敏腕PRディレクター南奈未が説くファッション業界の道標 Vol.3 【セレブリティーマーケティングの実情】

PROFILE: 南奈未

南奈未
PROFILE: (みなみ・なみ)アメリカの大学でマーケティングを専攻し卒業。米国や日本にて外資系企業などを経て、クリスチャン・ディオールに入社。その後ダミアーニ、ドルチェ&ガッバーナに転職。2004年に「ルイ・ヴィトン」で、ウィメンズとメンズのPRを担当。12年、マイケル・コースのコミュニケーション・ジェネラルマネージャーに就任。17年、ドルチェ&ガッバーナに復職し、PR&コミュニケーション ディレクターに就く。24年10月退職 PHOTO:MAKOTO NAKAGAWA(magNese) HAIR&MAKE UP:KIKKU(Chrysanthemum)
ファッション業界において、花形職とされるPR。そのトップに就くPRディレクターは、ブランドの“縁の下の力持ち”や“影の立役者”として認識されるほど、目立たずともブランドの大きな役割と責任を担っている。特にラグジュアリーブランドにおいては、常にVIP顧客やメディア、デザイナーやチームの中核的存在だ。交渉術やコミュニケーション能力も必要とされる。南奈未さんは約20年間、ファッションシーンをリードする数々の海外ブランドの日本法人のPRを統括。日本はもちろん、グローバルでその手腕を発揮してきた言わずと知れた人物だ。この10年でデジタルやマーケティングの概念が多様化する中、ファッションラグジュアリーの世界は大きく様変わりしているという。この連載では数回に分けて、南さんが培ってきたファッションPRの仕事そしてその裏側について語る。第3回は、ブランドの個性や狙いが表れる「セレブリティーマーケティング」のいまについて。

セレブリティーの起用は戦略的に

南奈未:セレブリティーの起用は、昨今のラグジュアリーマーケティングにおいて戦略の要になっています。プロモーションを推進するブランドの多くが、ハリウッド俳優やK-POPアイドル、韓国や日本の俳優など、幅広い著名人をブランドの“顔”として抜擢するケースがメーンストリームになっていますね。もちろん変わらずインフルエンサーなどにもギフティングして、SNSでの投稿を促すスタイルは続いていますが、ステルスマーケティングへの懸念や各国での広告表示規制が強化されたこともあり、投稿の透明性や信頼性がより重視されるようにもなりました。今は、より世間的な知名度や信頼性がある俳優やアーティストを起用するケースが増えています。ブランドとの結びつきを明確に示せる彼らに最新ウエアをまとってもらい、ショーへの来場や広告への出演などといった戦略的な起用。これもファッションという特別な世界における、特殊なマーケティングの手法です。

私はたまたまラッキーなことに、パリの「ルイ・ヴィトン」やニューヨークの「マイケル・コース(MICHAEL KORS)」や、ミラノの「ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE&GABBANA)」という、もともとセレブリティーとの親和性の高いブランドで経験を積んできたので、タレントをどのように起用し、接していくべきかを各々のブランドで学ぶことができました。当時はセレブ文化が根強い米国ブランドが抜擢するハリウッドセレブは、世界のセレブとして認識され、たった1人だけでも恐るべき反響が期待されます。

2000年前半にヒットしたドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ(SEX AND THE CITY)」の主人公キャリー役、サラ・ジェシカ・パーカー(Sarah Jessica Parker)が数分間着ただけで、爆発的な話題を呼んだことは、ブランド業界にセンセーショナルを起こしました。そう考えると、セレブリティー起用というのは、ファッション業界でもう20年以上続いていて、今はアップデートされ、韓国セレブに完全に奪われてしまっていますね……。個人的にはハリウッドセレブや「ヴィクトリアズ・シークレット(VICTORIA’S SECRET)」の“ヴィクシーモデル”が心底好き。K-POPアイドルも譲れませんが(笑)。ブランドとの親和性がカチッとハマった時のトップタレントの訴求力や影響力って凄まじいんですよね。

“フロントローバトル”は真剣勝負

米国ブランドのファッションショーのフロントローでは、俳優の枠とトップモデルの枠はきっちり分けられています。「マイケル・コース」のハリウッドスターや注目の若手俳優、「ヴィクトリアズ・シークレット」出身のスーパーモデルといった、時代を映す錚々たるメンバーがずらりと並ぶフロントローは、その場にいる私たち関係者も興奮しちゃいます!プライオリティーがはっきり分かるフロントローのシーティングには、みんなの命がかかってます(笑)。

そんなピリピリ感もありつつですが、米国ブランドはヨーロッパに比べると割とカジュアルです。バックステージへ行くエレベーターで、スターモデルのラッキー・ブルー・スミス(Lucky Blue Smith)と乗り合わせたことがあるんですが、笑顔で挨拶なんかもしてくれちゃって、全員がデレッと緩むのがハッキリ分かりましたね。自然とニヤけている自分もいました(笑)。マイケルがインタビューを受けてる間には、ドラマ「ゴシップガール(GOSSIP GIRL)」俳優のブレイク・ライブリー(Blake Lively)が着用するルックを端っこから夢中で見ていたことも。アメリカのセレブは世界的セレブでも、距離感の近さがとても印象的でした。

ショー会場では、米「ヴォーグ(VOGUE)」の編集長アナ・ウィンター(Anna Wintour)の隣に座るセレブもいますし、普段見られないセレブの共演を間近にすることもありました。マイケル自身、世代を問わない彼女たちと親交を深め、厚い信頼を得ていますし、ビジネス以上の関係性を持っていることも成功の背景にあると思います。ちなみに、来場者でごった返すブランドの会場によってはランウエイの幅が狭すぎることもあって、危うくアナ・ウィンターのヒールのつま先を踏みそうになったことがあります……忘れられない奇跡の“南の3ミリ”でした!

そうしたセレブリティーマーケティングの原点とも言えるアメリカ。各国のブランドアンバサダーや一流セレブ、好感度の高いインフルエンサーが勢ぞろいするファッションショーは、「マイケル・コース」以外のショーでも珍しくはありません。どのセレブがショーに招待されるのか、誰がアナの隣に座るのか。セレブにとっても、“誰が呼ばれるか”は大事な勝負どころ。ヨーロッパではなかなか見られないセレブが登場することもあって、ニューヨーク・ファッション・ウイークの見どころの1つでもありますね。

タレント起用に必要なのは、共鳴と戦略

 

そうした昨今のセレブリティーマーケティングでは、主に2つの役割がタレントに期待されるでしょう。1つは、ブランドのイメージを明確に体現すること。もう1つは、20〜30代の若年層へしっかりアプローチできること。

これまで多くのセレブやタレントをファッションショーへアテンドしてきましたが、超多忙な彼らの滞在時間は2泊3日ほど(時には1泊の時も……)。その間にブランドの歴史やストーリーに触れ、ショー本番当日に何時間もかけて準備し、最新ウエアをまとって会場に向かいます。世界中のファンやメディアが駆けつける会場で、1時間程度、360度どこからの声にも応え続けなければいけません。何百人ものカメラマンに英語で声をかけられながらも、笑顔で凛々しくポージング。ある韓国セレブには、カメラ目線やポージングの角度まで指示し、表情を管理するお付きの方がいて、ビックリ!どの角度からも自分らしさを表現できるセンス、そしてブランドに対するリスペクトの精神を持っていることは、アンバサダーの条件でもありますね。ファッションショーというスペシャルなシーンにおいて、彼らにとっても大きな躍進となる自信と覚悟が必要になるでしょう。

これまで自分が担当したブランドに限らず、さまざまなブランドの動向を見てきましたが、このマーケティング戦略の成功の根幹には、ブランドとタレント双方の思いが合致していなければいけません。そのためにもブランドは、最終的にどういう支持層を獲得したいかというターゲティングを明確にする必要がありますし、「なぜこのアンバサダー起用が有効なのか」というエビデンスを示さなければいけません。本国チームにもセレブ担当がいて、デザイナーの意向やイメージと合うかどうかのジャッジがなされます。私たちも、タレントのイメージを崩さないように事務所と密に連携を取りながら、リスクヘッジをして選出していきます。

米国のセレブリティーは国内では“身内感”が満載で、「自国のブランドを応援せずにあなたはどこをサポートするっていうわけ?」という考えが根底にあるように思うんです。元ファーストレディーのミシェル・オバマ(Michelle Obama)さんが公の場でカジュアルな「ギャップ(GAP)」を着用したのもその概念が表れています。日本も他国のセレブにばかりお金を使うのではなく、自国で世界に通用するセレブリティーを育てることに注力してほしいですね。

旬なタレントが新しい客層を導いてくれる、きっかけを与えてくれるという意味では、すごく“今っぽい”マーケティングのあり方だなと思います。でも、ブランドとタレント双方にとってベネフィットがなければ成立しない。そうでなければ、単なる話題作りで終わってしまいます。

だからこそ、成功させるためには、戦略的なアプローチが欠かせない。しっかりと目的を定め、信頼関係を築きながら、ブランドの世界観を伝えていく。また、そのタレントこそがブランドの一番のファンであるべきです。セレブリティーマーケティングは、“誰を選ぶか”がすべてのように見えて、実はお互いに“どう向き合うか”こそが、いちばん大事だったりするんです。そこには、タレントの人間性やブランド側にもどれだけの懐の深さがあるかなど目に見えていない大切な事があるのです。そんな心がほわっとする裏エピソードはまた次回に。

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「キッドスーパー」がサッカーユニホームを初デザイン 「プーマ」契約の7クラブで

「プーマ(PUMA)」は6月10日、「キッドスーパー(KIDSUPER)」とのコラボコレクション「プーマ × キッドスーパー(PUMA x KIDSUPER)」を発売した。同コレクションは、「キッドスーパー」が初めてデザインしたサッカーユニホームのレプリカを含む、「プーマ」のスパイク3モデルの特別仕様のスパイクなどをラインアップする。

今回ユニホームをデザインしたのは、「プーマ」が契約する7つのクラブチーム。各チームのアイデンティティーやカルチャーの背景を新たな視点で再解釈し、「キッドスーパー」ならではの手描きグラフィックと水彩調のカラーパレットで表現。遊び心とメッセージ性を兼ね備えた独自のデザインが、各アイテムに落とし込まれている。

イギリスの「マンチェスター・シティ(Manchester City)」は、クラシックな斜めラインのデザインを水彩の手描き風にデザイン。ドイツの「ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)」は、手描きのグラフィックを重ねてエネルギッシュな印象に仕上げた。ブラジルの「パルメイラス(Palmeiras)」はバロック調のデザインに、葉のモチーフをゴールドベースでのせた。オーストリアの「FC ザルツブルク(FC Salzburg)」は、エーデルワイスの花のモチーフに、アイボリーやレモン、ベビーブルーを配色。

南アフリカの「マメロディ・サンダウンズ(Mamelodi Sundowns)」は、南アフリカ・ツワネの夕暮れをイメージし、温かみのあるイエローを採用。アラビア語で「新月」を意味するクラブ名のサウジアラビアの「アル・ヒラル(Al-Hilal)」は、トーナルブルーで月を描写した。メキシコの「モンテレイ(Monterrey)」は、手描きの山岳模様とストライプを合わせた。

「キッドスーパー」の創設者、コルム・ディレイン(Colm Dillane)は、「アートとサッカーという異なる世界を融合させることは、私にとって長年の夢だった。今回のコレクションは、自己表現やリスクを恐れずに“自分らしさ”を発信することの大切さを体現している。サッカーは単なるスポーツではなく、一つの芸術だということを、このコレクションを通じて伝えていきたい」とコメント。

ユニホームと同様にデザインされたスパイクは、“フューチャー(FUTURE)”と“ウルトラ(ULTRA)”“キング(KING)”のモデルをベースに制作。今夏開催の大会で披露される予定だ。価格はユニホームデザインのジャージレプリカが各1万4300円、スパイクが各3万3000円。「プーマ」の原宿・キャットストリートと大阪のストア、公式オンラインなどで販売している。

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「プーマ」が“ブランド史上最速”うたう最新シューズ発売 ランニングエコノミーが「3.15%向上」

「プーマ(PUMA)」を運営するプーマ ジャパンは5月28日、エリートランナー向けのランニングシューズ“ファスト アール ニトロ エリート 3(FAST-R NITRO ELITE 3)”(3万8500円)を本格発売した。“ブランド史上最速”をうたい、前モデルから95グラム軽量化、片足170グラム(27.0センチ)を実現した。ランニングエコノミーは前モデルから「3.15%向上した」(発表リリースから)という。

ランニングエコノミーとは、「一定のスピードで走行した際に、どれだけ少ない酸素量で走れるかを示す指標であり、効率が良いほど長距離レースにおける持久力や記録向上に直結する」。そう説明されてもなかなかイメージが湧きづらいが、「ランニングエコノミーが3.15%向上すると、フルマラソンを3時間で走る人にとって、最大4分30秒以上のタイム短縮につながる。競合ブランドのトップレーシングモデルと比べても、高いランニングエコノミーが出せるという自信がある」と、説明会に登壇したプーマ ジャパン担当者は話す。

二層構造のミッドソールに新開発したフォーム“ニトロフォーム エリート”を採用し、さらなるクッション性と反発力を実現。独自形状のカーボンプレート“パワープレート”で推進力とエネルギー効率をサポートする。アッパー素材には、「プーマ」のサッカースパイクなどでも採用している“ウルトラウィーブ”を使って、軽量化につなげた。推奨使用距離は300キロメートル。軽さを追求した結果、推奨距離はフルマラソン1回分というケースもある競合ブランドに対し、丈夫と言える作りだ。

次はファンランナーにも
ブランドを拡大

開発競争がますます激化しているランニングシューズの世界で、軽量化はいま最もホットなトピックスだ。2024年の国内外の有力マラソン大会や駅伝を席巻した「アディダス(ADIDAS)」の最新モデル(8万2500円)は138グラムで、「アシックス(ASICS)」が5月に公開したモデル(3万3000円)は129グラムとさらに軽い。ただ、軽さの追求と走行時の安定性は両立が難しく、そのバランスをどう実現するかに、ブランドそれぞれの考え方やR&Dの粋が詰まっている。

各社のシューズ開発に詳しく、ランニングシューズ選びのコンサルタントやランニングコーチなどを行っている藤原岳久FS☆ランニング代表いわく、「ナイキが17年に発売し、厚底カーボンシューズ時代到来のきっかけとなった“ズーム ヴェイパーフライ 4%”は、ナイキの当時のレーシングシューズとの比較で、ランニングエコノミーが平均4%向上するということでその名前が付いた。“ファスト アール ニトロ エリート 3”は、既にランニングエコノミーが高まっていた前モデルからの比較で3.15%の向上。これは大きな数字と率直に感じた」とコメント。

競合に比べると、「プーマ」はランニングにおいてはまだまだイメージが薄い。21年以降、グローバルでランニングカテゴリーの最強化を進めてきたことで、「トップモデルについてはアスリートやエリートランナーから支持を集め始めている。ここから、ファンランナーにも支持を広げられるポテンシャルがある」と、プーマ ジャパン担当者は話す。ファンランナー向けシューズの新モデルを今後発売すると共に、ランニング専門店などでの試着イベントにも引き続き注力し、24年に始めた横浜マラソンへの協賛も継続する。「地道にランナーにブランドを届けていくよう努める」。

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「プーマ」が“ブランド史上最速”うたう最新シューズ発売 ランニングエコノミーが「3.15%向上」

「プーマ(PUMA)」を運営するプーマ ジャパンは5月28日、エリートランナー向けのランニングシューズ“ファスト アール ニトロ エリート 3(FAST-R NITRO ELITE 3)”(3万8500円)を本格発売した。“ブランド史上最速”をうたい、前モデルから95グラム軽量化、片足170グラム(27.0センチ)を実現した。ランニングエコノミーは前モデルから「3.15%向上した」(発表リリースから)という。

ランニングエコノミーとは、「一定のスピードで走行した際に、どれだけ少ない酸素量で走れるかを示す指標であり、効率が良いほど長距離レースにおける持久力や記録向上に直結する」。そう説明されてもなかなかイメージが湧きづらいが、「ランニングエコノミーが3.15%向上すると、フルマラソンを3時間で走る人にとって、最大4分30秒以上のタイム短縮につながる。競合ブランドのトップレーシングモデルと比べても、高いランニングエコノミーが出せるという自信がある」と、説明会に登壇したプーマ ジャパン担当者は話す。

二層構造のミッドソールに新開発したフォーム“ニトロフォーム エリート”を採用し、さらなるクッション性と反発力を実現。独自形状のカーボンプレート“パワープレート”で推進力とエネルギー効率をサポートする。アッパー素材には、「プーマ」のサッカースパイクなどでも採用している“ウルトラウィーブ”を使って、軽量化につなげた。推奨使用距離は300キロメートル。軽さを追求した結果、推奨距離はフルマラソン1回分というケースもある競合ブランドに対し、丈夫と言える作りだ。

次はファンランナーにも
ブランドを拡大

開発競争がますます激化しているランニングシューズの世界で、軽量化はいま最もホットなトピックスだ。2024年の国内外の有力マラソン大会や駅伝を席巻した「アディダス(ADIDAS)」の最新モデル(8万2500円)は138グラムで、「アシックス(ASICS)」が5月に公開したモデル(3万3000円)は129グラムとさらに軽い。ただ、軽さの追求と走行時の安定性は両立が難しく、そのバランスをどう実現するかに、ブランドそれぞれの考え方やR&Dの粋が詰まっている。

各社のシューズ開発に詳しく、ランニングシューズ選びのコンサルタントやランニングコーチなどを行っている藤原岳久FS☆ランニング代表いわく、「ナイキが17年に発売し、厚底カーボンシューズ時代到来のきっかけとなった“ズーム ヴェイパーフライ 4%”は、ナイキの当時のレーシングシューズとの比較で、ランニングエコノミーが平均4%向上するということでその名前が付いた。“ファスト アール ニトロ エリート 3”は、既にランニングエコノミーが高まっていた前モデルからの比較で3.15%の向上。これは大きな数字と率直に感じた」とコメント。

競合に比べると、「プーマ」はランニングにおいてはまだまだイメージが薄い。21年以降、グローバルでランニングカテゴリーの最強化を進めてきたことで、「トップモデルについてはアスリートやエリートランナーから支持を集め始めている。ここから、ファンランナーにも支持を広げられるポテンシャルがある」と、プーマ ジャパン担当者は話す。ファンランナー向けシューズの新モデルを今後発売すると共に、ランニング専門店などでの試着イベントにも引き続き注力し、24年に始めた横浜マラソンへの協賛も継続する。「地道にランナーにブランドを届けていくよう努める」。

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「イプサ」初の定番フレグランスはスキンケア発想 「肌に塗る」ジェル仕様で新開拓

「イプサ(IPSA)」が、ブランド初となる定番フレグランスを投入した。“スキンフレグランスジェル”(全6種、各25mL、各4400円)は、6月10日から販売を開始。ウォータリージェルのテクスチャーを採用し、スキンケア発想を香りに応用した「新感覚アイテム」として訴求する。

今回の製品は、リフレッシュ向けの“アウェイクシリーズ”とリラックス向けの”レストシリーズ”の2つのシリーズで構成され、日常のさまざまなシーンに合わせて香りを選べるのが特徴だ。香水市場の中でも「使うタイミング」や「香りの強さ」が課題となる中、“ほどよく香る”仕様で気軽に香りを楽しめる。

店頭では、独自の肌測定器イプサライザーによる「バランスケア測定」も香り選びに応用。ストレス状態や感情など内面的な要素にも広げ、測定結果に基づき自身の気づきにくい気分や心理状態にマッチした香りを提案する。

青山店でお披露目パーティーを開催

発売に先立ち、東京・青山店ではお披露目パーティーが開催された。香りのセレクトショップ、ノーズショップ(NOSE SHOP)が手掛ける香りのバー「はな」が、“スキンフレグランスジェル”の香りとリンクするクッキーやキャラメルなどのスイーツと相性の良いドリンクでペアリングを提供。ゲストは五感で香りを体験しながら、製品の世界観を味わった。

「イプサ」はこれまでスキンケアを主軸に展開してきたが、今回のように“香り”という感性領域に踏み込むことで、ブランドの体験価値を拡張しようとしている。「肌に塗る香り」という新市場の開拓が、既存ユーザーのロイヤルティーの向上や新規層の取り込みにつながるか注目したい。

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イトキンの「ミッシェル クラン オム」が台湾・遠東そごう台北復興館にオープン

イトキンは6月14日、台湾の遠東そごう台北復興館に「ミッシェル クラン オム(MICHEL KLEIN HOMME)」の新店舗をオープンする。メンズブランドとして台湾初の出店となり、運営は台湾イトキンが行う。

台湾では、2003年から「ミッシェルクラン(MICHEL KLEIN)」のウィメンズを展開していた。

◾️「ミッシェルクラン オム」台湾

オープン日:6月14日
場所:遠東そごう台北復興館 7階

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アウトドアブランド「コロンビア」、6月21日に原宿に国内最大旗艦店をオープン

アウトドアブランド「コロンビア(COLUMBIA)」を運営するコロンビアスポーツウェアジャパン(マッスィモ ラッザリ代表)は6月21日、東京・原宿の明治通り沿いに、国内最大規模の旗艦店「コロンビア トウキョウ フラッグシップ」をオープンする。ハイキング、キャンプ、フィッシングなど専門性の高いアイテムから、アーバンアウトドアスタイルを提案する“コロンビアブラックレーベル”までそろえる。

店舗は明治通り沿いで、「ユナイテッド トウキョウ(UNITED TOKYO)」や京セラ原宿ビルなどの並びにあるエムズ原宿ビル1、2階。売り場面積は約271平方メートル。明治通りを挟んで向かいには、「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」「アークテリクス(ARC’TERYX)」などアウトドアブランドも多数出店する、注目の立地だ。外装には大型LEDビジョンを配し、オープン前から美しい山々の景色などを映し出している。

「コロンビア」は、米オレゴンで1938年に創業。“UNLOCK THE OUTDOORS FOR EVERYONE.”をブランドミッションとして掲げ、フラッグシップストアでも「訪れるすべての人々にアウトドアの世界への第一歩を提供する」ことを目指す。同店オリジナルロゴグラフィックを生かしたTシャツ(6930円)やボタンダウンシャツ(9530円)、水筒(4400円)のほか、残反を使った折り畳み傘(1万7600円)など、同店限定商品もラインアップする。

◼️COLUMBIA TOKYO FLAGSHIP
住所:東京都渋谷区神宮前6-27-8 エムズ原宿ビル1、2階
営業時間:11〜20時
休日:不定休

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アクティブウエア「クロノス」が表参道に初の旗艦店 アスレジャー市場で成長加速へ

アクティブウエアブランド「クロノス(CRONOS)」は5月31日、東京・表参道に初の旗艦店をオープンした。フィットネスを起点に、機能性とファッション性を兼ね備えたアスレジャー分野で存在感を高めている。

「クロノス」は、全国約150店舗のフィットネスジム「ビヨンド(BEYOND)」をフランチャイズ展開するワールドフィットが、2018年に立ち上げた。スタート当初は日本のトップボディビルダーをサポートしながら、筋力トレーニングに真剣に取り組む層に向けた高機能なフィットネスウエアを中心に展開していた。ブランド認知の拡大を図る中で、2年目以降には、元格闘家の魔裟斗氏や元プロ野球選手の糸井嘉男氏をアンバサダーに起用。さらに俳優やインフルエンサーを巻き込みながら、一般層や女性ユーザーへの浸透も図ってきた。

出店も並行して加速し、フィットネスジムの運営で培ってきたノウハウを生かしながら、24年には札幌、沖縄、広島、神戸などに計11店舗をフランチャイズで新規オープン。現在は全国に20店舗を構える。アスリート向けに特化したウエアにとどまらず、日常でも着用できるタウンユース仕様のアスレジャーへと展開を広げ、過去4年間でブランド規模は約4倍に成長したという。

今回オープンした表参道の旗艦店は、同エリアのメインストリートに面した約200平方メートルの2フロア構成。メンズおよびウィメンズのアクティビティウエアに加え、タレントのユージ氏がディレクターを務めるゴルフライン「クロノス・ブラック(CRONOS BLACK)」を取り扱う。高品質なストレッチ素材と丁寧な縫製に加え、速乾性や通気性といった機能性にもこだわり、Tシャツは1万円台、フーディーは1万8000〜2万円台、パンツは1万6000〜1万8000円台が中心価格帯となる。

25年中にさらに10店以上を出店

空間演出にも力を入れており、ウィンドーには錯視技術を応用した大型LEDウォールを設置。オープン前は“眠るマネキン”、オープン後はカポエラ選手やプロダンサーの動きを再現した“動くマネキン”が登場し、来店客を迎える。また、店内にはブランドのキーカラーであるイエローを随所に配し、階段や什器には近未来的な光の演出を導入。大理石の柱にスピーカーを組み込むなど、五感を刺激するような仕掛けを取り入れた空間で、ブランドの世界観を体感できる仕様となっている。今後は、プロアスリートやアンバサダーを招いたミート&グリートやフィットネスイベントも予定しており、店舗を販売拠点にとどまらないコミュニティーの場として活用していく方針だ。

