリオの拡大やアジア、欧米市場での存在感を高めている。このほど2020年に買収したフランス発のスキンケアブランド「ガレニーク(GALENIC)」が日本上陸を果たした。1987年の誕生以来、製薬レベルの精密さと革新性を融合した製品で世界中の人々を魅了し、とくに中国市場でのプレゼンスを強めている。デイビッド(ジンフェン)・ファン=ヤツェングループ会長兼CEOとサハ・ミシェル・スティーヴンス=ガレニークヨーロッパ マネージング・ディレクターに「ガレニーク」のアジア市場への拡大や今後の戦略について聞いた。

WWD:2020年にニューヨーク証券取引所に上場した。

デイビッド(ジンフェン)・ファン=ヤツェングループ会長兼CEO(以下、ファン):当社は、「ワールドクラスのビューティパイオニアになる」という目標を掲げており、2020年末にNYで上場した。上場時は「パーフェクトダイアリー(PERFECT DIARY、完美日記)」のみを展開していたが、これを機にブランドポートフォリオの拡大を図り、英国の高級スキンケアブランド「イヴロム(EVE LOM)」、台湾発のドクターズコスメ「ドクターウー(DR.WU)」などマス向けからラグジュアリーブランドまで多彩なブランドをグループに招き入れた。上場は、私たちのビジョンやビジネスモデルをより多くの投資家や消費者に明確に伝えるステップで、透明性とグローバルな成長を志向するうえでの大きな一歩となった。

WWD:20年に「ガレニーク」をグループの傘下にした狙いは?

ファン:プレミアムスキンケア市場において、科学的根拠のある処方とラグジュアリーな体験を両立させたブランドを育てたいという思いがあった。「ガレニーク」は世界的に知られる薬剤師・植物学者であるピエール・ファーブル氏が立ち上げ、医薬品ルーツの信頼性と情熱的な研究開発姿勢を併せ持つ稀有なブランド。グループのポートフォリオを補完する存在にもなり得ると買収した。

薬局から多チャネル戦略へ

WWD:21年には「ガレニーク」のビジネスモデルが大きく変化した。

ファン:以前はヨーロッパを中心に薬局での販売がメインだったが、当社グループに入った21年以降は百貨店や自社EC、直営店などD2Cも含めたマルチチャネル展開を開始。価格帯もプレミアムスキンケアとして再定義し、プレミアム・アクセシブルから本格ラグジュアリーへと進化した。

WWD:価格帯の見直しに消費者の反応は?

サハ・ミシェル・スティーヴンス=ガレニークヨーロッパ マネージング・ディレクター(以下、スティーヴンス):価格はワンランク程度上がったが、研究開発や成分の質、サステナビリティへの投資に見合う価値を製品に込めている。「ガレニーク」の製品は、「表面的な効果」だけでなく「根本的な変化」を目指している。具体的には、①細胞レベルのメカニズム解明②有効成分と細胞経路の結びつきの研究③消費者テストを含む臨床試験という三段階を経て、製品の効果を検証している。この“深さ”こそが、他ブランドとの差別化ポイント“科学に裏付けされたラグジュアリー”というコンセプトの表れであり、多くの顧客が納得してくれている。

WWD:現在の主力製品と売れ筋は?

スティーヴンス:売れ筋は“ガレニシューティカル No.1 VC セラム”(3本セット、3960円/12セット、1万5950円/24本セット、3万1900円)。とくにアジア市場では透明感やブライトニング効果へのニーズが高く好調だ。ほかにもビタミンAやスノーアルゲなど、高機能成分の製品化が進んでいる。

目指すはスキンケアカテゴリーでトップ10

WWD:日本市場の位置づけと、今後の展開は?

ファン:「ガレニーク」の正確な国数や国別売り上げは非開示だが、主にアジアとヨーロッパで展開する。現在の最大市場は中国、次いで中東・アジア(IMEA)。日本は3番目に重要な市場と捉えている。まずは公式ECサイトと@cosmeを中心に展開を始めたが、今後は百貨店などへの進出も視野に入れている。目標はプレミアムスキンケアカテゴリーでトップ10に入ることだが、順位よりも日本のお客さまと深く共鳴できることが最も大切だ。

WWD:今後のM&Aの可能性は?

ファン: まずは、「ガルニーク」を世界的な“サイエンスラグジュアリー”ブランドに育成する。現在はニューロサイエンスやメイクアップ領域もカバーできブランドポートフォリオは堅牢だが、新たなM&Aの機会にもオープンだ。

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ドーバー ギンザの「サカイ」がリニューアル オープン記念の限定アイテムも

「サカイ(SACAI)」は8月8日、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)の店舗をリニューアルオープンする。また本リニューアルオープンを記念した、限定Tシャツ全3型(全3色、各2万5300円)を同店舗限定で発売する。

ブランドを象徴する限定デザイン

ラインアップは、ブラック、チャコールグレー、ホワイトの全3色だ。同アイテムはユニセックスのTシャツで、フロントには「サカイ」の「S」ロゴ、バックにはブランドロゴの一部を刺しゅうであしらった限定デザインとなっている。なお、リニューアル店舗の全貌はオープン時に明らかになる。

▪️「サカイ」ドーバー ストリート マーケット ギンザ

場所:ドーバー ストリートマーケット ギンザ4階
住所:東京都中央区銀座6-9-5

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ドーバー ギンザの「サカイ」がリニューアル オープン記念の限定アイテムも

「サカイ(SACAI)」は8月8日、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)の店舗をリニューアルオープンする。また本リニューアルオープンを記念した、限定Tシャツ全3型(全3色、各2万5300円)を同店舗限定で発売する。

ブランドを象徴する限定デザイン

ラインアップは、ブラック、チャコールグレー、ホワイトの全3色だ。同アイテムはユニセックスのTシャツで、フロントには「サカイ」の「S」ロゴ、バックにはブランドロゴの一部を刺しゅうであしらった限定デザインとなっている。なお、リニューアル店舗の全貌はオープン時に明らかになる。

▪️「サカイ」ドーバー ストリート マーケット ギンザ

場所:ドーバー ストリートマーケット ギンザ4階
住所:東京都中央区銀座6-9-5

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ユニクロ7月度、酷暑でUVカットアイテム好調 アダストリアは2カ月連続前年割れ

専門店チェーン、セレクトショップの2025年7月度売上高(既存店ベース)は、高気温により盛夏向けアイテムが好調だったという声が中心だった。ただしアダストリアは2カ月連続の前年実績割れに沈み、引き続き本調子を取り戻せていない。

国内ユニクロの売上高は前年同月比2.4%増だった。「月間平均気温が2度ほど高かったというデータがある。その中でUVカットアイテム群や“リネンブレンドイージーパンツ”“ウルトラストレッチパンツ”、『ユニクロ:シー(UNIQLO:C)』のスエットパーカ、“バギーカーブジーンズ”などがよく売れた」と広報担当者。サングラス、フェイスカバー、遮熱日傘といったアイテム群も酷暑対策で好調。「ここからが夏本番であり、十分な在庫をそろえている。ただ、果たしていつまでこの暑さが続くのか、秋はくるのかという心配もある」。

良品計画の「無印良品」は同11.3%増と2ケタの伸び。衣服・雑貨カテゴリーに絞れば同19.1%増だった。ただし、衣服・雑貨は前年7月が同10.5%減と大きく落としていた反動もある。「衣服・雑貨は前年が在庫不足で苦戦したため、特に高い伸び率となった」(発表資料から)。

しまむらが運営する「ファッションセンターしまむら」(6月21日〜7月20日)も、同11.7%増と好調。前年同月は同1.1%増だった。「吸水速乾アイテムや、日傘、帽子、アームカバーなどの日除けアイテムが好調だった」(発表資料から)。

ユナイテッドアローズは同5.6%増だった。「シャツ、カットソー、サンダルなどの夏物が好調だったのに加え、ジャケットやパンツなどキレイめアイテムのニーズも継続している」(発表資料から)。客単価は同5.6%増。「重衣料の動きが強いことと、定価販売の動きがよい」ことが背景にある。

アダストリアは同1.0%減と、6月の同0.2%減に続き前年実績割れ。25年はこれで、7カ月中5カ月が前年割れとなっている。最大ブランドの「グローバルワーク(GLOBAL WORK)」と、二番手の「ニコアンド(NIKO AND…)」が「前年実績を下回り、堅調な他ブランドで補えなかった」(発表資料から)

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「ケースティファイ」からオアシス再結成ツアーを祝したコレクションが登場

「ケースティファイ(CASETIFY)」は8月4日、イングランドを代表するロックバンドのオアシス(Oasis)の再結成ツアーを祝した最新コレクションを発売する。スマホケースやスマホストラップ、ラップトップスリーブなどをそろえる。ケースティファイ スタジオ一部の実店舗および公式オンラインストアで取り扱う。

モノトーンのからパレットとオアシスを象徴するビジュアルを融合したコレクション

同コレクションは、ブリットポップの生々しいスピリットを全ての世代のファンに向けたテックアクセサリーで表現した。モノトーンのカラーパレットと、オアシスならではの象徴的なビジュアルを融合したアイテムには、「ケースティファイ」の“エコショック 衝撃保護テクノロジー”を搭載し、モッシュピットにも耐えられる耐久性を備える。

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「ケースティファイ」からオアシス再結成ツアーを祝したコレクションが登場

「ケースティファイ(CASETIFY)」は8月4日、イングランドを代表するロックバンドのオアシス(Oasis)の再結成ツアーを祝した最新コレクションを発売する。スマホケースやスマホストラップ、ラップトップスリーブなどをそろえる。ケースティファイ スタジオ一部の実店舗および公式オンラインストアで取り扱う。

モノトーンのからパレットとオアシスを象徴するビジュアルを融合したコレクション

同コレクションは、ブリットポップの生々しいスピリットを全ての世代のファンに向けたテックアクセサリーで表現した。モノトーンのカラーパレットと、オアシスならではの象徴的なビジュアルを融合したアイテムには、「ケースティファイ」の“エコショック 衝撃保護テクノロジー”を搭載し、モッシュピットにも耐えられる耐久性を備える。

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「マルディメクルディ」大阪の新店は“古民家”に着想 日本で愛される存在目指す

韓国発のファッションブランド「マルディメクルディ(MARDI MERCREDI)」の勢いが止まらない。大きなフラワーのグラフィックで若者の心をつかみ、日本や中国、インドネシアなど世界8カ国に販路を拡大している。2025年6月に日本1号店である東京・代官山店をオープン。待望の2店目を7月12日、大阪・茶屋町に構えた。ウィメンズウエアに特化した店として、定番の人気アイテムから大阪限定品まで、ブランドらしさを詰め込んだラインアップがそろう。

なぜ2号店を大阪に?
人のパワーが溢れる街の魅力

大阪を次なる出店地に選んだ理由について、ブランドの創業者であるパク・ファモク=ピースピーススタジオ最高経営責任者(CEO)は、「東京と同じくらい人のパワーがあふれる魅力的な街だったから」と話す。大阪梅田駅からほど近いエリアに建つ商業施設「NU茶屋町」のリニューアルの一環として、ビルの“顔”である1階に1フロア約162㎡という広々とした空間で人々を迎える。大阪はインバウンド客が多い土地柄であるものの、ファモクCEOがそれ以上に重視したのは、いかに多くの日本の「マルディメクルディ」のファンと出会えるかということだ。「ローカルなお客さまが来店しやすく、活気あふれる楽しい場所を選んだ。日本を代表する都市になじむような存在になりたい」と意気込みを話す。

