【2025年秋コスメ】「ラッシュ」から過去最多のハロウィンコレクションが登場 定番アイテムから新作まで全56種

英国発のナチュラルブランド「ラッシュ(LUSH)」は8月21日、過去最多の全56種をラインアップしたハロウィンコレクションを発売する。全国78店舗および公式オンラインストアで取り扱う。なお公式アプリでは、先行発売を行なっている。

ラインアップは、頭と胴体に分かれたバスアイテムを組み合わせることでキャラクターが完成する新作“モンスターマッシュアップ”シリーズ、長年人気を誇るシャワージェルの“ロード オブ ミスルール”(100g、1660円/275g、3320円/555g、5550円)、タコを形どったシャワージェリー(185g、2000円/385g、3600円/1.5kg、8000円)、ティーキャンドルを灯してディフューザーとしても使用できるバスボムや、エイリアン型の洗浄量が中に入った死ワージェリー“エイリアンエッグファーム” (250g、2000円)などをそろえる。

初登場の組み合わせ可能なモンスター型のバスボム

今年初登場の“モンスターマッシュアップ”シリーズは、ドラキュラやフランケンシュタインなどのモンスターの頭部分を形どった4種のバスボムと胴体の形をした4種のリユーザブルバブルバーで構成し、16通りのオリジナルモンスターが作れる。

そのほかのバスアイテムでは、ビタイン豊富なパープルスイートポテトパウダーはキメを整え、肌を明るい印象へ導くバスボム“ザ マジシャン”(1300円)や、肌をなめらかに整えるシーソルト、ベンゾインレジノイド、スイートガムの木から採れるスタイラックスレジノイドが織りなす甘い香りのバスボム“アルケミスト”(1300円)、不気味に微笑む科学者の形をしたバスボム“マッドサイエンティスト”(1070円)、カカオ、シア、コクム、イリぺの4種のバターが肌に潤いを届けるバブルバーの“ミッドナイトマジック”(150g、1440円)を展開する。

ハロウィンシーズンの定番商品も復活登場

毎年ハロウィンシーズンに登場するアイテムが今年も登場する。人気の小さなお化け型のバスボム“ゴースティー”(1070円)、手作業で描かれた猫の目が特徴的なバブルバー“ビウィッチド”(1350円)、温かみのあるパチョリとブラックペッパーと甘いバニラをブレンドした香りのボディスプレー“ロード オブ ミスルール ボディスプレー”(200mL、6300円)、大人気のタコを形どったシャワージェリー(185g、2000円/385g、3600円/1.5kg、8000円)、2006年にイギリスで発売しカルト的な人気を生んだソープ“デーモンインザダーク M”(85g、1170円)などを用意する。

また新たに、90年代の“宇宙人の卵”のおもちゃに着想を得た爽快なライムの香りのシャワージェリー“エイリアンエッグファーム”(250g、2000円)と、いたずらごころがくすぐられるシャワースライムの“グレープ!”(100g、1870円/230g、3900円)も仲間入りする。

秋の訪れを感じるフェイス・ボディーケアアイテムも

フェイス・ボディーケアアイテムからは、甘くてアーシーなキャロットシードオイルにキャロブレジノイドが香りに深みを加えた“スパイシーパイ ボディスプレー”(200mL、6300円)、シナモンスティックとクローブ、ローストココアをブレンドした濃厚なチョコレートのような香りのシャアージェル“スパイシーパイ ラテ”(110g、1660円/270g、3320円/560g、5550円)、ハロウィンのランタンをイメージしたバスボム“パンプキン ナンキン”(1180円)、かぼちゃの魅力を詰め込んだフェイスマスクの“ハロウィンフェイス”(75g、1990円)ほか、ナツメグやクローブ、ジンジャーの香りが広がる“スパイシー キャンドル”(3200円)、ティーキャンドルを中に入れて使用できるバスボムの”ザ パンプキンティーライト ボム“(2600円)などが登場する。

ハロウィンコレクションを象徴する人気アイテムを
詰め込んだギフトセットも

ハロウィンコレクションを象徴するアイテムをセットにした全4種のギフトも登場する。お化けのお風呂をイメージした、いたずら心いっぱいのバスボムセット“ブー!ギフト”(1970円)、パンプキンの香りのシャワージェルとボディースプレーを詰め込んだ“パンプキンスパイス ギフト”(5500円)、4種類のバスボムに加えて、塗り絵入りの“ホーンテッドハウス ギフト”(5300円)、ハロウィンを待つ1週間に毎日1つずつ楽しめる7つのアイテムをセットした“カウントダウン トゥ ハロウィン ギフト”(1万800円)をラインアップする。

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和食の発想から生まれた「ファビ メルカート」。草木染や自然素材で“旬をまとう”体験

「WWDJAPAN」ポッドキャストの「サステナブルファッション・トーク」は、ファッション業界のサステナビリティに関する最新ニュースやトレンドをざっくばらんにお話しする番組です。本番組では、サステナビリティ担当記者木村和花がホストを務め、「WWDJAPAN」サステナビリティ・ディレクター向千鶴とともにお届けします。

今週のゲストは、2024-25年秋冬シーズンにアパレルブランド「ファビ メルカート」を立ち上げた、満汐国明オルビーインク代表取締役。「旬をまとう」をコンセプトに。サトウキビ由来の糸や、桜やデコポンを用いた草木染めといった多様な自然素材を採用し、素材そのもののストーリーを服に反映させています。日本やイタリアのデザイナーズブランドを経て、サンフランシスコではデザイン思考を基盤とした新規事業開発に携わるなど、多彩なキャリアを積んできた満汐代表は「サステナビリティという言葉に依存するのではなく、高揚感を伴う体験として届けたい」と語ります。



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「スウォッチ」が“つり目ポーズ”のキャンペーンをめぐり謝罪 中国での反発や批判を受け

スイスの時計ブランド「スウォッチ(SWATCH)」は15日、中国版のツイッター、ウェイボー(微博、WEIBO)で不本意な形でトレンドニュースのランキング上位に浮上してしまった。

発端は、同ブランドが“スウォッチ エッセンシャル(SWATCH ESSENTIALS)”の新作キャンペーンの一環でウェブサイトに掲載した画像だ。その中の一枚で、アジア系のモデルがオレンジとブルーの“カモフラッシュ(Camo Flash)”を着用し、目尻を両手で引き上げる、いわゆる“つり目ポーズ(slanted eyes)”を取っていた。歴史的に、欧米でアジア人の顔の特徴を揶揄する際に使われてきたこの“つり目ポーズ”には、ウェイボー上で多くの批判が寄せられ、「スウォッチ」は問題の画像をウェブサイトから削除。同ブランドは現地メディアに対し「この問題を真摯に受け止め、関連当局に報告する」とコメントし、17日には、公式インスタグラムで「今回のことが招きうる苦痛や誤解に対し、心よりお詫びする」と謝罪の声明を発表するに至った。

この騒動は、ウェイボーで260万件を超えるインプレッションを記録。多くのユーザーが、このポーズを「アジア系コミュニティーに対する侮辱的で不敬な行為」だと批判し、不買を呼びかけたり、ブランドに公式の謝罪を求めたりする声が噴出していた。

中国での業績が低迷していた「スウォッチ」

「スウォッチ」を擁するスウォッチ グループ(SWATCH GROUP)の2025年1〜6月期(上半期)決算の純利益は、前年同期比88.4%減の1700万スイスフラン(約30億円)に落ち込んだ。同社はこの理由について、香港とマカオを含む大中華圏での消費の減退や、東南アジアにおける中国人観光客の減少が販売と業績に悪影響を及ぼしたと説明している。また、売上高が同11.2%減となった要因についても、「大中華圏市場にのみ起因する」と述べた。大中華圏の売上比率はこの18カ月で全体の約3分の1から24%へと縮小しているという。

しかし、同社は7月の決算発表で、中国市場でのEC販売の増加や小売店在庫の削減など、下半期に向けてポジティブな動きが出てきたと発表していた。業績が上向く兆しが見え始めていたタイミングなだけに、今回の“つり目ポーズ”騒動は、勢いに水を差す出来事になった。

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エイフェックス・ツインがポリゴン・ウィンドウ名義で発表した名盤が再発 CDとLPで9月26日にリリース

エイフェックス・ツイン(Aphex Twin)ことリチャード・D・ジェイムス(Richard D.James)が、ポリゴン・ウィンドウ(Polygon Window)名義で1993年に発表したアルバム「Surfing On Sine Waves」がオリジナル・バージョンのアルバムとEP「Quoth」を一つにまとめたエクスパンデッド・エディションとして9月26日に輸入盤CD、輸入盤3LP、日本語帯付き3LP(日本語帯付き/解説書付き)の3形態でリリースされる。

92年に<WARP>がリリースした革新的コンピレーションアルバム「Artificial Intelligence」の冒頭を飾ったのは、エイフェックス・ツインことリチャード・D・ジェイムスによる「Polygon Window」という楽曲だった(ただし同作ではThe Dice Man名義)。そして翌93年、彼が<WARP>から初めてリリースしたアルバムこそ、エイフェックス・ツインではなくポリゴン・ウィンドウ名義で発表された「Surfing On Sine Waves」だった。当時22歳のリチャードによって生み出された本作は、エレクトロニック・ミュージックのその後の方向性を大きく変える画期的なアルバムとなった。アルバム・タイトルはリチャード自身の発言をもとにロブ・ミッチェル(Rob Mitchell)が選定したもので、UKダンス・チャートでは初登場2位を記録。同年には続編としてEP「Quoth」もリリースされ、表題曲のほか、このEPで初登場となる楽曲も収録された。

ポリゴン・ウィンドウ
「Surfing On Sine Waves (Expanded Edition)」

◾️ポリゴン・ウィンドウ「Surfing On Sine Waves (Expanded Edition)」
3形態(輸入盤CD、輸入盤3LP、日本語帯付き3LP ※日本語帯付き/解説書付き)で9月26日リリース
<Tracklist>
01. Polygon Window
02. Audax Powder
03. Quoth
04. If It Really Is Me
05. Supremacy II
06. UT1 - dot
07. Untitled
08. Quixote
09. Quino - phec
10 Portreath Harbour
11 Redruth School
12 Iketa
13 Quoth (Wooden Thump Mix)
14 Bike Pump Meets Bucket
https://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=15294

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「クロックス」が映画「ゴーストバスターズ」とコラボ サウンド機能搭載など遊び心あふれる1足

「クロックス(CROCS)」は8月21日、映画「ゴーストバスターズ」とコラボレーションした“ゴーストバスターズ クラシック クロッグ”(9900円)とジビッツチャームのセット“ゴーストバスターズ5パック”(2420円)を発売する。“ゴーストバスターズ クラシック クロッグ”のサイズ展開は22.0〜31.0cm。「クロックス」イオンモール沖縄ライカム店、あべのキューズモール店ほか、セレクトショップの「グレイト(GR8)」ラフォーレ原宿店および公式オンラインストアで取り扱う。

映画を彷ふつとさせるポップなアイテム

細部まで作品の世界観を表現した“ゴーストバスターズ クラシック クロッグ”は、登場人物が身につけていた防護服やゴーストを捕まえるためのプロトンパックを彷ふつとさせるデザインに仕上げた。右足にはゴーストを捕獲する際に使うゴーストトラップ、左足にはいたずら好きなゴースト、スライマーのジビッツチャームがついた左右で表情の違うアシンメトリーデザインに仕上げた。