ワールドフィットの林哲也・執行役員 アスレジャー事業本部本部長は「『クロノス』というブランドをより多くの方々に知ってもらうため、ファッションの発信地である表参道を選んだ。インバウンド需要の高まりもあり、国内だけでなく海外への発信力にも期待している」と語る。続けて、「海外では、ブラトップやレギンスといったアイテムを日常的に取り入れるスタイルがすでに定着しており、『クロノス』の提案するスタイリングも、グローバル市場で受け入れられる可能性が高い。今回の旗艦店をその第一歩と捉えている」と、海外展開への意欲を示す。さらに、「アウトドアやスポーツ、フィットネスといった機能性アパレルの分野は、現在のアパレル業界の中でも特に成長が期待されている。『クロノス』も、その先頭を走る存在を目指したい」と今後の展望を明かした。

国内市場においては、25年中にさらに10店舗以上の出店を計画しており、西日本での旗艦店オープンも視野に入れる。販売網の拡充と認知度の向上を通じ、全国規模でのブランド強化を進めていく方針だ。

なお、グランドオープンに先立ち、5月28日から3日間にわたり開催したオープニングイベントには、ブランドと関係の深いゴルファーや格闘家などのアスリート、セレブリティーらが来場し、ブランドの新たな門出を祝った。

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アクティブウエア「クロノス」が表参道に初の旗艦店 アスレジャー市場で成長加速へ

アクティブウエアブランド「クロノス(CRONOS)」は5月31日、東京・表参道に初の旗艦店をオープンした。フィットネスを起点に、機能性とファッション性を兼ね備えたアスレジャー分野で存在感を高めている。

「クロノス」は、全国約150店舗のフィットネスジム「ビヨンド(BEYOND)」をフランチャイズ展開するワールドフィットが、2018年に立ち上げた。スタート当初は日本のトップボディビルダーをサポートしながら、筋力トレーニングに真剣に取り組む層に向けた高機能なフィットネスウエアを中心に展開していた。ブランド認知の拡大を図る中で、2年目以降には、元格闘家の魔裟斗氏や元プロ野球選手の糸井嘉男氏をアンバサダーに起用。さらに俳優やインフルエンサーを巻き込みながら、一般層や女性ユーザーへの浸透も図ってきた。

出店も並行して加速し、フィットネスジムの運営で培ってきたノウハウを生かしながら、24年には札幌、沖縄、広島、神戸などに計11店舗をフランチャイズで新規オープン。現在は全国に20店舗を構える。アスリート向けに特化したウエアにとどまらず、日常でも着用できるタウンユース仕様のアスレジャーへと展開を広げ、過去4年間でブランド規模は約4倍に成長したという。

今回オープンした表参道の旗艦店は、同エリアのメインストリートに面した約200平方メートルの2フロア構成。メンズおよびウィメンズのアクティビティウエアに加え、タレントのユージ氏がディレクターを務めるゴルフライン「クロノス・ブラック(CRONOS BLACK)」を取り扱う。高品質なストレッチ素材と丁寧な縫製に加え、速乾性や通気性といった機能性にもこだわり、Tシャツは1万円台、フーディーは1万8000〜2万円台、パンツは1万6000〜1万8000円台が中心価格帯となる。

25年中にさらに10店以上を出店

空間演出にも力を入れており、ウィンドーには錯視技術を応用した大型LEDウォールを設置。オープン前は“眠るマネキン”、オープン後はカポエラ選手やプロダンサーの動きを再現した“動くマネキン”が登場し、来店客を迎える。また、店内にはブランドのキーカラーであるイエローを随所に配し、階段や什器には近未来的な光の演出を導入。大理石の柱にスピーカーを組み込むなど、五感を刺激するような仕掛けを取り入れた空間で、ブランドの世界観を体感できる仕様となっている。今後は、プロアスリートやアンバサダーを招いたミート&グリートやフィットネスイベントも予定しており、店舗を販売拠点にとどまらないコミュニティーの場として活用していく方針だ。

ワールドフィットの林哲也・執行役員 アスレジャー事業本部本部長は「『クロノス』というブランドをより多くの方々に知ってもらうため、ファッションの発信地である表参道を選んだ。インバウンド需要の高まりもあり、国内だけでなく海外への発信力にも期待している」と語る。続けて、「海外では、ブラトップやレギンスといったアイテムを日常的に取り入れるスタイルがすでに定着しており、『クロノス』の提案するスタイリングも、グローバル市場で受け入れられる可能性が高い。今回の旗艦店をその第一歩と捉えている」と、海外展開への意欲を示す。さらに、「アウトドアやスポーツ、フィットネスといった機能性アパレルの分野は、現在のアパレル業界の中でも特に成長が期待されている。『クロノス』も、その先頭を走る存在を目指したい」と今後の展望を明かした。

国内市場においては、25年中にさらに10店舗以上の出店を計画しており、西日本での旗艦店オープンも視野に入れる。販売網の拡充と認知度の向上を通じ、全国規模でのブランド強化を進めていく方針だ。

なお、グランドオープンに先立ち、5月28日から3日間にわたり開催したオープニングイベントには、ブランドと関係の深いゴルファーや格闘家などのアスリート、セレブリティーらが来場し、ブランドの新たな門出を祝った。

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ゴールドウイン&スノーピークが知床で今年もイベント開催 自然遺産登録20周年を記念

ゴールドウインの「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」と、スノーピークの「スノーピーク(SNOW PEAK)」は9月6、7日、北海道・知床で、大自然の中でのアウトドアアクティビティーや現地の食などを楽しむイベント「シレトコ アドベンチャー フェスティバル 2025(SHIRETOKO Adventure Festival 2025)」を開催する。知床の国立公園指定60周年を記念して、昨年9月14、15日に行なったイベントに続く2回目。今年は知床の世界自然遺産登録20周年にあたり、「次の世代へ、つなぐ」をテーマに掲げる。

ゴールドウインは知床半島の北側に位置する斜里町と、スノーピークは南側の羅臼町と、それぞれ19年に包括連携協定を締結している。自治体は異なるが“ワン知床”として、地域の魅力や自然との向き合い方を発信。イベントは両町、両ブランドのほか、環境省、知床財団との協業で行う。「自然と人の共生・調和や、人間も生態系の一部だということをイベントを通して感じてもらいたい。知床は当たり前のように自然が隣にあるが、自然と正しく付き合わないと生活がままならなくなる。地球規模でも同じことが言える」と山内浩彰 斜里町長は話す。

ゴールドウインは斜里町の知床自然センターなどを会場に、アドベンチャーレーサー田中陽希や写真家の石川直樹ら「ザ・ノース・フェイス」アスリートによるアクティビティープログラムや、不要なクマザサを刈って子ども向けの遊具を作るプログラム、アウトドア映画祭の「バンフ マウンテン フィルム フェスティバル(Banff Mountain Film Festival)」などを開催する予定。スノーピークは羅臼オートキャンプ場で、知床の特産品を生かした食や焚き火トークが楽しめるキャンプイベントを開催予定だ。

「昨年は予約制のアクティビティーに、累計で約200人の集客があった。会場周辺にはさらに多くの方が集まった。地域と包括連携協定を結ぶことがそのままビジネスに直結するとは考えていないが、自然を保護・利用し、楽しむ人が増えれば、世の中も良くなり、巡り巡ってビジネスにもなる」と、ゴールドウインで同イベントを担当する森光 取締役専務執行役員はコメント。企業と組むことで得られたことを問われた湊屋稔 羅臼町長は、「地元の食材をお客さまに振る舞うにしても、われわれはそのままドーンと出しがち。しかし、それをどう提供したらお客さまにより喜んでもらえるか、見せ方、楽しませ方という視点を昨年のイベントでも感じた。『ザ・ノース・フェイス』『スノーピーク』のギアで知床の自然を楽しみたいと思わせてくれたのは大きい」と回答した。

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ゴールドウイン&スノーピークが知床で今年もイベント開催 自然遺産登録20周年を記念

ゴールドウインの「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」と、スノーピークの「スノーピーク(SNOW PEAK)」は9月6、7日、北海道・知床で、大自然の中でのアウトドアアクティビティーや現地の食などを楽しむイベント「シレトコ アドベンチャー フェスティバル 2025(SHIRETOKO Adventure Festival 2025)」を開催する。知床の国立公園指定60周年を記念して、昨年9月14、15日に行なったイベントに続く2回目。今年は知床の世界自然遺産登録20周年にあたり、「次の世代へ、つなぐ」をテーマに掲げる。

ゴールドウインは知床半島の北側に位置する斜里町と、スノーピークは南側の羅臼町と、それぞれ19年に包括連携協定を締結している。自治体は異なるが“ワン知床”として、地域の魅力や自然との向き合い方を発信。イベントは両町、両ブランドのほか、環境省、知床財団との協業で行う。「自然と人の共生・調和や、人間も生態系の一部だということをイベントを通して感じてもらいたい。知床は当たり前のように自然が隣にあるが、自然と正しく付き合わないと生活がままならなくなる。地球規模でも同じことが言える」と山内浩彰 斜里町長は話す。

ゴールドウインは斜里町の知床自然センターなどを会場に、アドベンチャーレーサー田中陽希や写真家の石川直樹ら「ザ・ノース・フェイス」アスリートによるアクティビティープログラムや、不要なクマザサを刈って子ども向けの遊具を作るプログラム、アウトドア映画祭の「バンフ マウンテン フィルム フェスティバル(Banff Mountain Film Festival)」などを開催する予定。スノーピークは羅臼オートキャンプ場で、知床の特産品を生かした食や焚き火トークが楽しめるキャンプイベントを開催予定だ。

「昨年は予約制のアクティビティーに、累計で約200人の集客があった。会場周辺にはさらに多くの方が集まった。地域と包括連携協定を結ぶことがそのままビジネスに直結するとは考えていないが、自然を保護・利用し、楽しむ人が増えれば、世の中も良くなり、巡り巡ってビジネスにもなる」と、ゴールドウインで同イベントを担当する森光 取締役専務執行役員はコメント。企業と組むことで得られたことを問われた湊屋稔 羅臼町長は、「地元の食材をお客さまに振る舞うにしても、われわれはそのままドーンと出しがち。しかし、それをどう提供したらお客さまにより喜んでもらえるか、見せ方、楽しませ方という視点を昨年のイベントでも感じた。『ザ・ノース・フェイス』『スノーピーク』のギアで知床の自然を楽しみたいと思わせてくれたのは大きい」と回答した。

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[ファンケルがハリ・弾力・ゆるみに一手 新美容液に革新的な原料

ファンケル(FANCL)は9月16日、ハリや弾力、ゆるみに着目したエジングケア美容液“アドバンスト ビューティ コンセントレート”(18mL、7480円/レフィル18mL、6930円)を発売する。同製品は、長年の研究から開発した独自原料「ミルクエクソソーム」を配合。春に投入したスキンケア製品「トイロ」のエイジングケア向け“バイタライジング”シリーズに続く戦略製品の位置づけとなる。

同社は、エイジングケアにおけるコラーゲンやエラスチンの「量」だけではなく「質」の重要性に着目。肌機能の起点となるエクソソームの研究に注力しており、今回、アレルギー成分が少なく食歴もあるヤギ乳由来のエクソソームを応用した「ミルクエクソソーム」の開発に成功した。

ミルクエクソソームは、肌のハリやゆるみの根本に直接アプローチするという。弾力をサポートするハス胚芽エキスも併せて配合し、2つのアプローチで「確実に立体感のあるハリとツヤを実感でき、使用後の肌の変化にも期待できる」(伊藤千尋ファンケル化粧品商品企画部)と自信を見せた。

同社は今後もエクソソームの応用研究を進め、独自性のある製品開発につなげる考えだ。

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タイラー・ザ・クリエイターの来日公演を記念したアルバム「CHROMAKOPIA」の日本限定ボックスセットが発売

ソニー・ミュージックレーベルズは、アメリカを代表するラッパー、タイラー・ザ・クリエイター(Tyler, The Creator)の8thアルバム「CHROMAKOPIA」の日本限定デラックス・ボックスセットを発表した。価格は1万9800円で、6月29日まで「ソニー ミュージック ショップ(SONY MUSIC SHOP)」や「タワーレコード(TOWER RECORDS)」などで受注生産を受け付け中だ。

来日公演を記念した日本限定デラックス・ボックスセット

日本限定デラックス・ボックスセットの発売は、タイラーが9月9〜10日に東京・有明アリーナで単独来日公演を行うことを記念して実現した。内容は、昨年10月にタイラーの公式オンラインストアで発売されたボックスセットをローカライズしたもので、CDとポスターに加え、日本限定の“CHROMAKOPIA TOKYO”のテキストがプリントされたTシャツとトートバッグが、オリジナルの特製ボックスに収納されている。なお、TシャツはXLの1サイズのみの展開で、CDには現在ストリーミング配信されていない楽曲「Mother」が特別に収録されているという。

タイラー・ザ・クリエイターは、1991年3月6日生まれ、アメリカ。カリフォルニア州出身。2007年に結成したオルタナティブ・ヒップホップグループのオッド・フューチャー(Odd Future)で話題を集め、2011年に1stアルバム「Goblin」でメジャーデビュー。その後、最新アルバム「CHROMAKOPIA」を含む3作のアルバムで全米アルバムチャート1位を獲得し、2024年には音楽フェス「コーチェラ・ヴァレー・ミュージック・アンド・アーツ・フェスティバル 2025(Coachella Valley Music and Arts Festival 2025)」でヘッドライナーを務めるなど、名実ともにアメリカを代表するラッパーの1人に。また、独特のファッションセンスで知られ、これまでに「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」をはじめ、「グローブ・トロッター(GLOBE-TROTTER)」や「コンバース(CONVERSE)」などとコラボレーションを果たしている。

■タイラー・ザ・クリエイター「CHROMAKOPIA」ワールドツアー
日程:9月9〜10日
時間:オープン 17:30/スタート 19:00
場所:有明アリーナ
住所:東京都江東区有明1-11-1
チケット:ダーリンVIPパッケージ 5万8800円/スティッキーVIPパッケージ 3万3800円/マスクVIPパッケージ 2万8800円/アリーナSSスタンディング 2万5000円/アリーナSスタンディング 1万1000円/S席 1万2800円/A席 9000円

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ミタスニーカーズ × 「ウィズリミテッド」×「ノースウェーブ」のスニーカー“クリーム”が誕生

東京・上野のスニーカーショップ、ミタスニーカーズ(MITA SNEAKERS)は、下野宏明の手掛ける「ウィズリミテッド(WHIZLIMITED)」とスノーボードブーツブランド「ノースウェーブ(NORTHWAVE)」とトリプルコラボレーションしたスニーカーを6月14日に発売する。価格は2万7280円で、ミタスニーカーズの直営店と公式オンラインストアをはじめ、「ウィズリミテッド」の直営店などでも取り扱う。

今回のトリプルコラボスニーカーは、「ノースウェーブ」がアフタースノーをコンセプトに開発し、1990年代の日本のストリートシーンで人気を博した代表作“クリーム(CREAM)”がベースモデルだ。アッパーは、ブラックスエードを基調にチャコールグレーがアクセントとして採用され、スノーボードブーツ用の極厚ソール“ビッグボーイ(BIG BOY)”を組み合わせることで、大胆なシルエットに仕上がっている。また、ホワイトとブラックの定番カラーに加え、色鮮やかなシューレースも付属する。

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ミタスニーカーズ × 「ウィズリミテッド」×「ノースウェーブ」のスニーカー“クリーム”が誕生

東京・上野のスニーカーショップ、ミタスニーカーズ(MITA SNEAKERS)は、下野宏明の手掛ける「ウィズリミテッド(WHIZLIMITED)」とスノーボードブーツブランド「ノースウェーブ(NORTHWAVE)」とトリプルコラボレーションしたスニーカーを6月14日に発売する。価格は2万7280円で、ミタスニーカーズの直営店と公式オンラインストアをはじめ、「ウィズリミテッド」の直営店などでも取り扱う。

今回のトリプルコラボスニーカーは、「ノースウェーブ」がアフタースノーをコンセプトに開発し、1990年代の日本のストリートシーンで人気を博した代表作“クリーム(CREAM)”がベースモデルだ。アッパーは、ブラックスエードを基調にチャコールグレーがアクセントとして採用され、スノーボードブーツ用の極厚ソール“ビッグボーイ(BIG BOY)”を組み合わせることで、大胆なシルエットに仕上がっている。また、ホワイトとブラックの定番カラーに加え、色鮮やかなシューレースも付属する。

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「バース」から初の香り付き入浴剤が登場 “おやすみ前”の気分をほぐすラベンダーの香り

ナイトウェルネスブランド「バース(BARTH)」は8月21日、ブランドヒーローアイテムのバスタブレットから、ラベンダーの香りの“薬用バース中性重炭酸入浴剤 リラックス ラベンダーフォグ”【医薬部外品】を発売する。1回分3錠、3回分9錠、10回分30錠、40回分120錠の4サイズ展開で、価格は462〜8980円。全国のバラエティーショップとドラッグストア、ブランド公式ECで取り扱う。なお、3錠と120錠はEC限定サイズだ。

同製品は、炭酸水素ナトリウムと炭酸ナトリウムの重炭酸イオンによる高い温浴効果で疲労回復を促すバスタブレット。今回、顧客の声を受けブランド初となる香り付きタイプを開発した。天然精油10種をブレンドし、ラベンダーとベルガモットのトップノートから、ゼラニウムとヒノキのミドルノート、シダーウッドとイランイランのラストノートに移り変わる。優しく穏やかな香りで柔らかく包み込み、バスタイムのリラックスムードを高めながら“おやすみ前”の気分をときほぐす。

なお同日、バスタブレット3種を試せる“バース中性重炭酸バスタブレット トライアルセット”(1210円)を数量限定で発売する。取り扱いは、全国のバラエティーショップおよびドラッグストア。“ラベンダーフォグ”に加え、“薬用バース中性重炭酸入浴剤”【医薬部外品】と“バース中性重炭酸入浴料ビューティ”の3アイテムを1回分3錠サイズでそれぞれ詰め合わせた。

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「バース」から初の香り付き入浴剤が登場 “おやすみ前”の気分をほぐすラベンダーの香り

ナイトウェルネスブランド「バース(BARTH)」は8月21日、ブランドヒーローアイテムのバスタブレットから、ラベンダーの香りの“薬用バース中性重炭酸入浴剤 リラックス ラベンダーフォグ”【医薬部外品】を発売する。1回分3錠、3回分9錠、10回分30錠、40回分120錠の4サイズ展開で、価格は462〜8980円。全国のバラエティーショップとドラッグストア、ブランド公式ECで取り扱う。なお、3錠と120錠はEC限定サイズだ。

同製品は、炭酸水素ナトリウムと炭酸ナトリウムの重炭酸イオンによる高い温浴効果で疲労回復を促すバスタブレット。今回、顧客の声を受けブランド初となる香り付きタイプを開発した。天然精油10種をブレンドし、ラベンダーとベルガモットのトップノートから、ゼラニウムとヒノキのミドルノート、シダーウッドとイランイランのラストノートに移り変わる。優しく穏やかな香りで柔らかく包み込み、バスタイムのリラックスムードを高めながら“おやすみ前”の気分をときほぐす。

なお同日、バスタブレット3種を試せる“バース中性重炭酸バスタブレット トライアルセット”(1210円)を数量限定で発売する。取り扱いは、全国のバラエティーショップおよびドラッグストア。“ラベンダーフォグ”に加え、“薬用バース中性重炭酸入浴剤”【医薬部外品】と“バース中性重炭酸入浴料ビューティ”の3アイテムを1回分3錠サイズでそれぞれ詰め合わせた。

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ロレアル、英スキンケア「メディケイト」の過半数株式を取得

ロレアル(L’OREAL)は9日、英国発のスキンケアブランド「メディケイト(MEDIK8)」の過半数株式を取得することで合意したと発表した。買収後も欧州の中堅PEファンドであるインフレクション(INFLEXION)が少数株主として残るほか、「メディケイト」のエリオット・アイザックス(Eliot Isaacs)創業者は取締役会に留まり、経営委員会も現体制を維持する。なお、ロレアルは将来的に少数株主の持ち分の全株を取得できる権利も保持する。金額など契約条件の詳細は非公開。

ロレアルは声明で、「当社のラグジュアリーポートフォリオに、科学的裏付けと実績のあるプレミアムスキンケアブランドを加えることで、グローバルな成長をさらに加速させる」とコメント。シリル・シャピュイ(Cyril Chapuy)=ロレアル リュクス事業本部プレジデントは、「高い効果を手に取りやすい価格で提供する『メディケイト』は、当社の既存ポートフォリオを理想的に補完する」と述べた。さらに、「『メディケイト』のグローバル市場におけるポテンシャルを確信している。世界的なブランドへと共に成長していけることを楽しみにしている」と期待を寄せた。

「メディケイト」のサイモン・コーブル(Simon Coble)最高経営責任者(CEO)は、「われわれのビジョンと価値観を共有し、科学とイノベーション、そして結果重視の理念を共にする企業と力を合わせられることに大きな意義を感じている。今後はより多くの人々に革新的な製品を届けたい」と述べた。

ペプチド美容液が急成長をけん引

『メディケイト』は2009年に設立。世界の7000以上のクリニックで製品を展開している。ブランドの主力製品である“クリスタル レチナール ”は、ビタミンCと日焼け止めを朝に、ビタミンAを夜に使うという独自の“CSAフィロソフィー”を提唱する。23年に米国市場に進出し、“リキッド ペプチド アドバンスト MP セラム”をはじめとするペプチド製品が成長の原動力となった。25年の売上高は約1億1500万ドル(約164億4500万円)に達すると推定されている。

ロレアルは声明で「メディケイト」について、「プロフェッショナルブランドの原点に忠実でありながら、欧州で最も有力なECおよび実店舗でオムニチャネル戦略を推進し進化している。米国でも存在感を高めている」と評価している。

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制度後退と企業の混乱   サステナビリティの岐路に立つグローバル・ファッション・サミット2025

2025年6月3日から5日まで、デンマーク・コペンハーゲンのコンサートホールを会場に、世界最大級のサステナビリティ国際会議「グローバル・ファッション・サミット(Global Fashion Summit)」が開催された。今年のテーマは「障壁と架け橋(Barriers and Bridges)」。地政学リスクや規制の後退、経済不安ど、サステナビリティをめぐる世界的逆風の中、いかに連携と革新を通じて乗り越えるかが焦点となった。欧州委員会による「企業持続可能性デューデリジェンス指令(CSDDD)」の一部凍結や、米国の関税政策などにより、企業が進めてきた脱炭素や人権配慮の取り組みが揺らぐ現状を受け、政策立案者、企業経営者、NGO、投資家などが議論を交わした。

主催は、ファッション業界における持続可能性推進を目的とする非営利団体「Global Fashion Agenda(GFA、グローバル・ファッション・アジェンダ)」。2009年に設立され、当初は「コペーハーゲン ファッション サミット」としてスタート。現在は北米やアジアにも活動を広げ、ファッション業界の持続可能性を加速するための政策提言、報告書作成、国際連携などを行っている。

「制度の後退」と「企業の動揺」

今年、最大の論点となったのは、政策と制度の後退である。欧州連合(EU)においては、「企業持続可能性デューデリジェンス指令(CSDDD)」の一部が凍結。ドイルなどEU加盟国の一部から「企業負担が過剰」との反発が強まり、最終的な採決が難航し、大企業に対する人権・環境デューデリジェンスの義務化が見送られ、企業は準備を進めていたにもかかわらず「宙ぶらりん」の状態となっている。これに対し、欧州議会議員ララ・ウォルターズ氏は「政治のトランプ化」と警鐘を鳴らした。

また米国では、トランプ政権による新たな関税政策が持続可能性戦略の不確実性を高めている。アメリカ合衆国国際開発庁(USAID)によるNGO支援の打ち切りにより、企業は人権監視や環境対応における負担を自ら背負う必要に迫られている。

主催者は今年の雰囲気を「重苦しい」と表現し、それは不透明感の高まりを反映している。企業の予算削減や法整備の遅れ、経済的逆風への対応として、多くのブランドが出張を控えた結果、参加者数も減少した。

不確実性の時代に必要なのは「生産的なパラノイア」

デンマークのアパレル企業ベストセラーのクラウス・テイルマン・ピーターセン=サステナビリティおよび人権責任者は、「EUの制度戦はある意味で敗北した。しかし、ここからこそ“生産的なパラノイア(productive paranoia)”が必要だ」と主張。不安やリスクへの過敏な意識を前向きな行動につなげる力を指す言葉“パラノイア“を用いて、企業主導の取り組み強化を求めた。

さらに、地政学的な不安定性は、調達・生産・融資に波及しており、銀行は工場の省エネ改修に対する投資を控える傾向が強まっている。GFAのマリア・ルイサ・マルティネス・ディエス副代表は「今や持続可能性よりも“競争力”が優先されている」と警告した。