日本を特に重要な市場と位置付けている。他国の店舗が現地のディストリビューターに店舗の設計から運営までを依頼している一方で、日本の店舗はピースピーススタジオの直営だ。以前取材した際にファモクCEOは、日本は著名なブランドやデザイナーを生んだ国だからこそ、認められたい思いが強いと語っていた。日本にとりわけ強い敬意を抱いているからこそ、「“土足”で日本文化に上らないために、日本の商業施設の慣習を守りながら、われわれの世界観を発信しようとしている」という。

「マルディ」流、
日本文化を再解釈したおもてなし空間

ローカライズした店作りで日本での知名度を上げるために、「マルディメクルディ」が意識したのは、大阪らしいパワーと、韓国の視点から見えた日本文化のユニークさを表現することだ。従来、淡いイエローやピンク、ホワイト、グリーンなど優しいカラーパレットをアイテムや店舗で使用してきたが、大阪店では初めて黒を基調に採用した。テナントに入る「NU茶屋町」がスタイリッシュな建物だからこそ、親和性も図ったようだ。

「韓国ブランドを好むお客さまは、韓国らしいテイストを楽しんでいる人も多いだろうが、韓国というフィルターを通して見える日本の良さも伝えたかった」。日本の古民家をイメージして、入り口は小上がりを作ったり、床材をさりげなく畳のような配置にしたり、木目をあえて生かした什器を多用したり。井草を思わせる壁面のグリーンは、あえて透明感のある色を選択した。「日本に和紙があるのと同様に、韓国にも韓紙(はんし)がある。両国の文化から着想した質感を追求した」。また、ファモクCEOによれば、日本は手仕事を尊重する国だという。やみくもに外国人から見たステレオタイプな“日本っぽさ”を作り上げるよりも、日本人の仕事の丁寧さを内装に落とし込むことで、静かで力強いムードを演出した。

もちろん、韓国らしい心遣いも同居する。日本では、商品への汚れを避けるため、店内に飲食物を持ち込まないよう配慮する文化があるが、韓国では顧客が自由に出入りできるように、店頭にドリンクホルダーを設置するケースが少なくない。「マルディメクルディ」大阪店でも入り口すぐのスペースにホルダーを作り、周辺の商業施設で買った飲み物を置ける“おもてなし”をしている。

海を越える、人気のグラフィックたち 
デザインのこだわり

世界各国で快進撃を続ける「マルディメクルディ」の強みは、一目見たら忘れないキャッチーなグラフィックデザインにある。もともと韓国の服飾専門学校を卒業し、ストリートブランドでデザイン経験を積んでいたファモクCEOは、監査役であり妻のイ・スヒョンとともに、人の心をつかむロゴの開発に日夜励んでいる。

中でもブランドのアイコンになっているのは、大きな一輪の花が印象的な“フラワーマルディ”と、ファモクCEOの愛犬のダックスフントをモデルにした“ディーダンジ”だ。今や「『マルディ』といえば花」という程度にまで認知度を高めているが、ドックプリントについても、韓国人人気アーティストのクォン・チョルファ(Kwon Chul Hwa)とコラボして新たなイラストをプリントしたTシャツが人気を集めるなど、ブランドを象徴する存在になっている。

ファモクCEOは、「インパクトは大きくとも、どんなコーディネートにも合うシンプルさを意識してグラフィックを作っている。『マルディ』に限らず、他のブランドのアイテムともマッチすることで、お客さまのワードローブに寄り添いたい」と話す。

定番から一ひねり効いたアイテムまで
大阪店の注目ラインアップ

「マルディメクルディ」にとって大阪は未知の土地だ。今後、取り扱いのラインアップはシーズンによって変わるものの、オープンまもない今は特に“自己紹介”の意味を込めて、ブランドの顔であるグラフィックを用いたアイテムも豊富にそろえているという。「東京・代官山の実店舗に行きたくてもなかなかかなわない人のために、できることは何か?を考えた」(ファモクCEO)。定番から一ひねり効いたアイテムまで、注目のウエアを6つ紹介する。

問い合わせ先
マルディメクルディ ジャパン

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「マルディメクルディ」大阪の新店は“古民家”に着想 日本で愛される存在目指す

韓国発のファッションブランド「マルディメクルディ(MARDI MERCREDI)」の勢いが止まらない。大きなフラワーのグラフィックで若者の心をつかみ、日本や中国、インドネシアなど世界8カ国に販路を拡大している。2025年6月に日本1号店である東京・代官山店をオープン。待望の2店目を7月12日、大阪・茶屋町に構えた。ウィメンズウエアに特化した店として、定番の人気アイテムから大阪限定品まで、ブランドらしさを詰め込んだラインアップがそろう。

なぜ2号店を大阪に?
人のパワーが溢れる街の魅力

大阪を次なる出店地に選んだ理由について、ブランドの創業者であるパク・ファモク=ピースピーススタジオ最高経営責任者(CEO)は、「東京と同じくらい人のパワーがあふれる魅力的な街だったから」と話す。大阪梅田駅からほど近いエリアに建つ商業施設「NU茶屋町」のリニューアルの一環として、ビルの“顔”である1階に1フロア約162㎡という広々とした空間で人々を迎える。大阪はインバウンド客が多い土地柄であるものの、ファモクCEOがそれ以上に重視したのは、いかに多くの日本の「マルディメクルディ」のファンと出会えるかということだ。「ローカルなお客さまが来店しやすく、活気あふれる楽しい場所を選んだ。日本を代表する都市になじむような存在になりたい」と意気込みを話す。

日本を特に重要な市場と位置付けている。他国の店舗が現地のディストリビューターに店舗の設計から運営までを依頼している一方で、日本の店舗はピースピーススタジオの直営だ。以前取材した際にファモクCEOは、日本は著名なブランドやデザイナーを生んだ国だからこそ、認められたい思いが強いと語っていた。日本にとりわけ強い敬意を抱いているからこそ、「“土足”で日本文化に上らないために、日本の商業施設の慣習を守りながら、われわれの世界観を発信しようとしている」という。

「マルディ」流、
日本文化を再解釈したおもてなし空間

ローカライズした店作りで日本での知名度を上げるために、「マルディメクルディ」が意識したのは、大阪らしいパワーと、韓国の視点から見えた日本文化のユニークさを表現することだ。従来、淡いイエローやピンク、ホワイト、グリーンなど優しいカラーパレットをアイテムや店舗で使用してきたが、大阪店では初めて黒を基調に採用した。テナントに入る「NU茶屋町」がスタイリッシュな建物だからこそ、親和性も図ったようだ。

「韓国ブランドを好むお客さまは、韓国らしいテイストを楽しんでいる人も多いだろうが、韓国というフィルターを通して見える日本の良さも伝えたかった」。日本の古民家をイメージして、入り口は小上がりを作ったり、床材をさりげなく畳のような配置にしたり、木目をあえて生かした什器を多用したり。井草を思わせる壁面のグリーンは、あえて透明感のある色を選択した。「日本に和紙があるのと同様に、韓国にも韓紙(はんし)がある。両国の文化から着想した質感を追求した」。また、ファモクCEOによれば、日本は手仕事を尊重する国だという。やみくもに外国人から見たステレオタイプな“日本っぽさ”を作り上げるよりも、日本人の仕事の丁寧さを内装に落とし込むことで、静かで力強いムードを演出した。

もちろん、韓国らしい心遣いも同居する。日本では、商品への汚れを避けるため、店内に飲食物を持ち込まないよう配慮する文化があるが、韓国では顧客が自由に出入りできるように、店頭にドリンクホルダーを設置するケースが少なくない。「マルディメクルディ」大阪店でも入り口すぐのスペースにホルダーを作り、周辺の商業施設で買った飲み物を置ける“おもてなし”をしている。

海を越える、人気のグラフィックたち 
デザインのこだわり

世界各国で快進撃を続ける「マルディメクルディ」の強みは、一目見たら忘れないキャッチーなグラフィックデザインにある。もともと韓国の服飾専門学校を卒業し、ストリートブランドでデザイン経験を積んでいたファモクCEOは、監査役であり妻のイ・スヒョンとともに、人の心をつかむロゴの開発に日夜励んでいる。

中でもブランドのアイコンになっているのは、大きな一輪の花が印象的な“フラワーマルディ”と、ファモクCEOの愛犬のダックスフントをモデルにした“ディーダンジ”だ。今や「『マルディ』といえば花」という程度にまで認知度を高めているが、ドックプリントについても、韓国人人気アーティストのクォン・チョルファ(Kwon Chul Hwa)とコラボして新たなイラストをプリントしたTシャツが人気を集めるなど、ブランドを象徴する存在になっている。

ファモクCEOは、「インパクトは大きくとも、どんなコーディネートにも合うシンプルさを意識してグラフィックを作っている。『マルディ』に限らず、他のブランドのアイテムともマッチすることで、お客さまのワードローブに寄り添いたい」と話す。

定番から一ひねり効いたアイテムまで
大阪店の注目ラインアップ

「マルディメクルディ」にとって大阪は未知の土地だ。今後、取り扱いのラインアップはシーズンによって変わるものの、オープンまもない今は特に“自己紹介”の意味を込めて、ブランドの顔であるグラフィックを用いたアイテムも豊富にそろえているという。「東京・代官山の実店舗に行きたくてもなかなかかなわない人のために、できることは何か?を考えた」(ファモクCEO)。定番から一ひねり効いたアイテムまで、注目のウエアを6つ紹介する。

問い合わせ先
マルディメクルディ ジャパン

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「クロエ」の“ノマド”フレグランスラインから新たな香りが登場 ブランド創設者のルーツ・エジプトに着想

「クロエ(CHLOE)」は8月6日、“ノマド”フレグランスラインからブランド創設者のギャビー・アギョン(Gaby Aghion)のルーツであるエジプトの地に再び着想を得た新作“ノマド ルミエール エジプト”(30mL、1万1550円/50mL、1万6720円/75mL、2万790円)を発売する。

人類最古の香水を配合した深みのあるフローラルな香り

“ノマド ニュイ エジプト”に続き再びエジプトからインスピレーションを得た“ノマド ルミエール エジプト”は、ナイル川の辺りに咲くブルーロータスのフローラルな香りのトップノートに続いて、甘く豊かなジャスミンの香りで深みのあるベルベットのような温もりをもたらし、香りのラストには古代エジプトの薫香であり、人類最古の香水とも言われる深くスモーキーなキフィのノートが重なる。同製品は、ラインを象徴するボトルに収められ、ネックには新たに“ダスキーブルー”のノットを結んだ。

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「クロエ」の“ノマド”フレグランスラインから新たな香りが登場 ブランド創設者のルーツ・エジプトに着想

「クロエ(CHLOE)」は8月6日、“ノマド”フレグランスラインからブランド創設者のギャビー・アギョン(Gaby Aghion)のルーツであるエジプトの地に再び着想を得た新作“ノマド ルミエール エジプト”(30mL、1万1550円/50mL、1万6720円/75mL、2万790円)を発売する。

人類最古の香水を配合した深みのあるフローラルな香り

“ノマド ニュイ エジプト”に続き再びエジプトからインスピレーションを得た“ノマド ルミエール エジプト”は、ナイル川の辺りに咲くブルーロータスのフローラルな香りのトップノートに続いて、甘く豊かなジャスミンの香りで深みのあるベルベットのような温もりをもたらし、香りのラストには古代エジプトの薫香であり、人類最古の香水とも言われる深くスモーキーなキフィのノートが重なる。同製品は、ラインを象徴するボトルに収められ、ネックには新たに“ダスキーブルー”のノットを結んだ。

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ワークマン14%増収 熱中症対策義務化で「ファン付きウエア」需要拡大、4〜6月期

ワークマンの2025年4〜6月期決算は、小売売上高に相当するチェーン全店売上高が前年同期に比べて14.2%増の569億円だった。厚生労働省によって6月1日から職場の熱中症対策が義務化されたことで、ファン付きウエアなど暑さ対策の法人需要が増加した。既存店売上高も同9.3%増と好調だった。