クロッグ表面に施されたスライムは暗闇で光り、右足にはサウンド機能も搭載した。さらに、アッパー部分のクロックスロゴを自分の好きなキャラクターの名前に付け替えられるギミックも用意。マジックテープでできた名前部分は映画に登場するゼドモア、スペングラー、ベンクマン、スタンツの中から選んで装着できる。

マシュマロマンや劇中に登場する車のジビッツも登場

ジビッツチャームのセット“ゴーストバスターズ5パック”は、シリーズを象徴するムーグリーやマシュマロマンといったキャラクターだけでなく、映画内で登場する車もジビッツチャームとして登場する。

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「ジョン・ウィック」シリーズ最新作「バレリーナ」のレン・ワイズマン監督が語る「キル・ビル」からの影響とアクションへのこだわり

全世界を熱狂させたアクション映画シリーズ「ジョン・ウィック」の世界線で、復讐に燃える新たなヒロインを描いた「バレリーナ:The World of John Wick」が8月22日に公開される。世界中を敵に回したジョン・ウィックが頼った古巣の組織「ルスカ・ロマ」から物語を展開させた本作は、シリーズ3作目「ジョン・ウィック:パラベラム」(2019)とクロスオーバーした時系列で描かれる。

幼いころに父親を殺されたイヴは、暗殺者とバレリーナを育成するロシアの犯罪組織「ルスカ・ロマ」にたどり着く。大人になったイヴは磨き抜かれた殺しの技術で復讐に乗り出すが、父親を殺したのは裏社会でも恐れられる暗殺教団だった。組織に背き暗殺教団と対峙しようとするイヴだが、彼女の前にあの“伝説の殺し屋”が現れて……。

主人公のイヴを演じるのは、「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」のスタイリッシュなアクションで注目を集めたアナ・デ・アルマス。シリーズの立役者であるチャド・スタエルスキが率いるスタントスタジオ「87Eleven」でのトレーニングを経て、迫真のCQC(近接戦闘)のアクションを披露する。ノーマン・リーダスやガブリエル・バーンといった新たなキャストが参加するほか、ジョン・ウィックを演じるキアヌ・リーブスをはじめ、イアン・マクシェーンやランス・レディック、アンジェリカ・ヒューストンなどシリーズではおなじみのキャストも再集結。メガホンを取るのはスタイリッシュなアクションに定評のあるレン・ワイズマン監督。これまで「アンダーワールド」や「ダイ・ハード4.0」といったアクション大作を手掛けてきたワイズマン(Len Wiseman)監督は、アクション映画の金字塔である「ジョン・ウィック」の世界にどう挑んだのか。アナとキアヌのアクションにおけるアプローチの違いや、あらゆる武器を使ったアクションへのこだわりなどについて話を伺った。

「キル・ビル」からの影響

——レン・ワイズマン監督は「アンダーワールド」シリーズにはじまり、「ダイ・ハード4.0」や「トータル・リコール」でアクション映画を撮られてきましたが、今回初めてスタントスタジオ「87Eleven」と仕事をした感想から教えてください。

レン・ワイズマン(以下、ワイズマン):最高でしたよ! アクションという分野において彼らは間違いなく最高峰の存在ですから。私は以前も「87Eleven」の面々とは個別に仕事をしたことがあり、長い付き合いで良く知っている人もたくさんいます。例えばチャド(・スタエルスキ)に関しては「ダイ・ハード4.0」でスタントを担当してもらったり。ただこれまで「87Eleven」というグループ全体とは正式に仕事をしたことがなく、ずっと一緒にやりたいと思っていました。そして今回ついに長年の願いがかなったんです。とても発想豊かで、敬意があり、細部までこだわり抜く彼らと仕事をできたことは、私の人生においても特に素晴らしい経験となりました。

——「ジョン・ウィック」はアクション映画史から見ても転換点となるシリーズと言えると思います。自身もアクション映画を撮られてきたワイズマン監督は、このシリーズをどういうものとして位置付けているのでしょうか?

ワイズマン:これまで時代の転換点となったアクション映画はいくつかありましたが、その一つが「ダイ・ハード」です。この作品はそれまでと異なるアクションとキャラクターへのアプローチを試みていて、私たちに新しい視点をもたらしてくれました。「ターミネーター2」もそうだし、「マトリックス」もそう。そしてあなたが言う通り、「ジョン・ウィック」も間違いなくそんな作品の一つだと思います。私が参加できるなんて大興奮でしたね。

同じターニングポイント的な作品といっても、「ジョン・ウィック」はその前の転換点となった「マトリックス」とはまったく異なります。「マトリックス」はスローモーションやインサート、バレットタイムなどさまざまな要素が盛り込まれていますが、とりわけワイヤーアクションは後の作品に多大な影響を与えました。そして「ジョン・ウィック」は、より物理的な感覚をアクションに込めることに成功したんです。特にリアルさを重視した近接戦闘の表現。そこが私の気に入っている部分ですし、私のスタイルにもとてもマッチしていました。だからこそ撮影していてとても楽しかったですね。

——ただ今作は主人公が変わったことによりアクションへのアプローチも大きく変わったように思います。例えばテレビのリモコンや手榴弾に皿にスケート靴など、ジョン・ウィック以上にあらゆるものを武器にするイヴの戦法はとても楽しかったのですが、武器のアイデアはどのように出していったのですか?

ワイズマン:アクションシーンを盛り上げる斬新かつ創造的で奇抜なアイデアを考えるのはこの仕事の醍醐味であり、私もとりわけ好きな作業なんです。ただそれは簡単に思いつくようなものではなく、たくさんの時間と労力を要する作業なので、今回もじっくり考えましたし、アイデアを得るためいろんな所を見て回りました。

例えばスポーツショップを歩き回って「これは何に使えるだろうか?」といろんなものを見ながら考える。後半の舞台がアルプスの雪に覆われた町だと分かっていたので、イヴがそこで発見し得る要素やテーマを取り入れたいと考えたんです。そしてスキー用品など、いろんなものを店で見て回る中で、目に入ったのがスケート靴でした。私はすぐにスケート靴を買って帰り、家で血のりを塗ってみました。そして手にはめてみたり、紐の使い方を試してみたり。「これってバカらしく見えるかな?」と心配しつつも、そのアイデアがすごく気に入ったんです。アイデアを提案するときはすごく滑稽で、バカバカしく、くだらないことのように聞こえてしまうのはよくあること。でもそれを過酷かつ実践的な方法で実行すると、素晴らしくクールなものになるかもしれない。そうしてスケート靴のアクションシークエンスは生まれていったんです。制作中は毎日そんなことばかり考えていました。

——武器といえば「キル・ビル」を彷彿とさせるアナの日本刀アクションもありましたね。長回しでの大立ち回りが見事でした。

ワイズマン:ありがとうございます! そこはまさに「キル・ビル」のように見せたいと計画したシーンでした。実はこの映画の序盤にユマ・サーマンを起用するというアイデアを真剣に検討していたんです。ユマが日本刀でイヴにとって大切な人を斬る、というシーンができないかなんてことを想像していました。「ジョン・ウィック:チャプター2」にローレンス・フィッシュバーンが出てきて「マトリックス」にオマージュを捧げたようなことがしたかったんです。あくまで個人的な願いのようなアイデアだったので、結局流れてしまったんですが。ともかく、「キル・ビル」の影響は間違いなくありました。

「女性版ジョン・ウィック」のような
主人公を作らない

——ユマの日本刀アクションはぜひ観たかったですね! さて、アクションのスタイルの話に戻ります。本作には従来の主人公であったジョン・ウィックも登場してアクションを披露しますが、イヴとはあらゆる点で異なりますね。例えばジョンは防弾服を着ているから果敢に攻め込むことができるが、イヴはそうはいかない。そして180cm以上あるジョン(キアヌ)に対して、イヴ(アナ)は170cmもない。だからこそアクションを構成する上でもかなり勝手が違ったと思いますが、そこはどのようにアプローチしたのでしょうか?

ワイズマン:この映画の制作初期段階から、私がとても大事にしていたことが一つあります。それは「女性版ジョン・ウィック」のような主人公を作らないこと。それだけは絶対やりたくなかった。ジョン・ウィックというのはキアヌたちが丹精込めて作り上げてきたキャラクターであり、そこは尊重したかったんです。その上で今回は独自のスタイル、そして独自の目的やエネルギーを兼ね備えた主人公を作っていこう、ということがまず出発点としてありました。

ジョン・ウィックと区別すること。そのために大きかったのは、あなたの言う通り体格の違いです。イヴはジョンと比べると小柄で、彼女が戦う相手とも体格差がある。そこで取ったアプローチとしては、イヴのアクションスタイルは「サバイバル」を重視したものにするということ。彼女は大きな相手に対してどのように生き残るかを考える。だから攻撃に徹して自ら突っ込んでいくのではなく、生き残るために機転を利かせながら戦うことが彼女のスタイルなんです。それが本作でリアリティーを出すためのポイントでした。

最初に監督した「アンダーワールド」も女性が主人公のアクション映画でしたが、今思い出すと自分にいら立ってしまう部分があるんです。というのも私は女性が主人公のアクションも大好きなのですが、「アンダーワールド」を含め、多くの場合女性のアクションキャラクターはスーパーヒーローのようになってしまう。190cmもあるような敵を次々となぎ倒していくのはあまりに現実離れしていますよね。そういう作品もあって良いとは思いますが、少しコミックのようにも思えてしまう。でも本作ではイヴという存在に現実感を表現したいと考えました。イヴが10人以上もいる190cmの男や訓練された敵と戦うと、当然のように痛めつけられてしまいますが、それがリアルだと思うんです。そこはしっかり表現したいと考えました。

——分が悪い戦いのリアルさは観ていてとても感じました。イヴはジョンと比べ身体も軽いので、敵に蹴られたりして幾度も吹き飛ばされていましたね。

ワイズマン:痛めつけられているキャラクターを見ると人は応援したくなるし、その人物の成功を願うようになりますよね。きっと本作のイヴの姿を目撃したらみんなそう思ってくれることでしょう。

——その実在感こそがこの「ジョン・ウィック」シリーズのキャラクターの魅力でもありますね。

ワイズマン:私がアクション映画で苦手なのは、スクリーン上でキャラクターが素晴らしいアクションシークエンスを披露した後に、さも「自分たちはクールだ」と言わんばかりの仕草や態度を取ることなんです。そうすることでキャラクターのクールさが失われてしまったように感じてしまう。キアヌがジョン・ウィックを演じるときにはそんなことしないですよね。彼は素晴らしいアクションシークエンスを披露した後にポーズを取ることはあっても、「自分はクールだ」なんて思ってはいない。むしろすごく疲れていて、早くそこから抜け出したいと考えている。それこそが彼を魅力的にしているのだと思います。

——ガンアクションも満載でしたが、これまでの「ジョン・ウィック」シリーズでもおなじみの銃器トレーナーのタラン・バトラーさんが参加されていますね。バトラーさんとのお仕事はいかがでしたか?

ワイズマン:タランは最高です! アナが彼の下でトレーニングしていた期間中、私もトレーニングを受けることとなったんです。そこで武器の扱い方や、実際に武器がどうなっているかを理解することができて、監督としてとても役立つ経験になりました。彼は実に才能溢れる人物で、トレーニング中はとても楽しかったですよ。

アクションシーンのこだわり

——後半にいくにつれて長回しでアクションをこなすシーンが増えていく印象がありました。例えばキッチンでのバトルがそうですね。そういったアクションシーンにおけるカット割はどのようなことを意識したのでしょうか?

