国内アイドルグループに見る「かわいい」の多様化——「Y2K」「ダークネス」「フェアリー」 連載:ポップスター・トレンド考察

文筆家・つやちゃんがファッション&ビューティのトレンドをポップスターから紐解いていく本連載。第8回は多様化する「かわいい」を国内のアイドルグループをもとに分析していく。

国内のアイドルシーンが独自の進化を遂げている。2025年、時代を象徴する存在となったのはFRUITS ZIPPER(フルーツジッパー)。「あなたのかわいいはそれぞれ」「自分の中にあるかわいさを信じよう」というメッセージを発信する彼女たちを筆頭に、「自分のスタイルこそがアイドル」という価値観への転換が起きつつある現在だ。「かわいいの魅力は変幻自在」と語るのはFRUITS ZIPPERをはじめ数多くのアイドルを手掛ける木村ミサ(KAWAII LAB.)の言葉だが、こうした多様なかわいさが、いくつかの潮流に分かれつつ加速しているのが昨今の状況と言ってよいだろう。しかも、その自己流のかわいさは、音楽だけでなくファッションとも密接に結びつきながら独自の世界観を形づくっている。本記事では、スタイリングとともに新たなムードを生み出している国内アイドルの現在地を紹介したい。

そもそも、自己決定的なかわいさがアイドルの世界で一般化したのは、ここ数年の話にすぎない。もちろん以前にも自分らしさを打ち出すアイドルは存在したが、それが「かわいい」という感性領域において、本人の視点から語られるようになったのは2010年代半ば以降の変化である。10年代初頭、AKB48や地下アイドル文化の台頭により、完璧さよりも親近感や未完成性に価値が置かれたことでかわいさの正解が揺らぎ始めた。BiSやでんぱ組.incなどは、奇抜さ・混沌・オタク的要素をかわいさに取り入れることで、表現の多様性を切り開いていった。かわいさの基準は、徐々に、“運営による設計”から“本人のキャラクターが受け入れられるか”へと変化していったように思う。

そこにSNSと自己演出文化の浸透が重なり、「かわいさは自分で作るもの」という感覚が広がっていく。同時期、ポップカルチャーにおける女性表現の見直しが進み、「かわいくなければならない」「かわいいは男ウケのため」といった同調圧力への違和感が可視化されたのも大きい。結果、「かわいい」は他人の期待に応じるものから、自分で選び取るものへと変わっていったのである。さらに推し活文化の浸透により、ファンは単なる評価者ではなく、推しと物語を共有する存在となった。「私はこういうかわいさが正解だと思う」と打ち出すアイドルに共鳴し、そのスタイルを支えることが一般化したのだ。こうした関係性の中で、かわいいもカッコいいも、より個人の内側から立ち上がる価値となっていった。

もちろん現在も、アイドル像の多くはプロデューサーや運営による設計の中で成立している。しかし、それでも本人が自分らしさをどう表現するかに関わり始め、境界線が曖昧になってきているのは確かだ。かわいさ/カッコよさの基準は、外から一方的に与えられるのではなく、(運営とともに)自ら選び、磨き、発信していく時代。「私はこういうかわいさ/カッコよさが正解だと思う」と明確に提示できるアイドルこそが、共感を集め、時代を象徴する存在となる。例えば、複数のグループを掛け持ちながら、DIYな姿勢でかわいさ/カッコよさを自在に行き来する戦慄かなの(悪魔のキッス、femme fatale、ZOCX、チバニャン事変)のような存在は、まさに2020年代的だと言えるだろう。

さて、ここからは具体的な事例を紹介していこう。多様化が進む現代のアイドルシーンにおいて、特にコンセプトや世界観が際立ち、ファッションやスタイリング、ムードによってそれが体現されているグループを取り上げたい。今や、いかに個性を打ち出すかが重要な時代。アイドルは、まるで私たちを異世界へと連れていく魔法使いのような存在であり、どんな世界観をまとうかがその表現の鍵となっている。かわいいやカッコいいといった魅力の軸をどこに置くか――そこに、グループごとのスタンスの違いが表れるのだ。

Y2K:過去と未来のスタイルを架橋する、
意匠としてのかわいさ/カッコよさ

一過性のトレンドというより、もはやスタンダードとして定着した感のあるY2K。ここでは、“かわいさ/カッコよさ”を戦略的に構築する=自分を魅せる技術として捉えるアプローチが特徴的だ。能動的なかわいさ/カッコよさをスタイリッシュに表現し、ファッション性とビジュアルセンスを武器に“こうなりたい私”を自己演出する感覚が前面に出ている。エスパ(aespa)やニュージーンズ(NewJeans)といったK-POP勢の影響も大きく、国内アイドルシーンとK-POP由来のダンス&ボーカルグループの潮流が合流しはじめているのもポイントだ。

BENNY

例えば、2025年にデビューしたBENNY(ベニー)はその筆頭だろう。「ジャパンコア」というコンセプトを掲げ、海外志向を明確に打ち出している点ではK-POP的だが、クリエイティブから放たれるムードには、どこか国内アイドルらしいユルさも感じられる。

@onefive

また、元さくら学院のメンバーが結成した@onefive(ワンファイブ)もユニークな存在。“Japanese Classy Crush”というコンセプト通り、静かなガールクラッシュの魅力を放つ。川原真由によるスタイリングも、ヘルシーさと雑多性を兼ね備え、国内アイドルらしい独自性を際立たせている。

ダークネス:闇をも包み込んだ、
現場で熱量高く輝くかわいさ/カッコよさ

かわいさやカッコよさを、身体性と熱量で体現するグループもいる。不穏でダークな世界観を音楽や演出に積極的に取り込みながら、闇を突き抜けるようなエネルギーを放つ人たちだ。社会の異物感を孕(はら)みながら、グロテスクさも厭(いと)わず表現する彼女たちのパフォーマンスは、現代の心象風景を描いていると言ってもよいだろう。

ASP

WACK所属のASPは、ノイズ混じりのサウンドとブラックユーモアを交えたステージ演出で、観客の感情を揺さぶる。反抗的かつトリッキーで混沌としたパフォーマンスは、特にライブで高い熱量とともに爆発。服部昌孝によるスタイリングや、JACKSON kakiによるアニメーション/VJが、そのパンク的暗黒世界を強く印象づけている。

YOLOZ

また、uijinの元メンバー・ありぃがプロデュースするYOLOZ(ヨロズ)も、ライブでの熱気が話題を呼んでいるグループ。ヘビーなサウンドにダークな世界観を重ねつつ、ギャルマインドやエモーションを加えることで、“わたし”を現場に刻むような強烈な表現を展開している。スタイリストは、Quubiやyosugalaといったグループも手掛けるShinya Watanabeが務め、YOLOZ特有の陰影あるビジュアルを演出する。

フェアリー:儚く夢幻的な
かわいい/カッコいいの形

夢見心地のようなムードをまとい、現実から少し浮遊したような世界観を漂わせるグループもいる。ドリーミーな中に秘められた個性が、観る者の感受性によって引き出されるような、繊細な表現が特徴的だ。かわいい/カッコいいは柔らかさであり、存在の曖昧さそのもの。輪郭が溶けるような“私”の演出は、誰にも触れられないおとぎ話のような世界を構築している。

diig

diig(ディグ)は、サクライケンタが設立したekomsがクロスノエシス以来5年ぶりに立ち上げたグループ。注目すべきは、かてぃ(Haze)とam6:23がプロデュースするビジュアルの独自性だろう。MVの衣装だけでなく、ライブ衣装においてもフェアリーなムードを細部まで丁寧に構築している。小南泰葉、帰国子女、諭吉佳作/menといった面々が作り出す楽曲も同様の世界観を繊細に描いており、今最も注目すべき新人グループと言えるだろう。

REIRIE

そしてこのカテゴリーの象徴的存在といえば、REIRIE(れいりえ)をおいて他にはいない。REIとRIEという2人の関係性にのみ成立する、曖昧で形容しがたいニュアンス。彼女たちのかわいさ/カッコよさは、既存の語彙では語り尽くせないほどに内的かつ個的なものであり、それはまさに2020年代的アイドルに見られる自己決定の極北として存在している。2人にとってかわいさとは「似合うから」でも「求められるから」でもなく、「信じているから」生まれているのだ。衣装の多くを手掛けている東佳苗(「ルルムウ(rurumu:)」)が生み出す神秘的な質感と相まって、夢想と現実の境界を曖昧にしながら、観る者をどこにもない場所へと誘うREIRIEワールド。観客は彼女たちを「応援する」というよりも、「彼女たちが信じる世界を一緒に信じる」という態度で向き合うほかない。

今回は3つのスタイルに絞って紹介したが、例えばゴス的世界観を徹底するAdamLilith(アダムリリス)や、男女混合の構成によって“かわいい/カッコいい”を攪乱(かくらん)するlyrical school(リリカルスクール)、アイドルそのものをメタ的に捉えるf5ve(ファイビー)、HiiT FACTORY(ヒットファクトリー)、pinponpanpon(ピンポンパンポン)、PIGGS(ピグス)など、現在のアイドルシーンは“かわいい/カッコいい”のバリエーションをそれらの内外からますます拡張している。「自分だけのかわいい/カッコいいを突き詰めること」は、もはや態度であり、自己肯定の営みであり、ある種の新しい信仰とも言えるだろう。自らの魅力を再発掘し、最後まで追求し信じきれるアイドルこそが、アイドルになる時代なのだ。

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国内アイドルグループに見る「かわいい」の多様化——「Y2K」「ダークネス」「フェアリー」 連載:ポップスター・トレンド考察

文筆家・つやちゃんがファッション&ビューティのトレンドをポップスターから紐解いていく本連載。第8回は多様化する「かわいい」を国内のアイドルグループをもとに分析していく。

国内のアイドルシーンが独自の進化を遂げている。2025年、時代を象徴する存在となったのはFRUITS ZIPPER(フルーツジッパー)。「あなたのかわいいはそれぞれ」「自分の中にあるかわいさを信じよう」というメッセージを発信する彼女たちを筆頭に、「自分のスタイルこそがアイドル」という価値観への転換が起きつつある現在だ。「かわいいの魅力は変幻自在」と語るのはFRUITS ZIPPERをはじめ数多くのアイドルを手掛ける木村ミサ(KAWAII LAB.)の言葉だが、こうした多様なかわいさが、いくつかの潮流に分かれつつ加速しているのが昨今の状況と言ってよいだろう。しかも、その自己流のかわいさは、音楽だけでなくファッションとも密接に結びつきながら独自の世界観を形づくっている。本記事では、スタイリングとともに新たなムードを生み出している国内アイドルの現在地を紹介したい。

そもそも、自己決定的なかわいさがアイドルの世界で一般化したのは、ここ数年の話にすぎない。もちろん以前にも自分らしさを打ち出すアイドルは存在したが、それが「かわいい」という感性領域において、本人の視点から語られるようになったのは2010年代半ば以降の変化である。10年代初頭、AKB48や地下アイドル文化の台頭により、完璧さよりも親近感や未完成性に価値が置かれたことでかわいさの正解が揺らぎ始めた。BiSやでんぱ組.incなどは、奇抜さ・混沌・オタク的要素をかわいさに取り入れることで、表現の多様性を切り開いていった。かわいさの基準は、徐々に、“運営による設計”から“本人のキャラクターが受け入れられるか”へと変化していったように思う。

そこにSNSと自己演出文化の浸透が重なり、「かわいさは自分で作るもの」という感覚が広がっていく。同時期、ポップカルチャーにおける女性表現の見直しが進み、「かわいくなければならない」「かわいいは男ウケのため」といった同調圧力への違和感が可視化されたのも大きい。結果、「かわいい」は他人の期待に応じるものから、自分で選び取るものへと変わっていったのである。さらに推し活文化の浸透により、ファンは単なる評価者ではなく、推しと物語を共有する存在となった。「私はこういうかわいさが正解だと思う」と打ち出すアイドルに共鳴し、そのスタイルを支えることが一般化したのだ。こうした関係性の中で、かわいいもカッコいいも、より個人の内側から立ち上がる価値となっていった。

もちろん現在も、アイドル像の多くはプロデューサーや運営による設計の中で成立している。しかし、それでも本人が自分らしさをどう表現するかに関わり始め、境界線が曖昧になってきているのは確かだ。かわいさ/カッコよさの基準は、外から一方的に与えられるのではなく、(運営とともに)自ら選び、磨き、発信していく時代。「私はこういうかわいさ/カッコよさが正解だと思う」と明確に提示できるアイドルこそが、共感を集め、時代を象徴する存在となる。例えば、複数のグループを掛け持ちながら、DIYな姿勢でかわいさ/カッコよさを自在に行き来する戦慄かなの(悪魔のキッス、femme fatale、ZOCX、チバニャン事変)のような存在は、まさに2020年代的だと言えるだろう。

さて、ここからは具体的な事例を紹介していこう。多様化が進む現代のアイドルシーンにおいて、特にコンセプトや世界観が際立ち、ファッションやスタイリング、ムードによってそれが体現されているグループを取り上げたい。今や、いかに個性を打ち出すかが重要な時代。アイドルは、まるで私たちを異世界へと連れていく魔法使いのような存在であり、どんな世界観をまとうかがその表現の鍵となっている。かわいいやカッコいいといった魅力の軸をどこに置くか――そこに、グループごとのスタンスの違いが表れるのだ。

Y2K:過去と未来のスタイルを架橋する、
意匠としてのかわいさ/カッコよさ

一過性のトレンドというより、もはやスタンダードとして定着した感のあるY2K。ここでは、“かわいさ/カッコよさ”を戦略的に構築する=自分を魅せる技術として捉えるアプローチが特徴的だ。能動的なかわいさ/カッコよさをスタイリッシュに表現し、ファッション性とビジュアルセンスを武器に“こうなりたい私”を自己演出する感覚が前面に出ている。エスパ(aespa)やニュージーンズ(NewJeans)といったK-POP勢の影響も大きく、国内アイドルシーンとK-POP由来のダンス&ボーカルグループの潮流が合流しはじめているのもポイントだ。

BENNY

例えば、2025年にデビューしたBENNY(ベニー)はその筆頭だろう。「ジャパンコア」というコンセプトを掲げ、海外志向を明確に打ち出している点ではK-POP的だが、クリエイティブから放たれるムードには、どこか国内アイドルらしいユルさも感じられる。

@onefive

また、元さくら学院のメンバーが結成した@onefive(ワンファイブ)もユニークな存在。“Japanese Classy Crush”というコンセプト通り、静かなガールクラッシュの魅力を放つ。川原真由によるスタイリングも、ヘルシーさと雑多性を兼ね備え、国内アイドルらしい独自性を際立たせている。

ダークネス:闇をも包み込んだ、
現場で熱量高く輝くかわいさ/カッコよさ

かわいさやカッコよさを、身体性と熱量で体現するグループもいる。不穏でダークな世界観を音楽や演出に積極的に取り込みながら、闇を突き抜けるようなエネルギーを放つ人たちだ。社会の異物感を孕(はら)みながら、グロテスクさも厭(いと)わず表現する彼女たちのパフォーマンスは、現代の心象風景を描いていると言ってもよいだろう。

ASP

WACK所属のASPは、ノイズ混じりのサウンドとブラックユーモアを交えたステージ演出で、観客の感情を揺さぶる。反抗的かつトリッキーで混沌としたパフォーマンスは、特にライブで高い熱量とともに爆発。服部昌孝によるスタイリングや、JACKSON kakiによるアニメーション/VJが、そのパンク的暗黒世界を強く印象づけている。

YOLOZ

また、uijinの元メンバー・ありぃがプロデュースするYOLOZ(ヨロズ)も、ライブでの熱気が話題を呼んでいるグループ。ヘビーなサウンドにダークな世界観を重ねつつ、ギャルマインドやエモーションを加えることで、“わたし”を現場に刻むような強烈な表現を展開している。スタイリストは、Quubiやyosugalaといったグループも手掛けるShinya Watanabeが務め、YOLOZ特有の陰影あるビジュアルを演出する。

フェアリー:儚く夢幻的な
かわいい/カッコいいの形

夢見心地のようなムードをまとい、現実から少し浮遊したような世界観を漂わせるグループもいる。ドリーミーな中に秘められた個性が、観る者の感受性によって引き出されるような、繊細な表現が特徴的だ。かわいい/カッコいいは柔らかさであり、存在の曖昧さそのもの。輪郭が溶けるような“私”の演出は、誰にも触れられないおとぎ話のような世界を構築している。

diig

diig(ディグ)は、サクライケンタが設立したekomsがクロスノエシス以来5年ぶりに立ち上げたグループ。注目すべきは、かてぃ(Haze)とam6:23がプロデュースするビジュアルの独自性だろう。MVの衣装だけでなく、ライブ衣装においてもフェアリーなムードを細部まで丁寧に構築している。小南泰葉、帰国子女、諭吉佳作/menといった面々が作り出す楽曲も同様の世界観を繊細に描いており、今最も注目すべき新人グループと言えるだろう。

REIRIE

そしてこのカテゴリーの象徴的存在といえば、REIRIE(れいりえ)をおいて他にはいない。REIとRIEという2人の関係性にのみ成立する、曖昧で形容しがたいニュアンス。彼女たちのかわいさ/カッコよさは、既存の語彙では語り尽くせないほどに内的かつ個的なものであり、それはまさに2020年代的アイドルに見られる自己決定の極北として存在している。2人にとってかわいさとは「似合うから」でも「求められるから」でもなく、「信じているから」生まれているのだ。衣装の多くを手掛けている東佳苗(「ルルムウ(rurumu:)」)が生み出す神秘的な質感と相まって、夢想と現実の境界を曖昧にしながら、観る者をどこにもない場所へと誘うREIRIEワールド。観客は彼女たちを「応援する」というよりも、「彼女たちが信じる世界を一緒に信じる」という態度で向き合うほかない。

今回は3つのスタイルに絞って紹介したが、例えばゴス的世界観を徹底するAdamLilith(アダムリリス)や、男女混合の構成によって“かわいい/カッコいい”を攪乱(かくらん)するlyrical school(リリカルスクール)、アイドルそのものをメタ的に捉えるf5ve(ファイビー)、HiiT FACTORY(ヒットファクトリー)、pinponpanpon(ピンポンパンポン)、PIGGS(ピグス)など、現在のアイドルシーンは“かわいい/カッコいい”のバリエーションをそれらの内外からますます拡張している。「自分だけのかわいい/カッコいいを突き詰めること」は、もはや態度であり、自己肯定の営みであり、ある種の新しい信仰とも言えるだろう。自らの魅力を再発掘し、最後まで追求し信じきれるアイドルこそが、アイドルになる時代なのだ。

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NCT 127のYUTAが「ルイ・ヴィトン」2026年春夏メンズ・コレクションに来場 「音楽に引き込まれ新作コレクションに心躍った」

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は6月25日、フランス・パリで「ルイ・ヴィトン」2026年春夏メンズ・コレクションを発表した。

「ルイ・ヴィトン」2026年春夏メンズ・コレクション
NCT 127のYUTAが来場

2026年春夏メンズ・コレクションは、現代インドの服飾美学が世界のワードローブに与える影響に焦点を当て、ダンディズムを通して表現。ランウエイのセットは、ファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)と、スタジオ・ムンバイ(STUDIO MUMBAI)の建築家、ビジョイ・ジェイン(Bijoy Jain)がデザインを手掛け、古代インドのボードゲーム“蛇と梯子”を実物大で再現した。

会場には、NCT 127のYUTAが、「ルイ・ヴィトン」2025-26年秋冬メンズ・コレクションのアイテムと、“LV バターソフト スニーカー”、ファインジュエリー・コレクションの“ル ダミエ ドゥ ルイ・ヴィトン”、ウオッチ“タンブール オトマティック ローズゴールド”を身につけ出席した。

YUTAは、「ショーの音楽に引き込まれながら、新作コレクションに心躍った。中でも、動物や木などのモチーフが描かれたバッグに目を引かれた。インドへの旅の映画がモチーフのアイテムと聞き、さらに興味がわいた」とコメントしている。

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NCT 127のYUTAが「ルイ・ヴィトン」2026年春夏メンズ・コレクションに来場 「音楽に引き込まれ新作コレクションに心躍った」

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は6月25日、フランス・パリで「ルイ・ヴィトン」2026年春夏メンズ・コレクションを発表した。

「ルイ・ヴィトン」2026年春夏メンズ・コレクション
NCT 127のYUTAが来場

2026年春夏メンズ・コレクションは、現代インドの服飾美学が世界のワードローブに与える影響に焦点を当て、ダンディズムを通して表現。ランウエイのセットは、ファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)と、スタジオ・ムンバイ(STUDIO MUMBAI)の建築家、ビジョイ・ジェイン(Bijoy Jain)がデザインを手掛け、古代インドのボードゲーム“蛇と梯子”を実物大で再現した。

会場には、NCT 127のYUTAが、「ルイ・ヴィトン」2025-26年秋冬メンズ・コレクションのアイテムと、“LV バターソフト スニーカー”、ファインジュエリー・コレクションの“ル ダミエ ドゥ ルイ・ヴィトン”、ウオッチ“タンブール オトマティック ローズゴールド”を身につけ出席した。

YUTAは、「ショーの音楽に引き込まれながら、新作コレクションに心躍った。中でも、動物や木などのモチーフが描かれたバッグに目を引かれた。インドへの旅の映画がモチーフのアイテムと聞き、さらに興味がわいた」とコメントしている。

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平野紫耀が「ルイ・ヴィトン」2026年春夏メンズ・コレクションに出席 「すべてが印象的で心を動かされた」

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は6月25日、フランス・パリで「ルイ・ヴィトン」2026年春夏メンズ・コレクションを発表した。

「ルイ・ヴィトン」2026年春夏メンズ・コレクション
アンバサダーの平野紫耀が出席

同コレクションは、現代インドの服飾美学が世界のワードローブに与える影響に着目し、ダンディズムを通して表現。ランウエイは、ポンピドゥー・センターを背景に開催し、舞台セットは、ファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)と、スタジオ・ムンバイ(STUDIO MUMBAI)の建築家、ビジョイ・ジェイン(Bijoy Jain)がデザインを手掛けた。

会場には、同ブランドのアンバサダーを務める平野紫耀が、「ルイ・ヴィトン」2025年秋冬メンズ・コレクションと、“LV バターソフト スニーカー”、“ル ダミエ ドゥ ルイ・ヴィトン”のリング、ウォッチ“タンブール コンバージェンス”を身にまとい出席した。同氏が「ルイ・ヴィトン」のショーに出席するのは、4回目となる。

平野は、「『ルイ・ヴィトン』のショーは、毎回驚きと感動があるが、今回も本当に素晴らしかった。特に今回の楽曲や、会場の世界観、コンセプトやモチーフまで、すべてが印象的で心を動かされた。その空間に立ち会えたことを改めてとても光栄に思う」とコメントしている。

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【2026年春夏メンズコレ日記Vol.2】 「ドルチェ&ガッバーナ」の新境地“パジャマコア”に心躍り、「ブリオーニ」の技術に畏敬を抱く

2026年春夏のメンズ・ファッション・ウイークがスタート。久々にメンズコレサーキットに舞い戻った編集長・村上と、初参戦のヘッドリポーター・本橋が、ヨーロッパを覆う熱波に負けないアツいリポートをお届けします!今回はミラノ・コレクションの2日目、前編。

イレブンティ(ELEVENTY)

本橋涼介「WWDJAPAN」ヘッドリポーター(以下、本橋):最初に見たのは「イレブンティ(ELEVENTY)」でした。すでに村上さんもメルマガに書かれてますが、僕も正直、あまりピンとこないというか、「そんなブランドあったっけ?」という感じでした。

ただ実際に見てみると、素材も作りもかなり上質。それでいてラグジュアリーと比べれば価格はだいぶこなれています。モデルプレゼンは、村上さんの言うように“いわゆるイタリアブランド”な感じ。男の色気全開なモデルプレゼンを見ると、急に自分に重ねられなくなりました。

村上要「WWDJAPAN」編集長(以下、村上):正直ノーマークの方も多いのではないでしょうか?私もコロナ前まではスルーでしたが(苦笑)、久しぶりに拝見したら、なんか良かったですね(笑)。以前はごくごくありふれたフツーのイタリア服という印象でしたが、「ロロ・ピアーナ(LORO PIANA)」や「ゼニア(ZEGNA)」の生地を使って、ほんのり黄色いコリアンダーカラーなどをまとわせるなどして、野暮ったさを一蹴。ジャケットの上からのスエードのベストや、ブレザーとベースボールブルゾンのコーディネートなど、実際なかなか披露するチャンスはないけれど、若々しいスタイリングも好印象でした。ディストリビューターの三喜商事は、「百貨店の外商のお客さまに向けて」って話していたけれど、セレクトショップも興味を持ってくれるんじゃないかな?

本橋:CPOジャケットや軽やかなスエードブルゾンは、個人的にはジャストで着こなすというより、ちょいユルくらいで着るのがいいかなと。イメージは「スタジオ ニコルソン(STUDIO NICHOLSON)」。東京のセレクトショップの審美眼でスタイリングすれば、日本でも可能性があるブランドだと思います。

CHURCH’S(チャーチ)

本橋:プラダグループの「チャーチ(CHURCH’S)」は、一枚革のオックスフォードシューズやローファーがすごかったです。スニーカー顔負けの軽さなのに、安っぽく見えず、上品な佇まいはそのまま。まさに職人芸のなせるワザなんでしょうね。
これならサンダルのように――は言い過ぎかもしれませんが、気兼ねなく履けると思います。スーツだけじゃなく、セットアップやショーツなど、カジュアルの格上げにも使えそう。一度、実際に足を入れてみたいです。

ハイエンドの紳士靴ブランドの中では伝統的で、正直これまでは「地味で代わり映えしない」という印象が否めませんでした。でも、そういう存在ってクラスにひとりいますよね。決して目立たないのに、実はすごい特技を持ってて、気づいたら地味にモテてる……そんなタイプ。

村上:何の話してるの(笑)?“シャンハイ”というモンクストラップの初代、1929年に誕生し、2008年に寄贈していただいたことでブランドの手元に戻ってきたシューズのムードを再現した新作、良かったですね。アッパーにダメージ加工を施したり、水に浸して革を柔らかくした後に成形したり、中には一度土に埋めたりなんて商品もあるそう。マニアックな男心をくすぐりつつ、今っぽいビンテージや古着屋で見つけた逸品のムードを醸し出しました。

装飾は、アッパーに直接レーザー加工で。装飾を施したレザーをさらに縫い付けることをせず、軽量化を図っています。伝統的なムードを、新しい発想や技術で形にしているお手本ですね。本橋さんのわかりにくい例えをあえて引用すれば、「地味で代わり映えしない」子が、いきなりデビューしてイケてるグループの仲間入りをしたカンジでした。

プロナウンス(PRONOUNCE)

本橋:ロンドン拠点の中国系デザイナーデュオが手掛ける「プロナウンス(PRONOUNCE)」。そら豆のような緑やサーモンピンク、土っぽいブラウンといった淡く濁った色調は、中国ブランド特有の色彩感覚を感じさせます。

同じ中国系でも、未来的なテック素材の融合が巧みな「フェン チェン ワン(FENG CHEN WANG)」、アルチザンなクリエイションが際立つ「ジギー チェン(ZIGGY CHEN)」などと比べると、「プロナウンス」はフォルムも穏やかで、クラシカルな慎ましさを感じさせます。シャツのパッチワーク使いやセットアップのやわらかい曲線のシルエット、ハイウエストのパンツ、ツヤのあるレザー使い。“壊さない美学“が漂い、西洋的な構造の上に東洋的な要素を静かに添えている印象でした。

それゆえ“アジア枠”にとどまりがちな側面もあるかもしれません。前日の「セッチュウ(SETCHU)」のように、東洋と西洋の文化を横断しつつ、より自由で躍動感を帯びた表現があってもいいのでは?もう少し遊びが必要だと感じました。

村上:私がコロナ前に見ていた頃の中華系ブランドは、総じて「バレンシアガ(BALENCIAGA)」の“三番煎じ”みたいな印象だったけれど(ごめん!でもほんとにそんなカンジだったの!)、そろそろスタイルで勝負できるカンジになったかな。ただ、まだちょっと「頑張ってます」ってカンジですよねぇ。

極端なシルエットとか、極薄のナイロン生地で作った切り返し多数のパラシュートシルエットのシャツとか、やたらとデカいネックレスやスカーフ使いとか、だいぶ落ち着いてはきたけれど、まだまだ味の濃いおかずが多くて、「白米とか、お漬け物はありませんか?」というカンジ。いや、それでもだいぶコース料理とか、幕の内弁当にはなってきたんだけれど。

「プロナウンス」と言えば、今話題の「ラブブ(LABUBU)」とコラボレーションしたことがあるんですよね。ミもフタもないけれど、世界に羽ばたくには、もう一回「ラブブ」とコラボするのが最短じゃね?なんて思ったりもしました。

ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE & GABBANA)

本橋:「ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE & GABBANA)」、個人的にはすごく好みでした。ギラギラしたジャケットスタイル連発かなと思いきや、パジャマを主役に、ジャケットやレザー、ファーを合わせるバランスが、新鮮な裏切りでした。そのまま“パジャマコア”、はたまた“スリープコア”とか“ベッドルームコア”とか呼んだら流行りますかね?手には大きめのボストンを提げていて、こんなリゾートスタイルもいいなと思いました。

村上:シワを寄せたり、シャツブルーやパステルピンクに染めたり、いろんなタイプが登場するけれど、オーバーサイズのパジャマのセットアップで酷暑時代のフォーマルを提案ですね。足元は、当然スリッパかビーチサンダルね(笑)。ホント、ホテルとかに備え付けてありそうなパイル地のヤツ。

そこに「ドルチェ&ガッバーナ」らしいアイテムを合わせているのも良かったですね。起毛してビンテージ感が漂うスキッパータイプのポロニットとか、ゴージャスでボリューミーなファーコートとか、レオパード柄のハラコとカラフルなレザーを切り返した巨大トートバッグとか。そしてフィナーレは、スズランなどの繊細な手刺繍で飾り立てたパジャマの大行進。大行進といえば、今シーズンもモデルたちはそのまま会場の外に飛び出て、セレブリティー見たさに駆けつけた若い世代にもスタイルを見せつけました。セレブの来場だけに終始してしまいがちなSNSの世界を少しでも拡張するチャレンジのように思えて、私は嬉しくなりました。

ブリオーニ(BRIONI)

本橋:「ブリオーニ(BRIONI)」は、スーパー220の繊維から作った生地のスーツが圧巻でした。160や180クラスの生地は見たことがあったけれど、200超えは私は初めて。糸が細すぎて、椅子に座るだけでもダメージを受けそうなほどの繊細さです。

村上:私だったら、新幹線で東京から新大阪まで行く時でも着替えたい(笑)。そのくらい極細の糸で作った柔らかい生地です。ゆえにドレープや光沢がとんでもなかったよね。シューズの上にできる生地のクッションが、普通のスーツでは考えられないくらい優雅に波打っていて......。

本橋:クロコのレザージャケットにも息を巻きました。裾のリブ部分は、通常ならエラスティックな別素材で作るところを、あえて同素材のクロコで仕立てていて。さらにシルクのジャケットは、畝のような立体的な表情。職人による手まつり仕上げの賜物です。想像するだけで気が遠くなるような手間は、驚きを超えて、もはや畏敬の念を覚えました。これがラグジュアリー......。

村上:足を蹴り上げた時の生地の“たまり方”が見たことないカンジでしたね。もはや吸い付いているかのように、足を優しく撫でるカンジ。一方で風が吹くと、シャツはおろかジャケットの裾さえヒラヒラと優しく揺れて、見る者も涼しい気分にさせてくれます。さすが、最高峰だわ。

そんなプレシャスな素材を、卓越した技術力で洋服に仕上げているから、ノンシャラン、気取らず気分が赴くままに洋服を組み合わせたようなスタイルが実にカッコ良い。この辺りは、街で暮らす男性のスタイルを見ながら、彼らの日々の生活や独自の価値観などにも思いを馳せるノルベルト・スタンフル(Norbert Stumpfl)=デザイン・ディレクターならではなんですよね。

「ランバン(LANIVIN)」のかつての黄金期を支えたルカ・オッセンドライバー(Lucas Ossendrijver)の門下生は、「リアリティ」や「アティチュード」「ライフスタイル」なんて言葉に価値を見出し、彼らが求める洋服を提供します。なんてカッコいいんだろう。いつか一着手に入れたいな。

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緊張を解き、穏やかなトーンへと転換した「プラダ」 ミウッチャとラフにとっての“最も簡単な”コレクション

「プラダ(PRADA)」は、2026年春夏メンズ・コレクションをミラノで現地時間6月22日に発表した。

最高気温34度、湿度70%のうだるような暑さのこの日、プラダ財団のショースペースは自然な安らぎを感じさせるオアシスへとゲストを没入させた。むき出しの梁とコンクリートの床、その上にデイジーを模した毛足の長いラグが何枚も並べられ、窓からは柔らかな自然光が差し込む。鳥のさえずりやカウベルの音が静かに響く会場内には、ユートピア的な幻想とインダストリアルな無骨さが交差し、まるで絵本の中の避暑地に辿り着いたかのような錯覚を与えた。

>「プラダ」2026年春夏メンズ・コレクション

会場のムード同様に、今季はコレクションもとき解され、穏やかささえ帯びていた。ファーストルックを飾ったのは、ボウリングシャツにショーツ、ローファーのスタイリング。典型的な「プラダ」のコードをなぞりながらも、ショーツの股下は極端に短く、ローファーのトゥはカットアウトされ、シャツには子どもが描いたような朝焼けのイラストがプリントされている。首元から覗くのは原色ではなく、ベビーブルーのタートルネック。野原を駆け回る子どもの装いにしてはスタイリッシュすぎるが、従来の「プラダ」よりもフレッシュで肩の力が抜けている。今季多出した、水着か下着にも見えるブルマー風のショーツは、ラフ・シモンズ(Raf Simons)によると“子どもの無邪気さ”を象徴するアイテムだという。

静けさと内省、知的な緊張感の共存

彼とミウッチャ・プラダ(Miuccia Prada)はショー後に、「穏やかさ(calmess)」と「自由(freedom)」という言葉を連呼した。「今の時代において、少し立ち止まり、静かに振り返るひとときが必要だと考えた。ポジティブな気持ちになれたり、穏やかさや自由を感じられる、調和の取れた瞬間」と説明するラフの後に、ミウッチャが鳥のさえずりに掻き消されそうな小さな声で呟いた。「それは、この世界に蔓延しているように見える攻撃性、悪意、権力主義の精神とは対極的な場所で得られる感覚」。“A CHANGE OF TONE(トーンの変化)”と題されたコレクションは、これまでのパワードレッシングから、より静かで内省的なムードへの移行である。とはいえ、柔和な空気の中にも「プラダ」らしい知的な緊張感は隠されている。

クラシックなテーラードジャケットは今季も健在で、シングル、ダブルの両方が登場したが、合わせたのはシャツではなくスポーティなストライプ入りのトラックスーツ。無秩序に異なるスタイルを掛け合わせるのは近年の「プラダ」らしい手法だが、今回は、オリーブグリーンのミリタリーセーターにウールのタッセルを添えたり、エポーレット付きのフラップポケットシャツをチュニック丈に伸ばしたりと、ヒッピーや女性服の要素も忍ばせている。

毎シーズン定番のレザージャケットやコートも、今季は海辺のリゾートで海風に備えるような軽やかさ。柔らかなラフィアで編まれた花型のハット、デッキシューズに合わせたハイソックス、鮮やかな色合いのナイロンバッグのアクセサリーは、実用性よりも開放的な気分を優先して軽快なムードが漂う。過去数シーズンの主役だったコバルトブルーやレッド、イエローは控えめに使われ、代わりにバターイエローやミントグリーン、ピンクといった、癒し効果さえありそうなパステルカラーがコレクション全体のムードを優しく支配していた。

攻撃性の時代に浮かび上がる、穏やかさと自由

緊張が解かれているはいえ、解読するのが容易なわけではない。眉間に皺を寄せるゲストを尻目に、二人は「これまでで最も簡単なコレクションだった」と微笑んだ。「シルエットや肩、ウエストを、時には非常に構築的に作ることもある。しかし今季は、最初からそれはやめようと決めていた。もっと人間的で、軽快で、フレッシュで、カラフルに。だから制作がとてもスムーズだった」と話すラフ。最後にミウッチャが、「本能に身を委ねた」と付け加えた。ビジネスウエアにスポーツ、セーラー、ミリタリー、ヒッピー、そして自然を想起させる多様な要素が溶け合い、一見矛盾するようでいて不思議と調和を保つコレクション。掻い摘んでメッセージを解釈すると、そこに込めたのは、世界平和への祈りだろう。

攻撃性の時代にあって、その反動のように浮かび上がる穏やかさと自由――それこそが、今季「プラダ」が描いた“新たなトーン”である。

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目黒蓮がメガネブランド「ゾフ」のグローバルアンバサダーに就任 サングラスをかけて本人が登場

メガネブランド「ゾフ(ZOFF)」は、アイドルグループのSnow Man(スノーマン)のメンバーで、俳優としても活躍する目黒蓮をグローバルブランドアンバサダーに迎え、新TVCM「Zoff meets 目黒蓮 SUNCUT GLASSES」編を、6月25日から公式サイトにて公開した。7月4日より全国で順次放送を開始する。

TVCMでは「めのため、未来のため」をキーメッセージに、紫外線を100%カットするサングラスを“サンカットグラス”と名づけ、目黒が軽やかにかけこなす姿を通じて「目を守り夏を楽しむ」というメッセージを発信する。なおTVCMや広告で目黒が着用したサングラスは、7日4日に全国の店舗および公式オンラインストアで発売。本発売に先立ち、6月25日から公式オンラインストアで予約受付がスタートした。

「ゾフ」が25日に開催した「メガネブランド『ゾフ』グローバルアンバサダー就任発表会」で同ブランドを運営するインターメスティックの上野博史社長は「WHOによれば、私たちが生涯浴びる紫外線量の半分以上は、18歳までに浴びたもの」と語る。「だからこそ、若年層における早期の紫外線対策が重要。肌へのケアは一般的になっていく一方で、目に関しては無防備な人が多い。紫外線カット率100%をほこる“サンカットグラス”を通じて、目への紫外線対策の重要性を訴え、サングラス文化が成熟していない日本で新たな習慣や常識を作りたい」と意気込んだ。

性別や世代を問わず多くの支持を集める目黒蓮のグローバルアンバサダーへの起用も、サングラスを使ったアイケア習慣の幅広い普及を目指してのこと。「『目を守りながら夏を楽しむ』というメッセージに共感した」という目黒は、今後、上述のTVCMに出演するほか、「ゾフ」店舗内外の広告ビジュアルなどに登場する。

就任発表会に登場した目黒は、インターメスティックの上垣勝人レンズ・サングラス・パッケージ事業部部門長のアドバイスのもと“通勤”や“ドライブ”といったシチュエーションに応じて「ゾフ」のアイウエアを選び着用。「今回のCM出演をきっかけに、自分も目のケアをしないと、と思うようになった。”サンカットグラス”を通して、みなさんと目の健康について考えていけたら」と語った。

 
「Zoff meets 目黒蓮 SUNCUTGlasses」篇

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キム・カーダシアンの「スキムス」が「ロベルト カヴァリ」とコラボ アニマル柄の水着を母娘で着用

キム・カーダシアン(Kim Kardashian)がプロデュースする「スキムス(SKIMS)」は、イタリアのラグジュアリーブランド「ロベルト カヴァリ(ROBERTO CAVALLI)」とコラボレーションした水着コレクションを発売する。同コレクションは、レトロなイタリア風のグラマラスでセクシーなシルエットの水着をそろえ、キャンペーンビジュアルには、カーダシアンと母親のクリス・ジェンナー(Kris Jenner)が登場する。6月27日9時(EST)から「スキムス」公式オンラインストアで販売する。

コラボアイテムは、「ロベルト カヴァリ」のエキゾチックで大胆なプリントと「スキムス」のスイムウエアデザインを融合した。トラの顔やキジ、しまうまや、フローラル柄をデザインしたワンピース、ビキニ、シフォンのカバーアップ、シルクのヘッドスカーフなどをラインアップする。サイズはXXSから4Xまで用意する。

カーダシアンとジェンナーが出演するビジュアルは、1970〜80年代のビンテージスタイルにインスパイアされた。トラの顔をプリントしたワンピースに赤のヘッドバンドを合わせたカーダシアンのルックは、80年代に流行したエキササイズビデオを彷ふつとさせる。

カーダシアンは、「『ロベルト カヴァリ』とラグジュアリーなコレクションを発表することができて本当にワクワクしている。私はずっと『ロベルト カヴァリ』のエキゾチックなプリントと大胆なエネルギーが大好きだった。『スキムス』の水着を通じて、そのビジョンに命を吹き込むことで、予想もしていなかった洗練されたものを作ることができた。私たちは、『ロベルト カヴァリ』の最もアイコニックなプリントと、『スキムス』のスイムウエアのシルエットを合わせ、どこにいても、どんな人のボディーもエンパワメントするセクシーなコレクションをお届けする」とコメントした。

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「フジロック 2025」で観るべきおすすめアーティスト24組

7月25〜27日に新潟県湯沢町の苗場スキー場で開催される日本最大級の音楽フェス「フジロックフェスティバル’25(FUJI ROCK FESTIVAL'25)」(以下、「フジロック」)。今年のヘッドライナーは、7月25日がフレッド・アゲイン(FRED AGAIN..)、26日がヴルフペック(VULFPECK)、27日がヴァンパイア・ウィークエンド(VAMPIRE WEEKEND)が務めるほか、Suchmos(サチモス)やフォー・テット(Four Tet)、ジェイムス・ブレイク(James Blake)、山下達郎、ハイム(HAIM)、リトル・シムズ(Little Simz)、Vaundy、Creepy Nuts、RADWIMPSなど注目アーティストが多く出演する。

今回、音楽ライターのZ11&WWDJAPAN編集部がファッション&音楽好きにおすすめするアーティスト24組をピックアップ。ぜひ現地で見る際の参考にしてほしい。

1日目/7月25日

Green Stage

FRED AGAIN..