ファン付きウエアは前年同期に比べて売り上げが30%増で、21億円のプラス効果があった。4日にオンラインの決算会見に登壇した小濱英之社長は「(職場の熱中症対策で)初めてファン付きウエアの機能性を実感された人も多い」「暑さが続く8月も安定した売れ行きが期待できる」と話した。

営業総収入は同12.2%増の415億円、営業利益が同28.4%増の90億円、純利益が同29.0%増の58億円だった。猛暑対策の機能的なウエアがよく売れた。今年は夏の訪れが早く、30度以上の真夏日の日数は東京を含む26の県庁所在地で最多を記録した。ファン付きのウエアだけでなく、「着る冷凍服」と呼ぶ5つ冷却部で身体を冷やすバッテリー内蔵のベスト(1万9800円)も話題になった。

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ワークマン14%増収 熱中症対策義務化で「ファン付きウエア」需要拡大、4〜6月期

ワークマンの2025年4〜6月期決算は、小売売上高に相当するチェーン全店売上高が前年同期に比べて14.2%増の569億円だった。厚生労働省によって6月1日から職場の熱中症対策が義務化されたことで、ファン付きウエアなど暑さ対策の法人需要が増加した。既存店売上高も同9.3%増と好調だった。

ファン付きウエアは前年同期に比べて売り上げが30%増で、21億円のプラス効果があった。4日にオンラインの決算会見に登壇した小濱英之社長は「(職場の熱中症対策で)初めてファン付きウエアの機能性を実感された人も多い」「暑さが続く8月も安定した売れ行きが期待できる」と話した。

営業総収入は同12.2%増の415億円、営業利益が同28.4%増の90億円、純利益が同29.0%増の58億円だった。猛暑対策の機能的なウエアがよく売れた。今年は夏の訪れが早く、30度以上の真夏日の日数は東京を含む26の県庁所在地で最多を記録した。ファン付きのウエアだけでなく、「着る冷凍服」と呼ぶ5つ冷却部で身体を冷やすバッテリー内蔵のベスト(1万9800円)も話題になった。

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「ビューティー&ユース ユナイテッドアローズ」がアーティスト森本啓太の展覧会とコラボ 金沢21世紀美術館で販売

ユナイテッドアローズが展開する「ビューティー&ユース ユナイテッドアローズ(BEAUTY & YOUTH UNITED ARROWS)」は8月10日、アーティストの森本啓太の作品をモチーフにした限定グッズを発売する。金沢21世紀美術館で現在開催中の展覧会“アペルト19 森本啓太 what has escaped us”とのコラボレーションである本企画は、Tシャツ(ブラック、ホワイト、各7700円/S〜XL)、トートバッグ(ブラック、ホワイト、各7150円)、キャップ(ブラック、ホワイト、各5500円)、折りたたみ傘(5500円)、マグネットセット(1210円)の全5アイテムを用意。金沢21世紀美術館のミュージアムショップで取り扱い、「ユナイテッドアローズ」オンラインでは8月19日以降に随時発売を予定している。

森本啓太の世界観を表現した洗練されたデザイン

Tシャツは、森本の作品に頻出する自動販売機にフォーカスし、前と後ろで同じ作品を切り抜いてデザインした。作品を切り抜いて縫い付けたようなポケットが特徴のトートバッグは、切りっぱなしの仕様が経年劣化を楽しめ、マチのないフラットな形はさまざまなスタイルに馴染む。公衆電話をモチーフにしたプリントワッペン付きの6パネルキャップは被りがやや深めの形で、フロントに個展タイトルをグリーンカラーで刺しゅうした。折りたたみ傘は晴雨兼用を採用し、傘の内側に作品を大胆にプリントした。森本の作品に登場する公衆電話に着想を得て、テレホンカードのデザインを落とし込んだ4枚セットのマグネットは、アートを身近に楽しんでほしいという願いが込められている。なお、Tシャツ、バッグ、キャップには、ハガキサイズの書き下ろしイラストが付属する。

プロフィール

森本啓太は、1990年大阪生まれの現代アーティスト。2012年にオンタリオ州立芸術大学を卒業し、現在は東京を拠点に歴史のもつ深みと現代的な複雑さが共鳴する作品を生み出している。今回の展覧会は10月5日まで開催されており、ペインティングの大作や最新の抽象画シリーズに加え、初めて挑む立体作品などを展示。鑑賞者の記憶や感情に訴えかける構成で森本の世界観を体感できる。

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「ビューティー&ユース ユナイテッドアローズ」がアーティスト森本啓太の展覧会とコラボ 金沢21世紀美術館で販売

ユナイテッドアローズが展開する「ビューティー&ユース ユナイテッドアローズ(BEAUTY & YOUTH UNITED ARROWS)」は8月10日、アーティストの森本啓太の作品をモチーフにした限定グッズを発売する。金沢21世紀美術館で現在開催中の展覧会“アペルト19 森本啓太 what has escaped us”とのコラボレーションである本企画は、Tシャツ(ブラック、ホワイト、各7700円/S〜XL)、トートバッグ(ブラック、ホワイト、各7150円)、キャップ(ブラック、ホワイト、各5500円)、折りたたみ傘(5500円)、マグネットセット(1210円)の全5アイテムを用意。金沢21世紀美術館のミュージアムショップで取り扱い、「ユナイテッドアローズ」オンラインでは8月19日以降に随時発売を予定している。

森本啓太の世界観を表現した洗練されたデザイン

Tシャツは、森本の作品に頻出する自動販売機にフォーカスし、前と後ろで同じ作品を切り抜いてデザインした。作品を切り抜いて縫い付けたようなポケットが特徴のトートバッグは、切りっぱなしの仕様が経年劣化を楽しめ、マチのないフラットな形はさまざまなスタイルに馴染む。公衆電話をモチーフにしたプリントワッペン付きの6パネルキャップは被りがやや深めの形で、フロントに個展タイトルをグリーンカラーで刺しゅうした。折りたたみ傘は晴雨兼用を採用し、傘の内側に作品を大胆にプリントした。森本の作品に登場する公衆電話に着想を得て、テレホンカードのデザインを落とし込んだ4枚セットのマグネットは、アートを身近に楽しんでほしいという願いが込められている。なお、Tシャツ、バッグ、キャップには、ハガキサイズの書き下ろしイラストが付属する。

プロフィール

森本啓太は、1990年大阪生まれの現代アーティスト。2012年にオンタリオ州立芸術大学を卒業し、現在は東京を拠点に歴史のもつ深みと現代的な複雑さが共鳴する作品を生み出している。今回の展覧会は10月5日まで開催されており、ペインティングの大作や最新の抽象画シリーズに加え、初めて挑む立体作品などを展示。鑑賞者の記憶や感情に訴えかける構成で森本の世界観を体感できる。

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輝く星をその手に 「シャネル」が京都で新作ハイジュエリーを発表

輝く星をその手に 「シャネル」が京都で新作ハイジュエリーを発表

「シャネル(CHANEL)」の壮麗なハイジュエリーコレクションは、構想から完成まで数年がかりで仕立てられる。今年、その最新作を世界に先駆けて発表するグローバルイベントの場所として選ばれたのは、京都だった。ドラマチックに輝く新作“リーチ フォー ザ スターズ(Reach for the Stars)”。“輝く星をその手に”を意味するそのコレクションに込められた哲学や、キーパーソンへのインタビューから見えてくる、メゾンのハイジュエリーに込められた熱い思いに迫る。また、ガラパーティーには、アンバサダーの小松菜奈や宮沢氷魚をはじめ、アジア各国のセレブリティーも来場し、一夜限りの特別なひとときを華やかに彩った。

翼・星・ライオンに宿る
「シャネル」の美学

京都国立博物館で華やかにベールを脱いだ新作ハイジュエリー“リーチ フォー ザ スターズ”。昨秋の急逝が惜しまれた「シャネル」のファイン ジュエリー クリエイション スタジオ ディレクターのパトリス・ルゲロー(Patrice Leguereau)による最後のコレクションだ。「シャネル」が、各国から顧客やセレブリティー、ジャーナリストを招いた盛大なハイジュエリーのグローバルイベントを日本で開催するのは初のことだ。

左:“ウィングス オブ シャネル”ネックレス(パパラチアサファイア、ダイヤモンド、WG、PT) 16億8432万円 右:“エンブレイス ユア デスティニー”(ダイヤモンド、WG)8億4216万円(参考価格)

上:“ウィングス オブ シャネル”ネックレス(パパラチアサファイア、ダイヤモンド、WG、PT) 16億8432万円 下:“エンブレイス ユア デスティニー”(ダイヤモンド、WG)8億4216万円(参考価格)

“リーチ フォー ザ スターズ”は「翼を持たずに生まれてきたとしても、自分の翼が育つのを妨げてはならない」というガブリエル・シャネル(Gabrielle Chanel)の言葉に共感したパトリスと彼のチームが全力を注いだコレクションだ。常に運命を自ら切り開き、ハリウッドに渡って映画の衣装も手掛けた彼女の挑戦心をたたえ、コメット、翼、ライオンという3つのアイコンモチーフをシンボリックにあしらったハイジュエリーをそろえた。ちなみに羽根ではなく、翼がハイジュエリーのモチーフとなったのは今回が初めてだ。

“ドリームス カム トゥルー”ネックレス (ダイヤモンド、WG、ブラックコーティングしたWG)5億5121万円

制作には高度な職人技が惜しみなく用いられ、何通りもの着け方を可能にしたトランスフォーマブルなネックレスも登場。コレクションの目玉である“ウィングス オブ シャネル”ネックレスは、19.55カラットのパパラチアサファイアが鮮やかに輝く流麗なデザイン。ピンクとオレンジが絶妙に混じり合ったパパラチアサファイアは、コレクションのテーマでもある“ゴールデンアワー”を象徴するジェムストーンだ。“ゴールデンアワー”とは、ハリウッドでよくいわれる、日没前の最後の光に満ちた美しい瞬間のこと。新作コレクションでは、夢見るようなピンクやモーヴの色調に包まれた昼と夜のはざまの時間を、稀少なジェムストーンを駆使して描き出している。

常に心に翼を持ち、星を目指して空高く飛翔したマドモアゼル シャネルの美学。それを見事に表現した“リーチ フォー ザ スターズ”は「シャネル」のハイジュエリーの実力を余すところなく見せつけたコレクションだ。

匠の技が織りなす制作の裏側

古都の情緒溢れるイベントを
京都各所で開催

最新コレクション“リーチ フォー ザ スターズ”発表の舞台となったのは、京都国立博物館の明治古都館。重要文化財でもあるレンガ造りの建物が、イベントのために特別な内装でしつらえられた。また、海外からの招待客に古都の情趣を味わってもらうため、大徳寺黄梅院でもみやびやかなイベントを実施。ここではパトリスが自身のためにオーダーした京蒔絵の万年筆も展示された。

極めつけは、京都東山の山頂から市内を見下ろす将軍塚青龍殿で開催されたガラパーティーだ。来場したメゾンのアンバサダーたちや各界のセレブリティーが見守る中、コレクションの発表を祝ってドローンが夜空に星を描き出し、美しい演出に酔いしれる一夜になった。

上段:ウェルカムカクテルが催された京都市内の大徳寺黄梅院。千利休が作庭したと伝えられる庭が美しい、通常非公開の寺院 下段:東山の頂に佇む将軍塚青龍殿で開かれたガラパーティー。静けさに包まれた古都の夜空に、光のドローンが舞った


“「シャネル」らしさが何よりの魅力”

プロフィールフレデリック・グランジェ/シャネル 時計・宝飾部門社長
PROFILE:1969年フランス生まれ。ラグジュアリー界の学位授与機関であるスプ ドゥ リュクスを卒業し、LVMHグループで勤務。2010年からルイ・ヴィトン ジャパンCEOを務めた後、2016年から現職。アメリカ、ヨーロッパ、日本で積み重ねた豊富なキャリアをもとに世界各国の顧客の期待に応えている。

