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【スナップ】「ディオール」2025年フォール コレクションを京都の東寺で発表 中谷美紀や新木優子、山下智久らが来場 

「ディオール(DIOR)」は4月15日、京都・東寺の庭園で2025年フォール コレクションを発表した。

「ディオール(DIOR)」は4月15日、京都・東寺の庭園で2025年秋コレクションを発表。会場にはディオール アンバサダーの中谷美紀、新木優子、八木莉可子、横浜流星、北村匠海、江村美咲、ディオール ビューティ アンバサダーの吉沢亮、山下智久が集結した。

アンバサダーたちの華麗なる競演

中谷美紀

中谷は、2025年フォール コレクションのレッドウールのノースリーブジャケットとスカートを着用。また、ディオール ファイン ジュエリーの“ローズ デ ヴァン”のイヤリングとリングを身に着けた。

新木優子

新木は、2025年フォール コレクションのグレーウールとシルクのドレスを纏い、ディオール ファイン ジュエリーの“ローズ ディオール バガテル”のブレスレットに、“ボワ ドゥ ローズ”のブレスレットとリングを身に付けた。

横浜流星

横浜は、2025年ウィンター メンズ コレクションのブラックウールのジャケットと同色のパンツに“ディオール パルマレス”ダービーシューズを合わせたスタイルで登場。

山下智久

山下は、“ディオール アイコンズ”カプセルコレクションのベージュのカシミヤジャケットとホワイトのカシミヤポロニット、ブラックのヴァージンウールパンツを纏い、「ディオール カーロ」ダービーシューズを着用した。

来場者スナップ

ほか、会場には竹内涼真、檀れい、冨永愛、清原果耶、三吉彩花、吉岡里帆らも来場。第76回エミー賞でアジア人初となる主演女優賞を獲得し、ディオール グローバル アンバサダーに就任したアンナ・サワイ(Anna Sawai)や、ソフィー・マルソー(Sophie Marceau)、ソナム・カプール(Sonam Kapoor)といった豪華セレブも世界中から集まった。

来場者スナップ

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「ギークス ルール」×「スター・ウォーズ」コラボ第2弾Tシャツ発売 「ローグ・ワン」と「クローン・ウォーズ」の2デザイン

「ギークス ルール(GEEKS RULE)」は、日本では17年ぶりに開催されるスター・ウォーズファン最大の祭典「スター・ウォーズセレブレーション ジャパン 2025」の開催に合わせ、同会場で「スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ」と「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」のTシャツ2型(各1万3200円)を先行販売する。販売期間は4月18日から20日まで、幕張メッセで開催される同イベント内のROBOT ROBOTブース(ブース番号:24-31)にて実施する。会場での購入は1人1着限りとなっている。

「ギークス ルール」は、90年代のTシャツ文化にフォーカスし、デザインからプリント技術、素材に至るまで徹底的にこだわったブランド。今回の映画を題材にしたプロジェクト第2弾では、「スター・ウォーズ」シリーズの中でも重要な位置づけとなる2作品をセレクトした。

「スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ」は創始者ジョージ・ルーカスが直接制作に関わった最後の作品として知られる。一方の「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」は、オリジナル3部作の第1作目「スター・ウォーズ/新たなる希望」の前日譚という位置づけだ。

両デザインとも15版(15色)による高度な分版技術を駆使し、多色使いのビジュアルをシルクスクリーンプリントで表現している。「スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ」デザインはファイナルシーズンのキービジュアルを採用。「ローグ・ワン」デザインはオリジナルのコラージュにより、キービジュアルのような迫力あるビジュアルに仕上げている。

イベント会場での先行販売後、4月21日12時から23日12時まで「ギークス ルール」」公式オンラインで抽選販売も実施される。サイズ展開はM〜XXLの4サイズで、いずれもカラーはブラック。

「スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ」

「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」

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「Y/プロジェクト」最後のコレクション発売 “ヘブン バイ マーク ジェイコブス”とコラボ

“ヘブン バイ マーク ジェイコブス(HEAVEN BY MARC JACOBS以下、ヘブン)”は、「Y/プロジェクト(Y/PROJECT)」とのコラボレーションコレクションを発売した。公式オンラインストアと「マーク ジェイコブス」渋谷パルコ店で扱っている。

「Y/プロジェクト」の最後のコレクション

同コラボコレクションは、今年1月にブランドの終了を発表した「Y/プロジェクト」にとって、最後のコレクションとなる。両ブランドのロゴを配したフーディーや裾がたるんだデニムパンツ( 4万7300円)、ロングスリーブのデニムジャケット( 4万7300円)、アクセサリー、「Y/プロジェクト」の“I Love You”ベルトの新作をそろえる。

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「ステラ マッカートニー」が剛力彩芽をビジュアルに起用 バッグ“ステラ ロゴ”を提げて

「ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)」は、俳優・モデルの剛力彩芽を起用した、バッグ“ステラ ロゴ”のビジュアルを公開した。

バッグ“ステラ ロゴ”
伊レザー職人が手作り

バッグ“ステラ ロゴ”シリーズは、ロント部分にパンチングやスタッズでロゴをあしらい、リサイクル素材やバイオベース素材を取り入れた代替レザーを用いて、イタリアのレザー職人が手作業で仕上げる。「ステラ マッカートニー」一部店舗および公式オンラインで取り扱う。

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累計販売個数1億本突破 韓国発酵素インナーケア「エヌジーティー」が日本初上陸

「コスメキッチン(COSME KITCHEN)」は16日、韓国発のプレミアム健康食品専門ブランド「エヌジーティー(NGT)」の取り扱いをスタートする。全国の「コスメキッチン」、「ビープル(BIOPLE)」の店舗および公式オンラインストアで取り扱う。

「エヌジーティー」は酵素を使用した健康機能食品ブランドとして2016年に韓国で誕生した。自社で原料工場を保有し、原料の開発や生産を行っている。韓国での販路はECが主軸で、主軸製品の“ディーエンザイム”は累計販売個数が1億本(18年7月〜25年3月)を突破した。

韓国は日本と比べて酵素の注目度が高いことに加え、好調要因をブランド担当者は「『味としては美味しくないが体にはいいから』と摂取するケースが多かったが、機能性だけでなく味の“おいしさ”も追求した製品がリピートにつながり、高い評判につながった」と分析する。

“ディーエンザイム”(4g×30本、6480円)は、消化をスムーズに助ける穀物発酵酵素と、体脂肪が気になる人のダイエットサポートをかなえるガルシニアカンボジアエキスを配合。ガルシニア特有の苦味を可能な限り抑制し、美味しく気軽に摂取できるようにきな粉のような風味に仕上げた。ダイエットで不足しがちな栄養素を補い、エネルギー生成や健康維持に役立つ。

そのほか、乳酸菌を配合した “エーエンザイム”(3g×30本、6264円)、女性特有の悩みをサポートするイノシトールを配合した“ルナシトロール”(3g×30本、6804円)をそろえる。6月から、りんご味のゼリーでデザートのように摂取できる“ディーフィットゼリー”(25g×14本、4320円)の取り扱いもスタートする。

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「プラダ」が24時間潤い続く新リップバーム全5色を発売 “リ・ナイロン”着想の環境配慮型デザイン

「プラダ ビューティ(PRADA BEAUTY)」は5月21日 、艶めきあふれる新作リップバーム“プラダ ライト グローイング リップバーム”(全5色、各7260円)を発売する。14日から旗艦店のプラダ ビューティ トーキョー(PRADA BEAUTY TOKYO)と公式オンラインストアで先行発売する。艶めきと潤いを追求したほか、ケースはブランドを象徴する“リ・ナイロン(Re-Nylon)”から着想を得たデザインに仕上げた。

艶感のある仕上がりとケア効果を両立

ブランドのベストセラーとなった“プラダ バーム”と“プラダ モノクローム”、2つのリップの伝統を受け継ぎ、光あふれる艶感のある仕上がりとケア効果を両立させたフォーミュラを採用。超微粒子「マイクロラメ」を配合し、びっしりと重なり合う細かい光が、艶と潤いで唇を包み込むほか、ビフィズス菌エキスとパッションフルーツオイルを配合し、24時間唇にとろけるような付け心地と潤いを与えるケア効果も備えた。

カラーはイタリア語で赤を意味し、微かにベリーを思わせるロッソ、赤みのあるブラウンとイエローホワイトラメのブラウン、ナチュラルなローズウッドピンクのピンク、キャンディのようなローズピンクのローズ、シルバーとゴールドのラメが輝くシアーなホワイトの5色展開だ。

“リ・ナイロン”の素材から着想を得たケースはエンボス加工を施し、シルバーにメタリックピンクのリングを配した。一部のカラーではリフィル対応で、フルパッケージと比較して約76%の資材削減を可能にしている。

“プラダ ライト グローイング リップバーム”カラーラインアップ

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「ロエベ」からスペインのイビザ島に着想を得たコレクション ビジュアルにaespaジゼルが登場

「ロエベ(LOEWE)」は4月17日、“パウラズイビザ”コレクションを店舗および公式オンラインストアで発売する。

“パウラズイビザ”は、3月に退任を発表した元クリエイティブ・ディレクターのジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)のクリエイションに影響を与えたという、スペインのリゾート島・イビザ島に着想を得たコレクション。今回が9回目の実施となる。今年は、かつてイビサ島のスタイルアイコンとして愛されたブティック「パウラズ」に着想を得たコレクションを展開。

aespaジゼルがビジュアルに登場

キャンペーンには、ブランドアンバサダーのaespaジゼル、俳優のソフィー・ワイルド(Sophie Wilde)、エンゾ・ヴォグリンシク(Enzo Vogrincic)、ジェイミー・ドーナン(Jamie Dornan)が出演。ポルトガルにあるコンポルタの砂浜で写真家のグレイ・ソレンティ(Gray Sorrenti)が撮影した。

コレクションでは、流れるようなシルエットや手仕事による装飾、コンパスや羽根のモチーフ、そして島の植生に着想を得たグラフィックプリントを通して、自由と遊び心を感じさせる“ミックス&マッチ”のワードローブを提案。ドレープやギャザーをあしらった軽やかなブレンド素材のドレスやスカートをはじめ、波打つようなシルエットに短いドーナツチェーンが特徴的なオラ バッグの新作やフェザーライト パズルのミニサイズ、手編みのラフィアのパンチホール バスケット、デニムとレインボービーズがあしらわれたバケットハットなどがそろう。

同コレクションを伊勢丹新宿店で世界先行発売する。期間は4月16〜22日までで、ウェア、バッグ、アクセサリーを用意する。

◾️“パウラズイビザ”コレクション ポップアップ

期間:2025年4月16〜22日
会場:伊勢丹新宿店 本館1階 ザ・ステージ

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「ロエベ」からスペインのイビザ島に着想を得たコレクション ビジュアルにaespaジゼルが登場

「ロエベ(LOEWE)」は4月17日、“パウラズイビザ”コレクションを店舗および公式オンラインストアで発売する。

“パウラズイビザ”は、3月に退任を発表した元クリエイティブ・ディレクターのジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)のクリエイションに影響を与えたという、スペインのリゾート島・イビザ島に着想を得たコレクション。今回が9回目の実施となる。今年は、かつてイビサ島のスタイルアイコンとして愛されたブティック「パウラズ」に着想を得たコレクションを展開。

aespaジゼルがビジュアルに登場

キャンペーンには、ブランドアンバサダーのaespaジゼル、俳優のソフィー・ワイルド(Sophie Wilde)、エンゾ・ヴォグリンシク(Enzo Vogrincic)、ジェイミー・ドーナン(Jamie Dornan)が出演。ポルトガルにあるコンポルタの砂浜で写真家のグレイ・ソレンティ(Gray Sorrenti)が撮影した。

コレクションでは、流れるようなシルエットや手仕事による装飾、コンパスや羽根のモチーフ、そして島の植生に着想を得たグラフィックプリントを通して、自由と遊び心を感じさせる“ミックス&マッチ”のワードローブを提案。ドレープやギャザーをあしらった軽やかなブレンド素材のドレスやスカートをはじめ、波打つようなシルエットに短いドーナツチェーンが特徴的なオラ バッグの新作やフェザーライト パズルのミニサイズ、手編みのラフィアのパンチホール バスケット、デニムとレインボービーズがあしらわれたバケットハットなどがそろう。

同コレクションを伊勢丹新宿店で世界先行発売する。期間は4月16〜22日までで、ウェア、バッグ、アクセサリーを用意する。

◾️“パウラズイビザ”コレクション ポップアップ

期間:2025年4月16〜22日
会場:伊勢丹新宿店 本館1階 ザ・ステージ

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「シーイン」、英国でのIPOに仮承認 トランプ政権の対中関税で逆風も?

英国の金融行為規則機構(Financial Conduct Authority以下、FCA)は、ロンドン証券取引所でのIPO(新規上場)を申請していたグローバルSPAの「シーイン(SHEIN)」に対し仮承認を与えたとロイター(REUTERS)が報じた。

「シーイン」は2012年に中国・南京で設立し、22年に本社をシンガポールに移転。23年11月には、米国証券取引委員会(Securities and Exchange Commission)に非公開でIPOの申請をしたものの、承認は難航。このため、24年6月にFCAへの申請を行っていた。なお、今回の仮承認はIPOの実現に向けた大きな一歩だが、同社は現在、中国証券監督委員会(China Securities Regulatory Commission以下、CSRC)など中国の関連当局の承認を待っている状態だという。本件について、「シーイン」およびCSRCからのコメントは得られなかった。

企業イメージの改善に関する取り組み

「シーイン」は、豊富な商品ラインアップを圧倒的な低価格で販売し若年層を中心に人気を集める一方で、著作権侵害などによる訴訟トラブルをいくつも抱え、サプライチェーンにおける劣悪な労働環境への懸念が絶えない。こうした企業イメージを改善する意味もあり、同社は24年7月、英国とEUにおけるアパレル事業の循環性の実現を支援する2億ユーロ(約324億円)規模の基金を設立。また、より幅広いESG(環境・社会・ガバナンスを考慮した持続的な成長)の推進に向けて5000万ユーロ(約81億円)を投資すると発表した。

なお、EC向けのメールマーケティング会社オムニセンド(OMNISEND)によれば、不安定な世界情勢や全体的な景気の減速を背景に、英国の消費者は“お得感”により敏感になっており、調査対象の60%近くが過去1年の間に「シーイン」や「ティームー(TEMU)」など中国の越境ECを利用したことがあると回答。一方で、これらのプラットフォームを信頼していると回答したのは4%程度だったという。

トランプ政権の対中関税政策が「シーイン」にも影響か

ロイターの調査によれば、米国は「シーイン」にとって最大の市場であり、売り上げの28%以上を占めているという。その理由の一つとして、米国では輸入申告額が800ドル(約11万円)以下の少額貨物に対して関税の支払いが免除される“デミニミス(非課税基準額)ルール”が設けられていることがある。ちなみに、24年に同ルールに基づいて米国に非課税で輸入された荷物数は約14億個に上り、その半数程度が中国からのものだ。しかし、中国との“関税闘争”を繰り広げているドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は4月2日、中国本土および香港からの輸入品に対し、5月2日付で同ルールを撤廃することを発表。これは「シーイン」にとって痛手となることは間違いなく、IPOを実施する際の企業価値の算定にも影響する可能性がある。

英国は中国との貿易拡大に合意など関係改善へ

米国が中国への締め付けを強化する一方、英国は関係を深めようとしているようだ。英中関係はこれまで、新疆ウイグル自治区での人権侵害や言論の自由に関する問題などにより冷え込んでいたが、経済成長を重要政策の一つに掲げるキア・スターマー(Keir Starmer)英首相は24年11月、ブラジルで開催された主要20カ国首脳会議(G20サミット)で中国の習近平国家主席と会談し、「両国の強固な関係の重要性」を確認。英首相と習主席が直接会談を行ったのは6年ぶりだった。

今年1月には、レイチェル・リーブス(Rachel Reeves)英財務大臣が訪中し、経済政策などを統括する何立峰 副首相と会談。両国間の貿易拡大や貿易障壁の撤廃、金融サービス分野での連携などに合意し、中国が今後5年にわたって英国に6億ポンド(約1122億円)を投資する約束を取り付けている。

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疲れた足にいやしを インソール世界大手「シダス」が新作リカバリーサンダル発売

国内ではシダスジャパンが運営するインソールブランドの大手、仏「シダス(SIDAS)」は、リカバリーフットウェアシリーズの新作として、一体成型のリカバリーサンダル“リコラ”(9460円)を発売した。世界45カ国以上で販売し、さまざまな分野のアスリートをサポートしているインソールの技術を生かして開発。公式ECのほか、石井スポーツやスーパースポーツゼビオの一部店舗で扱っている。

「シダス」は2022年に、一般医療機器を取得した独自のインソール形状のリカバリーサンダルを発売したのを皮切りに、リカバリーフットウエアに参入。ルームシューズ用途のリカバリーシューズなども販売している。

一般的に、リカバリーフットウエアは柔らかく、足を包み込む履き心地の分、長時間歩く際などは足がサポートされづらいといった傾向がある。新作“リコラ”では、足裏のアーチサポートの研究成果を生かし、柔らかいだけでなく足裏をしっかり支える履き心地を追求したという。

深く覆うアッパーは足の甲をホールドしながら舟状骨を支え、かかとを包み込む深めのヒールカップが歩行時のブレを抑制。さらに、接地面積を広げた台形のアウトソールが横揺れを防ぎ、スムーズな体重移動を促す設計となっている。

カラーはグレージュとブラックの2色展開で、XSからXLまでの5サイズをラインナップした。

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元カリスマホスト、年商20億円の社長になる 目指す頂は「ビューティ業界のLVMH」

2010年代に歌舞伎町のトップホスト“神7”に名を連ねた男がいた。源氏名は縁賀希蓮(えんがきれん)。ホストクラブでは誰よりも早く出勤し、誰よりもストイックに努力を重ね、シャンパンタワーの夜を駆け抜けた。

お金、名声、地位ーー欲しいものはすべて手に入れた。だが、心は空っぽだった。ふと蘇ったのは、かつて生死をさまよった交通事故の記憶と、444日かけて歩いた四国八十八箇所、そして“森翔太”(本名)という素の自分だった。

「人に支えられてきた人生だからこそ、恩返しをしたい」。そう決意した森が次に選んだ舞台は、美容業界。2018年、イスラエル発のスキンケアブランド「クリスティーナ」の日本総代理店としてクリスティーナジャパンを創業。またたく間に、年商20億円に迫るまで事業を成長させた。

「美容業界のLVMHを作る。誰も見たことのない景色を見せる」。ビューティビジネスの頂を目指す森は今、その挑戦への意志を自ら証明するかのように、世界最高峰・エベレストへの登頂に挑んでいる。

イスラエルの過酷な環境が生んだ
本物のコスメを“人の手”で届ける

WWD:まず、クリスティーナジャパンという会社について教えてください。

森翔太クリスティーナジャパン社長(以下、森):「クリスティーナ(CHRISTINA)」は、イスラエル発のスキンケアブランドです。砲撃や極度の乾燥といった過酷な環境で傷ついた兵士の肌を治すために生まれた製品には、科学と哲学が詰まっています。僕たちが届けたいのは、単なるスキンケアではありません。肌が変われば、自信が生まれ、未来が変わる。僕らは“人生に自信と希望を持てる未来”を売っているんです。

クリスティーナジャパンは、2018年に日本総代理店として事業をスタートしました。僕らが大切にしているのは、お客さま一人ひとりの悩みに寄り添い、その人生に伴走する存在であること。そのために、僕らは“カウンセリングコスメ”として専門のスタッフによる接客を徹底しています。

生死を分けた事故
「人に恩返しをしたい」

WWD:森社長は元ホストと聞きました。

森:はい。隠すことは何もありません。源氏名は縁賀希蓮(えんが・きれん)。大阪・心斎橋のホストクラブでナンバーワンになり、東京へ進出。“神7”と呼ばれる全国トップホストの一人に選ばれました。

WWD:それまでに、どんな紆余曲折が?

森:実は小学校時代は学級委員を務めるような真面目な子どもだったんです。ただ、中学に入って環境が一変しました。ラグビー部に入部したもののいじめに遭い、家庭でも両親が家庭内別居状態。家にも学校にも、自分の居場所がどこにもないと感じていました。そんなとき、姉の彼氏がヤンキーで、いつも僕を守ってくれた。その姿に憧れ、自分も暴走族に入り、バイクを乗り回すようになりました。

18歳で車の営業職に就いたんですが、超ブラック企業でした。朝7時集合、夜は10時〜12時まで勤務。片道1時間半をバイクで通う日々。ある日、疲労困憊の中で車で帰宅する途中、居眠り運転でトラックと衝突してしまったんです。

車は大破し、顔面にフロントガラスが突き刺さり、20〜30針を縫う大怪我を負いました。意識不明の重体で、警察には「生きているのが奇跡」と言われるほどの事故でした。

WWD:それは……壮絶ですね。

森:この事故で、自分の中に強烈に刻まれたんです。「この命は“生かされている命”なんだ」と。だったら人のため、社会のために使わないといけない。価値観が一気に変わりました。

事故の1カ月後、僕は四国八十八箇所の遍路に出ました。普通は車やバスで回る人が多いのですが、僕はあえて歩くことを選びました。444日かけて、路上やバス停、公園で寝泊まりしながら、自分の罪を償い、自分自身と徹底的に向き合う旅でした。

その旅の中で、やっぱり最後に気づかされたのは“家族”の存在でした。どれだけ反抗しても、どれだけ迷惑をかけても、最終的に自分を支えてくれたのは両親や兄弟でした。この人たちに恩返しがしたい。そのためには、世の中に貢献できる人間にならなければ。そう心に決めました。

“当たり前のこと”を実践
歌舞伎町のトップに

WWD:ホストという仕事を選んだ理由は?

森:当時の僕は、ほぼ中卒同然。社会に出たとき、選べる仕事は限られていました。けれど負けず嫌いな性格もあって、「どうせやるなら、ナンバーワンになってやる」と腹を括ったんです。僕にとってホストは、あくまで経営資金を貯めるための“手段”でした。

大阪・心斎橋でホストとして修行を始めたときは、とにかく“当たり前のこと”を誰よりも徹底しました。誰よりも早く店に入り、キャッチに立ち、トイレ掃除をして。そのスタンスで働き続け、入店からわずか1年でナンバーワンになったんです。大阪でも知らない人がいないほどの知名度を手に入れることができました。

WWD:それほどの短期間に、結果を出すことができたのはなぜ?

森:当時、僕が何度も読み返していたのが「7つの習慣」(スティーブン・R・コヴィー著)という本です。これは今でもクリスティーナジャパンの“バイブル”にしています。

この本に書かれている「求める前に与える」「靴を大事にする」「人が嫌がることを率先してやる」といった価値観は、ホスト時代に徹底的に自分に叩き込みました。先輩たちに「1年以内にナンバーワンになります」と宣言し、それを本当に実現したのも、こうした哲学を実践し続けた結果だと思っています。

大阪でやり切ったあとは、自然と次の舞台が見えてきました。それが東京。ホスト業界において、大阪と東京は「日本のプロ野球とメジャーリーグ」くらいの差がある。全国区で名前を知られるには、東京で結果を出すしかないと覚悟を決めました。

東京でも一つ一つ実績を積み上げ、“神7”と呼ばれる全国トップホスト7人に選ばれるまでになりました。目標としていたのは、ローランドさんや零士さんといった一流のホストたち。彼らの背中を追いながら、自分もストイックに挑戦を続けていました。

“全て”が手に入り
思い出した原点

WWD:ホストをずっと続けるという選択肢もあったのでは。

森:もちろんありました。実際、僕は“ストイックな自分”が大好きだったんです。人が遊んでいるときに働き、人が休んでいるときに努力している。そんな自分に酔っていたし、それが自信にもなっていた。

ホストとして、街を歩けばちやほやされる。お金も、地位も、名誉も手に入った。歌舞伎町では「会えるアイドル」を自称して、自己顕示欲も満たされていました。

でも、それでも心のどこかは満たされなかったんです。夜の世界で競い合い、勝つことだけに夢中になる日々。人生が狂っていくお客さんたちも目の当たりにしていました。自分は何のためにお金を稼ぎたかったんだろう。そんな問いが、ふと頭をよぎるようになりました。

WWD:そのとき、原点を思い出したんですね。

森:はい。交通事故で死にかけ、四国遍路を歩きながら、自分が決めた人生の目的。それは「恩返し」であり、「人の役に立つこと」だったはずだと。ホストとして、女性に支えられ、応援されてきた自分が次に挑戦すべきなのは、女性の人生を豊かにする仕事。そう思ったとき、自然と“美容”という答えにたどり着きました。

ホスト時代の後輩2人と一緒に、3人で会社を立ち上げました。最初は、妻が経営していたクリニック事業を手伝いながら、事業の土台をコツコツとつくっていきました。

その中で出合ったのが「クリスティーナ」でした。製品の背景や理念に共感し、日本でこのブランドを広げたいと強く思った。ちょうど日本総代理店権があると知り、「これを軸に勝負しよう」と決めたんです。

2018年、青山に借りたオフィスは、机もパソコンもない空っぽの部屋。社員は3人だけ。まさにゼロからのスタートでした。でも、届けたいものがある。叶えたい未来がある。そこだけは最初からブレていなかった。

経営に生きたホスト経験
「求める」前に「与える」

WWD:どのように事業を軌道に載せましたか?

森:正直、経営のことなんて何もわからなかった。完全に素人。でも、やりながら学ぶしかないと思って、とにかく行動し続けました。

初年度の売上目標は3億円。走りながらも軌道修正を重ね、結果的に5億円、7億円、10億円と右肩上がりに伸びていった。現在は日本で1000以上のクリニック・サロンで取り扱いがあり、年商20億円に迫る規模になっています。

WWD:成長を支えたものは?

森:間違いなく、製品そのものの力です。創業時に僕らが大きな広告を打ったことは一度もありません。それでも、有名な芸能人やモデルの方たちが「クリスティーナ」を自分で購入し、SNSで自然発信してくれたんです。

これはPRで仕掛けた“演出”ではありません。本当に使って、良いと思ってもらえたからこそ起きた現象でした。だからこそ、製品の説得力が世の中に伝わったのだと思います。

WWD:会社の組織づくりで大切にしていることは?

森:どれだけ商品が良くても、それだけでは限界がある。最終的にブランドを支えるのは“人の力”です。だから僕は、社員教育に特に力を入れています。僕たちは“カウンセリングコスメ”として、専門家による丁寧な接客を徹底しています。単に商品を売るのではなく、お客さまの肌と人生に寄り添う存在でありたいと思っているからです。

WWD:ホスト時代の経験は経営にどう生きていますか?

森:たくさんありますが、まずは「絶対にナンバーワンになる」という意識。大阪でホスト修行をしていたとき、僕は誰よりも早く出勤し、キャッチに立ち、トイレ掃除まで自ら進んでやっていました。当たり前のことを、誰よりも徹底する。これはビジネスの本質でもあるはずです。

もうひとつは、先ほども触れた「求める前に与える」という考え方。お客さまに対しても、社員に対しても、思いを先に読み、先に価値を提供するようにしている。すると信頼が生まれ、関係が育ち、もっと大きいものが返ってくる。

ホスト時代、僕は7年間、無遅刻・無欠勤で働きました。誰かに言われたからじゃない。自分との約束を守るためです。ストイックにやり抜く姿勢は、いま経営者としての僕の“芯”にもなっています。

誰よりもまず先に「自分が」挑戦

WWD:だからこそ、山に登る?

森:そうです。言葉だけで「挑戦しろ」と言っても、説得力はない。僕は“背中で語る”タイプなんです。だからこそ、自ら動き、実践する。昨年には標高8163mのマナスルに登頂しました。

酸欠で何度も吐き気に苦しんで、シャワーなんて数日に一度、ちょろちょろの水でもありがたかった。それでも、Wi-Fiがつながるときは現地から会社のビデオ会議にも参加しました。経営者は、どこにいても責任を果たさなければならないと思っているので。山頂では、「クリスティーナ」の美容液でしっかり肌を整えましたよ。当然のことでしょう。

そして、いよいよ4月15日から、世界最高峰・エベレストへの挑戦をスタートします。

WWD:エベレストの頂の先に、何を見るのでしょう?