ロンドン出身のプロデューサー/DJ/シンガーソングライター、フレッド・アゲイン(Fred again..)は、エド・シーランやストームジーらの楽曲制作にも関わり、英国の音楽賞でも評価された実力派である。「Actual Life」シリーズでは日常の断片をサンプリングし、感情の起伏をダンスミュージックとして昇華。スクリレックスやブライアン・イーノとの共演など、ジャンルや世代を超えたコラボレーションも特徴だ。ライブでは即興性に富んだセットと観客との一体感が魅力であり、ロンドンの「Boiler Room」での圧巻のプレイは世界中で話題となった。日本初上陸となる今回の「フジロック」では、クラブとフェスの境界を軽々と越えるパフォーマンスが期待される。

HYUKOH & SUNSET ROLLERCOASTER

韓国のバンドHYUKOH(ヒョゴ)と台湾のSunset Rollercoaster(サンセット・ローラーコースター、落日飛車)によるコラボステージは、アジア・インディーの現在地を象徴する一夜限りの共演である。HYUKOHは、センチメンタルな歌と鋭敏なバンドサウンドで韓国の若者の心を捉えた存在。Sunset Rollercoasterは、甘美なシティポップ風サウンドとビンテージな音像で台湾を代表する人気バンドとなった。それぞれの持つ文化的背景と音楽性が混じり合い、即興性を帯びたセッションが展開されるステージは、まさにフジロックならではの風景である。アジアからの新しい風が、苗場の空気をしなやかに揺らすに違いない。

White Stage

Suchmos

サチモス(Suchmos)は、ジャズ、ソウル、R&Bのエッセンスをロックに溶け込ませた音楽性で2010年代の日本音楽シーンを席巻したバンドである。13年に結成され、16年の「STAY TUNE」がCMソングに起用されたことで一躍脚光を浴びた。都会的なグルーヴと洒脱なサウンド、YONCEのしなやかなボーカルが絶妙に溶け合い、聴く者を日常から切り離すような没入感を生む。NHKサッカーテーマ「VOLT-AGE」などでも存在感を示しつつ、21年に活動を一時休止。その後24年に再始動を果たし、変化と深化を経たサウンドで再びシーンに帰還した。円熟味を増したライブパフォーマンスは、苗場の大自然とも呼応するに違いない。

MDOU MOCTAR

ニジェール共和国出身のエムドゥ・モクター(Mdou Moctar)は、伝統的なトゥアレグ音楽とロックギターを融合させたスタイルで、グローバルな注目を集めるギタリストである。砂漠のジミ・ヘンドリックスとも評される超絶技巧とスピリチュアルなサウンドは、まさに唯一無二。主演映画や欧米フェス出演を経て、2021年に発表されたアルバム「Afrique Victime」では、ポリリズムと情熱が交錯する圧巻のサウンドで絶賛を浴びた。爆発力あるライブでは、電撃のようなギタープレイとエネルギッシュなリズムが荒野を駆けるような高揚感をもたらす。現在のエムドゥ・モクターはバンドとして活動しており、モクターに加えて、リズム・ギタリストのアフムードゥ・マダサネ、ドラマーのスレイマン・イブラヒム、そしてアメリカ人ベーシスト兼プロデューサーのマイキー・コルタンの4人組だ。アフリカ音楽の未来を切り開く存在として、「フジロック」でもその熱量をぶつけてくるだろう。

Red Marquee

TYCHO

ティコ(Tycho)は、米国サンフランシスコを拠点に活動するスコット・ハンセンによる音楽プロジェクトである。アンビエントとポストロックを基調とし、美しいシンセ・パッドと繊細なギターによって構成される浮遊感のあるサウンドが特徴。グラフィック・デザイナーとしても活動し、自身のライブでは映像と音を融合させた没入型パフォーマンスを展開する。グラミー賞にもノミネートされた「Weather」など、アルバムごとに進化を続ける表現力は、ジャンルを超えてファンを獲得してきた。夕暮れ時の自然と溶け合うようなサウンドスケープは、「フジロック」という環境と完璧にマッチするだろう。

PERFUME GENIUS

パフューム・ジーニアス(Perfume Genius)は、アメリカ・シアトル出身のマイク・ハドレアスによるプロジェクトである。繊細なピアノバラードから始まり、アートロックやエレクトロニカ、グラムロックまで多様な音楽性を展開してきた。とりわけジェンダーやアイデンティティーへの鋭い眼差しと、詩的で劇的な表現がLGBTQコミュニティーにも支持されている。幻想的かつドラマチックなステージは、音楽だけでなく身体表現や演出も含めた表現の場であり、魂を揺さぶるようなライブ体験を提供する。静謐と高揚が交錯するそのパフォーマンスは、フジロックの初日に深い余韻を残すはずだ。

青葉市子

青葉市子は、クラシックギターと声のみで紡ぎ出す静謐な音楽世界で知られるシンガーソングライターである。2010年に10代でデビューして以来、詩的な言葉と独創的な旋律で、聴く者を幻想的な空間へと誘ってきた。代表作「0(ゼロ)」「アダンの風」などでは、自然や夢の中にいるような音響風景を構築。近年は舞台音楽や海外ツアーも手がけるなど、その活動は国内外を問わず広がっている。音と音の間に漂う静けさまでが音楽となるライブは、苗場の森と風とも呼応し、観客に深い没入体験をもたらすだろう。時に言葉より雄弁に語るそのステージは、フェスの中でも異質な輝きを放つ。

2日目/7月26日

Green Stage

VULFPECK

ヴルフペック(VULFPECK)は、米・ミシガン大学で出会った音楽学部の学生たちによって結成されたファンク・コレクティブである。ミニマルなファンクやR&B、モータウン、ニューソウルから強い影響を受けつつ、インストゥルメンタルとボーカル曲を自在に行き来し、過剰な装飾を排したタイトなグルーヴとユーモアを武器に独自の音楽世界を築いてきた。代表曲「Dean Town」や「Back Pocket」などに象徴されるように、ベースラインやリズムセクションが主役となる構成も多く、プレイヤーシップの高さが際立っている。ライブでは、即興性と遊び心に満ちた構成、そして観客との一体感を生む巧みなステージ運びが魅力である。音楽を純粋に楽しむという古き良き精神と現代的なDIY感覚が共存するヴルフペックのライブは、ファンク本来の喜びをあらためて体感させてくれるだろう。

山下達郎

山下達郎は、日本のポップス界を代表するシンガーソングライターであり、シティポップの象徴的存在として国内外に多大な影響を与えてきた。1975年にシュガー・ベイブでデビュー後、ソロとして「RIDE ON TIME」「クリスマス・イブ」など数々のヒットを放ち、卓越した作曲・編曲センスと演奏技術で高く評価されている。ライブでは自身の音楽に対する完璧主義が貫かれ、緻密なバンドアンサンブルと圧倒的な歌唱力で観客を魅了する。「フジロック」初出演となる今回は、野外で聴く達郎サウンドの豊潤さが、新たな魅力として響き渡ることだろう。時代を超えて愛され続けるその音楽が、苗場に美しく降り注ぐ瞬間が訪れる。

JAMES BLAKE

ジェイムス・ブレイク(James Blake)は、UKポストダブステップの潮流から現れたシンガーソングライター/プロデューサーであり、そのソウルフルな歌声と先鋭的なエレクトロニクスを融合させた音楽性で、現代音楽の境界を拡張し続けている。デビュー当初は無機質なビートと空白を活かしたサウンドで注目を浴び、アルバムを重ねるごとに内省的なリリックと感情表現の振れ幅を深めてきた。「Assume Form」や「Friends That Break Your Heart」などでは、ポップと実験の絶妙なバランス感覚が際立ち、リスナーの心を揺さぶっている。ライブでは静寂と轟音の対比を自在に操り、繊細なピアノとサブベースが空間を震わせる。苗場の空に響く彼の声は、特別な時間を生むに違いない。

君島大空 合奏形態

君島大空は、ギタリスト、作曲家、シンガーとして唯一無二の音楽世界を築いてきた日本のアーティストである。合奏形態では、弦楽器や管楽器を取り入れたアンサンブルによって、即興性と構築性がせめぎ合う深遠な音楽が展開される。楽曲はしばしば内面の揺らぎや情景を抽象的に描き出し、その繊細な詩世界と音の起伏は観客の深層へと届く力を持つ。ライブでは沈黙すら一部として取り込む張り詰めた緊張感と、予測不能な音の運動が共存し、強烈な没入体験をもたらす。「フジロック」という開放的な環境において、彼の音楽がどのように響き渡るのか注目である。

CA7RIEL & PACO AMOROSO

カトリエル&パコ・アモロソ(CA7RIEL & PACO AMOROSO)は、アルゼンチンの新世代シーンをけん引する音楽デュオである。ヒップホップ、エレクトロ、ファンク、R&B、ロックなどを自在に横断しながら、ラテンアメリカの感性とストリートの熱量を詰め込んだサウンドで注目を集めてきた。2010年代後半に発表された「OUKE」や「JALA JALA」などのシングル群でブレイクを果たし、24年には待望のフルアルバム「Baño María」をリリース。さらに25年にはEP「Papota」も発表し、その音楽的進化を加速させている。ライブでは、祝祭的なエネルギーと破格の身体性を持つステージングが魅力であり、観客を一気に熱狂へと引き込む。南米から届く色彩豊かなグルーヴが、苗場の空気を鮮やかに染めることだろう。

White Stage

FOUR TET

フォー・テット(Four Tet)は、ロンドン出身のキエラン・ヘブデンによるソロプロジェクトで、エレクトロニック・ミュージックにフォークやジャズ、民族音楽の要素を融合させた先鋭的な作品群で知られている。90年代後半から活動を始め、アルバム「Rounds」で世界的評価を獲得。以降もリリースを重ねながら、クラブと実験音楽の境界を巧みに往還する独自の表現を貫いてきた。2020年代にはフレッド・アゲインやスクリレックス(Skrillex)との共演でさらに注目を集め、同世代の枠を超えた活動が評価されている。DJセットでは細やかなミックスと有機的な展開で観客の身体と心を揺さぶり、野外フェスではその音像が一層の広がりを持つ。苗場の自然との共振にも期待したい。

BARRY CAN'T SWIM

バリー・キャント・スウィム(Barry Can't Swim)は、エディンバラ出身のプロデューサー/DJで、ハウスを基軸としながらもジャズやアフロビート、ラテンなどを取り入れたオーガニックかつ洗練されたサウンドで注目を集める存在である。2023年のデビューアルバム「When Will We Land?」では、エモーショナルなコード進行とグルービーなリズムが交錯するトラック群で高評価を得た。メロディーの美しさとリズムの快楽が共存する彼の楽曲は、ダンスフロアにもフェスの草原にも溶け込む柔軟性を持つ。ライブでは感情を揺さぶる構成力と高揚感を生む展開が魅力であり、苗場の自然と一体になったパフォーマンスは観客の記憶に刻まれるであろう。

FAYE WEBSTER

フェイ・ウェブスター(Faye Webster)は、アトランタ出身のシンガーソングライターであり、カントリー、R&B、インディーポップを独自の感性で融合させた音楽性が特徴である。飾り気のない淡々としたボーカルと、湿度を帯びたギターサウンドが静かな情感を生む。アルバム「Atlanta Millionaires Club」や「I Know I’m Funny haha」では、日常のささやかな感情や違和感を鋭くすくい取ったリリックが多くの共感を集めた。ライブではゆるやかな空気感と内省的な美しさが調和し、フェスの喧騒の中でも特異な存在感を放つ。静けさの中にある強さが、大自然の風景に寄り添うように響くに違いない。

3日目/7月27日

Green Stage

VAMPIRE WEEKEND

ヴァンパイア・ウィークエンド(Vampire Weekend)は、ニューヨークのコロンビア大学出身のメンバーにより結成されたインディーロックバンドである。2008年のデビュー以来、アフロポップやクラシック、レゲエなど多様な音楽性を軽やかに取り入れたセンスと、知的なリリックで高い評価を受けてきた。代表作「Contra」「Modern Vampires of the City」はシーンの金字塔とされ、19年の「Father of the Bride」ではグラミー賞を受賞するなど進化を続けている。ライブでは独特の軽快さと緻密なアンサンブルが際立ち、会場を心地よい熱気で包み込む。今年の「フジロック」では、夜のステージに映える洗練された音像と美しいハーモニーが幻想的なフェスの雰囲気を一層豊かに彩るだろう。

LITTLE SIMZ

リトル・シムズ(Little Simz)は、UK出身のラッパー/俳優/作家として多彩な才能を発揮するアーティストである。鋭く緻密なリリック、壮麗なオーケストレーション、ストーリーテリングを融合させた音楽は、ヒップホップの枠を超えて高く評価されている。アルバム「Sometimes I Might Be Introvert」では、自らの内面と社会的テーマを並列に描き出し、2022年にはマーキュリー賞を受賞。ステージでは巧みなフロウとパフォーマンス力により、メッセージ性とエンタメ性を両立させた圧倒的な存在感を放つ。言葉の力が野外の空気を震わせ、観客の意識に深く刻まれる時間となるだろう。

White Stage

HAIM

ハイム(HAIM)は、エスティ、ダニエル、アラナのハイム三姉妹によるカリフォルニア出身のポップロックバンドである。AOR、R&B、90年代ロックなどを咀嚼(そしゃく)した懐かしくも現代的なサウンドと、全員がマルチプレイヤーである演奏力の高さ、緻密なコーラスワークが大きな魅力である。2013年のデビュー作「Days Are Gone」で脚光を浴び、20年のアルバム「Women in Music Pt. III」ではよりパーソナルで内省的な表現へと進化。ライブでは姉妹ならではの抜群の呼吸と、観客との親密な関係性が際立つ。エネルギッシュでありながら包容力あるそのステージは、真夏の火照った身体に心地よい高揚感を生み出すに違いない。

羊文学

羊文学(ひつじぶんがく)は、現代日本のオルタナティブ・ポップを代表するバンドとして注目されており、透明感あるボーカルと繊細なサウンドメイクで支持を集めている。シューゲイザー、ポストロック、J-POPの要素を内包しつつ、どの楽曲にも普遍的な感情と静かな衝動が宿っているのが特徴である。「光るとき」「our hope」といった作品では、日常の光と陰を柔らかにすくい取る表現力が際立ち、幅広いリスナーの共感を得ている。ライブでは余白や静寂を活かした演奏が空間に染み渡り、観客を優しく包み込む。3人のメンバーが紡ぎ出す有機的なアンサンブルは、苗場の自然と呼応しながら、深く心に響く時間をもたらすだろう。

SILICA GEL

シリカ・ゲル(Silica Gel)は、韓国のインディーシーンから登場したサイケデリック・ロックバンドである。シューゲイザーやアンビエント、ノイズの要素を取り入れた音像は、夢と現実の狭間を彷徨(さまよ)うような浮遊感と深度を併せ持っている。2023年のアルバム「POWER ANDREW」では、さらに音響的実験性を深め、国内外のメディアからも高い評価を得た。視覚的演出にも定評があり、ライブでは映像と光が交錯する没入型の空間演出が施される。「フジロック」の森や霧とも共鳴するであろう彼らの音楽は、幻想的な体験を求める観客の感性に静かに火を灯す。

Red Marquee

kanekoayano

kanekoayanoは、シンガーソングライター・カネコアヤノが率いるバンドであり、内省的で鋭い言葉と、時に優しく、時に荒々しく鳴らされる音像が魅力である。2024年には5人編成による新体制で制作されたアルバム「石の糸」を発表し、フォーキーな質感に加え、クラウトロックやダブの影響を感じさせる自由度の高いサウンドを展開。ライブでは、観客の感情に寄り添うような歌と、緊張感と熱量をはらんだバンドのアンサンブルが交錯し、濃密な空気を生み出す。小さな感情を丁寧にすくい取ったその音楽が、自然に囲まれた苗場の空間にどのように響くのか。開放的でありながら深くパーソナルな音楽体験が期待されるステージとなるだろう。

ENGLISH TEACHER

イングリッシュ・ティーチャー(English Teacher)は、イギリス・リーズを拠点とするオルタナティブロックバンドであり、鋭利なギターサウンドとポストパンク由来の緊張感を持つ新世代バンドとして注目を集めている。2024年に発表されたデビューアルバムでは、風刺的かつ文学的なリリックと、スピーク・シンギング調の独特なボーカルが話題となった。ステージでは、切迫感のあるパフォーマンスとアート性の高い演出が融合し、リスナーの身体と精神を刺激する。英インディーの現在地を象徴する存在として、「フジロック」での初ステージは極めて鮮度の高い一幕となるだろう。

MEI SEMONES

米ミシガン州アンアーバー出身、現在ブルックリンを拠点に活動するメイ・シモネス(Mei Semones)。日本人の母とアメリカ人の父のもとで育ち、ジャズ/ボサノヴァ/インディロックを自在に横断し、日本語と英語のバイリンガル歌詞を用いる才能溢れるシンガーソングライターである。バークリー音楽院でギターを学び、2022年にEP「Tsukino」を発表しデビュー。Red Hot Chili PeppersのベーシストFleaが絶賛し、アメリカの音楽メディアPaste誌からも「The Best of What’s Next」に選出された注目株である。25年5月リリースのデビューアルバム「Animaru」では、日英バイリンガルで歌詞を紡ぎ、ジャズ的な和声と軽やかなタッチのギターが印象的な楽曲「Dumb Feeling」などを通じて独自の音像を築いた。緊張と解放が交錯する構成と心を掴むような柔らかい歌声で高い評価をうけているメイ・シモネスのライブ。繊細さと豊かな色彩感を兼ね備えたサウンドが大自然の伊吹を感じさせる「フジロック」を彩る。

DYGL

DYGL(デイグロー)は、日本のロックバンドながら全編英語詞で活動し、UK/USインディーロックを血肉化したサウンドで国内外から評価を受けてきた。ストレートなギターロックを軸にしながら、作品ごとに洗練と冒険を繰り返しており、2023年のアルバム「Thirst」では内面的な深化とメロディーの強度を両立させた。ライブでは一切の無駄を削ぎ落とした演奏とエモーショナルなボーカルが真っ直ぐに観客の胸に響く。海外のフェスでも実績を重ねてきた彼らが、「フジロック」という舞台でどれほどの熱量を放つのか、その瞬間を目撃したい。

詳しいラインアップはこちらから
https://www.fujirockfestival.com/artist/index

■FUJI ROCK FESTIVAL'25
チケット発売中
日程:2025年7月25〜27日
会場:新潟県 湯沢町 苗場スキー場
https://www.fujirockfestival.com

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藤原ヒロシ「フラグメント」とソックスの福助がコラボ V.A.で数量限定発売

ジュンは6月26日、福助と、藤原ヒロシが主宰する「フラグメント(FRAGMENT)」がコラボしたソックス“FRGMT FUKUSKE SOCKS”を数量限定で発売する。価格は2200円。ジュンが運営し、全体のディレクションを藤原ヒロシが手掛けた東京・原宿のコンセプトストア、ヴイエー(V.A.)および同公式オンラインで取り扱う。

「フラグメント」ロゴを配した
数量限定ソックス

コラボソックスは、レッグ部分に「フラグメント」ロゴをデザイン。ホワイトを土台とし、ブラックとネイビー、サックスブルー、ピンクのカラーリングをそれぞれ配した。同ソックスは、2025年に香港で開催した、福助初となる海外でのポップアップイベントで限定販売した。

福助は、足袋装束商として1882年に創業、ソックスやストッキング、タイツ、インナーウエアなど幅広く手掛け、福助人形をデザインしたマークでも知られる。

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7回目となるディズニー古着のポップアップ「みんなのファンタジーTシャツ展」が6月28、29日に開催 約500枚を販売

キャラクター古着を専門に取り扱う「サンキュロット(SANS-CULOTTE)」は、7回目となるポップアップイベント“みんなのファンタジーTシャツ展”を、6月28、29日の2日間にわたり、東京・新木場の「ベイアパートメント(BAY Apt.)」で開催する。

今回は、ブランド史上最大規模となる約500枚のTシャツを準備。ディズニーキャラクターをはじめ、企業ものやイベントものなどユニークな古着Tシャツを豊富に取りそろえ、来場者が“宝探し”のような感覚で楽しめるイベントとなっている。需要の高いXLなどの大きめサイズを中心に、Sサイズやキッズ向けの小さなサイズまで幅広く展開する。

「サンキュロット」は、これまで原宿のセレクトショップ「グレイト(GR8)」にて常時数十枚、「サンキュロット」オンラインでは常時100枚近くを販売しつつ、定期的なポップアップを開催してきたが、今後オンラインは縮小し、ポップアップの開催もTシャツシーズンに絞って展開する予定。今回は貴重なポップアップの機会となりそうだ。

「サンキュロット」とは

「サンキュロット」は、“バンドや映画に詳しくなくても着られる古着”をコンセプトに、コレクターの視点でキャラクターTシャツを選定・販売するブランド。約2000枚以上を収集してきた代表が手がけるコレクションは、ディズニーやアニメを中心に、ノスタルジックかつポップな世界観が支持を集めている。

“みんなのファンタジーTシャツ展”

◾️“みんなのファンタジーTシャツ展”
日程:6月28、29日
時間:12:00〜18:00
会場:ベイアパートメント(BAY Apt.)
住所:東京都江東区新木場2-15-14 3F
※会場前の並びは禁止。先着順入場。
※詳細は「サンキュロット」の公式インスタグラムで要確認

販売予定アイテム

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イタリア大使館貿易促進部が「モーダ・イタリア展 」開催 113社が出展し、26年春夏コレクションを披露

イタリア大使館貿易促進部は、7月9日から11日までベルサール渋谷ガーデンで「モーダ・イタリア展 2026 春夏コレクション」を開催する。

本イベントは、25-26年秋冬コレクションから「モーダ・イタリア展 & シューズ・フロム・イタリー展」から「モーダ・イタリア展」に名称を統一。イタリアのトータルファッションの魅力を発信する場として、会期中のイベント内容もアップデートした。前回に引き続き、会場内のブースは、アパレルやレザー製品、シューズなどのカテゴリーに縛られず、「クラシック・フォーマル・エレガント」「トレンディ・イノベーション・サスティナブル」「カジュアル・スポーティー」という3つのテーマ別に配置する。

世界の主要国際見本市に先駆けて開催する本展示会には、イタリアから113社が参加し、最新のイタリアンファッションを紹介。各社のブースやさまざまなイベントを通して、同国の職人技術やモードを体感できる展示会となっている。なお出展企業は、イタリア大使館貿易促進部の公式サイトで確認できる。

会期中の目玉の一つは、7月10日にイタリアバッグ見本市ミペル(MIPEL)と靴見本市ミカム(MICAM)と共催するトレンドプレゼンテーション。ファッションエキスパートのオリエッタ・ペリツァーリ(Orietta Pelizzari)が登壇するほか、イタリアからミペルとミカムのディレクターが来日する。

展示会初日の7月9日には、ファッションエディター・スタイリストの大草直子や「フォルツァスタイル」の干場義雅編集長、ファッションモデルの五明祐子らが来場し、それぞれの視点で展示会を盛り上げる。国内の地方都市や、アジア、オセアニア地域を拠点とするバイヤーを招聘する海外・国内バイヤーズミッションや、日本のトップスタイリストが会場内のアイテムで提案したコーディネートをモデルが着用し、発信するフォトシューティングなどのイベントも継続する。

また「モーダ・イタリア展」のさらなる発展のため、会場ではアンケートを実施。場内のQRコードにアクセスしてアンケートに回答した来場者には数量限定のイタリアンジェラートの引き換えチケットをプレゼントする。さらに初日の9日には、18時から会場地下一階でアフターパーティーも開催予定だ。

入場には、展示会特設ホームページから事前に来場者登録を済ませる必要がある。当日は、取得したQRコードを受付に提示し、入場バッジと引き換える。

※展示商談会のため、デザイン情報を目的とした来場は固くお断りします

問い合わせ先
イタリア大使館貿易促進部
TEL:03-3475-1401

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永戸鉄也のミネラルウオーターブランド「ノーサービス」が誕生 “水はサービスじゃない”をテーマに

アートディレクターの永戸鉄也は、缶に入ったミネラルウオーターのブランド「ノーサービス(NO SERVICE)」をローンチする。また7月4日、原宿でレセプションパーティーを開催する。

同ブランドは、永戸のほか現役の慶應SFC生2人がメンバーとして参加し、 “水はサービスじゃない”をメッセージに、水問題を通じて資本主義の格差や環境問題などにアプローチすることを目指す。

ミネラルウオーターの缶は、“水を飲む”という行為を魅力的にすることをコンセプトに、スタイリッシュでユニークなデザインを採用した。

7月4日15〜20時には、原宿のザ・プラグでレセプションパーティーを行う。会場では、「ノーサービス」のブランドストーリーをインスタレーション形式で表現する。

イベント概要

 

◾️「ノーサービス」レセプションパーティー

日程:7月4日
時間:15:00〜20:00
場所:ザ・プラグ
住所:東京都渋谷区神宮前6-12-9
入場料:無料

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ジャクソン・ワン×ファレル・ウィリアムス レースをテーマにしたコレクションを発表 

 

アーティストのジャクソン・ワン(Jackson Wang)が手掛ける「チームワン デザイン(TEAM WANG DESIGN)」とファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)が設立した「ビリオネア・ボーイズ・クラブ(BILLIONAIRE BOYS CLUB)」は、レースをテーマにしたカプセルコレクションのローンチを発表した。また、ウィリアムスによるオークションプラットホーム、ジュピター(Joopiter)で限定オークションも行う。

同コレクションは、ロングスリーブTシャツとモト(Moto)にインスパイアされたフーディー、バイクジャケットの3アイテムをそろえる。ワンとウィリアムスのサイン入りTシャツとジャケットは、ジュピターで行うオークションに出品され、収益はウィリアムスの非営利団体ブラック・アンビション(Black Ambition)に寄付される。

また、“ザ・ジャクソン・ワン・エクスペリエンス”と題し、ワンと過ごすことができる権利を全3ロット出品するオークションもジュピターで行う。アクティビティーは未定だが、スタジオセッションやミュージックビデオの撮影を計画しているという。7月2日まで落札可能だ。

 

6月22日(現地時間)には、パリ・メンズ・ファッション・ウイークに先駆け、同コラボコレクションを記念したガーデンパーティーが行われた。 BLACKPINKやNewJeansなどのKPOP曲が流れた会場には、俳優のロウン(Rowoon)やラッパーのエイサップ・ナスト(Asapnast)らが来場し、ワンのアルバム、「MAGIC MAN」をテーマにしたカクテルを楽しんだ。

“人生は自分自身とのレース”
休止期間を経た心境をコレクションに反映

 

コレクションの意味について、ワンは米「WWD」に対して「全てのアイテムに僕からのメッセージを込めている。人生はレースだが、自分自身とのレースだ。他人と競争する必要はない。どんな時でも挑むのは自分自身だ。僕は自分自身と戦っている」と明かした。

2023年に1年間の活動休止期間をとったワンだが、これは彼にとって大きな意味を持ったという。ボーイズグループGOT7のメンバーとしてスポットライトを浴びていた期間を思い起こしながら、「僕はたくさんのことを見逃していたような気がする。自分は、皆が思うような“ジャクソン”なのか、あるいは、自分が思うような“ジャクソン”なのかと、考える時間さえなかった」と述べた。

およそ2年に一度という早いペースで新アルバムのリリースが期待されるKPOPの世界で活動を休止することは、キャリアを失うことになると警告されたという。ワンは、「“活動しないのであれば、人気を失うよ”と言われるかもしれないが、僕には自分が何者なのか、そして自分が生み出すものが自分そのものであることを確かめる時間が必要だった」と休止期間を振り返った。

しかし、彼のことを一目見ようとパーティー会場の入り口付近に集まった数百人のファンを見るからに、活動休止により人気が衰えることはなかったと言っていいだろう。

 

休止期間は、受容と自己向上という新しいマインドセットを形成することに役立ったという。そして、「ビリオネア・ボーイズ・クラブ」と「チーム ワン デザイン」は、このワンのフィロソフィーを、コラボコレクションに反映させることにした。

「チーム ワン デザイン」については、「基本的にジャクソンのクローゼットだ。そしてコラボは全部、単に“ジャクソンと友達”のものなんだ」とジョークを飛ばした。

最新コレクションは、去年の夏以来2回目となるワンとウィリアムスのコラボだ。ワンにとってウィリアムスは、ただのクリエイティブパートナーではなく、メンターのような存在だといい、「僕は、ますます生徒のようになってきていて、彼は先生のようだ。心臓を撃ち抜かれるようにストレートに伝えてくれるし、彼はありのままを受け入れることの大切さを教えてくれる」と話した。

またウィリアムスは、「今回は『ビリオネア・ボーイズ・クラブ』とコラボすることで、ジャクソン・ワンを再びジュピターの世界に招くことができて嬉しい」とコメントした。

ワンにとって、今回のリリースはたくさんある“準備中”のうちの1つだと言う。7月18日にリリースされるアルバム「MAGIC MAN 2」は、彼の生々しく、深い個人的なプロジェクトで、音楽業界や人間関係、大人になっていく現実といった、彼を取り巻く環境から来る感情的な負荷を解きほぐす。ワンはアルバムについて、「全ての歌詞は僕の日記から書いたものだ。成長すること、感情をコントロールすること、人生のあらゆる現実に向き合うことのプロセスなんだ」と語った。

パーティースナップ

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「フェイラー」が“ハイジの日”に向けて浴衣など“和”をテーマにしたコラボやペイズリー柄の新作を発売

「フェイラー(FEILER)」は8月12日の“ハイジの日2025 ”に向けて全国のフェイラーショップ、フェイラー公式オンラインショップで“フェイラー モーメント ハイジ デイ8.12ハイジの日”を開催する。8月12日はフェイラーの人気デザイン、HEIDI(ハイジ)が“812(ハイジ)”と読めることから「フェイラー」ファンが作った記念日だ。

“ハイジの日 2025”に向けて7月4日と11日に“ハイジ”の新作と“和”をテーマにしたコラボアイテムを発売する。全国のフェイラーショップおよび公式オンラインストアで取り扱う。

7月4日発売

“ハイジ”の日を祝す特別デザイン

“ハイジ”のモチーフにペイズリー柄を組み合わせた華やかな“ハイジペイズリー”と“チャム チャム ハイジデイ”だ。てんとう虫や蝶、小鳥、花などのドイツの野にいる小さな生き物たちを集めたデザインの“ハイジ”をペイズリー柄と組み合わせ、定番のシュニール織アイテムかメッシュポーチまで多彩なアイテムをそろえる。“チャム チャム ハイジデイ”からは、たくさんの花が咲く野原に集まって“ハイジ”の森の仲間たちがみんなでお祝いしているデザインのハンカチが登場する。

7月11日発売

“和”をテーマに“ハイジ”の世界観を楽しめるコラボアイテムが勢ぞろい

7月11日には、“ハイジ”と一緒に「涼」を楽しんでほしいという思いから“和”をテーマに、“ハイジ”の世界観を楽しめるコラボレーションアイテムなどを販売する。ラインアップは、伝統工芸品である大館曲げわっぱの製造・販売を行う1966年創業の柴田慶信商店、石川県能美市にある九谷焼の代表的な窯元である九谷青郊窯、奈良の白雪ふきん、東京・日本橋に本店を構える江戸・菓子舗、榮太樓總本鋪、総合商社丸紅の祖業である呉服事業を、1977年に丸紅京都支店から受け継いで設立された呉服の製造販売会社の京都丸紅、京扇子の老舗である宮脇賣扇庵とのコラボレーションアイテムに加え、夏の食卓を涼しげに演出するアイテムも用意する。

柴田慶信商店とのコラボアイテムでは、蓋の右下に“ハイジ”の人気キャラクターであるアヒルをあしらい、底面には「フェイラー」のロゴがアクセントとして入っているオリジナルデザインの曲げわっぱを展開する。窯元である九谷青郊窯とのコラボでは、九谷焼の伝統的な文様から、亀甲紋、庄三風、そして青郊窯で特に人気の梅菊の3デザインに“ハイジ”のモチーフを組み合わせたフリーカップ、姫皿、豆皿の3点をセットにした。白雪ふきんコラボは、古来より受け継がれる奈良の蚊帳生地に、京友禅で“ハイジ”のデザインを染め上げたオリジナルのふきんと手ぬぐいを展開する。

榮太樓總本鋪とのコラボアイテムでは、九谷焼の伝統的な文様に“ハイジ”のモチーフを組み合わせたオリジナル缶に代表商品の梅ぼ志飴、黒飴、抹茶飴を詰め込んだ。呉服の製造を行う京都丸紅とのコラボアイテムからは、浴衣と帯のセットがアイボリーとネイビーの2色で登場。“ハイジ”のデザインを紅型風に表現し、カラフルでありながら上品な雰囲気に仕上げた。また、帯には麻の葉をアレンジした地模様に「フェイラー」のロゴを織り込んだ。宮脇賣扇庵とのコラボでは、扇面に“ハイジ”をデザインし、さまざまなシーンで使いやすいブラックとベージュの2色を展開する。

夏を涼しげに楽しめる食器やポーチなども

コラボアイテム以外に登場する“和”をテーマにしたアイテムでは、夏の食卓を涼しげに演出するガラス食器として、お皿やカップ、耐熱ティーポット、耐熱マグカップをラインアップ。さらに、天然木のお箸やランチクロス、ランチベルトも登場する。また、ファッションアイテムからは、“ハイジ”のデザインを繊細なレースで織り上げた巾着バッグ、ティッシュポーチ、ポーチを展開。同じく“ハイジ”のレースデザインをプリントしたビニール傘もラインアップする。

“ハイジ”の日限定のプレゼントキャンペーンも

さらに、8月12日限定で抽選で20人に好みの“ハイジ“商品が当たるハッシュタグキャンペーンも開催する。「フェイラー」公式インスタグラムまたはXをフォローの上、“ハイジ”デザインの商品写真に#フェイラー、#ハイジの日の2つのハッシュタグをつけて投稿することで応募完了となる。当選結果は8月29日に発表する。

アイテム詳細

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唯一無二の紅茶体験を楽しむ旅 目的地になるホテル「フォションホテル京都」滞在記

京都といえば抹茶を思い浮かべる人が多いと思いますが、この夏は紅茶の面白さを体験してみるのはいかがでしょう。京都駅からバスで10分ほどの距離、鴨川のすぐそばにある「フォションホテル京都」は、フランスの美食ブランド「フォション(FAUCHON)」のスピリットと、和のエッセンスを融合したグルメホテル。姉妹都市であるパリと京都の架け橋として、心地よい接客と食、そして唯一無二の紅茶体験を提供してくれます。

観光客で溢れる京都ですが、このホテルの利用者の多くは日本人女性。やはり「フォション」ならではのフレンチシックなムードは、女性心をくすぐるのでしょう。エントランスから客室、レストラン、ブティックーーどこを切り取っても高揚感を与えてくれるようなインテリアをよく見ると、桜や竹のモチーフが用いられていたり、レストランのソファーの西陣織が使用されていたりなど、日本の職人技を感じさせる工夫が随所に凝らされています。

“フォションピンク“を上品にあしらった客室には、オリジナルの傘やバスローブが用意されているほか、「フォションホテル京都」ならではのおもてなし“グルメバー“を設置。“フォションピンク“のクローゼットを開くと、マドレーヌ、八ツ橋などのスイーツやペストリーがお目見え。紅茶やコーヒーと一緒に、客室でティータイムを楽しむことができるんです。

客室だけでもじゅうぶんにグルメホテルらしさを感じますが、「紅茶と言えば」というほどの「フォション」ですから、より“濃い“ティー体験を楽しみたいもの。この夏、ティーサロン“サロン ド テ フォション”では“リフレッシングサマーアフターヌーンティー”(7000円〜、要予約)がラインアップ。7月下旬〜9月下旬にかけて、前半はピーチ、後半はマスカットとメニューを変えて提供します。素材の彩りがあふれ、アートピースのように仕上げられたスイーツやセイボリーは満足度満点。

そして「フォションホテル京都」を代表する紅茶のスペシャリスト、吉川和孝グランティーマスターによる特製ウェルカムティーは、紅茶なのに“みずみずしさ“を感じるおどろきの味わい。「フォションホテル京都」の井戸から汲み上げたミネラルウォーター“千年水”で、吉川さんの特別技法により20時間かけて抽出しているのだそう。ドリンクは紅茶のほかにフルーツジュースやコーヒーも楽しめるのですが、すべてにグルメホテルならではのこだわりを追求。ワインや日本酒、コーヒーなど、さまざまな業界を経てお茶の世界にたどり着いた吉川さんによる軽快なトークで、それぞれのドリンクにまつわる豆知識も教えてくれます。

そしてこの“千年水”は、アフターヌーンティーで提供する“雫のパルフェ”、7月1日から発売する“レインドロップケーキ”(水餅)にも使用されています。またシグネチャーケーキ“ビズビズ”の夏季限定フレーバーとして“ビズビズ 千年水”も登場。ぷるっぷるの唇型の水餅は、“水を食べる”という不思議な感覚。黒蜜きなこや濃厚な桃のシロップをかけていただきます。

ぜいたくな客室での滞在やアフターヌーンティーのほか、ジムやスパなども充実している「フォションホテル京都」。このほど、メンバーシッププログラム「HAZUKI」をリニューアルし、更なる体験価値を提供していくそうです。会員価格は10万円と一見お高めですが、優待特典がかなりお得でユニーク。スイートルームに泊まれる宿泊チケットやアフターヌーンティーペア利用券のほか、何度も使える宿泊やスパ、レストランの会員割引が付帯します。そしてメンバーのみが購入できるエクスペリエンスチケットもあり、他では体験できないような唯一無二の体験ができるとのこと。今回はエクスペリエンスチケットで体験できるメニューの1つ、“ホテルオリジナルティーブレンド体験“をお試しさせていただきました。

ティーサロン“サロン ド テ フォション”でのティーブレンド体験で用意されたのは、モーニング、ダージリン、セイロン、アッサム4種の茶葉。それぞれの茶葉を自分好みにブレンドする体験なのですが、約140年もの歴史を持つ「フォション」がこのような体験を提供するのはおそらく世界初とのこと。それぞれの茶葉の特徴やルーツ、4000年以上とも言われるお茶の歴史や文化についてなども教えてくれるので、紅茶好きにはたまらない唯一無二の体験になることでしょう。利用者によって内容も調整してくれるようなので、私のように知識が浅い人からツウの方まで、ぜひ体験してみてほしいです。

客室での“グルメバー”、アフターヌーンティーやバーでのカクテル、朝食、そしてティーブレンド体験と、たっぷり“食”を楽しんだ2日間。ホテルから出なくてもさまざまな体験が楽しめる「フォションホテル京都」は、まさに“旅の目的地になるホテル”。少しリッチに過ごす夏の旅の選択肢に入れてみてはいかがでしょう。

◼︎フォションホテル京都
住所:京都府京都市下京区難波町406
公式サイトはこちら

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リアム・ギャラガー着用のパーカを限定復刻 「バーバリー」2018年春夏コレクションから

「バーバリー(BURBERRY)」は、アーティストのリアム・ギャラガー(Liam Gallagher)がステージで着用した、「バーバリー」2018年春夏コレクションのパーカを復刻し、数量限定で発売する。7月2日から「バーバリー」公式オンラインで先行予約を受け付け開始し、7月中旬から「バーバリー」一部店舗および公式オンラインで順次発売する。

キルティングナイロンのパーカ
裏地には“バーバリーチェック”

同パーカは、カーキグリーンのキルティングナイロンを採用、裏地にはサンドベージュの“バーバリーチェック”柄のコットンツイルを合わせた。ブラックレザーのトリムを施し、フードやウエスト部分にはドローコードを、またボタンをダブルブレスト仕様にまとめている。リアム・ギャラガーは、1990年代から2000年代初頭にかけ、“バーバリーチェック”を身にまとっていたことで知られ、6月に開始した「バーバリー」のキャンペーン動画にも、自身のパーカを着用し出演している。

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「アリーズ」のソフィア・プランテラに訊く、初のアーカイブブックからアーセナルFCとのコラボ秘話まで

ソフィア・プランテラ/「アリーズ」クリエイティブ・ディレクター

PROFILE:イタリア人の父親とイギリス人の母親のもとローマで育ち、高校卒業前に渡英し、ロンドン芸術大学セントラル・セント・マーチンズ校に入学。ロンドンのストリートおよびレイブシーンを目の当たりにし、卒業後もロンドンに残ることを決め、人気スケートショップ「スラム シティ スケーツ」で働きながらオリジナルスケートブランド「ホームズ」のデザイナーに就任。そして、1998年に「ホームズ」にも携わっていたラッセル・ウォーターマンと共に「サイラス」を立ち上げたのち、2009年にグラフィックデザイナーのファーガス・パーセルと共に「アリーズ」をスタートした。“正直であること”を心情に掲げており、1980年代から化粧はしていないとのこと PHOTO:SABI RYUSEI

「シュプリーム(SUPREME)」を着こなす男性がニューヨークでプロップスを得るなら、「アリーズ(ARIES)」を取り入れた女性がロンドンの象徴だ。

「アリーズ」は、1990年代後半~2000年代前半のUKストリートシーンを賑わせていた「サイラス(SILAS)」の仕掛け人であるソフィア・プランテラ(Sofia Prantera)が、「パレス スケートボード(PALACE SKATEBOARDS)」のトライアングルロゴも生み出した英国を代表するグラフィックデザイナーのファーガス・パーセル(Fergus Purcell)と共に、2009年に立ち上げたストリートブランドだ。プランテラのサブカルチャーへの深い造詣とエスプリを背景に、ジェンダーレスなアプローチとユニークなグラフィックを落とし込んだ唯一無二の世界観で、パトリアーキーなストリートシーンにおいて女性からの支持を集め、瞬く間にUK内のビッグネームに成長。また、ブランドのアイコンシリーズ「ノー プロブレム(NO PROBLEM)」は、その人気の高さから24年にブランドとして独立し、ロンドンの街中で「アリーズ」もしくは「ノー プロブレム」を見かけない日はないほどだ。

先日、そんな「アリーズ」の軌跡を辿る初のアーカイブブック「アリーズ アーカイブ(Aries Archive)」が、アメリカの名門出版社「リッゾーリ(Rizzoli)」(1万円)から発売された。これを祝した発売記念パーティーが世界各地で開催された中、東京・原宿のセレクトショップ「グレイト(GR8)」でのリリースイベントには、プランテラ本人が登場。そこで、イベント前の短い時間ではあったが、UKストリートシーンの変革者である彼女に、上梓の理由から「アリーズ」のイロハ、昨年話題を呼んだアーセナルFC(注:ロンドン北部を本拠地とする世界的フットボールクラブ)とのコラボまで話を聞いた。

気が進まなかったアーカイブックの上梓

ーーまずは、アーカイブックの上梓を決めた理由を教えてください。というのも、今はアーカイブの管理も情報収集もインターネットで完結してしまう時代です。

ソフィア・プランテラ(以下、ソフィア):「アリーズ」は2009年に誕生したブランドで、当時はインスタグラムが普及するずっと前の時代だったこともあり、最近ファンになってくださった方々は、私たちのグラフィックの歴史や過去に手掛けてきた山のようなプロジェクトに気付かず、オリジンを知らないと思っていました。何より、「アリーズ」は単なるストリートブランドではなく、異なる側面や実験的な意味合いを持ち合わせていることが多いので、時が経つにつれて変化してきた歴史と深いアーカイブを一つのカタチとして見せたかったんです。それに、今の時代は逆にグーグルで「アリーズ」を検索しても、コマーシャルな情報ばかりしか出てこないので(笑)。ただ、実をいうと私自身は過去を振り返ることが好きではないんですよ。

ーーということは、今回のアーカイブブックはリッツォーリ社から話が来たと。

ソフィア:そういうことになります。いつだって「次は何をしよう?」と考えていますが、まさかアーカイブブックを出版するとは思ってもいませんでした。

ーー話が来る前からアーカイブブックを作りたい気持ちはあったのでしょうか?

ソフィア:......なかったですね(笑)。一般的にアーカイブを見ることは興味深く、多くの方々にとってコンテクスト踏まえながら作品を振り返る行為は、リファレンスとしても重要なことだと思います。でも、私のように過去を振り返る行為に気持ちが進まない作り手側も一定数いるのが現実です。これがリタイア直前だったら話は別ですけどね。

ーーアーカイブブックとは別に、イメージブックやフォトブックは制作されていましたよね?

ソフィア:そうですね。デイヴィッド・シムズ(David Sims、英国出身の大御所ファッションフォトグラファー)と2冊、ジェレミー・デラー(Jeremy Deller、英国出身のアーティスト)と1冊、他にもジョシュア・ゴードン(Joshua Gordon、アイルランド出身の写真家)やミア・ハリファ(Mia Khalifa、元ポルノ女優の世界的インフルエンサー)らさまざまなアーティストと協業しながら、いろいろなカタチのブックを出版してきました。これらは新たに生み出した結果のモノで、今回はアーキビストが旅するようにアーカイブを遡り再発見してもらうコンペディアムのようなイメージで、特別何か手を加えたわけではありません。

ーーでは、新たなインタビューの収録などもないのでしょうか?

ソフィア:唯一の新しいコンテンツというと、アンジェロ・フラッカヴェント(Angelo Flaccavento、イタリアで最も影響力のあるファッションジャーナリストの1人)が書いてくれたイントロくらいです。あとは、ブツ撮りをいくつか撮り下ろしましたが、最も時間がかかって大変でしたね。

ーーブツ撮りは、シンプルの中で見せ方を模索する必要がありますよね。

ソフィア:まさに!洋服って、実際のところフォトジェニックではないですから。

ーーアートディレクターには雑誌「i-D」の元エディターであるジョニー・ルー(Jonny Lu)を起用されていますが、この理由は?

ソフィア:彼は素敵な友人であり、過去に何度かブックを制作したこともあったんです。アートディレクターにはさまざまなタイプがいて、その中には印刷物にこだわらずコンテンツ重視の方々もいますが、ジョニーは印刷物に長けていてプリントに対する美意識が強いからお願いしました。また、ブランドのCEOで私のビジネスパートナーであるニッキー・ビダー(Nicki Bidder)は雑誌「デイズド(DAZED)」の元エディターなので、彼女の存在も心強かったですね。

ーーちなみに、表紙には「ナイキ(NIKE)」の“エア マックス 90(AIR MAX 90)”が写っていますが、これは新作コラボのティザーなのでしょうか?

ソフィア:期待させて申し訳ないのですが、モデルが履いてきた私物をそのままスタイリングに使っただけなんです(笑)。

「星座の名前なんてダサくてキッチュだからこそピッタリ」

ーーここからは、「アリーズ」全体の話を伺いたいと思います。初歩的な質問になるのですが、なぜラテン語で牡羊座を意味するブランド名にしたのでしょうか?

ソフィア:設立を手伝ってくれたファーガス・パーセルの星座が牡羊座(3月21日~4月19日)で、私の星座は牡牛座(4月20日~5月20日)なのですが、あと4時間早く産まれれば私も牡羊座だったんですよ。それで、星座の名前のブランドなんてダサくてキッチュだからこそ、“狂ったクオリティー”を目指していたわれわれにはピッタリだな、と。後になって調べた星座占いでは、牡羊座の人間はリーダーシップが強く行動的でクリエイティブな人が多いらしいのですが、そういった部分は気にしていませんね。

ーーファーガスといえば、「アリーズ」のアイディンティティーのひとつであるグラフィックを数多く手掛けてきた人物です。今でも彼はグラフィック面などで関わっているのでしょうか?

ソフィア:おっしゃる通り、ブランド設立当初はファーガスと仕事をすることが多く、テンプルロゴやカラムロゴなど“共通言語”となるアイコニックなグラフィックを作ってもらっていましたが、2012年からは一緒に行動していませんね。といっても、彼と仲が悪くなったわけではなく、より多くのグラフィックデザイナーと仕事をするようになったんです。私が「サイラス」を手掛けていた頃にグラフィックをお願いしていたマーティン・ウェダーバーン(Martin Wedderburn)には、相変わらず手広くお願いしていますが、今では日本人を含む20人ほどのフリーランスと常に仕事をしていて、多くのインプットの機会が得られるようになりましたね。

ーーそのような人々は、どのように見つけ出しているのでしょうか?やはりSNSですか?

ソフィア:SNSもありますが、昔からの友人や自ら売り込んできた人もいます。少し前までは、専門学校で見つけた若いアーティストたちによくお願いしていたのですが、今では「シュプリーム」と仕事をしているようで、彼らのような若い才能が成功する過程のプラットフォームになれているのはうれしいですね。アーティストとは、持ちつ持たれつの関係で向き合うことが大切です。

ーー大半のストリートブランドは、その成り立ちからメンズアイテムが中心ですが、「アリーズ」はウィメンズもユニセックスのアイテムも数多くラインアップしています。これは設立当初から想定していたのか、それとも時代の流れを意識したからでしょうか?

ソフィア:初期はユニセックスのことは気にしていませんでしたが、“幅広いサイズを用意することで、誰もが好きなように着ることができる”という考えを持っていたので、大きいサイズは男性用、小さいサイズは女性用という感覚でしたね。当時は、コマーシャル的にもユニセックスのアイテムを売ることは簡単ではなかったのですが、私が女性ということもあってか自然とラインアップが拡充していった感じです。

ーー公式オンラインストアのメニューでは、“men”と“women”に加えて、“dont care”のセクションが設けられているのが印象的です。

ソフィア:先ほどお伝えした考えから、もともとは性別にとらわれず全てミックスした状態で見せていました。“men”と“women”のセクションは、多くの方々の判断基準の観点から設けましたが、「今日は男性的な気分だな」のようにジェンダーで分けたというよりもムードのイメージです。当然、“dont care”は気にしない方々のためですね。ロンドン・ソーホーの直営店でも、“men”と“women”にラックを分けて陳列することはしていません。

コラボレーターの選り分け方と、アーセナルFCとのコラボ秘話

ーー「アリーズ」の飛躍を語るうえで欠かせないのが、その幅広く多層的なコラボレーションの遍歴です。「プーマ(PUMA)」や「ニューバランス(NEW BALANCE)」から、イタリアのフットウエアブランド「ロア(ROA)」、モロッコを拠点とする女性の織物協同組合「アルチザン プロジェクト(ARTISAN PROJECT)」、キューバのラム酒ブランド「ハバナクラブ(HAVANA CLUB)」まで、どこに比重を置きコラボレーターを選り分けているのでしょうか?

ソフィア:「アリーズ」のコラボのほとんどは、相手側からのコンタクトから始まります。例えば、ビッグブランドはビジネス的な観点からコラボを画策しますが、それはあくまで一面に過ぎません。われわれは、単なる“ロゴブランド”ではない多面的な顔を持っているからこそ、他ブランドからコネクトできると考えてもらえることが多いんだと思います。コラボは生まれる結果がひとつではなく、予期せぬ効果ももたらしてくれる一種の爆発と考えるのがいいかもしれませんね。

ーーコラボレーターの規模感は配慮しますか?

