THANK YOU SHINJUKU,

こんばんは。

本日2月19日(金)より新宿店では秋冬シーズン最終セール END OF SEASON SALEがスタートしました。

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今回はそんな新宿店の様子をご紹介いたします。

END OF SEASON SALEでは、さまざまなアイテムが最終プライスダウン。

 THANK YOU SHINJUKU,

もちろん春夏シーズンアイテムもラインナップ。ウェアのほかにもバッグやシューズ、アクセサリーなどB1から8Fまで全9フロアでショッピングをお楽しみいただけます。

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この2月末でのクローズが決定した新宿店では、今週より最後のウィンドウディスプレイもお目見えしています。

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30年間、新宿の街の景色に彩りとユーモアを表現してきた、バーニーズ ニューヨーク新宿店のウィンドウディスプレイ。

“ありがとう”の気持ちを込めたウィンドウに足を留め、写真に納めている方々も見られます。

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店内のディスプレイにも、私たちから今までご来店くださった皆様への感謝の気持ちを込めて。

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なかなかご来店がかなわない方もいらっしゃるかもしれません。

新宿店の様子をこちらのブログから少しだけお楽しみいただければと思います。

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2月28日(日)までEND OF SEASON SALEも開催中。

ユーモアに富んだバーニーズ ニューヨークならではのディスプレイに心躍らせながらショッピングを楽しむ、新宿店でのひとときをお楽しみくださいね。

 THANK YOU SHINJUKU,

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※ 新宿店は現在、11:00 – 19:00にて営業しております。

5年間イケアを率いた日本社長が8月に交代 後任は社歴20年の女性マネジャー

 イケア・ジャパン(IKEA JAPAN)のへレン・フォン・ライス(Helene Von Reis)社長兼チーフ・サステナビリティ・オフィサー(以下、CSO)が8月1日、退任する。後任は、イケア・グループおよびイケア・スウェーデンのペトラ・ファーレ(Petra Farley)ベッドルーム部門グローバルビジネスエリアマネジャー(以下AM)。ライス社長は同日、イケア・グループとイケア・スウェーデンのフードビジネスマネジャーに就任する。

 フォン・ライス社長は2015年に就任し、19年からCSOを兼任している。彼女はイケア・ジャパンのオムニチャネル化をはじめ、郊外型大型店に続き東京・原宿や渋谷、今年オープンする新宿店など都心における新業態をスタート。また、17年には「フォーブス ジャパン ウイメン アワード(FORBES JAPAN WOMEN AWARD)」の最優秀賞を受賞したり、国内外のさまざまな国際会議やフォーラムで講演したりと、女性リーダーの存在感を示してきた。CSO兼任ということもあり、国連大学サステナビリティ高等研究所の評議員も務めている。フォン・ライス社長は、「日本の人々の暮らしに寄り添いながらサステナビリティの重要性を発信できたことがうれしい。また、リーダーの男女比がほぼ同じにできたことを誇らしく思う」とコメント。

 後任のファーレAMは 2000年にイケア・スウェーデンに入社後、セールスマネジャーやイケア・ポーランドの副社長などさまざまな役職を通して実績を積んできた。現職では、世界中のイケアで販売される商品に関するコミュニケーションや購買に関するビジネス戦略の立案をはじめ、製品開発などの責任者として活躍している。

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中国、春節の売上高は13兆円超 19年の実績には及ばず

 中国政府が集計したデータによると、2月11~17日の2021年における春節連休期間中(旧正月、Lunar New Year)の物販と飲食の売上高は、前年同期比28.7%増の8210億元(約13兆3700億円)だった。新型コロナウイルスが発生した前年を大きく上回ったが、19年の1兆人民元(約16兆円)を超える売り上げには至らなかった。21年は新型コロナウイルス感染症の予防対策による渡航制限を受けて、多くの市民は地元で年越しを迎え、消費が域内で行われた。中国政府は行動制限を設けているものの、店舗は営業を続けるよう合意に至り、旅行への予算が小売りや食品に向かう結果となった。

 中国の一線都市(北京市、上海市、広州市、深圳市)と二線都市(地域の中核都市)の計10都市に位置するショッピングモールの1日の客数は、前年と比べ3倍以上になった。中でも、バレンタインデーの影響もあってかジュエリーは2.6倍。ほかにもアパレルは2倍、フィットネス関連は1.5倍、電子機器は1.4倍、デジタル家電は1.3倍に増加しただった。連休期間中の配達件数は6億6000万で前年と比べ3.6倍に増えた。

 INGグループ(INTERNATIONALE NEDERLANDEN GROEP)のアイリス・パン(Iris Pang)中国担当エコノミストは、「これらの数字は、中国の消費者はデジタル機器など必需品でないアイテムに進んで費やし、ますます健康志向になっていることを示している。また、連休期間中における新型コロナの消費量への影響は限定的だ。今後の雇用の安定や、賃金上昇へ期待がかかる」と分析する。

 一方ケータリングの売上高が1.3倍に増加したことを受けて、「春節連休期間中は家族で食事をするのが伝統となっているが、21年は労働人口の半分以上が帰省せずに現在地にとどまった。ほとんどが若年層と中年層で、その上の世代よりも外食を好む傾向がある」と言う。

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楽天がロンドン・ファッション・ウイークを支援 英国ファッション協議会と契約締結

 楽天は2月19日、ロンドン・ファッション・ウイークを主催する英国ファッション協議会(British Fashion Council以下、BFC)の活動を支援する契約を締結したことを発表した。19日に開幕した「ロンドン・ファッション・ウイーク フェブラリー 2021 (London Fashion Week February 2021)」からサポートを開始する。支援期間と金額は非公表具体的な後援内容は明らかになっていない。

 楽天の松村亮・楽天執行役員コマースカンパニーヴァイスプレジデントは「本契約を通じて、世界中のデザイナーが参加するロンドン・ファッション・ウイークなどのファッションイベントを後援し、BFCと共にファッション産業の活性化に取り組めることを大変うれしく思う。楽天のECサービスにおいても、ファッションは大きく成長している分野の1つ。英国をはじめ、世界中から集まるブランドやデザイナーをエンパワーメントし、日本国内および海外のファッション業界をさらに盛り上げていきたい」とコメント。

 同社は2019年、日本ファッション・ウィーク推進機構(JFWO)と東京ファッション・ウイークの冠スポンサー契約を結び、「楽天 ファッション ウィーク東京」を支援している。20年9月には日本発のファッションブランドを支援するプロジェクト「バイアール(by R)」を立ち上げ、東京を拠点にするファッションブランド「ダブレット(DOUBLET)」と「ファセッタズム(FACETASM)」のファッションショー開催をサポートした。楽天はロンドンにオフィスを構えており、英国国内では楽天アドバタイジング(Rakuten Advertising)や楽天TV、楽天Kobo、楽天バイバー(Viber)などのサービスを運営している。

 楽天のほかにも、中国第2位のEC企業JDドットコム(JD.com)や中国のファッションオンラインプラットフォームのファッションズー(FASHION ZOO)などのIT企業がBFCを支援している。

 LFWでは東京都と繊維ファッション産学協議会が主催する「東京ファッションアワード 2020(TOKYO FASHION AWARD 2020)」の受賞ブランドである「フミエ タナカ(FUMIE TANAKA)」などの6ブランドが参加を予定しているが、今回の楽天による支援とは無関係だという。

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三上悠亜がアパレルブランドをスタート、260万フォロワーをどう生かす?

 抱えているSNSのフォロワー数で考えれば、三上悠亜は圧倒的なインフルエンサーだ。インスタグラムで263万人、ツイッターで163万人のフォロワー、YouTubeのチャンネル登録者数は41.9万人を抱える。とはいえ、その大多数はセクシー女優としての、つまりは服を着ていない三上悠亜のファンなのだ。そんな彼女がアパレルブランド「ミーユアーズ(MIYOUR’S)」をスタートし、アパレルブランド事業に本腰を入れるという。パートナーは韓国の人気モデルのテリのマネジメントや韓国コスメブランド「ミルクタッチ(MILKTOUCH)」を運営するクージー(Coogee)で、インフルエンサーのマネジメントやD2Cブランドのプロデュースではよく知られた会社だ。服を脱ぐことを仕事にしているセクシー女優が、なぜアパレルブランドを始めるのか。三上本人に直撃した。

WWDジャパン(以下、WWD):SNSでものすごい数のフォロワーを抱えていますが、誰が運用を?

三上悠亜(以下、三上):私一人でやっています。どんな写真を撮影してから、いつ何を投稿するのか、インサイトはどうかなども私ひとりで見ています。というか、投稿作業自体も私しかやっていないです。

WWD:運用を外部に相談をしたことは?

三上:それもないですね。ツイッターもインスタグラムもずっと自分だけで管理してきました。

WWD:ではなぜここまでフォロワー数が伸びたのでしょう?

三上:うーん。投稿に対してどうリアクションがあったかはそれなりに注意して見ていますが、それ以上に見ているのはファンからのコメントです。返事はできないですが、基本的にはすべて目を通しています。そのことが自然とフォロワーさんのたちの考え方が見えているようになっているのかもしれません。あとツイッターとインスタグラムは少し使い方を変えていて、ツイッターは男性向けにセクシー女優関係の情報発信に、インスタグラムはプラス自分の好きなもの、ファッションやコスメ、あとはボディケアなどの情報を入れています。それも本当に最初は女性ファンを意識してというより、インスタグラムのオシャレな雰囲気に合わせて、自分の好きなファッションやコスメ情報を入れていた、という感じです。

WWD:インスタグラムのフォロワー数の内訳は?

三上:260万人のフォロワー数のうち90%が男性です。1割の26万人くらいの女性フォロワーですが、インスタグラムを始めた当初はそうなることを全然予想していませんでした。先ほども言ったようにファッションやコスメの情報を入れていたら、あるときから女性からのいいねやコメントも多くなっていったという感じです。以前に一度、意識的に女性向けの投稿を増やしたことがあったのですが、それも大変だったので、今はまた自然体に戻しました。

WWD:投稿に対するリアクションはどうでしょう?

三上:例えば、財布やコスメなど私が映っていない投稿は2万いいね、服を着ている私が映っていると5万いいね、服を着ていないと10万〜12万いいね、という感じです。

WWD:なるほど。わかりやすいですね。それでは、なぜファッションブランドを?

三上:ファッションは昔から好きでしたが、一番のきっかけは、インスタの服やコスメの投稿にいいねがたくさんついたり、イベントに20代前半のすごい可愛い子が私の投稿した服とお揃いの服を着用して遊びに来てくれたりして、女性のファンが増えていることを実感したからです。セクシー女優をはじめたときは考えもしなかったのですが、インスタグラムの投稿へのリアクションを通して、私が好きなものに共感してくれる女の子が沢山いるんだなって。

WWD:「ミーユアーズ」について詳しく。

三上:プロデュースという形で、自分のワードローブをクージーのスタッフに見せて、それをベースに服を作ってもらって、最終的にサンプルの色や形をチェックしています。なので服は基本的に私の好きな甘いテイストがベースになっています。19日のオープンで、まずは9〜10型を販売し、月に10型を投入していきます。ワンピースやブラウスで、商品単価は1万円前後です。先行して行ったテスト販売では3回とも、それぞれ500万円ほどの在庫が数分で即完しました。すごく嬉しかったです。

WWD:プロデュースとは具体的にどんな役割?

三上:服作りからECサイトの運営、ブランドのSNSの運用まではパートナーのクージーになります。私はインスタグラムなどを通じてファンの声を受け止めて製品にフィードバックしつつ、きちんとプロモーションもしていく。「ミーユアーズ」に関しては、お金を稼ぐ、というより女性ファンとの繋がりのため、という方が大きいです。

WWD:顧客像は?

三上:イベントやインスタのフォロワーを見ると、20代前半の本当に可愛い女の子が多いんですよ。スイート系のテイストがすごく似合う人が多くて、テスト販売でも実際にそういった人に購入いただいています。

WWD:服作りにもっと関わる気持ちは?

三上:もちろんインスタライブやコメントなどでいただいたファンからの声は製品に落とし込みたいと思っていますし、その点ではクージーさんとも一致しています。任せられることはきちんとプロに任せたい、というかリニューアル前の「ユアーズ」のときはかなり自分でやらないといけないことが多くて大変だったので、クージーさんみたいなプロの方と一緒にできるのが、すごく嬉しいです。

WWD:好きなブランドは?

三上:ハイブランドだと「ディオール」「セリーヌ」「フェンディ」が好きです。やっぱり財布やバッグはハイブランドだとテンションが上がります。服だと「スナイデル」「セルフォード」とかマッシュ系のブランドが大好きで、お店にも行きますし、それ以上にウサギオンラインでかなり買っています。

WWD:ショッピングはどんな感じ?

三上:本当に稀にですが、アウトレットでテンションが上がりすぎて100万円分の買い物をしちゃうこともありますが、基本はそんなに無駄遣いをするタイプではありません。ネット通販を使うことが多いですが、たまのショッピングはマネージャー(男性)や、ずっと担当してもらっているヘアメイクさん(男性)の、気心の知れた3人でビームスやユナイテッドアローズなどのセレクトショップに行くことが多いです。つい先日もみんなでビームスインターナショナルに行って、私とマネージャー(男性)で一つのコートを試着して、お互いに「これいいね」「似合う似合う」とかあれこれ言って買い物しました。マネージャーさんと行くと、買った服を持ってもらえて楽というのもありますが。

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イタリア発のシューズブランド「ジャンヴィト ロッシ」がショップスタッフを募集

 イタリアのラグジュアリーシューズブランド「ジャンヴィト ロッシ(GIANVITO ROSSI)」は、店舗拡大に合わせてショップスタッフを募集する。接客・販売をはじめ、在庫管理や顧客管理、レジ対応などを行う。ラグジュアリーブランドにふさわしい振る舞いとサービスで、一人でも多くのファンを創出する。

 パンプスやサンダル、スニーカー、ブーツなど靴を中心とした商品を扱う。来店客1組あたりの接客時間は30分~1時間ほどで、さまざまなデザインやカラー、ヒールの高さなどからお気に入りの1足を見つける。希望と実力に応じて店長やエリアマネージャー、バックオフィス業務などへのポストにチャレンジすることも可能だ。

 「ジャンヴィト ロッシ」は現在、関東に4店舗、関西に3店舗の計7店舗を運営している。2月18日には銀座エリア初となるウィメンズ・メンズを扱うコンバインショップを「ギンザ シックス(GINZA SIX)」にオープンした。今後、さらなる国内展開も構想している。

募集職種
ショップスタッフ

雇用形態
正社員
※試用期間6カ月あり。その間、給与・待遇に変動なし

応募条件
学歴不問
業種未経験者、第二新卒者歓迎
販売・接客経験者歓迎
※ラグジュアリーブランド、シューズブランド経験者は優遇
※未経験でもラグジュアリー業界やアパレルに興味がある方は歓迎

勤務地
関東・関西エリアの店舗
関東
伊勢丹新宿本店本館・伊勢丹新宿本店メンズ館(東京都新宿区新宿3-14-1)
日本橋高島屋S.C.(東京都中央区日本橋2-4-1)
三越銀座店(東京都中央区銀座4-6-16)
ギンザ シックス(東京都中央区銀座6-10-1)★2月中旬オープン予定

関西
阪急梅梅田店(大阪府大阪市北区角田町8-7)
大丸心斎橋店(大阪府大阪市中央区心斎橋筋1-7-1)
ジェイアール京都伊勢丹(京都府京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町)

希望勤務地を考慮して決定。U・Iターン歓迎
転居を伴う異動は基本なし

給与・待遇
月給20万〜40万円
※残業代別途支給。別途チームインセンティブあり
年収例
年収380万円/30歳・入社1年目
年収440万円/35歳・入社2年目

勤務時間
シフト制/9:00~21:00(実働7.5時間/休憩1.5時間)
※残業は月平均10時間未満
※閉店時間は店舗によって異なります
<シフト例>
9:30~18:30 /11:30~20:30
★新しい働き方として、「週休3日」や「時短勤務」もご相談に応じます

休日休暇
シフト制(月8~10日休み)
年次有給休暇(入社半年後から付与)
慶弔休暇

福利厚生
交通費全額支給
社会保険完備(雇用・労災・健康・厚生年金)
残業手当
役職手当
出張手当
シューズ・制服貸与
社員割引

応募期限
3月24日まで

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イタリア発のシューズブランド「ジャンヴィト ロッシ」がショップスタッフを募集

 イタリアのラグジュアリーシューズブランド「ジャンヴィト ロッシ(GIANVITO ROSSI)」は、店舗拡大に合わせてショップスタッフを募集する。接客・販売をはじめ、在庫管理や顧客管理、レジ対応などを行う。ラグジュアリーブランドにふさわしい振る舞いとサービスで、一人でも多くのファンを創出する。

 パンプスやサンダル、スニーカー、ブーツなど靴を中心とした商品を扱う。来店客1組あたりの接客時間は30分~1時間ほどで、さまざまなデザインやカラー、ヒールの高さなどからお気に入りの1足を見つける。希望と実力に応じて店長やエリアマネージャー、バックオフィス業務などへのポストにチャレンジすることも可能だ。

 「ジャンヴィト ロッシ」は現在、関東に4店舗、関西に3店舗の計7店舗を運営している。2月18日には銀座エリア初となるウィメンズ・メンズを扱うコンバインショップを「ギンザ シックス(GINZA SIX)」にオープンした。今後、さらなる国内展開も構想している。

募集職種
ショップスタッフ

雇用形態
正社員
※試用期間6カ月あり。その間、給与・待遇に変動なし

応募条件
学歴不問
業種未経験者、第二新卒者歓迎
販売・接客経験者歓迎
※ラグジュアリーブランド、シューズブランド経験者は優遇
※未経験でもラグジュアリー業界やアパレルに興味がある方は歓迎

勤務地
関東・関西エリアの店舗
関東
伊勢丹新宿本店本館・伊勢丹新宿本店メンズ館(東京都新宿区新宿3-14-1)
日本橋高島屋S.C.(東京都中央区日本橋2-4-1)
三越銀座店(東京都中央区銀座4-6-16)
ギンザ シックス(東京都中央区銀座6-10-1)★2月中旬オープン予定

関西
阪急梅梅田店(大阪府大阪市北区角田町8-7)
大丸心斎橋店(大阪府大阪市中央区心斎橋筋1-7-1)
ジェイアール京都伊勢丹(京都府京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町)

希望勤務地を考慮して決定。U・Iターン歓迎
転居を伴う異動は基本なし

給与・待遇
月給20万〜40万円
※残業代別途支給。別途チームインセンティブあり
年収例
年収380万円/30歳・入社1年目
年収440万円/35歳・入社2年目

勤務時間
シフト制/9:00~21:00(実働7.5時間/休憩1.5時間)
※残業は月平均10時間未満
※閉店時間は店舗によって異なります
<シフト例>
9:30~18:30 /11:30~20:30
★新しい働き方として、「週休3日」や「時短勤務」もご相談に応じます

休日休暇
シフト制(月8~10日休み)
年次有給休暇(入社半年後から付与)
慶弔休暇

福利厚生
交通費全額支給
社会保険完備(雇用・労災・健康・厚生年金)
残業手当
役職手当
出張手当
シューズ・制服貸与
社員割引

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3月24日まで

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環境対策の世界的評価機関CDPでコーセーとファンケルが初めて最高評価を獲得

 環境情報開示に取り組む国際NGOのCDPはこのほど、企業のサプライチェーン全体での気候変動対策について調査・評価する「CDPサプライヤー・エンゲージメント評価」において、優れた企業を最高評価にあたる「リーダー・ボード」として選定し発表した。2020年の調査では、世界5500社以上を対象に評価。全体の上位7%の396社が「リーダー・ボード」を獲得した。日本の化粧品会社では花王が4年連続で選ばれたほか、コーセーとファンケルが初めて選出された。

 今回初選出となったコーセーは、昨年4月に発表した中長期ビジョン「VISION2026」で3つの基盤戦略の1つに「バリューチェーン全体にわたるサステナビリティ戦略の推進」を掲げた。主力スキンケアブランド「雪肌精」で使用済みプラスチック容器を店頭で回収する取り組みを開始するなど、サプライチェーン全体での環境負荷低減に取り組んでいる。「当社グループのサプライチェーン全体における温室効果ガス排出量をより精緻に把握し、さらなる情報開示を進めた活動について、特に評価を受けたものと考えている」とコメント。同社は昨年12月に発表されたCDP気候変動分野全体の調査でも、初めて最高評価「Aリスト」企業に選定された。

 同じく初選出のファンケルは、18年6月に「ファンケルグループ サステナブル宣言~未来を希望に~」を策定。その中で、4つの重点テーマとして「環境を守る」「健康に生きる」「多様性を認め合う」「ガバナンスの強化」を定めている。30年までにCO2排出量を13年度比で26%削減することを目標に掲げ、グループ全体の省エネ対策や、再生可能エネルギー導入を進めている。

 CDPは環境問題に高い関心を持つ機関投資家からの要請に基づき、企業や団体に気候変動などの環境問題対策に関する情報開示を求め、環境対策を促すことを主たる活動としている非営利組織(NGO)。20年度は世界の時価総額上位企業の半数を超える約9600社がCDPを通じて環境情報の開示を行った。「CDPサプライヤー・エンゲージメント評価」は、4分野の質問(ガバナンス、目標設定、サプライチェーン全体での温室効果ガス排出量の管理、サプライヤーとの協働)への回答に基づいて評価している。

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パルが50代女性向けの新ブランド 肌にやさしい素材を採用

 パルは、50代の女性に向けた新ブランド「プラスオトハ(PLUS OTO.HA)」を今春スタートする。加齢による体質や体形の変化で既存の服にストレスを感じる女性たちに、肌にやさしい素材やリラックスしたシルエットの華やぎのある日常着を提案する。1年ほどはネット通販(EC)のみで販売し、その後ポップアップストアや常設店を設ける。3年後に売上高20億円(小売りベース)を目指す。

 厳選した素材の商品を百貨店とファッションビルの中間の価格帯で企画する。シルク100%の12ゲージリブニット(1万1000円税込)は肌にやさしく馴染む着心地が特徴で7色展開する。クラボウのハイブリッドレーヨン“リナセル”を用いたインナー(タンクトップ6600円、レギンス7700円)は、合繊のインナーが合わない敏感肌に女性にストレスフリーの肌触りを提案する。他にも綿100%ギャザーワンピース(1万4300円)、チュニック(7700円)など。

 企画した第六事業部の高平英里氏は「歳を重ねて体形や肌の質まで変わると、服を選びづらくなるといった声が多い。いろんなファッションを経験した女性たちに内側からポジティブになる服を提案したい」と話す。雑誌「大人のおしゃれ手帖」(宝島社)と協業し、誌面での紹介や読者サークル「ミモザ会」とのイベントや商品企画にも取り組む。

 オンラインショップは同社のECモール「パルクローゼット」内に3月11日開く。若者向けブランドが主力のパルが50代以上の女性を明確にうたったブランドを出すのは初めて。人口ボリュームの大きい団塊ジュニア世代も含めたニュー・フィフティーズ市場を開拓する。

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米ギャップ、黒人コミュニティーの機会均等実現に向けて「15パーセントプレッジ」に参加

 米ギャップ(GAP)は、「15パーセントプレッジ(15 Percent Pledge)」に基づき、繋がりと登用を増やすためのパイプライン・プログラムの15%を黒人コミュニティー向けに行う。傘下ブランドの「オールドネイビー(OLD NAVY)」「ギャップ」「バナナ・リパブリック(BANANA REPUBLIC)」「アスレタ(ATHLETA)」で開始するインターンや学外研修、見習い制度(アプレンティスシップ)といったプログラムに適用。また、「15パーセントプレッジ」に20万ドル(約2100万円)を寄付する。

 「15パーセントプレッジ」は米国人の約15%を黒人が占めるとされていることから、主要リテーラーに対し棚の15%を黒人所有の企業に与える誓約。2020年6月、アフリカの伝統や文化をインスピレーションとし、現地の技術を活かしたバッグやシューズを生産するブランド「ブラザー ベリーズ(BROTHER VELLIES)」の創業者であるオーロラ・ジェームズ(Aurora James)が立ち上げた。

 キーシャ・モディカ(Kisha Modica)=ギャップ イクオリティー&ビロンギング部長は、「大きな変革には、多大な時間と労力が必要だ。われわれは長期的に向き合うことに決めた。包括性を促進し、皆のためにあるという目標のために、『15パーセントプレッジ』を通して黒人やラテンアメリカ系のコミュニティーの居場所の確保に取り組んでいきたい」と語った。

 これまで「15パーセントプレッジ」に同意した企業やブランドには、「クレート&バレル(CRATE AND BARREL)」、メイシーズ(Macy’s)、インスタイルグループ(INSTYLE GROUP)、セフォラ(SEPHORA)、レント・ザ・ランウェイ(RENT THE RUNWAY)などがある。

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サステナは金がかかる、は本当なのか? エディターズレター(2020年11月27日配信分)

※この記事は2020年11月27日に配信した、メールマガジン「エディターズレター(Editor's Letter)」のバックナンバーです。最新のレターを受け取るにはこちらから

サステナは金がかかる、は本当なのか?

 「サステナブルは、金がかかる」。

 本当にそうなのでしょうか?

 たしかに地球にとって優しい素材や材料は、そうじゃない素材や材料より高いでしょう。でもそれは、「1mあたり」とか「1kgあたり」などの単位における、既存の素材との相対論の話。仮に良い素材ゆえ長く着られるモノだとしたら、たとえ「1mあたり」の値段が高いから「1着あたり」の値段が高くなっても、末長く何度も着れば「1回着用するにあたって」の絶対的な値段はどんどん安くなります。「サステナブルって、お得‼︎」という発想にならないでしょうか?

 とまぁ、とりわけコスト的な問題は、ミクロに捉えるかマクロに捉えるか?どの点の、何を基準に考えるかで全然違うよなぁと思っています。だから「利益優先だと、どうしてもサステナブルの意識が低くなる」という類の悩みについては、「今の基準で考えちゃうとね」と思っちゃうフシがある。違う視点や基準で考えると「利益のために、サステナブルだ!」という発想にさえなり得るのでは?と思っています。

 コストのみならず多くの課題が、「既存のシステムの中で、これまで通りの基準で判断し続けているのに、新しいことをやろうとしている」から悩ましいんだと思うんです。新しいコト、こと地球に関わる大きなコトをやろうとしているのなら、組織のあり方や判断基準も変えちゃっていいのに!考えれば地球がコレだけヤバくなったのは、今のシステムの成れの果てなワケで、「そりゃ、今のシステムのまま、サステナをやろうってのは無理」なのです。ならば今の「変わります」と声高に宣言できるタイミングで、マインドセットからガラリって言うのは、いかがでしょうか?