森:まず、生きて帰ってきます。その上で、次は“日本一過酷なレース”と呼ばれる「トランスジャパンアルプスレース(TJAR)」への挑戦も考えています。北アルプス・中央アルプス・南アルプスを、8日間以内に自力で縦走するレースです。

WWD:会社としての構想は。

森:美容だけにとらわれない会社をつくっていきます。すでに飲食事業もスタートしていますし、今後はホールディングス体制への移行や、多ブランド展開も視野に入れています。

僕が目指すのは「美容業界のLVMH」です。単なるブランドの集合体ではなく、理念と哲学でつながる本物のグループをつくりたい。美容を軸にしながらも、社会に貢献し、価値を届け続ける会社を、本気でつくっていきます。まだ誰も見たことのない“頂”の景色を、この目で確かめにいく。これからも挑戦をやめることはありません。

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「ミズノ」と「ウィンダンシー」のコラボ第2弾が登場 スパイクレスゴルフシューズを発売

「ミズノ(MIZUNO)」は4月19日、「ウィンダンシー(WIND AND SEA)」とのコラボレーション第2弾のシューズ“MXR ウィンダンシー ゴルフ”を発売する。価格は2万6400円で、サイズは23cm〜29cm。「ウィンダンシー」東京、大阪、阪急梅田、公式オンラインストアとミズノショップ心斎橋、大阪茶町、京都四条、ミズノゴルフヨドバシ、公式オンラインストアで取り扱う。

第1弾コラボモデルをベースとしたゴルフシューズ

同シューズは、昨年11月に発売した第1弾のコラボモデル“MXR ウィンダンシー”のアッパー部分と、「ミズノ」のスパイクレスゴルフシューズである“ハザードエナジー ボア”のソールを組み合わせて製作。アッパーは「ウィンダンシー」の海や⾃然のイメージと、「ミズノ」の持つ広⼤な⼤地を⾛るイメージを融合し、海や⾃然の緑を表現したカラーパレットで用意する。ソールにはミッドソール全体に高反発ソール素材であるミズノエナジーを搭載し、歩行時の突き上げが少ないクッション性に優れた履き心地を実現。アッパーをはじめとした⼤きなパーツにはリネンとスエードをあしらい、サイドのランバードラインなど細部には刺しゅうを施した。

「ミズノ」×「ウィンダンシー」第2弾アイテム一覧

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「タワレコ仮面」が復活 「ラッドミュージシャン」×「タワーレコード」 2004年の伝説コラボTシャツが復刻

「ラッドミュージシャン(LAD MUSICIAN)」は、「タワーレコード(TOWER RECORDS)」とコラボレーションしたスペシャルアイテムを4月19日から順次、直営店舗とオンラインショップで発売する。今回のコラボは「ラッドミュージシャン」の30周年を記念したもので、ビッグTシャツ(1万2650円)やスーパービッグTシャツ(1万4300円)、トートバッグ(8250円)を展開する。

過去のコラボデザインを復刻

今回のコラボレーションでは、2004年にタワーレコードの別注として制作したTシャツを復刻する。フロントには、タワーレコードのシンボルであるビニールのレコードバッグを手で形作り、ツノや顔の輪郭、目の窪みなどを表現したグラフィックを配置。取っ手を口に見立てたユニークな「タワレコ仮面」デザインが特徴だ。バックには「LAD TOWER RECORDS MUSICIAN」のミックスロゴをプリント。シンプルながらも存在感のあるデザインに仕上げている。

サイズは、ビッグTシャツは42、44、46の3サイズ展開で、スーパービッグTシャツはフリーサイズ。カラーバリエーションはホワイト、アッシュグレー、モスグレー、ブラック×イエロー、ピンクベージュ、ダルイエローの6色だ。

5月中旬には、同じデザインを採用したトートバッグも登場。ブラック×イエロー、イエロー×レッドの2色展開。

タワレコ別注カラー

なお、タワーレコードのオンラインでは、別注カラーとしてブラック×レッドのスーパービッグTシャツとトートバッグを発売。4月21日正午から予約を開始し、Tシャツは4月24日から発売となる。

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「ネイルホリック」誕生10周年で全12商品を刷新 “つめ用ファンデ”の新色、ネイルオイルなどの新作登場

コーセーのネイルブランド「ネイルホリック(NAILHOLIC)」は誕生10周年を記念し、6月16日に全12種類のネイルアイテムをリニューアル発売する。素爪をきれいに見せる“つめ用ファンデ”シリーズの新製品や、くすみ系の新色、極細筆の“アートネイル”のほか、新作のトップコートやベースコート、ネイルオイルなどをラインアップする。

素爪を美しく補正する“つめ用ファンデ+”

“つめ用ファンデ”シリーズは、“つめ用ファンデ+”(5mL、各440円)にリニューアル。パーソナルカラーに合わせたベージュやピンクベージュなど、全20色を用意する。“ツヤ感アップ成分”が指先を艶やかに仕上げ、爪の表面を滑らかに整える。速乾性もアップし、ストレスフリーに美しい仕上がりをかなえる。

肌に血色感を与える“くすみカラーズ”

“くすみカラーズ”(5mL、各396円)は、くすんだ色味が特徴のピンク系やブルー系など、多彩な全15色が登場する。彩度の低いくすみカラーを爪に塗ることで、相対的に手指の彩度が上がって見え、肌に血色感を与えるという視覚効果も期待できる。シアーな発色で、重ねる回数で好みのニュアンスに調整できる。

極細筆でラインアートが楽しめる“アートネイル”

“アートネイル”(5mL、各440円)は、極細筆で思い通りのラインアートが簡単に楽しめるアイテムだ。カラーはシルバー、ゴールド、ブラックなど全5種。発色がよく乾きが早いため、繊細ラインもにじまずきれいに描ける。

トップコートは速乾タイプやラメ配合まで幅広く

トップコートは、ジェルネイルのようにぷっくりと仕上がる“ぷっくり トップコート”(5mL、440円)、マットな質感に変える“マット トップコート”(5mL、440円)、速乾性がアップする“速乾 トップコート”(5mL、440円)のほか、ラメをプラスする“ラメ トップコート”(5mL、各440円)や繊細な偏光パールをトッピングする“偏光パール トップコート”(5mL、各440円)を用意する。

“ラメ トップコート”は“大粒ラメ”や“グレイズド”、“繊細ゴールド”、“繊細シルバー”の4種を、“偏光パール トップコート”は“オーロラブルー”と“オーロラピンク”の2種をそろえる。

爪のケアに必須な“補強 ベースコート”やオイルなど

“補強 ベースコート”(5mL、各440円)は、薄爪を補強し、ネイルカラーの均一な広がりと持ちを高めるベースコート。艶仕上がりのクリアタイプと、色補整効果のあるコンシーラータイプの2種類をラインアップする。

ほか、ネイルカラーの上から塗るとネイルが素早く乾く“速乾オイル”(5mL、440円)、軽やかに広がってベタつかず爪や甘皮をケアする“キューティクルオイル L”(5mL、各440円)、こっくり濃密なオイルでしっとり美しい指先をかなえる“キューティクルオイル R”(5mL、440円)を発売する。

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櫻坂46の山﨑天を起用 「ゾフ」がサングラスの魅力を伝える新ウェブサイトを公開

「ゾフ(ZOFF)」は、新たにウェブサイト「アイパフォーマンス インスピレーション フロム サングラス(EYE PERFORMANCE INSPIRATION FROM SUNGLASSES)」を公開した。

第1弾コラボはRemi Takenouchi
モデルに山﨑天ら

同サイトは、アーティストとコラボし、サングラスの可能性や新たな楽しみ方を提案するもの。第1弾コラボは、スタイリストのRemi Takenouchiを起用し、“「ゾフ」に潜む新しい魅力”をスタイリングと演出で表現。モデルには、アイドルグループ、櫻坂46の山﨑天らを起用した。

Remi Takenouchiは、雑誌やCM、アーティストのMVなど、幅広く活躍、米津玄師や藤井風のスタイリングなどでも知られる。

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櫻坂46の山﨑天を起用 「ゾフ」がサングラスの魅力を伝える新ウェブサイトを公開

「ゾフ(ZOFF)」は、新たにウェブサイト「アイパフォーマンス インスピレーション フロム サングラス(EYE PERFORMANCE INSPIRATION FROM SUNGLASSES)」を公開した。

第1弾コラボはRemi Takenouchi
モデルに山﨑天ら

同サイトは、アーティストとコラボし、サングラスの可能性や新たな楽しみ方を提案するもの。第1弾コラボは、スタイリストのRemi Takenouchiを起用し、“「ゾフ」に潜む新しい魅力”をスタイリングと演出で表現。モデルには、アイドルグループ、櫻坂46の山﨑天らを起用した。

Remi Takenouchiは、雑誌やCM、アーティストのMVなど、幅広く活躍、米津玄師や藤井風のスタイリングなどでも知られる。

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「ナナミカ」が京都に関西で2店舗目となる直営店をオープン グラフィックデザイナー三重野龍との限定アイテムも

「ナナミカ(NANAMICA)」は4月26日、関西で2店舗目となる直営店を京都にオープンする。

新店舗は、代官山、神戸、福岡、ニューヨークに続く新たな店舗として京都に出店。京都の文化やライフスタイルに調和した、ブランドの世界観を体感できる空間に仕上げる。店頭では、“ユーティリティ(UTILITY)”と“スポーツ(SPORTS)”をキーワードに、ファッション性と機能性を兼ね備え、ジャンル、年齢、性別を超えたニュートラルなデザインのスタンダードウエアを展開する。

グラフィックデザイナー三重野龍との限定コラボアイテム

オープンを記念して、京都のグラフィックデザイナー三重野龍とコラボレーションした限定商品を発売。同氏のアートワークをプリントしたオーガニックコットン天竺のグラフィックTシャツ(1万1000円)とアートワークを刺繍した「ナナミカ」オリジナルのカバーリングコアヤーンチノクロスの“6パネルキャップ(1万1000円)”をラインアップする。

また1万2000円以上の購入者に、お香3種が入ったギフトボックスセットのノベルティを配布する。

■ナナミカ京都店

オープン日:2025年4月26日
住所:京都府京都市中京区手洗水町 647
営業時間:11:00~19:00

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「シロ」の“木頭ゆず”を使用したシリーズが定番品に 洗顔料と美容液が新作として登場

「シロ(SHIRO)」は4月17日、ブランドの新たな定番として、徳島県木頭地区で生産された“木頭ゆず”を使用したシリーズを発売する。洗顔料 “ゆずフェイスウォッシュ”(150mL、4730円)と美容液“ゆずオイルインセラム”(30mL、9350円)を新たにラインアップするほか、既に販売しているミスト化粧水“ゆずフェイスミスト”、“ゆずオイルインウォーター”は、精油の配合量を増やしてリニューアル。 同シリーズは、「シロ」の直営店および、公式オンラインストアで扱う。

“木頭ゆず”を余すことなく使った新定番
爽やかな香りに包まれながらスキンケアを

同シリーズに新たに仲間入りするのはフェイスウオッシュとオイルインセラムの2種。“ゆずフェイスウォッシュ”は、保湿力の高い果汁を配合することで皮脂汚れを落としながら、酸味と甘みのバランスが取れたフレッシュな香りを楽しめる。“ゆずオイルインセラム”は、果皮から取れる蒸留水や精油、果汁のほか、種子から取れるオイル、エキスに至るまで、“木頭ゆず”を贅沢にまるごと使用。種から抽出したとろみのあるエキスが肌を潤し、使うたびキメの整った健やかな肌へ導く。

また、すでに発売している同シリーズの“ゆずフェイスミスト”は、果皮から取れる精油量を約2.6倍に、“ゆずオイルインウォーター”は、精油量を約7.6倍に高めリニューアル。これまで以上に“木頭ゆず”の香りを追求した。

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コーセーの化粧崩れ防止“メイクキープパウダー”が進化 携帯に便利な“紙パウダー”も登場

コーセーは6月16日、化粧崩れ対策に特化した“メイク キープ”シリーズから、リニューアルしたフェイスパウダー“メイク キープ パウダー EX”(5g、1386円 ※編集部調べ、以下同)と、“メイク キープ オイルブロック 紙パウダー”(50枚入り、495円)を発売する。

“メイク キープ パウダー EX”は、同社のフェイスパウダー“メイク キープ パウダー”をアップデートしたもので、肌への密着度が高い“コーティング粉体”を新配合した。同成分が表情の動きによる化粧膜のよれを防ぐことで、膜のすき間から皮脂が広がることによるテカリの発生を防止する。ベースメイクの仕上げにサッとひと塗りするだけで、蒸し暑い環境でもサラサラ肌が長時間持続する。

化粧直しに便利な“紙パウダー”も登場

“メイク キープ オイルブロック 紙パウダー”は、あぶらとり紙にパウダーをコーティングした、1枚でテカりをさっと修正できる紙パウダー。軽く抑えるだけで余分な皮脂を吸収し、毛穴の凹凸をカバーしながら白浮き感のない自然な仕上がりを実現する。無香料で、持ち運びや化粧直しにも最適だ。

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ブルーボトルコーヒーと「マリメッコ」がコラボ 限定トートバッグやエプロン、マグなどを発売

「マリメッコ(MARIMEKKO)」は4月25日、ブルーボトルコーヒー(BLUE BOTTLE COFEE)とコラボレーションした限定アイテムやカフェメニューを発売する。ブルーボトルコーヒー公式オンラインストア及び青山店と福岡天神店を含む一部店舗で取り扱う。

グリーン×ブルーのウニッコ柄アイテム

同コラボは、“日々の習慣が生活を特別なものにする”という両ブランドに共通する信念やクラフツマンシップ、デザインを織り込んで誕生した。

限定アイテムは、モダンで洗練されたデザインのタンブラー(6600円)やコーヒーマグ(6050円)、エプレッソカップ&ソーサー(6600円)、コーヒースプーン(2750円)、トートバッグ(7700円)、ピンズ(3850円)、そしてアジア限定販売のエプロン(9900円)をラインアップ。プリント加工はフィンランド・ヘルシンキのマリメッコ社の工場で施し、ノルディック・グリーンとブルーボトルコーヒーのブルーを配色した。

アイテム一覧

シナモンロールが着想源のラテ

カフェメニューには、“マリメッコ ラテ”(819円)が4月25日〜5月16日までの期間限定で登場。シナモン、ハチミツ、バニラにほのかなオレンジゼストをブレンドし、フィンランドのシナモンロール、“コルヴァプースティ”を表現した。さらに、自宅で “マリメッコ ラテ”を再現できるレシピを同封した“リミテッドエディション クラフトインスタント エスプレッソジャー”(4860円)をウニッコ柄限定パッケージで販売する。取り扱いは、青山店と福岡天神店のみ。

また、ブルーボトルコーヒー青山店と福岡天神店では、ウニッコ柄が一面に飾られ、カフェの外観や店内を鮮やかに演出する。バリスタもウニッコ柄を全面に描いたエプロンを着用する予定だ。

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京都・祇園で暮らすように滞在する旅を提案 ルーフバルコニーも備えたアパートメントホテル「Minn 祇園鴨川」がオープン

最新テクノロジーで快適な滞在を提供するホテル運営会社のSQUEEZE(スクイーズ)は4月4日、京都市・東山区に「Minn(ミン)祇園鴨川」を開業。これにより、京都エリアでの同社運営施設は7施設となった。

「Minn 祇園鴨川」は、京都を代表する観光名所である祇園や清水寺へのアクセスに優れ、地下鉄東西線の三条駅から徒歩1分という好立地にある。最大53㎡までの多彩な客室タイプを備え、カップルやファミリー、グループ旅行など幅広いニーズに対応可能。一部の客室からは鴨川の美しい景観を楽しむことができ、シンプルでモダンなデザインながら自宅のように寛げる空間となっている。

祇園の町を一望できるルーフバルコニーや、IHコンロを設けたキッチンなどを備え、京都の歴史と文化が息づく町で、暮らすように滞在する特別な旅を体験できる。ミニマムな日本庭園が見える部屋や、和柄のデザインが施された部屋などもあり、外国人観光客の心もくすぐる仕様になっている。

「Minn」は、グループや家族の「みんな」と、宿泊施設を意味する「inn」を掛け合わせた言葉。大切な家族、友達、恋人と「みんなで一緒に泊まれる」をコンセプトとしたホテルブランドだ。キッチン付き25㎡以上の部屋を中心に、まるで家にいるような寛ぎの空間を提供している。

滞在中は現地スタッフに加え、24時間施設を見守るクラウドレセプションもゲストの旅を遠隔でサポート。スマホから事前にチェックイン登録を済ませることで、到着から滞在、出発までをできる限りシームレスに、簡単スピーディーにできるようにするなど、ストレスのない滞在を提案している。

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「ゴールデングース」の日本初上陸の新作バッグ 伊勢丹新宿店でお披露目へ

「ゴールデングース(GOLDEN GOOSE)」は4月16〜22日まで、伊勢丹新宿店本館でポップアップを開催し、日本初上陸の“ヴェネツィアバッグ”(11万4400〜14万6300円)と“ヴィータバッグ”(16万2800円)の2型をお披露目する。

“ヴェネツィアバッグ”は、伊・ベネチアのサンマルコ広場の幾何学的な建築に着想した。メタリックやパイソン柄、ビンテージ加工などさまざまな質感のレザーを使い、それぞれミドルサイズとスモールサイズの2型で用意する。“ヴィータバッグ”は、1960年代のスーツケース“マレッテリエトランク”にインスパイアした四角くコンパクトなフォルムが特徴。セージグリーン、バーガンディー、バター、ブラックの4色をラインアップする。

同ポップアップには、“コ・クリエイション(共同創作)”スペースも登場する。“ドリームメイカー”と名付けられたアーティストが、バッグにハンドペイントを施すほか、タッセルやバンダナ、チャームなどを用いたカスタマイズ体験を提供する。期間中、“ドリームメイカー”は毎日在廊する。

「ゴールデングース」は2000年、伊・ベネチアで誕生した。アイコン的存在となったスニーカーほか、アパレルやバッグ、アクセサリーなどを取り扱っている。イタリア産のモノ作り、ディテールへのこだわり、“lived-in(使い込んだような加工)”を特徴に掲げる。25年の現時点で、米国、欧州、中東、アジア太平洋地域に200以上の店舗を有す。

◾️「ゴールデングース」ポップアップ
期間:2025年4月16〜22日
会場:新宿伊勢丹本館1階
住所:東京都新宿区新宿3丁目14−1
電話番号:03-3352-1111

商品一覧

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「ゴールデングース」の日本初上陸の新作バッグ 伊勢丹新宿店でお披露目へ

「ゴールデングース(GOLDEN GOOSE)」は4月16〜22日まで、伊勢丹新宿店本館でポップアップを開催し、日本初上陸の“ヴェネツィアバッグ”(11万4400〜14万6300円)と“ヴィータバッグ”(16万2800円)の2型をお披露目する。

“ヴェネツィアバッグ”は、伊・ベネチアのサンマルコ広場の幾何学的な建築に着想した。メタリックやパイソン柄、ビンテージ加工などさまざまな質感のレザーを使い、それぞれミドルサイズとスモールサイズの2型で用意する。“ヴィータバッグ”は、1960年代のスーツケース“マレッテリエトランク”にインスパイアした四角くコンパクトなフォルムが特徴。セージグリーン、バーガンディー、バター、ブラックの4色をラインアップする。

同ポップアップには、“コ・クリエイション(共同創作)”スペースも登場する。“ドリームメイカー”と名付けられたアーティストが、バッグにハンドペイントを施すほか、タッセルやバンダナ、チャームなどを用いたカスタマイズ体験を提供する。期間中、“ドリームメイカー”は毎日在廊する。

「ゴールデングース」は2000年、伊・ベネチアで誕生した。アイコン的存在となったスニーカーほか、アパレルやバッグ、アクセサリーなどを取り扱っている。イタリア産のモノ作り、ディテールへのこだわり、“lived-in(使い込んだような加工)”を特徴に掲げる。25年の現時点で、米国、欧州、中東、アジア太平洋地域に200以上の店舗を有す。

◾️「ゴールデングース」ポップアップ
期間:2025年4月16〜22日
会場:新宿伊勢丹本館1階
住所:東京都新宿区新宿3丁目14−1
電話番号:03-3352-1111

商品一覧

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アイスタイルが新ビューティイベントを11月下旬に開催 「アットコスメ」恒例の“ベスコス”も期間中に発表

アイスタイルは、生活者とブランドに新たな出合いを創出する新イベント「東京ビューティウィーク2025」を11 月下旬に実施する。表参道や青山、原宿エリアを中心に開催予定だ。

「東京ビューティウィーク2025」は、美容業界内外との共創を通じて最新のビューティ体験を提供するイベント。「アットコスメ(@COSME)」のプラットフォーム内に留まらず、ブランドやメディア、街、他産業、行政などとコラボレーションすることで生活者とブランドに新たな出合いの場を作る。東京・原宿のイベントスペース、ヨドバシJ6ビルディングで体験型ポップアップを開催するほか、美容業界関係者向けのビジネスカンファレンスなどを実施予定だ。業界活性に加え、東京をグローバルにおける“ビューティの聖地”とすることを目指す。

遠藤宗社長は「『アットコスメ』の運営を通じ、これまで25年にわたってオンライン・オフラインの双方でビューティにまつわる情報や体験を提供してきた。今後は、“ビューティの世界をアップデートしながら、多くの人を幸せにしよう”というミッションの実現に向け、『アットコスメ』のプラットフォーム外での生活者とブランドの出合いを生み出す仕掛け作りや、さまざまなステークホルダーとの共創を積極的に推進していく」とコメントを寄せた。

なお、例年12月に発表する「アットコスメ ベストコスメアワード」および、2026年上半期のトレンド予測の発表もイベント期間中に行う。集計期間は24年11月1日〜25年10月31日となっていたが、24年11月1日〜2025年9月30日に変更する。「アットコスメ ベストコスメアワード」は、「アットコスメ」に寄せられた口コミ投稿をベースに、生活者が支持する製品をランキング形式で表彰するもの。トレンド予測は、「アットコスメ」の口コミや各店舗の売り上げ分析などの情報をもとに、次の半年間のトレンドをキーワード化して発表する。

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アイスタイルが新ビューティイベントを11月下旬に開催 「アットコスメ」恒例の“ベスコス”も期間中に発表

アイスタイルは、生活者とブランドに新たな出合いを創出する新イベント「東京ビューティウィーク2025」を11 月下旬に実施する。表参道や青山、原宿エリアを中心に開催予定だ。

「東京ビューティウィーク2025」は、美容業界内外との共創を通じて最新のビューティ体験を提供するイベント。「アットコスメ(@COSME)」のプラットフォーム内に留まらず、ブランドやメディア、街、他産業、行政などとコラボレーションすることで生活者とブランドに新たな出合いの場を作る。東京・原宿のイベントスペース、ヨドバシJ6ビルディングで体験型ポップアップを開催するほか、美容業界関係者向けのビジネスカンファレンスなどを実施予定だ。業界活性に加え、東京をグローバルにおける“ビューティの聖地”とすることを目指す。

遠藤宗社長は「『アットコスメ』の運営を通じ、これまで25年にわたってオンライン・オフラインの双方でビューティにまつわる情報や体験を提供してきた。今後は、“ビューティの世界をアップデートしながら、多くの人を幸せにしよう”というミッションの実現に向け、『アットコスメ』のプラットフォーム外での生活者とブランドの出合いを生み出す仕掛け作りや、さまざまなステークホルダーとの共創を積極的に推進していく」とコメントを寄せた。

なお、例年12月に発表する「アットコスメ ベストコスメアワード」および、2026年上半期のトレンド予測の発表もイベント期間中に行う。集計期間は24年11月1日〜25年10月31日となっていたが、24年11月1日〜2025年9月30日に変更する。「アットコスメ ベストコスメアワード」は、「アットコスメ」に寄せられた口コミ投稿をベースに、生活者が支持する製品をランキング形式で表彰するもの。トレンド予測は、「アットコスメ」の口コミや各店舗の売り上げ分析などの情報をもとに、次の半年間のトレンドをキーワード化して発表する。

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松屋、年間売上高が過去最高の1371億円 33年ぶりの更新

松屋の2025年2月期連結業績は、売上高に相当する総額売上高が前期比19.3%増の1371億円で、1992年以来33年ぶりに過去最高を更新した。営業利益は同50.8%増の44億円、純利益は同9.4%減の23億円だった。

旗艦店である銀座本店の総額売上高は、前期比20.3%増の1224億円。館の売り上げレコードを32年ぶりに更新した前期を、さらに上回った。業績をけん引したのは訪日客で、免税売上高は同71%増の577億円。特に中国本土客の伸長が顕著で、売上高は19年比168%増の384億円、客数は同24%増の19.9万人だった。国慶節や春節など大型連休に合わせた施策強化が功を奏した。

銀座店の国内客売上高は、前期比5%減の648億円だった。ID顧客(外商カードや松屋クレジットカードなどの会員)の売上高は268億円で横ばいだったものの、非ID顧客が同8%減の379億円と鈍化。価格高騰のあおりを受け、ラグジュアリーブランドの国内客売上高は前年比17%減まで落ち込んだ。

トランプ関税による影響は「そこまで大きくない」

26年2月期の連結業績予想は、総額売上高が前期比3.5%増の1420億円、営業利益は同10.8%減の40億円、純利益は同3.5%減の23億円。減益予想は、グループ全体で成長に向けた投資を増やすため。トランプ関税による影響については、予想するのは難しいとしながらも、「製造業と比べると影響は大きくない。あるとすれば価格が上昇するくらい。ともあれ、為替や株価、景気動向に注視する必要がある」と森田一則 取締役専務執行役員。5月には、銀座店の100周年を記念した、限定品の発売や特別なコラボ、催事の実施を予定する。

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パナソニックから2種のEMS新搭載のかっさ型美顔器 専用ポーチのプレゼントキャンペーンも

パナソニックは5月1日、2種のEMSを新搭載したかっさ型EMS美顔器“バイタリフト かっさ(EH-SP86)”(3万6630円※編集部調べ)を発売する。リフトアップに加え、化粧ノリの良さや透明感などにアプローチする。

“バイタリフト かっさ”は、エステティシャンの手と指を模したかっさ形状にEMSを搭載した美顔器。2022年の発売以来、手軽に表情筋をトレーニングできることから人気を博し、販売台数計画比は約1.3倍(※同社調べ/22年6月~24年12月)と好調に推移した。「目元の際など細かいところをケアしたい」「より進化したEMSで表情筋をトレーニングしたい」という顧客の声を受け、今回の製品を開発。2種のEMSにかっさ形状を組み合わせ、フェイスラインに滑らせるだけの“全方位リフトケア”をかなえる。

“EH-SP86”は、2種のEMSで表情筋をトレーニングする独自開発の新技術「かっさリフトテクノロジー」を搭載。肌表面をタッピングするエステの手技に学んだ「ソフトエクササイズEMS」と、2つの波形を組み合わせ、深く広い刺激を実感できる「デュアルダイナミックEMS MIX」の2ステップで表情筋に働きかける。さらに、従来品“EH-SP85”では2つだったEMS電極を4つに倍増。複合的なEMS出力を実現するほか、カーブ先端の電極の位置を8mm高くすることで目元の際まで当てやすい電極配置にパワーアップした。

なお、ニットブランド「ケイエヌティサンロクゴ(KNT365)」とコラボレーションした“バイタリフト かっさ”専用ポーチを抽選でプレゼントする期間限定のキャンペーンを実施する。正規取り扱い店舗での“バイタリフト かっさ(EH-SP86)”の購入および、CLUB Panasonicの会員登録(※無料)、ウェブからの応募が条件だ。購入期間は6月30日まで、応募期間は7月15日の16:59まで。

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パナソニックから2種のEMS新搭載のかっさ型美顔器 専用ポーチのプレゼントキャンペーンも

パナソニックは5月1日、2種のEMSを新搭載したかっさ型EMS美顔器“バイタリフト かっさ(EH-SP86)”(3万6630円※編集部調べ)を発売する。リフトアップに加え、化粧ノリの良さや透明感などにアプローチする。

“バイタリフト かっさ”は、エステティシャンの手と指を模したかっさ形状にEMSを搭載した美顔器。2022年の発売以来、手軽に表情筋をトレーニングできることから人気を博し、販売台数計画比は約1.3倍(※同社調べ/22年6月~24年12月)と好調に推移した。「目元の際など細かいところをケアしたい」「より進化したEMSで表情筋をトレーニングしたい」という顧客の声を受け、今回の製品を開発。2種のEMSにかっさ形状を組み合わせ、フェイスラインに滑らせるだけの“全方位リフトケア”をかなえる。

“EH-SP86”は、2種のEMSで表情筋をトレーニングする独自開発の新技術「かっさリフトテクノロジー」を搭載。肌表面をタッピングするエステの手技に学んだ「ソフトエクササイズEMS」と、2つの波形を組み合わせ、深く広い刺激を実感できる「デュアルダイナミックEMS MIX」の2ステップで表情筋に働きかける。さらに、従来品“EH-SP85”では2つだったEMS電極を4つに倍増。複合的なEMS出力を実現するほか、カーブ先端の電極の位置を8mm高くすることで目元の際まで当てやすい電極配置にパワーアップした。