ワイズマン:私は映画やドラマにおける長回しのシーンが大好きなんです。ただし例外があって、監督が自身の技量を誇示するための長回しはどうも好きになれません。私にとって長回しとは、観客の体験のためにあるもの。テイクの時間が長ければ長いほど、緊張感を高め、映像に映るものが本当に起こっていることのように感じられます。なぜなら、それは実際にカメラの前で起こっているんですから。カットがないシーンを観ている間は「なんてこった…!」と息を呑み、テイクが終わった瞬間に「本当に起きているかと思った…!」と興奮する、それが観客のための長回しです。私が求めたのはそういう感覚でした。

——景観が美しいハルシュタットの町を舞台とした後半のアクションは見応え抜群でした。ただ全体を通して階段や坂があって道も非常に細い町ですよね。アクションを撮影する上では非常に難しかったのではないですか?

ワイズマン:とても大変でした。車や撮影機材を持ち込むことが困難な場所だったので、撮影のために新たなカメラシステムを作成する必要があったんです。なのでハルシュタットを撮影する日は、まるでインディペンデント映画のような規模のクルーとスタイルで撮影に挑んでいきました。照明も数個しか持ち込めなかったので、陽が沈むまでの時間にできる限り進められるように、可能な限りカメラを配置して複数のユニットを同時に動かして撮影していきました。特徴的なハルシュタットの地形にかなり悩まされましたが、だからこそ選んだロケーションでもあったので、結果にはとても満足しています。

——本作の見どころである火炎放射器アクションについても教えてください。これまでもアクション映画で火炎放射器が用いられることはありましたが、これほどド派手なものは観たことがありませんでした。とても激しい炎で撮影も危険が伴ったのではないかと思いますが、このシークエンスはロケかセット、どちらで撮影を行ったんですか?

ワイズマン:セットではなく、ブダペストにあるトンネルで撮影を行いました。「アンダーワールド」をブダペストで撮影したということもあり、22年前にそのトンネルをリサーチしたことがあったんです。当時からそこで撮影したいと考えていたのですが、なかなかその機会に恵まれませんでした。でも今回ようやくそのチャンスを手にすることができて、本当に楽しかったです。ご想像の通りそのシーンは信じられないほど危険でしたが、撮影クルー、安全チーム、スタントチームと私には最高のスタッフたちがついていました。私も映画で火炎放射器や手榴弾を使っているのを目にしたことはありますが、心から面白いと思えるようなものは観たことがありませんでした。例えば火炎放射器vs火炎放射器のバトルなんか観たことありませんよね。私たちはそんな観たことのない激しい戦いに挑戦しただけです。とても複雑なシーンですが、映像技術にはほとんど頼っておらず、あのパートの95%は現実そのままです。

——火vs水のバトルもワクワクしました。

ワイズマン:制作初期の段階から、この映画においては火と水が重要な要素となるとチームで議論していました。火とどう戦うのか会話する中で膨らんでいったのが火と火の対決なんです。そこからどうやって相手の火を消すかを考えたときに、その後の水との対決のアイデアも生まれていきました。

影響を受けた
アクション映画

——監督が思うアナ・デ・アルマスさんのアクション俳優としての強みを教えてもらえますか?

ワイズマン:彼女はトレーニング中も自分に対し本当に厳格で、それは彼女が演じるイヴにも表れています。イヴがどういうキャラクターかは、序盤のバレエのシーンを通じて見えてきますよね。バレエが訓練の一部になっている理由は、それがイヴの厳格さを確立するからです。また私はこれまでいくつものアクション映画でいろんな俳優を見てきましたが、アナの強みはどれだけ難しいアクションの振り付けをしていても、常に演技が最前線にあるということです。普通は難しいアクションに引っ張られ、演技の質が落ちることもあるのですが、アナはそれを絶対に許しませんでした。彼女は自分に厳しく、常に最高のアクションと演技を同時に披露する。本編を観れば、その意味が分かると思います。

——シリーズの立役者であるキアヌ・リーブスさんとはどのようなお話をしたのでしょうか?

ワイズマン:キアヌはオリジナルの脚本では登場しませんでしたが、私は最初から彼に出演してほしいと考えていました。それもカメオ出演のような金儲けのための手段ではなく、しっかりと物語に寄与するかたちでの出演です。それで初期の段階からキアヌとは多くの議論を重ねました。例えば彼のキャラクターをどのように物語に組み込むか、それが持つ意味や、彼とアナのキャラクターの関係性などについてですね。そうしたキアヌとの会話の中で得られた大きな収穫の一つは、物語の時系列を一緒に検討できたこと。元の脚本はより伝統的なスピンオフ作品の形式でしたが、キアヌとの会話によって、この物語を「ジョン・ウィック」シリーズの時系列に的確に当てはめることができたんです。

——ワイズマン監督は2012年に「トータル・リコール」を撮影した後はテレビ業界に集中して活躍されていましたよね。今回で10年以上ぶりのアクション映画復帰となりましたが、10年前と今でアクションの在り方は変わったと感じますか?

ワイズマン:10年前と今というより、私が手掛ける映画は毎回撮影や制作スタイルが違うと感じています。いろんな要素が絡み合っているためで、それが撮影していて面白い部分でもあります。実は私が「トータル・リコール」を撮影した後、「ダイ・ハード」シリーズの最後となる作品を手掛けていたんです。「マクレーン」というタイトルのその作品に、私は4年もの期間を捧げました。ただその作品は悲しい理由で作り上げることができなかった。脚本も素晴らしく、なんとか実現したかった企画なのですが、ブルースと共作することは難しいと分かったんです。企画が実現できなかったのは悔しかったのですが、その4年間は私が本当にやりたいことを見つける期間でもありました。周囲の人々に「どういう仕事がしたいのか」と聞かれることもありましたが、やはり私が求めていたのは数年もの期間をかけて作り上げる大きなアクション映画なんです。そういう作品に参加している期間は本当に夢のようで、人生の糧となってくれます。「バレリーナ」はまさに「制作する3、4年の間、映画の中で生きることができた」と感じさせてくれた映画でした。

——ワイズマン監督は「ダイ・ハード」の台詞を全部覚えていると聞いたのですが、やはり一番お気に入りのアクション映画は「ダイ・ハード」なんですか?

ワイズマン:昔はそうでした。初めて「ダイ・ハード」を観たとき、その新しいタイプのアクションスターにとても驚いたんです。ブルースが演じるジョンは、とにかく「ここから出て行かせてくれ」と思っていたのが印象的でした。結局彼はヒーローになりますが、当時一般的だった他のアクションのマッチョな主人公とはまったく違ったので。私が14歳の頃に「ダイ・ハード」を観たということも、強く印象に残っている理由だと思います。また先ほども言及した「ターミネーター2」には、アクション面で大きく影響されたと思います。あとは「ニキータ」や「レオン」のようなリュック・ベッソンの作品にも影響を受けました。アクション映画だとやはり現実的で実戦的なものが好きですし、過激でR指定の作品も好みます。CGを使ったようなものではなく、荒削りで、汚く、醜く、残酷なものに惹かれるんです。

PHOTOS:MAYUMI HOSOKURA

「バレリーナ:The World of John Wick」

◾️映画「バレリーナ:The World of John Wick」
8月22日全国公開
監督:レン・ワイズマン(「ダイ・ハード4.0」)
製作:チャド・スタエルスキ(「ジョン・ウィック」シリーズ)
出演:アナ・デ・アルマス アンジェリカ・ヒューストン ガブリエル・バーン ノーマン・リーダス イアン・マクシェーン キアヌ・リーブスほか
2025/アメリカ/英語/シネスコ/5.1ch/映倫:R15+/原題:BALLERINA/R15
配給:キノフィルムズ
®, TM & © 2025 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.
https://ballerina-jwmovie.jp/

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【2025年クリスマスコフレ】「M・A・C」からミントカラーをまとうギフトや定番品の限定色が登場

「M・A・C」はホリデーコレクション2025を数量限定で発売する。今年はアドベントカレンダーと全14種のギフトセットに加え、人気リップやアイシャドウの限定色をラインアップ。ミントカラーやホリデーらしいオーナメント型のパッケージで用意する。10月31日に「M・A・C」公式オンラインショップや楽天市場、ゾゾコスメ、LINEギフトで先行販売を開始し、11月1日に全国の「M・A・C」店舗で発売する。

ドレッサー仕様のアドベントカレンダー

“24 ミステリー マスト ハブ アドベント カレンダー”(4万4000円)には、「M・A・C」の人気アイテムや限定品を含む全24品を詰めた。今年はミラーの付いたドレッサー仕様だ。取り扱いは、伊勢丹新宿本店、ミーコ(MECCO)、阪急うめだ本店、阪急ビューティオンライン、ジェイアール名古屋タカシマヤ、アットコスメショッピング、「M・A・C」公式オンラインショップ、楽天市場、ゾゾコスメ、LINEギフトを予定している。10月17日にアットコスメショッピングと「M・A・C」公式オンラインショップで先行販売を開始する。

ホリデーキット

ブラシセットから多様な質感・カラーを楽しめるリップセットまで

毎年好評のブラシセット(1万2100円)は今年も登場する。フルサイズのブラシ3本とミントカラーのキルティングポーチをセットにした。

 

“ラスターガラス リップスティック”のミニサイズ3色をオーナメント型パッケージに詰めた“ワイルド グリームズ ミニ ラスターガラス リップ トリオ”(5500円)も登場。既存色から、ブラウンベリー、トープピンクヌード、ウォームレッドヌードのデイリー使いしやすい3色をチョイスした。

“トレンディング トゥモロー リップ トリオ”(限定2種、各8800円)は、マットリップスティック、リップペンシル、リップグロスを組み合わせたセットで、“フィラー級”のぷっくりリップがかなう。ヌード系とレッド系の2色を用意し、それぞれレッドの限定ポーチが付属する。

“マクニフィセント アイシャドウパレット×6”(7920円)には、シルバーパールやブラウン、ライラックなど全6色をイン。なじみの良いカラーに、惑星や星を想起させるムードで、シアーで透明感のある目元を演出する。

 

“コズミック キス ミニ リップ デュオ”(3850円)は、“ラスターガラス リップスティック”のブルーピンクのカラーのミニサイズと、“リップガラス”のシマリングピンクカラーをセットにした。パッケージはホリデー限定のオーナメント型だ。

 

“グロス エンスージアスト リップガラス エアー トリオ”(8910円)は、“リップガラス エアー”の3色をセットした。限定色として、レッドパールが輝くゴールドとグリーンとゴールドのパールが輝くピンク、既存色からピーチを含む。

 

“ブロウ エアー キス グロッシー リップ デュオ”(6050円)は、“リップグロス”の限定色レッドと、ビリっと感のある“リップオイルプランパー”のセット。

 

“トプシー テディ リップ キット”(6380円)は、マット質感ながら乾燥しにくい“マキシマル シルキー マットリップスティック”と“リップペンシル”からどちらも既存色のディープトーンのベージュを組み合わせた。

 

“エニシングス グロッシブル リップ コンボ キット”(5940円)には、“スクワートプランピング グロス スティック”のピンクと“リップペンシル”のブルーピンクを詰めた。

 

“マックス トゥ ザ フューチャー リップ トリオ”(9900円)は、“マキシマル シルキー マット リップスティック”の定番2色と、“リップガラス”のクリアカラーをセットした。

“トータリー テディ リップ キット”(1万4300円)には、全て限定色のディープトーンベージュのリップ4種類を詰めた。異なる4つの質感を楽しむことができる。

販路限定アイテム

 