注目されたトピックのひとつがAIの活用である。旧来の卸売モデルを刷新し、在庫最適化やリスク軽減をもたらす可能性があるとして、AIを活用したオンデマンド製造のプラットフォームを提供する英国のスタートアップ、マニー・エーアイ(MannyAI)や、ジーンズの月額リース制度とポストコンシューマーの再生コットン使用の製品で知られるオランダのデニムブランド「マッド・ジーンズ(MUDD JEANS)などの小規模ブランドが登壇した。AIにより「少人数で大きな成果」が可能になると期待される一方、米国の大手コンサルティング会社ボストン・コンサルティング・グループの調査では「投資回収を実感できたCEOは4%」とのデータも示され、実装の難しさと過剰な期待の温度差も浮き彫りとなった。

消費者の「意図と行動のギャップ」をどう埋めるか

もうひとつの重要な論点は、消費者の意識と行動の乖離である。Visaの調査によれば、「87%の人がサステナブルな選択を望んでいる」にもかかわらず、実際にそれを実行しているのは27%に過ぎないという。そこで、コス(COS)やコスメブランド「シャーロット・ティルブリー(CHARLOTTE TILBURY)」などは「コミュニティ志向」「リフィル促進」など、ナッジによる行動転換の成功例を発表。環境訴求ではなく「経済性やスタイル重視」で訴える手法が注目された。また、Visaが開発中の「エージェンティックAI(自律的ショッピングAI)」や「デジタルパスポート」は、リセール市場の信頼性向上にも貢献しうるとされる。

ハイライトのひとつは、「ライクラ・エコモード・ウィズ・キラ(Lycra EcoMade with Qira)」の初公開だ。トウモロコシ由来で70%が再生可能資源からなるストレッチ素材であり、従来の石油由来ライクラと同等の性能を持ち、アクティブウェアへの活用が可能だという。この素材は7年をかけて開発され、アイオワ州の工場で生産されており、年65トンの規模にまで拡大する予定だ。今秋には春物コレクション向けに初の大規模出荷が行われる見通しである。また、ラボ培養によるレザー代替素材を手がける米国のバイオテクノロジー企業モダン・メドウ(Modern Meadow)は、新たに「イノヴェラ(Innovera)」としてリブランディングされた素材を発表し、デイビッド・ウィリアムソンCEOが今後の展望を語った。

先駆者をたたえる「GFAトレイルブレイザー賞」はリファイバード(Refibered)に授与された。同社はAIと機械学習を活用して、繊維製品の素材構成を特定し、リサイクルや再販のためのトレーサビリティ/認証を支援する米国のスタートアップ企業だ。

2025年のサミットは、かつてのような華やかさや前のめりの熱狂は見られなかった。参加者も例年より少なく、開催時期が他の国際イベントと重なったことも影響した。しかしその分、「現場のリアル」や「持続可能性に立ち戻る姿勢」が色濃く出た内容であった。持続可能性は、制度や正義ではなく「関係性」として再構築されるべきフェーズにあると言えるだろう。

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制度後退と企業の混乱   サステナビリティの岐路に立つグローバル・ファッション・サミット2025

2025年6月3日から5日まで、デンマーク・コペンハーゲンのコンサートホールを会場に、世界最大級のサステナビリティ国際会議「グローバル・ファッション・サミット(Global Fashion Summit)」が開催された。今年のテーマは「障壁と架け橋(Barriers and Bridges)」。地政学リスクや規制の後退、経済不安ど、サステナビリティをめぐる世界的逆風の中、いかに連携と革新を通じて乗り越えるかが焦点となった。欧州委員会による「企業持続可能性デューデリジェンス指令(CSDDD)」の一部凍結や、米国の関税政策などにより、企業が進めてきた脱炭素や人権配慮の取り組みが揺らぐ現状を受け、政策立案者、企業経営者、NGO、投資家などが議論を交わした。

主催は、ファッション業界における持続可能性推進を目的とする非営利団体「Global Fashion Agenda(GFA、グローバル・ファッション・アジェンダ)」。2009年に設立され、当初は「コペーハーゲン ファッション サミット」としてスタート。現在は北米やアジアにも活動を広げ、ファッション業界の持続可能性を加速するための政策提言、報告書作成、国際連携などを行っている。

「制度の後退」と「企業の動揺」

今年、最大の論点となったのは、政策と制度の後退である。欧州連合(EU)においては、「企業持続可能性デューデリジェンス指令(CSDDD)」の一部が凍結。ドイルなどEU加盟国の一部から「企業負担が過剰」との反発が強まり、最終的な採決が難航し、大企業に対する人権・環境デューデリジェンスの義務化が見送られ、企業は準備を進めていたにもかかわらず「宙ぶらりん」の状態となっている。これに対し、欧州議会議員ララ・ウォルターズ氏は「政治のトランプ化」と警鐘を鳴らした。

また米国では、トランプ政権による新たな関税政策が持続可能性戦略の不確実性を高めている。アメリカ合衆国国際開発庁(USAID)によるNGO支援の打ち切りにより、企業は人権監視や環境対応における負担を自ら背負う必要に迫られている。

主催者は今年の雰囲気を「重苦しい」と表現し、それは不透明感の高まりを反映している。企業の予算削減や法整備の遅れ、経済的逆風への対応として、多くのブランドが出張を控えた結果、参加者数も減少した。

不確実性の時代に必要なのは「生産的なパラノイア」

デンマークのアパレル企業ベストセラーのクラウス・テイルマン・ピーターセン=サステナビリティおよび人権責任者は、「EUの制度戦はある意味で敗北した。しかし、ここからこそ“生産的なパラノイア(productive paranoia)”が必要だ」と主張。不安やリスクへの過敏な意識を前向きな行動につなげる力を指す言葉“パラノイア“を用いて、企業主導の取り組み強化を求めた。

さらに、地政学的な不安定性は、調達・生産・融資に波及しており、銀行は工場の省エネ改修に対する投資を控える傾向が強まっている。GFAのマリア・ルイサ・マルティネス・ディエス副代表は「今や持続可能性よりも“競争力”が優先されている」と警告した。

注目されたトピックのひとつがAIの活用である。旧来の卸売モデルを刷新し、在庫最適化やリスク軽減をもたらす可能性があるとして、AIを活用したオンデマンド製造のプラットフォームを提供する英国のスタートアップ、マニー・エーアイ(MannyAI)や、ジーンズの月額リース制度とポストコンシューマーの再生コットン使用の製品で知られるオランダのデニムブランド「マッド・ジーンズ(MUDD JEANS)などの小規模ブランドが登壇した。AIにより「少人数で大きな成果」が可能になると期待される一方、米国の大手コンサルティング会社ボストン・コンサルティング・グループの調査では「投資回収を実感できたCEOは4%」とのデータも示され、実装の難しさと過剰な期待の温度差も浮き彫りとなった。

消費者の「意図と行動のギャップ」をどう埋めるか

もうひとつの重要な論点は、消費者の意識と行動の乖離である。Visaの調査によれば、「87%の人がサステナブルな選択を望んでいる」にもかかわらず、実際にそれを実行しているのは27%に過ぎないという。そこで、コス(COS)やコスメブランド「シャーロット・ティルブリー(CHARLOTTE TILBURY)」などは「コミュニティ志向」「リフィル促進」など、ナッジによる行動転換の成功例を発表。環境訴求ではなく「経済性やスタイル重視」で訴える手法が注目された。また、Visaが開発中の「エージェンティックAI(自律的ショッピングAI)」や「デジタルパスポート」は、リセール市場の信頼性向上にも貢献しうるとされる。

ハイライトのひとつは、「ライクラ・エコモード・ウィズ・キラ(Lycra EcoMade with Qira)」の初公開だ。トウモロコシ由来で70%が再生可能資源からなるストレッチ素材であり、従来の石油由来ライクラと同等の性能を持ち、アクティブウェアへの活用が可能だという。この素材は7年をかけて開発され、アイオワ州の工場で生産されており、年65トンの規模にまで拡大する予定だ。今秋には春物コレクション向けに初の大規模出荷が行われる見通しである。また、ラボ培養によるレザー代替素材を手がける米国のバイオテクノロジー企業モダン・メドウ(Modern Meadow)は、新たに「イノヴェラ(Innovera)」としてリブランディングされた素材を発表し、デイビッド・ウィリアムソンCEOが今後の展望を語った。

先駆者をたたえる「GFAトレイルブレイザー賞」はリファイバード(Refibered)に授与された。同社はAIと機械学習を活用して、繊維製品の素材構成を特定し、リサイクルや再販のためのトレーサビリティ/認証を支援する米国のスタートアップ企業だ。

2025年のサミットは、かつてのような華やかさや前のめりの熱狂は見られなかった。参加者も例年より少なく、開催時期が他の国際イベントと重なったことも影響した。しかしその分、「現場のリアル」や「持続可能性に立ち戻る姿勢」が色濃く出た内容であった。持続可能性は、制度や正義ではなく「関係性」として再構築されるべきフェーズにあると言えるだろう。

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ビューティガレージが代表取締役2人体制に移行 「サロンコンシェルジュNo.1」を目指す

プロ向け美容商材EC大手のビューティガレージは6月9日、7月24日付で代表取締役を2人体制に変更すると発表した。現任の野村秀輝代表取締役CEO兼COOは代表取締役会長兼CEOとなり、樺島義明取締役が代表取締役社長兼COOに就任する予定だ。

2人体制とした目的は、役割分担による経営体制の強化に加え、新中期経営計画で発表した2029年に向けたビジョンである「開業と繁盛を総合支援するサロンコンシェルジュNo.1企業」を確実に達成することにある。

代表取締役社長に就く樺島氏は1974年1月7日生まれの51歳。97年4月に中央宣興に入社し、2003年4月にWASABI(現・BGナビ)に入社。同年6月にビューティガレージの取締役に就任(現任)。07年4月にタフデザインプロダクトの取締役、17年1月にBGパートナーズの代表取締役に就任(現任)。23年3月にアイラッシュガレージの監査役に就任(現任)している。

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TOKYO BASEが上海に2店舗出店 「ステュディオス」は中国初の路面店

TOKYO BASEは6月14日、「ステュディオス(STUDIOUS)」と「コンズ(CONZ)」の新店舗を中国・上海の富民路エリアに出店する。両店舗とも複合施設「ポールズ・ガーデン(Paul's Garden)」内に位置し、主力業態の「ステュディオス」は中国初の路面店。一方の「コンズ」は同施設内の別棟に構え、海外一号店の位置付け。

「ステュディオス」の内装はSUPPOSE DESIGN OFFICEが手がけ、茶室の要素をフィッテングルームに取り入れるなど日本文化を感じさせる空間に仕上げた。「アンダーカバー(UNDERCOVER)」「セント マイケル(SAINT MXXXXXX)」「ワコマリア(WACKO MARIA)」「ザ リラクス(THE RERACS)」「ターク(TAAKK)」などを扱うほか、出店を記念して「ニードルズ(NEEDLES)」との別注Tシャツを販売する。また店頭では「クルニ(CULLNI)」との別注トートバッグも先着50人にノベルティとして用意する。

2024年春に始動した「コンズ」は、20代前半をターゲットにカジュアルを軸にした「東京らしいミックススタイル」を提案する。海外初出店となる同店では、東京・原宿の一号店も手がけたDAIKEI MILLSが空間デザインを担当し、建物の個性を活かしながら異素材を組み合わせたミックス感のある空間を演出した。取り扱いブランドは、「シンヤ コズカ(SHINYAKOZUKA)」「シュガーヒル(SUGARHILL)」「ルーズジョインツ(LOOSEJOINTS)」「マーカウェア(MARKAWARE)」「アシックス(ASICS)」など。また限定アイテムとして、「カルネボレンテ(CARNE BOLLENTE)」および「CSケーススタディ(CS CASE STUDY)」とのトリプルコラボによる限定コレクション「CS BUDDY PROJECT」を販売。購入者特典として、限定ロゴTシャツやトートバッグのノベルティも用意する。

■STUDIOUS 上海 富民路

住所:Room 101, Building A, Paul’s Garden, 271 Fumin Road, Jing’an District, Shanghai, China

■CONZ 上海 富民路

住所:Building F, Paul’s Garden, 271 Fumin Road, Jing’an District, Shanghai, China

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TOKYO BASEが上海に2店舗出店 「ステュディオス」は中国初の路面店

TOKYO BASEは6月14日、「ステュディオス(STUDIOUS)」と「コンズ(CONZ)」の新店舗を中国・上海の富民路エリアに出店する。両店舗とも複合施設「ポールズ・ガーデン(Paul's Garden)」内に位置し、主力業態の「ステュディオス」は中国初の路面店。一方の「コンズ」は同施設内の別棟に構え、海外一号店の位置付け。

「ステュディオス」の内装はSUPPOSE DESIGN OFFICEが手がけ、茶室の要素をフィッテングルームに取り入れるなど日本文化を感じさせる空間に仕上げた。「アンダーカバー(UNDERCOVER)」「セント マイケル(SAINT MXXXXXX)」「ワコマリア(WACKO MARIA)」「ザ リラクス(THE RERACS)」「ターク(TAAKK)」などを扱うほか、出店を記念して「ニードルズ(NEEDLES)」との別注Tシャツを販売する。また店頭では「クルニ(CULLNI)」との別注トートバッグも先着50人にノベルティとして用意する。

2024年春に始動した「コンズ」は、20代前半をターゲットにカジュアルを軸にした「東京らしいミックススタイル」を提案する。海外初出店となる同店では、東京・原宿の一号店も手がけたDAIKEI MILLSが空間デザインを担当し、建物の個性を活かしながら異素材を組み合わせたミックス感のある空間を演出した。取り扱いブランドは、「シンヤ コズカ(SHINYAKOZUKA)」「シュガーヒル(SUGARHILL)」「ルーズジョインツ(LOOSEJOINTS)」「マーカウェア(MARKAWARE)」「アシックス(ASICS)」など。また限定アイテムとして、「カルネボレンテ(CARNE BOLLENTE)」および「CSケーススタディ(CS CASE STUDY)」とのトリプルコラボによる限定コレクション「CS BUDDY PROJECT」を販売。購入者特典として、限定ロゴTシャツやトートバッグのノベルティも用意する。

■STUDIOUS 上海 富民路

住所:Room 101, Building A, Paul’s Garden, 271 Fumin Road, Jing’an District, Shanghai, China

■CONZ 上海 富民路

住所:Building F, Paul’s Garden, 271 Fumin Road, Jing’an District, Shanghai, China

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「プラダ」と妹島和世のタッグ再び 大阪で「プラダ モード」、犬島プロジェクトを発信

「プラダ(PRADA)」は15日まで、大阪の「うめきた公園」で「プラダ モード」を開催している。2023年の東京に続いて、建築家の妹島和世とコラボレーション。妹島のライフワークとも言える「犬島プロジェクト」の紹介も含め、現代文化と建築が交差するイベントを開催している。

「プラダ モード」は7日、さまざまなアクティビティで幕を開けた。安藤忠雄は、「まちは人がつくる」と題した講演会を開催。安藤は、生まれ育った大阪についてもユーモアたっぷりに語りながら、自身が取り組んできた国内外の建築・都市開発プロジェクトと、そこに込めた思いを紹介した。また、建築家の劉家琨と西沢立衛は、「成都の街、東京の街」をテーマに対談。規模も文化背景も異なる中国の成都と日本の東京における、それぞれの都市設計へのアプローチなどについて議論した。

プログラムは、屋外での映画上映会のほか、音楽パフォーマンス、「プラダ」の生地を用いたつまみ細工のワークショップなど盛りだくさん。初日は数千人が集い、ゲスト同士のコミュニケーションを通してもファッションや建築など、さまざまなカルチャーが交差した。

プロジェクトをキュレーションした妹島は、瀬戸内海に浮かぶ犬島に新設した「犬島ライフギャラリー」の恒久的パビリオンを発表。「プラダ」が島に寄贈したパビリオンは、妹島が17年間かけて犬島で続けてきた再生プロジェクトの集大成のひとつ。妹島は、かつては採石場と銅の精錬で栄えて20世紀初頭には5000人もの住民がいたものの、産業の衰退とともに現在は人口40人足らず、住人の平均年齢は70歳オーバーという島全体の再構築に取り組んでいる。古民家の改修やギャラリースペースの建設など、島の再生を段階的に進めてきた。

「プラダ モード」は、アートや音楽、食、エンターテイメントを横断。今年にかけて、マイアミ、香港、ロンドン、パリ、上海、モスクワ、ロサンゼルス、ドバイ、東京、ソウル、アブダビなど世界各地で開催されている。

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7月開業の大型テーマパーク「ジャングリア沖縄」 一部施設を初公開!現地で見えた注目ポイント

沖縄県北部に7月25日に開業予定の「ジャングリア沖縄(JUNGLIA OKINAWA)」が6日、施設の一部であるパーク入り口と「スパ ジャングリア(SPA JUNGLIA)」を報道陣に公開した。

同施設は那覇空港から車で約1時間半の沖縄県今帰仁村(なきじんそん)に位置する。“興奮とぜいたくを体験するパワーバカンス”をコンセプトに掲げ、60ha(東京ドーム約13個分)の敷地内に、大自然と調和する屋外空間と開放感のある屋内空間を展開する大型テーマパークだ。

パークに入場する時、まず目の前に現れる巨大なオブジェが「ジャングル ツリー」。直径12m、高さ14.5mという圧倒的なスケールを誇る施設のシンボルだ。ガジュマルやデイゴなど沖縄を代表する約10種の樹木が植えられており、“どんな環境でも生き抜く生命力”や“内からあふれだす力強さ”を表現した。また、この樹木や草花は定期的に植樹されるという。

そして、今回初公開となった施設「スパジャングリア」は2万6000㎡の広さを誇るスパ施設。最大の注目は、“世界最大の広さ”とギネス世界記録に認定されたインフィニティ風呂。男湯、女湯あわせて82㎡から、やんばる(沖縄本島北部)の大自然を堪能できる。

また、インドアバスには地下1600mから湧き出す天然温泉「今帰仁の湯」を楽しめる温泉や“洞窟風呂”も配置。幅広いラインアップの風呂とサウナ施設を楽しめる。

スパ施設に併設されたレストラン&バー「トロピカル オアシス」では絶景を臨みながら、県産食材を用いた南国リゾートらしい色彩溢れる美食体験ができる。

内覧会では県産のマグロともずくをふんだんに使用した冷製パスタ“冷製パスタ~マグロ、もずく、シークワーサー~”(1700円)などが披露された。ちなみに、こちらのレストランはパークやスパに入園しなくても外来利用できる。

また、パーク内レストランで楽しめる看板メニューも披露。エントランスビレッジに位置する「パノラマ ダイニング」でオーダーできる県産卵を恐竜の卵に見立てたポテトサラダ“ザウルス ウッフ”(1200円)、パイナップル、マンゴー、オレンジをブレンドしたパノラマビューに映えるカクテル“PANORAMAカクテル~サンセット イン ザ ジャングル~”(2000円)

パーク中心部に位置する屋外レストラン「ワイルド バンケット」で楽しめる、手づかみでがぶりつく葉つきのトウモロコシ“THE WILD グリルコーン”(1000円)、石垣牛で育った黒毛和牛の粗びきパティを香ばしく焼き上げたハンバーガー“THE WILD ビーフバーガー~石垣産黒毛和牛~”(2000円)などが紹介された。

そのほか22のアトラクションを有すテーマパークや飲食施設については、後日、改めて披露される。なお、オープン当日7月25日のパーク入場チケットは反響を考慮し、現在発売を見合わせ中。26日以降のパークやスパの入場チケット、および25日のスパチケットはオンラインから購入できる。

■ジャングリア沖縄
住所:沖縄県国頭郡今帰仁村字呉我山553番地1
営業時間:変動制のため、公式サイトで要確認
料金:1 Dayチケット:(国内在住者)大人6930円、子ども4950円
           (一般料金)大人8800円、子ども5940円
   スパチケット(スパ施設のみ利用):(国内在住者)大人2640円、子ども1540円
(一般料金)大人3080円、子ども1870円
*大人12歳以上、子ども4歳~11歳、3歳以下は無料
*非国内在住者は一般料金、現地購入時には国内在住の証明提示が必要
*チケットは公式サイトで事前購入がおすすめ https://junglia.jp/

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「サボン」が期間限定アフターヌーンティーを開催 アサイーやハーブティーのメニューを用意

ナチュラルコスメブランド「サボン(SABON)」は6月19日から、中目黒のサボン アトリエ スパ(SABON ATELIER SPA)でアフタヌーンティーを期間限定開催する。価格は1人5500円で、期間中は月曜日を除いて毎日実施。同コラボの利用者にはスペシャルギフトのプレゼントや購入者特典を用意する。

アサイーを使ったプレートなどを提供

夏季限定“ミンティスパーク・ユズ コレクション”の発売を記念して実施する同企画。トレンドのアサイーをはじめとする彩り豊かな“アサイージャー”のプレートには、季節の食材をふんだんに使った3種のセイボリーを添える。いずれも全て植物性素材のみで作られた、夏を美しく乗りきるためのメニューをそろえる。また、ハーブとフルーツをマリアージュさせた爽やかな2種のドリンクも用意し、ホットとアイス、好きなスタイルで楽しめる。

また、アフタヌーンティーの利用者にはスペシャルギフトとして非売品の“ボディスクラブ スパークリング・ユズ”(60g)を、“ミンティスパーク・ユズ コレクション”に関するクイズに正解すると人気製品のサンプルを進呈。「サボン」製品を8000円以上購入するとオリジナルアイテムのセラミックバスタブをプレゼントする。

■“Minty Spark Yuzu meets Acai ~ミント&ユズが、アサイーと出合う夏の午後~”
販売期間:6月19日〜 7月13日※月曜日を除く
場所:サボン アトリエ スパ店内
住所:東京都目黒区上目黒1-17-3
時間:①12:30~14:00 ②15:00~16:30 ③17:30~19:00 ※③は土・日曜日のみ実施
人数:各回最大7名様限定 (予約制)
料金:1人5500円※「アサイージャー」持ち帰り用1点1620円も用意する

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「ブルーブルー」が「ブルックス ブラザーズ」との別注ポロシャツを発売

聖林公司のオリジナルブランド「ブルーブルー(BLUE BLUE)」は6月中旬、「ブルックス ブラザーズ(BROOKS BROTHERS)」との別注ポロシャツを発売する。聖林公司直営店舗およびセイリンオンラインショップで取り扱う。別注アイテムは、タイムレスに愛用できる上質なデイリーウエアをテーマとしコットン天竺(てんじく)を採用しており、価格は1万9800円。サイズはS〜XLでカラーはホワイトとネイビーの2色で展開する。

同コラボでは「ブルックス ブラザーズ」のポロシャツをベースに、「ブルーブルー」流のアレンジを生地とシルエットの両方に施した。素材は柔らかく滑らかで肌触りが良く、適度な厚みを持たせることによってよれにくくしている。一般的なポロシャツとは異なり、Tシャツのような自然な風合いと軽やかさが特徴の天竺編みを用いた点もポイントだ。シルエットはほどよくゆとりを持たせたリラックスフィットになっている。デニムやショーツとの相性はもちろん、スラックスを合わせればクリーンな印象に。ジャケットのインナーとしてもすっと馴染み、汎用性が高く、着こなしの幅を広げてくれる。

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「ミルク」&「ミルクボーイ」が“ネコまみれ”のポップアップを6月14日から開催 「アンダーカバー」とのコラボアイテムも

「ミルク(MILK)」と「ミルクボーイ(MILKBOY)」は、“ネコ”をモチーフにしたアイテムをそろえる期間限定ポップアップ「ザ・リトル・キャット・ショップ(The Little Cat Shop by MILK Inc.)」を、6月14日から23日までラフォーレ原宿1階のエントランススペースで開催する。

同ポップアップは、両ブランドのディレクターであるHITOMIの呼びかけのもと、藤原ヒロシが主宰する「フラグメント デザイン(FRAGMENT DESIGN)」、「アンダーカバー(UNDERCOVER)」、「ネイバーフッド(NEIGHBORHOOD)」、ロンドンの帽子デザイナー「スティーブン ジョーンズ(STEPHEN JONES)」とのコラボレーションが実現。それぞれのブランドの世界観で再解釈された“ネコ”モチーフの限定アイテムが登場する。

さらに、「ミルク」「ミルクボーイ」からは、ネコ耳付きの“メッシュパーカー”や“ベスト”、“バブーシュカ”、“リング”など、遊び心あふれるアクセサリー類もラインアップ。ユニセックスで着用できるTシャツも複数型展開される予定だ。加えて、「ミルクボーイ」のアーカイブTシャツが同ショップ限定で復刻される。

■The Little Cat Shop by MILK Inc.
会期:6月14〜6月23日
時間:11:00〜20:00
会場:ラフォーレ原宿 1F エントランススペース
住所:東京都渋谷区神宮前1-11-6

ルック

アイテム一覧

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「ドクターケイ」のブースター美容液刷新 ビタミンC誘導体約1.5倍配合の新処方を採用

