アシスト、生成AI活用のデープサーチエンジン「Felo Enterprise」、自律的に情報を収集 | IT Leaders

アシストは2025年5月9日、AI検索エンジン「Felo(フェロー) Enterprise」(Feloが開発)を提供開始した。1度の検索で数百のWebサイトを探査するディープサーチによって複数の情報源からデータを収集し、回答を生成する。価格(税込み)は、検索回数が1日900回までの下位版「Premiumプラン」で月額7399円または年額7万788円。販売目標は、2028年までに国内企業500社。
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NTTコムウェア、2025年7月1日付で社名を「NTTドコモソリューションズ」に変更 | IT Leaders

NTTコムウェアは2025年5月9日、同年7月1日付で社名を「NTTドコモソリューションズ株式会社」に変更すると発表した。同年6月に開催する定時株主総会で決議する。コーポレートロゴも変更する。目的については「NTTドコモグループの一体感をより一層高め、シナジーを発揮しながら成長を加速させる」と説明している。

OpenAI、入力データを日本国内に保存可能に、データ主権の要件に対応 | IT Leaders

米OpenAI日本法人のOpenAI Japanは2025年5月7日、日本企業がChatGPT EnterpriseやAPIサービスに入力したデータを、日本国内に保存するようにしたと発表した。データ主権の要件を満たしながらOpenAIのサービスを利用できるようになった。今回、日本のほか、インド、シンガポール、韓国でもそれぞれの国内にデータを保存できるようにした。

三菱UFJ銀行、勘定系システム開発プロセスのモダナイゼーションに着手、PL/Iコードを生成AIで生成 | IT Leaders

三菱UFJ銀行(本店:東京都千代田区)は、メインフレームを含む勘定系システムの開発を、生成AIによるコード生成やオープン系システムとのツール/プロセスの共通化など、モダナイゼーションの取り組みを開始した。次世代の勘定系システムを支える技術者の育成・増強を目指す。取り組みを支援する日本IBMが2025年5月9日に発表した。

国内企業がゼロトラストセキュリティで重視する7つの領域、優先施策にSASE/CASB/ID管理など─ガートナー | IT Leaders

ガートナージャパンは2025年5月8日、国内企業におけるゼロトラストセキュリティへの投資領域に関する調査結果を発表した。ゼロトラストの取り組みへの見直し、または強化を行った領域の上位に、ネットワークセキュリティ(セキュアWebゲートウェイ、CASB、ZTNAなど)、ID/アクセス管理(多要素認証など強固な認証)、ID/アクセス管理(特権管理)が挙がっている。

“.jpを守る”─KDDIとNECがサイバーセキュリティ事業で協業、純国産セキュリティ基盤を共同構築へ | IT Leaders

KDDIとNECは2025年5月8日、サイバーセキュリティ事業における協業に関する基本合意書を締結した。協業の下、近年巧妙化するサイバー脅威から国内の企業・政府機関を保護するため、強固な防御力を備えた純国産のセキュリティ基盤を共同で構築する。

NTT、NTTデータグループを公開買付けで完全子会社化、買付額は約2兆3700億円 | IT Leaders

NTTは2025年5月8日、上場子会社のNTTデータグループを完全子会社化すると発表した。普通株式の約4割強をTOB(公開買付け)により取得する。買付代金の総額は約2兆3700億円。親子上場の解消による意思決定プロセスの一元化などにより、グローバルでのSI事業の成長を強化する。

ソフトバンク社長、ドコモとauの値上げに「我々もそろそろ」–手法や時期は熟考(発言全文)

ソフトバンクで代表取締役社長執行役員兼CEOを務める宮川潤一氏は5月8日の決算会見で、NTTドコモとKDDIが値上げを表明したことを受けて「我々もそろそろ」と追従する姿勢を明かした。一方で、時期や値上げの方法については「もう少し時間をかけ、じっくりと戦略を練る」とした。
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日立システムズ、コンテナ型データセンター製品を刷新、AIシステム基盤など用途別3モデルを提供 | IT Leaders

日立システムズは2025年5月8日、コンテナ型データセンターの製品ラインアップを刷新し、同日付で販売開始した。生成AIシステム向け「高負荷サーバーモデル」(10億円程度)、専用環境向け「サーバールームモデル」(2億5000万円程度)、キャリア基地局向け「エッジコンピューティングモデル」(1億円程度)の3つの用途別モデルを標準で用意している。

ニッセイ・ウェルス生命、契約情報を管理する基幹システムをクラウドに移行、バッチ処理時間を半分に | IT Leaders

ニッセイ・ウェルス生命保険(本社:東京都品川区)は、契約情報を管理する基幹業務システムのデータベースをパブリッククラウドに移行した。OCIで稼働するOracle Databaseに移行した結果、移行前のオンプレミス環境と比べてバッチ処理時間が半分になり、データベースの検索性能が向上している。日本オラクルが2025年5月8日に発表した。