“グレイズド ギャラクシー ミニ ラスターガラス ギフト”(2200円)は、“ラスターガラス リップスティック”のミニサイズをオーナメント型パッケージにイン。カラーは、既存色からシルバーパールに輝くピンクヌードをチョイスした。「M・A・C」公式オンラインショップ、楽天市場、ゾゾコスメ、LINEギフト、アットコスメショッピング、阪急うめだ本店限定で販売する。

 

“スクワート アラート リップ デュオ”(6160円)は、“スクワート プランピング グロス スティック”から限定色のシアーミントと既存色のシアーオレンジを詰めた。全国の「M・A・C」カウンター限定で取り扱う。

 

“ノーワークオール グロー プレイキット”(6270円)は、ほんのり血色感が色づくリップバームと、“おもちチーク”をセット。どちらも既存色から用意し、リップはルビーピンク、チークはシアーレッドのホリデーらしい配色だ。取り扱いは、全国の「M・A・C」カウンターのみ。

透明感とクールな輝きを放つ
カラーコレクション

クリスタルのようなリップも登場

「M・A・C」が今年のホリデーシーズンに紹介するトレンドは、氷のように繊細な“ウィンター フロスト”メイク。ミントパッケージをまとった限定のカラーコレクションは、頬や口元にひんやり輝く寒色の艶をのせ、クリスタルのように澄んだ光を放つメイクアップをかなえる。

透明の“シュガー クリスタル リップ オイル スティック”(3960円)はクリスタルのようなデザインのリップスティックだ。青みパールのライラックカラーで、透明感とシアーな輝きをもたらす。

“リップガラス エアー”(限定3色、各3740円)には、雪の結晶のようなミントシマー、自然になじむトープシマーに加え、ライラックピンクシマーの3色が登場する。

高い発色力とサテンの艶が特徴の“マキシマル スリーク サテン リップスティック”(限定3色、各4400円)には、本体に幾何学模様のエンボス加工を施した。ホリデームードに昇華させたベージュ、ピンク、レッドの3色をラインアップする。

“ジェリー シャイン アイシャドウ”(限定3色、各3960円)は、透明感ときらめきを放つ濡れ艶アイシャドウ。トープベージュ、ゴールデンベージュ、ベビーピンクの3色を用意した。

“バウンス&グリーム ハイライター”(限定3色、各5170円)は“おもち”のような感触で肌になじみ、雪のような艶感とフロスト感のある仕上がりに導く。カラーは、アイシーカラーの“インベストミント”、シャンパンカラーの“バターグリーム”、チークとしても使える“キャンディー コッパー”の3色をそろえる。

全製品一覧

ホリデーキット

カラーコレクション

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「ルイ・ヴィトン」の317点が競売に マーク・ジェイコブスからファレル・ウィリアムスまで10年間のアイテムが出品

パリのオークションハウス、ボナムズ・コルネット・ドゥ・サン・シール(以下、ボナムズ)は8月27日〜9月10日、「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のアイテムを出品するオンラインオークション“モノグラム イン ザ スポットライト”を行う。マーク・ジェイコブス(Marc Jacobs)、ニコラス・ジェスキエール(Nicolas Ghesquiere)、ヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)、ファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)のデザインや歌手のタイラ(Tyler)やアーティストの村上隆とのコラボレーションを含む全317点が登場する。落札価格は150ユーロ(約2万5000円)からスタートし、最高8000ユーロ(約137万6000円)での取引が予測されている。

同オークションは個人収集家の提供によるもので、ハンドバッグやレザーグッズを138点、ジュエリー、アクセサリーを77点、スカーフやショールなどを80点、プレタポルテのウエアを10点などをラインアップする。

注目は2021年の“カプシーヌ BB”で、予想価格は4000〜6000ユーロ(約68万〜103万円)だ。また、シルバーレザーのモノグラム“プティット マレ”が2500〜3500ユーロ(約43万〜60万円)、ジェスキエールによる2023-24年秋冬コレクションで披露されたボンバージャケットが1200〜1800ユーロ(約20万〜30万円)、シマウマのパッチをあしらった“アルマ BB”が1000〜1200ユーロ(約17万〜20万円)と予想される。

ヒューバート・フェルバック(Hubert Felbacq)=ボナムズ ファッション・アクセサリー部門ディレクターは、「今回のオークションは『ルイ・ヴィトン』へのオマージュだ。単一オーナーにより出品される過去10年間にわたるコレクションは、ファッションの歴史において、『ルイ・ヴィトン』を新たな時代の先駆的な存在に押し上げてきた独創的な作品や画期的なコラボレーションを含む。商品は綺麗な状態で保管されており、世界中のコレクターを引きつけるデザインをそろえている」とコメントした。

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「パタゴニア」が東京・京橋に2フロアの常設店を9月11日オープン 環境配慮型建築のビルに出店

アウトドアブランドの米「パタゴニア(PATAGONIA)」は9月11日、東京・京橋に常設店「パタゴニア 東京・京橋」をオープンする。国内では渋谷、梅田に続くブランドエクスペリエンスストアという位置付けで、売り場面積は2フロアで約330平方メートル。「故郷である地球を救うためにビジネスを営む」をミッション・ステートメントに掲げるブランドとして、建設時のCO2排出量を削減した「先進的な環境配慮型建築」(発表リリースから)ビルに入居する。

新店は木造と鉄骨造のハイブリッドであるビル、京橋キノテラスの1、2階に入る。店内には、登山やトレイルランニング、クライミングなど、各種アクティビティーに向けたギアのほか、日常で使えるライフスタイルウエア、キッズ&ベビー、オリジナルの食品“パタゴニア プロビジョンズ(PATAGONIA PROVISIONS)”もそろえる。また、自社製品の中古アイテム“ウォーン ウエア(Worn Wear)”の常設売り場も、東日本で初めて設ける。

パタゴニアの書籍を扱うスペースも設ける。映像や写真を通し、自然保護や環境アクティビズム、リジェネラティブ・オーガニック農業など、ブランドが重視する考え方やメッセージを発信。「『地球の未来を見据えたあり方』をともに考える場と機会を共有し、具体的なアクションへとつなげていく」(同)。

「パタゴニア」は2013年に、京橋からほど近い東京・丸の内エリアに出店。ビルの建て替えに伴い25年に閉店し、4月から8月18日まで、新店に近い京橋の立地で期間限定店をオープンしていた。丸の内店で育成してきたトレイルランニングコミュニティーは京橋店に引き継ぎ、グループランなどのイベントを継続する。

◼️「パタゴニア 東京・京橋」
住所:東京都中央区京橋2-4-12 京橋キノテラス
営業時間:11〜19時
定休日:毎月第3水曜日、年末年始
電話:03-3214-2101(9月11日から開通)

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KATSEYEが「ギャップ」の「ベター イン デニム」キャンペーンに出演 9月に限定版フーディーの発売も

「ギャップ(GAP)」は、キャッツアイ(KATSEYE)を起用した、2025年秋シーズンのグローバルキャンペーン「ベター イン デニム(BETTER IN DENIM)」を発表した。本キャンペーンでは、2000年代初頭の「ギャップ」を代表する、“ロング&リーンデニム”を復刻し、6種類のウオッシュでラインアップする。ローライズからハイライズまで幅広いフィット感に、スキニーからバギーまで多様なレッグラインのデニムをそろえる。

「ベター イン デニム」キャンペーン

キャンペーン動画は、監督をベサニー・ヴァーガス(Bethany Vargas)が、撮影をビョルン・イオス(Bjorn Iooss)、振り付けをロビー・ブルー(Robbie Blue)が担当。ケリス(Kelis)の楽曲「Milkshake」に合わせ、キャッツアイのメンバーをはじめ、ダンサーがパフォーマンスを披露する。

キャッツアイのメーガン・スキンディル(Megan Skiendiel)と、ダニエラ・アバンジーニ(Daniela Avanzini)は“バギーデニム”(9990円)を、ララ・ラージ(Lara Raj)は“ベルトミニスカート・スコート”(9990円)、チョン・ユンチェ(Yoonchae Jeung)は“ローライズ ロング&リーンデニム”(1万1900円)と“ローライズ ロング&リーンデニム”(8990円)、マノン・バナーマン(Manon Bannerman)は“スーパーバギーデニム”(9990円)と“シアー リブ ヘンリーネックセーター”(7990円)、“バギーデニム”(9990円)を着用した。

キャッツアイは、「『ギャップ』は私たちを型にはめようとせず、ありのままの姿でこのキャンペーンに参加させてくれた。デニムは私たちの動きにフィットし、全てのルックが自分らしく感じられた。どのフレームを切りとっても、自分たちのスタイルとカルチャーをそのままに、自分たちらしくパフォーマンスすることができ、とてもパワフルなムービーに仕上がった」とコメントしている。

また9月16日、キャンペーンでの協業を記念し、「ギャップ」の“アーチロゴ”をキャッツアイのグループ名にデザインし、“Beautiful Chaos”の文言を組み合わせたKATSEYE限定版ロゴフーディーを発売する。

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オンワード樫山元社長・会長の馬場彰氏が死去 89歳

オンワード樫山の元代表取締役社長・会長で、オンワードホールディングスの名誉顧問を務めた馬場彰(ばば あきら)氏が8月5日、89歳で逝去した。

馬場氏は1935年、神奈川県生まれ。58年に樫山(現オンワードホールディングス)に入社し、取締役紳士既製服部長を経て、74年に代表取締役社長に就任。その後、オンワード樫山の代表取締役会長やオンワードホールディングス最高顧問、名誉顧問を歴任した。

1997年から2003年まで日本アパレル産業協会(現・日本アパレル・ファッション産業協会)の理事長を、03年から20年まで日本ファッション協会理事長を務めるなど、業界団体の要職も担い、日本のファッション産業の振興に寄与。功績が認められ、1998年に藍綬褒章、2008年に旭日重光章を受章した。

通夜・葬儀は近親者のみで営まれた。後日「お別れの会」を行う予定だが、日程などは未定。喪主は長男の馬場悟氏。

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「マディソンブルー」が60個限定でアメカジ風バッグを発売 「コーネリアン タウラス」とコラボ

「マディソンブルー(MADISONBLUE)」は、レザーバッグブランド「コーネリアン タウラス バイ ダイスケ イワナガ(CORNELIAN TAURUS BY DAISUKE IWANAGA)」(以下、「コーネリアン タウラス」)とコラボレーションしたバッグ“グラフィティバッグ”(24万2000円)を60個限定で発売する。1970年〜80年代のアメリカンカジュアルを想起させるアイテムだ。8月27日にマディソンブルー 東京、29日に伊勢丹新宿本店と「マディソンブルー」公式オンラインストアで取り扱いを開始する。

同アイテムは、「コーネリアン タウラス」のクラシックなフォームの“トレースボストン”をベースに、ビンテージに着想を得たトープ色の牛革スエードで製作。アイコニックなグラフィティプリントやワッペン、ネームタグを施した。サイズは縦24センチ、横34センチ、奥行き13センチだ。

懐かしいムードのラフでカジュアルなスタイル

シャンブレーのワークシャツやGジャン、丸襟ブラウスなど古着のようなアイテムと合わせると、「マディソンブルー」らしいカジュアルなスタイリングを楽しめる。

また、購入者全員にビンテージ加工を施したカーキ色のラバーキーホルダーセットを進呈する。

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「ジバンシイ」からハリ感と潤い持続の新感覚マットリップが登場

