エイフェックス・ツイン(Aphex Twin)ことリチャード・D・ジェイムス(Richard D.James)が、ポリゴン・ウィンドウ(Polygon Window)名義で1993年に発表したアルバム「Surfing On Sine Waves」がオリジナル・バージョンのアルバムとEP「Quoth」を一つにまとめたエクスパンデッド・エディションとして9月26日に輸入盤CD、輸入盤3LP、日本語帯付き3LP(日本語帯付き/解説書付き)の3形態でリリースされる。
CD 輸入盤 2640円CD 輸入盤 2640円LP 輸入盤 6270円、LP
限定盤 6600円
92年に<WARP>がリリースした革新的コンピレーションアルバム「Artificial Intelligence」の冒頭を飾ったのは、エイフェックス・ツインことリチャード・D・ジェイムスによる「Polygon Window」という楽曲だった(ただし同作ではThe Dice Man名義)。そして翌93年、彼が<WARP>から初めてリリースしたアルバムこそ、エイフェックス・ツインではなくポリゴン・ウィンドウ名義で発表された「Surfing On Sine Waves」だった。当時22歳のリチャードによって生み出された本作は、エレクトロニック・ミュージックのその後の方向性を大きく変える画期的なアルバムとなった。アルバム・タイトルはリチャード自身の発言をもとにロブ・ミッチェル(Rob Mitchell)が選定したもので、UKダンス・チャートでは初登場2位を記録。同年には続編としてEP「Quoth」もリリースされ、表題曲のほか、このEPで初登場となる楽曲も収録された。
ポリゴン・ウィンドウ
「Surfing On Sine Waves (Expanded Edition)」
ポリゴン・ウィンドウ「Surfing On Sine Waves (Expanded Edition)」
◾️ポリゴン・ウィンドウ「Surfing On Sine Waves (Expanded Edition)」
3形態(輸入盤CD、輸入盤3LP、日本語帯付き3LP ※日本語帯付き/解説書付き)で9月26日リリース
<Tracklist>
01. Polygon Window
02. Audax Powder
03. Quoth
04. If It Really Is Me
05. Supremacy II
06. UT1 - dot
07. Untitled
08. Quixote
09. Quino - phec
10 Portreath Harbour
11 Redruth School
12 Iketa
13 Quoth (Wooden Thump Mix)
14 Bike Pump Meets Bucket https://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=15294
全世界を熱狂させたアクション映画シリーズ「ジョン・ウィック」の世界線で、復讐に燃える新たなヒロインを描いた「バレリーナ:The World of John Wick」が8月22日に公開される。世界中を敵に回したジョン・ウィックが頼った古巣の組織「ルスカ・ロマ」から物語を展開させた本作は、シリーズ3作目「ジョン・ウィック:パラベラム」(2019)とクロスオーバーした時系列で描かれる。
「バレリーナ:The World of John Wick」メインビジュアル「バレリーナ:The World of John Wick」場面カット「バレリーナ:The World of John Wick」場面カット「バレリーナ:The World of John Wick」場面カット「バレリーナ:The World of John Wick」場面カット「バレリーナ:The World of John Wick」場面カット「バレリーナ:The World of John Wick」場面カット「バレリーナ:The World of John Wick」場面カット「バレリーナ:The World of John Wick」場面カット「バレリーナ:The World of John Wick」場面カット