ソフィア:ある程度は気にしますが、相手が求めていることと自分たちのやりたいことが合致していれば、規模が小さくても構わず積極的に進めます。とはいえ、相手の規模が大きいと知名度もバジェットもあるので魅力的だし、何か面白いことを実現するには無理にでも推し進める必要もありますが、“少しでもつまらないと思ったらコラボしないこと”と、“自分たちのプロジェクトであること”は常に意識しています。

ーーブランドの歴史の中でも、アーセナルFCとのコラボは最大規模のプロジェクトであると同時に、世界規模でセンセーショナルを巻き起こしたと感じましたが、実際はいかがでしたか?

ソフィア:とても有意義で素晴らしい経験でしたが、あまりにも大きなプロジェクトがゆえにコントロールが効かない部分もあり、正直なところ個人としては少し怖かったですね。

ーーやはり、あなたがグーナー(注:アーセナルサポーターの愛称)だからコラボを引き受けたのでしょうか?

ソフィア:……違うんです(笑)。

ーーええ!?てっきりグーナーだと思っていました……。

ソフィア:オフィスでは多くのグーナーが働き、アーセナルのホームスタジアムの近くに住んでいるので近所の人もグーナーばかりですが、私はイタリア人なのでASローマ(注:イタリア・ローマを本拠地とするフットボールクラブ)のサポーターで、夫と子どもはウェストハム・ユナイテッドFC(注:ロンドン東部を本拠地とするフットボールクラブ)の熱狂的なサポーターなんですよ。コラボが発売された頃、夫と2人でアーセナルとウェストハムの試合中継を車のラジオで聞いていた時、ウェストハムが3点差で勝って煽られましたが、「あっそ、別に気にしてないけど?」と、あしらいましたね(笑)。でも、夫はアーセナルとのコラボは「君の最大の誇りのひとつだ」と言ってくれますね。

ーー最後に、今後の「アリーズ」の展望を教えてください。

ソフィア:明確なビジョンがあるわけではないのですが、とにかく何か新しいことにチャレンジしたいですし、歳を重ねると“新しいことにチャレンジする必要”が出てくるんです。人によっては理解できないかもしれませんが、私にとっては大事なことなんです。おそらく、85歳の今も引退せずに現役の医者を続けている父親譲りの感覚ですね(笑)。

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「アリーズ」のソフィア・プランテラに訊く、初のアーカイブブックからアーセナルFCとのコラボ秘話まで

ソフィア・プランテラ/「アリーズ」クリエイティブ・ディレクター

PROFILE:イタリア人の父親とイギリス人の母親のもとローマで育ち、高校卒業前に渡英し、ロンドン芸術大学セントラル・セント・マーチンズ校に入学。ロンドンのストリートおよびレイブシーンを目の当たりにし、卒業後もロンドンに残ることを決め、人気スケートショップ「スラム シティ スケーツ」で働きながらオリジナルスケートブランド「ホームズ」のデザイナーに就任。そして、1998年に「ホームズ」にも携わっていたラッセル・ウォーターマンと共に「サイラス」を立ち上げたのち、2009年にグラフィックデザイナーのファーガス・パーセルと共に「アリーズ」をスタートした。“正直であること”を心情に掲げており、1980年代から化粧はしていないとのこと PHOTO:SABI RYUSEI

「シュプリーム(SUPREME)」を着こなす男性がニューヨークでプロップスを得るなら、「アリーズ(ARIES)」を取り入れた女性がロンドンの象徴だ。

「アリーズ」は、1990年代後半~2000年代前半のUKストリートシーンを賑わせていた「サイラス(SILAS)」の仕掛け人であるソフィア・プランテラ(Sofia Prantera)が、「パレス スケートボード(PALACE SKATEBOARDS)」のトライアングルロゴも生み出した英国を代表するグラフィックデザイナーのファーガス・パーセル(Fergus Purcell)と共に、2009年に立ち上げたストリートブランドだ。プランテラのサブカルチャーへの深い造詣とエスプリを背景に、ジェンダーレスなアプローチとユニークなグラフィックを落とし込んだ唯一無二の世界観で、パトリアーキーなストリートシーンにおいて女性からの支持を集め、瞬く間にUK内のビッグネームに成長。また、ブランドのアイコンシリーズ「ノー プロブレム(NO PROBLEM)」は、その人気の高さから24年にブランドとして独立し、ロンドンの街中で「アリーズ」もしくは「ノー プロブレム」を見かけない日はないほどだ。

先日、そんな「アリーズ」の軌跡を辿る初のアーカイブブック「アリーズ アーカイブ(Aries Archive)」が、アメリカの名門出版社「リッゾーリ(Rizzoli)」(1万円)から発売された。これを祝した発売記念パーティーが世界各地で開催された中、東京・原宿のセレクトショップ「グレイト(GR8)」でのリリースイベントには、プランテラ本人が登場。そこで、イベント前の短い時間ではあったが、UKストリートシーンの変革者である彼女に、上梓の理由から「アリーズ」のイロハ、昨年話題を呼んだアーセナルFC(注:ロンドン北部を本拠地とする世界的フットボールクラブ)とのコラボまで話を聞いた。

気が進まなかったアーカイブックの上梓

ーーまずは、アーカイブックの上梓を決めた理由を教えてください。というのも、今はアーカイブの管理も情報収集もインターネットで完結してしまう時代です。

ソフィア・プランテラ(以下、ソフィア):「アリーズ」は2009年に誕生したブランドで、当時はインスタグラムが普及するずっと前の時代だったこともあり、最近ファンになってくださった方々は、私たちのグラフィックの歴史や過去に手掛けてきた山のようなプロジェクトに気付かず、オリジンを知らないと思っていました。何より、「アリーズ」は単なるストリートブランドではなく、異なる側面や実験的な意味合いを持ち合わせていることが多いので、時が経つにつれて変化してきた歴史と深いアーカイブを一つのカタチとして見せたかったんです。それに、今の時代は逆にグーグルで「アリーズ」を検索しても、コマーシャルな情報ばかりしか出てこないので(笑)。ただ、実をいうと私自身は過去を振り返ることが好きではないんですよ。

ーーということは、今回のアーカイブブックはリッツォーリ社から話が来たと。

ソフィア:そういうことになります。いつだって「次は何をしよう?」と考えていますが、まさかアーカイブブックを出版するとは思ってもいませんでした。

ーー話が来る前からアーカイブブックを作りたい気持ちはあったのでしょうか?

ソフィア:......なかったですね(笑)。一般的にアーカイブを見ることは興味深く、多くの方々にとってコンテクスト踏まえながら作品を振り返る行為は、リファレンスとしても重要なことだと思います。でも、私のように過去を振り返る行為に気持ちが進まない作り手側も一定数いるのが現実です。これがリタイア直前だったら話は別ですけどね。

ーーアーカイブブックとは別に、イメージブックやフォトブックは制作されていましたよね?

ソフィア:そうですね。デイヴィッド・シムズ(David Sims、英国出身の大御所ファッションフォトグラファー)と2冊、ジェレミー・デラー(Jeremy Deller、英国出身のアーティスト)と1冊、他にもジョシュア・ゴードン(Joshua Gordon、アイルランド出身の写真家)やミア・ハリファ(Mia Khalifa、元ポルノ女優の世界的インフルエンサー)らさまざまなアーティストと協業しながら、いろいろなカタチのブックを出版してきました。これらは新たに生み出した結果のモノで、今回はアーキビストが旅するようにアーカイブを遡り再発見してもらうコンペディアムのようなイメージで、特別何か手を加えたわけではありません。

ーーでは、新たなインタビューの収録などもないのでしょうか?

ソフィア:唯一の新しいコンテンツというと、アンジェロ・フラッカヴェント(Angelo Flaccavento、イタリアで最も影響力のあるファッションジャーナリストの1人)が書いてくれたイントロくらいです。あとは、ブツ撮りをいくつか撮り下ろしましたが、最も時間がかかって大変でしたね。

ーーブツ撮りは、シンプルの中で見せ方を模索する必要がありますよね。

ソフィア:まさに!洋服って、実際のところフォトジェニックではないですから。

ーーアートディレクターには雑誌「i-D」の元エディターであるジョニー・ルー(Jonny Lu)を起用されていますが、この理由は?

ソフィア:彼は素敵な友人であり、過去に何度かブックを制作したこともあったんです。アートディレクターにはさまざまなタイプがいて、その中には印刷物にこだわらずコンテンツ重視の方々もいますが、ジョニーは印刷物に長けていてプリントに対する美意識が強いからお願いしました。また、ブランドのCEOで私のビジネスパートナーであるニッキー・ビダー(Nicki Bidder)は雑誌「デイズド(DAZED)」の元エディターなので、彼女の存在も心強かったですね。

ーーちなみに、表紙には「ナイキ(NIKE)」の“エア マックス 90(AIR MAX 90)”が写っていますが、これは新作コラボのティザーなのでしょうか?

ソフィア:期待させて申し訳ないのですが、モデルが履いてきた私物をそのままスタイリングに使っただけなんです(笑)。

「星座の名前なんてダサくてキッチュだからこそピッタリ」

ーーここからは、「アリーズ」全体の話を伺いたいと思います。初歩的な質問になるのですが、なぜラテン語で牡羊座を意味するブランド名にしたのでしょうか?

ソフィア:設立を手伝ってくれたファーガス・パーセルの星座が牡羊座(3月21日~4月19日)で、私の星座は牡牛座(4月20日~5月20日)なのですが、あと4時間早く産まれれば私も牡羊座だったんですよ。それで、星座の名前のブランドなんてダサくてキッチュだからこそ、“狂ったクオリティー”を目指していたわれわれにはピッタリだな、と。後になって調べた星座占いでは、牡羊座の人間はリーダーシップが強く行動的でクリエイティブな人が多いらしいのですが、そういった部分は気にしていませんね。

ーーファーガスといえば、「アリーズ」のアイディンティティーのひとつであるグラフィックを数多く手掛けてきた人物です。今でも彼はグラフィック面などで関わっているのでしょうか?

ソフィア:おっしゃる通り、ブランド設立当初はファーガスと仕事をすることが多く、テンプルロゴやカラムロゴなど“共通言語”となるアイコニックなグラフィックを作ってもらっていましたが、2012年からは一緒に行動していませんね。といっても、彼と仲が悪くなったわけではなく、より多くのグラフィックデザイナーと仕事をするようになったんです。私が「サイラス」を手掛けていた頃にグラフィックをお願いしていたマーティン・ウェダーバーン(Martin Wedderburn)には、相変わらず手広くお願いしていますが、今では日本人を含む20人ほどのフリーランスと常に仕事をしていて、多くのインプットの機会が得られるようになりましたね。

ーーそのような人々は、どのように見つけ出しているのでしょうか?やはりSNSですか?

ソフィア:SNSもありますが、昔からの友人や自ら売り込んできた人もいます。少し前までは、専門学校で見つけた若いアーティストたちによくお願いしていたのですが、今では「シュプリーム」と仕事をしているようで、彼らのような若い才能が成功する過程のプラットフォームになれているのはうれしいですね。アーティストとは、持ちつ持たれつの関係で向き合うことが大切です。

ーー大半のストリートブランドは、その成り立ちからメンズアイテムが中心ですが、「アリーズ」はウィメンズもユニセックスのアイテムも数多くラインアップしています。これは設立当初から想定していたのか、それとも時代の流れを意識したからでしょうか?

ソフィア:初期はユニセックスのことは気にしていませんでしたが、“幅広いサイズを用意することで、誰もが好きなように着ることができる”という考えを持っていたので、大きいサイズは男性用、小さいサイズは女性用という感覚でしたね。当時は、コマーシャル的にもユニセックスのアイテムを売ることは簡単ではなかったのですが、私が女性ということもあってか自然とラインアップが拡充していった感じです。

ーー公式オンラインストアのメニューでは、“men”と“women”に加えて、“dont care”のセクションが設けられているのが印象的です。

ソフィア:先ほどお伝えした考えから、もともとは性別にとらわれず全てミックスした状態で見せていました。“men”と“women”のセクションは、多くの方々の判断基準の観点から設けましたが、「今日は男性的な気分だな」のようにジェンダーで分けたというよりもムードのイメージです。当然、“dont care”は気にしない方々のためですね。ロンドン・ソーホーの直営店でも、“men”と“women”にラックを分けて陳列することはしていません。

コラボレーターの選り分け方と、アーセナルFCとのコラボ秘話

ーー「アリーズ」の飛躍を語るうえで欠かせないのが、その幅広く多層的なコラボレーションの遍歴です。「プーマ(PUMA)」や「ニューバランス(NEW BALANCE)」から、イタリアのフットウエアブランド「ロア(ROA)」、モロッコを拠点とする女性の織物協同組合「アルチザン プロジェクト(ARTISAN PROJECT)」、キューバのラム酒ブランド「ハバナクラブ(HAVANA CLUB)」まで、どこに比重を置きコラボレーターを選り分けているのでしょうか?

ソフィア:「アリーズ」のコラボのほとんどは、相手側からのコンタクトから始まります。例えば、ビッグブランドはビジネス的な観点からコラボを画策しますが、それはあくまで一面に過ぎません。われわれは、単なる“ロゴブランド”ではない多面的な顔を持っているからこそ、他ブランドからコネクトできると考えてもらえることが多いんだと思います。コラボは生まれる結果がひとつではなく、予期せぬ効果ももたらしてくれる一種の爆発と考えるのがいいかもしれませんね。

ーーコラボレーターの規模感は配慮しますか?

ソフィア:ある程度は気にしますが、相手が求めていることと自分たちのやりたいことが合致していれば、規模が小さくても構わず積極的に進めます。とはいえ、相手の規模が大きいと知名度もバジェットもあるので魅力的だし、何か面白いことを実現するには無理にでも推し進める必要もありますが、“少しでもつまらないと思ったらコラボしないこと”と、“自分たちのプロジェクトであること”は常に意識しています。

ーーブランドの歴史の中でも、アーセナルFCとのコラボは最大規模のプロジェクトであると同時に、世界規模でセンセーショナルを巻き起こしたと感じましたが、実際はいかがでしたか?

ソフィア:とても有意義で素晴らしい経験でしたが、あまりにも大きなプロジェクトがゆえにコントロールが効かない部分もあり、正直なところ個人としては少し怖かったですね。

ーーやはり、あなたがグーナー(注:アーセナルサポーターの愛称)だからコラボを引き受けたのでしょうか?

ソフィア:……違うんです(笑)。

ーーええ!?てっきりグーナーだと思っていました……。

ソフィア:オフィスでは多くのグーナーが働き、アーセナルのホームスタジアムの近くに住んでいるので近所の人もグーナーばかりですが、私はイタリア人なのでASローマ(注:イタリア・ローマを本拠地とするフットボールクラブ)のサポーターで、夫と子どもはウェストハム・ユナイテッドFC(注:ロンドン東部を本拠地とするフットボールクラブ)の熱狂的なサポーターなんですよ。コラボが発売された頃、夫と2人でアーセナルとウェストハムの試合中継を車のラジオで聞いていた時、ウェストハムが3点差で勝って煽られましたが、「あっそ、別に気にしてないけど?」と、あしらいましたね(笑)。でも、夫はアーセナルとのコラボは「君の最大の誇りのひとつだ」と言ってくれますね。

ーー最後に、今後の「アリーズ」の展望を教えてください。

ソフィア:明確なビジョンがあるわけではないのですが、とにかく何か新しいことにチャレンジしたいですし、歳を重ねると“新しいことにチャレンジする必要”が出てくるんです。人によっては理解できないかもしれませんが、私にとっては大事なことなんです。おそらく、85歳の今も引退せずに現役の医者を続けている父親譲りの感覚ですね(笑)。

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「タサキ」と協業したニッコロ・パスカレッティが目指す“着用できるアート”のようなジュエリー

「タサキ(TASAKI)」から、デザイナーのニッコロ・パスカレッティ(Niccolò Pasqualetti)とコラボレーションしたジュエリーが登場した。パスカレッティは、イタリア・トスカーナ出身。2021年に自身のブランドを設立し、パリとトスカーナを拠点に活躍している。24年度 「LVMHヤング ファッション デザイナー プライズ(LVMH YOUNG FASHION DESIGNER PRIZE)」でファイナリストに選出されるなど、注目のデザイナーだ。「タサキ」がデザイナーとコラボレーションするのは久しぶり。彼がデザインしたジュエリーは、25日から伊勢丹新宿本店で開催される「タサキ」のポップアップで先行販売される。

「タサキ」の展示会で来日したパスカレッティに、今回のコラボレーションについて聞いた。コラボのきっかけについて彼は、「『タサキ』の世界と私のデザインには共通点が多く、コラボしたのは自然な成り行きだ」と話す。元々ファインジュエリーに興味があったというパスカレッティ。自身のファーストコレクションでは、半貴石やマーブルなどを使用したネックレスやイヤリング、カフなどのジュエリーをデザインしたという。今回「タサキ」とのコラボでは、“フルイド”“アンビバレン”“アンドロジナス”“パッセル”の4つのシリーズをデザインした。これら全て、有機的なフォームが印象的なパールジュエリーの既成概念を超えるデザインだ。

真珠の養殖場の風景や海がインスピレーション

彼は、「タサキ」の長崎にある真珠の養殖場から多くのインスピレーションを得たという。「養殖場の景色、真珠のテクスチャー、海が持つ両義性といったものをデザインに落とし込んだ。海の波をジオメトリックにパールの動きで表現したり、それぞれのアイデアを元に捻りを効かせたり、入念なデザインで仕上げている」。彼がパールを用いてデザインするのは初めてのこと。「パールは置く場所によって輝き方が変化する。パールが持つ発光性は素晴らしい。ダイヤモンドとは違うニュアンスで、パールの輝きを表現したかった」と話す。大ぶりの作品は、イメージ通りに仕上がるか心配だったが、意図した通り、軽やかに仕上がった。「私のアイデアを技術的に可能にする『タサキ』のクラフツマンシップに感動した」と話す。

着用できるアートのようなジュエリー

カテゴライズするのが好きではないという彼のデザイン哲学は、全ての人に向けたジュエリー。今回のコラボでも、年齢、性別問わず、誰もが着用できるようなジュエリーをデザインしたという。「ジュエリーを見て共感する人に着けてもらえれば。ジュエリーは、着ける人にとってエモーショナルなものであり、長く愛用してもらうべきものだ」。ファッションとジュエリーのデザインの違いは、「ジュエリーにはより文化的で、長く着けられるものでなくてはならないので、技術的な面が重要だ」と言う。今後については、「ジュエリーは着用できるアートのようなもの。彫刻のようなジュエリーをデザインしたい」と語った。

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「コンバース」がアーティストのトウヤ・ホリウチとコラボ アートと「コンバース」のレガシーを融合した2型

「コンバース(CONVERSE)」は6月27日、アメリカ・ニューヨークを拠点に国内外で活動するアーティスト、トウヤ・ホリウチ(Toya Horiuchi)とコラボレーションした“オールスター スクエアトウ OX/トウヤ ホリウチ”(1万8700円)と“オールスター LGCY GP HI/トウヤ ホリウチ”(1万4850円)のスニーカー2型を発売する。サイズはどちらも22〜28.0、29.0、30.0cmを展開。

スクエアトウをヌバックレザーで再構築した
“オールスター スクエアトウ OX/トウヤ ホリウチ”

スクエアトウの“オールスター”をヌバックレザーで再構築した“オールスター スクエアトウ OX/トウヤ ホリウチ”は、全体を黒で統一し、ダルブラックのハトメや1つ目のハトメに施された星型のスタッズがさりげなく個性を主張する。シュータンの裏には、ホリウチが再解釈した“自由の女神×アンクルパッチ”のオリジナルアートワークをプリントした。

オールスターのフラッグシップモデルをキャンパスにグレープを描いた
“オールスター LGCY GP HI/トウヤ ホリウチ”

“オールスター LGCY GP HI/トウヤ ホリウチ”は、LGCYの名を冠した“オールスター”のフラッグシップモデルをベースにホリウチのアートワークを大胆に展開したモデル。ぶどうは新たなフロンティアを開拓しようとする希望と反骨のエネルギーのイメージ化であるというホリウチの思いからテーマは“グレープ”に。アッパー、シューレース、インソールにグレープのグラフィックをあしらい、キャンパス素材で凹凸まで再現した。ライニングには、“オールスター スクエアトウ OX/トウヤ ホリウチ”同様、 “自由の女神×アンクルパッチ”のホリウチ描き下ろしのアートワークをプリント。

トウヤ・ホリウチは、数々の日米ブランドやアーティストにグラフィックやデザインを提供するアメリカ・ニューヨーク在住のアーティストだ。グラフィックデザイン、シルクスクリーン、プリンター、スプレー、チャコール、オイルペインティングなど使うメディアは多岐にわたり、作るモノによって制作の方法はさまざま。カナダ NY ギャラリーをはじめとするニューヨークのギャラリーの展示にも参加し、日本ではコモン ギャラリーや旧ブックマークでも展示を行った。

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好調のオーダースーツ「カシヤマ」 SNS戦略や学割で10〜20代客が1.5倍に

オンワードパーソナルスタイルが運営するスーツを主力としたオーダーメード業態「カシヤマ(KASHIYAMA)」が実店舗ビジネスで急成長を遂げている。2024年度(25年2月期)の実店舗の売上高は前年比52%増と好調で、今期はさらに出店拡大を図っている。5月2日には京都初となる四条店を、24日には横浜駅西口から徒歩2分の場所に路面店をオープンし、66店舗に達した。

横浜西口店の売り場面積は約160平方メートル。オーダーメード店にありがちな“入りにくさ”を解消するため、ガラス張りの開放的なエントランスを採用し、店内は白を基調にした明るく洗練された空間に設計した。通路には明るい木材のハイチェアを設置し、「若者が自由に行き交うアップルストアのようなストアデザインを目指した」(関口猛社長)という。

試着室は大きな鏡を設置した6つを完備。目的や好みなどをヒアリングし、ウールベースの定番「クラシック」に加え、人気の高い“自宅で洗える”「コンフォート」などのカテゴリーを提案した後、3〜29号のサイズ、常時1000種類以上そろえる生地から選びながら、店頭のプロトタイプを試着し、専門スタッフが細かく採寸する。オーダーの内容は全てタブレットに記録され、決済が完了すれば、そのまま中国・大連にある工場にデータが送られる。完成したスーツは圧縮パックにていねいに梱包され、そのまま自宅に届く仕組みだ。その期間、わずか1週間ほど。このスピード感こそ、「カシヤマ」が2017年の設立から業界初の試みとして「カシヤマ」が強みとしてきたF2C(ファクトリー・トゥ・カスタマー)だ。

狙うは、オーダースーツに関心高い若年層と経験が少ない女性

「カシヤマ」はSNSを中心としたデジタルプロモーションや学割制度を通して、若年層の取り込みを強化してきた。1着2万円からオーダーできる学割の使用者は年々増え、24年度の10〜20代の顧客数は1.5倍に伸長。学割使用の売上高は同92%増を達成した。調査によると、既製品のサイズが合わない若者も多く、大半が「オーダースーツを買いたい」と回答しているという。またTikTokの公式アカウントでは、専門的なハウツー動画が特に好評で、600万回以上再生されているものも。若者の間でスーツへの関心が高まっていることがうかがえる。

横浜西口店の売り上げ目標は3億円。東口に構えるそごう横浜店との相乗効果と差別化を図る狙いだ。関口社長は、「横浜エリアだけでもまだまだ成長の余地があると期待している。今後さらに、世代別のプロモーション施策にも注力し、エントリー層のさらなる開拓やウィメンズの強化に取り組む。特にウィメンズは、若年層よりもオーダースーツに対する課題が多く、ファッション性のある商品力に加え、体験価値やコストパフォーマンスといった『カシヤマ』ならではの強みを活かして、新たな市場を切り拓きたい」と意気込む。今秋には新業態をローンチし、さらに出店を加速させる。

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「ディオール」、ジョナサン・アンダーソンが手掛けたデザインをデビューショーに先駆け公開 エムバペが着用する映像で

「ディオール(DIOR)」のジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)新アーティスティック・ディレクターは、3日後に控える2026年春夏メンズ・コレクションでのデビューに先駆け、サッカー選手のキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)を起用した2本の短編映像を通して同メゾンのために手掛けたデザインを初公開した。

シューベルトの「未完成交響曲」が流れる映像の中で、エムバペは水色と白のストライプシャツに、赤と紺のストライプネクタイを締め、グレーのヘリンボーンウールジャケットを着用。もう1本の映像では、クラシックなブラックタキシードに白のウィングカラーシャツをまとい、黒のボウタイを結ぶ様子が捉えられている。

21年から「ディオール」のグローバルアンパサダーも務める彼について、アンダーソンは「キリアン・エムバペはその世代の声を代弁する存在で、スポーツ界のみならず多くの人々にインスピレーションを与えている。これらの映像は、彼がメゾンのアンバサダーにふさわしい魅力とカリスマ性を表現している」とコメントした。

27日の現地時間14時30分(日本時間同日21時30分)からパリで開かれる「ディオール」の 26 年春夏メンズショーは、今季のメンズ・コレクションで最も注目されているショーの一つ。今回公開されたファーストルックは、フリルのついたブルマショーツやカラフルなパッチワークセーターを男性向けに提案することでも知られるアンダーソンが、より保守的な方向に向かうことを示唆しているようでもある。

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「ニューエラ」がアーティスト落合翔平と再コラボ 独自のアートワークが光る新作

「ニューエラ(NEW ERA)」は6月26日、アーティストの落合翔平との2度目となるコラボレーションアイテムを発売する。ラインアップは、キャップやTシャツを含む全7型で、新宿、銀座、渋谷、心斎橋、梅田、仙台、栄、神戸、天神の「ニューエラ ストア」とキオスク名古屋駅および、「ニューエラ」公式オンラインストアで販売する。

落合のアートワークを精緻な刺しゅうで表現

本コラボでは、落合独自のタッチで表現された「ニューエラ」ロゴのアートワークを、消しゴムで消した痕や特徴的な紙の重なりまで、精緻な刺しゅうで表現した。全5型のキャップは、「ニューエラ」を代表するベースボールキャップ“59FIFTY“(全2型、各6600円)、カジュアルタイプの“9THIRTY”(4620円)をはじめ、”Retro Crown 9FIFTY”(6380円)、“9FORTY A-Frame Trucker”(4400円)を用意。また、同コレクション内のキャップをイラストに起こした特別デザインのTシャツ(全2型、各5500円)もそろえる。

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「スープストック」が2日間限定でカレー専門店に “東京ボルシチカレー”など新作カレーを試食レポート

「スープストック トーキョー(SOUP STOCK TOKYO)」(以下、スープストック)は6月26、27日の2日間、カレーを楽しむ夏のお祭り「カレーストック トーキョー(以下、カレーストック)」を開催する(白馬店を除く外食全店舗と、家で食べるスープストック一部店舗)。同イベントは今年10回目を迎え、2日限りのカレー専門店としてスープ専門店の“本気のカレー”8種類を提供する。開催に先がけて行われたメディア向け試食会で、2種類の新作カレーや復刻メニューを体験してきた。

今年の注目は“東京ボルシチカレー”と“チキンコルマカレー”

今年の目玉は、“東京ボルシチカレー”。スープストック創業時からの看板スープ“東京ボルシチ”を、スパイス香るカレーとしてアレンジした新作だ。ベースには、飴色になるまでじっくり炒めた玉ねぎと、旨味の強い国産和牛の牛すじを使用。隠し味にはデーツやワインを使用し、ただ甘いだけのカレーにならにように奥行きと深みにある味に仕上げた。ひと口目はボルシチのようにやさしい甘さが口の中に広がり、食べ進めるごとにスパイスの香りと辛さをじわじわと感じる。トッピングにはスライスレモンが添えられており、爽やかでキリッと締まった味に変わる。ぜひ“東京ボルシチ”のファンの人は食べてみて、スープとカレーの味の違いを感じてほしい。

もう一つの新作は、“チキンコルマカレー”。“コルマ”とは、インド北部を中心に親しまれている伝統的なカレーで、やわらかく蒸し煮にした肉とナッツやヨーグルト、クリームなどを使った濃厚でコクのある味わいが特徴だ。スープストックはこのレシピをベースに、ヨーグルトやトマトの酸味を前面に出しつつ、日本人の口に合うようにバランスよい味に仕上げている。トッピングには甘く香るスパイス“カスリメティ”が添えられており、本場の香りを楽しむことができる。ごろっと大きな鶏肉はご飯との相性もよく、食べごたえのある一皿だ。スパイシーかつヨーグルトの酸味の効いたカレーが好きな人におすすめしたい。

復刻やリニューアルしたカレーも

このほかに、2006年に初登場した“海老のフレンチカレー”が復刻するほか、南インドのスパイスと塩で仕上げた“チキンウプカレー”、グリルしたナスの旨味とスパイスが溶け合う濃厚なベジタリアンカレー“ベイガンバルタ”、7種の野菜が入った“ラタトゥイユカレー”酸味と大葉の風味が爽やかな“豚トロのビンダルーカレー”、ハラペーニョと香辛料をふんだんに使ったメニューの中では1番スパイシーな“茄子と鶏肉のスパイシーカレー”を用意する。

開催期間限定で、一度に2種類のカレーを味わえる2種がけのメニューが登場する。さらに、3種類のカレーを楽しめる“カレーとカレーとカレーのセット”も用意。スープストックの広報担当者によると「テイクアウトで全種類のカレーを購入し、大人数でシェアして食べる方もいる」そうで、おすすめの楽しみ方だという。

黄色のモノを持っていくと良いことがあるかも!?

「カレーストック」のテーマカラーは黄色。イベント期間中は、店内も黄色を基調とした装飾に彩られる。また、この2日間に限り、黄色いアイテムを持参し注文時にスタッフに見せると、“何かいいこと”があるという。

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「スープストック」が2日間限定でカレー専門店に “東京ボルシチカレー”など新作カレーを試食レポート

「スープストック トーキョー(SOUP STOCK TOKYO)」(以下、スープストック)は6月26、27日の2日間、カレーを楽しむ夏のお祭り「カレーストック トーキョー(以下、カレーストック)」を開催する(白馬店を除く外食全店舗と、家で食べるスープストック一部店舗)。同イベントは今年10回目を迎え、2日限りのカレー専門店としてスープ専門店の“本気のカレー”8種類を提供する。開催に先がけて行われたメディア向け試食会で、2種類の新作カレーや復刻メニューを体験してきた。

今年の注目は“東京ボルシチカレー”と“チキンコルマカレー”

今年の目玉は、“東京ボルシチカレー”。スープストック創業時からの看板スープ“東京ボルシチ”を、スパイス香るカレーとしてアレンジした新作だ。ベースには、飴色になるまでじっくり炒めた玉ねぎと、旨味の強い国産和牛の牛すじを使用。隠し味にはデーツやワインを使用し、ただ甘いだけのカレーにならにように奥行きと深みにある味に仕上げた。ひと口目はボルシチのようにやさしい甘さが口の中に広がり、食べ進めるごとにスパイスの香りと辛さをじわじわと感じる。トッピングにはスライスレモンが添えられており、爽やかでキリッと締まった味に変わる。ぜひ“東京ボルシチ”のファンの人は食べてみて、スープとカレーの味の違いを感じてほしい。

もう一つの新作は、“チキンコルマカレー”。“コルマ”とは、インド北部を中心に親しまれている伝統的なカレーで、やわらかく蒸し煮にした肉とナッツやヨーグルト、クリームなどを使った濃厚でコクのある味わいが特徴だ。スープストックはこのレシピをベースに、ヨーグルトやトマトの酸味を前面に出しつつ、日本人の口に合うようにバランスよい味に仕上げている。トッピングには甘く香るスパイス“カスリメティ”が添えられており、本場の香りを楽しむことができる。ごろっと大きな鶏肉はご飯との相性もよく、食べごたえのある一皿だ。スパイシーかつヨーグルトの酸味の効いたカレーが好きな人におすすめしたい。

復刻やリニューアルしたカレーも

このほかに、2006年に初登場した“海老のフレンチカレー”が復刻するほか、南インドのスパイスと塩で仕上げた“チキンウプカレー”、グリルしたナスの旨味とスパイスが溶け合う濃厚なベジタリアンカレー“ベイガンバルタ”、7種の野菜が入った“ラタトゥイユカレー”酸味と大葉の風味が爽やかな“豚トロのビンダルーカレー”、ハラペーニョと香辛料をふんだんに使ったメニューの中では1番スパイシーな“茄子と鶏肉のスパイシーカレー”を用意する。

開催期間限定で、一度に2種類のカレーを味わえる2種がけのメニューが登場する。さらに、3種類のカレーを楽しめる“カレーとカレーとカレーのセット”も用意。スープストックの広報担当者によると「テイクアウトで全種類のカレーを購入し、大人数でシェアして食べる方もいる」そうで、おすすめの楽しみ方だという。

黄色のモノを持っていくと良いことがあるかも!?

「カレーストック」のテーマカラーは黄色。イベント期間中は、店内も黄色を基調とした装飾に彩られる。また、この2日間に限り、黄色いアイテムを持参し注文時にスタッフに見せると、“何かいいこと”があるという。

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「バオ バオ イッセイ ミヤケ」が新作の猫型ハンドバッグ“ミャオ”を発売 映像も公開

「イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)」のバッグブランド「バオ バオ イッセイ ミヤケ(BAO BAO ISSEY MIYAKE)」は7月1日、猫に着想を得た新作バッグ“ミャオ(MEOW)”を発売する。ハンドバッグ(6万3800円)とミニ ハンドバッグ(4万7300円)の2サイズ展開で、カラーはそれぞれブラック×オフホワイト、ダークグレー×イエロー、ブルー×レッド、ブラックの4色展開だ。

同商品は、2025-26年秋冬シーズンテーマである“プレイフル(PLAYFUL)”に沿っており、三角形のピースを組み合わせてバッグを折りたたむことで猫のようなフォルムに変身する。レンチキュラー素材を使った動く左右の目としっぽの形を模したハンドルを採用し、バッグとしてもチャームとしても使用可能だ。

猫の鳴き声とバッグの立体的構造がアクセントの映像も公開

また、バッグを折りたたむことで、ネコのようなフォームに立体的に変身し、プレイフルな音楽に合わせて“ミャオ”と鳴くようなサウンドがアクセントを加えた映像も公開した。

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成長続ける「チャンピオン」日本社⻑が語る“オーセンティシティー”へのこだわりと見据える未来

1919年に創業したスポーツウエアの草分け的存在であり、アメリカンカジュアルを象徴するブランドである「チャンピオン(CHAMPION)」。同ブランドは近年、古着市場でのビンテージアイテムの高騰や「アンダーカバー(UNDERCOVER)」や「シュプリーム(SUPREME)」「リック・オウエンス(RICK OWENS)」をはじめとする数々のブランドとのコラボレーションなどによって、今まで以上に存在感を高めている。それを裏付けるように「チャンピオン」は日本において、2024年度、前年から2ケタ成長を記録した。同ブランドが好調な理由はどこにあるのか。また昨年「チャンピオン」を買収したオーセンティック・ブランズ・グループ(AUTHENTIC BRANDS GROUP)(以下、オーセンティック)との関係性はどのようなものなのか。日本で「チャンピオン」ブランドの事業を展開するヘインズブランズ ジャパン(HANES BRANDS JAPAN)の及川洋一社長に、ブランドの現在地と、これからの展望を聞いた。

世界最大級のIP企業との連携強化

チャンピオン,Champion,ヘインズブランズジャパン

「チャンピオン」は、24年、1989年から同ブランドを管理していたヘインズブランズ(HANES BRANDS)からオーセンティック社への譲渡を経て、新たな体制に生まれ変わった。同社は、「リーボック(REEBOK)」「ブルックス ブラザーズ(BROOKS BROTHERS)」など50以上のブランドを傘下に持ち、グループ全体の売上高は320億ドル(4兆6150億円)に及ぶ世界有数の知的財産管理企業だ。

「オーセンティック社は、単にブランドを保有するだけではなく、ブランド同士、ブランドとエンタメ、カルチャーとの“接続力”に長けている。我々『チャンピオン』にとっても、新しいパートナーシップの可能性を広げうる存在」と及川社長は語る。前述の通り、日本国内においては引き続き、16年から「チャンピオン」を管理するヘインズブランズジャパンが、同社とのライセンス契約に基づいてブランドを運営する。オーセンティック社が23年に設立し、ジェフリー・ダゲット(Jeffery Daggett)=日本地区シニアバイスプレジデントおよびケビン・サルター(Kevin Salter)=アジア太平洋地区シニアバイスプレジデントらが常駐する日本法人とは日常的に協議を行い、スピード感をもってグローバルと連携できる環境が整っている。

価値観でつながるコラボレーション
ボディ提供ブランドから共創者へ

アスレチックウエアとしてのアイデンティティーが根幹にある「チャンピオン」だが、近年は、さまざまな施策を通じてライフスタイルウエアとしての側面もより強化している。ここ数シーズン、パリ・ファッション・ウイーク中にヨーロッパの「チャンピオン」チームと共同で実施している展示会もその一つ。国内外で実現してきた印象的なコラボレーションは、そんな中で自然に生まれてきたものも多い。

昨年、発表と同時に大きな話題となった「アンダーカバー」とのカプセルコレクションは、上述の展示会がきっかけとなり形になった。「『アンダーカバー』の高橋盾さんは、元々『チャンピオン』のビンテージアイテムに深い愛着を持たれていた。このような自然な関心の積み重ねが、パリでの展示会での対話となり、コラボレーションという形に育った」。この「オーガニックな繋がり」こそ、他社との協業において「チャンピオン」が大事にする哲学。単なる話題づくりや近視眼的な企画ではなく、互いの思想やこだわりが交差し、“1+1が2を超える”化学反応を目指す。

またブランドとの協業とは別に、アーティストや若手クリエイターとの「クリエイターズ・コラボレーション」も多数進行中だ。「チャンピオン」は創業当初から、多くのアーティストやデザイナーに無地のスエットやTシャツを“キャンバス”として提供してきた。このDNAは今も色濃く受け継がれており「鋭い感性を持つクリエイターの方々と、新しい何かを作っていく。そういった自由で柔軟な姿勢も、我々の強み」と及川社長は語る。

「本物」にこだわる
日本チームの挑戦

ブランドの価値を語る上で及川社長が強調したキーワードは「オーセンティシティー=本物志向」だ。例えば"MADE IN USA" というコレクションは、その名の通りアメリカ国内で作られている日本企画のもの。米国企画のプロダクトは、既に製造拠点を他国に移しているため、これは米国内で作られている唯一の「チャンピオン」製品ということになる。「“キング・オブ・スエットシャツ”と称されるブランドが築いてきた信頼を守る」という信念のもと、製造コストや流通効率の面から見れば非効率とも言えるこのような選択をあえて続け、「本物」にこだわる。また100年以上の歴史の中でリリースしてきたアーカイブアイテムを研究し、素材やデザインを忠実に再現したスペシャルライン「トゥルー・トゥー・アーカイブス」も、その信念を表現したもの。1930年代に特許を取得した「リバースウィーブ」のファーストモデルの復刻をはじめ、ビンテージの「チャンピオン」ファンもうならせるクオリティーを誇るアイテムの数々は、即完品も出るなど高い評価と人気を集めた。

その思いはプロモーション面にも反映されており、様々な分野で活躍する18名を起用し、それぞれが「チャンピオン」のスエット商品への愛を語る「I Love Sweats」というキャンペーンや、ラップグループ、スチャダラパーがブランドの歴史や背景をラップで表現した楽曲「キング・オブ・スエット」は、業界内外からも大きな反響があった。今後も、このような特色あるキャンペーンを通して、ブランドの資産である「オーセンティシティー」やブランド価値をアピールしていく。

成長を続けるための
戦略的なチャネル展開

ラップグループ、スチャダラパーが「チャンピオン」の「チャンピオン」の歴史や背景をラップで表現した楽曲「キング・オブ・スエット」

最後に、今後のビジネスの展望について聞くと「単年で2ケタ成長を達成した昨年度に比べて曲線はゆるやかになるかもしれないが、今後数年で再び2ケタ成長を目指す。そのためには、お客さまとつながり、意見に耳を傾けることが第一。各地のパートナーとの協力で、私たちだけではリーチできないお客様にもアピールできる卸売りはもちろん、さらなる成長のドライバーとして直営店舗とデジタルチャネルを改めて強化していく」と語った。

現在、全国に53店舗ある直営店は、顧客がブランドの世界観をリアルに体感できる場所。各地の直営店では顧客のエンゲージメントを高めるために、販売だけでなく体験型のイベントを実施する。また「デジタルファースト」の戦略を掲げ、自社サイトでの販売だけでなく、オンライン上でのキャンペーンやプロモーション、商品情報の発信にも注力していく。

誰もが知るブランドであり、今再び「本物」としての価値が注目される「チャンピオン」。遊び心と柔軟性のあるプロダクトやキャンペーン、そして革新性のあるコラボレーションを通じてブランドの「歴史」や「ストーリー」を消費者に丁寧に伝え、今後も成長を目指す。

問い合わせ先
チャンピオン カスタマーセンター
0120-456-042

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成長続ける「チャンピオン」日本社⻑が語る“オーセンティシティー”へのこだわりと見据える未来

1919年に創業したスポーツウエアの草分け的存在であり、アメリカンカジュアルを象徴するブランドである「チャンピオン(CHAMPION)」。同ブランドは近年、古着市場でのビンテージアイテムの高騰や「アンダーカバー(UNDERCOVER)」や「シュプリーム(SUPREME)」「リック・オウエンス(RICK OWENS)」をはじめとする数々のブランドとのコラボレーションなどによって、今まで以上に存在感を高めている。それを裏付けるように「チャンピオン」は日本において、2024年度、前年から2ケタ成長を記録した。同ブランドが好調な理由はどこにあるのか。また昨年「チャンピオン」を買収したオーセンティック・ブランズ・グループ(AUTHENTIC BRANDS GROUP)(以下、オーセンティック)との関係性はどのようなものなのか。日本で「チャンピオン」ブランドの事業を展開するヘインズブランズ ジャパン(HANES BRANDS JAPAN)の及川洋一社長に、ブランドの現在地と、これからの展望を聞いた。

世界最大級のIP企業との連携強化

チャンピオン,Champion,ヘインズブランズジャパン

「チャンピオン」は、24年、1989年から同ブランドを管理していたヘインズブランズ(HANES BRANDS)からオーセンティック社への譲渡を経て、新たな体制に生まれ変わった。同社は、「リーボック(REEBOK)」「ブルックス ブラザーズ(BROOKS BROTHERS)」など50以上のブランドを傘下に持ち、グループ全体の売上高は320億ドル(4兆6150億円)に及ぶ世界有数の知的財産管理企業だ。

「オーセンティック社は、単にブランドを保有するだけではなく、ブランド同士、ブランドとエンタメ、カルチャーとの“接続力”に長けている。我々『チャンピオン』にとっても、新しいパートナーシップの可能性を広げうる存在」と及川社長は語る。前述の通り、日本国内においては引き続き、16年から「チャンピオン」を管理するヘインズブランズジャパンが、同社とのライセンス契約に基づいてブランドを運営する。オーセンティック社が23年に設立し、ジェフリー・ダゲット(Jeffery Daggett)=日本地区シニアバイスプレジデントおよびケビン・サルター(Kevin Salter)=アジア太平洋地区シニアバイスプレジデントらが常駐する日本法人とは日常的に協議を行い、スピード感をもってグローバルと連携できる環境が整っている。

価値観でつながるコラボレーション
ボディ提供ブランドから共創者へ

アスレチックウエアとしてのアイデンティティーが根幹にある「チャンピオン」だが、近年は、さまざまな施策を通じてライフスタイルウエアとしての側面もより強化している。ここ数シーズン、パリ・ファッション・ウイーク中にヨーロッパの「チャンピオン」チームと共同で実施している展示会もその一つ。国内外で実現してきた印象的なコラボレーションは、そんな中で自然に生まれてきたものも多い。

昨年、発表と同時に大きな話題となった「アンダーカバー」とのカプセルコレクションは、上述の展示会がきっかけとなり形になった。「『アンダーカバー』の高橋盾さんは、元々『チャンピオン』のビンテージアイテムに深い愛着を持たれていた。このような自然な関心の積み重ねが、パリでの展示会での対話となり、コラボレーションという形に育った」。この「オーガニックな繋がり」こそ、他社との協業において「チャンピオン」が大事にする哲学。単なる話題づくりや近視眼的な企画ではなく、互いの思想やこだわりが交差し、“1+1が2を超える”化学反応を目指す。

またブランドとの協業とは別に、アーティストや若手クリエイターとの「クリエイターズ・コラボレーション」も多数進行中だ。「チャンピオン」は創業当初から、多くのアーティストやデザイナーに無地のスエットやTシャツを“キャンバス”として提供してきた。このDNAは今も色濃く受け継がれており「鋭い感性を持つクリエイターの方々と、新しい何かを作っていく。そういった自由で柔軟な姿勢も、我々の強み」と及川社長は語る。

「本物」にこだわる
日本チームの挑戦

ブランドの価値を語る上で及川社長が強調したキーワードは「オーセンティシティー=本物志向」だ。例えば"MADE IN USA" というコレクションは、その名の通りアメリカ国内で作られている日本企画のもの。米国企画のプロダクトは、既に製造拠点を他国に移しているため、これは米国内で作られている唯一の「チャンピオン」製品ということになる。「“キング・オブ・スエットシャツ”と称されるブランドが築いてきた信頼を守る」という信念のもと、製造コストや流通効率の面から見れば非効率とも言えるこのような選択をあえて続け、「本物」にこだわる。また100年以上の歴史の中でリリースしてきたアーカイブアイテムを研究し、素材やデザインを忠実に再現したスペシャルライン「トゥルー・トゥー・アーカイブス」も、その信念を表現したもの。1930年代に特許を取得した「リバースウィーブ」のファーストモデルの復刻をはじめ、ビンテージの「チャンピオン」ファンもうならせるクオリティーを誇るアイテムの数々は、即完品も出るなど高い評価と人気を集めた。

その思いはプロモーション面にも反映されており、様々な分野で活躍する18名を起用し、それぞれが「チャンピオン」のスエット商品への愛を語る「I Love Sweats」というキャンペーンや、ラップグループ、スチャダラパーがブランドの歴史や背景をラップで表現した楽曲「キング・オブ・スエット」は、業界内外からも大きな反響があった。今後も、このような特色あるキャンペーンを通して、ブランドの資産である「オーセンティシティー」やブランド価値をアピールしていく。