ドクターズコスメ「ドクターケイ(DR.K)」は7月22日、ブースター美容液“コントロールエッセンス”をリニューアル発売する。名称を新たに、“Cコントロールリペアセラム”(30mL、9350円)として登場。処方を見直し、ビタミンC美容液として生まれ変わる。6月8日から、三越伊勢丹グループの「イセタン ミラー」および公式EC「イセタン ビューティ オンライン」で先行販売する。容量は10mL増量し、価格は1100円値上げする。

同アイテムは、洗顔後すぐに使用する先行美容液。今回のリニューアルでは、皮脂と炎症、老化による毛穴悩みに着目した。速効性の高いビタミンC誘導体を従来品の約1.5倍配合したカクテルビタミン処方を採用。皮脂を抑制しながら、毛穴の目立つ肌を引き締める。加えて、ナイアシンアミド由来のエイジングケア成分「NMN誘導体」、保湿成分のトリペプチドとグルタチオンを新配合。肌のターンオーバーを促進し、シミやシワ、たるみを改善しながらハリ感を与え、透明感を引き上げる。

ほか、整肌成分のカフェインとグリシンに加え、抗炎症・抗酸化成分のカンゾウ根エキス、オリゴノールなどの植物由来成分12種を配合。肌荒れを防ぎ、滑らかな肌に整える。容器は遮光性の高いガラスポンプに変更し、使いやすさと品質保持を向上した。パラベンやアルコール、シリコーン不使用の7つのフリー処方。

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「ヨル」がスキンケアを発売 ヘア・ボディー・スキンの3軸で“夜間美容”を包括提案

I-neが展開するナイトケアビューティブランド「ヨル(YOLU)」は、新たにスキンケアライン“ヨル スキン”を立ち上げる。“モイスト”と“クリア”の2シリーズからそれぞれセラム(2種、各45mL、各2200円)とクリーム(2種、各45g、各2200円)の全4品をラインアップ。7月2日から公式オンラインサイト、各種ECサイトで順次先行で取り扱いを始め、17日から全国のバラエティーストアと一部のドン・キホーテ、8月1日から全国のドラッグストアで発売する。

「ヨル」は、“夜間美容”に着目して2021年に誕生したブランド。ヘアケア製品を皮切りに、24年にはボディーソープやバスタブレットをラインアップに加え、髪や体をケアするナイトケア製品を展開してきた。小川洋子ブランドマネジャーは、「夜の時間を全身の美容タイムへと変えていきたい」とし、今回スキンケア領域への参入を決めた。

睡眠ホルモン“メラトニン”に
着目したナイトケア処方

スキンケア開発の出発点となったのは、「肌悩みの背景にメラトニンが関係しているのではないか」という仮説だった。メラトニンは睡眠ホルモンとして広く知られるが、近年の研究では、細胞の修復、抗酸化、老化防止などへの影響が明らかになっている。一方で、睡眠不足、ブルーライト、ストレスなどによる過酷な現代人の生活環境が、夜の肌状態やメラトニンの分泌に悪影響を及ぼす可能性も指摘されている。

“ヨル スキン”はこうした背景を踏まえ、“ラハンデュラハイブリダエキス”、“ウワバミソウ発酵成分”、“クチナシ果実エキス”を組み合わせた独自処方“オーバーナイトコンプレックス”を配合。乾燥、バリア機能の低下、ハリ不足といった多角的な肌悩みにアプローチする。

さらに、有用成分の浸透タイミングを制御する2種の“ナイトリペアカプセル”を導入。セラムには速効型、セラムとクリーム共通で持続型を配合し、限られた睡眠時間で効率よく成分を届けられるよう設計している。

“モイスト”シリーズは低分子で浸透性が高い蓮由来のPDRNを配合し、乾燥やハリの低下が気になる肌をケア。“クリア”シリーズにはアゼライン酸誘導体を採用し、瑞々しい潤いを肌に届ける。

香りは、“モイスト”がネロリ&ミュゲ、“クリア”がベルガモット&ホワイトティー。いずれも香りと睡眠の研究から開発された“スマートスリープ香料”を使用しており、スキンケアとしての採用は日本初(同社調べ)となる。

ファブレス企業ならではの
R&D戦略を推進

I-neは製造を外部委託するファブレス体制を採る企業で、企画・開発・販売に注力してきた。24年に研究開発組織「価値創造研究所」を設立し、R&Dの強化を図っている。

同研究所の竹内啓貴所長は「R&Dとマーケティングの連携には、業界全体、日本全体で課題があると感じている。ファブレスであるI-neだからこそこの課題解決に取り組めると信じ、技術と市場をつなぐ取り組みに挑みたい」と意欲を燃やす。

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アッシュ・ペー・フランスの社長にプラダ日本法人出身の富高健一郎氏

アッシュ・ペー・フランス(以下、HPF)の社長が6月1日、交代した。富高健一郎新社長は早稲田大学卒業後、プラダジャパンに在籍。25年間にわたり、財務中心に管理部門で活躍したラグジュアリービジネスのプロだ。

欧米ファッションブランドのセレクトショップなどを運営するHPFは今年創業40周年。冨岡社長は、「“美意識の記憶から、新しい世界をつくる”という新しいコンセプトを掲げ、変化の時代にふさわしい企業として新しい価値を提供したい」と述べている。

佐々木貞夫前社長は、引き続きHPFの取締役を務め、親会社である企業再生企業のBrighten Japanのグループ会社であるBrighten Fashionの社長に就任した

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「アシックス」が「東京2025世界陸上」の公式ウエアを披露 織田裕二&小池都知事も登壇

9月13日に開幕する「東京2025世界陸上」まで100日を迎えた6月5日、イベント「東京2025世界陸上 100 Days To Go!」が開催され、「アシックス(ASICS)」による陸上競技日本代表チームのオフィシャルウエアなどが発表された。

「カラー&グラフィック(COLOR & GRAPHIC)」と「ライトウエイト(LIGHT WEIGHT)」「ブリーザビリティ(BREATHABILITY)」の3つをテーマに作られたオフィシャルウエアは、「アシックス」のアイコニックな“サンライズレッド”を基調に、東京の朝焼けを思わせる淡いブルーを組み合わせた“モーニンググロー”というグラデーションカラーを採用。デザインには、日本の伝統芸能から着想を得たグラフィックをあしらい、日本らしさを表現している。ユニホームや移動用などのウエアを含め、全38アイテムをラインアップする。

機能面では、選手から特に要望の高いという軽量性と通気性を追求し、独自で開発する最新技術を採用。ペットボトル由来のリサイクルポリエステルを100%使用した軽量素材を使い、縫製箇所を少なくすることで、短距離走用のトップスは前回大会の約51グラムから約46グラムに軽量化された。競技中の発汗や給水で濡れても、重さを感じにくく、快適な着用感を保つ。またアシックススポーツ工学研究所による、湿度を効果的に下げる独自の機能構造「アクティブリーズ(ACTIBREEZE)」を搭載し、不快な蒸れを軽減。アームホールも広くカットすることで、腕周りをよりスムースでストレスフリーに動かせるよう設計した。

陸上競技用のシューズは、トップアスリート向けランニングシューズ“メタスピード(METASPEED)”シリーズを、同大会向けにリデザイン。エネルギッシュなレッドを基調に、青みがかった鮮やかな“江戸紫”をアクセントカラーとして加えた。短距離および中距離(800〜1500m)用には、より少ないエネルギーでストライド(1歩あたりの歩幅)を伸ばすことを追求したスパイク型を採用。マラソン用には、最軽量で反発性に優れたミッドソールの新素材“FF LEAP”を下層部に用いた“メタスピードスカイトーキョー(METASPEED SKY TOKYO)”、同素材を上層部に用いた“メタスピードエッジトーキョー(METASPEED EDGE TOKYO)”の2種類を用意した。

イベントでは、ウエアとシューズを着用した選手たちも登場。マラソン用メッシュ素材のウエアを着た男子マラソンの小山直城選手は、「風通しが良く、着ているだけで心地よさを感じる。走っている間も汗の重さを気にせず、風を涼しく受けながら快適に走れそう」とコメント。吉田祐也選手も「個人的に好きなオレンジで、モチベーションが上がる。暑さ対策がしっかりされたウエアで、上位を狙いたい」と意気込みを語った。

女子マラソンの小林香菜選手は、「最新技術を細部まで感じられる。躍動感あるデザインのように、大会でも私自身が躍動感ある走りを見せたい」と話した。大会初日の朝に行われる女子35km競歩に出場予定の梅野倖子選手は、日本勢初のメダルを狙う。「今回のユニホームは背中が大きくカットアウトされていて、とても動きやすい。競技中に身体に水をかけることもあるが、重さを感じにくく、より前に進みやすいと期待している」と語った。

さらに、イベントでは大会のメダルとメダルケースが公開された。金、銀、銅のメダルには、大会ロゴと東京の都市コードである“TYO”を、競技場のトラックを表す8本のラインでデザイン。メダルケースには、多摩産のスギやヒノキ、ケヤキ、サクラを使用し、自然の色合いを活かした8本のストライプをあしらった木製ケースになっている。

登壇した東京都の小池百合子知事は「東京らしさ、そして日本らしさが詰まったデザイン。世界最高峰の戦いが東京で繰り広げられることにとてもワクワクしているし、このメダルを選手が首にかける場面が今から楽しみ」と語った。東京大会のスペシャルアンバサダーを務める俳優の織田裕二は、「1競技わずか3人が手にできるメダル。あらためて、その重みを実感している。選手の皆さんには、ぜひ実力を出し切ってほしい。そして、34年ぶりの東京開催を、より多くの方に国立競技場で体感してもらえたら」とエールを送った。

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「アシックス」が「東京2025世界陸上」の公式ウエアを披露 織田裕二&小池都知事も登壇

9月13日に開幕する「東京2025世界陸上」まで100日を迎えた6月5日、イベント「東京2025世界陸上 100 Days To Go!」が開催され、「アシックス(ASICS)」による陸上競技日本代表チームのオフィシャルウエアなどが発表された。

「カラー&グラフィック(COLOR & GRAPHIC)」と「ライトウエイト(LIGHT WEIGHT)」「ブリーザビリティ(BREATHABILITY)」の3つをテーマに作られたオフィシャルウエアは、「アシックス」のアイコニックな“サンライズレッド”を基調に、東京の朝焼けを思わせる淡いブルーを組み合わせた“モーニンググロー”というグラデーションカラーを採用。デザインには、日本の伝統芸能から着想を得たグラフィックをあしらい、日本らしさを表現している。ユニホームや移動用などのウエアを含め、全38アイテムをラインアップする。

機能面では、選手から特に要望の高いという軽量性と通気性を追求し、独自で開発する最新技術を採用。ペットボトル由来のリサイクルポリエステルを100%使用した軽量素材を使い、縫製箇所を少なくすることで、短距離走用のトップスは前回大会の約51グラムから約46グラムに軽量化された。競技中の発汗や給水で濡れても、重さを感じにくく、快適な着用感を保つ。またアシックススポーツ工学研究所による、湿度を効果的に下げる独自の機能構造「アクティブリーズ(ACTIBREEZE)」を搭載し、不快な蒸れを軽減。アームホールも広くカットすることで、腕周りをよりスムースでストレスフリーに動かせるよう設計した。

陸上競技用のシューズは、トップアスリート向けランニングシューズ“メタスピード(METASPEED)”シリーズを、同大会向けにリデザイン。エネルギッシュなレッドを基調に、青みがかった鮮やかな“江戸紫”をアクセントカラーとして加えた。短距離および中距離(800〜1500m)用には、より少ないエネルギーでストライド(1歩あたりの歩幅)を伸ばすことを追求したスパイク型を採用。マラソン用には、最軽量で反発性に優れたミッドソールの新素材“FF LEAP”を下層部に用いた“メタスピードスカイトーキョー(METASPEED SKY TOKYO)”、同素材を上層部に用いた“メタスピードエッジトーキョー(METASPEED EDGE TOKYO)”の2種類を用意した。

イベントでは、ウエアとシューズを着用した選手たちも登場。マラソン用メッシュ素材のウエアを着た男子マラソンの小山直城選手は、「風通しが良く、着ているだけで心地よさを感じる。走っている間も汗の重さを気にせず、風を涼しく受けながら快適に走れそう」とコメント。吉田祐也選手も「個人的に好きなオレンジで、モチベーションが上がる。暑さ対策がしっかりされたウエアで、上位を狙いたい」と意気込みを語った。

女子マラソンの小林香菜選手は、「最新技術を細部まで感じられる。躍動感あるデザインのように、大会でも私自身が躍動感ある走りを見せたい」と話した。大会初日の朝に行われる女子35km競歩に出場予定の梅野倖子選手は、日本勢初のメダルを狙う。「今回のユニホームは背中が大きくカットアウトされていて、とても動きやすい。競技中に身体に水をかけることもあるが、重さを感じにくく、より前に進みやすいと期待している」と語った。

さらに、イベントでは大会のメダルとメダルケースが公開された。金、銀、銅のメダルには、大会ロゴと東京の都市コードである“TYO”を、競技場のトラックを表す8本のラインでデザイン。メダルケースには、多摩産のスギやヒノキ、ケヤキ、サクラを使用し、自然の色合いを活かした8本のストライプをあしらった木製ケースになっている。

登壇した東京都の小池百合子知事は「東京らしさ、そして日本らしさが詰まったデザイン。世界最高峰の戦いが東京で繰り広げられることにとてもワクワクしているし、このメダルを選手が首にかける場面が今から楽しみ」と語った。東京大会のスペシャルアンバサダーを務める俳優の織田裕二は、「1競技わずか3人が手にできるメダル。あらためて、その重みを実感している。選手の皆さんには、ぜひ実力を出し切ってほしい。そして、34年ぶりの東京開催を、より多くの方に国立競技場で体感してもらえたら」とエールを送った。

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伊藤忠とyutoriタッグ第2弾、韓国「SATUR」販売

yutoriは6月6日、伊藤忠商事と、韓国ブランド「セター(SATUR)」ブランドの販売特約店契約を締結したと発表した。yutoriは自社開発のブランドだけでなく、韓国を中心としたインポートブランドの販売も強化しており、伊藤忠とはすでに同じく韓国で人気の「「マリテ + フランソワ ジルボー(MARITHÉ + FRANCOIS GIRBAUD)」でタッグを組んでいる。

伊藤忠は「セター」を展開する韓国のレシピ(RECIPE)社から独占輸入販売権を得ており、yutoriは伊藤忠から販売特約店の指定を受ける。

yutoriは2025年春夏物の販売のためジェイアール名古屋タカシマヤで期間限定店をオープンするほか、25年下期には東京に直営店のオープンを予定している。

なおyutoriは今回の契約締結を13時に発表したものの、株価の急落を止められていない。6月5日の終値は前日比10.9%減の3230円と大幅安だった。

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「メゾン マルジェラ」の“レプリカ”から新オードパルファン2種 “運命の肌の香り”を表現

「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」は8月7日、フレグランスライン“レプリカ”から新しい香りのオードパルファン2種を発売する。加えて、シダーウッドの香り“ソウル オブ ザ フォレスト”から新サイズが登場。7月17日から「ゾゾコスメ」で先行販売する。

“レプリカ”のオードパルファンは、幻想を香りで具現化するフレグランスコレクション。今回新たに、運命の肌の香り“アイディアル ワン”と、聖なる煙の香り“セレスティアル ウィスパー”の2種をそろえた。“アイディアル ワン”はガイアックウッドにムスク、バニラをブレンドした香ばしくクリーミーな温かい香り。“セレスティアル ウィスパー”は、インセンスにアルデヒドを掛け合わせ、スモーキーでスパイシーかつ爽やかな香りに仕上げた。2アイテムとも100mLサイズのみの展開で、価格は3万2890円。

さらに、幻の古代樹の香り“ソウル オブ ザ フォレスト”に30mLサイズが仲間入りする。ドライな香りのシダーウッドエッセンスに、ウッディニュアンスのパチョリエッセンスを組み合わせた。価格は1万6940円で、オードパルファンでは同アイテムのみ既存の100mL(3万2890円)と2サイズ展開となる。

“レプリカ”のオードパルファンは、2016年に誕生したフレグランスコレクション。24年に再編集し、“ソウル オブ ザ フォレスト”“フライング”“ダンシング オン ザ ムーン”の香り3種を展開。黒を基調とした世界観で夢や空想の世界を表現する。今回2種が仲間入りし、同コレクションは全5種に拡充。今後も新しい香りを順次展開する。

なお、7月17日から既存3種(各100mL)を1210円値上げする。原材料などの費用高騰を受け、新2種と同じく3万2890円に価格を変更する。

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「セラピアン」が松坂屋名古屋店でイベント開催中 職人のデモンストレーションも

イタリアのレザーブランド「セラピアン(SERAPIAN)」は6月4日から24日まで、松坂屋名古屋店本館1階のイベントスペースで、デザイナーのベサン・ローラ・ウッド(Bethan Laura Wood)によるインスタレーションを活用したポップアップストアを開催している。

ポップアップストアでは、2025年春夏コレクション、千總とのコラボレーション、そして銀座店のオープン1周年記念限定バッグを販売する。各コレクションは、ウッドがデザインしたディスプレイに並べた。ディスプレイにはミラノの建築物を思わせる色合いであり、「セラピアン」のアイデンティティを象徴するマリア テレジア イエローを採用した。

6月14、15日にはイタリア人の職人が、ブランドのシグネチャーである「モザイコ編み」のデモンストレーションを実施する。

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「バーバリー」がオアシスのリアム・ギャラガーやStray Kidsのスンミンらを起用した新キャンペーンを公開 

「バーバリー(BURBERRY)」が、フェスティバルシーズンを祝う新キャンペーンを発表した。英国の音楽カルチャーを称えるこのキャンペーンでは、リアム・ギャラガー、ゴールディ、ロイル・カーナー、チー・カルティエ、ストレイキッズ(Stray Kids)のスンミンなど、ジャンルを超えたアーティストたちが出演。ライブの熱量と英国フェスの空気感を詰め込んだフィルムとポートレートで構成される。

本キャンペーンのクリエイティブは、「バーバリー」のチーフ・クリエイティブ・オフィサーであるダニエル・リーが手がけた。「このキャンペーンは、コラージュのようなもの。オフステージの素顔と自己表現が交差する瞬間を切り取りました」と語っている。映像ディレクションはキム・ゲーリッグ、ポートレート撮影はドリュー・ヴィッカーズが担当した。

出演者にはそのほか、カーラ・デルヴィーニュ、アレクサ・チャン、ジョン・グレイシャー、レノン・ギャラガー、モリー・ムーリッシュ=ギャラガー、ジーン・ギャラガーといった英国カルチャーの象徴的存在が並ぶ。

リアムは、「バーバリー」の2018年春夏コレクションでクリストファー・ベイリーが手がけた私物のパーカを着用。本アイテムは、7月から世界中の店舗およびオンラインで、数量限定で復刻販売される予定だ。

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西武池袋本店、大規模リニューアル第1弾は化粧品 7月9日オープン

そごう・西武は6日、大規模改装中の西武池袋本店のリニューアルオープン第1弾として化粧品売り場を7月9日に開くと発表した。当初は25年夏のグランドオープンを予定していたが、工事が大幅に遅れていた。今後は9月以降に地下1・2階の食品(菓子、惣菜、ギフト)、11月以降に2・4・6階のインターナショナルブティック(特選)および5階ジュエリー&ウォッチ、26年1月以降に地下2階の食品(生鮮、酒)、1階インターナショナルブティック、7・8階ファッション&グッズ、ライフスタイル、イベントホール、アートギャラリーの開店を予定する。

化粧品売り場はメーンの3階と12月開店予定の1階フレグランスを合わせて1970平方メートル。改装前に比べて4割拡大し、日本最大級となる。新規導入の16ブランドを含めて取り扱いブランドは57ブランドになる。

メーンの3階(1700平方メートル)は「ブティック&ラグジュアリー」「スキンケア」「メイクアップ」「ライフスタイル」の4ゾーンで構成し、“美のテーマパーク”を志向する。各ブランドにそれぞれ個性が際立つ最新カウンターを導入し、美容のスペシャリストが常駐する。

「エスティ ローダー」「クレ・ド・ポー ボーテ」「ゲラン」「ディオール ビューティー」「ヘレナ ルビンスタイン」「ラ・メール」の6ブランドは、それぞれ専用キャビンを併設し、専門スタッフが客の悩みに合わせたパーソナルな手入れをアドバイスする。またブランドを問わずに利用できる50平方メートルの専用ルームも設ける。イベントスペース「NEWS」(63平方メートル)はラグジュアリーブランドがポップアップを定期的に開く。

1階のフレグランス売り場(270平方メートル)は「アクア ディ パルマ」「ゲラン」「ジョー マローン ロンドン」「ディオール オートパフューマリー」など10ブランドがブティック形式の店舗を構える。

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大丸東京店の「明日見世」、2つの新プラン始動でさらなる進化 増床で客数4倍の好調

大丸東京店9階の「明日見世(あすみせ)」は、新進気鋭のブランドをキュレーション展示する複合型体験ストアだ。昨年9月の移設・増床から半年が経過し、好調な滑り出しを見せている。ブランドの「認知」「購入」のきっかけだけでなく「ストーリーの深掘り」と「共感」を生み出し、来店客・出品者双方の満足につながっている。秋には、百貨店ならではのサービスに着眼した2つの新プランをスタート。ブランドの成長を多角的にバックアップする。

客数・滞在時間が大きく伸長
出品ブランドの9割が「満足」

2021年10月に発足した「明日見世」は、当初4階婦人服フロアの一角で、ショールーム機能に特化してスタートした。ファッションやビューティ、雑貨などジャンルレスにブランドを編集・展示し、店頭に立つ大丸松坂屋の「アンバサダー」が魅力をプレゼン。出品ブランドの負担は基本的に出品料のみで、常設展開やポップアップストアよりも低コストで出品が可能だ。そのため資金や人材に限りがある小規模なブランドにとっては、百貨店に出品できる貴重な選択肢として重宝されてきた。移転後は面積を4倍に拡げる一方、展開ブランド数はほぼ据え置きとすることで、動線にゆとりを持たせ、ブランドブースに十分なスペースを確保。ほとんどの商品が店頭購入も可能となり、体験とユーザビリティーの両面を強化した。

一般に百貨店は上層階ほど集客が難しくなるが、「明日見世」は移設後の客数が移設前から3 〜 4倍と、そのセオリーを覆す結果に。ポップアップカフェの併設などが集客に大きく寄与する。また、かつて売り場があった4階婦人服フロアは、オフィスワーカーの女性などが主な客層だったが、9階は「時間に余裕があり」「目的意識を持って訪れる」客が中心となり、滞在時間も伸長。成果は出品者アンケートに表れる。移設後の満足度評価は「89%」。出品料は移設前の2倍だが、費用を上回る満足が実感されている。売り場収益目標として掲げた「半期で移設前の2.5倍」という数値も達成した。

来店客との対話の気づきが
新商品開発のアイデアにも

店頭に立つアンバサダーは、実際に商品を試用し、ブランドの背景や開発者の思いにまで深く理解する。こうしたアンバサダーと来店客との密度の高いコミュニケーションは、ブランド側にも学びや気づきをもたらす。第一工業製薬が手がける消臭雑貨ブランド「NIOCAN」は、店頭での接客中に得たアンバサダーからのフィードバックをもとに、新しい容量展開が実現した。来店客からは「玄関や外出先で使いたい」「ギフトに適したサイズが欲しい」といった声が多く寄せられた。当初展開していたのは500mLの通常サイズのみだったが、100mLサイズを新たに開発して定番化。売り場での“対話”がリアルなニーズを捉える貴重なヒントとなった好例だ。

館内送客や会員180万人への訴求
百貨店の強みを活用する新プラン

「認知」「購入」「ブランド価値訴求」。これらを一つの売り場でかなえる「明日見世」ならではの課題解決力を、さらに高める新プランがこの秋スタートする。一つ目の「コネクト」プランは、百貨店の優良顧客層に向けて、よりダイレクトにアプローチできるプラン。大丸松坂屋百貨店の公式アプリを通じて、約180万人の会員から想定ターゲットに近い顧客をセグメントし、サンプリングやアンケートを実施。新規顧客の獲得から、収集したデータを次のマーケティング戦略に活かすサポートまで行う。二つ目の「ブランディング」プランでは、店頭での訴求力を高める仕掛けに加え、館内各所からの動線設計、百貨店が運営するオウンドメディアでのコンテンツ配信を組み合わせる。リアル・デジタル横断の多面的な露出によって、新商品のプロモーションからブランドの価値訴求まで、広がりのある情報発信を実現する。

百貨店の新たな可能性と価値を創造
ブランドが力強く羽ばたける場所へ

移設から半年、ようやく「明日見世」として思い描いていた環境・機能が整ってきました。ショールーミングだけではなく、商品を買える仕組み、カフェやインスタレーションなどの体験要素を取り入れ、お客さまにとっても、ブランドにとっても価値のある場所になってきたと感じています。

「NIOCAN」のように、顧客の声をもとに新商品のサイズ展開を決めるといった、気づきを得られる事例もあります。接客レポートでも、5分以上の接客が7割を超えるブランドも出てきています。

