イケア・ジャパン(IKEA JAPAN)のへレン・フォン・ライス(Helene Von Reis)社長兼チーフ・サステナビリティ・オフィサー(以下、CSO)が8月1日、退任する。後任は、イケア・グループおよびイケア・スウェーデンのペトラ・ファーレ(Petra Farley)ベッドルーム部門グローバルビジネスエリアマネジャー(以下AM)。ライス社長は同日、イケア・グループとイケア・スウェーデンのフードビジネスマネジャーに就任する。
フォン・ライス社長は2015年に就任し、19年からCSOを兼任している。彼女はイケア・ジャパンのオムニチャネル化をはじめ、郊外型大型店に続き東京・原宿や渋谷、今年オープンする新宿店など都心における新業態をスタート。また、17年には「フォーブス ジャパン ウイメン アワード(FORBES JAPAN WOMEN AWARD)」の最優秀賞を受賞したり、国内外のさまざまな国際会議やフォーラムで講演したりと、女性リーダーの存在感を示してきた。CSO兼任ということもあり、国連大学サステナビリティ高等研究所の評議員も務めている。フォン・ライス社長は、「日本の人々の暮らしに寄り添いながらサステナビリティの重要性を発信できたことがうれしい。また、リーダーの男女比がほぼ同じにできたことを誇らしく思う」とコメント。
中国政府が集計したデータによると、2月11~17日の2021年における春節連休期間中(旧正月、Lunar New Year)の物販と飲食の売上高は、前年同期比28.7%増の8210億元(約13兆3700億円)だった。新型コロナウイルスが発生した前年を大きく上回ったが、19年の1兆人民元(約16兆円)を超える売り上げには至らなかった。21年は新型コロナウイルス感染症の予防対策による渡航制限を受けて、多くの市民は地元で年越しを迎え、消費が域内で行われた。中国政府は行動制限を設けているものの、店舗は営業を続けるよう合意に至り、旅行への予算が小売りや食品に向かう結果となった。
後藤愼平のメンズブランド「M A S U」は18日、2021-22年秋冬コレクションを初のランウエイショー形式で発表した。会場は東京・六本木のシアターレストラン「金魚」で、招待されたバイヤーやメディア関係者ら約100人は布がダラダラと垂れ下がる異様なムードのエントランスを抜け、ステージのあるホールでショー開始を待つ。今回のショーは、King Gnuの常田大希が主催するクリエイティブ集団「ペリメトロン(PERIMETRON)」の佐々木集が手掛けており、コラボレーションした帽子職人やニッターら20代を中心に「若い世代から業界を盛り上げたい」という思いでチームを結成した。17年春夏の立ち上げ以降成長を続け、現在の卸先は25アカウント、30店舗とコロナ禍でも上り調子。その勢いをさらに加速させ、世界に飛び出すための序章としてランウエイショーを開催した。
世代や性差などの“記号”を超越
「M A S U」2021-22年秋冬コレクション PHOTO:KO TSUCHIYA「M A S U」2021-22年秋冬コレクション PHOTO:KO TSUCHIYA「M A S U」2021-22年秋冬コレクション PHOTO:KO TSUCHIYA「M A S U」2021-22年秋冬コレクション PHOTO:KO TSUCHIYA「M A S U」2021-22年秋冬コレクション PHOTO:KO TSUCHIYA「M A S U」2021-22年秋冬コレクション PHOTO:KO TSUCHIYA「M A S U」2021-22年秋冬コレクション PHOTO:KO TSUCHIYA「M A S U」2021-22年秋冬コレクション PHOTO:KO TSUCHIYA
コレクションのキーワードは“CODES”で、「文字通り、記号の複数形です」と後藤デザイナー。男性や女性、子供や大人といった区別の呼称を“記号”とし、「“記号”という固定観念を人々から取り払うことができたら、世の中がもっと楽しくなると思うんです」と続ける。幼少期の頃に自然と湧き出ていた無邪気な遊び心に思いを馳せ、世代も性もフラットに捉えたクリエイションを意識した。冒頭の映像で5歳の子供が着ていた伸縮性のあるポップコーントップスは、ショーでは190cmのモデルが着用。クラシックなスーツの生地には、光発色繊維モルフォテックスを横糸に使って服が動くたびに色気のある光沢を放ち、“かわいい”の代名詞であるウサギやエンジェルのモチーフもどこか不気味に表現されている。ベーシックなジャケットにはボタンがいびつに並んだり、渦のように複雑なステッチが描かれたり、トレンチとワークブルゾンを融合したアウターやフリルのように裾がなびくスラックス、シースルーのアーミーパンツだったりと、一点一点が意外性のある素材やアイデアが込められた主張の強いアイテムを連打する。クラシックやミリタリー、ワークやストリートといったメンズ王道の“記号”で形容することさえ許さない、「M A S U」の新たなスタイルを打ち出した。
