ABG改めオーセンティックが中国に現法を設立したワケ【ヒキタミワの水玉上海】

1993年から上海在住のライターでメイクアップアーティストでもあるヒキタミワさんの連載「水玉上海」は、ファッションやビューティの最新トレンドや人気のグルメ&ライフスタイル情報をベテランの業界人目線でお届けします。今回は上海にアジア太平洋地域のヘッドクオーター開設したオーセンティック・ブランズ・グループについて。盛大なパーティを取材した。

オーセンティック・ブランズ・グループ(Authentic Brands Group以下、オーセンティック)は上海で6月5日、アジア太平洋地域のヘッドクオーター開設の記念セレモニーを開催した。会場は上海の中心地にそびえるオフィスビル「太古匯」、街全体を一望できる絶好のロケーションだ。イベントは中国らしい獅子舞と太鼓の演出で幕を開けたが、ひと際注目を浴びたのは、オーセンティックの大株主であり、戦略的なパートナーとなった世界的アイコンでもあるデイビッド・ベッカムの姿だった。

今回開設されたアジア本部は約2000㎡の規模で、5つの没入型ショールーム、専用スタイルスタジオ、エグゼクティブラウンジなどを備える。ライフスタイル、エンタメ、ブランド運営、ビジネス開発、PR、マーケティングなど各分野のプロフェッショナルが常駐し、APAC全体のブランド展開を統括する。マット・マドックス(Matt Maddox)社長は「このオフィスは単に私たちのチームのための場ではなく、パートナーを迎えることができ、オーセンティックブランドが細部に至るまで“具現化”されている空間だ」と語った。

オーセンティックは創業以来、「Think global, act local(グローバルに考え、ローカルに動く)」という戦略を軸に、地域ごとのハブを整備してきた。今回のアジア本部の設立は、2024年のEMEA本部に続く展開であり、アジア市場における成長の起爆剤としての意味を持つ。ジェイミー・ソルターCEOは「上海はダイナミックで革新的な都市であり、アジア本部の本拠地として最適だ」と語り、中国市場の可能性に強い自信を示した。

中国市場では、まずチャンピオン、ノーティカ、ハンターといった認知度の高いブランドに注力、その中でもチャンピオンは中国最大規模のシューズ企業である百麗時尚(ベル・インターナショナル)と戦略的パートナー契約を締結し、中華圏での販売のための合弁会社を設立した。その他、宝尊電商(Baozun)など中国国内の有力企業が、商品開発から店舗運営までを展開する計画が進んでいる。

オーセンティックのアジア太平洋市場におけるリテール売上は20億ドル(約2880億円)で、米国市場で200億ドル(約2兆8800億円)に達している。これはアジア太平洋地域に非常に大きな成長機会があることを示している。

オーセンティックは50を超えるブランドの知的財産を保有・展開する世界的なブランドプラットフォームであり、スポーツ、ライフスタイル、エンタメ領域で知的財産を戦略的に保有・拡張し、最適なパートナーと連携して成長を遂げている。現在、150カ国に2万9000の直営・ショップインショップ店舗、40万の卸先など、グローバルなスケールとローカルの実行力を兼ね備えている。

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“ジェリーシューズ”は今年も夏のトレンドに 「スキムス」の透明サンダルがTikTokで話題

「ザ・ロウ(THE ROW)」が復活させ、2024年のサマートレンドとして注目を集めた“ジェリーシューズ”が、今年も流行中だ。 キム・カーダシアンによる「スキムス(SKIMS)」のシューズが完売し、TikTokで盛り上がりを見せるなど、1980〜90年代からのリバイバルフットウエアは、25年夏のトレンドとしても存在感を示している。

「スキムス」のジェリーシューズは、通気孔のある“クレイ(Clay)”と呼ばれるヌードカラーが特徴で、価格は58ドル(約8500円)。公式オンラインストアでは現在売り切れている。

このトレンドについて、マリカ・アンドリュース(Malika Andrews)らセレブリティーのスタイリングを手掛けるレオン・グレイ(Leon Gray)は、「ジェリーシューズの復活の大きな要因は、ヘルシーで楽しいアクセントをファッションに与えるからだと思う。特に、ありったけの楽しいものを必要としている今の時代には!“ミレニアル世代のアイデンティティー”が再びクールなものになっていることと、『スキムス』による発売も相まって、TikTokで旋風を巻き起こし、ジェリーシューズの夏の定番アイテムとしての地位は確固たるものになった」と話した。また、「このトレンドで興味深いのは多様なブランドがジェリーシューズの個性をそれぞれに解釈し、遊び心溢れる本質をキープしながらも洗練されたデザインに仕上げていることだ。『ベロニカ・ビアード(VERONICA BEARD)』が最たる例で、ヒールタイプもフラットタイプも、あらゆるカラーで展開している」とコメントした。

実際、リバイバルトレンドに乗るのは「スキムス」だけではない。リアーナ(Rihanna) による“フェンティ×プーマ(FENTY×PUMA)”シリーズからは、ネオンカラーの”キャットクリートジェリーサンダル”、パリ発のシューズブランド「ノダレト(NODALETO)」からは、「メリッサ(MELISSA)」とコラボしたPVC素材のサンダルとバレエシューズが登場した。ビーチサンダルなどを取り扱う「ティキーズ(TKEES)」は、「Jクルー(J.CREW)」とコラボレーションしたカラフルなTストラップサンダルを発表した。

 

また、「クロエ(CHLOE)」や「ジャンバティスタ ヴァリ(GIAMBATTISTA VALLI)」が25年春夏コレクションで発表したように、ラグジュアリーブランドもジェリーシューズを発表。「スティーブマデン(STEVE MADDEN)」や「オールドネイビー(OLD NAVY)」のようなブランドは、より安価で類似のスタイルを展開している。

マリッサ・ガランテ・フランク(Marissa Galante Frank)=ブルーミングデールアクセサリー・ファッション・ビューティ・ディレクターは去年、25年春夏コレクションの最もホットなアクセサリーとして「クロエ」のシューズを挙げていた。フランクによると、「『クロエ』のジェリーシューズは、25年春夏ランウェイの若々しいスピリットを完璧に捉えた。シェミナ・カマリ(Chemena Kamali)のフェミニンでボヘミアン・ルックに合わせたスタイリングがとても新鮮で、同シーズンの2大テーマと完璧に合致していた」という。

TikTokでは、ジェリーシューズのノスタルジックな要素について活発な議論が交わされている。ビニル製のシューズを履いたことでまめができたり、蒸れたりしたネガティブな側面を思い出す人もいるようだ。

また、PVC素材の有毒性についての懸念も持ち出され、よりサステナブルな選択を模索するブランドも見られる。アパレルやハウスウエアを展開するブルックリン発の「ソルターハウス(SALTERHOUSE)」は、植物繊維から作るヘンププラスチックを使用したジェリーサンダルを制作するなどしている。

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“ジェリーシューズ”は今年も夏のトレンドに 「スキムス」の透明サンダルがTikTokで話題

「ザ・ロウ(THE ROW)」が復活させ、2024年のサマートレンドとして注目を集めた“ジェリーシューズ”が、今年も流行中だ。 キム・カーダシアンによる「スキムス(SKIMS)」のシューズが完売し、TikTokで盛り上がりを見せるなど、1980〜90年代からのリバイバルフットウエアは、25年夏のトレンドとしても存在感を示している。

「スキムス」のジェリーシューズは、通気孔のある“クレイ(Clay)”と呼ばれるヌードカラーが特徴で、価格は58ドル(約8500円)。公式オンラインストアでは現在売り切れている。

このトレンドについて、マリカ・アンドリュース(Malika Andrews)らセレブリティーのスタイリングを手掛けるレオン・グレイ(Leon Gray)は、「ジェリーシューズの復活の大きな要因は、ヘルシーで楽しいアクセントをファッションに与えるからだと思う。特に、ありったけの楽しいものを必要としている今の時代には!“ミレニアル世代のアイデンティティー”が再びクールなものになっていることと、『スキムス』による発売も相まって、TikTokで旋風を巻き起こし、ジェリーシューズの夏の定番アイテムとしての地位は確固たるものになった」と話した。また、「このトレンドで興味深いのは多様なブランドがジェリーシューズの個性をそれぞれに解釈し、遊び心溢れる本質をキープしながらも洗練されたデザインに仕上げていることだ。『ベロニカ・ビアード(VERONICA BEARD)』が最たる例で、ヒールタイプもフラットタイプも、あらゆるカラーで展開している」とコメントした。

実際、リバイバルトレンドに乗るのは「スキムス」だけではない。リアーナ(Rihanna) による“フェンティ×プーマ(FENTY×PUMA)”シリーズからは、ネオンカラーの”キャットクリートジェリーサンダル”、パリ発のシューズブランド「ノダレト(NODALETO)」からは、「メリッサ(MELISSA)」とコラボしたPVC素材のサンダルとバレエシューズが登場した。ビーチサンダルなどを取り扱う「ティキーズ(TKEES)」は、「Jクルー(J.CREW)」とコラボレーションしたカラフルなTストラップサンダルを発表した。

 

また、「クロエ(CHLOE)」や「ジャンバティスタ ヴァリ(GIAMBATTISTA VALLI)」が25年春夏コレクションで発表したように、ラグジュアリーブランドもジェリーシューズを発表。「スティーブマデン(STEVE MADDEN)」や「オールドネイビー(OLD NAVY)」のようなブランドは、より安価で類似のスタイルを展開している。

マリッサ・ガランテ・フランク(Marissa Galante Frank)=ブルーミングデールアクセサリー・ファッション・ビューティ・ディレクターは去年、25年春夏コレクションの最もホットなアクセサリーとして「クロエ」のシューズを挙げていた。フランクによると、「『クロエ』のジェリーシューズは、25年春夏ランウェイの若々しいスピリットを完璧に捉えた。シェミナ・カマリ(Chemena Kamali)のフェミニンでボヘミアン・ルックに合わせたスタイリングがとても新鮮で、同シーズンの2大テーマと完璧に合致していた」という。

TikTokでは、ジェリーシューズのノスタルジックな要素について活発な議論が交わされている。ビニル製のシューズを履いたことでまめができたり、蒸れたりしたネガティブな側面を思い出す人もいるようだ。

また、PVC素材の有毒性についての懸念も持ち出され、よりサステナブルな選択を模索するブランドも見られる。アパレルやハウスウエアを展開するブルックリン発の「ソルターハウス(SALTERHOUSE)」は、植物繊維から作るヘンププラスチックを使用したジェリーサンダルを制作するなどしている。

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「グローブ・トロッター」がタイラー・ザ・クリエイターと再タッグ 鮮やかなパステルカラーの新コレクション

「グローブ・トロッター(GLOBE-TROTTER)」は、ラッパー兼プロデューサーのタイラー・ザ・クリエイター(Tyler, the Creator)が手掛けるアパレルブランド「ゴルフ ル フルール(GOLF LE FLEUR)」とのコラボレーションコレクションを発売した。全国の「グローブ・トロッター」直営店舗で取り扱い中だ。

伝統的なクラフツマンシップと独創的なデザインを融合したアイテム

4度目のコラボとなる今回は、ラグジュアリー・トラベルの概念を再定義する鮮やかな新コレクションを発表した。「グローブ・トロッター」の伝統的なクラフツマンシップと、「ゴルフ ル フルール」の独創的なデザインを融合した同コレクションは、“キャリーオンケース”(47万8500円)、“ザ・ロンドン スクエア”(全3色、各26万9500円)、“パスポートスリーブ”(全3色、各4万9500円)、“レザーチャーム”(全3色、各2万7500円)、“ラゲッジタグ”(3万8500円)などがソフトブルーやダスティピンク、サンシャインイエローのパステルカラーパレットで登場する。

同コレクションの目玉である全体にカモフラージュ柄のプリントを施した4輪“キャリーオンケース”は、柄の中に隠れた「ゴルフ ル フルール」の文字が個性的なスーツケース。ハンドバッグとしてもクロスボディーとしても使用できる“ザ・ロンドン スクエア”のライニングには、細部までこだわったシグネチャーカモフラージュプリントが施した。“キャリーオンケース”、“ザ・ロンドン スクエア”ともに、全世界150個の限定生産で内部にはシリアルナンバーが刻印されたレザーパッチをあしらった。

アイテム概要

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「グローブ・トロッター」がタイラー・ザ・クリエイターと再タッグ 鮮やかなパステルカラーの新コレクション

「グローブ・トロッター(GLOBE-TROTTER)」は、ラッパー兼プロデューサーのタイラー・ザ・クリエイター(Tyler, the Creator)が手掛けるアパレルブランド「ゴルフ ル フルール(GOLF LE FLEUR)」とのコラボレーションコレクションを発売した。全国の「グローブ・トロッター」直営店舗で取り扱い中だ。

伝統的なクラフツマンシップと独創的なデザインを融合したアイテム

4度目のコラボとなる今回は、ラグジュアリー・トラベルの概念を再定義する鮮やかな新コレクションを発表した。「グローブ・トロッター」の伝統的なクラフツマンシップと、「ゴルフ ル フルール」の独創的なデザインを融合した同コレクションは、“キャリーオンケース”(47万8500円)、“ザ・ロンドン スクエア”(全3色、各26万9500円)、“パスポートスリーブ”(全3色、各4万9500円)、“レザーチャーム”(全3色、各2万7500円)、“ラゲッジタグ”(3万8500円)などがソフトブルーやダスティピンク、サンシャインイエローのパステルカラーパレットで登場する。

同コレクションの目玉である全体にカモフラージュ柄のプリントを施した4輪“キャリーオンケース”は、柄の中に隠れた「ゴルフ ル フルール」の文字が個性的なスーツケース。ハンドバッグとしてもクロスボディーとしても使用できる“ザ・ロンドン スクエア”のライニングには、細部までこだわったシグネチャーカモフラージュプリントが施した。“キャリーオンケース”、“ザ・ロンドン スクエア”ともに、全世界150個の限定生産で内部にはシリアルナンバーが刻印されたレザーパッチをあしらった。

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「マルニ」のフランチェスコ・リッソ=クリエイティブ・ディレクターが退任

「ディーゼル(DIESEL)」「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」「ジル サンダー(JIL SANDER)」「ヴィクター&ロルフ(VIKTOR&ROLF)」などを擁するOTBは6月18日、同じく傘下に持つ「マルニ(MARNI)」のフランチェスコ・リッソ(Francesco Risso)=クリエイティブ・ディレクターが退任することを発表した。後任については、現時点では明らかにされていない。

同氏は、2016年10月に「マルニ」創業デザイナーのコンスエロ・カスティリオーニ(Consuelo Castiglioni)前クリエイティブ・ディレクターが退任したことを受け、同年11月に後任としてブランドに加わった。それ以前には、「アレッサンドロ・デラクア(ALESSANDRO DELL'ACQUA)」「マーロ(MALO)」「プラダ(PRADA)」などでキャリアを積んでいる。

OTBのレンツォ・ロッソ(Renzo Rosso)会長は、「フランチェスコはメゾンのスピリットと価値観を体現し、チームと共に新たな、そしてエキサイティングな『マルニ』の土台を築いた。真のアーティストである彼は、とてもユニークなデザイナーだ。彼の今後のさらなる活躍を心から願っている」と語った。

リッソ=クリエイティブ・ディレクターは、「私を信じ、想像もし得なかったこの旅のフロントシートを与えてくれたレンツォに、心から感謝する。『マルニ』は私にとってスタジオであり、ステージであり、夢だった。多様な色や直感、ケア、そして誰もが自分らしくいられる場所を与えてくれた。感情を込めて創造することや、真のコラボレーションがいかにパワフルかを教えてくれた。『マルニ』のチーム全員、そして旅に加わってくれたみんなに感謝を。そして、将来のさらに素晴らしい旅を祝して乾杯!」とコメントした。

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「マルニ」のフランチェスコ・リッソ=クリエイティブ・ディレクターが退任

「ディーゼル(DIESEL)」「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」「ジル サンダー(JIL SANDER)」「ヴィクター&ロルフ(VIKTOR&ROLF)」などを擁するOTBは6月18日、同じく傘下に持つ「マルニ(MARNI)」のフランチェスコ・リッソ(Francesco Risso)=クリエイティブ・ディレクターが退任することを発表した。後任については、現時点では明らかにされていない。

同氏は、2016年10月に「マルニ」創業デザイナーのコンスエロ・カスティリオーニ(Consuelo Castiglioni)前クリエイティブ・ディレクターが退任したことを受け、同年11月に後任としてブランドに加わった。それ以前には、「アレッサンドロ・デラクア(ALESSANDRO DELL'ACQUA)」「マーロ(MALO)」「プラダ(PRADA)」などでキャリアを積んでいる。

OTBのレンツォ・ロッソ(Renzo Rosso)会長は、「フランチェスコはメゾンのスピリットと価値観を体現し、チームと共に新たな、そしてエキサイティングな『マルニ』の土台を築いた。真のアーティストである彼は、とてもユニークなデザイナーだ。彼の今後のさらなる活躍を心から願っている」と語った。

リッソ=クリエイティブ・ディレクターは、「私を信じ、想像もし得なかったこの旅のフロントシートを与えてくれたレンツォに、心から感謝する。『マルニ』は私にとってスタジオであり、ステージであり、夢だった。多様な色や直感、ケア、そして誰もが自分らしくいられる場所を与えてくれた。感情を込めて創造することや、真のコラボレーションがいかにパワフルかを教えてくれた。『マルニ』のチーム全員、そして旅に加わってくれたみんなに感謝を。そして、将来のさらに素晴らしい旅を祝して乾杯!」とコメントした。

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「プチバトー」×「ウィンダンシー」 コラボロゴを配した家族で楽しめるTシャツやパジャマなど

「プチバトー(PETIT BATEAU)」は「ウィンダンシー(WIND AND SEA)」とコラボレーションしたコレクションを7月16日から公式オンラインブティックと伊勢丹新宿本店ポップアップストアで先行発売する。一部店舗では7月18日に発売、阪急うめだ本店では7月30日から8月5日まで取り扱う。

海や自然を愛するブランドが出会い生まれたコレクションは、「プチバトー」を代表する1×1リブ編み素材のTシャツやパジャマに、「ウィンダンシー」のグラフィックをプリントしたモダンなラインアップ。また、両ブランドのアイコニックなモチーフのハートとスペードが融合した総柄プリントなど、ベビーからキッズ、大人までおそろいで着用でき、遊び心あふれるデザインに仕上げた。半袖Tシャツはベビーが5500円、キッズが6600円〜、大人用が7700円。他にもショートロンパースや半袖パジャマ、トートバッグ、大人とキッズのキャップなどをそろえる。

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「フジロック2025」に出演 音楽家でありグラフィック・アーティスト、ティコ(Tycho)が語る創作哲学

アメリカ・カリフォルニア州サクラメント出身のスコット・ハンセン(Scott Hansen)によるプロジェクト、ティコ(Tycho)。2020年には5作目「Weather」(2019年)がグラミー賞のノミネーションも受けた、すでに20年以上のキャリアを誇るエレクトロニック・ミュージック界の第一人者の1人だが、彼にはもう一つ知られた顔がある。それが映像クリエイター/グラフィック・デザイナーとしての活動で、近年は主にティコ周りのビジュアル制作を通じて、音楽とともに彼のクリエイションの重要な柱を担ってきた。その仕事は、作品のアートワークからツアー用のポスター作成、さらにはライブで使用する映像監修やステージ演出にまで及ぶ。ニュー・アルバム「Infinite Health」(24年)を携えて行われた今年1月の来日公演は、そんな彼が手掛けるビジュアル・ワークの最新の発表の場でもあったわけだ。

スコットいわく「没入型オーディオ・ビジュアル体験のプラットフォーム」と定義される現在のティコ。音楽制作に先駆けたグラフィック・デザイナーとしての原点。映像と音楽の関係性をめぐる哲学。そして、AIとクリエイションの問題、新たに立ち上げたプロジェクト「Tycho Open Source」について。来月の「フジロック」への出演(7月25日@RED MARQUEE)も控えるスコットに話を聞いた。

音楽と映像による
没入感のあるライブ

——先日のライブですが、非常に没入感のあるステージングで素晴らしかったです。

スコット・ハンセン(以下、スコット):しばらくライブをしない期間があって、その間に「どうすればこれまでとは違った形にできるか?」「どう進化させたり変化させたりできるか?」とずっと考えていたんだ。特に意識したのはビジュアル面のアップデートで、よりダイナミックに、音楽と視覚が結びついたステージにしたいと思っていた。それに、パフォーマンス自体もメンバー全員がもっと楽しめるような環境にしたかったんだ。以前は機材のセッティングがちょっと複雑で、ステージに立つこと自体がストレスになることもあったから、今回は思い切ってシステム全体を再設計した。今では純粋に“演奏すること”に集中できるし、ステージに立つのが心から楽しいと思えるようになったよ。

——映像演出については、どんなコンセプトがありましたか。

スコット:僕はいつも、音楽と映像のあいだに何かしらストーリーや映画的なつながりを持たせるようなアプローチを心がけているんだ。例えば「Devices」の映像——東京で撮影したんだけど、普段はMVを切り貼りしてライブ用に再構成するところを、今回はほとんどそのまま使ってる。いくつか色味を調整したくらいでね。それから、今回初めて取り入れたのが「i/MAG」っていう手法で、ステージ上に小型カメラを設置して、ライブ中のパフォーマンスをリアルタイムで撮影・投影してるんだ。僕のキーボードの上とか、観客からは見えないアングルを映して、そこにエフェクトをかけて加工しながら他のビジュアルと組み合わせていくんだけど、それがすごく楽しかった。自分たちが演奏してる“今”の瞬間が、そのまま視覚的な物語として重なっていく感覚があってね。

——スコットさんはティコについて、「没入型オーディオ・ビジュアル体験のプラットフォーム」とみずから謳(うた)われています。その意味するところを教えていただけますか。

スコット:僕にとって、音楽とビジュアルってすごく近いところから生まれているものなんだ。同じ感情やアイデアを別のかたちで表現してるだけでね。自分の音楽でも他の人の音楽でも、聴くときはいつも視覚的なイメージが頭に浮かぶし、僕にとってそれは自然なことなんだ。音楽と映像の両方を手がけてるのが同じ自分自身だから、それらが自然と統合されて、一体感のあるものになっているんだと思う。特にインストゥルメンタル・ミュージックには、聴く人の心の中に広がる“風景”のようなものがあると思っていて。聴いていると、まるで海や山が見えるかのように、心が自然とさまよっていく。その感覚って、すごく自由で瞑想的な体験だと思う。

一方で、ボーカル・ミュージックはもっと感情や言葉に根ざしたもので、コミュニケーションや人間のつながりについて考えるきっかけになる。だからこそ僕は、音楽とビジュアルをつなぐことで、その両方の感覚を横断できるような体験をつくりたいと思っている。ビジュアルが音楽に“意味”を押しつけるものにはしたくないんだよね。ビジュアルが音楽にもう一つの奥行きや余白を与えて、見る人がそれぞれに“別の次元”を感じられるようなライブにしたい。それが、僕が考える“没入体験”なんだ。

ボーズ・オブ・カナダからの影響

——そうした音楽とビジュアルを横断するアプローチは、これまで作品を重ねる中でどのように進化・変化してきたという手応えがありますか。

スコット:僕にとってこのプロジェクトの大きなモチベーションの一つが、エンジニアリングやプロダクションといった技術的な側面にあるんだ。音も映像も、制作において“どうつくるか”という部分にすごく刺激を受けるし、それを探求することが自分の創作意欲につながってる。

音に関しても、以前よりもずっと効率的に、少ない要素で多くを語れるようになってきたと感じてる。ソングライティングやアレンジの構造もより洗練されたものにしたいし、何より“伝えたいことをいかにシンプルに表現できるか”っていう点に今は強く意識が向いてる。結果として、全体としての表現もどんどん削ぎ落とされて、より凝縮されたものになってきているんじゃないかなって思うよ。

——スコットさんの考える「没入体験」という視点から、例えばラスベガスの「Sphere」のような施設はどのように映るのでしょうか。

スコット:すごく魅力的に思えるよね。実際に行ったことはないけど映像では見たことがあって、本当にすごいなって感じたよ。ああいうコンセプトは大好きだよ。

「Meow Wolf」っていうアートスペースがあって、いくつか拠点があるんだけど、たしかデンバーにある会場だったかな。立方体のような構造で、「Sphere」より規模は全然小さいけど、壁が全部スクリーンになっていて、たしか天井にも何か映っていたと思う。中に入ると、完全に包み込まれるような空間なんだ。そこで一度DJをしたことがあって、すごくクールだったよ。自分としては「Sphere」の中にいるという感覚に最も近い体験だったと思う。「Meow Wolf」って、ちょっと奇妙な場所なんだよね。最近のツアーでも、たしかニューメキシコの別の施設で演奏したんだけど、そこもまた全然違う空間だった。確か今は5カ所以上あると思うけど、どこも独自の美学を持っていて、すごくインスピレーションを受けるよ。

——“没入型のショー”というと、個人的に印象深いのはビョークやワンオートリックス・ポイント・ネヴァーだったりするのですが、スコットさんにとってそういうアーティストとなると誰になりますか。

スコット:例えばボーズ・オブ・カナダ(Boards of Canada)は、ずっと僕にとって大きな存在だった。あの独特な美学はいつも際立っていたし、たしか彼らには映像やビジュアル制作を手がけるコレクティブみたいなチームがいたんじゃないかな。初期の作品には特に強くそれを感じた。タイトルは忘れちゃったけど、あのころのビデオなんかは本当にすごくて、音楽とビジュアルが完全に一体になってたんだ。まるで音楽にぴったり寄り添う完璧なパートナーみたいに感じられて。だから彼らには、音楽面でもビジュアル面でも、本当にたくさんのインスピレーションをもらってきたと思うよ。

グラフィック・デザイナーとしてのキャリア

——ティコのビジュアル・ワークにまつわる話として、スコットさんが「ISO50」名義で活動されたグラフィック・デザイナーとしてのキャリアについて教えてください。

スコット:たぶん1990年代後半から2012年くらいまでの話かな。当時の僕の本業は、インターフェース・アーキテクチャ、つまりソフトウェアやウェブのUXデザインだったんだ。生活のための仕事としてはずっとウェブ・デザインをやっていて、音楽はあくまで趣味というか、サイド・プロジェクトとしてちょこちょこ触っていたくらいだった。

転機が訪れたのは06年ごろで、「ISO50」っていう名前でビジュアルの活動をしていたんだけど、その名前でブログを始めたんだ。最初は主にデザイン中心のブログだったんだけど、次第に音楽も紹介するようになって、それが思いのほか注目されるようになった。そのブログを、自分の音楽プロジェクトの発信の場としてもうまく活用していて、好きなグラフィックや音楽を紹介する合間に“これも聴いてみて”って、自分の曲をさりげなく載せたりしてたんだよね。結果的にそれが大きなきっかけになって、ティコの名前がより多くの人に知られるようになったと思う。当時は広告業界のアート・ディレクターやマーケターなんかもよく見てくれてて、ブログで聴いた曲をCMやキャンペーンに使ってくれたりもしてね。

でも、10年には「Dive」の制作が終わりに近づいて、翌年リリースされるタイミングでツアーを始めたんだ。ライブ・バンドも結成して、本格的に音楽に注力するようになった。そうなると、ブログやデザインに使える時間がどんどんなくなっていって……気づけば、あのブログも自然と終わってしまった。というのも、それまでの15年くらいをデザインにささげてきたから、次の10年は音楽にささげてみようって思ったんだよね。でも、気づいたらもう14年経ってた(笑)。ただ、今もティコのポスターやカバーアート、映像作品の多くは自分で手がけているし、グラフィックの仕事も完全には手放してない。忙しいけど、充実した日々を送れてると思うよ。

——スコットさんの中で、ティコと「ISO50」はどういう関係性にあるのでしょうか。

スコット:僕にとっては完全に一体化してる。同じプロジェクトの異なる側面という感じでね。「ISO50」という名前は、もともと写真にハマっていた時期に使い始めたもので、富士フイルムの「Velvia」っていうポジフィルムの感度に由来しているんだ。そのころはTシャツのデザインとかもやっていて、そのロゴとして「ISO50」を使ったりしてね。でも、結局どっちも自分のプロジェクトで、プロとしての側面を見せるときに名前を分けていただけで、今では全部一つの「ティコ」というプロジェクトの中に統合されている。音楽とビジュアルが完全に一体となった、オーディオ・ビジュアル・プロジェクトとしてね。

——「ISO50」としては、ティコ以外でどんなデザインの仕事をしていたんですか。

スコット:主にやっていたのはウェブのインターフェース・デザインだった。例えばスキューモーフィック(skeuomorphic)な、現実の物体を模したようなウェブサイトをつくることが多かったね。紙っぽく見えるインターフェースとか、本のページをめくるような操作感とか、そういう質感重視のデザインが得意だった。Flash全盛の時代で、リアルなテクスチャや立体感をデジタルで再現するのがクールだったんだ。

でも僕の夢は、いつか音楽の世界とつながって、コンサート・ポスターやアルバムのカバーを手がけることだったんだ。ティコの活動を通じて徐々にそういう機会も増えていって、それがすごくうれしかったよ。ただ、仕事の大半はクライアント・ワークじゃなくて、自分の作品を売ることだった。Tシャツやアート・プリントをつくって、自分で販売してたんだ。大判のエプソンの44インチ・プリンターでジークレープリントを刷って、サイトで直接販売するような形でね。そういう個人制作の発表と流通の場として機能してたんだよ。

——ちなみに、ファッション関係の仕事ってありましたか。

スコット:一度だけ、「ディーゼル(DIESEL)」のキャンペーンでポスターをつくったことがあるよ。たしか20周年か何かの記念企画だったと思う。でも、グラフィックをTシャツにプリントしたりはしてたけど、服そのものをデザインするってことはしていない。服飾って三次元で考えなきゃいけないし、構造も複雑だし、本当に難しい分野だと思うんだよね。だから、そういうことができる人たちにはすごく尊敬の念があるよ。

影響を受けたグラフィック・デザイナー

——新作の「Infinite Health」のアートワークですが、自然の中に人工物が同居したシュールな構図が、マイク・オールドフィールドの「Tubular Bells」や、ヒプノシスが手がけたピンク・フロイドなどのジャケットを連想させるところがありました。サウンドとビジュアルとのつながりという観点で、スコットさんが影響を受けたり好きなデザイナーがいたら教えてください。

スコット:うん、今回は、70年代のアートワーク──ストーム・ソーガソンとか、ピンク・フロイドのジャケットみたいなやつ──そういう感じのものを参考にしたいって思ってて。あの時代の、でっかいプログレのアルバム・カバーを見て育ったんだよね。で、当時のアートワークでクールだと思っていたのは、写真ベースなんだけど、どこかイラストみたいに見えるやつで。コラージュ的に構成されているのに、仕上がりは曖昧で、絵なのか写真なのかよく分からない。そういう中間的な感じが面白いなと思って。それから、有機的なものと人工的なものを対比する構成も意識していた。それって70年代のサイケデリック・アートによく見られるテーマで、そういった感覚を取り入れたかったんだ。

——デザインや映像の道に進む上で、大きな影響を受けた人物はいますか。

スコット:一番影響を受けたのは、アルノー・メルシエ(Arnaud Mercier)というグラフィック・デザイナーだね。フランス系カナダ人で、富士フイルムの「Velvia」を使って写真を撮ってたんだけど、その上にものすごくシンプルなグラフィックを重ねてて、それがとにかく美しかった。今回のジャパン・ツアーのポスターも、実は彼へのオマージュなんだよ。十字のモチーフや、ミニマルな構成なんかは、まさに彼がよく使っていたスタイルなんだ。

僕が本格的にアートやデザインをやり始めるずっと前から彼の作品には惹かれていて、いつかこういうのを自分もつくれたらってずっと思っていて。それで思い切って彼にメールを送ってみたんだ。いろいろ質問してみたら、彼は本当に親切で、丁寧に答えてくれた。それから少しずつやりとりが続くようになって、何年も連絡を取り合ってた。彼が使ってた「Velvia」についても詳しく教えてくれて、そこから自分の「ISO50」っていう名前も生まれたんだ。彼はすごくインスピレーションをくれる存在で、デザインに関する多くのことを教えてくれた。5年くらい前に亡くなってしまったんだけど、今でも彼のデザインが僕の中には残っているよ。

「健康」と音楽

——今回の新作はタイトルにもある通り「健康」がテーマということで、背景にはパンデミックの影響があったと伺っています。サウンドはとてもダンス・フィールに溢れた仕上がりですが、スコットさんにとって今作はヒーリング的な意味合いもあったりしたのでしょうか。

スコット:音楽ってやっぱり、根本的に癒やしの力があるものだと思う。つくるっていう行為自体もそうだし、聴くこともそう。どっちのプロセスにもある種の瞑想的な側面があるし、本当に強い力を持ってる。でも同時に、自分にとって音楽は“仕事”でもある。ハードワークだし、正直ストレスも大きい。放っておくとその波にどんどんとのまれてしまう。しかも、自分はそのストレスを割と許容しすぎてしまうタイプで、だから今回の作品では、改めて自分に「もっとバランスを取らなきゃいけない」と言い聞かせるような気持ちがあった。

今は子どももいるし、家族もいて、人生のいろんな局面を持続可能にしていくフェーズに入ったなと感じてるんだ。全ての要素をより健康的に、よりサステナブルな視点から捉え直していく必要がある。たぶん、それが今回の作品に込めた大きなテーマだったと思う。もちろん、パンデミックの影響もある。あの時期を通じて、誰もが「自分の健康」ってことを改めて考えさせられたと思う。だからこの作品には、自分がこれからも音楽を続けていく上で、それがちゃんと健やかで充実した営みであるように……という願いも込められてるんだ。

——パンデミックの経験が、その後の人生設計やキャリアの計画を見直すきっかけになった、と話すミュージシャンは多いですよね。

スコット:うん、まさにそうだね。あの時間がなければ、たぶん今みたいな形で家族を持つこともできなかったと思う。というのも、それまではツアーとアルバム制作の繰り返しで、とにかく立ち止まる余裕が一切なかったんだ。気がつけば10年くらい一瞬で過ぎてて、「自分は今まで何をしてきたんだろう?」って、ふと我に返る瞬間があった。

だから、一度立ち止まって「これから何を大事にしたいのか」「どう生きていきたいのか」っていうのを考える時間が持てたのは、本当に大きかった。ただ、あの期間も創作自体はずっと続けていて、自分に課していたのは“毎日1曲、もしくは何かしらのアイデアを必ず残す”っていうルールだった。ほんの小さなメロディーの断片でもいいから、とにかく“種”をまいておくという感覚で。その蓄積が今回の作品につながってる。あのときに書いた曲の多くは当時の空気感そのものをまとってて、自分にとってもすごく手応えがあった。4年分のストックの中からじっくり選んで構築していくことができたし、こんなふうに余裕を持って作品をつくる経験は初めてだったから、自分の中でもかなり特別なアルバムになったと思うよ。それに、実はもう一枚分のアルバムがすでにできていて、それも近いうちにリリースしたいと思ってるんだ。