フィードバックの濃さ、顧客との対話、ストーリーテリング。こういった「明日見世」の価値を実感いただけるブランドを、これからもっと増やしていきたいと思っています。秋にスタートする「コネクト」「ブランディング」プランは、そうした出品者のニーズにより私たちらしくお応えし、ブランドの成長を力強く支援するために生まれました。百貨店の優良顧客にセグメント配信やサンプリングができる仕組み、VMDや館内誘導、オウンドメディアなど、百貨店ならではのリソースを活用し、バックアップしていきます。

百貨店はブランド様にとっても敷居が高いと思われがちですが、「明日見世」はいわば本格展開に向けた予行演習の場。ここで芽を出したブランドが将来的に百貨店のポップアップストア、常設売り場に出て、世界へと羽ばたいていく。そんな志を持ったブランドとぜひ一緒にお取り組みをしたいですし、百貨店の新たな役割、可能性を見せる場にできたら嬉しいですね。

問い合わせ先
大丸東京店「明日見世」
050-1782-8547

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ビームスがオケージョンウエアの新提案に挑戦 ドレスニーズの多様化に着目

ビームスはこのほど、2020年4月に始動した、オケージョンスタイルの提案プロジェクト「ビームス サロン(BEAMS SALON)」をリブランディングした。これまで結婚式用のコーディネートを中心に発信してきたが、今後は20〜30代の女性に向けて日常的にも楽しめる多様なドレススタイルの提案に挑戦する。

「ビームス サロン」では、同社のウィメンズレーベルの中でも存在感が希薄になりがちだったオケージョンウエアにフォーカスし、それらを再編集しながら結婚式向けのトータルコーディネートを公式サイト上で紹介してきた。担当者によると、「特にターゲット世代では、コロナ禍以降に結婚式の形式が多様化しているほか、“推し活"の一環としてのホテルステイや誕生日パーティー、旅行、自分へのご褒美など、ドレスアップニーズが広がっている」ことから、今回のリブランディングに至ったという。

今後は、今回新設したInstagramアカウントを通じて、さまざまなシーンに対応するオケージョンウエアのコーディネートや、ドレスのデイリーな着回し術を積極的に提案していく。また、日常でも取り入れやすいデザイン性と機能性を兼ね備えたオリジナル商品の企画にも着手した。第1弾では、Tシャツとのレイヤードも可能なスリップドレス(2万8600円)や、着回しのしやすさを考慮したベルスリーブのサテントップス(1万6500円)とスカート(1万8700円)のセットアップ、トレンド感のあるバルーンシルエットのパフスリーブミニワンピース(1万9800円)などを用意した。

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ビームスがオケージョンウエアの新提案に挑戦 ドレスニーズの多様化に着目

ビームスはこのほど、2020年4月に始動した、オケージョンスタイルの提案プロジェクト「ビームス サロン(BEAMS SALON)」をリブランディングした。これまで結婚式用のコーディネートを中心に発信してきたが、今後は20〜30代の女性に向けて日常的にも楽しめる多様なドレススタイルの提案に挑戦する。

「ビームス サロン」では、同社のウィメンズレーベルの中でも存在感が希薄になりがちだったオケージョンウエアにフォーカスし、それらを再編集しながら結婚式向けのトータルコーディネートを公式サイト上で紹介してきた。担当者によると、「特にターゲット世代では、コロナ禍以降に結婚式の形式が多様化しているほか、“推し活"の一環としてのホテルステイや誕生日パーティー、旅行、自分へのご褒美など、ドレスアップニーズが広がっている」ことから、今回のリブランディングに至ったという。

今後は、今回新設したInstagramアカウントを通じて、さまざまなシーンに対応するオケージョンウエアのコーディネートや、ドレスのデイリーな着回し術を積極的に提案していく。また、日常でも取り入れやすいデザイン性と機能性を兼ね備えたオリジナル商品の企画にも着手した。第1弾では、Tシャツとのレイヤードも可能なスリップドレス(2万8600円)や、着回しのしやすさを考慮したベルスリーブのサテントップス(1万6500円)とスカート(1万8700円)のセットアップ、トレンド感のあるバルーンシルエットのパフスリーブミニワンピース(1万9800円)などを用意した。

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ドクターズナチュラルレシピから腸活ができる美容スーププロテイン「ボタニカルライフスーププロテイン(スイートコーン味)」が登場

アンファーが展開するナチュラルフードブランド「ドクターズ ナチュラル レシピ(DR.S NATURAL RECIPE)」は、腸活(腸に存在する善玉菌や善玉菌のエサとなる食物繊維を補給する食生活)ができる美容スーププロテイン“ボタニカルライフスーププロテイン(スイートコーン味)”(350g、3780円)を数量限定で発売した。

“ボタニカルライフプロテイン”シリーズは、植物の力と乳酸菌で“女性の美しさ”を作る100%植物性(配合しているたんぱく原料において)のプロテイン。食材へのこだわりを持つ女性からも「腹持ちがよく、味も飲みやすくて美味しい」「飽きないので続けられる」といった声が上がっている。

“ボタニカルライフスーププロテイン(スイートコーン味)”は、17種類の乳酸菌と5種類のビフィズス菌配合で腸活をサポート。美容にうれしい栄養素を1食分とることができる。アイスでもさっぱりと飲みやすく、暑さが厳しい日や食欲が落ちがちな時期にも、手軽に栄養を取り入れやすいように工夫されている。

また、同社が展開する「オムテック(HOMTECH)」は、夫婦の妊活のトータルケアを目指したシリーズ“オムテック はぐくむシリーズ”から、“オムテック はぐくむ麦茶”(25回分、2300円)と“同 はぐくむ白雑穀”(30g×10袋、2300円)の2製品を発売。

同ブランドでは、男女ともに“妊活”をより身近なものとして考えてもらえるよう、妊活中から産後まで摂取できる麦茶と雑穀に着目して2製品を開発。妊活中に必要な葉酸や亜鉛はもちろん、“はぐくむ麦茶”には安らぎサポート成分であるはぴねす乳酸菌、“はぐくむ白雑穀”にはたんぱく質が豊富な6種の雑穀をそれぞれ配合し、妊活中の心と体をケアする。

なお製品の発売を記念して5月、東京・銀座のレストラン「熊」で、これら3製品を使用した料理の試食会を開催。“ボタニカルライフスーププロテイン(スイートコーン味)”のスープ、“オムテック はぐくむ白雑穀”を使ったカレーライス、“同 はぐくむ麦茶”などが振る舞われた。

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ドクターズナチュラルレシピから腸活ができる美容スーププロテイン「ボタニカルライフスーププロテイン(スイートコーン味)」が登場

アンファーが展開するナチュラルフードブランド「ドクターズ ナチュラル レシピ(DR.S NATURAL RECIPE)」は、腸活(腸に存在する善玉菌や善玉菌のエサとなる食物繊維を補給する食生活)ができる美容スーププロテイン“ボタニカルライフスーププロテイン(スイートコーン味)”(350g、3780円)を数量限定で発売した。

“ボタニカルライフプロテイン”シリーズは、植物の力と乳酸菌で“女性の美しさ”を作る100%植物性(配合しているたんぱく原料において)のプロテイン。食材へのこだわりを持つ女性からも「腹持ちがよく、味も飲みやすくて美味しい」「飽きないので続けられる」といった声が上がっている。

“ボタニカルライフスーププロテイン(スイートコーン味)”は、17種類の乳酸菌と5種類のビフィズス菌配合で腸活をサポート。美容にうれしい栄養素を1食分とることができる。アイスでもさっぱりと飲みやすく、暑さが厳しい日や食欲が落ちがちな時期にも、手軽に栄養を取り入れやすいように工夫されている。

また、同社が展開する「オムテック(HOMTECH)」は、夫婦の妊活のトータルケアを目指したシリーズ“オムテック はぐくむシリーズ”から、“オムテック はぐくむ麦茶”(25回分、2300円)と“同 はぐくむ白雑穀”(30g×10袋、2300円)の2製品を発売。

同ブランドでは、男女ともに“妊活”をより身近なものとして考えてもらえるよう、妊活中から産後まで摂取できる麦茶と雑穀に着目して2製品を開発。妊活中に必要な葉酸や亜鉛はもちろん、“はぐくむ麦茶”には安らぎサポート成分であるはぴねす乳酸菌、“はぐくむ白雑穀”にはたんぱく質が豊富な6種の雑穀をそれぞれ配合し、妊活中の心と体をケアする。

なお製品の発売を記念して5月、東京・銀座のレストラン「熊」で、これら3製品を使用した料理の試食会を開催。“ボタニカルライフスーププロテイン(スイートコーン味)”のスープ、“オムテック はぐくむ白雑穀”を使ったカレーライス、“同 はぐくむ麦茶”などが振る舞われた。

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プレミアム・アウトレット、日本上陸25周年を祝うイベント

三菱地所・サイモンは5日、「プレミアム・アウトレット」の日本上陸25周年を祝うイベントを東京・丸の内で開いた。同社の山岸正紀社長とともに、ゲストとしてなかやまきんに君、Nikiが登壇。アウトレットの思い出話に花を咲かせ、くす玉を割るセレモニーで25周年を祝福した。プレミアム・アウトレットは6日から記念キャンペーンを実施し、抽選でアメリカ旅行や韓国旅行をプレゼントする。

米国発祥のプレミアム・アウトレットは2000年7月に静岡県御殿場市に日本初の施設を作った。現在ではりんくう(大阪府)、佐野(栃木県)、神戸三田(兵庫県)など全国で10施設を運営する。三菱地所・サイモンのプレミアム・アウトレット10施設の売上高合計は4345億円(25年3月期)で、アウトレットモール運営で国内最大手となる。

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プレミアム・アウトレット、日本上陸25周年を祝うイベント

三菱地所・サイモンは5日、「プレミアム・アウトレット」の日本上陸25周年を祝うイベントを東京・丸の内で開いた。同社の山岸正紀社長とともに、ゲストとしてなかやまきんに君、Nikiが登壇。アウトレットの思い出話に花を咲かせ、くす玉を割るセレモニーで25周年を祝福した。プレミアム・アウトレットは6日から記念キャンペーンを実施し、抽選でアメリカ旅行や韓国旅行をプレゼントする。

米国発祥のプレミアム・アウトレットは2000年7月に静岡県御殿場市に日本初の施設を作った。現在ではりんくう(大阪府)、佐野(栃木県)、神戸三田(兵庫県)など全国で10施設を運営する。三菱地所・サイモンのプレミアム・アウトレット10施設の売上高合計は4345億円(25年3月期)で、アウトレットモール運営で国内最大手となる。

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「ワイズ」と「テーラー東洋」2度目のコラボ “スカシャツ”新作を発売 

ヨウジヤマモトの「ワイズ(Y'S)」は「テーラー東洋」と2度目のコラボレーションシャツ “ワイズ スカシャツ(Y's SUKASHIRT)”の新作を6月6日に発売する。価格は8万8000円 で、サイズ展開はM〜XXL。全国の「ワイズ」直営店、及び公式オンラインブティックで販売する。「ワイズ」店舗と公式オンラインストアでは現在先行予約を受付中だ。

同コレクションは、「テーラー東洋」が所蔵するビンテージの中から「ワイズ」が選んだ柄で構成され、2023年秋冬シーズンに発表されたスカジャンの刺しゅうからドクロと蛇の迫力ある図案を採用し黒一色で表現している。背中には、ビンテージの“スカシャツ”に付いているようなアクションプリーツなどの特徴的な要素をのこし、丈は長めに作成。さらに、身体と服の間に空気が入る「ワイズ」らしい型に調整している。

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「ノンネイティブ」が「リグ フットウェア」に別注したトングサンダル“プワニ”が誕生

藤井隆行が手掛ける「ノンネイティブ(NONNATIVE)」は、リカバリーサンダルブランド「リグ フットウェア(RIG FOOTWEAR)」に別注したトングサンダル“プワニ(PWANI )”を6月14日に発売する。価格は2万680円で、ブラックとカーキの2カラーを用意。東京・中目黒にある「ノンネイティブ」の旗艦店とセレクトショップ「カバーコード(COVERCHORD)」の福岡店および公式オンラインストア、「リグ フットウェア」の公式オンラインストアなどで取り扱う。

「ノンネイティブ」と「リグ フットウェア」は、これまでも協業経験があり、今シーズンは完全別注モデルのトングサンダル“プワニ”を用意した。全体的にミニマルなデザインに仕上げられ、細めにデザインされたトングにはナチュラルスエードを採用し、中央部分にコードストッパー付きのドローコードを配したことで、ホールド感を自由に調整することができる。また、ブラックとカーキのカラー展開は、「ノンネイティブ」2025年春夏コレクションのテーマカラーにあわせたものだという。

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「プラダ ビューティ」が期間限定イベント“サマー ピクニック”を開催 アイスクリームの提供やフォトスポットを用意

「プラダ ビューティ(PRADA BEAUTY)」は6月20〜22日、ブランド初となる体験型イベントを東京・表参道の旗艦店で開催する。抽選予約制で、ブランド公式LINEから申し込みを受け付ける。応募の際、同ブランドのメンバーシッププログラムへの会員登録およびLINEIDの連携が必要だ。当選者には6月13日以降に通知する。

同イベントは、「サマー ピクニック」がテーマ。フォトスポットを設置するほか、アイスクリームトラックが期間限定で登場する。選べるフレーバー3種を用意し、旗艦店での製品購入を条件にイベント参加者以外も利用することができる。店内空間にはファッションに着想したヴィシーチェック柄をあしらい、ピクニックを楽しむ様子を連想させるような温かさを演出した。

ブランド人気アイテムに加え、6月20日から先行販売する初のヘアフレグランス“パラドックス ヘアミスト”を試すことができる。また、「プラダ」のファッションパターンを製品にプリントする旗艦店限定サービス「プラダ プリント ファクトリー」には、ヴィシーチェック柄の期間限定デザインをラインアップする。

■“プラダ ビューティ サマー ピクニック”
日程:6月20〜22日
時間:11:00~20:00
場所:「プラダ ビューティ トウキョウ(PRADA BEAUTY TOKYO)」
住所:東京都渋谷区神宮前5-12-1

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「プラダ ビューティ」が期間限定イベント“サマー ピクニック”を開催 アイスクリームの提供やフォトスポットを用意

「プラダ ビューティ(PRADA BEAUTY)」は6月20〜22日、ブランド初となる体験型イベントを東京・表参道の旗艦店で開催する。抽選予約制で、ブランド公式LINEから申し込みを受け付ける。応募の際、同ブランドのメンバーシッププログラムへの会員登録およびLINEIDの連携が必要だ。当選者には6月13日以降に通知する。

同イベントは、「サマー ピクニック」がテーマ。フォトスポットを設置するほか、アイスクリームトラックが期間限定で登場する。選べるフレーバー3種を用意し、旗艦店での製品購入を条件にイベント参加者以外も利用することができる。店内空間にはファッションに着想したヴィシーチェック柄をあしらい、ピクニックを楽しむ様子を連想させるような温かさを演出した。

ブランド人気アイテムに加え、6月20日から先行販売する初のヘアフレグランス“パラドックス ヘアミスト”を試すことができる。また、「プラダ」のファッションパターンを製品にプリントする旗艦店限定サービス「プラダ プリント ファクトリー」には、ヴィシーチェック柄の期間限定デザインをラインアップする。

■“プラダ ビューティ サマー ピクニック”
日程:6月20〜22日
時間:11:00~20:00
場所:「プラダ ビューティ トウキョウ(PRADA BEAUTY TOKYO)」
住所:東京都渋谷区神宮前5-12-1

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DHLが廃棄ユニフォームをバッグにアップサイクル 「サブジェクト」と協業

国際エクスプレスの大手、DHLジャパンは、ファッションブランド「サブジェクト(SUBJECT.)」と協業し、DHLの廃棄予定ユニフォームをアップサイクルバッグへと生まれ変わらせるプロジェクトを始動した。

このプロジェクトは、「SEEKER CREATIVE STUDIO」を主宰する坂尾正中デザイナーの発案によるもので、廃棄されるはずだったユニフォームに新たな命を吹き込む。第一弾コレクションは、6月10日からブランド公式ウェブサイトで販売。DHLの環境配慮型国際輸送サービス「DHL GoGreen Plus」を活用して世界中へ販売される。

本コレクションの製作には、兵庫県豊岡市のバッグ工房や岡山県倉敷市の熟練職人が参画。また、売上の一部はNPO法人「メイドインジャパンプロジェクト」へ寄付され、地域産業や伝統技術の継承にも寄与する。

DHLジャパンのトニー・カーン代表は、「私たちのユニフォームには、グローバル輸送の最前線で働くスタッフの誇りが刻まれている。それが新たな価値を持つ製品として蘇ることは非常に意義深い」と語る。「環境負荷を抑えつつ、日本のスモールビジネスを世界へ後押しできることを嬉しく思う」ともコメントしている。

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「オルビス」初のクレンジングオイルが初速好調 当初計画の3.5倍の売り上げ

「オルビス(ORBIS)」は、5月20日に発売した“ザ クレンジング オイル”が発売初月から好調な立ち上がりを見せている。全販売チャネル合計で当初計画を大きく上回り、中でも総合通販サイトや一部バラエティーショップ、化粧品専門店などの外部チャネルは、当初計画の3.5倍の売り上げを達成した。

好調の一因は、直営店などの直販チャネルで発売前からサンプル配布や店頭でのタッチアップを実施したこと。これらが寄与し、直販チャネルは当初比90%増と高い支持を得た。そのほか、多チャネル戦略も奏功。従来の直販に加え、外部チャネルでの販売を展開し認知と購入機会を拡大した。

XやYouTube などのSNSでは「毛穴悩みもケアできるのがうれしい」「コスパが良く、毎日のクレンジングが楽しみに」などの声が上がり、20〜50代以上と幅広い世代から支持を得ている。

“ザ クレンジング オイル”は、オイルカット主義を掲げてきた同社にとって創業38年目にして初のクレンジングオイル。グループ会社の化粧品の製造や開発、研究を担うポーラ化成工業と連携し、日本初(同社調べ)の超微粒子技術による“うるおい膜”で毛穴奥の汚れまで落とす技術を採用した。一般的なクレンジングは、メイク汚れが水で流しきれず一部残るケースが多いが、同製品は水の膜で汚れを跳ね返し肌に戻さない仕様が特長だ。

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石けんブランド「ミュー」が渋谷ミヤシタパークでポップアップを開催 会場限定の洗顔ソープが登場

スパークレールが展開するアートソープブランドの「ミュー(MUE)」は6月6〜19日、渋谷ミヤシタパーク内のセレクトショップ「エディトリアル(THE EDITORIAL)」にポップアップストアをオープンする。色と香りで個性を映す石けんの限定コレクション“パーソナリティ ソープ コレクション”(全16種、各1980円)を数量限定で取り扱う。

同コレクションは、性格診断に着想した16種の洗顔石けんをそろえる。それぞれのタイプが持つ空気感を色や精油のブレンドで再現。低温で長期熟成する「コールドプロセス製法」を採用し、アーモンド油やホホバ油が含むビタミンEや自然由来グリセリンをそのまま閉じ込めた。手の平サイズとしっとりした洗い上がりが特徴だ。

「ミュー」は、2023年に誕生。“心と身体のゆらぎを整え、今を感じ、ありのままの自分に還るひとときを提供する”をコンセプトに掲げ、アートソープやバスアイテムを展開。石けんのデザインや香りを通じて五感に働きかける。東京・中目黒のアトリエで一つ一つ手作りし、職人と使用者の信頼関係を築く体験型ワークショップも開催する。

■「ミュー」ポップアップ
日程:6月6〜19日
場所:渋谷ミヤシタパーク South 2F 「エディトリアル」
住所:東京都渋谷区神宮前6-20-10

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オンワードが“二季”&“シーズンレス”戦略を強化 気象・気温軸でMDを再構築

オンワード樫山は2025年春夏から、これまで取り組んできた“シーズンレス”商品を強化し、“二季”構成によるMD改革を本格的に進める。従来は5〜6月の夏、7〜8月の盛夏、9〜11月の秋、12〜1月の冬、2〜4月の春と5シーズンを基準していたが、変動する気温と気象のデータをもとに、4月からの“長く暑い夏・短い秋”と10月からの“遅く寒い冬・寒い春”の二季化に再構成。加えて、年間を通して着用できるシーズンレスアイテムの拡充を図る。

4月初旬〜6月の“前倒しの夏”は、体温調整可能な羽織りものやトップス、機能性のあるアイテム、サングラスや日傘といった雑貨を展開。7月以降の“猛暑の長い夏”では、トレンド性の高い新作を中心に品ぞろえを強化する。9月後半からの“暑い秋”には、夏らしいデザインを加えた秋素材や色の商品に加え、シーズンレス向けの商品を追加。その後、寒暖差のある11月末までは、単品で着回せるトップスやボトムスを強化し、軽量アウターの投入もスタートする。12月以降の冬物は、ニットを短期的にそろえながら、防寒アウターは従来よりも後ろ倒しで販売をしていく計画だ。

「23区」はサマーニットを拡充、「アンフィーロ」は東レと機能素材開発

また今月から、「暑さを、味方に。」と題した全社のシーズンレスプロモーションを実施。機能素材のアイテムなどを主力ブランドごとに打ち出していく。「ニジュウサンク(23区)」は、幅広く着回ししやすいアイテムとニュアンスカラーのバリエーションを拡充し、長い夏のスタイルのマンネリ化を回避するMDを強化。主力とするのは、昨年好評だったサマーニット。アイテムのバリエーションを増やし、前年比約3倍の数を投入する。程よい透け感と光沢感を両立させた“シャイニーシアーニット”は、カーディガンと合わせられるインナー、1枚でも着映えするプルオーバー、涼しげな印象のスカートなど、セットアップ対応も意識したラインアップを強化する。

「アンフィーロ(UNFILO)」は、東レと共同開発したオリジナル素材“ブリーズムーブ(BREEZEMOVE)”を用いたブラウス2型とワンピースを展開。高い通気性と吸水・速乾性を兼ね備えた東レの“ブリーズクール”糸を使用した素材で、風通しの良さを強みに、汗をかいても肌に密着することなく、快適性を維持する。実証実験では皮膚表面温度を約1度下げる効果も確認されていて、ブランドのデザイン力と兼備した“機能美”を発信していく。

「着心地まで、デザインする。」を新たな企業メッセージに

オンワードは今回のMD改革に合わせて、新たなプロダクトメッセージ「着心地まで、デザインする。」を掲げた。これは、同社が100年継承してきた商品開発の技術力やサステナブルの考えに、快適さを考えた機能的価値、SDGsにもつながる社会的価値を“着心地まで”という言葉に、ブランドの独自性を“デザインする”にそれぞれ込めている。今後、全ブランドにおける商品開発の指針としても、お客さまに向けたメッセージとして浸透させていく考えだ。

山﨑圭子マーケティンググループ執行役員は、「今夏は二季に分け、湿度が高く不快感の強い前半は機能性、本格的な暑さが予想される後半は、ファッション性の高いものを打ち出していく。われわれは素材やパターンの技術だけでなく、機能素材の開発力やトレンド力にも自信がある。他社との差別化を図り、相乗効果を狙っていきたい」と話した。

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オンワードが“二季”&“シーズンレス”戦略を強化 気象・気温軸でMDを再構築

オンワード樫山は2025年春夏から、これまで取り組んできた“シーズンレス”商品を強化し、“二季”構成によるMD改革を本格的に進める。従来は5〜6月の夏、7〜8月の盛夏、9〜11月の秋、12〜1月の冬、2〜4月の春と5シーズンを基準していたが、変動する気温と気象のデータをもとに、4月からの“長く暑い夏・短い秋”と10月からの“遅く寒い冬・寒い春”の二季化に再構成。加えて、年間を通して着用できるシーズンレスアイテムの拡充を図る。

4月初旬〜6月の“前倒しの夏”は、体温調整可能な羽織りものやトップス、機能性のあるアイテム、サングラスや日傘といった雑貨を展開。7月以降の“猛暑の長い夏”では、トレンド性の高い新作を中心に品ぞろえを強化する。9月後半からの“暑い秋”には、夏らしいデザインを加えた秋素材や色の商品に加え、シーズンレス向けの商品を追加。その後、寒暖差のある11月末までは、単品で着回せるトップスやボトムスを強化し、軽量アウターの投入もスタートする。12月以降の冬物は、ニットを短期的にそろえながら、防寒アウターは従来よりも後ろ倒しで販売をしていく計画だ。

「23区」はサマーニットを拡充、「アンフィーロ」は東レと機能素材開発

また今月から、「暑さを、味方に。」と題した全社のシーズンレスプロモーションを実施。機能素材のアイテムなどを主力ブランドごとに打ち出していく。「ニジュウサンク(23区)」は、幅広く着回ししやすいアイテムとニュアンスカラーのバリエーションを拡充し、長い夏のスタイルのマンネリ化を回避するMDを強化。主力とするのは、昨年好評だったサマーニット。アイテムのバリエーションを増やし、前年比約3倍の数を投入する。程よい透け感と光沢感を両立させた“シャイニーシアーニット”は、カーディガンと合わせられるインナー、1枚でも着映えするプルオーバー、涼しげな印象のスカートなど、セットアップ対応も意識したラインアップを強化する。