なお、ニットブランド「ケイエヌティサンロクゴ(KNT365)」とコラボレーションした“バイタリフト かっさ”専用ポーチを抽選でプレゼントする期間限定のキャンペーンを実施する。正規取り扱い店舗での“バイタリフト かっさ(EH-SP86)”の購入および、CLUB Panasonicの会員登録(※無料)、ウェブからの応募が条件だ。購入期間は6月30日まで、応募期間は7月15日の16:59まで。

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BLACKPINKジェニーはホットなウエスタンスタイルで登場 「コーチェラ2025」

アメリカ最大級の音楽フェス「コーチェラ・ヴァレー・ミュージック・アンド・アーツ・フェスティバル 2025(Coachella Valley Music and Arts Festival 2025)」(以下、「コーチェラ」)が4月11日(現地時間、以下同)、米カリフォルニア州インディオで開幕した。14日には、BLACKPINKのジェニー(Jennie)が、初めて「コーチェラ」でのソロパフォーマンスを披露。ウエスタンスタイルの衣装でアウトドアシアターのステージに登場した。

 

ジェニーは、「ジョルジュオベイカ(GEORGES HOBEIKA)」2025-26年秋冬コレクションから、クロコダイルのエンボス加工が施されたジャケットに、同色のブラトップ、カスタムのミニショーツを合わせた。

 

また、「ディドゥ(DIDU)」2025年春夏コレクションから、ゆるっとしたロングブーツ、「ケイト・ケイト(KATE CATE)」のクロコダイルのエンボス加工で仕立てたバーガンディーのベルト3本、「アクネ ストゥディオズ(ACNE STUDIOS)」のサングラスを合わせてコーディネートした。

ジェニーは、「マントラ」「F.T.S.」「Zen」を含む全12曲をパフォーマンスし、サプライズでカリ・ウチス(Kali Uchis)とコラボレーションした「Damn Right」も披露。ウチスは、ジェニーに合わせ、レザーコルセットのミニドレスに同色のブーツというディープレッドのコーデで登場した。

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BLACKPINKジェニーはホットなウエスタンスタイルで登場 「コーチェラ2025」

アメリカ最大級の音楽フェス「コーチェラ・ヴァレー・ミュージック・アンド・アーツ・フェスティバル 2025(Coachella Valley Music and Arts Festival 2025)」(以下、「コーチェラ」)が4月11日(現地時間、以下同)、米カリフォルニア州インディオで開幕した。14日には、BLACKPINKのジェニー(Jennie)が、初めて「コーチェラ」でのソロパフォーマンスを披露。ウエスタンスタイルの衣装でアウトドアシアターのステージに登場した。

 

ジェニーは、「ジョルジュオベイカ(GEORGES HOBEIKA)」2025-26年秋冬コレクションから、クロコダイルのエンボス加工が施されたジャケットに、同色のブラトップ、カスタムのミニショーツを合わせた。

 

また、「ディドゥ(DIDU)」2025年春夏コレクションから、ゆるっとしたロングブーツ、「ケイト・ケイト(KATE CATE)」のクロコダイルのエンボス加工で仕立てたバーガンディーのベルト3本、「アクネ ストゥディオズ(ACNE STUDIOS)」のサングラスを合わせてコーディネートした。

ジェニーは、「マントラ」「F.T.S.」「Zen」を含む全12曲をパフォーマンスし、サプライズでカリ・ウチス(Kali Uchis)とコラボレーションした「Damn Right」も披露。ウチスは、ジェニーに合わせ、レザーコルセットのミニドレスに同色のブーツというディープレッドのコーデで登場した。

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JR代々木駅付近にロッカクアヤコの巨大壁画が出現 渋谷区の一時避難場所周知のため

シブヤ・アートプロジェクトは、渋谷区の定めた一時避難場所の位置をアートを通じて発信するため、JR代々木駅付近の青山街道架道橋にロッカクアヤコの幅合計50メートルに及ぶ大型壁画を設置した。

シブヤ・アートプロジェクトは、災害時の一時退避場所と避難経路を来街者に周知する目的で、2017年に渋谷区が発足させた。2024年には、リブランディングに伴い、米サンフランシスコのアーティスト、バリー・マギー(Barry McGee)による壁画、写真家の森山大道の写真作品に続き、日本の壁画アーティスト、ヒトツキ(HITOTZUKI)の壁画作品を完成させた。

今回ロッカク氏は、同氏の代表的なイメージであるカラフルな色がひしめき合う世界の中に、少女や動物的なモチーフが登場する軽やかな作品を制作。レンガ造りの少し薄暗い印象のガード下に、街行く人の気持ちを明るくするような、春を彩る色があふれる作品が登場する。

PROFILE: ロッカクアヤコ/アーティスト

ロッカクアヤコ/アーティスト
PROFILE: 千葉県出身、ポルト、ベルリン、東京の3都市を拠点に活動するアーティスト。村上隆主宰のアート・イベント、“GEISAI”に参加し、2006年にスカウト賞を受賞。2011年にオランダのクンストハレ美術館、2012年にスロバキアのメレンスティーン・ダヌビアーナ美術館、そして2020年に千葉県立美術館で個展を開催した。2025年5月にはスペインの国立ティッセン=ボルネミッサ美術館で個展を開催予定。

プロジェクト概要

◾️ロッカクアヤコによる壁画

展示場所:青山街道架道橋
住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷4-31

壁画に最寄りの一時退避場所:明治神宮・代々木公園一帯
住所:東京都渋谷区代々木神園町2-1

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JR代々木駅付近にロッカクアヤコの巨大壁画が出現 渋谷区の一時避難場所周知のため

シブヤ・アートプロジェクトは、渋谷区の定めた一時避難場所の位置をアートを通じて発信するため、JR代々木駅付近の青山街道架道橋にロッカクアヤコの幅合計50メートルに及ぶ大型壁画を設置した。

シブヤ・アートプロジェクトは、災害時の一時退避場所と避難経路を来街者に周知する目的で、2017年に渋谷区が発足させた。2024年には、リブランディングに伴い、米サンフランシスコのアーティスト、バリー・マギー(Barry McGee)による壁画、写真家の森山大道の写真作品に続き、日本の壁画アーティスト、ヒトツキ(HITOTZUKI)の壁画作品を完成させた。

今回ロッカク氏は、同氏の代表的なイメージであるカラフルな色がひしめき合う世界の中に、少女や動物的なモチーフが登場する軽やかな作品を制作。レンガ造りの少し薄暗い印象のガード下に、街行く人の気持ちを明るくするような、春を彩る色があふれる作品が登場する。

PROFILE: ロッカクアヤコ/アーティスト

ロッカクアヤコ/アーティスト
PROFILE: 千葉県出身、ポルト、ベルリン、東京の3都市を拠点に活動するアーティスト。村上隆主宰のアート・イベント、“GEISAI”に参加し、2006年にスカウト賞を受賞。2011年にオランダのクンストハレ美術館、2012年にスロバキアのメレンスティーン・ダヌビアーナ美術館、そして2020年に千葉県立美術館で個展を開催した。2025年5月にはスペインの国立ティッセン=ボルネミッサ美術館で個展を開催予定。

プロジェクト概要

◾️ロッカクアヤコによる壁画

展示場所:青山街道架道橋
住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷4-31

壁画に最寄りの一時退避場所:明治神宮・代々木公園一帯
住所:東京都渋谷区代々木神園町2-1

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大阪万博で26年ミラノ・コルティナ冬季五輪の聖火トーチを披露 イタリア館で展示中

大阪・関西万博の開幕翌日となる4月14日、イタリア館で、2026年2月に開幕するミラノ・コルティナ冬季オリンピック・パラリンピックの聖火リレー用トーチがお披露目された。発表イベントには、イタリアの元フィギュアスケート選手で、14年のソチ冬季五輪銅メダリストであるカロリーナ・コストナーさんらも特別ゲストとして登壇。イタリア館では万博期間中、トーチを一般展示している。

ミラノ・コルティナ冬季オリンピック・パラリンピックの大会組織委員会は、万博での発表と同日に、ミラノで開催中のトリエンナーレでもトーチを公開。“エッセンシャル”と名付けられたトーチは、オリンピック用が青緑、パラリンピック用がブロンズの玉虫色で、デザインの国、イタリアらしいミニマルでモダンなデザインとなっている。主に再生アルミニウムと真鍮合金を使用し、バーナーには使用済み食用油や農業廃棄物などからの再生燃料を使用予定という。

大会組織委員会はトーチの公開に合わせて、聖火リレーのルートも発表した。オリンピックの聖火リレーは、11月26日にギリシャ・オリンピアで採火し、12月6日からイタリア国内でリレーを行う。パラリンピックの聖火は、パラリンピックの起源とされる英ストーク・マンデビルで2月24日に採火し、リレーを行う。

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「メゾン マルジェラ」“レプリカ”から夏の新作 爽やかなオレンジの香り

 

「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」は6月5日、フレグランス“レプリカ”から新作“オードトワレ ネバーエンディング サマー”(10mL、5280円/30mL、1万1880円/100mL、2万3540円※編集部調べ)を発売する。「メゾン マルジェラ」店舗および公式オンラインストアなどで取り扱う。

“ネバーエンディング サマー”は、 イタリア語で“甘い生活”を意味する“ラ・ドルチェ・ヴィータ”をオマージュ。輝くアマルフィ海岸をイメージした爽やかさと明るさを併せ持つ香りで、夏の自由で開放的な精神を表現した。

太陽が照らすアマルフィオレンジの香り

トップには、爽やかなスプリッツアコード、フレッシュなビターオレンジエッセンス、ペッパーデュエットを調合し、ミドルには、アールグレイアコード、カルダモンハート、マスカードエッセンス、ジンジャーエッセンスを加えスパイシーに。ベースには、ハートベチバー、ハートシダー、パチュリエッセンスで太陽の光を浴びた大地と、青々とした柑橘類の木立を彷ふつとさせる香りに仕上げた。

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「メゾン マルジェラ」“レプリカ”から夏の新作 爽やかなオレンジの香り

 

「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」は6月5日、フレグランス“レプリカ”から新作“オードトワレ ネバーエンディング サマー”(10mL、5280円/30mL、1万1880円/100mL、2万3540円※編集部調べ)を発売する。「メゾン マルジェラ」店舗および公式オンラインストアなどで取り扱う。

“ネバーエンディング サマー”は、 イタリア語で“甘い生活”を意味する“ラ・ドルチェ・ヴィータ”をオマージュ。輝くアマルフィ海岸をイメージした爽やかさと明るさを併せ持つ香りで、夏の自由で開放的な精神を表現した。

太陽が照らすアマルフィオレンジの香り

トップには、爽やかなスプリッツアコード、フレッシュなビターオレンジエッセンス、ペッパーデュエットを調合し、ミドルには、アールグレイアコード、カルダモンハート、マスカードエッセンス、ジンジャーエッセンスを加えスパイシーに。ベースには、ハートベチバー、ハートシダー、パチュリエッセンスで太陽の光を浴びた大地と、青々とした柑橘類の木立を彷ふつとさせる香りに仕上げた。

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キャラクターTシャツ“マルシー”第2弾 ミッキー、ドナルドなど5種を各100枚限定で「GR8」で先行販売

キャラクターTシャツに特化したプロジェクト“マルシー(MALCI)”は第2弾となるTシャツ4月19日に「グレイト(GR8)」で先行発売する。今回は現行デザインのミッキーマウス、ミニーマウスに加え、ドナルドダック、デイジーダック、ヒューイ・デューイ・ルーイの5種を展開。サイズはS〜XXLをそろえ、各100枚限定で、価格は9900円で販売する。「グレイト」で販売後、後日、オンラインサイト「NEVER ON SALE」での販売も予定している。

今回は、デイジーダックやヒューイ・デューイ・ルーイといった、デザインの中心になる機会の少ないキャラクターも登場しているのが特徴だ。“マルシー”は、“キャラクターが主役”というプロジェクトテーマを掲げ、表面上のデザインは至ってシンプルにキャラクターの定番ポーズをプリント。しかしながらシンプルなだけではなく、採用するキャラクター種類の豊富さから、お気に入りのキャラクターとの出会い、豊富なTシャツのボディサイズ展開から、好みのシルエットでの着用が可能に。さらにはタグにキャラクターネームを刺しゅうすることでキャラクターを主役に引き立てる。

シルクスクリーンプリントを採用することで、着用や洗濯を繰り返す中でプリントが割れたり褪せたりする経年変化も楽しめる仕様となっている。

ミッキーマウス

ミニーマウス

ドナルドダック

デイジーダック

ヒューイ・デューイ・ルーイ

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キャラクターTシャツ“マルシー”第2弾 ミッキー、ドナルドなど5種を各100枚限定で「GR8」で先行販売

キャラクターTシャツに特化したプロジェクト“マルシー(MALCI)”は第2弾となるTシャツ4月19日に「グレイト(GR8)」で先行発売する。今回は現行デザインのミッキーマウス、ミニーマウスに加え、ドナルドダック、デイジーダック、ヒューイ・デューイ・ルーイの5種を展開。サイズはS〜XXLをそろえ、各100枚限定で、価格は9900円で販売する。「グレイト」で販売後、後日、オンラインサイト「NEVER ON SALE」での販売も予定している。

今回は、デイジーダックやヒューイ・デューイ・ルーイといった、デザインの中心になる機会の少ないキャラクターも登場しているのが特徴だ。“マルシー”は、“キャラクターが主役”というプロジェクトテーマを掲げ、表面上のデザインは至ってシンプルにキャラクターの定番ポーズをプリント。しかしながらシンプルなだけではなく、採用するキャラクター種類の豊富さから、お気に入りのキャラクターとの出会い、豊富なTシャツのボディサイズ展開から、好みのシルエットでの着用が可能に。さらにはタグにキャラクターネームを刺しゅうすることでキャラクターを主役に引き立てる。

シルクスクリーンプリントを採用することで、着用や洗濯を繰り返す中でプリントが割れたり褪せたりする経年変化も楽しめる仕様となっている。

ミッキーマウス

ミニーマウス

ドナルドダック

デイジーダック

ヒューイ・デューイ・ルーイ

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「エムエム6 メゾン マルジェラ」×「サロモン」 ランニングウエアや新作シューズ“スペクター 2”を発売

「エムエム6 メゾン マルジェラ(MM6 MAISON MARGIELA)」は、「サロモン(SALOMON)」とのコラボレーションによる新作を発売する。第1弾は4月17日から、第2弾は5月8日から全国の「エムエム6 メゾン マルジェラ」ストアと公式オンラインストア、一部のセレクトショップで取り扱う。

コラボの新作は「エムエム6 メゾン マルジェラ」の2025年春夏“アヴァン・プルミエール(Avant-Premiere)”コレクションで発表。「サロモン」の技術と「エムエム6 メゾン マルジェラ」の美的感覚を融合したアイテムを、オールジェンダーに向けて展開する。

新たに開発したロードランニングシューズ“スペクター 2”

第1弾では、スポーツウェアのシルエットをカジュアルにアップデートしたランニングウエアを中心にラインアップ。素材には薄手のウィンドブレーカーナイロンやアセテートランニングファブリック、軽量のシームレスファブリックを採用し、ディープブラックとジェダイトグリーンの2色で展開する。胸にコラボのロゴを配した“MA-1ボンバージャケット”(11万円)、ロゴ入りのTシャツ(4万7000円)、ボディマッピング技術を採用したランニングショーツ(5万4000円)などをそろえる。このほかに、今回のコラボのために新たに開発した「サロモン」のロードランニングシューズ“スペクター 2(Spectur 2)”(6万円)のブラックを用意するほか、“エックス・ティ・フォー ミュール(XT-4 Mule)”(6万7000円)の新色ウルトラマリンを用意する。

第2弾では、“スペクター 2(Spectur 2)”のシーフォームグリーンと“エックス・ティ・フォー ミュール(XT-4 Mule)”のホワイトとベージュヘイズの新色をそろえるほか、“XT-15バックパック”が登場する。

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「ジル サンダー」から新たなアイコンバッグ“エルドラルド”が登場 

 

「ジル サンダー(JIL SANDER)」は新しいアイコンバッグ“エルドラルド(Eldorado)”(全4色)を発売する。「ジル サンダー」公式オンラインストア及び直営店舗で4月中旬から取り扱う。

同アイテムは、多用途性を念頭にデザインされ、丸みを帯びた底部とバランスの取れたフォームで、“対比の中にある均衡”という美を表現した。また、波のように有機的なフォームの金具はファインジュエリーに着想を得ており、宝箱を開けるかのような開閉の感触をもたらす。

カラーは、クラシックなブラック、深みのあるマホガニー、柔らかなリンデン、そして大胆なパイソンプリントの4色を用意。価格は、ミディアムサイズのブラックが48万1800円、スモールサイズはパイソンプリントが31万6800円、マホガニーとリンデンが32万7800円だ。

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17年続いた「メイド オブ オーガニクス」を「だいじょうぶなもの」に集約 人気のオーラル、デオドラント製品など継承

たかくら新産業はオーガニックライフスタイルブランド「メイド オブ オーガニクス(MADE OF ORGANICS)」を “オーガニックプリベンションフード(有機予防食品)”という考えで製品をそろえる「だいじょうぶなもの」に集約する。これを機に、日本だけでなく海外展開も視野に入れる。

「メイド オブ オーガニクス」は2008年に誕生。たかくら新産業の高倉健社長の家族が大病し、「安心して使用できる製品を手掛けたい」と感じたことから開発した。主力製品の歯磨き粉やロールオンのデオドラントをはじめとする全てのパッケージにはオーガニック原料比率をパーセンテージで表記するなど、安心・安全な製品を手掛けてきた。「コロナ禍を経て、消費者のモノを選ぶ基準が変わった。従来は“最高品質”を求めてオーガニック製品を選んでいた人が、今は“安心できるもの”を重視するようになっている。さらに、オーガニックよりビーガンを優先する人も増えている」ことから、天然原料にこだわる「だいじょうぶなもの」に一本化することを決めた。

“怒り”発祥のブランドから“ありがとう”が原点のブランドへ

高倉社長は、「『メイド オブ オーガニクス』はオーガニック製品とうたいながら実際には一部の成分しかオーガニックではない製品が多いという状況に対する“怒り”が出発点だった。一方『だいじょうぶなもの』は“ありがとう”のエネルギーを原点としている。これからは、感謝の思いを込めてモノ作りに取り組んでいきたい」と語る。そうした“ありがとう”の気持ちを軸に、誰もが日常で安心して使えるケアアイテムを展開していく。ブランドの核となるのは、「大切な人に“だいじょうぶ”と言えるものかどうか」という視点。全ての製品で植物由来原料を使用し、アレルギーリスクや肌への刺激にも配慮する。

「メイド オブ オーガニクス」で展開していた好調アイテムの一つである、オーラルケア“マグネシウム オーラルケア”シリーズを4月から販売。オーストラリアの塩湖由来のミネラルを配合した100%自然由来成分の歯磨き粉(全3種、880〜1760円)とマウスウォッシュ(200mL、1980円)をそろえる。そのほか、植物由来の消臭成分ノニエキス配合した自然由来成分100%のワキ用美容液“だいじょうぶなもの DE ロールオン”(全3種、各50mL、各1760円)や、入浴剤、ファブリックスプレーなども扱う。

高倉社長は「“だいじょうぶ”という言葉に込めたのは、プロダクトとしての機能性と情緒価値の両立。従来のオーガニックやナチュラルといった枠組みを超え、生活者に寄り添う“新しいスタンダード”を目指す。今後は日本だけではなくグローバル展開も加速する」と語る。市場の価値基準が多様化する中で、“安心・安全”を起点としたブランドの再定義に挑む。

「だいじょうぶなもの」とは

「大切な人に心から“だいじょうぶ”と手渡せる製品」をコンセプトに、2019年にスタート。自然栽培、野生、オーガニックの原料を使うこと、化学的な保存料・着色料・香料・白砂糖・人工甘味料などを一切使用しないこと、自然の力を活かした作物や製品作りをしている生産者を応援すること、第三者機関(医療機関・大学・研究所等)のエビデンスをとり、過酷な現代社会に生きる心身の健康を取り戻す手伝いをすること、などをミッションに掲げ製品を展開する。23年4月に発売した“百年はちみつのど飴”は月5万個を売り上げるほどヒット製品となっている。

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「ウィンダンシー」が映画「E.T.」とのコラボアイテムを発売 80年代ムードを再現

 

「ウィンダンシー(WIND AND SEA)」は4月20日まで、映画「E.T.」とコラボレーションしたカプセルコレクションを同ブランド公式オンラインストアで限定予約販売している。また同期間、クラシックバイク型電動アシスト自転車“アーバンドライブスタイル(URBAN DRIVE STYLE)”とのコラボ限定デザインでマットブラックカラーの機体(59万4000円)の受注も行う。

同コレクションは、1982年公開の「E.T.」に登場する赤いパーカーをキーアイテムに採用。また、コレクション全体の象徴としても再解釈し、同映画が公開された80年代当時のグラフィックや色使い、素材感を現代のストリートウエアに落とし込んだ。

アパレルアイテムは、映画の印象的なシーンをモチーフに、ビンテージ風Tシャツ(1万1000円)、ラグランTシャツ(1万4300円)、BMXシーンフーディー(2万3100円)、フレアデニム(3万3000円)、缶バッジ付きキャップ(1万1000円)をラインアップ。また、ステッカー(2200円)やキーホルダー(3300円)、缶バッジ(1650円)など、当時の映画グッズを彷ふつとさせるアクセサリーも用意する。

さらに、スティーヴン・スピルバーグ(Steven Spielberg)監督が当時着用していたキャップをモチーフにした復刻デザインのキャップ(9900円)も登場する。

アイテム一覧

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三陽商会、10年後に「売上高1000億円」 大江社長が描くリアリスティックな成長シナリオ


三陽商会の2025年2月期連結業績は、売上高が前期比1.3%減の605億円、営業利益は同10.9%減の27億円、純利益は43.7%増の40億円だった。大幅な最終増益には、投資有価証券の売却など営業外収益が寄与した。

コロナ禍明けのリベンジ消費の反動減、冬物販売の最盛期である10月の高気温などが減収要因となったが、正価販売による粗利率の改善、販管費コントロールなどが奏功し、営業利益は計画値をクリアした。

新中期経営計画を始動

25年2月期決算発表に合わせ、新中期経営計画を発表した。3年後の28年2月期に売上高700億円、営業利益50億円を目標に掲げ、10年後となる35年には売上高1000億円、営業利益率10%の達成を目指す長期ビジョンを掲げた。

ブランド事業においては、「マッキントッシュ フィロソフィー(MACKINTOSH PHILOSOPHY)」「ブルーレーベル/ブラックレーベル・クレストブリッジ(BLUE LABEL/BLACK LABEL CRESTBRIDGE)」などの基幹7ブランドでそれぞれ売上高100億円規模の体制を構築。アッパーミドル市場での競争優位性を高めるべく、全社横断の「商品開発委員会」を核として、三陽商会の強みである「高品位・高品質・高付加価値」をキーワードとした商品開発を押し進める。

販路戦略では直営店・ECの拡大を進める。特にECはプロパー販売強化とOMO施策による実店舗との連動を強化する。この3月には自社EC専用ブランド「ビアンカ(BIANCA)」をローンチするなど、若年層や新規客の取り込みを目指す。EC売上高は3年後に100億円超を計画する。

さらに成長投資として、M&Aに最大100億円を投入。雑貨・子供服・ペット用品などの新規カテゴリーへの進出や、越境EC・卸売・戦略パートナーとの協業を通じた海外展開にも注力する。

粗利率改善と在庫コントロール
基本を磨いた先にある“1000億円”

とはいえ成長戦略の根幹にあるのは、大江社長が2021年の就任以後一貫して実践し、黒字化への道筋をつけた「正価販売による粗利率改善」「インベントリー(在庫)コントロール」といった施策だ。派手さはない。だが大江社長は、「売上高1000億円」という目標が、これらアパレルビジネスの基本を磨き続けた先にある現実的な目標であると強調する。

「単なる“背伸び”ではない。これまでの構造改革で築いた収益基盤をベースに、ブランド価値の最大化と事業領域の拡張で、地に足のついた飛躍を目指す。オーガニックグロースのためには、単に在庫を積めばいいわけではない。徹底した在庫管理と販売力強化が両輪でなければ、持続的成長はあり得ない」。仕入れと繰越在庫の抑制や、MDサイクルの短縮による柔軟な商品投入を継続しつつ、プロパー販売比率は2028年2月期に70%(現状64%)まで高める方針だ。

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J.フロント中計2年前倒しで達成 小野社長「外的要因が大きいのも事実」

J.フロント リテイリング(JFR)の2025年2月期連結業績は、売上高に相当する総額売上高が前期比10.1%増の1兆2683億円、営業利益が同35.2%増の581億円、純利益が同38.5%増の414億円だった。全項目で過去最高を更新した。同社が重点項目とする事業利益は534億円で、中期経営計画の最終年度27年2月期の目標520億円を前倒しで達成した。

大丸と松坂屋の百貨店事業は、インバウンド(訪日客)の購買が貢献した。免税売上高は24年2月期の721億円に対し、当期は1304億円に伸びた。また国内の富裕層による外商売上高は24年2月期が2016億円で、当期が2114億円と堅調だった。

大丸松坂屋百貨店の主要店舗の売上高は、松坂屋名古屋店が同3.8%増の1316億円、大丸心斎橋店が同20.4%増の1152億円、大丸神戸店が同7.1%増の984億円だった。松坂屋名古屋店は改装工事の期間が長かったものの、手堅い外商需要に支えられた。大丸心斎橋店は売上高に占める訪日客のシェアが43.3%に高まった。

14日の決算説明会に登壇した小野圭一社長は「大丸松坂屋やパルコでのラグジュアリーブランドなどへの投資が実を結んだ」と手応えを感じながらも、「経営努力以上に外的要因(円安や株高)が大きいのも事実」と話した。トランプ関税など不透明な先行きを見越し、「変革のスピードを緩めない」と強調した。

今期(26年2月期)は免税売上高を前期に比べて34億円少ない1270億円と予想する。連結業績予想は、総額売上高が前期比3.8%増の1兆3160億円、営業利益が同14.1%減の500億円、純利益が同27.6%減の300億円とした。減益は主に前期に計上した資産売却益の反動によるもの。

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J.フロント中計2年前倒しで達成 小野社長「外的要因が大きいのも事実」

J.フロント リテイリング(JFR)の2025年2月期連結業績は、売上高に相当する総額売上高が前期比10.1%増の1兆2683億円、営業利益が同35.2%増の581億円、純利益が同38.5%増の414億円だった。全項目で過去最高を更新した。同社が重点項目とする事業利益は534億円で、中期経営計画の最終年度27年2月期の目標520億円を前倒しで達成した。

大丸と松坂屋の百貨店事業は、インバウンド(訪日客)の購買が貢献した。免税売上高は24年2月期の721億円に対し、当期は1304億円に伸びた。また国内の富裕層による外商売上高は24年2月期が2016億円で、当期が2114億円と堅調だった。

大丸松坂屋百貨店の主要店舗の売上高は、松坂屋名古屋店が同3.8%増の1316億円、大丸心斎橋店が同20.4%増の1152億円、大丸神戸店が同7.1%増の984億円だった。松坂屋名古屋店は改装工事の期間が長かったものの、手堅い外商需要に支えられた。大丸心斎橋店は売上高に占める訪日客のシェアが43.3%に高まった。

14日の決算説明会に登壇した小野圭一社長は「大丸松坂屋やパルコでのラグジュアリーブランドなどへの投資が実を結んだ」と手応えを感じながらも、「経営努力以上に外的要因(円安や株高)が大きいのも事実」と話した。トランプ関税など不透明な先行きを見越し、「変革のスピードを緩めない」と強調した。

今期(26年2月期)は免税売上高を前期に比べて34億円少ない1270億円と予想する。連結業績予想は、総額売上高が前期比3.8%増の1兆3160億円、営業利益が同14.1%減の500億円、純利益が同27.6%減の300億円とした。減益は主に前期に計上した資産売却益の反動によるもの。

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「ジャンポール・ゴルチエ」、新クリエイティブ・ディレクターに新進のデュラン・ランティンクを任命 9月に初コレクションを披露

「ジャンポール・ゴルチエ(JEAN PAUL GAULTIER)」は4月15日、新たなクリエイティブ・ディレクターとして、新進デザイナーのデュラン・ランティンク(Duran Lantink)を任命した。パリ・ファッション・ウイーク中の9月25日にプレタポルテのデビューコレクションを、2026年1月にオートクチュール・コレクションを披露する。なお、2月には、同ブランドがランティンクとの話し合いを行ったのではないかという情報筋の話が報じられていた。