 ワタシなんかは、そんな未来にとってもワクワクしちゃいますけれどねw。皆さんは、いかがですか?

FROM OUR INDUSTRY:ファッションとビューティ、関連する業界の注目トピックスをお届けする総合・包括的ニュースレターを週3回配信するメールマガジン。「WWD JAPAN.com」が配信する1日平均30本程度の記事から、特にプロが読むべき、最新ニュースや示唆に富むコラムなどをご紹介します。

エディターズレターとは?
「WWDジャパン」と「WWDビューティ」の編集者から、パーソナルなメッセージをあなたのメールボックスにダイレクトにお届けするメールマガジン。ファッションやビューティのみならず、テクノロジーやビジネス、グローバル、ダイバーシティなど、みなさまの興味に合わせて、現在7種類のテーマをお選び頂けます。届いたメールには直接返信をすることもできます。

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“服オタク”「M A S U」の覚醒 初のショーで見せた海外進出への序章

 後藤愼平のメンズブランド「M A S U」は18日、2021-22年秋冬コレクションを初のランウエイショー形式で発表した。会場は東京・六本木のシアターレストラン「金魚」で、招待されたバイヤーやメディア関係者ら約100人は布がダラダラと垂れ下がる異様なムードのエントランスを抜け、ステージのあるホールでショー開始を待つ。今回のショーは、King Gnuの常田大希が主催するクリエイティブ集団「ペリメトロン(PERIMETRON)」の佐々木集が手掛けており、コラボレーションした帽子職人やニッターら20代を中心に「若い世代から業界を盛り上げたい」という思いでチームを結成した。17年春夏の立ち上げ以降成長を続け、現在の卸先は25アカウント、30店舗とコロナ禍でも上り調子。その勢いをさらに加速させ、世界に飛び出すための序章としてランウエイショーを開催した。

世代や性差などの“記号”を超越

 コレクションのキーワードは“CODES”で、「文字通り、記号の複数形です」と後藤デザイナー。男性や女性、子供や大人といった区別の呼称を“記号”とし、「“記号”という固定観念を人々から取り払うことができたら、世の中がもっと楽しくなると思うんです」と続ける。幼少期の頃に自然と湧き出ていた無邪気な遊び心に思いを馳せ、世代も性もフラットに捉えたクリエイションを意識した。冒頭の映像で5歳の子供が着ていた伸縮性のあるポップコーントップスは、ショーでは190cmのモデルが着用。クラシックなスーツの生地には、光発色繊維モルフォテックスを横糸に使って服が動くたびに色気のある光沢を放ち、“かわいい”の代名詞であるウサギやエンジェルのモチーフもどこか不気味に表現されている。ベーシックなジャケットにはボタンがいびつに並んだり、渦のように複雑なステッチが描かれたり、トレンチとワークブルゾンを融合したアウターやフリルのように裾がなびくスラックス、シースルーのアーミーパンツだったりと、一点一点が意外性のある素材やアイデアが込められた主張の強いアイテムを連打する。クラシックやミリタリー、ワークやストリートといったメンズ王道の“記号”で形容することさえ許さない、「M A S U」の新たなスタイルを打ち出した。

 このクセが強いクリエイションは、これまでの「M A S U」とは明らかに違う。同ブランドを現在の地位にまで押し上げた武器の一つは、服マニアにも初心者にも響くバランスの良いクリエイションと価格帯だった。後藤デザイナーは、ビンテージショップのライラ(LAILA)で古着を掘り探しながら得たオタク的な深い知識を、ブランド「セブン バイ セブン(SEVEN BY SEVEN)」で服として形にすることを学んだ。28歳とは思えないマニアックな素材使いやテクニックを、軽やかに見せるセンスに長けていたはずである。だが21-22年秋冬は思い切って強い服に徹することで、新境地に踏み出す決意をにじませた。

「世間の思い込みをひっくり返してやる」

 「ショーをやると決めてから、正直、かなり苦しかった。経験がなかったし、何をやるにも不安だらけでした」と後藤デザイナーは明かす。しかし佐々木集がチームに加わってからは「あれだけ悩んでいた演出面などが全てスムーズに動き出し、モノづくりに集中できるようになりました。このショーをやるからには強い服を作りたい、とスイッチが入ったんです」。時代も性もフラットに捉える考えは「男だから我慢しろ、男だから歯を食いしばれみたいな固定観念はただ息苦しいだけ。であれば、そんな世間の思い込みをひっくり返してやろうと考えました」。初のショーを終えたばかりで気持ちが高まっているはずなのに、終始落ち着いた表情で淡々と自分の言葉で語る姿は、やはり28歳とは思えない大物感である。しかし根底には、「服で人を驚かせたい」という純粋で無邪気な一面も垣間見た。世代という“記号”すらも超越し、世界進出に向けて新たな一歩を踏み出した「M A S U」。今回の大胆なクリエイションは、きっと賛否両論が起こるだろう。しかし賛同者の心には、これまで以上に深く突き刺さるコレクションとなったはずだ。「まずは日本でさらに盛り上げて、その熱量を海外に持って行きたい」という野望は叶うのだろうか。後藤愼平の行く末は王道か、異端か。気鋭デザイナーの未来は、想像以上に面白そうだ。

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コロネットが「サンタ・マリア・ノヴェッラ」で業務提携 国内の卸を強化

 伊藤忠商事子会社のコロネットは、「サンタ・マリア・ノヴェッラ(SANTA MARIA NOVELLA)」の独占輸入販売を手掛けるヤマノ アンド アソシエイツと1月1日付けで業務提携を締結した。今後日本国内における同ブランドの卸を手掛ける。

 サンタ・マリア・ノヴェッラは、世界最古の薬局で、1221年にイタリア・フィレンツェのサンタ・マリア・ノヴェッラ修道院に務めるドミニコ会の修道僧が栽培した薬草や花を使用し、修道院内の薬局で薬剤や軟膏、鎮痛剤を調合したことにはじまる。現在はフレグランスやスキンケア、ソープ、キャンドル、ルームフレグランスなどを展開する。

 ヤマノ アンド アソシエイツは国内に旗艦店を含む19店舗を展開する。コロナ禍の影響でルームフレグランスの売れ行きが好調で、一部店舗の売り上げが大幅に伸長しているという。今回の提携はアパレルのセレクトショップなどへ販路を拡大することが狙いだ。

 コロネットは20年7月に七宮信幸氏が社長に就任して以降、ビューティやライフスタイル分野の強化を戦略の1つに掲げている。これまでも複数のビューティ関連のブランドについて卸の部分で協業を進めており、「サンタ・マリア・ノヴェッラ」についても同様に卸のみを担当する。

YU HIRAKAWA:幼少期を米国で過ごし、大学卒業後に日本の大手法律事務所に7年半勤務。2017年から「WWDジャパン」の編集記者としてパリ・ファッション・ウイークや国内外のCEO・デザイナーへの取材を担当。同紙におけるファッションローの分野を開拓し、法分野の執筆も行う。19年6月からはフリーランスとしてファッション関連記事の執筆と法律事務所のPRマネージャーを兼務する。「WWDジャパン」で連載「ファッションロー相談所」を担当中

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「セルジュ・ルタンス」から透明感と輝きを放つ香り 鮮麗なエメラルドグリーンから漂うオレンジピールとクローブ

 香りの巨匠と称えられる「セルジュ・ルタンス(SERGE LUTENS)」から、新作フレグランス“デクループールユンヌプリュール/釘の果実”(100mL、1万3000円)が2月21日に登場する(セルジュ・ルタンス 銀座では2月1日から先行販売中)。ブランドが抱える5つのラインのうち、みずみずしさと礼節への称賛が込められた“コレクションポリテス”ラインからの新作だ。

 “デクループールユンヌプリュール(DES CLOUS POUR UNE PELURE)”の“Pelure”は“皮”、“Clous”は“釘”を意味する。オレンジピールとクローブを“皮”と“釘”に例え、オレンジの果皮に刺さるクローブのスパイシーで爽快なノートを描いている。釘と比喩的に用いたのは、この香りがルタンスにとって身近で無性に愛しい存在だから。澄みきった透明感と煌びやかな輝きを放つ香りを表現するのに用いたのは、目の覚めるような鮮やかなエメラルドグリーンのジュースだ。

 また、同日には新作に加え、“コレクションポリテス”から5つ香りがミニサイズで試せる“トラベルディスカバリーセット(7.5mL×5本、1万3000円)を発売する。“デクループールユンヌプリュール/釘の果実“のほか、“フルールドゥシトロニエ/レモンの花”はレモンの花の周りに満ちる水をイメージし、レモンの花やジャスミン、ホワイトムスクのブレンドがそよ風のように柔らかく香る。“サンタルブラン/白檀”はサンダルウッド(白檀)やピンクペッパー、アンジェリカ根を用い、一点の曇りもない透明感のあるスパイシーな香りだ。“ローダルモアーズ/ヨモギ”はヨモギの葉を手に摘み擦り合わせた瞬間に漂うみずみずしい香りで、モロッコのヨモギやベルガモット、イモーテルフラワーを用いている。最後に“グリクレール/淡いグレー”はモロッコの乾いた大地でたくましく咲くグレーのラベンダーをイメージし、ラベンダーやローズマリー、トンカ豆のブレンドが空気のようにふんわりと身を包む。5つのアトマイザーをキットにし、どこでも手軽に“コレクションポリテス”の香りを楽しめるようなセットだ。

問い合わせ先
セルジュ・ルタンス 銀座
03-5537-7813

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パリの「シャネル」オートクチュール サロンがリニューアル 顧客のみに開かれたココ・シャネルの世界とは?

 パリ・カンボン通り31番地の「シャネル(CHANEL)」のオートクチュールサロンのリニューアルが完了した。イヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)が所有していたヴィラをはじめとする著名人の自宅や、ニューヨークの「ザ・マーク・ホテル(THE MARK HOTEL)」、カリブ海のサン・バルテルミー島の高級ホテル「シュヴァル ブラン(CHEVAL-BLANC)」などを手掛けたインテリアデザイナーのジャック・グレンジ(Jacques Grange)が内装を担当。2年間の大規模な改装工事を終えた。

 グレンジはコンテンポラリーとクラシカルを巧みに融合させたデザインで知られており、50年以上のキャリアを有する。サンローランと親しかったグレンジは、「シャネル」のアーティスティック・ディレクターを務めていたカール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)とも長年にわたる親交があったが、1970年代にサンローランとカールの間に不和が生じたことで、仕事を共にすることはなくなった。

 しかし、2017年にサンローランの生涯のパートナーであったピエール・ベルジェ(Pierre Berge)が亡くなると、カールは共通の友人を介してグレンジにオートクチュール サロンの改装を依頼した。サロンのある建物には「シャネル」創業者のココ・シャネル(Coco Chanel)ことガブリエル・シャネル(Gabrielle Chanel)のアパルトマンもある。

 グレンジは、フランス文化省が歴史的建造物に認定したことでも有名な、アール・デコ様式の鏡張りの階段を古い写真を元に復元した。同階段は、シャネルがタバコを片手に腰掛けて自身のファッションショーをひっそりと眺めていた場所でもある。

 またカーブを描いたオリジナルの天井も再現し、柱には背の高い鏡を設置した。そして部屋の一角には、巨大な漆塗りの衝立を配置した。グレンジはシャネルの自室のリノベーションも手掛けており、同衝立は彼女の部屋にあったものを彷彿とさせる造りとなっている。 

 ほかにもパトリス・ダンジェル(Patrice Dangel)がデザインしたグレーのまだら模様のシルクのカーペットや白い照明器具、シャネルのブティックに飾られていた1930年代のガラスと金属のコンソールをコピーしたテーブル、イタリア人彫刻家のジュセッペ・デュクロ(Giuseppe Ducrot)がデザインした白いセラミックのコンソールテーブル、ギリシャ人アーティストのマリナ・カレラ(Marina Karelia)がデザインした樹脂とガラスでできた台座テーブルなどが配置されている。

 布張りの大きなソファとアームチェアは居心地のいい空間を演出しているし、小麦の束の形をした金メッキのブロンズ製の脚のサイドテーブルは、現在「シャネル」傘下となっているジュエリーブランド「グーセンス(GOOSSENS)」がシャネルのために製作したオリジナルを彷彿とさせる。

 広々としたプライベート空間のフィッティングルームは全部で3つあり、ダマスク織の装飾が施されたグレーの仕切りで区切られている。奥にはヴィルジニー・ヴィアール(Virginie Viard)「シャネル」アーティスティック・ディレクターによる2021年春夏オートクチュール・コレクションのカラフルなドレスがガラスのキャビネットに陳列されており、すぐ横のドレッサーに置かれた黒い椅子はジオ・ポンティ(Gio Ponti)のデザインだ。

 グレンジは、「プロジェクトのテーマは20分で決まり、カールも了承した。私はシャネルの精神を体現したかった。私もカールも正確にイメージすることを望んでいた。このサロンには、非常に有名かつ歴史あるブランドの全てが反映されている。魅力的でエレガントかつ心地よいオートクチュールだ。ここにいると気分がよくて、帰りたくなくなる」と語った。

 カールは19年に他界し、サロンの完成を見届けることは叶わなかったが、後任のヴィアールは当初からこのプロジェクトに密接に関わっていたという。

 21年1月末にはサロン初のカルチャーイベントが開催され、「シャネル」アンバサダーのペネロペ・クルス(Penelope Cruz)やマリオン・コティヤール(Marion Cotillard)に加えて、新たに起用されたシャルロット・カシラギ(Charlotte Casiraghi)がトークを繰り広げた。

 カシラギの母でもあるモナコのカロリーヌ王女(Princess Caroline of Monaco)や、フランソワ・ピノー(Francois Pinault)=ケリング創業者など、グレンジのクライアントはそうそうたる顔ぶれだ。ゆえに、デザインの歴史やパリの社交界を知り尽くしているだけでなく、ゴシップの話題も豊富だと言える。

 グレンジは「シャネルには映画『昼顔』のプレミアでサルバドール・ダリ(Salvador Dali)と一緒にいる時に会ったことがある。1度しか会ったことはなかったが、常に彼女の世界に惹かれていた。シャネル の伝記を書いたエドモンド・シャルル・ルー(Edmonde Charles-Roux)の自宅の内装を手掛けたこともある。サンローランもシャネルの美学に強い影響を受けていた。シャネルは本物の天才だ。類稀なるセンスの持ち主で、バロックとモダンを融合させた独自のスタイルを確立していた」と語った。

 なお、カンボン通りに位置する建物の1階は「シャネル」のブティック、3階はデザインスタジオ、そして上層階がオートクチュールのアトリエとなっており、限られた裕福な女性たちの衣服を手作業で仕立てている。

 それぞれの衣服は完成までに2〜3カ月かかり、ジャケットは最低200時間、刺しゅう入りのウェディングドレスに至っては数千時間の作業を要する。現在は新型コロナウイルスのパンデミックの影響でさまざまな制限が課せられているにも関わらず、「シャネル」唯一のオートクチュールの拠点としてVIP顧客を魅了し続けている。

 グレンジは最後に、「シャネルの世界を追求することができてうれしい。私の仕事ではクライアントをリスペクトすることがとても重要だ。仕事の基本だとも言える。今回の結果は『シャネル』だからこそ実現した。独りよがりになるのではなく、ただ目の前の仕事や細かい部分に集中していた。カールは完璧主義者だったが、それは私も同じだ」とコメントした。

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【家飲み】「ちょっと待った〜」男梅サワーを脅かす商品が現れた。『樽ハイ倶楽部』が梅干しブランドを投入

 アサヒビールが、RTD梅干しサワー市場に参入してきた。4月6日(火)に、「アサヒ樽ハイ倶楽部 期間限定梅干しサワー」を、全国発売すると発表した。梅干し系サワーの代表格と言えば、サッポロビールの「男梅サワー」。「男梅サワー梅つぶし」など、限定商品の発売やスーパーでのキャンペーン訴求もあり、この分野を独占していた。が、アサヒビールから「ちょっと待った〜」コールが入った。
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ホットランド、「銀だこ酒場」と「ごっつい」を1社化。”酒場”専門子会社へ。

株式会社ホットランド(本社:東京都中央区、代表取締役社長:佐瀬 守男)が、「銀だこ酒場」を運営する株式会社ギンダコスピリッツ(代表:内田 善行)と、お好み焼「ごっつい」を運営する株式会社アイテム(代表:佐瀬 守男)の2子会社を4月1日付けで合併させる。ギンダコスピリッツが存続会社となる。
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債務超過のヴィアHD、ADR手続で「資金流出」抑えるも、再生の道険し。成長エンジンなく、後継者難も

 焼鳥店「備長扇屋」や焼きトン店「紅とん」、海鮮居酒屋「魚や一丁」などを展開するヴィア・ホールディングス(HD)が事業再生手続きである「事業再生ADR手続」に入っていることを公表した。金融機関からの借入金に対し、返済の猶予や減免を求める手続で、26億円もの債務超過に際し、目先の「止血」を実施した格好だ。だが、再生への道のりは険しい。
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教えて!パタゴニアさん 連載第5回 外部組織と協働してコミュニティーを作る方法

 サステナビリティ先進企業のパタゴニアの担当者にその取り組みを聞く連載第5回。環境と人権に配慮したビジネスを行うには、個人・一企業での取り組みでは限界があり、NPO・NGOをはじめとする外部組織との協働が不可欠です。パタゴニアは1970年代から環境団体と協働をはじめ、85年からは自然環境の保護・回復のために売り上げの1%を利用することを誓約。これまでに総額1億ドル(約104億円)相当の寄付を環境助成金プログラムや製品寄付を通じて行ってきました。そんなパタゴニアは、現在の環境危機をどのように捉え、どのような行動を起こしているのでしょうか。中西悦子環境社会部門アクティビズム・コーディネーターに聞きます。

WWD:現在の気候危機をはじめとする環境危機をパタゴニアはどのように見ていますか?

中西悦子環境社会部門アクティビズム・コーディネーター(以下、中西):パタゴニアは一企業として、科学者が「ここから正念場の10年」という気候危機、そして地球上全ての生物が絶滅の危機に瀕しているという事実を重く見ています。この問題に対して、私たちの声、想像力、ビジネス、コミュニティー、全てのリソースを活用して行動します。

WWD:自社だけでは難しいことも多そうです。

中西:その通りです。そのため、再生可能エネルギーを促進する運動に取り組んだり、気候変動によって最も深刻な影響を受ける人々の権利のために闘ったりしている数百のNPO・NGO組織を支援しています。2018年11月には、気候危機に取り組む複数の組織に、トランプ政権による減税政策の結果発生した予定外の現金1000万ドル(約14億円)を提供しました。

WWD:寄付だけではなく、社員が自らボランティアなどで環境団体と共にアクションを起こしていますね。

中西:社員の多くはアウトドアで過ごすだけではなく、それを保護することにも情熱を傾けています。当社では1994年にスタートした環境インターンシップ・プログラムを通して、最長2カ月間職場を離れ、給与と福利厚生を受けながら各自が選んだ世界各地の環境保護団体の活動に参加することができます。今期は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で実施できていませんが、昨年は43団体、延べ約1万時間のボランティア活動を行いました。地域コミュニティーで活動する小規模の草の根団体にとって、パタゴニア社員のインターンが提供する無償ボランティアは貴重なリソースであり、また、インターンシップを経験した社員もまた、本人の体験を通じた言葉で語り、インスピレーションをもらい、自然環境を守るための取り組みへの深い理解、そしてパタゴニアのミッションを再確認して職場に戻っているのでいい相乗効果を生んでいます。

WWD:そうした経験が社員一人一人の環境への理解を深め、店頭や地域から広がるコミュニティーの輪につながっているのですね。

中西:私たちはいち早く地域の自然環境の変化に気づき、その生態系を守るために活動する方々を、共に未来をつくるパートナーと考えています。自分たちのビジネスや暮らしに必要な水や土や空気を守り、健全な地球を望む点が共通していますから。互いに関係し、影響し、持ち場を守るというような気持ちでいます。

WWD:その輪は確実に広がっています。

中西:2002年には、(パタゴニア創業者の)イヴォン・シュイナード(Yvon Chouinard )と、ブルー・リボン・フライズのオーナーであるクレイグ・マシューズ(Craig Mattews)が、売り上げの1%で自然環境保護に貢献するビジネスの奨励を目的とする非営利団体「1%フォー・ザ・プラネット(1% FOR THE PLANET)」を設立しました。1社だけで行動するのではなく、自然環境保護の必要性を理解する企業の同盟です。参加企業は「ビジネスでの利益と損失は地球環境の健全性にも直接関連する」ことを理解し、産業が与える社会的・環境的影響に関心を持っています。

WWD:この他にも協業している主な組織は?

中西:テキスタイル・エクスチェンジ(TEXTILE EXCHANGE)、サステナブルアパレル連合(SUSTAINABLE APPAREL COALITION)、公正労働協会(FLA)、ブルーサインテクノロジーズ( BLUESIGN TECHNOLOGIES)、コンサベーション・アライアンス(CONSERVATION ALLIANCE)、革新的な気候・エネルギー政策を求める企業グループ(BICEP)、フェアトレードUSAなどです。

WWD:日本の組織との協業はありますか?

中西:一般社団法人コンサベーション·アライアンス·ジャパンや気候変動イニシアチブ、日本気候リーダーズ・パートナーシップ(JCLP)などに参加しています。JCLPは気候危機に速やかな脱炭素社会への移行を実現し、1.5℃目標の達成を目指す企業グループです。30年までに再生可能エネルギー比率50%を目標とすることなど、政策提言なども行い、企業の立場から脱炭素社会への具体的な道筋について意見を述べています。昨年10月26日、菅首相が所信表明演説で、50年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロにし、脱炭素社会の実現を目指すという日本政府の目標を示し、11月には国会で「気候非常事態宣言」が採択され、遅ればせながら日本も脱炭素社会に向けて動き出しました。

WWD:菅首相のカーボンニュートラル宣言はインパクトがありました。

中西:世界の潮流、ESG投資など金融の動きなど要因はさまざまにありますが、これまでの市民活動、NPO・NGOによる働きかけはもちろん、最も気候変動の影響を受ける若い世代の声の広がりもこの動きを後押ししています。実現に向けた対策を加速させていくためには、企業やNPO・NGOだけでなく、スポーツコミュニティー、市民、学生、自治体職員、一次産業従事者など、地域やテーマによってさまざまなステークホルダーとともに取り組んでいくことが重要であると考えています。

WWD:環境保護活動を成功に導くスキルの提供も行っていて、助成先を対象とした宿泊型ワークショップ「草の根活動家のためのツール会議」(米国は1994年、日本は2008にスタート)からさまざまな活動に広がっています。

中西:18年に実施した「草の根活動家のためのツール会議」は気候変動をテーマに行い、その後、長野県白馬村ではスノーボーダーによる気候変動問題に取り組むグループ一般社団法人プロテクト アウワ ウィンターズ ジャパン(PROTECT OUR WINTERS JAPAN、以下、POWJ)が設立されました。自然エネルギー信州ネットや白馬村職員など、会議に参加したメンバーが中心となって地元企業の支援を集めながら、長野県知事や白馬村長も出席した「気候変動&地域経済シンポジウム―雪を守る、白馬で滑り続けるー地域を豊かにする山岳リゾートを目指して」を開催しました。この活動をきっかけに、スノーボーダーだけではなく、住民や高校生の積極的な取り組みも生まれて国内3番目となる白馬村の「気候非常事態宣言」また「カーボンゼロ宣言」を後押ししました。

WWD:店頭と連動した署名活動もありますね。私も署名したことがあります。

中西:パタゴニア直営店も協力したPOWJによる再生可能エネルギー100%のスキー場を目指す1万4509筆の応援署名が、20年10月29日に一般社団法人白馬バレーツーリズム(HAKUBAVALLEY TOURISM)へ届けられました。これに先駆けて、エリア内のスキー場ではナイター営業を再生可能エネルギーで行うなどの具体的な取り組みが始まり、スキー場だけでなく飲食業や宿泊業などさまざまな企業の皆さんがSDGsの取り組みに着手し始める動きになっています。

また、昨年12月には「草の根活動家のためのツール会議」の一環で「クライメート・アクティビズム・スクール」を15〜24歳の若い世代を対象にオンラインで実施し、26日は143人、27日は140人が参加しました。10月に募集を開始し1カ月で100人の定員に449人の応募があり、うち150人が高校生です。気候危機時代を見据えて新たに学び、行動することを実践したいと手を挙げてくれました。未来は明るいなんて簡単に言わず、彼らに未来を任せるだけではなく、何ができるのか考え、大人の私たちも持ち場の役割を果たしていかなければいけません。パタゴニアも行動し続けます。

WWD:今、日本で注目しているNPO・NGOは?
中西:ジャパン・ビヨンド・コール(JAPAN BEYOND COAL)の動きや、実際に影響を受けることになる若い世代によるFRIDAYS FOR FUTURE、NO YOUTH NO JAPAN、などの活動にも注目しています。ジャパン・ビヨンド・コールは気候変動の進行を止め、持続可能なエネルギー社会を実現するために要因である温室効果ガスCO2を排出する石炭火力発電所を30年までにゼロにすることを目指し、国内で気候変動に取り組むNPO・NGOが協力して活動しています。その声を社会に反映させ、社会をつくる担い手としてともに取り組みたいと考えています。

答えてくれた人:中西悦子(なかにし・えつこ/環境社会部門アクティビズム・コーディネーター:2002年パタゴニア日本支社入社し、渋谷店に配属。07年から環境部門で環境助成金、非資金的な環境NPO・NGOの支援、環境キャンペーン、イニシアチブを担当。アクティビズムの責任者として、気候危機をはじめとする環境・社会問題の解決に向けて社内外のさまざまなステークホルダーと協働、共創する。助成先を対象とした宿泊型ワークショップ「草の根活動家のためのツール会議」を企画運営。パタゴニア製品との出合いのきっかけでもあるスキーを楽しみ、ボランティアでは、北海道に生息するシマフクロウの研究者ともに保護活動に参加。日々行っているサステナビリティの取り組みは堆肥づくり、応援したい活動への寄付

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債務超過のダイナック、サントリーが抜本的な構造改革を推進。4月に大きな動きがあるのでは?