来日したシャネル時計・宝飾部門のフレデリック・グランジェ(Frederic Grangie)社長は、在日経験があり、日本文化をよく理解する人物として知られる。そんな同社長に今回のイベントの背後にあるメゾンの意図を聞いた。

「発表の地に京都を選んだのは必然だった。パトリスは京都をこよなく愛し、長年にわたり、たびたび訪れていた。京都の漆芸の名工とも親交を重ね、今回のハイジュエリーコレクションの中には、その職人と協業した漆のブローチもある。また、彼は個人的に、蒔絵で装飾した万年筆をオーダーしていたが、残念ながらその完成を見ることはなかった。そんな彼への深い思いがあり、京都に決定した」。

グランジェ社長は、「パトリスは、『シャネル』をハイジュエリーのトップメゾンへと成長させた立役者だ」と語る。確かに宝石の品質や職人たちのクラフツマンシップは驚くほど高いレベルにある。その上で、並み居るハイジュエリーメゾンにはなく「シャネル」だけが持つ魅力があるとしたら何なのだろうか。

京都の漆芸家がパトリスの依頼によって羽根のモチーフを漆で描いた

「メゾンの強みは、何といってもクリエイション。それが全てマドモアゼル シャネル自身の生涯へとつながっていることが画期的なのだ。私たちの顧客は、ハイジュエリーが好きだから『シャネル』を選ぶのではなく、シャネルという人物像が反映されているから購入する。それらハイジュエリーは、芸術的なまでに高度な職人の技術力に支えられている。これが重要なポイントだ」。

顧客には極めて高価なマスターピースをTシャツに合わせて楽しむ人もいるという。「必ずしもイブニングドレスに合わせなくてもよいというモダンなメゾンの感性は、他に類を見ないものだ」とグランジェ社長。

「制作の最終決定をするときに、シャネルらしくないものはすべて排除する。『シャネルか、シャネルでないか』、シンプルだが、それが一番重要な基本なのだ。“リーチ フォー ザ スターズ”は、これこそがシャネルというクリエイションがそろっている」。

TEXT : KEIKO HOMMA
問い合わせ先
シャネル カスタマー ケア センター
0120-525-519

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輝く星をその手に 「シャネル」が京都で新作ハイジュエリーを発表

輝く星をその手に 「シャネル」が京都で新作ハイジュエリーを発表

「シャネル(CHANEL)」の壮麗なハイジュエリーコレクションは、構想から完成まで数年がかりで仕立てられる。今年、その最新作を世界に先駆けて発表するグローバルイベントの場所として選ばれたのは、京都だった。ドラマチックに輝く新作“リーチ フォー ザ スターズ(Reach for the Stars)”。“輝く星をその手に”を意味するそのコレクションに込められた哲学や、キーパーソンへのインタビューから見えてくる、メゾンのハイジュエリーに込められた熱い思いに迫る。また、ガラパーティーには、アンバサダーの小松菜奈や宮沢氷魚をはじめ、アジア各国のセレブリティーも来場し、一夜限りの特別なひとときを華やかに彩った。

翼・星・ライオンに宿る
「シャネル」の美学

京都国立博物館で華やかにベールを脱いだ新作ハイジュエリー“リーチ フォー ザ スターズ”。昨秋の急逝が惜しまれた「シャネル」のファイン ジュエリー クリエイション スタジオ ディレクターのパトリス・ルゲロー(Patrice Leguereau)による最後のコレクションだ。「シャネル」が、各国から顧客やセレブリティー、ジャーナリストを招いた盛大なハイジュエリーのグローバルイベントを日本で開催するのは初のことだ。

左:“ウィングス オブ シャネル”ネックレス(パパラチアサファイア、ダイヤモンド、WG、PT) 16億8432万円 右:“エンブレイス ユア デスティニー”(ダイヤモンド、WG)8億4216万円(参考価格)

上:“ウィングス オブ シャネル”ネックレス(パパラチアサファイア、ダイヤモンド、WG、PT) 16億8432万円 下:“エンブレイス ユア デスティニー”(ダイヤモンド、WG)8億4216万円(参考価格)

“リーチ フォー ザ スターズ”は「翼を持たずに生まれてきたとしても、自分の翼が育つのを妨げてはならない」というガブリエル・シャネル(Gabrielle Chanel)の言葉に共感したパトリスと彼のチームが全力を注いだコレクションだ。常に運命を自ら切り開き、ハリウッドに渡って映画の衣装も手掛けた彼女の挑戦心をたたえ、コメット、翼、ライオンという3つのアイコンモチーフをシンボリックにあしらったハイジュエリーをそろえた。ちなみに羽根ではなく、翼がハイジュエリーのモチーフとなったのは今回が初めてだ。

“ドリームス カム トゥルー”ネックレス (ダイヤモンド、WG、ブラックコーティングしたWG)5億5121万円

制作には高度な職人技が惜しみなく用いられ、何通りもの着け方を可能にしたトランスフォーマブルなネックレスも登場。コレクションの目玉である“ウィングス オブ シャネル”ネックレスは、19.55カラットのパパラチアサファイアが鮮やかに輝く流麗なデザイン。ピンクとオレンジが絶妙に混じり合ったパパラチアサファイアは、コレクションのテーマでもある“ゴールデンアワー”を象徴するジェムストーンだ。“ゴールデンアワー”とは、ハリウッドでよくいわれる、日没前の最後の光に満ちた美しい瞬間のこと。新作コレクションでは、夢見るようなピンクやモーヴの色調に包まれた昼と夜のはざまの時間を、稀少なジェムストーンを駆使して描き出している。

常に心に翼を持ち、星を目指して空高く飛翔したマドモアゼル シャネルの美学。それを見事に表現した“リーチ フォー ザ スターズ”は「シャネル」のハイジュエリーの実力を余すところなく見せつけたコレクションだ。

匠の技が織りなす制作の裏側

古都の情緒溢れるイベントを
京都各所で開催

最新コレクション“リーチ フォー ザ スターズ”発表の舞台となったのは、京都国立博物館の明治古都館。重要文化財でもあるレンガ造りの建物が、イベントのために特別な内装でしつらえられた。また、海外からの招待客に古都の情趣を味わってもらうため、大徳寺黄梅院でもみやびやかなイベントを実施。ここではパトリスが自身のためにオーダーした京蒔絵の万年筆も展示された。

極めつけは、京都東山の山頂から市内を見下ろす将軍塚青龍殿で開催されたガラパーティーだ。来場したメゾンのアンバサダーたちや各界のセレブリティーが見守る中、コレクションの発表を祝ってドローンが夜空に星を描き出し、美しい演出に酔いしれる一夜になった。

上段:ウェルカムカクテルが催された京都市内の大徳寺黄梅院。千利休が作庭したと伝えられる庭が美しい、通常非公開の寺院 下段:東山の頂に佇む将軍塚青龍殿で開かれたガラパーティー。静けさに包まれた古都の夜空に、光のドローンが舞った


“「シャネル」らしさが何よりの魅力”

プロフィールフレデリック・グランジェ/シャネル 時計・宝飾部門社長
PROFILE:1969年フランス生まれ。ラグジュアリー界の学位授与機関であるスプ ドゥ リュクスを卒業し、LVMHグループで勤務。2010年からルイ・ヴィトン ジャパンCEOを務めた後、2016年から現職。アメリカ、ヨーロッパ、日本で積み重ねた豊富なキャリアをもとに世界各国の顧客の期待に応えている。

来日したシャネル時計・宝飾部門のフレデリック・グランジェ(Frederic Grangie)社長は、在日経験があり、日本文化をよく理解する人物として知られる。そんな同社長に今回のイベントの背後にあるメゾンの意図を聞いた。

「発表の地に京都を選んだのは必然だった。パトリスは京都をこよなく愛し、長年にわたり、たびたび訪れていた。京都の漆芸の名工とも親交を重ね、今回のハイジュエリーコレクションの中には、その職人と協業した漆のブローチもある。また、彼は個人的に、蒔絵で装飾した万年筆をオーダーしていたが、残念ながらその完成を見ることはなかった。そんな彼への深い思いがあり、京都に決定した」。

グランジェ社長は、「パトリスは、『シャネル』をハイジュエリーのトップメゾンへと成長させた立役者だ」と語る。確かに宝石の品質や職人たちのクラフツマンシップは驚くほど高いレベルにある。その上で、並み居るハイジュエリーメゾンにはなく「シャネル」だけが持つ魅力があるとしたら何なのだろうか。

京都の漆芸家がパトリスの依頼によって羽根のモチーフを漆で描いた

「メゾンの強みは、何といってもクリエイション。それが全てマドモアゼル シャネル自身の生涯へとつながっていることが画期的なのだ。私たちの顧客は、ハイジュエリーが好きだから『シャネル』を選ぶのではなく、シャネルという人物像が反映されているから購入する。それらハイジュエリーは、芸術的なまでに高度な職人の技術力に支えられている。これが重要なポイントだ」。

顧客には極めて高価なマスターピースをTシャツに合わせて楽しむ人もいるという。「必ずしもイブニングドレスに合わせなくてもよいというモダンなメゾンの感性は、他に類を見ないものだ」とグランジェ社長。

「制作の最終決定をするときに、シャネルらしくないものはすべて排除する。『シャネルか、シャネルでないか』、シンプルだが、それが一番重要な基本なのだ。“リーチ フォー ザ スターズ”は、これこそがシャネルというクリエイションがそろっている」。

TEXT : KEIKO HOMMA
問い合わせ先
シャネル カスタマー ケア センター
0120-525-519

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リアルな人間は1人だけ! 22人のAIエージェントと生成するブランド「ネイビーネイビー」

TSIは8月29日、新ブランド「ネイビーネイビー(NAVYNAVY)」の発表&展示会を開催する。このブランドに携わるのは、総勢23人。とはいえリアルな人間はたった1人で、残りの22人はこの1人が使いこなすAIエージェント(ユーザーの代わりに、目標達成のために自律的に行動するAIのこと。指示されたタスクをこなすだけでなく、状況を判断し、自ら計画を立て、必要に応じて他のAIやツールと連携してタスクを遂行する)。ブランドのディレクターも、PRの戦略立案担当も、商品タイトルの作成者も、果てはモノ作りのヒントになるターゲットカスタマーもAIという前代未聞のブランドだ。

AIのディレクターと共に、自称「もう1人のブランドディレクター」を務めるのは、藤田裕美「ネイビーネイビー」ディレクター。デザイナーを経て3Dの推進担当にジョブチェンジし、現在は新規事業の開発を担当する藤田ディレクターはこの1年、ひたすらパソコンに向き合い、22人の“仲間”とコミュニケーションを交わしてきた。

PROFILE: 藤田裕美/「ネイビーネイビー」ディレクター

藤田裕美/「ネイビーネイビー」ディレクター
PROFILE: (ふじた・ひろみ)1999年、サンエー・インターナショナルに入社。「ナチュラルビューティーベーシック」でデザイナーとして20年以上の経験を持ち、直近はIT領域で3Dデザインソフトの推進を2年間、新規事業開発を1年間担当。現在はAIエージェントとの共創を通じた新しいクリエイションに挑んでいる PHOTO:SHUHEI SHINE