ブランドの創業デザイナーであるジャンポール・ゴルチエは、「彼のファッションを通じて感じるエネルギー、大胆さ、そして遊び心は、私自身が旅路の最初に持っていたものと同じだ。新たなファッションの“アンファン・テリブル(恐るべき子ども)”へ。ようこそ、デュラン」と語った。

ランティンク新クリエイティブ・ディレクターは、「ジャンポール・ゴルチエは天才であり、私のような人々が堂々と歩めるよう扉を蹴り開けてくれた世代の一人。彼のブランドのクリエイティブ・ディレクターに任命されたことを、心から光栄に思っている。私にとって『ジャンポール・ゴルチエ』は、クリエイティブなスピリットとサヴォアフェール(職人技術)を持つ究極のブランド。挑発的で常に境界線を押し広げ、ファッションのさまざまな規律を統合して新たなムーブメントを作り出し、衣服の言語やストリートのスタイルを変えてきたブランドだ」とコメントした。

ランティンク新クリエイティブ・ディレクターについて

ランティンク新クリエイティブ・ディレクターは、は、1987年オランダ生まれ。2016年に自身のブランド「デュラン ランティンク(DURAN LANTINK)」を立ち上げた。19年には、若手デザイナーの登竜門、LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)による「LVMHヤング ファッション デザイナー プライズ(LVMH YOUNG FASHION DESIGNER PRIZE)」のセミファイナリストとなり、24年には同賞の準グランプリにあたるカール・ラガーフェルド審査員特別賞を受賞。また、23年にはフランス国立モード芸術開発協会が主催する「ANDAMファッション・アワード(ANDAM Fashion Award、ANDAM賞)」で特別賞を受賞した。同ブランドはアップサイクルをコンセプトにしており、風船のようにボリューム感のあるシェイプが特徴的だ。

「ジャンポール・ゴルチエ」について

「ジャンポール・ゴルチエ」は、1976年の創業。アンドロジナスでアバンギャルドなクリエイションで知られたが、2014年にプレタポルテの発表を休止した。20年1月、ゴルチエ創業デザイナーは20年春夏オートクチュール・コレクションのショーが「私の最後のものとなる」と発表。同年3月、今後はゲストデザイナーを招いてオートクチュールを披露することを明らかにし、その第1弾として「サカイ(SACAI)」の阿部千登勢デザイナーを抜擢した。以降、さまざまなデザイナーをゲストとして迎え、直近ではルドヴィック・デ・サン・サーナン(Ludovic de Saint Sernin)を招へいし、25年春夏オートクチュール・コレクションを発表した。なお、「ジャンポール・ゴルチエ」は、20年9月にグラフィック・デザイナーのフローレンス・テティエ(Florence Tetier)をクリエイティブ・ディレクターに起用しているが、同氏は24年9月に退任している。

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「いい香りに包まれると、そこが居場所になる」 創業450年の日本香道が世界に届ける香りの文化

線香やお香、ホームフレグランスなどを手掛ける日本香道グループは今年、創業450年を迎えた。同社は、室町時代に京都で創業以来、天皇や将軍、茶道の家元に香を提供。鳩居堂や松栄堂といった香りの老舗と共に、日本における香りの文化をつくってきた。香道は、茶道や華道と同じ香りを嗜む日本特有の文化。日本香道では、お香の「香十(KOJU)」を始め、ヒノキなどの和木天然オイルを使用したフレグランス「キトワ(KITOWA)」、仏ホームフレグランスの「エステバン(ESTEBAN)」「ジェオデジス(GEODESIS)」などを手掛けるほか、米国やベトナムなどでもホームフレグランスや不動産事業を展開している。

マインドに働きかける日本の香文化を世界に

同社は創業450年を迎え、ブランドロゴを刷新。新ロゴは、アートディレクターの葛西薫とタイプディレクター小林章が手掛けた。新たなスローガンは、「香りと旅する日本香道グループ」。世界のホームフレグランスをリードするグループとして、事業の効率化やシナジーの向上を図る。17日、都内で開催されたイベントで日本香道ホールディングスの小仲正克社長は、「日本の香文化は、マインドに働きかけるスピリチュアルな面がある。クリエイションに広がりがあり、革新的な開発ができるホームフレグランスのトップランナーとして歩んでいきたい」と語った。

同社は「450プロジェクト“聞く アウェイク ユア スピリット”」を掲げ、日本の香文化を国内外に発信していく。日本の香文化を多彩な視点で捉えた書籍「日本の香」の出版を始め、平安時代の香を再現した“六種の薫物”や新作お香「高井十右衛門 2025No.4」を発売。また、福島県の銘酒蔵「宮泉銘醸」と協業したお香と日本酒「羅國暁霞」も登場する。また、香りの老舗「鳩居堂」「松栄堂」と共に「お香の日」である4月18日から1カ月、東京・銀座と京都で回遊型イベント「香り博 2025」を開催。香りのスタンプラリーや香道体験などのワーククショップを行う。また、「香十」銀座本店やオンラインで行ってきた日本の香文化を学ぶプログラム「座香十」のメニューを充実させ、寺院などでも開催していく。

目に見えるデザインと見えない香りの共通点

イベントでは、デザイナーの篠原ともえとアートディレクターの葛西、日本香道の調香師である堀田龍志がトークショーを行った。篠原は、「香りは感情を導いてくれるもの。日々香りを取り入れている。デザインするときは、白檀の香りをまとってスイッチを入れる」と話した。ロゴを担当した葛西は、「デザインは視覚的なものだが、見えないものも感じてほしい。造形から醸すものを感じるのがデザインで香りに近いものがある」とコメント。堀田は、「調香は、画家がテーマを決め、構図を考え、色を選びのせていくプロセスと同じ。香りは目に見えないから、より感動するものを作らなければ」と語った。

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「いい香りに包まれると、そこが居場所になる」 創業450年の日本香道が世界に届ける香りの文化

線香やお香、ホームフレグランスなどを手掛ける日本香道グループは今年、創業450年を迎えた。同社は、室町時代に京都で創業以来、天皇や将軍、茶道の家元に香を提供。鳩居堂や松栄堂といった香りの老舗と共に、日本における香りの文化をつくってきた。香道は、茶道や華道と同じ香りを嗜む日本特有の文化。日本香道では、お香の「香十(KOJU)」を始め、ヒノキなどの和木天然オイルを使用したフレグランス「キトワ(KITOWA)」、仏ホームフレグランスの「エステバン(ESTEBAN)」「ジェオデジス(GEODESIS)」などを手掛けるほか、米国やベトナムなどでもホームフレグランスや不動産事業を展開している。

マインドに働きかける日本の香文化を世界に

同社は創業450年を迎え、ブランドロゴを刷新。新ロゴは、アートディレクターの葛西薫とタイプディレクター小林章が手掛けた。新たなスローガンは、「香りと旅する日本香道グループ」。世界のホームフレグランスをリードするグループとして、事業の効率化やシナジーの向上を図る。17日、都内で開催されたイベントで日本香道ホールディングスの小仲正克社長は、「日本の香文化は、マインドに働きかけるスピリチュアルな面がある。クリエイションに広がりがあり、革新的な開発ができるホームフレグランスのトップランナーとして歩んでいきたい」と語った。

同社は「450プロジェクト“聞く アウェイク ユア スピリット”」を掲げ、日本の香文化を国内外に発信していく。日本の香文化を多彩な視点で捉えた書籍「日本の香」の出版を始め、平安時代の香を再現した“六種の薫物”や新作お香「高井十右衛門 2025No.4」を発売。また、福島県の銘酒蔵「宮泉銘醸」と協業したお香と日本酒「羅國暁霞」も登場する。また、香りの老舗「鳩居堂」「松栄堂」と共に「お香の日」である4月18日から1カ月、東京・銀座と京都で回遊型イベント「香り博 2025」を開催。香りのスタンプラリーや香道体験などのワーククショップを行う。また、「香十」銀座本店やオンラインで行ってきた日本の香文化を学ぶプログラム「座香十」のメニューを充実させ、寺院などでも開催していく。

目に見えるデザインと見えない香りの共通点

イベントでは、デザイナーの篠原ともえとアートディレクターの葛西、日本香道の調香師である堀田龍志がトークショーを行った。篠原は、「香りは感情を導いてくれるもの。日々香りを取り入れている。デザインするときは、白檀の香りをまとってスイッチを入れる」と話した。ロゴを担当した葛西は、「デザインは視覚的なものだが、見えないものも感じてほしい。造形から醸すものを感じるのがデザインで香りに近いものがある」とコメント。堀田は、「調香は、画家がテーマを決め、構図を考え、色を選びのせていくプロセスと同じ。香りは目に見えないから、より感動するものを作らなければ」と語った。

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成長著しい“プレミアムスポーツ”市場 「WWDJAPAN」セミナーで知る「アシックス スポーツスタイル」「アークテリクス」の戦略

「WWDJAPAN」は3月25日、成長著しい“プレミアムスポーツ”市場にフォーカスしたセミナーを開催した。五十君花実「WWDJAPAN」編集委員の進行のもと、「アシックス スポーツスタイル(ASICS SPORTS SYLE)」を運営するアシックスの鈴木豪執行役員スポーツスタイル統括部統括部長と、アウトドアブランド「アークテリクス(ARC’TERYX)」を展開するアメアスポーツジャパンの高木賢アークテリクス ブランドヘッド2人をゲストスピーカーに迎え、ブランド哲学や戦略について語ってもらった。質問も活発に飛び交い、多くの受講者から高評価をいただいたセミナーについてリポートする。


購入には事前にOneStreamの会員登録が必要です。
視聴期限:2026年4月6日(月)23:59 まで
「アカウント作成はこちら」から作成してください。
※10分間のお試し視聴ののち、「購入する」ボタンが表示されます。

オープニングセッションでは、五十君編集委員が現在のスポーツ・アウトドア市場のグローバルな消費動向を前提として説明。「ナイキ(NIKE)」「アディダス(ADIDAS)」「ニューバランス(NEW BALANCE)」などの老舗から新興の「オン(ON)」、中国の「Xtep」など世界16社を網羅したスポーツメーカー売上高ランキングも共有した。大多数のスポーツメーカーはコロナ禍以降好調で、2ケタ増というケースも珍しくない。コロナ禍のソーシャル・ディスタンスによるアウトドアアクティビティーへの関心の高まりが背景として大きいが、こうした市場環境が今後どのように変化していくのか、展望や分析も行った。

「アシックス スポーツスタイル」、
ファッションでも支持獲得のワケ

セッション第2部では、「アシックス スポーツスタイル」の鈴木執行役員が登壇。従来は部活や体育のイメージが強かった「アシックス」が、いかにしてファッションシューズとしても支持されるようになったのかを、組織体制やブランディング、マーケティングなど、さまざまな側面から語った。

2019年よりも前は、企画、生産、販売のように機能ごとに細切れになっていた組織を、「アシックス スポーツスタイル」としてグローバルで一気通貫体制に変更。鈴木執行役員は、「ビジョン、コアバリューを整理して誰に届けるか明確化した。また、戦略、MD共にグローバル一元体制で考え方を共有できるようになった」と近年の変化を話す。ファッション感度の高い層から「アシックス スポーツスタイル」が注目を得たのは、コラボレーションによる効果も大きい。デザイナーのキコ・コスタディノフ(Kiko Kostadinov)をはじめ、建築家やミュージシャン、お菓子メーカーなどと組んだ多様なコラボレーションに込める狙いや、どんな相手と組むのかといった基準も語った。会場からは、「Y2Kの次のトレンドは?」や「トレンドをリサーチする場所は?」といった質問が続々と出た。

“唯一無二”目指す、
「アークテリクス」のブランディング

セッション第3部のゲストスピーカーは、カナダ発アウトドアブランド「アークテリクス(ARC'TERYX)」を運営するアメアスポーツジャパンの高木賢「アークテリクス」ブランドヘッド。ブランドムービーからスタートした同セッションでは、クライミングギアとして創業した同ブランドのアイデンティティーや戦略について、高木ブランドヘッドが公開取材形式で語った。

「『アークテリクス』にとって、“プレミアムアウトドアブランド”とは何を意味するか?」という問いに対し、「誰もが知る最高品質のアウトドアブランドであること」と、高木ブランドヘッドは回答。それを目指す一環として、「アークテリクス」は24年11月、新宿に予約制接客やコミュニティーイベントなどにも注力する大型店をオープンしたが、開業から4カ月をへての手応えを共有。ほかにも、今後の出店計画や卸先とのコミュニケーションなど、唯一無二な存在となるための考え方を、さまざまな切り口から語った。会場からは、コミュニティーマーケティングの手法やスタッフ教育などについて次々と質問が飛んだ。

セミナー後には、登壇者や聴講者による“ミートアップ”を開催。スポーツ・アウトドア業界だけでなく、ホテルやコンサル、素材メーカー等、多様な業界から集まった参加者たちが活発に情報交換を行った。

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成長著しい“プレミアムスポーツ”市場 「WWDJAPAN」セミナーで知る「アシックス スポーツスタイル」「アークテリクス」の戦略

「WWDJAPAN」は3月25日、成長著しい“プレミアムスポーツ”市場にフォーカスしたセミナーを開催した。五十君花実「WWDJAPAN」編集委員の進行のもと、「アシックス スポーツスタイル(ASICS SPORTS SYLE)」を運営するアシックスの鈴木豪執行役員スポーツスタイル統括部統括部長と、アウトドアブランド「アークテリクス(ARC’TERYX)」を展開するアメアスポーツジャパンの高木賢アークテリクス ブランドヘッド2人をゲストスピーカーに迎え、ブランド哲学や戦略について語ってもらった。質問も活発に飛び交い、多くの受講者から高評価をいただいたセミナーについてリポートする。


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「アシックス スポーツスタイル」、
ファッションでも支持獲得のワケ

セッション第2部では、「アシックス スポーツスタイル」の鈴木執行役員が登壇。従来は部活や体育のイメージが強かった「アシックス」が、いかにしてファッションシューズとしても支持されるようになったのかを、組織体制やブランディング、マーケティングなど、さまざまな側面から語った。

2019年よりも前は、企画、生産、販売のように機能ごとに細切れになっていた組織を、「アシックス スポーツスタイル」としてグローバルで一気通貫体制に変更。鈴木執行役員は、「ビジョン、コアバリューを整理して誰に届けるか明確化した。また、戦略、MD共にグローバル一元体制で考え方を共有できるようになった」と近年の変化を話す。ファッション感度の高い層から「アシックス スポーツスタイル」が注目を得たのは、コラボレーションによる効果も大きい。デザイナーのキコ・コスタディノフ(Kiko Kostadinov)をはじめ、建築家やミュージシャン、お菓子メーカーなどと組んだ多様なコラボレーションに込める狙いや、どんな相手と組むのかといった基準も語った。会場からは、「Y2Kの次のトレンドは?」や「トレンドをリサーチする場所は?」といった質問が続々と出た。

“唯一無二”目指す、
「アークテリクス」のブランディング

セッション第3部のゲストスピーカーは、カナダ発アウトドアブランド「アークテリクス(ARC'TERYX)」を運営するアメアスポーツジャパンの高木賢「アークテリクス」ブランドヘッド。ブランドムービーからスタートした同セッションでは、クライミングギアとして創業した同ブランドのアイデンティティーや戦略について、高木ブランドヘッドが公開取材形式で語った。

「『アークテリクス』にとって、“プレミアムアウトドアブランド”とは何を意味するか?」という問いに対し、「誰もが知る最高品質のアウトドアブランドであること」と、高木ブランドヘッドは回答。それを目指す一環として、「アークテリクス」は24年11月、新宿に予約制接客やコミュニティーイベントなどにも注力する大型店をオープンしたが、開業から4カ月をへての手応えを共有。ほかにも、今後の出店計画や卸先とのコミュニケーションなど、唯一無二な存在となるための考え方を、さまざまな切り口から語った。会場からは、コミュニティーマーケティングの手法やスタッフ教育などについて次々と質問が飛んだ。

セミナー後には、登壇者や聴講者による“ミートアップ”を開催。スポーツ・アウトドア業界だけでなく、ホテルやコンサル、素材メーカー等、多様な業界から集まった参加者たちが活発に情報交換を行った。

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「ケイト」“ポッピングシルエットシャドウ”に新色のグレイッシュロゼ2種が仲間入り

「ケイト(KATE)」は4月19日、異なる2つの質感で“クリッと丸い目元”に仕上げる4色アイシャドウパレット“ポッピングシルエットシャドウ”(各1540円※編集部調べ)から、新色のグレイッシュロゼカラー2種を発売する。

“ポッピングシルエットシャドウ”は、ナチュラルながらも目元を強調するミュートマットな質感の2色と、立体感を引き立たせるグリッターの2色をセットにしたアイシャドウパレットだ。新色は抜け感のあるグレイッシュトーンに暖色系のロゼカラーを組み合わせた“グレイッシュロゼ”をテーマに、コーラルロゼポップとラズベリーロゼポップを用意した。春らしい温かみのある目元に仕上げる。

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「ケイト」“ポッピングシルエットシャドウ”に新色のグレイッシュロゼ2種が仲間入り

「ケイト(KATE)」は4月19日、異なる2つの質感で“クリッと丸い目元”に仕上げる4色アイシャドウパレット“ポッピングシルエットシャドウ”(各1540円※編集部調べ)から、新色のグレイッシュロゼカラー2種を発売する。

“ポッピングシルエットシャドウ”は、ナチュラルながらも目元を強調するミュートマットな質感の2色と、立体感を引き立たせるグリッターの2色をセットにしたアイシャドウパレットだ。新色は抜け感のあるグレイッシュトーンに暖色系のロゼカラーを組み合わせた“グレイッシュロゼ”をテーマに、コーラルロゼポップとラズベリーロゼポップを用意した。春らしい温かみのある目元に仕上げる。

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「H&M」を着用した“お文具さん”のLINEスタンプが登場 癒しの全16種を配信

「H&M」は5月12日まで、文房具のキャラクター“お文具さん”とコラボレーションしたLINEスタンプ“お文具さん with H&M”を配信している。「H&M」のLINE公式アカウントを友だち追加することで、無料でダウンロードできる。

同コラボでは、「H&M」のアイテムを着用した“お文具さん”全16種のアニメーションスタンプが登場。

またスタンプ配信期間中、新規で「H&M」のLINE公式アカウントを友だち追加すると、同ブランド公式オンラインストアで5月18日まで使用できる15%OFFクーポンを進呈する。

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「H&M」を着用した“お文具さん”のLINEスタンプが登場 癒しの全16種を配信

「H&M」は5月12日まで、文房具のキャラクター“お文具さん”とコラボレーションしたLINEスタンプ“お文具さん with H&M”を配信している。「H&M」のLINE公式アカウントを友だち追加することで、無料でダウンロードできる。

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またスタンプ配信期間中、新規で「H&M」のLINE公式アカウントを友だち追加すると、同ブランド公式オンラインストアで5月18日まで使用できる15%OFFクーポンを進呈する。

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【30組60名様ご招待】映画「We Live in Time この時を生きて」 フローレンス・ピュー主演最新作は真正面から愛を描いた物語

映画「We Live in Time この時を生きて」が6月6日、TOHOシネマズ日比谷ほかで全国公開する。監督を務めたのは、アカデミー賞で作品賞を含む3部門にノミネートされた映画「ブルックリン」を手掛けたジョン・クローリー(John Crowley)。本作は、エッジの効いた実験的な作品を手掛けるスタジオA24が配給権を獲得したことでも話題を集めている。

真正面から“愛”を描いた物語

物語の主人公は、フローレンス・ピュー(Florence Pugh)演じる新進気鋭の一流シェフ、アルムートとアンドリュー・ガーフィールド(Andrew Garfield)演じるトビアス。2人は運命的に出会い、恋に落ち、幾度も試練を迎えながらもやがて共に暮らし始め、娘が生まれ、家族としての絆を深めていく。そんな中、アルムートの余命がわずかであることが判明。アルムートは共に生きるトビアスに驚きの決意を告げる。

心ときめく素晴らしい日、思わず笑ってしまうほど最悪な日、喜びのひと時、悲しみの瞬間、2人が過ごした全ての時間軸をシャッフルしながら描くユニークな構成で、未体験の没入感と余韻を楽しむことができる。限られているからこそ、美しくかけがえのないこの一瞬一瞬を今すぐ大切な人と分かち合いたくなる。そんな宝物のような物語となっている。

「WWDJAPAN」会員限定試写会に30組60名様をご招待

■キャンペーン詳細

募集期間:〜5月7日(水)10:00
試写日時:5月20日(火)18:30開場、19:00上映開始(上映時間:108分)
当選者数:30組60名様

会場:「キノフィルムズ試写室」東京都港区六本木7-8-6 AXALL六本木 3階
※東京ミッドタウンを背にして外苑東通り沿い「kinofilms」ロゴの白い自動扉よりお入りください。
※試写室の構造上、途中入場はほかのお客様のご迷惑になるためご遠慮いただいています。

・アクセス
東京メトロ日比谷線「六本木駅」より徒歩約5分
都営大江戸線「六本木駅」より徒歩約1分
東京メトロ千代田線「乃木坂駅」より徒歩約5分

特典: “「We Live in Time この時を生きて」特製アクリルキーホルダー”を進呈します

【応募要項】

・「WWDJAPAN.com」の会員登録が必要です。(無料)
・メルマガ会員の方も「WWDJAPAN.com」の新規会員登録が必要です。
・読者プレゼントの情報をメルマガで定期的に配信しています。ぜひ、「メールマガジン配信を希望する」にチェックを入れて登録してください。
・会員登録のうえ、応募フォームよりご応募ください。
・アンケートにお答えいただいた方から抽選で、「WWDJAPAN.com」メンバー会員限定特別試写会に30組60名様をご招待します。
なお、当選発表は当選メールの送信をもって代えさせていただきます。

【注意事項】

・応募はお一人様1回のみ有効となります。
・応募者多数の場合は抽選により当選者を決定いたします。当選者の方のみにご登録のメールアドレスへお知らせいたします。
・抽選結果に関するお問い合わせはお受けできません、また、当選メールは再送しませんので予めご了承ください。
・当選者様ご本人と同行者様(1名)での参加が条件となります。また、参加に際し、ご本人確認をさせていただくことがございますこと、あらかじめご了承ください。
・上映開始時間を過ぎますとご入室できません。
・現地までの交通費は含まれません。
・当選発表は当選メールの送信をもって代えさせていただきます。
・当選権利の交換・換金、また第三者への譲渡・転売はできません。代理の方への譲渡は無効となります。
・試写室内では水分補給(水筒・ペットボトルのみ可)以外の飲食はご遠慮ください。
・同業者の方のご応募はご遠慮ください。
・20歳未満及び小さなお子様の同伴はお断りいたします。
・当社の判断で応募条件を満たさないと考えられる場合や、応募に関して不正な行為があった場合、当選を取り消させていただく場合がございます。
・本キャンペーンのご応募時に発生するインターネット接続料、パケット通信料などの諸経費は応募者のご負担となります。
・本キャンペーンへの参加は、応募者自らの判断と責任において行うものとし、応募に際して応募者に何らかの損害が生じた場合、当社の故意または重過失に起因するものを除きその責任を一切負いません。
・複数のアカウントによる同一人物の応募は無効とさせていただきます。
・個人の属性等、アンケート項目への回答は、統計処理した集計値としてのみ使用いたします。
・当選者の個人情報は、当キャンペーンに関するご連絡および賞品発送にのみ使用いたします。法令により開示を求められた場合を除き、応募者の同意なしに第三者に対して開示・提供することはありません。この点については、下記プライバシーポリシーをご参照ください。

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戸田恵梨香が「グッチ」ブランドアンバサダーに就任 

 

「グッチ(GUCCI)」は、俳優の戸田恵梨香をブランドアンバサダーに任命した。

戸田はアンバサダー就任について、「『グッチ』のブランドアンバサダーに就任したことを大変光栄に思います。『グッチ』は、優れたクラフツマンシップに裏打ちされた伝統と、常にその時代をリードする現代的な魅力を併せ持つ唯一無二のブランドです。今後のコラボレーションを通じて、『グッチ』の美学とそのビジョンを発信していくことを心から楽しみにしています」とコメントした。

 

戸田恵梨香は1988年生まれ、兵庫県出身。2006年に映画初出演した「デスノート」で注目を集め、「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」や「SPEC~警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿」、「大恋愛~僕を忘れる君と」、NHK連続テレビ小説「スカーレット」など、多数のドラマや映画に出演。 20年には、映画「最初の晩餐」で第29回日本映画批評家大賞 主演女優賞を受賞した。また、22年の東京国際映画祭では、「グッチ」のドレスを着用していた。

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戸田恵梨香が「グッチ」ブランドアンバサダーに就任 

 

「グッチ(GUCCI)」は、俳優の戸田恵梨香をブランドアンバサダーに任命した。

戸田はアンバサダー就任について、「『グッチ』のブランドアンバサダーに就任したことを大変光栄に思います。『グッチ』は、優れたクラフツマンシップに裏打ちされた伝統と、常にその時代をリードする現代的な魅力を併せ持つ唯一無二のブランドです。今後のコラボレーションを通じて、『グッチ』の美学とそのビジョンを発信していくことを心から楽しみにしています」とコメントした。

 

戸田恵梨香は1988年生まれ、兵庫県出身。2006年に映画初出演した「デスノート」で注目を集め、「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」や「SPEC~警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿」、「大恋愛~僕を忘れる君と」、NHK連続テレビ小説「スカーレット」など、多数のドラマや映画に出演。 20年には、映画「最初の晩餐」で第29回日本映画批評家大賞 主演女優賞を受賞した。また、22年の東京国際映画祭では、「グッチ」のドレスを着用していた。

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「N.ハリウッド」が「ループウィラー」とコラボ Tシャツ2種を発売

「N.ハリウッド(N.HOOLYWOOD)」は4月19日、「ループウィラー(LOOPWHEELER)」とコラボレーションしたTシャツ2種を発売する。「N.ハリウッド」店舗及び公式オンラインストアと「ループウィラー」千駄ヶ谷店、大阪店、福岡店で取り扱う。

今回は、「N.ハリウッド」の必要最低限のアウターとして着られるアンダーウエアがコンセプトのライン「N.ハリウッド アンダー サミット ウエア(N.HOOLYWOOD UNDER SUMMIT WEAR)」と初めてコラボし、「ループウィラー」の生地と縫製を用いて特別なアイテムに仕上げた。

アイテムは、ロングスリーブTシャツ(2万6400円)とTシャツ(2万4200円)をラインアップ。どちらも「N.ハリウッド アンダー サミット ウエア」の“20RC”をベースに、ボックスシルエットとドロップショルダーを組み合わせたリラックスしたサイズで用意。左袖の「ループウィラー」タグは、同コラボ専用のスペシャルカラーを採用し、生地には、「ループウィラー」のオリジナル20/2吊り天竺(てんじく)を使用した。カラーはそれぞれブラック、ホワイト、チャコールの3色をそろえる。

また、両アイテムともA4サイズを収納可能な「フェローズ(FELLOWS)」製のオリジナル“バンカーズボックス(BANKERS BOX)”が付属する。パッケージには、「N.ハリウッド」専用のナンバー“879”をプリントした。

アイテム一覧

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「N.ハリウッド」が「ループウィラー」とコラボ Tシャツ2種を発売

「N.ハリウッド(N.HOOLYWOOD)」は4月19日、「ループウィラー(LOOPWHEELER)」とコラボレーションしたTシャツ2種を発売する。「N.ハリウッド」店舗及び公式オンラインストアと「ループウィラー」千駄ヶ谷店、大阪店、福岡店で取り扱う。

今回は、「N.ハリウッド」の必要最低限のアウターとして着られるアンダーウエアがコンセプトのライン「N.ハリウッド アンダー サミット ウエア(N.HOOLYWOOD UNDER SUMMIT WEAR)」と初めてコラボし、「ループウィラー」の生地と縫製を用いて特別なアイテムに仕上げた。

アイテムは、ロングスリーブTシャツ(2万6400円)とTシャツ(2万4200円)をラインアップ。どちらも「N.ハリウッド アンダー サミット ウエア」の“20RC”をベースに、ボックスシルエットとドロップショルダーを組み合わせたリラックスしたサイズで用意。左袖の「ループウィラー」タグは、同コラボ専用のスペシャルカラーを採用し、生地には、「ループウィラー」のオリジナル20/2吊り天竺(てんじく)を使用した。カラーはそれぞれブラック、ホワイト、チャコールの3色をそろえる。