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このクセが強いクリエイションは、これまでの「M A S U」とは明らかに違う。同ブランドを現在の地位にまで押し上げた武器の一つは、服マニアにも初心者にも響くバランスの良いクリエイションと価格帯だった。後藤デザイナーは、ビンテージショップのライラ(LAILA)で古着を掘り探しながら得たオタク的な深い知識を、ブランド「セブン バイ セブン(SEVEN BY SEVEN)」で服として形にすることを学んだ。28歳とは思えないマニアックな素材使いやテクニックを、軽やかに見せるセンスに長けていたはずである。だが21-22年秋冬は思い切って強い服に徹することで、新境地に踏み出す決意をにじませた。
「世間の思い込みをひっくり返してやる」
後藤愼平「M A S U」デザイナー PHOTO:KO TSUCHIYA
「ショーをやると決めてから、正直、かなり苦しかった。経験がなかったし、何をやるにも不安だらけでした」と後藤デザイナーは明かす。しかし佐々木集がチームに加わってからは「あれだけ悩んでいた演出面などが全てスムーズに動き出し、モノづくりに集中できるようになりました。このショーをやるからには強い服を作りたい、とスイッチが入ったんです」。時代も性もフラットに捉える考えは「男だから我慢しろ、男だから歯を食いしばれみたいな固定観念はただ息苦しいだけ。であれば、そんな世間の思い込みをひっくり返してやろうと考えました」。初のショーを終えたばかりで気持ちが高まっているはずなのに、終始落ち着いた表情で淡々と自分の言葉で語る姿は、やはり28歳とは思えない大物感である。しかし根底には、「服で人を驚かせたい」という純粋で無邪気な一面も垣間見た。世代という“記号”すらも超越し、世界進出に向けて新たな一歩を踏み出した「M A S U」。今回の大胆なクリエイションは、きっと賛否両論が起こるだろう。しかし賛同者の心には、これまで以上に深く突き刺さるコレクションとなったはずだ。「まずは日本でさらに盛り上げて、その熱量を海外に持って行きたい」という野望は叶うのだろうか。後藤愼平の行く末は王道か、異端か。気鋭デザイナーの未来は、想像以上に面白そうだ。
“デクループールユンヌプリュール(DES CLOUS POUR UNE PELURE)”の“Pelure”は“皮”、“Clous”は“釘”を意味する。オレンジピールとクローブを“皮”と“釘”に例え、オレンジの果皮に刺さるクローブのスパイシーで爽快なノートを描いている。釘と比喩的に用いたのは、この香りがルタンスにとって身近で無性に愛しい存在だから。澄みきった透明感と煌びやかな輝きを放つ香りを表現するのに用いたのは、目の覚めるような鮮やかなエメラルドグリーンのジュースだ。
パリ・カンボン通り31番地の「シャネル(CHANEL)」のオートクチュールサロンのリニューアルが完了した。イヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)が所有していたヴィラをはじめとする著名人の自宅や、ニューヨークの「ザ・マーク・ホテル(THE MARK HOTEL)」、カリブ海のサン・バルテルミー島の高級ホテル「シュヴァル ブラン(CHEVAL-BLANC)」などを手掛けたインテリアデザイナーのジャック・グレンジ(Jacques Grange)が内装を担当。2年間の大規模な改装工事を終えた。
カシラギの母でもあるモナコのカロリーヌ王女(Princess Caroline of Monaco)や、フランソワ・ピノー(Francois Pinault)=ケリング創業者など、グレンジのクライアントはそうそうたる顔ぶれだ。ゆえに、デザインの歴史やパリの社交界を知り尽くしているだけでなく、ゴシップの話題も豊富だと言える。
中西:2002年には、(パタゴニア創業者の)イヴォン・シュイナード(Yvon Chouinard )と、ブルー・リボン・フライズのオーナーであるクレイグ・マシューズ(Craig Mattews)が、売り上げの1%で自然環境保護に貢献するビジネスの奨励を目的とする非営利団体「1%フォー・ザ・プラネット(1% FOR THE PLANET)」を設立しました。1社だけで行動するのではなく、自然環境保護の必要性を理解する企業の同盟です。参加企業は「ビジネスでの利益と損失は地球環境の健全性にも直接関連する」ことを理解し、産業が与える社会的・環境的影響に関心を持っています。
パタゴニアのウェブサイトには環境活動家のコラムも紹介している。写真はその一人である鈴木弥也子さんの活動の様子。「2023年の稼働に向けて着々と建設されている横須賀石炭火力発電所に対して、横須賀市議会前でのスピーチアクションのあと、Friday For Future Yokosukaとアクションに参加してくれた仲間とともに。写真提供は鈴木弥也子さん
WWD:今、日本で注目しているNPO・NGOは?