成長を続けるための
戦略的なチャネル展開

ラップグループ、スチャダラパーが「チャンピオン」の「チャンピオン」の歴史や背景をラップで表現した楽曲「キング・オブ・スエット」

最後に、今後のビジネスの展望について聞くと「単年で2ケタ成長を達成した昨年度に比べて曲線はゆるやかになるかもしれないが、今後数年で再び2ケタ成長を目指す。そのためには、お客さまとつながり、意見に耳を傾けることが第一。各地のパートナーとの協力で、私たちだけではリーチできないお客様にもアピールできる卸売りはもちろん、さらなる成長のドライバーとして直営店舗とデジタルチャネルを改めて強化していく」と語った。

現在、全国に53店舗ある直営店は、顧客がブランドの世界観をリアルに体感できる場所。各地の直営店では顧客のエンゲージメントを高めるために、販売だけでなく体験型のイベントを実施する。また「デジタルファースト」の戦略を掲げ、自社サイトでの販売だけでなく、オンライン上でのキャンペーンやプロモーション、商品情報の発信にも注力していく。

誰もが知るブランドであり、今再び「本物」としての価値が注目される「チャンピオン」。遊び心と柔軟性のあるプロダクトやキャンペーン、そして革新性のあるコラボレーションを通じてブランドの「歴史」や「ストーリー」を消費者に丁寧に伝え、今後も成長を目指す。

問い合わせ先
チャンピオン カスタマーセンター
0120-456-042

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「セリーヌ」羽田空港がオープン チェーンウオレット“マーゴ”の新色を記念発売

「セリーヌ(CELINE)」羽田空港が、7月5日にオープンする。バッグ、スモールレザーグッズ、アクセサリー、オート パフューマリー、“セリーヌ ボーテ”のほか、ヘアコーム、パフュームケース、コスメポーチなど、“メゾン セリーヌ”(ホームコレクション)のトラベルアイテムも豊富に取り扱う。

また、オープンを記念してチェーンウオレット“マーゴ”の新色を発売する。同窓品は、内側にカードスロット、取り外し可能なチェーンストラップを備える。価格は29万1500円だ。

◼️セリーヌ 羽田空港
オープン日:7月5日
時間:11:00〜20:00
場所:羽田空港 第3ターミナル
住所:東京都大田区羽田空港2-6-5 第3ターミナル3階

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「パレス スケートボード」がフランス人アーティストのジャン・シャルル・ド・カステルバジャックとコラボ第3弾を発売

「パレス スケートボード(PALACE SKATEBOARDS)」は6月28日、フランス人デザイナーでアーティストのジャン・シャルル・ド・カステルバジャック(JEAN CHARLES DE CASTELBAJAC)と3度目のコラボコレクションを発売する。11時から「パレス スケートボード」東京、同大阪、ドーバー ストリート マーケット ギンザ、公式オンラインストアで取り扱う。なお、アイテムの価格は発売まで非公開。

カオスと創造性に根ざしたウエアラブルなアート

同コレクションは、カステルバジャックの特徴である大胆な色使いやシュールレアリスム(超現実主義)をベースにコラージュ手法を採用し、切り抜き文字、色々なかたち、グラフィックが、パレスのストリートウエアと融合した。
さまざまな色で切り抜かれたフェルト地のアップリケをデザインしたバーシティージャケット、コラージュデザインをプリントしたロンTやフーディー、新たにデザインした“トライファーグ(Tri-Ferg)ロゴ”が特徴のTシャツ、カステルバジャックらしい色使いとチェッカーボード柄をミックスしたニット、ワークウエアのイメージをベースにした白と黒の2色展開のデニムジャケットとデニムパンツなどを展開する。

アイテム一覧

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「バレンシアガ」が「プーマ」とコラボ スエットスーツやバレエシューズなどが登場

 

「バレンシアガ(BALENCIAGA)」は、「プーマ(PUMA)」とコラボレーションしたウエアとフットウエアを発売した。国内では、「バレンシアガ」青山店と銀座店で先行販売中で、他店舗でも順次発売予定だ。公式オンラインストアでも取り扱っている。同コラボは、「バレンシアガ」2025-26年秋冬コレクションの一部として発表され、テクニカルスポーツウエアとファッションの交差を体現している。

ウエアは、サッカーのウォームアップスーツを彷ふつとさせる「バレンシアガ」のライオンの紋章をあしらったエクストラドライモルトンのスエットスーツ(ジャケット全2色、各27万3900円/パンツ全2色、各17万1600円)や、1990年代の「プーマ」のアーカイブのディテールを取り入れた色あせたナイロンのトラックスーツ(ジャケット37万9500円、パンツ25万3000円)などをラインアップする。

レザージャケット(126万5000円)や起毛したリバースモルトンの裏地がついたトロンプルイユのスエードのバスローブコート(163万9000円)のほか、共同ブランドグラフィックを施したオーバーサイズTシャツ(全3色、各10万7800円)やミディアムサイズのフーディー(16万1700円)、ショートパンツ(11万8800円)、キャップ(全2種、各8万1400円)も用意する。

フットウエアは、1999年発売の“スピードキャット(Speedcat)”スニーカーをもとに製作した。スエードの“スピードキャット”(全7色、各10万4500円)は、アッパーの構造的な要素を削ぎ落としてソックスのような履き心地を実現し、カットオフしたフォームストリップ(FORMSTRIP)で仕上げ、1958年に初めて登場したモチーフを再解釈した。また、しなやかなレザーで仕上げたスリッポンシューズ(全2色、各10万4500円)に加え、“スピードキャット”とバレエシューズのシルエットを融合した、サテン素材のスリッポンシューズ(全3色、各8万3600円)も登場する。

キャンペーンビジュアルは、フォトグラファーのアリ・ヴァースルイス(Ari Versluis)が撮影した。ヴァースルイスは、エリー・イッテンブローク(Ellie Uyttenbroek)と共同制作した写真シリーズ「Exactitudes」で知られ、デムナ(Demna)が「バレンシアガ」で最後に手掛けたプレタポルテコレクションのルックブックも撮影していた。

アイテム一覧

ウエア

フットウエア

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「ポーター」が新作”モノクローム”を発売 実用主義の全5型を用意

吉田カバンの「ポーター(PORTER)」は6月27日、新作“モノクローム(MONOCHROME)”を発売する。本作は、バックパック(14万3000円)、デイパック(12万1000円)、大小のメッセンジャーバッグ(Lサイズ、11万円/Sサイズ、9万9000円)、2ウエイトートバッグ(9万9000円)の全5型、各2色(カーキ、ブラック)を用意する。公式オンラインストアでの取り扱いはなく、表参道、大阪のフラッグジップストア、「ポーター」新宿、ドーバー ストリート マーケット ギンザ、パリのポップアップストアのみで限定発売する。

機能性と利便性に特化したディテール

実用主義における最高峰のバッグを目指した本作は、ミリタリーバッグに着想を得たモールシステムを採用。生活防水性のある3層構造のナイロンタフタ、通気性や速乾性に優れた独自の背面構造、ワンハンドアクションで調整可能なストラップ、肩への負担を軽減するショルダーパッドなど、機能性や利便性に特化したディテールを取り入れた。

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映画「ベイビーわるきゅーれ」のコラボTシャツ発売 新カルチャープラットフォーム「Behind the Scenes」がローンチ

LIBERTY(リバティー)は、かつて雑誌やアンダーグラウンドカルチャーを賑わせた“あの時代”の熱狂を、現代の視点で再構築する新たなプラットフォーム「ビハインド・ザ・シーンズ(Behind the Scenes)」をスタート。6月23日には公式ウェブサイト「BEHIND web」を公開した。

第1弾企画として、根強い人気を誇る映画「ベイビーわるきゅーれ」とコラボレーションしたTシャツコレクションを発表。全3型で、かつて映画ファンを中心に支持を集めた“ムービーTシャツ”の文化を、現代的なグラフィックアプローチと高品質なボディーで再解釈した。価格は各1万4850円。公式ウェブサイト「BEHIND web」では、同アイテムの抽選販売も予定しており、詳細は今後発表される。

さらに、舞台裏やカルチャーの文脈を掘り下げるウェブマガジン「BEHIND mag(ビハインド・マグ)」を創刊。第1号は、エグゼクティブプロデューサー・鈴木祐介氏の単独インタビューをはじめ、作品制作にまつわる秘話、Tシャツに込められたメッセージなど、ここでしか読めない裏側が詰まった特集となっている。

コラボレーションを記念し、東京・六本木と大阪でポップアップストアを開催。Tシャツの販売に加え、購入者には「ベイビーわるきゅーれ」のロゴステッカーが配布される。東京はバーニーズ ニューヨーク 六本木店で、7月12〜20日。大阪は7月7日に詳細を発表予定。

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ウイスキー界の異端児、ロンドン発「コンパス ボックス」が誕生25周年を記念した限定品を発売 法規制にも挑戦する姿勢とは

「ウイスキー界の異端児」として注目を集めるロンドン発の独立系ブレンデッドウイスキーブランド「コンパス ボックス(COMPASS BOX)」はブランド誕生25周年を記念し、アイコニックな限定シリーズ“フレーミング ハート(Flaming Heart)”(2万6950円※編集部調べ)の第8弾を8月上旬から順次発売する。

ウイスキーは、単一の蒸留所で作られた「シングルモルト」と、複数の蒸留所のウイスキーをブレンドした「ブレンデッド」に大きく分けられる。これまでは、「シングルモルト=高級で純粋、丁寧に時間をかけて作られたもの」、「ブレンデッド=安いウイスキーを混ぜて、大量生産を目的に作られたもの」というイメージが根強かった。一方、「コンパス ボックス」は、「ブレンデッドは安価で粗雑なものではなく、シングルモルトの良い部分を組み合わせてブレンディングすることで、より豊かで立体的な味わいが生まれる」と主張してきた。2000年には、業界で安物のイメージが強いグレーンウイスキーを使用した高級ボトルを発売。その味わいとステートメントを通して、「グレーンウイスキー=安物」という固定観念を覆したとされている。このほど来日したニシャット・グプテ(Nishat Gupte)最高経営責任者(CEO)サミュエル・トラヴァース(Samuel Travers)=ウイスキーメーカーに、ブランドのスタンスや展望について聞いた。

挑戦の姿勢を貫く

WWD:「コンパス ボックス」の強みは?

ニシャット・グプテ最高経営責任者(以下、グプテ):クラフツマンシップと透明性、ストーリーテリングを重視している。ウイスキーはとても汎用的な酒で、ストレートやロック、ハイボール、カクテルなど、人それぞれ好きな飲み方は異なる。世界中のウイスキー愛好家に自由に楽しんでもらえる、おいしいウイスキーを届けている。

WWD:時には伝統や業界の慣習、法規制にも立ち向かうブランドのスタンスについて教えてほしい。

グプテ:伝統も尊重する一方で、ウイスキー本来の素晴らしい価値を邪魔するような慣習に挑戦することを恐れていない。われわれは「熟成=おいしい」では必ずしもないと考えており、一つ一つの構成要素にこだわり、ウイスキー作りを追求している。求めるフレーバーを作るために必要な熟成はもちろん行っているが、消費者には熟成の年数ではなく、どのようなフレーバーなのかを伝えている。

サミュエル・トラヴァース=ウイスキーメーカー(以下、トラヴァース):スコッチウイスキー業界では、これまではレシピを公開しないブランドが大多数で、スコッチウイスキー協会(Scotch Whisky Association以下、SWA)にも開示を制限されていた。「コンパス ボックス」は15年に「情報は飲む人の権利」との考えから、使用した蒸留所の名前や各原酒の比率、熟成年数、樽の種類などを公開したところ、同協会から開示停止を求められた。それを受けて、われわれは16年に「透明性運動」を実施。欧州連合(EU)と英国の規制に対し、レシピを開示する選択肢を生産者に与えるよう働きかけた。最終的には、現行の規制を変えることなく回避策を手に入れた。スコッチウイスキーメーカーは、消費者からの問い合わせに対してレシピの詳細を明らかにすることができるようになったのだ。

WWD:ブレンディングのプロセスや、そこにかける思いを教えてほしい。

トラヴァース:「コンパス ボックス」のウイスキー作りは、表現したいアイデアやコンセプト、感情から始まる。インスピレーション源は、音楽やアート、文化、ウイスキー業界で起こっていることなどさまざまだ。コンセプトが決定したら構成要素を検討し、ブレンドするウイスキーを慎重に選択する。プロトタイプを試飲し、コンセプトの再現に至ったら樽で数カ月なじませ、瓶詰めする。1カ月半で完成した製品もあれば、2年ほどかかった製品もある。

WWD:独自の世界観を持ったパッケージデザインも特徴だ。

グプテ:ウイスキーという製品において、最終的な体験はもちろん「飲む」ことだが、飲む前に消費者が何らかのストーリーを思い浮かべられるようなデザインを意識している。ラベルを見ただけで、味わいが口の中に広がるようなデザインを追求してきた。感情を喚起することから体験は始まると考えているからだ。

WWD:製品名やコンセプトに、風刺や問題提起を反映させた製品もある。

トラヴァース:今年初め、一部のイングランドの蒸留所が「自分たちのウイスキーを“シングルモルト”とは呼べない」という指摘を受けていたため、「スコッチウイスキーを含まないイングランド産のヴァテッドモルト(複数の蒸留所のモルトウイスキー原酒のみをブレンドしたもの)」を製造した。“スコットフリー(Scot-Free)”という製品名は、「スコットランドの要素がない」と「処罰を免れる」という2つの意味を持つ言葉を掛け合わせた。現在イギリスでウイスキーを製造する61の蒸留所を象徴し、61本の限定ボトルを作りプレゼントした。

WWD:日本市場の位置付けと、今後の戦略は?

グプテ:数量は限られていたものの、長きにわたり日本でも販売していた。日本人はクラフツマンシップや品質、透明性を重視しており、「コンパス ボックス」のフィロソフィーにフィットしている。今年から直接販売するようになったのでコミュニケーションを強化し、まずは代表作“オーチャード ハウス”の存在感を高めていく。ブランド誕生25周年を記念した“フレーミング ハート”にも期待する。かつては限定品に注力していたが、今後は“オーチャード ハウス”を含む“コアコレクション”を広くアピールする。また、異業種・分野でクラフツマンシップを発揮しているほかのブランドやアーティストとのコラボレーションも検討している。

“フレーミング ハート”について

“フレーミング ハート”は06年、米アーティストのM. ウォード(M. Ward)の楽曲「Flaming Heart」にインスパイアされて誕生した。誕生以来、スモーキーでスパイシーなブレンデッドモルトの可能性を追求し続けてきた。第8弾となる今作は、シリーズ史上最も構成を絞り込んだ4種のモルトウイスキーをブレンド。濃厚なピートとオークの風味が際立つ1本に仕上げた。

ラベルアートは、「炎を育むオークの構造体」に焦点を当てた。10年の10周年記念版以来、“フレーミング ハート”のラベルには木版画調のデザインを採用しているが、今作は従来の天使が「樽職人(クーパー)」へと進化し、炎を宿すオーク構造を点検する姿を描いた。「コンパス ボックス」のウイスキー作りへの情熱を象徴し、それが今なお燃え続けていることを示している。

「コンパス ボックス」とは

「コンパス ボックス」は、ブレンデッドウイスキーのパイオニアとして知られるジョン・グレイザー(John Glaser)が00年に創業したウイスキーブランド。“LONG LIVE INTERESTING”を主張し、ラグジュアリーを追求するオーセンティックなシングルモルトウイスキーと対角に位置するブランドとして、欧米を中心にストリートのバーシーンなどでカジュアルに楽しまれている。

24年、グレイザー創業者は一線を退き、ともにブレンディングを担当していたジェームス・サクソン(James Saxon)がディレクターに就任。これを機に、新たに定番シリーズ“コアコレクション”を設けた。これまでにブランドをけん引してきた代表作“オーチャード ハウス”と“ザ ピート モンスター”に、2種の新作“ネクタロシティ”と“クリムゾン カスク”を加え、“コアコレクション”として展開している。

また自らを「ウイスキーメーカー(創造者)」と呼び、ブランドの創造性を最大限に発揮する場として、毎年3つの限定品を発表。数百本限定の希少なリリースから、数千本規模で展開するやや入手しやすいものまで、ブレンデッドスコッチウイスキーの多様な表現を提案し続けている。

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ウイスキー界の異端児、ロンドン発「コンパス ボックス」が誕生25周年を記念した限定品を発売 法規制にも挑戦する姿勢とは

「ウイスキー界の異端児」として注目を集めるロンドン発の独立系ブレンデッドウイスキーブランド「コンパス ボックス(COMPASS BOX)」はブランド誕生25周年を記念し、アイコニックな限定シリーズ“フレーミング ハート(Flaming Heart)”(2万6950円※編集部調べ)の第8弾を8月上旬から順次発売する。

ウイスキーは、単一の蒸留所で作られた「シングルモルト」と、複数の蒸留所のウイスキーをブレンドした「ブレンデッド」に大きく分けられる。これまでは、「シングルモルト=高級で純粋、丁寧に時間をかけて作られたもの」、「ブレンデッド=安いウイスキーを混ぜて、大量生産を目的に作られたもの」というイメージが根強かった。一方、「コンパス ボックス」は、「ブレンデッドは安価で粗雑なものではなく、シングルモルトの良い部分を組み合わせてブレンディングすることで、より豊かで立体的な味わいが生まれる」と主張してきた。2000年には、業界で安物のイメージが強いグレーンウイスキーを使用した高級ボトルを発売。その味わいとステートメントを通して、「グレーンウイスキー=安物」という固定観念を覆したとされている。このほど来日したニシャット・グプテ(Nishat Gupte)最高経営責任者(CEO)サミュエル・トラヴァース(Samuel Travers)=ウイスキーメーカーに、ブランドのスタンスや展望について聞いた。

挑戦の姿勢を貫く

WWD:「コンパス ボックス」の強みは?

ニシャット・グプテ最高経営責任者(以下、グプテ):クラフツマンシップと透明性、ストーリーテリングを重視している。ウイスキーはとても汎用的な酒で、ストレートやロック、ハイボール、カクテルなど、人それぞれ好きな飲み方は異なる。世界中のウイスキー愛好家に自由に楽しんでもらえる、おいしいウイスキーを届けている。

WWD:時には伝統や業界の慣習、法規制にも立ち向かうブランドのスタンスについて教えてほしい。

グプテ:伝統も尊重する一方で、ウイスキー本来の素晴らしい価値を邪魔するような慣習に挑戦することを恐れていない。われわれは「熟成=おいしい」では必ずしもないと考えており、一つ一つの構成要素にこだわり、ウイスキー作りを追求している。求めるフレーバーを作るために必要な熟成はもちろん行っているが、消費者には熟成の年数ではなく、どのようなフレーバーなのかを伝えている。

サミュエル・トラヴァース=ウイスキーメーカー(以下、トラヴァース):スコッチウイスキー業界では、これまではレシピを公開しないブランドが大多数で、スコッチウイスキー協会(Scotch Whisky Association以下、SWA)にも開示を制限されていた。「コンパス ボックス」は15年に「情報は飲む人の権利」との考えから、使用した蒸留所の名前や各原酒の比率、熟成年数、樽の種類などを公開したところ、同協会から開示停止を求められた。それを受けて、われわれは16年に「透明性運動」を実施。欧州連合(EU)と英国の規制に対し、レシピを開示する選択肢を生産者に与えるよう働きかけた。最終的には、現行の規制を変えることなく回避策を手に入れた。スコッチウイスキーメーカーは、消費者からの問い合わせに対してレシピの詳細を明らかにすることができるようになったのだ。

WWD:ブレンディングのプロセスや、そこにかける思いを教えてほしい。

トラヴァース:「コンパス ボックス」のウイスキー作りは、表現したいアイデアやコンセプト、感情から始まる。インスピレーション源は、音楽やアート、文化、ウイスキー業界で起こっていることなどさまざまだ。コンセプトが決定したら構成要素を検討し、ブレンドするウイスキーを慎重に選択する。プロトタイプを試飲し、コンセプトの再現に至ったら樽で数カ月なじませ、瓶詰めする。1カ月半で完成した製品もあれば、2年ほどかかった製品もある。

WWD:独自の世界観を持ったパッケージデザインも特徴だ。

グプテ:ウイスキーという製品において、最終的な体験はもちろん「飲む」ことだが、飲む前に消費者が何らかのストーリーを思い浮かべられるようなデザインを意識している。ラベルを見ただけで、味わいが口の中に広がるようなデザインを追求してきた。感情を喚起することから体験は始まると考えているからだ。

WWD:製品名やコンセプトに、風刺や問題提起を反映させた製品もある。

トラヴァース:今年初め、一部のイングランドの蒸留所が「自分たちのウイスキーを“シングルモルト”とは呼べない」という指摘を受けていたため、「スコッチウイスキーを含まないイングランド産のヴァテッドモルト(複数の蒸留所のモルトウイスキー原酒のみをブレンドしたもの)」を製造した。“スコットフリー(Scot-Free)”という製品名は、「スコットランドの要素がない」と「処罰を免れる」という2つの意味を持つ言葉を掛け合わせた。現在イギリスでウイスキーを製造する61の蒸留所を象徴し、61本の限定ボトルを作りプレゼントした。

WWD:日本市場の位置付けと、今後の戦略は?

グプテ:数量は限られていたものの、長きにわたり日本でも販売していた。日本人はクラフツマンシップや品質、透明性を重視しており、「コンパス ボックス」のフィロソフィーにフィットしている。今年から直接販売するようになったのでコミュニケーションを強化し、まずは代表作“オーチャード ハウス”の存在感を高めていく。ブランド誕生25周年を記念した“フレーミング ハート”にも期待する。かつては限定品に注力していたが、今後は“オーチャード ハウス”を含む“コアコレクション”を広くアピールする。また、異業種・分野でクラフツマンシップを発揮しているほかのブランドやアーティストとのコラボレーションも検討している。

“フレーミング ハート”について

“フレーミング ハート”は06年、米アーティストのM. ウォード(M. Ward)の楽曲「Flaming Heart」にインスパイアされて誕生した。誕生以来、スモーキーでスパイシーなブレンデッドモルトの可能性を追求し続けてきた。第8弾となる今作は、シリーズ史上最も構成を絞り込んだ4種のモルトウイスキーをブレンド。濃厚なピートとオークの風味が際立つ1本に仕上げた。

ラベルアートは、「炎を育むオークの構造体」に焦点を当てた。10年の10周年記念版以来、“フレーミング ハート”のラベルには木版画調のデザインを採用しているが、今作は従来の天使が「樽職人(クーパー)」へと進化し、炎を宿すオーク構造を点検する姿を描いた。「コンパス ボックス」のウイスキー作りへの情熱を象徴し、それが今なお燃え続けていることを示している。

「コンパス ボックス」とは

「コンパス ボックス」は、ブレンデッドウイスキーのパイオニアとして知られるジョン・グレイザー(John Glaser)が00年に創業したウイスキーブランド。“LONG LIVE INTERESTING”を主張し、ラグジュアリーを追求するオーセンティックなシングルモルトウイスキーと対角に位置するブランドとして、欧米を中心にストリートのバーシーンなどでカジュアルに楽しまれている。

24年、グレイザー創業者は一線を退き、ともにブレンディングを担当していたジェームス・サクソン(James Saxon)がディレクターに就任。これを機に、新たに定番シリーズ“コアコレクション”を設けた。これまでにブランドをけん引してきた代表作“オーチャード ハウス”と“ザ ピート モンスター”に、2種の新作“ネクタロシティ”と“クリムゾン カスク”を加え、“コアコレクション”として展開している。

また自らを「ウイスキーメーカー(創造者)」と呼び、ブランドの創造性を最大限に発揮する場として、毎年3つの限定品を発表。数百本限定の希少なリリースから、数千本規模で展開するやや入手しやすいものまで、ブレンデッドスコッチウイスキーの多様な表現を提案し続けている。

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ヘラルボニーが「カンヌライオンズ」グラス部門受賞 契約作家報酬を期間限定で2倍に

ヘラルボニーは、世界最大級のクリエイティビティーの祭典「カンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバル(以下、カンヌライオンズ)」で「Glass: The Lion for Change(グラス: ザ ライオン フォー チェンジ)」ゴールドを受賞した。これを記念し、6月30日23時59分まで、ヘラルボニーの実店舗および公式オンラインストアで購入の全商品の作家報酬を通常の2倍にする。

同キャンペーンは、今回の受賞が150人以上の契約作家たちの力によるものだとして、“作家ファースト”の原点に立ち返る姿勢を示すものとして行う。

期間中、税込3000円以上の購入で、「カンヌライオンズ」の舞台でライブペイントを披露した契約作家・小林覚による描き下ろしアート「MERCI & ESPOIR(感謝と希望)」のステッカーをプレゼントする。同作品には、創業から7年間の“ありがとう(MERCI)”と“これからも共に希望を描いていきたい(ESPOIR)”という思いを込めた。

小林覚は、養護学校中等部在学中から独特の形にアレンジした文字を書くようになり、後に魅力的な造形表現として評価されるようになった作家だ。

現地レポートを交えた報告会を開催

6月24日19時からは、「カンヌライオンズ」での受賞を記念した報告会をオンラインで開催する。代表取締役の松田崇弥をはじめ、今回のプロジェクトに携わったクリエイティブメンバーが登壇し、現地での様子や制作の裏側、障害のある作家による“異彩”の表現がなぜ世界で評価されたのかを解説する。

報告会では現地レポートとともに受賞作品のプレゼンテーション、国際的なクリエイティブシーンの潮流と今後の展望についてのトークセッションも予定している。参加費は無料で、文字通訳も提供する。申し込みは特設サイトから受け付ける。

特設サイト

イベント概要

■報告会 “世界が注目した‘異彩’の挑戦” カンヌライオンズ2025報告会

日時:6月24日19時〜20時30分(18時50分開場)
会場:オンライン(Zoom)
参加費:無料

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「タサキ」が伊勢丹新宿店でポップアップを開催 ニッコロ・パスカレッティとのコラボを先行発売

「タサキ(TASAKI)」は6月25日〜7月1日、伊勢丹新宿本店でポップアップストアを開催する。同ポップアップでは、「タサキ」のアイコンジュエリーの1つである“チャンツ”の新作をはじめ、デザイナーのニッコロ・パスカレッティ(Niccolo Pasqualett)とのコラボレーション“タサキ ニッコロ・パスカレッティ(TASAKI NICCOLO PASQUALETT)”を先行発売する。

あらゆるシーンに映える多彩なコレクション

“チャンツ(chants)”は、花の輪郭をグラフィカルに描いたデザインが特徴のジュエリーシリーズだ。今回の新作は、ラグジュアリーなハイジュエリーや、日常に寄り添うデザイン、人生の節目にふさわしいエレガントなアイテムなど、多彩なコレクションを展開する。さらに、シリーズ初の腕時計(TIMEPIECES)も登場する。

また、パリとイタリア・トスカーナを拠点に活躍するデザイナー ニッコロ・パスカレッティ(Niccolo Pasqualett)とのコラボレーションアイテムを先行発売する。本コラボレーションでは、真珠が育つ情景に着想を得て誕生した、彫刻のような造形美を湛える全11型を4つのシリーズで用意。同ポップアップでの先行発売後は、「タサキ」銀座本店で8月6日から展開する。本コラボの全ラインアップやアイテムの詳細は、公式サイトに記載する。

▪️「タサキ」ポップアップストア

日程:6月25日〜7月1日
場所:伊勢丹新宿店 本館1階 ザ・ステージ
住所:東京都新宿区新宿3-14-1
”チャンツ”スペシャルサイト

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「タサキ」が伊勢丹新宿店でポップアップを開催 ニッコロ・パスカレッティとのコラボを先行発売

「タサキ(TASAKI)」は6月25日〜7月1日、伊勢丹新宿本店でポップアップストアを開催する。同ポップアップでは、「タサキ」のアイコンジュエリーの1つである“チャンツ”の新作をはじめ、デザイナーのニッコロ・パスカレッティ(Niccolo Pasqualett)とのコラボレーション“タサキ ニッコロ・パスカレッティ(TASAKI NICCOLO PASQUALETT)”を先行発売する。

あらゆるシーンに映える多彩なコレクション

“チャンツ(chants)”は、花の輪郭をグラフィカルに描いたデザインが特徴のジュエリーシリーズだ。今回の新作は、ラグジュアリーなハイジュエリーや、日常に寄り添うデザイン、人生の節目にふさわしいエレガントなアイテムなど、多彩なコレクションを展開する。さらに、シリーズ初の腕時計(TIMEPIECES)も登場する。

また、パリとイタリア・トスカーナを拠点に活躍するデザイナー ニッコロ・パスカレッティ(Niccolo Pasqualett)とのコラボレーションアイテムを先行発売する。本コラボレーションでは、真珠が育つ情景に着想を得て誕生した、彫刻のような造形美を湛える全11型を4つのシリーズで用意。同ポップアップでの先行発売後は、「タサキ」銀座本店で8月6日から展開する。本コラボの全ラインアップやアイテムの詳細は、公式サイトに記載する。

▪️「タサキ」ポップアップストア

日程:6月25日〜7月1日
場所:伊勢丹新宿店 本館1階 ザ・ステージ
住所:東京都新宿区新宿3-14-1
”チャンツ”スペシャルサイト

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【2026年春夏メンズコレ日記Vol.1】 熱中症とトイレのジレンマを乗り越え、“ちゃんと届く服”の価値に気付く

2026年春夏のメンズ・ファッション・ウイークがスタート。久々にメンズコレサーキットに舞い戻った編集長・村上と、初参戦のヘッドリポーター・本橋が、ヨーロッパを覆う熱波に負けないアツいリポートをお届けします!今回はミラノ1日目。

村上要「WWDJAPAN」編集長(以下、村上): いやー、初日から暑かったね。なかなかの灼熱地獄でした。
 
本橋涼介「WWDJAPAN」ヘッドリポーター(以下、本橋): 日差しすごすぎですね。熱中症対策で水分は摂りたいけど、今度はトイレ問題が……。街中に、本当に全然トイレがなくて驚いています。
 
村上:スケジュールと睨めっこしながら、「どこでトイレに行くか?」を」考えなくちゃね。「エンポリオ アルマーニ(EMPORIO ARMANI)」や「ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE &GABBANA)」のトイレは安心なんだけど、今日は訪れたことのない会場ばかりで、トイレ事情がわからない(笑)。

セッチュウ(SETCHU)

本橋: 水分の摂取と排出のバランス感覚(?)に四苦八苦する中、ミラノ一発目のショー「セッチュウ(SETCHU)」がスタート。我々の悩みよりはるかの高尚な、服づくりにおけるバランス感覚という意味では、桑田悟史デザイナーが新機軸を見せてくれたと思います。

村上:ちゃんとコレクションを見るのは初めてだったんですが、ストイックなほどに静謐なカンジは一切なく、むしろプレイフル。勝手に懸念していた“気難しさ”は皆無で、直感的に楽しめました。
 
本橋: “巻く”“運ぶ”“結ぶ”といった動作を誘発する構造が多くて、和装やスポーツ、ミリタリーが溶け合っていた印象です。
 
村上:直感的なスタイリングや、それが成立する緻密なパターンワークは、「海外に出ると、必ず現地の人たちと手を動かす」と言っていた桑田デザイナーの感覚ならではなのかも。モノ作りの楽しさで既成概念を超越しつつ、その経験が緻密な洋服作りに生きている、そんな印象でした。

淡い虹色のストライプは、アフリカのジンバブエを訪れた時のビクトリア・フォールズの風景が着想源。瀑布ならではの水飛沫で淡く霞んだ虹の表現だそう。レインボーのストライプにチュール素材を重ねて表現しました。日本とイタリアのみならず、これからは世界を「セッチュウ」するんだね。ピッティ・イマージネ・ウオモでは「最初で最後のショー」って言ってたけれど、しれっとミラノでやってくれたね。観れてよかった。
 
本橋: また見たいと思わせるショーでした。削ぎ落としと構築の両方に向き合っていて、「服としてどう届くか」を真剣に考えてるのが伝わってきました。

「セッチュウ」が“静”と“動”の折衷で見せた進化 26年春夏ミラノメンズ開幕

ジェントルモンスター(GENTLE MONSTER)

村上:ちなみに、その前は「ジェントルモンスター(GENTLE MONSTER)」のプレゼンテーションに行きましたね。会場は、ミラノの名物セレクトの「ディエチ コルソ コモ(10 CORSO COMO)」。今年店内に本格オープンしたインショップで、「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」とのコラボラインなどを展示・販売しています。東京・青山の店舗にもある巨大な顔型のロボット“ジャイアントヘッド”は、ミラノにも3体設置しています。私、いつも行列している青山店には入ったことがないので、ミラノで先に“ジャイアントヘッド”と相対してしまいました(笑)。

本橋:新作は、テンプルを折り曲げるとコンパクトサイズになる“フォールド”というライン。チャームとしても使えるレザーケースに収納できます。こういう見せ方、やっぱり上手いですよね。

「MSGM」

本橋:「MSGM」のプレゼンテーション会場にはBMXが置かれ、グラフィックT、風景柄シャツ、ナンバリングニット、ショートパンツなど、“サイクルファッション”を軸にした構成でした。
 
村上: カルチャーと繋がるブランドは今シーズン、自転車なんだね。アクティブで「MSGM」っぽいとは思うけれど、サイクルファッション以外のコレクションは、少し物足りなかったかな。

本橋: 確かに今っぽいし、タイダイ調のシャツやクロップドのパーカなどは「MSGM」らしいけれど、“今も欲しいと思えるアプデ感”は見えづらかったですね。
 
村上:私は大好きだけど、もっと若い世代におけるメンズトレンドって、「MSGM」とはちょっと違う印象があります。別にそちらに寄せる必要はないけれど、一方で長らくのファンは「もう持っているもの」で代用できちゃうし、台頭する上質素材で作った普遍性の高いブランドの間で埋もれていってしまいそうな危機感を覚えます。
 

フィオ ルッチ(FIORUCCI)

 
本橋:そういう意味では、 「フィオルッチ(FIORUCCI)」も少し似た印象でした。
 
村上:フェイクレザーのチュールスカート、超コンパクトトップスにトリプルヘムのワイドジーンズ、スケスケ素材のベスト。ショーは見られなかったけど、Y2Kに寄せている感じだね。
 
本橋:そうなんです。ただ「フィオルッチ」って“かわいい”だけじゃなく、“毒っぽさ”とか“反骨のポップ”が持ち味だったはず。そこをもっと攻めてもよかったと思います。途中からスマホをいじり始める観客もいて、ショーとしての没入感も足りていなかったかもしれません。
 
村上:SNSを見て、「モデルの体に洋服を描いているヒマがあったら、作ろうよ!」って思っちゃいました(笑)。

C.P.カンパニー(C.P. COMPANY)

村上:一方の私は、「C.P. カンパニー(C.P. COMPANY)」へ。今シーズンはマリンを意識し、藍色っぽいブルーのボーダーTシャツなどを提案。ガーメントダイのブルゾンやフーディは、ミントグリーンやスカイブルーなど。淡いパステルカラー新鮮です。もちろん藍を思わせる深いブルーもキーカラー。天然繊維と化学繊維で異なる染まり方の双方が楽しめるゴーグルブルゾンは、ウンチク大好きなメンズの心に刺さること間違いなし!って感じです。

村上:そのあとは、「ラルフ ローレン パープル レーベル(RALPH LAUREN PURPLE LABEL)」のプレゼンへ。良い意味で「割り切った」ってカンジのコレクションでした。以前は「ラルフ ローレン ブラック レーベル(RALPH LAUREN BLACK LABEL)」とか「RLX」を思わせるモードなパートもありましたが、マリンとサファリのテイストが漂うデイウエアとイブニングにフォーカス。シルエットを少しコンテンポラリーなリラックスシルエットに改めつつ、リネンなどの素材を交えながら上品にまとめました。サファリなら生成り、マリンならネイビーやピュアホワイトとリネンは多彩な表情を見せ、いずれも清潔感たっぷり。結局「ラルフ ローレン」に求めるものは、こういうコトですよねぇ。

PDF

本橋: 「PDF」は、色んな意味で別次元でした。
 
村上: それ、褒めてる?
 
本橋: はい。“らしさ”を貫くという点においては、圧倒的でした。ローライズのチェックパンツ、ゴリゴリのレザーアウター、ロザリオのベルトに重たいレザーブーツ。そんなギャングモデルたちが冒頭、フェンスの中から発煙筒を焚いて脱走。モデルたちはランウエイウオークを終えるとその辺にたむろし、タバコをふかし、カメラを睨みつけてくる。前方にいたんですが、身の危険を感じました(笑)。
 
村上: 前回は会場がシンナーまみれだったらしいけど、今年もぶっ飛んでるね。
 
本橋: 金チェーン、ネックレスの重ね付け、ローライズのボトムス。すべてが過剰。でもそれを真正面からやりきることで、中性的でおとなしい今の男性像に対する強烈なカウンターになっていたようにも思いました。特に日本では、昨今の社会的な空気もあって、“大人の男性像”がどんどんおとなしく、中性的になってきています。発言や表現に慎重さが求められる場面も増えている中で、あそこまでテストステロン全開で“男らしさ”をぶつけてくるスタイルは、逆に今っぽく見えてきたりもします。
 

 
本橋: ちなみに「PDF」の前、近くのピザ屋に入ったら全然出てこなくて、結局テイクアウトにしてダッシュ。到着したら、受付で「ここではウーバーしてないよ」って笑われました。
 
村上:ともかく、間に合ってよかったね......。
 
本橋: でもちょっと思ったんです。「MSGM」や「フィオルッチ」は、“それっぽさ”はあるけど、「誰に届けたいか」が曖昧だった。一方「PDF」は“届ける相手”を選ぶけど、確実に刺さる。服もウーバーも、“ちゃんと届く”ことが今の時代、大事なんだなって思います。
 
村上: なんか、うまいこと言ったカンジでまとめましたね(笑)。

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大阪文化服装学院の学生が大阪万博でドレーピングのインスタレーションを実施

大阪文化服装学院のスーパーデザイナー学科3、4年の学生5人が、大阪・関西万博のポルトガルパビリオン内で開催されたライブ・インスタレーション企画“持続可能な素材によるドレーピング”に参加した。本企画は、ポルトガル繊維・服飾協会が主催する国際共同プロジェクトだ。協会メンバー5社のサステナブル素材を用い、学生がドレーピング(立体裁断)により即興で衣服を作る様子をライブ形式で来場者に披露した。

学生の創造性とポルトガルのテキスタイルの魅力が光るライブ

環境負荷の低減とイノベーションの両立で国際的な評価を集めるポルトガルの繊維業界と、サステナビリティを軸とした産官学連携を進める大阪文化服装学院の理念が合致し実現した本プロジェクトは、同学院にとって4月の“TGC in 大阪・関西万博”での作品出展に続く、2度目の万博連携となった。また9月には、大阪ヘルスケアパビリオンで行われる“サステナブルに基づく繊維ファッション産業の未来共創プロジェクト”の展示企画への参加も予定している。

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バレルパンツ旋風が加速 進化系シルエットで描く新バランス【25年春夏トレンド】

膝周りに膨らみを持たせた“樽形”のバレルパンツは、人気が長期化して新たなフェーズを迎えました。全体がふんわり膨らんだバルーン形や裾がバブルのようなタイプも登場。エレガント系やサルエルパンツ風のデザインなども加わり、勢いが加速しそうです。

例えば、「ジーユー(GU)」はバレルレッグのラインアップを厚くしています。膨らみ加減や素材などのバリエーションが増え、スタイリングの選択肢を広げました。風を含むシルエットなので、湿度が高く、蒸し暑い時期も快適に過ごせそうです。今回は、国内注目ブランドの2025年春夏ルックから、新しい着こなしをご案内します。

ずれ感を生かした
“フォーマル×ストリート”

“バレル”は“樽”という意味ですが、人気の高まりに伴って、膨らみ度合いもアップ。ボリューミーなシルエットが増えてきました。

「メゾンスペシャル(MAISON SPECIAL)」は、極太のデニムパンツを提案しました。サルエルパンツ風のシルエットをさらに強調し、圧倒的なダボつき感を演出。随所に切り替えを施し、ストリートスタイルに見えがちなところを、あえてテーラードジャケットを合わせることで、適度な“ずれ感”を引き出しました。

“ハンサム×エレガント”の
涼やかルック

朗らかな曲線を描いて、フェミニンさをまとわせるバレルパンツも現れました。“バレル=マニッシュ”のイメージを遠ざけ、柔らかさを漂わせたドレープです。

「エムティーモデリスト(MTMODELIST)」のバレルパンツは、優美なシルエットで風通しもよさそう。靴もブラックでそろえて、シックな雰囲気にまとめました。トップスはジレを素肌にまとい、上下のボリュームコントラストを際立たせています。リラックス感とハンサムさをダブルでかなえる、涼しげなコーディネートです。

自然体で優しげな控えめバレル

ボリュームを抑えた“程々バレル”なら、主張が控えめなので、バレルデビューの人たちも安心してトライできます。気負わない自然体なムードをまとえるのもこのタイプのいいところ。エフォートレスなスタイリングに整えられます。

クロップド丈の“程々バレル”を用意したのは、マザーハウス代表兼チーフデザイナーの山口絵理子氏が手掛ける「エリコヤマグチ(ERIKO YAMAGUCHI)」。優しげな風合いの白パンツは、初心者でも取り入れやすそうです。淡い色のシャツと合わせて、柔らかいムードにまとめ上げています。

ワントーンで統一した
洗練ゴープコア風スタイル

もともとワークウエアのイメージがあるバレルパンツですが、近ごろは着心地や動きやすさは維持しつつ、洗練されたデザインのバレルパンツも登場しています。

「ビューティフルピープル(BEAUTIFUL PEOPLE)」は、全身のカラートーンをまとめたルックを提案しました。穏やかなスモーキーグリーンで統一することで格上感が漂い、アウトドアを都会的に着こなす“ゴープコア”風に仕上がっています。

上品バレルはオフィスシーンにも活躍

ドレッシーな印象のバレルパンツは、着こなしの引き出しが多いボトムスです。ドレープやタックなど、布の表情を豊かにしたディテールで、デザインに深みが加わっています。

俳優の榮倉奈々さんが立ち上げたブランド「ニューナウ(NEWNOW)」は、一見バレルっぽく見えないパンツを披露しました。タックがサイドに流れて、ドラマチックな起伏を生んでいます。クロップド丈の控えめなパフスリーブブラウスと合わせて、全体をきれいめに演出。ジャケットと組み合わせれば、オフィススタイルにもなじみそうです。

レングスが短いタイプは、軽やかな気分で着こなせます。スポーティーに仕上がるのも、クロップド丈の持ち味。華奢なヒールサンダルなどエレガントな靴と合わせて、ミックステイストに整えるのが上手なスタイリングです。

「ディウカ(DIVKA)」のバレルパンツは、張り出したポケットが目を引きます。シルエットの起伏を一段と引き立てるドラマチックなディテールとは対照的に、トップスはTシャツでシンプルに。レディーライクなヒールで足首を強調して、トップスが足元に視線を誘う効果を発揮しています。

着心地が楽なバレルパンツは、今後さらに支持を広げていく気配。風通しがよく素肌に張り付かないので、夏に重宝したいボトムスです。従来のカジュアルだけでなく、フェミニンやエレガントなど、これまでとは異なるムードでまとえる新顔が増えているので、ますます自分好みのアレンジが楽しめそうです。

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バレルパンツ旋風が加速 進化系シルエットで描く新バランス【25年春夏トレンド】

膝周りに膨らみを持たせた“樽形”のバレルパンツは、人気が長期化して新たなフェーズを迎えました。全体がふんわり膨らんだバルーン形や裾がバブルのようなタイプも登場。エレガント系やサルエルパンツ風のデザインなども加わり、勢いが加速しそうです。

例えば、「ジーユー(GU)」はバレルレッグのラインアップを厚くしています。膨らみ加減や素材などのバリエーションが増え、スタイリングの選択肢を広げました。風を含むシルエットなので、湿度が高く、蒸し暑い時期も快適に過ごせそうです。今回は、国内注目ブランドの2025年春夏ルックから、新しい着こなしをご案内します。

ずれ感を生かした
“フォーマル×ストリート”

“バレル”は“樽”という意味ですが、人気の高まりに伴って、膨らみ度合いもアップ。ボリューミーなシルエットが増えてきました。

「メゾンスペシャル(MAISON SPECIAL)」は、極太のデニムパンツを提案しました。サルエルパンツ風のシルエットをさらに強調し、圧倒的なダボつき感を演出。随所に切り替えを施し、ストリートスタイルに見えがちなところを、あえてテーラードジャケットを合わせることで、適度な“ずれ感”を引き出しました。

“ハンサム×エレガント”の
涼やかルック

朗らかな曲線を描いて、フェミニンさをまとわせるバレルパンツも現れました。“バレル=マニッシュ”のイメージを遠ざけ、柔らかさを漂わせたドレープです。

「エムティーモデリスト(MTMODELIST)」のバレルパンツは、優美なシルエットで風通しもよさそう。靴もブラックでそろえて、シックな雰囲気にまとめました。トップスはジレを素肌にまとい、上下のボリュームコントラストを際立たせています。リラックス感とハンサムさをダブルでかなえる、涼しげなコーディネートです。

自然体で優しげな控えめバレル

ボリュームを抑えた“程々バレル”なら、主張が控えめなので、バレルデビューの人たちも安心してトライできます。気負わない自然体なムードをまとえるのもこのタイプのいいところ。エフォートレスなスタイリングに整えられます。

クロップド丈の“程々バレル”を用意したのは、マザーハウス代表兼チーフデザイナーの山口絵理子氏が手掛ける「エリコヤマグチ(ERIKO YAMAGUCHI)」。優しげな風合いの白パンツは、初心者でも取り入れやすそうです。淡い色のシャツと合わせて、柔らかいムードにまとめ上げています。

ワントーンで統一した
洗練ゴープコア風スタイル

もともとワークウエアのイメージがあるバレルパンツですが、近ごろは着心地や動きやすさは維持しつつ、洗練されたデザインのバレルパンツも登場しています。

「ビューティフルピープル(BEAUTIFUL PEOPLE)」は、全身のカラートーンをまとめたルックを提案しました。穏やかなスモーキーグリーンで統一することで格上感が漂い、アウトドアを都会的に着こなす“ゴープコア”風に仕上がっています。