「ジバンシイ(GIVENCY)」は、新感覚マットリップ“ルージュ・ジバンシイ・ベルベット・マット”(全12色、各5940円)を発売する。ヌードトーン中心の全12色展開で、8月22日から「ジバンシイ ビューティー」ギンザ シックス店と「ジバンシイ ビューティー」公式オンラインショップで先行販売を開始し、9月5日に百貨店の「ジバンシイ」カウンター、一部百貨店オンラインストア、アットコスメショッピング(@COSME SHOPPING)、楽天ファッション、ゾゾ コスメ(ZOZO COSME)、ビューティーセレクトショップなどで取り扱う。

保湿と抜け感マットを同時にかなえる新感覚

ソフト ブラーリング コンプレックス、ヒアルロン酸、シアバターなどを配合し、保湿効果とハリ感を実現しながらも滲みにくく均一な抜け感マットをキープする。デザインは、1962年に誕生した「ジバンシイ」初のリップスティックにオマージュを捧げ、ケースの中央に貴族の印章を思わせるシルバーメタリックの4Gロゴを落とし込んだ。

カラー展開

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マーク ジェイコブス」が再上陸したランウエイコレクションを数量限定で発売 伊勢丹新宿店のポップアップで

「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」は、今春日本に再上陸したランウエイコレクションの新作を伊勢丹新宿本店本館で10月28日まで開催している“フォール2025 コレクション ポップアップ ショップ”で数量限定発売する。

レザーやコーデュロイなど秋冬素材のコレクションピースを展開

会場では、フェアアイルニットやレザー、コーデュロイなど秋冬素材を誇張した大胆なシルエットで表現した創造性と遊び心のあるコレクションピースに加え、レディ・トゥ・ウエアやシューズ、ハンドバッグ、スモールレザーグッズ、ジュエリー、フレグランスを用意する。

開催概要

◼️フォール2025 コレクション ポップアップ ショップ

期間:〜10月28日
場所:伊勢丹新宿本店本館2階 トウキョウ クローゼット
住所:東京都新宿区新宿3-14-1

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「ナイキ」と「C.E」のコラボスニーカー“エアマックス DN8 SP”が発売 6年ぶり2度目のコラボ

東京を拠点とするファッションブランド「シーイー(C.E)」は、「ナイキ(NIKE)」とコラボしたスニーカー“ナイキ エアマックス DN8 SP(NIKE AIR MAX DN8 SP)”(2万5300円)を発売する。日本国内では8月22日に「シーイー」のウェブサイトで販売を開始し、グローバルでは、「SNKRS」で8月27日からの販売を予定している。

両者がコラボするのは2018年以来の2度目。今回の“ナイキ エアマックス DN8 SP”は、ダイナミック エア テクノロジーをソール全体に広げることで「空気(エア)の上を歩く感覚」を新たな形で提供する、「ナイキ」が30年以上前に始めたフットウェア クッショニング革命の最新章を体現するモデル。アッパーからミッドソール、インナーソールに至るまでシューズのほぼ全面に施されたグラフィックは「シーイー」デザイナーでグラフィックデザイナーのSkate Thing(スケートシング)が手掛けている。カラーはブラック、ネプチューングリーン、ピュアプラチナムの3色を展開する。

ブラック

ネプチューングリーン

ピュアプラチナム

「C.E」とは?

「シーイー」は、日本のグラフィックデザイナー/イラストレーターのSkate Thing、トビー・フェルトウェル(Toby Feltwell)、菱山豊の3人が2011年に創始したファッションブランド。フィリップ・K・ディック の著書「UBIK」に登場する女性のタトゥー、Caveat Emptor(ラテン語で“買い手が品質の危険性を負う”の意)がブランド名の由来で、Caveat Emptorを略してCAV EMPT(キャブ・エンプト)、さらに略しC.E。ブランド名はC.EもしくはCAV EMPTが正式な名称で、一般的に日本においては前者、日本国外においては後者がブランド名として認知されている。

日本のストリートウエアの文脈であるアメリカンカジュアルとは異なるヨーロピアンカジュアル的な洋服のシルエットやディティール、プリントや刺繍で洋服に施されるSkate Thingの手掛けるグラフィックデザインがブランドの特徴だ。

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【2025年秋コスメ】「マジョリカ マジョルカ」の人気束感ロングマスカラからハロウィン限定カラーが登場 ブルーとレッドの初ラメカラー

「マジョリカ マジョルカ(MAJOLICA MAJORCA)」は9月21日、束感ロングマスカラから初と寝るラメカラー“ラッシュエキスパンダー ドーリーカール(ラメ)”(限定、全2色、各1980円※編集部調べ)を数量限定で発売する。ラインアップは、ゴールドラメが輝くレッドカラーの“おめかし”とシルバーラメが輝くブルーカラー“いたずら”を用意する。またパッケージには、お菓子や猫などのハロウィンモチーフを散りばめた。

“トリック オア トリート キャンディ”がテーマのさりげなく煌めくマスカラ

同製品は、人形のように上向きカールした束感ロングまつ毛をかなえる“ラッシュエキスパンダー ドーリーカール”をハロウィンシーズンのモーメントを捉え、“トリック オア トリート キャンディ”をテーマにレッドとブルーの2種のラメカラーに仕上げた、束感ロングをかなえながら光を取り込んでメタリックのように輝くラメ配合でさりげなく煌めくまつ毛に演出する。

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三代目JSB岩田剛典の「ゴッド オンリー ノウズ」がポップアップ 藤原ヒロシ「フラグメント」とのコラボTシャツなど

ジュンは8月26日〜9月1日の期間、三代目 J SOUL BROTHERSのメンバーで、アーティスト、俳優の岩田剛典が手掛けるブランド「ゴッド オンリー ノウズ(GOD ONLY KNOWS)」のポップアップを、原宿のコンセプトストア、ヴイエー(V.A.)でオープンする。

Tシャツやキャップ、バッグなど
多数アイテムをラインアップ

ポップアップでは、藤原ヒロシが主宰する「フラグメント(FRAGMENT)」とコラボしたTシャツ(8600円)や、海をモチーフとしたフォトTシャツ(8600円)、カレッジロゴをデザインしたTシャツ(8600円)、キャップ(6800円)、トートバッグ(8600円)、ウォーターボトル(4800円)をはじめ、先行販売アイテムや、限定カラーのTシャツ、バッグなど多数ラインアップする。また店内のカフェスペースでは、“TEAR HEART”モチーフなど、ブランドの世界観を表現した飾り付けを行う。物販エリアの商品購入者特典として、オリジナルステッカーを配布するほか、カフェスペースでは、ドリンクの購入者にオリジナルコースターをプレゼント。ともに1人1点まで、なくなり次第終了となる。ポップアップのオープンに際し、8月21日17時までの期間、物販エリアの事前入店抽選を実施、応募フォームから受け付けている。

「ゴッド オンリー ノウズ」は、岩田剛典が立ち上げた、“FLUID=流動的”をコンセプトとするユニセックスブランド。

■ポップアップ
日程:8月26日〜9月1日
時間:10:00〜20:00
場所:V.A.
住所:東京都渋谷区神宮前6-1-9
>事前入店抽選の応募フォーム

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ユニクロの子ども向け服育イベント 五反田TOC店では24年9月からほぼ毎週開催

ユニクロ(UNIQLO)は8月23、30日、キッズ需要の多いユニクロ五反田TOC店など関東圏の4店舗で、服選びや試着などで構成する子ども向け体験プログラム「初めてのコーディネート体験(MY FIRST OUTFIT)」を無料で実施する。五反田TOC店では今回のイベントに限らず、ほぼ毎週同様のプログラムを実施しているという。「ECがより便利になる中で、何かしらの体験価値がなければ今後の実店舗運営は難しい」(鈴木俊太郎 同店店長)という考えがその理由だ。

開催店舗は五反田TOC店のほか、ユニクロ PARK 横浜ベイサイド店、ユニクロ イオンレイクタウンkaze店、ユニクロ イオンモール幕張新都心店。公式サイトの予約フォームから登録して参加する形式。開催に先駆け、五反田TOC店では報道関係者向けにプログラムを公開し、子ども7人とゲストとして情報番組などにも出演する現役保育士のてぃ先生が参加した。7人はてぃ先生や店頭スタッフのサポートを受けながら自分たちで服を選び、コーディネートを決め、最後にファッションショーも行った(8月23、30日の各店のイベントでは、てぃ先生の来店やファッションショーの演出はなし)。

五反田TOC店は、「子ども服の売り上げが通常店舗の2倍ほど」という。同店はビルの閉館・建て替え計画のため24年2月に閉店し、その後ビルの計画変更で同年9月に再出店した経緯がある。キッズ需要の高さを受けて再出店以降、繁忙期を除いて毎週土曜に同プログラムを実施し、店内へのポスター掲出や近隣の習い事教室などへのチラシ配布などで告知しているという。「イベントをすることで売り上げが分かりやすく伸びる訳ではないが、地域貢献の一環でもある。今後、海外の店舗への赴任予定もあるが、現地でも同様の取り組みでユニクロの“LifeWear”を小さい頃から感じてもらえるようにしていきたい」と鈴木店長。

ユニクロ本部としては17年に同プログラムを開発し、以降各店舗がそれぞれ取り組んできた。「自分で服を選ぶ体験を通して、子どもの自立心をサポートする。親が普段選んでいる服と子どもが選ぶ服の傾向が違うと、親にとっても気付きがある」と、古宿瑠美ユニクロ グローバル商品本部マーケティング部部長。

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JO1とサンリオが共同開発したキャラクター、ジェオチャムの新アイテムが登場 特別装飾やノベルティーの配布も

サンリオは9月4日、ボーイズグループのJO1と共同開発したキャラクター、ジェオチャム(JOCHUM)の新製品として“ジェオチャム キャンディデザインシリーズ”を発売する。全国のサンリオショップおよび百貨店のサンリオコーナー、サンリオオンラインショップなどで取り扱う。また、一部店舗限定で、特別装飾やノベルティー配布、店内でキャラクターボイスを楽しめる。

キャラクターたちがキャンディーを持った使いやすくて集めたくなるアイテム

同シリーズは、11キャラクターたちがキャンディを持ったデザインで、キャラクター性を活かしたアイテムを中心に使いやすくて集めたくなる全27アイテムをそろえる。トートバッグ(1650円)やぬいぐるみショルダーバッグ(2497円)をはじめ、マスコットホルダー(全11種、各2200円)、ステッカーセット(550円)、シークレット硬質カードケース&カード(全11種、660円)などを展開する。

3店舗限定で“ジェオチャム ハッピースポット”が登場

9月4〜15日の期間は、ハローキティジャパン ダイバーシティ東京プラザ店とサンリオ イオンモール橿原店、イオンモール岡山店の3店舗限定で、ジェオチャムの特別装飾を施した“ジェオチャム ハッピースポット”が登場する。各店舗ごとのアンバサダーキャラクターと一緒に写真が撮れるフォトスポットの設置のほか、キャラクターボイスを店内で楽しむことができる。

さらに、全国の“ジェオチャム キャンディデザインシリーズ”取り扱い店舗では、店内ポップに掲載の2次元コードを読み込むとARフォトフレームをランダムで1種プレゼントする。ARフォトフレームは、通常店舗で配布される12種のほか、“ジェオチャム ハッピースポット”では各店舗ごとにそれぞれご当地デザイン1種が加わる。

サンリオオンラインショップ購入者限定で
“ジェオチャム ウェブ検定 2025”の招待状を進呈

9月4日10時以降に、サンリオオンラインショップで“ジェオチャム”アイテムを1点以上購入した人を対象に、“ジェオチャム ウェブ検定 2025”への招待状1枚を同梱する。ウェブ検定に挑戦した人の中から抽選で、景品をプレゼントする。