 サントリーホールディングス株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:新浪 剛史)が、株式会社ダイナックホールディングス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長: 伊藤 恭裕)に株式公開買付けTOBを行うと2月10日に発表した。この発表には誰もが驚いた反面、予想できたシナリオでもあった。
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ロイヤル、「シェーキーズ」ブランドで唐揚げ参入。店舗併設のテイクアウト専用。

ロイヤルグループで外食事業を担うロイヤルフードサービス株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長:村上 庸彦)が展開するピザレストラン「シェーキーズ」が、新業態のカラアゲ専門店「カラアゲシェーキーズ」を2月26日(金)に栃木県宇都宮市にオープンさせる。
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2021-22年秋冬ロンドン・コレクションがオンライン上で開幕 日本からは6ブランドが初参加

 2021-22年秋冬シーズンのロンドン・ファッション・ウイーク(LONDON FASHION WEEK 以下、LFW)が2月19〜23日が開催される。イギリス政府のロックダウン措置の影響で、全ブランドがオンラインプラットフォーム上で発表する。今回は、従来1月に行われるロンドン・メンズ・ファッション・ウイークと、2月開催のウィメンズ・ウイークを統合したため、ウィメンズの34ブランド、メンズの22ブランド、ユニセックスの29ブランドの計95ブランドが新作を披露する予定だ。

 目玉はメンズに特化したコレクションを発表する「バーバリー(BURBERRY)」や、従来パリ・メンズ期間中にショーを行う「ダンヒル(DUNHILL)」など。「トッズ(TOD'S)」はセント・マーチン美術大学MA(CENTRAL SAINT MARTINS MA)の学生たちと協業したプロジェクトを見せる。

 日本からは常連の「トーガ(TOGA)」のほか、「東京ファッションアワード 2020(TOKYO FASHION AWARD 2020)」の受賞ブランドである「ミーンズワイル(MEANSWHILE)」「リコール(RE:QUAL≡)」「ユウキハシモト(YUKI HASHIMOTO)」「イン(IHNN)」「シュープ(SHOOP)」「フミエ タナカ(FUMIE TANAKA)」が初参加する。

【スケジュール】(日時はすべて現地時間。変更の場合あり)
2月19日(金)
10:00「ライナス レオナードソン (LINUS LEONARDSSON)」
10:10「デボラ ラトゥーシュ(DEBORAH LATOUCHE)」
10:20「パーネル ムーニー(PARNELL MOONEY)」
11:30「ポール コステロ(PAUL COSTELLOE)」
11:45「ボラ アクス(BORA AKSU)」
12:00「フミエ タナカ」
12:10「イン」
12:20「ミーンズワイル」
12:30「リコール」
12:40「シュープ」
12:50「ユウキハシモト」
13:00「エドワード クラッチリー(EDWARD CRUTCHLEY)」
13:15「アプジャン(APUJAN)」
13:30「オルヴィ トーマス(OLUBIYI THOMAS)」
13:45「エフティシア(EFTYCHIA)」
14:00「マーク・ファスト(MARK FAST)」
14:15「マティ・ボヴァン(MATTY BOVAN)」
14:30「ヴィンティ アンドリューズ(VINTI ANDREWS)」
14:45「タイガー オブ スウェーデン(TIGER OF SWEDEN)」
15:00「サウル ナッシュ(SAUL NASH)」
15:15「ローカー(ROKER)」
15:30「ライフ(LYPH)
15:45「ビムウィエ(BMUET(TE))」
16:00「ニコラス デイリー(NICHOLAS DALEY)」
16:15「トッズ(TOD'S)」 × 「セント・マーチン美術大学MA(CENTRAL SAINT MARTINS MA)」
16:30「テンパリー ロンドン(TEMPERLEY LONDON)」
16:45「チャーチ(CHURCH'S)」
17:00「ラブラム ロンドン(LABRUM LONDON)」

2月20日(土)
10:00「Nパーマー(N PALMER)」
10:10「ザ バックワード ベンダー(THE BACKWARD VENDOR)」
10:20「ダニエル クラブツリー(DANIEL CRABTREE)」
10:45「レイチュウ(RAY CHU)」
11:00「パルマー // ハーディング(PALMER//HARDING)」
11:15「マキシジェイ(MAXXIJ)」
11:30「AI ロンドン(AI ロンドン)」
11:45「ガイオン リー(GAYEON LEE)」
12:00「ソニア カラスコ(SONIA CARRASCO)」
12:15「エリン ヘイハウ(EIRINN HAYHOW)」
12:30「ユハン ワン(YUHAN WANG)」
15:00「ステファン ジョーンズ ミリナリー(STEPHEN JONES MILLINERY)」
15:15「ヒル アンド フレンズ(HILL AND FRIENDS)」
15:30「16アーリントン(16ARLINGTON)」
15:45「ルーペ ガハルド(LUPE GAJARDO)」
16:00「カシミ(QASIMI)」
16:15「アルワリア(AHLUWALIA)」
16:30「べサニー ウィリアムズ(BETHANY WILLIAMS)」
16:45「リアム ホッジス(LIAM HODGES)」
17:00「モリー ゴダード(MOLLY GODDARD)」
17:15「アート スクール(ART SCHOOL)」

2月21日(日)
10:00「マーシャ ポポワ(MASHA POPOVA)」
10:40「カルロッタ バレラ(CARLOTA BARRERA)」
11:00「ヴィクトリア ベッカム(VICTORIA BECKHAM)」
11:15「マーケス アルメイダ(MARQUES'ALMEIDA)」
11:30「アウェイク モード(A.W.A.K.E. MODE)」
11:45「ビアンカ サンダース(BIANCA SAUNDERS)」
12:00「プリーン バイ ソーントン ブレガッツィ(PREEN BY THORNTON BREGAZZI)」
12:15「ジェイミー ウェイ ファン(JAMIE WEI HUANG)」
12:30「シャロン ワコブ(SHARON WAUCHOB)」

2月22日(月)
10:00「マイルズ ジョージ ダニエル スタジオ (MILES GEORGE DANIEL STUDIO)」
10:30「プロナウンス(PRONOUNCE)」
10:45「ミトリダテス(MITHRIDATE)」
11:00「オスマン(OSMAN)」
11:30「エミリア ウィックステッド(EMILIA WICKSTEAD)」
11:45「トーガ」
12:00「スプリヤ レーレ(SUPRIYA LELE)」
12:15「カウシック ヴェレンドラ(KAUSHIK VELENDRA)」
12:30「ヒリヤー バートリー(HILLIER BARTLEY)」
12:45「ザンダー ゾウ(XANDER ZHOU)」
13:00「バーバリー」
13:00「ロクサンダ(ROKSANDA)」
16:00「シモーン ロシャ(SIMONE ROCHA)」
17:15「パー ギョーテソン(PER GOTESSON)」
17:30「エデライン リー(EDELINE LEE)」
18:00「ナターシャ ジンコ × デュオ(NATASHA ZINKO × DUO)」

2月23日(火)
10:00「リューダー(LUEDER)」
10:10「トル コーカー(TOLU COKER)」
10:20「イングリッド クラフトチェンコ(INGRID KRAFTCHENKO)」
11:00「ダンヒル」
11:15「アクシデンタル カッティング(ACCIDENTAL CUTTING)」
11:30「スーザン ファング(SUSAN FANG)」
11:45「AV ヴァッテフ(AV VATTEV)」
12:00「ダンシャン(DANSHAN)」
12:15「コンプリーテッドワークス(COMPLETEDWORKS)」
12:45「ジェン リー(JENN LEE)」
13:00「パブリッシュト バイ(PUBLISHED BY)」
13:15「マークヌル(MARRKNULL)」
13:30「ミサハラダ(MISAHARADA)」
13:45「トウキョウ ジェームス(TOKYO JAMES)」
14:00「ジョーダンルカ(JORDANLUCA)」
14:15「ゲオ(GEO)」
14:30「リクソー(RIXO)」
14:45「アイソスィリーズ(ISOSCELES)」
16:15「ダニエル・W・フレッチャー(DANIEL W. FLETCHER)」
17:15「ヴァニッシュ(VANISH)」
17:30「リチャード クイン(RICHARD QUINN)」
17:47「ファッションイースト(FASHION EAST)」

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2021-22年秋冬ロンドン・コレクションがオンライン上で開幕 日本からは6ブランドが初参加

 2021-22年秋冬シーズンのロンドン・ファッション・ウイーク(LONDON FASHION WEEK 以下、LFW)が2月19〜23日が開催される。イギリス政府のロックダウン措置の影響で、全ブランドがオンラインプラットフォーム上で発表する。今回は、従来1月に行われるロンドン・メンズ・ファッション・ウイークと、2月開催のウィメンズ・ウイークを統合したため、ウィメンズの34ブランド、メンズの22ブランド、ユニセックスの29ブランドの計95ブランドが新作を披露する予定だ。

 目玉はメンズに特化したコレクションを発表する「バーバリー(BURBERRY)」や、従来パリ・メンズ期間中にショーを行う「ダンヒル(DUNHILL)」など。「トッズ(TOD'S)」はセント・マーチン美術大学MA(CENTRAL SAINT MARTINS MA)の学生たちと協業したプロジェクトを見せる。

 日本からは常連の「トーガ(TOGA)」のほか、「東京ファッションアワード 2020(TOKYO FASHION AWARD 2020)」の受賞ブランドである「ミーンズワイル(MEANSWHILE)」「リコール(RE:QUAL≡)」「ユウキハシモト(YUKI HASHIMOTO)」「イン(IHNN)」「シュープ(SHOOP)」「フミエ タナカ(FUMIE TANAKA)」が初参加する。

【スケジュール】(日時はすべて現地時間。変更の場合あり)
2月19日(金)
10:00「ライナス レオナードソン (LINUS LEONARDSSON)」
10:10「デボラ ラトゥーシュ(DEBORAH LATOUCHE)」
10:20「パーネル ムーニー(PARNELL MOONEY)」
11:30「ポール コステロ(PAUL COSTELLOE)」
11:45「ボラ アクス(BORA AKSU)」
12:00「フミエ タナカ」
12:10「イン」
12:20「ミーンズワイル」
12:30「リコール」
12:40「シュープ」
12:50「ユウキハシモト」
13:00「エドワード クラッチリー(EDWARD CRUTCHLEY)」
13:15「アプジャン(APUJAN)」
13:30「オルヴィ トーマス(OLUBIYI THOMAS)」
13:45「エフティシア(EFTYCHIA)」
14:00「マーク・ファスト(MARK FAST)」
14:15「マティ・ボヴァン(MATTY BOVAN)」
14:30「ヴィンティ アンドリューズ(VINTI ANDREWS)」
14:45「タイガー オブ スウェーデン(TIGER OF SWEDEN)」
15:00「サウル ナッシュ(SAUL NASH)」
15:15「ローカー(ROKER)」
15:30「ライフ(LYPH)
15:45「ビムウィエ(BMUET(TE))」
16:00「ニコラス デイリー(NICHOLAS DALEY)」
16:15「トッズ(TOD'S)」 × 「セント・マーチン美術大学MA(CENTRAL SAINT MARTINS MA)」
16:30「テンパリー ロンドン(TEMPERLEY LONDON)」
16:45「チャーチ(CHURCH'S)」
17:00「ラブラム ロンドン(LABRUM LONDON)」

2月20日(土)
10:00「Nパーマー(N PALMER)」
10:10「ザ バックワード ベンダー(THE BACKWARD VENDOR)」
10:20「ダニエル クラブツリー(DANIEL CRABTREE)」
10:45「レイチュウ(RAY CHU)」
11:00「パルマー // ハーディング(PALMER//HARDING)」
11:15「マキシジェイ(MAXXIJ)」
11:30「AI ロンドン(AI ロンドン)」
11:45「ガイオン リー(GAYEON LEE)」
12:00「ソニア カラスコ(SONIA CARRASCO)」
12:15「エリン ヘイハウ(EIRINN HAYHOW)」
12:30「ユハン ワン(YUHAN WANG)」
15:00「ステファン ジョーンズ ミリナリー(STEPHEN JONES MILLINERY)」
15:15「ヒル アンド フレンズ(HILL AND FRIENDS)」
15:30「16アーリントン(16ARLINGTON)」
15:45「ルーペ ガハルド(LUPE GAJARDO)」
16:00「カシミ(QASIMI)」
16:15「アルワリア(AHLUWALIA)」
16:30「べサニー ウィリアムズ(BETHANY WILLIAMS)」
16:45「リアム ホッジス(LIAM HODGES)」
17:00「モリー ゴダード(MOLLY GODDARD)」
17:15「アート スクール(ART SCHOOL)」

2月21日(日)
10:00「マーシャ ポポワ(MASHA POPOVA)」
10:40「カルロッタ バレラ(CARLOTA BARRERA)」
11:00「ヴィクトリア ベッカム(VICTORIA BECKHAM)」
11:15「マーケス アルメイダ(MARQUES'ALMEIDA)」
11:30「アウェイク モード(A.W.A.K.E. MODE)」
11:45「ビアンカ サンダース(BIANCA SAUNDERS)」
12:00「プリーン バイ ソーントン ブレガッツィ(PREEN BY THORNTON BREGAZZI)」
12:15「ジェイミー ウェイ ファン(JAMIE WEI HUANG)」
12:30「シャロン ワコブ(SHARON WAUCHOB)」

2月22日(月)
10:00「マイルズ ジョージ ダニエル スタジオ (MILES GEORGE DANIEL STUDIO)」
10:30「プロナウンス(PRONOUNCE)」
10:45「ミトリダテス(MITHRIDATE)」
11:00「オスマン(OSMAN)」
11:30「エミリア ウィックステッド(EMILIA WICKSTEAD)」
11:45「トーガ」
12:00「スプリヤ レーレ(SUPRIYA LELE)」
12:15「カウシック ヴェレンドラ(KAUSHIK VELENDRA)」
12:30「ヒリヤー バートリー(HILLIER BARTLEY)」
12:45「ザンダー ゾウ(XANDER ZHOU)」
13:00「バーバリー」
13:00「ロクサンダ(ROKSANDA)」
16:00「シモーン ロシャ(SIMONE ROCHA)」
17:15「パー ギョーテソン(PER GOTESSON)」
17:30「エデライン リー(EDELINE LEE)」
18:00「ナターシャ ジンコ × デュオ(NATASHA ZINKO × DUO)」

2月23日(火)
10:00「リューダー(LUEDER)」
10:10「トル コーカー(TOLU COKER)」
10:20「イングリッド クラフトチェンコ(INGRID KRAFTCHENKO)」
11:00「ダンヒル」
11:15「アクシデンタル カッティング(ACCIDENTAL CUTTING)」
11:30「スーザン ファング(SUSAN FANG)」
11:45「AV ヴァッテフ(AV VATTEV)」
12:00「ダンシャン(DANSHAN)」
12:15「コンプリーテッドワークス(COMPLETEDWORKS)」
12:45「ジェン リー(JENN LEE)」
13:00「パブリッシュト バイ(PUBLISHED BY)」
13:15「マークヌル(MARRKNULL)」
13:30「ミサハラダ(MISAHARADA)」
13:45「トウキョウ ジェームス(TOKYO JAMES)」
14:00「ジョーダンルカ(JORDANLUCA)」
14:15「ゲオ(GEO)」
14:30「リクソー(RIXO)」
14:45「アイソスィリーズ(ISOSCELES)」
16:15「ダニエル・W・フレッチャー(DANIEL W. FLETCHER)」
17:15「ヴァニッシュ(VANISH)」
17:30「リチャード クイン(RICHARD QUINN)」
17:47「ファッションイースト(FASHION EAST)」

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「ナイキ」 × 「アンダーカバー」新作は高機能シューズとボンバージャケットを発売

 「ナイキ(NIKE)」と「アンダーカバー(UNDERCOVER)は、コラボレーションスニーカー“オーバーブレイク(OVERBREAK)”(1万7500円)とニット素材のボンバージャケット(4万5000円)を2月19日に発売する。「ナイキ」公式サイトや「アンダーカバー」直営店などで扱う。

 “オーバーブレイク”は、アイコニックな“デイブレイク(DAYBREAK)”に、クッション性に優れた最新テクノロジー“オーバーリアクト(OVERREACT)”を採用したモデル。アッパーは合成スエードなどの異素材を掛け合わせ、「アンダーカバー」のロゴとバラの刺しゅうを施した。カラーはブラック × シルバー、ホワイト × ブラック、ホワイト × ゴールド × レッドの3色を用意した。

 ボンバージャケットは、角度によって見た目が変化するレンチキュラー加工を全面に施した。網目模様が交差するデザインに、ポケットを複数付けて実用性も兼ね備える。カラーはブラウンとブラックの2色をそろえる。

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「ボッテガ・ヴェネタ」インスタ削除問題に親会社CEOが言及

 「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」を擁するケリング(KERING)は17日、決算会見の中で同ブランドのインスタグラムアカウントがなくなったことに言及した。

 250万のフォロワーを有し、190万の投稿を行なってきた「ボッテガ・ヴェネタ」のインスタグラムアカウントが突如なくなったのは2021年1月。アカウント削除の理由や復活の可能性は明かされず、ソーシャルメディアにおけるラグジュアリーブランドの役割を見直しているのか、単なる技術的な不具合なのかなどさまざまな憶測が飛び交った。

 2月現在「ボッテガ・ヴェネタ」の公式アカウントに代わって、複数のファンアカウントが存在する。ケリング(KERING)のフランソワ・アンリ・ピノー(Francois Henri Pinault)会長兼最高経営責任者(CEO)は、「SNSの世界から『ボッテガ・ヴェネタ』が消えることはなく、単に別の方法を採用しただけだ。ブランドの情報を提供することで、SNSでの露出を自らがするのではなく、アンバサダーやファンに託した」と語り、同じ傘下ブランドの「バレンシアガ(BALENCIAGA)」と近しい戦略だと説明した「バレンシアガ」のアカウントでは2018年以降、ユーザーがとったと思われる写真をキャプションなしで投稿し続けている。

 また、「グッチ(GUCCI)」「サンローラン(SAINT LAURENT)」「アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER McQUEEN)」などについても「それぞれが独自の戦略を持っている」と言及。「お互いを補う存在であり続けるために、全てのブランドで同じ展開をするつもりはない。『ボッテガ・ヴェネタ』はこれまで非常に独立した位置づけを築いており、これからも変わることはないだろう」と述べた。

 「ボッテガ・ヴェネタ」のダニエル・リー(Daniel Lee)=クリエイティブ・ディレクターは20年12月に2021年春夏コレクションを映像形式で発表した際、メゾンコードを“人間味のある”ものへ再構築していくと語っていた。ピノー会長兼CEOは、「およそ1カ月半がたった今、『ボッテガ・ヴェネタ』の手法にはかなり説得力を感じている」と評価した。

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ヒットユニオン傘下の英フレッドペリーが「ジョージコックス」を買収

 ヒットユニオン(東京都、田辺圭二社長)はこのほど、傘下の英フレッドペリー(FRED PERRY)を通じて、英国のシューズブランド「ジョージコックス(GEORGE COX)」を運営するジョージコックスの株式を100%取得した。今後、日本における代理店機能もヒットユニオンに集約される。

 リチャード・ギルモア(Richard Gilmore)=フレッドペリー・マネジングディレクターは、「2つの英国ブランドは長年協業関係にあり、いずれもサブカルチャーに深く根差している。今回の買収は長期的な投資であり、われわれが持つデジタルの専門知識とニッチなグローバル流通ネットワークにより、『ジョージコックス』をエキサイティングで、かつ新しい成功に導けると信じている」と話す。

 「ジョージコックス」は1906年、靴作りの聖地である英国・ノーサンプトンで創業。同ブランドによるラバーソールは、50年代から70年代にかけてパンクスやロックミュージシャンに愛され、ファッションアイコンとしても広まった。現在の日本での中心価格帯は5万円前後だ。

 ヒットユニオンは、1949年に福井県で創業した田辺莫大小(メリヤス)製作所の企画・販売部門を分離・独立させる形で69年に誕生。自社ブランド「ジャックマン(JACKMAN)」などを手掛けるかたわら、1995年に「フレッドペリー」、2013年に「ラベンハム(LAVENHAM)」を買収。国内では2016年に自転車ファッションの先駆け的ブランド「ナリフリ(NARIFURI)」、18年に帽子ブランド「カシラ(CA4LA)」を手掛けるウィーブトシを傘下に収めた。売上高は283億円(19年6月期/20年から決算期を12月に変更)。

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ルミネ21年春のリニューアル、「スナイデル ビューティ」「アニュアンス」「エピヌ」が出店

 ルミネは2021年の春のリニューアルを発表した。全15館のルミネ・ニューマンに110ショップが出店・リニューアルする。マッシュの新業態「スナイデル ビューティ(SNIDEL BEAUTY)」「スナイデルホーム(SNIDEL HOME)」の1号店、ECショップ開設初日に9000万円を売り上げ話題になった「アニュアンス(ANUANS)」、インスタ発の「エピヌ(EPINE)」「ティーナ:ジョジュン(TINA:JOJUN)」が1号店をオープンする。

 「スナイデル ビューティ」は2年の構想を経てスタートする、サステナビリティとモードを両立を掲げるコスメブランド。全製品にシリコーンや紫外線吸収剤などを使用せず、ボトルにもバイオマスプラスチックを使用する。ルームウエアブランド「スナイデル ホーム」は先行して自社EC「ウサギオンライン」やポップアップで先行して展開していた。両ブランドとも、3月3日に新宿ルミネ2の2階にオープンする。

 同じく新宿ルミネ2の2階には、「アニュアンス」もオープンする。同ブランドは、インスタ発のD2Cブランドを複数運営するドットワンのブランド。同社はルミネエスト新宿に「エイミーイストワール」を出店している。

 「エピヌ」はインフルエンサーの山本彩也架がプロデュースするインスタグラム発のブランドで、公式アカウント(@epineofficial)のフォロワー数は10.5万人。価格帯はブラウスやボトムスが1万円前後、スウェットのトップスが9000円など。東京・神宮前にあった唯一の直営店をルミネエスト新宿3階に移転オープンする。

 同じくインスタ発の「ティーナ:ジョジュン」は、愛知県のニットメーカーのシライが運営するD2Cブランドの一つで、YouTuberでインフルエンサーのかとうあいりがプロデューサーを務める。トップスが2900円〜4900円、ボトムスが4500〜5900円など。ルミネエスト新宿4階にオープンする。

 また、ニュウマン新宿2階には、フラワークリエイターの篠崎恵美がプロデュースする「イーダブリュー.ノート(EW.NOTE)」がオープンする。

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GET IT RIGHT!スタッフの春夏シーズンオーダーアイテムご紹介 #4

こんばんは。

令和初の2月の祝日もすぐそこですね。

バーニーズ ニューヨークスタッフがオーダーしたアイテムをご紹介するこちらのブログも今回が最終回。

今週末から開催予定の神戸店スタッフを中心にご紹介していきます!

 

神戸の街には、とっておきの一着に自身のこだわりを凝縮させる術をお持ちの方が数多くいらっしゃいます。

自らのオーダーでの経験も踏まえながら、お客様のリクエストに向き合う神戸店のシニアセリングスーパーバイザー 山縣淳平。

<ベルベスト>でも人気のモデル645でオーダーしたスーツでスタイリングしました。

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「ブラウンカラーが好きで、ジャケット・スーツを何着か持っています。このスーツはカラーリングとかすれたようなヴィンテージ調の生地感がお気に入り。<ベルベスト>でも定番人気の3つボタンスーツですが、素材やカラーリングで自分らしさを表現できるところがオーダーイベントならではの楽しみですね」

image 1 GET IT RIGHT!スタッフの春夏シーズンオーダーアイテムご紹介 #4

コーディネートしたタイも<フランコ ミヌッチ>でオーダーした一本。

「<フランコ ミヌッチ>の代名詞ともいえる、生地を7回折り返して仕立てるセッテピエゲタイ。少し起毛感のある生地をチョイスし、無地でも表情のあるコーディネートを意識しています」

 

神戸店 マネージャー 奥村真也は<ベルベスト>のスーツにカットソーを組み合わせたスタイル。

 GET IT RIGHT!スタッフの春夏シーズンオーダーアイテムご紹介 #4

「カジュアル使いできるスーツをイメージしてオーダーした一着です。黒の無地ですが、リネン×ウールの清涼感のある素材のため、見た目の重さや堅苦しさはありません。カットソーと合わせても清潔感があり上品に見えるところに、<ベルベスト>ならではのクオリティの高さを感じます」

 GET IT RIGHT!スタッフの春夏シーズンオーダーアイテムご紹介 #4

 GET IT RIGHT!スタッフの春夏シーズンオーダーアイテムご紹介 #4

奥村がセレクトしたのは<ベルベスト>のオーダーでのみお選びいただけるモデル647。3つボタン段返りのスーツとして新たな定番ともいえるモデルです。従来よりもやや細身のシルエットでボタン位置も高めにデザインされており、モダンな印象の一着です。

 

同じく神戸店シニアセールスアソシエイトの野関充は、カプセルモデルからワイドラペル・4つボタンのダブルブレステッドスーツをオーダー。

 GET IT RIGHT!スタッフの春夏シーズンオーダーアイテムご紹介 #4

「体型的に既製品では合いづらいので、よりよいフィッティングを求めてオーダーしました。生地とデザインの組合せもレディメイドにはないものをチョイスしています」

 GET IT RIGHT!スタッフの春夏シーズンオーダーアイテムご紹介 #4

 GET IT RIGHT!スタッフの春夏シーズンオーダーアイテムご紹介 #4

デザイナーブランドのカットソーやアクセサリーにシルバージュエリー・スニーカーとのコーディネートも新鮮です。

「裏地にも遊び心を採り入れ、カジュアルなアイテムとのコーディネートを楽しんでいます。スーツの着こなしの解釈も多様化してきているので、お客様にも幅広いご提案をしていきたいですね」

 

アシスタントバイヤー 橋本侑太は自身が最も気に入っているフィッティングだという610モデルのスーツを。

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「秋冬シーズンにご紹介したモデルのスーツがこちら。ワイドラペルが特徴のモデルでショルダーラインが自分に非常にフィットしていると感じています。今回はブラックのサージ生地をセレクトしました」

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「毎回同じモデルをセレクトしていますが、その中でも着丈や肩幅の調整などその時々に応じたリクエストできるのもオーダーイベントならでは。同じモデルでもちょっとしたディテール変更でアップデートしていける楽しさがあります。今回はさらにパンツのフロントをボタン仕様に、加えてベルトレスのデザインでスッキリと。フォーマルすぎないコーディネートも可能なデザインに仕上がりました」

 

アシスタントディレクターの小古瀬安史は<ルイジ ボレッリ>でオーダーしたボタンダウンシャツをスタイリング。

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「デザイナーブランドを担当していたこともあり、オーダーの時もモード寄りにも使えるアイテムを意識しています。店長時代にはスーツを着ることも増えましたが、やはりモダンなデザインの生地をセレクトしていましたね。動きやすさも考えつつスリムなフィッティングが好み。このドレスシャツもストライプのピッチが既製品にはないデザインで目を惹きました」

 