上品バレルはオフィスシーンにも活躍

ドレッシーな印象のバレルパンツは、着こなしの引き出しが多いボトムスです。ドレープやタックなど、布の表情を豊かにしたディテールで、デザインに深みが加わっています。

俳優の榮倉奈々さんが立ち上げたブランド「ニューナウ(NEWNOW)」は、一見バレルっぽく見えないパンツを披露しました。タックがサイドに流れて、ドラマチックな起伏を生んでいます。クロップド丈の控えめなパフスリーブブラウスと合わせて、全体をきれいめに演出。ジャケットと組み合わせれば、オフィススタイルにもなじみそうです。

レングスが短いタイプは、軽やかな気分で着こなせます。スポーティーに仕上がるのも、クロップド丈の持ち味。華奢なヒールサンダルなどエレガントな靴と合わせて、ミックステイストに整えるのが上手なスタイリングです。

「ディウカ(DIVKA)」のバレルパンツは、張り出したポケットが目を引きます。シルエットの起伏を一段と引き立てるドラマチックなディテールとは対照的に、トップスはTシャツでシンプルに。レディーライクなヒールで足首を強調して、トップスが足元に視線を誘う効果を発揮しています。

着心地が楽なバレルパンツは、今後さらに支持を広げていく気配。風通しがよく素肌に張り付かないので、夏に重宝したいボトムスです。従来のカジュアルだけでなく、フェミニンやエレガントなど、これまでとは異なるムードでまとえる新顔が増えているので、ますます自分好みのアレンジが楽しめそうです。

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熊谷隆志の「GDC」が「ゾフ」とコラボ 90年代の裏原カルチャーを現代的に落とし込んだサングラス8型

「ゾフ(ZOFF)」は7月11日、スタイリストの熊谷隆志が手掛けるファッションブランド「ジーディーシー(GDC)」との初コラボレーションアイテム“ゾフ|ジーディーシー”を発売する。「ゾフ」一部店舗および公式オンラインストアで取り扱う。現在、「ゾフ」公式オンラインストアでは先行予約を受け付けている。

同コラボでは、1990年代の裏原カルチャーやストリートファッションの要素を現代的に落とし込んだ存在感のあるシェイプやカラーリングが特徴的なアイウエアを展開する。ラインアップは、サングラス8型の全30種類をそろえる。価格は1万1100円。

レトロとモダンが融合した8型

90年代の空気感を再構築したウェリントンフレームは、フロントにストリートスタイルを引き立てるディテールの3ピンを配した。オクタゴンフレームは、トレンド感のあるシェイプにクラシックとモダンが融合した絶妙なカラーを組み合わせと快適な遊び心を表現した。裏原テイストを現代風にアレンジしたスクエアフレームは、スタイリッシュな存在感が魅力だ。

レトロとモダンが融合したキャットオーバルフレームは、都会的な雰囲気が漂うデザインに仕上げた。角張ったスクエアオーバルフレームは、ストリートの遊び心あるカラーリングで存在感のあるアイテム。テンプルと絶妙なフロントカーブが特徴のスクエアフレームは、90年代ストリートカルチャーを感じるシルエットに仕上げた。

ウェブ購入者限定でGDCのロゴが入ったオリジナルデザインのフライトタグを数量限定でプレゼントする。

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「ヴァンズ」がさくらももこ作品とコラボ ビジュアルには元BiSH・モモコグミカンパニーを起用

「ヴァンズ(VANS)」は7月4日、さくらももこ作品の「ちびまる子ちゃん」、「コジコジ」との初のコラボレーションコレクション“ヴァンズ×モモコ サクラ”を発売する。ABCマート グランドステージとABCマートの一部店舗およびABCマート グランドステージ公式オンラインストアで取り扱う。また6月27日〜7月6日の期間には、さくらももこの地元である静岡県でポップアップを開催し、同コレクションの先行販売を行う。ビジュアルには、元BiSHでさくらももこ作品のファンであるモモコグミカンパニーを起用した。

同コラボでは、「ヴァンズ」を代表するアイコニックなモデルやアパレル、アクセサリーに「ちびまる子ちゃん」と「コジコジ」のキャラクターやキャラクターをモチーフにしたデザインを施したアイテムをラインアップする。

「ちびまる子」デザイン

「ちびまる子ちゃん」とコラボしたアイテムは、まる子のさまざまな表情で彩ったチェッカー柄の“オールド スクール” (1万2100円)や、アッパーにまる子とそのクラスメイトを総柄であしらい、ミッドソールに“CHIBI MARUKO CHAN”の文字をポップな字体でプリントした“オーセンティック” (1万1000円)、世界地図をモチーフにさくらももこが描いた扉絵をアッパー全体にプリントした“スリップ オン”(9900円)を展開する。

「コジコジ」デザイン

「コジコジ」をあしらったアイテムでは、サイドパネルにコジコジの多彩な表情を、シュータンにはコジコジのセリフを吹出しでプリントした“オールド スクール”(1万2100円)やチェッカー柄からコジコジが顔を覗かせ、よく見るとおたんこなすも紛れたユニークなデザインチェックの“スリップ オン”(9900円)、ヒールのコジコジロゴの刺しゅうをアクセントにコミックの印象的なシーンを漫画風に表現した“スリップ オン”(9900円)を用意する。

アパレル・アクセサリー

アパレル・アクセサリーでは、スケートボードに乗ったまる子や名言を呟くコジコジなどキャッチーなキャラクターをプリントしたTシャツ4モデルをそろえる。ほか、スリッポン型のキーホルダーや。まる子とコジコジをペイズリー柄に落とし込んだバンダナなどもラインアップする。また、ポップアップストア限定で静岡・清水らしさを表現したオレンジカラーのバンダも登場する。

ポップアップ概要

◼️“ヴァンズ×モモコ サクラ ポップアップストア バイ ABCマート

期間:6月27日〜7月6日
場所:エスパルスドリームプラザ 本館1階 エスパルススクエア
住所:静岡県静岡市清水区入船町13-15
時間:10:00〜20:00(最終日は10:00〜17:00)

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ぬいぐるみブームは“ラブブ”だけにあらず “ファンシー・テディー”も人気台頭

 

中国発の玩具メーカー、ポップマートの“ラブブ(Labubu)”がラグジュアリー市場で存在感を示すなか、“ファンシー・テディ(Fancy Teddy)”も新たなコレクターズトイとして頭角を現しつつある。

アーティストのジェフリー・メン(Jeffrey Men)が手掛ける“ファンシー・テディ”は、ウェルネスとおもちゃの架け橋となることを目指すアメリカ製のぬいぐるみだ。高品質のコットンブークレやカウハイドレザー、ベルベットを使用し、中身にはオーガニックカポックを詰め、さらにヒーリングクリスタルを用いている。

現在、 “ファンシー・テディ”は直販のみの取り扱いで、これまで7回限定販売を行った。主要市場は、カルフォルニア、ニューヨーク、オースティン、デンバーで、カリフォルニア州サンタアナにあるオレンジ・カウンティ・ミュージアム・オブ・アートでは、そのデザイン性が評価され展示されている。

データテクノロジー企業のサーカナ(Circana)の2025年初頭の調査によると、“Kidult”(子供向け製品を好む大人)やおもちゃコレクターによる消費が活況で、24年にピークを迎えたコレクターズトイの売り上げは、25年と26年にも上昇し続けると予想されている。特に、マインドフルネスやメンタルヘルス向上を意識したおもちゃへの関心が高まっているという。

“いい感じのテディベア”と称され、アリアナ・マディックス(Ariana Madix)やリンゼイ・ハバード(Lindsay Hubbard)らのセレブリティーも賞賛する“ファンシー・テディ”だが、このぬいぐるみは、もっと多くのことを表現しているとメンは言う。それぞれの個体の中には、精神的な安心感や鎮静効果をもたらすとされる50種類のヒーリングクリスタルから選んだ3つのクリスタルが入っており、それぞれに異なる個性を持つ。他のコレクターズトイとは一線を画す“ファンシー・テディ”は、「あなたにぴったりのものが見つかる」とメンは言う。

メンは、「感情のつながりのことだ。人生の旅に連れていく何かを持つということ、それが私とファンシー・テディとの物語の全てだ。私の癒しの旅の物語であり、人々が幼少期のノスタルジーや長続きする何かとつながることができるのであれば、それは、私たちみんながかつて一度は持っていた、ぬいぐるみとつながることなのだ」と語る。

またメンは、ブランドを展開していくにあたり、“ファンシー・テディ”の本質を物理的にも、イデオロギー的にも守っていくことに慎重な姿勢を示している。例えば、より小さいバージョンへの需要に応え、12インチの通常サイズに比べ、わずか4インチの“ミニ”バージョンを発表したが、このミニサイズをハンドバッグに装着するには、専用の保護ポーチに入れて留める必要がある。メンは、「私は自分のすることに芸術性を持ち、慎重で、誠実でありたい」と話し、“ファンシー・テディ”が今後成長するにあたって、全ての段階でそのメッセージを伝え続けることが重要だと言う。

さらに今後は、ウェルネス分野で継続的に活動しながら、アニメーション制作も視野に入れているという。

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「ルイ・ヴィトン」の歴史を紹介する展示を大阪で開催 広瀬すずや平野紫耀のドレスも

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は7月15日〜9月17日、大阪中之島美術館で“ビジョナリー・ジャーニー”展を開催する。1000点を超える貴重な歴史的アイテムや資料を展示し、日本というレンズを通してメゾンの歴史を新たな視点で解釈する。チケットは、大阪中之島美術館 チケットサイトおよびローソンチケットで6月30日10時から販売する。

同展は、美術史家兼キュレーターのフロランス・ミュラー(Florence Muller)の協力のもと、国際的建築設計集団OMAの重松象平による演出を行う。「ルイ・ヴィトン」が所蔵するコレクションから厳選したアーカイブのほか、神戸の香雪美術館、パリのギメ東洋美術館やケ・ブランリ美術館といった国際的芸術機関の特別協力による作品も展示する。

会場には、19世紀以来パリ市立公文書館に保管され、最近になって無傷の状態で再発見されたモノグラム・キャンバスの最初のサンプルや、製造工程の一部を実際に見られるスペースを設置する。

さらに、同ブランドのアンバサダーを務める十三代目市川團十郎白猿や広瀬すず、平野紫耀らセレブリティーと所縁のあるトランクやドレスなども展示する。

イベント概要

■ルイ・ヴィトン “ビジョナリー・ジャーニー”展

日程:7月15日〜9月17日
時間:日〜木曜日 10:00〜17:00(最終入場16:30)/金・土・祝前日 10:00〜19:00(最終入場18:30)
場所:大阪中之島美術館 5階展示室
住所:大阪府大阪市北区中之島4-3-1
休館日:月曜日(祝日の7月21日、8月11日、9月15日は開館)、7月22日
観覧料:一般2000円/大学・専門学校生1500円/高校生以下無料(要事前申込)

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「ファミリア」が「ヨリ」と初コラボ 親子でリンクコーデを楽しめるアイテムが登場

「ファミリア(FAMILIAR)」は8月5〜7日の期間、「よろこびを着る」をコンセプトにしたアパレルブランド「ヨリ(YORI)」との初コラボレーションアイテムの受注販売を両ブランドの公式オンラインストアで行う。「ファミリア」神戸本店および代官山店では7月24日〜8月7日に、「ヨリ」では2025年秋冬先行受注会でサンプルを展示する。

両ブランドのアニバーサリーを記念した特別な日にぴったりなアイテム

同コラボは、今年4月に創業75周年を迎えた「ファミリア」と同年6月に10周年を迎えた「ヨリ」のアニバーサリーイヤーを記念し、「ヨリ」のアーティスティックな一面を表現した“シロコン”ラインからアイテムを展開する。「ファミリア」では、キッズサイズの洋服とバッグを、「ヨリ」からは、「ファミリア」で販売する子どもの洋服にリンクした洋服やバッグを用意し、ラインアップは“シロコン”ラインで人気の独特な凹凸感のあるキルト生地やホイップのような襟、ふんわりとした形のバッグなど特別な日にぴったりなアイテム7種。

「ファミリア」からは、“シロコン”の上品な色合いと繊細なディテールのアイテムに、同ブランドのアイコニックなチェック柄やアートを組み合わせたキッズサイズの洋服とふんわりとしたシルエットの“マシュマロミニバッグ”(2万3100円)に加えて、“ホイップワンピース“(7万7000円)を身にまとった同ブランドのキャラクター“ファミちゃん”のマスコットの4種類をそろえる。「ヨリ」では、「ファミリア」で販売するゆったりとしたシルエットの“もくもくジャケット”や“ホイップワンピース”などの子どもの洋服とリンクしたアイテムをラインアップする。

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ホラー作家・梨 × 闇 ×テレ東・大森時生による「恐怖心展」が7月18日から開催 約10万人が来場した「行方不明展」の制作陣が再集結

テレビ東京は、闇とローソンエンタテインメントとともに体験型展覧会「恐怖心展」を7月18日から8月31日まで開催する。同展覧会は、東京・名古屋で約10万人が来場した展覧会「行方不明展」を手がけた、気鋭のホラー作家・梨と、闇、「イシナガキクエを探しています」「飯沼一家に謝罪します」などで知られるテレビ東京プロデューサー・大森時生が今夏再び集結する。

「恐怖心展」は、「恐怖心」(あるもの・ことに対して、その人が生理的に感じる恐れや不安)に関する展覧会。恐怖心は、命の危険や苦痛を伴うものだけでなく、一見して恐怖の対象とは思えないものにも生じることがあり、これらの恐怖は、時に説明のつかない不合理さを伴う。そうした考えのもと、展示は、「先端」「閉所」「視線」といった、さまざまなものに対して抱く「恐怖心」をテーマに展開する。医学監修には精神科医・池内龍太郎を迎え、自身の“恐怖心”に向き合うことを意図している。※展示物の一部はフィクションです。

今回公開されたキービジュアルは、アートディレクターの大島依提亜、撮影は写真家・鈴木陽介、スタイリストは伊賀大介が担当した。

スタッフコメント

「恐らく人間は、何かの片手間に怖がる、ということはできません」
「例えば、笑いながら泣くことはあるでしょうが、そういう喜怒哀楽に対して、恐怖は独立しています」
─「お前の死因にとびきりの恐怖を」(イースト・プレス)

頓花聖太郎(闇)

恐怖というテーマと向き合い続けて、はや10年になります。
この間に分かったのは、恐怖の本質はその対象そのものよりも、
それを感じ取る私たち自身の「心」の中にある、ということでした。
人は何を恐れるのか。その恐れをどのように感じるのか。
そこには個人個人の生き方や経験が深く刻まれています。
今回の「恐怖心展」では、無数の「恐怖心」を物語にし、展示というかたちで再現しました。
その多様な心のありようを追体験することが、
この10年の問いの、ひとつの答えになると考えています。

大森時生(テレビ東京)

恐怖心に向き合うことは、自分と向き合うことです。

「恐怖心展」

◾️「恐怖心展」
会期:2025年7月18日〜8月31日(日)
会場:BEAMギャラリー
住所:東京都渋谷区宇田川町31-2 渋谷BEAM 4F
時間:11:00〜20:00(最終入場19:30)※観覧所要時間:約90分
入場料:2300円 ※小学生以上有料
主催:闇、テレビ東京、ローソンエンタテインメント
https://kyoufushin.com

チケット情報

◾️チケット情報
販売開始:2025年6月23日17:00〜(ローチケにて)
券種:期間有効券と日時指定券の2種 
●期間有効券:日時指定券の設定日以外の日程で期間内入場可能
※営業時間内の任意の時間で入場可能。
●日時指定券:下記日程における時間指定チケット(90分単位)
7/19(土)、7/20(日)、7/21(月祝)、7/26(土)、7/27(日)
8/2(土)、8/3(日)、8/9(土)、8/10(日)、8/11(月祝)
お盆期間 8/12(火)、8/13(水)、8/14(木)、8/15(金)
8/16(土)、8/17(日)、8/23(土)、8/24(日)、8/30(土)、8/31(日)
日時指定券は、上記日程において下記の時間帯を選択。
①11:00~12:30 ②12:30~14:00 ③14:00~15:30
④15:30~17:00 ⑤17:00~18:30 ⑥18:30~20:00
※混雑時はお待ちいただく場合がございます 
※会場前での待機はご遠慮いただいております
ローチケ販売ページ
https://l-tike.com/kyoufu2025/

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「アクネ ストゥディオズ」青山フラッグジップストアが拡大移転 7月11日にオープン

「アクネ ストゥディオズ(ACNE STUDIOS)」は7月11日、青山のフラッグジップストアを拡大移転オープンする。新店舗は青山のメーンショッピングストリートの一角“ザ ジュエルズ オブ アオヤマ”に構え、3フロアで構成される世界最大の旗艦店となる。

本店舗は、「アクネ ストゥディオズ」のジョニー・ヨハンソン(Jonny Johansson)クリエイティブディレクターと、スウェーデンの建築スタジオ ハレロード(Halleroed)との継続的なコラボレーションによる設計で、店舗総面積は771平方メートル。ローカルな建築様式に着想を得て、ブランドを象徴するピンクの花崗岩とモノクロームの什器でデザインした、グローバルストアコンセプトを体現した空間だ。

なお、拡大移転オープンまでの期間は、現在の青山ストア(港区南青山5-3-20)で通常営業を行う。

▪️「アクネ ストゥディオズ」フラッグジップストア

オープン日:7月11日
場所:ザ ジュエルズ オブ アオヤマ
住所:東京都港区南青山5-3-2

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「アクネ ストゥディオズ」青山フラッグジップストアが拡大移転 7月11日にオープン

「アクネ ストゥディオズ(ACNE STUDIOS)」は7月11日、青山のフラッグジップストアを拡大移転オープンする。新店舗は青山のメーンショッピングストリートの一角“ザ ジュエルズ オブ アオヤマ”に構え、3フロアで構成される世界最大の旗艦店となる。

本店舗は、「アクネ ストゥディオズ」のジョニー・ヨハンソン(Jonny Johansson)クリエイティブディレクターと、スウェーデンの建築スタジオ ハレロード(Halleroed)との継続的なコラボレーションによる設計で、店舗総面積は771平方メートル。ローカルな建築様式に着想を得て、ブランドを象徴するピンクの花崗岩とモノクロームの什器でデザインした、グローバルストアコンセプトを体現した空間だ。

なお、拡大移転オープンまでの期間は、現在の青山ストア(港区南青山5-3-20)で通常営業を行う。

▪️「アクネ ストゥディオズ」フラッグジップストア

オープン日:7月11日
場所:ザ ジュエルズ オブ アオヤマ
住所:東京都港区南青山5-3-2

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ファッションデザイナーの卵よ、チャンスをつかめ!東京都主催の2つのアワードで広がる可能性

ネクスト ファッション デザイナー オブ トウキョウ 2025,NEXT FASHION DESIGNER OF TOKYO,NFDT,サステナブル ファッション デザイン アワード2025,SUSTAINABLE DESIGN FASION AWARD 2025,SFDA

ファッションコンテストに応募してチャンスをつかむ──。そう聞いて多くの人が想像するのは「腕前や才能が有名ブランドやデザイナーに認められてキャリアアップの声がかかる」といったシンデレラストーリーかもしれない。しかし実際、チャンスの形は多様だ。コンテストをきっかけに自らの得意分野に気付くかもしれないし、弱点を底上げしてオリジナルブランドを始める自信を得るかもしれない。グランプリを選出して終わりではなく、可能な限り多くのデザイナーの“卵”に向き合い、審査の段階から受賞者の個性を開花させるプログラムを組み込んだ伴走型の2つのアワードを東京都は2022年度から開催してきた。

それが、「ネクスト ファッション デザイナー オブ トウキョウ 2025(NEXT FASHION DESIGNER OF TOKYO以下、NFDT)」と「サステナブル ファッション デザイン アワード2025(SUSTAINABLE DESIGN FASION AWARD 2025以下、SFDA)」だ。「NFDT」はテーマに制限を設けず、都内在住もしくは在学中の学生を対象としたアワードで、「SFDA」は日本文化の継承を目的に、着物などの生地使用を応募要件に都内のアマチュアデザイナーを対象としたアワードになっている。

デザイン画審査による一次審査、ルック制作を通した二次審査、ファッションショー形式の最終審査を経て、大賞と優秀賞、一般人気投票で特別選抜賞を決定する。これらのプロセスで、参加者はプロによるアドバイスやワークショップを受けられるほか、ビジネス視点を養うためにマーチャンダイジングやプロモーション施策について学ぶ。

そうそうたる審査員の面々
世界で活躍するデザイナーも

ファッション業界のトップランナーらと間近でコミュニケーションを取れるのが魅力だ。「NFDT」審査員には東京藝術大学の日比野克彦学長やファッションディレクターの原由美子、三越伊勢丹の伊勢丹新宿本店「リ・スタイル」バイヤーの橋本航平など、「SFDA」審査員にはLVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン・ジャパン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON JAPAN以下、LVMHジャパン)のノルベール・ルレ(Norbert Leuret)社長や、デザイナーでアーティストの篠原ともえ、伊勢丹新宿本店「メンズクリエイターズ」の椋田暁バイヤーといったそうそうたる顔ぶれがそろう。

中でも、現役デザイナーとして活躍する審査員の視点からアドバイスを得られるのは、ファッションデザイナーを目指す若手にとってまたとない機会だろう。「NFDT」では森永邦彦「アンリアレイジ(ANREALAGE)」デザイナーと高橋悠介「CFCL」クリエイティブ・ディレクターが、「SFDA」では志鎌英明「チルドレン オブ ザ ディスコーダンス(CHILDREN OF THE DISCORDANCE)」デザイナーと石田栄莉子「マリオン ヴィンテージ(MALION VINTAGE)」デザイナーが登場する。過去の参加者からは、これまで考えもしなかった視点からアドバイスをもらえたという感想もある。

受賞後2年のフォローアップあり
パリの展示会「トラノイ」の
関連イベントでショー開催も

受賞者の特典は賞金だけではない。アワードの翌1年間、同じく東京都がファッションデザイナー育成のために開催する意識啓発プログラム「ファッション デザイナーズ アクセラレーター トウキョウ(Fashion Designers Accelerator Tokyo以下、FDAT)」に参加し、セミナーやワークショップを通してファッションビジネスを学ぶ機会を得る。実践的な知識を教授するのが特徴で、例えば今年度開催のラインアップには、ファッションディレクターの英恵カイセリリオルらによる「バイヤーの考え方を知る」や、「繊研新聞」の小笠原拓郎編集委員による「パリコレ取材から見る日本人デザイナーの強みと成功の条件」、中章「アキラナカ(AKIRANAKA)」クリエイティブ・ディレクターによる「ビジネス拡大のためにやるべきこと」といった講義テーマが並ぶ。

さらに「FDAT」の翌年には、パリ・ファッション・ウイーク(Paris Fashion Week)期間中にショー形式などで作品を発表できる。1月には初年度の「NFDT」「SFDA」受賞者がパリに飛び、第一回のファッションショーをパリ旧証券取引所で実施した。

2022年度開催の「NFDT」のインクルーシブ部門で大賞を獲得してウィメンズブランド「クッカバラ(KOOKABURRA)」を立ち上げた河村奈央子さんによれば、現地の雰囲気は日本とは全く異なる盛り上がりがあったといい、「ファッションウイークをお祭りのように楽しむ空気に触れて、これがファッション本来の華やかさと軽やかさなのかもしれないと思った」。また、「あのような歴史ある会場で自分の作った服を、モデルを起用して披露することができたのは格別だった」と喜びをにじませる。

また、同年に「SFDA」のウエア部門で大賞を受賞し、現在はウィメンズブランド「ニューヨータ(NEW YOTA)」を営む成瀬擁汰さんは、「予想をはるかに超える来場者の方々にコレクションを見てもらえた。今まで経験してきたような、学校や国内コンテストのランウエイショーではなく、プロファッショナルなショーに参加できたのはとても貴重で有意義な経験だった」と振り返る。「ファッションデザイナーは自身のクリエイションの質を高めるだけでなく、それを他者に伝えるコミュニケーション能力が必要不可欠であると再認識した」とビジネスパーソンとしてのスキルについても言及した。

十人十色のキャリア開発
2023年度受賞者2人のその後は?

上述の2人ほどアワード参加から時間はたっていないものの、すでに次のステップに向けて前進している受賞者もいる。中でも、23年度「SFDA」のファッショングッズ部門で大賞を得た末永るみえさんは、25年3月にバッグ&アクセサリーブランド「キューフロウ(Q+FLOW)」を始動し、ファーストコレクションが8月から全国の百貨店やセレクトショップなどで販売されることが確定している期待の新人だ。若手のうちは著名なブランドで経験を積むことを選ぶデザイナー志望者が少なくない中、末永さんになぜ真っ先にブランド立ち上げを選んだのか尋ねると、「もちろん、ブランドや企業に就職することも視野にあったが、日本にはバッグを専門的に取り扱うファッションブランドが少なく、就職希望先があまりなかった。国内には直接的な競合他社がおらず、自分にもチャンスがあるのでは?と前向きに捉えたから」と答えてくれた。

「SFDA」応募前から起業を志してはいたが、アワード参加によって想像以上に参加者から刺激を受けたという。「基本的にブランド立ち上げは孤独な作業。同じ目標を抱く仲間や応援してくれる人、支えてくれる人とつながりを得られて心強かった」。

末永さんと同年に、「NFDT」のフリー部門で大賞に輝いた立澤拓都さんは、審査員の森永「アンリアレイジ」デザイナーと交流を深めたことで、同ブランドが3月に発表した25-26年秋冬コレクションのランウエイショーを手伝うチャンスをたぐり寄せた。「受賞後に森永さんと会い、現場で学ぶ機会がほしいと伝えた。今思えば生意気なお願いだったにもかかわらず、私の話に丁寧に耳を傾けてくれた」。アクセサリーのデザイン・制作のほか、最終仕上げやフィッティングに携わったという。パリでの現場を振り返り、「モノ作りに対するプロ意識のすさまじさを感じた。これまでもいくつか過酷なプロジェクトに関わってきたが、今回の経験はそれらと比べものにならないほど厳しかった。自分の未熟さを痛感した」と衝撃を語る。とはいえ、「全ての瞬間が楽しく、学びにあふれていて、この経験がきっと未来の自分の背中を押してくれるはず」と前向きだ。現在は、フランスのIFM(Institut Français de la Mode)に進学し、海外でのキャリアを築くことを目標に、勉学に励んでいる。「尊敬するジョン・ガリアーノ(John Galliano)がもしも別のメゾンに移ることがあれば、その動きにいち早く反応したい」。

大きなチャンスは小さな勇気から!
応募締め切りは7月18日

ここまでアワードの内容と魅力について概観しながら、参加者のリアルな経験談にも触れてきた。上述の受賞者らが2025年度の募集開始に際して口をそろえて言うのは、「迷っているなら応募してみよう」ということ。特に、22年度参加者の成瀬さんは、「このアワードと他の国内主要アワードの違いは、アフターサポートの手厚さにある。現在のファッション業界で活躍するにあたり、“生きた学び”を実践的に得られるし、この上ない素晴らしいチャンスをつかめる」と熱い思いを見せる。「過去の自分のように、少しでも応募するか否かで迷っている方がいるならば、応募さえすれば道は自ずと開けると伝えたい。私もまだ駆け出しの半人前だが、一緒にファッションの未来を築いていきましょう!」

大きなチャンスは、小さく見える一歩からつかみ取るもの。今年度の募集締め切りは例年より2カ月ほど早い7月18日。自分でも想像しないようなダイナミックな未来に向け、動き出してみてはいかがだろうか。

問い合わせ先
Next Fashion Designer of Tokyo 2026 事務局
Sustainable Fashion Design Award 2026 事務局

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【スナップ】坂口健太郎、TWICEサナ、EXOカイらが来場 「プラダ」2026年春夏メンズ・コレクション

「プラダ(PRADA)」は、ミラノのプラダ財団Depositoで2026年春夏メンズ・コレクションを発表した。会場には、坂口健太郎やTWICEのサナ、EXOのカイ、ベネディクト・カンバーバッチらセレブリティーが来場し最新コレクションを楽しんだ。

来場者スナップ

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キャサリン妃、親子リンクコーデを披露 鮮やかなターコイズグリーンで爽やかに

英国君主の公式誕生日を祝う記念式典「トゥルーピング・ザ・カラー(Trooping the Colour)」が6月14日、ロンドンで開催された。毎年恒例の同式典では、1400人以上の兵士と将校、200頭の馬、10の異なるバンドとドラム隊からなる200人以上の音楽家が参加し、盛大なパレードが行われる。

2011年から参列しているキャサリン皇太子妃(Catherine, Princess of Wales)は今年、義母である故ダイアナ妃(Princess Diana)もよく選んでいた「キャサリン・ウォーカー(CATHERINE WALKER)」のコートドレスを着用。青空に映える鮮やかなターコイズグリーンを基調に、襟とカフス、ポケット、裏地に白を合わせた上品なバイカラーの一着になっている。

帽子は、同色で仕上げた「ジュリエット・ボタリル(JULIETTE BOTTERILL)」のつば広ハット。涼しげな素材感に加え、フラワーモチーフの装飾がコーディネートを一層華やかに演出している。ジュエリーは、故エリザベス女王(Queen Elizabeth)が所有していたアイルランド近衛連隊のブローチと、真珠のドロップイヤリングをあわせた。

靴は、キャサリン皇太子妃が長年にわたり愛用する「ジャンヴィト ロッシ(GIANVITO ROSSI)」の定番品“ジャンヴィト 105(GIANVITO 105)”。上質なスエード素材を使ったポインテッドトーで、ヒールの高さは10.5センチ。ヌーディーなベージュで、ウエアと帽子のターコイズグリーンを引き立てた。

シャーロット王女はフィット&フレアのワンピース

娘のシャーロット王女(Princess Charlotte of Wales)は、キャサリン皇太子妃のターコイズブルーに合わせたようなペールトーンのワンピース姿を披露。エレガントなパフスリーブに、ウエストマークした白のデザインがアクセントになったフィット&フレアのシルエットがクラシカルかつ洗練された印象を与えた。

靴は、メリージェーンをセレクト。クラシックなデザインでありながら、レザーのアッパーと耐久性に優れたラバーソールを採用した歩きやすいスリッポンタイプになっている。

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世田谷に衣食複合店「カイロ」がオープン ドリンク片手に国内ブランドを楽しめる場に

千駄ヶ谷のショールームを運営するオーバーリバー(OVERRIVER)は6月28日、衣食複合店舗「カイロ(CAILO)」をオープンする。場所は、東急世田谷線・上町駅から徒歩3分の世田谷通り沿い。

「日常の中で回遊するように、人とモノが交差する場をつくりたい」という思いから生まれた「カイロ」は、衣・食を携えた2層の店舗。1階は創作家庭料理とアルコールを提供する惣菜店「惣菜民味(そうざい・たみ)」、2階は国内ブランドを中心に展示・販売などを行う多目的スペースを構える。

2階のスペースでは、「オー(O-)」や「グルメジーンズ(GOURMET JEANS)」「クレプスキュール(CREPUSCULE)」「マーヴィンポンティアック シャツメーカーズ(MARVINE PONTIAK SHIRT MAKERS)」「バッグジャック(BAGJACK)」「ホームレス テイラー(HOMELESS TAILOR)」「ヘルス(HEALTH)」「コットンパン(COTTON PAN)」「ボコデコ(BOCODECO)」「ガサタン(GA SA TANG)」を取り扱う。デザイナーらの発表の場としても機能させ、モノやコトなどを発信していく。

店舗デザインは、建築とグラフィックのデザインユニット、ラフ(LAF)が手掛けた。もともと店舗奥にあった階段を螺旋階段にし、2フロアを自由に回遊できるよう設計。1階で注文したアルコールドリンクを手に、2階のスペースを楽しむこともできる。空間のいたるところに心地良さと遊び心をちりばめ、いつ来ても楽しみを感じられる場を提供する。営業時間は朝9時〜夜10時と設定しながらも、朝から夜までの24時間をどう使うか、あらゆる営業スタイルを実施しながら模索していくという。

■カイロ
オープン日:2025年6月28日
住所:東京都世田谷区世田谷1丁目21-8
営業時間:9:00~22:00

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Ty Dolla $ign(タイ・ダラー・サイン)が「ワイヤードミュージックフェスティバル ’25」にヘッドライナーとして出演

東海エリア最大級の野外音楽フェスティバル「ワイヤードミュージックフェスティバル ’25(WIRED MUSIC FESTIVAL ’25)」が、10月5日に愛知・AICHI SKY EXPO 野外特設会場で開催される。今回発表された第1弾ラインアップでは、カニエ・ウェスト(Ye)とのユニット「¥$(Yen Dollar)」としてリリースしたコラボアルバムが全米ビルボード・アルバム・チャートで1位を獲得し、今年の「コーチェラ」でも注目を集めたタイ・ダラー・サイン(Ty Dolla $ign)を筆頭に、AwichやLEXら日本のヒップホップシーンを代表する実力派や気鋭の若手が多数名を連ねる。

ヘッドライナーとして出演するタイ・ダラー・サインは、7月18日に最新アルバムをリリース予定で、まさに旬のタイミングでの来日ステージとなる。

各種チケットはイープラスにて6月24日10時から販売開始される。

第1弾出演アーティスト

第1弾出演アーティスト(A to Z)
Awich
DJ DARUMA & JOMMY
DJ RYOW & FRIENDS
JP THE WAVY
Kaneee
Kohjiya
LEX
MFS
MIKADO
NENE
7
Ty Dolla $ign
…and more

◾️「WIRED MUSIC FESTIVAL ’25」
日程:2025年10月5日(日)
会場:AICHI SKY EXPO 野外特設会場
住所:愛知県常滑市セントレア5丁目10番1号)
時間:開場 10:00 / 開演 11:00 / 終演 20:30(予定)
アクセス:名鉄中部国際空港駅から徒歩5分、駐車場あり
https://wiredmusicfestival.jp

◾️チケット情報
最速先行早割チケット:1万2000円
U-18 最速先行早割チケット(※18歳以下対象):9000円
GOLDチケット(前方エリア専用入場特典付き):2万3000円
※未就学児は保護者同伴で無料。U-18チケットは当日18歳以下の方のみ有効で、身分証の提示が必要。

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FKAツイッグスと「オン」が共同開発 “体はアート”を体現するウエアとシューズを発売

スイス発スポーツブランド「オン(ON)」は6月26日、アーティストのFKAツイッグス(FKA Twigs)と初めて共同開発した2025年春夏カプセルコレクションを発売する。動きやすさと個性あるスタイリングをかなえるアパレル全14種とシューズをラインアップする。「オン」公式オンラインストア、フラグシップ ストア キャットストリート、ドーバー ストリート マーケット ギンザで取り扱う。なお、店舗によって取扱アイテムは異なる。

同コラボは、 “カラダを動かすこと”と“自己表現すること”をテーマにした。FKAツイッグスのダイナミックなライフスタイルと、トレーニングへの情熱にインスパイアされ、日々トレーニングを重ねて自身の動きを磨く彼女のコミットメントを、アパレルとフットウエアに反映させた。

コレクション全体のカラーパレットには、ブラック、灰色がかった茶色のトープ、ライラックを採用し、ジャケット、フーディー、キャップなどをそろえる。“スタジオ ブラ FKA”(9350円)は、コントラストの効いたステッチが特徴的で、ストレスフリーな着け心地ながら、体の自然な曲線をサポートするローカットブラだ。 “スタジオ スコート FKA”(1万450円)は、前面がスカート、後面がショートパンツの2in1スタイルのシルエットで、とろけるような肌触りの生地を用いた。“クラウド エックス FKA”は、サテンのような肌触りのウーブン素材を使用し、ダンスに着想を得たシルエットで自由な動きをサポートする。同シューズは、ウィメンズとメンズそれぞれ用意する。

2024年から「オン」のクリエイティブパートナーを務めるツイッグスは、「私は日々、トレーニングやミーティング、スタジオセッションなど、さまざまな活動を行き来する、忙しくて変化の多い生活を送っています。そんな日常の切り替えに寄り添ってくれるアイテムを作りたかったんです。センシュアルでしなやかさと強さが感じられ、自分のあらゆる面を映し出せるような。このカプセルコレクションの意図は、自分のカラダに自信を持ち、自由に自己表現することにあります。踊っているときも、創作しているときも、ただ日常を過ごしているときもね」とコメントした。

キャンペーンビジュアルは、ツイッグスがクリエイティブディレクションを務め、写真家のジョーダン・ヘミングウェイ(Jordan Hemingway)とマルチメディアアーティストのジール・フリー(Zeel Freel)が制作した。映像は、アーティスト、パフォーマー、ドリーマーというツイッグスの多面的なアイデンティティーを捉え、フォームと動きを探求する流動的で夢のような世界に見る人を誘う。

アイテム一覧

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FKAツイッグスと「オン」が共同開発 “体はアート”を体現するウエアとシューズを発売

スイス発スポーツブランド「オン(ON)」は6月26日、アーティストのFKAツイッグス(FKA Twigs)と初めて共同開発した2025年春夏カプセルコレクションを発売する。動きやすさと個性あるスタイリングをかなえるアパレル全14種とシューズをラインアップする。「オン」公式オンラインストア、フラグシップ ストア キャットストリート、ドーバー ストリート マーケット ギンザで取り扱う。なお、店舗によって取扱アイテムは異なる。

同コラボは、 “カラダを動かすこと”と“自己表現すること”をテーマにした。FKAツイッグスのダイナミックなライフスタイルと、トレーニングへの情熱にインスパイアされ、日々トレーニングを重ねて自身の動きを磨く彼女のコミットメントを、アパレルとフットウエアに反映させた。

コレクション全体のカラーパレットには、ブラック、灰色がかった茶色のトープ、ライラックを採用し、ジャケット、フーディー、キャップなどをそろえる。“スタジオ ブラ FKA”(9350円)は、コントラストの効いたステッチが特徴的で、ストレスフリーな着け心地ながら、体の自然な曲線をサポートするローカットブラだ。 “スタジオ スコート FKA”(1万450円)は、前面がスカート、後面がショートパンツの2in1スタイルのシルエットで、とろけるような肌触りの生地を用いた。“クラウド エックス FKA”は、サテンのような肌触りのウーブン素材を使用し、ダンスに着想を得たシルエットで自由な動きをサポートする。同シューズは、ウィメンズとメンズそれぞれ用意する。

2024年から「オン」のクリエイティブパートナーを務めるツイッグスは、「私は日々、トレーニングやミーティング、スタジオセッションなど、さまざまな活動を行き来する、忙しくて変化の多い生活を送っています。そんな日常の切り替えに寄り添ってくれるアイテムを作りたかったんです。センシュアルでしなやかさと強さが感じられ、自分のあらゆる面を映し出せるような。このカプセルコレクションの意図は、自分のカラダに自信を持ち、自由に自己表現することにあります。踊っているときも、創作しているときも、ただ日常を過ごしているときもね」とコメントした。

キャンペーンビジュアルは、ツイッグスがクリエイティブディレクションを務め、写真家のジョーダン・ヘミングウェイ(Jordan Hemingway)とマルチメディアアーティストのジール・フリー(Zeel Freel)が制作した。映像は、アーティスト、パフォーマー、ドリーマーというツイッグスの多面的なアイデンティティーを捉え、フォームと動きを探求する流動的で夢のような世界に見る人を誘う。

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ビームスの「マンガート」がアニメ「呪術廻戦」とコラボ 劇場版公開を記念して“最強の2人”を描いたTシャツ6種

ビームスが手掛ける、ファッションとエンタメを掛け合わせたレーベル「マンガート ビームス(MANGART BEAMS)」(以下、マンガート)は6月27日〜7月6日の間、映画「劇場版総集編 呪術廻戦 懐玉・玉折」の公開を記念して制作した、アニメ「呪術廻戦」とのコラボアイテム第3弾を発売する。今回は、作中で“最強の2人”として登場する“五条悟”と“夏油傑”の2人をあしらったTシャツ6種をそろえ、ビームス 池袋店、新宿店、ストリート 梅田店、なんば店、京都店と公式オンラインストアで扱う。

2人の友情が蘇る
コラボTシャツ6種

「マンガート」が「呪術廻戦」とコラボするのは3度目となる今回は、作中の印象的なワンシーンをあしらったモデルと、過去の同コラボで反響があったというイラストレーターのハー(HER)とギブミ~!トモタカ(GIVE ME!TOMOTAKA)が描き起こしたイラストを描いたモデルのTシャツ、計6種を用意する。サイズはS、M、Lの展開で、いずれも6600円。

描き起こしイラストを
落とし込んだノベルティーも用意

同コラボアイテムをビームスの店舗で購入した人には、Tシャツにあしらった描き起こしイラストを落とし込んだノベルティーを数量限定でプレゼントする。なお、ノベルティーは複数種あり、先着で選ぶことができる。

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ハイ!スタンダードが「カーハート」にフォーカスしたポップアップイベントを開催

聖林公司が運営するセレクトショップのハイ!スタンダード(HIGH! STANDARD)は、「カーハート(CARHARTT)」にフォーカスしたポップアップイベントを6月28、29日に開催する。場所は、東京・代官山にあるハイ!スタンダードの向かいの建物で、入場は無料だ。

ユーズドのアイテムも多数

今回のポップアップでは、本国アメリカ企画の「カーハート」と欧州企画の「カーハートWIP(CARHARTT WIP)」だけでなく、古着市場で人気が高まるユーズドのアイテムも多数用意。ブランドを象徴するワークウエアを中心に、キャップやお香立てなどのアクセサリーも並ぶという。

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アルマーニ、「自宅で回復中」のためショーを欠席 メンズのヘッド・デザイナーが代理で挨拶

ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)は6月20日(現地時間、以下同)、ジョルジオ・アルマーニ創業デザイナーが「自宅で回復中」であることを明らかにした。このため、ミラノ・メンズ・ファッション・ウイーク中の21日に開催した「エンポリオ アルマーニ(EMPORIO ARMANI)」2026年春夏コレクションのショーのフィナーレには登場せず、レオ・デルオルコ(Leo Dell'Orco)=ヘッド・オブ・メンズウエアデザインが代理を務めた。23日に行う「ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)」のショーでも、同様となる見込み。

同社は声明の中で、「ジョルジオは、通常通りの熱意と献身を持って今回のコレクションを作り上げた。ショーには参加できないものの、全ての工程を注意深く見守っている」と述べた。

メンズにおける“アルマーニの右腕”

アルマーニ創業デザイナーは1934年7月11日生まれで、現在90歳。直近では、オートクチュール・コレクション「ジョルジオ アルマーニ プリヴェ(GIORGIO ARMANI PRIVE)」の設立20周年を記念し、ミラノで5月21日から12月28日まで開催している展覧会「ジョルジオ アルマーニ プリヴェ 2005-2025」のため、5月20日に行ったオープニングイベントに参加した。

デルオルコ=ヘッド・オブ・メンズウエアデザインは、長年にわたってメンズにおける“アルマーニの右腕”として働いており、以前も同氏と共にショーのフィナーレに登場している。

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“オアシス 10カルチャー / アダム エ ロペ”の2025年春夏新作Tシャツが発売 全10型を用意

「アダム エ ロぺ(ADAM ET ROPE)」のレーベル「テンカルチャー(10CULTURE)」は、イングランドを代表するロックバンドのオアシス(Oasis)とコラボレーションした新作Tシャツコレクション発表した。全10型をラインアップし、価格は全て8800円。現在、「アダム エ ロぺ」を運営するジュンの公式オンラインストア「ジャドール ジュン オンライン(J’ADORE JUN ONLINE)」で予約販売を受付中で、7月19日より「ジャドール ジュン オンライン」と「アダム エ ロぺ」の取り扱い店舗で販売する。

発売当時のシングルジャケットのアートワークなどをデザイン

「テンカルチャー」とオアシスのコラボは、2018年より継続的に展開されている。2025年春夏は、1994年リリースのデビューシングル「Supersonic」や2ndシングル「Shakermaker」、2ndアルバム「(What's the Story) Morning Glory?」収録曲でサイケデリックロックの傑作「Champagne Supernova」など、発売当時のシングルジャケットやアルバムブックレットのアートワークをデザインとして採用。サイズはM、L、XLの展開で、カラーはホワイトとブラックの2色を用意する。

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「ニューバランス」が英国発「ドレイクス」とコラボ ブラウンレザーの“アラーデール”を発売

「ニューバランス(NEW BALANCE)」は6月27日、ネクタイやマフラーで知られる英国ブランド「ドレイクス(DRAKE’S)」 とコラボレーションし、“ドレイクス&ニューバランス メード イン UK アラーデール”を発売する。サイズは25.0〜29.0cm、価格は4万6200円。日本橋のティーハウス ニューバランスと一部の取扱店舗で販売する。

同アイテムは、「ニューバランス」が新たに発表した“メード イン UK アラーデール”に、「ドレイクス」らしい感性を取り入れ、イギリスのカントリーライフと伝統的な職人技を体現した。アッパーにはブラウンのレザーとピッグスキンを使用し、フューエルセル(FuelCell)搭載のカップソール、オーソライト(Ortholite)インソール、日本製のナイロンリップストップを使用したシュータンを組み合わせた。また、刺しゅうのフライングNBロゴ、Dリング仕様のシューレース構造、パラコードをイメージした3種類の替え紐が付属する。

キャンペーンビジュアルには、俳優でコメディアンのチャーリー・クーパー(Charlie Cooper)が登場する。湖水地方の雄大な自然を舞台に同アイテムを着用した。

マイケル・ヒル(Michael Hill)=「ドレイクス」クリエイティブ・ディレクターは、「『ニューバランス』との協業は、長年の夢だった。『ニューバランス』のクラシックなデザインへの姿勢、品質へのこだわり、そして物づくりへの真摯な姿勢に、常に敬意を抱いてきた。都会のサヴィル・ロウでも、カナル・ストリートでも、そして田舎道でも違和感なく履ける靴を目指した」とコメントした。

アイテム詳細

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「ニューバランス」が英国発「ドレイクス」とコラボ ブラウンレザーの“アラーデール”を発売

「ニューバランス(NEW BALANCE)」は6月27日、ネクタイやマフラーで知られる英国ブランド「ドレイクス(DRAKE’S)」 とコラボレーションし、“ドレイクス&ニューバランス メード イン UK アラーデール”を発売する。サイズは25.0〜29.0cm、価格は4万6200円。日本橋のティーハウス ニューバランスと一部の取扱店舗で販売する。

同アイテムは、「ニューバランス」が新たに発表した“メード イン UK アラーデール”に、「ドレイクス」らしい感性を取り入れ、イギリスのカントリーライフと伝統的な職人技を体現した。アッパーにはブラウンのレザーとピッグスキンを使用し、フューエルセル(FuelCell)搭載のカップソール、オーソライト(Ortholite)インソール、日本製のナイロンリップストップを使用したシュータンを組み合わせた。また、刺しゅうのフライングNBロゴ、Dリング仕様のシューレース構造、パラコードをイメージした3種類の替え紐が付属する。