量販店、専門店の一部サンリオ製品取り扱いコーナーでは
数量限定購入者特典を用意

9月4日から量販店、専門店の一部サンリオ製品取り扱いコーナーでは、“ジェオチャム キャンディ デザインフェア”を開催する。フェア実施店舗では、ジェオチャム製品販売コーナーに特別装飾が施されるほか、“ジェオチャム キャンディデザインシリーズ”を2500円以上購入の人を対象に、数量限定購入特典として先着で“ジェオチャム アニメシーズン2デザインのクリアカード”を1枚進呈する。

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「ジーユー」が「星のカービィ」とコラボ “カービィカフェ”をモチーフにしたコレクションを発売 

「ジーユー(GU)」は9月12日、ゲームシリーズ「星のカービィ」とコラボレーションし、同キャラクターカフェの“カービィカフェ”をモチーフにしたコレクションを発売する。ラインアップは、ウィメンズ3型、メンズ2型、キッズ2型、ポーチ1型で、英国スタイルのアイテムをそろえた。価格は1990円〜3990円。全国の「ジーユー」店舗および公式オンラインストアで販売する。

カービィカフェのメニューをデザイン

同コラボは、“カービィカフェ”を象徴する大樹に顔がついたキャラクター、ウィスピーウッズに注目し、 “ウィスピーウッズの森で会いましょう(UNDER THE WHISPY WOODS)”をテーマにした。

ウィメンズ

ウィメンズは、カービィカフェのマークをデザインしたケーブルニットベスト(全2色、各2290円)や、ウィスピーウッズのりんごを持ったカービィやワドルディの刺しゅうを施したストライプシャツ(全2色、各2990円)のほか、デザートメニューをデザインしたハーフジップのスエット(全2色、各2990円)を用意する。

メンズ

メンズには、ピザやプレートをデザインしたスエットプルオーバー(全2色、各2990円)と、昼寝をするカービィをデザインしたジャカード柄のニットカーディガン(全2色、各3990円)が登場する。

キッズ

キッズは、バーガーとオムライスをプリントしたスエットシャツ(全2色、各1990円)や、大人のアイテムとリンクコーデも楽しめるスエットパーカー(全2色、各2290円)をそろえる。

ポーチ

ポーチ(全2種、各2490円)は、“カービィのふわふわパンケーキ”と“ワドルディのおひるねオムライス”をモチーフにした。

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【2025年秋コスメ】「エレガンス」は彩りと輝きがフィットするシングルアイカラー ネイルアイテムも

「エレガンス(ELEGANCE)」は8月17日、2025年秋コレクションを発売した。シングルアイカラーに加え、ネイルカラーとベースコート、トップコートのネイルアイテム3品が登場する。

クリアな発色をかなえるパール配合シングルアイカラー

“プレジール アイズ”(全18色、各3850円)は、彩りと輝きで奥行きのある目元を演出する単色アイカラー。ベースには、透明度の高いパウダーに優れた密着力を持つオイルを組み合わせた。まぶたにムラなくフィットして滑らかな質感の仕上がりをかなえ、クリアな発色とつけたての美しさをキープする。

カラーは、“02 プリズムアイボリー”をはじめ、“03 ブライトベージュ”や“07 ブリリアントピンク”、“10 ディープブラウン”、“18 ライトボルドー”など全18色をラインアップ。それぞれゴールドやシルバー、ブロンズ、レッド、ブルー、ピンクなどさまざまなカラーのパールを配合する。まぶたの曲線や細かい部分にも使いやすいシングルチップ付き。

艶めく指先に仕上げるネイルカラー

“ネイルカラー”(全6色、各10mL、各3850円)は、透明感ある色と光沢が特徴だ。素早く乾き、傷がつきにくい硬質な膜が美しい仕上がりをキープ。オレンジやベージュ、ピンクカラーなど全6色をそろえる。

発色を高め印象を変えるベース&トップコート

ネイルカラーの発色を高める“ネイル ベースコート”(全2色、各10mL、各3300円)は、爪表面の凹凸や色ムラを整えながら、欠けや割れやすい爪を補強する。オフホワイトとピンクカラーの全2色を用意する。

“ネイル トップコート”(全3種、各10mL、各3300円)は、艶と輝きを与えながらネイルカラーの仕上がりを長時間持続する。クリアのほか、ピンク、ゴールドカラーの全3色を展開。偏光グリーンやパール配合で、ネイルカラーのニュアンスチェンジも可能だ。

「エレガンス」2025年秋コレクション製品一覧

“プレジール アイズ”(全18色、各3850円)

“ネイルカラー”(全6色、各10mL、各3850円)

“ネイル ベースコート”(全2色、各10mL、各3300円)

“ネイル トップコート”(全3種、各10mL、各3300円)

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イタリア発ジュエラー「ダミアーニ」ジャパン社に新CEOが就任 日本で「バカラ」や「エス・テー・デュポン」を率いた義和ヤン・ガイエ氏

イタリア発ジュエラー「ダミアーニ(DAMIANI)」の日本法人の新最高経営責任者(CEO)に7月15日、義和ヤン・ガイエ(Yoshikazu Yann Gahier)氏が就任した。同氏はフランス生まれ。2000年に来日し、日本でフランス発ブランド「レミー マルタン(REMY MARTIN)」や「クリストフル(CHRISTOFLE)」で活躍。10年に「エス・テー・デュポン(S.T. DUPONT)」日本法人社長に就任。14年に「バカラ(BACCARAT)」を展開するバカラ パシフィックに入社後、18年から社長を務めた。フランス商工会議所の理事でもある。

昨年ブランド創業100周年を迎えた「ダミアーニ」は、主要市場の一つである日本へ投資し、さらなるブランド認知度アップと市場拡大を図っている。昨年10月からは、ダミアーニグループのマウロ・マルタ=アジア太平洋地域ディレクターが日本法人のCEOを兼任していた。フランス発ラグジュアリー・ブランドでの経験豊富なガイエ新CEO就任は、トップマネジメント強化の一環だ。

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「ラム・シェ」が「ヴァン」とコラボ スタジャンやダッフルコートなど4型を発売

安原璢美デザイナーが手掛ける「ラム・シェ(RUMCHE)」は、「ヴァン(VAN)」とのコラボアイテムを8月23日に発売する。スタジアムジャンパー、クロップドダッフルコート、ニットカーディガン、クロップドシャツの4型を「ラム・シェ」公式オンラインストア、ゾゾヴィラおよび全国の取扱店で販売する。

商品ラインアップ

本コラボレーションでは、「ヴァン」のアーカイブグラフィックを採用。「ヴァン」のアイテムを代表するスタジアムジャンパー(全2色、10万7800円)は、柔らかいモヘアで袖にボリュームを持たせ、深いVネックで女性らしいシルエットに仕上げた。背中には“カモン スポーツマン”のレザーロゴパッチをあしらった。「ラム・シェ」で定番のダッフルコート(全2色、12万1000円)はクロップド丈にリアレンジし、袖にアーカイブパッチ、胸下に“バンガーズ”の刺しゅうを施した。ニットカーディガン(全2色、6万4900円)は、「ラム・シェ」25年秋冬コレクションと共通のカラフルな花やどんぐりの刺しゅう、胸元のロゴなどがアクセントに。クロップドシャツ(全3色、4万6200円)も同様、25年秋冬コレクションに共通するランダムなステッチを組み合わせ遊び心を表現した。

商品ルック

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コーセー「ファシオ」がブランドコンセプトを変更 “即戦力”掲げベース4品を10月に発売

コーセーのメイクアップブランド「ファシオ(FASIO)」は、10月からブランドコンセプトを変更する。新コンセプトに“キレイの即戦力”を掲げ、コンセプトを体現した新ベースメイク製品4品を10月16日から発売。パッケージデザインも刷新し、これまでの肌なじみの良いニュートラルカラーをベースとしたブランドの世界観を踏襲しつつシンプルで機能的なデザインに切り替える。

多忙な現代生活に対応するコンセプトへ

「ファシオ」は2000年の誕生以来“機能特化”をアイデンティティーとしてきたが、働き方やライフスタイルの多様化に伴いコンセプトの変更を決めた。限られた時間で手軽に理想的な仕上がりをかなえ、長時間保つことを求める消費者ニーズに対応するため、新コンセプトには、誰でも簡単に理想のキレイをかなえるという意味を込めた。カバー力に優れ、くずれにくく仕上がりが一日中続く高い機能性を持ちながら、誰もが美しく仕上げることができる使いやすさや手軽さを兼ね備えることを目指す。

美容液高配合のベースメイクアイテム4製品

"BBティントUVカバー”

新コンセプト第1弾として10月16日に発売する4製品は、いずれも美容液を高配合した「うるおい整肌処方」を採用した。"BBティントUVカバー”[SPF45・PA++++](全3色、1320円※編集部調べ、以下同)は、毛穴やシミ、クマをひと塗りでカバーし、つけたての美しさが1日中続くBBティントのカバータイプ。密着力が強いカバー効果のある粉体を高配合し、ロングラスティング力を高めた。汗や水に強いスーパーウォータープルーフタイプで、皮脂にも強く、厚塗り感のない肌が長時間持続する。

"うるおい整うクリーム下地"

"うるおい整うクリーム下地”[SPF40・PA+++](1320円)は、美容液97%配合のクリアタイプ化粧下地だ。粉体の配合を極限まで抑え、レチノール誘導体やワセリンなどのエモリエント成分が肌表面に透明なうるおい膜を形成する。乾燥が気になる肌でもしっとりと仕上がり、ファンデーションの付きや持ちを高める。

"うるおい整うクリーム下地(カバー)"

"うるおい整うクリーム下地(カバー)"[SPF40・PA+++](1320円)は、美容液94%配合でうるおいを整えながら自然にカバーする化粧下地。クリアタイプと同じ技術を取り入れ、素肌がワントーン上がったような自然なトーンアップを実現した。カラーはナチュラルベージュを用意している。

"うるおい整うアイクリームコンシーラー"

"うるおい整うアイクリームコンシーラー"(1320円)は、美容液86%配合のアイクリームコンシーラー。オレンジベージュの色味で、クマやくすみを自然にカバーしながら、時間が経ってもみずみずしく艶感のある仕上がりが続く。

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バッグ老舗のスタイルが事業停止 海外ライセンスブランド多数扱う

バッグメーカーのスタイル(東京、金子豊社長)が8月19日に事業停止したと帝国データバンクが報じた。負債は24年3月期時点で約21億円だが、変動している可能性があるという。今後、東京地裁へ自己破産を申請する意向のようだ。

1923年に創業し、92年に法人改組した同社は、バッグ・革小物の老舗として知られる。旧社名はヨシナガ。百貨店を主販路として国内外のファッションブランドのバッグ・革小物を製造・販売してきた。主要ブランドは「ポール・スミス」「ポール・スチュアート」「ヴィヴィアン・ウエストウッド」「ニューヨーカー」「ハナエモリ」「ミラ・ショーン」「ロベルタ ディ カメリーノ」「オーラ・カイリー」など。18年3月期の売上高は約90億円だったが、24年3月期には売上高が約58億円に落ち込み最終赤字3億2800万円を計上していた。

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初のグローバル旗艦店“アーダーエラー トウキョウ スペース”の全容を公開 ブランドのビジョンと創造的エネルギーを表現