「ギャップ(GAP)」は、キャッツアイ(KATSEYE)を起用した、2025年秋シーズンのグローバルキャンペーン「ベター イン デニム(BETTER IN DENIM)」を発表した。本キャンペーンでは、2000年代初頭の「ギャップ」を代表する、“ロング&リーンデニム”を復刻し、6種類のウオッシュでラインアップする。ローライズからハイライズまで幅広いフィット感に、スキニーからバギーまで多様なレッグラインのデニムをそろえる。
東京を拠点とするファッションブランド「シーイー(C.E)」は、「ナイキ(NIKE)」とコラボしたスニーカー“ナイキ エアマックス DN8 SP(NIKE AIR MAX DN8 SP)”(2万5300円)を発売する。日本国内では8月22日に「シーイー」のウェブサイトで販売を開始し、グローバルでは、「SNKRS」で8月27日からの販売を予定している。
ユニクロ(UNIQLO)は8月23、30日、キッズ需要の多いユニクロ五反田TOC店など関東圏の4店舗で、服選びや試着などで構成する子ども向け体験プログラム「初めてのコーディネート体験(MY FIRST OUTFIT)」を無料で実施する。五反田TOC店では今回のイベントに限らず、ほぼ毎週同様のプログラムを実施しているという。「ECがより便利になる中で、何かしらの体験価値がなければ今後の実店舗運営は難しい」(鈴木俊太郎 同店店長)という考えがその理由だ。
開催店舗は五反田TOC店のほか、ユニクロ PARK 横浜ベイサイド店、ユニクロ イオンレイクタウンkaze店、ユニクロ イオンモール幕張新都心店。公式サイトの予約フォームから登録して参加する形式。開催に先駆け、五反田TOC店では報道関係者向けにプログラムを公開し、子ども7人とゲストとして情報番組などにも出演する現役保育士のてぃ先生が参加した。7人はてぃ先生や店頭スタッフのサポートを受けながら自分たちで服を選び、コーディネートを決め、最後にファッションショーも行った(8月23、30日の各店のイベントでは、てぃ先生の来店やファッションショーの演出はなし)。
辛口ジャーナリストとして知られる、「ニューヨーク・タイムズ(NEW YORK TIMES)」紙のヴァネッサ・フリードマン(Vanessa Friedman)もその一人だ。「今回のショーは、ジョナサン・アンダーソンが『ディオール』のクリエイティブ・ディレクター、そして救世主として初めて挑む舞台。メンズとウィメンズの両部門を統括する初のデザイナーでもある。その熱気の裏に漂っていたのは、ひとつの大きな疑問——『ロエベ』で神童と呼ばれた彼は、ブランドのみならずファッション業界全体への興奮を再び呼び覚ませるのか?そしてアンダーソンは、それをいとも簡単にやってのけた」と記し、コレクションを賞賛した。「それは大文字の“ニュー・ルック”ではない。急進的でも衝撃的でもない。だが、とびきり魅力的な新しい提案だった。そして、フォーマルとインフォーマル、メンズとウィメンズ、商業性と創造性の間に生まれる緊張感の、まさに中心にあった。(中略)アンダーソンが提示したのは、矛盾が優雅に共存し得るという、明確で説得力のある主張。そして何より、ファッションと着やすさは両立しない、という固定観念への反論だった。奇抜か退屈かの二択ではない、ということ」。
時代をリードするアンダーソンが優れているのは、コンセプチュアルとリアリティ、商業性と創造性、カジュアルとフォーマルといったあらゆる要素のバランス感覚だ。見慣れた衣服にひねりを加え新鮮に見せる手法は、メンズとウィメンズ両方でコロナ禍以降続くクリエーションの主題でもある。仏新聞紙「ル・モンド(LE MONDE)」のエルヴィール・フォン・バルデレーベン(Elvire von Bardeleben)は、「実験的でありながらカジュアル、どちらかに偏らず多様な可能性を見せる魅力的なコレクション」だと綴った。続いて、「GQ」グローバル・ファッション・コレスポンデント、サミュエル・ハイン(Samuel Hine)はこう記す。「アンダーソンは、コンセプチュアルでありながら今の時代に響き、しかも欲しくなる服を作る達人だ。(中略)気取った歴史の重みを、ダウンタウンの退廃と混ぜ合わせることで、今この街にいそうな人物像に落とし込んだ。(中略)カジュアルプレッピーとフレンチエレガンスが交錯し、現代的な装いの感覚に根ざしたコラージュとなっていた。そこにあったのは、コレクターズアイテムではなく、“粋”に裏打ちされたラグジュアリー」。