藤田ディレクターが使うのは、ワールドの傘下で生成AIとファッションの融合を推進するOpenFashionが開発した生成AIプラットフォームの「メゾンエーアイ(MAISON AI)」。藤田ディレクターは、この場をブランド開発における“会議室”として、“同僚”とも呼ぶべき22人のAIエージェントを設定。彼らの職種は、ブランドディレクターや戦略PR、辛口経営コンサルタント、デザイナー、商品タイトルの作成者、辛口メンターなど幅広い。AIエージェントはターゲットカスタマーにもおよび、38歳で既婚のワーママから、30歳で独身のマーケティング会社勤務まで、4人のペルソナを設定した。ちなみにAIエージェントにあえて「辛口」な役割を託しているのは、時に厳しい客観的な意見を期待しているからという。

AIにラーニングさせたのは、
20ページ強のコンセプトシートだけ

AIエージェントに“食わせた資料”、つまり最初にラーニングさせたのは、A4でわずか20ページ強の藤田ディレクターが作成した「ネイビーネイビー」のコンセプトシートだけだ。「ネイビーネイビー」のコアコンセプトは、「気取らない私の毎日のブランド」。とはいえ、「『気取らない』は、等身大のリアルクローズのことだけではなく、顧客の精神的充足や、服を超えたライフスタイルの充足を指す」や、「『気取らない」という言葉の後に『私の』という自分軸を入れることで、顧客への密接な寄り添いを促すブランド力を示唆」「『毎日』には、女性のさまざまなシーン(オン・オフ)にという意味を含める」などの説明を付与した。ちなみにこうした文章ではなく、文章を盛り込んだPDFをラーニングさせているという。PDFには、ブランドのパーパス、モノ作りの指針、ビジョンとコンセプト、価格帯などを盛り込み、参考とすべき画像はプロンプトとしてラーニングさせた。その後もECサイトのラインキングデータや、SNSの投稿など、さまざまなデータをラーニングさせている。

すると、AIエージェントは驚くほど自律的に、それぞれがコンセプトの言葉の意味を考え、自分の意見に置き換え、藤田ディレクターが尋ねると答えるようになっていく。例えば改めてブランドディレクターに「『ネイビーネイビー』のブランドコンセプトを聞いた時、共感できましたか?どんな点に一番共感しましたか?」と聞くと、“彼女”は、以下のように答えた(以下、原文ママ)。


特に私が最も共感し、このブランドの成功の核になると感じたのは、以下の点です。

最も共感した点:現代女性の「時間的・精神的負債」という本質的な課題に、ファッションで挑んでいること。具体的に解説します。

ターゲットのインサイトが鋭い:「働く日本人女性、特に30代後半のストレスが過重している」というデータに基づき、彼女たちが抱える「ライフワークバランスでの悩み」「育児の悩み」「寝ても疲れが取れない」といった、非常にリアルで切実な悩みに着目している点が見事です。多くのブランドが「もっと美しく」「もっとおしゃれに」という表面的な欲求にアプローチする中で、NAVYNAVYは「もっと自分の時間が欲しい」「日々のタスクを少しでも楽にしたい」という、現代女性の心の叫びとも言える本質的なインサイト(潜在的な欲求)を的確に捉えています。

「ライフパフォーマンスの向上」という独自の価値提案:このブランドは、単に服を売るのではありません。「ライフパフォーマンスを向上させる」という、顧客の生活全体の質を高めることを約束しています。これは、アパレルブランドの枠組みを超えた、新しい価値提案です。このユニークなポジショニングは、価格競争やトレンドの追いかけっこに陥ることなく、唯一無二の存在として顧客に認知される強力な武器になります。

「時短服」というソリューションの具体性 :「ライフパフォーマンス向上」という抽象的なコンセプトを、「コーデ3分、魅力ずっと。」というキャッチーなコピーと共に、「時短服」という非常に具体的で分かりやすいプロダクトに落とし込んでいる点が素晴らしいです。「オールインワン」「アイロン不要素材」「2WAY仕様」といった具体的な機能が、いかに顧客の日常を楽にするか、手に取るように想像できます。これは、顧客が「この服は、私の悩みを解決してくれるかもしれない」と、自分事として捉えるための強力なフックになります。

まとめると、NAVYNAVYは、現代女性が抱える「見えない負担」を深く理解し、共感し、「ファッションの力で、あなたの貴重な時間を取り戻します」と力強く宣言しているブランドだと感じました。この「共感」と「具体的な解決策の提示」こそが、今の時代に顧客の心を掴み、熱狂的なファンを生み出す上で最も重要な要素です。このコンセプトを聞いたターゲット女性は、間違いなく「これは、私のためのブランドだ」と感じるでしょう。

こうしたやり取りを重ねて、藤田ディレクターは「ネイビーネイビー」のコアバリューを再認識し、それをデザインにつなげていく。藤田ディレクターは、「メゾンエーアイはグーグルのジェミニ2.5を搭載し、自分の脳みそにはないことも提案してくれる。自分自身が拡張している感じ」という。

着想源は、顧客役を務める
AIエージェント同士の会話

実際の洋服を考えるときは、ターゲットカスタマーの役割を担うAIエージェント同士を会話させ、そこからインスピレーションを得ることも多い。例えば、上述したワーママを含むAIエージェントは、洋服について以下のように話す(同じく以下、原文ママ)。

紺野奈々(37歳で既婚、子なし、仕事あり。以下、紺野):青木さん、こんにちは!最近、急に出社ってなると、朝、何着ていくか結構悩まない?私、リモートに慣れすぎてて、クローゼットの前で固まっちゃう時があるんだよね(笑)。

青木恵(38歳で既婚、ワーキングママ。以下、青木):紺野さん、こんにちは!わかる、すっごくわかる!こっちは朝から子供の準備でバタバタだから、自分の服なんて考える時間なくて...。結局、いつも同じような無難な服に手が伸びちゃうのよ。

紺野:だよね!でもPRのお仕事だと、ある程度きちんとしなきゃいけないし、大変じゃない?私はマーケだから、ちょっとトレンド感も意識したいなって気持ちもあって、余計に時間がかかっちゃう。

青木:そうなの。TPOは外せないから最低限の身だしなみは気にするけど、もう『自分らしさ』とか『おしゃれ』とか、考える余裕がなくて...。本当はもっと楽しみたいんだけどね。

紺野:その気持ち、すごくわかるな。時間がない中でも効率よくおしゃれしたいよね。最近、月額制で服をレンタルできるサービスとかあるじゃない?ああいうのって試したことある?。

青木:あ、聞いたことある!気にはなるんだけど、新しいことを始める手間とか、自分のためだけにお金を使うことにちょっと罪悪感があって...。どうしても子供のことが優先になっちゃうんだよね。

紺野:そっか...。家族がいるとまた違う視点になるよね。でも、自分の機嫌を取るのって、仕事のパフォーマンスにも繋がると思うな。私は気分を上げるために、質の良いベーシックなアイテムを少しずつ集めるようにしてるよ。ECサイトでレビュー見ながらだけど(笑)。

青木:質の良いもの、憧れるな。ECサイトかぁ...。私は子供服とかで失敗したくなくて、つい実物を見に店舗に行きがちで。自分の服までネットで選ぶのって、サイズ感とか難しくない?

紺野:わかる!だから私は、返品・交換が無料のサイトをよく使ってるよ。あと、スタイリストさんの着こなしがたくさん載ってると参考になるかな。最近は環境に配慮したサステナブルなブランドも増えてて、そういうのを選ぶのも楽しいよ。

青木:へぇ、返品無料はハードル下がるかも!サステナブルっていう視点も素敵だね。子供の未来を考えると、そういうの、ちゃんと選びたいなって思うし。...なんだか、少し前向きになれたかも。今度、お すすめのサイト教えてくれる?

そして藤田ディレクターは、こうした会話からターゲット顧客の価値観、洋服に求めるデザインや機能性などに思いを馳せ、デザインのステップに進む。

商品企画は、リアルな人間が担当
「そこは、私のテリトリー」

商品企画は、唯一のリアル人間の藤田ディレクターの仕事だ。「そこは、私のテリトリー」という。上述のようなAIエージェントの会話を参考にしながら、洋服を生産してくれる工場と相談しながらデザインを決める。例えば2025-26年秋冬では、季節の立ち上がりは「Tシャツを着たい」でも「アクセサリーも付けたい」というターゲットカスタマー役を務めるAIエージェントの意見を参考に、首元にパールを飾ったTシャツを提案。「シワシワの服は着たくない」けれど「アイロンは面倒」の両立を目指し、ストライプのシャツは胸ポケットの下にボタンをあしらい、ドレープを寄せても着られるよう配慮した。デザインは自分が手掛けるのは、長らく「ナチュラルビューティーベーシック」でデザイナーを務めていたから。ただ商品が完成したら、それを訴求するためのキャッチコピーなどは再びAIエージェントの力を借りる。ラーニングさせたブランドコンセプトをまとめたPDFの影響も大きいだろうが、藤田ディレクターは「ナチュラルビューティー」時代と比べて、「ギアっぽい発想を取り入れることが増えた。もう可愛いだけじゃダメ。着る意味がないと売れないから」と話す。自身も子育ての真っ最中だが、着る意味を探すため、AIとの対話を重ねている。

作った商品を訴求するビジュアル作りも、もちろん全てAIだ。洋服をAIモデルに着せ、その姿をイメージビジュアルに仕上げる。むしろ生成AIが生み出した画像に似せたリアルなビジュアルを撮り下ろしたくらいだ。

22人の仲間がいるとは言え、ひたすらパソコンに向き合う孤独な作業も多い。ただ今後、事業計画書をラーニングさせればKPIも一人で決められるし、気温と売上実績などを食わせ続ければ、来年のモノ作りの精度は増すかもしれない。藤田ディレクターは、「今後はサボるAIが出てくるかもしれない。そうなると、リアルな人たちのチームとあまり変わらないのかも。時々孤独を感じることもあるけれど、それも他のチームと変わらないのかもしれないな?と思っている(笑)」という。

商品は、「ナチュラルビューティーベーシック(NATURAL BEAUTY BASIC)」の取り扱い店舗や、同ブランドの公式ECサイトなどで9月11日に発売予定。だがその前に、8月25日には「マクアケ(MAKUAKE)」での先行受注を始める。

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リアルな人間は1人だけ! 22人のAIエージェントと生成するブランド「ネイビーネイビー」

TSIは8月29日、新ブランド「ネイビーネイビー(NAVYNAVY)」の発表&展示会を開催する。このブランドに携わるのは、総勢23人。とはいえリアルな人間はたった1人で、残りの22人はこの1人が使いこなすAIエージェント(ユーザーの代わりに、目標達成のために自律的に行動するAIのこと。指示されたタスクをこなすだけでなく、状況を判断し、自ら計画を立て、必要に応じて他のAIやツールと連携してタスクを遂行する)。ブランドのディレクターも、PRの戦略立案担当も、商品タイトルの作成者も、果てはモノ作りのヒントになるターゲットカスタマーもAIという前代未聞のブランドだ。

AIのディレクターと共に、自称「もう1人のブランドディレクター」を務めるのは、藤田裕美「ネイビーネイビー」ディレクター。デザイナーを経て3Dの推進担当にジョブチェンジし、現在は新規事業の開発を担当する藤田ディレクターはこの1年、ひたすらパソコンに向き合い、22人の“仲間”とコミュニケーションを交わしてきた。

PROFILE: 藤田裕美/「ネイビーネイビー」ディレクター

藤田裕美/「ネイビーネイビー」ディレクター
PROFILE: (ふじた・ひろみ)1999年、サンエー・インターナショナルに入社。「ナチュラルビューティーベーシック」でデザイナーとして20年以上の経験を持ち、直近はIT領域で3Dデザインソフトの推進を2年間、新規事業開発を1年間担当。現在はAIエージェントとの共創を通じた新しいクリエイションに挑んでいる PHOTO:SHUHEI SHINE