——これは以前ジョン・ホプキンスにインタビューした際にも話題に出たのですが、近年、アンビエントなどのエレクトロニック・ミュージックにおいてAIによる自動生成が大きな話題となっています。それこそセラピーやヒーリングなどさまざまな効果を謳ったプレイリストがストリーミング・サービスでは溢れかえり、莫大な再生数を記録している現状は、音楽における芸術性や作者の独創性の概念に問いを投げかけ、新たな議論を巻き起こしています。スコットさんはこうした状況をどのように捉えていますか。

スコット:その分野については正直、そこまで詳しいわけじゃないから断言はできないんだけど……もし本当に機械が人間からアートを奪うようなことになるなら、それって本当に悲しいことだと思う。一番影響を受けるのは、これから出てこようとしてる若いアーティストたちなんじゃないかな。すでに確立されてる人ならある程度は耐えられるかもしれないけど、それでも今はとにかく飽和状態で、音楽で生計を立てていくことがますます難しくなってきてるし。

僕自身はAIに関して深く調べたわけじゃないけど、ただ、今のところ「これはすごい!」って思えるような音楽には出会ったことがなくて。“曲っぽいもの”はあるけど、それはどちらかというとチープなポップ・ソングのシミュレーションみたいなもので、それ以上のものではなかった。例外として、人間が素材を与えてAIが構成したビジュアル作品で、ちょっと面白いものは見たことはある。でも、完全にAIだけでつくられたもので、心を動かされた経験はまだない。

AIがジョン・ホプキンスみたいな個性的なサウンドを再現できるようになる——って話も、理屈では面白いけど、現実的にはまだ信じられないかな。本当にそんな時代が来たら、そのときに改めて判断すればいいと思ってる。今の段階では、どこか「手品」っぽく見えるんだよね。AIに投資してる人たちは「もうすぐすごいことになるぞ!」って煽ってるけど、実際はまだそこまでじゃない。まぁ、こういうことを言うと、ラッダイト(新しいテクノロジーや機械、作業方法に反対する人)っぽく聞こえるのかもしれないけど(笑)、少なくとも今の自分にとっては、“AIの音楽”がすぐに深刻な脅威になるとは感じていない。もちろん、この先どうなるかは分からないけどね。

——逆に、スコットさん自身が心を落ち着けたいときに自然と手が伸びる音楽って、ありますか。

スコット:その時々の状況によるかな。というのも、僕ってそもそも音楽を“リラックスのため”に聴くタイプじゃないんだ。制作中の音楽は別だけど、普段何かを聴くときは、むしろ“ワクワク感”とか“エネルギー”が欲しいときで。

例えばインターポールは自分の大好きなバンドの一つで、特にデザインとか映像の仕事をしてるときにいつも流している。集中力を保ちたいときとか、細かいデザイン作業をしてるときにぴったりなんだよね。実際、自分たちのアルバムのジャケットもインターポールをループ再生しながらつくったんだ。「Turn on the Bright Lights」なんて、永遠にリピートできると思う(笑)。

それと、今はダンス・ミュージックばっかり聴いてて。DJセットのためのリサーチ目的でね。“この曲はクラブでどう機能するか”とか、そういう視点で聴いてるんだ。だから結局、音楽を制作したりDJセットの準備で音楽を聴く時間が増えるほど、純粋に楽しむためだけに音楽を聴く時間ってどんどん少なくなってきてる気がするよ。

——ところで、3年ほど前に「Tycho Open Source」というプラットフォームを新たに立ち上げられましたね。これはどういった目的で始められたものなのでしょうか。

スコット:もともとのきっかけは、自分がブログをやってたころに遡るんだけど、当時はちゃんと“コミュニティー”と呼べるものが存在していて、そこにいる人たちとも直接つながれてたし、誰がどんなことをしてるのかも見えていた。ちゃんと人と人との感覚があったんだよね。でもSNSが主流になると、それがだんだん失われていった。最初はSNSもその延長線上にあると思ってたんだけど、気づけばアルゴリズムに支配されて、投稿しても届かない、リーチできない。いわば“ゲートキーピング”されてしまった感覚がある。例えば、フォロワーがたくさんいても、実際にはその多くに何も届いていない。1000人が見たって表示されても、それが誰なのかも分からないし、結局ファンとのコミュニケーションの手段が失われてるっていう実感があるんだよね。

だから、今やってる“オープンソース”的な取り組みは、ある意味でファンクラブ的でもあるけど、もっと直接的で、双方向な関係をつくるための実験でもある。参加してる人にとっても“受け身”じゃない体験になるし、互いに交流できる場にもなる。もっと実用的なことを言えば、そこでライブの先行予約ができたり、特典が用意されていたり、アーティストとより深くつながれる手段としても機能する。単に音楽を届けるっていうだけじゃなくて、そこに関わる人たちにちゃんと“場”を提供したいっていう気持ちが大きいかな。

——「没入型オーディオ・ビジュアル体験のプラットフォーム」としてのティコの展望については、どんなことを思い描いていますか。

スコット:僕は常にライブのビジュアル面を進化させていきたいと思ってる。今回のショーでは、ようやく自分がずっと描いていたビジョンにかなり近づけた気がしてるんだ。例えば、いろんな角度に配置したスクリーンやスクリム(半透明の幕、紗幕)を使ったり、ステージ上に複数のパーツを組み込んだりしてね。ただ、残念ながらそういう装置はすごく大きくて、日本公演には持ち込めなかった。アメリカのショーでは、各ステーションに真っ白なプラットフォームやファサード(前面の装飾)を設置して、それら全てにプロジェクションマッピングを施してるんだ。とくに気に入ってるのは、白く塗装したアンプやオブジェクトをステージ上に置いて、それぞれに別々の映像をマッピングしていく方法で。そうすることで、平面のスクリーンに投影するだけじゃなく、映像が空間の中に立体的に“入り込んでいく”ような体験をつくれると思ってる。もっと没入感のある、3D的なビジュアル空間をつくりたいんだ。そういう体験型のプロジェクトとして、ティコをさらに進化させていきたいと思ってるよ。

PHOTOS:TAKUROH TOYAMA
TRANSLATION:EMI AOKI

◾️Tycho「Infinite Health」
2024年8月30日リリース
Label: BEAT RECORDS / Ninja Tune

TRACK LIST:
01. Consciousness Felt
02. Phantom
03. Restraint
04. Devices
05. Infinite Health
06. Green
07. DX Odyssey
08. Totem
09. Epilogue
10. Phantom Prologue *Bonus Track
https://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=14204

配信リンク:
https://tycho.lnk.to/infinite-healthPR

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映画「劇場版総集編 呪術廻戦 懐玉・玉折」×「グラウンド ワイ」 ビジュアルに鈴鹿央士を起用

ヨウジヤマモトの「グラウンド ワイ(GROUND Y)」は、映画「劇場版総集編 呪術廻戦 懐玉・玉折」とのコラボアイテムを発売する。6月20〜29日まで「グラウンド ワイ」直営店で、6月20日12時から6月29日23時59分まで「グラウンド ワイ」公式オンラインで予約販売する。商品は、2025年9月下旬頃から順次発送を予定する。

「劇場版総集編 呪術廻戦 懐玉・玉折」コラボ
シャツとTシャツ、パンツを制作

コラボアイテムは、テレビアニメ第2期「懐玉・玉折」に登場する“闘魚”と、“五条悟”の“手”、“懐玉・玉折”の文字を刻み水面のように幻想的なシャツ(8万5800円)、“五条悟”の覚醒シーンを描いたチェック柄シャツ(8万5800円)、夏油傑が操る呪霊“虹龍”をストライプで表現した半袖シャツ(7万2600円)とパンツ(8万8000円)が登場。また“呪霊”の“口裂け女”と“虹龍”をモノクロ調で描いたシャツ(6万6000円)や、“五条悟”と“夏油傑”の顔を前後でつなぐグラフィックTシャツ(5万5000円)、“伏黒甚爾”の身体に巻きつく“格納呪霊”をモチーフにしたTシャツ(4万6200円)などをラインアップする。ビジュアルには、俳優、モデルの鈴鹿央士を起用した。「グラウンド ワイ」と「呪術廻戦」は、2023年にもコラボを実施、今回で2回目となる。

©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

映画「劇場版総集編 呪術廻戦 懐玉・玉折」は、芥見下々による漫画を原作としたアニメ「呪術廻戦」の第2期で描かれた、“五条悟”と“夏油傑”の過去にまつわるエピソード「懐玉・玉折」を、劇場版総集編として再編集した。

特設サイト

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ミャクミャクと「リラックマ」のコラボぬいぐるみが登場 万博会場内限定で購入が可能

大丸松坂屋百貨店は6月25日、「リラックマ」と大阪・関西万博の公式キャラクター“ミャクミャク”のコラボレーションアイテムを発売する。アイテムは万博会場内のオフィシャルストア東ゲート店 大丸松坂屋百貨店でのみ取り扱う。

コラボでは、ミャクミャクをデザインにあしらったリラックマとコリラックマのぬいぐるみ2型を用意する。ミャクミャク柄の脱着できる寝袋が付属するぬいぐるみ(6930円)と、ミャクミャクを抱えた“ぶらさげぬいぐるみ”(3960円)がそろう。

■販売場所

万博会場内オフィシャルストア 東ゲート店 大丸松坂屋百貨店

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ミャクミャクと「リラックマ」のコラボぬいぐるみが登場 万博会場内限定で購入が可能

大丸松坂屋百貨店は6月25日、「リラックマ」と大阪・関西万博の公式キャラクター“ミャクミャク”のコラボレーションアイテムを発売する。アイテムは万博会場内のオフィシャルストア東ゲート店 大丸松坂屋百貨店でのみ取り扱う。

コラボでは、ミャクミャクをデザインにあしらったリラックマとコリラックマのぬいぐるみ2型を用意する。ミャクミャク柄の脱着できる寝袋が付属するぬいぐるみ(6930円)と、ミャクミャクを抱えた“ぶらさげぬいぐるみ”(3960円)がそろう。

■販売場所

万博会場内オフィシャルストア 東ゲート店 大丸松坂屋百貨店

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「オーシバル」×アンドレ・サライヴァ マリンテイストなTシャツやトートバッグなど

「オーシバル(ORCIVAL)」は6月25日、グラフィティアーティスト、アンドレ・サライヴァ(Andre Saraiva)とのコラボアイテムを発売する。オーシバル 東京、「オーシバル」公式オンライン、ビショップ(BSHOP)一部店舗で販売する。また6月25日〜7月1日の期間、伊勢丹新宿本店でポップアップをオープンする。

アンドレ・サライヴァとコラボ
キャラクター“ミスター・エー”を随所に

コラボアイテムは、アンドレ・サライヴァによるキャラクター“ミスター・エー(Mr. A)”をモチーフに制作。ラインアップは、「オーシバル」を象徴するストライプを配したバスクシャツ(2万5080円)や、Tシャツ(1万780円〜)、キャンバス地のトートバッグ(1万5180円〜)、大判ハンカチ(3300円)をそろえる。またオーシバル 東京、ビショップ、伊勢丹新宿本店のポップアップで、本コラボアイテムを税込1万円以上の購入者に向け、ノベルティーのトートバッグを先着で配布する。

「オーシバル」は、1939年にフランス・リヨンでスタート、“フレンチマリン”をテーマとし、蜂のエンブレムを配したバスクシャツなどを手掛ける。

アンドレ・サライヴァは、スウェーデン・ウプサラ出身のアーティスト。パリを拠点とし、シルクハットとステッキが特徴のキャラクター“ミスター・エー”などで知られる。

■ポップアップ
日程:6月25日〜7月1日
場所:伊勢丹新宿本店 本館3階
住所:東京都新宿区新宿3-14-1

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「グラニフ」が「デスノート」と初コラボ 夜神月やLをデザインした全18アイテムを7月1日に発売

「グラニフ(GRANIPH)」は、人気漫画「デスノート(DEATH NOTE)」とのコラボレーションアイテムを7月1日に発売する。販売は公式オンラインストアおよび国内店舗で行う。発売に先駆けオンラインストアでは、6月18日0:00〜30日23:59の期間中は、予約販売を実施する。

本コレクションでは、主人公の夜神月(やがみ・ライト)やL、死神リューク、ミサといったキャラクターたちに加え、作中の名シーンをモチーフにしたグラフィックが登場。Tシャツ、シャツ、バッグ、ハット、ソックスなど、全18型をラインアップする。価格は1200〜7900円。

デザインは、作品のダークで知的な世界観をファッションに落とし込んだ仕上がりで、普段使いしやすい一方で、ファンにはたまらないディテールが随所に施されている。アイテムはユニセックス仕様で、幅広い層が楽しめる構成となっている。

アイテム一覧

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「フジロック」と「キーン」がコラボ第6弾でフェス特化型サンダルを発売

日本最大級の音楽フェス「フジロックフェスティバル(FUJI ROCK FESTIVAL)」(以下、「フジロック」)と米発のアウトドア・フットウエアブランド「キーン(KEEN)」は、コラボ第6弾サンダル“ハイパーポート エイチツー(HYPEPORT H2)”を発売した。「フジロック」公式オンラインショップ、6月27日まで開催されるオフィシャルショップ岩盤のポップアップ、「キーン」直営店、「キーン」公式オンラインストア、各取り扱い店舗にて発売中だ。サイズ展開は、ウィメンズが22.5〜26.0cm、メンズが25.0〜29.0、30.0cmだ。

地球環境負荷を低減した製法で革新的なハイブリッドフットウエアを提案する「キーン」が、“自然と音楽の共生”をテーマとして持続可能な野外フェスを提供する「フジロック」に共感して今回のコラボも実現した。

フジロッカー必須のフェス特化型サンダル

トウ・プロテクションがつま先を守る「キーン」の代名詞でもある水陸両用サンダル「ニューポート(NEWPORT)」をリデザインした同商品は、長時間の歩行でも疲れにくいソール構造とグリップ力の高いアウトソールがアクティブな足元をサポートし、脱ぎ履きしやすいバンジーコードシステムや夜道でも視認性の高い蓄光仕様を採用した。さらに、シュータンには「フジロック」のロゴを施し、インナー素材には苗場の⽊々や⾃然にインスパイアされたツリーカモ柄をデザインした。

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「フジロック」と「キーン」がコラボ第6弾でフェス特化型サンダルを発売

日本最大級の音楽フェス「フジロックフェスティバル(FUJI ROCK FESTIVAL)」(以下、「フジロック」)と米発のアウトドア・フットウエアブランド「キーン(KEEN)」は、コラボ第6弾サンダル“ハイパーポート エイチツー(HYPEPORT H2)”を発売した。「フジロック」公式オンラインショップ、6月27日まで開催されるオフィシャルショップ岩盤のポップアップ、「キーン」直営店、「キーン」公式オンラインストア、各取り扱い店舗にて発売中だ。サイズ展開は、ウィメンズが22.5〜26.0cm、メンズが25.0〜29.0、30.0cmだ。

地球環境負荷を低減した製法で革新的なハイブリッドフットウエアを提案する「キーン」が、“自然と音楽の共生”をテーマとして持続可能な野外フェスを提供する「フジロック」に共感して今回のコラボも実現した。

フジロッカー必須のフェス特化型サンダル

トウ・プロテクションがつま先を守る「キーン」の代名詞でもある水陸両用サンダル「ニューポート(NEWPORT)」をリデザインした同商品は、長時間の歩行でも疲れにくいソール構造とグリップ力の高いアウトソールがアクティブな足元をサポートし、脱ぎ履きしやすいバンジーコードシステムや夜道でも視認性の高い蓄光仕様を採用した。さらに、シュータンには「フジロック」のロゴを施し、インナー素材には苗場の⽊々や⾃然にインスパイアされたツリーカモ柄をデザインした。

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「グローバル ワーク」が東南アジア初進出 7月にタイのショッピングモールに出店

アダストリアの「グローバルワーク(GLOBAL WORK)」は7月4日、東南アジア初出店となる店舗、グローバルワーク ザ・モール・ライフストア・ガムウォンワンをタイ・バンコクの北の玄関口となるエリア、ノンタブリー市にオープンする。

住宅街や学校が集中するタイの北の玄関口に出店

東南アジア1号店を出店するのは、タイの大手デベロッパーであるザ モール グループ(THE MALL GROUP)が手掛ける郊外型モールだ。タイ・バンコクの北の玄関口となるエリア、ノンタブリーエリアは、住宅街と大学を含む学校が集中するエリア。同ブランドのメーンターゲットであるファミリー層の来店も多い同施設でメンズ、ウィメンズ、キッズのフルカテゴリーを展開する。

タイは年間を通して高温の気候であることを考慮し、特に日本の秋冬シーズンでは、主力アイテムを活かしつつ、シーズンギャップやタイ人の趣向に対応するため、最低30%はローカルMDでの展開を予定している。

同ブランドは、2012年に台湾と⾹港にそれぞれ1号店を出店して以来、現在では両国でオンラインストアを含む21店舗を展開している。また同社は23年に、タイに子会社を設立し、同年「ニコアンド(NIKO AND...)」が1号店を出店しており、現在は3号店まで出店を拡大している。24年にブランド30周年を迎え、注⼒戦略の1つとして、海外売上を30年に現在の約4倍になる100億円を⽬指すことを発表した。その⽬標に向け、経済成⻑と⼈⼝増加傾向にある東南アジアでの事業成⻑は必須と考え、今回の出店に至ったという。

初のグローバルキービジュアルを制作

今回の東南アジア初上陸にあたり、初のグローバルキービジュアルを制作。ブランドのステートメントである「ともに⽣きよう(Live together)」を想起した複数⼈が同じフレームに⼊る写真に、ブランドカラーと東京発ブランドであることを強調している。

◾️グローバルワーク ザ・モール・ライフストア・ガムウォンワン

オープン日:7月4日
住所:Bang Khen, Mueang Nonthaburi District, Nonthaburi11000
売り場面積:400㎡

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「ドクターマーチン」がNY発「メイド ミー」と再タッグ 90年代のレイヴカルチャーに着想

「ドクターマーチン(DR.MARTENS)」は6月19日、アメリカ・ニューヨーク発のブランド「メイド ミー(MADE ME)」とコラボレーションしたシューズ“バズ ストラップ メイドミー ブラック+ホワイト プレイド ヘアオン”(2万9700円)を発売する。サイズは22cm〜26cm。「ドクターマーチン」公式アプリおよび東京・表参道に位置するブランドコンセプトストア・ドクターマーチン ショールームTYOで取り扱う。

チェックパターンが印象的な“女の子による、女の子のための”デザイン

今回は、90年代のレイヴカルチャーのノスタルジーとアティチュードを融合し、アーカイブを再解釈した“バズ シューズ”をシルエットに、ヘアオンレザーを使用したブラックとホワイトのチェックパターンで個性的でありながら汎用性の高いアイテムに仕上げた。オーバーサイズのベルクロストラップで固定し、ラバー加工された「メイド ミー」のバブルロゴをあしらった。足首周りにはパッド入りカラーを採用し、履き心地にも考慮した。ソールには、90年代を象徴するような曲線的でボリュームのある“バズ アウトソール”を搭載。

「メイド ミー」は、「シュプリーム(SUPREME)」のチーフ クリエイティブ オフィサーであるエリン・マギー(Erin Magee)によって設立されたブランドだ。“by girls for girls(⼥の⼦による、⼥の⼦のための)”を掲げる同ブランドは、90年代から2000年代初頭のパンクやスケート、レイヴカルチャーに影響を受けた大胆でノスタルジックな視点で、女性による女性のためのデザインを発信している。

アイテム概要

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「ティファニー」がダニエル・アーシャムとコラボ 39点限定のネックレスを発売

 

「ティファニー(TIFFANY & CO.)」は、コンテンポラリーアーティストのダニエル・アーシャム(Daniel Arsham)とコラボレーションした“ティファニー & アーシャム スタジオ ハードウェア ネックレス”を全39点限定で発売する。同アイテムは、“ブロンズ エローデッド ペニー ベッセル(侵食した硬貨のブロンズ製ケース)”と呼ばれるブロンズ製ケースに収められる。

今回のコラボでは、「ティファニー」のアーカイブに残る1971年製のハードウエアコレクションから、アイコニックなデザインをモダンに再解釈した。18Kホワイトゴールドに計6カラットを超える約1000石のダイヤモンドと、計3カラットを超える約500石のツァボライトを使用。ニューヨークのアーシャムスタジオで手作業で製作した。

 

ブロンズ製ケースは、1885年に「ティファニー」が手掛けたアメリカ合衆国国章のデザインと、2013年にアーシャムが発表した“スタディ オブ ジ エローデッド ペニー(侵食した硬貨の研究)”に着想を得た。緑青をまとったブロンズにクリスタルを配し、アーシャムの代表的な“フューチャー レリックス(未来の遺物)”の美学を体現する。

ネックレスを入れたケースは、アート作品を運ぶ木箱をイメージし、金属製の留め具を施した“ティファニーブルー”の木箱に収める。また、「ティファニー」とアーシャムの両名が入ったホワイトグローブを収めたブルーボックスも付属する。

 

アーシャムは、「私の作品は、歴史とは生きて進化するという考えを探求している。『ティファニー』もまた、クラフツマンシップとヘリテージに対する深い敬意を共有している。このコラボレーションを通して、私の“フューチャー レリックス”というコンセプトをさらに進化させ、アイコニックなシンボルを全く新しいものへと変貌させることができた」とコメントした。

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「ティファニー」がダニエル・アーシャムとコラボ 39点限定のネックレスを発売

 

「ティファニー(TIFFANY & CO.)」は、コンテンポラリーアーティストのダニエル・アーシャム(Daniel Arsham)とコラボレーションした“ティファニー & アーシャム スタジオ ハードウェア ネックレス”を全39点限定で発売する。同アイテムは、“ブロンズ エローデッド ペニー ベッセル(侵食した硬貨のブロンズ製ケース)”と呼ばれるブロンズ製ケースに収められる。

今回のコラボでは、「ティファニー」のアーカイブに残る1971年製のハードウエアコレクションから、アイコニックなデザインをモダンに再解釈した。18Kホワイトゴールドに計6カラットを超える約1000石のダイヤモンドと、計3カラットを超える約500石のツァボライトを使用。ニューヨークのアーシャムスタジオで手作業で製作した。

 

ブロンズ製ケースは、1885年に「ティファニー」が手掛けたアメリカ合衆国国章のデザインと、2013年にアーシャムが発表した“スタディ オブ ジ エローデッド ペニー(侵食した硬貨の研究)”に着想を得た。緑青をまとったブロンズにクリスタルを配し、アーシャムの代表的な“フューチャー レリックス(未来の遺物)”の美学を体現する。

ネックレスを入れたケースは、アート作品を運ぶ木箱をイメージし、金属製の留め具を施した“ティファニーブルー”の木箱に収める。また、「ティファニー」とアーシャムの両名が入ったホワイトグローブを収めたブルーボックスも付属する。

 

アーシャムは、「私の作品は、歴史とは生きて進化するという考えを探求している。『ティファニー』もまた、クラフツマンシップとヘリテージに対する深い敬意を共有している。このコラボレーションを通して、私の“フューチャー レリックス”というコンセプトをさらに進化させ、アイコニックなシンボルを全く新しいものへと変貌させることができた」とコメントした。

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「ティファニー」がダニエル・アーシャムとコラボ 39点限定のネックレスを発売

 

「ティファニー(TIFFANY & CO.)」は、コンテンポラリーアーティストのダニエル・アーシャム(Daniel Arsham)とコラボレーションした“ティファニー & アーシャム スタジオ ハードウェア ネックレス”を全39点限定で発売する。同アイテムは、“ブロンズ エローデッド ペニー ベッセル(侵食した硬貨のブロンズ製ケース)”と呼ばれるブロンズ製ケースに収められる。

今回のコラボでは、「ティファニー」のアーカイブに残る1971年製のハードウエアコレクションから、アイコニックなデザインをモダンに再解釈した。18Kホワイトゴールドに計6カラットを超える約1000石のダイヤモンドと、計3カラットを超える約500石のツァボライトを使用。ニューヨークのアーシャムスタジオで手作業で製作した。

 

ブロンズ製ケースは、1885年に「ティファニー」が手掛けたアメリカ合衆国国章のデザインと、2013年にアーシャムが発表した“スタディ オブ ジ エローデッド ペニー(侵食した硬貨の研究)”に着想を得た。緑青をまとったブロンズにクリスタルを配し、アーシャムの代表的な“フューチャー レリックス(未来の遺物)”の美学を体現する。

ネックレスを入れたケースは、アート作品を運ぶ木箱をイメージし、金属製の留め具を施した“ティファニーブルー”の木箱に収める。また、「ティファニー」とアーシャムの両名が入ったホワイトグローブを収めたブルーボックスも付属する。

 

アーシャムは、「私の作品は、歴史とは生きて進化するという考えを探求している。『ティファニー』もまた、クラフツマンシップとヘリテージに対する深い敬意を共有している。このコラボレーションを通して、私の“フューチャー レリックス”というコンセプトをさらに進化させ、アイコニックなシンボルを全く新しいものへと変貌させることができた」とコメントした。

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「ルイ・ヴィトン」がファレルが手掛けたスニーカー“LV バターソフト”を発売 ストリートウエアとダンディズムの融合

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、メンズ クリエイティブ·ディレクターのファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)が手掛けたスニーカー“LV バターソフト”を7月10日に発売する。価格は19万2500円〜23万1000円。一般発売に先駆け、「ルイ・ヴィトン」の公式サイト、アプリ、クライアントサービスで6月29日までホワイトのみ先行予約を受付中だ。同キャンペーンには、メソンのアンバサダーを務める俳優カラム・ターナー(Callum Turner)を起用した。

ストリートウェアとダンディズムの融合
バターのようなレザーの“LV バターソフト”

2025-26年秋冬メンズコレクションの一つである“LV バターソフト”は、バターのようになめらかなレザーを使用し、スニーカーの快適性とフォーマルシューズの品質を融合させ、「ルイ・ヴィトン」のメンズ・スタジオのインスピレーション源となるダンディズムを表現した。また、スニーカーが初めてスポーツウエアから日常のワードローブの仲間入りを果たした1960年代のモデルや2000年代にヒップホップコミュニティーで流行したエスプリのスタイルにインスパイアを得て、ストリートウエアカルチャーへのオマージュも込めた。

ファレル・ウィリアムスの顔をモチーフにした「Phriendship」をシュータンに、本コレクションをデザイナーNIGO®と共同制作した想い出に根差したロブスターのモチーフを裏側にあしらい、遊び心あふれるディテールも落とし込んだ。

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ファッションやアートピースを取り扱う住所非公開ショップ「シネマ」が大岡山のギャラリーで4時間限定のポップアップ

6月1日にオープンした、住所非公開のアポイント制ショップ「シネマ(CINEMA)」が6月21日の夜、4時間限定でポップアップを開催する。

「シネマ」は作家が一つ一つ丁寧に作ったウエアやバッグ、陶器などに加えて、オブジェや写真等のアートピースも取り扱う。ポップアップは18:00から22:00までの4時間限定で東京・大岡山のアートギャラリー「LOWW」内にオープンする。

ポップアップの開催に合わせて、特別なコラボレーションアイテムも販売予定だ。

■取扱作家
・principle of overprint
・at dusk
・NOFACE
・装身具LCF
・Tomohito Morita
・Nobuyuki Takeda
・Yoshihiro Sakurai

■CINEMA POP-UP
日程:6月21日
時間:18:00〜22:00
会場:LOWW
住所:東京都目黒区大岡山1-6-6

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渋谷慶一郎のアタック・トーキョーが最新の人型ロボット“アンドロイド・マリア”を発表

音楽家・渋谷慶一郎が代表を務めるアタック・トーキョーはこのほど、最新の人型ロボット“アンドロイド・マリア(ANDROID MARIA)”を発表した。

“アンドロイド・マリア”は、渋谷がかつて喪った妻“マリア”がモデルで、“死はひとつではない”というテーマを具現化した作品。単なる機械ではなく記憶や音楽、人工知能、そして拡張された身体性の交差点に立つ新たな存在として、舞台芸術における“次なる演者”を目指すものだ。

渋谷慶一郎が挑む最新人型ロボット

最新作は、渋谷が10年近く取り込んできたアンドロイド・オペラやテクノロジーを用いた舞台芸術の成果をもとに、さらなる身体性と表現の進化、そして世界一美しいアンドロイドを目指して開発された。造形は、古代から現代に至る多様な女神像や菩薩像を学習した生成AIのコンセプトデザインをベースに、下半身は地下茎を思わせる無数のチューブで覆うことで、大地との繋がりや生命などを想起させることを意図しているという。そして、これまでの空気圧駆動を使用したアンドロイドとは異なり、今回は50以上の関節を全てモーター駆動化することで、より滑らかで有機的な動きが可能となっているほか、内蔵カメラとマイクで常時人間の存在を認識し、対話やパフォーマンスもできるそうだ。なお、制作にはAIのコンセプトデザインと会話プログラムを手掛けたアーティストの岸裕真と、近年の“アンドロイド・マリア”でプログラミングを担当するコンピュータ音楽家の今井慎太郎ら、20人近いコラボレーターやエンジニア陣の協力を得た。

渋谷慶一郎のコメント

「偶然のようにアンドロイドと仕事をし始めて10 年近くが経った。アンドロイドは、僕にとってオペラのような劇場作品の強力なアイコンで足り得ると同時に、開発中の楽器のようなものでもあり、故にいくつかのバージョンアップを経てもなお、自分が満足する地点には辿り着かなかった。なかでも、これまでのアンドロイドの空気制御による身体表現は、柔らかく“自然な動作”を作ることは出来るが、 逆に言えば厳密な制御と即興的、自律的な運動の間を揺れたりすることは出来ないし、人間では全く不可能なより“不自然な運動”を作る点においては限界を感じていた。なので、いつか自分が望む動きと相貌を兼ね備えたアンドロイドを作りたいという願望は、『なぜ、こんなにもアンドロイドと作品を作り続けているのか?』という自問と同時に僕の中に長い間横たわっていた。そして、アンドロイドと仕事をし始めた時に感じた『これは将来AIの容れ物となるだろう』という直感は現在では現実となり、今回製作した“アンドロ イド・マリア”もリアルタイムAPIによるほぼあらゆる言語でのスムーズな会話が可能になっている。歌詞や歌唱の即興性は、今後も恐ろしく進化していくことが目に見えており、僕は本当に新しい楽器と生命を同時に手にしたような喜びに震えている」(渋谷慶一郎)

“アンドロ イド・マリア”は6月初旬、「プラダ モード 大阪(PRADA MODE OSAKA)」で世界初公開され、今後は11月5日に都内コンサートホールで行われる本格的なデビュー公演を経て、2027年にヨーロッパ初演が予定されている。

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スタジオジブリの名作「海がきこえる」のリバイバル上映を記念して、「フィルマークス」が限定Tシャツを発売

「スタジオジブリ」による1993年の名作アニメ「海がきこえる」のリバイバル上映が7月4日から全国でスタートする。これを記念し、「フィルマークス(Filmarks)」が展開するアパレルブランド「フィルマークス カルチャー ウェア(FILMARKS CULTURE WEAR)」との限定コラボTシャツの販売が決定した。「フィルマークス」ストアで、7月4日12:00〜31日23:59まで受注販売を行う。また一部上映劇場でも同日より販売する予定だ。

今回のコラボレーションTシャツ(5940円)は、フロントに作品ロゴ、背面には今回の上映のために新たにデザインされた特製ポスターグラフィックを大胆にプリント。作中の情景を彷彿とさせる“時刻表のディテール”や、繊細な人物描写を高品質なプリントで再現し、作品の空気感を日常の中でさりげなくまとえる一着に仕上がっている。サイズはS〜XXLを展開する。

「海がきこえる」作品情報

1993年にテレビ放送されたスタジオジブリの青春アニメ作品で、原作は氷室冴子、監督は望月智充。高知と東京を舞台に、高校生たちの複雑で繊細な感情の機微を描いた“ジブリの異色作”として根強い人気を誇る。7月4日からの上映では、Filmarks主催のもと全国171館での3週間限定上映が予定されており、劇場数は今後も追加される見込みだという。最新の上映情報は公式Xで随時発信される。

FILMARKS CULTURE WEARとは

「フィルマークス カルチャー ウェア」は、映画やアニメを単なるモチーフではなく、作品に込められた思想・感情・世界観そのものとして捉えたデザインを展開。Tシャツを通して“作品と生きる”という新たなカルチャーの体験を提案している。

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アナウンサー平井理央の新たな挑戦は「チョコレート」 フジテレビ時代の同期と挑んだチョコ作りの裏側を聞く

PROFILE: 左:平井理央/フリーアナウンサー・パラスポーツジャーナリスト、右:錦織まゆ/angeles代表取締役

左:平井理央/フリーアナウンサー・パラスポーツジャーナリスト、右:錦織まゆ/angeles代表取締役
PROFILE: 左:(ひらい・りお)2005年フジテレビ入社。同社でアナウンサーとして7年半勤務した後、現在はフリーアナウンサー・パラスポーツ ジャーナリストとして、テレビやラジオ、イベントなどで活動。2023年から錦織とともに設立した会社アンジェルス(angeles)の共同代表を務める  右:(にしきおり・まゆ)2005年フジテレビ入社。報道局、情報局で勤務し退社。その後、教育系出版社のバックオフィスを担当。23年から平井と共に設立した会社アンジェルス(angeles)の代表取締役を務める PHOTO:MICHIKA MOCHIZUKI

フリーアナウンサーの平井理央は昨年10月、チョコレートブランド「ビビッドカカオ(VIVID CACAO)」をフジテレビ時代の同期である錦織まゆとともに立ち上げた。薬剤師・予防医学士の監修のもと、乳酸菌やチョコレートとしては珍しいビタミンを配合した、栄養といおいしさのバランスを追求し、タイ・ランパン産のカカオ豆を使用し、東京・奥沢の工場で手作業で加工しているこだわりのハイカカオチョコレートだ。

チョコレートはタブレットタイプをメーンに展開し、3つのタイプ全てに約1000億個の乳酸菌を配合。カカオ70%のダークチョコレートのベーシックな“001 リラックス”(2160円)、同じく70%のダークチョコレートにレモン42個分のビタミンCを配合した“002 リフレッシュ”(2376円)、カカオ50%のオーツミルクチョコレートにマルチビタミンを加えた“003 ビューティ”(2376円)をそろえる。

なぜチョコレートに挑戦したのか、共に認定予防医学士の資格を取得し、2人にブランド立ち上げた背景とこだわりのチョコレートについて聞いた。

WWD:チョコレートブランドを立ち上げたきっかけを教えてほしい

平井理央(以下、平井):大学時代に家族でベルギーのブルージュを旅行したとき、チョコレート工場の隣にある直売所で作りたてのチョコレートを食べたんです。そのおいしさが衝撃的で、平井家一同「チョコレートってこんなにおいしいの!?」と感動で震えたのを覚えています。それから、チョコレートは私にとって特別な存在になりました。

その後フジテレビに入社して、当時はまだ働き方改革前で、今では「うそでしょ」というぐらい激務でした。私は夜の番組を担当していたので、1時間しか寝ずに朝から沖縄に日帰りで取材に行くような生活。そんなとき、コンビニで買ったチョコレートをポケットに入れてこっそり食べて、また現場に戻るみたいなことをしていて、自分の日常を少しチョコレートに支えてもらっていました。

でも、どんなにチョコレートが好きでも「肌荒れしないかな」「太るかも」と気になって、毎日は食べられなかった。だからむしろ「毎日食べた方がいい」って言えるぐらいの健康や美容に良いチョコレートがあったらいいなと思ってその話を同期入社でもあり、20年来の友人でもある錦織に話したら、錦織もちょうどチョコレートが大好きで作ってみようとなりました。

錦織まゆ(以下、錦織):いつだかの新年会のときに平井から急に「チョコレートを作ってみたいんだよね」と言われて(笑)。「それなら私も!」って言ったのがきっかけです。

グーグル検索から始めた、手探りのチョコ作り

WWD:そこからすぐ行動に?