中西:ジャパン・ビヨンド・コール(JAPAN BEYOND COAL)の動きや、実際に影響を受けることになる若い世代によるFRIDAYS FOR FUTURE、NO YOUTH NO JAPAN、などの活動にも注目しています。ジャパン・ビヨンド・コールは気候変動の進行を止め、持続可能なエネルギー社会を実現するために要因である温室効果ガスCO2を排出する石炭火力発電所を30年までにゼロにすることを目指し、国内で気候変動に取り組むNPO・NGOが協力して活動しています。その声を社会に反映させ、社会をつくる担い手としてともに取り組みたいと考えています。
目玉はメンズに特化したコレクションを発表する「バーバリー(BURBERRY)」や、従来パリ・メンズ期間中にショーを行う「ダンヒル(DUNHILL)」など。「トッズ(TOD'S)」はセント・マーチン美術大学MA(CENTRAL SAINT MARTINS MA)の学生たちと協業したプロジェクトを見せる。
日本からは常連の「トーガ(TOGA)」のほか、「東京ファッションアワード 2020(TOKYO FASHION AWARD 2020)」の受賞ブランドである「ミーンズワイル(MEANSWHILE)」「リコール(RE:QUAL≡)」「ユウキハシモト(YUKI HASHIMOTO)」「イン(IHNN)」「シュープ(SHOOP)」「フミエ タナカ(FUMIE TANAKA)」が初参加する。
目玉はメンズに特化したコレクションを発表する「バーバリー(BURBERRY)」や、従来パリ・メンズ期間中にショーを行う「ダンヒル(DUNHILL)」など。「トッズ(TOD'S)」はセント・マーチン美術大学MA(CENTRAL SAINT MARTINS MA)の学生たちと協業したプロジェクトを見せる。
日本からは常連の「トーガ(TOGA)」のほか、「東京ファッションアワード 2020(TOKYO FASHION AWARD 2020)」の受賞ブランドである「ミーンズワイル(MEANSWHILE)」「リコール(RE:QUAL≡)」「ユウキハシモト(YUKI HASHIMOTO)」「イン(IHNN)」「シュープ(SHOOP)」「フミエ タナカ(FUMIE TANAKA)」が初参加する。
2月現在「ボッテガ・ヴェネタ」の公式アカウントに代わって、複数のファンアカウントが存在する。ケリング(KERING)のフランソワ・アンリ・ピノー(Francois Henri Pinault)会長兼最高経営責任者(CEO)は、「SNSの世界から『ボッテガ・ヴェネタ』が消えることはなく、単に別の方法を採用しただけだ。ブランドの情報を提供することで、SNSでの露出を自らがするのではなく、アンバサダーやファンに託した」と語り、同じ傘下ブランドの「バレンシアガ(BALENCIAGA)」と近しい戦略だと説明した「バレンシアガ」のアカウントでは2018年以降、ユーザーがとったと思われる写真をキャプションなしで投稿し続けている。
新たなキャッチコピーを“We are organics”とし、ブランドゴロも一新する。ブランドの頭文字のaを4つつなげたもので、自然、生産者、お客、ブランドの強い結びつきを表現した。パッケージもこれまでのカラフルな印象から、シリーズごとに写真を用いたものに変更。容器も中身が透けるタイプを使用し、配合した植物の色がわかるようにした。
参加ブランドのうち約4割の19ブランドがリアルのショーで発表する。渋谷のヒカリエホールと表参道ヒルズをメイン会場に、「チルドレン・オブ・ザ・ディスコーダンス(CHILDREN OF THE DISCORDANCE)」「サルバム(SULVAM)」「ネグレクトアダルトペイシェンツ(NEGLECT ADULT PATIENTS)」「ミキオ サカベ(MIKIO SAKABE)」などがリアルショーを予定している。初参加の「フミト ガンリュウ(FUMITO GANRYU)」は、「リトゥンアフターワーズ(WRITTENAFTERWARDS)」と共に国立新美術館でランウエイショーを開催する。
パントン・カラー・インスティテュート(PANTONE COLOR INSTITUTE以下、パントン)は、2021-22年秋冬ニューヨーク・ファッション・ウイーク・カラートレンド予測を発表した。