あなたのお好みやこだわりを受けとめ、形にするバーニーズ ニューヨークのオーダーイベント MADE TO MEASURE

いよいよ2月20日(土)から2月22日(月)まで神戸店にて、2月23日(火・祝)から2月28日(日)までは福岡店にて開催です(福岡店での<ベルベスト>オーダーイベントは2月23日(火・祝)のみの開催です)。

 

最適な一着と出会えますように、店頭スタッフがきめ細かく対応させていただきます。これまでのブログもご参考にご相談くださいね。

 

SPRING 2021

MADE TO MEASURE

BELVEST

2/20 SAT. – 2/22 MON. 神戸店B1

2/23 TUE. 福岡店B1

 

FRANCO MINUCCI & LUIGI BORRELLI

2/20 SAT. – 2/22 MON. 神戸店B1

2/23 TUE. – 2/28 SUN. 福岡店B1

 

※オーダー品のお渡しは<ベルベスト>は5月中旬以降、<フランコ ミヌッチ>・<ルイジ ボレッリ>は7月上旬以降を予定しております。

 

▼2021年春夏シーズンのブログは↓

GET IT RIGHT!#1 はこちらから>>>

GET IT RIGHT!#2 はこちらから>>>

GET IT RIGHT!#3 はこちらから>>>

オーガニックコスメ「アムリターラ」刷新 米を使用した新シリーズも発売

 国産オーガニックコスメ「アムリターラ(AMRITARA)」は4月12日、ブランドをリニューアルする。新たに米を原料にしたスキンケアシリーズ“ライス&グレープ”を発売するほか、既存のスキンケアシリーズを約3年かけて一新する。

 同ブランドは2008年に誕生。当初から国産原料を使用し持続可能なモノ作りを推進してきた。「ブランド創立13年目を迎え、自然や生産者、お客さまとより有機的につながり、ともに美しい循環を生み出したい」(勝田小百合アテックス代表)とリニューアルすることを決めた。

 新たなキャッチコピーを“We are organics”とし、ブランドゴロも一新する。ブランドの頭文字のaを4つつなげたもので、自然、生産者、お客、ブランドの強い結びつきを表現した。パッケージもこれまでのカラフルな印象から、シリーズごとに写真を用いたものに変更。容器も中身が透けるタイプを使用し、配合した植物の色がわかるようにした。

 リニューアルを機に、新たにホワイトニングシリーズ“ライス&グレープ”を発売する。10年以上、九州の自社農園で米の栽培を携わってきた中で、肌に素早く浸透する米の細胞水の抽出に成功。さらにアミノ酸を多く含んだ日本山ぶどうの樹液も配合し、肌のくすみや荒れ、テカリをケアする。アイテムは化粧水、美容液、クリームの3種をそろえる。

 ブランドリニューアルに伴う商品の廃棄を避けるため、約3年をかけて行う。スキンケアが終了したのち、フードのリニューアルも予定する。「その間は既存製品と混在した売り場になるが環境への配慮が第一優先」とする。また表参道の直営店などではテラサイクルと組み、使用済み容器回収リサイクルプログラム、アムリサイクルを3月末から実施する予定だ。

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「グッチ」の業績回復が鈍化 親会社ケリング、20年は17%減収

 ケリング(KERING)の2020年12月通期決算は、売上高が前期比17.5%減の131億20万ユーロ(約1兆6637億円)、営業利益は同28.4%減の32億9820万ユーロ(約4188億円)、純利益は同6.8%減の21億5040万ユーロ(約2731億円)と減収減益だった。

 地域別の売上高は、西欧が同28.5%減の36億5710万ユーロ(約4644億円)、北米が同9.7%減の27億4240万ユーロ(約3482億円)、日本を除くアジア太平洋地域が同8.2%減の49億7570万ユーロ(約6319億円)、日本が同28.9%減の9億3110万ユーロ(約1182億円)だった。

 ブランド別の売上高では、「グッチ(GUCCI)」が同22.7%減の74億4060万ユーロ(約9449億円)、「サンローラン(SAINT LAURENT)」は同14.8%減の17億4440万ユーロ(約2215億円)、「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」が同3.6%増の12億1030万ユーロ(約1537億円)だった。

 20年10~12月期(第4四半期)で見ると、売上高は前年同期比8.1%減の40億420万ユーロ(約5085億円)だった。20年7~9月期(第3四半期)が同4.3%減の37億1770万ユーロ(約4721億円)だったことを踏まえると業績の回復がやや鈍化しているが、これは主にスターブランドである「グッチ」の売り上げが既存店ベースで同10.3%減の22億8060万ユーロ(約2896億円)と不調だったことによる。なお、同ブランドの第3四半期の売り上げは同じく既存店ベースで同8.9%減の20億8780万ユーロ(約2651億円)だった。

 フランソワ・アンリ・ピノー(Francois-Henri Pinault)会長兼最高経営責任者は、「20年下半期は売り上げがかなり回復し、今後のさらなる成長のために各ブランドに投資しながらも利益を確保できた。事態が収束した際には、いっそう力強く躍進できるものと確信している」と語った。

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「グッチ」の業績回復が鈍化 親会社ケリング、20年は17%減収

 ケリング(KERING)の2020年12月通期決算は、売上高が前期比17.5%減の131億20万ユーロ(約1兆6637億円)、営業利益は同28.4%減の32億9820万ユーロ(約4188億円)、純利益は同6.8%減の21億5040万ユーロ(約2731億円)と減収減益だった。

 地域別の売上高は、西欧が同28.5%減の36億5710万ユーロ(約4644億円)、北米が同9.7%減の27億4240万ユーロ(約3482億円)、日本を除くアジア太平洋地域が同8.2%減の49億7570万ユーロ(約6319億円)、日本が同28.9%減の9億3110万ユーロ(約1182億円)だった。

 ブランド別の売上高では、「グッチ(GUCCI)」が同22.7%減の74億4060万ユーロ(約9449億円)、「サンローラン(SAINT LAURENT)」は同14.8%減の17億4440万ユーロ(約2215億円)、「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」が同3.6%増の12億1030万ユーロ(約1537億円)だった。

 20年10~12月期(第4四半期)で見ると、売上高は前年同期比8.1%減の40億420万ユーロ(約5085億円)だった。20年7~9月期(第3四半期)が同4.3%減の37億1770万ユーロ(約4721億円)だったことを踏まえると業績の回復がやや鈍化しているが、これは主にスターブランドである「グッチ」の売り上げが既存店ベースで同10.3%減の22億8060万ユーロ(約2896億円)と不調だったことによる。なお、同ブランドの第3四半期の売り上げは同じく既存店ベースで同8.9%減の20億8780万ユーロ(約2651億円)だった。

 フランソワ・アンリ・ピノー(Francois-Henri Pinault)会長兼最高経営責任者は、「20年下半期は売り上げがかなり回復し、今後のさらなる成長のために各ブランドに投資しながらも利益を確保できた。事態が収束した際には、いっそう力強く躍進できるものと確信している」と語った。

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「バーバリー」がセールスアソシエイトを募集

 「バーバリー(BURBERRY)」は、セールスアソシエイトを募集する。接客・販売、店舗管理などを行う。定番のコートや革製品をはじめ、ウィメンズ、メンズ、キッズなどの幅広いアイテムを扱い、ブランドの世界観を体現しながら顧客の好みに合わせてスタイリストのようなトータルコーディネートを提案する。

 入社後は、シニアセールスアソシエイトからデパートメントマネージャー、ストアマネージャーとしてステップアップすることができる。また社内公募でVMDやMD、トレーナーなどの本部職に挑戦することも可能。年1回の目標設定と評価の機会を設け、「海外の店舗で働きたい」といった要望も受け付ける。

 「バーバリー」は1856年にスタートしたブランド。2018年からリカルド・ティッシ(Riccardo Tisci)がチーフ・クリエイティブ・オフィサーを務める。銀座のフラッグシップショップの移転拡張オープンや表参道店、御殿場店など大型店のリニューアルオープンに加え、新店オープンも決定している。今後はレディ・トゥ・ウエアやアクセサリーなど、女性向けのラインアップもこれまで以上に充実させる方針で、店舗からの積極的な意見発信を求める。

募集職種
セールスアソシエイト

雇用形態
正社員
※試用期間3カ月あり。期間中に給与・待遇に変更なし

応募条件
<御殿場プレミアム・アウトレット店・長島アウトレット店勤務の場合>
職種・業界未経験、第二新卒者、歓迎
※学歴や前職の雇用形態は不問

<その他の店舗勤務の場合>
1年以上のアパレル・販売職・客室乗務員経験をお持ちの方
※学歴や前職の雇用形態は不問

【以下優遇】
ラグジュアリーブランドやファッションブランドでの販売経験をお持ちの方
時計やジュエリーなど、百貨店での外商を通した販売経験をお持ちの方
ホテルのコンシェルジュ、ビューティーアドバイザー、外車ディーラー、ブライダル、営業などでハイクラスなお客様への接客経験をお持ちの方
英語や中国語などの語学スキルをお持ちの方
「バーバリー」に愛着のある方

勤務地
全国の「バーバリー」各店舗
※勤務地は希望を考慮して決定

静岡(御殿場プレミアム・アウトレット店)
三重(長島アウトレット店)
東京(銀座、六本木、新宿、表参道、渋谷、池袋、有楽町、丸の内、日本橋)
愛知(栄、名古屋駅前)
京都(河原町、京都駅前)
大阪(梅田、心斎橋、なんば、りんくうアウトレット)
福岡(天神)
ほか、全国で約50店舗展開中

給与・待遇
月給24万円以上+賞与+インセンティブ
※経験・能力・年齢を考慮して決定
勤務時間
9:00~22:00(実働7.5時間/シフト制)
※配属店舗により異なる
※残業は月15時間以下

休日休暇
<年間休日121日以上(2020年)>
週休2日制(シフト制、月8日以上)
有給休暇(取得率85%以上)
夏季休暇
冬季休暇
特別休暇
傷病休暇
生理休暇
慶弔休暇
産前産後休暇(取得&復帰実績あり)
育児休暇(取得&復帰実績あり)
母性健康管理のための休暇
※5日以上の連休取得可

福利厚生
昇給年1回
賞与年1回
インセンティブ(個人・チーム・スポット)
※実績に応じて毎月支給
交通費支給
社会保険完備(雇用・健康・厚生年金・労災)
時間外手当
出張手当
役職手当
時短勤務OK(子どもが小学4年生になる前まで利用可)
女性管理職(登用実績あり)
海外研修あり
制服支給
クリーニング代補助
Seasonal Benefit Programme
表彰制度:Burberry Icon Awards

応募期限
3月5日まで

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日本ロレアルが全事業部において空き容器回収を開始 テラサイクルと協業

 日本ロレアルはテラサイクルジャパンと協業し、化粧品の空き容器の回収を全事業部で開始する。同社はすでにロレアル リュクス事業部の「キールズ(KIEHL'S)」で空き容器の回収をしてきたが、今後は「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT)」など、同事業部の主要ブランドでも2021年上半期中にスタートする。そのほかコンシューマー プロダクツ事業部では「メイベリン ニューヨーク(MAYBELLINE NEW YORK)」、臨床皮膚医学に基づくスキンケアブランドを展開するアクティブ コスメティックス事業部では「ラ ロッシュ ポゼ(LA ROCHE POSAY)」が年内に容器回収を始める計画だ。「ケラスターゼ(KERASTASE)」や「ロレアル プロフェッショナル(L'OREAL PROFESSIONNEL)」など、美容室向けの商品を取り扱うプロフェッショナル プロダクツ事業部では、取引先サロンにおける使用済みカラーチューブ回収活動の準備を行っている。

 今回の連携は2020年6月に発表したサステナビリティプログラム「ロレアル・フォー・ザ・フューチャー」の一環として実施する。日本ロレアルで展開する主要12ブランドが本取り組みに参画し、空き容器回収を随時開始する。

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「オフ-ホワイト」から初のメイクアップ 韓国の「アモーレパシフィック」とコラボ

 「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)」は韓国のコスメブランド「アモーレパシフィック(AMOREPACIFIC)」とコラボレーションし、化粧品を発売する。韓国では2月1日に発表し、今後日本と中国でも3月に発売する予定だ。日本での具体的な発売日や価格、購入方法は未定だが、韓国では19万5000ウォン(約1万8600円)で販売した。

 “プロテクション ボックス”と題したコラボ製品は「オフ-ホワイト」がデザインしたボックスの中にシートマスク2種(保湿タイプと美白タイプ)、トーンアップのサンクッション(日焼け止めクッション)、リップバーム、フェイスマスク、ストラップを収めている。「アモーレパシフィック」の人気の“サントーンアップクッション”は「オフ-ホワイト」のアイコニックなロゴを施した限定デザインで登場。紫外線から肌を守りながら、保湿力とトーンアップ効果をかなえたクッションだ。またコラボを記念し、韓国の伝統的な民芸ゲーム「ユンノリ」のゲームボードやマットも手掛けた。

 なお、「オフ-ホワイト」がスキンケアやメイクでコラボするのは初めて。2018年にはスウェーデン発のフレグランスブランド「バイレード(BYREDO)」とコラボした香水“エレベーター ミュージック”を手掛けた。

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東コレ21-22年秋冬は4割がリアルショー オオスミタケシのラストコレクションはライブ配信

 日本ファッション・ウィーク推進機構(JFWO)は、3月15〜20日に開催する2021-22秋冬シーズンの「楽天 ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO以下、RFWT)」の暫定スケジュールを発表した。全49ブランドのうち、14ブランドが初参加となる。

 参加ブランドのうち約4割の19ブランドがリアルのショーで発表する。渋谷のヒカリエホールと表参道ヒルズをメイン会場に、「チルドレン・オブ・ザ・ディスコーダンス(CHILDREN OF THE DISCORDANCE)」「サルバム(SULVAM)」「ネグレクトアダルトペイシェンツ(NEGLECT ADULT PATIENTS)」「ミキオ サカベ(MIKIO SAKABE)」などがリアルショーを予定している。初参加の「フミト ガンリュウ(FUMITO GANRYU)」は、「リトゥンアフターワーズ(WRITTENAFTERWARDS)」と共に国立新美術館でランウエイショーを開催する。

 「ザ・リラクス(THE RERACS)」「ハイク(HYKE)」「シンヤコヅカ(SHINYAKOZUKA)」「サポートサーフェス(SUPPORT SURFACE)」などはオンライン形式で発表。1月にデザイナーのオオスミタケシが急逝した「ミスタージェントルマン」は、同氏によるラストコレクションのショーをライブ配信する。

 前回から始まった、ユーチューバーやインフルエンサーを起用してRFWTのショー内容などを発信する「デジタルボイス(DIGITAL VOICE)」も継続する。古茂田博JFWO事務局長は「デジタル発表により、一般の消費者がファッション・ウイークを楽しめるようになった。ティザームービーを段階的に公開するなど、より多くの人を巻き込む施策を行う」と意気込む。新型コロナウイルス感染症対策については、「前シーズン経済産業省とともに作成したガイドラインを更新し、よりスムーズで安全にリアルショーを運営する体制を整えた。緊急事態宣言が延長されても、『RFWT』は実施する」と語った。

【2021年春夏RFWT スケジュール】
※★は初参加ブランド、◎はインスタレーション形式、●はウェブで発表

3月15日(月)
10:00 「タクタク(TAC TAC)」●
11:00 「シンヤ コヅカ(SHINYA KOZUKA)」●
14:00 「ニサイ(NISAI)」★
15:00 「リト(RITO)」●
16:00 「ミキオサカベ(MIKIO SAKABE)」
17:00 「セヴシグ(SEVESKIG)」★●
18:30 「リンシュウ(RYNSHU)」
21:00 「ザ・リラクス(THE RERACS)」●

3月16日(火)
14:00 「カイキ(KAIKI)」●
15:00 「アデリー(ADELLY)」★
16:00 「エイチシー タカシイトウ(HXCX TAKASHI ITO)」★●
17:00 「ミカゲシン(MIKAGE SHIN)」★
18:00 「ヒロココシノ(HIROKO KOSHINO)」●
19:00 「フミト ガンリュウ(FUMITO GANRYU)」+「リトゥンアフターワーズ(WRITTENAFTERWARDS)」★
20:00 「ベースマーク(BASE MARK)」●
21:00 「ミントデザインズ(MINTDESIGNS)」●

3月17日(水)
11:00 「サポートサーフェス(SUPPORT SURFACE)」●
12:00 「カワキィ(KA WA KEY)」★●
13:00 「バルムング(BALMUNG)」
15:00 「チョノ(CHONO )」★●
16:00 「ソワハ(SOWAHA)」★
17:30 「コンダクター(EL CONDUCTORH)」★
19:00 「ミスター・ジェントルマン(MISTERGENTLEMAN)」●
20:00 「ディ_カフェイン オム(DE_CAFFEINE HOMME)」●
21:00 「メアグラーティア(MEGARATIA)」●

3月18日(木)
15:00 「ジョウタロウ サイトウ(JOTARO SAITO)」
16:00 「ミーンズワイル(MEANSWHILE)」●
17:00 「ナインエム(9M)」★●
18:00 「エフシーイー(F/CE.)」●
19:00 「ネグレクトアダルトペイシェンツ(NEGLECT ADULT PATIENTS)」
20:00 「ハイク(HYKE)」●

3月19日(金)
10:00 「イン(IHNN)」●
11:00 「ハレ(HARE)」●
12:00 「ペイデフェ(PAYS DES FEES)」★●
13:00 「フォーサムワン(FORSOMEONE)」
14:00 「アツシ ナカシマ サポーテッド バイ ディーエイチエル(ATSUSHI NAKASHIMA Supported by DHL)」
15:30 「チルドレン オブ ザ ディスコ―ダンス プラス フェイス エージェー(CHILDREN OF THE DISCORDANCE + FACE A-J)」
16:30 「タエ アシダ(TAE ASHIDA)」●

3月20日(土)
11:00 「コウザブロウ(KOZABURO)」●
12:00 「サルバム(SULVAM)」
13:30 「ナオキトミヅカ(NAOKITOMIZUKA)」★●
14:30 「ジョイア パン(GIOIA PAN)」★●
16:00 「シュープ(SHOOP)」●
17:30 「コーティー(KOH T)」●
19:00 「リコール(REQUAL≡)」
20:00 「レインメーカー(RAINMAKER)」●
21:00 「ドレスドアンドレスド(DRESSEDUNDRESSED)」●

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資生堂「アネッサ」の新ミューズに池田エライザ、水川あさみ、トラウデン直美を起用

 資生堂は2月18日、20年連続売り上げシェアNo.1(インテージSRI調べ)の日焼け止めブランド「アネッサ(ANESSA)」の新ミューズに女優の池田エライザと水川あさみ、モデルのトラウデン直美が就任すると発表した。2月21日にリニューアルするデリケート肌用UV“パーフェクトUV マイルドミルク N”や、マイルドシリーズ初のジェルタイプ“モイスチャーUV マイルドジェル N”、コンパクトタイプの“オールインワン ビューティーパクト”の発売に伴い、新ミューズの3人を起用したテレビCMやYoutube限定の動画を配信する。

 就任発表会には、池田と水川、トラウデンの3人が“アネッサカラー”のスタイリングで登壇し、日常のUVケアなどについて語った。池田は「朝の日光浴が好きなので、起床してからシャワーを浴びた後、スキンケアのルーティーンで『アネッサ』を塗っています。あとは昼に塗り直す程度で、午後は『アネッサ』任せです(笑)。ずぼらの私でも心強い味方です」と太鼓判を押した。1日に4回、「アネッサ」を塗っているトラウデンは「ランニングの前やシャワーの後、玄関にも置いているので、出かける時にさっと塗って外出しています。私も『アネッサ』に“よろしく!”という感じで、外では塗ることがないですね」と笑顔で話した。水川は「仕事(撮影)の日は、朝のメイクに加えて、昼や夕方のメイク直しの時に必ず塗り直しています。夕方は特にメイクが崩れるので、夕日対策も兼ねてつけています。『アネッサ』は、私が学生の頃から進化し続けているブランドなので、ミューズになれたことをうれしいです。素晴らしい機能を兼ね備えているので、“夏といえばアネッサ”とお守りのように、多くの人に『アネッサ』と夏を過ごしてほしいです」と締めくくった。

 新CMは“太陽の家”をコンセプトに、海や緑、太陽に囲まれたシェアハウスを舞台とした日常のシチュエーションを「DIY」、「モーニングルーティーン」、「敏感肌に本気」と「テレカン」篇(Youtube限定)の4つのシーンを放映する。加藤仁久・資生堂ジャパン アネッサ ブランドマネージャーは、「一人でも多くの方にUVケアの意識を持ってもらい、毎日の習慣にしていただけるように、商品や新しいコミュニケーションを展開する」と意気込む。

 新商品のデリケート肌用UV "パーフェクトUV マイルドミルク N”は、世界初の分散テクノロジー「スムースプロテクト テクノロジー」を採用した。敏感肌の大人から赤ちゃんまで使用できる肌に優しい低刺激設計が特徴だ。マイルドシリーズ初のジェルタイプ”モイスチャーUV マイルドジェル N”は、スキンケア成分を50%配合し、潤いを与えながら乾燥ダメージをケアする。コンパクトタイプの”オールインワン ビューティーパクト”は、UVケアと化粧下地、ファンデーションが一つになったオールインワン仕様だ。汗や水にふれるとUVブロック膜が強くなり、つけたての仕上がりが続く。

 過去には同ブランドのCMキャラクターに蛯原友里や蒼井優、長谷川潤が起用されており、直近では森星がミューズを務めていた。

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自分はちっぽけ。でも自己批判は必要ナシ!! エディターズレター(2020年11月25日配信分)

※この記事は2020年11月25日に配信した、メールマガジン「エディターズレター(Editor's Letter)」のバックナンバーです。最新のレターを受け取るにはこちらから

自分はちっぽけ。でも自己批判は必要ナシ!!

 以前投げかけさせていただいた「一緒にサステナを学び、悩んで、考えてくれる業界人大募集」企画については、今も時々返信をいただくなど、高い関心をお寄せいただいております。皆様、ご応募ありがとうございます。年末までには返信差し上げ、年始にはスタートしようと思っておりますので、今しばらくお待ちくださいませ!!

 立候補してくださった方々が打ち明けてくれた志望動機をじっくり読むと、「サステナと向き合う時、なんだかモヤっとしてしまう」問題の原因は、いくつかに収れんされそうです。1つ目の大きな問題は、「自分の仕事が大して変わっていないんだから、世の中や業界、企業、そしてブランドがサステナブルになんかなれるワケない」という、自己批判にも似た現状分析から生まれる「モヤっと」な気がします。

 皆さん、真面目ですね~。地球の未来を変える、世の中のシステムを変える、業界のルールを変える取り組みのハズなのに、「私の仕事は、何一つ変わっていない!!」と感じて自分を責めたり、所属する組織や業界に対して憤ったり、反対に諦めに近い感覚を抱いてしまったり。そんな方が多いように感じます。

 この問題には一体、どう向き合えば良いんでしょう?まずは、「私のサステナは、Revolution(革命)じゃなくてEvolution(進化)」と割り切って、「チェンジ ~~!!」みたいなRevolutionを訴える取り組みについては刺激を得つつも「頑張って!!」とエールを送るくらいに留め、それと自分を取り巻く現状を比較するのなんてやめましょう。「チェンジ ~~!!」とおっしゃっている皆さんは、多分、ずっと前から少しずつ取り組んでいるのです。私たちが、ハナっから追いつけるハズありません。私は、そもそも追いつかなくちゃいけないかどうかさえ懐疑的です。

 最近、この「お手紙」に何度かご登場いただいているコンサル企業のCEOによる提案(詳しくは、絶賛販売中の「WWDジャパン」をどうぞ!)は革命的で、実現したらモノすごいインパクトが生まれそうな気がします。だからこそ私はエールの代わりに、彼の提案の記事化を担当させていただきました。でも、そんな自分の取り組みは、ずっとずっとちっぽけです。どんなに頑張っても、CEOによる理論が実現した時に期待される巨大なインパクトには、現状とても敵いません。でも私は、だからと言ってコンサル企業のCEOの方が、私より尊いとは思いません。そこに貴賎はない。実現したら大きなインパクトを放つ理論の提唱者は、先導役としてはスゴい。でも「ファッション&ビューティ業界人が共感し、自分ごと化」できる存在としての役割については、私は、CEOより優っているかもしれないのです。だから、打ちのめされたり、相手を羨んだり、自己批判したりなんて必要ナシ!!「私は、私でいいんだ。だから、私のやり方で」と自己肯定し、いろんな人の意見を聴きながら、「目指す私」を随時軌道修正できれば良いのでは?と思うのです。大丈夫。今サステナについて思いを馳せることができている時点で、私たちは、もう前に進んでいます。

FROM OUR INDUSTRY:ファッションとビューティ、関連する業界の注目トピックスをお届けする総合・包括的ニュースレターを週3回配信するメールマガジン。「WWD JAPAN.com」が配信する1日平均30本程度の記事から、特にプロが読むべき、最新ニュースや示唆に富むコラムなどをご紹介します。

エディターズレターとは?
「WWDジャパン」と「WWDビューティ」の編集者から、パーソナルなメッセージをあなたのメールボックスにダイレクトにお届けするメールマガジン。ファッションやビューティのみならず、テクノロジーやビジネス、グローバル、ダイバーシティなど、みなさまの興味に合わせて、現在7種類のテーマをお選び頂けます。届いたメールには直接返信をすることもできます。

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DX&OMO時代におけるリアル店舗の価値向上を目指す 「WWDジャパン」など3社で大型セミナー開講

 「WWDジャパン」は今春、リアル店舗のCS(顧客満足)とES(従業員満足)の改善を図るクラウド「SEEP(シープ)」と、人の心に火をつける“トーチング”を手掛けるトーチリレーとともに、DXやOMO時代におけるリアル店舗のあり方を考える大型セミナー「店舗もリア充!!ミライのカレッジ ―DX、OMO、接客力アップ、スタッフ&本部との意思疎通……共に悩み、学び、心に火をつけよう―」を開講します。

 隔週ペースで秋まで6カ月に及ぶセミナーで考えるのは、数百単位の閉店にまつわるニュースが飛び交う中、「DX」や「OMO」「スタッフのインフルエンサー&ライバー化」などの課題が浮上し、一方で「接客力アップ」や「スタッフ間、本社と店舗の意思疎通」という悩みは尽きることのないリアル店舗のミライ。「WWDジャパン」はリアル店舗を取り巻く状況や将来に向けた先行他社の取り組みなどを解説、「SEEP」は調査員による覆面調査で把握した現状の問題点をデータを交えて指摘しながら改善策を提案、トーチリレーは改革に向けた販売員のマインドセットやコミュニケーションに際する心構えの伝授など、それぞれがリアル店舗のミライを考える上で欠かせないパズルのピースを持ち寄り、受講企業の皆さんと学び、悩み、心に火をつけ、実践することで、リアル店舗はもちろん、ショップスタッフや店舗運営責任者の“リア充”という壮大なパズルの完成を目指します。

 例えば「SEEP」が店舗への調査やコンサルティングを通じて見出した「DXやOMOが漠然としか理解できていない」という問題については、「WWDジャパン」がOMOの成功・失敗事例など先行企業の取り組みをレポート。トーチリレーは、変革の必要性は理解できても「今さら新しいことに取り組めなんて……」と感じる人の心に火をつける――そんな歩みを共に進めるセミナーです。

 全11回を予定しているセミナーのテーマはDXやOMOのほか、「カスタマージャーニーの中でリアル店舗ができること」や「チームビルディング~チームの心に火をつける~」など。「WWDジャパン」の恒例企画「販売員特集」で取り上げた販売エキスパートから学ぶ「ヒアリングとプロポーザル」という明日から実践できるテーマから、「SNS&ライブコマースとの向き合い方」という近未来のトピックスまでを網羅する予定ですが、皆さんの悩みに耳を傾けながら微調整をする予定です。セミナーの期間中は事前と期中、終了直前の3回、「SEEP」の調査員が店舗を訪れ、改善が進んでいるか、次の課題は何か?などをフィードバックします。

 皆さんと共に悩み、学び、心に火をつけるために登壇するのは、「SEEP」の新井敬介・店舗コンサルティング事業部 事業部長と、ファーストリテイリングで史上最年少の上席執行役員として「有明プロジェクト」を手掛けた後に独立した神保拓也トーチリレー代表取締役“隊長”、そして「WWDJAPAN.com」の村上要・編集長の3人。全11回60万円(「SEEP」による3回の調査費用を含む)のセミナーは4月15日(木)午後に開講し、隔週のペースでオンラインで開催。授業中は随時質問を受け付けるなど双方向のコミュニケーションにこだわりますが、後日のオンデマンド配信もご利用可能です。また数回のセミナーは、単品購入も受け付けます。

 詳細なスケジュールや毎回のテーマなどは、2月15日(予定)にアップする特設ページでお伝えします。DXが進む中で取り残されているような気持ちになっている店舗運営担当の皆さん、スタッフとともに試行錯誤しているけれど結果が実感できない店舗幹部の皆さん、そして、OMOを考える上でリアル店舗の存在価値を今まで以上に高めようと考えている企業トップの皆さん、店舗の“リア充”を目指し、一緒に、学び、悩み、考え、前に進みましょう!