平井:私たちはチョコレートは好きなものの、専門的な知識は全くなかったので、とにかく勉強しました。ショコラティエさんが開いている講座に参加してみたり、工場を探したり。パッケージやデザインは誰にお願いすればいいのか探したりしました。だんだんやっているうちに、これはもう個人的にやるっていうより、会社にしないと難しいという話になっていきました。

錦織:最初は「ただ仲のいい友だち同士で盛り上がってるだけなんじゃない?」という目で見られていたと思います。もちろん、みなさん優しかったんですけど、どこかに「本当に実現するの?」という空気もあって。だからこそ、「ちゃんと考えてますよ」という姿勢を見せたくて、会社アンジェルス(angeles)を設立することにしました。

WWD:会社の設立後、どのように開発に向かって動き始めたのか?

平井:最初から「ビーントゥーバー」というカカオ豆から板チョコを作る製法で、豆の味を最大限に生かしたチョコレートを作ろうと決めていました。

錦織:とはいえ、私たちは専門家でもなければ製造の経験もゼロ。だからOEM先を探すことから始めて、「ビーントゥーバー OEM」でグーグルで検索して、一番最初に出てきた世田谷区の奥沢にあるフーズカカオさんに電話してみたんです。

平井:一番最初に検索でヒットした工場に、まさかアポイントを取れてその方とパートナーシップを結んでいただけるとは、われわれも思っていなかったです。

錦織:そこからはとにかく足を運びました。工場の社長がつかまらないと聞けば、「じゃあ今から行きます」と(笑)。報道記者時代の突撃精神が生きましたね(笑)。

平井:そしてもう1つ大切にしているのが「誰も嫌な思いをしないチョコレートを届けたい」という想いです。チョコレート業界には、フェアトレードや児童労働など、さまざまな課題があります。だからこそ、生産の最初から最後まで、関わる全ての人にとってフェアであることを大事にしたいと考えました。だからこそ、私たちは実際にカカオ豆の産地にも自分たちの足で訪れることにしたんです。

錦織:ちょうどフーズカカオさんがタイ・ランパンのカカオ農園と直接取引されていたので、現地に連れて行っていただくことができました。

平井:タイの農園でカカオの収穫から発酵、乾燥までの工程を見させていただきました。現地の農園の方も私たちのチョコレートのコンセプトを気に入ってくれて、とても協力してくださっています。デビューのポップアップにもタイからいらしてくれました。

錦織:タイでも最近チョコレートの人気が高まっていて、カカオ豆の取り合いのような状況になってきているそうなんです。市場全体としても流通量が減ってきていて。でも、顔が見える関係だからこそ、「うちのカカオ豆はなんとかお願いします」とお伝えしていて、無理を聞いていただいています。

平井:今振り返るとグーグル検索から始まった手探りのスタートでしたが、素敵なご縁に恵まれて、本当にいい巡り合わせだったなと思います。

カカオのカラフルな色をブランド名とパッケージに

WWD:「ビビッド カカオ」というブランド名の由来は?

平井:タイにカカオ豆の視察に行ったとき、木になっているカカオポッドを初めて見ました。カカオポッドの中には、白くてみずみずしい果肉“パルプ”が詰まっていて、その中のタネがチョコレートになるんです。黄色だったり赤だったりすごくカラフルで、カカオってもともとはこんなに力強くて色鮮やかな南国のフルーツだったんだなと実感して、帰り道の飛行機の中で、“ビビッド”という言葉が浮かびました。

WWD:スタイリッシュなパッケージだがデザインのこだわりは?

平井:デザイナーさんにお願いして、発光するようなネオンカラーのビビッドな色を使ってもらいました。食べた人が内側から輝くような、そんなイメージを込めて制作しました。

WWD:パッケージにチャックがついているのが珍しい

錦織:そうなんです。板チョコって、2口くらい食べて残しておくとボロボロになったり、風味が飛んでしまったりするんですよね。銀紙や箱入りだと、カバンにも入れにくいし。そういう煩わしさをなるべく減らしたくてチャックをつけました。

カップヨーグルト10個分、約1000億個の乳酸菌を1枚のチョコレートに

WWD: 中身のこだわりについても聞きたい。特に「乳酸菌」と「ビタミンC」が入ったチョコレートは珍しいと思うが、どのようにたどり着いたのか?

平井:「毎日食べたほうがいいチョコレート」を目指す中で、薬剤師で予防医学士の坂田武士さんと出会いました。坂田さんに「おいしくて、肌もキレイになるようなチョコレートってできますか?」と聞いたら、「できますよ」と即答されて(笑)。

具体的にどういう成分が適しているのかを知りたくて、坂田さんからいろんな栄養素の話を聞く中で、特に私たちがピンときたのが乳酸菌でした。最近は“腸活”という言葉もよく聞きますが、腸内環境を整えると、脳の状態も良くなるという研究結果も出てきています。もともと私自身、緊張するとお腹を壊すタイプだったので、腸と脳がつながっているという感覚は体験としても分かる部分がありました。

錦織:実はチョコレートそのものが、食物繊維が豊富で腸に良いだけでなく、発酵食品でもあるんです。現地タイの農園で、カカオパルプをバナナの葉で包んで発酵させている工程を見て、「腸活にぴったりかも」と思いました。腸活って、発酵食品を取る、食物繊維を取る、乳酸菌を取る、みたいな要素がありますが、チョコレートはそれら全てを備えているんです。だから乳酸菌を加えることで、より理にかなったチョコレートになると思いました。

WWD:実際どれぐらいの量の乳酸菌が入っているのか?

乳酸菌は全ての製品に配合しています。ただ“入ってます”とうたうだけではなく、しっかり体に届く量を入れたくて、1枚の板チョコに含まれる乳酸菌は約1000億個。カップヨーグルト10個分に相当します。そのうえで、おいしさとのバランスもしっかりとれるように、配合や味の調整にも時間をかけました。

ほとんど前例がないビタミンの配合に挑戦「突き抜けるような酸味」を実現

WWD:では、ビタミンの配合はどうやって実現したのか

平井:ビタミンCは水溶性で体内に蓄積できないので、少量ずつこまめに摂取するのが理想的。そういう意味でも、チョコレートとの相性が良いと思ったんです。ですが、ビタミンの配合は大きな挑戦でした。乳酸菌を入れることはできても、ビタミンをチョコレートに加えるというのは、チョコレート業界でも前例がほとんどなかったんです。また最初は「本当にビタミン入るの?」と懐疑的な声もありました。ですが工場に確認すると、粒子の大きさ的にも製造温度的にも可能だと。ただし、味とのバランスを取るのは試行錯誤の連続でした。

WWD:ビタミンの酸味のある味が印象的だった

平井:タイのランパン産のカカオ豆はもともと酸味があって、その自然な酸味との相乗効果で「突き抜けるような酸味のある味」を目指しました。

錦織:当初は「酸っぱすぎるかな?」と不安もありましたが、好評でうれしかったです。

ヘッドスパサロンとの異色のコラボ

WWD:頭ほぐし専門店「悟空のきもち」とのユニークなコラボレーションも行っている

平井:「悟空のきもち」さんとは、日本橋三越本店で、施術を受けながらチョコレートを楽しむコラボレーションを行いました。施術前には、オーツミルクとマルチビタミンを配合した甘めの“003 ビューティ”を、施術後には、ビタミンCを加えた酸味のある“002 リフレッシュ”を提供する取り組みです。

WWD:今後はどのような場所で展開していきたいか?

錦織:メーンはオンラインストアでの販売ですが、期間限定のポップアップストアやイベントで、実際に手に取っていただける機会を増やしていけたらと思っています。正直、大量生産がまだ難しい状況なので、スーパーマーケットなどに広く展開することはできません。だからこそ、健康や美容に意識のある方々が、忙しい日常の中でふと手に取れるような場所に置けたら理想だと思っています。

WWD:今後挑戦していきたいことは?

平井:まずはチョコレートという形で、マルチタスクを頑張る人たちの日常を支えられるようなものを届けたいという思いがあって、チョコレートをリリースしました。今後も、そうした人たちの背中を少しでも支えられるようなプロダクトや健康に関する情報などを、誠実に届けていけたらと思っています。

錦織:やっぱり、目の前の人が幸せになってくれることが、私たちにとって一番うれしいです。自分たちが学んできた知識をもっともっと伝えていけたらと思いますし、それを実践してもらえたらなおうれしいです。平井にはもっと広い場で発信できる力があると思っているので、目の前の人だけじゃなく、より大きな影響を与えられるようになってくれたらいいなと思っています。

撮影協力:GARDE

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TOKYO BASEの「ステュディオス」韓国店が拡大リニューアル ウイメンズは初進出

TOKYO BASEは6月21日、今年3月に韓国・ソウル狎鴎亭トサン地区でオープンした「ステュディオス(STUDIOUS)」メンズ店舗を、店舗面積を倍に拡大してリニューアルオープンする。それに伴い、韓国初となるウイメンズ事業も開始する。

「ウジョー」に別注したオープン記念アイテムも

今回のウイメンズ韓国初上陸を記念し、「ウジョー(UJOH)」にコラボレーションコレクション“ソウル エクスクルーシブ”を別注した。素材をアップデートして、ブランドの代名詞であるストライプ柄やスーピマコットンを採用した復刻版のシャツ(全2色、各39万ウォン)や、「ステュディオス」完全別注のポケットシャツ(全3色、各49万5000ウォン)とラップパンツ(全2色、各59万2000ウォン)を用意する。

▪️STUDIOUS DOSAN

オープン日:6月21日
住所:서울시 강남구 언주로 168길 34

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TOKYO BASEの「ステュディオス」韓国店が拡大リニューアル ウイメンズは初進出

TOKYO BASEは6月21日、今年3月に韓国・ソウル狎鴎亭トサン地区でオープンした「ステュディオス(STUDIOUS)」メンズ店舗を、店舗面積を倍に拡大してリニューアルオープンする。それに伴い、韓国初となるウイメンズ事業も開始する。

「ウジョー」に別注したオープン記念アイテムも

今回のウイメンズ韓国初上陸を記念し、「ウジョー(UJOH)」にコラボレーションコレクション“ソウル エクスクルーシブ”を別注した。素材をアップデートして、ブランドの代名詞であるストライプ柄やスーピマコットンを採用した復刻版のシャツ(全2色、各39万ウォン)や、「ステュディオス」完全別注のポケットシャツ(全3色、各49万5000ウォン)とラップパンツ(全2色、各59万2000ウォン)を用意する。

▪️STUDIOUS DOSAN

オープン日:6月21日
住所:서울시 강남구 언주로 168길 34

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「N.ハリウッド テスト・プロダクト・エクスチェンジ・サービス」2025年秋コレクション

「N.ハリウッド(N.HOOLYWOOD)」が2025年秋テスト・プロダクト・エクスチェンジ・サービスを発表した。

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「アディダス」とメキシコ発「エルマノス コウモリ」が初コラボ 限定ランニングコレクションを発売

「アディダス(ADIDAS)」は、メキシコ発のストリートウエアブランド「エルマノス コウモリ(HERMANOS KOUMORI)」との初コラボレーションを発売した。「アディダス」直営店、公式オンラインショップ、その他直営店で取り扱い中だ。同コレクションは、デザインとストーリー性を融合させたコンテンポラリーな「エルマノス コウモリ」の独特な世界観をランニングシーンへ落とし込んだ。

“ウルトラブースト5”を再構築したシューズ

「アディダス」の “ウルトラブースト5”を再構築したシューズ(2万6400円)は、高反発クッショニング素材“ライトブースト”を採用し、軽量かつ高いクッション性を実現した。カラーはグレーとオリーブの2色を取り扱う。メキシコの風景にインスパイアされたアパレルは、ウインドブレーカー、Tシャツ、ポケット付きのショーツ、パーカなどをラインアップ。また、アクセサリーはランニングキャップとランニングクルーソックスを展開する。

アイテム一覧

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「ニューエラ」が「2025 MLBオールスターゲーム」を記念したキャップコレクションを発売 

「ニューエラ(NEW ERA)」は6月18日、アトランタで開催される「2025 MLBオールスターゲーム」を記念した特別仕様のキャップコレクションを発売する。キオスク名古屋駅を除く「ニューエラ」ストア各店と公式オンラインストアで取り扱う。

MLB各チームのロゴや開催地をフィーチャーした限定デザイン

同コレクションには、MLB各チームのロゴに加えて「2025 MLBオールスターゲーム」や開催地のアトランタを落とし込んだサイドパッチなどを施した。

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【6名様にプレゼント】「アンスリード」と元BiSH・MISATO ANDOのカプセルコレクションが発売 本人によるサイン会も

「アンスリード(UN3D.)」は、元BiSHのリンリンことアーティストのMISATO ANDO(ミサト アンドウ)とのカプセルコレクションを発売する。6⽉25⽇〜7⽉1⽇までの間、伊勢丹新宿本店 2階で行うイベントで先行販売を行ったのち、翌2日からはブランドの公式オンラインストアで扱う。

また、先行販売期間中の25⽇と28⽇は、MISATO ANDO本⼈が同イベントに来場しサイン会を実施する。コレクションアイテムを税込2万円以上購入した人、各⽇先着50人にサイン会へ参加できる整理券を配布。サイン会では、オリジナルポスターをプレゼントし、同氏がそのポスターにサインを行う。なお、ポスター以外へのサインは不可。

“パンジーちゃん”をあしらった
アーティスティックなウエア

制作に半年以上もの期間を費やしたという今回のコレクションでは、同氏が描く“パンジーちゃん”をメーンモチーフに採用した。展開するアイテムは、「アンスリード」を象徴する構築的なジャケットやタックを効かせたスカート、シャツに加えて、フーディーやTシャツ、バッグなど。ユニセックスなラインアップに仕上げた。

さらに、先行販売期間中、同コレクションのアイテムを1点以上購⼊した人には、“パンジーちゃん”の顔をかたどったオリジナルブローチとポストカードを数量限定でプレゼントする。

BiSH時代から親交のある
服部昌孝がビジュアル映像に参加

カプセルコレクションのビジュアルとして採用したコラージュ作品は、同氏が今回のために制作したものだ。また、コレクションを表現したビジュアル映像は、同氏がBiSH時代から交流を続けているというスタイリストの服部昌孝がディレクションを担当した。

 「アンスリード」公式ユーチューブチャンネル(ビジュアル映像の公開は6月23日19時から)

先行販売概要

日程:6⽉25⽇〜7⽉1⽇
時間:10:00〜20:00
場所:伊勢丹新宿本店 2階集いの場
住所:東京都新宿区新宿3丁⽬14-1

サイン会
日時:6月25日16:00/18:00 28⽇15:00/17:00
参加条件:カプセルコレクションを税込2万円以上購入
人数:各日先着50人
※ポスター以外へのサインは不可

ラインアップ一覧

コレクションアイテムと
サイン入りポスターを6名様にプレゼント

「WWDJAPAN.com」は、「アンスリード」とMISATO ANDOのカプセルコレクションからアイテム5点と直筆サイン入りポスター1点を6名様にプレゼントする。

【キャンペーン詳細】

<募集期間>6月17日(火)〜7月14日(月)
<対象プレゼント>
下記のアイテム5点と直筆サイン入りポスターをあわせた計6点(各1点ずつ)
・“パンジーちゃん ジャケット”(11万円)
・“パンジーちゃん スケッチTシャツ/サイズ38”(3万9600円)
・“パンジーちゃん スカート/サイズ38”(6万500円)
・“パンジーちゃん ポーチ”(8800円)
・“パンジーちゃん バッグ”(2万7500円)

【応募要項】

・「WWDJAPAN.com」の会員登録が必要です。(無料)
・メルマガ会員の方も「WWDJAPAN.com」の新規会員登録が必要です。
・読者プレゼントの情報をメルマガで定期的に配信しています。ぜひ、「メールマガジン配信を希望する」にチェックを入れて登録してください。
・会員登録のうえ、応募フォームよりご応募ください。

【注意事項】

・応募はお一人様1回のみ有効となります。
・応募者多数の場合は抽選により当選者を決定いたします。
・抽選結果に関するお問い合わせはお受けできませんので、予めご了承ください。
・当選の発表は、賞品の発送をもって代えさせていただきます。
・同業者の方の応募はご遠慮ください。
・当社の判断で応募条件を満たさないと考えられる場合や、応募に関して不正な行為があった場合、当選を取り消させていただく場合がございます。
・本キャンペーンの応募時に発生するインターネット接続料、パケット通信料などの諸経費は応募者のご負担となります。
・本キャンペーンへの参加は、応募者自らの判断と責任において行うものとし、応募に際して応募者に何らかの損害が生じた場合、又は賞品に破損などの不備等があった場合、当社の故意または重過失に起因するものを除きその責任を一切負いません。
・複数のアカウントによる同一人物の応募は無効とさせていただきます。
・個人の属性等、アンケート項目への回答は、統計処理した集計値としてのみ使用いたします。
・当選者の個人情報は、当キャンペーンに関するご連絡にのみ使用いたします。法令により開示を求められた場合を除き、応募者の同意なしに第三者に対して開示・提供することはありません。この点については、下記プライバシーポリシーをご参照ください。
>プライバシーポリシーはこちら

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【6名様にプレゼント】「アンスリード」と元BiSH・MISATO ANDOのカプセルコレクションが発売 本人によるサイン会も

「アンスリード(UN3D.)」は、元BiSHのリンリンことアーティストのMISATO ANDO(ミサト アンドウ)とのカプセルコレクションを発売する。6⽉25⽇〜7⽉1⽇までの間、伊勢丹新宿本店 2階で行うイベントで先行販売を行ったのち、翌2日からはブランドの公式オンラインストアで扱う。

また、先行販売期間中の25⽇と28⽇は、MISATO ANDO本⼈が同イベントに来場しサイン会を実施する。コレクションアイテムを税込2万円以上購入した人、各⽇先着50人にサイン会へ参加できる整理券を配布。サイン会では、オリジナルポスターをプレゼントし、同氏がそのポスターにサインを行う。なお、ポスター以外へのサインは不可。

“パンジーちゃん”をあしらった
アーティスティックなウエア

制作に半年以上もの期間を費やしたという今回のコレクションでは、同氏が描く“パンジーちゃん”をメーンモチーフに採用した。展開するアイテムは、「アンスリード」を象徴する構築的なジャケットやタックを効かせたスカート、シャツに加えて、フーディーやTシャツ、バッグなど。ユニセックスなラインアップに仕上げた。

さらに、先行販売期間中、同コレクションのアイテムを1点以上購⼊した人には、“パンジーちゃん”の顔をかたどったオリジナルブローチとポストカードを数量限定でプレゼントする。

BiSH時代から親交のある
服部昌孝がビジュアル映像に参加

カプセルコレクションのビジュアルとして採用したコラージュ作品は、同氏が今回のために制作したものだ。また、コレクションを表現したビジュアル映像は、同氏がBiSH時代から交流を続けているというスタイリストの服部昌孝がディレクションを担当した。

 「アンスリード」公式ユーチューブチャンネル(ビジュアル映像の公開は6月23日19時から)

先行販売概要

日程:6⽉25⽇〜7⽉1⽇
時間:10:00〜20:00
場所:伊勢丹新宿本店 2階集いの場
住所:東京都新宿区新宿3丁⽬14-1

サイン会
日時:6月25日16:00/18:00 28⽇15:00/17:00
参加条件:カプセルコレクションを税込2万円以上購入
人数:各日先着50人
※ポスター以外へのサインは不可

ラインアップ一覧

コレクションアイテムと
サイン入りポスターを6名様にプレゼント

「WWDJAPAN.com」は、「アンスリード」とMISATO ANDOのカプセルコレクションからアイテム5点と直筆サイン入りポスター1点を6名様にプレゼントする。

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<募集期間>6月17日(火)〜7月14日(月)
<対象プレゼント>
下記のアイテム5点と直筆サイン入りポスターをあわせた計6点(各1点ずつ)
・“パンジーちゃん ジャケット”(11万円)
・“パンジーちゃん スケッチTシャツ/サイズ38”(3万9600円)
・“パンジーちゃん スカート/サイズ38”(6万500円)
・“パンジーちゃん ポーチ”(8800円)
・“パンジーちゃん バッグ”(2万7500円)

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アニメ「ダンダダン」のTシャツを「フィルマークス」が限定発売 第2期放送を記念して

国内最大級の映画・ドラマ・アニメのレビューサービス「フィルマークス(FILMARKS)」が展開するアパレルブランド「フィルマークス カルチャー ウェア(FILMARKS CULTURE WEAR)」は、TVアニメ「ダンダダン」第2期の放送を記念した限定オリジナルTシャツ全4型を発売する。6月27日12:00から公式オンラインストアで受注販売を開始する。

今回は、アニメの象徴的なシーンやキャラクターをフルカラープリントで大胆に表現。6.0オンスのタフなボディーをベースに、背面首元には全てのモデルに共通で「ダンダダン」のロゴが入る仕様となっている。

“キャラクターズT”

オカルン、モモ、星子、ジジ、アイラの5人が集結したビジュアルを大胆に配置。ビンテージ風のロゴと英語タイトルが作品世界を彷彿とさせるデザイン。

“オカルン&モモT”

背中合わせで見上げるオカルンとモモを描いた印象的なカットをプリント。下部には「The story of the occult battle and adolescence」の文字が添えられている。

“セルポ星人T”

UFOから1体ずつ降りてくるセルポ星人をグラフィックで表現。コミカルで愛らしいシーンがファン心をくすぐる仕上がりに。

“ターボババアT”

圧倒的な疾走感と恐怖感を放つ“ターボババア”が主役。迫力あるカットと不穏なロゴが存在感を放つ1枚。

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【スナップ】シェールや海外セレブも虜に 大バズり中の“ラブブ”コーデをチェック!

中国発玩具メーカー、ポップマートが生み出した“ラブブ”が世界中で人気急上昇中だ。香港を拠点とするアーティスト、カシン・ロン(Kasing Lung)が手掛ける「ザ・モンスターズ」シリーズに登場する同キャラクターは、 SNSを起爆剤に注目を集め、BLACKPINKリサ(Lisa)やリアーナ(Rihanna)、デュア・リパ(Dua Lipa)らのセレブリティーも虜にしている。最近の“バッグチャームじゃら付け”のトレンドに乗り、“ラブブ”チャームを取り入れたコーデも話題だ。

歌手のシェール(Cher)は13日(現地時間)、米ニューヨークで開催された「2025年トライベッカ映画祭」で映画「マイ・マム・ジェーン(原題)」のプレミアに、ブルーの“ラブブ”と一緒に出席。漫画のイラストが描かれたトップスにレザーのベスト、ワイドパンツを合わせたバイク乗り風のコーデに、“ラブブ”チャームをつけた黒のバッグを持って登場した。

“ぶさカワ”チャームを「ミュウミュウ」「エルメス」とミックス

 

今年3月のパリ・ファッション・ウイークや、5月の「第78回カンヌ国際映画祭」でも、多数のゲストが“ラブブ”を身につけたスタイリングを披露。「エルメス(HERMES)」のショーに出席したクリスティン・サン(Cristine Sun)は、ダークオレンジのレザーの“ケリー”バッグにダークブラウンの“ラブブ”を合わせた。

「カンヌ国際映画祭」では、バッグデザイナーのズフィ・アレクサンダー(Zufi Alexander)が、「ミュウミュウ(MIU MIU)」のストローバッグに“ラブブ”を3体、インフルエンサーのファリーナ・オポーク(Farina Opoku)が、「エルメス」のブラウンレザーの“ケリー”バッグにピンクの“ラブブ”をつけていた。

ファッショニスタたちの“ラブブ”スタイリング

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【スナップ】シェールや海外セレブも虜に 大バズり中の“ラブブ”コーデをチェック!

中国発玩具メーカー、ポップマートが生み出した“ラブブ”が世界中で人気急上昇中だ。香港を拠点とするアーティスト、カシン・ロン(Kasing Lung)が手掛ける「ザ・モンスターズ」シリーズに登場する同キャラクターは、 SNSを起爆剤に注目を集め、BLACKPINKリサ(Lisa)やリアーナ(Rihanna)、デュア・リパ(Dua Lipa)らのセレブリティーも虜にしている。最近の“バッグチャームじゃら付け”のトレンドに乗り、“ラブブ”チャームを取り入れたコーデも話題だ。

歌手のシェール(Cher)は13日(現地時間)、米ニューヨークで開催された「2025年トライベッカ映画祭」で映画「マイ・マム・ジェーン(原題)」のプレミアに、ブルーの“ラブブ”と一緒に出席。漫画のイラストが描かれたトップスにレザーのベスト、ワイドパンツを合わせたバイク乗り風のコーデに、“ラブブ”チャームをつけた黒のバッグを持って登場した。

“ぶさカワ”チャームを「ミュウミュウ」「エルメス」とミックス

 

今年3月のパリ・ファッション・ウイークや、5月の「第78回カンヌ国際映画祭」でも、多数のゲストが“ラブブ”を身につけたスタイリングを披露。「エルメス(HERMES)」のショーに出席したクリスティン・サン(Cristine Sun)は、ダークオレンジのレザーの“ケリー”バッグにダークブラウンの“ラブブ”を合わせた。

「カンヌ国際映画祭」では、バッグデザイナーのズフィ・アレクサンダー(Zufi Alexander)が、「ミュウミュウ(MIU MIU)」のストローバッグに“ラブブ”を3体、インフルエンサーのファリーナ・オポーク(Farina Opoku)が、「エルメス」のブラウンレザーの“ケリー”バッグにピンクの“ラブブ”をつけていた。

ファッショニスタたちの“ラブブ”スタイリング

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「アンテプリマ」と蜷川実花がコラボ 多彩なモチーフのワイヤーバッグ2型を発売

「アンテプリマ(ANTEPRIMA)」は写真家、映画監督、現代アーティストの蜷川実花とのコラボレーションコレクション2型6色(各13万2000円)を発売する。アンテプリマ公式オンラインストアでは6月17日から抽選販売を開始しており、一部直営店では6月25日から販売する。

「アンテプリマ」のシグネチャーであるワイヤーバッグをキャンバスとして、カラフルなクリスタルや蝶、星、ハート、イミテーションの宝石など、多彩なモチーフを施した。それぞれのワイヤーバッグは視覚的な美しさを引き立てるだけでなく、ノスタルジアと遊び心が込められており、アートが日常にもたらすファンタジーとユーモアを表現している。

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「アンテプリマ」と蜷川実花がコラボ 多彩なモチーフのワイヤーバッグ2型を発売

「アンテプリマ(ANTEPRIMA)」は写真家、映画監督、現代アーティストの蜷川実花とのコラボレーションコレクション2型6色(各13万2000円)を発売する。アンテプリマ公式オンラインストアでは6月17日から抽選販売を開始しており、一部直営店では6月25日から販売する。

「アンテプリマ」のシグネチャーであるワイヤーバッグをキャンバスとして、カラフルなクリスタルや蝶、星、ハート、イミテーションの宝石など、多彩なモチーフを施した。それぞれのワイヤーバッグは視覚的な美しさを引き立てるだけでなく、ノスタルジアと遊び心が込められており、アートが日常にもたらすファンタジーとユーモアを表現している。

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「ドクターマーチン」が新作 人気“エイドリアン”シリーズから日本限定コレクション

「ドクターマーチン(DR.MARTENS)」は、アイコンの1つとして愛され続けているローファー“エイドリアン”から“トーキョー スタイル リミックス”をデザインテーマに、日本限定のスペシャルコレクション4種を発売する。6月20日から、全国のドクターマーチン直営店および公式オンラインショップで取り扱う。

“エイドリアン”はシンプルなフォームにプレミアムなパーツが装飾され、カジュアルからスーツスタイルまでさまざまなシーンで幅広いコーディネートに対応するのが魅力だ。日本限定の“エイドリアン ローファーズ コレクション”では、ウェルトステッチのカラーをレッドやグレーにアレンジし、ブラックのバウンシングソールを搭載。タッセルやスナッフルなどのメタルパーツにもこだわった。ストリートやファッションカルチャーが生み出す、ユニセックスかつダイバースなコレクションに仕上げた。

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「ドクターマーチン」が新作 人気“エイドリアン”シリーズから日本限定コレクション

「ドクターマーチン(DR.MARTENS)」は、アイコンの1つとして愛され続けているローファー“エイドリアン”から“トーキョー スタイル リミックス”をデザインテーマに、日本限定のスペシャルコレクション4種を発売する。6月20日から、全国のドクターマーチン直営店および公式オンラインショップで取り扱う。

“エイドリアン”はシンプルなフォームにプレミアムなパーツが装飾され、カジュアルからスーツスタイルまでさまざまなシーンで幅広いコーディネートに対応するのが魅力だ。日本限定の“エイドリアン ローファーズ コレクション”では、ウェルトステッチのカラーをレッドやグレーにアレンジし、ブラックのバウンシングソールを搭載。タッセルやスナッフルなどのメタルパーツにもこだわった。ストリートやファッションカルチャーが生み出す、ユニセックスかつダイバースなコレクションに仕上げた。

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「フェンディ」がケニア系アーティストのワンゲキ・ムトゥとコラボ 展覧会を記念した“ピーカブー”バッグ

「フェンディ(FENDI)」は、ケニア系アメリカ人アーティスト、ワンゲキ・ムトゥ(Wangechi Mutu)とコラボレーションしたバッグ“ワンゲキ・ムトゥ×フェンディ ピーカブー”を発表した。本コラボは、イタリア・ローマのボルケーゼ美術館で6月10日〜9月14日まで開催中の展覧会“ブラックソイル ポエムズ“の開幕を記念したもので、同展覧会はフェンディが協賛する。

クラフツマンシップが光る独自の“ピーカブー“バッグ

2014年に始まった著名人やアーティストなどとのコラボレーションシリーズに新たに加わる本作は、クラフツマンシップやアート、また“ピーカブー“への敬意を込めた唯一無二の作品だ。本作についてワンゲキ・ムトゥは、「有機的で気まぐれな要素を加えたいと思い、片面にはンゴングの丘、反対にはケニア山を描いた。この2つの山々がバッグを支え、枝が内側から押し出すように伸びるデザインは、もはやバッグではなく1つの彫刻作品だ」と語る。

▪️ワンゲキ・ムトゥ“ブラックソイル ポエムズ“展

日程:6月10日〜9月14日
場所:ボルケーゼ美術館(Galleria Borghese)
住所:Piazzale Scipione Borghese,5,00197 Rome, Italy

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「フェンディ」がケニア系アーティストのワンゲキ・ムトゥとコラボ 展覧会を記念した“ピーカブー”バッグ

「フェンディ(FENDI)」は、ケニア系アメリカ人アーティスト、ワンゲキ・ムトゥ(Wangechi Mutu)とコラボレーションしたバッグ“ワンゲキ・ムトゥ×フェンディ ピーカブー”を発表した。本コラボは、イタリア・ローマのボルケーゼ美術館で6月10日〜9月14日まで開催中の展覧会“ブラックソイル ポエムズ“の開幕を記念したもので、同展覧会はフェンディが協賛する。

クラフツマンシップが光る独自の“ピーカブー“バッグ

2014年に始まった著名人やアーティストなどとのコラボレーションシリーズに新たに加わる本作は、クラフツマンシップやアート、また“ピーカブー“への敬意を込めた唯一無二の作品だ。本作についてワンゲキ・ムトゥは、「有機的で気まぐれな要素を加えたいと思い、片面にはンゴングの丘、反対にはケニア山を描いた。この2つの山々がバッグを支え、枝が内側から押し出すように伸びるデザインは、もはやバッグではなく1つの彫刻作品だ」と語る。

▪️ワンゲキ・ムトゥ“ブラックソイル ポエムズ“展

日程:6月10日〜9月14日
場所:ボルケーゼ美術館(Galleria Borghese)
住所:Piazzale Scipione Borghese,5,00197 Rome, Italy

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「フランフラン」青山店と新宿サザンテラス店が10月中旬にリニューアルオープン

インテリアブランドの「フランフラン(FRANCFRANC)」は10月中旬、青山店と新宿サザンテラス店の2店舗をリニューアルオープンする。旗艦店の青山店は、1階は7月13日、2階は6月中旬に、新宿サザンテラス店は、7月27日にクローズを予定している。

リニューアルにあたり、青山店はブランドならではのコーディネートを通じて、1人1人の感性に寄り添ったスタイリングとの出合いを楽しめる空間を目指す。また、新宿サザンテラス店は、豊富な商品ラインアップとコーディネートを両立させる店舗を目指す予定だ。

店舗概要

◾️青山店

クローズ日:1階 7月13日/2階 6月中旬
リニューアルオープン日:10月中旬ごろ
住所:東京都港区南青山3-13-3スプライン青山東急ビル

◾️新宿サザンテラス店

クローズ日:7月27日
リニューアルオープン日:10月中旬ごろ
住所:東京都渋谷区代々木2-2-1新宿サザンテラス内

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「マルニ」が名古屋ラシックで“マルニマーケット”を開催 トロピカルなムードの新作を先行発売

「マルニ(MARNI)」は6月18日〜7月1日、名古屋ラシック1階ラシックパサージュでポップアップストア“マルニマーケット(MARNI MARKET)”をオープンする。色とりどりのフルーツや鮮やかな花々がおりなす今回の会場“ボタニックガーデン”では、夏らしいハンドメードアイテムを取りそろえる。

先行発売の新アイテム多数

同ポップアップでは、華やかな花々がモチーフの“フラワーバスケット”(3万1900円)から新色の“サニー”と“ブラック”、カラフルな鳥がモチーフの“アニマルバスケット”(3万1900円)から“クオーツ”と“イリュージョンブルー”を先行発売。定番の“ハンモックバッグ”(3万3000円)からは“キウイ”と“パイナップル”、“カラーブロックキャンバスバッグ”の生地を使用したドローストリングポーチ(8250円)からは4色の先行販売色を用意する。

また、世界のタクシーにインスピレーションを得た新モデル“タクシーバスケット”(3万5200円)は3サイズを展開。そのほかにも、ポップなデザインのバスケットバッグ(3万1900円)や、さわやかな素材を使用した“ストライプバッグミニ”(2万5300円)、“タタミ バケットバッグ”(2万4200円)など、夏らしいアイテムを多数ラインアップする。

さらに、バッグのほか、チャンククッキーやフルーツフレーバーのボンボンキャラメルなどのスイーツ、ホームプロダクトアイテムも展開する。

なお、同ポップアップで販売するアイテムは発売日が異なり、それぞれ入場整理券を配布する予定だ。詳細は特設サイトに記載する。

イベント詳細

◼️マルニマーケット 名古屋ラシック

日程:6月18日〜7月1日
時間:11:00〜21:00
場所:名古屋ラシック1階ラシックパサージュ
住所:愛知県名古屋市中区栄3-6-1
特設サイト

アイテム一覧

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「マルニ」が名古屋ラシックで“マルニマーケット”を開催 トロピカルなムードの新作を先行発売

「マルニ(MARNI)」は6月18日〜7月1日、名古屋ラシック1階ラシックパサージュでポップアップストア“マルニマーケット(MARNI MARKET)”をオープンする。色とりどりのフルーツや鮮やかな花々がおりなす今回の会場“ボタニックガーデン”では、夏らしいハンドメードアイテムを取りそろえる。

先行発売の新アイテム多数

同ポップアップでは、華やかな花々がモチーフの“フラワーバスケット”(3万1900円)から新色の“サニー”と“ブラック”、カラフルな鳥がモチーフの“アニマルバスケット”(3万1900円)から“クオーツ”と“イリュージョンブルー”を先行発売。定番の“ハンモックバッグ”(3万3000円)からは“キウイ”と“パイナップル”、“カラーブロックキャンバスバッグ”の生地を使用したドローストリングポーチ(8250円)からは4色の先行販売色を用意する。

また、世界のタクシーにインスピレーションを得た新モデル“タクシーバスケット”(3万5200円)は3サイズを展開。そのほかにも、ポップなデザインのバスケットバッグ(3万1900円)や、さわやかな素材を使用した“ストライプバッグミニ”(2万5300円)、“タタミ バケットバッグ”(2万4200円)など、夏らしいアイテムを多数ラインアップする。

さらに、バッグのほか、チャンククッキーやフルーツフレーバーのボンボンキャラメルなどのスイーツ、ホームプロダクトアイテムも展開する。

なお、同ポップアップで販売するアイテムは発売日が異なり、それぞれ入場整理券を配布する予定だ。詳細は特設サイトに記載する。

イベント詳細

◼️マルニマーケット 名古屋ラシック

日程:6月18日〜7月1日
時間:11:00〜21:00
場所:名古屋ラシック1階ラシックパサージュ
住所:愛知県名古屋市中区栄3-6-1
特設サイト

アイテム一覧

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アーティスト・北山宏光が2ndアルバム「波紋-HAMON-」で見せる表現者としての進化

PROFILE: 北山宏光/アーティスト・俳優

PROFILE: (きたやま・ひろみつ)1985年9月17日生まれ。神奈川県出身。2023年9月17日、TOBEとともに新たなエンターテインメントの道を歩み始め、同年11月にデジタルシングル「乱心-RANSHIN-」をリリース。以来、楽曲制作、ライブ演出、俳優業など多岐にわたり活動を展開。24年8月に1stアルバム「ZOO」をリリースし、全国9都市15公演のライブツアーを成功させた。6月16日には2ndアルバム「波紋-HAMON-」をリリースし、よりパーソナルで革新的な表現に挑戦している。7月2日からは全国11都市17公演のライブツアーを開催する。

アーティスト、俳優として活動する北山宏光の2ndアルバム「波紋-HAMON-」が6月16日にリリースされた。本作は自分自身との対話と覚醒をテーマに、鋭くもエモーショナルなリリックが印象的なリード曲「波紋-HAMON-」をはじめ、先行配信された「Just Like That」や「OMG!!!」など、全方位型の音楽性とジャンルレスな13曲で構成されている。

前作「ZOO」から約10カ月ぶりとなる本作では、内面の葛藤や情熱、そして社会へのメッセージが、多彩なサウンドとともに描かれており、シンガーとしてだけでなく表現者としての北山の進化を感じさせる内容となっている。

今回、アルバム「波紋-HAMON-」に込めた思いや藤家和依との共作、衣装とパフォーマンスの関係、今後についてなど、幅広いテーマで話を聞いた。

波紋を広げ、ジャンルレスに挑戦し続ける

——セカンドアルバム「波紋-HAMON-」の完成、おめでとうございます。今の心境は?