また、両アイテムともA4サイズを収納可能な「フェローズ(FELLOWS)」製のオリジナル“バンカーズボックス(BANKERS BOX)”が付属する。パッケージには、「N.ハリウッド」専用のナンバー“879”をプリントした。

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「群言堂」が目指す「地域一体型経営」、衣料品と観光事業から過疎地域を活性化

「石見銀山 群言堂」――島根県大田市大森町を拠点に“根のある暮らし”をコンセプトに衣料品や生活雑貨を手掛ける企業が、過疎地域の再生に一役買っている。「群言堂」は生き方や暮らし方を提案するライフスタイル産業の先駆け的存在でもある。大森町の人口は380人(令和7年3月31日現在)。そのうち小学校児童は24人、保育園児は28人と子どもの数が多く過疎地域としては極めて珍しい。群言堂グループ本社で働く社員は6人がUターン、25人が14の地域からのIターンと若い世代が移住している。同グループは衣料品の製造販売だけではなく、保育園留学や滞在型シェアオフィスを運営しており、中長期滞在者が増えて町の関係人口が増えている。

創業者から子どもへ引き継がれたバトン、「地域一体型経営」を目指して

「群言堂」を手掛ける株式会社石見銀山生活文化研究所は2019年、アパレル・飲食・観光事業を統合した石見銀山群言堂グループを設立し、創業者夫妻が経営を娘婿や娘に引き継いだ。そのときに創業者の一人松場大吉は次の世代に伝えたいこと12ケ条を示した。

一、 里山を離れることなく事業を進める覚悟を持て
二、 業種、業態にしばられるな
三、 改革、チャレンジを恐れるな 勇気こそ力である
四、 常に日常の暮らしに着目せよ
五、 類あって非のない価値を創れ
六、 対峙する人が憧れるスタイルを創れ
七、 常に若者に投票せよ
八、 儲けることは大事だが使い方がもっと大事である
九、 「経済49%、文化50%、崇高な理想1%」のバランスを持て
十、 どんな判断も里山でおこなえ
十一、紡いできた風景と生活文化を相続せよ
十二、根のある暮らしをとことん深く耕せ

同年、「生活観光」をコンセプトにした石見銀山生活観光研究所を設立し、観光業に本格的に乗り出す。町屋や古い建造物を改装し、中長期滞在者向けの宿泊施設や滞在型シェアオフィスをつくり、大成建設や中小企業のDXを支援するスタートアップのスタブロなどの企業を誘致した。

群言堂グループが掲げるのは「地域一体型経営」だ。松場忠社長は「地域を一つの会社のように捉えて地域内の事業者が連携して収益を最大化し、地域全体の発展に繋げる経営モデルだ。観光資源を有効活用し、地域全体の魅力を高めて町の存続を目指す」と意気込む。行政や異業種、町民たちと地域の在り方を探っている。本社のある島根県大田市大森町で「群言堂」の歩みと現在地、描く未来について、松場忠群言堂グループ社長と峰山由紀子石見銀山生活文化研究所所長、創業者の松場登美・群言堂グループ取締役に話を聞いた。

世界遺産でも土地の「暮らし」が残る場所

石見銀山はかつて世界の1/3量の銀を採掘していたとも言われる日本最大の銀山で、お膝元の大森町周辺はピーク時には約20万人が住んでいたという。しかし1923年の閉山後は“取り残された町”となり過疎化が進んだ。他方、開発が入らなかったことで街並みが残り1987年に伝統的建造物群保存地区に指定された。2007年には自然環境に配慮した「自然環境と共存した産業遺跡」であることが評価され世界遺産に登録された。

世界遺産登録後に観光地化が加速して地域の暮らしや生活文化が失われる場所は少なくない。大森町も世界遺産登録時にオーバーツーリズムを経験するが、その時町民たちは住民憲章を制定する。石見銀山遺跡を守り、活かし、未来に引き継ぎたいという願いを示すと同時に自らの暮らしを守るためだ。

住民憲章には「暮らし」という言葉が3回繰り返され、歴史と自然を守りながら大森町での「暮らし」を大事にしたいという住民の総意が示された。経済優先の観光ではなく、大森町ならではの地域づくりを重視した。

大森町に残る「暮らし」は世界に誇る遺産

群言堂グループがこれまで改修した町屋は16軒。「誰かのために景観を作るのではなく、まっとうな生業が行われていればおのずと美しくなる」とは創業者の松場登美取締役の言葉だ。本社やカフェを併設する本店、社員寮、そして武家屋敷を21年かけて修繕した宿泊施設「他郷阿部家」、中長期滞在者向けの宿泊施設など、町屋や建物の状態によって中の構造を残したり、現代風に改修したりと一軒一軒の個性を最大限に生かしている。同グループのシンボルで現在は社員食堂として活用している大きなかやぶき屋根が印象的な建物は1997年に広島県から移築したもの。「引き取り手が見つからないという新聞記事を偶然見つけたのがきっかけだった。今思えば、よくあそこまで多額の借金をして引き取ったなあ」と登美取締役は振り返る。

大森町を拠点に「石見銀山 群言堂」を創業したのは大森町出身の松場大吉と三重県出身の登美夫妻。仕事をつくるためにパッチワークの布小物の販売から始まり、89年に大森町に庄屋屋敷を改修して本店を開いた。

「大森町に戻ったのはバブル全盛期。その価値観の中では取り残された地域だったが、夫の大吉と私はここを選び事業を興した。ビジネスの舵は夫が切り、危機はしょっちゅうだった(笑)」と登美取締役は振り返る。「群言堂」の前進「ブラハウス(BURA HOUSE)」はカントリー調パッチワークの布小物ブランドで、「私たちは石見銀山を愛し、この地に根を下ろしてモノ作りをしたいと考えています」と商品ラベルに書き、広島など近隣地域の百貨店などへ赴き行商した。その「ブラハウス」が徐々に人気を集め、コピー商品が生まれるほどに成長した94年、「町を深く知れば知るほど、カントリー調のものを作る事業がふさわしいのかと考えるようになった。検討を重ねて日本人による日本人のためのものづくりをしようと『石見銀山 群言堂』を立ち上げた。「群言堂は中国人留学生が教えてくれた言葉。仲間が集まっておいしいものを食べお酒を飲みながら語り合う様子を見て『中国ではみんなが目線を一緒にして意見を出し合いながらいい流れをつくっていくことを“群言堂”という』と教えてくれた」。企業理念に造語“復古創新”を掲げた。「ただ古いものを蘇えらせるのではなく過去・現在・未来をつなぎ、未来のために今何をすべきかと暮らしの在り方を考えることを大切にしている」と登美取締役。98年に石見銀山生活文化研究所を設立した。

石見銀山の暮らしを伝える店として百貨店を中心に31店舗出店

群言堂グループの2025年6月期の売上高は25億5000万円を見込む。現在の従業員数は235人。古民家を再生した路面店や百貨店を中心に31店舗を展開し、顧客層のコアは60代後半だ。「石見銀山」を大々的にうたい、地域の暮らしを前面に打ち出し全国各地に31店舗を展開するのは稀有かもしれない。

衣料品は日本の繊維産地の技術力を生かした生地作りから産地と取り組む。近年存続の危機が叫ばれる産地を支えるためにコロナ禍の21年、厚みのある発注に切り替えるために1シーズンの型数を約200型から100~110型に絞った。そのうち20型が定番品だ。

創業者夫妻の娘で石見銀山生活文化研究所の峰山由紀子代表取締役所長は「私たちの強味は大森町という実態があること。大森町の暮らしの中で着たい服を大森町でデザインし、日々目にする景色からこの色が美しいといった感覚を大事にしている。山間にある町ならではの吹き下ろす風や湿度を感じながら正直に服づくりをしている」と語る。大森町の色を取り入れたいと考え、周辺で採取した草花や枝木などから染めた「里山パレット」は人気を集める製品の一つだ。ファッションブランドの多くはブランドとは直接関係のないところにインスピレーションを求め、ある種の夢やフィクションと製品を重ねて提案するところがあるが、「群言堂」は常に大森町の暮らしが中心にある。どちらがいいではなく、町に根差したものづくりが「群言堂」の独自性といえる。

大森町の工房を拡大、中長期滞在者を誘致

「群言堂」は20年からお直し・リメイクサービス「お気に入り相談室」に取り組む。この春、事業を拡大する。「中長期滞在と工房は相性がいい。お直しから仕立てまで相談のために町を訪れることができるよう工房を拡大する」と由紀子所長。現在、「お気に入り相談室」は舞台衣装を手掛けた経験を持つスタッフが全国の顧客の要望に応えているが、専門スタッフを増やして需要の広がりとともに体制を整える予定だ。「ものづくりの現場を大森町に持ちたい。創業期は内職さんを集めて大森で生産しており、本店の半分は工場だった。サプライチェーン構築や人を抱える難しさから大森での生産を断念したが、社会が変わってきているので、大森に工房を再び整えることはブランドとしてあるべき姿なのではないか」と由紀子所長。

ポイントを貯めると登美さんが手掛けた「他郷阿部家」で登美取締役と食事

21年かけて改装した築230年の武家屋敷「暮らす宿 他郷阿部家」は登美取締役の「捨てない暮らし」のアイデアが詰まった場所だ。飾りガラスをパッチワークした戸や和紙を張り合わせた障子、古材を活用した柱や廃校になった小学校のパイプ椅子など。「昔の日本の暮らしは廃材すら捨てず再利用していた。それはとても美しいこと。できるだけごみを出さないことを難しく考えるのではなくて楽しむことを伝えたい」と登美取締役。

「群言堂」には画期的なポイント制度がある。ポイントを貯めると登美取締役が10年間住みながら理想の暮らしの場をつくった「他郷阿部家」に宿泊できる。1日2組限定で、宿泊者は夕食を登美取締役とともにして会話を楽しむ。全国各地から顧客を大森町に招き、「群言堂」が大切にする暮らしを体験できる仕組みが秀逸で、08年にはじまりこれまでのべ1万1900人が宿泊した(一般客の宿泊は1組2人からで1人あたり4万4000円~)。登美取締役は「阿部家」とは「群言堂」にとって暮らしの豊かさや日本の美意識を伝える場だという。「ビジネスを通じて世の中にメッセージを伝えたいと思いながら活動してきた。この暮らしはどうですか?と提案したのが『阿部家』で、実際に感じてもらう場所をつくることが重要だった」。

「阿部家」は訪れた人にとって生活や暮らしを見つめ直すための機会になるだけでなく、群言堂グループが大森町で積み上げてきたことを顧客に見てもらう機会になり、コミュニティーづくりの場になっている。その結果、大森町の関係人口増加に一役買っている。

暮らしを体感する「生活観光」を事業に

石見銀山群言堂グループは「地域一体型経営」を掲げて町にも投資する。娘婿の松場忠社長は「投資額の売上高に対する割合などを決めているわけではないが、地域への投資は大事だと考えている。国や県、市からの補助金を活用しながら持続可能な地域づくりのためにいろいろなことに取り組んでいる」と語る。現在、観光業に力を入れるが経済合理性を優先しない。「観光産業は文化を守るためにあるはずなのに産業モデルによって文化を壊していることも多い。私たちはこの町の暮らしや生き方を感じていただきたいと思っている。町人と他愛のない会話を楽しむような、かつての日本に当たり前にあった豊かな交流がここにはある」と話す。

「地域にとって重要なのはその土地に思いを持つ企業や個人が増えること。大森町の今があるのは当社だけでなく、大森町をなんとかしたいという同じ想いを持った(義肢・装具・人工乳房などの医療器具を扱う)中村グレイスもあったから。人口減少社会が進めば進むほど支えなければいけない割合は増える。そうなったときに町を支える企業は多い方がいいし、対応できる枠組みを作っておく必要がある」。今後は中長期滞在者を増やすための取り組みを強化する。引き続き保育園留学や地域おこし協力隊インターンプログラムを活用した二地域居住推進事業「遊ぶ広報」、大企業との連携を進めていく予定だ。「全ては町の共感者を増やすため。応援者が増え、この地域で新事業を始める企業が増えることを期待している」。

大田市のサポートを受けて24年に開業した滞在型シェアオフィスは、専用個室が3室とフリーアドレスの大部屋を用意していて、運営は順調だ。「私たちの考え方に共感してくれる人たちとのマッチングを重視して誘致している」と忠社長。現在、中小企業のDXを支援する企業や抹茶などを輸出する商社を誘致しており、大成建設とはメタバース事業を協働している。「地域を守っていくためには特定の強い存在だけではなく、多様な企業や団体、個人との連携が重要だ。滞在型シェアオフィスもそのための拠点として活用していく」。

これからの地域づくりは民間主導、ガバナンスが重要に

「地域づくり=行政だったのが、民間の役割が大きくなり民間主導でやらなければいけない時代になっている。大切なのは民間が暴走し過ぎないようにカバナンスを効かせることと、外部資本と組むときは経済的利益だけを目的にしている企業ではなく、地域を一緒に作っていくという意識を共有できるところを選ぶことが大切だ」と忠社長。群言堂グループは文化庁や観光庁、大田市や島根県からの助成金を元に新たな活動を興すことも多い。例えば、キッテ大阪の店舗は島根県、滞在型シェアオフィスは大田市、二地域居住の推進は日本郵政や国土交通省とともに取り組む。「国の政策を理解し、自分たちの強味を生かして地域を盛り上げることが大切だ。事業化するときに大切にしているのは地域に足りないものを補完できるか、そして地域にとってプラスになるかだ。『阿部家』のように補完的な役割を担う事業もある」。オーバーツーリズムの経験が丁寧なまちづくりに生かされている。

群言堂グループの事業と直接関係ないが、創業者の娘で忠社長の妻である奈緒子さんは、地域の子育て支援の必要性を感じ、保育園と学童を運営する社会福祉法人の理事を務める。もともとあった保育園の運営団体がNPO法人から社会福祉法人に変わるタイミングで奈緒子さんが関わるようになった。「町の福祉を考えた時に子どもたちの居場所を優先して作ることが大切だと考えた。その結果子育てがしやすい環境を求めて移住してきた人も増えている。他方、住宅の供給が追い付いていない。現在の課題はすぐに居住できる住宅がないことだ」と忠社長。

構造自体を変える必要がある事柄は行政と連携

群言堂グループは行政とも積極的に連携する。「構造を変えないとうまくいかないことも多い。まず思いや考えを伝えて計画書にする。短期的、中長期的な構想を描き、構造を変えるための実証事業を行いながら改善を進めていく。行政の力による構造変化は丁寧に進めることが大切だ」。例えば、大森町の観光施設の運営を集約し、共通券を発行することで両方の施設に足を運んでもらえるようにするなどだ。運営団体が市であれば条例の改訂も必要になる。

持続可能な町づくりに一役買っているのが創業者の大吉さんだ。大吉さんは群言堂の経営から退いた後に、若い世代とまちの防災・教育・福祉・観光に取り組む地域運営組織「一般社団法人石見銀山みらいコンソーシアム」と地域限定の協同組合型人材派遣業「石見銀山大田ひと・まちづくり事業協同組合」を創設し、地域の在り方を日々検討しているという。

当面の人口目標は500人だ。「大森町には五百羅漢というお地蔵様があって、その中に必ず自分に似た顔があると言われている。500は一つのコミュニティーの目安になると思っている。急速な増加ではなく緩やかに増えていくことが理想」と忠社長。町の将来像については「これまでの500年は銀という資源による発展の歴史だった。これからの500年は小さくても幸せに生きていける社会を作ることが目標で、生き方やライフスタイルを世界に広める町にしたいと考えている」。

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「群言堂」が目指す「地域一体型経営」、衣料品と観光事業から過疎地域を活性化

「石見銀山 群言堂」――島根県大田市大森町を拠点に“根のある暮らし”をコンセプトに衣料品や生活雑貨を手掛ける企業が、過疎地域の再生に一役買っている。「群言堂」は生き方や暮らし方を提案するライフスタイル産業の先駆け的存在でもある。大森町の人口は380人(令和7年3月31日現在)。そのうち小学校児童は24人、保育園児は28人と子どもの数が多く過疎地域としては極めて珍しい。群言堂グループ本社で働く社員は6人がUターン、25人が14の地域からのIターンと若い世代が移住している。同グループは衣料品の製造販売だけではなく、保育園留学や滞在型シェアオフィスを運営しており、中長期滞在者が増えて町の関係人口が増えている。

創業者から子どもへ引き継がれたバトン、「地域一体型経営」を目指して

「群言堂」を手掛ける株式会社石見銀山生活文化研究所は2019年、アパレル・飲食・観光事業を統合した石見銀山群言堂グループを設立し、創業者夫妻が経営を娘婿や娘に引き継いだ。そのときに創業者の一人松場大吉は次の世代に伝えたいこと12ケ条を示した。

一、 里山を離れることなく事業を進める覚悟を持て
二、 業種、業態にしばられるな
三、 改革、チャレンジを恐れるな 勇気こそ力である
四、 常に日常の暮らしに着目せよ
五、 類あって非のない価値を創れ
六、 対峙する人が憧れるスタイルを創れ
七、 常に若者に投票せよ
八、 儲けることは大事だが使い方がもっと大事である
九、 「経済49%、文化50%、崇高な理想1%」のバランスを持て
十、 どんな判断も里山でおこなえ
十一、紡いできた風景と生活文化を相続せよ
十二、根のある暮らしをとことん深く耕せ

同年、「生活観光」をコンセプトにした石見銀山生活観光研究所を設立し、観光業に本格的に乗り出す。町屋や古い建造物を改装し、中長期滞在者向けの宿泊施設や滞在型シェアオフィスをつくり、大成建設や中小企業のDXを支援するスタートアップのスタブロなどの企業を誘致した。

群言堂グループが掲げるのは「地域一体型経営」だ。松場忠社長は「地域を一つの会社のように捉えて地域内の事業者が連携して収益を最大化し、地域全体の発展に繋げる経営モデルだ。観光資源を有効活用し、地域全体の魅力を高めて町の存続を目指す」と意気込む。行政や異業種、町民たちと地域の在り方を探っている。本社のある島根県大田市大森町で「群言堂」の歩みと現在地、描く未来について、松場忠群言堂グループ社長と峰山由紀子石見銀山生活文化研究所所長、創業者の松場登美・群言堂グループ取締役に話を聞いた。

世界遺産でも土地の「暮らし」が残る場所

石見銀山はかつて世界の1/3量の銀を採掘していたとも言われる日本最大の銀山で、お膝元の大森町周辺はピーク時には約20万人が住んでいたという。しかし1923年の閉山後は“取り残された町”となり過疎化が進んだ。他方、開発が入らなかったことで街並みが残り1987年に伝統的建造物群保存地区に指定された。2007年には自然環境に配慮した「自然環境と共存した産業遺跡」であることが評価され世界遺産に登録された。

世界遺産登録後に観光地化が加速して地域の暮らしや生活文化が失われる場所は少なくない。大森町も世界遺産登録時にオーバーツーリズムを経験するが、その時町民たちは住民憲章を制定する。石見銀山遺跡を守り、活かし、未来に引き継ぎたいという願いを示すと同時に自らの暮らしを守るためだ。

住民憲章には「暮らし」という言葉が3回繰り返され、歴史と自然を守りながら大森町での「暮らし」を大事にしたいという住民の総意が示された。経済優先の観光ではなく、大森町ならではの地域づくりを重視した。

大森町に残る「暮らし」は世界に誇る遺産

群言堂グループがこれまで改修した町屋は16軒。「誰かのために景観を作るのではなく、まっとうな生業が行われていればおのずと美しくなる」とは創業者の松場登美取締役の言葉だ。本社やカフェを併設する本店、社員寮、そして武家屋敷を21年かけて修繕した宿泊施設「他郷阿部家」、中長期滞在者向けの宿泊施設など、町屋や建物の状態によって中の構造を残したり、現代風に改修したりと一軒一軒の個性を最大限に生かしている。同グループのシンボルで現在は社員食堂として活用している大きなかやぶき屋根が印象的な建物は1997年に広島県から移築したもの。「引き取り手が見つからないという新聞記事を偶然見つけたのがきっかけだった。今思えば、よくあそこまで多額の借金をして引き取ったなあ」と登美取締役は振り返る。

大森町を拠点に「石見銀山 群言堂」を創業したのは大森町出身の松場大吉と三重県出身の登美夫妻。仕事をつくるためにパッチワークの布小物の販売から始まり、89年に大森町に庄屋屋敷を改修して本店を開いた。

「大森町に戻ったのはバブル全盛期。その価値観の中では取り残された地域だったが、夫の大吉と私はここを選び事業を興した。ビジネスの舵は夫が切り、危機はしょっちゅうだった(笑)」と登美取締役は振り返る。「群言堂」の前進「ブラハウス(BURA HOUSE)」はカントリー調パッチワークの布小物ブランドで、「私たちは石見銀山を愛し、この地に根を下ろしてモノ作りをしたいと考えています」と商品ラベルに書き、広島など近隣地域の百貨店などへ赴き行商した。その「ブラハウス」が徐々に人気を集め、コピー商品が生まれるほどに成長した94年、「町を深く知れば知るほど、カントリー調のものを作る事業がふさわしいのかと考えるようになった。検討を重ねて日本人による日本人のためのものづくりをしようと『石見銀山 群言堂』を立ち上げた。「群言堂は中国人留学生が教えてくれた言葉。仲間が集まっておいしいものを食べお酒を飲みながら語り合う様子を見て『中国ではみんなが目線を一緒にして意見を出し合いながらいい流れをつくっていくことを“群言堂”という』と教えてくれた」。企業理念に造語“復古創新”を掲げた。「ただ古いものを蘇えらせるのではなく過去・現在・未来をつなぎ、未来のために今何をすべきかと暮らしの在り方を考えることを大切にしている」と登美取締役。98年に石見銀山生活文化研究所を設立した。

石見銀山の暮らしを伝える店として百貨店を中心に31店舗出店

群言堂グループの2025年6月期の売上高は25億5000万円を見込む。現在の従業員数は235人。古民家を再生した路面店や百貨店を中心に31店舗を展開し、顧客層のコアは60代後半だ。「石見銀山」を大々的にうたい、地域の暮らしを前面に打ち出し全国各地に31店舗を展開するのは稀有かもしれない。

衣料品は日本の繊維産地の技術力を生かした生地作りから産地と取り組む。近年存続の危機が叫ばれる産地を支えるためにコロナ禍の21年、厚みのある発注に切り替えるために1シーズンの型数を約200型から100~110型に絞った。そのうち20型が定番品だ。

創業者夫妻の娘で石見銀山生活文化研究所の峰山由紀子代表取締役所長は「私たちの強味は大森町という実態があること。大森町の暮らしの中で着たい服を大森町でデザインし、日々目にする景色からこの色が美しいといった感覚を大事にしている。山間にある町ならではの吹き下ろす風や湿度を感じながら正直に服づくりをしている」と語る。大森町の色を取り入れたいと考え、周辺で採取した草花や枝木などから染めた「里山パレット」は人気を集める製品の一つだ。ファッションブランドの多くはブランドとは直接関係のないところにインスピレーションを求め、ある種の夢やフィクションと製品を重ねて提案するところがあるが、「群言堂」は常に大森町の暮らしが中心にある。どちらがいいではなく、町に根差したものづくりが「群言堂」の独自性といえる。

大森町の工房を拡大、中長期滞在者を誘致

「群言堂」は20年からお直し・リメイクサービス「お気に入り相談室」に取り組む。この春、事業を拡大する。「中長期滞在と工房は相性がいい。お直しから仕立てまで相談のために町を訪れることができるよう工房を拡大する」と由紀子所長。現在、「お気に入り相談室」は舞台衣装を手掛けた経験を持つスタッフが全国の顧客の要望に応えているが、専門スタッフを増やして需要の広がりとともに体制を整える予定だ。「ものづくりの現場を大森町に持ちたい。創業期は内職さんを集めて大森で生産しており、本店の半分は工場だった。サプライチェーン構築や人を抱える難しさから大森での生産を断念したが、社会が変わってきているので、大森に工房を再び整えることはブランドとしてあるべき姿なのではないか」と由紀子所長。

ポイントを貯めると登美さんが手掛けた「他郷阿部家」で登美取締役と食事

21年かけて改装した築230年の武家屋敷「暮らす宿 他郷阿部家」は登美取締役の「捨てない暮らし」のアイデアが詰まった場所だ。飾りガラスをパッチワークした戸や和紙を張り合わせた障子、古材を活用した柱や廃校になった小学校のパイプ椅子など。「昔の日本の暮らしは廃材すら捨てず再利用していた。それはとても美しいこと。できるだけごみを出さないことを難しく考えるのではなくて楽しむことを伝えたい」と登美取締役。

「群言堂」には画期的なポイント制度がある。ポイントを貯めると登美取締役が10年間住みながら理想の暮らしの場をつくった「他郷阿部家」に宿泊できる。1日2組限定で、宿泊者は夕食を登美取締役とともにして会話を楽しむ。全国各地から顧客を大森町に招き、「群言堂」が大切にする暮らしを体験できる仕組みが秀逸で、08年にはじまりこれまでのべ1万1900人が宿泊した(一般客の宿泊は1組2人からで1人あたり4万4000円~)。登美取締役は「阿部家」とは「群言堂」にとって暮らしの豊かさや日本の美意識を伝える場だという。「ビジネスを通じて世の中にメッセージを伝えたいと思いながら活動してきた。この暮らしはどうですか?と提案したのが『阿部家』で、実際に感じてもらう場所をつくることが重要だった」。

「阿部家」は訪れた人にとって生活や暮らしを見つめ直すための機会になるだけでなく、群言堂グループが大森町で積み上げてきたことを顧客に見てもらう機会になり、コミュニティーづくりの場になっている。その結果、大森町の関係人口増加に一役買っている。

暮らしを体感する「生活観光」を事業に

石見銀山群言堂グループは「地域一体型経営」を掲げて町にも投資する。娘婿の松場忠社長は「投資額の売上高に対する割合などを決めているわけではないが、地域への投資は大事だと考えている。国や県、市からの補助金を活用しながら持続可能な地域づくりのためにいろいろなことに取り組んでいる」と語る。現在、観光業に力を入れるが経済合理性を優先しない。「観光産業は文化を守るためにあるはずなのに産業モデルによって文化を壊していることも多い。私たちはこの町の暮らしや生き方を感じていただきたいと思っている。町人と他愛のない会話を楽しむような、かつての日本に当たり前にあった豊かな交流がここにはある」と話す。

「地域にとって重要なのはその土地に思いを持つ企業や個人が増えること。大森町の今があるのは当社だけでなく、大森町をなんとかしたいという同じ想いを持った(義肢・装具・人工乳房などの医療器具を扱う)中村グレイスもあったから。人口減少社会が進めば進むほど支えなければいけない割合は増える。そうなったときに町を支える企業は多い方がいいし、対応できる枠組みを作っておく必要がある」。今後は中長期滞在者を増やすための取り組みを強化する。引き続き保育園留学や地域おこし協力隊インターンプログラムを活用した二地域居住推進事業「遊ぶ広報」、大企業との連携を進めていく予定だ。「全ては町の共感者を増やすため。応援者が増え、この地域で新事業を始める企業が増えることを期待している」。

大田市のサポートを受けて24年に開業した滞在型シェアオフィスは、専用個室が3室とフリーアドレスの大部屋を用意していて、運営は順調だ。「私たちの考え方に共感してくれる人たちとのマッチングを重視して誘致している」と忠社長。現在、中小企業のDXを支援する企業や抹茶などを輸出する商社を誘致しており、大成建設とはメタバース事業を協働している。「地域を守っていくためには特定の強い存在だけではなく、多様な企業や団体、個人との連携が重要だ。滞在型シェアオフィスもそのための拠点として活用していく」。

これからの地域づくりは民間主導、ガバナンスが重要に

「地域づくり=行政だったのが、民間の役割が大きくなり民間主導でやらなければいけない時代になっている。大切なのは民間が暴走し過ぎないようにカバナンスを効かせることと、外部資本と組むときは経済的利益だけを目的にしている企業ではなく、地域を一緒に作っていくという意識を共有できるところを選ぶことが大切だ」と忠社長。群言堂グループは文化庁や観光庁、大田市や島根県からの助成金を元に新たな活動を興すことも多い。例えば、キッテ大阪の店舗は島根県、滞在型シェアオフィスは大田市、二地域居住の推進は日本郵政や国土交通省とともに取り組む。「国の政策を理解し、自分たちの強味を生かして地域を盛り上げることが大切だ。事業化するときに大切にしているのは地域に足りないものを補完できるか、そして地域にとってプラスになるかだ。『阿部家』のように補完的な役割を担う事業もある」。オーバーツーリズムの経験が丁寧なまちづくりに生かされている。