20年12月に「パントン・カラー・オブ・ザ・イヤー(PANTONE Color of the Year)」として、太陽をイメージさせる“イルミネイティング(Illuminating、明るい黄色)”と雲を思わせる“アルティメット グレー(Ultimate grey)”を選出したが、21-22年秋冬トレンドカラーも同様に自然に基づいたものや、明るく落ち着いたカラーの数々を選んだ。大胆でホットなピンクや、濃いオレンジなど、明るい色も多く並ぶ。ここではカラートレンドに挙げられた14色と、20年にすでにトレンドを先取りしたセレブリティーのファッションと共に紹介する。
“イルミネイティング”は21年トレンドカラーに選ばれた、希望や明るさを表す目を引く黄色。1月20日(現地時間)にワシントンで行われた第46代米大統領就任式では、詩人のアマンダ・ゴーマン(Amanda Gorman)が「プラダ(PRADA)」の黄色いコートとともに「私たちが登る丘(The Hill We Climb)」を朗読して、希望や光を描いた。
三越伊勢丹の前田有美恵アシスタントスーパーバイザーは「1位の『ポーラ(POLA)』は、目元の構造に着目し、潤いによるハリ感で印象的な目元を目指すアイゾーンクリーム。SNSで事前にリサーチしてからご来店され、購入される方が多い。2位の『エピステーム(EPISTEME)』は、ロート製薬が作っているという安心感から、指名買いする方が多数。3位の『ディオール(DIOR)』は、エイジングケアを気にするお客さまから人気が高かった。『化粧のりがよくなった』といったクチコミも目立つ。4位の『ランコム(LANCOME)』は、マスク着用による乾燥に悩んでいる方から支持された。保湿力が高く伸びが良いと好評だ。5位の『ドゥ·ラ·メール(DE LA MER)』は、しっかりお手入れしたい方に好評。従来のケアから、ランクアップした商品選びをされる方が増えている」と話す。
豊島は1989年にレンチング社の環境に優しいセルロース素材「テンセル」を手掛けて以来、地球環境保全やサステナブルな活動を数多く手掛けており、“トゥルーコットン”から始動した環境保全チャリティプロジェクト「セーブ・ネイチャー&アニマル・プロジェクト(Save nature and the animals project)」も行っている。
Viktor & Rolf Fashion Artists for IsetanViktor&Rolf Fashion Artists for IsetanViktor&Rolf Fashion Artists for IsetanViktor&Rolf Fashion Artists for IsetanViktor&Rolf Fashion Artists for IsetanViktor&Rolf Fashion Artists for Isetan
「ヴィクター&ロルフ(VIKTOR & ROLF)」は東京・伊勢丹新宿本店でポップアップショップ“Viktor&Rolf Fashion Artists for Isetan”を2月20日~3月11日に開催する。
「オーバープリント」は、レトロ50%、ストリート50%をコンセプトに2019年1月にスタート。1980年代風のアニメイラストのパーカやTシャツがSNSで人気を集めるストリートブランドで、公式インスタグラム(@over__official)のフォロワー数は約4.7万人。イラストはナミを古塔つみ、バギーをZERO ZERO HERO、の2人のイラストレーターが描き、ナミをプリントしたTシャツが6色、バギーのプリントTが4色展開となる。
会期中には、トークショーやファッションショーなどの関連イベントも開催する。ゲストとして作家の中谷彰宏(4月25日)やピアニストの横山幸雄(5月8日)、元阪神タイガース・野球解説者の赤星憲広(5月30日)らが登場し、コシノと対話する。また5月15、16日に開催するファッションショー 「GET YOUR SYTLE!」では、モデルとして出演する参加者や観覧者を募集している。