北山宏光(以下、北山):ありがとうございます。今作は、前作(「ZOO」)からほとんど間隔を空けずに短期間で制作しました。その中でしっかりと、自分のメッセージが色濃く伝わる内容になっていると思います。

——アルバムの全体的なコンセプトやテーマを教えてください。

北山:アルバムタイトルでもあり、リード曲でもある「波紋-HAMON-」という言葉はそのままテーマにもなっています。自分が紡いだ言葉や行動が一石となり、それによって波紋が広がるように、聴いてくださる方々に何かが伝わっていくといいなという思いで仕上げました。

——アルバムを通して聴くと、エレクトロ、ロック、ヒップホップ……と非常に幅広いジャンルの楽曲が収録されていると感じました。これは北山さんがやりたいこと全部を詰め込んだ形で作られたのでしょうか?

北山:そうですね。ただ、さまざまなジャンルに挑戦した理由は、普段だったら自分の音楽が届いていない方々に聴いてもらえる可能性を考えたからでもあります。だからこそ、僕のイメージを固定しない楽曲もちりばめました。もちろん僕がやりたいことの中の枠組みで制作していますが、いろんな曲を入り口にして僕の音楽に触れてくれたらいいなと思っています。今作は13曲(※通常盤は14曲)あるので、いろいろとトライができました。

——ファーストアルバムから進化させた部分はありますか?

北山:よりロックサウンドが印象に残るアルバムになってほしいなという漠然とした縦軸がありました。だからアレンジ面でもロックに寄せることが多かったです。

旧知の仲である藤家和依との共作

——リード曲の「波紋-HAMON-」自体が、かなりロックを体現したものだと感じました。

北山:そうですね。そもそもこの楽曲ができたことで、アルバムのコンセプトが固まったところがあります。まずこの曲ができ、それをそのままアルバム名にも採用したんです。アルバム全体の方向性を定めてくれたのが「波紋-HAMON-」です。

——「波紋-HAMON-」は北山さんご自身で作詞されていますが、どういう思いを込められたのでしょうか。

北山:良いニュースも悪いニュースも、世の中いろいろありますよね。誰かが正論を言ったとして、それはもちろん正しいことなんだろうけど、どんな正論にもちゃんと表と裏があると思うんです。裏側でしか成立しない正論もあるだろうし、正論ばかりを振りかざしていると、物事がおかしくなる場合もあるでしょう。ただ、こういう考えは公で言い過ぎると誤解を招く可能性もあります。だから歌にすることで、理解してくれる人に伝わればいいと思って書き始めたのがこの曲です。そうした“届いてほしい”という思いも「波紋」という言葉につながっていきました。自分が抱えるつらさは、なるべくエンタメに昇華しようと努めています。そしてこの曲が誰かに刺さってくれたとしたら、それは同じ気持ちを共有できているということ。歌から何かを読み取ってもらえたらうれしいです。

——この曲の作曲には、旧知の仲である藤家和依さんが参加されています。

北山:藤家君とは、芸能界に入るきっかけになったオーディションが偶然同じ日だったことから仲良くなりました。いつしかそれぞれの歩みは全然違うところに行っていて、またこうして一緒に作っているというのは不思議な縁だと感じています。出会ってからもう23年。同じステージに彼も昔立っていたからこそ、2人で話しているとアイデア出しの段階からすでに、ステージ上での絵を共有できるんですよ。曲のイメージから飛躍して、どんなライブになっているか、その時のファンの皆さんの歓声はどうかとイメージまで膨らむので、話が早くて驚きました。

——今作についてはお2人でどういう話をされましたか?

北山:歌詞の中にもある言葉なのですが、「やってんな!」の曲を作ろうって(笑)。これは嫉妬のようなネガティブな使い方もできるし、羨望のようなポジティブな使い方もできる、汎用性のあるキャッチーな言葉だと感じています。だからこそ、思わず言いたくなるというか。ライブでファンの方々に「やってんな!」と思ってもらえたら成功だなと思っています。これからライブで歌っていくことで、この曲がさらにどう進化していくかが自分でも楽しみなところではあります。

——他の曲についても教えていただけますか。

北山:「アマテラスヒカリ」はかなり歌詞を書き直しましたね。これもライブシーンをイメージしてできた楽曲です。後ろから光が差して、シルエットとして僕が登場して歌えたらカッコいいなと妄想していく中で、「アマテラスヒカリ」という言葉が浮かびました。ちょっと神聖な響きのある言葉ですよね。
 
「OMG!!!」は、もともと自分がメモしていたフレーズをベースに歌詞にしました。結構メモ癖があるんですよ。友達と集まったら、楽しすぎてもうこのあと仕事はできないなと思うことがあるじゃないですか。その思いがメモに残っていて、そこから着想を膨らませました。MVはAIで製作している点も特徴的です。日本の都市文化や宇宙といったまったく違う要素が融合している面白みがあると思っています。

衣装とパフォーマンスの関係

——「波紋-HAMON-」のMV撮影はどうでしたか?

北山:撮影はカメラに向かう動きが多く、わざとブレを入れて躍動感を出したりしているんです。観ている人が圧を感じるくらい、メッセージの波動を伝えることを意識した作品になっています。5つの台を使用している場面では、全てダンサーたちがマンパワーでそれを持ち上げてくれているのですが、そこからも暑苦しいほどの熱量を感じていただきたいですね。演出としても、飽きないものになっているのではないかなと思います。

——MVで着用されている、ボリュームのあるファーとレザーパンツの衣装も印象的です。

北山:「波紋-HAMON-」は「to HEROes ~TOBE 2nd Super Live~」の東京ドーム公演の時が初お披露目で、そのライブでも着用した衣装でした。衣装込みで世界観を作り上げていたので、同じものをMVでも着用しています。裏テーマとして、「赤」をポイントにしています。やはり僕自身の波紋としては、青の水色の波紋ではなく、赤い大きな波紋のイメージがあったので。

——波紋と聞くと静寂なイメージもありますが、熱量みたいなものに変換されているのが面白いと感じました。

北山:そうですね。エネルギー体が落ちた時の広がりを表現する方が、僕が生み出す波紋らしいなと思って。それをどんどん絵に落とし込んでいきました。

——衣装がパフォーマンスに与える影響も考えられていると思ったのですが、パフォーマンス時の衣装について意識していることはありますか?

北山:意識はかなりしています。ただこれは演出によって決める部分が大きいですね。ダンスをするなら動きやすさも必要だし、どれくらいの時間で早替えするのかによっても変わってくる。その計算の中にさらにトレンドも入れたくなってしまうので、衣装は最も悩ましいところですね。実際、踊る曲だったらジャージが一番踊りやすいので、本当はリハ着が一番いいんですよ(笑)。リハ着だと一番、自分が踊れていると感じますから。

——重たいファーだと動きは大変ですよね。

北山:ただ、ステージに立っていると、あれくらいボリュームがある方が存在感があるし、極端な話、そんなに動かなくても絵として成立するという側面もある。本当に衣装の選択は難しいし、面白いなと思います。

——普段はどのようなファッションがお好きですか?

北山:ブランドだと「「セント マイケル(©SAINT MXXXXXX)」などはよく着ます。小物だと「クロムハーツ(CHROME HEARTS)」なども好きです。ですが、テイストは固定していなくて、かなりいろんな服装を楽しんでいるタイプだと思います。行く場所やお店によって変えたりもしますから。ちょっとやんちゃな感じの時もあれば、本当に無地のセーターとデニムという時もあるし。

——最近の気分はなんですか?

北山:シャツをあまり着ないので、シャツが似合う人になりたいなと思っています。夏に麻素材のさらっとした素材のシャツを羽織れるような人って、カッコよくないですか?

ジャンルにとらわれず
さまざまなことに挑戦

——これから新しいアルバムとともに、ライブツアーもスタート。構想はすでに出来上がっていますか?

北山:まだ打ち合わせをしている段階ですが、セットはあまり見たことない形になっているかもしれません。アリーナサイズとホールサイズではできることが異なるのですが、今回はホールサイズの中で最大限に何ができるかを考えているところです。ロックサウンドが多めのアルバムなので、それを会場全体に轟かせられたらいいなと思っています。盛り上がれる楽曲が多いので、男性の方にもぜひ観にきていただきたいです。

——全国各地を回られるのも楽しみですね。

北山:京都、岡山は今回初めて訪れます。全国を回ることで、自分のことを知ってくれる人が増えていくといいなと思います。あとはグルメも楽しみですね。ツアーのメイキングとは別に、各地でグルメの撮影もできたらいいなと思っています。

——これからさらに挑戦してみたいことはありますか?

北山:これは引き続きですが、役者としても活動していきたいですね。さまざまな活動をすることが相乗効果になりますから。僕が今までやってきたことって、そうだと思うんです。これまでもジャンルにとらわれず、いろんなことに取り組んできたわけだから。だから、何かを制限することをせず、求められるところには行こうと思っています。映像作品を観た人からは役者と認識されればいいし、役者の人が歌を歌っているという見方があってもいいし、アイドルという見方だった人がアーティストという見方になってもいいし。見る人が変わるだけで、僕の役職が変わっていくということが、面白いと感じているので。

——最近のマイブームもお伺いしたいです。休みの日は何をされていますか?

北山:休みの日は友達とバーベキューをよくします。今まではただ肉に塩を振って味付けをしていましたが、最近は塩ダレを作るようになりました。最初は後輩が作ってくれたんですけど、食べたらおいしくて驚きました。ちょっとひと手間かけるだけでこんなにおいしくなるなんて、発見でしたね。本当にその場にある材料を混ぜて手早く作るだけなんですけど、それを使って焼くだけでみんな一気に盛り上がるんですよ。今はちゃんと振る舞えるように、レシピを改良中です。

——最後に「WWDJAPAN」の読者にメッセージをお願いします。

北山:「波紋-HAMON-」はタイトルからは想像しづらいアルバムかもしれませんが、曲を聴いたらちょっと驚くような、メッセージの強い楽曲が詰まっています。ぜひ歌詞も読んでいただいて、歌詞に込められたメッセージとともに聴いてくれるとうれしいです。

PHOTOS:TAKAHIRO OTSUJI
STYLING:KEI SHIBATA
HAIR&MAKEUP:CHIEMI OSHIMA

Tシャツ 2万5300円/032c、ジャケット 20万6800円/ALEXANDER DIGENOVA、パンツ 3万8500円/ENTIRE TUDIOS(全てNUBIAN HARAJUKU 03-6447-0207)、その他、スタイリスト私物

北山宏光 2ndアルバム「波紋-HAMON-」

■北山宏光 2ndアルバム「波紋-HAMON-」
6月16日リリース
初回生産限定盤A・B、通常盤の3形態をリリース
収録曲
1.Drippin' Overture
2.波紋-HAMON-
3.ADrenaline
4.Flores STEP
5.EYE Shadow
6.奪還メラメラ
7.アマテラスヒカリ
8.OMG!!!
9.Never Say
10.小さな春
11.Selfish
12.Just Like That
13.Drippin'
ボーナストラック(通常盤のみ):THE BEAST REMIX (to HEROes 2nd ver.)
https://tobe-official.jp/artists/hiromitsukitayama

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アーティスト・北山宏光が2ndアルバム「波紋-HAMON-」で見せる表現者としての進化

PROFILE: 北山宏光/アーティスト・俳優

PROFILE: (きたやま・ひろみつ)1985年9月17日生まれ。神奈川県出身。2023年9月17日、TOBEとともに新たなエンターテインメントの道を歩み始め、同年11月にデジタルシングル「乱心-RANSHIN-」をリリース。以来、楽曲制作、ライブ演出、俳優業など多岐にわたり活動を展開。24年8月に1stアルバム「ZOO」をリリースし、全国9都市15公演のライブツアーを成功させた。6月16日には2ndアルバム「波紋-HAMON-」をリリースし、よりパーソナルで革新的な表現に挑戦している。7月2日からは全国11都市17公演のライブツアーを開催する。

アーティスト、俳優として活動する北山宏光の2ndアルバム「波紋-HAMON-」が6月16日にリリースされた。本作は自分自身との対話と覚醒をテーマに、鋭くもエモーショナルなリリックが印象的なリード曲「波紋-HAMON-」をはじめ、先行配信された「Just Like That」や「OMG!!!」など、全方位型の音楽性とジャンルレスな13曲で構成されている。

前作「ZOO」から約10カ月ぶりとなる本作では、内面の葛藤や情熱、そして社会へのメッセージが、多彩なサウンドとともに描かれており、シンガーとしてだけでなく表現者としての北山の進化を感じさせる内容となっている。

今回、アルバム「波紋-HAMON-」に込めた思いや藤家和依との共作、衣装とパフォーマンスの関係、今後についてなど、幅広いテーマで話を聞いた。

波紋を広げ、ジャンルレスに挑戦し続ける

——セカンドアルバム「波紋-HAMON-」の完成、おめでとうございます。今の心境は?

北山宏光(以下、北山):ありがとうございます。今作は、前作(「ZOO」)からほとんど間隔を空けずに短期間で制作しました。その中でしっかりと、自分のメッセージが色濃く伝わる内容になっていると思います。

——アルバムの全体的なコンセプトやテーマを教えてください。

北山:アルバムタイトルでもあり、リード曲でもある「波紋-HAMON-」という言葉はそのままテーマにもなっています。自分が紡いだ言葉や行動が一石となり、それによって波紋が広がるように、聴いてくださる方々に何かが伝わっていくといいなという思いで仕上げました。

——アルバムを通して聴くと、エレクトロ、ロック、ヒップホップ……と非常に幅広いジャンルの楽曲が収録されていると感じました。これは北山さんがやりたいこと全部を詰め込んだ形で作られたのでしょうか?

北山:そうですね。ただ、さまざまなジャンルに挑戦した理由は、普段だったら自分の音楽が届いていない方々に聴いてもらえる可能性を考えたからでもあります。だからこそ、僕のイメージを固定しない楽曲もちりばめました。もちろん僕がやりたいことの中の枠組みで制作していますが、いろんな曲を入り口にして僕の音楽に触れてくれたらいいなと思っています。今作は13曲(※通常盤は14曲)あるので、いろいろとトライができました。

——ファーストアルバムから進化させた部分はありますか?

北山:よりロックサウンドが印象に残るアルバムになってほしいなという漠然とした縦軸がありました。だからアレンジ面でもロックに寄せることが多かったです。

旧知の仲である藤家和依との共作

——リード曲の「波紋-HAMON-」自体が、かなりロックを体現したものだと感じました。

北山:そうですね。そもそもこの楽曲ができたことで、アルバムのコンセプトが固まったところがあります。まずこの曲ができ、それをそのままアルバム名にも採用したんです。アルバム全体の方向性を定めてくれたのが「波紋-HAMON-」です。

——「波紋-HAMON-」は北山さんご自身で作詞されていますが、どういう思いを込められたのでしょうか。

北山:良いニュースも悪いニュースも、世の中いろいろありますよね。誰かが正論を言ったとして、それはもちろん正しいことなんだろうけど、どんな正論にもちゃんと表と裏があると思うんです。裏側でしか成立しない正論もあるだろうし、正論ばかりを振りかざしていると、物事がおかしくなる場合もあるでしょう。ただ、こういう考えは公で言い過ぎると誤解を招く可能性もあります。だから歌にすることで、理解してくれる人に伝わればいいと思って書き始めたのがこの曲です。そうした“届いてほしい”という思いも「波紋」という言葉につながっていきました。自分が抱えるつらさは、なるべくエンタメに昇華しようと努めています。そしてこの曲が誰かに刺さってくれたとしたら、それは同じ気持ちを共有できているということ。歌から何かを読み取ってもらえたらうれしいです。

——この曲の作曲には、旧知の仲である藤家和依さんが参加されています。

北山:藤家君とは、芸能界に入るきっかけになったオーディションが偶然同じ日だったことから仲良くなりました。いつしかそれぞれの歩みは全然違うところに行っていて、またこうして一緒に作っているというのは不思議な縁だと感じています。出会ってからもう23年。同じステージに彼も昔立っていたからこそ、2人で話しているとアイデア出しの段階からすでに、ステージ上での絵を共有できるんですよ。曲のイメージから飛躍して、どんなライブになっているか、その時のファンの皆さんの歓声はどうかとイメージまで膨らむので、話が早くて驚きました。

——今作についてはお2人でどういう話をされましたか?

北山:歌詞の中にもある言葉なのですが、「やってんな!」の曲を作ろうって(笑)。これは嫉妬のようなネガティブな使い方もできるし、羨望のようなポジティブな使い方もできる、汎用性のあるキャッチーな言葉だと感じています。だからこそ、思わず言いたくなるというか。ライブでファンの方々に「やってんな!」と思ってもらえたら成功だなと思っています。これからライブで歌っていくことで、この曲がさらにどう進化していくかが自分でも楽しみなところではあります。

——他の曲についても教えていただけますか。

北山:「アマテラスヒカリ」はかなり歌詞を書き直しましたね。これもライブシーンをイメージしてできた楽曲です。後ろから光が差して、シルエットとして僕が登場して歌えたらカッコいいなと妄想していく中で、「アマテラスヒカリ」という言葉が浮かびました。ちょっと神聖な響きのある言葉ですよね。
 
「OMG!!!」は、もともと自分がメモしていたフレーズをベースに歌詞にしました。結構メモ癖があるんですよ。友達と集まったら、楽しすぎてもうこのあと仕事はできないなと思うことがあるじゃないですか。その思いがメモに残っていて、そこから着想を膨らませました。MVはAIで製作している点も特徴的です。日本の都市文化や宇宙といったまったく違う要素が融合している面白みがあると思っています。

衣装とパフォーマンスの関係

——「波紋-HAMON-」のMV撮影はどうでしたか?

北山:撮影はカメラに向かう動きが多く、わざとブレを入れて躍動感を出したりしているんです。観ている人が圧を感じるくらい、メッセージの波動を伝えることを意識した作品になっています。5つの台を使用している場面では、全てダンサーたちがマンパワーでそれを持ち上げてくれているのですが、そこからも暑苦しいほどの熱量を感じていただきたいですね。演出としても、飽きないものになっているのではないかなと思います。

——MVで着用されている、ボリュームのあるファーとレザーパンツの衣装も印象的です。

北山:「波紋-HAMON-」は「to HEROes ~TOBE 2nd Super Live~」の東京ドーム公演の時が初お披露目で、そのライブでも着用した衣装でした。衣装込みで世界観を作り上げていたので、同じものをMVでも着用しています。裏テーマとして、「赤」をポイントにしています。やはり僕自身の波紋としては、青の水色の波紋ではなく、赤い大きな波紋のイメージがあったので。

——波紋と聞くと静寂なイメージもありますが、熱量みたいなものに変換されているのが面白いと感じました。

北山:そうですね。エネルギー体が落ちた時の広がりを表現する方が、僕が生み出す波紋らしいなと思って。それをどんどん絵に落とし込んでいきました。

——衣装がパフォーマンスに与える影響も考えられていると思ったのですが、パフォーマンス時の衣装について意識していることはありますか?

北山:意識はかなりしています。ただこれは演出によって決める部分が大きいですね。ダンスをするなら動きやすさも必要だし、どれくらいの時間で早替えするのかによっても変わってくる。その計算の中にさらにトレンドも入れたくなってしまうので、衣装は最も悩ましいところですね。実際、踊る曲だったらジャージが一番踊りやすいので、本当はリハ着が一番いいんですよ(笑)。リハ着だと一番、自分が踊れていると感じますから。

——重たいファーだと動きは大変ですよね。

北山:ただ、ステージに立っていると、あれくらいボリュームがある方が存在感があるし、極端な話、そんなに動かなくても絵として成立するという側面もある。本当に衣装の選択は難しいし、面白いなと思います。

——普段はどのようなファッションがお好きですか?

北山:ブランドだと「「セント マイケル(©SAINT MXXXXXX)」などはよく着ます。小物だと「クロムハーツ(CHROME HEARTS)」なども好きです。ですが、テイストは固定していなくて、かなりいろんな服装を楽しんでいるタイプだと思います。行く場所やお店によって変えたりもしますから。ちょっとやんちゃな感じの時もあれば、本当に無地のセーターとデニムという時もあるし。

——最近の気分はなんですか?

北山:シャツをあまり着ないので、シャツが似合う人になりたいなと思っています。夏に麻素材のさらっとした素材のシャツを羽織れるような人って、カッコよくないですか?

ジャンルにとらわれず
さまざまなことに挑戦

——これから新しいアルバムとともに、ライブツアーもスタート。構想はすでに出来上がっていますか?

北山:まだ打ち合わせをしている段階ですが、セットはあまり見たことない形になっているかもしれません。アリーナサイズとホールサイズではできることが異なるのですが、今回はホールサイズの中で最大限に何ができるかを考えているところです。ロックサウンドが多めのアルバムなので、それを会場全体に轟かせられたらいいなと思っています。盛り上がれる楽曲が多いので、男性の方にもぜひ観にきていただきたいです。

——全国各地を回られるのも楽しみですね。

北山:京都、岡山は今回初めて訪れます。全国を回ることで、自分のことを知ってくれる人が増えていくといいなと思います。あとはグルメも楽しみですね。ツアーのメイキングとは別に、各地でグルメの撮影もできたらいいなと思っています。

——これからさらに挑戦してみたいことはありますか?

北山:これは引き続きですが、役者としても活動していきたいですね。さまざまな活動をすることが相乗効果になりますから。僕が今までやってきたことって、そうだと思うんです。これまでもジャンルにとらわれず、いろんなことに取り組んできたわけだから。だから、何かを制限することをせず、求められるところには行こうと思っています。映像作品を観た人からは役者と認識されればいいし、役者の人が歌を歌っているという見方があってもいいし、アイドルという見方だった人がアーティストという見方になってもいいし。見る人が変わるだけで、僕の役職が変わっていくということが、面白いと感じているので。

——最近のマイブームもお伺いしたいです。休みの日は何をされていますか?

北山:休みの日は友達とバーベキューをよくします。今まではただ肉に塩を振って味付けをしていましたが、最近は塩ダレを作るようになりました。最初は後輩が作ってくれたんですけど、食べたらおいしくて驚きました。ちょっとひと手間かけるだけでこんなにおいしくなるなんて、発見でしたね。本当にその場にある材料を混ぜて手早く作るだけなんですけど、それを使って焼くだけでみんな一気に盛り上がるんですよ。今はちゃんと振る舞えるように、レシピを改良中です。

——最後に「WWDJAPAN」の読者にメッセージをお願いします。

北山:「波紋-HAMON-」はタイトルからは想像しづらいアルバムかもしれませんが、曲を聴いたらちょっと驚くような、メッセージの強い楽曲が詰まっています。ぜひ歌詞も読んでいただいて、歌詞に込められたメッセージとともに聴いてくれるとうれしいです。

PHOTOS:TAKAHIRO OTSUJI
STYLING:KEI SHIBATA
HAIR&MAKEUP:CHIEMI OSHIMA

Tシャツ 2万5300円/032c、ジャケット 20万6800円/ALEXANDER DIGENOVA、パンツ 3万8500円/ENTIRE TUDIOS(全てNUBIAN HARAJUKU 03-6447-0207)、その他、スタイリスト私物

北山宏光 2ndアルバム「波紋-HAMON-」

■北山宏光 2ndアルバム「波紋-HAMON-」
6月16日リリース
初回生産限定盤A・B、通常盤の3形態をリリース
収録曲
1.Drippin' Overture
2.波紋-HAMON-
3.ADrenaline
4.Flores STEP
5.EYE Shadow
6.奪還メラメラ
7.アマテラスヒカリ
8.OMG!!!
9.Never Say
10.小さな春
11.Selfish
12.Just Like That
13.Drippin'
ボーナストラック(通常盤のみ):THE BEAST REMIX (to HEROes 2nd ver.)
https://tobe-official.jp/artists/hiromitsukitayama

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Stray Kidsのスンミンが「バーバリー」のブランドアンバサダーに就任 最新キャンペーンにも登場

K-POPグループ、ストレイキッズ(Stray Kids)のスンミンが「バーバリー(BURBERRY)」のブランドアンバサダーに就任した。世界的な音楽シーンをリードするアーティストである彼は、最新のフェスティバルキャンペーンにも登場し、ブランドの新たな顔としてグローバルな存在感を放つ。

スンミンは、「『バーバリー』ファミリーの一員に迎えていただいたことを、大変光栄に思っています。豊かなヘリテージを持つ象徴的な英国ブランドとの深いつながりを感じながら、その未来の一端を担えることに心から感謝し、大きな喜びと期待を感じています」とコメントを寄せている。

ストレイキッズは、2018年に正式デビューした8人組のボーイズグループ。セルフプロデュースによる独自の音楽性とジャンルレスなスタイルで、K-POPシーンをけん引してきた。グループは24年にビルボード・ミュージック・アワードにて「トップグローバルK-POPアーティスト」を受賞し、ビルボード200チャートでは6作連続で初登場1位を記録するなど、国際的な成功を収めている。

「バーバリー」のダニエル・リー(Daniel Lee)=チーフ・クリエイティブ・オフィサーは、「スンミンを『バーバリー』の一員に迎えることを大変光栄に思います。彼の情熱と卓越したスタイルが、私たちの今後のコラボレーションに刺激と美しい光を与えてくれることでしょう」と語っている。

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ハイ!スタンダードと米老舗ブランド「キャンバー」が渋谷でポップアップを開催

 

聖林公司が運営するセレクトショップ、ハイ!スタンダード(HIGH! STANDARD)は6月21、22日、アメリカの老舗ブランド「キャンバー(CAMBER)」のポップアップイベントを開催する。会場は、代官山にあるハイ!スタンダード店舗向かいの建物で、約半年ぶりの開催となる。

同イベントでは、8オンスの定番“マックスウェイト(Max-Weight)”や、柔らかな質感が特徴の“ファイネスト(Finest)”シリーズ、蛍光カラーの“ハイビズ(Hi-Vis)”ライン、ハイ!スタンダード別注モデルなどを用意する。

1948年に生地工場として始まった「キャンバー」は、1980年代にTシャツやスエットの生産を本格化し、92年にオリジナルレーベルとしてスタートした。ブランド初期は学生スポーツチーム向けのトレーニングウエアを中心に展開していたが、耐久性が評判を呼び、過酷な環境で働くワーカーにも支持を得るようになった。米国内の自社工場での一貫生産を継続しており、多くの工程を職人が手作業で仕上げている。

アイテムラインアップ

イベント概要

■「キャンバー」ポップアップ

日程:6月21、22日
場所:ハイ!スタンダード向かい、オクラ隣接建物
住所:東京都渋谷区猿楽町25-1
時間:11:30〜20:00

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ケリング次期CEOにルノーのデメオCEO就任が決定 低迷続くラグジュアリーグループにもたらす「新たな視点」に期待

「グッチ(GUCCI)」「サンローラン(SAINT LAURENT)」「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」「バレンシアガ(BALENCIAGA)」などを擁するケリング(KERING)は6月16日、次期最高経営責任者(CEO)に仏自動車メーカー、ルノー・グループ(RENAULT GROUP)のルカ・デメオ(Luca de Meo)CEOが就任することを認めた。自動車業界で約30年以上キャリアを積んできたデメオ次期CEOは、取締役会の最終承認を経て、9月15日付で着任予定。さまざまな逆風と「構造変化」に直面しているラグジュアリー業界に、新鮮なビジョンをもたらすことが期待される。

また、2005年から数々の変革に取り組み、絶頂期も困難期もファミリーが所有する同社を率いてきたフランソワ・アンリ・ピノー(Francois-Henri Pinault)会長兼CEOは、会長職に専念することになる。16日夕方に行われた電話会議でピノー会長兼CEOは、「彼は新たな視点をもたらしてくれるだろう」とコメントし、CEO交代を発表。そして、「会長としてグループの戦略的方向性に全面的に関与していくが、グループの優先事項、組織、重要な人事に関するCEOの権限に介入したり、それを妨害したりすることは一切ない」と話した。

今回の人事に関する声明の中で、ケリングは「フランソワ・アンリ・ピノーが主導したこの決定は、ケリングのガバナンスの進化における決定的な一歩であり、新たな発展段階に入ったグループのリーダーシップを強化するものだ」と説明。ピノー会長兼CEOは「私たちの相性が良いことは、ものの数分もしないうちに明らかだった」とし、デメオ次期CEOを「市場と成長に関するグローバルな視点を持ち、製品面への親和性とブランドを活性化させる才能を備えた開発者」と称賛した。

そんなデメオ次期CEOに求められるのは、主力ブランド「グッチ」の急激な減速や「サンローラン」と「マックイーン(McQUEEN)」の不安定な状況により、苦境に陥っているラグジュアリーグループの立て直しを指揮することだ。声明の中で、彼は「グループのブランド力と社員の専門性に触発され、熱意と自信を持ってこの新たなプロフェッショナルとしての挑戦に臨む。皆と共にケリングをラグジュアリー業界において引き続き必要不可欠な存在にしていくことができると確信している」と述べた。

なお、ケリングの株価は経営継承への期待から16日に11.8%急騰。複数の株式アナリストが好意的な反応を示した。

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トレラン界隈に2020年代のストリートを強く感じる件:記者談話室vol.181

「WWDJAPAN」ポッドキャストの「記者談話室」は、ファッション業界のその時々のニュースや話題について、3人の記者が分かりやすく解説したり、時には脱線したりしながら、掘り下げていきます。

181回目の配信となる今回は、「WWDJAPAN」6月9日号で巻頭特集として取り上げたトレイルランニング市場について。取材をする中で、トレラン市場のキープレーヤーたちの横のつながりの濃さを実感した記者・五十君は、「トレラン界隈&山にこそ2020年代のストリートはある!」という思いを深めたようで……。続きはぜひポッドキャストをお聞きください!同じく山シリーズとして、一昨年昨年配信したウルトラライトハイキングに関するポッドキャストも是非DIGり返してみてくださいね!

この配信は以下のアプリでもご利用いただけます。
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トレラン界隈に2020年代のストリートを強く感じる件:記者談話室vol.181

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181回目の配信となる今回は、「WWDJAPAN」6月9日号で巻頭特集として取り上げたトレイルランニング市場について。取材をする中で、トレラン市場のキープレーヤーたちの横のつながりの濃さを実感した記者・五十君は、「トレラン界隈&山にこそ2020年代のストリートはある!」という思いを深めたようで……。続きはぜひポッドキャストをお聞きください!同じく山シリーズとして、一昨年昨年配信したウルトラライトハイキングに関するポッドキャストも是非DIGり返してみてくださいね!