群言堂グループの事業と直接関係ないが、創業者の娘で忠社長の妻である奈緒子さんは、地域の子育て支援の必要性を感じ、保育園と学童を運営する社会福祉法人の理事を務める。もともとあった保育園の運営団体がNPO法人から社会福祉法人に変わるタイミングで奈緒子さんが関わるようになった。「町の福祉を考えた時に子どもたちの居場所を優先して作ることが大切だと考えた。その結果子育てがしやすい環境を求めて移住してきた人も増えている。他方、住宅の供給が追い付いていない。現在の課題はすぐに居住できる住宅がないことだ」と忠社長。

構造自体を変える必要がある事柄は行政と連携

群言堂グループは行政とも積極的に連携する。「構造を変えないとうまくいかないことも多い。まず思いや考えを伝えて計画書にする。短期的、中長期的な構想を描き、構造を変えるための実証事業を行いながら改善を進めていく。行政の力による構造変化は丁寧に進めることが大切だ」。例えば、大森町の観光施設の運営を集約し、共通券を発行することで両方の施設に足を運んでもらえるようにするなどだ。運営団体が市であれば条例の改訂も必要になる。

持続可能な町づくりに一役買っているのが創業者の大吉さんだ。大吉さんは群言堂の経営から退いた後に、若い世代とまちの防災・教育・福祉・観光に取り組む地域運営組織「一般社団法人石見銀山みらいコンソーシアム」と地域限定の協同組合型人材派遣業「石見銀山大田ひと・まちづくり事業協同組合」を創設し、地域の在り方を日々検討しているという。

当面の人口目標は500人だ。「大森町には五百羅漢というお地蔵様があって、その中に必ず自分に似た顔があると言われている。500は一つのコミュニティーの目安になると思っている。急速な増加ではなく緩やかに増えていくことが理想」と忠社長。町の将来像については「これまでの500年は銀という資源による発展の歴史だった。これからの500年は小さくても幸せに生きていける社会を作ることが目標で、生き方やライフスタイルを世界に広める町にしたいと考えている」。

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エストネーション、新業態「アッセンブル」の1号店をギンザシックスに出店 デベロッパーの“課題解決型店舗”

エストネーションは4月10日、ハウスブランドを集積させた新業態「アッセンブル エストネーション(ASSEMBLE ESTNATION、以下アッセンブル)」の1号店を、ギンザシックス(GINZA SIX)4階にオープンした。店舗面積は約99平方メートルと従来の「エストネーション」よりもコンパクトながら、銀座という立地特性を踏まえた緻密な商品構成で、自社の強みを凝縮した。

「アッセンブル」は2024年6月にスタートした新業態で、百貨店や商業施設などのデベロッパーが抱える要望に柔軟に応える“課題解決型店舗”をコンセプトに掲げる。ギンザシックス店では、“モダンガール”をテーマに社会で活躍する女性たちに響く商品ラインアップを意識した。高級感あるビジネスウエアをそろえる「エストネーション ザ ファースト(ESTNATION THE FIRST)」や、タイムレスでクリーンなスタイルの「エッセンス オブ ラグジュアリー(ESSENCE OF LUXURY)」が中心となる。セレクトブランドは全体の3割ほどで、アパレルでは「ヴィクトリア・ベッカム(VICTORIA BECKHAM)」をメインに仕入れた。同店の客層に合わせた働く女性に標準を定めることで、館自体の体験価値向上に貢献したい考え。

内装は木目を基調に、随所につばきの花を飾ってシックな空間に仕上げた。コンパクトな店舗ながら、試着室兼VIPルームは広めに設け、エストネーションらしいラグジュアリーな購買体験も提供する。

事業責任者の畠中智哉新規事業開発部部長は、「アッセンブルに課されているのは、『エストネーション』の世界観をより明確に発信しながら、収益性を高めること。ハウスブランドの開発に力を入れてきた自分たちには、提案の幅がある。それを武器に、コンパクトな空間であっても施設ごとに特化した強みを色濃く打ち出すことで面白い店ができると思う」と話す。ギンザシックス店の売上高は2年以内に3億円を目指すという。

6月にはアトレ恵比寿への出店も予定する。今後はメンズ商品を揃えた店舗の出店も視野に入れている。

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エストネーション、新業態「アッセンブル」の1号店をギンザシックスに出店 デベロッパーの“課題解決型店舗”

エストネーションは4月10日、ハウスブランドを集積させた新業態「アッセンブル エストネーション(ASSEMBLE ESTNATION、以下アッセンブル)」の1号店を、ギンザシックス(GINZA SIX)4階にオープンした。店舗面積は約99平方メートルと従来の「エストネーション」よりもコンパクトながら、銀座という立地特性を踏まえた緻密な商品構成で、自社の強みを凝縮した。

「アッセンブル」は2024年6月にスタートした新業態で、百貨店や商業施設などのデベロッパーが抱える要望に柔軟に応える“課題解決型店舗”をコンセプトに掲げる。ギンザシックス店では、“モダンガール”をテーマに社会で活躍する女性たちに響く商品ラインアップを意識した。高級感あるビジネスウエアをそろえる「エストネーション ザ ファースト(ESTNATION THE FIRST)」や、タイムレスでクリーンなスタイルの「エッセンス オブ ラグジュアリー(ESSENCE OF LUXURY)」が中心となる。セレクトブランドは全体の3割ほどで、アパレルでは「ヴィクトリア・ベッカム(VICTORIA BECKHAM)」をメインに仕入れた。同店の客層に合わせた働く女性に標準を定めることで、館自体の体験価値向上に貢献したい考え。

内装は木目を基調に、随所につばきの花を飾ってシックな空間に仕上げた。コンパクトな店舗ながら、試着室兼VIPルームは広めに設け、エストネーションらしいラグジュアリーな購買体験も提供する。

事業責任者の畠中智哉新規事業開発部部長は、「アッセンブルに課されているのは、『エストネーション』の世界観をより明確に発信しながら、収益性を高めること。ハウスブランドの開発に力を入れてきた自分たちには、提案の幅がある。それを武器に、コンパクトな空間であっても施設ごとに特化した強みを色濃く打ち出すことで面白い店ができると思う」と話す。ギンザシックス店の売上高は2年以内に3億円を目指すという。

6月にはアトレ恵比寿への出店も予定する。今後はメンズ商品を揃えた店舗の出店も視野に入れている。

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「アネッサ」×ポケモン ピカチュウ・ポッチャマ・ニャオハデザインのUVミルクが登場

資生堂の日焼け止めブランド「アネッサ(ANESSA)」は4月21日、ポケモンとコラボレーションした限定パッケージの“パーフェクト UV スキンケアミルク NA”[SPF50+ PA++++](全3種、各60mL、各3058円※編集部調べ)を数量限定で発売する。

同製品は、汗、水、熱、こすれ、表情のヨレに対応するUVブロック膜技術を搭載し、軽い付け心地ながら肌を紫外線から隙なく守る日焼け止め用乳液。また、長時間の保湿効果を発揮するほか、“ビューティアップ粉末”を新配合しており、化粧下地としても使用できる。

今回のコラボでは、ポケモンから、ピカチュウ、ポッチャマ、ニャオハをデザインした3種のパッケージを用意した。

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「グラウンド ワイ」心斎橋パルコ店が中華花を刺しゅうしたシャツを限定発売

ヨウジヤマモトの「グラウンド ワイ(GROUND Y)」は4月18日、各店舗限定で展開する“中華花刺しゅうシャツ”シリーズの第2弾を「グラウンド ワイ」心斎橋パルコ店で発売する。ブラック、ホワイトの2色展開で、価格は5万5000円。

花の刺しゅうが色気を醸し出す限定シャツ

今回は、「グラウンド ワイ」2025年春夏コレクションで発表した中華花をモチーフに、同店限定のオリジナルカラーとデザインで刺しゅうを施した。スリムなシルエットと長めに設計した後ろ身頃がブランドならではのレイヤードスタイルを引き立てるよう設計した。

なお、同シリーズの第1弾は、今月5日に札幌パルコでオープンした「グラウンド ワイ」と「サイト(S'YTE)」の複合店で限定発売した。

発売日同日には「グラウンド ワイ」
各店でノベルティーを用意

さらに同日から「グラウンド ワイ」ギンザシックス店、ラフォーレ原宿店、渋谷パルコ店、名古屋パルコ店、心斎橋パルコ店の5店舗で数量限定のノベルティーを用意。税込5万5000円以上の商品購入者には、オリジナルのコインケースをプレゼントする。

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オランダのインテリアブランド「モーイ」がミラノサローネでも注目の新製品を日本販売開始

この春もミラノサローネ国際家具見本市(以下、ミラノサローネ)がロー・フィエラミラノで4月8〜13日まで開催され、37カ国から2000以上の企業が出展する。アーティスティックな球形の照明、レイモンドなどで知られるオランダのインテリアブランド「モーイ(MOOOI)」は今回初めてサローネ内にショップをオープンする。

「モーイ」のブランドアイコン的な照明の日本発売開始も今回のミラノサローネのニュースだ。欧米と日本では電流の規制などが異なるため、日本仕様にしたものではないと販売ができず、数年のタイムラグが生じる場合が多い。今回は満を持しての日本での流通となる。トーヨーキッチンスタイルのオンラインショップとショールームで発売する。

光そのものをデザインできる「チューブライト」

1つめは光のチューブが有機的なラインを描く「チューブライト(Tubelight)」。直線的な蛍光灯の概念を覆し、まるで蛍光灯が溶けたような曲線やねじれとなり、光そのものをデザインできるのが革新的だ。5m仕様の“チューブライト500”は長くしなやかなチューブを丸めたり結んだり、たらしたりと自在にフォームを変え、光そのものをデザインし遊ぶ。クランプホルダーを使って天井や壁に固定することも可能で、そのままテーブルの上に垂らして、テーブルの上のオブジェや料理をライトアップするというアイデアも。調光・調温機能もあり、青くシャープな蛍光灯の色味から、暖かみのある赤みのある白まで、イメージに合わせて調整できる。ボアズ・コヘン氏と山口沙弥加氏が2007年に設立したアムステルダムを拠点とするデザインユニット、ビクシー(BCXSY)によるデザインだ。

5つのソケットが連結したような「クラスターランプ」

5つのソケットが連結したような「クラスターランプ(Cluster Lamp)」もまたコンセプチュアルで、クリエイティビティーが試される照明だ。固定された形はなく、自由に光源を選んで、使用者自身がデザインを完成させる。組み合わせる電球の大きさ、デザイン、色や光の強さにより、自分だけのシャンデリアをカスタマイズできるのだ。この照明はスウェーデン出身のデザイナー、ジュエル・テガーマークにより、2004年にリリースされた「モーイ」のアイコン的なライト。日本ではさまざまな規制から販売はしていなかったのだが、この春に日本仕様が実現し販売開始になった。あのライトを自邸でも・・・!と喜ぶデザインファンも多いだろう。

つぼみが花開く様子をイメージした「ハナチェア」

そしてつぼみが花開く様子にインスピレーションを得たハナチェアもリリース。モダン、クラシック、ミニマルとさまざまなスタイルの空間になじむ汎用性があり、ダイニングだけでなく、書斎やオフィス、ホテルのラウンジなど幅広いシーンで活躍しそうだ。「ハナコレクションにはキッチンカウンターにフィットするシート高さ65cm、バーカウンター向けの75mのハナバースツールもあり、いずれも2脚セットで販売。柔らかさを感じるガラス繊維複合樹脂、ファブリック、レザーなどさまざまな素材や色で展開し、スタイルに合わせたカスタマイズができる。実際に座ると、お尻を包み込むような座面で背もたれも大きく、アームレストがなくても上半身がブレない安定感がある。こんな座り心地のいいバースツールがあったら、何杯もすすんでしまいそうだ。ミラノで建築を学び、アムステルダムでプロダクトデザイナーとしての実績を積んだシモーネ・ボナー二によるデザインは人間工学にもかなっている。

「モーイ」の日本総代理店は端正で機能的なキッチンで知られるトーヨーキッチンスタイル。実際の暮らしの中で、キッチンのある風景の中で映えるデザイン、実用的な機能を備えたラインアップだ。これらの新モデルは住み手のイマジネーションをわかせる。この新たな定番となりそうなモデルはさまざまな空間を彩るだろう。

■モーイ」東京

住所:東京都港区南青山6丁目11-1 スリーエフ南青山ビル
営業時間:11:00~19:00
休館日:水曜日(祝日の場合は木曜日) / 夏期 / 年末年始

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オランダのインテリアブランド「モーイ」がミラノサローネでも注目の新製品を日本販売開始

この春もミラノサローネ国際家具見本市(以下、ミラノサローネ)がロー・フィエラミラノで4月8〜13日まで開催され、37カ国から2000以上の企業が出展する。アーティスティックな球形の照明、レイモンドなどで知られるオランダのインテリアブランド「モーイ(MOOOI)」は今回初めてサローネ内にショップをオープンする。

「モーイ」のブランドアイコン的な照明の日本発売開始も今回のミラノサローネのニュースだ。欧米と日本では電流の規制などが異なるため、日本仕様にしたものではないと販売ができず、数年のタイムラグが生じる場合が多い。今回は満を持しての日本での流通となる。トーヨーキッチンスタイルのオンラインショップとショールームで発売する。

光そのものをデザインできる「チューブライト」

1つめは光のチューブが有機的なラインを描く「チューブライト(Tubelight)」。直線的な蛍光灯の概念を覆し、まるで蛍光灯が溶けたような曲線やねじれとなり、光そのものをデザインできるのが革新的だ。5m仕様の“チューブライト500”は長くしなやかなチューブを丸めたり結んだり、たらしたりと自在にフォームを変え、光そのものをデザインし遊ぶ。クランプホルダーを使って天井や壁に固定することも可能で、そのままテーブルの上に垂らして、テーブルの上のオブジェや料理をライトアップするというアイデアも。調光・調温機能もあり、青くシャープな蛍光灯の色味から、暖かみのある赤みのある白まで、イメージに合わせて調整できる。ボアズ・コヘン氏と山口沙弥加氏が2007年に設立したアムステルダムを拠点とするデザインユニット、ビクシー(BCXSY)によるデザインだ。

5つのソケットが連結したような「クラスターランプ」

5つのソケットが連結したような「クラスターランプ(Cluster Lamp)」もまたコンセプチュアルで、クリエイティビティーが試される照明だ。固定された形はなく、自由に光源を選んで、使用者自身がデザインを完成させる。組み合わせる電球の大きさ、デザイン、色や光の強さにより、自分だけのシャンデリアをカスタマイズできるのだ。この照明はスウェーデン出身のデザイナー、ジュエル・テガーマークにより、2004年にリリースされた「モーイ」のアイコン的なライト。日本ではさまざまな規制から販売はしていなかったのだが、この春に日本仕様が実現し販売開始になった。あのライトを自邸でも・・・!と喜ぶデザインファンも多いだろう。

つぼみが花開く様子をイメージした「ハナチェア」

そしてつぼみが花開く様子にインスピレーションを得たハナチェアもリリース。モダン、クラシック、ミニマルとさまざまなスタイルの空間になじむ汎用性があり、ダイニングだけでなく、書斎やオフィス、ホテルのラウンジなど幅広いシーンで活躍しそうだ。「ハナコレクションにはキッチンカウンターにフィットするシート高さ65cm、バーカウンター向けの75mのハナバースツールもあり、いずれも2脚セットで販売。柔らかさを感じるガラス繊維複合樹脂、ファブリック、レザーなどさまざまな素材や色で展開し、スタイルに合わせたカスタマイズができる。実際に座ると、お尻を包み込むような座面で背もたれも大きく、アームレストがなくても上半身がブレない安定感がある。こんな座り心地のいいバースツールがあったら、何杯もすすんでしまいそうだ。ミラノで建築を学び、アムステルダムでプロダクトデザイナーとしての実績を積んだシモーネ・ボナー二によるデザインは人間工学にもかなっている。

「モーイ」の日本総代理店は端正で機能的なキッチンで知られるトーヨーキッチンスタイル。実際の暮らしの中で、キッチンのある風景の中で映えるデザイン、実用的な機能を備えたラインアップだ。これらの新モデルは住み手のイマジネーションをわかせる。この新たな定番となりそうなモデルはさまざまな空間を彩るだろう。

■モーイ」東京

住所:東京都港区南青山6丁目11-1 スリーエフ南青山ビル
営業時間:11:00~19:00
休館日:水曜日(祝日の場合は木曜日) / 夏期 / 年末年始

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「マリメッコ」ストアが京阪百貨店守口店に 豊富な商品展開のほかノベルティーも

「マリメッコ(MARIMEKKO)」は4月24日、大阪の京阪百貨店 守口店に新店舗「マリメッコ 京阪守口」をオープンする。同店では、ウエアやバッグ、アクセサリーに加えて、ホームコレクション、ファブリックなど、豊富なカテゴリーをラインアップするほか、新作のホームアイテムも先行して取り扱う。なお、同店で先行販売するアイテムは、5月中旬から全国の「マリメッコ」ストアでも取り扱う。

さらにオープン記念として、特別なノベルティーも用意。税込2万2000円以上の商品購入者には、オリジナルのファブリックバッグを贈呈する。

店舗情報

◼️マリメッコ 京阪守口

オープン日:4月24日
時間:10:00〜19:30
場所:京阪百貨店守口店 2階
住所:大阪府守口市河原町8-3

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バロック、中国事業の経営から撤退 ベルグループに子会社を譲渡

バロックジャパンリミテッドは14日、中国事業を手がける連結子会社2社の全株式を、現地パートナーであるベル・インターナショナル・ホールディングス傘下のSPC(特別目的会社)であるエイブル・コンコードに譲渡すると発表した。株式譲渡は4月30日を予定する。

譲渡の対象となるのは、中国卸事業を管轄するバロックチャイナと、中国小売事業を担うバロックチャイナアパレルズ。これにより、同社は2010年から継続してきた中国事業の経営からは手を引くことになる。

中国市場では近年、景気減速や個人消費の低迷、ローカルブランドの台頭による競争激化、ECシフトが加速。バロックもこれに対応する形で、地方店を中心とした不採算店舗のスクラップや直営からフランチャイズ展開へのシフトなどを進めてきた。だが2025年2月期においても、中国事業は売上高が前期比10.8%減の46億円、ロイヤリティ収入が同41.7%減の1億5800万円と低迷が続いた。中国経済の先行き不透明感が払拭できないことから、抜本的なビジネススキームの転換を決断した。

バロックの今後の中国事業は合弁パートナーのベルグループに経営を委ねるものの、中国市場から完全に撤退するわけではない。今後もベルグループとのブランドライセンス契約を継続し、「マウジー(MOUSSY)」や「スライ(SLY)」のロイヤリティービジネスや卸売ビジネスに集中。リスクが少なく効率的な収益モデルへの転換を図る。

2子会社の譲渡価額は非公開。株式譲渡後は、ベルグループが事業の立て直しを担い、EC強化などを進める。一方のバロックは、国内収益基盤強化や新規事業への投資に経営資源を集中させる。

なお、今回の株式譲渡により、中国における不採算店舗のスクラップと商品評価損の影響を含み、25年2月期に投資損失24億3000万円を計上。同社の25年2月期連結業績は、最終損益が25億7000万円の赤字(前期は9億4500万円の黒字)となった。売上高は前期比3.5%減の581億円、営業利益は同58.4%減の8億1200万円だった。

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バロック、中国事業の経営から撤退 ベルグループに子会社を譲渡

バロックジャパンリミテッドは14日、中国事業を手がける連結子会社2社の全株式を、現地パートナーであるベル・インターナショナル・ホールディングス傘下のSPC(特別目的会社)であるエイブル・コンコードに譲渡すると発表した。株式譲渡は4月30日を予定する。

譲渡の対象となるのは、中国卸事業を管轄するバロックチャイナと、中国小売事業を担うバロックチャイナアパレルズ。これにより、同社は2010年から継続してきた中国事業の経営からは手を引くことになる。

中国市場では近年、景気減速や個人消費の低迷、ローカルブランドの台頭による競争激化、ECシフトが加速。バロックもこれに対応する形で、地方店を中心とした不採算店舗のスクラップや直営からフランチャイズ展開へのシフトなどを進めてきた。だが2025年2月期においても、中国事業は売上高が前期比10.8%減の46億円、ロイヤリティ収入が同41.7%減の1億5800万円と低迷が続いた。中国経済の先行き不透明感が払拭できないことから、抜本的なビジネススキームの転換を決断した。

バロックの今後の中国事業は合弁パートナーのベルグループに経営を委ねるものの、中国市場から完全に撤退するわけではない。今後もベルグループとのブランドライセンス契約を継続し、「マウジー(MOUSSY)」や「スライ(SLY)」のロイヤリティービジネスや卸売ビジネスに集中。リスクが少なく効率的な収益モデルへの転換を図る。

2子会社の譲渡価額は非公開。株式譲渡後は、ベルグループが事業の立て直しを担い、EC強化などを進める。一方のバロックは、国内収益基盤強化や新規事業への投資に経営資源を集中させる。

なお、今回の株式譲渡により、中国における不採算店舗のスクラップと商品評価損の影響を含み、25年2月期に投資損失24億3000万円を計上。同社の25年2月期連結業績は、最終損益が25億7000万円の赤字(前期は9億4500万円の黒字)となった。売上高は前期比3.5%減の581億円、営業利益は同58.4%減の8億1200万円だった。

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「ソウシオオツキ」、2度目の「LVMHプライズ」最終選考入り 2025年度8組の実績をチェック

LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)は、12回目となる2025年度「LVMHヤング ファッション デザイナー プライズ(LVMH YOUNG FASHION DESIGNER PRIZE以下、LVMHプライズ)」のファイナリスト8組を発表した。そのうち、16年度ファイナリストにも選出された大月壮士による「ソウシオオツキ(SOSHIOTSUKI)」が再び名を連ねた。ほかには、ロンドンを拠点とする3ブランド、パリで活動する3ブランド、ミラノから1ブランドが選出されている。

なお、セミファイナリスト20組に入っていた村上亮太による「ピリングス(PILLINGS)」は推しくも外れた。最終選考会は9月3日にパリで開催し、当日にグランプリほか各賞が発表される予定だ。審査員には3月にデビューコレクションを発表したばかりの「ジバンシィ(GIVENCHY)」のサラ・バートン(Sarah Burton)=クリエイティブ・ディレクターの参加も決定している。

25年度「LVMHプライズ」のファイナリストのブランド名とデザイナー名、国籍は以下の通り。

「アランポール(ALAINPAUL)」/アラン・ポール、フランス
「オールイン(ALL-IN)」/ベンジャミン・バロン(Benjamin Barron)、アメリカ&ブロール・オーガスト・ヴェスタボ(Bror August Vestbo)、ノルウェー
「フランチェスコ ムラノ(FRANCESCO MURANO)」/フランチェスコ・ムラノ、イタリア
「ソウシオオツキ」/大月壮士、日本
「スティーブ オー スミス(STEVE O SMITH)」/スティーブ・オー・スミス、イギリス
「トル コーカー(TOLU COKER)」/トル・コーカー、イギリス
「トリシジュ(TORISHEJU)」/トリシジュ・ドゥミ(Torisheju Dumi)、イギリス
「ゾマー(ZOMER)」/ダニアル・アイトゥガノフ(Danial Aitouganov)、オランダ

デジタル社会における独自のクラフツマンシップを評価

「LVMHプライズ」設立者であるデルフィーヌ・アルノー(Delphine Arnault)=クリスチャン ディオール クチュール会長兼最高経営責任者は、今年度のファイナリストについて「テーラリングとクラフツマンシップにおける専門知識が際立っている」と評価。「ファッションやラグジュアリーの分野に限らず、テクノロジーやAIがさまざまな業界を再構築していく中で、クリエイターは人間の手と心による熟練の技を称えようと、彼らなりのクラフツマンシップを積極的に取り入れている。安価な方法で再現することは難しいクラフトの希少性やつながり、自己表現といった価値こそが今の時代に響くものであり、彼らはそれを具現化している」。ファイナリストの多くは、ドローイングやダンス、映画、雑誌など、ファッションデザインの領域を超えたさまざまな分野を着想源としている。同氏は、「ソーシャルメディアにより、あらゆるものに手軽にアクセスできるようになったほか、影響をいかに受けたかが可視化されるようになった。また、ブランドは単に服を作るだけでなく、一つの文化を作り出すことが求められている。そうした世界観の構築こそが、今のファッションを刺激的で魅力的なものにしている」とコメントした。

「アランポール」、幼少時代のバレエ経験がデザインの核に

デザイナーのアラン・ポールは、「ヴェトモン(VETEMENTS)」や「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」などで10年間キャリアを積んだ後、2023年に夫のルイス・フィリップ(Luis Philippe)と「アランポール」を共同設立した。フィリップは、「バレンシアガ(BALENCIAGA)」や「ジャックムス(JACQUEMUS)」「アライア(ALAIA)」などでホールセールスを担当していた。

ラグジュアリーブランドなどで実力を培ってきたポールだが、彼のクリエイションの根底には、幼少期に始めたバレエダンサーとしての経験がある。8歳でマルセイユ国立バレエ団に入団し、18歳まで在籍。「この10年間が、今の自分の土台となった」とポールは話す。その後ファッションの道に進み、ケッジ・ビジネススクールでブランドマネジメントを学び、マランゴーニ学院(Istituto Marangoni)でファッションデザインの学位を取得した。「アランポール」は現在世界30の小売店で取り扱いされている。

「オールイン」はファッション誌から始まり、ブランド化

「オールイン」はベンジャミン・バロンがニューヨーク州北部のバード大学で写真を専攻していた学生時代に、ファッション雑誌として立ち上げた。その後、デザイナーのブロール・オーガスト・ヴェスタボと出会い、彼のカスタムピースを使い、ファッションシューティングを始める。これを機に「オールイン」をブランドとしてスタートし、2019年にニューヨークで初のコレクションを発表。その後2人はノルウェーに移住し、ヴェスタボはオスロ国立芸術アカデミー修士号を取得。パリに拠点を移した。

彼らのコレクションは、既存の服を新しい文脈で再解釈することをコンセプトとしている。そのミューズは、ビューティコンテストの元女王や社交界デビューする上流階級の女性、年を重ねたポップスターなど。「コレクションは、1日の中で見せる多様な表情や進化していく存在という女性像を表現している」とバロンは説明する。フットウエアは、リアーナ(Rihanna)やクロエ・セヴィニー(Chloe Sevigny)、カイリー・ジェンナー(Kylie Jenner)といったセレブリティが着用したことで話題を呼んだ。

「フランチェスコ ムラノ」はビヨンセの衣装制作で話題に

フランチェスコ・ムラノは、ヨーロッパ・デザイン学院 (Istituto Europeo di Design)の卒業を控えていた2019年、歌手のビヨンセ(Beyonce)から「スピリット(Spirit)」のミュージックビデオでの衣装制作を依頼され、一躍注目を集めた。2年後には、ラッパーのカーディ・B(Cardi B)も衣装をオファー。「ムラノ」は当初、オーダーメードでの販売を中心としていたが、セレブリティの衣装制作を機に、ビジネスモデルを開拓した。

洗練されたテーラリングとドレープを生かしたイブニングウエアの融合をベースにする「ムラノ」。印象深いシルエットは、理想的なプロポーションとする古代ギリシャの彫刻にインスパイアしている。20年、「フー・イズ・オン・ネクスト?(Who is on Next?)」のウィメンズ部門で最優秀賞を獲得。24年には、イタリア・ファッション協会が若手デザイナーを支援・育成する助成金プログラム「カメラ・モーダ・ファッション・トラスト(Camera Moda Fashion Trust)」の1人に選ばれた。今年2月に開催された25-26年秋冬ミラノ・ファッション・ウイークでは、初のランウエイショーを披露した。

「ソウシオオツキ」、和洋折衷のスーツで存在感示す

15年にスタートした大月壮士による「ソウシオオツキ」は、80年代の「ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)」に刺激を受けたオーバーサイズのスーツがカルト的人気になっている。和と洋の紳士服のコードを融合し、シグネチャーであるスーツの裏地には着物の袖を思わせるスリット、ジャケットには道着のような前合わせのディテールを施すなど、独自のメンズウエアを確立している。

大月は1990年千葉県生まれ。文化服装学院メンズウェア科や「ここのがっこう」で学び、15年に自身のメンズウエアブランドを立ち上げた。翌年には「LVMHプライズ」のファイナリストに選出された。昨年のヨーロッパの旅行雑誌「ザ・トラベル・アルマナック(The Travel Almanac)」の表紙には、ラッパーのエイサップ・ロッキー(A$AP ROCKY)が「ソウシオオツキ」のスーツを着用。ブランドのEC売り上げが急上昇するほど、ブランドにとって大きく躍進した。