「アンフィーロ(UNFILO)」は、東レと共同開発したオリジナル素材“ブリーズムーブ(BREEZEMOVE)”を用いたブラウス2型とワンピースを展開。高い通気性と吸水・速乾性を兼ね備えた東レの“ブリーズクール”糸を使用した素材で、風通しの良さを強みに、汗をかいても肌に密着することなく、快適性を維持する。実証実験では皮膚表面温度を約1度下げる効果も確認されていて、ブランドのデザイン力と兼備した“機能美”を発信していく。

「着心地まで、デザインする。」を新たな企業メッセージに

オンワードは今回のMD改革に合わせて、新たなプロダクトメッセージ「着心地まで、デザインする。」を掲げた。これは、同社が100年継承してきた商品開発の技術力やサステナブルの考えに、快適さを考えた機能的価値、SDGsにもつながる社会的価値を“着心地まで”という言葉に、ブランドの独自性を“デザインする”にそれぞれ込めている。今後、全ブランドにおける商品開発の指針としても、お客さまに向けたメッセージとして浸透させていく考えだ。

山﨑圭子マーケティンググループ執行役員は、「今夏は二季に分け、湿度が高く不快感の強い前半は機能性、本格的な暑さが予想される後半は、ファッション性の高いものを打ち出していく。われわれは素材やパターンの技術だけでなく、機能素材の開発力やトレンド力にも自信がある。他社との差別化を図り、相乗効果を狙っていきたい」と話した。

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“令和ママ”藤本美貴がPRイベントに登場 「リステリン」のポケモンパッケージが発売

マウスウォッシュブランド「リステリン(LISTERINE)」は、“トータルケアシリーズ”から「ポケモン」とコラボレーションしたオリジナルパッケージ【医薬部外品】(全5種、各1000mL)を発売した。発売を記念して4日、PRイベント「藤本美貴さんと学ぶお口と体の健康!リステリン 令和ママ&キッズの学校」を開催した。

ブランドによると、日本人全体の虫歯の数は20年にわたり減少する一方、歯周病は横ばいの状況にある。特に若者や小学生の間で歯周病が増えており、15歳以上の2人に1人が歯周病を患っているといわれる。歯ブラシとフロスでケアできるのは歯の表面積の約25%であるため、マウスウォッシュを使用して歯の表面だけでなく、歯の隙間や歯周ポケットの中にいる悪玉菌を化学的に殺菌することが大切だという。また、口内の菌は全身の健康とも関連性があり、糖尿病や心疾患など32の疾患や毎日の心の状態にも影響があることも分かっている。

イベントでは“令和のママ&キッズ”として4組の親子が参加。「リステリン」が昨年発足した「お口から健康委員会」アンバサダーの藤本美貴にオーラルケアの悩みについて投げかけた。「6年生の子どもが自分で歯を磨いていてあっという間に終わってしまう。やる気にさせる声掛けは?」の問いに藤本は、「これはもう楽しいからやる、楽しくないからやらないという問題ではなく、当たり前にやらなきゃいけないものっていう(考えの)植え付けをしています(笑)。歯が取れちゃうよって(言ってます)」と回答。子どもたちに「歯磨きが面倒くさいという概念は捨てて!」と呼びかけた。「リステリン」では7月31日まで、“トータルケアシリーズ”購入者に抽選でポケモンデザインのオリジナルグッズが当たる「悪玉菌をやっつけろ!」キャンペーンを実施している。

マウスウォッシュ「リステリン」とは

「リステリン」は、1879年に世界初の外科手術用の消毒液として開発された。口腔内の細菌の殺菌に使用されてから100年以上が経ち、幅広い菌やウイルスに対する有効性や、安全性を示すエビデンスを蓄積している。日本では1985年に初のマウスウォッシュとして発売。世界50カ国で展開し、日本の売り上げNo. 1マウスフォッシュブランド(インテージSR + マウスウォッシュ市場 2023年1-12月)となっている。

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Snow Manの向井康二が “コブラ プーマ ゴルフ”のアンバサダーに就任 ノベルティーキャンペーンも実施

「プーマ(PUMA)」のゴルフライン“コブラ プーマ ゴルフ(COBRA PUMA GOLF)”は、Snow Manの向井康二をブランドアンバサダーに起用した。6月6日11時から公式オンラインストア内に特設ページがオープンする。

向井はSnow Manのメンバーとして活躍する一方、カメラやゴルフを趣味とし、2024年にはWEST.の濵田崇裕と共にYouTubeチャンネル「ハマちゃんとコージのお上手です」を開設。親しみやすいキャラクターとゴルフ愛あふれる発信が話題を呼んでいる。

今回の起用について“コブラ プーマ ゴルフ”は、「ゴルフを通じて自分らしさを表現し、楽しむ」という向井のスタンスが「パフォーマンスとライフスタイルの融合」というブランド理念と共鳴しているとコメント。今後は、向井とともにゴルフの魅力を広く伝えるキャンペーンを順次展開していく。

キャンペーン

アンバサダー就任を記念し、6月6〜30日の期間中、全国の対象店舗および「プーマ」公式オンラインストアにて、対象の“シャドウキャットニトロ(SHADOWCAT NITRO)”シリーズを購入すると「コブラ プーマ ゴルフ × 向井康二」のオリジナルマーカーセットがもらえるキャンペーンも実施する。同キャンペーンは数量限定で、無くなり次第終了となる。

“コブラ プーマ ゴルフ”とは?

“コブラ プーマ ゴルフ”は、テクノロジー重視のクラブ開発を行う「コブラ」と、パフォーマンスとライフスタイルを融合させたウエアやアクセサリーを手がける“プーマ ゴルフ”から成るマルチゴルフブランド。

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「シュウ ウエムラ」のリキッドルージュがリニューアル ヌードカラー中心の色展開に

「シュウ ウエムラ(SHU UEMURA)」は8月1日、滑らかなテクスチャーが特徴の“キヌルージュ”シリーズから、リキッドルージュ“キヌルージュ クリーム”(全12色うち限定3色、各5280円)をリニューアル発売する。7月25日から全国の百貨店で予約を受け付ける。

同アイテムは、柔らかく滑らかなテクスチャーが特徴のリキッドルージュ。リニューアルのポイントは、ヌードカラーを中心とした色展開だ。ベージュカラーにピンクニュアンスをプラスすることで、スキントーンを選ばずに肌と調和し、明るい顔色に仕上げる。シアバターなど保湿成分3種のほか、皮脂吸着効果を持つカオリンを新配合。唇に潤いを与えながらピタッと密着し、美しい仕上がりをキープする。さらに、付けやすさと形の取りやすさ、ぼかしやすさを兼ね備えた新アプリケーターを採用した。

カラー展開は全12色で、ベージュ・レッド・ブラウンカラー系を各2色、ピンク・オレンジカラー系を各3色ラインアップする。ベージュ系から“BG943 キヌ ベージュ”、レッド系から“RD146 ムースレッド”、ピンク系から“PK333 スフレピンク”“PK367 ロージークッション”“PK387 ブラッシュシフォン”、オレンジ系から“OR545 ビワオンブレ”の新6色が登場。ビワオンブレ”とレッド系2色は限定色だ。

明るく見せるヌードカラー全12色

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東急プラザ表参道「シェルター」にコスメのセレクトショップが期間限定オープン Kビューティと東京カルチャーの融合

バロックジャパンリミテッドが展開するセレクトショップ「シェルター(SHEL’TTER)」は、「ザ シェルター トーキョー(THE SHEL’TTER TOKYO)」東急プラザ表参道“オモカド”店で、コスメを軸にKビューティと東京カルチャーが融合しセレクトショップ「ネダリ トーキョー(NEDALI TOKYO)」を期間限定でオープンする。

日本初上陸のKビューティブランドの最新コスメから、ロングセラーのクオリティーを追求するJビューティまで体感できるラインアップで、次世代アジアカルチャーを発信する新拠点を目指す。

オープンイベントも開催

オープン時にはさまざまなイベントも実施する。来店者や購入金額に応じてノベルティーを先着順でプレゼントするほか、公式インスタグラムのフォローとタグ付けストーリーズを投稿した先着500人“ミニ体験セット”をプレゼントする企画も行う。ほか、購入者へのオリジナルショッパー進呈や、5000円以上の購入でギフトボックスの無料対応も行う。

店舗概要

◼️ネダリ トーキョー
日程:6月11日〜
時間:11:00〜20:00
場所:「ザ シェルター トーキョー」東急プラザ表参道“オモカド”2階
住所:東京都渋谷区神宮前4-30-3

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循環型配送のcomveyが障がい者雇用を促進する新プロジェクト サザビーリーグとアダストリアが参画

梱包材のリユースサービス「シェアバッグ」を運営するcomvey(コンベイ)は、障がい者雇用を推進するプロジェクト「おもいをとどける。みんながよろこぶ。」を始動した。サザビーリーグの特例子会社であるササビーリーグHRと、アダストリア特例子会社のWeOur(ウィーアー)が参画し、「シェアバッグ」の運営業務の一部を6月3日から受託する。

サザビーリーグが出資するcomveyは、2022年6月に創業。アパレル、コスメ、ジュエリーを中心としたEC事業者を対象に、「シェアバッグ」サービスを提供する。利用者は、ECでの商品購入時に「シェアバッグ」を選択すると、繰り返し使用可能な専用のバッグで商品を受け取り、使用後はポストに投函して返却する仕組みだ。

comveyの調査によると、「シェアバッグ」は従来の使い捨てのダンボール梱包と比べ、10回の配送で二酸化炭素排出量を85%以上削減できるという。バッグ1つにつき、50〜100回程度再利用可能で、使用限度に達したものは、パートナー企業とともに素材の95%以上を水平リサイクルし、もう一度新たなバッグの材料として活用する。循環型経済を促進する新たな梱包材の選択肢として、「グッチ(GUCCI)」親会社ケリングが主催する「ケリング・ジェネレーション・アワード(KERING GENERATION AWARD)」のファイナリストにも選出されている。サザビーリーグ傘下ブランドの「アガット(AGETE)」や「マッドハッピー(MADHAPPY)」、アダストリアの「オー・ゼロ・ユー(O0U)」などで導入している。

今回の協業では、これまでcomvey本社に一括返却されていたバッグの一部を、各社が直接受け取り、それぞれのスタッフが清掃・検品業務を行う。数百枚単位からスタートし、年内には数千枚規模での運用を目指す。

一般的に特例子会社ではグループ内の業務受託が主なため、業務領域を広げにくいことが課題として挙げられている。本取り組みでは、バッグのクリーニングといった軽作業を通じてより多くの障がい者スタッフの雇用や働き方を広げている点で社会課題の解決に寄与する施策だ。サザビーリーグHRの担当者は、「今後も段階的に引き上げられる法定雇用率に対応するためにも、職域を拡大し採用する人材の幅を広げることは不可欠であり、社会的意義が高く、お客さまとつながることができる取り組みだ」とコメントした。

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ファンケルが“ウェルエイジ プレミアム”を一時販売停止 想定の4倍売れ行き

ファンケルは4日、4月17日に発売した機能性表示食品“ウェルエイジ プレミアム”(30粒・30日分、5870円)の販売を一時停止すると発表した。想定を上回る注文が相次ぎ、安定供給の見通しが立つまで販売を見送り、再開は2025年秋以降を予定する。定期便登録者については5月12日までの登録者を対象に提供を継続する。

“ウェルエイジ プレミアム”は、加齢により増える細胞(細胞機能が低下し、増殖しなくなった細胞)の除去作用が期待できる「キンミズヒキ由来アグリモール類」を配合。疲れを感じやすい中高年の一時的な疲労感を軽減し、前向きな気分を維持する機能が特徴だ。

同社がキンミズヒキの有効性を発表した際には、メディアやSNSで話題となり、同社サプリメントとしては異例の事前予約販売を実施。4月の売り上げは当初計画比で約400%に達した。

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ファンケルが“ウェルエイジ プレミアム”を一時販売停止 想定の4倍売れ行き

ファンケルは4日、4月17日に発売した機能性表示食品“ウェルエイジ プレミアム”(30粒・30日分、5870円)の販売を一時停止すると発表した。想定を上回る注文が相次ぎ、安定供給の見通しが立つまで販売を見送り、再開は2025年秋以降を予定する。定期便登録者については5月12日までの登録者を対象に提供を継続する。

“ウェルエイジ プレミアム”は、加齢により増える細胞(細胞機能が低下し、増殖しなくなった細胞)の除去作用が期待できる「キンミズヒキ由来アグリモール類」を配合。疲れを感じやすい中高年の一時的な疲労感を軽減し、前向きな気分を維持する機能が特徴だ。

同社がキンミズヒキの有効性を発表した際には、メディアやSNSで話題となり、同社サプリメントとしては異例の事前予約販売を実施。4月の売り上げは当初計画比で約400%に達した。

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「ケイト」とUSJがタッグ! 限定アトラクションを9月5日にオープン

カネボウ化粧品の「ケイト(KATE)」とユニバーサル・スタジオ・ジャパン(以下、USJ)がタッグを組み、期間限定アトラクション「18番地の魔女 ~感情と戯れる魔女の館~」を9月5日にオープンする。USJがオフィシャル・イベント・パートナーとアトラクションを共創するのは初めて。アトラクションの詳細は特設サイトおよび「ケイト」の公式SNSなどで随時公開される。

ハロウィンに明かされる自らの秘めた感情

USJの名物イベントである「ハロウィーン・ホラー・ナイト」の一環でスタートする同アトラクションは、感情を司る4人の魔女たちが棲む“鏡だらけの館”が舞台。魔女たちから喜怒哀楽4つの感情に関する“感情の試練”を課され、その指示に従うと“感情の秘薬”が授けられ、自分に秘められた感情と解放の仕方が明らかになるという内容だ。アトラクションを体験するには整理券または抽選券が必要になり、12歳以下かつ小学生以下は利用できない。アトラクション終了日は11月3日。

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「ケイト」とUSJがタッグ! 限定アトラクションを9月5日にオープン

カネボウ化粧品の「ケイト(KATE)」とユニバーサル・スタジオ・ジャパン(以下、USJ)がタッグを組み、期間限定アトラクション「18番地の魔女 ~感情と戯れる魔女の館~」を9月5日にオープンする。USJがオフィシャル・イベント・パートナーとアトラクションを共創するのは初めて。アトラクションの詳細は特設サイトおよび「ケイト」の公式SNSなどで随時公開される。

ハロウィンに明かされる自らの秘めた感情

USJの名物イベントである「ハロウィーン・ホラー・ナイト」の一環でスタートする同アトラクションは、感情を司る4人の魔女たちが棲む“鏡だらけの館”が舞台。魔女たちから喜怒哀楽4つの感情に関する“感情の試練”を課され、その指示に従うと“感情の秘薬”が授けられ、自分に秘められた感情と解放の仕方が明らかになるという内容だ。アトラクションを体験するには整理券または抽選券が必要になり、12歳以下かつ小学生以下は利用できない。アトラクション終了日は11月3日。

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資生堂ジャパン次期社長に中田副社長が昇格

資生堂は4日、日本事業を担う資生堂ジャパンの社長 CEOに、中田幸治副社長が7月1日付で昇格すると発表した。中田氏は、これまで同職を兼務していた資生堂の代表執行役エグゼクティブオフィサー 社長 CEO の藤原健太郎氏の後任となる。藤原氏は引き続き資生堂の社長CEO職を務める

中田氏は1997年に新卒で資生堂に入社。営業や本部業務を約15年にわたって経験した後、16年に資生堂アジアパシフィックの経営企画本部に異動。19年に資生堂フィリピンのマネージングディレクター、22年には資生堂コスメティクス ベトナムの社長を歴任した。

24年11月からは資生堂ジャパン副社長として藤原氏を補佐し、国内事業の経営改革プラン「ミライシフト NIPPON2025」の実行を推進してきた。7月以降は、エグゼクティブオフィサー 日本地域 CEO 資生堂ジャパン 社長 CEOとして国内事業を率いる。

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カルティエ現代美術財団がパリの中心地に新拠点をオープン 開幕展は所蔵コレクションから

カルティエ現代美術財団(以下、カルティエ財団)は10月25日、フランス・パリの中心にあるパレロワイヤル広場2番地に新たな拠点をオープンする。開幕展の“エクスポジション ジェネラル”では、所蔵コレクションから選ばれた作品を展示する。

パリの歴史的中心地に立つオスマン式の建物の中に位置する同拠点は、フランスの建築家、ジャン・ヌーヴェル(Jean Nouvel)が内装を手掛けた。大きな張り出し窓からパリの街に広く開かれ、内装は展覧会企画のさまざまな可能性を考慮して、可動式の5つのプラットフォームで構成する。

2026年8月末まで開催される“エクスポジション ジェネラル”展は、84年から現在まで、財団のプログラムに参加した100人以上のアーティストが手掛けた600点以上の作品を展示する。個展とテーマ展の双方で構成し、財団のプログラムを通じて長い時間をかけて形成した独自のコレクションをたどる。

“エクスポジション ジェネラル”というタイトルは、19世紀にグラン マガザン デュ ルーブルで開催された工芸品と衣服の展覧会に由来する。発見の場、社交の場として機能し、開放性を理念に掲げたこの展覧会のエスプリを受け継ぎ、都市の真ん中で繰り広げられる実験と交流の場として、カルティエ財団が考案した。

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サロモンストアが新丸ビル内にオープン プレゼントキャンペーンも

「サロモン(SALOMON)」は、7月1日にサロモンストアを新丸ビル4階にオープンする。同店は都内の直営店舗としては6店舗目で、スポーツスタイルカテゴリーのフットウエアを中心としたラインアップを展開する。

オープニングキャンペーン

サロモンストア新丸ビル店で2万2000円以上の商品を購入した人に、先着でオリジナルウォータープルーフバッグをプレゼントする。

プレオープニングでXT-6 GTXの復刻カラーを先行発売

S/PLUS会員の中から抽選で100人を対象に、6月30日開催のプレオープンに招待する。プレオープンではXT-6 GTXの復刻カラーを数量限定で先行発売する。

■プレオープンング
日時:6月30日16:00~21:00
定員:100人
応募方法:公式メールマガジン添付のプレオープン抽選案内から申し込み

◼️サロモンストア 新丸ビル

オープン日:7月1日
時間:平日・土曜日11:00~21:00 / 日曜日・祝日 11:00~20:00
定休日:不定休
場所:新丸の内ビルディング4階
住所:東京都千代田区丸の内1-5-1

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デムナによる最後のプレタコレクションを発表 「バレンシアガ」2026年春夏コレクション 本人のコメントも

 

「バレンシアガ(BALENCIAGA)」がデムナ(Demna)による最後のプレタコレクションとなる2026年春夏コレクションを発表した。デムナからのコレクションノートの全文は以下の通り。

このコレクションは、「バレンシアガ」での10年間、私のクリエイティブビジョンとファッションにおける研究の一部となってきた多様なデザインコードを体現しています。異なる35にわたるコレクションからのアイテムと、私のパーソナルなワードローブから選んだ新しいアイテムやガーメントを組み合わせ、私のビジョンを定義してきたボリュームやシルエット、アティテュードを表現しています。そして、現代のワードローブについて、また、人々が実際に何を着ているのか、どのように着ているのか、ラグジュアリーとファッションの微妙な境界線はどこにあるのだろうかといった疑問を、このコレクションは示しています。

このコレクションに取り組むことは、長い歳月を経て故郷に帰ってきたような気分で、ファッションとドレスメイキングへの愛というとても手ごたえのある経験に感じました。「バレンシアガ」での私の仕事や、総じて、ファッションとドレスコードにおける人類学を中心に展開することが多かったため、今回のコレクションのイメージを、アリ・ヴァースルイス(Ari Versluis)とエリー・イッテンブローク(Ellie Uyttenbroek)と共に制作することにしました。彼女たちの「Exactitudes」シリーズは、これまでの私のファッションへのアプローチに強い影響を与えてきました。

「バレンシアガ」の“archetypes”(原型)、つまり、この素晴らしいメゾンでの私の仕事の根幹をなしてきた人々やシルエット、バイブス、アイデアそれらを創造することで、私は素晴らしい時代の終わりを捉え、祝福したいと考えました。次の章へと進みながら、これは、私とチームが過去10年間取り組んできたクリエイティブな研究と仕事への賛辞です。また、このクリエイティブなプロセスを通して、メゾンを中心として作り上げ繋がりを築いてきた、最も忠実でファッションに敏感なオーディエンスの皆様への私からのラブレターでもあります。

最後になりましたが、このメゾンでの最後のクチュールショーを迎えるまでの数日間、バレンシアガ バイ デムナ(Balenciaga by Demna)が開催されます。これは私がキュレーションしたレジュメ・エキシビジョンで、この10年間で築かれ、洗練されてきたこのメゾンにおける私のクリエイティブビジョンを定義する、最も重要な要素の一部を展示します。

ありがとう、そして永遠の愛を。

「バレンシアガ」2026年春夏コレクション

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「YSL」の“ラブシャイン”からゼリーのような艶をまとうグロスプランパー ラメ入りなど全10色

「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT)」は7月11日、ブランド人気No.1(※ブランド調べ/2024年3月~25年3月の国内リップ販売数比較に基づく)のリップシリーズ“ラブシャイン”から、グロスタイプのリッププランパー“ラブシャイン グロスプランパー”(全10色、各4950円)を発売する。7月2日から、ブランド公式ECと表参道の旗艦店で先行販売する。

同製品は、ゼリーのような滑らかな艶とボリューム感が特徴のグロスプランパー。ジンジャーオイルが温かく心地の良い刺激感をもたらし、プランプアップした唇を実現する。約95%オイルを使用するほか、ヒアルロン酸やフィグエキス、パンテノール、トコフェロールの保湿成分を配合。潤いをキープしながら、みずみずしくふっくらとした唇に仕上げる。

カラーは全10色展開で、ラベンダーシェード“#1 サンダー スティーラー”と、オレンジウォームブラウンカラー“#5 カリフォルニア サンシャイン”、スターダストブラウンカラー“#6 エスプレッソ スターダスト”の3色はラメ入り、キャンディピンクカラー“#2 ラッキー ムーンストーン”はパール入りだ。ほか、ハニーブラウンやストロベリーレッド、ディープパープル、チェリーレッド、ミルキーピンクのカラーをそろえた。

ラメやパールがきらめく全10色

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「YSL」の“ラブシャイン”からゼリーのような艶をまとうグロスプランパー ラメ入りなど全10色

「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT)」は7月11日、ブランド人気No.1(※ブランド調べ/2024年3月~25年3月の国内リップ販売数比較に基づく)のリップシリーズ“ラブシャイン”から、グロスタイプのリッププランパー“ラブシャイン グロスプランパー”(全10色、各4950円)を発売する。7月2日から、ブランド公式ECと表参道の旗艦店で先行販売する。

同製品は、ゼリーのような滑らかな艶とボリューム感が特徴のグロスプランパー。ジンジャーオイルが温かく心地の良い刺激感をもたらし、プランプアップした唇を実現する。約95%オイルを使用するほか、ヒアルロン酸やフィグエキス、パンテノール、トコフェロールの保湿成分を配合。潤いをキープしながら、みずみずしくふっくらとした唇に仕上げる。

カラーは全10色展開で、ラベンダーシェード“#1 サンダー スティーラー”と、オレンジウォームブラウンカラー“#5 カリフォルニア サンシャイン”、スターダストブラウンカラー“#6 エスプレッソ スターダスト”の3色はラメ入り、キャンディピンクカラー“#2 ラッキー ムーンストーン”はパール入りだ。ほか、ハニーブラウンやストロベリーレッド、ディープパープル、チェリーレッド、ミルキーピンクのカラーをそろえた。

ラメやパールがきらめく全10色

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パナソニックがインナーケア市場に参入 新サービス“リズモ”で女性の体調と睡眠を可視化

パナソニックのビューティケアブランド「パナソニック ビューティ(PANASONIC BEAUTY)」は、インナーケアサービスに参入する。第1弾として腹部の温度と睡眠を計測・分析する体調ナビゲーションサービス“リズモ(RIZMO)”をスタート。サブスクリプション形式(初期契約料5500円、月額利用料500円)を採用し、7月7日に777人限定で先行サービスを開始、10月10日に本格展開する。同サービスは3年後に20万人の登録者を目指す。

「パナソニック ビューティ」はヘアケア、フェイスケア、ボディーケアの3領域で美容機器を展開する。近年は髪の悩みやヘアケアに関する情報を共有できる公式オンラインコミュニティ「ヘアサプ」や美容機器の使用方法をサポートするアプリ「ウィズ パナソニック ビューティ」、保証期間の2年間延長サービスなど、製品購入後も顧客とつながり続けるユーザーインのサポートを強化してきた。その中で、「消費者の意識は、科学的・医学的な裏付けのある製品や、長期的な健康目標に合致するブランド、没入感があり楽しく共有できる美容体験を求める方向へと変化している。さらに、PMSや不妊治療、更年期など女性特有の健康課題による経済的インパクトが3兆4000億円に上るとされていることを受け、こうした消費者の志向を踏まえて、女性の不調を根本からサポートするサービス「リズモ(RIZMO)」を開発した」と北岡慶子パナソニック ビューティ・パーソナルケア事業部ビジネスデザイン部部長は語る。