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熊谷隆志の「GDC」が米アウトドア「コトパクシ」と初コラボ ポップなカラーの切り替えバッグとポーチ

スタイリストの熊谷隆志が手掛けるファッションブランド「ジーディーシー(GDC)」は6月21日、米アウトドアブランドの「コトパクシ(COTOPAXI)」と初のコラボアイテムを発売する。今回は、それぞれ1点モノのポーチやバックパックなどをラインアップ。今年3月に代官山でオープンした「ジーディーシー」の旗艦店および、公式オンラインストアで扱う。

今回は、「コトパクシ」の“デルディア(Del Dia)コレクション”から整理整頓しやすいマルチユースポーチと、軽さとタフさが魅力のバックパック、 大容量のトートバッグをラインアップ。他のブランドが生産過程で余剰となったデッドストック素材を100%使用した、各アイテムのカラーリングは、オリジナリティーあふれる1点モノだ。

今回のコラボについて、熊谷は「『コトパクシ』が取り組んでいる環境への配慮や、1点1点異なる配色で個性を大切にする姿勢に共鳴するものがあった。“ギア フォー グッド(Gear for Good)”という考え方のもと、売り上げの一部が教育や貧困支援につながっていることにも共感し、『ジーディーシー』としてもその活動の一部になれたらと思い、今回のコラボが実現した」とコメントしている。

アイテム一覧

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ブランド設立10周年の「シュガーヒル」 5人の業界人の言葉で探る現在地

2016年、当時21歳だった林陸也デザイナーが立ち上げたブランド「シュガーヒル(SUGARHILL)」の洋服には、単なるスタイルを超えた文脈が息づいている。その背景には、古着やモーターカルチャーといった無骨なアメリカ由来の価値観と、インディペンデントな音楽シーンをはじめとした日本的な感性や美意識が潜む。さらに素材の質感や色味の探求、シルエットや再構築した独自の構造が重なり、唯一無二のビジュアル言語を生み出してきた。

26年、10周年という節目を迎えた同ブランドは、アニバーサリーランウエイショーを6月17日に東京で開催する。イベント前に「シュガーヒル」の現在地をおさらいすべく、筆者はブランドと林デザイナーの成長を間近で見守ってきた5人にインタビューを敢行した。林デザイナーが文化学園大学、ここのがっこう、ニューヨーク・ファッション工科大学(FIT)を経て入学した武蔵野美術大学で出会った恩師・津村耕佑。公私で支え合うバンド、「踊ってばかりの国」のフロントマン・下津光史。海外セールスを担うパリのエージェンシー、アンタイトルド(Untitled)のトーマス・ティストゥネ(Thomas Tistounet)。ミックスメディア「カーサービス(CarService)」でディレクターを務めるなどマルチに活躍し、同世代で切磋琢磨し続ける関係の Kei Hashimoto。「シュガーヒル」ファンの1人であり、ビームス(BEAMS)の長塚淳。それぞれの視点から語られる言葉を通して、「シュガーヒル」を立体的に探る。

津村耕佑

ーー「シュガーヒル」および林デザイナーとの出会いを教えてください。

津村耕佑(以下、津村):彼が私のゼミに参加したのがきっかけで出会いました。ファッション専門学校を卒業していたこともあり、洋服の基本スキルが備わっている学生という印象でした。というのも、私は空間演出デザイン学科の教授なので、洋服を作ることを最終ゴールにするのではなく、演出や写真、グラフィック、ウェブデザインをメーンに学ぶゼミ生がほとんどでした。彼は当時、すでに「シュガーヒル」を立ち上げていて、学校の課題とブランドの仕事を完全に別物として分けていた。大学の課題は完成度の高さが求められず自由に取り組めるので、アート寄りのブリコラージュ作品を多く制作していた記憶です。

ーー学生時代の林デザイナーの印象的な思い出やエピソードはありますか?

津村:卒業コレクションのファッションショーは印象的でしたね。武蔵美のファッションショーは、過剰な演出やコスチューム要素が強くて世界観が全面に出がちなのですが、彼はモデルがウォーキングする、オーソドックスなショーを披露したんです。余計な演出をせずとも歩くだけで洋服が魅力的に見え、ウォーキングもスピード感があり、音楽は他の美大生が使わないようなロックテイストで、違う風を感じましたね。

ーー「シュガーヒル」はどんなブランドと認識していましたか?

津村:正直なところ、在学中は本気でやっていると認識していませんでした。美大生のブランドの多くは全てが手仕事で労力と値段が見合わず作るほどに赤字だったり、アーティスティックなクリエイションだったりで、ビジネス以前の課題が目立つもの。ですが、卒業後に開いていた展示会に伺うと、すでに量産体制が整い、ビジネス化の準備ができていましたし、奇抜ではなくリアリティーのある洋服が並んでいたので驚きましたね。また、デニムをメイン素材に使用していたのはクレバーなチョイスだと思いました。その頃の美大では「デニムはダサい」という感覚を引きずる人が少なくなかったのですが、彼はタフで人と共に育つ素材であるデニムの魅力を理解しているように感じて。日本にはデニム産業が根付くうえに、労働着というハイソサエティに対するカウンター的な位置付けや工芸的な要素もある。

ーー「シュガーヒル」および林デザイナーの魅力とは?

津村:私の世代は、アバンギャルドだったり、無理して派手なことをしたりなど、地に足が付かないスターデザイナーを目指す風潮が強く、ビジネスを考えずに2~3シーズンでダメになるブランドが多い時代でした。私が考えるに、デザイナーが前に出すぎると熱狂が生まれやすい分冷めやすい。デザインは本質的にはアノニマスであるべきで、モノがあれば十分だ。その点、「シュガーヒル」はランウエイショーを不定期にしか開催せず、メディアなどに取り扱われる回数が少ないため、そもそも日本のブランドと認識していない人も多いはず。狙っているのかどうか分かりませんが、世間との適度な距離の取り方が器用ですよね。加えて、ライフスタイルに根差すブランドとして成長している点もいい。例えば、街のパン屋は毎日同じパンしか売らずとも、それを目当てに毎日人が通う。「シュガーヒル」もそれと同様に、一定の固定ファンが生まれていますよね。

下津光史

ーー「シュガーヒル」および林デザイナーとの出会いを教えてください。

下津光史(以下、下津):僕が6年ほど前に東京のとある場所に引っ越した時、突然「近所に住んでます」とインスタグラムでDMをもらったのが始まりです。もともと共通の知り合いは多く、風の噂で存在は知っていたのですが「シュガーヒル」のことは全く知らず。だから最初は、“音楽やバイクのセンスが良い若い男の子”みたいな認識しか持っていなかった。しばらく遊ぶようになってから徐々にデザイナーであると分かっていったほどです。第一印象は、人懐っこい。「僕が知らなくて、あなたが知ってることを教えてください!」と真っ直ぐにぶつかれるのは才能だと思いますし、いつも何言ってるか分からないであろう関西人と付き合ってくれて感謝しています(笑)。

ーーその後、2022-23年秋冬コレクションのショーでランウエイBGMを担当するなど深い関係になっています。どういった部分で2人は共感していったのでしょうか?

下津:彼は服で、僕は詩が専門。「マス受けのやり方ってどうなの?」と世間を疑う基本スタンスが共鳴していて、彼のことはもはやデザイナーではなくアーティストとして捉えていますね。僕含めてバンドマンは感覚派な分、他分野の方々と関わりを持った際にビジネス的な側面が強いと離れてしまうこともあるんですが、陸也とは友だちとして始まった関係だからこそ、変にビジネス的な空気感もなくて。缶コーヒーとタバコで話が済んでしまうんですよ。22-23年秋冬コレクションの際には、彼からブランドを運営する中で気付いたことやしんどい経験をいろいろと聞いていたので、その話をもとにショーの尺に合わせて作った「知る由もない」という楽曲を演奏しました。「シュガーヒル」の洋服自体も、よくステージ衣装として着ています。

ーー下津さんから見て、「シュガーヒル」の5年、10年を振り返るとどう変化したと感じますか?

下津:悩んでは次の課題に取り組み、また悩んでブランドの世界観を強固にしていく作業の繰り返しだったと思います。シーズンごとにシルエットやディテールが変わったとしても、1つひとつのデザインに潜む“陸也節”が一貫してブレていない。この10年、その意思の強さが世界から信頼されていったことで本人も自信がついたと思います。「自分のやり方は間違っていなかった」と自覚するのが表現者としての飛躍の第一歩ですし、これは誰しもが成し遂げられることではありませんから。

ーー「シュガーヒル」および林デザイナーの魅力とは?

下津:今、ちゃんと着られる洋服を貫き続けているブランドは本当に少ないし、良い意味でアパレル業界へのビートニクからのアンサーになっていると思う。洋服自体がロック精神を忘れていないんです。

トーマス・ティストゥネ

ーー「シュガーヒル」の印象を教えてください。

トーマス・ティストゥネ(以下、トーマス):日本的な感性とアメリカ文化への理解、そこに音楽的影響をユニークに融合したことで、他に類を見ない力強いビジュアル・アイデンティティーを形成しています。さらに優れたクラフツマンシップとコレクション構成へのこだわりが、一線を画す存在にしている。また、的確なクリエイティブアプローチとディテールへの気配り、日本製ならではのクオリティーといったファッション美学を持ち合わせているため、国外での成功の可能性を存分に秘めています。

ーー「シュガーヒル」との契約の決め手は?

トーマス:以前から「シュガーヒル」の歩みに注目しており、もっと深く知りたいと好奇心がわいていました。そんな中、リクヤさんと直接話してブランドの本質とビジョンの明確さを知る機会があり、深く心を動かされたんです。パートナーシップの必要性を確信させる重要な転機となりましたね。リクヤさんは、感性と芸術的な思考にあふれた先見の名を持つ人で、常に自身の決断と在り方を問い続け、最も洗練された成果を追求する完璧主義者。彼のようなクリエイティブに突き動かされている人と働けることは、私自身にとっても刺激的です。

ーー今後、「シュガーヒル」に期待することは?

トーマス:今まさに、「シュガーヒル」を取り巻く勢いと高揚感は高まっていて、パリを中心とした海外のバイヤーらが強い関心と投資欲を示しています。今回の設立10周年を記念したランウエイショーは、国際的なプレゼンスをさらに高める絶好の機会であり、極めて重要な節目となるに違いありません。今後はパリ・ファッション・ウイーク(Paris Fashion Week)でのプレゼンテーションやランウエイショーの開催も視野に入れながら、われわれはリクヤさんをサポートし、共に成長していければと思います。

Kei Hashimoto

ーー「シュガーヒル」および林デザイナーとの出会いを教えてください。

Kei Hashimoto(以下、Hashimoto):コロナ禍以前にPR会社の4Kへ入社した際、ちょうどクライアントが「シュガーヒル」で、それが初対面でした。会社として30〜40ブランドを取り扱っている中で、同世代のデザイナーはあまりいなかったから新鮮で。ただしばらくして、2〜3年ほど前に実は出会ってることにお互い気付いて(笑)。そんな巡り合わせもあって話すようになったら、土臭いものが共通の好みであると発覚。僕が「カーサービス」の展示会を開く際には相談に乗りつつ洋服も見てくれて、グッと距離が近づきました。とはいえ、ヒップホップやブラックカルチャー好きが多い俺の界隈とは全く違う人。リクちゃんの周りに俺みたいな人間はいないだろうし、俺の周りにリクちゃんみたいな子はいない。でも、俺自身はアメカジや古着、乗り物など西海岸のカルチャーも好きだから超B-boyってわけでもなく、そこが良い感じにマッチングしたと思います。

ーー「シュガーヒル」のお気に入りのアイテムや印象的な思い出はありますか?

Hashimoto:東京オペラシティで開催された24年春夏コレクションのランウエイショーですね。PRとして人生で初めてランウエイショーに携わらせてもらったので苦戦したことも多かったですが、ゼロから洋服を作っているデザイナーを側で見ながらショーの準備ができたのは、本当に良い経験でしたし、自分も成長できた気がします。何より、リクちゃんの「シュガーヒル」に対する気持ちが一層強く感じ取れて、一生忘れられない思い出です。

ーー「シュガーヒル」および林デザイナーの魅力とは?

Hashimoto:誰に対してもウェルカムな空気を醸し出しているけど、本気で洋服が好きな人に向けて作っている。全員に洋服を着てほしくてブランドをやっているわけではないのが伝わってきます。この反骨精神がきれいでカッコ良くて、それがリクちゃんのスタイルにも、「シュガーヒル」の洋服にも、全てに反映されている気がします。他ブランドがシーズンごとにランウエイショーを開いたり、モデルに著名人を起用したりする中で、焦らず自分のペースとスタンスを守ってきたからこそ、わずか10年でブランドのイメージをバッチリ固められたのが本当にすごい。僕も周りにいろいろと言われながら、本当にやりたいことや方向性をブラさずに「カーサービス」を10年続けてきました。そういったスタンスをお互いにリスペクトし合えるから友だちになれたし、一緒に仕事もできているんじゃないですかね。

ーーこの先、「シュガーヒル」はどうなると思いますか?

Hashimoto:これまでの10年と全く変わらないと思います。リクちゃんのペースで、リクちゃんがやりたいことを、ちょっとずつ具現化していくことで、「シュガーヒル」はデカくなるというよりも渋みを増す。デニムの色落ちと一緒で、良い味が出てくる。これは俺たちの周りの同世代にも言えることで、有名になるよりもカッコ良さを突き詰めていきたい人が多い気がするんですよ。ひとまず、「シュガーヒル」もカーサービスも10周年を迎えるので、初コラボができたら嬉しいですね。

長塚淳

ーー「シュガーヒル」および林デザイナーとの出会いを教えてください。

長塚淳(以下、長塚):19年頃にブランドを知り、ルックを見てレザーの風合いが素敵だと思い気になっていたのですが、実は僕の知人がそのライダースジャケット制作に関わっていたんです。当時、僕は原宿店のショップマネジャーを務めていて、ちょうど「シュガーヒル」を取り扱うことが決まったタイミングだった。展示会に伺い、そこで陸也くんと直接出会いましたね。

ーー当時の印象はいかがでしたか?

長塚:僕は陸也くんよりも少し上の世代なのですが、実直かつベージックなデザインや繊細さ、こだわりの強い加工と生地選びなどから、直接会うまでは古着などに精通する同年代の洋服好きが手掛けるブランドかと思っていました。それが、いざデザイナーに会ってみたら24歳だった。センスも才能も感覚も衝撃的で、「シュガーヒル」は同世代のブランドの中では生き残ると確信していましたね。売れる売れないのレベルではなく、同世代のブランドとやろうとしていることが違い過ぎて、敵がいない印象です。

ーー特に印象に残っているアイテムやコレクションはありますか?

長塚:初めて展示会に伺った時から毎シーズン欠かさず洋服を買っており、特に気に入っているのはフレアデニムですね。5〜6本は持っていて、仕事中でも、休日に街中でも、日常的に着ています。

ーー「シュガーヒル」および林デザイナーの魅力とは?

長塚:若い感性を持った陸也くんが普遍的な洋服を作るからこそ、焼き直しではない“新しさ”が見える。コレクションブランドの意思が宿っていると感じます。店では「シュガーヒル」のことを全く知らずに購入するお客さまも多く、具現化も言語化できないけど感じ取れる何かが洋服に現れているのではないでしょうか。

ーーどういった方々に「シュガーヒル」を着て欲しいですか?

長塚:ファッションに精通していない方にも、トレンド好きの若い子にも、洋服好きの同年代にも、海外からのお客様にも、「これがカッコいい洋服です」と心から勧められます。ビームスで取り扱っていることが僕の中では誇らしい。自分の店舗には絶対に置きたい、日本を代表するブランドだと思います。

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【スナップ】新田真剣佑やINIの髙塚大夢、藤牧京介、松田迅らが来店「エンポリオ アルマーニ」銀座店がオープン

「エンポリオ アルマーニ(EMPORIO ARMANI)」は6月14日、東京・銀座みゆき通りに新旗艦店をオープンした。13日に開催されたオープニングレセプションには俳優の新田真剣佑や桜田ひより、関水渚、ボーイズグループINI(アイエヌアイ)の髙塚大夢、藤牧京介、松田迅、歌舞伎俳優の市川染五郎らが出席した。

新田は「『エンポリオ アルマーニ』の“枠に囚われず挑戦する”という姿勢にとても共感し、より挑戦していきたいという気持ちになりました。国や言語、ドラマ・映画などジャンルを問わずチャレンジしていきたいと思っているので、『エンポリオ アルマーニ』の“自由な精神”に通じるところがあると感じました」とコメントした。

松田は、「どの角度から見てもスタイリッシュに見えるのが魅力です。合わせたシャツも夏らしさを感じさせるデザインで、パンツとの相性もとても良いと思います。あと、アクセサリーに少しユニークなストーンが使われていて、全体の雰囲気を夏らしく仕上げてくれます。店内にはストローハットなど夏を感じさせるアイテムも多く、今日の衣装にもぴったりだなと思いながらチェックしていました。普段のファッションは黒が多いのですが、今日はあまり選ばないベージュやブラウンのトーンで、店内にあったベージュのバッグにとてもひかれました!ナチュラルトーンのスタイルで、優しい雰囲気なのが新鮮で気に入りました。今後、こういうコーデにも挑戦してみたいと思います」と着用した衣装や店内のラインアップについて感想を述べた。

桜田も、「今日着たアイテムは、一見シンプルなデザインながら、上品な輝きと存在感があり、自分の新たな一面を引き出してくれるような感覚がありました。アクセントとして合わせたバッグは、自然と背筋が伸びるような気持ちにさせてくれて、強さを内に秘めた芯のある女性像を思い描きながら一日を過ごすことができました。アルマーニのジャケットは、女性の凛とした美しさや生き様を優しく包み込むような佇まいがあり、個人的にもとても好きな存在です」とコメント。

関水は、「アルマーニがこだわり抜いて作ったという階段は、まるでアートのように美しく、買い物中にソファに座りながら眺めることができるのが素晴らしかったです」と内装について触れた。

また市川は、「『エンポリオ アルマーニ』の姿勢は、歌舞伎と非常に通じるものがあると感じました。伝統的な型やスタイルを大切にしながらも、時代に合わせて進化し続ける点が共通していると思います」と語った。

来場者スナップ

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【スナップ】新田真剣佑やINIの髙塚大夢、藤牧京介、松田迅らが来店「エンポリオ アルマーニ」銀座店がオープン

「エンポリオ アルマーニ(EMPORIO ARMANI)」は6月14日、東京・銀座みゆき通りに新旗艦店をオープンした。13日に開催されたオープニングレセプションには俳優の新田真剣佑や桜田ひより、関水渚、ボーイズグループINI(アイエヌアイ)の髙塚大夢、藤牧京介、松田迅、歌舞伎俳優の市川染五郎らが出席した。

新田は「『エンポリオ アルマーニ』の“枠に囚われず挑戦する”という姿勢にとても共感し、より挑戦していきたいという気持ちになりました。国や言語、ドラマ・映画などジャンルを問わずチャレンジしていきたいと思っているので、『エンポリオ アルマーニ』の“自由な精神”に通じるところがあると感じました」とコメントした。

松田は、「どの角度から見てもスタイリッシュに見えるのが魅力です。合わせたシャツも夏らしさを感じさせるデザインで、パンツとの相性もとても良いと思います。あと、アクセサリーに少しユニークなストーンが使われていて、全体の雰囲気を夏らしく仕上げてくれます。店内にはストローハットなど夏を感じさせるアイテムも多く、今日の衣装にもぴったりだなと思いながらチェックしていました。普段のファッションは黒が多いのですが、今日はあまり選ばないベージュやブラウンのトーンで、店内にあったベージュのバッグにとてもひかれました!ナチュラルトーンのスタイルで、優しい雰囲気なのが新鮮で気に入りました。今後、こういうコーデにも挑戦してみたいと思います」と着用した衣装や店内のラインアップについて感想を述べた。

桜田も、「今日着たアイテムは、一見シンプルなデザインながら、上品な輝きと存在感があり、自分の新たな一面を引き出してくれるような感覚がありました。アクセントとして合わせたバッグは、自然と背筋が伸びるような気持ちにさせてくれて、強さを内に秘めた芯のある女性像を思い描きながら一日を過ごすことができました。アルマーニのジャケットは、女性の凛とした美しさや生き様を優しく包み込むような佇まいがあり、個人的にもとても好きな存在です」とコメント。

関水は、「アルマーニがこだわり抜いて作ったという階段は、まるでアートのように美しく、買い物中にソファに座りながら眺めることができるのが素晴らしかったです」と内装について触れた。

また市川は、「『エンポリオ アルマーニ』の姿勢は、歌舞伎と非常に通じるものがあると感じました。伝統的な型やスタイルを大切にしながらも、時代に合わせて進化し続ける点が共通していると思います」と語った。

来場者スナップ

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長澤まさみ × 矢口史靖 映画「ドールハウス」で試みた2人の新境地

PROFILE: 左:長澤まさみ/俳優 右:矢口史靖/映画監督

PROFILE: (ながさわ・まさみ)1987年6月3日生まれ、静岡県出身。2000年に第5回「東宝シンデレラ」オーディションでグランプリを受賞。03年公開「ロボコン」で映画初主演を飾る。翌年の「世界の中心で、愛をさけぶ」では、第28回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞など数々の賞を受賞した。「モテキ」「海街diary」「50回目のファーストキス」「コンフィデンスマンJP」「MOTHER マザー」「すばらしき世界」「マスカレード・ナイト」「シン・ウルトラマン」「百花」「シン・仮面ライダー」「ロストケア」など数々の話題作に出演。24年9月には主演映画「スオミの話をしよう」が公開された。 (やぐち・しのぶ)1967年神奈川生まれ。シンクロナイズドスイミングに挑む男子高校生を描いた「ウォーターボーイズ」(01)で日本アカデミー賞優秀監督賞と脚本賞を受賞。「スウィングガールズ」(04)では同最優秀脚本賞を受賞した。その後も「ハッピーフライト」(08)、「ロボジー」(12)、「WOOD JOB!~神去なあなあ日常~」(14)、「サバイバルファミリー」(17)などコメディー映画をヒットさせている。監督・脚本を務める映画「ドールハウス」は自身初のオリジナル・ミステリー作品。

愛する娘を事故で亡くして悲しみにくれる夫婦。ある日、骨董市で手に入れた、娘によく似た人形を娘同然にかわいがるが、次第に奇妙な出来事が起こり始める。謎めいた人形をめぐる物語、「ドールハウス」はノンストップでゾクゾクさせられる“ドール・ミステリー”だ。脚本・監督を手掛けたのは意外にもコメディーの名手、矢口史靖。そして、ヒロインの鈴木佳恵を演じたのは、脚本を読んで出演を熱望したという長澤まさみ。「WOOD JOB!~神去なあなあ日常~」(2014年)以来の顔合わせとなった2人が、それぞれの新境地を開いた「ドールハウス」の舞台裏について語ってくれた。

最後までドキドキさせられる映画

——監督がこういう“ゾクゾク”する映画を撮られるのは今回が初めてですが、いつか挑戦したいと思われていたのでしょうか。

矢口史靖(以下、矢口):そうなんです。もともとゾクゾク映画は大好きで、サスペンス、ホラー、スプラッターなど、これまでいろいろ観てきて、自分でも作ってみたいと思っていたんですけど、なかなかアイデアがまとまらなくて。そんな中、ドールセラピーというものがあることを知ったんです。本来は人形を通して心のケアをするんですけど、いわくつきの人形を買ってしまった夫婦が恐ろしい体験をする、というアイデアを思いついたら、すぐにストーリーができて脚本を書き上げました。

——長澤さんは脚本を読んで、どんな感想を持たれました?

長澤まさみ(以下、長澤):どんどん物語に引き込まれて、そこから抜け出せなくなってしまいました。子どもの頃に観たゾクゾクする映画って、緊張感から解放される瞬間があるじゃないですか。ホッとさせてくれるような。この映画にはそういうのがなくて、最後までドキドキさせられっぱなし。その容赦ないところがすごいと思いました。

矢口:長澤さんがそういうところを気に入っているのは初めて知りました。

人形ならではの魅力

——監督は人形のどんなところに興味を持たれたのでしょうか。

矢口:大学の頃に山岸凉子さんの「わたしの人形は良い人形」という漫画を読んで、人形というのは見せ方次第で面白い話ができると思ったんです。まず、人と似ているところが気になりますよね。リカちゃんとかバービーくらいのサイズだったらまだしも、この映画に出てくる人形のアヤちゃんは子どもと同じサイズなのがポイントです。このサイズの人形はあまり買わないとは思いますが。

——存在感がありすぎますからね。

矢口:でも、映画に登場する人形は「生き人形」と呼ばれて江戸時代から現在に至るまで作られてきたんです。生き人形が家の椅子に座っていたら人間なのか人形なのか分からない。すごく不気味だし、映画になると思ったんです。

長澤:アヤちゃん、毎日表情が違うんですよ。

——えっ? どういうことですか。

長澤:照明がどう当たるかで表情が変わってくるんです。だからアヤちゃんもお芝居をする。ちゃんと私たちと共演していたんです。現場で一番大御所感がありましたよ。

矢口:アヤちゃんはハードワークだったので、メイク直しも入れてたんです。それで表情が変わることもありました。

——人形は無表情ですけど、だからこそ見る人の気持ち次第でかわいく見えたり怖く見えたりすることもありますよね。

矢口:今回はまず、誰もが愛したくなるようなかわいい人形として撮りました。主人公の夫婦が自分の子どものようにアヤちゃんをかわいがっていたのに、子どもができてからはアヤちゃんへの愛情は薄らいでゆく。そこにもゾクゾクしほしかったんです。夫婦が立ち直っていくのを応援したい気持ちと、アヤちゃんがかわいそうだと思う気持ち。その両方を観客に感じてもらうことで、アヤちゃんが一人のキャラクターとして映画の中で動き始めるので。

——長澤さんはアヤちゃんと共演してみていかがでした?

長澤:佳恵はアヤちゃんのおかげで元気になっていく一方で、アヤちゃんの世界に翻弄されていく。佳恵が体験したことのどこまでが現実で、どこからが非現実なのかが分からないところが難しかったですね。佳恵が自分で選択したつもりでいるだけで、全部アヤちゃんの手の内の物語だったのかもしれない。観客の方々は、私の演技をどんな風に受け止めるんだろうって撮影中に考えたりもしました。

観客の心をつかむ
ファースト・シーン

——確かに気が付いたら異様な世界に入っていますからね。しかも今回、佳恵は鬱になったりハイになったり、感情の起伏が激しい役柄だったのでメンタル的に大変そうですね。

矢口:毎日、撮影に入る前に「今日は一番病んでる日です」とか「健康な日です」とか、長澤さんに伝えていたんです。撮影に入ってからも、もっと病んでください!ってお願いしたり。

長澤:そうでしたね(笑)。

矢口:順撮りではなかったので、今日は暗い日。明日は明るい日。でも、明後日は一番暗い日、という風にアップダウンが激しかったので、日々、(佳恵のテンションに)気をつけるようにしていました

——そんな中で、長澤さんの絶叫シーンがインパクトがあって、長澤さんがこれまで見せたことがないような表情と演技でした。

矢口:長澤さんのゾクゾク演技は100点でした。怖いものを見せることより、それを見てしまった人がどんなリアクションをするかが映画では大切なんです。観客は長澤さんの顔を見ただけで背筋が凍る思いができるんです。特にファースト・シーン。タイトルが出る前なので、あそこでお客さんの心をつかまないとダメなんですよ。お客さんに「この映画は最後まで絶対見逃さないぞ!」っていう気持ちになってもらわないといけないのですが、あのシーンの長澤さんの絶叫顔があるおかげで、誰も映画館から出られなくなるんです。

長澤:うまくいって良かったです(笑)。あそこは重要なシーンだと分かっていたので。

——思えば、長澤さんがこういうゾクゾクする映画に出られたことはあまりなかったですよね。

矢口:以前、長澤さんに「WOOD JOB!~神去なあなあ日常~」という映画に出ていただいたんです。青春コメディーなので軽やかに演じつつ、田舎に住んでいる女性のリアリティも出してください、というこちらのリクエストに見事に応えてくれたんです。その時は出てもらったシーンが多くなかったので、いつか主演で出てほしいなと思っていたんですよね。それで、この映画の台本ができて「誰に出てほしいのか」という話になった時に、僕の方から「長澤さんがいいです」と言ったんです。僕が作るミステリー映画なんで難しいだろうな、と思いつつも、1回、脚本に目を通してもらえたら良いな、ぐらいの感じだったんです。そしたら、結構すぐに「やりたいです」という返事をいただいて、それで企画が一気に進みました。

——長澤さんは、こういうゾクゾクする映画には興味はあったのでしょうか。

長澤:あまり観ていませんでした。お友達は観ていて「面白いよ!」って力説されていたんですけど、まだ踏み込めていなかったんです。でも、「ドールハウス」の撮影に入る前に何作か観たので、これからは大丈夫かもしれないです。

矢口:免疫ができた?

長澤:こういうゾクゾクする作品を観る時は、「全部作り物だから」というのを頭の中に入れておいて見るのがミソだと思ったんです。その上で物語のスリルを楽しむ、ということを、こういう映画が好きな皆さんは大切にされているような気がして。だから、怖いシーンを大爆笑して観ている方もいる。私もそういう感覚で観よう、と思って作品に接していたら、だんだん大丈夫になってきました。

矢口:でも、防衛本能を働かせていたら楽しさが減っちゃうよ。

長澤:監督はどんな風に楽しむんですか?

矢口:全身全霊で物語に浸りきります。死ぬつもりで観る。もう、バラバラにしてもらおうと思って(笑)。

長澤:すごい! 心臓が強いんですね。監督は。

矢口:というより、マゾっ気があるんです。痛めつけられたい(笑)。

長澤:そうなんですか。でも、この仕事は、そういう人が多いかも(笑)。

矢口:「この仕事」って監督のこと?

長澤:監督だけじゃなく、俳優もスタッフもですね。

矢口:現場はいろいろと大変だからね。

——今回の現場も大変でした?

長澤:砂浜で撮影するシーンがあったんですけど、暴風警報が出るくらい風が強くて。機材が止まってしまうんじゃないかって思うような天気の中で撮影して、全員砂まみれになったんです。

矢口:あれはつらかったね。

人形との思い出

——お疲れさまです。ちなみに長澤さんは子どもの頃に人形遊びはされていました?

長澤:大好きでした。でも、子どもなのでかわいくしてあげようと思って髪の毛をグシャグシャにしてしまったりして……今から思うと人形がかわいそうですね。

——今でも捨てられない人形があったりしますか?

長澤:あります。お誕生日にメッセージを添えてもらったぬいぐるみとか。人の思いがこもったものは捨てられませんね。

矢口:僕も捨てられない人形がありますよ。結構大きなアイアンマン。「ロボジー」を撮る時に、参考にしたいからどうしても必要なんだ、とカミさんを説得して買ったんです。それが結構高くて……。自宅に飾ってあるんですけど、横にはメカゴジラとかレギオンもいます。人形というよりフィギュアですけど。

長澤:フィギュアだったら、うちに綾波レイがいますよ。

矢口:えっ!? プラグスーツですか。

長澤:そうです。本広(克行)監督に頂きました。その頃、「エヴァンゲリオン」にはまっていて、本広さんにそういう話をしたら「ウチに綾波の人形があるからあげるよ」って。それで「シン・ウルトラマン」の共演者の皆さんと順番に映像を配信するという企画の時に、その綾波と共演したんです。

矢口:そうなんだ。じゃあ、僕も何かあげなきゃね。アイアンマンはダメだけど(笑)。

——そういえばアヤちゃんは映画公開後はどうなるんですか?

矢口:許されるなら我が家に持ち帰りたいですね。

——アイアンマンの横にアヤちゃんが並んでいるというのもシュールな風景ですが、奥様がおびえたりはしませんか?

矢口:頑張って説得します。

長澤:アヤちゃんの実物はかわいいんですよ〜。

——かわいいからこそ、ゾクゾクさせられるんでしょうね。長澤さんは完成した映画をご覧になっていかがでした?