キャンペーンビジュアルには、俳優でコメディアンのチャーリー・クーパー(Charlie Cooper)が登場する。湖水地方の雄大な自然を舞台に同アイテムを着用した。

マイケル・ヒル(Michael Hill)=「ドレイクス」クリエイティブ・ディレクターは、「『ニューバランス』との協業は、長年の夢だった。『ニューバランス』のクラシックなデザインへの姿勢、品質へのこだわり、そして物づくりへの真摯な姿勢に、常に敬意を抱いてきた。都会のサヴィル・ロウでも、カナル・ストリートでも、そして田舎道でも違和感なく履ける靴を目指した」とコメントした。

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「ベッドフォード」が「シックストックス」と再コラボ ラメを配したアーガイル柄ソックス

「シックストックス(CHICSTOCKS)」は、「ベッドフォード(BED J.W. FORD)」との第5弾コラボソックスを発売した。価格は3520円。「ベッドフォード」直営店、両公式オンライン、その他一部取扱店で販売中だ。

「ベッドフォード」コラボソックス
ブルーとイエローを制作

コラボソックスは、アーガイル柄をまとわせ、ラメをあしらう。ブルーとイエローの2色を制作し、メンズとウィメンズをラインアップする。

「シックストックス」は2017年にスタート。“ソックスからその日のスタイリングを考える”をコンセプトとし、国内の工場で編み立てや縫製、仕上げまでを一貫して行う。

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「ベッドフォード」が「シックストックス」と再コラボ ラメを配したアーガイル柄ソックス

「シックストックス(CHICSTOCKS)」は、「ベッドフォード(BED J.W. FORD)」との第5弾コラボソックスを発売した。価格は3520円。「ベッドフォード」直営店、両公式オンライン、その他一部取扱店で販売中だ。

「ベッドフォード」コラボソックス
ブルーとイエローを制作

コラボソックスは、アーガイル柄をまとわせ、ラメをあしらう。ブルーとイエローの2色を制作し、メンズとウィメンズをラインアップする。

「シックストックス」は2017年にスタート。“ソックスからその日のスタイリングを考える”をコンセプトとし、国内の工場で編み立てや縫製、仕上げまでを一貫して行う。

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TOKYO BASEが積極出店 銀座の一等地で年間売り上げ10億円目指す

「ステュディオス(STUDIOUS)」などを運営するTOKYO BASEは6月21日、「ザ トウキョウ(THE TOKYO)」の6店舗目となる新店を東京・銀座に開業した。谷正人最高経営責任者(CEO)は同業態にとって、「ターニングポイントになる」と意気込み、年間売り上げ10億円を目指すと語った。

「ザ トウキョウ」は2019年にスタートしたセレクト業態で、基幹事業の「ステュディオス」よりも年齢層の高い好感度層をターゲットに据える。25年1月期の業態別売上高は、前期比26.4%増の13億円と好調だ。

銀座店は18年に閉店した老舗キャバレー、「銀座 白いばら」の跡地に立地する。ウィメンズフロアの地上1階とメンズフロアの2階で構成し、売り場面積は約330平方メートル。店内中央には、「ザ トウキョウ」各店舗で共通している接客用のラウンジを設置。天井には、縄のれんで装飾したシャンデリアを吊るした。

谷CEOは、「原宿がアジアに向けた発信源であり、感度は高いがマス層には届きにくい。一方、銀座は欧米を含めた幅広い層への認知度を高められる、世界に向けた発信拠点になるはずだ」と話す。言語に堪能なスタッフを配置し、インバウンド比率は8割を見込む。

インバウンドの間では、日本のデニム製品の反応が良いことから、2階は同店ならではの施策として、岡山の「モモタロウジーンズ(MOMOTARO JEANS)」や「フルカウント(FULLCOUNT)」「ニュー・マニュアル(NEW MANUAL)」など、日本のデニムブランドを集積したデニムコーナーを設けた。「日本にいると今さらと思うかもしれないが、海外のお客さまには日本のデニムへの関心が高い。お土産感覚で購入する方もいるようだ」と谷CEO。

同社は新規事業の開発も背景に、国内外で出店を加速している。今年3月には韓国・ソウルに「ステュディオス」1号店をオープンしたほか、6月には中国・上海に「ステュディオス」と2024年に始動した新業態「コンズ(CONZ)」の初の海外店をオープン。「ザ トウキョウ」業態では、今年名古屋と横浜への出店を控える。9月には、リニューアルしたオリジナル業態「シティートウキョウ(CITY TOKYO)」の路面店を青山に出店するなど、路面店出店を強化していく方針だ。

同社の25年1月期の売上高は、前期比1.1%増の202億円と過去最高を更新。営業利益が同67.1%増の14億7000万円、純利益が同131.6%増の7億7000万円だった。

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TOKYO BASEが積極出店 銀座の一等地で年間売り上げ10億円目指す

「ステュディオス(STUDIOUS)」などを運営するTOKYO BASEは6月21日、「ザ トウキョウ(THE TOKYO)」の6店舗目となる新店を東京・銀座に開業した。谷正人最高経営責任者(CEO)は同業態にとって、「ターニングポイントになる」と意気込み、年間売り上げ10億円を目指すと語った。

「ザ トウキョウ」は2019年にスタートしたセレクト業態で、基幹事業の「ステュディオス」よりも年齢層の高い好感度層をターゲットに据える。25年1月期の業態別売上高は、前期比26.4%増の13億円と好調だ。

銀座店は18年に閉店した老舗キャバレー、「銀座 白いばら」の跡地に立地する。ウィメンズフロアの地上1階とメンズフロアの2階で構成し、売り場面積は約330平方メートル。店内中央には、「ザ トウキョウ」各店舗で共通している接客用のラウンジを設置。天井には、縄のれんで装飾したシャンデリアを吊るした。

谷CEOは、「原宿がアジアに向けた発信源であり、感度は高いがマス層には届きにくい。一方、銀座は欧米を含めた幅広い層への認知度を高められる、世界に向けた発信拠点になるはずだ」と話す。言語に堪能なスタッフを配置し、インバウンド比率は8割を見込む。

インバウンドの間では、日本のデニム製品の反応が良いことから、2階は同店ならではの施策として、岡山の「モモタロウジーンズ(MOMOTARO JEANS)」や「フルカウント(FULLCOUNT)」「ニュー・マニュアル(NEW MANUAL)」など、日本のデニムブランドを集積したデニムコーナーを設けた。「日本にいると今さらと思うかもしれないが、海外のお客さまには日本のデニムへの関心が高い。お土産感覚で購入する方もいるようだ」と谷CEO。

同社は新規事業の開発も背景に、国内外で出店を加速している。今年3月には韓国・ソウルに「ステュディオス」1号店をオープンしたほか、6月には中国・上海に「ステュディオス」と2024年に始動した新業態「コンズ(CONZ)」の初の海外店をオープン。「ザ トウキョウ」業態では、今年名古屋と横浜への出店を控える。9月には、リニューアルしたオリジナル業態「シティートウキョウ(CITY TOKYO)」の路面店を青山に出店するなど、路面店出店を強化していく方針だ。

同社の25年1月期の売上高は、前期比1.1%増の202億円と過去最高を更新。営業利益が同67.1%増の14億7000万円、純利益が同131.6%増の7億7000万円だった。

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【スナップ】ローラ、シャロン・ストーンらが来場した「マックスマーラ」2026年リゾート・コレクション

「マックスマーラ(MAX MARA)」は6月17日(現地時間)、イタリア・カンパニア州のカゼルタ宮殿で2026年リゾート・コレクションを発表した。会場には、モデルのローラや俳優のシャロン・ストーン(Sharon Stone)をはじめ、グウィネス・パルトロウ(Gwyneth Paltrow)、ジョーイ・キング(Joey King)ら豪華ゲストが集まった。

また、コレクションの発表前夜には、ナポリ港のそばにある伝統的なレストラン「ラ・ベルサリエーラ(La Bersagliera)」でウェルカムディナーを開催した。

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サウンドウォーク・コレクティヴとパティ・スミスと共演 チェロ奏者で作曲家のルーシー・レイルトンとは

PROFILE: ルーシー・レイルトン/チェリスト、作曲家、キューレーター、サウンドアーティスト

PROFILE: イギリス出身。ベルリンを拠点に活動。幼少期からクラシックを学び、即興演奏や現代音楽、電子音楽まで表現の幅を押し広げる。4月に最新作「Blue Veil」を発表。PHOTO:NOAM LEVINGER

実験音楽やオーディオビジュアル、パフォーミングアーツを紹介するプラットフォーム「MODE(モード)」が、2025年の第一弾プログラムを実施した。パティ・スミス(Patti Smith)と現代音響芸術集団のサウンドウォーク・コレクティヴ(Soundwalk Collective)による最新プロジェクト「コレスポンデンス(CORRESPONDENCES)」をエキシビション(会期は6月29日まで)と、パフォーマンスの二形式で手がけた。どちらも、深刻化する社会問題に焦点を当て、過去の芸術家や革命家を通して、アーティストの役割や人間の本質に迫る内容だ。

パティの9年ぶりの来日ということもあり熱い期待が寄せられた公演は、4月29日に京都で、5月2日と3日に東京にて開催された。詩、映像、音響が重なるダイナミックな演出で6つの作品を表現し、大盛況をおさめたが、その共演者も見逃せない。

中でも、チェロを担当したルーシー・レイルトン(Lucy Railton)に注目だ。幻想的な雪原に足を踏み入れる描写では、ひとたび彼女が弓を取ると一瞬で会場の「気温」が数度下がるような感覚を引き寄せる手腕の持ち主だ。時として、かすかに揺れる風の音や、人間の心の揺らぎすらも自在に「音」にしてしまう、繊細なアプローチが光っていた。

ロンドン王立音楽院を卒業し、現在はベルリンを拠点に「チェリスト」としての枠を超え活躍の場を広げているルーシー。過去には、コンサートの企画やフェスの共同創設者としても活動し、コンポーザーとしてA24が手がける「False Positive(フォルス・ポジティブ)」のサウンドトラック制作に参加。今年4月には、最新作「Blue Veil(ブルー ヴェイル)」をリリースし躍進を続けている。そんな彼女に、これまでの経歴から新作についてのみならず「コレスポンデンス」のパフォーマンスにおける秘話まで話を聞いた。

音楽家の両親のもとで育まれた豊かな感性

――まずは、クラシック音楽やチェロとの出合いから教えてください。

ルーシー・レイルトン(以下、レイルトン):父は指揮者で教育者、母は歌手でサウンドセラピストという音楽家の家系に生まれました。幼い頃から両親のリハーサルやコンサートに同行する日々で、3歳ごろにはピアノを始め、6歳でチェロに出合いました。そこからの道のりはとても自然なもので「音楽家になりたい」という夢は明確でした。11歳ごろには父が率いる地域のオーケストラに参加し、本格的にクラシックのチェリストとしての道を歩み始めました。今はベルリンを拠点にしていますが、20代まではロンドンで過ごし、クラシックから現代音楽、実験音楽、即興演奏まで幅広いジャンルで演奏活動を行っていました。ダルストンにある音楽ヴェニュー「Café OTO(カフェ・オト)」では10年間にわたってコンサートを企画し、2014年に「ロンドン・コンテンポラリー・ミュージック・フェスティバル(London Contemporary Music Festival)」を共同設立し、5年間プロジェクトに専念しました。

――現代音楽、実験音楽、即興音楽までジャンルの幅を広げたとのことですが、クラシックと比べて、どんな点に魅了されたのでしょうか?

レイルトン:主に「自由である」という点ですね。ある時期から、クラシックの世界における、厳格な訓練や保守的な制度の中で生きることの難しさを感じていました。もちろん、その領域で学んだ技術や集中力は非常に価値あるもので、勉強もとても楽しかったです。一方で、もっとオープンで多様な世界と関わりたいという気持ちが強くなっていきました。自分自身の「声」や「言語」を育てることができる可能性を探りたかった。もっと言うと、社会的、政治的、創造的にも広がりが必要だったんです。また、音そのものを探求できることも魅力でした。電子音楽や即興演奏は、未知なる音世界への探検であり、私自身の世界に生きることでもあるんです。それは拡張性があり、無限に変化するものです。

10年におよぶ「音の実験」でたどりついた場所

――4月に最新作「Blue Veil」を発表しましたね。電子楽器やペダル、エフェクトなどは使用せず、限りなくチェロにフィーチャーした作品ですが、こうしたアプローチに至ったのはなぜだったのでしょうか?チェロと対峙し原点回帰のような位置付けになるのでしょうか?

レイルトン:アルバムをリリースしながら、この10年間は音の実験を重ねてきました。まさに、未知の領域に足を踏み入れる冒険とも言える体験です。本作はベルリンでの経験から生まれたもので、ここで出会った素晴らしい音楽家たちとともに「純正律(Just Intonation)」という、倍音に基づいた特殊な音律の世界を知りました。そこでたどり着いたのが、自分との対話のような本作で、チェロを一人で演奏し、その音や振動、特別なチューニングによって生まれる色彩を聴くという「聴くことの実践」でもあります。これは音楽や旋律、ハーモニーよりも「運命」や「透明さ」に関わるものとも言えますね。一人でチェロを弾くことは私にとって最大の喜びであり、瞑想のようで、とても深い滋養を与えてくれます。

――「MODE 2023」で共ににプレイしたカリ・マローン(Kali Malone)とスティーブン・オマリー(Stephen O'Malley)によるプロデュースという点もとても興味深いのですが、彼らとは音作りにおいて、どんな点で共感、共鳴していると感じますか?

レイルトン:私たちトリオやカリの音楽は、基本的に同じ「純正律」の実践に基づいています。しかし、共鳴しているのは音律だけでなく、音や存在を通じた「超越」に対する感覚ですね。スティーブンのバンド「Sunn O)))(サンオー)」は、その持続性・物質性・超越性に富んだパフォーマンスにおいて、身体で感じる音響体験、精神や身体への影響、振動の力を追求しています。これらは世界中の音楽的・精神的文化で探求されてきたアイデアでもあります。トリオでの演奏は、電子音、アコースティック音、増幅されたギター音を融合させ、古代と現代の音源を織り交ぜた「音のタペストリー」を作り上げていくような感覚です。これはチェリストとしても電子音の探究者としても、両方の自分を体現できるとても大切な場所です。

「聴くこと」と「支え合う」ことで深まる「コレスポンデンス」

――今回は、パティ・スミスとサウンドウォーク・コレクティヴによる最新プロジェクト「コレスポンデンス」でのパフォーマンスのために来日ですね。どのような経緯で参加することになったのでしょう。また、先ほどもソロワークとは違うアプローチについても語っていただきましたが、このコラボレーションをどう捉えていますか?

レイルトン:世間は狭いもので、私もサウンドウォーク・コレクティヴもベルリン拠点だったからです。このプロジェクトは非常に特別で、共同作業のあり方も独特です。私たちは全員がパティの言葉に鋭く集中し、パフォーマンスのダイナミクス、スピード、エネルギーに非常に敏感である必要があります。演奏方法はサプライズに満ちていて、非常に刺激的です。私の役割はある程度自由度があり、パティの言葉とサウンドウォーク・コレクティヴによる電子音の構造に即興で応えるというスタイル。すべてのコラボレーションにおいて言えることですが、大切なのは「聴くこと」と「支え合うこと」です。このショーは、エネルギーや空間を与え合い、言葉に反応し、音の質感を加える、という交換の場でもあります。自分が主導するのではなく、アートとメッセージに奉仕する立場です。音、映像、言葉が一体となった大きなビジョンの一部として、私はその世界に貢献する存在です。

――本プロジェクトにおける音作りのプロセスについて。サウンドウォーク・コレクティヴのステファン・クラスニアンスキー(Stephan Crasneanscki)のフィールドレコーディングをベースに、パティが詩と声を重ねていく作業を行なったと聞きました。そこから、あなたに求められたのはどんな「音」だったのでしょうか?

レイルトン:私の役割はさまざまで、メロディやテーマ性のある要素を担うこともあれば、もっと背景に溶け込むようなサポート的な立ち回りもあります。サウンドウォーク・コレクティヴのステファンのフィールドレコーディングや、シモーネ・メルリ(Simone Merli)が制作した電子音に呼応するかたちで、私は多くの素材を録音しました。パティの詩を念頭に置きながらスタジオで即興演奏をし、小さな構造やモチーフ、メロディを生み出し、それが音楽の骨格を形づくる一助になればと考えていました。一方で、素材の質感や空気感を足すだけのときもあります。時には自分の音がミックスの中で完全に隠れてしまうようなことも。でも、それがこのプロジェクトの面白いところです。音の階層に上下がないというか、アンチ・ヒエラルキー的な美しさがある。ディエゴ・エスピノサ・クルス・ゴンザレス(Diego Espinosa Cruz González)のパーカッションが主役になることもあれば、氷が砕ける音や子どもの声が中心になることもある。私は誰にも聞こえないような「空気の音」を奏でるのも、はっきりとしたメロディを弾くのも、どちらも心地良い。ただ、パティの詩が伝える世界観を、音で共に形づくろうとしているのです。

――扱うテーマとして、原発事故、森林火災、絶滅危機といった深刻化する社会問題とともに、過去の芸術家や革命家を通して、アーティストの役割や人間の本質に迫っています。アーティストとしてあなたが感じたことや考えたことは?

レイルトン:とてもシンプルなことですが、私たち全員に役割があると思います。人々に気づきを与えること、責任ある行動をとること、人を励ますこと、そして互いに耳を傾けること。このプロジェクトは、私たち演奏者にも観客にも、そうした意識を呼び起こしてくれます。パティは本当にインスピレーショナルな人で、ほかの共演者含め、素晴らしいアーティストたちとともにステージに立てるのは大きな喜びです。観客も私たちも同じ空間で、彼女が提示する問いに向き合い、考えることができる。芸術が、集団的な体験や再評価の場となりうるということを、改めて実感しています。パフォーマンスの力は、私たちに問い続ける姿勢や意識を保つことの大切さを教えてくれます。

――最後に、直近のリリースやニュースを教えてください。

レイルトン:すでに触れていただきましたが、ソロチェロアルバム「Blue Veil」がリリースされました。いつか日本でもこの作品を披露できたらうれしいです。今はそれが一番のニュースです!

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「エルメス」が“馬 × 謎解き”没入型イベントをニューヨークで開催 東京へも巡回予定

「エルメス(HERMES)」は没入型の謎解きイベント「ミステリー・アット・ザ・グルームズ(Mystery at the Grooms’)」を6月19〜29日の期間、米・ニューヨークのイベントスペース、ピア36で開催している。同イベントは、1837年に馬具メーカーとしてスタートしたブランドのルーツにちなみ、馬とその飼育員であるホースグルームをテーマにした体験型インスタレーション。昨年末に上海でデビューし、今後は東京とシンガポール、パリへと巡回する予定だ。

イベント会場に設置された6つの部屋にはそれぞれ5頭の馬が隠れており、参加者は各部屋での制限時間7分の間にできるだけ多くの馬を探すことに挑戦する。馬術探偵ミスター・オノレによる音声ガイドと地面に記された蹄鉄の跡に従って、次の部屋へと進んでいくというルールだ。ヘッド・ホースグルームのメレーヌ・ギャロップ(Maeleine Galop)をはじめ、スタッフからヒントは得られるが、馬たちは巧妙に隠れており見つけるのは一筋縄ではいかない。

例えば、コード入力が必要な金庫の中や、銀のトレイの下、スイッチで開く木製パネルの裏、壁の隠し覗き穴の先、さらにはランドリーに流れる黄色のスエットの上など、想像力と観察力が試される場面ばかりだ。すべての馬を発見した参加者には、記念としてノートと塗り絵が贈られる。

ナイフやキャンドルの代わりに馬の好物であるニンジンを使うなど、演出も楽しく独創的。さらにインスタレーションは、メンズ・レディースの既製服やスカーフ、靴、ヘッドフォン、サーフボード、食器、革製品に至るまで、「エルメス」の16のメティエ(商品カテゴリー)にも焦点を当てている。

同イベントの参加費は無料。すでに約2万5000人が応募しており、ニューヨーク・タイムズ紙やニューヨーカー誌の広告で宣伝され、最寄りの地下鉄イースト・ブロードウェイ駅の壁にはゲームに関するポスターが貼られている。

「エルメス」米国会長のダイアン・マハディ(Diane Mahady)は「ただただ楽しんでもらい、喜びを広めたい。これは販促目的ではなく、ブランドの遊び心を共有するための体験だ。みなさんに1時間だけ笑って、非日常を楽しんでほしい」とイベントについて語る。

また「エルメス」のアーティスティック・ディレクター、ピエール=アレクシス・デュマ(Pierre-Alexis Dumas)は、同イベントについて「遊びとは、人と集まること。遊びとは動きであり、自由であり、想像力であり、ファンタジーであり、軽やかさ。そして“創造”という遊び場において、馬という存在は私たちの最初の仲間なのです」とブランドの持つ遊び心とクリエイションのルーツの融合を喜んだ。

◼︎「ミステリー・アット・ザ・グルームズ」
会期:6月19〜29日
場所:ピア36 ニューヨーク
住所:299 サウスストリート、ニューヨーク、アメリカ合衆国
参加方法:公式サイトから予約可能

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「名探偵コナン」とアンドエスティコラボ第2弾 メガネや日傘、ぬいぐるみキーホルダーも

アダストリアのアンドエスティ(and ST)は6月27日、アニメ「名探偵コナン」とのコラボレーションアイテム第2弾を発売する。“ケース付きメガネ”(5500円)や“晴雨兼用折り畳み傘”(4400円)、“トイキーホルダー”(2090円)など全17アイテム用意した。「ミィパーセント(Me%)」では12アイテム、「レプシィム(LEPSIM)」では5アイテムをそろえた。また、全アイテムに“オリジナル下げ札シール”が付いてくる。

商品は、アンドエスティ トウキョウ(and ST TOKYO)、ECモール、アンドエスティ「レプシィム」53店舗で販売する。7月18日からは全アイテムを「アンドエスティ」全店舗(アウトレット店舗除く)、「ミィパーセント」の全アイテムをECモール「アンドエスティ」と「ローリーズファーム(LOWRYS FARM)」29店舗で展開する。展開店舗や発売日の詳細は、特設サイトに記載する。

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「セッチュウ」が“静”と“動”の折衷で見せた進化 26年春夏ミラノメンズ開幕

2026年春夏シーズンのミラノ・メンズ・ファッションウイークが6月20日に開幕した。近年は発表の場をパリへ移す動きが見られる中、「プラダ(PRADA)」や「ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE&GABBANA)」といった常連ブランドを中心に公式スケジュールでショーを実施する。初日、日本人デザイナー・桑田悟史の「セッチュウ(SETCHU)」がオフィシャルショーを開催した。

代表作“折り紙ジャケット”のように、シャツやスラックスなどのタイムレスな日常着をベースに、イタリア仕込みの技術と日本の上質な素材を掛け合わせ、東洋と西洋の美意識の融合を表現してきた「セッチュウ」。構築的な服づくりが持ち味だが、今季のショーでは、これまでにない躍動感が感じられた。

ファスナーやボタンを外し、身体に巻きつけるように着用できるシャツやTシャツ。ワンピースへと姿を変えるガーメントケース。デニムやカーゴパンツは、スカートのようにボリュームをもたせた。サファリジャケットの襟にはハンドルを仕込み、トートバッグのように持ち運べるようにした。スポーツ、ミリタリー、和装といった異なる要素を、完璧に整合させるのではなく、遊び心をもって融和させる。まさに「セッチュウ」らしい“折衷”のアップデートだ。

“型”に縛られることへの恐れ

2023年度の「LVMHプライズ」に輝き、25-26年秋冬のピッティ・イマージネ・ウオモでショーを開催。順調にステップを重ねているように見えたその裏で、桑田デザイナーは葛藤していた。

折り紙のような構造、和装に着想を得たパターン設計は、静謐でストイックな佇まいを生み、そのままブランドの輪郭になった。その緻密で合理的な構造こそが、桑田自身を「型にはめていた」のかもしれない。「“セッチュウってこうだよね”って言われるのが怖かった。ブランドを始めて5年。そろそろ次に何を見せていくかを考えなければいけないと思っていた」。

身体と向き合い、動き出した服

答えを探しに桑田が向かったのは、南部アフリカ・ジンバブエ。現地のクラフト団体とのモノ作りの体験を通じ、桑田は「服とは何か」という問いに向き合い、身体の原点から掘り下げた。

ヴィクトリアフォールでの釣り。現地の部族とともに取り組んだ編み物づくり。手仕事を通して、土着の文化や人と触れ合いながら過ごした時間。それらの体験や感覚、感情が、今季の服に“動き”としてそのまま反映されている。“滝の霧”に着想を得たルックには、透明感のあるドレープを随所に用いた。霧のように曖昧だが、身体に沿って流れる布。動きとともに表情を変える“第二の皮膚”のようだ。

「ショーのあと、ずっとブランドを見てくださっている方々に『今季は違ったね、良かったね』と言っていただいて、すごく嬉しかった」と胸をなで下ろした桑田。“静”の構造に“動”の生命力を宿し、「セッチュウ」は次の一歩を踏み出した。

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「セッチュウ」が“静”と“動”の折衷で見せた進化 26年春夏ミラノメンズ開幕

2026年春夏シーズンのミラノ・メンズ・ファッションウイークが6月20日に開幕した。近年は発表の場をパリへ移す動きが見られる中、「プラダ(PRADA)」や「ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE&GABBANA)」といった常連ブランドを中心に公式スケジュールでショーを実施する。初日、日本人デザイナー・桑田悟史の「セッチュウ(SETCHU)」がオフィシャルショーを開催した。

代表作“折り紙ジャケット”のように、シャツやスラックスなどのタイムレスな日常着をベースに、イタリア仕込みの技術と日本の上質な素材を掛け合わせ、東洋と西洋の美意識の融合を表現してきた「セッチュウ」。構築的な服づくりが持ち味だが、今季のショーでは、これまでにない躍動感が感じられた。

ファスナーやボタンを外し、身体に巻きつけるように着用できるシャツやTシャツ。ワンピースへと姿を変えるガーメントケース。デニムやカーゴパンツは、スカートのようにボリュームをもたせた。サファリジャケットの襟にはハンドルを仕込み、トートバッグのように持ち運べるようにした。スポーツ、ミリタリー、和装といった異なる要素を、完璧に整合させるのではなく、遊び心をもって融和させる。まさに「セッチュウ」らしい“折衷”のアップデートだ。

“型”に縛られることへの恐れ

2023年度の「LVMHプライズ」に輝き、25-26年秋冬のピッティ・イマージネ・ウオモでショーを開催。順調にステップを重ねているように見えたその裏で、桑田デザイナーは葛藤していた。

折り紙のような構造、和装に着想を得たパターン設計は、静謐でストイックな佇まいを生み、そのままブランドの輪郭になった。その緻密で合理的な構造こそが、桑田自身を「型にはめていた」のかもしれない。「“セッチュウってこうだよね”って言われるのが怖かった。ブランドを始めて5年。そろそろ次に何を見せていくかを考えなければいけないと思っていた」。

身体と向き合い、動き出した服

答えを探しに桑田が向かったのは、南部アフリカ・ジンバブエ。現地のクラフト団体とのモノ作りの体験を通じ、桑田は「服とは何か」という問いに向き合い、身体の原点から掘り下げた。

ヴィクトリアフォールでの釣り。現地の部族とともに取り組んだ編み物づくり。手仕事を通して、土着の文化や人と触れ合いながら過ごした時間。それらの体験や感覚、感情が、今季の服に“動き”としてそのまま反映されている。“滝の霧”に着想を得たルックには、透明感のあるドレープを随所に用いた。霧のように曖昧だが、身体に沿って流れる布。動きとともに表情を変える“第二の皮膚”のようだ。

「ショーのあと、ずっとブランドを見てくださっている方々に『今季は違ったね、良かったね』と言っていただいて、すごく嬉しかった」と胸をなで下ろした桑田。“静”の構造に“動”の生命力を宿し、「セッチュウ」は次の一歩を踏み出した。

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【ARISAK Labo vol.6】 マルチクリエイター・MLMAとの“本能的セッション”

フォトアーティスト・ARISAKがファッション&ビューティ業界の多彩なクリエイターと共鳴し、新たなビジュアル表現を追求する連載【ARISAK Labo】。Vol.6となる今回は、ファッションデザイナー、ラッパーなど、マルチクリエイターとして多岐にわたり活動するMLMA(Me Love Me A lot)が登場。5月、韓国にあるMLMAのスタジオで行われたのは、MLMA本人曰く「ノー・プラン、ジャスト・ヴァイブス!」な撮影セッション。クリエイティブに情熱をそそぐ2人と現地のクリエイターチームにより生まれた作品とは。

クリエイターの心が通じる“本能的セッション”

「連載1回目のLil Cherryちゃんの撮影の次の日にサプライズで登場したMLMA。Cherryちゃんが誕生日だったこともあり、一緒に寿司パーティーをしたり、カラオケをして意気投合しました。今回は私が韓国に行くタイミングで連絡を取り合い、撮影しようということに。もともと彼女が作っていたアート作品に私や韓国のクリエイターのインスピレーションが融合したような、“本能的セッション”と言えるような撮影でした」。

By ARISAK

PROFILE: MLMA(Me Love Me A lot)/マルチクリエイター

MLMA(Me Love Me A lot)/マルチクリエイター
PROFILE: 韓国、ソウル在住。自身のブランド「スクート」を手掛けるほか、モデル、ラッパー、アーティストなど活動は多岐にわたる。今年5月にEP「MLMA」をリリースした

Inside stories of
MLMA × ARISAK

WWD:お互いの第一印象は?

MLMA:静かだけど印象的で、自然と目を引くような人。初めて会った夜、Lil CherryとARISAKが一緒に撮影をしていたことを聞いて、彼女の作品をその場で少しだけ見せてもらい、それがすごく自然に心に響いたんです。彼女の作品は繊細でありながらどこか幽玄で、その世界観を感じ取ることができました。それはまるで、新しい言語なのに、すでに理解しているような不思議な感覚。一緒に何かを作ったら、きっと楽しくて、感情に溢れたものになるだろうと直感しました。

ARISAK:彼女のことは少し前から知っていて、「スクート(SKOOT)」というブランドをやっていながら絵も描けて、ペイントもできるかと思えば、立体作品も作る。さらには映像もディレクションするマルチな才能に注目していました。特に記憶にあるのはビンテージのポルシェにしたペイントや、背中に装着できる翼、「ミスチーフ(MSCHF)」の“ビッグ・レッド・ブーツ”のゴシックなリメイク、そして等身大の自分のマネキン作品ーー彼女のやること全てがクレイジーでかっこいい。視野を広げてくれるような、そんな気持ちにさせられます。

WWD:撮影の準備はどのように進んだ?

ARISAK:もともと、彼女が作ったアート作品とともに撮影をしたいと思っていました。韓国に撮影やプライベートで行き来している時に仲良くなったヘアメイクやスタイリストの仲間たちに急遽協力をお願いしたのですが、それぞれ最高の衣装やフェイスアクセを用意してくれ、すごく情熱的に協力してくれたのが本当にうれしかったです。

WWD:実際に撮影をしてみて感じたことは?

MLMA:事前に細かくイメージを作ったというよりは、“ノー・プラン、ジャスト・ヴァイブス!”という感じで撮影を行いました。急に決まったこともあり私のスタジオで撮影を行ったのですが、そこにあるアート作品を自然に融合させるようなイメージで撮影は進み、すべてがぴったりとハマっていく感じ。チーム全員の情熱に心を打たれ、コラボレーションの力を改めて感じられました。すべてはARISAKのエネルギーがあったからこそ実現したもの。心から感動しました。赤い衣装に、シュールなメイクを合わせたルックは特に印象に残っています。まるで3Dグラフィックスを現実に持ち込んだような仕上がりで、細部までとても美しいものでした。

ARISAK:彼女のスタジオは、ソウルの中心から少し離れた場所で東京の下町みたいな雰囲気のエリア。山も見えて静かで作業に集中できそうな素敵な場所です。スタジオに入ると、MLMAの作った作品が宝物のようにたくさんディスプレーされていて、リメイクしたぬいぐるみや「スクート」制作の作業ルーム、白ホリのスタジオもあり、私も「こんなスタジオが欲しい」と思いました。そして、彼女のクリエイターへの絶対的リスペクトも熱く感じられました。各クリエイター陣を信頼し、任せてくれたのがとてもうれしかったです。「新たなクリエイターとコラボして新しい自分に出会えるのが楽しいから」と言ってくれました。プロデュースしたり仲間と何か作る場面がすごく多いからこそ、私の気持ちも理解してくれているのだと思います。

WWD:撮影後はどのように過ごした?

ARISAK:彼女にご飯連れて行ってもらいました。韓国式の焼いてくれる焼肉ですごく美味しかったです。いつも韓国に行く時は、現地の友達について行くスタイルです。友人も呼んでガールズトークをしたり、穴場のバーみたいなところにも行って、ナイトアウトを楽しみました。インスタで見ていた彼女はクールな印象でしたが、話すと本当に面白くて、素敵な女性です。

「『やりすぎ』って思われるくらいがちょうどいい」
MLMAから日本のファンへメッセージ

WWD:漫画「NANA」に大きな影響を受けたと聞きました。日本文化はあなたにとってどんな存在ですか?

MLMA:あんなふうに恋をして、あんなふうにファッションを楽しみたいって思うようになった作品です。特に作品に登場する「ヴィヴィアン・ウエストウッド(VIVIENNE WESTWOOD)」のアイテムたちには、すごく影響を受けました。私の作品のインスピレーションであるロマンスや反抗心のイメージも、「NANA」から生まれたもの。昔から日本が大好きで、実は初めて“逃避行”した場所も日本。中学生の頃に親ナシで友達4人で日本に行き、完全にカオスだったけど、あの思い出は未だにに心をワクワクさせてくれます。最近ハマっているのは「今際の国のアリス」。俳優の三吉彩花さんと韓国で会ったのも忘れられない思い出です。彼女は完全に、“ガールクラッシュ”です!

WWD:5月にリリースしたEP「MLMA」について教えてください

MLMA:「MLMA」は、“カオスの中にある楽しさ”を感じられるように作りました。あまり深く考えすぎずに、楽しくて、正直で、ちょっとぶっ飛んでる感じ。それぞれの曲にそれぞれのムードがあるので、聴いてくれる人が自分の感情に素直に浸れるような作品になっているといいなと思っています。昔から支えてくれて、「変わってるけど好き」って言ってくれるファンのために作ったものです。

WWD:最後に、読者へメッセージをお願いします!

MLMA:「やりすぎ」って思われるくらいがちょうどいい。大きな声を出してもいい、優しくてもいいし、変でもいい。“自分がなりたい自分”でいてください。安全な道を選ぶには、人生は短すぎるから。そして日本のファンのみんなへ――ちゃんと見ています。愛してる!「MLMA」を聴いて、誰にも見られていないかのように踊ってくれたらうれしいです!


CREDIT

COSTUME/MINACHUNG, ACCESORIES:32DAWN,
WHITE NAIL CHIP¥45,000, RUBY NAIL CHIPS¥45,000/LUEUR BY MAYUO(XANADU TOKYO03-6459-2826)

DIRECITON & PHOTOS:ARISAK
MODEL:MLMA
STYLING:CHOI MISUN, KIM EUN JI, KIM TAE YOUNG(TEAM IIDO)
HAIR:SINWOOGIE(OVERMARS)
MAKEUP:LKEE EUNSEO(XOXOV3), LEE YEWON
SPECIAL THANKS:KOTOHA & DANNY
LOGO DESIGN:HIROKIHISAJIMA

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「ユニクロ」×「ちいかわ」や「アンテプリマ」×蜷川実花のキラキラバッグなど! 来週発売のファッションアイテム15選【6/23〜6/29】

ファッションアイテムの発売情報を「WWDJAPAN」的視点でピックアップ!今回は6月23〜29日に発売するアイテムを紹介します。「ユニクロ(UNIQLO)」の「UT」は6月23日に、「ちいかわ」「ナガノのくま」で知られるイラストレーターのナガノとコラボしたTシャツを発売します。「ちいかわ」がカレーを食べる姿がなんとも癒しです。一方、「アンテプリマ(ANTEPRIMA)」は25日に蜷川実花とのコラボバッグを発売します。キャンバスに見立てたワイヤーバッグにキラキたした蝶、星、ハート、イミテーションの宝石が散りばめられていて、女の子の夢が詰まっています。

【6月23日発売】
ユニクロ
(UNIQLO)

「ちいかわ」「ナガノのくま」が
元気いっぱい駆けまわる!

「ユニクロ(UNIQLO)」の「UT」は、イラストレーター、ナガノとコラボしたTシャツを発売する。「ちいかわ」がカレーを食べるグラフィックや、“ナガノのくま”が買い物やダンスをするデザインなどをラインアップする。

■商品詳細

コラボTシャツ/ウィメンズ(1500円)
コラボTシャツ/キッズ(990円)

【6月24日発売】
コンバース
(CONVERSE)

スクエアトウの“オールスター”
豊富なカラーをラインアップ

「コンバース(CONVERSE)」は、スニーカー“オールスター スクエアトウ”を発売する。スクエアトウのレザーシューズに着想を得たシルエットに仕上げ、ハイカットとローカットの2モデルを用意する。

■商品詳細

スニーカー“オールスター スクエアトウ ハイ”(1万2100円)
スニーカー“オールスター スクエアトウ OX”(1万1550円)

【6月24日発売】
グラニフ
(GRANIPH)

「ハリポタ」「ファンタビ」コラボ
ウエアやバッグ、バケットハットなど

「グラニフ(GRANIPH)」は、「ハリー・ポッター」「ファンタスティック・ビースト」シリーズとのコラボアイテムを発売する。ラインアップは、劇中のシーンやキャラクターをデザインした全13型。6月23日まで公式オンラインで予約販売を受け付けている。

■商品詳細

Tシャツ(3500円〜)
シャツ(6900円)
ソックス(1200円)
バケットハット(4500円)
バッグ(3900円)
※一部商品

【6月25日先行発売】
タサキ
(TASAKI)

ニッコロ・パスカレッティとコラボ
4シリーズのジュエリーを制作

「タサキ(TASAKI)」は、デザイナーのニッコロ・パスカレッティ(Niccolo Pasqualetti)とのコラボアイテムを発売する。「タサキ」の養殖場の海で、真珠貝に包まれたパールが育まれていく情景を表現した。6月25日〜7月1日の期間、伊勢丹新宿店でオープンするポップアップストアで先行発売し、8月6日から「タサキ」銀座本店で販売する。

■商品詳細

ネックレス(110万円〜)
ブローチ(170万5000円)
イヤリング(29万7000円〜)
リング(55万円〜)
ブレスレット(269万5000円)

【6月25日発売】
アンテプリマ
(ANTEPRIMA)

蜷川実花とコラボ
きらびやかなワイヤーバッグ2型

「アンテプリマ(ANTEPRIMA)」は、アーティストの蜷川実花とのコラボバッグを発売する。「アンテプリマ」のワイヤーバッグを土台に、クリスタルや蝶、星、ハート、イミテーションの宝石などを施した。すでに「アンテプリマ」公式オンラインで抽選販売を受け付けている。

■商品詳細

コラボバッグ(13万2000円)

【6月25日発売】
フェイラー
(FEILER)

新ラインが「クラウディ」とコラボ
オレンジやライム、ミントをデザイン

「フェイラー(FEILER)」の“フェイラー クリアレーベル(FEILER CLEAR LABEL)”は、「クラウディ(CLOUDY)」とのコラボアイテムを発売する。「クラウディ」のデザイナーが描いたテキスタイルを、シュニール織で表現した全9型を販売する。なおハンカチとゲストを除き、商品の購入は1人各1点まで。

■商品詳細

コラボショルダーバッグ(1万5400円)
コラボ巾着バッグ(1万6500円)
コラボポーチ(6600円〜)
コラボハンカチ(2750円)
コラボゲスト(6600円)
※一部商品

【6月25日発売】
ア ベイシング エイプ®
(A BATHING APE®)

高島屋大阪店でポップアップ
大阪モチーフの限定Tシャツ

「ア ベイシング エイプ®(A BATHING APE®)」は6月25日〜9月16日の期間、高島屋大阪店でポップアップをオープンする。会場では、ブランドを象徴する“エイプヘッド”や“ベイビーマイロ”と、大阪のモチーフを組み合わせた、限定Tシャツを販売する。

■商品詳細

Tシャツ(1万780円)
Tシャツ/キッズ(7480円〜)

【6月25日発売】
オーシバル
(ORCIVAL)

アンドレ・サライヴァとコラボ
“ミスター・エー”を随所に

「オーシバル(ORCIVAL)」は、グラフィティアーティストのアンドレ・サライヴァ(Andre Saraiva)とコラボしたアイテムを発売する。同氏が描くキャラクター“ミスター・エー(Mr. A)”をモチーフに、バスクシャツ、Tシャツ、トートバッグ、大判ハンカチをラインアップする。

■商品詳細

コラボバスクシャツ(2万5080円)
コラボTシャツ(1万780円〜)
コラボバッグ(1万5180円〜)
コラボハンカチ(3300円)

【6月26日先行発売】
グッチ
(GUCCI)

ヒグチユウコと協業
バッグやウオレット、スカーフなど

「グッチ(GUCCI)」は、アーティストのヒグチユウコによるキャラクター“ボー&ボリス”と協業したアイテムを国内限定で発売する。「グッチ」のアイテムをまとう“ボー&ボリス”をあしらった、バッグやウオレットなどを制作。6月26日に「グッチ」公式オンラインショップで先行発売する。

■商品詳細

バッグ
ウオレット
カードケース
キャップ
シルクスカーフ
※一部商品

【6月26日発売】
フリークス ストア
(FREAK’S STORE)

ローソン第4弾コラボ
Tシャツとショートパンツ

ローソンは、フリークス ストア(FREAK’S STORE)とのコラボアイテムを発売する。厚手の6.0オンスで仕上げたTシャツと、ナイロン地のショートパンツを制作。ともにユニセックス仕様で、接触冷感、吸水速乾機能を備える。

■商品詳細

コラボTシャツ(2499円)
コラボショートパンツ(2999円)

【6月27日発売】
ジーユー
(GU)

ビンテージライクな
“クロミ”コラボTシャツ

「ジーユー(GU)」は、サンリオのキャラクター“クロミ”とのコラボTシャツを発売する。ビンテージアイテムを思わせる、かすれた風合いに“クロミ”をプリントした4型をラインアップする。

■商品詳細

コラボTシャツ(1990円)

【6月27日発売】
ボンジュールレコード
(BONJOUR RECORDS)

ジム・ジャームッシュ「コーヒー&シガレッツ」
作中シーンを配したTシャツ

「ボンジュールレコード(BONJOUR RECORDS)」は、映画監督のジム・ジャームッシュ(Jim Jarmusch)によるオムニバスムービー「コーヒー&シガレッツ(Coffee&Cigarettes)」から“TWINS”と”JACK SHOWS MEG HIS TESLA COIL”のシーンを配した限定Tシャツを発売する。

■商品詳細

Tシャツ(1万1000円)

【6月28日発売】
ビューティフルピープル
(BEAUTIFUL PEOPLE)

アイアンメイデンとコラボ
セーターとTシャツをラインアップ

「ビューティフルピープル(BEAUTIFUL PEOPLE)」は、ヘヴィメタルバンド、アイアンメイデン(IRON MAIDEN)とのコラボアイテムを発売する。1988年開催のツアー「メイデン・イングランド」のポスターをモチーフとした、セーターとTシャツを制作した。

■商品詳細

コラボセーター(6万9300円)
コラボTシャツ(3万6300円)

【6月28日発売】
ヴイエー
(V.A.)

藤原ヒロシ「フラグメント」と
“ジャックパーセル”のトリプルコラボ

ジュンは、東京・原宿のコンセプトストア、ヴイエー(V.A.)と、藤原ヒロシが主宰する「フラグメント(FRAGMENT)」、「コンバース(CONVERSE)」の“ジャックパーセル(JACK PURCELL)”がトリプルコラボしたスニーカーを発売する。6月23日10時まで、ヴイエーの店頭販売に伴う事前抽選を実施する。

■商品詳細

コラボスニーカー(1万9800円)

【6月28日発売】
ワイルドサイド ヨウジヤマモト
(WILDSIDE YOHJI YAMAMOTO)

「マンハッタンポーテージ」
“ブラックレーベル”と初コラボ

“ワイルドサイド ヨウジヤマモト(WILDSIDE YOHJI YAMAMOTO)”は、「マンハッタンポーテージ(MANHATTAN PORTAGE)」の“ブラックレーベル(BLACK LABEL)”ラインとのコラボバッグを発売する。メッセンジャーバッグ“MP1441-305PBL”を土台とし、“クロウ”モチーフと限定ラベルをあしらう。

■商品詳細

コラボバッグ(2万7500円)

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「ユニクロ」×「ちいかわ」や「アンテプリマ」×蜷川実花のキラキラバッグなど! 来週発売のファッションアイテム15選【6/23〜6/29】

ファッションアイテムの発売情報を「WWDJAPAN」的視点でピックアップ!今回は6月23〜29日に発売するアイテムを紹介します。「ユニクロ(UNIQLO)」の「UT」は6月23日に、「ちいかわ」「ナガノのくま」で知られるイラストレーターのナガノとコラボしたTシャツを発売します。「ちいかわ」がカレーを食べる姿がなんとも癒しです。一方、「アンテプリマ(ANTEPRIMA)」は25日に蜷川実花とのコラボバッグを発売します。キャンバスに見立てたワイヤーバッグにキラキたした蝶、星、ハート、イミテーションの宝石が散りばめられていて、女の子の夢が詰まっています。

【6月23日発売】
ユニクロ
(UNIQLO)

「ちいかわ」「ナガノのくま」が
元気いっぱい駆けまわる!