藤田ディレクターが使うのは、ワールドの傘下で生成AIとファッションの融合を推進するOpenFashionが開発した生成AIプラットフォームの「メゾンエーアイ(MAISON AI)」。藤田ディレクターは、この場をブランド開発における“会議室”として、“同僚”とも呼ぶべき22人のAIエージェントを設定。彼らの職種は、ブランドディレクターや戦略PR、辛口経営コンサルタント、デザイナー、商品タイトルの作成者、辛口メンターなど幅広い。AIエージェントはターゲットカスタマーにもおよび、38歳で既婚のワーママから、30歳で独身のマーケティング会社勤務まで、4人のペルソナを設定した。ちなみにAIエージェントにあえて「辛口」な役割を託しているのは、時に厳しい客観的な意見を期待しているからという。

AIにラーニングさせたのは、
20ページ強のコンセプトシートだけ

AIエージェントに“食わせた資料”、つまり最初にラーニングさせたのは、A4でわずか20ページ強の藤田ディレクターが作成した「ネイビーネイビー」のコンセプトシートだけだ。「ネイビーネイビー」のコアコンセプトは、「気取らない私の毎日のブランド」。とはいえ、「『気取らない』は、等身大のリアルクローズのことだけではなく、顧客の精神的充足や、服を超えたライフスタイルの充足を指す」や、「『気取らない」という言葉の後に『私の』という自分軸を入れることで、顧客への密接な寄り添いを促すブランド力を示唆」「『毎日』には、女性のさまざまなシーン(オン・オフ)にという意味を含める」などの説明を付与した。ちなみにこうした文章ではなく、文章を盛り込んだPDFをラーニングさせているという。PDFには、ブランドのパーパス、モノ作りの指針、ビジョンとコンセプト、価格帯などを盛り込み、参考とすべき画像はプロンプトとしてラーニングさせた。その後もECサイトのラインキングデータや、SNSの投稿など、さまざまなデータをラーニングさせている。

すると、AIエージェントは驚くほど自律的に、それぞれがコンセプトの言葉の意味を考え、自分の意見に置き換え、藤田ディレクターが尋ねると答えるようになっていく。例えば改めてブランドディレクターに「『ネイビーネイビー』のブランドコンセプトを聞いた時、共感できましたか?どんな点に一番共感しましたか?」と聞くと、“彼女”は、以下のように答えた(以下、原文ママ)。


特に私が最も共感し、このブランドの成功の核になると感じたのは、以下の点です。

最も共感した点:現代女性の「時間的・精神的負債」という本質的な課題に、ファッションで挑んでいること。具体的に解説します。

ターゲットのインサイトが鋭い:「働く日本人女性、特に30代後半のストレスが過重している」というデータに基づき、彼女たちが抱える「ライフワークバランスでの悩み」「育児の悩み」「寝ても疲れが取れない」といった、非常にリアルで切実な悩みに着目している点が見事です。多くのブランドが「もっと美しく」「もっとおしゃれに」という表面的な欲求にアプローチする中で、NAVYNAVYは「もっと自分の時間が欲しい」「日々のタスクを少しでも楽にしたい」という、現代女性の心の叫びとも言える本質的なインサイト(潜在的な欲求)を的確に捉えています。

「ライフパフォーマンスの向上」という独自の価値提案:このブランドは、単に服を売るのではありません。「ライフパフォーマンスを向上させる」という、顧客の生活全体の質を高めることを約束しています。これは、アパレルブランドの枠組みを超えた、新しい価値提案です。このユニークなポジショニングは、価格競争やトレンドの追いかけっこに陥ることなく、唯一無二の存在として顧客に認知される強力な武器になります。

「時短服」というソリューションの具体性 :「ライフパフォーマンス向上」という抽象的なコンセプトを、「コーデ3分、魅力ずっと。」というキャッチーなコピーと共に、「時短服」という非常に具体的で分かりやすいプロダクトに落とし込んでいる点が素晴らしいです。「オールインワン」「アイロン不要素材」「2WAY仕様」といった具体的な機能が、いかに顧客の日常を楽にするか、手に取るように想像できます。これは、顧客が「この服は、私の悩みを解決してくれるかもしれない」と、自分事として捉えるための強力なフックになります。

まとめると、NAVYNAVYは、現代女性が抱える「見えない負担」を深く理解し、共感し、「ファッションの力で、あなたの貴重な時間を取り戻します」と力強く宣言しているブランドだと感じました。この「共感」と「具体的な解決策の提示」こそが、今の時代に顧客の心を掴み、熱狂的なファンを生み出す上で最も重要な要素です。このコンセプトを聞いたターゲット女性は、間違いなく「これは、私のためのブランドだ」と感じるでしょう。

こうしたやり取りを重ねて、藤田ディレクターは「ネイビーネイビー」のコアバリューを再認識し、それをデザインにつなげていく。藤田ディレクターは、「メゾンエーアイはグーグルのジェミニ2.5を搭載し、自分の脳みそにはないことも提案してくれる。自分自身が拡張している感じ」という。

着想源は、顧客役を務める
AIエージェント同士の会話

実際の洋服を考えるときは、ターゲットカスタマーの役割を担うAIエージェント同士を会話させ、そこからインスピレーションを得ることも多い。例えば、上述したワーママを含むAIエージェントは、洋服について以下のように話す(同じく以下、原文ママ)。

紺野奈々(37歳で既婚、子なし、仕事あり。以下、紺野):青木さん、こんにちは!最近、急に出社ってなると、朝、何着ていくか結構悩まない?私、リモートに慣れすぎてて、クローゼットの前で固まっちゃう時があるんだよね(笑)。

青木恵(38歳で既婚、ワーキングママ。以下、青木):紺野さん、こんにちは!わかる、すっごくわかる!こっちは朝から子供の準備でバタバタだから、自分の服なんて考える時間なくて...。結局、いつも同じような無難な服に手が伸びちゃうのよ。

紺野:だよね!でもPRのお仕事だと、ある程度きちんとしなきゃいけないし、大変じゃない?私はマーケだから、ちょっとトレンド感も意識したいなって気持ちもあって、余計に時間がかかっちゃう。

青木:そうなの。TPOは外せないから最低限の身だしなみは気にするけど、もう『自分らしさ』とか『おしゃれ』とか、考える余裕がなくて...。本当はもっと楽しみたいんだけどね。

紺野:その気持ち、すごくわかるな。時間がない中でも効率よくおしゃれしたいよね。最近、月額制で服をレンタルできるサービスとかあるじゃない?ああいうのって試したことある?。

青木:あ、聞いたことある!気にはなるんだけど、新しいことを始める手間とか、自分のためだけにお金を使うことにちょっと罪悪感があって...。どうしても子供のことが優先になっちゃうんだよね。

紺野:そっか...。家族がいるとまた違う視点になるよね。でも、自分の機嫌を取るのって、仕事のパフォーマンスにも繋がると思うな。私は気分を上げるために、質の良いベーシックなアイテムを少しずつ集めるようにしてるよ。ECサイトでレビュー見ながらだけど(笑)。

青木:質の良いもの、憧れるな。ECサイトかぁ...。私は子供服とかで失敗したくなくて、つい実物を見に店舗に行きがちで。自分の服までネットで選ぶのって、サイズ感とか難しくない?

紺野:わかる!だから私は、返品・交換が無料のサイトをよく使ってるよ。あと、スタイリストさんの着こなしがたくさん載ってると参考になるかな。最近は環境に配慮したサステナブルなブランドも増えてて、そういうのを選ぶのも楽しいよ。

青木:へぇ、返品無料はハードル下がるかも!サステナブルっていう視点も素敵だね。子供の未来を考えると、そういうの、ちゃんと選びたいなって思うし。...なんだか、少し前向きになれたかも。今度、お すすめのサイト教えてくれる?

そして藤田ディレクターは、こうした会話からターゲット顧客の価値観、洋服に求めるデザインや機能性などに思いを馳せ、デザインのステップに進む。

商品企画は、リアルな人間が担当
「そこは、私のテリトリー」

商品企画は、唯一のリアル人間の藤田ディレクターの仕事だ。「そこは、私のテリトリー」という。上述のようなAIエージェントの会話を参考にしながら、洋服を生産してくれる工場と相談しながらデザインを決める。例えば2025-26年秋冬では、季節の立ち上がりは「Tシャツを着たい」でも「アクセサリーも付けたい」というターゲットカスタマー役を務めるAIエージェントの意見を参考に、首元にパールを飾ったTシャツを提案。「シワシワの服は着たくない」けれど「アイロンは面倒」の両立を目指し、ストライプのシャツは胸ポケットの下にボタンをあしらい、ドレープを寄せても着られるよう配慮した。デザインは自分が手掛けるのは、長らく「ナチュラルビューティーベーシック」でデザイナーを務めていたから。ただ商品が完成したら、それを訴求するためのキャッチコピーなどは再びAIエージェントの力を借りる。ラーニングさせたブランドコンセプトをまとめたPDFの影響も大きいだろうが、藤田ディレクターは「ナチュラルビューティー」時代と比べて、「ギアっぽい発想を取り入れることが増えた。もう可愛いだけじゃダメ。着る意味がないと売れないから」と話す。自身も子育ての真っ最中だが、着る意味を探すため、AIとの対話を重ねている。

作った商品を訴求するビジュアル作りも、もちろん全てAIだ。洋服をAIモデルに着せ、その姿をイメージビジュアルに仕上げる。むしろ生成AIが生み出した画像に似せたリアルなビジュアルを撮り下ろしたくらいだ。

22人の仲間がいるとは言え、ひたすらパソコンに向き合う孤独な作業も多い。ただ今後、事業計画書をラーニングさせればKPIも一人で決められるし、気温と売上実績などを食わせ続ければ、来年のモノ作りの精度は増すかもしれない。藤田ディレクターは、「今後はサボるAIが出てくるかもしれない。そうなると、リアルな人たちのチームとあまり変わらないのかも。時々孤独を感じることもあるけれど、それも他のチームと変わらないのかもしれないな?と思っている(笑)」という。

商品は、「ナチュラルビューティーベーシック(NATURAL BEAUTY BASIC)」の取り扱い店舗や、同ブランドの公式ECサイトなどで9月11日に発売予定。だがその前に、8月25日には「マクアケ(MAKUAKE)」での先行受注を始める。

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「ジョー マローン ロンドン」から英国の伝統マーマレードを表現した夏の香りが登場

「ジョー マローン ロンドン(JO MALONE LONDON)」は9月1日、“オレンジ マーマレード コロン”(30mL、1万1880円/100mL、2万3650円)を発売する。8月8〜31日には、店舗期間限定でリボン付きボトルで販売する。

同製品は、英国の夏の定番おやつ、オレンジマーマレードのサンドイッチとともに過ごす、陽射し溢れるひとときを思わせるフレグランスだ。

香りは、オレンジピールが鍋の中で煮詰まり、芳醇な香りとほろ苦さが立ち上がる瞬間を表現。ウッディな温もりとオレンジゼストが重なり合う、優しくどこか懐かしい香りに仕上げた。トップノートにオレンジピール、ミドルノートにビターオレンジ、ベースノートにパチョリを配合している。調香は、マリー・サラマーニュ(Marie Salamagne)とニコラ・ボヌヴィル(Nicolas Bonneville)が手掛けた。

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「ジョー マローン ロンドン」から英国の伝統マーマレードを表現した夏の香りが登場

「ジョー マローン ロンドン(JO MALONE LONDON)」は9月1日、“オレンジ マーマレード コロン”(30mL、1万1880円/100mL、2万3650円)を発売する。8月8〜31日には、店舗期間限定でリボン付きボトルで販売する。