“リズモ”は女性の不調に影響を与えるバイタルデータを計測し、そのデータを基に分析・予測・アドバイスとトータルに体調をサポートする。「ストレスフリー設計にこだわり、ウエアラブルデバイスのリズムモニターを眠る前にショーツなどのウエスト部分に装着すると、寝ている間に自動で腹部(衣服内温度)の低温期・高温期の温度変化や睡眠の量・質・リズムを計測できる」(井上貴美子パナソニック ビューティ・パーソナルケア事業部ビューティブランドマネイジメント部ビューティ国内マーケティング課主幹)。腹部の温度は、女性特有の体の変化のリズムを察知するのに有効とされており、リズムモニターに内蔵されたセンサーで睡眠の量・質・リズムも計測できる。計測したデータはボタン1つでスマートフォンに転送可能だ。計測データの確認や独自のデータ分析アルゴリズムにより、その日や先々の体調予測、自身に合った体調サポートアドバイスなどを提供する。今後は、継続的なアルゴリズムのアップデートや、企業・自治体を通じたサービスの提供も視野に入れる。

「当社は美容家電事業に取り組み始めて88年になる。既存の美容機器はアウターケアとしてトラブルを抱える箇所にダイレクトにアプローチしてきた。インナーケアサービスでは生活習慣にアプローチするなど体の土台を整えていく。今後はインナーケアのアイテム拡大のほか、科学的根拠に基づいたトータルビューティの提案を推進する」(北岡部長)。

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ユニクロ5月度、“感謝祭”好調で13%増 月前半の気温上昇で各社前年超え

専門店チェーン、セレクトショップの2025年5月度売上高(既存店ベース)は、月前半の気温上昇や前年に比べて休日が1日多かったことなどで、前年実績を上回ったという声が多い。

国内ユニクロの売上高は前年同月比13.1%増。「月前半の連休のキャンペーン、後半の“感謝祭”ともにうまく稼働し、客数が増加した」と広報担当者。月後半の“感謝祭”はやや気温が下がったものの、「初日は『アニヤ・ハインドマーチ(ANYA HINDMARCH)』コラボの発売で話題性もあった」。ウィメンズの売れ筋は「ジェイ ダブリュー アンダーソン(JW ANDERSON)」とのコラボラインのストレートジーンズ、ウルトラストレッチボトムス、「ムーミン」のUTなど。メンズは「ユニクロ:シー(UNIQLO:C)」のスエットやエアリズムインナー、EZYジーンズ、UTなど。寒暖差で春物、夏物の両方が売れた。

良品計画の「無印良品」は同12.2%増。客数が同10.0%増と伸びている。生活雑貨、食品がけん引したが、衣服・雑貨に限っても同8.9%増だった。

しまむらの「ファッションセンターしまむら」(4月21日〜5月20日)は同2.9%増。5月前半の高気温で、「TシャツやUVカットパーカ、冷感インナーなどがよく売れた」(発表リリースから)。

アダストリアは同4.2%増と、4月の前年割れから復調した。「5月14日〜22日に実施したポイント還元キャンペーンも売り上げ伸長に寄与した」(発表リリースから)。

ユナイテッドアローズは同9.6%増。「ジャケット、スーツ、パンツなどのビジネスアイテムに加え、シャツ、カットそーなどの軽衣料、服飾雑貨が好調に推移した」(発表リリースから)。

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ワンエンオンリーが「ラリン」のプロモーションに登場 限定ノベルティーも

イスラエル発ライフスタイルブランド「ラリン(LALINE)」は6月13日、ダンス&ボーカルグループのワンエンオンリー(ONE N’ ONLY)とタイアッププロモーションを開始する。同プロモーションでは、「ラリン」の人気フレグランスをイメージしたカラーと世界観を、メンバーのダンスパフォーマンスとビジュアルで表現。香りが持つ感情や記憶を動きと色で伝える映像とスチールを制作した。

第1弾は、同ブランドの新フラッグシップコレクションとして5月2日に発売した機能性プレミアムライン“ミネラル(MINERAL.)”の世界観を表現。5人のダンスパフォーマンスを順次SNSや公式ECで公開する。13日以降、3850円分の製品を購入するごとに「ワンエンオンリー」のオリジナルクリアトレーディングカードをランダムで1枚プレゼントする。第2弾は7月25日から実施し、オリジナルクリアスタンドをプレゼントする。いずれもなくなり次第終了。また13日以降、製品を1点以上購入し、「ラリン」公式アプリのクーポンを使用するとステッカーを1枚配布する。

「ラリン」について

「ラリン」は、従姉妹同士の2人が1999年にイスラエルで創設したライフスタイルブランド。イスラエルの死海のミネラルを配合したボディーケアコスメやライフスタイル雑貨をラインアップする。2010年に日本に上陸し、11年2月にアジア1号店として表参道店をオープンした。16年5月にTSIホールディングス傘下となり、現在日本では31店舗を展開。世界ではイスラエル、カナダ、ジョージア、台湾を含む5カ国で約200店舗を展開している。ブランド担当者によれば、5月に発売した新ライン“ミネラル”の人気No.1製品は、“ボディスクラブ”(250g、5500円)と“デュアルフェーズボディセラム”(100mL、4950円)だという。

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長嶋茂雄さんの追悼特集号を「ナンバー」が緊急刊行 6月26日に発売

文藝春秋が刊行するスポーツ総合誌「スポーツ グラフィック ナンバー」は6月26日、“ミスタープロ野球”としてファンに愛された国民的スーパースター長嶋茂雄さんのこれまでの功績を称えた追悼特集号“ナンバープラス 長嶋茂雄”を発売する。長嶋茂雄さんは6月3日午前、肺炎のため東京都内の病院で死去した。享年89。

読者に愛された歴代号をたどる

長嶋茂雄さんは、1980年の“ナンバー”創刊時から多くの読者に愛され、プロ野球界を代表するレジェンドとしてその表紙にも多く登場した。

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「シュプリーム」と「グッドイナフ」がコラボ 「ナイキ」を迎えた“エア フォース 1”も

「シュプリーム(SUPREME)」は、「グッドイナフ(GOODENOUGH)」とコラボレーションしたコレクションを6月7日に発売する。価格は非公開で、「シュプリーム」の公式オンラインストアと渋谷や原宿などの旗艦店、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)で取り扱う。

今回のコラボは、リバーシブル仕様のMA-1ジャケットやパッチワークジャケット、フード付きのジップアップニット、サーマル、ミリタリーパンツ、Tシャツ、6パネルキャップなど、全16型のアイテムをラインアップ。どれも「グッドイナフ」のアーカイブアイテムをベースに、「シュプリーム」らしいディテールを落とし込んでいる。

また、「ナイキ(NIKE)」とのトリプルコラボ“エア フォース 1 ロー(AIR FORCE 1 LOW)”も用意。ホワイトのフルグレインレザーを基調に、サイドのスウッシュがレオパード柄のポニーヘアにアップデートされ、半透明仕様のアウトソールの内部には両ブランドのロゴをミックスしたグラフィックがあしらわれている。

「グッドイナフ」は、1990年に藤原ヒロシを中心に設立された裏原宿を代表するストリートブランド。当初は、現在「C.E」を手掛けるSk8Thing(スケートシング)がハンドメイドでデザインしたTシャツからスタートし、スケートボードやヒップホップ、古着などのカルチャーを取り入れながら、徐々にアイテムのバリエーションを増やしていった。しかし、人気絶頂期の1998年に突然活動休止し、翌年に活動を再開。その後、2004年にセカンドライン「リゾネイト グッド イナフ(RESONATE GOOD ENOUGH)」を立ち上げるなどしていたが、17年頃を最後に活動を休止したと思われていた。今回の「シュプリーム」とのコラボは、一度きりの復活なのか、完全復活なのかは不明となっている。

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「シュプリーム」と「グッドイナフ」がコラボ 「ナイキ」を迎えた“エア フォース 1”も

「シュプリーム(SUPREME)」は、「グッドイナフ(GOODENOUGH)」とコラボレーションしたコレクションを6月7日に発売する。価格は非公開で、「シュプリーム」の公式オンラインストアと渋谷や原宿などの旗艦店、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)で取り扱う。

今回のコラボは、リバーシブル仕様のMA-1ジャケットやパッチワークジャケット、フード付きのジップアップニット、サーマル、ミリタリーパンツ、Tシャツ、6パネルキャップなど、全16型のアイテムをラインアップ。どれも「グッドイナフ」のアーカイブアイテムをベースに、「シュプリーム」らしいディテールを落とし込んでいる。

また、「ナイキ(NIKE)」とのトリプルコラボ“エア フォース 1 ロー(AIR FORCE 1 LOW)”も用意。ホワイトのフルグレインレザーを基調に、サイドのスウッシュがレオパード柄のポニーヘアにアップデートされ、半透明仕様のアウトソールの内部には両ブランドのロゴをミックスしたグラフィックがあしらわれている。

「グッドイナフ」は、1990年に藤原ヒロシを中心に設立された裏原宿を代表するストリートブランド。当初は、現在「C.E」を手掛けるSk8Thing(スケートシング)がハンドメイドでデザインしたTシャツからスタートし、スケートボードやヒップホップ、古着などのカルチャーを取り入れながら、徐々にアイテムのバリエーションを増やしていった。しかし、人気絶頂期の1998年に突然活動休止し、翌年に活動を再開。その後、2004年にセカンドライン「リゾネイト グッド イナフ(RESONATE GOOD ENOUGH)」を立ち上げるなどしていたが、17年頃を最後に活動を休止したと思われていた。今回の「シュプリーム」とのコラボは、一度きりの復活なのか、完全復活なのかは不明となっている。

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トリートメントブランド「キラメ トゥインクル」から艶とうねりにアプローチするヘアローション

ヘアケアメーカーのハホニコが展開するトリートメントブランド「キラメ トゥインクル(KIRAME TWINKLE)」は6月21日、艶とエイジング毛のダメージにアプローチする“ヘアローション”(240mL、3960円)を発売する。全国の美容室のほか、松屋銀座本店とそごう横浜店、同千葉店で取り扱う。

同製品は、ウェットヘア、ドライヘアの両方に使用できるローションタイプのアウトバストリートメント。毛髪補修成分の「トステア」と「NGF」を掛け合わせ、毛髪のうねりを抑制しながらダメージを補修し、艶のあるみずみずしい髪に導く。ほか、ハリ・コシを与える毛髪補強成分をはじめ、キューティクルをドライヤーやアイロンの熱から守る毛髪保護成分や髪を強くする活性ケラチン、ダメージを受けた毛髪に柔らかさとしっとり感を与えるコラーゲンなどの成分を配合した。

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スタイレムが石川の撚糸メーカー・シモムラと合弁会社、合繊素材の開発・販売を強化

服地大手のスタイレム瀧定大阪はこのほど、撚糸メーカーのシモムラ(石川県小松市、西山成幸社長)と合同で糸加工のWS(ダブリューエス)を設立した。新会社WSの資本金は1000万円で、社長にはスタイレムのテキスタイル1部SCM推進室の大澤俊彦氏が就任する。

シモムラは2002年設立の撚糸メーカー。撚糸は設備が高い一方で小規模事業者も多く、後継者難などから廃業などが相次いでいる。シモムラはそうした中で積極的に業容を拡大しており、14年には鈴倉インダストリーの原工場(新潟県・栃尾)、17年には「ピン仮」と呼ばれる旧式の撚糸を展開するフクイセイシを取得。22年にはアツギのむつ事業所の一部を利用した「むつ工場」も新設している。

シモムラが拠点を置く北陸は、世界的にも高い競争力を誇る合繊織物とニットの産地になる。スタイレムは、WSの新設でボトルネックになっている撚糸工程の解消と、リードタイムの短縮に加え、合繊素材の開発力の強化にもつなげる。

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「ソフネット」と「グレゴリー」が2年ぶりにコラボ  バックパックとベルトバッグを用意

「ソフネット(SOPHNET.)」 は、アウトドアブランド「グレゴリー(GREGORY)」とコラボレーションしたバッグコレクションを6月6日に発売する。「ソフネット」の公式オンラインストアと直営店で取り扱う。

「ソフネット」と「グレゴリー」のコラボは、2023年春夏以来2年ぶりとなる。今回は、「グレゴリー」の本格的なアウトドアに対応するテクニカルバッグシリーズ“ルーヌ(RHUNE)”のバックパック“ルーヌ 20”と“ルーヌ 28”、ベルトバッグ“ルーヌ ベルトバッグ”の3型を用意した。“ルーヌ 20”は、内部に14インチまで収納できるラップトップスリーブや、書類や文房具などを入れるのに適したスロットが設けられ、サイドにもポケットを搭載。“ルーヌ 28”は、3つのコンパートメントを備えたほか、内側には細かいガジェットなどの収納に適したポケットを配し、ライニングのリップストップ生地をオレンジにすることで中身の視認性を高めている。“ルーヌ ベルトバッグ”は、ストラップを調節することでウエストポーチや斜めがけとしても使用可能だ。そして、どれも素材はナイロンをベースに、軽量性と防水性に優れた革新的繊維「ダイニーマ®(Dyneema®)」を採用した特別仕様となっている。

価格は、“ルーヌ 20”が2万9700円、“ルーヌ 28”が3万6300円、“ルーヌ ベルトバッグ”が1万1000円だ。

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「アリックス」創設者のマシュー・M・ウィリアムズが新プロジェクト始動 6月のパリ・メンズ期間中にお披露目

マシュー・M・ウィリアムズ(Matthew M. Williams)が、新たに自身の名を冠したファッション・プロジェクトを始動し、6月の2026年春夏パリ・メンズ・ファッション・ウイーク期間中にお披露目することが米「WWD」の取材で明らかになった。ウィリアムズは、15年に共同創設者として立ち上げた「1017 アリックス 9SM(1017 ALYX 9SM、以下アリックス)」でのインダストリアルなデザインや、「ナイキ(NIKE)」や「モンクレール(MONCLER)」との協業、そして20年6月から23年末までクリエイティブ・ディレクターを務めた「ジバンシィ(GIVENCHY)」での仕事で知られる。ただ、23年11月には「アリックス」の過半数株式を香港の投資家に売却し、24年6月に「アリックス」の新作を披露して以降、表立ったコレクション発表は行っていなかった。

今回発表するのは、ウィリアムズならではの厳格なプロダクト視点のアプローチやクラフトへのフォーカスを反映したメンズとウィメンズのコレクション。彼は詳細についてのコメントは避けたものの、新プロジェクトに出資するとともに、日本のデニム工場やアメリカのジャージー専門企業、スペインのハンドメードシューズメーカーなどお気に入りのサプライヤーと取り組んでいると見られる。

また、セールスはセイヤ ナカムラ2.24(SEIYA NAKAMURA 2.24)が担う。パリで6月26日から7月1日まで開かれるショールームには、同プロジェクトに加え、「クレイグ グリーン(CRAIG GREEN)」や「タイガタイハシ(TAIGA TAKAHASHI)」「アルパ ストゥディオズ(ARPA STUDIOS)」「アモメント(AMOMENTO)」「ソング フォー ザ ミュート(SONG FOR THE MUTE)」「コッキ(KHOKI)」「エドワード カミング(EDWARD CUMING)」のコレクションも並ぶ予定だ。

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「デジャヴュ」に眉マスカラが新たに仲間入り シアーな色づきが特徴

イミュの「デジャヴュ(DEJAVU)」は9月19日、シアーな発色が特徴の眉マスカラ“シアーカラーブロウ”(全3色、各990円)を発売する。同ブランドにおける定番の新製品は5年ぶり。全国のプラザとミニプラザで先行販売し、12月以降に全国のバラエティーストアなどで順次取り扱いを広げる。

“シアーカラーブロウ”は、「眉マスカラを塗った感が無いのに、素眉よりも美しい仕上がり」をコンセプトに開発。「シアーな色づき」「美しい毛流れ」「しっとりとした質感」を1本で実現し、“究極のナチュラル眉”を演出する。シアーなベージュ、ブロンズ、トープの3色を展開する。

「デジャヴュ」は2001年に誕生し、フィルム技術を搭載した“塗るつけまつげ”がヒット。20年には同技術を応用した眉マスカラ“アイブロウカラー”(全5色、各880円)の販売を開始した。今回の新製品はこれに続くラインアップの強化となる。既存の“アイブロウカラー”も引き続き販売を継続する。

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「ニールズヤードレメディーズ」から赤ちゃんと使用できるピローミスト ひつじのガラガラ付きセットも

「ニールズヤードレメディーズ(NEAL'S YARD REMEDIES)」は7月1日、健やかな眠りに寄り添う香りの“ベビー ピローミスト”(50mL、3300円)を発売する。

同製品は、赤ちゃんの睡眠サイクルに着目。自然由来成分100%で、生後6カ月以上の赤ちゃんに使用できる。ラベンダーとカモミール、ベチバー、マンダリンのオーガニック精油に、ローズのフローラルウォーターを配合。寝る15分前を目安に枕やシーツ、カーテンにスプレーし、穏やかなくつろぎの香りで心地良い眠りの時間を包み込む。

なお同日、“ベビー ピローミスト”の発売を記念した数量限定セット(5500円)を発売する。同製品の現品と、ライフスタイルブランド「プリスティン(PRISTINE)」製オーガニックコットンのひつじのガラガラをギフトボックスにセット。ブルーアイのひつじはブランド限定デザインだ。

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百貨店の「5月危機」 免税売上高が軒並み4割減

大手百貨店4社の2025年5月度売上速報が出そろった。国内顧客の売上は各社とも安定的に推移したが、免税売上は軒並み3〜4割のマイナスとなった。前年5月は円安が最も進行し、一時1ドル=155〜157円をつけた時期だった。訪日消費が過熱していた当時の反動が大きいとはいえ、高額消費の勢いの弱まりは明らかだ。

三越伊勢丹の免税売上は、前年同月比33.0%減と大きく落ち込んだ 。基幹3店(新宿、日本橋、銀座)合計でも同30.2%のマイナス。前年の高水準からの反動が顕著に表れている。同社広報は、「ある程度の落ち込みは織り込み済み」としたうえで、次のように説明する。「特に昨年5月は訪日客による高額品購買がピークだったが、今回はそのブームが一段落したという側面もある。ただし、買い上げ点数は落ちていないため、不安視はしていない。アプリなどを通じて訪日客の識別化を進め、秋口からの回復を見込んでいる」。国内売上は堅調に推移しており、全国既存店の日本人売上は同3.9%増だった。

大丸松坂屋百貨店も、免税売上高が前年同月比40.1%減と大幅に落ち込んだ。訪日客数自体は同2.9%増だったが、ラグジュアリーブランド、時計、宝飾品など高額商材の販売が低迷し、客単価は同41.7%減と大きく落ちた。髙島屋も、免税売上は同41.7%減とマイナス幅が大きい。スポーツ用品や子供服など一部カテゴリでは訪日購買は堅調も、ラグジュアリーを中心とする高額品の不調が全体に影響した。阪急阪急百貨店は全店、旗艦店の阪急うめだ本店ともに、免税売上高が約4割減。モードやインターナショナルブランド、バッグ類が特に影響を受けた。一方、うめだ本店の国内客売上は、底堅いブライダル需要などによって同月の過去最高を記録した。

高額品依存の揺り戻し “インバウンド偏重”から脱却なるか

百貨店の好業績をしばらく支えてきた、ラグジュアリーを中心とした訪日客の高額品消費が一巡している。その一方で、国内客の購買は底堅く、食品や化粧品といった日常性の高いカテゴリーが支える。免税売上が不安定化する今、三越伊勢丹や阪急阪神百貨店が進める「訪日客の識別化」による囲い込みに加え、高額品に頼らない売上構成への再編成、国内顧客への訴求の再強化が、中長期的な競争力の鍵となりそうだ。

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「スナイデル ビューティ」のガシャポンが登場 人気アイテム全8種がミニチュアチャームに

バンダイは7月から、「スナイデル ビューティ(SNIDEL BEAUTY)」の人気アイテムをミニチュアチャームにしたガシャポンアイテム“スナイデル ミニチュアコレクション”(1回400円)を発売する。全国のガシャポンバンダイオフィシャルショップ、玩具売場、量販店、家電店などに設置したガシャポン自販機シリーズで順次取り扱う。

本物そっくりなアイシャドウパレットやリップをラインアップ

“スナイデル ミニチュアコレクション”は全高約3cm〜5cmの手のひらサイズで、「スナイデル ビューティ」の人気アイテムから全8種をラインアップ。”アイ デザイナー n” や “ユーフォリック グロウ ブラッシュ”はふたを開けることができ、中のパウダーは実物そっくりの色を配した。“ルージュ クチュール”もキャップを外すことができ、中にはリップスティックを再現している。

ラインアップは、“アイデザイナー n01、n04”、”ルージュ クチュール 01、03”、“ユーフォリック グロウ ブラッシュ02”、”クレイ ピールウオッシュ“、”ポア スムージング クレンジングオイル“、”オードトワレ“の全8種。全種、ブランドロゴのチャームとボールチェーンを付け、アクセサリーとしても楽しめるデザインに仕上げている。

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「エレガンス」の“エレガンス ラズル”が販売終了

アルビオンが展開する「エレガンス(ELEGANCE)」のメイクアップシリーズ“エレガンス ラズル”が、8月31日で生産および販売を終了する。店頭在庫がなくなり次第、順次販売を終える。

“エレガンス ラズル”は、2022年4月にデビュー。“Radica(その瞬間を揺さぶる刺激)”をコンセプトに掲げ、アイカラーとネイルに特化して展開してきた。鮮やかな発色と多彩な質感で、独自の世界観を打ち出していた。

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「エレガンス」の“エレガンス ラズル”が販売終了

アルビオンが展開する「エレガンス(ELEGANCE)」のメイクアップシリーズ“エレガンス ラズル”が、8月31日で生産および販売を終了する。店頭在庫がなくなり次第、順次販売を終える。

“エレガンス ラズル”は、2022年4月にデビュー。“Radica(その瞬間を揺さぶる刺激)”をコンセプトに掲げ、アイカラーとネイルに特化して展開してきた。鮮やかな発色と多彩な質感で、独自の世界観を打ち出していた。

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「ティファニー」銀座の誕生を記念して「六月大歌舞伎」で “ティファニーブルー“の祝幕を披露

「ティファニー(TIFFANY & CO.)」は、7月に迫ったアジア最大の旗艦店、「ティファニー」銀座のオープンに先駆け、日本文化へのオマージュとして6月2〜27日の期間、歌舞伎座で行われる江戸歌舞伎の名門・音羽屋の八代目尾上菊五郎と六代目尾上菊之助の襲名披露公演“六月大歌舞伎”での祝幕の取り組みを発表した。

新たな門出を祝う菊の花と太陽を描いた祝幕

祝幕のデザインには、クラシックな“ティファニーブルー”から新しい時代を表す濃いブルーのグラデーションを背景に、菊の花と日の出ずる太陽を描いた。この色使いは、襲名の新たな門出を祝うと同時に未来を拓くブランドの前向きなメッセージを込めた。

日本に初上陸した1972年から53年の時を経て7月11日に銀座6丁目にオープンする「ティファニー」銀座は、アジア最大の旗艦店で、店舗のデザインは日本を代表する建築家である青木淳、内装はピーター・マリノ(Peter Marino)が手掛け、日本文化に敬意を示した唯一無二のデザインになっている。また、日本初のブルー ボックス カフェやプライベート ダイニングなどを併設し、ブランドの世界観を幅広く発信する。

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「エッセンシャル」が“プレミアム”シリーズを拡充 ハイダメージ髪向けのヘアケア5品をラインアップ

花王のヘアケアブランド「エッセンシャル(ESSENTIAL)」は、“プレミアム”シリーズを拡充する。ハイダメージを受けた髪に向けたシャンプーとコンディショナー、ヘアマスクのほか、アウトバストリートメント2種を7月12日に発売する。全5アイテムをそろえ、価格帯は990〜1650円。

“とろとろ感”と滑らかな手触りをかなえる新タイプ

シャンプーとコンディショナー(各430mL、各1430円/レフィル各330mL、各990円※編集部調べ)、ヘアマスク(180g、1650円※編集部調べ)から、新タイプ“スパークルモイスト”が登場する。繰り返すヘアカラーやブリーチ、ヘアアイロンの熱でハイダメージを負ったことによる、髪のパサつきや切れ毛悩みに着目。3品とも、加水分解コンキオリンタンパク、グリセリン、ラノリン脂肪酸の保湿、補修成分を共通配合した。洗い流した後のとろとろとした感覚が特徴で、扱いやすくまとまりのある髪に仕上げる。

シャンプーには、スクワランをはじめ、シアバターや加水分解コラーゲン、加水分解シルク、加水分解ケラチンなどを組み合わせた「プレミアムうるおい成分」を配合。濃密な“スフレ泡”が髪を絡ませず、優しく洗い上げる。コンディショナーにはさらに乳酸を掛け合わせた「プレミアムうるおい成分α」を配合。加えて、ヘアマスクとともに独自処方“瞬間とろとろラメラ”を採用した。水に溶けやすく、ハイダメージ髪にも素早くなじんで傷んだ髪を集中補修し、滑らかな手触りをかなえる。