「ユニクロ(UNIQLO)」の「UT」は、イラストレーター、ナガノとコラボしたTシャツを発売する。「ちいかわ」がカレーを食べるグラフィックや、“ナガノのくま”が買い物やダンスをするデザインなどをラインアップする。

■商品詳細

コラボTシャツ/ウィメンズ(1500円)
コラボTシャツ/キッズ(990円)

【6月24日発売】
コンバース
(CONVERSE)

スクエアトウの“オールスター”
豊富なカラーをラインアップ

「コンバース(CONVERSE)」は、スニーカー“オールスター スクエアトウ”を発売する。スクエアトウのレザーシューズに着想を得たシルエットに仕上げ、ハイカットとローカットの2モデルを用意する。

■商品詳細

スニーカー“オールスター スクエアトウ ハイ”(1万2100円)
スニーカー“オールスター スクエアトウ OX”(1万1550円)

【6月24日発売】
グラニフ
(GRANIPH)

「ハリポタ」「ファンタビ」コラボ
ウエアやバッグ、バケットハットなど

「グラニフ(GRANIPH)」は、「ハリー・ポッター」「ファンタスティック・ビースト」シリーズとのコラボアイテムを発売する。ラインアップは、劇中のシーンやキャラクターをデザインした全13型。6月23日まで公式オンラインで予約販売を受け付けている。

■商品詳細

Tシャツ(3500円〜)
シャツ(6900円)
ソックス(1200円)
バケットハット(4500円)
バッグ(3900円)
※一部商品

【6月25日先行発売】
タサキ
(TASAKI)

ニッコロ・パスカレッティとコラボ
4シリーズのジュエリーを制作

「タサキ(TASAKI)」は、デザイナーのニッコロ・パスカレッティ(Niccolo Pasqualetti)とのコラボアイテムを発売する。「タサキ」の養殖場の海で、真珠貝に包まれたパールが育まれていく情景を表現した。6月25日〜7月1日の期間、伊勢丹新宿店でオープンするポップアップストアで先行発売し、8月6日から「タサキ」銀座本店で販売する。

■商品詳細

ネックレス(110万円〜)
ブローチ(170万5000円)
イヤリング(29万7000円〜)
リング(55万円〜)
ブレスレット(269万5000円)

【6月25日発売】
アンテプリマ
(ANTEPRIMA)

蜷川実花とコラボ
きらびやかなワイヤーバッグ2型

「アンテプリマ(ANTEPRIMA)」は、アーティストの蜷川実花とのコラボバッグを発売する。「アンテプリマ」のワイヤーバッグを土台に、クリスタルや蝶、星、ハート、イミテーションの宝石などを施した。すでに「アンテプリマ」公式オンラインで抽選販売を受け付けている。

■商品詳細

コラボバッグ(13万2000円)

【6月25日発売】
フェイラー
(FEILER)

新ラインが「クラウディ」とコラボ
オレンジやライム、ミントをデザイン

「フェイラー(FEILER)」の“フェイラー クリアレーベル(FEILER CLEAR LABEL)”は、「クラウディ(CLOUDY)」とのコラボアイテムを発売する。「クラウディ」のデザイナーが描いたテキスタイルを、シュニール織で表現した全9型を販売する。なおハンカチとゲストを除き、商品の購入は1人各1点まで。

■商品詳細

コラボショルダーバッグ(1万5400円)
コラボ巾着バッグ(1万6500円)
コラボポーチ(6600円〜)
コラボハンカチ(2750円)
コラボゲスト(6600円)
※一部商品

【6月25日発売】
ア ベイシング エイプ®
(A BATHING APE®)

高島屋大阪店でポップアップ
大阪モチーフの限定Tシャツ

「ア ベイシング エイプ®(A BATHING APE®)」は6月25日〜9月16日の期間、高島屋大阪店でポップアップをオープンする。会場では、ブランドを象徴する“エイプヘッド”や“ベイビーマイロ”と、大阪のモチーフを組み合わせた、限定Tシャツを販売する。

■商品詳細

Tシャツ(1万780円)
Tシャツ/キッズ(7480円〜)

【6月25日発売】
オーシバル
(ORCIVAL)

アンドレ・サライヴァとコラボ
“ミスター・エー”を随所に

「オーシバル(ORCIVAL)」は、グラフィティアーティストのアンドレ・サライヴァ(Andre Saraiva)とコラボしたアイテムを発売する。同氏が描くキャラクター“ミスター・エー(Mr. A)”をモチーフに、バスクシャツ、Tシャツ、トートバッグ、大判ハンカチをラインアップする。

■商品詳細

コラボバスクシャツ(2万5080円)
コラボTシャツ(1万780円〜)
コラボバッグ(1万5180円〜)
コラボハンカチ(3300円)

【6月26日先行発売】
グッチ
(GUCCI)

ヒグチユウコと協業
バッグやウオレット、スカーフなど

「グッチ(GUCCI)」は、アーティストのヒグチユウコによるキャラクター“ボー&ボリス”と協業したアイテムを国内限定で発売する。「グッチ」のアイテムをまとう“ボー&ボリス”をあしらった、バッグやウオレットなどを制作。6月26日に「グッチ」公式オンラインショップで先行発売する。

■商品詳細

バッグ
ウオレット
カードケース
キャップ
シルクスカーフ
※一部商品

【6月26日発売】
フリークス ストア
(FREAK’S STORE)

ローソン第4弾コラボ
Tシャツとショートパンツ

ローソンは、フリークス ストア(FREAK’S STORE)とのコラボアイテムを発売する。厚手の6.0オンスで仕上げたTシャツと、ナイロン地のショートパンツを制作。ともにユニセックス仕様で、接触冷感、吸水速乾機能を備える。

■商品詳細

コラボTシャツ(2499円)
コラボショートパンツ(2999円)

【6月27日発売】
ジーユー
(GU)

ビンテージライクな
“クロミ”コラボTシャツ

「ジーユー(GU)」は、サンリオのキャラクター“クロミ”とのコラボTシャツを発売する。ビンテージアイテムを思わせる、かすれた風合いに“クロミ”をプリントした4型をラインアップする。

■商品詳細

コラボTシャツ(1990円)

【6月27日発売】
ボンジュールレコード
(BONJOUR RECORDS)

ジム・ジャームッシュ「コーヒー&シガレッツ」
作中シーンを配したTシャツ

「ボンジュールレコード(BONJOUR RECORDS)」は、映画監督のジム・ジャームッシュ(Jim Jarmusch)によるオムニバスムービー「コーヒー&シガレッツ(Coffee&Cigarettes)」から“TWINS”と”JACK SHOWS MEG HIS TESLA COIL”のシーンを配した限定Tシャツを発売する。

■商品詳細

Tシャツ(1万1000円)

【6月28日発売】
ビューティフルピープル
(BEAUTIFUL PEOPLE)

アイアンメイデンとコラボ
セーターとTシャツをラインアップ

「ビューティフルピープル(BEAUTIFUL PEOPLE)」は、ヘヴィメタルバンド、アイアンメイデン(IRON MAIDEN)とのコラボアイテムを発売する。1988年開催のツアー「メイデン・イングランド」のポスターをモチーフとした、セーターとTシャツを制作した。

■商品詳細

コラボセーター(6万9300円)
コラボTシャツ(3万6300円)

【6月28日発売】
ヴイエー
(V.A.)

藤原ヒロシ「フラグメント」と
“ジャックパーセル”のトリプルコラボ

ジュンは、東京・原宿のコンセプトストア、ヴイエー(V.A.)と、藤原ヒロシが主宰する「フラグメント(FRAGMENT)」、「コンバース(CONVERSE)」の“ジャックパーセル(JACK PURCELL)”がトリプルコラボしたスニーカーを発売する。6月23日10時まで、ヴイエーの店頭販売に伴う事前抽選を実施する。

■商品詳細

コラボスニーカー(1万9800円)

【6月28日発売】
ワイルドサイド ヨウジヤマモト
(WILDSIDE YOHJI YAMAMOTO)

「マンハッタンポーテージ」
“ブラックレーベル”と初コラボ

“ワイルドサイド ヨウジヤマモト(WILDSIDE YOHJI YAMAMOTO)”は、「マンハッタンポーテージ(MANHATTAN PORTAGE)」の“ブラックレーベル(BLACK LABEL)”ラインとのコラボバッグを発売する。メッセンジャーバッグ“MP1441-305PBL”を土台とし、“クロウ”モチーフと限定ラベルをあしらう。

■商品詳細

コラボバッグ(2万7500円)

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「エックスガール」や「ミルクフェド」を運営するビーズインターナショナルが「カリフアートギャラリー」をオープン

ストリートブランドの「エクストララージ(XLARGE)」や「エックスガール(X-GIRL)」、「ミルクフェド(MILKFED.)」などを運営するビーズインターナショナルは6月22日、ギャラリースペース「カリフアートギャラリー(calif art gallery)」を中目黒にオープンする。同日、ギャラリースペースの隣には同社が運営するインテリアショップ、ミッドセンチュリーモダン(Mid-Century MODERN)も移転オープンする。

ギャラリーでは、国内外の多彩なアーティストによる展覧会をはじめ、アート作品や関連グッズの販売も行う。さらに、隣接する「ミッドセンチュリーモダン」と連動しアートとデザインを取り入れたライフスタイルも提案する予定だ。本ギャラリースペースは、もともとバイクガレージとして使用されていた設備を再利用している。無機質さとビンテージの雰囲気を残した設計とシャッターやビニールアコーディオンカーテンなどの要素が空間に独自の個性を与えている。展覧会のほか、イベントや撮影スタジオとしての利用も可能だ。

オープン情報

■「カリフアートギャラリー」

オープン日:6月22日
営業時間:11:00~20:00
定休日:不定休
住所:153-0042 東京都目黒区青葉台1-29-6 1階
※山手通りから目黒川方面へ一本入った通り沿い
TEL:03-6451-4531

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「ゴールドウイン」、東京・丸の内店を移転増床 新素材研究所と組み“風のゆらぎ”感じる空間

ゴールドウインは6月21日、オリジナルブランド「ゴールドウイン(GOLDWIN)」の東京・丸の内の店舗を、仲通り沿いのブリックスクエア1階に移転増床オープンする。国内の店舗では、5月に開業した京都店に続いて、新素材研究所が店舗デザインを担当。日本の美意識や機能美を反映するブランドの世界観を体現した店舗となっている。

仲通り沿いの二重橋スクエア1階に、2018年にオープンした旧店舗から移転する。移転によって、売り場面積は約1.6倍の約91平方メートルになる。現代美術家の杉本博司、建築家の榊田倫之が率いる新素材研究所とは、21年に出店した中国・北京の店舗からタッグを組んでいる。新店はフィッティング兼サロンスペースを導入し、ゆったりと買い物が楽しめる空間。京都店と同様に、作為のない自然に通じる“風のゆらぎ”を感じさせる要素を各所に配した。

たとえば仲通りに面したファサードには竹を使用し、1つ1つ異なる節がゆらぎにつながる。サロンスペースの壁には桐を配し、清浄なムードを引き立てる。バックルームと売り場を隔てる壁の鉄板は、鉄を焼成する際に表れる酸化被膜をあえてそのまま生かした。オリジナルで作成したスピーカーは、店内のどこにいても均質に音が届くように意図されたものだという。

「目に見えないところにまで
気を配る」

オープンにあたって、ゴールドウインの川田慎二 常務執行役員ゴールドウイン事業部長と、新素材研究所の榊田倫之代表取締役とのトークイベントも実施した。「目に見えないところにまで気を配り、製品を購入した人が気づかない部分にまでこだわるのがモノ作りの真心だというのが、当社が元来持っている考え方。『ゴールドウイン』ブランドにも、“Dedication to Detail(細部へのこだわり)”という考えを反映している」と川田常務執行役員。「『ゴールドウイン』はスキーという自然の中のアクティビティーを原点とし、同時にテクノロジーを突き詰めていくブランド。建築は工芸とテクノロジーの共存を突き詰めるものであり、親和性がある」などと榊田代表取締役はコメントした。

同ブランドは21年の北京出店以来、重点出店エリアである中国には現在5店を構え、今夏だけでも瀋陽、深圳、西安に3店舗をオープンする。国内も8月に札幌の移転を予定しており、欧米ではロンドンやニューヨークへの出店を今秋から来春にかけて控える。今後も積極出店が続く中国では、なるべく差異のない内装デザインで出店し、ブランドの世界観を表現できるよう、新素材研究所がモジュール化した内装プランを作成したという。

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「ゴールドウイン」、東京・丸の内店を移転増床 新素材研究所と組み“風のゆらぎ”感じる空間

ゴールドウインは6月21日、オリジナルブランド「ゴールドウイン(GOLDWIN)」の東京・丸の内の店舗を、仲通り沿いのブリックスクエア1階に移転増床オープンする。国内の店舗では、5月に開業した京都店に続いて、新素材研究所が店舗デザインを担当。日本の美意識や機能美を反映するブランドの世界観を体現した店舗となっている。

仲通り沿いの二重橋スクエア1階に、2018年にオープンした旧店舗から移転する。移転によって、売り場面積は約1.6倍の約91平方メートルになる。現代美術家の杉本博司、建築家の榊田倫之が率いる新素材研究所とは、21年に出店した中国・北京の店舗からタッグを組んでいる。新店はフィッティング兼サロンスペースを導入し、ゆったりと買い物が楽しめる空間。京都店と同様に、作為のない自然に通じる“風のゆらぎ”を感じさせる要素を各所に配した。

たとえば仲通りに面したファサードには竹を使用し、1つ1つ異なる節がゆらぎにつながる。サロンスペースの壁には桐を配し、清浄なムードを引き立てる。バックルームと売り場を隔てる壁の鉄板は、鉄を焼成する際に表れる酸化被膜をあえてそのまま生かした。オリジナルで作成したスピーカーは、店内のどこにいても均質に音が届くように意図されたものだという。

「目に見えないところにまで
気を配る」

オープンにあたって、ゴールドウインの川田慎二 常務執行役員ゴールドウイン事業部長と、新素材研究所の榊田倫之代表取締役とのトークイベントも実施した。「目に見えないところにまで気を配り、製品を購入した人が気づかない部分にまでこだわるのがモノ作りの真心だというのが、当社が元来持っている考え方。『ゴールドウイン』ブランドにも、“Dedication to Detail(細部へのこだわり)”という考えを反映している」と川田常務執行役員。「『ゴールドウイン』はスキーという自然の中のアクティビティーを原点とし、同時にテクノロジーを突き詰めていくブランド。建築は工芸とテクノロジーの共存を突き詰めるものであり、親和性がある」などと榊田代表取締役はコメントした。

同ブランドは21年の北京出店以来、重点出店エリアである中国には現在5店を構え、今夏だけでも瀋陽、深圳、西安に3店舗をオープンする。国内も8月に札幌の移転を予定しており、欧米ではロンドンやニューヨークへの出店を今秋から来春にかけて控える。今後も積極出店が続く中国では、なるべく差異のない内装デザインで出店し、ブランドの世界観を表現できるよう、新素材研究所がモジュール化した内装プランを作成したという。

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1位は、「篠原ともえがドレス作品を発表 正倉院宝物の展覧会を大阪と東京で開催|週間アクセスランキング TOP10(6月12〜18日)

1位は、「篠原ともえがドレス作品を発表 正倉院宝物の展覧会を大阪と東京で開催|週間アクセスランキング TOP10(6月12〜6月18日)

「WWDJAPAN」 ウイークリートップ10

1週間でアクセス数の多かった「WWDJAPAN」の記事をランキング形式で毎週金曜日にお届け。
今回は、6月12日(木)〜18日(水)に配信した記事のトップ10を紹介します。


- 1位 -
篠原ともえがドレス作品を発表 正倉院宝物の展覧会を大阪と東京で開催

06月14日公開 / 文・WWD STAFF

 “正倉院 THE SHOW -感じる。いま、ここにある奇跡-”が大阪歴史博物館で6⽉14⽇ ~8⽉24⽇、上野の森美術館で9⽉20⽇ ~11⽉9⽇に開催する。篠原ともえは、同展覧会にコラボレーションアーティストとして参加し、正倉院宝物に着想を得た作品、“LACQUERED EWER SHOSOIN DRESS”を発表する。

> 記事の続きはこちら

- 2位 -
「アンテプリマ」と蜷川実花がコラボ 多彩なモチーフのワイヤーバッグ2型を発売

06月17日公開 / 文・WWD STAFF

 「アンテプリマ(ANTEPRIMA)」は写真家、映画監督、現代アーティストの蜷川実花とのコラボレーションコレクション2型6種(各13万2000円)を発売する。アンテプリマ公式オンラインストアでは6月17日から抽選販売を開始しており、一部直営店では6月25日から販売する。

> 記事の続きはこちら

- 3位 -
「ティファニー」がダニエル・アーシャムとコラボ 39点限定のネックレスを発売

06月18日公開 / 文・WWD STAFF

 「ティファニー(TIFFANY & CO.)」は、コンテンポラリーアーティストのダニエル・アーシャム(Daniel Arsham)とコラボレーションした“ティファニー & アーシャム スタジオ ハードウェア ネックレス”を全39点限定で発売する。同アイテムは、“ブロンズ エローデッド ペニー ベッセル(侵食した硬貨のブロンズ製ケース)”と呼ばれるブロンズ製ケースに収められる。

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- 4位 -
「マリークワント」誕生70周年記念のピンクコレクションが登場 コスメからファッションアイテムまで

06月18日公開 / 文・WWD STAFF

 「マリークワント(MARY QUANT)」は7月2日、ブランド誕生70周年を記念して“ピンク コレクション”を数量限定で発売する。フェイスカラーやバームクリームなどのコスメからトップスやトートバッグなどのファッションアイテムまで、ピンク色のアイテムを幅広くラインアップする。

> 記事の続きはこちら

- 5位 -
「ニューエラ」が「2025 MLBオールスターゲーム」を記念したキャップコレクションを発売 

06月17日公開 / 文・WWD STAFF

 「ニューエラ(NEW ERA)」は6月18日、アトランタで開催される「2025 MLBオールスターゲーム」を記念した特別仕様のキャップコレクションを発売する。キオスク名古屋駅を除く「ニューエラ」ストア各店と公式オンラインストアで取り扱う。

> 記事の続きはこちら

- 6位 -
「フジロック」と「キーン」がコラボ第6弾でフェス特化型サンダルを発売

06月18日公開 / 文・WWD STAFF

 日本最大級の「フジロックフェスティバル(FUJI ROCK FESTIVAL)」と米発のアウトドア・フットウエアブランド「キーン(KEEN)」は、コラボ第6弾サンダル“ハイパーポート エイチツー(HYPEPORT H2)”を発売した。「フジロック」公式オンラインショップ、6月27日まで開催されるオフィシャルショップ岩盤のポップアップ、「キーン」直営店、「キーン」公式オンラインストア、各取り扱い店舗にて発売中だ。サイズ展開は、ウィメンズが22.5〜26.0cm、メンズが25.0〜29.0、30.0cmだ。

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- 7位 -
SEVENTEENが「アンブッシュ」のYOONとコラボ 限定ネックレス全2種をジュピターで発売

06月12日公開 / 文・WWD STAFF

 ユーン(YOON)=「アンブッシュ(AMBUSH)」クリエイティブ・ディレクターは、ボーイズグループSEVENTEEN(セブンティーン)とコラボレーションし、数量限定のネックレス全2種を発売した。ファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)が設立したジュピター(JOOPITER)の公式オンラインサイトで取り扱っている。

> 記事の続きはこちら

- 8位 -
三井不動産などが「日本橋リバーウォーク」を開発 高架を撤去し、川と空の“水都”に

 日本橋川沿いの再開発構想の詳細が発表され、エリア名称を「日本橋リバーウォーク」とすることが明らかになった。この再開発は、八重洲一丁目北地区、日本橋一丁目、日本橋室町一丁目など、日本橋川流域に位置する5つの再開発区域とその周辺エリアを一体的に整備し、水辺を生かした都市空間を創出する官民連携のプロジェクト。首都高速道路(以下、首都高)や三井不動産を含む6社のデベロッパーが連携し、大規模な再整備が進行している。 

> 記事の続きはこちら

- 9位 -
「ルイ・ヴィトン」がレアル・マドリードのオフィシャル・パートナーに 特別なコレクションを制作

06月13日公開 / 文・WWD STAFF

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、スペインの名門クラブ「レアル・マドリード(Real Madrid)」との複数年にわたるオフィシャル・パートナーシップを締結した。男女サッカーチーム、および男子バスケットボールチーム向けの「フォーマルウエア&ルトラベルウエア ルイ・ヴィトン × レアル・マドリード」(非売品)コレクションを発表した。

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- 10位 -
「ファミリア」の「ハンター」コラボや「ディーン&デルーカ」のライラックカラーのバッグなど! 来週発売のファッションアイテム14選【6/16〜6/22】

06月14日公開 / 文・WWD STAFF

 ファッションアイテムの発売情報を「WWDJAPAN」的視点でピックアップ!今回は6月16〜22日に発売するアイテムを紹介します。「ファミリア(FAMILIAR)」は、19日、「ハンター(HUNTER)」とコラボしたレインブーツを発売します。親子で楽しめるサイズ感で、“ファミリアチェック”をアクセントにした可愛らしいデザインです。一方、「ディーン&デルーカ」からは爽やかなライラックカラーのトートバッグが数量限定で発売になります。この梅雨の時期、雨の日でもお気に入りのアイテムがあれば、気分も上げていけますね。

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1位は、「篠原ともえがドレス作品を発表 正倉院宝物の展覧会を大阪と東京で開催|週間アクセスランキング TOP10(6月12〜6月18日)

「WWDJAPAN」 ウイークリートップ10

1週間でアクセス数の多かった「WWDJAPAN」の記事をランキング形式で毎週金曜日にお届け。
今回は、6月12日(木)〜18日(水)に配信した記事のトップ10を紹介します。


- 1位 -
篠原ともえがドレス作品を発表 正倉院宝物の展覧会を大阪と東京で開催

06月14日公開 / 文・WWD STAFF

 “正倉院 THE SHOW -感じる。いま、ここにある奇跡-”が大阪歴史博物館で6⽉14⽇ ~8⽉24⽇、上野の森美術館で9⽉20⽇ ~11⽉9⽇に開催する。篠原ともえは、同展覧会にコラボレーションアーティストとして参加し、正倉院宝物に着想を得た作品、“LACQUERED EWER SHOSOIN DRESS”を発表する。

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- 2位 -
「アンテプリマ」と蜷川実花がコラボ 多彩なモチーフのワイヤーバッグ2型を発売

06月17日公開 / 文・WWD STAFF

 「アンテプリマ(ANTEPRIMA)」は写真家、映画監督、現代アーティストの蜷川実花とのコラボレーションコレクション2型6種(各13万2000円)を発売する。アンテプリマ公式オンラインストアでは6月17日から抽選販売を開始しており、一部直営店では6月25日から販売する。

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- 3位 -
「ティファニー」がダニエル・アーシャムとコラボ 39点限定のネックレスを発売

06月18日公開 / 文・WWD STAFF

 「ティファニー(TIFFANY & CO.)」は、コンテンポラリーアーティストのダニエル・アーシャム(Daniel Arsham)とコラボレーションした“ティファニー & アーシャム スタジオ ハードウェア ネックレス”を全39点限定で発売する。同アイテムは、“ブロンズ エローデッド ペニー ベッセル(侵食した硬貨のブロンズ製ケース)”と呼ばれるブロンズ製ケースに収められる。

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- 4位 -
「マリークワント」誕生70周年記念のピンクコレクションが登場 コスメからファッションアイテムまで

06月18日公開 / 文・WWD STAFF

 「マリークワント(MARY QUANT)」は7月2日、ブランド誕生70周年を記念して“ピンク コレクション”を数量限定で発売する。フェイスカラーやバームクリームなどのコスメからトップスやトートバッグなどのファッションアイテムまで、ピンク色のアイテムを幅広くラインアップする。

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- 5位 -
「ニューエラ」が「2025 MLBオールスターゲーム」を記念したキャップコレクションを発売 

06月17日公開 / 文・WWD STAFF

 「ニューエラ(NEW ERA)」は6月18日、アトランタで開催される「2025 MLBオールスターゲーム」を記念した特別仕様のキャップコレクションを発売する。キオスク名古屋駅を除く「ニューエラ」ストア各店と公式オンラインストアで取り扱う。

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- 6位 -
「フジロック」と「キーン」がコラボ第6弾でフェス特化型サンダルを発売

06月18日公開 / 文・WWD STAFF

 日本最大級の「フジロックフェスティバル(FUJI ROCK FESTIVAL)」と米発のアウトドア・フットウエアブランド「キーン(KEEN)」は、コラボ第6弾サンダル“ハイパーポート エイチツー(HYPEPORT H2)”を発売した。「フジロック」公式オンラインショップ、6月27日まで開催されるオフィシャルショップ岩盤のポップアップ、「キーン」直営店、「キーン」公式オンラインストア、各取り扱い店舗にて発売中だ。サイズ展開は、ウィメンズが22.5〜26.0cm、メンズが25.0〜29.0、30.0cmだ。

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- 7位 -
SEVENTEENが「アンブッシュ」のYOONとコラボ 限定ネックレス全2種をジュピターで発売

06月12日公開 / 文・WWD STAFF

 ユーン(YOON)=「アンブッシュ(AMBUSH)」クリエイティブ・ディレクターは、ボーイズグループSEVENTEEN(セブンティーン)とコラボレーションし、数量限定のネックレス全2種を発売した。ファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)が設立したジュピター(JOOPITER)の公式オンラインサイトで取り扱っている。

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- 8位 -
三井不動産などが「日本橋リバーウォーク」を開発 高架を撤去し、川と空の“水都”に

 日本橋川沿いの再開発構想の詳細が発表され、エリア名称を「日本橋リバーウォーク」とすることが明らかになった。この再開発は、八重洲一丁目北地区、日本橋一丁目、日本橋室町一丁目など、日本橋川流域に位置する5つの再開発区域とその周辺エリアを一体的に整備し、水辺を生かした都市空間を創出する官民連携のプロジェクト。首都高速道路(以下、首都高)や三井不動産を含む6社のデベロッパーが連携し、大規模な再整備が進行している。 

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- 9位 -
「ルイ・ヴィトン」がレアル・マドリードのオフィシャル・パートナーに 特別なコレクションを制作

06月13日公開 / 文・WWD STAFF

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、スペインの名門クラブ「レアル・マドリード(Real Madrid)」との複数年にわたるオフィシャル・パートナーシップを締結した。男女サッカーチーム、および男子バスケットボールチーム向けの「フォーマルウエア&ルトラベルウエア ルイ・ヴィトン × レアル・マドリード」(非売品)コレクションを発表した。

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- 10位 -
「ファミリア」の「ハンター」コラボや「ディーン&デルーカ」のライラックカラーのバッグなど! 来週発売のファッションアイテム14選【6/16〜6/22】

06月14日公開 / 文・WWD STAFF

 ファッションアイテムの発売情報を「WWDJAPAN」的視点でピックアップ!今回は6月16〜22日に発売するアイテムを紹介します。「ファミリア(FAMILIAR)」は、19日、「ハンター(HUNTER)」とコラボしたレインブーツを発売します。親子で楽しめるサイズ感で、“ファミリアチェック”をアクセントにした可愛らしいデザインです。一方、「ディーン&デルーカ」からは爽やかなライラックカラーのトートバッグが数量限定で発売になります。この梅雨の時期、雨の日でもお気に入りのアイテムがあれば、気分も上げていけますね。

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「クオン」が刺し子の未来を体感できるイベントを開催 同時に過去コレクションのサンプルセールも

「クオン(KUON)」が6月22日まで刺し子の未来を体感できるイベント「刺し子X」を「クオン」フラッグシップストアで開催する。

同イベントには、下北沢のセレクトショップ、CCX(シーシーエックス)とファッションディレクターの吉岡レオが「クオン」のアーカイブやサンプルからスペシャルなピースをセレクトする。さらに、CCXはビンテージに加えて「フレッドペリー(FRED PERRY)」などのリメイクアイテムも登場する。

また、 毎年恒例となった「クオン」のサンプルセールも同時開催する。過去コレクションのアイテムを販売する。刺し子愛好家たちによって結成されたユニット「SASHIKO MONEYS」が刺し子アイテムをローンチする。

イベント概要

◾️刺し子X

会期:6月22日まで
会場:「クオン」フラッグシップストア
住所:東京都渋谷区神宮前2-15-10
時間:13:00〜20:00(20日)、12:00〜20:00(21、22日)

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「クオン」が刺し子の未来を体感できるイベントを開催 同時に過去コレクションのサンプルセールも

「クオン(KUON)」が6月22日まで刺し子の未来を体感できるイベント「刺し子X」を「クオン」フラッグシップストアで開催する。

同イベントには、下北沢のセレクトショップ、CCX(シーシーエックス)とファッションディレクターの吉岡レオが「クオン」のアーカイブやサンプルからスペシャルなピースをセレクトする。さらに、CCXはビンテージに加えて「フレッドペリー(FRED PERRY)」などのリメイクアイテムも登場する。

また、 毎年恒例となった「クオン」のサンプルセールも同時開催する。過去コレクションのアイテムを販売する。刺し子愛好家たちによって結成されたユニット「SASHIKO MONEYS」が刺し子アイテムをローンチする。

イベント概要

◾️刺し子X

会期:6月22日まで
会場:「クオン」フラッグシップストア
住所:東京都渋谷区神宮前2-15-10
時間:13:00〜20:00(20日)、12:00〜20:00(21、22日)

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唯一無二の個性を放つ俳優・渋川清彦 50歳の節目を迎えて今思うこと 

PROFILE: 渋川清彦/俳優

PROFILE: (しぶかわ・きよひこ)1974年7月2日生まれ、群馬県渋川市出身。98年に「ポルノスター」(豊田利晃監督)で映画デビュー。2013年、「そして泥船はゆく」(渡辺紘文監督)で単独初主演を飾る。16年、「お盆の弟」(大埼章監督)、「アレノ」(越川道夫監督)で第37回ヨコハマ映画祭主演男優賞受賞。 19年、第32回 日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞 助演男優賞受賞。20年、「半世界」(阪本順治監督)で第34回高崎映画祭最優秀助演男優賞受賞。その他の主な出演作に「Playback」(12/三宅唱監督)、「榎田貿易堂」(18/飯塚健監督)、「泣き虫しょったんの奇跡」(18/豊田利晃監督)、「閉鎖病棟-それぞれの朝-」(19/平山秀幸監督)、「偶然と想像」(21/濱口竜介監督)、「夜明けのすべて」(24/三宅唱監督)、「あるいは、ユートピア」(24/金允洙監督)、「箱男」(24/石井岳龍監督)、「少年と犬」(25/瀬々敬久監督)などがある。

6月20日から公開される映画「中山教頭の人生テスト」は、「教誨師」(2018)、「夜を走る」(21)の佐向大の最新監督作だ。舞台は山梨県のとある小学校。物腰が低く平和主義者の中山教頭が、5年1組の臨時担任を任されたことをきっかけに、いくつもの問題に向き合わざるを得なくなり……。主人公の中山教頭を演じるのは、1998年に豊田利晃監督の「ポルノスター」で俳優デビューして以降、唯一無二の個性を放つ俳優としてキャリアを築いている渋川清彦だ。ヒールやアウトローの役が似合うが、お人好しの役もチャーミングに体現する。そんな彼が演じる「教頭先生」は、渋川清彦にしか醸し出せない人間味のあるキャラクターになっている。50歳という節目に公開される主演映画を入り口に、誰もまねのできないフィルモグラフィーを飄々と更新し続ける渋川清彦の魅力を探る。

教頭先生を演じて

——「あのKEEさんが教頭先生役!」と、感慨深いものがありました。20代のモデル時代から渋川さんのキャリアを同じ時代で見てきた者として。

渋川清彦(以下、渋川):そうですか(笑)。俺としては、「お盆の弟」(2015)に近い感じかな、と思いました。キャラクターが似てるし。自分がよくやる、フラフラしていて頼りないんだけど、一つ芯があるキャラクターで。台詞も面白いなと思いました。生徒たちに向けて言っていることに嘘がない。実は反骨精神のある教頭で。俺はパンク(ミュージック)が好きなんで、共感できる、好きなキャラクターですね。主演も「久しぶりだな」くらいの感じで、そこで特別気合いが入ったということはなかったです。

——主演は7年ぶりですね。佐向監督が脚本を書くときに、渋川さんをイメージしていたそうです。教頭先生に、教育委員会の岸本(風間杜夫)が、「殺し屋みたいな顔して」と言う台詞はつまり、渋川さんのことですよね(笑)。

渋川:風間さん、言ってましたね、そういえば(笑)。教頭が悩んでいるときの顔ですよね。そっか、面白いですね。

——面白いです。「殺し屋みたいな顔」の俳優さんは、そういう役に配置されることが多いのに、渋川さんは教頭先生や、最近ではドラマ「地震のあとで」(NHK)で神の教えを説く宗教家など、役の幅を広げています。

渋川:そう言われると、確かにそうですね。ややこしい役というか、難しい役が増えてきてますね。今回の役、「地震のあとで」とも通じるものを感じます。

——善や正しさを求める(求められる)職業なのに、自分の弱さを認めて、言葉にしてしまう。そういう役を、作り手は渋川さんに演じてほしいんだな、と。

渋川:そうかそうか。いや、そういうふうに言ってもらえると納得いきます。自分じゃ気づかないことなんで。

——教頭先生らしさ、みたいなものが世の中にはなんとなく共有されていると思うのですが、どうやって今回の人物像を作っていきましたか?

渋川:「教頭先生って、実際のところ何やってるのかな?」って佐向さんが言ってて、俺も「そうだな」って。いざ自分の母校の教頭先生を思い出そうとしても、1人も思い出せないし。だから教頭先生については勉強してやったわけではなく。脚本に書かれている台詞でキャラクターを探していきました。

——先ほど言った「好きなキャラクター」ということは、役に共感しながら演じることができたということでしょうか。

渋川:そうですね。多分、佐向さんの作品、佐向さんの性格に共感しているんですよね。佐向さんの「夜を走る」を見て、不穏な感じの中に希望があるようなあの世界観に共感しました。監督の色はやっぱり作品に出るんで。そうじゃないとね、映画監督じゃないなって思います。

50歳という節目に思うこと

——この主演映画は、渋川さんが50歳のタイミングで公開されます。30歳で芸名をモデル時代のKEEから現在の渋川清彦に変えたこともありましたが、50歳に対して節目の意識はありますか?

渋川:あったはあったんですけど、49歳で体にいろいろありまして。もう終わったからいいんですけど、腫瘍がこの辺り(喉付近)にできて。良性だったんですけど、デカいこぶみたいになってちょっと嫌だったんで、一昨年の年末に摘出したんです。49歳で1回いろんなことがリセットになって、50歳からよしいくぞと思ったら、またいろんなことが出てきてしまって。悪いことじゃないんですけどね。それを今、乗り越えている感じです。

——病気を経験して何か変わりましたか? 仕事への向き合い方や、この先の生き方など。

渋川:いや、あんまり変わらないかなぁ……。あ、タバコはちょっと落としました。

——落とした? 本数を減らしたのではなく?

渋川:普通のホープ(14mg)からスーパーライト(6mg)に(タールの量を)落としました(笑)。スーパーライトはスーパーライトで慣れるもんで、軽くてもよくなりました。でもたまにガツンとしたのを吸うと、「やっぱうまいな」というのはありますね。

——喜びが増えましたね(笑)。今後やっていきたい仕事のイメージにも変化はないのでしょうか。

渋川:30歳からも40歳からもそんなに変わってなくて、「こういうのをやりたい」というのはずっとないんですよね。今は、新しい人や、一緒にやりたいと思っていた人と(作品を)やるのが楽しいです。最近も、ある監督さんと初めて仕事ができて、すごくうれしくて。あと、強いて言うなら京都の仕事を増やしていきたいです。撮影所が楽しいんですよ。たまに行くんですけど、京都の撮影所の、昔ながらのシステムがすごくいいんです。

——太秦(東映京都撮影所)ですよね?

渋川:そうです。館内放送で「第◯スタジオでなになにの撮影です」「誰々さんどこそこに行ってください」みたいなのが流れるのも、東京では全くないシステムですよね。伝統的な映画づくりの名残が感じられるのが楽しいし、ウキウキします。俳優の人はみんな思っていると思いますよ。京都自体も面白いです。街中は人(観光客)がいっぱいいますけど、太秦あたりはそうでもないんで。時代劇って、やっぱりすごく面白いです。

——時代劇にはもともと興味がありました?

渋川:ありました。30歳前後のときも一瞬「鬼平(犯科帳)」にハマっていた時期がありまして。昨年はドラマ「新・暴れん坊将軍」(2025年1月放送済み)をやりました。しかも(演出が)三池(崇史)さんで、俺は悪役で。あれは本当に楽しかったです。

豊田利晃監督との関係

——三池監督とは何度もお仕事されていますが、同じく豊田利晃監督作品には全て出演しています。今年公開予定の長編映画「次元を超える」にももちろん出演していますし、4月には飛騨市で渋川さんが主演した短編3本をまとめた「狼蘇山シリーズ」の上映会とトークショーをしていましたね。渋川さんが豊田作品に出るのは当たり前、という関係ですか? 

渋川:そうですね。豊田さんの現場は豊田さんがプロデューサー兼監督なんで、「どっかの合間に1日やろう」「誰かスタッフを集めてすぐやろう」みたいな感じで、パッと行ってパッと撮る。役を作るとか、台詞を覚えてとかいう感じでもないので、それはそれですごく面白いです。豊田さん、修験道にハマってまして。山伏っていうんですかね。狼蘇山シリーズはそれなので、結構大変なんですよ。

——滝に打たれたり。

渋川:そうそうそう(笑)。アスファルトの上で五体投地をやったりね。それで俺は旅ができたりするんで、すごく面白いです。

——撮った作品の公開日は事前に決まっている?

渋川:決まってないですね。全くもって。

——役者さんは自分が出た作品がいつ人に見てもらえるのかを気にすると思うんです。渋川さんは現場で豊田さんと撮るというところで完結しているのでしょうか?

渋川:そうですね。豊田さんに関して、まあ好きな監督に対してはそうですよね。別にそれが上映されなくてもどうということではなくて。でもいつかは上映するんじゃないかなと(笑)。豊田さんの場合は、面白いことをやってるんで、俺はそれに乗っかってるだけという話ですかね。

——「次元を超える」はいつ公開される予定ですか?

渋川:日本だと今年の秋には公開するんじゃないかな。外国では2月にロッテルダム(国際映画祭)、5月にフランクフルトの「ニッポン・コネクション」で上映したので、もう完成はしてます。

——豊田さんの作品をきっかけに、自分も海外で見てほしいという意識はありますか?

渋川:それはあんまりないですね。外国でやりたいから英語を勉強するということもないですし。 

——そうなんですね。役は選びますか?

渋川:基本、オファーが来たら受けるという感じです。でも確か一度だけ、死姦する役を断りました。でも、その映画には出たような気がします。死姦はなくしてもらって、殺すだけにしてもらいました。自分でも理由は分かんないんですけど、なんか「やだな」と思って。

——その「なんかやだな」は分かるような気がします。これまでたくさんの役を演じてきて、今回、「教頭先生をやる年齢になったかー」と思いましたか?

渋川:ちょっと思いました。40歳過ぎぐらいから「子どもがいる役が多くなったな」とはなんとなく思ってました。で、今回は教頭かと。

「これまでの役者人生、あっという間だった」

——これまでのキャリアを振り返るとどんなことを思いますか? 「頑張ったな」「もっとやれたな」「あっという間だったな」など。

渋川:あっという間ではありますかね。俺、頑張ったのかなあ。でも頑張ってるつもりはそんなにないですけど。ずっと「もう潰しが効かない」と思ってやってましたけど、今でも同じ感覚なのかもしれないし。でもそんなに(自分のキャリアについて)考えてなかったのかもなあ……。まあ、運が良かったなとは思います。(モデルになる)きっかけも、ナン・ゴールディンに写真を撮らせてくれって声をかけられたからですし。でも、運がいいなりに、勉強しながらやってますよね。

——自己分析するのは難しいかもしれませんが、渋川さんが長い時間をかけて少しずつ役者として大きくなった理由ってなんだと思いますか? メジャー作品にも出演する一方で、豊田さんと当たり前のように自主映画を作り続けているところに、大切な何かを売り渡していないなと感じます。

渋川:うん、それ(売り渡していない)はありますね。芝居をちゃんと学んできた人へのコンプレックスみたいなものがずっとありますよね。俺が好きな先人はちゃんと芝居を学んでいたりするので、そこはずっとあります。あるけど、「じゃあ俺もやるか!」とはならないというか、まあなんか大丈夫かな、という感じもちょっとあります(笑)。

——そこの飄々と流れていく感じが渋川さんですよね(笑)。ところで今日のお召し物は私服だそうですね。別のインタビューで「服は全然買わない」とおっしゃっていて驚きました。

渋川:そうなんですよ。自腹ではあまり買わないですね。こういう取材のときにお金が出たら買うぐらいです(笑)。このシャツもそうです。1940年代くらいのビンテージで、多分3〜4万円するんです。まったくそんな値段に見えないですけどね。古着のシャツが好きなんです。

——行きつけのお店があるんですか?

渋川:10代から知ってる、原宿の古着屋さん。「ジャックス」っていうんですけど、フィフティー(50年代)、シックスティー(60年代)が専門です。買うとなったら必ずそこに行きます。

——ジーンズも育てているとか。

渋川:そう。今日のこれは「リー(LEE)」。

——あ、広告に出演されている。

渋川:これ、広告で履いたやつです。1954年の“アメリカン ライダース 101Z”っていう、「理由なき反抗」でジェームス・ディーンが履いていたモデルです。広告の撮影に、自分が持っている「リー」のジーンズを何本か持っていって、「『リー』、すごい好きなんですよ」って言ったら、撮影で履いたジーンズをもらえました。大事に育てます(笑)。

PHOTOS:MAYUMI HOSOKURA

映画「中山教頭の人生テスト」

◾️映画「中山教頭の人生テスト」
6月20日から全国公開
出演:渋川清彦
高野志穂/ 渡部秀/ 高橋努/ 大角英夫/ 田野井健/ 川面千晶/ 足立智充/ 安藤聖/ 大鶴義丹/ 風間杜夫/ 石田えり
監督・脚本:佐向大
配給:ライツキューブ
https://nakayama-kyoto.com/

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【一粒万倍日】「サンローラン」から国内限定商品を含むウオレットなど 7月24日は最強開運日

「サンローラン(SAINT LAURENT)」は、一粒万倍日、天赦日(てんしゃび)、大安の3つの吉日が重なる最強開運日に向け、一部国内限定商品を含む、ウオレットなど多数アイテムを発売した。「サンローラン」一部店舗および公式オンラインで販売する。

“カサンドラマトラッセ”シリーズ

アイテムは、「サンローラン」2025年秋冬コレクションから、“ルージュカベルネ”と“ナチュラルタン”カラーを配した、“カサンドラマトラッセ”シリーズのウオレット(7万4800円〜)や、フラグメントケース(7万4800円)、カードケース(5万2800円)をラインアップする。両色は、デザイナーのイヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)が暮らした、モロッコ・マラケシュの“ヴィラ・オアシス”のインテリアに着想を得ており、素材はラムスキンを用いた。“カサンドラマトラッセ”は、V字のシェヴロンキルティングと、“YSL”のカサンドラロゴで知られる、「サンローラン」を代表するシリーズ。

7月24日は最強開運日

7月24日は、一粒の籾(もみ)が豊かに実り万倍もの稲穂になるといわれる“一粒万倍日“、 すべての神が天に登り、万物の罪を許す“天赦日“、万事に進んでよしとされる“大安“が重なるトリプルラッキーデーだ。また、“一粒万倍日“は財布を買ったり、使い始めたり、贈ったりするのに適した日とされる。

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【一粒万倍日】「サンローラン」から国内限定商品を含むウオレットなど 7月24日は最強開運日

「サンローラン(SAINT LAURENT)」は、一粒万倍日、天赦日(てんしゃび)、大安の3つの吉日が重なる最強開運日に向け、一部国内限定商品を含む、ウオレットなど多数アイテムを発売した。「サンローラン」一部店舗および公式オンラインで販売する。

“カサンドラマトラッセ”シリーズ

アイテムは、「サンローラン」2025年秋冬コレクションから、“ルージュカベルネ”と“ナチュラルタン”カラーを配した、“カサンドラマトラッセ”シリーズのウオレット(7万4800円〜)や、フラグメントケース(7万4800円)、カードケース(5万2800円)をラインアップする。両色は、デザイナーのイヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)が暮らした、モロッコ・マラケシュの“ヴィラ・オアシス”のインテリアに着想を得ており、素材はラムスキンを用いた。“カサンドラマトラッセ”は、V字のシェヴロンキルティングと、“YSL”のカサンドラロゴで知られる、「サンローラン」を代表するシリーズ。

7月24日は最強開運日

7月24日は、一粒の籾(もみ)が豊かに実り万倍もの稲穂になるといわれる“一粒万倍日“、 すべての神が天に登り、万物の罪を許す“天赦日“、万事に進んでよしとされる“大安“が重なるトリプルラッキーデーだ。また、“一粒万倍日“は財布を買ったり、使い始めたり、贈ったりするのに適した日とされる。

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リリー・フランキー × 早川千絵 映画「ルノワール」が描く「11歳の言語化できない感情」

PROFILE: 左:リリー・フランキー/俳優 右:早川千絵/映画監督

PROFILE: (リリー・フランキー)1963年生まれ、福岡県出身。「ぐるりのこと。」(08/橋口亮輔監督)で、ブルーリボン賞新人賞を受賞。その後「凶悪」(13/白石和彌監督)で第37回日本アカデミー賞優秀助演男優賞、「そして父になる」(13/是枝裕和監督)では最優秀助演男優賞など多数受賞。第71回カンヌ国際映画祭では、主演を務めた「万引き家族」(18/是枝裕和監督)がパルム・ドールを受賞。近年の主な出演作は、主演を務めた「コットンテール」(24/パトリック・ディキンソン監督)、「ちひろさん」「アンダーカレント」(23/今泉力哉監督)、「アナログ」(23/タカハタ秀太監督)、「ファーストキス 1ST KISS」(25/塚原あゆ子監督)など。 (はやかわ・ちえ):短編「ナイアガラ」が2014年第67回カンヌ国際映画祭シネフォンダシオン部門入選、ぴあフィルムフェスティバル グランプリ受賞。18年、是枝裕和監督総合監修のオムニバス映画「十年 Ten Years Japan」の一編の監督・脚本を手がける。その短編から物語を再構築した初の長編映画「PLAN 75」(22)で、第75回カンヌ国際映画祭カメラドール(新人監督)特別賞を授与され、輝かしい才能が世界から注目されている。

長編デビュー作「PLAN 75」で世界的な注目を集めた映画監督、早川千絵。新作「ルノワール」は11歳の少女、フキの物語だ。1980年代のある夏、父親が重い病気で入院し、母親が看護や仕事に追われる中で、フキは新しい友達やさまざまな大人たちとの出会いを通じて成長していく。フキを演じた鈴木唯の天真爛漫な演技が話題を呼ぶ本作で、フキの父親の圭司を演じて存在感を発揮しているのがリリー・フランキー。早川監督の強い希望によるキャスティングだったが、リリーも早川監督の作品に強く惹かれていたという。初めて作品を一緒に作り上げた2人に話を聞いた。

手書きの手紙でオファー

——リリーさんは「ルノワール」に出演するに当たって、作品のどんなところに興味を持たれたのでしょうか。

リリー・フランキー(以下、リリー):僕は勤勉なタイプではないので、なるべく仕事は避けて通りたいと思っているんです(笑)。でも、今回は脚本を頂いてすぐに参加したいと思いました。それまでに「PLAN 75」を観て監督にすごく興味を持ったんですよ。あと、監督から直接手紙をいただいたんですよね。自己紹介的な。

早川千絵(以下、早川):そうでしたね。手書きの手紙を書いて、その手紙をポストに投函した後、家に帰ってリリーさんのラジオを聞いたら、「手書きの手紙は重い」という話をされていて、しまった!と思いました(笑)。

リリー:いや、でも、手書きの手紙をくれる監督とは気があう気がするんですよ。パトリック(編注:リリーさんが出演した映画「コットンテール」のパトリック・ディキンソン監督)とは、イギリスと日本で手書きの手紙でずっとやりとりしていたんです。パトリックが、手紙じゃないと伝わらない、と言っていて。僕ら2人の間には手紙を訳す人がいて、さらに僕が遅筆なもので、すごく時間がかかったんですけど、時間がかかったのが良かったのかもしれない。

早川:是枝(裕和)監督も出演される役者の方に手紙を送られるそうですね。

リリー:そうです。手書きの手紙が届いて、こっちも手書きで返すみたいな。

——手書きの文字や使う便箋からも、手紙を送った人の人柄が伝わってくるので、相手のことを知るには良いのかもしれませんね。

リリー:出演を決める時は、監督に対する興味って大きいんですよね。僕は監督の私小説のような匂いがする作品が好きなので、それでこの作品に興味を持ったというのもあるんです。

大人になり始める
11歳という年齢

——やはり本作には監督の自伝的な要素が強いのでしょうか。

早川:エピソードは完全にフィクションですけど、フキのキャラクターだったり、彼女の世界の見方に関しては割と自分に近いところがありますね。

リリー:監督がフキと同じ11歳くらいの時は、フキよりも考え方が大人だったんじゃないですか? フキって自分で性の芽生えをぼんやり感じているけど言語化できていないじゃないですか。でも、監督は言語化できていたんじゃないかと思って。

早川:いやいや、できていませんでした。フキと同じでおまじないをやったりして、ファンタジーを信じていましたね。

リリー:じゃあ、まわりの同級生の方が大人っぽく見えた?