■「店舗もリア充!!ミライのカレッジ ―DX、OMO、接客力アップ、スタッフ&本部との意思疎通……共に悩み、学び、心に火をつけよう―」
日程:4月15日~9月30日(予定)
時間:13:30~15:00(予定)
実施方法:オンライン配信
費用:60万円(税別)

■「店舗もリア充!!ミライのカレッジ」選択受講
日程:5月6日~8月19日(予定)
時間:13:30~15:00(予定)
実施方法:オンライン配信
費用:10万円(税別)

詳細は特設ページにて公開中。
「店舗もリア充!!ミライのカレッジ」特設ページはこちら

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「アディクション」が初のクッションファンデ 新ベースメイクアップは“光レイヤード”を提案

 「アディクション(ADDICTION)」は4月23日、ブランド初となるクッションファンデーションを発売する。ベースメイクアップ コレクション“スキン リフレクト”を提案し、光を操る“光レイヤード”で素肌を生かした自然な立体感のある肌をかなえる。

  “スキン リフレクト”は、超薄膜なのに高いカバー力、素肌を活かした自然な艶が18時間持続、毛穴の凹凸は光でカバーが特徴。代表アイテムの“スキンリフレクト ラスティング UV クッションファンデーション”SPF50+/PA++++(全6色、各4500円)は、ブランド初のクッションファンデーション。適度に光を透過するヌードカバーリフレクトパウダー配合で、肌と一体化したような自然な仕上がりをかなえ、軽やかなつけ心地と自然な艶が18時間持続する。“超薄膜”の素肌感覚で使用できるテクスチャーもポイントだ。

 “シルキーバーム プライマー”(4200円)は、バームタイプのとろけるようなテクスチャーの化粧下地。塗布時はとろけるように潤い、肌に密着するとさらさらとしたシルキータッチへと変化する。ソフトフォーカス効果で毛穴や凹凸をカバーして滑らかに肌を整える。

 「ファンデーションを塗っていても素肌を感じられる肌づくりに力を入れてきた。クッションファンデは粉っぽくならず、肌に負担を感じさせない軽やかなつけ心地を目指した。プライマーは全顔にも使えるが毛穴が気になるところへの部分使いがおすすめ」とKANAKOアディクションクリエイティブディレクターは話す。

 そのほか、超微細なマイクロミストが使い心地の良い化粧崩れやマスクなどへの二次付着を防ぐ“メイクアップ フィックス マイクロ ミスト”(2500円)と、新配合のポアクリアオイルが毛穴目立ちの原因となる角栓へもアプローチする“オイルクレンジング オールデイリセット”(150mL、3500円/250mL、5000円)も同日発売する。

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ユニクロの「+J」、21年春夏も継続販売を発表

 「ユニクロ(UNIQLO)」は、2020年秋冬に復活販売して大きな話題を呼んだデザイナーのジル・サンダー(Jil Sander)氏とのコラボレーションライン「+J」を、21年春夏も継続販売すると発表した。具体的な発売日や商品ラインアップ、販売店舗などは未公表。

 「+J」は09年10月1日の「ユニクロ」パリ・オペラ旗艦店オープンに合わせてスタート。11年秋冬まで5シーズン継続して販売した後、休止していた。昨年11月13日に9年振りに発売すると、店舗には開店前から行列ができ、一部では店内が込みすぎて備品が壊れるなどのケースも出ていた。

 「+J」も貢献する形で、ファーストリテイリングの20年9~11月期は国内ユニクロ事業が売上収益(売上高に相当)が前年同期比8.9%増、営業利益が同55.8%増と絶好調。その後も好調は続いており、期待感から2月16日には株価も初めて10万円を超え、時価総額でインディテックスグループを抜き、アパレル業世界首位となり話題になっている。

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パントンが選ぶ2021年秋冬トレンドカラー14 アリアナ・グランデらの着こなしにも注目

 パントン・カラー・インスティテュート(PANTONE COLOR INSTITUTE以下、パントン)は、2021-22年秋冬ニューヨーク・ファッション・ウイーク・カラートレンド予測を発表した。

 20年12月に「パントン・カラー・オブ・ザ・イヤー(PANTONE Color of the Year)」として、太陽をイメージさせる“イルミネイティング(Illuminating、明るい黄色)”と雲を思わせる“アルティメット グレー(Ultimate grey)”を選出したが、21-22年秋冬トレンドカラーも同様に自然に基づいたものや、明るく落ち着いたカラーの数々を選んだ。大胆でホットなピンクや、濃いオレンジなど、明るい色も多く並ぶ。ここではカラートレンドに挙げられた14色と、20年にすでにトレンドを先取りしたセレブリティーのファッションと共に紹介する。

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8割が店舗のアレルギー対応に不安。「多分使ってない」はダメ。

約8割の人が店側のアレルギー対応に不安を感じたことがある。食べられないものを登録することで店や友だちに伝えられるサービス「CAN EAT(キャンイート)」を開発・運営する株式会社CAN EAT(本社:東京都新宿区、代表取締役:田ヶ原 絵里)が10月30日〜11月21日にネット調査し、124名から回答を得た。
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1月のヒットランキング「目元ケア」TOP5 百貨店&セレクトショップ編

 長引くマスク生活や、パソコン・スマートフォンの長時間の使用が影響し、「目元ケア」市場が活況だ。目元は皮膚が薄く、まばたきやメイクによる摩擦、乾燥など様々なダメージを受けやすいパーツだ。また、顔の印象を左右するともいわれており、“スペシャルケア”ではなく、日常的にケアしたい部分でもある。そこで今回、百貨店の「伊勢丹新宿本店」「阪急うめだ本店」と、セレクトショップの「コスメキッチン」にアンケートを実施。2021年1月の「目元ケア」売り上げトップ5から、その人気を紐解く。

【伊勢丹新宿本店】
従来のアイテムから、ランクアップして商品選定する傾向も

1位「ポーラ」“B.A アイゾーンクリーム”(26g、1万8000円)
2位「エピステーム」“アイクリアエッセンス”(8g、7000円)
3位「ディオール」“カプチュールトータル セルENGYアイ クリーム”(15mL、8400円)
4位「ランコム」“アプソリュ アイクリーム”(20mL、1万7000円)
5位「ドゥ·ラ·メール」“ザ・アイ コンセントレート”(15mL、2万6000円)

 三越伊勢丹の前田有美恵アシスタントスーパーバイザーは「1位の『ポーラ(POLA)』は、目元の構造に着目し、潤いによるハリ感で印象的な目元を目指すアイゾーンクリーム。SNSで事前にリサーチしてからご来店され、購入される方が多い。2位の『エピステーム(EPISTEME)』は、ロート製薬が作っているという安心感から、指名買いする方が多数。3位の『ディオール(DIOR)』は、エイジングケアを気にするお客さまから人気が高かった。『化粧のりがよくなった』といったクチコミも目立つ。4位の『ランコム(LANCOME)』は、マスク着用による乾燥に悩んでいる方から支持された。保湿力が高く伸びが良いと好評だ。5位の『ドゥ·ラ·メール(DE LA MER)』は、しっかりお手入れしたい方に好評。従来のケアから、ランクアップした商品選びをされる方が増えている」と話す。

 全体傾向について「マスク生活で、ご自分の目元を見る機会が増えた。乾燥だけでなく、ハリ不足、くすみが気になるというご相談が増えている。これまで20~30代に多かった『まつげを長く見せたい』といった悩みは、50~60代にも広まってきており、目元ケアへの関心の高さを感じる」と明かす。

【阪急うめだ本店】
こっくりしたクリームが上位。
ミレニアル世代の購入も

1位「ポーラ」“B.A アイゾーンクリーム”(26g、1万8000円)
2位「クラランス」 “トータル アイ インテンス” (15g、9900円)
3位「ディオール」 “カプチュール トータル セル ENGY アイ クリーム” (15mL、8400円)
4位「ランコム」 “ジェニフィック アドバンスト アイセラム ライトパール アイ アンド ラッシュ ” (20mL、9000円)
5位「SK-Ⅱ」 “スキンパワー アイ クリーム” (15g、1万1500円)

 阪急うめだ本店の横手くるみビューティー営業統括部 化粧品商品部バイヤーはベスト5について「1位の『ポーラ』は、濃厚でコクのあるアイクリーム。伸びがよく少量でも肌になじみ、ピタッと目元に密着する。チューブタイプで使いやすく、フローラルウッディの香りに癒される。2位の『クラランス(CLARINS)』はこっくりとしたクリームのようなテクスチャーで伸びがよく、ベタつきにくいので朝のメイク前にも使いやすい。プッシュ式で衛生的なのも魅力。3位の『ディオール』は、なめらかで伸びが良いアイクリーム。デリケートな目元も摩擦なく使用することができる。『パーツケアには少し良いものを』と考えられるミレニアル世代の購入も多い。4位の『ランコム』は、アイクリームだけでなく、まつげ美容液としても使える。アプリケーターでくるくるとマッサージできるのも魅力だ。さらっとしたテクスチャーで、化粧水の前に使用してもいい。5位の『SK-Ⅱ』は2020年8月にリニューアル。こっくりしたテクスチャーだが、肌なじみがよくベタつきにくい。ツヤ感、透明感のある目元へみちびく。ネロリのやさしい香りに癒される」と話す。

 全体傾向については「マスク生活の中で、目元がクローズアップされ、例年よりもアイクリームに注目する方が増えている。乾燥が気になる今の季節は、こっくりとしたクリームタイプのアイケアアイテムが人気だ」。また、目元ケア外では「おうちで過ごす時間が長くなり、ご自身でケアできる美容機器、ボディーケアアイテムが引き続き好調。寝付きが悪いという方も増えており、ピローミストなど香りアイテムも動いている」と明かす。

【コスメキッチン】
アイケアは前年同月比43%増と好調

1位「マルティナ」“アイケアクリーム”(15mL、3200円)
2位「アンティポディース」“キウイシード ゴールド アイクリーム”(30mL、6700円)
3位「トーン」“モイスト リッチ アイクリーム”(15g、3000円)
4位「エッフェオーガニック」“コンセントレートアイクリーム”(10g、4500円)
5位「ドゥーオーガニック」“コンセントレート アイ バーム”(16g、8000円)

 渡邊周子コスメキッチンPRは、「1位の『マルティナ』は、アボカド油配合で、こってりとしたリッチなテクスチャーが特徴。香料不使用で、敏感な目元にうるおいとハリを与える。インスタライブ配信や、IGTV投稿の効果により人気上昇。『マルティナ(MARTINA)』はお客さまからの注目度も増していて、スタッフ人気も非常に高い。2位の『アンティポディース(ANTIPODES)』は、昨年夏に発売した、抗酸化作用の高い『ヴィナンザ』、23Kゴールド配合の贅沢なアイクリーム。目の下のくすみ、クマにアプローチし、目周りを明るく、目元をふっくらと輝かせる。朝晩使えるライトなテクスチャーで、リモートワークの方々からも支持されている。リサイクル可能なガラスボトルを使っていてサステナブルな点もポイント。3位の『トーン(TO/ONE)』は、みずみずしいテクスチャー、価格、チューブ状で持ち運びできるサイズ感が人気。『トーン』のスキンケアをライン使いされている方からも選ばれている。ウチワサボテンオイルとフラワーエキス配合で、透明感のある整った目元に。4位の『エッフェオーガニック(F ORGANICS)』は、密着度が高く、心地よい香りが楽しめる高保湿アイクリーム。エイジングにフォーカスした植物エキス配合で、使用した翌朝にはふっくらとした目元に。カラスムギエキスがハリ感を与える。5位の『ドゥーオーガニック(DO ORGANIC)』は、2020年11月発売の目元用バーム。じゅわっと、とろけるような濃厚テクスチャーで目元にぴたりと密着し、バームの膜厚ラップ効果で濃密なうるおいを与える。毎晩の『塗る目元パック』としてだけでなく、リップバーム、マスク擦れのケア、リッチなスペシャルパーツケアとしてマルチユースなのも魅力」。

 全体傾向については「売り上げが前年に届かないブランドもあるものの、カテゴリーとしては前年同月比43%増と伸長した。特に、ニュージーランド生まれの『アンティポディース』は一部店舗でのポップアップ開催などで認知度が急上昇。コロナ禍にも関わらず同376%増と躍進した」と、好調の理由を明かす。

小竹美沙:1984年生まれ。女性誌やウェブマガジンで、ナチュラル&オーガニック&サステナブルなコト、モノ、人びとについて取材&発信中。2009年から恵比寿のファッションスクールのオフィシャルライターとして広報資料のライティングにも携わる

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“100年後の地球にワクワクしたい”プロジェクト「ニーミー」とは? 豊島がサステナブル活動展開

 地球環境に負担をかけず、さらに作り手の環境や技術を守りながら、高いクオリティーの商品を適正価格で提供し、みんなに優しいモノ作りを循環させることを目指すプロジェクト「ニーミー(NEE MEE)」がスタートする。

 サステナビリティに先進的な繊維商社の豊島が主導するもので、プロジェクト第一弾として、生産農場と紡績工場を特定できるトレーサブルなオーガニックコットン糸“トゥルーコットン(TRUECOTTON)”を使ったリブのセットアップ(2万3000円)、タートルネックのボディスーツ(1万3000円)、ブラトップ(6900円)、キャミソール(7900円)を販売する。“トゥルーコットン”は、トルコの紡績グループのウチャクテクスティル(UCAK TEKSTIL)社と日系企業向けの独占契約を締結した豊島が手掛けているもの。同商品は、「ロンハーマン(RON HERMAN)」の千駄ヶ谷店、六本木店、二子玉川店、辻堂店、福岡店、および「ニーミー」のオフィシャルECサイトで2月27日に発売する。今後も、肌に優しい“トゥルーコットン”を使用したボディスーツやワンマイルウエアなど、新商品をほぼ毎月発売する予定だという。これを通して、日本のモノ作りや生産者をサポートする活動につなげていくほか、海外でもオーガニック繊維製品であることを証明するOCS認証を持った工場での生産も行っていく予定だ。

 さらに、今後はオーガニックコットンや地球環境に関するワークショップやコミュニティサロンなどを通して、サステナビリティに対する理解や認知度を高める情報発信活動を続けることで、“100年後の地球にワクワクしたい” プロジェクトを目指す。

 豊島は1989年にレンチング社の環境に優しいセルロース素材「テンセル」を手掛けて以来、地球環境保全やサステナブルな活動を数多く手掛けており、“トゥルーコットン”から始動した環境保全チャリティプロジェクト「セーブ・ネイチャー&アニマル・プロジェクト(Save nature and the animals project)」も行っている。

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スシローの寿司居酒屋「杉玉」、気がつけば30店。250店の最大手「や台ずし」にはない強みでトップ目指す

 回転寿司最大手のスシローが開発した寿司居酒屋「杉玉」が順調に店舗数を増やしている。現在約30店。600店にも及ぶスシロー本体からすれば、まだヒヨコのような新業態だが、将来性は十分。寿司居酒屋最大手「や台ずし」にはない強みが魅力だ。
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「実はオープンしたのは、ちょうど2年前。シュウマイブームを先読みしていたのか?」シウマイ酒場 創笑商店

 2020年は、シュウマイ専門店、シュウマイ酒場などニューフェイスが続々と誕生した。6月には日本シュウマイ協会も設立され、シュウマイマーケットの確かな兆しが見えた年でもあった。この、シュウマイブームを先読みしていたのか、2019年2月、東京・国分寺に「シウマイ酒場 創笑商店」が、ひっそりとオープンしていた。
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すし店の倒産、5年ぶりに30件超えか。資金力のない小・零細企業が9割。

2020年度(20年4月~21年3月)のすし店の倒産(負債1,000万円以上)は、21年1月までの10ヶ月間で28件(前年度同期比64.7%増)発生した。前年同期の1.6倍増と高水準で推移し、2月には2015年度以来、5年ぶりに30件台に乗せる可能性が高い。東京商工リサーチが発表した。
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「ヴィクター&ロルフ」が伊勢丹でポップアップ 限定ドールやメンズも販売

 「ヴィクター&ロルフ(VIKTOR & ROLF)」は東京・伊勢丹新宿本店でポップアップショップ“Viktor&Rolf Fashion Artists for Isetan”を2月20日~3月11日に開催する。

 昨年スタートした、志風音と協業のメンズライン「ミスター・ミスター(MISTER MISTER)」やウエディングライン「マリアージュ(MARIAGE)」なども取り扱う。「ミスター・ミスター」からはファーストシーズンで人気を集めたセットアップや、2021年春夏コレクションを中心に販売する。

 ポップアップ限定で「ビー・マイ・ベイビー!チェリー(BE MY BABY! CHERRY)」とのコラボドールと「クロカ(KLOKA)」とのドールハウスも発売する。ブランドのデザイナー、ヴィクター・ホスティン(Viktor Horsting)とロルフ・スノラン(Rolf Snoeren)をイメージしたドール2体のセットで、ドールハウスはアトリエをイメージした。

■Viktor&Rolf Fashion Artists for Isetan
日程:2月20日~3月11日
場所:伊勢丹新宿本店 本館2Fイセタン ザ・スペース
住所:東京都新宿区新宿3-14-1

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渋谷109でレトロな「ONE PIECE」アイテム販売、ストリートブランドの異色コラボ

 渋谷109は地下1階の独自編集売り場イマダマーケット(IMADA MARKET)で、ストリートブランド「オーバープリント(OVER PRINT)」と人気アニメ「ワンピース」のコラボアイテムを販売する。「ワンピース」の人気キャラクターのナミとバギーを独自のアレンジで描き下ろしたイラストをプリントしたロングスリーブTシャツ(6600円)とステッカー(1100円)を販売する。期間限定店は2月19日〜3月2日まで。

 「オーバープリント」は、レトロ50%、ストリート50%をコンセプトに2019年1月にスタート。1980年代風のアニメイラストのパーカやTシャツがSNSで人気を集めるストリートブランドで、公式インスタグラム(@over__official)のフォロワー数は約4.7万人。イラストはナミを古塔つみ、バギーをZERO ZERO HERO、の2人のイラストレーターが描き、ナミをプリントしたTシャツが6色、バギーのプリントTが4色展開となる。

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人気D2Cブランド「アメリ」が藤原ヒロシの「フラグメント」と初コラボ 3月20日に発売

 黒石奈央子が手掛けるECが主販路のウィメンズブランド「アメリ(AMERI)」は、藤原ヒロシが主宰する「フラグメント デザイン(FRAGMENT DESIGN)」とのコラボレーションアイテムを3月20日に発売する。ブルゾン、Tシャツ、ワンピース、トートバッグの5型で、藤原が作成したグラフィックや、コラボを意味する「AMERI FRGMT」のロゴがポイントだ。

 「(藤原と)2年前からお茶やランチをする機会があり、勇気を振り絞ってコラボをしてほしいと頼んだ」と黒石はコメント。総柄ロゴプリントのワンピース(2万2000円)やTシャツ(1万円)に加え、ガチャベルト付きのリバーシブルチノスカート(2万4000円)、背中にロゴを刺しゅうしたリバーシブルのサテンブルゾン(3万円)など、いつもの「アメリ」よりちょっと硬派なアイテムもそろう。

 発売は3月20日だが、3月1日に改装オープンする新宿ルミネ2の2階の店舗では改装に合わせて1日に発売。ブランドのユーチューブチャンネル「no rules for」では、コラボアイテムのスタイリングアイデアなどを発信している。

 

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コシノヒロコの集大成 安藤忠雄建築で550点が一堂に会す展覧会を開催

 デザイナーのコシノヒロコの集大成となる展覧会「コシノヒロコ展 -HIROKO KOSHINO EX・VISION TO THE FUTURE 未来へー」が4月8日~6月20日、兵庫県神戸市の兵庫県立美術館で開催される。

 同展は「ヒロココシノ(HIROKO KOSHINO)」のコシノヒロコが60年以上のデザイナー活動で作り上げたコレクション250点と、自身が手掛けてきた絵画作品200点を紹介するもの。コシノは建築家の安藤忠雄が設計した兵庫県芦屋市に構えるアトリエ兼自宅(現KHギャラリー芦屋)で創作活動を行ってきており、同じく安藤建築である兵庫県立美術館での作品展示が叶った。

 展示はオノマトペ(擬音語、擬態語)で表現した14のテーマで構成している。巨大な“ヒロコちゃん風船人形”が出迎える「フワフワ」から始まり、多様な文化や芸術から着想を得た代表作20点を大階段に並べる「ペチャクチャ」、女性アーティストとしての足跡をオノマトぺで解説する「人生オノマトペ84」、色彩と墨の絵画を展示する「ルンルン」と「ビュー」、歴代コレクションに使用されたカラフルなタイツのインスタレーション「ニョキニョキ」、コシノが2010年からデザインを担当する体操日本代表のユニフォームを紹介する「クルリンパッ」、折り紙をモチーフにしたペーパードレスと光のインスタレーション「きらきら」、絵画からインスピレーションを得た作品を展示する「チカチカ」「ヒラヒラ」「ピョン」、透明なアクリルケースに洋服作品を閉じ込めて見せる「ビヨ~ン ギュッ」、歴代の106点が集合する「ワクワク ドキドキ」、子どもたちとのコラボレーションで作り上げた絵の展示「クスクス スクスク」で締めくくる。

 会期中には、トークショーやファッションショーなどの関連イベントも開催する。ゲストとして作家の中谷彰宏(4月25日)やピアニストの横山幸雄(5月8日)、元阪神タイガース・野球解説者の赤星憲広(5月30日)らが登場し、コシノと対話する。また5月15、16日に開催するファッションショー 「GET YOUR SYTLE!」では、モデルとして出演する参加者や観覧者を募集している。

 2月17日にオンライン上で行われた記者会見でコシノは、この展覧会ではこれまで手掛けてきた2000点の作品の中から、“現代に通ずる作品のみ”を250点厳選したと説明する。「アーカイブとして重要な作品も多くあったが、今回は今につながる作品だけを選んだ。作品を見直すと今でも強いエネルギーのあるものが多くあり、自分でも感動した」と話す。絵画を一緒に展示する構成については「私は安藤忠雄さんのコンクリート打ちっ放しの空間でクリエイションを続け、その暮らしの中から、私のアートやファッションが生まれてきた。暮らし、アート、ファッションは誰もに密接なもの。今閉塞感のある中で、見る人々が元気になる源となるような展覧会にしたい」と語った。

■コシノヒロコ展 -HIROKO KOSHINO EX・VISION TO THE FUTURE 未来へ-
会期:4月8日~6月20日
時間:10:00~18:00(金、土曜日は20:00時まで)
休館:月曜日(5月3日は開館、5月6日は休館)
入場料:一般1800円、大学生1400円、高校生以下無料、70歳以上900円、障がいのある方(一般)450円、障がいのある方(大学生)350円
場所:兵庫県立美術館
住所:神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1

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コシノヒロコの集大成 安藤忠雄建築で550点が一堂に会す展覧会を開催

 デザイナーのコシノヒロコの集大成となる展覧会「コシノヒロコ展 -HIROKO KOSHINO EX・VISION TO THE FUTURE 未来へー」が4月8日~6月20日、兵庫県神戸市の兵庫県立美術館で開催される。

 同展は「ヒロココシノ(HIROKO KOSHINO)」のコシノヒロコが60年以上のデザイナー活動で作り上げたコレクション250点と、自身が手掛けてきた絵画作品200点を紹介するもの。コシノは建築家の安藤忠雄が設計した兵庫県芦屋市に構えるアトリエ兼自宅(現KHギャラリー芦屋)で創作活動を行ってきており、同じく安藤建築である兵庫県立美術館での作品展示が叶った。