長澤:ゾクゾクするけど次の展開が気になって引き込まれていく。遊園地のアトラクションに乗っているような映画でした。この世界にどっぷり浸ってほしいですし、ゾクゾクするのが苦手な人も楽しめる作品だと思います。

矢口:この映画を撮って、長澤さんはこういうジャンルもいけるな、と思いました。これからゾクゾク映画に “ぞくぞく”オファーが来るんじゃないですか。

——ゾクゾク尽くし(笑)。

長澤:監督がまたこういう映画を撮られるのであれば、ゾクゾク担当で出演させていただきます(笑)。

PHOTOS:TAKAHIRO OTSUJI
STYLIST:[MASAMI NAGASAWA]MEGUMI YOSHIDA
HAIR & MAKEUP:[MASAMI NAGASAWA]MINAKO SUZUKI

[MASAMI NAGASAWA] ノースリーブトップ 7万7800円、スカート 16万8350円/ともにラバンヌ、ネックレス 7万2600円、イヤカフ・右 3万5200円、左 3万5120円、リング・右手 5万600円・左手 10万9040円(全てオール ブルース/全てエドストローム オフィス 03-6427-5901)、シューズ 12万4300円/ジミー チュウ(ジミー チュウ 0120-013-700)

映画ドールハウス

■映画「ドールハウス」
6月13日公開
出演:長澤まさみ 瀬戸康史
田中哲司
池村碧彩 本田都々花 今野浩喜 西田尚美 品川徹
安田顕 風吹ジュン
原案・脚本・監督:矢口史靖
主題歌:ずっと真夜中でいいのに。「形」(ユニバーサル ミュージック)
配給:東宝
©2025 TOHO CO.,LTD.
https://dollhouse-movie.toho.co.jp/

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「セリーヌ」から新作シューズが登場 クラシカルな紳士靴“カーシューズ”に着想

「セリーヌ(CELINE)」は、2025-26年秋冬コレクションの新作シューズ“アダム ローファー”をローンチする。メンズは6月19日、ウイメンズは7月下旬に、セリーヌ ブティックおよび公式オンラインストアで発売する。価格は12万6500円。

“アダム ローファー”は、クラシカルな紳士靴の典型であるカーシューズにインスパイアされたデザイン。カジュアルでありながら、スエードカーフスキン素材がエレガントな印象を加える。薄く軽量のラバーソールが柔軟性をもたらし、かかと部分のエラスティックバンドがフィット感を高めることで、履き心地の良さを実現している。メンズはベージュ、ダークブラウン、エレクトリックブルーの3色、ウイメンズはローズウッド、ダークブラウン、ベージュ、レッドの4色展開。

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心を動かすラグジュアリーについて考える 「ウィークエンド マックスマーラ」の「パスティチーノ ワールドツアー」体験記

先日、マックスマーラ(MAX MARA)グループのライフスタイルブランド「ウィークエンド マックスマーラ(WEEKEND MAX MARA)」がスペイン・グラナダで開催した、“パスティチーノ バッグ スパニッシュ ヘリテージ”のお披露目ツアーに参加してきました。アイコンバッグ“パスティチーノ”は、新作ごとに世界各地の職人技に焦点を当て、その土地の文化をゲストとともに体験するワールドツアーを毎年開催しており、今回もその一環です。モノが溢れる今は「商品にいかに豊かなストーリーを込め、それをどう伝えるか」がますます重要になっていると感じます。このワールドツアーは、“パスティチーノ”という商品に「クラフツマンシップ」と「旅」というコンセプトを織り交ぜることで、ただのモノではなく、心を動かすブランド体験を上手に作り出している──そんな実感を得た2日間でした。

世界の手仕事と物語をバッグに詰めて

コロンとした丸みのあるフォルムと、がま口タイプの留め具が特徴の“パスティチーノ”は、2016年に誕生しました。名前は、イタリア語で「小さなお菓子/ペイストリー」に由来します。「ウィークエンド マックスマーラ」のブランド戦略を統括するニコラ・ガーバー・マラモッティ(Nicola Gerber Maramotti)氏は、「子どもの頃に家に帰ると、おじいちゃんやおばあちゃんが、トレーに山盛りのパスティチーノを用意してくれていたの。包み紙を開けるまで、中身が何味なのか分からない。だから、全て試したくなって、いくつも食べてしまったりして」とパスティチーノの思い出を話してくれました。お菓子の包み紙を開ける瞬間の、ちょっとしたドキドキや、小さな幸福感を感じてほしいという思いが、このバッグにも込められています。

元々はワンシーズン限りの展開予定だったそうですが、その絶大な人気からブランドを代表する商品に成長しました。マラモッティ氏は、このアイコンバッグにブランドらしい価値をさらに重ねられないかと考え、バッグを通じて世界の文化や職人技をめぐる「旅するバッグ」というコンセプトを思いつきました。「パスティチーノ ワールドツアー」と題し、新作ごとに世界の、まだあまり知られていない職人技にスポットライトを当て、その土地の文化をゲストとともに体験するという内容です。これまでにイタリア、フランス、日本を巡り、今年はスペインが目的地となりました。

イスラム教とキリスト教の歴史が交差する歴史都市グラナダへ

スペインのクラフツマンシップを盛り込んだ新作にちなんで行われた今回のツアーは、スペイン南部アンダルシア地方にある歴史都市グラナダで行われました。グラナダを選んだ理由をマラモッティ氏に聞くと、「だって、まだ多くの人が訪れたことのない土地だと思ったから」と言います。お菓子のパスティチーノの包み紙を開けるときのような、まだ見ぬ何かに出合うワクワク感を、このツアーの体験にも重ねているわけです。

人生で初めて訪れたグラナダは、夜9時を過ぎても沈まない太陽と、乾いた空気に照らされたオレンジ色の街並みといった、明るい色彩が印象的な場所でした。街は、イスラム教とキリスト教が交差した文化的背景を持ち、世界遺産に登録されているアルハンブラ宮殿をはじめとする壮麗な建築が今も残っています。ツアーでは、アルハンブラ宮殿やカトリック両王の眠る場所として知られるグラナダ王室礼拝堂を訪れ、この街の歴史を学びました。

グラナダは、陶器の街としても知られています。今回訪れたのは、16世紀から続く歴史あるファハラウサ工房。ここで、街の象徴ともいえるザクロの花の絵付けを体験させてもらいました。実は“グラナダ“とは、スペイン語で「ザクロ」を意味し、街の名前の由来にもなっているのです。ザクロの花は、絵付けのモチーフとしても定番で、街中のマンホールや街灯など、さまざまな場所に描かれていました。

初めての絵付けにしては、かなりハードルが高いモチーフでしたが、工房の絵付け師さんの教えの下、夢中で筆を動かしました。絵付け師さんが描く様子はとても簡単そうに見えるのに、いざ自分がやってみると、力加減や筆の置き方、全てにおいて熟練の技が必要なのだと痛感します。こうして「手を動かして何かを作る」という行為自体、普段は専らパソコンに向かって仕事をしている私にとって、すごく久しぶりで新鮮。このたった1時間弱の体験であっても、手作業の複雑性の再発見と驚き、職人技への敬意をあらためて実感しました。それは、手仕事が詰まった“パスティチーノ“への理解にも、自然とつながっていきました。

“パスティチーノ“で職人の声を世界に届ける

スペインのクラフツマンシップを盛り込んだ新作は、ボディー部分にコルドバにある著名な革工房クエロ・ガダミース社(CUERO GHADEMES)のゴートレザーが、留め具部分にはスペインの伝統技法ダマスキナード(象嵌細工)が用いられています。

ツアーでは両工房の職人によるデモンストレーションが行われました。クエロ・ガダミース社のレザーは、色付けから加工まで全て手作業で作られます。同社の創立者であるラファエル・バロ・アタラヤ氏は、「革は一点一点、染まり方や柄の出方も異なる。その表情の違いが面白いんだ」と話してくれました。スペインでは、このように全てを手作業で行う工場は稀だと聞きました。あえて、「なぜ、手作業にこだわるのですか?」とアタラヤ氏に伺うと、「ずっと、クリエイティブでいたいから」と一言。自分の手元にある“パスティチーノ“も、アタラヤ氏の渾身のクリエーションの結晶なのだと考えると、ぐっと温度感が増す気がしました。

留め具部分に用いられているダマスキナードは、中東から伝わりトレド地方を中心に発展したもので、金属板の表面に金や銀の線を象嵌(ぞうがん)しながら模様を描く伝統的な金属装飾技法です。今回は1970年にトレドで創業した老舗アトリエ、アンフラマ工房が手掛けています。平らな金属板に繊細なアラビック模様を描き、線をハンマーで叩きながらなぞると掛けた部分が輝きを放ちます。それを丁寧に球体に仕上げるという工程で、同社によると、1つの球が出来上がるには4日間かかるそう。同社からも職人が、ハンマーで線をなぞっていく仕上げ作業を実演してくれました。職人の言葉を借りればこの工程は、金属板に「命を吹き込む作業」。きらきらと輝く球体を見ながら職人は、「少しでも力加減を間違えるとすぐに割れてしまったり、間違った部分をハンマーで叩いてしまうと絵柄が美しくなくなる。非常に複雑で難しい技術だけど、僕にとっては全ての工程がとても楽しいんだ」と笑顔で話してくれました。

マラモッティ氏は「パスティチーノ ワールドツアー」の目的は、こうした職人たちの声を世界に届けることだと言います。「世界には本当に多くの手仕事があるのに、今はそれらが埋もれてしまっている。後継者不足でどんどん小規模になっていることも事実。でも、私はこういう仕事こそが、もっとも豊かなものだと思っています。芸術的で創造的で、そして何より意味がある。デジタルやAIの時代だからこそ、私たちはもう一度、時間をかけて作ることの尊さを再発見しなくてはいけないと考えています」。

最終日には、フランメンコレッスンも体験しました。こちらも人生で初めて。ダンス未経験者の私が本場のフラメンコダンサーに手ほどきしてもらうのは、かなり恥ずかしかったのは否定できませんが、マラモッティ氏の「新しい何かに出合う瞬間の幸せ」という言葉を思い返すと、自然に楽しむことができました。

グラナダで過ごした2日間は、一瞬一瞬が出合いと発見の連続でした。その充足感こそが、“小さなお菓子”に由来する“パスティチーノ バッグ"が提案する、ラグジュアリーの本質なのだと理解しました。世界中の職人によって紡がれる文化や手仕事を詰め込んだひとつのバッグ。そして、そのバッグが旅をすることで語られる物語。その奥行きに、「ウィークエンド マックスマーラ」というブランドの美学を感じられるプロジェクトでした。

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「アディダス」からロンドンを舞台にしたテニスコレクションが登場 “トレフォイルロゴ“が30年ぶりに復活

「アディダス(ADIDAS)」は6月16日17時から、イギリスのテニストーナメントから生まれたカルチャーと有名なクラブハウスに着想得た “ロンドン オリジナルス コレクション”を発売する。これに伴い、テニスカテゴリーで約30年ぶりとなる“トレフォイルロゴ”を採用した。同コレクションは、「アディダス」公式オンラインショップおよび「アディダス」アプリ、そのほか全国の「アディダス」取り扱い店舗で順次販売する。

イギリスのテニストーナメントから生まれたカルチャーと
有名なクラブハウスに着想得たコレクション

同コレクションは、長年のドレスコードであるホワイトをベースに、フレッシュな視点で新しいカットやシルエットを追求し、1970年代テニスファッションの定番カラーであるオープンカラーを採用しながら、大会の天然芝を彷ふつとさせる鮮やかなグリーンで、“トレフォイルロゴ”やコントラストの効いたステッチを施した。ほか、アーガイルチェク風パターンのポロシャツや、テニスボールモチーフが印象的なジッパープルなど独特なデザインディテールを施したアイテムも登場。

メンズのラインアップは、伝統的な美と先進的なテーラリングを組み合わせ、ウィメンズでは、オンコートのパフォーマンスとオフコートのスタイルを同時に追求したデザインに仕上げた。アクセサリーでは、大会の伝統とテニススタイルに対するフレッシュな視点を融合させたアイテムをそろえる。

アイテム概要

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「プーマ」が「エリオット エミル」とコラボ 機能性とミニマリズムを追求したオールブラックのアイテム

「プーマ(PUMA)」は、デンマーク・コペンバーゲン発のブランド「エリオット エミル(HELIOT EMIL)」とのコラボレーションコレクション“プーマ×エリオット エミル”を発売した。プーマストア 原宿キャットストリート、プーマストア大阪および一部取り扱い店舗、プーマ アプリで販売中だ。

テーマは“動きの中にある集中と静けさ”

同コレクションは、“動きの中にある集中と静けさ”をテーマに、機能性とミニマリズムを追求したデザインのアイテムを展開する。ラインアップは、ユニホームのようなスリーブレストップ&ショーツ、オーバサイズのバッグ、レーシング仕様に再構築したシューズ“ディヴィエイト ニトロ エリート トレイル(DEVIATE NITRO ELITE TRAIL)”などオールブラックで構成した。

「エリオット エミル」は、デザイナーのユリウス・ユール(Julius Juul)が手がけるデンマーク・コペンハーゲン発のファッションブランド。機能性と実験的な美学を融合させたデザインが特徴で、ミニマルでありながら構築的なシルエットやテクニカルな素材使いによって、先鋭的なスタイルを提案する。

アイテム概要

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テイラー&ケルシーがNHLスタンリー杯決勝を観戦 チームカラーでカップルコーデを披露

テイラー・スウィフト(Taylor Swift)とプロアメリカンフットボール選手で恋人のトラビス・ケルシー(Travid Kelce)は6月21日、米フロリダでスタンリー・カップ・ファイナル、パンサーズ対オイラーズの第4試合を観戦。ケルシーの所属するカンザスシティ・チーフスのカラーであり、パンサーズのユニホームの色合いを彷ふつとさせるコーデで登場した。

スウィフトは、お気に入りブランドである「エリア(AREA)」のニュートラルなベージュのトラックジャケットに同色のトラックショーツを合わせた。ハイウエストのショーツとジャケットにはクリスタルがあしらわれており、「プラダ(PRADA)」のベージュのアンクルヒールブーツと「シャネル(CHANEL)」の黒のバッグ、「デビアス(DE BEERS)」や「ティファニー(TIFFANY & CO.)」、「ウォーブ × ミシェル ウィ(WOVE × MICHELLE WI)」のジュエリーを合わせた。

 

メイクアップは、跳ね上げたブラックのアイラインに、彼女のシグネチャーである濃いレッドリップで仕上げ、パートナーの服装にマッチさせた。

ケルシーは、赤のスエットシャツ、ショーツ、ベースボールキャップでスポーティーにコーディネートした。

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「ローリーズファーム」と ハローキティがコラボ “ロック”なオリジナルデザイン

アダストリアが運営する「ローリーズファーム(LOWRYS FARM)」は、サンリオのハローキティとのコラボレーションアイテムを発売する。本ラインアップは、“ロック”な姿に変身したハローキティをコンセプトに、Tシャツ4型とトイキーホルダー1型27種類を販売する。ローリーズファーム公式オンラインストアおよび直営店で6月20日から7月4日23時59分まで予約販売、7月11日から通常販売を行う。

Tシャツではウィメンズ2型とキッズ2型を取り扱い、親子でおそろいコーデを楽しむこともできる。「ローリーズファーム」の雑貨を展開する「ミィパーセント(Me%)」とハローキティとのコラボレーションは今回で第5弾となり、人気のトイキーホルダーのバリエーション全27種類は過去最大となる。

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「ボンジュールレコード」が映画監督ジム・ジャームッシュによる“コーヒー&シガレッツ”のTシャツを発売

ジュンが運営する「ボンジュールレコード(BONJOUR RECORDS)」は6月27日、アメリカの映画監督ジム・ジャームッシュ(Jim Jarmusch)によるオムニバスムービー“コーヒー&シガレッツ(Coffee &Cigarettes)”のエクスクルーシブTシャツ(1万1000円)を発売する。本アイテムは、ボンジュールレコード代官山およびジャドール ジュン オンライン(J’aDoRe JUN ONLINE)で購入でき、6月12日から同オンラインストアで先行予約を受け付けている。

2作品からシーンを採用したオリジナルTシャツ

本アイテムは、11作品からなる“コーヒー&シガレッツ(Coffee &Cigarettes)”の中から、俳優のジョイ・リー(Joie Lee)と名バイプレイヤーのスティーブ・ブシェミ(Steve Buscemi)が共演した“TWINS"、ロックバンド ザ・ホワイト・ストライプス(The White Stripes)のメンバー ジャック・ホワイト(Jack White)とメグ・ホワイト(Meg White)のダブル主演作品”JACK SHOWS MEG HIS TESLA COIL”の2作品のシーンを採用。カラーはホワイトとブラックの2色展開、サイズは3サイズ(M、L、XL)を用意する。

ジム・ジャームッシュ(Jim Jarmusch)は、1953年生まれのアメリカの映画監督。ニューヨーク大学で映画を学び、1986年に“ダウン・バイ・ロー”を公開し、インディペンデント・スピリット賞に4部門でノミネートされた。

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リーナ・ネアー「シャネル」CEOが大英帝国勲章を受賞 ウィリアム皇太子から

リーナ・ネアー(Leena Nair)=「シャネル(CHANEL)」グローバル最高経営責任者(CEO)は、小売と消費者部門における功績を称えられ、ウィリアム皇太子から大英帝国勲章コマンダー(CBE)を受賞した。

ネアーは、「このような素晴らしい賞をいただけるなんて光栄だ。家族の無条件のサポートとユニリーバと『シャネル』で働く全ての人々の聡明さと寛大さに深く感謝している。この名誉は、私のキャリアと併走し、私の価値観を形成してくれた全ての素晴らしい人々と分かち合うものだ。特に、私にこの賞を受賞させてくれた「シャネル」の素晴らしいチームに感謝する。この賞を励みに、今後も『シャネル』を大胆さと誠実さを持ってリードし続け、そして世界にポジティブな影響を与えられるよう努力したい」とコメントした。

 

ネアーは、「シャネル」オートクチュールを着用。バイオレットのツイードのドレスコートに、シューメーカーの「メゾン マサロ(MAISON MASSARO)」のサンダル、「メゾン ミッシェル(MAISON MICHEL)」のバイオレットのフェルトの帽子を合わせた。両ブランドは、「シェネル」が傘下に持つアトリエだ。

アクセサリーには、18Kホワイトゴールドとダイヤモンドをあしらった“エターナル シャネル N°5 イヤリング”、“リュバン ドゥ シャネル リング”と、ステンレススティールケースをダイヤモンドで囲ったブラックダイヤルの“プルミエールメタルチェーン”を身につけた。

ネアーは、ユニリーバで30年以上のキャリアを持つ。1992年に同社のインド法人に入社し、2006年にはインド法人の人事部を統括するマネジャーに就任。ユニリーバではダイバーシティ&インクルージョン(D&I)をけん引してきた。2016年に同社初の女性チーフ・ヒューマン・リソース・オフィサー(CHRO)に抜擢。22年からシャネルのグローバル最高経営責任者(CEO)を務めている。

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リーナ・ネアー「シャネル」CEOが大英帝国勲章を受賞 ウィリアム皇太子から

リーナ・ネアー(Leena Nair)=「シャネル(CHANEL)」グローバル最高経営責任者(CEO)は、小売と消費者部門における功績を称えられ、ウィリアム皇太子から大英帝国勲章コマンダー(CBE)を受賞した。

ネアーは、「このような素晴らしい賞をいただけるなんて光栄だ。家族の無条件のサポートとユニリーバと『シャネル』で働く全ての人々の聡明さと寛大さに深く感謝している。この名誉は、私のキャリアと併走し、私の価値観を形成してくれた全ての素晴らしい人々と分かち合うものだ。特に、私にこの賞を受賞させてくれた「シャネル」の素晴らしいチームに感謝する。この賞を励みに、今後も『シャネル』を大胆さと誠実さを持ってリードし続け、そして世界にポジティブな影響を与えられるよう努力したい」とコメントした。

 

ネアーは、「シャネル」オートクチュールを着用。バイオレットのツイードのドレスコートに、シューメーカーの「メゾン マサロ(MAISON MASSARO)」のサンダル、「メゾン ミッシェル(MAISON MICHEL)」のバイオレットのフェルトの帽子を合わせた。両ブランドは、「シェネル」が傘下に持つアトリエだ。

アクセサリーには、18Kホワイトゴールドとダイヤモンドをあしらった“エターナル シャネル N°5 イヤリング”、“リュバン ドゥ シャネル リング”と、ステンレススティールケースをダイヤモンドで囲ったブラックダイヤルの“プルミエールメタルチェーン”を身につけた。

ネアーは、ユニリーバで30年以上のキャリアを持つ。1992年に同社のインド法人に入社し、2006年にはインド法人の人事部を統括するマネジャーに就任。ユニリーバではダイバーシティ&インクルージョン(D&I)をけん引してきた。2016年に同社初の女性チーフ・ヒューマン・リソース・オフィサー(CHRO)に抜擢。22年からシャネルのグローバル最高経営責任者(CEO)を務めている。

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「カンペール」から「イッセイ ミヤケ」デザイナーが作るフットウエアが登場 一枚革で包むしなやかフォーム

「カンペール(CAMPER)」は7月15日、イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)とのパートナーシップによる、近藤悟史「イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)」デザイナーが手掛けたフットウエア“ペウフォーム(Peu Form)”を発売する。同シューズは、スリッパのようなビジュアルのシューズタイプ(6万9300円)と、アンクルブーツタイプ(8万8000円)の2つを展開し、サイズは22.5〜27.5cmを0.5cm刻みで用意する。両ブランドの直営店と「イッセイ ミヤケ」の公式オンラインストアおよび、一部のセレクトショップで扱う。なお、販路の詳細は両者の公式サイトに記載する。

1枚の革から生み出す
しなやかなデザイン

“ペウフォーム”は、「カンペール」から登場しているシューズ“ペウ(Peu)”を「イッセイ ミヤケ」の服作りの根幹にある思想“一枚の布”で表現したモデル。1枚の革で足を包み込みような方法で製作することで、しなやかなフォームを実現した。また、同シューズはコンパクトに折りたたむことができ、持ち運びや収納にも便利だ。

アッパーは、上質なイタリアンレザーを使用したほか、インソールにはポリウレタン素材、アウトソールには20%リサイクルの熱可塑性ポリウレタンを用いた。カラーは、シューズタイプがホワイト、ブラック、レッド、ブルーの4色、アンクルブーツがホワイト、ブラック、ブルーの3色をラインアップする。

発売を記念したローンチイベント
やインスタレーションも

同アイテムの発売を記念し、7月11〜20日の間、表参道のアートスペース、「スタンドバイ(StandBy)」で、ローンチイベントを開催する。初日には、ダンサーでコレオグラファーの柿崎麻莉子が作曲家、中野公揮が提供した楽曲にあわせてパフォーマンスを行う。また、同イベントを皮切りに、渋谷パルコや「イッセイ ミヤケ」の一部店舗では、インスタレーションを展示する。

イベント詳細

ローンチイベント

日程:7月11〜20日
場所:「スタンドバイ」
住所:東京都渋谷区神宮前5-11-1
※柿崎麻莉子によるパフォーマンスは11日19:00と19:30に実施予定

インスタレーション

日程:7月15〜21日
場所:渋谷パルコ 1階<ゲート>
住所:東京都渋谷区宇田川町15-1

日程:7月15〜31日
場所:「イッセイ ミヤケ」新宿/シカク
住所:東京都新宿区新宿3-14-1 本館2階

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カール・ラガーフェルドによる「クロエ」のドレスが競売に 1974〜83年製の約80着が出品

競売会社のボナムズ(BONHAMS)は6月26〜7月9日、カール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)が1974〜83年にデザインした「クロエ(CHLOE)」のドレス約80着を出品するオンラインオークションを行う。また7月3日から、パリ・オートクチュール・ウィークに合わせ、オッシュ通りで展覧会を開催する。

ボナムズは同ドレスの所有者を明かしていないが、全て単一のオーナーによる出品だという。落札価格は、700〜1500ユーロ(約11万5000〜24万5000円)からスタートする予定だ。

 

オークションには、「クロエ」1984年春夏コレクションから、ゴールドのスパンコールの刺しゅうと、アンティークなドレープを施したアイボリーのシルク製イブニングドレスも出品される。このドレスの予想落札スタート価格は、1200〜1500ユーロ(約20万〜24万5000円)だ。

 

1963年に「クロエ」に入ったラガーフェルドは、当初は同ブランド創設者のギャビー・アギオン(Gaby Aghion)が招いたグラツィエラ・フォンターナ(Graziella Fontana)やタン・ジュディチェリ(Tan Giudicelli)、ミシェル・ロジエ(Michèle Rosier)らのデザイナーと共に働いていた。その後1966〜83年、同ブランドのクリエイティブを全面的に担当した。

1992年に再び「クロエ」に戻ると、モデルのリンダ・エヴァンジェリスタ(Linda Evangelista)を起用した印象的な広告キャンペーンを制作するなど、97年に完全に離れるまで活躍した。

ユベール・フェルバック(Hubert Felbacq)=ボナムズファッション・アクセサリー部門ディレクターは「このオークションはカール・ラガーフェルドへのオマージュであり、彼の『クロエ』での初期の代表的なコレクションと、彼が最後に手掛けた1984年春夏コレクションの画期的なルックがそろっている」とコメントした。また、ラガーフェルドが在籍していた当時について、「『クロエ』は黄金期を迎え、プレタポルテの境界線を押し広げる大胆で物語性の高いコレクションを発表していた。優美なドレスやロマンティックなシルエットから、大胆でシュルレアリスティックなプリントのルックまで、ラガーフェルドの優雅さと革新性を融合させる比類ない能力が証明されていた」と話した。

なお、イヴ サンローラン(Yves Saint Laurent)やギイ・ラロッシュ(Guy Laroche)、ルイ・フェロー(Louis Feraud)、エルヴェ・レジェ(Hervé Léger)、エマニュエル・ウンガロ(Emanuel Ungaro)、ピエール・バルマン(Pierre Balmain)などによるオートクチュールも70点ほど出品される予定だ。

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カール・ラガーフェルドによる「クロエ」のドレスが競売に 1974〜83年製の約80着が出品

競売会社のボナムズ(BONHAMS)は6月26〜7月9日、カール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)が1974〜83年にデザインした「クロエ(CHLOE)」のドレス約80着を出品するオンラインオークションを行う。また7月3日から、パリ・オートクチュール・ウィークに合わせ、オッシュ通りで展覧会を開催する。

ボナムズは同ドレスの所有者を明かしていないが、全て単一のオーナーによる出品だという。落札価格は、700〜1500ユーロ(約11万5000〜24万5000円)からスタートする予定だ。

 

オークションには、「クロエ」1984年春夏コレクションから、ゴールドのスパンコールの刺しゅうと、アンティークなドレープを施したアイボリーのシルク製イブニングドレスも出品される。このドレスの予想落札スタート価格は、1200〜1500ユーロ(約20万〜24万5000円)だ。

 

1963年に「クロエ」に入ったラガーフェルドは、当初は同ブランド創設者のギャビー・アギオン(Gaby Aghion)が招いたグラツィエラ・フォンターナ(Graziella Fontana)やタン・ジュディチェリ(Tan Giudicelli)、ミシェル・ロジエ(Michèle Rosier)らのデザイナーと共に働いていた。その後1966〜83年、同ブランドのクリエイティブを全面的に担当した。

1992年に再び「クロエ」に戻ると、モデルのリンダ・エヴァンジェリスタ(Linda Evangelista)を起用した印象的な広告キャンペーンを制作するなど、97年に完全に離れるまで活躍した。

ユベール・フェルバック(Hubert Felbacq)=ボナムズファッション・アクセサリー部門ディレクターは「このオークションはカール・ラガーフェルドへのオマージュであり、彼の『クロエ』での初期の代表的なコレクションと、彼が最後に手掛けた1984年春夏コレクションの画期的なルックがそろっている」とコメントした。また、ラガーフェルドが在籍していた当時について、「『クロエ』は黄金期を迎え、プレタポルテの境界線を押し広げる大胆で物語性の高いコレクションを発表していた。優美なドレスやロマンティックなシルエットから、大胆でシュルレアリスティックなプリントのルックまで、ラガーフェルドの優雅さと革新性を融合させる比類ない能力が証明されていた」と話した。

なお、イヴ サンローラン(Yves Saint Laurent)やギイ・ラロッシュ(Guy Laroche)、ルイ・フェロー(Louis Feraud)、エルヴェ・レジェ(Hervé Léger)、エマニュエル・ウンガロ(Emanuel Ungaro)、ピエール・バルマン(Pierre Balmain)などによるオートクチュールも70点ほど出品される予定だ。

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麻織物職人、ひんやり感を生む“コンニャク糊付加工”にお熱 滋賀県発の匠の技

「生まれるべきものが生まれ、広がるべきものが広がり、残るべきものが残る世界の実現」をビジョンに掲げるマクアケによる、“アタラシイものや体験の応援購入サービス”の「マクアケ」には、伝統技術を現代的なアイテムに活用したプロジェクトが数多い。この連載では、全国各地の匠の技に注目。実行者の思いとともに、匠の技をどう活用し、どう訴求しているのかを考える。目指すは、47都道府県の匠の技の探訪だ。第7回は、滋賀県を訪れた。


今回の技術は…

蒟蒻麻絲

滋賀県湖東地域は、室町時代から麻織物の産地として知られています。同地に拠点を構える湖東繊維工業協同組合は、そんな伝統技術を受け継ぐ23社が集まり構成。麻糸を知り尽くした職人たちは現在、“蒟蒻麻絲”を使った製品の開発に情熱を注いでいます。

“蒟蒻麻絲”とは、麻糸にコンニャク糊をコーティングした糸のこと。滑らかな肌触りと、ひんやりとした着心地が特徴です。開発がスタートしたのは2021年で、「麻の良さをより多くの人に届けたい」という辻英幸副理事の思いがきっかけでした。麻糸はもともと硬く、コンニャク糊で加工するとさらに強張るため、一般的には編地には不向きと言われています。最初の製品となるスヌードが誕生するまでも、熟練の職人が1年間試行錯誤を繰り返しました。

「マクアケ」で実施したプロジェクトの結果は、納得のいくものでした。しかし、課題は別にありました。スヌードの開発は、ベテラン職人だけが参加する形を取っていたのです。「伝統は、若い世代と一緒に盛り上げたい」。この思いを実現するため、今回のプロジェクトでは、大手アパレル企業に勤めた経験を持ち、1000年続く柿渋染めの継承・発展に力を注ぐ若手職人の水谷真也氏をクリエイティブ・ディレクターに迎えました。「伝統的な職人技と、若者に人気のストリートカルチャーを融合させる」。これまでにないアプローチで、麻の新たな可能性を追求する方向にかじを切りました。

今回開発したTシャツには、 所属する企業ならではの技術を集結させました。例えば、110年以上糊付け加工一筋のユニフルは、麻糸に“コンニャク糊付加工”をすることで、美しい光沢とひんやり感のある着心地を。国内でも数社しかできない希少性の高い加工です。その麻糸を、澤染工が糸の表面のみに色を付ける“ル・ポワン染め”で染め上げました。その後、柿渋染めや暮染めなど、伝統的な染色法を進化させるおおまえが、色が体温で変化する染料を用い手捺染で仕上げています。ストリートカルチャーに着想した、大胆で直感的なデザインが目を引きます。ブランドは「蒟蒻麻絲」と名付け、「麻織物に関わる人全員で“コンニャク糊加工”に取り組もう」という思いを込めました。

6月には、大阪・関西万博にかかる滋賀県主催のイベント「滋賀魅力体験ウィーク~Discover Shiga, Go Biwako~」で、蒟蒻麻絲のTシャツを展示・販売する予定とのこと。今後も若いメンバーで新たな組織を発足させ、継続的に活動していくそうです。

麻の伝統と革新を融合させる4つのポイント

1.コンニャク糊付加工

食材としても親しまれる天然素材のコンニャク芋を使用。職人が指先で糊の濃度を調整しながら、糸を均一にコーティングしています。こうすることで、糸の毛羽立ちを抑え、独特のハリとコシを生むことができます。

2.ル・ポワン染め

澤染工の“ル・ポワン染め”。糸の表面のみに色を付ける染色方法です。内側に白さを残すことで、立体感と奥行きを生み、麻の自然な風合いを引き出しています。

3.クール加工

後加工を生業とする大長が、編み上げた生地をクール加工しています。触った瞬間に従来の麻との違いが分かるひんやり感と、美しい光沢のある生地に仕上がっています。

4.手捺染

色が体温で変化するTシャツも用意。特殊な染料を用い手捺染で丁寧に染め上げました。「特に若い世代に動きに合わせて変わる色を面白がってもらえたら」(担当者)。

滋賀発!
応援購入が高額なプロジェクト3選

“アタラシイものや体験の応援購入サービス”の「マクアケ」で大きな反響が寄せられた滋賀県発のプロジェクトを3つ紹介する。

PICK UP 1 : 応援購入総額1億6176万円

Makuake財布歴代1位!
収納しても最薄を目指す!「il modo Air」

レザーブランド「ステータシー」の長財布“イルモードエア”。極限の薄さを追求しており、収納後の厚さは約12mm。一方で、紙幣20枚、カード8枚、小銭15枚が入る収納スペースも確保。革は、オリジナルの“栃木レザー”を使用している。

PICK UP 2 : 応援購入総額7470万円

NANGA発!快適な睡眠を得ることを追求した、
超軽量ダウン寝袋&エアマット

アウトドアブランド「ナンガ」の760FPの“DXダウン”を採用した“超軽量寝袋&エアマット”のセット。プロジェクト終了後、災害に備えてほしいという思いから、“SONAE BAG”と名付け商品化した。

PICK UP 3 : 応援購入総額953万円

【航空自衛隊 70周年記念】
ブルーインパルス 100本限定 プレミアムモデル!