オリックス生命、AIアバターとの対話で新入社員の顧客応対スキルを育成、教育負荷の4割減を見込む | IT Leaders

オリックス生命保険(本社:東京都千代田区)は、AIアバターを活用した新入社員育成の試みに着手した。エクサウィザーズの「exaBase ロープレ」を利用して、シナリオに基づいたロールプレイングと定量評価を行う。顧客対応のコールセンター業務に配属された新入社員を対象に導入し、教育役のベテラン社員にかかる負荷の4割を軽減することを見込んでいる。エクサウィザーズが2025年5月7日に発表した。

データセンター障害の発生頻度と深刻度は4年連続で減少も、セキュリティ事故は増加─米Uptime Institute | IT Leaders

米Uptime Instituteは2025年5月6日、ITインフラ/データセンターにおけるシステム障害の原因、コスト、影響などを分析した年次レポート「2025年版データセンター障害分析レポート」を発表した。調査によると、障害の発生頻度と深刻度は4年連続で減少傾向にあるが、セキュリティインシデントは増加しており、影響は深刻かつ長期に及ぶ傾向にあるという。

「DX=データの民主化」を本懐に、全社に広がる古野電気のデータカルチャー | IT Leaders

1948年に世界初の魚群探知機を実用化し、舶用電子機器に留まらず幅広い事業を展開する古野電気(本社:兵庫県西宮市)。2019年からデータの民主化を推進すべく、IT部の実行力・企画力向上に取り組むと共に組織カルチャーの改革を進めてきた。2025年3月7日に開催された「データマネジメント2025 」(主催:日本データマネジメント・コンソーシアム〈JDMC〉、インプレス)のセッションに、古野電気 IT部 部長の峯川和久氏が登壇。取り組みの経緯と実践、得られた成果を紹介した。

LINEヤフー、24年度決算は過去最高益–出澤社長「データの安心・安全は最優先」、NAVERとの資本は?

LINEヤフーは5月8日、2025年3月期の通期決算を発表した。同社の2025年3月期は、売上高が前年比5.7%増の1兆9174億円で、営業利益が前年比51.3%増の3150億円、調整後EBITDAが13.5%増の4708億円。同社が展開する「メディア」「コマース」「戦略」3つの事業が増収増益となり、過去最高を更新した。
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企業向けChatGPT「ChatSense」、Web検索による調査を代行するAIエージェント機能を追加 | IT Leaders

ナレッジセンスは2025年5月7日、法人向け生成AI/ChatGPTサービス「ChatSense」の新機能として、調査AIエージェント機能「Deep Research」(ベータ版)を一部ユーザーに向けて先行リリースした。ユーザーの代わりにWeb検索を繰り返し、レポートを作成する機能である。人間なら数時間かかる作業を十数分程度で完了させられる。
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DX推進レベルは平均的な企業で一部部門にとどまる─IPAが「DX推進指標」自己診断レポート公開 | IT Leaders

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は2025年5月7日、『DX推進指標 自己診断結果 分析レポート(2024年版)』を公開した。企業が提出した「DX推進指標」(経済産業省が作成)についての自己診断結果(1349件)を分析している。日本企業におけるDXの現状や実態を把握可能だとしている。

ソニー銀行、新勘定系システムがAWSで稼働開始、マイクロサービス採用で開発・改善を迅速化 | IT Leaders

ソニー銀行は2025年5月7日、勘定系システムを刷新したと発表した。Amazon Web Services(AWS)上で同年5月6日に稼働を始めた。富士通の勘定系システムパッケージ「Fujitsu Core Banking xBank」のファーストユーザーにあたる。システム面では、コンテナ技術を用いたマイクロサービスアーキテクチャを採用し、サービスや機能の開発・改良を迅速に行えるようにしている。

アトラシアン、JiraとConfluenceのデータに生成AIからアクセスするためのMCPサーバーを公開 | IT Leaders

アトラシアンは2025年5月7日、「リモートMCPサーバー」のベータ版を公開したと発表した。サードパーティの生成AIツールを介してアトラシアン製品(JiraとConfluence)のデータを検索・参照するためのMCP(Model Context Protocol)サーバー機能を、SaaS型で提供する。ユーザーは、MCPクライアント機能を持つ生成AIツール(Claudeなど)を介してJiraとConfluenceにアクセスできるようになる。

なぜ楽天モバイルは「MVNO」から「MNO」に転身したのか–歴史から紐解く

楽天モバイルは、元々携帯電話会社ではなく、NTTドコモからネットワークを借りてモバイル通信サービスを提供する、MVNOの1つに過ぎなかった。なぜMVNOだった楽天モバイルが、自社でインフラを持つ携帯電話会社として本格参入を果たし、既存の携帯3社に対抗する存在となったのか。その歴史から背景を振り返ってみよう。
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スマートウォッチより小さく安い、最大21日充電いらずのシャオミ「Smart Band 9」レビュー