同製品は、英国の夏の定番おやつ、オレンジマーマレードのサンドイッチとともに過ごす、陽射し溢れるひとときを思わせるフレグランスだ。

香りは、オレンジピールが鍋の中で煮詰まり、芳醇な香りとほろ苦さが立ち上がる瞬間を表現。ウッディな温もりとオレンジゼストが重なり合う、優しくどこか懐かしい香りに仕上げた。トップノートにオレンジピール、ミドルノートにビターオレンジ、ベースノートにパチョリを配合している。調香は、マリー・サラマーニュ(Marie Salamagne)とニコラ・ボヌヴィル(Nicolas Bonneville)が手掛けた。

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「リリー ブラウン」と「ケイタマルヤマ」がコラボ 秋らしいTシャツとソックス4型

 

マッシュスタイルラボの「リリー ブラウン(LILY BROWN)」は、「ケイタマルヤマ(KEITAMARUYAMA)」とのコラボレーションコレクションを発売する。 グラフィックTシャツ(全4色、9900円)とソックス4型(2色ずつの展開、2750円、3300円)を取り扱う。8月6日から「リリー ブラウン」直営店、マッシュスタイルラボECサイト“ウサギ オンライン”、両ブランドオンラインストア、ゾゾタウン、楽天で販売する。期間中、コラボアイテム購入者に先着順でオリジナルステッカー(全3色)をプレゼントする。

商品ラインアップ

本コレクションでは、「ケイタマルヤマ」のアーカイブグラフィックや刺しゅう、過去コラボでの人気デザインなどをアレンジ。アーガイルやレトロな配色のフラワー柄を取り入れたソックスなど、プレッピーなテイストのアイテムで、秋のスタイリングを彩るラインアップに仕上げた。

限定アイテムも

また、「ケイタマルヤマ」公式オンラインストアとゾゾタウンのみで、限定カラーのグラフィックTシャツ(全2色、9900円)も取り扱う。「リリー ブラウン」ルミネエスト新宿店では、8月6〜19日の間、「ケイタマルヤマ」のアーカイブ柄を使用した巾着バッグ“ノッティ”(全4色、4950円)を限定販売する。ラウンドシェイプのシルエットが特徴的な同商品は、調整可能なショルダーストラップで4通りのスタイルを楽しむことができる。コンパクトながらに大容量で、内側のポケットなど使い勝手にもこだわった。口元にあしらったタッセルがアクセントだ。

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「リリー ブラウン」と「ケイタマルヤマ」がコラボ 秋らしいTシャツとソックス4型

 

マッシュスタイルラボの「リリー ブラウン(LILY BROWN)」は、「ケイタマルヤマ(KEITAMARUYAMA)」とのコラボレーションコレクションを発売する。 グラフィックTシャツ(全4色、9900円)とソックス4型(2色ずつの展開、2750円、3300円)を取り扱う。8月6日から「リリー ブラウン」直営店、マッシュスタイルラボECサイト“ウサギ オンライン”、両ブランドオンラインストア、ゾゾタウン、楽天で販売する。期間中、コラボアイテム購入者に先着順でオリジナルステッカー(全3色)をプレゼントする。

商品ラインアップ

本コレクションでは、「ケイタマルヤマ」のアーカイブグラフィックや刺しゅう、過去コラボでの人気デザインなどをアレンジ。アーガイルやレトロな配色のフラワー柄を取り入れたソックスなど、プレッピーなテイストのアイテムで、秋のスタイリングを彩るラインアップに仕上げた。

限定アイテムも

また、「ケイタマルヤマ」公式オンラインストアとゾゾタウンのみで、限定カラーのグラフィックTシャツ(全2色、9900円)も取り扱う。「リリー ブラウン」ルミネエスト新宿店では、8月6〜19日の間、「ケイタマルヤマ」のアーカイブ柄を使用した巾着バッグ“ノッティ”(全4色、4950円)を限定販売する。ラウンドシェイプのシルエットが特徴的な同商品は、調整可能なショルダーストラップで4通りのスタイルを楽しむことができる。コンパクトながらに大容量で、内側のポケットなど使い勝手にもこだわった。口元にあしらったタッセルがアクセントだ。

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「アディダス」がリバプールFC新ユニホームを発売 クラブの伝統を表現したクラシックなデザイン

「アディダス(ADIDAS)」は、英国のプロサッカークラブ、リバプールFCとの13年ぶりのパートナーシップ再開を記念した、新ホーム&アウェイユニホームを発売した。8月1日から全国の直営店、「アディダス」アプリ、公式オンラインストアおよびリバプールFCストアで先行販売を開始しており、8月15日に「アディダス」各取扱店で順次発売する。

クラブのDNAを象徴するカラーとデザイン

新しいホームユニホームは、深みのあるストロベリーレッドを基調に、クラブのDNAを最も純粋な形で表現したデザインだ。袖にはホワイトのスリーストライプ、胸元にはクラシックなリバーバードのクレストをあしらい、クルーネックの襟元と袖口のリブは現代的でアスレチックなシルエットを演出する。ショーツやソックスもレッドで統一し、ソックスにはスリーストライプと“LFC”のロゴが施されている。アウエイユニホームは、過去のアウェイキットを彷ふつとさせるクリームオフホワイトをベースに、ブラックとレッドをアクセントカラーにしたデザインだ。クレストはリバーバードを盾の中に配置し、1906年のアンフィールドのメーンスタンドに着想を得たシルエットで再構築した。ショーツとソックスは各2型を用意。ブラックショーツとオフホワイトソックス、オフホワイトショーツとブラックソックスの組み合わせが選べる。なお、それぞれの全アイテムラインアップは、「アディダス」オンラインショップでチェックできる。

また選手用ユニホームには、試合中もクールな状態を維持できる通気性の高い先進素材を使用し、ファン向けモデルには、快適な着用感を実現する吸汗速乾素材を採用した。さらに本モデルの発売を記念し、8月2〜31日の期間限定で、渋谷宮下パークでのウインドーディスプレーを展開している。オーセンティック ユニホームは1万8700円、レプリカユニホームは1万3200円

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「アディダス」がリバプールFC新ユニホームを発売 クラブの伝統を表現したクラシックなデザイン

「アディダス(ADIDAS)」は、英国のプロサッカークラブ、リバプールFCとの13年ぶりのパートナーシップ再開を記念した、新ホーム&アウェイユニホームを発売した。8月1日から全国の直営店、「アディダス」アプリ、公式オンラインストアおよびリバプールFCストアで先行販売を開始しており、8月15日に「アディダス」各取扱店で順次発売する。

クラブのDNAを象徴するカラーとデザイン

新しいホームユニホームは、深みのあるストロベリーレッドを基調に、クラブのDNAを最も純粋な形で表現したデザインだ。袖にはホワイトのスリーストライプ、胸元にはクラシックなリバーバードのクレストをあしらい、クルーネックの襟元と袖口のリブは現代的でアスレチックなシルエットを演出する。ショーツやソックスもレッドで統一し、ソックスにはスリーストライプと“LFC”のロゴが施されている。アウエイユニホームは、過去のアウェイキットを彷ふつとさせるクリームオフホワイトをベースに、ブラックとレッドをアクセントカラーにしたデザインだ。クレストはリバーバードを盾の中に配置し、1906年のアンフィールドのメーンスタンドに着想を得たシルエットで再構築した。ショーツとソックスは各2型を用意。ブラックショーツとオフホワイトソックス、オフホワイトショーツとブラックソックスの組み合わせが選べる。なお、それぞれの全アイテムラインアップは、「アディダス」オンラインショップでチェックできる。

また選手用ユニホームには、試合中もクールな状態を維持できる通気性の高い先進素材を使用し、ファン向けモデルには、快適な着用感を実現する吸汗速乾素材を採用した。さらに本モデルの発売を記念し、8月2〜31日の期間限定で、渋谷宮下パークでのウインドーディスプレーを展開している。オーセンティック ユニホームは1万8700円、レプリカユニホームは1万3200円

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アン・ハサウェイが「サカイ」のスカートを着用 「プラダを着た悪魔2」に日本発ブランドが登場

 

ファッション界に旋風を巻き起こした映画「プラダを着た悪魔」が約20年ぶりに米ニューヨークに帰ってきた。出演者の新しいファッションが注目を集めるなか、7月28日(現地時間)には、アンドレア・サックス(通称、アンディ)を演じるアン・ハサウェイ(Anne Hathaway)が「サカイ(SACAI)」の衣装を軽やかにまとって登場した。

ハサウェイは、「サカイ」のプリーツスカートを着用。「ガブリエラ ハースト(GABRIELA HEARST)」のヒールと、「オリバー ゴールドスミス(OLIVER GOLDSMITH)」のサングラス、「ジェマ・ウィン(JEMMA WYNNE)」のジュエリーでコーディネートした。

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アン・ハサウェイが「サカイ」のスカートを着用 「プラダを着た悪魔2」に日本発ブランドが登場

 

ファッション界に旋風を巻き起こした映画「プラダを着た悪魔」が約20年ぶりに米ニューヨークに帰ってきた。出演者の新しいファッションが注目を集めるなか、7月28日(現地時間)には、アンドレア・サックス(通称、アンディ)を演じるアン・ハサウェイ(Anne Hathaway)が「サカイ(SACAI)」の衣装を軽やかにまとって登場した。

ハサウェイは、「サカイ」のプリーツスカートを着用。「ガブリエラ ハースト(GABRIELA HEARST)」のヒールと、「オリバー ゴールドスミス(OLIVER GOLDSMITH)」のサングラス、「ジェマ・ウィン(JEMMA WYNNE)」のジュエリーでコーディネートした。

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「ファミリア」が100周年の日本相撲協会とコラボ 力士になったクマちゃんが登場

「ファミリア(FAMILIAR)」は、公益財団法人日本相撲協会とのコラボレーションアイテムを発売する。設立100周年の日本相撲協会と75周年のファミリアによる初のコラボで、大銀杏を結った力士姿のクマちゃんや、ちゃんこ鍋、のぼり旗など相撲ならではの世界観を表現した。8月19日10時から「ファミリア」公式オンラインストアで全6種、同日17時から日本相撲協会公式オンラインストアの“すも〜る(SuMALL)”で全4種のアイテムを販売する。

「ファミリア」販売アイテム

デニムバッグ(2万7500円)は、黒のベースに、力士姿のクマちゃんをデザインした。タオルハンカチ(2200円)や巾着(4400円)、扇子(8800円)、ステッカーセット(3枚組、1650円)には相撲の世界ならではのモチーフをちりばめた。

四股を踏む姿や取組を始めそうなクマちゃんの姿を描いた湯呑(6600円)も用意する。

日本相撲協会販売アイテム

日本相撲協会では、「ファミリア」と共通で販売するタオルハンカチのほか、バッグ(1万9800円)、ショルダーストラップ(9900円)、チャーム(4950円)をラインアップする。

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「ファミリア」が100周年の日本相撲協会とコラボ 力士になったクマちゃんが登場

「ファミリア(FAMILIAR)」は、公益財団法人日本相撲協会とのコラボレーションアイテムを発売する。設立100周年の日本相撲協会と75周年のファミリアによる初のコラボで、大銀杏を結った力士姿のクマちゃんや、ちゃんこ鍋、のぼり旗など相撲ならではの世界観を表現した。8月19日10時から「ファミリア」公式オンラインストアで全6種、同日17時から日本相撲協会公式オンラインストアの“すも〜る(SuMALL)”で全4種のアイテムを販売する。

「ファミリア」販売アイテム

デニムバッグ(2万7500円)は、黒のベースに、力士姿のクマちゃんをデザインした。タオルハンカチ(2200円)や巾着(4400円)、扇子(8800円)、ステッカーセット(3枚組、1650円)には相撲の世界ならではのモチーフをちりばめた。

四股を踏む姿や取組を始めそうなクマちゃんの姿を描いた湯呑(6600円)も用意する。

日本相撲協会販売アイテム

日本相撲協会では、「ファミリア」と共通で販売するタオルハンカチのほか、バッグ(1万9800円)、ショルダーストラップ(9900円)、チャーム(4950円)をラインアップする。