「スティーブ オー スミス」は「メットガラ」ドレスも経験済み

多くのファッションデザイナーはスケッチを元に服を具現化していくが、スティーブ・オー・スミスが、スケッチからそのまま飛び出してきたような独創的な服作りを特徴としている。アナ・ウインター(Anna Wintor)米「ヴォーグ(VOGUE)」編集長主催の24年「メットガラ(MET GALA)」では、俳優のエディ・レッドメイン(Eddie Redmayne)と妻に、スペシャルピースを提供。白いチュールにアートのような黒いシルエットを重ねたモノトーンのルックは、レッドカーペットで視線を集めた。

スミスは、ロンドン芸術大学セントラル・セント・マーチンズ校(CENTRAL SAINT MARTINS MA)」を卒業。ロイヤル・ドローイング・スクールでライフ・ドローイングのクラスを受講しながら、受注生産をベースにブランドを運営している。

「トル コーカー」は多国籍なアイデンティティーを再構築

ロンドンを拠点に活動するトール・コーカーは、ファッションを通して自身のルーツと向き合い、その物語を発信している。カラフルなパターンや、伝統宗教にインスパイアされたシルエット、環境に配慮した素材使いを通じて、ブラック・ディアスポラ(アフリカ系移民の歴史や文化)を再解釈。イギリスとナイジェリア、ヨルバのバックグラウンドを持つ彼女のアイデンティティーこそクリエイションの中枢となっている。

「服はただの衣類ではない。記憶の記録であり、カルチャーの担い手であり、アイデンティティーを表すものである。そして服を身にまとうことは、過去に敬意を払い、現在を受け入れ、未来を形作ることだ」とコーカーは語る。彼女はファッションデザインだけでなく、イラストレーションやドキュメンタリー、ファッション映画の制作にも携わり、「アディダス(ADIDAS)」や「スウォッチ(SWATCH)」「ドクターマーチン(DR.MARTENS)」「イリー カフェ(ILLY CAFFE)」などのブランドのビジュアル作成も手掛けてきた。

「トリシジュ」はデビューショーにナオミ・キャンベルを起用

24年春夏パリ・ファッション・ウイークでショーデビューを果たしたトリシジュ・ドゥミによる「トリシジュ」。ショーでは、モデルにナオミ・キャンベル(Naomi Campbell)、スタイリングに元「ヴォーグ(VOGUE)」ファッションエディターのガブリエラ・カレファ=ジョンソン(Gabriella Karefa-Johnson)、ヘアにファッションデザイナーでもあるチャーリー・ル・ミンドゥ(Charlie Le Mindu)といった知名度のあるメンバーを起用し、話題になった。

ドゥミはロンドン芸術大学セントラル・セント・マーチンズ校メンズウエア科で、「アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER McQUEEN、当時)」の奨学金プログラム「サラバンド財団(Alexander McQueen-Sarabande Foundation)」の奨学生として在学。その後、フィービー・ファイロ(Phoebe Philo)率いる「セリーヌ(CELINE)」をはじめ、「アン ドゥムルメステール(ANN DEMEULEMEESTER)」「ジャイルズ・ディーコン(GILES DEACON)」「シブリング(SIBLING)」などで経験を積んだ。

「トリシジュ」は、自身のルーツに根ざしたストーリーやフォークロアをデザインに取り入れ、ブラックカルチャーの表現を広げていくことを目指す。「黒人女性として、自分にしかできない視点をファッションで発信したい」とドゥミ。

「ゾマー」、ファレルによる「ルイ・ヴィトン」を経て独立

ダニアル・アイトゥガノフは、地元オランダのアムステルダム ファッション インスティチュート(AMSTERDAM FASHION INSTITUTE)卒業後、「ルイ・ヴィトン」や「クロエ(CHLOE)」「バーバリー(BURBERRY)」で8年間のキャリアを積んだ。独立前には、ファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)率いる「ルイ・ヴィトン」のメンズチームに半年ほど在籍していた。その後、スタイリストのイムル・アシャ(Imruh Asha)と「ゾマー」を立ち上げた。

「ゾマー」はシュルレアリスムの要素を取り入れたカラフルで構築的なデザインが特徴。25-26年秋冬パリ・コレクションでは「オポジット・デイ(逆さまの日)」をテーマに、ショーの構成からウエアのデザインまで全てを逆転した構成で展開。モデルが一斉に登場するフィナーレから始まり、ウエアも前後または上下を反転させ、ファッションとアートの概念を面白く巧みに表現した。中でも、ボマージャケット風のコートはバイヤーから高評価を得た。

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高島屋、17年ぶり売上高1兆円超え 新宿店は初の1000億円台

高島屋の2025年2月期連結業績は、売上高に相当する総額営業収益が前期比8.5%増の1兆327億円だった。売上高が1兆円台に乗ったのは07年以来17年ぶり。引き続きインバウンド(訪日客)と富裕層の旺盛な消費がけん引した。営業利益は同25.2%増の575億円、純利益は同25.0%増の395億円で、いずれも過去最高を更新した。

国内百貨店事業の訪日客による免税売上高は、24年2月期の687億円に対して当期は1160億円へと大幅に伸びた。

主力5店舗(日本橋店、新宿店、横浜店、京都店、大阪店)の売上高は、インバウンドと富裕層の追い風を受けて同12.3%増だった。それ以外の地方郊外店は横ばいだった。主力5店舗の売上高は、大きい順に大阪店1809億円(同13.7%増)、日本橋店1605億円(同7.5%増)、横浜店1424億円(同5.8%増)、京都店1115億円(14.6%増)、新宿店1000億円(同13.5%増)。京都店と新宿店が1000億円台の大台に乗った。訪日客の増加だけでなく、京都店は23年10月に隣接地に開業した専門店ゾーン「T8」との相乗効果、新宿店は近隣の百貨店の閉店や規模縮小による受け皿効果が寄与した。

店舗の売上高に占める顧客別シェアは一般客60%、外商客25%、訪日客15%。これが一番店である大阪店では一般客45%、外商客26%、訪日客29%と免税売上高比率が高くなる。日本橋店は一般客52%、外商客37%、訪日客11%と外商に強く、横浜店は一般客73%、外商客23%、訪日客4%でフリーの客に支持される。

ただ、26年2月期については訪日客による消費は鈍化すると見る。足元の3月度も訪日客の客単価が下がり、免税売上高がひさびさに減収に転じた。14日の決算説明会に登壇した村田善郎社長は「昨年はインバンドの日商が3億円を超えていたが、(今年に入り)若干円高に振れていることもあり、足元は日商3億円を切っている」と話す。免税売上高は1100億円と予想する。連結業績予想は総額営業収益が前期比3.6%増の1兆700億円、営業利益が同0.9%増の580億円、純利益は同1.2%増の400億円とした。

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英「ハンター」売上倍増のナゼ 現クリエイティブ・ディレクターに聞く

PROFILE: サンドラ・ロンボリ/「ハンター」クリエイティブ・ディレクター

サンドラ・ロンボリ/「ハンター」クリエイティブ・ディレクター
PROFILE: 1974年生まれ、フランス出身。「アディダス」「リーボック」「アンタ」などで、主にフットウエアのデザインの経験を積む。2022年末に「ハンター」にジョインした PHOTO:KAZUO YOSHIDA

英国の「ハンター(HUNTER)」といえば、レインブーツ。そんなイメージを持つ人が多いだろう。しかし同ブランドは近年、ウエアからバッグまで幅広いラインアップをそろえるライフスタイルブランドに進化している。

この流れを加速させているのが、現「ハンター」クリエイティブ・ディレクターのサンドラ・ロンボリ(Sandra Romboli)だ。彼女の手で生まれた新商品は、25年の現時点で売り上げの75%以上を占めるまでになった。“スノー ブーツ”や“365 デイズ シューズ”といった、レインブーツ以外のシューズやバッグがブランドに新たな魅力を吹き込んでいる。

ロンボリ=クリエイティブ・ディレクターは、商品バラエティーを増やしただけでない。昨年度の売り上げは、彼女がチームに加わった2022年度比で2倍と、業績拡大にも大きく貢献している。直営店と卸先、公式ECがそれぞれ同じ比率で売り上げを上げており、特定の販路に偏ることなく成長を続けている点も特徴の1つだ。彼女は「ハンター」の何を受け継ぎ、何を変えたのか?

WWD:「ハンター」での役割は?

サンドラ・ロンボリ「ハンター」クリエイティブ・ディレクター(以下、ロンボリ):「ハンター」が持つイメージに新たなストーリーを加えることだ。「英国発のブランド」「ロゴ入りのレインブーツ」など、「ハンター」にまつわるイメージは、誰もが似通ったものを持っていると思う。ブランドイメージが確立していることは「ハンター」の強みの1つ。私はそれらを生かしつつ、フレッシュさを加えている。

WWD:具体例を挙げると?

ロンボリ:「ケイト・モス(Kate Moss)が、音楽フェス『グラストンベリー・フェスティバル(Glastonbury Festival)』で着用したレインブーツ」というイメージは今後も守っていきたい。野外という会場の特性上、機能性は大切だが、特別なイベントだからファッションにも気合を入れたい。そんなとき、頭に浮かぶのが「ハンター」のレインブーツでありたい。

私たちは今、このレインブーツの特性を旅行用のシューズに応用している。コロナ禍以降、旅行ニーズは拡大の一途を辿っている。そして、軽さや防水性など、野外フェスと旅行シーンで求められる機能性は同じ。今後は、フェスと同様、旅行というイメージも付けられるよう注力していきたい。

WWD:「ハンター」と言えば、ブラックやミリタリーレッド、ネイビーという印象だったが、パステルカラーのシューズが多い。

ロンボリ:今日もブラックのコーデに身を包んでいるように、私はもともとカラフルな色使いが得意なタイプではない。しかし、これまでの経験から、カラーリングがブランドの売り上げに大きな影響をもたらすことは理解している。

現職に就いてからはまず、コレクションで使用する色をあえて減少させた。ブランドイメージが鮮明になり、世界観を分かりやすく伝えられるようになったように思う。また、市場に合ったトーンを選ぶことも意識した。ここに用意したのは、7色の虹から取ったような単純なカラーではない。ベビーブルーやグリーン、ピンクなど、これまでの「ハンター」にはないパステルなカラーだ。これらは特に日本市場と相性が良い。22年度比で2倍という売り上げがそれを裏付けている。

ロンボリのもう一つの側面

WWD:パリのデザイン学校で教師としても活躍しているとか。

ロンボリ:主に、スポーツやフットウエアを教えている。教鞭を取るということは、今を見つめるだけでなく、「次は何が流行るのか」「未来はどうなるのか」「イノベーションとは何か」など、思考を未来につなげること。ここ1年ほど続けているが、良い刺激をもらっている。

WWD:生徒は若年層が中心だ。彼らに何を伝えているのか?

ロンボリ:若い世代は日々膨大な情報と接している。私が今、10代、20代を送っていたら、インスピレーションにあふれた環境に歓喜していたことだろう。このような環境下で大切なのは、得たインスピレーションから独自のストーリーを作り出すこと。私はいつも「情報リテラシーを最大に、好奇心も最大に」と生徒に伝えている。学校という形式上、専攻を設けているが、興味をそれだけに絞る必要はない。

ときどき、生徒より私の好奇心の方が強いと思うときさえある。私はこれまで、ドイツのアディダス(ADIDAS)から中国のアンタ(ANTA=安踏体育用品有限公司)まで、さまざまな国の企業で働いてきた。その度に新たな人と出会い、新たな学びを得て、モノ作りへ生かしてきたように思う。

WWD:デザインをする上で大切にしていることは?

ロンボリ:大きな企業で働くときは、自己流のデザインを押し付けるのではなく、ブランドストーリーを生かしたモノ作りに励むことが何より大切だ。これをやり続けていると、自分自身のデザインもブラッシュアップされる。これは、前述した通り、現職に就いてからも意識していることだ。

WWD:「ハンター」は、サステナビリティの分野でも存在感を示している。昨年5月に始動した、“リバイタリゼーション(Revitalization)”について教えてほしい。

ロンボリ:“リバイタリゼーション(Revitalization)”は、その名が示す通り、亀裂が入ったラバーブーツにオリジナルパッチを貼り付け“生き返らせる”取り組みだ。「お気に入りのブーツを長く履きたい」という顧客の思いと、「サステナビリティは楽しいもの」という私たちの思いが合わさり実現した。さまざまな組み合わせが可能なパッチは、単にブーツを補強するだけでなく、ブーツに対する愛着すら強めることだろう。

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英「ハンター」売上倍増のナゼ 現クリエイティブ・ディレクターに聞く

PROFILE: サンドラ・ロンボリ/「ハンター」クリエイティブ・ディレクター

サンドラ・ロンボリ/「ハンター」クリエイティブ・ディレクター
PROFILE: 1974年生まれ、フランス出身。「アディダス」「リーボック」「アンタ」などで、主にフットウエアのデザインの経験を積む。2022年末に「ハンター」にジョインした PHOTO:KAZUO YOSHIDA

英国の「ハンター(HUNTER)」といえば、レインブーツ。そんなイメージを持つ人が多いだろう。しかし同ブランドは近年、ウエアからバッグまで幅広いラインアップをそろえるライフスタイルブランドに進化している。

この流れを加速させているのが、現「ハンター」クリエイティブ・ディレクターのサンドラ・ロンボリ(Sandra Romboli)だ。彼女の手で生まれた新商品は、25年の現時点で売り上げの75%以上を占めるまでになった。“スノー ブーツ”や“365 デイズ シューズ”といった、レインブーツ以外のシューズやバッグがブランドに新たな魅力を吹き込んでいる。

ロンボリ=クリエイティブ・ディレクターは、商品バラエティーを増やしただけでない。昨年度の売り上げは、彼女がチームに加わった2022年度比で2倍と、業績拡大にも大きく貢献している。直営店と卸先、公式ECがそれぞれ同じ比率で売り上げを上げており、特定の販路に偏ることなく成長を続けている点も特徴の1つだ。彼女は「ハンター」の何を受け継ぎ、何を変えたのか?

WWD:「ハンター」での役割は?

サンドラ・ロンボリ「ハンター」クリエイティブ・ディレクター(以下、ロンボリ):「ハンター」が持つイメージに新たなストーリーを加えることだ。「英国発のブランド」「ロゴ入りのレインブーツ」など、「ハンター」にまつわるイメージは、誰もが似通ったものを持っていると思う。ブランドイメージが確立していることは「ハンター」の強みの1つ。私はそれらを生かしつつ、フレッシュさを加えている。

WWD:具体例を挙げると?

ロンボリ:「ケイト・モス(Kate Moss)が、音楽フェス『グラストンベリー・フェスティバル(Glastonbury Festival)』で着用したレインブーツ」というイメージは今後も守っていきたい。野外という会場の特性上、機能性は大切だが、特別なイベントだからファッションにも気合を入れたい。そんなとき、頭に浮かぶのが「ハンター」のレインブーツでありたい。

私たちは今、このレインブーツの特性を旅行用のシューズに応用している。コロナ禍以降、旅行ニーズは拡大の一途を辿っている。そして、軽さや防水性など、野外フェスと旅行シーンで求められる機能性は同じ。今後は、フェスと同様、旅行というイメージも付けられるよう注力していきたい。

WWD:「ハンター」と言えば、ブラックやミリタリーレッド、ネイビーという印象だったが、パステルカラーのシューズが多い。

ロンボリ:今日もブラックのコーデに身を包んでいるように、私はもともとカラフルな色使いが得意なタイプではない。しかし、これまでの経験から、カラーリングがブランドの売り上げに大きな影響をもたらすことは理解している。

現職に就いてからはまず、コレクションで使用する色をあえて減少させた。ブランドイメージが鮮明になり、世界観を分かりやすく伝えられるようになったように思う。また、市場に合ったトーンを選ぶことも意識した。ここに用意したのは、7色の虹から取ったような単純なカラーではない。ベビーブルーやグリーン、ピンクなど、これまでの「ハンター」にはないパステルなカラーだ。これらは特に日本市場と相性が良い。22年度比で2倍という売り上げがそれを裏付けている。

ロンボリのもう一つの側面

WWD:パリのデザイン学校で教師としても活躍しているとか。

ロンボリ:主に、スポーツやフットウエアを教えている。教鞭を取るということは、今を見つめるだけでなく、「次は何が流行るのか」「未来はどうなるのか」「イノベーションとは何か」など、思考を未来につなげること。ここ1年ほど続けているが、良い刺激をもらっている。

WWD:生徒は若年層が中心だ。彼らに何を伝えているのか?

ロンボリ:若い世代は日々膨大な情報と接している。私が今、10代、20代を送っていたら、インスピレーションにあふれた環境に歓喜していたことだろう。このような環境下で大切なのは、得たインスピレーションから独自のストーリーを作り出すこと。私はいつも「情報リテラシーを最大に、好奇心も最大に」と生徒に伝えている。学校という形式上、専攻を設けているが、興味をそれだけに絞る必要はない。

ときどき、生徒より私の好奇心の方が強いと思うときさえある。私はこれまで、ドイツのアディダス(ADIDAS)から中国のアンタ(ANTA=安踏体育用品有限公司)まで、さまざまな国の企業で働いてきた。その度に新たな人と出会い、新たな学びを得て、モノ作りへ生かしてきたように思う。

WWD:デザインをする上で大切にしていることは?

ロンボリ:大きな企業で働くときは、自己流のデザインを押し付けるのではなく、ブランドストーリーを生かしたモノ作りに励むことが何より大切だ。これをやり続けていると、自分自身のデザインもブラッシュアップされる。これは、前述した通り、現職に就いてからも意識していることだ。

WWD:「ハンター」は、サステナビリティの分野でも存在感を示している。昨年5月に始動した、“リバイタリゼーション(Revitalization)”について教えてほしい。

ロンボリ:“リバイタリゼーション(Revitalization)”は、その名が示す通り、亀裂が入ったラバーブーツにオリジナルパッチを貼り付け“生き返らせる”取り組みだ。「お気に入りのブーツを長く履きたい」という顧客の思いと、「サステナビリティは楽しいもの」という私たちの思いが合わさり実現した。さまざまな組み合わせが可能なパッチは、単にブーツを補強するだけでなく、ブーツに対する愛着すら強めることだろう。

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トランプ関税とファッション産業:記者談話室vol.173

「WWDJAPAN」ポッドキャストの「記者談話室」は、ファッション業界のその時々のニュースや話題について、3人の記者が分かりやすく解説したり、時には脱線したりしながら、掘り下げていきます。

173回目のテーマは「トランプ関税とファッション産業」です。突如として米国のトランプ大統領が発表した全世界対象の「相互関税」、いわゆるトランプ関税。発効後すぐに延期を発表するなど、二転三転し世界を揺らしています。ファッション産業に一体どのような影響を与えるのか。

「記者談話室」ではみなさまからのお便りをお待ちしております。ご感想ご意見を聞かせてください。メールアドレスは、danwashitu@infaspub.co.jp です。


この配信は以下のアプリでもご利用いただけます。
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「WWDJAPAN」ポッドキャストの「記者談話室」は、ファッション業界のその時々のニュースや話題について、3人の記者が分かりやすく解説したり、時には脱線したりしながら、掘り下げていきます。

173回目のテーマは「トランプ関税とファッション産業」です。突如として米国のトランプ大統領が発表した全世界対象の「相互関税」、いわゆるトランプ関税。発効後すぐに延期を発表するなど、二転三転し世界を揺らしています。ファッション産業に一体どのような影響を与えるのか。

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173回目のテーマは「トランプ関税とファッション産業」です。突如として米国のトランプ大統領が発表した全世界対象の「相互関税」、いわゆるトランプ関税。発効後すぐに延期を発表するなど、二転三転し世界を揺らしています。ファッション産業に一体どのような影響を与えるのか。

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「ディオール」のマルチクリーム“ル ボーム”から限定デザイン アクセサリーになるホルダー付きも登場

「ディオール(DIOR)」は5月30日、クチュールから着想したファッショナブルなケースのマルチクリーム“ル ボーム”の限定デザイン(50mL、7480円)と、展開店舗限定のホルダー付き(1万230円)を発売する。

“ル ボーム”はハンドやボディー、フェイス、ネイルなどマルチに使えるアイテムで、乾燥などにさらされる肌のバリア機能をサポートし、潤いを与えて保護する。鮮やかなピンクの限定デザインは、歴代のクリエイティブ・ディレクターが再解釈し、数々の「ディオール」の作品を飾ってきた柄“トワル ドゥ ジュイ”を描いた。

さらに、今回は限定ホルダー付きの“ル ボーム”も登場する。限定デザインとマッチするホルダーで、服やバッグに取り付けてファッションアクセサリーとして使用できる。

洗顔料も進化 ナイアシンアミドを新配合

5月21日、定番の洗顔料“ラ ムース ピュリフィアン オフ オン”をリニューアルした“ラ ムース オフ オン”(150mL、7700円)も発売する。ナイアシンアミドを新配合した処方に生まれ変わり、クリーミーかつ軽やかできめ細かい泡が清らかで透明感のある肌に導く。「オフ」のときに使用すれば肌を洗い上げつつpHバランスを整え、メイク前などの「オン」のときに使用すれば肌の潤いをキープする役割を果たす。

パッケージもラグジュアリーな装いに進化し、キャップに「ディオール」のロゴモチーフをあしらった。

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「ディオール」のマルチクリーム“ル ボーム”から限定デザイン アクセサリーになるホルダー付きも登場

「ディオール(DIOR)」は5月30日、クチュールから着想したファッショナブルなケースのマルチクリーム“ル ボーム”の限定デザイン(50mL、7480円)と、展開店舗限定のホルダー付き(1万230円)を発売する。

“ル ボーム”はハンドやボディー、フェイス、ネイルなどマルチに使えるアイテムで、乾燥などにさらされる肌のバリア機能をサポートし、潤いを与えて保護する。鮮やかなピンクの限定デザインは、歴代のクリエイティブ・ディレクターが再解釈し、数々の「ディオール」の作品を飾ってきた柄“トワル ドゥ ジュイ”を描いた。

さらに、今回は限定ホルダー付きの“ル ボーム”も登場する。限定デザインとマッチするホルダーで、服やバッグに取り付けてファッションアクセサリーとして使用できる。

洗顔料も進化 ナイアシンアミドを新配合

5月21日、定番の洗顔料“ラ ムース ピュリフィアン オフ オン”をリニューアルした“ラ ムース オフ オン”(150mL、7700円)も発売する。ナイアシンアミドを新配合した処方に生まれ変わり、クリーミーかつ軽やかできめ細かい泡が清らかで透明感のある肌に導く。「オフ」のときに使用すれば肌を洗い上げつつpHバランスを整え、メイク前などの「オン」のときに使用すれば肌の潤いをキープする役割を果たす。

パッケージもラグジュアリーな装いに進化し、キャップに「ディオール」のロゴモチーフをあしらった。

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“ミス ディオール”のヘアミストに新しい香り3種&ヘアオイルが登場 花々のベールを髪にまとう

「ディオール(DIOR)」は5月30日、メゾンを代表するフレグランス“ミスディオール”のヘアミストをリニューアルし、新しい香り3種(各30mL、各7700円)と、新商品のヘアオイル(30mL、8250円)を発売する。21日には、「ディオール」公式オンライン ブティックおよび一部店舗で先行販売を行う。

繊細な香りを楽しめる“ミス ディオール ヘア ミスト”は、新たにローズウォーターを配合したほか、アルコールフリーへと進化した。香りは、可憐な花々がきらめくフレッシュなフローラルブーケ“ブルーミング ブーケ”、センシュアルな印象を与える鮮やかなフローラルブーケ“オードゥ パルファン”、甘く美しいジャスミンが際立つフルーティーな“パルファン”の3種展開に。柔らかな花々のベールを手軽にまとえる。

新しいボトルは手のひらサイズで、持ち運びに便利だ。ソフトな印象のフロスト加工を施したピンクのボトルで、サイドには“ミス ディオール”を象徴する千鳥格子をデザインした。

新商品の“ミス ディオール ヘア オイル”

“ミス ディオール ヘア オイル”は、花々が優しく香りしなやかで美しい魅力を引き出す新商品で、塗布した瞬間に“ブルーミング ブーケ”のフローラルノートがほのかに漂う。エアリーなテクスチャーで、重さを感じることなくふんわりとしたヘアスタイルに仕上げる。

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“ミス ディオール”のヘアミストに新しい香り3種&ヘアオイルが登場 花々のベールを髪にまとう

「ディオール(DIOR)」は5月30日、メゾンを代表するフレグランス“ミスディオール”のヘアミストをリニューアルし、新しい香り3種(各30mL、各7700円)と、新商品のヘアオイル(30mL、8250円)を発売する。21日には、「ディオール」公式オンライン ブティックおよび一部店舗で先行販売を行う。

繊細な香りを楽しめる“ミス ディオール ヘア ミスト”は、新たにローズウォーターを配合したほか、アルコールフリーへと進化した。香りは、可憐な花々がきらめくフレッシュなフローラルブーケ“ブルーミング ブーケ”、センシュアルな印象を与える鮮やかなフローラルブーケ“オードゥ パルファン”、甘く美しいジャスミンが際立つフルーティーな“パルファン”の3種展開に。柔らかな花々のベールを手軽にまとえる。

新しいボトルは手のひらサイズで、持ち運びに便利だ。ソフトな印象のフロスト加工を施したピンクのボトルで、サイドには“ミス ディオール”を象徴する千鳥格子をデザインした。

新商品の“ミス ディオール ヘア オイル”

“ミス ディオール ヘア オイル”は、花々が優しく香りしなやかで美しい魅力を引き出す新商品で、塗布した瞬間に“ブルーミング ブーケ”のフローラルノートがほのかに漂う。エアリーなテクスチャーで、重さを感じることなくふんわりとしたヘアスタイルに仕上げる。

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「ミシャ」からピンク色の美容液が登場 ビタミンB12配合でぷるんと多幸感肌へ導く

韓国コスメブランド「ミシャ(MISSHA)」は、ピンク色のビタミン美容液“ビタビープラス美容液”(30mL、2475円)を発売する。5月7日に全国のプラザ、ミニプラ、アットコスメ、アットコスメショッピングで先行販売を開始し、6月6日に全国のバラエティーショップ、「ミシャ」公式オンラインストアで一般発売する。

同製品には、原料本来がピンク色であることから“ピンクビタミン”とも呼ばれるビタミンB12を配合。光や大気、紫外線など、日々の外的ストレスから肌を保護し、肌本来のコンディションの整ったなめらかで健やかな肌を目指す。また、サーモン由来のPDRNも配合し、ハリ・弾力のある肌をかなえる。

サブ成分でも美肌をサポート

さらに、ビタミンB群から3種を加えたほか、肌環境の土台を整える乳酸菌発酵エキス2種と美肌菌の1種であるバチルス菌による発酵エキス1種、日常の外的要因からのダメージを蓄積しない肌づくりをサポートするβ-グルカンもプラスした。

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「ミシャ」からピンク色の美容液が登場 ビタミンB12配合でぷるんと多幸感肌へ導く

韓国コスメブランド「ミシャ(MISSHA)」は、ピンク色のビタミン美容液“ビタビープラス美容液”(30mL、2475円)を発売する。5月7日に全国のプラザ、ミニプラ、アットコスメ、アットコスメショッピングで先行販売を開始し、6月6日に全国のバラエティーショップ、「ミシャ」公式オンラインストアで一般発売する。

同製品には、原料本来がピンク色であることから“ピンクビタミン”とも呼ばれるビタミンB12を配合。光や大気、紫外線など、日々の外的ストレスから肌を保護し、肌本来のコンディションの整ったなめらかで健やかな肌を目指す。また、サーモン由来のPDRNも配合し、ハリ・弾力のある肌をかなえる。

サブ成分でも美肌をサポート

さらに、ビタミンB群から3種を加えたほか、肌環境の土台を整える乳酸菌発酵エキス2種と美肌菌の1種であるバチルス菌による発酵エキス1種、日常の外的要因からのダメージを蓄積しない肌づくりをサポートするβ-グルカンもプラスした。

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tokyovitaminが初の自主コレクションを発売 アパレルやアクセサリーなど22点

音楽、ファッション、アートを発信する、東京を拠点とするブランド兼レーベル・トーキョービタミン(tokyovitammin)はこのほど、初となる自主コレクションを発売した。商品はフーディー(2万2000円〜)やTシャツ(6000円〜)、パンツ(2万7000円〜)などのウエアのほか、キャップ(9000円)やビーニー(7500円)、ブランケット(1万8000円)、キーチェーン(3000円)など計22点。現在トーキョービタミン公式サイトで販売中だ。