韓国発の「アーダーエラー(ADER ERROR)」は8月9日、海外初の旗艦店、“アーダーエラー トウキョウ スペース(ADERERROR TOKYO SPACE)”を東京・表参道にオープンし、その全容を公開した。8月8日のオープニングイベントには、パフォーミングアーティストのアオイ ヤマダ(AOI YAMADA)や自然の音を基にしたアンビエントビートを奏でるアーティストのワタナベ タケオ(TAKEO WAYANABE)ら多数の著名人やメディア・業界関係者らが来場した。

フラッグシップストアを意味する“スペース(SPACE)”と、より集中したショッピング体験を提供する“ショップ(SHOP)”の2形態で展開され、ファッションとカルチャーの中心地である東京でブランドストーリーを多角的に発信すると同時に、韓国を起点にアジア主要都市へと拡大する中核拠点としての役割を担う。

“コンティニュアム”の世界観を具現化した空間

同店は“コンティニュアム(CONTINUUM)”というコンセプトのもと、小さな生命体や植物たちが有機的に絡み合い共存しながら、無限に拡張していく多次元的な生態系の循環エコシステムを空間デザインで表現した。

エントランスに位置するメーンインスタレーションは、植物と生命体が互いに栄養を与え合いながら、生態系を絶えず拡張していく様子を表現し、ゲストが“コンティニューム”の世界観に踏み入れたことを直感的に感じる仕掛けだ。メインインスタレーションを抜けると“キネティック・プラント”が登場し、植物が成長する過程で周囲の環境によって絶えず姿を変える変化の可能性と循環を象徴する。

1階の空間では、メーンコレクションを展開し、ローバルフラッグシップストアとしての“初の播種(はしゅ)”を意味する“種”をモチーフにデザインしたラグや照明、什器を通じてブランドのナラティブを語る。2階には、コンテンポラリーライン“シグニフィカント(SIGNIFICANT)”とシーズンレスコレクション“エッセンス(ESSENCE)”が並び、螺旋状のカタツムリのオブジェが、無限の拡張性とブランドと顧客の多次元的なつながりを象徴する。また、1階と2階にそれぞれ独立したフィッティングルームを設け、東洋的な建築要素を「アーダーエラー」のコンテンポラリーな素材と空間言語で再解釈した。

さらに、9人のアーティストたちが“コンティニュアム”というコンセプトに自身のシグネチャー素材やクリエイティブを掛け合わせ、空間の随所に配置されたポディウムや照明、オブジェなどを制作した。

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「ディオール」「ドリス ヴァン ノッテン」のメンズを欧米メディアはどう評した?「オーラリー」には賞賛続く

疑う余地なく、ファッション業界は歴史的な転換期にある。来たる10月のウィメンズのファッション・ウイークでは、新たに就任したデザイナーによるビッグメゾンのデビューショーが相次ぎ、業界の視線を集めている。

近年、ラグジュアリーブランドは業績の低迷や市場環境の変化に直面し、その一方でビューティラインやライフスタイル部門の拡充が加速するなど、変化の波はとどまることを知らない。そんな中、6月に開催された2026年シーズンのメンズ・ファッション・ウイークを振り返れば、ランウエイを彩ったのは、日常に根差した定番アイテムを現代的にアップデートしたルックの数々だった。

各国の有力メディアのジャーナリストたちは、それがいかに今の空気と響き合い、評価に値するかを熱心に論じている。もちろん、経験豊富で信頼される彼らの言葉が絶対的な正解ではない。しかし、コレクションそのものだけでなく、それを切り取る報道の視点にも耳を傾ければ、業界の現在地、そして未来への行方を読み解く手がかりとなるだろう。重要なのは、良いか悪いかという二元論ではなく、“なぜ”良いと言えるのかという、その評価基準に目を向けることだ。今回は厳選して、高く評価された2ブランドのデビューショーと、ますます期待度高まる日本ブランドへの海外メディアの評論を紹介する。

「ディオール」は「圧倒的な創造力の実演」

ジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)による「ディオール(DIOR)」は、“今世紀”最大の注目を集めたデビューコレクションと言っても過言ではない。通常はウィメンズのみを取材する大手メディアのファッション部門ディレクターでさえ、今季は例外的にメンズに渡仏し、「ディオール」のショーに足を運んだ者も多かった。

辛口ジャーナリストとして知られる、「ニューヨーク・タイムズ(NEW YORK TIMES)」紙のヴァネッサ・フリードマン(Vanessa Friedman)もその一人だ。「今回のショーは、ジョナサン・アンダーソンが『ディオール』のクリエイティブ・ディレクター、そして救世主として初めて挑む舞台。メンズとウィメンズの両部門を統括する初のデザイナーでもある。その熱気の裏に漂っていたのは、ひとつの大きな疑問——『ロエベ』で神童と呼ばれた彼は、ブランドのみならずファッション業界全体への興奮を再び呼び覚ませるのか?そしてアンダーソンは、それをいとも簡単にやってのけた」と記し、コレクションを賞賛した。「それは大文字の“ニュー・ルック”ではない。急進的でも衝撃的でもない。だが、とびきり魅力的な新しい提案だった。そして、フォーマルとインフォーマル、メンズとウィメンズ、商業性と創造性の間に生まれる緊張感の、まさに中心にあった。(中略)アンダーソンが提示したのは、矛盾が優雅に共存し得るという、明確で説得力のある主張。そして何より、ファッションと着やすさは両立しない、という固定観念への反論だった。奇抜か退屈かの二択ではない、ということ」。

結論から言えば、彼のデビューコレクションは業界から大喝采を浴びた。そして最も興味深いのは、フリードマンのように「衝撃はない」とされつつも高く評価された点にある。創業者クリスチャン・ディオール(Christian Dior)が47年に発表し、メゾンの象徴となった“ニュー・ルック”は、当時世間に衝撃を与え、現在も伝説として語り継がれている。しかし、アンダーソンが示唆したのは、急進的に成長すれば急進的に終息する、そのスピードがますます速まっているように見える現代のファッション業界で、そんなセンセーションは不要ということだ。

ファッションジャーナリストであり、服飾史に造詣の深いアーカイブコレクターでもある「アナザー(ANOTHER)」マガジンのアレキサンダー・フューリー(Alexander Fury)は、「今回のコレクションでアンダーソンは新たな“ニュー・ルック”を狙っているわけではない」との見解を示す。「2025年の多面的なファッション界で、世界を変えるほどの大成功は不可能だからだ。しかし彼がやりたかったのは、ムッシュ ディオール自身に似たアプローチをとることだった。過去を振り返り、構造美を愛し、18世紀の豪華さを感じさせ、それを現代に翻訳すること。そもそもムッシュ ディオールの“ニュー・ルック”は本当の意味で新しいものではなく、過去にインスピレーションを受けながらも、その当時の時代背景に影響されていた」と歴史を紐解きつつ、コレクションを「メゾンの深い理解に基づく洗練と複雑さに満ちていた」と称えた。

時代をリードするアンダーソンが優れているのは、コンセプチュアルとリアリティ、商業性と創造性、カジュアルとフォーマルといったあらゆる要素のバランス感覚だ。見慣れた衣服にひねりを加え新鮮に見せる手法は、メンズとウィメンズ両方でコロナ禍以降続くクリエーションの主題でもある。仏新聞紙「ル・モンド(LE MONDE)」のエルヴィール・フォン・バルデレーベン(Elvire von Bardeleben)は、「実験的でありながらカジュアル、どちらかに偏らず多様な可能性を見せる魅力的なコレクション」だと綴った。続いて、「GQ」グローバル・ファッション・コレスポンデント、サミュエル・ハイン(Samuel Hine)はこう記す。「アンダーソンは、コンセプチュアルでありながら今の時代に響き、しかも欲しくなる服を作る達人だ。(中略)気取った歴史の重みを、ダウンタウンの退廃と混ぜ合わせることで、今この街にいそうな人物像に落とし込んだ。(中略)カジュアルプレッピーとフレンチエレガンスが交錯し、現代的な装いの感覚に根ざしたコラージュとなっていた。そこにあったのは、コレクターズアイテムではなく、“粋”に裏打ちされたラグジュアリー」。

さらに、仏新聞紙「ル・フィガロ(LE FIGARO)」に独占インタビュー記事を掲載したジャーナリストのマチュー・モルゲ・ズッコーニ(Matthieu Morge Zucconi)もコレクションへの賞賛を惜しまない。「記憶に残るショーとは何か。欲しくなるコレクション?心を揺さぶる音楽?セクシーなキャスティング?バズを狙ったセレブ満載のフロントロウ?それらが揃っていても、成功を特別な瞬間へと押し上げる火花が必要だ。結論から言えば、アンダーソンの『ディオール』での初舞台には、そのすべてがあった。それ以上に、メンズファッションでは久しく見なかった圧倒的な創造力の実演だった。このコレクションは何より、エレガンスへの回帰を掲げ、“着こなし方”という提案をしている。これは、これまでのメンズファッションのアーティスティック・ディレクターがあまりやってこなかったことだ。『ディオール』という舞台で、アンダーソンは自らの才能に見合う規模の仕事を見つけたようだ。ラディカルでありながらアクセスしやすく、尖っていながら着られる——この審美眼は、巨大メゾンの共鳴板を得て、10年前のデムナ(Demna)のように、これからの男性の装いを大きく変えていく力を持つ」。

文句のつけようがないデビューコレクションに対し、各国のレビューは賞賛の言葉で溢れている。辛辣な物言いが定番の「ファッションネットワーク(FASHION NETWORK)」のゴッドフリー・ディーニー(Godfrey Deeny)の記事には、2人の人物の興味深いコメントが記されていた。「我々の取材に対し、ベルナール・アルノー(Bernard Arnault)は『本当に素晴らしかった!』とコメントした。だが、このファッションの革命で最も話題を呼んだのは、アンダーソンからのオリジナル招待状だったかもしれない。白い陶器の皿に陶器の卵が3つ乗せられたもので、確固たる自信を感じさせた。北アイルランド・デリー県の小さな町マガーフェルト郊外で育ったアンダーソンは、地元の農場で卵を集めるアルバイトをしていた。『その翌日には、家の前に『卵売ります』の看板が立っていた。ジョナサンは常に働き者で、全力を尽くして決して諦めない。北アイルランドを離れた頃の彼と変わらず、それが私たちは大好きなんだ』と、誇りを胸に父親は語った」。大成功を収めたデビューとはいえ、これはあくまで物語の序章、まさに卵の殻を破って雛が生まれたばかりの瞬間にすぎない。10月に発表を予定している初のウィメンズにも、大きな期待が寄せられている。

「ドリス ヴァン ノッテン」は「前回のウィメンズを超える完成度」

フィナーレでゲストが一斉に拍手喝采を送る際、その一体感と、言葉を超えて通じ合う感情の共有には、他にはない特別な響きがある。礼儀としての拍手ではなく、感動に突き動かされ、自然と手が動いてしまう拍手だ。ジュリアン・クロスナー(Julian Klausner)による「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」の初のメンズショーは、そんな特別な空気感に包まれて幕を閉じた。「拍手にはスタッフやファンの熱も加わっていただろうが、それ以上に、本物の“うれしい驚き”が生む独特の電気的な熱があった」と記すのは、「ヴォーグ・ランウエイ(VOGUE RUNWAY)」のルーク・リーチ(Luke Leich)。「多くの面で、これはクラウスナーにとって見事なメンズ初陣だった。(中略)彼は複数の物語や要素を織り交ぜ、ブランドの本質に内在するナラティブを使いながらも、敬意と独自性を併せ持つ方法で提示した。(中略)コレクションと音楽は、前夜の熱狂を経た翌朝のような、フォーマルさが楽しさとの摩擦によってほどけた状態を呼び起こすためのものだった」と続けた。