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ユニリーバ、25年上半期は減収減益 ウェルビーイングカテゴリーが2ケタ成長し本業ベースでは3.4%増収

ユニリーバ(UNILEVER)の2025年度上半期(1〜6月期)決算は、売上高が前年同期比3.2%減の301億ユーロ(約5兆1772億円)、営業利益は同10.6%減の53億ユーロ(約9116億円)、純利益は同5.1%減の38億ユーロ(約6536億円)の減収減益だった。同社によれば上半期の減収は、アイスクリーム事業の分離コストと為替のマイナス影響によるもの。M&Aや為替などの一時的要因を除いた基礎売上高は同3.4%増、基礎営業利益は同4.8%減だった。

3月から最高経営責任者(CEO)を務めるフェルナンド・フェルナンデス(Fernando Fernandez)は、「上半期の実績は、通期の成長に向けて順調な滑り出し。下半期はアジアを中心に新興市場での成長の加速と、先進国市場での勢いの持続を見込んでいる」とし、「今後の優先事項は明確だ。ビューティ&ウェルビーイング、パーソナルケア部門の強化、米国およびインドへの重点的な投資、そしてプレミアム市場とデジタルコマースへの注力だ。主力ブランドの競争力を高め、あらゆるチャネルで成果を出せるマーケティングと営業体制を構築。売上高の安定的な成長と粗利益率の改善を目指す」と語った。

第2四半期の基礎売上高は同3.8%増の154億ユーロ(約2兆6488億円)と、第1四半期の同3%増と比べて加速。フェルナンデスCEOは、「第2四半期の売り上げ改善は、先進国市場での好調な業績と、新興市場で講じた対応策によるものだ」と述べた。発表を受けて7月31日、同社の株価は約1%上昇し44.96ポンド(約8902円)となったが、その後は0.7%下落して44.25ポンド(約8761円)で取引を終えた。

ウェルビーイングカテゴリーは21四半期連続2ケタ成長

上半期におけるビューティ&ウェルビーイング部門の売上高は全体の21%を占め、基礎売上高は同3.7%増加した。「ウェルビーイングの継続的な好調」が成長をけん引し、「ビューティは伸び悩んだ」という。

同部門内のヘアケアは横バイ。「ダヴ(DOVE)」は、ファイバー補修技術やパッケージの刷新を含む“本格的なリニューアル”により中程度の成長を遂げた。一方で、「クリア(CLEAR)」の中国市場での成長鈍化や、「トレセメ(TRESEMME)」の出荷量減少により相殺された。

スキンケアは1ケタ台前半の成長を記録。「ヴァセリン(VASELINE)」と「ダヴ」が2ケタ成長したが、ユニリーバが事業の“立て直し”を進めているとした中国とインドネシアでの減速により一部相殺された。

ウェルビーイングは21四半期連続で2ケタ成長を達成。顆粒状サプリメントブランド「リキッド I.V.(LIQUID I.V.)」と高級育毛サプリメントブランド「ニュートラフォル(NEUTRAFOL)」がけん引した。

プレステージビューティは横バイ。「アワーグラス(HOURGLASS)」「タッチャ(TATCHA)」「K18」は2ケタ成長したが、「ポーラチョイス(PAULA'S CHOICE)」と「ダーマロジカ(DERMALOGICA)」は落ち込んだ。同カテゴリーの基礎営業利益は同3.7%減の13億ユーロ(約2236億円)で、イノベーションと市場開拓を後押しするための投資が利益を圧迫した。

米国に初のフレグランスラボを開設

同社はビューティ&ウェルビーイング部門において、戦略の3本柱を定めた。1つ目は、ブランド力の強化によるヘア&スキンケアの“プレミアム化”。2つ目は、プレステージビューティおよびウェルビーイングのグローバル展開促進。3つ目は、イノベーションとソーシャルメディア主導の顧客接点強化による競争力向上だ。

7月23日、ユニリーバは同部門の成長を加速させるため、米コネチカット州トランブルの研究開発拠点内に、同社としては米国に初となるフレグランスラボを開設した。これは、1億ユーロ(約172億円)を投じたフレグランス事業の研究開発強化プロジェクトの一環で、トップ調香師や科学者らが集う、デジタルを軸とした協業スペースと位置づけている。

パーソナルケア部門も好調

パーソナルケア部門の売上高も全体の21%を構成し、基礎売上高は同4.8%増加した。「ダヴ」のデオドラントやレンジング製品が1ケタ台後半の成長を遂げた。

また、生産性向上プログラムは計画を上回るペースで進行しており、年末までに6億5000万ユーロ(約1118億円)のコスト削減を見込んでいるという。

アイスクリーム事業の分離は完了した。新設したザ マグナム アイスクリーム カンパニー(THE MAGNUM ICE CREAM COMPANY)の株式公開は11月中旬にアムステルダムで行われる予定で、ロンドンとニューヨークでの重複上場も計画されている。

本文中の円換算レート:1ユーロ=172円、1ポンド=198円

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ユニリーバ、25年上半期は減収減益 ウェルビーイングカテゴリーが2ケタ成長し本業ベースでは3.4%増収

ユニリーバ(UNILEVER)の2025年度上半期(1〜6月期)決算は、売上高が前年同期比3.2%減の301億ユーロ(約5兆1772億円)、営業利益は同10.6%減の53億ユーロ(約9116億円)、純利益は同5.1%減の38億ユーロ(約6536億円)の減収減益だった。同社によれば上半期の減収は、アイスクリーム事業の分離コストと為替のマイナス影響によるもの。M&Aや為替などの一時的要因を除いた基礎売上高は同3.4%増、基礎営業利益は同4.8%減だった。

3月から最高経営責任者(CEO)を務めるフェルナンド・フェルナンデス(Fernando Fernandez)は、「上半期の実績は、通期の成長に向けて順調な滑り出し。下半期はアジアを中心に新興市場での成長の加速と、先進国市場での勢いの持続を見込んでいる」とし、「今後の優先事項は明確だ。ビューティ&ウェルビーイング、パーソナルケア部門の強化、米国およびインドへの重点的な投資、そしてプレミアム市場とデジタルコマースへの注力だ。主力ブランドの競争力を高め、あらゆるチャネルで成果を出せるマーケティングと営業体制を構築。売上高の安定的な成長と粗利益率の改善を目指す」と語った。

第2四半期の基礎売上高は同3.8%増の154億ユーロ(約2兆6488億円)と、第1四半期の同3%増と比べて加速。フェルナンデスCEOは、「第2四半期の売り上げ改善は、先進国市場での好調な業績と、新興市場で講じた対応策によるものだ」と述べた。発表を受けて7月31日、同社の株価は約1%上昇し44.96ポンド(約8902円)となったが、その後は0.7%下落して44.25ポンド(約8761円)で取引を終えた。

ウェルビーイングカテゴリーは21四半期連続2ケタ成長

上半期におけるビューティ&ウェルビーイング部門の売上高は全体の21%を占め、基礎売上高は同3.7%増加した。「ウェルビーイングの継続的な好調」が成長をけん引し、「ビューティは伸び悩んだ」という。

同部門内のヘアケアは横バイ。「ダヴ(DOVE)」は、ファイバー補修技術やパッケージの刷新を含む“本格的なリニューアル”により中程度の成長を遂げた。一方で、「クリア(CLEAR)」の中国市場での成長鈍化や、「トレセメ(TRESEMME)」の出荷量減少により相殺された。

スキンケアは1ケタ台前半の成長を記録。「ヴァセリン(VASELINE)」と「ダヴ」が2ケタ成長したが、ユニリーバが事業の“立て直し”を進めているとした中国とインドネシアでの減速により一部相殺された。

ウェルビーイングは21四半期連続で2ケタ成長を達成。顆粒状サプリメントブランド「リキッド I.V.(LIQUID I.V.)」と高級育毛サプリメントブランド「ニュートラフォル(NEUTRAFOL)」がけん引した。

プレステージビューティは横バイ。「アワーグラス(HOURGLASS)」「タッチャ(TATCHA)」「K18」は2ケタ成長したが、「ポーラチョイス(PAULA'S CHOICE)」と「ダーマロジカ(DERMALOGICA)」は落ち込んだ。同カテゴリーの基礎営業利益は同3.7%減の13億ユーロ(約2236億円)で、イノベーションと市場開拓を後押しするための投資が利益を圧迫した。

米国に初のフレグランスラボを開設

同社はビューティ&ウェルビーイング部門において、戦略の3本柱を定めた。1つ目は、ブランド力の強化によるヘア&スキンケアの“プレミアム化”。2つ目は、プレステージビューティおよびウェルビーイングのグローバル展開促進。3つ目は、イノベーションとソーシャルメディア主導の顧客接点強化による競争力向上だ。

7月23日、ユニリーバは同部門の成長を加速させるため、米コネチカット州トランブルの研究開発拠点内に、同社としては米国に初となるフレグランスラボを開設した。これは、1億ユーロ(約172億円)を投じたフレグランス事業の研究開発強化プロジェクトの一環で、トップ調香師や科学者らが集う、デジタルを軸とした協業スペースと位置づけている。

パーソナルケア部門も好調

パーソナルケア部門の売上高も全体の21%を構成し、基礎売上高は同4.8%増加した。「ダヴ」のデオドラントやレンジング製品が1ケタ台後半の成長を遂げた。

また、生産性向上プログラムは計画を上回るペースで進行しており、年末までに6億5000万ユーロ(約1118億円)のコスト削減を見込んでいるという。

アイスクリーム事業の分離は完了した。新設したザ マグナム アイスクリーム カンパニー(THE MAGNUM ICE CREAM COMPANY)の株式公開は11月中旬にアムステルダムで行われる予定で、ロンドンとニューヨークでの重複上場も計画されている。

本文中の円換算レート:1ユーロ=172円、1ポンド=198円

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「ニューエラ」からMLBの熱量をアメリカンコミックに落とし込んだ“59FIFTY”が登場

「ニューエラ(NEW ERA)」は、MLBのチームスピリットを再解釈し、アメリカンコミックの世界観を落とし込んだ新コレクション“ダイヤモンド ヒーロー エディション”を発売した。ニューヨーク・ヤンキース、ロサンゼルス・ドジャース、サンディエゴ・パドレス、ニューヨーク・メッツなど8球団を展開し、価格は各7480円。「ニューエラ」新宿、渋谷、原宿、大阪・心斎橋と公式オンラインストアで取り扱い中だ。

MLB各チームへの情熱や誇りを象徴したカラフルでポップなコレクション

同コレクションでは、太いインクのラインや鮮烈なカラー、ダイナミックな構図が特徴的なアートワークを“59FIFTY”のクラウンに大胆に落とし込んだ。視線を惹きつけるポップなデザインは、各チームへの情熱や誇りを象徴した。

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「ニューエラ」からMLBの熱量をアメリカンコミックに落とし込んだ“59FIFTY”が登場

「ニューエラ(NEW ERA)」は、MLBのチームスピリットを再解釈し、アメリカンコミックの世界観を落とし込んだ新コレクション“ダイヤモンド ヒーロー エディション”を発売した。ニューヨーク・ヤンキース、ロサンゼルス・ドジャース、サンディエゴ・パドレス、ニューヨーク・メッツなど8球団を展開し、価格は各7480円。「ニューエラ」新宿、渋谷、原宿、大阪・心斎橋と公式オンラインストアで取り扱い中だ。

MLB各チームへの情熱や誇りを象徴したカラフルでポップなコレクション

同コレクションでは、太いインクのラインや鮮烈なカラー、ダイナミックな構図が特徴的なアートワークを“59FIFTY”のクラウンに大胆に落とし込んだ。視線を惹きつけるポップなデザインは、各チームへの情熱や誇りを象徴した。

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