早川:見えましたね。私より現実的に思えました。私は夢ばかり見ているような子だったんです。映画の中でフキが変な作文を書いて、母親が教師に呼び出されるじゃないですか。そういうところが自分にもありました。三者面談で先生に「この子は何を考えているのかわからない」って言われるような変な子だったんです(笑)。

——リリーさんは11歳の頃はどんな子供でした?

リリー:本当に子どもでしたね。フキと同じように性の芽生えを感じたり、大人や友達に対して意地悪な気持ちになったりしていたけど、その気持ちを口にしないまま大人になってしまった。もしかしたら、思春期前のこの時期の感覚って本人が言語化できていないから、誰も話をしたことがないんじゃないかと思うんですよ。それを映画でみずみずしく描いていたことがすごいと思っていて。映画を観ていると、いろんなことを思い出すんですよ。例えば、中島(歩)さんが演じる御前崎がフキのお母さん(石田ひかり)と出会って、フキと3人でファミレスに行くじゃないですか。そこで御前崎がフキに「おじさんの顔、面白い?」って言う。大好きなシーンなんですけど、「こういう雰囲気出してくる大人っていたなあ」って思い出しました。

——子どもの頃、身近にそういう大人がいた?

リリー:うちのお袋が親父と別居したまま死にましたけど、別居したての頃は若いわけですよね、まだ30代だったから。それで、お袋と御前崎みたいなおじさんと3人で近所のレジャーランドに行ったりしたことがあったんです。そのおじさんに抱いていた嫌悪感。「今日あいつが来ると思っただけでもぞっとする」って思っていたことを映画を観て思い出しました。そういう子どもの時に言語化できなかった感情を、この映画は描いているんですよね。脚本を読んで最初に惹かれたのはそういうところでした。

リリー・フランキーの演技

——観客一人ひとりが個人的な記憶や感情を呼び覚まされる作品ですよね。監督は若い頃にお父さんをご病気で亡くされています。リリーさんが演じたフキの父親、圭司も病気で入院していますが、リリーさんをキャスティングする際に、お父さんの面影と重なるところを感じられたりもしたのでしょうか。

早川:そうですね。私はリリーさんに儚さというか、どこか浮世離れしたところを感じていて。存在感がすごく強いのに薄いというか、どこか透明感があるところが死期が迫った父親のイメージを思わせるところがあったんです。

——現場で演技をするリリーさんをご覧になって、どんな感想を持たれました?

早川:思っていた通りの方でしたね。あと、リリーさんが演出家としての眼を持っているというのを強く感じました。このシーンを映画として成立させるために何が必要なのかを俯瞰してご覧になっている。

リリー:演出家の眼で見ているかどうかは分かりませんが、僕の場合、映画に出ているキャリアより、映画を見てきた期間が長いです。役者として仕事をする前に、映画の原稿をずっと書いていたので。だから今、どんな絵になっているんだろうって言うのは頭の隅で考えているかもしれない。あと、僕は自分が出ている映画を観ても、自分の演技とか全然気にならないんですよ。役者の方って自分の演技をチェックされたりするっていうじゃないですか。僕にはそういう感覚が全然なくて。

——映画の中のリリーさんの佇まいは独特ですよね。自然体で演技している風には見せないけれど存在感がある。リリーさんは無の状態で、そこに映画の世界が入り込んでいるというか。

早川:ほんとそうですよね。

リリー:映画に出ている時って自我は全然ないです。映画は監督のものだから、自分がこうしたい、なんて気持ちはない。監督が望むままに動くだけです。今回、監督に役について聞いたのも、部下に「随分、痩せましたね」と言われるので痩せた方がいいですか?っていうことくらいでした。それで「痩せてください」と言われたので、毎日、豆のヌードルばかり食べていたんです。意外とヌードルのバリエーションが多くて助かりました(笑)。

早川:リリーさんは間合いが絶妙なんですよ。病室に訪ねてきた部下とのやりとりは秀逸でしたね。他愛のない会話なので映画的なシーンとしてちゃんと成立するかな、と不安だったんですけど、撮影している時から、ちゃんと映画的な時間が流れていました。

リリー:あのシーンは監督からいちばん演出を受けた気がしますね。きっと、監督の中にイメージしたタイム感があったんじゃないかな。

早川:あそこは家の外で圭司がどんな人物なのかがわかる唯一のシーンなんです。あそこで圭司が「そう?」って窓の外を見る演技がすごくいいんですよ。圭司との会話で部下が気まずくなって病室の窓の外を見て、良い景色でもないのに「良い景色ですね」って言う。それに対して圭司が「そう?」っていう言い方、間合いが絶妙なんです。

リリー:確か、脚本には「そう?」はなかったんですけど、あそこはユーモアを入れられる数少ないシーンだと思ったんです。ユーモアといってもいろいろありますけど、笑っていいのかどうかわからないユーモアってあるじゃないですか。そういうのが出せそうだなと思ったんです。悲しみと背中合わせにある笑い。そういうものが欲しい監督じゃないかな、と「PLAN 75」を観て思ったんです。キワキワのトゲのある笑いが好きな方なんじゃないかって。

生(性)と死の関係を描く

——そういうことが分かるのが、リリーさんの批評家的な眼差しなのかもしれませんね。圭司がずっと入院していることもあって、この映画は全編に渡って死の影がつきまとっています。でも、その一方で、フキの性の芽生えもある。子供にはまだよくわからないモヤモヤしたものにフキが惹かれていくのが物語を通じて伝わってきますね。

リリー:お父さんが死に向かっていく一方で、フキは伝言ダイヤルに興味を持つ。生(性)と死の関係、その描き方もすごくよかったですね。

——フキが伝言ダイヤルで知り合った大学生に会いにいく。あの辺りの描写にはハラハラさせられました。

早川:女性は小さな頃から、そういう危険とすごく隣り合わせなんですよ。よくわからないけど何だか怖い、とフキが感じているのを描きたかったんです。それは私が子供の頃に漠然と感じていたけど、言語化できていなかったことなんです。

リリー:この時期の女性の性への興味を描くというのは、ヨーロッパ映画では結構あるんですけど、日本映画では苦手だったような気がするんですよ。早川さんは突飛なことをせず、みんながドキッとすることを上品に取り扱っている。その視点やバランスがすごいんですよね。

——監督は11歳の頃の感覚を呼び覚ますために何かアプローチはされたんですか? 昔の写真を見るとか、当時の雑誌を読んでみるとか。

早川:そういうことはしませんでした、当時からこういう映画を作りたいと思っていて、自分が考えていることをノートに書いていたんです。

——当時というのは11歳の頃?

早川:はい。この映画で使われているエピソードは、その頃に考えていたものが多いですね。

——11歳の頃から将来撮りたい映画のことを考えていたというのはすごいですね!

リリー:僕はこの年の頃、「ゴジラ対ヘドラ」みたいな映画を撮りたいと思っていましたよ(笑)。きっと監督は子供の頃から善悪では決められないこととか、簡単には理解できないものに興味があったんじゃないですか? 監督の作品からそれが伝わってくる。

早川:よく分からないものは好きでしたね。だから、よく分からない映画も好きで、そういう映画がきっかけで映画をどんどん観るようになったんです。

リリー:空想ばかりしていて、よく分からないものが好きで、それでよく堅気になれましたね(笑)。そういう人って大抵、途中で沈没するんですよ。でも、監督は一回、ちゃんと就職してニューヨークで働いている。

早川:若い頃は自分が真面目で普通すぎることにコンプレックスがあったんですけどね。

リリー:でも、監督は不良っぽいやつよりもグロいことを考えてたと思いますよ。

早川:今になって分わかりました(笑)。

カンヌのレッドカーペットは
「テクノポリス」で登場

——「ルノワール」は監督が「変な子」だったからできた映画と言えるかもしれませんね。そういえば、映画の中でクラウス・ノミで有名な「Cold Song」やYMOの「ライディーン」など、テクノ/ニューウェイヴ好きには懐かしい曲が流れるのが印象的でした。小学生の頃から音楽がお好きだったんですね。

早川:好きでした。6歳上の姉がいて、姉が聴いているものをよく聴いていたんです。「ライディーン」は映画と同じように、キャンプファイアーを囲んで生徒で踊った時に流れていたんです。その時の振り付けを覚えていたので、映画でももそれを踏襲しました。当時はYMOのことは知らなくて、外国の音楽だと思っていたんです。日本のバンドだと知った時は驚きました。

リリー:そういえば、カンヌ(国際映画祭)に監督と行ったんです。レッドカーペットを歩く時にかける音楽って監督が選べるんですけど、そこで監督がYMOの「テクノポリス」をかけたんですよね。

——そうなんですか! 良い選曲ですね。

早川:映画で「ライディーン」を使ったというのもあるんですけど、「テクノポリス」は好きな曲なので、この曲が流れたら緊張しないで歩けるかなと思ったんです。

リリー:カンヌと同じ時期にMUSIC AWARDS JAPANが始まったじゃないですか。そのどアタマで「ライディーン」が流れるんですよ。そして、細野(晴臣)さんがスピーチで「ここにメンバーの2人は都合で来られませんが」って言うんですけど、カンヌでMUSIC AWARDS JAPANのニュースを見ながら「細野さん、教授と幸宏さんはこっちに来てますよ!」って思っていたんです。すごくうれしい偶然でしたね。

PHOTOS:MAYUMI HOSOKURA
HAIR & MAKEUP:[LILY FRANKY]AKI KUDO、[CHIE HAYAKAWA]HITOMI NATORI

映画「ルノワール」

◾️映画「ルノワール」
出演:鈴木唯
石田ひかり 中島歩 河合優実 坂東龍汰
リリー・フランキー
脚本・監督:早川千絵
撮影:浦田秀穂
編集:Anne Klotz
音楽:Remi Boubal
企画・制作:ローデッド・フィルムズ
制作協力プロダクション:キリシマ1945
製作幹事・配給:ハピネットファントム・スタジオ
©2025「RENOIR」製作委員会/InternationalPartners
https://happinet-phantom.com/renoir/

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【27日まで早割受付中】「#FR2」とPlan・Do・Seeに学ぶ、リアル時代における“体験資本主義”の進化系

“体験主義”の進化系
「#FR2」とPlan・Do・Seeが切り拓く、熱狂的ファンを生む哲学

このような人におすすめ

・D2Cブランドの経営層・事業責任者
・ファッション/ライフスタイル企業のマーケティング・販促責任者
・店舗開発や空間設計、コミュニティービルディングに関わる実務層
・次世代の事業責任者

 


インフォメーション

日時

2025年7月25日(金)13:00〜16:00
※講座開始30分前から会場受付開始

実施方法

会場 または オンライン受講
※受講前日17時と当日9時を目安に、ご案内メールをお送りしますので、ご入力にお間違いがないようご注意ください。セミナー当日は受付でメールをご提示ください。
※オンライン受講の方は、ご案内メールに視聴用URLを記載しております。また、OneStreamでの配信を予定しています。
※ご案内メールが届かない場合は迷惑メールフォルダなどもご確認ください。
※セミナー終了後、会場&オンライン受講者へのアーカイブ配信の案内はありませんのでご了承ください。後日アーカイブ動画は、単体で購入することが可能です。

会場

株式会社TSIホールディングス 本社
東京都港区赤坂 8-5-27 住友不動産青山ビル東館

募集人数

会場:先着50名
オンライン:100名

募集期間

2025年6月20日(金)〜 2025年7月24日(木)12時まで
【早割10%OFFキャンペーン】
6/27(金)18時までのお申し込みで、一般価格から10%OFFで受講いただけます。
申し込み画面でクーポンコードを入力してください。
クーポンコード:HVA70F8L6J

受講料金

一般価格:22,000円19,800円早割10%OFF
スタンダードプラン:15,400円 30%OFF
ライトプラン:19,800円 10%OFF
※表示価格は全て1名様分、税込です。
※他のクーポンとの併用はできません。
※早割期間内であっても、募集人数に達し次第受け付けを締め切らせていただく場合がございます。


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早割クーポンコード【HVA70F8L6J】/有料会員の方はこちらからクーポンコードを取得してください



プログラム

 

変化の激しい時代において、ファッション・ライフスタイルブランドが成長するには、モノだけではなく「語られる体験」をいかに構築し、“売り上げ”に繋げるかが重要です。このセミナーでは、「空間」や「カルチャー」「世界観」「コミュニティー」といったブランドの無形資産を重視し、熱狂的ファンを生み出して事業を拡張している2つの先進ブランドの戦略と実践を紐解きます。
テーマは「“体験主義”の進化系」。
「#FR2」が構築する“熱狂を生むファンベース”と、Plan・Do・Seeが取り組む関わる人の誇りと街の価値を向上する“おもてなし”というアプローチを比較しながら、実現可能な体験設計の共通項を探りつつ、ブランド拡張戦略を掘り下げます。スタートアップから大手まで、ブランド担当者による実践知の獲得を目指すセッションです。

【Introduction】13:00~13:10(10分)

改めてファッション&ビューティ業界の「体験資本主義とは何か」?

最初のパートでは「体験資本主義」、商品やサービスを購入するだけでなく、体験そのものを重視する消費行動や経済活動に改めて迫ります。なぜ、若い世代はモノの所有よりも、思い出や感情、経験を重視するのか?そしてファッションやビューティ業界各社は、その兆候をどのように捉えてビジネスに活用しているのか?いくつかの事例を交えながら、価値観が大きくシフトしていることを確認します。

スピーカー:村上 要/WWDJAPAN編集長
PROFILE:(むらかみ・かなめ)1977年7月7日生まれ。東北大学教育学部卒業後、地元の静岡新聞社で社会部記者を務める。退職後、ニューヨーク州立ファッション工科大学(F.I.T.)でファッション・ジャーナリズムを含むファッション・コミュニケーションを専攻。2度目の大学卒業後、現地でのファッション誌アシスタントを経て帰国。タイアップ制作、「WWDビューティ」デスク、「WWDモバイル」デスク、「ファッションニュース」編集長、「WWDJAPAN.com」編集長を経て、2021年4月から現職

 

【Session#1】13:10~13:50(40分)

Plan・Do・Seeに学ぶ、社会的価値観とトップブランドになることの両立術

Plan・Do・Seeは、「日本のおもてなしを世界中の人々へ」というミッションのもと、国内外でホテルやレストランなどのバンケット運営を中心に、ブライダルドレスや海外人材派遣事業など、数々のサービスを手掛けています。青山グランドホテルなど、ファッション・ビューティ業界にも馴染み深い施設を運営している企業です。このパートでは浅葉翔平社長に、関わる人すべてが誇りを持てるような空間を作りながら、街の価値を上げ、「おもてなし業界のトップメゾン」を目指すビジョンを語っていただきます。そして社会的価値観を叶えると同時にトップブランドになることが可能なのか?を考えます。「社会課題を解決しながら持続可能な成長を叶えるというビジネスモデルは、実現可能なのか?」「その中で空間や、そこで提供する体験価値はどのくらい重要なのか?」ーー。ファッション&ビューティ業界も使える顧客価値の共創について伝授していただきます。

ゲストスピーカー:浅葉 翔平/Plan・Do・See 代表取締役社長
PROFILE:(あさば・しょうへい) 1986年生まれ、京都府出身。2009年にPlan・Do・Seeに新卒で入社。ダイニング・ウェディングプランナー・人事室・コンサルティング室・店舗責任者等を経験。19年に人事部長就任後、22年に社内起業でPlan・Do・See Globalを創業して代表に就任。24年4月1日、Plan・Do・See 代表に就任
モデレーター:村上 要/WWDJAPAN編集長

 

【Session#2】13:50~14:30(40分)

「#FR2」が語る、国内外の消費者を惹きつける熱狂的体験価値

ファッション業界からは、業界の常識を逸脱したカルチャー共創型マーケティングで国内外でファンを拡大し続ける「#FR2」を展開する、株式会社せーの代表の石川涼社長に登壇いただきます。出店するショップは、まるでギャラリーやアートスペース。高感度エリアに小規模でも異彩を放つ店舗を構え、地域や期間、数量限定商品を販売する「#FR2」は、「今、買わないと手に入らない」商品を販売することで、「今、店舗を訪れる意味」を醸成し、SNSネイティブのUGCやハイプを獲得してきました。全国各地に突如出現し話題を呼んだ「#FR2DOKO」から、反対に完全小回生のイベントまで。石川社長に熱狂的なファンを生み出すブランドストーリーと、店舗体験の関係を伺います。石川社長ならではの、忌憚のない業界への提言やグローバルな野望に注目です。

ゲストスピーカー:石川 涼/せーの 代表取締役
PROFILE:(いしかわ・りょう)1975年生まれ、静岡県出身。2000年起業。04年ファッションブランド「ヴァンキッシュ」創設。10年にジャパンファッションウィーク(JFW)に109ブランドとして史上初めて参加し、コレクションをショー形式で発表。14年、Instagramから始まり世界から注目を集めるコンテンツ「#FR2」を立ち上げ、現在も仕掛け人を務めている
モデレーター:村上 要/WWDJAPAN編集長

 

【Crosstalk】14:40~15:10(30分)

体験を踏まえ、「語られるブランド」になるための条件とは?

最後のパートは、浅葉&石川の両社長によるクロストーク。Plan・Do・Seeや「#FR2」でしか楽しめない体験の先にある、「語られるブランド」になるための条件などを伺います。個人的な挑戦・失敗談なども引き出しつつ、経営と感性を結びつける視座を共有すべく、ファシリテーターを務めるのは、このたび「WWDJAPAN」のエデュケーションズ事業におけるBXマネージャーに就任いただいた藤原義昭。コメ兵からユナイテッドアローズを経て、現在はファッション業界のBX(ビジネス・トランスフォーメーション)を支援する藤原が、具体的な学びと受講者のキャリアアップにつながるクロストークを導きます。

ゲストスピーカー:浅葉 翔平/Plan・Do・See 代表取締役社長
ゲストスピーカー:石川 涼/せーの 代表取締役
モデレーター:藤原 義昭/WWDJAPAN Educations BXパートナー
PROFILE:(ふじはら・よしあき)1999年コメ兵ホールディングス入社。ECの立ち上げ、販売や物流などマーケティングの変革を牽引。2010年からIT事業部の部長に就任し、ウェブ事業やデジタルマーケティング、社内システムを統括する。21年4月にユナイテッドアローズに転職、その後プライベベートエクイティファンドであるアドバンテッジパートナーズを経て、BX(Business transformation)カンパニーである300Bridgeを創業して代表に就任
ファシリテーター:村上 要/WWDJAPAN編集長

※講義内容やタイトルは予告なく変更となる場合があります。あらかじめご了承ください。
【Extra】ミートアップ:15:15~16:00(45分)

ミートアップ

会場受講の方はセミナー終了後、登壇記者も参加するミートアップにご参加いただけます。ドリンクを用意しておりますので、さらなるコミュニケーションの場としてご活用ください。

 

注意事項

・受講料は会場とオンライン同額です。
・割引価格はクーポンをご利用時に適用となります。スタンダードとライトのクーポンコードはマイページをご確認の上、申し込み画面で入力してください。
・申し込みの受け付けは先着順です。募集人数に達し次第締め切らせていただきます。
・申し込み完了後のキャンセルは受け付けておりません。
・定期購読者で会員登録がお済みでない方はこちら
・本ページでのお支払いはクレジットカードのみとなります。コンビニ支払いをご希望の方はこちら
・適格請求書(領収書)の発行は、こちらから。記載のお宛名をご入力の上ご連絡ください。
弊社登録番号:T5-0110-0104-4278
・当日は会場内に撮影用のカメラが入ります。撮影した動画や写真は、「WWDJAPAN」Weeklyやウェブサイト、公式SNSなどで掲載する場合があります。ご了承いただける方のみお申し込みください。

 

クーポンコードをご利用の方は、申し込み画面で入力してください
早割クーポンコード【HVA70F8L6J】/有料会員の方はこちらからクーポンコードを取得してください

 

問い合わせ先
INFASパブリケーションズ カスタマーサポート
お問い合わせフォームはこちら

「メゾン スペシャル」が「エヴァンゲリオン」とコラボ 「綾波レイ」などのジャガードニットやTシャツを発売

「メゾン スペシャル(MAISON SPECIAL)」が、人気アニメ「エヴァンゲリオン(EVANGELION)」とコラボレーションし、代表的なシーンをジャガードで編み込んだショートスリーブニット(3型、各1万5400円))と、オリジナルの描き下ろしグラフィックを配したTシャツ(4型、各1万3200円)を発売する。6月20日12:00から「メゾン スペシャル」の公式オンラインストアで先行予約を開始し、Tシャツシリーズは6月28日から、ニットシリーズは7月12日から全国のメンズ取り扱い店舗で販売する。

Tシャツシリーズは、「綾波レイ」「零号機・初号機・2号機」「ペンペン」「リリス」といった登場キャラクターをモチーフに、手描きタッチの描き下ろしグラフィックを採用。一方、ショートスリーブニットシリーズは、「エヴァンゲリオン」本編の印象的な場面を5色のジャガード編みで大胆に再構成。レーヨンやリネンなどの混紡糸で構築されたニットは、グラフィックTとは異なる表現力で作品世界を表現する。

ルック

Tシャツ

半袖ニット

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「アークテリクス」が東武百貨店池袋本店にブランドストアをオープン

「アークテリクス(ARC'TERYX)」は10月30日、東武百貨店池袋本店ににブランドストアをオープンする。売場面積は528.8平方メートルで、「アークテリクス」国内最大規模の1フロア展開の店舗だ。アウトドアアパレル、フットウエア、バックパック、ヴェイランスを含むフルラインの製品をそろえ、国内3店舗目となる洗濯機を設置する ReBIRD サービスセンターを併設する。

また9月12日には、ニュウマン高輪にもブランドストアをオープンする。売場面積は257.2平方メートルで、ゆったりとした空間に設計した。

店舗概要

◾️「アークテリクス」 池袋東武ブランドストア

オープン日:10月30日
住所:東京都豊島区西池袋1-1-25 東武百貨店 池袋店 1階

◾️「アークテリクス」ニュウマン高輪ブランドストア

オープン日:9月12日
住所:東京都港区高輪2-21-1 ニュウマン高輪 ノース 3階

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「フルラ」が伊勢丹新宿店でポップアップ 創業年を冠したバッグが集う

「フルラ(FURLA)」は6月18〜24日まで、伊勢丹新宿本店でポップアップを開催している。シグニチャーライン“フルラ 1927”が一堂に会す。

ブランドの創業年“1927”を冠した特別なラインと位置付ける。バックルは、くぐると幸せが訪れるとされるイタリアのアーチ型建造物に着想。トップハンドルやクロスボディバッグ、トートバッグなど幅広い型を、プレイフルなカラーパレットで染め上げた。

オープン初日には、タレントの森香澄が来場した。お気に入りのカラーを手に取り、最新コレクションを楽しんだ。

▪️“フルラ 1927”ポップアップ ストア
日程:6月18〜24日
場所:伊勢丹新宿店 本館1階 ハンドバッグ/プロモーション
住所:東京都新宿区新宿3-14-1

“フルラ 1927 ミニ トップハンドル”

“フルラ 1927 ミニ クロスボディ”

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「ギークス ルール」が話題のゲーム「デス・ストランディング 2」とのコラボTシャツ発売 象徴的なキービジュアルを採用

「ギークス ルール(GEEKS RULE)」が、ゲームクリエイター小島秀夫率いるKOJIMA PRODUCTIONS(コジマプロダクション)の最新ゲーム「DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH(デス・ストランディング 2)」とのコラボレーションTシャツを発売する。

今回のコラボは、6月26日にスタートする全国6都市のパルコで開催されるポップアップイベント「DEATH STRANDING 2 JAPAN POPUP TOUR」にあわせて発売されるもの。キービジュアルにもなっている、主人公サム(ノーマン・リーダス)とBBの象徴的なグラフィックを採用した、数量限定のスペシャルアイテムとなっている。

15版のシルクスクリーンプリントを使用して細部まで再現した超高精度のグラフィックが最大の特徴。表面だけでなく、背面には同作のキーフレーズをあしらい、ファン垂涎の一着に仕上げた。今回は同じグラフィックを採用したロングスリーブTシャツも展開する。

「デス・ストランディング 2」は、ゲームクリエイター小島秀夫が創造し、ノーマン・リーダスをはじめ世界的名優たちが出演し話題を呼んだオープンワールド・アクションアドベンチャ―ゲーム「デス・ストランディング」の第2作。

【ポップアップ会場・日程一覧】
渋谷パルコ:6月26日〜7月21日
札幌パルコ:7月26日〜8月4日
心斎橋パルコ:8月9〜18日
仙台パルコ:8月23日〜9月7日
広島パルコ:9月12〜28日
名古屋パルコ:10月3〜13日
※いずれも入場無料。各会場で最終日の閉場時刻は18:00。

アイテム一覧

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「サンローラン」から “Yシリーズ”の新作バッグが登場 長財布やポーチも収納できるフォーム

「サンローラン(SAINT LAURENT)」は、 人気の“Yシリーズ”からバケツ型シェイプが印象的な“Y トップハンドル”を発売した。価格は50万6000円で、長財布やポーチなども収納できるサイズ。カーフレザーを使用し、カラーはブラックとブリックをそろえる。全国の「サンローラン」ストアほかで取り扱い中だ。

本商品は、アンソニー・ヴァカレロ(Anthony Vaccarello)クリエイティブディレクターが、“Y シリーズ”の自由なアティチュードを体現するために自立する筒形を採用し、快適さと実用性に富んだデザインを実現した。張りのあるレザーを使用したことで、フォーマルな装いにも適した設計が施されている。ハンドバッグとしてだけでなく、ショルダーバッグとしても楽しむことができる。

“Y”のデザインは、1970年代にプレタポルテライン“リヴ・ゴーシュ”から発表され、イヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)の名前に着想を得ている。シグネチャーを分かりやすく表現するカッティングで、Yの形がバッグの構造のひとつとして組み立てられているのが特徴だ。

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人魚、ヤシの木など夏を彩るモチーフが多数登場 米「WWD」から注目水着をピックアップ!

日差しが一気に強まり、いよいよ水着の季節が近づいてきた。米「WWD」では、ロサンゼルス発ブランドをはじめ、太陽が燦々と降り注ぐビーチにぴったりのスイムウエアを多数紹介している。ここでは、鮮やかなフローラルプリントやジューシーなフルーツをあしらったウエア、1990年代風のハイレグカット、マーメイド気分を味わえるビキニなど、注目のアイテムを厳選。更なる猛暑が予想される今夏こそ、開放的で大胆なビーチスタイルに挑戦してみては。

2025年発売水着をチェック!

「ストーニー クレーバー レーン」× 「ローラー ラビット」

 

ニューヨークのライフスタイルブランド「ストーニー クレーバー レーン(STONEY CLOVER LANE)」 は、インド発のファブリックブランド「ローラー ラビット(ROLLER RABBIT)」とコラボレーションした水着を発売。ヤシの木とハートのモチーフをレインボーカラーでプリントした。

「エルスペース」×「アロハコレクション」

 

ロサンゼルスを拠点とする水着ブランドの「エルスペース(LSPACE)」は、ウオータープルーフのバッグなどを取り扱う「アロハコレクション(ALOHA COLLECTION)」とコラボ。大胆なフローラル柄をあしらった水着をトラベルアクセサリーとともに販売している。

「レスリー・アモン」×コイバード

 

水着やアパレルを展開する「レスリーアモン(LESLIE AMON)」は、ロンドンにあるセレクトショップのコイバード(Koibird)とコラボし、バナナやマルガリータにインスアピアされたコレクションを発表。フルーツをあしらったクロシェット編みのビーチウエアなどが登場した。

「スキムス」

キム・カーダシアン(Kim Kardashian)の補正下着ブランド「スキムス(SKIMS)」からは4ウエイ仕様のビキニが登場。バンドゥ、クロップトップ、チューブトップ、タンクトップと4スタイルに丈の長さを変えて使用可能だ。水着としてだけでなく、ライトウオッシュジーンズやカットオフパンツに合わせてスタイリングを楽しむこともできる。

「オーブリー・スウィムス」

 

ロサンゼルスの水着ブランド「オーブリー・スウィムス(AUBERY SWIMS)」がコラボしたのは、ウエスト・ハリウッドにあるヨガスタジオ、シルバースプリングス(Silver Springs)だ。フランスの画家、アンリ・マティス(Henri Matisse)に着想を得たデザインで、90年代風のハイレグカットのスタイルを採用。リサイクルマイクロファイバー製の柔らかい素材を使用し、青いビーズをあしらった鮮やかなオレンジのビキニを制作した。

「カップシー」

 

サンタモニカのビーチから誕生した水着ブランド「カップシー(CUPSHE)」からは、恋愛リアリティショー「バチェラー」シーズン28に出演し、優勝したケルシー・アンダーソン(Kelsey Anderson)とコラボした、“夏のポストカード”がテーマのコレクションを発売。ロマンスとエレガンスを強調し、どんな人でも自信を持てるようなさまざまなシルエットの水着をそろえる。

「エルスペース」×「レイルズ」

 

「エルスペース」と、ロサンゼルスとヨーロッパのスタイルを融合させたワードローブを提案する「レイルズ(RAILS)」のコラボ水着は、地中海とカルフォルニアのビーチにインスピレーションを得た。スパイラル状の装飾を加えたビキニや、ステッチを施したボディースーツタイプなどをラインアップした。

「ビタミンA」

 

エコフレンドリーを意識するカルフォルニアの水着ブランド「ビタミンA(VITAMIN A)」は、大型スーパーマーケットのターゲット(TARGET)限定のコレクションを発売した。太陽や海をイメージした温かい色合いに、サンゴや海藻、シーグラス、ラグーンのプリントを施している。

「エルスペース」

 

「エルスペース」は、人魚にインスパイアされたコレクションも販売している。カップが貝殻のデザインになったビキニや小さな貝殻のアップリケをあしらったスイムスーツなど、海や人魚のモチーフを散りばめた。

水着一覧

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人魚、ヤシの木など夏を彩るモチーフが多数登場 米「WWD」から注目水着をピックアップ!

日差しが一気に強まり、いよいよ水着の季節が近づいてきた。米「WWD」では、ロサンゼルス発ブランドをはじめ、太陽が燦々と降り注ぐビーチにぴったりのスイムウエアを多数紹介している。ここでは、鮮やかなフローラルプリントやジューシーなフルーツをあしらったウエア、1990年代風のハイレグカット、マーメイド気分を味わえるビキニなど、注目のアイテムを厳選。更なる猛暑が予想される今夏こそ、開放的で大胆なビーチスタイルに挑戦してみては。

2025年発売水着をチェック!

「ストーニー クレーバー レーン」× 「ローラー ラビット」

 

ニューヨークのライフスタイルブランド「ストーニー クレーバー レーン(STONEY CLOVER LANE)」 は、インド発のファブリックブランド「ローラー ラビット(ROLLER RABBIT)」とコラボレーションした水着を発売。ヤシの木とハートのモチーフをレインボーカラーでプリントした。

「エルスペース」×「アロハコレクション」

 

ロサンゼルスを拠点とする水着ブランドの「エルスペース(LSPACE)」は、ウオータープルーフのバッグなどを取り扱う「アロハコレクション(ALOHA COLLECTION)」とコラボ。大胆なフローラル柄をあしらった水着をトラベルアクセサリーとともに販売している。

「レスリー・アモン」×コイバード

 

水着やアパレルを展開する「レスリーアモン(LESLIE AMON)」は、ロンドンにあるセレクトショップのコイバード(Koibird)とコラボし、バナナやマルガリータにインスアピアされたコレクションを発表。フルーツをあしらったクロシェット編みのビーチウエアなどが登場した。

「スキムス」

キム・カーダシアン(Kim Kardashian)の補正下着ブランド「スキムス(SKIMS)」からは4ウエイ仕様のビキニが登場。バンドゥ、クロップトップ、チューブトップ、タンクトップと4スタイルに丈の長さを変えて使用可能だ。水着としてだけでなく、ライトウオッシュジーンズやカットオフパンツに合わせてスタイリングを楽しむこともできる。

「オーブリー・スウィムス」

 

ロサンゼルスの水着ブランド「オーブリー・スウィムス(AUBERY SWIMS)」がコラボしたのは、ウエスト・ハリウッドにあるヨガスタジオ、シルバースプリングス(Silver Springs)だ。フランスの画家、アンリ・マティス(Henri Matisse)に着想を得たデザインで、90年代風のハイレグカットのスタイルを採用。リサイクルマイクロファイバー製の柔らかい素材を使用し、青いビーズをあしらった鮮やかなオレンジのビキニを制作した。

「カップシー」

 

サンタモニカのビーチから誕生した水着ブランド「カップシー(CUPSHE)」からは、恋愛リアリティショー「バチェラー」シーズン28に出演し、優勝したケルシー・アンダーソン(Kelsey Anderson)とコラボした、“夏のポストカード”がテーマのコレクションを発売。ロマンスとエレガンスを強調し、どんな人でも自信を持てるようなさまざまなシルエットの水着をそろえる。

「エルスペース」×「レイルズ」

 

「エルスペース」と、ロサンゼルスとヨーロッパのスタイルを融合させたワードローブを提案する「レイルズ(RAILS)」のコラボ水着は、地中海とカルフォルニアのビーチにインスピレーションを得た。スパイラル状の装飾を加えたビキニや、ステッチを施したボディースーツタイプなどをラインアップした。

「ビタミンA」

 

エコフレンドリーを意識するカルフォルニアの水着ブランド「ビタミンA(VITAMIN A)」は、大型スーパーマーケットのターゲット(TARGET)限定のコレクションを発売した。太陽や海をイメージした温かい色合いに、サンゴや海藻、シーグラス、ラグーンのプリントを施している。

「エルスペース」

 

「エルスペース」は、人魚にインスパイアされたコレクションも販売している。カップが貝殻のデザインになったビキニや小さな貝殻のアップリケをあしらったスイムスーツなど、海や人魚のモチーフを散りばめた。

水着一覧

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パリ発アイウエアブランド「ジミー フェアリー」が初上陸 23歳で立ち上げたブランド創設者が日本市場への挑戦を語る

多くのラグジュアリーブランドが低迷するなか、それらと比べて手の届きやすい価格帯で勝負するパリ発ブランドが世界的に好調を示している。その好例の一つが、パリを拠点とするアイウエアブランド「ジミー フェアリー(JIMMY FAIRLY)」だ。同ブランドは、日本市場参入をきっかけにアジアでのビジネスを拡張させたファッションブランドの「セザンヌ(SEZANE)」や、レザーバッグの「ポレーヌ(POLENE)」に続くように、今月日本に初上陸。7月8日まで、日本初となるポップアップを伊勢丹新宿店メンズ館1階で開催している。

「ジミー フェアリー」は、2010年にフランス人起業家アントナン・シャルティエ(Antoin Chartier)によって設立された。ウィメンズのメガネとサングラスからスタートし、25年春夏からメンズラインを開始。販路は自社ECと直営店舗のD2Cモデルで、現在、ヨーロッパで140店舗以上を構える。“手の届くハイクラス”というコンセプトのもと、高品質なアイウエアを約2万円台の価格帯で提供。各モデルの生産数を絞って約2カ月ごとに新作をリリースし、長く愛用できるクラシカルなアイテムから、トレンドを取り入れたものまで豊富なデザインを取り揃える。日本でのポップアップではロングセラーモデルや新作など、100型以上のアイウエアをラインアップした。

今やパリジェンヌの定番アイウエアとなっている「ジミー フェアリー」。当時23歳という若さでブランドを立ち上げた、創設者シャルティエに、ブランド誕生の背景から日本市場進出の狙い、今後の展望について話を聞いた。

ーー若き起業家として、創設当時なぜアイウエア業界に可能性を感じたのか?
「ジミー フェアリー」のアイデアは2010年、パリの学生寮の自室で生まれた。23歳で心理学を専攻していた私は、何か美しく、役に立ち、意味のあるものを創造したいという思いに駆られていた。父は営業職、母は環境省勤務という家庭で育ち、起業への意欲と社会に良い影響を与えたいという使命感が根付いていたのだ。 

ある日、メガネが必要になり近所の店舗に入った際、疑問がわいた。どうしてこんなにシンプルな製品がスマートフォンと同じくらい高価なのか。手頃な価格で美しいメガネをつくることはできないのか。アイウエアを買う体験をもっと刺激的でワクワクするものにできないか。そこからすべてが始まった。

私はビジネスモデルを根本から見直し、パリでデザインし、丁寧に製造し、自社店舗で直接販売する体制を構築した。店舗はブランドの世界観そのものであり、温かみがあり洗練され、親しみやすい規模感を追求した。コンセプトは明快だ。ファッション性と高品質、適正価格、そして確かな個性を備えたアイウエアをつくることに注力している。

ーーブランド名「ジミー フェアリー」の由来は?
誰にでも響く、国際的で覚えやすく、意味のある名前を追求した。“フェアリー”は公正な価格設定、完全な透明性、D2Cモデルへの揺るぎないコミットメントを示す。“ジミー”は時代を超えたアイコン、ジェームズ・ディーン(James Dean)へのオマージュであり、スタイルと自由の象徴だ。つまり、スタイリッシュで手に取りやすく、誠実で人間味のあるブランドを体現した名前といえる。

ーーアイウエア業界の激しい競争の中で成功した秘訣は?
「ジミー フェアリー」では、すべてが顧客体験から始まる。あらゆる段階で一貫して素晴らしい体験を提供することが目標だ。D2Cモデルはその中核にあり、企画から流通まで自社で管理することで、中間マージンを排除し、高品質を保ちながら適正価格を実現している。“手の届くハイクラス”というコンセプトを掲げ、最高級素材を用いながらも価格を抑えられるのは、D2Cモデルの採用にある。

この顧客との直接的な関係性が信頼を生み、機敏な対応力と成長の加速に繋がっている。さらに店舗の存在も欠かせない。店舗コンセプトは社内チームが緻密に設計し、大理石やオニキス、無垢材など最高級素材をふんだんに使っている。温かみがあり居心地よく、アクセスもしやすく、洗練された空間は、すべて顧客に“Wow!”と思わせるためのこだわりだ。

ーー事業が軌道に乗るまでの重要な転換点はあったか?
もともとはオンライン販売が中心だったが、2012年にパリのヴィエイユ・デュ・タンプル通りに初の実店舗を開設。そこでは1か月の売上がオンライン累計に匹敵し、顧客との直接的な接点の重要性を改めて認識した。

パンデミック時、多くの企業が苦境に立たされたが、アイウエア店は“生活必需品”として営業を継続できた。営業時間は短縮したものの、顧客の信頼と忠誠心に支えられた。結局のところ、私たちの強みは顧客との深い絆にある。

ーー日本市場への印象は?
日本進出は国際成長戦略の一環である。日本は独自の強い文化と美学があり、学ぶことが多い。 要求水準は高いが、それが私たちのブランドをさらに進化させてくれる。

ーー日本の需要はヨーロッパと異なるが、伊勢丹での初ポップアップで提供する商品と選定基準は?
日本市場は細部へのこだわりが強い。私自身も日本の美学やファッション感覚を敬愛している。東京とパリは、控えめで洗練されたエレガンスや美意識に共通点がある。伊勢丹の初ポップアップでは、ユニセックスで誰にでも似合うベストセラーを軸にしつつ、ファッション性の高い個性的なモデルも厳選した。無理に押し付けることなく、手頃さ、強い美学、地域の期待に応える配慮を大切にしている。

ーー日本・アジア市場での戦略は?
伊勢丹は日本を代表する百貨店であり、提携は大きなチャンスだ。選りすぐりの場に招かれたことは光栄である。プレミアムなブランド世界観を自然に日本へと持ち込みつつ、現地文化や商習慣を学びながら柔軟に対応し、テスト&ラーニングに取り組みたい。

ーー今後の展望は?
今後は「ジミー フェアリー」の国際展開を加速させることが最大の目標だ。ヨーロッパで築いた150店舗の基盤をもとに、今年秋にはニューヨークに旗艦店をオープンする予定である。これは大きな一歩となる。 高品質で洗練されたプロダクトとデザインを新市場に届け、野心的かつ着実に歩みを進めていきたい。公正な価格、明確な美学、顧客との近さ、そして常に顧客に“Wow!”と思わせるという信念を、今後も守り続けていく。

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【スナップ】山﨑賢人、米倉涼子らが来場 「ウブロ」がウオッチ“ビッグ・バン”の20周年イベントを開催

「ウブロ(HUBLOT)」は6月12日、ウオッチ“ビッグ・バン”の20周年を記念したイベント「ビッグ・バン ナイト」を東京・麻布台ヒルズで開催した。

20周年記念イベント
町田啓太や谷まりあ、山田優らの姿も

イベント「ビッグ・バン ナイト」は、ブランドコンセプト“アート・オブ・フュージョン(異なる素材やアイデアの融合)”をテーマとした会場に、ウオッチ“ビッグ・バン”のアーカイブから最新モデルに至るまで、コレクションを展示。VIP顧客やセレブリティーなどおよそ300人を招待した。メディアセッションでは、「ウブロ」アンバサダーの山﨑賢人と、“ビッグ・バン”のミューズとして招かれた米倉涼子がトークセッションを実施。ジュリアン・トルナーレ(Julien Tornare)=「ウブロ」CEOを迎え、祝福のメッセージを伝えた。その後のVIPガラディナーやパーティーでは、宇宙や光をテーマとした空間で、同ウオッチをイメージしたフードやドリンクが振る舞われた。

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「グッチ」×ヒグチユウコ  “ボー&ボリス”の日本限定コレクションが登場

「グッチ(GUCCI)」は、アーティストのヒグチユウコによる猫のキャラクター“ボー&ボリス”をさまざまなアイテムにデザインした日本限定コレクションを発表した。6月26日に「グッチ」公式オンラインショップで先行販売を開始し、7月3日に全国の店舗で発売する。

今回のコラボは、福を招く存在として親しまれる猫をモチーフにしており、7月から8月にかけて訪れる夏のラッキーデーに合わせて新調するのにぴったりのコレクションだ。

ハンドバッグには、「グッチ」のシグネチャーである“ダイアナ”から、“ロッソ アンコーラ”のミディアムサイズとピンクのスモールサイズが登場。「グッチ」のルックをまとった“ボー&ボリス”のデザインをあしらった。

ウオレットは、ミニバッグとしても使用できるチェーンストラップ付きウオレットとジップアラウンドウオレットを用意する。また、同じデザインのカードケースには、それぞれに“ボー”または“ボリス”のデザインあるいはチャームが付属する。

そのほかのラインアップは、今年3月に発売した猫のキーチャームの新デザイン(全2種)、GGパターンと“ボー&ボリス”を組み合わせたベースボールキャップ(全2種)、ヘアバンド、シルクリボン、シルクスカーフ(90cm x 90cm)、ノート、ペンシルケースなど。“ボー&ボリス”をあしらったスペシャルデザインのショッパーも用意する。

コラボ記念スイーツ・イベントも

東京・銀座のグッチ オステリア ダ マッシモ ボットゥーラ トウキョウでは、ヒグチ氏とのコラボによるスイーツを提供する。“「グッチ」に誘われて、ボー&ボリスがイタリアを旅したら…!”というイマジネーションから生まれたクッキーセレクション“A trip to Italy(イタリアへの旅)”をグッチ オステリア ダ マッシモ ボットゥーラ トウキョウの公式サイトで取り扱う。6月26日からより順次先行予約を受け付け、7月24日に店頭および公式サイトで数量限定で販売を開始する。

7月3日からは、並木、新宿、青山、六本木店と阪急うめだ本店グッチレザーグッズショップで、巨大な“ボー&ボリス”のアートピースを展示する。展示期間終了後は数量限定で販売する予定だ。また、一部店舗で無料刻印サービスに猫のデザインが期間限定で登場する。

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