ブルーインパルスの魅力を詰め込んだ日本製のソーラークロノグラフ。航空自衛隊の創設70周年を記念したモデルで、各色100本のみの限定生産。公式エンブレムの刻印や機体をイメージした針先など、随所にブルーインパルスの要素を取り入れた。

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「エルメス」が上海で2025-26年秋冬の第2章発表 夜景のようにカラフルでプレイフル

「エルメス(HERMES)」は6月13日、中国・上海で2025-26年秋冬コレクションのチャプター2、第2章と位置付けるコレクションを発表した。他のブランド同様、「エルメス」も近年はパリ以外の都市でランウエイショーを積極的に開催しているが、基本的にパリでのコレクションを踏襲するメンズとは異なり、ウィメンズは洋服も雰囲気も異なっている。

>「エルメス」2025-26年秋冬コレクション

上海では翌日から、他の国でも間もなく発売するコレクションは、パリで発表したダークトーンで力強く、不安で不穏な時代を生きる女性たちを支えたムードの進化系。チャプター1のコレクションにエンパワーメントされて次の時代に向けて走り出した女性の背中を押すような、アクティブでカラフル、プレイフルなコレクションとなった。

上海のウォーターフロントに出現した一夜限りの会場は、対岸の色とりどりに光る高層ビルに呼応するよう、都会的でカラフル、エフォートレスながら強く、メガロポリスのようにモードとアウトドアなどさまざまな要素が入り混じり、エネルギッシュだ。

パリで発表したチャプター1同様、ダークトーンのレザーを多用しながら、ライラックやオレンジ、クレイホワイトなどのカシミヤニットを腰に巻いたり、インナーとしてレイヤードしたり、アームやレッグウォーマーとして活用したりでアクティブな雰囲気を漂わせた。キルティングも格子柄やジグザグなどを縦横無尽に組み合わせて、自由でプレイフルなムードを表現。“バーキン”や“ケリー”“ピコタン”などの人気バッグを肩がけしたりクロスボディにするあたりからも、パリでのコレクションとは異なるアクティブなムードを漂わせる。クロップド丈のスエードブルゾンからシェアリングやブランケットで作るポンチョ、ムートンのライダースや乗馬ブーツと「エルメス」らしいアイテムが基軸ではあるものの、ニットの腰巻や丈感の異なるアイテムを組み合わせたレイヤード、時には暖色に寒色さえ組み合わせる自由奔放なカラーリングはどこまでも楽しい。レザーのキャップにスカーフのスタイリング、乗馬ブーツに敷き詰めたクリスタル、そして鮮やかな色柄で人々を魅了してきた“ドレサージュ・トレサージュ”のスカーフで切り返したウエアなどで表現した自由は、アウトドアのムードを絡めたモードを印象付けたパリの延長線上ではあるもののアウトドアムードを増し、「エルメス」というブランドの多面性を印象付けた。

ナデージュ・ヴァンヘ・シビュルスキー(Nadege Vanhee-Cybulski)は、「上海は、都会主義と自然が融合し、活気に満ちている。『アウトドアと都会の融合』というコンセプトをさらに推し進めようと思った」と語りつつ、「モジュール」という言葉を用いてアイテムやスタイルの汎用性を追求したと話した。「時代を超越するとは、柔軟なモジュール性があるということ。状況に応じて、4、5の異なるスタイルとして着こなすことができる」と語った。

ショーにはVIP顧客ら約800人のゲストが出席した。“ラグジュアリーの正常化”が叫ばれ、日本でも多くのブランドが前年の売り上げを割り始めているものの、「エルメス」は今年の春節でも売り上げは前年同期比を1%上回ったという。会場には、希少なバッグを抱えた上顧客の姿が目立った。

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「エルメス」が上海で2025-26年秋冬の第2章発表 夜景のようにカラフルでプレイフル

「エルメス(HERMES)」は6月13日、中国・上海で2025-26年秋冬コレクションのチャプター2、第2章と位置付けるコレクションを発表した。他のブランド同様、「エルメス」も近年はパリ以外の都市でランウエイショーを積極的に開催しているが、基本的にパリでのコレクションを踏襲するメンズとは異なり、ウィメンズは洋服も雰囲気も異なっている。

>「エルメス」2025-26年秋冬コレクション

上海では翌日から、他の国でも間もなく発売するコレクションは、パリで発表したダークトーンで力強く、不安で不穏な時代を生きる女性たちを支えたムードの進化系。チャプター1のコレクションにエンパワーメントされて次の時代に向けて走り出した女性の背中を押すような、アクティブでカラフル、プレイフルなコレクションとなった。

上海のウォーターフロントに出現した一夜限りの会場は、対岸の色とりどりに光る高層ビルに呼応するよう、都会的でカラフル、エフォートレスながら強く、メガロポリスのようにモードとアウトドアなどさまざまな要素が入り混じり、エネルギッシュだ。

パリで発表したチャプター1同様、ダークトーンのレザーを多用しながら、ライラックやオレンジ、クレイホワイトなどのカシミヤニットを腰に巻いたり、インナーとしてレイヤードしたり、アームやレッグウォーマーとして活用したりでアクティブな雰囲気を漂わせた。キルティングも格子柄やジグザグなどを縦横無尽に組み合わせて、自由でプレイフルなムードを表現。“バーキン”や“ケリー”“ピコタン”などの人気バッグを肩がけしたりクロスボディにするあたりからも、パリでのコレクションとは異なるアクティブなムードを漂わせる。クロップド丈のスエードブルゾンからシェアリングやブランケットで作るポンチョ、ムートンのライダースや乗馬ブーツと「エルメス」らしいアイテムが基軸ではあるものの、ニットの腰巻や丈感の異なるアイテムを組み合わせたレイヤード、時には暖色に寒色さえ組み合わせる自由奔放なカラーリングはどこまでも楽しい。レザーのキャップにスカーフのスタイリング、乗馬ブーツに敷き詰めたクリスタル、そして鮮やかな色柄で人々を魅了してきた“ドレサージュ・トレサージュ”のスカーフで切り返したウエアなどで表現した自由は、アウトドアのムードを絡めたモードを印象付けたパリの延長線上ではあるもののアウトドアムードを増し、「エルメス」というブランドの多面性を印象付けた。

ナデージュ・ヴァンヘ・シビュルスキー(Nadege Vanhee-Cybulski)は、「上海は、都会主義と自然が融合し、活気に満ちている。『アウトドアと都会の融合』というコンセプトをさらに推し進めようと思った」と語りつつ、「モジュール」という言葉を用いてアイテムやスタイルの汎用性を追求したと話した。「時代を超越するとは、柔軟なモジュール性があるということ。状況に応じて、4、5の異なるスタイルとして着こなすことができる」と語った。

ショーにはVIP顧客ら約800人のゲストが出席した。“ラグジュアリーの正常化”が叫ばれ、日本でも多くのブランドが前年の売り上げを割り始めているものの、「エルメス」は今年の春節でも売り上げは前年同期比を1%上回ったという。会場には、希少なバッグを抱えた上顧客の姿が目立った。

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「ハリー・ポッター」の公式ショップが原宿と赤坂にオープン 作品の世界観あふれる店内

ワーナーブラザース・ディスカバリーは、8月に旗艦店ハリー・ポッター ショップ 原宿をオープンする。また6月29日に閉店するハリー・ポッター マホウドコロ 赤坂 ウィザーディング ワールド ストリート店を、7月17日にハリー・ポッター ショップ 赤坂として新たにリニューアルオープンする。

原宿店の内装は“禁じられた森”がテーマ

両店舗は、2023年に開業したワーナー ブラザース スタジオツアー東京内の店舗、24年に開設した日本国内向け公式オンラインのハリー・ポッター ショップ オンライン ジャパンに続く公式店舗となる。ハリー・ポッター ショップ 原宿は、表参道沿いに約900㎡の広さを構える。店内は、作品中の“ホグワーツ魔法魔術学校”にある“禁じられた森”をテーマにしつらえた。ハリー・ポッター各店では、記念撮影スポットや展示、オリジナルの映画の小道具を用いた内装など、「ハリー・ポッター」の魔法の世界を表現する。

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ワーナーブラザース・ディスカバリーは、8月に旗艦店ハリー・ポッター ショップ 原宿をオープンする。また6月29日に閉店するハリー・ポッター マホウドコロ 赤坂 ウィザーディング ワールド ストリート店を、7月17日にハリー・ポッター ショップ 赤坂として新たにリニューアルオープンする。

原宿店の内装は“禁じられた森”がテーマ

両店舗は、2023年に開業したワーナー ブラザース スタジオツアー東京内の店舗、24年に開設した日本国内向け公式オンラインのハリー・ポッター ショップ オンライン ジャパンに続く公式店舗となる。ハリー・ポッター ショップ 原宿は、表参道沿いに約900㎡の広さを構える。店内は、作品中の“ホグワーツ魔法魔術学校”にある“禁じられた森”をテーマにしつらえた。ハリー・ポッター各店では、記念撮影スポットや展示、オリジナルの映画の小道具を用いた内装など、「ハリー・ポッター」の魔法の世界を表現する。

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「ブルーボトルコーヒー」が名古屋ゲートタワーモールに 店限定バッグやエリア初のフードも

ブルーボトルコーヒー(BLUE BOTTLE COFEE)は8月6日、名古屋2号店となる「ブルーボトルコーヒー 名古屋ゲートタワーモールカフェ」をJR名古屋駅直結のタカシマヤ ゲートタワーモールにオープンする。メニューは、「ブルーボトルコーヒー」こだわりのドリップコーヒーやエスプレッソドリンクに加え、シーズナルや名古屋エリア初のフード、店舗限定グッズも取りそろえる。

エリア初のデザートには、スペインのミシュラン三つ星レストラン「サンパウ(Sant Pau)」のシェフと共同開発した“トンカチーズケーキ“(907円)”や夏季限定のシーズナルパフェ“レモンパイ”(891円)がラインアップ。また、地域のベーカリーと協業するトーストメニューは、名古屋と岐阜で展開するベーカリーカフェ「エスプリ(ESPRIT)」と組み、季節に合わせた食材で提供する“グリルドチーズサンドイッチ”(1258円)と“トースト アボカド”(990円)を用意。季節限定の新たなドリンク“オレンジクリーム ノラ”(750円)は、カリフォルニア産バレンシアオレンジから丁寧に作られたシロップに、ブルーボトルコーヒーのシグネチャードリンクの一つであるミルココーヒーの“ノラ”を合わせた。

オープンを記念し、「ボールアンドチェーン(BALL&CHAIN)」とコラボレーションした店舗・数量限定のバッグ(5280円)を発売する。これまでにも販売してきた“エンブロイダリーエコバッグ ミニ コーヒーリーブス”のライトベージュで、ボディーとストラップを同色でまとめた。

店舗のコンセプトは「Journey Hub」。豊かなコーヒー体験につながる新しい旅の始まりとなるよう、思いを込めた。デザインを担当したのは、「福岡天神カフェ」も手掛けたケース・リアル。店内の空間には、自動車産業と鉄道交通の拠点という名古屋の特性からインスピレーションを得て、アルミニウム素材を基調に使用しながら、あえてやわらかい印象の木製家具を組み合わせることで、洗練された都会的な表情の中でも温かみを感じる店舗に仕上げた。

■ブルーボトルコーヒー 名古屋ゲートタワーモールカフェ
オープン日:2025年8月6日
住所:愛知県名古屋市中村区名駅1-1-3 タカシマヤ ゲートタワーモール 2階
営業時間:10:00~21:00
店舗面積 :243.90平方メートル
店内席数:70席

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森川マサノリが「ベイシックス」を1.5億円でANAPに売却 真意を聞く

森川マサノリが2021年3月に始動した「ベイシックス(BASICKS)」が、新たな局面を迎えている。6月9日にANAPが同ブランドを買収すると発表したのだ。取得総額は1億5000万円を予定しており、7月末までに完了するという。東京デザイナーズブランドのプチプラ衣料品メーカーへの合流は以外にも思えるが、森川はどんな考えから今回の決断に踏み切ったのか。「想像以上に反響が大きくて驚いている」と意外そうな本人に真意を聞いた。

WWD:なぜ売却を?

森川マサノリ「ベイシックス」デザイナー(以下、森川):リテールをさらに強化して利益率を伸ばす必要があるからだ。現在、国内の卸先は約55で、日本での卸販売をやり切った感覚でいる。海外に5ほどある卸先は「クリスチャン ダダ(CHRISTIAN DADA)」時代に付き合いがあった相手がほとんどだから、今後は海外の販路も広げたいし、直販にも着手したい。3カ年計画を立てており、数億円規模の売り上げを十数億円にまで成長させる目標だ。「ベイシックス」を運営しているAtoZは社員が自分を含めて数人しかいない。ブランドを共に成長させてくれるパートナーが必要だった。

WWD:そもそもANAPとの関係はどのように生まれた?

森川:僕はもともと経営者らとのつながりが多い。ANAPからも自分のファッションブランドを営むデザイナーとしてのアドバイスを求められることがあり、MDを調整するために知人を紹介するなど業務提携をしてきた。ANAPも23年10月に事業再生ADR手続きを申請して受理された後に経営陣がガラリと変わり、さまざまな事業を新たに始めながら再生を図ってきた。互いに成長できるシナジーを作りたいとの提案から、タッグを組むことになった。僕はブランドの「アナップ」に関わることはないが、会社が新ブランドを立ち上げる場合、監修という立場で関わることはあり得る。

昨年10月から「ベイシックス」事業譲渡に向けて動いてきた。とはいえ、インディペンデントなクリエイションを最大限尊重してくれるという前提だし、もしもブランドが成長した場合にもバイバック(買い戻し)の話し合いができる関係性でもある。僕はブランドを手放したというより、戦略的パートナーシップを結んだつもりでいる。

WWD:3月には「楽天 ファッション ウィーク東京(Rakuten Fasnion Week TOKYO))で25-26年秋冬コレクションを発表した。この時はすでにANAPとの連携が進んでいた?

森川:ANAPはそのクリエイションには全く関わっていない。ブランド5周年のタイミングだったから、以前から実施することは決めていた。実は、7月に東京で初の直営店をオープンするのだが、ANAPに本格的に資本注入してもらうのはここからだ。EC強化に当たっても、すでに何人かの担当者を採用済み。また、26年2月にはパリで展示会を開く予定であり、それに向けて韓国向けのPR担当者も新たに契約している。パリでコレクションを披露することで、アジア太平洋地域にアピールする流れを作りたい。

3月のショーを節目に、モノ作りの方向性には一旦区切りをつけた。これまではトレンドを汲んでマーケットに広がりやすい洋服を多く発表してきたが、今後はそのようなアイテムと、パリで展示するアイテムの趣向を変える。前者はリテール用で、後者は価格帯を変えずに、「『ベイシックス』はこういうことをやりたいブランドだ」ということを示すコンセプチュアルなものを見せるつもりだ。

WWD:今後のビジョンは?

森川:現在の「ベイシックス」のファンは20代女性が多めだが、特にターゲットの年齢層を限定しているわけでもないから、幅広い層に広げていきたい。海外で僕らのブランドの洋服が知名度をさらに獲得して、街中でも当たり前に「ベイシックス」を着た人を見られる状況を作れたらと思っている。

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「ファミリア」の「ハンター」コラボや「ディーン&デルーカ」のライラックカラーのバッグなど! 今週発売のファッションアイテム14選【6/16〜6/22】

ファッションアイテムの発売情報を「WWDJAPAN」的視点でピックアップ!今回は6月16〜22日に発売するアイテムを紹介します。「ファミリア(FAMILIAR)」は、19日、「ハンター(HUNTER)」とコラボしたレインブーツを発売します。親子で楽しめるサイズ感で、“ファミリアチェック”をアクセントにした可愛らしいデザインです。一方、「ディーン&デルーカ」からは爽やかなライラックカラーのトートバッグが数量限定で発売になります。この梅雨の時期、雨の日でもお気に入りのアイテムがあれば、気分も上げていけますね。

【6月16日発売】
コロンビア
(COLUMBIA)

「フジロック 2025」コラボT
長場雄のアートワークをあしらう

「コロンビア(COLUMBIA)」は、「フジロックフェスティバル '25(FUJI ROCK FESTIVAL '25)」とのコラボTシャツを発売する。吸湿速乾機能“オムニウィック”を採用し、長場雄のアートワークをフロントにあしらった。カラーは“シーソルト”とブラックを用意する。

■商品詳細

Tシャツ(6600円)

【6月17日発売】
ディーン&デルーカ
(DEAN & DELUCA)

夏らしいメッシュ地のトート
2サイズをラインアップ

「ディーン&デルーカ(DEAN & DELUCA)」は、メッシュ地のトートバッグを数量限定で発売する。SとLの2サイズを制作し、清涼感のある“ライラック”カラーを採用、ライトグレーの持ち手を合わせた。Lサイズはロングハンドルとショートハンドルを共に配した。

■商品詳細

バッグ(3300円〜)

【6月17日発売】
クラネ
(CLANE)

「ラミダス」とのコラボバッグ
ハンドバッグとバックパックを制作

「クラネ(CLANE)」は、「ラミダス(RAMIDUS)」とのコラボバッグを発売する。細めのストラップを配し、レザーのクロシェットを付したハンドバッグと、コラボロゴを刺しゅうしたバックパックを用意、共にゴールドの金具をあしらう。

■商品詳細

コラボハンドバッグ(2万8600円)
コラボパックパック(3万5200円)

【6月18日発売】
ストーンアイランド
(STONE ISLAND)

「ニューバランス」コラボ
初のスケートボーディングライン

「ストーンアイランド(STONE ISLAND)」は、「ニューバランス(NEW BALANCE)」とのコラボスニーカーを発売する。「ストーンアイランド」2025年春夏カプセルコレクションに着想を得てデザイン。ホワイトとブルー、イエローの3色をラインアップする。

■商品詳細

コラボスニーカー(3万3000円)

【6月18日発売】
オールモストブラック
(ALMOSTBLACK)

「オールモストブラック」10周年
ラッパーのKREVAとコラボ

「オールモストブラック(ALMOSTBLACK)」は、ラッパーのKREVA(クレバ)とのコラボアイテムを発売する。「オールモストブラック」設立10周年と、KREVAのソロデビュー20周年を記念したもので、ウエアやサンダル、ソックス、バケットハットのほか、「オールモストブラック」公式オンラインおよびラブレスのポップアップ限定でネックレスを抽選販売する。

■商品詳細

コラボコーチジャケット(6万7980円)
コラボTシャツ(1万9800円)
コラボショートパンツ(4万6200円)
コラボバケットハット(1万6500円)
コラボネックレス(11万円/抽選販売)
※一部商品

【6月18日発売】
エトロ
(ETRO)

キンプリ髙橋海人とコラボ
ペイズリー柄をまとう豊富なラインアップ

「エトロ(ETRO)」は、グローバルアンバサダーを務める、King & Princeの髙橋海人とのコラボアイテムを発売する。ペイズリー柄をテーマに、Tシャツやシャツ、バケットハットやトートバッグなど幅広くそろえ、全てのアイテムに“ETRO per Kaito Takahashi”ロゴをあしらう。6月18〜24日にオープンする伊勢丹新宿本店メンズ館のポップアップを皮切りに、順次販売する。

■商品詳細

コラボTシャツ(5万8300円)
コラボ長袖シャツ(7万9200円)
コラボバケットハット(5万3900円)
コラボバッグ(14万3000円)
コラボソックス(1万6500円)
※一部商品

【6月18日発売】
マリークワント
(MARY QUANT)

ブランド70周年記念
ザ・ビートルズとのコラボTシャツ

「マリークワント(MARY QUANT)」は、ザ・ビートルズ(THE BEATLES)とのコラボTシャツを数量限定で発売する。アルバム「Help!」「A Hard Day's Night」のアートワークや、アーティストのグラフィックをプリント。バックにはオリジナルのコラボロゴを配した。すでに公式オンラインで先行予約を受け付けている。

■商品詳細

コラボTシャツ(7150円〜)

【6月18日発売】
アディダス オリジナルス
(ADIDAS ORIGINALS)

白を基調とした
爽やかなウオッチ

「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」の時計の日本総代理店を務めるウエニ貿易は、"プロジェクト ワン”シリーズから新色のウオッチを発売する。文字盤に三つ葉ロゴを配し、ストラップにはエンボス加工を施したラバー素材を使用、ソーラームーブメントを搭載する。すでに予約を受け付けている。

■商品詳細

ウオッチ(1万5950円)

【6月19日発売】
ファミリア
(FAMILIAR)

「ハンター」コラボのレインブーツ
キッズサイズもラインアップ

「ファミリア(FAMILIAR)」は、「ハンター(HUNTER)」とコラボしたレインブーツを発売する。それぞれ「ハンター」の“プレイ チェルシー ネオプレンブーツ”と、“キッズ ファースト クラシック”を土台とし、“ファミリアチェック”をあしらう。

■商品詳細

コラボレインブーツ(2万7500円)
コラボレインブーツ/キッズ(1万5400円)

【6月20日発売】
ユニクロ
(UNIQLO)

イチロー、役所広司がデザインした
チャリティーTシャツ

「ユニクロ(UNIQLO)」は、チャリティーTシャツプロジェクト“ピース フォー オール(PEACE FOR ALL)”から、Tシャツを発売する。新たなコラボレーターとして、元プロ野球選手のイチローや、俳優の役所広司が参画するほか、すでに同プロジェクトに参加している佐藤可士和、アカマイ・テクノロジーズによる新デザインも制作した。

■商品詳細

Tシャツ(1500円)

【6月20日発売】
ジーユー
(GU)

“エスターバニー”コラボ
ウィメンズとティーン向けアイテムを制作

「ジーユー(GU)」は、“エスターバニー”とのコラボアイテムを発売する。エスター・キム(Esther Kim)による描きおろしメッセージ“I CAN BE MYSELF AROUND MY FRIENDS(友達といると自分になれる)”をコンセプトとし、“好きなものが同じな仲良し姉妹”をイメージしたアイテムをラインアップする。

■商品詳細

コラボTシャツ/ウィメンズ(1290円)
コラボルームウエア/ウィメンズ(2990円)
コラボバッグ/ウィメンズ(1990円)
コラボポロシャツ/ティーン(1290円)
コラボキャップ/ティーン(1290円)
※一部商品

【6月21日発売】
クロックス
(CROCS)

「ワンピース」、アトモスと
トリプルコラボサンダル

「クロックス(CROCS)」は、アトモス(ATMOS)、アニメ「ワンピース」とトリプルコラボレーションしたサンダルを発売する。“クラシック クロッグ”を土台とし、“ギア5”の“ルフィ”をモチーフに制作。同キャラクターの草鞋を思わせるソールカラーをあしらう。

■商品詳細

コラボサンダル(1万3200円)

【6月21日発売】
ケイタマルヤマ
(KEITAMARUYAMA)

田中みな実とコラボ
浴衣やワンピース、チャイナブラウスなど

「ケイタマルヤマ(KEITAMARUYAMA)」は、タレントの田中みな実とのコラボアイテムを発売する。“品格のある大人の浴衣”をコンセプトとした浴衣のほか、ワンピースやチャイナブラウス、刺しゅうを施した巾着をラインアップする。すでに公式オンラインで先行予約を受け付けている。

■商品詳細

コラボ浴衣(6万6000円)
コラボワンピース(6万3800円)
コラボブラウス(4万1800円)
コラボ巾着(1万6500円)

【6月21日発売】
コロンビア
(COLUMBIA)

原宿に旗艦店オープン
店舗限定アイテムをラインアップ

「コロンビア(COLUMBIA)」は6月21日、東京・原宿に旗艦店、コロンビア トウキョウ フラッグシップをオープンする。これに伴い、Tシャツやボタンダウンシャツ、水筒のほか、残反を使った折り畳み傘など、同店限定商品を販売する。

■商品詳細

Tシャツ(6930円)
シャツ(9530円)
水筒(4400円)
折り畳み傘(1万7600円)

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「ファミリア」の「ハンター」コラボや「ディーン&デルーカ」のライラックカラーのバッグなど! 今週発売のファッションアイテム14選【6/16〜6/22】

ファッションアイテムの発売情報を「WWDJAPAN」的視点でピックアップ!今回は6月16〜22日に発売するアイテムを紹介します。「ファミリア(FAMILIAR)」は、19日、「ハンター(HUNTER)」とコラボしたレインブーツを発売します。親子で楽しめるサイズ感で、“ファミリアチェック”をアクセントにした可愛らしいデザインです。一方、「ディーン&デルーカ」からは爽やかなライラックカラーのトートバッグが数量限定で発売になります。この梅雨の時期、雨の日でもお気に入りのアイテムがあれば、気分も上げていけますね。

【6月16日発売】
コロンビア
(COLUMBIA)

「フジロック 2025」コラボT
長場雄のアートワークをあしらう

「コロンビア(COLUMBIA)」は、「フジロックフェスティバル '25(FUJI ROCK FESTIVAL '25)」とのコラボTシャツを発売する。吸湿速乾機能“オムニウィック”を採用し、長場雄のアートワークをフロントにあしらった。カラーは“シーソルト”とブラックを用意する。

■商品詳細

Tシャツ(6600円)

【6月17日発売】
ディーン&デルーカ
(DEAN & DELUCA)

夏らしいメッシュ地のトート
2サイズをラインアップ

「ディーン&デルーカ(DEAN & DELUCA)」は、メッシュ地のトートバッグを数量限定で発売する。SとLの2サイズを制作し、清涼感のある“ライラック”カラーを採用、ライトグレーの持ち手を合わせた。Lサイズはロングハンドルとショートハンドルを共に配した。

■商品詳細

バッグ(3300円〜)

【6月17日発売】
クラネ
(CLANE)

「ラミダス」とのコラボバッグ
ハンドバッグとバックパックを制作

「クラネ(CLANE)」は、「ラミダス(RAMIDUS)」とのコラボバッグを発売する。細めのストラップを配し、レザーのクロシェットを付したハンドバッグと、コラボロゴを刺しゅうしたバックパックを用意、共にゴールドの金具をあしらう。

■商品詳細

コラボハンドバッグ(2万8600円)
コラボパックパック(3万5200円)

【6月18日発売】
ストーンアイランド
(STONE ISLAND)

「ニューバランス」コラボ
初のスケートボーディングライン

「ストーンアイランド(STONE ISLAND)」は、「ニューバランス(NEW BALANCE)」とのコラボスニーカーを発売する。「ストーンアイランド」2025年春夏カプセルコレクションに着想を得てデザイン。ホワイトとブルー、イエローの3色をラインアップする。

■商品詳細

コラボスニーカー(3万3000円)

【6月18日発売】
オールモストブラック
(ALMOSTBLACK)

「オールモストブラック」10周年
ラッパーのKREVAとコラボ

「オールモストブラック(ALMOSTBLACK)」は、ラッパーのKREVA(クレバ)とのコラボアイテムを発売する。「オールモストブラック」設立10周年と、KREVAのソロデビュー20周年を記念したもので、ウエアやサンダル、ソックス、バケットハットのほか、「オールモストブラック」公式オンラインおよびラブレスのポップアップ限定でネックレスを抽選販売する。

■商品詳細

コラボコーチジャケット(6万7980円)
コラボTシャツ(1万9800円)
コラボショートパンツ(4万6200円)
コラボバケットハット(1万6500円)
コラボネックレス(11万円/抽選販売)
※一部商品

【6月18日発売】
エトロ
(ETRO)

キンプリ髙橋海人とコラボ
ペイズリー柄をまとう豊富なラインアップ

「エトロ(ETRO)」は、グローバルアンバサダーを務める、King & Princeの髙橋海人とのコラボアイテムを発売する。ペイズリー柄をテーマに、Tシャツやシャツ、バケットハットやトートバッグなど幅広くそろえ、全てのアイテムに“ETRO per Kaito Takahashi”ロゴをあしらう。6月18〜24日にオープンする伊勢丹新宿本店メンズ館のポップアップを皮切りに、順次販売する。

■商品詳細

コラボTシャツ(5万8300円)
コラボ長袖シャツ(7万9200円)
コラボバケットハット(5万3900円)
コラボバッグ(14万3000円)
コラボソックス(1万6500円)
※一部商品

【6月18日発売】
マリークワント
(MARY QUANT)

ブランド70周年記念
ザ・ビートルズとのコラボTシャツ

「マリークワント(MARY QUANT)」は、ザ・ビートルズ(THE BEATLES)とのコラボTシャツを数量限定で発売する。アルバム「Help!」「A Hard Day's Night」のアートワークや、アーティストのグラフィックをプリント。バックにはオリジナルのコラボロゴを配した。すでに公式オンラインで先行予約を受け付けている。

■商品詳細

コラボTシャツ(7150円〜)

【6月18日発売】
アディダス オリジナルス
(ADIDAS ORIGINALS)

白を基調とした
爽やかなウオッチ

「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」の時計の日本総代理店を務めるウエニ貿易は、"プロジェクト ワン”シリーズから新色のウオッチを発売する。文字盤に三つ葉ロゴを配し、ストラップにはエンボス加工を施したラバー素材を使用、ソーラームーブメントを搭載する。すでに予約を受け付けている。

■商品詳細

ウオッチ(1万5950円)

【6月19日発売】
ファミリア
(FAMILIAR)

「ハンター」コラボのレインブーツ
キッズサイズもラインアップ

「ファミリア(FAMILIAR)」は、「ハンター(HUNTER)」とコラボしたレインブーツを発売する。それぞれ「ハンター」の“プレイ チェルシー ネオプレンブーツ”と、“キッズ ファースト クラシック”を土台とし、“ファミリアチェック”をあしらう。

■商品詳細

コラボレインブーツ(2万7500円)
コラボレインブーツ/キッズ(1万5400円)

【6月20日発売】
ユニクロ
(UNIQLO)

イチロー、役所広司がデザインした
チャリティーTシャツ

「ユニクロ(UNIQLO)」は、チャリティーTシャツプロジェクト“ピース フォー オール(PEACE FOR ALL)”から、Tシャツを発売する。新たなコラボレーターとして、元プロ野球選手のイチローや、俳優の役所広司が参画するほか、すでに同プロジェクトに参加している佐藤可士和、アカマイ・テクノロジーズによる新デザインも制作した。

■商品詳細

Tシャツ(1500円)

【6月20日発売】
ジーユー
(GU)

“エスターバニー”コラボ
ウィメンズとティーン向けアイテムを制作

「ジーユー(GU)」は、“エスターバニー”とのコラボアイテムを発売する。エスター・キム(Esther Kim)による描きおろしメッセージ“I CAN BE MYSELF AROUND MY FRIENDS(友達といると自分になれる)”をコンセプトとし、“好きなものが同じな仲良し姉妹”をイメージしたアイテムをラインアップする。

■商品詳細

コラボTシャツ/ウィメンズ(1290円)
コラボルームウエア/ウィメンズ(2990円)
コラボバッグ/ウィメンズ(1990円)
コラボポロシャツ/ティーン(1290円)
コラボキャップ/ティーン(1290円)
※一部商品

【6月21日発売】
クロックス
(CROCS)

「ワンピース」、アトモスと
トリプルコラボサンダル

「クロックス(CROCS)」は、アトモス(ATMOS)、アニメ「ワンピース」とトリプルコラボレーションしたサンダルを発売する。“クラシック クロッグ”を土台とし、“ギア5”の“ルフィ”をモチーフに制作。同キャラクターの草鞋を思わせるソールカラーをあしらう。

■商品詳細

コラボサンダル(1万3200円)

【6月21日発売】
ケイタマルヤマ
(KEITAMARUYAMA)

田中みな実とコラボ
浴衣やワンピース、チャイナブラウスなど

「ケイタマルヤマ(KEITAMARUYAMA)」は、タレントの田中みな実とのコラボアイテムを発売する。“品格のある大人の浴衣”をコンセプトとした浴衣のほか、ワンピースやチャイナブラウス、刺しゅうを施した巾着をラインアップする。すでに公式オンラインで先行予約を受け付けている。

■商品詳細

コラボ浴衣(6万6000円)
コラボワンピース(6万3800円)
コラボブラウス(4万1800円)
コラボ巾着(1万6500円)

【6月21日発売】
コロンビア
(COLUMBIA)

原宿に旗艦店オープン
店舗限定アイテムをラインアップ

「コロンビア(COLUMBIA)」は6月21日、東京・原宿に旗艦店、コロンビア トウキョウ フラッグシップをオープンする。これに伴い、Tシャツやボタンダウンシャツ、水筒のほか、残反を使った折り畳み傘など、同店限定商品を販売する。

■商品詳細

Tシャツ(6930円)
シャツ(9530円)
水筒(4400円)
折り畳み傘(1万7600円)

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「BABYMONSTER」のRUKAとASAが「ウィゴー」の25年サマービジュアルに 限定ノベルティーのプレゼントも

「ウィゴー(WEGO)」は2025年サマービジュアルのモデルとして、7人組ガールズグループのベイビーモンスター(BABYMONSTER)のメンバーから、RUKAとASAの2人を起用した。6月20日から第1弾のビジュアルを全国の店頭及びオフィシャルサイトで公開する。

2人は「ウィゴー」がこの夏に提案をするグランジスタイルとストリートスタイルの2つのスタイルを着用している。また、ビジュアルの公開を記念してオリジナルアイテムをノベルティーとしてプレゼント。ラインアップは、オリジナルロゴが刻印されたキーチェーンと同ロゴがプリントされた限定ショッパー、そして「ウィゴー」が発行するフリーマガジン“ウィゴーマガジンRUKA & ASA from BABYMONSTER特別版”だ。

キーチェーンとフリーマガジンは、それぞれ税込4000円以上の購入かつアプリの無料会員登録者を対象に、キーチェーンは6月20日、フリーマガジンは8月1日から全店舗で配布する。1人一点までの配布でなくなり次第終了となる。オンラインストアは配布日の10時に開始し、条件を満たしている全員に配布する。

RUKAとASAはYG ENTERTAINMENTから約7年ぶりにデビューしたガールズグループ、ベイビーモンスターのメンバー。2人はYG所属ガールズグループ初の日本出身メンバーとしてデビューを果たした。

■オリジナルキーチェーン
配布期間:6月20日 ※オンラインストアはAM10:00~
対象店舗:「ウィゴー」全店舗
※「ウィゴー ヴィンテージ(WEGO VINTAGE)」の以下店舗は除く
(下北沢店、アメリカ村店、ららぽーとTOKYO-BAY店)
配布条件:店内商品税抜4000円以上購入した人に1点プレゼント
※アプリ無料会員登録&アプリでノベルティークーポン画面の提示必須
※オンラインストアでは条件を満たしている人全員に配布 ※予約商品は対象外 ※なくなり次第終了

■“ウィゴー マガジン RUKA & ASA from BABYMONSTER特別版”
配布期間:8月1日 オンラインストアは10:00~
対象店舗:「ウィゴー」全店舗
※「ウィゴー ヴィンテージ(WEGO VINTAGE)」の以下店舗は除く
(下北沢店、アメリカ村店、ららぽーとTOKYO-BAY店)
配布条件:店内商品税抜4000円以上購入の人に1冊プレゼント
※アプリ無料会員登録&アプリでノベルティークーポン画面の提示必須
※オンラインストアでは条件を満たしている人全員に配布 ※予約商品は対象外 ※なくなり次第終了

■オリジナルショッパー
配布期間:8月1日~
配布条件:WEGOアプリ会員に、1点以上購入で1点プレゼント(購入金額の制限はなし)
※アプリ無料会員登録&アプリでノベルティークーポン画面の提示必須
※WEGO オンラインでの配布はなし ※なくなり次第終了
配布店舗:原宿本店/心斎橋店/札幌店/仙台パルコ店/SHIBUYA109店/ららぽーと横浜店/ららぽーとTOKYO-BAY店/大宮アルシェ店/高崎オーパ店/大須店/静岡パルコ店/三宮店/HEP FIVE店/あべのキューズモール店/京都店/ラブラ万代店/広島店/福岡パルコ店/アミュプラザくまもと店/サンエー浦添西海岸 パルコシティ店/ウィゴー 1.3.5... 原宿店

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「ジャーナル スタンダード」がレッチリのフォトTシャツを発売 写真家ロス・ハルフィンとのコラボで

「ジャーナル スタンダード(JOURNAL STANDARD)」は、世界的音楽写真家ロス・ハルフィン(Ross Halfin)が撮影したロックバンド、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ(RED HOT CHILI PEPPERS)の写真を用いたグラフィックTシャツを発売した。販売は公式オンラインストアおよび一部店舗で行う。

今回のTシャツに使用された写真は、2006年にロサンゼルスのホテル「Sunset Marquis」で撮影されたもの。この年、レッド・ホット・チリ・ペッパーズは9枚目のスタジオアルバム「STADIUM ARCADIUM」を発表し、初めて全米アルバムチャートで1位を獲得。さらに、グラミー賞最優秀ロック・アルバム賞にも輝いている。そんな歴史的瞬間を切り取った1枚が、音楽とファッションをつなぐグラフィックTとして蘇る。Tシャツは各ソロとメンバー集合の写真を用い、ブラックとホワイトの2色展開で、サイズはS〜XLを用意。価格は各9350円。

音楽写真家 ロス・ハルフィンとは

ロス・ハルフィンは、40年以上にわたり音楽写真の第一線で活躍してきた英国出身の写真家。もともとは画家志望だったが、美術学校での経験を経て写真の道へ転向。無断でライブ撮影を始めたことがきっかけとなり、ザ・フー(THE WHO)、AC/DC、アイアン・メイデン(IRON MAIDEN)、メタリカ(METALLICA)、ガンズ・アンド・ローゼズ(GUNS N’ ROSES)など、名だたるロックバンドの撮影を手がけてきた。

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篠原ともえがドレス作品を発表 正倉院宝物の展覧会を大阪と東京で開催

“正倉院 THE SHOW -感じる。いま、ここにある奇跡-”が大阪歴史博物館で6⽉14⽇ ~8⽉24⽇、上野の森美術館で9⽉20⽇ ~11⽉9⽇に開催する。篠原ともえは、同展覧会にコラボレーションアーティストとして参加し、正倉院宝物に着想を得た作品、“LACQUERED EWER SHOSOIN DRESS”を発表する。

同展覧会は、正倉院の神秘の魅力を現代へと再構築する新しい試みの特別展で、宮内庁正倉院事務所が全面監修した。篠原ともえが作品を発表するのは、2022年に発表した“THE LEATHER SCRAP KIMONO”以来約3年ぶりだ。

1300年の物語をまとうドレス

篠原が作品のモチーフに選んだのは、「国家珍宝帳(こっかちんぽうちょう)」にも記載された、草花や鳥獣を表現した水瓶の“漆胡瓶(しっこへい)”。“1300年の物語の証をなるべくそのままにつなぎたい”という考えから、鳥頭をかたどったペルシア風の水瓶のフォームを、高精細な3Dデジタルデータをもとに、人尺に割り出して構築した。文様の再現には400種以上のパーツを手作業でトレースし汲み取り、真鍮をエイジングして1300年の⽉⽇を具現化した。同作品には構想から約1年をかけ、制作チームには、「コムデギャルソン(COMME DES GAR CONS)」のメゾンドレス制作に携わった安部陽光が参加し、ビジュアル展開はアートディレクターの池澤樹が担当した。

篠原は、「職人技術の粋を集めた古代の水瓶は、時を超えた美意識とおおらかな大陸の流れを感じさせその歴史に魂が震えました。守り残された記憶をなぞり現代へと甦らせるこの手仕事は、過去の職人との創作を通じた会話のようであり、制作者として至福の瞬間でありました。新しい形で私たちの中に生きていく本作品が、正倉院宝物の魅力と手仕事の価値を届けるきっかけになればと願っています」とコメントした。

展覧会会場では、精緻な螺鈿細工・漆芸・楽器など、宝物に宿る職人技術が映像空間に浮かび上がる“時空のインスタレーション”を展開する。現代のアーティスト達が正倉院にインスピレーションを受けて制作した作品群も展示する。