会期中には、トークショーやファッションショーなどの関連イベントも開催する。ゲストとして作家の中谷彰宏(4月25日)やピアニストの横山幸雄(5月8日)、元阪神タイガース・野球解説者の赤星憲広(5月30日)らが登場し、コシノと対話する。また5月15、16日に開催するファッションショー 「GET YOUR SYTLE!」では、モデルとして出演する参加者や観覧者を募集している。
片寄涼太は2012年にGENERATIONS from EXILE TRIBEのボーカルとしてキャリアをスタート。国内外の映画やドラマにも出演し、自身の才能と活動の場を広げてきた。「ジバンシィ」は「片寄氏の情熱やスタイルは、『ジバンシィ』の価値を体現するアンバサダーとして理想的であり、ブランドと商品のプロモーションにおいて大いなる活躍を期待している」と起用した理由を説明する。
マシュー・M・ウィリアムズ(Matthew M. Williams)「ジバンシィ」クリエイティブ・ディレクターは、「片寄氏は無限の可能性を秘めたパフォーマー。そのパーソナリティーや価値、そして独自のスタイルはまさしく『ジバンシィ』のフィロソフィーと共鳴する」とコメントした。
売却先について現時点では明らかになっていないが、20年10月には「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」「ティンバーランド(TIMBERLAND)」「ヴァンズ(VANS)」などを擁するVFコープ(VF CORP)や、「フィラ(FILA)」を擁するアンタ・インターナショナル・グループ・ホールディングス(ANTA INTERNATIONAL GROUP HOLDINGS)が、12月には「バーニーズ ニューヨーク(BARNEYS NEWYORK)」「ブルックス ブラザーズ(BROOKS BROTHERS)」「フォーエバー21(FOREVER 21)」などを保有するブランドマネジメント企業のオーセンティック・ブランズ・グループ(AUTHENTIC BRANDS GROUP)などが有力な候補として挙げられている。
売却先について現時点では明らかになっていないが、20年10月には「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」「ティンバーランド(TIMBERLAND)」「ヴァンズ(VANS)」などを擁するVFコープ(VF CORP)や、「フィラ(FILA)」を擁するアンタ・インターナショナル・グループ・ホールディングス(ANTA INTERNATIONAL GROUP HOLDINGS)が、12月には「バーニーズ ニューヨーク(BARNEYS NEWYORK)」「ブルックス ブラザーズ(BROOKS BROTHERS)」「フォーエバー21(FOREVER 21)」などを保有するブランドマネジメント企業のオーセンティック・ブランズ・グループ(AUTHENTIC BRANDS GROUP)などが有力な候補として挙げられている。
同マガジンは19年8月に創刊。元「ポパイ(POPEYE)」編集長の木下孝浩ユニクロR&D担当上席執行役員がクリエイティブ・ディレクターを務める。第4号となる今号は「Find Your Healthy」がテーマで、作家の村上春樹と建築家の安藤忠雄のインタビューなどを掲載している。紙面だけでなくウェブコンテンツも同時に発信しており、村上春樹へのインタビューなどのコンテンツは既にウェブで公開中だ。
同マガジンは19年8月に創刊。元「ポパイ(POPEYE)」編集長の木下孝浩ユニクロR&D担当上席執行役員がクリエイティブ・ディレクターを務める。第4号となる今号は「Find Your Healthy」がテーマで、作家の村上春樹と建築家の安藤忠雄のインタビューなどを掲載している。紙面だけでなくウェブコンテンツも同時に発信しており、村上春樹へのインタビューなどのコンテンツは既にウェブで公開中だ。