「ファッション・ネットワーク」のゴッドフリーも、フィナーレの感動的なムードを熱を帯びて綴っている。「最後のモデルがランウエイを去った瞬間、会場の空気はひとつに――これは大成功だという確信だった。創業者のメンズワードローブを構成するあらゆる要素を踏まえながらも、クラウスナーはそのムードを刷新。より若々しく、より軽快に、そしてさらに大胆な色彩へと昇華させた。(中略)元々ウィメンズ出身の彼に、メンズで通用するのかという事前の懐疑的な声も少なくなかった。しかし結果的に、このコレクションは彼がアントワープ拠点のメゾンで手がけた中でも最高の出来といってよく、前回のウィメンズショーを超える完成度を見せた」と評した。

この他、「ル・フィガロ」も、クラスナーによるブランドの新たな物語を讃える。「ファンを満足させる寛容で華やか、そしてエレガントな提案だ。巨匠を模倣することなく、少しずつ、やや官能的なニュアンスも交えながら、自らの言語を築き上げている」。米「WWD」のマイルズ・サーシャ(Miles Socha)も、「33歳の新デザイナーにとって、これは有望で活気あるスタートだ。彼は明らかにDVNのDNAを呼吸している。あとは、ワードローブとファンタジー、そのバランスをより精緻に磨き上げていくだけだ」と、期待を込めてレビューを締めくくった。

「オーラリー」は「今最もおしゃれな人たちが夢中」

日常に根差したクリエーションで時代の波に乗るのが、快進撃続く「オーラリー(AURALEE)」だ。ファッション・ウイークではもちろんのこと、それ以外の期間にパリで行われるイベントに参加すると、業界人が「オーラリー」を着用している確率が格段に上がっている。

仏新聞紙「ル・フィガロ」のズッコーニは、「ファッション業界で今もっともオシャレなたちを夢中にさせているのは『オーラリー〉』だ」と書き始まる。「岩井デザイナーは、リアルでありながら際立つスタイルを追求し、ファッションにおいては、一見ありふれたものからでも欲望は生まれるということを証明してみせる。それは、日常で着られる本物の服であり、他にはない色彩のパレットで彩られている。(中略)素材もまた、シンプルに見えて実は凝っている。(中略)酸でわずかに染みたようなチノパン、肩の落ちたジャケット、カーゴポケット付きレザーブルゾン、程よく色落ちしたジーンズ。どれも、日本的な細部へのこだわりが息づく、袖を通したくなる服ばかりだ」と続けた。

「ファッション・ネットワーク」のドミニク・ミュレ(Dominique Muret)は、「オーラリー」がショーを行ったメンズ初日に、展示会を開催した「ザ・ロウ(THE ROW)」と並べて、その美学を讃えた。「控えめで実用的、しかし決して素朴ではなく、最高級の素材で仕立てられた洗練の服。両者は、男女ともに自然体で優雅に装うその技術で観客を魅了した」。平凡に見えて、並外れたエレガンスを持つ「オーラリー」の強みは、生地問屋をルーツとする高級素材と、肩の力が抜けつつも品性を損なわないスタイリングにある。「一見シンプルに見える今回の組み合わせだが、手持ちの定番アイテムを重ねれば再現できるというのは錯覚」だと説明するのは、米「WWD」のリリー・テンプルトン(Lily Templeton)。「近くで見ると、岩井デザイナーの作る服は、着慣れた雰囲気を漂わせながらも洗練されたテクスチャーが宿っている」と生地への賞賛が続く。

そして今季、多くのジャーナリストが着目したのが、ビーチサンダル風のシューズだった。「ヴォーグ・ランウエイ」のホセ・クリアレス=ウンスエタ(José Criales-Unzueta)は、「色、素材、プロポーションのすべてに、岩井デザイナーの服には整然とした静けさがあり、肩肘を張らず、自然と人を惹きつける」とブランドの魅力を語り、その足元に触れた。「ほぼすべてのルックにビーチサンダルを合わせた。『プラダ(PRADA)』や『ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)』も同様に取り入れているが、岩井デザイナーは見慣れたアイテムを同時に、憧れとリアリティのある存在へと昇華させる術を持っている」と記す。

今季のトレンドシューズの大本命であるトングサンダルについて、「GQ」のハインは、「26年春に向けてビーチサンダル型のサンダルに全力を注いでいるブランドの中でも、とりわけ強気なのが、人気上昇中の『オーラリー』」だとする。「季節の移ろいを優しく讃えるコレクションの中に、レザーのビーチサンダルを20数足投入。タイミングも絶妙だった。というのも、最近、俳優ジョナサン・ベイリー(Jonathan Bailey)が『ザ・ロウ』の賛否両論を呼ぶラグジュアリー・ビーチサンダルでレッドカーペットに登場し、『礼儀ある場でビーチシューズはタブー』というメンズウエアの暗黙の了解が崩れつつある兆しが見え始めているからだ」と、その背景を記した。

「オーラリー」は19年春夏ウィメンズでトングサンダルをスタイリングとして取り入れており、21年春夏からは男女に向けて製品を展開している。ブランドのデザインアプローチを振り返れば、計算やマーケティングによって生まれたトレンドアイテムというよりも、そこにあるのは心から良いと信じるものを届けるという揺るぎない意志だ。そしてデザイナー自身の美学と信念を貫く姿勢こそが、洋服を愛する人々の感性に深く響いているのだろう。「オーラリー」は日本を代表するブランドの一つとして、ますます成長する姿を見せてくれそうだ。

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「ジンズ」“チークカラーレンズ”販売数量6倍に “中顔面短縮メイク”の流行も後押し

アイウエアブランド「ジンズ(JINS)」の“チークカラーレンズ”が注目を集めている。レンズ下部に色味を加えることで、目下にチーク(頬紅)を塗布したような視覚効果を生むアイテムだ。好きなフレームにプラス3300円で変更でき、カラーはピンク、ピーチピンク、ボルドーの3色。2025年7月の販売枚数は前年同月比で約6倍に増加し、特に20代女性から支持を集めている。マーケティング部PR担当の本田絢乃さんに話を聞いた。

開発のきっかけは、スマホやパソコンによる目の負担を軽減する“ブルーライトカットメガネ”だった。同社を代表するアイテムとして人気だったものの、ある課題を抱えていた。パソコンやスマートフォンのディスプレーの青い光を吸収&反射するため、レンズがやや黄色みを帯びてしまうのだ。「特に女性のお客さまは顔やメイクの映りを気にします。『女性向けのレンズは作れないか』という社内の声が開発を後押しし、“チークカラーレンズ”の企画が動き出したそうです」という。

開発過程では、度なしレンズに問題はなかったものの、度付きレンズならではの課題が浮上した。「度数が高くなるほどレンズの厚みが増し、色味が変わってしまうため、どの厚みでもなじむように濃度の平均値を割り出すのに時間を要したと聞きます」と本田さん。社内の十数人が1〜2週間試着し、視界の快適さやマスク着用時の見え方など細かな使用感まで検証を重ね、最適な色味にたどり着いたという。

恐るべしSNSの拡散力 前年同期間比は約5倍に

“チークカラーレンズ”は21年10月に発売したが、爆発的なヒットになったのは昨年後半からだ。SNSで「中顔面短縮効果がある」「血色感が増す」「小顔に見える」といった投稿が相次ぎ、人気が急上昇した。24年10月〜25年7月までの販売数量は、前年同期間比約5倍に達した。

本田さんは「昨年10月頃から、定番モデル“ジンズ コンビネーション チタニウム(JINS Combination Titanium)”(1万4900円)が『中顔面短縮効果がある』とXで話題になりました。それに“チークカラーレンズ”を組み合わせると“盛れる”と、最強コンビとして取り上げられる機会が増えたのです。弊社のプロモーション強化も重なり、装着率が一気に伸びました」と振り返る。ビューティ業界で人気のメイクテク“中顔面短縮メイク”も追い風になっているようだ。

3色の中でも人気色は「ピンク」だという。柔らかな色味で可愛らしい印象を演出でき、「特に若年層から支持されています。ナチュラルさよりも“盛れる”という点が選ばれる理由だと考えられます」と本田さんは話す。実際、“チークカラーレンズ”を装着したメガネをかけるだけで「時短メイクになる」という声もある。

メイクとメガネの境界が曖昧になる新潮流

これまでのメガネは、視力矯正やUV対策といった機能性が中心だった。しかし、“チークカラーレンズ”はその枠組みを軽やかに飛び越える。頬に血色感を与えたり、顔の余白を埋める錯覚効果があったり。「顔の印象を変える」という発想は、メガネを“かける化粧品”に変えたとも言えるだろう。

“チークカラーレンズ”は、メガネとメイクの境界線を曖昧にし、新たな市場を切り開く可能性を秘めている。将来的には、パーソナルカラー診断と連動したレンズや、化粧品ブランドとコラボレーションするなど、ビューティ業界とのさらなる拡張も期待できる。

「ジンズ」ならではのアプローチで、“視力を補うメガネ”から、“メイクもできるメガネ”へ。“チークカラーレンズ”の今後の展開が楽しみだ。

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「M・A・C」の人気ラメアイシャドウがリニューアル フォーミュラとテクスチャーが進化

「M・A・C」は10月3日、人気アイシャドウの“ダズルシャドウ リキッド アイシャドウグリッター”(全6色、各4290円)、“ダズルシャドウ リキッド アイシャドウ メタリック”(全4色、各4290円)“アイシャドウ グリッター”(全13色、各3630円)、“アイシャドウ メタリック”(全13色、各3630円)、“アイシャドウ シェードシフト クローム”(全3色、各3960円)をリニューアルして発売する。全国の店舗およびオンラインショップで取り扱う。

リキッドタイプはテクスチャーが滑らかに

リキッドタイプのアイシャドウ“ダズルシャドウ リキッド アイシャドウグリッター”と“ダズルシャドウ リキッド アイシャドウ メタリック” は、銀河のように煌めく大胆なグリッターから繊細な濡れ艶まで気分によって使い分けることができる。滑らかに進化したテクスチャーと高密着で美しい仕上がりが特徴だ。新登場のメタリックは、大胆で色鮮やかな輝きを演出するピグメントをふんだんに配合し、フォーチャリスティックな煌めきをかなえる。

ラメアイシャドウは進化したフォーミュラで高発色をかなえる

ラメアイシャドウの“アイシャドウ グリッター”、“アイシャドウ メタリック”、“アイシャドウ シェードシフト クローム”は、それぞれ仕上がりが異なり、グリッターは星屑のように繊細に煌めき、 メタリックは大胆でフォーチャリスティックな輝き、シェードシフト クロームは、万華鏡のように色が変化し幻想的な目元を演出する。どの質感もひと塗りでしっかりと発色し、カラーをキープする。パッケージも刷新し、よりモダンでスリムに仕上げた。

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「シャネル」の“ココ マドモアゼル”にフレグランスプライマーが登場 香りをまとう準備を整える

「シャネル(CHANEL)」は9月5日、 “ココ マドモアゼル フレグランス プライマー”(100mL、1万8040円)を発売する。アルコールフリー処方で、スプレーすると爽やかな感覚と潤いで肌を包み込み、フレグランスをまとう準備を整える。

同製品は、いきいきとしたオレンジ、透明感あるローズとジャスミン、エレガントなパチュリが印象的だ。人気フレグランス“ココ マドモアゼル”を重ねると余韻に奥行きを与えることができる。ガラスボトルは、“ココ マドモアゼル”のアイコニックなデザインのボトルを採用している。

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