スマートウォッチの機能はもれなく欲しいが、存在感のある大きな文字盤が苦手だという人は、スマートバンドを検討してはどうだろう。小米科技(シャオミ)の人気フィットネスバンド「Smart Band」の第9世代は新機能を豊富に搭載し、小さくて軽いという点を除けば、多機能なスマートウォッチとほとんど変わらない。
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KKCompany、会議音声をリアルタイムに文字起こし・要約・翻訳する「リアルタイムAIアシスト」 | IT Leaders

KKCompany Japanは2025年4月23日、音声認識サービス「リアルタイムAIアシスト」を提供開始した。集中力が続かない、途中から会議に参加したといったケースでも会議の内容をリアルタイムに把握できるように支援する。要約内容から関連資料(Word/PDF)を提示して質問への回答を支援する機能も備えている。料金(税別)は年間契約で月額15万円から。初期費用は無料。
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ソフトクリエイト、「サーバー最適化アセスメント」を提供、リソース利用分析からコスト効率が高い構成を提案 | IT Leaders

ソフトクリエイトは2025年4月24日、ITコンサルティングサービス「サーバー最適化アセスメント」を提供開始した。オンプレミス/クラウド環境のサーバーリソースの利用状況を収集・分析してコストを算出し、適切なサーバー構成を提案する。サービスを通じて、アセスメントレポートの作成、ロードマップの策定、報告会での説明を提供する。

2024年の国内BPO市場は前年比3%の微増、カスタマーケア領域は生成AIと競合─IDC | IT Leaders

IDC Japanは2025年5月2日、国内BPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)サービス市場の動向と予測を発表した。2024年は前年比3.0%増の9943億円と微増。2024年~2029年の年間平均成長率(CAGR)は4.1%で、2029年には1兆2169億円に達すると予測している。同市場のうち、最も低い成長率となったカスタマーケアBPOサービス市場については、AIを活用した製品・サービスの台頭がBPOサービスの競合となって成長率に影響したという。

日立Sol、ドキュメントの表記品質を記者ハンドブックで診断する「プロジェクト状況可視化システム」 | IT Leaders

日立ソリューションズは2025年4月23日、ドキュメント/ソースコード診断ソフトウェア「プロジェクト状況可視化システム」に、用字用語集『記者ハンドブック』(共同通信社)による表記チェック機能を追加した。従来は、企業やプロジェクトに固有の表記や表現をルールとしてあらかじめ設定したうえで診断していたが、新たに記者ハンドブックに準拠した形でチェックできるようにした。

エクサウィザーズ、生成AIアプリ開発ツール「exaBase Studio」にAIエージェントテンプレートを追加 | IT Leaders

エクサウィザーズは2025年4月24日、生成AIアプリケーション開発ツール「exaBase Studio」で利用可能な「AIエージェントテンプレート」を同年5月から提供すると発表した。AIエージェントの内製開発を支援する。2025年夏に、ノーコードでAIエージェントを構築できるUI/機能を提供する予定である。

2024年の国内AIシステム市場は前年比56.5%増、AIアシスタントやAIエージェントの需要が牽引─IDC | IT Leaders

IDC Japanは2025年5月1日、国内AIシステム市場の動向と予測を発表した。2024年の支出額ベースは前年比56.5%増の1兆3412億円となった。2024年~2029年の年間平均成長率(CAGR)は25.6%で、2029年には2024年比で3.1倍の4兆1873億円に達する見込みという。
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「ドコモMAX」の評価が二分–「複雑すぎる」「囲い込み」批判は妥当なのか(石川温)

NTTドコモが6月5日から提供する新料金プラン「ドコモMAX」への評価が二分している。スポーツ配信サービス「DAZN」の視聴料をセットにしたことで「安価にJリーグやプロ野球、F1が見られるのはありがたい」と高評価が上がる一方、「DAZNなんて見ない。不要だからもっと安くしろ」という批判の声も相次いでいる。
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「ドコモMAX」の評価が二分–「複雑すぎる」「囲い込み」批判は妥当なのか(石川温)

NTTドコモが6月5日から提供する新料金プラン「ドコモMAX」への評価が二分している。スポーツ配信サービス「DAZN」の視聴料をセットにしたことで「安価にJリーグやプロ野球、F1が見られるのはありがたい」と高評価が上がる一方、「DAZNなんて見ない。不要だからもっと安くしろ」という批判の声も相次いでいる。
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持続的な競争力強化へ、これからの「IT環境」:第4回 | IT Leaders

デジタルトランスフォーメーション(DX)の目的は、新たなテクノロジーを活用しながらビジネスを変革すること。そのためには、経営・顧客ニーズの変化を捉えたテクノロジーの取捨選択と、適用時のリスク分析・対応が求められる。近年は社会の変化の速さから、いかに迅速にビジネスニーズに応えられるかが持続的な競争力を生む源泉であり、そのインフラたるIT環境のあり方は切っても切り離せない。これは、第1回で述べた、デジタルケイパビリティの「技術・IT基盤、開発手法」にあたる検討項目であり、本稿はそのポイントを詳しく見ていく。