「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は壮大な映像とキャッチーなアイテムが多く登場したものの、各紙のレビューは意外に少なかった。今季の着想源は、アフリカ系アメリカ人の小説家ジャームズ・ボールドウィン(James Baldwin)が、スイスの村で唯一の有色人種として過ごした経験を綴った1953年出版のエッセイ「ストレンジャー・イン・ヴィレッジ(Stranger in Village)」だ。会場はパリのテニスクラブで、大理石のブロックや鏡の装飾を設置し、ソール・ウィリアムズ(Saul Williams)が詩を口ずさんだり、ヤシーンベイ(YASIIN BEY)がラップを披露したりする中をモデルが行き交う演出だった。キルトやカウボーイハット、ガーナの民族衣装ケンテを再現するなど、多国籍の文化を象徴するアイテムで多様性を表現した。最も目を引いたのは、ノートルダム寺院やエッフェル塔といったパリのランドマークを立体的に組み合わせたトップスだ。「ル・フィガロ」は、昨年8月に発表した同ブランドのコレクションが、ウォルター・ヴァン・ベイレンドンク(Walter Van Beirendonck)のコピーではないかと一部から批判されたことを振り返り、皮肉交じりにこう評価した。「彼のファッションスキルは定期的に疑問視されている。今季も彼の批判者を納得させる出来ではないかもしれないが、コピーではないという彼の署名を雑多に残すことはできた」。
「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は壮大な映像とキャッチーなアイテムが多く登場したものの、各紙のレビューは意外に少なかった。今季の着想源は、アフリカ系アメリカ人の小説家ジャームズ・ボールドウィン(James Baldwin)が、スイスの村で唯一の有色人種として過ごした経験を綴った1953年出版のエッセイ「ストレンジャー・イン・ヴィレッジ(Stranger in Village)」だ。会場はパリのテニスクラブで、大理石のブロックや鏡の装飾を設置し、ソール・ウィリアムズ(Saul Williams)が詩を口ずさんだり、ヤシーンベイ(YASIIN BEY)がラップを披露したりする中をモデルが行き交う演出だった。キルトやカウボーイハット、ガーナの民族衣装ケンテを再現するなど、多国籍の文化を象徴するアイテムで多様性を表現した。最も目を引いたのは、ノートルダム寺院やエッフェル塔といったパリのランドマークを立体的に組み合わせたトップスだ。「ル・フィガロ」は、昨年8月に発表した同ブランドのコレクションが、ウォルター・ヴァン・ベイレンドンク(Walter Van Beirendonck)のコピーではないかと一部から批判されたことを振り返り、皮肉交じりにこう評価した。「彼のファッションスキルは定期的に疑問視されている。今季も彼の批判者を納得させる出来ではないかもしれないが、コピーではないという彼の署名を雑多に残すことはできた」。
同ギャラリーは百貨店の上層階にある美術フロアの中ではなく、同店で現在絶好調という「ディオール(DIOR)」のメンズや、「バーバリー(BURBERRY)」など若年男性から人気のブランドがそろう本館2階にあるという点がポイント。ギャラリーの真向かいは「ブラック・コム デ ギャルソン(BLACK COMME DES GARCONS)」だ。岩田屋本店では昨年から現代アートの催事を何度か行っており、好評だったことで常設化を決めたのだという。
同ギャラリーは百貨店の上層階にある美術フロアの中ではなく、同店で現在絶好調という「ディオール(DIOR)」のメンズや、「バーバリー(BURBERRY)」など若年男性から人気のブランドがそろう本館2階にあるという点がポイント。ギャラリーの真向かいは「ブラック・コム デ ギャルソン(BLACK COMME DES GARCONS)」だ。岩田屋本店では昨年から現代アートの催事を何度か行っており、好評だったことで常設化を決めたのだという。
自身の名を冠したブランドを持つデザイナーのジェイソン・ウー(Jason Wu)は14日、ニューヨーク・ファッション・ウイークでスーパーマーケットの店内をコンセプトにした空間で2021-22年秋冬コレクションを発表した。ニューヨークはブロードウェイ地区に位置する空き店舗を、1950年代のファーマーズマーケットをテーマにした「ミスター・ウーズ・ジェネラル・ストア(Mr. Wu’s General Store)」に転換した。