“ベタつかないサラサラ髪”に仕上げるトリートメント

アウトバストリートメントからは、ジェリー状のミルクタイプ“プレミアム うるりジェリーミルク”(140mL、1320円※編集部調べ)と、オイルタイプ“プレミアム うるりキラリオイル”(80mL、1320円※編集部調べ)の2種をラインアップ。ミルクタイプには加水分解コラーゲンや乳酸、ローヤルゼリーエキスなどの保湿成分を、オイルタイプにはスクワラン、アルガンオイルなどの補修成分をそれぞれ配合した。ベタつかず、サラサラとした仕上がりの髪に導く。

花王は、2024年4月から“Brighten me up!<ときめきが世界を変える>”をコンセプトに掲げ、同ブランドのリブランディングを実施。今回の拡充により、これまで以上に若年層を中心とした顧客の髪質と仕上がりニーズに広く応え、主戦場であるドラッグストアにおいて、1400円以上の高価格帯シャンプー市場での存在感を高める狙いだ。

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ジョナサン・アンダーソンが「ディオール」ウィメンズのトップにも就任 ファッションのクリエイションを統括

「ディオール(DIOR)」は6月2日、4月にメンズ・アーティスティック・ディレクターに任命したジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)がウィメンズも率いることを明らかにした。5月29日に退任が発表されたマリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)の後任。アンダーソンはメンズに加え、ウィメンズのオートクチュール、プレタポルテ、アクセサリー・コレクションを手掛けることになる。まずは6月27日に2026年春夏パリ・メンズ・ファッション・ウイークで発表するメンズ・コレクションでデビューを飾り、初のウィメンズ・コレクションは26年春夏パリ・ファッション・ウイーク中の10月1日に披露予定。初めて本格的に取り組むことになるオートクチュール・コレクションは、来年1月に発表する。

英国が生んだ才能豊かなスターデザイナー

アンダーソンは、1984年英国・北アイルランド生まれ。俳優を志して18歳で演劇を学ぶために渡米するが、そこで舞台衣装に興味を持ち、ロンドン・カレッジ・オブ・ファッション(London College of Fashion)でメンズウエアを専攻。2005年に卒業後、「プラダ(PRADA)」で働き、08年に自身の名を冠したブランド「ジェイ ダブリュー アンダーソン(JW ANDERSON)」 を設立した。当初はメンズのみだったが、10年にウィメンズ・コレクションもスタート。ロンドン・ファッション・ウイークでコレクションを発表する傍ら、「トップショップ(TOPSHOP)」とのコラボコレクションや「ヴェルサーチェ(VERSACE)」のセカンドライン「ヴェルサス ヴェルサーチェ(VERSUS VERSACE)」とのカプセルコレクションも制作した。当時から「シェアド・ワードローブ(男女で共有するワードローブ)」の考えをクリエイションに取り入れるなど、新たな価値観を提案し時代をけん引するスターデザイナーとしての頭角を表していた。

そして13年9月、LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)に株式の46%を売却し、29歳の若さで「ロエベ(LOEWE)」のクリエイティブ・ディレクターに就任。遊び心あふれる大胆なアイデアやクラフトとアートへの愛を生かし、レザーグッズで知られるスペインの小規模なブランドだった「ロエベ」をグローバルなラグジュアリーブランドへと飛躍させた。また、17年からは「ジェイ ダブリュー アンダーソン」名義で「ユニクロ(UNIQLO)」と継続的にコラボコレクションを発表。近年は、「チャレンジャーズ(CHALLENGERS)」や「クィア(QUEER)」といった映画の衣装デザインも手掛けている。

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ジョナサン・アンダーソンが「ディオール」ウィメンズのトップにも就任 ファッションのクリエイションを統括

「ディオール(DIOR)」は6月2日、4月にメンズ・アーティスティック・ディレクターに任命したジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)がウィメンズも率いることを明らかにした。5月29日に退任が発表されたマリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)の後任。アンダーソンはメンズに加え、ウィメンズのオートクチュール、プレタポルテ、アクセサリー・コレクションを手掛けることになる。まずは6月27日に2026年春夏パリ・メンズ・ファッション・ウイークで発表するメンズ・コレクションでデビューを飾り、初のウィメンズ・コレクションは26年春夏パリ・ファッション・ウイーク中の10月1日に披露予定。初めて本格的に取り組むことになるオートクチュール・コレクションは、来年1月に発表する。

英国が生んだ才能豊かなスターデザイナー

アンダーソンは、1984年英国・北アイルランド生まれ。俳優を志して18歳で演劇を学ぶために渡米するが、そこで舞台衣装に興味を持ち、ロンドン・カレッジ・オブ・ファッション(London College of Fashion)でメンズウエアを専攻。2005年に卒業後、「プラダ(PRADA)」で働き、08年に自身の名を冠したブランド「ジェイ ダブリュー アンダーソン(JW ANDERSON)」 を設立した。当初はメンズのみだったが、10年にウィメンズ・コレクションもスタート。ロンドン・ファッション・ウイークでコレクションを発表する傍ら、「トップショップ(TOPSHOP)」とのコラボコレクションや「ヴェルサーチェ(VERSACE)」のセカンドライン「ヴェルサス ヴェルサーチェ(VERSUS VERSACE)」とのカプセルコレクションも制作した。当時から「シェアド・ワードローブ(男女で共有するワードローブ)」の考えをクリエイションに取り入れるなど、新たな価値観を提案し時代をけん引するスターデザイナーとしての頭角を表していた。

そして13年9月、LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)に株式の46%を売却し、29歳の若さで「ロエベ(LOEWE)」のクリエイティブ・ディレクターに就任。遊び心あふれる大胆なアイデアやクラフトとアートへの愛を生かし、レザーグッズで知られるスペインの小規模なブランドだった「ロエベ」をグローバルなラグジュアリーブランドへと飛躍させた。また、17年からは「ジェイ ダブリュー アンダーソン」名義で「ユニクロ(UNIQLO)」と継続的にコラボコレクションを発表。近年は、「チャレンジャーズ(CHALLENGERS)」や「クィア(QUEER)」といった映画の衣装デザインも手掛けている。

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「ポーター」が「セシリー バンセン」とコラボ 定番3型に可憐な花咲く

吉田カバンの「ポーター(PORTER)」は6月5日、「セシリー バンセン(CECILIE BAHNSEN)」とのコラボコレクションを日本で先行発売する。表参道店は8日まで、コラボ記念イベントの会場となり、デザイナーのセシリー バンセン(Cecilie Bahnsen)がコレクションを直接説明する。

コラボコレクションは、バックパック(全1色、各14万3000円)、2ウエイツールバッグ(全3色、各12万1000円)、ボンサックミニ(全3色、各8万8000円)の全3型。バンセンは「2015年、初めて日本を訪れたとき、『ポーター』のブラックのバルーンバッグを購入した。今回、その思い出の品を再構築する形でコレクションが出来上がった」と話す。「セシリー バンセン」の25年プレ・フォール・コレクションにも通ずる、詩的でノスタルジックな佇まいに仕上げた。

表参道店を含むポーターフラッグシップストアと新宿店、吉田カバンの公式EC(6月8日12:00から)で取り扱う。コラボ記念イベントでは、同コレクションほか、「セシリー バンセン」の2025年春夏コレクションの一部も並ぶ。

同コラボは、吉田カバンの創業90周年アイテムの第2弾である。4月末には、第1弾として人気シリーズ“タンカー”の限定色を発表していた。

◾️セシリー バンセン イン ザ ポーター ギャラリー2
日程:6月5~8日
時間:12:00~20:00(最終日は18:00まで)
場所:ポーター表参道 ザ ポーター ギャラリー2
住所:東京都渋谷区神宮前5-6-8

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「ポーター」が「セシリー バンセン」とコラボ 定番3型に可憐な花咲く

吉田カバンの「ポーター(PORTER)」は6月5日、「セシリー バンセン(CECILIE BAHNSEN)」とのコラボコレクションを日本で先行発売する。表参道店は8日まで、コラボ記念イベントの会場となり、デザイナーのセシリー バンセン(Cecilie Bahnsen)がコレクションを直接説明する。

コラボコレクションは、バックパック(全1色、各14万3000円)、2ウエイツールバッグ(全3色、各12万1000円)、ボンサックミニ(全3色、各8万8000円)の全3型。バンセンは「2015年、初めて日本を訪れたとき、『ポーター』のブラックのバルーンバッグを購入した。今回、その思い出の品を再構築する形でコレクションが出来上がった」と話す。「セシリー バンセン」の25年プレ・フォール・コレクションにも通ずる、詩的でノスタルジックな佇まいに仕上げた。

表参道店を含むポーターフラッグシップストアと新宿店、吉田カバンの公式EC(6月8日12:00から)で取り扱う。コラボ記念イベントでは、同コレクションほか、「セシリー バンセン」の2025年春夏コレクションの一部も並ぶ。

同コラボは、吉田カバンの創業90周年アイテムの第2弾である。4月末には、第1弾として人気シリーズ“タンカー”の限定色を発表していた。

◾️セシリー バンセン イン ザ ポーター ギャラリー2
日程:6月5~8日
時間:12:00~20:00(最終日は18:00まで)
場所:ポーター表参道 ザ ポーター ギャラリー2
住所:東京都渋谷区神宮前5-6-8

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「アニヤ・ハインドマーチ」のダイビングショップ、東京・六本木ヒルズに出現

「アニヤ・ハインドマーチ(ANYA HINDMARCH)」が、ポップアップ“アニヤズ ダイブ ショップ”を開催する。場所は東京・六本木ヒルズで、会期は6月6〜21日。

同ポップアップには、タコやクラゲをモチーフにした遊び心のあるバッグや、夏素材・ラフィアやジュートを使ったリゾート感のあるバッグ、海水浴に必須の浮き輪やゴーグルなど、海にまつわるさまざまなアイテムが集まる。内装は、海沿いの小さな街のダイビングショップをイメージしている。

同ブランドは5月31日まで、同じ場所でポップアップ“アニヤ エアー”を開催していた。今回のポップアップはその地続きであり、「“エアー アニヤ”で向かったのは海」という裏設定が存在するという。

■アニヤズ ダイブ ショップ
期間:6月6〜21日
時間:11:00〜20:00(最終日は17:00まで)
場所:六本木ヒルズ ヒルズボックス(六本木ヒルズ ヒルサイド 2階)

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「アニヤ・ハインドマーチ」のダイビングショップ、東京・六本木ヒルズに出現

「アニヤ・ハインドマーチ(ANYA HINDMARCH)」が、ポップアップ“アニヤズ ダイブ ショップ”を開催する。場所は東京・六本木ヒルズで、会期は6月6〜21日。

同ポップアップには、タコやクラゲをモチーフにした遊び心のあるバッグや、夏素材・ラフィアやジュートを使ったリゾート感のあるバッグ、海水浴に必須の浮き輪やゴーグルなど、海にまつわるさまざまなアイテムが集まる。内装は、海沿いの小さな街のダイビングショップをイメージしている。

同ブランドは5月31日まで、同じ場所でポップアップ“アニヤ エアー”を開催していた。今回のポップアップはその地続きであり、「“エアー アニヤ”で向かったのは海」という裏設定が存在するという。

■アニヤズ ダイブ ショップ
期間:6月6〜21日
時間:11:00〜20:00(最終日は17:00まで)
場所:六本木ヒルズ ヒルズボックス(六本木ヒルズ ヒルサイド 2階)

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コスがマテラと共創した水耕栽培コットンのシャツを発表 水使用量削減などにつなげる


コス(COS)はこのほど、水耕栽培コットンを用いたホワイトシャツ2型を発売した。水耕栽培コットンを生産するのは、英国を拠点とするスタートアップ企業のマテラ(MATERRA)で、同社はインドの農村地域を拠点に、土壌を使わずに水と栄養素を制御する水耕栽培技術を用いてコットンを栽培している。フランスで開催されている国際ファッションテック見本市のピッチコンテスト「Avantex Fashion Pitch」では最優秀賞を受賞するなど、数々の受賞歴がある。

この技術により、従来の農法と比べて最大80%の水使用量削減を実現。農薬の使用も抑えられ、環境負荷を大幅に軽減できるという。また、同社は現地農家との連携を通じて、収入の安定や教育機会の提供にも貢献している。マテラ共同創業者のエドワード・ヒルCSOは「保護された屋内環境でコットンを栽培する最大の利点は、従来の農場よりもはるかに多くのコントロールが可能になる点にある。特に資源の使用において大きなメリットがあり、テクノロジーが農業の基盤となることで、人と地球への影響を左右する未来を拓く可能性がある」と語る。

コスは2021年からマテラの取り組みに参画し、初収穫への投資および5型のプロトタイプTシャツを制作。2025年春には、その集大成として2型のホワイトシャツを完成させた。

ウィメンズは襟なしのハーフプラケットデザインで、アテネのランウェイショーでデビュー。メンズはコットンポプリンを使用した、テーラード感のあるデザインとなっている。いずれの型もシンプルな中に、精密なトップステッチやグログランのハンガーループ、マザーオブパールのボタンなど、細部へのこだわりが光る仕上がりだ。

「コス」の各店舗および公式オンラインストアにて取り扱っている。

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ドリス・ヴァン・ノッテンがベネチアの歴史的建造物を購入 秋にも個人的なプロジェクトを開始

「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」の創業者であるベルギー人ファッションデザイナーのドリス・ヴァン・ノッテンが、クラフツマンシップとアートに捧げる個人的なプロジェクトをイタリア・ベネチアで開始することを明らかにした。

ドリスは先日、15世紀にベネチア貴族のピザーニ家のために建てられた邸宅で、ベネチアのグランド・カナル沿いにある「パラッツォ ピザーニ モレッタ(Palazzo Pisani Moretta)」を取得。金額は明らかにされていないが、イタリアの地元紙「イル ガゼッティーノ(Il Gazzettino)」によると、ピザーニ家の末裔であるモーリツィオ・サンマルティーニ(Maurizio Sammartini)とジェロラマ・サンマルティーニ(Gerolama Sammartini)から3600万ユーロ(約58億円)で購入したという。

そして、この歴史的な建造物を舞台に、「ベネチアの歴史とクラフツマンシップ、文化、芸術に関係し、過去への深い敬意と共に現代的なものを生み出すプロジェクトを試みる。また、アーティストと職人の継続的な対話を通じて形成される展示やプレゼンテーションを行い、現代的な作品に触れる場を提供したい。そして、レガシーを尊重しつつ、未来の世代のために再構築する開かれた空間を目指す」というが、具体的な詳細は9月初旬に発表するそうだ。

モーリツィオ・サンマルティーニは今回の売却について、「ドリスと彼の右腕でパートナーでもあるパトリック・ヴァンゲルウェ(Patrick Vangheluwe)は、伝統と革新の双方を尊重する人物であり、彼らであれば『パラッツォ ピザーニ モレッタ』の歴史を守りながら未来へと導いてくれると確信した」と説明している。

「パラッツォ ピザーニ モレッタ」は、ドリスのファッション感性にも通じる装飾的ゴシック様式と鮮やかな色味の外壁が特徴で、グランド・カナル沿いの中で最も美しい多連窓を持つ建造物として知られている。また、内装にはジャンバッティスタ・ティエポロ(Giambattista Tiepolo)やヤコポ・グアラナ(Jacopo Guarana)、ガスパーレ・ディツィアーニ(Gaspare Diziani)、ジュゼッペ・アンジェリ(Giuseppe Angeli)ら、18世紀のベネチアを代表する画家たちによる壁画が描かれている。

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日本人作家が大賞受賞の「ロエベ財団 クラフト プライズ2025」 “縄文の記憶”を宿す彫刻に賞賛

「ロエベ(LOEWE)」は5月29日、スペイン・マドリードで「ロエベ財団 クラフト プライズ2025(LOEWE FOUNDATION Craft Prize 2025)」の大賞および特別賞の授賞式を開催した。今年は133の国と地域から昨年を超える4600点以上の応募があり、ファイナリストに選出されたのは18の国と地域から選ばれた30人。日本からは国別最多となる5人が選ばれた。ファイナリストの作品は、マドリードのティッセン=ボルネミッサ国立美術館(Thyssen-Bornemisza National Museum)で、6月29日まで展示されている。同展覧会は、デジタルプラットフォームでも閲覧可能だ。

グランプリは日本人の青木邦眞
縄文土器の輪積み技法を応用

デザイン、建築、美術館の学芸員ら、各界の第一人者12人で構成される審査員が、ファイナリストの中から大賞と特別賞を選出した。本年度の大賞に輝いたのは、陶土を焼いて固めた彫刻作品を生み出した青木邦眞。日本人の大賞受賞は2023年以来で、3人目となる。埼玉県出身の彫刻家の青木の作品は、紐状に伸ばした粘土を何重にも積み重ねて成形する、縄文土器の輪積み技法を基本とする。特徴的なのは、数cmの粘土の層を圧縮して乾燥させ、さらに積み上げては上から圧力をかけて乾燥を待つなど、力を加える独自の手法だ。これにより素材が歪んだり、うねったり、ひび割れたりの偶発性を含む有機的な形状を探究する。青木は、「力の痕跡や、積み重ねてきた時間を留めて、命を宿したような作品づくりを目指している。長い歳月をかけて成長する珊瑚や、小さな虫による巨大な巣など、微細な力の積み重ねによる自然界の営みがインスピレーションの一つ」と話した。授賞式後は、「まさか自分が大賞を受賞できるとは、想像もしていなかったが、国際的なプライズでの評価は自信に繋がる。なにより素晴らしい作家や審査員と対話でき、素晴らしい経験となった。これを糧に自分自身の殻を破って、挑戦と探究を続けたい」と感想を述べた。審査員らは、伝統的な紐作りの技法を素直に用いている点と、素材が生のままの姿で表現されている点を評価し、「作品から作家の粘り強さと献身を見てとることができる」とコメントを寄せた。大賞を受賞した青木には、賞金5万ユーロ(約810万円)が授与される。

特別賞に選ばれたのは、ナイジェリア出身のニフェミ・マーカス=ベロ(Nifemi Marcus-Bello)と、インド出身のスマクシ・シン(Sumakshi Singh)が主宰するスタジオ スマクシ・シン(Studio Sumakshi Singh)の2人。グローバリゼーションや消費主義の影響といったテーマを掲げるインダストリアルデザイナーのベロは、自動車業界のアルミニウムを再利用して、ベンチとボウルを結合させたコンテンポラリーアート“TM Bench With Bowl”を手がけた。一方シンの作品“Monument”は、インド・デリーに位置する12世紀の歴史的建造物の柱をモチーフに、銅製のザリ糸(純銅とナイロンからなる糸)を水溶性の布地に縫い付け、その布を溶かすことで、繊細な構造体を残す手法を採用。伝統的なインドの組紐、レース編み、刺繍の技法も織り込みながら、イメージの劣化や崩壊、そして記憶の保存に対する一つの考察を示した。

ファイナリストに残った
4人の日本人の作品を紹介

ティッセン=ボルネミッサ国立美術館での展覧会には、大賞を受賞した青木の他に、ファイナリストに選出された4人の日本人の作品も展示される。ガラスアーティストの近岡令の作品は、半透明のガラスのリボンが巻きつけられた動と静の間に繊細な緊張感が漂う。透明なガラス粒子を柔らかいセラミック繊維の間に挟み込むことで、焼成前に自在に形を成形する独自の革新的な技法を用いている。麻生あかりは、細く繊細な竹の裂片を日本の伝統的な四つ目編み技法を用いて染色・編み上げ、角張った多面体の造形作品を生み出した。ジュエリーアーティストの田口史樹は、家紋の伝統、ゴシックの紋章、建築的要素に着想を得た、4点から成るシルバー製ブローチのシリーズが評価を得た。落ち葉を素材に使用した、石黒幹朗の作品も注目に値する。落ち葉を細かく砕いてペースト状にし、それを板の上に広げて乾燥させた後、切り出して組み立てることで、中空の立方体状の彫刻作品を制作した。

シーラ・ロエベ(Sheila Loewe)=ロエベ財団プレジデントは、「大賞作品は、日本のユニークな古代の技法を継承しつつ、独自のアプローチでまったく新しい造形を生み出し、クラフトの未来を切り拓く表現を創出している点が素晴らしいと感じた。『ロエベ財団 クラフト プライズ』が才能を持った方々が作品を発表する場となり、クラフトに対する見方を世界規模で変えていることを、私は非常に誇りに思っている」と話した。また、審査員を務めるオリヴィエ・ガベ(Olivier Gabet)=ルーヴル美術館装飾美術部門ディレクターは、「審査するうえで重視しているのは、作品が”美意識”を宿しているかということ。素晴らしい名匠の技であっても、“美意識”や芸術的発展という点では全く無知な場合がある。“美意識”を磨くことはクラフトに限らず、ラグジュアリーブランドが昨今、非常に注力していること。クラフトの世界では、歴史と文化的背景から東アジアが非常に優勢であるが、アフリカ、南西アジアと、受賞者も応募者も地理的に拡がっている。これは文化的なクラフトの価値がグローバルに高まっていることを示唆しており、本年度の興味深い点だった」と続けた。

「ロエベ財団 クラフト プライズ」は、ロエベ財団が現代の職人らの卓越性や芸術的価値を称える目的で2016年にスタート。当時のクリエイティブ・ディレクター、ジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)が、クラフトの協働工房であった「ロエベ」の創業形態にインスピレーションを得て発案したのがきっかけだ。アンダーソンはブランドも財団も去っているが、「ロエベ財団 クラフト プライズ」は今後も継続され、次回の作品の応募手続きを間もなく開始する予定だ。

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「アー・ペー・セー」 が日本限定のカプセルコレクションを発売 公式サイトで先行受付中

「アー・ペー・セー(A.P.C.)」は、日本らしいフードがプリントされた日本限定のカプセルコレクション“グルメ ジャポネ(Gourmet Japonais)”を6月4日に発売する。

同コレクションでは、前面に枝豆や団子、おにぎりのグラフィックがプリントされたTシャツ、キャスケット、トートバッグの3型を展開する。Tシャツはゆとりのあるスタンダードフィット。サイズはユニセックスでXS〜XXLで販売する。

価格はTシャツが各1万5400円、キャスケットが1万9800円、トートバッグが2万2000円。公式オンラインストアでは6月3日10時まで先行受付している。

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「アー・ペー・セー」 が日本限定のカプセルコレクションを発売 公式サイトで先行受付中

「アー・ペー・セー(A.P.C.)」は、日本らしいフードがプリントされた日本限定のカプセルコレクション“グルメ ジャポネ(Gourmet Japonais)”を6月4日に発売する。

同コレクションでは、前面に枝豆や団子、おにぎりのグラフィックがプリントされたTシャツ、キャスケット、トートバッグの3型を展開する。Tシャツはゆとりのあるスタンダードフィット。サイズはユニセックスでXS〜XXLで販売する。

価格はTシャツが各1万5400円、キャスケットが1万9800円、トートバッグが2万2000円。公式オンラインストアでは6月3日10時まで先行受付している。

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ヘアサロン業界のネクストジェネレーションを応援するコンテスト「D-CONTEST2025」開催 6月1日からエントリースタート

美容ディーラー大手のダリアは、ヘアサロン業界の次世代を担うクリエイターの創造性と感性を磨き、美容の未来を創造するイベントを目指し、ヘアコンテスト「D-CONTEST」を開催している。今年も、美容業界のネクストジェネレーションたちが未来を切り拓くきっかけとなる場として、「D-CONTEST2025」を始動する。

今年で4回目となる「D-CONTEST」の1stステージは“オンラインフォト”だ。業界を代表する美容師が務める審査員が、オンラインで応募されたフォト作品の中から“ファイナルステージ”に進出する参加者を選出。“ファイナルステージ”はリアルコンテストで、10月20日に福岡で開催予定だ。

エントリー部門はハイセンスデザイン部門、カラーデザイン部門、スクールデザイン部門の3部門で、エントリー期間は6月30日まで。詳細は公式サイト参照。

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ヘアサロン業界のネクストジェネレーションを応援するコンテスト「D-CONTEST2025」開催 6月1日からエントリースタート

美容ディーラー大手のダリアは、ヘアサロン業界の次世代を担うクリエイターの創造性と感性を磨き、美容の未来を創造するイベントを目指し、ヘアコンテスト「D-CONTEST」を開催している。今年も、美容業界のネクストジェネレーションたちが未来を切り拓くきっかけとなる場として、「D-CONTEST2025」を始動する。

今年で4回目となる「D-CONTEST」の1stステージは“オンラインフォト”だ。業界を代表する美容師が務める審査員が、オンラインで応募されたフォト作品の中から“ファイナルステージ”に進出する参加者を選出。“ファイナルステージ”はリアルコンテストで、10月20日に福岡で開催予定だ。

エントリー部門はハイセンスデザイン部門、カラーデザイン部門、スクールデザイン部門の3部門で、エントリー期間は6月30日まで。詳細は公式サイト参照。

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