 展示はオノマトペ(擬音語、擬態語)で表現した14のテーマで構成している。巨大な“ヒロコちゃん風船人形”が出迎える「フワフワ」から始まり、多様な文化や芸術から着想を得た代表作20点を大階段に並べる「ペチャクチャ」、女性アーティストとしての足跡をオノマトぺで解説する「人生オノマトペ84」、色彩と墨の絵画を展示する「ルンルン」と「ビュー」、歴代コレクションに使用されたカラフルなタイツのインスタレーション「ニョキニョキ」、コシノが2010年からデザインを担当する体操日本代表のユニフォームを紹介する「クルリンパッ」、折り紙をモチーフにしたペーパードレスと光のインスタレーション「きらきら」、絵画からインスピレーションを得た作品を展示する「チカチカ」「ヒラヒラ」「ピョン」、透明なアクリルケースに洋服作品を閉じ込めて見せる「ビヨ~ン ギュッ」、歴代の106点が集合する「ワクワク ドキドキ」、子どもたちとのコラボレーションで作り上げた絵の展示「クスクス スクスク」で締めくくる。

 会期中には、トークショーやファッションショーなどの関連イベントも開催する。ゲストとして作家の中谷彰宏(4月25日)やピアニストの横山幸雄(5月8日)、元阪神タイガース・野球解説者の赤星憲広(5月30日)らが登場し、コシノと対話する。また5月15、16日に開催するファッションショー 「GET YOUR SYTLE!」では、モデルとして出演する参加者や観覧者を募集している。

 2月17日にオンライン上で行われた記者会見でコシノは、この展覧会ではこれまで手掛けてきた2000点の作品の中から、“現代に通ずる作品のみ”を250点厳選したと説明する。「アーカイブとして重要な作品も多くあったが、今回は今につながる作品だけを選んだ。作品を見直すと今でも強いエネルギーのあるものが多くあり、自分でも感動した」と話す。絵画を一緒に展示する構成については「私は安藤忠雄さんのコンクリート打ちっ放しの空間でクリエイションを続け、その暮らしの中から、私のアートやファッションが生まれてきた。暮らし、アート、ファッションは誰もに密接なもの。今閉塞感のある中で、見る人々が元気になる源となるような展覧会にしたい」と語った。

■コシノヒロコ展 -HIROKO KOSHINO EX・VISION TO THE FUTURE 未来へ-
会期:4月8日~6月20日
時間:10:00~18:00(金、土曜日は20:00時まで)
休館:月曜日(5月3日は開館、5月6日は休館)
入場料:一般1800円、大学生1400円、高校生以下無料、70歳以上900円、障がいのある方(一般)450円、障がいのある方(大学生)350円
場所:兵庫県立美術館
住所:神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1

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編集者が手掛けるD2Cブランドが始動 インスタアカウント「白黒女子」と紐づけ

 編集者・ライターの海老原光宏がD2Cのウィメンズブランド「アッシュ(H)」を立ち上げた。「一度D2Cブランドというものをやってみたかった」という好奇心を出発点に、まずは2020年7月に「白黒女子(@shirokuro_joshi)」というインスタグラムのキュレーションアカウントをスタート。開始後約7カ月間でフォロワーが1万2000人となったことで、ワンピース3型、バッグ1型の販売を始めた。

 ブランド名の「アッシュ」は、インスタのアカウント名である白と黒を混ぜたグレー(アッシュは灰=グレーの意)に由来。そもそもアカウント名をなぜ「白黒女子」にしたのかというと、「インスタでは撮影するスタイリングやアイテムの色合いを切り口に発信しているアカウントが支持を集めるケースが多い」(海老原)と分析したから。その中で、モノトーン(白と黒)切り口のアカウントは、「モノトーンのシックなファッションを好む大人の女性は多いのにも関わらず、アバンギャルド系かゴシック系ファッションを打ち出すものばかりだった」ことから、狙いを定めた。

 「アッシュ」の企画に取り掛かったのは9月ごろ。友人・知人のつてで、組んでくれるデザイナーとパタンナーを探した。商品はもちろん白と黒のみで、第1弾ではボリュームスリーブのシャツワンピース(3万5800円)、スタンドカラーのワンピース(4万6800円)、ベルスリーブのボウタイワンピース(5万9800円)、シアーなミニバッグ(1万7800円)をそろえる。ワンピースはSとMの2サイズ展開。今回は在庫を積んでいるが、第2弾以降は受注生産とする。

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編集者が手掛けるD2Cブランドが始動 インスタアカウント「白黒女子」と紐づけ

 編集者・ライターの海老原光宏がD2Cのウィメンズブランド「アッシュ(H)」を立ち上げた。「一度D2Cブランドというものをやってみたかった」という好奇心を出発点に、まずは2020年7月に「白黒女子(@shirokuro_joshi)」というインスタグラムのキュレーションアカウントをスタート。開始後約7カ月間でフォロワーが1万2000人となったことで、ワンピース3型、バッグ1型の販売を始めた。

 ブランド名の「アッシュ」は、インスタのアカウント名である白と黒を混ぜたグレー(アッシュは灰=グレーの意)に由来。そもそもアカウント名をなぜ「白黒女子」にしたのかというと、「インスタでは撮影するスタイリングやアイテムの色合いを切り口に発信しているアカウントが支持を集めるケースが多い」(海老原)と分析したから。その中で、モノトーン(白と黒)切り口のアカウントは、「モノトーンのシックなファッションを好む大人の女性は多いのにも関わらず、アバンギャルド系かゴシック系ファッションを打ち出すものばかりだった」ことから、狙いを定めた。

 「アッシュ」の企画に取り掛かったのは9月ごろ。友人・知人のつてで、組んでくれるデザイナーとパタンナーを探した。商品はもちろん白と黒のみで、第1弾ではボリュームスリーブのシャツワンピース(3万5800円)、スタンドカラーのワンピース(4万6800円)、ベルスリーブのボウタイワンピース(5万9800円)、シアーなミニバッグ(1万7800円)をそろえる。ワンピースはSとMの2サイズ展開。今回は在庫を積んでいるが、第2弾以降は受注生産とする。

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若手筆頭株「エムエーエスユー」 世界を見据えた28歳デザイナーの挑戦

 OEMやブランド事業を行うソウキ(SOHIKI)が2017年春夏に立ち上げたメンズブランド「マス(M.A.S.U)」。18-19年秋冬シーズンに当時25歳の後藤慎平デザイナーが加入し、現在のブランド名「エムエーエスユー(MASU)」に改称してリブランディングを行った。複雑な加工や繊細な縫製、キャッチーなデザイン、手に届く価格帯を武器に20年春夏シーズンには、卸先がビームス(BEAMS)やトゥモローランド(TOMORROWLAND)など25アカウント、30店舗にまで拡大し、存在感が増している。海外進出も視野に入れて、2月18日には初のランウエイショーを控える。若手デザイナー筆頭株の後藤慎平「エムエーエスユー」デザイナーに現在に至るまでの経緯や苦悩、若手から見るファッション業界の在り方などを聞いた。

WWD:現在までの経歴を教えてください。

後藤慎平(以下、後藤):高校卒業後、文化服装学院に入学しました。在学中はビンテージショップのライラ(LAILA)でアルバイトをしていました。店にはフィービー・ファイロ(Phoebe Philo)在籍時の「セリーヌ(CELINE)」やマルタン・マルジェラ(Martin Margiela)が手掛けていた時代の「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」などの貴重なコレクションピースやアーカイブが並び、リメイクやお直し担当として1年間働きました。卒業後はそのままライラに入社して、21歳で同社のオリジナルブランド「セブン バイ セブン(SEVEN BY SEVEN)」の立ち上げに参加し、企画や生産管理を4年間務めました。その後、知人の紹介で現在の会社にデザイナーとして入社しました。

WWD:「エムエーエスユー」のコンセプトは?

後藤:丁寧語の「ます」に由来しています。「ます」は、日常で当たり前に使われてすぎて、あらためて意識されていない言葉。そういった普遍性に、服を通してフォーカスしたいという思いを込めました。そして、文字通り丁寧なクリエイションをしようという姿勢や気持ちも反映しています。クリエイションを通して新しい男性像を提案したいです。

WWD:新しい男性像とは?

後藤:「男だから泣くな」「男だから闘え」のような「男性だったらこうあるべきだ」という固定概念や風潮が昔から苦手でした。男性も繊細な感情や弱い部分、細やかさ、優しさを持っています。そういった小さな幸せに気付けるような感性は素敵ですし、人生が豊かになる。だから、その視点を洋服で伝えたいです。ファッションにハマったきっかけがビンテージなので、ポケットの裏に何かが書いてあったり、ほこりやごみに混じってメモが入っていたりすることに気付くのも、一種の感性だと考えています。「エムエーエスユー」のアイテムでいうと、ウエストの裏地に無数のクローバーの刺しゅうをあしらったテープが付くパンツがあるんですが、その中にランダムで四葉のクローバーを入れており、気付いた人だけが楽しめるポイントです。

WWD:ほかのブランドにない強みは?

後藤:僕はライラでデザイナーズからジャンクな物まで膨大なビンテージ服に触れてきました。時には博物館に入るような貴重な資料(服)を解体して作りを学びました。それが、僕の知識と経験になり、ほかにはない服作りに役立っていると思います。また、親会社の出資元が、中国・大連で縫製工場を運営する会社というのも強みです。大連の工場の職人が難しい縫製にも取り組んでくれているのでデザインの幅が広がり、コストを抑えることができます。

WWD:インスピレーション源は?

後藤:日常的に感じる不満や疑問、怒りなどの感情の原因を突き詰め、クリエイションとしてプラスに表現できるかを考えます。文化服装学院の図書館で過去の資料やコレクションブックなどで気になったルックをいくつも記録して、スタイルやディテールなどの共通点を探すときもあります、そうすれば自分自身の内面を理解することができて、コレクションの表現にもつながります。

WWD:前身の「マス」に参加したときは、ブランドをどのように変えていこうと思った?

後藤:自分のスタイルを無理に変えても、上手くいかないと思いました。だからブランドをただ引き継ぐのではなく「リブランディングさせてくれ」と伝えました。当時はストリートが全盛期で、僕にはその背景がなかったので、時代に迎合した服作りをしても、自分にずっと嘘をつき続けることになる。であれば例え受け入れられなくても、自分が積み重ねてきたものに賭けたいと思いました。

WWD:取り扱いも年々増えるなど順風満帆なイメージだが。

後藤:ストリート全盛期に現れた得体のしれない若者のブランドなので、最初はビジネス的には厳しかったです。みんなに好かれるような “売れる”スタイルは理解しつつも、そこに舵を切りたくないという葛藤と周囲の期待に早く応えなきゃというプレッシャーがありました。自分の感覚を100%信じたクリエイションだけで勝負するのは、賭けにも近い感覚でしたが、幸いなことに評価してくれるお店やスタイリストが少しずつ増えていったので、徐々に軌道に乗ってきたという感覚です。当時も今も変わらず、大変ですが。

WWD:28歳という立場からファッション業界をどう変えていきたい?

後藤:「ファッション業界は華やかさと苦しさが隣り合わせだ」と、この業界に入る前からよく耳にしてきました。やりがい搾取でネガティブなイメージを持つ人が業界内外にもたくさんいると思います。でも社会は流れに身を任せるのではなく、作っていくものです。自身がこうなりたい、こうしたいという気持ちに貪欲であるべき。僕は子どもの頃に思い描いていた、結婚して家や車を持つ大人像を今も諦めたくないです。業界の若い人たちも同じ気持ちじゃないでしょうか。ファッション業界でその思いを貫くために、どうしたらいいかを常に考えるべきだし、ファッションの魅力や地位をもっと高めていく努力を絶やしちゃいけない。僕はこれから先も今の姿勢でやり続けたいです。

WWD:5年後、10年後にブランドはどうなっていたい?

後藤:まず国内で人を熱狂させて、その熱量が他国からどう評価されるのかを感じたいです。新型コロナウイルスの影響で、海外で展示会やショーを行うのが難しいので、国内で実直にコツコツ伸ばしていきたいです。今は海外進出が難しいので、国内でしっかり発信していこうという意識が強くなりました。

WWD:東コレには出たいと思わない?

後藤:東京はパリコレのように多くの海外バイヤーが買い付けに来るわけではないので、今は出たいとは思いません。会場選びの面白さや演出での表現など単独ショーだからこそ伝えられるテーマやコンセプトがあるので、2月にブランド初のランウエイショーを開催すると決めました。

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「ジバンシィ」初の日本人アンバサダーに片寄涼太 「マシューとのコラボも楽しみ」

 「ジバンシィ(GIVENCHY)」は、歌手で俳優の片寄涼太がアンバサダーに就任することを発表した。同ブランドが日本人をアンバサダーに起用するのは初めてで、契約期間は1年間。

 片寄涼太は2012年にGENERATIONS from EXILE TRIBEのボーカルとしてキャリアをスタート。国内外の映画やドラマにも出演し、自身の才能と活動の場を広げてきた。「ジバンシィ」は「片寄氏の情熱やスタイルは、『ジバンシィ』の価値を体現するアンバサダーとして理想的であり、ブランドと商品のプロモーションにおいて大いなる活躍を期待している」と起用した理由を説明する。

 マシュー・M・ウィリアムズ(Matthew M. Williams)「ジバンシィ」クリエイティブ・ディレクターは、「片寄氏は無限の可能性を秘めたパフォーマー。そのパーソナリティーや価値、そして独自のスタイルはまさしく『ジバンシィ』のフィロソフィーと共鳴する」とコメントした。

 片寄涼太は「『ジバンシィ』の日本のアンバサダーとして選んでいただき、とても光栄で、クリエイティブ・ディレクターのマシュー・M・ウィリアムズ氏とのコラボレーションも非常に楽しみです。ブランドの長い歴史に尊敬の意を込めて、日本のエンターテインメント業界で僕なりの立場で『ジバンシィ』を広めていきたいと思います。由緒あるスタイルに、マシューが彼自身のアイデアやデザインをどうやって融合させるかをとても楽しみにしています」と意気込みを見せた。
 
 マシュー・M・ウィリアムズによる「ジバンシィ」は、2021年春夏コレクションでデビュー。プロダクト重視の考えから、ルックで発表した。同コレクションのキャンペーンでは、ウィリアムズの友人でもあるケンダル・ジェンナー(Kendall Jenner)、ベラ・ハディッド(Bella Hadid)、プレイボーイ・カルティ(Playboi Carti)のほか、モデルのアノック・ヤイ(Anok Yai)とリアム・パワーズ(Liam Powers)を起用した。

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BLACKPINKのLISAが若手の登竜門ANDAM賞の審査員に フィービー・ファイロも参加

 フランス国立モード芸術開発協会が主催する「ANDAMファッション・アワード(ANDAM Fashion Award以下、ANDAM)」は、2021年度の審査員の1人に人気韓国アイドルグループBLACKPINKのLISAを選んだ。他にも中国の歌手クリス・リー(Chris Lee)やカービー・ジーン・レイモンド(Kerby Jean-Raymond)「パイヤー モス(PYER MOSS)」デザイナー、フィービー・ファイロ(Phoebe Philo)前「セリーヌ(CELINE)」クリエイティブ・ディレクターも招聘。フィービーがファッションシーンに登場するのは17年に「セリーヌ」を去って以来だ。

 審査員には他にも、フランスの歌手兼俳優のルー・ドワイヨン(Lou Doillon)、フォトグラファーのユルゲン・テラー(Juergen Teller)と彼のクリエイティブ・パートナーのドヴィレ・ドリザイト(Dovile Drizyte)、アントワープ王立芸術学院のリンダ・ロッパ(Linda Loppa)名誉教授、投資家であり起業家でもあるナタリー・マセネット(Natalie Massenet)、アマゾン(AMAZON)のサリー・シンガー(Sally Singer)=ファッション・ディレクション責任者、スタイリストのマリー・シェー(Marie Chaix)、スタイリスト兼「M ル・モンド( M Le Monde)」エディターのスザンヌ・コラー(Suzanne Koller)、「ヴォーグ・ドット・コム(VOGUE.com)」エディターのチオマ・ナディ(Chioma Nnadi)、インスタグラムではPam Boyとして知られる「パーフェクト・マガジン(The Perfect Magazine)」エディターのピエール・マペーレ(Pierre M’Pele)が参加する。

 審査員長を務めるのは、セドリック・シャルビ(Cedric Charbit)=バレンシアガ社長兼最高経営責任者(CEO)。21年度のANDAMに向けて、「審査員はさまざまな分野から構成されており、今日のクリエイティビティーを多面的に表す面々だ。これからを担う才能の発掘に、大きく役立つだろう。審査員はそれぞれの功績だけでなく、時代に変化を与えた刺激的な存在ということから選んだ。参加を決めてくれて感謝している」と語った。

 今回から賞金を25万ユーロ(約3100万円)から30万ユーロ(約3800万円)に引き上げ、審査員はリモートで参加する。エントリーは4月27日まで募集しており、結果は5月末に発表する予定だ。

 なお、20年度のANDAMは新型コロナウイルスの感染拡大によって苦戦を強いられているファッション業界の状況をふまえ、「ファミリー ファンド アワード」という特別な賞を設置。過去の受賞者またはファイナリストに焦点を当て、「マリーン・セル(MARINE SERRE)」と「Y/プロジェクト(Y/PROJECT)」に授与した。

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ブシュロンCEOに聞く新作ハイジュエリーとコロナによる教訓

 フランス発ジュエラー「ブシュロン(BOUCHERON)」は1月、新作ハイジュエリー“ヒストリー オブ アール・デコ”を発表した。テーマはコレクション名にあるように“アール・デコ”。「ブシュロン」といえば、本物の花びらやエアロゲルなどを使用した既成概念を超えたハイジュエリーが印象的だ。今回、ジュエリーでは定番的な“アール・デコ”というテーマを採用した理由やコレクションの見どころ、そして、コロナによるビジネスの影響についてエレーヌ・プリ・デュケン(Helene Poulit Duquesne)最高経営責任者(CEO)にオンラインインタビューした。

WWD:新作ハイジュエリーのテーマに、ここ数シーズン続いた独創的なテーマではなく定番的なアール・デコを選んだ理由は?

エレーヌ・プリ・デュケンCEO(以下、プリ・デュケン):「ブシュロン」では年に2回ハイジュエリーを制作している。1月はどちらかというとクラシックなテーマを採用し、7月は新素材や新しい技術を使用した革新的でクリエイティブな面を強調したコレクションになっている。昨年の1月はメゾンのアイコンの一つであるクエスチョンマークがテーマだった。今回の“アール・デコ”というテーマはクリエイティブ・ディレクターのクレール・ショワンヌ(Claire Choinne)が選び、現代的な解釈を加えた。「ブシュロン」は自然やアール・ヌーヴォーのイメージが強いが、ほかのジュエラーよりもアール・デコと深いつながりがある。1925年に開催されたパリ万博では、アール・デコ作品を232点発表し、高く評価され、3点は受賞作品に選ばれたが、一般にはあまり知られていない。それを知ってもらうきっかけとなるコレクションだ。

WWD:今回のコレクションの見どころは?いちばん高額なアイテムは?

プリ・デュケン:アール・デコが過去のものではないということを実感してもらえるはずだ。今回のコレクションはフレッシュでコンテンポラリーな解釈を加えている。1925年の作品と2021年の作品を比べてみると、普遍性がありデザインされた50年後も通用するはずだ。最も高額な“プラストロン エメロード”ネックレスは約1070カラットのエメラルドを使用しており、価格は約400万ユーロ(xxxxxx円)。そのほかにも、コロンビアから28個ものエメラルドを調達して21年らしいアール・デコを表現した作品もある。オニキスやロッククリスタルを使用したり、配置を水平にしたりV字にしたりすることで現代的に見せている。

WWD:毎回ジュエリーの概念を超えるクリエイションに挑戦しているが、今回のコレクションでは?

プリ・デュケン:今回のコレクションのチャレンジは、調達が困難なエメラルドを見つけることあった。約1070カラットものエメラルドのビーズやクオリティーの揃った28個ものエメラルドを見つけられたことは奇跡とも言える。これはクレールの力によるところが大きい。

WWD:前シーズンからハイジュエリーのプレゼンテーションビデオに若い男女を起用しているが、その意図は?

プリ・デュケン:必要だと感じるときに男女モデルを採用しているだけで、特にステートメント的なものではない。社会学的な視点から見ると、皇帝やマハラジャといった権力のある男性がハイジュエリーを着用していた。ところが、フランス革命以降、男性は石付きのジュエリーを付けなくなった。現在の男性が付けるのはリングとウオッチくらい。だからウオッチ市場は伸びているのだと思う。それは、残念なこと。一方でアジアの男性は、ファッションにジュエリーを取り込んで楽しんでいる。ヨーロッパの男性にもアジアの男性同様にジュエリーを付けてほしいと思う。今回のテーマである“アール・デコ”は、クリアなシェイプやライン、そしてブラックとホワイトのコントラストが特徴だ。クレールはそのコントラストがフェミニンとマスキュリンに置き換えている。だから、このコレクションは男性が付けても自然で美しい。その姿をコミュニケーションに反映した。「ブシュロン」には、既に“キャトル”というジェンダーレスなコレクションがある。それは、メゾンのDNAといってもいい。“ジャック ドゥ ブシュロン”も同様だ。男性、女性という性別に関係なく、個人の好みで選んでもらえるジュエリーを提供している。

コロナは急速な変化をもたらした教訓

WWD:コロナでジュエリーの紹介や販売方法はどのように進化したか?

プリ・デュケン:コロナになってからは、ライブストリームやクレールにコレクションについて語ってもらうビデオを作成するなどデジタルを活用している。フランスでは曜日を限定して、実際にコレクションを見てもらう機会も作っており、デジタルとアナログ両方をミックスしている。コロナ以前は、顧客にコレクションを見にきてもらっていたが、今はコレクションが世界各国を巡回するようになった。バーチャル・セールスにも注力している。スタッフ3人とカメラマン2人が必要で、何を見せるかスムーズに見せることが大切だ。なぜなら、顧客は15分程度で飽きてしまうから。高額品の場合は、実際みたいというリクエストもあるので、ジュエリーを送るなどして対応している。

WWD:コロナ禍におけるビジネスの状況は?

プリ・デュケン:全体的に売り上げは落ちていない。以前は、パリや海外で購入するというケースが多かったが、移動が制限される中、どうやって実物を見せるかが課題。販売方法が複雑になってきている。

WWD:コロナ前後で富裕層や顧客の消費傾向に変化は見られるか?

プリ・デュケン:あまり変化はない、投資と考えてジュエリーを購入する人もいるが、売れ筋の平均価格帯には変化はない。一方コロナでブライダル需要が伸びている。20年5月にヴァンドーム本店営業を再開した際は、多くの若いカップルによる来店が見られた。また、誕生日や記念日などのギフト需要も増えている。

WWD:コロナで先行きが見えない中における課題と対策は?

プリ・デュケン:昨年の状況を克服してビジネスをどう継続していくかが課題だ。リモート販売をはじめ、ECではクリック&コレクト、またチャットボードを設けた。スタッフもそれらに慣れ始めている。これらはコロナが終焉しても使い続けるサービスだ。いろいろな販売方法をミックスして顧客が満足いくものを提供するべき。コロナによって選択の余地なくスピーディーな変化が求められた。コロナがなければ3~4年かかったことを優先して実現しなければならなかった。それは、ある意味、コロナのポジティブな面だった。コンフォート・ゾーンをでて変化するときだという教訓だと考える。

WWD:コロナでデジタル化が加速しているが、その対局にあるクラフツマンシップなどをどのように伝えるか?