イベント概要

◾️正倉院 THE SHOW -感じる。いま、ここにある奇跡-大阪展

日程:6⽉14⽇ ~8⽉24⽇
時間:9:30〜17:00
場所:大阪歴史博物館
住所:大阪市中央区大手前4丁目1-32

◾️正倉院 THE SHOW -感じる。いま、ここにある奇跡- 東京展

日程:9⽉20⽇ ~11⽉9⽇
時間:10:00〜17:00
場所:上野の森美術館
住所: 東京都台東区上野公園1-2

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篠原ともえがドレス作品を発表 正倉院宝物の展覧会を大阪と東京で開催

“正倉院 THE SHOW -感じる。いま、ここにある奇跡-”が大阪歴史博物館で6⽉14⽇ ~8⽉24⽇、上野の森美術館で9⽉20⽇ ~11⽉9⽇に開催する。篠原ともえは、同展覧会にコラボレーションアーティストとして参加し、正倉院宝物に着想を得た作品、“LACQUERED EWER SHOSOIN DRESS”を発表する。

同展覧会は、正倉院の神秘の魅力を現代へと再構築する新しい試みの特別展で、宮内庁正倉院事務所が全面監修した。篠原ともえが作品を発表するのは、2022年に発表した“THE LEATHER SCRAP KIMONO”以来約3年ぶりだ。

1300年の物語をまとうドレス

篠原が作品のモチーフに選んだのは、「国家珍宝帳(こっかちんぽうちょう)」にも記載された、草花や鳥獣を表現した水瓶の“漆胡瓶(しっこへい)”。“1300年の物語の証をなるべくそのままにつなぎたい”という考えから、鳥頭をかたどったペルシア風の水瓶のフォームを、高精細な3Dデジタルデータをもとに、人尺に割り出して構築した。文様の再現には400種以上のパーツを手作業でトレースし汲み取り、真鍮をエイジングして1300年の⽉⽇を具現化した。同作品には構想から約1年をかけ、制作チームには、「コムデギャルソン(COMME DES GAR CONS)」のメゾンドレス制作に携わった安部陽光が参加し、ビジュアル展開はアートディレクターの池澤樹が担当した。

篠原は、「職人技術の粋を集めた古代の水瓶は、時を超えた美意識とおおらかな大陸の流れを感じさせその歴史に魂が震えました。守り残された記憶をなぞり現代へと甦らせるこの手仕事は、過去の職人との創作を通じた会話のようであり、制作者として至福の瞬間でありました。新しい形で私たちの中に生きていく本作品が、正倉院宝物の魅力と手仕事の価値を届けるきっかけになればと願っています」とコメントした。

展覧会会場では、精緻な螺鈿細工・漆芸・楽器など、宝物に宿る職人技術が映像空間に浮かび上がる“時空のインスタレーション”を展開する。現代のアーティスト達が正倉院にインスピレーションを受けて制作した作品群も展示する。

イベント概要

◾️正倉院 THE SHOW -感じる。いま、ここにある奇跡-大阪展

日程:6⽉14⽇ ~8⽉24⽇
時間:9:30〜17:00
場所:大阪歴史博物館
住所:大阪市中央区大手前4丁目1-32

◾️正倉院 THE SHOW -感じる。いま、ここにある奇跡- 東京展

日程:9⽉20⽇ ~11⽉9⽇
時間:10:00〜17:00
場所:上野の森美術館
住所: 東京都台東区上野公園1-2

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1位は、「ディーン&デルーカ」がメッシュトートバッグを数量限定発売 今年の限定色は涼やかな“ライラック”|週間アクセスランキング TOP10(6月5〜6月11日)

1位は、「ディーン&デルーカ」がメッシュトートバッグを数量限定発売 今年の限定色は涼やかな“ライラック”|週間アクセスランキング TOP10(6月5日〜6月11日)

「WWDJAPAN」 ウイークリートップ10

1週間でアクセス数の多かった「WWDJAPAN」の記事をランキング形式で毎週金曜日にお届け。
今回は、6月5日(木)〜11日(水)に配信した記事のトップ10を紹介します。


- 1位 -
「ディーン&デルーカ」がメッシュトートバッグを数量限定発売 今年の限定色は涼やかな“ライラック”

06月10日公開 / 文・WWD STAFF

 「ディーン&デルーカ(DEAN & DELUCA)」は6月17日、“メッシュトートバッグ ライラック”(Lサイズ、4400円/Sサイズ、3300円)を数量限定で発売する。マーケット店舗、カフェ店舗では各店舗営業開始時間から、公式オンラインストアやECモール公式ストアは9時から販売を開始する。

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- 2位 -
Number_iの神宮寺勇太が「ミキモト」の最新キャンペーンに登場 海を思わせるさわやかなルックを披露

06月11日公開 / 文・WWD STAFF

 「ミキモト(MIKIMOTO)」は6月11日、パートナーシップを結んでいるNumber_iの神宮寺勇太を起用した“ミキモト オーシャン”コレクションのグローバル広告キャンペーンを発表する。本キャンペーンで神宮寺は、サファイアのペンダント(48万4000円)やリング(60万5000円)のほか、パールを用いた新作のペンダント(55万円)やブレスレット(137万5000円)をデニムに合わせて披露し、“ミキモト オーシャン”のさわやかな世界観を体現する。

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- 3位 -
7月開業の大型テーマパーク「ジャングリア沖縄」 一部施設を初公開!現地で見えた注目ポイント

 沖縄県北部に7月25日に開業予定の「ジャングリア沖縄(JUNGLIA OKINAWA)」が6日、施設の一部であるパーク入り口と「スパ ジャングリア(SPA JUNGLIA)」を報道陣に公開した。

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- 4位 -
「ファミリア」×「ハンター」コラボ第2弾 梅雨でも親子で楽しめるレインブーツが登場

06月11日公開 / 文・WWD STAFF

 「ファミリア(FAMILIAR)」は6月19日、「ハンター(HUNTER)」とのコラボレーションアイテムの第2弾としてレインブーツ(2万7500円、キッズ/1万5400円)を発売する。ファミリア公式オンラインショップで10時から販売を開始する。

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- 5位 -
ファミマの「コンビニエンスウェア」に夏の新作が登場 サングラスやTシャツ、ショートパンツなど

06月11日公開 / 文・WWD STAFF

 ファミリーマートは6月10から、オリジナルアパレルブランド「コンビニエンスウェア(CONVENIENCE WEAR)」の新商品を、全国の約1万6300店舗で順次販売する。ブランド初のサングラス(2490円)をはじめ、定番アイテムの新色などをラインアップする。

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- 6位 -
「ブルーブルー」が「ブルックス ブラザーズ」との別注ポロシャツを発売

06月08日公開 / 文・WWD STAFF

 聖林公司のオリジナルブランド「ブルーブルー(BLUE BLUE)」は6月中旬、「ブルックス ブラザーズ(BROOKS BROTHERS)」との別注ポロシャツを発売する。聖林公司直営店舗およびセイリンオンラインショップで取り扱う。別注アイテムは、タイムレスに愛用できる上質なデイリーウエアをテーマとしコットン天竺(てんじく)を採用しており、価格は1万9800円。サイズはS〜XLでカラーはホワイトとネイビーの2色で展開する。

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- 7位 -
7/25開業の「ジャングリア沖縄」のスパ施設「スパ ジャングリア」を詳細レポート! ギネス世界記録認定のスパとは?

 沖縄県北部、今帰仁村(なきじんそん)に7月25日に開業する大型テーマパーク「ジャングリア沖縄」の一部がこのほど先行公開された。その全体像は7月開業の大型テーマパーク「ジャングリア沖縄」 一部施設を初公開!現地で見えた注目ポイント(https://www.wwdjapan.com/articles/2130731)にて配信しているが、こちらのコラムでは先行公開されたスパ施設「スパ ジャングリア」をクローズアップ! より詳しい情報をお伝えする。

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- 8位 -
「ヨウジヤマモト」と「ワイスリー」がコラボした新ライン「ワイスリー クロ」が誕生 

06月10日公開 / 文・WWD STAFF

 「ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」は、「ヨウジヤマモト プール オム(YOHJI YAMAMOTO POUR HOMME)」2025-26年秋冬コレクションから、「ヨウジヤマモト」と「ワイスリー(Y-3)」のコラボレーションによる新ライン「ワイスリー クロ(Y-3 KURO)」を6月13日販売する。「ヨウジヤマモト」および「ヨウジヤマモト プール オム」の直営店限定で取り扱う。同ラインは、ウエアとアクセサリーを中心にラインアップし、定番ラインとして今後も継続的にアイテムを発表する予定だ。

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- 9位 -
西武池袋本店、大規模リニューアル第1弾は化粧品 7月9日オープン

06月06日公開 / 文・WWD STAFF

 そごう・西武は6日、大規模改装中の西武池袋本店のリニューアルオープン第1弾として化粧品売り場を7月9日に開くと発表した。

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- 10位 -
「セザンヌ」の美容液カラーコンシーラーに“メリハリ”ホワイト登場 2in1ジェルアイライナーの新色も

06月10日公開 / 文・WWD STAFF

 「セザンヌ(CEZANNE)」は、8月上旬に“ジェルアイライナー”(550円)の新色を、同月下旬にカラータイプの美容液コンシーラー“ブライトカラーシーラー”[SPF31・PA+++](748円)の新色を数量限定で発売する。公式オンラインストアおよび一部取扱店で販売する。

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ヤフーメールがアプリ上でAI機能を公開し「アンチ ソーシャル ソーシャルクラブ」とコラボ

ヤフーメールはアップルとアンドロイド向けのアプリ限定でAI機能「キャッチアップ(Catch Up)」を公開した。この機能のリリースを記念し、同社はストリートウエアブランド「アンチ ソーシャル ソ―シャルクラブ(ANTI SOCIAL SOCIAL CLUB)」と協業。Tシャツとスエットシャツの2型からなる限定カプセルコレクション“アンチ イーメール イーメールクラブ(Anti Email Email Club)”を発表した。価格はTシャツが8200円、フーディーが14700円で、同ブランドのオンラインショップで予約注文ができる。

さらにキャンペーンの一環として「アンチ ソーシャル ソーシャルクラブ」は米国の人気コメディアン、モーガン・ジェイ(Morgan Jay)と協業し、ジェイが新機能を使ってEメールを管理する動画を公開した。


このAI機能は、同社がメールの受信ボックスを簡素化させるために開発したもの。これによって利用者は瞬時に未読メールを確認できる。AIによる要約機能を駆使したメールのプレビューは、ゲームのような使用感が特徴だ。このようなAI機能の搭載は、メールプロバイダーとしては初めての試み。

ヤフーメールは、この機能を「人々のメール利用のあり方を反映したもの」と説明する。同社の内部データによれば、現在のヤフーメール利用者のほぼ半数がZ世代またはミレニアル世代だという。また同社の依頼を受けて市場調査プラットフォーム「ポルフィッシュ」は、米国在住のミレニアル世代500人とZ世代500人を対象にアンケートを実施。回答者の70%が個人用メールを1日複数回確認すると回答し、半数は受信ボックスが整理されていなかったために重要なイベントを逃した経験があると答えた。

同社のカイル・ミラー(Kyle Miller)=ゼネラルマネージャーは「『ヤフーメール』の受信ボックスで生じるストレスを軽減し、メールを仕事のような感覚から解放する最高のメールサービスに進化させる」と語った。「メールが疲れるタスクになると、私たちは皆『メール嫌い』になってしまう。この機能によってEメールは迅速かつ簡単に整理・管理できるようになり、モバイルゲームのような使用感と、AI搭載の関連ツールが統合されている。Eメールの仕組みに不満を感じているなら——どうぞ私たちのクラブへ」。

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ヤフーメールがアプリ上でAI機能を公開し「アンチ ソーシャル ソーシャルクラブ」とコラボ

ヤフーメールはアップルとアンドロイド向けのアプリ限定でAI機能「キャッチアップ(Catch Up)」を公開した。この機能のリリースを記念し、同社はストリートウエアブランド「アンチ ソーシャル ソ―シャルクラブ(ANTI SOCIAL SOCIAL CLUB)」と協業。Tシャツとスエットシャツの2型からなる限定カプセルコレクション“アンチ イーメール イーメールクラブ(Anti Email Email Club)”を発表した。価格はTシャツが8200円、フーディーが14700円で、同ブランドのオンラインショップで予約注文ができる。

さらにキャンペーンの一環として「アンチ ソーシャル ソーシャルクラブ」は米国の人気コメディアン、モーガン・ジェイ(Morgan Jay)と協業し、ジェイが新機能を使ってEメールを管理する動画を公開した。


このAI機能は、同社がメールの受信ボックスを簡素化させるために開発したもの。これによって利用者は瞬時に未読メールを確認できる。AIによる要約機能を駆使したメールのプレビューは、ゲームのような使用感が特徴だ。このようなAI機能の搭載は、メールプロバイダーとしては初めての試み。

ヤフーメールは、この機能を「人々のメール利用のあり方を反映したもの」と説明する。同社の内部データによれば、現在のヤフーメール利用者のほぼ半数がZ世代またはミレニアル世代だという。また同社の依頼を受けて市場調査プラットフォーム「ポルフィッシュ」は、米国在住のミレニアル世代500人とZ世代500人を対象にアンケートを実施。回答者の70%が個人用メールを1日複数回確認すると回答し、半数は受信ボックスが整理されていなかったために重要なイベントを逃した経験があると答えた。

同社のカイル・ミラー(Kyle Miller)=ゼネラルマネージャーは「『ヤフーメール』の受信ボックスで生じるストレスを軽減し、メールを仕事のような感覚から解放する最高のメールサービスに進化させる」と語った。「メールが疲れるタスクになると、私たちは皆『メール嫌い』になってしまう。この機能によってEメールは迅速かつ簡単に整理・管理できるようになり、モバイルゲームのような使用感と、AI搭載の関連ツールが統合されている。Eメールの仕組みに不満を感じているなら——どうぞ私たちのクラブへ」。

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「ルイ・ヴィトン」がレアル・マドリードのオフィシャル・パートナに 特別なコレクションを制作

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、スペインの名門クラブ「レアル・マドリード(Real Madrid)」との複数年にわたるオフィシャル・パートナーシップを締結した。男女サッカーチーム、および男子バスケットボールチーム向けの「フォーマルウエア&トラベルウエア ルイ・ヴィトン × レアル・マドリード」(非売品)コレクションを発表した。

本コレクションは、ファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)=「ルイ・ヴィトン」メンズ クリエイティブ・ディレクターが率いる「ルイ・ヴィトン」のメンズ・スタジオがデザインを手掛けた。

レアル・マドリードの選手とそのチームの関係者のために特別に製作されたフォーマルウエア・コレクションは、公式イベントにおいて着用されるジャケットやシャツ、パンツなどのプレタポルテに加え、シューズ、アクセサリーもそろえる。デザインには、「ルイ・ヴィトン」のクラフツマンシップを象徴するヌメ革が随所に採用されており、ジャケットのラペルやパンツのポケットには、シグネチャー入りラベルをエンボス加工で表現している。

海外遠征に臨むチームのために特別に製作されたプレタポルテ・コレクションは、力強いラインとタイムレスなスタイルが特徴。革新的で洗練された素材で仕立てられたウエアは、快適性、機能性、エレガンスを巧みに調和させている。シルバーバックル付きのレザーベルト、刺しゅう入りのネイビーキャップ、しなやかな履き心地を備えた“LV ソフト スニーカー”など、アクセサリーも充実している。

オーダーメイドのラゲージラインも制作。機内持ち込み可能なスーツケース“ホライゾン 55”、アイコニックな“キーポル”、バックパック“クリストファー”の他、トイレタリー・バッグやパスポートカバーなどのトラベルアクセサリーもラインアップ。これらのアイテムは、アイコニックなモノグラム・キャンバスに、クラブカラーであるホワイトとゴールドカラーのストライプや、「RM」のイニシャルがアクセントに。さらに、各アイテムには、このパートナーシップのために特別に製作されたレアル・マドリードのチームカラーをモチーフにした非売品のレザーチャームも付属する。

ファレルは今回の取り組みについて、「レアル・マドリードは常に前進し続け、卓越性と革新を体現している。そのエネルギーが、『ルイ・ヴィトン』で我々が行うことの原動力となる。このワードローブは、共通のスピリット、つまり目的、強さ、そしてスタイルと共に移動するウエアを念頭に置いて作られた。レアル・マドリードと『ルイ・ヴィトン』は、コミュニティーへの深いリスペクトを共有している。それが私たちの活動の理由であり、その共有された価値観こそが、このつながりを強固なものにする」と語る。

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本田圭佑がD2Cスポーツブランド 業界の高価格化へのアンチテーゼ

元サッカー日本代表の本田圭佑が最高ビジョナリー責任者(CVO)を務めるエムジーエイチ(MGH)は13日、D2Cスポーツブランド「エムジーエイチ」を立ち上げた。また同日から、第1弾とするメンズアイテムの販売に向けた抽選販売の受付を開始した。

企業名でもある「エムジーエイチ」は、物理学の位置エネルギーの公式「質量(mass)×重力加速度(gravity)×高さ(height)」に由来する。「UNLOCK YOURSELF〜すべての人に今以上の自分に出会う未来を〜」をブランドスローガンに、スポーツに限らず全ての人の内なる可能性を後押ししたいという思いを込めた。創業メンバーは本田CVOに加え、インターネットスポーツメディア「スポーツブル(SPIRTS BULL)」を運営する黒飛功二朗・最高経営責任者(CEO)と、三菱商事繊維本部出身で「エムジーエイチ」の商品開発を手掛ける林周一郎・最高製品責任者(CPO)の3人。

AI×低価格で、“スポーツ版『シーイン』”掲げ、在庫ゼロ目指す

次世代スポーツブランドと位置付ける「エムジーエイチ」の立ち上げ背景には、本田CVOを筆頭に高価格化するスポーツブランド市場に対してのアンチテーゼがあった。そこで生産から販売まで徹底して無駄を排除し、価格に還元するビジネスモデルを構築。AIを駆使したトレンド分析やデザインサンプルの自動生成、実店舗や卸での販売はしないD2Cモデルに特化し、スマートファクトリー化によるロボット生産やファンの声を反映した商品開発と数量の選定などの推進を計画する。

黒飛CEOは「デジタルを駆使した“スポーツ版『シーイン(SHEIN)』”のようなビジネスモデルを想定しながら、ファンとも共創を通じた独自のブランド戦略を掲げ、低価格でありながらワクワク感のある商品を提供していきたい」と話した。

第1弾のテストローンチとして、メンズラインの「エムズコア(M’s CORE)」からブランドの代表アイテムとする4型を抽選販売する。アイテムは半袖Tシャツ(4620円)とハーフパンツ(5720円)、ソックス(1320円)、シューズ(1万3200円)。今月末まで公式サイトで応募を受け付け、1000人限定で販売する。

ウエアは東レと共同開発した2種類の素材を採用する。Tシャツには高機能で滑らかな肌触りの“ニューロフレックス(Neuroflex)”、ショートパンツには通気性とファッション性を兼ね備えた“アクシオン(Axion)”を使用。ショートパンツは、メッシュの通気性に加え、街歩きにも合うビンテージ加工のような風合いもこだわった。ポリウレタン不使用で、リサイクルしやすい点も特徴だ。シューズは靴専門商社のライフギアコーポレーションと協業。ウオーキングやラン、フィットネスなどあらゆるシーンに対応できる安定性とホールド感を追求した設計になっている。

これに続き、10月にはウィメンズラインの「ダブルズコア(W’s CORE)」からも同じように1000人限定の抽選販売を行う予定だ。これらテストローンチの反響をもとに、日常シーンに特化した別ラインの「オールデイアクティブ(All Day Active)」と合わせ、2025年2月にフルローンチを予定している。

本田「高価格になる市場に疑問。勝負を仕掛けたい」

登壇した本田CVOは商品開発にあたり、シューズはスポーツショップを回り、最新シューズを試着し、ウエアは個人的に好きだという「ルルレモン(LULULEMON)」などの素材感や着心地を参考したと明かした。「現役時代はずっと同じブランドのウエアを着て、今もさまざまなスポーツブランドを着用するが、どんどん価格が上がり多様化する市場を見て、改善策はないのかと疑問が多くなった。スポーツを始める子どもや親たちにも買いやすい価格設定とクオリティーが必要だと考えた。『エムジーエイチ』をローンチするために、他ブランドの商品やビジネスモデルについても勉強した。僕にとってブランドビジネスは挑戦だが、経験を積んだ分、勝負できる自信がある。強気に、勝負を仕掛けたい」。

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「ちいかわ」が「コンバース」と2度目のコラボ 3キャラが仲良く並ぶ2つの“オールスター”

「コンバース(CONVERSE)」は6月20日から、イラストレーターのナガノが手掛ける漫画「ちいかわ」とのコラボシューズ第2弾を順次発売する。キュートな“ちいかわ”や“ハチワレ”をあしらった「コンバース」の定番モデル“オールスター(ALL STAR)”2型をラインアップし、価格は両モデルとも1万3200円。「コンバース」の店舗および、ホワイトアトリエ バイ コンバース原宿店と、ブランドの公式オンラインストア、一部取り扱い店で販売する。

2つの表情を楽しめる
ハイカットの“オールスター”

“オールスター ライト PLTS PT HI/ちいかわ”は、「コンバース」の厚底かつ軽量のモデル“オールスター ライト(ALL STAR LIGHT)”がベース。アッパーの側面には、同作のメーンキャラクターである“ちいかわ”“ハチワレ”“うさぎ”をプリントした。各キャラクターが片足ごとに異なる表情をしているのがキュートだ。そのほか、アンクルパッチは「ちいかわ」のフォントでアレンジ、ライニングにはキャラクターの“星”をあしらった。

サイズは22.5〜25.0cmを0.5cm刻みでそろえ、カラーはブラック、ライトグレー、クリームを用意する。

ローカットの“オールスター”は
ゴールドのチャーム付き

“オールスター GD OX/ちいかわ”は、メーンキャラクターの3体に加えて、カタカナで「コンバース」と刻印した4つのゴールドチャームが付き、自由にデコレーションできるのが特徴。あわせて、タンに描いた「ちいかわ」フォントのロゴやハトメもゴールドで統一した。加えて、「ちいかわ」のイラストタッチを表現したテープデザインや、“ちいかわ”“ハチワレ”“うさぎ”が仲良く並ぶイラストを配したライニングなど、細部にまでこだわった。

サイズは22.0~28.0cmを0.5cm刻みと29.0cm、30.0cmをそろえ、カラーはブラック、ホワイトの2色をラインアップする。

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ZOZOネクストとポイエーシスラボが大阪・関西万博で“音を発するニット”を初公開

ZOZOネクストとポイエーシスラボは7月14〜20日の期間、テキスタイルに圧電性フィルムを埋め込んだ、共同開発の“ニットファブリックスピーカー”を体験型インスタレーション“紋響”として、2025年大阪・関西万博に出展する。

編み技術と音響技術が融合
“ニットファブリックスピーカー”

インスタレーション“紋響”は、禅をテーマとし、編み技術と音響技術を掛け合わせた“ニットファブリックスピーカー”を用い、テキスタイル自体から音を発し、空間全体を演出する。“ニットファブリックスピーカー”は、島精機製作所の編み技術を用い、和柄をあしらった立体的なニット生地を開発、同生地に圧電性フィルムを組み込み、音の指向性を自在に設計できる。また透明電極を用いたフィルムスピーカーと透け感のあるテキスタイルの組み合わせや、複数の部位を同時に制御、振動させる多点制御技術によって、“音が布から湧き上がる”ような立体的な音場の生成を実現。テキスタイルの可能性の拡張を目指した。

中丸啓ZOZOネクスト マトリックス本部 IoT/テキスタイル部 ディレクターは、「ZOZOネクストでは、ファッションとテクノロジーの融合により、素材や表現の可能性を広げる研究開発を進めている。本プロジェクトでは、編みと素材技術を組み合わせた“ニットファブリックスピーカー”を開発した。生地の特性に合わせた視覚と音響特性を実現しており、ぜひ会場で禅を題材とした空間をご体感してほしい」とコメントした。

また福原志保ポイエーシスラボCEOは、「インスタレーション“紋響”は、禅の静寂を体験する新たな空間であり、高度な編み技術が生んだ立体和紋柄ニットは、身体と深く響き合うテキスタイル。1枚1枚が独自の構造で空気を震わせ繊細な音を奏で、布に触れ耳を澄ますとき、その微細な振動は身体感覚を媒介として、まるで自己の存在の芯に触れるように静かに伝わる。穏やかな響きとテキスタイルの柔らかな質感に包まれながら自己の内面と対話する体験を楽しんでほしい」とコメントした。

■紋響
日程:7月14日〜20日
場所:2025年大阪・関西万博内 関西パビリオン京都ゾーン「ICHI-ZA KYOTO 一座きょうと」

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「ミキオサカベ」がホラー漫画「富江」の妖しい美を表現したコラボアイテム全13型を発売 

 

「ミキオサカベ(MIKIOSAKABE)」は、伊藤潤二によるホラー漫画「富江」とのコラボレーションコレクションを発売する。日常に溶け込んで富江の妖しさをまとうことができるアパレル全13型、シューズ全9型をそろえる。6月30日12時まで「ミキオサカベ」公式オンラインサイトで受注を受け付け、発送は10〜11月頃を予定している。また、6月21、22日に東京・渋谷でも受注会を開催する。

同コレクションは、洗い加工とプリントを組み合わせ、作品の世界観に深みを持たせたTシャツやパーカーなど、富江の妖艶な魅力と恐怖の美を「ミキオサカベ」独自の視点で再構築したアイテムをラインアップする。

シューズには「ミキオサカベ」オリジナルソールを採用し、新作フットベッド“ホイッパー(Whipper)”搭載モデルや、「富江」の印象的なシーンをプリントしたデザインなどが登場する。

アイテム一覧

アパレル

シューズ

イベント概要

◾️受注会/ポップアップ

日程:6月21、22日
時間:21日 13:00~20:00/22日 12:00~18:00
場所:ソーシャル 東京(SOCIAL TOKYO)
住所:東京都渋谷区渋谷1-22-5 1階

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デサントが宮崎県西都市と地方創生推進の協定を締結 スポーツ大会や工場見学などを実施

デサントは、宮崎県西都市と地方創生の推進に関する包括連携協定を締結し、6月10日に同市で締結式を行った。今後同社は西都市内のスポーツ大会の実施や学生向けの工場見学、職業体験など、スポーツに関わる機会を提供していく。

西都工場を1973年に操業
高機能スポーツウエアを手掛ける

デサントと同市の関係は、子会社であるデサントアパレルの西都工場の操業を開始した1973年から始まる。それから約50年に渡り接着縫製技術を用いた競泳水着をはじめ、高機能スポーツウエアの製造を行ってきた。このほど、スポーツを核にリブランディングを推し進める西都市と双方の資源や機能などの活用を図るとともに、幅広い分野で相互に協力、同市の地方創生の推進及び市域の発展に寄与することを目的に、包括連携協定を締結した。

嶋田剛デサントジャパン社長は、「西都工場が長きに渡り、地域の皆様に支えられ歩んでこられたことは私たちの誇りだ。今回の連携は、そうした長い歴史の延長線上にあり、これまで以上に西都市とともに新たな価値を創造していく第一歩だと考えている。この取り組みが西都市とデサントの双方にとって実り多きものとなることを心より願っている」と語った。

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デサントが宮崎県西都市と地方創生推進の協定を締結 スポーツ大会や工場見学などを実施

デサントは、宮崎県西都市と地方創生の推進に関する包括連携協定を締結し、6月10日に同市で締結式を行った。今後同社は西都市内のスポーツ大会の実施や学生向けの工場見学、職業体験など、スポーツに関わる機会を提供していく。

西都工場を1973年に操業
高機能スポーツウエアを手掛ける

デサントと同市の関係は、子会社であるデサントアパレルの西都工場の操業を開始した1973年から始まる。それから約50年に渡り接着縫製技術を用いた競泳水着をはじめ、高機能スポーツウエアの製造を行ってきた。このほど、スポーツを核にリブランディングを推し進める西都市と双方の資源や機能などの活用を図るとともに、幅広い分野で相互に協力、同市の地方創生の推進及び市域の発展に寄与することを目的に、包括連携協定を締結した。

嶋田剛デサントジャパン社長は、「西都工場が長きに渡り、地域の皆様に支えられ歩んでこられたことは私たちの誇りだ。今回の連携は、そうした長い歴史の延長線上にあり、これまで以上に西都市とともに新たな価値を創造していく第一歩だと考えている。この取り組みが西都市とデサントの双方にとって実り多きものとなることを心より願っている」と語った。

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女子高生の理想をかなえた着圧ソックスが「ウィゴー」から発売 ポップアップでは無料配布も

「ウィゴー(WEGO)」は、女子高生と着圧業界の専門家の意見を反映した、オリジナルの着圧ソックス“ほそみちゃん”を発売した。カラーはブラック、ネイビー、ホワイトの3色展開で、価格は1099円、サイズはフリー(23〜25cm相当)だ。「ウィゴー」の店舗および、公式オンラインストアで扱っている。

現役女子高生にアンケートを実施
実際の意見をもとに制作

同ソックスを制作するにあたり、「ウィゴー」は女子高生を対象にアンケートを実施。着圧ソックス市場において、従来の製品は「夜用が多い」「デザイン性が乏しい」「若年層にはサイズが合わない」などの課題があったという。デザインやサイズ感、パッケージ、カラーバリエーションなどは実際のアンケートの結果をもとに決定した。デザインは、日常使いはもちろん、学校にも着用していけるシンプルな刺しゅうのワンポイントに。素材は、蒸れにくさと速乾性が魅力の綿混素材を採用し、つま先部分には抗菌、防臭機能のある素材“クレオラ”を用いた。

原宿店でポップアップイベント
“ほそみちゃん”を無料配布

6月14、15日は「ウィゴー1.3.5...原宿店」でポップアップイベントを開催する。会場では、フォトブースを設置するほか、同アイテムの魅力を体験できる特別な演出も展開する。さらに、同イベントのレジで「無料配布」と書かれた画像を提示した人には、数量限定で“ほそみちゃん”をプレゼントする。

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女子高生の理想をかなえた着圧ソックスが「ウィゴー」から発売 ポップアップでは無料配布も

「ウィゴー(WEGO)」は、女子高生と着圧業界の専門家の意見を反映した、オリジナルの着圧ソックス“ほそみちゃん”を発売した。カラーはブラック、ネイビー、ホワイトの3色展開で、価格は1099円、サイズはフリー(23〜25cm相当)だ。「ウィゴー」の店舗および、公式オンラインストアで扱っている。

現役女子高生にアンケートを実施
実際の意見をもとに制作

同ソックスを制作するにあたり、「ウィゴー」は女子高生を対象にアンケートを実施。着圧ソックス市場において、従来の製品は「夜用が多い」「デザイン性が乏しい」「若年層にはサイズが合わない」などの課題があったという。デザインやサイズ感、パッケージ、カラーバリエーションなどは実際のアンケートの結果をもとに決定した。デザインは、日常使いはもちろん、学校にも着用していけるシンプルな刺しゅうのワンポイントに。素材は、蒸れにくさと速乾性が魅力の綿混素材を採用し、つま先部分には抗菌、防臭機能のある素材“クレオラ”を用いた。

原宿店でポップアップイベント
“ほそみちゃん”を無料配布

6月14、15日は「ウィゴー1.3.5...原宿店」でポップアップイベントを開催する。会場では、フォトブースを設置するほか、同アイテムの魅力を体験できる特別な演出も展開する。さらに、同イベントのレジで「無料配布」と書かれた画像を提示した人には、数量限定で“ほそみちゃん”をプレゼントする。

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「ティファニー」が銀座にブルー ボックス カフェをオープン eteの庄司夏子シェフが監修

「ティファニー(TIFFANY & CO.)」は8月初旬、7月11日にオープンするティファニー 銀座にブルー ボックス カフェ バイ ナツコ ショウジ(BLUE BOX CAFE BY NATSUKO SHOJI)をオープンする。東京・代々木上原のフレンチレストラン、エテ(ETE)の庄司夏子シェフが監修し、アメリカ・ニューヨークの食文化と、日本の食材や文化を掛け合わせる。

庄司夏子シェフは1989年生まれ。24歳でレストランのエテをオープン、アーティストやデザイナーらとの協業でも知られ、2020年アジアのベストレストラン50で、アジアのベストパティシエ賞を受賞、また22年度版でアジアの最優秀女性シェフ賞を日本人女性として初めて受賞した。

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「ティファニー」が銀座にブルー ボックス カフェをオープン eteの庄司夏子シェフが監修

「ティファニー(TIFFANY & CO.)」は8月初旬、7月11日にオープンするティファニー 銀座にブルー ボックス カフェ バイ ナツコ ショウジ(BLUE BOX CAFE BY NATSUKO SHOJI)をオープンする。東京・代々木上原のフレンチレストラン、エテ(ETE)の庄司夏子シェフが監修し、アメリカ・ニューヨークの食文化と、日本の食材や文化を掛け合わせる。

庄司夏子シェフは1989年生まれ。24歳でレストランのエテをオープン、アーティストやデザイナーらとの協業でも知られ、2020年アジアのベストレストラン50で、アジアのベストパティシエ賞を受賞、また22年度版でアジアの最優秀女性シェフ賞を日本人女性として初めて受賞した。

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「ミズイロインド」が青山に旗艦店 初のユニセックスラインも限定販売

マザーインダストリーによるファッションブランド「ミズイロインド(MIZUIRO IND)」が、東京・青山に旗艦店「ミズイロインド アオヤマ」を6月14日にオープンする。これまでの青山店を移転・大幅増床し、ブランドの世界観を再構築する場として位置付ける。

同店舗は“新しいラグジュアリー体験”をコンセプトに、ブランドが大切にする「エイジレス」「シーンレス」「シーズンレス」「とらわれない美しさ」「タイムレス」の価値観を反映した空間づくりが特徴。2層371㎡の売り場は、白を基調としたシンプルな内装で、日常に寄り添う静謐な空気感を演出する。

青山店ではブランド初となるユニセックスライン“ミズイロインド フリーピープル”を限定販売。同コレクションは、2024年秋にフランス・パリの展示会プルミエール・クラスに出展されたもので、国籍や年齢、性別を問わない自由なワードローブを、フリーサイズで提案し、海外のショップに卸している。

「ミズイロインド」は04年に誕生し、「飾らない人」「自分らしく服を楽しむ人」「こだわりのある人」に向けて、コーディネートしやすい“ジャパニーズ・トラッド”を提案。デザイナーが幼少期から好んだ色“ミズイロ”にちなんだブランド名には、等身大の美意識が宿る。

新店舗では、既存のウィメンズラインに加えて、服飾雑貨やアンティークテーブルウエアなどのセレクトアイテムも取りそろえ、より広がりのあるライフスタイル提案を行っていく。

■ミズイロインド アオヤマ
住所:東京都港区南⻘山5-6-19 MA-5
営業時間:11:00〜20:00(不定休)

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