国内外から集まるアーティストやデザイナー、プロデューサー、DJたちのプラットフォームとして機能しているトーキョービタミンは、ヒップホップやエレクトロニック、R&Bなどジャンルを超えた音楽を発信してきた。ファッションにおいては、これまでに「ヒステリックグラマー(HYSTERIC GLAMOUR)」「ユニオン(UNION)」「ブラックアイパッチ(BLACKEYEPATCH)」「ゲス オリジナルス(GUESS ORIGINALS)」などのブランドとコラボレーションを行い、ポップアップイベントや商品の限定ドロップを行っている。

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tokyovitaminが初の自主コレクションを発売 アパレルやアクセサリーなど22点

音楽、ファッション、アートを発信する、東京を拠点とするブランド兼レーベル・トーキョービタミン(tokyovitammin)はこのほど、初となる自主コレクションを発売した。商品はフーディー(2万2000円〜)やTシャツ(6000円〜)、パンツ(2万7000円〜)などのウエアのほか、キャップ(9000円)やビーニー(7500円)、ブランケット(1万8000円)、キーチェーン(3000円)など計22点。現在トーキョービタミン公式サイトで販売中だ。

国内外から集まるアーティストやデザイナー、プロデューサー、DJたちのプラットフォームとして機能しているトーキョービタミンは、ヒップホップやエレクトロニック、R&Bなどジャンルを超えた音楽を発信してきた。ファッションにおいては、これまでに「ヒステリックグラマー(HYSTERIC GLAMOUR)」「ユニオン(UNION)」「ブラックアイパッチ(BLACKEYEPATCH)」「ゲス オリジナルス(GUESS ORIGINALS)」などのブランドとコラボレーションを行い、ポップアップイベントや商品の限定ドロップを行っている。

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コンビニコスメ「ミティア オーガニック」から植物の発酵成分を閉じ込めた高保湿乳液 限定冷感アイテムも

マッシュビューティーラボとファミリーマートの協業スキンケアブランド「ミティア オーガニック(MITEA ORGANIC)」は4月15日、肌荒れをケアしながらふっくらみずみずしい肌に導く高保湿乳液“リペアミルク”(100mL、1991円)を発売する。全国のファミリーマートのほか、「コスメキッチン(COSME KITCHEN)」と「ビープル(BIOPLE)」の各店舗および各公式ECで取り扱う。

独自開発「発酵ソームカプセル」配合の乳液

同製品は、リポソーム技術を用いた独自開発の「発酵ソームカプセル」を配合。コメやハトムギなどの植物発酵エキス4種をナノサイズ化し、多層構造のカプセルの中に閉じ込めた。肌の内側から潤いで満たし、厚みのあるふっくらとした肌に仕上げる。ほか、シカやビタミンC誘導体などの植物成分20種を配合。肌表面のキメを整えながら肌荒れを予防し、透明感とハリにアプローチする。肌の負担になりにくい植物由来の界面活性剤を使用し、伸び良く広がる滑らかなテクスチャーに仕上げた。ラベンダーやローズマリー、ティーツリー、サイプレス、フランキンセンスの精油5種をブレンドしたウッディラベンダーの香り。

同日発売の限定冷感アイテム

なお同日、オーガニックアロマが香る冷感アイテム2品を限定発売する。“アクアボディミスト クール”(30mL、1320円)はボディー用の冷感アロマミスト。メントール配合で汗によるべたつきやにおいのもとをケアしながら、ひんやり感と天然精油の香りでリフレッシュをかなえる。“アクアセラムシート”(10枚入り、539円)は体と顔の両方に使用できる冷感ふきとり化粧水シート。ビタミンCやオーガニックブナエキスが乾燥を防ぎ、ミントラベンダーの香りとともに透明感と潤いのある肌に導く。

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「ヘレナ ルビンスタイン」から大気中の汚れに着目した“落として満たす”限定スペシャルマスク

ラグジュアリースキンケアブランド「ヘレナ ルビンスタイン(HELENA RUBINSTEIN)」は4月22日、植物始原細胞の再生能力に着目した“P.C. スキンミュニティ”ラインから、大気中の汚れを優しく洗い流すスペシャルマスク“P.C. スキンミュニティ クラリファイング マスク”(100mL、1万9800円)を数量限定で発売する。

同製品は、潤いあふれる滑らかな肌に導くクラリファイングマスク。肌の酸化を1.6倍促進し早期エイジングを引き起こす大気汚染物質「オゾン汚染」に着目し、肌を守りながら“落として満たす”スペシャルケアをかなえる。細胞の働きをサポートするオセアニッククリスタ始原細胞を配合し、角質バリア機能をサポート。整肌成分のモリンガエキスとLHAが古い角質をオフしながら大気中の微粒子の付着を防ぐ。ほか、保湿成分のシアバターとグリセリンが高い水分保持力で乾燥を防ぎ、洗い流した後の肌まで潤いで満たす。

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世界で活躍するトップハンドモデルがハンドケアブランド「テイクマイハンド」始動 第1弾はハンドクリーム

世界で活躍するハンドモデルの永瀬まりが、プロ仕様のハンドケアブランド「テイクマイハンド(TAKE MY HAND)」を立ち上げた。第1弾製品は潤い、透明感、エイジングケアをかなえる“TMH ハンドクリーム”(40g、3490円)で、2024年末から日本とアメリカのアマゾン限定で先行販売を開始。5月1日から本格発売し、ボタニカルガーデン「グリューン」やネイルサロン「サロンN」、「ハドソンスタジオ NY式ツメスパ」などで展開する。

永瀬は19歳でハンドモデルのキャリアをスタート。日本人として初のハンドモデルのキャリアで米国就労ビザを取得。現在はNY拠点に日米で200本以上のテレビCMやラグジュアリージュエリーメーカーのワールドキャンペーンに起用されるなど注目を集める。ハンドモデルの仕事を続ける中で周囲の人から「『私の手は見せられません』と手に自信のない声を多く聞いた」(永瀬)ことが開発のきっかけとなった。「手も顔と同じようにケアして欲しい」との思いから、シワにアプローチするバクチオール、肌のシミやくすみをケアするビタミンC誘導体、肌の赤みを抑えて弾力を向上するロドデンドロンフェルギネウムエキスなどを配合。99%ナチュラル処方で、石油系界面活性剤や鉱物油、合成香料、シリコーン、エタノールなどを使用しない。

容器はバイオマスプラスチックを使用し、量を調整しやすい細いノズルを採用。化粧箱もサトウキビ由来のFSC認証を取得したバガス紙を使っている。生産は北海道で行い、パッケージデザインや撮影はNYで実施する。“TMH ハンドクリーム”のビジュアルは自身と黒人のトップハンドモデルが登場し、国際的に活躍するフォトグラファー・石井完治氏が手がけた。

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BLACKPINKリサやレディー・ガガ、 ENHYPENの衣装をチェック! 「コーチェラ2025」1週目

アメリカ最大級の音楽フェス「コーチェラ・ヴァレー・ミュージック・アンド・アーツ・フェスティバル 2025(Coachella Valley Music and Arts Festival 2025)」(以下、「コーチェラ」)が4月11日(現地時間、以下同)、米カリフォルニア州インディオで開幕した。

初日の11日には、ヘッドライナーを務めたレディー・ガガ(Lady Gaga)やBLACKPINKのリサ(Lisa)、タイラ(Tyla)らが出演。12日にはチャーリー・XCX(Charlie XCX)やENHYPEN(エンハイプン)らがパフォーマンスを披露した。

リサ

リサは、「コーチェラ」で初めてのソロパフォーマンスをサハラステージで披露。スタイリストのブレット・アラン・ネルソン(Brett Alan Nelson)とデザイナーのアッシャー・レヴィン(Asher Levine)とともに制作した近未来的で異世界のような衣装で登場した。

培養レザーでとハイテクな衣装で知られるレヴィンは、リサとネルソンに、アニメのヴィランを思わせるオープニングアクト用の衣装と、発光する生物と半透明の昆虫を思わせる衣装の制作を依頼された。

 

レヴィンは米「WWD」に対し、「1つ目のヴィランの衣装は、アニメのサイボーグを参考にした。フルマッスルスーツとオーバーサイズジャケットに、爬虫類的で解剖学的な美学をミックスして私らしいアレンジを加えた。我々は、リサのために、彫刻のような爬虫類の皮のスーツと胸当てをカスタムした。リサが私がディレクションしたものを体現してくれたのは素晴らしかった。この衣装のキャラクターを進化した、パワフルで異質なものに押し上げてくれた」と話した。

2つ目のルックには、ガラスのような花びらと、カラフルで血管のようなラインが体に沿ってスーツの下に張り巡らされた光り輝くスーツが登場。「どちらのルックもトランスフォーメーションを探求している。1つは、冷酷さと威圧感を、もう1つは、優美さと軽やかさだ。そのバランスにはワクワクする」とコメントした。

 

2つの衣装を作るために、レヴィンは、ロサンゼルスにある彼のアトリエで、ファッション、彫刻、技術のチームと共同して“光の速さ”で作業を行なったという。レヴィンは、「だからこそ、複雑でハイテクなアイテムを素早く仕上げることができるんだ。そう、ワイヤレスのイルミネーションも埋め込んで。これは私の長年の言語なんだ。光やテクスチャー、フォームを生きたものにする、これは、着ることのできる錬金術だと思っている」と語った。

 

レヴィンの作品は、ビオモーフィズム、解剖学、そしてパワーに基づいている。「私は、次の自分、つまり異質なもの、別のものへと進化する人たちのためにデザインしている」と話すレヴィンは、リサとのコラボレーションにあたり、ステージの照明と熱気、振り付けに負けない衣装を作ることに注力した。

レヴィンはまた、衣装制作の思いを次のように明かした。「私の作品は、クチュールと技術、動きが交差するところにある。新しい時代の奇抜なものを、視覚だけでなく、着用できるようにするということだ。全てが魔法のようでありながらも、第2の皮膚のように動くものでなければならない。リサにはこの異質な姿で力強く、流動的で、そして完璧に彼女自身であることを感じてもらう必要があった。そして、それはまさしく我々がリサに与えたものだった」

リサは、4月18日7時45分から同じくサハラステージでパフォーマンス予定だ。

レディー・ガガ

レディー・ガガのパフォーマンスは、ドラマチックなファッションを含め、ファンの期待するもの全てに応えた。ガガは、メーンステージで最新アルバム「メイヘム」にインスパイアされた、卓越したシアトリカルなパフォーマンスを披露。「マックイーン(MCQUEEN)」をオマージュしながら、“光と闇という相反する力の二面性”というショーのストーリーを体現するルックを着用した。

「ポーカー・フェイス」披露時には、「マックイーン」2005年春夏コレクションのショー、“たかがゲームじゃないか(It’s Only a Game)”に合わせ、3Dのチェスが舞台に登場。

シアトリカルな演出で知られる「マックイーン」は、05年春夏コレクションで同様のセットを用意し、モデルをチェスの駒に見立てて配置していた。

「パパラッチ」披露時にも、「マックイーン」を参考に、流麗で優美なホワイトの生地が腕から伸び、羽のようなエフェクトを作り出す衣装を着用。このルックは、同ブランド23-24年秋冬コレクション、“スキャナーズ(Sccaners)ショーのルックを思わせた。ガガは、メタリックな胸当ても身につけていた。

5幕で構成された110分に及ぶパフォーマンスの間、ガガは、「ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE&GABBANA)」03年春夏コレクションから、ボンテージにインスパイアされたブラックレザーのジャケットも着用。また、サミュエル・ルイス(Samuel Lewis)とセス・プラット(Seth Pratt)がデザインした、ランジェリーが着想源のブラックミニドレスとルビーレッドのサテンドレス、砂場でのパフォーマンス時には、「ディラーラ フィンディコグルー(DILARA FINDIKOGLU)」のカスタムルックを披露した。

ほか、「シャイセ」披露時には、キャバレーを思わせるドラマチックなレッドドレスで観客の上に高く上がった。

ガガが「コーチェラ」のヘッドライナーを務めたのは、2017年以来2度目。最新アルバム「メイヘム」から、「アブラカダブラ」「パーフェクト・セレブリティー」「ディジーズ」「ザ・ビースト」「キラー」「ダイ・ウィズ・ア・スマイル」のほか、人気曲の「ポーカー・フェイス」「ジューダス」「パパラッチ」「アレハンドロ」「ボーン・ディス・ウェイ」「シャロー」を披露した。18日23時10分から再びメーンステージに登場する予定だ。

タイラ

タイラは、ロン・ハルトレーベン(Ron Hartleben)によるスタイリングで「コーチェラ」デビューを飾った。「ドルチェ&ガッバーナ」00年春夏コレクションから、「スワロフスキー(SWAROVSKI)」クリスタル製のブラと、ガラスのフリンジがついたシルクのシャガードベルトスカートを着用。ホワイトのクロップド丈のトップスを胸の上で結び、大胆な丸いカットアウトを施したメッシュのタイツを合わせた。

またタイラは、「パンドラ(PANDORA)」のゴールドとシルバーのジュエリーを身にまといコーデを完成させた。同ブランドは8日、タイラをアンバサダーに任命したことを発表したばかりだ。

ENHYPEN

ENHYPENも12日、「コーチェラ」初出演を果たした。アンバサダーを務める「プラダ(PRADA)」を着用し、13曲を披露した。

「コーチェラ 2025」ステージスナップ

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BLACKPINKリサやレディー・ガガ、 ENHYPENの衣装をチェック! 「コーチェラ2025」1週目

アメリカ最大級の音楽フェス「コーチェラ・ヴァレー・ミュージック・アンド・アーツ・フェスティバル 2025(Coachella Valley Music and Arts Festival 2025)」(以下、「コーチェラ」)が4月11日(現地時間、以下同)、米カリフォルニア州インディオで開幕した。

初日の11日には、ヘッドライナーを務めたレディー・ガガ(Lady Gaga)やBLACKPINKのリサ(Lisa)、タイラ(Tyla)らが出演。12日にはチャーリー・XCX(Charlie XCX)やENHYPEN(エンハイプン)らがパフォーマンスを披露した。

リサ

リサは、「コーチェラ」で初めてのソロパフォーマンスをサハラステージで披露。スタイリストのブレット・アラン・ネルソン(Brett Alan Nelson)とデザイナーのアッシャー・レヴィン(Asher Levine)とともに制作した近未来的で異世界のような衣装で登場した。

培養レザーでとハイテクな衣装で知られるレヴィンは、リサとネルソンに、アニメのヴィランを思わせるオープニングアクト用の衣装と、発光する生物と半透明の昆虫を思わせる衣装の制作を依頼された。

 

レヴィンは米「WWD」に対し、「1つ目のヴィランの衣装は、アニメのサイボーグを参考にした。フルマッスルスーツとオーバーサイズジャケットに、爬虫類的で解剖学的な美学をミックスして私らしいアレンジを加えた。我々は、リサのために、彫刻のような爬虫類の皮のスーツと胸当てをカスタムした。リサが私がディレクションしたものを体現してくれたのは素晴らしかった。この衣装のキャラクターを進化した、パワフルで異質なものに押し上げてくれた」と話した。

2つ目のルックには、ガラスのような花びらと、カラフルで血管のようなラインが体に沿ってスーツの下に張り巡らされた光り輝くスーツが登場。「どちらのルックもトランスフォーメーションを探求している。1つは、冷酷さと威圧感を、もう1つは、優美さと軽やかさだ。そのバランスにはワクワクする」とコメントした。

 

2つの衣装を作るために、レヴィンは、ロサンゼルスにある彼のアトリエで、ファッション、彫刻、技術のチームと共同して“光の速さ”で作業を行なったという。レヴィンは、「だからこそ、複雑でハイテクなアイテムを素早く仕上げることができるんだ。そう、ワイヤレスのイルミネーションも埋め込んで。これは私の長年の言語なんだ。光やテクスチャー、フォームを生きたものにする、これは、着ることのできる錬金術だと思っている」と語った。

 

レヴィンの作品は、ビオモーフィズム、解剖学、そしてパワーに基づいている。「私は、次の自分、つまり異質なもの、別のものへと進化する人たちのためにデザインしている」と話すレヴィンは、リサとのコラボレーションにあたり、ステージの照明と熱気、振り付けに負けない衣装を作ることに注力した。

レヴィンはまた、衣装制作の思いを次のように明かした。「私の作品は、クチュールと技術、動きが交差するところにある。新しい時代の奇抜なものを、視覚だけでなく、着用できるようにするということだ。全てが魔法のようでありながらも、第2の皮膚のように動くものでなければならない。リサにはこの異質な姿で力強く、流動的で、そして完璧に彼女自身であることを感じてもらう必要があった。そして、それはまさしく我々がリサに与えたものだった」

リサは、4月18日7時45分から同じくサハラステージでパフォーマンス予定だ。

レディー・ガガ

レディー・ガガのパフォーマンスは、ドラマチックなファッションを含め、ファンの期待するもの全てに応えた。ガガは、メーンステージで最新アルバム「メイヘム」にインスパイアされた、卓越したシアトリカルなパフォーマンスを披露。「マックイーン(MCQUEEN)」をオマージュしながら、“光と闇という相反する力の二面性”というショーのストーリーを体現するルックを着用した。

「ポーカー・フェイス」披露時には、「マックイーン」2005年春夏コレクションのショー、“たかがゲームじゃないか(It’s Only a Game)”に合わせ、3Dのチェスが舞台に登場。

シアトリカルな演出で知られる「マックイーン」は、05年春夏コレクションで同様のセットを用意し、モデルをチェスの駒に見立てて配置していた。

「パパラッチ」披露時にも、「マックイーン」を参考に、流麗で優美なホワイトの生地が腕から伸び、羽のようなエフェクトを作り出す衣装を着用。このルックは、同ブランド23-24年秋冬コレクション、“スキャナーズ(Sccaners)ショーのルックを思わせた。ガガは、メタリックな胸当ても身につけていた。

5幕で構成された110分に及ぶパフォーマンスの間、ガガは、「ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE&GABBANA)」03年春夏コレクションから、ボンテージにインスパイアされたブラックレザーのジャケットも着用。また、サミュエル・ルイス(Samuel Lewis)とセス・プラット(Seth Pratt)がデザインした、ランジェリーが着想源のブラックミニドレスとルビーレッドのサテンドレス、砂場でのパフォーマンス時には、「ディラーラ フィンディコグルー(DILARA FINDIKOGLU)」のカスタムルックを披露した。

ほか、「シャイセ」披露時には、キャバレーを思わせるドラマチックなレッドドレスで観客の上に高く上がった。

ガガが「コーチェラ」のヘッドライナーを務めたのは、2017年以来2度目。最新アルバム「メイヘム」から、「アブラカダブラ」「パーフェクト・セレブリティー」「ディジーズ」「ザ・ビースト」「キラー」「ダイ・ウィズ・ア・スマイル」のほか、人気曲の「ポーカー・フェイス」「ジューダス」「パパラッチ」「アレハンドロ」「ボーン・ディス・ウェイ」「シャロー」を披露した。18日23時10分から再びメーンステージに登場する予定だ。

タイラ

タイラは、ロン・ハルトレーベン(Ron Hartleben)によるスタイリングで「コーチェラ」デビューを飾った。「ドルチェ&ガッバーナ」00年春夏コレクションから、「スワロフスキー(SWAROVSKI)」クリスタル製のブラと、ガラスのフリンジがついたシルクのシャガードベルトスカートを着用。ホワイトのクロップド丈のトップスを胸の上で結び、大胆な丸いカットアウトを施したメッシュのタイツを合わせた。

またタイラは、「パンドラ(PANDORA)」のゴールドとシルバーのジュエリーを身にまといコーデを完成させた。同ブランドは8日、タイラをアンバサダーに任命したことを発表したばかりだ。

ENHYPEN

ENHYPENも12日、「コーチェラ」初出演を果たした。アンバサダーを務める「プラダ(PRADA)」を着用し、13曲を披露した。

「コーチェラ 2025」ステージスナップ

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BLACKPINKリサやレディー・ガガ、 ENHYPENの衣装をチェック! 「コーチェラ2025」1週目

アメリカ最大級の音楽フェス「コーチェラ・ヴァレー・ミュージック・アンド・アーツ・フェスティバル 2025(Coachella Valley Music and Arts Festival 2025)」(以下、「コーチェラ」)が4月11日(現地時間、以下同)、米カリフォルニア州インディオで開幕した。

初日の11日には、ヘッドライナーを務めたレディー・ガガ(Lady Gaga)やBLACKPINKのリサ(Lisa)、タイラ(Tyla)らが出演。12日にはチャーリー・XCX(Charlie XCX)やENHYPEN(エンハイプン)らがパフォーマンスを披露した。

リサ

リサは、「コーチェラ」で初めてのソロパフォーマンスをサハラステージで披露。スタイリストのブレット・アラン・ネルソン(Brett Alan Nelson)とデザイナーのアッシャー・レヴィン(Asher Levine)とともに制作した近未来的で異世界のような衣装で登場した。

培養レザーでとハイテクな衣装で知られるレヴィンは、リサとネルソンに、アニメのヴィランを思わせるオープニングアクト用の衣装と、発光する生物と半透明の昆虫を思わせる衣装の制作を依頼された。

 

レヴィンは米「WWD」に対し、「1つ目のヴィランの衣装は、アニメのサイボーグを参考にした。フルマッスルスーツとオーバーサイズジャケットに、爬虫類的で解剖学的な美学をミックスして私らしいアレンジを加えた。我々は、リサのために、彫刻のような爬虫類の皮のスーツと胸当てをカスタムした。リサが私がディレクションしたものを体現してくれたのは素晴らしかった。この衣装のキャラクターを進化した、パワフルで異質なものに押し上げてくれた」と話した。

2つ目のルックには、ガラスのような花びらと、カラフルで血管のようなラインが体に沿ってスーツの下に張り巡らされた光り輝くスーツが登場。「どちらのルックもトランスフォーメーションを探求している。1つは、冷酷さと威圧感を、もう1つは、優美さと軽やかさだ。そのバランスにはワクワクする」とコメントした。

 

2つの衣装を作るために、レヴィンは、ロサンゼルスにある彼のアトリエで、ファッション、彫刻、技術のチームと共同して“光の速さ”で作業を行なったという。レヴィンは、「だからこそ、複雑でハイテクなアイテムを素早く仕上げることができるんだ。そう、ワイヤレスのイルミネーションも埋め込んで。これは私の長年の言語なんだ。光やテクスチャー、フォームを生きたものにする、これは、着ることのできる錬金術だと思っている」と語った。

 

レヴィンの作品は、ビオモーフィズム、解剖学、そしてパワーに基づいている。「私は、次の自分、つまり異質なもの、別のものへと進化する人たちのためにデザインしている」と話すレヴィンは、リサとのコラボレーションにあたり、ステージの照明と熱気、振り付けに負けない衣装を作ることに注力した。

レヴィンはまた、衣装制作の思いを次のように明かした。「私の作品は、クチュールと技術、動きが交差するところにある。新しい時代の奇抜なものを、視覚だけでなく、着用できるようにするということだ。全てが魔法のようでありながらも、第2の皮膚のように動くものでなければならない。リサにはこの異質な姿で力強く、流動的で、そして完璧に彼女自身であることを感じてもらう必要があった。そして、それはまさしく我々がリサに与えたものだった」

リサは、4月18日7時45分から同じくサハラステージでパフォーマンス予定だ。

レディー・ガガ

レディー・ガガのパフォーマンスは、ドラマチックなファッションを含め、ファンの期待するもの全てに応えた。ガガは、メーンステージで最新アルバム「メイヘム」にインスパイアされた、卓越したシアトリカルなパフォーマンスを披露。「マックイーン(MCQUEEN)」をオマージュしながら、“光と闇という相反する力の二面性”というショーのストーリーを体現するルックを着用した。

「ポーカー・フェイス」披露時には、「マックイーン」2005年春夏コレクションのショー、“たかがゲームじゃないか(It’s Only a Game)”に合わせ、3Dのチェスが舞台に登場。

シアトリカルな演出で知られる「マックイーン」は、05年春夏コレクションで同様のセットを用意し、モデルをチェスの駒に見立てて配置していた。

「パパラッチ」披露時にも、「マックイーン」を参考に、流麗で優美なホワイトの生地が腕から伸び、羽のようなエフェクトを作り出す衣装を着用。このルックは、同ブランド23-24年秋冬コレクション、“スキャナーズ(Sccaners)ショーのルックを思わせた。ガガは、メタリックな胸当ても身につけていた。

5幕で構成された110分に及ぶパフォーマンスの間、ガガは、「ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE&GABBANA)」03年春夏コレクションから、ボンテージにインスパイアされたブラックレザーのジャケットも着用。また、サミュエル・ルイス(Samuel Lewis)とセス・プラット(Seth Pratt)がデザインした、ランジェリーが着想源のブラックミニドレスとルビーレッドのサテンドレス、砂場でのパフォーマンス時には、「ディラーラ フィンディコグルー(DILARA FINDIKOGLU)」のカスタムルックを披露した。

ほか、「シャイセ」披露時には、キャバレーを思わせるドラマチックなレッドドレスで観客の上に高く上がった。

ガガが「コーチェラ」のヘッドライナーを務めたのは、2017年以来2度目。最新アルバム「メイヘム」から、「アブラカダブラ」「パーフェクト・セレブリティー」「ディジーズ」「ザ・ビースト」「キラー」「ダイ・ウィズ・ア・スマイル」のほか、人気曲の「ポーカー・フェイス」「ジューダス」「パパラッチ」「アレハンドロ」「ボーン・ディス・ウェイ」「シャロー」を披露した。18日23時10分から再びメーンステージに登場する予定だ。

タイラ

タイラは、ロン・ハルトレーベン(Ron Hartleben)によるスタイリングで「コーチェラ」デビューを飾った。「ドルチェ&ガッバーナ」00年春夏コレクションから、「スワロフスキー(SWAROVSKI)」クリスタル製のブラと、ガラスのフリンジがついたシルクのシャガードベルトスカートを着用。ホワイトのクロップド丈のトップスを胸の上で結び、大胆な丸いカットアウトを施したメッシュのタイツを合わせた。

またタイラは、「パンドラ(PANDORA)」のゴールドとシルバーのジュエリーを身にまといコーデを完成させた。同ブランドは8日、タイラをアンバサダーに任命したことを発表したばかりだ。

ENHYPEN

ENHYPENも12日、「コーチェラ」初出演を果たした。アンバサダーを務める「プラダ(PRADA)」を着用し、13曲を披露した。

「コーチェラ 2025」ステージスナップ

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「リステア」柴田麻衣子のワードローブを再現 自社ブランド「ルシェルブルー」を刷新

ラグジュアリーセレクトショップのリステア(RESTIR)は2025年春夏シーズン、オリジナルブランドの「ルシェルブルー(LE CIEL BLEU)」のリブランディングに着手した。これまで社内チームが中心となり企画・生産を進めてきたが、2025年春夏シーズンから柴田麻衣子クリエイティブ・ディレクターが全面的に監修する。

1987年の創業とともに始動した「ルシェルブルー」は、これまで「トレンド感を取り入れたモードとリアルクローズの融合」をコンセプトに展開してきたが、「リステアとのつながりや、ブランドの独自性が曖昧になっていたことが課題だった」と柴田ディレクター。リステアにしかできない服作りを再考したうえで、「何十年も服と真剣に向き合ってきた私の経験こそが強みになると考えた。飽和状態のアパレル市場で戦えるよう、より明確な差別化を図っていきたい」と話す。ターゲットは、従来のブランドファンに加え、「リステア」の顧客層や20代〜50代の新規も狙う。

企画の軸となるのは、柴田ディレクター自身のワードローブだ。「私も毎日勝負服ではいられない。仕事や休日など、日常的に着られておしゃれに決まるアイテムを形にした」という。ラグジュアリーブランドが多く並ぶリステアを補完するイージーケアなどの機能性や手に取りやすい価格帯を意識。リステアの買い付けブランドとも着回せるようにした。

2025年春夏シーズンは、バイカラーの襟が特徴的な透け感のあるボイルシャツ(2万5300円)やリボンの装飾を施したアシンメトリーなジャージートップス(1万7600円)、ボリューミーなフリルをあしらったカットソー(1万9800円)などをそろえる。「コーディネートを考えなくても、1枚で完結するデザイン性の高さがポイントだ」と柴田ディレクター。

また、国内外のデザイナーとのコラボレーション企画も積極的に仕掛けていく。第1弾は「ヴィヴィアーノ(VIVIANO)」と協業。5月には日本のスイムウエアブランド「ミズアソビ(MIZUASOBI.)」とコラボしたボディースーツを発売する。

現在は、伊勢丹新宿店、阪急うめだ本店、大丸京都店、ジェイアール名古屋タカシマヤ、大丸神戸店などに出店する。

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