プリ・デュケン:クラフツマンシップはデジタルと対局ではない。アトリエでの制作風景などを撮影たり工夫をしてクラフツマンシップを前面に押し出す。クラフツマンシップを伝えることはとても大切だ。ハイジュエリーは資産価値があり、代々受け継がれるもの。その品質の背景にあるのがクラフツマンシップで、それを見せるべきだと思う。職人の仕事ぶりだけでなく、われわれが挑戦している革新的な研究開発についても動画などを使って伝えていくつもりだ。

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アディダス、「リーボック」売却を正式発表

 アディダス(ADIDAS)は、傘下ブランド「リーボック(REEBOK)」を売却することを正式に発表した。

 同社は2006年に「リーボック」を31億ユーロ(約3937億円)で買収したものの、同ブランドの業績は長らく低迷。20年10月には売却を検討していると複数の海外メディアが報じ、同社は12月にこれを認めていた。

 売却は25年までの5カ年計画の一環として行うもので、計画の詳細は3月10日に開催する投資家およびメディア向けの説明会で発表する。なお売却予定であることから、「リーボック」は21年第1四半期決算から非継続事業として取り扱われる。

 カスパー・ローステッド(Kasper Rorsted)=アディダス最高経営責任者は、「慎重に検討した結果、『リーボック』と『アディダス』は互いに独立した状態のほうがそれぞれ大きく成長できるとの結論に達した。今後数カ月は、『リーボック』とそのチームの将来的な成功のために尽力する」とコメントした。

 売却先について現時点では明らかになっていないが、20年10月には「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」「ティンバーランド(TIMBERLAND)」「ヴァンズ(VANS)」などを擁するVFコープ(VF CORP)や、「フィラ(FILA)」を擁するアンタ・インターナショナル・グループ・ホールディングス(ANTA INTERNATIONAL GROUP HOLDINGS)が、12月には「バーニーズ ニューヨーク(BARNEYS NEWYORK)」「ブルックス ブラザーズ(BROOKS BROTHERS)」「フォーエバー21(FOREVER 21)」などを保有するブランドマネジメント企業のオーセンティック・ブランズ・グループ(AUTHENTIC BRANDS GROUP)などが有力な候補として挙げられている。

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アディダス、「リーボック」売却を正式発表

 アディダス(ADIDAS)は、傘下ブランド「リーボック(REEBOK)」を売却することを正式に発表した。

 同社は2006年に「リーボック」を31億ユーロ(約3937億円)で買収したものの、同ブランドの業績は長らく低迷。20年10月には売却を検討していると複数の海外メディアが報じ、同社は12月にこれを認めていた。

 売却は25年までの5カ年計画の一環として行うもので、計画の詳細は3月10日に開催する投資家およびメディア向けの説明会で発表する。なお売却予定であることから、「リーボック」は21年第1四半期決算から非継続事業として取り扱われる。

 カスパー・ローステッド(Kasper Rorsted)=アディダス最高経営責任者は、「慎重に検討した結果、『リーボック』と『アディダス』は互いに独立した状態のほうがそれぞれ大きく成長できるとの結論に達した。今後数カ月は、『リーボック』とそのチームの将来的な成功のために尽力する」とコメントした。

 売却先について現時点では明らかになっていないが、20年10月には「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」「ティンバーランド(TIMBERLAND)」「ヴァンズ(VANS)」などを擁するVFコープ(VF CORP)や、「フィラ(FILA)」を擁するアンタ・インターナショナル・グループ・ホールディングス(ANTA INTERNATIONAL GROUP HOLDINGS)が、12月には「バーニーズ ニューヨーク(BARNEYS NEWYORK)」「ブルックス ブラザーズ(BROOKS BROTHERS)」「フォーエバー21(FOREVER 21)」などを保有するブランドマネジメント企業のオーセンティック・ブランズ・グループ(AUTHENTIC BRANDS GROUP)などが有力な候補として挙げられている。

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ユニクロの「LifeWearマガジン」がロゴ入りグッズを発売 21年春夏号は村上春樹のインタビューなどを掲載

 「ユニクロ(UNIQLO)」はフリーマガジン「LifeWear マガジン」の2021年春夏号を2月19日から配布する。日英バイリンガル表記で、全世界の店頭などで約150万部を配布予定だ。新たな取り組みとして、「LifeWearマガジン」のロゴ入りオリジナルグッズを作成し、東京・銀座の「ユニクロ トウキョウ」や、代官山の蔦屋書店でポップアップストアを開催する。

 「ユニクロ トウキョウ」でのポップアップストアは19日から実施。刺しゅうやプリントで「LifeWearマガジン」のロゴを表現したTシャツ(1990円)やフーディー(3490円)、キャップ(2490円)、トートバッグ(2490円)などをそろえ、関連書籍とともに販売する。代官山の蔦屋書店では、2月20日~3月4日に実施する。

 同マガジンは19年8月に創刊。元「ポパイ(POPEYE)」編集長の木下孝浩ユニクロR&D担当上席執行役員がクリエイティブ・ディレクターを務める。第4号となる今号は「Find Your Healthy」がテーマで、作家の村上春樹と建築家の安藤忠雄のインタビューなどを掲載している。紙面だけでなくウェブコンテンツも同時に発信しており、村上春樹へのインタビューなどのコンテンツは既にウェブで公開中だ。

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ユニクロの「LifeWearマガジン」がロゴ入りグッズを発売 21年春夏号は村上春樹のインタビューなどを掲載

 「ユニクロ(UNIQLO)」はフリーマガジン「LifeWear マガジン」の2021年春夏号を2月19日から配布する。日英バイリンガル表記で、全世界の店頭などで約150万部を配布予定だ。新たな取り組みとして、「LifeWearマガジン」のロゴ入りオリジナルグッズを作成し、東京・銀座の「ユニクロ トウキョウ」や、代官山の蔦屋書店でポップアップストアを開催する。

 「ユニクロ トウキョウ」でのポップアップストアは19日から実施。刺しゅうやプリントで「LifeWearマガジン」のロゴを表現したTシャツ(1990円)やフーディー(3490円)、キャップ(2490円)、トートバッグ(2490円)などをそろえ、関連書籍とともに販売する。代官山の蔦屋書店では、2月20日~3月4日に実施する。

 同マガジンは19年8月に創刊。元「ポパイ(POPEYE)」編集長の木下孝浩ユニクロR&D担当上席執行役員がクリエイティブ・ディレクターを務める。第4号となる今号は「Find Your Healthy」がテーマで、作家の村上春樹と建築家の安藤忠雄のインタビューなどを掲載している。紙面だけでなくウェブコンテンツも同時に発信しており、村上春樹へのインタビューなどのコンテンツは既にウェブで公開中だ。

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雑誌「ペン」が隔週から月刊へ

 CCCメディアハウスが発行するカルチャー&ライフスタイル誌「ペン(PEN)」は、4月15日発売号をもって月2回の刊行を終了する。5月28日発売の7月号からは、月刊誌として発行。編集長は、1月に就任した福川由布子が続投する。同社は、「月刊化に伴うリニューアルにより、ボリューム、クオリティー共にさらに充実した情報を発信していく」と説明している。

 公式サイト「ペン オンライン(PEN ONLINE)」も、クリエイターと読者をつなぐハブとしての機能を持った新たなサイトにリニューアルする予定だ。

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雑誌「ペン」が隔週から月刊へ

 CCCメディアハウスが発行するカルチャー&ライフスタイル誌「ペン(PEN)」は、4月15日発売号をもって月2回の刊行を終了する。5月28日発売の7月号からは、月刊誌として発行。編集長は、1月に就任した福川由布子が続投する。同社は、「月刊化に伴うリニューアルにより、ボリューム、クオリティー共にさらに充実した情報を発信していく」と説明している。

 公式サイト「ペン オンライン(PEN ONLINE)」も、クリエイターと読者をつなぐハブとしての機能を持った新たなサイトにリニューアルする予定だ。

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会心の「セリーヌ オム」に辛口な仏メディアも絶賛 「エルメス」「ディオール」など海外紙のメンズコレ評

 1月19〜24日に2021-22年秋冬シーズンのパリ・メンズ・ファッション・ウイークがデジタルで開催された。フランスは20年10月30日に2度目のロックダウンが始まり、クリスマス前に小売店が再開するも、年明けからは感染力の高い変異種が拡大。ファッション・ウイーク期間中は夜6時から翌朝6時まで外出が制限され、1月21日にはヨーロッパ内の移動でも陰性証明が必須となった。フランスが拠点のブランドはパリでバイヤー向けに展示会を開いたが、密の状態を避けるためにほとんどのメディア関係者は招待されなかった。そのためフランス各紙に掲載されたレビューは例年よりも少な目。ここでは、ビッグメゾン中心に各紙のコレクション評を紹介する。

HERMES
「最も優れたカラーリスト」

 各紙から最も高く評価されたのは「エルメス(HERMES)」だった。前季に続き、舞台演出家のシリル・テスト(Cyril Teste)とコラボレーションした映像でコレクションを披露した。会場は、フランスの公的機関で使用される家具や調度品、テキスタイルを製作しているモビリエ・ナショナル(Mobilier National)。約30人のモデルが行き交い、あいさつを交わし、階段で雑談を楽しむといった内容だ。色使いが特徴的で、クミンやワームウッド、藤といった刺激的な名前のニュートラルカラーに心を奪われたジャーナリストが多かったようだ。仏新聞「ル・モンド(LE MONDE)」は、アーティスティック・ディレクターのヴェロニク・ニシャニアン(Veronique Nichanian)を「最も優れたカラーリスト」と評した。仏新聞「ル・フィガロ(LE FIGARO)」のマチュー・モージュ・ズッコーニ(Matthieu Morge Zucconi)は「ニシャニアンは快適性や素材の品質、服の変形と多様性、生地の再利用と製造に対する信念を映像でも伝えた。これらのアイテムは多くの方法で、多くのシチュエーションで着用できる」と説明。ニシャニアンは同紙に対し「新しい生き方や着こなし、働き方の概念を分かりやすく表現したかった」と語る。仏ウェブメディア「ファッション・ネットワーク(FASHION NETWORK)」のゴドフリー・ディーニー(Godfrey Deeny)も「カジュアルとラグジュアリーを両立した、ロックダウンに最適なウエア」とするも、若く美しい青年ばかりのモデルの人選にはやや不満だったようだ。「キャスティングを再考してほしい。彼らのルックスは理想的な義理の息子、もしくは最近スタートアップ企業を立ち上げた才能ある若手実業家のようだ。でも美しいスニーカーを履くべきなのは、彼らのような若い世代だけではない」。

DIOR
「尊敬せずにはいられない」

 キム・ジョーンズ(Kim Jones)率いる「ディオール(DIOR)」も高評価だった。今季はスコットランド生まれの現代アーティスト、ピーター・ドイグ(Peter Doig)との協業で、魅惑的な異国情緒とポップな軍服主義をミックスしたようなコレクションだった。キムは「ル・フィガロ」に対して「オプティミズム(楽観主義)を保つために祝杯を挙げたかった。世界で起きていることに反応するのは大切だから。世界には心の潤滑剤が必要なんだ」とコメント。「ディオール」のアーカイブを再解釈し、1947年に登場したアイコニックな“バー”ジャケットをはじめ、60年代に同ブランドのデザイナーを務めたマルク・ボアン(Marc Bohan)が制作したドレス、フランス芸術アカデミーのコスチュームに着想を得た刺しゅうや装飾が付くユニフォームなど、インスピレーションソースは多岐にわたる。「ル・フィガロ」は「キムは『ディオール』の財産であるアーカイブと、クチュールの技術をメンズ服で見事に表現した。尊敬せずにはいられない」と称賛。レモンイエローやブラッドオレンジなどの鮮やかなカラーと、ネイビー、モーブ、グレーといった落ち着いた色調を組み合わせて、ピーター・ドイグの作品のように繊細なカラーリングも高評価だったようだ。

LEMAIRE
「彼らはさらに成功する」

 色彩の美しさでは、「ルメール(LEMAIRE)」も強く印象に残っている。グラデーションのコートやレイヤードすることで深みが増すカラーパレットには、“着る人の個性を強調するための衣服”というデザイナーデュオ、クリストフ・ルメール(Christophe Lemaire)とサラ=リン・トラン(Sarah-Linh Tran)の哲学が今季も貫かれていた。「通気性のあるコットンやコーデュロイ、シェットランドウールなどの素材の品質と、使いやすさを優先したカッティングは日常生活のための全てが合理的かつ知的に考えられている。半年ごとにワードローブに革命を起こすのではなく、追加することで更新していくというアプローチは、パンデミックによって強化された。今年の冬は、彼らがさらに成功する姿を私たちは見ることになるだろう」と「ル・モンド」紙は予期している。

LOUIS VUITTON
「批判者を納得させる出来ではない」

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は壮大な映像とキャッチーなアイテムが多く登場したものの、各紙のレビューは意外に少なかった。今季の着想源は、アフリカ系アメリカ人の小説家ジャームズ・ボールドウィン(James Baldwin)が、スイスの村で唯一の有色人種として過ごした経験を綴った1953年出版のエッセイ「ストレンジャー・イン・ヴィレッジ(Stranger in Village)」だ。会場はパリのテニスクラブで、大理石のブロックや鏡の装飾を設置し、ソール・ウィリアムズ(Saul Williams)が詩を口ずさんだり、ヤシーンベイ(YASIIN BEY)がラップを披露したりする中をモデルが行き交う演出だった。キルトやカウボーイハット、ガーナの民族衣装ケンテを再現するなど、多国籍の文化を象徴するアイテムで多様性を表現した。最も目を引いたのは、ノートルダム寺院やエッフェル塔といったパリのランドマークを立体的に組み合わせたトップスだ。「ル・フィガロ」は、昨年8月に発表した同ブランドのコレクションが、ウォルター・ヴァン・ベイレンドンク(Walter Van Beirendonck)のコピーではないかと一部から批判されたことを振り返り、皮肉交じりにこう評価した。「彼のファッションスキルは定期的に疑問視されている。今季も彼の批判者を納得させる出来ではないかもしれないが、コピーではないという彼の署名を雑多に残すことはできた」。

CELINE HOMME
「アンチを黙らせる出来」

 「セリーヌ オム(CELINE HOMME)」はパリメンズの公式スケジュールには参加せず、2月8日にデジタル形式で発表。“ティーン・ナイト・ポエム(Teen Knight Poem)”と題したコレクションは、ゲーム・オブ・スローンズ風の約13分間のフィルムで、16世紀に建てられたシャンボール城が舞台だ。アーティスティック、クリエイティブ&イメージディレクターのエディ・スリマン(Hedi Slimane)は、同コレクションを「若者とルネサンスへの頌歌」とし、「新しいロマン主義。若者は、ゲームと新しいアイデンティティーの架空のコードで自分自身を表現している」と説明している。さらに、エディは十代の頃にシャンボール城を訪れて、荘厳なモノクロの光景に魅了されたと付け加えている。城を築いたフランソワ1世は20歳にして王位継承後、レオナルド・ダ・ヴィンチ(Leonardo da Vinci)らの芸術家をフランスに招き入れた人物であり、フランスの芸術の礎を築いたとされる重要人物だ。コレクションにはケープやスパンコールが刺繍されたパンツ、レザージャケットにベスト、肩を落としたコート、スタッズが散りばめられたフーディーなどを着用し、メイクをした若いモデルが鋭い視線で力強く歩く。「ル・フィガロ」は「靴下が見える丈のパンツやチェックシャツ、細いネクタイ、トレンチコート、ゴシックなどエディのおなじみのアイテムを、これまでとは違ったシルエットで構成し、新しいロマン主義を表現した」と評した。辛口批評家として知られる「ファッション・ネットワーク」のディーニーも「今回のコレクションで、エディが『セリーヌ』を去る日を指折り数えていたアンチを黙らせただろう。今季のメンズ・コレクションの中で一番の出来」と称賛している。

次こそリアルショーの復活を

 今季のパリ・メンズ・ファッション・ウイーク期間中は、イベントなども一切開催されなかった。唯一開かれていたのが、ルイ・ヴィトン本社の1階に位置するスペースで行われた限定ショップだ。ヴァージルのこだわりで、ポップアップではなく“レジデンス(居住)”と呼ばれ、2021年春夏メンズ・コレクションと限定品が販売された。話題と盛り上がりに欠けるファッション・ウイークではあったものの、次シーズンにはリアルのショーが復活することを期待したい。今年はパリに、ニューヨーク発のスニーカーセレクトショップ「キス(KITH)」やミラノのコンセプトストア「モーズ(MODES)」、LVMHグループの複合施設「サマリテーヌ百貨店」がオープン予定と話題が豊富なので、街に人と活気が戻ってくることを願っている。

ELIE INOUE:パリ在住ジャーナリスト。大学卒業後、ニューヨークに渡りファッションジャーナリスト、コーディネーターとして経験を積む。2016年からパリに拠点を移し、各都市のコレクション取材やデザイナーのインタビュー、ファッションやライフスタイルの取材、執筆を手掛ける

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会心の「セリーヌ オム」に辛口な仏メディアも絶賛 「エルメス」「ディオール」など海外紙のメンズコレ評

 1月19〜24日に2021-22年秋冬シーズンのパリ・メンズ・ファッション・ウイークがデジタルで開催された。フランスは20年10月30日に2度目のロックダウンが始まり、クリスマス前に小売店が再開するも、年明けからは感染力の高い変異種が拡大。ファッション・ウイーク期間中は夜6時から翌朝6時まで外出が制限され、1月21日にはヨーロッパ内の移動でも陰性証明が必須となった。フランスが拠点のブランドはパリでバイヤー向けに展示会を開いたが、密の状態を避けるためにほとんどのメディア関係者は招待されなかった。そのためフランス各紙に掲載されたレビューは例年よりも少な目。ここでは、ビッグメゾン中心に各紙のコレクション評を紹介する。

HERMES
「最も優れたカラーリスト」

 各紙から最も高く評価されたのは「エルメス(HERMES)」だった。前季に続き、舞台演出家のシリル・テスト(Cyril Teste)とコラボレーションした映像でコレクションを披露した。会場は、フランスの公的機関で使用される家具や調度品、テキスタイルを製作しているモビリエ・ナショナル(Mobilier National)。約30人のモデルが行き交い、あいさつを交わし、階段で雑談を楽しむといった内容だ。色使いが特徴的で、クミンやワームウッド、藤といった刺激的な名前のニュートラルカラーに心を奪われたジャーナリストが多かったようだ。仏新聞「ル・モンド(LE MONDE)」は、アーティスティック・ディレクターのヴェロニク・ニシャニアン(Veronique Nichanian)を「最も優れたカラーリスト」と評した。仏新聞「ル・フィガロ(LE FIGARO)」のマチュー・モージュ・ズッコーニ(Matthieu Morge Zucconi)は「ニシャニアンは快適性や素材の品質、服の変形と多様性、生地の再利用と製造に対する信念を映像でも伝えた。これらのアイテムは多くの方法で、多くのシチュエーションで着用できる」と説明。ニシャニアンは同紙に対し「新しい生き方や着こなし、働き方の概念を分かりやすく表現したかった」と語る。仏ウェブメディア「ファッション・ネットワーク(FASHION NETWORK)」のゴドフリー・ディーニー(Godfrey Deeny)も「カジュアルとラグジュアリーを両立した、ロックダウンに最適なウエア」とするも、若く美しい青年ばかりのモデルの人選にはやや不満だったようだ。「キャスティングを再考してほしい。彼らのルックスは理想的な義理の息子、もしくは最近スタートアップ企業を立ち上げた才能ある若手実業家のようだ。でも美しいスニーカーを履くべきなのは、彼らのような若い世代だけではない」。

DIOR
「尊敬せずにはいられない」

 キム・ジョーンズ(Kim Jones)率いる「ディオール(DIOR)」も高評価だった。今季はスコットランド生まれの現代アーティスト、ピーター・ドイグ(Peter Doig)との協業で、魅惑的な異国情緒とポップな軍服主義をミックスしたようなコレクションだった。キムは「ル・フィガロ」に対して「オプティミズム(楽観主義)を保つために祝杯を挙げたかった。世界で起きていることに反応するのは大切だから。世界には心の潤滑剤が必要なんだ」とコメント。「ディオール」のアーカイブを再解釈し、1947年に登場したアイコニックな“バー”ジャケットをはじめ、60年代に同ブランドのデザイナーを務めたマルク・ボアン(Marc Bohan)が制作したドレス、フランス芸術アカデミーのコスチュームに着想を得た刺しゅうや装飾が付くユニフォームなど、インスピレーションソースは多岐にわたる。「ル・フィガロ」は「キムは『ディオール』の財産であるアーカイブと、クチュールの技術をメンズ服で見事に表現した。尊敬せずにはいられない」と称賛。レモンイエローやブラッドオレンジなどの鮮やかなカラーと、ネイビー、モーブ、グレーといった落ち着いた色調を組み合わせて、ピーター・ドイグの作品のように繊細なカラーリングも高評価だったようだ。

LEMAIRE
「彼らはさらに成功する」

 色彩の美しさでは、「ルメール(LEMAIRE)」も強く印象に残っている。グラデーションのコートやレイヤードすることで深みが増すカラーパレットには、“着る人の個性を強調するための衣服”というデザイナーデュオ、クリストフ・ルメール(Christophe Lemaire)とサラ=リン・トラン(Sarah-Linh Tran)の哲学が今季も貫かれていた。「通気性のあるコットンやコーデュロイ、シェットランドウールなどの素材の品質と、使いやすさを優先したカッティングは日常生活のための全てが合理的かつ知的に考えられている。半年ごとにワードローブに革命を起こすのではなく、追加することで更新していくというアプローチは、パンデミックによって強化された。今年の冬は、彼らがさらに成功する姿を私たちは見ることになるだろう」と「ル・モンド」紙は予期している。

LOUIS VUITTON
「批判者を納得させる出来ではない」

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は壮大な映像とキャッチーなアイテムが多く登場したものの、各紙のレビューは意外に少なかった。今季の着想源は、アフリカ系アメリカ人の小説家ジャームズ・ボールドウィン(James Baldwin)が、スイスの村で唯一の有色人種として過ごした経験を綴った1953年出版のエッセイ「ストレンジャー・イン・ヴィレッジ(Stranger in Village)」だ。会場はパリのテニスクラブで、大理石のブロックや鏡の装飾を設置し、ソール・ウィリアムズ(Saul Williams)が詩を口ずさんだり、ヤシーンベイ(YASIIN BEY)がラップを披露したりする中をモデルが行き交う演出だった。キルトやカウボーイハット、ガーナの民族衣装ケンテを再現するなど、多国籍の文化を象徴するアイテムで多様性を表現した。最も目を引いたのは、ノートルダム寺院やエッフェル塔といったパリのランドマークを立体的に組み合わせたトップスだ。「ル・フィガロ」は、昨年8月に発表した同ブランドのコレクションが、ウォルター・ヴァン・ベイレンドンク(Walter Van Beirendonck)のコピーではないかと一部から批判されたことを振り返り、皮肉交じりにこう評価した。「彼のファッションスキルは定期的に疑問視されている。今季も彼の批判者を納得させる出来ではないかもしれないが、コピーではないという彼の署名を雑多に残すことはできた」。

CELINE HOMME
「アンチを黙らせる出来」

 「セリーヌ オム(CELINE HOMME)」はパリメンズの公式スケジュールには参加せず、2月8日にデジタル形式で発表。“ティーン・ナイト・ポエム(Teen Knight Poem)”と題したコレクションは、ゲーム・オブ・スローンズ風の約13分間のフィルムで、16世紀に建てられたシャンボール城が舞台だ。アーティスティック、クリエイティブ&イメージディレクターのエディ・スリマン(Hedi Slimane)は、同コレクションを「若者とルネサンスへの頌歌」とし、「新しいロマン主義。若者は、ゲームと新しいアイデンティティーの架空のコードで自分自身を表現している」と説明している。さらに、エディは十代の頃にシャンボール城を訪れて、荘厳なモノクロの光景に魅了されたと付け加えている。城を築いたフランソワ1世は20歳にして王位継承後、レオナルド・ダ・ヴィンチ(Leonardo da Vinci)らの芸術家をフランスに招き入れた人物であり、フランスの芸術の礎を築いたとされる重要人物だ。コレクションにはケープやスパンコールが刺繍されたパンツ、レザージャケットにベスト、肩を落としたコート、スタッズが散りばめられたフーディーなどを着用し、メイクをした若いモデルが鋭い視線で力強く歩く。「ル・フィガロ」は「靴下が見える丈のパンツやチェックシャツ、細いネクタイ、トレンチコート、ゴシックなどエディのおなじみのアイテムを、これまでとは違ったシルエットで構成し、新しいロマン主義を表現した」と評した。辛口批評家として知られる「ファッション・ネットワーク」のディーニーも「今回のコレクションで、エディが『セリーヌ』を去る日を指折り数えていたアンチを黙らせただろう。今季のメンズ・コレクションの中で一番の出来」と称賛している。

次こそリアルショーの復活を

 今季のパリ・メンズ・ファッション・ウイーク期間中は、イベントなども一切開催されなかった。唯一開かれていたのが、ルイ・ヴィトン本社の1階に位置するスペースで行われた限定ショップだ。ヴァージルのこだわりで、ポップアップではなく“レジデンス(居住)”と呼ばれ、2021年春夏メンズ・コレクションと限定品が販売された。話題と盛り上がりに欠けるファッション・ウイークではあったものの、次シーズンにはリアルのショーが復活することを期待したい。今年はパリに、ニューヨーク発のスニーカーセレクトショップ「キス(KITH)」やミラノのコンセプトストア「モーズ(MODES)」、LVMHグループの複合施設「サマリテーヌ百貨店」がオープン予定と話題が豊富なので、街に人と活気が戻ってくることを願っている。

ELIE INOUE:パリ在住ジャーナリスト。大学卒業後、ニューヨークに渡りファッションジャーナリスト、コーディネーターとして経験を積む。2016年からパリに拠点を移し、各都市のコレクション取材やデザイナーのインタビュー、ファッションやライフスタイルの取材、執筆を手掛ける

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「ユニクロ」の時価総額が初めて「ザラ」超え 10兆8725億円で世界のアパレル業界トップに

 「ユニクロ(UNIQLO)」「ジーユー(GU)」などを運営するファーストリテイリングの株価が2月16日の終値で10万2500円となり、時価総額が10兆8725億円となった。世界のアパレル業界首位だった「ザラ(ZARA)」の運営元、スペインのインディテックスグループ(時価総額は約814億ユーロ=10兆3378億円)を初めて追い抜いた。

 ファーストリテイリングの株価は16日に初めて10万円を超え、17日には一時10万3000円も突破。コロナ禍が拡大した20年4月以降、同社の株価は上昇傾向にあり、特に8月以降急伸している。在宅時間が増えたことで、「ユニクロ」がコンセプトとする究極の普段着“LifeWear”のニーズが高まっていることが背景にある。また、コロナ禍からの回復著しい中国本土に「ユニクロ」を767店(20年8月末時点。日本国内は813店)運営していることが期待を集めている。

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「ユニクロ」の時価総額が初めて「ザラ」超え 10兆8725億円で世界のアパレル業界トップに

 「ユニクロ(UNIQLO)」「ジーユー(GU)」などを運営するファーストリテイリングの株価が2月16日の終値で10万2500円となり、時価総額が10兆8725億円となった。世界のアパレル業界首位だった「ザラ(ZARA)」の運営元、スペインのインディテックスグループ(時価総額は約814億ユーロ=10兆3378億円)を初めて追い抜いた。

 ファーストリテイリングの株価は16日に初めて10万円を超え、17日には一時10万3000円も突破。コロナ禍が拡大した20年4月以降、同社の株価は上昇傾向にあり、特に8月以降急伸している。在宅時間が増えたことで、「ユニクロ」がコンセプトとする究極の普段着“LifeWear”のニーズが高まっていることが背景にある。また、コロナ禍からの回復著しい中国本土に「ユニクロ」を767店(20年8月末時点。日本国内は813店)運営していることが期待を集めている。

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百貨店が現代アートに熱視線 岩田屋本店がバンクシーやカウズを扱うギャラリーを開設

 「WWDジャパン」は2月22日号で、「2020年秋冬に売れたものは何だった?」と題した特集と、全国の百貨店41店の商況アンケート回答で構成する「別冊ビジネスリポート」の発行を予定している。同特集は半期に一度の恒例企画であり、特選(ラグジュアリー)、化粧品、婦人服、紳士服などの商品カテゴリー別に消費動向を振り返るもの。同特集作成のために百貨店の特選バイヤーを毎シーズン取材しているが、20年秋冬の特選商況を語る上で欠かせないのが“新世代富裕層”と呼ばれる人たちだ。コロナ禍で訪日外国人客が消え、百貨店全体の商況はどこも大変厳しいが、こと特選カテゴリーに限れば、“新世代富裕層”を中心とした国内客の消費に支えられ、前年実績を超えているという店舗も出ている。

 “新世代富裕層”とは一体どのような人たちで、百貨店側はどうやって彼らを引きつけているかについては2月22日号で詳報する。彼らに支持されているブランドについても各社に聞いたが、いわゆる特選ブランドとは別に、何人かのバイヤーから「“新世代富裕層”にコレが売れている」という声があがったのが現代アートだ。ここ数年の現代アートバブルを背景に、百貨店各社は従来から販売してきたクラシックな美術品だけでなく、現代アートの取り扱いを強化。それが、コロナ禍で海外旅行や外食を控えている“新世代富裕層”に刺さった。

 例えば福岡の岩田屋本店。同店は2月10日、本館2階に現代アートギャラリー「ギャラリーコンテナ」をオープンした。約77平方メートルのスペースに、バンクシー(Banksy)、ジュリアン・オピー(Julian Opie)、カウズ(KAWS)、地元福岡のキネ(KYNE)などの作品をそろえる。「25万円のフィギュアから1000万円超えの作品まで扱っている」と広報担当者。

 同ギャラリーは百貨店の上層階にある美術フロアの中ではなく、同店で現在絶好調という「ディオール(DIOR)」のメンズや、「バーバリー(BURBERRY)」など若年男性から人気のブランドがそろう本館2階にあるという点がポイント。ギャラリーの真向かいは「ブラック・コム デ ギャルソン(BLACK COMME DES GARCONS)」だ。岩田屋本店では昨年から現代アートの催事を何度か行っており、好評だったことで常設化を決めたのだという。

 19年9月に改装オープンした大丸心斎橋店も、本館8階の美術フロアの中で現代アートを扱っている。“新世代富裕層”による投資感覚の買い物の対象は、「(ブランド品のバッグや高額ジュエリーなどではなく)今は現代アートと腕時計に集中している」と大丸松坂屋百貨店の特選バイヤーは話す。美術品の売り上げが国内百貨店で最大の三越日本橋本店も昨年3月、6階の美術フロアの中に現代アート専門のスペースを設けた。

 百貨店が扱う美術品と言えば、従来は古美術や近代美術が中心だった。それが、ファッション商品を買うのと同じ感度で美術品を求める“新世代富裕層”の拡大を受けて、現代アートに熱視線が注がれている。コロナ禍の中でも堅調である特選カテゴリーとの相乗効果も見込めることから、各社現代アートへの期待は高い。一方で気になるのは、そごう・西武が2月8日に公表したニュース。同社が09~20年に販売した美術品の中に、贋作の疑いのある商品が含まれていたという。報道によればこれらは現代アートではなく近代美術だそうだが、アート販売が盛り上がることでこうしたリスクも広がっていきそうだ。

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百貨店が現代アートに熱視線 岩田屋本店がバンクシーやカウズを扱うギャラリーを開設

 「WWDジャパン」は2月22日号で、「2020年秋冬に売れたものは何だった?」と題した特集と、全国の百貨店41店の商況アンケート回答で構成する「別冊ビジネスリポート」の発行を予定している。同特集は半期に一度の恒例企画であり、特選(ラグジュアリー)、化粧品、婦人服、紳士服などの商品カテゴリー別に消費動向を振り返るもの。同特集作成のために百貨店の特選バイヤーを毎シーズン取材しているが、20年秋冬の特選商況を語る上で欠かせないのが“新世代富裕層”と呼ばれる人たちだ。コロナ禍で訪日外国人客が消え、百貨店全体の商況はどこも大変厳しいが、こと特選カテゴリーに限れば、“新世代富裕層”を中心とした国内客の消費に支えられ、前年実績を超えているという店舗も出ている。

 “新世代富裕層”とは一体どのような人たちで、百貨店側はどうやって彼らを引きつけているかについては2月22日号で詳報する。彼らに支持されているブランドについても各社に聞いたが、いわゆる特選ブランドとは別に、何人かのバイヤーから「“新世代富裕層”にコレが売れている」という声があがったのが現代アートだ。ここ数年の現代アートバブルを背景に、百貨店各社は従来から販売してきたクラシックな美術品だけでなく、現代アートの取り扱いを強化。それが、コロナ禍で海外旅行や外食を控えている“新世代富裕層”に刺さった。

 例えば福岡の岩田屋本店。同店は2月10日、本館2階に現代アートギャラリー「ギャラリーコンテナ」をオープンした。約77平方メートルのスペースに、バンクシー(Banksy)、ジュリアン・オピー(Julian Opie)、カウズ(KAWS)、地元福岡のキネ(KYNE)などの作品をそろえる。「25万円のフィギュアから1000万円超えの作品まで扱っている」と広報担当者。

 同ギャラリーは百貨店の上層階にある美術フロアの中ではなく、同店で現在絶好調という「ディオール(DIOR)」のメンズや、「バーバリー(BURBERRY)」など若年男性から人気のブランドがそろう本館2階にあるという点がポイント。ギャラリーの真向かいは「ブラック・コム デ ギャルソン(BLACK COMME DES GARCONS)」だ。岩田屋本店では昨年から現代アートの催事を何度か行っており、好評だったことで常設化を決めたのだという。

 19年9月に改装オープンした大丸心斎橋店も、本館8階の美術フロアの中で現代アートを扱っている。“新世代富裕層”による投資感覚の買い物の対象は、「(ブランド品のバッグや高額ジュエリーなどではなく)今は現代アートと腕時計に集中している」と大丸松坂屋百貨店の特選バイヤーは話す。美術品の売り上げが国内百貨店で最大の三越日本橋本店も昨年3月、6階の美術フロアの中に現代アート専門のスペースを設けた。

 百貨店が扱う美術品と言えば、従来は古美術や近代美術が中心だった。それが、ファッション商品を買うのと同じ感度で美術品を求める“新世代富裕層”の拡大を受けて、現代アートに熱視線が注がれている。コロナ禍の中でも堅調である特選カテゴリーとの相乗効果も見込めることから、各社現代アートへの期待は高い。一方で気になるのは、そごう・西武が2月8日に公表したニュース。同社が09~20年に販売した美術品の中に、贋作の疑いのある商品が含まれていたという。報道によればこれらは現代アートではなく近代美術だそうだが、アート販売が盛り上がることでこうしたリスクも広がっていきそうだ。

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ワークマンが4800円でスーツ販売 裏返すと作業服に早変わり

 ワークマンは裏返すと作業服に変わるリバーシブルの2種類のスーツを発売する。

 2月16日に発売した“ソロテックスリバーシブルワークスーツ”(上下セット、4800円税込)は帝人フロンティアのストレッチ性に優れた素材ソロテックス(SOLOTEX)を使用。着脱式フードと複数のポケットも備えている。ケチャップも弾く防水、防汚加工も施した。上下共にコンパクトに畳むことができるポケッタブル仕様だ。

 3月には東レの高通気機性素材ドットエア(DOT AIR)を使用した夏向けタイプ“ドットエアリバーシブルワークスーツ”(上下セット、4800円税込)も発売する。着ると目立たなくなる特殊な通気孔で見た目に影響しない通気性を実現した。

 いずれも「裏返しにすれば作業服になるスーツ、言い換えればスーツの仮面をかぶった作業服」(同社)で、ワークマンは作業現場とオフィスを行き来する必要のある人や自転車通勤をしている人などを具体的なターゲットにしている。2021年度は両モデル合わせ20万着を販売する予定だ。

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ワークマンが4800円でスーツ販売 裏返すと作業服に早変わり

 ワークマンは裏返すと作業服に変わるリバーシブルの2種類のスーツを発売する。

 2月16日に発売した“ソロテックスリバーシブルワークスーツ”(上下セット、4800円税込)は帝人フロンティアのストレッチ性に優れた素材ソロテックス(SOLOTEX)を使用。着脱式フードと複数のポケットも備えている。ケチャップも弾く防水、防汚加工も施した。上下共にコンパクトに畳むことができるポケッタブル仕様だ。

 3月には東レの高通気機性素材ドットエア(DOT AIR)を使用した夏向けタイプ“ドットエアリバーシブルワークスーツ”(上下セット、4800円税込)も発売する。着ると目立たなくなる特殊な通気孔で見た目に影響しない通気性を実現した。

 いずれも「裏返しにすれば作業服になるスーツ、言い換えればスーツの仮面をかぶった作業服」(同社)で、ワークマンは作業現場とオフィスを行き来する必要のある人や自転車通勤をしている人などを具体的なターゲットにしている。2021年度は両モデル合わせ20万着を販売する予定だ。

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それは血を流して得た知見 エディターズレター(2020年11月20日配信分)

※この記事は2020年11月20日に配信した、メールマガジン「エディターズレター(Editor's Letter)」のバックナンバーです。最新のレターを受け取るにはこちらから

それは血を流して得た知見

 今週、弊社主催のファッション・ビューティ&ビジネストレンドセミナーが終了しました。ご参加いただきました皆様、本当にありがとうございました。来春は、さらにブラッシュアップして臨みますので、次回もぜひご期待ください。

 トレンドセミナーの開催に際して、一番悩んだのは価格でした。「媒体を売る」から「コンテンツを売る」ビジネスへのシフトを迫られる中、弊社販売部長は大いに悩んだようです(笑)。最初の悩みは、「プリントメディアで毎週、ウェブなんか毎日・毎時情報を届けている中、参加者の皆さんから1万円以上を頂戴して良いのか?」というもの。特にウェブは現状、ほとんどが無料コンテンツですから、悩みますね(笑)。次なる悩みは、「オンライン受講も、オフラインと同額でいいのか?」。たしかにテック系が無料のウェビナーをバンバン開く中、「オンラインも1万2000円になります」というのは勇気が必要かもしれません。

 が、フタを開ければ、すべては杞憂でした。目標以上の皆さんにご参加いただき、うち7割弱はオンライン受講でした。販売部長も安堵したことでしょう。

 以前もそんなお手紙を書きましたが、値付け、プライシングは本当に難しいですね。特にデフレから脱却できない今、デジタルには(内容はともかく)フリーの情報が溢れています。しかるべき対価をいただくのは、当然のハズですが、ぶっちゃけ勇気も必要です。

 でも先日、コンサル企業のCEOから、こんなお話をいただきました。来週号の「WWDジャパン」に掲載していますが、「他の業界が血を流して得た知見」です。CEOは、「他の業界が苦しんで、血を流して得た知見が手に入るんだから、ファッション業界は幸せですよ」と説きます。その知見を手に入れるための対価は、「WWDジャパン」の購読料です。血を流すか?1号500円を払うか?どちらか安いか?は自明ですね。ちなみにその企業は、経営陣を対象に75万円なんてセミナーも開催しているそう。オンラインになっても、影響は皆無だそうです。

 改めて、自信を持ちました。私たちが発信する情報は、皆さんの努力、決断から生まれたものです。その情報には、しかるべき対価をいただく価値がある。そして得た資金を糧に、次の取材に邁進する。そう考えたいと思います。そして、そんな努力を拝見・拝聴してコンテンツとして発信するため、取材対象者には今まで以上に誠実に向き合わなければと感じたのです。アパレルやビューティも、一緒ですよね?

FROM OUR INDUSTRY:ファッションとビューティ、関連する業界の注目トピックスをお届けする総合・包括的ニュースレターを週3回配信するメールマガジン。「WWD JAPAN.com」が配信する1日平均30本程度の記事から、特にプロが読むべき、最新ニュースや示唆に富むコラムなどをご紹介します。

エディターズレターとは?
「WWDジャパン」と「WWDビューティ」の編集者から、パーソナルなメッセージをあなたのメールボックスにダイレクトにお届けするメールマガジン。ファッションやビューティのみならず、テクノロジーやビジネス、グローバル、ダイバーシティなど、みなさまの興味に合わせて、現在7種類のテーマをお選び頂けます。届いたメールには直接返信をすることもできます。

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それは血を流して得た知見 エディターズレター(2020年11月20日配信分)

※この記事は2020年11月20日に配信した、メールマガジン「エディターズレター(Editor's Letter)」のバックナンバーです。最新のレターを受け取るにはこちらから

それは血を流して得た知見

 今週、弊社主催のファッション・ビューティ&ビジネストレンドセミナーが終了しました。ご参加いただきました皆様、本当にありがとうございました。来春は、さらにブラッシュアップして臨みますので、次回もぜひご期待ください。

 トレンドセミナーの開催に際して、一番悩んだのは価格でした。「媒体を売る」から「コンテンツを売る」ビジネスへのシフトを迫られる中、弊社販売部長は大いに悩んだようです(笑)。最初の悩みは、「プリントメディアで毎週、ウェブなんか毎日・毎時情報を届けている中、参加者の皆さんから1万円以上を頂戴して良いのか?」というもの。特にウェブは現状、ほとんどが無料コンテンツですから、悩みますね(笑)。次なる悩みは、「オンライン受講も、オフラインと同額でいいのか?」。たしかにテック系が無料のウェビナーをバンバン開く中、「オンラインも1万2000円になります」というのは勇気が必要かもしれません。

 が、フタを開ければ、すべては杞憂でした。目標以上の皆さんにご参加いただき、うち7割弱はオンライン受講でした。販売部長も安堵したことでしょう。

 以前もそんなお手紙を書きましたが、値付け、プライシングは本当に難しいですね。特にデフレから脱却できない今、デジタルには(内容はともかく)フリーの情報が溢れています。しかるべき対価をいただくのは、当然のハズですが、ぶっちゃけ勇気も必要です。

 でも先日、コンサル企業のCEOから、こんなお話をいただきました。来週号の「WWDジャパン」に掲載していますが、「他の業界が血を流して得た知見」です。CEOは、「他の業界が苦しんで、血を流して得た知見が手に入るんだから、ファッション業界は幸せですよ」と説きます。その知見を手に入れるための対価は、「WWDジャパン」の購読料です。血を流すか?1号500円を払うか?どちらか安いか?は自明ですね。ちなみにその企業は、経営陣を対象に75万円なんてセミナーも開催しているそう。オンラインになっても、影響は皆無だそうです。

 改めて、自信を持ちました。私たちが発信する情報は、皆さんの努力、決断から生まれたものです。その情報には、しかるべき対価をいただく価値がある。そして得た資金を糧に、次の取材に邁進する。そう考えたいと思います。そして、そんな努力を拝見・拝聴してコンテンツとして発信するため、取材対象者には今まで以上に誠実に向き合わなければと感じたのです。アパレルやビューティも、一緒ですよね?

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「丸パクリでしょ。商標法違反? アウトでしょ」いいえ、全然セーフです。「0秒レモンサワー 野毛B級グルメ酒場 ヨイボシ」

 GOSSO株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:藤田建)が展開する「0秒レモンサワー 仙台ホルモン焼肉酒場 ときわ亭」(以下、ときわ亭)の注目度が業界内で日増しに高まっている。注目の的になっているのが、全宅サーバー設置、飲みたい時にすぐ飲める、待ち時間0秒の「0秒レモンサワー」である。魅力的な名前やコンセプトの店が繁盛すると、必ず出てくるのがパクリ店舗だ。全国で増えている。
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不妊治療大国の日本に卵子凍結を広める 選択的卵子凍結保存サービス「グレイスバンク」が始動

 グレイスグループはこのほど、選択的卵子凍結保存サービス「グレイスバンク(GRACE BANK)」を開始した。卵子凍結とは、将来の妊娠、出産に備えて、卵子を採取して凍結保存しておく方法。「グレイスバンク」では、提携クリニックで採卵し、凍結させた卵子を、同社の一括保管庫に輸送し、体外受精を必要とするときまで保管を担う。医学的に妊孕性(妊娠するために必要な能力)の喪失が差し迫っていない女性がライフプランのために卵子凍結を選択できる社会インフラの整備を目指す。

 2月10日に行われたプレスカンファレンスでは、勝見祐幸グレイスグループ代表取締役会長、花田秀則代表取締役CEO、杉山力一エグゼクティブ・メディカル・アドバイザーらが立ち上げの背景やサービスついて解説した。花田CEOは立ち上げの経緯について「現在ライフプランとキャリアが両立できない社会的環境の中で、不妊に苦しんでいる人はたくさんいる。女性個人だけでなく、社会をあげて取り組まなければいけない状況に来ているため、妊活の一貫として比較的年齢が若いうちでも卵子凍結を選択できる環境を整えるべきだと考えた」と話す。現在、日本では年間約45万件の体外受精が行われており、不妊治療大国でありながら、高齢になってから不妊治療に取り組むケースが多いことや、卵子提供が一般化していないことなどから、成績が伸びていない実態がある。「また、卵子凍結が社会的に求められていることではなくあくまで個人の選択ということを強調するために“選択的卵子凍結”と名付けた」と説明する。

 不妊治療は自由診療のためにクリニックによって価格や技術にバラつきがあり、卵子の長期的な管理体制に不備があることなどがリスクとして挙げられている。同社はこれらを改善するために厳選したクリニックとのネットワークを構築し、資本業務提携を結ぶステムセル研究所が運営する国内最大級の保管庫で保管することで、安全性を担保しながらコストも大幅に削減した。保管費用は卵子15個までであれば初期費用10万円、年間3万円となる。

 利用者は公式ホームページから申し込み、提携クリニックの中から採卵を実施する場所を選択する。現時点の提携クリニックは東京・新宿と丸の内にある杉山産婦人科などの8クリニックで、今後は同社が審査を行いながら全国にネットワークを拡大していく。これにより卵子保管期間中のクリニックの廃業や、利用者が不妊治療開始後にクリニックを変更したい場合などにも、採卵をやり直さずに若い卵子をそのまま不妊治療に使用できる体制を整えた。また保管庫では卵子の保管に不可欠な温度管理や液体窒素の補充を全自動で行い、卵子へのヒートショックや取り違えのリスクを回避する。

 創業メンバーで、長年キャリアコンサルタントを務めてきた勝見会長は自身も体外受精で3人の子どもを授かった。同サービスを開始した背景について、「前職で企業の経営者の方たちと話す中で、従業員に長く働いてもらうためには福利厚生の充実が不可欠であると感じていた。アメリカを中心に卵子凍結を含む不妊治療を企業がサポートする事例がある一方で、日本では不妊治療に取り組む人は多いが、負担の大部分を女性に担わせている社会課題を認識していた」という。

 2月には大手福利厚生プラットフォーム「ベネフィット・ワン」との連携を開始した。「ベネフィット・ワン」の会員868万人を対象に優待価格で選択的卵子凍結保存サービスを提供。女性の医学的機能に向き合うための社内セミナーの実施や社内の相談窓口の設置などにも取り組んでいく。

 また「グレースバンク」は、AYA世代(Adolescent&Young Adult)と呼ばれる若年ガン患者に向けた卵子凍結の保管費用を10年間無償で提供 する社会貢献事業にも取り組む。AYA世代の若年ガン患者は、抗がん剤投与や放射線治療などにより、男女ともに生殖能力が低下したり、失われたりすることが分かっている。担当医から卵子凍結を含む妊孕性温存療法が提案されることが多いが、年間4000人のAYA世代の女性がん患者が経済的な理由によって卵子凍結を断念している。

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“スーツに見える作業着”がブランド刷新、目指すは「上場&5年後100億円」

 スーツに見える作業着として知られる「ワークウエアスーツ(WORKWEAR SUIT)」は、ブランド名「WWS(ダブリューダブリューエス)」に変え、ロゴも刷新する。今年度から積極的に出店も開始し、2025年2月期までに15店舗・売上高100億円を目指す。「WWS」に加え、タピオカミルクティーカフェの「春水堂」などを運営する関谷有三オアシスライフスタイルグループ(以下オアシス社)代表取締役は「『WWS』が目指すのは、アパレル界のアップル。スーツであり、作業着であり、普段着という、ニューノーマル時代の唯一無二の“ボーダレスウエア”。馬鹿だと言われるかもしれないが、5年後をめどに上場も視野に入れながらまずは時価総額1000億円、いずれは1兆円を目指したい」と意気込む。

 新ロゴなどのブランディング全般を監修するのは、サントリーやとらやの広告で知られるアートディレクターの葛西薫。「引き受けるかどうかは実は決めていなかったが、初めて会ったときに、(「WWS」に対して)新しい服のカテゴリーを作るという社会性と非常に明晰でロジカルな説明が、真っ直ぐな思いと言葉とともに伝わってきた」と振り返る。

 葛西氏に関谷代表を紹介したのは、ユナイテッドアローズの創業者の重松理名誉会長で、現在はオアシス社の顧問を務めている。重松氏は「スーツでありながら作業着というコンセプトも良かったが、始めてみたときから、オアシス社が独自に開発した素材の良さに惚れ込んだ」という。

 「WWS」は現在、オアシス社の子会社のオアシススタイルウェアが運営し、現在の直営店は東京・八重洲の地下街に1店舗のみで、他は850社がユニフォームとして採用し、「417エディフィス」やシップスなどとコラボレーションし、セレクトショップや百貨店で販売している。今年3月に阪急西宮ガーデンズに出店するのを皮切りに24年2月期までに主要都市に15店舗を出店する。ユナイテッドアローズとはオールハンドメイドのフルオーダースーツLINE「ユナイテッドアローズ コルー」ラインをスタートする。「リアル店舗は、顧客が製品に実際に触れられるタッチポイントで、実際にはECで買ってもらうという考え方。5年後の売り上げ100億円のうち5割はECと考えている」と関谷オアシス社代表。

 ブランドの顔となるブランドアンバサダーには100メートルハードル女子の日本記録保持者で、ママアスリートとしても知られるアスリートの寺田明日香さんを起用する。寺田さんは「もともと講演会などで着用していたことがきっかけで、アンバサダーの話もいただいた。初めて着たときから、動きやすさにびっくりして『これならハードルも飛べる』と思った」と語り、記者会見では実際に猛スピードでハードルを飛び越えながら登場して、会場をどよめかせた。

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「ステア」がブランド休止 東京新人デザイナー賞の受賞ブランド

 武笠綾子が手掛けるウィメンズブランド「ステア(STAIR)」は2021年春夏でのブランド休止を発表した。昨年10月に発表した21年春夏商品は生産せず、20-21年秋冬が店頭に並ぶラストシーズンとなった。武笠デザイナーは20年10月にブランドを運営するリコドット(RICO.)を退職し、個人事務所のスタジオムカサを設立。今後は新ブランドの立ち上げを予定しているほか、アートなどの創作活動も行っていく。

 「ステア」は16-17年秋冬、大手アパレル企業でデザイナーとして経験を積んだ武笠綾子を起用してスタート。「現代女性にほどよい遊びと頑張りすぎない女性らしさを。今の気分を遊ぶテーマとしテクスチャーと意外性の融合を楽しむ」をコンセプトに、マスキュリとフェミニンな要素を掛け合わせたリアルクローズを提案してきた。17年に新人デザイナーファッション大賞に入賞し、18年に東京ファッションウイークでランウエイショーデビューを果たした。また香取慎吾と祐真朋樹がディレクターを務めるショップ「ヤンチェ_オンテンバール(JANTJE_ONTEMBAAR)」とのコラボレーション商品を発表。これまでにミッドウエストなどの卸先約20アカウントでの取り扱いがあった。

 武笠デザイナーは「『ステア』を愛してくださる、応援してくださるお客さまによって5年間、本日までブランドを続けることができました。その服はその人の1日を幸せに、その幸せは周りの人を、未来を幸せにすると信じています。『ステア』が少しでも誰かの幸せに、誰かの何かになっていたとしたらこの上ない私のよろこびです」とコメントを発表している。

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「ジェイソン ウー」21-22年秋冬コレは特設スーパーマーケットで 料理への愛を空間で表現

 自身の名を冠したブランドを持つデザイナーのジェイソン・ウー(Jason Wu)は14日、ニューヨーク・ファッション・ウイークでスーパーマーケットの店内をコンセプトにした空間で2021-22年秋冬コレクションを発表した。ニューヨークはブロードウェイ地区に位置する空き店舗を、1950年代のファーマーズマーケットをテーマにした「ミスター・ウーズ・ジェネラル・ストア(Mr. Wu’s General Store)」に転換した。

 当日は果物や野菜といった生鮮食品をはじめとする食材や、ワインが積まれた店内で発表した。使用した食品は全て料理店向け専門食品の販売代理店の「シェフズ・ウエアハウス(CHEF’S WAREHOUSE)」から取り寄せた。そして発表後に食事提供を行う非営利団体の「シティー・ハーベスト(City Harvest)」を通して、5自治区に及ぶ200世帯に寄付した。

 コレクション発表の際にウーは、デザイナーとしての自分だけでなく一人の人間として表現をしたいと考えていたという。コロナ下では料理を通して創造性を高め、癒しを得ていた。コネティカット州に住む母親からのレシピを含む料理を多数作り、料理用インスタグラムアカウント(@mrwueats)を通して発信している。そして、ショーでは料理への愛が伝わる演出を試みた。ほぼ全てのニューヨーク・ファッション・ウイーク参加ブランドがオンラインでの発表を決める中、あえてリアルなショー開催を選んだ。

 「私が最も熱を注いでいる料理とファッションを組み合わせたのは、今回が初めて。自然な感じで、買い物に来たかのように表現できてうれしい。私たちは今、目まぐるしいコレクションサイクルで、いっぱいいっぱいだ。そんな中でデザイナーとしての私個人の経験や、何に安心感を覚えるかなどについて考えさせられた。デザイナーはファッションだけでなく、人としてどのように感じているかを服に落とし込む必要がある。皆、今はこのようなお店に来たいんじゃないかな」とコメントした。

 コレクションでは、アメリカンカジュアルの要素とクラフツマンシップを取り入れた。全体的にミニマリストなデザインに仕上げ、ロング丈のスカートとマッチする温かみのあるニットや、プリントのワンピース、フリンジ付きのトレンチコートなどを通してエレガントなミニマリズムを表現。ウー自身もコレクション後に着用したコカ・コーラのロゴを使用したパーカやワンピースも発表し、遊び心のあるポップな雰囲気も取り入れた。

 また、市場で買い物をしたり家で時間を過ごしたりする女性の日常も描いている。「私のデザインにバリエーションを感じ取って欲しいという思いもある。多くの人が私からレッドカーペットを連想するだろう。前シーズンのバケーションを想起させるものからぬくぬくしたくなるようなセーターまで、なんでもできるデザイナーとして見て欲しい」と語った。

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ユーグレナとネクストミーツが環境負荷の少ない“ユーグレナ配合代替肉”を共同開発

 ユーグレナとネクストミーツは、石垣島ユーグレナ(和名はミドリムシ。以下、ユーグレナ)とヤエヤマクロレラエキス(以下、クロレラエキス)入りの代替肉“NEXTユーグレナ焼肉EX”(444円 ※編集部調べ)を共同開発して発売した。

 代替肉とは、肉の味や食感を再現して作った、大豆などを原料とした植物ベースの食品。ユーグレナとネクストミーツは、サステナブルなライフスタイルをともに実現していくため、2020年12月に食品の共同開発契約を締結。“NEXTユーグレナ焼肉EX”は、共同開発商品の第1弾となる。

 同商品はユーグレナ500mg、クロレラエキス500mgを配合した代替肉で、動物性原料不使用のため地球環境に優しく、タンパク質やビタミン、ミネラルなどの栄養素をバランス良く摂取できる。植物性タンパク質でコレステロールゼロの健康的な食品で、化学調味料などを使用せず肉の食感を再現しており、安心して食べることができる。

 畜産動物は、飼育に必要となる土地面積や飼料、用水の量の観点から、穀物や野菜などの植物性食品と比較して(タンパク質源の生産にあたって)必要となる資源量が多い。そのため環境負荷が大きいといわれており、代替肉はそうした側面からも注目を浴びている。

 なおネクストミーツは、豊富な栄養素を持つ“ユーグレナクッキー”をバングラデシュの子どもたちに無償で配布するプロジェクト“ユーグレナ GENKI プログラム”に賛同。“NEXTユーグレナ焼肉EX”の売り上げの一部を協賛金とする方針だ。

 同プロジェクトは14年4月にスタートし、多くの支援を受けて活動規模を拡大。20年9月末時点で66校、約1万人の子どもたちにユーグレナ入りクッキーを配布しており、配布数は累計1000万食を突破した。

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